映画『予告犯』が6月6日に公開を迎え、主演の生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、荒川良々、濱田岳、中村義洋監督が舞台あいさつに登壇。生田は先日の完成披露時の“予告”通り、この舞台あいさつの司会を務めた。『予告犯』舞台あいさつ/その他の写真筒井哲也の人気同名漫画の映画化。ネット上で事前に予告し、法で裁かれない悪に制裁を加える“シンブンシ”と呼ばれる謎の犯行グループと警察の戦い、その裏に隠された彼らの真の目的を描き出す。生田は蝶ネクタイ姿で“司会者”として登場。「本日の司会を務めますジャニーズ事務所所属の生田斗真と申します」と挨拶するが、緊張のためかその時点ですでに噛み噛み! 生田の紹介によって戸田らも壇上に姿を見せたが、戸田には「今日の舞台あいさつはいつも以上に楽しい!」と笑われ、鈴木からは「グダグダじゃん!『予告犯』すらちゃんと言えてなかったよ」と突っ込まれる始末…。それでも一通り、登壇陣の紹介を終えると「最後はこの方、孤高のカリスマ“シンブンシ”のリーダー・ゲイツ役の生田斗真さんです」と自分で自分を紹介し、舞台中央へ。そこで“チャンネル”を司会者から主演俳優に切り替え「初日をこうして迎えることができて感激しております」とキリリと語り、会場は笑いに包まれた。この日は、生田以外の登壇陣の完成披露時における予告が成就したか否かの検証が行われたが、163センチの身長を「2センチ伸ばす」と宣言した戸田は、測定してみると162.5センチとなぜか縮んでおり失敗!85キロから体重を5キロ減らすと予告した中村監督は500グラム及ばず、これまた惜しくも失敗。「結婚する」と宣言した荒川の失敗も言うまでもなく、「いっぱい宣伝する」という濱田は66媒体もの取材を受けたと胸を張ったが、153媒体の取材を受けた主演の生田の半分以下ということで、これまた失敗と判定された。「歌手デビューする」という鈴木は、中村監督の詞、鈴木自身の振り付けにより、この壇上でメインテーマに合わせて歌とダンスを披露し会場を爆笑に包み、形はどうあれ見事に歌手デビューを果たした。なお、この歌は映画公式サイトで期間限定でストリーミング配信される。生田は、報道陣向け写真撮影時も宣伝スタッフと共にあくまで司会者として場を仕切るなど、最後まで奮闘を見せ、ファンの声援を浴びていた。『予告犯』公開中
2015年06月06日生田斗真と戸田恵梨香を主演に迎えて贈る『予告犯』。この度、大阪ミナミ・道頓堀にて『予告犯』ならぬ“予告やん!”イベントが行われ、生田さん、戸田さんを始め鈴木亮平、濱田岳、荒川良々らオールキャストが登場した。2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載され、高度に情報化されたインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムが話題となった筒井哲也原作の「予告犯」を、『白ゆき姫殺人事件』『奇跡のリンゴ』などを手がけた中村義洋監督が実写映画化する本作。日本有数の観光名所でもある道頓堀の戎橋近くにある、とんぼりリバーウォークには総勢約5,000人のファンが、シンブンシ製のマスクを被ってキャストを出迎るという異様な光景の中、映画仕様に装飾されたシンブンシ船に乗って登場した生田さんは、「みなさん、今日はホンマありがとう!!この作品は自信を持ってお届けできるホンマええ作品やで!」とエセ関西弁で挨拶すると関西出身の戸田さんと鈴木さんから早速ツッコミが。生田さんはひるまずに「この光景は生まれて初めて、こんなに人が集まってくれるとは嬉しいですね!ホンマに今日はありがとう!」と話した。戸田さんは「みんな、恵梨香やで!帰ってきたで!今日はホンマありがとう!ここ戎橋は大阪に来ると必ず通る道なので、その場所でこんな貴重な経験ができるなんてとても嬉しいです。(地元の関西に)本当に帰ってきたな、という気分です。お客さんとの距離がすごく近くて、安心するしワクワクしますね」と興奮気味に語った。「この映画、生田斗真がめっちゃかっこええで!」とアピールする鈴木さんは、「昔から知ってるこの場所で、関西出身の僕がイベントをできる事をすごく楽しみに思っていました!本当に大阪の方は日本人というか、大阪人という感じですよね。さっきも道であった男の子が『やっば!生田斗真やん!やっば!』と言ってくれて、素直な子だなと(笑)。人の温かみを感じました」と地元・関西でのイベントに喜びを隠しきれない様子だった。濱田さんは現在放送中のCMで金太郎役を演じているため、ファンからも名前で呼ばれず…「日本昔話のキャラクターで呼ぶ方がいますが、誰のことだと思ってしまいました(笑)」「今日は舞い上がってしまっています!いま、『予告犯』キャンペーンで全国を回っている最中なので、とにかく僕のことを知ってもらえるよう、うそをたくさんついて宣伝していきます!」と宣言(?)し、笑いを誘った。また、やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」をいきなり歌い出した荒川さんは、「大阪は第二の故郷だと思っています」とコメント。先日行われた完成披露で公開初日までの予告を宣言したキャストたちだが、「初日舞台挨拶の司会に挑戦」と予告した生田さんからは「初日、僕が回しますから、楽しみにしておいて下さい!」、「歌手デビューする」と予告した鈴木さんからは「言ったことはやる男ですから!」と大勢の観衆の中、改めて予告実行を宣言。チームワークの光る、抱腹絶倒のイベントにファンも大満足の様子だった。『予告犯』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月01日長澤まさみの年下彼氏役として登場する『海街diary』を始め、生田斗真×戸田恵梨香の『予告犯』、桐谷美玲×山崎賢人共演の『ヒロイン失格』など、いま、さまざまなジャンルの話題作に引っ張りだこなのが、モデル・俳優として活躍中の坂口健太郎だ。色白&あっさり系イケメン=“塩顔男子”の代名詞的存在にして、阿部寛や大沢たかお、田辺誠一など、実力派俳優たちを多数輩出してきた「メンズノンノ」専属モデル。西島秀俊や綾野剛、長谷川博己ら、映画界でも“塩顔男子”が人気を博している中、今年6本の映画に出演し、最旬女優たちと共演を果たす、“大ブレイク寸前”の彼に迫った。1991年7月11日、東京生まれの坂口さん。2010年、19歳のときに「メンズノンノ」モデルオーディションに合格してデビュー。2013年に初めて本田翼と「メンズノンノ」の表紙に登場し、翌年6月号では現役専属モデルとしては田辺さん以来、25年ぶりとなる単独表紙をゲット、同誌の看板モデルとなった。ティーン誌から大人の女性誌、ガールズイベントなどにも度々登場しており、話題を呼んでいる。相当な読書家として知られ、メガネやカメラがよく似合う癒やしの“文化系”かと思いきや、その長身を生かして中高ではバレーボールに打ち込む、という体育会系の一面も。笑うと“塩顔”イケメンが一転、“くしゃ~”っとなる“塩スマイル”も魅力だ。そんな坂口さんは、2014年、門脇麦&道端ジェシカがW主演するヨガ体感ムービー『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』でスクリーンデビュー。ゲイのマスター(村上淳)が営むカフェバーのアルバイト・瞬役でフレッシュな魅力を発揮し、印象を残した。NHK朝ドラ「まれ」などで活躍中の門脇さんとは、「niko and... (ニコアンド)」のCMでも共演していた。2015年は、『娚の一生』に榮倉奈々の弟役で出演。そして、この6月には『予告犯』(6月6日公開)に続き、四姉妹の次女・長澤さんとキスシーンも披露する『海街diary』(6月13日公開)と大人気コミックの映画化に相次いで登場。さらに、本多孝好の人気小説の映画化『at homeアットホーム』(8月22日公開)では、竹野内豊、松雪泰子、黒島結菜らと複雑な“過去”を持つ偽装家族の長男に、『ヒロイン失格』(9月19日公開)では、学校イチのモテ男に扮している。すでに公開されている『ヒロイン失格』の特報では、桐谷さんに“壁ドン”やキスを披露。おそらく本人のキャラとは真逆のチャラさ満点の役柄に、早くもやきもきする女性ファンが続出中とか。一方、その醸し出される清潔感とクリーンなイメージからCM界でも注目されつつあり、大島優子とカップルとなる「ミノン」や、せっけんの香りの香水「レール デュ サボン」のCMに抜擢。北陸新幹線開業に併せた朝日デジタルのムービーCMでは、森カンナとも共演。旅企画「ニッポンのお風呂を楽しもう!FUROZUKI!」では歴史やお酒好きな姿を見せている。先日は、鈴木亮平主演の『俺物語!!』でも主人公のクールな親友・砂川誠を演じることが発表されたばかり。まさにいま、飛ぶ鳥を落とす勢い坂口さんだが、その原点は5年目に突入したモデル業にあることを明言する。