明治大学法学部から映画の道へ、助監督を経て31歳のときに分岐点を迎え、以来映画監督として数々の作品を撮ってきた篠原哲雄さん。最新作の『起終点駅 ターミナル』を11月7日に公開した監督に、その仕事論について伺った。――篠原監督は、大学時代は法学部専攻で、卒論は映画論だったとお聞きしました本当に私的な映画論でした。僕は法学部と言っても、専攻していたのが法文化論、法社会学だったので、法の周縁にあるもの、文化的な側面すべてをひっくるめて論文の対象にできたということもあり、あえて「極私的映画論」を書きました。担当教授の栗本慎一郎氏に映画で論文を書きたいと相談したら、映画の為の映画論ではなく、社会の為の映画なら書く意味があるかもと言われましたが、書いているうちに自分にとって何故映画なのかということを問いながら書いてしまった。個人的こだわりこそが普遍的なものにつながることを願いながらでしょうか。――実際には、どんな論文だったんですか?屁理屈こいてたんじゃないですか(笑)。当時の僕は、助監督をやったり、自主制作をかじったりしていました。でも、映画に目覚めるのは遅かったんですね。10代後半に面白いなと思い始めたので。だから、映画の為の映画論には興味がなかったので、自分がなぜ映画をやっていきたいかとか、自分で作った自主映画について、なぜこんな映画を作ったのか、ひょっとしたら世間には簡単に受け入れられないけど、そこにこそオリジナリティがあるのでは? という問いかけがあり、社会に対するアピールにもならないかと自問自答しながら書いていたと思います。でも映画っていうのは、光とか音とか構成要素があって、それによってできている。もし原作があったとしても、演出の仕方や、役者の表現によって、変わっていきます。だから、「映画というのは、人間を表現できる媒体だ」ということを、最終的には言っていたように思います。――映画というと、テレビで二時間のドラマを見るのと、映画館で二時間を過ごすのとは、違う感覚があるのですが、それは何なのかということも気になります映画は映画館に観客を縛るものだけど、テレビは途中退場してその間見ていなくても、すぐにその世界に戻れるようなところがないといけないかもしれません。映画は、ほかのことをすべて忘れて集中する時間を与えてあげないといけないと思うので、そこは意識してやっているつもりではあります。それが成功しているかは、観客の人が判断するんですけど。最新作の『起終点駅 ターミナル』でも、佐藤浩市さん演じる鷲田完治という男が法では裁けない罪を背負い自分に罰を与えながら、北海道の果ての地、釧路にやってきて、静かに密かに生きていく。25年の年月を経て本田翼演じる敦子という女性と出会い、彼は自分の過去を想起することになる。そして敦子の人生の痛みを知り事となり、敦子は完治によって彼女の起点へと導かれていく。そして完治も変わっていく。すなわち終点駅から起点として出発していく様をどう描くかがテーマでした。○監督の判断がすべてを左右していく――大学時代に、助監督と自主制作をしたというのは、どういう経緯だったんですか?僕らの時代ですと、プロになるためには、ぴあフィルムフェスティバルに応募して受賞する道がポピュラーになりつつありましたが、一方で、助監督という経験を積んで監督になる道もありました。僕の場合は、学生時代に映画サークルに入っていたわけでもないし、映画を基礎から学んだこともなかったので、修行が必要だと思ったんです。それで、あるシナリオスクールで出会った人が、実際に助監督をされていたので、その人にお願いして自分も助監督になったんです。その出会いがひとつの運命ですね。――助監督というのはどんなことをしていたんですか?最初は見習い助監督だったので、半分は衣装部だったり、小道具もやったりしていました。だから、エキストラに演技をつけたりしていると、照明さんに「なんで演技をつけてるんだ?」と聞かれて、「いや僕、助監督なんですよ」なんてやりとりをしたりもしていました。でも、この助監督の経験があったことで、映画というのは技術に基づいて作っていくもので、自分の観念だけではどうすることもできない、総合的な芸術なんだとわかりました。それに、監督というのは、ひとつひとつをジャッジする存在です。監督の判断が間違えば、その映画は間違っていくと思うし。助監督をしながらも、映画監督になるためには、自分なりのアプローチを磨いていかないといけないといけないなと思っていました。――そして、助監督から映画監督になるわけですが、その決断をするときに、戸惑いはありませんでしたか?助監督でそれなりに仕事ができる人は、仕事が途切れなくなるから、自分でそろそろつくるべきだという決断をしなければと思っていました。僕は自主映画として撮った『草の上の仕事』という作品がある映画祭で評価されたので、ここをひとつのステップにしようという気持ちが芽生えました。そのころ、助監督時代の先輩が新作を撮るということで、助監督をしてくれないかと頼まれたんですけど「モントリオール映画祭に行くのですみません」と断ったら、それが一つの宣言になった。あいつはもう助監督をやらないんだという認識になったんですね。31歳のときのことでしたけど、それが分岐点になりました。