北は北海道から南は沖縄まで、全国の映画館スタッフの投票により邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画館スタッフたちがオススメする“スクリーンで観てほしい映画”のベストテンを選出する「映画館大賞2012」の結果が発表となった。映画のソムリエたちが真に観せたい作品とは?第4回目となる今年は、2010年12月から2011年11月末日までの公開作品を対象に、全国128館におよぶ独立系映画館のスタッフが投票に参加した。今回、圧倒的な人気ぶりを見せつけ見事1位に輝いたのは、ナタリー・ポートマン主演のヒューマン・スリラー『ブラック・スワン』。鬼才ダーレン・アロノフスキーが監督を務め、ナタリーにアカデミー賞主演女優賞を始め世界各国で50以上の映画賞をもたらした大ヒット作。ナタリーの魅せる美と狂気が入り混じった渾身の舞いをぜひスクリーンで観てほしいという映画スタッフの多くの声が反映されたようだ。さらに、各界の著名人がその年に最も印象に残った1本として選ぶ「あの人の1本」(特別部門)においても、『悪人』の李相日監督、劇画家・声楽家の池田理代子により選ばれた『ブラック・スワン』。李監督は「もう監督の人非人っぷりが最高です。肉体的にも精神的にも極限まで追いつめられたナタリー・ポートマンの恍惚がうずきますね。彼女が苦しんで苦しみ抜いて、果ては快感に捕われる瞬間を見事に視覚化させるセンスと技術は脱帽です。“狂気”という一番難しい映像表現を成し得たのは、やっぱりダーレン・アロノフスキー監督の徹底したサド体質にあるんでしょうねぇ。見習いたいです」と称賛を贈る。ほかには、昨年のアカデミー賞で4部門を受賞した『英国王のスピーチ』(2位)やデヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』(7位)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(10位)など日本でも記録的なヒットを見せたハリウッド大作が並んだ。一方、邦画勢も健闘を見せ、鬼気迫る演出で各国の映画祭で称賛を得た『冷たい熱帯魚』を始め、故・原田芳雄の遺作となった『大鹿村騒動記』、さらに日本の映画賞を総なめにした『八日目の蝉』が3位から5位にランクインした。映画館スタッフという最も観客に近い立場の彼らが選び抜いた作品とあって、その面白さは間違いなし?見逃した方は、ぜひこちらの結果を参考にしてみて。<映画館大賞2012ベストテン作品>1位:『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)2位:『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)3位:『冷たい熱帯魚』(園子温監督)4位:『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)5位:『八日目の蝉』(成島出監督)6位:『キック・アス』(マシュー・ヴォーン監督)7位:『ソーシャル・ネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー監督)8位:『ステキな金縛り』(三谷幸喜監督)9位:『ゴーストライター』(ロマン・ポランスキー監督)10位:『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(マイケル・ベイ監督)特別部門「あの人の1本」※各界の著名人が選ぶ、2011年に最も印象に残った1本・李相日(映画監督):『ブラック・スワン』・池田理代子(劇画家・声楽家):『ブラック・スワン』・佐野史郎(俳優):『不惑のアダージョ』(井上都紀監督)特別部門「蘇る名画」※特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1作『河口』(中村登監督/1961年)「映画館大賞」公式サイト<セル>「ブラック・スワン」DVD価格:2,990円(税込)発売中「ブラック・スワン3枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)」[初回生産限定]価格:4,190円(税込)発売中発売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント・ジャパン© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:全国のビデオショップ店員が選ぶ「ビデオ屋さん大賞」、2011年の1位は『告白』!三谷幸喜、芥川賞会見を意識した挨拶で喜びを語る!被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り【シネマモード】2011年、「出会えてよかった」映画をふり返る。ミラ・クニス、政治に無関心な同世代の若者に苦言
2012年04月02日出版界において、いまやベストセラーのステータスともなっている書店発の「本屋大賞」。同様に、日本全国の街角で365日、観客に映画を届ける独立系の映画館スタッフの投票により「スクリーンで観てもらいたい」映画のベストテンを決める「映画館大賞」が間もなく発表となる。第4回目を迎える「映画館大賞2012」で投票対象となるのは、原則として、2010年12月~2011年11月末日に公開された作品。邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画ファンと映画の送り手の橋渡し的存在である“映画館スタッフ”がオススメする作品10本を選び、その集計からベストテンが選出、発表される。また、特別部門として各界の著名人にその年最も印象に残った1本を選んでもらう「あの人の1本」、2011年に特集上映、リバイバル上映された旧作のうちもっとも鮮やかに蘇った1本を選出する「蘇る名画」などオリジナルの賞も同時に発表される予定だ。昨年行われた「第3回映画館大賞」では、湊かなえによるベストセラーを鬼才・中島哲也監督が映画化した『告白』が見事1位を獲得し、2位には口コミで高い評価を集めた韓国映画『息もできない』が、ハリウッド大作を抑えて堂々のランクインを果たした。情熱とこだわりを持って映画をセレクトし、映画ファンのもとへ送り出す映画のソムリエたちがオススメする作品とは…?「映画館大賞2012」の投票結果は3月31日(土)、「映画館大賞」公式サイト上で発表される。「映画館大賞」公式サイト
2012年03月21日3月11日(日)に東京・オーチャードホールで行われる「シンディ・ローパージャパン・ツアー2012」の模様が、映画館で生中継上映される事が決定した。シンディ・ローパー映画館生中継公演情報東日本大震災が起きた2011年3月11日に「メンフィス・ブルース・ジャパン・ツアー」のために来日したシンディ・ローパーは、周囲から帰国を勧められるなか、ジャパン・ツアーを決行。各会場でいち早く義援金を募るなど、その歌声と行動力で大きな感動を届けてくれた。あれから、1年。2012年3月も新潟・東京・大阪・愛知を巡るジャパン・ツアーの開催が決定していたが、この度、3月11日(日)オーチャードホール公演の映画館での生中継上映が決定した。上映は、東京とライブの予定がない神奈川・広島・福岡の4か所で開催。昨年の来日公演と同じオーチャードで繰り広げられるシンディ・ローパーのステージ。彼女の想いとメッセージがこもった力強い歌声とパフォーマンスが、新たな活力を与えてくれるに違いない。『シンディ・ローパージャパン・ツアー2012』映画館生中継のチケットは、プレイガイドぴあ独占販売。先行抽選プレリザーブを2月18日(土) 11:00 から 3月2日(金) 11:00 まで受付。一般発売は、3月3日(土) 10:00 開始。■『シンディ・ローパージャパン・ツアー2012』映画館生中継3月11日(日)新宿バルト9(東京)、横浜ブルク13(神奈川)、広島バルト11(広島)、T・ジョイ博多(福岡)※同日、東京・オーチャードホールで開催されるライブの模様を生中継。
2012年02月13日大森南朋、光石研らが主演する映画『東京プレイボーイクラブ』が4日(土)から公開される。本作を手がけたのは本作が商業映画デビューとなる奥田庸介監督。自主映画時代から国内はもちろん海外でもその手腕が高く評価されている新鋭だ。そこで奥田監督に話を聞き、映画のこと、そして現在の日本映画界について語ってもらった。その他の写真『東京プレイボーイクラブ』の主人公は、地元で起こした暴力沙汰が原因で東京にやってきた流れ者の勝利。彼は昔の仲間の成吉が経営する場末のサロンに身を寄せるが、ある事件を機に次々とトラブルに巻き込まれ、物語は多くの人々の思惑や運命を燃料に予想外の方向へと走りだしていく。奥田監督は新人監督とは思えぬ巧みな手つきで、絡み合う伏線と個性豊かなキャラクターをまとめあげているが、重要なのはいつも“人間”だという。「最近の若い監督は体裁ばかり繕って、小気味いいカラクリだったり、ストーリーテリングだったり“小手先の映画”ばっかりじゃないですか。でも映画は人間、ハート、愛じゃないですか! だから、今作ではエンターテインメント的なことや疾走感を意識しましたけど、結局、映画ってのは“人間”を描くもの。そこはブレてません」。確かに本作は暴力的なシーンも登場するし、登場人物たちの行動が複雑に交錯する物語だ。しかし、観賞後には疾走感だけでなく、人間の哀しみや切なさが残る。「俺自身が弱虫な人間でいっつもウジウジしているから、勝利や成吉に憧れるんだと思うんです。ふたりは『この瞬間がすべてだ』と思って生きてるし、見てくれはちょっと暴力的で汚いけど、それが一番美しいんだと思うんです」。どんな状況であっても必死に生きて、もがき、叫び声をあげる人間たちの姿を描いた『東京プレイボーイクラブ』は、日本公開を前に海外の観客からも高い評価を得ている。ロッテルダム映画祭ではタイガーアワードに正式出品され、釜山映画祭ではアジアの窓部門で作品が正式上映された。「映画をつくるときにはシンプルに、万国共通に通じる人間の感情にしぼって描きますね。過去に海外の映画祭に行ったのが大きかったですね。向こうのお客さんはシンプル。つまらなければ席を立つし。良ければ純粋に作品を評価してくれる。もちろん『世界と勝負したい』って気持ちはあります」。24歳で商業映画デビューを飾り、日本だけでなく海外もその視野に入れている奥田監督。「つねに1本の企画にすべてを出し切るので灰になるまで出しきった」という『東京プレイボーイクラブ』が、その“大いなる一歩”になることを期待したい。『東京プレイボーイクラブ』2月4日(土) 渋谷ユーロスペース、シネマート新宿ほか全国ロードショー
