カンテレ・フジテレビ系7月期の月10ドラマは、杉野遥亮主演の山岳医療ドラマ「マウンテンドクター」を放送。大森南朋が先輩役で出演することも分かった。本作は、長野県松本市を舞台に、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、様々な思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を描く完全オリジナル作品。“山岳医療”とは、山で起こりうる病気とケガを治療する医療。そして、“山の知識”と“医療知識”の双方に長けた医師を“山岳医”と呼ぶ。本作は、山岳医たちの思いのぶつかり合いを通して、山岳医療の課題と未来を描き提示する、新しい医療ドラマとなる。杉野さん演じる、信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩は、整形外科医と並行して、“山岳診療科”の兼務を命じられる。故郷の長野県に戻ってきた歩は、小さいころから身近にあり大好きだったはずの山へ、ある思いを抱え続けている。医師としてはこれといった目標もなく、志も低めだったが、山岳医療チームで過ごす中で少しずつ成長していく。杉野さんは「楽しみながら、僕も成長していきたいです」と意気込み、役については「バックボーンも含めて、歩はすごく繊細な人。それでも前に進もうとする姿から勇気を与えられたら、ちょっとした希望になれたらいいなと思っています。愛される魅力的なキャラクターとして演じたいです」とコメント。見どころについても「個人的には、僕が演じる宮本歩はさっそく1話から成長するので、ぜひ着目していただきたいです」とアピールした。そして、歩が赴任する病院の循環器内科医として働く江森岳人役で大森さんが出演。国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医で、山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っている。しかし、歩とぶつかり合いながらも、自身も抱える過去のトラウマを乗り越えようとしていく。撮影の様子について大森さんは「長野でのロケは、やっぱり空気が違って本当に気持ち良いです。山が連なっているのを実際に見ながらお芝居をさせていただけるので、気持ちにもリアリティーや力強さがでてくると思うので、すごくありがたい環境の中で演じさせていただいています」と明かし、杉野さんについては「これまでもご一緒しているので、色々と分かっているところもあるのですが、すごく可愛いです(笑)。ただ、可愛いだけではなくて、芝居の部分でぐいっと立たせてくれるので、すごく頼もしくもあります。これからもそんな場面をたくさん見させてもらえるのかと思うとすごく楽しみです。ただ、現場にいるときは、とにかく、すごく可愛いです」と印象を語っている。登山シーズンには、多くの観光客・登山者で賑わう長野県の山岳地帯。西側には、本州の背骨とも呼ばれる3,000m級の山々が連なる険しい北アルプスが連なり、東側には、風光明媚な浅間連峰や筑摩山地が広がる。そんな大自然の美しさがつまった場所でロケも行われる。大自然が舞台だからこそ生まれる、リアリティーとスケール感に注目だ。「マウンテンドクター」は7月8日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、本社:富山県富山市)の人気スポットである「黒部ダム」周辺の紅葉が見ごろを迎えます。そこで紅葉と冬の始まりの両方の魅力を満喫できるこの時期にあわせ、運賃がお得になる特別なきっぷを10月27日(金)から「立山黒部アルペンルートWEBきっぷ」において販売開始いたします。【10月下旬以降のおすすめ紅葉スポット】例年9月頃から「立山室堂」では本州一早く紅葉が始まり、その後11月上旬まで様々なスポットで紅葉を楽しむことができる立山黒部アルペンルート。現在は「黒部ダム」周辺や、美女平~室堂間の立山高原道路沿いの紅葉が見ごろとなっています。黒部ダムの紅葉立山高原バス道路沿いの紅葉(イメージ)【運賃がお得になる、立山黒部アルペンルートWEBきっぷ「感謝キャンペーン」について】2023年10月27日(金)16時から、深秋期限定のお得なきっぷ2種をWEB限定で販売します。・第一弾・感謝キャンペーン(富山県側立山駅発)対象期間 10月30日(月)~11月3日(金)利用区間 立山駅~黒部平往復 ※電鉄富山~黒部平往復の区間も特別価格にて販売販売価格 大人:13,000円、小児:6,500円(税込)・第二弾・感謝キャンペーン(長野県側扇沢発)対象期間 11月4日(土)~11月30日(木)利用区間 扇沢~室堂往復販売価格 大人:9,800円、小児:4,900円(税込)■立山黒部アルペンルートWEBきっぷ公式サイト 【「立山室堂」や「黒部平」では新雪の美しさも】「黒部ダム」の紅葉が見られるだけでなく、標高の高い「立山室堂」などでは新雪の美しさも同時期に楽しめるのが、標高差1,975mある立山黒部アルペンルートの魅力のひとつです。新雪を楽しむ際は防寒対策はもちろんのこと、晴れると日光が雪面で反射するためサングラスも必要になります。また、散策後に食べる「心も体も温まるグルメ」がより一層おいしく感じられるのもこの時期ならでは。室堂ターミナル「ティーラウンジりんどう」の人気メニューである、黒部ダムをイメージした「黒部ダムシフォン」とコーヒーのセットや、黒部平駅構内「黒部そば」の「黒部源流そば」がおすすめです。黒部ダムシフォン黒部源流そば※各食事施設の営業期間はホテル立山公式サイトをご確認ください。■ホテル立山公式サイト: 【立山黒部アルペンルートとは?】富山県と長野県を結ぶ中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。