前回からのあらすじ長女に続き、今度はA君の弟と次女とのトラブルが! 親同士は気まずい感じになってしまい…。 >>1話目を見る A君と弟…長女と次女、それぞれにトラブルが起きてしまったため、親同士はなんとなく気まずい関係になってしまいました。ですが、学校生活で子どもたちがお互い問題なく過ごせているなら、親同士が無理に仲良くする必要はないかな…と、会えば挨拶をするというマナーは守りつつ、特に何も関わりがないまま過ごしていました。それから3年の月日が流れ、長女4年生、次女3年生となりました。小学校が少人数だったため、長女も次女もA君兄弟とはそれぞれ相変わらず同じクラスでした。そして2月入ってすぐの事…。2人の娘から、買い物に連れて行ってほしいと頼まれました。そう、バレンタインの買い物です。長女も次女も! バレンタインのチョコを2人ともA兄弟へあげるとのこと!「正直もう学校以外では関わらないほうが良さそう…でも、親同士が気まずいからって子どもの交友関係に口を挟むわけにいかないな」と思い、娘が思う通りにさせることにしました。そして数日後…バレンタイン当日。長女も次女も放課後キャッキャしながらA君宅(そしてF君、M君宅)へ訪問し、無事に直接チョコを渡して帰ってきたようです。そして、その日の夕方のこと…。なんと…本当に電話がかかってきました!そして「どういうチョコですか!?」と言われても…。Aさんの質問の意図がイマイチわからないまま、私なりに答えたところ…とご機嫌な様子、突然豹変した態度にあっけにとられてしまいました。「チョコくれるなんてね〜わからないものね〜」という言葉の意味は…? といろいろ考えてしまいましたが、とりあえず差しさわりなく会話し電話を切りました。それからのAさん、ばったり会っても気まずさはなく笑顔で挨拶してくれるようになりました。なんと…子ども同士のトラブルから発生した親同士の気まずさは、子ども同士が仲良くなったことで解消されたのでした。子ども同士は、ケンカをしても成長すると仲良くなったりするなど関係性も変わりやすいことを実感し、まさに時が解決してくれることもあるんだな…と思ったエピソードでした。
2021年07月19日33歳で初めての出産をし、現在息子は1歳2カ月になります。私と夫の両親が住んでいる所は遠くはないですが、仕事もあり頻繁に会えるわけではなく、子育てが孤独と感じることもありました。そんな中、住んでいる地域の子育て支援施設を知り、利用してみるととても便利でした。どのように活用しているのかお伝えします。※コロナ禍以前の体験談です 通院や美容院に! 一時保育私が住んでいる地域では、生後4カ月から就学前までの子どもを1時間500円で預けられる一時保育事業をおこなっており、息子が生後5カ月のときに初めて利用しました。預ける前は「泣かないかな? お昼寝するかな? ちゃんとミルク飲むかな?」と不安もありましたが、4時間の保育を終えて帰ってきた息子は泣くこともなくご機嫌。 預けている間のお昼寝時間やミルクや離乳食の状況、遊んでいる様子などを紙に書いて渡してくれるので、どのように過ごしていたかもわかりました。保育士さんたちもみなさん良い人ばかりで安心してお願いできるので、第2子を妊娠してからも通院や美容院といったリフレッシュ目的にで定期的に利用しています。 ママ友ができた! 児童館さらに、週に1回子どもの月齢で区切って親子の交流を図る集まりが開催されています。息子が生後7カ月のとき、家の近くの児童館の集まりに参加してみました。 同い年の子どもを持つママ同士、離乳食や夜泣きなど、共通の悩みが尽きず話が盛り上がりました。そこで知り合ったママ友とはピクニックやランチに出かけるようになり、子育ての情報交換をしたり、時には愚痴を言い合えたりと、とても良い関係を築けています。 保健センターでおこなう発育相談に生後8カ月になってもズリバイ、ハイハイをしなかった息子は、周りの子と比べて少し発育が遅いのではないかと気になっていました。そんなとき、地域の子育て支援の資料を読み直していると、保健センターで発育相談をしていることを発見。問い合わせをしてみると月に1度、発育専門の小児科医の先生を呼んで体を診てもらったり相談ができたりするとのこと。実際に診てもらうと、足を触ったり座っておもちゃで遊ぶ姿を確認し、普段の様子をヒアリングされました。そして、今診た状況では問題はなく、ハイハイももう少し様子見で大丈夫という言葉をかけてもらってとても安心しました。 保育士さんがいて安心、プレイルームまた家の近くに、在宅で子育てをしている人を対象に、親子で自由に遊べる無料のプレイルームがあります。児童館で知り合ったママに教えてもらい、息子が生後9カ月のときに遊びに行ってみることに。部屋には既製品のおもちゃの他に、手作りのおもちゃもたくさん! 指を使う物や音の鳴る物、五感を刺激するおもちゃがいろいろあり、息子はプレイルームが大のお気に入りに。保育士さんも見守ってくれているので、子育てのちょっとした悩み相談ができたり、同じ時間帯にきているママと話ができたりと私自身も楽しんで利用できました。公園デビューするまでは週2、3回は通っていました。今は息子が歩き始めたので公園に行くようになり頻度は減りましたが、それでも週に1度はプレイルームを利用しています。 子どもができるまでは気にしていなかった行政の子育て支援事業でしたが、実際に子どもができると、無料や低料金で利用できる便利な施設がたくさんあることに驚きました。ひとりの子育ては体力的にも精神的にもつらいと感じるときがあります。今後も支援施設をうまく頼って、楽しく子育てをしていきたいと思っています! ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休業や利用時間の変更などを実施している可能性があります。自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! イラストレーター/山口がたこ著者:森まり子1歳の男の子のママで、現在妊娠中。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2021年07月18日前回からのあらすじA君の弟に次女が「バカ」と言ったことで、A君ママから怒りの電話が…! >>1話目を見る 次女のせいで、A君の弟が「もう学校行きたくない」と言っていると電話が!…実際のところ何があったのか、電話を切って次女に確認しました。やはり、次女にも「バカ」と言ってしまった理由はあったので、改めてA君ママに電話をしました。このあと、A君ママが学校へ確認したのかは分かりません。ですが、その後連絡がなかったので、娘の言ったことはほぼ間違いなかったのでは…と思っています。娘も「バカ」と言ってしまったのは事実なので、A君の弟だけが悪いとは思ってません。ですが、A君ママは他のおうちにも同じようなことで電話をしているらしく…何か子どものことで悩んでいるのかなぁと少し心配になりました。この電話以降、A君弟に次女が嫌がることをされるのはぐっと減り、長女とA君の時と同じく子ども同士の関係はこじれることはなかったのですが…親同士はなんとなく気まずい関係になってしまいました。そして3年後、さらに意外な展開となります。
2021年07月18日前回からのあらすじこれは親同士の話し合いが必要な事件! 感情的にならずに建設的に話しができるといいなと思いつつ電話をすると…。 >>1話目を見る A君とのトラブルは、良い形で解決したのですが…。1年後、A君の弟と、我が家の次女が1年生になり、同じクラス、しかも隣の席になったのです。そんなある日の夕方のこと、一本の電話が。まずは次女に話を聞かないと…!A君と長女のトラブルのときは丁寧に謝ってくれたA君ママ。…今度はA君の弟に次女が「バカ」と言ったことにお怒りの電話をもらいました。もちろん、私も次女が「バカ」と言って友達を傷つけてしまったことは注意したほうが良いと思ったのですが、次女が、なにもしていないA君弟に「バカ」と言ったとは思えなかったのです。そこで次女に話を聞いてみることにしました。どうやら次女には次女の事情があったようで…。
2021年07月17日今回は我が家の長女(現在は社会人)が、小学校に入学して間もないころのお話です。娘の通っていた小学校は、新1年生は下校時、家の近い同級生とまとまって帰ることになっていて、娘は近所の男の子2人と下校していました。一年生だけで帰ってくる…ちょっと心配でしたが、長女はわりとしっかりしていたし、幼稚園までの道とほぼ同じルートだったこともあったので家で帰りを待っていました。そんなある日…ということで、まず娘自身でに解決できるように促してみました。娘に向かって石を投げてくる男の子たち…その子のお母さんも挨拶する程度には知っていましたが、上品な印象でしたし、お子さんたちも、とても落ち着いた良い子というイメージだっただけに驚きました。やはり元気いっぱいの男の子、ふざけただけなんだろうけど…。長女は第1子で私にとっても子どもの「お友達トラブル」は初めての経験。幼稚園では先生が子どもたちを見ていてくれたし、園で問題があれば先生から伝えてもらえるという手厚いケアがありました。しかし! 小学校に入った途端、親は子どもたちの実際の様子が見えなくなります。こういう時どうする!? なんてこともまだスマホなどで手軽に調べられる時代ではなかったので、どう対応すればいいのか、悩み迷いまくりました。娘の話を聞いた感じでは、小さな石を本気で投げてるようには思えない。でも、もしエスカレートして大きな石を投げてきたり、運悪く目に当たったりしたら? 自分で言わせるという私の判断でいいんだろうか…。でも親の目の届かない時間はどんどん増えていくわけで、そんなときには自分で立ち向かえる子になって欲しい…。そう思って、今回は、一度だけ様子を見ることにしました。さてこの判断、吉と出るか凶と出るのか…?次回へ続きます。
2021年07月13日お医者さんの前では超いい子だけど…3歳になってから、久しぶりの眼科受診。行く前は泣くほど嫌がっていたのですが、徐々に様子が変わり、最終的には……。外面最強の息子の体験談をご紹介します。 3歳の息子。外面の良さは重々理解していたのですが、まさか診察のときに微動だにしないとは……。先生は「家で目薬も問題なくできそうだね」と言っていたのですが、嫌な予感がしたので正直に伝えて正解でした(笑)。外出先の息子と家の息子は、まったく別物として考えた方が良いと改めて思いました! 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター HYPかなこ2018.5生まれのチビコーと夫のこうじ氏、セキセイインコのうなぎの3人+1羽の家族です。WEB制作(私は画像と写真担当)などを夫婦でしてます。婦人科通いの干物→婚活→結婚→不妊治療→ギリギリ35歳で出産→2人目不妊治療中なコミュ障新米母です。
2021年06月20日2人の子供の母親である、必須アミノぷーさん(@amino_pu_san)さんがTwitterに投稿した『怖い話』が話題になっています。投稿者さんが息子さんを寝かしつけしていた時のこと。息子さんは投稿者さんに「ダンゴムシさんもねんねする?」と尋ねました。かわいらしい質問をほほ笑ましく感じながら「ねんねするよ」と答えると、息子さんはこんなひと言をつぶやいたそうです。「ポケットの中でねんねしているかなぁ」これを聞いた投稿者さんは、思わずゾッとしてしまったといいます。なぜなら…。ちょっと怖い話しますね。お風呂入って寝かしつけのうとしてる時に息子が「ダンゴムシさんもねんねする?」って聞くので「ねんねするよ」と言うと「ポケットの中でねんねしてるかなぁ…」って言ったんですけどね。息子のズボンもう洗濯機に入れて回してるんですよね…。— 必須アミノぷーさん (@amino_pu_san) May 30, 2021 息子のズボンを洗濯してしまった…!どうやら息子さんは、外で捕まえたダンゴ虫をズボンのポケットに入れて持ち帰ってきたようです。そのことに気付かず、投稿者さんはズボンを洗濯し乾燥までしたとのこと。後ほど、洗濯済の衣類の中で永遠のねんねをしているダンゴ虫の姿を見つけることになるでしょう…。投稿を見た人たちからは「震える…。寝る前の平和な会話から一気に怖い話に」「あるあるですね。うちも粉々のセミさんが洗濯機から出てきたことがあります」などの声が寄せられています。幼い子供が、昆虫やトカゲなどの爬虫類を持ち帰ってくるのは、よく聞く話。洗濯前にはポケットの中をしっかりとチェックしたほうがいいかもしれません![文・構成/grape編集部]
2021年06月04日こんにちは!Aiです!このお話は、娘がある事情を抱えたお友達を家に連れてきた日のお話です。■ある日、娘が友達を家に連れてきた■娘の友達から信じられない言葉が…!まさかの家がわからない発言…!きららちゃんの保護者の連絡先も知らないので、とても困った事態に…。次回に続く(全19話)「娘の友達に困った時の話」は毎日17時更新!
