ゴールデンウイークの語源は映画の宣伝用語。今週は映画三昧というのはいかがでしょうか?年間約500本を鑑賞しているという映画コメンテーターの有村昆氏(42)にGWに、おすすめの“必見映画”を紹介してもらった。今回は、公開が終了した過去の映画。気になるものがあったら、DVDを借りに走ろう!■「この世界の片隅に」(配給・東京テアトル2016年公開)アニメーションの中で僕も妻も大好きな映画の1本です。絵のタッチが水彩画のような薄い感じで、もの凄く優しい。何気ない、のんびりとした、すずさんという主人公は本当に素朴なんですよ。今まで、たくさんの戦争映画ってありましたが、あんなに軍隊が出てこなくて、いち女の子の視点から見た戦争を描いた映画は、まずなかったです。あんなに、のほほんと暮らしていた女の子でさえも、戦争で腕がとれて、今後、どうやって、生きていっていいか、わからくなったりするんですよ。 自然災害とか戦争とか、いつ日本で起こるかもわからない出来事を1人の視点で、描いた傑作でしたね。GWに家族が集まった時こそ見て欲しいです。子供はアニメという取っつきやすさもあるし、おじいちゃん、おばあちゃん世代は戦争を知っているし、家族みんなで1本真面目な作品を、見てもらうのも、いいかなと思います。■「フィフティ・シェイズ」シリーズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(配給・東宝東和2015年公開)「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(2017年公開)「フィフティ・シェイズ・フリード」(2018年公開)の3部作。原作はアメリカのコミケみたいなところで大ヒットした自費出版の“官能小説”なんですよ。アメリカの主婦が、この小説にハマりまくったんです。それが映画化されたんですが、 この映画はアメリカで大ヒットを飛ばして、日本でもTOHOシネマズシャンテで全国ロードショーしました。R18でエッチなんですけど見た目が超オシャレで女性が見て凄くかっこいいと思える映画です。■「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」(配給・REGENTS2018年公開)主演がエイミー・シューマーというぽっちゃりしたコメディ女優さんで、日本語吹き替え版を渡辺直美ちゃんがやっているんです。主人公はトレーニング中に頭を打って気絶しちゃうんですが、その後に意識が戻って自分の姿を鏡で見たらスーパーモデル級に!でも周りの人たちは、前の彼女のままに見えているんですよ。自分だけはスーパーモデルになってると思っているので、 どんどん自信を持ち始めると、その勘違いが逆に好転していくんです。僕もこの作品を見ているうちに、なんか不思議と彼女がきれいに見えてくるんです。逆に「どうせ私なんて」って、うじうじ言ってると本当にそうなってしまうんじゃないかと。この映画は、物事は考え方しだいで、未来が変わるということを教えてくれました。ネガティブになって悩んでいる人におすすめです。悩んでいることが、ちっぽけに感じてきます。■「ビッグ・アイズ」(配給・ギャガ2015年公開)ティム・バートン監督作品で、1960年代のアメリカでの実話なんです。その時代に、画家のアンディ・ウォーホルが絶賛したこともあり、目がものすごく大きい女の子のイラストが、めちゃくちゃ流行ったんですよ。でも、そのイラストの作者のウォルター・キーンさんは実は、その絵を描いてなくて奥さんが描いていたんです。奥さんは、旦那が売れてくれれば嬉しいと思って描いていたんですが、旦那がパーティー三昧で遊び惚ける。でも絵がめちゃくちゃ売れて奥さんも裕福な生活をしているので、真実を告発するかどうかで悩む話です。だから日本でいうと佐村河内守さんと新垣隆さんのゴーストライター問題のようなストーリーでしょうか。今の時代は女性監督や女流作家とか、出てこられる時代ですけど、今から5、60年前の時代は男性の作品だから表に出られたという背景があるんですよ。だからその時代は、絵だけじゃなくて、小説など他にもゴーストライターで奥さんが書いていた可能性が、実は過去にあったんじゃないかというのを、一石投じる映画なんです。■「カメラを止めるな!」(配給・アスミック・エース、ENBUゼミナール2017年公開)もう地上波放送もされましたが、まだ見ていないという方は、このGWで是非見てもらいたいです。僕がはじめて知ったのは水道橋博士がTwitterで大傑作だとつぶやいているのを見て知ったんです。観てみたら面白すぎて、僕もひっくり返っちゃたんですよ。しかも映画の専門学校の卒業制作の作品で監督も出演者も無名 。37分間ワンシーンワンカットの長回しで、裏方が一生懸命やっているじゃないですか、こんな雑草魂で映画を撮るって素敵だなと思いました。■「恋人たちの予感」(配給・日本ヘラルド映画1989年公開)メグ・ライアンとビリー・クリスタルの出演映画で、“男女の友情は成り立つのか”というお話。10年来の友達の二人が男女の関係になるのですが、あくまで友達のまま。 しかし、男は 結婚したがるように。メグ演じる女性の方も少しづつひかれていって、最終的にどうなるか……。通常の恋愛映画なら最後は男女が「I love you」って言って終わるじゃないですか。なんとこの映画の最後は「I hate you」「あなたのことが大嫌い」と言って終わるんです。そのあたりも注目ポイントですね。もう一つ、他の恋愛映画との違いは女流脚本家が書いている点です。今までの恋愛もののヒット作は男性脚本家だったんです。おそらく世界で初めて女流脚本家が恋愛ものを書いて大成功した例なんですよ。本当の女性の気持ちは、女性にしかわからないということを教えてくれる映画なので、「そうよ、それそれ」と共感できる女性は多いと思います。■「アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル」(配給ショウゲート2018年公開)アラフィフ・アラカン世代の方はご存知だと思いますがフィギュアスケートで過去2度冬季オリンピックに出場したトーニャ・ハーディングがライバル選手を襲撃して、負傷させた疑惑が浮上し、当時のワイドショーを騒がせたものを、実際に描いたという話です。それぞれ当事者に、インタビュー形式で質問して「私はやっていません」とか「私はトーニャに言われてやりました」とか答えているんですよ。でも、言ってることが食い違ってくる、果たして真実は……という話なんです。なぜトーニャが、あんなに暴力的なことをやってしまったのか。それは お母さんにルーツがあったということがわかるんです。スケート漬けの毎日で、お母さんはトーニャをめちゃくちゃスパルタ教育でボッコボコにしているんです。トーニャはそういったお母さんを見て育ったので、こういった事件を起こしてしまったのか……という部分もある。だからアラフィフ・アラカンの女性がこの作品を見たときに今まで自分がどういう風に子供を育ててきたかというのを自己確認できる映画です。(取材・文:インタビューマン山下)
2019年04月30日前回の『美術鑑賞は“ぶらぶら歩きでいい加減に”。子どもがアートに目覚める瞬間』では、アート鑑賞で得られる能力と鑑賞の極意についてご紹介しました。「美術館はぶらぶら歩きで、いい加減に見るのがコツ」と言われたら、子どもと一緒でも気が楽になり、とてもリラックスして美術館を巡れそうですよね。そして「自分のアンテナに引っかかった作品を見つけたらそれをじっくり鑑賞する」とお伝えしましたが、その際に役立つのがMoMA(ニューヨーク近代美術館)推奨のVTSという鑑賞法です。今回は、子どもの “生きる力” をぐんと伸ばしてくれるアートの見方をご紹介します!MoMAが確立したVTS(Visual Thinking Strategy)とはVTSとは、MoMAの教育部部長だったフィリップ・ヤノウィン氏と認知心理学者のアビゲイル・ハウゼン氏が1980年代に生み出したアート作品鑑賞教育です。美術を鑑賞することにより、「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を高めることを目的としています。つまり、人間教育の一環としてアートを活用しようというもの。具体的には、グループで1つの作品をじっくり鑑賞し、その後、その作品について感じたこと、考えたことなどを話し合います。教育効果が認められ、VTSは欧米諸国で広がりました。ディスカッションはファシリテーター(調整役)がリードして行なわれますが、その際問われる質問はたったの3つだけです。(1)絵の中では何が起きていますか?(2)作品のどこをみてそう思いましたか?(3)もっと発見はありますか?VTSでは鑑賞者の自主性を何より大事に考えるため、ファシリテーターの発言はできるだけ抑えられます。そして一番大切にされているのは、最初に「作者や作品の情報なしに、1つの作品を10分以上じっくり純粋に見ること」。その後ディスカッションをすることで、総合的な創造的思考能力が磨かれていくのです。日本で開発されたACOP(Art Communication Project)次にご紹介するACOPはVTSを基に京都造形芸術大学で開発された対話型鑑賞法。1つの作品をじっくり鑑賞し、グループでディスカッションするスタイルは同じですが、こちらがより重視するのは「対話」です。同じものを見て、感じたり思ったりしたことを共有、共感することで多面的発見があり、一人だけでは到達できない解釈を得ることができるのです。これにより、「みる・考える・話す・きく」という人の基本能力が高められます。ACOPではナビゲーター(VTSではファシリテーター)と言われるリード役がとても重要で、作品と鑑賞者を深くつなげるために、より大きな役割を担っています。対話の主導はあくまで鑑賞者側ですが、求めに応じて情報を提供したり、鑑賞を深めるプロセスをスムーズに運ぶため、熟練のスキルが必要になります。鑑賞に正解なんてない!親子で感じたことを語り合う方法方法がわかったとしても、個人で本格的な実践はなかなか難しいですよね。そこで、前編でご紹介した専門家のアドバイスと対話型鑑賞法のエッセンスを融合して、親子で美術館を訪れた際に試せる方法をまとめてみました。この方法の目的は「観察」と「感想」をリンクさせるクセをつけること。なぜそう感じたのかの答えは観察による発見の中にあるのです。<親子で対話型鑑賞する方法>(1)美術展や作者に関する情報は得ずに、先入観なしの真っ白な状態で美術館へ(2)気楽にぶらぶら見て、親子でお気に入りの作品を1つ選ぶ(3)【HOW】「どのように描かれているか」じっくり観察し、お互いのポイントを出し合う(4)【WHAT】「その作品をどう思うか、何を感じたか」について語り合う(5)【WHY】(3)と(4)を関連づけることで、作者の意図や時代背景などを想像したり、発想をとばして楽しむ今回はみなさんがよく知る絵画「モナ・リザ」を例に【HOW】【WHAT】【WHY】の過程を具体的に試してみましょう。【HOW】絵を見て気づいたことをなんでもいいのであげてみましょう。じっくり見れば見るほどたくさん見えてくるものがあります。「姿勢がいい」「優しそう」「こっちをみてる」「少し微笑んでるかな?」「肌の色が白い」「肌が柔らかそう」「眉毛がない」「椅子に座ってる」「左手の上に右手をのせてる」「着心地がよさそうなドレスを着てるね」「後ろに道路や緑豊かな山や湖か川が見える」「よくみたら橋も見えるね」「絵の色が古めかしく見える」【WHAT】“HOW”の発見から受ける印象や感じたことを語りましょう。「姿勢も身だしなみも良くて、優しそうな笑みが優雅な感じ(育ちが良さそう)」「肌や洋服の質感がリアルで、絵が生き生きとして見える」「薄い微笑みが謎めいても見える」「見つめられているようでドキドキする」「後ろに自然が広がっているからか、ほっとする」「絵の色が褪せて見えるから古い絵だと思う」【WHY】これまでの観察と感じたことから、作者はなぜこの絵を描いたのか、どんな時代だったのかなど、観察したことをふまえて、様々なことを想像してみましょう。「古そうだし、これはすごく昔の絵で、モナ・リザさんは貴族だと思う」「えらい人だから、自分の肖像画を画家に描かせてるんじゃない?」「貴族は普段は都会に住んでると思うから、ここは別荘なのかも」「とてもリラックスしているように見えるから、モナ・リザさんと画家さんは仲良しだったんじゃないかな」以前ご紹介した、歌とアニメで “世界のびじゅつ” を紹介するテレビ番組『びじゅチューン』のように、想像力にまかせて、絵から発想を飛ばしたストーリーを作ってみるのも楽しいですね。大切なのは、見たこと感じたことを語り合うことにより、気づきや学びが生まれ、アートを身近に楽しいものだと思えるようになることです。正解はありません。まずは直感を大切にして自由にやってみましょう。対話型鑑賞法を試す前にオススメの絵本『あーとぶっく』シリーズ最初から対話型鑑賞法を試すのは少し難しすぎるのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。