――それからは、自分の映画で生きていかないといけないわけですね映画会社に企画を持ち込んで、いいところまでいったのですが、それは実現せず、その代わりに別の企画を打診されました。それが『月とキャベツ』という作品になっていくのですね。『草の上の仕事』からだいたい三年経っていたんですが、その間も大変でしたけど、何かきっかけはあるだろうと、怖いもの知らずなところはあったかもしれないですね。○人の評価を受けて自分も変わっていくもの――監督は、『月とキャベツ』のようなスタイルの作品を自分が撮ると考えていましたか?僕はもともとロバート・デニーロの『タクシードライバー』が好きだったんで、ハードな社会的なメッセージの強い作品が好みだったんですね。でも、最初の作品のイメージというのはその後も影響しますよね。ファンタジックなラブストーリーが得意というイメージがついていきました。その後も『はつ恋』とか『天国の本屋』とか、人間の小さな機微を大切にする作品をふられることが多くなってきて、そんな作品をやっていくうちに、そういうスタイルの作品が自分の領域だったのではないかと思えてきたんですよ。でも、『タクシードライバー』も、ひとりの人間が事件に遭遇して、正義を見出していく物語です。その間に女の子を助けることになったりして。考えてみると、一番新しい『起終点駅 ターミナル』と言う映画も、釧路で鬱屈して生きている佐藤浩市さん演じるひとりの男が、本田翼さん演じる女性に出会う。人間のくすぶりを開放していく物語を、アクティブに描くか、内省的に描くかの違いであって、この二作品ってけっこう根本は同じなんだなと。大学時代の論文の、「映画というのは、人間を表現できる媒体だ」ということと、つながっているんじゃないかと思いました。――お話を伺っていると、作家性というものができていく過程が見えた気がしますねそうですね。作家性というものも、自分自身で決めていくのではなく、人がどう評価するか、観客がどう受け入れたかで変わっていくもので、それがあるから、今の僕がいるんだなと。いろんなことを経験した延長線上で、新たな映画も存在していくんだと思いますね。『起終点駅 ターミナル』■出演:佐藤浩市 本田翼中村獅童 和田正人 音尾琢真 泉谷しげる 尾野真千子■原作:桜木紫乃「起終点駅ターミナル」(小学館刊)■脚本:長谷川康夫■監督:篠原哲雄■主題歌/「ターミナル」My Little Lover(TOYSFACTORY)■配給:東映(C) 2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会11月7日(土)全国ロードショー西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年11月09日東京都・千代田区の明治大学 米沢嘉博記念図書館では、漫画家・江口寿史氏のマンガやイラストの原画、約100点を4期に分けて展示企画展「江口寿史展 KING OF POP Side B」を開催する。期間は10月9日~2016年2月7日。場所は同館1階展示室。開場時間は月曜・金曜が14:00~20:00、土曜・日曜・祝日が12:00~18:00(火曜~木曜は休館)。入場無料。同展は、「すすめ!!パイレーツ」や「ストップ!!ひばりくん!」などのギャグ漫画で大ヒットを飛ばす一方、イラストレーションでも高い評価を受けている漫画家・江口寿史氏の約100点のマンガやイラストの原画に加え、初出誌や関連資料などを展示する企画展。同時期に全国巡回する「江口寿史展 KING OF POP」の"Side B"として開催されるものだ。今回の展示作品は4期に分けて展示替えが行われ、1st stage(10月9日~11月3日)が「それは『ジャンプ』から始まった」、2nd stage(11月6日~11月30日)は「『ひばりくん』と白いワニ」、3rd stage(12月4日~12月23日)には「時代の気分を<編集>する」、4th stage(1月8日~2月7日)には「This is Rock! -江口寿史と音楽-」が展示される予定となっている。また、11月7日 16:00~17:30には、江口氏本人が出演するトークセッション「江口寿史、音楽とマンガを語る」が開催される。場所は明治大学駿河台キャンパス リバティタワー6階1063教室。参加無料。このほか、10月11日 16:00~17:30には、歴代担当編集者3名が出演する「集英社歴代担当編集者、江口寿史を語るが、1月23日 16:00~17:30には映画監督の河崎実氏が登壇する「河崎実監督が語る、江口寿史のすべて」が開催される。ともに会場は明治大学 米沢嘉博記念図書館2階閲覧室で、会員登録料(1日会員300円)が別途必要。
