主婦、葵さんは、幼稚園のママ友、典子さんが苦手。典子さんは嫌味が多く、マウントを取ろうとしてくるところがあり、おまけにちょっとセコイのです……。コストコ会員である葵さんは、典子さんにせがまれてコストコへ連れて行くことになりました。しかも、典子さんが誘ったママ友3人組までも一緒に行くことに。車内では典子さんとママ友3人組のマウントの取り合いが繰り広げられましたが、無事、コストコに到着。さっそく中へ入ろうとしました。すると……!? 会員カードで入れるのは… コストコへ到着した葵さんたち。 到着するやいなや、会員カードがないと入れないことがわかったママ友3人組。ママ友たちは「典子さんに誘われたから、典子さんが会員だと思った」「ついていくだけでいいのかと思った」と口々に言いました。 葵さんが会員だから大丈夫だと思っていた典子さん。店員さんにカードを見せますが、現在のルールでは、「会員証で中に入れるのは、入会者とその家族1名」であることを告げられます。 焦った典子さんはさらにやいやい店員さんに言いましたが、ルールのためどうにもなりませんでした。 ◇ ◇ ◇2022年10月11日以降は、会員1名につき18歳以上の同伴者は2名まで一緒に入店できるようです。(18歳未満のお子様は何名でも可)新型コロナウイルスの流行によって、さまざまな施設で人数制限が行われていますが、コストコもその1つだったよう。典子さん、事前に確認しておく必要がありましたね。作画:篠江ぴず著者:ライター 葵幼稚園に通う娘をもつ主婦。ある時、同じ幼稚園に通うママ友の典子さんに声をかけられるが、何かとマウントを取られうんざり……。そんな時、典子さんにせがまれ一緒にコストコへ行くことに……!?
2022年10月26日上の子が年長のころ、幼稚園の役員会で一緒だったママと意気投合。姉妹の年齢も同じだったので、子どもたちも含めて仲良くなりました。私たちはよく一緒にお出かけしたり家を行き来したりするように。悩み相談や愚痴もお互いに聴いたり聴いてもらったりでしたが、ある日、私の発言でそのママ友を怒らせてしまったのです……。 役員会での出会い人見知りでわりとひとりでいることの多い私は、幼稚園の保護者会に緊張して参加していました。役員決めでは誰かがやればいいのにという空気が流れ、仲良しで固まっているママさんたちは世間話に夢中。私は気まずい雰囲気に早く終わりたいなという思いもあり、役員に立候補することにしました。 役員会初日、近所でお見かけしたことがあるママさんが役員会に参加していました。そして、「近くに住んでいますよね。なっちゃんと呼んでください」と気さくに話しかけてきてくれました。 「そんなことあなたに言われたくない」なっちゃんと私は、役員会で意気投合。その後、子どもを介して一緒に遊びに行ったり、家を行き来したりするようになりました。そして、子どもや家族の愚痴などいろいろなことを話せる関係に。 ある日、いつものようになっちゃんから娘さんに対する不満話を聞いていました。自分の娘から普段聞いている話も重なって、つい「娘さん、それはちょっとわがままだね。大変だね」とあいづちを打ってしまいました。するとなっちゃんが「そんなことあなたに言われたくない」と怒ってしまったのです。 聴くに徹するタイミングその後、なっちゃんには口頭でもメールでも謝罪をしましたが、怒りが収まらなかったのか返事はありませんでした。それ以上私も連絡しないようにしたところ、1週間ほどしてやっと連絡がきました。 どうやら他の人からも娘さんのわがままに対して言われたりして、娘さんに対するイライラが増していた様子。そのため、私の発言で追い討ちを感じてつらくなり、怒ってしまったとのことでした。私は今回は相手にあいづちを打つのではなく、聴くことに徹したり、「頑張っているね」と言ってあげたりしたらよかったと反省しました。 この経験はあいづちを打つよりも、個を認めることが大事だったと感じる出来事でした。子どもに何かあると母親のせいと思う人が少なからず私の周りにもいます。そんなとき自分の頑張りを認めてくれる人がいると、私自身救われる思いになります。私も周りの人に対して「大変だね」より「頑張ってるよね」を大事にしたいと思います。 イラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:星野美月
2022年10月04日夫の転勤を機に、ママ友・マキさんと親しくなったシホさん。 シホさんの夫を見てから、マキさんの様子が徐々におかしくなっていきます。マキさんは一方的に、実は自分はバツイチであること、精神科に通院していることなど、返事に困るような思い話をし始め、さらには「シホさんだけじゃなくて、シホさんの旦那さんにも話を聞いてほしいな」「シホさんの家に泊まりに行ってもいい?」と言い出します。その不気味な様子に、シホさんは少し距離を置こうと決意したのですが……。 ママ友・マキさんと距離を置きたいのに… 「うちの娘は絶対にシホさんみたいな子に育てるの」「うちの娘はシホさんの子と同じ学校に通わせる」 ママ友・マキさんのシホさんへの執着はますますひどくなっていきます。 そんなことが続いていたある日のこと……。 「シホさん、私ね、どうしても気に入らない人がいるの」 シホさんはマキさんに呼び止められ、突然宣言をされます。 話を聞いてみると、どうやら保育園の先生の態度が気に入らない様子で……。 「先生ったら、私があいさつしても無視するの。感じ悪くない?」 マキさんは先生の悪口を言いますが、シホさんはそう感じたことはなく、「そうかな? 私はやさしい先生だと思うけど……」と答えます。すると……。 マキさんは机を叩き、「シホさんは騙されてる!!」と怒り出したのです。 シホさんが同意してくれないことが心外だったのか、シホさんは騙されていると言い出したマキさん。もし皆さんが保育園の先生の悪口に同調するよう求められてしまったら、どう答えますか? シホさんの最新投稿は、され妻つきこさんのブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:飛鳥ゆき 著者:マンガ家・イラストレーター シホ
2022年09月24日長女が年少で同じクラスになったAちゃんママは声が大きく言葉遣いが少し乱暴で、苦手意識を持っていた私。しかし、年長で再び同じクラスになったとき、Aちゃんママの見方が変わる出来事がありました。その経緯をご紹介します。 第一印象長女の入園式で大きな声で「何してんねん。早くこっち来いや」と眉をひそめながら娘さんに注意しているママさんがいました。私はその姿に「小さい子どもに対してけっこうきつめやなぁ」と少し気持ちが引いていました。 教室に行ってみると、そのママがいてまさかの同じクラス。教室では他のママさんとちょっとした文句を言い合っていて、「入園式なのになんだかなぁ」という印象を受けました。それがAちゃんママとの出会いです。 折り紙教室そして年中はクラスが離れ、年長で再び同じクラスに。「また同じクラスか~」と思いながらも、あまり絡むことはありませんでした。そんなある平日の夕方、公民館で園児向けに折り紙教室があると聞いたので長女を連れて行くことに。 子どもだけ1時間程預ける形だったので、「終わるころに迎えに来るね」と約束し私はひとまず帰宅。そして1時間後、長女を迎えに公民館に行くと、他の子どもたちはどんどん出てきますが長女の姿は一向に見えませんでした。 長女がいない!?遅いな~と思って公民館の中をのぞいても長女の姿はなく、だんだんと心配になってきた私。すると電話が鳴り、確認するとAちゃんママからでした(連絡網で連絡先を知っていました)。「娘ちゃんが公民館の近くでうろうろしてたから一緒におるよ。泣いてるからこっち来たってー」とAちゃんママは言いました。 実は、長女が公民館の外に出たときに私がいなかったので、裏のほうまで探しに行っていたそう。そして泣いているところをAちゃんママが気づき、一緒に待ってくれていたのです。「もう大丈夫やで~。ママ来てくれてよかったなぁ」とAちゃんママは長女にやさしく声をかけてくれました。 長女がいなかったのは時間にすると5~10分ですが、とても長い時間に感じました。長女は尚更怖かったと思いますが、Aちゃんママのおかげで事なきを得ました。この出来事をきっかけに、「Aちゃんママは言動は強めだけど根はやさしい人なんだな」と見方が変わったのを覚えています。あまり人に対して先入観を持たずに接していきたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ著者:石井ゆうき9歳と1歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。1人目出産直後に夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている
2022年09月23日長女が年少で同じクラスになったAちゃんママは声が大きく言葉遣いが少し乱暴で、苦手意識を持っていた私。しかし、年長で再び同じクラスになったとき、Aちゃんママの見方が変わる出来事がありました。その経緯をご紹介します。 第一印象長女の入園式で大きな声で「何してんねん。早くこっち来いや」と眉をひそめながら娘さんに注意しているママさんがいました。私はその姿に「小さい子どもに対してけっこうきつめやなぁ」と少し気持ちが引いていました。 教室に行ってみると、そのママがいてまさかの同じクラス。教室では他のママさんとちょっとした文句を言い合っていて、「入園式なのになんだかなぁ」という印象を受けました。それがAちゃんママとの出会いです。 折り紙教室そして年中はクラスが離れ、年長で再び同じクラスに。「また同じクラスか~」と思いながらも、あまり絡むことはありませんでした。そんなある平日の夕方、公民館で園児向けに折り紙教室があると聞いたので長女を連れて行くことに。 子どもだけ1時間程預ける形だったので、「終わるころに迎えに来るね」と約束し私はひとまず帰宅。そして1時間後、長女を迎えに公民館に行くと、他の子どもたちはどんどん出てきますが長女の姿は一向に見えませんでした。 長女がいない!?遅いな~と思って公民館の中をのぞいても長女の姿はなく、だんだんと心配になってきた私。すると電話が鳴り、確認するとAちゃんママからでした(連絡網で連絡先を知っていました)。「娘ちゃんが公民館の近くでうろうろしてたから一緒におるよ。泣いてるからこっち来たってー」とAちゃんママは言いました。 実は、長女が公民館の外に出たときに私がいなかったので、裏のほうまで探しに行っていたそう。そして泣いているところをAちゃんママが気づき、一緒に待ってくれていたのです。「もう大丈夫やで~。ママ来てくれてよかったなぁ」とAちゃんママは長女にやさしく声をかけてくれました。 長女がいなかったのは時間にすると5~10分ですが、とても長い時間に感じました。長女は尚更怖かったと思いますが、Aちゃんママのおかげで事なきを得ました。この出来事をきっかけに、「Aちゃんママは言動は強めだけど根はやさしい人なんだな」と見方が変わったのを覚えています。あまり人に対して先入観を持たずに接していきたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ著者:石井ゆうき9歳と1歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。1人目出産直後に夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている
