大人気マンガシリーズ、今回はようみん(@mamayoubi)さんの投稿をご紹介! 「ママ友0の私が幼稚園を決めるまで」第2話です。現在コロナの影響で、幼稚園選びが難しいです。そんな中での、ようみんさん流の幼稚園選びとは…?長女は来年から幼稚園出典:instagramママ友からの情報は無く…出典:instagram家の近くをチェック出典:instagram場所の他にも…出典:instagramここで注意出典:instagramまずは情報収集!2歳でプレに参加しなくてはならない場合あるよんですね…。毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mamayoubi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年01月18日大人気マンガシリーズ、今回はようみん(@mamayoubi)さんの投稿をご紹介! 「ママ友0の私が幼稚園を決めるまで」第1話です。コロナ禍で、幼稚園のプレが始まりません。そんな中での、ようみんさんの幼稚園の選び方を紹介します!幼稚園を選ぶにあたり…出典:instagram実は…出典:instagramどうやって選んでいこう?出典:instagram選び方を紹介!出典:instagram何もわからない状態からの幼稚園選び。どんな基準で選んでいくのでしょうか…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mamayoubi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年01月17日初めての幼稚園選びを経験したママの体験談です。事前に情報を集めつつ、実際に幼稚園に見学へ行ってみると、思っていた印象と違ったケースもあったとか。入園の決め手になった点や実際に入園してみてどうだったかの感想も語っています。 2021年4月から、娘が幼稚園に通い始めました。親にとって、初めての幼稚園選びは発見がいっぱい! そして今では選んだ幼稚園にとても満足しています。見学では何を注意してチェックしたのか、最終的に選んだ園の決め手は何だったのかなど、私の幼稚園選びをお話します。 1番参考になったのは先輩ママ友の意見わが家は徒歩圏内に幼稚園はなく、どの園も自転車で20分程度時間がかかりました。当時下の子が1歳になったばかりで、2人を連れての見学はなかなか大変。数多くの園を見に行くよりも、事前に2~3園に候補を絞りたいと考えていました。そんななか、一番参考になったのは先輩ママ友の意見です。 私は、すでに子どもを幼稚園に通わせている3人のママ友にリサーチ。ママ友たちがそれぞれの幼稚園を選んだ理由や、実際通った感想などを聞き、通園圏内にある5つの園のなかから候補をA園とB園の2つに絞りました。 いざ、入園説明会と見学へ!A園とB園には、それぞれ入園説明会と見学に行きました。 まず私が大切にしようと思ったのは、子どもの意見です。もちろん子どもが楽しんでいるか私も観察しますが、「楽しかった? どう思った?」など、子どもに問いかけるようにしていました。 その次に大切にしていたのは、親である私の直感です。ママ友の話と幼稚園のホームページでなんとなくイメージはしているものの、実際に行ってみると「あれ?」と思うこともありました。 A園を選ばなかった理由結果として選ばなかったA園は、園舎もきれいで園庭も広く、園内で調理された給食が食べられるなど、事前情報ではメリットが多いと感じていました。しかし、実際に訪れると、事前情報どおりきれいな施設でしたが、先生の対応で気になることが……。 それは子どもへの対応です。先生は園内を歩きながら教育理念など丁寧に説明してくださいましたが、一緒に歩く子どもはクタクタ。暑い日だったこともあり、汗をびっしょりかいていました。それでも子どもに対する声がけはなく、保護者にのみ話しかけるばかり……。結局私たちは途中でリタイアしてしまいました。 B園を選んだ理由。先生の気配りに感動!最終的に選んだB園は、園舎は古く、園庭の幅も50mあるかないか程度で、やや狭い印象でした。それでも、説明会や見学会で訪れると、すぐに子どもの名前を覚えてくださり、まずは保護者より先に子どもにあいさつすることを徹底されていて好印象。 事務的な細かい連絡をする説明会の後半部分では、子どもたちを別室に連れて行き、絵本を読んだりおもちゃで遊んだりしてくださる配慮もありました。おかげで、集中して説明を聞くことができて大助かり! 説明会が終わり子どもを迎えにいくと、先生方が「〇〇ちゃんは、野菜のおもちゃでお料理を作ってくれましたよ」などと娘がどんな風に過ごしていたかを教えてくださいました。素敵な先生がたくさんいる幼稚園だなと感じました。 子どもの意見と親のフィーリングをもとに選んだ結果、わが家にとって決め手になったのは「先生」でした。そして、入園して数カ月が経ちましたが、先生方の行き届いた目に見守られ、子どもは園生活を楽しんでいる様子です。実際に行って、見て、感じることがとても大切だと実感した幼稚園選びでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:佐藤ちえみ京都在住、2児の母。おしゃべりが大好きな3歳娘と、よちよち歩きの1歳息子に癒やされる日々を送る。育児や京都観光のジャンルを中心に、フリーのライターとして活動中。
2021年12月10日※この物語は実話をベースにしたお話です。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。■前回のあらすじ私が園児の前で絵を描かなくなったことにより、子どもたちに嬉しい変化が現れ始めます…!■完璧じゃなくたっていいんだ…!私の保育について指導してくれたゆき先生から声をかけられ、また自分は何かしでかしてしまったのではないかとドキドキしたのですが…。■先生としても母としても考え方が変わり…大切なことは、「なんでもできる大人」の姿を見せることではなくて、たくさん失敗する姿を見せながら「失敗してもいいんだ」と思える安心感と「挑戦するのってかっこいい」と感じられる意欲を育てていくことなんじゃないかなぁと今では思います。なんでもできる完璧なお母さんよりも「すごい! こんなこともできるんだね!」ってたくさん褒めてあげられるお母さんそんなお母さんになりたいなぁと思う今日この頃です。もしも私のように「自分には特技はない」「何もできない」と感じている方がいたら、それは子どもを褒めるスペシャリストになる素質だと思って子育てを楽しんでもらえるといいなぁと思います!最後までお読みいただきありがとうございました!本記事はあくまで筆者の体験談であり、子どもの前で絵を描いてはいけないという意味ではありません。11月29日(月)12時からは、ペンコさんの新連載「閉め出され事件」が始まります。お楽しみに!
2021年11月28日※この物語は実話をベースにしたお話です。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。こんにちは! たまままです。幼稚園教諭になった私が唯一得意としていたのは絵を描くこと。絵を使った私なりの保育を進めていたのですが、あることがきっかけで子どもたちの前で絵を描かなくなりました。その理由とは…。■幼稚園教諭として私が唯一得意だったのは…■絵を通してアプローチするのが私流の保育だった子育ても保育もさまざまな考え方ややり方があります。これから私が描く内容も「そういう考え方もあるんだなぁ」くらいに思っていただけると嬉しいです!次回に続く「園児の前で絵を描かなくなった先生の話」(全6話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、子どもの前で絵を描いてはいけないという意味ではありません。
2021年11月23日幼稚園に毎日楽しく通っている4歳の娘ですが、ある日しょんぼりして帰ってきました。理由を聞いたところ、「先生から幼稚園に来ないでくださいって言われちゃった」とのこと。そんな幼稚園の先生から言われた言葉が原因で起きた、ある出来事を紹介します。娘がしょんぼり帰ってきた幼稚園が大好きな娘は毎日楽しく通っていたのですが、ある日いつもと様子が違う⋯⋯。元気がない理由を聞いてみたところ、「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われた」と話してくれました。クラス全員で制作活動をしていたところ、娘を含めた数人が集団行動を乱し、困り果てた先生が子どもたちに言った言葉だったようです。私は言葉の選び方に疑問を感じましたが、あなたがしたことで先生が困ってしまったんだよということを伝えました。 しかし、娘は言われた言葉だけが心に残り、状況には関心がない様子で、幼稚園に行ってはいけないと思っているようでした。 娘が幼稚園バスに乗りたがらない翌朝、スクールバスを使用している幼稚園バスの停留所へ。バスが到着して先生が迎えてくれたのですが、娘はバスに乗りたがりませんでした。前日の出来事が原因と思い、バスに乗り合わせた先生に「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われたから行けないって言うけれど、幼稚園に行っていいですよね?」と話すと、「幼稚園に来ていいんだよ」と言ってくれたのを聞いた娘は安心したようで、バスに乗って出かけていきました。会話を振られた幼稚園の先生は、私が話した内容に少し驚いた様子でした。 担任の先生から電話がかかってきたその日の夕方、バスでのやりとりを知った幼稚園の担任の先生から電話がありました。娘には「もう幼稚園に来てもいいです」と伝え、誤解を解くように努めてくれたとのこと。けれども娘が不安を感じた「幼稚園に来ないでください」という言葉に関しては、特に説明はありませんでした。娘に関しては、幼稚園に行ってもいいということがわかってからは、前と変わらず楽しく幼稚園に通い、担任の先生のこともとても大好きです。 