元モーニング娘。の後藤真希(31)が24日、自身のブログを更新。タレントのイモトアヤコのような太い眉毛姿を披露し、話題を呼んでいる。後藤は「お試し眉毛作りw」というタイトルで更新し、「塗って乾かして剥がすだけで眉毛が濃くなる?というか、眉毛が生えてないところを生えてるようにみせる?みたいな効果があると言うアイテムを試してみたwこれは塗った後の写メw」というコメントと共に、太眉毛がトレードマークのイモトのような写真を公開した。「パパや、姉にイモトさんみたいって言われた笑」と家族の反応も明かし、「イモトさん、、、もっと太かったはず、、、」とコメント。「5分から10分放置してペロっと剥がしてみたら、程よーい感じに仕上がった眉毛wいつも眉尻の方がちょー薄くて困ってたんだけど、自然な感じ?に薄くなくなってる気がする」と仕上がりの写真もアップした。この投稿に、「イモト風ごっちんかわいい!」「最初写真だけ見て何かと思ったww娘ちゃん見たらびっくりだねw」「イモトさんやってみようかな」「確かにイモトさんw」「一瞬爆笑ゴマキさん。笑わさないで…」「眉毛可愛いね」などとさまざまなコメントが寄せられている。
2016年10月25日タレントの野沢直子が、10月10日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の3時間スペシャルに出演し、人気絶頂で芸能活動を休止した真相を、テレビ初告白する。現在、アメリカ人の夫、娘2人息子1人と米・サンフランシスコで生活している野沢は、1983年に20歳で芸能界デビューし、88年からはフジテレビ系コント番組『夢で逢えたら』で、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコとともに活躍。しかし、同番組で人気絶頂だった91年に、全てのレギュラー番組を降板して、国外に脱出した。当時、野沢は「海外で勝負できる芸人になって、1~2年で帰って来る」と説明していたが、今回の授業で、実はそれは大ウソだったと告白。日本に帰って来るつもりなど、毛頭なかったと打ち明ける。では、なぜ海外に飛んだのか。野沢はその理由を「自分が一番面白い!」と勘違いした"井の中の蛙女"だったからと解説。「天才を目の当たりにして海外に飛んじゃった先生」と名乗って、年月がたった今だからこそ、ようやく話せるようになったという真相を語り、最後には、「自分が一番だ」と勘違いしている人に向けて、教訓を伝授する。
2016年09月28日お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基(42)が、25日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週火曜11:55~13:45)で、高畑裕太容疑者(22)への怒りをぶちまけた。高畑容疑者が23日に強姦致傷容疑で逮捕された影響で、各局は出演番組の内容を変更するなど対応に追われている。後藤がMCを務める日本テレビ系『今夜くらべてみました』(毎週火曜23:59~24:54)もその1つで、『24時間テレビ』のPRとしてフリーアナウンサーの羽鳥慎一、NEWSの増田貴久、高畑容疑者の出演分を収録済みだったが、再放送に差し替えられた。後藤は「収録した分はお蔵入り」「一生懸命番組を作っているスタッフさんが、僕のところに来て『差し替えになってしまいました』」と報告。スタッフから「すみませんでした」と謝られたことを明かし、「そのスタッフさんも被害者。そういう人が謝らなければいけないって、どれほど迷惑かけてんねん」と語気鋭く言い放った。さらに、「この番組もそうですが、全部の番組、ちょっとでも盛り上げようと思って作っているところに、そんな水の差し方、迷惑の掛け方あるんかな」と嘆く後藤。いつもとは違って笑いを一切排除し、「強く思います」という言葉で締めていた。
2016年08月25日元モーニング娘。の安倍なつみ(34)が26日、第1子となる男児を出産し、元メンバーの後藤真希、高橋愛、飯田圭織らがブログで祝福した。自身も昨年12月に第1子を出産したばかりの後藤は「心から、、おめでとう」と祝福し、「メンバーの子供達がどんどん増えていきますね~嬉しい限りです!!!」と感激。「なっちのこれから楽しい育児生活、旦那さんと一緒に幸せいっぱいな日々をおくれますように」と願った。高橋も「子供が大好きなあべさんのことだからきっとデレデレなんだろうな~いいな~」と喜び、「安倍さん!いっくん!本当におめでとうございます!!!」と祝福した。飯田圭織は「なっち~、本当に本当におめでとう心から嬉しいです」とお祝い。現在、アルバムもプロモーションで札幌にいるそうで、「オーデションの頃やインディーズで手売りをしていた頃の事を思い出していたのでいろいろ込み上げてくるものがあります」と振り返った。そして、「これからはママ同士頑張りましょうね」と呼びかけ、「息子同士は室蘭産まれの誕生日が2日違いではなかったけど(笑)仲良くしてくれるといいなぁ」と期待した。また、保田圭は「パパもママも美男美女だからとんでもないイケメン君になるんだろうなぁ」と予想し、「今年は本当にメンバーのおめでたいことが続いて嬉しいな」とコメント。石黒彩は「なっちのBaby様誕生おめでた~いっ!!家族が増えて、ますますHappyだね~いつも笑顔の可愛いなっちが更に素敵な笑顔になるかと思うと、こっちまで幸せになっちゃいます~」と喜び、中澤裕子も「元気なベビ君が産まれたようでホッとしました」とそれぞれブログで祝福した。安倍は、昨年12月29日に俳優の山崎育三郎(30)と結婚。今月27日にブログを更新し、「7月26日 私達夫婦の元に、元気な男の子が誕生しました」と報告した。
2016年07月28日お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基がこのほど、都内のスタジオで行われた関西テレビ・フジテレビ系バラエティ特番『世間のイメージとズレてるのは誰だ!? ズレ↓オチ』(7月5日21:00~22:48)の収録後に取材に応じ、AKB48選抜総選挙で2連覇を達成したHKT48の指原莉乃に「すげぇなと思いましたね!」と感服した。この番組は、芸能人たちが自身にまつわるさまざまなアンケート結果を予想し、自分の考えていたイメージと、世間が感じているイメージとの"ズレ"を浮き彫りにしていくというもの。指原との共演が多い後藤は、普段のバラエティと総選挙での彼女の"イメージの違い"を、あらためて実感したそうだ。しかし、後藤がスタジオから見守っていた総選挙生中継番組の終了後、各方面から「指原が1位を獲って、後藤が喜んでいた」と言われたことに不満の様子で、「僕、喜んでいるわけではなくて、驚いてるんです!」と強調。「うれしいのはもちろんあるんですけど、こいつすげぇなという驚きです!」と繰り返していた。共にMCを務める関ジャニ∞の横山裕は、自身が感じた最近の身近なイメージの違いについて、「弟が結婚して、僕の中でずっと弟のままで止まってたんですけど、結婚式を見たときに『あぁ、1人の男になってんだな』と思いました」と感慨深げ。感謝の手紙を読まれた際は「すげぇ泣いちゃいました」と、感動の場面を振り返った。今回は、アシスタントで田中みな実、ゲストで、テリー伊藤、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、波瑠、りゅうちぇる、ロッチ、メイプル超合金、ダレノガレ明美、神田うの、光浦靖子、羽田圭介、馬場典子、小峠英ニ(バイきんぐ)、岩尾望(フットボールアワー)が出演。後藤と田村への「MCがうまい」「第2の明石家さんまになりそう」といった際どい質問や、田中と馬場の女子アナ対決などが繰り広げられる。