日本で唯一のトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」や、「立山ロープウェイ」などユニークな乗り物を乗り継ぎながら雲上の絶景を気軽に楽しむことができます。2023年度 営業期間:2023年4月15日(土) ~ 11月30日(木)立山黒部アルペンルート 紅葉見頃マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月23日富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、本社:富山県富山市)は秋の紅葉時期に合わせ、写真のイベント「フォトグラファー・イナガキヤストさんと巡る、立山フォトスポット」を2023年9月から10月にかけて全6回開催します。【イナガキヤストさんについて】富山県在住のフォトグラファーで、富山県内を中心とした様々な風景や人物の写真をSNSで発表し話題となっています。2023年からは「立山黒部アルペンルートアンバサダー」として活躍中です。(NHK『イナガキヤストの本気旅』、KNB『眺めのいい時間』、富山県警察フォトアンバサダー、射水市公式フォトアンバサダー、Xperiaアンバサダー)■イナガキヤストさん 公式Twitter(X) 立山室堂・みくりが池(イナガキヤストさん撮影)イベントロゴマークイナガキヤストさん【「フォトグラファー・イナガキヤストさんと巡る、立山フォトスポット」について】好評につき第3回目の開催となる今回は、紅葉シーズンを迎える3つのスポットを舞台にイベントを開催します。イナガキヤストさんと一緒に、散策コースを歩きながら撮影を楽しめるだけでなく、カメラやスマートフォンの撮影に関するレクチャーやアドバイスを受けることができます。※事前予約制。定員に空きがあれば当日参加可能。■名称 フォトグラファー・イナガキヤストさんと巡る、立山フォトスポット■日程 立山室堂平コース 9月22日(金)、9月24日(日)大観峰・黒部平コース 10月7日(土)、10月8日(日)黒部ダムコース 10月13日(金)、10月14日(土)■料金 おひとり様1,000円(消費税込、おとな・こども共)■参加申し込みページ これまでに開催したイベントの様子(黒部ダム)これまでに開催したイベントの様子(立山室堂平)【立山黒部アルペンルートとは?】富山県と長野県を結ぶ中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。乗り物に乗るだけで雲上の絶景を気軽に楽しむことができます。お越しの際は、乗車予約ができて安心便利、きっぷ売り場に並ばずラクラクきっぷを受け取れる「WEBきっぷ」をぜひご利用ください。早めのご予約でお得なWEBきっぷ「秋の早割10」も好評販売中です。2023年度 営業期間:2023年4月15日(土)~11月30日(木)立山黒部アルペンルート紅葉見頃マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月07日せんとぴゅあⅡにて、清水氏紹介展示「山岳史家 清水敏一 ~わが山の人生~」も同時開催北海道東川町は、大雪山文化を伝えるために設立された「大雪山アーカイブス」の専門員であった清水敏一氏の追悼講演会を、8月5日(土)にせんとぴゅあⅠ 講堂にて開催いたします。清水氏は、山歩きを趣味とし、登山家として活躍しながら、貴重な山岳資料の収集・研究を行ってきました 。平成28年に東川町移住とともに、収集した大雪山に関する膨大な文献や資料を東川町に寄贈いただき 、その学術的価値が高く貴重な文献や資料は 、大雪山文化を伝える東川町の大切な文化資源の一つとして 、せんとぴゅあに「大雪山アーカイブス 」を開設するきっかけ となりました。晩年は、大雪山アーカイブス専門員として、大雪山の調査、研究を続けながら、自らの持つ人脈を通じて大雪山文化を紹介する講演会など様々な事業の企画実施を通じて、多くの人々に大雪山の魅力を紹介するだけでなく、環境保全の重要性についても広く伝えました。本企画は、今年清水氏が逝去された追悼として実施する企画です。清水氏が晩年情熱を掲げた大雪山アーカイブスでは清水氏を偲び、これまで氏と交流があり、山岳文化に精通した3名の方にその功績や人となりについてお話いただく講演会を行います。また、せんとぴゅあⅡの大雪山アーカイブスコーナーでは「山岳史家 清水敏一 ~わが山の人生~」と題しまして、氏の登山歴や著作等について紹介する展示も開催しています。【講演会概要】【演題】山岳史家清水敏一氏の足跡をたどる【講師】旭川文学資料友の会理事黒田忠氏山樂舎BEAR代表佐久間弘山岳随筆家滝本幸夫【日時】令和5年8月5日(土)13:30~15:00(13時開場)【場所】東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂【入場】無料【申込】予約制東川町文化交流課☎0166-82-2111内線・738(9:00~17:00)清水敏一氏略歴昭和 8 年(1933年)京都市に生まれる昭和39 年(1964年)北海道岩見沢市に転住登山家として活躍しながら、山岳史家として編著書を記す小泉秀雄や大町桂月を研究し、大雪山に関る先人の功績に光を当てる平成28年(2016年)北海道東川町に転住大雪山アーカイブス専門員として企画・運営に携わる山岳・登山文化や大雪山文化を広く世に、また後世に伝える令和4年(2022年)東川町特別功労賞受賞令和5年(2023年)逝去(享年90歳)大雪山アーカイブスとは東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡの「大雪山アーカイブス」は、東川町が大雪山国立公園の主峰 旭岳の麓にあることから、「大雪山文化」を広く世界に発信することを目的に、大雪山に関する書籍・資料を広く蒐集している他、国内・海外の山や自然に関する資料も多く所蔵しています。