ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回はInstagramのフォロワー27万人超のブブ(@booboo.piyo)さん。2016年生まれのガク子ちゃんのママです。 おもしろい!と話題のブブさんの投稿のなかから、笑える3歳児あるあるエピソードをご紹介! 先生には感謝しかない ガク子ちゃん、幼稚園に慣れてよかったですね♡ スノードーム!!ブブさんの発想、本当に素晴らしいです~!(笑)。 ブブさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ブブ(@booboo.piyo)がシェアした投稿 - 2019年 9月月17日午前4時07分PDT 著者:イラストレーター ブブ2016年生まれのガク子と夫、文鳥と暮らす。笑いあり、涙ありの子育てエピソードをInstagramやブログで公開し大人気!書籍『今日もパパはからまわり。』(白夜書房)発売中!
2020年07月22日最近娘がプレスクールに行き始めたという友人から「オモチャの取り合いで喧嘩したって本人から聞いたけど、園の先生にあとから電話して聞いてもいいのか、そこまでしなくてもいいのかわからなくて悩む」という相談を受けました。決して過保護だとは思いません。自分が24時間ずっと我が子を見ていたのに、初めて自分が知らない世界へ送り出すのですから、見てないところで何が起こってるのか把握したくなって当然です。私も第1子の幼稚園時代には色々とヤキモキしました。年少さんでは登園拒否をどう乗り切るか~などが気になりましたが、年中さんでは1年経って少し慣れてきたからこその悩みも出てきました。先生の人柄や教育方針もなんとなくわかってきてますし、年少を1年経験してるからこそ、先生にあまり細かく聞きすぎるとモンペだと思われたらどうしようと不安になったり、はたまた長男がこんなに泣き虫で大丈夫なんだろうかと気になったり、親の悩みは果てしないですね。今だからこそ振り返れる当時の私のお悩み(過去の記録より)を見ていきたいと思います。長男4歳(年中)の頃のお話です。■4歳の長男の当時のお話最近の幼稚園ライフですが…なんだかここのところ泣くことが多いみたいで、今週はほぼ毎日何かしら泣いてる気がします。月曜日には、帰ってきてから「おでこが痛い…」というので見てみると、ほんのり青あざ&たんこぶが。どうしたのか聞くと年少さんに園庭で殴られたのだそうです(え…小さい子に殴られてる…)。叩かれたとかぶつかったとか言って、あごに赤いあざ作ってきたりひっかき傷を作ってきたりすることもちょくちょくあるんです。こうゆう場合、本人に色々と質問しても答えてくれないし、すぐに「先生に相談してみようかな」とか真剣になりすぎてもいけないし、かといって、「まぁ、よくあることだわ」と適当に聞き流しすぎるのもいけないような気がして難しいです。子どもの世界のことだから叩いた叩かれたで騒ぐのも変だし騒ぐつもりも全然ないのだけれど、ただ純粋に、痛そうでかわいそうです。この日も一応聞いてみたけど、「なにで叩かれたの?」と聞いても「おもちゃ」としか言わないし、「なんで叩かれたの?」と聞いても「わかんない」と言うしでイマイチ経緯が分かりません。「それでどうしたの?」と聞いたら、「てんてーが冷やしてくれた」って言うので先生がちゃんと見てくれたんなら大丈夫か…と思い直して聞くのはやめました。これも第1子ならでは感覚なのかもしれないですね。我が子の初めての集団生活とあって、なにぶん私自身が経験値が少ない。だから叩かれて帰ってきたときに、どういう言葉かけをしたらいいのか考えてしまいます。そして、翌火曜日には工作の時間に折り紙でアジサイを作ったそうです。折ったアジサイの上に、黄色のクレヨンで○を描いて仕上げたらしいのですが、その時に同じテーブルの子から「(長男の書いてる)丸がデカすぎるーーー!」という一言があったらしく、その一言で長男…一気に涙ウルウルにーー。よ…弱い…。先生が一生懸命「いいんだよ、大きく書いたら大きなお花が咲くからいいんだよー!」と褒めてくださりなんとか本泣きにはならず、持ちこたえたそうですけど、…それにしても、ねぇ。打たれ弱すぎるような気も。とかいいつつも、実は長男の気持ちも少しわかるような気がするんですよね。苦手なことって、そもそ自信がないから、些細な一言でもすごく気になってしまうんですよね。私は運動がとにかく苦手だったから自信がなさすぎて(実際はそれほどひどくなかったはずなおに)過剰に周りの目が気になってました。長男はお絵かき苦手なので周りの反応がすごく気になるのかと…。ただでさえ上手くこなそうとするタイプだから、些細な一言がダメ出しに思えてプライドが傷ついてしまったのかもしれません。うぅーーーん、気持ちは分かるけど…強くなってとしか言いようがないです。月曜火曜と泣いて昨日も泣いたらしいです(どんだけ)。昨日はおかえりの時間になったというのに工作した牛乳パックの封をセロテープで留めたくなってしまった長男。おかえりの会では遊び道具は出さない(もちろんセロテープも)ルールになっているのだけれど、昨日はどうしても留めたかったらしく、ルールを破ってセロテープを出してきたらしいのです。それを見た先生が、「留めたかったら、おかえりの会が始まるまでに留めておかないといけなかったよね?」とごもっともなことを指摘すると…もれなく泣いたそうでーーーす。とほほ!すーーーぐ泣くーーー!!!!言っておくが、先生はやさしーーいやさしぃぃーーーい先生ですよ。この先生で泣いてたら今後世の中に出たら泣き暮らすことになるぞ。あと、今年の2列並びのペアが決まっていまして。2列並びというのは遠足や、行事のときに、2人1組になって手をつないで歩いたりするペアのことです。なにかにつけ2列ペアで行動する場面が多いのですが、この2列並びの今年度の相手に内心「大丈夫かなぁ…」と気になっています。今年のお相手は去年、長男がよく叩かれていた子でして…。運動会のときにも待合所でボコボコに殴られ、発表会の練習のときにも後ろからこづかれ、そして、私自身も背後からいきなり蹴られた…決してその子のことを毛嫌いしてるんじゃないですよ!全然嫌いとかじゃないし、叩く蹴るもそのうち治まってくるだろうし、そもそも去年と今年じゃまた違ってくるだろうから、その子が相手だからイヤだとかそんなんじゃないのですが、ただでさえすぐ泣く弱虫長男のことを思うと……きっと今年の2列並びの日は大変じゃないかなぁ?? と内心心配しています。まだまだ小さいし、自分の気持ちもうまく表現出来ないから、幼稚園で感じたストレスは家に帰ってきてから表れたりするもの。今週はなんだか家でもトゲトゲしてたし、昨日なんか珍しく「お前!ぶちこわずぞ!!」とか言っててビックリしちゃいました。お前! なんていうことなかったから、私自身がびっくりして、「お前なんて言ったら怖い!」って注意したらまた泣きました…。お前とか言うくせにちょっと言われたらすぐ泣く(笑)こんなに泣き虫&弱くて大丈夫なんだろうか…。■当時を振り返ってはい!!7年後の現在です!!4歳だった長男も11歳になりました! 久しぶりに当時の記録を読み返してみたら長男がものすごく泣き虫でかわいかったですね(笑)すっかり記憶から抜け落ちていたので新鮮な気持ちで読みました。当時の私の悩みも初々しいですね。その後私はもう1人男の子を生み、3人の息子の母になるのですが、結論から言いますと、こんなにいちいち気になるのは長男だけです。とか言ったら残りの2人の存在って一体…ってなりますが(笑)幼稚園で叩かれたり、泣いて帰ってくることも多かった長男ですが、結局私は先生には特に相談はしませんでした。家の中では最優先で過ごすのが当たり前な第1子にとっては、自分の思い通りにいかない事を経験するのも大切だなと思ったことと、先生がきちんと見て下さっていることを信じてお任せしようと思ったんです。子どもは私1人じゃ育てられません。幼稚園の先生・学校の先生・地域の方、お友達のママ、いろんな大人に助けてもらって育っていく大切さを感じるので、母親の私が子どもの外の世界すべてを把握しようと努めるのはやめようと思ったからです。当時すぐ涙がポロリとなっていた長男ですが…今ではすっかり強くなりましたよ。お友達に「〇が大きいよ~」って言われてすぐに泣いてたような子ですが、今はそんな事では泣きません(当たり前か(笑))。今となっては自分と他人の線引きが出来ている落ち着いた性格なりました(今のところ)。小さいうちは子どもの性格や生活、色々と細かく気になってしまいますが、時が経てば知らないうちに強くなってるもんだな…と感じます。これからは思春期。むしろ今までよりも周りとの関係やつながりで悩むお年頃に突入していくかと思います。長男がどう変わっていくのか楽しみでもありドキドキでもありますがきっと大丈夫! と信じていたいと思います。よい出会いに恵まれますように…!(こればっかりは親の力でどうしようもないですね(笑))
2020年07月14日現在、ミュージックスクールに勤めている、ブロガーの水村さん。10年以上前に勤めていた幼稚園のブラックな人間関係を漫画に描き、注目を集めています。水村さんは、20代で地元の幼稚園に就職。しかし、そこは主任を頂点とした、ハラスメント満載な地獄の職場だったのです。『幼稚園の先生の闇の話』説教の時に水村さんが早々に泣くと、「やっとうちらの怖さが伝わったんだね」と満足されたとのこと。もはや、仕事を円滑に進める『指導』とは目的がズレてしまっています。主任のおかしな評価や価値観に水村さんが振り回されたのは、この時だけではありません。七夕の準備自分の都合が最優先である主任。上下関係にばかりこだわっていたため、水村さんから見ると子供たちの気持ちを考えていないように思えたそうです。後輩にたかる主任と先輩「私たちはこんなことでしかお返しできませんが、よろしければお召し上がりください」っていう精神でもてなせ。そう先輩にいわれたものの、とても納得できなかった水村さん。心身だけでなく、まさか金銭的にも虐げられるとは思わなかったそうです。さらに、無駄に手間のかかることもさせられて…。運動会が終わった後、適切な保管ができていなかったのか釘はサビだらけ。水村さんによると、来年のためを思って適切に保管しようとした場合、「楽しようとしてんじゃねーよ!」と先輩たちからいわれることが分かっていたため何もできなかったとか…。辞める決意2年目になり、主任と接する時の要領を覚えた水村さん。ですが、ダメな先輩たちのようになりたくないと思い、退職を決意したのでした。退職するまでも主任や先輩、同僚相手にひと悶着あり、精神をだいぶすり減らしてしまいますが、今ではコンプライアンスのしっかりとした会社に転職。幼稚園の夢に悩まされることもなくなりました。なお、こちらの幼稚園は今もまだあり、保護者からの評判はいいとのこと。水村さんが感じたところによると、「保護者にウケるよう親をお客様扱いしながら、子供には全体的に厳しすぎる幼稚園」のため、評判がよくても子供にとってよい保育かどうかは疑問だそうです。子供は見ていないようで、その実、大人たちの様子をよく観察しているもの。教諭同士のやり取りもキチンと見ていることがあるので、幼稚園を探す際には『教諭同士がギスギスしていないか』『本当の意味で子供想いか』などをチェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年07月05日こんにちは、エェコです。今回は幼稚園の先生と娘に教えられたことについてです。■幼稚園で学んだ交通ルールを実践!外出自粛といっても日の光を浴びたり、ちょっとの運動したりしないと体力的にやばい…! そして体力が落ちると普通に体調不良を起こす…!と思い、散歩を日課にしています。田舎なので、ただでさえ人通りが少ないうえに、大抵の人は車移動。車さえ気をつけていれば、すれ違うのは野良猫くらいです。娘は横断歩道でこれでもかってくらいスゴイ勢いで手をあげて自分アピールしてます。あんまり勢いがいいので聞いてみると…想像もつかなかった答えが!■ひとりひとりの心がけで優しい世界に…さすが先生! とってもいいことを教えてくれる~!そしてそれをちゃんと理解して、広げようとしている娘もいい子すぎる~!かわいい娘が広げようとしてる「いいこと」私も…私も…いいことはどんどんマネしていけば、広がって、みんないい子になるよね。単純なようで大人になると難しいことですが、娘の純真さと先生の教えに心が洗われました。私もこれからどんどんいいことマネしていこっと!
