ヒップホップグループ・RHYMESTERが18日、新曲「After 6」が各音楽配信サービスでリリースした。この楽曲はRHYMESTERの宇多丸がパーソナリティを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)のオープニングテーマをフルバージョンにリアレンジしたものだ。5月13日に開催されたフェス「人間交差点」でフルバージョンが初披露となり、その後番組内でもオンエア。各地の夏フェスでも披露されていた新曲が、事前告知無しのサプライズリリースとなった。そして同時に新ビジュアルと同曲のショートMVも公開。ショートMVでは、『アフター6ジャンクション』の各曜日でパートナーを務めるTBSアナウンサー(熊崎風斗・宇垣美里・日比麻音子・宇内梨沙・山本匠晃)が出演している。ファッション撮影のようなスタイリッシュな世界観の中で共演しており、5人のTBSアナはリップシンクにも挑戦した。
2018年07月18日お笑い芸人・土田晃之が、16日に亡くなった歌手・西城秀樹さんについて、20日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)で語っていた。西城秀樹さん子供の頃、西城さんと榊原郁恵が好きだったという土田は、西城さんについて「テレビで見てね、憧れ、アイドルな存在だった」と明かし、「そういう感じの人がやっぱり亡くなるって、ちょっと感慨深い」と、自らの心境を吐露。さらに土田は、「特に秀樹さんに関しては、まだお子さんがね、3人とも小さいから。やっぱ、子供の成長が一番見たかったんじゃないかなと思って」と語っていた。
2018年05月23日お笑い芸人・土田晃之が、20日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜 12:00~14:00)で、サッカー日本代表・本田圭佑選手の発言について言及した。14日放送のNHKドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて、本田は同番組で「あなたにとってプロフェッショナルとは」との質問に、「ケイスケホンダ」と回答し、ネット上でも話題になった。その答えについて、土田は「すごいことだと思わない? 他の日本代表の選手が何を語っても、誰もネットニュースにしてくれないけど、さすが本田だなと思うよね」と影響力を実感している様子で、「『うわ、マジかよ』みたいな人いるかもしれないけど、本田圭佑、まったくブレてませんからね」「"リトルホンダ"とかもあったし。うん、全然」と、発言に驚くべき点はないと主張。さらには、20代前半で北京オリンピックの代表に選ばれていた際にも、チームメイトたちが漫画雑誌を読んでいる中、本田は経営者向けのビジネス総合誌『プレジデント』を読んでいたエピソードを紹介し、本田は昔から変わってはいないと話していた。
2018年05月22日女優・石原さとみとライブ配信サービス・SHOWROOMの前田裕二社長の交際報道を受け、お笑い芸人・土田晃之が、13日に放送されたニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)で、女優や女性タレントに「絶対金持ちを掴まえるべき」と勧める理由を語った。土田晃之土田は「絶対金持ちを掴まえるべき」と断言しながら、地元の一般人と結婚することが「純愛」ともてはやされることに対して「結婚したら本当にお金必要ですからね」と、4児の父親らしい現実的な意見を述べた。さらには、「これで離婚なんてことになっても、持ってけるんですから、半分」と、離婚した場合のことまで見据えている様子。また石原の交際については、「石原さとみちゃんも31なんだもんね。だからもう、全然結婚してもおかしくないし。いいんじゃないですかね、相手の方も1歳違い(30歳)だったらね」と、肯定的に語っていた。
2018年05月15日ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc1・disc2・disc3 Produced by TBSの製作発表会見が10日に都内で行われ、橋本さとし、尾上松也、浦井健治、濱田めぐみ、大原櫻子、長澤まさみ、演出のいのうえでのり、脚本の宮藤官九郎が登場した。司会はTBS 山本匠晃アナウンサーが務めた。同作は2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んでシェイクスピア作品のアレンジに挑んだ作品。舞台を2206年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏する。2017年3月30日に豊洲にオープンしたIHIステージアラウンド東京で、disc1は橋本&濵田、disc2は尾上&大原、disc3は浦井&長澤のペアが、原典ではマクベス夫妻に当たるランダムスター夫妻を演じる。冠徹弥によって煽られた会場に、橋本、尾上、浦井が登場すると、客席も歓声で俳優陣を迎え入れる。キャストも普段見せることのないヘッドバンギングやシャウトで盛り上げた。途中からは女優陣も登場し、劇中のナンバー「きれいは汚い、ただしオレ以外」を披露した。劇場のオープン以来『髑髏城の七人』を演出してきたいのうえは、「最初『4年』と言われて、『それは勘弁してください』と言った」と明かす。結局2年間同劇場に関わることになり、2作目に『メタルマクベス』を選んだ経緯を語った。久しぶりの上演に、宮藤は「基本変えないと思います。何しろ、シェイクスピア先生が400年前に書いた本ですから、たかが12年で変えちゃいけないです」と説明。「歌詞のセンスがすごいですね。これはシェイクスピア先生と私の合作ですから」と、自画自賛した。同劇団出身で、21年ぶりの出演となった橋本は「いのうえさんのGOさえあればと思ってたんですけど、21年、ちょっと長かったですね」と苦笑。いのうえは「今は日本のミュージカル界を背負って立つ男になりましたからね。大きくなられて、なかなかはまるところがない」と理由を語る。初演でランダムスターを演じた内野聖陽とは、現在TBS系ドラマ『ブラックペアン』で共演している橋本。「『ランダムスターは大変だよ。痩せなきゃ』と言われてて。ケータリングとかで、お菓子に手が伸びるけど、その度にウッチーの目が光ってる」と現場の様子を明かしたが、いのうえは「出るとみんなだいたい7〜8kg痩せますから。ステージアラウンドダイエット」と太鼓判を押した。同劇団に出たいという念願が叶ったという尾上は、「Say HO!」と観客とC&Rで「めっちゃくちゃ気持ちいいですね」と満足げ。3回目の同劇団作品出演となる浦井は「2回とも同じ役をやらせていただきまして、金髪の王子だったんですけど、3回目で王をやる、ばくばくです」と興奮気味に語り、ミュージカル『エリザベート』のナンバー「闇が広がる」の一節からシャウトするという新たな芸も披露した。製作発表後の囲み取材では、記者から「今までに見たことないくらい楽しそうだった」と指摘を受け、「ちょっと語弊がある!」とつっこんでいた尾上。歌舞伎とロックについては「かなり共通する点があるんじゃないかと思いますね。挑戦的じゃないですか」「精神としては共通項がある」と語る。スタートを切ることになる橋本が「いいバトンを渡していきたい。ただ渡すだけじゃなくて、ハードルを上げまくって、バトン渡して、disc3の時には棒高跳びくらい……」とプレッシャーをかけると、浦井は「マジですか!」と驚きつつ、「長澤さんが夫人なので」と自信を見せた。またこの日公開となった「きれいは汚い、ただしオレ以外」スペシャルMV(β版)でラートを披露する俳優陣に、女優陣はびっくり。「撮ったことすらも知らなくて。突然今日見た」(濱田)、「頭から離れない」(大原)、「最初『かっこいい系なんだ』って思ったら、全然違って」(長澤)と、驚きを表していた。
2018年05月10日お笑い芸人・土田晃之が、6日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)で、学業のため活動休止することを発表したアイドルグループ・欅坂46の原田葵から事前に報告を受けていたことを明かした。土田晃之土田は原田について、「もうこの子は本当、勉強できる子で」と語り、そのこともあって、両親から大学への進学を勧められていたのではないかと推測。原田はテレビ東京の番組『欅って、書けない?』(毎週日曜 24:35~25:05)の収録に来れないことも多かったようだが、土田は「収録には来れなかったんだけど、もう収録終わって帰る寸前に、原田が学校から来てくれて」と明かした。そこで原田は、共演する土田とお笑いコンビ・ハライチの澤部佑、そして番組スタッフの前で「学業専念するので、活動をお休みさせてもらうんです」と、発表の1カ月前に打ち明けたという。土田は、学業のため活動休止する原田のことを思い、ファンたちに対して「ファンの方もね、受験終わるまでそっとしておいてもらいたいと思ってて」と呼び掛けていた。
