木村拓哉主演の映画『無限の住人』(2017年4月29日公開)の劇中カットが15日、公開された。木村と三池崇史監督の初タッグによって描かれる本作は、累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画が原作。木村は、興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演に挑み、「面倒くせぇ」が口ぐせで百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。このたび公開されたのは、福士蒼汰演じる”剣客集団・逸刀流の統主・天津影久(あのつかげひさ)と、戸田恵梨香演じる女剣士・乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)の戦闘シーンだ。天津は、杉咲花演じるヒロイン・凛の仇討ちの相手で、美しい容姿を持ちながら、目的のためなら手段を選ばない最強の戦士という役どころ。自身初となる悪役に、福士は「暴力的という言葉を強く意識して演じた」と役作りについて語った。戸田が演じる乙橘は、天津への思慕を持ち、遊女に身をやつしながら戦闘では天津に次ぐ実力を見せる。今回公開されたのは、木村演じる万次との対決シーン。初の本格アクション映画に挑戦する戸田は「槇絵はかっこよさと儚さと可憐さをもつすごく魅力的な女性で、そういう女性像は今まで演じたことがなかったですし演じていてとても気持ちが良かったです」と語った。
2016年11月15日映画『無限の住人』が、2017年4月29日(土・祝)に公開される。主題歌はMIYAVIによる「Live to Die Another Day - 存在証明 -」。原作「無限の住人」(沙村広明著)は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」で連載され、圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇る人気漫画。『無限の住人』のキャスト“無限に生きる”用心棒であり、かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次役を演じるのは、木村拓哉。斬られた傷は、勝手に再生し、死にたくても死ねない無限の体で壮絶な戦いに身を投じる万次役に、規格外のアクションと共に挑む。だが、初めから万次役は不死身の体だったわけではない。万次役は、愛する妹・町を賞金稼ぎに殺され、後に“100人斬り”と呼ばれる復讐をはたすのだが、致命傷を負い瀕死の状態に。しかしそこに謎の老婆・八百比丘尼(やおびくに)が現れ、不死身の体にされてしまうのだ。ヒロインの杉咲花は、『無限の住人』で妹・町と、万次が命を懸けて守る少女・浅野凜役を演じる。浅野凜は、江戸最強と謳われる“無天一流(むてんいちりゅう)”を受け継ぐ浅野道場の一人娘。しかし、統主・天津影久(あのつかげひさ)率いる謎の剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)が道場破りに現れ、両親を殺されてしまう。自身の命を懸けて仇討ちすることを決意した凜は、不死身の体を持つ男・万次に用心棒を依頼。妹・町が死んでから50年後、瓜二つな顔をした凜と出会った万次。用心棒となり凜を守るため、逸刀流への復讐に挑む。また、凜が復讐を誓う、強敵・天津を演じる福士蒼汰は、本作で初の悪役を務めることになる。万次との鬼気迫る決闘シーンは本作のみどころの一つとなりそうだ。さらに、逸刀流を狙う集団「無骸流」(むがいりゅう)に所属し、天津を倒すべく万次に共闘を持ちかける尸良(しら)役に市原隼人、天津がもっとも信頼を寄せる最強の女剣士・乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)役に戸田恵梨香、不死身の万次を窮地に追い込むほどの力を持つ逸刀流の刺客・閑馬永空(しずまえいくう)役に、市川海老蔵と豪華キャストが集結している。主題歌はMIYAVIによる「live yo Die Another Day -存在証明-」に決定した。MIYAVI初となる邦画書き下ろしの主題歌は、三池監督の「主題歌は世界的に通用する日本人アーティストにしたい」との希望から実現したもの。万次の葛藤や強さが時に激しく、時に切なく表現されている。ストーリー・あらすじ無限の命を持つ男・万次。その命、誰のために使う?かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い<生きる意味>を失った時、謎の老婆に無理やり<永遠の命>を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生し、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。生きるには十分すぎる時間は、剣術の腕も鈍らせ、永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人の依頼をしたいと現れた少女。どこか妹に似ているその姿に、無限の命を使い、用心棒として少女を守ると決めた。だがそれは、不死身の万次をも追い込む、凄絶な戦いの始まりだった。作品情報映画『無限の住人』公開日:2017年4月29日(土・祝)キャスト:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山﨑努監督:三池崇史脚本:大石哲也音楽:遠藤浩二原作: 沙村広明「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2016年11月10日俳優・福士蒼汰が、木村拓哉主演の映画『無限の住人』(2017年4月29日公開)に出演することが7日、分かった。また、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵、山﨑努、田中泯、北村一輝、栗山千明、満島真之介の出演が明かされた。木村と三池崇史監督の初タッグによって描かれる本作は、累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画が原作。木村は、興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演に挑み、「面倒くせぇ」が口ぐせで百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。福士は、杉咲花演じるヒロイン・浅野凜が復讐を誓う強敵・天津で初の悪役を演じる。「自分自身そのような役を演じたことがなかったので素直に楽しみだなと思いました」と印象を語り、「一本芯が通っていて、志を持って生きている人物です。ただの『悪人』というわけではないので、悪の中にある人間味をどう演じるか意識しました」と、役作りを表した。また、木村と初共演となる福士だが、「全力でぶつかってきて下さるので、自分も全力で挑むことができました」と振り返る。「そのような環境を作っていただいたので、緊張しながらもとても刺激になる撮影でした」と撮影現場を楽しんでいた。一方、これまでにない「最恐の役」という尸良を演じる市川は「今まで演じた不良や悪い役は同時に正義のある役でしたが、今回は武士の情けも通じない、常識が一切通用しない」役だと説明する。「観ているお客さんが、出てくる度に『うわ、めんどくせぇな』とか『うわ、出てくんなよ』と思って頂けたら嬉しいです」と、挑戦的な姿勢を見せた。天津が信頼を寄せる最強の女剣士・乙橘槇絵役の戸田は「アクション映画が初めてだったので一つのアクションを撮るのに凄く時間がかかる事に驚く日々でした」と撮影を振り返った。木村との共演は2005年のドラマ『エンジン』以来となるが「久しぶりに再会して『恵梨香、何歳になったの?』と聞かれて。『27です』って言ったらすごく驚かれていました」とエピソードを披露。「良きお兄さん的な存在でもありましたし、アクションに関して無知だった私に、すごく丁寧にコツを教えて頂きました」と感謝していた。
2016年11月07日木村拓哉主演、三池崇史監督の映画『無限の住人』の出演者が新たに発表になり、福士蒼汰をはじめ、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵、山崎努、田中泯、北村一輝、栗山千明、満島真之介が出演することが明らかになった。『無限の住人』/その他の情報原作は沙村広明の人気コミックで、江戸時代の日本を舞台に、不老不死の肉体をもつ主人公・万次(木村拓哉)が、剣客集団・逸刀流に両親を殺されて復讐を誓う少女・浅野凜(杉咲花)と共に逸刀流との戦いに身を投じる姿を描いたもの。福士が演じるのは、逸刀流の統主・天津影久で「最初は悪役と聞いて、自分自身そのような役を演じたことがなかったので素直に楽しみだなと思いました。天津影久は、一本芯が通っていて、志を持って生きている人物です。ただの“悪人”というわけではないので、悪の中にある人間味をどう演じるか意識しました」とコメント。そんな天津を倒すために万次に共闘を持ちかける尸良(しら)を演じる市原は「今まで演じた不良や悪い役は同時に正義のある役でしたが、今回は武士の情けも通じない、常識が一切通用しない、間違いなくこれまで演じたことのない最恐の役でした」と語っており、市原の新たな一面が見られそうだ。「アクション映画が初めて」という戸田が演じるのは、天津が信頼を寄せる剣士・乙橘槇絵で「槇絵はかっこよさと儚さと可憐さをもつすごく魅力的な女性で、そういう女性像は今まで演じたことがなかったですし演じていてとても気持ちが良かったです」と撮影を振り返った。そして、万次を追い込む逸刀流の刺客・閑馬永空を演じるのは、舞台でも三池監督とタッグを組んだ経験のある市川海老蔵で「映画の中では不死身の万次を窮地に追い込むほどの強い役でしたので、脚本を読んだ時から木村さんと対峙するシーンをどう演じるのか何度もシミュレーションし、冬の京都で、極寒の中何カットにも渡るアクションシーンの撮影に臨みました。木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、久しぶりの映画の現場でとても刺激的でした。完成がどうなっているか僕自身本当に楽しみです」と語っている。『無限の住人』2017年4月29日(土・祝) 全国ロードショー
