関西テレビ新人の服部優陽アナウンサーが、ひとり芸ナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2017』へのエントリーを表明した。服部アナは、埼玉県出身で早稲田大学を卒業し、今年同局に入社。「関西に来て半年たって"笑ってもらってナンボ"と思うようになりました。笑いをとれる人はかっこいいですもんね」と意識が変化したことを明かしながら、「過去にアナウンサーの先輩も『R-1』」に出ていたと聞き、思い切って出場してみようと思いました」と決意を語る。同局のアナウンサーは、2009年に吉原功兼アナ、堀田篤アナ、川島壮雄アナ、坂元龍斗アナが参戦し、坂元アナが2回戦進出を果たした実績がある。服部アナは「勝ち進んで少し有名になって、街中で声をかけていただいたり、サインをお願いされるようになりたいですね(笑)」と意欲を示し、優勝賞金500万円で「僕メインの番組を作ってもらいます!」と希望を膨らませていた。『R-1ぐらんぷり2017』のエントリー受け付けは、きょう25日の消印有効。27日から予選がスタートし、決勝はカンテレ・フジテレビ系の全国ネットで生放送される。
2016年12月25日今年4月に関西テレビに入社した服部優陽アナウンサーがこのほど、関ジャニ∞の横山裕にインタビューを行い、アナウンサーとしての初仕事を行った。服部アナは、新人アナながら冠番組『超えろ!ハットリくんとなつみ先輩』(8日スタート、毎週金曜15:48~ ※関西ローカル)を、入社20年目の杉本なつみアナと担当することになり、この番組で横山にインタビュー。19日スタートの新ドラマ『ON~異常犯罪捜査官 藤堂比奈子~』の見どころを尋ねた。インタビュー前から緊張でガチガチだった服部アナは、「台本を覚えるのはどれくらいかかりますか?」と質問するも、横山「それは…台本にもよりますよね…(笑)」と言われてしまい、体を鍛えている横山の腹筋を服の上から触ってレポートするも、触ったその手をじっと眺めてしまい、「なんか僕の服で手、汚れました?」と突っ込まれる始末。この収録後、「テンパりすぎていて、自分でも収録中何を言ったか、やっていたか、覚えてないんです」と振り返った。なぜか"日本一ブサイクなアナウンサー"を自称する服部アナだが、きょう4日に放送される同局の生番組『よ~いドン!』(毎週月~金曜9:50~、関西ローカル)のお天気コーナーで、テレビ初お目見え。「横山さんとのロケは本当に何もできなかったので、お天気コーナーの1~2分ではありますが、『こんな元気な子が来たんだ』と視聴者のみなさんに印象つけたいですね」とリベンジを誓っている。なお、横山へのインタビューの模様は、8日に放送される『超えろ!ハットリくんとなつみ先輩』の初回で流れる予定。
2016年07月04日●日焼けをしていると脱毛できない可能性面倒な自己処理から解放されるため、レーザーや光での脱毛を定期的に実施している女性も多いだろう。施術後は次の施術に備えての準備をしていく必要があるが、間違ったケアをしていると不要な「痛み」を招くことも。誤ったアフターケアが原因で脱毛施術を途中で断念してしまったとしたら、とてももったいない選択と言える。そこで本稿では、南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師の解説をもとに、施術時の痛み軽減ポイントと脱毛後の正しいケア方法について紹介しよう。○痛みは局所麻酔や冷やして軽減男性のひげのように、いきなり毛が太くてかつ密度が高い部分を特にレーザーを用いて脱毛しようとすると、痛みを感じやすい。施術時に痛みを緩和させるポイントとしては、局所麻酔を使用したり冷やしながらレーザーを照射したりするとよい。痛みを強く感じやすいとされるビキニラインやIライン、ひげ脱毛などでは、局所麻酔をしたとしても「多少の痛みは感じます」と服部医師。痛みに弱い人は、局所麻酔の時間を長くしてもらったり、十分冷やしたりしながらやってもらえるように相談してみるとよい。○日焼け後は絶対にNG施術当日に行う大切なアフターケアとしては、「日焼け止めの使用」があげられる。脱毛後の肌は非常に敏感で、紫外線はその敏感な肌を刺激しかねない。脱毛には「日焼け」や「紫外線」というキーワードはNGなのだ。そして、それは施術前にも共通して言える。例えば、レーザー脱毛には毛のメラニン色素を"ターゲット"として毛根を壊すタイプと、深いレベルの波長域のレーザーを直接照射して毛根を壊すタイプがあるが、どちらも「日焼け時の施術はNG」だという。「メラニンターゲット型の場合、日焼け時に施術するとちょっとやけどする心配があります。日焼け直後というより、日焼けして2カ月ぐらいは施術まで時間をあけてもらうことになります。もう一方のタイプでも、念のために日焼けから1カ月ぐらいの期間はあけてもらいます」。●冷水は施術後の痛みをやわらげる服部医師のクリニックで多いパターンとしては、水着など肌の露出が多くなる夏前の「駆け込み型」。6月ぐらいにクリニックを訪れ、「夏までになんとかしてください! 