実際に現場を見たわけではないし、私自身もいつもお手本のような態度や振る舞いを実践できているわけではありません。それに、先生の言い方や言葉のニュアンスの解釈が違っていたかもしれないので、あえて、なぜあんなふうに言ったのかは聞いていませんが、娘の叱り方や叱るときの言葉選びについて考えさせられる出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!監修/助産師REIKO著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年11月06日※2020年の秋頃のお話です。時期や地域、ウイルスの種類によって対応が異なる場合があり、すべてのケースに当てはまるものではありません。感染した際は各自治体のルールに基づいて行動してください。■前回のあらすじ幼稚園で行われた濃厚接触者のPCR検査。翌日、子どもが検査を受けたママ友から陰性だったと聞き安心するも、幼稚園からお知らせが入り…。■濃厚接触者の検査結果は…園児も先生たちも陰性! よかった…!しかし、幼稚園は3週間近く休園に。■安心したところに、また事件が…!先生も園児もみんな陰性。一安心でした!ですがまた新たなハプニングが…?次回に続く「幼稚園でコロナ陽性者が出た話」(全16話)は17時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。※この体験記の時期とは、ウイルスの種類や感染力も変化している可能性があります。最新のウイルスの情報や、感染予防対策をご確認ください。参考: 新型コロナウイルス感染症について/厚生労働省
2021年10月11日新型コロナウイルス感染症の影響により、世界の学校では生徒たちが自宅でオンライン授業を受けることを余儀なくされています。学校に行けないことで友達にも会えずにさびしい思いをし、授業に集中できない環境の子供たちもいるといいます。こうした中、1人の幼稚園の先生が注目を集めています。オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある『ニュー・ランブトン・サウス・パブリックスクール』。この学校の幼稚園で教師をしているブレンダン・ジャクソンさんは、園児たちがリモート授業に楽しく参加できるように、ある試みを始めました。それがこちらです。Mr Jackson, teacher of KJ at NLSPS starts his kids day every morning with a funny video! Here’s todays offering @nswppa pic.twitter.com/7vv09fHrr5 — Andrew (@riceman008) August 25, 2021 歌って踊る、ジャクソン先生登場!バックストリートボーイズの曲に合わせて、「みんな、パソコンを持ってきて。Zoom授業は10時から始まるよ!何か質問があれば、今聞いてね!」と替え歌を披露しました。彼は毎回、Zoomでのオンライン授業のために、このような動画を作っているのです。学期末には、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の名曲『Under The Sea』をカバー!「今学期のZoom授業はあと1回だよ。さあ、10時になったらパソコンにログインしてね」と園児たちに呼びかけました。Last day of term for mr jackson.. @nswppa pic.twitter.com/Tqmk4uhKkF — Andrew (@riceman008) September 17, 2021 『ニュー・ランブトン・サウス・パブリックスクール』のアンドリュー校長が、ジャクソン先生の動画をSNSで紹介したところ、拡散され、絶賛されています。・レジェンドだ!僕もこんな先生に習いたかったよ。・この先生のクラスの園児たちは、彼のことが大好きにちがいないね。・素晴らしいユーモアセンス!大笑いしたよ。ジャクソン先生のクラスの園児たちは毎朝、彼の動画を楽しみにしているはず。リモート授業になり、世の中の先生たちはみんな、生徒が前向きに授業に参加できるよう、あらゆるアイディアを駆使していることでしょう。予期せぬ状況になっても、そこでベストを尽くそうと頑張ってくれている先生たちに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月04日■前回のあらすじあっという間にお迎えの時間になり、園に行くと、そこには満面の笑みで園長先生に抱かれている娘の姿がありました。■毎朝登園拒否を続ける娘、しかし…■無意識の行動が子どもを不安にさせる…!?ちなみに帰宅後はそれまでと変わらず、母ベッタリで過ごしていました。この「手を振らない」というのは、園長先生に指摘されるまで全く気が付いていませんでした…。恥ずかしながらまだそのような知識がなく、登園にあたっては、後から気付いて不安になるよりも、「ここから先は母はいない」認識を持たせた方がいいのかな…と思っていました。母もまだまだ学ぶことがいっぱいです! その代わり、お迎えの時は盛大にハグするようにしました。次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月18日初めての育児に神経が過敏になっていた私は、正解がわからないことで息子をほめるよりも叱ることのほうが多かったように思います。そんな私を救ってくれたのは、幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所でした。 息子の動きが止まらない!生まれたときから体が大きかった息子は、すくすくと成長し、歩き始めたころにはかなりやんちゃになっていました。同じ月齢の子と比べて体力があり、結構な距離をお散歩しないとお昼寝ができないほどでした。元気なのはいいことだと思いつつも、毎日のこととなると……。 それに他の子は絵や字に興味を持っているのに対して、息子は体を動かさない遊びは好きになれない様子で、もしかしたら発達に問題があるのではと考えてしまうこともありました。 ダメ出しばかりしてしまう自分に自己嫌悪「走らないの!」「ダメって言ったことをしないの!」「おとなしくして!」。息子の行動を制限することばかり言ってしまい、私自身が反省する日々が続きました。 発達に関してプレ保育で相談してみたり、幼稚園へ通い始めたら椅子に座っていられるだろうかと何度も母に相談したりしたのを覚えています。今思えば息子の良くない面ばかりが目に付いていたのは、入園を前にして母親として私の不安が強かったのだと思います。 幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所そんな息子を叱ってばかりの私を救ってくれたのは、幼稚園の先生からのおたよりでした。毎月出席カードに先生がコメントを書いてくださるのですが、あるとき先生が書いてくださった言葉に目からウロコが落ちました。 「息子くんは、自分で目標を決めてそのために努力できるところが素晴らしいです」。……確かに、考えてみると息子はよちよち歩きのころから公園に行くとなれば自分の足で最後まで歩く子で、幼稚園に入って鉄棒にはまってからは逆上がりができるようになるまで何度も練習し、今では空中逆上がりもできます。私が息子の遊びの一環としてとらえていたものを、先生は努力と評価してくれたのでした。 それからというもの、息子の行動を安心して見守ることができるようになりました。すると、息子がちょっと失敗してしまったときも「ダメでしょ!」ではなく、「頑張ったね!」と評価してあげられるようになりました。今では胸を張って「息子の長所は努力ができるところです!」と言うことができます。これからも息子の努力と成長を見守っていきたいと思っています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年07月04日幼稚園に通い始めて間もないときのこと、初めて幼稚園から電話がかかってきました。何かあったのでは……と緊張しながら電話に出ると、予感は的中! 幼稚園でのささいなケガから、歯科医院で思いがけないことが判明した体験をお話しします。 ほんのささいなケガだと思ったのに…「息子くんなのですが、今日お友だちとぶつかってしまって……。床に顔をぶつけてしまって、出血は止まっているのですが、お迎えにきていただけますでしょうか?」。担任の先生からそうお電話があったとき、いろいろなことが頭の中を駆け巡りました。 どこから、どれくらい出血したのか、今も痛がっているのか、ぶつかったお友だちは大丈夫だったのか、お友だちとの間に潜在的にトラブルがあったのかどうか……。私は慌てて幼稚園に向かいました。 前歯のレントゲンを撮ってもらうと…先生に付き添われていた息子は、初めての早退ということもあり緊張した表情をしていました。先生のお話によると、室内でお友だちと遊んでいてぶつかってしまい、転んでしまったとのことでした。喧嘩ではなかったことに胸をなでおろしつつも、血が出ていたという口の中を見ると、歯茎が紫色に腫れていたのでかかりつけの歯科へ。 歯科医ではまず歯が折れていないかチェックをするため、レントゲンを撮りました。幸い、折れてはいなかったのですが、歯医者さんの表情は曇ったまま……。「過剰歯がありますね」と言われて、私はすぐには何のことだかわかりませんでした。 過剰歯発見! しかも2本も!過剰歯というのは、あるべき本数よりも多く歯があることだそう。息子にはそれが2本あるのだと言われてもまだ、「そんなこともあるのだなぁ」としか思っていませんでした。しかし、過剰歯があると他の歯の成長を邪魔してしまうかもしれず、息子の場合はそれを抜くのに手術が必要だと言われて、一気に血の気が引きました。 大きな病院で診てもらうことをすすめられ、後日今度は口腔外科へ。手術は今すぐではなく、永久歯が成長してからでいいと言われました。今現在もまだ手術はしていません。 