2018年05月10日お笑い芸人・土田晃之が、6日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)にて、体調不良を理由に活動休止するアイドルグループ・欅坂46の志田愛佳に、エールを送った。志田愛佳土田は、志田の状態について、「前から運営が発表すれば良かったんですよ。ずーと体調悪くて、精神的にも肉体的にもね」と、以前から精神的・肉体的に疲弊していたことを明かした。さらにその理由として、「勘違いされがちなキャラでもあったりするんだけど。凄く大事な存在で、メンバーのこと凄く考えるし、運営の人たちにも、ちょっとパイプになったりとか」と、メンバーと運営側との調整役としての一面を明かす。また、性格については「ロックっぽいようなお姉ちゃんなんだけど、精神的にはそんな強いタイプではない」と語っていた。先月25日発売の週刊誌『週刊文春』で"お泊りデート"が報じられた志田だが、これについて土田は「地元帰って仲のいい奴と会って、リフレッシュするのが凄く大事な時期だからと思って」「もう別に彼氏であろうが友達だろうか知らんけどね。別にそんなのどうでもよくて。志田がさ、普通の生活にもう一回戻って、リフレッシュしてもう一回戻ってきてくれるのが、僕的には凄くいいことだと思う」と話した。さらに土田は、「休んで、『よっしゃ、いけるぜ』ってなったら、もう1回戻ってきてくれたらね、凄く嬉しいなと思います」と、志田が活動再開することを望んでいた。
2018年05月09日お笑い芸人・土田晃之が、6日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)にて、アイドルグループ・乃木坂46を卒業した生駒里奈のファン思いの一言を明かした。生駒里奈土田は、乃木坂46の大ファンという娘と親戚の女の子を連れて、4月22日に日本武道館で行われた生駒の卒業コンサートを見に行き、コンサート後には楽屋挨拶もしたという。楽屋で生駒を囲んで写真を撮ったところ、その直後に親戚の女の子は泣き出してしまった。驚いた土田が「どうしたの?」と理由を聞くと、生駒が写真を撮る際に、その子に対して「乃木坂、辞めちゃってごめんね」と声をかけてくれたという。このエピソードに土田は、「ファンにしたら、たまらないんだろうなって思って」などと語っていた。
2018年05月08日草なぎ剛が主演を務める舞台『バリーターク』の幕が上がる。KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターの共同制作作品でもある同作は、映画『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるアイルランド出身の劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイ。ある部屋で日常生活を繰り返し送り、バリータークという村の話を語り続けるふたりの男と、その奇妙なふたりの生活に介在していく第3の男たちのドラマを、草なぎ、松尾諭、小林勝也の3人で描く。日本で初演となる同作を演出する白井晃は、「希望のキャストが実現した」と作品へ強い期待を示す。謎だらけの作品について、「実際、面白いコンビになりました」と賛辞を贈る主演の草なぎ、松尾について名演出家が語った。○難解な物語をめぐるキャストとの旅――舞台『バリーターク』は日本で初演だそうで、先日の記者発表会でも草なぎさんをはじめ、みなさん難解だと口にしていた作品ですね。僕自身最初、これは何だろう? という感想でした。読み進めてはみるけれど、意味がわからない。でも、意味がわからないことに意味があるというとおかしいですが、そういうことなんだろうと思います。ここがどこであるかとか、このふたりが誰であるかとか、どういう関係であるかとか、外から聞こえる声は何? バリータークって何? 何? 何? ばかり(笑)。その疑問がこの作品の本質的な意味であるとわかった時に、こういう戯曲を僕自身があまり触ったことがないと思って、すごく惹かれました。――お二人とは、どのように作品を作っているのでしょうか?世界観を一緒に作り上げていっているので、僕自身も発見があります。まるでみんなで稽古場で、この作品をめぐる旅をしている感じでしょうか。僕は、僕の信じる方向に陸地があると思って旅をしているけれど、もしかしたらそれは違っていて、宝島じゃないかもしれないんです。でもとりあえず今は、僕はこう読みました、という方向に全員で進んでいて、みなさんには間違っていたら僕と一緒に沈没してね、という感じですね(笑)。○草なぎ剛&松尾諭の起用理由――男1、男2役に、それぞれ草なぎさん、松尾さんを起用した理由は?演出家は本を手にした時に、ドリームキャスティングをするものなのですが、まさしくドリームキャストです。もともと草なぎさんは不思議な存在感があって、どこかここにいてここにいないような感じ、どこか遠いところを見ている感じが男1にいいなあと思っていました。もう一人の男2はずっと食べものに執着していて、冒頭でもうポテトチップスを食べているほどですが、松尾さんにぴったりだなと。松尾さんは柔らかい雰囲気を持っていることも知っていて、彼は高橋一生さんが出演した僕の舞台も観てくれていて。それならぜひ、とお願いをしました。――草なぎさんは、3年ぶりの舞台だそうですが、どういうお話をしながら進めているのですか?まず本をお渡しして、最初にお会いした時に感想を聞くと、「いままで知らなかったような、まったく触れたことがない世界」だなと思ったそうです。その時はまだ「よくわからない、つかみどころがないけれども、いままでにやったことがないということだけははっきりしている。だからこそやってみたい」とおっしゃっていました。まさに新しい地図じゃないけれど、違うところに踏み出したいというお気持ちと一致したのかもしれないですね。あと、稲垣吾郎さんと僕が舞台をやった時に草なぎさんが観に来てくださっていて、会見でもおっしゃっていましたが、吾郎さんも言っていただいたみたいで、やってみようと思ってくれたんだと思います。吾郎さんに「あの人はねえ」みたいなことを言われていなくてよかったと思っています(笑)。○稽古で感じた2人の凄み――稽古が始まって、それまで抱いていたイメージと違うようなことはありましたか?役者が最初にアプローチするところって言葉しかないので、それこそ作品や役柄との格闘になるわけですよね。言葉からアプローチして、自分の体の中をどう回って、どう動こうかということを考えてスタートするもの。それを僕が思う方向にディレクションしていくことによって、だんだんと方向性が定まりつつある。実際、面白いコンビになっていると思います。――草なぎさんと松尾さんの役者としての凄みを感じる部分は?タイプは異なるのですが、草なぎさんは早くセリフを落とし込みたいタイプだそうです。早くラクをしたいから(笑)。僕がお願いしたことを、すごく勘よく自在に軌道修正していく。その速度も速くて驚きますよね。松尾さんはとにかく格闘しながらも、やってやって叩き込んで、次の日に同じシーンをやっても変わっている。体に落とし込みするタイプのような感じがする。こういう作業を一緒にすることは、素敵なことだと思いますね。○役柄を交換した"天地劇"も!?――松尾さんいわく、「再演があるなら、今度は男1を演じてみたい」とおっしゃっていましたが、逆転することで見えてくることもありそうですか?僕も初めは本当に、どっちもありだとは思いました。でも、ポテトチップスを食べているところは、松尾さんかなあと(笑)。草なぎさんよりも松尾さんが食べているほうが似合うかなと思いました。それに松尾さんがけいれんを起こして倒れたら、支えるのも大変だなあと(笑)。――総合的な判断なんですね(笑)。男1の最初のイメージで言うと、本当に格闘している男の像があります。ここはどこだ?自分は誰だ? 当たり前のようにして育ってきたけれど、ふと立ち止まって、そもそも僕らって誰? などと気づいていく。この100分くらいの上演時間の中で、自分の中の大きな疑問と戦っている姿は、一度草なぎさんにはやってもらいたかったですし、自分より熱量高く戦っているので彼を守らざるを得なくなっていく男2の姿を松尾さんでみてみたいとも思いました。――本公演を観ていないですが、画が浮かびますね。ただ、おっしゃるように逆でも面白そうなので、どっかのタイミグでやってもいいなと思いました。一度逆をやってみると、相手の感じがわかって面白いはずなので、今から天地劇作りましょうかね(笑)。――今日はありがとうございました。『バリーターク』を楽しみにしている方々へメッセージをお願いいたします。観てくださる方は、なんなの? って、思いながら観るでしょう。第三の男が介入してきても、この人誰なの? て、解決しない。バリータークってどこなの? と、ずっと疑問を抱きながら観ることになると思います。ドラマチックな部分もない、そういう疑問を抱えながら観ることが最大のストーリーなのだと思います。疑問が積み重なって、なんとなくこの世界観がわかってきて、彼らの世界と僕らの世界が相似形をなしていると思えれば、一番素敵だなって思っております。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール白井晃1957年生まれ、京都府出身。早稲田大学卒業後、会社勤務を経て1983年~2002年、劇団「遊◎機械/全自動シアター」を主宰。