2016年11月07日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた映画『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第11回は「"ミサミサ"こと弥海砂を演じた戸田恵梨香の起用秘話」「10年後、女優となった弥海砂を再び演じる葛藤」。○10年後のミサミサが必要だったわけ――弥海砂役・戸田恵梨香さんがいることで、「10年後」の世界観がより鮮明になりました。前作の生き残りで、デスノートを使ったことがある人物。そして、夜神月を愛していた女性。彼女にはぜひ出てほしかった。『デスノート』でスクリーンデビューを果たし、女優としてデスノート以降も大きく成長していった存在。現在も女優として第一線を走り続けているので、彼女が出ることはすごく大きな意味を持っていました。――『デスノート』での最初の撮影シーンは?前編終盤のADに襲われる場面です。前編では、あとは「ハッピースイーツ」という、映画内でのテレビ番組出演シーンぐらいでした。本格的な海砂の活躍となる後編では、改めてADに襲われるシーンから撮影しました。前編では見せなかった死神レムの登場シーンです。そこを最初に撮ってから、すぐに夜神月の部屋での芝居。台本10ページ近いセリフ量でしたが、(藤原)竜也くんはいつも通りスタジオには台本を持ってこない。それを見ていたからなのか分かりませんが、恵梨香ちゃんも台本を持たずに撮影に臨んでいました。大量のセリフも完璧に入っている竜也くんとの2人だけの芝居なので、相当なプレッシャーだったと思いますが、恵梨香ちゃんもセリフが飛ぶということは一切ありませんでした。しかも、月の部屋のシーンはリュークとレムの死神2体も同時に登場するシーン。CG合成のために同じ芝居を何度も繰り返さなければならないんです。このシーンで海砂は涙を流すのですが、何度も同じく涙を流さなければならない。恵梨香ちゃんは同じ動きをただ繰り返すだけでなく、ちゃんと毎回同じテンションで感情を込めた涙を何度も流していました。映画デビュー戦で、竜也くんを前にして凄いなあと思いましたね。○『野ブタ。をプロデュース』の好演がきっかけ――オーディションで起用されたんですよね。フレッシュな才能を見つけたかったので、有名無名関係なく一人でも多くの人に会うためにオーディションにしました。金子修介監督もオーディション好きなので、もちろん賛同してくれました。オーディションメンバーのピックアップはキャスティングチームにお願いしたんですが、そこには「戸田恵梨香」が入っていなかった。僕は『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系・05年)を見て彼女がいいなと思っていたので、僕からの逆指名で来ていただきました。『野ブタ』の役とミサミサのイメージは違うと分かっていたんですが、あの存在感とかわいさは……単純に「会いたい」と思わせる魅力がありました(笑)。ですが、オーディションに参加してもらってもその輝きは変わらなかった。当時はオーディションをたくさん受けて連戦連勝だったみたいで、そういう勢いも感じました。参加者には「ミサミサっぽい格好」で来てもらうようにお願いをしていて、恵梨香ちゃんもゴスロリではなかったですがミニスカではあったかな。恵梨香ちゃんが参加した日の終わりに、僕が恵梨香ちゃんを逆指名したのを知っていた金子監督が「僕も戸田恵梨香がベストだと思います。佐藤さんも彼女がいいっていうなら決まりじゃないですか」と。その後もオーディションを続けることも可能でしたが、スタッフ一同も同意見だったので、そこで弥海砂役は戸田恵梨香に決定しました。○悩み抜いた結論は「今の私が出るべきではない」――藤原竜也さんが天才型、松山ケンイチさんが憑依型の俳優とよく言われていますが、戸田さんは?恵梨香ちゃんは努力型だと思います。いろいろな役を演じていますが、本当に努力の人。考えに考えて、悩んで悩んでやり遂げる。その後何度か作品をご一緒させていただいていますが、毎回かなりのディスカッションを重ねています。自分の役だけでなく、作品全体のことも考えていろんな提案をしてくれますし、製作サイドからの意見もしっかりと受け止めて考えてくれますね。10年後のミサミサをやる上でもすごく悩んだそうです。「自分にとっても大切な作品で、海砂というキャラクターも大切だからこそ出ないほうがいい」、そう思っていたみたいなんです。10年後の作品に出るのは怖い、と。「今の私が出るべきではない」は、『デスノート』ファンの気持ちになって出した答えだったのでしょう。そこを根気強く説得して。いつも以上にディスカッションを重ねました。海砂のセリフには恵梨香ちゃんの意見がかなり入っています。当初よりセリフは減っていますね、恵梨香ちゃんからセリフではなく表情で見せたいというところが多くなったからです。佐藤信介組はとても良いチームだと思っているので、恵梨香ちゃんにも短い撮影期間でしたが参加してもらいたかった。撮影後に、「やってよかった」と言ってくれました。――その一言で救われますね。10年の付き合いになり、仲が良い中でも緊張感もあり。恵梨香ちゃんの現場は必ず足を運びました。まるでマネージャーのように(笑)。10年、そして夜神月の重み。それを彼女はきちんと表現してくれた。口説き落としたかいがありました(笑)。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月28日女優・戸田恵梨香が20日、都内で行われた映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)のジャパンプレミアイベントに、共演の東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督とともに登場した。同作は作・大場つぐみ、画・小畑健の大ヒット同名漫画の実写化シリーズ最新作。夜神月/キラ(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)が、「名前を書かれた人間は死ぬ」という"デスノート"を巡って行った戦いから10年後を描く。戸田は前作と同じ弥海砂役で登場する。戸田は、シックな黒のロングドレスで登場。しっとりとした大人の佇まいを見せたが、内側に大きく隠しスリットが入っており、歩く度に美脚を披露した。また、共演者陣には鋭いツッコミで会場を沸かせた。自分の役の魅力を「Lからたくさんのものを受け継いでるけど、Lを越えようとしてるっていうキャラクターですかね」と説明する池松に「ええ!! 魅力じゃなくない!? 説明じゃん!」とバッサリ。10年ぶりに同じ役を演じることになった戸田は「いろんなものが見えてくるようになった」と変化にしみじみ。しかし菅田が「”ミサミサ”にお会いできたので僕は大興奮でした」と喜びを表すと、戸田は「そんなことなかったよね!?」とつっこみ、「ばくばくでしたよ僕は!」と弁解する菅田に「あ、そう。へえ~ありがとう」と返していた。佐藤監督も、藤原と戸田に会えたことを「数年間この企画ずっとやっていて、やっと会えるみたいな感じなので、武者震いが起こりました」と表現していたが、戸田は「嬉しいです。あんまりそれを感じなかったんですけど」と照れ隠しのように笑いながらつっこんでいた。
2016年10月21日映画『デスノート Light up the NEW world』のジャパンプレミアが10月20日(木)に開催され、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督が上映前の舞台あいさつに登壇した。『デスノート』ジャパンプレミアその他の写真大人気漫画を原作に、名前を書かれた者は死ぬという“デスノート”を巡る戦いを描き、大ヒットを記録した10年前の映画の正統派続編。キラの遺志を継ぎ、ノートを使って大殺戮を起こす者、Lの遺伝子を継いで、それを阻止しようとする者たちの戦いを描き出す。ノートに触れた者は、死神を見ることができるという設定に沿って、この日の観客は、入り口でノートの切れ端に触れて会場へ入場。すると、巨大な死神のリュークがクレーンで登場するというど派手な演出でイベントはスタートした。東出はデスノートを知り尽くした捜査官・三島、池松はLのDNAを継ぐ探偵・竜崎、そして菅田はキラの信奉者でテロリストの紫苑を演じており、スクリーンの中では緊張感あふれる戦いを繰り広げるが、舞台あいさつはグダグダ!?それぞれの役柄の魅力を聞かれても、東出も池松もほとんど、役の設定の紹介をする程度で、戸田から「説明じゃん」とツッコミが飛ぶ。トリを務めた菅田は「前のふたりがふがいないので!」と意気込んで話し始めるも、自身の役とは関係ない作品に関する思いを延々と述べるだけで、池松は苦笑を浮かべ「誰ひとり、質問に答えてない…。入場からもう1回、やり直していいですか」と申し訳なさそう。映画の中で、菅田はサイバーテロリストを演じているが、東出は菅田が原因で「ウイルスをもらっていま、ここに立ってます」と大観衆を前に不穏な発言!?菅田いわく「ただの風邪の話(笑)」とのことで、要は3人で全国をプロモーションで巡る中で、風邪をうつし合ってしまったらしい…。東出は「ダブルミーニングになってて、おれ、いまウマいこと言った(笑)?」とご満悦だった。10年前の映画公開時、11歳の小学生だったという川栄は「もしかしたら家のノートでもイケるんじゃないかと…文房具屋で黒めのノートを買った」と告白し、菅田から「誰かを殺そうとしたってこと!?」と驚愕されていた。今回、念願かなって(?)ノートを使って大量殺戮を行なう少女を演じ「興奮しました」と満面の笑み。前シリーズで映画初出演を果たした戸田は、久々に人気キャラのミサミサを演じたが、本シリーズを「かけがえのない大きな存在で改めて、同じ役を演じるプレッシャーも大きかった」と振り返った。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー
