花とアリスが帰ってきた。『花とアリス』の公開から11年を経て、ふたりが出会うまでの前日譚を描く『花とアリス殺人事件』。本作で岩井俊二監督は、初のアニメーション長編作品に挑んでいる。しかしながら、なぜいま花とアリスなのだろうか?そしてこのタイトルの意味は?さまざまな疑問符が浮かぶ中、稀代の映像作家である岩井監督がどんなアニメショーンを仕上げてくれるのかと、大きな期待が寄せられたはずだ。インタビューでは、前作をふり返りながらストーリーの発端となったエピソードをはじめ、新境地であるアニメ制作の裏側、さらに音楽家としての一面など多岐に渡り、稀代の才能である岩井監督の等身大の姿を垣間見ることができた。海外のキャストを迎え、全編英語で展開された『ヴァンパイア』以来、オリジナル作品としては3年ぶりとなる本作。岩井監督のフィルモグラフィーを見渡してみると、続編といったかたちで制作されたのは、『打ち上げ花火 横からみるか?下からみるか?』に続く作品として制作された『少年たちは花火を横から見たかった』があるが、こちらはドキュメンタリーという体裁をとっており、フィクション=物語としての続編作品は本作がはじめてとなる。今回の前日譚が生まれた経緯について訪ねると、「既に存在していた」と岩井監督は語る。「今回の企画自体は、前作『花とアリス』を作ったあとに、ある種続編的な位置づけで、脚本としてはその時点で存在していたんです。その時に、アニメ企画で立ち上げたんですけど、予算とかいろんな都合があって、実現のところまでいかなくて、途中で立ち消えになっちゃったんですよね。今回はたまたま、こんな企画あるんだけどって話したら興味をもっていただいて、じゃあやろうかという流れで実現しました」。実写として撮影された画をもとに、上から線でなぞるロトスコープというアニメーション手法で制作された本作。岩井監督は、昨年WEBで公開された『TOWN WORKERS』ですでにロトスコープを導入している。タウンワークとのコラボレーションとして制作されたショートストーリーの同作は、岩井監督初のアニメ作品として大きな注目を集めたが、長編アニメーションとしては今回が初となる。これまでに、その圧倒的なクオリティの美しい実写映像作品を数多く世に送り出している岩井監督だが、ロトスコープでは監督最大の武器とも言える実写映像があくまで素材として使用され、そこからロトスコープに変換されていく作業が始まる。「ふたつ分」の作業だったと語る制作過程について聞いてみた。「実写の場合は撮って編集で仕上げてしまえば終わりなんですが、今回はそこからアニメの制作が始まるので、ふたつ分の現場をやったような感じではありましたね。 まずはオーディションで役者さんを選んで、実際に撮影を行いました。ロトスコープの場合は、映像はあくまで素材になるので、ひとりで何役もやっていたりしますよ。20日間くらいかけて撮りましたね。それをベースに3D CGを作ったり、ロトスコープとして手描きでなぞって。さらに3D CGであがったものを手描きで修正したりとかいろんなことをやって、こういう仕上がりになった感じです」。今回の制作を振り返る中で、表現としての実写とアニメの違いについて、その“ダイナミズム”の差異について岩井監督は「実写だと普通に見えちゃうはずのものが、アニメだと妙な凄みを持つことが多々あるんです」と語る。「実写だとほぼ無理なんですけど、顔のアップをあまり使わないで済んだっていうのは意外でしたね。アニメ、とくにロトスコープっていうのは、人の全身が写っているサイズで動いてるときに一番存在感を発揮する気がしていて。その時の凄みっていうのは、なかなか実写だと出ないんです。同じサイズで人が動いててもあんまり印象に残らなかったり、なかなか間が持たなかったりするので、どうしてもアップに逃げたりしがちなんですけど。たぶんこれと同じことを実写でやったら、ややアート色の強い映画みたいな、観客が入っていけない作品に見えると思うんですよね。ところが、アニメだとそう見えなくて、全然普通に見える。そんな風に、ダイナミズム感が違うんです」。そして『花とアリス』の世界において、なによりもその魅力的なキャラクターである荒井花=“花”演じる鈴木杏と、有栖川徹子=“アリス”演じる蒼井優は本作においても出演。花とアリスとの再会は11年ぶりとなるが、岩井監督は自然と作品の世界に入っていったようだ。「蒼井優と鈴木杏に会って、久しぶりと言いつつも、不思議と前の撮影がこないだあったような感覚になるんですよね。『花とアリス』の撮影の仕上げの時期と感覚が直結してくるというか…。『花とアリス』は、映画の中で出てくるバレー教室でリハーサルをやるところからはじめたんですけど、そんな日を思い出したりしました」。そして、『花とアリス』の世界のもうひとつの大きな魅力は、美しい映像を彩るピアノとストリングスを基調とした瑞々しい音楽だ。『花とアリス』の代表的なシーンとも言える、オーディションでアリスがバレエを披露する場面の楽曲など、美しい旋律が全編で展開されるサウンドトラックは、岩井俊二自身が制作している。本作では、岩井監督自身が参加する音楽ユニット「ヘクとパスカル」が監督と同じく音楽担当としてクレジットされ、前作との制作過程の違いについて伺うと、音楽家としての顔も持つ岩井監督の妥協なきこだわりが明かされた。「前回はオールコンピュータで、ひとりでパソコンに向かい合いながらずっと音楽制作をやっていたんです。打ち込みでどこまでやれるかっていう、音を聞いてデジタルだって思われないところまでどうやってもっていくのかということに、ただひとりひたすらこだわっていました。繰り返し繰り返しエンニオ・モリコーネのサントラを一日中聞き込んで、それに近いバイオリン音源を数か月かけて探したんですけど、ほとんど駄目でしたね。その中でかろうじて使えるのが出てきたんですけど、それはもう感動でしたけどね。今回はそのスコアをベースに、『ヘクとパスカル』の桑原さんにアレンジをお願いしました。桑原さんはプロとして活動をしているので、アレンジしたらスタジオに入って演奏して終わり。基本的にはピアノは桑原さんが弾いて、弦とかは他のミュージシャンに頼んで演奏してもらいました」。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』をはじめ、完成された世界観と語られるストーリーの力が強く印象を残す岩井作品の中では、自然なタッチが特徴の『花とアリス』は、他の作品とは少し趣が異なるように思える。岩井監督が明かしたように、自然発生的なエピソードの数々が描かれ、自然体の岩井俊二が堪能できる本作を、自身は“エッセーのようだ”と語っている。「『花とアリス』はあの仕上がりになりつつも、なんだか食い足りなくて、エピソードゼロとして続編を考えて書いたのが今回の作品ですね。そういう意味ではゆるく長い付き合いだったと思います。考えてみると、自分の日常的な人生観とか、そういうのが意外と出やすかったというか、ちょっとエッセーに近い作品だったと思うんですよね。主人公があるできごとに出会いながら、ストーリーを解決して終わるっていうのがスタンダードとしてあると思うんですけど、ほっとけばどこまでも行ってしまうような話って、意外にありそうで少なくて、今回が初めてだった気がしますね」。最後に、今後のアニメ制作への意欲について尋ねると、少し意外にも思えるアイデアを語ってくれた。「予定はまだありませんけど、またやりたい気持ちはありますね。やっている間中おもしろかったですね。だいぶ作り方がわかったので次はもうちょっと安定的に作れたらなあと思います(笑)。ロトスコープは実は時代劇に向いてるなって思ってるんです。3D CGでも着物の表現って難しいと思うんですよね。