こんにちは。5歳の双子と2歳の末っ子、三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。先日、末っ子の身に起きた恐怖の出来事をお話したいと思います。■娘の爪がはがれ落ちていた!なんと末っ子(2歳)の両手、両足の爪がはがれかかっていたり、完全にはがれおちたりしているのです。これにはとてもびっくりしました。でも当の本人は、違和感を訴えるものの、痛みはなさそう。爪もよく見てみると、はがれたあとには薄い皮ができていて、肉がむき出しという状態ではないのです。とはいえ、ほとんどの爪がはがれているという異常事態に私はパニックになりました。元気そうだし、血もでていないけれど「病院に行ったほうがいいだろうか」と、もやもや考えているときフッと思い出したのです。■手足口病になっていたから?末っ子。ちょうど1ヶ月前に、手足口病になったことがありました。ネットの情報で「手足口病の後遺症で爪がはがれ落ちる」という話を見たことも思い出し…。よく調べてみても予防や治療法もないらしく、ただ新しい爪が生え変わるのを待つだけなんですよね。痛みはないけれど本人も爪がはがれるのが気になって、日に何度も「どうにかして~」と泣きついてくるのは大変で。ワセリンを塗って保湿したり、なだめすかしたりしていました。大人だと1枚の爪がゼロの状態から生え変わるまで時間がかかると思いますが、子どもの爪はとても小さいからか、時間もそうかからず短期間で生え変わりました。ただ、時間差で他の爪が生えてきたら、別の指の爪がはがれると言うことを繰り返したので、最初の爪がはがれてから全部生え変わってきれいになるまで、1ヶ月ぐらいかかりました。溶連菌と手足口病に同時感染したエピソードはこちらから※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。爪の異常があった場合など、ご心配な際には医療機関を受診ください。
2019年11月18日風邪とは違う…本人にしかわからない頭痛Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ寒くなってきたせいか、リクが頭痛を頻繁に訴えるようになりました。中学3年でくも膜下出血になり、後遺症に悩まされてきたリク。風邪などの頭痛とは違い、頓服薬の痛み止めも、一時的な回復だけで根本的な治療はありません。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみどんなに「代わってあげたい」「わかってあげたい」と思っても、リクが感じている苦しみや痛みは本人にしかわかりません。何か手がかりはないかと情報を集めてみますが、先が見えてくる訳でもなく、いろいろな思いが押し寄せてきます。小さく生まれたリクに願ったことリクは未熟児で小さく産まれました。16歳になった今は身長180センチ。大きく育ちました。健康で元気に…という願いは、後遺症の高次脳機能障害があらわれたことで、叶わなくなってしまった部分もあります。実際に、リクは多くのことを諦めてしまいました。努力しても実らないこともある、時間は残酷にも平等だ、という厳しい現実から、母親の私の心にも不安が巣食うことがあります。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみそんな日が来たら、私はなんと答えるのでしょうか…「前向きにポジティヴに…!」という励ましは、ツライものでしかない、そんなときもあります。その言葉も相手も強く拒絶し、世の中を厭うほどの気持ちにかられてしまうものです。今は、気持ちが上を向いたかと思うとまた沈む、という日々を繰り返しています。そしてリクもまた、私と同じく前だけ向いているわけでもないようです。みずみずしい年頃でもある分、自分ではどうにもならない体の不調に嫌気が差しているのが伝わってきます。Upload By ひらたともみ受け止める、認める、できないことを手放す…というのはリクにも私にも簡単なことではありません。だからこそ今、不安からあえて目をそらし、肩の力を抜く時間も必要かもしれません。時間がかかっても親子で前進するには、当分「頑張れ」は禁句です。リクにも私にも…。