」と懇願する女性が多いという。その場合、既にある程度の日焼けをしてしまっていたとしたら、施術できない場合も出てくる。仮に日焼けをしておらずに脱毛できたとしても、2~3カ月たてば新たに毛が生えてきてしまう。「前年の秋や冬から開始するといいですよ」と服部医師。○脱毛前の毛抜きは厳禁次に押さえておきたいアフターケアポイントは「冷水などで肌を冷やすこと」だ。レーザーや光で照射した場所は肌が赤くなり、人によってはひりひりした痛みを覚えることもある。「特に毛が多かった部分は施術後にひりひりするため、冷やしましょう」。逆に湯船につかったり、熱いシャワーを浴びたり、施術部分をこすったりするとひりひりの度合いが増すので注意しよう。また、医療機関によっては、施術後に炎症止めのクリームなどを提供している。それらを使用するのもいいし、提供されなかった場合は保湿用にボディークリームを塗ってもOKだ。そして、最後に覚えておきたいのが「脱毛前は毛を抜かない」ということ。メラニンターゲット型のレーザー脱毛の場合、毛を抜いてしまうと施術ができない場合があるため、「また毛を生やしてから来てください、ということになってしまいます」。ムダ毛が気になっても、そるのみにして次の施術に備えよう。○ムダ毛処理は計画的に肌の露出が多くなる8月、9月まではまだ半年近くある。ただ、服部医師が解説するように、ムダ毛処理は複数回の施術と相応の時間をかけてやる必要性がある。毛が生え変わる毛周期は2~3カ月が一般的のため、今からなら夏までに2~3回は施術が可能。今夏の「つるつる肌」を見据えている人は、できるだけ早めの準備を心がけるようにしてみよう。※写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。皮膚科専門医。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2016年03月29日●レーザー・光で1年ほどかけて脱毛するのが理想的近年は女性だけではなく、男性でも脱毛をする人が珍しくなくなってきた。その一方で、ツルツルの肌に憧れながらも「どういった施術をされるのか」「痛くないのか」などと考え、最初の一歩がなかなか踏み出せずにいる人もいるだろう。そこで今回は、南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師の解説による医療機関での脱毛施術を踏まえつつ、複数の脱毛の種類と特徴を紹介しよう。○レーザー脱毛と光脱毛の違いは波長医療機関で行っている脱毛には、大きく分けて「光脱毛」と「レーザー脱毛」がある。まずはこの2つについて詳しく紹介しよう。レーザー脱毛レーザーを照射することで毛や毛根、周辺組織にダメージを与えて脱毛する。照射範囲は1~2cmほどで、効率よく短時間の施術で終わる。人気がある部位の脇だと5分程度、同じく人気の膝下も体形にもよるが30分程度で施術が終了するという。太い毛や黒い毛に効果的で、脱毛効果も高い。レーザー脱毛には毛のメラニンに反応させて、そのメラニンを"目印"として毛根を壊していくタイプと、直接深いレベルの波長域のレーザーを照射し、毛根自体を壊すタイプの2種類がある。色黒の人だと、メラニン反応タイプでは皮膚の色に反応してしまい、うまく脱毛できないケースもある。そのため、患者の肌の状態や色にあわせ、タイプを使い分けることがあると服部医師は話す。エステティックサロンなどでレーザー脱毛機器を見た人もいるかもしれないが、脱毛レーザーは本来、医療機器だ。「脱毛は毛根を壊すわけで、正常組織を壊していくことですから、それは医療機器しかできないということ」と服部医師が話すように、レーザーを用いた脱毛は医療行為だという事実を体験前にしっかりと知っておこう。光脱毛レーザーとは異なる複数の波長を含んだ光を照射して脱毛する。レーザーよりも出力が弱いために痛みも少ないとされ、エステティックサロンなどでも取り扱い可能。照射範囲はレーザー同様広いが、施術前に冷たいジェルを患者に塗布するため、施術完了までは多少時間がかかる。個人差があるが、レーザーや光でムダ毛が目立たなくなるためには、一般的に5、6回程度の施術が必要とされている。毛の生え変わるサイクル・毛周期とあわせて実施すると効率的で、「毛周期は2~3カ月と言われているので、1年ぐらいかけてよくすると思っていただければ」と服部医師。その他では「ニードル(電気)脱毛」も医療機関で行われている。毛穴に専用の針ニードルを1つずつ刺して、毛根に直接電気を流して破壊していくという方法だ。必要回数は毛の量や質で異なるが、上記2つでは対応できない日焼けした肌にも施術可能な点が特徴と言える。●低年齢化が進む脱毛、中には小学生の患者も!?一方で、自宅で「セルフ脱毛」できるものには下記のような種類がある。■ワックス脱毛……脱毛のために作られたワックスを温めて肌に塗り、毛とワックスが接着する力を利用して、毛を毛根から抜く方法。