2012年02月02日シングル『恋愛時代』(3月6日発売)で日本CDデビューする韓国の俳優で歌手のイ・スンギが1月30日、都内で記者会見を行い、6月1日(金)に日本武道館で単独公演することを発表した。イ・スンギの会見の写真会見は、約150人のマスコミ陣と、6000名もの応募の中から選ばれたファン100名を前に行われ、イ・スンギは「日本デビューをとても楽しみにしていました。日本で初めての記者会見なので、形式的なものより誠意を見せて皆さんに温かく見守ってほしい」と話し、デビュー曲『恋愛時代』とカップリング曲『チングジャナ-友達だから-』を日本語で熱唱。『恋愛時代』はイ・スンギが作詞、作曲に挑戦した曲で、「韓国のバラエティー番組『1泊2日』で大阪に来た時、ホテルて“寂しいなあ”と思った時にできた曲です。歌詞には、26歳の“人間イ・スンギ”を込めました」と制作秘話を明かした。そして、6月1日(金)に日本武道館でライブを行うことを発表し、「武道館でのライブは、誰もができる場所ではないと聞いています。全部みなさんのおかげです!」と喜んだ。また、韓国での最新ドラマ『King 2 Hearts(仮)』への出演決定も報告。「2月1日から撮影がスタートしますが、今までの中で、一番“トンがった”役を演じます。その後、武道館の準備をしてみなさんに会いに来ます!」と話し、続けて「いつか日本と韓国がひとつになって、一緒に番組を作っていけたらいい。日韓の文化交流を図れればいいし、そういう役を僕が担いたいです」と、エクボをのぞかせた爽やかな笑顔を見せた。韓国では、歌手、俳優、MCとマルチな才能を発揮し、“国民の弟”と呼ばれるほどの人気を誇るイ・スンギ。「本当のイ・スンギはどんな人間か?」を問われると「『1泊2日』での姿が素の僕に一番近いですね」と答え、「この番組は食べ物をくれない、寝させてくれない、目的地も知らされない、辛い番組です(笑)。日本では、これほどの番組を見たことがないですが、機会があれば日本と韓国の芸能人の方達と一緒に旅行をするような番組ができたらいいです」と今後の展望を語った。
2012年01月31日2月9日から19日に開催される第62回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品作が新たに10本発表され、同時にアンジェリーナ・ジョリーの監督デビュー作が特別上映されることが明らかになった。アンジェリーナの『In the Land of Blood and Honey』(原題)はベルリナーレ・スペシャルと銘打ち、ドイツ・プレミア上映となる。そして、コンペティション部門にアメリカとロシアの合作『Jayne Mansfield’s Car』(原題)という作品が出品されるが、この作品の監督・主演はあのビリー・ボブ・ソーントン。アンジェリーナとは2000年から3年間結婚していて、彼女の長男・マドックスは短期間だが、ビリー・ボブと一緒に生活した時期もある。別離後は、互いについて話すことはほとんどなく、それぞれの道を歩んでいる2人が、監督同士として同じ映画祭に参加するというのも何やら不思議な縁を感じる。ほかにはイタリアの名匠、パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟の『Cesare deve morire』(原題)や、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のレア・セドゥー主演のフランスとスイス合作映画『L’enfant d’en haut』(原題)などが出品される。審査員長は『家族の庭』のマイク・リー監督、ジェイク・ギレンホールやシャルロット・ゲンズブール、『彼女が消えた浜辺』のアスガー・ファルハディ監督、フランソワ・オゾン監督らが審査員を務める。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)第62回ベルリン国際映画祭 [映画祭]ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:メリル・ストリープ、本年度ベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を受賞アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットの誕生日に“滝”をプレゼント『ミッション:インポッシブル』ポーラ・パットンが明かす“女の戦い”の裏舞台トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り
2012年01月10日シンガー・ソングライターのASKAが来年1月22日(日)に日本武道館で行うコンサートの模様が、全国の映画館70館以上で生中継されることが決定した。その他の写真『ASKA CONCERT2012昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』と題したこの公演はビッグバンドを従えてのプレミアムコンサートで、1月21日(土)、22日(日)に開催される。生中継されるのは2日間のうち22日(日)の模様で、全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズなど、計77館という異例の規模での中継となる。ASKAがビッグバンドと競演するのは約2年ぶり。通常のコンサートとは異なる大編成のバンドによるこのステージでは、12月に発売される最新アルバム『BOOKEND』の楽曲も披露される予定だ。新たな表現スタイルに挑戦するASKAのステージを、大スクリーンで堪能してみてはいかがだろうか。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』のチケットは本日25日より発売中。チケットぴあでは12月12日12時より発売される。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』2012年1月22日(日)16時より全国の映画館にて全席指定:3300円(税込)
2011年11月25日マット・デイモンが長編映画監督デビューすることが決まった。「Hollywood Reporter」「Variety」などの業界誌によると、ジョン・クラジンスキー(『恋するベーカリー』)との共同脚本による法律ドラマでタイトルは未定。小さな街にやって来たセールスマン役で主演も務める。14年前に幼なじみで親友のベン・アフレックと脚本を執筆、主演した『グッド・ウィル・ハンティング』でオスカー脚本賞を受賞しているが、ひと足先に『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『ザ・タウン』で監督として活躍を始めたベンに触発されたらしく、最近は監督業に意欲を示していた。マットとジョンは共演経験はないが、同じボストン出身。ジョンの原案を、彼の主演作『お家をさがそう』の共同脚本のデイヴ・エガーズと練り、マットに話を持ちかけ、共同執筆に至った。ジョンの製作会社「Sanday Night Production」のもと、マット、マットの製作パートナーを長年務めるクリス・ムーアがプロデューサーに名を列ねる。スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、11月12日(土)より日本公開される『コンテイジョン』のスティーヴン・ソダーバーグ監督など、巨匠、名匠の作品に数多く出演し、撮影現場で多くを学んできたマットがどんな作品を生み出すのか、期待が高まる。(text:Yuki Tominaga)© Media Punch/AFLO■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年10月21日映画を観ながら食べるものといえば、一昔前は映画館の中で売られているポップコーンくらいというイメージだった。しかし最近では、バリエーション豊富なホットドッグやスイーツ、ドリンクには多種のアルコールや挽き立ての本格コーヒーなど、うれしいメニューが並ぶ映画館が増えてきている。そんな中、ユナイテッド・シネマの映画館で、大人気・パリの高級ブーランジェリー「ドミニク・サブロン」が手掛ける、こだわりのラスクやマカロンが展開され始めた。アクション映画を観ながら、後をひくしょっぱさがたまらないラスクを、ビールやワインのおつまみとして楽しむもよし。恋愛映画を観ながら、パリでも大人気のマカロンをつまんで女子力を上げるもよし。いつもと違うスイーツで、映画を二倍楽しもう!ドミニク・サブロンのスイーツが楽しめる映画館東京都:ユナイテッド・シネマ豊洲/ユナイテッド・シネマとしまえん埼玉県:ユナイテッド・シネマ浦和福岡県:ユナイテッド・シネマキャナルシティ以降、全国のユナイテッド・シネマで順次発売予定
2011年10月19日日本で初めての本格移動映画館として「MoMO」プロジェクトがスタート!第1弾として9月16日(金)より、東日本大震災の被災地である宮城県の松島町で開催される「東北映画祭 2011 in 松島」において上映が行われる。これに先駆けて9月11日(日)、都内でオープニングイベントが開催。映画『レイト オータム』の上映が実際にMoMOで行われ、大きな盛り上がりを見せた。本格的な映画館に変身する大型トラックが日本全国を駆け巡る――。新作から名画まで幅広い作品を日本各地で上映したい、映画という“オアシス”を届けたいという思いからプロジェクトが始動。“Movin’on Movie Oasis”――MoMOと名付けられた。オープニングイベントには多くの報道陣と観客が来場。「MoMOとは何か?」、「どうやって出来上がるのか?」などの説明が行われ、MoMOによる初上映を体感した。実際に体験した観客からは、映像や音響のクオリティもさることながら、座席への座り心地などに至るまで映画館と大差なく心地よく映画を鑑賞できたという声が聞かれた。このMoMOの総支配人を務めるのは、映画配給会社「シネカノン」の元代表であり、『フラガール』、『パッチギ!』といった作品をプロデューサーとして世に送り出して来た李鳳宇。李氏はまず「東北映画祭 2011」について、東日本大震災の影響に触れ「甚大な被害を被った街を訪れてみて、私自身、映画や音楽といった娯楽が何の役にも立たないという無力感を味わいました。しかし、その後、様々な人から『フラガール』のような映画に随分励まされたというありがたい声を耳にしました。あの映画に参加していただいた多くの方々も、いまは風評被害の中で辛い時間を過ごしていらっしゃいます。人は米やパンだけでは生きていけない、そんな当たり前の事実を考え、自分自身にも何かやれることがあるのではないかと思うようになりました」と企画の経緯を説明する。その上で移動型映画館「MoMO」に関して「昔、フランスのオルレアンで体験した移動映画館を日本でも実現させ走らせたいと思い描いてきました。様々な試行錯誤の末、やっとその第1号が完成した矢先に今回の大災害が起きました。真っ先に東北の地でMoMOを走らせたいと願っています。映画がどれだけの力になるか分かりませんが、みんなで映画を観て笑ったり泣いたりすることは無駄じゃないと考えています。できる限りたくさんの人に参加してほしいと願っています」と熱い思いを明かしてくれた。MoMOプロジェクトの第一歩となる東北映画祭に向けては、宮城県出身のミュージシャンで俳優の大友康平から「映画祭が心のビタミン剤になれば、僕も嬉しいと思います」とのメッセージが到着!さらに福島出身で出演映画『探偵はBARにいる』が公開されたばかりの西田敏行から「映画は自分の実人生の映し鏡です。映画を観ることは、自分の実人生の左右対象の形を見ることなんです」というコメントも寄せられた。今後、MoMOは仙台市内、福島県会津若松市、福島県いわき市などの被災地を巡ることも決定!東北各地に映画でオアシスを届けるため走り続ける。「東北映画祭2011 in 松島」は9月16日(金)より開催。「MoMO」公式サイト:「MoMO」公式ブログ:■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:小雪「最近、蹴り始めました」と経過を報告!大泉洋らがユーモアたっぷりに祝福格好いい男を特集『探偵はBARにいる』Tシャツ&マスコミ用プレスを3名様プレゼント大泉洋×松田龍平インタビュー探偵と相棒、互いの存在は「妙に落ち着く」大泉洋、松田龍平と小雪に挟まれ「ヘタしたら司会者に見える」とボヤき大泉洋の登壇も!『探偵はBARにいる』プレミア試写会に5組10名様ご招待