2015年10月08日WHITEは31日、タッチインタフェースを搭載したダンボール製のVRゴーグル「MilboxTouch」を開発したと発表した。明治大学の宮下研究室とサンメッセとの共同研究によりプロトタイプを完成させた。MilboxTouchは、明治大学・宮下研究室の「ExtensionSticker」という技術(特許出願中)を利用したVRゴーグル。ExtensionStickerは、タッチパネル外からのタッチ入力を転送可能にする技術で、導電性素材を印刷したエリアを触れることで、ユーザーは直接的にタッチパネルに触れなくとも、タッチパネルのタッチ入力やスクロール操作が可能になる。ダンボールに導電性インクを印刷するため、低いコストで大量生産できるという。MilboxTouchの今後の展開について、タッチ入力を活用したVRコンテンツの普及を図りたい考え。その具体化のために、アマナの協力のもとMilboxTouchを活用したゲームコンテンツを制作し、Milboxのサイトに一般公開するという。また、プロトタイプを、8月1日、2日開催のMaker Faire Tokyoで展示する予定。
2015年07月31日●東海・関西は増税の影響で国公立志向高まるリクルートマーケティングパートナーズは16日、「進学ブランド力調査」の記者発表会を行った。リクルート進学総研所長の小林浩氏が登壇し、本年度の「大学ブランドランキング」の結果を発表した。同調査は、4月6日~30日の期間に、関東エリア、東海エリア、関西エリアの高校に通う2016年3月卒業予定者7万4,000名を対象に行なわれた。○なぜ「大学ブランド」調査をやっているのか「進学ブランド力調査」は、リクルート進学総研が行なっており、今年で8年目を迎えた。所長の小林氏は「大学は学生募集活動するにあたり、様々なメッセージを社会に送っています。こういう学校であると伝えたい、こういう風に見られたいと。しかし、高校生からみると、それが伝わっているとは限りません。そういった、大学側の『メッセージ』に対する高校生の『認識』のギャップだったり、募集課題の抽出や競合と差別化が図れているのかなどを、明らかにするために行っています」と語った。同調査の調査基準は3点ある。学校側がこういう学校であると知って欲しいという「認知度」、志願したいと思われているかの「態度(興味・志願)」、大学に対する「イメージ」これらを機能価値・感性価値に分類し50項目で調査しているという。○「志願したい大学」ランキング、7年連続で1位は「明治大学」に調査の結果、関東エリアの1位は7年連続で「明治大学」となり、志望度は12.2%だった。続く2位は「早稲田大学」(11.3%)、3位は「青山学院大学」(9.6%)となった。一方、東海エリアの1位は2年連続で「名城大学」(9.4%)だった。2位の「名古屋大学」(8.9%)と3位の「中京大学」(7.2%)は、昨年と変化がなかった。また、関西エリアでは8年連続で、1位は「関西大学」(11.9%)。次いで、2位は「近畿大学」(11.1%)、3位は「神戸大学」(9.6%)となった。●景気の変動が進路選択に大きく影響!?○関東で私学志向が強まる一方、関西・国公立志向が高まる小林氏によれば、近年関東エリアでは私立大学志向、東海エリアでは国公立大学志向が強まっており、関西エリアは、景気動向によって変動する傾向にあるという。小林氏「昨年4月の消費増税の影響もあり、関西・東海では再び国公立が高まった。学生の7割以上が私立大学に進学している現状では、景気の状況が特に家計へ影響し、進路選択にも大きな影響を与えていることが改めてわかる結果となった」関東エリアでは、8年間を通じて私立大学が過半数を占め、私立志向が顕著となった。また、東海エリアでは、昨年から今年にかけて国公立志向が高まり、最高値の2012年とほぼ同水準となった。さらに、関西エリアは、2013年から私立志向が国公立志向を上回ったが、 昨年から今年にかけて国公立志向が高まり、調査開始以来最高値となった。○2018年問題、気にしているのは大学側だけ?グローバル化が進展する一方で、日本では18歳人口が全国的に減少し始める「2018年問題」が目前に控えている。各大学は、いかに高校生から選ばれる存在になるかという、大学においてもブランディグが問われる時代を迎えているという。しかし、「今年度の結果において直接的な予兆は見られていない」と小林氏。2018年問題を気にしているのは大学側のほうであって、高校生・保護者は目の前の高校に行ってどのような未来何が待っているのか、社会環境がどうなっているのかを気にして大学を選ぶ傾向が強くなってきている。「例えば、景気が悪い時は、工学部系とか資格取得系の人気が出て、景気が良い時がいわゆるサラリーマン予備軍的な経済学部・法学部とかの人気が良くなる傾向にあります」と語った。
2015年07月18日明治大学は5月18日~6月26日まで、駿河台・和泉・生田・中野の4キャンパスにて、朝食メニューを100円で提供する「100円朝食」を実施する。同学広報課によると、同学における一人暮らしの学生の割合は3割を超えているという。もともと朝食を食べる習慣がない学生だけではなく、朝食の時間が取れない場合も多いことから、学生の食生活改善を目的に同企画を実施する。昨年は、和泉・生田・中野キャンパスで実施したが、好評だったことから今年は駿河台キャンパスを含む全キャンパスで行う。朝食は、和食・洋食の日替わり。例えば中野キャンパスの5月18日は和食で「鮭の塩焼き、卵焼き、大根おろし、ひじき煮、味付け海苔、納豆、味噌汁、ごはん」、5月19日は洋食で「ベーコン&ソーセージ、目玉焼き、トースト、ポテトサラダ、1カットフルーツ、スープ、サラダ」。同大学学生健康保険互助組合の予防給付活動として、原価350円の朝食を100円で提供する。開催日程は、中野キャンパスが5月18~22日(各日120食)、和泉キャンパスが6月8~12日(各日200食の予定)、生田キャンパスの明大生田DININGが6月16日・18日、HILLSが6月15日・17日・19日(各日200食の予定)、駿河台キャンパスが6月22日~26日(各日50食の予定)。