所蔵の中には、大雪山の山名を整えたことで「大雪山の父」と言われる小泉秀雄の直筆資料など稀少なものも多数あり、 400 点以上を東川町指定文化財として登録し公開しています。また、山や自然に関する展示や講演会も開催しています。東川デジタルアーカイブ - 大雪山アーカイブス : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月18日すみだ北斎美術館は2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで企画展「北斎大いなる山岳」を開催しています。浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)や門人が描いた山の作品を前期・後期あわせて約100点を展示し、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫る展覧会です。本展会期中、「北斎の富士に登ろう!ARで飛び出すフォトスポット」が登場します。お手持ちのスマートフォンで会場に設置されたQRコード※1 を読み取り、「冨嶽三十六景諸人登山」のフォトスポットにかざすと、富士山下山道の砂走り(すなばしり)を滑り降りる人物が現れます。展覧会鑑賞とあわせ、北斎が描いた富士山登頂記念に撮影をお楽しみください。※1:「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。北斎が描いた富士山の“登頂記念撮影”が楽しめる・期間2023年6月20日(火)~8月27日(日)※休館日を除く・会場すみだ北斎美術館3階ホワイエ・料金無料(ただし、企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です)*AR体験のインターネット通信料はお客さまのご負担となります。・フォトスポットにデザインされた作品について、担当学芸員によるヒトコト解説が流れるARもあります。■企画展「北斎大いなる山岳」概要期間: 2023年6月20日(火)~8月27日(日)休館日: 毎週月曜日※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館会場: すみだ北斎美術館3階企画展示室アクセス: ・都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分・JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分・JR総武線「錦糸町駅」北口より墨田区内循環バスで5分料金: <前売券>一般800円、高校生・大学生・65歳以上560円、中学生・障がい者240円、小学生以下無料<企画展観覧券>一般1,000円、高校生・大学生・65歳以上700円、: 中学生・障がい者300円、小学生以下無料(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年06月22日すみだ北斎美術館(東京・墨田区)は2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで企画展「北斎 大いなる山岳」を開催しています。浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)や門人が描いた山の作品を前期・後期あわせて約100点を展示し、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫る展覧会です。本展会期中、「北斎の富士に登ろう!ARで飛び出すフォトスポット」が登場します。お手持ちのスマートフォンで会場に設置されたQRコード※1 を読み取り、「冨嶽三十六景 諸人登山」のフォトスポットにかざすと、富士山下山道の砂走り(すなばしり)を滑り降りる人物が現れます。展覧会鑑賞とあわせ、北斎が描いた富士山登頂記念に撮影をお楽しみください。※1:「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。企画展公式ページ : フォトスポット詳細ページ: 北斎の富士に登ろう!ARで飛び出すフォトスポット(イメージ)・期間 2023年6月20日(火)~8月27日(日) ※休館日を除く・会場 すみだ北斎美術館 3階ホワイエ・料金 無料(ただし、企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です)*AR体験のインターネット通信料はお客さまのご負担となります。・フォトスポットにデザインされた作品について、担当学芸員によるヒトコト解説が流れるARもあります。■企画展「北斎 大いなる山岳」概要期間 : 2023年6月20日(火)~8月27日(日)休館日 : 毎週月曜日 ※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館会場 : すみだ北斎美術館 3階企画展示室アクセス: ・都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分・JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分・JR総武線「錦糸町駅」北口より墨田区内循環バスで5分料金 : <前売券>一般800円、高校生・大学生・65歳以上560円、中学生・障がい者240円、小学生以下無料<企画展観覧券>一般1,000円、高校生・大学生・65歳以上700円、: 中学生・障がい者300円、小学生以下無料URL : ■施設概要名称 : すみだ北斎美術館所在地 : 〒130-0014 東京都墨田区亀沢2-7-2開館時間 : 9:30~17:30(入館は17:00まで)休館日 : 毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)常設展観覧料: 一般400円、高校生・大学生300円、65歳以上300円、障がい者300円、中学生以下無料(※企画展は展覧会ごとに異なる)URL : お問い合わせ: 03-6658-8936(9:30~17:30 ※休館日を除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月20日2023年6月20日(火)より、すみだ北斎美術館では『北斎大いなる山岳』が開催される。