2011年09月14日映画史に残る傑作SFシリーズのオリジナル最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が10月7日(金)から日本公開されるのを前に、現在、全国の映画館で“脅威の進化!?猿が映画館へやってきた!”と題した特別映像が上映されている。その他の写真『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、高度に知能が発達した猿たちが人間を征服し奴隷化した世界を舞台にしたSFシリーズの最新作で、遺伝子工学の実験で猿の知能が発達し人間に反乱する過程が描かれる。現在、上映されている特別映像は猿が映画館を訪れ、窓口でチケットを購入し、ポップコーンを買い、座席に着いてスマートフォンの電源をOFF。映画の上映開始に備えるまでを捉えたもので、知能が発達した猿が映画館でのマナーを人間たちに教える内容になっている。本映像は全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズ、MOVIX、ユナイテッド・シネマズ、109シネマズで観ることができる(一部劇場/作品を除く)。また、本日6日の2014年W杯ブラジル大会予選の日本代表戦の中継では、本作の60秒CMも放映。これは先週放映された60秒CMに続く全2部作の後編で、全米で興行・批評ともに大きな成功をおさめた本作の一端を楽しめる。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2011年09月06日先日より公開中のハリウッド発のアニメーション映画『イースターラビットのキャンディ工場』の日本語吹き替え版で「AKB48」の“さしこ”こと指原莉乃が声優デビューを果たしていることが明らかに。8月23日(火)に行われた本作の舞台挨拶に指原さんが登壇し、声優デビューを報告した。AKB48の派生グループ「Not yet」が本作の日本語吹き替え版主題歌を担当。メンバーの大島優子、北原里英、横山由依、指原さんの4人の内のひとりが、映画に登場する、おっちょこちょいのうさぎの“ピンクベレー”の声を担当していることはすでに、発表されており、誰が演じてるのかを映画を観て当てるクイズキャンペーンが実施されていた。メンバーからは「一番、うさぎらしくない」と突っ込まれていた指原さんにまさかの(?)白羽の矢が立った。指原さんは、キュートなうさぎの耳飾りを着けて登場。会場からの「かわいいっ!」という声に「またまたそんなご冗談を!」と少し恥ずかしそうに笑みを浮かべた。初めての声優の仕事については「演技が上手ではないので不安でしたが、みなさんに助けられて楽しくやれました」とふり返った。「声が低いので、これ以上出せないくらい高い声を出しました」と苦労も明かした。その後、報道陣の質疑に応じた指原さん。役柄にちなんで「メンバーでおっちょこちょいなのは?」と聞かれると「おっちょこちょいではないんですが、ちょっとしたミスがかわいいのが(篠田)麻里子さま!普段は博多弁を出さないんですが、昨日もしゃべってて博多弁がポロっと出て、そういうちょっと抜けてる瞬間がすごくかわいい」と暴露。かく言う自身は「おっちょこちょいで電車を乗り間違えるんです。反対の電車に乗っちゃうんです…(苦笑)」と恥ずかしそうに告白した。今回はハリウッドアニメの日本語吹き替え版だが、実写映画への出演意欲を尋ねられると「そんなことになったら大変ですね!」と言いつつまんざらでもないよう。「北原里英が唇がアンジェリーナ・ジョリーに似てるって言われてるんで、Not yetで共演したいです!」と語った。『イースターラビットのキャンディ工場』は全国にて公開中。■関連作品:イースターラビットのキャンディ工場 2011年8月19日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『イースターラビットのキャンディ工場』で考察?子供の将来にかける、親の願いNot yetの新曲「ハグ友」が全米2週連続1位アニメ映画の主題歌に!
2011年08月23日ビジュアル系ミクスチャーロックバンド、ViViDが、2012年1月に日本武道館公演を開催する。ViViD日本武道館公演のチケット情報2009年3月にイヴ(Ba.)、Ko-ki(Dr.)を中心に結成されたViViDは、2011年1月にシングル『「夢」~ムゲンノカナタ~』でメジャーデビュー。7月リリースのセカンドシングル『BLUE』は、テレビ東京系アニメ『BLEACH』のオープニングテーマとして起用され、人気を博している。またライブ動員数も驚異的な割合で増加中。すでに海外での人気も著しく、8月2日に香港の「13th ACGHK2011 HeartBeat青年音楽祭」に出演した際には、約1万人の観客を熱狂させ、話題を呼んだばかり。快進撃が続く中、来年1月には日本武道館公演も敢行。近年デビューしたロックバンドでは、結成から最速での武道館到達となることからも、人気の上昇ぶりがうかがえる。ViViD初の日本武道館公演「ViViD LIVE2012『TAKE OFF~Birth to the NEW WORLD~』」は、2012年1月7日(土)に開催。チケットの一般発売は、10月1日(土)10:00より開始となる。また一般発売に先駆けて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを8月19日(金)11:00より受付。
2011年08月18日東京にある映画館・新宿武蔵野館で27日(土)公開の『レイン・オブ・アサシン』を皮切りに4本の香港映画が連続公開される。そこで劇場では4作すべてを制覇した観客を募るキャンペーン“香港アクション列伝BIG4@新宿武蔵野館”を実施する。その他の写真古くは『ザ・ミッション 非情の掟』でジョニー・トー作品の魅力を紹介し、最近では『イップ・マン 葉問』がロングランヒットを記録するなどアジア映画の魅力を伝えてきた新宿武蔵野館がこの秋、4作連続で香港の傑作アクション映画を公開する。『レイン・オブ・アサシン』は、あのジョン・ウー監督が中国、韓国、台湾、香港のスター俳優を集めて撮りあげた武侠アクション大作。続いて公開される『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』で主演を務めるのは『イップ・マン』2部作で武蔵野館を沸かせた大スター、ドニー・イェンだ。さらに10月8日(土)からはジョニー・トーが製作を務め、『ドッグ・バイ・ドッグ』のソイ・チェンが監督を務めたスリリングなサスペンス・アクション『アクシデント』が公開。そして、名匠ダンテ・ラム監督が描く緊迫感あふれるサスペンス『密告者』がトリを務める。いずれの作品も香港だけでなく、世界各国の映画祭やファンから注目と高評価を集めた作品で「なぜ日本で一般公開されないのか?」という声が寄せられていた作品ばかり。劇場では4作品共通のチラシを配布し、4作品すべての入場整理券を貼りつけて劇場に持参した全員に非売品のB2ポスター4枚セットをプレゼントする。新宿武蔵野館の支配人・小畑氏は「4作品12週間という異例のキャンペーンですが、繰り返し劇場に足を運んでくださる方が増えるとうれしい」と話し、「新宿は映画館も多いので、他の劇場と差別化をはかりながら、特定のカラーやジャンルに固執することなく、3スクリーンがそれぞれ異なるカラーの作品を上映することで、いろんな映画に興味を持っていただけるような劇場にしていきたい」とコメントしている。『レイン・オブ・アサシン』8月27日(土)公開『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』9月17日(土)公開『アクシデント』10月8日(土)公開『密告者』10月29日(土)公開
2011年08月11日「忠臣蔵」を基にした『47RONIN』の撮影を先日終えたばかりのキアヌ・リーヴスが、今度は長編映画の監督デビューを計画中とエンターテイメント・ニュースサイトの「The Wrap」が報じている。キアヌが現在、中国とオーストラリアの製作会社と交渉を進めているのはマーシャルアーツをテーマにした『Man of Tai Chi』(原題)というアクション作で、このまま話が進めばキアヌが手がけた脚本を使用、セリフは英語と北京語になるという。タイトルにある「Tai Chi」とは太極拳のこと。ストーリーの詳細は不明だが、舞台は現代で、キアヌは悪役として出演も予定している。ほかに『マトリックス』のカンフー・チームの一員だったタイガー・チェンが出演し、本格的な格闘シーンも用意されている。キアヌは去年から折りにふれて『Man of Tai Chi』についてインタビューで話題にしていて、今年4月には「MTV Movie News」で「格闘シーンは18もあるんだ。それだけで40分くらいになる。ガツンとくるようなカンフー映画を作りたいんだ」と語っていた。夢の実現へまた一歩、大きく前進したようだ。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:47RONIN 2012年12月、公開■関連記事:キアヌ・リーヴス、俳句にハマッて句集出版を計画中赤西仁、オーディションでキアヌの親友役を勝ちとりハリウッドデビュー!キアヌにデル・トロ。40代独身大物俳優たちの身辺に変化の兆しがキアヌ主演のハリウッド版「忠臣蔵」発進!真田に浅野、柴咲&凜子も参戦