2020年05月24日【プレ幼稚園ってどんなところ?】集団行動の練習のために2019年4月から1歳児クラスのプレ幼稚園に通いはじめた私たち親子。その申し込みから体験までを綴ります。■ 前回 のあらすじ「きびしい」と噂されるB幼稚園のプレにも通わせることに。そんなあるとき、動いてしまった息子が先生から洋服のえり部分をつかまれて引き戻されるという事件が…! それ以降、息子は幼稚園を拒否するようになったのですが…。 厳しいとうわさの園、息子の反応でわかったこと【プレ幼稚園ってどんなところ? 今回は1学期から通っているA幼稚園のプレでのお話です。B幼稚園のプレで座ってられずに先生に指導された息子ですが、このA幼稚園でも2学期になっても動きまわり…。とうとう息子に先生からアドバイスがはいってしまいました。■「動く前に止める」先生のアドバイスの意味とは先生からのアドバイスを受けて、動こうとする息子を必死に止めたのですが…。「動く前に止める」をしても抵抗は弱まらず、あまり効果があるように思えませんでした。困りはてて、通っている幼児教室の先生や男の子を育てている友人に相談してみると、2人からは、幼稚園の先生とは違うアドバイスが…。プレ幼稚園の前日、友人からのアドバイスどおりに、明日がプレ幼稚園の日で「先生の話を座ってきく」という説明をしてみました。すると…■「どうして座らないといけないのか」子どもの疑問への対処法は?息子から「先生の話を聞いてる間、どうして座っていなくちゃいけないの?」と聞かれました。幼児教室の先生のアドバイスのとおり、「ルール」だけでなく「理由」も知りたい息子にとても驚きました。「集団行動だから…」と、一番はじめに頭に思い浮かびましたが、それは「大人のルール」で2歳児に通じる理由ではない気がしました。でも、2歳の息子にわかりやすい説明を悩んでも答えが出せず、とっさにしてしまった説明は…言った瞬間に「もっと他の説明があっただろうに」と後悔。しかし、息子は「そっかー」と納得した様子でした。「ちゃんと座らないといけない」このあいまいは表現だけでは、子どもには「何をすべきなのか」がわからなかったのかもしれません。でも「先生が心配しちゃうから座らないといけない」は息子の心にストンと落ちたようでした。そして迎えた翌日のプレ幼稚園1歳児クラス。■動いてしまう子どもが座れるようになる?あんなに動き回っていた息子が座っているのです!その日からプレ幼稚園の間、座っていられることが増えてきました。動きたい欲求が出てしまう時もありますが、そういうときは車好きの息子のために考えた「ママシートベルト」!イスに座っている息子を後ろからお腹あたりを優しく抱きしめることを「ママシートベルト」と名付けたら喜んで求めてくるようになりました。座っていられない子だった息子ですが、2学期の終わりにはほかの保護者の方に「ゴウくん、落ち着いたね」と声をかけてもらえるようになりました。まだ「ママシートベルト」がないと動きまわってしまうのではないかと不安がのこるなか、通っている幼児教室で発表会の案内がきたのです。ママがいなくても座っていられるのか────次回、幼児教室の発表会の話に続きます。 \「保育園トラブルの実話」が動画に!!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月03日初めての育児に神経が過敏になっていた私は、正解がわからないことで息子をほめるよりも叱ることのほうが多かったように思います。そんな私を救ってくれたのは、幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所でした。 息子の動きが止まらない!生まれたときから体が大きかった息子は、すくすくと成長し、歩き始めたころにはかなりやんちゃになっていました。同じ月齢の子と比べて体力があり、結構な距離をお散歩しないとお昼寝ができないほどでした。元気なのはいいことだと思いつつも、毎日のこととなると……。 それに他の子は絵や字に興味を持っているのに対して、息子は体を動かさない遊びは好きになれない様子で、もしかしたら発達に問題があるのではと考えてしまうこともありました。 ダメ出しばかりしてしまう自分に自己嫌悪「走らないの!」「ダメって言ったことをしないの!」「おとなしくして!」。息子の行動を制限することばかり言ってしまい、私自身が反省する日々が続きました。 発達に関してプレ保育で相談してみたり、幼稚園へ通い始めたら椅子に座っていられるだろうかと何度も母に相談したりしたのを覚えています。今思えば息子の良くない面ばかりが目に付いていたのは、入園を前にして母親として私の不安が強かったのだと思います。 幼稚園の先生が見つけてくれた息子の長所そんな息子を叱ってばかりの私を救ってくれたのは、幼稚園の先生からのおたよりでした。毎月出席カードに先生がコメントを書いてくださるのですが、あるとき先生が書いてくださった言葉に目からウロコが落ちました。 「息子くんは、自分で目標を決めてそのために努力できるところが素晴らしいです」。……確かに、考えてみると息子はよちよち歩きのころから公園に行くとなれば自分の足で最後まで歩く子で、幼稚園に入って鉄棒にはまってからは逆上がりができるようになるまで何度も練習し、今では空中逆上がりもできます。私が息子の遊びの一環としてとらえていたものを、先生は努力と評価してくれたのでした。 それからというもの、息子の行動を安心して見守ることができるようになりました。すると、息子がちょっと失敗してしまったときも「ダメでしょ!」ではなく、「頑張ったね!」と評価してあげられるようになりました。今では胸を張って「息子の長所は努力ができるところです!」と言うことができます。これからも息子の努力と成長を見守っていきたいと思っています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年05月02日幼稚園では、いろいろな作品を作る工作の時間があります。今回は、私が幼稚園教諭だったときの経験をもとに、年少さんがやりがちな工作での失敗と、それを防ぐために今、自宅でできる練習についてお話しします。工作の時間の取り組みは工作では、運動会や遠足・連休の思い出などの印象画を描いたり、季節に応じた作品を作ります。折り紙、画用紙や新聞紙などの材料に、ハサミやセロハンテープ・クレヨンやでんぷんのりを使って、お部屋の壁面を作ったり、母の日・父の日のプレゼント作りをしたり、クラス全員で巨大なロボットを創作したりします。うまくできないことで自信を失ってしまう場合もハサミやセロハンテープは、入園前に自宅で使用したことのある子どもが多かったです。でも、ハサミは線通りに切る作業が苦手な子がいたり、セロハンテープは適正な長さや貼る場所や位置がわからない子もいます。のりは、自宅にあるのがスティックのりや液体のりが多く、でんぷんのりを使用したことのない子が多いので、ほとんどの子が適量が分かりません。結果、作品がべちょべちょになったり、机や椅子だけではなく、洋服や顔や髪の毛にものりがついてしまう子もいます。また、幼稚園では一斉に同じ物を作ったりするので、隣に座っている子はできたのに、自分だけできなかったということも。そうすると、「まわりの子は上手にできてるのに」「自分はうまく切れなかった、うまく貼れなかった」と落ち込んでしまい、「幼稚園に行きたくない」と泣き出したり、「今日は幼稚園でハサミを使う?」と毎朝確認するという事態にも。もちろん、幼稚園では、先生たちがフォローしながら作業していきますが、私は子どもたちが楽しく作品作りに取り組めるように、事前に自宅で、ハサミ・セロハンテープ・でんぷんのりに触れておくことをおすすめしています。ハサミの練習をしてみよう顔とハサミの距離感や姿勢をチェック自宅で使用する子ども用のハサミを用意する場合、右利き用・左利き用と記載のある商品もあるので、購入時に確認してください。まずは、折り紙や広告を好きなように切って紙吹雪で遊んでみましょう。大きさや切り方は自由です。持ち方を教えたら、ケガのないように見守ってあげてください。そして子どものハサミの持ち方の確認のほかに、紙を持つ手も安全かどうか確認してみてください。顔(目)とハサミの距離感も確認します。集中してしまうと、顔(目)の近くになりがちです。姿勢よく適正距離で作業しましょうまた髪の長い女の子は、誤って髪の毛を切らないように結んであげましょう。折り紙や広告で輪つなぎを作る次は、折り紙で輪つなぎを作ってみましょう!広告や包装紙でも大丈夫です。まずは子どもが切りやすいように輪つなぎの幅で折り線を作ります。子どもがハサミで切る線を鉛筆でなぞり、誘導線を引いてあげてください。初めてハサミを使用する場合は、手が疲れてしまうので3枚程度切れればよいと思います。慣れてきたら10枚くらい切ってみましょう。まっすぐ切れなくても引いた線が切れたら褒めてあげましょう。ギザギザでも途中で切れてしまっても、はじめは仕方ありません。それよりも正しい持ち方・正しい姿勢で切ることが大切です。セロハンテープの練習をしてみよう幼稚園では、教室内に置いてあるセロハンテープカッター台のセロハンテープを共有して使用することが多いので、ご自宅にもセロハンテープカッター台があればぜひ使用してください。しかし、セロハンテープカッター台の刃はよく切れるので、毎年指をケガしてしまう子がいます。お母さんお父さんは、必ず近くで見守ってあげてください。まずは先ほど切った折り紙を輪にして、重なった部分をセロハンテープで貼りましょう。見本を作ってあげるか、1つだけ一緒に作ります。そのとき、セロハンテープの出し方・切り方を教えます。セロハンテープをあえて短く切って折り紙に貼ってみて「これだとくっつかないね」と教えたり、あえて長く出してみて、「長いとセロハンテープが違うところにくっついちゃって、上手に貼れないね」などと失敗してしまったところを見せてあげてください。そのあとで、ここに貼るならこのくらいあれば貼れるね!とお手本を見せましょう。上手に貼れたときは、たくさん褒めてあげてくださいね。でんぷんのりの練習をしてみようでんぷんのりがあるご家庭は少ないかと思いますが、この機会にぜひでんぷんのりを用意してください。初めてねんどを触るときのように、でんぷんのりに子どもは興味津々です。中には、ペトペトがイヤだなと思う子もいるかもしれませんね。でんぷんのりを使用するときは、お手拭きタオルを準備しましょう。テーブルにのりがついてしまうと、後片付けが大変なので新聞紙などの大きめの紙を敷いてから、でんぷんのりを使いましょう。先ほど作った輪つなぎのセロハンテープ部分をでんぷんのりに変えて接着させてみましょう!利き手の人差し指にのりを少しつけて重なる部分に塗って、のりで重なった部分がくっついたことを子どもと一緒に見てみてください。「あっ!くっついた!」とびっくりすると思います。もっと簡単なでんぷんのりの練習方法最初は大きな1枚の紙を用意します。画用紙や広告、新聞紙がおすすめです。その大きな用紙に紙吹雪で使った紙の中からなるべく大きめの物をピックアップし、自由に貼りつけていきましょう。しかし、初めて見たり触る物には興味津々の子どもが多いので、でんぷんのりで予想外のことをしてしまうかもしれません。石けんで手を洗うように、でんぷんのりを手にとり両手でまぜまぜしたり、顔や身体につけてみたり、ペトペトの手のまま脱走したり…その経験も成長過程の一つです。あまりひどくならない程度に見守ってあげることも大切ですが、そのあとはしっかり正しい使い方を教えましょう。お手本を見せてあげて、使い方を教えてあげましょうまずは指で1を作り、「この指にのりをつけようね」と教えます。次は、でんぷんのりの容器に指を入れて取る量を見せてください。そのとき容器のふちで指からのりを落とすやり方をぜひ教えてあげてください。子どもがのりを多く取りすぎたときに、この方法を知っていると作品がべちょべちょにならずに済みます。最後に、貼りたいところにのりがついた指でちょんちょんっと塗って紙を貼ってみましょう!使い方を知っていることが自信につながるハサミ・セロハンテープ・でんぷんのりは、幼稚園入園してすぐに使用する道具です。慣れない幼稚園生活で不安や緊張の中、・ハサミで線を上手に切ることができる・セロハンテープの使い方を知っている・でんぷんのりの適正な量と使い方を知っていると、道具の扱いを知っていることが自分自身の強みになり自信に繋がり、工作の時間がいつも以上に楽しい時間となります。おうち時間がたっぷりある今こそ、親子で、ハサミ・セロハンテープ・でんぷんのりに触れ、おうち工作の時間を楽しんでみてください。<文・写真:ライター結城あき>
2020年04月25日今回は2019年9月から半年間かよった2歳児以上向けのプレ幼稚園の話です。(私たち親子が登録しているプレ幼稚園は優先入園枠はないため、複数園登録が可能です。)厳しいという噂をママ友に聞きましたが、自由に動きまわる傾向がある息子には良い刺激になるかもしれないと思っていました。B幼稚園の未就園児クラスは週1回90分間です。最初の60分間は子どもの自主性や集中力、想像力、えらぶ力などをのばす時間で、親子でとりくみます。のこりの30分間が先生との時間です。※2歳さんは「2019年度に2歳になる子ども」、3歳さんは「2019年度に3歳になる子ども」のことです。息子がいすから立ちあがって動きまわる心配をしていましたが、60分間たっぷり遊んだことと3歳児といっしょの雰囲気のおかげか座っていてくれて安心しました。未就園児クラスの中に2歳児と3歳児がいると、月齢による成長を感じました。3歳児はお友だちがしていることがおもしろそうだと感じるとすぐに同じことをしはじめました。2歳前半のころの息子は気にしていませんでしたが・・・2歳後半になるとお兄ちゃんたちのまねをしたがるようになってきました。そして、B幼稚園の未就園児クラスに慣れてきたころ・・・事件が起きてしまいました。いすに座っていなければいけない時間に、2〜3人の3歳の子たちが立ってふざけあっていました。それをみた息子は「もっとおもちゃで遊びたい!」という気持ちが大きくなったようで、B幼稚園ではじめて席を立っておもちゃに向かっていきました。すると先生は立っている子供たちの腕をひいたり、肩をつかんでいすに座るよう指導しました。息子も同じように、洋服のえり部分をつかんで引きもどし、椅子に座るよう指導されました。息子は慣れていないせいもあり、その状況に驚いてしまったようで、私のところに来て抱っこからおりなくなってしまいました。そしてそれ以降、その先生から話しかけられてもそっぽを向いて絶対に返事をしなくなってしまったのです。最終的には、B幼稚園に行くことも拒否するようになりました。それでもなんとか連れていくのですが、B幼稚園もその先生も苦手になってしまったようでした。そんなとき、幼稚園に移動動物園がくるイベントがありました。ウサギやヤギ、にわとりとの触れあいを息子も楽しんでいました。 えさがなくなると幼稚園の先生にもらいにいくのですが、くばってくれてるのが息子が苦手な先生でした。動物とのふれあいが楽しく、息子から苦手な先生にオズオズとえさをもらいに行く姿を見てB幼稚園が楽しい場所にかわってくれればと願いましたが、息子の態度は最終日までかわることはなく未就園児クラスが終わりました。2歳の息子にとって厳しいと感じた指導は苦手意識が大きくなる結果となりました。B幼稚園の子どもの自主性を育てる教育理念やカリキュラムが、親として息子の成長に繋がればと思っていたのですが、息子の様子を見て他の幼稚園も検討する必要があると感じました。改めて今回の経験を踏まえて、息子が楽しく通えるようにサポートしながら幼稚園選びをすすめていきたいと思ったのです。つづく