思いがけない過剰歯にかなり驚いたものの、もし幼稚園でそんなことがなければ息子の過剰歯は見つからず、歯並びが悪くなってしまったり、永久歯が生えにくくなったりということがあったのかもしれないと思うと、これもある意味ラッキーだったのだと今では思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月13日2018年2月生まれの男の子を育児中のみーすけです。2021年の2月で息子のそまくんは3歳になりました。毎日とっても元気いっぱいです! 日々すくすくと成長しています。今回は、幼稚園面接が間近にせまったときのお話です。そまくんが幼稚園に入れなかったらどうしよう……!? と、面接の合否が気になるみーすけさん。 幼稚園面接を終えたママはソワソワ……! 入園説明会の参加人数を見ると、募集を上回りそうな感じ。 大丈夫かな!!? 心配でたまらーん!! 公園で会った同年代のママと幼稚園の話で盛り上がる。 今の時代、幼稚園は保育園に比べて少ないですね〜。家から一番近いところに願書を出しました!さて、結果はいかに……!? そまくんは幼稚園に入れるのでしょうか……!? 次回に続きます。 著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2021年06月06日療育と園の連携で私が感じた効果Upload By koto娘が通っている事業所は、保育所等訪問支援事業を行っているので、制度を利用する手続きもスムーズでした。園での困りごとや娘に対しての接し方、対処法などを直接それぞれの先生同士で話し合っていただいたり、訪問して園での様子を見ていただいたりしていました。定期的な訪問ではなく、困りごとが強く出ているときにお願いしていました。私も一緒に行くわけではないので、娘の様子や園との話し合いの内容などは訪問後に教えていただきました。特性のある子への接し方や対処法を直接専門家の先生と相談できるので、園のほうから連携をお願いされることも。また、特性のある子への接し方は定型発達の子にとっても分かりやすい接し方だったりするので、他の子たちも園生活や学校生活がスムーズになることも多いようです。例えば、次の行動に移るまでに時間がかかってしまったり、切り替えが遅かったりする娘。療育の先生と園の先生で連携をとっていただき、分かりやすいようにタイマーを利用してもらっていました。それによって、あとどれくらいでお昼ごはんを食べ終われば良いか、工作をあとどれくらいで完成させれば良いかなど、本人にとって分かりやすくなったようで、次の行動への切り替えがスムーズになったこともありました。この取り組みはクラスのほかの子にとっても効果的だったようです。ありがたい専門家の方の存在Upload By koto特性のある子を育てている保護者は、その子と何年も向き合っているとはいえ、専門家ではないため対処法が分からないという状況もたくさんあると思います。私もその1人です。園での困り感を先生やほかの人から相談されたけれど、どう対処していいか分からず困ってしまったとき。間に入って連携を取ってくださる専門家の先生がいると、とても安心です。トラブルなども、子どもから聞く話と先生から聞く話、ほかの子から聞く話では違っていたりすることがあります。間に入って冷静な判断をしてもらえると改善することが明確になったり、頭が冷えることもあるので、連携をとってくださる先生の存在はとてもありがたいものです。また、学校や園の先生からしても、保護者には直接言いにくい困り感などがあったとき。連携の先生に相談していただくこともできるので、両者にとってメリットがあると思います。保護者だけではつい感情的になってしまったり、どうしていいか分からず頭を抱えてしまう場面でも、専門の先生が間に入ってくれることで、スムーズに解決できることが多いのではないでしょうか。もし、通っている療育機関が保育所等訪問支援事業を行っていないとしても、相談に乗ってもらったり、対処法や接し方を教えていただいて、それを家や学校で試してもらうこともできます。1人で抱え込まないよう、利用できる制度があれば頼ったり相談してみても良いと思います。過ごしやすい環境や状況を協力してつくっていくUpload By kotoいずれにしても子どもや先生、クラスの子たちが過ごしやすい環境や状況を、協力してつくって行くことが大事なので、園や学校の先生との良好な関係性が必要だと思います。頻繁に訪問をしてもらったり、連携をとっていただくのは先生方にとっても大変なことなので、日ごろからどちらの先生とも情報交換を自身で行い、試行錯誤しながら解決していければと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年06月04日■前回のあらすじ エコーで赤ちゃんの心臓に小さな穴があいていることがわかり、不安でいっぱい。この世のすべてが恨めしいのに、お酒に頼ることもできなくて…。※2020年3月頃のお話です。休園…長かった!!!結局2ヶ月半?くらい休園だったのかな…?幼稚園のありがたみをひしひしと感じました。特に給食…。3食作らなきゃ! どこかで栄養摂らせなきゃ!のプレッシャーがすごかったです。ただ、人が居ない公園で遊んだりできたので、この時ばかりは「田舎でよかったなぁ」と思いました。家の中は、カオスだったけど諦めました!そして、幼稚園の行事がすべてなくなったのは、仕方ないのですがめちゃくちゃショックでした。令和2年8月以降に産まれた子から、ロタウイルス感染症の予防接種が定期接種になりました。予防接種料金が高かったので、定期接種になって本当によかった…!我が家ですか…? ギリギリ任意接種…。そしてもちろん、第3子の特別定額給付金ももらえません…。でも、第1子の時はB型肝炎も任意だったし! と前向きに捉えています!!とはいえタイミング的に、予防接種のスケジュールを説明してもらう時には「残念だったね」と言われました(笑)。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!
2021年05月25日■前回のあらすじあの手この手で長女を幼稚園に連れて行こうとするものの、長女は制服を着ることすら嫌がり登園できません。それから2週間が過ぎ…。この登園拒否、私にも原因があったんだと思います。よく、親の不安が子どもにうつるって言うし…。長女の登園拒否が本格化する以前から、自分でも気付かないふりしてたけど何度か「あれ?」と思うことがあって…。でもそれは問題視するレベルでもないし、どうしても大好きだった前の園と比べてしまうから違和感が浮き彫りになってしまっているだけだと思っていたのです。「前の園と比べるのは良くない、ここの園はここの園だと思わないとな、そのうち慣れる…」と自分に言い聞かせていたのですが、ちょうどそのタイミングで長女が本格的に登園を拒否し始めたので、私の心が揺らいでいたことが長女の気持ちにも影響してしまったのかな…、と思いました。次回に続く(全8話)「幼稚園退園しました」連載は17時更新!
2021年05月22日3歳になりたての息子さんは、幼稚園に入る時期になっても会話があまりできず、おむつも外れていなかったそうです。しかし、幼稚園に入ったことでいろいろな刺激を受け、急激な成長を遂げたという体験談です。 現在6歳の次男が幼稚園に入るにあたって、心配事が2つありました。それは言葉が遅いことと、おむつが外れていなかったことです。その上3月生まれなので、3歳になってすぐ幼稚園に入ることで、周りについていけるか心配でした。しかし、思い切って次男を幼稚園に入園させると、見違えるほどの成長を見せてくれたのです。 入園前の行事で先生に相談次男の入園前は、第1希望でもあった幼稚園の未就園児向けの行事に何度も足を運びました。次男は行事に参加せず、別行動をとることがよくあり、そんな姿を見るたび私は少し落ち込んでいたのです。ですが、先生方が「飽きちゃったかな?」などと声をかけていつも笑顔で対応してくれたので、気持ちが救われました。 先生方に心配事を相談すると、言葉の遅れについてもおむつが外れていないことについても、「幼稚園に入ってからでも遅くない、大丈夫」と言ってくれて心強かったです。そして、この幼稚園なら、次男の成長を温かく見守って手助けしてくれると思い、入園を決めました。 入園して1カ月で会話できるように結局、2つの問題を解決できないまま、4月を迎えました。朝は泣きながら園バスに乗る次男でしたが、帰ってくるとニコニコ笑顔。まだ言葉では表せないものの、楽しそうな様子がうかがえました。そして、入園から1カ月を過ぎたころ、気がついたら次男は会話ができるようになっていたのです。 担任の先生からも「次男君、最近とてもよく話すようになりましたね。大好きな電車の話をしてくれます」と連絡ノートに記してあり、私は次男の急激な成長に驚くとともに、涙が出るほどうれしかったです。 プールに入りたくておむつを卒業次男が通っている幼稚園では、6月になるとプール活動が始まります。大きいプールに入るのが子どもたちの楽しみなのですが、おむつの子は家庭用の小さいプールにしか入れません。プール初日、まだおむつが外れていない次男は、大きいプールに入れなくて悔しかったようでした。 それから次男は「大きいプールに入りたいからパンツはく」と言い、積極的にトイレに向かうように。失敗してしまうこともありましたが、夏の間に何とかおむつを卒業できました。そして、大きいプールにも入れてもらえるようになると、次男はとてもうれしそうでした。 幼稚園生活で刺激を受けて、次男は急成長を遂げました。次男は幼稚園の3年間ですっかりお兄さんになり、4月から小学校に通います。今でも成長具合を周りの子と比べてしまうことはありますが、何事もいつか必ずできるときがくると信じて、これからも次男の成長を見守っていこうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:小林 睦9歳と6歳の息子、4歳の娘の母。わんぱくな3兄妹の育児体験を元に記事を執筆中。
