米BOX OFFICE MOJOは3月10日~3月12日の全米週末興業成績を発表した。『キングコング: 髑髏島の巨神』が初登場1位を獲得。1933年に製作された特撮映画"キング・コング"シリーズの8作目にあたり、新鋭監督ジョーダン・ヴォート=ロバーツが指揮を執るアドベンチャーアクション大作。キングコングのルーツを探るべく、学者やカメラマン、軍人からなる調査隊がコングの故郷とされてきた太平洋の孤島"スカル・アイランド(髑髏島)"に潜入。そこに生息していたのは島の主・コングと、巨大な怪物たちだった。調査隊は無事に島を脱出することができるのか──。『マイティ・ソー』シリーズのトム・ヒドルストンが隊長役で主演を務める他、『ルーム』のブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演している。前週トップの『LOGAN/ローガン』は2位、3位『Get Out(原題)』も2位から転落。累計興行収入はそれぞれ1億5,265万6,733ドル、1億1,105万4,445ドルとなり、公開から2週間、3週間で1億ドルの大台を突破した。以下も4位の『The Shack(原題)』、5位『レゴバットマン ザ・ムービー』、8位『John Wick: Chapter Two(原題)』、9位『Fifty Shades Darker(原題)』が順位を落とし、7位『Hidden Figures(原題)』は前週と変わらず。公開14週目となる『ラ・ラ・ランド』は、アカデミー賞効果で10位から9位へと息を吹き返した。
2017年03月13日よくアメリカの学校は自由といわれますが、実際はどうなのでしょう。学校の制度、校則、成績など気になる日本とアメリカの学校のちがいを紹介しましょう。■子どもは学校で掃除をしないアメリカの小学校は、日本の幼稚園年長にあたる6歳のKindergartenから始まります。学年はグレードで表され、グレードKから12が義務教育の期間。日本の小学校はグレードKから5、グレード6から8は中学校、グレード9から12が高校です。新学期は8月中旬に始まります。以前は9月からでしたが、長すぎる夏休みを見直してほしいという声が多く、近年は少し早くスタートするようになりました。5月下旬が年度末で、そのあと約3ヶ月の長い夏休みに入ります。よく驚かれることといえば掃除です。日本は生徒が教室やトイレを掃除しますが、アメリカの生徒はしません。掃除のために専門の人を雇っています。■校則はゆるく、学校のレベルに差があるアメリカの公立小学校は私服がほとんど。日本の小学校とはちがい、ランドセルなどの決まったバッグもなく、みんな自由に好きなバッグで登校します。主流は、バックパックと呼ばれるリュックサック。自分の好きなキャラクターなどのデザインのバックパックで通学します。ヘアスタイルやファッションに関しても比較的自由です。とくに女の子は、パーマをかけたり、カラーリングをしたり、ピアスやネックレス、ネイルなども自由です。最近は携帯電話の持ちこみが許可されている学校も多く、学校によっては校内で使用もOKとされています。アメリカの教育委員会は各州にあり、州の中でも群や市によって予算や教育方針、カリキュラムも異なります。各地区の治安も学校のレベルに影響することが多く、アメリカの親は学校選びにとても慎重です。「住んでいる学区の治安が悪い=学校も悪い」場合が多い、というのはアメリカの常識。アメリカの公立校は寄付によっても左右されるため、「治安が悪い=貧困家庭が多い=寄付が集まらない」という悲しい現実があります。■子どもの評価は自己主張で決まるアメリカではテストの成績以外に、自分の意見を伝える能力が個人評価につながります。自己主張ができない人は評価されないということです。小学校でも意見交換する機会がたくさん与えられます。自己主張することで、ディスカッション能力が高まると言われています。服装や持ち物、髪形などに特に規制がなく、個性が尊重されるアメリカの小学校。日本人からすると自由にも感じますが、生徒が各自に個人責任を持つことが当たり前という社会勉強の一種ともいえそうです。