劇団活動中、演出、役者としての活動が高く評価され、外部の演出も数多く手掛ける。現在は、演出家として作品を発表する一方、俳優としても舞台、映像ともに活躍中。2016年、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任。2001年には、舞台演出活動において第9回、また2002年「ピッチフォーク・ディズニー」「クラブ・オブ・アリス」において第10回、読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。2005年、「偶然の音楽」にて平成17年度湯浅芳子賞(脚本部門)を受賞。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月13日俳優として、シンガーソングライターとして目覚しい活動を続ける中川晃教が、音屋室内管弦楽団の演奏とともに歌うコンサート「中川晃教Symphonic Concert 2018『Spring has come』」が桜も満開の4月1日大阪、ザ・シンフォニーホールからスタートした。中川晃教 チケット情報コンサートは、中川自身歌うのは初めてというミュージカルの金字塔『オペラ座の怪人』のタイトルナンバー『The Phantom Of The Opera(オペラ座の怪人)』からスタート。パイプオルガンの音色が鳴り響き、クラシックのコンサートホールならではの贅沢な音空間が広がる。もともとはファントム(男声)とクリスティーヌ(女声)のデュエットナンバーを、中川はファントムのパートのみならず、一部クリスティーヌのソプラノパートも歌うサプライズ! 女性シンガーでも難しいクライマックスの超高音域を歌い上げてしまう中川の歌唱力に改めて驚かされる。その後は「今回のツアーは春バージョンで」と語り、自身の楽曲『春』など、この季節を彷彿とさせるオリジナル曲を立て続けに歌う。曲の合間にはトークもたっぷり入り「コンサートも桜の花のように、美しく咲き、美しく散る。限られた時間ですが、その時間を本当に大切にしたい」と穏やかに話す中川を中心に、アットホームな空気が広がっていく。休憩を挟み、2部では「僕のもうひとつの柱である“ミュージカル”の世界から」と話し、『僕こそ音楽』(モーツァルト!)、『Can’t Take My Eyes off You(君の瞳に恋してる)』(ジャージー・ボーイズ)、『偉大なる生命創造の歴史が始まる』(フランケンシュタイン)と、中川が演じてきたミュージカル作品の代表的なナンバーを、オーケストラの迫力の演奏に負けない熱唱で響かせる。さらには今年6月に上演が控える舞台『銀河鉄道999~GALAXY OPERA~』から中川自身が作曲するテーマ曲も披露。オリジナル曲にミュージカルソング、定番曲から初挑戦のナンバーまで幅広い歌を聴かせ、さらにアンコールではマイクを置き、オーケストラをバックに生声で『若者たち』を歌うという圧巻のパフォーマンスも。シンガーとしてその類まれな才気を見せ付けた贅沢なコンサートだったが、全編をとおして流れていたのは、まるで中川の部屋に遊びに行ったかのような楽しい空気。オーケストラをバックにしながらも、気取らずフランクな姿勢で音楽を楽しんでいる中川の姿からは、優しく、キラキラした、春の風のような温もりが伝わってきた。コンサートはこのあと4月15日(日)サントリーホール 大ホール(東京)のほか、新潟、板橋(東京)、市川(千葉)、鈴鹿(三重)で開催される。チケットはいずれも発売中。会場によってセットリストも異なるとのことなのでお楽しみに。
2018年04月04日「極道×学園×美食」の3ジャンルが共存するグルメドラマシリーズ『紺田照の合法レシピ』がAmazonプライム・ビデオで見放題配信中。累計発行部数30万部を突破した同名の飯テロ漫画を、竜星涼を主演に、『孤独のグルメ』『女くどき飯』『ホクサイと飯さえあれば』などの美食妄想ドラマの名手・宝来忠昭が実写ドラマ化し、話題を集めている。登場人物たちの名前が食べ物に由来するなど独自の世界観を持つ本作で、現役高校生にしてヤクザ、そして料理に情熱を注ぐ主人公の紺田照(こんだてる)が通う高校のクラスメート、春真希(はるまき)を演じている山本舞香にインタビューした。女優業に加えて、『王様のブランチ』(TBS系)にもレギュラー出演するなど、さまざまな顔を見せる山本は、昨年10月に二十歳に。『紺田照の合法レシピ』の魅力はもちろん、山本自身が現在感じている心境の変化などを聞いた。○『紺田照の合法レシピ』撮影初日から"言い合い"――取材用に3話ほど拝見しようと観始めて、10話一気に観てしまいました。あはは! 本当ですか?おもしろいですよね。私も一気に観ちゃいました。自分が出ている作品なのに、いろいろパートが分かれていて展開が早いし、ドキドキハラハラしながら観ちゃいましたね。――オファーがあったときのことを教えてください。最初に台本を読んでから、原作を読んだんです。そしたら私の演じる真希がちょっとぽっちゃりで。あれ、太ったほうがいいのかなと思ったりもしたんですけど(笑)。宝来監督からは、とにかく真希は明るい子だからと言われました。――紺田くんにも物怖じせずに話しかけていきますね。物怖じというか、母性本能みたいなものですかね。紺田くんは学校に来なかったりするので、テストは大丈夫なの? とか、そういうのを気にかけてあげている感じ。そこから恋心が生まれていくというか。紺田くんには、たまにドキドキさせられるものだから。――難しい点はありましたか?真希の明るさに、今まで山本舞香が演じてきていない明るさを出してほしいと言われて。でも私はもともとの性格が明るくないし、どうやったら明るくなるか分からなくて。セリフの言い方なんかも、たまに山本舞香が見えると言われたりして、すごく難しかったです。監督は妥協しない方なので、初日から言い合いしながら作っていきました(笑)。クランクアップのときは、私も達成感がありましたし、監督は泣きそうになってました。――今回の作品は、任侠ものであり、青春ものであり、そしてグルメドラマでもあります。高校生活パートではグルメシーンは少ないですが、それでも文化祭の回で登場したタイ風お好み焼きなど、おいしそうでした。お好み焼き、おいしかったですよ! その場で作ってくれていて、私、お昼休憩に楽屋に持って行って何枚も食べてました。自分が出演して無い時は、アサリのスープとかおいしそうでしたね。あれは寒いところで、あの缶に入った状態で食べたい(紺田が冷蔵室に閉じ込められる回で登場)。なんか、毎回、料理の発想がすごいですよね。○竜星涼は「お兄ちゃんみたい」――紺田くんの料理はみな美味しそうなものばかりですが、料理ができる男の人は?いや! だって、こっちが作る気なくなっちゃうから。――山本さんは普段、料理されるんですか?もともと実家では手伝っていたし、二十歳になってから、結構、作るようになりました。生姜焼きとか照り焼きチキンとか、自分が食べたいもの。朝ごはんは、ごはんにお味噌汁っていう日本食が好き。お味噌汁大好きですよ。家にいま、白みそ、赤みそ、合わせみその3種類置いてます。――それはすごい。料理男子はちょっと……、ということですけど、紺田くんを演じた竜星さんの印象はいかがでしたか?最初はとにかく背が高い!っていう印象。私と並んだら大変なことになるから。あとはすごくまっすぐな人なんだろうなというのと同時に、ちょっと怖そうというイメージもありました。でも実際はすごく話しかけてきてくれて。お兄ちゃんみたいでした。――このドラマの見どころは?竜星くんがすごい役者さんだなって思います。紺田くんみたいに、ず~っと一定のテンションでいる役って難しいと思うんですけど、ボケを入れてきたりして、それがちゃんと笑えるんですよ。ヤクザパートのみなさんもいいし、学園パートではキュンキュンできると思うし、いい感じのバランスのドラマになっていると思います。○女優の登竜門を経て――ところで、山本さんは「三井のリハウスガール」や「JR SKISKI」など、女優の登竜門と言われる作品に出てきました。当時の反響や、いま糧になっていることを教えてください。あのときは、凄いねっていろいろ言われたりしていましたが、でもそれでちょっと調子に乗っている自分がいたなと思います。初めて受けたオーディションに受かって、それが三井のリハウスで歴代の方々がすごくて。本当に調子に乗っちゃって。でも今はお芝居しているときは、とても楽しいです。みなさんに愛されて、支えられてここまで続けてこられたというのはすごく実感しているし、有難いと思っているんです。だから、今までお世話になった人に、私、まだ続けてます、頑張っていますというのを、もっともっと見せられたらと思っています。――ちょうど二十歳の記念として『1st写真集 サニー/ムーン』が発売ですね。これまでにない「新しい自分」を見てもらいたいとコメントされていましたが。どんな点が新しいのでしょうか。私、普段明るくないんですよ。でも、結構笑っている写真が多くて。バラエティ番組で見せている、性格悪い感じとは真逆だと思う(笑)。彼氏とデートしてるような、ちょっと女の子っぽい顔が見えるかも(笑)。そういうのは初めて。カメラマンさんの鈴木心さんは、「JR SKISKI」のときにお世話になった方で、舞香がやって欲しいってお願いして、引き受けてもらったんです。