出産予定日1週間前に陣痛が来た、星田つまみさんは、家族で病院に行くことに。その後、駆けつけた実母にも会えて、安心したのも束の間、星田つまみさんの体には陣痛と共に骨盤にかなりの痛みが襲います。かけつけた医師からは「常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうくはくり:妊娠中、または分娩時に胎児が出てくる前に胎盤がはがれてしまうこと)」と告げられ、手術をすることになりました。正しい認識を持っていれば…緊急手術をすることになった、星田つまみさん。手術の準備中に吐き気や息苦しさ、声が出せない状況になるなど、壮絶な状況の中で元気な赤ちゃんを出産しました。 そして、目を覚ました星田つまみさんは、手術を担当してくれた医師から「今回の異常分娩」について説明を受けることに。 今回、赤ちゃんの心拍が低下した原因は「常位胎盤早期剥離」でした。医師いわく、星田つまみさんが長男くん出産時にも「常位胎盤早期剥離」になっていたこと以外に危険因子(病気の発生や原因となる要素のこと)はないため、原因の特定は難しいとのこと。 そのため、治療や未然に防ぐことが難しく、次回以降の妊娠時も再発する可能性があることを知らされました。しかし、医師からの説明に驚きはなかったという、星田つまみさん。「次男くんが無事に生まれただけで十分」という気持ちでいっぱいになりました。 そして後日、改めて医師から話を聞くことに。手術直後に聞いた話と相違はなく、「常位胎盤早期剥離」の発症の原因は不明とのこと。また「常位胎盤早期剥離を起こしてしまう体質」という認識が必要とのことでした。 しかし、星田つまみさんは、以前妊婦健診を担当してくれていた医師に言われた「常位胎盤早期剥離はそんなに頻繁にあることじゃないから」という言葉が頭に残っていて……。 妊婦健診を担当していた医師から言われた言葉が引っかかっていた星田つまみさんは、執刀医に聞いてみることに。 執刀医からは星田つまみさんの「妊婦健診の医師の発言にモヤモヤする気持ちもわかる」と共感してくれたのち、医師としての見解を話してくれました。 執刀医によると「常位胎盤早期剥離」は再発はしやすく、また 一度「常位胎盤早期剥離」を起こした人は10件に1件の発症率とのこと。しかし、考え方によっては10件に9件は再発しないことになるため、すでに妊娠している方に余計なストレスをかけることは「医師として得策ではない」と思うとのことでした。 星田つまみさんは執刀医の話はとても納得できたようでしたが、その正しい認識を持っていたらこの産院は選ばなかったと言います。 それは、産院の対応や処置に不満があったわけではなく、長男くんが新生児仮死(※1)で生まれた際に別院のNICU(新生児集中治療室)に搬送され、親子で離れ離れになった経験がある星田つまみさんだからこそ、「NICUのある病院を選ぶべきだった」と感じたのだとか。(※1新生児仮死:さまざまな原因により、赤ちゃんが生まれてくる過程で低酸素状態に陥いったり、生まれたあとの呼吸や循環が不十分な場合に起こる。生まれた赤ちゃんを採点するときに用いられる「Apgar score(アプガースコア)」で皮膚色・心拍数・刺激に対する反射・筋緊張・呼吸の5つの項目を評価し、それが4~6点であれば第1度(軽症)「新生児仮死」と診断される)そして、医師の「安全な出産」と妊婦自身の「安心して臨むお産」との間に差があった場合、また不安になるのであれば、積極的に担当医と話すべきだったと感じたそう。 自分と生まれてきてくれる赤ちゃんのために、「知ろうとすることが大切なんだ」と今回の経験で実感した、星田つまみさんなのでした。 ◇◇◇ 今回のお産で「知ろうとすることが大切」と感じた星田つまみさん。 出産をするのはママ本人。大切な赤ちゃんのため、納得する形で出産できるように気になることは質問するのが大切かもしれません。 もし「病院でしていい質問なのか」などと悩んでいる方は、ベビーカレンダーにて無料で専門家相談をおこなっていますので、まずそちらで相談してから病院に相談しに行くのを考えてみるのもいいかもしれませんね。ぜひ、活用してみてください! 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ
2023年04月28日私は現在4児の母をしています。4人とも通常分娩で出産し、それぞれの出産にエピソードがあるのですが、特に4人目の出産がとても印象に残るものになりました。1〜3人目同様に、夫の立ち会いのもと出産したのですが……。私たち夫婦の貴重な体験を紹介します。赤ちゃんがなかなかおりてこない今回の出産は4人目ということ、3番目の長男が出生体重が4,000gを超えていたことから、「4人目はすんなり生まれてきてくれるだろうね」と助産師さんに言われていました。 出産当日、子宮口が8cm開いているのに、陣痛の間隔がまだまだ出産に近い感じではなかったので、助産師さんが赤ちゃんに「こっちだよー。おりておいでー」と何回もぐりぐりをしてくれました。 それでも赤ちゃんがおりてこないので、もう少し待つ雰囲気に。そのためすでに分娩台に上がっていたのですが、横向きで陣痛を耐えるように言われ、横向きになっていました。 突然いきみたい感覚が…!すると突然、私はいきみたい感覚に襲われました。助産師さんにも「いきみたいんですけど!」と叫んだのですが、それまでも私は「うんこに行きたい感覚があります」と言っていたので、「わかったよ」といって相手にしてもらえず……。いきみたい衝動をおさえることができず、いきむと股に赤ちゃんの頭がある感覚が! 私の様子に気づいた助産師さんが、私が横向きの状態だったので「ママ! 足あげて!」と叫ぶのですが、陣痛で苦しんでいて足をあげることなどできず、「無理!」と叫び返す私。 そこで俊敏に動いたのは、立ち会っていた夫でした。私の足をサッと持ち上げてくれ、赤ちゃんが苦しくないように出産時に補助してくれました。そのまま夫が私の足を支え、助産師さんが赤ちゃんをとりあげてくれて、無事に出産できたのです。 ナイスアシストで、助産師さんに感謝された夫。夫が俊敏に動けた理由はおそらく、3人の出産に立ち会った経験があり、今回の4人目の出産のときには気持ちに余裕があったからだと思います。「夫が出産の補助」なんてなかなか耳にしないので、貴重な体験になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:松谷 えりな
2023年04月26日出産直後はぐったりしてしまいますよね。今回は、産後間もないのに病室に入り浸る親戚たちのエピソードです。お昼に出産義両親が来たのはいいのだけど義兄や姪っ子まで分娩室に!?自分だけ居座ろうとする義母にも唖然お世話する気満々なのはありがたいですが…。お母さんと赤ちゃんへの配慮をもう少し考えてほしいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年04月25日妊娠や出産は人生の中でも大きな変化。わからないことや初めての体験も多く不安になってしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、切迫早産で入院し34週で出産したOさんの例をご紹介します。ーーー切迫早産とは、「早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Oさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫、私■出産にかかった時間:1時間Oさんの出産レポ自覚症状のないまま定期健診で切迫早産と判明し、そのまま車椅子にのり即入院。1ヶ月程なんとか乗り切り、34週で出産しました。夜中に破水したものの朝までぐっすり眠り、今日中に産まれると思っていたので気合いを入れて朝ごはんを食べました。すると、看護師さんに「もう食べないよ!早く移動しないと生まれるよ!」と、とても食いしん坊な人のように注意されてしまいました。痛みに強かったのか、あまり陣痛を感じませんでした。出産時におこったハプニング初めての分娩台で緊張していましたが、先生や助産師さんがとても応援してくださいました。皆さんの声援がすごくて、だんだんと分娩台の上で自分がお祭りの中にいるような空気を感じてしまい、陣痛は痛かったけど思わず笑いが止まらなくなってしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?軽い陣痛のときにまだ家で待機をしていた夫に、今日中に何とか生まれるかなと連絡をしていました。その連絡の30分後には本陣痛があり「今すぐ来て!!」と呼び出し。しかし、結局立ち会いに間に合わず、サポートどころではありませんでした。早産だったために早く産んでしまったことに対しての負い目と、それでもやっと会えた我が子との対面の喜びで感情がぐちゃぐちゃで複雑な気持ちでした。小さいながらに元気に産まれてきてくれて本当にありがとうと思います。Oさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは動画を撮っておけば良かったです。お腹が日に日に大きくなるところや、パパとのやりとり、胎動でおなかがぐにょぐにょ動いたり、産まれてからも毎日違う顔を見せてくれます。写真もですが、動画でたくさん残しておけば良かったなと思います。Oさんからこれから出産する方へメッセージたくさんの楽しみとそれ以上の不安があるかと思います。ですが、赤ちゃんは強いです!生命力は本当にすごいです!なので、リラックスしてください。ママの安心が赤ちゃんの何よりの栄養なので、笑顔で楽しく妊婦生活も出産も頑張ってください!案ずるより産むが易し妊娠生活が味わえるのも今だけ。あまり不安になり過ぎず、リラックスして過ごせると良いですね。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月20日妊娠し日々お腹の中で育っていく赤ちゃんに、喜びを感じているママも多いでしょう。その反面、無事に生まれてきてくれるのかなと不安を感じることもありますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、陣痛の痛みはなくスピード出産だったというUさんの例をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Uさんの出産時の状況■家族構成:夫、長男(当時2歳半)、私■出産方法:自然分娩■かかった時間:陣痛1時間半、破水から5分Uさんの出産レポお腹の張りが10分間隔になり、2人目は痛みがなくても張りが等間隔になったら来院してくださいとのことで、家族3人で産院へ行きました。到着した頃には5分間隔になっていましたが、痛みは一切なし。そこから中々進まなかったので、廊下を歩いたりスクワットをして促進するようにとにかく動きました。出産時におこったハプニング痛みはまったくなかったのですが張りはするので、内診してもらった所「降りては来ている!」となり、先生がお琴の演奏に使うような鋭い爪を装着し人工的に膜を破り破水させました。その瞬間から陣痛最高潮の痛みがいきなり来て、一気に産まれそうな感覚に。内診をしたベッドが分娩台ではなく陣痛室のベッドだったため、お産をするには分娩室に移動が必要で、助産師さんが急いで用意をしに行きました。フリースタイル分娩を希望していたため布団を敷いてくれた分娩室へ移動。寝っ転がって次の陣痛の波でつるんと出産。破水から僅か5分で出てくるという稀に見るスピード出産でした。先生も破水させてから席を外していたため、早すぎて出産に間に合わず笑っていました。パートナーのサポートはどうでしたか?夫は長男の面倒を見ながら廊下で待機してくれていて、産まれた後に分娩室に入れたのでへその緒を長男と一緒に切っていました。転勤先での頼れる人がいない中での出産だったため、産休を夫が3ヶ月間取り予定日前から休んでくれました。2人目の出産ということもあり、何とかなると言う気持ちが身についていたので複雑な気持ちにはなりませんでした。ただ、私の少し前に出産された方が辛そうな声を出していた際、助産師さんが「そんな大声出さないの!」みたいな感じで強く当たっていて怖いなと思いました。私は5分しか痛みがなかったので大声は出さずに済みましたが、もし自分が長い陣痛だったら怒られていたのかなと思うと少し複雑でした。Uさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは2人目だったので、かなり念入りに勉強などをして持ち物や気持ちの準備をしていたため、後悔はありませんでした。Uさんからこれから出産する方へメッセージ「痛みもすべて楽しんでやる!」くらいの気持ちで挑んで欲しいです。綺麗事は言いません。ただ必ず終わりは来るので、「ここまで痛くなるのかよ!」と突っ込みを入れたり、何とか気持ちを落とさず頑張ってください。無事に出産が終わることを願っています。案ずるより産むが易しあまり不安になりすぎるときは、Uさんの「痛みも楽しんでやる」という言葉を思い出してみてくださいね。出産の準備などをして気持ちに余裕を持たせてみてはいかがでしょうか?ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月19日妊娠中はお腹の中の赤ちゃんの成長に喜びを感じることも。その反面、体の変化や出産に不安を感じることもありますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、なかなかお産が進まなかったものの、分娩室に入ってからは30分で出産したというYさんの例をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Yさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:自分と夫の2人家族■出産方法:自然分娩■出産にかかった時間:21時間14分Yさんの出産レポ最初はズキズキと軽い痛みで、痛いけど耐えられるといった感じでした。それが朝方4時頃から10分間隔になり、「おやおや?来るか?」と思いましたが、初めての出産だったので前駆陣痛なのか本陣痛なのか区別がつかず、出産予定先の病院に電話をかけるのを躊躇してしまいました。しかし、前駆陣痛にしては等間隔で、痛みもひかないし寝れなかったので病院に電話してシャワーを浴びてから向かいました。朝10時に病院に着いて診てもらいましたが、あまり進んでいなかったようで入院はしたものの「まだまだかかるよ」とのこと。夕方から5分間隔になりましたが、そこからまったく進まず……。ただひたすら痛みに耐えました。「ようやく産める!」となってから進みが早かったようで、分娩室に入り30分で産まれました。陣痛に耐えてる時間は長かったものの、分娩室に入ってからは短くバタバタとした私の体験談です!出産時におこったハプニング助産師さんが旦那に「寝てきていいですよ」と言い、旦那は寝に行ったのですが、その助産師さんも陣痛室に戻って来なくて……。1人でいきみ逃しもできずパニックになりながら叫んでいました。「初産で不安なのになぜいなくなる?!」と怒りたくなりましたが、他にも仕事があるだろうし仕方ないと後になって思いました。結局、ナースコールで呼びました。パートナーのサポートはどうでしたか?陣痛が始まり出産まで20時間、ほとんど寝ずにサポートしてくれました。腰を押してくれたり、テニスボールでいきみ逃しをしてくれたりと、割と協力的だったと思います。分娩室に行く30分前に助産師さんが「旦那さん寝てきていいよ」と言って寝に行ったのですが、すぐに分娩になったので寝る前に戻ってきました。自分が自分じゃないようで複雑でした。ありえないぐらいの声量だし、痛みに弱いし、髪も顔もぐちゃぐちゃだし……。新たな自分の一面を見たようで、またそれを夫に見られていたと思うと本当に複雑です。Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことはもう少し静かに耐えながら産みたかったなぁと思います。全身筋肉痛で辛かったです。Yさんからこれから出産する方へメッセージコロナ禍で制限がたくさんある方もいらっしゃると思います!赤ちゃんに会えることを楽しみにして、頑張ってください!案ずるより産むが易し出産はママにとって大仕事なので、なりふり構ってはいられませんよね。何よりもママが安心して産める環境が大切です。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月19日出産が近づくママにとって、赤ちゃんの誕生は待ち遠しいもの。その反面、痛みや上の子へのケアで不安になる方もいるでしょう。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、突然の入院だったため、上の子に寂しい思いをさせてしまったというHさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Hさんの出産時の状況■家族構成:夫、わたし、祖母、上の子3歳■無痛分娩を選んだ理由:上の子を出産したとき、とても痛かったので痛みを感じたくなくてHさんの出産レポ突然の入院で、上の子も保育園が休みだったため入院の道具も積んでいませんでした。車で待ってた祖母に頼んで入院グッズを持ってきてもらったものの、上の子は突然の離ればなれに泣き出してしまいとても可哀想な事をしてしまいました。私まで泣きそうになりました。パートナーのサポートはどうでしたか?コロナの影響で産まれるギリギリまで病院に入れなかったのですが、病院の近くで約一晩待機しててくれました。呼んだらすぐに来て、手を握ってくれたり、腰を押してくれたり、首を支えてくれたりと夫なりに頑張ってくれました。Hさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは上の子のケアをもっとすれば良かったです。