2011年08月11日「注意したくてもできない!」の声多し今回のテーマは、「映画館でマナー違反だと思う行為」。最近は、開演前に携帯電話や飲食などについて周囲への配慮を呼び掛ける映画館が増えていますが、それでもマナーを守らない観客がいるようです。「近くの人がおせんべいをバリバリ食べていて、映画に集中できなかった」。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。今回寄せられた20代女性の回答に、あなたはどれくらい共感できますか?>>男性編も見るQ.付き合っているうちに気付いた恋人の欠点を教えてください(複数回答)1位いびきをかいて寝る63.5%2位上映中に携帯電話が鳴る・振動する61.0%3位おしゃべりをする60.6%4位座席の背中をける60.1%5位音をたてながら食べる47.2%5位上映前に結末を話す47.2%■いびきをかいて寝る……・「いびきをかくほど疲れているなら家で寝てほしい」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「寝ても良いけどいびきはだめ」(22歳/建築・土木/技術職)・「いびきが気になって、映画に集中できないから」(28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「彼氏は、寝てしまうとよくいびきをかいている」(28歳/医療・福祉/専門職)・「いびきをかいて寝ている人がいて、映画に集中できず気分が悪かった」(24歳/学校・教育関連)■上映中に携帯電話が鳴る・振動する……・「着信音が聞こえると映画の世界の非現実から現実に引き戻される」(29歳/卸/総務)・「何で電源を切るといった簡単なことができないのでしょうか。着信音が聞こえたとき、一気に集中力が切れて映画が面白くなくなったことがあります」(26歳/印刷・紙パルプ/営業職)・「今までで一番びっくりしたのは電話が鳴って、その電話に出た人がいたこと!大声で『あ、ごめんごめーん、今映画見てるー!』って……おい!」(23歳/金融・証券/事務系専門職)■おしゃべりをする……・「隣の席で、コソコソ話されると、その話が気になって、映画に集中できない!」(29歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「数人で来ていた中学生くらいの女の子たちが、途中でひそひそしゃべりだしてうるさかったので、思わずにらんでしまった」(24歳/情報・IT/技術職)・「ある映画を見ていたとき、女子高生ぐらいの二人の女の子が映画中『え、超かっこいい』、『今の顔、すごくいい』とかずっとしゃべっていて、全然集中できませんでした。すごく楽しみにしていた映画だったのに……。」(24歳/情報・IT/技術職)■座席の背中をける……・「後ろの席で落ち着かない人がいて集中できなかった」(25歳/金融・証券/専門職)・「後ろの人がやたらガタガタしていて映画に集中できなかった」(27歳/情報・IT/技術職)・「座席をけられてイラっとした」(28歳/情報・IT/技術職)■音をたてながら食べる……・「ポテトチップを食べる音はイライラする」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「食事において音を出すのはマナー違反だし、場所が映画館でというのもダブルでマナー違反」(25歳/団体・公益法人/技術職)・「持参したお菓子を食べている人がいて、うるさいと思っていたら別の方がやんわりと注意してくれていた」(26歳/電機/秘書・アシスタント職)■上映前に結末を話す……・「最後のオチを言われ、一気に映画を見る気を無くした」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・「今から見るのに結末を言われたら、せっかく見に来た意味がなくなる」(25歳/通信/事務系専門職)・「結末を話したら映画を楽しめない」(29歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)総評どの項目に対しても、「やめてもらいたくても、注意する声をだすこともほかの観客の迷惑になると思うとできない」という人が目立ちました。「注意できないから余計にストレスがたまっちゃう!!」、「私のチケット代をマナー違反者に払ってほしいと思います」という声が寄せられるのも、もっともですよね。ランキングは、同率5位の「上映前に結末を話す」以外、女性編と男性編とで全く同じです。ランクインしたマナー違反に、いかに多くの人が迷惑しているかが分かりますね。「マナーを守れないなら、家でDVDを見てほしい」という声が、男女を問わずたくさん寄せられました。(文・ペンダコ)調査時期:2011年3月31日~4月8日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性657名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】思わずまゆをひそめる電車やバスでの迷惑行為【ランキング女性編】食事中にイラッとする行動[コブタメ]映画や音楽ニュース、試写会プレゼントへの応募はコブタメで!!完全版(画像などあり)を見る
2011年06月11日多数を占めたのは「音」のマナー違反!「隣の人の貧乏ゆすりが気になって映画に集中できない」、「近くのカップルが上映中ずっと話していて耳障りだった」……。映画館でそんな経験ありませんか?周りに他者のことを考えない人がいると、せっかく映画館に行っても映画を楽しめませんよね。そんな「映画館でマナー違反だと思う行為」について、20代男性261名に聞いてみました。>>女性編も見るQ.映画館でマナー違反だと思う行為を教えてください(複数回答)1位いびきをかいて寝る62.5%2位上映中に携帯電話が鳴る・振動する47.1%3位おしゃべりをする46.0%4位座席の背中をける43.3%5位音をたてながら食べる39.1%■いびきをかいて寝る……・「うるさくてストーリーに熱中できない」(29歳/自動車関連/営業職)・「うるさいから。昔、隣でいびきをかいている人を起こしたことがある」(29歳/運輸・倉庫/営業職)・「ほかの客に迷惑をかけるのはありえない」(28歳/運輸・倉庫/技術職)・「寝るんだったら外に出ろと思うから」(25歳/金融・証券/営業職)・「映画館にきて眠るとは何事だと思う」(23歳/情報・IT/技術職)■上映中に携帯電話が鳴る・振動する……・「携帯電話が鳴ると映画のストーリーから一気に現実に引き戻される気分がする」(27歳/IT/SE)・「上映前に電源を切っていないのは、妨害していることと同じ」(26歳/運輸・倉庫)・「騒音を出すのは駄目だと思う。映画に集中するのに邪魔」(24歳/金融・証券/営業職)■おしゃべりをする……・「前の人がうるさくて映画に集中できなかったことがある」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「ホラー映画を見ていたときに中学生がうるさくてイライラし、説教したくなりました。もちろん映画にも集中できませんでした」(23歳/情報・IT/技術職)・「隣のグループがうるさく話していて全然集中できなかった……」(23歳/学校・教育関連/専門職)■座席の背中をける……・「子供に座席の後ろをけられ続けて、困ったことがあった」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「座っていても落ち着かない」(29歳/ソフトウェア/技術職)・「座席の背中をどんどんけられてイライラし、全く映画に集中できなかった」(29歳/機械・精密機器/営業職)■音をたてながら食べる……・「映画の邪魔になる」(29歳/金融・証券/営業職)・「音を立てながら、お菓子を食べるやつがいるとイライラする」(23歳/その他)総評ランキングの大半を占めたのは、音による不作法。1位「いびき」、2位「携帯の着信」、3位「おしゃべり」、5位「音を立てての食事」といった具合です。「クライマックスのセリフが聞き取れなかった」、「映画の世界に入り込んでいたのに、一気に興を冷まされた」など、音のマナー違反によって映画の楽しさを大きく減らされてしまったという声がたくさん寄せられました。「自宅でDVDを見てほしい」など、怒りの声も少なくありません。確かに、映画の重要な要素である音声や音響に邪魔が入っては、せっかくの感動や興奮も台無しですよね。映画館は、たくさんの人が集まる公共の場。自宅でDVDを見るのとは違います。ぜひエチケットを守って鑑賞してほしいものですね。(文・ペンダコ)調査時期:2011年3月31日~4月8日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性261名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】思わずまゆをひそめる電車やバスでの迷惑行為【ランキング男性編】食事中にイラッとする行動[コブタメ]映画や音楽ニュース、試写会プレゼントへの応募はコブタメで!!完全版(画像などあり)を見る
2011年06月11日浅野忠信のハリウッドデビュー作として注目を集める『マイティ・ソー』が5月6日(金)に全米3,955館で公開を迎え、オープニング3日間で6,600万ドルを稼ぎ出す大ヒットで見事、初登場1位を記録した。本国アメリカに先行して公開されていた56か国でもヒットを記録しており、5月1日までの時点で海外興行収入は1億3,341万ドル超。アメリカの映画興行予想サイトで今年初の2億ドル突破が予想されるなど、サマーシーズン開幕に先駆けて、熱い注目を集めていたが、予想通りの大ヒットスタートを切った。原作はマーベルコミックの人気ラインナップのひとつで、神々の国を追放され、人間界へと堕ちてきたソーが、地球と神の国を襲う脅威と戦うさまを描く。浅野さんが演じたのは、ソーを護衛するウォリアーズ・スリーのひとりホーガンで、ナタリー・ポートマンやアンソニー・ホプキンスらとも絡む重要な役柄として全編にわたって登場している。これまで、日本人俳優が主要キャストとして出演した作品のオープニングとしては、渡辺謙のハリウッド作品初出演作となった『バットマン ビギンズ』が4,874万5,440ドル、昨年公開され、日本でも大ヒットを記録した『インセプション』はオープニングで6,278万5,337ドルを記録しており、本作『マイティ・ソー』が日本人俳優のハリウッド出演作品として歴代No.1のオープニング記録を塗り替えた。まずは鮮烈なハリウッドデビューを飾ったと言える。先週、8,360万ドルという今年のオープニング最高興収を叩きだした、人気シリーズの第5弾となる『ワイルド・スピードMEGA MAX』は2位に後退。とはいえ2週目も約3,250万ドルを稼いでおり、『マイティ・ソー』に先駆けての2億ドル突破も見えてきた。3位、4位は共に初登場。アンジェラ・バセット主演のコメディ『Jumping the Broom』(原題)が1,370万ドル、同じくラブコメでケイト・ハドソン、ジニファー・グッドウィン、ジョン・クラシンスキー主演の『Something Borrowed』(原題)がおよそ1,316万ドルを売り上げた。