2016年06月29日女優の後藤郁が24日、東京・恵比寿の弘重ギャラリーで開催中(~5月29日)の写真展「後藤郁 写真展 Vol.1‐a girl- 」に出席した。2014年6月にアイドリング!!!を卒業して芸能活動を休止し、今年6月から7月にかけて上演される舞台『ダンガンロンパ~希望の楽園と絶望の高校生~2016』で芸能界に復帰する後藤郁。同写真展は、アイドリング!!!卒業後から最近までを撮った写真で、後藤自身が選んだ150点が展示される。髪の毛もロングにしてすっかり大人びた姿で報道陣の前に現れた後藤は「今回は18歳から20歳までの1年半ぐらいをまとめたものになっています。18歳、19歳は大分県の別府や由布院でロケを行い、あとは熱海や東京に戻って撮影しました」と説明しながら「本当にキレイに撮ってもらったので最初は震えました。身震いって言うんですかね。泣くのは最後に撮っておこうと思っていますが、本当によかったです」と撮影を担当した魚住誠一カメラマンに感謝。会見に同席した魚住カメラマンから「大人っぽくなった」と褒め言葉をもらった後藤は「猫被っているんじゃないんですかね(笑)」と照れ笑いを浮かべるも「私の中ではアイドルから女優へと切り替えていかなくてはいけないと思っています。中々性格は変わりませんが、20歳にもなったので少しずつ成長していければと思っています」と力を込めた。今年2月に舞台の制作発表で久しぶりに公の場に立った後藤。「1年半ぶりの公の場だったので、すごく緊張したのを覚えています」としながら「1年半のブランクがありますが、女優さんの仕事をしたいと思って戻ってきたので、絶対に目立っていきたいです。アイドルから女優さんになる方は多いですけど、その中でもずば抜けた存在になれたらと思います。将来的には朝ドラや時代劇、大河ドラマにも出たいですね」と意欲を見せていた。
2016年05月24日お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基が、12日(21:00~)に放送される関西テレビ・フジテレビ系特番『世界ウソでしょ旅行社 やっぱり世界はブッ飛んでいる!?』で、1泊4日の弾丸ツアーに挑む。この番組は、芸能人たちが「ウソでしょ!?」と叫びたくなる世界の刺激的な旅を現地でレポートしていくもの。今年1月の放送に続く第2弾となり、今回はMCの後藤自身も旅人として海外へ向かう。後藤が挑むのは、香港、ニューヨーク、ロンドン、ドバイをめぐる「1泊4日で世界一周 朝ごはんの旅」で、ほぼ機内泊で各国の朝食ばかりを食べていく弾丸旅行。収録後にインタビュー応じた後藤は「ホントにしんどいロケでしたね…」と過酷なツアーを振り返った。短期間で入国と出国を繰り返すため、入国審査官から犯罪者と同じ動きだと疑われるそうで、「お前は何の目的で来たんだ?」と言われたことも。滞在するホテルの名前も書かず、目的を「sightseeing(観光)」と伝えてしまってますます怪しまれたが、コーディネーターが「彼らは夢だった世界一周旅行の途中なんだ!」と熱弁してくれたことで助けられたという。今回の放送では、後藤の旅のほか、矢口真里と蛭子能収がメキシコへ。そして、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、照英、篠原信一がインドネシアへ向かい、ボビーオロゴンが緊急参戦する。後藤は「僕もしんどかったけど、やっぱり他の旅人の皆さんも行く先々で体張っていて、矢口っちゃんなんて僕より全然体を張ってますから。すごいやつやなあと思いましたね」と舌を巻いていた。
2016年04月09日『かもめ食堂』『めがね』などを手掛ける荻上直子監督の5年ぶりの最新作『彼らが本気で編むときは、』が製作決定し、来年公開することが決定。なお、本作の主演には生田斗真、共演には桐谷健太、そして映画本格デビューとなる柿原りんかが出演することが明らかになった。小学生のトモは、育児放棄ぎみの母親・ヒロミと二人暮らし。ある日母親が家出をしてしまったため、叔父のマキオの家に向かう。過去にも同じ経験があったが、今回マキオはリンコという美しい恋人と暮らしていた。リンコは、元男性で“トランスジェンダー”。老人ホームで介護士として働いている。リンコの美味しい手料理に、食卓の団らん。母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコに戸惑いながらも、3人での奇妙な共同生活が始まった――。本作は、日本映画の新しいジャンルを築き、その世界観から女性に圧倒的人気を持つ荻上監督の5年ぶりとなる待望の最新作。本作の監督と共に脚本も手がけており、その脚本は、2013年、アメリカから帰国した荻上監督が、「トランスジェンダーの子どもを持つ母親が子どものためにニセ乳を作る」という心温まるエピソードの書かれた新聞記事に目が止まり、そこから着想を得て監督自身が作り上げたオリジナル。今回の主人公、トランスジェンダーで介護士のリンコ役には、「ほかは考えられない」という監督たっての希望により抜擢された生田さん。『脳男』『予告犯』『グラスホッパー』そして8月公開の『秘密 THE TOP SECRET』など主演作が続く生田さんも、「荻上監督独特の、かわいくもあるし、優しくもある温かい脚本で、監督の期待に応えたいという思いが湧きました。監督はとてもサバサバした方で、違ったら違う、よかったらよかったと物事をはっきり言ってくださるので、とても信頼しています」とコメント。そしてその恋人・マキオ役には、『クローズZERO』『BECK』などに出演し、CMでは浦島太郎役で“浦ちゃん”の愛称でも知られる桐谷さん。以前から監督の作品を観ていると話す桐谷さんは、「荻上監督は、自分で本を書いて、自分で監督されているので、説得力が半端じゃないし、演出の指示が的確で、『なるほど、確かにそれがマキオかも!』って思えるんです。監督の演出によって、俺のマキオは余分なところが削がれ、本物の『小川マキオ』になって、転がり出していく感じです」と監督の凄さを痛感したと語る。さらに、育児放棄された子ども・トモ役には、「マルモのおきてスペシャル2014」、ミュージカル「モーツァルト!」でアマデ役を演じた柿原さん。今回、数回に渡るオーディションで輝く才能を見せ、本作が映画本格デビューとなった。すでにクランクインし、順調に撮影が進んでいるという本作。撮影が始まり生田さんは、「桐谷さんの存在もとても心強いです。僕のことをたくさん褒めてくれるし、『大丈夫、大丈夫』って背中をポンと押してくれるんです。もともとマキオさんのように器が大きい俳優さんだし、頼りたくなる存在」と共演の桐谷さんについて話し、また桐谷さんも「斗真とも『この映画は俺らのターニングポイントになりそうやね』と話しています。自分にとって何かが凄く変わりそうな作品と感じていますし、いままでやったことのない人物像なので、自分自身も凄く楽しみだし、肩の力を抜いてマキオとして監督の世界にちゃんと漂えるようにしたいです!」と意気込みを語っている。さらに監督も「私にとっても、生田さんや桐谷さんにとっても、転機となる作品だと思っていますし、そうなるように努力しているところです。癒し系、スローライフなどが、私の過去の映画のイメージでした。ならば言いたい。本作では、癒やしてなるものか!もはや、生ぬるいものを作る気など一切ありません」と熱いメッセージを寄せていた。監督の新境地ともいえる本作で、生田さんと桐谷さんのどんな新たな一面が覗けるのだろうか。『彼らが本気で編むときは、』は2017年2月25日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月21日2月13日からWOWOWでスタートする連続ドラマ『きんぴか』で、主演の中井貴一が飯島直子と濃厚なベッドシーンを披露することが明らかになった。同ドラマは浅田次郎の原作をドラマ化したもので、中井演じる不器用なヤクザ・阪口健太、政治家秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)、元自衛官・大河原勲(ピエール瀧)の悪党3人が老刑事(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりのやり方で"筋"を通そうとする重厚な人間ドラマ。物語の中で、飯島演じる看護師・マリアはふとしかきっかけで健太の優しさに触れ、健太は彼女の懸命な姿を見て強く惹かれ合い、肌を重ねる。東康之プロデューサーは「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中に背負ってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演じていただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な"大人のラブシーン"にぜひ注目下さい」とコメント。ドラマ『最後から二番目の恋』では兄妹役を演じていた2人が、はたしてどんな妖艶な絡みを見せてくれるのか注目だ。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート(第1話無料放送)。