2020年03月31日「ちょっと気になる子」を理解できると関わり方が変わるこの本には、「ちょっと気になる子」を理解するために必要なことが書かれています。1章「ちょっと気になる子の理解」では、「ちょっと気になる子」は、具体的にどんな子どもなのかが見えてきます。発達障害の名称をつけるのではなく、たとえば「こだわり・興味の狭さが気になる子」とか、「ことば(コミュニケーション)が気になる子」として、園でよくある風景の描写から、どんな様子が見える子なのかがこまやかに紹介されています。そして、こういう子に共通して想定される「脳の中のちょっとした不具合」について、感覚統合の考え方から分かりやすく説明されています。Upload By 発達ナビBOOKガイド大脳が働くとは、豆電球がピカピカ光ることなのですが、そのためには、豆電球に向かって電気がスムーズに流れるよう電線を整備しなくてはなりません。「脳の働き方に、ちょっとした不具合があるかもしれない子どもたち」は、電線が細くて電気がうまくながれなかったり、つまりぎみだったりする可能性があります。そういう子どもたちには、意識的に体を動かして元気に遊ぶことで、電気が通りやすいよう電線を整備することができます。これが、感覚統合を進めるかかわりということです。(P66)この「配線」について理解することが、気になる子の理解に通じることになります。2章「子どもを支える配慮と工夫」では、「ちょっと気になる子」に有効な支援「目で見て分かる支援」と「分かりやすい話し方」について、簡潔に説明されています。また、それは「ちょっと気になる子」だけでなく、特に気になるところのない子も含めて、すべての子どもたちにとって、いいことだと述べられています。たとえば、「ひとりへの配慮が、みんなのために」として、こんなエピソードが紹介されています。ちょっと早口なある先生が、難聴の子どもがクラスにいたときに、はっきりゆっくり分かりやすく話すように心がけていたことがあったそう。そのときは「クラス全体が落ち着いて、子どもたちも授業に集中してくれていたような気がします」(P68)と書かれています。また、「目で見て分かる支援」では、いくつもの工夫が示されていますが、「お部屋の中の装飾を見直す」として、こんな例もあります。先生の説明に注目したくても、お部屋の飾りつけやロッカーからはみ出したバッグ、床に散らばっているブロックなどが視野に入って注目を阻害していることもあります。カーテンはひもで固定してはためかないようにする、室内装飾は少なめに、ロッカーの整理かごは色をそろえるなど、過剰な刺激を避ける工夫をします。(P78) By 発達ナビBOOKガイド絵を見ると、一見落ち着いているように見えた子も、部屋がすっきりすると前よりちゃんと先生の方を見ていることが分かります。すべての子どもは「地続き」で、白黒はっきりわかれているのではない、ということも伝わってきます。3章「こんなときどうすればいい?」では、さまざまなシーン別に、対処法が紹介されています。「席から離れてしまうとき」「大人から離れられないとき」「外遊びに出たがらないとき」など、保育の日常の中にありそうな、子どもの姿と、具体的にどうしたらいいか、について書かれています。「登園しぶりがあるとき」では、もしかしたら先生の声かけが元気すぎるのかも、ということから、子どものそばに行って小さな声で「おはよ」と言ってみたり、Upload By 発達ナビBOOKガイド自由遊びは「ほんとうの自由を保障する」時間として、お友だちの輪に入りたがらない子には、無理をさせずに見守ってあげたりといった保育者からのアプローチが提案されています。Upload By 発達ナビBOOKガイド4章「つながりの中で育てる」では、ここまでの3章を受けて、子どもたちの園以外の場にいるときの姿へとつながっていきます。子どもの居場所だけでなく、過去と未来についても考えられています。「子どもたちは成長とともに居る場所が変わる」ということをふまえ、今まで受けてきた支援や配慮、これから入って行く学校生活への見取り図が示されています。ここでは、なんとなく敬遠してしまいがちな、保護者と保育者が、お互いに協力していくための具体的な話し方も示されています。1秒だって気を抜けない息子のことを「まったく疲れちゃうんです」と愚痴った時、保育園の先生は笑顔でこう言ってくださいました。「○○ちゃんの頭の中、開けてみてみたいって、私たちはいつも言ってるんですよ。次々と新しいことを思いついて、ほんとうにおもしろいから!」。(P156) By 発達ナビBOOKガイド同じ子どもでも、保育の場からと家庭からでは、違う角度で見えるものです。子どもの未来、特に就学を考えるときに、「就学までにできるようにしておかなければ」と焦るのではなく、「就学してからも、支援を受けてのびのび育っていけばいいんだ」と思えてくる、希望を持つことができる。この本にはそのためにできる具体的な工夫や例が、たくさん登場するのです。保育と療育の間にいる子どもたちをどう見守るか、という課題ところで、この本の内容はもともと、臨床育児保育研究会発行の隔月刊誌「エデュカーレ」で、特別支援教育をテーマに連載されていたものだそう。実はこの「ちょっと気になる子」というタイトルとも、関連しているそうです。著者の中川信子先生にお話を伺いました。Upload By 発達ナビBOOKガイド発達ナビ編集部(以下――)「気になる子」は、保育と療育の間にいる子どもとして、この本では書かれていますが、もう少し詳しく、「気になる子」はどんな子どもなのか、あらためて教えてください。中川先生:『気になる子』とは『気にしている大人の目から見て気になる』です。はっきりした障害名がつき、『気になる子』が『障害のある子』になると、大人の中では気にならなくなるということもあります。でも、障害名の助けを借りなくても、どういう子なのかが理解でき、どう接してあげればいいのかが分かれば『気にならない、かわいい一人の子』になるのではないかと思います。『気になる子』という名称は、『エデュカーレ』の発行母体である『臨床育児保育研究会』と関係があります。保育の現場から上がってきた『子どもたちにもっと的確な保育ができるようになりたい』という願いから始まった『気になる子研究会(気に研)』が発展して『臨床育児保育研究会』になりました。私はずっと『障害』の側から子どもたちを見てきたので、『気になる子』がいたら、可能性のある障害特性を仮定し、それにもとづいた適切な対応をさぐろうとしました。それに対して、保育者の方たちは、子どもたちの行動を見て『なぜ?』『どうして?』『どうしてあげたらいいの?』と『気になる』様子だったのです。『気になる子研究会』では、『気になる子』について、『あてはまる障害名を探す』『白黒はっきりさせる』ではなく『気になる』行動の背景に想定される、さまざまな行動特性や障害の特徴などを、私からお伝えしました。そのことで、目の前の子どもたちが単に『気になる子』ではなく『こういうふうに対応したらいい子ども』となっていく。連載を依頼されたときには、そのことを読者にお伝えしたいと考えて書きました。「気になる子」には、安心できる環境が必要――現状では、療育は、保育とは別の場所で行われていることが多いと思います。このことについてはどう思われますか。中川先生:本来、障害児保育と一般保育は同じところを目指すはずだと思います。私は発達障害ということばをあまり使いたくないので、「発達系」と呼んでいるのですが、この発達系かも?という子が増えて、今、療育はパンク気味です。これを転換期ととらえ、今後は、保育園・幼稚園などの生活の場で、療育に近い関わりが行われ、わざわざ別の場所での訓練に通わなくてもすむようになればいいと思います。保育園、幼稚園での「療育に近い関わり」「ていねいな配慮のある関わり」をこの本では提案したつもりです。でも、そのためには、集団の人数の問題は避けてはとおれません。どうしても大人数だと配慮は行きとどきにくいし、子どもの側の集中もとぎれがちになるからです。また、『分からない』と声をあげればちゃんと助けてもらえる環境があって、安心して『分からない』『教えて』と言えることが大事なんですよね。そこで子どもの学びは進むのですから。それはやはり、大人数のクラスでは、かなえられないことだと思っています。安心できる環境はとても大切です。『アタッチメント』ということばは、日本語では愛着と訳されて、何だか「母の愛」というようなイメージがありますね。でも本来アタッチメント(attachment)とは、しがみつくという意味。風が強いときに飛ばされないように柱のようなものにしがみつく、そのことがアタッチメント。困ったときや不安なときでも、頼れる人がいれば安心していられます。集団生活の中でも子どもが安心して過ごせるかどうか、園の先生の態度が大きな意味を持つと思います。感覚の違いを理解できたら、「気になる子」の理解は進むはずUpload 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発達ナビBOOKガイド――本の中には、感覚が敏感な子どもへの理解についての話も登場します。過敏さを理解するには、どんな風に考えたらいいですか。中川先生:たとえば、私たちだって、押し入れに頭をつっこんで探し物をしているようなときに、急にうしろから背中をたたかれたりすれば、びっくりして飛び上がりますよね。でも、後ろに人がいることが分かってさえいれば、そんなにびっくりはしないものです。過敏さがある子たちはいつもこんな感じなのでしょう。不安な環境にいるからびっくりして、大人から見ると気になる行動に出てしまう。でも、安心できる環境にいれば、そんなに過敏にはならずにすむ。本の中でふれた、感覚統合の考え方を知ると分かりやすいと思います。保育士さんは、元気な人が多いので、大きな声で『おっはよー!』って挨拶なさいますよね。でも、耳が敏感で音に過敏な子は、その声にびっくりしてしまうわけです。前向きな方には、遊びが嫌いな子、みんなのところに参加したがらない子の気持ちも分かりづらいんじゃないかなと思います。この本を読んでくださる保育者には、『気になる子』はこう感じているかもしれないと気づいていただけたら、と思っています。子育てには正解はないから、保護者がひとりぽっちにならない子育てを――ところで、保護者の方たちは、保育者よりも長い時間子どもと接する中で、どうしていいか分からなくなることも多くあります。そんなときはどうしたらいいでしょうか。中川先生:保護者の方は、子どもの発達について『自分の育て方が悪いのではないか』と悩むことが多いのも事実です。だからこそ、脳の働きについて正しく理解することが、すべての子どもの育ちがよく見える助けになるのではないでしょうか。それでも、こうしたことは頭で理解していても、日々の子育ての中でやっぱりイライラしたり怒ってしまうことはありますね。人間は感情の動物、カッとなることはありますよ。でも、手はあげないでください。もし、つい手が上がってしまったら、その手はそのまま自分の頭にのせておいてくださいね。腹が立ったときは、じょうずに感情を別のところに吐き出して。クッションや枕に口を当てて『もうやだー!』って20回くらい叫んでごらんなさい、だんだんクールダウンしますよ。つらいことは、体で表現すると楽になります。理屈をこねても鎮静しません。『怒っている私』を、子どもに当たる以外の方法で解放してあげてほしいです。子育てには、正解はありません。叱って育てても、その子らしさを受け入れて育てても、結果は親子ごとに違うかもしれない。でもあとになって、できなかったことをいろいろと引っ張り出してもしょうがないことなんです。『みんなとちがう』ことが心配になるのは親であれば誰しもですが、どうか、分かってくれる人や、同じ思いをしている人を見つけて、『ひとりぽっちじゃない』状態で、長丁場の子育てに取り組んでいってほしいと願っています。そして、保護者の方はお子さんのことがよく分かっていても、先生に伝えるのはなかなか難しい場合がありますよね。この本の中に、お子さんにあてはまるような例があったら、コピーを先生に渡していただき、『こんな風に書いてある本がありました。うちの〇〇と似ているので、お持ちしました』と、『さりげなく』お伝えになる助けになればと思います。「気になる子」を理解することが、幸せにつながってほしい――気になる子は、その子自身が困っていることが多いです。どうしたら、気になる子自身も周りのお友だちや大人たちも、困ることがなくなるでしょうか。中川先生:昔から、『いっぷう変わった子』や『元気過ぎる子』や『ひとつのことに熱中すると他のことが目に入らない子』というのは、たくさんいましたし、今もいます。私自身もそうです。私は家族全員がちょっと変わった人たちだったので、特に問題視されない恵まれた環境だったと思いますが、それでも悩み深い少女でした。自分のそういう部分を、もしかしたら心理学を勉強したらコントロールできるかな?と思い、『人の幸せのために役立つ心理学』を学ぶことができたことで、今の私があります。ところが、今はちょっとでも『みんな』から外れていると、親も保育者・先生方も『発達障害ではないでしょうか?』と、心配するようなご時世になってしまいました。『多様性の尊重』とか『一人ずつに合わせた教育(保育)』と言いながら、その一方で社会の規範がどんどん狭まり、そこから少しでもはみ出た子には『障害』のレッテルを貼って『特別な支援』につなげなくては!と焦る風潮が強まっていると感じます。障害は、英語ではdisorderで、これは本来、列の乱れ、列からちょっと外れた状態を意味します。今の日本では、ちょっとでも列から外れると、列に入れようと、ぎゅーぎゅー引っ張るやり方をしていますが、ほんとうは、列には入ったり、戻ったりすればいい。列への参加のしかたはいろいろでいいはずなんです。『全ての子を、こういうふうに見て、こういう配慮をすればいいのね』と『集団の中での個別配慮』についての認識を、子どもを理解することで深めていってもらえたらと願っています。そのために、例えばこの本の中の一つのお子さんの例を題材に、保育の場で先生方同士でお話しいただき、『○○組さんの○○くんのこともこんなふうに見ると分かりやすいね』と共通認識を持つために役立てていただけることもできるのではないかと思います。ある意味『ふつうとは違う』側の中に、人間としての豊かな可能性や、人と協力し合いながら生きていく大切さが潜んでいると思います。これから育っていく子どもたちと、そのご家族が『幸せだなぁ』って思っていただけるといいなと思いながら、この本を書きました。Upload By 発達ナビBOOKガイド絵によっても、子どもへの理解がより深まるこの本には、たくさんの場面についてのイラストが登場します。子どもがどんな風に感じているのか、子どもの表情や、ちょっとした体の使い方に表現され、「こういう子、いるね」「こういうことある!」というリアルさがあります。大人の接し方によって、子どもはこう変わるといった様子も、おおげさではなく描かれています。また、実は表紙には違うイラストが入る予定だったそうです。子どもはニコニコして前を向き、ママもスカートをはいていて余裕が感じられる様子でした。(p148にあります)。でも、中川先生は「ちょっと気になる子は、なかなかこうはいかないでしょう」と提案され、その結果、ちょっと不機嫌そうな子どもの様子と、笑いつつもちょっと困り顔のお母さんの表情の絵となったのだそうです。こういう子いるね、うちの子と似てる、と思ったら、そのページからまずは読んでみてもいいかもしれません。育児する人、保育する人へ、「この子はこんな風に感じているかもしれないから、こうしてみたら?」という温かい提案を、少し先の成長した姿とともに見せて、安心させてくれる「保育園・幼稚園のちょっと気になる子」です。取材・文/関川香織写真/鈴木江実子
2020年03月31日先月にあった、イチコの幼稚園の最後の発表会。園長先生の最後の言葉がとても印象的でした。■年少から年長への成長とは。園長先生の感動の話じ…じーん…!入園して、ひとりで遊んだり友だちと揉めたり。みんなで遊んだり友だちと相談したり…。いろんな経験をして、ここまで大きくなったんだなぁとあらためて感じました。そうやって子どものことを思って保育をしてくれている先生方にも感謝! かわいがってくれる気持ち、子どもたちにとって力になっているんだろなぁ…。そしてこの話、幼稚園だけに当てはまるものじゃないような気もします。■人との出会いはすべて人生の糧になる普段の生活で、私が子どもを思ってしてること、しつけや遊びや声かけや家事…そこに詰まった愛情も、子どもたちの力になっているのかもしれない。さらに、これは子どもに限った話じゃないんですよね。きっと大人の私にも、周りの人から今までもらった愛情や思いやりが詰まってるんだなぁと思います。幼稚園の頃の先生や、小さい頃に出会った人って忘れちゃってるけど、その人の思いやその人との経験は糧になってるんだろうなぁ…。そうやって今の自分があるんだろなぁ…。イチコはもうすぐ卒園。きっと数年後には幼稚園の先生のことを忘れちゃうんだろなぁと思います。それでも、先生の愛情や先生とした経験はイチコを作る土台のひとつ。卒園しても、大人になっても、先生からいただいた愛情や経験をパワーにして、人生を楽しんでほしいです!二太郎君の一時保育の思い出もご覧ください!>> 「初めは泣いて通った一時保育…小さいと思ってたけど大きく成長した姿に感動」 \モチコさんの「育児ノイローゼ」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月26日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは! まつざきしおりです。幼稚園のある日は、毎朝バッタバタなわが家。今回は、そんな日々の幼稚園の準備を少しでもスマートに…と、実践している「幼稚園グッズ収納法」について書きたいと思います。■わが家の幼稚園グッズ収納法いろんなところにグッズを置いていると、朝あれこれ取りに家中を走り回ったり…また、しまう場所が決まっていないと、「あれ!? 名札が…ない!!」となったりするので、幼稚園にもっていくものをできる限りひとつの場所にまとめるようにしています。幼稚園から帰ってきて、制服を脱いだらすぐに名札とティッシュをとって定位置である棚の上に置いて、服は洗濯機に入れてもらうようにしています。(特にこの2つはうっかり洗濯機に入れると大惨事になるので) ■ランドセルや小物類を収納する用の棚が便利ちなみに棚は、小学生の子どもがいるママ友に「もう使わなくなったから~。」と譲ってもらったものなのですが、ランドセルや小物類を収納する用の棚だけあって、サイズ感や使い勝手もとても良いです。このおかげで、だいぶ準備が楽になりました。が…。いかんせん出発直前にバタバタ準備してしまうので、こういうことも起こりがちです。ちなみに、記事を書いている今日は、お見送りで幼稚園に着いて娘を見たら、コートを着ていませんでした。子どもは風の子ー!