そのときに、ロトスコープならほぼ正確に表現できるんで、時代劇はあってるんだよなっていう。ぼくがいきなり時代劇やるのって違和感あると思いますが」。インタビューの中で何より印象的だったのは、さまざまなジャンルを越境する才人としての岩井俊二の姿ではなく、実直に、ひとつひとつの創作を妥協なく繰り返してきた時間の積み重ねが、岩井俊二という存在を確かに形作っているということだった。自身を“不器用”だと語る監督の、表現を探求するものとしての真摯な姿勢、さらには、作家性の高い作品を数多く残しながらも、常に表現としてのバランスへの目配りを忘れない姿から、等身大でありながら自身の才能を発揮している岩井俊二という存在を少し垣間見ることができたように思う。アニメという新たな表現に向かいながらも、自分自身であることを貫き続ける岩井俊二。新作も控えているとのことで、これからもどんな映画を見せてくれるのか、大いに期待したい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年08月11日岩井俊二監督が手がけた長編アニメーション『花とアリス殺人事件』のブルーレイ&DVD化を記念して、8日に池袋の新文芸坐でオールナイトイベントが開催され、上映前に岩井監督と新海誠監督がトークショーを行った。その他の写真鈴木杏&蒼井優主演の『花とアリス』(2004年)の前日譚となる本作は、後に親友になるふたりの出逢いと、友情を深めていく様がミステリータッチで描かれる。岩井監督がアニメを手がけると知って「すごくびっくりした」という新海監督は「初めてフッテージを観た時にアニメーションではなかなかやらないスローモーションが入っていて、もっとびっくりしました(笑)。アニメーションでスローモーションは、成立しにくいんですよね。その絵だけ観て、これはどうなんだろうかと想像が渦巻いてしまって。実際、完成した作品を観た時は、衝撃を受けて、素晴しくて、心配した自分を恥じましたね(笑)」と作品を絶賛。さらに「今回は、広角寄りの画が多いですよね。僕は実写の岩井監督の映画を観て、望遠で描く人物がとても美しいと思って、その望遠の使い方を参考に、岩井監督のDVD作品を再生しながら絵コンテを書いたこともあります(笑)。でも今回は、望遠がほとんどなくて、なぜ望遠を使わなかったのでしょうか?」と質問を投げかけると岩井監督は「実写の場合は引きすぎると感情移入しにくいけれど、アニメーションだと、それくらいで気持ちが入ってくるような気がする。それ以上寄ると生々しい気がして、自分にとってのアニメーションとして気持ちいいところを見つけた感じです」と説明した。最後に岩井監督は「実写のほうが、いろいろあきらめちゃう、と思いました。『秒速5センチメートル』(2007年)で人工衛星が打ち上がるシーンがありますが、実写では難しい。だから無理だなって引き下がって考えることがあるんですけど、アニメーションだと、もっとやっていいみたいなことが次々に起こって、そこが面白いなって気がするんです。いまは実写を撮っていますが、次は、ああしたい、こうしたいみたいなことは、ありますね」といい、『花とアリス』と続けて観ることで「見事なまでに物語がつながっていることがよくわかると思います。まるで突然実写になるような感覚にもなると思います」と集まった観客に語りかけた。『花とアリス殺人事件』8月12日(水)ブルーレイ&DVDリリース※レンタル同時リリースDVD(2枚組):4700円+税ブルーレイ(2枚組):5800円+税販売元・発売元:ポニーキャニオン(C)「花とアリス殺人事件」製作委員会
2015年08月11日長編アニメ『花とアリス殺人事件』のブルーレイ&DVD記念トークイベントが8月8日(土)、東京・池袋の新文芸坐で行われ、メガホンをとった岩井俊二監督と、岩井監督を敬愛する新海誠監督(『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』)が対談した。2004年に公開された実写映画『花とアリス』の前日譚を長編アニメーション化。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称:アリス)が、花屋敷と呼ばれる隣家に暮らす不登校のクラスメイト・荒井花(通称:ハナ)とともに、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」奇妙な事件の真相を追う。実写映画に引き続き、蒼井優がアリスを、鈴木杏がハナを演じ、大きな話題を集めた。本作が初の長編アニメ制作だった岩井監督は、「実写にはない苦労が多く、試行錯誤の連続だった。最後の2週間は誰も寝られないし」とふり返り、「納期を目前にひどい高熱を出してしまって。絶望的でした(笑)」と完成までの苦闘を告白。これには新海監督も「作品を見て、軽やかで自由に作っている印象を受けていた。現場は大変だったんですね」と知られざる舞台裏に驚きの表情だった。その新海監督は「カメラアングルや望遠の使い方など、過去の岩井さんの作品を参考にしていた」と言い、憧れの存在を前に恐縮した様子。それだけに、岩井監督が「またいつか、アニメを作ってみたい」と意欲を見せると、「楽しみです!」と期待を寄せていた。『花とアリス殺人事件』ブルーレイ&DVDは8月12日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年08月09日ジョニー・デップが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで、ジャック・スパロウの扮装でコウモリの赤ちゃんに授乳している姿を公開した。コウモリや野生動物の治療を行なう施設「The Australian Bat Clinic & Wildlife Trauma Center」が公開したビデオで、ドレッドヘアにヒゲをほどこしたジョニーは片手にすっぽり収まる大きさのコウモリの赤ちゃんに極小の哺乳瓶で授乳している。実はジョニーは、グリーンの毛布に包まれたこの小さなコウモリ、ジャッキー・スパロウの里親。施設はFacebookの公式ページに「ジョニー・デップが先週、小さなジャッキー・スパロウ(彼が里親になっているみなしごのコウモリ)の様子を見に、再訪してくれました」「パパがみなしごの赤ちゃんにミルクをあげているビデオです」とコメント付きでビデオを投稿した。ビデオでジョニーはときどきカメラの方に視線を向けながらも、完全にパパ・モードで「まだ残ってるよ。まだもうちょっとあるよ」とジャッキーに話しかけながら授乳していた。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月27日シャネル(CHANEL)の新アンバサダーである、ジョニー・デップ(Johnny Depp)の愛娘で女優のリリー・ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)を起用した「パール アイウエア コレクション」のキャンペーンビジュアルが公開された。リリーは初めてシャネルの顔として登場する同キャンペーンで、スイートでフェミニンな女性像を演じている。リリーの母親である女優のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)も、90年代にフレグランス「COCO」のキャンペーンモデルを担当。現在もシャネルのアンバサダーとして輝き続けており、今年はバッグ「Girl CHANEL」のキャンペーンモデルも務めている。7月7日にパリで開催された15-16AWシーズンのオートクチュールコレクションショーには、親子揃って出席していた。4月にカール・ラガーフェルドのスタジオで撮影されたヴィジュアルは、スカイブルーを背景にした軽やかな世界観の中、リリーのロマンティックな姿が映し出された。うっとりとした視線から、突然無邪気な表情を見せる彼女は、無造作な髪型にフェザーがあしらわれたニット帽を被り、パールを主役とした新作アイウエアをコケティッシュに見せた。ガブリエル・シャネルのお気に入りのひとつであったパールがキーとなる同コレクション。ふっくらとした大ぶりのパールやマザーオブパールがあしらわれたり、極小のパールを贅沢に敷き詰めたフレームは、カーブを描いたバタフライシェイプ、キャッツアイ、スクエアシェイプの3タイプ。展開は11月を予定。