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグにアン・ハサウェイ、ジェイミー・フォックスら豪華キャストが声優として名を連ねる3Dアニメーション『ブルー初めての空へ』は4週目で5位に。ミネソタの小さな田舎町で暮らしていた絶滅種のインコの、リオデジャネイロへの旅路を描いており、日本では9月に公開予定。6位の『Water for Elephants』(原題)もリース・ウィザースプーンにロバート・パティンソン、クリストフ・ヴァルツと実力派俳優が顔を揃えており、獣医師を目指していたが、父母の死をきっかけにサーカス団に飛び込んだ青年のドラマが展開する。累計で4,161万ドルを記録しており、今後の日本公開にも期待したいところ。これからの動きとして注目は、何と言っても5月20日に全世界同時公開を迎える『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』がどれほどのスタートを切るか。その後、5月末のメモリアル・デーの連休を境にサマーシーズンに突入し、次々と大作が封切られる。先述の『マイティ・ソー』は日本では7月2日(土)より公開となるが、日本上陸を前に、全米及び海外興収でどれほどの数字を積み重ねているのか楽しみなところだ。特集『パイレーツ/生命(いのち)の泉』〜新たな伝説の幕あけ〜■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedマイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© TM & © 2010 Marvel c2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ワイルド・スピード MEGA MAX 2011年10月1日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ジョニー・デップ、新米ママのペネロペ・クルスと共演で「また子供がほしくなった」『パイレーツ』初披露でジョニーらに大歓声!キースが日本に向け「ONE LOVE」ジョニー・デップがロスで日本向け会見中田ヒデと共にメッセージを書きこむ「シェーッ!」直後に渡米の浅野忠信、本場のレッドカーペットに感激米での飛躍誓う生命の泉は東京に?『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』が汐留をジャック
2011年05月12日今年で3回目を迎える、日本全国の独立系映画館スタッフの投票により、スクリーンで観てほしい映画作品を選出する「映画館大賞」の結果が発表され、松たか子主演の『告白』が1位を獲得した。観客に映画を送り届ける“最前線”である映画館で働くスタッフが選ぶ映画賞として、2年前に設立された映画館大賞。第3回となる今回は、2009年12月から2010年11月末日までの1年間に公開された作品を対象に、全国の130館の独立系の映画館スタッフが、1位に10点、2位に9点…10位に1点という形式で投票し、合計ポイントで順位を決定した。1位に輝いたのは、2009年本屋大賞に輝いた、湊かなえによるベストセラーを鬼才・中島哲也が映画化した『告白』。愛する娘を殺された女教師の復讐劇という、ダークな内容のドラマだったが口コミでの広がりを見せ、ヒットを記録した。書店員が選ぶ賞として2004年にスタートした「本屋大賞」こそが、映画館大賞、ビデオ屋さん大賞など世を席捲する「○○大賞」の元祖とも言うべき存在。その本屋大賞受賞作品が実写化され映画館大賞に!邦画が全体の1位に輝いたのは初めてのことである。また、3回目にして初めて、日本で最も権威ある「日本アカデミー賞」の最優秀作品賞受賞作と、映画館大賞作が重なる結果となった。2位には韓国映画『息もできない』がランクイン。ミニシアター系の小さな作品ながら、こちらも口コミで高い評価を集めたが、やはり独立系映画館のスタッフの間でもその評価は高し!ハリウッド大作を抑えて見事、2位に入った。3位には歴代最多興行収入を更新した『アバタ―』。以下、『トイ・ストーリー3』、『インセプション』と続く。邦画では6位に吉田修一原作の『悪人』、9位に三池崇史監督作『十三人の刺客』が入った。7位の『第9地区』は南アフリカを舞台にした作品で、8位の『オーケストラ!』はフランス映画、10位の『瞳の奥の秘密』はスペイン、アルゼンチン合作。過去2回と比べても、国際色豊かなベスト10となった。また、特別部門として設けられている、著名人が昨年最も印象深かった1作を選ぶ「あの人の1本」には映画監督の黒沢清と女優の夏木マリが参加。黒沢監督は、ベスト10でも7位に入った『第9地区』を、夏木さんは、日系人監督キャリー・ジョージ・フクナガによる『闇の列車、光の旅』を選んだ。昨年のアカデミー作品賞候補作の中でも、ひときわ異彩を放った『第9地区』について、黒沢監督は「難民のような宇宙人が地球に飛来、ゲットーを作って住み着き、人間はたいへん迷惑する…と事前に聞いていた内容は冒頭のほんの5分だった。ここから映画が始まり、見る間にまっとうな活劇としての体裁を整えていく。立派な映画だ。とりわけ宇宙人と人間とが協力して敵の基地に潜入するシーンは、ジョン・カーペンターかと見紛うばかりの感動で泣きそうになった」と絶賛。一方、中南米・ホンジュラスから“夢の国”アメリカを目指して旅をする移民たちの姿を描いた『闇の列車、光の旅』について夏木さんは「私はロードムービーの旅が好きだ。主人公と一緒に知らない世界を見る興奮。しかしながら2010年は過酷な旅を経験した。『闇の列車、光の旅』はこの年、私にとって一番の衝撃作だ。製作は人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ。監督がキャリー・ジョージ・フクナガ。この製作人たちは少女と少年に命がけの危険な旅をさせる。南米、ホンジュラスに住む少女サイラはよりよい生活を求め父とアメリカを目指すが、移民生活の過酷な現実の中で少年と出会い、ある事件をきっかけに2人は強くなっていく。監督は自ら不法移民と旅をしてリサーチしたという。いま、現実にこんな世界があるという事実。結末の感動はどんな旅より私は自由になれた」とのコメントを寄せてくれた。また、今年から新たに新設された「2010年を象徴する作品」という部門では、“3D元年”にふさわしく、『アバタ―』が最も多くの票を集めた。「映画館大賞 2011」の公式サイトでは、全ての投票結果のほか、「2010年 記憶に残った作品、劇場での出来事」と題して、全国の映画館スタッフから寄せられた観客とのエピソードや様々な思い出も紹介。順位と共に、こちらを読んでみると映画館に行く楽しみがさらに増すかも?映画館大賞 2011ベスト101位:『告白』2位:『息もできない』3位:『アバタ―』4位:『トイ・ストーリー3』5位:『インセプション』6位:『悪人』7位:『第9地区』8位:『オーケストラ!』9位:『十三人の刺客』10位:『瞳の奥の秘密』映画館大賞 2011公式サイト■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ息もできない 2011年1月22日よりシネマライズにて期間限定公開アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedトイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXARインセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会第9地区 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved瞳の奥の秘密 2010年8月14日よりTOHOネマズ シャンテにて公開© 2009 TORNASOL FILMS - HADDOCK FILMS - 100 BARES PRODUCCIONES - EL SECRETO DE SUS OJOS (AIE)闇の列車、光の旅 2010年6月19日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Focus Features LLC. All Rights Reserved.■関連記事:岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗第5回アジア・フィルム・アワード開催。登壇者から日本の被災者にお見舞いのコメント全国のビデオショップ店員が選ぶ「ビデオ屋さん大賞」創設1位は『サマーウォーズ』ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、『バットマン』新作で悪役に挑戦テキサス州で開催のメディア見本市にE・ペイジらが出席。震災への義援金募集も実施
2011年04月05日累計600万部突破の大ヒットコミックを原作に、溝端淳平、大野いとら旬のキャストで贈る青春ラブストーリー『高校デビュー』。本作の公開に先駆けて、シネマカフェの映画体験型サイト「シネマライブ!」では3月27日(日)、メガホンをとった英勉監督による読者とのティーチインが行われた。この日、映画の試写を鑑賞した読者には原作ファンも多かったが、監督が「いかがでしたか?」と聞くと、温かい拍手が沸き起こった。実は映画化が決定する前から原作が好きで読んでいたという監督。「こんなオッサンが読んでも楽しいし、人間味にあふれた漫画だなと思ってました。だから映画化するんやったら、僕にやらせてほしい!と、ずっと言ってたんです。そうしたらすごくラッキーなことにオファーが来て、『ぜひやりたい!』と即答しました」。原作キャラクターの実写化にあたっては、主演の溝端さんや大野さんと長い時間話しあって綿密に作り上げていったという監督。撮影で一番苦労した点は?と聞くと、“LP”という聞きなれない言葉が。「撮影時から『ここやな!』と思うシーンには、シナリオに“LP”って書いてたんですよ。“Love Point(ラブ・ポイント)”の略なんですけど、ここをおさえようという。出演者含め、いろんな方々が『胸がキュンとする!』と言ってくれたんですけど、僕はヨウ(溝端さん)が体育館倉庫に閉じ込められて、晴菜(大野さん)と2人で扉をブチ破ろうとするときに、マフラーをシュって取るシーンなんかメチャメチャ『キュン』ってするんですけど、そのシーンのシナリオにも“LP”って書いてあるんです。ここが“LP!”というのを強く意識して撮りましたね」。『高校デビュー』というタイトルに因んで、読者からは監督自身の“デビュー”にまつわる質問も。すると「僕はたぶん、日本で唯一モテたいためだけに映画監督になった人間なんですけど」と監督。「高校デビューが監督デビューみたいなもので。