恋を長続きさせる秘訣…?5月病との戦い方と回避する対策方法3選5月になり、ゴールデンウィークも終わる頃、多くのカップルが恋の5月病という試練に直面するようです。愛が消え去ってしまうのはどうにか避けたいもの。そこで今回は、恋愛が5月病で終わってしまわないための、3つの対策を紹介させていただきます。対策1:パートナーとの時間と1人時間のバランスゴールデンウィークという連休に、パートナーと朝から晩まですごしたり、いつも以上にデートを計画する人もいるかもしれません。ただ、長い時間パートナーとすごすと、一度離れたいと思ってしまうこともあり…これが恋の5月病の原因となるようなのです。連休中はパートナーとすごすだけでなく、1人の時間も予定に組み込むことが大切です。例えば、パートナーと旅行に行く場合、ショッピング中に自由時間を作るなどの工夫をするとよいでしょう。対策2:5月末にデート計画をゴールデンウィーク後にもパートナーと楽しむことのできる時間を作るのもよいでしょう。ゴールデンウイーク中の思い出を共有し、話したり見返したりという時間が持てると楽しめそうです。旅行のときに絵葉書などを購入して、お互いに送り合い後で読むなんて計画も素敵です。対策3:連休後すぐのデートは回避ゴールデンウィークが終わると、仕事や学業に戻るための心の切り替えが必要になります。そのため、そのときにデートの予定を入れても、気分が盛り上がらないかもしれません。しっかりと気持ちの切り替えをする時間を持つことも大切でしょう。連休後、新しい自分を見てもらうため、連休中に自分を磨くことも1つの楽しみにできるかもしれません。今回紹介した3つの対策を行うことで、恋の5月病を回避して、楽しい恋愛生活が続けられるよう願っています!(愛カツ編集部)
2024年05月04日お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造の妻・まさみさんが23日に自身のアメブロを更新。慢性副鼻腔炎と診断された次男・歌楽(うた)くんの現状を明かした。2023年12月24日に更新したブログで、まさみさんは「大きな病院でCT検査をしたら、、、なんと両方の肺に肺炎 さらに慢性の副鼻腔炎だと言うことが判明しました」と歌楽くんの検査結果を報告。「鼻の骨が曲がっている事も判明」したといい「まだ子供なので元々狭い鼻腔が粘膜の腫れでさらに狭くなるため鼻づまりの症状が悪化し、慢性副鼻腔炎になっていたみたいです」と説明していた。この日は「抗生剤を数ヶ月少量投与するという治療をやってきて咳が改善して喜んでいたばかりなのに、、、なんで」と述べ、歌楽くんが嘔吐や咳をしていたことを報告。「翌日レントゲン撮り診察してもらうと肺炎などの症状も無し」「胸の音もキレイ」と説明し、医師からは「慢性副鼻腔炎罹患中に花粉症で鼻水も大量に出てそこに風邪を引いてしまった事で鼻水や痰さらに気管支も過敏になっているからひどい咳に繋がったのではないか」と伝えられたことを明かした。続けて「色々な要因がありすぎてこれが原因!と特定しにくいらしいです」と述べ「厄介だ」と悩ましい様子でコメント。「普通の風邪を引いただけでもひどい咳になってしまうなんて、、これからの小学校生活不安で仕方がない」と明かし「いつ嘔吐されてもOKセッティングで寝てますNOW」と眠っている歌楽くんの姿を公開した。最後に「本当に咳だけなのになぁー 早く、元気になりますように」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月23日私は慢性的な頭痛に悩まされており、気分が悪くなってイライラがたまり、さらに頭痛が悪化するという悪循環でした。若いころと違い、ストレッチや睡眠でも回復しません。周囲の勧めもあり整形外科に行ったところ、ペインクリニックを紹介されたときのお話です。長年、頭痛に悩まされる子育てをしつつパートで働き始めてから、慢性的な頭痛に悩まされてきました。もともと若いころから肩凝りからくる頭痛がひどかったのですが、加齢のせいかストレッチをしたりマッサージをしたりしても治まらなくなりました。頭痛がすると目がかすみ、めまいも起きるようになりました。そこで痛み止めを飲むようになったのですが、今度は痛み止めのせいか胃痛がするようになり精神的にも追い込まれるように……。できるだけイライラしないよう我慢していましたが、どうしても家族には伝わってしまうようで子どもに心配されることも。そんなとき、夫からのすすめもあって整形外科を受診することにしたのです。ペインクリニックへの受診を決意整形外科を受診して、改めて頭痛の原因が肩凝りやストレートネック(首の骨の部分のカーブが消失し、真っすぐになってしまう状態)から来ることを確認してもらいました。頭痛が別の理由からだったらと思うと不安だったので、心配が解消されて安心しました。その半面、医師からは肩凝りが治らないとストレートネックも治らず、頭痛も続くと言われて困ってしまいました。そこで、痛みの治療を主とする医療機関「ペインクリニック」を紹介してもらって、そちらを受診することにしたのです。痛みのサイクルを解消ペインクリニックは、麻酔や神経ブロック(神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法)などを用いて痛みのサイクルを取り除くことで、慢性的な痛みを軽くしたりなくしたりする治療法をおこなっています。改めて検査してもらった上で、押すと痛みを感じるトリガーポイントと呼ばれる部位に麻酔を打つことになりました。注射と聞いて身構えましたが、針先が細いのでほとんど痛みを感じずに済みました。注射を打ってもらってから、肩がじんわりと温かくなり頭痛も治まってきました。劇的に効くというよりは、少しずつ改善するといった感じです。ペインクリニックと並行して肩凝りに効くストレッチをおこない、肩や首を冷やさないよう心がけました。肩回りの筋肉を付けるよう指導されたので、軽い筋トレもするように。ペインクリニックには2週間に1回通い、半年ほどで痛み止めも必要なくなりました。まとめ頭痛から解放されると、ストレスが減ってイライラやミスもなくなりとても助かりました。頭痛はつい我慢しがちですが、経験から我慢してしまうとかえって悪化することがわかりました。痛み止めをやめられたことで食欲も戻り、胃腸の働きが活発になったせいか便秘といった症状も改善されました。思い切ってペインクリニックを受診してみて本当によかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。文/杉井水乃著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月22日「食べたら、歯を磨きなさい」。毎日子どもたちにしつこく言ってきた言葉なのに、まさか自分が歯周病に!? 歯の定期健診で初めて「軽い歯周病です」との診断が下り、現在は定期的に通院しながら歯ブラシ指導や歯周ポケットの数値測定、クリーニングなどをしています。長年同じように口腔内のケアをしてきて問題なかったのに、急にどうしちゃったの? 原因を調べてみると、口腔内の変化と更年期が関係していることがわかりました。女性には3回訪れる歯周病の危機「丁寧に、抜かりなく」を心がけてきたプラークコントロール(歯垢を除去して歯に付着しないようにすること)。そのおかげか、これまで一度も指摘を受けたことはなかったのですが、先日半年ぶりの定期健診でかかりつけ医から「軽い歯周病です」との診断が下されました。そう言われてみると、このところ朝起きると口腔内のねばつきが気になることがありました。でも、どうして急に? ケア自体は長年変わっていないはずなのに。一体自分の体に何が起きているのかと気になってかかりつけ医に確認したところ、女性には歯周病の危機が3回訪れるそうです。それは「思春期」「妊娠中」「更年期」とのこと。更年期真っただ中の私は、歯周病の危機真っただ中なのだと、ドキリ。実は、これらのライフステージにおいては、女性ホルモンにゆらぎが生じやすいらしいのです。ホルモンバランスが崩れることで唾液の量が減少し、歯周病菌や虫歯菌が増殖するということでした。唾液の量と歯周病の関係とは同じ口腔ケアをしていても、女性ホルモンが変化することによって唾液の量が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあるとわかり、歯周病になってしまった原因が見えてきました。そうなると気になってくるのが、唾液の量が減少することと虫歯や歯周病にはどのような関係があるのかという点です。かかりつけ医によると、唾液には、虫歯菌が作り出す乳酸を中和する働きがあるそうです。また唾液に含まれる成分の中にはカルシウムやリン酸などの無機質があり、これらは食べ物の酸によって溶け始める歯の表面を元の状態に修復する力があるとのこと。さらに、虫歯菌の栄養素となる食べかすを洗い流す洗浄作用まであって、口腔内を健康に保つために、唾液がいかに重要なのかがわかりました。更年期に入り、唾液の量が減るだけでなく、イライラや不安を感じたり緊張や不眠に悩まされるようになったりしていました。たしかに唾液の量は減少し、気が付くと口の中はカラカラ。女性ホルモンの減少やストレスにより、更年期真っただ中の今、歯周病になってしまったのだとわかりました。更年期とダイエットの組み合わせは歯周病の大敵?そして、40代後半から基礎代謝が低下し体重が落ちにくくなり、万年ダイエット中という現状も、実は口腔内にとってはあまり良くないことを聞きました。糖質をとりたくないので、朝食はコーヒーのみだったのですが、咀嚼することで唾液が出るため、朝に出るはずの唾液量が減っていて、そのことも歯周病リスクが高まる原因の1つになっていたようなのです。更年期とダイエットという組み合わせは、口腔内にとっては非常に良くないので、これからはこまめな水分補給と適度な運動、量を加減しつつ栄養バランスの良い食事を3食とるようにしようと決めました。まとめかかりつけ医によると、歯周病が進行すると歯周病菌が歯肉や骨の組織にまで感染が広がり、口臭も発生するそうです。最悪の場合、歯を抜かなければならなくなったりすることもあると知り、軽度の今が大事なんだと改めて思いました。更年期に入り、体に無理がきかなくなってきているのに今までと同じような生活をしていたので、こうやって思いがけない症状が出たのだと思います。よくかんで食べて、咀嚼回数を増やすこと。水分をこまめにとり、口腔内をカラカラの状態にしないこと。今まで以上に歯磨きに時間をかけて、磨きにくい奥歯の頬側を意識して磨くこと。ガムをかむこと。疲れをためず、無理はしないこと……。こうしたかかりつけ医のアドバイスを実践中です。定期健診も半年に1度から3カ月に1度にしてもらいました。歯周病のリスクを専門家にチェックしてもらって、健康な唾液を保てるようにしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/サトウユカ著者/みうママ(50歳)昨年閉経を迎えた更年期ママ。泣く、怒る、時々笑う。喜怒哀楽の激しさに拍車がかかる日々。思春期の娘VS更年期の母という戦いに明け暮れている。パパと息子の男性陣は戦々恐々。地雷があちこちに埋まっているファミリー。家族は夫、1男1女の4人家族。
2024年03月19日「糖尿病」は日本人にとって現代の国民病ともいわれていますが、どのようなイメージがありますか?乱れた生活をしている人がかかる病気? 自己責任? 糖尿病に対するそのような誤った認識から生まれたスティグマ(差別や偏見)が、糖尿病のある人を苦しめてしまうことがあります。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )」では、季節やトレンドに合わせて、あなたのお役に立つコラムを随時更新しています。2月28日に新着公開した「糖尿病スティグマ(差別や偏見)とは。糖尿病を正しく理解しよう」では、藤本 まどか先生監修のもと、糖尿病の要因や具体的なスティグマの事例などを解説しながら、社会に向けた取り組みについても紹介しています。◆新着情報コラム「糖尿病スティグマ(差別や偏見)とは。糖尿病を正しく理解しよう」 目次・糖尿病ってどんな病気?・糖尿病に対する誤った認識がスティグマに・糖尿病のある人自身も変わりましょう・糖尿病のある人に寄り添う社会に向けた取り組み糖尿病とはどんな病気かを知り、誤った認識を正して、糖尿病のある人が生き生きと暮らせる社会を一緒につくっていきましょう。大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】越谷レイクタウン内科 理事長藤本 まどか(ふじもと・まどか)先生日本糖尿病学会認定糖尿病専門医、日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医。1997年東京医科歯科大学医学部医学科を卒業し、東京医科歯科大学第3内科に入局。地域基幹病院などで糖尿病を中心に内科入院・外来診療に従事し、2008年10月に越谷レイクタウン内科を開業。糖尿病、メタボリックシンドロームなどの適切な治療により「一病息災」、病気があってこそ元気で長生きを目指している。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や治療・予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月28日モデル・ネイボールが19日に自身のアメブロを更新。慢性白血病と診断され医師の説明を聞いた妻が泣いていたことを明かした。この日、ネイボールは「〈9〉急性白血病?慢性白血病?」というタイトルでブログを更新。「血液検査の結果は、、、結論から言いますと僕は慢性白血病でした」と告白し「先生から家族と一緒に説明して頂くことになり」と説明。「僕の母、妻、が病院に来ました 姉は電話を繋いで参加です」と明かし「説明用紙を一緒に見ながらお話を聞いて」と病院での様子をつづった。続けて「急性だと進行が早く、慢性だと進行がゆっくりです」と述べ「ちょっとだけ安心しましたが、慢性白血病でも急に急性になることもあるみたいです」と説明。「慢性白血病のなかにも色々な種類」があるといい「慢性骨髄性白血病なのか それ以外の慢性白血病なのかどちらかによって治療方法が変わってきます」と明かした。また、医師からは「もう少し日が経てば、骨髄検査の結果で分かり、どのような治療をしていくか決めていきたい」と言われたそうで「この時点で家族は凄く緊張感がありました」とコメント。「妻は泣いていました。母は我慢していたと思います」と述べ「僕もぐっとこらえました」と振り返り、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「頑張って、辛い治療を乗り越えてください」「絶対、元気になれます」「応援しています」などのコメントが寄せられている。
2024年02月20日HOUNDDOGのボーカル・大友康平が18日に自身のアメブロを更新。腎臓に腫瘍が発見されたことを公表し心境を吐露した。この日、大友は「ファンの皆様へ」というタイトルでブログを更新し「この度は、ご心配をおかけして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と検査入院で自身の腎臓に腫瘍が確認されたことについて言及。「何よりライヴをキャンセルせざるを得なくなってしまい楽しみに待っていてくれたファンの皆さんには心からお詫び申し上げます」と謝罪した。続けて「日頃より体調にはいつも注意して来た」といい「なんで俺なの?・・そんな思いに苛まれて、かなり凹んでしまいました」と告白。「しかし、運命は受け入れなくてはなりません」とつづり「幸い、発見も早く、知人の紹介で優秀な先生にも出会えました」と明かした。また「ライヴは一旦キャンセルになってしまいますが」と申し訳なさそうに述べつつ「しばし治療と静養に充てるお時間をいただきましてまた改めてみんなに会える機会を心より楽しみにしています」とコメント。最後に「人生はロックンロールだ!山あり谷ありの“波乱万丈!”こそ生き様だぜ!」「俺は不死身なのだ!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「絶対にステージに帰ってきてください」「待ってます」「ずっと応援してます」「1日も早く良くなることを祈っています」などのコメントが寄せられている。