近年では、VIOラインのアンダーヘアにワックスを塗って固め、ワックスと一緒に毛を引き抜く「ブラジリアンワックス」も有名になったが、デリケートゾーンのセルフ脱毛は一歩間違えると危険なため注意が必要。■除毛クリーム……除毛クリームを毛が目立つ部位に塗布し、一定時間が経過してからクリームを洗い流すという手法。このほかでは、家庭用脱毛器や毛抜き、カミソリなどが脱毛用器具として使用されている。○高校・大学での脱毛デビューが多い服部医師のクリニックに脱毛に来る患者は女性が圧倒的に多いが、近年は「10代、それも小・中学生ぐらいの患者さんもいらっしゃいます。親御さんの意識が高いからでしょうかね」と、低年齢化が進んでいるような気がすると指摘。「高校・大学ぐらいで『ちょっと脱毛しようかな』というのが一番多いケースではないでしょうか。私たちのクリニックでは、20代から40代ぐらいまでの女性がメインですが、全体では50代までと患者さんは幅広いです。依頼で多い箇所は脇、膝下、肘下、VIOラインでしょうかね」。○どこまでを"許容範囲"とするのか永久脱毛というと、「一度脱毛をしてしまえば永久にムダ毛が生えてこない」と感じている人もいるかもしれない。だが実際にはそうではなく、「一定期間生えなくさせる・目立たなくさせる」という認識が正しい。ただ、「目立たない」と感じるのはあくまで当人の主観。どこまでを"許容範囲"とするのかを明確に決めたうえで脱毛に挑むようにしよう。※写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。皮膚科専門医。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2016年03月28日京都・西陣で220年以上の歴史を有す服部織物と、京都を拠点に建築から家具の設計デザインまで幅広く活動するアートユニットGENETOによって、2012年スタートした「服部源ト」。同ブランドが来年1月12日まで、伊勢丹新宿店本館4階=ラグジュアリーステージで、コレクションを披露している。一部商品は購入することも可能。GENETOの山下麻子氏によれば「西陣織の特色の一つである引箔(ひきばく)技術は、非常に高度なテクニック。特に、服部織物では、金箔、銀箔、柄箔、プラチナ箔の技術を使い、緻密で立体的な織柄を生み出しています。こんなに素晴らしい技術があるなら、着物や帯に留まらず、新たな展開で西陣織の魅力を楽しめる可能性があるのでは、と思い一緒に物づくりをスタートさせた」という。服部源トでは「空間のジュエリー」コンセプトに、見る角度によって異なる表情を見せる西陣織の魅力を引き立てるため、天井から吊るすタイプのモビールと、置いて楽しむタイプのモビールをデザイン。天井から吊られた無数の傘が連なる「ASCENSION」は“上昇”を意味し、西陣織の小さな傘の先には黒水晶のビジューが揺れる。四角形や五角形の木枠に、黒地に銀、白地に金の西陣織がはめ込まれた「IRIDESCENCE」は“玉虫色”を意味し、見る角度によって様々に表情を変える様を楽しむ事が出来る。また、コンパクトに置いて楽しむタイプのモビール「MELODIOUSNESS」は“心地よい旋律”を意味する。マットな質感と鏡面を組み合わせた木枠の中に、西陣織がデザインされており、風が流れると共に静かに揺れる作りになっている。同期間、伊勢丹新宿店では日本のよいもの、よいことを発信するキャンペーン「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」を行っており、館内各所で日本の伝統とモダンな感性が織りなす空間を楽しめる期間となりそうだ。
2015年12月27日睡眠不足やストレスが原因となって現れる大人ニキビ。自己流で"治療"をしてしまうと重症化を招く恐れもあるため、適切な処置を早い段階でしておくことが大切だ。今回は南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師に、大人ニキビの治療法について伺った。○治療方法は3種類ニキビの発症には「皮脂」や「角化異常」「アクネ菌(ニキビ菌)」「炎症」などが複合的に絡みあっている。これらの因子に対してケアをしていくことが治療法となるが、その方法は3種類に大別できる。内服療法ビタミンB2やB6などのビタミン薬、抗生物質や漢方薬などを服用する治療法。男性ホルモンの「アンドロゲン」もニキビの原因となるため、ホルモンバランスのチェックが必要になる場合もある。「脂質代謝をコントロールするため、基本的にビタミン剤のB2、B6を飲むケースが多いと思います。抗酸化作用のためのビタミンCも含まれますね。症状がひどい場合は抗生物質を服用します」。外用療法塗り薬としての抗生物質、レチノイド、過酸化ベンゾイルやイオウ製剤などのクリームまたはローションで治療を試みる手法。「赤みがひどい場合は抗生物質を塗りますし、毛穴のつまりを抑制するためには代謝を高めるレチノイドや過酸化ベンゾイル外用薬を塗ります。イオウ系の薬は昔からあって、角質などを柔らかくすることで毛穴が詰まるのを防ぎます」。