映画『ラストマイル』に石原さとみ、井浦新、市川実日子ら「アンナチュラル」のキャスト9名が出演することが分かった。本作は、TVドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線上で展開する、新たな極上ノンストップ・サスペンスエンターテインメント。今回、6年ぶりに再集結するのは、死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所」(UDIラボ)所属のメンバー。石原さん演じる法医解剖医・三澄ミコト、井浦さん演じる同じく法医解剖医の中堂系、市川実日子演じる三澄班の臨床検査技師・東海林夕子、飯尾和樹(ずん)演じる中堂班の臨床検査技師・坂本誠、松重豊演じるUDIラボ所長・神倉保夫が揃い、連続事件でUDIラボに運ばれてきた遺体から、事件の真相を解明していく。また、UDIラボでバイトをしていた久部六郎(窪田正孝)は、今回は東央医大の研修医として登場。ミコトの義母であり弁護士の三澄夏代(薬師丸ひろ子)、遺体を運搬するフォレスト葬儀社の木林南雲(竜星涼)、毛利忠治とコンビを組んでいた西武蔵野署の刑事・向島進(吉田ウーロン太)も登場し、ラボのメンバーと共に、事件と事件の闇に埋もれてしまった死の真相に向き合っていく。『ラストマイル』は夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024年夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月12日女優の市川実日子と松たか子が出演する、日産自動車・日産デイズの新WEBムービー「日産の軽NEWデイズで、おでか軽!」編が、8日から公開される。新WEBムービーでは、過去に共演経験があり、ともに「日産の軽」のCMにも出演している松と市川の共演が実現。「おでかけが楽しくなる軽」をテーマに、2人のドライブに密着。久しぶりの再会から、ドライブを楽しむリアルな車内トークや、おでかけ先で全力でアクティビティを楽しむ姿までを収めている。今回の撮影で久しぶりの再会となった市川と松。撮影の合間も終始笑い合っている様子で、久々感を感じさせない仲の良さを見せていた。松が「日産サクラ」に乗って待ち合わせ場所に登場するシーンの撮影では、ピタリと撮影位置に車を停める松に、市川とスタッフから思わず「すごい!」と拍手が沸き起こる場面も見られた。また、海のシーンでは市川が駐車に挑戦。最初は緊張気味の市川だったが、ばっちりと駐車を成功させ、ほっとした表情を浮かべていた。その後のタフティングの撮影も、まるでプライベートのような2人のはしゃぎっぷりに、現場も終始穏やかな雰囲気のまま撮影を終えた。○■松たか子&市川実日子 インタビュー――撮影を終えて、WEB ムービーの感想と見どころを教えてください。市川:海のシーンとかね、キレイかもしれないですね。松:本当に一瞬の光だったし。あと初体験もできたじゃないですか。タフティングとか。皆さまにお世話になりながら、撮影ができましたよね。楽しかったです。――走行シーンはいかがでしたか?市川:(松さんを)お乗せして運転するというのはやっぱり緊張しましたが、でも途中からちょっと楽しくもなりました。あと、プロパイロット機能があるので、それを押すとやっぱり心にゆとりが出来て、お話もしやすくなったかなと思います。――初めて挑戦したタフティングはどうでしたか?市川:すごく楽しかったです。(松さんは)手芸が好きだから。松:(市川さんも)手芸が好きだから(笑) 無心になるのがいいよね、針仕事って。市川:なんか(自分を)俯瞰できるというか、気持ちが整理される。松:(タフティングは)すぐやり直せるから、違う色とかもやりやすくてすごく人気なのが分かりました。市川:(自分たちの作った作品を見ながら)かわいい。――日産デイズの推しポイントを教えてください。市川:デイズは、本当に中に入ると広く感じられて、あととても運転がしやすいです。先進技術が満載なので、思わずいろんなところに出かけたくなると思います。松:ぜひ今度はご一緒に!市川:え、サクラ? ぜひ! 乗ってみたい!――お2人が今年おでかけしてみたいところはありますか?松:「庭園」市川:「タフティングで徳島県」松:この間友達と美術館でお茶をしたんですよ。(そこに)庭園があって、庭を歩きながら「最近どうなのよ」みたいなおしゃべりをして、それが結構楽しくて、私はこういうところが好きなんだなと思って(笑) でもあんまり今まで、行ってなかったなと思ったので、そういうお庭を散策するのがやっぱり好きだなと思って、ちょっと2月寒いので、もう少し様子を見ながら、いろんなところを散歩したいです。市川:確かに季節によってね、同じお庭でも。松:景色が変わるから。ちょっとそれを楽しみにします。市川:私はタフティングの職人さんが徳島にいらっしゃるんですって。それで、継ぐ人が少なくなってきているのでこちらの方が継がれて、習って、教えるようになったらすごく人気になったということなので、(タフティングが)盛んだという徳島県に行ってみたいと思いました。――今年、挑戦してみたいことやはじめてみたい趣味などをお聞かせください。松:「写真」市川:「お茶摘み」松:カメラは(前から)好きだったんですけど、最近はやっぱりスマホでばかり撮っていて、(久々に)カメラを使いたいなと去年あたりから思って。まだ取り掛かれてないのですが、持っているカメラがあるので、もう一回それをせっかく持ってるんだから(使いたい)と思っているところです。市川:私は、「お茶摘み」に行ってみたいです。台湾でも嬉しい。松:台湾いいね~。台湾のお茶美味しいよね。――最後に、WEB ムービーをご覧になる視聴者の皆様にメッセージをお願いします。松:実日子ちゃんの車に乗せてもらって、市川:日産デイズで運転して、二人でドライブ行って。松:お天気も良くて、本当に楽しかった!市川:楽しかったから、多分見てくださる方も「楽しそうだな、お出かけしたくなったな」という気持ちになってくださるんじゃないかと思います。デイズ、松:お楽しみください!【編集部MEMO】松たか子は、1977年6月10日生まれ。東京都出身。93 年歌舞伎座『人情噺文七元結』で初舞台。以後、数々の舞台・映画・テレビドラマに出演。映画『来る』、『マスカレード・ホテル』、『アナと雪の女王』シリーズ、『ラストレター』、『峠 最後のサムライ』、『土を喰らう十二ヶ月』、ドラマ『カルテット』(TBS)、『ノーサイド・ゲーム』(TBS)、『スイッチ』(テレビ朝日)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ)などに出演。【編集部MEMO】市川実日子は、1978年6月13日生まれ。東京都出身。10代からモデルとして活躍し、映画『タイムレスメロディ』(00)で長編映画デビュー。『blue』(03)でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞したほか、『シン・ゴジラ』(16)では、毎日映画コンクール女優助演賞、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、『よこがお』(19)、『初恋~お父さん、チビがいなくなりました~』で日刊スポーツ映画大賞助演女優賞を受賞した。
2024年02月08日スターバックス リザーブ ロースタリー 東京から、京都・島田耕園人形工房とのコラボレーションによる干支や縁起物の御所人形「ジモト メイド プラス(JIMOTO Made +) 東山」が登場。2023年12月13日(水)に発売される。京都の老舗・島田耕園人形工房とコラボした御所人形日本各地に根付く伝統的なモノづくりの情熱を、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京を拠点に発信する特別なグッズシリーズ「ジモト メイド プラス」。安政6(1859)年に創業以降した島田耕園人形工房とのコラボレーションによる御所人形(※)は、例年年末の発売を待ち望むファンも多い、ロースタリー 東京の風物詩のひとつだ。※御所人形(ごしょにんぎょう)かわいらしい幼児の姿の姿をモチーフにした、日本の伝統的な人形。そのルーツは平安時代にまで遡り、疫病を祓うための等身大の人形から、身代わりに災厄を引き受ける「ひとがた」へと転化し、子の無事を願う御所人形へと派生した。「JIMOTO Made+ 東山 干支置物辰」2024年の干支である辰のモチーフは、コロンとした愛らしいフォルムと凛々しい表情が特長の干支置物として登場。腰にはロースタリー 東京のシンボルである星のマークが描かれている。「JIMOTO Made+ 東山 干支土鈴福龍」また、同じく辰をモチーフにした土鈴もラインナップ。魔除けや縁起物として歴史のある土鈴は、古くから家庭の安全と幸せな時間を願うお守りのような存在。ぷっくりとしたフォルムの福龍が奏でる心地よい音色が、新年の到来をつげる。亀を持つ御所人形、プラチナ箔の招き猫このほか、不老長寿の象徴でもある亀を手にした御所人形「JIMOTO Made+ 東山 御所人形亀持ち」、商売繁盛の縁起物として愛される招き猫をプラチナ箔で彩色した特別な一品「JIMOTO Made+ 東山 招き猫白金」など、様々な縁起物が展開される。商品情報「ジモト メイド プラス 東山」発売日:2023年12月13日(水)※2023年12月13日(水)から31日(日)までの期間中は1人1商品につき1点まで、以降1人1商品につき10点まで購入可能。販売店舗:スターバックス リザーブ ロースタリー 東京