2013年は富士山が世界文化遺産に登録されてから10年目にあたる。富士山は古くから信仰の対象となり、また浮世絵など芸術作品の題材として多く採用され、日本のみならず西洋の芸術にも影響を与えてきた。そうした文化面での高い評価を受けて登録となった。富士山を描いた北斎の代表作といえば、天保初年(2-5年)頃、70歳を過ぎて描いた浮世絵版画『冨嶽三十六景』シリーズが有名。富士山の雄大な姿を、日本各地のさまざまな場所から眺めた全46図(もともと36図だったが、あとから10図を追加)で、なかでも手前に荒れ狂う大波とそれに翻弄される舟、はるか彼方に小さくみえる富士山を描いた《神奈川沖浪裏》は、《The Great Wave》の英語名で世界的に知られている。日本では、この《神奈川沖浪裏》に加えて「赤富士」とも呼ばれる《凱風快晴》なども人気だが、そもそも当時『冨嶽三十六景』がヒットした理由は、江戸時代後期、関東を中心に庶民の間で流行した富士山信仰があった。お金を出しあって集団で富士山に登る「富士講」が盛んに行われ、富士山に見立てた「富士塚」などが各地に造られるなど、富士山は信仰の対象として尊崇され、親しまれていたのである。同展では、この霊峰・富士をはじめ、山岳信仰の聖地として栄えた栃木の名勝、足利市行道山浄因寺の風景や、御殿山、愛宕山など江戸の低山や、長崎の稲佐山、また大阪につくられた人工の山・天保山に至るまで、北斎が描いた日本列島各地の山々を紹介する。これらの作品を通して、日本における山の信仰や、山での生業、また山に関する伝説や怪談など、日本人と山との関わりを見ていくと同時に、北斎の多彩な山の表現とその魅力をあらためて知ることができるだろう。なお会期中は講演会やスライドトークなど関連イベントもあり。詳細は美術館ホームページで確認を。<開催情報>『北斎大いなる山岳』会期:2023年6月20日(火)~8月27日(日)※会期中展示替えあり会場:すみだ北斎美術館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般1,000円、大高・65歳以上700円、中学300円公式サイト:
2023年05月31日企画展「北斎 大いなる山岳」が、東京のすみだ北斎美術館にて、2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで開催される。富士山をはじめ日本の山々を描いた作品に着目日本最高峰にして古くから信仰の対象である富士山。浮世絵など芸術作品の題材として幾度も採用され、西洋芸術にも影響を与えてきた。長い年月をかけて文化面で高い評価を得てきた富士山は、2013年に世界文化遺産に登録されてから、2023年で10周年を迎える。葛飾北斎は、世界に誇る富士山はもちろんのこと、百名山として名を連ねる大阪に人工的に作られた山・天保山など、日本列島各地の様々な山を描いた。このような北斎の制作背景には、古来より信仰や生業のために山に登ってきた日本人と山との深い繋がりが関係している。企画展「北斎 大いなる山岳」では、「冨嶽三十六景」など、北斎の描いた山を通して、山の信仰、生業、伝説や怪談など山にまつわるものを紹介。日本人と山との切っても切り離せない強力な関わりを探りつつ、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫る。展覧会概要企画展「北斎 大いなる山岳」会期:2023年6月20日(火)~8月27日(日)※前後期で一部展示替え予定。[前期 6月20日(火)~7月23日(日) / 後期 7月25日(火)~8月27日(日)]会場:すみだ北斎美術館住所:東京都墨田区亀沢2-7-2開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)休館日:月曜日※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館。観覧料:一般 1,000円、高校・大学生 700円、65歳以上 700円、中学生 300円、障がい者 300円、小学生以下 無料※本展のチケットで、会期中の観覧日当日にかぎり、AURORA(常設展示室)および常設展プラスも観覧可。※2023年6月19日(月)まで、観覧料が20%引きになる前売券を販売(詳細については美術館ホームページを参照)。【問い合わせ先】すみだ北斎美術館TEL:03-6658-8936 (9:30〜17:30 / 休館日のぞく)