2022年09月23日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!初めてのママ友が…海外赴任から帰国し、年長の途中から入園した娘。コロナ禍ということもあり、なかなか友達も出来ない中、幼稚園バスで友達になった女の子と小学校へ上がり、通学することに。親同士仲良くなることはないなと思いながらも、娘の友達が少ないこともあり、親切に色々教えてくれるので、頼りにしてしまうこともありました。朝の通学などで、あちらが付き添ったと聞けばこちらも付き添うようにしたり、気遣いはしていたつもりなのですが、いつ頃からか週何度もメールがきたり、電話がかかってきたりするようになりました。内容は、私の娘に関する報告がほとんどで、こちらとしてもはじめは教えてくれて感謝していたのですが、徐々に辛く感じてきました。そんな中、子ども達の中に入り、犯人探しをしたり、子どもに悪口を吹き込むようなことを始めました。しまいには、そのママの娘にこちらが迷惑をかけるので、習いごとの日程が別で良かったとママが言ってると聞かせれました。お願いしたことも無ければ、子育ての仕方の違いだとは思います。でも、低学年の子どもにそのようなことを言って、まさか伝わるとは思ってなかったのでしょうか。そこからは距離をおくようにしましたが、子ども同士は仲良く通学していたので、連絡も頻繁ではないですがくれば返信するなどの対応はしてました。しかし、子どもを朝見送る前に携帯を確認するように言われたのをきっかけに一緒に通学するのはやめにするよう提案し、ようやく連絡が途絶えました。初めてのママ友だったので、子どものお友達関係にはトラウマが出来てしまいました。(女性/パート)前職が美容師だと知ると…出典:lamireあるママ友が子どもを連れて家に遊びに来たときのことです。私が子どもを産む前にしていた仕事が美容師だと知るや否や「えー、美容師なの?だったらうちの子の髪今切ってくれない。テキトーでいいし、パパっとやっちゃって」と言われました。元とはいえ美容師はお金を頂いて職業としてやっていたものです。技術を積むためにお金も時間もかけました。それに悪びれもなくタダノリする神経が理解できませんし、家で髪を切ると掃除が大変なのに何も考えてないんだなと思いました。(女性/会社員)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月02日このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ夫は家計管理に厳しく、先月は夫の誕生日で出費が多かったので、今月は節約をしなければならないことをクレ子に伝えると…。■クレ子の正論にハッとさせられる…!■地元の友だちの反応はというと…地元の友だちは皆口を揃えて、夫はしっかりしている、羨ましい、贅沢な悩みだと言い、不満に思う自分が間違っているのだと思っていたのですが…、クレ子は「夫の方がおかしい」と言ってくれたのです。次回に続く「ママ友の財布」(全56話)は17時更新!
2022年07月01日ママ友に貸したお金を返してもらうことができたカモ田さん。いつの間にか、クレ子さんとの一件から一カ月が経過していました。その後は、新しいママ友もでき、平穏な毎日に戻ることに。しかし、ある日ママ友達とカフェで打ち合わせをすることになったのですが、なんだか見覚えのである方向で……? またあのカフェに行くことになって… 向かった先は、以前クレ子さんと一緒に行ったことのあるカフェの方向でした。 カフェに着くと、クレ子さんの話題を振られます。 「カモ田さん、クレ子さんと仲良くしてなかった?」「なんか知らないの?」 本当はすべてを知っているカモ田さんですが、「何も聞いてないよ」と答えるのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2022年06月01日穏やかで友達トラブルとは無縁だったUpload By ゆきみ自閉スペクトラム症のある長男けんとは、赤ちゃんのころから、とにかくマイペースで穏やかな性格。好きなものに対するこだわりは強かったものの、遊んでいたおもちゃを誰かに取られてしまっても、お友達が遊んでいるおもちゃで遊びたいときも、ほとんど泣くことはせず、サラリとおもちゃを奪ったり、無理だなと思うとその場を離れて違う遊びをする…などの行動をとっていました。なので、赤ちゃんのとき、発達支援施設に通っていたとき、こども園の年少に至るまで、お友達トラブルとはほぼ無縁の生活。一人遊びが大好きで、集団行動にも参加していなかったのでトラブルは起きなそうだなーとママは呑気に考えていました。年長の夏。園のあとに通っていた発達支援施設の先生に「けんとくん、最近、自我が出てきたように感じます」と言われました。家で遊んでいる様子はそこまでの変化を感じていなかったので、さすが先生!よく見てくださってるなと感心し、感謝したのを覚えています。自我の出現と共に友達トラブル急増!?Upload By ゆきみ「自我が出てきたように感じる」と言われたころ、こども園の先生から「お友達を引っ張ってしまった」と報告を受けたのです。初めての友達トラブルにビックリ。表出言語が苦手でほぼ単語。さらに構音障害で発音が悪く、何を言っているのかわからない、けんと。自我が出てきたことで、やりたいこと、やってほしくないことを上手く伝えられなかったり、伝わらないことに苛立ったりしてお友達に手を出してしまうのではないか、と発達支援施設の先生から言われました。最初はお友達を引っ張ることが「ダメなこと」だというのが分かっていないような様子でした。それでも毎回、「お友達は引っ張りません」と伝えたり「引っ張っていいんだっけ?」と質問して答えてもらうようにしたら、少しずつダメなことなのだと理解し始めていきました。引っ張ってしまう園行事の練習期間中、「引っ張らない」を目標に定めた「できたカード」を毎日持たせていただきました。手を出しそうになったとき先生が「今日のできたカードは何だったっけ?」と声をかけてくださり引っ張らずにすんだ日もありました。そんな日は、嬉しそうに「できたよ☆」と自ら報告してくれて、頑張ったんだなーと私にも伝わってきました。抑えられない!?ションボリな様子の息子Upload By ゆきみ年長の3学期になると、行事のときに引っ張るだけではなく、好きなおもちゃを独り占めにしたくてお友達に手を出すようになってしまいました。先生からお話しを聞くと、3学期にクラスに導入されたおもちゃがけんとのとっても大好きなおもちゃだったため、「お友達と一緒に遊ぶ」と自分の思い通りに遊べないことが多く、ストレスになったり苛立ったりしている様子とのことでした。園のあとに通っていた発達支援施設でも、つくりたいものがあったのに壊されてしまい、お友達とケンカしてしまった。と、先生から報告を受けました。帰り道、けんと自身の口から「お友達を引っ張っちゃった」とションボリ報告をしてきてくれました。悪いことだと分かってはいるけど、自分の気持ちをコントロールできないんだ…ということが私にも伝わってきました。トラブルはいつまで?毎日心配が止まらないUpload By ゆきみ4月、小学校に入学しました。生活をしていく中でまだ通常学級で過ごす時間が短く、特別支援学級のクラスは年上のお兄ちゃんとお姉ちゃんしかいないため(1年生はけんとだけ)、大きなトラブルは今のところ起きていません。しかし、新しく通いはじめた放課後等デイサービスで、おもちゃの取りあいをしたり、1人で遊びたいのに邪魔をされたといって押してしまったり…と、トラブルが出てきています。まだまだ始まったばかりの小学校生活。これからお友達との関わりが増えていくにつれ、さらにトラブルも増えていってしまうかと心配です。小学校、放課後等デイサービスの先生方と連携して情報交換し、けんと自身が自分の心をコントロールできるようになったらいいなと願っています。執筆/ゆきみ(監修:初川先生より)「自我が出てきた」ことで、お友達に手を出してしまうことなどトラブルが急増すると、とても心配ですし、親としてやきもきすることも多くなりますね。ただ、「自我が出てきた」ことは大切な成長です。自分のやりたいことがある、こうしたいという強い思いがある。それ自体はとても大事なことです。何事にもやる気が持てず、あるいは常に受け身でいて、自分のやりたいことよりも友達を優先して譲るのみ…ということはトラブルが起きなかったとしても私はそれはそれで心配だなと感じてしまいます。お友達のことを引っ張ってはいけない、お友達に手を出してはいけない。それはその通りなのですが、その前の、けんとくんの気持ちをどう扱っているかは気になりました。理想としては遊びたいときに「(ぼくが)遊びたい」「これ(おもちゃ)使いたい」など言葉で気持ちを言えるといいなと思います。うまく言えないときは「せんせい!」と大人を呼ぶのもいいと思います。ともあれ、○○したいと強く思うこと自体は悪いことではないので、それはそれとして表出できたら(あるいは、大人がその部分を「けんとくんは、これで遊びたいんだよね」と代弁したりフォローしたりして尊重できたら)いいなと思います。その次にようやく、「でも手を出すのはいけないね」というところ。「○○したい」と強く思うと同時に、「手を出してはいけない」をやり抜くという2つの課題が課されている状態なのは、まだまだ難しいだろうな…と感じました。そんな中でも、けんとくんは、落ち着いているときにお母さんと一緒に「今日手を出しちゃった」と振り返ることができていましたね。ある意味とても気にしているということでもありますが、それほど何とかしようと考えているということでもあり、目標としては共有されている、そこまで発達してきているのだと感じました。どうしたら気持ちが伝わるか、どうしたらもめずに遊べるか、どうしたら先生に注意されずにスムーズに遊べるか。そうしたことをきっとトラブルの中で学んでいる面もあると思います。保護者の立場からすると、ひやひやする思いが続きますが、しかし、どんな塩梅で自分の気持ちを出したり、譲ったり、そのときにどんな手段を使うかということは実際にその場面を経験することで磨かれていきます。もうしばらくひやひやは続くと思いますが、先生方との連携の中で、一進一退しながらも成長してゆくことを信じて見守りましょう。
2022年05月31日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。4月に開講したベーシックコースの子どもたちも、レッスンを始めて1ヶ月が経過しました。ベーシックコースは、幼稚園の年長から所属できるコースです。4月のレッスンでは、丈夫なブロックの使い方を学びました。子どもたちは、新しいブロックに触れることが本当に楽しそうで、それぞれの発想力を活かして作品を作りました。これから子どもたちは、アンプラグドでプログラミング的思考を学んでいきます。プログラムは命令された順番通りに実行されるので、プログラミングをする際には、正しい順に指示を出さないといけません。そのため、ものを順番に数える力が必要です。そこでまず5月のレッスンでは、順序数を学習します。このように、ベーシックコースでは、いきなりプログラミングに取り組むのではなく、事前にその考え方を学んでおくことで、実際にプログラミングをする際にも抵抗なく取り組むことができるカリキュラムになっています。この先の子どもたちの成長にぜひご期待ください。◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月17日■何かと珍事件を起こしてくれる息子がみんなのお手本「年長さん」になれるのか…!?※進級前のエピソードです人がたくさんいると調子に乗りまくる、でも挨拶は恥ずかしくてできない!という謎にデリケートな息子…。お姉ちゃんがしっかりしていただけに、すごく心配でした。そんな中、またもや珍事件が…!■謎のお漏らしに母激怒!からの、オムツ完全卒業チャレンジ!夜間のオムツ卒業はある意味「賭け」なのでは?と思います。・焦らず、無理しない(何度か失敗し、前のチャレンジから半年以上経過)・心に余裕がある時を選ぶ (年長さん前のタイミングなど)・オムツが無くなるタイミングなどの点に注意しつつ、思いきってチャレンジしてみるのが保護者の負担もお子さんへのプレッシャーも減らせて良さそうだな〜と感じました!【おわりに】今回、今までのTOP画を並べたコマがあるのですが、画像を配置しながら息子の成長を感じ、大きくなったなぁと感慨深かったです!
