「ぴあ」調査による2014年12月5日、6日のぴあ映画初日満足度ランキングは、ロックバンドBUNP OF CHICKENのライブツアーを追ったドキュメンタリー『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』がトップに輝いた。2位に映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版『ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサー』が、3位に岸本斉史の人気コミックの劇場版第10弾となる最新作『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』が入った。その他の写真1位の『BUMP OF CHICKEN…』は、バンプが今年4月から7月にかけて行ったライブツアー“WILLPOLIS 2014”を追った記録映画。出口調査では「楽屋での様子など、普段見られない姿がたくさん出てくるのでファンにはたまらない! 影で大変な努力をしている彼らの姿は涙なしでは観られなかった」「メンバーの思いが伝わってくるような映画だった。本当はこういうことを考えていたんだ、とわかる場面もあって、更に彼らを応援したくなった」「音楽を中心とした構成でよかった。過去に行ったライブのドキドキ感や感動が思い出され、ライブに行ったような気持ちを味わえた」「ライブの時にはわからなかった演出が映画になることで緻密にわかった」など、10代から30代までのファンを中心に熱い支持を集めた。2位の『ビリー・エリオット…』は、偏見に負けず夢へとひたむきに進む少年と、家族の姿を描き、世界中で80以上の演劇賞を受賞した感動作。観客からは「バレエも歌声もパワフルで、ストーリーも感動的で楽しかった」「夢を持つ主人公に励まされた。バレエやタップなど、さまざまなダンスが観られたのもよかった」「実際に目の前で観ているような臨場感があって素晴らしい。特にラストは壮大で迫力があり、拍手をしてしまいそうになるくらい感動的だった」「生のミュージカルを観るのと違って、カメラが撮る映像を観るので、普段は気付かないような細かいところに目が行き、新しい見方が出来て新鮮だった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、12月5日(金)、6日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年12月08日全世界で発行部数2億部を超える人気漫画「NARUTO-ナルト-」の劇場版アニメ『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』が12月6日(土)に公開。声優陣と監督、原作者の岸本斉史が舞台挨拶に登壇し、来年公開の“完全新作映画”の製作も発表された。15年におよぶ連載を終えた「NARUTO-ナルト-」の最後の2話(699話&700話)の“間”の時間の中でナルトの恋が描かれる。この日はレギュラー声優陣の竹内順子、中村千絵、日野聡、水樹奈々、井上和彦に今回の劇場版での参加となった福山潤、そして小林常夫監督も登壇した。声優陣はそれぞれのキャラの必殺技や名ゼリフを実演!原作者の岸本さんは「僕は必殺技はないですが、いま(ナルトの息子の)ボルトの必殺技を考えています」と語り会場を沸かせる。映画の最後で、2015年8月公開の映画の製作が発表されたが、岸本さんが製作総指揮を務め、まさにこのボルトを主人公にした完全新作になるとのことで期待が高まる。長年、ナルトを演じてきた竹内さんは、今回のナルトの恋模様について「『愛情がほしい』と願っていた男の子が、愛情をもらって、今度は特別な存在に愛情を注ぐようになって…」と感慨深げ。その相手役となったヒナタ役の水樹さんは「初恋は実らないものと思ってました。一生独身なのかと思ってたので(笑)。先生、ありがとうございます」とニッコリ。ナルトとヒナタのキスシーンまで描かれるが、水樹さんは「ナ、ナルトが…という感じでした(笑)。台本に『キスする2人』とあって、何かの間違いかと思った。どんな顔して収録すればいいのかと…」と照れくさそうにふり返る。一方、映画でナルトに引導を渡す(?)役割を果たすことになったサクラを演じる中村さんは「まさか、こんな失恋気分を味わうとは…」と笑いつつ、ナルトとヒナタだけでなく、サクラとサスケの間に何があったのか「先生、気になります」とその間のエピソードを描いてほしいと岸本さんにおねだり。岸本さんは「確かにサスケの方が気になりますよね。いろいろ、考えますね」と頷き、「サクラには幸せになってほしいです。ツラいことばかり描いてきたので」としみじみと語っていた。。岸本さんは改めて本作について「どう言っていいのか分かんないです。子どもが結婚するのってこんな感じかな?キスもどう見たらいいのか…。切ないというか、嬉しいというか…」と複雑な胸中を吐露。新作に関しては「必死にボルトと(サスケとサクラの子の)サラダの話を考えてます」と語った。ちなみに「ボルト」というネーミングに関して岸本さんは、忍界大戦で亡くなったヒナタと同じ日向一族のネジの名を挙げ「ネジがヒナタとナルトをくっつけるということで、“ネジ”は2つのものをくっつけるものですが、別の言い方でボルト」と説明。キャスト陣からヒナタの2人の子に関して「白眼」は?と質問が飛ぶと「やろうと思ってたけど、忘れてました(笑)。(子どもが)3人になれば…。でも、そうなるといろいろ複雑になりそうで…」と苦笑していた。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE LAST NARUTO THE MOVIE 2014年12月6日より全国東宝系にて公開(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C) 劇場版NARUTO製作委員会2014
2014年12月06日“ノストラダムスの大予言”で知られる1999年の7月から2か月ほどが過ぎた9月、当時24歳の岸本斉史は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて「NARUTO-ナルト-」の連載を開始した。参考までに、当時の内閣総理大臣はいまは亡き小渕恵三。甲子園をわかせた“怪物”松坂大輔がプロ野球で初登板を果たし、石原慎太郎が東京都知事に当選し、宇多田ヒカルが累計900万枚を超える大ヒットとなるファーストアルバム「First Love」を発表したのも同じ1999年である。それまで「ジャンプ」を支えてきた人気漫画「るろうに剣心」(和月伸宏)が最終回を迎えたのと同じ号で、のちに全世界で2億部超の大人気漫画となる「NARUTO-ナルト-」は産声を上げた。そこから15年におよんだ連載をふり返ると共に、まもなく公開となる劇場版「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」についても語るロングインタビュー<後編>!【原作の結末に関するネタバレの記載、発言もありますのでご注意ください】15年の歳月で一番つらかった時期は「連載開始当初」。7日間で1話を仕上げる週刊連載の“地獄の”サイクルに体が悲鳴を上げた。「連載が始まったのは嬉しかったけど、体力的にはすごく弱くて毎週、原稿を上げたら熱は出るわ、食べたものは吐くわ…『やっていけるのかな?』という感じ。どんどん体がつらくなって、変な熱が出て病院に行ったら、先生が何かの数値を見ながら『きみ、これ細胞が死んでるよ。とにかく休みなさい』って(苦笑)。『細胞が死んでる』なんて初めて言われて引いたけど、週刊連載なんだから休めるわけない。当時は連載を始めたばかりの新人が休むなんてありえなくて、あるとしたら連載打ち切りだった。でも、さすがに当時の担当が、このままじゃ死ぬと思って少しの間、休載にしてくれたんです。その時はみんな、口に出さないけど『こんな新人に休みやるってどういうことだ?』