2016年08月26日【ママからのご相談】小学校高学年の子どもがいます。成績がどんどん下がっていて、1学期の成績は目も当てられない状態でした。子どももすっかり自信をなくしてしまって、勉強が大嫌いになってしまったようで、一切勉強をしたがりません。この夏休みのうちに自信を持ち直してもらい、勉強する習慣をつけたいのですが、どうしたらいいでしょうか。●A. 一つの目標を達成できるように、家族ぐるみでサポートしましょう。ご相談ありがとうございます。勉強嫌い専門コンサルタントの佐々木です。勉強が嫌いになってしまうと、今のうちから心配ですよね。心理学者アルバート・バンデューラが提唱した『社会的学習理論 』では、自己効力感を上げる(自信をつける)ために、4つの要素(個人的達成、代理学習、社会的説得、情緒的覚醒)が必要とされています。そのうち、勉強に対して自信と習慣をつけるためには、特に個人的達成、つまり“成功体験 ”が重要です。夏休みのあいだに、一つ目標を持って何かを達成できるように、家族ぐるみでサポートしましょう。●(1)下の学年の復習から始めるお子さんが5年生なら、4年生あるいは3年生の問題集を解くことから始めましょう。ポイントは、つまずいたところの“少し前”まで戻る ことです。どうしても、つまずいたところに戻りたくなってしまうと思うのですが、つまずいたところではなく、その子が簡単にできるところまで戻るのです。できないことを克服するのは大人だって大変なこと。できる問題をやって調子をつけてから、できないところの復習に取り掛かりましょう。●(2)カレンダーに印をつける少しでも勉強ができた日には、カレンダーに印をつけたり、シールを貼ったりしてみましょう。夏休みの約40日、全てにシールが付いたらちょっとしたごほうびを用意するのもいいですね。話し合ってルールを決め、実践してみてください。ラジオ体操に毎日行って、スタンプを集めた経験はありませんか?最初はいやいやでも、続けることで楽しくなり、やってみようという気持ちが湧いてくることも。頑張りが見えることでやりがいが出てくる ものです。●(3)ほめるそして、なんといっても最大のコツはほめること。下の学年の問題ができたら「こんなにできるんだから大丈夫!」と励ましましょう。どんなに量が少なくても、きちんと続けられたら「頑張ってるね」と、続けることが素晴らしいと伝えてあげる のです。テスト形式で問題を解いて、全問できたら大きな花丸をつけたり、大きく“100点”と書いてあげたりするのもいいですね。自信と習慣をつけるためには、小さなミスにこだわりすぎず、できたことに目を向け、ほめてあげることが大切です。厳しいことを言うのは、自信がしっかりついてから。----------勉強が嫌いな子は、できないことに嫌気がさしている場合が多いので、できていることに着目して、一つひとつ階段をのぼるように伸ばしていきましょう。夏休みの長いお休みで、「できた!」「やり遂げた!」体験を一つさせてあげることで、自信がアップします。ぜひ、家族一丸となってサポートと演出をしてみてくださいね。●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)
2016年08月01日米BOX OFFICE MOJOは5月6日~5月8日の全米週末興業成績を発表した。マーベル・コミックを代表するヒーローの一人、"キャプテン・アメリカ"の実写映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が公開3日間で興収1億8,179万1,000ドルを稼ぎ、初登場首位を飾った。2011年の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』と、2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編となるシリーズ3作目にあたり、2015年公開の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での戦いから約1年後を舞台に描かれる。1作目、2作目に引き続き、ルッソ兄弟が監督を務め、脚本のクリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリーらも続投。キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスをはじめ、ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタン、ロバート・ダウニー Jr.、スカーレット・ヨハンソンらのおなじみのオリジナルキャストが再集結している。前週トップの『ジャングル・ブック』は3週目にして2位転落。前週2億ドルを突破した累計興行収入は、2億8,498万5,265ドルとさらに伸ばし、3億ドル到達も視野に入った。ジュリア・ロバーツ、ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソンが出演するラブコメ『Mother’s Day(原題)』が前週4位から3位に浮上。代わりに前週2位の『スノーホワイト/氷の王国』が4位に2ランクダウンした。以下は『Keanu(原題)』が3位から5位、『Barbershop: The Next Cut(原題)』が5位から6位にランク落ちするなど、前週と同じラインナップがそれぞれ順位を下げながらトップ10入りを果たしている。北米週末興行成績TOP 10(5月6日~5月8日)