2019年12月24日多くの子どもにとって、幼稚園は初めての集団生活の場所。楽しい思い出いっぱいの園生活を送ってほしいと、ママも先生もいろいろと試行錯誤しています。そこで今回は3人の先生達による座談会と、全国のママ・先生へのアンケートを実施。お互いの“子どもに対する真剣な思い”が見えてきました。子どものためになるのか、そこを基準に互いが協力幼稚園で子ども達と日々向き合っている先生達が、子どもと向き合うことと同じくらい大切にしているのが、ママとの関わり。「子どもの園生活を楽しく、充実したものにするにはママとの協力は不可欠」と先生たちは口をそろえて話していました。今のママたちに対する印象は?花井先生「とても丁寧に子育てをしている、という印象です。園に対してもきちんと向き合ってくれるママが多いので、子どもの小さな変化を一緒に喜んでくれるのはありがたいですね」葉山先生「気にかかることがあったとき、きちんと伝えてくれるママが増えたように感じています。それはとてもありがたいことなので、どんどん伝えてほしいと思っています。ただ、要望に応えるかどうかは、子どものためになるかどうかで判断するようにしています。たとえ保護者の希望でも、子どものためにならないことは、勇気を持って「NO」と言うことも必要だと思うのです」実川先生「以前あるママから「〝失敗〟という表現を使わないでほしい」と言われたことがあります。園としては、失敗から成功体験へ導くことが大切なので、決してマイナスな意味で使ったわけではなかったのですが…」葉山先生「子どもやママにとって本当にいいのか・必要なのかを吟味することが難しいのかな?と感じることはありますね。SNSなどで得た情報が保護者間で「これはいいらしい」と広まり、検討する前にどんどんみんながそれに続いてしまう。「いいらしい」が連鎖することは少し心配だな…と思います」共に成長を喜べたときが先生になって良かった!と思う瞬間園生活では、ママとの関わりがたくさんありますが、うれしかったことは何でしょう?実川先生「やはり、子どもの成長を喜び合えたときですね。例えば、「うちの子はスキップができなくて」という悩みをママから受けたとして、園でさまざまなやり方を試して、成功したとします。そのことを一緒に感動して共感し合えたときなどは、この仕事をやっていて良かった!と心から思います」花井先生「「子どものペースで、できるようになるのを信じて待ちましょう」とママと見守っていたことができるようになったとき、一緒に喜び合えるのは本当にうれしいですよね」葉山先生「私の園では、卒園児のママたちが在園児ママに向けてその後の生活について話してくれる会があるのですが、なんと卒園児が高校生くらいのママも参加してくれるんです。だから在園児のママは、小学生~高校生の様子もイメージすることができる。本当に感謝しています」トラブルは成長の好機、子どものペースでの解決を待って逆に、これはちょっと困るな、と思うことはありますか?葉山先生「子ども同士のトラブルへの対応でしょうか。ほとんどの保護者は協力的ですが、中には「うちの子は悪くないから、周りをどうにかしてほしい」というママも。そういったケースの場合、わが子の話だけをうのみにしていることが多いのですが、自分の子ども時代を振り返ってみてください。子どもは自分の悪いことを親には言いたがらないもの。それだけで判断するのは待ってほしいです」実川先生「生まれて3~6年しかたっていないのだから、トラブルはあって当然。それを子ども同士で解決することが、成長へとつながります。そして、成長には時間が必要です。最近の保護者はすぐに結果を出したがることが多いように感じます。子どもの力を信じて、ぜひ見守ってほしいです」花井先生「トラブルがあったときに、わが子の悲しみや怒りを受け止めて「イヤだったね」と共感することは大切。でもその後に「もう〇〇くんとは遊んじゃダメ」など、親の価値観を伝えることはできれば避けてほしいです。ママの発言は子どもにとって大きな影響を与えます。子ども自身は思っていなかったことでもママに言われると従ってしまうので、子どもがどうしたいか、を大切にしてあげてほしいですね」実川先生「子どもからイヤなことがあったと言われたら、園に伝えてもらいたいです。先生同士で共有して、きちんと対応します!」ママとは違う立場で、でもママと同じように子どもたちを大切に思い、その成長に一喜一憂していてくれる先生達。〝子どもが生き生きできる〟ことを第一に考え、お互いにとってより良い関係を築いていきたいですね。■座談会に参加してくれたのは花井先生(仮名):300人規模の幼稚園に勤務。教諭歴13年目。学年主任葉山先生(仮名):270人規模の幼稚園に勤務。教諭歴20年目。主任実川先生(仮名):120人規模の幼稚園に勤務。教諭歴24年目。副園長これはどうして?ママの疑問に先生が答えますQ.行事に結果を求めすぎて、厳しすぎると感じることがあります。もっと伸び伸び、楽しい時間を過ごさせてあげたいのですが…A.子どもの主体性を大切にする園、集団でやり遂げることの達成感を味わわせてあげたい園など、園によって方針はさまざま。中には厳しいと感じる保護者もいるかもしれませんね。ただ、先生たちも意味なく厳しくしているわけではなく、根本にあるのは〝子どもたちが楽しんでいるか〟という気持ちです。子どもが生き生きとチャレンジしているのならば、見守ってあげてほしいです。その上で、もし子どもの隠れた本音に気付いたのならば、まずは先生に伝えてみて。Q.「ダメ」などの強い否定の言葉掛けや、「早くしなさい」とむやみに子どもを急かすのはやめてほしいですA.最初から「早くしなさい」と急かすことはなるべく言わず、子どもに予定が見えるよう段階を踏んで進めるなど、先生たちも工夫をしていると思います。ママが見たその瞬間は「早く!」と言っているかもしれませんが、もしかしたらそれ以前に働きかけている可能性もあるので、気になったときは先生に事情を聞いてみてはいかがでしょうか。「ダメ」も同様ですが、どうしてもいけない行為(噛みつきやひっかきなどの危険な行為)の場合は、回りくどく説明しても特に小さい子には伝わりづらく、危ないケースもあるので、短く強めに使うことはあるかもしれません。Q.子ども同士のトラブルがあったとき、前後の事情を聞かずに頭ごなしに叱っているように思うことがありますA.本当にそのようなことがあった場合は、叱った先生・叱られた子どもたちなど、関係者にまずは話を聞き、その上で園から保護者に報告をしていると思います。ただ、そのトラブルが命に関わるようなことの場合は、頭ごなしに叱る可能性は否定できません。もちろん、その後で子どもに事情は聞きますが、まずその行為をやめさせることが大切なので、そこは理解してもらいたいところです。ママたちは園での様子を一日中観察しているわけではないので、どうしてもその場面を断片的に切り取って判断することが多いと思いますが、その断片の前後にも事情があるのかも…と少し想像してもらえるとありがたいです。私たち、こんなふうに思っています【園のホンネ】■うれしかったこと●卒園後の子ども達の様子を報告してくださったり、卒園児が保護者として園に戻ってきて、積極的に行事に参加してくれるなど、園を離れた後も縁をつないでいてくれることはうれしいですね●園のことを理解し、「先生がいて安心です」「ずっと辞めないでくださいね」と言ってもらえたときは、先生になって良かったと思いました●子どものことで相談を受け、それが幼稚園で成功したときに、一緒に感動して「子育ては一人じゃない」と共感してくれたとき●ねぎらいや「ありがとう」という感謝の言葉・手紙をもらったこと■悲しかったこと・困ったこと●トイレトレーニングや箸の使い方、あいさつなど、園に“任せる”のではなく、家庭と園で協力して取り組むことだと理解してほしいです●緊急時に電話がつながらなかったとき●手紙を読んでもらえなかったり、提出物の期限を守ってもらえないときは少々困ります…●お迎えの後、子どもから目を離しておしゃべりに夢中になっているママたちがいます。危険なので安全な場所に移動してからにしてほしいです私たち、こんなふうに思っています【ママの気持ち】■うれしかったこと●子どものことで「気にしすぎかも…」と相談できずにいると、先生から「気になることがあったら何でも言ってください。いつでも待ってます!」と言われたとき。先生の懐の広さを感じた●子どもの成長に合わせた対応をして、成功体験を味わわせてくれた。おかげで子どもも私も自信がつきました●ささいなことでも小まめに報告してくれること。きちんと見ていただけているのだと安心します●「お母さん、頑張りすぎないようにね」と気遣ってもらったときは涙が出ました●先生の手を焼かせることが何度かあったので「いつもすみません」と謝ったら、「大丈夫、毎日楽しいですよ」と言ってくれました■悲しかったこと・困ったこと●以前伝えたことを忘れられて、同じことを何度も確認されました。たくさんの園児・保護者がいるので仕方ないのかな…●毎日ダメ出しが続いたときは、くじけそうになりました●けがをしたことについて、何の報告も説明もなかったとき●子どもの名前を間違えて呼ばれたときは悲しかったです●「他の子はできることが、息子さんはできていないことが多くて」と比べるように言われたときは嫌な気持ちになりました一緒に育ててくれて、ありがとう!ママの気持ち、伝えます●子どもがやりたいことを引き出してあげてほしい●笑顔で子どもに接してくれるとうれしいです●先生が明るく楽しく保育してくれていることが一番!●安全確保は徹底してもらいたい●先生も休みをしっかり取って、人間らしく過ごしてほしいと思っています●定期的に子どもの様子を教えてくれたり、親の不安や疑問を聞いてくれるとうれしい●子どもの個性を大事にしてほしいですイラスト/柴田ケイコ
2019年11月12日仕事で土日祝に急な用事が入った時やパパもママも外出する予定になった時、幼稚園に子供を預けることができれば便利です。万が一の用事に備え土日に幼稚園子供を幼稚園に預けることができない場合の対処法も知っておきたいものです。この記事では、土日祝に子供を預ける方法や預けられない場合の対処法について解説していきます。共働きの家庭で土日祝日は家を空けてしまう方、急な用事が入って土日祝日に子供を預けたい時はどうすれば良いでしょうか?土日祝日に子供を預ける方法と預けられない場合の対処法を解説していきます。目次 1 土日や祝日に子供を幼稚園に預けることはできる?2 日曜や祝日の幼稚園の利用に関して2.1 各自治体や幼稚園の方針によって異なる2.2 料金が別途発生する場合も2.3 前もって連絡が必要3 土日に幼稚園に預けられない場合は?3.1 両親や親戚を頼る3.2 ベビーシッターを利用する3.3 ファミリーサポートを利用する4 土日の幼稚園まとめ土日や祝日に子供を幼稚園に預けることはできる?幼稚園の休園日は、それぞれ幼稚園の規定により異なります。土曜保育はあって、そのかわり日曜日と祝日は基本的にお休みだというところがほとんどです。サービス業で土日祝日は出勤という家庭の場合、土曜保育が可能な幼稚園を選ぶと良いでしょう。保育園に申し込みをする際に、前もって土曜保育を希望しておけば、土曜日でも子供を預かってもらえます。土曜保育がある幼稚園の場合は、急に土曜日に予定が入っても特別料金なく預けることができるので便利です。日曜や祝日の幼稚園の利用に関して日曜日や祝日はほとんどの幼稚園が休園となるので、他に対策が必要です。認可外保育園では一時預かりを行っているところもあり、日曜日でも預かりを受け付けている場合もあります。ただし、持ち回りの場合が多く、いつでも対応しているわけではありません。自治体のホームページなどで、日曜日や祝日も保育を行っている園があるかどうか確認しておきましょう。●各自治体や幼稚園の方針によって異なる日曜日や祝日も保育をする園があるかどうかは、各自治体や幼稚園の方針によって異なります。自治体よって利用条件や対象年齢、開設日時なども変わり、事前に利用申込書を提出するケースもあります。緊急な用事ができてすぐに預けたいときは事前申請ができませんので、休日保育を実施している保育園を探すことをおすすめします。●料金が別途発生する場合も土曜保育は別料金がかからない場合が多いですが、一方で日曜日や休日は別料金が発生することがあります。休日の一時預かりの料金は、通常の保育料とは別に、1日10時間の利用で3,000円くらいが相場です。子供の年齡や時間によって料金は変わるので、詳しい預かり料金は自治体に確認しましょう。●前もって連絡が必要手続きなしで土日の一時預かりをお願いできるか、子供が通園している保育園に前もって相談しておきましょう。また、事前に自治体に相談して、土日祝に利用できる保育園を探しておくのも推奨です。土日に幼稚園に預けられない場合は?保育園の土日の一時預かりに「空きがない」と言われたら、その他の選択肢を考えなければなりません。●両親や親戚を頼る自宅近くに祖父母や親戚が住んでいれば、預かってもらうと良いでしょう。子供もおじいちゃんとおばあちゃんと一緒ならば安心しますし、ご両親も安心して任せられます。急な用事が入った時だけでなく、体調不良などにも両親や親戚を頼りましょう。●ベビーシッターを利用するベビーシッターは、事前に登録しておけば必要な時にすぐに利用できるのがメリットです。土日に保育園が利用できず、臨時で利用することを見越して登録しておくと便利です。入会費や年会費が無料なベビーシッター派遣会社もあるので、お近くの業者をチェックしましょう。ベビーシッターには保育士・幼稚園教諭がいるので、安心して任せることができます。●ファミリーサポートを利用する自治体が運営するファミリーサポートも急な預かりをお願いしたい時に便利です。ファミリーサポートに登録すると、ママとサポーターさんが顔あわせをする機会があります。いつも同じサポーターさんに任せることができるのでママも子供も安心です。サポーターさんとは、預かり日時や時間などの条件のすりあわせを行ってください。土日の幼稚園まとめ土曜保育を行っている幼稚園は多いですが、日曜日と祝日は対応してないことほとんどなのが現状です。日曜日と祝日緊急の用事が入った時はベビーシッター、ファミリーサポートといった制度を利用すると良いでしょう。各種サービスに前もって登録しておけば、いざという時にすぐに利用できるのでおすすめです。●ライター/高須 亮
2019年08月22日皆さんこんにちは、チッチママです。今長女が通っている幼稚園は、週に1日お弁当の日があります。どうしよう私、夫には海苔と梅干だけで何かを表現する、シュール弁当は作っていたけど…かわいいお弁当なんて作れない…。頑張ってもタコさんウインナーとか、人参をハートにくり抜くくらいしか思いつかない、というかセンスが無い…笑 作ってやりたいのは山々なのですが、果たして本当にかわいくなるのか…ホラー弁にならないかが懸念されるため、プリントの先生のメッセージで気持ちが楽になりました。そういえば、キャラ弁禁止の園もあるなんてネットで見たなあ。それでも、インスタでかわいいキャラ弁の写真を見てはウキウキしている自分がいるし、お弁当の蓋を開けてかわいいご飯たちが目に入った時の娘の顔を想像すると作ってやりたい気もする。いつか…まあそのうち…うーん、お弁当は無理かもしれないけど(詰めるのが下手くそすぎ+隙間が空くと何を詰めれば良いかわからずトマトを押し込む癖がある)、家でのご飯で頑張ってみようかしら。