2021年05月28日息子依存症の母親が増えている。「息子を成功者にしたい」のは自然な親心だが、その裏には母親の自己愛が隠されている場合も。見えざる“息子支配”に専門家が警鐘をならす。「この子はバイオリンの天才なの」小室圭さんの母・佳代さんの口癖だった――。圭さんの父、敏勝さんが’02年に亡くなって以来、佳代さんは、カフェやケーキ店などで働き、一人息子である圭さんを育ててきた。「シングルマザーの家庭から、弁護士になり皇族と婚約。本来なら美談になるような話ですが、あまりに不自然な親子関係に、国民は不信感を募らせています。4月8日に、圭さんが母の元婚約者X氏との金銭トラブルに関する説明文書を発表しましたが、国民に説明するためではなく、母親の名誉を守るためのものと受け止められてしまいました」(皇室ジャーナリスト)児童相談所で19年間の勤務経験がある心理学者で家庭問題カウンセラーの山脇由貴子さんが語る。「強い絆で結ばれている2人ですが、同時に佳代さんは息子である圭さんに依存しているように見えます。これが違和感の原因かもしれません」息子依存とは、どのようなものなのか?山脇さんが続ける。「簡単に言えば、過保護、過干渉の延長で、息子への執着心が非常に強くなっている状態です。『息子のため』と思い込みながら、息子を自分の思いどおりにしようとしてしまう。具体的には、小さいころから“私の言うことを聞かないと人生がダメになる”と恐怖心を受け付け、心理的に息子をコントロール。一連の報道から、圭さんの主体性がまったく見えてこないのは、おそらく圭さんが佳代さんの支配下にいるためでしょう」息子の成功だけが自分の成功だと考える深層心理が、気づかないうちに、息子の人生への過干渉や支配を生んでしまう。息子に依存しやすい母親の傾向はあるのだろうか?「プライドが高く見えっ張りの人は“息子を特別な存在にすることで自分も特別になりたい”という考えから息子依存に陥りやすいです」圭さんが3歳のときからバイオリン教室に通わせていた佳代さん。圭さんの幼稚園時代には、ほかの保護者が自転車を使っているなか、真っ赤なアウディで圭さんの送迎をしていたという。これらは、確かに“特別”への憧れにも感じられる。「息子を成功者にするため、息子の意思を無視し、幼児教育や習い事をさせるのも息子依存の特徴です。同時に、多すぎる習い事は、息子のことをすべて把握しておきたいという思惑によるものの場合もあります。放課後が習い事でぎっしり埋まっていれば、自然と息子が何をしているかわかりますから」中学、高校は年間200万〜300万円の学費がかかるインターナショナルスクールへ進学した圭さん。インターナショナルスクールで勉強についていくのは大変で、佳代さんは学校側に予習復習についてどの親よりも熱心に質問していたという。圭さんの一見華々しい経歴は佳代さんの執念で作り上げられたといってもよさそうだ。この佳代さんの行動について『母という病』(ポプラ新書)の著書がある精神科医の岡田尊司医師はこう語る。「一般的に、息子に過剰なまでに依存する母親は自己愛や上昇志向が強く、現実から少しかけ離れている成功や理想であっても、それは手に入れるべきものだと信じています。そんな信念があるから、夢や理想を現実のものにするパワーもある。その一方“完璧な息子”への思いが強すぎて、周りを巻き込んでしまうケースも少なくありません」
2021年05月28日3歳の息子さんを育てる母親の、ぱいん子(@pinekomatsu)さん。義父にまつわるエピソードを描き、話題になっています。時々、息子さんにオシャレな服を着させることがあるという、ぱいん子さん。しかし、義理の親の家へ訪問する時は、義母に気を使わせてしまうため、オシャレはほどほどにしていたそうです。ある日、久しぶりにオシャレな服を着た息子さんと義理の親の家へ行くと、それを見た義父が…!『義父とファッション』義父とファッション昔は色々あったらしいですが、私はけっこう義父が好きです。LINEかわいい。 #育児漫画 #エッセイ漫画 #ぱいん子 pic.twitter.com/c1VuqnZ2Lf — ぱいん子3y (@pinekomatsu) May 18, 2021 息子さんのオシャレな姿を見た義父は、まさかの大興奮…!もともとアパレル関係の仕事で、ファッション好きだという義父は、息子さんの格好がドストライクだったようです。さらに帰宅後、ぱいん子さんの元に届いた義父のメッセージには「昨日のフャッションの写真を送って!」というハイテンションな文章が。きっと、操作の慣れない携帯で一生懸命にメッセージを打ち込んだのでしょう。孫の姿に夢中な姿にクスッとしてしまいますね。【ネットの声】・『フャッション』に笑ってしまった。かわいすぎる!・ベタ褒めしてくれるなんて、めちゃくちゃいいお義父さん。・最後のLINEが最高!こんなお義父さんだったら、絶対楽しい…。きっと、義父と一緒に服を買いに行ったら、選びきれないほどのコーディネートを組んでくれそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年05月25日Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ次男リクの幼稚園の友達の中に、「ひとことも話さない」という子がいました。返事もしないし、笑い声ひとつあげない。イエスとノーは、Hくんが首をふるか縦にうなずくかで周囲が判断していました。話すというコミュニケーションができないこともあり、言葉で「嫌だ」と伝えられず、叩く・押すなどしてしまうことがあったHくん。ある日、リクが転倒しておでこを縫うケガをしてしまいました。病院で治療を受けたため、園がHくんの家庭に報告。その日の夜に、Hくんとお母さんが謝罪にやってきました。Upload By ひらたともみHくんはやはり無言のままです。お母さんは必死に、Hくんに謝るよう促しましたが、最後までひとことも言葉がでません。お母さんによると、家では多弁で、弟ともよく怒鳴りあうほどの兄弟ケンカをするそう。その日もリクに謝る練習を何十回もしてきたらしく、お母さんもどうして外でひとことも話さないのか不思議で仕方がない。こんな病気があるのだろうか…と、涙ながらに話していました。私も、そんな病気や障害など、全く知らなかったため、ただただ不思議で仕方ありませんでした。そしてその後、リクからまた驚きの話を聞きました。Upload By ひらたともみ「誰もHくんの声を聞いたことがない」というまま、リクはHくんと同じ小学校に入学しました。Hくんは相変わらず無言のままでしたが、週に一度程度、言葉の教室に通っていると風の噂で聞き、好転することを陰ながらも祈っていました。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみこの話はずいぶん前の話です。世間が子どもの発達障害に目を向け、学校や公共の場でも、理解に努めようと踏み出したころだったと思います。家で多弁なHくんがどうして学校で言葉が出てこないのか…。緊張なのか、シャイなのか…。どうして?いつまで?…と、家族はとても心配したと思います。後に、「場面緘黙症」という症状があることを知るのですが、この症状に悩んでいる人たちが世の中にたくさんいることも分かりました。この後Hくんは中学校に上がるのですが、なんと、よくしゃべる子になっていました。卒業式に初めて言葉を発したわけですが、それは私たちが考える以上のHくんの努力が詰まった返事だったと思います。私がHくんの場面緘黙症を「不思議」に思っていたように、まだ私の知らない障害や症状のある当事者の方を、知らず知らずのうちに傷つけていることがあるのかもしれないと、場面緘黙症を知ったときに深くそう思いました。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年04月22日こんにちは! おにぎり2525です~4月は出会いと別れの季節ですね。息子も今年小学校に入学します!!時間が経つのは早いですね…■息子のひと言に切なさが…強がっていたけど、本当は寂しいよね。新しい学童や小学校で、息子にたくさんのお友達ができますように!ママは遠くから応援してるよ~
2021年04月09日Instagramでフォロワー7.5万人超えのツムママ(@tumutumuo)さん。2歳の男の子のママです。フォロワーさんの体験談をツムママさんがマンガ化!短期連載にてご紹介していきます。義母が私の物を勝手に盗み、使っているかもしれない。 最初は義母に確認するのを渋っていた夫でしたが、「ガツンと言うから任せて!」と言ってくれたので、信じてみることに。 しかし翌朝、夫の姿がない! もしかして……バックレた?! 「家族なんだからケチくさいこと言わないでよ~」と義母の声が……! ドン引き発言ばかりの義母に押されっぱなしの夫ではラチがあかない……! 「私も参加させてもらっていいですか?」 次回、ついに直接対決! 著者:イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2021年04月02日アメリカ・ヴァージニア州に暮らすステファニー・ブラウンさんは、4歳になる息子のドミニクくんを連れて、シェナンドー国立公園に泊りがけで遊びに行きました。海外メディア『ABC8』によると、自然の中で楽しい時間を過ごした後、家に帰る日の朝、ステファニーさんは荷物をまとめていました。すると宿泊施設の庭で遊んでいたドミニクくんが戻ってきて、室内に入ろうとしていたのだそう。彼が玄関マットでブーツの底に付いた汚れを拭いているのに気付いたステファニーさんは、息子のほうを見て仰天します。なんとドミニクくんは1人ではなく、『友達』を連れていたのです。Dominic really went outside and brought a deer back...Posted by Stephanie Brown on Tuesday, January 26, 2021Dominic really went outside and brought a deer back...Posted by Stephanie Brown on Tuesday, January 26, 2021ドミニクくんが連れて来たのは子ジカ!驚いたステファニーさんが「どこで見つけたの?」と聞くと、彼は「森でひとりぼっちだったから、シリアルをあげようと思ったの」と答えたのだそう。ドミニクくんがあまりにも落ち着いていて普通に子ジカと仲よくなっていたため、ステファニーさんはショックで言葉が出なかったのだとか。しかし彼女はすぐに冷静になり、そっとポケットからスマホを取り出してかわいい友達同士の写真を撮りました。その後、ドミニクくんに「子ジカさんのママがこの子を見つけやすいように森に帰してあげましょう」といい、子ジカは森に帰って行ったということです。ドミニクくんと子ジカのツーショット写真は4万件以上シェアされ、たくさんのコメントが寄せられています。・この写真、かわいすぎる!・男の子も子ジカも友達になれて嬉しそう。・この子の心の美しさに子ジカも安心してついてきたんだろう。子供は例えば外国人などの言葉が通じない相手でも、不思議と仲よくなれたりします。ドミニクくんと子ジカも言葉を超えた何かで通じ合い、すぐに友達になれたのかもしれませんね。残念ながら自宅に『友達』を連れて帰ることはできませんでしたが、ドミニクくんにとってきっといい思い出になることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年02月03日年中さんになって口も達者になり、プライドも芽生えてきた息子。そんなある日、突然「幼稚園に行きたくない」と言い出しました。幼稚園でのお友達とのトラブルは日常茶飯事とは言え、今回はなかなか本人の気持ちが収まらず長引き、どうしたものかと困ってしまいました。さらに、そのトラブルについて「先生には言いたくない!」という息子。こんな時どうしたらよいのか、わが家の場合の対応と反省したことを紹介します。幼稚園に行きたくない!原因は手を出してくるお友達だった夏休み明けに珍しく、登園渋りをした息子。話を聞いてみると、ひとりのお友達が何回か息子に手を出してきているとのこと。