2021年04月26日娘が幼稚園に通うころ、苦戦したのは…広汎性発達障害の娘は、4月から小学5年生。苦手なことはまだ多くありますが、頼れるお姉ちゃんで、今では私のサポートをしてくれる頼もしい存在になりました。Upload By SAKURAしかし、そんな娘が長く苦労したことがありました。それは…トイレトレーニング。3歳、トイレトレーニングは失敗続き。娘が本格的にトイレトレーニングを始めたのは、3歳になったばかりのころ。入園した幼稚園がオムツ禁止だったため、そこから強制的なパンツ生活になりました。当時の娘は、言葉でのコミュニケーションがほとんど取れない状態。幼稚園に迷惑をかけてしまうことは、目に見えていました。実際始まった幼稚園生活で、娘は何度も何度もお漏らしをし、帰るときはいつも大量の着替え…。Upload By SAKURA娘は、トイレの事前報告どころか、事後報告もできず、パンツが濡れた状態でもまったく気にならないようで、漏らしたまま遊び続けていました。お漏らしのたびに、先生に着替えさせてもらっていることを想像すると、私はいつも申し訳なくなっていました。このままでは、先生に悪い…家でもちゃんとトイレトレーニング頑張らなければ!と思いました。Upload By SAKURAまったく進まないトイレトレーニングに、幼稚園の先生は…しかし、言葉が通じない娘相手のトイレトレーニングは全くうまくいかず、いろんな人からアドバイスしてもらった方法も、娘にはことごとく効果なし…。私はトイレトレーニングに常に頭を抱えていました。Upload By SAKURAクラスの子から、漏らしていることをからかわれたりする姿も見かけました。娘は言葉が分からないのでニコニコしていましたが、私はその様子を見てかなしい気持ちになっていました。Upload By SAKURA園のお迎え時も、先生から大量の着替えを受け取るたび、こんなに頑張っているのに…またこんなに漏らしたのか…と思ってしまい、落ち込んでいました。先生にも申し訳なく、毎回、「迷惑をかけてすみません…ごめんなさい…」と言っていました。しかし、担任の先生はいつも笑顔でした。Upload By SAKURA正直、トイレトレーニングに疲れていた私。その言葉で、肩の荷が降りた気がしました。温かく見守ってくれた先生。その後、トイレトレーニングが終わったのは、4歳2ヶ月(年中さん)のとき。実に1年以上も幼稚園に迷惑をかけ続けましたが、先生はその間、トイレを失敗してしまった娘を一切責めず、私にプレッシャーを一度も与えることなく、対応してくれました。トイレトレーニングが無事完了したときは、自分のことのように喜んでくれたことを今でも覚えています。Upload By SAKURA今だから言えることですが、子どもの『できる』にはタイミングがあり、親がどんなに頑張っても、どうしてもうまくいかないときもあります。同じクラスの子はほとんどみんな自分でトイレに行けている中で不安も感じましたが、先生は私が焦らないように何も言わず、娘のタイミングを待ってくれていたのだと感じます。Upload By SAKURA初めてで、何もかも不安な幼稚園生活。親もひっくるめてみてくれる先生で、心から安心できました。娘のトイレトレーニングが、無事終わったのも、幼稚園の協力が不可欠でした。今でも、幼稚園の先生には感謝しています。
2021年04月07日発達が気になる子どもを受け持つ、園の先生方の悩み私は発達障害のある子どもを育てる保護者としての苦しみを伝えるべく、保育園や幼稚園の先生に研修をすることがありますが、そこで出会う先生方が「保護者になかなか子どもの問題を伝えられない」と悩んでいることがとても多いように感じています。同時に「悩みが目先のことに向いているようだ」「親も先生も“子どもに幸せな人生を送ってもらいたい”という見ている方向は同じなのに、大人同士の人間関係を優先してしまい、言い淀んでいる状態なのかもしれない…」と感じることがあります。研修で耳にした、園の先生方が実際に受けた言葉これらは、実際に私が耳にした園の先生方の言葉です。「親御さんに伝えられない理由はなんですか」と質問をすると…。・「子どもの問題行動は先生の指導力が問題!うちの子を障害児扱いして」と詰め寄られた経験がある。それが原因でうつになり、退職してしまった同僚がいる。・行政に訴えられたことがある。・「障害児加算をあてにしているんですか」と言われたことがある。・ほかの保護者に担任の悪口を言いふらされたことがある。・「上の子も同じ感じだったが今はしっかりしている」「家では問題ない」と言い訳されてしまい、それ以上話が進まない。・「文字も書け、数字も得意だし問題ない」と言われる。保護者と話がかみ合わず、そのまま話が止まっている。・相談機関とつなげようとしたり、「就学相談に行って、小学校の進級先を検討してみてはいかがでしょうか」と伝えたりしても無視される。・頑なに福祉サービスを受けることを拒否している。それぞれの家庭の方針があるので、踏み込めない。・「障害者手帳を所持することで、障害者のレッテルを貼られたくない」と言われた。・「障害ではなく、個性の一つ。障害としてしまったら、伸びるものも伸びなくなる」と言われた。身につけさせたいことはある保育士からの相談は、5歳児クラスのお子さんについてでした。お箸やスプーンで食事することが難しく、そのお子さんは、食事は手づかみ食べ、発語もあまりない状態だということでした。そしてそのお子さんの保護者の希望は、「わが子には、通常学級に行って定型発達の子どもたちから刺激を受けて、さらに読み書き計算ができる学力をつけてほしい。特別支援学級に進学するとそれが叶わない」ということでした。本当にそれでそのお子さんに必要な支援は受けられるのだろうか、子どもに必要な力はその環境で伸ばすことができるのだろうか、とその保育者は悩んでいました。私は思います。「その保護者の考えかたも一理ありますが、定型発達の子どもとの違いを思い知らされ、努力しても授業内容が理解できず、更にいじめにあったら、お子さんはどう感じるでしょうか。通常学級にこだわることはあまり意味がないのではないか」と…。Upload By 立石美津子教育委員会で働いていた方から次のコメントを頂いたことがあります。「障害のある子の保護者には、『隔離された特別支援学校・特別支援学級より、地元の通常学校・通常学級に入って定型発達の子どもたちと育ったほうが発育によい影響がある』と信じる方が多いです。でも、子どもの発達段階によっては、「特別支援学校・学級の方が手厚い教育を受けられるのではないか…」と思うケースも多々あります。特別支援学校・学級に入っても通常学級の子たちと交流する機会はあります。決して隔離ではありません。アメリカでは保護者はむしろ「障害のある子が特別な学校・学級で特別な教育を受けるのは権利」と考えると耳にしたこともあります。」傷つくのを恐れて研修会でのことです。ある保育士が「保護者を傷つけたくないし、園職員との人間関係を悪化させたくないので、これ以上、話したくない。」と発言しました。私は「もしかして、自分自身が傷つきたくない気持ちが潜んでいるのではないですか」と言うと、その保育士は怒ってしまいました。まさか「園との間にトラブルを起こすことなく無事卒園してほしい…」とは思っていないでしょうが、子どもやその保護者のこれからを思えば、保護者やそのお子さんを相談機関につなげるべきではないかと感じます。保育士や幼稚園の先生は親ではないので子どもの人生に関わるのは6歳までです。でもそのお子さんの人生は、園で過ごした数年間よりずっと長く続きます。幼稚園・保育園・・・小学校にいけば何とかなるだろう小学校・・・中学にいけば何とかなるだろう中学・・・高校にいけば何とかなるだろう高校・・・就労させる、そのための訓練に必死このように分断されがちです。実際、幼稚園、保育園の先生が園児のことが気になっても小学校に見に行くことはできません。ただし、保育士や幼稚園の先生は専門の医師ではないので、「発達障害の疑いがありますので専門機関に相談に行ってください」と言うことはできません。でも、保護者に対して、専門機関への一歩を踏みだせるよう、「○○さんの行動で気になることがあります。相談機関に足を運ばれたらどうでしょうか」と背中を押してほしいと私は思います。最後に保護者のみなさん方へもし、園の先生から発達の偏りや遅れを指摘されて、不愉快に感じている方がいたら「園の先生は一番言いにくいことを、伝えてくれている勇気ある先生なのだ。」と捉えてみてはどうでしょうか。
2021年03月19日いよいよ幼稚園へ!入園面談では…案の定、ハルは全然座っていませんでした。かろうじて面談の部屋には入れましたが、「いってちます」と爽やかに出ていこうとしては連れ戻し…変な汗をかきました。普段のようすは私の口から説明しました。園長先生は、ハルや私をずっと穏やかにエレガントに見守ってくださり、ほっとしたものです。ですが、おそらく他のお子さんはされなかったであろう「加配の先生のお話」は、さりげなく出してくださいました。(加配とは担任の先生の補助として、心配のある子をサポートしてくれる先生のことです)ハルと一緒にいると何一つ聞く余裕もなく、元気な印象だけでも残そうとハキハキ挨拶したのを覚えています(笑)。一つ上の従兄弟が在園していたこともあり、一応問題なく入園は決まりました。スーパー多動児ハル、幼稚園に入園しました!ハルは私の実家にとって初孫。初孫が初めて幼稚園に入園するとあって、家族一同お祝いフィーバーでした。私も新生活にドキドキわくわく!というよりは…正直…疲れ切っていて精神的に余裕がゼロだったため、数時間でも離れられることで心の平穏を得られると期待していたりもしました。ごめん、ハル…。本気で可愛かった。ぷにぷにのほっぺも肩も、座っている姿だけでも涙が出るくらい可愛かったです。ずっと抱きしめて穏やかな愛情を注ぎたい。それでも、それは叶いません。道路へ、歩道橋へ、電話ボックスの上へ。手を繋いでも一瞬。するりと逃げるんだもの。ハーネスも軟体動物のように縄抜け。一日数十回追いかけていると、母は…鬼の形相にもなってしまうのでした。Upload By beth(ベス)集団生活に入れば、少しは協調性やルールが身につく…?との期待もありました。幼稚園に入って、同年代の子どもたちがみんな教室で楽しそうなら、一緒に何か活動したり、するかな…?