でしたら、お試し前の準備体操として、鑑賞のヒントとなりそうな絵本があります。それが、『あーとぶっく』です。皆が知っている有名な画家を自由な楽しい発想で分析するように書かれた絵本たち。作家の特徴をクローズアップして、子どもたちが興味を持ちそうなおもしろい発想で綴られているので、「観察→発想」のプロセスをイメージしやすいものです。対話型鑑賞法に過剰な知識はNGですが、アートへのハードルを下げるはじめのステップとして、また、小さなお子さまにもとてもいい絵本です。シリーズは全13巻(ゴッホ・モネ・ピカソ・ルノワール・ルソー・スーラ・シャガール・ゴーギャン・クレー・マティス・ローランサン・モディリアニ・ミロ)、ぜひお子さまと一緒に読んでみてくださいね。『ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる(小学館あーとぶっく)』結城昌子著(小学館)「なんかしっくりくるなあ、この絵」気が合う名画と、うまく出会えたらしめたもの。あなたはもう名画を鑑賞しているのではなく、名画を体験しているのです。このシリーズは、名画と友だちになるための私なりの絵本。(引用元:artand結城昌子オフィシャルサイト|小学館『あーとぶっく』シリーズ全13巻)シリーズの著者である結城昌子氏は、『あーとぶっく』についてこのように話しています。自分なりの方法で、名画と友だちづきあいをしてみませんか?***最後に――VTSを日本に紹介し、ACOPを開発するのに尽力されたのが京都造形芸術大学教授の福のり子氏。コミュニケーション力育成を重要視するACOPの目指すところを次のように語ってらっしゃいます。「あなたはそう感じる。でも、私はそう感じない」というときに、単に「人は多様だ」ということで片付けてしまっては、その相手との関係性はそこで終わってしまう。そうではなくて、「私にはそういう風には見えないけれど、あなたの説明をもっと聞きたい」という姿勢によるコミュニケーションがあること。その上で、賛成はしなくても「確かにその説明を聞くと、あなたにそう見えたのは納得できる」というところまでいくことが、ACOPのコミュニケーションなんです。それぞれの見かたがある人たちがどのように関わっていくのか、ということが一番大切ですから。(引用元:DNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち)これは、今の多様性の時代にいちばん求められている、とても大事な素質ではないでしょうか。「アート」の語源は “生きる技術” なのだそう。人と人をつなぐアートが子どもたちの “生きる力” を育み、豊かな人生を歩む道しるべになるなんて、すばらしく、素敵なことですね。(参考)リクナビNEXTジャーナル|必要なのは、自由な発想だけ!MoMA開発「対話型アート鑑賞」で磨ける、ビジネスの役立つスキルとは?artand結城昌子オフィシャルサイト|小学館『あーとぶっく』シリーズ全13巻ルーブルDNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち京都造形芸術大学アートコミュニケーション研究センター|コンセプト和樂 2019.2ー3月号 『日本美術は自由だ!』, pp42-43. 小学館.岡崎大輔著(2018), 『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』, SBクリエイティブ.フィリップ・ヤノウィン著/京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター訳(2015), 『どこからそう思う?学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ』, 淡交社.DNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち
2019年04月22日みなとみらいの横浜赤レンガ倉庫とマリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE&WALK YOKOHAMA)では、美しい夜景を背景に無料で映画鑑賞が楽しめる野外シアター「シーサイド シネマ 2019(SEASIDE CINEMA 2019)」が、2019年5月1日(水・祝)から5月5日(日・祝)までのゴールデンウィーク限定で開催される。2018年、横浜赤レンガ倉庫が会場の「シアター赤レンガ(THEATER RED BRICK)」とMARINE & WALK YOKOHAMA が会場の「シアター マリン&ウォーク(THEATER MARINE & WAL)」の同時上映で初めて開催し、2会場で33万人が来場した「シーサイド シネマ」。今回も2つの会場を設け、各場所で、心地よい海辺の夜風に揺られながら映画に触れ合うことができる。「シアター赤レンガ」では、細田守の歴代5作品を野外上映。2006年公開の 『時をかける少女』から、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』、そして2018年に公開した『未来のミライ』まで5日間でたっぷり細田ワールドを感じられる。また、「シアター マリン&ウォーク」では、近年公開されたミニシアター映画を公開する。初日、第90回アカデミー賞で脚色賞を受賞した、青年2人の淡い恋を描く『君の名前で僕を呼んで』からスタートし、『ムーンライズ・キングダム』、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』、『シング・ストリート 未来へのうた』を各日ずつ上映。最後は、カーアクションと軽快なロックミュージックがシンクロする、新感覚ミュージカル映画『ベイビー・ドライバー』で幕を閉じる。【詳細】SEASIDE CINEMA ~THEATER RED BRICK~日時:2019年5月1日(水・祝)~5月5日(日・祝) 計5日間各日 19:00~ ※雨天・強風時は中止の場合あり会場:赤レンガパーク(Yokohama Frühlings Fest 2019 KIDS PARK 内)住所:神奈川県横浜市中区新港1-1)入場料︓無料 ※事前予約不要、飲食物の持込可■上映スケジュール・シアター赤レンガ1日(水・祝):『時をかける少女』2日(木・祝):『サマーウォーズ』3日(金・祝):『おおかみこどもの雨と雪』4日(土):『バケモノの子』5日(日):『未来のミライ』・シアター マリン&ウォーク1日(水・祝):『君の名前で僕を呼んで』2日(木・祝):『ムーンライズ・キングダム』3日(金・祝):『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』4日(土):『シング・ストリート 未来へのうた』5日(日):『ベイビー・ドライバー』
2019年04月07日春は意外と雨が多い季節。彼と外出しよう!と思っても外はあいにくの雨……。そんな時はお家で映画鑑賞はいかがですか?今回は、恋人同士で見ればきっとふたりの絆が深まる……そんな映画を映画好きの皆さんに教えてもらいました。■ ゴースト~ニューヨークの幻~「ちょっと古い映画だけど、断然これ!何気ないセリフが伏線となっている演出とか、たまらない。ショートカットのデミ・ムーアも最高にかわいい」(27歳/男性/書店員)「まず、主題歌が最高にロマンティック。本当の愛情とは何かを教えてもらえる気がする」(25歳/女性/会社員)突然命を奪われた男性が、幽霊になっても恋人を守り抜こうとするラブファンタジー。笑いあり、ミステリーあり、だけど最後は号泣必至。有名なろくろを回すシーンはとても官能的でロマンティックな気分になれるはず。「愛の形」について考えさせられます。■ 娚の一生「大人の恋、って言う感じの映画でふたりでマッタリ見るのにおすすめ」(30歳/男性/マスコミ関係)「激しいラブストーリーではなく、淡々と流れていく……って感じの映画なんだけど、それがまた、恋人同士で見るのにはぴったりなんじゃないかな」(29歳/女性/会社員)豊川悦司と栄倉奈々主演の大人のラブストーリー。仕事も何もかもを捨てて、田舎で暮らす祖母の家でひっそりと暮らし始めたつぐみ。祖母の死をきっかけに独身の大学教授、海江田と出会う。つぐみに好意を抱く海江田と、とまどうつぐみ。しかし、ふたりの距離はだんだん縮まり……。優しさにあふれた美しい映像とストーリーに、ほっこりとした気分になれます。■ 言の葉の庭「雨の日に恋人と見たい映画。出てくる人たちがみんな心が美しいので、自分が浄化される気がする」(28歳/男性/マスコミ関係)「とにかくロマンティック!世界観がほんとに素晴らしい。映像、音楽、ストーリー。すべてがキレイ」(30歳/女性/会社員)45分なのでサクッと見られる短編映画。靴職人を目指す男子高校生タカオと謎めいた年上女性ユキノ。ふたりは次第に心を通わせていくが……。新海誠監督の名作アニメ。映像の美しさはいっけんの価値あり!また秦基博の歌う主題歌「Rain」にもキュンキュンさせられます。■ ふたりで非現実の世界へたまにはお家でふたりでまったり映画を見るのも、ふたりの距離が縮まるのでおすすめ。とくにラブストーリーは、映画鑑賞後もふたりをロマンティックな世界へと誘ってくれます。彼との絆をもっと深めたい、もっと彼に愛されたいなら、映画の力を借りてみてはいかがでしょうか?(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年04月05日満天の星と雲海がセットツアー西武鉄道株式会社と西武トラベル株式会社は、秩父・三峯神社で絶景の雲海と星空鑑賞を目指す「夜行列車で行く秩父絶景ツアー」を2019年5月10日(金)と6月7日(金)に開催します。同ツアーは、夜行列車に揺られながらパワースポットへ向かい星空鑑賞、日の出と雲海を眺める珍しいツアーです。自然を楽しむ同ツアーは、池袋から西武秩父行き「特急レッドアロー号」に乗車し、夜明け前の秩父・三峯神社(2:30頃に到着予定)へ向かいます。神社へ到着後は天体望遠鏡や双眼鏡などのメーカー株式会社ビクセンのプロデュースよる星空観賞会を楽しみます。夜空鑑賞が終わると三峯神社の雲海観賞スポットへ移動し、日の出とともに雲海を鑑賞します。その後、三峯神社の拝殿にて開運のご祈祷を受け、西武秩父駅着後(希望者は長瀞駅)、解散となります。解散後は、ツアーとは別に秩父の古い町並み散策など秩父駅周辺を観光することもできます。(画像はプレスリリースより)【参考】※西武トラベル株式会社の新着情報※西武トラベル株式会社の公式ページ
2019年04月04日TOHOシネマズは、6月1日から映画鑑賞料金を値上げすることを18日、発表した。公式サイトの発表によると、「一般」が1,800円から1,900円、「シニア」「ファーストデイ」「レディースデイ」「TOHOシネマズデイ」が1,100円から1,200円、「夫婦50割引」が2,200円から2400円へと改定される。改定に踏み切った経緯として、「デジタル映写機や自動券売機等の導入による運営の効率化を図るとともに、映画をより多くのお客様にお届けし楽しんでいただくために新規出店や鑑賞環境の改善などに努めて参りました。しかしながら、アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断」と説明。なお、「大学・高校・中学・小学生」「幼児」「レイトショー」「障がい者割引」「12月1日 映画の日」の鑑賞料金は変更せず、今回の発表について「基本の考え方であり、劇場によって料金設定が異なる場合がございます。詳しくは後日発表する劇場ホームページでご確認下さい」と補足している。
2019年03月18日俳優の木村拓哉が4日、映画『マスカレード・ホテル』(公開中)の大ヒット記念舞台挨拶に、鈴木雅之監督とともに登場した。上映開始時から客席に潜入していた木村。立ち上がってサングラスとマスクを取ると、場内は大歓声に包まれた。周囲の人にバレないように気をつけていたという木村は、「1番苦しかったのが、エンドロールが流れて客席に明かりが戻って、『この後舞台挨拶が始まる』という間。もう、『今だ』っていう感じで、たくさんの方がお手洗いに行くんですよ」と苦笑する。舞台挨拶が始まるまでの間にバレるのではないか、と危惧した木村は、潜入する前に「劇場でお客様たちが手にされる同じパンフットはないか」と聞いたという。木村は「劇場にしか売ってないというので、東宝のスタッフの方が劇場でパンフレットを買ってました。そのパンフレットを読んでるフリをして」過ごしていたと明かした。最初は「携帯電話を見てればバレない」と提案されたものの、自分で映画館の様子を観察し「見渡す限り、ケータイをいじってる方達がいなかったんですよ。『誰も見てねーな。じゃ、パンフレットにしよう』と思って。目を通してるフリをしてた」と振り返る。観客に混じっていたために「思ったよりあっという間だったね」「細かいところも含めてもう1回見たい」など、様々な感想も聞こえており、「批判の声は、正直なかったです」と喜んでいた。木村は「最初に『みなさんと同じ状態で本編を一本見通してくれ』と伺った時には、正直どういうことなのかなと思ったんですけど、これだけくすくす笑ってらっしゃるんだとか、ここで拍手が自然に沸き起こるんだとか、経験しないと分からなかったので、今は感謝してます」と語る。映画館で観客に混じって自作を観た経験は「初めてです」という木村の回答に、観客も驚いていた。また、「原作は3作あるが、続編は」という観客からの質問には、鈴木監督が木村の服を引っ張って密談を始める事態に。木村は「確かに、まだお話自体は完結してないですよね。今質問をいただいた内容を、東宝さんとかに、ぶつけます」と宣言し、鈴木監督も「パーフェクト!」と称賛した。