産まれる前にたくさん公園に連れて行ってあげたり、上の子のケアをもっとすれば良かったです。今も1人遊びさせてしまっていて申し訳ない気持ちになります。Hさんからこれから出産する方へメッセージ赤ちゃんも一緒に頑張ってるよ!頑張れ!案ずるより産むが易し二人目の出産だと、お産のことだけでなく上の子のことも気がかりですよね。妹や弟ができることは上の子にとっても本当に貴重な経験ですが、それ以上にママのことが心配なのかも。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月18日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。子宮口が開くのが早かったため、助産師さんの説得で第二子も普通分娩で出産することに。その痛みは第一子よりも壮絶なもので……。あまりの痛みにやけくそになりながら、いきみ続けたはちこさん。ようやく第二子が誕生しました! しかし、生まれたばかりの赤ちゃんを見ると、体が青いような……? それからバースプランに「生まれたら抱っこをしたい」と記載していたはずなのに、助産師さんは一向に抱っこさせてくれません。 はちこさんは動揺しましたが、出産を終えた安堵感と体力の限界でそのまま深い眠りに……。その後体力は回復しましたが、さらにはちこさんを苦しめる出来事が! 出産終わったよね? これ、陣痛並に痛い! ※後陣痛(こうじんつう)……出産後子宮が妊娠前の状態に戻ろうと収縮することによって生じる痛みで、一般的に初産婦より経産婦のほうが強いと言われています。 はちこさんは意識がもうろうとしている中、「はちこさーん」という助産師さんの声で再び目を覚ましました。 そして出産してから1時間後、ようやくわが子を抱っこすることができました! なんとも言えない幸せな気持ちに、涙が止まらないはちこさん。 出産が終わりホッとしたところに、後陣痛がやってきました。 はちこさんが経験した痛みは、陣痛並! 立っているのがつらいほどの激痛でしたが、それでもフラフラになりながら新生児室へ向かいます。 わが子を眺めながら、自分のおなかから人が生まれたことの不思議さやこれから始まる2人の育児などを考えると不安に襲われました……。 それから数日後、はちこさんは無事に退院。 夫と長女が病院まで迎えにきてくれていました。久々の娘との再会に尊い気持ちが込み上げ、家族4人の生活スタートしたのでした。 今回、はちこさんは希望していた無痛分娩ではなく自然分娩となり、無事、赤ちゃんが生まれました。お産の進行は人それぞれで、希望どおりにはいくとは限らないのですね。助産師さん曰く、出産の体験は女性にとって一大イベントなので、体験によってはわだかまりが残ってしまうこともあるそうです。このわだかまりを少しでもなくしておくことが育児をしていくうえで大事なのだそう。そのためには、産後は助産師さんと出産のプロセスを整理して振り返り、自分の思いを聞いてもらうとよいそうです。産後育児が忙しくて話す時間がなかったというママも多いと思いますが、あとからでも語ることに意味があるそうですよ。はちこさんがわだかまりなく2人の子育てを楽しめていることを願うばかりです。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月17日無痛分娩は本当に痛みがない……?今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの『【#3】無痛分娩で出産した話』を紹介します!【前回までのあらすじ】注射で倒れるほど痛みに弱いママぺい。不妊治療を決意するも検査序盤から猛烈な激痛が!白目を剥きながらなんとか検査を終えました……。検査結果を聞き……苦手な注射ばかり……時間差で注射の影響が……案の定倒れる……不妊治療初日でこの状態……。この先もこんな治療が続くと思うと気が重いですね……?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月17日出産が近づいてくると、赤ちゃんに会える喜びの反面、不安を感じる方も。いつ、どんな出産の兆候が現れるのかとドキドキしてしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、お正月に陣痛が来て元日に出産となったYさんの例をご紹介します。Yさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫、娘、自分■出産にかかった時間:6時間半Yさんの出産レポ正期産になる37週目は、ちょうど1月1日でした。年内最後の検診では子宮口もさほど開いておらず、そのときは予定日まで余裕がありそうだと思っていました。12月31日、おせちの用意で一日中キッチンに立っていると、頻繁にお腹が張るように……。おせちを作り終え、夜になって娘を寝かしつけ、夫と一緒にジャンプして年越しの瞬間を迎えました。「今のジャンプでお腹の子が降りてきたりしてね」と笑っていた数時間後、腰が割れるほど痛くなり始めました。1月1日朝の4時頃、腰の痛みで目が覚めトイレに行くとおしるしが……。前駆陣痛の可能性も考え、夫と子どもが起きてくるのを待っていましたが、午前6時頃には張りは10分間隔になっていました。1月1日の朝から雪の中、車を走らせて産院へ向かいました。院内で新年初めての出産になりました。出産時におこったハプニング陣痛で朝ご飯が食べられず、出産後にお腹が減ると思って産院に行く途中にコンビニに寄ってもらいました。夫がおにぎりやゼリー飲料やお菓子などを買ってきてくれている間、助手席の窓の上についているアシストグリップを力いっぱい引っ張って陣痛に耐えていたところ、バキッと音がして外れてしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?陣痛が来てから、前駆陣痛の可能性を考えて自宅で待っている間は、渾身の力で腰を押してくれていました。日頃から肉体労働で鍛えているので、後から見たらアザになっていましたが、陣痛中はちょうどいい力加減で痛みが和らぎました。お正月で人が少なかったのか、陣痛室でも分娩室でもほとんど1人で耐えていました。感染症の関係で立ち会うことができないことは分かっていましたが、看護師さんもたまにチラッと来てくれるくらいで少し心細かったです。推しの動画をひたすらリピートして耐えていました。Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは陣痛が来てからの様子をもっと動画で撮っておけば良かったと後悔しています。産院に行く途中のハプニングや、分娩室の様子など、記憶はどんどん曖昧になっていくので、少し寂しい感じがします。子どもたちが成長した後の思い出にもなるので、動画を撮っておけば良かったです。Yさんからこれから出産する方へメッセージ出産の痛みには終わりがあるので、いつかは終わると思って頑張ってください!大変な分、出産したあとの達成感は格別です!案ずるより産むが易し出産に対して不安になってしまったら、赤ちゃんとの出会いを想像してみてくださいね。出産の後はきっと最高の出会いが待っています。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日出産が近づき、もうすぐ赤ちゃんが生まれると思うと嬉しい反面、気持ちが落ち着かない方もいるでしょう。元気に生まれて来てくれるのかな、陣痛の痛みは大丈夫かなと心配になることもありますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、予定日より早く陣痛が来て急いで入院したというSさんの例をご紹介します。Sさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫婦■出産方法:自然分娩■出産にかかった時間:5時間Sさんの出産レポ予定日は1月中旬だったにも関わらず、クリスマス間近に陣痛が……。急いで入院したものの、結局陣痛は治り退院しました。クリスマスは1人寂しく入院していてケーキも何も食べられませんでした。初産だったので、思いもよらない陣痛に焦りました。ドラマにあるようなクリスマスプレゼント(我が子)はなかったです。出産時におこったハプニング予定日間近に再度陣痛が来ました。病院へついたときには痛みが強く、ベッドまで歩いて移動しろと言われたものの、「こんなに痛いのに自分で歩くのか……」と思いましたが、なんとかベットに這い上がりました。あまりの痛さに途中で帝王切開にしてと懇願しましたが、もちろん却下。何とか無事出産しましたが、産んだら楽になるどころか、後陣痛がひどく、出産してから次の日まで何も食べられませんでした。パートナーのサポートはどうでしたか?出産中、主人は背中をさすっていてくれたようですが、私はあまりの痛さにそれさえもうっとうしく感じました。