昔、映画監督と女優さんってよく結婚なされてたんですね。それが、羨ましくて…。監督になれば彼女ができたり、ハッピーな高校生活が待ってるんじゃないかと思って、映画を作り始めましたね。そのままのモチベーションのまま、ここまで来ました」と明け透けな語りぶりに、会場は爆笑。さらに、本作で“モテコーチ”を演出した監督に、恋愛相談も持ちかけられた。そのお悩みとは「結婚10年目でお互いマンネリ気味なので、トキメク方法を教えて下さい」とのこと。ちなみに監督自身、既婚者であるにも関わらず、「“ネクスト”に行きましょ」と即答!「最初に好きになった人の“イメージ”とか“好きな部分”をずーっと好きでいつづけるって、当然退屈じゃないですか?だから例えば、10年前は“二枚目のイケメン”でカッコイイと思って結婚した人が、10年経ったいまは“良いお父さん”だったり、“バリバリ仕事してる男”だったり。いろんな次の魅力になっていくんですよね。だから、その変わった後の魅力が好きじゃないなら、飽きてしまってるんだと思うので、そういう意味で“次”に行きましょう」。この潔い答えには、大きくうなずく女性の姿も。最後に、監督は会場に「こういうカラッとして気持ちの良い作品は日本ではあまりないので、ぜひいろんな人に観てほしい」とアピールし、笑いの絶えないティーチインは幕を閉じた。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。映画体験サイト シネマライブ!■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々溝端淳平、菅田将暉らがメッセージ!塚地「ボケ宣言」も一発ギャグは…溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場
2011年03月31日河原和音の人気漫画を映画化した『高校デビュー』のスピンオフとして、3月4日(金)よりau携帯配信のLISMOドラマとして配信される「高校デビュー 〜デビュー直前集中講座〜」の予告編が到着!映画の中とは一味違う、メガネをかけて教鞭を握る溝端淳平の姿に、映画公開を前に早くも胸キュン!?映画は、中学を部活一筋で過ごし、高校で恋に生きようと決心するも、どうにもうまくいかない女子高生の晴菜(大野いと)が、男ウケを知り尽くすクールなモテ男・ヨウ(溝端さん)の手ほどきで、恋に果敢にチャレンジしていくさまを描く。映画公開の約1か月前に配信が開始される今回のスピンオフドラマ「デビュー直前集中講座」では、“モテコーチ”ヨウを講師に迎え、全5回にわたる文字通りの短期集中講座を開講!「AKB48」の宮澤佐江が、映画の中と同様、晴菜の友人である高橋真巳の役でヨウの“助手”を務めており、2人の掛け合いも楽しみなところだ。各回のテーマは以下の通り。第1回:「高校デビューはデビュー(最初)がすべて」。教室に入った瞬間からデビューは始まる?!第2回:「男子はこんな風に言われたい」。恋を成功させるには男子を知ることが大切!男子はムードに弱い?!第3回:「男子はシチュエーションで恋に落ちる」。日常のちょっとしたチャンスを生かす事が必要!?第4回:「高校デビューは学校だけで完成しない」。街角で偶然出逢ったときの印象が恋に発展する?!最終回:モテコーチ小宮山ヨウが高校デビューに失敗し、恋の出来ない悩める女子高生に直接カウンセリング!今回到着した予告編を見ても分かるように、溝端さん、宮澤さん以外のキャスト陣も出演。モテる人とモテない人、イケてる人と残念な人の違いを徹底分析し、モテコーチがあなたに恋の必勝法を伝授する!これまでにないクールな溝端さんの「みなさん、恋してますか?」のひと言で、思わずコーチに恋しちゃうかも?「高校デビュー〜デビュー直前集中講座〜」は3月4日(金)よりLISMO Channel(Video)、LISMO Video Storeにて第2話を配信(※第1話はキャンペーンサイトなどで配信)。映画『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平、サプライズチョコに「生きててよかった」菅田将暉はリアルモテコーチ?恋愛女子にエール!沖縄出身の新人バンド『高校デビュー』主題歌でメジャーデビュー『高校デビュー』にAKB宮澤佐江&増田有華、逢沢りな、菅田将暉ら若手俳優陣出演溝端淳平、主演作『高校デビュー』がクランクアップ「恋がしたくなった」溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調
2011年02月18日沖縄出身の4人組バンド「7!!」(セブン・ウップス)のメジャーデビュー曲「フォーリン・ラブ」が今春公開の映画『高校デビュー』の主題歌に起用されることが分かった。2004年に沖縄で結成され、キマグレンのオープニングアクトなどで注目を集めた彼らが華々しい“デビュー”で恋する女子にエールを贈る。原作は、別冊マーガレット(集英社刊)で2003年から2008年まで連載され、累計590万部を突破している河原和音の同名コミック。中学時代を部活一筋で過ごした晴菜が高校では恋に全てをささげることを決意し、校内No.1のモテ男のヨウに“モテコーチ”になってもらい、理想の恋を求めて奮闘する。ヨウを演じるのは溝端淳平。雑誌「セブンティーン」(集英社刊)のモデル・大野いとがヒロイン晴菜役で“映画デビュー”を果たす。また、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江(AKB48)らティーンの支持を集めるフレッシュなキャストが勢ぞろい。監督は『ハンサム★スーツ』の英勉。今回、メジャーデビュー曲がいきなり映画主題歌に大抜てきされた7!!は、NANAE (ボーカル)、MAIKO (ドラムス)、 KEITA (ベース)、MICHIRU (ギター)の4人組。NANAEの呼びかけで結成され、2009年には逗子で行われたライブイベント「音霊(オトダマ)」にキマグレンのオープニングアクトとして出演し、好評を博した。昨年は「海千山千〜第一幕〜」(出演:キマグレン/Hi-Fi CAMP/Rake)のオープニングアクトで初の全国ツアーも経験。FM沖縄「Radio dub」内でレギュラーコーナーもスタートする。メンバーのひとりであるMAIKOは「『高校デビュー』の主題歌に決定したことを聞かされたときは、ほんとに驚きと嬉しさでした!ひょんな出会いからすべてが始まるストーリー。7!!の歌詞に出てくる女の子像と重なる部分があってすごくおもしろいと感じました。ドキドキとワクワクが止まらない素敵な出会い!そんな楽しみが作品、音楽ともにたくさんの人に伝わって頂ければ嬉しいですっ!ほんとにありがとうございますっっ!」と大興奮。恋愛にあこがれるヒロインを応援すべく、いまからやる気満々だ。また、1998年に大ヒットした「Puffy」の「愛のしるし」を劇中の挿入歌としてカバーすることも決定。誰もが知る名曲をどんなアレンジで披露するのかも楽しみだ。主題歌「フォーリン・ラブ」は3月30日(水)リリース。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会■関連記事:『高校デビュー』にAKB宮澤佐江&増田有華、逢沢りな、菅田将暉ら若手俳優陣出演溝端淳平、主演作『高校デビュー』がクランクアップ「恋がしたくなった」溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに佐々木希×谷原章介インタビュー18歳差の恋人役の2人、次の共演は…義理の兄妹?
2011年01月27日河原和音の同名人気漫画を映画化した『高校デビュー』。これまでに溝端淳平の主演、および本作が映画デビューとなるモデルの大野いとのヒロイン役での出演が発表されていたが、このたび、2人以外のキャスト陣が明らかに。菅田将暉に逢沢りな、岡本玲、AKB4の宮澤佐江&増田有華らフレッシュな面々が出演することが発表された。中学生活を部活に捧げてきたが、高校では恋に生きることを決意した長嶋晴菜(大野さん)が、校内No.1のモテ男・小宮山ヨウ(溝端さん)に“モテコーチ”になってもらい、恋の道を突き進む姿を描いた青春ストーリー。今回、発表されたのはヨウや晴菜の友人や家族、ライバル女子など、2人の周囲の人物たちを演じる俳優陣。ヨウの親友の田村史也を演じるのは、若手俳優の登竜門とも言える“ライダー”出身で、今後のブレイクが期待される菅田将暉。『仮面ライダーW』に主演後、最近ではドラマ「ハンマーセッション」(TBS系)や舞台「タンブリング」に出演し、現在は「獣医ドリトル」(TBS系)に出演中。菅田さんは「河原先生が漫画の中で描いた史也と、ビジュアルは少し変わってしまいましたが、先生の作ったふわふわしたスーパー鈍感キャラは、演じていてメチャメチャ面白くて、撮影がとても楽しいです」と役柄を楽しんでいる様子。また、ヨウの妹・麻美役を逢沢りなが演じる。菅田さんと同じく「ハンマーセッション」、そして「素直になれなくて」(フジテレビ)など、今年に入ってドラマへの出演が続く逢沢さん。「麻美役が決まったとき、ぴょん×2飛び跳ねて喜びました。それくらい演じたかったので、いま、幸せです」と喜びを語り「麻美のような小悪魔ちゃんになりきれるよう頑張ります!原作で描かれる“仲間”感が映画にも出せるように、みんなで協力し合って頑張っていきたいと思います」と意気込み十分。ヨウの親友のもうひとりの親友・朝丘唯を演じるのは、本作で映画初出演を果たす古川雄輝。「ファッションと髪型は原作とちょっと変わりますが、原作ファンの方々の期待に沿えるよう、精一杯、朝丘を演じますので、応援よろしくお願いします」と初々しいコメントを寄せてくれた。一方、晴菜の親友の高橋真巳を演じるのはAKB48の宮澤佐江。「真巳ちゃんのおかげで切りたかった髪もバッサリ切れたし(笑)、この映画に出演できて幸せです」と語り、ステージ上とは違った魅力を見せてくれそうだ。そして気になるヨウの元カノ・栗原まこと役に岡本玲。現在ドラマ「フリーター、家を買う」に出演中の彼女だが、溝端さんとはTVドラマおよび映画版『赤い糸』でも共演している。岡本さんは「中学生のときに楽しみに読んでいた漫画なので、出演のお話を聞いたときは本当に嬉しかったです。河原先生や原作ファンの方をガッカリさせてはいけないと思うので、私の中の女の子っぽいところを最大限に出して、丁寧に演じていけたらいいなと思います」と語ってくれた。晴菜のソフトボールにおけるライバルとなる松阪麗央奈には、AKB48の増田有華が扮する。増田さん曰く「麗央奈は普段の私と似ているところがある」とのことで「気が強くてプライドが高くて、執着心があって…その表現の仕方は違っても、自分と重なる部分があったので、原作を読んでいて親近感がわいていました。だから麗央奈役をいただいたことは運命だと思ってます」と力強く語る。今後さらなる活躍が期待される若いキャストが揃った本作。晴菜とヨウの関係だけでも気になるが、この周囲のキャラクターたちが物語をどのように引っかき回し、楽しませてくれるのか?