2人のお子さんを育てるみすけさん。20代後半から顔のシミが気になりはじめましたが、コンシーラーで隠せる程度でした。しかし、産後から急激にシミが増加。化粧では隠せなくなり悩みのタネとなっていきます。そんなある日、友人の影響を受けシミ取り治療を受けることを決意。アラフォーママのリアルなシミ取り体験レポです。【あらすじ】20代後半になり気になりはじめた顔のシミ。産後、急激に濃くなったシミは化粧では隠せないほどになりました。そこでみすけさんは皮膚科でシミ取りレーザー治療を受けることを決意。 シミの数が多かったため、治療には予想以上の痛みが伴いました。激痛に耐え、なんとか治療終了……と思いきや、施術した箇所は赤みが強く出てしまい、その衝撃的なビジュアルに家族は絶句。しかしその後、数日間のダウンタイムを経て、施術から6日後にはシミが取れたツルピカたまご肌に大変身したみすけさん! それから数カ月経ち、みすけさんのお肌の状態はどうなったのでしょうか……? 若いころは平気だったのに… ※こちらにかかれている金額は、あくまでもみすけさんの場合です。 ※こちらでご紹介したメリット・デメリットはあくまでもみすけさんの場合です。すべての方にあてはまるとは限りません。施術中の痛みや、ショッキングな見た目に悩んだダウンタイムを乗り越え、ツルピカたまご肌へと生まれ変わったみすけさん。 ダウンタイム中の経過写真が紹介されていましたが、たしかに黒褐色の点々が顔中に広がっていて目立ちます。マスクが必須になりそうですし、ダウンタイム中は特別な予定などは入れないほうが無難ですね。 また、ダウンタイム中はUV対策も欠かせないといいます。レーザー治療後の肌はとてもデリケートな状態になっていて、紫外線があたるとシミの最初や肌トラブルにつながる可能性があるためです。季節問わずシミ取り治療後は日焼け防止が重要なのですね。 みすけさんの場合、今回のシミ取りレーザー治療で約65,000円程度の費用がかかりました。大きな出費ではありますが、これまでシミ隠しにかけていた時間的・金銭的コストを考えると、結果的にコスパがいいと感じているそう。なにより、鏡を見るたび濃いシミにげんなりしていたのが、ツヤツヤな肌になりメイクやおしゃれが楽しくなったのだとか! 毎日ご機嫌に過ごせるようになれば、いろいろなことがうまくいきそうな気がしますよね♪ シミ取りをして心も体もポジティブになったみすけさん。治療が気になっている方はぜひ参考にしてみてください! 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。妊娠中のレーザー治療は控えましょう。 ※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 みすけさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みすけ
2023年03月20日更年期は体がいろいろと変化する時期。尿は健康のバロメーターの一つですが、更年期になってから今までとちょっと違う、と感じたことはありませんか。今回はその中でも、尿のにおいと泡立ちについて産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:おしっこが出にくく残尿感も…! 膀胱・腎臓の病気を疑ったが原因はまさかのことだった!朝一番の尿はにおいやすく、泡も立ちやすい尿のにおいと泡立ちについては、いつの尿によるかで判断が違ってくると駒形先生は言います。「朝一番は尿蛋白が出やすいので泡立ちやすいですし、寝ている間は水分がとれないので尿が濃くなり、においもきつくなります。朝だけにおう、泡立つということならとりあえずは様子を見ていいでしょう。ただ、1日中同じような症状が続く場合は念のため泌尿器科を受診したほうが安心です」(駒形先生)。尿の泡は腎臓機能の低下が原因のことも更年期になって尿に泡が出るのは、女性ホルモンの低下とも関係している場合もあると駒形先生は言います。「女性ホルモンが低下すると細胞のターンオーバーが遅くなるので、全身の機能が落ちていきます。腎臓もそのうちの一つ。更年期に入る前から腎臓が弱い人はさらに弱くなりやすくなります。特に心配なのは慢性腎臓病ですが、症状としては尿蛋白が増えて泡立つ、尿に血が混じることがある、むくみや肩凝り、倦怠感や頭痛があるなどがあります。このような症状がある場合は早めに受診しましょう」(駒形先生)。尿のにおいは雑菌が原因のことも一方、尿のにおいも更年期と関係していることがあるそうです。「女性ホルモンが減ると腟粘膜が薄くなっておりものが減り、自浄作用も弱まります。すると、わずかな雑菌の侵入でもおりものや腟に雑菌が増え、それがにおうことがあります」(駒形先生)。また、尿がきちんと拭けていないことで雑菌が侵入しやすくなることも原因にあると言います。「更年期になると女性ホルモンのエストロゲンの減少により痩せにくく太りやすくなりますが、おしりや太ももに脂肪がつき過ぎていて、きちんと尿を拭けていないということもあります。残った尿によりおりものや腟に雑菌が侵入してくさくなるのです。また、おしりや太ももに脂肪がつき過ぎているということは、下半身の筋肉が衰えているということ。筋肉が衰えていると冷えやすく、さらに雑菌が侵入しやすくなります。尿のにおいは、下半身が太り過ぎている警告サインです。ただ、強烈なにおいが続く場合は糖尿病など病気の可能性もあるので泌尿器科を受診しましょう」(駒形先生)。まとめ尿の変化は更年期と関係していることもあるものの、病気が潜んでいることも。更年期の前から腎臓が弱かったという方や強烈なにおいが続くなど、いつもと違うと感じたら受診してみてはいかがでしょうか。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年03月18日2人のお子さんを育てるみすけさん。20代後半から顔のシミが気になりはじめましたが、コンシーラーで隠せる程度でした。しかし、産後から急激にシミが増加。化粧では隠せなくなり悩みのタネとなっていきます。そんなある日、友人の影響を受けシミ取り治療を受けることを決意。アラフォーママのリアルなシミ取り体験レポです。【あらすじ】20代後半になり気になりはじめた顔のシミ。そのころはまだ、“そばかす”程度でしっかりとベースメイクをすれば隠すことができました。しかし、産後にシミがどんどん濃くなり、化粧では隠すことが難しくなり、シミ取りレーザー治療が気になりはじめますが……? シミの状態を見てびっくり! 早速皮膚科でシミ取り治療のカウンセリングを受けに行ったみすけさん。特殊な機械でシミの状態を確認すると、肌の奥に潜んでいるシミ予備軍が顔全体に潜伏していることが判明します。そして、すでに肌表面にできているシミの数も多く、治療には痛みが伴うことがわかりました。 そのために、麻酔クリームの塗布が必要となり、それ以外にも治療後の炎症リスクに備えた塗り薬なども勧められ、あっという間に費用は65,000円以上に! 予想外のコストに目が点になってしまうみすけさんでしたが、「絶対きれいになってやる!」と治療を決意するのでした。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。そのため、妊娠中のレーザー治療は控えましょう。 ※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 みすけさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みすけ
2023年03月15日2人のお子さんを育てるみすけさん。20代後半から顔のシミが気になりはじめましたが、コンシーラーで隠せる程度でした。しかし、産後から急激にシミが増加。化粧では隠せなくなり悩みのタネとなっていきます。そんなある日、友人の影響を受けシミ取り治療を受けることを決意。アラフォーママのリアルなシミ取り体験レポです。【あらすじ】20代後半になり気になりはじめた顔のシミ。そのころはまだ、“そばかす”程度でしっかりとベースメイクをすれば隠すことができました。しかし、産後にシミがどんどん濃くなり、化粧では隠すことが難しくなり……? 若いころは平気だったのに… 初めて自分の顔にシミを見つけたときって、なんだかショックですよね。紫外線によるダメージやストレス、加齢などシミができる原因はさまざまですが、特に妊娠中は「エストロゲン」という女性ホルモンが増加し、シミが濃くなることが多いです。 みすけさんも、産後にシミが急激に濃くなりとても悩んでいました。今まではコンシーラーを使ってベースメイクに力を入れれば隠せていたシミが、なにをしても隠せません。 そんなタイミングで友人がシミ取り治療を受けることを聞いたみすけさん。前から気になっていたものの費用が気になり一歩踏み出せずにいましたが、友人のひとことに背中を押され、「私もシミ取りやろう」と即決するのでした。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。そのため、妊娠中のレーザー治療は控えましょう。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 みすけさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みすけ
2023年03月10日病院に行くほどでもないけれど何となく体調が悪い……そんなとき「漢方薬ってどうなんだろう」と思ったことはありませんか。漢方薬の中には、更年期症状に効果があるものが多いと言います。そこで、漢方医でもあり産婦人科医の駒形依子先生に、40~50代女性におすすめの漢方薬を聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:「もしかして更年期障害?」と思ったら知っておきたい対策5つ【医師監修】知っておきたい漢方医学の概念“気・血・水”漢方薬を試す前に、漢方医学の考え方を少しだけも知っておきたいもの。基本中の基本の知識を教えていただきました。「漢方医学の代表的な概念が、“気・血・水”です。漢方医学では“気”、“血”、“水” を体を構成する要素と捉え、この3つが体の中に過不足なく存在し、スムーズに巡っていることで、各臓器や器官は正常に機能することができると考えられています。更年期に現れるさまざまな不定愁訴は“気・血・水”のうちの、主に気や血の不調から来ていると捉えられています。具体的には、頭痛や肩凝りは血の流れが滞る“お血”、めまい、気力や集中力の低下、睡眠障害、耳鳴りなどは血が不足する“血虚(けっきょ)、のぼせやほてり、頭痛、動悸などは気の流れに異常が生じる“気逆(きぎゃく)”と捉え、これらを改善する漢方薬が処方されるのです」(駒形先生)そして、気や血の不調を整える漢方薬の中でも、特によく処方されるものが3つあるそうです。三大婦人漢方薬とは?更年期症状に処方される代表的な漢方薬は3つ。1つずつ見ていきましょう。1.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)~冷えや貧血、疲れに~「当帰芍薬散は、血行不良による冷えや貧血、生理不順を整える薬です。全身に大切な栄養素を与えて血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分を体から取り除いて、足腰の冷えや生理不順を改善します。疲れがひどい人によく処方されます。他にめまい・立ちくらみ、頭重、肩凝り、むくみ、シミ、耳鳴りなどに効果があるとされています」(駒形先生)2.加味逍遙散(かみしょうようさん)~イライラや不安、のぼせに~「加味逍遙散」は、血(けつ)の不足から気が余り、たまった気が熱に変わってさまざまな症状を引き起こしている場合に処方されます。たまった熱を冷やし、さらに不足している血(けつ)を補うことで、体のバランスを整えていきます。また、自律神経を調整し、イライラやのぼせを鎮めて、血行も促進します。他に便秘症、不眠症、疲れやすいといった症状が強い人にも処方されます」(駒形先生)。3.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)~肩凝りや冷えのぼせに~「桂枝茯苓丸」は、滞った血(けつ)の巡りを良くすることで、のぼせや足冷えを感じる女性の生理痛、生理不順を整えます。