俳優の志尊淳さんは、メッセージアプリ『LINE』で祖母に送った連絡に対し、返信が1か月間なかったといいます。祖母に会いに行った志尊さんは、彼女のスマホを確認。すると、特定の人物からの連絡を拒否する機能『ブロック』を、志尊さんに設定していたことが分かったといいます。1か月間LINEの未読無視されているおばあちゃんに久しぶりに会いました。なんで無視するの!と電話で言っても、無視するので、携帯見たらブロックされてました。がっはっはって大笑いしてました。そして検索履歴が見えたのですが志尊淳は身長をサバ読みしているの?という記事を見てました。辛 pic.twitter.com/ArLtjbHqA5 — 志尊淳 (@jun_shison0305) November 5, 2022 志尊さんがそのことを指摘すると、祖母は大笑いしていたのだとか。さらに、祖母がネットで何を検索していたのかが分かる履歴を見ると、志尊さんの身長に関する真偽不明の情報を目にしていたそうです。祖母の気さくな人柄が伝わるエピソードに、クスッとしたファンが相次いでいます。・志尊さんの祖母の雰囲気が伝わるエピソードに、和みました!・まさかのブロック…!ユーモアにあふれていますね。・平和なやり取りに、ニヤけてしまいました。仕事で忙しい中、祖母に会いに行った志尊さん。祖母に会い、家でのんびりと過ごせたことで、また仕事を頑張るエネルギーをもらったのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2022年11月06日恋愛映画の名手・今泉力哉監督が“恋愛を必要としない主人公”を描く、有村架純主演Netflix映画『ちひろさん』。この度、有村さん演じる主人公・ちひろを取り巻く魅力的なキャラクターたちを演じるキャストが発表された。元風俗嬢のちひろは、フラリと立ち寄った海辺の町にあるお弁当屋「のこのこ弁当」の味と雰囲気で働き始める。あっけらかんとした笑顔に、くだけたお喋り。彼女は風俗で働いていた過去も隠さない。軽やかに、そして心のままに日々を営む彼女の周りには、いつしか生きづらさを抱えた人々が集まってくる。やがて彼女に影響を受けた者たちは、彼女を慕っていくようになるが――。老若男女誰をも魅了する元風俗嬢の主人公・ちひろ。自由にイキイキと生きているちひろに心惹かれ、次第に自らの殻を打ち破っていく高校生・瀬尾久仁子(通称・オカジ)役を、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「ごちそうさん」など話題作に出演した豊嶋花。近所の公園で心の寂しさを埋めるようにイタズラを仕掛けたことをきっかけに、ちひろと仲を深めていくシングルマザーの母親と暮らす小学生・佐竹マコト役を、子役の嶋田鉄太、ちひろの友人でショーパブで働く美しい歌姫・バジル役を、モデルやタレントとして活動するvanが演じ演技の仕事初挑戦。豊嶋さんは「有村さんが演じたちひろさんは、自然と人を惹きつける不思議な魅力を持った人で、生きづらさを感じてしまって辛いときには、さりげなく前を向く勇気をくれます。現場での有村さんは、まさにちひろさんそのもので、オカジだけでなく私にとっても憧れの存在でした。私もちひろさんのように強く、自分の芯を持った人になれるように、これからも自分自身を磨いていきたいと思います」と共演をふり返り、「観ていただいたみなさんに活力を与えられる作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方にご覧頂けると嬉しいです」とコメント。また、ちひろが務めていた風俗店の元店長・内海役をリリー・フランキー、「のこのこ弁当」の店長の妻で、病気で視力をほぼ失い入院している多恵役を風吹ジュン、「のこのこ弁当」店長の尾藤役を平田満、「のこのこ弁当」のパート主婦・長井役を根岸季衣という、豪華キャストが扮する。リリーさんは「ささくれてるのに、なにか温かい。ちひろさんの奏でるなめらかさと、今泉監督のグルーヴがすごくやわらかく、心に残る撮影期間でした」と話し、風吹さんは「今泉監督の緻密に計算された演出は、慎重な本読みや丁寧な衣装合わせからも今作への熱量の高さが有り、映画好きにはたまらない作品だと思います」と語っている。そのほか、「のこのこ弁当」の常連客で闇を抱えた建設作業員の谷口役で若葉竜也、マコトの母・ヒトミ役で佐久間由衣、オカジの不登校気味の同級生・宇部千夏役(通称・べっちん)で長澤樹、浮浪者のおじさん役で鈴木慶一、ちひろが幼い頃に偶然出会い、その後の人生に大きな影響を与えるもう一人のちひろ役で市川実和子が独特の存在感をもって演じている。Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2022年10月31日女優の有村架純、佐久間由衣が出演する、江崎グリコ「ポッキー」の新CM「友人をさそおう」編が25日より放送される。9月に放送を開始したシリーズ第1弾「いつかさそおう、を今日さそおう。」編の続篇となる今作。有村が「いつかさそおう」と思っていた佐久間に声をかけ、ポッキーを食べながら、出会った頃の思い出話など楽しいトークに花を咲かせるストーリーだ。プライベートでも大の仲良しという二人だが、実はキャストを選定する際に佐久間を「さそおう」と決めたのも有村。会えなかった日々の隙間を埋めるかのように尽きることのない楽しい会話、お互いの空気を感じながら過ごすかけがえのない時間を切り取った、笑顔いっぱいの映像になっている。○■有村架純、佐久間由衣インタビュー――すでにドラマで共演しているお二人ですが、CMで初共演した感想をお聞かせください。有村:とてもリラックスして、今日は一日いることができました。佐久間:私もそうですね。すごく楽しかったです。この日を楽しみに生きてきたので(笑)、なんかすごくうれしいですね。感慨深いです。――共演するキャストとして有村さんが佐久間さんを「さそおう」と思った理由を教えてください。有村:シンプルに「会いたいな」って思ったからなんです。『ひよっこ』っていう作品で出会って、10カ月苦楽を共にした仲間でもあるし、大切な人でもあるので、自分が10カ月の間に見せてきた顔を見てくれているので、横にいると居心地がいいというか、隠すものが何もないという感覚なので……「さそうとしたら由衣ちゃんだな」と思いました。――撮影中、いろいろな話をされていましたが、印象に残っていることを教えてください。佐久間:(有村さんの)印象は変わらないですね。でも、久しぶりにいろんな話ができて「栄養をとれた」みたいな感じです(笑)。頻繁に会うわけではないんですけど、やっぱり直接会うともらえるものがすごくあるっていうか、それを改めて感じた日でした。有村:印象は特に変わらず、いつもの由衣ちゃんだな〜って。最近の気持ちというか、どういうマインドなのかを少し知れたのでよかったです。――プライベートでも仲良しのお二人ですが、一緒に行きたい場所はありますか?有村:日本国内もいいけど、由衣と一緒に行くなら海外もいいかな。パリとかそういう所ではなく、その国独特の世界観のあるような所に行ってみたいかな。佐久間:架純ちゃんを砂漠の中に連れて行きたいですね(笑)。自然がいっぱいあるところに連れて行って、 開放的に二人でゆっくり過ごしたいな〜って思います。都会に行ってショッピングとかでも楽しいと思うんですけど、そういうのは東京でできたらいいと思いつつ、海外の田舎に行って……砂漠に連れて行きたいです。有村:何もない空間で、ただただ黙っていても過ごせるもんね。佐久間:うん、過ごせる。(ドラマの撮影の)現場に長い期間いて、話さなくてもずっといられて、気を使わなくていいのって、なかなかないなと思って……そこからだんだん距離が近づいて仲良くなったので、改めてそういう時間を日本じゃないところで過ごせたらいいなって思います。――佐久間さんは「さそう派」「さそわれる派」どちらのタイプですか?佐久間:「さそう派」だと思います。昔はなかなかさそえなかったんですけど、時間がどんどん過ぎていっちゃうので、今は勇気を振り絞ってさそうようにしています。架純ちゃんはもちろんなんですけど、(作品撮影後の)打ち上げがなかなかできなくなってしまい、共演者の方とかスタッフの方と深く話せずに終わってしまうことがあるので、もうちょっと落ち着いてきたら共演者の方をおさそいして、作品のことを話したり笑ったりできたらいいなと思います。――SNS でもつながれる時代ですが、実際に会って話すことの魅力を教えてください。佐久間:会いたい人はメールとか電話だと足りないっていうか……「会いたい!」っていう感じの本能的な気持ちがあるんですけど、会わないと分からない“温度感”があるので、顔色だったり声だったり、そういう雰囲気をお互い共有し合う時間が“会う醍醐味”かなって思います。――もうすぐハロウィンですが、何かご予定はありますか?有村:だいたいいつも……今年も現場(撮影)だと思います。現場によってはイベント仕様にしてくれるところもあって、そういう気分も味わえたりします。
2022年10月25日女優の有村架純が出演する、はごろもフーズ「シーチキン食堂」の新CM「シーチキン食堂『シーチキンで朝たん』」編が5日より放送される。新CMは、住宅街と商店街の真ん中にひっそりたたずむ「シーチキン食堂」の女将である有村が、朝から元気に自転車で出勤するシーンからスタート。その元気の源となっている、シーチキンをふんだんに使った朝食「シーチキンの朝たんごはん」をおいしそうに頬張る有村の満足げな様子が描かれ、最後には、公園の鉄棒にぶら下がりながら、「今日も頑張ろっと!」と気合いを入れ、笑顔を見せている。○■有村架純コメント今回の作品は、朝食からシーチキンごはんでたんぱく質を摂る“朝たん”がテーマになっています。CMを撮りながら、私もパクパクと食べさせていただき、とてもおいしかったです。今日は、“朝たん”で朝から元気になる、という撮影内容になっているのですが、そのなかで自転車を漕いだり、ちょっと公園でアクティブに動いたりしました。皆さん暑いなか、大変だったと思いますが、無事に撮影が終わってよかったです。是非みなさんも、シーチキンで“朝たん”生活を始めてみてください。
2022年10月05日大泉洋主演映画『月の満ち欠け』より、有村架純と目黒蓮(Snow Man)のメイキング写真と現場レポートが公開された。有村さんと目黒さんが演じるのは、主人公・小山内(大泉さん)の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃と、彼女と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦。2人の撮影は、主に80年代パートで舞台となる高田馬場で行われたそう。早稲田松竹を80年代風に作り込み、瑠璃と三角の2度目の再会シーンが撮影された際は、突然の2人の登場に思わず立ち止まる歩行者が続出したものの、2人共に最後まで役に集中し、大きな混乱もないまま、撮影は無事終了したという。また、近くの川沿いでは、瑠璃と三角の微笑ましい初デートシーンを撮影。憧れの女性と奇跡的な再会を果たし、どこか舞い上がっている様子の三角が初々しいこのシーンも、廣木隆一監督の求める自然さ・リアリティが徹底されている。台本にはない動きやセリフが、当たり前のように追加されているが、どこまでがセリフか分からないほど、ナチュラルな佇まいで臨む2人。クレーンカメラが一度もカットを割ることなく、長回しで2人を追い続けた同シーン。4分近いシーンとあって、現場には緊張感が漂っていたが、撮影の合間には、よく晴れた空を見上げ、「天気いいね」と談笑する様子も見られたという。そんな2人は、本作が初共演。有村さんは目黒さんについて「一言一言を大切にセリフを言われる方だなと思えたので、瑠璃として気持ちを動かしながらやり取りができたと思います」と話し、一方の目黒さんは「役としてもリードしてくれましたし、僕としてはすごく心が救われました。役者さんとしては引き出しの多さに日々驚かされました」とコメント。公開された初デートシーンのメイキング写真では、次第に緊張がほどけてきた2人が、監督を交えてディスカッションしている姿が写し出されている。『月の満ち欠け』は12月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:月の満ち欠け 2022年12月2日より全国にて公開©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