2016年02月08日アカデミー賞作品賞の有力候補と言われる『オデッセイ』の試写会が2月2日(火)に米国大使公邸で開催され、上映後には元宇宙飛行士の山崎直子、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、NASA宇宙飛行士のクリス・キャシディ、マイケル・E・フォッサムによる質疑応答が行われた。第73回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、主演男優賞(マット・デイモン)に輝き、オスカーでも7部門ノミネートの本作。事故で火星にたったひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバル、地球への帰還に向けた孤独な戦いを描く。この特別試写会は学生を招待しており、映画を観終わったばかりの学生たちの質問に山崎さんらが答えた。最初に米国大使館を代表して挨拶に立ったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、偉大な宇宙飛行士の挑戦を称え、父のケネディ大統領の時代に月面着陸が達成されたことに触れ「父が月に人類を送ろうとしたのは、それが簡単だからではなく困難だからです」と語り、映画で描かれる火星での有人のミッションについて「危険かつ偉大な冒険ですが、ここにいる何人かが、いつか実現することを信じています」と語った。招待された学生の多くは高校生とあって、宇宙飛行士たちの学生時代について尋ねると、山崎さんは「子どものころは『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』、『スター・ウォーズ』を見て宇宙に感化されました(笑)」と明かし「中学でチャレンジャー号の事故を見て、いつか自分も宇宙飛行士にと思ったのですが、どうしたらなれるのかもわからず、高校時代はテニスに打ち込んでいました。その後、、エンジニアになり、1回目の(宇宙飛行士の)試験は書類審査で門前払いだったのですが、2回目で合格しました」と振り返った。ちなみに、山崎さんが落ちた試験で合格したのが、野口さん。「ごめん(笑)」と山崎さんを拝みつつ、野口さんは「僕は高校のときは、まさにみなさんと同じような感じでした。映画も学校も好きで『スター・ウォーズ』を見ましたね」と懐かしそうに語る。野口さんは、質疑応答を通じてたびたび「仲間」そして「チームワーク」の重要性を熱く語る。「宇宙飛行士の試験で何を見ているかというと、やる気とモチベーション。そして仲間とコミュニケーションを取って解決できるか?一緒に仕事をしてポジティブでいられるかということ。これは壁にぶち当たった時に大事なことと同じです。やる気の強さが壁を乗り越える力になるし、そのためには仲間とのコミュニケーション、ポジティブに楽しんでやれるかということ。宇宙はチームスポーツです!」と語った。映画ではひとり残されたワトソンが、ろくな音楽を聴くことができずに嘆くシーンがあるが、宇宙で恋しくなったものについては、野口さんは「ラーメン!」と即答。山崎さんは「シャワーとお風呂です。映画の中でも出てきますが、体を拭くことしかできず、シャンプーもできないので…(苦笑)」と明かした。映画に関しては山崎さんは「リアリティがあってハラハラしました」と称賛。火星での主人公のサバイバル生活が実際に宇宙ステーションで行われている実験に則していることに加え「チームワークで成り立っていることも描かれており、元気をもらいました」と語る。さらに「心理描写に関しての共感を覚えました」とも。主人公が生活を映像で日記のように記録する点について「私もそうなったら同じことするかなと思いました。ユーモアを取り入れてる点もそうです」と語った。映画の中で、嵐に巻き込まれて行方不明になった主人公を残したまま発つか否かの決断を迫られるシーンがあるが、野口さんは「難しい決断です。思い出したのは僕が初めて宇宙に行く直前にコロンビア号の事故が起きたこと。事故後、最初のフライトになったんですが、船長の女性飛行士が、自分たちが宇宙に行く上での目標について『行きと同じ人数で帰ってくることだけ』と語っていて、それはすごく心に残っています」と自身の経験と重ねて語った。改めて、学生たちとの触れ合いについて山崎さんは「自分が高校生だったころに比べてしっかりしてると思います。いろんな観点で考えていて、嬉しかったです」と積極的に質問を投げかけてきた高校生たちを称えていた。『オデッセイ』は2月5日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日宝島社は11月26日、後藤真希さんの初めてのレシピ本『後藤真希の満足おうちごはん』(税込1,296円)を発売する。同書では、"簡単、おいしい、ヘルシー"な後藤家流のおいしいごはんレシピ102品を掲載。お財布に優しい1週間4,000円献立をはじめ、「あと一品!」が欲しいときに役立つおかずレシピ、実際に夫の体重をこっそり減らしたというマル秘レシピ、美肌レシピ、パパッと作れるワンプレートレシピやヘルシーなおつまみ&おやつレシピ、そのほか、食材の保存の方法や料理のマメ知識などを紹介するという。後藤真希さんは13歳でアイドルグループ「モーニング娘。」の一員としてデビュー。17歳で卒業し、ソロ活動を開始。昨年結婚し、年内に第一子を出産予定。オフィシャルブログで頻繁にアップしている家庭料理が話題に。
2015年11月01日後藤真希、念願の妊娠報告元モーニング娘。の後藤真希が、自身のオフィシャルブログ6月17日付けの記事において、妊娠報告を行った。「母子手帳を手にした時、とても幸せを感じることができました」と喜びが語られる一方で、同ブログ6月18日付け記事では、「妊娠検査薬をみて何度も何度も撃沈していた事も」あったと、妊娠までの道のりが決して簡単ではなかったことを明かした。噂のガウチョに「凄く新鮮」妊婦でもトレンドに敏感なのは変わらないようで、最近は巷で話題のガウチョにトライ。今まで買ったことのない形で、「凄く新鮮」とご満悦な様子をアップした。また、100均を愛用していることも明かし、洗い物の手間が省ける紙コップやプラスチックの総菜入れをよく購入すると告白。狭いキッチンを効率的に利用するためには「こういうモノってすっごく便利なの」と大絶賛している。「HONEY DROPS」のイメージヴィジュアルにまた、仕事も順調で、「HONEY DROPS」(ハニードロップス)のイメージヴィジュアルになったことを報告。つけるだけでイメチェンができるカラーコンタクトだそうで、同ブログ6月11日付け記事では、ブラウンのレンズをつけた写真をアップ。カラーコンタクトには珍しく、度が入っているものもあるそうで、「ぜひみなさんに使ってみてほしいな」とコメントしている。【参考】・後藤真希 オフィシャルブログ「MAKI GOTO OFFICIAL BLOG」
2015年06月21日SMbrand(エスエムブランド)はこのほど、カラーコンタクトレンズシリーズの「HONEY DROPS」(ハニードロップス)に、歌手・タレントの後藤真希さんをイメージモデルとして起用したことを明らかにした。ハニードロップスのブランドコンセプトは「すべての女性が可愛く、自信を持てるように。」。今回、そのメッセージを、より多くの女性に届けたいという思いから、男女問わず多くの人から人気のある後藤真希さんをイメージモデルとして起用したとのこと。レンズは使い捨てタイプで、カラーはハニーブラウン、ハニーナチュラル、ハニーグレーの3種類を展開する。年代問わずにさまざまな人が使えるよう、使う人や年代に合わせたレンズデザイン・発色とした。普段使いから旅行時など、シチュエーション別に使い分けできる商品を目指し、「1dayタイプ」と「1カ月タイプ」の2ラインを販売する。「ハニードロップスワンデー」は1箱10枚入りで1,600円、「ハニードロップス1カ月タイプ」は1箱2枚入りで1,834円。価格は税別。販売は、オフィシャルサイト「HOTEL LOVERS」で行っている。