ほかに「ドランクドラゴン」の塚地武雅、温水洋一らの出演もあわせて発表された。『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平、主演作『高校デビュー』がクランクアップ「恋がしたくなった」溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月15日映画『高校デビュー』の撮影がこのほど無事終了し、主演の溝端淳平、本作で映画デビューを果たした大野いとのコメントが到着した。河原和音による人気漫画の映画化作品で、中学時代を部活一筋で過ごした晴菜(大野さん)が高校では恋に全てをささげることを決意し、校内No.1のモテ男のヨウ(溝端さん)に“モテコーチ”になってもらい、理想の恋を求めて奮闘する姿が描かれる。先月6日にクランクインし、関東近郊を中心に約1か月にわたる撮影が行われてきた。11月7日(日)、大野さんのシーンで撮影オールアップを迎えたが、先日3日(水・祝)にすでにクランクアップしていた溝端さんも現場に駆けつけてサプライズで大野さんに花束を贈呈。これには大野さんも大感激の様子だった。溝端さんは大野さんについて「いとちゃんは本当に一生懸命で、素直でほっとけない人柄でしたので、みんながいとちゃんのために何かしてあげよう!と現場はいつも温かい空気に包まれていました。今回、自分が引っ張っていかなきゃっと思っていましたけど、現場の空気作りはいとちゃんがしてくれていたと思います。おそるべし15歳という印象ですね(笑)。このまま変わらずに、ピュアないとちゃんでい続けてほしいです」と“兄”のような温かいコメント。自身は、6キロ減量し毎日数ミリ単位で髪の毛をカットしてヨウという役に臨んだが「主人公のヨウをやるのはプレッシャーでした。すごくかっこいいし、かなりの覚悟が必要だろうなと思っていました。演じる中でヨウに近づけたと思いますし、自然と『高校デビュー』そのもののファンになりました。また、高校生に戻りたいな、恋がしたいなって思わせてくれる映画でしたので、作品の中でも活きてくれれば嬉しいです」とその思いを語ってくれた。一方、初めての映画の仕事を終えた大野さんからは「1か月間本当にあっという間でした。みなさんと仲良くなれて、撮影は毎日本当に楽しくて、今日で終わってしまうのがすごく寂しいです。夏休みから本読みやソフトボールの練習をたくさんしてくださり、本当にありがとうございました!」とのコメントが寄せられた。これまでになく超2枚目&クールに決めた溝端さんと天然・熱血少女を体当たりで演じたフレッシュな大野さん。果たして仕上がりは?そして晴菜の恋の行方は?『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平恋愛コーチ&演技コーチ就任で奮闘!『高校デビュー』撮影快調溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月09日8月公開の映画『フローズン』のイメージソングに、人気沸騰中の3人組ガールズバンド、つしまみれの「タイムラグ」が決定!これに合わせてメンバー3人から、映画についてのコメントも到着した。映画は極寒のスキー場のリフトに取り残された3人の男女の脱出劇を描いたワンシチュエーション・ホラー。『ソウ』シリーズのプロデューサーが製作を務めており、ごくシンプルな設定の中で繰り広げられる“恐怖”が話題を呼んでいる。つしまみれは1999年に結成された、まり(ボーカル&ギター)、やよい(ベース)、みずえ(ドラム)による3ピースバンド。ポップかつ切ない乙女心を赤裸々に歌い、同世代の女性層から大きな支持を集めており、質の高いライヴパフォーマンスも注目を浴びている。そんな彼女たちの楽曲の中でも、昨年4月のメジャーデビュー曲となった「タイムラグ」は、アップテンポで緊迫感を伴っており、映画の映像および内容とイメージが合致していることに加え、映画の登場人物と同じ3人組ということもあって、今回の楽曲タイアップが決定した。極寒のホラームービーということで、3人の感想を尋ねてみると、まりさんは「氷が指にはりつくだけでトラウマです。『フローズン』のバカ…」とかなりの恐怖を味わった様子。やよいさんは「脳まで凍りつくような恐怖!足がすくんで震えが止まらない。もうスキー場には行けないかも…」という言葉でその恐ろしさを表現。みずえさんも「スキー好きの私はもちろん想像したことある状況…自分を置き換えて身体の芯から凍えました!頭も心もぐらぐら〜」と、やはり相当、映画に入り込んだ模様。ホットな3人をここまで震えさせるほどの恐怖とは…?映画は真夏の公開だが、暑さもふっ飛ぶかも。イメージソングも注目の『フローズン』は8月7日(土)より渋谷シネクイントほか全国順次公開。■関連作品:フローズン 2010年8月7日より渋谷シネクイントほか全国順次公開© 2009 FROSTBITE FEATURES, INC. All Rights Reserved■関連記事:極寒のスキー場のリフトに取り残されたら?『フローズン』試写会に10組20名様ご招待
2010年07月01日全国150もの独立系映画館のスタッフの投票で決定する“映画版本屋大賞”と言うべき「映画館大賞 2010」が発表され、クリント・イーストウッド監督・主演の『グラン・トリノ』が見事、1位に輝いた。昨年の第1回と比べ約40館増えて、北海道から沖縄までおよそ150館の独立系映画館で働くスタッフが参加した今年の映画館大賞。昨年の『ダークナイト』に続き、今年も洋画が1位を獲得した。『グラン・トリノ』は頑固な白人の老人とアジア系の青年との交流を描いており、イーストウッドの俳優引退作となるのでは?とも言われている。また「イーストウッドの最高傑作」との声も挙がっており、国内でもつい先日発表された日本アカデミー賞の最優秀外国作品賞を始め、数々の映画賞を獲得。その高評価を裏付ける形で映画館スタッフが最もオススメする映画に選ばれた。2位には邦画から西川美和監督、笑福亭鶴瓶主演の『ディア・ドクター』が入った。3位には、まさに映画館で観るべき作品と言うべきか『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』がランクイン。4位には、園子温監督の4時間近くに及ぶ超大作『愛のむきだし』、5位には雪山での撮影による美しい映像が話題を呼んだ『劔岳 点の記』がそれぞれ入った。ベスト10を眺めてみると、昨年は1作もベスト10に入らなかった韓国映画から、ポン・ジュノ監督作で日本でも人気の高いウォンビンが出演する『母なる証明』が7位にランクイン。また、アニメ作品では昨年は『崖の上のポニョ』が10位に入ったが、今年は細田守監督の『サマーウォーズ』が6位に。そして日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した『沈まぬ太陽』は10位という結果となった。また、3人の著名人が最も印象に残る1本を選ぶ企画「あの人の1本」には阪本順治監督、竹中直人、中谷美紀が参加。阪本監督は警察の組織的な犯罪事件を題材にした社会派ドラマ『ポチの告白』、竹中さんはギレルモ・デル・トロ製作×J・A・バヨナ監督による魅惑のスピリチュアル・ムービー『永遠のこどもたち』を選出。そして、中谷さんが選んだのは、多くのミュージシャンたちに絶大な影響を与えながらも、自分たちはブレイクすることなく、ほとんどの人の記憶から忘れ去られているバンド「アンヴィル」が、いまなおスターダムを夢見て活動を続ける姿を追ったドキュメンタリー『アンヴィル!夢を諦めきれなかった男たち』。中谷さんは「『夢を叶えるには人生は短すぎる。しかし、夢を諦めるには人生は長すぎる』と、ある監督は言いましたが、この作品はまさにそんな映画でした。ヘヴィーメタルなんて全く好きではありませんでしたし、始まって5分程で劇場を出ようか否か迷ったほど、退廃的で過剰なパフォーマンスに嫌悪感を抱いていたにもかかわらず、いつの間にか中年男たちが必死で夢を追いかけ生きる姿に引き込まれ、最後にはポケットティッシュを使いきってしまいました」という熱い感想を寄せてくれた。4月17日(土)から24日(土)までの期間には、シネマ・ヴェーラ(東京・渋谷)にて上位作品の特集上映や豪華ゲストを迎えてのトークイベントも開催。“映画ソムリエ”たちが「映画ファンに最も観てもらいたい」という情熱を持ってセレクトした、昨年を代表する名作の数々を劇場で楽しんでみては?映画館大賞 2010 ランキング1位:『グラン・トリノ』2位:『ディア・ドクター』3位:『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』4位:『愛のむきだし』5位:『劔岳点の記』6位:『サマーウォーズ』7位:『母なる証明』8位:『スラムドッグ$ミリオネア』9位:『イングロリアス・バスターズ』10位:『沈まぬ太陽』映画館大賞 2010 公式サイト© 花くまゆうさく■関連作品:グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開愛のむきだし 2009年1月31日より渋谷ユーロスペースほかにて公開© 愛のむきだしフィルムパートナーズ劔岳点の記 2009年6月20日より全国にて公開© 2009『劔岳点の記』製作委員会サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVEDスラムドッグ$ミリオネア 2009年4月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporationイングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED 沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会アンヴィル!夢を諦めきれなかった男たち 2009年10月24日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Ross Halfin /ANVIL! THE STORY OF ANVIL, © Brent J. Craig/ANVIL! THE STORY OF ANVIL■関連記事:【アカデミー賞】助演男優賞は『イングロリアス・バスターズ』クリストフ・ヴァルツ!『ハート・ロッカー』のプロデューサーがあり得ない失態で、オスカー規則違反本家オスカーを控え激戦、混戦!英国アカデミー賞で『ハート・ロッカー』6冠お味はどれが一番?アカデミー賞ノミネート作品にちなんだメニューの数々を公開あの名作をもう一度シネマライブ!「アカデミーナイト2010」に50組100名様ご招待