2015年07月20日いよいよ明日18日(土)公開となる、禁断の“セイウチ・ホラー・エンターテイメント”『Mr.タスク』よりこのほど、本作へノンクレジットで出演するジョニー・デップの場面写真が公開となった。あることがきっかけでセイウチに執心している謎の老人ハワード・ハウ(マイケル・パークス)は、人体をセイウチに改造することを長年夢みていた。親友のテディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)とともにポッドキャストを運営するウォレス(ジャスティン・ロング)は、その老人に取材を試みるのだが…。『ザ・フライ』、『ムカデ人間』、『武器人間』に続く人間コラボ映画として話題の本作。人間がセイウチになるというとんでもないストーリーもさることながら、キャストに『シックス・センス』『A.I.』の名子役として出演していたハーレイ・ジョエル・オスメントや、ジョニーの愛娘リリー・ローズ=メロディ・デップ、そしてノンクレジットでジョニーが出演することも大きな注目を集めている。そしてこのほど、遊び心満天で本作へ出演しているジョニーの場面写真が解禁!酔いどれ探偵ギー・ラポワンテを演じる彼は、もっさりとたくわえた口髭に目と鼻の部分に特殊メイクを施しており、あまりの変貌ぶりにマスコミ試写会でも彼の正体に気付く人は少なかったという。ジョニーは、本作ではカメオ出演ではなく、本作の事件を解決へと導くキーパーソンとして中盤以降大活躍するという。カメレオン俳優の異名をとる超・個性派俳優の化けっぷりを、ぜひ劇場で目撃しよう。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.タスク 7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開(C) 2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
2015年07月17日ジョニー・デップ(Johnny Depp)とヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)の娘で16歳のリリー・ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)が、今度はアイルランドのラッパーのMVに出演した。先週、「シャネル(CHANEL)」のオートクチュール・コレクションにモデルとして登場したリリー・ローズだが、今度はアイルランドのラッパー、レジー・スノウ(Rejjie Snow)の「All Around The World」のMVに出演している。リリーは、レジーの熱烈なファンという設定で、出待ちしていた追っかけファンたちの中から選ばれて、彼の車に乗せてもらうというストーリーが展開する。実は、女優のキャリアもスタートさせているリリー・ローズ。日本では7月18日から公開の『Mr.タスク』に出演、父であるジョニーとの共演も果たしている。
2015年07月13日ジョニー・デップが、先日亡くなったイギリスの名優、クリストファー・リーへの追悼コメントを発表した。7日(現地時間)に93歳で亡くなった名優とジョニーは1999年、ティム・バートン監督の『スリーピー・ホロウ』で初めて共演。その後も『ティム・バートンのコープス・ブライド』『チャーリーとチョコレート工場』(共に2005年)、『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)そして『ダークシャドウ』(’12)とバートン監督作で共演している。ジョニーは「サー・クリストファー・リーは素晴らしい人でした。とても優しく寛大で、温かく、魅力的な人でした。完ぺきな紳士です。彼は芸術と人生、双方のインスピレーションでした。僕たちは一緒に時間を過ごし、僕は彼の輝かしさの近くに迎え入れられる名誉と幸運を得ました。彼の友情を、これからもずっと僕の心の中で大切にしていきます」と綴る。「彼は、彼と同種の人間の最後の人でした。稀な見本です。魔法にかけるようであり、威厳があり、その賢明さと同じくらい高貴で勇ましかった。素晴らしい精神と美しい心と意志の強さは、後に続く世代に受け継がれていくでしょう。永久に続く尊敬と愛、称賛と感謝を大切な友人に、彼の家族と彼が愛した女性、ギッテに捧げます」。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月17日マルチに活動するハリウッドスターのジョニー・デップ(Johnny Depp)が、「パルファン・クリスチャン・ディオール(Parfum Christian Dior)」の新作香水の広告塔を務めることが分かった。また、ハリウッドで活躍し、オスカー女優でもある若手のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)は「ディオール アディクト」のリップスティックの新広告塔に起用された。ジョニーがフレグランスの広告に出演するのは初めてで、ジェニファーは同ブランドのアイコンバッグ「ビー ディオール(Be Dior)」の広告に続く登場になる。ジョニー・デップが顔となるメンズの新香水は、「ディオール」の調香師、フランソワ・ドマシー(Francois Demachy)が手掛けるもの。「ディオール アディクト」は製品も新たにリニューアルし、9月より新作がラインアップするという。ジョニーは、12月公開予定のスコット・クーパー監督の最新作『Black Mass(原題)』に出演。一方のジェニファーは2015年11月20日(金)、映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』の公開が控えている。