写真集の撮影の時だけ、私、鈴木さんに普通に恋してて(笑)。スタイリスト、メイクさん、編集の方も、みんな私の好きな、仲のいい人ばかりに集まってもらって作りました。夏と冬に撮影したんですが、途中で二十歳になって、顔が変わったとも言われました。ちょっとだけ余裕を持ててるんだろうと思います。――その余裕はどこから?13歳から、このお仕事をしてきましたが、子どもだからこうしちゃダメだとか、ずっと言われてきたんです。あれはダメ、これはダメ、二十歳になるまではって。――自由になれたから、余裕も生まれたのでしょうか?私、二十歳まで事務所のマンションにいたんです。だから料理もしないし、門限もあった。今は自分の好きな時間に帰って、好きなタイミングでご飯を食べられる。でもだからといって、別に遅くまで遊ぶとかじゃないし、逆に責任感が出てきたのかもしれない。あと一番大きいのは、自分の空間が持てたこと。この家は、自分の陣地だ!って。それで余裕が出てきたんだと思います。――心境も変わってきているようですが、これから先も変えたくない自分と、新たに出会いたい自分を教えてください。自分に頑固なこの性格はもう変えたくない(笑)。人にああだこうだ言われて何かをする人生なんていやだし。こうなりたいっていうのは、どうなんだろう。常識的な大人にはなりたいですね。ちゃんと尊敬されるような。――あとは先ほどのお話にも出ましたが、目標としては、今までお仕事をされてきた方々に恩返しをしていきたいとか?はい。まあ、いくつまでこの仕事を続けているか分かりませんけど(笑)。今の私を見守っていてくださいという気持ちは常にあります。先が分からないからこそ、そのとき、そのときは、全力でいろんなことに向き合っています。■著者プロフィール望月ふみ70年代生まれのライター、インタビュアー。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。
2018年03月21日KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターが共同制作する舞台『バリーターク』の制作発表が2月7日に行なわれ、出演の草なぎ剛、松尾諭、小林勝也と演出の白井晃が会見に登場した。舞台『バリーターク』チケット情報本作は、アイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイで、2014年7月に初演され、日本での上演は今回が初めて。物語は、“バリーターク”という村の話を語り続けるふたりの男と、彼らの奇妙な生活に第3人の男が関与して……というストーリーで、人生とは何かを考えさせられる大人のファンタジーだ。戯曲を読んだ草なぎは「とても難しかったですけれど、普遍的な“生”や“死”が描かれているんだなと、感覚的に感じました。今まで自分がやったことのない舞台ですが、未知なる自分を追い求めて舞台に立ちたいと思います」と意欲をみせた。その難解さに松尾も「一読目はちんぷんかんぷんで、2回目に読んだらもっと分からなくなって、3回目はまだ読んでないです」と笑わせつつ「個人的には難解な作風は好きなので、観る側と演じる側とで余白を埋めていけるんじゃないかと、そこが楽しみです」と語った。文学座の小林は「長い俳優人生の中で、いろいろと難解で変わっている作品に出会いましたが、その中でも最高位です」とベテラン俳優でさえも作品の手強さを感じているようだ。演出を手掛ける白井は「作者のエンダ・ウォルシュは、同じアイルランド出身のベケットやマクドナーの系譜を踏んでいます。アイルランドという土壌が作る不思議な感覚がこの作品の中にありまして、“なぜ我々は生きているのか”とか、生まれた“生”は一体どこへ行くのか、ということを感じさせてくれる、滑稽でもあり詩情あふれる作品だと思っています」と本作の魅力を語る。また、出演する3人については、企画の段階で最初に思い浮かべた「理想のイメージキャスト」であると明かした。3年ぶりの舞台となる草なぎは、白井の演出を経験したことのある稲垣吾郎からアドバイスがあったかと問われると、「吾郎さんはこの舞台をやること自体知らないので、みなさんのニュースや僕もツイートするので、それで知ると思います」と笑わせた。KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督でもある白井は、「公共劇場同士が最初の段階から組んで制作することは、今までなかったケース。世田谷パブリックシアターで様々な作品を上演してきた経験もありましたので、私が橋渡し役となり、共同制作することでより多くの観客との出会いを広げていきたい」と新しい取組みへの意義を語った。公演は4月14日(土)から5月6日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ、5月12日(土)から6月3日(日)まで東京・シアタートラムにて上演後、兵庫を巡演。神奈川・東京公演のチケットは3月4日(日)より発売開始。
2018年02月08日2017年に新成人を迎えた女優の山本舞香と桜井日奈子が、東京大神宮にて、晴れ着を披露し、20歳になった心境や今後の目標などを語った。■山本舞香&桜井日奈子、大人への仲間入り!これまで映画やドラマの撮影で、晴れ着は何度か着たことがあったという山本さんと桜井さんだが、山本さんは「きっちりした会で晴れ着を披露するのは初めて」と緊張した面持ちを見せると「結びはシンプルに、帯はきつめに締めてもらいました」と着こなしへのこだわりを語る。一方の桜井さんは「成人のときには、ラッキーカラーであるブルーが基調のものを絶対に着たいと思っていたので嬉しい」と笑顔を見せると「偶然なのですが、この着物は桜の模様が入っているんです。桜井という名前なので縁があります」と思わぬコラボを喜んでいた。20歳になった心境を聞かれた山本さんは「家族や友人、事務所の方々に支えられて無事20歳を迎えることができました。これからは自分自身の行動に自覚を持って、何事にも後悔することなく、全力で向き合っていきたいと思います」と抱負を述べると、桜井さんも「大人の仲間入りをはたしたので、自分の行動に責任を持って、地に足をつけて生活をしていきたいです」と誓いを立てていた。■山本さん&桜井さん、お酒は弱くない!?“大人の女性”の仲間入りをした二人だが、山本さんは「10代と20代では色気が違うと思うので、いろいろな経験を積み重ねて、色気のある女性になりたいです」と語ると、桜井さんは「大人というのは、たくさんの失敗を経験して成長している人というイメージがあります。変な言い方かもしれませんが、私もいっぱい失敗をして、それを糧に、何が起きても慌てない女性になりたいです」と目を輝かせていた。お酒については、どちらも“弱くはない”ということだが、山本さんは「共演者やスタッフの方とお酒の席でご一緒すると、絆が深められますよね」と交流の場が広がったことへの期待を明かすと、桜井さんも「まだあまり機会はないのですが、体質的には大丈夫みたいなので、いろいろな方と交流できたらいいですね」と語っていた。■大人気コミック実写化『ママレード・ボーイ』主演も「楽しみたい」(桜井さん)2018年、桜井さんはシリーズ累計1000万部を突破している吉住渉の大人気コミックを実写映画化した『ママレード・ボーイ』でヒロイン・小石川光希を務める。大規模公開で主演という大役を担うことになるが「身が引き締まる思いです」とやや緊張した表情を見せつつも「初めての経験がたくさんできることをドキドキしながら楽しみたいです」と前向きに語る。現在撮影真っ只中というが「いろいろなことを吸収してとても楽しい現場です」と充実した日々を送っているようだ。山本さんも2018年は、ドラマ、映画、舞台へと作品が目白押しで、撮影の日々だというが「とにかくいただいた仕事に全力で臨み、女優業をしっかりやっていきたいです」とさらなる躍進を誓っていた。(text:cinemacafe.net)
2018年01月07日日本唯一の金銀箔専門カフェ&土産店「箔匠 きんとぎん」が銀閣寺参道にオープンする。「箔匠 きんとぎん」は、京都に縁の深い本物の金箔・銀箔を、手軽価格で観て・触れて・食せる店。古くから金銀箔に縁が深い街・京都だから成せる「本物の金銀箔にふれる贅沢な体験」が堪能できる。金と銀をお手頃に食す贅沢「金閣・銀閣そふと」「箔匠 きんとぎん」の名物は、金箔・銀箔をそのまま一枚のせた贅沢なソフトクリーム「金閣・銀閣そふと」。一般的なサイズに比べて直径で1.5倍もある大きなコーンを使用して提供する小豆と白玉をのせたソフトクリームは、まるでパフェのような食べ応えだ。カフェでは、そんなこだわりがつまったソフトクリームに目の前で金箔をのせる。なお、スリーブには日本独自の工芸品である和紙を使用。深い色合いを出すために特別生産した高級和紙「玄竜」に金銀箔をあしらい、ロゴを箔押。職人技が感じられるスリーブで、さらに高級感をまとわせる。“ぜんざい”や“かすてら”にも金箔を名物ソフトクリーム以外にも金箔・銀箔を使用した贅沢なメニューが揃う。金閣・銀閣ぜんざい、金箔かすてら、金箔抹茶ケーキに加えてドリンクまで。エスプレッソや抹茶ラテなどには金箔を浮かばせて提供する。金と銀をお土産に数ある京都土産の中でもひと際、高級感を感じられるのが「箔匠 きんとぎん」のアイテム。食品から化粧品・工芸品まで多数揃えており、ほかにはないインパクトと贅沢を大切な人に贈ることができる。【詳細】箔匠 きんとぎんオープン日:2017年11月17日(金)住所:京都府京都市左京区銀閣寺前町15-6(銀閣寺参道)営業時間:10:00~17:00(冬期12月~2月は16:30)姉妹店舗:金閣そふと(金閣寺徒歩1分)■カフェメニュー金閣そふと(金箔) 950円銀閣そふと(銀箔) 800円金閣ぜんざい(金箔) 950円銀閣ぜんざい(銀箔) 800円珈琲和金箔 350円エスプレッソ 和金箔 350円抹茶ラテ 和金箔 350円焙じ茶ラテ 和金箔 350円