2016年10月20日漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)の予告映像が5日、公開された。予告は、「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」というルールをもったノートを巡る夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の壮絶な戦いが繰り広げられた10年前から、現在に舞台を移してスタート。ノートで犯罪者を粛清し理想の社会を作り上げようとした月とは対照的に、無差別殺人を行う"思想なきノート所有者"・青井さくら(川栄李奈)によって東京・渋谷が大混乱に陥る様子が続き、新たな金色の死神も姿を見せている。本作で描かれるのは、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)らが展開する三つ巴の戦い。「こっから先はデスノート争奪戦だ」との言葉から、「これは罠だ!」と叫ぶ三島、自身に銃を向ける竜崎と、意味深な描写が繰り出される。そんな中、紫苑は月のかつての恋人・弥海砂(戸田恵梨香)に不敵な笑みを見せながら、「夜神月は生きている」と発言。「そんな話、信じるわけないでしょ?」と返す海砂だが、再びノートを手にした彼女の元にはリュークが登場し、「月は生きてるの?」という複雑な心持ちを感じさせる声が響く。また、安室奈美恵による主題歌「Dear Diary」が流れると、「俺はお前も見ているからな」と火花を散らす三島と竜崎が。一方、紫苑はノート片手に「キラのおかげで僕は呪縛から解放された」と意味深なことを口にしている。さまざまな思惑が交錯する様を捉えた映像だ。さらに、16日より3週連続配信となるHuluのオリジナルドラマ『デスノート NEW GENERATION』の主題歌として、安室による映画での劇中歌「Fighter」が起用されることも発表。こちらは映画の謎につながるヒントも隠されているようで、これまでの『デスノート』ファンだけでなく、新たな視聴者も楽しめる内容になっているという。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年09月06日月(ライト/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界を描く新章『デスノート Light up the NEW world』に、前シリーズに続き弥海砂(あまね・みさ)役で出演する戸田恵梨香の撮影の現場の様子が明らかに!その手に持ったノートに書くのは誰の名前なのか――?前シリーズでの月とLの死闘から10年。死神が再び、地上のデスノートをばらまき、世界中は混乱に陥る。この未曽有の状況に立ち向かう捜査官・三島(東出昌大)、Lの正統な後継者として捜査に協力する竜崎(池松壮亮)、彼らを翻弄する狂気の男で、キラの復活を目論むテロリスト・紫苑(菅田将暉)らの戦いが展開する。戸田さんは前シリーズではデスノートの保持者となり、愛する月のために死神の目(=デスノートの使用に必要な相手の名前や寿命が見える目)を持つダークヒロイン・海砂を演じた。本作では海砂は、既にデスノートの所有権を放棄したことで、デスノートに関する記憶を失っており、女優として活動しているが、この封じられ10年前の“記憶”と彼女の“目”が物語の大きなカギを握ることに…。この日、撮影が行われたのは、東京・湾岸地域にあるビルの1階の大きなホールで、多くの群衆が行き交うという設定に合わせて、300人ものエキストラが参加した。戸田さんのほか、主要キャストでは池松さんが演じる竜崎、そして菅田さん演じる紫苑も参加している。シーンとしては、物語の終盤に差し掛かっており、この3人がどういう関係であり、それぞれがどのような思惑で動いているのか…?海砂は1階ホールの中央に静かに佇むが、その衣装は白っぽいグレーのロングコートに黒のインナーで足元も黒いブーツ。竜崎が黒づくめの衣装、そして紫苑は上下とも白で、白・黒・グレーの3人の姿が、群衆の中でもひときわ際立つ!この衣装に関して戸田さんは衣装担当の宮本まさ江さんと相談して決めたという。「『やはり黒と赤が海砂のイメージだよね』というところから、宮本さんが『恵梨香の普段の私服に近い気がする』って言ってくださったんです。それで自分の私服をイメージし、そこに海砂をはめ込んだら、意外としっくりくるかも! と思えて。実際には、衣装合わせのときに宮本さんが用意してくださったロングコートがいちばんしっくりきて、とても救われました。インナーもまさに私の私服のようでした」と明かす。また、白と黒の対照的な衣装の紫苑と竜崎に対しても感じるところがあったよう。「事前にそれぞれのキャラクターの写真を見せていただいたんですけど、まず『なるほどな』と思いました。10年前の『デスノート』では月は真っ黒の衣装、Lが真っ白の衣装を着ていて、それで“正義”と“悪”を表現していたと思うんですけど、今回はそれが逆になっていたから『こう来たか!?』 という驚きがありましたね」と語っている。衣装に加えて、髪形も注目のポイント!このシーン、海砂は戦う決意を込めた“ハーフツインテール”で登場しているが、実はこれは戸田さん自身の発案によるもの!この髪型が、10年ぶりに海砂を演じるにあたって「一番悩んだ」ポイントだったという。「前髪を作って髪の長さも当時の長さに戻すとして、普通に下ろすと大人っぽ過ぎるような気がしました。それで次にポニーテールも考えてみましたが、現場に入ってやってみたらカッコよ過ぎるし、しっくりこなくて…。現場に入って自分で髪を手でつまんでいるときに『これだ!』というスタイルを見つけることができ、撮影にギリギリ間に合いましたね」と明かしてくれた。戸田さん自身、10年前の『デスノート』が映画デビュー作であり、この作品をきっかけに注目を浴び、次々と話題作へ出演し、押しも押されもせぬ同世代を代表する人気女優となり、いまに至る。現在、女優として活躍する海砂の人生と重なる部分も感じるが、10年を経ての海砂の人物像をどのように捉えているのだろうか?「海砂は確かに女優として成功しましたが、10年前に持っていた無防備なところや明るさ、隙はいまも彼女は持っているような気がします。それを隠し通して女優として生きるのではなく、本人もたぶんプライベートな一面も含めて外に見せる顔を作った人なんだろうと思います。そこがちょっと切ないし、改めて孤独な人だなという印象を持ちました」。戸田さんにとっては「原点に帰るような気持ち」だったという再びの『デスノート』参戦。果たして海砂はどのような変貌を遂げ、どのような思いを抱きノートを手にして竜崎、紫苑の前に現れたのか?海砂という“劇薬”の存在が、新たな戦いに何をもたらすのか――?『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日女優の戸田恵子が14日夜、ブログを更新し、SMAPの解散発表を受けて「今は言葉が見つからない」と心境をつづった。戸田は、SMAP全員が犯人役として出演したフジテレビ系スペシャルドラマ『古畑任三郎 VS SMAP』(1999年)で共演しており、そこで演じたのは、本人役のメンバー5人を育ててきたマネージャー。フィクションとはいえ、実在するSMAPの女性チーフマネージャー(現在は退社)をほうふつとさせる役柄で、今年1月に発覚した"解散騒動"の渦中の人物だったことから、戸田の役を思い出すファンも多かった。『古畑―』以降も、『HERO』『スタアの恋』『HR』『太閤記 サルと呼ばれた男』『徳川綱吉 イヌと呼ばれた男』『MR.BRAIN』『新選組!』など、SMAPのメンバーと共演歴が多い女優の1人だ。それだけに「SMAPのことは私自身も思い入れがいっぱいいっぱいあってね。今は言葉が見つからない」と心境を吐露。それでも、「何があってもSMAPが大好きなことに変わりはない」と前向きな姿勢を示し、「SMAPの楽曲で一番好きなのは『夜空のムコウ』 今度、ライブでも歌いたいです」と締めくくっている。
2016年08月15日女優・戸田恵梨香が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で演じる"ミサミサ"こと弥海砂(あまね・みさ)を捉えた場面写真が5日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである、夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明する。続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。戸田演じる海砂は、かつてキラを崇拝し月の恋人でもあったが、月とLの決着を目の当たりにし、深い悲しみの底にいる。10年前は、自身もデスノートの所有者だったが、その後、所有権を失ったことからデスノートに関する記憶を喪失。そんな海砂は、劇中で時を経てアイドルから女優へと成長を遂げている。また、月とLの死闘の真相を目撃した海砂の記憶は、世界を大混乱に陥れる新たな"キラ事件"の鍵となることも示唆されている。公開された写真では、楽屋でデスノートを手にする海砂の姿が。このノートは誰がもたらしたのか不明だが、海砂が再びノートを使いながら、争奪戦に参加することも予感させる2枚となっている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年07月05日伝説となった映画『デスノート』誕生から10年となる節目に、正統な続編として放たれる完全新作映画『デスノート Light up the NEW world』。この秋公開となる本作から、前作から続投する戸田恵梨香が演じる“ミサミサ”こと弥海砂の場面写真が到着した。キラこと夜神月(ライト)とLの死から10年。再び死神が地上にデスノートをばらまき世界中が大混乱に陥っていた。夜神総一郎が立ち上げた「デスノート対策本部」は存続していた。すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者” 竜崎が加わり事件解明に当たり、地上には「6冊のデスノート」が存在する事が判明。その矢先にキラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散された。そのメッセージとは「他の所有者に次ぐ。速やかに私に差し出せ」とデスノートの提出を呼びかけだった――。“人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで”という「6冊ルール」が初めて適用されている本作。キャストには、「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創役の東出昌大をはじめ、デスノートを封じる男・竜崎役の池松壮亮、デスノートを制する男・紫苑優輝役に菅田将暉。世界中に散らばったデスノート6冊のうち、1冊を手にする青井さくら役に川栄李奈。さらに、弥海砂役の戸田さんや、死神・リューク役の中村獅童も続投している。このほど解禁されたのは、戸田さん扮する弥海砂が、楽屋にてデスノートを手にする姿が映された場面写真。かつてキラを崇拝し、月の恋人であった海砂は、10年前、月とLの最期の決着を目の当たりにし、深い悲しみに。デスノートを所有していた彼女はその後、所有権を失いデスノートに関する記憶を失っていた。というのも、デスノートは所有権を失うと、所有していた期間の行動に関してはデスノートの所有者であったことが絡まない形で残るものの、デスノートに関する記憶は一切無くなってしまうのだ。10年の時を経て、アイドルから女優へと成長を遂げた彼女。月とLの死闘の真相を目撃した海砂の記憶は、世界を大混乱に陥れる新たな“キラ事件”の鍵となるのか。そして、このノートは一体誰がもたらしたのか?海砂は再びデスノートを使ってしまうのか!? 究極のデスノート争奪戦にさらなる期待が高まるようだ。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月05日児童文学の金字塔、北杜夫の同名児童書を原作に、松田龍平主演で贈る『ぼくのおじさん』。この度、本作の共演者に、戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎、戸田恵梨香ら、豪華キャスト陣が集結していることが明らかになった。