2019年02月04日近年、コミュニケーション教育の観点から注目を集めている演劇。演劇を作るだけでなく、鑑賞することによっても十分な教育効果が得られることは『観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!』で以前、紹介しました。しかし、演劇はまだまだ文化として一般的ではありません。「子どもと観劇したいけれど何を見にいって良いかわからない……」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。そんな方のために、子どもとの初めての観劇におすすめの団体とその作品を紹介します。観劇で育まれる子どもの「感受性」団体の紹介の前に、観劇で得られる教育的効果を確認しておきましょう。前出の記事『観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!』では、演劇鑑賞のメリットを以下のようにまとめています。1. 様々な感情を体験し、感情表現が豊かになる2. 共感する力、社会性が育まれる3. 家族間のコミュニケーションが促進されるまた、現代演劇の振興を手がける日本芸能実演家団体協議会も、演劇鑑賞の効果について次のように解説しています。演劇を鑑賞すると、鑑賞者はその物語を通じて、感情が揺さぶられる。これは、日常で体験するコミュニケーション内でより、ダイナミックな感情の動きである。一方であくまでも疑似体験であるため、ある意味安全に様々な感情が抽象的に体験される。(引用元:公益社団法人日本劇団協議会|「芸術団体における社会包摂活動の調査研究」報告書)テレビや映画と違い、観劇には「直接性」と「過剰さ」があります。子どもたちは、スクリーンやモニターを挟むことなく「直接」、「過剰」に表現されたダイナミックな感情の動きを体験することができるのです。この体験が、子どもの「感受性」を育てます。そして、演劇で物語を疑似体験することで、日常においてもでも、他人の置かれた状況を想像する力を養うことができるでしょう。幼少期にこのような「感受性」を身につけた子どもは、成長するにしたがいコミュニケーション能力をも身につけることができると言われています。ほかにも、表現を楽しむ力などを養うことにもなるはず。こんなに教育効果の高い「観劇」、まさに「しないなんてもったいない!」ですね。子どもと一緒に本気で楽しめる作品5選!それでは、定期的に子ども向けの公演を行っている団体とその作品をご紹介します。観劇は子どもだけでなく大人も一緒に楽しむことが大切です。なぜならば、親の興味や趣味嗜好が子どもの好みに大きく影響を与えるから。親がなんだか楽しそうにしているもの、そこに子どもは憧れを感じ、興味を示すのです。ですから是非、「これは自分が見てもおもしろそうだぞ!」と思う作品を選んでみてくださいね。【劇団四季】■『裸の王様』日程:2019年5月4日(土)〜12月演劇といえば劇団四季を想像される方も多いのではないでしょうか。劇団四季は全国に専用の劇場を持つ、日本最大のミュージカル劇団です。ミュージカルは歌や踊りが含まれ、演劇の中でも特にダイナミックな体験を得ることができます。そのため、子供が飽きにくく、初めての観劇に向いているでしょう。劇団四季は子ども向けのファミリーミュージカルを毎年4本作成しています。2019年の作品の中でのおすすめは、劇団四季が作成した初めての子供向け作品であり、今も愛され続けている『裸の王様』です。台本は詩人・演出家として知られる寺山修司氏が執筆。世界で一番たくさんの服を持っているおしゃれな王様の元にやってきた、デザイナーのスリップとスリッパが引き起こす騒動を描きます。誰もが知っているアンデルセンの名作を、寺山氏が幻想的に再構成した『裸の王様』は大人も子どもも楽しむことができます。【日生劇場】■谷桃子バレエ団 バレエ『眠れる森の美女』日程:2019年8月23日(金)〜8月25日(日)1993年の日生劇場開館30周年を記念して始まったファミリーフェスティヴァルは、劇場主催ということで演劇だけでなく、クラッシクコンサートやバレエなど舞台芸術全般を楽しめます。毎年7月後半から8月にかけて4演目が行われますが、2019年作品のおすすめは、古典バレエの名作『眠れる森の美女』です。少し硬いイメージのするバレエですが、豪華な舞台セット、オーケストラの生演奏、訓練されぴったりと揃ったダンスに、お子さまはきっと圧倒されることでしょう。また、言葉がメインにならない分、想像力を養うこともできます。バレエを習い始めたお子さまに「本物」を見せてあげることで、お子さまの練習スイッチが入るかもしれませんよ。【演劇集団円】■円・こどもステージNo.38『青い鳥』日程:2019年12月21日(土)〜12月27日(金)演劇集団円は俳優の橋爪功が代表を務める劇団です。普段は難解な大人向けの内容ですが、毎年12月21日〜27日は「円・こどもステージ」を上演しています。この「円・こどもステージ」、良質な台本と音楽から数々の賞を受賞していて、かなり高い評価を受けています。かつては、詩人の谷川俊太郎が台本を担当したこともあるのです。2019年に38回を迎える「円・子どもステージ」ではモーリス・メーテルリンクの『青い鳥』を上演します。名作童話として知られていますが、元は童話劇として作られました。実際に上演されている作品を見たことのある方は少ないのではないでしょうか?チルチルとミチルの物語を通して、子どもに生と死、喜びと悲しみなど普遍的な問題を豊かなイメージとともに投げかけます。熟練した俳優の演技も魅力です。【人形劇団プーク】■人形劇団プーク×さくらプラザ こどもの日スペシャル!『三びきのやぎのがらがらどん』&『いつもちこくのおとこのこ』日程:2019年5月5日(日)人形劇団プークは1929年にできた老舗の人形劇団です。人形劇はアニメや絵本と同じくデフォルメされたキャラクターを用いるため、人間では限界のある豊かな世界を表現することができます。『かいじゅうがまちにやってきた』や『エルマーのぼうけん』など、有名な絵本を原作とした人形劇を上演しているため、子どもにとって観劇のハードルが低いでしょう。劇団が運営している、絵本から飛び出てきたような可愛らしいプーク人形劇場は全席が子ども仕様になっているので、その点でもおすすめです。人形劇団プークは毎年いくつかの演目をレパートリーとして用意しており、全国の劇場や学校など様々なところで公演を行なっています。その中で、2019年のこどもの日に戸塚区民センターさくらプラザで上演される『三びきのやぎのがらがらどん』&『いつもちこくのおとこのこ』を紹介します。『三びきのやぎのがらがらどん』は子どもの頃に読んだことのある方も少なくないのではないでしょうか。 『いつもちこくのおとこのこ』はブルガリアの美術家の手がける不思議な世界が魅力です。【鳥の劇場】■『鳥の演劇祭(タイトル未定)』 ※リンクは『鳥の演劇祭11』日程:2019年10月26日(土)~11月17日(日)「鳥の劇場」は鳥取県鳥取市で同名の劇場を運営する劇団です。地域とのつながりを大切にした取り組みが評価され全国的にも注目を集める鳥の劇場ですが、子ども向けのプログラムに特に力を入れています。託児サービスや子ども向け演劇だけでなく、「小鳥の学校」という子ども向け演劇学校や、高校生と海外のアーティストのワークショップなど数々の試みを実施しているのです。その中で最も大きな試みが毎年秋に行われる『鳥の演劇祭』です。鳥の劇場のある城下町、鹿野町全体を会場とし、世界中のカンパニーの作品を上演するだけでなく、様々なお店を誘致し、町歩きも楽しめる演劇祭です。サーカスや写真家が家族写真を撮影してくれる企画も実施しています。演劇教育で実施されていることがほぼ全て体験できるのが魅力です。2019年は日中韓共同開催の国際演劇祭「BeSeTo(ベセト)演劇祭」との合同開催だそう。これはかなり楽しめる内容だと思います。旅行も兼ねて、緑に囲まれた環境で、演劇漬けの一日を送ってみませんか?子どもが騒ぐかもしれないと不安な方へ子どもとの観劇を考えたとき、どうしても頭に浮かんでしまうのが「子どもが騒いでしまうかも……」という不安。でも安心してください。子ども向けの演劇は、劇団も他の観客も子どもが騒ぐことは織り込み済みなため、多少うるさくしても大丈夫。とはいえ、事前にしっかりと子どもに観劇マナーを教えておくことでもある程度対策できるでしょう。しかし、実際行ってみるまで何が起こるかわからないもの。そこで、そんな不安を解消するための対策を2つ紹介します。1.通路側の席に座る通路側に座ることで、他の人に迷惑をかけることなくロビーに戻ることができます。また、四季劇場は客席後方に前面がガラス張りの親子観劇席を用意していたり、日生劇場ではロビーにモニターを設置していたりなど、大きめの劇場では子どもが落ち着くまでの間も観劇できるサービスを用意しています。子どもが騒いでしまう危険性が高い時は、そのようなサービスのある大きめ劇場に訪れると良いでしょう。2.アウトリーチを活用する「子どもが騒いでしまうことが不安」なのは、知らない他の親子の観劇の邪魔をしてしまうかもと考えてしまうからですよね。だったら、子ども会などで劇団を呼んでみてはどうでしょうか。舞台芸術作品を劇場以外の場所で上演する(アウトリーチ)を行なっている子ども向け劇団は少なくありません。例えば、子ども向け作品を多数上演しているTheatre Ort(シアター・オルト)は「よみきかせ」の気軽さと「おしばい」の迫力を組み合わせた「よみしばい」を実施しています。園や子ども会などに提案してみてはいかがでしょう。***演出家の平田オリザさんを学長に迎えた、演劇を専門的に学べる国内初の国公立大学の開校が発表されるなど、ますます注目を集める演劇教育。東京大学の推薦入試実施など、教育におけるコミュニケーション能力の比重は徐々に大きくなっています。コミュニケーション教育に非常に効果的な演劇を、まずは気軽な観劇から始めてみてくださいね。(参考)Study Hackerこどもまなびラボ|観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!劇団四季日生劇場ファミリーフェスティヴァル演劇集団円人形劇団プーク 鳥の演劇祭11 |”BIRD” Theatre Festival TOTTORI 11劇団四季|心を育む 劇団四季ファミリーミュージカル 2017Theatre Ort|プロフィール of Theatre Ort神戸新聞NEXT|演劇学ぶ初の国公立大平田オリザさん学長に