2017年11月27日中川晃教のコンサート「I Sing~time to come~」が開催される。中川が歌に真正面から向き合うべく13年からシリーズ化している「I Sing」だが、今回は中川の誕生日イブと誕生日当日である11月4日(土)・5日(日)に行う特別なものとなる。【チケット情報はこちら】「『I Sing』シリーズを始めたのは、様々な活動をする中、今の自分の歌というものを実感し、より多くの人達に届けたいと考えたから。歌うことは僕にとって生きることに繋がるので、このシリーズでは、炎のように燃え上がったり収束したり、あるいは呼吸したりといった、瞬間瞬間を生きる感覚を、ステージ上からお客様に届けてきました。勿論、それはどのコンサートも当てはまることですが、『I Sing』を始めたことでシンガーとしての自分を今一度自覚することができたので、いわば僕の原点なんです」今回の“time to come”という副題には、シンガーソングライターとして16年、俳優として15年という歳月を経てたどり着いた中川の“今”が表されている。「僕は01年にシンガーソングライターとしてデビューし、02年にミュージカルデビューしました。当初、ミュージカルはエンタテインメントの中では万人に受ける世界ではないということで、音楽業界の人に反対もされたんです。でも僕は初めてミュージカルを観た時、音楽でここまで物語や感情を表現できるんだ、と感動したし、実際にやっていくうち、そこには色々な方法論や背景や物語があることを知りました。ミュージカルは僕が好きなブラックミュージックやポップスと無関係ではなく、例えばマイケル・ジャクソンだってフレッド・アステアから影響を受けているし、近年ではミュージカルにもフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズを描いた『ジャージー・ボーイズ』やキャロル・キングの半生を扱った『ビューティフル』など、ポップスが主役の作品も増えてきている。だから、かつては自分の中に二つの道があるように感じて悩んでいた音楽とミュージカルも、今では切っても切り離せないものになっています。そうした中で培ってきた声を、音楽を、センスを、表現したいですね」セットリストは、これまでのコンサートで発表してきた楽曲をまとめて昨年リリースした『decade』と新曲とで構成。中川のこれまでと今、そして未来を味わえるプログラムになりそうだ。そして、このコンサート中に、中川は35歳を迎える。「誕生日とその前日にコンサートを行うのは初めてなんです。母によれば、4日に陣痛が始まり、5日の2時頃に病院へ行き、その数時間後に僕が生まれました。だからどちらの日も、僕にとっては生まれるまでの時間。この2日間に『decade』と新曲とを、新たなミュージシャンと編成による今の音で、皆様に届けていく。僕自身もやっていて特別な感情が湧き起こるでしょうし、この日、この瞬間でなければ味わえないコンサートになると思います」公演は東京・新国立劇場中劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年11月02日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アラサーコンプレックス」。白馬の王子様を待ち続ける「シンデレラコンプレックス」、理想ばかり高い「モテない美女」「友達どまり」、恋愛と向き合えない「恋愛ニート」、本命になれない恋ばかりの「セカンド」など。男子100人アンケートでは57%が「アラサーコンプレックス」について「アリ」と回答。男女の性差はないのかも?一方、土田さんの意見は…。気持ちを切らさず、今すぐ一歩踏み出しましょうこれまで、この連載でたくさん取り上げてきたアラサーだからこそのコンプレックスや悩みは、誰もが持っていると思います。年齢的にも、そこから目をそらしたくなる気持ちも、分からなくはないですよ。でも、アラサーにはタイムリミットが近づいていることも事実。きっとどこかに、自分にぴったりな男性がいるはず…という「シンデレラコンプレックス」のような、悠長にタラレバを想像している場合ではないんです。恋愛に興味のない「恋愛ニート」や二番手ばかりの恋愛をしている「セカンド」は、自分に対する言い訳でしかない。もっと先のことを見据えた時に、一歩踏み出せるかどうかだと思うんですよ。本気で恋愛や結婚をしたいなら、立ち止まっていてはダメ。ダイエットを始めるのと同じで「明日からやろう」と思っている人って、明日もやらないんですよ。スピード重視、今すぐ実行しないと手遅れになってしまいますからね。30 代、年齢的にはいちばんいい時期だと思うので、気持ちを切らさずに恋愛モードを続けてみてください!つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数※『anan』2017年10月18日号より。文・神保亜紀子 (C)marcogarrincha(by anan編集部)
2017年10月15日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「自分バンザイ」。「自分バンザイ」とは、モテると勘違いしている「自称モテ子」、自分を見てほしい願望が強い「かまってちゃん」や「意識高い系」、自己チューな「察してちゃん」など、自分が大好きで自意識過剰な女性たちのこと。そんな「自分バンザイ」な女性たちに対する土田さんの意見は?変化を受け入れ、自分自身を見つめ直して20代は、若さという武器があるゆえ、誰しもある程度はチヤホヤされてきたと思うんです。それがアラサーあたりで、誘いが少なくなってきたり、今までとはちょっと違う扱いをされるようになったかな…といった変化を感じるようになる。変化を受け入れ、いかに自分自身を見つめ直すことができるかどうかがキモ。自分が他人からどう思われているかを、一歩引いたところから見て考えることが、大事だと思うんですよね。逆に、「意識高い系」「かまってちゃん」「察してちゃん」のような、自意識が強く、自分の扱われ方の変化に気づけない人は、ただの面倒くさい人と括られてしまう。“自分”を抑えて協調性を養っていくのが、アラサーであり大人だと思うんです。過去と現在のデータをしっかり見比べて戦術を練り直せば、今までとは違うタイプの男性との恋愛も期待できそうじゃないですか。結婚相手を探しているなら、長子同士、中間子同士、末っ子同士だと離婚率が低いらしいですよ。気になる男性ができたら、まずはきょうだい構成を聞いてみては(笑)。つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年10月11日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年10月09日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「コレジャナイ感」。事前に男子100人へ「『彼じゃないかも?』と思いながら付き合う女性はアリですか?」というアンケートをとったところ、アリ46%、ナシ54%という結果に。目に見える形で害がないからか、意外にも男は寛大。100%理想の人と出会うこと自体あり得ない、という現実を見据えた結果か。さて、土田さんのご意見は?20代のうちならしょうがない。社会に出ていろんな人に出会っていく中で、だんだんと自分の価値観で人を見るようになっていく。その経験から、相手のどこを重要視するかが見えてくるんですから。若い時に「優しい男性がいい」と思っていた価値観って、求めていたのは自分に対しての優しさでしょう。でも、年を取っていくにつれて、自分から、子どもや自分の親に対しての優しさが大事だと思うようになってくる。そうやって、相手に求めるものが精選されてくるんだと思うんです。自分にとって100点満点の相手なんて、この世にはいませんよ。しっくりこなくて当たり前なんです。むしろ、ひとつでもいいところを見つけて、そこから加点していってあげる。アナタ自身も100点ではないことを忘れてはダメ。お互いに、こんな私を受け入れてくれてありがとう、という気持ちがあるカップルは、素敵だと思うんですけどね。“コレジャナイ”を長く続けていると、いざという時、逆に相手にされなくなってしまうかも。今の関係をスパッと断ち切る勇気も大事ですよ。つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月30日山本あきこ初の秋冬本「暖かいのにおしゃれになれる」人気スタイリスト山本あきこの新書「毎朝、服に迷わない 秋/冬 暖かいのにおしゃれになれる (ダイヤモンド社)」が、2017年9月14日に発売された。秋冬にありがちな、「どうしても着ぶくれしてしまう」、「寒すぎて、おしゃれよりも防寒を重視してしまう」、「色が暗くなってしまいがち」などの悩みを、山本あきこが解決。「着ぶくれしないために、白をちりばめる」など、秋冬のコーディネートに役立つテクニックが満載だ。現在、Amazon.co.jpにおいて、予約を受け付け中。Kindle版は1,458円、単行本(ソフトカバー)は1,620円。山本あきこのプロフィール人気スタイリストの山本あきこは、1978年5月28日生まれ、東京都出身。人気女性誌などのスタイリングを担当する他、「センスは持って生まれたものではなく鍛えられる」をモットーに、ファッションセミナーや、スタイリング講座などを実施。これまでにスタイリングをした人数は1,500名を超える。山本のテクニックが詰め込まれた著書には、「いつもの服をそのまま着ているだけなのになぜだかおしゃれに見える」、「毎朝、服に迷わない」などがあり、幅広い年代の女性たちから支持されている。(画像は山本あきこ オフィシャルブログより)【参考】※山本あきこ オフィシャルブログ※Amazon.co.jp