2024年01月19日糖尿病は、体が血糖値を適切に管理できなくなる病気です。重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行しているケースも。また、妊娠出産時に女性が発症することのある妊娠糖尿病は、将来の糖尿病発症のリスクとなるほか、妊娠出産自体にも悪影響を与えることもあります。そこで今回は、女医の筆者が「糖尿病になりやすい人」の特徴や「糖尿病を防ぐための生活習慣」などを解説します。そもそも、糖尿病って?糖尿病は、体が血糖値を適切に管理できなくなる病気です(※1)。糖尿病の怖いところは、重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行していること。糖尿病は年齢とともに有病率が上がっていくことが知られていますが(※2)、若い女性でも罹患することはあります。また、糖尿病を発症するに至らなかったとしても、糖尿病になりやすい生活習慣を持続していたら、将来糖尿病を発症するリスクが高まります。糖尿病の分類:ほとんどの方は生活習慣病です糖尿病には大きくわけて1型糖尿病と2型糖尿病があります。このうち、2型糖尿病は体質や高カロリー食、高脂肪食、運動不足などが原因と考えられている生活習慣病です(※1)。2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、糖尿病患者さんの大多数はこのタイプとされています。一方、1型糖尿病は自己免疫疾患の一種で、発病と生活習慣にはあまり関係がないタイプ。今回の記事では、日本で予備軍も含め2,000万人以上の患者さんがいるといわれる(※4)、2型糖尿病の予防と対策について解説していきます。日本人はもともとインスリンの分泌量が少なく、糖尿病になりやすい体質だといわれていますので、注意が必要ですね。あなたはいくつあてはまる? 糖尿病のリスク要因そもそも糖尿病とはどういう状態かについて見てみましょう。まず、食事をして血糖値が上昇すると、それを低下させるためにすい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンの分泌量が低下したり、あるいはインスリンの効き具合が低下したりすると、体内でインスリンの作用が不足する状態になります。これによって上昇してしまった血糖値のコントロールができなくなっている状態が糖尿病です。2型糖尿病のリスク要因として、以下のようなものが指摘されています(※3)。遺伝的要因(祖父母、父母、兄弟姉妹などが糖尿病)肥満不健康な食生活ストレス運動不足加齢ただ、適切な食事をとり、適度な運動をして肥満に気をつけていれば、2型糖尿病を防ぐ、あるいは発症を遅らせることができるとされています。要注意! 糖尿病の初期症状糖尿病の初期や軽度のうちは、実は症状がかなり乏しいため、なかなか自分では気づかないことが多いとされています。何かの症状を自覚する前に、健康診断などでたまたま指摘されるというケースが多いんですね。ただ、気づかないまま放置していると、のどが渇く、水をたくさん飲む、トイレに行く回数が増える、疲れやすくなるといった症状が出てくるといわれています。女性なら知っておきたい、妊娠糖尿病とは?妊娠糖尿病という病気を聞いたことがありますか?それまで異常がなかった女性でも、妊娠によって身体への負担がかかることで、糖代謝に異常が現れることがあります。それが、妊娠糖尿病です。妊娠糖尿病になると、巨大児のリスクが高まったり、最悪の場合は子宮内胎児死亡につながるなどの悪影響があるとされます。また、帝王切開率や妊娠高血圧症候群のリスクが上がるなど、妊娠や出産に関するトラブルにつながるともいわれています。妊娠糖尿病は、出産してしまえば改善することが多いとされますが、将来的に2型糖尿病を発症する人が多いと考えられています。それだけではなく、脳卒中や狭心症、心筋梗塞といった動脈硬化で起こる心血管病のリスクも高いことが知られています。健康に過ごすためだけでなく、大切な妊娠出産のためにも糖尿病予防が重要なんですね。糖尿病にならないための生活習慣のポイント健康的な食生活、定期的な運動、十分な睡眠、ストレス管理と適正体重の維持は、2型糖尿病の予防につながると考えられています。特に血糖値を上げない食生活を送ることが大切です。健康的な食事野菜は一日350g以上の摂取が推奨されています(※5)。食事のはじめに野菜をしっかり摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになり、すい臓への負担も減少して、糖尿病予防につながります。また、糖分を多く含んだ甘いジュースやお菓子の摂取は血糖値の急上昇を起こして糖尿病のリスクになるため、なるべく控えましょう。ご飯やパン、麺類などの主食類はおいしいですが、でんぷん質を多く含む主食類の摂りすぎは血糖値を上昇させ、すい臓の疲弊や肥満を招きやすいとされるので注意が必要です。主食がないとおなかが減るという方は、食物繊維の含有量が多いものを選ぶようにしましょう。全粒粉パンや全粒粉小麦を使ったパスタなどは血糖値の上昇がゆるやかであるとされています。間食したい場合は、チーズなどの乳製品やナッツ類のように糖質の含有量が少ないものをチョイスするようにしましょう。定期的な運動週に数回、30分以上の運動を心がけるとよいでしょう。運動は、筋力を鍛えるレジスタンス運動と、有酸素運動を組み合わせて行うのがおすすめです。運動それ自体でのカロリー燃焼効果は実は少ないのですが、運動によって代謝が活性化することや、適度な疲労感で夜によく眠れること、ストレスホルモンによる身体への悪影響を緩和する効果など様々な作用が期待でき、糖尿病予防だけでなく総合的な身体への好影響があるとされています。ストレス管理上記のように、運動は効果的なストレス対策になります。また、十分な睡眠をとることも、ストレス解消とともにメンタルヘルスを保つためにもとても大切です。睡眠不足だとストレスホルモンが高まり、食べすぎや肥満につながりやすくなるので注意しましょう。自分でできる対策を2型糖尿病は、生活習慣の影響を大きく受ける病気です。日々の小さな行動が、長期的な健康に大きな影響を与えることを忘れずに、健康的な生活を心がけましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 糖尿病※2 厚生労働省.図表1-2-8糖尿病患者数の状況※3 厚生労働省.糖尿病※4 厚生労働省.平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要※5 厚生労働省.e-ヘルスネット 野菜、食べていますか?筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは4人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2024年01月18日株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では、西洋医学と東洋医学の両視点から腎臓の健康について考えるための「元気な腎臓を守る健康セミナー」を企画し、2024年2月18日(日)AP新橋(東京都港区)にて開催いたします。講師には透析専門医と薬膳学のプロを招き、腎臓の健康を守るための秘訣についてお話いただきます。<セミナー詳細>URL: 元気な腎臓を守る健康セミナー【腎臓病セミナー開催の背景】腎臓の働きが慢性的に低下していく慢性腎臓病は新たな国民病ともいわれ、その患者数は1,300万人を超え、成人の8人に1人にあたると言われています。腎臓病の初期は自覚症状がほとんどなく、気が付かない間に進行することも少なくありません。透析予備軍ともいわれる慢性腎臓病を早期発見・早期治療をすることは医療費の圧迫を防ぐためにも社会的に重要な課題のひとつです。海外では、慢性腎臓病の治療に漢方薬といった中医学を活用する、西洋医学と中医学を融合した中西医結合での医療に注目が集まっています。まだまだ日本では知られていませんが、西洋医学と中医学の長所を生かした医療への取り組みは、腎臓病で悩まれている方にとって希望の光になると考え、今回のセミナーを企画しました。【西洋医学と東洋医学それぞれの専門家によるダブル講演】■第一部:みんなに知ってほしい、慢性腎臓病の話佐藤 孝彦(さとう・たかひこ)先生〔資格・在職〕医師・医学博士医療法人社団孚誠会(ふせいかい)浦安駅前クリニック 院長日本医師会認定産業医・日本透析医学会専門医日本医師会認定健康スポーツ医・ICD制度認定医〔講演内容予定〕・慢性腎臓病とはどんな病気なのか・慢性腎臓病はなぜ起こるのか?・腎臓病の原因やリスク因子について(糖尿病や生活習慣病など)・腎臓の大切や機能など・慢性腎臓病の対策・慢性腎臓病にならないためにできること■第二部:中医学を取り入れた薬膳で大切な「腎」を守りましょう辰巳 洋(たつみ・なみ)先生〔資格・在職〕本草薬膳学院 学院長日本国際薬膳師会 会長中国河南中医薬大学 兼職教授中国薬膳研究会(北京)国際薬膳師資格認定 審査員・常務理事〔講演内容予定〕・「腎」を中医学でどのように考えるか・「腎」によいと言われる食材・普段の養生のコツ・家庭でできる薬膳レシピ・体質で気を付けるポイント希望者全員に漢方の無料相談体験をご提供【腎臓病セミナーの特徴】1. 西洋医学と中医学のダブル講演西洋医学の専門医と薬膳学のプロの両方のお話を聞くことのできる又とない機会です。腎臓病の治療に欠かせない両専門家の話を通じて、腎臓を守るためにできることを再度考える機会としていただきたいです。2. 希望者全員に漢方の無料相談体験をご提供参加者のうち希望者全員に、専門家との無料漢方相談の体験付き。担当する専門家は、日本で漢方アドバイザーとして活躍するスタッフで、体質に合わせたアドバイスを受けられます。3. 希望者に参加特典のプレゼント漢方や鍼灸といった中医学を実際に取り入れたい方へは、漢方薬局での無料相談券やサービス券、鍼灸院での優待券をプレゼントいたします。【元気な腎臓を守る健康セミナー詳細】腎臓の健康をテーマに掲げたこのセミナーが、参加者の皆様にとって有益で充実した時間となりますよう期待しています。透析専門医 佐藤 孝彦先生と、本草薬膳学院学院長 辰巳 洋先生による各専門家の視点からのお話は、健康への新しい一歩を踏み出す手助けとなることでしょう。参加者の皆様には、腎臓の専門家から得られる貴重な知識と、東西の医学の融合から生まれる新しい視点に触れ、健康な生活において大切な腎臓のケアについて学んでいただけることを心より願っております。セミナー当日は、質問や意見交換の時間も設けておりますので、皆様からのご参加、事前のご質問等、沢山のお申込みをお待ちしています。当日に皆様とお会いできることを楽しみにしています。日時 :2024年2月18日(日)10:00~13:30会場 :AP新橋 3階 ROOM Bアクセス :JR「新橋駅」銀座口徒歩1分、東京メトロ銀座線「新橋駅」5番出口すぐ定員 :50名(事前申込み制)参加費 :無料(参加特典有り)対象 :腎臓の健康や、糖尿病、動脈硬化などで将来の健康が気になる方※18歳未満の方の参加はお断りしています。申込み方法:誠心堂薬局HP内にある申込みフォームよりお申込みください。※1回のお申込みでご家族ご友人様合わせて計3名様まで可。※重複申込みでのお席の確保はできません。▼詳細(誠心堂薬局HP) ▼申込みフォーム 【主催:誠心堂薬局について】当社は創業36年となる漢方相談薬局です。現在は、漢方専門相談薬局「漢方薬誠心堂」、漢方と鍼灸の総合相談室「誠心堂漢方館」、中医学専門鍼灸院「鍼灸院爽快館」の3形体の店舗を東京と千葉に計20店舗、展開しています。中医学に基づいた漢方薬や鍼灸の知識と経験を活かして、地域の方々の健康と笑顔のために尽力しています。代表の西野 裕一は「創業から変わらないことは、お客様との心と心のつながりを最優先しているところ」というように、社是にもある「お客様に愛を持って接する」ことを第一に医療の提供と正しい情報提供に努めています。▼当社HP 【会社概要】会社名 : 株式会社誠心堂薬局本社所在地: 千葉県市川市南行徳3-18-23代表者 : 代表取締役 西野 裕一設立 : 1987年3月URL : 事業内容 : 薬局の経営、医薬品及び医薬部外品の販売、鍼灸治療院及び接骨院の経営、化粧品の輸入及び販売、前各号に附帯する一切の業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月15日日本ヒルズ・コルゲート株式会社は、腎臓ケアのための特別療法食『ヒルズプリスクリプション・ダイエットk/d(ケイディー)シリーズ』の全ての製品に、革新的なヒルズ独自の新テクノロジー「アクティブバイオーム+キドニーディフェンス」を採用することを発表いたします。この新テクノロジーの採用により、腎臓病のペットの生活の質の向上に役立つことが科学的に証明されたおいしい療法食、ヒルズプリスクリプション・ダイエットk/d(ケイディー)シリーズが、さらに腎臓病ケアに適した製品にアップグレードします。大切な家族との毎日を支える力に<腎臓病と療法食>ペットがシニア期に入ると腎臓病の罹患リスクがあがります。腎臓病は、血液中の老廃物を取り除き、体内の水分とミネラルのバランスを維持する腎臓がダメージを受け、十分に機能しなくなった時に起こります。食事管理によりたんぱく質やリンの摂取を調整することで、たんぱく質の分解から生じる老廃物を血液内から減少させることができます。その結果、腎臓への負担が軽減されることになります。そのため、腎臓病と診断されたら、療法食を検討することが大切です。<ヒルズ独自の新テクノロジー「アクティブバイオーム+キドニーディフェンス」とは>近年、腎臓病と腸内環境が密接に関わっていることが研究で明らかになっています。アクティブバイオーム+キドニーディフェンスは、ベタインとヒルズ独自のプレバイオティクス繊維ブレンドで、腸内細菌叢に働きかけ、腎臓に害を及ぼす腸由来の尿毒素の産生を低減することによって、腎機能の保護に役立ちます。ヒルズ独自のプレバイオティクス繊維ブレンドは、フラクトオリゴ糖(FOS)とオート麦のβ-グルカンが、腸内細菌に働きかけ、尿毒素を低減することで、健康的なマイクロバイオーム(腸内細菌叢)へと繋げ、腎臓の健康を守ります。<ヒルズプリスクリプション・ダイエットk/d(ケイディー)シリーズの特徴>● アクティブバイオーム+キドニーディフェンスを採用することにより、マイクロバイオーム(腸内細菌叢)を活性化し、腎臓の健康をサポート● リンとナトリウムの量が調整されているため、健康的な腎臓機能が維持でき、生活の質向上に役立つ● 良質なたんぱく質を適量に配合し、筋肉の形成と運動能力のサポートに役立つ● EPAを含むオメガ-3脂肪酸が配合されていて、腎臓の健康維持に役立つ● ペットが病気の時も食べ続けてくれるよう、食欲を刺激する優れた美味しさを、科学的アプローチで実現。