2023年12月10日「ママがいい」と泣きじゃくる娘に「辛かった」連続ドラマの撮影で出会った美術スタッフの男性と恋に落ち、2007年に再婚した島田珠代さん。2008年に第一子となる長女・璃子さんを出産します。しかし長女が生後8ヶ月のとき、夫は直腸がんのステージ4で余命5年だと宣告されました。一家は大阪で暮らし始めましたが、抗がん剤の辛さや島田さんの仕事の忙しさなどが重なり、夫婦間での揉め事が増加。島田さんは「抗がん剤のこととか、もっとわかってあげられればよかった」と涙を流して当時を振り返りました。そこで島田さんは夫に、「(地元であり主治医のいる)名古屋に戻る? 別々に暮らすのもアリよ」と提案。ただ、問題は長女がどちらに住むかということでした。夫に「絶対に(娘を)連れて行く。だって余命5年で、俺の生きる糧、生きる望みはどこにあるの。娘がいないと無理」と言われ、島田さんも「ええっ、それは困る。私だって(娘がいないと)寂しいよ」と本音を伝えますが、たくさん話し合った結果、当時3歳の長女は名古屋へ行きパパの実家で暮らすことになったのです。大阪でお笑いの仕事を続ける島田さんは、二週間に一回ほど休みがあれば名古屋へ会いに行きますが、たまにしか会えないママと離れたくなかった娘さんは、見送りのたびに名古屋駅で大勢が振り向くほど大声で「ママがいい」と泣きじゃくったそう。「甘えたい盛りだった……」と、その頃のことを思い出し島田さんは涙が止まりません。さらに長女が小学3~4年生のとき、面倒を見てくれていた義理の両親が相次いで亡くなってしまいます。闘病中の夫と小学生の娘が2人きりで生活することになり、娘の家事負担が重くなったことを見かねた島田さんの母が、面倒をみるため名古屋へ引っ越してくれたといいます。余命5年と宣告された夫は、告知されてから11年頑張り続け、3年前に他界。9年ぶりに母子が一緒に暮らし始めたとき、3歳だった長女は小学6年生になっていました。サプライズの手紙代読に、止まらない涙たびたび会ってはいたものの、9年間別々に暮らしていた母子が再び生活を共にすることになり、最初はお互いに戸惑いがあったといいます。最初の一年ほどは「娘も我慢していい子でいた」そうですが、中学2年生になった頃、爆発。島田さんは「親っていうのは、120%娘に怒れるものだと思っていた。注意できる、そういう存在だと思っていたんですけど、違っていたみたいで」と、ある大喧嘩エピソードを明かしました。長女は、「ママは私とちゃんと生活もしてないし、苦しいときに一緒だったりとか、学校の時間割を一緒に準備したりとか、それは全部お父ちゃんがしてくれててママはそんなのしてくれなかったのに、怒るだけ怒るなんて、そんなのずるい」と、秘めていた怒りをぶつけ、大喧嘩に。さらに「おばあちゃんは私のこと全部やってくれた。だからママよりおばあちゃんがいい。おばあちゃんと暮らす」とまで言われ、1ヶ月は口をきいてくれなかったそうです。ひどく落ち込んだ島田さんですが、長女と話し合い自分の言動が「間違っていた」と反省することができたそう。話し合いの中で長女から「ママ、悪かったときはママも謝って。大人だって謝らなきゃいけないときもあるのよ」と諭され、納得。それから良好な関係になり、「今やっと、母親らしいことをやれている」とうれしそうに話しました。ここまでずっと泣きどおしの島田さんでしたが、長女からの手紙を黒柳徹子さんが代読すると、さらに号泣。そこには「ママは遠い存在でした。ですがこの3年間でたくさん笑ってたくさん喧嘩して新たな一面をたくさん見つけました」「人情味あふれる母が大好きです」「大大大大好きです。ずっと一緒にいてください」と綴られていました。
2023年09月30日9月26日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、お笑いタレントの島田珠代(53)が出演。吉本新喜劇の看板女優として活躍し、芸歴35年のキャリアを持つ島田。最近では’20年放送のバラエティ番組『相席食堂』(ABCテレビ)に出演し、持ちネタの「パンティーテックス」が再注目されたことも。体当たりの芸風と明るい人柄で知られるが、『徹子の部屋』で“壮絶半生”を打ち明けたのだった。20代の頃に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に抜擢され、上京するも挫折を味わったという。「ちょっと違う自分を知りたい」と考え、吉本興業の社員と結婚。“逃げ道”として選んだ結婚だったが、「若気の至りで甘え切ってしまった」と8年で離婚したと明かした。■「すごい悔やまれます」再婚後に待ち受けていた“壮絶半生”だが、その後に新たな出会いがーー。島田は名古屋の連続ドラマに出演した際、小道具係の男性と出会い恋に落ちたという。娘も誕生し幸せな生活を送っていたが、夫に病気が発覚。島田は、「子供が8カ月くらいの時に『直腸がんでステージ4』ですって言われて、余命が5年くらい。本人(夫)も『あと何年もちますか?』って聞く方向で」と告白。夫と娘と3人で写った家族写真が紹介されると、目に涙を浮かべていた。夫の病気をきっかけに、家族3人で島田の実家がある大阪に引っ越したという。だが夫婦喧嘩が増えていったといい、島田は涙を流しながら“自責の念”をこう語った。「抗がん剤が合わなかったら、そんなに辛いものだっていうことが後々にわかって。その時に抗がん剤がどういうものなのか勉強していれば、もっと(夫に)優しくなれて、もうちょっと変わってたのになって。すごい悔やまれます」また島田が仕事で家を空けると、島田の母親と夫が衝突することも。揉め事が増えてきたこともあり、解決策として夫が名古屋に戻ることになったという。だが、夫は当時3歳の娘を「絶対連れていく」と言い出し、「余命5年で俺の生きる糧はどこにある?娘がいないと無理」と主張。島田は「私だって寂しいよ」と困惑しつつも、夫の希望を受け入れたという。2週間に1回のペースで家族に会いに行っていたが、そこでも辛い思いを味わうことにーー。「たまに会いに行くと娘も母親から離れたくないっていうか、すごい泣きじゃくって。名古屋駅にいる大勢の人がバッと振り向くぐらい、大声で泣いて。『ママが良い』って……。そりゃそうですよ、甘えたい盛りだったんで」黒柳徹子(90)から「余命5年と言われたご主人は告知から11年生きて、3年前に亡くなったんですって」と問われると、「娘が小6の12月23日に息を引き取った」と明かした。■「私は間違っていた」娘との2人暮らしでも衝突…母親になって学んだこと夫の亡き後は娘との2人暮らしを送ることになったが、思い通りにはいかなかったようだ。島田は「娘もかなり大人になってるし、3歳の時とは違って『嫌なものは嫌』って言うようになってて」と切り出し、「親っていうのは、120%娘に怒れる、注意できる存在だと思っていたんですけど、違っていたみたいで……」とコメント。再び号泣しながら、成長期の娘とぶつかった経験を告白。娘が中2くらいの時に「(身の回りの世話は)全部お父ちゃんがしてくれて、ママはしてくれなかったのに怒るだけ怒るなんてズルい」と、抱えていた不満をぶつけられたという。口を利かない期間もあったというが、最終的には話し合いを重ねて和解したようだ。娘から「ママが悪かったときはママも謝って。大人だって謝らなきゃいけない時もあるよ」と指摘され、「私は間違っていたなと思って」「子供がいて、子供によって親が成長するのはこういうことなんだって思って」と振り返っていた。現在は良好な関係を築けているようで、番組終盤では娘からの手紙を黒柳が代読。“ママの好きなところ”として「スキンシップをたくさんとってくれる」「私の話をたくさん聞いてくれる」と、愛のメッセージが綴られていた。そして最後は、島田が自分の母親から“愛されている”ことを熱弁。「孫も可愛いけど、娘が一番可愛い。あなたが可愛いから色んなことができるのよ。あなたが一番可愛いのよ」と、言ってもらうと明かしていた。波乱万丈ながらも愛が溢れる島田の人生に、ネット上では「胸を打たれた」という視聴者が続出している。《珠代姉さん好きで、徹子の部屋を録画して見たんだけど涙腺崩壊娘さんもすごく賢くて良い子だな~ 珠代姉さん大好きだよ~応援してます》《こんな大変な状況の中お笑いの仕事やってたなんて…。珠代ちゃん終始泣きっぱなしやったけど見てる私も泣きっぱなしやった。娘からの手紙、最後に実母から言われたという言葉で声出して泣いた》《彼女の辛い過去を知って余計、応援したくなった。頑張って下さい》
2023年09月27日●新選組リアン加入で「昨日までとは全く違う生活に」元タレントの島田紳助さんがプロデューサーを務め、2009年にシングル「男道」でCDデビューを果たしたアイドルグループ・新選組リアン。紳助さん司会の人気番組にも多数出演し、その存在はお茶の間にも広く浸透したが、2014年にグループを解散した。華々しいデビューと活躍から急転直下、紳助さんの芸能界引退、グループの解散という激動の5年を、2代目リーダーで現在は歌手やタレントとして活動している関義哉が振り返る。(前後編インタビューの前編)○■新選組リアンとしてデビュー――関さんは、2009年に『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で行われたオーディションに合格して、新選組リアンとしてデビューされました。デビュー後の反響はいかがでしたか?反響はめちゃくちゃありましたね。僕は当時大学2年生で、タレント活動をやっていたわけでもなく、卒業後は普通に就職するつもりだったのですが、オーディションを受ける運びになり、新選組リアンとして活動することが決まって。次の日から、街や電車で「新選組リアンの方ですよね! 握手してください!」と声をかけられる、昨日までとは全く違う生活になりました。これは結構な衝撃というか、ちょっと変な感じでした。――生活が一変したんですね。もともと関西の大学に通っていたと思うのですが、デビュー後はそのまま関西に?オーディションに合格してすぐに上京することになって、メンバーとの寮生活が始まりました。最初のうちは半分東京で仕事、もう半分は地元で大学に行く生活だったんですけど、仕事が忙しくなって、なかなか地元に帰れなくなってしまって。なので、出席が必須ではなくて、テストで単位を取れる授業を選択して、テスト期間中だけ地元に戻っていました。その期間は毎日8時間ぐらい勉強しましたね。あのときが、自分の人生で一番勉強したんじゃないかな。多分、受験勉強よりも追い込んでやっていたので、めっちゃしんどかったです……。――そうですよね……。デビューしたときから、大学は卒業しようと決めていたんですか?そうですね。自分も大学は卒業しておきたいと思ってましたし、親との約束でもあったので。新選組リアンのオーディションに申し込んだのは、親なんですけど(笑)。「何年かかってもいいから、大学は卒業しなさいよ」と言われていて、その約束を果たしたいという思いもありましたし、僕自身、中途半端なことが嫌いな性格なので、大学は卒業しようと決めていました。○■これが下積みってやつか――東京の生活はいかがでしたか?デビューしてすぐの頃は、ほとんど仕事場と寮を行き来するだけの生活でした。寮では、4畳ぐらいの部屋に3人で寝てて、そこに1人1個キャリーケースを置くんですよ。メンバーみんな、関西から上京してきてるので。寮は駅から歩いて30分くらいかかるところにあって、コンビニも近所に1軒だけ。そのコンビニへ行くにも歩いて20分くらいかかるんです。仕事場から帰ってくる場所としては、東京のきらびやかなイメージと逆の生活というか、「これが下積みってやつか」と感じてましたね。いま思えば、当時の事務所の社長が僕らのことを考えて、あえてそうしてくれていたのかもしれません。――デビューが華やかだったからこそ、いろいろと制限のある生活は良い面もたくさんありそうです。その後、寮を出て、自由な時間を作れるようになったと思うのですが、番組の共演者の方たちとプライベートでの交流はありましたか?サバンナの八木さんにはすごくお世話になっていました。『紳助社長のプロデュース大作戦!』(TBS系)で共演させていただいて、寮を出てから一人暮らししていた家が近所だと分かって。それから多いときは週4くらいで飲みにいかせていただいたり、八木さんが当時からサウナがお好きだったので、サウナに連れていっていただいたり。八木さんは、なかやまきんに君さんとも仲が良くて、3人でトレーニングもさせてもらっていました。僕だけ全然、筋肉なかったんですけど(笑)。――そうなのですね(笑)。八木さんとは今でも?僕が関西に戻って、住んでいるところも離れてしまったので、最近はなかなかお会いできていなくて……。