2017年09月27日昨年主演したミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で数々の演劇賞を獲得した中川晃教。彼のコンサート『中川晃教コンサート2017 ~Seasons of love~』が9月14日、愛知・中日劇場で開幕した。もともとシンガー・ソングライターである中川だが、今回は“LIVE ACT”と銘打ち、シアトリカルな演出を盛り込んだ、今までにないステージを披露。その模様をレポートする。チケット情報はこちら今回のステージでは和風な要素も取り入れたいと語っていた中川の言葉通り、佐藤和哉によるキリリとした篠笛の音と、真っ赤な衣裳を身に着けた杉浦ゆらのダンスで幻想的に誘うプロローグ。日本人なら誰もが知る『かごめかごめ』から、ライブではお馴染みの『CHINA GIRL』へ。聴き慣れたナンバーも、佐藤の篠笛の音が効果的に挟み込まれることで新鮮に聴こえ、中川の美しい歌声もいつもにも増して情感豊かだ。続いてこちらもチャレンジングな試みである朗読とのコラボレーション。大人のメルヘンといった風な寺山修司の短編を、中川と若手歌手・伊礼亮が語っていく。少し切ない男女の恋を描く「お月さまの瓶詰」という物語の後には、“月”というワードから始まる『I Have Nothing』を歌う……といったように、中川の音楽の世界と寺山修司の世界が絡み合い、なんだか海の底に深く沈んでいくかのような、もしくは宇宙空間を漂うような、どこか別の世界へトリップでもしたかのような不思議な感覚に陥る。時に暗くも感じる中川の大人の声と、伊礼の若々しいピュアな声、ふたりの対比も心地よい。朗読と音楽のコラボを4本続けたあと、MCでは、今回のチャレンジについて「表現には終わりがない」「自分の曲で何かドラマ…表現を作っていけたらいいなと思っています」と語り、常に中川が口にしている「オリジナルミュージカルを作る」という目標と、この“LIVE ACT”が地続きであることを匂わせた。またこの中日劇場のステージにはデビュー作『モーツァルト!』でも立った思い出も語り、懐かしい劇中曲『僕こそミュージック』を披露。ほか、最新出演作『ビューティフル』から『On Broadway』『Walking In The Rain』、また中川の新たな代表作となった『ジャージー・ボーイズ』より『君の瞳に恋してる』『愛はまぼろし』などを立て続けに熱唱する。しっとりした前半とはうって変わって後半は中川のオリジナル曲、そしてミュージカルナンバーを織り交ぜたヒットメドレーとなり、客席も大盛り上がり。アンコールでは中川の“名古屋愛”を歌う即興曲まで飛び出した。そしてラストは、デビュー曲『I Will Get Your Kiss』。幻想的なムードで始まった“LIVE ACT”、最後は中川の透明な歌声が劇場いっぱいに広がり、客席とステージが一体となり、愛と笑顔に包まれた。コンサートはこのあと9月24日(日)に大阪・新歌舞伎座、10月1日(日)に東京・明治座にて開催される。
2017年09月22日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「稼ぐ女」。男は仕事、女は家庭、という考え方に囚われず、結婚後も出産後も外でバリバリ働いて稼ぎ、夫に家事を任せて自分が家計を支える「大黒柱女子」という生き方を選ぶ女子。男子100人へのアンケートでは「アリ」が68%。共働きが珍しくない現代において、稼ぐ女が増加傾向なのは当然。女性に面倒を見てもらうことに抵抗がなければ、主夫も増えそう。土田晃之さんも全然「アリ」なようです!夫向きな人のために選択肢を与えてあげて全然アリ!今からでも奥さんが稼いでくれるなら、僕は専業主夫になりますよ。一度だけ、4人目の子どもが生まれるときに1か月間の育児休暇を取ったことがあるんです。洗濯しながら子どもたち3人のお弁当を作って、その後に掃除。初日はバタバタして大変だったけど、1週間もすれば、段取りも覚えてくる。10 時には全部終わって、子どもたちが学校から帰宅するまで完全フリーの時間もできる。すごく楽しかったんです。1か月だけでなく、毎日がこれの繰り返しで終わりがないと考えたら、もっと大変なんでしょうけど。僕の場合は、基本的には家事が好きでキレイ好き、ときているから、きっと主夫向きなんです。ずぼらな人には務まらないかも、とは思いました。つまり、家事の方が性に合う男って、意外といると思うんです。ただどうしても「男が稼ぐもの」「家族を養うもの」という感覚がある以上、男にとって結婚はプレッシャーでしかない。女性に選択肢があるように、男が堂々と主夫を選べるような世の中になってもいいのでは?つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年9月13日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月08日山本美月が主演を務めるAmazonオリジナルの連続ドラマ「東京アリス」。このほど、山本さんをはじめとする仲良し女子4人組と、彼女たちを取り巻く男性たちの恋が始まる予告映像が公開された。「クローバー」「月と指先の間」で知られる人気漫画家・稚野鳥子による大ヒット少女コミックを実写化した本作。人生の岐路に立つ同級生4人組のリアルな姿と恋愛模様を描き、シリーズ累計210万部突破(電子書籍含む)大人気ラブコミックの待望の連続ドラマ化とあって、大きな注目を集めている。このたび解禁された90秒の予告映像は、お買い物大好きなOL有栖川ふう(山本美月)、駆け出し漫画家の羽田みずほ(トリンドル玲奈)、生粋のお嬢様・円城寺さゆり(朝比奈彩)、クールな女医の桜川理央(高橋メアリージュン)の仲良し同級生の4人が、代官山でシェアハウスを始めるところから始まる。代官山、恵比寿、表参道などを舞台に、憧れの東京ガールズライフをはじめた4人。そして、恋に仕事に奔走する彼女たちがそれぞれ出会う男性たちが登場する。ミステリアスな男・翡山(大東駿介)に強引に誘われるさゆり、冷徹で容赦ない仕事から“アイスマン”と呼ばれている奥薗(大谷亮平)とふうは、上司と部下の関係からまさかの恋仲に発展!「お前の気持ちはどうなんだよ?」と奥園に問いかけられた、ふうが出す答えとは…?しかし、同僚の環(佐津川愛美)と奥園の親しげな様子も目撃してしまい、やきもきする場面も。さらに、白石隼也、小関裕太、杉野遥亮、柳俊太郎と、いま注目の若手俳優たちも続々登場。ときに傷つきながら、それぞれの人生と恋模様が交差し、ドラマチックに物語が展開。映像全編を通してchayによるエンディングテーマ「恋のはじまりは突然に」も、爽やかに彼女たちの恋を見守っている。また、同時に解禁となった60秒の予告映像では、仲良し4人組の紹介を中心に、同じくchayさんによるオープニングテーマ「恋はアバンチュール」にのせて彼女たちが仕事に頑張る姿が。合わせてチェックしてみて。Amazonオリジナル「東京アリス」は8月25日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2017年08月22日今年は読売演劇大賞最優秀男優賞と菊田一夫演劇賞という、ふたつの権威ある演劇のタイトルを受賞した中川晃教。いまや日本ミュージカル界に欠かせない存在になっている彼だが、元はといえばシンガー・ソングライターとしてデビューし、今も自身の音楽を届けるコンサートは精力的に行っている。その切り口も、バンドスタイルやオーケストラとのコラボなど多様だが、この秋に行うのは『中川晃教コンサート2017 ~Seasons of love~』とタイトルを冠したLIVE ACT。新たな試みに挑む中川に、話を訊いた。チケットはこちら名古屋は中日劇場、大阪は新歌舞伎座、そして東京は明治座。いわゆる演劇の劇場を会場にするところが興味深い。「明治座でコンサートをやりませんか、というお話を頂いたことが始まりです。