2019年08月21日最近は、子供を幼稚園に通わせない選択をするご両親が増えているのをご存知ですか?子供をあえて幼稚園に通わせない理由は、家庭によって様々ありますが、経済的な理由で諦めたり、独自の保育をさせるために幼稚園に通わないと決める親も増えてきているようです。実際に、幼稚園に通わせないことにどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?この記事では、子供を幼稚園に通わせないことによるメリットやデメリット、通わせない場合に家でしておくべきことを解説していきます。近年、あえて子供を幼稚園へ通わせない選択肢を選ぶご両親が増えています。幼稚園へ通わないメリット・デメリット、家でやっておくべきことも併せてご紹介します。目次 1 子どもが幼稚園に通わないことによるメリットやデメリットはある?1.1 幼稚園に通わないメリット1.2 幼稚園に通わないデメリット2 子どもを幼稚園に通わせない場合に家でしておくべきこと2.1 一時保育・幼稚園を利用する2.2 好きな習い事をさせる3 まとめ子どもが幼稚園に通わないことによるメリットやデメリットはある?「幼稚園」は文部科学省の管轄で、幼稚園教諭の資格を持って働いている先生が在籍する小学校入学前の教育施設です。資格を持った先生が在籍している施設ではあるものの、義務ではないため幼稚園に通わせない選択をする親も一定数いるのも事実です。義務教育ではない幼稚園へあえて子どもを通わせないとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?●幼稚園に通わないメリット通常、子供が成長したら幼稚園または保育園へ入れる家庭がほとんどですが、通うことは義務ではありません。義務教育は小学校からなので、小学校に上がるまでの幼稚園や保育園は親の判断に委ねられ、親が保育園や幼稚園には預けずに、自宅で教育・保育をしたい場合はそういった選択肢もあるのです。実際に、幼稚園や保育園へ行かずに小学校に入学する子供が増えています。幼稚園に通うのが一般的である中で、通わせない事によるメリットも存在します。●費用がかからない幼稚園へ行かなければ、もちろん費用がかからないのは大きなメリットです。教育料や保育料が必要ないのでお金がかかず、家計が厳しい家庭はやむを得ずに諦めることもあります。●親の愛情をより注げる家にいる時間が多いことで、親が理想とする教育方針で育てることができるのもメリットです。愛情をたっぷりかけて一緒に色々な所へお出かけもできるので思い出にもなります。●感染症にかかりにくい幼稚園は集団生活なのでインフルエンザや胃腸炎のリスクがありますが、通わせずに人の多い場所を避けることで感染症にかかりにくくなります。●幼稚園に通わないデメリットメリットがある一方で、幼稚園へ通わないデメリットももちろん存在します。デメリットには以下の項目が挙げられます。●集団行動・協調性を学べないずっと自宅にいるので集団生活が経験できず、友達ができにくい性格になってしまう可能性があります。自立心や協調性が育ちにくく、小学校で孤立してしまうことも考えられ、外の世界を怖がったり、視野が狭くなる可能性があることもデメリットと言えます。●変わり者と思われる幼稚園へ通うことが一般的な時代ですので、幼稚園へ行かせないと周囲の人が聞いたら変わり者扱いされることもあるかもしれません。子どもだけではなく親に関しても、小学校へ上がったときにママ友がいなくて困ったときに誰にも聞けず、周囲と溶け込めなくなる可能性があります。●馴染めず、友達ができにくい場合がある人と行動することに慣れていないため、友達ができずに適応性に欠けるのがデメリットです。協調性も学べず、わがままで自己中心的な性格になることもあります。子どもを幼稚園に通わせない場合に家でしておくべきこと何らかの理由で子供を幼稚園へ通わないと決めたら、家でどんなことに気をつければ良いでしょうか?なるべく集団行動に慣れさせたり、親離れさせるための対策をとっておくことが大切です。●一時保育・幼稚園を利用する幼稚園へ通わず、家庭で子育てを行っている場合も、急な用事で家庭で子どもを見ることが困難になるときがあります。保護者が子どもを見ることが一時的に困難になった時には、「一時保育」を利用すると便利です。極度なストレスや育児疲れにより、子どもを見ることが難しい家庭の状況に対応するため、自治体が主体となり行っています。一時的に預ける制度ではありますが、一定の人数の中で時間を過ごすことになりますので、集団行動や協調性を磨くいい機会になるでしょう。●好きな習い事をさせる幼稚園へ行かない選択肢をしても、子供が好きな習い事をさせると協調性が高まり、集団行動にも慣れていきます。興味を持っていることや得意なことから実際に体験させてみると良いでしょう。運動神経やバランス感覚が養われるスイミングスクールは、宿題や自宅での練習がなく長く続けやすいのがポイントです。音楽に合わせて体を動かしたりリズムをとるリトミックは、3歳ころからから始めるコースが一般液です。また、小さなうちから英語スクールに通うと、正しい発音が自然とできるようになったりコミュニケーション能力を養うことができます。まとめ幼稚園へ行かない選択肢は、メリットよりもデメリットが多いのが気になるところですが、育て方によっては問題なく小学生を迎えることが可能です。経済的な理由で諦めているご家庭であれば、「1年保育」や「2年保育」を検討すると、費用をある程度抑えることができ、デメリットを解消することができますので、一度、検討してみてはいかがでしょうか?●ライター/高須 亮
2019年08月20日園の先生と子どもが合わないと感じることはある?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「園の先生と子どもが合わないと感じることはある?」と聞いたところ、「ある」と「ない」が約半々。それぞれの声を聞きました。子どもにも先生にも、好きと苦手がある!?■ 先生との相性はある。年少の時も少しあったが、年中になるとベテランなのに余裕がないのか、笑わない先生になったら行きたがらなくなった。その時は理由もわかっていたので、嫌がる日は時々休ませて、息抜きをさせていた。年長となった今は笑顔がいっぱいで明るく大胆な先生であっているのか、休みたがらない。愛を持って接してもらえてありがたい限りです。(ひらはなさん/42歳)■ 春からクラスも変わり、担任も変わってしまいました。いまだに前担任を見ると現担任ではなくそちらに走って行き、「登園時も○○先生がいいー!○○先生と行く!」と、現担任の前で言ってしまうので、気まずいです。おうちでは、現担任の良いところや、ステキなところ、すごいところなどのお話をして、褒めたりしています!(のんのんさん/45歳)■ 年少年長さんの時は、大きく包んでくれる先生でした。 年中さんの時はベテラン先生。わがお兄ちゃんは一挙手一投足いつも先生に目をつけられていたようでした。同じようなことをしても、名指しで先に注意される。いろいろなことをガマンできないのはきょうだいがいないからだ(その時はまだ一人っ子でした)と言われて。いつもいろいろなことをよく見ているから、見ないように注意してほしいとまで言われました。(8787さん)■ うちの子はあまり家族以外とハグをしたくないタイプ。先生から「さようならの時、みんなハグするのにしてくれないんです」と言われた。私は「別にそれで良くない?」と思ってますが…。ハグしなきゃダメなのかなー。(おかめさん/5歳)■ 上の子(女の子)はきっちりしているので、厳しい先生が好きです。がちゃがちゃしてる子も叱ってくれるようなマジメなクラスが好きなよう。下の子(男の子)は甘えん坊なので、とにかく優しい先生が好き。若くてかわいいならなおさら好き(笑)。もし、タイプが違うなぁと思う時でも、子どもは意外となじんでいくのでしばらく様子を見ています。(ひーママさん/35歳)■ 先生が出したお題にひと足遅れて発言した娘に対して、的外れの答えであしらっていた。(まるさん/35歳)■ 年少の時の担任と合わず心の病になりました。(ゲストさん)■ 懇談の時に、園での様子を話す内容が薄いとき。3人の子どもがいて、通算15人の担任を見てきたけれど、今までで1人だけそういう先生がいました。関わってないんだな、気にかけてもらえてないなって感じで、残念な1年でした。(とりあえずさん/43歳)■ ありました。厳しい先生で子どもも萎縮してましたね。でも厳しい分、子どもは言うことはよく聞いて、1年を通してみるとしっかり成長したかも!?(ふさん/36歳)先生と合わないと思ったことはない■ 幼稚園の先生には全信頼を置いているので、すべてお任せしています。どの先生が担任になっても、不満に思った事は一度もありません。(あっきーさん/32歳)■ 優しく上手く導いてくださる先生ばかりで甘ったれな息子には合っているよう。ただ、今の担任の先生は若く一生懸命だけど、息子には物足りないようで、包容力のある中堅クラスの先生たちを大好きなようです。(あったっけさん/35歳)■ 幼稚園で有名な大人気の先生が担任です。 最初は、明るく大きな声で話す先生に圧倒されていた娘でしたが、今では先生が大好きで、少しずつ自分のお話ができるようになってきました。降園の際にも、どの子にも一言コメントをくださるので、気にかけてくださってるんだなと感謝の気持ちでいっぱいです。(ぷっちょさん/4歳)■ 先生がたはいつも良くしてくれます(よっきゅんさん/43歳)■ わが子の通う園は、どの先生も子どもたちをよく見てくれていると思います。ありがたいです。(あさじさん/43歳)■ 子どもが個人的に大好きな先生はいるが、合わない・もしくは嫌いな先生は今のところいなさそう。(ういママさん/34歳)■ 娘も私も担任の先生のことが大好きです!(ちーままさん/30歳)投票期間/2019年5月8日〜5月29日<あんふぁんWeb編集部>=========あんふぁん読者限定RIZAPトライアルモニター募集中!「シェイプアッププログラム」を4万9800円(4回・税別)でお試し。さらにモニター謝礼として1万円のキャッシュバック!さらにモニター終了者から抽選でクオカード3000円分を100人にプレゼント。さらに本コースへの入会金5万円無料。店舗により受け入れ制限がかかる場合が想定されますのでお早めにお申し込みください。申し込みはこちら ⇒申し込み〆切:2019年8月31日(土)
2019年07月31日今春から3歳の娘は保育園から幼稚園(年少組)に通い出しました。3歳からは、幼稚園という選択肢が増えるため、2歳児クラスの春から保育園で継続するか、幼稚園へ転園するかを検討できます。最近は保育園から幼稚園への転園を決めたという方も増えているようですね。ここでは、わが家の娘が保育園から幼稚園に転園した理由と、幼稚園に通うことのメリットと保育園にはなかった驚きの方針をお伝えします。■ 保育園から幼稚園に転園した理由娘が1歳〜2歳の時は私が正社員だったので、認可保育園に通っていました。そして3歳からは、幼稚園という選択肢が増えます。(2歳から通える幼稚園もありますが)我が家も2歳児クラスの春から保育園を継続するか、幼稚園へ転園するかを検討しはじめました。保育園と幼稚園の違いまずはそれぞれの違いについて。保育園は「保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設」*幼稚園は「義務教育及びその後の教育の基礎を培うもの」*我が家が保育園を転園した理由では、我が家が保育園の転園を考えた理由です。①教育カリキュラムの差最近の保育園では、英会話や体操などの教育カリキュラムを組んでいるところも多く、幼稚園教育と変わらない園もあるそうですね。当時通っていた保育園でも英会話が始まり、多少教育にも力を入れて始めているようでしたが、もう少し教育的な事をやってほしいなと感じていました。また通っていた園は昨今の保育園問題で園庭が狭く、公園も遠い立地のため散歩は午前中だけだったり、外遊び、砂遊びが少ないことも懸念でした。2歳児まではまだ良いけれど、これから大きくなっていくと体力を持て余してしまいそうな予感。②保育園が家から遠かった実は我が家、ある認可保育園の真横に住んでいます。妊娠中はその園に入れるものだと思っていました。ですが、ご存知の通り認可保育園は希望したからといって希望の園に入れるわけではなく、ポイントの順で決まります。結果、娘が通うことになったのは少し家から離れた新規設立の保育園でした。通える範囲内の距離ではあったものの、やはり雨や雪の日の送迎は辛かったです。③安定しない保育士問題最近の社会問題でもある保育士不足や保育士の退職問題。娘の保育園は新設園ということもあり、そのことを目の当たりにしました。そして、2年通いながら安定した保育を求めるようになり、通っていた保育園よりも家から近くて広い園庭のある幼稚園も視野に入れ始めました。(家の隣の保育園も含めて他の認可保育園への転園は申請していましたが、なかなか叶わず半ば諦めモード)そして同じ頃、私自身もフリーランスに転向することを決めました。フリーランスのフレキシブルな働き方になれば、幼稚園に通わせて教育を受けさせることができるのではないか、と考えるようにもなりました。■ 迷ったらまず幼稚園説明会へ行ってみよう幼稚園の説明会には4園ほど行きました。どこの幼稚園も延長保育が充実していて保育園並みに預けられることが分かり、働きながら通うこともできそう!と確信。また各園ごとに教育や保育方針は様々でした。何園か比べてみることをオススメします。その中で選んだ園の決め手は、「広い園庭を生かして体を動かす」、「工作をたくさんする」、「菜園で野菜を作る」、「劇なども自分たちで考えて行う」など。のびのびした環境で生活ができそう!通っている姿が想像できました。そして晴れて保育園から幼稚園へ転園を決めたのでした。保育園で仲の良いお友達も同じ幼稚園に転園するのことが最後の決め手になりました。日々ワーママ同士、常に支え合っております。■ 幼稚園のメリットと保育園にはない驚きのシステムそんな経緯で、今春から幼稚園に通い始めたワケですが、実際通い始めて分かったメリットと保育園にはない驚きの方針をご紹介します。(あくまで私の感想です)幼稚園に通い始めて分かったメリット礼儀や身だしなみが身に付く1クラス20人超の集団生活が身に付き、自立を促してくれる子供達が幼稚園って楽しいと思うような雰囲気作りをしてくれている(例:おたまじゃくし、蝶のサナギが園庭で観察できるなど)保育カリキュラムが計画的に組まれていて安心歴史が長い幼稚園なので、行事全てが安定している参観など普段の生活を見に行ける機会が多い質問に対する返答や対応が早い課外活動があり、幼稚園で習い事ができる習い事が平日にできるようになったので土日が空いた集まりが多いので、お母さん同士が仲良くなりやすい制服なので朝の用意が楽制服姿にキュンとする(笑)お弁当は大変だけど、完食してくれた時の喜びったらもう!保育園にはなかった幼稚園の方針にびっくり!お手紙が多い!