でも、僕が結婚するときに報告の連絡をさせていただいたら、メッセージビデオを撮って、送ってくださって! めちゃくちゃうれしかったですね。●島田紳助さんから授かった金言とは○■紳助さんの金言を今でも大切に――わざわざビデオメッセージまで! いかに仲が良かったか、お二人の当時の関係性がうかがえます。番組を見ていると、紳助さんも共演者の方たちと食事されていた印象があるのですが、新選組リアンの皆さんもプライベートで食事に行かれていたんですか?僕たちも行かせていただいていました。めちゃくちゃ優しいですし、やっぱりずっと面白いんですよ。プライベートでもオフがないといいますか、本当に天才な方なんだなっていう印象でした。――紳助さんといえば、数々の名言も残されています。紳助さんから授かった金言があれば、教えていただきたいです。本当にたくさんあるんですけど、僕が今でも大切にしているのは「人生を彩る、絵の具を集める」という言葉です。人生という絵を描くためには、経験という絵の具が必要で、素敵な絵には明るい色だけじゃなくて、暗い色も入っているように、人生も楽しい経験だけじゃなくて、つらい経験があったほうが豊かなものになる、というふうにおっしゃっていたのを聞いて、すごく励まされて。つらいことや悲しいことがあっても、それも自分の人生において必要な経験として受け止められるようになって、すごく前向きになることができたんですよね。紳助さんはこれを、いま僕が話したよりも何千倍もうまく話されていたんですけど(笑)。○■紳助さんの引退発表に驚き――いやいや! 関さんが紳助さんの言葉を大切にされていることが伝わってきました。紳助さんプロデュースのもと、音楽活動にテレビ番組出演と活躍していた新選組リアンですが、紳助さんが突然、芸能界を引退することになります。紳助さんが会見を開かれた当日、僕たちはライブがあったんですけど、そのライブの直前に、事務所の社長から紳助さんのことを聞かされました。びっくりしましたし、めちゃくちゃ不安でしたね。――紳助さん全面プロデュースということで、グループの存続も危ぶまれたのでは?そうですね。やっぱり将来のことも考えましたし、めちゃくちゃ迷いました。でも、メンバーとも話し合いをして、まだ自分たちでもできることがあるんじゃないかと。それで、もう一回頑張ってみようと決めて、グループを続けることにしました。紳助さんが引退された影響はやっぱり大きくて、仕事も減りましたし、それにともなってライブに来てくれるファンの方も減っていくのを肌で感じていたのですが、それまでは紳助さんが全部作ってくださっていた楽曲を、自分たちで作ってみようとなって、それがきっかけで僕は作詞作曲をはじめて、振り付けもやるようになって。それが自立するためのいい経験になって、今の自分の活動にもつながっているなと思います。グループとしても、紳助さんが引退されてから3年半ほど自分たちのプロデュースで活動を続けて、その頃にはメンバーそれぞれに新しい夢ができていたので、一人ひとりの活動に注力してその夢を叶えるために、グループでの活動を一度止めることを全員で決めました。――その後、紳助さんとは連絡をとられましたか?紳助さんが引退されて結構時間が経ってからなんですけど、僕が大阪に行ったタイミングでお会いさせていただく機会があって、「頑張りや。応援するしな」というふうに言っていただきました。■プロフィール関義哉1989年4月7日生まれ。京都府出身。2009年、滋賀大学在学中に、日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』から誕生したアイドルユニット・新選組リアンのメンバーとしてデビューを果たした。2014年、新選組リアン解散後、自身の兄と弟の3人による兄弟ユニット「イーワイエス」としての音楽活動をスタート。現在はソロアーティストとしての活動に加え、ゴルフインストラクター、ライブ配信アプリ「17LIVE」のライバーとしても活動している。2023年10月21日、京都・GRACE HALLにて、メジャーデビュー14周年ワンマンライブを開催。同ライブは、関のライブに初来場の場合、入場無料となる。
2023年09月19日講談社は5月16日、「フジコ ニュアンスラップティントVOCE限定カラーみな実の粘膜ピンク」を発売しました。■『VOCE』付録で話題騒然の“みな実リップ”が復活商品化!昨夏、美容雑誌『VOCE』2022年9月号(講談社)の付録となったフジコのリップ(VOCE限定カラー)。田中みな実さんの素の唇の粘膜の色を再現したスペシャルなピンクカラーが大反響を呼びました。田中みな実さんのような透明感ある唇になれるだけではなく、「私の素の唇ってこんなにキレイだった?とつい錯覚を起こさせる驚異のリップ!」 や「憧れのみな実さんとおそろいのリップを使ってるだけで幸せ!」などの声が届き、さらには「ぜひ商品化を!」というたくさんのリクエストが編集部とフジコに寄せられたそう。その思いに応えて今回、商品化が実現されました。■田中みな実×ヘア&メイクアップアーティストの豪華タッグ!同商品は、田中みな実さん×ヘア&メイクアップアーティスト中野明海さんの豪華タッグによる監修カラー。二人の初対面は『VOCE』のメイク撮影。その際、何ものせていないみな実さんの素の唇の粘膜の色に中野さんが感動したのがこのカラー誕生のきっかけなのだとか。試行錯誤を繰り返し、“田中みな実だから”ではなく、どんな肌色の人が塗っても透明感を底上げできるようにこだわりぬいて生まれたカラーとなっていますよ。■「素の唇が美しい」と錯覚させる特別なピンク今回の商品化につき、監修をした田中みな実さんは「今まで意識したことのなかった自分の唇の色をチャームポイントだと思えた宝物のような体験だったから、今回、商品化ができたことは感慨深いです。かなりシアーだから、一度塗りなら自然な血色に。夕方の唇のくすみにも最適なんですよ。理想的な唇の血色を取り戻せます。いろんなシーンで皆さんに愛していただけますように!」とコメントしています。この機会にぜひ、憧れの田中みな実さんを目指してみてはいかがでしょうか。■商品概要「フジコ ニュアンスラップティント(VOCE限定カラー)みな実の粘膜ピンク」・1,408円/ 限定新1色 / 2.8g・2023年5月16日発売・取り扱い店舗:全国のバラエティストア、イオン、アインズ&トルペ、一部ドラッグストア、Amazon、フジコ公式オンラインショップにて購入可能。※数量および期間限定の販売となります。※一部お取り扱いのない店舗もあります。(エボル)
2023年05月18日ロッテの新作菓子「パイの実<抹茶ティラミス>」が、2023年5月9日(火)より全国発売される。“抹茶ティラミス”イメージのパイの実「パイの実<抹茶ティラミス>」は、その名の通り、“抹茶ティラミス”をイメージした新作菓子だ。「パイの実」史上初、パイ生地まで抹茶味に仕上げているのが特徴で、原料には京都の老舗・辻利一本店の宇治抹茶を使用。さらにマスカルポーネチーズパウダーと、辻利一本店の宇治抹茶を使用したチョコをサンドしたことで、“ほろ苦い”抹茶の旨味が引き立つ和テイストな「パイの実」に仕上げている。【詳細】「パイの実<抹茶ティラミス>」発売日:2023年5月9日(火)展開:全国価格:オープン価格(想定小売価格 205円前後)
2023年04月21日坂口健太郎が主演を務め、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』から、坂口さんが演じる主人公・未山と市川実日子演じる詩織による恋人同士の朝のルーティーンを収めた本編映像が解禁された。美術・装飾スタッフ出身である伊藤ちひろが、オリジナル脚本を書き下ろし監督も務めた本作。今回解禁となったのは、未山と詩織、ふたりの朝のルーティンをまとめたもの。看護師として働く詩織と、詩織の娘・美々(磯村アメリ)と一緒に暮らす未山の1日は、詩織が選んでくれたパーカーに着替え、アニメを観ている美々と猫の“あっちゃん”に優しく「おはよう」と声をかけることから始まる。色鮮やかな野菜を1つ1つ丁寧に洗い、切って、朝ごはんの準備をし、出勤する詩織の皿洗いを代わる。急ぐ詩織は未山のパーカーで手を拭き、それを優しく受け入れる未山。市川さんのアドリブであるこのシーンはSNSでも反響が大きく、2人の関係性がよく分かる場面。そして、ふたりの大切な朝のルーティンとして、映画の話をしながら、未山は詩織の髪をまとめ、最後に未山は美々を抱えて、一緒に詩織を見送る。未山と看護師として夜勤で働くこともある詩織にとっては、朝が大切な時間であることがうかがえる本編映像となっている。公開後、SNSでも「未山くんみたいな恋人欲しい」「詩織さんの空気感素晴らしい」など絶賛の声が上がっている未山と詩織。しかし、その未山には、とある秘密があり、その秘密が明らかになるにつれ、未山の違った一面もあらわれる。そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力を持ち、人々を癒す青年・未山。誰も知らなかった彼の秘密が明らかになっていくとき、思いがけないラストが待ち受けている。『サイド バイ サイド 隣にいる人』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイド バイ サイド 隣にいる人 2023年4月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『サイド バイ サイド』製作委員会
2023年04月18日坂口健太郎が主演を務める、切なくも美しい物語『サイド バイ サイド 隣にいる人』が、本日4月14日(金)より公開。この度、インタビューとメイキング映像で構成された、公開記念スペシャル映像が到着した。それぞれの役に対する思いや、キャスティング秘話など、ここでしか明かされていないエピソードがつまった今回の映像。出演が決まった際の第一印象はそれぞれバラバラだったようで、監督からの当て書きだったこともあり、作品のイメージなどの前談を知っていた坂口さんとは異なり、主人公の恋人・詩織を演じた市川実日子は「生きる、自然、人と人。おもしろい着眼点の監督だな」とふり返る。また、元恋人・莉子役の齋藤飛鳥は「役にはめて俳優を選ぶことが多いが、監督の坂口さんへの熱量を感じて、あたたかそうだと思い、やってみようかなと思った」と明かす。詩織と莉子、人によって異なる表情を見せる主人公・未山のシーンも登場する本作。プロデューサー・行定勲は、そんな未山のキャラクターを「輪郭が薄い、それが未山の死生観に繋がっていると感じさせることに成功しているのがすごい」と評した上で、「それは坂口健太郎の力量でもあるし、監督・伊藤ちひろのイメージしたものが凄く面白い」と絶賛。久々の映画出演となった齋藤さんは、莉子について、「ただの闇を抱えている女の子じゃなくて、時が止まっている感じ、年を取らない感じを見せたい。私の中に莉子に近いものがあると思ってくださっていたので、そのままでいいですよと言ってくださってました」と監督からリクエストがあったことを明かす。本映像内では、撮影中の齋藤さんの様子やその表情が垣間見えるシーンがいくつかあり、見どころのひとつとなっている。詩織の人物像に関しては、監督から「自然の中で暮らす、逞しい女性」を求められたそう。監督は、「エネルギッシュで表情とか言葉とか端々に溢れる人が良かったので、実日子さんしかいなかった」と唯一無二のキャスティングだったことを明かす。それぞれで印象が変わる3人の登場人物に対して、坂口さんは「結構難易度高かったな」とふり返り、市川さんは「ヒントを与えて、自分で考えるというのが演出だったのかも」と、難易度の高い役作りながらも前向きに取り組んだという。『サイド バイ サイド 隣にいる人』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:サイド バイ サイド 隣にいる人 2023年4月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『サイド バイ サイド』製作委員会