2022年05月04日■前回のあらすじ夫の浮気を疑うママ友の智子は、仲良くしているママ友にもそのことを打ち明けて…。 >>1話目を見る 次回に続く(全9話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・脚本/ 青春脚本 /イラスト・M尾
2022年03月05日■前回のあらすじまさえさんたちから仲間外れにされ、ママ友がいなくなったゆうこ。しかし同じようにまさえさんに無視されていただいくんママに慰められ、前向きになれたのでした。まさえさんたちとのトラブルから1年半、娘も年長になりました。なお、この頃はみんなマスクをしていますが、画像では省いています。まさえさんらしいやり方…。とりあえず、ある程度の距離は保てているので安心ですが、再編してもボスママグループは相変わらず同じようなことをしていました。次回に続く 「私なにかしましたか? ママ友の闇」は21時更新!
2022年03月03日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。Kicks講座では年長から小学生のお子さまへのオンラインレッスンを実施しています。レゴ(R)ブロックで様々なロボットを作り、プログラミングで動かして「できた!」をもとに学ぶことの楽しさを提供しています。また、身の回りのものの仕組みや、科学的な事象への興味も広げて、「自分で考えて、あきらめずにやりぬくチカラ」を伸ばしています。【詳細】4月より新クラス開講◆対象:ベーシックコース :新年長~スタンダードコース :新小1~アドバンスコース :新小2~◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月25日モーニング娘。OGメンバーの飯田圭織さんは、現在4歳の娘さんと8歳の息子さんのママです。そんな飯田さんに今回は子育てインタビューをさせていただきました! 後編となる今回は、お子さんの小学校受験についてのお話をメインに取材させていただきました。画像出典:飯田圭織さんのオフィシャルInstagramよりー息子さんは小学校受験されたそうですね。受験しようと思われた理由やきっかけを教えてください。 飯田さん:きっかけは、小学校受験するお友達が幼児教室に通っていて、受験は考えていませんでしたが、子どもにどうやって教えるんだろうという興味があり、一度体験に行ったんです。そうしたら、もう私が目からウロコで! やっぱりプロの先生の教え方がおじょうずで、これはすごく子育てにも役に立つなと思いました。あとは、息子がすごく楽しそうだったんです。「僕お勉強楽しい! 行ってみたい! 」と言ったのが第一でしたね。受験するしないは後で決めてもいいから、お教室通ってみようか、というスタートでした。 ー目からウロコだったのは、どのような教え方だったんですか? 飯田さん:子どもと同じ目線で教えてくださるんですよ。例えば、ネコの絵を出して「これはイヌだよね」って先生がわざと間違えるんです。子どもたちは、すっごく楽しそうに「違う違う! イヌだよ~! 」と言って、先生に教えてあげようという気持ちから、たくさん学ぶんですね。あぁ、すごくいいなって。私も家でやってみようと思って、「ママ疲れたから歯磨きしないで寝よう~」ってわざと言ってみると、「え! ダメだよ、虫歯になるよママ! 」って自分で言うから、「はい、言ったよね、じゃあしようね」と。幼児教室が親の成長にもなりました。 ーパパは、幼児教室や受験に対してどのようにお考えだったのでしょうか。ご夫婦で話し合ったりしましたか? 飯田さん:主人はしばらくは、「受験はかわいそうだよ。早いよ」と言っていたんです。でも、息子本人が楽しんでやっているということと、受験するもしないも、結果が良くても悪くても、そこまで頑張ったことは無駄にならないよねっという話をして、やれる範囲でやってみたらとなりました。娘が生まれたばかりだったので、私が連れて行けないときに、主人に連れて行ってもらったら、主人がなんだかすごくノリノリで帰ってきたんです。やっぱり私の報告だけじゃなくて、自分の目で子どもが頑張る姿、できるようになる姿を見て変化していったんだと思います。 負けず嫌いな息子を元気づけるのが一番のサポートー息子さんご自身は、受験をどういうふうに捉えていらっしゃったのでしょう。 飯田さん:息子は5月生まれで、それまでは同学年の中でもできることが多くて、ちょっとお兄ちゃんタイプだったんですね。でも幼児教室に行って、できなかった自分がすごく悔しかったんでしょうね。男の子特有の負けず嫌いな気持ちに火が付いたという感じなのかな。一番になりたい、よし行くぞ! ってやる気が出たんだと思います。 ー諦めたくない、もっとできるようになりたいっていう強さは、ママの印象にも重なりますね。 飯田さん:うちの家庭はすごく息子といっぱい話をするので、私がモーニング娘。で培った諦めない気持ちとか、目標を定めて達成する、達成するまで諦めない! みたいなハングリーな部分は、息子にも受け継いでいるのかな。 ー小学校受験の準備ってどういうことをされるのですか? 飯田さん:私自身はお受験を経験していないので知らなかったのですが、今は素敵な幼児教室がたくさんあるんですよね。私の場合は、すごく信頼できる先生に出会えて、学校もさまざまなタイプがあるので、まずは目で見ることが重要と教えていただきました。娘も小さかったんですけど、いろいろな学校の説明会や学園祭に足を運びました。やっぱり実際に目で見ると、どういう方向性が息子に合うのかわかってくるんですよね。 ー息子さんの受験のサポートで、飯田さんが意識していたことはありますか? 飯田さん:やっぱり、子どもといえどもプレッシャーはかかるし、その数時間で100パーセントの力を出し切れるかというと、なかなか難しいじゃないですか。だから、風邪をひかないようにごはんを食べさせる、あとはとにかく自信をつけさせる。ダメだったことで全部のテンションが落ちちゃうと良くないなと自分も反省したことがあったので、ぐっと言いたいことを堪えて「大丈夫! できるよ! 先生があなたを見たら、この学校に来てくださいって言っちゃうんだから! 」って、子どもを元気づける、これが一番重要だったかなと思います。 自分より大事な存在を守る育児、楽しんで悩もう ー子どもがいるっていいなと思えるのはどんなときでしょう? 飯田さん:。皆さんもそうだと思うんですけど、自分は1日中休めなかったり、エステや美容院やお買い物など、やりたいことをぜーんぶ我慢して子育てをするじゃないですか。私も子どもを持つ前は自分中心の生活で、自分磨きがすごく好きだったのに。今は鏡も見ないで出かけてきちゃった! とか、しょっちゅうですね(笑)。でも、自分よりも大事な存在ってこういうことなんだなって。それを守っていくということは、ものすごくかけがえのないことなんだなと、日々感じていますし、子ども達の存在がすべての原動力になっています。 ー子育ての中で大切にしていることがあれば、教えてください。 飯田さん:お勉強も大事だし、いろいろ大事なことはあるけど、人を大切にすること、人を思いやること、これは子どもたちに第一に言っています。私自身、やっぱりモーニング娘。の仲間やお友達関係から生まれる絆は一生大事にしたいと思っているので。「お父さんもお母さんもお兄ちゃんも妹もお友達も、みんなずっと大事」と何度も何度も言ってますね。でも今、コロナ禍でなかなか直接人と接することができないですよね。お友達を招待して、お誕生日パーティーをしたり、遊ぶ約束もしたいんですけど、一定の距離を保たなければいけない。なんだかちょっとかわいそうだなと思ってしまいます。 ーそうですね。最初仰っていた、娘さんができるようになったときに、息子さんが一緒に喜んであげていたお話は、そういう教えからなのかなと思いました。飯田さん:そうだとうれしいですね。妹もお兄ちゃんのサッカーに一緒に行って、「お兄ちゃん! 頑張れー!! 」って一生懸命応援してます。お互いを大事にして、お互いの頑張りを認め合える兄妹になれているんだったら、私はすごくうれしいです。 ー子育てを始めたばかりの新米ママのころと今では、どのように変わりましたか? ふたり育児も経験されると、肩の力は抜けるものでしょうか? 飯田さん:肩の力は……抜けないですね(笑)。でも、まぁ冷静でいることが重要だとわかってきました。例えば子どもがお熱を出しても、息子のときは夜間救急に電話して相談したり、夜中にちょっと咳をしただけでも目が覚めて、スマホで調べたりという感じだったんですけど。ただ、その時にお母さんも体調を崩してお世話ができないという経験もしたので、今は少しでも寝ておこう! と思えるようになりました。常に冷静に、先々を見て考えようって。経験ですね。あぁ、でもそういう意味では肩の力、少し抜けてきているかもしれないです。 ー最後に、これからママになる方、なろうとしている方にメッセージをお願いします。 飯田さん:私ももう8年目で、いろんな経験をしてきました。ママになって子どもを育てるってすごいことだけど、自分のお母さんも経験しているし、隣のおばちゃんも経験しているし、すごく特別ってことではないと思うんです。悩んだり戸惑ったりすることもたくさんあると思うんですけど、その一つひとつを楽しんで、わが子と向き合っていければ、お母さんとしても良い時間を過ごせると思うので。うん、楽しんで悩んでくださいって思います。私自身も、楽しんで悩めたら素晴らしいなと思っています。 この度はお忙しいところ、インタビューのご協力どうもありがとうございました! お話しを聞いていると、すごく子育ての熱意が伝わってきて、とても聞きごたえのある素敵な取材でした! 最後の「楽しんで悩んでください」というメッセージも飯田さんが言うからこそ説得力があると思いました! 子育ては大変なことも多いと思いますが、飯田さん自身も、かわいいお子さんとの日々を悩みながらも楽しんでくださいね。 PROFILE:飯田圭織さん1981年8月8日生まれで北海道出身。1998年モーニング娘。1期生としてデビューし2代目リーダーを務めた。2005年グループ卒業後ソロに転身し歌手、タレントとして活動。2007年には結婚を発表し、現在は男の子と女の子の2児のママとして育児にも奮闘中!著者:ライター 山口がたこ漫画も描ける主婦ライター。2016年生まれの「ムスメ」と出来すぎた「神ダンナ」との大阪暮らし。Instagramでは、おうちごはんや子育てエピソードを更新中!