疲れはあまり感じないけれど、足が冷えて頭がのぼせる、肩が凝る、頭重、生理不順などに効果があります」(駒形先生)。一番つらい症状を緩和する薬を選ぼうドラッグストアにもこの3つの市販薬は売られています。まずはこの3つからというとき、何を基準に選べば良いのでしょうか。「いろいろつらい症状があるうち、一番つらい症状に絞って選びましょう。例えばイライラがひどいなら加味逍遙散、倦怠感が強いなら当帰芍薬散というように。何がつらいかにもよりますが、効き目が実感できるまで2週間は服用を続けましょう。市販薬は処方薬よりも量が少なく設定されています。市販薬でも効果が感じられて、下痢など副作用がなければ、そのまま続けてみてください。効果が感じられないというときは漢方医に処方してもらうと良いでしょう」(駒形先生)。生理不順の場合、効果が感じられるのが1カ月後など症状によって違いますが、1つの目安は2週間ということです。まとめいかがでしたか? 私はイライラやのぼせが強いので、加味逍遙散が合っているのかなと思いました。まずは、何がつらいのか自分で自分の体に聞いてみることが大切のようです!取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年03月06日アラフィフの友だちと更年期症状について話すと、それぞれ出ている程度が違うことに驚きます。同じ年齢なのになぜ重い、軽いという違いが生じるのでしょうか。体形の違いも関係あるのでしょうか。産婦人科医の駒形依子先生に教えてもらいました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:閉経したら、更年期症状はラクになるの? 一気に老け込むの?【医師監修】更年期症状の根本要因は女性ホルモン低下最初に、更年期症状とは何なのか、なぜ起きるのかを知ることから始めましょう。「生理が終わる閉経の平均年齢は50.5歳とされていますが、この閉経の前5年、後5年を合わせた10年間を更年期と呼んでいます。更年期にはさまざまな体調不良が現れますが、それを更年期症状と呼びます。更年期にさまざまな症状が現れるのは、加齢により卵巣の機能が弱り、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が減少することが原因です。特にエストロゲンの減少は著しく、不足するとホットフラッシュ(のぼせ、ほてり、発汗など)をはじめ、イライラや落ち込みといった精神症状などさまざまな体の不調を引き起こします」(駒形先生)更年期症状が起こる原因は女性ホルモンの低下。しかし、症状の程度に個人差があるのはどうしてなのでしょうか。まずは生活環境、次に性格更年期症状の程度の違いの原因として、まずは生活環境、次に性格の違いにあると駒形先生は言います。「40代女性は家事、仕事、育児、時には介護と一番忙しい世代であると同時に生活環境の違いが大きい世代でもあります。結婚か独身か、仕事があるかないか、子どもがいるかいないか、親と同居か別居など、それぞれ違うライフスタイルがあります。環境によるストレスと女性ホルモンは密接に関わっています」(駒形先生)しかし、似たような環境でも、ストレスに弱い人のほうが更年期症状を感じやすいそうです。「つらい症状があっても、気付くか気付かないかという性格の差があります。一般的にはまじめでこだわりが強く、几帳面、神経質、完全主義といった傾向にある女性が更年期症状に敏感に反応するようです」(駒形先生)また、パートナーとコミュニケーションが取れている、周囲に相談できる人がいるといった環境にある人は更年期症状を乗り越えやすいということです。太っていると更年期症状がつらい?更年期症状の中でも代表的なホットフラッシュ(のぼせ・ほてり・発汗)。痩せている人より太っている人のほうが汗をかきやすいイメージですが、太っていると更年期症状は強く出るのでしょうか。「更年期症状には倦怠感もありますが、太っている人は痩せている人よりも脂肪を抱えている分、より疲れを感じやすいと言えます。ただ、一方太っている人は普段から汗をよくかくので、ホットフラッシュが起きても気付かない場合も多いようです。ただ、痩せているから良いということはありません。エストロゲンが低下することで閉経以降は骨粗しょう症になりやすくなりますが、 痩せていると骨への負担が少ない分、骨折のリスクが高まります。 骨は負荷がかかればかかるほど強くなる性質があるからです。また、エストロゲンが低下すると細胞のターンオーバーも低下するので、骨を支える筋肉の質も落ちてしまいます。体質的に太れないという人もいますが、体重を増やせなくても筋トレなどで筋肉の質を上げることが骨粗しょう症予防につながります」(駒形先生) 太っていても、痩せていても、更年期世代は筋トレが必要な世代と言えそうです。まとめ生活環境を変えるのはなかなか難しくても、考え方や捉え方を前向きにするだけで症状が軽くできると知って、少し安心しました。そして、更年期世代こそ筋トレが必要という話は運動嫌いの私にとって耳が痛いですが、なんとか楽しくできる方法を見つけていきたいです。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。イラスト/村澤綾香著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年03月04日“更年期”という言葉はよく聞きますが、実際にどのようなことが起こるのかはイメージしにくい人も多いかもしれません今回は、更年期によくある5つの症状と対策法、そして病気を見逃さないための注意点を産婦人科専門医が解説します。そもそも「更年期」って?更年期とは一般的に、「閉経前の5年間」と「閉経後の5年間」を合わせた10年間を指します。閉経というのは、卵巣の働きがだんだん弱まり、月経が完全に止まった状態のこと。ただし、閉経する前は月経周期が乱れてくることが多いため、閉経だと思っていたらまた月経がきた…なんてことも。そのため、月経が来ない状態が12か月以上続いたときに、1年前を振り返って閉経とされています。日本人の平均閉経年齢は約50歳といわれていますから、40代半ばから50代半ばの10年間くらいに更年期を迎える方が多いでしょう。とはいえ、閉経年齢には個人差が大きいので、40代はじめや50代後半で閉経を迎える方もいらっしゃいます。更年期に関わるホルモンとは女性の体の変化に大きく関わっているのが、エストロゲンという女性ホルモンです。エストロゲンは生殖機能だけではなく、骨やコレステロール、皮膚のハリ、髪の毛のツヤなど、体のさまざまな部位に働いています。このエストロゲンは、40代半ばくらいから急激に減ってくるため、心や体のさまざまな不調を来たすことが出てきます。この時期に現れるさまざまな症状の中で、他に原因となる病気がないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重たいものを「更年期障害」といいます。もちろん個人差があるので、不調を感じない方もいれば、起き上がるのが辛くなるほどの方もいらっしゃいます。そろそろ更年期かも? よくある5つのサイン1.月経が乱れ始める女性ホルモンは大きく揺らぎながら低下していくとされています。そのため、月経周期が短くなったり長くなったり、月経量が多くなったり少なくなったり…といった変化が起こります。今まで規則的に来ていた月経が乱れ始めたら、更年期のサインである可能性を考えましょう。2.ほてりやのぼせを感じるほてりやのぼせを感じる、異常なくらいに汗が出る、などの症状は更年期のサインといえます。これらは更年期症状の中でも比較的早期から起こる症状として知られています。3.なかなか寝つけなくなる寝つきが悪い、眠りが浅い、早く目覚めてしまうなどの症状が出てきた場合は、更年期症状のサインの可能性があります。4.疲れやすくなる更年期になると、今までよりも疲れやすいと感じる方が増えてきます。更年期の疲労は、休息をとればすっきりと回復する一般的な疲労とは違い、四六時中疲れが抜けないように感じる方もいらっしゃいます。5.性交痛や尿もれが出てくる女性ホルモンが低下すると、腟内の細菌バランスが変化したり、分泌物が減ったりすることから、性交痛を感じやすくなります。また、骨盤底筋の緩みからくる尿もれも起こりやすくなると考えられます。更年期症状の対策女性ホルモンの分泌が乱れ始める時期には、自律神経の乱れも起こりやすいです。女性ホルモンをコントロールしている脳の視床下部は、自律神経もコントロールしているため、影響されやすいといえます。更年期に女性ホルモンの分泌が乱れ始めると、その変化によって視床下部に乱れが生じ、自律神経への指令にも影響が及んでしまうのです。この時期に自分でできる対策は、生活習慣を見直していくこと。食事、運動、睡眠をしっかり整えることが大切です。例えば食事面では、更年期になってくると代謝が下がりやすくなり、今までと同じ食生活をしていたら太りやすく痩せにくくなることも。女性ホルモンの作用が期待できる大豆食品を取り入れたり、ビタミンなどが不足しないように野菜を増やしたりするほか、サプリメントで整えていくのがおすすめです。運動習慣がない方は、ぜひ1日30分程度のウォーキングから取り入れてみましょう。運動は身体機能を保つことができるだけではなく、メンタルの安定化にも効果があるとされます。長生きの秘訣でもあるので、ぜひ自分ができる運動から取り入れるようにしましょう。睡眠については、質を上げるように意識してみてください。部屋はしっかり暗くして、心地よいと感じる寝具を使用。入浴は1時間前までに済ませ、寝る前はスマートフォンなどのブルーライトを避けるようにしましょう。注意してほしいこと更年期症状が起こり始める時期は、他の病気が増えてくる年代でもあるといえます。甲状腺疾患や貧血など、更年期症状とよく似た症状をともなうものもあります。体に不調を感じたときには「更年期だから仕方ない」と決めつけないで、一度クリニックを受診してみるのがおすすめです。もし症状が重たくて日常生活に支障を来たしている場合には、自分自身でなんとかしようとするのではなく、気軽に婦人科で相談してみてくださいね。©︎mits/polkadot/プラナ/Luce/PIXTA(ピクスタ)ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の身体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は13万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年03月03日最近、すっぴん肌を見て、気付いてしまったのです。茶色くうっすらとしたシミの存在を。40代になるとシミができやすいとは聞いてはいました。だからこそ、20代のころから季節に関係なく日焼け止めを塗って紫外線対策をしていたはずなのに……なぜ? コロナ禍で着用しているマスクのこすれにより、日焼け止めが取れてしまった? とにかく今よりシミ対策を強化することにしました。★関連記事:「うそでしょ!?」突如現れた顔のシミ。お金をかけずに自力で撃退してみた!【体験談】ビタミンC誘導体配合の化粧水でシミ対策私の場合、マスクで肌がこすれやすいもみあげ、鼻、頬にうっすら茶色のシミができていました。朝のメイクでしっかり日焼け止めを塗っても、マスクの摩擦により日焼け止めが取れてしまっている可能性があるのかもしれないと思いました。以前は使い心地を重視したしっとりタイプの化粧水を使っていましたが、ビタミンC誘導体の入ったシミ対策用に変更することにしました。ロート製薬「メラノCC薬用しみ対策 美白化粧水」(170ml)です。ビタミンC誘導体とは、空気に触れるとすぐに酸化してしまうビタミンCの弱点を改善し、より安定した状態でビタミンCが肌に浸透しやすいようにしてくれる成分なのだそうです。朝晩の化粧水は、惜しみなく使用しました。ビタミンCを肌の外側から直接入れてメンテナンスすることが目的です。化粧水を変更して4カ月が経過し、化粧水を朝晩たっぷり使用して2本目を使い切ったころには茶色のシミもずいぶん薄くなり、進行を止められている状態です。肌全体のくすみが消え、肌がワントーン明るくなったように思います。どうしても消えないシミは部分的にケアただ、もみあげの生え際下部分にあるホクロと見間違えるほどしっかりした茶色のシミだけは、ビタミンC誘導体の化粧水ケアだけではなかなか改善できませんでした。