2023年04月08日すみだ北斎美術館は2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで企画展「北斎 大いなる山岳」を開催いたします。富士山は、日本最高峰にして古くから信仰の対象となり、また浮世絵など芸術作品の題材として多く採用され、日本のみならず西洋の芸術にも影響を与えてきました。そうした文化面で高い評価を受け、2013年に世界文化遺産に登録されてから、今年は10周年にあたります。浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)はこの世界に誇る富士山をはじめとして、現在でも百名山として人気の山から北斎と同時代に大坂に作られた人工の山・天保山に至るまで、日本列島各地のさまざまな山を描いています。こうした北斎の制作背景には、近代登山が始まるはるか以前から信仰や生業のために山に登ってきた日本人と山との深いつながりがあります。北斎の描いた山を通して、山の信仰、生業、伝説や怪談を紹介し、日本人と山との関わりを見て行くとともに、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫ります。「北斎 大いなる山岳」チラシ■開催概要展覧会名 : 北斎 大いなる山岳会期 : 2023年6月20日(火)~8月27日(日) ※前後期で一部展示替えを予定前期 6月20日(火)~7月23日(日)後期 7月25日(火)~8月27日(日)休館日 : 毎週月曜日 ※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館開館時間 : 9:30~17:30(入館は17:00まで)主催 : 墨田区・すみだ北斎美術館観覧料 : 一般1,000円、高校生・大学生700円、65歳以上700円、中学生300円、障がい者300円、小学生以下無料ホームページ: ●団体でのご来館は、当面の間、受付を行いません。●本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)、常設展プラスもご覧になれます。●2023年6月19日(月)まで、観覧料が20%引きになる前売券を販売しています。詳細はホームページをご覧ください。■主な出品作品葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」すみだ北斎美術館蔵(作品を替えて通期展示)葛飾北斎「冨嶽三十六景 諸人登山」すみだ北斎美術館蔵(前期)葛飾北斎「諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし」すみだ北斎美術館蔵(後期)葛飾北斎『富嶽百景』初編 不二の山明キ 辷リ すみだ北斎美術館蔵(通期) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日日本で最も歴史ある山岳マラソンの大会「第76回富士登山競走」は、山梨県富士吉田市で2023年7月28日(金)に開催します。同大会は、毎年7月に行われる山岳マラソン(トレイルランニング)で、誰が日本一高い山に一番早く登れるかを競います。開催概要開催場所は、富士吉田市役所前、種目は、山頂コース(約21km)と五合目コース(約15km)の2種目、参加料は、山頂コースが19,000円、五合目コースが14,000円です。山頂コースは、第70回大会、第71回大会、第72回大会、第75回大会のいずれかにおいて五合目の通過時間が2時間20分以内の実績が必要です。日本で最も過酷な山岳レースコースは、2種目とも富士吉田市役所をスタートし、吉田口登山道を走ります。ゴールは、五合目コースが五合目で標高差約1,480m、山頂コースが山頂で標高差約3,000mとなります。どちらのコースも関門時間、ゴール制限時間があります。同大会では、補助具(ストック等)の使用は禁止です。また、山頂コースに参加する人は、ヘルメットの着用を義務(着用区間は六合目~山頂)があり、未着用は失格になります。(画像は公式サイトより)【参考】※「第76回富士登山競走」の公式サイト
2023年03月24日山、谷、里を走る山岳マラソン第25回村岡ダブルフルウルトラランニングは、2022年9月25日(日)に兵庫県美方郡香美町村岡区で開催されます。新型コロナ感染対策として、走行距離を大幅に短縮した45kmの1部門での実施となります。それでも最大高低差は460mと心臓がバクバクするコースで、山、谷、里の景色、自然の豊かさを満喫することができます。大会概要について募集人数は2,000人(先着順)、参加費は8,000円、大会案内・ナンバーカードは事前に郵送されます。新型コロナ感染対策として、大会への参加条件にワクチン接種証明または陰性証明の提示が必要となります。競技開始は、8時より村岡小学校からウェーブスタート(4ブロック5分毎)、関門は、25.3km地点の13時、競技終了は17時に村岡小学校です。参加賞は、タオル(完走者)、大会Tシャツは、希望者のみ有料で購入できます。(画像は公式サイトより)【参考】※村岡ダブルフルウルトラランニングの公式サイト
2022年06月10日~自衛隊官給品“戦闘飯盒2型“の山岳仕様バージョン~株式会社エバニュー(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:岩井 大輔)は、2022年の新商品「山岳飯盒弐型」を販売開始しました。山岳飯盒弐型とは自衛隊官給品‘’戦闘飯盒2型‘’を山岳仕様に作り上げた、新しい飯盒です。2合炊きの小さめの飯盒はソロに丁度良いサイズ感です。ハンドルの長さはパッキングしやすいように考えられた長さに設定。飯盒の独特な形状はバックパックへの収まりが良いので、山行用のクッカーとしてもおススメな飯盒です。開発担当者の思い●お米への敬意チープな四角い容器で炊飯をするのは、お米に対して失礼です。お米に最大限の敬意を払うなら、その雰囲気、容姿、実力、絵ヂカラにおいて、飯盒ということになるでしょう。それが「山岳飯盒弐型」です。飯盒の野外調理器具としての機能性は誰もが知るところですが、自衛隊官給品の戦闘飯盒2型をベースにハンドルの長さと本体塗装を変更。汎用性、機動性、そして道具としての美しさが格段にアップしました。もちろん材料や製法は同じです。良質の材料と長年にわたり自衛隊官給品を作り続けてきた工場の技術を融合させ、「山岳飯盒弐型」としてお米が喜ぶ飯盒を再提案します。