唸り声しか出せなかったので喧嘩にはならず。子どもが産まれた瞬間、私は疲れきって声もでなかったですが、主人は泣いていました。初産だったからか、母乳が出ず……。他のお母さん達は「お乳が張って大変」と言う人もいましたが、母乳があまりでないことに焦りを覚えました。母乳オンリーで育てようという考えではありませんでしたが、子どもに満足に母乳も与えられないのかと、他の母親が羨ましいと入院時は思っていました。Sさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは母乳に関しては個人差もあるので、看護師さんにアドバイスを貰い、人工乳と併用して育てれば良いと思い直しました。退院して帰ると家の中は寒いし寝かせる布団も冷えていて、病院と家との環境の変化で風邪を引かないか心配でした。主人に言って部屋を暖めてから迎えに来てもらえば良かったです。Sさんからこれから出産する方へメッセージ初産の方は楽しみでもあるけれど、不安も大きいと思います。陣痛の痛みも周りから聞いていても、自分で経験しない限り、わからないこともあるでしょう。私は初産のわりには、出産までの時間は短めだったと思いますが、出産はすべて個人差もあるので、なるようにしかならないと思います。あまり気負わず神経質にならず、流れに任せてください。体調管理はしっかりしてご出産に備えてください。案ずるより産むが易し出産や育児に不安を感じることもあると思いますが、どうかあまり心配しすぎないでくださいね。出産が近づけば自然と勇気が湧いてくることもあるようですよ。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日出産はママにとって楽しみな反面、不安になることも多いもの。どんな痛みなのか、無事に赤ちゃんが生まれるのかなどいろいろ考えてしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、産後の回復のために計画無痛分娩を選択したSさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Sさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫婦2人■出産した場所:産婦人科■出産にかかった時間:陣痛開始から16時間■無痛分娩を選んだ理由:産後の回復が違うと言われたので。Sさんの出産レポ誘発分娩が決まっていた日の前日から陣痛が始まり、病院に駆け込みました。病院ではまだ子宮口が開いていないとのことで入院するものの待機。朝になり4cmに開いたため分娩室に移動し出産に挑みました。誘発しながら無痛の処置も開始するものの定期的に効果が切れ激痛に。いざ生まれるとなったときも麻酔が効いていないのか激痛、出産後縫う時に麻酔が効いてるはずのためそのまま縫われたが効いておらず激痛。たまに効きが悪い人がいるらしくそれに当たったみたいで激痛続きでした。パートナーのサポートはどうでしたか?陣痛開始から付き添ってくれました。麻酔が効いているときは私も話すことができたので、会話をしたりして和ませてくれました。生まれるときは「頑張れとしか言わないで」と伝えていて、ひたすら力を入れやすい体制にする補助をしてくれていました。Sさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは無痛といっても痛みはそれなりにあると聞いていたのでこれが普通と思って「大丈夫です」と言ってしまったけど、「痛いです」ときちんと伝えれば良かったです。Sさんからこれから出産する方へメッセージ壮絶だけど生まれてきたら吹っ飛ぶというのはある意味本当です。あの痛みと疲労はできればもう味わいたくないけど、生まれてきた赤ちゃんを見ると耐えられます。頑張ってください。案ずるより産むが易し計画無痛分娩では理想通りにならないことも。しかし、そんな大変な思いをしても、生まれてきた赤ちゃんを見ると痛みも耐えられるというママの声はたくさんあります。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。しかし、子宮口が開くのが早かったため、助産師さんの説得により第二子も普通分娩をすることに。陣痛が来るたびにはちこさんの体に激痛が走ります。あまりの痛さに一瞬キレそうになりましたが……どうにか頑張って耐えていました。 「1人目よりも2人目のほうが痛い! 早く生まれてくれー!」と心の中で叫びながら、必死に何度もいきみ続け……。 「おぎゃ!」と赤ちゃんが生まれました! しかし、助産師さんたちの様子がおかしくて……!?なんで!? わが子を抱っこできない! ※母子の状態や産院の状況などにより、バースプラン通りにはいかない場合もあります。 あまりの痛みにやけくそになりながらいきみ続けていたはちこさん。 「どゅるんっ!」 ようやく赤ちゃんが誕生しました! 生まれたばかりの赤ちゃんの目は、まさかの二重! 私の子なのになぜ? と驚きつつも、それ以上に赤ちゃんの体が青いことが気になるはちこさん。抱っこする時間をもらえないまま、助産師さんは赤ちゃんを抱えどこかへ行ってしまいました。 バースプランに「生まれたら抱っこしたい」と希望を出していたのになぜ!? とはちこさんは動揺しましたが、お産を終えた安堵感とエネルギー切れで力尽きてしまいます。 それから15分後。 「はちこさん、赤ちゃん連れてきましたよ〜」 と、助産師さんの声で意識を取り戻します。そして抱っこしようと手を伸ばした瞬間、「では!」と助産師さんは赤ちゃんを連れてまたどこかへ行ってしまいました。 やっとはちこさんの赤ちゃんが生まれましたね! 普通分娩にトラウマを抱えながらも、結局普通分娩で出産したはちこさん。どうにか乗り越えることができました。出産は人生の中でも大イベント。出産前や陣痛時、分娩中、出産直後、産後と自分の理想のバースプランを書いて産院のスタッフや家族に共有しておくと、安心して出産することができるかもしれないですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月16日待望の赤ちゃんを授かり、いよいよ出産。出産は楽しみな反面、不安になることも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、陣痛促進剤を投与しお産を進めたものの、骨盤が狭く緊急帝王切開になったMさんの例をご紹介します。ーーー帝王切開とは、「帝王切開とは、お母さんか赤ちゃんに、何らかの問題が生じて経膣分娩が難しいと判断された場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法」です(ニチバンHPより引用)。Mさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫と私■出産方法:帝王切開■出産にかかった時間:丸2日と半日Mさんの出産レポ予定日よりも2週間早い日の早朝、眠っていたらお股に異変を感じて起きました。触ると濡れていたため、すぐに破水だと思いました。慌てて起きて隣で眠っている夫を起こし、病院に電話。「入院の準備をして来てください」と言われたため、すぐに病院に向かいました。病院に着くと破水で間違いないとのことで入院に。陣痛がなかったので様子を見ながら陣痛促進剤を投与してもらったところ、徐々に痛みが出てきたのですが、時間とともに陣痛が遠のいてしまいました。翌日再度、陣痛促進剤を投与してもらいましたが、子宮口が開いておらずバルーン処置をすることに。しかし、翌日もお産にはならず……。3日目、促進剤で本格的に陣痛が来て、子宮口も開いていたのですが、私の骨盤が狭くて赤ちゃんが通って来れないとの事で急遽、帝王切開になりました。陣痛がある中での、先生の診察は辛かったです。出産時におこったハプニングいろいろな処置をしてもらったのに最終的には緊急帝王切開に。自分は普通分娩だとばかり思っていたので、突然の手術で正直怖かったです。パートナーのサポートはどうでしたか?朝早いのに私を病院へ連れて行ってくれたり、赤ちゃんが生まれるまで毎日病院へ来てくれました。自宅から病院までは車で1時間かかる距離なのに、いつ連絡が来ても良いようにとあまり眠れなかったようです。緊急帝王切開になったときも、いろいろと書類を書いてくれました。でも陣痛で苦しんでいるときに夫がしょうもない話をしてきたときは、すごくイライラしました。Mさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは乳首マッサージをもっとしておけば良かったと思いました。産後の授乳のとき助産師さんがやってくれるのですが激痛だったため、もっと自分でやっておけばこんなに痛くなかったのではないかと思いました。Mさんからこれから出産する方へメッセージ人それぞれいろいろなお産がありますが、「リラックスして」と伝えたいです。出産の形は人それぞれ人によって出産の形はそれぞれ違うもの。