明治座さんといえば、日本の芸能・芸事を作ってきた場所。そこでコンサートをやるということが新鮮ですよね」と中川。明治座という場所については「まず、厳かで緊張感のあるイメージ。歴史も由緒もあるところで、そこに立つのはひとつのステータスです。でも古臭さは感じないんです。伝統芸能から幅広いエンタテインメントまで、その時代ごとのニーズに応えている。今回、僕に声をかけていただいたというのも、新しい何かに可能性を感じ、それを届けたいと考えているんだと感じます」と語り、「あの空間でどんなことが出来るだろうとワクワクしました!」と楽しそうに話す。その内容は、やはり“この会場ならではのもの”を考えているようで「通常の、立って盛り上がるライブとは違う、シアトリカルなものを考えています」。和風な要素も取り入れるそうで「オープニングはダンスと篠笛、そこにシンセサイザーが絡んで“和”の世界を表現し、さらに朗読と僕の音楽がコラボするシークエンスもちょっとお見せしようかと」。今までの中川のコンサートとも違う新たな世界が広がりそうだが、「もちろんミュージカルの楽曲もやります! 実在のボーカルグループ「ザ・フォー・シーズンズ」を描いた『ジャージー・ボーイズ』という作品で、今回ふたつの賞を頂きましたが、音楽でデビューした僕がミュージシャンの役で演劇の賞を頂いたことに不思議な縁を感じています。ですのでその『ジャージー・ボーイズ』から2曲、そして今出演している舞台『ビューティフル』からも2曲歌いたいなと思っています」。ちなみにタイトルの『Seasons of love』の意味は……? 「先ほどの“和の要素”とも絡みますが、日本人だからこそ感じる四季の楽しみ方が、芸事の世界には息づいていると思うんです。なので、全部観終わったあとにきっと、このタイトルを感じて頂けるものになるんじゃないかな。あとは今しか出来ないものを見せたいという気持ちを込めて「旬・今・時期」という意味のSeason。それからもちろん、ザ・フォー・シーズンズにもかかってます! あれ、そこ、気付きませんでした(笑)?」。東京公演は10月1日(日)に明治座にて開催。チケットは8月27日(日)に一般発売開始する。
2017年08月21日BSジャパンにて放送中の時代小説の巨匠・山本周五郎の「武家モノ」に焦点をあてた1話完結物語「山本周五郎時代劇 武士の魂」。この度、9月12日(火)放送の本作の最終話の主演に、若手俳優・水田航生が抜擢された。若い武士のプライド、友情、そして移り行く時代の流れへの葛藤を色濃く演じていく。山本周五郎没後50年の今年、改めて「日本人とは何か?」を問い詰めた珠玉の名作を放送する本番組。武士として生きる以上、藩命に従い、ときには犬死にをも覚悟しなければならず、「武士の矜持を守ること」とは「死と隣り合わせで生きること」。そうした厳しさを正面から描いた山本周五郎の原作の中でも人気の高い「失蝶記」が、全12話の最後の話を締めくくる。そんな第12話で主演を務めるのが、2005年、約5,000人の応募者の中から「第1回アミューズ王子様オーディション」のグランプリを受賞しミュージカル「テニスの王子様」(2009、2010年)に出演した水田さん。また舞台だけでなく、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や「クズの本懐」「ファイブ」など映画やドラマにも出演している。本作では、青年藩士・谷川主計役を演じる。水田さんは「初の時代劇主演ドラマ、ということもあり自分では覚悟を持ってこの役を演じました。その覚悟は武士として生きた谷川の覚悟にも反映させていきたいと強く感じて臨みました。キャストスタッフさん全員の熱い想いで武士の終焉の時代を創れたと思います」とコメント。また今回の出演で、幕末の細やかな時代背景など改めて勉強する機会にもなったと言う水田さん。「人間が何かを失ってでも必死に存在価値を見出し、それぞれの信念の為に生きようとする武士の魂は純粋にいまを生きる僕たちの心を打つと思います。いまを生きる人たちの心に必ず響くと確信しています。自分の中で何かが変わる、開けるキッカケになると思います」と語っている。また今回水田さんは、出演が決まると1か月におよぶ殺陣稽古に取り組み、立ち回りだけでなく、武士の矜持をも自身にたたきこむ勢いで撮影に挑んだそう。ファンにとっても見慣れない、彼の髷(まげ)姿や二本差し侍の格好を披露した今回。容姿だけでなく、心身ともに成長していく彼の姿にも注目してみて。山本周五郎時代劇 武士の魂「失蝶記」は9月12日(火)20時~BSジャパンにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月14日坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する連載「あなたがいいならそれでいいけど」。今回のテーマは「男と女のルール」です。“ゲス不倫”なるスキャンダルが横行する中、関係を当事者が暴露するケースも。不倫や浮気は褒められたものではないが、それでも最低限のルールは必要?土田さんの見解は?***当人同士が良ければいい。それがルールになる男と女の間にルールがあるとしたら、浮気、不倫は良くないものという大前提はあると思います。世間的にもいまは完全NGですからね。それでも、不倫をする人は絶えないですよね。たとえば、女性側からすれば、相手の男性に奥さんがいてもいいと思っていたけど、時が経つにつれて、その関係性だけでは物足りなくなってくることなんて、よく聞く話。だいたい男が弱みを握られて不倫をバラされるパターンが多いように見えるけど、どちらかが悪いだの、かわいそうだの、ルール違反だのって、誰も決め付けられないはずなんです。男と女。恋人なり、夫婦なりということですけど、二人の間には二人にしか分からない、いろんな形があって、いろんな問題を抱えていますよね。そこについて、本来なら第三者がとやかく言う話じゃないと思うんですよ。相手の立場になって考えてみたら、一方を責めるようなことは言えないはずだから。たとえ、浮気をしたって、不倫をしたって、当人同士が良ければいいんです。それがルールじゃないですか?つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年7月19日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年07月13日KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が贈る近代戯曲シリーズ。最新作には、イギリスの女性作家、ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』を原作とした戯曲が選ばれた。主人公のオーランドーを演じるのは多部未華子だ。時代や国境、性別をも超えながら生きていくオーランドーという不可思議な存在に何を見出し、その世界をどう構築していくか。互いに“いつか一緒に”と望んでいたというふたりだからこそ、できることがありそうだ。【チケット情報はこちら】多部が白井と仕事してみたいと思ったのには、白井演出の数々の作品に出演している山本耕史が関わっている。「6年くらい前に出会ったときから山本さんにはずっと『絶対に白井さんと一緒にやったほうがいい』と言われていて。昨日も『稽古時間は長いけど学べることが多いから』というメールが来ました(笑)」と多部は打ち明ける。それに対して「最近は短くなった」と苦笑しながらも、「でも、稽古をやっただけいいものになります」と断言して舞台づくりへの情熱を覗かせる白井もまた、多部とのセッションを望んでいたという。「これは僕が勝手に思っていることですが、多部さんは自分が内包しているものを役に照らし合わせて演じている印象があるんですね。どういう人物かと考えてデコラティブに作っていくのではなく。だから役の中に多部さんが見える。そこがいいなと思っていました」それだけに今回も、オーランドーという主人公に多部がシンクロすることで生まれてくるものに、白井は期待を寄せている。「これは実に演劇的な仕掛けのある戯曲で、オーランドーが出会う様々な人を、小日向文世さんをはじめとするおじさん俳優たちが(笑)、演じ分けていくことになるんですけど。その“いかにも芝居です”というアンチリアリズムな構図の中で、人を愛するってどういうことなんだろう、人が生きる衝動って何なんだろうと、オーランドーが考えたり葛藤したりしていくことが多部さんの中にも起こって、最終的には人物が生身のリアルなものとして見えてくるのではないかと思ってるんです。時代も国も、男とか女とかも通り越して、私は私、今ここに生きている私が愛おしいと思えてくるような。そんなことを僕は多部さんの中に見ているのかもしれません」。多部は、男でもあり女でもあり、16世紀から21世紀にわたって生きているオーランドーを「どう捉えていいのかまだわからない」と正直に言う。が、「とはいえ同じ人間だから、何か自分の思いをリンクさせられるはず」と力強い。演劇ならではの“嘘”が“真実”を見せてくれるに違いない。舞台『オーランドー』は9月23日(土)から10月9日(月)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールで、10月26日(木)から29日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場で上演。なお、一般発売に先がけてプレイガイド最速先行いち早プレリザーブを実施。受付は5月29日(月)午前11時より。取材・文:大内弓子◆衣裳協力(多部未華子)PERMANENT MODERNSretsisJILLSTUARTGUSUCUMA