なにぶん細かなこだわりの工程が多く、廉価な飯盒と比べると高価ですが、お米に対する敬意として、お認めいただければ幸いです。きっと炊きあがったお米が、使い手の心と胃袋を最大限に満たしてくれるはずです。商品詳細●山岳飯盒弐型品番:EBY636、価格:12,100円(税込)サイズ:168 x 深さ80mm(本体)、180 x 深さ45mm(フタ)、165 x 深さ38mm(ナカゴ)容量:900ml(本体)、550ml(フタ)、400ml(ナカゴ)素材:アルミニウム(アルマイト加工)、質量:370g、生産国:日本製会社概要商号:株式会社エバニュー代表者:代表取締役社長岩井大輔所在地:〒136-0075東京都江東区新砂1-6-35 JMFビル東陽町 02 6F設立:昭和25年12月事業内容:スポーツ用品製造及び輸出入資本金:9,000万円株式会社エバニュー : 本製品に関するお問合せ先社名:株式会社エバニュー所在地:〒136-0075東京都江東区新砂1-6-35JMFビル東陽町 02 6Fmail: o-d@evernew.co.jp 株式会社エバニュー : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月26日株式会社きれい・ねっと(所在地:兵庫県姫路市、代表取締役:山内 尚子)は、人が生きる目的とも言える、霊性進化について分かりやすく描くシリーズ最新作『光の魂たち 山岳編 序章』を2022年4月22日(金)にAmazon・全国書店にて発売します。「光の魂たち 山岳編 序章」詳細: カバー画像■「光の魂たち 山岳編 序章」について遠い昔、日本人は万物万象の中に神のエネルギーを感じられる、霊性の高い民族だった。分離から統合、そして超越へと向かう時代が始まった今、想像を超える美しい世界の創造に携わることを願うすべての人に贈る、人と自然界を繋ぎ、魂を美しく磨き、再び自然と一体化するための必読書!<目次>序文神来(しんらい)第1章 登山とは何か第2章 山から学ぶ山岳修験道第3章 五大元素の習得第4章 美しい世界の創造に向けてあとがき神来(しんらい)<書籍概要>タイトル: 光の魂たち 山岳編 序章著者 : 森井 啓二価格 : 1,760円(税込)発売日 : 4月22日(金)ページ数: 269ページ仕様 : 四六判、単行本 [サイズ、カラー]ISBN : 978-4-434-30358-6発行元 : 株式会社きれい・ねっとURL : 紹介画像■森井 啓二[著者]プロフィール動物の統合診療医&外科医。東京生まれ。北海道大学大学院獣医学研究科卒業後、オーストラリア各地の動物病院で研修。1980年代後半から動物病院院長として統合医療を開始。初代日本ホメオパシー獣医学会会長、日本ホメオパシー協会会長。著書に『新・臨床家のためのホメオパシー マテリアメディカ』『君が代から神が代へ』『光の魂たち 動物編』『光の魂たち 植物編』『神理の扉』『精解 神の詩シリーズ』など。■会社概要商号 : 株式会社きれい・ねっと代表者 : 代表取締役 山内 尚子所在地 : 〒670-0904 兵庫県姫路市塩町91設立 : 2007年2月事業内容: 真理をあらわす言葉たちを丁寧に編み、大切に本を創っています。資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社きれい・ねっとTEL : 079-285-2215お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月13日dTVが、8月8日の「山の日」にちなんで、「山岳映画」に関するアンケート調査の結果を発表した。山岳映画といえば「絶体絶命な状況をどう乗り越えていくのか?」というスリリングな展開が人気の理由の一つ。そんな過酷な状況が必然的に迫り来る山岳映画の中から “どの作品が最も過酷だと感じるか?”をdTV会員に調査したところ、179票を獲得し第1位に輝いたのは、シルヴェスター・スタローン主演のアクション大作『クリフハンガー』。冒頭から強烈な印象を与え世界中で大ヒットを記録した山岳冒険活劇で、「オープニングがとても印象深く残っているから」(40代・女性)、「今でも観たくなる名作だと思う」(50代・男性)などの理由が挙がっている。続いて、小栗旬主演『岳-ガク-』が150票を獲得し、第2位に。同作は山岳救助ボランティアの活躍を描いた人気漫画が原作で、「山登りの厳しさや楽しさを教えてもらえた作品」(20代・女性)、「小栗旬さんが素晴らしい。雪山の怖さが分かった」(30代・女性)などの理由が挙がっている。第3位は、大自然の猛威と限界に挑む人間を描いた『バーティカル・リミット』で、86票を獲得。雪山や雪崩の恐怖が余すところなく表現されている作品だけに、「雪山での極寒大迫力アクションだったから」(40代・女性)、「山岳映画の代表だから!」(30代・男性)などの理由が目立った。また、惜しくもベスト3には入らなかったものの、81票を獲得し第4位にランクインしたのは、日本映画界を代表するスタッフと、浅野忠信、香川照之ら豪華俳優陣が集結し、数々の映画賞を受賞した『劔岳 点の記』。日本映画界を代表するカメラマン・木村大作氏の初監督作品で、ただ地図を作るためだけに、前人未踏の劔岳山頂を目指した男たちの命懸けの闘いを圧巻のカメラワークで見せる。同作を選んだ理由としては「CGでは表せない映像美」(30代・女性)、「山の厳しさが丁寧に描かれていて怖さを感じたから」(40代・女性)といったものが挙がっている。○■5位~10位までの順位第5位.『ヒマラヤ 運命の山』35票第6位.『ビヨンド・ザ・エッジ歴史を変えたエベレスト初登頂』27票第7位.『127時間』22票第8位.『クライマーズ』21票第9位.『クレイジー・フォー・マウンテン』9票第10位『クライマーパタゴニアの彼方へ』4票アンケート調査方法調査期間:2021年7月28日~8月4日調査対象:dTV有料会員調査方法:インターネットによるアンケート(※複数回答可)