2015年04月02日シードはこのほど、「40歳からのプレミアム・コンタクトレンズ」の良さを等身大の言葉で伝えていくエバンジェリスト(伝道師)として、女優の飯島直子さんを起用することを発表した。一般的に40代になると、「夕方になるとものが見えづらい、小さな文字が見えづらい」など「瞳の曲がり角」を感じることが多くなってくると言われている。これは年齢と共に水晶体の弾力が低下するため、ピント調整力が衰え、手元や近くにピントを合わせづらくなることが原因だという。しかし、見えづらさを感じつつも、老眼鏡をかけるのに抵抗がある人も多い。そのような人に向け、同社は遠くも近くも自然に見えることを追求したプレミアム・コンタクトレンズ(遠近両用コンタクトレンズ)を販売している。今回、同商品のよさを等身大の言葉で伝えるエバンジェリストに、飯島直子さんを起用した。飯島さんは、「『遠近両用』っていうと、すごく年上の方が使うものというイメージだったので自分にはまだ関係ないと思っていました。でも使ってみたら、『私もだったのか……』とびっくりすると同時に、その楽さに驚いたんです」と使い心地についての感想を述べた。12月18日からは、プレミアム・コンタクトレンズの特設サイトをオープン。プレミアム・コンタクトレンズデビューした飯島直子さんをドキュメンタリータッチで追いかけたスペシャルムービー「飯島直子の驚き5days」等を公開している。
2014年12月24日等身大の言葉で伝える株式会社SEED(以下、シード)が展開する遠近両用コンタクトレンズ「プレミアムコンタクトレンズ」の良さを伝えるための伝道師として飯島直子さんを起用。12月18日よりプレミアムコンタクトレンズの特設サイトを開設し、スペシャルムービーなどを閲覧することができる。瞳の曲がり角水晶体の弾力は年齢と共に低下する。それに伴い水晶体が膨らみにくくなり、ピント調節力が衰える。お肌の曲がり角ならぬ瞳の曲がり角がやってくる。一般的にはその曲がり角は40代にはやってくると言われている。夕方になるとものが見えづらい、小さな文字が見えづらいと感じたら要注意だ。瞳のエイジングサイン以下に挙げる項目に1つでも当てはまれば、瞳の曲がり角がやって来ているかもしれない。・昼間は感じないが、夕方になるとものが見えづらい・名刺などの電話番号が読みづらい・アイメイクの際にアイラインを細く引きにくい・目の疲れをよく感じる・小さな文字は少し離したほうが読みやすい・肩こりや頭痛が治らない・眼鏡やコンタクトレンズがないほうが小さな文字を読みやすいプレミアムコンタクトレンズは4種類自然な見え方で遠くも近くも見やすくなる遠近両用コンタクトレンズのプレミアム・コンタクトレンズは全部で4種類。1日使い捨てタイプ、2週間交換タイプ、2種類のハードタイプが展開されている。レンズには遠くと近くの度数を配置することで、遠近両用眼鏡のように視線を動かさなくてもピントを合わせることができる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社SEEDプレスリリース・プレミアムコンタクトレンズ特設サイト
2014年12月21日後藤真希、ネイルカラーを作成7月に結婚したばかりの新婚ホヤホヤの後藤真希さん。プライベートも仕事も充実しているようです。彼女のオフィシャルブログ「MAKI GOTO OFFCIAL BLOG」の8月23日付け記事を見ると、新しくしたネイルを公開しています。どうしてもモスグリーンを使いたかったのに、カラーがなくてがっかりした後藤さん。しかし、彼女は諦めませんでした!手持ちのネイルの色を混ぜて、モスグリーンを作成。見事に望みの色をゲットしました。この美へのチャレンジ精神は見習いたいものです。Alifisではストレッチを紹介後藤真希さんがチーフ・キュレーターを務める「Alifis」は、オトナ女子が作るオトナ女子の為のWEBマガジン。女性必見の内容が盛りだくさんです。同サイト8月23日付けの記事は後藤さんが担当し、ストレッチについて紹介。リラックスできたり血流がよくなったりと、ストレッチによる様々な効果を説明しています。そして、注目すべきは彼女のオススメのDVD付きストレッチ本。TRFが表紙の「EZ DOダンストレッチ」を大絶賛しており、「このDVDで私はストレッチして、最後に少し踊っちゃう」とコメント。楽しくストレッチをしたい人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。【参考】・後藤真希オフィシャルブログ「MAKI GOTO OFFCIAL BLOG」・Alifis「後藤真希オススメ! ストレッチで綺麗になりたい!」
2014年08月27日2011年12月4日のライブをもって芸能活動を休止していた元モーニング娘。の後藤真希(28)が約2年半ぶりに復帰することが17日、わかった。25日オープン予定のキュレーション・マガジン『Alifis(アリフィス)』のチーフ・キュレーターに就任し、これを皮切りに本格的にタレント業を再開する。【写真】過去には…見事なボディが話題になった後藤真希“ゴマキ”がついに復活する。関係者によると、活動休止中は今まで以上に美容、健康に気づかってジム通いをするなど“女子力アップ”に務めていたという。その後、4月21日に行われた人気ゲーム『モンスターハンター』のイベントにも飛び入り参加して元気な姿をみせ、4月28日には自身のブログ『G-motion』を立ち上げファンと交流の場を設けていた。その間、芸能人という枠ではなく、一人の女性として普通に生活しながら、前から興味があったことにいろいろ挑戦。「仕事中には忙しくて出来なかった」というネイルなども、活動休止中だからこそ凝るなど「とにかく、いつ何処で見られても見た目の印象は損なわないようにだけは意識していた」という。今回の『Alifis』について後藤は「きっかけは活動休止期間中、日常生活を送っている時に、ゲームやLINEしか使ってないスマホをいじりながら気づいたことでした。日々の生活をワクワクさせてくれる、役にたつコラム記事など、わたしでもわかるように、IT用語とかむずしいことば使いじゃなくて、もっと、つかいやすく、わかりやすく読みたいなって感じたことでした」と参加を決意。ブログでファンと直接的にコミュニケーションとれたことも大きかったといい「いろんな知り合いやスタッフに相談しまくって数週間…、わたしの人脈? 信頼? をフル活用して、無茶振りしまくりながら、キュレーション・マガジンAlifis(アリフィス)の立ちあげとなりました」と新たな活動拠点を創出。自身のブログでは「今後は主にキュレーション・マガジンをメインに女子力磨きにも拍車をかけて!笑頑張っちゃいます!!」と呼びかけている。当面は同マガジンを中心にゆっくり活動していくが、それ以外の活動は決まっておらず、音楽活動の再開も現時点で未定という。
2014年06月17日ブログで大学生となったことを報告ファッションモデルでタレントの徳澤直子。主要女性ファッション誌の「CanCam」や「With」「JJ」で活躍してきたほか、女優業にも一時チャレンジ。結婚等に伴い、2010年にモデル業を休業としていたが、2012年7月号の「美人百花」でモデル復帰を果たしている。そんな彼女が、7日のオフィシャルブログで、この4月から大学生となったことを明かした。Facebookでもこのことは報告されていたが、正式にブログ読者らにも発表。「この年にして」と苦笑マークを付けながらも、新たな一歩を踏み出したことを伝えた。詳細は不明ながら、心機一転3足のわらじで奮闘2011年8月には第一子となる女児を出産しており、家事・育児にも忙しい徳澤だが、かねてより社会のこともしっかりと学びたいという意識も強く見せていただけに、仕事に、家庭に、学生生活にと、“3足のわらじ”となるが、果敢に挑戦することを決めたようだ。徳澤は現在、阪神タイガースの西岡剛選手との離婚協議中でもある。なにかと大変なことも多いことと思われるが、ブログには、ファンらから入学を祝う声、激励の声が多数寄せられており、今後学びを通してさらに成長し、より輝く姿を見せてくれることを期待したい。元の記事を読む