そうはいっても、この爽やかな“意外性”の持ち主を、最旬の女優たちも、映画関係者もほおっておくことはないはずだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月01日公開中の『駆込み女と駆出し男』で主演を務めた大泉洋と、戸田恵梨香のクランクアップの模様を収めた特別映像が公開になった。クランクアップ動画本作は、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督が江戸時代の離婚事情を描いた時代劇。大泉は、縁切り寺と呼ばれる鎌倉の東慶寺に駆込んでくる女性たちの手助けをする主人公・信次郎を演じ、戸田はある事情から離縁を求めて駆込んでくるうちのひとり、じょごを演じている。特別映像の前半は大泉のクランクアップ時の動画で、円覚寺の和尚を演じた麿赤兒と並び、原田監督から花束を受け取る姿が映されている。監督やスタッフから労いの拍手が送られる中、大泉は「最後の最後にずいぶん間違えてしまって申し訳ありません」「悔しいなぁ、本当に…」と本音を漏らしつつも、「十分やりました」と、畳み掛けるようにたくさんの台詞を話す主人公を演じきり、安堵の表情を浮かべている。そんな大泉とは別のシーンで撮影終了を迎えた戸田は、「じょごじょごじょご…」と役名を呼びながら駆け寄ってくる監督から「見事に一発で決めたよ。CGがいらなくなったよ」と賞賛され笑顔に。花束を手に監督と記念撮影する戸田の充実した笑顔など、ふたりの表情が印象的な映像になっている。『駆込み女と駆出し男』公開中
2015年05月20日映画『駆込み女と駆出し男』の初日舞台あいさつが16日、東京・千代田区の丸の内ピカデリーで行われ、キャストの大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、キムラ緑子、内山理名、武田真治が出席した。全国公開中の本作は、井上ひさしの小説『東慶寺花だより』を元に実写化した時代劇。江戸時代後期、離縁を求める女たちが駆込んでくる縁切寺・東慶寺。劇作家に憧れる見習い医者の信次郎(大泉)は、そんな訳あり女たちの再出発を手助けしていく――というストーリーで、監督を『わが母の記』の原田眞人が務めている。舞台あいさつで、共演者の樹木希林のビデオメッセージが流れると、劇中で対面する内田が、「樹木さんがずっと目をつぶっていて。時々、ハッと目を開けてくれるんですけど」とエピソードを明かし、大泉は「本当は寝てたんじゃねーか? 死んでるんじゃないかって時もあったもんね」と含み笑い。写真撮影では、江戸時代に誕生した"鏡開き"が行われたが、満島が、「あっ!」と言いながらフライングし、大泉は、「ちょっと酒臭いんですけど~!」と突っ込んで笑いを誘っていた。また、戸田演じるじょごの"暴力夫"重蔵役の武田は、金髪に派手なスーツを合わせたチャラ男風の衣装で登場。「今日も悪そうですね。悪そうだ~この人!」と大泉に突っ込まれた武田は、「暴力の引き出しが無いし、本当に嫌だった」と苦笑い。劇中では迫真の暴力シーンを見せているが、戸田から、「やり方が上手で全然痛くなかった。ありがとうございました」とお礼を言われるも、大泉は、「何してくれてんだ、この野郎! 自分に無いと出来ないでしょ?」とチクリ。そのやり取りに、武田は、「それでいまだに独身とかでは無いからね!」とタジタジだった。
2015年05月17日大泉洋が主演する『駆込み女と駆出し男』の初日舞台挨拶が5月16日(土)、都内で行われ、大泉さんをはじめ、共演する戸田恵梨香、満島ひかり、キムラ緑子、内山理名、武田真治、原田眞人監督が出席した。雨男で知られる大泉さんは、冒頭「やっぱり今日も雨が降りまして…。実は数日前から天気予報で『今日は雨』だと知り、がく然としておりました」と苦々しい表情。一方、そんな大泉さんの声を聞き、満島さんは「大泉さん、マスコミさんがいると、ずいぶん声がイケメン風なんですね」と驚きが隠せない様子。戸田さんは「大泉さんの次だと、話しづらい」と苦笑いだった。離婚率が現代の約2倍だったと言う江戸時代を舞台に、夫との離縁を願う“駆込み女”たち相手に、幕府公認の駆込み寺に居候する“駆出し”の医者が離婚調停を買って出る。井上ひさしの時代小説を原案に、原田監督が時代劇に初挑戦した。「ここにいる全員、そしてスタッフ、キャストが傑作を生みだしたと思っている。これを傑作から名作に育ててくださるのは、皆さんのお力」と手応え十分の原田監督。実は先日、大泉さんが映画PRのために出演した情報バラエティ「ホンマでっか!?TV」を見ていて、アイデアが浮かんだと言い「大泉さんが学者さんに責められていたでしょ?続編は同じように江戸の学者たちに、大泉さんが責められて、それが夢だと気づくシーンで始めたい」とかなり具体的な構想も。さらに「門倉さんには出てもらう」と経済学者・門倉貴史さんの起用まで語っていた。現在、第68回カンヌ国際映画祭に出席中の樹木希林からは、ビデオメッセージが到着。2月に行われた完成披露会見では樹木さんが「大泉さんとのやりとりで印象的なことはなかった」と語り、先月開催された完成披露イベントでは大泉さんが、「とてつもないムードをもった人」「希林さんの話は、ブラックな会話が多くて、ここじゃ言えないものばかり」と逆襲するなど、二人は因縁(!?)の相手だが、この日届いた樹木さんのメッセージは、作品に対する称賛に終始しており、両者のスクリーン越しのバトルは起こらなかった。『駆込み女と駆出し男』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:駆込み女と駆出し男 2015年5月16日より全国にて公開(C) 2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
2015年05月16日4月27日(月)、井上ひさしの時代小説を原案に映画化された時代劇『駆込み女と駆出し男』のプレミア上映会が都内で行われ、主演の大泉洋、共演する戸田恵梨香、内山理名、陽月華、神野三鈴、武田真治、橋本じゅん、原田眞人監督が和装に身を包み出席した。大泉さん&戸田さんは、人力車に乗ってステージに登場!会場に駆けつけた約1000人に、にこやかに手を振っていたが、降りた途端に大泉さんは「(配給の)松竹がやれって言うから!」とド派手な演出に困惑しきり。この日の華やかに和装についても、「時代劇ですが、映画とは関係ありません!」と笑いを誘っていた。そんな大泉さんは、「舞台をやっていた人間にとって、劇団新感線はあこがれだった」と語り、現場で同劇団に所属する橋本さんと対面したエピソードを告白。「緊張したけど、お会いできて嬉しかったし、(気持ちが)大学生に戻って、稽古のことなど根ほり葉ほり聞いた」と瞳を輝かせていた。また、大泉さんは、本作でも抜群の存在感を発揮する大女優・樹木希林さんについて「とてつもないムードをもった人」と明かし、「希林さんの話は、ブラックな会話が多くて、ここじゃ言えないものばかり」と暴露していた。ときは離婚率が現代の約2倍だったと言う江戸時代。離縁を求める女たちがやってくる幕府公認の駆込み寺を舞台に、夫との離縁を願う“駆込み女”たちと、寺に居候する“駆出し”の医者が繰り広げる離婚をめぐる悲喜こもごもを描く本作。キャスト陣が撮影をふり返るなか、陽月さんは「私が薙刀(なぎなた)のかけ声を練習していたら、大泉さんが『僕の腕を使うかい?』って言ってきて…」と苦笑い。女性陣が「セクハラ」だと訴えるなか、当の大泉さんは「それ、セクハラでしょうか?気にし過ぎじゃない?」と涼しい顔だった。『駆込み女と駆出し男』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:駆込み女と駆出し男 2015年5月16日より全国にて公開(C) 2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