2021年08月06日当時、私が高校生だったころの話です。私が所属していたのは、ほとんど女子がいなかった山岳部。その男だらけの山岳部のとてもハードな合宿中に、なんと私は生理になってしまいました。 男だらけの山岳部合宿で、生理に!所属していた山岳部は毎年5月に「雪山講習会」という2泊3日の合宿がありました。その名の通り、雪山を登山し、雪の上にテントを張って、雪山の歩き方やキャンプの仕方を訓練するという楽しくも過酷な合宿です。 そんな環境下で過ごしていた2泊目の夕方のことです。恐れていた生理が始まってしまいました。 周りは顧問の先生を含め男だらけ。女子がほぼいない環境だったので、合宿中に生理のことで何かあったとしても、相談しづらい状況でした。私は、生理痛はあるものの、経血量はとくに多めではないということもあり、多い日用のナプキンをして、最終日の訓練に参加することにしました。 夜用ナプキンでいざ出陣!合宿最終日、ナプキンを新しいものに取り換えて、いざ出発! 日中は雪上訓練で雪の坂を何度も滑り降りし、その後、数時間かけて、下山しつつまた雪をよじ登り……と、普段生理中なら絶対やらないであろう運動をひたすら繰り返しました。 防水性のズボンを履いていたので目視で確認することはできませんでしたが、あまりに激しく動きまくっていたので、「あ~、こりゃ絶対漏れてるな、服ヤバいだろうな~」と正直あきらめモードでした。 また、訓練の途中から、ナプキンの蒸れが気持ち悪くなったのですが、なんと下山中にはトイレがない! 「用を足す場合は草むらで!」という感じ! 私は用を足すのは我慢できたので、股の蒸れに気持ち悪さを感じながらも、下山までトイレに行かずに過ごしました。 待望の下山!あきらめモードでトイレへ行ったら…そして、ようやく待望の下山!私は 「きっと漏れてるんだろうな~、服も汚しちゃっただろうな~」と思いながら、真っ先にトイレへ駆け込みました。 トイレ内で状況を確認すると……。なんとナプキンが全部経血を受け止めてくれているではありませんか! 経血量が多くないタイプとはいえ、生理2日目。ナプキン表面はすべて赤く染まってはいましたが、服は汚れておらず、なんとか乗り切れることができていたのです! 普段は衛生面も考えて、2、3時間でナプキンを取り替えていますが、このときはばかりはなかなか取り替えられないという状況でした。でも、ナプキンの技術力の高さのおかげで何とか乗り切ることができ、ナプキンの素晴らしさに感動しました! 監修/助産師REIKO-----文/長野あずささん
2020年09月10日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を防止するため外出自粛が呼びかけられている、2020年のゴールデンウイーク(以下、GW)潮干狩りやバーベキューなど、レジャー目的で外出する人々に非難の声が上がっている中、登山者にも厳しい目が向けられています。自粛を求める山岳団体と登山者同年4月20日、公益社団法人日本山岳会などからなる『山岳四団体』は声明を発表。GWを前に、山岳スポーツ愛好者に向けて登山を自粛するよう呼びかけていました。新型コロナウイルスは、潜伏期間が長い、感染しても自覚症状がでない、一度陰性になっても再度陽性反応がでる感染者が多く見られます。このような潜在的感染媒介者には若年・壮年層が多いのも特徴です。全国民が、外出制限、商業施設の相次ぐ閉鎖あるいは在宅勤務等々、日々逼迫した窮屈な生活を強いられています。このような現況下で、都市を離れ、清浄な空気と自然を求めての登山やクライミング行為は、出先の方々への感染を広め、山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めます。この緊急事態に対処するには、山岳スポーツを愛する皆様の他者への思いやり、そして何よりご自身の感染防御に専心され、事態の収束を見るまで山岳スポーツ行為を厳に自粛していただきますよう、山岳四団体としてお願いたします。公益社団法人日本山岳ガイド協会ーより引用全国の市町村も登山を控えるよう、ウェブサイトを通して観光客に訴えています。しかし、GW中の登山による遭難事故が各地で発生。同年5月3日には、立ち入り禁止となっていた栃木県日光市の男体山で25歳の男性が遭難し、県防災ヘリコプターで救出されたことが報道され、人々から怒りの声が上がりました。・そこに山があっても、今は登る時ではない。・医療現場に負担をかける可能性は作らないでほしい!・あくまでも『自粛』だけれど、誰が感染しているか不明だから行くべきでないと思う。・遭難者を助けに行ったら、救助隊員が濃厚接触者になってしまうかもしれない。他人に迷惑がかかることを想像して、みんな自制してほしい。このような声がある一方で、GW中に登山に出掛けた人は少なくない様子。自粛期間が『当たり前の日常』となって、どうしても気の緩みが出るのかもしれません。ですが、未だに医療現場はひっ迫し、多くの医療従事者が悲鳴を上げています。緊急事態宣言が同年5月6日から31日まで延長された意味を、私たちは改めて考える必要があるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月05日毎年1度はな冬山での遭難事故がニュースになりますよね。山梨県警が今月12日に発表したデータによりますと山梨での山岳遭難者は160名に上り、うち25名は命を落としているようです。この160名という数は統計が残る1965年以降最多で、登山ブームの影響があるのではないかとされています。少し前の話にはなりますが、2009年に遭難したスノーボーダーが亡くなるという事故がありました。