2015年06月12日本日6月9日に52歳の誕生日を迎えるジョニー・デップが、ジャスティン・ロングやハーレイ・ジョエル・オスメントらが出演する“セイウチ・ホラー・エンターテインメント”『Mr.タスク』で、愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップ(16歳)とまさかの親子初共演を果たしていることが明らかになった。この度、初対面シーンとなったコンビニ店員を演じるリリー=ローズの劇中ビジュアルが到着した。アメリカの人気コミック作家として活躍するケヴィン・スミスが贈る、前代未聞、奇想天外の“人間”と“セイウチ”のコラボムービーとなる本作。人間をセイウチ化することに取りつかれた謎の老人ハワード・ハウに囚われた主人公ウォレスは、そのまま“セイウチ人間”にされてしまうのか…!?そんな本作で、かねてから出演のうわさがあった超・大物俳優が、実はジョニー・デップ。予告編解禁の折には、彼とヴァネッサ・パラディの娘リリー=ローズが銀幕デビューを果たしたことも明らかされていたが、禁断の“セイウチ人間”を描く本作が、まさかの父娘初共演の映画となった。ジョニーの役どころは、主人公ウォレス(ジャスティン・ロング)が失踪し、心配した友人のテディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)とウォレスの彼女アリー(ジェネシス・ロドリゲス)が捜索に乗り出したところに、協力者として現れる探偵ギー・ラポワンテ。猟奇殺人鬼を追いかけている眼光鋭い酔いどれ探偵というのだが、目や鼻の部分を中心にかなりの特殊メイクを施していることから、試写会で観た映画関係者や記者たちも、彼とはすぐに気づかないほどの変貌ぶりだったとか。ノンクレジットながら登場シーンはかなり多く、もはやカメオ出演のレベルではないという。さらに、ウォレスの足取りをたどるために彼らが訪れたコンビニの店員を演じているのが、リリー=ローズ。なんと、このコンビニでのシーンで初対面を果たし、会話のやりとりもある。果たしてジョニーは、愛娘を前にいつも通りの見事な演技を見せてくれるのか、注目必至。なお、父娘は、ケヴィン・スミス監督の次回作『Yoga Hosers』(原題)でも共演を果たしている。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.タスク 7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開(C) 2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
2015年06月09日ジョニー・デップがオーストラリアで、実刑10年の判決を受ける可能性が出て来た。事の発端は、ジョニーが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアに愛犬2匹を連れて来たこと。プライベート・ジェットで到着した際、ヨークシャテリア2匹の入国に必要な申請をせずに、そのまま滞在先に連れ帰ったことが発覚し、殺処分か強制送還かと大騒ぎになった。事態は、愛犬たちの訪問を受けた地元のトリマーがSNSで公表したことから一気に広まり、検疫に厳しいオーストラリア政府から選択を迫られたジョニー側は2匹をアメリカに送り返した。だが、これで一件落着とはならず、もしこの件が裁判沙汰になって有罪となった場合、ジョニーは懲役10年か34万豪ドル(約3,226万円)の罰金を支払う可能性が出て来たという。その場合、プライベート・ジェットのパイロットにも懲役2年が課せられるかもしれない。オーストラリアのジョイス農政大臣は、映画スターだけに例外を認めるわけにはいかない、と話していたが、確かにオーストラリアは自国の環境を守るために外国から来る動植物に対する厳しい検疫法がある。隣国ニュージーランドも同様で、2005年に同国に入国しようとしたヒラリー・スワンクがリンゴとオレンジを1個ずつ持っていたことで罰金を課されたことがある。3月から撮影が始まったシリーズ第5作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)はジョニーの右手負傷による撮影中断に今回の騒動と、トラブルが続いている。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月29日不合法な形でオーストラリアに愛犬を連れて行ったジョニー・デップが、最大10年の実刑判決を受ける可能性があるようだ。シドニー・モーニング・ヘラルド紙が伝えた。実刑のかわりに、最大34万ドルの罰金刑となる可能性もある。デップを乗せてやってきたパイロットは、2年の実刑判決を受けることになる模様。今月中旬、デップはプライベートジェットでオーストラリアに入国。その際、ヨークシャーテリアの愛犬2匹も連れて来たが、旅行前にオーストラリアの法律が必要とする医療検査を受けていなかったため、50時間以内に犬をアメリカに送り返すか、殺すかのどちらかの選択を迫られた。デップは命令に従い、犬を送り返したが、捜査はまだ続いており、オーストラリア政府は、映画スターだからといって特別扱いするつもりはないという姿勢を示している。文:猿渡由紀
2015年05月27日関根勤が芸能生活40周年&生誕60周年の“計100周年”を記念し、初めて監督を務めた映画『騒音』が5月23日(土)に公開。関根監督をはじめ、温水洋一、村松利史、酒井敏也、飯尾和樹、岩井ジョニ男、廣田あいか(私立恵比寿中学)が舞台挨拶に登壇した。突然、“地底人”の襲撃を受けるも政府から見捨てられる形となった東京都S区。地底人の出す有毒ガスに対し免疫能力を持つ者たちで戦闘部隊が結成されるが、なぜか免疫を持つ隊員たちは家庭や職場で虐げられているダサくてショボいオヤジたちばかりで…。廣田さんをのぞいて、関根監督を含むオヤジたち6人は気合いの“騒音”Tシャツで登場!関根監督は「今日は『イニシエーション・ラブ』もあるのにこちらに足を運んでいただいてありがとうございます!」と松田翔太&前田敦子出演の東宝作品をライバル視…?「息子の幼稚園の入園式に来た父親の気分」と“我が子”である映画の公開を迎える心境を明かすも直後にその“我が子”を「非常にくだらない映画になってます」と自らバッサリ。会場は爆笑に包まれる。監督のみならず、自身も出演しているが「リチャード3世を演じています」と語り、さらに「この映画は『ノッティングヒルの恋人』を意識して作りました」など思いつくままに適当発言を連発し、煙に巻く。出演陣のオヤジたちも口々に「くだらない映画は僕も好きだけど相当くだらない(笑)」(村松さん)、「バカバカしくてくだらねー映画だけど、僕は大好き」(酒井さん)などと愛情あふれる言葉が漏れる。紅一点の廣田さんは、そんなオヤジたちについて「見ていくにつれてどんどんかわいく見える!『頑張れ!』と思えるんです。最初は、なんとも思ってなかったけど(笑)」と正直な思いを口にし、会場をわかせていた。『騒音』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月23日ジョニー・デップが、オーストラリアに愛犬2匹を申請せずに連れて来たことが発覚、同国の検疫法に抵触したことから殺処分の可能性があることが判明した。ジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5作の『Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales』(原題)の撮影でオーストラリアに滞在中だが、先月、アメリカからプライベート・ジェットで到着した際に2匹のヨークシャテリアを適正な手続きをしないまま入国させてしまった。最近、この2匹をトリマーに連れて行ったのをきっかけに事態が発覚。オーストラリアの農林水産省は「犬をカリフォルニアに返すか、さもなければ安楽死させることになる」と通告した。オーストラリアは感染症予防の観点から動植物の検疫法が非常に厳しいことで知られている。猶予は50時間と言われていたが、BBCの報道によると、ジョニーは愛犬2匹をアメリカに送り返すことにしたようだ。オーストラリアのバーナビー・ジョイス農林水産大臣がBBCの問い合わせに「私はデップ氏の電話番号を知りませんし、彼も私の番号を知りません。しかし、農林水産省は彼らが犬たちを合衆国に送り返す手続きを行なっていると聞いています」と回答、「最も賢い行動だと思います」と付け加えた。この件についてはジョニーも、一緒にオーストラリアに滞在中の妻のアンバー・ハードもコメントを出していない。