飽きずに食べられるよう、ドライとウェットの様々な食感の製品も充実<製品概要>カテゴリー:獣医師専用の特別療法食発売日:2023年11月より順次切替販売場所:全国の動物病院製品名:下記の通り●猫用ウェット〈猫用〉k/d ケイディー チキン 缶詰156g〈猫用〉k/d ケイディー ツナ 缶詰156g〈猫用〉k/d ケイディー チキン&野菜入りシチュー 缶詰82g〈猫用〉k/d ケイディー ツナ&野菜入り シチュー 缶詰82g〈猫用〉k/d ケイディー早期アシスト チキン&野菜入りシチュー 缶詰82g●猫用ドライ〈猫用〉k/d ケイディー チキン ドライ500g/2kg/4kg〈猫用〉k/d ケイディー ツナ ドライ500g/2kg/4kg〈猫用〉k/d ケイディー 早期アシスト チキン入り ドライ500g/2kg●犬用ウェット〈犬用〉k/d ケイディー チキン&野菜入り シチュー 缶詰156g〈犬用〉k/d ケイディー ビーフ&野菜入り シチュー 缶詰156g●犬用ドライ〈犬用〉k/d ケイディー チキン味 ドライ1kg/3kg/7.5kg〈犬用〉k/d ケイディー+モビリティ チキン味 ドライ1kg/3kg★12月4日発売(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年12月22日日本ヒルズ・コルゲート株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:リカルド タスカ)は、腎臓ケアのための特別療法食『ヒルズ プリスクリプション・ダイエットk/d(ケイディー)シリーズ』の全ての製品に、革新的なヒルズ独自の新テクノロジー「アクティブバイオーム+キドニーディフェンス」を採用することを発表いたします。この新テクノロジーの採用により、腎臓病のペットの生活の質の向上に役立つことが科学的に証明されたおいしい療法食、ヒルズ プリスクリプション・ダイエットk/d(ケイディー)シリーズが、さらに腎臓病ケアに適した製品にアップグレードします。<腎臓病と療法食>ペットがシニア期に入ると腎臓病の罹患リスクがあがります。腎臓病は、血液中の老廃物を取り除き、体内の水分とミネラルのバランスを維持する腎臓がダメージを受け、十分に機能しなくなった時に起こります。食事管理によりたんぱく質やリンの摂取を調整することで、たんぱく質の分解から生じる老廃物を血液内から減少させることができます。その結果、腎臓への負担が軽減されることになります。そのため、腎臓病と診断されたら、療法食を検討することが大切です。食事管理と腎臓<ヒルズ独自の新テクノロジー「アクティブバイオーム+キドニーディフェンス」とは>近年、腎臓病と腸内環境が密接に関わっていることが研究で明らかになっています。アクティブバイオーム+キドニーディフェンスは、ベタインとヒルズ独自のプレバイオティクス繊維ブレンドで、腸内細菌叢に働きかけ、腎臓に害を及ぼす腸由来の尿毒素の産生を低減することによって、腎機能の保護に役立ちます。ヒルズ独自のプレバイオティクス繊維ブレンドは、フラクトオリゴ糖(FOS)とオート麦のβ-グルカンが、腸内細菌に働きかけ、尿毒素を低減することで、健康的なマイクロバイオーム(腸内細菌叢)へと繋げ、腎臓の健康を守ります。アクティブバイオーム+キドニーディフェンスの働き参考文献:Ephraim E and Jewell DE. Effect of added dietary betaine and soluble fiber on metabolites and fecal microbiome in dogs with early renal disease. Metabolites 2020;10:0370.Hall JA, et al. Feeding cats with chronic kidney disease food supplemented with betaine and prebiotics increases total body mass and reduces uremic toxins. PLoS ONE 2022;17(5);e0268624.<ヒルズ プリスクリプション・ダイエットk/d(ケイディー)シリーズの特徴>● アクティブバイオーム+キドニーディフェンスを採用することにより、マイクロバイオーム(腸内細菌叢)を活性化し、腎臓の健康をサポート● リンとナトリウムの量が調整されているため、健康的な腎臓機能が維持でき、生活の質向上に役立つ● 良質なたんぱく質を適量に配合し、筋肉の形成と運動能力のサポートに役立つ● EPAを含むオメガ-3脂肪酸が配合されていて、腎臓の健康維持に役立つ● ペットが病気の時も食べ続けてくれるよう、食欲を刺激する優れた美味しさを、科学的アプローチで実現。飽きずに食べられるよう、ドライとウェットの様々な食感の製品も充実<製品概要>カテゴリー:獣医師専用の特別療法食発売日 :2023年11月より順次切替販売場所 :全国の動物病院製品名 :下記の通り●猫用 ウェット〈猫用〉k/d ケイディー チキン 缶詰 156g〈猫用〉k/d ケイディー ツナ 缶詰 156g〈猫用〉k/d ケイディー チキン&野菜入りシチュー 缶詰 82g〈猫用〉k/d ケイディー ツナ&野菜入り シチュー 缶詰 82g〈猫用〉k/d ケイディー早期アシスト チキン&野菜入りシチュー 缶詰 82g●猫用 ドライ〈猫用〉k/d ケイディー チキン ドライ 500g/2kg/4kg〈猫用〉k/d ケイディー ツナ ドライ 500g/2kg/4kg〈猫用〉k/d ケイディー 早期アシスト チキン入り ドライ 500g/2kg●犬用 ウェット〈犬用〉k/d ケイディー チキン&野菜入り シチュー 缶詰 156g〈犬用〉k/d ケイディー ビーフ&野菜入り シチュー 缶詰 156g●犬用 ドライ〈犬用〉k/d ケイディー チキン味 ドライ 1kg/3kg/7.5kg〈犬用〉k/d ケイディー+モビリティ チキン味 ドライ 1kg/3kg ★12月4日発売猫の腎臓の健康について: 犬の腎臓の健康について: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。慢性的な体調不良主人公は子どもの頃から続く慢性的な体調不良に悩まされています。体がだるく、内臓に違和感を抱いていました。吐き気も…出典:エトラちゃんは見た!いろいろな病院で検査をしますが、胃腸に問題はなく原因は不明。どこの病院に行っても、最終的には同じ病院を紹介されてしまいます。ここでクイズ主人公が勧められた病院とは?ヒント!主人公は診察内容に納得がいきませんでした。勧められた病院は…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「精神科」でした。胃腸に問題がないため、医者から精神科を紹介される主人公。しかし体調不良以外の悩みがない主人公は、その診察内容に腹が立ってしまうのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月10日「疲れやすい」「慢性的に貧血がある」など体調に不安を抱えている方もいるのでは?実は、意外なところに原因があるかもしれません。そこで今回は、「病気に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Hさんの場合……常に貧血に悩まされていたHさん。鉄分補給のサプリメントを飲んだり、鉄分が豊富な食材を摂ったりするように心がけていました。それでも貧血は改善せず、会社の健康診断で受診要に。そして病院で検査を受けた結果、貧血の原因がピロリ菌であることがわかったのです。どんな治療を受けましたか?朝と夜に薬を服用。この薬は体の中に潜んでいるピロリ菌を殺す働きがあります。そして治療が効果を発揮しているかを確認するために、呼気検査を行いました。治療期間はおおよそ1ヶ月。医者からは、ほとんどの人がこの薬でピロリ菌を排除できると教えてもらいました。世の女性陣へ伝えたいことは?貧血は鉄サプリなどで補うのではなく、一度病院を受診してみることをおすすめします。意外な原因が判明するかもしれません。このエピソードに読者は『すぐ医師にみてもらったほうがいいんだなと、とても痛感しました。自己では対応しきれない怖さを知りました。』『慢性的な貧血、原因にも様々なケースがあるんですね。ピロリ菌って名前はよく聞くけれどいまいち何なのか分かっていなかったので、そんなケースもあるのかと初めて知り驚きました。ためになります……。』『ピロリ菌って胃の病気だけでなく、貧血まで起こすんですね。ピロリ菌は検診ですぐに分かると聞きました、定期検診の重要性がわかりました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに病院へHさんの貧血は、ピロリ菌が原因だったようですね。体調不良を自力で対処しようとせず、専門家に相談することで原因や解決法がわかるかもしれませんね。病状が思わぬ疾患から来ている場合もあるため、適切な治療を受けるためにも早めの受診が大切です。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに病院で受診してみてくださいね。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月22日2023年11月14日、お笑いコンビ『フォーリンラブ』のバービーさんがパーソナリティを務める、『バービーとおしんり研究所』(TBSラジオ)に、お笑いタレントの、いとうあさこさんが出演。そこで語られた、いとうさんの『隠れ病』について、驚きの声が上がっています。いとうあさこ、『隠れ病』を告白同日、合間に食べたシュークリームの話や、健康の話などで盛り上がった、バービーさんといとうさん。いとうさんは放送の中で、体力維持のためのアミノ酸を摂取していることを明かしました。芸能界でも大の酒好きで知られるいとうさんは、お酒についても「たらふく飲んでいる」と話しながらも、自分の身体の状況を把握するため、年に一度、健康ドックを受けているそうです。一応、1年に1回人間ドックに行ってんの。(身体の)各所、よくないだろうと思って。だけど、お酒にまつわるところ、肝臓とか、糖とか出るじゃん。ものすごい標準値なの。Amazon Music Presents バービーとおしんり研究所ーより引用酒で異常が出やすい、肝臓や糖の数値は正常だという、いとうさん。これにはバービーさんも「それすごいですね」と称賛した後、「でも肝臓が強すぎる人って、脳にくるっていうじゃないですか」と、脳の異常がないかを心配したのです。バービーさんのひと言に対し、「脳ドックもしょっちゅうやっている」と答えた、いとうさん。脳ドックを受けるのは、明確な理由があってのことでした。テレビでさ、やるじゃん、健康診断みたいな(企画)。あの(テレビ番組で健康診断を受けた)時に、結構普通にあることらしいんだけど、みなさんにね。「隠れ脳梗塞が4個ある」っていわれて。まあ、意外に(多くの人に)あると。正直、そんなに重く考えなくていいけど、できたものは一生なくならないんだって。だから、そのままキープか、おっきくなるかしかないから、確認してる。そしたら全然おっきくなってない。だからどうやら、もうちょっと、元気そう。Amazon Music Presents バービーとおしんり研究所ーより引用いとうさんは、とあるテレビ番組に出演した際、隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)が4つあることを告げられたのです。無症候性脳梗塞とは、脳卒中発作の経験がない状態にも関わらず、脳ドックでMRIを撮った時に発見される、軽度の脳梗塞のこと。無症状ではあるものの、将来的な脳疾患のリスクが上がったり、大きくなったりするといわれていることから、いとうさんは無症候性脳梗塞の状況を把握するために脳ドックを受けているといいます。結果、同日現在は悪化していないとのこと。「もうちょっと元気そう」と、笑って明るく話していました。【ネットの声】・健康診断、全然行っていない。私もいかなきゃって思いました。・人間ドックや脳ドックを定期的に受けているなんて、えらい!・同世代の話なので、他人事じゃないと感じました。表面上は健康で、問題なく日常を過ごしていても、隠れている病気に気付けないことはあります。手遅れにならないよう、年に一度は健康診断を受け、自分の身体の状況を知ることは大切です。いとうさんが毎日元気に過ごせるよう、多くの人が願ったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月16日恋愛したいけど、結婚したいけど、特定の人が頭に浮かばないという方も少なくないでしょう。実は、素敵な人と出会っても気付かずスルーしちゃっている「恋愛できない病」が原因かもしれません。今回はその原因と克服法を紹介します。現状の暮らしに満足している仕事や趣味に没頭すると、恋愛をしたいという気持ちが自然に薄れてしまいます。充実した一人の時間が心地よく、恋がうまくいかなかったときにはすぐに諦めてしまうという習慣がついていませんか?とはいえ、心が満たされているときほど、素直に人を好きになれるもの。必要以上に「恋しなきゃ!」と焦るより、魅力的な人との出会いを待つことで解決するかもしれません。忙しさに追われている「仕事が忙しい」「もう寝る時間…」という生活をしている人は、そもそも恋愛に対する余裕がないかもしれません。恋愛をするにはエネルギーと時間が必要です。恋愛をしたいなら、仕事とプライベートのバランスをとることが重要。時間に余裕がない場合、スケジュールを埋め尽くさず、恋愛する余裕を作ることが大切です。たとえば、彼からデートの誘いを受けたとしても、1ヶ月先にしか空きがなければ恋愛を進めることは難しくなってしまうでしょう。自己愛が足りない自分を好きになれないと、他人を心から愛するのは難しいものです。また、自己評価が低いと「自分のことを好きになってもらえるはずがない」という思考に陥りがち。彼と一緒になっても、自己肯定感が低いせいでうまくいかなかったりします。長らく好きな人ができていないという人は、まず自分自身と向き合うことをオススメします。不安定な生活安定的な収入や仕事が見つからず、恋をする余裕がないという人もいるでしょう。日々の生活が不安定だと、恋愛が後回しになるのは当然。そんなときは、焦らずに生活を安定させることから始めましょう。心と生活環境を見直す好きな人ができないのは、出会いがないからだけではありません。恋ができないのは、自分自分または自分の生活に原因がある場合もあるのです。恋がしたくなったとき、まず恋を始められる環境作りから始めてみましょう。(Grapps編集部)