と思ってたんじゃないかと…。ただ、そこからみんな、ちょっとずつ休みをもらえるようになったので、そういう意味じゃ新たな流れを切り拓いたのかも(笑)。その頃はいまよりも15キロくらい痩せてましたね」。そこから徐々に、週刊連載のリズムを掴み始め、同時に読者の反響からも作品に対する手応えを感じ始める。「2回目に巻頭カラーをもらった時かな?担当が原稿をFAXしながら『嬉しいよ。(読者投票で)1位だから』と言ってたのを覚えてます。僕自身は、投票結果はあまり気にしないようにはしてたんですが、二人三脚で連載を一緒に始めた担当はここまで胃の痛い思いもしてきたんだろうし、彼の嬉しそうな顔を見るのは嬉しかったですね。僕自身もその後、結婚して生活が安定して、体調を崩すことも少なくなりましたね」。15年という歳月の中で社会情勢も大きな変化を遂げた。「NARUTO-ナルト-」の世界は現実の世界情勢を鏡のように映し出しているのでは?という声は以前よりファンの間でも多く聞かれた。五大国の存在や、各国が“尾獣(※巨大な力を持つ魔獣)”を兵器として持っていること。そのバランスを崩そうとする組織「暁」。暴力ではなく対話で解決を試み、相手を理解しようとするナルト。歴史的な因縁などを含め、なるほどと思わされる部分が多々あるが…。「やはり、それ(世界情勢を作品に重ねること)はありますが、重ねすぎるとおかしくなるので、あまり意識し過ぎずにと思ってました。僕はいま、日本に住んでいて、(それぞれの国々の)実際のところは分からないし、ナルトやサスケじゃないですが、相手を知り、互いを知らなければ判断できないところもあると思います。僕は岡山出身で、広島の原爆ドームなどにも足を運びましたし、やはりそれを見ていろいろ思うところはあります。例えばうちの祖父には祖父の言い分、思いがあったのを聞いてるし、でもそれは世代が変わることで変わっていく部分もある。その上でやはり、あまりリアルに重ねすぎずに描いてます」。社会情勢だけではない。時に岸本さん自身の変化もまた作品に反映されていった。岸本さんが原稿を描きながら、感情が高ぶり思わず涙がこぼれたというのが、ナルトが死んだ母と逢い、自身の出生の秘密について知らされるシーン。「ナルトが母親・クシナの愛を知り喜ぶときの顔は、自分で描いてるのに泣きました。そこまでナルトが(両親の愛を知らず、里のものからは厄介者として扱われ)あまりに可哀想だったので。社会情勢だけでなく、僕自身に新しい家族が出来て、子どもが生まれると、作品の中のナルトの気持ちがより一層分かるし、親の立場でナルトを見るようにもなる。最初は何も考えずにナルトを両親のいない設定にしたけど、自分が親になると、親がどれほど子どものことを思っているのか?それを子どもが知らないままでいるのがすごく悔しくて、伝えてやりたくて、そうせずに話を進めるわけにはいかなかった」。本作が「ジャンプ」のバトル漫画の系譜を受け継ぐ王道の作品であったことは間違いないが、その一方で、これまでの少年漫画とは異なる、ある意味で“少年漫画らしからぬ”道を切り拓いたのも事実。先にも少し触れたが、ナルトが中盤以降、単に戦いではなく“対話”と“許し”で平和をもたらそうとする姿もそう。読者からの支持が高い「ペイン編」で、ナルトが師の自来也を殺したペインと対話し、和解するという描き方は「ある意味でタブー(苦笑)。少年漫画では普通はやらないやり方だった」とふり返る。「まず、忍者というものの考え方に関わってくるんですが、『NARUTO-ナルト-』は正規の忍者漫画とは違うんです。オレンジの服着て『オレがナルトだ!』と名乗り上げるんですから(笑)。歌舞伎的な感覚ですね。だから、ここでいう“忍(しのび)”というのは『暗殺をしたり、君主のために命を捧げる』というものではない。僕の中では『全てのものにおいて我慢し、耐え忍ぶ者』として描いてて、それ自体が少年漫画らしくないかもしれないですね。だから、戦いの中で怨念やわだかまりがあっても、いつかは上手くいくと未来を“信じて耐え忍ぶ”忍者を描きたかった。『ペイン編』もやられてやり返すという描き方もできたけど、それじゃ憎しみの連鎖は続く。誰かがそれを断ち切らないといけない。なぜそうなったのかを考え、相手を理解する――そこまで描きたかった。それを少年誌でやるということは大変でしたし、本当に成り立つのか?とすごく悩みもしました」。その“哲学”は壮大な物語の結末にも当然、大きく関わってくることになる。「最後は、サスケとナルトが戦って終わることは決めていた」というが、そこで重要なのがサスケの立ち位置。里やかつての仲間を憎む“敵”としてではなく、ナルトの“親友”として拳を交え、最後には2人の拳が“和解の印”を結ぶ。「最後に2人は戦うけど、仲直りする。そう決めたからには、ナルトはそうやって相手を許せるキャラクターでなくてはいけない。前もって“許し”を経験させるという意味で生まれたのが『ペイン編』でした。そうすると、それ以降もただナルトが敵を倒せばいいというわけじゃなくなった。逆に言うと、バトル漫画なのに“生きている敵”をナルトがバンッと倒すというのが簡単には出来ない。そこで“穢土転生(※詳しくはインタビュー<前編>)”であったり、植物からできた敵が生まれるようになったんです」。結末と言えば、戦いだけでなく、ナルト、サクラ、サスケらの恋の行方も最終回で描かれ、驚きや納得など様々な声が挙がった。まもなく公開の劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』では、原作の「699話」(忍界大戦の終結、ナルトとサスケの和解)と最終「700話」(その十数年後)の間の空白の時間が描かれる。ストーリー監修を務める岸本さんは「恋愛の映画」と語るが、企画の段階から大切にしてきたというのが、ナルトとサクラのある会話のシーン。「この映画は、あの戦争から2年後の世界を描いてて、言ってしまえばナルトとヒナタがどうやってくっつくに至るかを描いてはいるんですが、別の言い方をすると、初期の頃からずっとサクラのことを『好き』と言い続けてきたナルトとサクラの“訣別の物語”でもある。最終回を読んだ読者の方が抱いた疑問やモヤモヤをここでキッチリと解消し、すっきりしてもらえると思います!」。ずいぶん長くなってしまったが、前後編2回にわたるロングインタビューもこれでおしまい。最後にひとつだけ。「NARUTO-ナルト-」の最終回が掲載された「週刊少年ジャンプ」で、「ONE PIECE」の表紙が、様々な仕掛けが施された“「NARUTO」仕様”とも言える粋な作りになっていることが大きな話題を呼んだ。共に看板漫画として2000年代の「ジャンプ」を引っ張ってきた“盟友”尾田栄一郎からの熱いメッセージを目にした時の感想は?「めっちゃ嬉しかったです。すぐにLINEで尾田さんに『ありがとう!』って伝えました。表紙もそうですが、裏の作者コメントの欄に『タメで友でライバル』とあって、僕自身もそう思いながら『NARUTO-ナルト-』を描き続けてきたので、本当に嬉しかった。『ONE PIECE』?そりゃ意識しますよ。だって『ONE PIECE』ですもん。それ以外、言いようがない(笑)。『ONE PIECE』がなかったら、尾田さんへのライバル意識がなかったら『NARUTO-ナルト-』はここまでにならなかったと思う。だから、僕にとっては『NARUTO-ナルト-』はもちろんですが、『ONE PIECE』も特別な作品なんです」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:THE LAST NARUTO THE MOVIE 2014年12月6日より全国東宝系にて公開(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C) 劇場版NARUTO製作委員会2014