2017年05月26日フジテレビ系で毎週水曜日に放送されている「おじゃMAP!!」の5月17日(水)今夜放送回に俳優の山本耕史が登場。3月以来のゲストとなる山本さんは親友の香取慎吾、「アンタッチャブル」山崎弘也、そしてもう1人のゲスト・叶美香と共に新潟ロケに繰り出す。今回のロケは絶景を見ながら新潟の旬を食べ絶品グルメを味わう「レストランバスツアー」。新潟駅を出発した一行はレストランバスのなかで地元産のワイン「シャルドネ」を楽しみ日本海の絶景を味わえる青山海岸で休憩。最初の目的地のワイナリーでは醸造の現場を見学、新潟ならではのワインを飲み比べる。バスではおいしいワイナリーの赤ワインと新潟産の牛すね肉を使った料理や、新潟産の自然栽培コシヒカリと、そのコシヒカリを食べて育てられた鶏卵を使用したリゾットなどが登場。その後もカブの収穫を体験するなど、最後まで思わぬ出会いやハプニングの連続に溢れた旅を満喫する。今回ゲストとして出演した山本さんは、現在公演されている舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season花”に出演中。同作は「劇団☆新感線」の代表作のひとつ。1990年に古田新太主演で初演されると市川染五郎、小栗旬など様々なキャストで再演が繰り返されてきた。今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分かれてのロングラン公演となり、小栗旬がかつて織田信長の影武者だった捨之介を演じるほか、山本さんがかつて森蘭丸だった蘭兵衛を演じ、成河、りょう、青木崇高、近藤芳正、古田新太らも出演。豊洲に新しく誕生した客席が回転する新趣向の劇場「IHIステージアラウンド東京」で上演されており、そのステージを生かした演出も見どころ。“Season花”は6月12日(月)までの公演となり、その後は“Season鳥”が阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子らのキャストで6月27日(火)から上演開始となる。ドラマ、映画、そして舞台と幅広い活躍をみせる山本さんと親友の香取さんらが新潟の“旬”を味わい楽しむ「おじゃMAP!!」は5月17日(水)19時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月17日モンシェール(Mon cher)から、デザイナー山本寛斎とのコラボレーション「堂島匠シリーズ」が登場。伊勢丹新宿本店にて2017年4月1日(土)から7日(金)まで先行発売を行い、伊勢丹新宿本店、日本橋三越本店、銀座三越店にて4月8日(土)から5月31日(水)までの期間発売される。堂島ロールで有名なパティスリー・モンシェールと、カンサイヤマモト(Kansai Yamamoto)のデザイナー山本寛斎が、タッグを組んで製作した「堂島匠シリーズ」。素材・製法・パッケージすべてにこだわり抜いた逸品だ。発売するのは「堂島ロール 匠」と「堂島カステラ 匠」。烏骨鶏の卵や和三盆など、職人が納得して選んだ食材が使用されている。菓子に服を着せるという発想から生まれた山本寛斎オリジナルパッケージは、堂島シリーズを包む風呂敷と掛け紙。風呂敷は、京都で400年続く日本最古の綿布商“永楽屋”製で、堂島の歴史が日本古来のやさしい仮名文字で記されたデザイン。掛け紙は創業者である双子の姉妹をイメージしてデザインされている。女性の羽織にはモンシェールロゴがさりげなく施されている。【詳細】堂島匠シリーズ・堂島ロール 匠 Produced by Kansai Yamamoto 3,500円+税・堂島カステラ 匠 Produced by Kansai Yamamoto 3,000円+税※掛け紙、風呂敷の色味は現物と若干異なる場合有。販売店舗:伊勢丹新宿本店にて先行販売 ※期間は2017年4月1日(土)〜7日(金)。伊勢丹新宿本店、日本橋三越本店、銀座三越店3店舗 ※4月8日(土)~5月31日(水)。
2017年03月27日俳優・山本裕典(29)の所属事務所、エヴァーグリーン・エンタテイメントが21日、同日付で山本との契約を終了することを発表した。公式サイトでは、「この度、マネージメントをしておりました山本裕典が弊社とのマネージメント業務委託契約の内容に違反したため2017年3月21日付けで山本裕典とのマネージメント業務委託契約を終了することにいたしました」と発表。「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました」と説明した。そして、「デビュー以来11年もの間、山本裕典を多くの人たちを魅了する俳優にするべく一緒に精進し、苦楽を共にし、彼の俳優として生きる姿勢を支えてきました。そのため、このような結果は、非常に残念であり、私共の指導力不足を痛感しているところでもあります」とし、「今まで長年にわたり山本裕典を応援していただいたファンの皆様、支えていただいた関係者の皆様、ご期待に添うことができず、大変申し訳ございませんでした」と謝罪。さらに、「これからは別々の道を歩む事になりますが、今後山本裕典がどのように歩を進めていくのか、温かく見守っていただけたら幸いです」と呼びかけ、「今後も、弊社社員一同、皆様に感動を与えられるような俳優たちを育て、苦楽を共にしながら、さらに精進してまいる所存でございます。今後ともご支援とご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます」と締めくくった。
2017年03月21日村井良大、中川晃教らが出演するミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』が4月より東京・シアタークリエほかで上演される。原作はチャールズ・M・シュルツのコミック『ピーナッツ』。誰もが知る人気キャラ、チャーリー・ブラウンやスヌーピーたちが歌いダンスする楽しい作品だが、あなどるなかれ、れっきとしたブロードウェイ産ミュージカルで、しかも今年で誕生から50年という由緒ある作品だ。開幕を約1か月後に控えた3月6日には、“顔寄せ”と呼ばれるキャスト・スタッフが一堂に会する場がもたれ、作品は本格始動。その模様をレポートする。チケット情報はコチラかつて坂本九や小堺一機、市村正親といった名優たちも出演したことのある作品だが、日本では16年ぶりの上演。演出を手掛ける小林香は「コメディ・ミュージカルであり、ずっとニコニコが続く。春爛漫の4月にぴったり」とその魅力を語る。同時に「子ども向けミュージカルなのではと誤解されることが多いのですが、この作品は、かつて子どもだったことのある大人が、大人になった今も忘れたくないと思っているものを、子どもの目を通して伝えているミュージカル。大人になればなるほど、この作品の良さがわかる。子どもも楽しめて、大人も楽しめる作品というのは難しい。手ごわいですが、みんなで一丸となって、心して立ち向かっていきましょう」とカンパニーにはっぱをかけた。小林が「キャストは6人。少人数ですが、才能豊かな、可能性に溢れる皆さんが集まった」と自信を見せる注目のメンバーは、チャーリー・ブラウンに村井良大、ルーシーに高垣彩陽、サリーに田野優花(AKB48)、ライナスに古田一紀、シュローダーに東山光明、そしてスヌーピーに中川晃教。主役の村井は「本当に素敵な作品なので、この6人で力を合わせて、素敵な舞台にしましょう」と意気込みを。また先ごろ、第24回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞したばかりの中川は「この作品のお話を最初に頂いたとき、真っ先に「あのスヌーピーだよね!?絶対やる!」と言いました。そして集まったこの6人の顔を見て、最高のものが生まれる予感しかありません」と話した。中川の言葉どおり、顔寄せ後に引き続き行われた稽古では、おなじみのキャラクターの可愛らしい日常の喜びや悩みを、キャスト陣が生き生きとした表情で紡ぎ出していく。まだ稽古初期段階で、動きのついていない状態であり、もちろん衣裳もつけていない。だがだんだんと村井の顔がチャーリー・ブラウンの困り顔に、中川の顔がスヌーピーの得意げな顔に見えてくる。ミュージカル界きっての美声・中川の本気の「ワン!」も飛び出した。すでに稽古場は笑顔がたえないハピネスな空間だったが、ここからさらに稽古を重ね、4月には幸せの花束のような作品が登場するのだろう。期待して待とう。公演は4月9日(日)から25日(火)まで東京・シアタークリエにて。その後、福岡、大阪、愛知でも上演される。チケットは発売中。なおチケットぴあ演劇専門サイト「げきぴあ」では本作の稽古場レポートを随時更新予定。
2017年03月14日