2015年05月14日明治大学は4月から、新しい社会人講座として、文部科学省の「履修証明制度」を利用した、女性に向けたビジネス講座「女性のためのスマートキャリアプログラム」を開講する。○マーケティングや財務など、ビジネスの基本を習得「履修証明制度」は、社会人向けに体系的な学習機会を提供し、その修了者に対して、法に基づく履修証明書を交付する制度。交付した履修証明書が職業キャリアの形成に活用できることを狙いとし、2007年に設けられた。同プログラムは、結婚、出産、子育てなどで家庭に入ったものの、再度、職業人として復帰し、組織をマネジメントするリーダーとして活躍することを目指す女性に向けて開講する。マーケティングや財務など、ビジネスの基本を習得する11科目で構成し、就職支援も行う。プログラムの中にはゼミナール形式の科目も用意。商品企画や事業創造など、実際の企業の課題解決にチームで取り組み、策定した企画案を企業の経営陣に向けてプレゼンする。また、「マネジメント・サロン」というサロン形式の科目も設ける。同大学社会人大学院のビジネススクールと連携し、社会の第一線で活躍する女性経営者・プロフェッショナルを講師として招へい。将来の管理職・経営層を見据え、リーダーシップやマネジメント力などを養う講義を行う。授業期間は約4か月間の短期集中プログラムで、定員40名、受講料は9万8,000円。応募資格は大学または短期大学を卒業し、就業経験のある女性。もしくは就業経験のある女性で、個別の入学資格審査により、大学及び短期大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められ、2015年4月1日時点で満22歳以上の者。※画像は本文と関係ありません
2015年01月16日飲食店の中には、大盛りを超えた"メガ盛り"メニューを食べられる店もある。中には学生食堂で"メガ盛り学食"を提供している大学もあるが、このメガ盛り学食、一部の元気な学生だけの特権と思っている方も少なくないのではないだろうか。ところが明治大学・駿河台キャンパスの学食で食べられる「トリプルカレー」と「トリプルラーメン」は、他の"メガ盛り"とはちょっと違った楽しみ方ができるそう。実際に学食にお邪魔して食べてみた。○見た目はかわいい「トリプルカレー」明治大学・駿河台キャンパスの学食「スカイラウンジ暁」は、キャンパスの中心にある「リバティタワー」にある。地上23階・高さ約120mのこの建物の17階に位置する学食は、窓から東京の街並みを一望できる絶好のロケーション。窓際のカウンター席もあり、1人でも使いやすい空間設計となっている。この学食で提供しているメガ盛りメニューが、「トリプルカレー」と「トリプルラーメン」だ。まずは「トリプルカレー」から紹介しよう。トレーとほぼ同じ大きさの平皿に、ラグビーボール型に盛られたご飯が3つ並んだ「トリプルカレー」(540円)。一塊だとメガ盛りのご飯も、3つに分かれているとなんだかかわいらしい。一見「これなら食べられるかも」という錯覚に陥るが、ボリュームはしっかりあるので心して注文していただきたい。カレーは甘めでコクがあり、後味がかすかにピリッと辛い程度。辛いものが苦手な人でも問題なさそうだ。具材もニンジンにタマネギ、鶏肉と至ってオーソドックスで、シンプルながら飽きのこない味わい。○食うか食われるかの「トリプルラーメン」続いていただいた「トリプルラーメン」は、麺が3玉分入ったメガ盛りラーメンとなっている。今回いただいた「しょうゆ味」は、ネギやワカメ、チャーシューなどのオーソドックスな具と、だしの効いたスープの旨みを味わえる王道のラーメンだ。ラーメンの器は筆者の顔よりもはるかに大きく、のぞき込むと器の奥にある具材が遠くに見えるほど。まるでラーメンの海だ。巨大な器に顔を突っ込むようにして麺をすすっていると、自分がラーメンを食べているのかラーメンが自分を食べているのかよくわからなくなる。今回はしょうゆ味をいただいたが、同学食ではタンメンや味噌ラーメン、担々麺やチャーシュー麺なども用意している。価格はそれぞれ異なるが、通常のラーメンメニューにプラス230円で「トリプルラーメン」となる。なお、しょうゆ味の価格は610円(通常盛りで380円)。○分け合って食べる「メガ盛り」この「トリプルカレー」と「トリプルラーメン」。多い日でそれぞれ5~6食が注文されるそうだが、同校の学食担当者によると、何も大食い自慢の学生だけが頼むわけではないそうだ。ご飯が3つに分かれた「トリプルカレー」はもちろん、「トリプルラーメン」も2~3人でシェアして食べる学生の姿が見られるという。同学食では取り分け用の容器も用意しており、「トリプルラーメン」のような汁物でも分けながら味わえるのだ。明治大学・駿河台キャンパスの「トリプルカレー」と「トリプルラーメン」は、誰でも気軽に楽しめる良心的なメガ盛りメニューだった。胃袋に自信のない方は、ぜひ数人でおいしく楽しく味わってみてほしい。※価格は全て税込