叩いたり蹴ったりではなく、こっそりとひっかいてきたり、つねってきたりするそうで「痛いことをされたらイヤだから幼稚園には行きたくない」と主張するのです。「先生は知ってるの?」と聞くと、痛いことをしたあとにすぐ「ごめんね」と言ってくるからそれ以上言えないし、「先生に言うとその子が怒られちゃうから言いたくない」とのこと。どうしたらよいかな?と話をしても、その時の息子には幼稚園に行かないという解決法しか浮かばない様子でした。だましだまし登園を続けるもついに大泣きうーん、これは困ったなと思いつつ、「ガマンしているだけでは何も変わらないよ」と伝えました。「楽しみにしている運動会の練習もできないし、ほかのお友達とも会えなくなっちゃうけどいいのかな」とも。息子自身も、そのお友達のことがなければ幼稚園には行きたいみたいで、どうしたらよいか葛藤しているようでした。・痛いことをされたら大きな声で「やめて」という・それでもやめてくれなかったら先生に言ってみる・先生に言えなかったら、お友達に助けて!と言ってみるいろいろと提案してみるも、「うーん」とスッキリしない様子。だましだまし幼稚園に連れて行く日々が過ぎたある日、ついに幼稚園の門の前で行きたくない!と大泣き。暴れる息子を両手で抱え先生に引き渡すことに。このタイミングで、先生には私から今回の件を伝えました。息子が先生に言いたくないと言っていることも伝え、お友達の名前は伏せておきました。先生からは「わかりました。ほかの先生とも共有し、様子をよく見るようにして、何かあったらご連絡します」とのことでした。ガマンして耐えるだけが正解なの?私自身が悩むその後、どうしたら元気に幼稚園に行ける?と聞いても、やっぱり幼稚園には行かないとしか答えない息子。「だって言ってもやめてくれないかもしれない、先生も忙しいかもしれない」と年中さんなりに頭を使って反論してきます。あまりにも埒があかないので、私は息子に「全部やってみてもダメで、それでも痛いことをされてイヤだったら、1回だけやり返していいよ」と言いました。息子に伝えた「1回だけやり返してもいい」は正解?今まで、息子には「どんな理由があっても、手を出してはいけない」と教えてきました。「その時点であなたも同じように悪いということになるよ」と。ただ、この時頭をよぎったのは、抵抗しないからやられてしまうという可能性です。この先、小学校中学校と進む中で、同じようなことがあるかもしれない、その時にずっとガマンして耐えるだけが正解なのかなとふと疑問がわいたのです。しかし「1回だけやり返してもいい」と伝えたものの、私自身この言葉が正解だったのかはわからずモヤモヤとしていました。やられたらやり返すはアリ?先生に聞いてみましたそれからしばらく経ちましたが、結局息子がやり返すことはありませんでした。幸いなことに手を出してきていたお友達が、その後は手を出してくることはなかったようです。ただ、最終手段でやり返すことを選択肢にもてたことは、息子の気持ちを少しラクにしてくれたように私は感じました。しかし、親としてやり返すという選択肢を与えたことが正しかったのか、私の気持ちにはモヤモヤが残っています。そこで担任の先生と話す機会に、この件について聞いてみました。先生からのお話を要約すると、・今回のようなときに「やり返してもいいという選択肢を与えることがよい」とは園側からは言えない。しかし、ガマンするだけが解決方法ではないので、自分を守る意味でもやり返すという手段を教えることが必ずしも悪いことではない・しかし、例えば幼稚園内でお友達に何かをされたときにやり返したとして、『よくやり返したね』と話すことはない・そもそもそのガマンをため込んだ原因に「先生にやられていることを言えない」ということがあるので、そこを解決していきたい・「先生に言うとお友達が怒られてしまう、悪者にされてしまうから言いづらい」という子は一定数いる・そこで、「お友達も大切だけれど、それと同じようにあなた(息子)のこともとても大切に思う人がたくさんいて、先生に話すことは、お友達を悪者にすることではなく、あなたが自分を大切にするという意味でも大事なことなんだよ」と伝えていく・私から「あなたが痛い思いをしてガマンをしていたら先生は悲しいな、今度から教えてくれる?」という話をしてみるとのことでした。息子の「先生に言いたくない」という部分の解決法をとても的確に教えてくださいました。先生の話を聞きながら、「やり返す」という選択肢を伝える前に、解決すべき問題があったのだなとハッとしました。私は、どうしたら本人が幼稚園に行く気になるかということにばかりとらわれ、息子がガマンしていること、それまでの過程をすっかり見過ごしていたなと反省したのです。その後、私の方からも、息子のことを大切に思うからこそ、きちんと先生やお友達にも伝えてほしいと話をしました。大切なのは息子の気持ちにもっと寄り添うことだった親としては、子どもが悲しんでいたりつらそうにしていると、真っ先に解決策を模索してしまいがちです。しかしその前に、まず気持ちに寄り添い、『あなたのことをとても大切に思っている』と伝えることがとても大事で、一番最初にするべきことだったんだと思います。「手を出してくるお友達」というのはひとつの事象であって、そのバックにあった息子の気持ちにもっと寄り添うべきだったなと感じた一件でした。<文・写真:ライターさつき>
2021年01月25日これまで物事の変化に対して、柔軟に対応できてきたわが家の長男。しかし年中クラスへ進級してから、「友達がいないから幼稚園行きたくない」と言い出しました。息子のはじめての登園しぶりに、私が動揺し…。今回は、そんな息子が楽しく幼稚園へ通えるようになるまでの親の思いと学んだことを紹介します。2020年の自粛明け久々に登園した息子2019年はわが家にとって、大きな変化がたくさんあった年でした。1月に次男が産まれ、2月に住み慣れた賃貸住宅からマイホームへの引っ越し、さらに4月には長男の幼稚園入園。そんな変化の激しい状況でも、当時3歳の長男はとても柔軟に対応していました。その姿にわが子ながら、すごいなぁと感心していたのです。それから1年、新型コロナウイルスの大流行で、2020年の3月~5月は自宅で長い時間を過ごしました。進級し年中になった4月から登園しているクラスメイトもいましたが、長男が初めて登園したのは6月でした。登園した初日、帰宅後に長男は「幼稚園に行きたくないなぁ。家で遊びたい」とひとこと。楽観的な私は、「自粛期間中、楽しくステイホームできてたってことかな」とうれしい気持ちでいたのです。「友達がいないから、幼稚園へ行きたくない」と言われしかし登園から4日目の帰宅後、息子は「友達がいないから、幼稚園へ行きたくない」と私の目を見てはっきり言いました。もともと楽観的な私ですが、この言葉を聞いた時はとても心配になりました。しかし、なんと返答するのが息子にとってベストなのかわからず、その場では「そうなんだぁ」と同調することしかできませんでした。登園初日の帰宅後に「幼稚園へ行きたくない」と言った時、もっときちんと取り合っていればこんなことにならなかったのかな?6月まで登園自粛をさせてしまって友達の輪に入れないのかな?友達に仲間はずれにされているのかな?初めての息子の言動に、いろいろなことが頭の中をぐるぐる回りました。夫に相談し、夫婦で決めたことその晩、夫に不安な気持ちをひと通り話して相談すると、多少不安が和らぎました。そして夫婦で冷静に、今後の対応を考えました。夫と話し合って決めたことは3つひとつ目は園での息子の様子を知りたいからといって、勝手に先生に連絡をしたり、いきなり園に様子を見に行かないこと。必ず息子に相談し、息子の了解を得てから動くことにしました。2つ目は息子の意思を尊重すること。わが家は夫婦ともにフルタイム勤務のため、息子の「休みたい」などの要望に、即時対応できるわけではありません。しかし息子が考えて出した答えは尊重し、できる限り寄り添う努力をしようと決めました。そして3つ目は、息子を信じて、息子が自分自身で行動を起こすまで待つこと。この3つ目を守ることは私にとって、とても難しかったです。担任の先生に相談してみることに幼稚園へ行きたくないと言い始めてから1週間ほどは、息子の様子を注意して見守っていました。しかし息子から聞く、幼稚園での過ごし方はあまり変わらず、毎朝ホームルームの時間は職員室で過ごしている様子。「ホームルームに出てみたら?」と声かけしてみたこともありますが、「ん~、いいや」という返事。そんな登園の仕方が続く中、私自身、何かを進展させたいという気持ちが強くなりました。そこで思い切って息子へ「ママ、ホームルームに参加してみてほしいから、S先生にホームルームに誘ってもらうようにお願いしてもいいかな」と聞いてみました。すると意外にも「いいよ!」と即答した息子。そこで、「幼稚園に行きたくない」と言い出してから初めて担任の先生と電話で話をすることになりました。園での息子の生活は先生に「ホームルーム前に息子を誘ってほしい」というお願いすると、快く承諾してくれました。また私の不安な気持ちを察してくれたのか、園での息子の様子を細かく教えてくれました。毎朝職員室で自分の仕事のように、バス担当の先生と配車を考えていること。その配車表が完成したら、クラスへ見せにきてくれること。またその配車表に興味をもったお友達に、説明をしてあげていること…そんな内容を教えてもらいホッとしたのを今でも覚えています。気持ちが焦っていた私でしたが、先生と話したおかげで、また息子を信じて待ってみようと思えました。突然起きた息子の変化電話の翌日からは先生がホームルーム前に職員室へ誘いにきてくれたようですが、息子はその誘いを断り続け、ホームルームに参加しない日がさらに1週間ほど続いたようでした。しかしある日突然、「今日はホームルームに参加してみたよ」と息子から報告が。そのあとからは、特定の友達の名前も聞くようになりました。そしていつの間にか「明日は幼稚園でKとFと〇〇する予定だから輪ゴムちょうだい」など、先の予定を約束する友達(息子いわく「仲間」らしい)ができていました。その後、息子の誕生会で幼稚園へ行くと、仲間と一緒に元気に草むらで虫捕りをする息子の姿がありました。息子が虫を捕まえると、仲間が虫を入れるケース(プリンカップを合わせたもの)を準備してくれ、また、もうひとりが「エサになるかな?」と木の実を持ってきてくれ、それはもう阿吽の呼吸でした。今回のことで感じたこと、学んだこと今回の一件を受け、私は母親としての未熟さを痛感しました。「ホームルームには参加していないけれど、その代わりに息子にとって、何か大切なことを学んでいる」「友達なら誰でもよいわけではなく、大切にできる仲間を見つけるために、友達作りに時間がかかっている」と、息子を信じて見守ることができれば、あそこまで心配し、不安になることはなかったと思います。そして、振り返ってみると、先生への相談とお願いは、私が安心するために行ったことであり、息子のことを考えての行動ではなかったと反省しています。また今回のケースでは、子どものことを信じて待つことが大事と感じましたが、場合によっては早めに園の先生に相談することが解決の近道になる場合もあると思います。そこの判断は難しいですが、母親だからこそ感じる部分を大事に、その都度判断していきたいです。これからも、子どものことで頭を悩ませることが多々あると思いますが、本当の意味で息子を信じていける母親になりたいと強く思えた出来事でした。<文・写真:ライターかつき>