2019年01月31日約84平米のややコンパクトな敷地を購入したOさん。優先して地下空間をつくり、地上2階+地下=延床面積約113平米を確保!妻念願のヨガスタジオを実現したお宅を紹介します。■ 地下空間は建ぺい率を問わず!ヨガスタジオに活用育ち盛りの2人の子どもがいるOさん。妻は数年前からヨガを幅広い層に教えていて、自宅にヨガスタジオを持つのが夢でした。出会った敷地は約84平米と広くはないけれど、最初から地下空間の設置を描いて購入。地下なら建ぺい率を問わないので、ほぼ敷地いっぱいの広さを計画し、ざっと34畳のワンルームを実現しました!待望の地下空間。週末は家族とヨガを楽しんでいます。妻の背後には空間幅に合わせたミラーをつけ、自分のポーズを確認できる仕組み。ミラーの裏もざっくばらんな収納に活用しています。壁一面のミラーは、空間を広く見せるのにも役立っています。地下空間は、掘削・RC構造、防水……と費用がかかり、地下だけで2階建てと同様のコストがかかったそう。「わが家の優先順位のトップは地下なので、まず地下をつくり、残りの予算で1・2階。そんなイメージでした(笑)」と夫は話します。また、地下は暑さ寒さの影響を受けにくいので、夏はみんなここで寝ているそうです。■ 地下は防音性に優れ、映画鑑賞や楽器の練習にもオススメ地下は家族のシアタールームにも。プロジェクターから堂々120インチのスクリーンに映像を投影!映画鑑賞は空間の暗さが肝心なので、通風を確保しつつ光を遮断しています。こちらは、吹奏楽のクラブでトロンボーンを担当している長男。思う存分音を鳴らして練習しています。趣味の自転車レースのトレーニングにも活用する夫。その周りをくるくる回る長女もトレーニング?壁面が広いので、収納もゆとりが感じられます。■ 1階LDKは大胆に吹き抜け、上から光も!風も!階段を上がって1階へ。1階はLDKと水回り、サンルームで構成。空間全体を2階まで吹き抜けたLDKは、のびのびとして開放感がいっぱい!サンルームのある南側は隣家が迫るため、2階の開口とトップライトで安定した光を取り込んでいます。2階から見たLDK。料理をつくると、上にいいニオイが上がってきそうですね。吹き抜け部分に面した2階は、子ども室を兼ねたフリースペース。「冬はとても温かなので、遊牧民のように下から移動し(笑)、寝室として使っています」と夫。なおスリムなスチール製の手すりは、久保さんのデザイン。1階北側の玄関付近。モンドリアン風のアートは、やはり久保さんデザインの「壁に飾れる椅子」。合板製で、必要時に椅子部分を取り外し、組み立てて使います。下の写真もそのひとつ。省スペースに貢献するモダンアートです。玄関の上部空間を巧みに活用した自転車収納も注目。天井の吊り下げ収納もグッドアイデア!地下の大空間を想像しにくい外観。道路側は視線に配慮して窓を設けず、エントランスをキャンティ(片持ち)で設置し、個性的なアクセントに。なお駐車場は、地下のRC躯体を利用しています。コストのメリハリをつけて、見事、地下に大空間を実現。地下は日々多用途に活用され、満足度バッチリのO邸です。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年7-8月号」を参考にしてみてくださいね。設計/H2DO一級建築士事務所撮影/桑田瑞穂住まいの設計2017年7-8月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「安心!安全!高品質! 信頼で選んだハウスメーカーの家」 【第二特集】「毎日元気になれる『趣味の家』」
2018年09月03日先週末、ロバート・パティンソンとスキ・ウォーターハウスが、英ロンドン西部のノッティング・ヒルの映画館で『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』を鑑賞したという。「E!News」が伝えた。夜9時頃に映画館を訪れ、映画を楽しんだ2人。その後は午前1時頃までバーで過ごし、帰宅の途へ。歩いて帰ると決めたらしい2人は、始終お互いの首に腕を回したり、熱いキスを交わしたりと、人目もはばからずベタベタ。しっかりとパパラッチの写真に収められている。目撃者によれば「くっつきながら歩いていて、何度も何度もキスしていました」とのこと。観た映画がミュージカルの『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』だったからなのか、ロバートはスキと道で踊ろうとする仕草も見せたそうだ。とにかく2人ともご機嫌だったもよう。ロバートは昨年、婚約していたFKAツイッグスと破局。それ以降に女性関係が話題になったのは、6月にリリー=ローズ・デップの誕生日会で元カノのクリステン・スチュワートと会話を交わしていた、ということくらいだ。スキは今年サンダンス映画祭でダーレン・アロノフスキー監督と親密に過ごしている様子が報じられたが、双方の代理人がきっぱりと交際説を否定。ロバートとスキの代理人から、交際が事実かどうかの返答はまだない。(Hiromi Kaku)
2018年07月31日広大な自然の中で映画鑑賞するイベント「ねぶくろシネマ」が、2018年7月28日(土)・8月4日(土)・11日(土)の3日間、北海道・赤井川村の「アカイガワ・トモ・プレイパーク(AKAIGAWA TOMO PLAYPARK)」にて開催される。「ねぶくろシネマ」は、小さな子供を連れていても気兼ねなく映画を観られるようにと、2015年12月に東京・調布に住む父親たちが開催した野外映画鑑賞イベント。自分たちで持ち込んだ椅子や敷物で座席を作る会場は、声を出しても、立ち上がっても良いという自由なルールが生むアットホームな雰囲気が魅力だ。今回はそんな「ねぶくろシネマ」が北海道に上陸。札幌から車で90分、北海道の広大な自然を様々な形で楽しむことができる「アカイガワ・トモ・プレイパーク」を舞台に、『シング』『ベイブ』『ミニオンズ』の心温まる3作品を週替わりで上映する。イベントの参加に際して事前申し込み等は必要なく、寝袋やアウトドアチェアといった用具を会場に持って行くだけでOK。映画を鑑賞した後は、会場のキャンプ場を利用してそのまま宿泊していくというのも良さそうだ。【開催概要】「ねぶくろシネマ@AKAIGAWA TOMO PLAYPARK」開催日:2018年7月28日(土)・8月4日(土)・8月11日(土)上映時間:19:00〜21:00(予定)※日没の状況で多少時間の変更あり。※雨天決行。開催場所:北海道・赤井川村 アカイガワ・トモ・プレイパーク(AKAIGAWA TOMO PLAYPARK)上映作品:『SING』(7/28)、『ベイブ』(8/4)、『ミニオンズ』(8/11)参加方法:事前申し込み不要、当日会場に集合持ち物:寝袋、アウトドアチェア、懐中電灯、敷物(キャンプマットのように、クッション性がある物を推奨)※キャンプ場の利用がなくても映画鑑賞可。※寝袋は必須ではない。
2018年07月26日子ども達もだんだんと手を離れて、そろそろ趣味でも見つけようというアラフィフ世代の夫婦。「何をしよう?」と思ったら、ふたりで映画館で映画鑑賞なんていかがでしょう。「いまさら夫婦で……」なんてもったいない、ご夫婦どちらかが50歳以上だと、お得に楽しめる割引があるんです! 新しい話題に、帰り道も会話が弾むはずですよ。夫婦50割引とは?夫婦どちらかが50歳以上の場合、映画のチケット代が曜日や時間を問わずに割引されるサービスです。このサービスを使うと、2人で3,000円以内で映画を鑑賞することができます。通常の一般料金は1人1,800円の場合が多いので、とてもお得ですね。利用条件は?夫婦どちらかが50歳以上であることと、同作品を揃って鑑賞することです。利用時の注意点年齢がわかる身分証明の提示が必要になるので、身分証明証は忘れずにお持ちください。また、3D作品や特別興行作品などでは適用しない場合もありますので、不安な場合は直接映画館にご確認ください。 夫婦50割引を利用できる映画館ご利用いただける映画館は、イオンシネマ、TOHOシネマズ、ユナイテッドシネマ、109シネマズ、ピカデリーなどです。割引をやっているかどうかは、公式サイトを見たり、劇場にお問い合わせくださいね。ここでは代表的な映画館をご紹介します。ピカデリー> ピカデリー新宿 公式サイト> ピカデリー丸の内 公式サイトMOVIXと同系列の映画館で、新宿ピカデリーと丸の内ピカデリーがあります。夫婦50割引の料金は、新宿が2人で2,600円、丸の内が2人で2,200円です。> 新宿ピカデリーの料金> 丸の内ピカデリーの料金割引ではありませんが、新宿ピカデリーではスクリーン1で上映の映画に限り、ウェルカムドリンクやプラチナシートで映画鑑賞できる「プラチナ料金」といったサービスがあります。TOHOシネマズ> 公式サイト関東を中心に全国に劇場があります。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> TOHOシネマズの料金その他にも14日は「TOHOシネマズデイ」として、好きな作品を1,100円で鑑賞できるといった割引もあります。ティ・ジョイ> 公式サイト関東を中心に九州や稚内などパートナー劇場を含め22劇場あります。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> ティ・ジョイの料金その他にも、新宿バルト9だと「バルト9の夕方割」で平日17:30~19:55の間に開始される通常上映の映画が1300円で鑑賞できたり、「映画の日(12月1日)」は1,000円で鑑賞できるサービスなどがあります。イオンシネマ> 公式サイト関東を中心に全国に劇場があります。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> イオンシネマの夫婦50割引その他にも、「ハッピーモーニング」という平日朝10時台に上映される作品は1,300円で鑑賞できます。また「ハッピーナイト」は20時以降の作品が1,300円で鑑賞できるなど、様々な割引サービスがあります。シネマシティ> 公式サイト東京都立川にあるシネマ1・シネマ2の2つの劇場。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> シネマシティの料金その他にも、シネマシティズンという平日は1,000円で作品を鑑賞できる有料会員サービスがあります。また20時以降上映の作品は「レイトショー」として1,300円で鑑賞できます。ユナイテッド・シネマ> 公式サイト関東を中心ですが、特に九州地域などに劇場があります。料金は各劇場のページをご確認ください。毎週金曜日にクラブスパイスの会員カード提示で1,000円で作品を鑑賞できるサービスもあります。大阪ステーションシティシネマ> 公式サイト株式会社松竹マルチプレックスシアターズとTOHOシネマズ株式会社、株式会社ティ・ジョイが共同で開発したJR大阪駅直結の関西最大級のシネコンです。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> 大阪ステーションシティシネマの料金その他にも会員になると、「レイトショー」は1,300円で作品を鑑賞することができるサービスもあります。 他にもこんな割引がシニア割引60歳以上のかたが対象のサービスで、一律1,100円で鑑賞できる映画館が多いです。年齢がわかる身分証明書の提示が必要です。カップル割・ペア割毎月22日に男女のペアで同じ作品を揃って鑑賞する場合に受けられるサービスです。2人で2,200円で作品を鑑賞できます。レディースデー毎週水曜日に女性は1,100円で作品を鑑賞できます。ピカデリー / TOHOシネマズ / ティ・ジョイ / 109シネマズなどの劇場で受けられるサービスです。詳しくは各劇場の料金ページをご覧くださいね。 まとめこうして見てみると、映画館によって色々な割引サービスがありますね。家でDVD鑑賞も良いですが、お得なサービスを利用して、空いた時間を夫婦の映画デートで埋めてみてはいかがでしょうか。
2018年07月10日新宿エリアで映画の鑑賞や食べ歩き・飲み歩きなどが楽しめるイベント、第3回「新宿シネマ&バル」が、2019年7月19日(金)から8月12日(月・祝)まで開催される。「新宿シネマ&バル」では、"働く街で上手なOFFを過ごす=新宿スタイル"をテーマに、「シネマ」と「グルメ」の2本柱で様々なイベントを用意。シネマイベントでは、「小田急百貨店新宿店本館1階中央口前」や「新宿サザンテラス」、都庁隣接の「新宿中央公園」の計3箇所に特設会場を設けて映画を上映。特に「新宿中央公園」では、高層ビル群が織り成す夜景をバックに、お酒や食事を楽しみながら『プラダを着た悪魔』『メン・イン・ブラック』『スタンド・バイ・ミー』『グレイテスト・ショーマン』を、無料で鑑賞できる。また、「小田急百貨店新宿店本館1階中央口前」では国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」おすすめのショートフィルム、「新宿サザンテラス」では『ジュラシック・ワールド』と『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の無料上映を行う。グルメイベントとしては、新宿駅西口から南口の百貨店やホテルの飲食店全42店舗が、本イベントのために用意したフード・ドリンクのセットメニューを提供。ビアフェス「小田急沿線・クラフトビール新酒解禁祭りmini」のほか、バラエティに富んだキッチンカーなども展開する。【詳細】「新宿シネマ&バル」期間:2019年7月19日(金)~8月12日(月・祝)■バル期間:2019年7月19日(金)~8月12日(月・祝)参加店舗数:42店舗■短編映画上映「Screen @ Shinjuku Station」日時:7月22日(月)、23日(火)12:00~20:30(予定)会場:小田急百貨店新宿店本館1階中央口前特設会場(小田急線新宿駅西口構内)上映作品:アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」お薦めショートフィルム※約45分間2プログラム、2日間同内容■「Screen @ Shinjuku Central Park 2019」日時:7月24日(水)~27日(土)19:00上映開始※雨天決行、荒天中止(中止の際は公式サイトなどでお知らせします)会場:新宿中央公園 水の広場上映作品:24日(水)『プラダを着た悪魔』、25日(木)『メン・イン・ブラック』、26日(金)『スタンド・バイ・ミー』、27日(土)『ザ・グレイテスト・ショーマン』■関連イベント・ビアフェス「小田急沿線・クラフトビール新酒解禁祭りmini」営業日時:24日(水)~26日(金)18:00~22:00(L.O. 21:30)、27日(土) 15:00~22:00(L.O. 21:30)・飲食物販売営業日時:24日(水)~26日(金)18:00~22:00(L.O. 21:30)、27日(土) 15:00~22:00(L.O. 21:30)