私の場合、化粧水を変更して4カ月がたっても、この部分だけははっきり茶色くくすんだままでした。そこで、その部分だけ化粧水に加えて別の対策をすることにしました。夜、メイクを落として基礎化粧品を使い終わったあとにシミが気になる1カ所に小林製薬「ケシミンクリーム」(30g)で集中ケア。しっかり塗り込んでいきました。それを1カ月間続けたら、シミの部分の表面が少しずつ固くなってきました。色も以前よりも濃くなったようで悪化しているのかと不安になりましたが、表面が徐々にかさぶたのようにように固くなり、あるとき、ポロッと剥がれ落ちました。かさぶた化したシミが剥がれ落ちた後には、うっすらピンク色の新しい肌が出現。結局、「ケシミンクリーム」をほぼ1本使い切るくらいで1カ所シミがなくなりました。体の中からもビタミンCを摂取シミがずいぶん薄くなった状態を保ちたい思いから、シミ対策用化粧水を使い続けていますが、さらに紫外線が強くなる春や夏に向けて、体の内側からも紫外線対策をしたいと思うように。そこで、ビタミン剤を毎日摂取するようにしました。皇漢堂製薬「ビタミンC錠2000『クニキチ』」(240錠入り)です。1日朝と晩の2回、1回につき4錠を服用します。調べてみると、ビタミンCは日焼けによるシミやそばかすの色素沈着に効果があるのはもちろんですが、老化の進行を緩め、鉄の吸収を良くして貧血予防にもなるようです。40歳を迎えた私には、ぴったりだと思いました。このビタミン剤を飲み続けて1カ月ほどたちました。顔だけでなく、手の甲までもが以前よりも白くなり、透明感が出たように感じます。肌荒れが起こりやすい季節の変わり目でも、肌全体が落ち着いている感じもします。まとめ今回、シミケアをおこなったことで、シミは放置せずに早目に気付いて対策すれば改善できることがわかりました。基礎化粧品をシミ対策用に変えたり、ビタミンCを体の内側から摂取したりするだけでも肌のくすみが徐々に軽減されて本当によかったですが、今後もこの状態を維持していくためには、シミ対策を続けていかなければなりません。シミ対策は1日にしてならずと実感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。【駒形先生からのアドバイス】ビタミンCは腸で吸収できる量が決まっているので、一度にたくさん摂取しても大半が排泄されてしまいます。そのため、こまめに摂取するのがおすすめです。また、ビタミンCの利尿作用により脱水が進む場合がありますのできちんと水分摂取を意識してください。著者/izuみん(41歳)小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。
2023年03月02日44歳でホットフラッシュが起こるようになってからというもの、更年期を強く意識し始めました。更年期にはどんな症状があるのかを調べてみて、生理が揺らぎがちになることがわかりました。経血量が少なかったり多かったり、時には大量出血することもあるそう。外出時にもし大量出血したら……という万が一に備え、お守りアイテムとしてあるものを購入しました。私が調べた更年期の生理のこと、お守りアイテムがどのようなものなのかをお話しします。★関連記事:「突然の大量出血に驚き…」45歳、生理が不安定になってきた!出血量が多いときの対処法【体験談】更年期症状の月経異常が心配44歳でホットフラッシュが起こり、婦人科へ行き「加味逍遙散(かみしょうようさん)」という漢方薬を処方されました。現在はこの漢方がとても良く効いており、ホットフラッシュは治まっています。そのときから、ホットフラッシュの他にもどんな更年期症状があるのか気になるようになり、ネットで調べてみました。すると代表的な症状として、肩凝り、疲れやすさ、不眠、月経異常などがあるということがわかりました。月経異常はホルモンを分泌していた卵巣の機能が衰え、月経周期が短くなったり、長くなったり、ナプキンからあふれるほど大量出血したりするのだそう。私は若いころから経血量の多さ、生理痛に悩んでいたので、月経異常のことがとても気になるように。経血量は若いころより減り生理痛も軽くなりましたが、まだ定期的に生理があり、このまま閉経まで何ごともなければ良いのですがやはり心配でした。月経異常が起きたらと不安に…今の私と同じ40代半ば、姉が生理で大量出血を起こしたことがあります。仕事中に何回もナプキンを変えなければいけない状況が数カ月続き大変だったそう。その上、出血量の多さから貧血になり、体調も悪くつらい日々を過ごしたようです。そして姉は、婦人科で子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)と診断され、薬で治療してやっと落ち着いたそうです。そんな姉の体験談を聞くと姉妹ですから何か似ているものがあるのではないかと、より心配になりました。私は家にいることが多く、今後もし月経異常で出血過多が起きたとしてもトイレに頻繁に行くことが可能ですが、外出するときはどう対策したら良いのかわかりませんでした。特に外出時に経血で洋服を汚すのではないかという不安、生理周期の変化で突然生理が始まったらどうしようということに悩みました。それからいろいろな商品を探し、その2つの悩みを解決してくれそうな、ペチコートをネットで見つけることができました。サニタリーペチパンツで安心して外出可能に購入したのは、ネットで販売していた「防水布付きサニタリーぺチパンツ45cm丈」2,880円(税込み)です。防水布付きサニタリーショーツはたくさんあるけれど、ペチパンツはあまり見かけないので珍しいなと思いました。防水付きのサニタリーショーツと合わせて着用すれば、洋服に浸み出る割合が減るのではないかと思ったのと、生理が来ていないときにはけば突然の生理対策になり、パンツやスカートどちらにもはきまわせるのも良く、購入することに決めました。実際にはいてみると、肌触りが良くウエストがフラットな作りになっており、ウエストにゴムが食い込まないため快適なはき心地でした。ネットでの購入なので実物を見ておらず、面積の大きい防水布が歩くたびにカサカサと音が鳴らないか不安でしたが、生地が柔らかいせいか気になりませんでした。購入後から外出時にはほぼ着用しており、お気に入りの洋服を汚すことはないと安心できるようになりました。自宅でも、生理中の出血の多い日や就寝時などにはいており、洋服や布団を汚さずに過ごせています。まとめ更年期の生理について悩み、もしもの大量出血に備えて「防水布付きサニタリーペチパンツ」を購入しました。外出中に大量出血してしまったらどうしようという不安を解消してくれたアイテムです。ウエストがフラットな作りになっており、はき心地も良く1年中使えるので気に入っています。まだ大量出血は起きていませんが、万が一に備え用意したおかげで、安心して外出ができるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/れいこ (43歳)電化製品好きな夫、保育園児の子ども2人、猫と暮らしている。コーヒーと美容家電が好き。
2023年02月21日更年期真っただ中の私は更年期にありがちな症状をいろいろ感じるように。その中でも特につらいと感じているほてり症状は、マスクを着用することでより不快に感じることに気付きました。そこで少しでも不快感をじょうずに乗り越えるためにいろいろな工夫をしているという体験談です。★関連記事:汗かき年齢肌の強い味方!マスクとホットフラッシュに負けない落ちにくいメイク方法今の私って更年期真っただ中かも?現在アラフィフの私は、年齢的に考えても更年期真っただ中ではないかと思っています。実際に病院で診察を受けたわけではないため、はっきり更年期が原因だとはわかりませんが、書籍やネットなどで調べると更年期ならではの症状が、現在私が感じているつらい不快感にぴったりなのです。特に私の場合は急に顔がほてるホットフラッシュらしき症状が1日に4~5回起こることもあり、一度ほてってしまうと30分から1時間ぐらいその状態が続きます。他にも以前より感情の起伏が激しく、気持ちが急に落ち込むことも。年齢的にも加齢による肌や髪の変化、体重の増加、体力の衰えなど気分が落ち込む原因は尽きません。また、今まで体が冷えて眠れないなんてほとんど感じたことがなかった私ですが、最近は体が冷え切って眠れないことも。このようなことから、今の私は更年期の真っただ中ではないかと感じているのです。不快感を高めているのはマスクだった更年期ならではの症状を何とか乗り切っている私ですが、マスク使用はよりつらさを助長していると感じています。特に不快感が助長されていると感じているのは、いわゆるホットフラッシュであろう症状です。突然起こる顔のほてりの回数がマスクをすることで増えてしまいました。マスクをしているときに顔がほてると、だんだん頭がボーっとしてきたりクラクラすることも。それに、マスクをした状態でほてると顔がより真っ赤になり、その状態で食事のときなどマスクを外すと、とても恥ずかしい思いをすることもあります。そして、アラフィフにもなると肌のシミ・くすみなども気になるので、できるだけカバーするためにメイクをしっかりしたいところですが、マスクをするとメイクが崩れやすくカバーしにくくなります。もちろんマスクをすると顔があまり見えないので、ノーメイクのままでも気楽に買い物に行けるなどのメリットもありますが、特にマスクを外すシーンでは非常にデメリットを感じています。更年期のマスク生活をうまく乗り切る!更年期真っただ中であろう現在の私は、マスクによる不快感をなんとか乗り切るためには自分なりの工夫は欠かせません。まずマスクをして外出するときには、いつもよりホットフラッシュらしき症状が多くなるので、とにかくほてったらすぐに使用できるように、真冬でも扇子はいつも持ち歩いています。またシミ・くすみをカバーするために、ついファンデーションを厚塗りにしたくなりますが、マスクの中で汗をかいて崩れたときは手が付けられません。そこでファンデーションは最初から使用せず、食事などでマスクを外す前にトイレで軽くパウダーファンデーションで整えるようにしています。顔がほてり頭がクラクラするなど不調を感じたときには、とにかくすぐに冷たいドリンクを飲むことに。そうすることでモヤモヤした頭もスッキリします。これらはどれもいろいろ試した結果行き着いた方法です。まとめもともとマスクをする習慣のなかった私は、マスクが更年期の私にこれほど影響があるとは想像もつきませんでした。マスクを着用する際は少しでも心地良く生活するための工夫をして乗り切りたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。【駒形先生からのアドバイス】更年期のホットフラッシュに冷たいものを飲むと一時的にラクになることがありますが、全体的に冷え、それを繰り返すことでホットフラッシュがさらに悪化する可能性もあります。冷たいものを飲み過ぎないように気を付けましょう。イラスト/サトウユカ著者/Sakura(49歳)子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
2023年02月21日にちゃんさんは、顔のシミが気になっていました。以前、気になる箇所だけシミ取りをしたものの、完全には消えてくれず、今回再チャレンジを決意!果たして、にちゃんさんのシミは消えるのか——!?顔のシミ取りをするために美容クリニックを訪れた、にちゃんさん。「VISIA(ビジア)」という最先端の機器を使って肌診断をした後、具体的な治療方法を医師と相談。そしていよいよ、シミ取りの瞬間が……!? 治療後、シミはどうなった? 今回、にちゃんさんの治療内容は「ピーリング→麻酔→ライムライト→ピコスポット→パック」という流れでおこなわれます。表面麻酔もしているし、痛みもなく余裕だろうな〜と思っていましたが……。レーザーを当てられた瞬間、バチッと痛みが! 我慢できないほどではないものの、しっかりと痛みを感じて、にちゃんさんはヒヤリ。治療が終わり、にちゃんさんが鏡を見ると、レーザーを当てた部分は赤く腫れてしまっていました。しかし、それも約1週間ほどできれいになり、1回だけで取りきれなかったシミもかなり薄くなったのだとか。実際、満足した部分とそうでない部分はあったものの、結果的に「もっと早くシミ取りすればよかったな〜」と思ったそうです。100%納得のいく結果になるということは多くありませんが、治療前より少しでも自分のことが好きになれたり、自信を持てたりするところが美容のよいところですね。 ※ライムライト…薄いシミに効果的な治療法で、顔全体に照射する。シミ・そばかす・くすみ・小ジワ・ニキビ跡の赤みなどの症状の改善が期待できる。 ※ピコスポット…気になる部分に集中的に照射する治療法。出力の強いレーザーで照射するため、短時間でシミやそばかすを除去することができる。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。妊娠中のレーザー治療は控えましょう。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 にちゃんさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にちゃん