2015年01月14日東京都杉並区の明治大学和泉キャンパスで、同校の学園祭「第130回明大祭」行われる。オープニングフェスティバルは10月31日、17時~19時(開場16時30分)、本祭は11月1日~2日、11時~19時(開場10時30分)。○86もの模擬店はバリエーションも豊か同イベントは毎年5,000人以上の明大生が参加し、約5万人の来場者を集めるという明治大学の学園祭。学業、サークルなどの課外活動をステージでのパフォーマンスや教室を利用した発表、仲間と楽しむ模擬店といったさまざまな形で表現する。130回を迎える今回のキャッチコピーは「想いが集う、その先へ」。期間中は、さまざまなジャンルのUK、USの音楽を中心に演奏するバンド・Fred Perry Groupによる「Concert for Low Side Digger」や、ダンスグループ・Cherry Gooseによる「Cherry Goose Live」などを開催する。そのほか、明治大学初の男子チアチーム・ANCHORSのパフォーマンス「男子チアリーディング」、ギターサークルストリートがアコースティックギター演奏を披露する「ギターサークルstreet屋外ライブ!」、MOREMOIによる「アニソンライブ」なども行われるとのこと。屋内企画では、サークルのメンバーが今年旅した世界各国の写真を展示する「アジアの旅人写真展」、絵本工房の部員の作品を展示する「絵本工房秋の巻」、南三陸の魅力を映像や写真、物販で来場者に伝える、きずなInternationalによる「伝えよう!広げよう!南三陸のわくわく」などを展開。さらに、商学部前田陽ゼミナールによる「ブラジル風コロッケ販売」、動物愛護サークルtoutouによる「ケバブ販売」、政治経済学部木谷光宏ゼミナールによる「ミネストローネ販売」、経営学部国際ボランティアプログラムのベトナムに行ったメンバーによる「ベトナム風揚げ春巻き販売」など、86ものブースが自慢の味を披露する模擬店も展開する。
2014年10月30日映画『小野寺の弟・小野寺の姉』の完成披露試写会が8月13日(水)に開催され、W主演の向井理に片桐はいり、山本美月、及川光博らが舞台挨拶に登壇。向井さんと山本さんは同じ大学の先輩後輩ということで、撮影現場でも共通の話題で盛り上がったと明かした。両親を亡くして以来、2人で暮らしてきた小野寺家の姉弟を主人公に、向井さんと片桐さん主演で昨年上演された同名の舞台に続いて、姉弟の設定を維持したまま映画として製作。2人の何気ない日常、互いを深く思いやる姿をコミカルに描き出す。舞台版では小野寺姉弟がひょんなことでケンカし、そこから思わぬトラブルに巻き込まれながらも仲直りするという1日を描いたが、本作ではそれぞれの不器用な恋が描き出される。その相手役として映画からの出演となったのが山本さんと及川さん。向井さん演じる進は“香り”を調合する研究者という設定で、山本さん演じる薫は絵本作家を夢見る女性。ひょんなきっかけで出会った2人が、徐々に距離を近づけていくのだが、西田監督は現場で向井さんと山本さんの“距離感”に相当気を遣ったそう。「初対面で、そこから少しずつ縮めていく関係だったので」と2人が撮影以外で仲良くなり過ぎないよう、特に撮影開始当初は、自らが間に入ることで“調整”していたという。そうした監督の意図も露知らず、山本さんは向井さんとの現場での関係について尋ねられ「西田さんが間に入って仕切ってくださって…(笑)、会話の“司会”をやってくれていました」と不思議そうに述懐する。向井さんも監督の意図を知らず「何でこんなに間に入ってくるの?と思ってた(笑)」とふり返る。そもそも、向井さんと山本さんは共に明治大学出身の先輩・後輩で、しかも学部と学科まで同じということで、初共演にもかかわらず、初対面のときから共通の話題もあって、かなり打ち解けていたよう。西田監督はなんともばつが悪そうに「何か…ごめんなさい」と苦笑交じりに謝罪し、会場は笑いに包まれた。また、片桐さんも及川さんと少しずつ距離を縮めていく関係性を演じたが、監督の話を聞いて「私たちにはそんな気遣いはなかった!」とおかんむり。監督は呆れ気味に「そっちは大人でしょ!」とツッコミ、及川さんは「そもそも、僕と片桐さんは前に共演してて、しかも『キューティーハニー』で一緒にパンサークロー(※謎のテロ集団/及川さんはブラック・クロー、片桐さんはゴールド・クロー)やってますから(笑)」と告白し、会場は再び笑いに包まれていた。『小野寺の弟・小野寺の姉』は10月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月14日明治大学には、「婚育プログラム」なるものがあるそうです。これは文学部教授で心理学者の諸富祥彦氏が作成した「結婚能力」を育成するためのプログラム。また、NPO法人 日本結婚教育カウンセラー協会は、思春期の男女や結婚を考えている人、その両親までをも対象とした「婚育講座」というワークショップを開講。