2018年07月05日恵比寿ガーデンプレイスにて、ピクニックや野外映画、ライブ観賞が楽しめるイベント、「YEBISU GARDEN PICNIC」が7月14日から8月26日まで開催される。『ティファニーで朝食を』(C) 1961 PARAMOUNT PICTURES CORP. JUROW-SHEPHERD PRODUCTIONS. All Rights Reserved.ACADEMY AWARD (R) AND OSCAR (R) ARE THE REGISTERED TRADEMARKS AND SERVICE MARKS OF THE ACADEMY OF MOTION PICTURE ARTS AND SCIENCESメインイベントとなる「PICNIC CINEMA」では、人工芝に座りながら大きな吹き抜けの下、夜景を背景に映画を上映。“雲の向こうは、いつも青空”をテーマに、『ティファニーで朝食を』『アバウトタイム』『50回目のファーストキス』など、厳選した映画12本を上映予定。上映作品は、全国を旅する映画館キノ・イグルーがプロデュースする。7月27日から8月19日の期間中、毎週金曜、土曜、日曜の19時半から上映、無料で鑑賞出来る。「PICNIC CINEMA」※イメージ恵比寿ガーデンプレイス内の店舗では、お弁当やアルコール、お酒に合うチーズや総菜など、ピクニックや野外映画を盛り上げるメニューが揃う。地下1 階の世界各国のワインを約1,000種類揃えるワインショップ「WINE MARKET PARTY」や、「ラ ブティックドゥ ジョエル・ロブション」のパティスリー&ブランジュリー、併設する恵比寿三越地下2 階のフードガーデンで、お気に入りのドリンクやテイクアウトメニューをセレクトして、ピクニックを楽しんでみては。この他、開放的な空間でヨガを楽しめる「PICNIC YOGA」や、オーケストラとヴォーカルが融合されたガールズユニット「シーオン(C;ON)」のミニライブなども同時開催。さらに、レストランなどとのコラボレーションメニューを提供するフェア「四季の色を愉しむBlue in Summer」も展開。“涼やかに味わい、楽しむ、夏の青”をテーマに、シーフードや夏野菜を贅沢に味わえる夏にぴったりの一品が登場する。「YEBISU GARDEN PICNIC」で大人の非日常体験を楽しんでみては。【イベント情報】YEBISU GARDEN PICNIC会期:7月14日〜8月26日会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場住所:東京都渋谷区恵比寿4-20入場無料PICNIC CINEMA会期:7月27日〜8月19日の毎週金・土・日時間:19:30〜PICNIC YOGA会期:8月2日〜8月23日 ※期間中、10日間実施予定時間:朝7:30〜 夕19:00〜(予定) ※参加は先着順約100名PICNIC LIVE会期:7月14日、15日、21日、22日時間:12:00〜(予定)
2018年05月31日富士山の麓で行われる映画フェス「富士・湖畔の映画祭2018」が、山梨県・本栖湖キャンプ場にて2018年7月27日(金)から29(日)まで開催される。日本のインディーズ映画を中心に上映する「富士・湖畔の映画祭」は、日中は大自然を満喫しつつ音楽を楽しみ、夜は月光の下で映画鑑賞をすることができる野外イベントだ。会場となる本栖湖キャンプ場には、映画祭専用のテントエリアが開設され、キャンプをしながら映画を見るという贅沢な体験をすることができる。4回目の開催となる今回は、コンペ部門をスタート。事前に応募された作品の中から、上映作品の一部を決定する。審査員には、サブカルシーンでも絶大な人気を誇る監督カンパニー松尾、映画評論家の町山智浩が創刊しインディーズシーンに強い影響力を持つ『映画秘宝』編集長・岩田和明、「劇場版シネマ狂想曲」で注目を集める名古屋シネマスコーレ副支配人・坪井篤史などが名を連ねる。上映作品には、インディーズ映画界で話題の上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』や、行定勲監督『いっちょんすかん』、『うつくしいひと サバ?』など42本がラインナップ。行定監督ほか、35作品以上の監督の舞台挨拶も予定されている。【概要】「富士・湖畔の映画祭2018」開催日時:2018年7月27日(金)~29(日)開催場所:本栖湖キャンプ場特設会場住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18アクセス:・車の場合 東京より車で2時間半 河口湖ICより約30分・電車/バスの場合 河口湖駅下車 路線バスにて本栖まで約60分定員:無し申込み:チケットぴあ・e+にて前売り券発売予定、他当日券有り※新宿-映画祭会場 直通バスおよびバンガロー予約は公式サイトで受付中。■上映作品・長編コンペ『NOISE』(監督・脚本・編集:松本優作)『さらば大戦士トゥギャザーV』(監督・脚本・編集:松本純弥)『センターライン』(監督・脚本:下向拓生)『ドブ川番外地』(監督・脚本・編集:渡邉安悟)『向こうの家』(監督:西川達郎)『森のかたみ』(監督:大杉拓真)・短編コンペ『なぎさ』(監督・脚本:古川原壮志)『ヒロイン』(監督・脚本:松崎まこと)『三つの朝』(監督・脚本:根岸里紗)『子供は天使ですか』(監督・脚本:川西薫)『声』(監督・脚本:串田壮史)『林檎は樹の近くに落ちる』(監督・脚本:吹原幸太)・他上映作品『いっちょんすかん』(監督:行定勲)『うつくしいひとサバ?』(監督:行定勲)『花に嵐』(監督:岩切一空)『劇場版テレクラキャノンボール2013』(監督:カンパニー松尾)
2018年04月14日ママになってから自分の時間がとれず、趣味を諦めている人は少なくないですよね。とくに、長時間静かにしていなければならない映画鑑賞は、小さな子どものいるママたちにとってハードルは高めです。そこで今回は、松竹マルチプレックスシアターズの鈴木さんに、映画をあきらめがちなママに向けてお話を伺いました。■映画館はママにとって「行きづらい場所」なのか?子育て中のママたちは、「子どもを連れて行かれないから」という理由で映画館から離れてしまいがち。それは、ママたちが周りの目を気にして、心配となってしまうから。映画館はだれもが楽しめる場所。だからこそ必要となってくるのが、一人ひとりの心遣いではないでしょうか。「子どもがいる、いない」だけの理由だけではなく、どんな人でも周囲への配慮はある程度持ちながら楽しめれば、映画は毎日の大変なことや疲れを吹き飛ばすことができる最高のエンターテインメントとなります。鈴木さんは、ママに向けて次のように話します。「劇場にいると、せっかくお子さんと一緒に映画を観に来たのに、子どもが泣きだしてしまい、映画の途中に通路や扉の外であやしているママの姿をよく目にしますね。きっと『周りの方の迷惑になるから』、とか『子どもが退屈しちゃわないように』などの配慮を人一倍されているのだと思います。でもいいシーンやクライマックスシーンを見逃しちゃったりしていないかな…と心配になります。」そこで全国にある劇場、MOVIX(ムービックス)では、「ほっとママシネマ」という取り組みを行っているそうです。「映画館が『行きづらいと感じてしまう場所』になってしまったママたちに、『安心して楽しめる場所』にしたくてこの取り組みを続けてきました。子どもが泣いちゃっても、走り回っても『お互いさま』です(笑)。お子さまと一緒に気兼ねなく、映画を楽しんでいただけたらと思っています。」と鈴木さん。■ママが主役! 子連れで楽しめる映画館とは実際に筆者もこの「ほっとママシネマ」という取り組みに参加してみました。そこでは楽しむママたちの表情が印象的でした。スクリーン前では子どもたちが楽しそうに遊び、泣いている子や寝ている子、歩き回っている子など、過ごし方は自由そのものです。そして、上映されている映画を観るママたちの顔は真剣そのもの。そこには、“母の顔”を一旦外し、“映画を楽しむ女性の顔”が並んでいました。鈴木さんに「ほっとママシネマ」の取り組みについても伺いました。「『出産してから映画館に行っていない』『赤ちゃん連れでも周りに気兼ねせず映画を楽しみたい』という思いを抱えて日々子育てをがんばっているママに、映画鑑賞でほっと一息ついてほしいという願いを込めて行っています。まわりはみんな同じように小さなお子さま連れの方ばかりなので、気兼ねなく、映画鑑賞を楽しんでいただきたいです。」子どもの映画デビューを支える映画館がある一方、「ほっとママシネマ」のようにママに向けたサービスを行っている映画館もある。主役は「子育てをがんばっているママ」なんですね。「それがこの取り組みの特徴でもあります。『ほっとママシネマ』はお客さまとの意見交換会をきっかけにスタートしています。だから上映作品はインターネットでのママからの投票で決めて、サービス面もどうすればママが映画を快適に見られるか常に考えています。」と鈴木さん。利用するママからは、「映画館で久しぶりに映画を観ることができた」、「リラックスして楽しめた」という声が届いているとか。子どもとの時間は、たしかにいましかない大切なもの。でもたまには自分の好きなことをしてもいいのではないかと感じました。ママが“私”でいるためにも、自分の時間も大切にしたいですね。■ママがゆっくり映画を楽しめる映画館サービス「ほっとママシネマ」も含めて、ママ向けにサービスを行っている映画館をご紹介します。●「ほっとママシネマ」(MOVIX)全国にある劇場、MOVIX(ムービックス)で不定期に行っている取り組みで、シアター内を、赤ちゃん連れのママたちに喜んでもらえるような環境にしています。赤ちゃんが驚かないよう、通常より音響は控えめ、照明は明るめに設定。照明を明るめにしているのは、子どもが動き回ったときに危険がないようにという理由もあります。また、シアターの中に「おむつ替えスペース」や「簡易の授乳スペース」を設けて、ママたちは映画を観ながらおむつを替えたり、授乳をしたり、赤ちゃんのお世話をすることができます。≫ ●「ママズクラブシアター」(TOHOシネマズ)毎月1~2回、木曜日に実施されている取り組み。照明を明るめにする、チャイルドシートを用意するなど小さな子ども向けの環境作りをしています。全国の劇場で行われているので、参加できる人も多いかもしれません。≫ ●「チネママシアター」(チネチッタ)川崎市のシネマコンプレックスで行われている、ママ向けの子連れで映画館に行ける取り組みで、不定期に開催されています。≫ ●「シネマでママ休みプラン」(品川プリンスホテルだっこルーム)品川プリンスホテル内の託児所で行われている映画料金と託児料金がセットになったプランです。子どもは託児所に預けて、ママはゆっくり一人で映画を観ることができます。≫