2013年04月09日『かもめ食堂』、『めがね』など何気ないやり取りの中にあるほのぼのとした情景を描き出し、女性を中心に高い人気を誇る荻上直子監督の最新作『レンタネコ』がついに完成。4月9日(月)に完成披露試写会が都内で開催され、主演の市川実日子、草村礼子、光石研、山田真歩、田中圭が舞台挨拶に登壇した。多くの猫と暮らし、人々に猫を貸し出す「レンタネコ」屋を営むサヨコと人々の出会いを描いた本作。猫によって心の隙間を埋める人々、そんな様子を見守りながら自身も少しずつ変わっていくサヨコの姿を温かく描く。市川さんは映画について「17匹の猫が出てきますが、しかし!それだけではない映画になってます」とアピール。サヨコ役で出ずっぱりのため、この17匹のすべての猫たちと共演を果たしたが「こんなにいると性格が全然違うんです。猫にもいろいろあるんだなぁって思いました。(自身は)猫と人間の間にいる感じでした」とニッコリ。猫との撮影ということでさぞや苦労したかと思いきや、「荻上監督は猫を愛している方で、撮影前に『“猫待ち”をすることも、猫に何かを強要することもしないで、(猫には)自然に自由に現場に居てもらう』とおっしゃって、すごく自由でした(笑)」とあるがままの猫たちがカメラに収められていることを明かした。そんな市川さんについて草村さんは「拡声器を持って土手を歩く姿がとてもかわいくて、少年のようで惚れ惚れしました!」と絶賛。草村さん自身は「子供の頃に化け猫の映画を観てから、自分の方から猫に触ったことはなかったんです」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。光石さんは荻上作品の常連だが、その魅力を「(物語が)現実とフィクションのギリギリのところにあって、演じる側がリアリティを持ってやるとホンワカするんです」と分析。「今回は猫もいてなおさらでした。市川さんも本当に猫みたいでした」と語った。これに市川さんが「そうですか(笑)?」と返すと、「いや、分かんないです。いいかげんなこと言いました」と照れくさそうに頭をかいた。荻上作品初参加の田中さんは、現場の様子について「フワッと柔らかいというかボーっとしてる感じ」と表現。市川さんから「ボーっとしてないですよ(笑)。普段ものすごい現場が多いんですか?」とやんわりと突っ込まれると、「ずーっと駆け足ですよ!…いや、そうでもないです(笑)」と語り会場の笑いを誘った。山田さんは、お客へのマニュアル通りの説明にとらわれたレンタカーショップの女性店員という役どころで、早口でサヨコ相手に商品の説明をするというシーンがあるが「個性を殺そうと思ってやりました」と述懐。「バイトはいままでいっぱいやって来たけど、マニュアルを言うような仕事はなかったので街中でそういう人たちを観察しました」と苦労を明かした。この日は高さ2.4メートルの巨大な招き猫も登壇。静岡県の看板業者の社長が20年も構想を練り上げて仕事の合間に作り上げたもので、当初は縁起物としてレンタルすることを予定していたが、借り手が現れずに完成からずっと倉庫に眠ったままだった…。今回の『レンタネコ』イベントで記念すべき初レンタルを飾った。右手を掲げた招き猫はお金を、左手を掲げたものは人を呼び込むと言われており、キャスト陣は“巨大レンタ招き猫”を前に福を呼び込もうと手を掲げていた。『レンタネコ』は5月12日(土)より銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:レンタネコ 2012年5月12日より銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほかにて全国公開© 2012 レンタネコ製作委員会■関連記事:『かもめ食堂』荻上直子監督の最新作『レンタネコ』、ベルリン映画祭出品決定荻上直子監督最新作!ハートフルムービー『レンタネコ』試写会に15組30名様ご招待
2012年04月09日『かもめ食堂』、『めがね』など独特の世界観で多くの映画ファンに愛される荻上直子監督の待望の最新作『レンタネコ』が5月に公開されることが決定。さらに、公開に先立ち、2月に開催される第62回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門にて正式出品されることが決定した。どこかゆったりとした時間の流れの中で、こだわりの場所と人の出会いを描いてきた荻上監督が選んだ新たな題材は、タイトルにもなっている「レンタネコ」。都会の片隅で“レンタネコ”屋をひっそりと営む主人公・サヨコが、心寂しい人たちと猫との出会いのお手伝いをしていく姿を描く。夫と愛猫に先立たれた老婦人に、単身赴任中の中年男、自分の存在意義に疑問を感じるレンタカー屋の受付嬢、サヨコと浅からぬ因縁を持ち、いまはとある組織から追われる男などなど、サヨコのもとに訪れる様々な事情を抱えた人たちと猫の出会いの物語が繰り広げられる。主人公・サヨコに扮するのは、『めがね』以来の荻上組参加となる市川実日子。大人の女性になりきる一歩手前の少年ぽさを残したたたずまいで、正体不明の“レンタネコ”屋をコミカルかつ愛らしく演じる。そして猫をレンタルする人々には、同じく『めがね』で共演した光石研に草村礼子、山田真歩、田中圭、謎の隣人に小林克也と、ベテランから若手勢まで個性豊かな面々が集まった。荻上監督作品のベルリン映画祭参加は、劇場長編デビュー作の『バーバー吉野』(’03)、『めがね』(’07)に続いて3度目。『バーバー吉野』では児童映画部門出品で特別賞を、『めがね』はパノラマ部門出品でザルツゲーバー賞を受賞と、それぞれに高い評価を得ており、いまや国際的に支持を集める荻上監督にとってベルリン映画祭は縁深い映画祭の一つ。“レンタネコ”屋という斬新な舞台で展開する新たな“荻上ワールド”は、海外でどのように迎え入れられるのか?第62回ベルリン国際映画祭は2月9日(現地時間)より開催。『レンタネコ』は5月、銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:レンタネコ 2012年5月、銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほかにて全国公開© 2012 レンタネコ製作委員会
2012年01月26日ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマン、後藤正文が『ぴあ』誌で1年間(2010年5月から2011年5月まで)にわたって掲載した連載『ゴッチ語録AtoZ』を書籍化、アジカン初となるベスト・アルバム『BEST HIT AKG』のリリースと同日、1月18日(水)に発売する。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの公演情報2004年から2005年に“ロック”をテーマに五十音順でアーティストや曲などをとり上げた『ゴッチ語録』(2006年3月書籍化)の続編。音楽にとどまらず、様々な視点で現在と未来、社会を見つめる後藤の想いが綴られている。震災以降、社会活動にも力を注ぎ、Twitterでの発言でも注目を集める中、2011年11月には“未来を語ろう”をテーマに新聞も創刊し、編集長も務める後藤。そんな彼が、いちミュージシャンとして、いち表現者として何を想い、何を語ったのか。書籍化にあたり、“音楽とことば”をテーマに、宇多丸&Mummy-D(RHYMESTER)、“表現と手段”をテーマに、宮藤官九郎、“音楽と笑いとメディア”をテーマに、有田哲平(くりぃむしちゅー)を迎えての豪華対談3本も新たに収録した。なお、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは2月22日(水)・23日(木)に日本武道館、2月26日(日)に大阪城ホールで公演を予定。チケットの一般発売は1月21日(土)10:00より。また一般発売に先駆けて、チケットぴあではインターネット先行抽選プレリザーブを12月15日(木)11:00まで受付。■『ゴッチ語録AtoZ』後藤正文:著1月18日(水)発売1260円四六判176ページぴあ刊★ぴあBOOK SHOPで予約をされたお客様に先着で、『ゴッチ語録AtoZ』の帯で使用している及川正通氏によるゴッチのイラストを使用したブックマークをプレゼント。詳細は、ぴあBOOK SHOPまで
2011年12月15日初のランジェリーモデルに果敢に挑戦!今日、アーティストとして多彩に活動を広げている後藤真希。今回、初めてファッションブランド「rienda」によるランジェリーライン「rienda suelta」のモデルに起用されることとなった。2011秋冬のシーズンモデルとして、商品アピールを展開するそうだ。ランジェリーモデルを務めるのは、彼女にとって今回が初めてのこと。ファンには驚きとともに、あらためてその美しさに魅せられる機会となりそうだ。カタログはまるで写真集のよう☆後藤真希がモデルを務め、編集された今季のカタログ「rienda suelta」はブランドプロデューサーである中根麗子氏とフォトグラファー・薮田修身氏によって制作されたそうだ。彼女の美ボディも光るセクシーでスタイリッシュなカタログは、まるで一個の写真集のようなクオリティの高さで、一見の価値あり!全国の「rienda」ショップ店頭で配布されているので、ぜひチェックしてみてほしい。もちろんアイテムも魅力的。魅惑のランジェリーは手に入れたくなるものばかりだ。後藤真希としては、年内での活動休止を発表している。11月2日にはラストアルバム「愛言葉(VOICE)」をリリース予定。12月4日にはラストライブが予定されている。残り少ない期間だが、彼女の魅力を存分に感じたい。元の記事を読む