新しい家庭を作るにあたっての心構えなど、家庭内でよりよい人間関係を構築するための啓蒙を行なっているとか。画期的と思うか、面倒見が良すぎる…と思うかは人それぞれですが、最近はそんなことまで教えてくれるんですね。ちょっとびっくり。そもそも、「結婚能力」とは何なんでしょうか?やっぱり収入?それとも妻への忠誠心?先人の言うように最後は忍耐力なのかも…。わかっているようで実はよくわからないこの辺りを、30代の既婚のお姉さま方にいろいろ聞いてみました!【結婚能力って実際何なの?】結婚相手に求めるものというと安定した生活を送るための経済力や、お互いを思いやる優しさなどが思い浮かびますが、本当にそれだけ?妻が夫に求めている能力…実は他にもっと大切なことがあるみたいですよ!■ 経済力≠生活力。大切なのは、家事力!?・「家事を全くやる気のない男性は、いくら収入が多くても結婚能力が高いとは言いにくい気が。」(Aさん36歳・共働き)女性も社会で活躍する昨今、レベルは高くなくてもいいから男性にも平等に家事をしてほしい、と考える既婚女性は多いようです。それに、妻が病気や妊娠・出産などで動けない時や不在時に何もできない男性では、安心して生活できないとのこと。確かに具合が悪い時でも「僕のご飯は?」なんて言われたら…ため息をつきたくなりますもんね。たとえ専業主婦でも、子どもが生まれるとそれまでのように家事を続けることが困難になるため、お互いに不満がたまりやすくなる、という話もよく聞きます。■ 変化に対応できる柔軟性・「子どもが生まれた途端、夫の態度が急変。飯がまずいだの、掃除が行き届いていないだの、何かにつけて不平タラタラ。よくよく話を聞いてみると、どうやら『今までと生活が変わってしまったことに戸惑っている』ってことらしいけど…正直、家事と育児でヘトヘト、そんな余裕ありません!」(Hさん34歳・専業主婦)・「結婚して、今までのようにお金を自分の好きなように使えなくなってしまったことにやっと気付いた元夫。『結婚なんかしなきゃよかった』とか、『誰が食わせてやってると思ってるんだ』などと平気で口にするようになり(共働きなのに)、生活費を入れるのも渋るように。結局、それが原因で離婚しました。」(Kさん30歳・離婚経験あり)結婚しても生活は変わらない、むしろ楽になる…なんて甘い見通しのまま結婚し、現実とのギャップに愕然とする人や、年月とともに変化する環境についていけずに困惑する人、結構いるみたいですよ。まぁ、そういうのを乗り越えて、徐々に夫婦の絆が深まっていくものではあるのでしょうが…やはりそれなりの素質=柔軟性は必要になってくるみたいですね。【結婚力の高い男を見抜くには】家事力や柔軟性の有無が大切なことはわかったけれど、第一印象はもちろん、お付き合いの中でその辺りを見抜くのは意外と難しそう。そこで、前出の女性たちから「結婚向きの男性の選び方」をまとめてみました。彼女たちの旦那さまがこうした人物かどうかは別として、経験から来る忠告の数々…どれも含蓄がありましたよ!■ 地味でも実直な男性を選ぶべし・「結婚相手を選ぶなら、結婚と恋愛は別と割り切って。多少退屈でも顔がタイプじゃなくても、気持ち的に安定していられる穏やかで実直な相手を選ぶと安心して暮らせます。」(Gさん39歳・共働き)華やかな恋愛遍歴の持ち主が、エッと思うような地味な相手と結婚するというのは、その辺りの嗅覚が発達しているからなのかも。■ 一人暮らしの経験があればベスト・「万一の時のためにも、自分の身の回りのことを最低限こなせるスキルは必要。家事を甘く見ている人と結婚すると、本当に大変ですよ。」(Bさん36歳・育休中)能家事力や精神的な自立とイコールとは限りませんが、一人暮らし経験はないよりはあったほうがいい!という意見が多数でした。素直でおおらかな性格が一番!・「変な思い込みやプライドにとらわれずに、ちゃんと話を聞いてくれる素直な人となら、自分たちらしい家庭を一緒に作っていけるんじゃないかな。早い話、操縦しやすいというか(笑)。」(Hさん37歳・共働き)はじめは家事ができなくても、少々夢見がちでも、素直な心の持ち主は環境への柔軟性も高く、夫としての素養をイチから仕込んでいくことが可能とのこと。これらの条件を理想と取るか、打算と取るか。いずれにしても、ウン十年後の自分の幸せのために、もう一度「理想の結婚相手像」を考え直してみるのもいいかもしれません。(文=石村佐和子)彼が結婚相手に何を求めているかをチェック!名前で占うあの人が結婚相手に求めるもの【無料占い】()