2015年04月27日NHK連続ドラマ「マッサン」を始め、『海街diary』『日本のいちばん長い日』など話題作の出演が絶えない俳優・堤真一が、7月よりフジテレビにてスタートする硬派な本格社会派ドラマ「リスクの神様」の主演に決定。あわせてヒロイン役、戸田恵梨香の出演が明らかになった。主人公・西行寺智(堤真一)は、かつてアメリカのGE社や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決、業界内で“the God of risk”(リスクの神様)と呼ばれる伝説の危機管理専門家。その手腕を見込まれ、会社周辺、取引先などで起こる様々なトラブル、スキャンダルへの対処のため、日本最大の商社・サンライズ物産の「危機対策室長」として雇われる。一方、バリバリのキャリアウーマン・神狩かおり(戸田恵梨香)は東大卒の入社10年目で、電機部門を担当、同期で一番の出世頭。次世代型バッテリー「LIFE」を、世界的電機メーカーと共同開発し、新会社を立ち上げ出向、若くして商品開発担当役員に抜てきされ、若きリーダーとして、順風満帆な日々を送っていた。しかし「LIFE」を搭載した家電製品が相次いで発火するという事態が起き、リコール問題に巻き込まれてしまい、その後、「危機対策室」で西行寺と共に働くことに…。主人公・西行寺を演じるのは、舞台、映画、ドラマ、それぞれのジャンルでその高い演技力を評価され、枚挙にいとまがないほど数多くの受賞歴を誇る、日本を代表する俳優・堤真一。ヒロイン・かおりには、「LIAR GAME」シリーズ、「SPEC」シリーズなど、数多くの代表作を持つ戸田恵梨香が抜擢され、堤さんとは5月16日(土)に公開を控える映画『駆込み女と駆出し男』以来の共演となる。TBSにて1999年に放送された「ザ・ドクター」以来、16年ぶりの連ドラ主演の堤さん。「民放の連続ドラマは『SP』以来なので、実はいま、一番心配なのは“体力”です(笑)」と漏らしながらも、「ここまでハッキリと“企業のリスク管理”をテーマとして扱ったドラマは、これまであまりなかったと思います。 昨今のニュースを考えても、とてもタイムリーだと思いました。企業側の姿勢や意識を問いかける社会派の側面と、ドラマそのものの面白さや愉快さも味わえる、いままでにないタイプのドラマです」と真摯にコメント。共演の戸田さんについても「戸田恵梨香さんとは数年前に舞台で共演し、つい最近も映画でご一緒しましたが、ドラマでは初めて。どんどん大人の女優さんになってきたなあ、という印象です。今回、とても難しい役柄を演じられますが、彼女ならできるのは間違いないですし、そんな彼女をサポ―トできれば、と思っています。恵梨香ちゃんを始め、共演のみなさんもすてきな方々ばかりですから、まずは、気負わずに楽しい現場で、みなさんと一緒に作品づくりに取り組みたいと思っています」と語った。そんな戸田さんも堤さんについて「堤さんとは、舞台『寿歌』でご一緒させていただいたのですが、“ユニークな関西の兄ちゃん”的な存在かと思いきや、周りを俯瞰してちゃんと見ている、内に秘める鋭さを持った方だと思いました。堤さんが演じられる西行寺にも同じものを感じます。堤さんが西行寺をどう作るのか、楽しみで仕方ありません。『兄さん、ついて行きます!』」とコメントを寄せた。堤さんと戸田さんそれぞれのキャラクターをいかに作り上げ、どのような掛け合いを見せるのか…放送を楽しみに待ちたい。「リスクの神様」は7月より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月27日生田斗真と戸田恵梨香が主演を務める6月6日(土)公開の映画『予告犯』の約1年後を描く「連続ドラマW予告犯ーTHE PAINー」が放送されることが決定。主演をWOWOWドラマ初登場となる、生田さんの事務所の先輩・東山紀之が務めることが分かった。痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷(桐谷健太)は裁判で無実を主張したが、有罪判決を下される。水谷は紹介された痴漢冤罪被害者の会に足を運び、素性の知れぬ男・佐久間(東山紀之)と出会う。佐久間は「より開かれた裁判」を提唱し、自身が率いる覆面集団“シンブンシ”のメンバー、沖菜(市川実日子)、田淵(橋本さとし)と共に動画サイト上で身の潔白を改めて世に訴えることを提案。かくして「公開裁判」と称した擬似裁判の予告動画が投稿され、水谷の“裁判”が開廷するが、この公開裁判を取り仕切る佐久間は、なんと現職の裁判官だった。一方、公開裁判を目の当たりにした、警視庁サイバー犯罪対策課・吉野(戸田恵梨香)率いる捜査チームは、“シンブンシ”の身元割り出しを始める。すると、“被告人”としてターゲットにされる人物たちに、ある共通項が浮かび上がり…。新聞紙の覆面マスクをかぶる謎の集団が、動画サイト上で擬似裁判を行ない、闇に葬られかけていた真実を暴いていくクライム・サスペンスとなる本作。映画版『予告犯』のその後を描く形で、原作者・筒井哲也の監修によるドラマオリジナルのストーリーとなっている。今回、東山さんが演じるのは、謎の覆面集団 “シンブンシ”のリーダー、佐久間。「必殺仕事人」や「大岡越前」といったドラマのみならず、舞台、映画でも活躍する東山さんだが、本作ではこれまでにないマッドなキャラクターを演じており、その存在感は圧倒的。そんな東山さんと同じ“シンブンシ”メンバーには、桐谷健太、市川実日子、橋本さとしら実力派キャストが集結。さらに、彼らを追う警視庁サイバー犯罪対策課の吉野刑事として、映画版から引き続き、戸田恵梨香が登場する。また、ドラマのシリーズ構成&チーフ監督には映画版を監督した中村義洋が続投。『白ゆき姫殺人事件』『ゴールデンスランバー』など、映画界をアッといわせる話題作を世に放ち続ける中村監督もまた、WOWOWドラマには初参戦となる。ネットユーザーを巻き込んだ劇場型“裁判”を開き、被告人たちに次々と制裁を加えていく新生シンブンシ”が登場する、映画と連動したオリジナルストーリー。これまでのドラマのセオリーを覆す、新感覚クライム・サスペンスが誕生することになりそうだ。「連続ドラマW 予告犯ーTHE PAINー」は6月7日(日)22:00よりWOWOWにて第1話無料放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月16日戸田恵梨香や杉咲花、鈴木杏らも絶賛の声を送る“美しき俊英”グザヴィエ・ドラン。昨年カンヌ国際映画祭で「審査員特別賞」を受賞した、その監督最新作『Mommy/マミー』の公開に先駆け、グザヴィエの描写スタイルの凄味が解る10分間におよぶミニドキュメンタリー『グザヴィエ・ドランのスタイル』が公開された。2015年、架空の国、カナダで起こった現実。ユーモラスな親子の日常を舞台に、グザヴィエにとっても重要なテーマである“母と子”の深い愛情と葛藤を描く本作。本作のみならず、19歳でカンヌ映画祭にて鮮烈なデビューを飾った『マイ・マザー』から、続く第2作『胸騒ぎの恋人』、第3作『わたしはロランス』、第4作『トム・アット・ザ・ファーム』と過去作品において、グザヴィエが描き出すのは、世間に苛立ち、アイデンティティや性について悩み、母親を始め友人や恋人、身近な人と衝突し、変化を生じていく人物たち。独白や表情のアップ、幻想的なシーン、人物の背中を追うバックショットなども数多い、オリジナリティ溢れるそのスタイルを解説してくれるのが、このドキュメンタリーだ。■「インスタグラム(Instagram)」のように対象だけを切り取る画法特に『Mommy』で目を引くのは、「インスタグラム・アスペクト」とよばれる1:1のアスペクト比による映像。国内外を問わずセレブを中心に人気を博す「インスタグラム」。主人公の“個”を強調するポートレイトショットとして有効な画角は余計なものが足せない分、キャラクターそのものが主役になり、観客をその人物に集中させることができる。■画角の変化は登場人物の心の動きとの同調前作『トム・アット・ザ・ファーム』では、人物の恐怖のピークに合わせて画面の縦幅を狭めていくシーンがあった。意図的に画角を変化させることで、人物の心の動きと観客の心情を同調させる効果をもたらしている。■独特の背面ショットはキャラクターとの目線の同一化彼の映像の切り取り方の一つとして、登場人物の背面から撮るショットが多用されていることも特徴的。これは、劇中の人物と同じ目線を持つことで、彼らの視点や気持ちを追えるという効果をもたらしている。ちなみに、カンヌ国際映画祭表彰式における象徴的なフォトセッション画像も、ドラン本人は背中を向けている。■孤立感を助長させるカメラと人物の距離登場人物の思考や願望、特に不安を描くための手段として、カメラと人物の絶妙な距離感を設けているのも、グザヴィエ特有の映像技法だ。玄関や廊下などの空間的要素を駆使しながら、人物との距離感を巧みにコントロールすることで、孤独感をより浮き彫りにさせていく。そのほかにも、画面構成やスローモーションの使い方、カメラの視点など、一見ランダムに見えながら実は考え抜かれた表現が使われている彼の作風。このドキュメンタリーから、グザヴィエが映画人・映画ファンたちを魅了し、“映画界の若き救世主”と呼ばれる理由が紐解けそうだ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mommy/マミー 2015年4月25日よ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年04月12日昨年、カンヌ国際映画祭において、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと「審査員特別賞」をW受賞した時代の寵児グザヴィエ・ドランの最新作『Mommy/マミー』。