2021年10月16日なじみの保育園以外の子どもたちとの出会い次女が年長さんのときに、長女は2年生。この年、私が長女の学童の役員をやっていたこともあり、今まで以上に子どもたちを連れて大人数で集まるという機会が増えました。そこに次女も一緒に連れて行っていて、今まで保育園のお友達くらいとしか関わることのなかった次女も、新しい子どもたちと出会うことになりました。長女のお友達とそのきょうだいで、子どもだけで10人以上の集団。私は「引っ込み思案の次女も少しは慣れてくれるといいな~」という思いでいました。ずっと私のそばに居るUpload By まりまり最初はもじもじしていた初対面の子どもたちもすぐに慣れて、それぞれ年の近い子どもたちと遊ぶように。そんな中、次女は私のそばに居て、全く離れようとしません。今までの次女の性格から、まあそうなるだろうな~とは思っていましたが、次女は全く自分から動こうとしないのでした。同年代の子どもの中に連れていってみるUpload By まりまりとりあえず、少し手伝いが必要だな~と思い「一緒に遊ぼう」と私が一緒に行き、しばらく次女とほかの子たちの相手をしてみました。みんなは快く受け入れてくれるので、なんとなく次女が慣れたかな? というころを見計らってその場を離れてみました。…が、気づくと次女は、またすぐに私の近くに戻ってきているのでした。子ども同士の方がやりやすいのかな? と思って、長女に次女も一緒に遊んでもらえるように頼んでみることに。ここでも、長女の周りの子も快く受け入れてくれるけど、どうしても次女は一緒に遊べず一人になり、結局私のところに戻ってくるのでした。Upload By まりまりさらに、保護者の中に小学校の先生が居たので、一人遊べない次女のことを気にしてくれて、「一緒に遊んで~」と一部の子たちに声をかけて連れて行ってくれました。…が、これもしばらくは一緒にいるけどすぐ戻ってきてしまう…。こんな感じで、次女は結局ずっと私のそばに居るのでした。Upload By まりまりじゃあみんなと遊びたくないのか?と言えば、そういう訳ではなくて、本人に聞くと「遊びたい」と答えるのでした…。遊びたいのに遊べないUpload By まりまりあんなにほかの子は親切にしてくれているのに、なんでみんなの輪の中に入って遊べないんだろうと思って、次女の様子を見てみました。すると、・話しかけられても、黙ってしまって返せない・全く笑顔を見せないしつまらなそうな表情をしている・みんなが遊びと共に場所を移動していてもついていけないでじっとしているこのような感じでコミュニケーションがとれないので、楽しく遊んでいる周りの子も次女に声をかけられなくなってしまうのでした。そんな次女を見て、私は「保育園ではできているのに…」「家ではあんなに明るいのに…」「うれしいなら少しくらい笑えばいいのに…」と思っていました。この日は、朝から一日みんなで一緒に居て、ほかの子たちはどんどん仲良くなって遊んでいる中、次女は最後まで、誰とも一緒に遊ぶことがありませんでした。焦りでいろいろ見えなくなってしまっていたUpload By まりまり長女の運動会に出たとき、いつもはできているようなこともできずに動けなくなってしまった次女を見て、小学校入学に向けてとにかく焦っていた私。そんな中、さらにみんなとコミュニケーションが取れない状態の次女を見て、「アレ? おかしいな??」と思う前に「これじゃあ小学校でやっていけない! 何とかしなくちゃ!」という気持ちの方が勝ってしまっていたのでした…。今思い返すと場面緘黙は「その子の性格」と周りが勘違いしてしまうことが多いように感じます。家族の前では普通に話せたり、他人の前でも少しは話せたり何かできたりすると、私のように一番身近にいる親でさえも、「ものすごく恥ずかしがり屋で引っ込み思案な子」で、「できるのにやらない」、そして「甘やかし過ぎてるかも」などと思ってしまいます。本人は「話さない」ではなく「話せない」でとても困っているのに、なかなかその状態に周りが気づきにくいのが場面緘黙の難しいところだな、と思うのでした。執筆/まりまり(監修:井上先生より)場面緘黙のあるお子さんの場合、初めての場所や人、活動などに対して緊張や不安を抱きやすく、発話やほかの場面でできていたことも急にできなくなってしまうことはあります。親の立場から見ると、場面緘黙の症状は理解していたとしても、特に就学前のお子さんに対しては将来への不安や焦りの気持ちも強くなると思います。周囲の人はこういった症状を誤解しやすく、本人の限界を超えた働きかけをしてしまうと、より症状が悪化してしまうリスクもあります。お話はできなくても、がんばって参加できていることを認めつつ、ゆっくりと慣れていく機会になればいいですね。
2021年09月30日子育てで忙しいママさんパパさんへ。毎日の生活に役立つこと間違いなし!タンスのゲンの便利な子育てitemを3商品ご紹介いたします。片手で簡単ロック!扉付きベビーサークル抱っこしているときや手がふさがっていても、片手で簡単に操作が可能!お子様が乗り越えにくい65cmハイタイプ設計&ズレ防止の滑り止め付き、さらにSG基準に基づいて設計しているので安心してご使用いただけます。商品はこちら”現役ママが考えた”安心・安全のオートクローズベビーゲート「軽く締めた感じだと閉まらない…」そんな声にお応えし、どの角度からもオートクローズが可能に!閉じ忘れを心配することも勢いで扉が開いてしまうこともありません。商品はこちら成長に合わせて高さ調節OK! グローアップチェア11段階の高さ調節ができるのでお子様の成長に合わせてご使用いただけます。一人座りができるようになった赤ちゃんから大きくなったお兄ちゃんお姉ちゃんまで、家族で囲む食卓をもっと笑顔に快適に♪商品はこちら家具・インテリア×ECの老舗タンスのゲンなら欲しい物が見つかります!今回はタンスのゲンのおすすめ子育てitemを3商品を紹介しました。他にも家具・寝具・インテリア・アウトドア用品・キッズ、ベビー用品等様々なジャンルの商品を取り扱っているので是非一度チェックしてみてください!今後もタンスのゲンのおすすめ商品をご紹介していきます。タンスのゲン本店ストアページ
2021年09月29日年長さんになってから、プレッシャーを感じるようになった次女次女は保育園で、「ものすごく恥ずかしがりやで引っ込み思案な子」と言われ続けながらも、楽しく過ごすことができていました。ただ、年長さんになってからは、いろいろプレッシャーを感じ始めていました。そのせいか、保育園への行き渋りが出てきたり、給食が食べられなくなったりと、今まで見られなかった問題が出てくるように…。そんな中、なるべく小学校という環境に慣れるようにと、長女の学校行事などの際は次女も一緒に小学校へ連れて行くようにしていました。長女の運動会、来年入学する年長さんに向けたプログラムに参加Upload By まりまりもちろん長女の小学校の運動会にも参加。長女の通っている小学校では毎年、翌年度入学してくる年長さんのためのプログラムが1つ用意されています。プログラム内容は、「スタート→6年生の待つ箱の前へ行く→箱の中から好きな手作りおもちゃを選んで→ゴール」という、いたって簡単なもの。ただ、そのプログラムの時間になって、次女を連れて行こうとしたところ、押しても引いても説得しても、全く動こうとしないのでした…。Upload By まりまりUpload By まりまりもちろん今までの次女の性格から、大勢の人前に行くのが嫌なんだろうとは思いました。でも、ちょっと走っておもちゃを貰ってくるだけのこんな簡単なことができなくて、これから小学校でやっていけるのか⁉ と、私自身に焦る気持ちもありました。「いつもの保育園ではできることなんだから、やらせればできるはず!」と、次女の背中を押して、半ば無理やり連れて行ったのでした…。楽しそうに参加している子たちの中で…Upload By まりまり無理やり連れて行ったものの、端から見ていると、緊張で固まり、一人でどんよりした雰囲気の次女…。結局次女は一人で立ち尽くしていて最後までスタートできず、先生に背中を押されてやっと動き出したのでした。何とか6年生の前に行くも、どのおもちゃが良いか言えず、6年生が手渡してくれたものを持って立ち尽くす次女。6年生に引っ張られ、先生に背中を押されてやっとゴール…。とにかく自分で動けない。ほかの同年代の子が楽しそうにスイスイとこなしている中、自分で動けない次女を見て、「やり方が分からない訳じゃないのに、なんでこんな簡単なことができないんだ?」と、私はもどかしい気持ちになっていました。今思えば…Upload By まりまりこのころは、「なんでこんな簡単なことができないんだ??」「引っ込み思案にしてもほどがあるでしょう!」と、本当はやればできるのに、次女がやりたくないためにわがままを言っているのではないかと正直イライラ…。なので、余計「小学校で困らないようにしなくちゃ!」と私の気持ちばかりが焦って、次女にとってはわりとキツいことを言っていたと思います…。その後、場面緘黙かもと分かったときに、次女の行動に対して「話さない」・「動かない」じゃなくて「話せない」・「動けなくなることもある」と知りました。今思えば、私の理解ない言葉が次女に余計にプレッシャーを与えていたんだろうな~と…。わが家は小学2年生で場面緘黙の診断が出ましたが、もっと早く次女の行動に対して理解できていたら、もっと違った対応ができて、次女も安心して過ごせたのかも…と今さら思う母でした…!執筆/まりまり(監修:初川先生より)多くの子が楽しく活動する場面で、うちの子だけ緊張と拒否を呈していたら…お母さんからしたらとても焦りますし、困惑されますよね。多くの子が楽しそうにしていて、そして保護者の方ご自身が幼いころに楽しかったと思う活動だとしたら、きっとこの子にとっても楽しいはずに違いない、と想像するのは当然のことです。とはいえ、よくよく考えてみると、物事に対する思いは人それぞれで、緊張したり不安に思ったり、参加するより見てるくらいでいいと思ったりすることは意外とあるものです。のちに場面緘黙の診断が下りたとのことですが、場面緘黙に限らず、お子さんが能力としては「できる」けれども、「やらない・やれない」という展開になることはあります。「どうしてやらないの?」というところで思考停止することなく、「もしかしたらこういう場面は苦手なのかな?」などさまざま思いを馳せてみると、うまくいかない場面の捉え方が変わってくるかもしれません。