2023年11月11日高齢化が進むなかで、患者数が年々増加してると言われているパーキンソン病。現在、日本には20万人以上の患者がいるとされています。そんななか、パーキンソン病の当事者が主演を務める日本初の劇映画『いまダンスをするのは誰だ?』がまもなく公開。そこで、病と闘いながら活動しているこちらの方にお話をうかがってきました。樋口了一さん【映画、ときどき私】 vol. 602人気番組「水曜どうでしょう」シリーズのテーマソングである「1/6の夢旅人2002」や日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」などで知られ、数多くの有名歌手たちにも楽曲を提供してきた樋口さん。パーキンソン病を17年間も患いながらシンガーソングライターとして積極的に活動を続けていますが、本作では俳優初挑戦にして初主演という大役を務めています。今回は、役作りの苦労や病気との向き合い方、そして諦めそうになった自分を変えてくれた音楽との出会いなどについて語っていただきました。―まずは、どういった経緯で、主演のお話が来たのでしょうか。樋口さん最初は主題歌を頼まれたので、二つ返事で受けました。ところがしばらくして、「主役をお願いしたい」という手紙が突然届いたんです。そのときは本当に寝耳に水で、どうやって断ろうかということしか考えていませんでした(笑)。―そこから引き受けようと気持ちが変わったのはなぜですか?樋口さん一晩寝たあと、「辞退させていただきます」と連絡をして電話を切ったときの自分を想像してみたんです。そしたら、やったことがないという理由だけで断るのは、表現に携わる人間としてもったいないなと。それに、これから先の人生で「映画の主役をやってほしい」なんて言われることはまずないだろうと思ったんです。そう考えているうちに、だんだんやってみたいなと考えるようになりました。将来を考えて落ち込んでしまうときもある―初めての演技でわからないことも多かったと思いますが、俳優の知人に相談したことはありませんでしたか?樋口さん周りにいっぱいいるので、それも考えたんですよ。でも、下手に技術を植え付けられると、逆に余計なことをしちゃうんじゃないかなと思ってやめました。そこで、セリフを覚えたうえで、どうしたらそれを普段話しているように言えるかということにまずは重きを置くことにしました。とはいえ、自分で編み出した方法だったのでいまでも不安はありますが、一番長くやってきた音楽を生かして歌を歌うようにセリフを言えた部分もあったかなと思っています。―演じるうえで、同じ病を抱える主人公に共感する部分もあったのではないでしょうか。樋口さんそれはありましたね。ただ、病気を宣告されて怒りに任せていろんなものを壊していく彼のような反応は僕にはなくて、自分はわりと淡々と受け止めることができたので、そこは違ったかなと。でも、治療法のない難病なので、将来のことを考えて落ち込むことは僕にもあるのでわかる部分はありました。―ということは、役づくりに関しては技術的な難しさはあっても、感情的にはすんなりとは入れたと。樋口さんそうですね。劇中に何もかも失ってビルの屋上で泣くシーンがありましたが、そこも気持ちがわかるので、家族も友達も全部奪われた子どものような感じで演じました。病気に蓋をせず、個性として扱ってほしい―今回はセリフ以外にもダンスを覚えるのが大変だったと思いますが、これまでにダンスのご経験は?樋口さん小学校のときに踊ったフォークダンスの「オクラホマ・ミクサー」以来ですよ(笑)。今回は、撮影の約2か月前から先生に振りを教えてもらいながらロックダンスを練習しました。覚えるのが大変なのはもちろんですが、全然かっこよくならなくて…。でも、娘のために一生懸命なんだけど、イマイチなところがこの映画では大事だと思ったので、真剣だけどイケてない感じをそのまま出しています。―本作では、パーキンソン病の方に対してきつく当たったり、心ない言葉をかけたりする不寛容な社会の様子も描かれていますが、ご自身もそういった経験はありますか?樋口さんいまのところ、僕はそういう場面に遭遇したことはありませんね。でも、コンスタントに薬を飲んでいないと、突然動きが取れなくなってしまうので、日常生活のさまざまな場面で自分が周りに気を遣ってしまうことはよくあります。薬が効いているときは普通に動けているので、周りも病気であることを忘れていろいろ誘ってくれるのでそれはうれしいんですけど、相手に迷惑をかけるのが嫌だなと思って自分が断ってしまうことが多いですね。でも、僕は極力自然に接してほしい気持ちもあるので、もしみなさんの周りにパーキンソン病の方がいたら、病気に蓋をしてしまうのではなく、その人の個性として扱ってもらえたらいいなと思います。公表したことで、エネルギーを活動に使えるようになった―ご自身がパーキンソン病の診断を受けたのは2009年ですが、不調を感じてから病名がわかるまで3年もかかったそうですね。樋口さん当時は何だかわからなかったので、まず正体を現してほしいとつねに思っていました。僕の場合は、典型的な症状である手の震えが出なかったので、それが病気の診断が遅れる理由だったのかもしれません。そんななかで、「もしかしてパーキンソン病なんじゃないか?」と自分で思うようになり、そのことを医師に告げて調べてもらったら、パーキンソン病であることがわかりました。難病であることは知っていましたが、病名がわかったことでホッとした部分はあったと思います。―とはいえ、公表するまでには葛藤もあったのではないでしょうか。樋口さん最初は「言わないのが当然」というか、自分の弱みは伏せておくのが普通の対応だと思っていました。でも、何かを隠すというのはエネルギーを使いますからね。公表したことによって、そこに使うエネルギーを自分の活動に向けられるようになったので、以前よりも負担は軽くなりました。ただ、実際は会社や同僚にも隠しながら闘っている人は多いとは思います。会社勤めしている方は、「組織のなかで正常な役割を果たせなくなった」と自分で言うようなものですからね…。そこは、僕とは違うプレッシャーがあって大変だろうなと感じています。―ご自身は歌手をやめようと思ったことはなかったですか?樋口さん僕が熊本に移住したのは、いまから12年ほど前ですが、一番声が出なくなってしまったときでもあったので、実は「やめるしかないのかな」と考えたこともありました。ライブをしてもお客さんに対してうまく表現できなかったのが、本当に情けなかったんですよね。「何があってもバッドエンドはない」と考えている―そこからどうやってまたモチベーションを上げて、活動を続けられたのでしょうか。樋口さんその瞬間についてはいまでもはっきりと覚えていますが、中島みゆきさんが吉田拓郎さんに向けて書いた「永遠の嘘をついてくれ」という曲をお二人が歌っている音源を聴いたときのこと。自分に言われている気がして、涙が止まらなくなってしまったんです。そのあとに、諦めることを1回諦めてみようかなと。音楽は世界を変える力があるかどうかはわからないですが、人の気持ちを変えることができるんだなと自分で実感しました。そういった感覚は、ザ・ビートルズを初めて聞いたとき以来だったと思います。―病気と向き合うなかで、考え方が大きく変わったこともありましたか?樋口さん僕は「自分=パーキンソン病」ではなくて、パーキンソン病という“荷物”が1つ増えたなという感覚です。でも、「何でこんな荷物を持たなければいけないんだろう」というよりも、「この荷物を抱えた人生にはきっと何か理由があるんだろう」と思っています。その理由は死ぬまでわからないかもしれませんが、「必ず知ることができるときが来る」と信じていて、いまはそれを楽しみに待っているような感じです。―そういう気持ちは、創作活動にも影響を与えているのではないかなと。樋口さんそれはありますね。特に自分が書く詩には変化があって、「何があってもバッドエンドはない。すべての終わりはハッピーエンドなんだ」というようなものを作ることが増えました。以前からそういうところはあったのかもしれないですが、この病気になってからは、「ネガティブなことが起きても、それはハッピーエンドのための障害物であり通過点」みたいな内容が多くなってきたなと自分でも感じているところです。いまは、ギターを弾きながら歌えなくなったとか、できないこともいろいろと増えています。でも、ファンの方々も見守るように受け入れて、やれることを精一杯しているところを見てくださっているのでありがたいです。30代をすぎても、子どもように楽しんでほしい―いつでもポジティブな樋口さんの姿に、救われている方も多いと思いますが、実際に反響を感じたことはありますか?樋口さん最近、「水曜どうでしょう」のキャラバンで各地を回っていたのですが、そのときに「1/6の夢旅人」という楽曲がいかにたくさんの方の人生に関わっているのかを知ることができました。結婚式で使ってくださった方や「泣きました」という方など、あの曲のなかにはみなさんのいろんな感情が入っているんだなと。多くの人の背中を押す役割も担っているようなので、いまでは自分の手を離れて大きなものになっているんだと感じています。―それでは最後に、ananweb読者にメッセージをお願いします。樋口さん20代からすると、30代というのは年を取ってしまったなと一番感じるときかもしれません。でも、いま自分が59歳になって思うのは、30代って全然子どもだなということ。なので、みなさんには“ガキ感”みたいなものを発揮してもらって、もっと楽しんでほしいなと思います。僕でさえ、自分もまだまだガキだなと感じているので(笑)。30歳すぎたからと悲観することなく、突き抜けてもらいたいです。インタビューを終えてみて…。音楽を深く愛し、どこまでも前向きな樋口さん。病気であることを感じさせない力強い言葉には、背中を押されるような感覚がありました。「音楽をやることが自分の役割だったと言われたい」とも語っていた樋口さんの活動をこれからも楽しみにしたいと思います。次にダンスをするのはあなた!実話を基にパーキンソン病を抱えながら生きる人たちのリアルを描きながら、家族や周囲の人たちとしっかりと向き合うことの大切さも描いている本作。自分らしい生き方を見失いがちな現代に生きる人たちにとっては、「自分だけではない」と新たな一歩を踏み出す勇気をもらえるはずです。写真・園山友基(樋口了一)取材、文・志村昌美ストーリー家庭を顧みることなく、仕事一筋で生きてきた功一。妻とはすれ違いが続き、娘とも仲が悪くなってしまう。そんなある日、若年性パーキンソン病だと診断されるも、それを受け入れることができず、一人で孤独を抱えていた。職場でも仲間が離れていくなか、パーキンソン病のコミュニティに通い始める。本音を話せる友人ができたことで、人とのふれあいの大切さと痛感するのだった。そして、不仲だった娘ともダンスを通じて、お互いの関係を改善しようと試みることに…。まっすぐな思いが詰まった予告編はこちら!作品情報『いまダンスをするのは誰だ?』10月7日(土)より新宿K’scinemaほか全国順次公開配給:アークエンタテインメント(C)2022いまダンフィルムパートナーズ写真・園山友基(樋口了一)
2023年10月05日なんとなくだるい、疲れやすい、頭が痛いという症状が起こった場合、その原因は、いわゆる「気象病」の可能性があります。気象病とは、気象や天候の変化によって発症したり、悪化したりする体調不良の総称です。医学的な診断名ではないですが、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回は秋に見られやすい気象病の特徴と対策について解説していきます。気象病が起こる原因気象病になる原因として「自律神経の乱れ」が挙げられるでしょう。自律神経は、呼吸・血液循環・消化・体温調整をはじめとする、体に備わる様々な機能をコントロールしています。気温や気圧などの変化によって自律神経が乱れると、様々な症状につながる恐れも。実は要注意! 秋の始まりの気象病夏の暑さで体力を消耗したあとにやってくる秋。実は気象病が起こりやすい時期でもあります。夏から急激に肌寒さが増してくる時期でもあるため、自律神経のひとつである交感神経が優位な状態が続きます。特に夜から朝方にぐっと気温が下がるようなとき、寝冷えしやすくなってしまうでしょう。その結果、疲れが残ってしまったり、肩こりや頭痛、免疫力の低下といった症状がおこりがちです。また、台風がやってくることで気圧の変動も起こりやすいのですが、この気圧変動も自律神経に影響する可能性も考えられます。気象病の対策1.規則正しい生活をする毎日体内時計を整えるために、朝起きたらまず太陽の光を浴びるようにしましょう。秋は徐々に日照時間が短くなっていくため、日光浴がよりいっそう大切になってきます。特にうつ病傾向のある人は意識してみてください。秋の長雨ですっきりしない日が続くこともありますが、決まった時間に起床し、決まった時間に就寝するリズムを守ることが体調を保つのに有効です。2.気温の変化を意識する秋に差し掛かると、残暑を感じる日があったと思えば秋雨とともに冷え込んだりと、日によって寒暖の差が大きくなります。天気予報などもチェックしながら、体が冷えないように服装を変えましょう。調節しやすいように、一枚羽織れるようなものを持ち歩いておくのもいいですね。また、就寝中に冷えてしまわないように、最低気温の予報をチェックして厚手のパジャマをチョイスしたり、布団の上に毛布を一枚多く被せてみるなど準備しておくのが大切です。3.入浴後の湯冷めに気をつける暑かった夏が終わって秋になると、気温も下がって過ごしやすい季節になります。そこで意外にやりがちなのが、湯冷めです。特に、長風呂をして体がぽかぽかにあったまった後などは要注意。夏場ならなかなか体が冷えることはないですが、秋になってくると、いつの間にか体が冷えてしまっていることも。油断せずに、すぐに着替えて体の熱を逃さないようにしたいですね。4.冷たいものを食べすぎないように気をつける徐々に涼しくなってくる秋。夏と同じ気分で冷たいものを摂っていると、体の冷えを誘発してしまっているかも。また、トマトやなす、きゅうりやキャベツといった野菜やパイナップル、バナナなどの果物は体を冷やすとされており、摂りすぎには注意したいですね。5.体力をつけ、体を温める食材を摂る秋は、冬の寒さに負けない体を作るために大切な時期でもあります。冷え性の改善にも、タンパク質を多く含む魚や鶏肉をしっかり摂って、筋肉を維持し、基礎体力を保つことが大切です。さらに、しょうがやキムチ、にんにくといった体を温める食材を日々の食生活に盛り込むことで、冷え知らずの体を作っていきましょう。さいごに寒暖の差が大きくなるこの時期、気象病を避けるためには、自律神経の働きを正常に保つことが大切です。特に冷たい食べ物や飲み物など、身体を冷やしやすい食生活をしている場合は、体の不調につながりやすいです。季節の変わり目は今回ご紹介したようなポイントに注意してみましょう。©buritora/Adobe Stock©golubovy/Adobe Stock©japolia/Adobe Stock著者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年09月14日動物保護施設に預けられる動物の中には、長い間、路上で生活していたと思われる動物がいます。人の手による世話をされていない犬や猫は、不衛生な環境にいたことから健康上の問題を抱えているケースが多いそうです。皮膚病で目が開けられなかった保護猫アメリカのフロリダ州に住むアンドレア・クリスチャン(turtlecatfoster)さんは猫が大好き。アンドレアさんは地元の動物保護シェルターにいる猫たちの仮里親として、これまでに多くの保護猫の世話をしてきました。2023年4月、彼女はシェルターに連れて来られたオスの野良猫を一時的に引き取ることにします。人懐っこいその猫は去勢済みでしたが、マイクロチップは付いていませんでした。猫は体の大部分がダニによる皮膚感染症の疥癬(かいせん)を患っていて、見るからに痛々しい状態。疥癬が顔にも広がっていたため、猫は目を開けるのもつらそうでした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 猫はミスティックと名付けられます。アンドレアさんは疥癬の治療のために、ミスティックくんの体を洗ったり、皮膚にできたかさぶたを取り除いたりと、懸命な世話を続けました。その甲斐あって、ミスティックくんの皮膚の状態は少しずつ改善していきます。そして、ミスティックくんが目を開けた時、アンドレアさんはあることに気付きました。ミスティックくんの目はとても美しいオッドアイだったのです。 