2016年05月10日睡眠か、成績か、友達か。2つしか選べないとしたら何を選びますか?睡眠は健康のために欠かせない要素であることを考えると、睡眠は外せませんね。時間は有限ですので、その中で何ができるのか考えていきましょう。健康を維持するためには睡眠を1日は24時間しかありません。その限られた時間をどのように使っていますか?睡眠時間は何時間で、残りの時間でどのくらい勉強をして、遊んでいますか?普段あまり考えることはないかもしれませんが、ぜひ日常生活を振り返ってみてください。ハーバード大学に行った学生は、先輩に「睡眠、友達、成績のうち2つしか得られない」と告げられたそうです。これは、睡眠をとりながら遊びも勉強も充実させるのは難しいということでしょうが、できればすべて充実させたいですよね。睡眠時間を削って頑張る若者たち若い人の中には、睡眠時間を削って遊びも勉強にも取り組んでいる人もいます。海外ですと24時間開いている図書館があり、時間を問わず学べる環境が整っているようです。ですが、睡眠時間を削るのは健康面にも影響が出やすいので、無理をしてはいけません。仕事や学校生活がルーティンになるほどに、何かに取り組む機会もなく日常が過ぎていってしまっているかもしれません。自分の体力をしっかりと認識し、どれほどの睡眠時間が必要で他の時間を何に当てるべきなのか考えていきましょう。睡眠時間を管理して女子力を磨く睡眠時間の管理は、女子力アップにもつながります。美しくなるための具体的な施策として、睡眠時間の管理、食生活の管理が挙げられます。睡眠時間を管理できるようになると、1日の流れを計画的に組むことができ、自分磨きの時間もしっかりと確保できます。また、健康で精神的にも安定した日々を過ごせると言われています。計画していた予定が寝坊などで崩れるとテンションが下がりますよね。時間の管理を1つのテーマとしてぜひ考えてみてください。Photo by CollegeDegrees360
2015年02月10日米BOX OFFICE MOJOは1月30日~2月1日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続き、クリント・イーストウッド監督&ブラッドリー・クーパー主演の『アメリカン・スナイパー』が首位。3週連続でトップに立ち、累計興行収入は2億4,894万2,000ドルとなった。2位は前週3位の『Paddington(原題)』がワンランクアップ。前週2位のロブ・コーエン監督、ジェニファー・ロペス、ライアン・ガスマン主演のサイコスリラー『The Boy Next Door(原題)』は5位に後退した。一方、今週3位に初登場したのは『Project Almanac(原題)』。ハリウッドの大作を次々と手掛けてきたマイケル・ベイ監督が製作に名を連ねるSF映画で、記録映画的手法が2012年に公開されたジョシュ・トランク監督のSF映画『クロニクル』に類似しており、“第二のクロニクル”と称される作品。タイムマシーンを発見した青年と仲間たちが悪用し、過去を改変してしまったことから巻き起こる事態を描く。4位も初登場の『Black or White(原題)』。ケヴィン・コスナー、オクタヴィア・スペンサー主演で、ケヴィン演じる妻を失った男が孫娘の親権争いに巻き込まれていく人間ドラマ。『ママが泣いた日』『再会の街で』のマイク・バインダーが監督・脚本を手掛ける。その他10位の『The Loft(原題)』も初登場。2008年に公開されたベルギーのミステリー映画『ロフト.』のリメイク作で、5人の男たちが不倫目的で共有していたロフトで発見された女性の他殺体を巡るサスペンス。『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラー、ジェームズ・マースデンらが主演している。
2015年02月02日米BOX OFFICE MOJOは12月19日~12月21日の全米週末興業成績を発表した。『ロード・オブ・ザ・リング』前日譚となるJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』を原作とする“ホビット”シリーズ三部作の最終章となる『ホビット 決戦のゆくえ』が初登場1位。公開から5日間での累計興行収入9,062万7,000ドルと早くも1億ドル目前の大ヒット。1、2作目に引き続き、ピーター・ジャクソンが監督を務める。主人公ビルボをはじめ、ドワーフやエルフ族らの各種族が、長きにわたる眠りから覚めた邪竜スマウグとの最終決戦に挑む。2位には真夜中に展示物が動き出すファンタジー・コメディ“ナイト ミュージアム”シリーズの第3弾『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』が初登場。