この度、戸田恵梨香、杉咲花、鈴木杏など、グザヴィエに魅了された著名人の方々からスペシャルコメントが届いた。2015年、架空のカナダー。常に情緒不安定で、情熱が先走りすぎる息子スティーヴを矯正施設から引き取り、また親子で暮らすことになった母、ダイアン。2人の再スタートは希望と喜びにあふれるとともに、時にコントロールが効かなくなるスティーヴのために前途多難。そんなとき、向かいに住む教壇に立てなくなった高校教師のカイラが、スティーブの家庭教師を引き受けることに…。『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』での鮮烈デビュー以来、圧倒的な美的センスで人々を魅了し続けるグザウィエ。そんな彼の虜となった著名人の数々から、本作に寄せる絶賛のコメントが届いている。■戸田恵梨香(女優)素晴らしいの一言!何度鳥肌が立ったことか…表現法が繊細で自由で…。■杉咲花(女優)不器用に澄んだ魂をこの映画で目撃した。へたっぴな愛情は涙が出るほど美しく、人懐っこさにきゅんとする。■鈴木杏(女優)生きていくこと自体が壮大な挑戦なのだと気づかされて、心が発火した。グザヴィエ・ドラン監督自身の「挑戦」=『Mommy/マミー』は私にとって「希望」になった。生きていかなければ!きっとこの熱は、ずっと下がらない。■栗原類(モデル/俳優)発達障害の子とその親と隣人。それぞれが抱える問題があるからこそ互いを必要とする。甘えもなくシビアに接することでそこにリアリティが生まれる。■光石研(俳優)ぶつかっても、殴られても、転んでも、立ち上がり、歩き、走る。生きる為、愛する為。感動です。お袋ありがとう。さらに今回は、劇中で使用されるサウンドトラックのプレイリストも公開となった。「オアシス」の名曲「Wonderwall」や、最新作『モーニング・フェイズ』がグラミー賞最優秀作品賞を受賞したベックの同作より「Phase」、ラナ・デル・レイの「Born to Die」など、グザヴィエの映像美との組み合わせが楽しみでならない楽曲ばかりだ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日公開初日を迎えた映画『エイプリルフールズ』の舞台あいさつが4月1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳一監督が出席した。本作は、フジテレビ系のドラマ『リーガル・ハイ』の演出を担当した石川淳一と脚本の古沢良太のコンビが描く愛と感動の爆笑エンターテインメント。1年に1度だけ嘘をついてよい日"エイプリールフール"に、小さな嘘をきっかけにして街中で巻き起こる珍騒動を描く。初日を迎えたこの日は、主演の戸田恵梨香をはじめとするキャスト陣と石川淳一監督が登壇して舞台あいさつ。「興行収入の目標は401億円ぐらいで!」と意気込んだ戸田は「無事今日初日を迎えまして、2度3度4度と映画館に来ていただければと思います。本当に皆さんを幸せにする作品だと思いますので、お子さんからお父さん、お母さんに見て欲しいです」とアピール。劇中で"ルパジャン"というシーンを見せた松坂は「"ルパジャン"とは、ルパン三世が峰不二子ちゃんに飛び込むこと。イメージトレーニングが大変でベッドのスプリングの具合を確認してました」と振り返れば、戸田は「一番キラキラしてましたよ」と横槍を入れて会場を沸かせた。舞台あいさつが行われたこの日は、4月1日のエイプリールフール。キャストが次々と嘘をついていく中、菜々緒が「撮影中に全員に告白させていただきまして、男性と女性1人ずつOKをもらいました。恵梨香ちゃんと小澤さんと付きあわせってもらっています。両刀?私は両刀いけるんですよ!小澤さんには最近OKをもらいました。昨日なんですけど…」と暗に滝川クリステルとの破局を匂わすと、それに応じた小澤は「待たせてごめんね」と苦笑いを浮かべていた。
2015年04月02日映画『エイプリルフールズ』が4月1日(水)のエイプリルフールに初日を迎え、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳監督が舞台挨拶に登壇した。ドラマ「リーガルハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などで知られる人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本による本作。7つの嘘を軸に27人もの人生が複雑怪奇に絡み合っていく。エイプリルフールに公開ということで、戸田さんを筆頭にキャスト陣は「私事ですが…」と前置きし次々と嘘を暴露。戸田さんは「実は私は三つ子です」と告白し、これまでの舞台挨拶、さらには本作撮影時の戸田さんも別人であったと明かす。これにユースケさんが「確かに撮影のときの戸田さんの背中には毘沙門天があった」と“補強”し笑いを誘う。松坂さんは「このたび歌手デビューが決まりました」と明かし、実は本作のエンディング曲も歌っていると暴露。ここで止まればよかったが、すかさずユースケさんが「タイトルは『この子、誰の子?』です。演歌調で!」と付け足し、司会者も「一節、歌ってもらえますか?」とムチャぶり!松坂さんは苦笑を浮かべつつ「この子、誰の子~?」とその場で熱唱し男気を見せた。そして、当のユースケさんはいきなり「元『ワン・ダイレクション』のゼインこと、ユースケ・サンタマリアです。みんなからは“マッサン”と呼ばれています」と挨拶。さらに本作に関しては既にヒット確実なので、公開待機作の宣伝をさせてもらうと宣言し「4月に僕が初めて監督・主演した『寄生獣』が公開となります」と語り、実は『寄生獣』のミギーはCGではなく、ユースケさん自身の渾身の熱演によるものだと説明。さらに『進撃の巨人』もユースケさんの手による作品であり、『アベンジャーズ』の続編ではハルクを演じていると、まさに“立て板に水”とはこのことかというほどスラスラと放言を連発し、もはや周囲からのツッコミもなし!そしてこの日、最もきわどい嘘で会場をわかせたのは菜々緒さん。撮影中に共演陣全員に愛の告白をして「男女一人ずつからOKをもらいました。それは恵梨香と小澤さんです!」と明かす。最初は小澤さんも「シェアハウスでみんなで住んでます」とノリノリだったが、菜々緒さんはさらに「小澤さんには最近、OKをいただきました。『待っててくれ』と言われて…」と小澤さんについ最近、破局報道があったことを踏まえて踏み込んだ発言!小澤さんは笑顔で「ごめんね、待たせて」と返したが、さすがのユースケさんもこれには「何て言っていいのか分かんない」と苦笑。会場は爆笑に包まれていた。『エイプリルフールズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2015年04月01日俳優の大泉洋が主演する、井上ひさし原案の映画『駆込み女と駆出し男』(5月16日公開)の予告編が27日、公開された。数多くの小説や戯曲を夜に送り出した作家・井上ひさしが晩年11年をかけて紡いだ時代小説『東慶寺花だより』を原案に、『クライマーズ・ハイ』(2008年)、『わが母の記』(2012年)の原田眞人監督が初めて時代劇に挑戦した本作。江戸時代、離婚を望む女性たちが駆込む寺であった東慶寺を舞台に、女と男の愛情や事情と、離縁調停人たちの奮闘を描く。寺に入る前に聞き取り調査が行われる御用宿・柏屋で、主の源兵衛(樹木希林)とともに女性たちの人生やり直しの手伝いをする駆け出しの医者・信次郎を大泉が演じる。懸命に働いてきたものの、夫に裏切られた女・じょごを女優の戸田恵梨香が、豪商の愛人であるお吟を女優の満島ひかりが演じる。ほかにも、俳優の堤真一、山崎努らが脇を固める。今回、公開された予告動画では、ナレーションと源兵衛(樹木)の情感こもったせりふで、駆込み寺"東慶寺"と江戸時代の離婚事情がわかりやすく説明される。じょご(戸田)の「世の中にはつらい目におうた女たちがようけおるもんですね」というせりふや、お吟(満島)の切ない涙に、江戸を生きた女性たちの悲哀が忍ばれるが、それに続く「人生は、素敵だ。」というコピーに、希望あふれる映画のラストを期待させる内容になっている。(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