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 左右の目の色が異なるオッドアイは白猫に多いといわれます。右目が青色で、左目が緑色だというミスティックくんの写真には、多くの人が驚きの声を上げました。・なんてゴージャスなオッドアイ!・保護された時と同じ猫とは思えないほど美しいね。・こんなにハンサムな猫を見たことがないよ。 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 ミスティックくんはアンドレアさんの家族にはとても懐いていますが、譲渡会へ行くとシャイになってしまい、毛布の中などに隠れてしまうのだそうです。そのため、同年8月13日時点では、まだ里親が決まっていないとのこと。アンドレアさんはミスティックくんの愛らしさが分かるような動画を投稿するなど、早く家族ができることを願っています。人とペットにも縁があるので、ミスティックくんはきっと最適なタイミングで最高の里親に出会えるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月22日在宅ワークを始めて約2年の40代半ばの私。気が付いたら慢性的な腰痛になっていました。同じタイミングでダイエットのためにYouTube動画を活用していたため、腰痛改善のためにも動画を頼りに、体操やストレッチをあれこれと試しました。私はとにかく面倒くさがりで、何をしてもあまり続かないタイプ。そんな私がどのような体操やストレッチを続け、腰痛を改善したか、その体験をご紹介します。★関連記事:「いつの間にか骨折」だったらと心配に…腰痛の治りが遅いので骨密度検査をしてわかったことは在宅ワークを続けていたら腰痛に30代までは腰痛をあまり感じたことがなかった私。しかし、40代に入ってから始めた在宅ワークを夢中になって続けて約2年、気が付いたら腰痛を感じるようになっていました。私が選んだ在宅ワークはWebライターです。できるだけたくさんの記事を仕上げようと、1日10時間以上も座りっぱなしでパソコンに向かうこともざらでした。さらに、私の作業環境も良くなかったようです。デスクにパソコンを置き、椅子に座っていれば腰への負担はましだったでしょう。しかし、私はかなり低めの座卓にパソコンを置き、床に直に座って作業していたのです。椅子に座ってパソコンに向かうのと比べ、かなりの前傾姿勢が強いられるため、腰に大きな負担がかかってしまったと思われます。来客の前で笑えないほど腰が痛い私が自分の腰痛の深刻さを痛感したのは息子の誕生会のこと。わが家に友人家族を招き、餃子パーティをおこないました。子どもたちや友人にはテーブルについてもらい、餃子を包んでホットプレートで焼いてもらいました。一方私は自家製の餃子の皮を伸ばしたり、皿を出したり、洗い物をしたり、立ちっぱなしの時間が続いてしまったのです。そんなとき、脂汗がにじむような重だるい痛みが腰を襲いました。最初のうちは笑顔で子どもたちの、「ジュースちょうだい」「箸はどこ?」「キウイむいて!」などの要求に応えることができましたが、そのうち歩く、腕を伸ばす、かがむなどすべての動作に「よいしょ!」と声をかけなければならない始末。やっと座れた!と思ったときに、もう一度キウイの皮をむくように頼まれたときは、真顔でお断りしてしまいました。せっかくの楽しい誕生会、しかも自分で人を招待しておきながら笑顔になれない状況に、私は心底腰痛を恨みました。そして、腰痛をなんとかしたい!と思ったのです。簡単な体操とストレッチで腰痛対策しかし腰痛だからといって、在宅ワーカーには整体に行く時間とお金の余裕はありません。そこで私は動画などの情報を頼りに、いろいろと体操やストレッチを試し、腰痛を改善しようと思いました。普段ダイエットのためにYouTube動画を活用していたこともあり、「簡単腰痛」などのキーワードでYouTube動画を検索。いくつかの方法を試したなかで、効果が感じられ、しかも継続できたものは腰に手を当てて腰を反る体操、腰に手を当てて腰を回す体操、椅子に座りながら足首を太ももの上にのせて上体を倒しておしりの筋肉を伸ばすストレッチなど。どれも非常に簡単で、誰にでもできる腰痛対策です。私は元々かなりの面倒くさがりで、縦のものを横にもしないというようなタイプです。ですから、どんなに効果が感じられる対策でも、ちょっとでも面倒に感じられると、継続することができません。例えば、床にゴロンと寝転がるストレッチなどは床を片付ける必要があるため、それだけで「面倒くさい!」と思ってしまうのです。そのため、私は初めから片付けや道具の用意などのいらない、できるだけ簡単におこなえそうな腰痛対策を探しました。そして、作業の合間のほんの少しの隙間時間に、見つけた簡単な腰痛対策を、ちょっとずつでも良いからおこなうようにしました。以前は洗い物で台所に立つだけでもすぐに重だるくなってきた私の腰。それが、体操やストレッチを始めてから3週間ほどたったときでしょうか。1食分を調理し、洗い物まで済ませても痛みはほとんど感じられないほどになったのです。まとめもちろん、体操とストレッチは万能ではありません。長時間座りっぱなしの毎日を送っていることもあり、体操とストレッチだけでは100%腰痛とさよなら!というわけにはいかないようです。それでも、体操などを始めて1カ月もたたないうちに、何も対策をしていなかった時期とは比べものにならないくらい腰痛がラクになったと感じました。これからも在宅ワークの毎日が続きます。面倒くさがりの私ですが、腰痛に苦しむくらいなら少しは頑張らざるを得ないでしょう。仕事とともに、簡単な体操やストレッチも続け、できる範囲内で腰痛対策をしていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/鯉生美絵(43歳)民宿経営とライターの兼業をしている2人の男子の母。痩せの大食いと言われた時代を過ぎ、気付いたら内臓と一緒に年を取っていた。YouTubeを先生にいろいろなエクササイズやファスティングを実践、浮き輪肉や不調と戦う昨今。
2023年07月29日夏の季節、冷房の効いた屋内と暑い屋外を頻繁に行き来することが多い人は、「冷房病」に注意が必要です。女医の筆者が、女性が気を付けるべき「冷房病の特徴と対策」について詳しく解説します。冷房病とは医学的に病名があるわけではないのですが、冷房によって冷やされた空間に長時間いたり、暑い屋外と冷やされた屋内の気温差を頻繁に感じたりした場合に起こる不調が「冷房病」とされます。一般的に自律神経の乱れによって起こると言われています。私たちの身体は自律神経の働きによって体温調整をしています。気温が高いときには副交感神経が優位になり、汗をかいたり血管を拡張したりすることで体温を下げるように働きます。逆に気温が低いときには、交感神経が優位になって血管を収縮させることで、体温の低下を防いでいます。冷房環境によってこの自律神経が乱れると、様々な症状が現れます。冷房病の症状冷房病の症状には、次のようなものが挙げられるでしょう。・頭痛やめまい・不安やイライラ・疲れやだるさ・手足の冷え・食欲不振・下痢もしくは便秘・睡眠障害・足のむくみ糖質が大好きな人は要注意!?糖質を摂りすぎると、体を冷やしてしまう可能性が。糖質を摂取すると、まずは血糖値が上昇します。これに対して体は、インスリンという血糖値を下げるためのホルモンを分泌します(※1)。インスリンの作用により、交感神経が活性化して体温が上昇しやすい状態に。ところが、食べたものの消化が進んでくると、インスリンの分泌が減るとともに、体温が下がりやすくなります。このときに冷房の影響が合わさると、いわゆる冷房病の症状が強く出やすいと考えられています。冷房と糖質摂取のダブルパンチで体温の調整がうまくいかなくなると、体調を崩しやすくなってしまうでしょう。冷房病の対策冷房病は、自律神経の乱れにより多様な症状を引き起こします。さらに、糖質の多い食事は食後しばらくすると体温を下げてしまい、その症状を悪化させる可能性があります。このような事態を防ぐためには、冷房の適切な使用と食事の見直しが有効です。冷房の適切な使用冷房の設定温度は28度程度に設定しましょう。外部との温度差が大きすぎると、体調を崩しやすくなります。オフィスや喫茶店などで空調設定を自由にコントロールできないときのために、ひざ掛けや羽織などの体温調整ができるアイテムを常備して、冷えすぎないように気をつけましょう。自然の風を取り入れて、定期的にしっかりと換気を行いましょう。食事の見直し糖質を多く含む食品の摂取は控えましょう。お菓子やジュースなどの糖質を多く含む飲料は、血糖値の急上昇を起こしやすいので注意しましょう。仕事など、毎日冷房がしっかり効いた場所で過ごす場合は、体を温める食品を摂取するのもおすすめです(例:生姜や唐辛子など)。血糖値の急激な上下を防ぐために、サラダや小鉢などから食べ始め、ご飯などの糖質の摂取はそのあとにすると良いでしょう。早食いも避けてください。適切な対策で冷えない体づくりを!暑さを我慢して熱中症になってしまうのは避けたいものの、冷房の使いすぎによって夏バテを引き起こしてしまうこともあります。暑さ対策として適切に冷房を使うのは大切なことですが、使用方法や食生活に気をつけることも重要です。適切な対策を行って、暑い夏を健康的に過ごしましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネットインスリン©izzetugutmen/Westend61/yuruphoto/eternalcreative/Aja Koska/gettyimages筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年07月17日梅雨になると、なんとなくだるい、疲れやすい、頭が痛いなどの症状を感じやすい人が増えるでしょう。その原因は、いわゆる「気象病」の可能性が。気象病とは、気象や天候の変化によって発症したり、悪化したりする体調不良の総称です。医学的な診断名ではないですが、最近話題になることが増えているトピックです。そんな気象病の特徴と対策について、女医の筆者が解説します。気象病が起こる原因気象病になる原因は、ひと言で言うと「自律神経の乱れ」が考えられます。自律神経は、呼吸・血液循環・消化・体温調整をはじめとする、体に備わるさまざまな機能をコントロールしています。例えば、酸素を取り込むために呼吸をし、全身に血液を送るために心臓が拍動するといった変化が、意識しなくてもできるようになっているのです。気温や気圧などの変化によって自律神経が乱れると、様々な症状を引き起こすことにつながります。梅雨は特に、体内の水分バランスが乱れやすい時期。東洋医学では、季節の変化など、体に悪影響を及ぼす外的要因のことを「外邪(がいじゃ)」と言います。東洋医学には「湿」という概念があり、梅雨時期には「湿」という外邪(=湿邪)が問題に。湿邪は慢性的な疲労感やだるさ、頭痛、関節の痛みなどを引き起こすとされているのです。コーヒー好きの人は要注意湿邪による気象病を改善するためには、水分や塩分を適切に摂取するのがおすすめです。基本的に湿邪は、体に湿がたまった状態とされており、体内の水分の循環を良くすることが改善のポイントになります。カフェインを含む飲料や食品は、利尿効果があるので効果的だと思いがちですが、控えた方がベター。カフェインには血管を収縮させる性質があり、気象病の症状として起こりやすい頭痛や偏頭痛を悪化させる可能性があります。そのため、コーヒー、紅茶、エナジードリンク、チョコレートなどの過剰摂取は避けた方が無難です(※1)。また塩分が高い食品も、体内の水分バランスを乱すことがあります。特に加工食品や外食は、塩分が高い傾向があるので控えるようにしましょう。食事以外の対策方法食事面以外でおすすめしたい、気象病の対策を3つご紹介します。【適度な運動】まずは、適度な運動を心がけ、余計な水分をためない体作りをしましょう。軽い運動を習慣にして、汗をかけるように体を整えるのがおすすめです。その他、しっかりストレッチをしたり、早歩きをしたりして、水分をためにくく血行が良い状態にしましょう。【十分な睡眠】疲れがたまると、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。十分な睡眠をとり、体力の回復に努めましょう。【ストレスケア】慢性的にストレスがたまると、自律神経が乱れて体調を崩しやすくなります。自分に合ったリラクゼーション方法を見つけ、適切にストレス管理をしましょう。もし、むくみや頭痛といった不調が続く場合は、医師に相談して適切な漢方を処方してもらいましょう。まとめコーヒーなどのカフェイン好きな方は特に、梅雨の時期の気象病に気をつけましょう。適切な対策を行えば、体調不良を防ぐことができます。適度な運動とバランスの良い食事、適切な休息、ストレス管理を心掛けてください。もし、体調を崩してしまった場合は、セルフケアに取り組んでみましょう。健康維持は自己管理から始まるもの。少し意識するだけで、気象病から身を守ることはできますよ。いよいよ梅雨が到来しましたが、皆さんの健康をお祈りしています。【参考】※1 農林水産省 カフェインの過剰摂取について©︎Jamie Grill/DimaSobko/Tom Dunkley/gettyimages筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年06月16日フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『糖尿病専門医だから知っているアルツハイマー病にならない習慣』(牧田 善二・著)を2023年6月12日に発売いたしました。『糖尿病専門医だから知っているアルツハイマー病にならない習慣』(牧田善二・著)詳細URL: 高齢者の5人に1人が認知症になる時代、そのうちのおよそ7割が「アルツハイマー型認知症」に苦しめられている現状にあります。これまで、一般人に向けたアルツハイマー病に関する本は、星の数ほど出版されてきました。しかし、そこには発症のメカニズムや症状について詳しく書かれていても、その予防法と進行の食い止め方に対する答えはありませんでした。「そもそもグレーゾーンとはどういうものなのか」「そこで何をすれば良いのか」「日頃の生活でどんなことに気をつけるべきなのか」「何かサインが出ているとしたら、どうキャッチしたらいいのか」本書は、そんな「認知症になりたくない」という読者の切なる願いに答える唯一の本です。実は、アルツハイマー病は「糖尿病」と深くリンクしており、専門家の間では、アルツハイマー病は「3型糖尿病」という認識が広まりつつあります。つまり、アルツハイマー病を予防する上では、糖尿病に関する深い知見が必要になるということです。著者は、糖尿病専門医として、これまでに20万人以上の患者にアドバイスを行ない、実際にアルツハイマー病の進行を食い止めてきた実績があります。年齢も、置かれている状況も問わず、アルツハイマー病に不安を抱く人なら誰でも活用できる「一生アルツハイマー病とは無縁の生活」を送るための1冊です。■著者プロフィール牧田 善二(まきた・ぜんじ)1979年、北海道大学医学部卒業。地域医療に従事した後、ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行なう。この間、血中AGEの測定法を世界で初めて開発し、「The New England Journal of Medicine」「Science」「THE LANCET」等のトップジャーナルにAGEに関する論文を筆頭著者として発表。1996年より北海道大学医学部講師、2000年より久留米大学医学部教授を歴任。