機械的処置ニキビのでき始めである「面皰(めんぽう)」の時点で専用の圧出器を用いて内容物を外へ押し出す「面皰圧出」や、 皮膚にグリコール酸などを塗って皮膚の代謝を促す「ケミカルピーリング」(保険適用外)などがある。○スキンケア方法、間違ってない?ニキビの予防・治療には洗顔や保湿といったスキンケアも大切な要素となる。ただ、「ニキビのためにいいから」と自己流のスキンケアをしている女性の中には、必ずしも適切な処置を行っていない人も多いと服部医師は警鐘を鳴らす。「例えば、ニキビを厚めの化粧で隠す女性が見られますが、乾燥を嫌ってかジェルやミルクでクレンジングをして、結局あまり落ちていない人も多いです。私たちのクリニックでは、オイルやクリームでのクレンジングをお勧めしています」。中には理由もはっきりとわからないまま、「オイルはニキビに悪い」と信じ込んでいる女性もいるそうだが、しっかりと化粧を落としきれないことの方がニキビにはNGと覚えておこう。また、服部医師は洗顔のポイントとして下記の3つをあげたので、さっそく今日から実践してみよう。■洗顔のしすぎや長くだらだらと顔をこする行為をしない■お湯の温度が高いと乾燥につながるので、冬場は37~8度のぬるま湯で洗顔する■乾燥が気になるようだったら、朝は脂が気になるTゾーンやあごなどの場所だけ洗顔フォームを使う○自分の肌に最適な治療法を見つけることが大切ニキビの治療は、ニキビの状態や肌質、季節などによって異なってくる。頑固なニキビに悩まされているようだったら、自分の症状に見合った治療法を探すべく、専門の医療機関を受診するようにしよう。※写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。皮膚科専門医。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2015年12月04日夏休みはレジャーで海や山に出掛けるなど、外で過ごす機会が多いため、特に紫外線が気になる季節だ。だが、きちんと日焼け止めを塗っていたのに、なぜか日焼けしてしまったという経験がある人も意外に多いのではないだろうか。そして、夏の終わりと共に紫外線対策も終了……ではいけないのだ。本稿では、南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師の解説を基に、知っているようで意外と見落としがちな紫外線の基本について紹介しよう。○UV-AとUV-Bの特徴の違いを理解するそもそも地表に届く紫外線は、波長の長さによって「UV-A(A紫外線)」と「UV-B(B紫外線)」に分けられ、その約9割がUV-Aと言われている。波長の短いUV-Bは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、肌に強く作用する。大量に浴びると、赤く炎症を起こし、シミやしわの原因になる。一方、波長の長いUV-Aは「生活紫外線」とも呼ばれる。雲や窓ガラスを通過して肌に到達してすぐに肌を黒くし、しみやたるみの原因になる。特に日常生活で思わぬ量を浴びており、少しの量でも積み重なると肌ダメージが蓄積されてしまうUV-Aには要注意だ。月別の紫外線量にも違いがある。UV-Bは、冬になると夏の5分の1程度の量まで落ち込むため、4月~9月に注意が必要。対してUV-Aは、冬でも夏の半分程度の量があり、年間を通して注意が必要と言える。時間帯別に見ると、UV-Aは朝から徐々に増えて正午前後が最も強くなり、午後の遅い時間になっても減らない。UV-Bは朝9時を過ぎると急速に量を増やして、正午前後でピークを迎える。UV-Aは朝から夕方まで降り注いでいるため、日中は油断ができないと言えるだろう。○PA・SPFに加え、第3の指標となる光安定性日焼け止めに表示されているPAとSPFは、日焼け止めの紫外線防止効果を示す指標。それぞれ数値が大きくなるほど、効果が高いことを意味している。PA(Protection Grade of UV-A)は、UV-Aを防ぐ効果を表す目安。肌が黒くなる、つまり一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌のハリを失わせるUV-Aを肌から守る効果の強さを示している。最高レベルはPA++++(フォープラス)だ。SPF(Sun Protection Factor)は、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすいUV-Bから肌を守る効果を示す指数となっている。最高レベルはSPF50+。この2つに加え、最近注目されているのが、日焼け止めの「光安定性」だ。日焼け止めの安定性とは、紫外線効果の持続性のこと。「光安定性が悪い」という言葉は、紫外線照射によって日焼け止めの中に含まれる紫外線吸収剤が劣化し、その効力が減退することを意味する。同じSPF値でも、日焼け止めによって光安定性は異なる場合があるため、光安定性の良しあしが防御効果に影響する。