どんな出産方法になったとしても、皆さん頑張ったことに違いはありません。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「リラックスして」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月16日無痛分娩は本当に痛みがない……?今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの『【#2】無痛分娩で出産した話』を紹介します!【前回のあらすじ】注射で倒れるほど痛みに弱いママぺい。意を決して“痛みを伴う”不妊治療をすることに……。ドキドキの検査が始まり……激痛が走る……痛さで白目に……不妊治療初日なのに……初めての検査でこの痛み……。痛みを堪えて挑んだ検査の結果はいかに……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月16日ジュエリーブランド・レポシ(REPOSSI)のアイコンコレクション「セルティ・シュール・ヴィド(Serti Sur Vide)」から、新作ペンダントが登場。2023年4月27日(木)から5月2日(火)まで、レポシ 日本橋三越本店にて先行発売される。“ストーンが宙に浮く”ペンダント「セルティ・シュール・ヴィド」は、ダイヤモンドが ”肌の上に浮いている”ようなデザインが特徴のアイコンコレクション。今回の新作は、ストーンが宙に浮かぶような構造はそのままに、エメラルドやルビーのカラーストーンでアップデートした。ソリティアリングのようなジュエリーには、繊細なダイヤモンドをセット。よりラグジュアリーな印象に仕上げている。【詳細】「セルティ・シュール・ヴィド」新作ペンダント先行発売期間:2023年4月27日(木)~5月2日(火)販売場所:レポシ 日本橋三越本店アイテム:・セルティ・シュール・ヴィド ペンダント エメラルド 2,629,000円・セルティ・シュール・ヴィド ペンダント ルビー 4,048,000円
2023年04月16日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。入院してからしばらく経つと、はちこさんはおなかのゆるみに悩まされていました。「このままだと分娩のときに出てしまうのでは……」と不安に思っていました。はちこさんは経産婦。陣痛が始まると、あれよあれよという間に子宮口は9cmに! 進行の早さに助産師さんは「普通分娩」を提案。しかし、はちこさんはお産の痛みを二度と経験したくないと思っていたため、予定していた無痛分娩の麻酔をお願いしました。 そこにベテラン助産師さんから現れ、再び説得されるはちこさん。結果、はちこさんは普通分娩で産むことにしたのです。赤ちゃん誕生までもうすぐだと、必死にいきんでいる最中、心配事が現実に……!? いきんだ瞬間…出ちゃった!? 普通分娩になったはちこさんは、無痛の麻酔の代わりに、痛みを和らげる点滴をしてもらうことになりました。それからはちこさんの陣痛間隔はどんどん短くなります。隣の分娩室で無事に出産した妊婦さんに「おめでとう!」と心の中で祝福しつつ、必死に陣痛に耐えるはちこさん。 「いきみたくなったら、ヒッヒッフー、ウンッ、て言うといきみ逃しにいいからね」 助産師さんからアドバイスを受け、繰り返し来る陣痛に耐え続けます。陣痛が来るたびにあまりの痛さにキレそうになりますが、みんな必死なんだ! と思い、どうにか怒りを抑えていると……。 「子宮口全開だよ! 声を出さないようにいきんで!」「うんちするときみたいに!」 助産師さんの指示に従った結果、現場は大変なことに……! 下痢になっていたはちこさんの不安は現実になってしまったのです。しかし、あまりの痛さに恥じらう余地はありません。第一子よりも圧倒的に痛く、「早く生まれてきてーー!」と心の中で叫びながら、必死にいきむはちこさんでした。 人に便を見られることを恥ずかしいと思ってしまうのは無理もありませんが、先生や助産師さんたちはまったく気にしていないようですね。助産師さん曰く、分娩中に排泄することは当たり前だから気にならないのだそう。また、2人目以降のお産時間は短くなるのことが多いのだそうです。しかし、1回目を経験しているからこそ時間の経過が遅く感じる人もいるのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月15日出産は人生の一大イベント。初めての方も経験済みの方も何かしら不安を感じてしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、長男が3歳になったばかりのため計画無痛での出産を選択したYさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Yさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫45歳、私38歳、長男3歳■出産した場所:近所の産婦人科個人病院■出産にかかった時間:約7時間無痛分娩を選んだ理由長男が3歳になったばかりでまだまだ小さく、急に陣痛が来たときに万が一「私1人で面倒見られるか?」という不安があり、計画無痛にする事で夫に会社を休んで貰うなどのスケジュールが立てられるため選びました。また、第一子の辛いお産がトラウマだったのと、産後の体力をなるべく温存したかったのも選んだ理由です。Yさんの出産レポ第一子のときの陣痛が辛すぎたせいか、今回は最初の陣痛促進剤の痛みを感じづらかったです。ギリギリまで我慢してしまい、いざ無痛の薬を入れたところ嘘みたいに痛みが引いてしまいました。その結果、お産が予定より長引いてしまい、立ち合おうとしていた夫・長男も手持ち無沙汰に。少し薬を入れるタイミングを遅くしましょうということになり、陣痛の波を一度我慢してみたところ、一気に強い陣痛が押し寄せ、子宮口も全開になってしまいました。部屋で遊んでいた長男は、作っていたプラモデルを手に分娩室へバタバタと入り、夫は慌て過ぎてビデオをうまく使えず、写っていたのは先生のみ。長男はプラモデルに気を取られ、赤ちゃんが産まれた瞬間を見れず……。私はいきむのに必死で気付けば産まれていたという感じでした。パートナーのサポートはどうでしたか?夫は長男の面倒を見ていたため、今回は直接のサポートはありませんでした。無痛とはいっても最初は陣痛促進剤で促すので徐々に痛くなってくるのですが、「腰が重くなってきた」と言っても「そういうもんなんだね!無痛なのに?」と終始不思議そうな顔をして見ているだけでした。助産師さんのマッサージだけが頼りでした。Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことはせっかくの無痛分娩なのだから、長男にもっと関わらせてあげたかったです。事前に赤ちゃんが産まれることを伝えて「その瞬間を見てくれたら母は嬉しい」と伝え、一緒に誕生の瞬間を味わいたかったです。また、ビデオ撮影も禁止されていなかったので、三脚を使って録画すれば良かったと心残りです。Yさんからこれから出産する方へメッセージ素敵な出会いにわくわくですね。頑張った分の喜びはひとしおですし、何度も経験できるものではないので、できる限り楽しめますように!案ずるより産むが易しお産の形は人によってさまざま。何度も経験できるものではないので、家族にとっても思い出に残るものにしてみるのもいいかもしれませんね。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月15日無痛分娩は本当に痛みがない……?今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの『【#1】無痛分娩で出産した話』を紹介します!痛みにめっぽう弱いママぺいさん。そんなママぺいさんが不妊治療を経て、妊娠・出産するまでの体験を描いたお話です。5年前から不妊治療開始……看護師の気になる一言……そろそろ妊娠希望だけど……痛みを伴う治療……?本格的に不妊治療を始めたママぺいさん。治療にはどんな痛みが伴うのでしょう……?〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月15日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。はちこさんは出産経験があったため「前回はこんなんじゃなかった。まだいける!」と、自分で判断し、陣痛に耐えていました。テニスボールでいきみ逃しを試したはちこさん。その効果は絶大だったことと、第一子のときよりも痛くないと感じたため、はちこさんは陣痛を我慢していました。 が、はちこさんは経産婦。お産の進行が早く、あっという間に子宮口が8cmまで開いていたのです。 麻酔を要請するはちこさんに、助産師さんはある提案をしてきました。 助産師さんに説得されついに…!? 