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業。世界アンチエイジング学会に所属し、エイジングケアやダイエットの分野でも活躍、これまでに延べ20万人以上の患者を診ている。著書に『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)、『糖質オフのやせる作りおき』(新星出版社)、『糖尿病専門医にまかせなさい』(文春文庫)、『日本人の9割が誤解している糖質制限』(ベスト新書)、『人間ドックの9割は間違い』(幻冬舎新書)、『20万人を診た老化物質「AGE」の専門医が教える 老化をとめる本』(フォレスト出版)ほか、多数。■主要目次はじめに がんより怖い不治の病に勝つ方法第1章 アルツハイマー病が治るという真っ赤な嘘第2章 アルツハイマー病は「脳の糖尿病」第3章 脳を萎縮させる12の原因第4章 今からでも間に合うアルツハイマー病予防対策第5章 事例多数! アルツハイマー病予防治療の劇的効果おわりに 夢を持って楽しくアルツハイマー病を予防する■書籍概要書名 : 糖尿病専門医だから知っているアルツハイマー病にならない習慣著者 : 牧田 善二ページ数: 192ページ価格 : 1,760円(税込)出版社 : フォレスト出版株式会社ISBN : 978-4-86680-231-2発売日 : 2023年6月12日URL : ■会社概要商号 : フォレスト出版株式会社所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F設立年月日: 1996年4月1日代表取締役: 太田 宏業務内容 : 出版物の企画・制作及び販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月12日腎臓に関する病気は男性がかかるものというイメージを抱いている人も少なくないが、中高年になると女性の患者が増加してくるという。「病気のシグナルを『更年期だから』とか『気象病のせい』と思い込んで放置していると、症状がどんどん進行してしまうこともあるので注意が必要です」そう警鐘を鳴らすのは、泌尿器科の専門医である「くぼたクリニック松戸五香」の窪田徹矢院長だ。腎臓は背中側の腰より上に位置し、背骨をはさんで左右に一つずつある臓器。握りこぶしより少し大きく、空豆のような形状をしている。「“血液の浄化槽”の役割をしているのが腎臓です。血液をろ過して老廃物や余分な塩分を尿として体外に排出するほか、体の中の水分量のバランスを保つなど、体内を常に最適な環境にしてくれているのです。同時に、ビタミンDを活性化し、カルシウムの吸収を促すことで骨を強くする働きもあります。女性は閉経後、女性ホルモンのエストロゲンの生成量が激減しますが、このエストロゲンには腎臓に集まった尿酸の排出を促す役割があります。そのため、閉経後は尿酸をきちんと排出できなくなることから、尿酸値の上昇を招くことがあるので注意が必要です」(窪田院長、以下同)尿酸値が上がると、痛風や尿路結石といった体に激痛が走る病気にかかりやすくなることはよく知られている。このほか、腎臓の機能低下によりカルシウムの吸収が十分にできなくなると、骨粗しょう症にもなりやすくなる。更年期症状の治療の一つとして、ホルモン補充療法によりエストロゲンを補う人もいるが、腎臓の機能はいったん低下すると元に戻すことが極めて難しいという。さらに、腎臓の病気は“サイレントキラー”といわれるように、自覚症状がないまま進行するケースが多いのが厄介だ。特に、40代以降は「慢性腎臓病」になるリスクが増大する。慢性腎臓病とは、腎臓の働きが低下した状態が3カ月以上にわたって続くことを指す。国内での患者数は約1千330万人、じつに8人に1人がかかっていると推計されている。患者の数は男性と女性でだいたい2対1といわれているが、窪田院長によると、女性の患者は40代後半から急激に増えてくるという。「腎臓は体内に2つあるため、どちらか一方の状態が悪くなっても、もう一方がそれを補おうとします。この時点では目に見える大きな支障もないため、発見が遅れてしまうのです」初期に自覚症状はほとんどなく、進行してくると、夜間頻尿、手足や顔のむくみ、かゆみ、貧血、倦怠感、立ちくらみやめまい、不眠などの症状が現れる。これら女性に多い不調に、腎臓病が隠れていることがあるのだ。「更年期障害で見られる症状に似ていますが、体が発するシグナルを見落とさないようにするしかありません。症状が進んでやがて末期の状態になると、自力で血液をろ過できなくなる『腎不全』になり、人工透析を余儀なくされます。同時に、脳卒中や心筋梗塞など突然死にも直結する深刻な病気を発症するリスクが大きく増加してしまうのです」肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などは腎臓の働きを衰えさせるが、生活習慣病やメタボなども慢性腎臓病につながるものであり注意が必要だという。「自覚症状をチェックするほかに、定期的に健康診断を受診することも大切です。検査項目には腎臓の機能を測る『血清クレアチニン』という指標があり、ここの数字を見ます。クレアチニンとは老廃物のひとつで、基準値を超えていた場合は腎機能が低下している疑いがあります」慢性腎臓病の発症・進行を避けるためには、腎臓に負担をかけないように生活習慣を改めることがカギとなる。「腎臓にとって好ましくない生活習慣として、喫煙、過度な飲酒、運動不足のほか、睡眠不足も挙げられます。ほかに、カフェインを含む飲み物にも気をつけましょう。利尿作用があるため、就寝前に取ると睡眠の質が低下してしまうことがあるためです」バランスのよい食事、ウオーキングなど適度な有酸素運動もきちんと心がけたい。また、これから暑さが厳しくなるなか、頻尿に悩む人が水分摂取をためらってしまうこともあるが、熱中症予防の観点で水分補給は不可欠だ。「夜間頻尿に悩んでいる人は、寝る2〜3時間前に飲む水の量をコップ1杯程度にしましょう。そのほかは日中の水分補給をしっかり行うようにすると、腎臓にもやさしく、深い眠りにつくことができます」更年期になったら健康診断をきちんと受けて、腎臓が発するSOSを見逃すことのないよう気をつけたい。
2023年05月31日日本人の8人に1人が罹患しているという「慢性腎臓病(CKD)」。罹患率に対し認知度は低く、30〜40代の半数近くがこの病気について知らないのだそう。閉経後は腎機能が低下しやすく、「慢性腎臓病」リスクも高まるのだとか。生活習慣とも大きく関係しているという「慢性腎臓病」について、内科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:肌のかゆみの原因はまさかの腎臓!? 腎臓の機能低下は頻尿や骨粗しょう症の危険性大!女性ホルモンの減少すると尿酸値が上昇してしまう閉経すると、女性ホルモンであるエストロゲンの生成量が激減します。これまで体の中にあったホルモンがなくなることによって、腎臓にどんな影響があるのでしょうか?「エストロゲンは、腎臓に集まった尿酸の排出を促進する役割を担っています。そのため閉経すると、尿酸がうまく排出できなくなり尿酸値が上昇しやすくなるのです。尿酸値が上昇すると、痛風や尿管結石といった体に激痛をもたらす病気のリスクが高まります。結石ができることで尿管や膀胱がふさがれてしまうと、尿がしっかりと排出できず、体に悪影響を及ぼすこともあります。それから、腎臓にはカルシウムの吸収を促進する活性型ビタミンDを作る役割があります。しかし、腎機能が低下すればその役割が果たせなくなり、骨粗しょう症を招くことがあります。骨粗しょう症の患者さんの中には、エストロゲンが減少しているだけではなく、腎機能が低下してしまっているという人もいます」(窪田先生)ホルモン補充療法などでエストロゲンを補えば、腎機能の低下を予防できますか?「エストロゲンを補充したからといって、腎機能が回復するというわけではありません。ですが、腎臓が悪くなりにくくはなると思います。骨粗しょう症や動脈硬化には効果的ですが、腎臓のためにホルモン補充療法を受けるということは現実的ではありません。閉経してエストロゲンの生成量が大幅に減少することで、骨密度の低下や心血管疾患のリスク増加、更年期障害などの健康リスクにさらされるようになります。他の症状のために治療を受けていたら腎臓にもいいことがある、くらいの認識にしておくのがいいでしょう」(窪田先生)慢性腎臓病ってどんな病気?自覚症状が出たときはかなり危険な状態!「慢性腎臓病」は、新たな国民病として近年話題になっている病気です。糖尿病や心臓病などと同じく、発症すれば生活の質を大幅に下げてしまう病気なのだとか。「慢性腎臓病とは、さまざまな腎臓病の総称のことです。例えば、糖尿病という病気は有名ですよね。ひと口に糖尿病といっても、妊娠糖尿病や1型糖尿病など病名はいろいろあります。慢性腎臓病も細かく見ていけば、慢性糸球体腎炎や腎硬化症などさまざまな病名があります。そうした慢性的に腎臓の機能が低下していく病気のことを、慢性腎臓病と呼んでいます。慢性腎臓病は腎臓の機能がかなり悪い状態にならなければ自覚症状が出てくることはありません。そのため、なかなか病気に気付きにくいということがあります」(窪田先生)なぜ自覚症状が出るのが遅いのでしょうか?「腎臓は体内に2つあるため、どちらか片方が悪くなってももう一方が働きを補ってくれます。働きを補えているうちは体もいつも通りですから、気付くのが遅れてしまうのです。症状としては、だるさやむくみ、高血圧や貧血など。どれも腎臓の機能が悪くなることで血液の循環や水分量の調節がうまくいかなくなって現れるものです」(窪田先生)腎臓病に気付くには定期的な検査が大切「健康診断で『血清クレアチニン検査』という項目を見たことはありますか? この検査は腎臓の機能を見る検査です。クレアチニンというのは老廃物の1種で、これが基準値を超えていた場合は腎機能が低下している可能性があります。もしオプション検査になっているようであれば、入れることをおすすめします。」(窪田先生)他に受けたほうが良いという検査はありますか?「そうですね、eGFR(推算糸球体ろ過量)という検査ですかね。これは腎臓が老廃物をどれだけ尿として排泄できているかを調べることができます。この数値が低ければ低いほど、老廃物が体内に残っているということですので、数値が低い人は腎機能が低下しているとされています。腎機能が悪いとエリスロポエチンという赤血球の働きを促進するホルモンの生成量が少なくなるため、貧血を起こしますので赤血球の数値なんかもチェックしておくと良いいいかもしれません。もし健康診断などで気になった点があれば、内科を受診して詳しく検査してくださいね」(窪田先生)まとめ今や腎臓病は生活習慣病の一つと言っても過言ではありません。自覚症状も出にくく、なかなか気付くことができない病気ですが、かかってしまうと生活にも影響が出てしまいます。定期的な検査で自分の状態を細かくチェックすることは大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年05月02日年を重ねると、筋力や体力の低下を感じるようになりますよね。実は気付いていないだけで、内臓も加齢とともに機能が低下していくもの。特に「腎臓」の機能低下はさまざまな病気のきっかけになるのだとか。今回は年とともに衰えるという腎臓について、内科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医★関連記事:「疲れの原因は副腎!?」しんどさの理由は更年期症状だけではなかった【チェックリスト付き】そもそも腎臓って何?体の水分量を調節する器官腎臓と聞いたとき、皆さんはどんなことを思い浮かべますか? きっと多くの方は「尿を作る場所」と思うのではないでしょうか。その考えに間違いはありません。しかし、腎臓にはもっとたくさんの役割があるのだとか。「腎臓の一番大きな役割は、尿を作るということです。血液が糸球体(しきゅうたい)という毛細血管の塊になったところに流れ込み、糸球体でろ過されることで原尿という尿の元になる液体が生成されます。この原尿は1日に150L作られますが、その内の99%は体に再吸収されるようになっています。再吸収されなかったもの、つまり老廃物が尿として排出されます。また、尿を作ることによって体内の水分量を調整しているので、体の中に水分がたまっていれば排尿量は増えます。それ以外にも血圧を調整する役割を担っています。腎臓のろ過機能を安定させるために、血液の流れを一定に保つ必要があります。血流の流れが悪くなると、レニンという酵素が分泌されますので、レニンの分泌量を増減させて血流を一定にしています」(窪田先生)他にはどのような働きがあるのでしょうか?「尿や酵素だけではなく、腎臓ではホルモンも生産されています。腎臓で作られるのはエリスロポエチンというホルモンなのですが、これは赤血球の働きを促進するホルモンです。なので、腎機能の低下によってエリスロポエチンが十分に生産されなくなると、貧血症状が出ることがあります。あとはビタミンDの活性化ですかね。ビタミンDは肝臓に蓄積されるのですが、それが腎臓に移動すると活性型ビタミンDというものに変化します。この活性型ビタミンDは、小腸からのカルシウムの吸収力を高めて骨を丈夫にしてくれる働きを持っています」(窪田先生)腎臓の主な役割はこの4つ!・尿を作る・血圧を調整する・ホルモンの生成・ビタミンDの活性化腎機能が低下すると…骨が弱くなったり肌がかゆくなったりする!?では腎機能が低下した場合、一体どのような症状が現れるのでしょうか。「一番自覚しやすいのは、やはりむくみだと思います。体がむくんでしまう状態は、不要な水分や塩分を十分に排出できていないということです。つまり、腎臓の機能が衰えて尿の生成がうまくいっていないことを示しているのです。尿の生成がうまくいかないということは、尿量の変化にもつながります。尿量が少なくなっていると、水分の排出ができていない証拠。腎機能の低下によって尿の濃縮力が弱まってしまい、多尿になることもあります。更年期世代に多く見られる夜間頻尿などの頻尿症状の多くは過活動膀胱という膀胱の病気が原因ですが、中には腎臓に原因があるという人もいます。また、尿によって老廃物が排出できていないということは、血液中に老廃物が残ってしまっている状態です。尿毒症という尿に毒素がたまってしまう状態になると、全身にだるさを感じることもあります。この病気になった場合、腎臓はかなり悪い状態になってしまっています」(窪田先生)なるほど、体内の水分調節がうまくできなくなってしまうんですね。「水分の循環が悪くなることで、肌が乾燥することもあります。乾燥だけではなく、排出できなかった老廃物がたまってしてしまい、肌がかゆくなってしまう人は多く見られます。あとはビタミンDが活性化しなくなることで、カルシウムが吸収できず、骨粗しょう症になります。閉経を迎えた女性は女性ホルモンが減ることで骨粗しょう症のリスクが高まっていますから、腎臓の状態には気を付けたほうが良いでしょう」(窪田先生)腎機能が低下するとこんな症状が!・むくみ・全身の倦怠感・肌の乾燥やかゆみ・骨粗しょう症腎臓を健康的にしておくには食生活が大切!腎臓は加齢とともに衰えていく臓器。30代ごろから徐々に衰え始めますが、特に50代を過ぎると腎臓が悪くなったと感じることが増えるのだそう。さらになんと80代になると、30代のときの約半分近くしか腎臓は機能しないのだとか! 腎臓の健康を保つためにはどうすれば良いのでしょうか?「食生活が何よりも大切です。コレステロールの多い乳製品や脂身、塩分の多い食事は避け、プロテインなどでたんぱく質を過剰摂取しないようにしたほうが良いです。