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月15日お笑いコンビ・どぶろっくが歌う、関根勤初監督映画『騒音』(5月23日公開)の主題歌「テカる星屑達/どぶろっく」のプロモーションビデオ(以下PV)が15日、公開された。映画は、関根勤100周年(生誕60年+芸能生活40周年)記念映画として位置づけられ、タモリや明石家さんまをはじめとする、関根とも交流の深い大物タレントが出演することでも話題に。地底人に襲われた東京都S区を舞台に、温水洋一、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也ら5人の「ダサくてしょぼいオヤジたち」が愛する家族を守るため戦いに赴く。どぶろっくの2人は、そんなさえないオヤジたちを陰ながら応援する天使役としてPVに出演。普段は「もしかしてだけど~」など歌ネタで知られる彼らだが、疲れた日々を送るオヤジたちへささげる応援歌を、抜群の歌唱力でストレートに歌い上げている。同曲は、シングル「新・○な女」(テイチクレコード)に収録されている。公開されたPVは、映画の脚本を手掛けた舘川範雄氏が監督を担当。本編にも登場する俳優の剛州が、カッコ悪いオヤジを演じ、どぶろっくの2人が彼を見守る。オヤジの日常に姿を現した2人が、一般人には見えない天使であることを利用してちょっかいを出すコミカルなシーンも。また、雨の中、白い息を吐きながら曲を歌うアーティストらしさも発揮。さらにPVでは、剛州が映画館で『騒音』を見る場面もあり、映画の公開に先駆けたスピンオフ作品としても楽しめる仕掛けになっている。(C)2015 騒音組合
2015年05月15日岩井俊二監督の初のアニメーション映画となる『花とアリス殺人事件』が、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門へ選出されたことがこのほど明らかになった。いまでも多くのファンに愛され続けている、岩井監督が2004年に原作・脚本・監督を務め、女優の蒼井優と鈴木杏を主演に迎えた映画『花とアリス』。この前日譚となる二人の出逢いのエピソードを、岩井監督自らが完全オリジナルストーリー&長編アニメーション作品として完成させたのが『花とアリス殺人事件』である。今回『花とアリス殺人事件』が選ばれたのは、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門。今年は95か国より2,605作品の応募があった本映画祭にて、グランプリにあたるクリスタル賞のノミネート作品の一本とし選出された。過去に同映画祭の長編コンペティション部門では、1993年に宮崎駿監督の『紅の豚』、1995年に高畑勲監督『平成狸合戦ぽんぽこ』がグランプリを受賞しており、細田守監督の『時をかける少女』(2007年受賞)や原恵一監督の『カラフル』(2011年受賞)が特別賞を受賞している。アヌシー国際アニメーション映画祭は6月15日(現地時間)から20日まで開催され、岩井監督の現地入りも決定している。日本アニメ映画史における名作の数々に、岩井監督の初アニメーション映画が受賞作として名を連ねることになるのか、大いに期待がかかる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年04月29日右手手術のためにアメリカに帰国していたジョニー・デップが21日(現地時間)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアに戻ってきた。今回は2月に挙式したアンバー・ハードも一緒の来豪となった。ジョニーは21日午前、プライベート・ジェットでオーストラリアのブリスベン空港に降り立った。右手には包帯を隠すためか赤いバンダナが巻きつけられていたが、左手はアンバーの右手としっかりつなぎ合った状態。挙式後すぐに不仲説が流れたこともあったが、夫婦仲は順調そのものといった様子だ。ジョニーは、ジャック・スパロウ船長を演じる『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)の撮影でオーストラリアに滞在していたが、先月前半、オフの時間に右手を負傷。手術を受けるために先月11日(現地時間)にアメリカへ帰国し、映画の撮影は一時中断となった。ジョニーの休養は当初2週間の予定が延長となり、改めて20日に撮影再開にスケジュールを組み直した。本来は先週中にオーストラリアに戻るはずだったが、結局到着したのは撮影再開から1日遅れの21日。何はともあれ、これで撮影再開の目処は立ち、関係者は胸をなでおろしているだろう。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月22日タレント・関根勤の初監督映画『騒音』(5月23日公開)のメインキャストが出演し、関根が演出したコント風の劇場用マナーCMが21日、公開された。関根がマナーCMの演出を手がけるのは、今回が初となる。関根勤100周年(生誕60年+芸能生活40周年)記念映画として位置づけられ、タモリや明石家さんまをはじめとする、関根とも交流の深い大物タレントが出演することでも話題の本作。地底人に襲われた東京都S区を舞台に、5人の「ダサくてしょぼいオヤジたち」が愛する家族を守るため戦いに赴く。公開されたマナーCMでは、俳優の温水洋一、村松利史、お笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男、俳優の酒井敏也といった映画に出演したオヤジたちが登場する。上映中にも関わらず、同級生の河村(酒井)の話題で盛り上がったり、携帯電話を鳴らしたり、盗撮したりと映画タイトルの"騒音"さながらマナー違反を連発。その度に、若者たちから「うるせえんだよ!」「舌引っこ抜くぞ!」などと叱られ、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹がワイプ越しに注意喚起する。(C)2015 騒音組合
2015年04月21日ジョニー・デップが負傷し、撮影が遅れている『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作だが、ジョニーの回復を待つ状態が続いている。シリーズ第5作となる『Pirates Of The Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)は2月からオーストラリアで撮影が行なわれていたが、クランクインから2週間後にジョニーが手を負傷。3月11日(現地時間)に手術を受けるためにアメリカに帰国してから、3週間が経過しようとしている。撮影現場以外と伝えられた負傷は、ゴーカートに乗っていたときに起きた事故によるものだったという。右手と手首に怪我を負ったジョニーだが、「The Hollywood Reporter」誌によると、負傷した指のうち1本にピンを入れて固定する手術が必要だったという。ジョニーの現場復帰は4月中旬を予定しているそうだ。バルボッサ船長役のジェフリー・ラッシュやハビエル・バルデムが出演するシリーズ第5作は2017年に公開予定。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月01日ジョニー・デップが、『パイレーツ・オブ・カリビアン5』の撮影が行われているオーストラリアでケガをしたことがわかった。手術のため、すぐにアメリカに戻る予定だ。その他の情報ケガをした時、デップは仕事をしていなかったということだが、何が原因なのかはわかっていない。これからの数週間は、デップが登場しないシーンを中心に撮影するようスケジュールの工夫がなされる模様だ。