2018年12月19日突然襲ってくる、負の感情の波に翻弄されるリクUpload By ひらたともみ少し前のことですが、高校が決まりつつある頃、リクはまた独り、うつうつとした感情の渦の中にいました。時々、なにかに取りつかれたように、不平不満を吐き出すのは体調のせい。突然、ケガした際に接触した同級生を逆恨みしだすことも…!いつもは恨んだりしていないのに、急に負の感情の大きな波に襲われてしまうのです。頻繁にある激しい頭痛と疲労感からか、リクは寝言でまで「どうしてこんな体になっちゃったんだ…」と言うほどでした。Upload By ひらたともみ中学も残すところ1カ月…というとき、リクの周りの友だちは、目の色を変えて受験に取り組んでいました。親から期待され、塾で喝を入れられ、目指すものに近づこうと、皆、必死の形相です。そんな時期だというのに、リクは、早々に受験勉強ができなくなり、思っていた未来に向かう切符すら手にいれることができなくなりました。イライラするのは後遺症のせいだとわかっていても、口からでてくる悪態は、本心ではなく、なにかスッと別人格に取りつかれてしまう瞬間があるようです。でも、少し時間が経つと、憑きものが取れたかのように「自分はなにを言ってしまったのだろう」と自己嫌悪を繰り返す日々。「自分の言葉で、周りの人たちは傷ついたり怒ったりしている?おかしい、変だ、なんだ?こいつらなんで怒ってるんだ?」と、自分の放つ言葉や態度に不安を感じていたのです。心のモヤモヤを学校の先生に打ち明ける…「みんなに僕の後遺症を知ってほしいんだ!」Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ病気や障害に、なんら恥ずかしいことはないと思ってはいるものの、思春期の受験真っ只中で、周囲に公表するのはどうだろうか…迷惑ではないだろうか…と、私ひとりで躊躇していたのですが、リクは誰にも促されることなく、ストレートに「知ってほしい」と学校に告げました。「ありのままの自分を受け入れてもらえる」ことが、リクの心の支えにUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみさて、後遺症を公表したリクですが…リクの言う通り、なにも変わっていない様子です。嫌悪されることも特別扱いもなく、「今まで通り」でいてくれています。つまりそれはリクの言う「本心ではないことを言ってしまうこともある」という特性をわかってくれているんだと思います。リク自身、後遺症があることをすべて受け入れられているわけではありません。でも、どんなに嘆いても体の状態が変わるわけではない…。そんな自分を丸ごと認めてもらえる友達の存在が、リクを支えています。友だちに、ありのままのリク受け入れてもらえている…それが、母としても、心からうれしいのです。
2018年03月13日突然訴え始めた、ある異変とは…無事高校受験を終えたLD息子のリク。進学高校も決まり、一息ついたころ、リクはある異変を頻繁に訴えるようになりました…。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみそれは頭痛。風邪のような症状もなく、静かに横になっていると治まっていくという、なんとも「怠け病」にも似た頭痛ですが、なにせ「高次能機能障害」を抱えた身でもあるため、病院でみてもらうことにしました。くも膜下出血の後遺症は、高次脳機能障害だけではなかった!?Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ検査の結果、「脳脊髄液減少症」という病気ではありませんでしたが、頻繁に起こる激しい頭痛の正体が、くも膜下出血で転倒した際の脳震盪による後遺症だったとは!しかも、この症状は、珍しいものではなく、数カ月から1年以上続く人もいるそうです。「脳脊髄液減少症」ではなかったけれど…Upload By ひらたともみ脳がデリケートだということは、なんとなく知ってはいましたが、そこにダメージが加わると、こんなにも症状がでるのか!