(これには本当にびっくり)提出するお手紙も多い!(2日後に提出してください。など何かと焦る)行事が多い!(逆を返せば様子を見られて嬉しいのですが)行事が多いので、仕事のスケジュールと常ににらめっっこ休日が多い!(振替休日、創立記念日、入園面接日もお休み)長期休みがある(その間は民間の学童保育を利用することにしました)PTA活動がある(仕事をしているので軽めの役にしてもらえています)延長保育を利用しているので、他のお母さんたちと顔を合わせる日が少ない(でもたまに会うと気さくに声を掛けてくれる)持ち物が多いので手紙を確認しないとうっかり忘れる日も週2回の給食が仕出し弁当なのが少し残念(温かいものが食べられない)保育園よりも保育料が上がったこれらのことから、お弁当の日を把握するためや、プールカードを書き忘れないために、今まで何も貼っていなかった冷蔵庫扉には色々なものが貼られるようになりました(笑)。さらばシンプルライフ!(笑)■ まとめ保育園でも幼稚園並みに教育カリキュラムを組まれていたり、こども園が増加しているので、この限りでは無いとは思いますが、少なくとも娘が通っていた保育園ではこのようなメリットは受けられなかっただろうと思います。IYO / PIXTA(ピクスタ)金銭的なところでいうと、やはり「幼稚園+延長保育+民間学童」を利用すると保育園時代よりも金額はかなり上がりました。10月からの幼児教育無償化で少し負担は楽になる予定です(希望)。この金銭的な負担は子供への投資だと捉え、もっと仕事を頑張ろう!と夫婦で励みにもなっています。幼稚園へ通い始めて4か月経ち、転園してよかったことの方が多いと感じています。娘も幼稚園が大好きで、家でもよく先生の真似をしてピアノを弾いたり、「さあ○○遊びをしますよー」とごっこ遊びをしています。心配していた延長保育や学童にも楽しく通っていて、むしろ「14時に迎えに来ないで。」と言われるほど。延長保育は小規模保育園のようなアットホームさで娘ものびのび遊んでいるようです。この働きながらの幼稚園生活は私がフリーランスだからできるのかと思いきや、一緒に保育園から転園した友人はフルタイムのワーママです。仕事で出られなかった説明会があれば、情報共有し合ったりしています。お迎えに少し間に合わない!という時は一緒に待ってもらったりすることも。同じ保育園だったワーママで幼稚園を検討したけれども、やっぱり行事の多さや長期休み問題、金銭負担問題で保育園を選んだ人が多いのも事実。家族の協力があるかないか、生活スタイルに合うかを想像しながら考えてみてもいいでしょう。保育園か幼稚園かを迷われているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。*参考厚生労働省文部科学省
2019年07月29日長女のももが通う幼稚園にいらっしゃった英語の先生。その先生の特徴を聞くと、私にとっても似ているって思ったんですが…決定的に違う点がありました。■子どもは正直!今回は、長女のももが幼稚園の時のお話しです。長女の通う幼稚園に新しく英語の先生がいらっしゃいました。「どんな先生?」って聞いた感じだと私にそっくりだったんですよ!背が小さくて、眼鏡で髪が茶色で…。わ〜ママに似てるね!って言ったら思いっきり否定されました。「ママとは違う!おっぱいが大きい!」だって!子どもって正直ですよねぇ。とほほ…。
2019年06月13日幼稚園時代の先生のアドバイスについての話です。これが結構苦労しました。家でもトランプやウノをつかって遊びながら覚えさせてました。(色と数字覚えるのにウノがちょうどいいです!)卒園間近のある日、面談で担任の先生にこんなことを言われました。当時の私は、「本人も一生懸命頑張っているのにそんな言い方しなくても!」と腹が立ったのを覚えています。「出来ない子」みたいに言われた気になったんですよねえ。そして小学生になって…算数の解き方を数時間かけて教えてやっと納得した様子の次女。しかし…あのときの言葉を今実感しています!!確かに理解するまで時間がかかるし、教えてもすぐ忘れるので、何度か繰り返し教えないといけない…。これは親のフォロー必須だ…。担任の先生のアドバイスはものすごく的確だったのです。あの時、先生は本当に次女のために思って言ってくださったんだな~と、2年後の今、とっても感謝しています…。お会いすることがあったらお礼を言いたいと思います。
2019年06月08日2歳になったばかりの子どもや、学年が2歳になる子どものいるママたちのこの時期の話題はきっと、「プレ幼稚園は入る?入らない?」「どの幼稚園が良いの?」ということですよね。筆者の上の娘は今年3歳。昨年の今ごろがちょうどそうでした。その時感じたのは「集団生活の準備は意外と早くから進めるべき」ということ。そこで、筆者の体験を元にポイントを伝授したいと思います。まずは近所の幼稚園を調べよう!最初に大切なのは、自分の住んでいる地域にどんな幼稚園があるのかとその場所を把握することです。幼稚園を調べる時に抑えておきたい項目は・幼稚園?こども園?・給食はある?週何日お弁当?・バス通園は可能?自宅近くにバスが来るルートがある?・制服はある?体操着はある?・プレ幼稚園を行っている?プレ幼稚園に通えると集団生活の練習ができるし、その幼稚園に慣れることができるのでとてもオススメです。在園児や卒園児ママから話を聞こう!近所の幼稚園の場所や特徴が把握できると、だいたい希望の園が見えてくると思います。2.3カ所くらいに絞られてくると、次に気になるのは実際の雰囲気です。筆者は、児童館や近所で行っている子どもサークルのようなイベントなどに積極的に参加をして、同じくらいの子どもがいるママや、少し年上の子どもがいるママに聞いてみるのが一番参考になりました。とはいっても、人見知りで自分から話かけられない方も多いと思います。筆者もそうです。それでも、何回か顔を合わせて挨拶をするくらいの仲になってくると、自然と幼稚園どうするの?という話になります。そこで幼稚園を決める時に聞いておきたい情報はきちんと聞いておきましょう。一度に長く話せないときは、数回に分けて聞いてみるといいですよ。プレ幼稚園選びを重要視する理由は?プレ幼稚園はその幼稚園を決める前段階だから、「ちらっと体験」くらいの気持ちで決めてしまいがち。でもそれは危険なんです。なぜかというと、多くのプレ幼稚園は週1かそれ以上通うことが多く、期間も半年から1年です。そうなると、子どももその園に慣れてだんだんこの幼稚園に来年から通うんだ!という気持ちが芽生えて自然に仲の良いお友達ができてきます。ママ同士も挨拶だけをする仲から、だんだん幼稚園のこと、行事のこと、近所の話題など世間話をするようになり、そこから仲の良いママができるでしょう。子どももママも仲の良いお友達ができると、他の園に移りにくくなることが多く、自然とプレ幼稚園に通ったところに入園することが多いようです。またプレ幼稚園に通っていると、入園願書の時も優先的に入園枠に入れるというところが多いのです。プレ幼稚園募集までに、実際に雰囲気を確かめましょうプレ幼稚園を決める前に、園庭開放に行ってみたり、未就園児が参加できる行事などに参加して、実際に幼稚園の雰囲気を確認するのがオススメです。筆者も引っ越したばかりで知り合いのママがいなかったので、未就園児参加の運動会や見学などに参加をして、実際の幼稚園の雰囲気や先生の対応などで決めました。行事などに参加すると、同じ未就園児のママ、つまり未来の幼稚園ママはどんな方がいるのかを確認できます。幼稚園はママ同士も密な付き合いがあるので、気が合いそうな方がいるかどうかはかなり重要です。同じ幼稚園が良いなと思うママ同士なので、まったく気が合わないということは少ないと思いますが、年齢や服装、雰囲気などを知っておくと安心ですよ。プレ幼稚園の募集はだいたい1月から2月ころが多いと思いますので、参考にしてくださいね。<文・写真:フリーランスライターyuikitiiii>
2018年12月24日こんにちは!イラストライターのかままです!今回は娘の幼稚園を選んだ基準について、お話しさせていただきます!2人目出産と重なり、上の子のプレに通えない!長女が2歳になり、来年幼稚園入園を控えた冬、ママ友たちの間で、「どこの幼稚園のプレに入れるか」という話題が出始めました。私は地方の田舎育ちで、「幼稚園は家から一番近いところへ行くもの」という環境で育ったため、複数の幼稚園のプレへ通い、子どもにあった幼稚園を選ぶ という発想にまずビックリ!!私の周りのママ友は第一子の入園を控えたママが多く、みんな幼稚園選びに熱心で、3つの園のプレに通うと言うママもいました。「私も頑張らなければ!」そう思ったは良いものの、実はそのとき第二子妊娠中!プレが開始される4月には実家へ帰省して里帰り出産する予定でいました。仕方がないので出産後から幼稚園選びを開始することになったのです。実際に幼稚園に見学に行ってみた!第二子出産後、自宅に戻ってきてから、近場の幼稚園をピックアップ。資料を請求し、複数の園の中から3つの園を候補に選びました。お勉強に重きを置いているA園 運動に重きを置いているB園 特に何かに特化しているわけではないC園この3つの幼稚園に実際に見学へ行ってみたところ…A園とB園のハイレベルな園児たちの様子にただただ圧倒 されてしまったのです!!「え…?ウチの子、この中でやっていけるの??無理じゃない?」そう思ったものの、周りのママ友の子どもたちは4月からプレに通っているので、着々と入園に向けて園に馴染んでいる様子。私も「早く娘に合った幼稚園を探さねば」と日々悶々と悩みました。そして、必死になって情報収集に励んだ結果、逆にたくさん情報が集まりすぎて、一体何を重視すればいいのか分からない 状態に…。幼稚園選びに行き詰まった私に、夫がくれたアドバイス完全に行き詰まってしまった私は、どの園が一番娘の性格や身体能力に合致するか、夫に意見を求めました。すると夫からこんな質問が…。私はそれぞれの先生たちの印象をザックリと夫に伝えました。すると夫は悩むことなく「じゃ、C園で!」と即決したのです。私はいわゆる《お勉強園》や《運動系幼稚園》など、何かに特化した幼稚園に特別感を抱いていたため、夫の出した答えに思わず慌てました。「え?普通の幼稚園でいいの?せっかくだから特色のある園に入れた方が…」すると夫は一言、その一言を聞いて、目の前の霧がスーッと晴れていくような、「なるほど」と心が着地するような気持ちになり、今までの細々とした情報は、私たちにとって重要な決め手ではなかったことに気付かされました。「そうだ。特別なカリキュラムや園の設備に目が行きがちだったけど、そんなことよりも、娘がプレッシャーを感じずに、毎日笑って通える園 に行かせてあげたい!」そう思えるようになった途端、娘の幼稚園選びはとてもスムーズに進むようになりました。結局C園に入園し、あと半年経たないうちに娘はこの幼稚園を卒園する予定です。この時大切なことに気付けたおかげで、娘は2年半幼稚園を嫌がることなく、毎日楽しく通い続けることができました!保育園、幼稚園選びを経験して感じたこと幼稚園選びをした時、私はついついカリキュラムなどの目に付きやすい情報に振り回されてしまったのですが、そもそも私たち夫婦は、子どもの才能を開花させるために幼稚園に娘を入れたかった訳ではありません。初めての集団生活の場を幼稚園に求めていただけなのに、目的を見失っていました。「活発な子なので、運動に力を入れる幼稚園に入れたい」というのも立派な幼稚園選びの基準だと思います。ただ娘の場合、まだまだ心身ともに発達の途中で、どういう環境が合っているのか明確に分からない状況でした。そんな中で、娘の能力に合った幼稚園を探すことの方が無理があったと分かったのです。そして、夫に幼稚園選びについて相談した時、最後にこんなことを言われました。目から鱗とは正にことことでした。とりあえず初めての集団生活が軌道に乗った上で、娘の伸び代を見つけてサポートしよう! と提案してくれた夫。目の前の情報に振り回されることなく自分の意見をはっきりと示し、先のこともちゃんと考えてくれたことに、とても感謝したのを覚えています。娘の幼稚園選びを通じて、夫のことも見直す良い機会になりました♡●ライター/かまま
2018年12月13日娘の通う幼稚園は週2でお弁当です。毎日じゃないのがまだ救いですが、それでも毎回頭を悩ませます…。最初の頃は栄養バランスだとか彩りだとか気合い入り過ぎて、野菜だらけのお弁当になってましたが結局娘が食べないで残すなら意味ないなと思って最低限の野菜を入れてあとは娘が比較的食べてくれるおかずばかりになりました。(相変わらずぎゅうぎゅうですが…)そうして幼稚園生活も落ち着いてきたころデザートが1品だけ解禁に。子供にとっては一番の楽しみ。娘もお弁当の日はワクワクのようです。それからはデザートが追加になり、娘のお弁当はさらにボリュームアップ!大体こんな感じのローテーションが続きました。ちょっと多めかなーとは思ったんですが最近は家でもこれぐらいは食べるし、毎回ほぼ完食してくるので「娘もこのぐらいペロッと食べちゃうんだもんな。成長したなぁ…」なんて感慨深い気持ちに浸ったりしてました。…が!!月に一度の保護者会でそのボリューム満点のお弁当のせいで実は困ったことになっていたことが判明。担任の先生は「ちょっといろいろ行事があって言うタイミングがなかったんですけど…」と前置きしつつ、困惑した表情で一言どうやら、デザートが解禁してから量が増えて、子供たちが食べるのに時間がかかるようになってしまったようなのです。みかん丸ごと一個だと皮をむいてるうちにおかずを食べる時間がなくなっちゃうし、タッパーいっぱいのりんごはそれだけでお腹いっぱいに。ゼリーはうまく蓋をはがせない(切れない)で格闘してるうちに床に落としちゃったり…。先生の話を聞きながらほぼ私のお弁当のことですわ…と小さくなりつつも、「みなさん」てことは他のママさん方も同じような失敗してたんだ~とちょっと安心してみたり。結局お弁当は・ゼリー類は自分でスムーズに開けられるようになってから・フルーツはタッパーでなく、お弁当にちょっと添える程度で・お弁当はお昼ごはんの時間内に食べきれる量をということになりました。言われてみたらそりゃそうか、って思うんですけど親心としてはついつい「あれもこれも…」って入れたくなっちゃうんですよね~。改めて幼稚園は「集団生活を学ぶ場」なんだなと気づかされました。【お知らせ】 第2話 の記事下アンケート「Q1. 保護者会などの集まりは苦手ですか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「ママたちはみんな保護者会が苦手!乗り切るコツはメリットに目を向けること」
2018年12月11日こんにちは。5歳の双子の母、田仲ぱんだです。今回は双子が4歳、幼稚園の年少組だったときのエピソードです。親たちも参加できる幼稚園のクリスマス会がありました。■はじめて出会うサンタさんに驚く双子 双子たち、はじめてサンタさんを見たのでとってもびっくり。うれしいというより怖がっていました(笑)。娘だけではなく、同じ組の年少さんはみんなもそんな感じです。そんななか…一緒にいた年長組のお兄ちゃんが、唐突なネタバレ!■年長さんの指摘にサンタさんは…はじめ先生はなんとかごまかすすものの…お兄ちゃんのさらなる追撃にしどろもどろでした。はじめ先生、クオリティがアレだったのでね…さすがに年長組さんは騙せなかったようです(笑)