前2作に引き続き、ショーン・レヴィ監督、主役のベン・スティラーをはじめ、本作が遺作となったロビン・ウィリアムズやオーウェン・ウィルソンなどなじみのキャストにベン・キングズレーが新たに加わった。不思議な力を持つエジプトの石版をめぐって、ニューヨークの自然史博物館を飛び出し、1930年代のエジプト遺跡やロンドンなど各地で大騒動を巻き起こしていく。3位も初登場の『ANNIE/アニー』。ハロルド・グレイの新聞連載漫画『小さな孤児アニー』を原作として製作され、トニー賞で各賞を受賞し、ロングランを記録したブロードウェイ・ミュージカル『アニー』を映画化した作品。1982年続き2度目の映画化だが、舞台が現代のニューヨークとなるなどキャラクターもオリジナルとは設定を変更。主役のアニー役には、2012年の『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』で史上最年少で第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスが抜擢されている。すべて初登場となったトップ3作品に押され、前週トップの『エクソダス:神と王』は4位に転落。以下『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイ Part1(原題)』が2位から5位に、『Penguins of Madagascar|352万5,000ドル(原題)』が3位から9位となるなど前週の上位3作品がすべて大きく順位を下げた。一方、前週トップ10入りを果たしたリース・ウィザースプーン主演の伝記ドラマ『Wild (2014) (原題)』は6位にさらに躍進。ディズニーの最新アニメ『ベイマックス』は前週5位から8位へと徐々に順位は落としているものの、累計興行収入1億9,044万1,000ドルと2億ドルの大台が目前となった。その他インドのコメディ映画『P.K.(原題)』が10位に初登場している。
2014年12月22日リーアム・ニーソン主演の『Taken 2』(『96時間』続編)が、北米公開初週末に5000万ドルを売り上げた。10月公開の作品では、史上2番目の成績となる大ヒットだ。1作目の『96時間』は、2009年、スーパーボウルの週末に公開。アメリカ人がテレビに釘付けになるこの週末は興行成績が最もふるわない週末のひとつとされているが、『96時間』は誰もの予測を裏切る2400万ドルのオープニング成績を記録した。海外でもヒットし、2500万ドル程度の低予算作品にも関わらず、全世界で2億2680万ドルを売り上げている。演技派として知られてきたリーアム・ニーソンに、アクションヒーローという新しい肩書きを与えたのもこの映画で、以後、ニーソンはアクション映画に続けて出演している。1作目でニーソン演じるブライアンは、パリで誘拐された娘を救い出すという設定だったが、今回の続編では、彼自身と元妻が誘拐されるという設定。舞台はイスタンブールに変わり、ニーソンのギャラがアップしたこともあって、今回は予算も4500万ドルとややアップしたという。北米に先だって公開された韓国でも、ダントツの1位に輝いている本作は、前作に引き続きリュック・ベッソンが製作と共同脚本を担当。3作目の可能性についてニーソンは、「それは絶対にない。ここから先にストーリーを持って行きようがない」と語っているが、本作が1作目を大幅に上回るヒットになるのが明らかになった今、スタジオとベッソンが3作目について話し合う可能性は、十分ありそうだ。文:猿渡由紀
2012年10月09日成績がいい子供はエクササイズをしている?国際研究会は、米医学誌「Archives of Pediatrics and Adolescent Medicine(小児・ 思春期医学)」で「エクササイズ」をする子どもは学校の成績がいい傾向になることを明らかにした。勉強と運動は同じぐらい大切なのだ!この発表に、子どもたちは目を輝かせたにちがいない。ちょうどアメリカの学校が体育の時間を減らして他の科目を増やしたところでの発表だったのだ。ある研究者は「学校でも家庭でも、学問と体育の両方を大切にする必要がある。」という。子供と一緒に運動をしよう!体重は減り成績はあがる?「the American Heart Association(アメリカ心臓協会)」は、一日20分のリラックスの時間と一週間に2時間半のエクササイズの時間をもつことが子どもたちにとって良い発表した。しかしながら、勉強だけでなくテレビゲームやパソコンをする子どもが増え、その時間すらもっていない子が多くなっているという。今日から毎日子供たちとエクササイズの時間を楽しんでみるのはいかがだろうか?「あなたの体重は減り、子どもたちの成績はあがる」という魔法のようなできごとが起こるかもしれない。編集部鈴木真美元の記事を読む
2012年01月22日