と思うほど。私とリクにざまざまな難題を与えてくれます…。中学校にも理解をお願いし、コマメな連絡に助けられてはいるものの、眠り続けるリクが心配すぎて、後遺症についてPCで検索する手が止まらなくなったり、今までは見向きもしなかった脳機能の専門書を取り寄せたり。いつまでたっても不安と恐怖から解放されずにいます。ですが、私も母親の端くれたる身!そのうち心臓に毛が生えて、大きな海原に舟を出す覚悟と根性が備わるはずだと思うのですが…。まだまだ凹んでしまうことも多いけれど、リクのあっけらかんとした表情に、日々励まされています。
2018年02月27日「やっても無駄」と自暴自棄なリク。でも、挑戦してほしい…!年が明けると、私立高校の受験が始まります。ケガをする前までは、本命は県立高校だったのですが、今となっては、正直、滑り止めと考えていた私立の3校も、難しい状況でした。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ高次脳機能障害の後遺症の診断を受けてから、リクは「勉強しても無駄」という、もっとも私が懸念していた自暴自棄になっていました。Upload By ひらたともみ「高校生にオレはなる!」と高らかに宣言したあの日から、猛勉強したにも関わらず、ケガを負って後遺症まで背負うことになったリク。確かに、やる気なんて出るわけない。やってもやってもできないという経験は、私にもあるけど、おそらくリクの「できない、覚えられない」とは、全く違うものなんだと思います。でも、ここで、受験すらしないという選択はなんだか少し違うような気がしていたのです。どうせダメなら、当たって砕けろ!やらないでのちのち後悔することになったら…それは、いつまでも治らない傷になるような気がしてたのです。私はなんとかリクを励まし、背中を押し続けました。やっぱり友だちってすごい!改めて思う、同志のチカラUpload By ひらたともみ一旦はすべてのやる気をなくしたリクも、友だちのサポートもあって、最後の奮起!受験1週間前は再び、塾で5時間、できない、わからないを繰り返しながらも眠気と戦い、ハードスケジュールをこなしていったのです。そして迎えた、受験当日。私立高校3校が、ほぼ一日おきの受験日程。3校目ともなると、疲れもピークに達しているようでした。桜が咲いても咲かなくても…結果発表の朝、不思議とワクワクしていたUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ決して順調ではなかった受験期間だったのに、私はその朝、とてもワクワクしていました。どんなトラブルがあっても、苦しみながらも、受験に向かって努力してきたリク。妹想いで、友達に恵まれて、やさしくて、音楽が好きで、センスだっていいリク。受験で人生が決まるわけではない。結果がどうであれ、きっとこれからもうまくやっていける…!…なぜそう思っていたのか自分でもわかりません。でも合格発表の日、いつものように家事をしながら、不思議とワクワクしている自分に気づいて驚きました。そして、合格!私のハグは断固拒否されましたが、合格の知らせに、とにかくうれしくて号泣しました。夫に電話で報告すると、夫はただただ「よかった…よかったな…!」と言って、泣いていたように思います…。LDで高校受験に挑戦し、最後には高次脳機能障害にも苦しめられながらの挑戦でした…。ホント、神様のいたずらが過ぎるぞ!って、感じです。さてさて、県立高校の受験…。どうするべきか…。受験日まであと2ヶ月あるものの、今のリクのコンディションを考えると、険しい道のりなので、まだまだ考えること山積です。