日焼け止めの選定には、使用場面に適したSPF値やPA値のみでなく、光安定性も重要な条件となることを覚えておこう。ただ、紫外線対策で一番重要なのは、やはりじかに素肌を日光にさらさないことだ。日焼け止めをしたうえで、洋服や帽子、日傘を併用するなど工夫して、日ざしを防ぐようにしよう。衣類などは、濃い色で厚手の素材である方が紫外線を通さず、より効果的にブロックしてくれる。○曇り空でも、晴天時の6割の紫外線が強い日差しが出ていない日でも、油断は禁物。曇りの日でも、晴れた日の6割強の紫外線が地表に届いているからだ。また、紫外線は頭上から降り注ぐだけでなく、壁や地面にあたって反射もする。海やスキー場では、特に反射する紫外線にも注意するようにしよう。登山やハイキング時も要注意だ。標高が高いと紫外線が大気中で散乱される距離が短くなる。そのため、地上に降り注ぐ量が多くなるので、紫外線への万全な対策を心がけるようにしよう。そのほか、日常シーンでたった数分日焼け止めをつけずに外出しただけで、紫外線の影響をうけてしまうことも。特に以下のようなシーンではケアを怠りがちなので、意識するようにしよう。■ランチタイムの外出■洗濯物を屋外に干す■ゴミを出しに行く■公園でこどもを遊ばせる■レストランや列車、会社の窓際の席■車の運転○「うっかり日焼け」へのレスキュー方法紫外線を多く浴びた際は、紫外線の影響の度合いによって肌状態が変化する。自分自身の肌をしっかり見極め、状態にあわせたお手入れをすることが重要となってくる。肌が赤くなり炎症を起こしている場合は、やけどと同じような状態なので、水や氷などで肌を冷やし、石けんや化粧品の使用は避けるように。炎症が治まったら、肌を刺激しないよう、カーマインローションやアフターサンケア化粧品でほてりをしずめながら肌を整える。ほてりがしずまると肌が乾燥しごわつく。そのため、化粧水・乳液などで足りなくなった水分・油分を補給するなど、スキンケアを丁寧に行い、うるおいを保つようにしよう。写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。皮膚科専門医。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2015年09月03日いよいよ夏本番。連日うだるような暑さが続く暑い夏は肌の露出も必然的に増えるが、それだけ「かぶれ」や「汗も」などの肌トラブルに見舞われる危険も増す。そういった肌トラブルを抱えてしまっては、バーベキューや海水浴などの楽しい機会も心から楽しむことは難しくなってしまうだろう。そこで本稿では、南青山皮膚科 スキンナビクリニックの服部英子医師の解説を基に、初夏に起こりやすい肌トラブルとその症状、対策法などを紹介する。○水虫ができるメカニズムまず、初夏の肌トラブルの代表例としては水虫が挙げられると服部医師は話す。水虫は白癬(はくせん)菌というカビが皮膚の角質層につくことによって発症する。白癬菌はヒトの髪や爪、皮膚などに含まれるケラチンというたんぱく質を栄養素とするが、ケラチンは体の至るところにあるため、水虫は体や手にもできる場合がある。ただ、白癬菌は高温多湿な場所で繁殖しやすいため、靴を履いて蒸れやすい足に水虫が形成されやすい。水虫=かゆいというイメージを抱いている人もいるだろう。だが、実はかゆみを訴える人はそこまで多くないため、自分が水虫だと気づいていない「隠れ水虫」の人も多いのではないかと服部医師は指摘する。「個人の症状にもよるのですが、水膨れみたいなものができている方はかゆがってきます。ただ、私たちのクリニックに来る患者さんで『水虫がかゆい』という方は、実はそこまで多くはありません。皮がむけているからとか、角質がちょっと厚くなっているということで水虫を疑って来られる方が多いです。あとは足指の間がふやけてきたり、切れてきたりすると、『何かまずいのではないか』と思ってくる方もいらっしゃいます」。白癬菌は、水虫の人からはがれ落ちた角質の中でもまだ生きている。その角質を素足で踏むなどして菌が付着すると感染する。菌が付着しても生育環境などの条件がそろわなければ水虫にはならないし、付着してから24時間以内に洗い流してしまえばほとんど問題はない。ただ、「隠れ水虫」が家族にいるとバスマットで感染する恐れもあるし、多数の人が利用する大衆浴場やスポーツ施設などでも感染の危険はある。注意するにこしたことはないだろう。○水虫になりやすい人の特徴水虫は日ごろからのケアをしっかりしていれば、ある程度は予防できる疾病だ。■足のケアをあまりしてない■毎日長時間にわたり靴を履く■足の指が太く、くっつきやすい■汗をかきやすい体質これらの項目が当てはまる人は、日ごろから体や足を清潔に保つなどして、白癬菌が住みづらい環境を作るように心がけよう。ただ、どれだけ予防に努めていても、水虫になってしまうケースもある。そのときは、きちんと水虫と診断してもらったうえで根気よく治療するのがよいと服部医師は解説する。