2015年03月27日『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督が大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかりとともに初の時代劇に挑み、現代の2倍あったとされる江戸時代の離婚事情を描く『駆込み女と駆出し男』。このほど、傷ついた女たちの最後の砦となる“駆込み寺”の様子を目の当たりにする予告映像が解禁となった。江戸時代、離婚を望む女たちが最後の砦として駆込む寺、東慶寺。幕府も公認するその寺の門をくぐると見えてくるのは、女と男のさまざまな愛情や事情。戯作者に憧れる駆出しの医者で御用宿・柏屋の居候である信次郎(大泉洋)は、柏屋の主・源兵衛(樹木希林)とともに、男と女のもつれた愛の糸を解き、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けすることに…。今回解禁となった予告映像では、ナレーションとともに樹木さん演じる離縁調停人・柏屋源兵衛の情感こもった台詞で、駆込み寺“東慶寺”と江戸時代の離婚事情が語られていく。90秒に凝縮された映像の中では、先日の完成披露会見で監督と共演者から“愛あるいじり”を受けていた大泉さんのコミカルな演技が楽しめる一方で、じょご(戸田恵梨香)の「世の中には辛い目におうた女たちがようけおるもんですね」という台詞や、お吟(満島ひかり)の切ない涙など、“駆込み女”たちの悲哀が映し出される。もちろん、お吟を妾に持つ色気たっぷりの堀切屋(堤真一)や、「南総里見八犬伝」の作者・曲亭馬琴(山崎努)など豪華キャストの姿が垣間見られ、見応え満点。様々な事情を抱えたワケあり女たちと、彼女たちの人生の新たな出発を手助けする信次郎の姿は、「人生は、素敵だ。」というコピーからも希望あふれるラストを予感させる予告編となっている。哀しくもたくましく生き抜こうとする女性たちの姿を描く映像を、まずはこちらからご覧あれ。『駆込み女と駆出し男』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日映画『エイプリルフールズ』の公開を前に3月26日(木)に、主演の戸田恵梨香と共演の松坂桃李が揃って舞台挨拶に出席し、互いの恋愛観にまで踏み込んだトークを繰り広げた。月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」や映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの人気脚本家・古沢良太をはじめ、フジテレビのドラマ「リーガルハイ」制作陣が手がける本作。7つの嘘を軸に27人もの登場人物たちのドタバタ劇が展開する。松坂さんはセックス依存症の医師を、戸田さんは彼との一度きりの関係で妊娠したと主張する対人恐怖症の妊婦を演じている。共にメインキャストとして約1か月にわたって、プロモーション活動に従事し、一緒の時間を過ごしてきたが、戸田さんは「松坂桃李は嘘をつくのが上手だと分かった」と語る。爽やかな青年役のイメージが強い松坂さんだが、今回のセックス依存症の天才医師役は戸田さん曰く「多分、松坂さんは素でやってた」と分析し、松坂さんは「僕のことはいいから(苦笑)!」と大慌て。会場は笑いに包まれる。ちなみに、松坂さんは劇中で全裸姿を披露し、激しいベッドシーンも見せているが、戸田さんは松坂さんの裸体について「ビューティフル!まさかそこまで出しちゃうんだ(笑)」と絶賛。松坂さんは「前貼りがバレないか気になってしょうがなかった(笑)」とふり返るが、戸田さんは「絡んでる時、すごく嬉しそうで生き生きとしてた」と語り、松坂さんは「いやいや、そうやってくれと言われたので!」となぜか再び釈明に追われていた。この日は、事前に観客から集められた質問に2人が答えたが「2人が付き合うとしたら上手くいくと思うか?」という鋭い質問も!戸田さんは松坂さんをオタク気質でインドア派と断じ「デートに誘っても『デートって何?』『おウチでよくない?ウチでゆっくり漫画読みたい』とか言いそう」と指摘。松坂さんは「デートくらいは分かります」と反論しつつも、インドア派であることは概ね認め「(家で漫画を読んで過ごすのは)悪くないですね」とうなずく。共に喋らずに無言でいることは苦痛ではないそうで「漫喫(=漫画喫茶)、付き合うよ!」(戸田さん)、「いいとこ教えます」(松坂さん)と意外なところで意気投合していた。また、互いに質問を促されると松坂さんは戸田さんに「お付き合いしている相手がいるとして、ものすごくクサいオナラとうるさいイビキ、どっちが我慢できるか?」と質問。戸田さんは「オナラ。オナラは愛嬌ですから。めっちゃクサいのが楽しかったりする。(オナラを)我慢しない男のヒト、全然好きです!」と意外な一面を見せる。一方、戸田さんは「巨乳と貧乳、どっちが好き?」と問い、松坂さんは少し考えて「貧乳」と回答。これをきっかけに戸田さんは「何してる時が一番楽しい?」「友達はいる?どういう話で盛り上がるの?」など興味津々で質問攻めにしていた。ちなみにこのトークの様子を、2人には黙って心理学者が客席から観察しており、2人が正直者か?それとも嘘つきなのかを診断するというサプライズ企画も実施!心理学の先生によると、戸田さんは「質問に対して黒目が上を向くのは率直で正直」「答えが早いのも、深く考えずにしゃべっている」「鼻をこするのは飾らない性格」と概ね、正直者であると分析する。一方、松坂さんに関しては「頭をかくのは『どうしようか?』と考えており、本心を見破られたくないから」「戸田さんの(松坂さんへの)言葉に対して、防衛行動が見られる。何を言われるか?大丈夫か?と警戒してる」、さらに「矛盾行動も見られる。『困ったな』という表情を見せつつも、口角が上がっていてまんざらでもない」と行動に見られる様々な嘘つきの傾向を喝破!思わぬところでの“嘘つき”認定に松坂さんもタジタジで苦笑を浮かべていた。『エイプリルフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日映画『駆込み女と駆出し男』の完成披露試写会が17日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの大泉洋、戸田恵梨香、内山理名、神野三鈴、堤真一と原田眞人監督が出席した。井上ひさしの時代小説『東慶寺花だより』(文春文庫刊)を実写化した本作は、駆込み寺で繰り広げられる愛のもつれを描く時代劇。見習いの医者で駆出しの劇作家でもある信次郎(大泉)は、縁切寺の御用宿・柏家に居候している。信次郎は奇抜なアイデアと戦術で、訳あり女たちの再出発を手助けしていたが――というストーリーで、映画は5月16日から全国公開。主演の大泉は、「いよいよみなさんに見てもらえると思うと、うれしくもあり、まだ私たちの元にいて欲しいという寂しさもある」と心境を語りつつ、「のほほんとして見ては困る!『大泉洋が良かった~』と至るところで書いて欲しい」と胸を張ってアピール。また、時代劇初挑戦の戸田は、「今までにないような時代劇になったので、みなさん楽しんで見て欲しい」と笑顔でアピールした。一方、大泉との思い出について聞かれ、「エピソードは何も無い」とキッパリ言い放った堤は、大泉に水をかけるシーンなどがあり、「普通の俳優さんだと申し訳ないと思うけど、全く思わなかった。イジメているとどんどん楽しくなってくる」と含み笑い。そんな堤に、「ヒドいことをされました……」とふくれっ面を見せた大泉は、「スタントマンに代わるシーンでそのままやらされて、監督が爆笑してた」と原田監督にも恨み節だった。また、"離婚"をテーマにした本作にちなみ、女優陣が男性の許せないところを告白。「女性に手を上げるのは許しがたい」と語った戸田だったが、大泉と目が合うなり、「こっち見ないで~!」と涙を流して大爆笑。笑いが止まらない戸田を横目に、「撮影中も笑い過ぎてました」と暴露した内山は、「嫌なのは無視。結構あるんですよ」とポツリ。「それタイミングが悪いんじゃない? 本番前の集中している時に話しかけたとか」と堤に突っ込まれた内山は、「それ、10年前くらいに堤さんに言われました」と笑いながら赤面していた。