と。ところがどっこい、やはり母の期待の斜め上を生きるハル。集団生活に、そもそも入りませんでした…。Upload By beth(ベス)木の上です(笑)。ちょっと木登りとかでなく、てっぺんまで登ってようやく、動きが止まるのでした。速攻で園のほうから加配の先生を付けていただいたハル。そこから、集団生活ではなく、加配の先生との濃密な時間が始まりました。優しかったです!担任の先生も、加配の先生も、園長先生も、温かく見守ってくださいました。これは、本当に救われました。ハルが木の上にいたこと、用具入れの屋根に登ろうとしたこと、非常用のすべりだいを逆走してさすがに止められたこと、従兄弟の教室に乱入したけれどそのあと一緒に過ごさせてもらったこと。これらのことすべて、「困ったこと」としてではなく「微笑ましいエピソード」として語ってくださったので、正直、面食らいました。「すみません」しか言っていなかった気がします。今なら胸を張って、「そんな風に見守ってくれてありがとうございます!」と言いたいです。毎日外で「すみません」だらけの私は、家族以外でも、こんなにハルを受け入れてくれる場所があるんだ…!と思いました。Upload By beth(ベス)「ハルくんのお母さんー」、降園時間に迎えに行くと私だけ呼び止められます(笑)。「今日…どうでしたか?」恐る恐る聞くと…「ずっと木の上にいました」と、清々しい笑顔で教えてくれました。「なので私はハルくんの下でずーっとボーッとしてました。ハルくんといると、忙しいけど、時間がゆっくり流れる気がしますね」と。…!先生ありがとう。そう、そうなんですよ。わかってくれますか!!なんだかしょっちゅう感動してました。育児で大変な反動か、いつの間にかかなりの感動屋になっていました。感受性を豊かにしてくれたハルには感謝しかないです。幼稚園の先生たちは、木の上の世界にいるハルを下ろして集団に入れようとすることは一度もありませんでした。それで、迎えに行くときの心持ちが軽くなりました。大変なことは、多くても数時間離れて再会するハルは、可愛くて可愛くて仕方なかったです。なんてまあるいほっぺなんだろう。なんて小さい手。先生が「ハルくん!ママきたよ」というと駆け寄ってくるハルを見て、ああ~わたしの迎えを心待ちにしていたんだな、とわかりました。抱き上げると、数時間しか離れていないのに、愛おしさがこみあげました。なぜこんな可愛い子を怒れたんだわたしは…と思ったりもしました。ハルが可愛いと罪悪感が湧いてくる。不思議で面倒臭い心理状態でした。子育てをする上で、不思議でメンドクサイ複雑な気持ちは、山ほど経験しました。一色では表せない気持ち、これもまた愛と呼ぶのだと思っています。Upload By beth(ベス)なんて可愛いんだと感動したり、普段の鬼母な自分に反省したりするものの、まあ数分も経てば、現実に直面するのでした。いくら言ってもつないでくれず、振り払われる(先程愛しかった)小さな手。その手をがしっと捕まえ、鬼の形相で叱るけれど、ハルには響かず、道ゆく人は振り返るのでした…。帰りに公園に寄って遊ばせて、お母さんたちと喋ることに最初は憧れていましたが、2分もできなかったです。まず公園内に留まっていない…。そんな帰り道。幸い自転車は好きだったので乗せて、後部座席に「きょうは何したのー?」と話しかけながら帰りました。返事が返ってくることはないけれど、その時間がけっこう好きでした。そして信号待ちで自転車の後ろを振り返ると、ハルはだいたい寝落ちしていました。その寝顔を見ると、ハル自身もまた、なかなか慣れない幼稚園生活のなかでとても疲れるよね、と気づくのでした。お疲れさま、ハル。人の世は慣れないことばかりでしょう。あれ?ふと、疑問が沸きました。人の世で生きていけるのかしらこの子…?と。そんな心配は、そっとしまって、帰路についたものでした。Upload By beth(ベス)次回は、幼稚園でのさまざまなイベントでのハルの様子や、ちょっと不思議だった出来事などを書いていきます!LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年03月18日幼稚園に毎日楽しく通っている4歳の娘ですが、ある日しょんぼりして帰ってきました。理由を聞いたところ、「先生から幼稚園に来ないでくださいって言われちゃった」とのこと。そんな幼稚園の先生から言われた言葉が原因で起きた、ある出来事を紹介します。 娘がしょんぼり帰ってきた幼稚園が大好きな娘は毎日楽しく通っていたのですが、ある日いつもと様子が違う⋯⋯。元気がない理由を聞いてみたところ、「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われた」と話してくれました。クラス全員で制作活動をしていたところ、娘を含めた数人が集団行動を乱し、困り果てた先生が子どもたちに言った言葉だったようです。私は言葉の選び方に疑問を感じましたが、あなたがしたことで先生が困ってしまったんだよということを伝えました。 しかし、娘は言われた言葉だけが心に残り、状況には関心がない様子で、幼稚園に行ってはいけないと思っているようでした。 娘が幼稚園バスに乗りたがらない翌朝、スクールバスを使用している幼稚園バスの停留所へ。バスが到着して先生が迎えてくれたのですが、娘はバスに乗りたがりませんでした。前日の出来事が原因と思い、バスに乗り合わせた先生に「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われたから行けないって言うけれど、幼稚園に行っていいですよね?」と話すと、「幼稚園に来ていいんだよ」と言ってくれたのを聞いた娘は安心したようで、バスに乗って出かけていきました。会話を振られた幼稚園の先生は、私が話した内容に少し驚いた様子でした。 担任の先生から電話がかかってきたその日の夕方、バスでのやりとりを知った幼稚園の担任の先生から電話がありました。娘には「もう幼稚園に来てもいいです」と伝え、誤解を解くように努めてくれたとのこと。けれども娘が不安を感じた「幼稚園に来ないでください」という言葉に関しては、特に説明はありませんでした。娘に関しては、幼稚園に行ってもいいということがわかってからは、前と変わらず楽しく幼稚園に通い、担任の先生のこともとても大好きです。 実際に現場を見たわけではないし、私自身もいつもお手本のような態度や振る舞いを実践できているわけではありません。それに、先生の言い方や言葉のニュアンスの解釈が違っていたかもしれないので、あえて、なぜあんなふうに言ったのかは聞いていませんが、娘の叱り方や叱るときの言葉選びについて考えさせられる出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年01月06日長男を出産し、初めての子育てにも慣れてきたころにやってきた幼稚園選び。プレや見学は早めに行くと良いという噂も聞いていたのですが、やっと重い腰をあげて動き出したのは長男が2歳を過ぎたころ……。そこで待っていた展開に、「ああ、もっと早く動いておけばよかった」と感じた幼稚園選びの経験談です。 先輩ママから話を聞いてはいたけれども…長男を出産後に自分の地元の市内に引っ越したのですが、市内でも自然豊かな市の外れで育った私。市内での幼稚園事情はよくわからなかったのですが、引っ越してからよく行く子育てサロンで先輩ママから「幼稚園は決めた?」「プレは行ったほうが良いよ」という話を聞く機会がかなりありました。 当時長男はまだ1歳を過ぎたばかりだったのでそこまで実感もなく、市で発行している幼稚園の情報冊子をペラペラ見る程度でした。 考え始めた幼稚園選び私が住む地域では、年少クラスのさらに下の満3歳クラスがある幼稚園やこども園が多くあります。そのため2歳近くになると、同年齢のママ友同士でも幼稚園についての話題が上がることが多くなりました。 園によってはプレに行かなければ入園できないところや、願書を提出するためには夜中から並ばなければならないという話も詳しく耳に入るように……。そこでやっと重い腰をあげて、本気で幼稚園選びを始めたのです。 見学を検討するも…市の情報誌やママ友の話を参考に、自宅の近くで気になる幼稚園やこども園をピックアップしました。まずは見学やプレに参加しようと思っていたのですが、このタイミングで私が2人目を妊娠! つわりや体調不良に苦しむこと約3カ月、日常生活を送ることでいっぱいいっぱいに……。結局、気になる幼稚園の見学に行けたのは、長男が3歳になる年の1月でした。 そこで知った事実とは…第一候補として考えていたところは、こども園で満3歳クラスがある園でした。見学の際に満3歳クラスについて聞いたところ、前年の9月に願書の提出があり、既にキャンセル待ちとの事実が! その年によってばらつきはあるのですが、ちょうど入園を考えた年は願書提出に夜中から並んでいたそうです。もし空きがあれば誕生月の翌月である7月入園も考えていたのですが、もちろんそのプランも崩れ去りました。 結果として長男は第一候補だったこども園に年少から入園。長男と一緒に長くいられたのは良い点でもありますが、「幼稚園選びはもっと早く動けばよかったな」と思いました。次男のときは、9月の願書提出に夫が夜中から並び、同じこども園の満3歳クラスに入園。年少で違う園に転園しましたが、幼稚園事情を知る良い経験となりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2021年01月01日発達が気になる子の就園。サポートは受けられる?出典 : 発達が気になる子どもが保育園や幼稚園に入園する際、集団生活についていけるかどうか、お友達と関われるかどうかなど、不安に思うこともあるかもしれません。また、園生活が始まってから、気になる様子が見られ始めるという場合もあります。就園前や就園してから、必要な配慮を依頼することはできるのでしょうか。また、発達が気になる子どものサポート制度はあるのでしょうか。幼稚園や保育園では「障害児保育」を実施していたり、「加配」の先生をつけられたりする場合があります。このコラムでは、そうした制度について解説します。