2022年10月04日女優の有村架純が出演する、江崎グリコ「ポッキー」の新CMシリーズ第1弾「いつかさそおう、を今日さそおう。」編が、9日より放送される。新CMシリーズ第1弾「いつかさそおう、を今日さそおう。」編は、昨今人と人の距離が遠くなりがちな日々の生活のなか、心のつながりまで薄くならないよう、「勇気を出して、大切な人に声を掛けてみませんか」というメッセージを込め、「さそおう。」のフレーズをコンセプトとして企画。主人公の有村が、勇気を出して「さそおう。」と決意する前向きな気持ちが描かれる。○■有村架純インタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。なかなか外に気持ちが向かない近年だと思いますが、少しずつ“つながり”を取り戻していこうという気持ちで、いいスタートを切れるCMになるんじゃないかな、と。たくさんの人に見ていただけたらうれしいです。――なかなか会えない人、あまり話していない身近な人など、誘いたい人はいますか?地元にいるお友達は、なかなか会える機会も少ないですね。私が実家の方に帰れていないこともあり、地元にいるみんなに声を掛けたいと思います。――誰かを誘って行きたい場所や、やってみたいことがあれば教えてください。旅行に行きたいです。理想は海外なんですけどね。日本でも行ったことがない場所がたくさんあるので、それぞれの文化が感じられるものを見に行ったりしたいです。――有村さんは「誘う派」と「誘われ待ち派」、どちらのタイプですか?たぶん、みんな気を使って誘いづらいと思うんです。「スケジュールが空いてなさそうだな」とか(笑)。なので、こっちから「〇日空いてるんだけど、どう?」って聞くことが多いですね。メールで忙しいか確認して「いま、ゆったりだよ」とかだったら、スケジュールを合わせて会ったりします。――SNSでもつながれる時代ですが、誘って人に会うことは大切だと思いますか?思います。温度感が伝わらないですからね、“電子の中の世界”って。こういう擦れ違いも、たぶん今まで以上に生まれていると思うんですよ。「本当はそういうつもりじゃなかったのに」とか、いろんなボタンのかけ違いでギクシャクしちゃうことも、便利な半面あるのかなって。テレビ電話とか手段はたくさんありますけど、それでも相手と会って空気を一緒に過ごす、共有するっていうことが大事だとあらためて思います。――この秋、やってみたいことや挑戦したいことはありますか?最近、映画を見ていないので、映像作品にたくさん触れたいのと、あとは、次の作品に向けて勉強しなきゃな〜とか、そんな感じですね。あまり大きくは変わらないけど、変わらないことを突き詰めるというか、そんなふうに過ごしたいな。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。こんにちは、有村架純です。ポッキーの新CMに出演させていただくことになりました。なかなか友人とか大切な人を誘いづらい世の中ではありますが、ポッキーを持ってたくさん話して、大切な人と一緒に時間を過ごしてもらえたらと思います。皆さんもぜひポッキーを手にとって、大切な人を誘ってみてください。
2022年09月06日高岡早紀、溝端淳平による二人芝居『毛皮のヴィーナス』が、シアタートラムにて上演されている。『毛皮のヴィーナス』は「トラム、二人芝居」と称し、新進の演出家を起用し、実力派キャストによる二人芝居を上演する企画のうちの一作。“マゾヒズム”の語源にもなったオーストリアの小説家L・ザッヘル=マゾッホの小説から着想を得た、人間が持つ根源的な欲望を描いたスリリングな二人芝居となっている。演出は文学座所属の五戸真理枝が手がけた。上演は9月4日(日) まで。<初日コメント>■演出:五戸真理枝 コメント『毛皮のヴィーナス』がシアタートラムで観たい。あわよくばこの手で作り上げたい。と憧れていた作品が実際に舞台上に姿を現し、なんだか夢を見ているような気持ちです。稽古中も、初日の舞台を観ていても、作者デヴィッド・アイヴズ氏が劇中に封じ込めた、古代から現代まで続く演劇というものへの信頼と、執拗とも感じられるくらい強い愛情が、私に強く響いてきました。この力に巻き込まれ、導かれ、作品を組み上げさせられた感覚があります。ヴィーナスに限らず、古代の神様は、人間の思考や空想の中に突然、ありありと姿を現し、突然姿を消す存在なのかもしれません。この戯曲では、演劇の幻想性を利用して、そういう神様の存在感が写し取ろうとされているのかもしれず、私は創作過程で、このヴィーナスの存在感にかなり翻弄されました。この作品は、あるシーンでは人間心理が奥深く描かれていたり、ドキドキするようなエロスを感じる場面もあるので、お客様に息をつめて見守ることも求めてくるかと思いますが。創作の喜びや、人間への讃歌、そして演劇への讃歌が、どうか心地よくお客様まで届きますように。高岡早紀さん、溝端淳平さんをはじめスタッフ、関係者の皆さんの演出に対するお力添えに心より感謝いたします。千秋楽までの公演の無事を祈っております。■高岡早紀 コメント緊張感のある時世ながら、無事に初日を迎えられたことにまずほっとしています。二人芝居で、とても充実した稽古を重ねてきました。大人数の舞台とはまた違った、二人の絆・呼吸が試される舞台。淳平君とはこれまでも共演を重ねてきましたが、彼には「何があっても絶対に大変なことにはならない」という安心感がありますし、一対一で向き合ってきて、よりその信頼感が増しました。精神的にも体力的にも大変な作品ではありますが、とても楽しいです。まだまだ積み重なっている課題をこなして、淳平君と、より素晴らしい『毛皮のヴィーナス』の世界をお客様にお届けできるよう切磋琢磨していきたいと思います。何かすごいものを目撃していただけると思います。ぜひこの時間を共に共有しに、劇場にお越しいただけましたら嬉しいです。■溝端淳平 コメント信頼できる早紀さんの胸を借りながら、二人で作っていく空気を途切れさせないように、表現し続けられるように、そんな思いで初日の舞台に立ちました。お客様も温かく、想像以上に贅沢な空間に身を置くことができ、役者としてとても楽しめた初日となりました。この戯曲には業(ごう)や愚かさなど、様々な人間模様が描かれています。普段、体感することのない生々しいものをお届けできればと思っています。困難な方もいらっしゃるご時世だと思いますが、よろしければ劇場に足をお運びください。観に来てくださった方には最高のものをお届けできるようにがんばりますので、ぜひ楽しみにお越しください。<公演情報>二人芝居『毛皮のヴィーナス』8月20日(土)~9月4日(日) 東京・シアタートラム※一部貸切公演あり作:デヴィッド・アイヴズ翻訳:徐賀世子演出:五戸真理枝出演:高岡早紀 / 溝端淳平【終演後ポストトーク登壇予定者】■8月30日(火) 14:00五戸真理枝 / 高岡早紀 / 溝端淳平※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます。【チケット料金】一般:全席指定7,000円※ほか高校生以下、U24などの各種割引、託児サービス、車椅子スペースあり購入リンク:【お問い合わせ】世田谷パブリックシアターチケットセンターTEL:03-5432-1515関連リンク公式サイト:世田谷パブリックシアター公式Twitter:
2022年08月27日グッチが、グローバル・ブランドアンバサダーに俳優の志尊淳を起用することを発表しました。Courtesy of Gucci志尊淳は、2011年のデビュー以来、映画、ドラマ、舞台とさまざまなステージで活動し、俳優としての評価を高めてきました。NHK連テレビ小説「半分、青い。」や、主演を務めた映画『さんかく窓の外側は夜』をはじめ、その確かな演技力で世界中のファンを魅了しています。Courtesy of Gucci新型コロナウィルス感染症による外出自粛期間中には、ライブ配信での等身大のメッセージが男女問わず幅広い層からの支持を得るとともに、医療従事者への寄付を行うなど社会との関わりへの深い関心をうかがわせました。2022年は俳優のみならず、初監督に挑戦した短編映画の公開や、今春公開のアニメーション映画『バブル』では主人公の声優を務めるなど、活動の幅を広げています。志尊淳はかねてよりプライベートでもグッチを愛用し、昨年11月の「GQ MEN OF THE YEAR 2021」授賞式でもグッチのタキシードジャケットを着用しました。ソーシャル メディアなどを通じて発信されるファッションの表現や、社会との関わりを模索するその姿勢は、グッチが掲げてきた「インクルージョン」および「自己表現の自由」というメッセージと響き合います。GUCCI1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を経て、社長兼CEO マルコ・ビッザーリとクリエイティブ・ディレクター アレッサンドロ・ミケーレのもと、「ラグジュアリーを再定義する」というミッションを掲げ、クリエイティビティとイノベーション、イタリアのクラフツマンシップをブランドバリューの核としながら、次の100年に向けて歩みを続けていきます。グッチは、グローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングの中核をなすブランドです。ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ウォッチ、ジュエリーの名だたるブランドを擁し、その発展を支えています。詳しくは、www.gucci.com をご覧ください。
2022年01月25日俳優の志尊淳が、ファッションブランド・GUCCIのグローバル・アンバサダーに就任したことが24日、わかった。2011年のデビュー以来、数々の映画やドラマに出演し、今年は初監督に挑戦した短編映画の公開や、アニメーション映画『バブル』で主人公の声優を務めるなど幅広い活躍を見せる志尊。また、コロナ禍の外出自粛期間には、ライブ配信での等身大のメッセージが男女問わず幅広い層からの支持を得るとともに、医療従事者への寄付を行うなど社会との関わりへの深い関心をうかがわせた。志尊は、同ブランドのアイテムを以前から愛用しており、昨年11月の「GQ MEN OF THE YEAR 2021」授賞式でも同ブランドのタキシードを着用していた。また、志尊のSNSなどを通じて発信されるファッションの表現や、社会との関わりを模索するその姿勢が、同ブランドが掲げてきた「インクルージョン」および「自己表現の自由」というメッセージと共通していることも起用の決め手となった。今回、就任の発表とともに公開されたビジュアルでは、色彩鮮やかな花に囲まれた志尊が写し出されている。