2015年03月18日井上ひさしの時代小説を原案に、原田眞人監督が初めて時代劇に挑んだ『駆込み女と駆出し男』の完成披露試写会が3月17日(火)、都内で行われ、原田監督を始め、主演の大泉洋、共演する戸田恵梨香、内山理名、神野三鈴、堤真一が出席した。ときは離婚率が現代の約2倍だったと言う江戸時代。離縁を求める女たちがやってくる幕府公認の駆込み寺を舞台に、夫との離縁を願う“駆込み女”たちと、寺に居候する“駆出し”の医者が繰り広げる離婚をめぐる悲喜こもごもを描く本作。日頃から記者会見や舞台挨拶の場で、共演者にイジられることが多い大泉さんが、この日も本領を発揮!男性の魅力的な仕草や態度を質問された戸田さんが、なぜか大泉さんのほうを見つめ、笑いが止まらなくなったり、堤さんから「共演も何も、ワンシーンだけだから、特に記憶もないし、エピソードも何もない」と突き放されたり…(ちなみに大泉さんは先月行われた会見でも、共演する樹木希林さんから「印象的なやりとりなし」と言われたばかり)。また、大泉さんが堤さんから激しい折檻を受けるシーンに話題が及ぶと、「スタントマンさんを用意するような危険なシーンなのに、監督が全然カットをかけてくれなくて…」(大泉さん)、「不思議と大泉さんに対して、申し訳なさを感じることはなく、いじめるのがどんどん楽しくなった」(堤さん)とやはり散々な目にあったようだ。それでも、大泉さんは「雨男の私ですが、今日は天気がいいので、それだけで十分。今日が公開初日でもいいくらいですね。初日に雨が降らないことを祈るばかり」と好天に上機嫌。来場したファンに向けて、「骨太で重厚感ある時代劇ですが、かなり笑えてエネルギーをもらえるはず。みなさん、のほほんと映画を楽しむだけではダメですよ(笑)。しっかり周りに映画の良さを広げてください」とPRの拡散を呼びかけていた。『駆込み女と駆出し男』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日俳優の大泉洋が3月17日に都内で行われた主演作『駆込み女と駆出し男』の完成披露試写会に、共演する戸田恵梨香、内山理名、神野三鈴、堤真一、原田眞人監督とともに出席。堤から折檻を受けるシーンを振り返り、「スタントマンさんを用意するような過酷さなのに、監督がカットをかけないんですよ」と恨み節。一方、「大泉さんをいじめるのが、どんどん楽しくなって」(堤)、「そんなシーンを撮った記憶ないなあ」(原田監督)と当の本人たちは涼しい顔だった。完成披露試写会の模様井上ひさしの時代小説『東慶寺花だより』を原案に、江戸時代の離婚事情を描く人情エンタテインメントで、江戸時代の駆込寺である東慶寺を舞台に、離縁を願う女たちの手助けをする医者見習いでありながら駆出しの戯作者でもある男(大泉)と、さまざまな事情を抱えて寺に駆込んでくる女たちの織り成す人間模様を描く。大泉は「骨太で重厚ですが、かなり笑えてエネルギーをもらえる作品。ぜひ、のほほんと楽しむだけじゃなく(笑)、しっかり良い作品だと周りに広げてください」と観客にアピール。雨男で知られるが、「今日は晴れて本当によかった。公開初日に(雨が)降らないのを祈るばかり」と上機嫌だった。“駆込み女”役の戸田は、初の時代劇出演で「テンポが速いので、台詞は大変でしたが、今までにないポップな時代劇になった」と手応え十分。堤は裏の顔を持つ唐物問屋の主人を演じ、「客観的に見ても、めちゃくちゃ面白いです!」と出来ばえに太鼓判を押した。時代劇を手がけるのが「50年来の念願だった」と語る原田監督(『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』)は、「時代がどんどん悪くなるなか、今よりさらに悪い時代を生きた当時の人々が、健気に立ち向かう姿を見てもらえれば。ぜひいい夢を見てください」と感無量の面持ちだった。『駆込み女と駆出し男』5月16日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月17日大泉洋が主演し、戸田恵梨香、満島ひかりが出演する映画『駆込み女と駆出し男』の新ポスターが公開になった。豪華共演陣がずらりと顔を揃える華やかなデザインだ。その他の画像映画は、井上ひさしの時代小説『東慶寺花だより』を原案に、江戸時代の離婚事情を描く人情エンタテインメントで、江戸時代の駆込寺である東慶寺を舞台に、離縁を願う女たちの手助けをする医者見習いでありながら駆出しの戯作者でもある男(大泉)と、さまざまな事情を抱えて寺に駆込んでくる女たちの織り成す人間模様を描く。『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人が監督を手がけており、個性豊かなキャラクターと細部まで徹底的にこだわり抜かれた演出と映像が魅力の作品だ。このほど公開されたポスターは、主人公。信次郎を演じた大泉、夫の暴力から逃げてきた女じょごを演じた戸田、豪商の愛人で同じく寺に駆け込んだ女・お吟を演じた満島をはじめ、樹木希林、堤真一、内山理名、陽月華、キムラ緑子、木場勝己、神野三鈴、武田真治、山崎努ら個性的なキャストが集結。それぞれが劇中でどんな役どころを演じているのか想像がふくらむデザインだ。また、ポスター上部には実際の東慶寺の山門が描かれている。『駆込み女と駆出し男』5月16日(土) 全国ロードショー
2015年03月12日映画『エイプリールフールズ』完成披露が3月3日(火)に開催され、戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子と石川淳一監督が舞台挨拶に登壇した。現在、放送中の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」などを手がける人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本を、古沢さんと組んでドラマ「リーガル・ハイ」を生み出した石川監督が映画化。7つの“嘘”を巡り、27名もの登場人物たちが入り乱れる。この日は主要俳優陣のうち13名が登壇したが、その豪華さに会場は沸き立つ。物語の中心を担う“妊婦”を演じた戸田さんは「あっと驚く展開が待ってます!」とこれから映画を観る観客の期待を煽る。松坂さんは自ら「ゲスの極み」と言うほどのサイテー男を演じているが「監督がいい環境を作ってくださって、スムーズにやれました」とゲスの極みっぷりに自信をのぞかせる…?この日は、会場の隣の東京ドームで人気ハードロックバンド「KISS」の来日公演が行われており、「ももいろクローバーZ」とのコラボレーションも話題となっていたが、寺島さんは開口一番「今日は『KISS』のコンサートに来てくれてありがとう。ヨロシク!」と挨拶し、会場は爆笑に包まれる。その元妻を演じた山口さんは、寺島さんとの共演について「撮影は1日だけだったんですが、本当に夫婦と思えるくらいで幸せな現場でした」と満面の笑み。娘役の美波ちゃんも寺島さんについて「(最初は)緊張しましたが、話しかけてくださり、大好きになりました!ダンディだけど気を遣ってくださってステキでした」と語り、これには寺島さんは大テレで何度もハンカチで汗をぬぐい、会場は笑いに包まれた。そして、この錚々たる面々の中で、この日一番の女性ファンの歓声を集めていたのが窪田さん。矢野さんとのコンビで物語は展開し、2人は思わぬ“世界”へと足を踏み入れることになるが…。矢野さんは「窪田くんとは“いろんな”コトをしました」とニヤリと笑い「僕は表情を、窪田くんはカラダを見てください!」と語ると客席からは悲鳴のような歓声が上がる。窪田さんは撮影をふり返り「文字通り、体当たりで矢野くんにぶつかってハジケました!ここの2人は一線を越えてます(笑)」と意味ありげに語り、会場は再び笑いと歓声に包まれた。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日映画『エイプリールフールズ』の完成披露試写会が3月3日(火)に開催。戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリアらが映画の内容にちなんだ、虚実入り混じったトークを展開した。いま、邦画および日本のドラマ界で最も高い支持を集める脚本家・古沢良太が『キサラギ』以来となるオリジナルの映画脚本を執筆し、古沢さんと共にドラマ「リーガル・ハイ」を生んだ石川淳一が初監督に挑んだ本作。エイプリールフールの1日に、様々な嘘に翻弄されていく人々の姿を笑いと涙を交えて描く。松坂さんは本作で、チャラくてセックス依存症の医師を演じ、これまでのイメージを大きく覆している。「僕史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医です!ゲスの極みです」とアピールする松坂さん。セックスシーンでは、こちらも人生初の前貼り(=ベッドシーンなどで局部を隠すためのテープ)にも挑戦したそうだが、「なかなか手強かったです!角度で(貼っていることが)バレるので、ポジションを探し、ベストな前貼りを見つけました」ときわどいトークで会場を沸かせる。石川監督は前貼りに加え、松坂さんに「毛剃りもお願いしました」と明かしたが、ここでなぜか割って入ってきたのがユースケさん。「ヘアを剃ったのは僕です、得意なので」と堂々と名乗りを上げるが、これは嘘。ここから、ユースケさんの怒濤の“嘘トーク”が展開する!まず、本作について「最初は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、突然、堺雅人くんが降板しまして、これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリールフールズ』になりました」とここにいない、本作とは全く無関係の堺さんの名まで出して大嘘をつく。さらにユースケさんは、この発言に続いて、いかにもこれまでは嘘だったけど、今度の発言は真実であるかのように「今回、初めて製作にも関わりまして…。脚本も書いてます、古沢さんと半々で。ノーギャラです」と語り、会場は笑いに包まれた。