特別な配慮が必要な子どもを受け入れる基準は、自治体や園によってさまざまです。例えば、以下のような基準があります。・障害者手帳の保持者・特別児童扶養手当対象者・医師等による診断を受けていることなど例えば東京都練馬区では、(1)申込みに必要な書類一式、(2)『心身状況表』、(3)『主治医等見解書』、(4)身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳等を所持している場合は、障害の程度が分かるページのコピーの提出が必要です。入園に関すること(練馬区)ほかにも市区町村独自の基準を設けているところがあるので、詳細はお住まいの自治体に問い合わせて確認する必要があります。また、園ごとに受け入れ人数が決まっていることも多いです。希望する場合は、申し込み期日などを確認しておきましょう。「加配制度」とは、他児と同じように保育園の生活を送ることが難しい子に大人がつき、生活面や集団参加をサポートしてくれる制度のことです。保護者からの申請によって加配をつけられる園が全体の約4割、申請がなくても保育所独自に加配を行っているケースが2割程度あります。また、私立の園では自治体の補助金等による加配を実施している割合が高くなります。補助金をどのように分配して使用するかは園によって異なるため、私立の園では公立の園と比べ、申請を出しても加配をつけられないケースが多いようです。公立・私立問わず、申請を出しても加配をつけられるかどうか、どのような配慮を受けられるかどうかは園によって異なります。加配を申請する際はまず園に問い合わせて、今まで加配制度を利用した子がいたかどうか、その際はどのような配慮を行なっていたかなど確かめると良いでしょう。保育所における障害児保育に関する研究報告書(みずほ情報総研)埼玉県 私立幼稚園等特別支援教育費補助金加配の先生とは?出典 : 加配の先生とは具体的に、どのような支援をしてくれるのでしょうか。詳しく説明します。加配の先生は配慮の必要な子どもに対して、それぞれのケースにあわせた支援を行います。具体的には、以下のようなサポートがあります。・身辺自立の支援例えば食事でスプーンやフォークをうまく使えない場合や自分でトイレに行けない場合などに、サポートを行います。加配の先生と家庭で連携しながらトイレトレーニングを行い、オムツを卒業できたという声もあります。・お友達との関わりや集団参加をサポートうまく友達と遊ぶことができずトラブルになってしまうときや、集団参加が苦手で周囲の子と同じように行動できないときなど、加配の先生が介入してサポートします。友達と遊ぶときのルールや声かけの仕方など隣について教えることで、少しずつ自分の力で関わったり集団参加できるようになっていけるケースが多くあります。・保護者とのコミュニケーション子どもの発達や家庭での関わりなど、保護者は子育てについてさまざまな不安を抱えていることも多いでしょう。そんなとき、担任の先生のほか、加配の先生に相談できることがあります。客観的なアドバイスを受けられることで保護者が状況を整理できたり、悩みに寄り添ってもらえる安心感があるでしょう。また、多くの自治体では発達支援に理解の深い専門家が施設を巡回しており、加配の先生は専門家の助言にもとづいた支援を行っています。加配の先生は、子どもの数に対してどの程度ついてくれるのでしょうか。半数近くの自治体で、具体的な基準は決まっていません。「障害の程度を問わず一律の配置基準を設けている」という自治体もあれば「障害の程度により基準が異なる」という自治体もあります。障害の程度を問わず一律の基準を設けているところだと、「3人もしくは2人に保育士1人」という基準を定めている自治体の割合が多く、約3割の市区町村では子どもとマンツーマンになるよう基準を定めています。申請方法や費用は?出典 : 公立の園には多くの場合加配制度があり、私立の場合も自治体から補助金を受けて実施している場合があります。自治体によって補助額は異なるため、自治体ごとに確認する必要があります。加配を支援する補助金には、「療育支援加算」と「障害児保育加算」があります。「療育支援加算」は障害児保育を行う園に適用され、「障害児保育加算」は小規模保育、事業所内保育、家庭的保育といった地域型保育を支援します。なお、加配制度を利用するのに保護者の自己負担はありません。加配制度の申請方法は、自治体によって異なります。ここでは一例として、とある自治体における申請方法を記載します。①診察予約②診察・相談・書類申請③書類発行具体的な申請方法については、お住まいの自治体に問い合わせて確認してみてください。小学校でも加配制度を利用できる?出典 : 加配制度を利用して園に通い、卒園後に小学校でも同じようなサポートを受けることはできるのでしょうか。小学校で配慮を受けるには、特別支援学級や特別支援学校に通うという選択や、通常学級に在籍しながら通級や特別支援教室を利用して必要な支援を受けるという選択があります。ほかにも、通常学級で個別のフォローを受けられる場合があり、フォローする大人は「加配」「補助教員」「支援員」「民間ボランティア」など、呼び方や役割が少しずつ異なります。例えば授業に集中しにくい子に付き添って声かけをしたり、友だちとコミュニケーションを取るのが難しい子の仲立ちをしたり、LDのある子に代読や代筆をする、と言った形で、学習や集団生活のサポートを受けることができます。ただし自治体で人員と予算を検討するため、親が加配の希望を伝えても難しい場合があります。逆に親が希望を出さない場合でも、学校判断で申請されることもあります。自治体によって手厚い人員が確保できる場合とそうでない場合があるため、差があるのが現状です。また、放課後や土曜日など家庭保育が難しい場合に子どもを預かる「放課後児童クラブ」においても、厚生労働省の出しているガイドラインで「配慮を要する児童を可能な限り受け入れに努めること」という記載があるものの、加配制度の有無や基準は各自治体に委ねられています。放課後児童クラブ運営指針解説書(厚生労働省)支援をうまく活用して、お子さまの発達をサポートしよう出典 : 配慮の必要な子どもをサポートする制度には、事業所に通って日常生活の自立支援や機能訓練を受けられる「児童発達支援」や、園や学校に支援員が訪問して集団生活への適応をサポートする「保育所等訪問」もあります。医療機関や療育センター、市町村の保健センターなども、園と連携をとって必要な配慮についてアドバイスをしてくれる場合があります。園の外の支援も、うまく利用してみてください。まとめ障害や特性があり特別な配慮が必要な子どもは、加配制度を利用することができます。ただし、利用できる基準や申請方法等は自治体によって大きく異なるため、必ずお住まいの自治体に問い合わせてみてください。まずは、かかりつけ医や療育の先生に相談してみても良いでしょう。児童発達支援や保育所等訪問など他のサービスも利用しながら、お子さまの園・学校生活をサポートしていきましょう。
2020年12月28日2人の娘との日常を漫画にしている、さざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん。ある日、幼稚園の先生から「娘さんが自由時間になると泣き出して、外で遊びたがらない」と打ち明けられたそうです。さざなみさんは「外で遊ぶことが大好きなはずなのに」と疑問に思い、娘さんが自由時間を嫌う理由を探りました。自由が苦手な子続き(2/2) pic.twitter.com/TzJh5RTng2 — さざなみ書籍「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!1月21日発売 (@3MshXcteuuT241U) November 29, 2020 娘さんは『自由に遊ぶ』の正解となる行動が分からず、プレッシャーを感じていたのではないかと推測した、さざなみさん。「幼稚園の庭に、どんな花が咲いているのか教えてほしい」と提案すると、それ以降、娘さんは自由時間の話を嬉しそうにしてくれるようになったそうです。読者からはさまざまな声が上がりました。・仕事でも『自由に企画していいよ』といわれると、テーマがあるより数倍悩みます。娘さんの気持ちが分かるな。・『自由』って難しいですよね。僕には趣味がないので、休みの日に何をしていいのか分からず悩んでいます。・子供がどうして悩んているのか、真摯に向き合う姿勢が素敵です。大人でも「自由にしていいよ」といわれると、どうすべきか悩む人が多いかもしれません。『自由をどう楽しむか』は、子供だけでなく、大人にとっても大切なテーマかもしれませんね。さざなみさんの漫画『思い出ひらひら』が連載中さざなみさんが、家族との日常を描いた漫画『思い出ひらひら~母と私と私と娘~』が『with online』にて連載中です。気になった人は、ぜひチェックしてみてください!『思い出ひらひら~母と私と私と娘~』[文・構成/grape編集部]
2020年12月14日こんにちは、ゴルシさおりです。幼稚園の帰り道、娘が突然「みんなになかまはずれにされた」と言ってきたときのお話です。娘の突然の発言に、とても衝撃を受けた私。仲間はずれって、幼稚園で一体何が起きたの…!?次回へ続きます。コミックライター: ゴルシさおり 【同じテーマの連載はこちら】 子どもがいじめられたら親はどうする? この連載の全話を見る >> なんで言わないの? この連載の全話を見る >>