2021年09月18日この記事は、リコロコさんに寄せられた体験談をもとに描かれています。※新型コロナウイルス流行前のお話です。ママ友とのトラブルは、できれば避けたいですよね…。この話は、ご本人も知らない間に一方的にママ友に嫌われてしまったと言うお話です。運動会前にアデノウイルス感染。その時はまさかこのことがきっかけでママ友に嫌われてしまうだなんて、思いもしませんでした。次回に続く 「なぜかママ友に突然嫌われた!!」(全10話)連載は17時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年09月08日現在6歳で、幼稚園の年長クラスの息子は同年代に比べると語彙数が多く、話し方も少し大人びています。読書が趣味で、漢字はまったく教えていないのに、小学校4年生で習うようなものまで読めているようです。「言葉」が好きで楽しんでいる息子の様子から、どのように語彙力がアップしていったのかを考えてみました。息子は言葉遊びが大好き!息子は、2歳後半にしりとり、年少さんで回文やなぞなぞ、年中さんからはダジャレにハマり、今はことわざにも興味を示すようになりました。いつも問題を考えてはバス停のお友達や先生と遊ぶのを楽しんでいます。とにかく言葉が大好きで、言葉で遊ぶのも得意。漢字については読んでいるのを見ると小学校4年生レベルまではスラスラと読んでいます。まったく教えていないのに、読書中に自然と覚えていたようです。読書に関しては、児童書だけでなくマンガや図鑑、辞書などさまざまな書籍から情報を得ています。なぜ彼はこんなに言葉や文字が好きなんだろうと考えてみました。本人の性質もあるのでしょうが、一番は読み聞かせや読書、日頃の声かけにあるのかなと思います。調べる習慣が学びの楽しさにつながる私が常に心がけているのは、辞書や図鑑で「調べる習慣をつけること」です。マンガや本の中で何かわからない言葉や事柄が出てきた時、口頭で教えるのは簡単です。でも、聞くだけだとすぐ忘れてしまいます。面倒でも自分で調べるとしっかりインプットされ、さらには関連する他の情報も目に入り知識が広がるのです。「百聞は一件に如かず」とはよく言ったものだと思います。調べることを促すと、親にとっても少し手間が増えてしまいますが長い目で見るとメリットがたくさんあります。「調べる」ことの楽しさを早くから知ることで、学びの楽しさに気づいたのだと思います。「辞書は楽しい読み物」という考え方林修先生が以前テレビ番組でこんなことを言っていました。ずばり、「辞書は読み物である」と。辞書は調べるための敷居の高い書物ではなく、知識がどんどん広がっていく楽しい読み物なのだそうです。私は言葉に興味を示し始めた頃の息子にまず「絵辞典」を用意しました。最初は興味のある部分だけを読んでいましたが、だんだんとページを読み込むようになり、さまざまな情報を得ている姿が印象に残っています。絵事典で物足りなくなってからは、好きなキャラクターが表紙の国語辞典を用意しました。最初は興味がなかったようで、手に取らなかったのですが、時期を見て辞書の引き方を教えると、徐々に調べるクセがつくように。幼児用の辞書はビジュアル情報も多く、眺めるのが楽しいみたいで今では辞書を読むようになりました。お気に入りの辞書の選び方は「におい」以前、読解力や読書感想文の記事でインタビューをしたお茶の水ゼミナール 秋元暁哉先生に、辞書の選び方を聞いてみました。すると、面白い答えが帰ってきました。辞書の選ぶポイントは「におい」だそうです。確かに辞書の紙質は独特で、特徴的なにおいがありました。私も使っていた辞書のにおいをなんとなく覚えています。秋元先生いわく、感覚的に好きな辞書は自分にとって身近なものになる。また、嗅覚とリンクすることで記憶に刻まれやすいのだとか。まさに「体で覚える」ということでしょうか。私が辞書選びで大事にしているポイントは、子ども自身がワクワクするかどうかです。子どもと一緒に書店に行き、実際に手に取り、においを感じ、ビジュアル的にも「好き!」と思える辞書を選ぶとよいかもしれません。辞書のような分厚い書物は、買ってもらったときに高揚するはずです。自分がほしいものを選んだ気持ちがあれば、辞書と友達になりやすいと思います。2歳から小学校低学年まで!買ってよかった子ども向け辞書実際に買ってよかった辞書を年齢別に紹介します。【2歳〜6歳】「こどもことば絵じてん」金田一春彦(監修)出版社:三省堂初めてのの辞書としておすすめなのが、絵じてんです。イラストがメインなので、幼児期でも楽しんで見ることができます。絵と言葉をリンクさせられるので、言語吸収期にもとても重宝しました。【2歳〜6歳】「こどもことばつかいかた絵じてん」金田一春彦(監修)出版社:三省堂「こどもことば絵じてん」と同じシリーズです。「ことば絵じてん」は名詞・動詞の単語が中心ですが、「ことばつかいかた絵じてん」はフレーズが載っています。形容詞や動詞、オノマトペなどを視覚的に理解できます。ひとつの動詞でもさまざまな使い方があることもわかりやすく解説されています。【4歳〜】「ドラえもんはじめての国語辞典」小学館国語辞典編集部出版社:小学館ドラえもん好きにはおすすめの辞書です。イラスト情報が多いので、辞書の難しいイメージが薄まっています。あらゆるところにドラえもんがいるのも楽しめるポイントです。ほかにも、漢字や英語、英会話辞典があります。英語辞典はタッチペン付きのものも発売されていて、きれいな発音で耳からもインプットできるのが魅力。ちなみにわが家は全シリーズ揃えました。【5歳〜】「辞書びき絵本 日本地図」陰山 英男(監修)出版社:ひかりのくにこちらは、あいうえお順に情報が並んでいて辞書びきを習得できる絵本です。日本地図、世界地図、ことわざ、化学などのシリーズがあります。「辞書びきえほん」の名の通りイラストも多く、読み物としても面白いです。調べたいこと以外の情報も取り入れやすくなっています。語彙力が人間を豊かにする!早くから辞書を楽しもう辞書は言葉の宝庫!小さいうちから辞書に親しむことで、調べることへの苦手意識も少なくなりそうです。辞書のよいところはひとつの情報から派生して知識が広がること。目から勝手に言葉が入ってくるので、自然と語彙力が身につきます。最初は興味を持たなくても、用意しておくことをおすすめします。そこにあることでいつか手に取る機会が出てくるはずです。そして調べることをすすめてみてください。「辞書はなんでも教えてくれる」ということが分かればきっと楽しくなると思います。■おすすめの辞書・・・・<文・写真:ライター秋音ゆう>
2020年10月29日息子の理久は、保育園の年長クラス。小学校入学を控え、ママ友たちとの会話は“習い事”の話題で持ちきりです。私自身、なんとなく理久には「スポーツの習い事をしてほしいな…」と思っていましたが、選択肢が多すぎて決めきれずにいました。これまで習い事に対して否定的だと思っていた圭くんママが、「ここなら良さそう」と、水泳教室へと誘ってきたのです。もともと水泳もいいなと考えていたので、「みんなと一緒に始められるなら」と、思い切って入会することに決めました。圭くんママは、みんなで一緒に通い始められることが嬉しかったようで、率先して資料をもらったり、手続きについて調べたりしてくれました。おかげで、スムーズに水泳教室に入会できたのはよかったのですが…。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年10月06日パッと見はあまりクセは無さそうなんだけど、内側にうねりがあるタイプ^ ^パッツンボブから"大人ミディアムウルフ"に以降中です!!長さがまだ短かったので、後ろにレイヤーをあまり入れられなかったので、今回はレイヤーを整えて、大人ミディアムウルフにしていきます!!Before前回から"大人ミディアムウルフ"に以降中!今回もレイヤーを整えウルフ感をUPしたい!!Afterギリギリ結べる長さの"大人ミディアムウルフ"内側のクセを抑える程度に、しっかりと軽くして、スタイリングにクセを活かせるように毛先が"ペラペラ"にならないように、重さを残してあげるのが"大人のポイント"ウェットな質感のオイルやバームなどで仕上げるのかポイントです!ここがポイント!!ここの重さをしっかりとってあげると、くぼみが出来て、外はねにしやすく、スタイリングがしやすくなります‼️魅力度UPの秘訣はお悩みと骨格、なりたいを全て考えて1人1人にカットポイントを変えているからお任せしていただける時は、お悩みや嫌いなポイントを聞かせてもらっています^ ^後ろ姿はより周りの目を気にしてカット周りの方からも絶対褒められる"目を引くスタイル"外せないポイントです!!お客様の魅力+僕のカット↓魅力度120%!!