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある大人。雪男は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ。だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが奇跡が訪れ、ハワイに行けることに。おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきて――!?原作は、「夜と霧の隅で」「揄家の人びと」など、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズなどの児童エッセイ・小説で絶大な人気を誇る北氏が、ユーモアセンスを遺憾なく発揮し、和田誠のイラストも併せて、いまなお幅広い世代に愛され続ける同名作。メガホンを取るのは、『苦役列車』『味園ユニバース』などの話題作を手掛けた山下敦弘監督だ。松田さん演じる、親戚の家に居候し万年床で暮らす”おじさん”をはじめ、おじさんと同居し、見守る甥っ子・雪男役の大西利空、おじさんが一目惚れするヒロインとして真木よう子の出演が明かされていたが、今回新たに共演者が発表された。雪男の担任・みのり先生役には、『デスノート Light up the NEW world』にて続投が決定した戸田さん。おじさんと同居している雪男の父・定男役に脚本家・作詞家・監督・などなど幅広く活躍する宮藤さん。母・節子役に、映画やテレビだけでなく舞台でも活躍する寺島さん。ひょんなことからおじさん、雪男と知り合う創業200年の老舗和菓子屋の御曹司・青木役に、現在放送中のドラマ「昼のセント酒」で主演を務める戸次さんが配役。撮影を終え、「結局僕の演じた青木っていいやつ」と語ったのは戸次さん。松田さん演じる“おじさん”については、「おじさん役が松田龍平くんか?」と最初は驚いたと言いながら、「利空くんとペアルックで並んでいる姿を見たら、妙な説得力があって、おじさんぷりがしっくりきていて驚きました」と見事なハマリっぷりだったと話す。一方の宮藤さんは「おじさんは、自分に近いというか、ああゆう生き方ができたらいいですよね」とうらやましそうに話していた。今回、先生役初挑戦となる戸田さんは「こうゆう雰囲気の衣装自体、いままで着ていなかったので、とても新鮮でした。逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じ」と照れた様子。また寺島さんは撮影をふり返り、「龍平くんに『何、いつも笑ってんですか?』と言われました。自分では意識していませんでしたが、ギスギスしていない精神が健全でいられる役だったので、いつも朗らかな気分で現場に居られました」と現場も和やかに進んでいたようだ。この4人に加えて、雪男の親戚でおせっかいな智子おばさん役をキムラ緑子、エリーの母・稲葉キャシー役に銀粉蝶ら、実力派豪華キャストが脇を固める。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月25日女優・戸田恵梨香や脚本家で俳優の宮藤官九郎らが、松田龍平主演の映画『ぼくのおじさん』(11月3日公開)に出演することが24日、明らかになった。原作は作家・北杜夫による、和田誠氏のイラストが添えられた同名児童書。貧乏で兄の家に居候し、へりくつばかりこねる"おじさん"(松田)が主役であるものの、物語は一貫して兄夫婦の妹=おじさんの甥・雪男(大西利空)の目線で描かれる。メガホンを取るのは、『天然コケッコー』(07年)の山下敦弘監督。一目ぼれした女性・エリー(真木よう子)を追いかけるために、ハワイ行きを画策しつつ、そのどれもが周囲をあてにするか運任せなのに、どこか憎めないおじさんの姿を映す。新たに発表されたキャストは、雪男の担任・みのり先生で教師の役に初挑戦する戸田と雪男の父・定男役の宮藤に加え、寺島しのぶ、戸次重幸、キムラ緑子、銀粉蝶の6人。寺島は、雪男の母・節子を、戸次は創業200年の老舗和菓子屋の御曹司・青木を、キムラはおせっかいな智子おばさんを、銀粉蝶はエリーの母・稲葉キャシーを、それぞれ演じる。戸田は、初の小学校教師役に「こういう雰囲気の衣装自体、今まで着ていなかったので、とても新鮮でした」とうれしげ。続けて、「逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じでした」とも口にする。松田演じるおじさんは、「とてもかかわいらしい人」という印象で、「実際できあがったものを楽しみにしています」と期待を寄せる。一方、宮藤も付けひげをあしらっている。それを「つけた途端に、『少し変な人なのかなあ?』って思った」とも語るが、「『おじさん役の龍平君が変に見えればいいな』と、自分はなるべく自然に自然にしようと思いました」と裏側を明言。山下監督からは、威厳のある父役を強く求められたようで、「ひげつけると顔って変わるんですよね」と演技面の難しさを話す。そんな山下監督は、脇を固めるキャラクターたちについて、「共通して言えるのは、龍平くん演じるおじさんに対して"ちゃんとした大人"に見える、という所」と説明。しかし、宮藤が感づいたように、「皆さんどこか妙にズレて」いる。それを踏まえておのおのが、キャラの持ち味が出るように演じたことで、「"いそうでいない"映画独自の魅力的なキャラクターになりました」と自信を見せた。(C)1972北杜夫/新潮社 (C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会
2016年05月25日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:西島秀俊に第一子誕生! またも極秘で株を上げた"プロ彼女"3日、西島秀俊(45)が、先月末に第1子となる男児が誕生したことを発表。所属事務所を通じて、「先月末に第1子となる男児が誕生いたしました。おかげさまで母子ともにとても元気です。支えてくださった皆さまに心より感謝いたします。本当にありがとうございました。これからも、より一層ひとつひとつのお仕事を一生懸命頑張ります」と報告した。西島は2014年12月に3年間の交際を経て、16歳年下の一般女性と結婚。父親役を演じることも多く、その度に子ども好きを明かしてきただけに、喜びは大きいだろう。このニュースで気になったのは、出産どころか妊娠の報道すら一切なかったこと。お腹が大きければ気づきそうな上に、おめでたいことだけに家族や友人経由で情報が漏れることも多い。芸能記者たちを「またやられた」と悔しがらせたのは、「プロ彼女」と呼ばれた妻の徹底した情報管理か。週刊誌に影すら踏ませない妊娠&出産劇は、痛快さすら感じる。■4位:陣内智則とミオパンの結婚は今夏か? するする詐欺か?3日、ビールのイベントに出演した陣内智則(42)が、記者たちから結婚関連の質問ラッシュを受けた。まず元妻・藤原紀香(44)の結婚について「祝杯をあげたい」、次に「DAIGOさん(38)と北川景子さん(29)の結婚式を見て、本当にすてきだなと思った」と祝福。これに絡めて交際中のフジテレビ・松村未央アナ(29)との結婚を聞かれると、「(彼女が6月29日で)30歳になるんで、ちゃんと考えなければいけないですよね」と笑顔で語った。しかし陣内は昨年秋に、両親と松村アナを会わせたことや、「その場で結婚の話もした」などのエピソードを話したほか、2月の誕生日ライブでは事前に「重大発表!」とうたっておきながら、「同棲もプロポーズもまだ」と明かしたり、8月に行われる「アメリカライブが終わってから」とほのめかしたり、"結婚するする詐欺"のような状態が続いている。そもそも陣内が記者から追いかけられているのは、「単に結婚を祝福したいから」というわけではない。藤原との離婚理由が浮気だったことを公言したほか、松村アナとの交際後も『ZIP!』出演モデルをお持ち帰りした前科があるなど、記者たちの「またゲスなことをしそう」という期待値が高いのだ。「結婚が白紙になるかも」「結婚してもすぐ浮気しそう」という"ゲスの極み予備軍"として、今後も人気以上の注目を集めるだろう。■3位:相武紗季が電撃結婚! 相手は6歳年上の会社社長相武紗季(30)が会社社長との結婚を発表した。大安の5月3日午前、2人で区役所に婚姻届を提出。相武は直筆で、「彼とは友人を介して出会い、恋人として寄り添うようになりました。昨年末にプロポーズをして頂いてから、こうして皆様にご報告できる事をとても嬉しく、とっても幸せに思います」と喜びを明かした。男性とは3年前に金子ノブアキの紹介で知り合い、猛アタックを受けて昨年初めに交際スタート。7月には2人で犬の散歩をしている姿が報道されていたが、昨年末にプロポーズされたという。相武は、「不器用な私を忍耐強く愛をもって見守ってくれる彼と温かく、笑顔いっぱいな家庭を築いていきたいと思います」と宣言。かつて相武は、「TOKIO・長瀬智也(37)と結婚間近」との報道もあったが、2012年ごろの破局以降は、浮いた話はほとんどなかった。アメリカへの語学留学が「失恋を癒すため?」と噂されていただけに、測ったような30歳ちょうどでの結婚に祝福の声が集まっている。■2位:戸田恵梨香と加瀬亮が『SPEC』熱愛! お互いの恋人とは破局戸田恵梨香(27)と加瀬亮(41)の交際が明らかになった。2人は2010年スタートの『SPEC』シリーズで共演したほか、今年も再共演があったばかり。昨年、その撮影で一気に距離を縮めたという。加瀬の所属事務所が、「報告は受けていませんが、お似合いのカップルだと思います」とコメントしたことが、円満交際を物語っている。『SPEC』が放送されていたころ、加瀬は市川実日子(37)、戸田は綾野剛(34)と交際。戸田は破局後に勝地涼(29)とも交際したが、いずれも破局。特に加瀬と市川は長年のつき合いがあり、同棲もしていただけに驚きは大きい。昨秋、戸次重幸(当時41)と市川由衣(同29)、鈴木浩介(同40)と大塚千弘(同29)が結婚したように、40代男性と20代女性の"俳優婚"は定番なだけに、今後の展開が注目される。同様に、竹野内豊(45)と倉科カナ(28)の結婚はあるのか。■1位:ついに口を開いたジャニー社長。「SMAP解散させない」今年1月の事務所退社&グループ分裂騒動が記憶に新しいSMAP。その後も「契約更新の9月に解散するのでは?」という噂がくすぶっている中、ジャニー喜多川社長がついに口を開いた。ジャニー社長は記者たちの前で「みなさんが聞きたいのはSMAPのことでしょう」と自ら切り出し、「SMAPはわが子と同じ。もともと彼らが出て行くはずがないと思っていたし、僕に相談なしに解散するはずがない。そんな心配、全然ない。解散とか冗談じゃない」と話した。9月のデビュー25周年についても、「(記念イベントを)盛大にやるべき。周りに遠慮して萎縮する意味もない。ツアーもやらなきゃ」と強烈な援護射撃。グループ活動の予定がほとんどないことを心配していたファンたちはホッとしたのではないか。