2023年04月14日「ドキュメント『シン・仮面ライダー』~ヒーローアクション 挑戦の舞台裏~」の語りを市川実日子が担当することが分かった。庵野秀明監督が『シン・ゴジラ』以来、実写映画としては7年ぶりにメガホンを取った『シン・仮面ライダー』の製作現場を、約2年間に渡って取材。「仮面ライダー」シリーズ52年の歴史で、製作現場に長期取材のカメラが入るのは、今回が初めてとなった。そんな本番組の語りを担当するのは、『キューティハニー』や『シン・ゴジラ』と、これまでも庵野監督作品に出演してきた市川さん。『シン・仮面ライダー』にも出演しており、緑川イチローの母を演じている。「ドキュメント『シン・仮面ライダー』~ヒーローアクション 挑戦の舞台裏~」は3月31日(金)22時~BSプレミアム、4月15日(土)19時30分~NHK総合テレビにて放送。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月29日元乃木坂46の齋藤飛鳥が27日、映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)の完成報告会見に出席。グループ卒業後初の映画出演となった同作について語った。同作はリアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。そこに存在しない“誰かの思い”が見える、不思議な力を持つ青年・未山(坂口健太郎)は、体の不調に悩む人やトラウマを抱えた人をその力で癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。しかし、ある日、自身の”隣”に謎の男(浅香航大)が見え始め、元恋人・莉子(齋藤)との間に起きた事件の顛末を知ることに。そして、事件以来、一度も会うことのなかった莉子と再会し、自らが“置き去りにしてきた過去”と向き合うことになる。昨年末をもって乃木坂46としての活動を終了し、同作が卒業後初の映画出演となった齋藤。この日は、黒のレザージャケットに美脚をのぞかせるレースのロングスカート姿で登場し、主演の坂口健太郎をはじめ、市川実日子、伊藤ちひろ監督と登壇した。公開に向けての心境を聞かれた齋藤は、「乃木坂の私とも全然違いますし、ファンの方が見て喜ぶ役じゃない……」と控えめに話し始める。すると、坂口が「みんな嬉しいと思うよ!」とすかさずフォロー。それに続いて市川も「だって、あんなことやこんなことが……ねぇ(笑)?」と含みを持たせた発言で笑いを誘う。その後も「やめてください(笑)!」と照れた表情を浮かべる齋藤を尻目に、市川は「すごいですよ……これ以上は言えないけど(笑)」と続けて期待感をあおった。改めて、齋藤は「私のファンの人やアイドルファンの人は先を考えてくれたり、深読みしてくれるのが上手な方たちなので、そういう方たちには面白がってもらえると思います」とファンに向けてメッセージを送った。今回演じた莉子役に齋藤をキャスティングした理由について、伊藤ちひろ監督は「グループで活動されているときや、1人でお芝居されているところを何度かお見かけしているんですが、すごく目が行く。一度見てしまうと、目が離せなくなるような存在感がある人」とその印象を形容。さらに、役との共通点についても「莉子は年を取らないようなイメージなんですが、(齋藤さんもそういうところがあって)そういうところもすごく莉子っぽいなと思います」と話した。また、齋藤が現場での思い出を話していると、市川が泣きそうな表情で見守る場面も。「飛鳥ちゃんが『映画にそんな出たことがないんです……』と言っていたから、坂口くんとこの映画がいい経験になればいいねって話していたんです……。だから、よかった~と思って……!」と涙を隠すようなそぶりを見せていた。
2023年03月27日“国際派女優”とも“お騒がせ女優”とも呼ばれながら、昨年7月にその波乱万丈な生涯を閉じた女優・島田陽子さん(享年69)。晩年、彼女のマネージャーを務めていた福島浩一朗氏がこの度、沖縄県の尖閣神社の社務所長に転身した。故郷の埼玉県から石垣島に単身移住し、第二の人生を送っている。東シナ海を行き来する船舶の安全を願って尖閣諸島の魚釣島に尖閣神社が建立されたのは’00年のこと。ところが’04年3月、魚釣島に不法上陸した中国人活動家によって破壊される事件が発生。その後、壊された祠を持ち帰り、有志らの尽力によって’19年に現在の地に移設・再建された。今年の2月18日には3年ぶりとなる例大祭が盛大に執り行われたばかりだ。芸能マネージャーから宮守になった理由を福島氏はこう語る。「僕は、地元の本庄市長選に立候補した昨年1月に島田さんのマネージャーを辞めました。選挙は惨敗だったのですが、投票日の二日後に石原慎太郎元東京都知事が亡くなられて……。石原さんといえば都知事時代に尖閣諸島を都で購入すると表明して、国有化に導いた尖閣諸島に大変な功績があった人ですから、運命を感じてしまいました。尖閣神社は’19年の再建から社務所はずっと無人だったんですよ。台湾有事が叫ばれる中、誰かが守らなくてはいけない。そこで、自分がやろうと手を挙げたわけです」市長選に続いて、尖閣神社の宮守に“立候補”したというわけだ。現在は境内にある社務所に住み込みで暮らしているという福島氏。無人だったため社務所内は手つかずの荒れ放題で、ガスも通っていなかったためカセットコンロで調理をしているという。それでも元芸能マネージャーらしく、早くも商才を発揮しているようだ。「島に移住して神社を守るといっても、自分の生活費は稼がなくてはなりません。そこで思いついたのが『旭日ダルマ』(大3000円、小2000円)という神社限定の縁起達磨です。同じデザインの『御朱印帳』(初穂料込み4000円)も開発しました。例大祭ではありがたいことに、ダルマを一人で40個買っていかれた方もおられました」有人になったことで「御朱印を受けられるようになった」といった喜びの声も聞こえ、石垣島のパワースポットとして観光客の間でも話題になり始めている。最後に、女優のマネージメントと神社のマネージメント、どちらが大変かと聞いてみると…。「そりゃあ、島田陽子ですよ、全く面倒くさいもの(笑)。島田さんと僕とスポンサーの3者ですべて話がついた後に、マネージャーの僕の知らないところで島田さんが勝手にスポンサーにギャラを釣り上げようとする、なんてこともありましたね。それでもまあ、愛すべき人でした。今となってはすべてが懐かしいですね」そう笑みをこぼしながら、沖縄の地で故人を偲んだ。
2023年02月24日企画・プロデュースを行定勲が務めた、坂口健太郎主演『サイド バイ サイド 隣にいる人』より場面写真が解禁された。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた本作。不思議な力で人々を癒す主人公・未山を坂口健太郎が演じ、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語を描き出す。この度解禁となった場面写真では、主人公の未山が、恋人で看護師の詩織(市川実日子)の髪を結ぶシーンなど、癒しに満ちた空間で穏やかに暮らす様子が切り取られている。そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力で周囲の人々を癒し、静かであたたかな日常を送る未山。しかし、どこか遠くを見つめ、消え入りそうな表情の写真では、彼の“知られざる秘密”を予感させる。また、そんな彼の秘密を紐解いていく中でキーとなる、謎の男・草鹿(浅香航大)と“隣同士”でバスに乗るどこか不穏なシーン、そして、かつての恋人・莉子(齋藤飛鳥)と喫茶店で向き合う場面も。うつろな表情で佇む莉子の姿からは、2人の過去にただならぬ出来事があったのではないかと思わせる。未山の過去に彼女がもたらしたものとは何なのか…?その後の展開が気になる場面写真となっている。『サイド バイ サイド 隣にいる人』は4月14日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイド バイ サイド 隣にいる人 2023年4月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『サイド バイ サイド』製作委員会
2023年02月22日濱田岳、石橋静河、泉澤祐希、森本慎太郎らが出演する、新進気鋭の脚本家・坪田文が書き下ろすオリジナルドラマ「探偵ロマンス」に、市川実日子が男装の麗人として出演することが分かった。本作は、1923年に作家デビューを果たした江戸川乱歩の知られざる誕生秘話を、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」制作チームが贈る、ロマンスあり、笑いあり、涙あり、魂の叫びあり、アクションありのいまを生きる人々の心に響くであろう珠玉のエンターテインメント活劇。「カムカムエヴリバディ」では、野田一子/ベリー役で出演していた市川さんが、今作で演じるのは、太郎(濱田岳)と三郎(草刈正雄)の前に現れる謎の人物。その美しい眼差しの奥に秘めた思いとは?また、敵か味方か、どちらなのかにも注目だ。市川さんは「『男装の麗人の役です』と聞いた瞬間、わくわくする気持ちが湧いてきて、脚本からは、現代との重なりを感じました。衣装合わせでは、当時のおしゃれのお話と、装飾品の美しさにうれしくなり、現場では、髪をミリ単位で整えていく真剣なメイクをしていただきながら、この役と、この作品を知っていくよろこびがありました」とふり返り、「新しい年に、流れるこの作品を楽しみにしていただけたら、うれしいです」とコメントしている。「探偵ロマンス」は1月21日より毎週土曜日22時~NHK総合にて放送(全4話)。(cinemacafe.net)