2020年09月23日夏休みが終わり、年長の子どもたちは園生活が残り半年余りになりましたね。ここからは、小学校に入学してから困ることがないよう準備を進める大切な時期。今回は、元幼稚園教諭として、また小学生の息子がいるママとして「これだけは準備しておきたい」と思う3つのことをお伝えします。自分の名前が読める・書けるひらがなの読み書きはできますか?入学準備として、ひらがな練習に取り組んでいる家庭は多いと思います。「まだ書けない」という場合は、練習は子ども自身が「楽しい」と思える方法で、文字に親しむことから始めてみましょう。友達や先生など身近な人に手紙を書いたり、短い絵本を自分で読んだり。また1日5分~10分の子どもの飽きない程度、決まった時間に文字のワークに取り組むのもよいですね。しかし、幼稚園児は文字の左右が逆になってしまったり、書き順がめちゃくちゃだったりしがち。それを親が指摘しすぎると、「勉強がつまらない」と思ってしまうことも。ひらがな・カタカナは1年生になって一文字ずつ書き順の勉強をします。そのため入学前には完璧でなくてもOK。文字に親しむことを大切にするのがいいと思います。できていることを褒めて、子ども自身が書くことを楽しめるようにしてあげましょう。自分の名前だけは練習しておきたいひらがなすべてをマスターする必要はありませんが、自分の名前だけは読み書きができるようにしておくほうがいいと思います。下駄箱やロッカー、持ち物など、自分の名前が読めないとわからなくなってしまうことも。また、自分の名前を書く機会も多いので、苗字と名前の両方を、誰が見ても読めるように練習しておいた方がよいでしょう。小さな枠内に書く練習もしておくと安心です。着替えがスムーズに一人でできるように、たたんでしまう練習着替えは素早くできていますか?もし苦手な場合は、これからの半年間で練習しておくとよいですね。衣類によってはピタっとしていて脱ぎにくいものもあるので、そんな時は「先に手を抜いてから頭を抜く」などのコツを確認するだけでもスピードアップします。どうしても時間がかかる子には、入学までに着替えやすいゆったりした衣類を揃えてあげるのもいいと思います。また、小学校では脱いだ服が裏返しになっているのを表に返してから、たたんでお着がえ袋にしまうことも必要です。グチャグチャのままにしておくと、袋への出し入れや着る時に手こずり、着替えが遅くなってしまいます。着替えが遅くなり焦るために、体育のある日は学校がユーウツという話を聞くこともあるので、入学後困らないよう、普段から朝脱いだパジャマをたたむ練習をして習慣化しておくとよいですよ。ママに頼らず、明日の用意を自分でする翌日の園の用意は、自分でしていますか?ママがすべてやっている場合は、少しずつ1人でできるようにしていきましょう。幼稚園では園で必要な持ち物を事前に手紙で親に伝えていますが、小学校では必ずしもそうでないことも。前日の連絡帳に書いてあっても、読んだ親は「何に使うの?具体的にどんなもの?」と疑問だらけに。子ども自身が理解していないと困る場面があるのです。そのため、「ママが用意してくれるから大丈夫」と思っている子は要注意!今から対応が必要です。幼稚園でも先生は子どもたちに、次の日の持ち物や予定をお話しています。ママは持ち物を知っていても、「明日の準備は大丈夫?」と聞いて、子どもから必要な持ち物を言ってくるのを待つようにしましょう。園で先生の話を聞いていないと「わからない」ことも。そのような場合は、忘れ物をして自分が困る、という体験をするのもいいと思います。その際、先生に「自分で持ち物を準備できるように練習している」ということを話しておくと、園でも「忘れ物をしないようにするにはどうしたらいいかな?」と改めて話をしてくれるなど、協力してくれるはずです。入学までに自分から「今度〇〇を使うから、用意しておいてね!」と言えるようになると◎。小学校が楽しみなる声かけを!脅しはNG小学校では初めてすることがたくさんだからこそ、「苦手」「困った」をなくして、楽しくスタートできるように準備しておきたいですね。上記3つのことはぜひ身につけてほしいのですが、できていないときに、「そんなんじゃ小学生になれないよ!」と脅すのはNGです。「さすがもうすぐ小学生!」「かっこいい!」と誉めながら、親子でワクワク気分を共有して、入学準備を進めてほしいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年08月29日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは!自粛で少し出足は遅れましたが、ムスメももう幼稚園では最年長。家でも、次女オコメができないことを手伝ってくれたり、時にはいたずらをいさめてくれたり。自分だけでできることもどんどん増え、言葉も達者になってきて、すっかりお姉さんになってきました。もう、ほとんど「話が通じない!」ということはなく、危ないことをすることも減り、しっかりとした小学生になっていくんだろうな…と思っていたのですが。これは少し前の、暇な休日の昼下がりに起きたお話です。自粛中に覚えた「お部屋でかくれんぼ」。ろくに隠れるところのない家なので、今まで危険を感じたこともなく、夫も完全に油断していました。その窓は、今まではムスメには届かなかった窓。いつのまにか、足がかかるようになっていたのでした。「ベランダに出てはだめだよ」とか、「キッチンで遊んだらだめだよ」など、事故が起きないように気を付けていても、子どもって本当に想像できないことをやってのけます。何が危険か、何をしたら危ないのか。大人なら当たり前にわかっていることでも、子どもはまだまだ覚えている最中なんだなと改めて実感しました。もう年長さん、いや、まだまだ年長さん。来年から小学生になって、親から離れて過ごす時間も一気に増えます。(あぁ、不安!)全部先回りして危険を教えてあげられたらいいのに! …と、そんなわけにもいかないので、教えられることは教えつつ、防げる危険は防ぎつつ! 成長を見守っていきたいと思います。(とりあえず、網戸と2階以上の窓からの落下の危険性は伝えました。今は一時的に開かずの窓になっています。※夫トラウマのため)それにしても今回は本当に肝が冷えました! まだまだ一瞬でも目が離せないこともある! 気を付けます。
2020年08月15日長男は生後1カ月のころから指しゃぶりをしていました。指をくわえて寝ている姿はとてもかわいかったのですが、乳歯が生え、離乳食を完了しても指しゃぶりをやめる気配がなく、幼稚園に入ってもそのまま……。そんな息子が突然、指しゃぶりをやめられた体験談をお話しします。 指しゃぶりをやめさせられなかった理由息子が指しゃぶりを始めたとき、かわいいなぁと思う反面、困ったなとも思いました。なぜなら、私自身が指しゃぶりを小学生になってもやめられず、それだけが原因ではないと思うのですが、前歯がかなり出っ歯になってしまい、友だちにからかわれるのが嫌で歯列矯正をした経験があったからです。 周囲のママさんたちに相談すると、息子の他に指しゃぶりをしている子はおらず……。それでも赤ちゃんのうちに指しゃぶりをやめさせなかったのは、私の母乳の出が悪く、母乳をあげられなかったことで引け目を感じていたからでした。息子がおっぱいの代わりに指で安心感を得られるなら……と見守ることに。 年長になって息子に訪れたピンチ!そんな状態で数年が経過し、息子は幼稚園の年長でも指しゃぶりをやめられずにいました。そろそろまずいのでは……と思ったきっかけは、幼稚園のお泊まり会です。 寝るときは必ず指をしゃぶらないと眠れない息子。本人も恥ずかしいとは思っていたようで「どうしよう……」と悩んでいました。 息子の運命の日! ぱったりと止めました!お泊まり会は、多くの子どもが初めて親元を離れる行事です。ほとんどのお母さんが「大丈夫かしら」と心配していて、この日も数人のお友達と公園で遊ばせながら、ママたちはお泊まり会のことを話していました。 しかし、おやつの時間になり、みんなで手を洗ったときのこと……。「息子くん、その指どうしたの? 」と1人のママさんが息子に声を掛かけました。とても美人で気さくなママさんで、面食いな息子のお気に入りでもあります。息子が指しゃぶりを気にしていることを知っていたママさんからは、あとでこっそりと謝罪をされましたが、本人もやめたがっていた癖だったので、むしろありがとうと伝えました。私といくら話してもやめられなかったのに、美人ママさんに言われてぱったりと止められるとは……。息子らしいなと感じた体験でした。 監修/助産師REIKO 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年06月27日年長さんはいよいよ小学校入学が近づいてきましたね。いつもママやパパが近くにいてくれた環境とは違い、ひとりでやらなければいけないこともたくさん。今回は、小学生以上の子どもをもつ先輩ママに、入学前に「身に付けていてよかった」「身に付けさせておけばよかった」生活習慣について聞きました。※2019年10/21~10/31・11/22~11/28実施のあんふぁんWebアンケートよりこれはやっておこう!朝の準備編●早起きの習慣!とりあえず、小学校に間に合わなければ意味がない。そして思っていた以上に朝が早い(学校によりますが、わが子の学校は朝のランニングやあいさつ隊なるものがあります)(36歳・東京都)●学校に行くまでのタイムスケジュールの把握1.出発する時間を決める2.出発する時間から朝の身支度などやらなければいけないことを逆算して「何時までに何をしたい」「これをしておきたい」ということをリストアップ3.