2018年01月30日質問:くも膜下出血を発症する前に身体のサインを知ることはできないのでしょうか父親がくも膜下出血を患ったことがあります。幸い数日の入院ののち、今は後遺症も見られず元気に過ごしていますが、この病気で命を落とす方が多いとよく聞くのでとても怖いです。発症する前に身体のサインを知ることはできないのでしょうか。また、私自身、たまに後頭部にズキッとした小さな痛みを感じることがありますが、何か関連性はありますでしょうか?岩手県:みいもんさん(35)回答:「くも膜下出血」についてお答えします。――「くも膜下出血」とはお父さまが過去にくも膜下出血を患われたことがあり、現在は無事に回復されているということですね。くも膜下出血は、50%という高い確率で命を失うこともある重篤な病気ですから、後遺症もなく回復されたのは本当に不幸中の幸いであったと思います。最初に、くも膜下出血という病気について、簡単にご説明したいと思います。くも膜下出血は、脳を包んでいるくも膜という膜の内側の血管から出血が起こるものを言います。よくあるのは、血管に小さなコブのようなふくらみ(動脈瘤)ができ、そこに何らかの圧力が加わって、そのコブが破裂してしまうことにより起こるものです。このコブがどうしてできるのかは、まだはっきりわかっていませんが、このコブは血管が二股に分かれる部分など、弱くなりがちな部分にできる傾向があることがわかっています<「くも膜下出血」の前兆>ご質問にあった発症前の身体のサインに関してですが、実はくも膜下出血には、発症する前の前兆として知られている症状がいくつかあります。一つは、くも膜下出血に至る前の状態で、動脈瘤が周囲の神経を圧迫したり、微量の出血をしたりして急な頭痛が見られることがあります。これを「警告頭痛」と呼びます。また、血圧が乱れることも知られています。2~3日前から、血圧がでたらめに上がったり下がったりをくりかえした後、くも膜下出血を発症することがあります。もちろん、ほかの原因で上下することもありますが、いずれにせよ普通の状態ではないので医師の診察を受けましょう。加えて、「めまい」や「吐き気」、「痛みや複視(ふくし:ものが二重に見えること)などといった眼の違和感」を経験する方もいます。こういった症状は、一時的なもので比較的すぐ消失してしまいます。通常の風邪などによる頭痛や吐き気と区別するのは難しいので、おかしいなと思ったら受診するようにすると安心ですね。また万一、くも膜下出血が発症してしまったら、一刻も早く治療を開始することが何よりも大切です。今まで経験したことがないような強い頭痛が起こった場合は、すぐに救急車を呼びましょう。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日質問:脳の血管狭窄、どのような場合に入院となるのでしょうか?脳梗塞でもいろんなパターンがあると思いますが、先日ふらついてまっすぐ歩けず右腕がしびれている状態になったことがあり、怖く感じましたがしばらく様子を見ることにしました。そのようなことが数日続いたため、MRI検査をした結果、脳の血管狭窄が見つかり内服薬での治療となりました。同じような病気でも入院している方もいるようですが、どのような場合に入院となるのでしょうか?大阪府:やまちゃんさん(35)回答:「頭蓋内血管狭窄(ずがいないけっかんきょうさく)(脳の血管狭窄)」についてお答えします。――内服薬による治療脳の血管狭窄が見つかり、しかも、同じ病態を持っている他の方は入院なのに、自分は薬だけの治療なのか、ということがご心配なのですね。頭蓋内血管狭窄(脳の血管狭窄)の治療について説明します。前提として、薬のみの治療でよい、ということは、よいサインだと考えましょう。薬の内服による内科的治療を行うのは、全く症状がなく、脳ドックなどで偶然この病気が見つかった場合です。また、ご相談者さまのように、症状が出た場合でも、再発予防には、まずは薬の内服による内科的治療が推奨されています。高血圧や脂質異常症の治療をまず行い、抗血小板剤(血液を固まりにくくする薬)を服用することで、再発予防に効果があるといわれています。<外科的な治療とカテーテル治療>薬の内服による治療を行っていても、脳梗塞の再発を繰り返す場合には、外科的治療、あるいは脳血管内治療が選択肢に入ります。外科的治療法としては、頭皮などの頭蓋外からの血管を脳内の血管とくっつけるバイパス手術を行うこともありますが、その手術に適応できる血管は限られており、すべての方が対象となる治療ではありません。