2022年01月24日有村架純が主演、6年ぶりの映画出演となる森田剛が共演する映画『前科者』。この度、有村さん、森田さん、メガホンをとった岸善幸監督のスペシャル対談が実現、映画コメンテーターのLiLiCoが3人の本音に迫った。さらに、本作のストーリーを紹介する特別映像と、キャラクターを紹介する特別映像、新たな場面写真も解禁された。Q:完成した映画を観て有村:脚本を読んだ時の方がすごく苦しかったです。演じている時も(森田さん演じる)工藤誠のことを思って、ひたむきに泣いたり笑ったり怒ったり、人のために自分の心が動かされていく日々でしたが、完成した映画を観た時に希望を感じる作品になっていて、びっくりしました。森田:涙が出ました。悲しいという気持ちよりも浄化される涙で、観終わった後、すっきりしました。岸:保護司って元受刑者を更生させる、つまりやり直しをさせる役割があるんですが、人間としてやり直すということは一体どういうことなんだろうと。『前科者』を観ると分かるんじゃないかと。Q:初共演の印象有村:初めて(森田さんの)目を見た時に「なんて優しい目をしているんだろう」と思って。それだけでいい人なんだろうなって、全部分かっちゃうくらい。森田:公園のシーンで、カメラチェンジの時に僕はその場から動きたくなかったんです。先生(=有村さん)を見たら、先生も動かないで(一緒に)ずっといてくれて、嬉しくなっちゃったんですよね(一同笑)Q:描こうとしたこと森田:「生きる」ということをすごく感じます。いつ死ぬか、何があるか分からないし、だからこそ一瞬一瞬がキラキラするというか。優しいけど力強い映画なので観ていただけたらと思います。有村:罪を犯すということは肯定できることではないですけど、一生懸命生きようとしている人たちを生きづらいようにする資格は自分たちにはないですし、(元受刑者も)温かい世界で生きていけるような世の中になってほしいなと思います。さらに、本作のストーリーを紹介する特別映像と、演じた役について、有村さんや森田さん、磯村勇斗がインタビューに答えてキャラクターを紹介する特別映像も解禁された。犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司・阿川佳代を演じる有村さんは、「ある過去の出来事と共にずっと生きている人なんですけど、阿川自身がその過去にすごくこだわりを持っていて、だからこそいつまでも自分が存在する価値を探し続けていて、存在価値をきれいな心で関われる保護司というところで自分を肯定している複雑な状況を抱えた女性です」と解説。そんな保護司・阿川のもとで社会復帰を目指す保護観察対象者・工藤誠を演じているのが、森田さん。「(工藤)誠に限らず、出てくる人がみんなそれぞれトラウマを背負って戦っている人たちが描かれていますし、少なからず自分もそういう思いをもって生きていると感じている」とコメント。阿川の中学時代の同級生であり、失踪した工藤を追う警視庁刑事・滝本真司を演じる磯村さんは、「(阿川)佳代との過去を押し殺して大人になってきたので、怒りとか苦しみとか憎しみとか複雑な気持ちを背負いながら、それを感情として出すのではなく、ずっと心の中で押し殺しながら、加害者を捕まえることにまっすぐ進んでいく(役です)」と語った。また、追加の場面写真からも、キャラクターの関係性やストーリーが垣間見える。主人公・阿川(有村さん)は、犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司。阿川の最初の対象者で、いまは更生し便利屋を営む斉藤みどり(石橋静河)との交流や、半年前から担当している殺人犯の工藤誠(森田剛)を無事更生させることが念願であり、工藤の保護観察期間もあと2週間で満了するところまできていた。月に二度ある定期報告の面談だが、この日は公園で行うことに。保護観察が満了したら、お祝いに工藤がかつて母親や弟と行った思い出の店でラーメンを食べようと約束する2人。工藤から「どうして保護司をしているのですか?」と尋ねられた阿川だが、「私も、いろいろありましたから…」と受け流す。阿川も明らかに心に大きな傷を抱えていた。そんな中、交番の巡査部長が何者かに拳銃を奪われ重傷を負う事件が起きる。刑事の滝本真司(磯村さん)と鈴木充(マキタスポーツ)が捜査を始めるが、何の手掛かりも得られぬうちに、さらに別の殺人事件が起きてしまう。最後の定期報告の日、約束の時間になっても工藤は現れない。いったい工藤に何があったのか?ちぎれそうな心でコンビニのレジに立つ阿川の前に刑事の滝本が現れる。「工藤誠を探している」と滝本に言われ、阿川は愕然とする。2人は中学校の同級生だった。滝本との再会は、阿川が心の奥深くにしまっていた過去の出来事を甦らせていく。再び警察に追われる身となった工藤は、いったいどこへ消えたのか?彼を信じてその更生に全力を注ぎ奮闘する阿川。保護司と前科者、2人がたどりついた先に見える希望とは…。非常勤の国家公務員ではあるが報酬は一切ない保護司。それでも罪を犯した者たちの更生に寄り添う阿川。出所後は真面目に社会復帰を目指して頑張っていたが、壮絶な過去にまつわるある出来事をきっかけに忽然と姿を消してしまう工藤。阿川の中学時代の同級生で、彼こそが阿川が保護司になった理由に深く関係している滝本。本作では、心の傷と消せない過去を持った人々が、希望を見出し再生していく姿を描いていく。『前科者』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。ドラマ版「前科者」はWOWOWオンデマンドにて配信中(無料トライアル実施中)/各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年1月28日公開© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2021年12月28日2021年に活躍した毎年恒例の「GQ MEN OF THE YEAR 2021」の受賞者たちが11月25日(木)発売の「GQ JAPAN」誌(通常版)の表紙を飾り、有村架純や北大路欣也、北村匠海、志尊淳、役所広司ら映画やテレビで活躍する俳優たちが選出。さらに、世界を舞台に活躍する韓国発の5人組グループ「TOMORROW X TOGETHER」が表紙を飾る特別版も発売される。今年の「GQ MEN OF THE YEAR」のテーマは、YEAR OF THE BRAVE(勇者たちの年に、勇者を讃えよう)。今年も様々な分野で輝かしい活躍をみせた受賞者=勇者が登場する。選ばれたのは、有村架純(俳優)、北大路欣也(俳優)、北村匠海(俳優・アーティスト)、JP THE WAVY(ラッパー)、志尊淳(俳優)、「TOMORROW X TOGETHER」(アーティスト)、マヂカルラブリー(芸人)、役所広司(俳優)、ゆりやんレトリィバァ(芸人)、LEX(アーティスト)といった面々<※五十音順>。これまでの軌跡やこの先の未来についてインタビューで語っている。また、今年の「GQ MEN OF THE YEAR」の総合司会を務めたのは田中みな実。昨年、ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した彼女に、変わりゆく「男らしさ」について訊いた。「男らしくとか女らしくとか、そういう表面的なことを取っ払って、じぶんらしくあれたらそれでいい」と話し、ジェンダーや年齢に対する考え方、仕事に向かう姿勢などを語る。約20年前に映画『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を獲得した俳優のエイドリアン・ブロディにロサンゼルスでハイキングをしながらインタビュー。1980年代にNBAを席巻したロサンゼルス・レイカーズの全盛期を描くドラマでヘッド・コーチ役にチャレンジ中の彼が、これまでのキャリアについて真摯に語る。「GQ JAPAN」2022年1月&2月合併号は発売中。(text:cinemacafe.net)
2021年11月27日女優の有村架純が出演する、東芝の新CM「未来への航海 エネルギー」編が、27日より放送される。新CMは、有村を乗せた大きな帆船が風を受けながら、朝日に向かって大海原を突き進むシーンから始まり、朝日を見つめる有村が「この星と未来のために、今できることって何だろう」と地球の未来に思いをはせるといった内容。雄大な世界観と有村の凛とした表情が印象的だ。またCM楽曲には、歌手の手嶌葵がカバーした松田聖子の名曲「瑠璃色の地球」を採用。テーマに合った歌詞とスケール感のあるメロディ、そしてやさしく包み込むような歌声がCMの世界観を引き立てている。撮影は、スタジオ敷地内の屋外に、船上に見立てたセットを組んで行われた。帆船、風景はCG編集による処理になるため、当日は目の前にない状況で、表情と動きだけでメッセージを表現。雲間に見え隠れする太陽の光や風の流れといった自然の影響もあり、屋外での難しい撮影だったが、抜群の集中力と安定感のある演技によって現場はスムーズに進行した。同CMシリーズ「未来への航海 インフラ」編、「未来への航海 デバイス」編も順次放送される。■有村架純インタビュー――CMの見どころは?最終的にどうなるのかまだ見れていないので、すごく楽しみですし、全体の絵として、すごくダイナミックになっているんじゃないかなと思います。東芝さんのCMは未来に対して前向きに思いを馳せる作品が多く、撮影している時もそういう心情、気持ちで臨むので、毎回スッキリして終われるというか(笑)。セリフもそんなに多くはなく、表情だったり、なにかひと言いったりして表現する部分も多いんですけど、そこに込める思いみたいなものが、本当に気持ちが良いなという風に思っていて、いつも晴れやかな気持ちで帰ることができます。――「帆船」がCMに登場しますが、船での移動はいかがですか?船で移動することが、日常にあまりないじゃないですか。だから、久々に乗ると、すごくロマンチックに感じてしまうというか。電車とか車以外の乗り物に乗ることは、自分にとって非日常なので、好奇心が疼くような気がします。――CMの楽曲「瑠璃色の地球」は、聴く人に勇気を与える歌としても知られていますが、最近、勇気を与えられたことや、人に対して勇気を与えた出来事はありますか?知らず知らず、今すごく自分の支えになっていることに、後から気づくことがけっこうありますね。たとえば本を読んでいる時に出会った言葉とか、他愛のない話をしている中で相手からもらったひと言とか、そういう些細なことが自分の背中を押してくれるなと思うことは多々あるなと思います。最近の作品でいうと、『コントが始まる』というドラマで私が演じた中浜里穂子という女性にすごく勇気をもらいました。28歳という、人生でまた新たな選択を求められる年齢に差し掛かった人たちの青春群像劇で、金子茂樹さんという方が脚本を書いてくださったんですけど、そこで紡がれる言葉とか感情がとってもむず痒かったり、ちょっと胸が締め付けられたりして、恋愛のストーリーじゃなくてもキュンキュンすることってあるんだなと。