事務所内はもちろん、業界内でも強大な影響力を持つ人の言葉とは言え、本人たちの言葉ではないだけにモヤモヤは残ったまま……。あの生謝罪で世間に与えた暗いイメージを払拭するためには、やはり5人の力強い言葉が必要だろう。□おまけの1本:「オードリー・春日、ボディービル大会で予選落ち」オードリー・春日俊彰(37)がボディービル大会『東京オープン選手権』の75キロ以下級に出場。昨年は5位入賞で驚かせたが、今年はまさかの予選敗退。「トップ3入り」を目標にしていた上に、「トゥース!」などのギャグも披露できず終わる惨敗だった。春日は、「予選は突破して当然、そもそも決勝に進む前提でいた自分にムカついている」とガックリ。28人中、上位12人に入れなかったことがよほど悔しかったのか、「調子こきました。ゆるやかに体重を減らさないといけないのに、1週間で6キロ落とした調整の失敗。筋肉に張りがなかった……」と肩を落とした。ちなみに、同級に出場した、なかやまきんに君(37)は2年連続の2位。春日はフィンスイミング日本代表として6月の世界大会に出場予定であり、並行してのトレーニングに難しさがあったのか。こちらは昨年、リレー種目で銅メダルを獲得しているだけに、2年連続メダリストの期待が高まる。ただその反面、本業の漫才を見る機会はほとんどない……。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月08日渡辺えりと戸田恵子が出演するミュージカル『わがまま』東京公演が4月20日(水)より東京・世田谷パブリックシアターで上演。開幕に先駆けて渡辺と戸田が囲み取材に出席した。【チケット情報はこちら】同公演は渡辺えり率いる「オフィス3○○(さんじゅうまる)」の最新作。作・演出を渡辺えりが務めるふたり芝居。渡辺はミュージカル初挑戦、また、戸田との共演も今回が初めてとなる。舞台はとある劇場の本番中の楽屋。渡辺と戸田演じる中年のミュージカル女優ふたりが、自分の人生を本音で愚痴り合ううちに、なぜ演劇をやりたいと思ったのか、今は一体なんのために続けているのかなどの疑問にぶち当たるが…。会見に舞台でも着用する派手な紫のスパンコールの衣装で出席した渡辺と戸田。渡辺は衣装について「今回は衣装のプランも私が考えたんですが、このスパンコールの衣装は見つけた時にこれだ!と思いました。戸田さんはそのまま使えたんですが、私は2着分の素材を使わないといけなくて(笑)。それでも、稽古、公演で少し痩せました(笑)」と話した。また戸田は「この衣装ばかりが独り歩きしているみたいですが、ずっとこの衣装でいるわけではありません(笑)。この衣装で出ている時はお互いの感情が一番爆発しているシーン。私の役は母親を介護している、えりさんの役は親しい友人が亡くなって、その友人が飼っていた犬の面倒をみなければいけないという、それぞれの境遇があって、それでも舞台に立たないといけない。それはどんな時でも舞台に立たなければいけない、普段の我々にも通ずるところですね」と語った。また、見どころについて戸田は「えりさんがやられている所は全て見どころですね。舞台上で化粧も落としますし、気ぐるみも着る、男装もする。そのほかにも見どころはたくさんありますが、普通、ミュージカルではアンサンブルといって、今回演じている役のような、何役もやられる方がいらっしゃって、その方々がいないとお芝居は成立しないんですね。なので、そういう方々の“私たちがいないとやっていけないんだよ”という心の声を代弁している所は見どころです」と話した。ミュージカル『わがまま』は東京・世田谷パブリックシアターで4月25日(月)まで上演。その後、兵庫、福岡、鹿児島、北海道、福井を周る。チケットは発売中。
2016年04月20日国内の海外ドラマブームの火付け役となった『X-ファイル』が6話限定の新シリーズとして、13年ぶりに復活。俳優の風間杜夫と女優の戸田恵子が、モルダー捜査官(デビッド・ドゥカブニー)、スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)の声優として復帰を遂げた。その他の画像「あのテーマ曲が流れた瞬間、変わらぬ世界観に一気に引き込まれ、私自身も何の戸惑いもなくスカリーを演じることができた。13年というブランクはまったく感じませんでしたね」と声を弾ませる戸田が新作、その名も『X-ファイル 2016』(読み:エックスファイル ニー・ゼロ・イチ・ロク)への思いと期待を語る。超常現象をテーマに、1993年から2002年まで放送され、映画化もされた『X-ファイル』の新シリーズ。今年1月24日(現地)に米FOXで放送され、約2000万人が視聴。過去10年間で1時間もののドラマとしてナンバーワンの記録となり、人気の根強さを証明した。「ファンとして新作が見られるのはもちろん、再びスカリーを演じられるのが純粋にワクワクしました。風間さんはモルダーを見て『老けたな』って笑っていましたけど、ジリアンさんの姿はさほど変化がなくて、それもうれしかったです。何より思わぬ展開とスケール感、そして真実味がある描写という、X-ファイル本来の魅力が失われずにいてホッとしました」(戸田)モルダー&スカリーのコンビネーションも健在で「ご存じのとおり、最初は正反対だった彼らが、さまざまな事件を追う過程で信頼関係を築いていった。今回は13年という歳月を経て、政府の陰謀がより根深いものになった分、絆が強くなっていますね」。スカリーの人物像も掘り下げられており「母親や兄弟も登場し、私も知らなかったことがたくさん描かれていますよ」と新たな発見に胸を踊らせる。今回、おなじみのキャッチフレーズ“The truth is out there”(真実はそこにある)に“still”という単語が加えられた。「そう、真実は“まだ”あるんですよ。そうでなければ、ふたりが再会することもないですから。本当に驚く真実が待っているので、じっくり堪能してほしいですね」(戸田)『X-ファイル2016』6月1日(水)よりデジタル配信7月2日(土)ブルーレイ&DVDリリース『X-ファイル』コレクターズブルーレイBOX(57枚組)発売中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月08日加瀬亮主演のWOWOWドラマW『この街の命に』の完成披露試写会が3月20日に都内で行われ、主演の加瀬をはじめ、戸田恵梨香、黒田大輔、岡山天音、篠原篤、緒方明監督が舞台あいさつに登壇した。その他の情報本ドラマは、ある街の動物愛護センターを舞台に、殺処分される動物たちを救おうと踏み出した獣医と職員たちの葛藤と再生を描くヒューマン・ドラマ。加瀬はセンターに配属され、殺処分の現実に直面する行政獣医・牧田役を演じ、戸田は同僚の行政獣医・幡枝役を演じている。撮影を振り返り加瀬は「実際の施設にお邪魔して撮影したのですが、職員の方に『どんな仕事ですか?』と質問した時、『片手でなでて、もう片方の手で絞め殺している、そういう仕事だよ』と、複雑な表情で語られたのが印象的でした」と話し、戸田も「施設を見学し、言葉では言い表しようのない、感情が出て来ないくらいの気持ちで何とも言えませんでした」と明かした。『SPEC』シリーズ以来、約2年半ぶりの共演となるふたり。加瀬が「僕は(戸田さんが『SPEC』と)違う役だからといってそんなに戸惑わなかった」というと、戸田は「私は違和感でした(笑)。『気持ち悪いな』と(思いました)」と返すも、「役者としてすごい信頼しているし、安心感を現場に与えてくれる人でした」と話した。本作について加瀬は「面倒なことにどれだけ丁寧に向き合えるか、いろいろなことを教わった気がします」と振り返り、戸田は「私たち人間が動物に対してどう向き合っていくのか、考えてもらえれたら嬉しいです」とコメント。メガホンを執った緒方明監督は「見どころは1時間40分全部」といい、「フィクションですけども、現実に殺処分というものが行われていて、最前線で苦しみながらそれをやっている人たちがいることをちょっとでも分かって欲しいですし、犬や猫を愛するがゆえに起こっている矛盾というものを、ほんの少しでも感じていただければと思います」と語った。WOWOWドラマW『この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWにて放送
2016年03月22日犬猫の殺処分をテーマにしたWOWOW「ドラマW この街の命に」の完成試写会が20日(日)都内で行われ、主演の加瀬亮、共演の戸田恵梨香、黒田大輔、岡山天音、篠原篤、緒方明監督が登壇した。脚本・青木研次&監督・緒方明の映画『いつか読書する日』コンビによる、犬猫の殺処分をテーマにした人間ドラマ。ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描く。殺処分に疑問を抱く主人公を務めた加瀬さんは「実際の場所を借りて、職員たちが仕事をしている中で撮影を行った」とリアル重視のスタイルを明かしながら「職員の方に『どんな仕事ですか?』と質問したら『片手で犬を撫でてもう片方で絞め殺している、そういう仕事だ』と複雑な表情で仰っていたのが印象的。そういう所を出発点として役柄を演じた」とふり返った。同僚役の戸田さんも「こんなヘビーな作品を観に来ていただいてありがとうございます」と挨拶し「実際の施設で撮影して、処分する機械などもすべて見せてもらった。言葉では言い表しようのない、感情が出てこない、何とも言えない気持ちになりました。このドラマをきっかけに、動物に対して人間がどう向き合っていくべきなのかを考えてもらえたら」と神妙な面持ち。ドラマの内容ゆえに緒方監督も「重いコメントを言わざるを得ない状況」と苦笑いで「題材が難しいテーマだし、それを演じる側も作る側も難しい。作り手側も試行錯誤の連続。ただ、楽しむだけが作品ではないと思う。俳優たちが悩みながら作り上げた作品を観ていただき、何かを感じてもらえたら嬉しい」とメッセージした。そんな中、加瀬さんと戸田さんの共演が人気ドラマシリーズ「SPEC」以来という話題になると、加瀬さんは「『SPEC』で3年くらい一緒だったので、ある意味安心していた。違う役だからといって戸惑わなかった。でも戸田さんのマネージャーや僕のマネージャー、それに『SPEC』を見ていた周りの方が戸惑っていて『違和感がある』と言われた」と意外なリアクションを紹介。一方の戸田さんは「私は違和感でした」と明かし、「『SPEC』では加瀬さんに敬語を使っていたけれど、このドラマでは加瀬さんが私に敬語を使う設定だから、なんか気持ちが悪かった」と打ち明け、笑いを誘った。WOWOW「ドラマW この街の命に」は、4月2日(土)21時~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月21日WOWOWのドラマW初主演となる加瀬亮が、「SPEC」シリーズ以来の共演となる戸田恵梨香、さらにNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の田中裕子と贈る「この街の命に」。