一方、最近では、外科的手術にくらべて侵襲性(しんしゅうせい)の低い、カテーテルを用いた脳血管内治療による脳血管拡張術も行われるようになってきました。しかし、このカテーテルを用いた治療では、重大な後遺症を来すような脳梗塞や脳出血などの合併症を生ずる危険性もあり、未だに摸索が続いている治療になります。最近では、頭蓋内血管狭窄症のケースに対して、「薬の内服による治療+カテーテルを用いた治療」は、薬の内服の治療のみのケースに比べて、その後12カ月間の同一部位の脳卒中や一過性脳虚血発作のリスクが高まり、また、30日間に限ってみると、あらゆる脳卒中や一過性脳虚血発作のリスクが高まる、という報告があります。カテーテルを用いた治療の意義が問われている報告でしょう。入院が必要ということは、外科的手術やカテーテル治療を選択された患者になる可能性が高いでしょう。薬の治療で済むのであればよかった、とご納得いただけましたでしょうか。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日質問:交通事故に遭い、むち打ちに。いまだに曇りの日や天気が悪い日は首や腰が痛みます。7年前に交通事故に遭い、むち打ちになりました。十分な治療を受けないまま通院を止めてしまったのですが、いまだに曇りの日や天気が悪い日は首や腰が痛みます。ひどいときは頭痛や吐き気もあり寝込んでしまうこともあります。高齢出産でやっとできた子どもはまだ小さく、これから参加行事がますます増えるというのに、このような状態はずっと続くのでしょうか?岐阜県:tomiko99さん(46)回答:「むち打ち」についてお答えします。――「むち打ち」の症状交通事故によりむち打ちになられたということですね。7年間、むち打ちによる後遺症に苦しんでおられ、また、そのなかで小さなお子さんの子育てをしていらっしゃるとのこと、さぞおつらいことと思います。いわゆるむち打ちは、医学的には「外傷性頸(頚)部症候群」(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)または「頚部捻挫」(けいぶねんざ)(あるいは「頸椎捻挫」けいついねんざ)という疾患名になることが多く、車に乗っていて後ろから追突された場合などに、先に押し出された形になる胴体と残された状態になる頭の間にある、首の部分に強い力がかかることで受傷すると考えられています。このことにより、ご相談者さまが経験されているような首や腰、背中の痛み、頭痛や吐き気に加え、耳鳴りやめまい、手足のしびれやふるえ、食欲不振や脱力感などが出ることもあります。<「むち打ち」症状を少しでも楽にするために>むち打ちによる症状がいつまで続くか、ということに関しては個々のケースによって大きく異なるため、目安になる期間といったものは残念ながらありません。しかし、現在の症状を少しでも楽にするために、できることとしては次のようなことが考えられるでしょう。例えば、むち打ちの代表的な症状である首周辺の痛みは、筋肉が委縮してしまう、つまり凝り固まったようになってしまうことが大きな原因と考えられています。こういった場合には、軽いストレッチや、お風呂で血行をよくすること、痛みを伴わない程度のマッサージなどを行うといいですね。また、一般的にいわれる、目の酷使やパソコンの長時間の使用、あるいは痛い部分をかばい過ぎて首・肩をほとんど動かさないといったことは、もともとの痛みを増強してしまう可能性もあるので気をつけましょう。非常につらい症状が続いておられるようですが、時間の経過とともに、軽快していきますようお祈りしております。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日すっかり肌寒くなって、季節は秋本番。肌は夏バテの後遺症とも言うべき疲労感に満ちた状態になっています。秋の肌は、メラニンの増加が著しく、シミが肌表面に表れる可能性大です。また紫外線も夏ほど強くないと思ってガードを怠ると、シミの予備軍をどんどん増やし、くすみに悩まされることも!そこで今の時期にお勧めなのが、“高保湿と美白”のダブルケア。