2018年12月10日こんにちは、はしゆです。2歳8カ月の娘と3カ月の息子の育児に奮闘しています。娘は来年幼稚園入園!ということで、先日プレ幼稚園(満3歳児~入れるクラス)の見学に行ってきました。今回は我が家の幼稚園選び について書いていきたいと思います。●重視するポイントは?「近頃の幼稚園はプレから入れないと、希望する園に入れないことも多いよ~」昨年、園活をしていた知り合いから聞いた言葉です。「え、幼稚園って皆な好きなところに入れるんじゃないの!?」と焦った私はすぐさま地域の園の情報や口コミを調べ始めました。調べてみると思った以上にたくさんの幼稚園が存在し、それぞれ特性が全く違う ことが分かりました。教育方針、大規模園・小規模園、保育料、制服、通園手段等。幼稚園を選ぶにあたり色々なポイントがあり、どう選べばいいのだろうかと、頭を悩ませることとなりました。しばらくぐるぐると考えた結果、第一条件として挙がったのが「自宅から近い」ということ。急病等、何かあった時に自宅から近い方が安心できると考えた為でした。後は雰囲気を見てからかな!ということで、旦那さんに午前休を取ってもらい、いざ見学へ!●初めての幼稚園見学そこは一度親子教室で訪れたことのある近くの幼稚園で、先生たちの人柄は良いなぁと思っていた園でした。特徴としては、大規模園であるということ。そこが私の不安点で、「娘はたくさんの同級生の中でやっていけるのだろうか、園児が多くて先生の目が行き届いていないのではないか…」と感じていました。しかし、見学してみると「見てみないと分からないな~」と思うことが結構ありました。・確かに園児はたくさんいるが、小~中規模人数にクラス分けされていること。・ひとつのクラスを何人かの先生でみていること・園の教育方針に共感できる(自分の意見をしっかり言える子にしたい、子どもの可能性を限定したくない等)・何かあった時、違うクラスの先生全員にも園児の情報が共有されているということ・園内(施設内や運動場)が広く、走るが好きなうちの子も気に入りそう!実際に通わせてみないと分からないこともありますが、園長先生や主任の先生のお話を聞いていると、子どもたちへの愛情や責任感を感じ、自分想像していた大規模園の印象とは全く違っていました。●どこで決めた?~我が家の場合~色々な幼稚園を見学した結果、旦那さんも私も一番最初に見学した幼稚園を気に入ってしまい、とりあえず週1のプレからお世話になろうと思っています。我が家が幼稚園を選んだ決め手 は「自宅から近いこと」「先生方の人柄が良いこと」「実際見学しての雰囲気が良かったこと」。娘にとっても私たち親にとっても新しい世界。不安もありますが、何だかとってもワクワクしています。(旦那さんは楽しそうな幼稚園の様子を見て、何かきゅんきゅんした~~!←?俺が通いたい~~!と言っていました。笑)娘も楽しく通ってくれたら嬉しいな。そして、あわよくばイヤイヤ期と赤ちゃん返り落ち着いてくれ~~~!!なんて、ちょっぴり、いや結構期待しています(笑)今回プレ幼稚園入園にあたり、私自身が娘に「どういう風に育ってほしいのか」という部分を改めて考えることができました。また、夫婦間でもお互いの考えを話たり、共有したりする良い機会に なったと思います。●ライター/はしゆ(イラストライター)
2018年07月19日子どもが育ってくると、考えるのが幼稚園のこと。近年ははじめから幼稚園に通わせるのではなく、入園のある程度前から幼稚園に子どもを通わせる「プレ保育」という制度を採用している幼稚園があります。プレ保育にはどういった目的で通わせるのか、どういった時期に始まるのか、子どもは何をするのか、参加時の準備などについてご紹介します。幼稚園のプレ保育とは「プレ保育」とは未就園の親子を対象にその幼稚園を知ってもらう、園の環境に慣れてもらう、日中の子育ての支援を行うことなどを目的に、一部の幼稚園が自主的に実施している制度です。プレ保育では何をする?プレ保育では実際に入園中の子どもたちが行なっているリトミックやダンス、リズム体操などを体験します。また、英会話や季節ごとの行事などを友達と一緒に体験します。それぞれの時間割や体験内容などは園や場所によって様々で、子どもだけで参加することもあれば、親子一緒に参加する行事もあります。さらに一歩進んだプレ保育だと、ネイティブスピーカーによる英会話の時間やスイミングの体験などがある幼稚園も。参加するメリットとデメリットプレ保育に参加することのメリットとしては、子どもが入園前に園の生活を体験できるため、本入園後の生活をイメージしやすくすることが挙げられます。また、友達を作って集団生活を送ることにより、協調性や社会性が早めに生まれることもメリットです。プレ保育に参加することにより本入園を優遇される場合もあるようです。一方でデメリットもあります。まずは、プレ保育で幼稚園に通園させる場合もお金がかかること。また、子どもは通常の年齢より早めに幼稚園に通うことになるので、環境に慣れることができずストレスになる場合もあります。どのくらいの人が利用している?では、実際にどのくらいの人がプレ保育を利用しているのでしょうか。ベネッセが実施した2〜4歳のお子さまをお持ちの保護者100名を対象としたアンケートによると、29.6%がプレ保育を利用し、25%が利用する予定があると回答しています。合わせると50%を超えており、プレ保育がよく利用されているのがわかりますね。始まる時期は?幼稚園には2年保育と3年保育があります。プレ保育が始まる時期は本入園となる年齢の1年前から始まります。応募受付については年末年始周辺に始まることが多いので、プレ保育に申し込みたい場合は、余裕を持ってリサーチを行い、希望の園に申し込むことが大事です。入学時期は4月になりますが、追加入園を受け付けている場合もあるので、もし時期を逃してしまったとしても情報をチェックしましょう。また、参加できる期間は正式入園前の1年間となります。プレ参加中にママ友を作ったほうがいい?プレ保育で初めてづくしなのは子どもだけではありません。子どものお父さんお母さんも、子どもを預ける経験や行事への参加などの「初めて」をいろいろ経験します。その中でもパパ友・ママ友付き合いは重要です。プレ保育時代にグループが出来上がっている場合があるので、お付き合いは大事にしておいたほうが良いでしょう。 プレ保育の参加方法幼稚園のプレ保育にはどうやって参加したら良いのでしょうか。費用や持ち物、説明会での服装、参加前の面接など気になることを見ていきましょう。費用プレ保育の費用は私立・公立、園の方針などによって違い、金額も大きく異なります。自治体によっては補助金があったり、兄弟が先に入園している場合の減額制度などがある園もありますので、事前に確認をすると良いでしょう。実際の費用ですが、まずプレ保育に参加するために「入園・入室料」が1〜3万円がかかる場合が多いです。逆に無料の園もあれば、5万円ほど必要な場合もあります。次に月謝にあたる「保育料」ですが、こちらも無料から2万円ほどまでと開きがあります。そしてそれ以外にかかる「実費」で、昼食代として500円〜2,000円、交通費で2,000~5,000円、そして保険料2,000円前後が目安になります。事前にある程度確認して月々の費用をあらかじめ計算しておくとよいでしょう。持ち物準備する持ち物は、園によってまちまちです。説明会に参加する前に資料などで確認しましょう。園によっては指定品を購入しなければいけない場合もありますが、それは入園後となります。まず、入園前に必要な最低限のものは、装飾がなく動きやすい上履きです。また、親御さんは携帯用のスリッパを準備しておくと良いでしょう。プレ保育への参加が決まった際に説明会や資料で必要な持ち物が知らされますので、メモを取ったりして確認しましょう。説明会の服装プレ保育の説明会は、子どもだけではなく、パパ友ママ友となるかもしれない人たちとの初めての出会いの場となります。ファーストインプレッションは大事なので、スーツなどフォーマルにしすぎることなく、かといってデニムにスニーカーなどのカジュアル過ぎる服装も避けて、きちんとした服装で参加することを心がけましょう。面接最近ではプレ保育への参加前に面接を行う場合も増えています。緊張するかもしれませんが、幼稚園としても園の雰囲気や行なっていることをアピールする場ですので、リラックスして面接を受けましょう。入園を前提として参加しているので、自己紹介をしっかりするのが重要です。掛け持ちもOK?プレ保育に参加する場合、基本的には入園を前提として参加していると思いますが、プレ保育が行われている曜日などは園によってまちまちのため、掛け持ちされるかたもいます。しかし、園によっては掛け持ちを禁止している場合もあります。もし掛け持ちでプレ保育に参加したいときは、幼稚園のルールを確認して、判断に迷った場合は園に相談しましょう。 参加中の服装や持ち物は?次に、実際にプレ保育に参加するようになってからの子どもの服装や持ち物についてご紹介します。園によっては指定のものを購入しなければならないこともあるので、説明会や資料できちんと確認しましょう。服装資料などで園から説明されますが、子どもが動きやすくて汚れても良い服装がおすすめです。ボタン付きの服は誤飲の恐れがあるため、またヨットパーカーなどは紐で窒息する事故が考えられるため避けたほうが無難です。バッグは両手が使えるリュックなどが良いでしょう。プレ保育に参加する場合、園によっては指定の制服などを購入する必要があるかもしれません。帽子やカバンなども指定の場合があります。制服がない場合は私服にスモックで大丈夫という園もあります。持ち物持ち物も園からの資料を確認することが大事です。まず、上履きの購入を指定された場合は装飾が少なく動きやすいものが良いです。スリッパなどでは子どもの転倒につながる危険があるため、避けたほうが良いでしょう。また、帽子は重要です。熱中症対策のため、後ろに垂れのついた帽子が良いでしょう。また、普段の水分補給に水筒も準備。フタがコップになるタイプは飲み物を飲む際にこぼしてしまうことが考えられるので、水筒から直接飲めるタイプのものがおすすめです。 もしも違うなと思ったらプレ保育はお父さんお母さんが幼稚園が子どもに合っているか、見極める制度でもあります。もし、プレの間に子どもが環境や園の方針に合っていないのではないかと感じた場合は園と相談しましょう。子どもが成長する大事な期間なので、サインを見逃さないよう子どもと一緒にプレ保育に参加しましょう。それでも「違うな」と思う場合は、行っている幼稚園を替えたり、休憩して間を開けたりするのも重要です。 出典・参考:幼稚園プレ保育 プレ保育って?|入園準備幼稚園・保育園インフォ|ベネッセ教育情報サイト
2018年07月13日我が子も来年には幼稚園。そろそろ幼稚園を決めたいなぁと思っている方も多いでしょう。もうすでに、プレ幼稚園と呼ばれる2歳向けの幼稚園のプログラムに参加されている方や、満3歳児入園を検討している方もいるかもしれません。今回は一般的に3年保育(もしくは2年保育)で、幼稚園の入園を考えている方向けに入園までのおおまかな1年の流れと、体験会についてご案内します。幼稚園に入園までの1年間の流れ幼稚園の入園を考えたら、まずはホームページなどで情報を集めたうえで、行きたい幼稚園に「見学」に行きます。いつでも自由に見学できるという幼稚園もありますが、多くの幼稚園では未就学園児向けの体験会を開いていますので、まずはそこを足掛かりに幼稚園に足を運びます。いくつかの幼稚園を見学し、気に入った幼稚園が見つかれば、9月ごろの入園説明会に参加します。入園説明会に来た人で、入園を確約する人にのみ願書を渡すという幼稚園もあるので、実際は9月ごろまでに幼稚園選びをしないといけない場合もあります。その後、10月中頃に願書配布、11月初めには入園申し込みという流れになっており、その後、幼稚園によっては面談があり、正式に入園許可となります。入園が決まれば、1、2月に体験入園があり、そこで制服などの購入などが行われ、4月に入園となります。転勤などで、ギリギリに入園を決める場合もありますが、それは定員に空きがある場合。人気の幼稚園は、これからの体験会や入園説明会から、入園準備がスタートしているのです。体験会では何をするの?はじめての幼稚園選び、そうでなくとも、幼稚園が豊富にある地域では、我が子にあった幼稚園はどこだろうかと悩む場合もあります。体験会には大きく分けて2種類あり、未就園児のみを集めて、プレスクールのように朝の挨拶やお歌、遊びや絵本の読み聞かせ、帰りの会などの幼稚園のプログラムを行う場合と、在園児とともに、日常の幼稚園の一コマを体験する場合があります。どちらもシールを貼ったり、歌を歌ったり、園の遊具で遊んだり、子どもたちが楽しめる工夫がたくさんです。体験会で確認したいことまず大切なのは、幼稚園自体のプログラムや雰囲気を子どもが気に入るかどうか。そのうえで先生方の雰囲気や幼稚園自体の様子、細かいところでは、展示物などもチェックしたいものです。手作りの展示物の有無や、教室の様子、先生の声かけの仕方でも、どのように子どもたちに手をかけているかという園の様子がわかるものです。また、毎日過ごす園庭や園舎、バスルートや給食の対応、制服やお誕生会などのイベントもわかる範囲でチェックするとよいでしょう。いくら幼稚園のプログラムがよくても、毎日の通園や食事、そして過ごす空間のことは後から響いてきます。在園児とともに過ごせるようであれば、子どもたちの様子も要チェックです。すでに通っているママたちと話す機会があれば保護者会や、園での生活の様子を聞くのはとってもおすすめです!体験会はいろいろな幼稚園を知るチャンス!まずは、行ってみないことには、幼稚園の様子や雰囲気はわかりません!子育て支援として、いろいろな幼稚園が未就学児のクラスを開いています。一度入園してしまえば、他の幼稚園を知る機会は少ないもの。このチャンスに存分にいろいろな幼稚園を見学してみるとよいでしょう。幼稚園を決めるのは秋になる前までなので、時間や都合が許せば、いくつかの幼稚園に足を運んでみてくださいね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年06月05日女優の新垣結衣が、8日より全国で放送開始されるティシューペーパーブランド「クリネックス」の新CM「クリネックス 新垣先生と園児たち ~鬼ごっこ~」編で、幼稚園の先生を演じている。昨年からクリネックスのブランドアンバサダーを務めている新垣は、新CMで元気で優しい"ゆい先生"として幼稚園の先生役にチャレンジ。鬼ごっこ中に鼻水が出てしまった男の子にクリネックスのティシューを差し出しながら、「ふーん、て」と自ら鼻をかむお手本を見せるも、男の子は「ふーん」という声だけを真似てうまく鼻をかめない。ちょっと困った表情の"ゆい先生"だが、愛おしいものを見つめるような眼差しで、優しく男の子の鼻を拭ってあげる。撮影は、暖かな春の日差しの中、都内にある実際の幼稚園で行われた。園児役の子どもたちがハイテンションで遊ぶ中、新垣が登場し、園児たちに自己紹介。すぐに新垣に抱き着く女の子や、新垣自身も相手役の男の子に寄っていったりと、撮影スタート前からコミュニケーションを図っていた。鬼ごっこのシーンでは、アドリブで園児をおんぶしたり、抱っこしたり、そしてちょっと飽きちゃった園児には「がんばろう!」と声を掛けたり、ハイタッチするなど、すっかり幼稚園の先生に。その姿に、現場にはほっこり優しい空気が流れた。撮影を終えた新垣は「元気でしたね!(笑)。子どもたちはほんとに体力が有り余っているというかあふれ出るというか。撮影時間も普段幼稚園に通って遊んでる時間より長かったと思いますし、決まりもいっぱいあって大変だったかなと思ったけど、最後まで元気に頑張ってくれて。とても癒やされました」と感想をコメント。「子どもたちを相手にしていると、ついつい普段張らない声を張ってしまうというか。引っ張ってもらってるなと思いました」と振り返った。また、「子どもの気持ちを考えるっていうのは、今日一日最初から最後までやっていましたね。どうやったら皆が気持ちよく現場にいてくれるかな、っていうのをすごく考えました」と幼稚園の先生役として心がけていたことを告白。さらに、「園庭で鬼ごっこをしていて男の子が私の足元につかまる、というシーンを撮っていたんですけど、私を通り過ぎて後ろの照明さんに抱き付くっていう、ボケと言うかギャグをぶつけてきた(笑)。それは現場がとても笑顔になりましたね。面白かった」とエピソードを明かした。