2023年01月19日2023年は卯年。新年を迎えるにあたって、どのような年となるのか、またどのように過ごしていけば運気が上がるのかが、気になっている人は多いでしょう。手相占い師の島田秀平さんは、YouTubeチャンネル『島田秀平のお開運巡り』で、2023年について解説しています。島田秀平が教える「2023年はどんな年?」2023年の干支(えと)は、十干(じっかん)と十二支の組み合わせで『癸卯(みずのとう)』。それぞれの字について、島田さんは次のように説明しています。癸:終わりと始まり。種子。卯:植物が茂る、春の訪れを表す。どんどん新しいことが始まる。点を入れると『卵』に通じる字でもある。両方の漢字から見えてくるのは、『癸卯』は何か新しく始めるのに向いている年だということ。そこから島田さんは、2023年の過ごし方について、このようにまとめました。卯年というのは、まさに「ホップ・ステップ・ジャンプ」の「ホップ」。まさに何かを生み出すのがとても大事になってくる年なんですね。ぜひみなさん、癸の卯・2023年は、何か習いごとをするとか、資格を取るとか。ぜひそういうふうに使っていただきたいと思うんですね。島田秀平のお開運巡りーより引用島田さんのおすすめは2つ。1つ目は今の仕事に役立ちそうなこと。2つ目は、自分自身がリフレッシュできる、楽しい趣味を作っておくことだそうです。動画には、2023年に新しい1歩を踏み出そうと考えていた人たちから、感謝の声が多数寄せられました。・2023年を明るい気分で迎えられそうです!・よい年となるよう、頑張ります。・まさに、資格の勉強がしたかったので、がぜんやる気が湧いてきた。・すごくためになりました。意識して過ごしていきたいです!あなたも、自分自身のために、2023年の過ごし方を計画してみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2022年12月31日市川実日子と中島歩が共演する、BS松竹東急の新月曜ドラマ「À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~」が2023年1月9日(月)より放送。そのポスタービジュアルが完成し、市川さんと中島さんからクランクアップコメントが到着した。本作は、歴史料理研究家・遠藤雅司(音食紀行)のレシピ本「歴メシ!決定版 ――歴史料理をおいしく食べる」をドラマ化。吉祥寺から徒歩20分のところに住む、結婚15年目の夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの夫婦の物語を歴史メシと共に描いていく。この度、解禁となったポスターはあらゆる時代を彷彿させるカトラリーを散りばめたタイトルデザインと、市川さん演じる藤田ジュンと中島さん演じるその夫・ヨシヲの人物をあえてモノトーンカラーにしたもの。色彩にとらわれないからこそ何か気になり、目を奪われ、ジュンを横目で見ているヨシヲという、作品の世界観をまるっと凝縮した新感覚のポスタービジュアルのデザインに仕上がった。また、主題歌は本ドラマの劇伴ほか「名建築で昼食を」「ちょこっと京都に住んでみた。」の音楽を担当した、ベンジャミン ベドゥサックが作詞・作曲を手掛け、独特なスタイルと声で海外にも幅広いファンがいる阿児万寿美が歌う「Share」に決定。音を自由自在に操り、世界を表現するベンジャミン×阿児万寿美の楽曲が本作をさらに彩る。そして脇を固める追加キャストも解禁。ジュンの叔母さん・高梁浩子役には、元宝塚星組・花組トップスターで「宝塚歌劇の殿堂」の最初の100人の一人として殿堂入り。現在は歌手としてコンサートやリサイタルなどで活躍している安奈淳。野菜直売所のおばちゃんには、映画、ドラマを中心に活動し、『ゲンセンカン主人』(石井輝男監督/93)にて第15回ヨコハマ映画祭・助演女優賞などを受賞している水木薫。ジュンが働く大学の教授・浜口あすか役には、国内外の演出家や映画監督に難役を任され、チェーホフ、テネシー・ウィリアムズ、別役実らが紡ぐ伝説的戯曲にも出演。「マクベス」「組曲虐殺」での演技により第27回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞、映画やドラマなどにも活動の場を広げている神野三鈴。ジュンの大学時代の友人・伏見佐紀役は、シンガーソングライターで、類まれなソングライティング能力と熱量の高い歌声で聞き手の心を大きく揺さぶり、多くの映画、ドラマの主題歌も手掛け、アートワークデザインや執筆なども行いマルチな才能を見せる安藤裕子が演じる。ジュンの姪・加賀沙良役には、2014年のジュノン・ガールズ・コンテストにてファイナリストに選ばれ、2015年から女優としての活動を開始した新進気鋭で、近年ドラマや舞台、映画など数々の話題作でその活躍が注目されている芋生悠が決定した。クランクアップのコメント到着!◆市川実日子(藤田ジュン役)まずはスタッフ、キャスト、全員が健康に終えられたこと、本当に良かったです。とても繊細で、でも大胆な脚本だったので、どういう現場になるのか少し不安もありました。タイトなスケジュールの中、いろいろな時間を経て、やっとチームのようになってきたなと思ったら終わってしまいました。でもこれが、この仕事の切なく素敵なところだなと思います。スタッフのみなさんとお話することで、毎日元気をいただいておりました(笑)現場にいて、みなさんの真剣なお仕事を間近で目撃するたび、私は私の仕事を頑張ろうって思っていました。あと、ヨシヲが中島さんだったから、ここまでのびのび過ごせたのだと思います。本当にありがとうございました。◆中島歩(藤田ヨシヲ役)本当に、市川さんが現場を盛り上げてくれて、楽しませてくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいです。市川さんと一緒にいると、例えるなら中学生に戻ったような、学生時代に戻ったようなそんな毎日でした。撮影自体はしっかり学生時代で例えられないくらい大変でしたが…(笑)それ以上にスタッフの皆さんも、本当に大変だったと思いますけど、まずは撮影を終えたので“お疲れ様でした!ゆっくり休んでください!良いお年を!”という想いでいっぱいです。ぜひ作品楽しみにしてもらいたいです。月曜ドラマ「À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~」は2023年1月9日より毎週月曜22時30分~BS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)にて放送(全12話/各話30分)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月26日大腸がんによる多臓器不全のため、7月25日に69歳で死去した女優・島田陽子さん。『続・氷点』『犬神家の一族』などで楚々とした演技を披露し、お嬢様役をやらせれば右に出るものはいないと言われた昭和を代表する女優の一人だった。’80年には米ドラマ『将軍 SHOGUN』で日本人女優として初のゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。「国際派女優」と呼ばれるも、キャリアの後半は歌手の故・内田裕也さんとの壮絶な不倫愛などでお騒がせ女優としての評判が定着してしまった。晩年は身寄りのない生活で、亡くなった直後に所属事務所が「近親者のみで荼毘に付された」と発表したが、本誌が渋谷区に取材したところ、引き取り手の遺族が現れないため遺体がまだ存在していたことが判明した。約2週間もドライアイスの中で保管されていたという。「ご遺体がまだ残っているのに所属事務所が火葬したと発表したのは前代未聞のことでした。島田さんが代表を務める個人事務所のような会社で、スタッフには芸能界の仕事に長けている人が少なかったそうです。それで今回の騒動をまねいてしまいまったのかもしれません」(島田さんの知人)結局、島田さんの遺体は渋谷区により火葬された。無縁仏として合葬されてしまうところだったが、お骨に関しては事務所関係者によって引き取ることができ、先に亡くなっていた実母とともに、9月に都内のお墓に納骨された。所属事務所は「ゴールデングローブ賞のトロフィーのレプリカをお墓に設置するタイミングでお別れ会を開きたい」と発表していたが、10月頃に本誌がお墓を訪れた際にはまだ墓石に名前も刻まれていない状態だった。しかし、11月末になってついにトロフィーのレプリカがお墓に設置された。墓石には真新しい文字で刻まれた島田さんの戒名も確認できた。「大女優にしてはいささかこぢんまりとしたトロフィーですが、多額の借金を残したまま天国に旅立ってしまったので仕方ないのかもしれませんね。いまだにファンのためのお別れ会は開かれぬままですが、俳優ら仕事関係者によるお別れ会は全国各地で行われました。これでようやく御本人も眠りにつけることでしょう」(前出・島田さんの知人)昭和の大女優にふさわしい波乱万丈の人生だったーー。
2022年12月09日東京・中目黒のスターバックス リザーブ ロースタリー 東京から、京都・島田耕園人形工房とのコラボレーションによる新作グッズ「ジモト メイド プラス(JIMOTO Made +) 東山」が登場。2022年12月13日(火)に発売される。スターバックス「ジモト メイド プラス」第3弾その土地独自の産業や素材を取り入れた商品を、スターバックス(Starbucks)の“地元店舗のみ”で販売する「ジモト メイド(JIMOTO made)」。そのコンセプトをさらに発展させた「ジモト メイド プラス」は、日本各地のモノづくりに向き合う情熱を広く伝えるべく、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京を拠点に発信する特別なグッズシリーズだ。京都・島田耕園人形工房とコラボした御所人形第3弾となる今回は、毎年12月に干支や縁起物の御所人形でコラボレーションしている、京都市東山区の島田耕園人形工房と再タッグ。和様美の粋を尽くした伝統的人形を創りつづける、老舗ならではの御所人形が展開される。※1 御所人形(ごしょにんぎょう)かわいらしい幼児の姿の姿をモチーフにした、日本の伝統的な人形。そのルーツは平安時代にまで遡り、疫病を祓うための等身大の人形から、身代わりに災厄を引き受ける「ひとがた」へと転化。そして、子の無事を願う御所人形へと派生した。アイコンのサイレンを表現した御所人形たとえば「人魚」は、スターバックスのロゴで用いているサイレンを伝統の技法で表現した御所人形。色彩豊かで御所人形らしいぷっくりとした顔つきの人形の衣装には、日本古来の文様「蛇の目」や「菱」をデザイン。人魚の尾のようにも見える足元は、スターバックスをイメージしたグリーンの袴だ。白鯨や招き猫、うさぎのモチーフもこのほか、スターバックスの名前の由来に繋がるハーマン・メルヴィルの名作小説『白鯨』をイメージした「白鯨」、存在感ある本金箔貼りがラグジュアリーな輝きを放つ「招き猫金」、2023年の干支である「卯(うさぎ)」をモチーフにした白と黒の土鈴セット「干支土鈴セット うさぎのお願い」など、数量限定品を含む全12種類が用意されている。商品情報「ジモト メイド プラス(JIMOTO Made +) 東山」販売期間:2022年12月13日(火)~ 無くなり次第終了※2022年12月13日(火)から2022年12月31日(土)までは、1人1商品につき1点まで。以降は、1人1商品につき10点まで購入可。販売店舗:スターバックス リザーブ ロースタリー 東京、スターバックス オンラインストア