愛おしいのキュンとか、いろんな心情が折り重なっていて、私自身、とっても勇気をもらった作品になりました。――未来の自分のために実行していることはありますか?未来の自分のために実行していることはたぶん、今現在していることなので、今を大事にしていますね。幸せになるための今、という考えを持っていて、人でも、お仕事でも、いろんな物事に対しても、目の前にあることに着実に、誠実に向き合っていくというか。それが未来の自分のために貢献できることかなと思います。――過去のご自分が頑張ったからこそ、今まさに花が咲いていますよね。いろんな方たちのおかげで、とても充実しています(笑)。――CMのモチーフとなっている「帆船」の原動力は風ですが、有村さんの原動力は?新しい作品に出会う時って、いつもワクワクするんですよね。どういう人たちがいて、この役でどういう気持ちになるんだろうとか、この作品が終わった後、どういう自分に出会えるんだろうとか、私自身、常に出会いというものにときめいているような気がします。だから、次の出会いはなんだろう、次の出会いはなんだろうって巡っていくことが原動力かなと。本でも漫画でも音楽でも、なんでもいいんですけど、巡り合わせにときめいています。――最近パワーをもらった具体的なものは?最近、7年ぶりに舞台に立った時、何カ月も稽古して、常にお芝居と向き合って、毎日同じことを何時間もしていくという、芝居の原点に戻ったような気がしました。そのカンパニーで出会った人たちもすごく良い人たちで、演出家さんと出会えたことも自分の大きな学びでしたし、すごく幸せな時間でしたね。――CMをご覧になる視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。今回のCMでは、東芝の未来への挑戦を「帆船」で象徴的に表現して、社会課題を解決していく姿勢を表現しています。そして、名曲「瑠璃色の地球」に乗せて、これからの人と地球のため、社会課題に取り組む東芝さんの姿を私がナレーションをさせていただいているところにも、注目してもらえたらなと思います。ぜひ多くの皆さんにご覧いただけたら嬉しいです。
2021年11月26日ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)の公開記念舞台挨拶が9日に都内で行われ、志尊淳、森ガキ侑大監督が登場した。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。元々は劇映画を制作する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に追い込まれた。しかし、河村光庸エグゼクティブプロデューサーの「ドキュメンタリー映画として制作しよう」というアイデアから新たな企画に。森ガキ監督はその時の心境を「大学生の時にドキュメンタリーを1本撮ったんですけど、本当に苦しいんですよね。ドキュメンタリーを自分がもう1回、有村さんと志尊くんとできるのかなと不安はありました。でも、コロナ禍だからこそ、この映画の企画は今しかできないし、今残さないときっと後悔すると思って、本能的にやらせてくださいと話をしました」と振り返る。そして、劇映画からドキュメンタリー映画に形を変えた作品で出演をオファーされたことについて、志尊も「予定していた劇映画の制作がなくなってしまうことにショックはありましたけど、そこでもなお作品を届けられる機会をいただいたことが、まずありがたいなと思いました。このドキュメンタリーは人と人とのコミュニケーションで成り立つ映画だと思うので、先が分からないなか人に寄り添えるか不安でしたけど、皆さんで『伝えていこう』とベクトルが同じ方向を向いたので、一生懸命やらせていただきました」と思いを明かした。完成した本作を観た志尊は「普段は役柄を演じているので物語としてみれるけど、今回は志尊淳なので、主観でみてしまいました。作品全体っていうことではなく、自分がインタビューさせていただいた方とか、出てくださった方々が、『この作品に出て良かったな』と思えたかなという目線で見させていただいていました」と語る。そんな志尊に対し、プライベートでも親交のある森ガキ監督は「インタビューをしていく中で志尊くんの心境がポロッと出ていて、自分の中でも新たな志尊くんを知れて嬉しいなと感じました」と、本作での志尊の変化について言及した。冒頭シーンは渋谷の街を、志尊が歩き回って取材を試みるシーンから始まる。この時の撮影について志尊は「カメラもあって、森ガキ監督もいたので『ちょっと歩いてみますか』って感じでしたよね?」と明かし、森ガキ監督も「マスクもしてるので、志尊くんが声かけても『すみません』って無視するんですよ。いやいや、ここに志尊淳いるよ? って」と苦笑。「でもやっぱりカメラがあるとなかなか心を開いてくれなかったです」という監督に、志尊も改めて「カメラがあると僕でさえ心を開けないですし、どう声をおかけするのが一番いいのかなと思いながらの撮影はすごく難しかったです」と苦労を語った。
2021年10月09日俳優の有村架純と志尊淳が出演するドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)の映像が2日、公開された。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。今回公開となった本編映像では、農家を訪れた有村と志尊が、和気あいあいとした雰囲気で実際に落花生の収穫を体験し、自身の仕事とも重ねながら農家の方の声に耳を傾ける場面が映っている。ジャージ姿に軍手をした有村と志尊は、農家の方から収穫方法を教わり、旬を迎えて沢山の実がついている落花生を土の中から掘り出していく。落花生が土の中で育つことに「落花生って土から……?」と驚く2人だったが、初めて見る収穫時の落花生に「うわーすごい!」「そんなにデカいんだ!」と興奮気味の笑顔がこぼれる。2人で「よいしょー」と声をかけ合いながら大きな落花生の株を引き抜くように収穫し、それを腕いっぱいに抱えた有村も「なんか嬉しい、これ!」と収穫作業を楽しむ。続いて房についた落花生の実をカゴに仕分けていく行程に移ると、真剣な表情で黙々と作業を進める2人。一見時間がかかる地味な作業だが、有村は「自分たちの仕事と似てるな」と農家と俳優という異なる仕事に共通点を見つけ、志尊も「自分と向き合う感じ」と自身の仕事に通じる部分を発見していく。さらに作業をしながらも、「4月に緊急事態宣言が出てしまって、たまねぎの卸し先がなくなってしまって処分したとか、市場に出しても1円とか、給食がなくなってしまって……」とコロナ禍で大打撃を受けてしまった農家のリアルな声にも耳を傾ける2人の姿が映し出された。また本編映像に合わせ、落花生の収穫を体験する有村・志尊の姿を捉えた場面写真も公開された。
2021年10月02日女優の有村架純が出演する、はごろもフーズ「シーチキン」の新CM「シーチキン食堂2021『おみそ汁』」編が、1日より放送される。新CMの舞台は、住宅街と商店街の真ん中にひっそりたたずむ、「シーチキン食堂」というのれんがかかった一軒のお店。 有村はその食堂の女将としてエプロン姿で登場する。おみそ汁を食べたお客さんの「なんで味がこんなに深いのかしら」という問いに、「ひみつです!」と微笑む有村。そして最後は、「また来ます」と店をあとにするお客さんを「お待ちしております」と見送る。シーチキンに関する思い出について、有村は「シーチキンは、私の生まれたときから家庭にあったもので、母親がこれを使ってよく料理をしてくれました」と回顧。「シーチキンの他に山菜やポン酢、バターが入った母親お手製の和風パスタは、私もよく作っています」と明かした。
2021年10月01日有村架純と志尊淳が出演するドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)の場面写真が25日、公開された。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。今回解禁された場面写真は有村と志尊が農家や児童相談所といった、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々の職場を訪れ、彼らの仕事を取材・体験しているというもの。「エッセンシャルワーカー」という言葉はこのコロナ禍において広く浸透した言葉で、医療や福祉、保育に第一次産業などを始め、人々の生活の根幹を支える職業に従事する人々のこと。そして「エッセンシャルワーカー」の言葉と共に新しく拡がった「リモートワーク」だが、エッセンシャルワーカーの多くはリモートでは出来ない、人と対面・触れ合うことで成立する仕事をしている人が多い。コロナ禍の影響で心身的にも、金銭的にも打撃を受けたエッセンシャルワーカー。本作では有村と志尊が、様々な職種のエッセンシャルワーカーの職場を訪れ、取材し、その仕事を体験している様子が描かれている。ある農家の元を訪れた2人は、実際に作物の収穫を体験。人々の生活の基盤である「食」を支える農家の仕事を、実際に体験した有村と志尊の姿が映し出されている。この日は落花生の収穫とその仕分け作業を体験し、コロナ禍が農家という仕事に与えた影響についても取材する。緊急事態宣言の発出の影響で出荷先などが無くなってしまい、苦しい経営状況に立たされた農家のリアルな声を聞いた。また、有村は都内の児童相談所を取材。2020年、警察からの児童虐待通告は全国で過去最多を記録し、背景にはコロナ禍による環境の変化をきっかけとする家族間不和があると、取材先の職員も語っている。児童相談所という仕事についての話も聞いた有村は「様々な人の心の感情と向き合うことになる児童相談所の仕事は、心を表現する役者という仕事にも通ずる部分がある」と、取材の中で語った。本作では一般に定義されているエッセンシャルワーカーだけでなく、人と触れ合うことで成立する職業に従事する人も取材している。そんな中、志尊はこのコロナ禍で差別や偏見を向けられた「夜の街」でホストクラブの経営者を取材。コロナ禍よりも前から偏見や差別の目で見られることが多かった夜の仕事に従事する人々が、このコロナ禍において何を感じているのか、その生の声に真摯に耳を傾ける志尊の姿が映し出されている。さらに今回紹介した職業の他にも本作では介護福祉士や保育士など様々な職種のエッセンシャルワーカーを取材した。(c)2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月25日『新聞記者』などのスターサンズ・河村光庸プロデューサーによる、有村架純と志尊淳出演のドキュメンタリー『人と仕事』より、新たな場面写真が解禁となった。有村架純と志尊淳の2人の俳優が、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々に取材し、声なき仕事人達の現状をレポートする本作。『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大が監督をつとめ、コロナ禍と仕事を通して、現代社会と向き合い、私たちが生きていく上で切っても切り離せない仕事の価値を、改めて見出していく。この度解禁されたのは、有村さんと志尊さんがコロナ禍で打撃を受けたエッセンシャルワーカーの職場を取材・体験する新たな場面写真。ある農家の元を訪れた2人は、実際に作物の収穫を体験。