助産師さんたちは慌てて出産準備を始めました。一方で、はちこさんはとても冷静。第一子で経験した、のたうち回るほどの痛みがきていなかったため、助産師さんと歓談できるほど気持ちに余裕があったのです。 それから再び子宮口をチェックすると……。なんと9cmまで開いていました! 進行の早さに、 「このまま自然分娩した方がいいかもしれません」 と提案する助産師さん。 麻酔で起こる副作用などを説明されても、はちこさんは麻酔を入れることを譲りません。 そのとき、ベテラン助産師さんが声をかけてきました。 「全開まですぐでしょ?」「浮いたお金で赤ちゃんに何か買ってあげようよ」「お産長引くだけよ?」 と再度長い説得をされ、はちこさんはとうとう折れてしまいました。自然分娩を選んだのです。 はちこさんは経産婦さんなのでお産の進行が早かったようですね。助産師さん曰く、分娩方法には自然分娩、無痛分娩のほかに、帝王切開、フリースタイル出産、水中出産などさまざまあるようです。多様化してきている昨今ですが、それぞれのメリットやデメリットを把握し、妊娠の状況と合わせて産院に相談しながら自分にあった方法を選べるとよいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月14日出産はママにとって大きな出来事。無事に生まれてきてくれるのかなど、不安を抱えるママも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、30週で破水し管理入院になり、早産で出産することになったHさんの例をご紹介します。ーーー早産とは、「早産とは正期産より前の出産のことであり、正期産とは妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。Hさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:私と籍のはいってない父親と子ども■出産方法:早産■出産にかかった時間:8時間Hさんの出産レポ30週で破水してしまい、管理入院となりました。まさか、こんなに早く出産になると思わず、母親学級も受けていなかったため産まなきゃ退院できないという恐怖でいっぱいでした。33週まで持ち堪えましたが、ついに陣痛が始まり、早産での出産。土曜日の夜中だったので、看護師さんたちが慌ただしく私を分娩室に運んで行きました。出産時におこったハプニングちょうど同じ時間帯に隣の分娩室の方は、双子の早産のようでした。大学病院での出産だったので、私の方は助産師さんと私よりだいぶ若い看護師見習いの2人しかいませんでした。助産師と看護師が「先生はいつ来る?」と話をしていたので、恐怖と陣痛で苦しみながらも「私のところに本当に先生は来るんですか!」と叫んでしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?夜中に突然の分娩でしたが、駆けつけてくれたようです。早産のため産まれたらすぐに赤ちゃんの処置があり、立ち入り厳禁だったため立ち会い出産はできませんでした。もし、立ち会ってたら何か変わってたのかなと今でも思います。籍が入っていなかったので、産んだあと本当に育てられるのか不安でした。子どもはしばらく退院できず、産まれてすぐ母乳をあげることもできず……。母乳を吸う赤ちゃんがいなくておっぱいはパンパンに腫れるし、複雑な気持ちでした。Hさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは赤ちゃんの父親と上の子ときちんと向き合っておけば良かったです。Hさんからこれから出産する方へメッセージ出産は何が起こるかわかりません。安定期を過ぎたらいつ何が起こっても良いように、出産準備をしていたほうが安心です。事前にシミュレーションを出産は何が起こるか予想がつかないもの。どんなことが起きても落ち着いて対応できるように準備を進めてみてはいかがでしょうか。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月14日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。入院している最中、はちこさんは第一子出産時におこなった「浣腸」は今回は避けたいと切に思っていたところ、特に求められることもなく、ひと安心。しかし今度はおなかがゆるくなり、うんちが出たらどうしようと心配に……。おなかのゆるさは治る気配がなく……不安が募っていきます。病院に来てから2時間経過したころ、激しい陣痛がはちこさんを襲ってきました。そこで、第一子では経験できなかった「テニスボール」でいきみ逃しをすることに。半信半疑でしたが、その効果は絶大! 痛みが和らいだのです。 陣痛間隔が短くなってきても「これがあればまだいける!」と思ったはちこさん。助産師さんにも「まだ大丈夫です」と伝え続けました。 しかし、この判断が思わぬ事態を招いてしまい……!? 慌ただしくなる現場…。はちこさんの不安はMAXに! 数分間隔で起こる陣痛も、テニスボールのいきみ逃しでどうにか耐えていたはちこさん。助産師さんに状況を聞かれても、「大丈夫です」と答えていました。 それから30分が経ったころ。助産師さんが子宮口をチェックすると、なんと5.6cmまで開いていました! そろそろだと察した助産師さんたちは、無痛分娩をするための注射を打ちました。 そのタイミングで夫から、娘がママと話したいと言っていると電話が! はちこさんは電話に出たものの、現場のバタバタした空気を察してすぐに電話を切ることに。助産師さんたちはざわざわしながら準備を始めていました。 「はちこさん、分娩台に移動しますから」 と助産師さんに告げられ、驚きながらも移動ます。そして再び子宮口をチェックしてみると……。 この数分間で、なんとはちこさんの子宮口は8cmまで開いていました! 「え? そんなにあいているの?」 と、助産師さんもはちこさんも驚いていました。 助産師さん曰く、個人差はありますが、初産婦さんに比べて経産婦さんはお産の経過が早い方が多いそうです。全体的な経過が早い方もいれば、一気に進む方もいるのだとか。そのため分娩室に移動するタイミングも早めで、初産婦さんは子宮口が全開になったら移動するのに対し、経産婦さんは子宮口が7~8㎝開いたころが移動の目安だそう。経産婦さんは早め早めの対応が肝心なのですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月13日何が起こるかわからない出産。計画通りにいかないことも多く、不安になってしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、普通分娩の予定から帝王切開に変更になったTさんの例をご紹介します。ーーー帝王切開とは、「帝王切開とは、お母さんか赤ちゃんに、何らかの問題が生じて経膣分娩が難しいと判断された場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法」です(ニチバンHPより引用)。Tさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫婦2人のみ■出産にかかった時間:1時間くらいTさんの出産レポ出産前の検診で妊娠高血圧症候群で緊急入院となりました。血圧が高く、むくみもひどかったので、普通分娩の予定から帝王切開に変更になりました。コロナ禍だったので、荷物の受け取りでさえ看護師さんを通さなくてはならず、退院まで夫に会えませんでした。高血圧のため予定日よりも早くに出産することになり、手術も2時間前に突然言われたので心の準備もないままあっという間に終わった出産でした。出産時におこったハプニング普通帝王切開なら当日は食事を抜かないといけないのですが、突然手術が決まったのでお昼ご飯までしっかり食べていて焦ったのを覚えています。心の準備もないまま手術台に乗ったため震えが止まらず、ずっと助産師さんの手を握っていました。パートナーのサポートはどうでしたか?立ち会い出産ができたらと思っていたのですが、コロナ禍のため叶わず……。さらに、緊急入院からの帝王切開だったので、サポートもしてもらえませんでした。初めての出産で不安だったので一緒にいて欲しかったなと思います。普通分娩が希望でバースプランなどをいろいろ考えていたものの、それが叶わないとわかり、複雑な気持ちになりました。帝王切開での出産ですが、陣痛や出産時の呼吸法を少し楽しみにしていたので、経験できず残念です。