2022年12月09日大腸がんで7月に亡くなった島田陽子さん(享年69)。逝去直後の騒動は落ち着きを見せているが、9月に開催予定と報じられたお別れ会は、いまだに行われていない。長年の知人が語る。「晩年はお金がないのにタワーマンションに住んで家賃を半年分も滞納。ポストはいつも督促状の山でした。裁判所からの呼出状もあったそうですが、当の本人は封すら切らずに知らぬ存ぜぬだったそうです。借金の額は聞いているだけでも1千万円を軽く超えるとか」家族とも縁が切れていたため一時は遺体の引き取り手もなく、渋谷区がドライアイスで保管する事態となっていたが、9月にようやく親族によって実母とともに納骨された。しかし、この墓が新たな金銭問題の火種になりつつある。「島田さんは’80年にアメリカのドラマ『将軍 SHOGUN』でゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞しました。このときにもらったトロフィーのレプリカを製作してお墓に建てようと、島田さんの事務所関係者たちが計画しているのです。しかし、この特注墓石には話題をつくってお金を集めるという意図が見え隠れします。事務所関係者は再三にわたって資金集めを画策していますが、うまくいかずお別れ会は2度も延期され、島田さんの友人たちからの不信感はかなり強いのです。債権者たちから“レプリカを建てるお金があるなら、まずは借金を返して”という声も上がっています」(前出・知人)本誌はこの“トロフィー墓碑”について所属事務所に問い合わせたが、回答は得られなかった。生前、「宇宙葬」を希望するなど型にはまらない考えを持っていた島田さんだが、ファンや友人らは、故人を偲ぶ機会が早期につくられることを望んでいるのではないだろうか。
2022年11月16日市川実日子と中島歩が出演するグルメドラマ「À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~」の放送が決定した。吉祥寺から徒歩20分。近くに畑の直営販売も多くあるのんびりした地域。海外に住む親戚の家に安く住まわせてもらっている夫婦のジュン(市川実日子)とヨシヲ(中島歩)。2人は結婚15年目で妻のジュンは大学の学部内の事務員をしている。夫のヨシヲはもう3年も単身赴任で長野にいる。最近、リモート作業が多くなり、東京に帰ってきた。ただ、忙しいときは単身赴任で長野に戻る。そんなとき、ジュンの知り合いの教授から海外の歴史レシピを見せてもらい興味を持った。日本にない食材も現代のもので代用できると教わり、身近な食材で歴史に残るレシピの再現を試みようと夫婦で“歴メシ”を始める――。本作は、歴史料理研究家・遠藤雅司のレシピ本「歴メシ!決定版歴史料理をおいしく食べる」のドラマ化。吉祥寺から徒歩20分のところに住む、結婚15年目の夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの夫婦の物語を、歴史レシピと共に描いていく。「人生はシナリオ通りに進んでいるのでは?」「価値観が合うというだけでなぜ何十年も一緒に居られるのか」――小さな摩訶不思議な疑問などがクスッと笑えるそんな物語だ。本作の主人公・藤田ジュンを演じる市川さんは「脚本を読むと、歴史は今としっかり繋がっていること、ひとにとってのごはんを作る時間…、ジュンにとってのごく身近なひと、その相手との時間の流れ、自分の中にあるどうしようもないこと…、様々なものが描かれていました。私自身、歴史に興味はあるけれど、教科としては苦手でしたが、このドラマでは、食事を通して、どんな人物だったかという点にも触れています。歴史上の人物にだって日常があって、物語があって、だから食事も進化してきた。へぇ!と何度も口にしながら、この、おもしろい、もっと知りたいと感じる気持ちが、作品にも反映されるといいなと思いました」と本作の印象を語る。夫・ヨシヲ役を務めるのは、連続テレビ小説「花子とアン」『偶然と想像』に出演した中島さん。「市川さんとは共通の友人を通して知り合いましたが、初めてとは思えないほど楽しく会話ができて気さくで素敵な方だなと思いました。きっと愉快な夫婦が演じられると思います」と言い、「なんとなく観てるとニヤニヤ笑えて、ほうほうと歴史の勉強にもなって、そのうち歴メシを作りたくなっちゃうようなドラマにできたらと思います。お楽しみに」と呼びかけている。脚本は、漫画「ラジエーションハウス」(集英社)の原作を手掛ける横幕智裕。監督は、マーティン・スコセッシやポン・ジュノ、ジョン・ウーなどの助監督を務めた吉見拓真が担当する。月曜ドラマ「À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~」は2023年1月9日(月)22時30分~BS松竹東急にて放送開始(全12話/各話30分)。(cinemacafe.net)
2022年11月15日合同会社みどりや薬局(静岡県島田市中溝、代表社員:清水 雅之)は令和4年11月21日より島田市で開催される島田薬剤師会主催のお薬とスポーツを学ぶスタンプラリー「ドーピング妖怪を封印せよ!」に企画協力いたします。ドーピング妖怪を封印せよ!メインビジュアルこのスタンプラリーは静岡県島田市にある島田薬剤師会会員薬局にそれぞれドーピング妖怪スタンプヒントパネルと妖怪スタンプを設置し、薬局窓口で配布されるスタンプラリー台紙をもって市内にある薬局を巡りながら楽しく薬やアンチドーピングを学ぶ企画となっております。すべての妖怪スタンプを集めた方へはエコバッグや缶バッチなどのオリジナルグッズをプレゼントいたします。スタンプラリーを通じて地域の薬局、薬剤師に親しみを持っていただくと共にドーピングというスポーツにおけるルールを参考に日常的なお薬の正しい使い方について地域の皆様に考えていただくきっかけとなることを目的としたイベントです。●イベント実施期間2022年11月21日~2022年12月31日※景品が無くなり次第終了●スタンプ設置薬局について島田市内にある島田薬剤師会会員薬局(2022年11月現在)会員薬局については島田薬剤師会HPの会員薬局( )を参照●イベントお問い合わせ島田薬剤師会 TEL 0547-37-7760■ドーピング妖怪についてスポーツにおける世界共通のルールであるドーピング規則「WADA CODE」に定められているドーピング禁止物質をカテゴリー別に妖怪キャラクター化。使い方によって人の病気を治す事も出来ますが使い方を誤るとドーピング違反になったり、体調を悪化させたりする可能性があるドーピング禁止物質をわかりやすく広める目的で製作いたしました。■お薬とスポーツを学ぶスタンプラリー「ドーピング妖怪を封印せよ!」についてスポーツをする人もしない人も、ドーピング妖怪のスタンプラリーを楽しむ中でドーピングの事やお薬やサプリメントを正しく使う事について考えてもらえる内容となっております。「ドーピング妖怪を封印せよ!」の導入について 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月15日仲野太賀主演の土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」。その第2話が10月29日放送。市川実日子の演技にSNSでは「30分間出ずっぱりでした。お疲れ様でした!」「なんであんなに惹きつけられるんだろう」などの反応が送られている。仲野さんと金子茂樹(脚本)と深川栄洋(監督)という組み合わせでおくる30分間ノンストップの本格シットコムとなる本作。「虹の屋」三代目である父親に反発し家を飛び出した主人公が10年ぶりに帰宅を果たすが、彼は歓迎されず…さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台にした群像劇が展開する。出演は高校時代の偏差値は51でバレー部の補欠、困ったら他人のせいにしたり泣いて自分を憐れんだりして問題をうやむやにするのが得意な柿丘哲郎に仲野さん。共演には口が悪い流しのフラメンコダンサーの寺門・ルーシー・数子に市川さん。温泉旅館の支配人なのに潔癖症で温泉嫌いという影島駿作に要潤。「虹の屋」の実質的な経営を任されており、女手一つで育ててきた息子の凛吾郎を溺愛し共依存関係にある浅月桃代に檀れい。いい歳してご当地アイドルにハマり多額の借金をしており、哲郎のことを孫のように可愛がる梅越一二四に柄本明。裏社会に精通し3年前までフィリピンのマニラでお抱え料理人をしていたという浮野奏太にKAZMA。主な移動手段が一輪車という桃代の息子の浅月凛吾郎に石崎ひゅーいといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「虹の屋」に警察官の笹原(松尾諭)が、梅越の推すご当地アイドルがキャンペーンガールを務める飲酒運転撲滅のポスターを持って訪ねてくる。笹原は哲郎が所属していたバレー部のOB兼コーチで、2人は12年ぶりの再会を喜ぶのだが…というのが2話の展開。笹原役の松尾さん自身の物語をドラマ化した「拾われた男」で、松尾さん役を仲野さんが演じたこともあり、SNS上には「主演の仲野太賀が、ドラマ『拾われた男』で演じた松尾諭本人と共演をはたした」「『ジャパニーズスタイル』で『拾われた男』の本物と演じたヒトが会話しててなんか不思議」といった反応が上がる。桃代と口論になり東京に帰ると旅館を飛び出した哲郎。哲郎が本当に東京に帰るかルーシーは浮野とビールを賭けるのだが、2時間後に哲郎は旅館に帰ってくる…その姿を見たルーシーは「ビール♪ ビール♪」と踊り出す…。「市川実日子さんの「ビール♪ビール♪」の踊りが可愛すぎるわよ」といった声とともに「2話は市川実日子さんが30分間出ずっぱりでした。お疲れ様でした!」「市川実日子の演技って、なんであんなに惹きつけられるんだろうなあ。どんな映画やドラマでも、確実に爪跡残してくよね」など、市川さんの演技に注目したコメントも多数SNSに投稿されている。【第3話あらすじ】「虹の屋」に哲郎の高校時代の同級生で、バレー部キャプテンだった小野(菅田将暉)が訪ねてくる。哲郎の高校時代のバレー部顧問とのエピソードや当時の彼女の話で盛り上がるが、やがてその場にいたルーシーの名前の由来にまで話は広がって…。小野は凛吾郎とともに、現在哲郎が寝泊まりしているというウサギ小屋に向かうのだった…。「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2022年10月30日国際派女優として知られた女優の島田陽子さん(享年69)が、がんのため亡くなってはや3カ月。逝去直後、「荼毘に付した」という報道が出たが、実は渋谷区が遺体を保管しており火葬されていなかったという事実を本誌は報じていた。「まだご遺体があるのに『荼毘に付した』という情報を出したのは島田さんの所属事務所だったそうです。メディアもまさか大女優の逝去に関して事務所関係者が事実と異なる情報を出すとは思わず、その通りに報じてしまったのです。ご遺体は2週間もドライアイスの中でしたが、8月上旬には火葬されました。晩年の島田さんは家族とは疎遠で、唯一の理解者だったお母様のお骨を自宅に大事に保管していましたが、9月になってやっとお母様と一緒に納骨されたそうです」(島田さんの知人)本誌は島田さんが納骨されたというお墓を訪ねた。都内一等地にある日蓮宗のお寺の墓地に島田さんはひっそりと眠っていた。墓石は本名の「中村家」と書かれ、島田さんの両親が生前に建てたものだった。墓石には両親の名前しか刻まれておらず、現状では誰もこれが島田陽子さんの墓だとは知る由もない。しかし、住職に確認すると確かに9月に納骨が済まされたそうだ。また、予定されていたお別れ会も未だ開かれないままだ。「当初は9月という話だったのが、『10月中には』『やっぱり11月に』とずれ込むばかり。一度は事実と異なる情報を出した事務所に関係者が不信を抱き、なかなか賛同者が集まらないのだそうです。また、生前の島田さんは宇宙葬を望み、契約書も交わしていました。宇宙葬というと壮大に聞こえますが、実際は遺骨の数グラムを小さなカプセルに入れて飛ばすことなんだそうです。それだけでも叶えてもらえれば故人の供養になると思うのですが…」(前出・知人)ファンが島田さんにお別れをいう機会は設けられるのか、そして宇宙に行きたいという島田さんの夢は叶うのか――。今後を見守りたい。