人々の生活の基盤である「食」を支える農家の仕事を、実際に体験した姿が写し出されている。この日は落花生の収穫とその仕分け作業を体験した。2人は作業を体験するだけでなく、このコロナ禍が農家という仕事に与えた影響についても取材。緊急事態宣言の発出の影響で出荷先などが無くなってしまい、苦しい経営状況に立たされた農家のリアルな声を聞いた。また、有村さんは都内の児童相談所を取材。2020年、警察からの児童虐待通告は全国で過去最多を記録。その背景にはコロナ禍による環境の変化をきっかけとする家族間不和があると、取材先の職員も語っている。また、児童相談所という仕事についての話も聞いた有村さん。「様々な人の心の感情と向き合うことになる児童相談所の仕事は、心を表現する役者という仕事にも通ずる部分がある」と、取材の中で語った。本作では一般に定義されているエッセンシャルワーカーだけでなく、人と触れ合うことで成立する職業に従事する人も取材しており、志尊さんは、このコロナ禍で差別や偏見の目を向けられた「夜の街」でホストクラブの経営者を取材。夜の仕事に従事する人々が、このコロナ禍において何を感じているのか、その生の声に真摯に耳を傾ける。ほかにも本編では、介護福祉士や保育士など様々な職種のエッセンシャルワーカーを取材しており、2人は取材や体験を通して自分たちの生活の根底を支えていたエッセンシャルワーカーが、いまどんな想いで仕事をしているのかを聞くことになる。そんな取材の中で有村さんと志尊さんは一体どんなことを感じたのか…。2人の想いに耳を傾けるとともに、「仕事」について個々に見つめ直したくなる、いま必見のドキュメンタリーとなっている。『人と仕事』は10月8日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月25日ドキュメンタリー映画『人と仕事』の完成報告トークイベントが昨日9月16日(木)に神楽座にて行われ、有村架純、志尊淳、森ガキ侑大監督が登壇し、映画への思いを語った。今回ドキュメンタリー映画初挑戦となった有村さんは「右も左も分からないまま、前にだけ進んでいく状況だったけど、無事に森ガキ監督をはじめ、皆さんがこの映画を作ってくれまして、この日を迎えられました」と語り、志尊さんも「このようなご時世ですが、このような完成披露の場を設けていただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。当初、保育士を題材にした劇映画の製作が予定されていたが、それが頓挫し、その後キャスト・スタッフをそのままに、今回のドキュメンタリー映画への製作へとシフトした。有村さんは「こう言った状況になって、日々順応しなきゃいけない覚悟はあるけど、撮影できなくなったのはショックだし、自分も心の準備はしてたけど、それをドキュメンタリーにって言われたときに、自分の中でどう咀嚼しながら進めるのかって、不安でした」とシフトチェンジ当時の心境を明かす。また志尊さんは「作品を絶やしたくない。作品を絶やさないためにも精一杯取り組みたい」とオファー時の熱い思いを語った。一方、森ガキ監督は「これ成立するのかなってドキドキしてて」と手探りで迷いながらの撮影だったという。本作で2人は、コロナ禍によって苦境に立たされたエッセンシャルワーカーに取材、その仕事を実際に体験した。インタビュアーに挑戦するにあたり、有村さんは「自分の好奇心だったり相手に興味を持つことを大事にして、そこから話を広げられたらいいなって思った。寄り添いたい気持ちだけでした」とふり返り、志尊さんは「人と人との会話なので、テンポ間が大事だと思いました。あとは自分がされて嬉しいことをしようと思いましたね。それぞれの職業の方を調べて、相手のことを知ろうとしました」とコメント。保育士の体験をふり返って有村さんは「とても楽しい時間を過ごさせていただいて、子供と触れ合ってすごいエネルギーをもらって元気になって帰った」と話しながらも、「毎日朝からお子さんが帰られるまで、帰ってからの事務作業までされていると、より大変なんだろうな。好きって気持ちがないと仕事は続けられないなって思いました」と楽しいだけではない、仕事について感じたことを語った。そして緊張した場面については、「皆さんに会う時は緊張します。喋りはそんなに得意じゃないので、監督にも心配事言いながら。皆さんと喋る時は緊張してました」(有村さん)、「渋谷でゲリラで行こうって森ガキ監督となったんですけど、映ってませんけど10人くらいに無視されて、もう心が痛くて。そういう気持ちで、街頭インタビューされてる方っているんだろうなっていうことがわかりました」(志尊さん)とそれぞれ告白。劇中には、有村さんと志尊さんの2人に完全に託され、エッセンシャルワーカーへの取材や体験を通して感じたこと語り合うシーンが登場。監督は「どうすれば2人が本音を語ってくれるのかなって。そこでカメラだけを置いて、ハラハラしながら2人に託した。その時に2人が真摯に映画に向き合ってる姿を見たときに河村さんと、新しい映画ができたかもねって話をしました」と自信を見せる。一方で志尊さんは「森ガキ監督からは『全然カットカットする』と言われたんですよ。それなら本音でぶつかってみてもいいかなと思ったんですけど、観たらもうガッツリ使われていて笑」と笑いを交え、有村さんも「結構使ってんなって思いました笑」と同意していた。『人と仕事』は10月8日(金)より3週間限定劇場上映。(cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月17日ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)のトークイベントが16日に都内で行われ、有村架純、志尊淳、森ガキ侑大監督が登場した。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。有村と志尊が出演する映画『保育士T』の制作が頓挫したことから生まれた作品で、コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。作品には、監督がカメラを置いて出て行き、有村と志尊が本当に2人だけで話している様子も収められた。森ガキ監督は「カメラを向けるとどこか構えてしまうし、本当の2人をもうちょっと見てみたかった。どういう方法だったら2人が緊張せずに本音を語ってくれるのかなと考えて、カメラだけを置いて、実験的にハラハラしながらも2人に託した」と意図を説明する。志尊は「森ガキさんが『もう、ほぼ使わない。記録用だから2人でぶっちゃけトークして! もう全然カットするカットする! 何話してもいいから!』みたいな感じで、それだったら色々本音でぶつかれるかなと思ってぶつかったら、すんごい使われました」と苦笑。有村も「『けっこう使ってるなあ』と思いました」と同意しつつ、「作品をやっていると現場の待ち時間だったりで志尊さんともたくさんコミュニケーションをとることができたんでしょうけど、このドキュメンタリー映画に関しては数回しか直接お会いしてない。短い時間の中で本音で喋るってハードルが高いんじゃないかなと思ったんですけど、1回扉を開けて話してみたら私も言葉が出てきて」と効果的だった様子。「もしかしたら志尊さんは『こんなこと思ってんのかよ』と思っていたかもしれないけど」と言いつつも、納得しているようだった。
2021年09月16日ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)のトークイベントが16日に都内で行われ、有村架純、志尊淳、森ガキ侑大監督が登場した。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。もともとは有村と志尊が出演する映画『保育士T』を制作する予定だったが、2020年4月7日に第1回目の緊急事態宣言が発出されたことで、撮影協力を得ることができなくなり頓挫、ドキュメンタリー映画になったという。志尊は「どこかで撮れるだろうと思ってた自分がいて、でも日々にその状況が悪化している中で、やっぱり撮れなくなって、辛い思いもありました。たくさんのことを我慢している方がいらっしゃる中で、作品を絶やしたくないという思いだけはあったんです」と振り返る。さらに「残念ではあありましたけどいろいろな形でできないかと思っていた中に、河村さんから『ドキュメンタリーはどうか』という話を聞いて、『どういうことですか』となるし、筋書きがないので、どういう方向に進んでいくかも未知な部分だし、コロナウイルスがどう広がっていくかも分からない状況の中でどうしたらいいのかということもあったんですけど、さくひんをたやさないという思いを強く持っていらっしゃったので、少しでもお力添えできることがあるんだったら精一杯取り組みたいという気持ちでやらせていただきました」と思いを表した。普段はインタビューを受ける側だが、今回は志尊が色々な職業の人にインタビューする側に。「インタビューって本当に人と人との会話なので、呼吸感、温度感、テンポ感、様々な方がいらっしゃるじゃないですか。その中で僕は自分がされて嬉しいことをしたいなと思っていました」と気をつけた様子。「自分に興味を持っていただいたりとか、自分の好きなものや作品を知ってくださると嬉しいので、それぞれの職業をできる限り調べるようにしました」と語る。一方で、ゲリラで行った渋谷の街頭インタビューでは「映画には映ってないけど、10人くらいに無視されてるんですよ。心が痛くて」と苦笑。「街頭インタビューされてる方、たくさんいらっしゃると思うんですけど、もう見向きもされないし『なんですか?』みたいな感じで見られたりもする」と苦労を明かした。撮影している中で、志尊は「このドキュメンタリーはどこに向かっていくんだろうという不安だったり、自分に何が聞けたんだろうと思ってしまうことはたくさんあった」という志尊だが、「たくさんの方のお話を聞いている上で、別に『これが正解だよ』と見せたいわけでもなんでもない」と気付いたという。「それぞれの方がこういう思いをしているということを、1人でも多くの人に見ていただいて、『同じ人がいたんだ』とか『こうやって思っている方がいらっしゃったんだ』と共有できたら」と作品への思いを込めた。