2017年7月の北米公開予定日に変更はない。『パイレーツ5』には、悪役でハビエル・バルデムが登場する。監督は『コン・ティキ』のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。デップの次回作は、ディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』で、ベネディクト・カンバーバッチと共演する『Black Mass(原題)』(北米公開9月18日)などが控えている。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年03月12日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで右手を負傷したジョニー・デップが、手術を受けるためにアメリカへ帰国した。ジョニーは『Pirates of the Caribbean Dead Men Tell No Tales』(原題)撮影のために先月から滞在していたクイーンズランド州ゴールドコーストで先週末、右手を負傷。11日午後(現地時間)、ブリスベンからプライベートジェットでロサンゼルスへ向かった。しっかりとテーピングされた右手は胸のところで固定されて痛々しいが、見送りにつめかけたファンたちに笑顔で左手を大きく振って挨拶した。怪我を負ったのが撮影現場ではないことは発表されたが、正確な場所や原因、手術の必要があること以外は怪我の程度なども不明。ジョニーは先月来、撮影のないときは親友のマリリン・マンソンやフー・ファイターズのブリスベン公演などに姿を見せていたという。地元の警察や救急隊は、今回の負傷に関してジョニー側からの連絡はなかったと明らかにした。先月結婚したばかりのアンバー・ハードはロンドンでエディ・レッドメインと共演する『The Danish Girl』(原題)を撮影中で、ロサンゼルスでジョニーと合流するかどうかは不明だ。ジョニーが現場復帰するには2週間ほど要すると見られているが、製作のディズニーは、この間はジョニー扮するジャック・スパロウが登場しないシーンの撮影にあて、撮影スケジュールの遅れは最小限に抑えるとしている。映画の公開も、当初と変わらず2017年7月を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月12日タレントの関根勤が初監督を務める映画『騒音』。このほど、本作の主題歌に大ブレイク中の人気芸人「どぶろっく」が担当することが明らかになった。「どぶろっく」が、映画の主題歌を手がけるのは本作が初となる。東京都S区。再開発に沸き立つ平和な街に、突如出現した謎の生物。人間の抵抗力を奪う有毒ガスを吐きながら、二足歩行で人々を襲う不気味な怪物の正体は「地底人」だった。逃げ惑う事しかできない区民たち。戦う術もなく、誰もが諦めかけたそのとき、有毒ガスへの耐性を持つ者が現れた。彼らはなぜかみんな、家庭や職場で虐げられている「ダサくてしょぼいオヤジ」たちだった。愛する家族、愛するS区を守るため立ち上がった五人の男たち!彼らは果たしてS区の救世主となれるのか?地底人と最低人たちの戦いがいま、始まる――。関根勤100周年(生誕60年+芸能生活40周年)を記念した本作には、温水洋一 、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也、YOU、関根麻里、廣田あいか(私立恵比寿中学)、天野ひろゆき、ウド鈴木など個性的俳優陣が集結するなか、渡辺哲、タモリ、明石家さんま、車だん吉、小堺一機、戸田恵子、千葉真一、そして語りに山寺宏一となんとも超豪華なキャストが顔を揃える。2004年に結成した「どぶろっく」。「もしかしてだけど~」の歌ネタでブレイクしたが、今回は映画をイメージしオヤジたちへ向けた切ないバラード調の曲を制作。「どぶろっく」の2人は「映画『騒音』の主題歌『テカる星屑達』のイメージは、映画に散りばめられている笑いだけではなく、オヤジたちが格好つかないんだけど一生懸命で、報われなかったりもするんだけど、頑張っている。もの哀しくて切ない。そんな感じを出してみたいと思ってつくりました」と曲に込めた想いを語った。日本を代表するオヤジ俳優たちの哀愁漂う、せつない背中を「どぶろっく」のバラードで後押しする。『騒音』は5月23日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月27日誰もが知るおとぎ話の主人公たちが登場するディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』に出演しているジョニー・デップのコメント映像と出演シーンの映像が公開になった。本作でデップは『赤ずきん』のオオカミを演じている。ジョニー・デップが歌う本編映像本作は、『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、名女優メリル・ストリープが魔女を演じるほか、アナ・ケンドリックがシンデレラを、マッケンジー・マウジーがラプンツェルを、クリス・パインが王子役を演じ、『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を務める。デップが日本のファンに向けたメッセージ映像に続いて紹介されるのは、劇中でデップ扮するオオカミが赤ずきんを誘って、彼女の足を止めようとする場面。デップは華麗に動き、歌い、赤ずきんの注意を惹きつけようとする。共演した赤ずきんを演じたのはリラ・クロフォードで、デップは「「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とコメントしている。ちなみに森には赤ずきんやオオカミだけでなく、シンデレラやラプンツェル、恐ろしい魔女など、おとぎ話の登場人物たちが集結。ハッピーエンドを迎えたはずのキャラクターがどのような物語を新たに描き出すのか気になるところだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー
2015年02月25日岩井俊二監督の最新作『花とアリス殺人事件』が公開されるのを前に2月18日(水)、「岩井俊二映画祭」が開催。ファン投票で岩井監督作の中から選ばれた『リリイ・シュシュのすべて』が上映され、監督と俳優の郭智博によるトークイベントが開催された。2004年に公開され、いまなお多くの支持を集める実写映画『花とアリス』。今回製作されたアニメーション映画『花とアリス殺人事件』はその前日譚で、花とアリスの2人の中学時代の出会いが描かれる。郭さんは実写版『花とアリス』で花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)が憧れる宮本先輩を演じており、今回のアニメでは学校教師役で声優にも挑戦。また『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビューを果たすなど岩井監督との繋がりが非常に深い俳優のひとりだ。郭さんは『リリイ・シュシュのすべて』について、「初めてだったので、思い出深いです。同年代がたくさん出ていて、楽しくて勉強にもなったし、お互いに刺激し合ってやってた」とふり返る。凄惨なイジメの描写などが公開時には論議を呼んだが、岩井監督は「公開直後に怒りやお叱りのメールが相次ぎました。『なんて映画を作ったんだ!』『こんなの作るべきではない』という声が多かった」と明かす。当時、もちろん岩井監督はイジメについてリサーチを行なっており「映画で再現できないほど深刻で過激なものも多かった。