「足の皮がむけたとかで心配して、市販の水虫の塗り薬を買う方もいらっしゃるのですが、水虫でなかった場合はかぶれるケースもあります。きちんと皮膚科などでチェックして、水虫であれば使って治療するようにしましょう。薬をぬるときは、周辺すべてが栄養素で高温多湿な状態ですから、患部だけではなくかかとから足の裏全体、足の指、指の間にぬってください。ぬる期間は、自身で『きれいになったな』という時点から、さらに1カ月くらいぬるとよいでしょう」。○汗もの予防と対策夏場は汗をかきやすいため、汗もも初夏に起きがちな肌トラブルといえる。汗もにも複数の種類があるが、直径1~3ミリ程度の水泡が出る「水晶様汗疹」(白い汗も)と、赤い丘疹(きゅうしん: 皮膚から隆起する発疹)が出て、軽いかゆみなどを伴う「紅色汗疹」(赤い汗も)がほとんどのケースだ。前者は特別なケアをしなくても数日以内に治り、後者は皮膚科を受診してステロイドクリームなどをぬるとよい。予防法としては汗をかいたらシャワーを浴びたり、通気性の良い衣類を普段から着用したりするといったことなどが挙げられる。○20~30代は金属アレルギーにも注意また、初夏頃からはかぶれが多くなってくるのも特徴だと服部医師は話す。かぶれの原因の一つは植物だ。初夏はハイキングやガーデニングなど、植物に接触する機会も増える。ウルシ科の植物やサクラソウ、キク、ヨモギ、アロエなどもかぶれやすいとのことなので、肌を露出した状態で近づく際は注意しよう。そして、意外かもしれないが金属によるかぶれも夏に多くなるという。汗によってアクセサリーなどから溶け出した金属イオンが体内に侵入し、アレルギーを引き起こすアレルゲンとなってかゆみやかぶれなどの症状につながってしまう。「金属アレルギーの原因は免疫反応ですので、大人でも突然なる可能性はあります。最初は問題なくても、汗などで溶け出した金属がイオン化してたんぱく質と結合し、何度か体内に蓄積されるとアレルゲンとして発症します。アレルギーになりやすいものはコバルト、ニッケル、クロムなどの金属です。アクセサリーを着けだすようになってから一定の年月がたつ20~30代は、アレルギー反応に気づきだす人が多いかもしれません」。夏場は汗をかきやすいということもあり、今回紹介した症例も汗にまつわるものが多い。毎日必ずシャワーを浴びるなどして、肌をできるだけ清潔に保つことが初夏の肌トラブルを避けるための第一歩になりうると言えそうだ。写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。皮膚科専門医。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2015年07月29日シンガポールを拠点に世界中で照明デザインを手がける、Lighting Planners Associates 服部祐介氏。照明デザインという仕事、そのデザインプロセス、そして国による違いについて、彼が手がけたプロジェクトを巡りながら話を聞いた。○光だけでなく陰もデザインする――"光をデザインする"ということについて教えて下さい。光という存在自体は誰でも知っていますし、皆さんは日常的に光を体験していることだと思います。ただ、光が影響をおよぼす空間の印象や心地よさのようなものは、皆さんが無意識のうちに感じ取っていることが多いので、それをデザインするという仕事は分かりにくいかもしれません。一言でいいますと、この仕事は照明に関する知識を利用して空間を光で演出する職業です。照明デザインと言うと舞台照明、映画照明など様々ですが、我々が専門としているのは建築照明、もしくはもう少し広義に環境照明という分野。照明器具をプロダクトとしてデザインしていると思われることも多いのですが、そうではなく、自然光や人工光(いわゆる照明器具)をツールとして空間をどのような光の環境にするかを考える職業なのです。建築、造園、電気設備など多岐にわたる知識を必要とするちょっと変わった職能かもしれません。照明デザインの歴史は50~60年と浅く、それまでは職業として確立するまでは建築家が照明、主に自然光をどのように空間に取り入れるかを考えていたのですが、建築の用途が多様化し、照明のテクノロジーが複雑化し、専門職としての必要性が高まり生まれました。建築家だけでなく施工主が照明の重要性に気づき始めたことや、省エネが取り沙汰されるようになってからは、私たちの職能がさらに重要視されるようになってきました。建築と私との出会いは、私がまだ高校生の頃に建築家 ル・コルビュジエの展覧会を訪れたことでした。大学で建築を学ぶようになり、そこで人が空間で感じる「環境」を形作るものには、音・光・空調の三つの要素があることを学びます。このとき初めて環境心理学という分野に出会い、大学院に進学以降、主に光環境について研究してつき詰めていくことになりました。ですから、実はデザインを学んだことはないんです。照明デザインを専門に学べる大学は、アメリカ、スウェーデン、ドイツなどにはありますが数は少ないんです。