2014年12月05日1999年から週刊少年ジャンプに掲載され、世界中に熱狂的なファンを生んできた『NARUTO -ナルト-』が、先月、全700話で完結した。2002年からTVアニメシリーズが開始。通算10作目となった劇場版も最終章となる。その名も『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』。アニメ放送スタート時から主人公のうずまきナルト役を務めてきた竹内順子に話を聞いた。その他の画像ストーリー総監修を原作者の岸本斉史が務め、原作コミックの699話と700話を繋ぐ本作。「本当に“ラスト”という言葉にウソ、偽りなしという内容に仕上がっています」とまずは本編の感想を語った竹内。続けて「感動もあれば、卒業式のような嬉しい気持ちと哀しい気持ち、複雑な感情がありますね。でもその複雑さも結論としては嬉しいと思える作品です」と胸の内を明かす。2002年から命を吹き込んできたナルト役。つかんだオーディションには秘話があった。「実は最初は受けていなかったんです。というのも、もともとはナルトの声には男性が想定されていて。でも“だってばよ”のフレーズやあの元気いっぱいな感じは女性のほうが合っているということで、女性にも声がかかった。その最後のほうにお呼びかけしていただきまして」。オーディションには「何がなんでも取る!というか、絶対に決める!」という意識を持って臨んだ。数多くのキャラクターを演じている竹内。しかしここまで強い気持ちを持ったのは、NARUTOの世界観、ナルトの性格に心ひかれたからだと彼女は言う。それほど愛着を持ち、共に成長してきたナルトも劇場版ラスト。「卒業式」と表現した竹内だが初めて恋愛模様が描かれる本作で、「失恋したような感覚」にもなったと告白した。「ナルトも一気に大人の階段を駆け上がっちゃって。完成作を観る前は、親戚のお姉ちゃんみたいな感じで寂しくなるだろうと思っていたんです。でも実際に作品を観たら気持ちが“ず~ん”って下がっちゃって。声を出しているのは私自身なのに(笑)。これって、純粋にナルトに恋していたんじゃないか、普通に失恋したのかもって思いましたね」。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』12月6日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:望月ふみ
2014年12月05日「ゲームを思い切りやってやろうと思ってたんですよ、15年ぶりに本気で…」。15年におよぶ「NARUTO-ナルト-」の連載を終えていま、どんな毎日を過ごしているのかを尋ねると岸本斉史は苦笑を浮かべつつ、口を開いた。「でも、いまどきのゲームは凄すぎて付いていけないんです…。連載中も唯一『コール オブ デューティ』だけはやってたんですよ。シューティングゲームで、1ゲーム15分くらいで終わるので休憩時間とかに。でも連載を終えて、本気でやろうと思ったら、なぜか連載中よりも点数がどんどん落ちちゃって…(苦笑)。いまは朝起きて、何も考えずにコーヒー飲みながら漫画読んだり、昼間からビール片手に映画を観たり。そういえばこないだ、すごく久々に…子どもが幼稚園の時以来かな?キャッチボールしましたね」。何気なく口をついて出る言葉から、15年間、計700話におよぶ週刊連載を続けることのすさまじさが伝わってくる。「ただ長かったですね。『長いようであっという間』とかではなく、ひたすら長かった」という15年。どんな思いでペンを握り、原稿に向き合ってきたのか?どのようにしてあの忍の世界や魅力的なキャラクターたちは生まれたのか?ファンの間では劇中の里の長を意味する“影”という呼称にちなんで“岸影様”と崇められる、岸本さんの頭の中をちょっとだけ覗かせてもらったロングインタビュー<前編>!【※原作の結末に関するネタバレの記載、発言もありますのでご注意ください】主人公のナルトが戦争、そして和解を通じて成長していくさまが描かれるが、忍の国とその起源・歴史を含めた重層的な世界観、民話や伝承や宗教の引用やオマージュを巧みに取り込んだ設定。これだけの情報量を扱いつつ、週刊連載で作品を発表するというのは並大抵の苦労ではない。「週刊連載って、次回のネタをじっくりと考える時間すらないままに描き始めないといけないんですよ。物語が続く中で、エピソードをキッチリと締める回だったり、重要なポイントとなる回が出てくるんですが、そのアイディアも描きながらじゃないと思いつかないし、もし思いつかなくても、〆切りは毎週やって来る(苦笑)。だから、本来描きたい回に辿り着くまでに、『捨て回』というと言葉は悪いですが、“つなぎ”のような回も出てくるし、そうやって本当に面白いところに到達するまで粘り続けます。もちろん、そうしたつなぎの回も、面白くないと連載は打ち切りになるから質は保ち続けないといけないし、(文献などにあたってリサーチする)インプットの時間も必要です。面白いアイディアを思いついたら、それを最大限に面白く見せるための伏線やフリも入れて、そこに辿り着かせないといけないし…。よく『この面白いエピソードを何でもっと早くやらないんだ?』と言われるんですが(笑)、そこに行くまでの時間が必要なんです。苦しいですよ、週刊連載って。いま、少し離れて客観的に他の作品を読んでて『みんな、よくやれるな…』って思いますよ」。ナルトが忍の世界を飛び回る中で、様々な歴史や因縁、この世界の“秘密”が明かされていく、ある種の謎解きの楽しさが「NARUTO-ナルト-」の魅力のひとつだが、加えて700回におよぶ連載の中で次々と登場した個性的で、それぞれに想いや葛藤を抱えたキャラクターたちの存在も、読者の心を鷲掴みにした。どのようにしてキャラクターが生まれるのか?岸本さんは「僕もいまだにキャラクターのことは分かんないんですよねぇ…(笑)」と首をひねる。「何となく生まれる…というか、最初にポッと(ビジュアルの)イメージが湧いて、そいつが最初にひと言、喋る言葉を与えると、徐々に話し始めるんですよね。特に他のキャラクターと絡ませることで、だいぶ動きが出てくるのかなぁ…?よく言う『キャラクターが動き出して、物語が進んでいく』というのは、物語を作る作家であれば誰しもその感覚があると思います。キャラクターって、こっちの言うことを聞かない時は全く聞かないんですよ(笑)。こちらの都合よくは動いてくれないし、それを簡単に動かせばウソになるし、ブレちゃう。話が進み、キャラクターに厚みが出てくればさらにいろんなことが複雑に絡み合って、素直に動いてくれない。ここまで連載が長くなったのは、そのせいもあると思います」。ものすごい数のキャラクターたちが所狭しとばかり動き回る。連載初期に登場したキャラクターたちの多くが中盤、後半と話が進んでも消えることなく活躍することもあって、新旧キャラクターが入り乱れ、「NARUTO-ナルト-」ほど、読者によるキャラクターの人気投票が面白い作品もなかなかない。生みの親である岸本さんにとって人気投票は?「僕としては、どうしてもナルトは特別なんですよ。自分自身を投影して、気持ちを乗せて描いてる部分も多いので。だから『なんでいつもカカシにばかり票が集まるんだ?』とちょっとシャクでしたね(笑)。あと、いろんなところでサクラのことを必死で描いてるのに、なぜかヒナタにばかり票が集まるのも『なんでだよ!』と(笑)。ただ、ナルトは特別として、その他のキャラクターはみんな同じ思いで大切に描いてるので、投票の結果に関してはなんでそうなるのかよく分からないんですよ。例えばネジが毎回、安定して上位にいることとか、なんでチョウジはなかなか上に来ないのか?とかね(笑)」。連載が進む中で、そうしたキャラクターの死を描かなくてはならないこともある。一方で禁術“穢土転生”によって、死んだはずの人物が再び現世に姿を現すことも…。「やはり、バトル漫画なので『死ぬ』ということから逃げずにしっかりと描いていこうとは決めていました。死ぬべき時は無理をせずにそうしようと。時には読者から『もしカカシを殺したら…』なんて手紙が来ることもありました。ただ『ペイン編』以降、重要なストーリー上の問題として、ナルトが敵を“自分と同じ人間”として捉えて、ただ殴って殺して決着をつけるのとは違うやり方を探すようになった。