2014年04月20日私立大学の明治大学は、来年4月に新たに「総合数理学部」を開設。同学部は、2008年開設の国際日本学部に続く、明治大学10番目の学部(理系)となる。同大学では、新学部において、数理科学と情報技術の最先端を学ぶカリキュラムを提供。「現象数理学科」、「先端メディアサイエンス学科」、「ネットワークデザイン学科」の3学科を設け、あらゆる現象を解明する力と、新たなモデルを創造・発信する力を身に着けた人材を育てるという。なお、同学部は「数理科学」と「情報技術」をカリキュラムの中心に据えた理系学部であるものの、「数理科学に興味がある」という文系の受験生のために、数ⅢCや理科を受験する必要が無い「3科目方式(国語・外国語・数学ⅠAⅡB)」を全学部統一入試において実施するとのこと。入学定員は学部全体で260名。内訳は、「現象数理学科」が80名、「先端メディアサイエンス学科」が100名、「ネットワークデザイン学科」が80名。また、キャンパスは新学部に合わせてオープンする中野キャンパスとなる。中野駅から徒歩8分。「総合数理学部」の他に、和泉キャンパスから移転する「国際日本学部」と複数の大学院研究科、および研究機関が教育研究を展開する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日明治大学和泉キャンパスに5月1日、地上4階建て、総面積約9,000平方メートルの新図書館がオープンする。スタイリッシュな外観に、ホテルのラウンジのような開放感にあふれた館内。蔵書数は約30万冊からスタートし、最終的には約60万冊にまで増やす予定だという。テーブル席やソファ席、ブース席など用途に合わせてさまざまなタイプの閲覧席を用意し、総閲覧席数は1227席あるとのこと(ベンチタイプの席を含めると1259席)。また、図書館には珍しくカフェを併設。コーヒーを飲みながらゆっくり読書を楽しむ事もできるなど、快適な環境を備えた“滞在型図書館”になる。また、地下にある事が多い書庫も、同図書館は2~4階にガラス張りの「積層集密書庫」を配置。棚は通常よりも4度傾いているために、地震でもすぐには書籍が落下しない仕組みとのこと。1階にはホール(124席)を設け、講演会や図書館に関する授業など多目的に使用できる。新図書館は学生や教職員以外にも、杉並区民の方々(20歳以上)も登録すれば利用可能。開館時間は平日8時30分~22時、土曜日は8時30分~19時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日明治大学はこのほど、「キャンパスライフにいつでもアクセス」を合言葉に、全世界200超の大学など教育機関で導入されているモバイル向けポータルシステム『Blackboard Mobile Central』を日本で初めて導入した。サイト名称は「iMeiji」。iPhoneやiPadなどのモバイルツールから手軽に、明治大学のあらゆる情報を取得することが可能となる。「iMeiji」では、キャンパスマップやキャンパスニュース、明大スポーツ新聞部提供のスポーツイベントのスケジュールを見ることができるほか、明治大学のさまざまな動画コンテンツを視聴できる「iTunes U」もここから起動することが可能。例えばキャンパスマップは、各キャンパスの建物の場所を名称から検索可能で、検索結果をクリックするとGoogleマップ上にピンが表示され、現在地からの距離が示される。「iMeiji」は、同学におけるモバイルデバイス向けサイト・システムの教育ポータル統合システムとしての活用が期待されている。同システムは、在学生へのサービスだけにとどまらず、受験生、校友はじめ多くの人たちに同学の魅力を感じてもらうための有効なツールとなるという。また、日本語/英語の切り替えにも対応しているため、留学生にも使いやすく、グローバルな活用も可能となる。今後は、シラバスなど授業に関する情報やスポーツ速報の提供、他機関との連携など、さらなる機能アップを目指していく方針。現在は、iPhoneやiPad 、iPod TouchなどiOSデバイスのみ、AppStoreからダウンロードができる。今後、機能拡張と並行してAndroidデバイスにも対応していく予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日高校卒業、明大合格!若手注目女優として、ドラマやCMなどで活躍する川島海荷が明治大学に合格し、この春から明大生となることが、28日判明した。よって、彼女も、数多くの著名人を輩出し、志願者も3年連続1位と近年特に人気の高い明治大学学生の仲間入りを果たすことになる。学部は明らかにされていないが、個性を尊重する環境が整っており、自分らしく学ぶことのできる環境だと感じたそうだ。仕事も両立させていく方針で、忙しいなかだが、より深みを増した魅力を発揮する女優へと成長することが望まれる。卒業記念にフレッシュ&ちょっぴりセクシー高校卒業記念、大学生としての新たなスタートの記念とし、写真集「海風―umikaze―」とDVD「umikaze」が3月28日に発売となることも明らかにされた。タイで撮影したというこちらでは、今の彼女らしいフレッシュな魅力と、ちょっぴり大人っぽくセクシーな魅力が、余すところなく感じられるものとなっている。砂浜で白いビキニ姿を披露したシーンもあるとか。リラックスしたナチュラルな美しさがとらえられており、本人も大満足の作品に仕上がっているという。これからの彼女の飛躍に期待しつつ、写真集およびDVDも楽しみにしたい。元の記事を読む