僕としてはもっとディープなものから緩和して作った作品。絵空事ではなく、そういう世界にいる子どもに寄り添う映画があってもいいと思い、納得してやってました」と気概を口にする。郭さんは『リリイ・シュシュのすべて』に続き、『花とアリス』で岩井作品に参加することになったが「杏ちゃんと優ちゃんに日々、イジられてました(笑)」と撮影をふり返る。岩井監督はその様子を「遠くから気の毒だなと思って見てました(笑)。10代の子たちのイジリは猫が猫じゃらしで遊んでいるようで、本人たちは楽しんでいるんだけど…」と懐かしそうに語った。この日はTwitterに寄せられたファンからの質問に2人が答えたが、複数の質問が寄せられたというのが『花とアリス』の結末――花とアリスに好意を寄せられた宮本先輩の“選択”について。これについて郭さんは「撮影当時、僕も疑問に思って監督に聞いたら『男ってそういう時、あるじゃん』と言われた(笑)」と明かす。岩井監督はそもそも「疑問に思ったこともなかった」とのことで、観客、郭さんが抱いた疑問に「そう考えるものなの?実体験をふり返ってヒヤッとした…」と語っていた。『花とアリス殺人事件』公開も近づいてきたが、岩井監督はまず『リリイ・シュシュのすべて』について「重たい内容ですが、どこかでこんな状況でも強く生きている若い子を描きたくて作った気がしてて、それはストレートに『花とアリス』に繋がってます。同じ世界に生きている頑張っている子たちを描いてます。(今回の)アニメもその同じ一直線上にあるので、そんなことを頭に置いて見ていただけたら」と呼びかけた。『花とアリス殺人事件』は2月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月19日岩井俊二監督によるアニメーション映画『花とアリス殺人事件』の完成披露試写会が2月12日(木)に開催され、岩井監督に声優を務めた蒼井優、鈴木杏が揃って舞台挨拶に登壇した。2004年に蒼井さんと鈴木さんの主演で実写映画として製作され、いまなお多くのファンに愛されている『花とアリス』。本作は主人公の高校生の花とアリスの中学時代の出会いを描いている。2人のほかにも相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江らが実写版の役のまま声優に参加しているほか、勝地涼、黒木華らも出演している。岩井監督は実写版の公開後、早い段階で本作の本を既に執筆していたが、そこからアニメ化の実現、完成までここまで長い時間を費やすことになり、完成披露を迎え「感無量です」と言葉を絞り出す。特に11年前の実写版でカメラマンを務め、2004年に亡くなった篠田昇氏の存在に言及。「本ができた朝、電話で亡くなったという連絡が来て、お葬式で2人はわんわん泣いてて、書き上げた本を一緒に棺に入れてもらいました。それから『作らねば』という思いはあったけど怠けていたとこもあり(苦笑)。どうやってアニメを作ったらいいのか?とジブリの鈴木(敏夫)プロデューサーに話を伺ってレクチャーを受けたりもした」と完成に至るまでの軌跡をふり返る。蒼井さんは「11年ほど前にやった役をこうしてできるのは幸せ」と微笑み、鈴木さんも「3人でこうして並んでいるのが嬉しいと同時に不思議。夢を見ているようです」と喜びを口にする。11年前の実写版『花とアリス』は2人の知名度を一気に飛躍させることになったいわゆる“出世作”といえる作品。2人にとってはどのような意味を持っているのか?蒼井さんは「当時、鈴木杏は既に有名でしたが、私はそこまでもなくて、この作品をきっかけに知っていただいた方もたくさんいます。街を歩いてて指を指されることがなかった時期で、いま思うと青春の最後の1ページだったんだなと思います。こういう形でもう一度青春を味わわせてくれた岩井さんに感謝してます」と語る。鈴木さんは「岩井さんの作品が好きで憧れの現場で、緊張や気負いもあったけど、優ちゃんや篠田さんがそばにいて、安心できる現場でした。特別な出会いがあり、あそこから出発していまも続いていることがたくさんあります。まだ『花とアリス』が好きと言ってくれる方もいて、自分が思っている以上に大きな作品なんだと思います。また花とアリスに再会できて、3人でこうして並べて、頑張って毎日生きてきてよかったです!」と思いを口にした。当時、2人は現役高校生で、蒼井さんが2年先輩だが同じ高校に通っていた。「撮影中、杏が昼休みに私の教室に来て『優ちゃ~ん!昼ごはん食べよう』って(笑)。その後、撮影があるから2人で早退して、電車に乗って現場に行ってました」と当時の鈴木さんの口調のモノマネまで入れて懐かしそうに述懐する。鈴木さんは「最初はビックリしました。これまで会ったことのないタイプの人で、あらゆるものをメッタ撃ちにして道を開いてた。人生に新しい風を吹かせてくれた」と蒼井さんの存在の大きさを語った。改めて本作が完成し、2人とも中学生の花とアリスの姿が「まぶしかった!」と口を揃える。蒼井さんが「この時期の女子は無敵だなと思った」といえば、杏さんも「バカと思いながらまぶしくて…」と嬉しそうにうなずく。蒼井さんは改めて、篠田さんに見てほしかったと残念そうに語りつつ「空の上から見てると思う。見終わった後のみなさんの笑顔が届けばと思います」と語った。岩井監督は「11年前の撮影中の2人の、カメラが回ってないところでの姿も頭にこびりついてて、(本作に)投影されているのを感じました」としみじみと感慨を口にした。『花とアリス殺人事件』は2月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月12日2月20日公開の映画『花とアリス殺人事件』の女子高生限定最速試写会が10日、東京・新宿バルト9で行われ、岩井俊二監督、女優の桜井美南が出席した。本作は、2003年にキットカット日本発売30周年に作られた岩井俊二監督のweb限定ショートフィルム『花とアリス』、2004年公開の長編映画『花とアリス』に続く長編アニメーション映画。岩井監督にとっては初めての長編アニメーション映画で、『花とアリス』の前日譚となる2人のエピソードを描く。物語の主人公と同じ女子高生を招いて行われた試写会前の舞台あいさつに、岩井監督と"キットカット受験生応援キャラクター"を務める現役女子高生で女優の桜井美南が登壇。初めてのアニメーション映画に岩井監督は「大変ではありましたけど、やっていて楽しかったです。お話をいただいたのが一昨年の9月。あれから粛々とここまでやり続けて完成しました」と安堵した表情を見せ、「僕も中学、高校の頃に映画館まで足を運んだ映画は忘れがたい映画になっています。いつか大人になって振り返ってもらった時に、思い出してもらえる映画になっていればと思います」とアピールした。そんな岩井監督の作品を見たという桜井は「実写版とは違った殺人事件ということですごく面白かったです。花とアリスの仲睦まじい様子も変わってなくて、共感する部分がありました。それに監督は女子高生の気持ちがすごく分かっていると思いました。どうしてですか?」と尋ねると、岩井監督は「こういう歳の娘ってこういうことするな~と、あっちこっちで見てるんですかね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。桜井は岩井監督が脚本とプロデュースを手掛けた昨年放送のドラマ『なぞの転校生』(テレビ東京系)で女優デビュー。岩井監督は「何とも可哀想な役でしたよ。恋をしても相手が人間じゃなかったりと、その思いをどこにぶつければいいのかというやるせない役でしたが、イメージ以上に演じてもらってすごく良かったです」と絶賛。岩井監督に褒められた桜井は笑顔を浮かべながら「うれしいです! 三角関係っていうシチュエーションだったので、感情の変化が難しかったんですが、とても楽しかったです」と当時を振り返っていた。映画『花とアリス殺人事件』は、2月20日より全国公開。