『分かり合える』と信じているナルトが単に相手を殺すことは出来ないので、そこで“穢土転生”という本来死んだはずの人間をゾンビのように復活させるというある種の荒行が出てきたんです。僕の中で穢土転生は『生き返る』のではなく、あくまで死んでいるキャラクターなんです」。死んでいく人間が“想い”を生きている者に託すからこそ、それぞれのキャラクターの死に重みが生まれる。例えば、終盤の「第四次忍界大戦」のさなか、先述の人気キャラのひとり、ネジが死を迎えるが、その描写は意外なほどあっさりしている。一方で残されたナルトたちはネジの存在を心に留めて戦い続ける。「死って意外なほど突然来るんですよ。それまで、例えば自来也の死のシーンとか、わりとねちっこく演出することもありましたが、ネジの時はそれをあえてやめました。死は突然だし、戦場の中で感傷に浸る余裕もない。いつ誰が死ぬか分からないという覚悟がないといけないし、丁寧に描き過ぎればウソくさくなる。でもナルトたち仲間のひとりひとりがネジを思い、何かを受け取る。そこでネジの思いを“鳥”に、十尾の尻尾を“檻”に見立てて、檻から飛び立っていくというシーンが描けたのはよかったなと思います」。≫【インタビュー後編に続く】(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:THE LAST NARUTO THE MOVIE 2014年12月6日より全国東宝系にて公開(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C) 劇場版NARUTO製作委員会2014
2014年12月04日15年にわたる連載を終えた人気漫画「NARUTO」の劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の完成披露試写会が11月24日(月)に開催。声優陣の竹内順子、中村千絵、日野聡、井上和彦、福山潤、小林常夫監督、原作者の岸本斉史が舞台挨拶に登壇した。原作の最後の二話(699話と最終700話)の間、忍界大戦終結から2年後の世界を描く本作。原作者の岸本さんが「恋愛の話」と公言する通り、大筒木カグヤの子孫で忍の世界の滅亡を目論む大筒木トネリとの戦いの中で、ナルトが最終回でも描かれていた最愛の女性を見つける、その過程が描かれる。“LAST”と銘打たれた本作のストーリー監修を務めた岸本さんは先日、連載を終え「〆切がないので余裕を持ってきました(笑)」と語り笑いを誘う。改めて、「NARUTO」ファンに向け「15年という長い連載の中でナルトがちょっとずつ成長していくのを見守ってくださったみなさまに感謝です」と思いを伝える。さらに、ナルトの“最後の成長”として描いた本作について、ラストシーンに触れ「(ナルトたちは)自分にとって子どものように思っているので見られるかな?恥ずかしくて見られないかも…と思ってたんですが、子どもが成長して離れていくような切ない気持ち、一段落したというお父さんのような目線で安心した」と明かした。岸本さんには、サイ役の日野さんからも、最終話でほかの主要キャラクターと共に描かれたサイの13年後についても、そこに辿り着くまでの「過程を見たい!」というリクエストが出て、会場からも期待を込めた拍手が沸き起こったが、岸本先生は「意外とドロドロしますよ」と語り、会場は笑いに包まれた。そして、この日はサプライズで「スキマスイッチ」(大橋卓弥&常田真太郎)も来場!「2人で悩んで作った」という主題歌「星のうつわ」をこの日のためだけのピアノver.で披露し、会場はピアノの音色と歌声に酔いしれた。原作者の岸本さんも感激しきり。竹内さんはナルトの声で着ぐるみの動きに合わせて「スキマスイッチの兄ちゃんたち、メチャクチャカッコいい曲をサンキューだってばよ!」と語り、客席からは拍手が沸き起こった。長年、ナルトの声を務めてきた竹内さんは、映画を見終えたばかりの観客の作品に対する拍手に「言葉じゃなくこの音が一番嬉しい」と満面の笑み。「オレたちの戦いの映画はこれでラストだ!劇場で待ってるぜ!」となるとの声でファンに呼びかけた。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE LAST NARUTO THE MOVIE 2014年12月6日より全国東宝系にて公開(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C) 劇場版NARUTO製作委員会2014
2014年11月25日本日10日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」50号で完結を迎えた「NARUTO-ナルト-」。この度、原作では描かれなかった空白の時が明らかとなる、映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の公式サイトに集まった“ナルト愛コメント”が一面に載っているビジュアルが公開。さらに最終話である第700話を書き終えた著者の岸本斉史氏による、新編「NARUTO-ナルト-」(仮)の短期集中連載が2015年春にあることが発表された。原作単行本の累計発行部数が1億3千万部を突破した大ヒットコミック「NARUTO-ナルト-」が2年ぶりに映画化された本作。木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長を描く。本日発売された「週刊少年ジャンプ」では、第699話と第700話の2話が掲載され、最終話である第700話は著者の岸本斉史氏監修のもと着色されたオールカラー24ページで構成されている。さらに「週刊少年ジャンプ」50号の裏表紙には、映画公式サイトに届いたナルトファンからの熱いコメントが一面に載っているビジュアルとなっており、まさにナルト完結にふさわしいナルト一色!そして同日には、「NARUTO-ナルト-」マンガ全700話と、アニメーション全220話を全て無料で配信されるというiOSとAndroid OS向けの公式「NARUTO-ナルト-」アプリの配信が開始。また、連載完結を記念し「NARUTO-ナルト-」の連載が始まった「週刊少年ジャンプ」1999年43号をデジタル復刻版として、マンガ雑誌アプリ「少年ジャンプ+」上で無料配信中とのことだ。完結を迎えた「NARUTO-ナルト-」だが、12月には『劇場版 NARUTO-ナルト-』、2015年には「連載完結記念岸本斉史NARUTO-ナルト-展」開催と“NARUTO新時代開幕プロジェクト”に期待が高まる。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日15周年にして、その長きにわたる壮絶な闘いに終止符を打つこととなった岸本斉史の大ヒットコミック「NARUTO―ナルト―」。その2年ぶりとなる劇場版最新作『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の新予告編がこのほど解禁。さらに、本作でナルトと対峙することになる新キャラクターを人気声優の福山潤が務めることも発表された。先日の“コミック連載完結”の発表も大きな話題を呼んでいる本作。木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長を描く。今回解禁された新予告編の舞台となるのは、ナルトとサスケの戦いから2年後――そこには成長したナルトたちの姿が。そして、今まで隠されていた本作の詳細も明らかに。最後には、仲間たちが叫ぶ「ナルト!」というセリフ、さらに原作者・岸本斉史の「今までの映画には無いNARUTOです」というコメントが写し出されおり、ファンにはたまらない映像に仕上がっている。また今回解禁された予告編で明らかとなったのが、キーパーソンとなる新キャラクター“大筒木トネリ”の存在。声を演じるのは、アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」のルルーシュ・ランペルージ役や「暗殺教室」の殺せんせー役など、話題作への出演が続く福山潤。