2021年01月18日ある日、小2の息子が「今日、友達みんなに仲間はずれにされた…」と話し出しました。落ち込んだ様子の息子の言葉に私もズキッと心が痛み、親としてできることはなんだろう?と考えながら過ごしました。今回はわが子が友達関係で悩んでいた日々の体験談をお伝えします。突然の仲間はずれ「もしかしていじめ?」と親が動揺幼稚園卒園後に引っ越しをし、友達がゼロの状態で小学校入学を迎えた息子。それでもすぐに友達ができて、1~2年生はクラス替えもなく同じメンバーで過ごすため、2年生になっても安心していました。しかし進級して数か月たったころ、学校から帰った息子が「今日、自分だけドッジボールに入れてもらえなかった」と言い出しました。そんなことは初めてだったので驚いたのですが、冷静に「なにか友達にイヤなことしちゃったの?」と聞きました。すると「わからない、なにもしてないと思う」と言うのです。それから数日、「今日も遊びに入れてもらえなかった」「みんなに責められた」「話したら、“自慢するな”って怒られた」と話すことが続き、落ち込んだ様子でした。私は「なんでだろうね、きっと理由があるはずだから、友達に聞いたり、その場でよく考えてごらん」と、落ち着いてアドバイスするよう心掛けました。しかし内心は「もしかして息子は友達に嫌われている?」「いじめ?」とすごく不安になってしまいました。数日後、状況が見えてきたそれから数日。私は息子を励ましたり、さりげなく様子を聞いたりして過ごしました。また同時に同じクラスの子のママに話を聞いて、情報収集をしました。その中で分かってきたのは、みんなにいじわるをされるのではなく、息子がクラスメイトのAくんと対立をした際に、Aくんがまわりの子に「息子を仲間はずれにしよう」と持ち掛けるのだということがわかりました。まわりの子はその提案に逆らえずにいるようでした。状況を把握して担任に相談状況が見えてきたところで、小学校の担任に相談することにしました。先生も、息子とAくんが言い合いになる場面は見たことがあったそう。ドッジボールでは息子が何度もボールをキャッチしたり、Aくんが「パス!」と言っているのに気づかなかった時などにAくんが怒ってしまうことがあるそうで、Aくんにも言い分はあったようです。仲間はずれにしたことに関しては先生は知らなかったので、相談した翌日に二人を呼んで話し合いをして、仲直りさせてくれました。また、今後は注意して見てくれるとのことで、少し安心したのですが…。状況変わらず、続くトラブルドッチボールの時は先生の目配りのもと、お互いに譲るようになったものの、先生の目の届かない時間や放課後に遊ぶ時などにトラブルが続きました。その内容は、「順番にしよう」と約束して息子が先にAくんに譲ったのに、息子の番になると「やっぱりダメ」と言われたり、Aくんより何かができた時に「自慢したからあっち行け!」と言われたり、親が聞いていると理不尽なことが多くありました。放課後に大勢で遊んでいたら、急に仲間はずれにされて帰ってくることもありました。「子どもには子どもの世界がある」と理解してそんな話を聞いて私としては、「Aくんから離れればいいのに!」と思っていました。近くにいるからトラブルになるのであれば、ほかの友達と遊べばいいのにと思ったのです。けれど面談の際、担任から話を聞いていると、Aくんと息子は活発な性格同士、したい遊びが似ていて仲の良い友達も似通っているようです。そのため、そこから離れるとしたい遊びができなくなり、仲の良い友達とも遊べなくなってしまいます。子どもには子どもの世界があるのだとわかり、それからはAくんと上手に関わって遊べるよう応援することに決めました。「今日はこんなことされた!」と落ち込んだり怒ったりして帰ってくる息子に、私は「それはイヤだったね」と共感したり、「次はこうしてみたら?」とアドバイスをするように。すると息子から少しずつ、「一緒に遊ぶと楽しいこともあるから本当は仲良くしたい」「今日は話聞いてくれたよ!」と前向きな言葉が増えてきたのです。息子も変わるきっかけにしかし、その後もトラブルがゼロになることはなく、次の面談でも担任とその件について話しました。相変わらずAくんに理不尽なところはあるものの、今回のトラブルを通していくつかのことがわかりました。Aくんの言動が息子にだけ強い原因は、息子が「物事をはっきり言う」「間違っていないと思ったら絶対に折れない」というところにあったようです。息子以外の友達はAくんに対して合わせることが多かったため、ぶつかることが少ないということも分かってきました。人に合わせることも必要になってくる年齢私は今まで、息子の「誰に対しても自分の意見を言えるところ」は長所だと思っていました。しかし今回のことで、それはいいことである反面、年齢が上がるにつれて、時には相手に合わせることも必要になってくるのだと感じました。どんなに正しいことでも、声高に意見することで、相手を不快にさせることがあります。今はまだ息子には難しいことですが、「今後のためにこれから少しずつ感じたり分かったりしていくといいですね」と担任とも話し合いました。その後は、息子もまわりの友達もAくんとの関わり方がつかめてきたようで、トラブルが減り、以前より学校生活を楽しんでいる様子です。解決するのは親でも担任でもなく「子ども」子どもの友達関係について「担任に言っても何も解決しない」という話をよく聞きます。確かに子ども同士のことなので、先生が知っていてもすぐには解決できません。しかし私は担任と連携をとることはとても大切だと思います。担任と親で連携して目配りをして、大きな間違いをした時は叱ったり助言したりしていくことで、子ども自身で解決できるよう見守っていけると思います。また最初は私自身もすごく動揺し悲しくなりましたが、そんな時こそ親が冷静になることが大切だと思います。きっとこれからもいろいろなことがある小学校生活、どーんと構える頼もしいママにはほど遠いけれど、落ち着いて考え、状況把握をして、子どもを安心させてあげられるママでいたいです。<文・写真:ライターnicoai>
2020年12月14日男性が付き合っていない女性の家に行くのはどうしてか気になったことはありませんか。友達だから家に行くのか、それとも好きだから行くのか…気になる彼だったら知りたいところですよね。彼女でない女性の家に行く男性心理を紹介します。単純に友達として思っている女友達が多い男性だったら、単純に友達だから家に行くと思っている可能性があります。友達として何度も遊んだことがあったり知り合ってからの時間が長いと、異性ではなくお互いに心を許しあっている同性のような存在として、男性は女性の家でも気軽に部屋に遊びに行くことができるのです。一緒にお酒を飲んだり話したりして、男友達のように楽しく過ごしたいと思っている可能性は充分高いんですね。もしもこのタイプの彼との関係を恋愛に発展させたい場合は、どこかで女性らしさをアピールして異性として意識させる必要があります。ただし、恋愛相手として見てほしいからと急激に女性としてアピールしてしまうと、男性側は驚いて逆に二人の仲がギクシャクしてしまうこともあるので、今までの友人関係を壊す覚悟が必要になってきます。多少なりとも下心があるあわよくばヤれるかも…と下心がある男性は意外と多いです。そのため、肉体関係を意識しながら付き合っていない女性の家に遊びに行こうとする男性も中にはいます。知り合ってあまり時間が経っていなかったり、酔っぱらった勢いで家に来ようとしているときはこの傾向がかなり高いので、相手にはよく注意して。また事前に約束をしているのではなく、急に連絡をしてきて家に来ようとしている場合も下心を持っている可能性がありますよ。付き合う前に関係を持ってしまうと恋愛に発展せずに終わってしまうケースも多いので、彼が好きなのであれば告白前に家に呼ぶことは控えておくのがベター。連絡の回数を増やしたり、外で二人で遊ぶ時間を持ったりと距離を縮めてから家に呼ぶようにしましょう。付き合いたいと思っている家に呼ばれた女性のことが気になっていて、お付き合いしたいと思っている男性であれば、そのまま家に遊びに行ってしまう男性もいますね。彼から何かしら好意を感じたことがあるなら、その可能性はより高いといえます。好きな人と二人きりになりたいと思うのは男女関係なく自然なことですよね。お互いに好意があるならお家デートをそのまま楽しんでOK。チャンスを狙って彼も告白を考えているかもしれませんし、自分からアピールするのもありですよ。彼が誠実な男性なら、下心を感じさせることなく距離を縮めてくれるはずです。一緒に料理を作ったり、映画を見たりして楽しく過ごせる環境をあらかじめ作っておいて、彼を見極めてみてください。男性がどんな気持ちで女性の家に遊びに行くのか…その男性のタイプによって本心をしっかりと見極め関わっていくことが大切です。普段から相手の様子をしっかり見ておくと、自分に対してどんな感情を持っているのかがわかるはず。彼のことが気になっているなら、自分が後悔しないような関り方をしてくださいね。
2020年12月13日俺は不動産系の会社に勤務するサラリーマン。子どもは、娘・優(小3)と息子・豪(小2)のふたり。結婚10年目の妻とはそれなりに仲良くやってきましたが、最近は子どもの“習い事”について、彼女の行動に不満が溜まるようになっていました。1年ほど前から、毎週水曜は会社帰りに息子の英会話教室のお迎えをしていました。仕事を調整するのも大変だし、なにより相談なく始まったこの生活にイライラは溜まる一方…。 それでも「息子がやりたいなら」と気持ちに折り合いを付けていましたが、ある日、妻がまたまた勝手な行動をとったのです。ピアノだって、妻が独断で始めたこと。にもかかわらず、英会話とサッカーの迎えをするために、ほかの曜日は夜遅くまで仕事するハメになってしまいました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案:ウーマンエキサイト/作画・ 田辺ヒカリ
2020年12月07日友達だと思っていたのに、いつの間にか男友達を好きになってしまった経験がある女性は多いです。その反対に、男性だって女友達を女性として見てしまったことがあるはずですよね。好きになってしまった男友達の彼女に昇格したいなら、まずは女性として意識してもらうようにならなくてはいけません。彼の女友達の枠を彼女に変えるには、どのようなきっかけが必要なのでしょうか。イメチェンをするベタな方法ではありますが、相手のイメージを変えたいならまずは外見から変えるのが一番効果的です。なぜなら男性は視覚で多くの物事を判断するため、今までの女友達と印象が変わったことで、彼女への意識を変えることがあるからです。彼の好きな女性のタイプに寄せるなど、彼が「女性らしい」と思う外見にイメージを変えることがポイントです。服のテイストを変えるも良し、髪型を変えるのも良い方法です。メイクなどさりげなく変化があるものよりも、ぱっと見でわかるものの方が効果が出やすいので、試してみましょう。好きアピールをしてみる男性は「察する」という行為が苦手な生き物。そのため、女性よりも他人の気持ちに鈍感であることが多いです。…ということは、自分から彼に好意を気づいてもらうようなアピールをしなければ、彼にとってはずっと女友達のままの可能性もあるという、恐ろしい未来が見えてきたでしょうか。男性に好きアピールをするときに注意したいのが、行動ではいまいち伝わりにくいことです。ボディタッチを多くしたり2人っきりの時間を作ったとしても、彼の中で「彼女は友達」といった概念が固まってしまっていると、特に関係に変化は訪れません。そのため、男性にわかりやすくアピールをするには言葉と一緒に好意を示す必要が出てきます。「やっぱり好きだわ〜」と言いながらボディタッチをしたり、「2人きりで話してみたかったんだよね」と言って2人きりの時間を作るようにしたりと、それってもう告白じゃない?と思える程のギリギリラインをいかないと、女友達から恋人に意識してもらうのはなかなかに難しいと覚えておきましょう。特に、「何だよ、お前って俺のこと好きなの?」と彼が冗談混じりに言ってきた時が意識を変える大チャンス!こちらも冗談混じりに「そうだよ、好きだよ」と伝えてしまいましょう。本格的な告白ではないものの、充分彼の中で女友達に対する意識は変化が起こっているはずです。ギャップを見せる 男友達の彼女に昇格するためには、女友達のイメージを覆すことが大切ですよね。そこで使えるのが「ギャップ」です。友達だからこそよく知っていると思っていた顔とは違う、今まで見せていなかった面をあえて彼に出すことで、今までのイメージを大幅に変える作戦です。この時に友達の顔ではなく「女の顔」を見せるのがこの作戦の重要ポイント。女の顔とは、男性の庇護欲を刺激するものです。お酒の力を言い訳に甘えてみたり、凹んだ時には泣いてみたりと相手から「守ってあげなくてはいけない」と思わせるギャップをアピールしてみてください。また、男性も女性も恋人には家庭的な人を好みますよね。そのため、料理や掃除などのスキルを見せて家庭らしさのイメージから、彼女へと意識をさせる方法もおすすめです。バーベキューや料理の持ち寄りで開催する宅飲みなどの機会を狙って、家事アピールを活用してみてくださいね!