2015年02月11日ジョニー・デップが7日(現地時間)、バハマ諸島に所有するプライベート・アイランドでアンバー・ハードと挙式した。51歳のジョニーと28歳のアンバーは3日(現地時間)にロサンゼルスの自宅で人前結婚式を行なったが、今回は親族や友人たちを招待し、11年前に購入したバハマ諸島のプライベート・アイランド「リトル・ホールズ・ポンド・ケイ」で2回目の結婚式を挙げた。「People.com」が掲載した空撮画像には、砂浜に設置した白い花で飾られたテントの下で近いの言葉を交わすジョニーとアンバーが映っている。ジョニーの傍らには白いタキシードに蝶ネクタイ、黒いズボンで父親と同じ装いの息子・ジャックとおぼしき少年の姿も。アンバーは白のドレスとベールの伝統的なウエディングドレス。「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のドレス着用という事前情報もあったが、現時点では詳細は不明。式には『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』などでジョニーと共演しているポール・ベタニー、ジョニーと元パートナーのヴァネッサ・パラディの間に生まれた娘のリリー・ローズと息子のジャックも出席したと言われている。2人は2011年に『ラム・ダイアリー』で共演し、2012年から交際がスタート。23歳という年齢差を感じさせない仲むつまじさで、2013年暮れに婚約した。ジョニーは20代で1度離婚を経験していて、アンバーはこれが初婚。ジョニーは今週中に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影のためにオーストラリア行きを予定していて、アンバーも現在ロンドンで新作を撮影中という多忙なスケジュールの合間を縫っての挙式となった。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月10日俳優ジョニー・デップの主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』が、ついに6日公開を迎えた。これまでも作品によってさまざまな役になりきってきたジョニー・デップだが、本作では、変わり者の"ちょびヒゲ"美術商を演じている。当たり役になるのではと期待されている、この新キャラ。それは、彼が過去に演じた名キャラの共通点を持っているからだ。シリアスな役柄からエキセントリックな役まで、華麗なまでに演じ分けるジョニー・デップ。彼を一躍有名にした『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック・スパロウは、自由を好み、プライドが高く、女好きだがすぐ振られ、危険が迫れば一目散に逃げてしまうという奇想天外なキャラを名演。その後、『チャーリーとチョコレート工場』の白肌に甲高い声が特徴の変人、ウィリー・ウォンカというキャラに恵まれ、『アリス・イン・ワンダーランド』では、多重人格でイカれているマッド・ハッター、『ダーク・シャドウ』では、なりたくもないヴァンパイアにされるバーナバス・コリンズと、見事なカメレオン俳優ぶり発揮してきた。そんな過去の人気キャラクターには、共通点がある。それは、「ドジ」「臆病」「愛嬌」。『ジュラシック・パーク』『スパイダーマン』などの脚本を手がけ、監督としては『シークレット ウィンドウ』でもジョニー・デップとタッグを組んだデヴィッド・コープは、「ジョニーにドジで臆病だが愛嬌のあるキャラクターを演じさせたら右に出るものはいないよ」と語る。デヴィッド・コープはまた、「人々は彼を『エキセントリックな役を好み、変人を演じるのを好むと』いうけれど、彼は一瞬たりともそんな事は考えていないだろうね。ジョニーはそういう役に敬意を持って、リアルな人間として創りあげる事ができる唯一の俳優なんだ」といい、「ここ15年から20年で、彼はこういう役を自分のものとして確立したように見える」と分析。続けて、「まぁ実際奇妙だからね(笑)」と彼の過去のキャラクターを振り返る。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』でジョニー・デップが演じる、超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商、チャーリー・モルデカイも、「ドジ」「臆病」「愛嬌」が当てはまるキャラクター。美術の知識を武器に怪しい美術品を売りつけては浪費にいそしむ、借金まみれのセレブで、口ひげをこよなく愛する。さらに、プライドが高く頑固で、美的センスに自信を持ち、人をからかって楽しんでいるが、危険が迫ると真っ先に逃げる臆病者。この新キャラは、まさに当たり役になりそうだ。(C)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月07日先日、来日を果たし日本中を騒がせたハリウッド俳優ジョニー・デップが、女優で婚約者のアンバー・ハードとついに結婚したと、米「ピープル」誌を始め海外のWEBメディア各誌が報じている。51歳のジョニーと28歳のアンバー、実に23歳差の“年の差婚”だ。先月末、自身の新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』を引っさげて来日した際にも、常にジョニーの左隣で微笑んでいたアンバー。その美貌も去ることながら、来日直後の空港ではナチュラルメイクで登場しそのキュートさで、またレッドカーペットではバッチリメイクにワインレッドのドレスでゴージャスな魅力を見せつけ、男女問わずメロメロにし、「あの美女は誰だ!?」と一躍日本での知名度をあげた。米「ピープル」誌が報じたところによると、ジョニーはバハマに所有しているプライベートアイランドにて、今週末にでも挙式するのではないかと報じられていたが、予定を前倒ししてL.A.の自宅にて挙式を行ったとのこと。さらに、今週末の2月7日、または8日(ともに現地時間)に、ジョニーは自身が所有するバハマのプライベートアイランドにて挙式も行われる予定とのこと。週末のジョニー“夫妻”の動向にも、注目が集まりそうだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月05日俳優のジョニー・デップと女優のアンバー・ハードが結婚したと、このたび米ピープル誌が報じた。バハマに所有しているプライベートアイランドにて、今週末にでも挙式するのではないかと報じられていた2人だが、予定を前倒ししてロサンゼルスの自宅にて挙式を行ったと、出席した関係者の談話をもとに報じている。また、米報道によると、今週末の2月7日または8日に、バハマのプライベートアイランドにて、挙式も行われる予定だという。先月26日には、ジョニー・デップの主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)のPRのため、そろって来日。27日夜に行われたジャパンプレミアにも2人で出席し、手をつないでラブラブぶりを披露していた。ジョニー・デップとアンバー・ハードは、映画『ラム・ダイアリー』の共演がきっかけで交際に発展した。(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月05日