2018年05月07日保育園や幼稚園、小学校の先生とは異なり、あまり知られていないのが放課後児童支援員、いわゆる“学童の先生”。「放課後に子どもと遊んでくれる先生」というイメージは漠然とあるものの、「資格は必要なの?」「子どもがケンカしたらどう対応するの?」「どうやってコミュニケーションを取ればいいの?」など、保護者にとっては謎がいっぱい。4月から通い始める1年生のママはもちろん、すでに学童生活を送っている小学生の保護者も、この機会に知っておきましょう。■学童の謎その1:学童で働くのに資格はいるの?学童保育では小学校教員免許、幼稚園教諭、保育士のいずれかの資格を持つことが求められています。とはいえ必須ではないため、自治体によっては、資格を持たない支援員も多く働いているのが現状です。本当に子どもたちが安心して、楽しい放課後を過ごせるのか。学童保育の質が気になるところですが、2015年に専門職として「放課後児童支援員」の資格が新設されたことは朗報といえるでしょう。放課後児童支援員とは、保育士・社会福祉士・教員免許のいずれかの資格を持っている人や、高卒以上で2年以上児童福祉事業に従事した人などが、都道府県知事が行う研修を受けることで得られる資格のこと。研修は16科目・合計24時間のみと短期間で、子どもを理解するための基礎知識や安全・安心への対応などを学ぶ内容となっています。現在は、おおむね40人の集団ごとに2名以上の放課後児童支援員を配置すること(うち1名は資格のない補助員でも可)が義務付けられており、資格取得を後押しする機運が高まっています。支援員の採用基準は、学童施設によってさまざま。例えば、全国71カ所の学童クラブを運営する 日本保育サービス では、二度の面接を実施しています。「面接では、仕事に対する熱意に加えて、コミュニケーションスキルや人柄なども重視しています。子どもはもちろん、保護者も安心できるような方を採用する方針です」(日本保育サービス・阿部農さん)パワフルな子どもたちと外遊びをする機会が多いため、体力があることも必須条件といえるでしょう。 ■学童の謎その2:学童でどんな仕事をしているの?子どもたちが学童へ集まり始めるのは授業が終わる13時半頃ですが、常勤の支援員は一般的に、朝10時頃には出勤しています。連絡事項を共有するミーティングや、その日に行われるイベントの用意など、事務作業を進めながら受け入れの準備を進めているそうです。支援員の基本的な仕事は、子どもの安全を見守りつつ一緒に遊ぶこと。授業を終えて疲れた子どもたちがリラックスして過ごせるようにサポートしながら、おやつを提供したり、自主学習の時間を設けたりと、臨機応変に対応していきます。保育園の先生と似ているように感じますが、違うのは自分でいろいろなことができるようになる小学生が相手だということ。子どもたちの自主性に任せつつ、必要に応じて間に入るといった対応が基本となります。「子ども同士でトラブルが起こった時も、指導員は両方の話を聞くよう心がけています。例えばお友だちを叩いてしまった時には、なぜ叩いたのかという理由を聞き、叩く代わりにどうやって気持ちを伝えるといいのかなどを、叩かれてしまった子どものケアと合わせて話しています。子どもは1日経つと忘れてしまうので、その日に起きたことはその日のうちに解決することも大切ですね」(日本保育サービス・阿部農さん)2016年には全国の学童施設で288件の重篤な事故(治療期間30日以上)が報告されており、うち 259件を骨折が占めています( 「教育・保育施設等における事故報告集計(平成28年)〜内閣ホームページ〜」 より)。子どもの安全を守るのも指導員の仕事ですが、近年は学童の大規模化が進んでいることもり、子どもひとりひとりに目が行き届かないのが現状。「支援員を校庭や部屋の四隅に配置するなど、死角を作らない工夫をしています。施設が広い場合は、何かあったらすぐに対応できるよう各自がインカムを使用している施設もあります。また、不審者対策も子どもたちが安心して過ごすためにも重要です。子どもが何人利用しているのか、また何時に帰るといった情報も適宜、確認と共有をしています」(日本保育サービス・阿部農さん)このように現場でも対応しているようですが、何をするか分からないのが小学生。保護者も日頃からしっかりと、子どもに言い聞かせておきたいものですね。■学童の謎その3:支援員と親はどうコミュニケーションをとれば?保育園の先生や小学校の担任とは異なり、学童指導員と顔をあわせる機会は限られています。コミュニケーションツールは、子どもに毎日持たせる連絡帳が基本。ちょっと気になることや相談したいことなど、遠慮せずにどんどん書き込むことで、互いの理解が深まっていきます。また、ほとんどの学童施設では年に1〜3回の個人面談があり、直接相談することもできます。施設によっては父母会や学童主催のイベントなどもあるので、積極的に参加して交流を深めるのもいいかもしれません。前述したように、放課後児童支援員には資格を持っていない人も多く、その質はバラバラ。不満を抱くこともあるかもしれませんが、大切なのはこちらの要望や疑問点をこまめに伝えること。相談をしながら一歩ずつ、信頼関係を築いていきましょう。 ・日本保育サービス 取材・文/渡辺裕希子
2018年03月26日子どもを地域にある私立幼稚園に通わせようと考えているお家にとって、9月は幼稚園で開かれる説明会に行かなければならない大事な時期。上の子と同じ園に行かせるなら説明会への出席も不要なケースも多いですが、第一子を通わせるときやはじめて通わせる予定の園へ行くときには、ママとパパもドキドキしますよね。地域に私立幼稚園がいくつもあって、どこにするか悩んでいるときに、“我が家に合った幼稚園”を見つけるコツをご紹介します!通園しているママたちを見ると園の雰囲気がわかるA園とB園で迷っているとき、「どちらもいいところがあるけれど、より我が家に合った幼稚園はどちらなのだろう」と悩んだら、通園しているママたちをチェックしてみましょう。チェックしたいポイントは「服装」と「挨拶の様子」の2つです。ママたちの服装から我が家に合っているかがわかる我が家に合った幼稚園=ママに合った幼稚園とも言うことができるほど、ママにとって居心地がいいかどうかは幼稚園選びのカギとなっています。(送迎やイベントへの参加はパパが中心になる場合には、パパの参加率を見るようにしましょう)“ナチュラルな服装のママが多く自分に合っている”“通園時はみんなキレイめの服装をしているから、園の指定があるのかもしれない”“部屋着っぽい服でも通園できるくらいラフな園なんだな”“働いているママも多いのかスーツっぽい服装をしている人もチラホラ見られる”など、服装をチェックするだけで、園の様子が把握できるのです。できれば数日、時間を少しズラしてチェックすると、いろいろなママの様子が見られるのでおすすめです。挨拶の様子ママ同士や先生との挨拶の様子も見てみましょう。ママ同士で元気に「おはよう!」「どうも~」と挨拶を盛んにしていたり、仲間同士で集まっておしゃべりしていたり、先生とのご挨拶はあってもママ同士はペコリと頭を下げるだけであまり絡んでいなかったりとさまざまなパターンが見られるはずです。挨拶が盛んだからいい幼稚園、ママ同士の挨拶がないから悪い幼稚園、というわけではありません。あくまで、我が家に合っているかどうかの相性を確認する目的で、様子をチェックするようにしましょう。幼稚園の始業時間である9時前後に幼稚園の前を通りかかってみると、今通園している子どもたちやママたちの様子が見られるので、お散歩がてら行ってみましょう!行事の内容をチェックしてみよう幼稚園を選ぶときには、その園がどんな幼稚園なのかをチェックする必要がありますが、教育目標や園の方針などを見ても「本当にどんなことをして過ごしている園なのか」まではわかりにくいところがあります。そこで、説明会などで「どんな行事があるのか」を質問したり、もらった資料に書かれていたりしないかをチェックしてみるのがおすすめです。運動会・お遊戯会・展覧会・おもちつき・クリスマス会などは多くの園でもあるため、できるだけ“その園ならでは”の行事に注目するようにしましょう。たとえば、お泊り保育があるなら「どこでお泊りするのか、どんなことをするのか」を聞いたり、どんな行事なのかイメージがわかない行事名があれば「どんな行事なのか」質問したりしてみます。一歩踏み込んだ質問をすると具体的にイメージが湧き、どんなことをする園なのかがわかってくるはずです。通園している(いた)ママやパパの話を聞いてみよう我が家に合った幼稚園を選ぶときに、もっとも頼りになるのは通園している(いた)ママやパパの話です。もし、身近に通園している(いた)ママやパパがいるときには、実際の様子を聞いてみるようにしましょう。また、近所に知り合いがいなくても、公園などで下の子を遊ばせている現役通園ママに出会える可能性もありますよ。「実は幼稚園選びで悩んでいて…」と勇気を出して話かけてみましょう。幼稚園選びは悩むことも多いですが、過ぎてしまえば幼稚園に通う3年間はあっという間ですし、子どもは環境に馴染むのも早いため、「一生が決まってしまう…」と思い詰めすぎる必要はありません。「できるだけ、我が家に合った幼稚園を選べるといいな」くらいに考えつつ、9月の説明会ラッシュを乗り切り、幼稚園を選んでいきましょう!
2017年09月07日こんにちは、ママライターのましゅままです。幼稚園選びは、一度迷いだしてしまうとなかなか決められませんよね。子どもにとって初めての集団生活で、小学校に入るための準備期間である幼稚園は、妥協したくないもの。しかし、完璧な幼稚園はなかなかなく、どこも一長一短あり、入園させてから「失敗したなあ……」と嘆いているママもチラホラ。今回は、幼稚園選びの失敗談と良い幼稚園の特徴をご紹介します。●幼稚園選びの失敗談『のびのび系の幼稚園、とだけ聞いて自由に遊ばせてくれるのをイメージして、あとは近いからという理由だけで選びました。しかし、実際はのびのび系というよりただの放任保育で、先生の人数も少なくて全く目が行き届いていない。そのくせお金ばかりかかる園でした』(20代/男の子ママ)自由保育を中心とした幼稚園でのびのび遊ばせたい!と願うママも少なくないですが、まれに“のびのび系”とうたっておいて実際は事務の片手間に保育をし、子どもたちに全く寄り添わず、目も行き届いていないという状況の園もありますので、見学では十分保育の様子を見ておきましょう。また、大した教育もないのにお金ばかりかかる園は、子どもたちの為ではなく私利私欲のための運営をしていることがある ので要注意。『園の方針やかわいい制服にひかれて入園を決めましたが、親御さんの雰囲気がお上品な綺麗なママばかりで、自分には合わなくて浮いてしまいます。全く馴染めず、バスの待ち時間が本当に苦痛です。また、園長が宗教者で、その宗教に親も誘われるシステムになっていて、それを断るのがほんとに大変です……』(30代/女の子ママ)通わせている園児やママの雰囲気が自分たちに合っているかどうかも見極めポイント。幼稚園の説明会の際は、園はもちろんまわりの保護者の様子 を見ておきましょう。モラルのある保護者が揃っているか、過剰なセレブママばかりでないか、がチェックポイント。幼稚園はカトリックや仏教など信仰がある園が多いですが、その宗教を親にまで押し付けている様子がないかも要確認。『充実したカリキュラムがいいなあと思って選んだ幼稚園でしたが、逆に充実し過ぎてなんだかゆとりがなく、のんびりした性格のうちの子どもに負担をかけているようです。また、距離よりも教育を優先させて遠い幼稚園を選んだのですが、今年から下の子も通っておりバス代が2人分だと結構費用がかさむので、送り迎えをしています。片道20〜30分はかかります。毎日のことなので、この送り迎えが負担になっています。2人通わせるときのことを考えたら、近くて通いやすい園にしておけば良かったかなと後悔してます』(30代/女の子2児のママ)カリキュラムが充実した園は魅力的ですが、充実し過ぎて負担に感じるお子さんもいるので、子どもの特性に合っている園を選ぶようにしましょう。また、きょうだいがいて、2歳差や年子の場合、同時に通わせるときのことや上の子が小学校に上がってからの生活 も想定して園を選ぶようにしましょう。園によってきょうだい割引があるところとないところがあるので、要チェックです。●良い幼稚園とは●(1)経営重視ではなく子ども重視で運営しているマンモス幼稚園で先生の数が少ない園や、親に対する宣伝文句が多い園は要注意。子ども視点で運営されている園は、保護者の機嫌を取るようなことはせず、一貫して子どもに適した教育 をさせようとしてくれます。●(2)先生と園児両方が、生き生きとした表情で過ごしている園児と先生が生き生きとした表情で遊んでいるかどうか、見てみましょう。園児と先生が見学者と会い、あいさつできるかどうかも要チェックです。また、先生同士の人間関係が悪いと先生の表情も冴えません。特に若い先生の表情 を見てみてください。●(3)園長自らも子どもたちと接しているか余裕があれば、園長の様子も見てみてください。園長室でくつろいでいるばかりでなく、園庭や園舎に出て子どもたちの様子をきちんと見ているか、子どもたちが園長にも懐いているか 、がチェックポイントです。●大前提として、子どもの性格や特性に合っているかどうか大前提として、子どもの性格や特性に合っている幼稚園かどうかが大切です。とはいえ、まだまだ子ども自身で幼稚園を選ぶことは難しいので、さまざまな要因を踏まえて、最後はママの第六感で縁のある幼稚園を選びましょう。そして、今回は失敗談をご紹介しましたが、入園させたらこの幼稚園が一番!とし、後ろは振り返らないようにしましょう。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年08月14日