2018年03月30日ゲームや音楽の世界ですでに注目を集め、様々な分野で実用化が始まっているVR(バーチャル・リアリティ)を、映画館で鑑賞できる共同事業「VRCC(VR Cinematic Consortium)」が始動することになった。本事業は、ハードウェア技術を持つVAIO株式会社、劇場興行の東映株式会社、コンテンツ制作に精通した株式会社クラフターの3社が、映画館で気軽にVR映画を楽しめる環境を提供していくというもの。これまでVRといえば、ユーザー個々の体験にとどまっており、本格的なVR機器も高価なことから、広く一般に普及できているとはまだ言えない状況にある。すでにVRを活用したゲームやアミューズメント施設は大きな人気を集めているが、映画館施設を用いた“多人数同時鑑賞”が可能な本格的VR映画の興行は、今回が世界初*の試み(*2017年12月現在、VAIO調べ)。また、VRコンテンツ制作を望むクリエイターや映像プロダクションは多く、新たなコンテンツ制作の機会創出にもつながることをにらみ、事業は3社に閉じることなく、コンテンツ制作者や公開劇場を広く募っていくという。2018年3月(予定)より試験営業を開始し、成果を見ながら恒常的な興行を目指す。日本の映画界に、VR映画という新しい波が起きそうだ。「VRCC」とは…■VAIOがハードウェアの調達・最適化およびソフトウェアとネットワークを含むシステムを開発し、ワイヤレスで多人数が快適に同時視聴できるVR環境を構築する■東映が、快適な空間と音響を有するシネコンにコンテンツを配給することで、VRの常識を覆すハイグレードな体験を提供する■クラフターが、定評のある3DCGアニメーション制作力で魅力的なコンテンツを制作する(期初コンテンツには、人気IPアニメや人気アーティスト映像などを想定)2018年3月(予定)の試験営業で上映するコンテンツなど、より詳しい内容については、2月にあらためて発表される予定。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日「最近、若い女の子の間でストリップ鑑賞が流行っています。私は15年間近くストリップダンサーとして活動していますが、ここ数年で女性客が倍増しました。しかもカップルだけでなく、女性同士で来られるお客様が増えているんですよ」(都内在住のストリップダンサー) その人気は芸能界にも及んでいる。最近では女優の高畑充希(25)が女性誌『GINGER』のインタビューで、パリのストリップキャバレー『CRAZY HORSE』に訪れたことを明かしたばかり。そこで高畑は、日本ではなかなか目にすることのできない芸術的な演出と、カップルや女性同士で楽しむ雰囲気に圧倒されたと語っていた。 しかし、なぜ今ストリップが若い女性に人気なのか? 「昔のストリップショーは男性目線で作られていた部分が大きいと思うんですが、現在は女性客のみでも入りやすい雰囲気に変わっています。初めてストリップクラブに来る前はエッチな男性客が鼻の下を伸ばしてるようなイメージがあったんですが、実際は全然違いました。むしろ、男性客のほうが少ないときもあります。ショー中は、女性客の黄色い歓声が響き渡っていますよ(笑)。タカラジェンヌに憧れるような感覚というのでしょうか」(ストリップ鑑賞が趣味だという20代女性) その変化の理由を、前出のストリップダンサーがこう分析する。 「ストリップが女性に親しまれるように変わった理由は、大きく分けて2つあると思います。まず1つは需要の変化ですね。日本では10年にクリスティーナ・アギレラ主演の映画『BURLESQUE』が公開され、大旋風を巻き起こしました。正確にいうとストリップとバーレスクは違いますが、この映画のおかげでセクシーなダンスに対する偏見が薄まりました。バーレスクなどのセクシーなダンスを教える教室なども急増し、女性たちにとってバーレスクやストリップが“かっこいい”“イケてる”という憧れの対象に変わっていったと言えるでしょう」 もうひとつの理由とは――? 「ストリップの歴史は長いのですが、ネットが発展するにつれてどんどん廃れていきました。というのも、いまやスマホで簡単に女性の裸が見られてしまう時代です。わざわざストリップに来なくても、より過激なものがより簡単に手に入ります。そこで、男性客を対象としてエロのみで売るというよりも、純粋にショーとして楽しんでくれるお客様を開拓しなければならなくなりました。だから今は、どうしたら女性客に楽しんでもらえるかを重視してショーを作っています」(前出・ストリップダンサー) ストリップ=男性のためのもの、という感覚はもう時代遅れかも。
2017年12月12日「水辺の映画祭」が、2017年12月8日(金)から12月23日(土・祝)まで、天王洲キャナルイーストにて開催される。本イベントは、会場となる天王洲キャナルイーストの天王洲運河沿いのビル壁面を利用した野外映画上映会。澄んだ空気に包まれた夜の水辺の空間で、イルミネーションとともに映画を鑑賞するという贅沢なひと時が体験できる。上映作品は、『ノッティングヒルの恋人』、『ローマの休日』、『シェフ三つ星フードトラック始めました』、『パディントン』など。期間中は各日1本ずつ、日替わりで上映される。また、12月15日(金)・16日(土)の2日間は、オーガニックマルシェやライブ、ワークショップ、クルーズなど、多彩なプログラムが楽しめる「天王洲キャナルフェス2017冬」も同地で開催。「水辺の映画祭」と合わせて、恒例のイルミネーションに彩られた華やかな天王洲の雰囲気を楽しんでみては。【開催概要】■「水辺の映画祭」開催期間:2017年12月8日(金)〜12月23日(土・祝)上映時間:平日 18:00〜/土日祝 17:00〜上映作品:12/8(金):ノッティングヒルの恋人(1999年)12/9(土):Charade(1964年)12/10(日):スティング(1973年)12/11(月):ローマの休日(1953年)12/12(火):大統領の料理人(2013年)12/13(水):シェフ三つ星フードトラック始めました(2014年)12/14(木):アース(2008年)12/15(金):マンマミーア(2009年)12/16(土):ANNIE/アニー(2015年)12/17(日):パディントン(2015年)12/18(月):ローマの休日(1953年)12/19(火):アース(2008年)12/20(水):大統領の料理人(2013年)12/21(木):パディントン(2015年)12/22(金):ANNIE/アニー(2015年)12/23(土祝):ノッティングヒルの恋人(1999年)■「天王洲キャナルフェス2017冬」開催日:12月15日(金) 17:00〜21:00、12月16日(土) 11:00〜19:00場所:天王洲キャナルイースト(天王洲アイル第三水辺広場など)f
2017年12月11日東京・渋谷区にある、恵比寿ガーデンプレイス内の時計広場にてカフェ、アルコールなどのドリンクを飲みながら、読書や短編映画、アニメなどの映像作品が自由に鑑賞できる期間限定のテラス「The Book & Film Bar」がオープンする。「The Book & Film Bar」は、都心で夏を快適に過ごすことを目指し、野外のテントやソファで、自然を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができるテラス。こちらでは麦芽100%使用のプレミアムビールであるヱビスビール(税込700円)をはじめ、シャンパーニュ界の伯爵とも讃えられているテタンジェ(税込1,200円)、夏カクテルの王様、モヒート(税込700円)などを販売。また期間中毎日19時から、テラスに設置したスクリーンにて、恵比寿の映像制作会社「ROBOT」がセレクションした、日本をはじめ世界各国のアニメーションや新進気鋭の監督による短編映画、第一線で活躍する映像作家の作品などを上映。さらに、今年の3月までに同施設にあったパブリックスペース「COMMON EBISU」の「感想文庫=(読み終わった本を集めて作られた未来型図書館)」に利用者から寄贈された約1,000冊の本を自由に楽しめる図書館をテラス内に併設。夏の夜のひとときに、のんびり読書や映像を楽しんで、贅沢な寛ぎの時間を過ごしたい。また同期間中に開催されている、野外映画上映、ヨガの体験イベント、ハワイフェスティバルなどが楽しめるイベント「恵比寿ガーデンピクニック」も併せてチェックして。「The Book & Film Bar」は恵比寿ガーデンプレイス時計広場にて、8月4日(金)~9月3日(日)まで開催。※ショートムービーの上映スケジュールは恵比寿ガーデンプレイスの公式サイトをチェック。(text:cinemacafe.net)
2017年08月03日恵比寿ガーデンプレイスに、野外のテント&ソファで、カフェ・アルコールなどのドリンクを飲みながら、読書や短編映画、アニメなどの映像作品を自由に鑑賞できる期間限定のテラス「The Book & Film Bar」が登場。オープン期間は、2017年8月4日(金)から9月3日(日)まで。会場となるのは、恵比寿ガーデンプレイスの時計広場。設置されたスクリーンで、『つみきのいえ』 や『BIRD』、『文楽映像展 曾根崎心中』など、日本をはじめ世界各国のアニメーションや新進気鋭の監督による短編映画などの作品を野外上映する。また、2017年3月までオープンしていた、恵比寿ガーデンプレイスの施設・パブリックスペース「COMMON EBISU」にら寄贈された約1,000冊を自由に手に取れる図書館も会場へ。来場者は、ヱビスビールやテタンジェ、モヒートなどのドリンクを片手に、映画や読書を思い思いに楽しむことができる。【イベント詳細】「The Book & Film Bar」期間:2017年8月4日(金)~9月3日(日)会場:恵比寿ガーデンプレイス時計広場住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番■BAR営業時間:平日 15:00~21:00、 土日祝 12:00~21:00 ※8月14日、15日は祝日扱い。<メニュー例>・ヱビスビール 700円(税込)・テタンジェ(シャンパン) 1,200円(税込)・モヒート 700円(税込)■ショートムービー 上映時間:19:00~21:00■図書館開館時間:12:00~21:00
2017年07月28日富士山の麓で行われる映画フェス「湖畔の映画祭」が、山梨県富士五湖・本栖湖キャンプ場にて2017年8月4日(金)から8月6日(日)まで開催される。「日本一美しい映画祭」といわれる「湖畔の映画祭」は、国内インディペンデント映画を中心に上映する、日中は大自然を満喫し、夜は月光の下で様々な映画を楽しむイベントだ。会場となる本栖湖キャンプ場には、映画祭専用のテントエリアを開設され、キャンプをしながら映画鑑賞という贅沢な体験をすることができる。上映作品のなかでも特に注目なのは、カンヌ国際映画祭受賞作である『淵に立つ』。主演の平穏な暮らしを営む夫婦が心の奥底に抱えていた秘密が、夫の昔の知人の登場をきっかけにあぶり出されていく。謎めいた魅力あるたたずまいで夫婦を翻弄していく男を演じるのは『私の男』などに出演した浅野忠信、夫婦はそれぞれ古舘寛治、筒井真理子が演じる。映画鑑賞以外にも、「ナンバーガール」で知られる田渕ひさ子、NHKのEテレ「シャキーン」に楽曲提供を行ったT字路sなどアーティストのライブや森の中でのヨガ、上映作品の監督たちのトークイベントなどのイベントが目白押し。また50名以上の映画監督、プロデューサー、俳優らが舞台挨拶に訪れる。映画祭を実施するために必要な環境保全費を募るプロジェクトも同時開催。参加特典は、思い出として保存できる紙の入場券や、リストバンドだ。【詳細】「湖畔の映画祭」開催日:2017年8月4日(金)~8月6日(日)会場:山梨県富士五湖・本栖湖キャンプ場住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18アクセス:・車の場合 東京より車で2時間半 河口湖ICより40分・電車/バスの場合 河口湖駅下車 路線バスにて60分チケット(通し券):・一律前売り 3,500円(税込)・当日券 4,000円(税込)※18歳未満は当日券2,000円(税込)※親1名につき小学生以下1名無料取扱いサイト:チケットぴあ、e+宿泊:・周辺のホテル・民宿等は各自で予約が必要・テントエリア利用料1人につき 1,500円(税込)・公式Webサイトにて本栖湖キャンプ場バンガローの予約可(抽選)上映作品一例:『淵に立つ』(深田晃司監督)『14の夜』(足立紳監督)『ポエトリーエンジェル』(飯塚俊光監督)『トータスの旅』(永山正史監督)『アウトドア・ビギンズ』(リム・ジンスン監督)出演アーティスト:T字路s/田渕ひさ子/クリトリック・リス/玉手初美/久遠(Project Agni)
2017年07月22日「花火鑑賞士の資格を持っていても、権威や特典があるわけではありません。だから『そんな資格、意味がない』なんていう人もいますが、花火大会の面白さや素晴らしさを正しく伝える伝道師となり、さらに、楽しく鑑賞するための技術の向上を図る、という大事な目的があるのです」 こう語るのは、「花火鑑賞士」認定試験を行う「NPO法人大曲花火倶楽部」の最上谷友宏さん。毎年10月に行われる認定試験は、これまで14回実施され、約1,100人の花火観賞士を輩出している。次の質問は、秋田県大仙市で行われている「花火鑑定士」認定試験の問題の一例だ。 【Q1】「第90回全国花火競技大会で内閣総理大臣賞を受賞した業者は何県の何という花火業者でしょう」 【Q2】「新潟県には海・山・川の三大花火がありますが、海の花火の正式名称を答えよ」 【Q3】「花火の原料となる黒色火薬を3つ答えよ」 「資格者は『集いの会』やセミナーに参加することができます。資格を持っている人のなかには、花火を見ただけで花火師の名前がわかる人や、好きな花火師の追っかけをして、全国をまわっている人も。花火鑑賞士は、花火を愛していることの証しなのです」(最上谷さん) ドーン、パラパラパラと夜空に響く音を聞いただけで、胸が高鳴ってしまうのは、いくつになっても変わらない。そんな、日本人の心をとらえて離さない花火のさらにツウを目指すなら、「花火鑑賞士」認定試験を受けてみてはいかが? ちなみに、問題の答えはーー? 【A1】「茨城県の野村花火工業株式会社」 【A2】「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」 【A3】「硫黄・木炭・硝石」