2011年10月14日貴重!さすがにきれいなすっぴん姿元「CanCam」モデルの徳澤直子が、自身のオフィシャルブログにて貴重なすっぴんを披露している。昨年7月にプロ野球西岡剛選手と結婚し、この8月には女児を出産した彼女。まさに幸せいっぱいといったところだ。現在は、メジャーリーグに移籍した夫とともに、家族でアメリカ・ミネアポリスで生活している彼女。最近のブログでは、子どものことに触れることも多く、子育てに奮闘中のようだ。美貌は健在!愛娘も可愛い☆すっぴん姿を披露した写真でも、わが子を大事に抱っこ。抱っこする姿も美しく、産後とは思えない美貌だ。このあたりはさすがといったところか。CanCamモデルを卒業し、ママとなっても美貌は健在のようだ。こんな彼女とイケメン選手としで評判になることも多い西岡選手とのあいだに生まれた子どもだけに、Jr.ちゃんもきっと可愛い子に育ちそう。すっぴんでわが子を抱っこした写真は、ほんの少し、その可愛らしさも見えるようなものとしても貴重な一枚だった。元の記事を読む
2011年09月03日クリステン・スチュワート、ダコタ・ファニング主演の映画『ランナウェイズ』の宣伝部長に後藤真希が就任。3月10日(木)に開催された就任イベントで映画の魅力をアピールした。1970年代、平均年齢16歳のガールズバンド“ランナウェイズ”が男だらけのミュージックシーンに鮮烈にデビューし、周囲の好奇の目や大人たちの思惑に翻弄されていく姿を描いた本作。「ロックかっけ―って思いました。大人たちから見たら生意気に思えるんでしょうが、若い女子が意志を持って前に進んでいく。それぞれの個性が生きてて素晴らしい」と本作の魅力を語る後藤さん。自身、13歳で芸能界デビューしたとあって、劇中のメンバーの思いと自身の体験が重なる部分もあったようだ。「13歳でデビューして、リーダーの裕ちゃん(中澤裕子)とは一回りぐらい離れてて、大人に囲まれてた。よくドラマで『休憩にトイレ来い!』とかあるじゃないですか。あれに近いことはありましたね」と当時の“恐怖体験”を明かす。報道陣から、現在人気絶頂の「AKB48」について聞かれると「頑張ってるな、と思います。当時の私たちを見てるみたい」と少し懐かしそうな表情を浮かべていた。さらに、後藤さんのプロデュースによる、ランナウェイズの名曲「チェリー・ボム」をイメージしたケーキも登場。「昨日から繰り返し(『チェリー・ボム』を)聴いてます!」と笑顔で語っていた。『ランナウェイズ』は3月12日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:ランナウェイズ 2011年3月12日、シネクイントほか全国にて公開© 2010 Runaways Productions,LLC.All Rights Reserved.■関連記事:K・スチュワート×D・ファニング『ランナウェイズ』試写会に30組60名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?
2011年03月10日『かもめ食堂』ではフィンランド。前作『めがね』では南の島。そして最新作『トイレット』ではは北米。荻上直子が作り出す物語の舞台は、我々にとって非日常ともいうべき場所だが、不思議なことに描かれるのは、ごくごく当たり前の人間の日常の営みである。その日常の営みにおいて欠かすことができない食事に関して、荻上監督を一手に支えるのがフードスタイリストの飯島奈美。『かもめ食堂』以来、数々の食事シーンで苦労を、そして楽しみを共にしてきた2人が、初めて揃っての取材に応じてくれた。まずは出会いから。2人を繋いだのは、『かもめ食堂』、『めがね』と荻上作品で立て続けに主演を務めた小林聡美だった。飯島:小林さんが出演されていたパンのCMの料理を担当していて、(CMが撮影される)半年ごとに小林さんにご挨拶はさせていただいていたんです。荻上:そのプロデューサーが『かもめ食堂』のプロデューサーに声を掛けてくださって…。飯島:初めて会ったときのこと覚えてます?荻上:覚えてますよ、代官山でしたね。もう、この手は絶対においしいおにぎりを作ってくれる、間違いないですよね!って思いました(笑)。飯島:小林さんには「おっきい手!」って言われました(笑)。出会いの『かもめ食堂』では鮭にしょうが焼き、『めがね』では彩り豊かな朝ごはんにかき氷など、作品ごとに印象的な食べ物が登場するが、今回の目玉はもたいまさこ演じる“ばーちゃん”の手作り餃子!でもなぜ餃子なのだろうか?荻上:みんなで作って食べられる料理にしたかったんです、家族のお話なので。餃子ってテーブル囲んでみんなで作れるじゃないですか。私もちっちゃい頃に母と一緒に餃子をつめた思い出があります。飯島:私もあります。みんなありますよね…ありません(笑)?もちろん、あります(笑)!この餃子というチョイスの素晴らしさ、監督の遠謀深慮(?)は食べるシーンを見れば分かる。作った餃子を食べながら彼らが「これはばーちゃんのだ」などと、それぞれ形の違う餃子についてあれこれ会話を交わす…思わず「あぁ、分かる分かる!」と膝を打ってしまう。異国の地でばーちゃんと外国人の孫が餃子を作って食べるというシュールな絵のはずが、グッと“日常”を引き寄せてくるのだ。荻上:みんな、自分が一番うまいと思っててね(笑)。飯島:(現場でも)もたいさんは皮を作る練習をひたすらされてましたね。荻上:カナダ人キャストも一緒にやりましたけど…ヘタクソでしたねー(笑)!2人の仕事に進め方について尋ねると「今回の餃子のように、あらかじめ脚本段階で決まっているものもあるし、書いてないものもある。決まってないものは奈美さんに考えていただく」(荻上監督)とのこと。実際、本作での餃子以外の食事を飯島さんはどのように決めたのか?飯島:まず、おばあちゃんっぽく煮物にしようと思いました。カナダのおいしいジャガイモと鮭で肉じゃが……餃子で肉を使っているので、鮭がいいなと。それから、ビールが出てくるのでもう一品、ポテトフライのようなものを考えました。ジャガイモはもう使っているので、ナスにしようとナスフライに決めました。ちなみに、映画では見えない部分ですが、あのフライにはガーリックパウダーとジンジャーパウダーが入ってます。コーンスターチで揚げるとカリッとするんです(笑)。荻上:そうそう、カリッとね!美味しそうでしたし、実際、美味しかったです。すでに観る者にとっては“荻上作品=美味しい食べ物”という公式が出来上がっているといえるが、監督自身は映画を作る上で、食べ物のシーンというのにどのような意識を持っているのだろうか?荻上:今回に関して言うと、家族の距離が縮まるときに、食卓を囲んでほしいと思って、食事を作って、庭で食べて、というシーンを入れました。すごく幸せそうで、でもすごくもの哀しいんですよね。幸せだけど永遠には続かない時間――その儚さがあの食事のシーンにはあると思います。でも普段、脚本を書くときに意識して『ごはんのシーンを出してやろう!』とは思ってないんですよ」。飯島:でも日常を描いた作品なら当然、ごはんは出てきますもんね。よっぽど…殺しの映画とかじゃなければ(笑)荻上:でも殺人犯だってごはん食べますしね(笑)。意識はしていない――。だが、監督が何気なく脚本に書いた食べ物が、飯島さんというプロの手で、想像を超えたシーンに“変身”することも!飯島:(『めがね』のときの)伊勢えびとかはおもしろかったですね。荻上:あれは最初から脚本に書いてあったんですよね、“伊勢えびとビール”ってだけ(笑)。それを茹でて、豪快にバリッと割って丸かじりするというのは、奈美さんのアイディア。飯島:ああいう贅沢な食べ方もいいなぁって。昔、「レディーボーデンのアイスを、大きくなったら1箱食べたい」とか考えてて(笑)。それに近い感覚でした。荻上;私は単に、えびを食べるってことしか想像してないんですよ。そこで奈美さんが「こうすると美味しそうです」って提案してくださるんです。食のシーンに関しては、まさに“共同演出”と言える関係の2人。プライベートでも一緒に食事をすることも多いとか。また、監督は自宅で、飯島さんのレシピ本を片手に料理することもあるそうだ。荻上:私は、目分量で作ったりすると、とんでもないことになるから(苦笑)、ちゃんと計って作る。