2020年12月02日超がつくほどの人見知りで、だれよりも保育園に慣れるのにも時間がかかったわが家の娘。そんな娘も0歳から一緒に過ごすお友達と楽しく保育園に通えるようになり、5年目になりました。今回はまじめな娘が成長していく過程でぶつかった壁とわが家の対処法を紹介します。友達はよきライバル乳児クラスから幼児クラスへ進むと、なんとなく仲良しのお友達も決まってきます。そして、友達同士のかかわりが濃くなるにつれ、ケンカも増えてきます。これまでは単純なおもちゃの取り合いだったのが、もう少し複雑なケンカに発展し、仲がよければよいほど、ライバルのような関係になっていきます。トイレトレーニングをはじめ、お箸や文字の練習、体操や英語の授業などを通じて、できることがどんどん増えていく幼児クラス。できることが増えることは子ども達の自信にもつながる一方で、つい競争のようになってしまうもの。「〇〇ちゃんはもうできる」「△△ちゃんはまだできない」そんなふうに友達を強く意識するようになったのもこの頃です。壁その1世話を焼きすぎてトラブルにまじめで慎重、クラスではお姉さん的存在小さなころから人見知りだった娘。少しずつ大きくなるにつれて、まじめで慎重な性格なんだなということがわかってきました。そして何よりよくまわりのことを観察しています。保育園のお友達や先生のこと、大人同士の会話など、私や大人達が気がつかなかった変化などにも敏感に気がつくので、たまにドキッとしてしまうほど。娘は5月生まれなのでクラスではいつもお姉さんの立場。先生や早生まれのお友達のお手伝いをしたり、お手本になったり。乳児クラスの時からそんな役割を楽しんでいたのですが、幼児クラスになるとお友達とのトラブルが出てきました。ケンカできるお友達がいることをうれしく思って見守っていましたが、「〇〇ちゃんとケンカになり、噛まれました」というお手紙が何日か続いたので、娘に話を聞いてみることにしました。きっかけは娘のおせっかい!?話を聞いて分かった原因は2点。ひとつは「お友達の世話を焼きすぎてしまうこと」。みんな、自分でできるようになったり、できなくても自分でやりたい月齢になってきたにも関わらず、つい手を出してしまったり、やってあげたりしてしまうことで、お友達の反感をかってしまうことがあるようです。ふたつ目は「先生に怒られることをするお友達がイヤ」というもの。ごはん中にふざけたり、触ってはいけないと言われたものに触ったりするお友達を注意し、噛まれるというケースでした。どちらも娘がやられる立場でしたが、噛んでしまった子にも言い分はあるはず。ただ噛まれた!だけでなく、どうして噛まれてしまったか、その子はどんな気持ちだったのか、自分が同じことをされたらどう思うか、そんなことを娘とゆっくり考える時間を作りました。その時に気をつけたことは、絶対に娘を否定しないこと。特にふたつ目の場合、娘のしていること自体は悪くないと思ったので、まずは「そうだね。ごはん中にお箸を振り回すのはよくないことだよね」と共感しつつ、「言い方が強かったのかな?」「お友達は怒られてると思っちゃったのかも」と同じ目線で考えるようにしました。壁その2できない自分は見せたくない上の出来事からも分かるように、娘は典型的な学級委員長タイプ。褒めて伸びるタイプなので、先生も「いつもお手伝いしてくれて助かってるよ!」「〇〇ちゃんはしっかりしててカッコいい!」とよく褒めてくれます。それはとてもいいのですが、その結果、先生の期待を裏切りたくない気持ちが強すぎて、できない自分を見せるのがイヤという感情が強くなっていったようです。「水が怖い」と先生に言いたくない娘の通う保育園では夏になると、毎日水遊びをします。ペットボトルを持参し、みんなで水をかけあったり、先生がシャワーで水をかけてくれたりして、みんな大喜び!家でもよく水遊びをしたがる娘もきっと毎日楽しんでるんだろうなーと思っていたら、ある時から水遊びを休みたがるようになりました。その理由を聞いてみると「別にやりたくないだけ」とのこと。本当かな?と何度か尋ねるうちに、先生のシャワーやお友達のペットボトルから突然水がかかってくるのがイヤなんだと話してくれました。私が問題だと感じたのは、娘がそれを自分で先生に言えないということ。水遊びが怖い自分を先生に見せたくないのです。次の水遊びを休ませることにして、私から先生に理由を伝えると先生はびっくり!先生の目には娘は水がかかるのを喜んでいるように見えたそうです。クラスには水が苦手な子がいて、そういう子ども達は自分からかからないところに逃げるから、先生も気をつけるそう。先生は「〇〇ちゃんはまじめだから、ちゃんと水遊びをしなくちゃいけないと思ったのかもしれないです」と気づけなかったことにショックを受けていました。「苦手なことがあってもいい」を伝え続ける今回は水遊びでしたが、思い返せばこれまでにも「できない自分を知られたくない、見せたくない」という出来事がありました。そこで、これを機に先生と話し、「苦手なことがあるのは悪いことじゃない」「かっこ悪い姿を見ても、先生はあなたを嫌いにならない」「先生はできること、できないこといろんな姿を知りたいんだ」ということを先生から直接伝えてもらうようにしました。先生から「どんなあなたも大好きだよ。何かあったら先生が守るからね」と言われた時の娘のうれしそうな表情!娘がひとつの壁を乗り越え成長したことを感じ、この保育園に通わせて本当によかったと心から思った瞬間でした。それから1年が経ち、少しずつではありますが、先生にも苦手なことやできない姿も見せられるようになってきた娘。基本的には「かっこいい姿を見せたい!」という気持ちは変わっていませんが、この出来事をきっかけに、先生との信頼関係が強くなったように思います。親子のコミュニケーション、先生との連携が大切育児中の悩みは尽きないですが、幼児になって特に悩みが複雑化してきたと感じています。4歳、5歳と言えども子ども達同士の関係性や世界観があり、どこまで親が口出ししていいものか迷ってしまうことも多々あります。お友達とのケンカも、3歳くらいまではすぐに止めに入っていましたが、今は少しずつ「自分達で話し合ってごらん」と少し離れて見守るようにしています。まずは共感して受け入れることを第一に先生にも言われましたが、多くの子どもは成長するにつれて、親にいろいろなこと(保育園であったイヤなことなど)を話さなくなるそうです。そんな中私が大事にしていることは、まずは娘が抱えている悩みや問題に気がつき、娘の意見を聞いて共感すること。娘に非があると思ったことでも、まずは一度共感して受入れてから、話すようにしています。娘のちょっとした変化に気がつくには、普段のコミュニケ―ションが必須です。ママに話してもどうせ怒られると思われないよう、言いたいことをグッと堪える訓練をしながら接しています(笑)。そして対応に迷ったときは、迷わず保育園の先生に相談するよう心掛けています。家庭だけで解決しようとせず、先生も巻き込むことが解決策のポイントだと感じています。先生に入ってもらうことにより、親以外の大人との信頼関係を築く大切な過程になっていると思います。小学校、中学校、高校…これからもさまざまな悩みが出てくると思いますが、これも成長の過程と捉え、しっかりと娘と向き合い、親子で一つずつ壁を乗り越えていきたいです。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2020年12月01日最近の悩みごとは息子の友だちが勝手に家に遊びにくること。約束もなく急にくるので、子どもだから仕方ないと思いつつ、迷惑だなぁと思ってしまいます…。それに…結構やんちゃな子で…。子ども相手とはいえストレスが溜まります。この前はなんと…幼稚園までは子どものお友だちのママも知り合いだったし、お互いに連絡先も知っていたのですが…。けれど蒼葉くんのお母さんとは面識がなく、どうしていいかわかりませんでした…。そこで、幼稚園の頃から面識のあった先輩ママの和子さんに相談してみることにしました。和子さんは上のお子さんが小学3年生なので、こういったトラブルの解決法も知っているかも…と思ったからです。すると、あるアドバイスをもらったのをきっかけに、私の悩みは解決へと向かっていったのです。次回に続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ふくみみ
2020年11月25日小学生になってお小遣いをもらうようになった!という子も多いはず。実は小学校低学年は、お金のトラブルが起こりやすい時期でもあることを知っていますか?わが家の長女が小学2年生の時も、一緒に遊んでいた友達同士でお金の貸し借りが原因のトラブルが生じたことがありました。今回はその時の経験から、小学校低学年の子どもにお金を持たせる際に気をつけたいこと、お金について子どもに教えておきたいことを紹介します。コンビニでおやつを…「私の分も」でトラブルに!わが家では長女が2年生の時、まだお小遣いをあげていませんでした。また、子どもには「親の許可なくお金を持って物品を購入してはいけない」と教えていました。その日、娘は放課後に、近所の友達のAちゃん、Bちゃんと一緒に公園で遊ぶことになっていました。私は知らなかったのですが、友達の中にはお金を持ってきている子もいて、コンビニでおやつを買って、公園で食べることもあったようです。その日は「お金を持っていこうね」という申し合わせはなかったらしく、Aちゃんだけがお財布を持ち、Bちゃんは何も持っていない状態でした。娘は家からおやつを持って出かけていましたが、Bちゃんはおやつも、お金も持っていなかったので、Aちゃんに「私の分のお菓子も買って」と頼み、Aちゃんが2人分のおやつを買ったそうです。公園でおやつを食べ、家に帰る段になって、さっきのおやつは「Aちゃんが買ってBちゃんにあげたもの」なのか「Bちゃんがあとからお金を返してくれるものなのか」がハッキリせず、2人はケンカになってしまったのです。借りたのかもらったのか、子どもの世界では判別が難しい大人でも、お金の貸し借りは望ましくないと言われていますが、それでも“借りたのか、もらったのか”という判別はつきますよね。ところが、子どもの世界ではすぐに、「言った・言わない」になってしまい、どちらが正しいのか判別が難しくなります。夕方になって、Aちゃんは「Bちゃんが、あとでお金を返すと言った」、Bちゃんは「Aちゃんが買ってくれると言った」とお互いの親に訴えたため、トラブルは大人の知るところとなりましたが、結局大人にもどちらが正しいのかはわかりませんでした。その場に私の娘もいましたが、話の流れをしっかり説明できるほど覚えてはいなかったのです。この状態を防ぐためには、子どもに対して「自分がお金を持っていないとき、友達から借りたり、友達に貸してはいけない」と教えるだけでなく、「友達に何かを買ってもらってはいけない、買ってあげてはいけない」と教える必要があります。優しさのつもりで「買ってあげる」ことにも要注意!子ども達には、ものを買ってもらうことが、“借り”であるという意識がありません。特にお店で買い物をするということに抵抗がなくなってくると、まったく悪気なく、まるでお母さんに言うように、友達にも「買って!」と口にしてしまうことも。