2021年09月16日森田剛が、有村架純が保護司役に挑む映画『前科者』に出演することが決定。有村さん演じる主人公が寄り添う、罪を犯した“前科者”を演じる。この度、原作にはない完全オリジナル作品として描かれる映画の追加キャストに森田剛が決定。『ヒメアノ~ル』以来、約6年ぶりに映画出演となる森田さんが演じるのは、職場のいじめが原因で同僚を殺めてしまった男・工藤誠。工藤は出所後、有村さん演じる阿川佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日、忽然と姿を消し、再び警察に追われる身となってしまう。「トラウマを背負って戦っている人たちを描いている物語」本作のオファーを受けた際、森田さんは「本作の脚本を読ませていただいた時に、自分に何かできるのではないかと直感的に惹かれました」と率直に話し、また、脚本を読み「今回演じた工藤誠を始め、何らかのトラウマを背負って戦っている人たちを描いている物語で嘘が無い脚本だと思いましたし、一人でも嘘があると成立しないとも思いました」とコメント。「少なからず、自分自身もそういう思いを持って生きているのを感じているので、すごく難しくもありますが、勝負をしてみたいと思い、出演をさせていただくことになりました」と作品への意欲を明かす。そして有村さんとの共演シーンでは、「台本にない部分で気持ちがつながった演技ができました。自分の中でも大切にしていたシーンだったので、集中して出し切れたなと思っています」と手応えを込めてふり返った。主人公の保護司・阿川佳代役の有村架純また、岸善幸監督は森田さんの演技について「この映画にとって、罪を犯してしまった人間の存在感がとても重要だと考えていました。森田さんの設計する誠は気弱で優しく、常に罪悪感を背負っていました。それは本作品にとって大きな力となりました」と語る。さらに本作へ森田さんを起用した理由を、WOWOW 加茂義隆プロデューサーは「俳優・森田剛の魅力に取り憑かれ、いつか一緒に作品を作りたいと長く強く思い続けていました。本作の企画中に観劇した舞台『FORTUNE』に心打たれ、工藤誠役は森田剛しかいないと確信しました」と話す。解禁された映画版の第1弾ビジュアルは、保護司と前科者、過去と未来を対比するものとなっており、この物語、そして社会への向き合い方にも一石を投じるような内容となっている。映画『前科者』は2022年1月、全国にて公開。WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日より毎週土曜22時30分より放送・配信(第1話無料放送/全6話)。各話放送後、WOWOWオンデマンド・Amazon Prime Videoにて見逃し配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年公開予定
2021年09月13日有村架純と志尊淳が、コロナ禍の現代社会と向き合うドキュメンタリー映画『人と仕事』より、2人が子どもたちと触れ合う場面写真が公開された。有村さんと志尊さんが、そのままの自分として様々な職業に従事している人々のもとに赴き、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で、感じたこと、考えたことをレポートしていく本作。元々、保育士をモデルにした劇映画の企画から始まっていた本作。しかし、それが頓挫し、今回のドキュメンタリー企画が始動。2人は劇映画の中の“役”として保育士を演じるのではなく、コロナ禍で打ちひしがれた現実社会で「一仕事人」として保育士の仕事を体験した。今回の場面写真では、リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事に従事する“エッセンシャルワーカー”である保育士の仕事を体験する2人の姿を写し出す。有村さんは、子どもたちの手を引きながらお散歩を、志尊さんは、教室内で子どもたちと椅子取りゲームをする様子が切り取られている。なお本作では、保育士だけではなく、ほかの職業も体験し、いまの世の中を体感していく。『人と仕事』は10月8日(金)より3週間限定劇場上映。(cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月12日有村架純と志尊淳が2日、ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)にコメントを寄せた。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。有村と志尊はこれまで数多くの大ヒット映画に出演してきた、日本を代表する俳優だが、実はドキュメンタリー映画への出演は本作が初めて。役としてではなく「一仕事人」として、現代社会と向き合う姿が映し出されている。元々は有村と志尊が出演し、森ガキ侑大監督で、保育士をモデルにした劇映画『保育士T』を2020年春に制作する予定だった。しかし、2020年4月7日に第1回目の緊急事態宣言が発出されたことで、撮影協力を得ることができなくなり、企画が頓挫してしまった。そこで河村光庸エグゼクティブプロデューサーが「有村さんと志尊さんで、今の世の中を写し出すドキュメンタリーを作る」という企画を立案。その心意気に有村、志尊も呼応したことこの映画は誕生した。コメントとあわせて、本作のメインビジュアルも解禁。コロナ禍で大きな打撃を受けたある農家に2人が取材に訪れた時の一幕をとらえ、実際に仕事を体験する中で、リモートワークができない農家という職業に従事する人の想いを真剣な眼差しで聞いている姿が映し出されている。「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」、エッセンシャルワーカーの人々の姿を、自分たちの仕事=俳優業に重ねて行く2人。普段のテレビやマスコミでは見られない、まさに等身大の現代人としての姿が描かれている。○有村架純 コメント世界中が大きな混乱を迎えて1年半。常に私たちは、今日、明日、何が起こるかわからない毎日の中生きてきました。自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、"お仕事"そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです。協力してくださった皆様には心から感謝しております。そして、その皆様の想いが、たくさんの方に届くことを願っております。○志尊淳 コメント全文劇映画『保育士T』のクランクインに向けて半年以上前から役者としての準備をしていました。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、大変な事だとは理解しつつも、まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした。この一年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。それでも表現者として、一人間として、届けられるものはあるのではないか。制作の皆さんの〝諦めないで、伝えられる事を〟と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました。今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。そんな中、一人一人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです。(C)2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月02日森ガキ侑大監督によるドキュメンタリー映画『人と仕事』より、本作に出演する有村架純と志尊淳からコメントが到着した。ドキュメンタリー映画への出演は、本作が初めてとなる有村さんと志尊さん。本作では、役としてではなく、“一仕事人”として現代社会と向き合う姿が映し出される。公開にあたり、有村さんは「自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、"お仕事"そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです」と語り、「協力してくださった皆様には心から感謝しております。そして、その皆様の想いが、たくさんの方に届くことを願っております」とコメント。元々、保育士をモデルにした映画が製作予定だったが、それが頓挫。映画製作を断念せざるを得ない状況から生み出されたのが本作。「まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした」と思いを明かした志尊さんは、「この一年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。それでも表現者として、一人間として、届けられるものはあるのではないか。制作の皆さんの“諦めないで、伝えられる事を”と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました」と今回参加にあたっての気持ちを吐露。そして「今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。そんな中、一人一人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです」とメッセージを寄せている。さらに、本作のメインビジュアルも到着。大きな打撃を受けたある農家に取材に訪れたときの写真となっており、実際に仕事を体験する中で、リモートワークができない農家という職業に従事する人の思いを真剣な眼差しで聞く2人の姿が写し出されている。『人と仕事』は10月8日(金)より全国にて3週間限定劇場上映。(cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月02日映画『人と仕事』が、10月8日(金)より全国3週間限定で上映される。この度、本作に出演している有村架純、志尊淳のコメントとメインビジュアルが公開された。本作を企画したのは『新聞記者』(2019年)、『パンケーキを毒見する』(2021年)など、話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサー。彼が有村架純と志尊淳を迎え、コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人たちの現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作し、その腕前を、森達也監督(『i-新聞記者ドキュメント-』(2019年))ほかから激唱された『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大。有村と志尊は決して役ではなく、いち仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見し、人々が生きて行く上で切っても切り離せない仕事の価値を改めて見出す。もともと2020年、このタッグで劇映画を制作予定だったが、緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が中々得られず、撮影1カ月前にして中止せざるを得ない状況へ。しかし河村プロデューサーならではのアイデアにより、コロナ禍で浮き彫りになってきた「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々、また市井の人々の声なき声を聞き、今の世の中を体感する、全く新しいドキュメンタリー企画が始動することとなった。公開されたメインビジュアルで切り取られているのは、コロナ禍で大きな打撃を受けたある農家に有村と志尊が取材に訪れた時の一幕だ。実際に仕事を体験する中で、リモートワークができない農家という職業に従事する人の想いを、真剣な眼差しで聞いている姿が映し出されている。また9月3日(金)より本作のムビチケ前売券(オンライン)が発売となる。特典となるバーチャル背景は、有村と志尊が映し出されている本作のメインビジュアルに映画のタイトルと公開表記を加えたものと、現代社会を支える働く人々を配置した画像に「一生懸命、リモートワーク中!」の吹き出しが付けられた画像の2種類だ。