今回の抜擢に、「『NARUTO- ナルト-』が完結することを聞き、ついに!!と驚きました。超大作となった作品がフィナーレを迎えるわけですから、一読者としてショーゲキでした。『NARUTO- ナルト-』の歴史に加われる喜びと、“THE LAST”というタイトルの重みを感じつつ収録に臨みました」と複雑な心境を語っている。11月10日(月)の連載完結も近づき、ファンの間でも様々な憶測や「寂しい」といったコメントもあがっている「NARUTO」シリーズ。今後、更なる続編に注目があつまりそうだ。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月01日12月6日に公開されるアニメーション映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』の主題歌に、スキマスイッチのニュー・シングル「星のうつわ」(12月3日発売)が起用されることが明らかになった。主題歌の発表に合わせて、今回のために描き下ろされたジャケットデザインも明らかに。主題歌が使用された予告編は、11月1日より全国の劇場で公開されるという。本作の廣部琢之プロデューサーは「『NARUTO THE MOVIE』らしくなくて、実は『NARUTO THE MOVIE』らしいアーティストを考えた時、まずスキマスイッチが浮かびました。誰もみたことのない成長した主人公うずまきナルトの声を表現するような、優しくて力強い大きな世界観の楽曲をお願いしました」とスキマスイッチ起用の理由を明かしている。スキマスイッチの大橋卓弥は「誰か一個人を愛するというよりはもう少し大きな"愛情"、人が人として伝えていきたいこと、命の連鎖、継承、そんな僕たちなりの"人間愛"を幅広い世代の人達に届けられたらと思います」と楽曲に込めた想いを説明。そして常田真太郎は「受け取るだけの側から受け取り伝える側、いつかは残す側へと移っていくナルトたちと、12年目の自分たちの気持ちを重ねて物語を楽しんでいます。僕たちの『星のうつわ』がこの壮大な物語のファイナルをそっと飾ってくれることを願っています」とメッセージを寄せている。また、スキマスイッチの2人は『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』のアフレコにも挑戦。アフレコ現場に駆けつけた主人公のうずまきナルトは「スキマスイッチの二人が今回の映画のために書き下ろしてくれた曲が心にしみたってばよ! この曲を聴くと不思議と父ちゃんや母ちゃん、大切な人たちのことを考えずにはいられないっていうか、うまく言えねえんだけど自然と涙がこみ上げてくるぜ…大橋さん、常田さん! 素敵な曲をありがとうだってばよ!」と喜びを伝えている。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』は、原作コミックの累計発行部数が1億3,000万部を突破した岸本斉史氏による漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)の看板漫画『NARUTO-ナルト-』の2年ぶりとなるアニメーション映画。異常接近した月がこのままでは崩壊し、隕石となって地上に降り注ぐという地球最後の日に向けたカウントダウンの中で、ナルト最後の物語が描かれる。そして2015年には「NARUTO-ナルト-展(仮)」が開催され、"NARUTO新時代開幕プロジェクト"がスタートする。(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ(C)劇場版 NARUTO 製作委員会 2014
2014年10月23日「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載スタートから今年で15周年を迎える岸本斉史の大ヒットコミック「NARUTO―ナルト―」から、2年ぶりとなる劇場版作品『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』が公開される。このたび、本作の主題歌を「スキマスイッチ」が担当することが決定。さらに、今回のために描き下ろされた、「NARUTO-ナルト-」描き下ろしジャケットビジュアルも解禁となった。コミックス累計発行部数は1億3千万部を突破している本作。物語は、木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長を描く。先日、1999年から始まった原作コミックスが完結を迎えるというニュースで話題をさらったばかりの本作。この発表を受け、全世界のナルトファンたちからは「寂しい」「今までありがとう」などの様々なコメントが寄せられていた。そんな原作の先へと向かう劇場版作品では、大人になったナルトの姿も垣間見ることがき、原作者である岸本氏がキャラクターデザインを務めるだけでなく、ストーリー総監修も兼任するという。今回本作の主題歌となる楽曲は、「スキマスイッチ」のニュー・シングル「星のうつわ」(12月3日発売)。「スキマスイッチ」の2人は、今回のオファーを受け「世界中にファンのいるナルトの主題歌を担当させていただくということで大変嬉しく思っています」「受け取るだけの側から受け取り伝える側、いつかは残す側へと移っていくナルトたちと、12年目の自分たちの気持ちを重ねて物語を楽しんでいます。僕たちの『星のうつわ』がこの壮大な物語のファイナルをそっと飾ってくれることを願っています」とコメントを寄せている。さらに、スキマスイッチの2人は本作でアフレコにも挑戦!アフレコ現場には主人公のうずまきナルトも応援に駆けつけ、「スキマスイッチの2人が今回の映画のために書き下ろしてくれた曲が心に沁みたってばよ!この曲を聴くと不思議と父ちゃんや母ちゃん、大切な人たちのことを考えずにはいられないっていうか、うまく言えねえんだけど自然と涙がこみ上げてくるぜ…大橋さん、常田さん!素敵な曲をありがとうだってばよ!」と喜びを語った。この楽曲が使用された予告編は11月1日(土)より全国の劇場にて流れ始めるとのこと。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日先日、「完結」の報せが大きな話題を呼んだ、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の岸本斉史が手がける大ヒットコミック「NARUTO―ナルト―」。このほど、本シリーズの終焉を告げる劇場版最新作『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』のポスター・ビジュアルが公開された。木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長物語。本作では月が崩壊し、隕石となって地上へと降り注ぐという最悪のシナリオが描かれる。公開されたビジュアルには「最後の物語は、はじめての愛。」という印象的で意味深なキャッチコピーとともに、原作では描かれていない、少し大人になったナルトたちの姿が。さらに、カカシ、サスケ、サクラたちが正面へと視線を投げかけている中、ナルトの赤いマフラーの先には横向くヒナタの姿。このマフラーは今回のストーリーの鍵を握るアイテムだというが、果たしてこれらが意味するものとは…。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月12日集英社は6日、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の岸本斉史氏による人気漫画『NARUTO-ナルト-』が、11月10日発売予定の『週刊少年ジャンプ50号』で完結することを発表した。『週刊少年ジャンプ』公式サイトでは、「NARUTO-ナルト-、連載完結!!」と題して「残り5週、週刊少年ジャンプ50号で15年続いたNARUTO-ナルト-の連載が遂に完結!! 