2022年10月26日仲野太賀主演の新・土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」に、市川実日子、要潤、KAZMA(しずる)、石崎ひゅーい、檀れい、柄本明が出演することが分かった。本作は、主演・仲野太賀×金子茂樹(脚本)×深川栄洋(監督)とタッグを組んだ、30分間ノンストップの本格シットコム。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に群像劇が繰り広げられていく。物語は、「虹の屋」の三代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野さん)が、10年ぶりの帰宅を果たすところから始まる。彼を待ち構えていたのは、市川さん演じる口が悪い流しのフラメンコダンサー・ルーシー、要さん演じる温泉嫌いで潔癖症の支配人・影島、KAZMAさん演じるUNO依存症の料理長・浮野、檀さん演じる息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居・桃代と、石崎さん演じるその母親と一輪車を愛する従業員・凛吾郎、柄本さん演じる省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株・梅さんこと梅越という猛者たち。彼らに翻弄されながらも、哲郎もクズっぷりを見せ、ドタバタ劇はより加速していく。撮影自体がほぼ本番一発の長回しという、演じる側にとってチャレンジングなこの試み。「ドラマなんだけど、ドラマじゃない、しかも、撮り直しもしない…緊張感と恐怖感で震えておりますが、誰ひとり予想ができていないことがこれから始まりますので、孫を愛でるような気持ちで(笑)、観ていただければと思います」(市川さん)、「シットコムに関しては、僕は普段、音楽をやっていてライブをしているので、その時にしか生まれない空気とかを感覚的に求めているところがあります。表現者としてそういう空気を作り出すのが喜びであり、とてもスリリングなことだと思っています。ですので、楽しめればいいなと思いますが…正直、いっぱいいっぱいです(笑)」(石崎さん)、「ぶつかり合った時に、どういうものが生まれるのかが、本番当日でしかわからないところなので、どんなことでも柔軟に対応できる自分でありたいですね。自分の中にしっかりとセリフや役の感情を叩きこんだとしても、どんなハプニングがあるか予想もつきません。でも、あまり不安ばかり考えないように、その場を楽しみたいなと思うようにしています」(檀さん)と心境を明かす。要さんは「今まで観なかったようなドラマになっていると思いますし、役者としての力量も感じていただけると思います。今の時代にやるからこそ、新しいものになるんじゃないかと思っています」と期待し、KAZMAさんは「うまい具合に作品の《歯車》になれるようにできたらと思っています!」と意気込む。そして柄本さんは「見どころは、せっかくこういう撮影スタイルでやっているんだから、いろいろと失敗が起これば面白いと思いますよ。人がセリフを忘れたりするのを見るの、面白いでしょ(笑)。ハプニングが今作の醍醐味でもあると思いますので、ぜひ期待してください」と呼びかけている。仲野さん曰く「一緒にお芝居をするうえでこんなに頼もしい共演者の方々はいない」と全幅の信頼を寄せる今回の出演陣。一方で「皆さん個性的ですし、異種格闘技戦みたいになるのでは(笑)」と、本番一発勝負ならではの、先読み不可能な展開の予想を少し不安げに吐露している。そのほか、桃代が頼りにする怪しげな霊媒師を宮澤美保、債務者を水風船で追い詰める、怖さはさほどでもない闇金屋を松川尚瑠輝が演じることも分かった。土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」は10月、毎週土曜日23時30分~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月10日逝去後に「遺体放置」という前代未聞の事態となってしまった島田陽子さん(享年69)。7月25日にがんで逝去するも家族が現れず、遺体は約2週間、渋谷区役所が管理していたという。「葬儀をして荼毘に付したといった報道が死亡直後に出たのですが、これは“虚偽情報”だと言われています。8月上旬にようやく火葬が終わり、遺骨はいま自宅に安置されているようです」(芸能関係者)しかし島田さんの元マネージャー・福島浩一朗氏は、未解決トラブルがまだ残されていると語る。「島田さんの遺作となった主演映画『エヴァーガーデン』の製作費のうちおよそ1千万円がプロデューサーでもある彼女の会社に入金されたのですが、ほかの出演者にギャラが支払われていないんです。だから私としては彼女の葬儀を盛大に執り行って、話題を作ったうえで遺作を世に出し、その収益で出演料を支払えればと考えているのですが……」荼毘に付された後も金銭問題がくすぶっているというより“炎上”している島田さん。なんとギャラとして支払うべきお金を“着服”してしまったという証言が……。彼女を知る映像プロデューサーもこう語る。「島田さんからは『ギャラをもらっていない』と聞きましたが、私が調べたところ製作費として約1千万円渡されていたのです。彼女は女優ですが、さまざまな企画で自ら動き、費用面の交渉まで行っていましたから」また島田さんは生前、キューバの革命家チェ・ゲバラを題材とした作品を撮るための製作費5千万円を集めるためにも奔走していたと同プロデューサーは明かす。「この映画は撮影に向けて動きだしたとスポーツ紙が報じていましたが、いったいどこから資金を調達したのでしょうか……」次々に浮上する島田さんの金銭疑惑。前出・福島氏はさらなる問題についても語った。「彼女は以前住んでいたタワマンの近くの駐車場に愛車を止めていましたが、借金の担保として手放しました。しかし亡くなった後も車は置かれたまま。だから駐車場代が発生し、いま12万円ほどになっているそうです。譲渡された相手が誰かわからず、駐車場を貸している方が困っています」晩節これほど困窮した有名女優がいただろうか。島田さんの友人はこう悔やむ。「島田さんがしみじみ言ってました。『年を取ってからお金がないと、すごくみじめですよ』って。それでもええカッコしいだから友達と食事に行っても全部払う。高級フレンチで35万円ごちそうしたとも言っていました。彼女はがん治療に『光免疫療法』という1クール330万円もかかる方法を選びましたが、その金策に悩み、治療開始が遅れてしまったんです」それでも福島氏はほほ笑んだ。「今ごろ本人は天国から僕らを見て笑っているかもしれませんね」トラブル続出でも愛され続けた女優だった――。
2022年08月23日7月25日に亡くなった女優の島田陽子さん(享年69)。さみしいことに、亡くなった後も実妹たちが遺体を引き取らなかったと本誌は8月2日発売号で報じたが、その直後、編集部に衝撃的な情報が寄せられた。「島田さんの遺体はまだ火葬されていません。渋谷区の施設に安置されたままなんです」電話の主は、島田さんの元マネージャー・福島浩一朗氏だった。「遺体は毎日ドライアイスを詰め替えて、保管していると区の担当者から聞いています。私が引き取ろうにも、渋谷区の場合は三親等以内の親族に限られているそうです。2人の妹のどちらかが私に委任してくれれば、渋谷区は私に遺体を渡すと。その後は、ハリウッド女優らしくきらびやかな葬儀をして送り出してやれたらと思っています。そんな話をケント・ギルバートさんにしたら『絶対に呼んでください』と言っていましたよ」福島氏は島田さんが生前、埼玉県にある長泉寺に墓地を購入していたと言う。住職にも話を聞いた。「島田さんがここにお墓を建てると決めたのは’20年2月のことです。墓石はまだありませんが、すでにお金はいただいています」本誌が渋谷区役所に確認したところ、福祉部管理課民生係の担当者は困惑しながらも「火葬はまだ行われていません」と認めた。8月5日時点でも2人の妹から福島氏に委任状は届いていない。今後、島田さんの遺体はどうなるのか。終活カウンセラー協会の代表理事・武藤頼胡さんによれば、今回のように遺体の引取り手がいないケースは日本全体でも増えているという。「病院で引取り手が見つからなかった遺体は自治体が管理します。第三者でも引き取れますが、委任状はあったほうがよいでしょう。腐敗等の問題で、火葬までの期間は決して長くはとれません。遺骨はしばらく保管されますが、その後合葬され無縁仏として埋葬されると、同じような遺骨と交ざってしまうので、島田さんの骨だけを返すことは難しくなるかもしれません」実は編集部には、さらに別の人物からも連絡があった。島田さんが出演したボイスドラマ『Romeo,Juliet』を演出・プロデュースした水野哲氏だ。9月から電子チケットサイト「ZAIKO」で販売される同作では、島田さんはジュリエットを演じたという。「『10代の役でも私はできる。ほかの人には決して負けませんよ』なんて言っていました。体調が悪くて録音が何度か中止になることもありましたが、『点滴を一日やれば楽になるから大丈夫』なんて女優魂を見せていましたね。やっぱり声はちょっと出にくかったり、苦しい感じもあったけど、セリフなんかしっかりしてて、今聞くとすごく感動しますね。国際女優の彼女の一面をちゃんと残せたというのは良かったです」晩年も演技で仕事関係者をも魅了し続けた島田さん。しかし、プライベートでは寂しげな姿も見せていたという。「お金があるように振る舞う場所ではめちゃくちゃ使っていました。フランス料理を豪勢に奢って振る舞うこともあれば、そうでない場所では実にお金がないという一面も見せます。ジュース代の小銭を財布から出すのに10円、20円を数えて『あるかな、あるかな』なんて不安そうなときがありました。妹さんと縁が切れて『きょうだいなんてそんなもの。私はもう全く一人になりました』とも言っていました。本当に変わった方でね、一言ではいえないですよ。サービス精神がありすぎて誤解されることもありましたが、優しい方であったことは確かです」(水野氏)そんな大女優の遺体の行き先が宙に浮いてしまっている事実に愕然とせざるをえない。元マネージャーにより供養される日は来るのだろうか。