このほど本作のポスタービジュアルとともに、実際の動物愛護センターが舞台となった60秒予告編が解禁となった。動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い、淡々と“業務”を遂行する。彼は“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも、悩み苦しんでいた。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言いだし、悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ、動物たちをきれいにする。現状を変えるという高野の想いに、背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが…。ペットブームといわれて久しい中、1年間に殺処分される犬猫は10万頭を超えるという現在の日本(環境省・平成26年度発表)。なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間はいったい何を思うのか。このドラマは、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描き出す。脚本と監督は、『独立少年合唱団』で第50回ベルリン国際映画祭「アルフレード・バウアー賞」、『いつか読書する日』で第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した青木研次と緒方明の名コンビが担当する。今回解禁となった予告編では、実在する山梨県の動物愛護センターで撮影された、まさに命と向き合う現場が、アコーディオニスト・cobaの音楽とともに映し出されている。また、主人公・牧田役を演じる加瀬さんが中央に佇むポスタービジュアルは、まさにそのセンターの犬舎で撮られたもの。中にいる犬たちに視線を送る牧田の姿は、本作が描く“犬猫殺処分”の現実をこちらに投げかけているかのよう。脇を固める戸田さんや田中さん、渋川清彦、熊谷真実の表情からも、厳しい現実に向き合う彼らの葛藤を感じさせている。さらに、キャッチコピーの「僕らは、何を知っているのだろう」は、劇中で加瀬さん自身が語るナレーションの一つとなっている。その言葉の真意は、本作からの知らなくてはならないメッセージといえそうだ。ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした『デスノート 2016』の追加キャストが発表になり、戸田恵梨香が『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』『L change the World』に引き続きミサミサこと弥海砂(あまね・みさ)役で出演することが明らかになった。戸田は「嘘でしょ!と思いました。本当ですか?って(笑)。10年前の作品で月とLも亡くなっているし、当時も10年後の物語を作ることはないだろうと思っていたので本当に驚きました」と話し、本作にかける思いを寄せた。その他の情報『デスノート 2016』は、原作に登場する“6冊ルール”(人間界で同時に存在していいノートは6冊まで)をもとに、死神が地上にばらまいた6冊のデスノートを巡って、キラ復活を望む者、それを阻止する者たちによる攻防戦を描くシリーズ最新作。過去3作で戸田が演じた弥海砂は、天真爛漫で無邪気なトップアイドルでありながら、死神に魅入られデスノート保持者となり、愛する夜神月(藤原竜也)のために“第二のキラ”となる過激な行動力を合わせ持った人物だった。『デスノート 2016』では10年前にデスノートの所有権を放棄したことで、デスノートに関する記憶は失っており、月への想いを持ち続けたまま、女優として活動を続けているという設定で、何者かにその“記憶”が狙われるという。佐藤貴博プロデューサーは「戸田恵梨香さんの演じる弥海砂の復活は、10年後の『デスノート』を企画するにあたり、必ず実現させたいと思っていた」と話し、メガホンを執る佐藤信介監督は「海砂。それは、デスノート事件で生き残った伝説の人物。海砂は今、何を想い、新たな事件にどう関わるのか。戸田恵梨香さんの登場は、物語のひとつの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました」とコメント。2006年に公開された『DEATH NOTE』が映画初出演作になった戸田。「スクリーンデビューさせていただいた作品なので、思い入れは強くて。10年前の『デスノート』のときはまだまだ新人で、役者を始めて1年も経っていないのにとても大きな作品に参加させていただいたので、芝居もままならない状態でした」と当時を振り返り、「だから前作を観ると恥ずかしくて仕方がないんですけど、今回はその当時に戻れるのか、戻っていいのか? 戻るべきなのか、進むべきなのか? いまの自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか? というところでとても悩みました。10年経ったいま、『デスノート』を通してまた改めて伝えられるメッセージがあるのかもしれないなと思います」と語っている。『デスノート 2016』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー
2016年03月09日女優の戸田恵梨香(27)が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)に出演し、8年ぶりに"ミサミサ"こと弥海砂(あまね・みさ)役を務めることが8日、明らかになった。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年後の世界が舞台の本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。『DEATH NOTE』(06年)で銀幕デビューを果たし、その後編となった『DEATH NOTE the Last name』やスピンオフ作『L change the WorLd』(08年)へも出演してきた戸田。それら3作で演じてきた海砂は、天真らんまんな一面を魅力とするトップアイドルでありながら、死神に魅入られたノート保持者でもあり、過激な行動力を持ったキャラクターだ。その異様とも言えるほどに月にいちずに恋する少女としての側面と、ノートによる抹殺を遂行する殺人者としての側面を持つ二面性から、演じた戸田とあわせて、人気を獲得してきた。本作での海砂は、10年前にノートの所有権を放棄したことから、デスノートに関する記憶を失っており、月への思いを持ち続けたまま、女優として活動を続けている存在。6冊のデスノートが持ち込まれた世界では、月とLの戦いを知る海砂の"記憶"が鍵となる。戸田は、海砂役でのシリーズ再登場について「うそでしょ! と思いました。本当ですか? って(笑)」と自身でもかなり驚いている様子。「10年前の作品で月とLも亡くなっているし、当時も10年後の物語を作ることはないだろう」と思っていたからだ。さらに、自身の映画デビュー作となったシリーズだけあって、強い思い入れがあったこともあって、「今回の参加は恐怖の方が強かった」とも吐露。役者としての仕事を始めてから1年もたたずの起用で「芝居もままならない状態」だった当時を振り返り、「恥ずかしくて仕方がない」とも打ち明ける。その上で、「今回はその当時に戻れるのか、戻っていいのか? 戻るべきなのか、進むべきなのか?」と葛藤し、「今の自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか?」と思い悩んだこともあったという。それでも、メガホンを取る佐藤信介監督は、そんな戸田の出演を「物語の一つの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました」と感慨深げに語る。また、佐藤貴博プロデューサーは、戸田演じる海砂の登場を本作の企画段階から、「必ず実現させたい」と熱望したほど。戸田のプレッシャーを肌で感じながらも、「美しく魅力的な『10年後の弥海砂』を作り上げるために、衣装やメイク、脚本にもたくさんのアイデアを提供してくれました」と女優として頼もしく成長したその姿を伝えた。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年03月09日2006年公開の『DEATH NOTE』でスクリーンデビューを果たし、続く『DEATH NOTE the Last name』とスピンオフ『L change the WorLd』にも出演した戸田恵梨香が、最新作『デスノート 2016』で10年ぶりに再び“ミサミサ”こと弥海砂(あまね・みさ)を演じることが判明。また、本作の劇場公開日が、10月29日(土)に決定した。戸田さんが演じた弥海砂は、トップアイドルでありながら、死神に魅入られ、デスノート保持者となった人物。天真爛漫で無邪気な性格から想像できないほど、過激な行動力を合わせ持ち、愛する夜神月(藤原竜也)のために“第二のキラ”となるヒロインだ。月のために自ら残りの寿命の半分を差し出し、“死神の目”を契約した。月に対する一途な愛と、デスノートによる抹殺を遂行する過激さを見事に演じきった戸田さんは、本作への出演を機に原作ファン・映画ファンのみならず、同性からも高い支持を獲得。その後も、『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』、「SPEC」シリーズなど、自身の代名詞的作品で主演を務め、さらにはドラマやCMなど、さまざまな分野で活躍してきている。本作の舞台となるのは、月と“L”の天才同士の対決から10年後。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という最旬俳優たちが、それぞれ“デスノートを追う男”捜査官の三島創、“デスノートを封じる男”世界的私立探偵で“Lの正統な後継者”・竜崎、“デスノートを制する男”サイバーテロリストの紫苑優輝というキャラクターに扮している。そして、戸田さん演じる海砂は、10年前にデスノートの所有権を放棄したことにより、デスノートに関する記憶を失っている。月への想いは持ち続けたまま、女優として活動を続けているが、6冊のデスノートが持ち込まれた世界では、月とLの戦いを知る彼女の“記憶”が鍵となっていく。海砂の“記憶”を狙う人物とは、いったい…?戸田さんは本作での“再降臨”に際し、「嘘でしょ!と思いました。本当ですか?って(笑)」と、当初は驚きを隠せなかった様子。「今回の参加は恐怖のほうが強かったです。スクリーンデビューさせていただいた作品なので、思い入れは強くて」とも明かしながら、「その当時に戻れるのか、戻っていいのか?戻るべきなのか、進むべきなのか?