積み重ねてきたナルトの物語の最後を見逃すな!!」とアナウンス。約15年間にわたって連載された『週刊少年ジャンプ』の看板作品のひとつがいよいよ完結することになる。なお、12月6日には岸本氏がストーリーを監修したアニメーション映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』が公開され、2015年には「NARUTO -ナルト-展(仮)」も開催。特に映画は「ナルト、最後の物語」というコピーが掲げられており、注目を集めている。『NARUTO-ナルト-』は、落ちこぼれ忍者の主人公・うずまきナルトが、里一番の忍者である「火影」を目指し、さまざまな困難を乗り越えながら成長していく姿を描いた物語。1999年9月21日発売の『週刊少年ジャンプ43号』より連載がスタートし、現在コミックスは70巻、累計売上部数は1億3,000万部を突破している。2002年はアニメ化を果たし、『ナルティメットストーム』シリーズをはじめとしたゲーム、さらには舞台などメディアミックスで展開され、『週刊少年ジャンプ』を代表する作品に。また、忍者作品ということから海外でも絶大な人気を誇っており、翻訳出版されている。(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
2014年10月07日「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の岸本斉史が手がける大ヒットコミック「NARUTO―ナルト―」(作:岸本斉史)。連載15周年を迎える今年、11月10日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」50号で完結することが、10月6日(月)に「週刊少年ジャンプ」公式サイトで発表された。物語は、木ノ葉隠れの里の落ちこぼれ忍者・うずまきナルトを中心に、仲間たちとの絆や忍同士のバトル、それぞれの成長を描いたもの。コミックス累計発行部数は1億3千万部を突破している。1999年から始まった本作。岸本氏からのコメントは公式サイト上でも、Twitter上でも発表されておらず、その胸の内はまだ明らかとなっていないが、このヒット作の幕引きは大きな注目を集めそうだ。さらに今年は、2年ぶりとなる劇場版作品『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』が12月6日(土)より全国公開される。原作者である岸本氏がキャラクターデザインを務めるだけでなく、ストーリー総監修も兼任し、原作のその先のストーリーが描かれていくようだ。先日、すでに特報映像も解禁されており、大人になったナルトの姿も垣間見ることができる。さらに来年には「NARUTO‐ナルト‐展(仮)」の開催も決定しており、2014年、2015年と「NARUTO」が旋風が巻き起こしそうだ。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』は12月6日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日JR西日本岡山支社はこのほど、ラッピング列車「NARUTO -ナルト- 列車」の運行を3月末で終了すると発表した。今月30日に津山線で運行される臨時列車「ありがとう! NARUTO -ナルト- 列車」がラストランを飾る。「NARUTO -ナルト- 列車」は、美作(みまさか)地域10市町村からなる美作国建国1,300年記念事業実行委員会との共同事業として、昨年4月3日から運行開始。キハ47形(2両編成)とキハ120系(1両編成)の2編成で、外観と内装には美作地域の岡山県奈義町出身の漫画家、岸本斉史氏原作『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のキャラクターが描かれた。キハ47形は津山線を中心に、キハ120系は姫新線と因美線を中心に運転されたが、当初から約1年間の運転期間が定められており、今年3月いっぱいで運転を終了することに。臨時列車「ありがとう! NARUTO -ナルト- 列車」はキハ47形(2両編成)を使用し、津山線岡山~津山間を1往復運転。運転時刻は、津山行の往路が岡山駅10時0分発・津山駅11時15分着。岡山行の復路は津山駅14時15分発・岡山駅15時48分着。途中、金川・福渡・弓削・亀甲の各駅に停車する。全車自由席で、普通乗車券があれば予約なしで乗車可能だ。乗車記念として、往路の津山駅到着時にはスイーツや「NARUTO -ナルト- 列車」中吊りポスター、NARUTOクリアファイルなどを乗客にプレゼント。復路の車内(亀甲~岡山間)では、硬券タイプの記念乗車証を配布するという。プレゼントはいずれも数量限定のため、なくなり次第配布を終了する。
2014年03月26日バンダイナムコグループは、東京・池袋のサンシャインシティワールドインポートマートビル3階に、集英社が発行する少年漫画誌「週刊少年ジャンプ」の人気作品を使用した屋内型テーマパークを、2013年夏にオープンする。同施設では、尾田栄一郎(おだ えいいちろう)氏の作品「ONEPIECE」、岸本斉史(きしもと まさし)氏の作品「NARUTO-ナルト-」、鳥山明(とりやま あきら)氏の作品「ドラゴンボール」の3作品を扱ったエリアのほか、定期的にそのほかの作品・キャラクターが入れ替わる「ヒーローズアリーナ」を展開。「共体感エンターテインメント」をコンセプトに、来場者が主役となって各作品の世界を能動的に体験し、作品のキャラクターたちと共感できるような「新しいエンターテインメント」を目指している。また、さまざまなキャラクターとのコラボが行われる「フード&デザートエリア」や「アミューズメントエリア」、オリジナル商品が登場する「グッズショップ」なども登場。グループ会社のノウハウを結集し「週刊少年ジャンプ」作品の世界をつくり出すとのこと。詳細は、同社公式ホームページで見ることができる。(c)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(c)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(c)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日アシックスから展開されている、女性用スノーボードウエアブランド「ARG(エーアールジー)」から、モデルの岸本セシルとの限定コラボアイテム、ニット帽とネックウオーマーを11月下旬より発売する。今シーズンの「ARG」からは、1960年代後半のサイケデリックなスタイルをイメージした、ファンタジックなムードのウエアを提案している。フラワー柄や水玉模様、チェック柄をパッチワーク風に盛り込んだデザインのジャケットは、ピンクやレモンイエロー、ブラックなどの原色やパステルカラーを使用した華やかな色合いになっており、パンツはベージュを採用し、自由自在に色が溢れながらも調和の取れたコーディネートに仕上げている。今回、岸本セシルとのコラボレーションにより発売するニット帽とネックウオーマーは、スノーボードウエアに合わせるだけでなく、日常シーンでも使用できるアイテムとなっている。どちらもカウチン柄を女の子らしくアレンジしたデザインで、ニット帽には耳当て部分に、ネックウオーマーには全体にハート柄をあしらっています。価格はニット帽が4,310円(税込)、ネックウオーマーが3,780円(税込)で、それぞれ300の限定販売となる。アイテムは、11月下旬から全国のスノーボード専門店、スポーツ用品店などで順次発売が決定している。元の記事を読む