ですから、私が勤めているLighting Planners Associatesという照明デザインの会社には、さまざまなバックグラウンドを持ったひとたちが集まっています。電気設備の設計をやっていたひと、造園をやっていたひと。それぞれいろんなきっかけで照明に出会ったひとたちが集まっています。――シンガポールではどのような仕事を?2008年に赴任しました。当時はまだマリーナ・ベイ・サンズもありませんでした。今もそうですが当時のシンガポールは建設ラッシュ。東京勤務だった頃に海外の案件を担当していたことなどがきっかけで、赴任することになりました。こちらでは都市計画のようなものから、ホテル、商業施設、オフィスビル、住宅コンドミニアムの照明デザインまで、照明に関わる幅広い仕事に携わっています。都市計画の事例として、シンガポール政府からの依頼を受けて、ベイエリアやショッピングエリアなど中心街の景観を形づくる照明に関するマスタープラン策定を弊社で行いました。また、マリーナ・ベイ・サンズホテルに隣接する植物公園 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの照明デザインに私も参画しました。公園内には屋外施設もあるため、夜間の照明をデザインする仕事でもありました。どのエリアが、どの程度の明るさだったら、来訪者に理想のストーリーを体験してもらえるか。照明デザインは、「陰影をデザインする仕事でもある」ということを再認識しました。○来訪者の無意識をあやつるデザインのプロセス――デザインを行う過程について詳しく教えて下さい。ビクトリア・シアター&コンサート・ホールの事例でご紹介します。約100年間の歴史がある古い建物で、老朽化のためリノベーションが行われました。私も2009年から今年まで5年間携わりました。照明デザインのコンセプトは、“Old meets New”を伝えること。シンガポールでは貴重な歴史ある佇まいと、リノベーション後の新しさをハイライトするようデザインしました。○北欧は自然光をいかに取り入れるか、南国は遮るか――国によって違いを感じますか?特に中国のクライアントは、自分の建築をまわりで一番に目立たせることを好むことが多いですね。とにかく、周りより明るく奇抜に目立たせてくれと望む。香港や上海ならよいのかもしれませんが、パチンコ屋のように下品に明るくするのが適切でない立地にある場合は照明の数を減らしましょうと提案することも。こうした建築を取り巻く周辺環境を解釈しながらデザインを考えるマインドセットは建築を学ぶ過程で身につけたものです。自然光に対する考え方も基本的には国によって異なります。たとえば、北欧では限られた自然光を建造物にどう入れられるかという視点でデザインします。一方、赤道直下などの南国では、暑さのしのぐために自然光をいかに遮るかという視点で考えます。その土地の立地、天候、そして経済状況も含めて環境です。照明もそれに対応させます。生活の中に取り入れる照明の明るさの好みも異なります。ヨーロッパでは、レストランでもロウソクの光でステーキを食べたりします。肉がきちんと焼けているかどうかも分からないほど暗い場合もあります。スウェーデンの住宅を訪れたときも、ロウソクのような明かりで生活している家もありました。夕日やいわゆる間接照明などもそうですが、暖かみのある、いわゆる「色温度の低い」光が好まれます。白人は目の色素が薄いので光に敏感だとも言われています。一方、東南アジアなど日照時間が長い地域では、冷たい白色の「色温度の高い」蛍光灯むき出しのところで食事をしてお酒を飲んだりします。日本では、障子や行灯など面で光る照明が日本らしいとされますよね。日本の多くの現代住宅は、天井にひとつ明るい蛍光灯がついていて、リビングをくまなく照らすような環境です。これは、私は知らない時代ですが、親やその前の世代の方々が戦後貧しい時代を裸電球で生活してきたので、明るいことが豊かだというマインドセットがあることに一因があるように思います。――海外での仕事という面で苦労する部分もあると思うのですが。たとえばインドで高層ビルの案件にたずさわっていたときに、予算を使い切ってしまいビル自体の建設が途中で止まったなんてことがありました。また、これはどの国でもあることですが、施工会社とのコミュニケーションに苦労します。日本では考えられないことが起こる。器具の設置作業を指示通りにやってくれなかったりするんですよね。慣れるまではいらいらしていましたが、むしろそれを楽しむ余裕がないとストレスを感じるのではないでしょうか。デザインに対する妥協は好きではありませんが、できるところはしないと作業が進んでいかないこともあります。海外ではそのバランス感覚が必要です。――照明デザインのトレンドを教えて下さい。発光ダイオード、いわゆるLEDがこれまでの照明をすべて置き換えようとしていることでしょうか。省エネにもなりますので、ランニングコストを削減したいクライアントにとっては魅力的です。企業イメージを良くするために照明はすべてLEDを、なんていうことを求められることがあります。