戸田さんは、ユースケさんの発言に我慢できずに壇上で何度も笑い声を上げつつ、本作について“嘘”を描いてはいるが「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールする。ユースケさんは最後まで懲りることなく「この作品はノンフィクションです。実話を基にしました」とのたまうが、もはや共演者はおろか、司会者からさえもツッコミすら入らない状態で、最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日映画『エイプリルフールズ』完成披露試写会が3月3日に開催。戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、窪田正孝、木南晴夏、富司純子、石川淳一監督という豪華総勢15名が舞台挨拶に登壇した。完成披露の模様人気ドラマ『リーガル・ハイ』を生んだ名脚本家・古沢良太と石川監督のコンビによるオリジナル作品となる本作。27名もの俳優陣が7つの“嘘”を巡って運命を交差させていくさまをコミカルに描き出していく。“嘘”がテーマの映画とあって、舞台あいさつでひとり、嘘をまき散らしていたのがユースケ。本作について「本当は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、堺雅人くんが突然、降板しまして…。これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリルフールズ』になりました」と意味不明な論理展開で笑いを誘う。さらにその後、さもこちらは真実とばかりに「真面目な話、今回初めて製作に関わりまして。脚本にも参加してます、古沢さんと半々で。ノーギャラで」としれっと嘘をつき、共演陣さえも笑いの渦に包みこんだ。松坂は、チャラ男でセックス依存症の医師というこれまでにない役柄に挑んだが「ぼく史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医ということで…ゲスな男です。ゲスの極みと思ってやってました」と語る。そして、今回初めて“前貼り(※ベッドシーンで局部を隠すためにテープなどを貼って処理を施すこと)”にも挑戦しているが、加えて石川監督は「毛剃りもお願いしました」と明かす。松坂は「なかなか前貼りは手強かったです!角度によって(貼っていることが)バレるので、ポジションを…。ベストな前貼りを探しました」と苦労を口にした。ここでユースケが、また割って入り「(松坂の)ヘアを剃ったのは僕です。得意なので。新しい桃李像ができたと思います。後輩の成長が見られて嬉しい」と先輩ヅラで豪語し、会場は再び笑いに包まれた。ユースケ節は最後の最後まで止むことを知らず。石川監督の「みなさんが観終わって『もうちょっと観たかった』『お別れするのがさびしい』と思っていただければ成功だと思います」という言葉にかぶせるようにユースケは「この映画、ノンフィクションです。実話を基にしています!」と感動の押し売り。ここまで来るともはや、共演陣も司会者もツッコむ者さえもいない状況に…。最後に戸田は、豪華俳優陣が織りなすアンサンブルに触れ「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールし、これから映画を鑑賞する客席からは期待を込めた温かい拍手がわき起こった。『エイプリルフールズ』4月1日(水)全国東宝系にてロードショー
2015年03月03日女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。対人恐怖症の妊婦・新田あゆみを演じた主演の戸田は、司会者から「顔の表情を見ているだけでも、とんでもない顔がたくさん出てきました」と話を振られると、「えっ! 本当ですか!?」と驚きながらも、「試行錯誤しながらやっていたのでどうなるかちょっと心配してはいたんですけど、そんなことよりも作品がとてつもなく素晴らしい作品になっていたので、安心しました」と作品の出来栄えをアピールした。その後、イベントの締めくくりにマイクを託されると、「もう、はじまるんだなと思うと…全く実感がなかったものですから驚いているんですけど」と感慨深げで、「これは嘘の話でもありますけど、本当に個性豊かなキャラクターたちが、人の個性がどれだけ愛おしく美しいのかというのを同時に教えてくれる作品」と説明。女性ファンからの「恵梨香ちゃーん!」という声援にもにこやかに手を振りながら応え、会場を後にした。
2015年03月03日俳優の松坂桃李、女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。SEX依存症の天才外科医・牧野亘を演じた松坂は、「僕史上初のあり得ない役」とその役柄を説明した上で、「本当に下衆です。下衆の極みだなぁと」の自虐コメントで会場は爆笑。「監督が気持ちのいい環境を作ってくれたおかげですごくスムーズにやらせていただきました」と撮影を振り返った。また、司会者から「初めてのことに挑戦したそうですが」と話を振られると、「前貼りしました」と明かし、「なかなか手ごわい。角度によってすぐにばれたりするので…そこの…こう…ポジショニングだったりとか。いろいろ試行錯誤して」と丁寧に説明し、再び観客の笑いを誘った。剃毛も初体験したという松坂を前に、ユースケ・サンタマリアは「ちなみに桃李くんのヘアを剃ったのは僕です」と作品の世界観に合わせて嘘の告白をしつつ、「新しい桃李像ができた。後輩がこんな感じにどんどん成長していくのはうれしい限りです」と嘘とも本当ともとれる発言で盛り上げた。一方、石川監督は、「一番意識したのは、豪華なメンバーが演じたキャラクターを観終わった時に『もうちょっと観たかった』『このままお別れするのは寂しい』と思っていただければ僕としては成功」とコメント。映画初監督作にして豪華キャストが出演することに触れ、「緊張しました。最初に決まった時に、こんな豪華なのでやって大丈夫なのかと思った」と当時の心境を伝え、「みなさんがキャラクターを僕が思っている以上にグングンのばしてもらって楽しく観れる作品になったと思います」と自信をうかがわせた。
2015年03月03日映画『駆込み女と駆出し男』の完成報告会見が18日、都内で行われ、キャストの大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、樹木希林と原田眞人監督が出席した。井上ひさしの時代小説『東慶寺花だより』を実写化した本作は、江戸時代後期の駆込み寺を舞台に、離縁調停人が男女のもつれた糸を解いていく時代劇。見習いの医者で駆出しの劇作家でもある信次郎(大泉)は、縁切寺の御用宿・柏屋に居候することになる。奇抜なアイデアと戦術で、訳あり女たちの再出発を手助けする信次郎だったが――というストーリーで、映画は、5月16日から全国公開。主演の大泉は、「原作も脚本もエネルギッシュ。ものすごく新しい時代劇になった」と胸を張り、「女性が不遇だった時代の様々な人生が見れる。パワフルで強い女性たちの生き様が描かれてるので、現代にも通じるものがある」とアピール。撮影時に渡された台本は、かなりの分厚さだったそうだが、「監督がさらに増やしていくんで、助監督が『これは4時間になるぞ』って。でも、スピーディーなので心地良くて長く感じない」と話すと、戸田も、「テンポが良くて、時代劇の古さを感じさせない。若い世代でも楽しめる」と笑顔を見せた。一方、柏屋の主人・源兵衛を演じた樹木は、「橋爪功さんに偶然会ったら、『あんた、男の役もやるようになったのね。僕らの仕事を取らないで』っていう目をしてた」とニヤリ。続けて、大泉の印象を聞かれるも、「印象的なやりとりは無い。大泉さんに決めたのはどういうわけで?話が早すぎて、みなさん分かるのかしら?」と辛口コメントで笑いを誘い、「今回は、ワイドショーのような私的な収穫が無かった。印象が薄くて忘れちゃった」と飄々とした表情。他キャスト陣の話をさえぎるなど自由奔放な樹木に、大泉は、「だからしゃべってるでしょ~!」と突っ込んでいた。また、本作のテーマである"離婚"の話題になると、樹木は、「長い話になるから……」と途端にだんまり。そんな樹木に、「面倒な質問だけ僕に振りましたね」と苦笑する大泉は、「僕は家庭がすべて。娘が可愛いんで。離婚したら、お母さんの方に取られちゃうし」とキッパリ語っていた。