亡くなった男性の両親が北海道に対して損害賠償を求めたところ、札幌地裁は北海道に、第一審で約1,200万円の支払いをそして、第二審では約1,800万円の支払いを命じる判決を下しています。当時、判決に対して、救助隊による救助活動が不適切とされて損害賠償が認められるのはおかしいといった否定的な意見が多くありました。では、この問題は法的にどう考えるべきなのでしょうか。*画像はイメージです:■損害賠償請求の根拠亡くなった男性の両親は、国家賠償法1条にもとづき、北海道に対して損害賠償請求をしています。国家賠償法1条によって損害賠償が認められるためには、(1)公権力の行使に当たる公務員が、(2)その職務を行うについて、(3)故意または過失によって、(4)違法に、(5)他人に損害を与えたことの5点を必要とします。本件ではもっぱら救助隊の救助の方法の適切さが論点となっているため、(3)ないし(4)の要件を充たすかが争われています。この判断に当たっては、裁判例の多くは公務員が「職務上通常尽くすべき注意義務を尽くしたか」という基準に則っているといえるでしょう。 ■本判決に対する私見本判決が批判されるのは、自分からわざわざ危険な場所に行った人を救助隊が(税金を使って!?)命がけで救おうとしたのに、多額の賠償責任が認められるならばだれも救助になんか行きたくなくなるのではないかという感情があるからだと考えられます。私の母も雪山遭難のニュースを見るとよく「そんな危ないところに行かなければいいのに」などと言っています。しかしながら、どんなに相手に道義的・法的な落ち度があったとしても、自分の仕事を果たさなかったらその果たさなかった程度に見合った責任を負うというのが法律の世界なのです。本件では、自分たちも亡くなった男性と共に雪庇(崩落の危険のある雪の塊)を踏み抜いて滑落したなど、救助隊のみなさんは命がけで男性の救助を行ったといえます。しかし、雪庇を踏み抜いたのは救助隊が常時コンパスを確認する等の慎重な方法を採らなかったためであるという本判決の事実認定が妥当なのであれば、男性の過失割合を8割としていることも相まって、本判決が、具体的状況下において救助隊に要求された職務が果たされなかったとして北海道に対して賠償責任を認めたこと(国家賠償法の場合は公務員の個人責任は否定されています)は不当とは言えません。 ■救助したのが一般人だった場合なお、救助者がたまたま居合わせた登山者などの一般人の場合には、限られた場合にのみ賠償責任を負うことになるといえましょう。たとえば、けが人をその場から動かさないほうが安全であることが明白であるにもかかわらず、猛吹雪の中危険なルートを選択して下山中に、折れやすい木の枝にそりを括り付けたために枝が折れて滑落させてしまった場合など、不注意の程度があまりにも大きい場合などです。本件のように、感情的には「おかしい」と思う判決だとしても法的に考えれば問題がないということはよくありますが、念のため付言すると、裁判所も普通の人の常識を無視することはなく、弁護士としても常識や感情に訴える場面は多々あります。結論がおかしく感じるのはその事件で認められた事実関係が原因となっていることが多いので、ニュースで結論だけを見て満足するのではなく、どういう事実があると結論が変わるのだろうと考えてみるとおもしろいかもしれません。 *この記事は2015年1月に掲載されたものを再編集しています。*著者:弁護士 木川雅博 (星野法律事務所。通信会社法務・安全衛生部門勤務を経て、星野法律事務所に所属。破産・再生・債務整理を得意とする。趣味は料理、ランニング。)【画像】イメージです*fmostudio / PIXTA(ピクスタ)
2017年01月14日ハクバ写真産業はこのほど、カメラ用バックパック「GW-ADVANCE PEAK20」を発売した。価格は税別22,500円。GW-ADVANCE PEAK20は山岳用バックパックの構造を取り入れた「GW-ADVANCE」シリーズの小型・軽量モデル。素材は軽量で引き裂きに強い210D ハニカムリップストップナイロンを採用する。日本人の体形に適したハーネス形状や、背中にフィットする曲面構造の金属フレームなどにより、身体への負担を軽減するという。カメラ収納部はサイドからアクセスが可能で、バッグを下ろすことなくカメラを取り出せる。カメラ収納部の内寸はW220×H220×D120mmで、容量は20l。24-70mm F2.8ズームレンズを装着した一眼レフカメラを1台と、交換レンズ類を収納できる。このほか、収納スペースとして上部気室とフロントポケットのほか、背面内側にハイドレーションやA4サイズの冊子などを入れられるポケットを確保する。三脚はサイドポケットとロック機能付きのバックルで固定する。外寸はW260×H470×D220mm、重さは約1,100g。カラーはカーディナルレッド、ダークグレー、ブラックの3種類をそろえる。耐水圧1,500mmの専用レインカバーが付属する。
2015年04月16日山登りブームで注目の「山岳保険」中高年の間で登山ブームが起きており、知識の習得や訓練なしに気軽に趣味感覚で登山に挑戦してしまい、遭難など事故にあうケースが増えていると指摘されます。知識の習得や日頃からの訓練、山岳ガイドを同行させることで事故や遭難に遭う可能性を減らすことが出来ますが、救助される場合に備えて山岳保険に入ることも重要だと専門家は言います。産経NEWSによると民間ヘリの場合、救助費用が数百万円かかるケースがあり、当事者もしくは家族の救助費用の了解が必要になる。と、『山の遭難』の著作者の羽根田治さんは語ります。不幸にも助からなかった場合にも、親族に救助対策費用が請求されることになります。最近では個人で加入できる山岳保険や、1日単位で申し込める保険もあり利用者にとっては便利な保険となっています。
2010年10月13日