2017年07月19日東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテル40階に位置するバー「ベロビスト」で、「神宮外苑花火大会鑑賞プラン」の予約がスタートしました!料理とお酒を楽しみながら花火を見られる、スペシャルなプランですよ。神宮外苑花火大会は8月20日(日)開催。プランの詳細をチェックしましょう。「神宮外苑花火大会鑑賞プラン」の魅力●最高のロケーションで優雅に花火鑑賞「ベロビスト」はホテル最上階、40階に位置するバーです。プランでは花火がよく見える“特等席”が用意され、ゆっくり花火を鑑賞できます。下から見上げるのではなく高層階から眺める花火は、まるで街の中に浮かんでいるよう。夜景と花火のコントラストを楽しめるのは、都会の花火大会ならではです。神宮外苑花火大会に行ったことがある人も、いつもとは違う見え方が新鮮に感じられるはず。12,000発の花火に酔いしれましょう。●スペシャルコース料理付きプランは1名13,000円。スペシャルコースの料理とサービス料、消費税、テーブルチャージを含みます。コースはアミューズにはじまり、オードブル、メイン、デザートと充実の内容。魚料理と肉料理のダブルメインだから、食べごたえ十分ですよ。ホテルの味を堪能できるのも、プランの魅力です。さらにバーだけあって、シャンパンやワイン、カクテル、地ビールなどお酒のラインナップが豊富。「ベロビスト」のバーテンダーやソムリエが、おすすめのシャンパンやカクテルを提案してくれます。料理や気分に合わせたお酒をリクエストするのもいいですね。●予約は電話で「神宮外苑花火大会鑑賞プラン」の予約は、7月1日(土)からすでに受付がはじまっています。予約は電話のみ。売り切れ必至のプランなので、早めのお申込みがおすすめです。もし花火大会が中止になった場合のキャンセル料は無料。荒天で8月21日(月)に順延の場合、席が空いていれば同料金で変更可能です。※予約:03-3476-3398(ベロビスト直通)今年の神宮外苑花火大会は、ちょっと贅沢に鑑賞しましょう。花火デートにもぴったりです。開催概要「ベロビスト 神宮外苑花火大会鑑賞プラン」実施日:2017年8月20日(日)※要予約・席数限定※荒天時は花火大会の開催に合わせて、翌日8月21日(月)に順延。場所:タワーズバー「ベロビスト」(東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル40F)時間:18:00~19:00の間に入店※花火打ち上げ予定時間19:30~20:30料金:1名13,000円(サービス料、消費税・テーブルチャージ料込み)TEL:03-3476-3398(ベロビスト直通)URL:
2017年07月04日東京都渋谷区にある「恵比寿ガーデンプレイス」内にて、7月からの期間限定で、野外映画上映をはじめとした様々なイベントを実施する「恵比寿ガーデンピクニック」が開催される。ここでは、ヨガが体験できるイベントや、日本最大級のハワイ・フェスが催されるほか、メインイベントとなる「ピクニックシネマ」での上映作品も明らかとなった。恵比寿ガーデンプレイスは、「都会で楽しむ大人の夏休み」をテーマとして、野外映画上映をはじめとした様々なイベント「恵比寿ガーデンピクニック」を7月より開催。涼しい夜風を感じながら、家族や友人とのんびり映画を鑑賞し、夏の夜のひとときに笑ったり、泣いたり、感動を分かち合ったりと、大切な人と一緒に過ごしてもらうことを目指したイベントになっている。期間中は、会場となるセンター広場を中心に、映画上映だけに留まらず、ヨガの体験イベントやハワイフェスティバル「ALOHA TOKYO 2017」を行うなど、夏を満喫するための様々な企画が実施される。メーンイベントとなる映画上映の「ピクニックシネマ」は、東京を拠点に全国各地のカフェ、雑貨屋、書店、美術館など様々な空間で映画を上映している移動映画館「キノ・イグルー」の協力を得て、「どんな人生にも、ほかのどの日よりも幸せな1日がある」をコンセプトに選出した全12作品を、3期間に分けて無料上映。人工芝が敷かれた、野外の開放的な空間でゆっくりと映画を楽しむことが出来る。上映する作品は、インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー映画『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』をはじめ、ジョン・カーニー監督の半自伝的作品となる『シング・ストリート未来へのうた』や、シチリアの小さな村の映画館を舞台に、映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を3人の役者が演じる『ニュー・シネマ・パラダイス』など、良質な作品の数々を公開する予定だ。「大人の街」恵比寿で、のんびり心地よい空間の中行われるこの夏注目のイベント。ショッピングやグルメを楽しみつつ、野外で映画やヨガを楽しんでみては?「恵比寿ガーデンピクニック」は7月15日(土)~9 月 3 日(日)恵比寿ガーデンプレイス内にて開催。※映画の上映スケジュールやそのほかイベントスケジュールは公式サイトをご確認ください(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」の代表を務める別所哲也が5月23日(火)、小池百合子東京都知事の元を表敬訪問。今年の映画祭で上映される、東京を舞台にしたショートフィルムの完成を報告した。同映画祭は1999年に別所さんらが発起人として「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」の名で始まり、2001年より「ショートショート フィルムフェスティバル」、2004年より現在の名称で開催されており、米アカデミー賞公認の映画祭としても知られ、昨年の同映画祭グランプリ受賞の『Sing/合唱』(ハンガリー)は見事、今年の第89回アカデミー賞短編実写部門を獲得した。今年、多彩な東京の魅力を発信するショートフィルムを対象に「Cinematic Tokyo部門」が創設され、244本の応募作の中から9本がノミネート。さらに特別上映作品として、東京都と映画祭がタッグを組んだ「Tokyo Cine-magic」というプロジェクトで、『HOME AWAY FROM TOKYO』が製作され、国内外の俳優、スタッフが参加した。今回の表敬訪問はこの『HOME AWAY FROM TOKYO』の完成の報告と全世界に発信する同作の予告編を小池都知事に見てもらうためのもの。小池都知事と別所さんは、報道陣が見守る中、ガッチリと固い握手を交わした。別所さんは、同映画祭を「世界中の映画人が東京に集う、国際会議のようなもの」と説明し、『HOME AWAY FROM TOKYO』について「海外から日本に来た人々が、東京でHOME――自分の心の家、人として大切なことを見つける話です」と語る。小池都知事は「東京はこれだけ様々な国の食事を楽しんでもらえる街であり、包容力がすごいですから、多くの方に“HOME”と感じていただけるんじゃないかと思います」と応じた。同映画では渋谷のスクランブル交差点が登場するが、小池都知事は東京都が新たに採用したロゴデザインに渋谷のスクランブル交差点をイメージした落款があることを指摘し「ニューヨークでいうタイムズスクエア、ロンドンのピカデリーのような省庁のような場所ですし、海外の人にとってインパクトがある」と嬉しそうにうなずいていた。別所さんは6月に開催となる同映画祭に小池都知事自ら出席することを要請。小池都知事は「スケジュールを確認したうえで」と断ったうえで「ぜひ伺わせていただきたいと思います」と語った。表敬訪問後、会見に応じた別所さんは、改めて本作について「摩訶不思議な映像の中にある、東京の“奥深さ”を体感していただける」とそのその魅力を強調。小池都知事にショートフィルムをおススメするなら?との問いには「9千本を超える作品が集まって、(おススメは)全部です」と語り「都議選前でお忙しいでしょうが、ショートフィルムでちょっとホッとしていただいたり、ベッドタイムストーリーとして寝る前に見ていただければ」とショートフィルムの楽しみ方を語った。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017は6月1日(木)より開催。(text:cinemacafe.net)
2017年05月23日小さい子どもがいると、どうしても行きづらいところが出てしまうもの。そのひとつに映画館がありませんか? 作品によってはファミリー鑑賞の回を作ったりといったサービスはあるものの、それもまだごく一部で限定的な試み。子ども向け映画であっても、予告編で子どもがびっくりして泣きやまず、何も見れないままやむなく劇場を後に……なんて経験をしたパパ・ママはけっこういるのではないでしょうか。そんな中、もっと子どもと一緒に映画館で映画を楽しみたいと思っている人にとって、心強いシアター「CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)」が、昨年9月1日に誕生しました。JR田端駅から徒歩約5分のところにあり、全20席の小さな映画館。なんと親子鑑賞室があるのです!映画館=子連れはいけないというイメージを覆した場所この親子鑑賞室は通常の座席空間とは別に設けられた小部屋。ベビーカー1台と親が一人入れるほどのスペースです。しかし、この部屋は完全防音構造でスクリーンの見える窓と、映画の音が流れるスピーカーを完備。もし上映中に子どもが泣いてしまったり、ぐずってしまったときは、こちらに移動して、ほかに気兼ねすることなく、安心して映画を鑑賞できます。まさに、いつ泣くかわからない赤ちゃんを持つ親としてはうれしい、ほかの劇場にはないセーフティスペースといっていいでしょう。この親子のスペースを作った理由を代表の平塚千穂子さんはこう明かします。「この劇場を始める前に上映スペースをやっていて。そのときに、北区十条にある子育てママの応援サロン『ほっこり~の』さんの皆さんと出会いました。そこで、みなさんといろいろとお話しをすると、子どもが突然泣き出したりするので、周りに迷惑がかかることを考えると“映画館には怖くていけない”と。実際は映画館にいきたいのだけれど、ためらう親御さんがたくさんいる。これはどうにかならないものなのかなと思い、いざ劇場を作ろうとなったとき、親子鑑賞室のアイデアは自然とわいてきました」(平塚千穂子さん)子連れだけじゃない、発達障害、目や耳が不自由な人にも対応新たな発想のもと作られた親子鑑賞室は大好評。ただ、劇場サイドとしては意外なことになっているそうです。「劇場はすべての人に開かれたユニバーサルシアターを銘打っているので、それを前提にみなさんいらっしゃています。お子さんが多少ぐずったり、泣いたりしても、それを子連れでないお客さまがあまり気にしない。“いいよ、いいよ”といった感じですごく温かく見守ってくださるんです。だから、思ったより使う親子が少ないというか。けっこう、多少ぐずってもそのままいれちゃう。ということもあって、最初から親子鑑賞室を希望される方もいらっしゃるんですけど、まずは通常のお席にどうぞと私はご案内しています。その一方で、たとえば発達障害をお持ちのお子さんが、上映から1時間ぐらいすると、どうしても話をしたくなってしまう。それで親子鑑賞室に移動されて話しながらみたりといった感じで使うケースも出ていて。当初考えていたよりも、より幅広い方が安心して使える良いスペースになったなと感じています」このように子を持つ親としてはとにかく安心。ちょっとした身動きでさえはばかられるような窮屈さがある昨今の映画館に対して、CINEMA Chupki TABATAにはいろいろな人が同じ空間を共有して、映画で泣き笑いする昭和の古き良き映画館のような温かな時間が流れています。全座席にはイヤホン完備、日本映画にも日本語字幕をその最大の理由は、先ほど平塚さんの話に出たユニバーサルシアターであるということ。同館は、子ども連れだけに開かれた映画館ではありません。ユニバーサルシアターとは、目の不自由な人も、耳の不自由な人も、車いすの人も、発達障がいのお子さんや精神障がいの人も、だれもがいつでも安心して、一緒に映画を楽しむことのできる映画館。そう、すべての人に開かれているのです。平塚さんはこう話します。「私がこの映画館を作るに至った出発点は1999年のこと。チャップリンの『街の灯』を、目の見えない人たちに届けるというイベントに関わることになったのがきっかけでした。そこで映画を観ることを諦めていた視覚障がい者の方たちと出会ったんですけど、調べてみると欧米の映画館では、当たり前のように視聴覚障がい者へのサポートがあって、封切りと同時にその新作映画を見ることができる。ところが、そういうサービスが日本には一切ない。