このとき、たまたまお金を持っていた子は「これくらいなら、お金もまだあるからいいか」という気持ちと、「自分だけ買って、友達が買えないのはかわいそうだな」という気持ちがまざりあって、「いいよ!」と買ってあげるかもしれません。しかしこれが度重なると、次もまた「買ってよ」「この前、買ってくれたでしょ」となることも。大人であれば、一度何か買ってもらったら「お返しを」と考えるところですが、子どもにはそのような考えはありません。中には親に報告をせず、気軽に「買って」と口に出す子もいるようです。親が知らない間に、よその子に何度もおやつを買ってもらっていること、反対にわが子が買ってあげる立場になっていることも可能性として考えられるのです。お金を使い始める時が教え時お金の使い方と言うと、「どれだけの金額を何に使うか」「ムダ遣いをしないように」といったことに意識がいきがちですが、小学生になると友達と一緒に行動をすることを前提としたお金の使い方も、忘れずにレクチャーしたいところです。お金を使い始める時は、お金の使い方の教え時でもあります。「買ってよいもの、ダメなもの」のほかに、「お金を貸さない、借りない」「ものを買ってもらわない、買ってあげない」の2点も忘れずに伝えましょう。子どもには「どうして?」と言われることがありますが、トラブルに発展する可能性があることを丁寧に説明しましょう。予定外の事態は親に報告をするように伝えるまた、断っても買ってくれる、もしくは子ども側が断り切れないという「予定外の事態」が起こるケースも。わが家では「もし、そういうことがあったら、ママがお礼をするから必ず報告してね」と子どもに言っています。実際に最近、2年生になった次女が財布を持たずにでかけたときに、コンビニで友達からアイスを買ってもらうという事態が起こりました。帰宅後そのことを娘が話したので、友達には私からアイス代を返し、「今度からお店に行く時にはお金を持っていかせるから、お店に行く前に教えてね」と伝えました。ちなみにわが家では、あらかじめ「今日は友達と買い物をするからお金を持っていく」という約束になっていない限り、「お金は持ち歩かないし、勝手な買い物もしてはいけない」というルールにしています。お金を使わないときに持ち歩いていると、落とした・なくしたなどのトラブルがないとも限らないからです。公園や友達の家に行く時のおやつは、友達とシェアできるようなものを自宅から持たせるので、困ったことはないようです。お金の使い方に関する考え方は家庭ごとに違うと思います。そのため、「わが家では」という家庭のルールとその理由をあらかじめきちんと伝えておくことが大切。また、時々子ども同士のおやつの持ち寄り方法や買い物の仕方などをわが子と話してみることも必要だと感じています。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2020年11月14日親にとって、お友達トラブルはできれば回避したいものですが、子どもの発達にとっては大切なもの。友達関係はどのように変化して、どんなトラブルが起こりやすいのか。園ではどのようにサポートして、親はどう関わると良いのか。発達心理学の専門家である岡本依子先生に聞きました。お話を聞いたのは:岡本依子さん立正大学 社会福祉学部 子ども教育福祉学科教授。専門は発達心理学。特に親子のコミュニケーションの発達について研究。共著「エピソードで学ぶ保育のための心理学〜子ども理解のまなざし」他、保育者を目指す学生向けのテキストなども執筆している。友達関係の発達段階を知ろう友達関係は、発達につれて変化していきます。年齢ごとの特徴や、起こりやすいトラブルを知っておきましょう。イラスト/杉浦さやか◆3歳頃「一時的な関係」性別関係なく、同じ場所にいる子と遊ぶ集団生活に慣れていない時期には、一緒に遊ばなくても、近くにいる子どもに興味を持ったり、隣の子の遊びにつられたりする様子が見られます。その後、友達と遊び始めますが、3歳では「その場にいる子と遊ぶ」という一時的な関係。男女が入り混じり、気が向いたら同じ場にいる子と遊び、飽きたら違うところに行ったり、一人遊びに戻ったりと、こだわりなく遊ぶ段階です。この時期のトラブルは、まだ友達同士のルールが分かっていないために起こる、アクシデントのようなものです。おもちゃを取ってしまうのも「それは今、使っている子のもの」という「所有」の概念が未発達なためで、悪意はありません。取られた子が怒ることもありますが、多くは「ああ、持っていったな。じゃあ今度は何を使おう」という感覚です。感情のコントロールはまだ上手ではないので、感情的になっているときは寄り添って落ち着くのを待って。園の先生は、こうした場面を「ルールを学ぶチャンス」と捉え、「貸してって言おうね」などと適切な言い方を伝えていきます。◆4歳頃「一緒に遊ぶから友達」好きな遊びが同じ子と一緒にいるように4歳を過ぎると、率先して自分の好きな遊びを選ぶようになります。すると、自然と好きな遊びが同じ子と一緒にいるようになり「一緒に遊ぶから友達」という関係に。ただ、あくまでも主軸は自分の遊びなので、「外で遊ぶ友達」「ままごとをする友達」などと分かれることが多いでしょう。3歳までは「ありのままの自分」で生きていますが、4歳頃からは「すてきなおねえさん、かっこいいおにいさんでいたい」など、「自分はこうなりたい」というイメージを持つように。「ルールを守っている自分は偉い」という正義感も芽生え、ルールを守らない子を見ると告げ口をすることも出てきます。自分と友達の正義が違うと、屁理屈をこねたり、言葉がきつくなったりすることもあるでしょう。4歳後半くらいから仲間外れも見られるようになりますが、これは「友達は大切だから、仲間外れにすることが(相手にとって)罰になる」という友情関係が分かってきた証拠。その発達を理解しつつ、園の先生は相手がイヤな気持ちになること、仲間外れは良くないことを伝えていきます。◆5歳頃「友達だから遊びたい」一緒に遊びたいから自分の意見は後回しこれまでは「一緒に遊ぶから友達」だった関係が、「友達だから遊びたい」に変化する時期。「◯◯ちゃん、一緒に遊ぼう。何して遊ぶ?」と、遊ぶことを前提に、何をするかという交渉が始まります。自分の遊びが主軸だった時期はやりたいことが違う相手とは遊びませんが、この頃になると、その友達と遊びたいがために、自分のやりたい遊びを後回しにして、友達の意見を優先できるようになるのです。これは、学童期の友情関係である「心の友達」につながる出発点。とても重要な変化です。また、友達がどう思っているかを気にするようになるのもこの時期。4歳では一方的だった正義感も「他者の立場に立つ=他者視点」が発達して柔軟になってきます。例えば、滑り台を滑る側から上ろうとする2歳児を見たとき、4歳では「ダメだよ」と決め付けますが、5歳では「まだ小さいから分からないのか」と考えられるようになります。園の先生は自己主張と他者視点がバランス良く発達するように、トラブル解決をサポートしていきます。親はどうする? 友達関係の心配事読者アンケートで「わが子の友達関係に関する心配」について聞き、多かった声について岡本先生にアドバイスをもらいました。親の役目はトラブル前の園との信頼関係作り以前に比べ、今は「園での友達トラブルは、園の責任で解決する」という方針が広く定着しました。また、何か問題があれば教えてもらえますから、子どもが元気で楽しそうに通園しているなら、基本的に心配はいらないでしょう。とはいえ、子どもに「◯◯ちゃんとケンカした」と言われ、その相手を知らないと、親は不安になるもの。普段から、誰と仲が良いか、何をして遊んでいるかといった情報を、先生と親で共有しておくことが大切です。また、子どもはボキャブラリーが少なく、ささいなことを大げさに話したり、誰と遊んだか記憶があいまいで「一人で遊んだ」と言ったりすることも。元気をなくして登園をしぶる日もあるでしょう。心配事があれば、「こんな様子なんですけど、心配し過ぎですか?」「親からは見えない子どもの姿があると思うので、先生からどう見えるか教えてください」など、親の気持ちも含めて先生に相談しましょう。友達トラブルは、子どもが社会性や協調性を身に付けていく上で、大切な成長の糧でもあります。親の役目はトラブル回避よりも「トラブルが起こっても大丈夫」と思えるように、園との信頼関係を作っておくこと、と考えるといいですね。自分の意見を言えない、それも子どもの個性 友達を優先しているのかも新しい集団に入ったばかりなら、子どもの個性なので問題ありません。まわりの様子をしっかり見て、少しずつ自分を表現するタイプなのでしょう。もし集団に慣れた時期になっても意見が言えないなら、意見を言わない環境に慣れてしまっている可能性も。家庭で子どもが自由に意見を主張できているか、振り返ってみましょう。4〜5歳になって、友達の希望を優先することで「友達を喜ばせることができた」と満足感や誇りを感じているようなら、成長の証。褒めてあげるといいですね。友達ができない 遊びに没頭しているなら大丈夫 子どものペースを見守ってひとりで遊んでいても、遊びに没頭できているならまずは見守ってみましょう。遊びに没頭するのは、むしろ発達的には大事な時間です。もし、一人遊びの最中も友達の様子が気になっているようであれば、じっくり集団の様子を観察してから加わりたいタイプなのかもしれません。子どもは「友達になって」と言わなくても、集団の後ろから付いて歩いているうちに仲間に入ったり、離れて遊んでいる子をまねしているうちにお互いが気になって、一緒に遊ぶようになるもの。子どものペースで関係が出来ていくので、親はヤキモキせず、おおらかに構えていましょう。怒りっぽい 今は感情コントロールの練習中 言葉で表現する方法を伝えて怒るのは、悔しさやイヤなことがあったから。怒りはある種の原動力になり、うまくコントロールできるようになると、「これをバネにして頑張ろう」というやる気につながります。幼児期はそうした感情コントロールの練習期間と捉えましょう。また、怒っていることを表現できない方が困ることもあります。「イヤなことされたら、僕だって怒るんだよ」ということを相手にうまく伝えた上で、「もうやめてね」と言えるのが理想的。そのためには、「イヤだったから、怒ったのね」など、感情を言葉で表現する方法を伝えていきましょう。同じ子としか遊ばない 友達だから遊びたい段階 閉鎖的になったらフォローをこれは気にしなくて大丈夫。幼児なりに「気が合っている」ということで、「友達だから遊びたい」の段階に進んでいると考えられます。さらに発達して他者視点が身に付いてくると、友情関係を試すかのように「他の子としゃべっちゃダメ」などと言うこともあるかもしれません。この場合、本気の意地悪ではありませんが、関係が閉鎖的になっているようなら、「お友達がイヤな気持ちになるからね」など、良い方向に導くように声を掛けましょう。友達をしつこく遊びに誘う どのくらいしつこくすると相手が怒るか試すことも大事な経験そもそも子どもはしつこいもの。あまりにしつこくすると相手の子が怒るかもしれませんが、「どのくらいやると相手が怒るのか」を試すのも大事な経験です。相手の子が遊びたくないのなら「◯◯ちゃんはイヤって言っているから、他の子を誘ったら?」、誘っている遊びがイヤなら「違う遊びで遊ぼうって言ってみたら?」など、アドバイスしてみるといいでしょう。友達に対して言葉がきつい 相手が気分を害していると分かれば徐々にマイルドな言い方に言葉がきつくなるのは4歳頃に多く見られ、基本的には一時的なもの。まだボキャブラリーが少ないためで、相手を不快にさせようとしているわけではありません。友達が自分の言葉で気分を害しているのが分かると、言い方を考えるようになり、徐々にマイルドな表現ができるようになっていきます。親は、子どもの言葉がきついと感じたときに「◯◯って言おうね」と、言い換え方を提案してみましょう。また、言葉に関しては「親を映す鏡」という側面もあります。家族の間でも、きつい言葉は避けるといいですね。これも気になる もしも園の友達が新型コロナにかかったら子どもにどう説明する?友達が感染した場合は、下手に隠したり、ごまかしたりせず、子どもが知りたい「単純な事実」をきちんと話すことが大切です。「病気だから治るまでは一緒に遊べないけど、治ればまた遊べるよ」と事実を伝えれば安心できるでしょう。それ以上の説明は、子どもの理解力に合わせて。くどくど説明して、ちゃんと理解できないまま「コロナはすごく恐ろしい」という恐怖心だけを植え付けるのは避けましょう。また、「◯◯ちゃんは、手洗いしてなかったからコロナになったのかも」「悪い子がコロナにかかるから、あなたはいい子にしなさい」という言い方もNG。友達に対して「手を洗っていなかった子」「コロナになった悪い子」など、誤ったイメージを持たせないように気を付けましょう。