2023年02月12日にちゃんさんは、顔のシミが気になっていました。以前、気になる箇所だけシミ取りをしたものの、完全には消えてくれず、今回再チャレンジを決意!果たして、にちゃんさんのシミは消えるのか——!?にちゃんさんは、シミ取りをするために美容クリニックを訪れました。シミ取りの施術を受ける前に、まずは「VISIA(ビジア)」という最先端の機器を使って、肌の状態をチェックすることに。にちゃんさんの肌は……!? お肌の調子は 診断結果のパーセンテージが高いほど、状態がよいことを表しているそうで、にちゃんさんの肌はシワとキメの項目が80%超えと好成績! 一方で、シミと毛穴の項目は低め。にちゃんさんには「隠れジミ」も少しあったそうです。その後は、この肌診断結果を元にシミの治療方法を医師と相談し、治療内容の説明を受けることとなりました。シミやシワなど実際に数値化されると、自分の肌の状態がよくわかりますね。結果次第では落ち込んでしまいそうですが、どこを重点的にケアすべきか明確になるため、効率的に対処できそうです。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。妊娠中のレーザー治療は控えましょう。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 にちゃんさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にちゃん
2023年02月11日原因が特定できない40~50代の体調不良は、更年期症状としてまとめられやすいもの。婦人科を受診……とまではいかなくても体調を改善したいとき、思い付くのは漢方ではないでしょうか。とはいえ、わからないことが多い漢方。どのようにして始めるのが良いのでしょうか。漢方医でもある産婦人科医の駒形依子先生に、自分に合う漢方の見つけ方を教えていただきました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:夫のささいなひと言にもイライラ…更年期のイライラ解消のために試してよかったこと【体験談】1.セルフチェックをして市販品を試す一番身近な漢方といえばドラッグストアで購入できる市販品でしょう。しかし市販品は効き目があるのか、少し不安という人もいるのではないでしょうか。「市販品は漢方外来などで出されるものよりも、量が少なめになっています。まずは市販品を試してみて、症状が改善されれば、自分にその量が合っているということです。少なめで効果があるなら市販品で十分です。ただ、市販品にはたくさん種類があり、迷ってしまう人もいるでしょう。そんなときは、まずは自分が一番つらいと感じる症状に合った漢方を選ぶと良いですよ。市販品のメーカーのホームページには、自分に合う漢方を選ぶセルフチェックテストがあるものもあります。じょうずに活用したいですね」(駒形先生)なお、市販品としてポピュラーなクラシエの漢方シリーズは1日分200円台、月に6000円台ほどかかります。2.漢方外来で処方してもらう市販品は手軽で良いけれど、やっぱり専門家に選んでほしいという場合は漢方を扱うクリニックを受診します。保険診療を活用すれば月2000~3000円台という価格も魅力です。「更年期症状なら婦人科のはず、と婦人科を受診する人も多いのですが、ホルモン補充療法を受ける可能性はなく、漢方で乗り切りたいという場合は漢方外来を受診したほうが良いでしょう。なぜなら、婦人科で処方できる漢方薬は種類がとても限られているからです。一方、漢方外来では扱える種類が多く、より症状に合わせた処方ができます」(駒形先生)漢方を処方してほしいと決めているなら漢方外来を受診しましょう。3.漢方薬局でオーダーメイドをお願いする漢方医ではなく、漢方の薬剤師が調合しているのが漢方薬局です。保険はきかず自費負担になるため、月1万円台~はかかります。「価格よりも効果を重視したいなら、漢方薬局が良いでしょう。漢方外来で扱う薬より、さらに種類も数も多く、より患者さんの体質や症状に合ったものを調合してもらえます。ただ効果が高い分、胃腸障害を起こしたり、副作用が起きることも。完全オーダーメイドなので、もし合わなければ症状に合わせて変えてもらうこともできます」(駒形先生)世界で1つ、自分だけの薬を作ってもらえるなんてとってもぜいたくですね。まとめいかがでしたか? まずは市販品を試して、効果を確かめてはいかがでしょうか。駒形先生によれば、体質改善を目指すなら、3カ月以上は服用する必要があるということです。じょうずに活用して、快適に更年期を乗り切りたいですね。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年02月11日にちゃんさんは、顔のシミが気になっていました。以前、気になる箇所だけシミ取りをしたものの、完全には消えてくれず、今回再チャレンジを決意!果たして、にちゃんさんのシミは消えるのか——!? シミ取りを決意! 顔全体にあるシミに悩み、にちゃんさんは美容クリニックでシミ取りすることを決意! クリニックに入ると、かわいらしいお姉さんがやさしく迎え入れてくれました。まずは、仕切りのある個室でメイクを落とし、肌診断をおこないます。にちゃんさんが使用したのは「VISIA(ビジア)」という機器。肌の画像を解析して、顔のシミやシワ、肌年齢などを調べてくれるそう。現状は肌表面に現れていないけれど、将来的に現れる可能性のある「隠れジミ」まで確認できるそうですよ。自分の肌年齢や状態を見るのは、少しドキドキしてしまいますね。それでも自分の肌の状態を知っていると、今後の生活や肌ケアに活かすことができそうです。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※妊娠中はホルモンバランスの影響で皮膚が敏感になり、肌トラブルが起きやすい状態になっています。妊娠中のレーザー治療は控えましょう。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 にちゃんさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にちゃん
2023年02月10日30代前半から頬にあった、8mm大と少し大きめのシミ。40歳で出産後、ふと気付けば色も濃くなり、目立つようになってきました。シミを薄くするサプリメントや美容液、クリーム、シミ隠し用のコンシーラー……。いろいろなアイテムにお金をかけてきましたが、一向にシミは消えてくれませんでした。次第に気分も落ち込み、鏡を見るたびに悲しい気持ちになっていました。そこで、PICOレーザー治療にチャレンジしてみた私の体験談を紹介します。★関連記事:「鏡を見るのが楽しみに!」50代からのシミ対策、美容皮膚科でレーザー治療を試してみた【体験談】雑誌で目にしたPICOレーザーに興味津々何げなく見ていた雑誌で、美容皮膚科でのレーザーによるシミ取りに関する特集を見つけました。レーザー治療といえば、お金もかかるし、痛いし、保護テープや絆創膏をずっと患部に貼っていなくてはいけないし……と、何かと大変な印象があり、興味はあったものの、なかなか実践するまでには至っていませんでした。ですが、そのとき読んだ雑誌の特集で取り上げられていたのは、PICOレーザーという機械を使ったシミ取り。今までのレーザーに比べて痛みも少なく、絆創膏などを患部に貼ることもなく、ダウンタイムもないことが特徴なのだそうです。これを見つけたときは、「え! そんなに痛みのないレーザーがあるの? しかもダウンタイムもいらないの?」とびっくり! まさに目からうろこ、目の前のもやが晴れた気分でした。これまでいろいろなシミ取りアイテムにお金をかけてきたけれど、同じお金をかけるなら、確実にシミがなくなりそうなレーザーにかけたい! そんなふうに思わせてくれたのです。PICOレーザーのある美容皮膚科を検索早速、ネットでPICOレーザーの情報と病院探しをすることに。シミには、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)、肝斑(かんばん)、そばかすなど、さまざまな種類があり、中でも肝斑は通常のレーザー治療だと悪化することもあるので注意が必要といくつもの皮膚科のサイトに記載されていました。私の場合、気になる頬の大きいシミ以外にも肝斑のような細かいシミが左右の頬全体に散らばっていました。大きいシミを取る際に周りの細かなシミを濃くしてしまっては元も子もないので、それが肝斑かどうか、まずは調べてもらう必要がありました。しかし、たとえ肝斑があったとしても、PICOレーザーなら治療可能のようでした。私は、PICOレーザーを扱っている医院を探しました。が、やはりPICOレーザーはどの医院にも設置してあるわけではないようで、ヒットしたのは比較的大きな駅の近くにある美容皮膚科が数件でした。私はヒットした中から料金や口コミなどを総合して良さそうな医院を選び、ネットで予約をしました。あっという間に施術終了。痛みは?当日の診察では、特殊なカメラで顔を三方向から撮り、データを基にパソコン上でシミの分布や種類についての説明を受けました。私のシミは肝斑ではなく、老人性色素斑とのことで、「従来からのQスイッチレーザーでも、PICOレーザーでも、どちらでも施術可能ですよ」と言われましたが、やはりダウンタイム不要なことが決め手となり、PICOレーザーを希望しました。施術室に移動後、看護師さんが保冷剤のような物で患部を冷やし、目の上にまぶしさを軽減するためのアイガードとタオルを置きました。レーザー治療は「皮膚を輪ゴムで弾かれたような痛み」などとよく説明されていますが、私の場合は「針でゆっくりと1cmくらい刺されたような痛み」でした。私は痛みに弱いタイプなので、思ったより痛かったというのが実感です。何回かレーザーを当てられ、施術終了後に今後の説明を聞きました。当日から何も貼る必要はなく、明日から普通にメイクもできるけれど、日焼けだけはしないようにとのことでした。来院から終了まで1時間もかからず、本当にあっという間でした。施術後は2時間くらいジンジンと痛みましたが、それ以後はあまり気にならなくなりました。シミのない肌で気分も晴れやかに!施術直後は患部が赤く少し膨らんだようになり、翌日からは患部が焼けたように茶色くなりましたが、軟膏も保護テープも必要なく、基本的にマスクをしているので目立つこともありませんでした。1週間くらいで施術箇所の皮膚がむけ、シミのないクリアな肌が出てきて本当に感動しました! ただ残念なことに、シミの輪郭が少し残っていますが、それでも悩んでいたことがうそのようにあっけなく解決し、気分も晴れやかになりました。病院からは、「シミが残った際の再施術が可能なので、その際はご連絡ください」と言われているので、経過を見て再施術するかどうか検討したいと思います。まとめ30代からずっと気がかりだったシミが消え、見た目がスッキリしただけでなく、心もスッキリしました。8mm大のシミを取って、税抜き1万円! 安いと思うか高いと思うかは人によると思いますが、少なくとも私はこれからかける美容液や美白化粧品代よりよかったと思っています。今はマスク生活なので、こっそりシミ取りするのに最適なタイミングだったなと思います。悩んでいるばかりでなく、思い切って行動してみてよかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/ふみねこ (42歳)高齢出産の二児の母。楽しい老後を目指して、仕事に家庭に邁進中!