2023年04月13日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型(Instagram:omori_nigaoe)パパ/ゆたか:女子力が高い雑学王。子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きするちょっと大袈裟さんしーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちにかわいがられてすくすく成長中!つーくん:2022年12月生まれ。元気な3人のお姉ちゃんたちに囲まれ日々成長中!できるだけ早く産みたい!5 歳、4歳、3歳の年子3姉妹と、0歳の男の子を中国で育てているずぼらママです。今回は中国での出産についてお話します。2022年の12月に中国で4人目となる男の子を出産しました。初めての海外での出産は不安が大きく初産だったら絶対に日本に帰って産んでいたと思います(笑)。2022年の中国は「ゼロコロナ政策」で生活の中での制限がとても多かったです。悪阻中でも毎日PCR検査をするために長蛇の列に並ばなければいけなかったり、食中毒にかかっても産婦人科では診てもらうことができなかったりと、精神的に厳しい日々でした。さらに、妊娠糖尿病になってしまい毎日食事と運動による血糖値のコントロールにも悩まされるなどかなりまいっており「可能な限り早く産みたい!」と産院で相談しました。計画出産を希望するのは4人目にしてはじめて。38週頃なら可能だと思っていましたが、わたしの通っていた産院では計画出産は特別な状況でしか行っておらず、時期も39週からとのことでした。なるべく赤ちゃんはお腹にいなければならないという考えのようでしたが、妊娠糖尿病ということもあり39週になる日に計画出産ができることとなりました。希望しなくとも無痛分娩での出産となり、無痛分娩もはじめてなので決まった時は楽しみでした。しかし、2人目、3人目の出産ではお腹が痛みだしてから4時間ほどで生まれていたため、陣痛を感じたらすぐに行動しなければ動けなくなってしまう心配がありました。家から産院まではタクシーで20分ほどかかります。日本のように陣痛タクシーがないので言葉が状況を伝えられない中「ひとりでタクシーに乗って途中で破水したらどうしよう」など不安でたまりませんでした。そのため、計画出産の予定日の前日に入院させてもらうことに。家族全員で産院に宿泊し、当日朝から陣痛促進剤を打つために腕に点滴の針を刺しました。これがとても痛くてしばらくお腹の痛みより腕の痛みが気になりました。「お昼には生まれたらいいな〜」なんて考えていましたが、なかなか陣痛につながらず、一日目は終了。ちなみに、なぜか通訳さんがお休みで、看護師さんとスマホの翻訳ツールを使いながらやり取りをすることに…。看護師さんはたまに部屋に来て陣痛促進剤を調整して「痛?不痛?(痛い?痛くない?)」と確認してくれました。「少し張っている」というのを伝えたくても翻訳ツールではうまく翻訳できず、言葉の壁を感じました。部屋に戻ったあと夫や子どもたちに会えてホッとしたものの、その日のうちに産むことができず、なんだか申し訳ない気持ちになったことを覚えています。(後編につづく)妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!おおもりなつみさんのマンガが動画になって登場!ままのてで大人気の育児マンガが動画でも楽しめるようになりました。もちろん、おおもりなつみさんのままのてオリジナルマンガも動画になって登場していますよ。おおもりさんの描く年子3姉妹の日常をぜひ、ご覧になってくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月13日「無痛分娩でお願いします」第6話。2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすることに。第一子の出産時におこなった「浣腸」は、絶対に拒否すると決めていました。この浣腸が原因で、はちこさんはトラウマを負ったのです。第一子を出産するときに浣腸をした結果、痔が悪化! その痛みは凄まじく、はちこさんは第二子の出産では拒否すると決めていました。しかし、病院から浣腸の要請は一切出てこず、はちこさんは拍子抜け。 それから静まり返った陣痛室で音楽を聴きながら痛感を和らげていたとき、もう1つ大きな心配事が頭をよぎりました……! ついにテニスボールを使うときが! ※誤)2週間→正)2時間 はちこさんの中で、もう1つ心配事が浮上! それは、おなかがゆるくなっていたこと……。 おなかがゆるいままだと、分娩のときいろいろ出てしまうのではないかと、最悪の事態を考えてしまい顔面蒼白になっていました……。 それから入院して2時間が経ったころ。 大好きなアーティストの歌も頭に入らないほど激しい陣痛がはちこさんを襲います。 そこで、陣痛を和らげるテニスボールを使うことに! 第一子のときは痔を持っていたため、このいきみ逃しを経験することができませんでした。本当に効果あるのか? と、半信半疑でお尻の下に敷いてみると……。 「え!? 痛みが和らいだ!」 嘘みたいに痛みが和らいだのです。これがあれば、まだ陣痛を我慢できると思ったはちこさんでした。 助産師さん曰く、陣痛やいきみによって、直腸に便があれば自然と便が押し出されてくるので、出産時に便が出るのは自然なことなのだそう。妊婦さんは心配になってしまうかもしれませんが、出産の際に便が出たら、周囲に気付かれることがないように助産師さんは手早く処理をしてくれるのだそうです。心配そうなはちこさんですが、助産師さんを信じて、赤ちゃんの誕生を楽しみに待てるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月12日長い妊娠期間を経て、待ちに待った出産。赤ちゃんに会える喜びの反面、痛みやトラブルに不安を抱くママも多いでしょう。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、腰痛持ちのため痛みが怖く、無痛分娩を選択したTさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Tさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫34歳、私34歳、長女3歳■出産した場所:京都市の産婦人科■出産にかかった時間:10時間■無痛分娩を選んだ理由:腰痛待ちで出産が怖く、1人目も無痛分娩で同じクリニックで産みたかったから。Tさんの出産レポ陣痛が始まり、主治医に麻酔をかけてもらいましたが、なかなか痛みが引きません。詳しく調べてもらうと、どうやら胎盤が裏側に回っており、赤ちゃんの頭が当たって痛みが出ているとの事でした。この痛みは麻酔ではどうする事もできず、せっかく無痛分娩にしたのにかなりの痛みを感じました。パートナーのサポートはどうでしたか?夫はずっと付き添ってくれていたのですが、陣痛が始まってから8時間以上経った頃、長女と両親が到着したので夫が出迎えました。お昼時だったので、私の事をそのままにして皆で食事に行ってしまったのです。食事から帰って来たときには、すでに出産が終わっており、何のために立ち会いを希望したのか分かりませんでした。Tさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことはいつ出産が始まってもいいように、当日の段取りをもっと相談しておけば良かったです。Tさんからこれから出産する方へメッセージ出産はママの人生で一番の大仕事です!同じお産は二度とないので、どうぞご自分の納得のいくお産を選んでください。応援しています。案ずるより産むが易し出産に対して不安を感じるのは妊婦さんなら当然のこと。しかし、出産の先には赤ちゃんに出会えるという喜びが待っています。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月12日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。しかし、無痛分娩は陣痛の途中から麻酔を入れるということに気がついたはちこさんは「途中までは、あの痛みに耐えないといけないの……!?」と動揺します。そして一番恐れている「陣痛」をどうにか乗り切るための対策を調べた結果、はちこさんは、お尻にあてるといきみ逃しがラクになるというテニスボールを購入しておくことに。出産予定日の4日前のクリスマスイヴ。 早めに就寝したはちこさんは、おなかの異変を感じて目を覚ましました。最初は弱い痛みでしたが、時間が経つにつれ強い痛みに変化……。「陣痛で間違いない!」と思い、陣痛タクシーで産院に向かうことに。 「いよいよ始まる!」戦闘モードに入っていたはちこさんは、ある決意をしていました。 これだけは絶対にしない!と、決めていたのに… 陣痛タクシーに乗り、産院に向かっていたはちこさん。 「あれ?」 通常なら自宅から産院まで車で5分で到着するのに、もう10分以上経過……。 緊急事態にも関わらず、道を間違えた運転手にイラつきつつも、これから壮絶な闘いが待っている!と心の中で思い、気持ちを落ち着かせていました。 それから数分後――。産院に到着したはちこさんは、子宮口を確認するために分娩室に案内されました。