「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」、エッセンシャルワーカーの人々の姿を、自分たちの仕事=俳優業に重ねるふたり。普段のテレビやマスコミでは見られない、まさに等身大の現代人としての姿が描かれる本作。引き続き続報に期待してほしい。<有村架純・コメント>世界中が大きな混乱を迎えて1年半。常に私たちは、今日、明日、何が起こるかわからない毎日の中生きてきました。自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、"お仕事"そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです。協力してくださった皆様には心から感謝しております。そして、その皆様の想いが、たくさんの方に届くことを願っております。<志尊淳・コメント>劇映画『保育士T』のクランクインに向けて半年以上前から役者としての準備をしていました。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、大変な事だとは理解しつつも、まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした。この1年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。それでも表現者として、いち人間として、届けられるものはあるのではないか。制作の皆さんの〝諦めないで、伝えられる事を〟と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました。今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。そんな中、1人1人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです。『人と仕事』10月8日(金)より全国3週間限定上映
2021年09月02日日本では毎年、年齢性別問わず数多くの人が自ら命を絶っています。厚生労働省によると、2021年は毎月およそ1500人以上の自殺が確認されているといいます。命を絶った人には、人間関係や金銭の問題、病気など、いろいろな事情や苦しみがあったのでしょう。そういった悩みを抱えているのは、子供も例外ではありません。文部科学省によると、18歳以下の自殺は学校の長期休暇明けにかけて増加する傾向があるといいます。また、2021年8月時点、子供の自殺は暫定値が前年比で4割も増加しているのだとか。子供が自殺をする大きな原因としては、学校でのいじめが挙げられます。まだ行動範囲が狭い子供にとって、学校という狭いコミュニティの与える影響は大きいものです。田村淳、夏休み明けを前に『子供たちへ呼びかけ』2021年の夏休みが終わろうとしている、8月26日。お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんは、子供たちへ大切なメッセージを送りました。先述したように、子供の自殺は長期休暇明けに増加する傾向があります。今この瞬間も、「学校に行きたくない」と憂うつな気持ちになっている子は全国にいるでしょう。田村さんが子供たちに向けて送った言葉は、そういった子の気持ちを察したものでした。もうすぐ夏休みが終わるコロナの感染が懸念される中各自治体に登校orオンラインの判断が委ねられると…それも気になるけれど夏休み明けの子供の自殺が増えることも心配学校に行きたくない子は無理して学校に行かなくていいよ学校は苦しんでまで行くところではないから自分の命を最優先に— 田村淳 (@atsushilonboo) August 26, 2021 「無理をして学校に行かなくていい。学校は苦しんでまで行く場所ではない」とつづった、田村さん。人間関係の悩みやいじめ被害を明かすことができず、苦しい思いを1人で抱え込んでいる子供は数多く存在します。「つらくても学校に通わないといけない」と思っているからこそ、さらに自分を追い込んでしまうのでしょう。確かに、学校は子供の本業とされています。しかし、学業は命あってのものであり、田村さんがいうように一番優先すべきは人命です。田村さんのような影響力の大きい人がこういったメッセージを発信することで、救える命はあるのではないでしょうか。投稿は拡散され、多くの人が田村さんの意見に共感する声を寄せました。・学び方にも、それぞれに合った方法がある。「学校へ行かない=悪」ではない。・田村さんのメッセージが、1人でも多くの子供の目に留まりますように。・その言葉1つで救える命があると思います。命あってこそ、いろいろ学ぶことができる。文部科学省のウェブサイトでは、夏休み明けの子供たちに向けたメッセージが掲載されています。そこにつづられているのは、苦しい思いをしている人への「遠慮せずに周囲の人やスクールカウンセラー、相談窓口に話してください」といった助言。また、周囲の人への「元気のない人が周囲にいたら、声をかけてあげてください」という呼びかけも掲載されています。思い悩んでいる人は、なかなか周囲の人につらい思いを打ち明かすことができず、1人で抱え込んでしまいます。そのため、周囲の人が変化にいち早く気付くことが重要です。[文・構成/grape編集部]
2021年08月26日『新聞記者』や『パンケーキを毒見する』など、話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画、有村架純と志尊淳を迎え、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々や、そのほか、なかなか声を上げられない仕事人たちの現状をレポートする『人と仕事』が10月8日(金)より公開決定。その予告映像とポスタービジュアルが到着した。2020年、もともとは有村さんと志尊さんのタッグで劇映画を製作予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大により、緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が中々得られず、撮影1か月前にして中止せざるを得ない状況へ。しかし、世の中に一石を投じ続ける河村プロデューサーならではのアイディアにより、コロナ禍で浮き彫りになってきた「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々、また市井の人々の声を聞き、いまの世の中を体感する、全く新しいドキュメンタリー企画が始動することとなった。有村さん、志尊さんはそのままの“自分”としてスクリーンに登場。保育士や農業といった職業に従事している方々のもとに赴き、体験し、演技ではない、ありのままの言葉や表情で、現代社会の陰影を浮彫りにしていく。やがて、それは次第に、自分自身の仕事を改めて見つめるきっかけにもなっていく。役ではなく、一仕事人として、現代社会と向き合う2人の姿には共感必至。コロナにより映画製作を断念せざるを得ない状況から生み出された、私たちが生きる“今”を描いたヒューマンストーリー。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作し、その腕前を、森達也監督(『i-新聞記者ドキュメント-』)ほかから激唱された、『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大。「17年後にまさか、ドキュメンタリー映画を制作するとは思いもしなかった」と語る森ガキ監督は、「こんな時だから作る理由があると僕は直感で感じました。気がついたら一瞬のうちにカメラをまわして世の中を駆けずり回っていた。多くの人の心を揺さぶる事ができればと思っております」と語る。解禁された予告映像では、普段は人で賑わっている東京・渋谷スクランブル交差点の、以前の賑やかさを失い、静まりかえった光景が映し出されるところから始まる。有村さんが「初めてみんなの活動が止まる。恐ろしかったですね」と当時の思いを吐露し、志尊さんは「地球終わっちゃうんじゃないかな。怖かったです。何が起こるんだろう、これから…いつ終わるんだろう」と先の見えない恐怖を語る。志尊さんはコロナ禍を、人々がどう捉えているのかを聞くために街へ赴き、とある看護学生の女性と出会う。「出歩いちゃダメですって言われないの?」と聞く志尊さんに、彼女は「言われます。学校がやっているわけだから行かなきゃ…」と現状を切々と語る。同じように有村さんも、コロナ禍でシングルマザーとして孤独に奮闘する母親や、児童相談所の職員へインタビューを行い、何が起こっているのかを聞き、「人」と「仕事」の在り方について考える。保育士や介護福祉士、農家など、「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」の価値を再認識していく有村さんと志尊さんは、そんな「エッセンシャルワーカー」の人々の姿を、次第に自分達の仕事・俳優業と重ねていく。様々な人と仕事への眼差しがもたらす、2人の変化と見つけ出した答えに注目だ。同時に解禁となったポスタービジュアルは、市井で働く人々のリアルな姿を、様々な角度から切り取った写真が並べられている。また有村さん、志尊さんがインタビューに答えている様子からは、テレビやマスコミではあまり伝えられない、まさに等身大の現代人の姿を描く様子がうかがえる。河村プロデューサーは、「特に生身の『人』でしかできない『仕事』をつかさどるエッセンシャルワーカーには、コロナで生み出された『負』の全てが背負わされるのです。自粛による壊滅的な打撃を受けたり、分断や差別に晒されたり、リモートワーカーとエッセンシャルワーカーの格差は拡大し、たった今の社会の分断は勿論のこと、人間社会の大いなる矛盾を浮き彫りにしました。この映画は、仕事をしている『人』誰もにやさしく寄り添っていこうとチャレンジをしています」とコメントを寄せている。『人と仕事』が10月8日(金)より全国にて3週間限定劇場上映。(text:cinemacafe.net)