2023年02月10日いろいろなメーカーから、さまざまな種類の更年期サプリが出されているのはご存じの通り。受診などの手間がなく手軽に始められるのが魅力ですが、1カ月で4000~5000円ほどかかるため、迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで、産婦人科医の駒形依子先生にサプリメントの効果的な活用法や選び方について教えていただきました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:「エクオールって」薬の相談をしたら医師から衝撃発言が! #アラフィフ主婦ちゃんねる 52サプリの利点は手軽に栄養補給ができることサプリメントの最大のメリットは、手軽に栄養補給ができる点だと先生は言います。「体に必要な栄養は種類がとても多く、すべての栄養を食事からとるのはなかなか難しいものです。サプリなら手軽に栄養補給できるので、時間を有効に使いたい忙しい人には合っていると思います。価格で迷っている人が多いようですが、その栄養を摂取するための時間や手間がサプリに集約すると考えれば、コスパは良いと考えることもできると思います。ただ、サプリ飲むのをやめると効果はなくなってしまいます。飲み続けて体調が良くなってきたら、生活習慣を見直してほしいですね」(駒形先生)サプリを飲まなくてもいい体づくりを生活習慣の見直しの中でも、特に心がけたいのが胃腸を整えることだと先生は言います。「まず便秘は解消してほしいと思います。せっかくサプリを飲んでも、便秘では有効成分がしっかり体内に吸収されないからです。更年期向けのサプリには、エストロゲンと似た作用をする大豆イソフラボンの代謝産物のエクオールを含むものが多くありますが、エクオールには胃腸を整える作用があるので便秘にも効果的です。でも、サプリを飲まなくなったらまた便秘になる可能性があります。サプリを飲みながら、便秘を解消する努力を続けてほしいです」(駒形先生)エクオールのサプリで最もシェアが高い大塚製薬の「エクエル」には、大豆イソフラボンの吸収を高める独自の乳酸菌が入っているといいます。また、「エクエル」は他のサプリより含有量が1日10mgと多いのも特徴です。やはり、含有量が多いほうが良いのでしょうか。「更年期真っただ中の40代後半~50代前半なら、多めのほうが効果は感じやすいでしょう。更年期症状の予防的に飲むというなら少ないものから試してみてもいいと思います。ただ、エクオール系のサプリで補給できるのはエストロゲンと構造が似た大豆イソフラボン。女性ホルモンを補給するものではないことは知っておいてほしいです」(駒形先生)閉経まで飲んでおきたいサプリは鉄剤更年期の女性が飲んでおくと良いサプリはまだあると先生は言います。「閉経するまで、できれば飲んでほしいのは鉄剤です。過多月経の方はマストです。サプリでなく飲料でも良いですよ。そして、できれば亜鉛も配合されたもののほうが、鉄の体内吸収を高めるのでおすすめです。ただし、亜鉛はアレルギーがある方もいるので注意してください。また、ジムなどで体づくりをしているなら、たんぱく質を補給できるスピルリナも良いでしょう。鉄分も入っているので手軽に栄養補給できます」(駒形先生)生理がまだある女性の誰しも不足しがちな鉄分。積極的に摂取したいですね。まとめ女性ホルモンを本気で補充したいならホルモン補充療法しかないけれど、子宮体がんや乳がんの発症リスク、不正出血などの副作用のことなど考えると、始めるには覚悟がいります。でも、女性ホルモンと似た成分を手軽にサプリで補給できるなら……。効果のほどは実際に飲んでみて、自分の体で確かめるしかなさそうです。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年02月07日私は更年期症状が軽く、体調不良もほとんど起こらなかったものの、1つだけ悩まされたことがあります。それは夜になると氷のように足先が冷たくなるほど、体が冷えることでした。足先が冷えると眠れなくなるので靴下の重ねばきはもちろん、会社のデスク下に小型のヒーターを置くなどの対策もおこなっていました。それでも冬になると足先が冷たくて、靴下をはいて寝てもなかなか温まらずに困り果てていたのです。そんな私の冷え対策について紹介します。★関連記事:「体が冷えていると痩せにくい?」冷えを改善する温活で9kg体重減少に成功!【体験談】冷えの原因を探すと更年期になるまでは湯船に浸かって布団に入れば、足先が冷たくなることなどありませんでした。しかし更年期を迎えてからは入浴して上半身は温まっても、足先がすぐに冷えてしまうことに気付いたのです。なぜ更年期になって足先の冷えを感じやすくなったのかを調べると、女性ホルモンの分泌量の減少により、自律神経が乱れて血行不良が起こることがわかりました。これまでと同じ生活では冷えが改善されないとわかり、対策することにしたのです。ストレッチと筋トレの習慣化足先が冷えるのは自律神経の乱れによる血行不良以外にも、加齢で血流が悪くなっていることも原因なのではないかと思いました。足先はもともと血流が悪い部位である上に、加齢とともに筋肉量が低下して血液循環が悪くなっていることも冷えの原因と予想できます。そこで私は日常生活の中で、毎日必ず運動する習慣をつけると決めたのです。YouTubeをチェックして5分以内でできるリンパマッサージを兼ねたストレッチと、簡単な筋トレメニューの動画を探し、まずは毎朝おこなってみることにしました。最初は長く感じた5分のストレッチも慣れてくると物足りなくなるので、気分に合わせてダンスエクササイズを取り入れるなど、運動を継続するためのモチベーションをあげるよう意識しました。また毎日必ずおこなわなければならないと思うと億劫(おっくう)になるので、「2日続けてはさぼらない」「朝できなかったときは寝る前に軽くストレッチする」などのマイルールを作って無理のないように実践しました。食生活にもちょっとした工夫をもともと私には朝起きるとまず歯磨きをして、コップ1杯の水を飲む習慣がありました。しかし冷えを改善するにあたり、朝イチで飲むものを水から白湯に変えたのです。マグカップ1杯の白湯を飲んでからストレッチすると、汗をかき始めるまでの時間が短くなりました。またお味噌汁を飲む際には粉末のしょうがパウダーを溶かす、生野菜を避けて蒸し野菜を食べる、ペットボトル飲料をやめて小豆茶や黒豆茶を入れて飲むことを徹底したのです。1カ月ほど続けたところ、足先が冷たくて寒いと感じる機会が少なくなっていました。まとめ生活や食事の習慣を見直すだけでなく、入浴後も寝る直前まで靴下をはいたままにして足を冷やさないようにしています。それ以外にも血流が悪くならないよう足首と手首を締め付ける衣類は着ないなどの工夫も継続しています。湯たんぽを使用すると夜中に寝汗で目覚めてしまうので、寝る直前に布団の中で靴下を脱げる温かさにしてから寝ることが自分にとってのベストな方法であることもわかりました。今後も運動や食事にも気を付けながら、万病のもとである冷え対策をしっかりおこなっていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/サトウユカコ広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
2023年02月03日終わりが見えない更年期症状に、さらに落ち込んでしまうという人もいるでしょう。更年期が終われば更年期症状は治まるのか、治まるとしたらどのように変わるのか、気になるところですね。そこで、更年期症状はいつまで続くのか、終わりのサインはあるのかどうかを産婦人科医の駒形依子先生に聞いてみました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:【40代の生理】閉経はいつごろ?閉経のサインってある?【医師監修】閉経から5年たてば更年期卒業。軽くなる症状も更年期とは、閉経を境に前後5年、10年間を指します。それなら、閉経から5年たてば更年期症状はすべて終わるのでしょうか。「更年期症状は、急激な女性ホルモンの低下に体が慣れないこと、また不安定な女性ホルモンの分泌から来る不調です。そのような“ゆらぎ”に体が慣れてくれば更年期は終わるといえます。“ゆらぎ”の特徴的な症状である、イライラや落ち込みなどの気分障害や、ホットフラッシュやのぼせといったものは、少しずつ落ち着くかもしれません。閉経から5年もすれば、やり過ごし方や乗り切り方を学んでいることが多いです」(駒形先生)症状がなくなるのではなく、慣れてくるので軽く感じるようになってきたら更年期の卒業サイン、ということなのですね。すべての症状が軽くなるわけではないしかし、更年期を過ぎてもすべての症状が軽く感じるようになるわけではないと先生は言います。「例えば関節痛などはもともとあった加齢変化が更年期で悪化していったことが考えられます。更年期を過ぎたら、加齢変化は激しくなるわけですから、良くなることは考えにくいです。また、気分障害についても改善しない場合があります。そのときは更年期症状が自律神経失調症と名前が変わるだけです。更年期が終わったら、加齢変化によるさまざまな健康リスクが高まります。年に1度の健康診断は必ず受けるようにしてください」(駒形先生)先生によれば、更年期にどの症状が一番つらかったかどうかが、終わりのサインを感じられるポイントということです。ホットフラッシュやのぼせがつらかった人は少し落ち着きますが、関節痛など加齢変化を伴う症状では改善したという自覚は持ちにくいそうです。ホルモン検査で更年期の終わりを確認?気分障害やホットフラッシュなどの症状が軽くなった気がしても、本当にこれで終わりなのか気になりますね。本当に終わったのか、婦人科で確認することはできるのでしょうか。「希望があればホルモン検査をすることはできますが、『やっぱりホルモンは出てないですね』で終わると思います。閉経後はほとんど女性ホルモンは出なくなるので、再確認の作業になるだけです」(駒形先生)ホルモンが出たり、出なかったりという“ゆらぎ”はなくなり、出なくなる。少し寂しいですが、不安定な症状は軽減されると前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。まとめ更年期が終わったと思ったら、今度は加齢による体調不良とは……。女性の老後は波乱万丈です。更年期が終わっても、年1回の健康診断は欠かさず受けるようにしたいものです!取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年02月03日目まぐるしく体が変化する更年期。気になることはあるけれど受診するほどではない?という悩みや迷いはたくさんあります。そこで、産婦人科医の駒形依子先生に、更年期に気になる「これって大丈夫?」という質問に答えてもらいました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:「病気の可能性も…」40代なのに生理で大量出血!閉経が近いはずなのになぜ?【医師監修】Q:閉経後に出血。生理が再開?何かの病気?「病気が心配なら、がん検査やエコーを受けたほうが良いと思います。子宮頸がんは健診でチェックできることも多いですが、子宮体がんや卵巣がんは症状が出ないと検査できません。