そしたらおいしくはできるんです。でも絶対、奈美さんが作る方がうまい…それは絶対、奈美さんの手から“おいしい成分”が出ているんだと…。飯島:他人に作ってもらった方が美味しいんです!荻上:いや。絶対、奈美さんだからだよ。ハンドパワーです!では、監督はご自宅でかなり凝ったものを作られることも?荻上:ほかに作ってくれる人がいればしないんですが…そういう人もいないので、します(笑)!奈美さんの本から、意外と簡単に少ない材料でできるものを探し出して作ってます!最後に飯島さんから、餃子の最後の難関“焼き”についてアドバイスが!飯島:そうですね、5ミリずつ離してフライパンに並べて、中火で焼きます。うっすらと焼き色がついたら、熱湯をフライパンの3分の1ぐらい入れて、フタをして少し放置します。5分ほど経ったらをフタを外して水分が残っていれば捨てます。フライパンを傾けても餃子がはりついて落ちてこないので、パッと水分を切って少し油を足します。そして、必ずフタをして、2分ほどするといい感じになってきます(笑)。時々、フタを開けて焼き色を見ながらやると良いと思います」。映画を観れば必ず(!)餃子が食べたくなるので、ぜひお試しあれ!シネマカフェSweet「映画監督という仕事『トイレット』特集」■関連作品:トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:荻上直子監督『トイレット』初日に早くも次回作構想「メキシコで酒を飲みながら…」荻上監督作品に欠かせないフードスタイリスト・飯島奈美の餃子料理実演が大盛況「トイレの神様」推奨のトイレ掃除、荻上監督はボーイフレンドにお任せ?オールカナダロケの『トイレット』荻上直子監督×主演俳優カルチャーギャップトーク『めがね』荻上直子監督新作『トイレット』オリジナルグッズセットを5名様プレゼント
2010年09月03日映画『トイレット』が8月28日(土)、初日を迎え、主演のもたいまさこ、共演で初来日中のカナダ人女優タチアナ・マズラニー、荻上直子監督が東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶に立った。風変わりなカナダ人3兄妹と英語の話せない日本人の“ばーちゃん”が、突然始まった奇妙な共同生活を通じ、お互いの個性を受け入れて心を通わせていく姿を描く物語。南カリフォルニア大学大学院映画学科を卒業以来、約10年間温めてきた「北米で映画を撮る」という構想を実現させて、カナダオールロケを敢行し、全編英語の本作を仕上げた荻上監督は「『かもめ食堂』、『めがね』でなんとなく分かってきた自分のカラーを通せるかと思ってやりましたが、チャレンジしてよかった」と手応えを掴んだ様子。司会者から次回作について聞かれると、「メキシコとかで、ずっと酒を飲みながら訳分からなくなりながら…っていうのもありかなと」と豪快なプランを口に。すかさず、もたいさんは「そのとき、私はサボテンの役で」と本作同様、ちゃっかり台詞のない役に立候補。会場の笑いを誘った。一方、タチアナさんは荻上監督について、「自分のビジョンをはっきり持っていて率直に指示を出してくれて、反面、自由に演技させてくれる。とてもやりやすかった。言葉の壁という弊害はありましたが、理解し合えた。監督と私は多分同じような人間だと思う」。もたいさんも、撮影現場での荻上監督について「もう頼もしいんです。(監督作が)3年ぶりとは思えない男前さ。ビル1棟建てるんじゃないか、と思いました。次の作品が楽しみです」とそれぞれ絶賛。荻上監督は照れながらも一礼し、感謝の気持ちを表していた。『トイレット』は新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:荻上監督作品に欠かせないフードスタイリスト・飯島奈美の餃子料理実演が大盛況「トイレの神様」推奨のトイレ掃除、荻上監督はボーイフレンドにお任せ?オールカナダロケの『トイレット』荻上直子監督×主演俳優カルチャーギャップトーク『めがね』荻上直子監督新作『トイレット』オリジナルグッズセットを5名様プレゼント荻上直子監督オーディション抜擢の“ヘンな子俳優”初披露
2010年08月28日フィンランドで撮影された『かもめ食堂』(’06)に続く海外となる、オールカナダロケで作られた荻上直子監督の最新作『トイレット』は、主演のもたいまさこ以外全てカナダ人キャストで、クルーの多くもカナダ人。映画の中でもばーちゃん(もたいさん)と突然生活を共にすることになった3兄妹の姿が描かれているけれど、実際の撮影風景はどんな様子だったのでしょうか。長男・モーリーを演じたデイヴィッド・レンドルと、荻上直子監督に語っていただきました。デイヴィッドの第一印象は?「ヘンな人」!―デイヴィッドさんが生まれ育ったトロントの街で日本の映画が撮影され、その映画に出演するという経験はいかがでしたか?デイヴィッド「本当に不思議な体験だったけれど、すごく楽しくて、エキサイティングで…でも、やっぱり不思議な体験だったとしか言い表せないなあ(笑)」。―お互いの第一印象はいかがでしたか?デイヴィッド「ナオコは作りたいものがとても明確で、こういうふうにはっきりとしたビジョンを持った監督と仕事してみたいなあと思った。だけど初対面のオーディションはあっという間に終わってしまって、決め手になるような印象を与えることはできなかったんじゃないかなって思っていたんだ」。荻上「まず、『ヘンな人!』と思いましたね(笑)。すごくヘンなメガネをかけていて、『顔が見たいからメガネを外してください』とお願いしたんです。そうしたら『ヤダ』って言われて。それで、いじわるな俳優だったらどうしようと不安になったんです(笑)。そのことは話したよね?」デイヴィッド「うん。言い訳をさせてもらうと、僕はすごく目が悪くって何も見えない状態で演技したくなかったから…でも確かに、メガネを外したくないって気持ちもあったかもしれないな(笑)。そうしたら、いじわるな人に見えても仕方なかったよね」。―日本の撮影方法とカナダの撮影方法の違いはありましたか?デイヴィッド「自分が置かれている状況によって違いの感じ方は違うと思う。僕の体験で言うと、スタイリストのホリコシ(堀越絹衣)さんは真のプロフェッショナルだった。ホリコシさんは映画やキャラクターをよく理解して考え抜いた上で衣裳を選んでくれて、いままでここまでプロフェッショナルな仕事をするスタイリストには出会ったことがなかったよ。そしてイイジマ(飯島奈美)さんはすごいシェフだった!彼女の作るギョーザは本当においしくって、『ワオ!』としか言いようがなかった」。荻上「仕事自体に関して言うと、日本もフィンランドもカナダもやっていることは変わらなかったです。ただ、カナダにはユニオン(組合)があって1日12時間しか撮影できない決まりがあったので、毎晩制限時間に近づくとどんどん焦って『とにかく撮り終えましょう!』ということになったのが大変でしたね。毎日毎日追い立てられていた気がします」。初めてのカナダロケ「英語でも自分のカラー出せた」デイヴィッド「撮影現場でのナオコは…いじわるだった(笑)。みんなをいじめていた。というのは冗談で、ナオコはとても緻密で、小さいディテールにもきっちりこだわりが感じられる監督だったよ。それと同時に、引いた画面で遠くから見ているような視点も感じる。細部にこだわりつつ引いたカメラで撮影するというやり方をする監督にはいままで出会ったことがなかった」。荻上「そうなんだ〜」。デイヴィッド「ヨーロッパや海外の映画に見られるようなアプローチだったので、やっていてすごくおもしろかった。そして、リハーサルでのナオコはすごくオープンで、僕らの意見を聞いて取り入れてくれるのが嬉しかったな」。荻上「撮影終了時間には追い立てられていたけれど、気持ち的には落ち着いてやることができました。いままではベテランのスタッフと仕事して助けてもらうことも多かったんですが、この作品では私が一番年長で経験を積んできているので、若いスタッフの先頭に立って引っ張って行かなくちゃいけない感じがありました。ああ、年とったんだなって感じました(笑)。カナダで初めて撮って、英語という言語で撮っても自分のカラーみたいなものを通せたような気がして、そこに関しては満足しています」。―できあがった作品を観た感想はいかがでしたか?デイヴィッド「俳優はもらった脚本を基に、頭の中でどんな映画になるか想像して撮影に臨む。そしてできあがった映画を観ると、脚本を最初に読んだときの印象なんかが呼び起こされたりするものなんだ。僕が最初に脚本を読んだときに笑ったシーン、感動したシーンが全て作品の中に発見することができたね。それと同時に、被写体から距離を置き、ゆったりとしたカメラワークのせいなのか、まるで絵画を見ているような印象を受けました。そこは脚本からは想像できなかった部分だったな」。荻上「なるほど。ある一定の距離を保ってコミュニケーションを取るというのは、外国人との関係に限らず、私の中にあるものなのかもしれないですね」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Itsuko Hirai)シネマカフェSweet「映画監督という仕事『トイレット』特集」■関連作品:トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:『めがね』荻上直子監督新作『トイレット』オリジナルグッズセットを5名様プレゼント荻上直子監督オーディション抜擢の“ヘンな子俳優”初披露『かもめ食堂』荻上直子最新作『トイレット』特報が到着“ばーちゃん”って何者?『かもめ食堂』の荻上直子新作『トイレット』公開決定“ミューズ”もたいまさこ健在