いまの自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか?というところで、とても悩みました」と役作りについて語る。また、メガホンを取る佐藤信介監督は「海砂。それは、デスノート事件で生き残った伝説の人物。海砂はいま、何を想い、新たな事件にどう関わるのか。戸田恵梨香さんの登場は、物語の一つの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました」と、意味深にコメント。果たして、かつてデスノートを保持しながら唯一生き残った海砂は、再びデスノートを手にしてしまうのか?三島や竜崎、紫苑とは、どう関わっていくのか?本作の重要なキーパーソンとなることだけは間違いない。『デスノート 2016』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日加瀬亮が主演し、戸田恵梨香と共演するドラマW『この街の命に』が4月2日(土)から放送されることが決定した。『SPEC』シリーズ以来の共演となるふたりは、動物愛護センターに配属され、殺処分の現実に直面する獣医を演じる。その他の情報産地偽装やクローン技術、テロ事件、死刑の基準など、社会的なテーマに鋭く切り込んできたドラマW。今回は「日本国内で1年間に殺処分される犬猫は10万頭を超える(環境省平成26年度発表)」という事実を取り上げ、ある街の行政センターを舞台に、犬や猫を救おうと踏み出した獣医と職員たちの葛藤と再生を描く。メガホンをとった緒方明監督は「殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに“人間とペットとの関係”を飛び越えて、“人と動物の命とは”というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました」と語り、「もともと動物が好きでこの仕事についたはずなのに動物を処分しなければならないという矛盾。悲しみ、怒り、あきらめ、切なさ、やりきれなさ、開き直り、などなど複雑な感情を体にしまいこんで日々を営む人々の物語です」と説明する。加瀬演じる主人公は、「誰かがやらなければならない仕事」と自分に言い聞かせながら殺処分を遂行し、同僚の獣医(戸田)はそんな毎日に心を病み、病院で処方された精神安定剤が手放せないという役どころだ。加瀬は「人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとって様々な角度からそれらについて考える良い時間となりました」と話し、戸田は「私自身子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせて頂けて良かったと思っています」とコメント。今回と同じく同僚でありながら『SPEC』では常にいがみ合っている役だったふたり。撮影時のエピソードについて加瀬は「現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました。戸田さんのマネージャーさんと自分のマネージャーが、再度の共演なので現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、『SPEC』の時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」と暴露。戸田は、スーツで坊主頭、考えるよりも先に体が動くタイプの役だった『SPEC』とは、まるで正反対のキャラクターを演じた加瀬との共演について「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)。髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」と明かした。ドラマW『この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWプライムにて放送
2016年02月19日俳優の加瀬亮が、WOWOWで4月2日に放送されるスペシャルドラマ『この待の命に』に主演することが18日、明らかになった。舞台はある街の行政組織「動物愛護センター」。センターに配属され、殺処分される犬や猫たちの運命に直面し苦悩する行政獣医・牧田(加瀬)とその同僚・亜紀(戸田恵梨香)の姿を通じ、人間と動物とのあり方をリアルに描いていく。加瀬は「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論を急がずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとってさまざまな角度からそれらについて考える良い時間となりました」とコメント。『SPEC』シリーズ以来となる戸田との共演については「『SPEC』のときとはまったく違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いはまったくありませんでした。 戸田さんはとても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と、現場での彼女の素顔を披露した。戸田は「私自身、子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています。ドラマでは描ききれない事実があります。この作品をきっかけに犬猫に興味がない方たちにも今、日本では何が起こっているのか、そんなことに興味を持ってもらえたら幸いです」と視聴者にメッセージを送っている。監督は緒方明、脚本は青木研次。出演はほかに田中裕子、渋川清彦、黒田大輔、岡山天音、諏訪太朗、篠原篤、柳英里紗、高橋長英、島かおり、きたろう、熊谷真実。ドラマ『この街の命に』はWOWOWプライムにて4月2日(土曜 21:00~)放送。
2016年02月19日加瀬亮が犬猫の殺処分問題に直面する獣医を演じる、WOWOWドラマW「この街の命に」が、4月2日(土)に放送されることが決定。加瀬さんとは「SPEC」シリーズ以来初の共演となる戸田恵梨香が、その同僚の獣医役で競演を果たすことが分かった。動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い業務を遂行する。「事情があって飼えなくなった」「鳴き声がうるさい」「噛まれた」など、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。彼は、“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通いながら精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言い出し悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ動物たちをきれいにする。“現状を変える”という高野の想いに背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが、無責任な飼い主はいなくならず、職員たちは大きな選択を迫られることに…。本作は、第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した『いつか読書する日』の脚本・青木研次と監督・緒方明がタッグを組み、“犬猫の殺処分”に直面する行政獣医たちの葛藤と再生を描いた人間ドラマ。日本国内で1年間に殺処分される犬猫は、実に10万頭超(環境省・平成26年度発表)。空前のペットブームや猫人気の高まりがいわれる中、なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間は何をその心と体で感じているのか。本作は、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと新しい1歩を踏み出した獣医たちを映し出す。動物愛護センターで殺処分の現実に困惑する行政獣医の主人公・牧田を演じるのは、ドラマWには初主演となる加瀬さん。その同僚で、ともに苦悩する行政獣医・幡枝役には、加瀬さんとは2013年の『劇場版SPEC~結~』以来の顔合わせとなった戸田さん。また、センターの改善に向けて先頭に立つ新任所長・高野役には、青木さん脚本の『いつか読書する日』で主演を務め、NHK朝ドラ「まれ」での好演が記憶に新しい田中裕子が、ドラマW初出演を果たす。さらに、音楽を第24回日本アカデミー賞「優秀音楽賞」を受賞したアコーディオニスト・作曲家のcobaが担当する。今回、WOWOWドラマ初主演作となった加瀬さんは、青木さんによる脚本を読んだときのことを、「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論をいそがずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした」とふり返る。また、「SPEC」シリーズ以来となる戸田さんとの共演については、それぞれのマネージャー同士が「現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、『SPEC』の時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」とコメント、「戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん1人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と裏話も明かしてくれた。一方、戸田さんは子どものころから犬との生活が当たり前だったそうで、「この台本を読んだときには戸惑いましたが、1人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています」と、思いを込めて語る。加瀬さんとの久々の共演は「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)」と言いながらも、「髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」とふり返っている。本作のメガホンをとった緒方監督は、資料を読んだり取材を進めていくうち、「殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに“人間とペットとの関係”を飛び越えて“人と動物の命とは”というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました」と明かす。「今日もどこかで悩みながら苦しみながら処分を続けている愛護センターの方たちの存在。青木研次さんの脚本は心に矛盾を抱えた人間たちがウロウロ、オロオロする群像劇でした。