だったら“自分で作ろう”と、City Lightsというボランティア団体を立ち上げました。その中で、視覚障がい者の方にむけた上映会や映画祭など行ったところ、やっぱり常設のハコがあると便利だから、どうしてもほしい。そこで当初、目標に掲げたのがバリアフリー映画館を作ること。ただ、バリアフリーという言葉がどうもしっくりこない。もっともっと広い意味にしたい。そのとき、障がいがあってもなくても関係なく安心して参加できるユニバーサルキャンプというのを八丈島でやっている、ユニバーサルイベント協会の方と出会って、これだと思ったんです」すべての人に開かれたユニバーサルシアターは、さまざまな配慮と創意工夫がなされています。まず、全座席にはイヤホンが搭載。常時、場面解説の音声ガイドを聴くことができるシステムになっているので、視覚に障がい害のある方も、一緒に映画を楽しむことができます。また、イヤホンで本編の音を増幅できることで難聴の方にも対応しています。次に、日本映画を上映するときも、日本語字幕付きでの上映。聴覚に障がいのある方も、一緒に映画を楽しむことができます。さらに劇場は入口からトイレ、客席まで完全バリアフリー。車いすのまま映画を観ることができます。そして、人の大勢いるところが苦手な子どもや、赤ちゃんをお連れの方には鑑賞室というように、みんなが安心して映画を楽しめる映画館になっています。ほかにも駅からの誘導や手話サポートといった予約サービスがあったりと、ほんとうにどんな人も迎えてくれる体制が整えられています。おそらく日本でもっとも間口の開かれた映画館といっていいかもしれません。人工芝がひかれた床、360度のフォレスト・サウンド、振動が伝わるスピーカーもその一方で、映画を見せる劇場としてのこだわりも。シアター内は“森の中”をイメージして、木や緑を感じられるものをところどころに設置。床は人工芝が敷かれ、屋内にいながらなにか野外を思わせるようなリラックスできる空間になっています。子どもだったら地べたに座ってみたくなってしまうかもしれません。また、音で映画をイメージする視覚障がい者の方のためにもできるだけよい音響環境を作りたいということから、360度音に包まれる“フォレスト・サウンド”を実現。音響監督の岩浪美和さんの監修・コーディネイトのもと音響設計がなされ、劇場の前面、側面、後面、天井までスピーカーを配して、森にいるように優しく音に包まれる音響になっています。さらに映画の音を振動が感じられる、抱っこスピーカーも用意されています。触れ合ってみないと分からなかったできごとがたくさんオープンして半年が経ちますが、平塚さんは劇場を通して人の輪ができ始めていることがうれしいそうです。「おかげさまで多くの方に足をお運びいただいています。何よりうれしいのは、いろいろな方にお越しいただけていること。これまでたとえば視覚障がい者に向けた上映会やイベントをいろいろとやってきましたが、来てくださるのはどうしてもボランティアやそういった活動に興味のある人に限られていました。しかし、映画館ということで、もちろん障がいのない人もきてくださる。すると、『あれ、目が見えない人が映画を見ている、どういうこと?』みたいなことになって、障がいをお持ちの方への見方が変わる。触れ合って知ることで彼らの中に何かしらの意識の変化や気づきがある。たとえば、目は見えるけど音声ガイドを聞いてみた方から、『ちょっとだけ目の見えない方の世界が想像できた』といった感想をいただいたり。その一方で、視覚障がい者の方から、『音声ガイドのおかげではじめて見える人と同じタイミングで笑えてうれしかったです』というお言葉をいただいたりして。自分が目指してきた障がい者の方もそうでない方も、映画を一緒に楽しむというひとつの目標が達成されつつある。今は、いろいろな立場にいる人同士が相互理解できる場になってくれるんじゃないかという手応えを感じています。この前も、視覚障がい者の方がちょっと道を迷ってしまったら、地元の人が連れてきてくれたり。商店街のみなさんが障がいをもつ人をお店に受け入れてくれる体制を整えてくださったりと、本当にこちらも予期しないような嬉しいこともいろいろと起きています」最後に、今後の目標を聞くと「まだまだ至らないところもありますが、課題に一つひとつ向き合い、クリアして、もっともっとみなさんに愛される劇場にしていきたい。今後もお客さまときちんと向き合っていきたい」と代表の平塚さん。「今は無駄や遊びが許されないというか。何事も効率化・デジタル化されてしまうような時代。そういう意味で、じっくり吟味して上映作品を決め、それに字幕も音声ガイドもほぼ手作りでつけていく。お客さま一人ひとりと向き合うことを大切にする僕らのやり方は、アナログ過ぎてもしかしたら時代遅れなのかもしれない。ただ、オープンして5ヶ月、自分たちの目指す道は間違ってなかったかなと今は思っています。今後は、この劇場がこの地域の文化の発信地で拠点になっていけたらと思っています」と支配人の佐藤浩章さん。CINEMA Chupki TABATAは、これまでにない映画館。今後どんな成長を遂げていくのか期待が高まります。ちなみに、3月の上映作品は、宮沢りえ主演で昨年度の日本の映画賞レースを沸かせた『湯を沸かすほどの熱い愛』、日雇い労働者の街と呼ばれる大阪市西成区釜ヶ崎で38年続く施設「こどもの里」に密着したドキュメンタリー『さとにきたらええやん』、龍村仁監督による人気ドキュメンタリーシリーズの最新作『地球交響曲 第八番』の3本。3/19(日)は終日、東京藝大アニメーション専攻学科の学生さんたちと共催で、「アニメーションマーチ」というイベントを開催。大人から子どもまで楽しめる、学生たちの作った短編アニメーション作品を無料でご鑑賞できます。親子鑑賞室もあるユニバーサルシアターに、ぜひ一度、足を運んでみては?(水上賢治) CINEMA Chupki TABATA 北区東田端2-8-4 マウントサイドTABATATEL 03-6240-8480営業時間 10:00~23:00(水曜定休)料金 一般1500円/シニア(60歳以上)1000円/学生1000円/中学生以下500円アクセス JR山手線「田端駅」北口から徒歩5分
2017年03月09日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が24日、自身のブログを更新し、子供たちの幼稚園の発表会を鑑賞したことを明かした。麻央は「今日は、幼稚園のオペレッタ発表会でした」と報告し、「年少の息子は、くま役。年中の娘は、念願のうさぎ役。歌ったり踊ったり皆の成長が感じられる可愛い劇でした」と感想を記した。そして、「小さいころ学校の行事で母を見つけると少し恥ずかしながらもうれしかったけれど、母も子供に見つけてもらえるとうれしいものなのだと親になって知る感情です」としみじみ。「幼稚園のママたちと成長したね と話せるのは喜びです」とママ友との交流も楽しんだようだ。
2017年02月25日GWみなさんいかがお過ごしですか?GW話題の映画を並んで観るのもいいけれど、せっかくのお休みだしインドア映画鑑賞に勤しむのもおすすめです。そこでレディの皆さんに向け、とっておきの3本の映画セレクトしました。どれも、観て心がフッと軽く温かくなる映画なので、ぜひレンタルや配信サービスでチェックしてみて。1. なにを喪っても、自分を待っててくれる場所がある 〈エリザベス・タウン〉監督の原体験でもある、父親の死という喪失と、その際出会った人々との温かい関わりによる再生をテーマに描かれる物語は、主人公同様に日常を見つめ直す機会になるはず。キルスティンとオーランドのカップルも、文句無しの見惚れる美男美女。物語をあれこれ語るよりまずは観て感じる映画。ひとつ言及するのなら、10代の頃から『ローリング・ストーン』誌の記者を務めていたキャメル・クロウ監督らしい、幅広い選曲が劇中を彩ります。映画の持つ温かくゆったりした雰囲気を決定付けた Nancy Wilson の 60B は必聴。サウンドトラックを入手して遠出したくなってるかも。『エリザベスタウン』(2005)監督:キャメル・クロウキャスト:オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト、ジェシカ・ビール ほかこんな時に観たい:日々を新鮮に感じたいとき、閉塞感から抜け出してスカッとしたいとき 2. 失恋は、あたらしい自分と出会う章の始まり 〈マイ・ブルーベリー・ナイツ〉一つの恋の終わりと始まりまでを描いたロードムービー。ノラ・ジョーンズのうぶな演技を固める豪華な共演者は必見。特にジュード・ロウの安定のイケメンぶりには、毎度のことながらため息が出ます。彼の持つ気怠さにすら心奪われてしまうこと間違えなし。ほか、エリザベスが旅先で出会う二人の女性をそれぞれ ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズという実力派が固めます。特に品行方正なイメージのある普段のナタリー・ポートマンとは全く異なる不良女子っぷりは気持ちいい。そしてこの映画はなんといっても鍵になるのはブルーベリーパイ。せっかくお家で鑑賞するのなら、ちょっと贅沢に帝国ホテル内ショップで購入できるガルガンチュワのブルーベリーパイをお供になんていかがかしら?主人公エリザベスのほろ苦い恋の終焉と端緒を一緒に味えば、また違った映画の楽しみ方もできるはず。『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007)監督:ウォン・カーウァイキャスト:ノラ・ ジョーンズ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ ほかこんな時に観たい:真夜中に一本観たいとき、だれかに会いたくなったとき 3. 最高の友情があればどんなことでも乗り越えられる 〈きっと、うまくいく〉原題を直訳すれば ”3人のバカ”……その言葉通り、何もかもが型破り!スピルバーグ監督も手放しで褒めちぎった、ボリウッド映画の勢いが詰まった一本。過度な格差社会や学歴社会が問題視されている今日のインド。ある大学での学生生活を通じ、その実状を皮肉たっぷりに描いた爽快な友情ストーリーに、ついつい「そうそう!」と膝を打って笑っている貴女がいるはず。観終わった頃には “Aal is well (All is well)” と口走っていること請け負いです。目先の利益のために何かに迎合するんだったら、真にかけがえのないものを見つけるためにいますべきことは?そんなことを思わず考えてしまう3時間です。『きっと、うまくいく』(2009)監督:ラージクマール・ヒラニキャスト:アーミル・カーン、R.マドハヴァン、シャルマン・ジョシ、カリーナ・カプール ほかこんな時に観たい:閉塞感から抜け出してスカッとしたいとき、なにかに迷ったとき 過去のコラムを覗いてみよう【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年01月28日10月19日(水)にBlu-ray&DVDでリリースとなった映画『サウスポー』を、第36代WBC世界フライ級王者の内藤大助が鑑賞。作品に感動した内藤さんの応援コメント動画が届いた。劇場公開時に大きな感動を誘った映画『サウスポー』は、全てを失くしたボクシングの元世界チャンピオンが、亡き妻と最愛のひとり娘のために自分を変え、再びリングに上るまでを描いた感動作だ。今回、初めて映画『サウスポー』を観たという内藤さんは、「全てを失った主人公が、そこから這い上がろうとする姿に、自分が奮闘していた日々を思い出しました」と自身のキャリアと重ね合わせて大感動したそうで、応援コメントを快諾。実は内藤さん自身も強い自分に変わりたくてボクシングを始め、プロになった後も愛する家族のために世界チャンピオンを目指した過去があるため、ジェイク・ギレンホール演じる主人公ビリー・ホープに感情移入したとか。「僕自身が変わったので、変われないことはないと言い切れます!誰かのために戦うことで、人はとてつもないパワーを出すんです!」と熱弁! 「まるで自分のことのようでした」と映画『サウスポー』を受け止めた。これは、ある父親が、ひたむきに自分と向き合うことで成長を遂げ、家族との絆を取り戻そうとする姿に多くの観客が涙した感動の人間ドラマ。内藤さんも、「人は、ひとりでは生きてはいけないということが痛いほどわかる映画だと思いました。『サウスポー』、ひとりでも多くの人に観てほしいです!」と、熱く太鼓判を押す超感動作を、BD&DVDで見届けて。『サウスポー』Blu-ray&DVDは10月19日(水)よりリリース。<『サウスポー』リリース情報>『サウスポー』コレクターズ・エディション価格:5,800円(本体+税)『サウスポー』BD価格:4,700円(本体+税)『サウスポー』DVD価格:3,800円(本体+税)発売日:10月19日(水)※レンタル同時スタート発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日