現時点で子宮口は3〜4cm。「まだまだ長い闘いになりそうだ」と思いながら、個室の陣痛室に移動します。 はちこさんは今回のお産で、あることだけは絶対にしないと、心に強く深く誓っていました。 それは「浣腸」! 第一子出産時に浣腸をした結果、痔が悪化してしまい猛烈な痛みを経験していたのです。今回は何がなんでも拒否すると決めていました。が、助産師さんたちは一向に浣腸の要請を出してきませんでした。 拍子抜けしたはちこさんは、準備していたタブレットを取り出し、静まり返った陣痛室で音楽を聴くことに。そのおかげで痛覚をごまかすことができましたが、はちこさんにはもう1つ、大きな心配事が出てきたのです。 1回目の出産で浣腸を経験し、2回目の出産では絶対にやらないと決意していたはちこさん。しかし、結局産院から浣腸をすることは求められず、取り越し苦労で終わったようです。心配なこと、不安なことがあれば、あらかじめ助産師さんや看護師さんに相談しておくのがよさそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月11日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。しかし、無痛分娩は陣痛の途中から麻酔を入れるということに気がついたはちこさん。一番恐れている「陣痛」をどうにか乗り切るための対策をリサーチしていました。はちこさんは、お尻にあてるといきみ逃しがラクになるというテニスボールを購入しておくことに。 出産予定日は、12月28日。その4日前のクリスマスイヴにおこなった妊婦健診で、子宮口が3~4cm開いていると判明。けれどもクリスマスを楽しみにしていた長女のために、チキンを買って2人でささやかなクリスマスパーティーを開きました。さすがにその日は早めに就寝。そして数時間後に陣痛が始まったのです! 車内で苦しむはちこさん!? ※※病院が入院時期の判断をするためには妊婦さんの正確な情報が必要です。虚偽の報告はしないようにしましょう。 長女のこっちゃんと寝ているときにおなかの異変を感じたはちこさん。「もしや?」と思い、スマホを取り出し陣痛間隔を測り始めました。 主治医からは、「うずくまるくらいの痛みが1時間に4回きたら来院してください」と言われていました。はちこさんは、弱い痛みが続いてる場合はどうしたらいいのだろうと考えました。そして、経産婦は進行が早いと聞いていたことを思い出し、不安に。それでもタクシーで今行くと、深夜料金を加算されるのではないかといろいろなことが頭をよぎり、一旦このまま様子を見ることにしました。 それから数時間が経った朝の3時半――。 痛みが増してきたので、産院に電話をかけました。しかし、「まだ痛みが弱いので1時間ほど様子を見ましょう」と言われ、夫に状況を伝えたあとベッドに戻ったはちこさん。 さらに2時間ほど経ったころ、猛烈な痛みがはちこさんを襲ってきました。 「今度は陣痛で間違いない!」 と察したはちこさんは急いで産院に電話し、予約していた陣痛タクシーを呼びました。そして、入院道具を確認。2回目の出産ということもありテキパキと動いていました。 数分後、陣痛タクシーが到着すると、「こっちゃんのことよろしくね!!」と夫に伝え、タクシーに乗り込みました。しかし、車で5分で産院に着くはずなのに一向に到着しません……。出発してから10分が経過。 「道を間違えたな……?」 陣痛に耐えながら、はちこさんは運転手を睨みつけていました。 はちこさんは2回目の出産なので、流れや事前準備が整っていたようです。陣痛が始まったときに慌てずに産院までの移動ができるよう、はちこさんのように前もって考えておきたいですね。今回は運転手さんが緊張で道を間違ったようですが……。はちこさんが何事もなく産院に到着することを願うばかりです。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ2019年8月生まれのこっちゃんと2021年12月生まれのふーちゃんの姉妹ママです。
2023年04月10日第一子を普通分娩で出産したはちこさんは、あまりの痛さに「もう絶対に産めない! 無理!」と思っていました。それでも2人目を希望し、妊娠。初産で経験した激痛がトラウマになっているはちこさんは、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。しかし、無痛分娩は陣痛の途中から麻酔を入れるということに気がついたはちこさんは「途中までは、あの痛みに耐えないといけないの……!?」と動揺。それでも立地などの条件も考慮して、今の産院に通うことに。それから妊娠後期に差し掛かり、便秘や恥骨痛、頻尿……とさまざまな痛みや症状がはちこさんの体を襲いかかります。 早く産みたいと思うはちこさんですが、はちこさんが一番恐れているのは「陣痛」でもありました。うまく乗り切れる方法をリサーチしていたところ、あるものを発見しました。 ネットで見つけた陣痛対策とは? はちこさんが発見した陣痛対策表には、子宮口の大きさ別に陣痛の持続時間が載っていました。 「最低でも70秒我慢すれば陣痛を乗り越えられる!」 それを知ったはちこさんは、数字を数えて落ち着くこと、そして陣痛対策の定番であるテニスボールを用意することにしました。 出産予定日を5日後に控えた、12月23日の妊婦健診日――。子宮口が3・4cmに開いていて、いつ生まれてもおかしくない状態でした。 そんな中で迎えた翌日のクリスマスイヴ。あまりにも体がダルかったはちこさんでしたが、長女のこっちゃんのために、コンビニでチキンを買って、ささやかなクリスマスパーティーを開きました。 ダルさが続くため、長女のこっちゃんと一緒に就眠することに。目を閉じて、深い眠りにつこうとすると「……なんか、おなか痛いんだよな」と、体の異変を感じたのです。陣痛を予感しながら、横になるはちこさんでした。 陣痛対策をネットで調べておいたはちこさん。事前に陣痛のことを知っておくことで、安心できて、実際に陣痛が起こった際に心の負担を軽減できそうそうですね。出産予定日が近づいている場合は、入院準備をしておいたり、陣痛タクシーや家族の状況など、当日の交通手段も確認・準備しておいて、少しでも不安を減らしておきたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ2019年8月生まれのこっちゃんと2021年12月生まれのふーちゃんの姉妹ママです。
2023年04月09日第一子を普通分娩で出産したはちこさんは、あまりの痛さに「もう絶対に産めない! 無理!」と思っていました。それでも2人目を希望し、妊娠。初産で経験した激痛がトラウマになっているはちこさんは、夫に相談して今回の出産を無痛分娩にすると決めたのですが……。無痛分娩について詳しく調べていると、陣痛の途中から麻酔を入れるということに気づきます。はちこさんは「途中までは、あの痛みに耐えないといけないの……!?」と、一瞬パニックに! しかし、立地が最強の現在の産院。「1度乗り越えたのだからイケるか……!」と、覚悟を決めたのです。 おなかの子も順調に育っていく中で、はちこさんの体にさまざまな症状が起き始めます。一番恐れていた、アイツも復活して……!? 体中が痛すぎる日々が続き… はちこさんは、妊娠してから便秘に悩まされていました。仕事が手につかないほどおなかが張っていたため、急きょ病院へ行くことに……。 しかし、院内は平日の昼にも関わらず激混み!まともに座ることができないほど追い詰められていたはちこさんは、長椅子に寝転んで1時間ほど待っていました。 ようやく名前が呼ばれ、受診を終えると、無事便秘は解消! それからは、1日1Lの水を飲み、酸化マグネシウムを1日2〜3回摂取することを徹底していました。けれども快腸になってから水も酸化マグネシウムもサボってしまったはちこさん。案の定便秘が再発……。トイレに篭る日々が続いたのです。 ある日、はちこさんは、「おや? 腫れてる……?」と、お尻に違和感を覚えました。 「このタイミングで再発したらヤバい!」と、焦ったはちこさんは、排便のたびに軟膏を塗るようにしていました。 それから妊娠後期に差し掛かると、便秘以外にも、「頻尿」や歩けないほどの「恥骨痛」、突然襲いかかる「こむら返り」と、体の痛みに苦しんでいました。「こんなに動けないなら早く産みたい」と思ってしまうはちこさんなのでした。 助産師さん曰く、妊娠中は体にさまざまな痛みや変化が起きるそうです。はちこさんの症状以外にも、倦怠感、皮膚のかゆみ、痔、むくみなど妊婦さんによって症状や程度は異なります。症状があるときはできるだけリラックスして過ごすことが大切なのだそう。つらいときは無理せず、かかりつけの産院に相談しましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ2019年8月生まれのこっちゃんと2021年12月生まれのふーちゃんの姉妹ママです。
2023年04月08日