2015年02月19日映画『駆込み女と駆出し男』の完成報告会見が2月18日(水)に開催され、劇中で“離縁調停人”を演じた大泉洋と樹木希林、“駆込み女”を演じた戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名に原田眞人監督が出席した。作家で戯曲家の井上ひさしの晩年の小説「東慶寺花だより」を原案に、原田監督が時代劇初挑戦。ワケありの男女たちと離婚調停人のやりとりを通じて、江戸時代の離婚事情をコミカルに描き出していく。速いテンポのセリフのやりとりが特徴的な本作だが、映画さながらにこの日の会見でも、大泉さんと樹木さんが見事な(?)掛け合いで会見場を沸かせる。まずは2人の共演について印象を尋ねると、樹木さんは「大泉さんとのやりとりで印象的なことはなかった」とバッサリ。これには大泉さんは慌てて「そんなことないでしょ!少しはあります」と抗議する。樹木さんは「大泉さんをはじめ、若い人たちは自分の力量以上の力を発揮していて感心しました」と共演陣の演技を称えるが、一方で、撮影以外の時間での共演陣との会話に関しては「今回は私的なところでの収穫は少なかった。ワイドショー的な部分で…」とあまり、共演陣のプライベートなどに関する秘密を得ることが出来なかったようで不満そう。大泉さんは、樹木さんから振られる話題が「確かにゴシップ的なことが多かった…」と苦笑交じりにふり返る。さらに大泉さんは「勉強になったのは、樹木さんが(撮影所から宿に)帰る時間さえも自分で決めていたこと」と語り、樹木さんが、その日の撮影の進み具合を勘案し、予定では自身の出演シーンが控えていても、そこまでたどり着かないと判断したら勝手に宿に帰っていたと暴露する。これについて樹木さんは「私は体が弱いので」と釈明するが、大泉さんは「逆に(スタッフから)『樹木さん、今日はもうお帰りになって大丈夫です』と言われる日もあったんですが『私、今日は宿に食事いらないって言ってきたから』と現場に残って食べていくこともあった」と明かし、会場は笑いに包まれた。この後も、大泉さんが話している途中で樹木さんがそれを遮って話し始め「僕が喋ってるじゃないですか!」と大泉さんがブチ切れるなど、2人のやりとりが何度も会場を沸かせた。最後に、映画にちなんで“離婚”について尋ねられると、樹木さんは「私が話すと長くなるので、大泉さんに」と都合よく大泉さんにバトンタッチ。大泉さんは「3歳の娘がいるので離婚は出来ません!」と切実な思いを吐露。樹木さんは、なんだかんだで再びマイクを握り「男と女は縁を結ぶのは簡単だけど切るのは難しい」としみじみと語っていた。『駆込み女と駆出し男』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日映画『駆込み女と駆出し男』の完成報告会見が2月18日に開催され、大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、樹木希林に原田眞人監督が揃って出席した。その他の写真井上ひさしが晩年11年を費やして書き上げた時代小説『東慶寺花だより』を原案に原田監督が時代劇に初挑戦した本作。江戸時代の駆込み寺を舞台に、“離縁調停人”がもつれた男女の愛を解きほぐしていくさまを描く。完成した映画について、キャスト陣からは「新しい時代劇」「こんな時代劇、観たことのない」といった言葉が口をついて出る。原田監督は「映画監督になる前、映画ファンだったことから時代劇と戦争映画、西部劇で育ってきて、やっと時代劇が撮れた」と感慨深げ。早くてテンポの良いセリフ回しが特徴的だが、川島雄三監督の『幕末太陽傳』を参考にしたことを明かし「『アナ雪』よりも素晴らしい女の連帯を描きたかった。いままでの中で一番いいものができたと思ってます」と自信をのぞかせた。劇中さながら、会見でも丁々発止のやり取りで会場を笑いに包んだのはやはり、大泉と樹木。共に“離縁調停人”を演じたが、共演しての印象的なエピソードを問うと樹木は「大泉さんとは印象的なやりとりはなかった」とあっさり。大泉は「そんなことない!多少あります!」と困惑気味。樹木は改めて「大泉さんをはじめ、ここにいる若いみなさんは、自分の力量以上の力を発揮してて感心しました」と称賛の言葉を口にした。現場ではいつも共演陣が樹木を囲み、会話を楽しんでいたそうだが樹木は「今回は私的なところで収穫はなかった。ワイドショー的な部分で」と共演陣のゴシップネタが得られなかったと不満そう。大泉は「確かに(樹木が振る話題が)ゴシップ的なことが多かった!」と苦笑しつつ「勉強になったのは樹木さんが(スタジオから)帰る時間まで自分で決めていたこと」と、樹木が撮影の進行具合を読んで、自身の出番が来ないと判断するとさっさと宿に帰っていたと暴露し笑いを誘った。映画にちなんで“離婚”への考えを聞かれると大泉は「3歳の娘がいるので離婚は出来ないです。家庭が全てなのでなくなるのはつらい…」と切実な思いを語る。ここでも樹木は「私が話すと長くなる」と大泉に話を振っておきながら「結局しゃべりますが(笑)」とマイクを握り「男と女の縁を結ぶのは簡単だけど、切るのは難しい」と含蓄のある言葉を残し、会見は幕を閉じた。『駆込み女と駆出し男』5月16日(土) 全国ロードショー
2015年02月18日シンガーソングライター、植田真梨恵がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】植田真梨恵は福岡県久留米市出身。歌手を志したきっかけについて「小さい時から家族で行くカラオケが楽しくて“歌う人”に憧れを。結構、本気で歌うんです。車の中で聴くラジオに皆でハモるような家族で(笑)。それでオーディションを受け始めました」と説明。中学卒業後、単身大阪へ。以降、インディーズにて音楽活動を行ない、7年の月日を経て2014年8月、全国のFM32局でパワープレイを獲得したシングル『彼に守ってほしい10のこと』でメジャーデビューを果たした。2月25日(水)には待望の1stアルバム『はなしはそれからだ』をリリース。同作について「メジャーに環境が変わった今、やりたい事はなんだろうと考えて。余計なものをそぎ落として、真ん中に歌が存在する、それを聴くことで力が溢れるようものを作っていきたいなと。今回はセルフディレクションで1曲1曲ミュージシャン対私、エンジニアさん対私といった形で作ったので手作り感もあるし、無駄なものが何もない、本当の意味でのオリジナルアルバムになったと思います。堂々とこれが“私の作品です”と言えますね」と自信をのぞかせた。彼女の楽曲は先行シングルの『彼に守ってほしい10のこと』『ザクロの実』、そしてアルバムタイトルの『はなしはそれからだ』と、一風変わったオリジナリティあふれるタイトルも印象的だ。そのことについて話を向けると「タイトルをつけるのが凄く好きなんです!アルバムだと曲名が並んだ時に違和感を感じないように、全体のバランスも見ながらタイトルをつけますね、とてもこだわってます。『彼に守ってほしい10のこと』はタイトルからつけました。『ザクロの実』は、最初の“ザクロの実が”というフレーズがメロディに乗って出てきたので、そのまま。タイトルができてから作る曲はとても早いスピードで作れますね。世界観が集約してるからかな」と語った。3月15日(日)よりワンマンツアーを開催。3月28日(土)には初めて地元、福岡でライブを行なう。「福岡は家族が来ると思うのでプレッシャーもありますが、本当に楽しみですね。来てくれた方ひとりひとりが楽しく音楽に乗れて、感動できるようなライブにしたい。皆各々の毎日があって、それぞれの生活の中で夢を見たり、心が動くことがあると思うのですが、そんな瞬間を音楽で表現できれば嬉しいですね。なるべく不純物の少ない、生きた音楽を皆さんに届けたいと思っているので、それを確かめに遊びにきてください!」と意気込みを述べた。ワンマンツアーのチケットは2月14日(土)より一般発売開始。■植田真梨恵LIVE TOUR 2015「はなしはそれからだ」3月15日(日)LIQUIDROOM(東京都)3月21日(土・祝)池下CLUB UPSET(愛知県)3月28日(土)BEAT STATION(福岡県)4月3日(金)BIGCAT(大阪府)
2015年02月12日AZAPAと戸田レーシングは1月15日、エンジン性能計測ECUの共同開発に向けて協業すると発表した。今回の協業により、AZAPAはエンジン高効率化および新制御理論の開発、代替エンジンの最適制御を進めていく。将来的には、自動車メーカーへエンジンを中心としたモデルベース開発、計測、制御の提案が可能になるだけでなく、エンジンの再利用による新たなビジネス構築も視野に、エンジンを制御できる技術を確立できると考えているという。また、開発するECUは、直噴の単気筒エンジンから4気筒エンジンまでを対象とするのに加え、代替エネルギー・バイオ燃料向けディーゼルエンジンにも利用する方針としている。なお、SoCには、ARM Cortex-A9を搭載したXilinxのAll Programmable SoC「Zynq-7000」を採用する。一方、戸田レーシングの開発用単気筒エンジンには、40年以上にわたるレース活動で培ったエンジン開発、および部品開発のノウハウが反映されている。ユーザーの高い要求とさらなる内燃焼関の進化に応えるために開発エンジン用の制御、計測システムの強化を図っていくとしている。
2015年01月15日