子宮体がんや卵巣がんは初期症状として出血することがあるので、受診しましょう。また、更年期症状の緩和や美容目的で飲んでいるサプリが作用して出血する場合もあります。サプリの影響でバランスを崩して不正出血ということもあるので、それを含めて受診したほうが良いでしょう」(駒形先生)Q:生理が止まって2カ月。以前も生理が止まって受診した際、内膜が厚くがんの可能性を指摘されたことが…「以前の受診で内膜が厚くなっているという診断があるなら、受診したほうが良いです。本来、剥がれなくてはいけない内膜が子宮に残ると、炎症を起こしやすくなります。子宮体がんや子宮内膜増殖症の疑いも考えられるので、なるべく早く検査したほうが良いでしょう」(駒形先生)Q:閉経後に黄色いおりものが出るように。受診したほうが良い?「閉経後は腟内の分泌物が減って潤いがなくなり、本来持っている自浄作用が減ってしまいます。そのため、雑菌が増殖すると、黄色いおりものが出やすくなってくるのです。黄色いおりものだけで、痛みやかゆみ、強いにおいがなければ様子を見ても大丈夫でしょう。一般的には閉経後はおりものは減りますが、腟に雑菌が入れば外に出すというおりものの効果は変わりません。久々に生理が来る前に量が増えることがあります」(駒形先生)Q:生理不順でいつ生理が来るかがわかりません。生理を管理する方法は?「閉経期は排卵も不定期で、基礎体温を付けてもいつ生理が来るかはわかりません。規則正しい生活を送る、ストレスをためないなどホルモンバランスを崩さないようにするしかありません。ただ、生理が近づくとおりものが増えるのが1つのサイン。もし下着を汚したくないということなら、おりものが増え始めたら布ナプキンを下着にあてておき、出血に備えておいても良いでしょう」(駒形先生)まとめ閉経期は家事や育児、仕事などに忙しく、気になることがあっても受診は後回しという女性も多いでしょう。でも、「病気かな?」とちょっとでも感じたら、受診したほうが安心です。40代からは今まで以上に自分で自分の体をいたわってあげましょう!取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年01月22日出産後、私の顔にもじわりじわりと現れたシミ。右の目じり付近には、特に大きく濃いものがあります。友人たちがすすめてくれたコンシーラーをいくつ試してみても、なぜだかほとんどカバーできない私。使い方が悪い? 塗り方が下手?そんなとき、別の用件で行ったデパートのカウンターでBA(ビューティーアドバイザー)さんにアドバイスしてもらって、悩みが解決しました。その方法とは。★関連記事:「感激!シミや頬の赤みをなかったことに」色の魔法で年齢肌も若見えに【体験談】コンシーラーを使っても効果が得られない29歳と33歳で出産。育児に追われる日々、気が付いたら顔に大きめのシミができていました。特に気になるのが、右目の横あたり。色も濃く、夫から「俺、殴ったっけ?」とブラックジョークを言われる始末です。そんなことを言われれば、シミは気になるばかり。まずは同じ年ごろの友人たちに相談しました。プチプラなものから、それなりにお値段のするものまで、いろいろなコンシーラーを教えてもらいました。ところが、いくつ挑戦してもうまくカバーできないのです。効果が全然感じられない……。「使い方がいけないのかな?」と思い、またまた友人たちに塗り方のコツを聞いたり、美容雑誌を買い込んだり、いろいろ試してみてもやっぱりあまり変わらない……。気付けばコンシーラーだけで1万円近くお金を使っていました。化粧品コーナーでBAさんから絶妙アシストある日、別の用事でデパートのカウンターへ行きました。実は私には「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」という皮膚疾患があります。症状は軽度なのですが、上下のまぶたの色素が抜けてしまっているため、ピンポイントで練りタイプのファンデーションを使っています。とても久しぶりのカウンターだったのですが、その日は運よく前にも見てくださったBAさんでした。「久しぶりだし、もし時間があるならメイク落としてみる?」と言われ、その日は夫に子どもをお願いしていたので時間を心配することなく、私はカウンセリングを受けることに。メイクを拭き取ると、BAさんは「白斑が、うっすらだけど広範囲になっていますね」と言ったのです。聞くと、久々に会った直後からシミはもちろん、顔の色味が気になっていたと言います。恥ずかしながら、私自身はまったく気付いていませんでした。たしかに目の周りや額がうっすらと白くなっていました。シミの周囲も同様だったのです。実は愛用品だけで解決できたBAさんが教えてくれたシミカバー方法は、使っている練りタイプのファンデーションをコンシーラー代わりに使うというもの。この練りファンデ、退色してしまった肌の色を補うため通常より赤みの強いものでした。「これを少量シミにたたき込むように……」。するとあら不思議! シミがナチュラルに目立たなくなりました。「もっとしっかりカバーしたいときには、赤色を乗せてからコンシーラーを塗ってみてね」とBAさんが塗ってくれたら、きれいにシミが隠れたのです。教えてもらった方法は、今も実践しています。普段は赤系の練りファンデだけでまったく問題ありません。冠婚葬祭のときなどは、コンシーラーも使います。家族からシミについてチクリと言われることも、このところありません。まとめ尋常性白斑になったとき、「目の周りのレーザー治療は傷が残る可能性もあるから」と積極的治療をしなかった経緯があり、白斑とシミが混在する現状ではレーザー治療には気が引けてしまいます。とにかく今は、薬用のシミ対策クリームを気長に塗り込む毎日です。そして、やはりBAさんの知識はすごいと感動しました。メイクで困ったら、BAさんに相談するのが良いと実感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/とろママ(47歳)2女の母。45歳のときに会社勤めを辞め、現在はフリーランスで活動。家族は夫と年ごろの娘2人と愛犬。子どもたちの送迎も大切な業務。加齢という現実に直面し、認めたくない気持ちと認めなければいけない気持ちの間で揺れるお年ごろ。犬にはモテる。
2023年01月19日年子を育てる2児の母、まるたまの母さん。元々シミやそばかすが多い体質でしたが、産後はより一層シミが濃くなり悩んでいました。これまで、さまざまなシミ・そばかすの改善法を試しましたが、なかなか効果が表れません。万事休すかと思っていたところ、シミ取りレーザー治療の存在を知り…?! ポロッと何かが取れたけど…シミ取りレーザー施術を終え鏡を見ると、術前よりもシミが濃くなり顔中赤らんでしまいショックを受けた、まるたまの母さん。数日続いたダウンタイム中は、自分の顔の状態に絶望していましたが……?! レーザー施術を受けてから3日後、いつものように洗顔をして顔を拭くとタオルに黒ゴマのようななにかが付着していました。ここでドクターの言葉を思い出し、鏡を見てみるとそこには……数日前とはうってかわって肌がきれいになった自分の姿が映っていました。 施術中の痛みやダウンタイムに悩んだこともあり、まるで生まれ変わったような感覚に喜びもひとしお。最終的にまるたまの母さんは、同じ施術を3回受けたそうです。 ご本人のbefore/afterの写真を見ると、その違いに驚きますね! まるたまの母さんの場合、コンシーラーでシミ・そばかすを隠す必要がなくなり、メイク時間の短縮やコスメ購入費の削減につながったそう。 コンプレックスから解放され、気持ちも前向きになったまるたまの母さん。費用はかかりましたが、メリットがたくさんあったと言います。施術による効果は個人差がありますが、シミ・そばかすに悩む方にとっては参考になる部分もたくさんあったのではないでしょうか。自分のことが好きになれると、いろいろなことが楽しくなりそうですね! ※シミ取りレーザー治療とは:シミが気になる箇所にレーザー光線を照射し、シミの原因となるメラニン色素を破壊する施術のことです。治療法によっては定期的な通院・照射・経過観察が必要なこともあります。また、施術後は一時的にシミが濃くなったり赤みが残ったりする場合があり、1〜2週間ほどのダウンタイムを要する可能性があります。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※治療を受けたクリニックについて、筆者のまるたまの母さんへDM等でのお問い合わせはご遠慮ください。 まるたまの母さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まるたまの母横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2023年01月18日年子を育てる2児の母、まるたまの母さん。元々シミやそばかすが多い体質でしたが、産後はより一層シミが濃くなり悩んでいました。これまで、さまざまなシミ・そばかすの改善法を試しましたが、なかなか効果が表れません。万事休すかと思っていたところ、シミ取りレーザー治療の存在を知り…?! ついに施術開始!痛みの度合いは?長年悩まされているシミ・そばかすをなんとかしたい! そう思ったまるたまの母さんは、シミ取りレーザー治療を受けることを決意。ついに施術当日を迎え……?! 事前に施術時の痛みについて説明を受けていたまるたまの母さんですが、実際に施術が始まると想像以上に痛みを感じ、自然と涙が流れてしまうほどでした。なんとか痛みに耐え、施術終了。まるたまの母さんの場合、シミ・そばかすが濃いため痛みも強く感じたようです。 そして、施術後に鏡を見てみると……そこには顔中真っ赤でシミ・そばかすが濃くなっている自分の姿が! ダウンタイムの状態には個人差があり、一時的に赤みが強く出たりシミが濃くなったりすることがありますが、まるたまの母さんはショックを受けてしまうのでした。 ※シミ取りレーザー治療とは:シミが気になる箇所にレーザー光線を照射し、シミの原因となるメラニン色素を破壊する施術のことです。治療法によっては定期的な通院・照射・経過観察が必要なこともあります。また、施術後は一時的にシミが濃くなったり赤みが残ったりする場合があり、1〜2週間ほどのダウンタイムを要する可能性があります。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※治療を受けたクリニックについて、筆者のまるたまの母さんへDM等でのお問い合わせはご遠慮ください。 まるたまの母さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2023年01月16日年子を育てる2児の母、まるたまの母さん。元々シミやそばかすが多い体質でしたが、産後はより一層シミが濃くなり悩んでいました。これまで、さまざまなシミ・そばかすの改善法を試しましたが、なかなか効果が表れません。万事休すかと思っていたところ、シミ取りレーザー治療の存在を知り…?! シミ取るのに、こんなにかかるんだ…妊娠・出産を経て、年々濃くなるシミやそばかすに悩むまるたまの母さん。あらゆる方法で隠していましたが、ある日「取ればいいんじゃない?!」と思いつき、シミ取りレーザー治療を考えはじめ…?! シミ取りレーザー治療について調べると、そこそこ高額な費用が必要であることがわかりました。