里いもやさつまいもなどのいも類や白菜などカリウムが多く含まれたものは、塩分排出を助けてくれるのでおすすめですよ。1日20〜30分の有酸素運動や、筋トレでスクワット10回を3セットするなど体を動かすことも大切です。まったく運動しないことは良くないですが、運動が苦手なら湯船に浸かって血流を促進させることが有効です。あとは十分な睡眠を取る、喫煙はしないなど。アルコールは日本酒1合程度にとどめて、週2日は休肝日を設けてください。生活習慣を整えることで腎臓を守ることができます」(窪田先生)水分は1日にどのくらい摂取すべきでしょうか?「人によって違いますし、水分制限がある人もいますので一概にこの量がいい! というものはありません。ですが腎臓が悪くないという人は、1日に1L程度は摂取したほうが良いです。一気に飲むのではなく、コップ1杯を5〜6回にわけてこまめに摂取すると良いでしょう」(窪田先生)腎臓の健康をキープするポイント!・バランスの良い食事・体を動かして血流を良くする・十分な睡眠を取る・喫煙や過度なアルコール摂取はしない・こまめに水を飲むまとめ腎臓は生活習慣と深く関わっています。若いころに暴飲暴食をしていたら要注意なのだとか。腎臓の機能低下は日常生活にも影響してくるので、今からでも正しい生活習慣を身に付けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年04月30日「腎臓の大きな役割は、尿を作って老廃物を排出すること。腎臓が尿を作らないと尿毒症になり死に至ることもありますが、重要な役割はそれだけではありません。腎臓は体内の水分や塩分、血圧の調節や、造血、造骨など生命維持に欠かせないたくさんの機能に関わっています。つまり腎機能の維持が命に直結する。腎臓は“寿命を決める臓器”なのです」そう話すのは東北大学名誉教授で山形県立保健医療大学理事長・学長の腎臓医・上月正博先生だ。「しかし、多くの人は腎臓に無関心です。気づかぬうちに“慢性腎臓病”になっていることも」(上月先生・以下同)慢性腎臓病のおもな症状は、だるさやむくみ、食欲不振、吐き気、動悸、息切れなどだが、こうした症状が現れるのは病気がかなり進行してから。初期のうちは自覚症状がなく、腎臓は“沈黙の臓器”といわれる。私たちは不調や痛みなどを感じないまま、腎機能の低下を放置しがちなのだ。その結果、国内の慢性腎臓病の患者は増え続けて1330万人にも上っている。成人の8人に1人が腎臓病という計算だ。さらに腎機能は加齢とともに低下し、腎臓病は70代では3人に1人、80歳以上になると2人に1人に達する。■心筋梗塞や脳卒中を引き起こす慢性腎臓病慢性腎臓病になると、どんなリスクがあるのだろう。「腎臓のろ過機能が低下してタンパク尿が出たり、血管が硬くなってカルシウムが沈着することも。こうした病変が、心臓で起これば狭心症や心筋梗塞など、脳で起これば脳梗塞や脳出血などを引き起こす危険性があります」恐ろしい慢性腎臓病だが、先述のとおり、加齢に伴う腎機能の低下は免れないという。「50代以降は特に注意が必要です。また女性は『月経痛や頭痛などでよく痛み止めを使った』という人が多いのでは。痛み止めや解熱剤などは飲みすぎると腎臓にダメージを与えます。長期間服用していた人は腎機能低下の恐れがあるので、ぜひ検査を受けてください」腎機能には加齢や薬のほか、糖尿病や高血圧、メタボリック症候群などの生活習慣病も負担になる。慢性腎臓病の進行は止められないのだろうか。「生活習慣病の薬物療法に加えて、運動療法が有効で、腎臓病の進行の抑制や、回復も期待できます。ですが、検査も受けず放置していると、末期の腎不全や尿毒症になりかねません。そうなると、人工透析か腎移植を受けるしかなく、命を落とすケースもあります」いっぽうで、腎臓はよい食べ方をすれば守ることができるという。「腎臓は食べたもののうち、不要なものを捨てる臓器です。捨てなくてはならないものが多いと、腎臓は疲れやすくなります。反対に、捨てるものが少ない食事は腎臓を守ってくれるのです」腎臓病の人は食事で減塩や摂取カロリーの制限だけでなく、重症になればタンパク質やカリウム、リンの摂取制限や血糖コントロールが必要な人もいる。腎臓を守るためには複雑で続けづらい対策をしなくてはならないのだろうか?「人工透析が必要なほど重症でなければ、それほど厳密に考えなくてもいいでしょう。まずは目標を決めましょう。塩分を1日3グラム以上6グラム未満に抑えること。腎臓の機能低下がない限りタンパク質は毎食20グラム以上取ること。そして脳卒中や心筋梗塞を招く高リン血症のもととなるリン酸塩を避けることです。そのために、私が考えたつぎの『シンプルな食べ方10カ条』を実践してください」■おすすめは魚の和定食。野菜や海藻も積極的に【1】栄養成分表を必ずチェック食品パッケージの裏面にある栄養成分表を見て、塩分とエネルギー(カロリー)、タンパク質の量をチェック。塩分は「食塩相当量」で考える。記載がナトリウム量なら、ナトリウム量(ミリグラム)×2.54÷1000が食塩相当量となる。【2】菓子パンやお菓子を控える高カロリー・高糖質・高脂質なので、腎臓にとって要注意食品だ。【3】甘いジュースや砂糖入りコーヒーを控える液体の糖質は吸収されやすく血糖値を上げやすい。水分補給はなるべく糖分を含まない飲み物に。【4】肉の脂身や皮は残す脂身や皮はカロリー大!脂肪の少ない鶏のささ身やむね肉、牛や豚ならヒレ肉などを選ぶのも手。【5】ハム、ベーコン、ソーセージ、インスタント食品を食べすぎない塩分が多いうえ、リン酸塩も含まれる。食べるときは水にさらすか、ゆでこぼしてから。【6】朝食は「無塩」を目指す朝食を無塩にできれば、1日の塩分量を昼食と夕食の2回に割り振れる。たとえば低糖質グラノーラと牛乳、バナナとヨーグルト、ふかし芋と牛乳などが無塩朝食だ。【7】ファストフード、揚げ物、ラーメンを控える高カロリー・高塩分・高糖質・高脂質の代表格。ご褒美として週1~2回食べる程度に抑えよう。【8】一汁三菜、魚の和定食を野菜から食べる定食は食材が多く必要な栄養素がそろいやすい。主菜は肉よりも脂質の少ない魚が◎。ただ塩焼きなどは塩分が多いので、薄味の野菜をたっぷりと、ご飯は少なめに。また、糖質の吸収を穏やかにするため、野菜から食べ始めよう。【9】緑黄色野菜、淡色野菜を増やす野菜には、腎臓を傷める活性酸素の害を抑える抗酸化作用や、塩分を体外に排出する働きなどがある。毎日350グラムの野菜を食べよう。【10】海藻、きのこ、こんにゃくを増やす便秘は腎臓にも悪影響を与える。食物繊維が豊富で低カロリーの食材で、腸の健康を保とう。腎臓を守る食べ方は早く始めて、続けることが肝心。腎機能を長持ちさせて、元気に長生きしよう。
2023年03月20日NPO法人 日本腎臓病協会(東京都文京区、理事長:柏原 直樹、以下「日本腎臓病協会」)と協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下「協和キリン」)は、2019年5月に締結した「腎臓病の疾患啓発活動に関する連携協定」に基づき、腎臓病に対する啓発活動の一環として、慢性腎臓病(CKD)の疾患認知に関するアンケート調査を継続的に実施しています。今回は2022年11月に実施した最新の調査結果についてお知らせします。CKDは脳卒中、心臓病、認知機能障害とも関係しており、国民の健康寿命を損なう要因となっています。日本では1,330万人の患者がいると言われています※。これは成人の約8人に1人という計算になり、特に高齢者では有病率が高いとされています。※:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018(編集 日本腎臓学会)より今回は、20歳から70歳代の一般市民1,630名を対象に、慢性腎臓病(CKD)に関する認知度について、インターネットによる全国アンケート調査を実施しました。その結果、慢性腎臓病(CKD)を「症状も含めてよく知っている」あるいは「病名だけは知っている」と回答したのは全体の63.9%でした。年代別にみると、若年層(20及び30代)においては半数以下の認知度であるが、年齢層が上がるにつれて認知度が向上し、70代では83.7%でした。図1 慢性腎臓病の認知度慢性腎臓病(CKD)に当てはまる症状に関する設問に対して、むくみと回答した割合が63.9%と最も多く、次いでタンパク尿58.4%でしたが、両項目ともに、20~30代の若年層ではその割合は低いものでした。また、健康診断における腎機能と尿検査の項目(複数回答可)では、尿蛋白が55%と最も高く認知されており、次いで血清クレアチニン28.5%、eGFRの認知度は16.9%にとどまりました。今回の調査結果について、日本腎臓病協会理事長、川崎医科大学副学長 腎臓・高血圧内科学 主任教授の柏原 直樹先生は次のように述べています。「慢性腎臓病(CKD)は糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満症と関連が深く、20代、30代といった若年期からの生活習慣が発症に大きく影響していることから、若年層への啓発活動や健康診断における尿蛋白の意義やeGFRの認知を高めていくことが重要です。その一方で慢性腎臓病に罹患している方の重症化を防ぐためのサポート体制や早期の診断・治療の体制を全国でさらに整備していくことも望まれます。」今回のアンケート調査の詳細については、今後学会発表を予定しています。日本腎臓病協会と協和キリンは今後も「腎臓病の疾患啓発活動に関する連携協定」に基づき、慢性腎臓病に関する疾患認知度調査の実施をはじめ、医療連携に関する医師向け講演会や報道関係者対象のセミナーの開催など、腎臓病の疾患啓発と対策活動に協力して取り組みを進めていきます。【eGFRとは】Estimated glomerular filtration rate(推算糸球体ろ過量)の略。腎移植ドナーなど正確な腎機能評価が必要な場合にはGFR測定のgold standardであるイヌリンクリアランス法を実施しますが、日常臨床では血清クレアチニン値の測定結果を基に算出されるeGFRが用いられます。【日本腎臓病協会について】日本腎臓病協会は、医療者、市民、関連企業、行政等が連携し腎臓病を克服するために、立ち上げた組織です。腎臓病の普及啓発、診療連携体制の構築、腎臓病療養士制度の運営、患者会との連携、アカデミアと関連企業、行政等が連携するプラットフォームである「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」を運営します。日本全国どこにいても、良質な医療の恩恵を享受できる環境の実現に尽力します。「腎臓病の克服」が私共の願いです。詳細は をご覧ください。【協和キリンについて】協和キリンは、Life-changingな価値をもつ新しい医薬品を創出し、患者さんへ届けることに真摯に取り組んでいます。70年以上の歴史をもつ日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして、腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経などの様々な治療領域において、抗体医薬品の研究をはじめ最先端の科学・技術の応用に邁進し、患者さんと社会のニーズに応えます。4つの地域 -日本、アジア/オセアニア、北米、EMEA- にわたり、協和キリンは共通の価値観であるコミットメント・トゥ・ライフ、イノベーション、チームワーク/和・輪、インテグリティのもと、病気と向き合う人々に笑顔をもたらすために尽力します。協和キリンの事業について、詳しくはこちらのサイトでご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月02日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、手術で取った腎臓の病理検査の結果や、がんは遺伝するのかどうかを聞いたときのこと。気になる結果はというと……。★前の話昨日は、退院後の初診察でした。取った腎臓の、詳しい検査結果を聞きます。初めてがんかどうかを聞く診察のときより、とにかく緊張していました。なるべく先生の言葉が聞き取れるように、予習をしてから診察に挑む……!1週間ぶりの主治医先生。「その後どうですか? 体調はお変わりないですか?」はい! おかげさまで!痛いときに飲む薬をもらったけど、結局一度も必要なく……。術後20日たとうとしている今、何もしなければ痛みは感じません(くしゃみとかしたら痛いです)。まず、取った腎臓の画像を見せてもらう。ぱっかり2つに切られて、中に腫瘍がしっかり入っていたのがわかります。なんか……アボカドみたい。写真撮りますか?って言われたけど、やめておきました。そして、検査の結果。先生、紙に書きながら説明してくれます。まず、私のがんは淡明(たんめい)細胞型という種類。腎がんで一番多い種類です。大きさは33mmで(画像から測ってもらったときは45×55mmくらいと言われていた)ステージ1、Grade2。グレードって何ですか?と聞いたところ、グレードは1から3まであって、がん細胞の異型度(正常な細胞とどれくらい異なっているかを示す度合い)を表しているとのこと。現段階でやっぱり転移は確認されていないので、今後は経過観察。腎臓には有効な腫瘍マーカーがないので、CTと血液検査、尿検査で調べるということ。転移が見つかった場合、腎がんは放射線治療がほとんど効かないため、手術か薬物療法になるということ。このがんは珍しい種類のがんではなかったし、さんざんいろいろなサイトやブログを読みあさっていたこともあり、ほとんどが聞いたことのある情報でした。ホッとしたところで、聞きたかったことを聞いてみる。淡明細胞型の腎がんは、高い割合(6〜7割?)でVHLという遺伝子の異常と関係していると聞いたけど、それは調べることはできるのか。もし私のがんがそれだったら、子どもにも遺伝している可能性があるのか?(私の頭の中を図にしました)先生の答えは、保険の範囲内で調べることはできない。それに、私のがんからVHL遺伝子異常が見つかったとしても、それが遺伝したものか、細胞ががん化したから遺伝子が変化したのかは判断できない。ただ、血縁で腎がんが多いなどのことがない限りは、遺伝によるものと考えないのが普通。そっか。安心しました。なんでそんなことが気になったかというと、実は私が入院する少し前から、長男の様子が気になっていて……。食事のとき、喉につかえる感じがして、すぐ食べられなくなってしまうことが多かったのです。このとき、いろいろながんの初期症状を調べまくっていた私は、まさか息子は喉に大きい病気があるんじゃないか??と不安になり……。ストレスなどで嚥下障害になることがあるのは知っていたけど、何しろ私が10万人に数人のくじを引いたばかりだから、「息子に限ってがんなんてない」とはとても思えず……!喉と腎臓は関係ないけど、がんが遺伝と関係があるかもしれないってことが心配でした。ちなみに喉はカメラで見てもらい、できもののような物はなく、ひとまず安心でした。----------------子どもに病気が遺伝する可能性があるのかどうか、気になりますよね。血縁で腎がんが多いなどのことがない限りは、遺伝によるものと考えないのが一般的とわかり、よかったですね。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2022年12月24日腎臓に負担のかかる冬―ほかっておくと、知らない間に人工透析の直前になっていたという危険性も株式会社 桜の花出版(本社:東京都町田市)は、新刊「慢性腎臓病の楽しい食事―腎臓病を悪くしないため、人工透析にならないため、毎日がんばっているあなたへ」(著者:吉村吾志夫)の電子書籍を、2022年11月1日に販売開始致します。