そこにはヒーローもヒロインもいません。安易なヒューマニズムもカタルシスもありません。教条的になることなく“犬と人間の関係”を探っていくちょっと不思議なドラマが作れたと思っています」とも語り、難しい題材の“着地点”に言及した。さらに、「もともと動物が好きでこの仕事についたはずなのに、動物を処分しなければならないという矛盾。悲しみ、怒り、あきらめ、切なさ、やりきれなさ、開き直り、などなど複雑な感情を体にしまいこんで日々を営む人々の物語です。ですので、俳優に演出するにあたっては単純な喜怒哀楽を演技で表現することを避け、複雑な感情の機微をそれぞれの俳優に要求しました。すばらしい俳優たちはこの難しい注文に見事に答えてくれました。監督冥利に尽きます」と語る緒方監督。動物を救うべく獣医になった者たちが、大きな葛藤の中で一歩ずつ再生への道を見いだしていく姿は、“人間と動物とのあり方”について改めて考えるきっかけを与えてくれそうだ。ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月19日今年8月にメジャー・デビュー1周年を迎えた植田真梨恵。3rd Single『わかんないのはいやだ』も好評の中、10月からは2度めの全国ツアー「植田真梨恵LIVE TOUR UTAUTAU vol.2」をスタートさせる。【チケット情報はこちら】彼女の楽曲はすっと心に響きつつ、ある癖になるメロディが心に引っかかり、また繰り返して聴きたくなる。そんな話を振ると「なんでしょうね、ちょっと珍味みたいな感じかな」と笑いながら首を傾げた。そう、確かに中毒性があるかもしれない。「メジャー・デビューしてから更にいろいろな方に歌を届ける機会が増えたので、よりわかりやすく真っ直ぐに届くものをという気持ちと、より誰も聴いたことがない音楽を、という気持ちがどんどん大きくなっている気がします。私自身が新しく挑戦したい部分が増えたというか。あれ?ちょっと面白い味だな、でも癖になるな、みたいな楽曲にしたい気持ちが更に大きくなってきてるかも。そう、まさに珍味ですね(笑)。でも最初の一口は食べやすくあって欲しかったり。そして歌詞は単純に楽しい!だけでなく、ストレートに届くものにしたいし。あと、カラオケで歌いやすかったらいいな、とかも思ったり。なんか詰め込んでますね(笑)」曲を作る事がどんどん楽しくなっている日々。「特に自分の心が揺れた瞬間を、ぎゅっと閉じ込められた時は本当にぴたっと来る」と続ける。最新曲『わかんないのはいやだ』は、まさにそんな曲。友人が飼っていた大事な猫・ミーコがいなくなり、一緒に探していた時になんと言葉をかけたらいいんだろう…と悩んだ時の気持ちからできたそう。「タイミング的に出来てすぐにリリースもできて。本当に旬な私の気持ちが入ってます。Bメロの珍味的なところも好み(笑)」(ミーコは後日、なんと自力で帰ってきたとか!)そんな思いで作られた、宝物のような大切な楽曲たちと共にステージを作り上げるライブも目前。「UTAUTAU(うたうたう)」と名付けられたツアーで東京、大阪、名古屋、そして故郷・福岡を周る。「特に歌のパワーが強い楽曲をひたすら選んで、私自身も隅々まで歌って歌って歌う。そんなステージにしたいと思います。前回のツアーが、会場全体で一緒に同じ方向に行こうね!という感じだったら、今回は客席と打ち合うというか、バチバチと歌のパワーをぶつけ合うイメージ。よりエネルギッシュに、よりパワフルに歌のパワーを放ちたいと思います!」10月3日(土) 東京・TSUTAYA O-EAST、10月10日(土) 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO、10月11日(日) 愛知・ElectricLadyLand、10月25日(日) 福岡・DRUM Be-1。チケットは発売中。
2015年09月30日フジテレビで放送中のドラマ「リスクの神様」の“ファンミーティング”と称して8月17日(月)、第6話の先行上映会が開催。主演の堤真一と戸田恵梨香が登壇し、芸能人としての危機管理(?)について語った。戸田さんはこの日が誕生日。集まったファンから「おめでとう!」と声を掛けられ「ありがとうございます。27歳になりました!」と満面の笑みを浮かべた。撮影現場では数日前にキャスト、スタッフから祝福されたという。事故の隠蔽や商品の欠陥、スキャンダルから海外駐在員の誘拐まで現代の企業が抱えるリスクマネージメントの問題を描く本作。共演陣には森田剛、吉田鋼太郎、小日向文世、田中泯、古田新太など存在感抜群の重厚な面々が顔を揃えているが堤さんは「共演陣の中で、最も敵に回したくないのは誰?」という問いに、意外や「戸田恵梨香(笑)」と回答!「えー?」と不服そうな戸田さんをよそに「この人の機嫌が悪くなったら進まないなと思うので…(笑)。オジサンたちに関しては、俳優ってライバル関係に見えるかもしれないけど、実は助け合いであって“敵”と想定しにくい。その意味で気になるのは恵梨香ですね」と一番近くにいる存在だからこそ敵に回したくないという、危機管理のプロとしての分析で会場をわかせる。当の戸田さんは「全然理解できません!」と苦笑を浮かべていた。また「リスクを冒してでも手に入れたいもの、守りたいもの」という質問に、堤さんは「そもそも危険を冒さない、無理しないタイプ。戦っているイメージがあるかもしれないけど平和主義者です」と語る。それでも「唯一、子どもができて、子どもを守るのは命を懸けてでもと思います」と“父”の顔を見せる。司会者の「こんなに楽屋に子どもの写真を飾ってる人も珍しい」という指摘に戸田さんも「知らなかった!」と驚いた様子。堤さんはパソコンのスクリーンセーバーに子どもの写真を設定していることを明かし「生まれて初めて、自分より大事なものができた」と照れくさそうに語った。また、芸能人ならではの危機管理については「結婚前の若いときはマスコミに追いかけられて、おかげで車を運転するときに、つけられているかを意識するようになり、周りに注意して運転するようになった」と明かす。一方、戸田さんは「しょっちゅう、ノーメイクで出かけるし、メイクしてると友だちに『珍しいね』と言われる。適当に生きてます…(苦笑)」と女優としての危機管理に無頓着な一面をのぞかせていた。「リスクの神様」は毎週水曜日、夜10時より放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日役所広司、本木雅弘、堤真一、山崎努ら日本映画界を代表する名優たちが集い、半藤一利の原作を原田眞人監督が完全映画化した『日本のいちばん長い日』。本作に、原田監督作品『駆込み女と駆出し男』でも好演を見せた戸田恵梨香が、特別出演を果たしていることが判明、松坂桃李らが演じる陸軍将校たちに立ち向かう場面写真が到着した。本作で描かれるのは、終戦が決する1945年8月15日の前日、14日から、昭和天皇自らによって国民に対して終戦を知らせる玉音放送が国民に届く翌15日の正午まで、秒刻みで進む“日本のいちばん長い日”。昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクションである原作を元に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』などを手掛け、現在『駆込み女と駆出し男』が大ヒット中の原田監督がメガホンをとった。今回到着した場面写真は、ラジオ局放送員の保木令子(やすきれいこ)役で特別出演を果たす戸田さんの熱演シーン。15日の未明、本土決戦を望み、徹底抗戦を果たすためにクーデターを計画し、玉音放送を中止させようと放送前のラジオ局に猛然と押しかける、畑中健二少佐(松坂桃李)ら青年将校たち。戸田さん演じる令子が、彼らに毅然として立ち向かう姿が映し出されている。放送局に押し入った将校たちに屈することなく、真っ直ぐな力強い視線で対峙するその表情からは、彼女もまた平和のため“闘い”に臨んでいる覚悟が感じられる。太平洋戦争終戦の舞台裏では何が行われていたのか?日本の未来を信じ、今日の平和の礎を築くため、身を挺し闘った人々の想いと、“日本のいちばん長い日”に起こった激動の真実とは?戦後70年を迎えるいまだからこそ描かれるこの物語の重みは、戸田さんの表情からも伺い知ることができそうだ。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年07月14日堤真一&戸田恵梨香主演の硬派な本格社会派ドラマ「リスクの神様」に、モデルや女優として活躍する新川優愛が出演することが決定した。偽装、隠ぺい、不正利益供与、粉飾決算、個人情報流出などの企業による相次ぐ不祥事や、痴漢冤罪、不倫騒動などの個人間のトラブルに巻き込まれた人々を救う“危機管理専門家”たちの活躍を描く本作。既に、堤さん、戸田さんを始め、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、平幹二朗、田中泯、吉田鋼太郎、小日向文世など、ドラマ、映画はもちろん、舞台などでも活躍する実力派俳優がキャストに名を連ねている。このほど本作への出演が決定した新川さんは、「ミスマガジン2010グランプリ」、「ミスセブンティーン2011」などの受賞歴を誇るトップモデルであり、現在は「non-no」の専属モデルを務めている。女優としても「GTO」(フジテレビ)「水球ヤンキース」「銭の戦争」「35歳の高校生」(日本テレビ)など話題作に相次いで出演し、映画では『今日、恋をはじめます』『アオハライド』など、めざましい活躍を見せている。「リスクの神様」で新川さんが演じるのは、売れっ子トップアイドルの北条ちなみ。物語の中でちなみは、戸田さん演じる日本最大の商社「サンライズ物産」の神狩かおりが、世界的電機メーカー「生島電機」と共同開発した、次世代型バッテリー「LIFE」を搭載した家電製品のCMやポスターのイメージキャラクターに採用される。今回の役について新川さんは、「ちなみちゃんのような、トップアイドル役は初めてです。彼女は、すごく売れているという設定で、リアルな自分よりも、CMにたくさん出ていて、うらやましいというのが最初の印象です(笑)。初めに、トップアイドル役と聞いたときには、“歌って踊る”ことを求められているのかと思って、『できないです』と答えてしまいました(笑)」とコメントしている。さらに新川さんは「これまでに出演させていただいた作品では、演じたことのないキャラクターに挑戦しています。新たな一面を発見していただけると思いますので、普段あまり見せることのない“キャピキャピした新川優愛”を、是非お楽しみに!」と、自身の新境地への意気込みを語っている。これまでは“ツンデレ”なキャラクターを演じることが多かったという新川さんの“キャピキャピ”した姿を見ることができる放送を、ぜひ楽しみにしていて。「リスクの神様」は7月8日より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日