子育て中は、どうしても自分のことよりも子ども優先になりがちですよね。自分のためにこんなにコストをかけていいの?! と尻込みする、まるたまの母さん。 しかし、長年の悩みが解決したら新しい世界が待っているかも! と思い直し、いざ美容クリニックへ! そして、施術を受ける決意をしたのでした。 ※シミ取りレーザー治療とは:シミが気になる箇所にレーザー光線を照射し、シミの原因となるメラニン色素を破壊する施術のことです。治療法によっては定期的な通院・照射・経過観察が必要なこともあります。また、施術後は一時的にシミが濃くなったり赤みが残ったりする場合があり、1〜2週間ほどのダウンタイムを要する可能性があります。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※治療を受けたクリニックについて、筆者のまるたまの母さんへDM等でのお問い合わせはご遠慮ください。 まるたまの母さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まるたまの母横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2023年01月14日年子を育てる2児の母、まるたまの母さん。元々シミやそばかすが多い体質でしたが、産後はより一層シミが濃くなり悩んでいました。これまで、さまざまなシミ・そばかすの改善法を試しましたが、なかなか効果が表れません。万事休すかと思っていたところ、シミ取りレーザー治療の存在を知り…?! なんとかして!産後ますます濃くなるシミ 子どもを産んでからシミが濃くなり目立つようになった……とお悩みのママも多いのではないでしょうか。2人のお子さんを育てる、まるたまの母さんも産後どんどん濃くなるシミやそばかすに悩んでいましいた。 お家でのリラックスタイム、かわいい子どもたちと一緒に写真を撮ってみたものの……すっぴんの自分の顔はとても見られたものではなくトリミング。これも「ママあるある」ですよね。 これまでシミに効果的なことはいろいろと試したという、まるたまの母さん。いくら隠しても目立つシミにうんざりしていたとき、「隠すんじゃなくてとればいいじゃない!」と気づくのでした。そして、シミ取り治療についてリサーチが始まったのです。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 まるたまの母さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まるたまの母横浜に住む音楽が大好きな、年子を育てる母です。子どもたちが大きくなったら「ヘドバンは腰から。ストレッチも重要。」を家訓にしようと考えています。
2023年01月09日閉経して生理がなくなれば、更年期症状も治まるのでしょうか? 更年期症状は治まっても、閉経すると一気に老け込んでしまうのでしょうか? 気になる閉経後の体の変化を産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:【更年期】閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?いつになったら更年期症状は落ち着くの?更年期とは、閉経の前後5年間を指し、日本人女性の平均的な平均年齢は50.5歳といわれています。閉経を迎えても、その後5年間は更年期症状が続きます。それでも50代後半にはエストロゲンがない状態に体が慣れ、落ち着くといわれています。女性ホルモンであるエストロゲンの急激な分泌低下に体が慣れるからです。ただし、ストレスや環境などよっても違い、個人差があります。そのため、50代後半になっても症状が治まらないものは更年期によるものではなかった、ということです。日常生活に支障を来すほどのつらさがあれば、一度検査をしてみると良いでしょう。検査で問題がない場合は、自律神経失調症ということになります。自律神経失調症になる原因の多くは、上質な睡眠が足りないことにあります。生活リズムを整え、適度な運動習慣を持つなど、まずはしっかり眠れる生活を習慣にしてみましょう。エストロゲンがなくなると一気に老け込む?エストロゲンがなくなると一気に老け込みそう……と心配になりますが、必ずしもそうとは限りません。60代、70代でも肌ツヤの良い女性はたくさんいます。たしかにエストロゲンは髪のコシや肌のハリ・ツヤを保ったり、肌のターンオーバーを促したりする作用があります。閉経後はエストロゲンの効果には頼れなくなりますが、なくなるのなら自分で補えばいいのです。それならば高級コスメやサプリで!という選択肢もありますが、せっかくの良い成分も、体内に吸収できないのではもったいないもの。閉経後は血流、筋肉量が落ちて栄養成分を運ぶ力が落ち、加齢とともに細胞も衰えていきます。そこで必要な成分を体内に吸収するためには、「胃腸を健康に保つこと」がとても大切です。閉経後もきれいでいるために必要なこととは?胃腸を健康に保つためには①下痢・便秘をしない、②冷やさない、③もたれさせないの3つに注意が必要です。中でも「もたれさせない」については、何を食べると胃がもたれるかは、個人差があるもの。世間一般で健康に良いとされるものが、必ずしもすべての人の胃腸に合うとは限りません。自分は何を食べるともたれるか、それまでの経験を思い出しつつ、知っておくと良いでしょう。そして、胃腸のケアと一緒におこなうといいのが、水分補給と保湿です。閉経後は血流が減りますが、水分が少ないと血流は増えません。こまめな水分補給とともに、肌への水分保湿もできるだけたくさん、こまめにおこなうと血流改善に効果的です。まとめアラフィフ世代は、「しっかり眠ること」「胃腸をケアすること」「水分をたっぷりとること」が健康で快適に過ごすためには大切ということでした。50代は若かったときよりも努力が必要なんだなと改めて実感しました!取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年12月25日株式会社ツムラが20代〜60代の男女を対象に行った更年期の調査によると、8割の男性が、自分の更年期の症状への「対処方法がわからない」と回答したことがわかりました。人によってはQOLにも影響する更年期。あなたのパートナーや大切な人も無関係ではないかもしれません。男性にとっての更年期はネガティブなイメージ20代〜60代の男性600人に調査した結果によると、更年期という時期に対するイメージについて、「老化を実感・もう若くはいられない」(73.5%)、「自分に更年期が来てほしくない」(70.0%)、「更年期になるのは不安、心配」(64.8%)といった声が多く、約7割が「ネガティブな時期」(71.0%)と回答しました。一般的だと思う男性の更年期症状を選んでもらう質問では、「イライラ」(46.3%)、「疲れやすい」(36.3%)、「発汗やほてり」(29.7%)の順となりました。また更年期症状を自覚する40代~60代の男性100人に、自身の更年期症状として当てはまるものを聞くと、「疲れやすい」(66.0%)が最も多く、「頻尿」(41.0%)、「不眠」(40.0%)の順となり、年代別でみても共通して「疲れやすい」と感じる人が最も多いことがわかりました。更年期症状のイメージとしては「イライラ」が多いものの、実態としては6割以上が「疲れやすい」と感じているようです。「言いにくい」「認めたくない」「対処方法がわからない」という課題が浮き彫りに更年期症状は男女ともに生じると思うかと聞くと、男性の74.8%、女性の73.8%が「男女ともに生じる」と正しく認識しています。さらに更年期症状に対する知識を得ておきたいかと聞くと、男性の74.7%、女性の83.3%が正しい知識の習得を希望していることがわかりました。ところが、自分の更年期症状への対処方法について、「わかっている」と答えたのは男性15.7%、女性28.7%と少なく、「どう対処していいかわからない」男性が84.3%、女性71.3%と圧倒的に多くなっています。更年期症状を自覚する男性に更年期症状に対する意識を聞くと、約2人に1人は「自分に更年期症状が出るとは思わなかった」(55.0%)と感じ、約6割の男性が更年期症状について「周りに言いにくい」(63.0%) 、「更年期症状があっても認めたくない」(58.0%)と答えていることからも、気づいていないだけでなく、相談しにくいと感じている人が多いことがわかります。悩まず泌尿器科に相談を男性ホルモンの低下に起因する疾患の診断と治療を行い、日本の泌尿器科医療をリードする第一人者の堀江重郎先生は、「男性は自分が更年期であることを認めてしまうと、加齢を受け入れて“現役”から遠ざかるような気がしてしまう」と、男性が自分の更年期を認められない背景を指摘します。一方で、「更年期は、例えるならサッカーやラグビーのハーフタイムのようなもの」ともコメント。ここでうまくコンディションを整え、良い後半戦に臨むことが肝心だと言います。人生の後半戦をより良く過ごすために、家族や友人で更年期症状に悩んでいる男性がいれば泌尿器科をすすめてあげてはいかがでしょうか。【参考】※ツムラ
2022年12月20日更年期とは閉経の前後5年を時期を指すそうですが、現在50歳の私はまさに更年期真っただ中と言えるでしょう。32歳のときに子宮筋腫摘出手術をしてからは生理痛もラクになり、生理は順調でした。きちんと4週間周期でやってくるので、予定も立てやすく、温泉旅行なども楽しめました。しかし、48歳ぐらいから、生理痛がまた重くなり始め、始まる日も遅くなったり早くなったりするようになってきました。更年期の私の生理について紹介します。★関連記事:「大量出血が続き、いつ来るかわからない…」40代になって生理不順や体調不良に悩まされるように【体験談】生理不順がひどくなり、いつ来るかわからないように生理周期は、初めは2~3日くらいのズレだったので、気にしていませんでしたが、だんだんと1週間ズレたり、3週間ズレたりと、生理がいつ来るのかがわからなくなってきました。ズレるのも早くなったり遅くなったりといろいろでした。量についてもとても少ないまま3日くらいで終わったり、いつまでもダラダラと10日ぐらい続いたりすることもありました。また、出血が多いときもあり、トイレに行きたくなったときに行くのでは間に合わないため、しょっちゅうトイレに行かなければならず、家から持ってきた生理用品が足りなくなり、仕事中にドラッグストアに生理用品を買いに行ったこともあります。周囲の先輩たちに聞くと、「スパッと終わって、全然困らなかった」という人もいれば「3カ月来ないときもあったし、月に2回来るときもあった」という人もいて、人それぞれのようです。閉経はまだ先?婦人科で診察してもらった結果32歳で子宮筋腫の手術をし、その後定期的に検査に行っていたので、35歳のときには子宮筋腫が再発していることは知っていました。しかし、引っ越しをして手術した病院が遠くなってしまったため、しばらく婦人科にかかっていませんでした。そろそろ更年期だし、何か筋腫以外に悪いところがあると嫌だなと思い、45歳のときに一度婦人科検診を受けました。そのときは「卵巣もきれいだし閉経はまだ先じゃないかな。筋腫はたしかに再発しているし、子宮後屈でもあるので、生理痛は重くなるかもしれない」と医師に言われました。「そうか閉経はまだなのか、それはそれで面倒くさい」というのが私の感想です。