2012年03月01日カンボジアに学校を設立しようと奮闘する大学生の姿を描いた『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』のプレミア試写会が9月7日(水)、東京・千代田区の明治大学駿河台キャンパスで開催され、映画初主演を果たした向井理をはじめ、共演した松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨らが出席した。同校は向井さんの出身大学。“後輩”を前に特別授業と銘打った舞台挨拶は、大盛り上がりだった。原作は2008年に自費出版された葉田甲太による体験記「僕たちは世界を変えることができない。」(パレード刊)。ありきたりな毎日を送る医大生・コータ(向井さん)が、ふと手にしたチラシをきっかけに「カンボジアに学校を建てる」という夢に突き進む物語を軸に、仲間たちとの衝突や葛藤、そして想像を超えるカンボジアの“現実”をつぶさに描き出す青春ストーリーだ。もともとカンボジアに強い思い入れを持つ向井さん。「ボランティアやカンボジアといった題材を通して、実際には日本を描いた作品。(撮影後)日本に帰ってきて、普段の風景が全然違って見えてショックだった。当たり前なことが、実は当たり前じゃないと気付かされた」と神妙な面持ちだ。現地に暮らす人々との共演は、アドリブも多かったそうで「みなさんのつらい経験を聞いているのは、正直辛かった。でもお芝居じゃないリアリティに触れて、役者として負けたなと思いました…。これからの役者人生でも、こんなシーンはなかなか撮れるものじゃないなって」と初の主演作は、向井さんにとってまさに新境地となったようだ。この日は学生たちとの質疑応答が行われたが、なぜかTBSアナウンサーの安住紳一郎が乱入!実は安住アナも明治大学の卒業生で「先ほど、学生さんが『明治といえば、向井さんか長友(佑都)選手』と言っていたが、私のことも忘れないで」と猛アピールする場面も。向井さんと安住アナは、プレミア試写会が始まる前に番組の収録を行っていたそうだ。気を取り直して、向井さんは「イマドキの大学生を描いた作品。だから、みなさんがどんなことを感じてくれるのか、とても気になります。僕自身、メッセージだけの映画にはしたくなかった。この映画が『これから何かしよう』と思うみなさんの原動力になってくれれば」と後輩たちにアピールしていた。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は9月23日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!癒し系?頼れる系?親友にしたい俳優ランキング三浦春馬と天海祐希が1位に!一緒に旅行に出かけてみたい俳優は?「acteur」最新号を5名様にプレゼント「女神のイタズラ」松坂桃李動画インタビュー!共演の杏を大絶賛の理由とは…?
2011年09月07日向井理の初主演映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』のプレミア試写会が7日に明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開催され、向井をはじめ、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨、原作者の葉田甲太が“特別授業”と題した舞台あいさつを行った。舞台あいさつの模様ひょんなことからボランティア活動を始めた医大生のコータ(向井)が、カンボジアに学校を設立するため、仲間たちを集めて資金集めに奔走。さまざまな困難や葛藤、さらにはカンボジアが抱える厳しい現実と向き合いながら、自分自身を見つめ直す姿が瑞々しく描かれる。監督は『バトル・ロワイアル II/鎮魂歌〈レクイエム〉』『同じ月を見ている』など、多彩なジャンルを手がける深作健太。向井は明治大学農学部を卒業した“同窓生”で、「イマドキの大学生を描いた作品なので、実際の学生さんがこうした話に、何を感じてくれるのか気になっている」と緊張した面持ち。学生たちから拍手が沸き起こると、安どの表情を見せ「単にメッセージだけの映画にはしたくなかった。みなさんにとって、これから何をする原動力になってくれれば」と先輩としてアピールにも熱がこもった。昨年11月にカンボジアで行われたロケを振り返り「現地の人たちと共演し、役者じゃないリアリティーに触れて『役者として負けたな』って思いました」。ハードな撮影にあって、食事は唯一の楽しみだったといい「ご飯がとにかく、おいしいんですよ。あちらもお米が主食なので、ご飯に合う料理も多くって」とニッコリ。ただ共演した柄本が連日、トムヤムクンを食べたがったそうで「トムヤムクンがない店だと嫌がるんですよ。嫌いじゃないけど、たまには他のものを食べたい日もあるだろ(笑)」と呆れ顔だった。松坂は「初海外で見るものすべてが新鮮。アンコールワットの朝焼けに、思わず涙が出てしまった」。窪田も初めての海外で「毎日、みんなでプールで遊んでいた」と無邪気に振り返った。舞台あいさつには明治大学のチアリーダーと応援団も登場し「六大学野球の応援によく行っていたので懐かしい。伝統が受け継がれるのはうれしい」(向井)と目を細めていた。『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』9月23日(金・祝)より全国ロードショー
2011年09月07日