2020年12月01日そろそろ幼稚園の願書の配布、そして申し込みの時期。園によってさまざまな特徴があり、迷ってしまいますよね。この時期の子どもたちの成長は千差万別なので、幼稚園に見学に行き、元気いっぱいに活動に参加する園児の姿を見て「うちの子ついていけるかな?」と心配になった人もいるのではないでしょうか。特に早生まれの子や、のんびりしていてマイペースな子の親は不安は大きいもの。今回は幼稚園教諭をしていた経験から、行動がゆっくりな子の幼稚園選びでチェックしたいポイントをお伝えします。各クラスを何人の先生で担当するのかをチェック行動がゆっくりな子の幼稚園選びでは、各クラスを何人の先生で担当するのかを確認してほしいと思います。担任の先生だけでなく、補助の先生がいるとある程度その子のペースに合わせて対応してもらえます。幼稚園では着替えや製作など、時間を決めて一斉に行うことが多くあり、担任の先生ひとりだと遅れている子のフォローが難しくなってしまいます。着替えの時間を考えてみる着替え中、ボタンをはめるのに手こずり数人の子が遅れています。他の子はもう終えて園庭へ遊びに行ってしまいました。もし先生がひとりだと、遅れている子に手を貸し早く終わらせて、外に連れ出さなければいけません。けれど、もうひとり先生がいれば、遅れている子も自分でボタンができるまで励まし見守ることができます。先生が手を貸してやってあげると物事が早く進みますが、大切なのは自分の力でやること。毎日の小さな積み重ねで手先の器用さの成長は大きく変わっていくと思います。年中・年長クラスについても聞いてみる年少では(20人以上のクラスの場合)必ず副担任がいますが、年中・年長になってからはどうでしょうか?見学の際に、年少だけでなく、各学年の担任や副担任、補助の先生について聞いてみるのもいいと思います。活動が増え忙しくなる年中・年長になっても担任以外にフリーの先生がいると、困った時にフォローしてくれるので安心です。質問して園の方針をチェック・「うちの子は行動がゆっくりなのですが大丈夫ですか?」・「まだおむつが取れていないのですが…」・「食事がすごく遅くて…」心配なことはどんどん園長や主任の先生に質問してみるといいと思います。質問をすると園の「行動がゆっくりな子への考え方」が見えてきます。「少しづつできるようにしていけば大丈夫」と受け止めて、園での具体的なフォロー方法を教えてくれるようであれば安心ですよね。しかし中には「みんなに追いつけるように、おうちで練習してきてください!」と言われてしまうこともあるようです。家でも練習するのはもちろん大切です。けれど、常にまわりと同じでなくてもその子のペースで成長していければいいと思います。子どもをあせらせることなく見守る姿勢をとってくれる園かどうかはチェックしたいですね。その子にとって無理のない行事内容かチェック私が勤めていた幼稚園では年に2回、大きな行事がありました。盛大に開かれるその行事に向け練習を積み重ねていく中で、子どもたちはひと回りもふた回りも成長します。当日は、子どもたちの一生懸命な姿に保護者も先生も涙し、大きな感動があるのもです。その反面、行事の前は練習時間確保のためタイムスケジュールが詰まっていて、素早く着替えたり、並んだり、道具を用意したり、先生も子どもも忙しくなります。その期間、楽しみながらやり遂げる子もいれば、そうでない子もいました。追いつくのに必死で一日中険しい顔になったり、イヤになって投げ出そうとする子、疲れて「幼稚園行きたくない」という子も。園の行事がゴールになっていませんか?行事など目標に向かって頑張る、達成するのは素晴らしいことですが、幼児期には「楽しい」をたくさん経験することがなにより大切。幼稚園の行事がゴールではなく、幼児期に「楽しい」という好奇心の種を植え、これから先自分でどんどん育てていくものだと思います。もしみんなに追いつくのに必死で「楽しい」と思えなくなってしまったら、その時はなんとかこなせても、その先の伸びしろは少ないのではないかと思います。行事が盛りだくさんの園もあれば、大きな行事がなくても、日々の中で子どもが自分のペースで成功体験をつめるよう工夫している園もあります。わが子に無理がないか、楽しんでできる内容かという視点で行事をチェックしてみるといいと思います。自分らしさを生かせる園で過ごそう行動がゆっくりな子には、「丁寧にできる」「集中力してものごとに取り組める」など、裏を返せば長所になる個性があると感じます。早生まれで成長がゆっくりな子は、クラスのみんなにかわいがられる愛されキャラになるでしょう。そしてまわりをよく観察している子も多いです。ゆっくりだからこその長所や一面が生かせる幼稚園が見つかるといいなと思います。親にも先生にも友達にも、自分らしさを認めてもらいながら、笑顔いっぱいの幼稚園生活が送れますように。<文・写真:ライターnicoai>
2020年10月15日子ども同士で遊んでいると起きるケンカ。そんな時、親としてどう対応していいか迷ってしまい、とにかくわが子を叱るという人も多いのではないでしょうか。今回は私が幼稚園教諭をしていた時の経験から、先生は子どもたちがケンカした時にどうかかわっているかをお伝えします。ケンカは悪い事ではなくお互いにとって成長のチャンスケンカは「相手にイヤなことをした」とネガティブに捉えがちですが、幼稚園の先生たちは「ケンカは成長のチャンス」と捉えていました。。その理由は、幼児期は自己表現の仕方、相手の思いを考えることを少しずつ学ぶ時期だからです。まず親以外の人にも自分の気持ちを伝えようとすること、表現することはとても大切なこと。その結果、相手を泣かせたり怒らせたりしてしまったら、次はどうやって伝えようと子ども自身が経験から身につけていくことができます。「今日は遊ばない」にもちゃんと理由がある例えば、2人で遊んでいるところに、ある子が「入れて」と言ったのですが「ダメよ!」ときつく断られてしまいました。その時は入れてもらえなかった子が泣いて、大ゲンカになってしまいました。実は、断った方にも「今日は2人でしかできない遊びをすると決めていた」という理由がありました。そこで、そのことをきちんと話して、その後はどうしても2人で遊びたい時には、断る側が理由をきちんと伝えるように話しました。そして、断られた方も「じゃあそれが終わったら3人一緒に遊ぼうね」と切り替えができるようになりました。また、普段は友達に適当なあだ名をつけて呼んでいた子が、ある日自分にあだ名をつけられるとすごくイヤで怒ってしまったということがありました。自分は何気なくやっていても、された方はどんな気持ちだったか経験してみて気づくこともあります。子どもたちは、そんな経験を繰り返しながら、少しずつ相手の気持ちを想像できるようになり、「思いやり」が育っていくのだと思います。目標は子どもたち自身で仲直りすること上記を踏まえ、園ではケンカが起きた時の対応をしていました。ポイントは、子どもの成長や性格に合わせて変えて対応を変えること。■オモチャの取り合いでケンカになった場合・まだ言葉で状況を説明できない子の場合は、「〇〇がイヤで叩いちゃったんだよね」「次は貸してって言うようにしようね」とケンカになった理由を整理し、次はどうしたらケンカにならないか具体的に伝えます。そうすると、次にケンカになりそうな場面で「どうしたらいいんだっけ?」と聞くと、自分から「貸して」と言えることも。・言葉がある程度話せる子の場合は、「どうして叩いたの?」「叩くとケンカになるよね、どうすればよかったかな?」と質問をして子ども自身が考えて気づけるよう促します。・考える力、伝える力のある子の場合は、しばらく見守ります。すると一度は叩き合いや言い合いになったとしても、どちらかの子が「じゃあ順番にしようよ!」と案をだし、解決に向かうことも多いのです。どうしても折り合いがつかずヒートアップした場合は、先生が仲裁します。その際、先生の考えではなく子どもたちが納得できる方法を一緒に考えるよう気をつけます。どんな場合も、「子ども同士で解決できること」を目標として対応していました。4月はケンカばかりしていた子どもたちが、数か月すると子どもたちで解決策を言い出せるように成長していき、やがて相手を優先したり手助けしたりできるようになっていきます。そんな子どもたちの姿を、先生として本当にうれしく思い見守っていました。ケンカしても頭ごなしに叱らないでケンカの中でこそ、言葉で教えてもわからないことを学べると感じています。だからこそ子どもがケンカをした時には、「あなたが悪いんでしょう!謝りなさい!」と一喝してしまう前に、子ども自身が「どうしたらよかったかな」と立ち止まって考える時間をもてるといいですね。また子どもから「園で友達とケンカしちゃった」と聞いても心配しすぎなくて大丈夫。ケンカが長引くことや繰り返すこともあるけれど、経験して学んでいる時期なので、励ましながら見守ってくださいね。もし落ち込んだ様子があれば、遠慮なく先生に相談をするといいと思います。気にかけて様子を見てくれたり状況を詳しく教えてくれるたりするはずですよ。大人が子どものケンカをおおらかに見守り、子どもたちには「ケンカして、仲直りして、もっと仲良しになる」という経験をたくさんしてほしいなと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年10月02日わが家から通園可能な幼稚園が10園以上ある中、保育時間、保育内容、保育環境など詳細な情報を調べ上げ、息子のためにはここが一番と選んだ幼稚園。プレを合わせた4年間楽しく通い、幼稚園選びに間違いはなかったと思っているのですが、入園前には想像もしていなかった現実がありました。そこで、私が実際の園生活で気がついた見落としていたと思う3つのポイントを紹介します。園バスがあれば…子どもの体重増加がきつかった!わが家から幼稚園までは片道2キロ。園バスがない幼稚園でしたが、小柄な息子はプレの時点で12キロ足らずの体重だったため、電動アシストつき自転車があれば、片道2キロを2往復の距離は余裕でした。しかし、当たり前のことなのですが、子どもは成長していきます。息子は日に日に体重が増え、卒園間近には17キロになりました。そのため、年長くらいからは電動アシスト自転車のペダルすら重く感じるようになり、走り出す時にふらつくことも。公共交通機関を利用するには不便な場所で、自家用車での通園は禁止されていたため、何とか卒園まで自転車送迎で頑張りましたが、せめて園バスがあれば…と思う日々でした。延長保育が充実していれば…体力がついて公園遊びが必須に息子が入園した幼稚園はいわゆるのびのび園で、お勉強は一切なし。朝から降園まで自由に遊ばせてくれる園でした。高齢出産だった私は、子どもの公園遊びのつき合いに体力的な限界を感じていたので、「幼稚園でたっぷり遊んで来てくれたら、もう公園遊びにつき合わなくても大丈夫だろう」と信じ切っていました。