もう子どもを産むわけじゃないのだから、正直言って「早く終わってほしい」と思いました。だんだんと生理の間隔が読めなくなってきて、4週間ではなくて、6週間空いたり、3週間で来たりするようになったので、48歳のときにまた婦人科に行き、診察してもらったところ、右の卵巣が小さくなっていてエコーでほとんど確認できないとのこと。また、子宮は筋腫なのか、腺筋症なのかもわからないくらいぼこぼこになっているとのことで、子宮壁がかなり分厚くなっていると言われました。子宮後屈もさらにひどくなっていました。そのころは生理痛がひどいときは寝込むほどで、量が少なくあっという間に終わるようなときは何でもありませんでした。50歳の今、生理の現状と対策50歳になった今は生理がまったく読めません。いつ来るかの前兆もわからず、毎日生理用品を持ち歩いています。ただ最近はコンビニでも生理用品が手に入るのでとても助かります。旅行のときも生理用ナプキンとタンポンを必ず持っていきます。生理用品は重くないのですが、かさばるので荷物が大きくなりがちなので、困ります。また、最近は量が多いときは「出血している」のを自覚できるほどの出血で、夜用のナプキンを1時間ごとに変えないと漏れてしまうくらいです。これがいつそうなるのかがわからないため、外出の予定も立てづらく、また、仕事中になってしまった場合は、仕事中に席を立てないときもあるので、非常に困ります。たまたま家にいるときにそうなってしまったことしかないのですが、下着どころかスカートも汚してしまい、1日で3回も着替えたこともあります。座っていた椅子ももちろん汚してしまいました。家にいるときだったのでよかったですが、これが外出先だったらと思うと困ります。最近はいつ生理が始まるかわからないので、夜用ナプキンも持ち歩き、服も黒っぽい、もし汚れても目立たない色のボトムスしか着られません。知り合いで、やはり同じような症状があった方がいて、その方は貧血を起こして倒れてしまったそうで、しばらく入院になり、しかも輸血されたそうです。私は出血がひどいのは1日だけなので、今年の健康診断で貧血も引っかかりませんでしたが、もしかしたら今後ひどくなるかもしれないので、また婦人科にかかって相談をしてこようと思っています。まとめ外出の予定を立てづらいのと、荷物が毎日多いのと、服を選ぶのが大変なのとが憂うつで、早く閉経してしまわないかと思っています。閉経してしまった方は、皆さん口をそろえて「終わってしまったらラクよ~!」とおっしゃいます。早くそうなりたいと願うばかりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/大森美樹(50歳)独身ひとり暮らし。本業が新型コロナで大打撃を受け、さらに回復が見込めないため、Webライターを始めた。元々精神障害を抱えており、不安定な毎日を送っている。最近は年齢的に「難しいお年ごろ」(更年期的な意味で)である。親の介護もそろそろ始まるため、なんとか自立した生活を送るべく、日々勉強中。
2022年12月15日更年期に女性ホルモンの分泌が減ると、さまざまな不調が表れがちになります。年を重ねても女性ホルモンを保つことはできないのか……、そんなとき、ときめくと女性ホルモンの分泌が増えるという情報を知りました。産婦人科医の駒形依子先生に真相を聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:40~50代でもイキイキした女性の共通点!「若返りホルモン」を増やすためにできること【美容専門医】女性ホルモンの分泌は30歳をピークに減る一方ときめきホルモンについて紹介する前に、まず、更年期の女性ホルモンの変化をおさらいしましょう。「卵巣から分泌される女性ホルモンは2種類あります。加齢により卵巣機能が低下することで、これら2つのホルモンの分泌は減少していきます。エストロゲン(卵胞ホルモン)女性らしい体形をつくるホルモンとして知られ、妊娠を促すさまざまな働きをしています。骨や血管、脳の働きのほか、自律神経や感情も整える働きがあります。プロゲステロン(黄体ホルモン)妊娠が成立しやすいよう子宮環境を整える働きがあります。妊娠しなかったときには、不要になった子宮内膜を剥がして血液とともに体外に排出できるよう、生理を起こす働きをしています。閉経の平均年齢は50.5歳。更年期は閉経前後10年間(45~55歳)と定義されていますが、この時期女性ホルモンに劇的な変化が表れるのです。30歳をピークに女性ホルモン(エストロゲン)の量は年々減少していきます」(駒形先生)ときめくと女性ホルモンは増える?ときめきホルモンとは、どんなものなのでしょうか。また、本当に女性ホルモンの分泌は増えるのでしょうか。「ときめきホルモンと呼ばれるのは、PEA(フェニルエチルアミン)というホルモンです。PEAは恋愛の初期段階で活性化し、濃度が上がるとドーパミン(快感ホルモン)、セロトニン(幸せホルモン)、エンドルフィン(陶酔感を感じるホルモン)といった、高揚感をもたらすホルモンが活性化されます。これらのホルモンで満たされると、いきいきと若々しく幸せな気持ちになりますが、女性ホルモンが分泌されるかは検査してみないとわかりません。しかし、女性ホルモンと同じ働きをすると十分に考えられます。ときめきホルモンは、女性ホルモンの代わりになると言えるでしょう」(駒形先生)あえて自分のコンプレックスにアプローチをときめきホルモンが女性ホルモンの代わりになる……更年期の女性にはうれしい話です。でも、ときめくものがないという場合はどうすれば良いのでしょう。「ときめく対象はなんでも良いのです。アイドルや俳優、映画やドラマ、小説、まんがやアニメでもいい。人でもモノでもなんでもOKです。でも、それでも思い付かないという場合は自分にときめいてみてはいかがでしょうか。ちゃんと自分の体や顔を鏡で見ていますか? ときめくためには、あえて顔、肌、髪、体形など自分のコンプレックスを見つめてみてください。そして、そのコンプレックス解消のために自分に手をかけてみてください。ときめきホルモンは、相手やモノに好意を持ったとき出されます。自分が自分のことを好きになれるように努力してみましょう」(駒形先生)まとめ70歳、80歳になってもキラキラ輝いている女性を見ると、美しさは女性ホルモンだけではないのだなと実感します。家事や育児、仕事などで忙しくてもときめけるものが何か1つでもあれば、これからの毎日が楽しく過ごせそうです。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。イラスト/村澤綾香著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年12月14日おいしい&ヘルシーな食事で更年期を乗り切ろう!2022年11月30日(水)、世界文化社から、藤井恵氏の新刊『藤井恵さんの更年期ごはん 心と体がラクになる食べ方の工夫』が発売された。監修は産婦人科医の高尾美穂氏が務めている。同書では、おいしく食べて健康になれる「更年期ごはん」を紹介。大豆イソフラボンやたんぱく質がたっぷり摂取できるアイデアレシピが満載だ。冷えなどの不調に悩んでいる人や、大豆イソフラボン&たんぱく質を手軽に補いたい人、腸活&骨活に関心がある人などにオススメだ。販売価格は1,760円。Amazonなどで販売されている。藤井恵オフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「更年期に備えたいです」「タイトルに食いつきます!!明日本屋さんへ行ってみます」などのコメントが寄せられている。自身も更年期を乗り切った経験持つ藤井恵氏藤井恵氏は1966年生まれ。管理栄養士の資格を保有し、料理研究家として活躍。おいしくてヘルシーなおうちごはんが人気を集める。オフィシャルブログのフォロワー数は25,000人以上。インスタグラムのフォロワー数は54,000人を超えている。『藤井恵のちょっと具合のわるいときの食事』など著書多数。(画像は藤井恵オフィシャルブログより)【参考】※藤井恵オフィシャルインスタグラム※藤井恵オフィシャルブログ※Amazon
2022年12月09日プレ更年期、更年期世代には、この時期の体調に合ったダイエットを選ぶのが大切です。ただでさえこの世代は体や心が不安定になりがちなので、体に負担をかけるようなダイエットをおこなうと体調を悪化させ、やつれて老けて見えるようになってしまうことも。そこで産婦人科医の善方裕美先生にダイエットでやっていいことやダメなことを聞きました。教えてくれたのは…監修/善方 裕美 先生(よしかた産婦人科院長)横浜市立大学産婦人科 客員准教授。日本産婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗しょう症学会認定医・評議員。約30年にわたって多くの悩める更年期女性と向き合い、更年期障害についてカウンセリング、HRT(ホルモン補充療法)、漢方薬、食事、運動、代替医療など多方面のアプローチで治療をおこなう。著書『最新版だって更年期なんだもーん 治療編』(主婦の友社)。★関連記事:空腹を我慢するのはNG!?更年期世代のダイエットはストレスフリーで!じょうずな間食の方法とは食事の回数を減らすダイエットはしてもいい?【善方先生の回答】栄養不足やリバウンドに注意!食事の回数を減らすダイエットは栄養素が不足し体調が悪くなり、一時的に痩せてもすぐにリバウンドしてしまう可能性が高いです。特に朝食を抜いてしまうと食事の間隔が極端に空くため、エネルギーを体内で作るサイクルも崩れて筋肉量が落ち、太りやすい体になってしまいます。ダイエットサプリを活用してもいいの?【善方先生の回答】ダイエットにはサポニンがおすすめサプリメントは健康補助食品といわれるもので、食事や運動をサポートしてくれる力強い味方となります。ダイエットには脂肪燃焼効果のあるサポニンを含むサプリメントがおすすめです。糖質制限やカロリー制限ダイエットで痩せられる?【善方先生の回答】極端な制限は健康を損ねかねないので×極端な糖質やカロリー制限のダイエットはおすすめできません。長く続けるのが難しく、健康を損ねてしまいかねません。特にプレ更年期、更年期世代は急激なダイエットなどでただ脂肪を落とすだけの痩せ方では体力や肌ツヤがなくなり、老けて見えることもあります。無理はしないでできることを長く続けるダイエット法を選び、健康的に痩せることが大切です。まとめ間違ったダイエット法では、長続きせず、リバウンドの可能性も高くなります。無理のないダイエット法を選び生活習慣に取り入れ、健やかでスリムな体をキープできるようにしましょう。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/善方 裕美 先生よしかた産婦人科院長。横浜市立大学産婦人科 客員准教授。日本産婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗しょう症学会認定医・評議員。約30年にわたって多くの悩める更年期女性と向き合い、更年期障害についてカウンセリング、HRT(ホルモン補充療法)、漢方薬、食事、運動、代替医療など多方面のアプローチで治療をおこなう。著書『最新版だって更年期なんだもーん 治療編』(主婦の友社)。
2022年12月05日