自然と朝起きる時間が無理なく決められるといった3ステップをやりました(37歳・東京都)これはやっておこう!登下校編●傘を閉じてしまえる初登校が雨で、自力でできずに泣いている子もいたそう。たまたま自力でできたららよかったけれど、初日から泣いたら何だかかわいそう(39歳・東京都)●登校下校の各時間帯に通学路の練習交通ルールの確認や交通量が多いところ・見通しの悪いところ、 地震の時、危なそうな箇所などをチェックします。親が一緒に確認することで、子どものためになりますし、親自身の心配な気持ちも軽減します!(35歳・東京都)これはやっておこう!着替え・食事編●身なりを整える練習服は自分で着替えるけど、髪の毛をとかしたり、顔を洗うのは親がしていたので、自分で身なりを整える練習(35歳・広島県)●ある程度は食べられるように好き嫌いが多いと給食が心配になるので、ある程度食べられる方が親子ともにラクだと思う(35歳・広島県)●洋服の畳み方、裏返しになった時の直し方体育で着替えたりするので洋服の畳み方、裏返しになった時の直し方なども身に付けておくべきだと思います(32歳・東京都)これはやっておこう!学校生活編●水筒や筆箱など開け方の練習初めて使う水筒や筆箱など開け方を家で一度でも練習しておくこと。大人には簡単と思いがちな開け方でも、子どもには開ける力が必要だったり、開けるコツが分からなかったりするので、やらせておくことが大事です!(43歳・京都府)●鉛筆の持ち方やひらがなの読み書き鉛筆の持ち方やひらがなの読み書きはできた方がいいと練習させていましたが、“何となく” で教えていたため、結果ヘンなクセが付いてしまっていたよう…。正しい持ち方や、姿勢を、再度習慣付けるのに苦労しました(40歳・千葉県)●アナログ時計の読み方子どもが通う小学校はチャイムが鳴らないので、アナログ時計を見て行動します。そのため、時計が読めないと休み時間が終わったことに気づかないときも。あと5分、10分後など、いろいろな言いまわしも普段の会話から学べるように使うとよいと思います(38歳・神奈川県)●誰とでもしゃべれること同じ幼稚園から同じ小学校に上がる子がいませんでしたが、人見知りせず、すぐにお友達を作れる子だったので、スムーズに過ごせました。コミュニケーション力は必要(53歳・大阪府)イラスト/春原弥生
2020年02月12日ベビーカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。 前回、保険の見直しを検討しはじめた(ところ、夫婦そろってダメダメだった)ことを書きました。そこでプロの力を借りるべく、複数の保険を扱っているファイナンシャルプランナー(FP)さんにわが家まで来ていただきました。なんか怖かったんですよ……目が。会話が始まると、またパッとにこやかになるからそれもなんか怖くて!そもそもなんでこの方を選んだかというと、結構いい加減。以前保険関係の仕事をしていた友人に教えてもらったおすすめの医療保険(私&夫用)と、ネットで調べてよさそうだった学資保険を加入候補に加えたかったので、その両方を扱っていて、かつ無料相談をしてくれるFPさんをネットで依頼したら、この方から連絡があった感じです。だから、もともと知り合いでもなければ、だれかに紹介されたわけでもないので、契約するときはドキドキしました。保険って、積もり積もると何十万円何百万円の支払いになる大きな買い物。私たちが保険の契約をすると、代理店であるこのFPさんの会社に手数料が入るシステムでした。今思えば、FPさんのほうもドキドキしながら私たちの決断を待っていたのだとわかりますが、当時は「大丈夫か!?何かだまされたりしてないか!?」と、ちょっと心配になったのでした……。<つづく> 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。
2020年02月08日わが家の長男が保育園に通っていたころ、友だちとの間で度々トラブルを起こしていました。そのたびに保育士さんや相手の保護者の方にひたすら謝り、何かやらかさないかと毎日ヒヤヒヤしていたとき、保育士さんが「こども発達支援センター」で発達検査を受けることをすすめてくれました。発達検査を受けたときのことや、その後の経過について、私の体験を紹介します。 長男の“問題行動”に不安になるわが家の長男が保育園で年中クラスになったころ、友だちをたたいたり、持ち物を隠したりするなど、度々トラブルを起こすようになりました。そのたびに友だちとその保護者の方に謝り、長男を叱りました。「どうしてそんなことしたの」と問いただしても、長男は黙り込んでしまうだけで理由もわからず、親としてどうしたらいいのかと私の不安は増すばかりでした。保育士さんと話し合うなかで、長男は好きな活動には夢中で取り組むけれど、興味のない活動にはなかなか取り組もうとしないなど、ほかにも発達面に問題が見られることが判明。年長クラスに進級する際の面談で、保育士さんから「こども発達支援センター」での発達検査をすすめられ、検査を受けることを決めました。当時、「発達障害」や「ADHA(注意欠陥・多動性障害)」が社会問題になり始めていたこともあり、「もしかしたらうちの子も?」と薄々感じていたことも、検査を決めた理由の1つでした。 「こども発達支援センター」で発達検査を受ける「こども発達支援センター」は、就学前の子どもの発達相談や診察、訓練をおこなっている施設です(地域によって施設名や事業内容は異なります)。私の場合、相談予約を入れたあとでセンターの専門員さん数名が保育園へ視察に来ました。長男の遊ぶ様子を観察したあと、私と保育士さんを交えて面談し、これまでの成育歴やどのようなことに困っているかなどを詳しく話しました。その後、センターを3回受診。1回目は、保護者が担当医と面談(問診)している間、子どもは言語聴覚士の方と別室で、おもちゃで遊びながら検査を受けました。2回目は脳波検査を受け、3回目は検査データを踏まえた診断がありました。担当医によると、長男は「注意欠如多動症(不注意優勢型)」。脳波に異常はなく、発達レベルも普通なのですが、気が散りやすいため、落ち着いた環境で活動できるようにサポートが必要、という診断でした。 小学校で情緒通級に通うことに診断結果が出たあと、夫ともよく話し合いました。夫も私も「まだ小さいんだし、見守っていこう」というスタンスで一致。入学予定の小学校には発達支援専門員がいる「情緒通級」と呼ばれる特別クラスがあることがわかり、そこへ週1回通うことになりました。情緒通級と保育園、支援センターは互いに連携体制があり、長男の成育歴や検査データを共有してくれていたので、長男が新1年生になってからのサポート体制がしっかり整えられていて安心しました。情緒通級では、遊具を使ったバランストレーニングや、パズルを使った注意集中トレーニングなどがおこなわれています。長男は「今日はこんなことできたよ!」と毎回楽しそうに教えてくれ、少しずつ自信を身につけている様子が伺えます。以前は不安でいっぱいだった私ですが、担当の先生をはじめ多くの人が見守ってくれている、という安心感に支えられて、子どもの成長を長い目で見守る心の余裕もできました。 子どもの発達に問題があると、親はとても不安になります。しかし、多くの自治体では保育園・幼稚園と小学校が連携しているので、個別のサポート体制が整えられています。“問題行動”はその子の脳の“個性”でもあります。わが子が苦手なことには手を貸し、長所や得意なことを伸ばせるように見守っていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2019年09月30日「家事のほとんどは6歳児ならできます」最近読んだ本にあった記述にハッとしました。「もし今、6歳以上のわが子ができなかったとしたら、お母さんがわが子の成長の機会を取り上げていることになりますよ」(現代書林山岸顕司著『慶応幼稚舎・早実初等部・筑波小学校に合格する子育て』より)え!子どもの成長の機会を取り上げているのは、母親である私なの?お手伝いって聞こえはいいですけど、親にとっては「邪魔」でしかない時もあります。でも、手間も時間もかかるのが子育てですからね。新年度を機に、お手伝いの見直しをしてみました。■ 6歳にできるお手伝いは、意外とたくさんある「マットを並べて、箸置きとお箸を置く」が、我が家の子どもの毎日のお手伝い。あれ!たったのひとつしかさせてなかった!子どもの成長を妨げていたのはやっぱり私だったと思うと、申し訳ない気分になってきました。ふじよ / PIXTA(ピクスタ)お手伝いのカテゴリ別に見ていきましょう。まずは料理について。毎日一緒に料理をするというのは難しいですけど、好奇心を呼び水にどんどん興味は持ってもらいましょう。そこで私から子どもに提案をしてみました。「年長さんの1年間で、ひとりでお弁当を作れるようになろう!」俄然、子どものやる気スイッチが入りました。おにぎり→米とぎ・炊飯器に入れてスイッチを押す・ラップに包んで握る卵焼き→卵を割る・調味料を入れて混ぜる・焼くほうれん草ポン酢和え→冷凍ほうれん草を茹でる・水にさらして絞る・ポン酢で味をつけるウインナー→鍋に水を入れて茹でるミニトマト→水で洗ってヘタをとる幼稚園児でも、自分のお弁当を自分で作ることはできます。時間はかかるけれど、上記のひとつひとつは5歳のわが子がすべてできます。ただ自前でお弁当を作ったことはまだありません。料理に卵を使う時は子どもに声をかけて割ってもらうとか、習い事がない日にお米を研いで炊飯器で炊くとか、今までちょこちょこやってもらっていたお手伝いを日常化させて、最終目標のお弁当作りに繋げられたらと思ってます。