しかし、幼稚園から疲れて帰ってきたのは、入園からたったの数か月。あっという間に体力をつけ、降園後は毎日幼稚園近くの公園へ行くように…。降園前に、子どもが同じクラスのお友達と公園で遊ぶ約束をしてくるので、「今日は公園で遊ぶのはやめておこう」とは言えない状態。しかも、お友達との公園遊びが大好きな息子は、絶対に友達より先に帰ろうとはしないため、毎日1時間から2時間、暑い日も寒い日も公園にいることに。延長保育が充実してない園だったので、公園遊びを避ける方法もなく、今思い出しても本当にキツかったです。学区を考えていなかった…みんなと同じ小学校に行きたい!少し遠いけれど、息子にあっていると選んだ幼稚園。1学年に90人の園児がいるのに、同じ公立小学校の学区の子は、たったの2人。しかも、男の子は息子ひとりのみ。私立の小学校への進学や引っ越しなどで遠くの小学校にいく子は少ないながらもいるものの、大半の園児たちはほぼみな同じ小学校に。卒園が近くなった頃、みんなの小学校の話に入れず寂しい思いをしたようで、「どうしてみんなと同じ小学校に行けないの?」と言うようになりました。「みんなと同じ小学校に行きたかったなあ」とつぶやくのを聞いた時は、さすがにこたえました。同じ小学校に進学する子の人数は、入園してみないと分からないとはいえ、予想以上の少なさに気づいた時は、努力でどうすることもできない事実だけに、私もガックリ落ち込みました。育児は想定外のことの連続幼稚園探しの時は、幼稚園の方針や園庭の広さ、遊具の充実度などにばかりに気を取られていたので、これらの問題はまったくの予想外でした。そのため、壁を感じるたびに、息子に合った幼稚園ではあるけれど、他の園へ転園したほうがいいのだろうかと悩んだことも。けれど今、改めて考えると必要なのは、育児は想定外のことが起こるものだと認識しておくことなのだと思います。そして、その想定外のできごとに対して自分のできる範囲で乗り越えようとする私自身の心意気が重要だと感じます。ちなみに、幼稚園のお友達と同じ小学校に行きたいと泣いていた息子は、現在小学1年生。そんなことを言っていたのはすっかり忘れたように、小学校で新しいお友達と楽しい毎日を過ごしています。<文:ライター芳賀千歳>[recommend-posts id=621068,517896]
2020年09月28日こんにちは。6歳の双子と3歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■わが家の末っ子は元気を通り越しで乱暴にわが家の末っ子、すぅちゃんはとっても元気な女の子。最近は元気を通り越して、乱暴な感じに育っていってしまっています。末っ子というものはこうなのでしょうか。それとも、すぅちゃんだけが特別…?とにかく激しい性格で、自分のものは自分のもの、お姉ちゃんのものは自分のもの! という感じで、奪い、破壊するのです。3歳でまだ感情のコントロールができないのもあると思うんですが、お姉ちゃんが双子で仲が良しすぎて、お姉ちゃんたちの間に入りたくて、でもうまく入れなくて乱暴しちゃているようです。まだお友だちにケガをさせたりはしていないので、家にいる時ほど暴れてはいないようなのですが… ■幼稚園からの連絡に不安を感じていたら…!?先生ったら、妙にためて言うから何事かと…!でも先生が心配になるぐらい、静かに遊んでいたみたいで、普段、どれだけ元気なのかと思いました~。
2020年09月21日マンモス幼稚園に入園した3歳のわが子がもうすぐ春休みを迎えようとしていたころ、事件は起こりました。夏休みごろから仲良くなりだしたA子ちゃんとの間にトラブルが起きたのです。幼稚園の先生方もしっかりと解決に向かって対応してくださったのですが……。わが子の手に切り傷が幼稚園に入園し、早くももうすぐ春休みというころ、わが子の指の内側に切り傷があることがわかりました。切り傷の理由を聞いたところ、ハサミを使っているときに間違って自分で手を切ってしまったというのです。 しかし、切り傷の状態を確認してみると自分で切ってしまった傷にしては不自然な形の傷だと感じ、わが子に再度、確認してみることにしました。 友だちにハサミで切られたというわが子子どもにどのようにハサミを持っていたら傷ができたのかと聞いてみたところ、友だちのA子ちゃんにハサミで切られたと言うようになりました。わが子の手の傷の状態を見ると、自分で作った傷というよりも他人から切られたと言われて納得ができるものでした。 けれども、幼稚園の子ども同士がハサミで相手を傷つけるというのも理解できるものではありません。刃物で切られるという体験は今度のことを考えても良くないと思い、思い切って幼稚園に相談してみることにしました。 幼稚園で子ども同士から事実を確認わが子がハサミで手を切られたことを幼稚園に伝え相談したところ、幼稚園側も驚いてすぐにA子ちゃんに事実を確認してくれることに……。先生方に慎重に確認していただいた結果、A子ちゃんがわが子の手を切ってしまったとのこと。 そこで幼稚園側と話し合いの機会を持ち、大ケガに至らなくてよかったけれど、刃物でケガをしないようによく見ていてほしいと伝えました。不安な気持ちは残りましたが、幼稚園の先生方にお願いするしかないと考えました。 予想外の気まずいできごと私としてはわが子がけがをしてしまい放っておくわけにもいかないので幼稚園の先生に相談したのですが、A子ちゃんの保護者の方からすれば大変ショッキングなできごとだったようでした。 その後、A子ちゃんの保護者の方が幼稚園の登園場所で待っていて、私と子どもに泣いて謝る騒動に……。今回のことはA子ちゃんの保護者が悪いわけではないので、A子ちゃんの保護者に今後様子を見ていただけたらと伝えました。 わが子の通っている幼稚園は、子どもの面倒や様子をよく見てくれていると感じていますが、全員に目が行き届いている状態ではありません。親としてはわが子に対して、嫌なことをされたらやめてほしいことを伝えるなど、ケガをする前に逃げるという当たり前のことも教えていかなければと、育児の難しさを痛感したできごとでした。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月20日子どもが「幼稚園キライ」「幼稚園に行きたくない」と言い出したら、どんな声かけをしていますか?「先生や友達も待っているよ」「〇〇が楽しみだね」と親が一生懸命に励ましても子どもには響かず、ますます嫌がるばかり…。幼稚園教諭をしていた私は、このような場面を何度も見てきました。今回は、登園を嫌がる子に言ってはいけないこと、嫌がった時の対処法をお伝えします。脅しの言葉はかけないで!必要なのはスキンシップの時間子どもが「幼稚園に行きたくない」と言うのはどんな時でしょうか。それはなんとなく「不安」な気持ちを抱えている時です。不安な気持ちがあるとその気持ちを埋めるためにママから離れたくなくなります。そして、満たされていると「楽しい事をしたい」という意欲が出て、幼稚園に行くことに対して前向きになります。そのため、子どもが登園を嫌がる時に、「先生や友達が待っているよ」「〇〇があるんだって!」と園での楽しいことを伝えても、不安な気持ちは消えていないため、子どもには響かないのです。ましてや「行かないと恥ずかしいよ」「みんな行ってるのに」などの脅しの言葉は、不安をあおってしまうので絶対にNGです。まずは、「なんとなく不安」な気持ちを「安心感」に変えるためのスキンシップの時間をもつことが、一番の近道です。帰ってきたらホッとできるようにわがままOKどうしても登園を嫌がる場合は、無理に行かずに家でゆっくり過ごす日があってもいいと思います。ただ、子どもが「行きたくない」と言うたびに、幼稚園をお休みをするワケにはいきませんよね。なので、嫌がりながらも登園できた日は、帰ってきたらたくさん甘えさせてあげてください。抱っこやおんぶといったスキンシップ以外にも、楽しくできる触れ合い遊びもおすすめです。くすぐり合いや、向かい合ってにらめっこ、じゃんけんをして負けたら肩もみなど、触れ合いながら親子で大笑いできるといいですね。少しの時間スマホを手放し、テレビを消して、子どもの話に耳を傾け、好きな遊びにつきあう時間をとりましょう。それを続けていると、子どもは心に余裕ができ、幼稚園を嫌がることが少なくなっていくと思います。赤ちゃん返り状態になっても叱らないでしかし、ママがゆったり楽しく関わろうとしても、子どもがワガママを言って、赤ちゃん返りのような状態になり困らせることもあります。それは園生活を頑張っている証拠。ワガママな性格になってしまったわけではなく、家では素直な気持ちを出して発散しているだけなので、叱らず受け止めるのが◎。ママに甘える時間が幼稚園に行く力に!わが家の年中の娘も、疲れがたまったり、園でいろいろなことを我慢して頑張りすぎたりした時は、家で爆発することがあります。自分でできることを「ママやって」と言ったり、思い通りにならないと理由も話さずグズグズしたり…。娘がワガママになった時、幼稚園児と思って関わるとついイライラしてしまうので、赤ちゃんに戻ったつもりで関わっています。「まだ赤ちゃんだから、なんでもしてあげるよ~」という感じで。しかし、プライドは高い娘。それを口にだすと怒ってさらに大変なことになるので、心の中で密かに思って対応しています(笑)。ほんの少しだけの時間で満足する日もあれば、帰ってから寝るまでワガママを続ける日も。かと思えば友達の誘いを断って「ママと遊ぶ」と言ったり、「抱っこして~」と、素直に甘える日もあります。それでも翌日は「いってきまーす!」と、はりきって園に行く姿を見ると、家で過ごしながら自分を取り戻す時間の大切さを感じます。パワーを充電できればがんばれる子どもにとってママやパパとの時間はとても大切なもの。「幼稚園に行きたくない」と言う時は、ママやパパに甘えられる時間をいつもより多くとって、パワーを充電させてあげてくださいね。そのパワーがあるからこそ、子どもたちは幼稚園でさまざまなことに挑戦できるのです。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月08日