2012年11月17日「ぴあ」調査による7月28日公開の映画・満足度ランキングは、クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』がトップに輝いた。2位に人気コミック『NARUTO -ナルト-』の劇場版第9弾『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』が、3位に関ジャニ∞主演映画『エイトレンジャー』が入った。その他の写真1位の『ダークナイト…』は、『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト”シリーズ3部作の最終章。劇場には公開を心待ちにしていた多くの観客が足を運び、「集大成として最高の出来!」「単なるスーパーヒーローではなく、人間の醜さと真実をうまく捉えている」「バットマンのいろいろな要素を盛り込み上手く着地している。映像は迫力があり、想像を上回る作品だった」など、熱いコメントが寄せられた。また「もう一回観たい」という声も聞かれ、リピーターによる動員増も期待できそうだ。2位の『ROAD TO NINJA…』は、完全オリジナルストーリーで、原作者・岸本斉史が脚本を担当した作品。出口調査では「映画ならではのストーリーやキャラクター設定がいい」「親子愛や家族の絆をテーマにしていて感動的」「孤独と戦う真っ直ぐなナルトの姿勢に元気をもらえた」「パラレルワールドという特殊な空間において、いつもとは違った雰囲気で活躍するキャラクターがよかった」など、10代、20代を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年7月28日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月30日今夏に公開される人気シリーズ最新作『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』の主題歌をASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)が担当することが決定した。その他の写真本作で主題歌を担当するアジカンは、2003年にデビューして間もなく『NARUTO』のアニメ版オープニングテーマに『遥か彼方』が抜擢されており、「『NARUTO』のお陰で、南米やヨーロッパ、アジアでも僕らの音楽を聴いてくれるファンが現在でも沢山いる。(本作の)主題歌に我々を選んでいただき、とても光栄です」とコメント。原作者の岸本斉史氏は、「今回の映画には企画から深く関わらせて頂いた。主題歌を誰に歌って頂きたいかと考えた時に、アニメ最初期にオープニングテーマを担当して頂き、疾走感溢れるサウンドがぴったりだったASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが浮かび、お願いできればと思いました。この映画はこの曲が入ることによって初めて完成したと思っています!」と語っている。また劇場入場者特典として、岸本氏監修によるMOTION COMIC『NARUTO』のスペシャルDVDと、『NARUTO-ナルト-』スペシャルカードが先着150万名にプレゼントされることも発表された。日本映画史上初となる劇場入場者特典のスペシャルDVDには、原作の画をCG合成して『NARUTO』の世界を再構築したモーションコミックや、岸本氏自身が本作の構想や『NARUTO』の今後に対する熱い思いを語ったロングインタビュー、映画公式Twitterで募集したファンから岸本氏への質問に対する岸本氏の答え「一問一闘」、作画風景などが34分収録される予定。パッケージの表紙も岸本氏自らが書き下ろしたものという。本作は、今年、アニメ化10周年を迎え、コミック単行本累計売上が1億円を突破している大人気コミック『NARUTO -ナルト-』の劇場版第9弾。ナルトたちと謎の仮面の男の戦いが迫力のアクションと共に描かれる。『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』7月28日(土) 全国東宝系にて公開主題歌『それでは、また明日』7月25日(水)発売●初回生産限定盤(CD+DVD)価格:1470円(税込)●通常盤(CD)価格:1020円(税込)発売元:キューンミュージック
2012年06月21日3人に1人が国民的大人気作品で挫折を経験!少年誌の代名詞ともいえる『週刊少年ジャンプ』。数多くのヒット作を生み出してきた同誌ですが、女性にも人気の作品も実は少なくありません。自分では買わないけど彼から借りて読んでいるという人もいるようです。そこで今回は20代女性687名に、途中で読むのを挫折したジャンプの作品について聞いてみました。>>男性編も見るQ.途中で読むのを挫折した『週刊少年ジャンプ』に掲載された(連載中も含む)長編マンガを教えてください(複数回答)1位『ONE PIECE』尾田栄一郎35.2%2位『HUNTER×HUNTER』冨樫義博17.8%3位『こちら葛飾区亀有公園前派出所』秋本治16.7%4位『テニスの王子様』許斐剛15.4%5位『NARUTO -ナルト-』岸本斉史14.8%■『ONE PIECE』尾田栄一郎……・「登場人物が増え、途中からだれが敵でだれが味方なのか分からなくなり、読むのが面倒になった」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「20巻くらいで挫折した。新刊を半年くらい待つのが嫌になってしまった」(26歳/情報・IT/営業職)・「最新刊を買うのを忘れ、そのまま買わなくなり読まなくなった」(28歳/医療・福祉/専門職)・「途中までは姉が単行本を買っていたのでそれを読んでいたが、その後ついていく気力がなくなった」(28歳/金融・証券/専門職)・「29巻で挫折し、時間を置いてもう一度1巻から挑戦したが、やはり29巻で挫折した」(25歳/そのほか/営業職)■『HUNTER×HUNTER』冨樫義博……・「途中で休載したり、内容が本題とずれてきたような気がしたりして、読む気が薄れた」(29歳/学校・教育関連/専門職)・「高校時代は友人が貸してくれたけど、今は周りに読んでいる人もいないので、自分では買わなくなり読まなくなった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「途中で連載がストップして、次第に関心がなくなった」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■『こちら葛飾区亀有公園前派出所』秋本治……・「1話だけでもストーリーが分かるので、気が向いたときに読むようになった」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「最初は『全巻読むぞ』と思って古本屋で20冊買ったが、20冊すらすべて読めなかった」(24歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「1話完結なので、途中で読むのをやめても楽しめる」(28歳/そのほか)■『テニスの王子様』許斐剛……・「昔は『テニスの王子様』を読むために『週刊少年ジャンプ』を買っていたが、年齢が上がるにつれて買わなくなってしまった」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「キャラが多すぎて、だれがだれだか分からなくなった。人間離れした技が多すぎて冷めた」(22歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「試合が繰り返される展開に次第に飽きてしまった」(25歳/商社・卸/事務系専門職)■『NARUTO -ナルト-』岸本斉史……・「先が長く終わりが見えなくて、少しマンネリ化したので読めなくなった」(24歳/情報・IT/技術職)・「途中まで楽しく読んでいたが、途中で間が空いたら読まなくなってしまった」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「数話読み損ねたら、続きが気にならなくなった」(23歳/金融・証券/事務系専門職)総評途中で読むのを挫折したジャンプの作品、第1位は『ONE PIECE』でした。