腎は老化と関連が深い今年もあっという間に11月、寒くなると腎臓には大きな負担がかかっています。腎は成長や老化とも関係が深く、次のうち思い当たる症状が2つ〜3つあった場合、腎の弱りが考えられます。◇足が冷える◇腰から膝にかけて重だるい◇尿が近い◇夜お手洗いに起きる◇最近、物忘れをする◇白髪が増えた◇立ちくらみ夜間、排尿のために1回以上起きなければならない症状を夜間頻尿といいます。加齢とともに頻度が高くなります。腎機能の低下も要因の一つです。『慢性腎臓病の楽しい食事』で弱った腎臓を守る!健康診断で腎機能低下を指摘されても、かかりつけ医から「様子を見ましょう、経過を見てください」と言われるだけなので、「本当にこのままで良いのだろうか」と不安に思うことはありませんか。ネット情報や自分で本を選び、「運動が良い」「食事療法が良い」と自己流の対応をしているうちに、腎機能が悪化していく。こんなに努力しているのに…。著者の吉村吾志夫先生は、腎臓病治療の超スペシャリストです。(日本腎臓学会専門医および指導医、日本透析医学会認定医および指導医、日本病態栄養学会専門医)多くの患者さんを治療し、食事療法を指導しながら、「もっと早く対応していたら、人工透析にならなかったのに」そんな悔しい思いを長年いだいてきました。そこで、「今なら、まだ間に合う!」という皆さんに、真に有効な「慢性腎臓病の食事療法」を届けるために執筆した本が、この『慢性腎臓病の楽しい食事』です腎臓は頑張り屋さんー腎臓を守ることは健康寿命を延ばすこと腎臓は、様々な働きをしています。1尿を作り排出する2血圧の調節3血液(赤血球)を造る4体内環境を一定に維持する5強い骨を作る腎臓の病気が進行すると、このような生命維持のために必要な多くの働きが低下します。つまり腎臓を守ることは、健康寿命を延ばすことにつながるのです。たんぱく質制限「ただ肉や魚を食べなければいい…ではない」腎臓の機能が弱った方々に、食事療法として「たんぱく質制限」を聞かれたことがありますか?腎機能が低下すると、たんぱく質が代謝されてできる老廃物(燃えカス)が腎臓から排出されず、高カリウム血症、アシドーシス、体液量の異常、高リン血症、尿毒症などの代謝異常を生じます。食事から摂取されるたんぱく質制限をすることで、腎臓への負担を軽くするのです。「たんぱく質制限をするなら、肉や魚を食べなければいいんだろう」言うのは簡単ですが、ご自分の食事を頭に思い描いてください。普通の人の食事の「おかず」は、たくさんのたんぱく質を含んでいます。肉や魚を抜きにして、毎日、毎日どのように食事の献立を立てることができますか?いうまでもなくたんぱく質も重要なエネルギー(カロリー)源です。患者さんの食事においてまず大切なのは、「適切なエネルギー摂取」です。「たんぱく質をそれほど食べなくたって大丈夫だよ。糖質や脂質を十分食べれば、エネルギー(カロリー)は摂れるから」と言う患者さんもいらっしゃいます。思い出してください。慢性腎臓病患者さんの食事には、食塩摂取制限も重要です。このような方法では、いいとこ数日しか持ちません。おいしい、おいしくない、とかいう以前の問題です。ようするに〝甘ったるくて、油っぽい〟食事になってしまいます。これをずっと継続するなんて、できません。結局、とても食べられなくて、摂取エネルギーは減って痩せ細っていきます。たんぱく質摂取制限のCKDに対する効果は全く期待できないばかりか、栄養状態が低下して病気そのものも悪化してしまいます。つまり、普通においしくいただける食事を通常の食品から献立を考えて作ることは無理だということがわかります。通常の食品でおいしくいただける献立を作ろうとするとエネルギー不足となってしまいます。通常の食品だけでは、たんぱく質の制限はできても十分なエネルギーを確保することはできないのです。これを続ければ、栄養障害を来すだけで、治療効果は望めません。要するに通常食品のみでは、治療効果のある低たんぱくの食事療法は実行不可能なのです。いろんな課題がありますつまり、自己流の食事療法は考えるほど簡単ではないのです。◆ 「たんぱく質制限」はどのくらいしたら良いのか?◆ たんぱく質制限で筋肉量が落ちて、寝たきりになったりしないか心配◆ 野菜の「茹でこぼし」「小さく千切りし水にさらす」、これって一生しないといけないの?◆ 運動して体調は少し良くなったけど、これで人工透析にならずにすむのかな?スポーツでも仕事でも、最初が肝心といいます。最初に良い指導者について指導を受けること! それが上達の近道です。自己流では変な癖が付いたり、努力に結果が伴わなかったり…。ましてや医療の自己流って本当に危険です‼慢性腎臓病の食事療法に精通している先生方を紹介巻末に、食事療法に精通していらっしゃる先生方を紹介しています。<あとがき>をご紹介しましょう!本書を読んでいただいた患者さんで食事療法に取り組んでみようと思われた方がいらっしゃれば幸いです。では、どこで指導を受ければいいのかと迷われる場合が多いと思います。全国には、慢性腎臓病患者さんの食事療法を熱心にされている医療施設がありますので、ご紹介致します。それでもここに載せた医療施設までは遠くて定期的には通えないという患者さんもいらっしゃるかもしれません。そういった場合は、患者さんの腎機能の状態にもよりますが、間隔をあけて半年に1回、1年に1回、というふうに、そのような医療施設を受診して食事内容についての評価をしていただき、定期受診は近所のかかりつけ医の先生のもとに通うというのが無理なく継続可能です。専門医とかかりつけ医の連携によって、患者さんに過度のご負担をかけずに慢性腎臓病に対し有効なアプローチができます。私のところにも、そのような形で、北海道、東北から関西、九州など遠方から年に1、2回受診される患者さんが多くいらっしゃいます。一度、次頁以降(巻末)に掲載された先生に代表される、食事療法に理解のある先生方の医療施設にご連絡ください。その場合は、かかりつけの先生とご相談のうえで行うのがよろしいと思います。受診の際には、検査結果やお薬手帳などをお持ちいただくとよいかと思いますが、受診予約の際に、何を持っていったら良いかお尋ねになると良いでしょう。お示しした先生方は、慢性腎臓病患者さんへの治療に熱心な方々ばかりですので、日頃疑問に思っていることなどに答えてくれるでしょう。ご注意していただきたいのは、他の病院や医院のホームページには、腎臓病の食事療法もやっておりますと記載されているのですが、行ってみたら十分な指導もなく、本文で述べたようなカリウムの話程度で終わってしまうことがあります。かかりつけの先生にもご相談し、受診するところを選ばれるとよろしいでしょう。慢性腎臓病の食事療法は一生続くものです。あなたに寄り添い励まし、共に歩んでくれる主治医との二人三脚によって、あなたの人生が有意義なものとなることを心よりお祈りしています。書籍概要書籍名:慢性腎臓病の楽しい食事―腎臓病を悪くしないため、人工透析にならないため、毎日がんばっているあなたへ著者:吉村 吾志夫定価:本体1,200円(税別)発行 桜の花出版/発売 星雲社四六判: 203ページ言語: 日本語ISBN-10:4434310399ISBN-13:9784434310393発売日:2022/10/14寸法: 10.9 x 7.8 x 1.4cm該当分野:実用書、家庭の医学 ※電子書籍も発売されます。著者プロフィール吉村吾志夫(よしむらあしお)新横浜第一クリニック院長昭和大学医学部客員教授慢性腎臓病治療のメッカである昭和大学藤が丘病院腎臓内科の三代目の教授に2008年に就任。慢性腎臓病の食事療法においてパイオニアの一人であった先代の出浦照國教授が提唱されていた食事療法を継承するとともに、糸球体腎炎の発症や進展に関する実験的研究に加えて、IgA腎症に対する扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法の有効性や、妊娠高血圧症候群などの多くの臨床研究に従事してきました。退職後は、多くの慢性腎臓病の患者さんの治療に奔走する傍ら、従来の臨床研究の継続とともに、栄養士とともに医療従事者や患者さんに対する食事療法の啓蒙活動を全国で展開されています。Amazon : 楽天ブックス : 書籍情報(ダウンロード用)『慢性腎臓病の楽しい食事』桜の花出版.pdf : 桜の花出版 株式会社人としてどう生きるべきかーいつの時代も変わらない人類永遠のテーマです。桜の花出版は、より良い医療と健康な生き方を提案する『国民のための名医ランキング』、歴史を知るための必読書である『シリーズ日本人の誇り「日本人はとても素敵だった」』『THE NEW KOREA』、『侘び然び幽玄のこころ』『タオと宇宙原理』など長く読み継がれる書籍の刊行を通じて、皆様の人生を豊かにする一助となれるよう願っています。桜の花出版 株式会社 所在地 :〒194-0021 東京都町田市中町1-12-16設立 :1998年6月事業内容 :出版 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月01日腎臓をいたわって、健康寿命を延ばそう!株式会社 桜の花出版(本社:東京都町田市)は、新刊「慢性腎臓病の楽しい食事―腎臓病を悪くしないため、人工透析にならないため、毎日がんばっているあなたへ」(著者:吉村吾志夫)を、2022年10月17日に発売いたします。 『慢性腎臓病の楽しい食事』で弱った腎臓を守る!健康診断で腎機能低下を指摘されても、かかりつけ医から「様子を見ましょう、経過を見てください」と言われるだけなので、「本当にこのままで良いのだろうか」と不安に思うことはありませんか。ネット情報や自分で本を選び、「運動が良い」「食事療法が良い」と自己流の対応をしているうちに、腎機能が悪化していく。こんなに努力しているのに…。著者の吉村吾志夫先生は、腎臓病治療の超スペシャリストです。(日本腎臓学会専門医および指導医、日本透析医学会認定医および指導医、日本病態栄養学会専門医)多くの患者さんを治療し、食事療法を指導しながら、「もっと早く対応していたら、人工透析にならなかったのに」そんな悔しい思いを長年いだいてきました。そこで、「今なら、まだ間に合う!」という皆さんに、真に有効な「慢性腎臓病の食事療法」を届けるために執筆した本が、この『慢性腎臓病の楽しい食事』です。いろんな課題がありませんか?○ 「たんぱく質制限」はどのくらいしたら良いのか?○ たんぱく質制限で筋肉量が落ちて、寝たきりになったりしないか心配○ 野菜の「茹でこぼし」「小さく千切りし水にさらす」、これって一生しないといけないの?○ 運動して体調は少し良くなったけど、これで人工透析にならずにすむのかな?スポーツでも仕事でも、最初が肝心といいます。最初に良い指導者について指導を受けること! それが上達の近道です。自己流では変な癖が付いたり、努力に結果が伴わなかったり…。ましてや医療の自己流って本当に危険です‼腎臓をいたわって健康寿命をのばしましょう!慢性腎臓病(CKD)等の腎不全、腎機能低下の疑いがある場合、腎機能検査として尿検査で、尿たんぱくや血尿の有無(尿潜血反応)、クレアチニン、GFR(糸球体濾過量)、eGFR(推算糸球体濾過量)、シスタチンC、BUN(尿素窒素)、ミネラルのナトリウム、 カリウム、クロール、カルシウム、リンなどを調べます。さらに指標として有効なのが、SCrです。慢性腎臓病の一要因となるのが、高血圧、特に糸球体高血圧ですが、本書ではそのメカニズムや、人工透析を避けるための食事療法(たんぱく質制限、ミネラル制限、減塩)を楽しく長続きさせるにはどうしたら良いか、カロリー確保、アシドーシス、フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドローム、サルコペニアなども詳しく解説し、食事制限に伴う不安を解消します。腎臓をいたわって、健康寿命をのばしましょう。目次どうして「楽しい食事」なの?著者の吉村先生からのメッセージです。「食事制限ができない患者さんに、ダメだなあとは言えません。食事は食べたいものを、おいしくいただくものです。患者さんは、それを制限して食事をされています。できなくても当然なのです。普通の人ができないことを実践されているのですから、多少はずれても是正しながら、やればいいのです。人間ですから〝食べたいものは食べたい〟これは当たり前です。だから1~2週に1回はお好きなものを食べて構いません。そして翌日からまた頑張ればいいのです。慢性腎臓病の食事療法を頑張って生活されている患者さんに、またこれから開始せねばならない患者さんに、本書が少しでも手助けになれば望外の喜びです」「慢性腎臓病といっても、病気の進行度、重症度はその人その人で様々なのです。例えば慢性糸球体腎炎の代表格であるIgA腎症も、非常に軽いものから短期間で透析療法が必要になるものまで千差万別です。当然、治療内容も異なります。食事療法も同様です。画一的なものでは意味がありません。各々の病気の重症度や進行度に合わせた食事が必要となります。食事は毎日の生活の中心ともいえるものです。従って、ご自分の状態に合わせた適切な食事を行わなければなりません。「まあ、ちょっとやってみようか」などという気持ちでやって効果が上がるものでもないですし、効果も上がらず負担だけ増すような状況は避けねばなりません。全ての腎臓病の方の参考になればと思い、本書を執筆いたしました。腎臓病について、また食事療法について正しく理解していただき、特に食事療法が必要な方々が実践、継続しやすくなれば、と願っております」書籍概要書籍名:慢性腎臓病の楽しい食事―腎臓病を悪くしないため、人工透析にならないため、毎日がんばっているあなたへ著者:吉村 吾志夫定価:本体1,200円(税別)発行 桜の花出版/発売 星雲社四六判: 203ページ言語: 日本語ISBN-10:4434310399ISBN-13:9784434310393発売日:2022/10/14寸法: 10.9 x 7.8 x 1.4cm該当分野:実用書、家庭の医学 ※電子書籍も発売されます。Amazon : 楽天ブックス : 著者プロフィール吉村吾志夫(よしむらあしお)新横浜第一クリニック院長昭和大学医学部客員教授慢性腎臓病治療のメッカである昭和大学藤が丘病院腎臓内科の三代目の教授に2008年に就任。慢性腎臓病の食事療法においてパイオニアの一人であった先代の出浦照國教授が提唱されていた食事療法を継承するとともに、糸球体腎炎の発症や進展に関する実験的研究に加えて、IgA腎症に対する扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法の有効性や、妊娠高血圧症候群などの多くの臨床研究に従事してきました。退職後は、多くの慢性腎臓病の患者さんの治療に奔走する傍ら、従来の臨床研究の継続とともに、栄養士とともに医療従事者や患者さんに対する食事療法の啓蒙活動を全国で展開されています。書籍情報(ダウンロード用)『慢性腎臓病の楽しい食事』 桜の花出版.pdf : 桜の花出版 株式会社人としてどう生きるべきかーいつの時代も変わらない人類永遠のテーマです。桜の花出版は、より良い医療と健康な生き方を提案する『国民のための名医ランキング』、歴史を知るための必読書である『シリーズ日本人の誇り「日本人はとても素敵だった」』『THE NEW KOREA』、『侘び然び幽玄のこころ』『タオと宇宙原理』など長く読み継がれる書籍の刊行を通じて、皆様の人生を豊かにする一助となれるよう願っています。桜の花出版 株式会社 所在地 :〒194-0021 東京都町田市中町1-12-16設立 :1998年6月事業内容 :出版 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月14日