2021年08月26日有村架純と志尊淳がドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)に出演することが26日、明らかになった。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。元々は2020年にこのタッグで劇映画を制作予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大により、緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が中々得られず、撮影1カ月前にして中止せざるを得ない状況へ。しかしコロナ禍で浮き彫りになってきた「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々、また市井の人々の声なき声を聞き、今の世の中を体感する、全く新しいドキュメンタリー企画が始動することとなった。有村、志尊はそのままの“自分”としてスクリーンに登場。保育士や農業といった職業に従事している方々のもとに赴き、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で、現代社会の陰影を浮彫りにしていく。次第に自分自身の仕事を改めて見つめるきっかけとなっていき、役ではなく一仕事人として現代社会と向き合う2人の姿が映し出されていく。この度解禁された予告映像では、普段は人で賑わっている東京・渋谷スクランブル交差点の静まりかえった光景から始まる。有村が「初めてみんなの活動が止まる。恐ろしかったですね」と当時の思いを吐露し、志尊は「地球終わっちゃうんじゃないかな。怖かったです。何が起こるんだろう、これから……いつ終わるんだろう」と先の見えない恐怖を語る。また志尊はコロナ禍という状況を人々がどう捉えているのかを聞く為に街へ赴き、とある看護学生の女性と出会う。「出歩いちゃダメですって言われないの?」と聞く志尊に、彼女は「言われます。学校がやっているわけだから行かなきゃ……」と今置かれている現状を切々と語る。同じように有村も、コロナ禍でシングルマザーとして孤独に奮闘する母親や、児童相談所の職員へインタビューを行い、今何が起こっているのかを聞き、急速に変化した社会で「人」と「仕事」の在り方について考える。保育士や介護福祉士、農家など「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」の価値を再認識していく有村と志尊は、そんな「エッセンシャルワーカー」の人々の姿を、次第に自分達の仕事である俳優業と重ねていく。2人がインタビューを通して見つけ出した答えについて、期待が膨らむ予告編となっている。同時に解禁となったポスタービジュアルは、市井で働く人々のリアルな姿を様々な角度から切り取った写真と、有村、志尊がインタビューに答えている様子が並べられた。○森ガキ侑大監督 コメント大学時代に初めてドキュメンタリーを作った際に、もう二度とドキュメンタリーは作らないだろうと確信したのを覚えている。やはり、現実は悲惨でこの世の中には卑怯で劣悪な物事で溢れかえっている。なので、ドキュメンタリーを作っていてとにかく精神的に辛かった。だから、自分は現実から目を背けて生きていく方がよっぽど良いと思ってから17年後にまさか、ドキュメンタリー映画を制作するとは思いもしなかった。ドキュメンタリーを制作した事で自分は社会との接点をようやく見つけられたかもしれないと感じる事ができた。こんな時だから作る理由があると僕は直感で感じました。気がついたら一瞬のうちにカメラをまわして世の中を駆けずり回っていた。多くの人の心を揺さぶる事ができればと思っております。○企画・制作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸 コメント新型コロナウイルスの世界的感染はとどまることを知りません。当初私はそのリスクは全ての人々に均等にあり、集団の判断が優先される今、現代日本人に欠けている「個の自立」が多くの人々に自然に植え付けられていくのでは‥‥‥と思っていました。しかしその思いは見事に幻想に終わりました。「個の自立」は「自助」にねじ曲げられ、人々は「自己責任」を強いられ、結果、「個」の分断が引き起こされ「社会の分断」へと拍車がかけられたのです。そして、そのことは、別のかたちで、いわゆる人の人たるいとなみ『仕事(職業)』に顕著に表れていきます。「エッセンシャルワーカー」と「リモートワーカー」。特に生身の「人」でしかできない「仕事」をつかさどるエッセンシャルワーカーには、コロナで生み出された「負」の全てが背負わされるのです。自粛による壊滅的な打撃を受けたり、分断や差別に晒されたり、リモートワーカーとエッセンシャルワーカーの格差は拡大し、たった今の社会の分断は勿論のこと、人間社会の大いなる矛盾を浮き彫りにしました。この映画は、仕事をしている「人」誰もにやさしく寄り添っていこうとチャレンジをしています。そして、この困難の中、人と仕事の本質を垣間見、時代の変化を実感していただけたらと願っております。(C)2021『人と仕事』製作委員会
2021年08月26日「この度、有村昆と丸岡いずみは、協議離婚したことをここにご報告させて頂きます」こうコメントを発表したのは映画コメンテーターの有村昆(45)とフリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)だ。7月29日、離婚を発表した2人。各メディアによると「私的な事で、多くの方にご心配をおかけしてしまいましたが、何卒ご理解頂き、今後とも温かく見守って頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを結んだという。有村と丸岡は12年8月に結婚し、18年1月には代理母出産により男児が誕生している。しかし今年5月、『FRIDAYデジタル』によって有村の“浮気未遂”が発覚。さらに彼が女性を口説く際、性行為にちなんだクイズを出題したり、昼間から「アヒージョって言葉の響きがエロい」と言ったりしていたと報じられ顰蹙を買っていた。有村はその後、全てのレギュラー番組を降板。そして芸能活動を当面の間、自粛するとも発表した。それから約2ヵ月半後、離婚する形となった。ネットニュースに「有村昆 離婚」との言葉が躍るなか、意外な反応が。というのも、ナンセンスなラップ芸でお馴染みのユニット・ジョイマンを連想する人たちが続出したのだ。彼らはこうツイートしている。《有村昆離婚てジョイマンみがある》《有村昆離婚のジョイマン感》《有村昆離婚ってジョイマンのネタにありそうだな》《有村昆離婚てそんな、ジョイマンじゃないんだから》本家であるジョイマン・高木晋哉(40)もTwitterで《有村昆 離婚》と早速呟いている。しかもその投稿は、なんと「有村昆 離婚」の第一報が報じられてから約20分後のこと。その素早さにネットでは《「有村昆離婚か〜」って、なんかジョイマンみたいだなと思ったらすでに呟かれていた》《ジョイマン高木「有村昆 離婚」ってツイートしようと思ってたのに先されてた》と驚く声が。また《有村昆の離婚をジョイマンから知らされた》《ジョイマン高木さんの“有村昆 離婚”ツイートネタではなくガチやった》《ホントのことだったのですね。調べちゃいました》と高木のツイートで有村の離婚を知った人たちもいたようだ。高木のリプライ欄には《離婚、もめたら遺恨》《不謹慎 ご乱心》《いずみ 離婚済》といった“大喜利”ツイートも並ぶ事態に。さらに同日、大島優子(32)が林遣都(30)との結婚を発表したためTwitterでは《優子けっこーん?》《優子が結婚、有村昆離婚って言うとってもジョイマンな日でしたね》との声も上がっている。高木のツイートは大きな反響を呼び、投稿から約7時間で2万もの“いいね”を記録。相方である池谷和志(40)の「なんだコイツ〜!」ツイートにも期待できそう?
2021年07月30日先日、映画コメンテーターの有村昆さん(44)がセクシー女優との不倫未遂を週刊誌にスクープされ、そのガツガツとした口説き方に失笑が集まりました。これを受け、有村さんは活動自粛を発表。現在は妻と子どものケアに尽くしているといいます。有村さんといえば、元々“ボンボン”エピソードを多数披露しており、明るくハイテンションな性格が親しまれていました。その明るさで妻の丸岡いずみさん(49)との共演も多く、新婚当時はラブラブエピソードを披露していましたから、今回の一件によるイメージダウンは避けられません。「あんなに仲が良さそうだったのに」と思った方もいるかもしれませんが、そういえば最近、同じく元々ラブラブをアピールしていた元卓球日本代表の福原愛さん(32)も、浮気をスクープされていました。浮気自体良くないことですが、ラブラブアピールからの浮気はさらにダメージも大きいものです。しかし芸能人に限らず、スタート時にはラブラブの熱々だったのに、気づけば温度が下がり、そして関係に興味を失っている人はかなり多いのではないでしょうか。それが自分のパートナーだったら避けたいところですが、その心理はどこにあるのかみていきます。■恋愛初期はボーナスタイム人というのは誰しもが恋愛のスタート時には熱量が高まり、ラブラブな時間に突入します。「あばたもえくぼ」で相手のすべてが良く見え、相手のすべてが愛しく感じる時期が、恋愛のスタート時といえます。しかしこのボーナスタイムは、人によって短くて1カ月ほど、長くても3年くらいで収束していきます。また、夫婦2人の時は仲が良かったけれど、子どもが生まれて親という役割を求められたところで、相手を異性として見られなくなり、関心を失うケースも多いです。ボーナスタイムが何年で終了するかは人それぞれですが、今回取り上げたような、アピールが激しいタイプの人は、そもそも相手から異性として求められ、満たされ、加えて周りから祝福される状態が恋愛であると考えているフシがあります。そうなるとスタート時のボーナスタイムが終わったところで相手への関心を失い、別の相手を見つけたほうがまた刺激的で満たされる。そんな風に思い、浮気に走ってしまうのです。■恋愛の目的が、信頼関係構築か欲求を満たしたいのかなぜこんな風に考えてしまうのかというと、恋愛やパートナーシップで満たしたいことがずれているからということもあるでしょう。本来だと恋愛やパートナーシップなど親密な関係はラブラブな時期も経験して通り過ぎた上で、さらに時間をかけて本当の意味で相手と自分の信頼関係を構築していくことに意味があったりします。しかしこうした恋愛初期段階で熱量が冷める人というのは、恋愛は「自分の満たされない欲求を満たし合うもの」だと思っている場合があります。もっと褒めてほしい。存在を肯定してほしい。寂しい気持ちを埋めてほしい。性欲を満たしたい。こんな気持こそ恋愛で満たすものだと考えており、そして恋愛初期には自然と満たされるものです。しかし関係が落ち着くと、だんだん相手はこうした欲求を満たしてくれなくなります。その結果、「なんかもう相手のことが好きじゃないかも。前みたいな刺激が足りない」みたいな感覚になり、別れを決めたり、「妻(夫)は家族」というカテゴリに入れ、恋愛枠の相手を新たに探し始めるのかもれしれません。■浮気性の中にある「寂しさ」いわゆる恋愛体質という人の心の中を紐解いてみました。浮気する側を養護するわけではありませんが、彼らもある種、可哀想な人であると、筆者は思います。恋愛体質が強すぎる人はそもそも生まれて初めて「愛」というものを実感するとされる幼少期に、不安定な愛情を受けて育ち、「満たされない」「寂しい」という感覚を心の中に大きく抱えているケースもあるからです。例えば、普段から養育者である親の情緒が不安定だったとか、理由もわからず、親が家に居たり居なかったりしたとか。他にも、普通の家庭環境だったとしても、言葉やスキンシップでの愛情のやり取りが十分なされないだけで、幼少期の子は寂しさを抱えてしまうといわれています。こうした小さい頃から抱えた満たされない感覚が、後に人前で過剰にラブラブアピールしたり、手っ取り早く愛情を求めて浮気する癖につながっていくケースはあります。有村さんや福原さんがどうだったかはわかりませんが、皆さんの周りの浮気性の人はどうでしょうか。浮気の被害者は当然、された側のパートナーです。しかし浮気する心理を紐解くと、する側も可哀想な側面があるのかもしれません(だからといって、それを手放しに許しましょうと言いたいわけではありませんが)。現在、有村さんはご家族のケアに向き合っているそうです。この向き合う時間が、夫婦の新たなパートナーシップの形成にプラスになること。そして新たなハイテンションアリコンとしての復活を、祈るばかりです。(文:おおしまりえ)
2021年05月25日