ピーラーで皮むきをしたり、ご飯をよそうのは料理をしている私の横で毎日できそうですし、野菜を洗いながら水に浮く野菜と沈む野菜を観察してみたり、横に切ったり縦に切ったりして切り口がどんな風になっているのかを比べてみたり、良い学びの場にもなりそうです。そうそう、卵焼きを焼くために100均でミニフライ返しを購入しました。道具もできる範囲で揃えてあげたいです。■ 親のラク家事が子どもの成長の弊害になっているかもFast&Slow / PIXTA(ピクスタ)作ってばかりではいけませんね。片付けも大切なお手伝いです。しかし、このジャンルは私も苦手……。だから食洗機を導入したんですけどね。その弊害というか、わが子は食器を手で洗ってふきんで拭いて片付ける場面をほぼ見たことがないんです。これはまずい!週末だけでもいいから、手でコップや食器を洗う場面を作ろうと思います。それからゴミの分別も、まだ教えていませんでした。yakiniku / PIXTA(ピクスタ)先日「プラスチックのゴミ箱に入れてきて」と頼んだら、キョトンとした顔をしていたわが子。ゴミは種類別にゴミ箱があること、そのゴミ箱はそれぞれ置き場所が(親の都合で)違うことを教えていなかったことに気がつきました。プラゴミはシンクの下の引き出しの中に入れていたので、子どもは見たこともなかったのです。ああ……。今はゴミだけど、再利用できることなども含めて教えていきたいです。■ 子どもがお手伝いできる環境づくりも大切続いては掃除のお手伝いです。幼稚園でもやっているからか、親も驚くほど即戦力になってくれます。春休みに黄砂が気になったのでフローリングの雑巾掛けをしたのですが、私よりも上手なくらいです。雑巾絞りもいつの間にかできていました。幼稚園の先生ありがとう!卵焼きのフライ返しと同じように床の拭き掃除に関しては小さいワイパーを購入したので、子どもも自分専用の道具が使えて楽しそうにしてくれます。本来はすき間掃除がしやすいミニワイパーなのですが子どもにぴったりのサイズなんですよ。ここの壁からソファまではあなたが責任を持ってワイパーをかけてね、という風に子どもにもわかりやすく指示すると丁寧にやってくれます。もちろん、できた時は大げさなくらい褒めることも忘れずに。次は洗濯部門です。洗濯機は事故が怖いので、まだ使わせる気にはなりません。干す作業も物干しまで高さがあるので、子どもの背の高さでも干せる工夫をこれから考えたいと思います。お手伝いができる環境作りも、親の大切な仕事だと痛感してます。洗濯物をたたむのは年中さんから時々させていますが、大人のように綺麗にたたむのは難しくイライラしていることが多いのです。子どもにもできる単純なたたみ方を一緒に考えながら、まずは毎日取り組めるようにしたいです。■ 何かの世話をするお手伝いは、年長さんにぴったりのタイミング最後はお世話をするお手伝い。新学期になって一番の子どもの変化は、小さいお友達の世話を積極的にするようになったことです。5歳・6歳はまだまだ小さいですが、幼稚園では年長さんで一番のお兄ちゃんお姉ちゃんです。園でもこの時期は縦割り教育に力を入れてくれます。特に我が家はひとりっ子。自分のことだけ出来てたらいいや、という思考に陥りがちです。そこで春から、ペットを飼って世話をすることにしました。ペットは小学校からだと考えていたのですが、これを機会に前倒しして、飼いたいと言っていた金魚の世話をすることになりました。金魚を迎える前の準備から結構大変なのですが、最後まで責任を持って飼ってほしいです。誰かの、何かの役に立てる人間になるための第一歩になりますように。■ お手伝いをさせるには、親の覚悟も必要zon / PIXTA(ピクスタ)お手伝いをさせるのは子どものためになると頭ではわかっていても、実際にさせてみると時間はかかるし、かえって散らかるし、教えてもなかなかできなくて親子でイライラしたりするものです。子どもとはいえ家族の一員ですから家事の担い手として活躍してもらおう!と私は考えを切り替えることにしました。お手伝いって「母親の家事を手伝ってやる」ではないんですよね。家事は家族がみんなで分担してこなすものだと子どもにも教えたい。何と言ってもお手伝いの最終目標は「自分のことは自分でやる」ですからね。
2019年04月24日年長組のお子さんをお持ちのママパパは、小学校入学に向けての準備もほぼ完了しているのではないでしょうか。この時期、保育園・幼稚園とは異なる環境に不安に思っているお子さんも少なくないでしょう。最終回となる今回は、「ママパパやお子さんに必要な心構え」について、子育て本の著者であり講演家の立石美津子さんにうかがいました。お話をうかがったのは…立石美津子(たていし・みつこ)さん聖心女子大卒。幼稚園・小学校・特別支援学校教諭免許を取得後、20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。『一人でできる子が育つテキトー母さんのすすめ』『はずれ先生にあたったとき読む本』『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』など著書多数。『発達障害に生まれて(ノンフィクション)』のモデルでもある。オフィシャルブログ ■小学校では「自分からSOSを発信」できる子に―― 前回 、 前々回 のお話では、入学前までに身につけておくべき日常習慣や学習習慣についてうかがいました。最終回となる今回は、総論として、ママパパやお子さんに必要な心構えについてお聞かせください。立石美津子さん(以下、立石さん):これまで2回にわたり、細かなアドバイスをしてきましたが、今回はもう少し掘り下げてお話ししたいと思います。以前お伝えしたとおり、読み書きできることも、時計が読めることももちろん大事ですが、それらの大前提として、まず困った時に「SOS」が出せるようにしておくことが大切になってきます。――保育園・幼稚園生活でも困ったことがあれば先生が助けてくれますが、それとは別なのでしょうか?立石さん:そうですね。保育園・幼稚園時代は、先生方がひとり一人を手厚く見てくれていましたので、子どもたちは何かあっても不自由なく園生活を送ることできていたでしょう。しかし、小学校になると状況は変わります。基本1クラス35人前後です。この人数を担任がひとりで見ながら、同時に授業も進めていくわけです。つまり、ひとり一人に目が行き届かなくなることもあるのです。そうなると、保育園・幼稚園時代のようにモジモジ、メソメソしているだけでは相手には伝わりづらくなります。例えば、トイレに行きたくなったら「先生、トイレに行ってもいいですか?」と言えることが大切。また、授業でわからないことがあったら「わかりません」と言える勇気も必要です。■親がやってはいけないこと1:手や口を出しすぎない――多くのお母さん方が「うちの子は大丈夫かしら?」と心配になってしまいそうですね。立石さん:仕方ありません。これまで保育園・幼稚園では先生方が何かあったら声をかけてくれていたので当然ですよ。ただし、4月からは違うのだと割り切り、まずはお母さんが意識して、「困ったことがあったら助けを求める」「できないことはできる人にやってもらう」という姿勢を、お子さんに身につけさせることが、学校生活を健やかに過ごすうえでポイントになってきます。――では具体的に、どんなことをすればよいのでしょう?立石さん:日常生活において、お母さん方が「ヘリコプターペアレント」にならないように注意することです。これはどういうことかと言いますと、お子さんが自ら要求する前に「のどがかわいたかな?」と水を用意したり、「トイレに行けば?」とうながしたり、ヘリコプターのように旋回して手を差しのべるのを控えるのです。お子さんが困る前にお母さんがアクションを起こしてばかりいると、外で発信しづらい子になってしまいます。もちろん低学年のうちはまだまだ幼いので、戸惑うこともたくさんあると思います。多少時間がかかってもいいですから、家庭でも外でも、どんな状況でもSOSを出せる術を身につけさせてください。■親がやってはいけないこと2:「小学生なんだから」はNGワード!――なるべく自分で判断させ、できないこと・助けてほしいときは発信できるような積極性を身につけさせるといいのですね。立石さん:はい、そうです。ただ、ここで一つ注意点があります。保育園・幼稚園とは異なる知的な環境に進級するからといって、「もう小学生になるんだから、ひとりでやらないとダメよ」と、いきなり突き放すことは絶対に避けてください。「小学生になるのだから、自分ひとりでやり遂げなさい」「小学生になるのだから、弱音をはいてはいけないよ」「小学生になるのだから、人にぜったい迷惑をかけてはいけない」4月からは小学生ですが、まだまだ幼い子どもです。こんな厳しいフレーズをかけられたら、大人だってプレッシャーを感じてしまいますよね。まして純粋な子どもには、このような言葉はストレス以外の何ものでもありません。あくまでも、「困ったこと・助けてほしい時は誰かにお願いする」ことを前提に、自ら考え、行動できる子になるように、お母さん方も普段かける言葉や行動を意識してみましょう。3回にわたり、入学前までに身につけておくべきこと・やってはいけないことをお伝えしてきました。小学校入学と聞くと、何か特別なものを準備しなければと、焦る気持ちが漠然とあるかと思いますが、じつは日常生活を見直し、少し視点を変えて、意識して行動すればよいのです。いよいよ来月は小学一年生。胸を張って入学式をお迎えください!取材・文/長谷部美佐
2019年03月30日