2010年03月15日もはや、読者に最も大きな影響力を持つ文学賞にまで発展を遂げた「本屋大賞」に続けとばかり、全国の独立系映画館が参加し、映画館スタッフが選ぶ映画賞として昨年より始まった「映画館大賞」。2回目を迎える今年は3月15日(月)に発表される。2008年12月から2009年11月に公開された作品を対象に、今年は昨年よりも40館ほど多い、全国150館もの独立系映画館が投票に参加、映画館スタッフが心よりオススメする作品が明らかになる。上位20作品のランキングに加え、「あの人の1本」と題した、映画関係者が選ぶ最も印象的な1本も発表。今年の「あの人の1本」に参加するのは、次々と話題作を世に送り出し、今年は『行きずりの街』の公開も控える阪本順治監督に、まもなく主演作『スイートリトルライズ』が公開を迎える女優の中谷美紀、数々の怪演、名演で日本映画界になくてはならない存在として活躍し、監督としての顔も持つ竹中直人の3人。昨年も洋画、邦画と多くの話題作が公開されたが、果たしてこの3人を唸らせた作品は?加えて、4月17日(水)〜23日(金)には、シネマ・ヴェーラ(東京・渋谷)にて上位作品の特集上映や豪華ゲストを迎えてのトークイベントも開催。“最も信頼の置ける”昨年公開の傑作を堪能できるチャンスと言えそう。結果の発表は3月15日(月)。昨年、あなたが劇場に足を運んだ作品を思い出しつつ、ランキングを予想してみては?映画館大賞 2010 公式サイト© 花くまゆうさく■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月13日よりシネマライズほか全国にて公開© 2009 「スイートリトルライズ」製作委員会行きずりの街 2010年秋、全国にて公開© 「行きずりの街」製作委員会■関連記事:女性に嬉しいプラン続々!『スイートリトルライズ』オリジナルテディベアも登場大森南朋『スイートリトルライズ』インタビュー揺れる男心「恋は一過性のもの」中谷美紀『スイートリトルライズ』インタビュー夫以外の人に心奪われていく気持ち…恋愛脚本家が見せる、乙女な素顔狗飼恭子×大森美香“大人の恋愛”トークショー『スイートリトルライズ』矢崎監督インタビュー「映画は理解するのではなく感じる物」
2010年03月11日プロボクサーの亀田興毅が、市原隼人主演の映画『ボックス!』(李闘士男監督)でスクリーンデビューすることが明らかになった。同作は、高校のボクシング部を舞台に、やんちゃ坊主ながら天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢(かぶらや)義平(市原隼人)と幼なじみで努力型の優等生・木樽優紀(高良健吾)の交流とそれぞれの挫折、苦悩から立ち上がる姿を追う青春ドラマで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手掛けてきた放送作家・百田尚樹氏の同名小説。亀田さんはクライマックスの国体予選で鏑矢が宿敵・稲村との試合に挑むシーンで、稲村を視察するため観戦に来たプロボクサーの本人役で出演する。2人は、市原さんが一昨年3月、亀田選手の試合でリングアナを務めたことをきっかけに同い年ということもあり親交を深め、同作への主演を機に市原さんが亀田選手の本作への出演を提案。亀田選手もそれを快諾し、WBC世界フライ級王者の映画デビューが実現した。撮影は茨城県内の体育館で行われた。入場し、リング脇の席に座った亀田さんは、リング上の熱戦に見入り真摯な表情。展開が白熱すると興奮気味に体を揺らし、稲村のパンチが飛ぶと「いけ!いけ!」と熱く声援を送った。撮影が終わり、市原さんと対面した亀田さんは「難しいし慣れないことをするのは恥ずかしい。めっちゃ緊張したわ」と苦笑い。スクリーンデビューの感想を聞かれ「ホンマにチョイ役で、『いけーっ』としか言うてへんからなぁ」と映画のデビュー戦の手応えを明かした。市原さんは出演をオファーした心境を「同い年だし、2人でいろんなことを経験したら楽しいし、お互い違う自分を探し出せればと思った」と説明。亀田選手の俳優のセンスについて聞かれると「分からないですが、ボクシング以外にもいろいろなことができそう。これから何か弾けるんじゃない?」と期待を寄せた。8月からボクシングのトレーニングを積んできた市原さんに、亀田さんは「数か月であれぐらい動けるなら、結構練習したんちゃう?普通こんだけの動きはできへん。プロテストくらい受けたら?受けて1回試合したらごっついボクシングも盛り上がるんちゃう?」とリング上の“競演”ラブコール。市原さんの印象を「見たまま熱い、ヤケドするわ。イッチーじゃねえな、アッチーやわ」などと笑わせ、市原さんも「器用にやる大人というより、真っ直ぐで人思いで優しい人」とお返し。ヘビー級の好相性をうかがわせていた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年03月03日南京の街に到着した頃、ちょうど映画館で『DRAGONBALL EVOLUTION』が公開中だった。欧米や南米を旅しているとドラゴンボール人気を肌で感じることがある。僕のような東洋人が少し髪の毛を立てていると「ゴクウ」と呼ばれ、かめはめ波のポーズをされることは一度や二度ではない。中国はドラゴンボールとドラえもんとどっちの人気が高いのだろう。ドラえもんのイラストが描かれたトレーナーを着た子供を横目に映画館へ向かった。ドラゴンボールは中国語のタイトルは「七珠」となる。20元(約300円)支払い、10排11号と書かれた指定席に座る。日本で言う10列11番にあたる。平日の昼間ということもあるのか、客の入りは400名程度の客席の5分の1が入っているかどうかといったところだろうか。僕の隣に、いかにもアニメが好きなんだろうなぁという若い女性が座った。僕も詳しくはよく知らないがセーラームーンってこんな感じの服を着ていたような気がする。手にはマクドナルドの袋をさげていた。マクドナルドのハンバーガーを食べながら、ハリウッド映画を観るというスタイルは中国にも根付いているのかと思うと嬉しいような寂しいような何とも言えない複雑な気持ちである。彼女は中国語で話しかけてきた。中国語が話せないんですと片言の英語で言うと彼女の眼がきらりと光った。「Where are you from?」きれいな英語だった。もちろん「Japan」と答えた。今から考えると「ドラゴンボール」の生まれた国からやってきたんだぞという自信ありげな「Japan」という言い方だったかもしれない。「I like Japan」そう言って彼女はマクドナルドの袋からポテトを取り出し、一緒に食べましょという感じで話し始めた。僕はほとんど英語ができないので、こういったコミュニケーションが苦手なのだ。場内が早く暗くなることを祈った。願いが通じたのか僕がポテトを一本だけいただいたところで場内はすぐに暗くなった。映画『DRAGONBALL EVOLUTION』は20世紀フォックス側が作品の仕上がりに満足しておらず、お蔵入りする可能性があるといううわさが流れていた。そういう目で見ていたからかもしれないがいま一つストーリーに集中できず、亀仙人の役で登場するチョウ・ユンファの中国語の吹き替えって誰がしているのだろうなどということを思った。自分の国の言葉をほかの人がするというのは俳優自身にとってはどういう感じなのだろう。『ラスト サムライ』で渡辺謙の英語の部分の吹き替えを別の日本人の声優がやるようなものである。後で調べたら、中国映画では同じ中国人が演じていても、広東語や北京語など標準語でなければ、標準語の吹き替えが入ることは普通なのだそうだ。隣の女性?終わると同時に僕は逃げるように映画館を後にしてしまった。映画の感想を聞かれてチョウ・ユンファの吹き替えが気になったなんて言えないじゃないですか。しかもそれを英語で。(photo/text:ishiko)■関連作品:DRAGONBALL EVOLUTION 2009年3月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & © Bird Studio/Shueisha, Inc.■関連記事:二大ヒーロー対決『ヤッターマン』が『DRAGONBALL』を大きくリード!ピッコロ大魔王と共に完全な悪を演じた田村英里子「ほんとはブルマを演じたかった」?『ドラゴンボール』世界最速上映!チョウ・ユンファ、次は坊主に亀の甲羅で出直し?あゆ、世界の歌姫に!実写版『ドラゴンボール』全世界共通テーマソングに大抜擢
2010年01月06日某映画配給会社の方から、世界の半分弱、つまり90か国近い国ではホラー映画が製作されているという話を聞いて驚いたことがある。それだけ世界中にホラー映画が好きな人々がいるということなのだろう。プノンペンの街にも2つ映画館があるのだが、どちらもホラー映画を上映していた。プノンペンに住むクメール人たちも、やはりホラー映画が好きなようである。というよりホラー映画しか選択肢がない。つまり、この街で映画館に行くということはホラー映画を観に行くということになるのだ。一つ目の映画館は、この街で唯一とも言えるデパートの5階にある。最上階の7階にあるレストランで、人生の中で一番まずいチャーハンを食べた後(どうでもいいのだけれど、この映画館を思い出すとセットで記憶が蘇るのです)、カンボジア製作のホラー映画を観た。90か国近いホラー映画生産国の中にカンボジアも入るというわけである。観客の年齢層が若い。というか若い人しかいない。恐らく40歳の僕が一番年上なのではないかと思う。それが関係しているというわけではないのだろうが、この国は、40、50代以上の学者や弁護士、教師といった知識人が少ない。30年ほど前、クメール・ルージュ政権が、極端な共産主義の国を作ろうとした際、知識層の階級を大虐殺したからなのだそうだ。さて、館内の客席は自由席なのだが、場内にいる案内係が座る席まで誘導してくれる。よって500名程度入りそうな客席の中央あたりにぎゅっと150名程の客を集めてしまう。みんなで固まってホラー映画を観ましょうという楽しそうな雰囲気ではある。その雰囲気に合わせるかのようにクメール人の若者たちは、よく話す。そのおしゃべりは映画が始まっても止まらない。おしゃべりしながらホラー映画を観るというのがカンボジア式ホラー映画鑑賞なのかもしれない。映画の中で、ろくろ首のように首が長くなったり、首がはずれて飛んだりするシーンが登場する。本来、怖いシーンのはずなのだが、チープなCGのせいか、正直、あまり怖くない。むしろコミカルにすら感じてしまう。しかし、それでも客席からは悲鳴が聞こえる。そして、悲鳴の後に同じ人の笑い声があがる。まるで悲鳴をあげる行為自体を楽しんでいるかのように。タイ製作のホラー映画が上映されているもう一つの映画館でもその雰囲気は同じだった。タイ製作の映画はフィルムの質から照明、俳優の演技まで、カンボジア製作の映画とは比べ物にならない。よって、映画に対するホラー度も自然に大きくなり、ピンと張りつめた空気は場内に感じられる。そんな中で客席の悲鳴があがった後で、やはり笑い声が聞こえるのである。彼女たちの悲鳴と笑い声を聞きながら、それぞれの国のホラー映画鑑賞法なるものが気になり始めた。(text/photo:ishiko)
2009年11月25日