2020年11月14日初めての子育てを楽しもうとしていたママ。しかし経済的な理由で仕事をしなければならなくなり、息子さんが生後6カ月のときに保育園に入園することに。息子さんを保育園に入れてから病気がちで大変だった出来事を紹介しています。 私は25歳のとき妊娠し、初産だったのでゆっくり子育てをしようと退職。当時夫はアフィリエイトで生計をたてていたのですが、私の退職を機に世帯収入は激減して生活が苦しくなってしまいました。 息子を出産後、夫に「仕事をしてくれないか……俺も就職先探すから……」 と言われ、フルタイムのパートとして勤務することに。 生後6カ月の息子を保育園に入れて、息子に申し訳なく感じたときのことをお話しします。 私は保育園完備の職場に務めることに私は夫と同時期に仕事先を探し始めました。ですが、IT企業関連希望の夫の就職活動は不採用が続き、私が先に働きに出ることに……。私は看護師免許をもっているので、保育園完備の就職先を見つけることができたのです。 面接で「1歳未満のお子さんは、12時と15時に授乳時間がある」 と説明があり、仕事中に息子と会えるなら私も安心できると思い、就職することに決めました。 仕事中に保育園からお迎えの電話が!私が仕事を始めてから3日目ごろに、保育園から「熱が38度あるので迎えにきてください」と電話が……。私は早退し、息子を小児科へ。息子が熱を出すのはママになって初めての経験で、なんの病気になったのか心配でドキドキしながら診察を受けたのを今でも覚えています。 小児科の先生は「熱を出したのが初めてなら突発性発疹かもね」 と、薬をもらい帰宅。 初の発熱は病気の嵐の序章だった!?息子にとって初めての発熱の原因は、小児科の先生が言われた通り突発性発疹でした。以来、息子は病気が治って登園しては2週間も経たないうちにまた発熱!ということを繰り返し、小児科に行っては「中耳炎かな、アデノウイルスかな……」 と、子どもが罹りやすい病気に次々にかかっていったのです。 思えば、「今保育園で〇〇が流行っています」という病気は必ずもらって熱を出していたように思います。 ごめんね、こんなに負担をかけて…息子の繰り返す発熱は免疫細胞を活性化させて強くなることとわかっていても、看護師の私ですらつらいものがありました。母親からの免疫が低下すると言われている生後6カ月に保育園に週5日、8時間通わせて息子に負担をかけてしまい、私は申し訳ないという気持ちでいっぱいに……。 息子は発熱を繰り返すなか食欲だけは衰えず、赤い顔をしていても笑顔を見せてくれ、元気になっていく息子に生命力の強さを感じ、私も元気をもらえました。 息子を保育園に通わせてから半年間はまともに通園できず、夫と交代しながら看病をしていました。でも、1年を過ぎるころには熱を出すことは少なくなりました。免疫力がついてくれたんだと思い、強くなってくれた息子に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年11月03日息子の小学校と娘の幼稚園が終わると近所の公園で遊ぶようになり、そこはママ友との情報交換の場となっていました。遊んでいる子どもたちを見守りながらの会話は、「子どもが」幼稚園でどんなことをしているか、「子どもが」するおすすめの習い事など子どもの話ばかり。ママ友との会話の主語はいつも「子どもが」情報収集には欠かせないママ友との会話ですが、ある日ふと「私が」主語の話はほとんどないな…ということに気づきました。もちろん子どものことを一番に考えて過ごす毎日なので、決して自分優先にしたいわけではありません。ただ、もうちょっとだけ自分の話もしたいな、と思ったのです。あれ?でも…「私が」で話したいことって何?「私が」やりたかったことってなんだっけ…?私が自分のことを気兼ねなく話せる友達は少し遠くに住んでいて、なかなかゆっくり会うことができずにいました。しばらく自分の趣味や仕事を後回しにしてしまっていたので、心がちょっぴり迷子になってしまっていたのです。息子の提案で久しぶりに友達に連絡した私私は息子の提案を受けて、久しぶりに昔からの友達に連絡をとりました。そして2週間後に会うことに。そこからは準備と練習の日々。息子に家の合カギを作り、娘は幼稚園の預かり保育を使うことにしました。会社勤めでない私は、預かり保育を個人的な用事のために使うことにためらいがあったのですが、息子の言葉と優しさに背中を押してもらいました。息子にできあがった合カギを渡すと大喜び。その姿を見て、私も友達に会いに行くのがとても楽しみになりました。そして合カギをなくさないようにランドセルのベルト部分にヒモでつないでから小さなポケットに入れて、カギを開ける練習がスタートです。母になって自分のことを後回しにするクセがついた私母になると、毎日目の前にいる小さな子どものことを考えるのに一生懸命です。妊娠中は無事に赤ちゃんが生まれるように、今できることをとにかく頑張る。子どもたちが生まれてからは、日々の生活を整え、ごはんづくりに追われ、心身の発育のために何が必要なのかを一生懸命考える。保育園や幼稚園、小学校に通うようになると、さらに考えることや人とのかかわりが増えていく…。どうしても、「自分のことを後回しにしてしまうこと」が多くなっていくと思います。私はとても不器用で、一度にたくさんのことに手が回りません。そのため、「とりあえず自分のことを置いといて」と考えるのが日常になってしまっていました。そしてついに、毎日友達と遊べる息子までうらやましくなってしまったのです(笑)。「私が」話したかったのは「私が」叶えたい未来のこと!息子のおかげで、久しぶりに友達に会えた私。友達から聞く旅行で見た素敵な景色の話や仕事の話、どれもが今の私にはとても新鮮でした。話しているうちに、「そうだ、私も一人旅が好きでよく行ってたな」「そういえば仕事はこんなことしたかったんだった」と、いろいろなことを思い出しました。そして、これから先の自分の未来を思い描けるようになりました。「子ども」だけではなく、「私」にもたくさんの輝く未来がある。これからは、ちょっと大きくなった子どもたちの力に助けてもらいながら、自分の将来のために「自分が」で話し考える時間を作り出していこうと思っています。<まんが・文:しみず宇海>
2020年11月01日大好きだった彼に振られてしまった。それは誰しもあることです。しかし、フラれた後彼から「でも友達ではいたい」と言われたら、あなたはどうしますか?実は応じることで、あなたには多くのデメリットがあるんです。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 93「別れても友達でいたい」言う側の本音と、応じるとめっちゃ損な理由悲しい別れ。ただでさえそれを受け入れるのは辛いのに、相手から「でも嫌いになったわけじゃないから、友達でいさせてほしい」って言われたら、あなたはどうしますか?数秒前まで彼氏だった人に、友達になりたいと言われる。そりゃあ冷静に「わかった」って受け入れられないですよね。そもそもカップルの別れの後に友達になるのは、もともと長年友達で、その後別れて友達に戻るパターンと、もともと付き合うまでは友達でもなかったのに、別れた途端友達に降格を図ろうとするパターンの2つがあります。前者はまだ友達に戻りたいという気持ちが出るのもわかるのですが、どちらにせよ、別れた直後に友達に戻りたいって、それは本音なのでしょうか。今回は「友達に戻りたい」と話す側の心理と、フラれた側がどう受け止めたらいちばん自分にとって幸せになれるかを考えます。男性が友達に戻りたいという時「別れたいけど縁は切る勇気が持てない」。それが、別れて友達に戻りたいと言う側の本音の部分でしょう。人は捨てたり手放したりという行動には、全て勇気が必要です。それは人間関係の取捨選択でも同じこと。彼女と別れるという行為は、フラれた側にだけ負担がかかると思いきや、実は振る側にも迷って決断して行動するというさまざまな精神的負担がたくさん発生しています。この精神的な負担を少しでも和らげたい。別れた後「やっぱり違ったかも」と不安になった時の補償を残しておきたい。そう考えたとき、人は選択肢を残しておきたいと考え、「別れても友達でいさせて」という一言が出てくるのではないでしょうか。でも、そんな心のキープとしての友達って、よくよく考えたらフラれた側に対してとても失礼です。今もし誰かに別れを告げられ、そして友達扱いを受けている女性がいたら、本当にあなたは「友達として相手から大事にされているか」を、一度考えてみませんか。フラれた相手とすぐに友達に戻ってはいけない理由相手に振られ、未練や悲しみの感情が残っているのに、言われた通り友達に戻ろうと頑張る女性はよく見かけます。でも、それはあなたの人生にとってマイナスが大きいので、できれば避けたいところ。ではどんなマイナスがあるのか、3つご紹介します。そもそも、彼女には戻れないフラれても縁が切れていなければ、また付き合えるかも。そう考える人は多いですが、友達に戻ってまた彼女に昇格してということはあまり期待できません。よく別れた直後に復縁になるケースもありますが、そのほとんどは「友達に戻ろう」なんてきれいごとを言う余裕すらないほど、グチャグチャ揉めたりお互いが迷ったり、勢いで関係をぶち切ったりしているのがほとんど。「友達に戻ろう」宣言は、彼女候補に入っていない宣言であることを覚えておいてください。立場の上下があなたの存在を軽んじさせる振る側、フラれる側。本来そこに上下はないのですが、どうしても恋愛は好きになったほうが下という空気が生まれがちです。友達に戻ろうという提案をフラれた側が受ける流れは、この上下の空気をよりはっきり感じさせます。お互い意識していなくても、振った側は振られた側のあなたを軽く扱ってしまうこともしばしば。