2022年08月09日女優の島田陽子さんが、がんのため都内の病院で亡くなった(享年69)。彼女と長年親交があったという友人Aさんが悔やむ。「がんの告知は、遺作となってしまった映画『エヴァーガーデン』の撮影中のことでした。本人も悩んでいましたが、髪が抜けたら女優業に差し支えると、治療に踏み切れなかったんです。医師から手術するよう勧められていましたが、人工肛門になることもあってか拒否していました」突然の訃報に、映画プロデューサーも肩を落とした。「4月に一緒に福島へ行き“復興の映画を作りましょう”と話していたばかりでした……」8歳のときに熊本から上京し、中学1年生で「劇団若草」に入団した島田さん。’70年にドラマデビューすると、翌’71年放送のドラマ『続・氷点』(TBS系)で注目され、人気女優へと駆け上がっていく。’80年にはアメリカのテレビドラマ『将軍 SHOGUN』(米NBC)でヒロインを演じ、国際女優と呼ばれるなど幅広い活躍を見せた。その一方で、数々のスキャンダルを巻き起こした“恋多き女”でもあった。当時を知る芸能記者が振り返る。「’88年に故・内田裕也さんとの不倫が発覚。内田さんは妻・樹木希林さんとの離婚届を’81年に役所に提出していましたが、希林さんが離婚無効の訴訟を起こして勝訴。島田さんは内田さんと結婚できなかったと言われています」’96年に照明ディレクターだった夫と結婚するも’19年に離婚。また、仕事が激減し2億5千万円で購入した豪邸のローンを払えなくなったり、ヘアヌード写真集を出版するなど、常に話題を振りまいた女優であった。そんな彼女の訃報は、やはり“想定内”では済まなかった。報道後に突然、所属事務所からマスコミ各社に異例の内容のFAXが送られてきたのだ。《実のところ弊社は知人の報道の方からご一報戴き、亡くなられた事実を知ることとなりました》《闘病期間や入院の時期、大腸癌の発症時期など親族や近しい友人、葬儀におけるスケジュールなどに関する情報は皆無の状況にあります》では、島田さんの弔いはどのように行われたのだろう。前出の友人Aさんからも、決して安らかとは言えない状況が伝えられた。「島田さんは両親が亡くなっており、家族は妹2人だけなのですが、その彼女たちが遺体の引き取りを拒否したと聞き、驚きました。そのため遺体は区役所が管理していて、会えないとも……」親しい友人たちも弔うことのできない混乱の中、なんとか葬儀は行われたという。遺族が姿を見せない中で、その中心となったのは、島田さんが設立した映画製作会社のスタッフだった。窓口となった男性が葬儀の様子をこう話す。「密葬は私も含めて十数人で行いました。病院の方にも女優さんだからと配慮してもらって、ドレスを持ってきてご遺体に着させたんです。ただ、妹さんお2人とは連絡が取れず、葬儀に出席もされていないのは事実です。身元引受人は、生前の島田さんが一筆書いてお願いしていた方となりました。長年、彼女の面倒を見ていた方です。遺骨はいま、島田さんの自宅に祭壇を設けて安置してあります」芸能界で華々しく活躍しながら、その葬儀には家族の姿さえもなかった島田さん。なぜこのような孤独な最期となってしまったのか。前出とは別の、彼女と近しい友人Bさんが、真相を明かしてくれた。「陽子さんは3姉妹の長女。お父さんが亡くなった後は、自分が一家の大黒柱として家族を養うという気持ちが強かったそうです。デビュー以来ずっと順風満帆だった陽子さんですが、うまくいかなくなったのは内田裕也さんとの交際がきっかけで借金を背負うようになってから。そこから自転車操業になって、妹さんたちに無心することもあったそうです」金銭がもとで亀裂が生じていた姉妹関係が破綻したのは、母の病いがきっかけだという。「お母様は脳梗塞になり、車いす生活を余儀なくされていました。3姉妹持ち回りで世話をしようという約束でしたが、陽子さんは芸能活動もあるため、主に費用の面でバックアップするという話になっていました。しかし、借金の返済に追われ、ままならなくなってしまったそうなんです」それでも、2年ほど前に亡くなる最期まで母親の介護をしていたのは、島田さんだった。前出の友人Aさんは後悔まじりに話す。「この数年間はとても苦しかったと思います。妹と疎遠になり母を失い、『これで本当にひとりきりになってしまった』としみじみ言っていたことを思い出します。実は彼女には、ニューヨークのブロードウエーで『将軍 SHOGUN』に主演したリチャード・チェンバレンと二人芝居をするという企画もあったんです。さぞ無念だったでしょう」近年も女優として並々ならぬ意欲を見せていた島田陽子さん。天国でもやり残した夢を追い続けているに違いない。
2022年08月02日7月25日、女優の島田陽子さんが大腸がんによる多臓器不全のため、都内の病院で亡くなった。69歳だった。「サンスポ」によると、島田さんは亡くなる直前に主演映画『Evergarden(エヴァーガーデン)』の撮影を終えていたという。本作は島田さん自ら企画、プロデュースも手がけた作品だが、惜しくも遺作となった。撮影した横山浩之監督(61)は、年内公開の意向を示しているという。’71年にドラマ『続・氷点』のヒロイン役で注目を集め、映画『砂の器』(’74年)『犬神家の一族』(’76)などに出演し人気を博した島田さん。’80年にはアメリカの連続テレビドラマ『将軍 SHOGUN』に出演。主人公と恋に落ちるヒロインを演じ、その演技力が評価されゴールデン・グローブ賞テレビドラマ部門の最優秀女優賞を受賞。これを機に、“国際女優”として脚光を浴びた。輝かしい女優人生を歩むいっぽう、島田さんのプライベートは波乱万丈だった。NHK大河ドラマの急きょ降板騒動や金銭トラブルも何度か報じられている。’80年代には樹木希林さん(享年75)の夫でロック歌手の内田裕也さん(享年79)との不倫が発覚。これによって、内田さんと希林さんは離婚騒動にまで発展し、世間を騒がせることに。その後、内田さんと島田さんは関係に終止符を打っていた。そんな経緯はあったものの、島田さんの内田さんへの敬愛の念はなくなっていなかったようだ。内田さんが亡くなって約9カ月経った’19年12月、島田さんは本誌に登場し在りし日の思い出を語ってくれた。■「私が尊敬していたのはあの人の才能です」2人の出会いは、’88年公開の島田さん主演映画『花園の迷宮』での共演だった。本作にはオールヌードシーンがあり、島田さんは監督との話し合いを続けながらも葛藤していたという。そのような時、宿泊先のホテルのドアに内田さんからのメモが挟んであったといい、励ましの言葉がこう綴られていたという。《今、大変悩んでいらっしゃると思います。自分の意見をひと言言わせてください。裸になることで、あなたの品位は1ミリたりとも傷つきません》内田さんの優しさに背中を押された島田さんは、こう振り返っていた。「世間の内田さんのイメージとは真逆な、繊細で思いやりにあふれた文章でした。ようやく心を決め、私がスタジオに向かうと、雨の中、内田さんは傘もささずに私が来るのをじっと待っていてくれました」世間的にはロックンローラーとして型破りなイメージがあった内田さん。しかし、島田さんが知っている内田さんの性格は、正反対だったという。「内田さんは他人の目があるとロックンローラーを演じてしまいます。人からどう思われているか常に評価を気にして、日常を忘れにハワイに行っても、毎日、日本の新聞と週刊誌を買い込んでチェックしているような人でした」そんなギャップのある内田さんについて、島田さんはこう語った。「私が尊敬していたのはあの人の才能です」島田さんが内田さんと最後に再会したのは、’17年8月。都内のホテルのカフェで偶然会ったといい、その日の夜遅くに内田さんから電話がかかってきたという。「私といた8年間が内田さんが輝いていた人生のピークだったようで、『あの時代が懐かしい』と。『そうね、楽しかったわね』と私が言うと、『あの時期は自分は幸せでした』と。それが最後の言葉になりました」若かりし頃に内田さんと過ごした時間は、島田さんにとってかけがえのない思い出だった――。
2022年07月27日島田歌穂による体験型コンサート『Musical, Musical, Musical!!』の第3弾が、東京・名古屋・大阪の3カ所で開催されることが発表された。本公演は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界ベストキャストに選ばれ、イギリス王室のエリザベス女王の前で歌を披露した島田が、「沢山の方にもっともっとミュージカルを好きになっていただきたい!」という想いを詰め込み、毎回会場のファンとともに感動の一体感に包まれるコンサート。昨年開催された第2弾では、ミュージカルに登場する世界の女性たちをテーマに、島田が指導した大阪芸術大学の卒業生とともに華麗なステージを披露したほか、コロナ禍における舞台芸術の難しさをミニミュージカルで紹介。最後は『レ・ミゼラブル』の代表曲「民衆の歌」の演奏にファンが足踏みや手拍子で参加し、舞台と客席の一体感を感じる瞬間となった。島田歌穂『Musical, Musical, Musical!!』vol.2 (C)iwaこの感動をもっと多くの方に伝えたいという想いから、初めて名古屋と大阪での開催も決定した今回は、普段はミュージカルにあまり馴染みのない方も楽しめる「ミュージカル映画」をテーマに、一度は耳にしたことがある名曲が、映画にまつわる少し“ため”になるエピソードをまじえながら披露される。またスペシャルゲストとして、東京会場にはミュージカル界の若きプリンス・海宝直人、名古屋・大阪会場には、元宝塚歌劇団トップスターの朝夏まなとが出演する。海宝直人朝夏まなとチケットは現在一般発売中。■島田歌穂 コメントミュージカルの魅力、楽しさを、ぎゅっと詰め込んでお届けする「Musical, Musical, Musical!!」。おかげさまで3回目を迎えさせていただきます。今回は“ミュージカル映画”がテーマです。素敵な名曲の数々とともに、このコンサートならではの特別なひとときを、たっぷりとお楽しみください!<公演情報>島田歌穂『Musical, Musical, Musical!!』vol.37月8日(金) 東京・Bunkamura オーチャードホール開場18:15 / 開演19:00スペシャルゲスト:海宝直人7月16日(土) 愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール開場16:45 / 開演17:30スペシャルゲスト:朝夏まなと7月31日(日) 大阪・NHK大阪ホール開場16:45 / 開演17:30スペシャルゲスト:朝夏まなと音楽監督:島健構成・演出:下山啓振付:本間憲一 / 広崎うらん演奏:Shimaken & The Brilliant Notesスペシャルサポートメンバー:森内翔大 / 水田千聖 / 寺町有美子 / 仲西陸チケット購入リンク:
2022年06月22日