毎日の実践で肌のテンションを上げ、納得の美肌を手に入れましょう!■1.一年の中で最もメラニン量が増えるのは秋夏はしっかり美白ケアしていたのに、秋になってからやめてしまったという人。それはとてももったいない話。その理由をご説明する前に、肌のメカニズムをおさらいしましょう。約28日間をかけて、細胞が肌の奥(基底層)から表面(角質層)に向かって押し上げられ、さらに約2週間(角質層に)留まり、水分保持をしたり、外的要因から守っています。その役目が終わると、古い細胞は垢や古い角質と一緒にはがれ落ちます。これが俗に言う、「ターンオーバー(肌の再生)」といわれるものです。しかしこの周期は自分で把握することが出来ないため、垢となって剥がれ落ちるタイミングや、肌表面の細胞が新しいかそうでないかは、自身で確かめようがありません。よって化粧品の使用を1、2ヶ月で辞めてしまうと肌リズムがつかめず、美容成分の効果を得られないという、残念な結果になってしまいます。ちなみに秋は一年の中でメラニン量が増える時期なので、このタイミングで美白ケアを実践すると、冬も透明感のある肌を維持出来るはずです。その方法は次の通りです。■2.美白ケアを始めるなら、美容液の出番です!夏の肌疲れの後遺症改善、シミの予備軍をブロック、潤いの持続、輝きのある均一な肌・・・・・・そんな欲張りな願いを叶えてくれるのは、やっぱり「美容液」。そもそも美容液とは、乳液やクリームの美容効果をさらにバージョンアップしたもの。肌ダメージを改善し、美肌へと導く役割に長けています。美白美容液は、シミ、クスミのない澄み渡る肌を目指すためのスキンケア化粧品で、ニキビ跡や肌の赤み解消用ではないので要注意!またたくさんの商品が発売されているので、選ぶ時には、美容部員さんに美容成分の説明を受け、肌に塗った時の感触、香りをチェックして納得いくものを購入することをお勧めします。シミの濃さ、大きさ、肌のトーンを、使い終わるまで毎日チェックしましょう。効果実感を得ることが出来たら、同じ美容液を3ヶ月、さらに半年間使い続けると、美白肌の維持に役立ちます。あれも試したい、これも使いたいという美容液の浮気は、肌の混乱を招くことがあるので禁物です。■3.美白化粧品と上手に付き合う方法美白美容液には、肌のクスミを取り除いて透明感をアップさせるものもあれば、メラニンをつくる工場的存在のメラノサイトにまで浸透し、シミのもとからブロックするものもあります。このように、美容液の成分が肌の表面に働きかけるものや、コラーゲンなどが存在する真皮付近にまで届くものがあり、場合によって肌になじませた時、しみる、かゆい、赤みが出た、というような刺激を感じることがあります。少しでも違和感を覚えたら即使用を中止しましょう。美容部員さんの説明を受ける際に、そのメーカーの美白美容液が肌のどこまで浸透するのか、質問することも大事です。その対応がきちんとしていればメーカーの自信の表れ。ぜひ参考にしましょう。■4.食べる美白ケア美白ケアは外側(肌)からだけでなく、体内からもアプローチすると、これまでのダメージを改善すると同時に、予防としての効果が期待出来ます。皆さんもよくご存知の通り、美白にビタミンCは効果的ですが、どんな食材に豊富な栄養素が含まれているのか、案外知られていないようなので、ここできちんと覚えて毎日のメニューに取り入れるようにしましょう。<ビタミンCを多く含む食品>●非常に多く含む/ブロッコリー、柿●多く含む/イチゴ、キウイフルーツ●やや含む/芽キャベツ、ホウレン草、さつま芋他にも、お茶の玉露でビタミンCを摂ることが出来ます。ただし、ダイエットを心がけている人は、果物に含まれる果糖が原因で肥満を招くことがあるので、摂り過ぎにはくれぐれも気を付けましょう。■さいごに肌研究によれば、シミが肌の表面に表れるまでに5年から10年かかるそう。だから美白ケアをしてすぐに薄くなったり、目立たなくなることはありません。地道なケアを続けている人こそ、光を当てたような透明感のあるツヤ肌を維持しています。今からでも遅くない!ぜひ秋美白を体験してみて下さいね。(米村亜希子/ハウコレ)
2014年10月31日