2010年08月02日映画『トイレット』の完成披露試写会が6月24日(木)、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われ、荻上直子監督、主演のもたいまさこ、オーディションで抜擢されたカナダ人俳優のデイヴィッド・レンドルが舞台挨拶に立った。荻上監督にとって『めがね』以来3年ぶりの新作で、バラバラに生きてきたそれぞれクセのあるカナダ人3兄妹と、日本からやってきた英語を話せない彼らの祖母が、突然始まった共同生活を通じ互いの個性を受け入れ合いながら家族の絆を深めていく姿を描く物語。デイヴィッドは、引きこもりで、上手なはずのピアノが弾けない状態に陥る、ゲイ疑惑のある長男モーリー役。3兄妹役はオーディションで選んだ若手俳優を起用。荻上監督は「モーリー役がなかなか決まらなかった。ヘンな子をずっと探していて、でもヘンな子がなかなか出てこなくて、カナダのキャスティング・ディレクターに、『もう誰もいないよ』って言われて。でも『役者じゃなくてヘンな子がほしい』って言って。そしたらデイヴィッドが現れたんです」と運命的出会いに感謝しきり。“ヘンな子”の連発に観客ともたいさんからは笑いが起きたが、デイヴィッドは「その通り、当たっています。監督が思ったこと、分かる気がします」とニッコリ。「アーティストが抱える葛藤と、ピアノの才能がある部分を大切に演じました」と役作りについて話した。デイヴィッドは今回が初来日で、前日に日本に到着したばかり。早速、大好物を食した?とMCから聞かれ、「YES!うなぎ丼!Very Good!」と大喜び。一方、もたいさんも、昨年秋の全編カナダロケ中の食事をふり返り、「日本ならロケ弁とかですけど、カナダではキッチンカーが来るんですよ。おやつの時間にはエスプレッソ・マシンのコーヒー、お腹が空くとホットケーキを焼いてくれたりする。なんという待遇なんだ!と思ったら、向こうでは普通なんだそう」と日本とカナダの“食事格差”を証言。会場の笑いを誘っていた。映画『トイレット』は8月28日(土)より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:『かもめ食堂』荻上直子最新作『トイレット』特報が到着“ばーちゃん”って何者?『かもめ食堂』の荻上直子新作『トイレット』公開決定“ミューズ”もたいまさこ健在
2010年06月24日『かもめ食堂』、『めがね』など独特の“ゆる〜い”世界観が熱い支持を集める荻上直子監督の最新作としてつい先日公開が発表された『トイレット』の特報映像が解禁となった。冒頭、皿いっぱいに敷きつめられたギョーザが映し出され、“ジュー”っと心地良い音が響き渡る。荻上作品と言えば食べ物!『かもめ食堂』でも『めがね』でも、劇中に登場する食べ物がおいしそうと話題を呼んだが、先に挙げた2作同様、今回もフードスタイリストの飯島奈美がスタッフに入っており、今回も映画を観ながらお腹が鳴りそう?そして気になる物語だが、この特報を見る限りではいまだ謎に包まれた部分が多い。オタク青年のレイ、引きこもりピアニスト・モーリー、勝気でワガママな大学生のリサという3人の兄妹と“センセー”と呼ばれる猫と、「天国のママが置いていった」という“ばーちゃん”の奇妙な共同生活が描かれるというのだが…。面白いのは、北米東部を舞台にした物語で、3人の兄妹はもちろん英語で話すのだが、もたいまさこ演じるばーちゃんを、そのまま“ばーちゃん”と呼んでいること。そして特報の最後に出てくるのは、ばーちゃんの言葉と思しき「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」という教訓(?)。また、タイトルの“トイレット”が意味するところは?などなどいろいろと気になるが、公開は8月とまだしばらく先。今後、少しずつ明らかになってくるであろう詳細を期待して待ちたい。『トイレット』は8月28日(土)より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:めがね 2007年9月22日よりテアトルタイムズスクエア、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© めがね商会トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:『かもめ食堂』の荻上直子新作『トイレット』公開決定“ミューズ”もたいまさこ健在やっぱり猫が好き?超人気ブログ「くるねこ」アニメ化で小林聡美が一人全役に挑戦夏の星空の下、ロマンチックに屋外映画鑑賞!「スターライトシネマ PLUS」開催【ベルリン国際映画祭】『めがね』日本映画初のザルツゲーバー賞を受賞!もたいまさこは女優生命をかけて踊り、加瀬亮はひたすら眠り続けた『めがね』公開
2010年03月09日映画『ソラニン』のメインテーマとエンディングテーマを担当する4人組ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)のボーカル、後藤正文と、同映画の音楽を“ent”という名義で担当する、ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル、ホリエアツシが3月5日(金)、都内で行われた同作のトークイベント付き試写会で、自身らのブレイク前の青春時代をふり返った。プロのミュージシャンになる夢を抱え、フリーターとしてバンドを続ける若者・種田(高良健吾)とその彼女で自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)の姿を描く青春恋愛ストーリーで、原作は漫画家、浅野いにおの同名人気コミック。メインテーマ「ソラニン」は浅野さんが作詞を手掛け、後藤さんが曲を書き下ろしている。感想を求められたホリエさんは「劇中の(※高良さんが歌うバージョン)を聴いたとき、泣いちゃいましたね。いいんですよ」と絶賛。後藤さんは「作風としては前にさかのぼって自分たちの青春時代を投影したようなもの。青臭いものが出てきちゃったな、みたいな。みなさんが喜んでくれるのが複雑です」と照れくさそうにうつむき加減。一方、今回、映画の音楽に初挑戦となったホリエさんは「まず第一に(大切なのが)役者さんであり映像。自分が普段音楽を作るときとは全然違う作業だった」とふり返り「感情移入して泣きながら作っていましたね」とこちらも照れ気味。映画については、後藤さんが「大学に行って帰りに飲み屋でクダを巻いていた頃を思い出しますね、ああ、分かるなって」と登場人物らに共感しつつ「でも、こんなはずじゃなかったと思いながらも、やり続けていればなんとかなるって思っていたんですよね」。ホリエさんも「バンドやって鳴かず飛ばすの頃もあったけど、アホみたいに自信がありましたからね」としみじみ。後藤さんは「こんな風に、ちょっとしたネジが外れている人じゃないと音楽辞めちゃうんですよね。就職とかオヤジが怒っているとかで。僕らはちょっとおかしい」とプロミュージシャンを目指す若者の厳しい現実を伝えていた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待『ソラニン』メイキングDVD付き鑑賞券の受付開始早くもネット上で1位獲得!『ソラニン』×アジカンのメインテーマのCDジャケット初披露!
2010年03月05日