そんな関係で、あなたは自分の自尊心を高められるでしょうか。体こそ許していなくても、都合よく時間や思考を割くあなたは、都合の良い女といえるかもしれません。未練というエネルギーが次の出会いの壁になるフラれること、別れることは仕方のないことです。別れたら新しい未来への一歩を踏み出すしかありません。でも、一歩を踏み出す際に未練を抱えた状態では、次の出会いやチャンスに気づくエネルギーが残っていません。エネルギーの器には、人それぞれ大きさがあります。そこに空白があるから、人は新しいチャレンジや出会いに応じることができるのです。彼との友達関係を残しておくことは、このエネルギーの器に未練を入れておくようなもの。新しいチャンスを引き寄せたいなら、まず器を空っぽにすることが大事なのです。「友達に戻ろう」を断れない時どう言う?友達に戻るデメリットはよくわかったけど、相手に面と向かって「無理!」と言いづらい人もいるでしょう。その時は、きちんと相手と自分に境界線を引き、要望を受け取り、自分の要望を伝えることで、正しい人間関係を築き直すことができます。具体的に言うと、「友達に戻りたいという気持ちはわかった。でも、私はフラれて今傷ついていて、友達に戻れない。だから戻っても良いなと思ったタイミングで、戻らせてもらうね」と伝えればいいのです。相手の戻りたいという気持ちを尊重したうえで、自分は今は戻れない、友達になりたくないという希望をきちんと伝えるのです。これに対して怒りや反論をしてくる男性や「じゃあ気にせずご飯誘うわ…」なんて全然言葉を理解していない人がいたら、それは図々しい感じがしませんか?本来コミュニケーションとは、1つ1つの人間関係を通してきちんと距離感を自分で作っていき、そのうえで大切だなと感じる人との関係を残していくことが大切です。「フラれた」という出来事は、とてもショックだと思います。でもそれすらも、長い人生にとっては愛や人間関係について学ぶチャンスなのです。どうか傷ついた自分を責めたり、無理に相手の都合のいい存在に収まるのではなく、自分を大切にしてみませんか。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©fizkes/Gettyimages©izusek/Gettyimages©bymuratdeniz/Gettyimages
2020年10月29日人は、公平に物事を判断することができなくなる時があります。ネット上の誹謗中傷のように、偏った正義感に酔いしれ、過度に他人を攻撃してしまうケースはよく見られるでしょう。幼い子供であれば、なおさら暴走しやすいものかもしれません。2児の母親である漫画家のエェコ(@nakiri_aik)さんは、長女が幼稚園でトラブルに巻き込まれた時の出来事を漫画化。その内容が反響を呼びました。『正義が暴走した日』ある日、家で仕事をしていると、長女が通う保育園から電話がかかってきました。急いで迎えに行ったエェコさんは、頬にアイスノンを貼られ、泣きじゃくる長女の姿を目の当たりにします。先生によると、ある女の子との他愛のない口ゲンカをきっかけに、長女が一方的に他の子供たちから責められる状況になってしまったようです。そして、1人の男の子が長女の頭を叩こうとしたところ、手が滑って顔をはたいてしまったといいます。ことのいきさつを聞いたエェコさんは「誰かが悪いわけではない」と思いましたが、多数が主張すればそれが正義になってしまう集団心理の恐ろしさを感じたそうです。その後、友達は謝ってくれたそうですが、長女はしばらくショックな気持ちが収まらず…。ショックを受けた長女は、翌朝…その日、ショックの収まらない長女は早退。翌朝は初めて登園拒否をしたといいます。エェコさんは幼稚園を休ませて様子を見ることにしました。次の日は楽しみにしていた参観日だったため、行くかどうか聞いてみると長女は「行きたい!」と即答。エェコさんは、長女の気持ちを想うと本音は涙が出そうでしたが、努めて明るく接し、「長女を全力でサポートをしよう」と心に誓うのでした。参観日、職員室で待っていたのは?翌日の参観日、事情を聞いた保護者たちが子供たちと一緒に謝罪をしてくれたそうです。長女はその日、幼稚園で楽しく過ごせたこともあってか、朗らかな様子で謝罪を受け入れていたとか。エェコさんは、子供たちに「心が傷付いてしまうこともある」と話し、こんな言葉をかけました。みんながいっているから『正しい』と思わず、両方のお話もちゃんと聞いてあげて。「いけないんだ」って責めるだけじゃなく、どうしたら仲直りできるか、先生や大人の知恵も借りて考えよう。エェコさんの言葉は、長女だけでなく、お友達を責めてしまった子供たちの心にも響いたことでしょう。読者からは、多くのコメントが寄せられています。・「誰も悪くない」といえるエェコさんが、素敵だなと思いました。・この作品でとても大切なことを教わりました。『正義の暴走』という言葉、身に染みます。・周りの大人たちの対応が素晴らしいです。また、素直に謝る子供たちも。小さい頃からの教えが大事ですね。・冷静に子供のためを思って行動したお母さんが、本当にすごい。しかもこんな分かりやすく説明もできるなんて。声が大きいほうの意見や、大多数が『正しい』ということを人は信じてしまいがちです。しかし、実際には表面化されない事実や意見があるのかもしれません。偏った『正義の鉄槌』で誰かを傷付けることのないよう、大人も意識していかなくてはなりませんね。エェコさんは育児などの日常を描いた漫画をブログに公開しています。興味のある人は、こちらもぜひチェックしてください。ヲタママだっていーじゃない![文・構成/grape編集部]
2020年10月27日ドッジボールを断ってケンカに。帰宅後に始まるグチ大会...Upload By かなしろにゃんこ。発達障害がある息子リュウ太は、小学校で周りの子たちとうまく交流ができませんでした。休み時間にドッジボールに誘われても断ってしまいます。断ると、「人数が足りないのに協力してくれない」と周囲の子から言われてケンカになったりして、余計にみんなと遊びたくなくなるそうで...午前中のケンカのイライラが帰宅後も尾を引いてしまい、「アイツあんなこと言いやがって!そっちが悪いクセに!ブツブツ...」と30分から長いときは2時間続くグチ大会でした。この子のグチ、長すぎ!短くするにはどうしたら?Upload By かなしろにゃんこ。3年生から6年生までは、ほぼ毎日学校であったイヤな気持ちを家に持ち帰っていました。私はそんなリュウ太のグチを、仕事や家事に手を動かしながら聞いていたのですが、ある日、この子のグチは長すぎるな~?どうやったら短くなるんだろう?と考えました。思い出したのは、お兄ちゃんが悩んでいたときのことそこで昔あったあるできごとを思い出しました。夫の連れ子のお兄ちゃん(リュウ太の異母兄弟・5歳年上)が5年生のとき、お稽古事がやりたくなくて悩んでいたときのことです。お兄ちゃんと一緒に喫茶店に行ってじっくり話を聞いたことがあるのですが、私はそのときにお兄ちゃんの悩み事を聞きながらメモを取っていきました。Upload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。子どもは悩んでいることを自分でうまく説明できませんから「うん、うん、それでどうしてそう感じたの?」「それはどういうときにイヤなの?」と質問し、メモに書いて整理しながら話を聞いたところ、お兄ちゃんは話しながら泣きはじめたのです。でも泣いて話をしたらスッキリしたみたいで、その後は明るく元気になりました。たまっていた心の泥が流れ出た感じでしょうか。私も1時間じっくり聞いたことで、子どもの苦手なことや特性も見えてきたんです。そのときのことを思い出して「そうだ!リュウ太にも同じことをやってみよう!」と思いました。メモを片手にインタビュー!見えてきたリュウ太の気持ちは...Upload By かなしろにゃんこ。メモを取りながらリュウ太だけを見て「うん、うん、それでどうなったの?」と話を聞きました。時系列で話すことや人間関係などを説明することができないので、私がインタビュアーになりきり、質問をしていきます。リュウ太も私がメモを取って聞くことで、普段のグチから少しだけまともに説明するようになりました。きっと真剣に聞いている私の姿を見ながら話すことで、聞いてもらうことって気持ちがいい!と目覚めたのかもしれません。そして、いつものグチでは分からなかった、周りの子とケンカしてしまう理由やリュウ太の特性も見えてきました。Upload By かなしろにゃんこ。ドッジボールをやりたくない理由は、①輪の中心にいる子たちが自分たちに有利になるようにルールを変更してしまうからつまらない。②新しいルールがすぐに理解できないし、人が勝手に決めたルールに従うことがイヤだ。③ボールを狙った場所に投げることができなくてバカにされてイヤだ。④逃げることも苦手だからみんなから攻撃の的にされることがイヤだ。➄教室で絵を描いていたいときに誘われるから断っている。⑥断ると文句を言われるから仲良くしたくない。などと、いくつかあることがわかりました。学校であったことは詳しく聞いてみないとわからないものだなと思いました。普段のグチだと「アイツムカつく」などと文句しか言わないので、原因が見えてこなくてわけが分からなかったのです。私はリュウ太に、校庭で元気にみんなとドッジボールしてほしいと思っていましたが、それはリュウ太にとってハッピーなことではないと分かりました。Upload By かなしろにゃんこ。フェアな遊び方ができていない場所にムリに入っていかなくてもいいと思ったのです。それに休み時間の過ごし方は自由なんだから、絵を描いて過ごしたいならそれでもいいですよね。私はリュウ太に、断ることもあっていいことを伝えて、ケンカにならない断り方も説明しました。それでもしばらくはケンカになっていたようですが…やれやれ。それからはグチが長くなる案件については、片手にメモで『お母さん記者』になりきって、悩みを聞くことにしました。子どもの話をだまってじっくり聞いてあげることって、心のケアになるのかもしれないと思いました。胸にたまったものを吐き出したら少しは生きやすくなるかな?とも思います。
2020年10月20日前回 からのあらすじ(全3回)わが子が友だちを叩いていたことを認めたためママ友に謝罪。すると「もう叩かないようにして」と連絡をもらうが…。私は、気まずい思いを抱えながら子どものお迎えに行きました。ただ引きずるのは嫌だったので、恵子さんに今日もう一度直接謝ろうと決めてました。私は息子がやんちゃなこともあり、恵子さんから連絡をもらった時、息子が悪いんだと決めつけてしまっていました。息子の話をしっかり聞く前に、自分とママ友との関係を心配していたなんて…とても情けなく、息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。息子の気持ちを考え、胸が締め付けられる思いでいると、保育園のベテラン先生が心が救われるようなアドバイスをくださったのです。次回へ続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ 鈴木し乃
2020年10月18日