アンケート回答者の3分の1がこの作品で挫折を経験しています。「長すぎる」という理由が多く挙がりました。「人気作品でだれもが読んでいるから気になった」、「友達から面白いと勧められて読み始めた」など、この作品が女性にも支持されていることを裏づける声は多数寄せられていますが、「先が長すぎて挫折した」など途中で挫折している人が少なくないようです。「登場人物が多すぎる」、「好きなキャラクターが死んだ」、「アツくてベタな展開が自分には合わなかった」などの意見もありました。2位は、『HUNTER×HUNTER』です。「休載が多く、なかなか新刊が出ないから」という理由が目立ちました。また、「どんどん絵がグロテスクになって気持ち悪かった」、「途中からグロくなってきて、受け入れられなくなった」という女性ならではの意見もありました。また4位の『テニスの王子様』に対しては、「だんだんありえない技のオンパレードになり、見ているのが苦痛になりました」といった声が目立ちました。今回、トップ3に入った作品は男女で同じという結果になりました。人気が高く、たくさんのファンをもっている作品ほど、挫折する読者も結果的に多くなるということのようです。調査時期:2011年10月8日~10月22日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性687名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】完結したけど続編が読みたいマンガ【ランキング女性編】最終回を迎えてほしくないマンガ【ランキング女性編】名作と思える少年漫画完全版(画像などあり)を見る
2011年12月01日この秋のリアルトレンド間違いなし!20日発売の「non・no」では、佐々木希、岸本セシルらノンノ人気モデル16人の私服を特集。そのなかで実際に彼女らが購入した&購入しようと狙っているアイテムを検証してみたところ、なんと全員が“かぶる”というアイテムが出てきたという。これだけの旬モデル、おしゃれフリーク“かぶり買い”なら、この秋のリアルトレンドは間違いなさそう。気になるそのアイテムはなにかというと、ボーイッシュなサイズ感の“BIGジャケット”だそうだ。ちょっとダサい感じもある抜け感がいいツイードジャケットも人気。ガーリーなプリーツスカートと合わせたレトロコーデが最旬だ。シンプルなBIGジャケットはすでに購入済み、というモデルは、ぱきっとビビッドカラーのオレンジ、ブルーなど、さらに差をつけるアイテムのジャケットに注目しているとか。他にもこんなアイテムが“かぶって”ます!BIGジャケットはかなり欠かせないアイテムのようだが、ほかにも、個性的なショートソックスに注目しているモデルも多かったとか。春夏から続くブームが秋にもみられそうだ。全体的に単調で暗めの色調コーデになりがちな秋冬は、とくにフリルつきやカラーものの個性的なショートソックスを取り入れると、おしゃれ度がぐっとアップしそう。ボルドー色など秋らしい色を取り入れるのもよいし、思い切ったガーリィさに挑戦してみるのもよさそう。HIT間違いなしのこれらのアイテム、ぜひこの秋冬トレンドとして楽しんでみて。元の記事を読む
2011年10月22日冒険の世界の一員になった気分を味わいたいもしも自分の肖像画を描いてもらえるとしたら、あなたは誰に描いてもらいたいですか?フェルメールやゴッホなど、著名な西洋画家ももちろんアリですが、ここは思い切り視点を変えて、現代日本文化の華、漫画家ではどうでしょうか?今回は20代男性223名に、自分の肖像画を描いてほしい『週刊少年ジャンプ』の漫画家は誰か聞きました!>>女性編も見るQ.自分の肖像画を描いてほしい週刊少年ジャンプの漫画家を教えてください※現在連載中の漫画家のみ(複数回答)1位尾田栄一郎『ONE PIECE』32.3%2位秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』20.2%3位小畑健『バクマン。』14.3%4位冨樫義博『HUNTER×HUNTER』11.7%5位岸本斉史『NARUTO-ナルト-』10.8%※敬称略■尾田栄一郎『ONE PIECE』に描いてもらいたい……・「『ONE PIECE』の世界のキャラクターになった気がしそう」(29歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「自分が麦わらの一味になったような肖像画を描いてほしい」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「画風に元気があって好き」(28歳/商社・卸/営業職)・「ルフィたちと一緒にいるところの肖像画を描いてほしい」(29歳/機械・精密機器/技術職)・「特徴のあるキャラクターとして描いてくれそう」(25歳/そのほか)■秋本治『こちら葛飾区 亀有公園前派出所』に描いてもらいたい……・「コミカルに描いてくれそうだから」(27歳/自動車関連/技術職)・「両さんとのツーショットで描いてほしい」(26歳/そのほか/事務系専門職)・「ポップに描いてくれそうだから」(26歳/自動車関連/技術職)■小畑健『バクマン。』に描いてもらいたい……・「一番カッコ良く描いてくれそう」(28歳/そのほか)・「リアルな感じで描いてほしい」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「絵が上手いので」(23歳/情報・IT/技術職)■冨樫義博『HUNTER×HUNTER』に描いてもらいたい……・「『幽☆遊☆白書』が大好きだったので、蔵馬のように描いてほしい」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「あの適当なタッチで自分がどう描かれるか、見てみたい」(24歳/金融・証券/営業職)・「味のある絵になりそう」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■岸本斉史『NARUTO-ナルト-』に描いてもらいたい……・「気力にあふれる肖像画を描いてくれそう」(29歳/医薬品・化粧品/技術職)・「個性的なキャラクターが出ているナルトを描いている先生だと、自分がどのように描いてくれるのかすごく気になります」(24歳/医療・福祉/専門職)・「絵のタッチが好き」(23歳/情報・IT/技術職)総評自分の肖像画を描いてほしいジャンプの漫画家ランキング、1位は尾田栄一郎『ONE PIECE』、2位は秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』という結果になりました。『週刊少年ジャンプ』の長期連載の1位(こちら葛飾区亀有公園前派出所)と2位(ONE PIECE)の作者が上位にランクインしました。尾田栄一郎『ONE PIECE』を支持する声では、「自分の肖像画をWANTED風にしてもらいたい」というように、自分も一味に加わりたい!という願望が多く寄せられました。また、秋本治『こちら葛飾区 亀有公園前派出所』でも「両さんとのツーショットで描いてほしい」、「笑いのありの肖像画を描いてくれそう」と、作品世界への共感が支持の背景にあるようです。これに対して、小畑健『バクマン。』では、「絵が上手いので」、「一番カッコ良く描いてくれそう」という声が多数。イケメンに描いてほしい人は小畑先生が希望のようです。(文・ペンダコ)調査時期:2011年5月25日~6月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性223名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】肖像画を描いてほしいと思う洋画家【ランキング男性編】自分がなりたい『ONE PIECE』のキャラクター【ランキング男性編】『ONE PIECE』を実写化するとしたらルフィを演じてほしい有名人完全版(画像などあり)を見る
2011年07月29日