しかし、われわれは従来の白熱灯、蛍光灯ほか様々な光を使い分けて提案するようにしています。白熱灯の光と比べてLEDの光は、食べ物のおいしさや女性の肌の美しさを表現することには向いていない。光源それぞれに特性がありますから。その環境に適した光をデザインすることがわれわれの任務です。――デザイナーとして今後の展望は?3.11の東北での震災後、色々な方が色々なことを考えたように、私も照明デザイナーとして何ができるかを考えました。被災地の方々が、電気の無い寒い中、暗く不安な夜を過ごしているのだろう。そこが明るいだけでも少しは安心できるのではないかと、太陽パネル内蔵のLEDが発光するキャンプ用のランタンを被災地に送ったこともあります。この震災がきっかけで、自分の照明デザイナーの社会的役割を考えるようになったと思います。光というのはエネルギーが変換されて得られます。照明にはエネルギーが必要、つまりお金のかかることです。フィリピンのマニラを訪れたとき、夜間に空港からシティーエリアに向かっていたのですが、その道のりにスラム街があり、ものすごく暗くて、いかにも治安が悪そうでした。街が暗いと、犯罪などが起こりやすく治安が悪くなり、ますます貧しくなってしまいます。そういう場所には必要なだけの光があればなと思います。全ての場所を明るくすればよいということではありませんが、こういった負の悪循環は光でも打開できるのではと考えています。いま照明デザイナーを起用するクライアントは、主に経済的に豊かな人や会社です。しかしそうでないひとたちにも自分の力を還元していきたいと思っています。そういった考えの中で将来やらなければと考えているのが、災害が起こった地域や暗く治安の悪い地域などに光を届けるボランティア。昼は太陽が分け隔てなく光を届けてくれます。夜もそうなれば素敵だと思うのです。照明デザイナー服部祐介1980年、東京都生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒。同大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻にて環境心理学を研究。工学修士。2006年Lighting Planners Associates に入社し2008年からシンガポール事務所にて照明デザインに従事。主な担当プロジェクトに、表参道アカリウム、ヒルトン東京、Gardens By the Bay、ION Orchard、Tang Plaza ファサード改修、Peranakan Museum, Victoria Theatre and Concert Hall、CapitaGreen、Aman Shanghaiなど。その他、住宅プロジェクトも担当する。国際照明デザイナー協会(IALD)会員
2015年01月06日セガのアーケード対戦カードゲーム『戦国大戦』に登場する「忍殺 服部半蔵」が、マックスファクトリーのアクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年6月発売予定で、価格は5,000円(税別)。忍殺 服部半蔵は、『戦国大戦』で謎のニンジャソウルを宿し死神と呼ばれるニンジャ。おなじみのfigmaオリジナル関節パーツを使用し、要所に軟質素材を使うことで、プロポーションを崩さず可動域を確保。付属する多彩なオプションパーツとともに、ニンジャらしく劇中のあらゆるシーンを再現することができる。全高は約150mmで、原型制作はSCRATCH MODELISTが担当。オプションパーツは、槍、刀の武器とアクション用になびいたマフラーが付属。さらに「ドーモ、ハトリ・ハンゾウです」のあいさつ、気合の叫び、そして「強手裏剣(ツヨイ・スリケン)」や戦闘時の「忍殺」「勝利」エフェクト等をPETシート、可動支柱付きのfigma専用台座が付属し、プレイバリューの高いフィギュアに仕上がっている。商品価格は5,000円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は2015年1月14日21:00。商品の発売および発送は、2015年6月を予定している。(C)SEGA (C)2012 Ninj@ Entertainment
2014年12月11日寒い季節の悩みの一つに手荒れが挙げられるだろう。全く手荒れにならない人もいるが、悩んでいる人にとっては深刻な問題だ。特に「常にきれいな肌でいたい」と思っている女性にとっては、手荒れはやっかいだ。そこで、南青山スキンナビクリニックの服部英子院長に、家庭でも簡単にできる手荒れ対策について伺ってみた。○水やパソコンに接する人が手荒れになりやすい服部院長によると、手荒れとは健康な肌で行われている「ホメオスタシス」(生物が外界の条件が変わっても、体の状態や機能を一定に保つ働き)が、刺激などの外的要因で阻害されることが原因で起こる。特に指先は、「ホメオスタシス」に大きな役割を果たし、肌の水分蒸発を防ぐ皮脂を出すための皮脂腺が少ないため、肌が荒れやすい。また、手荒れを起こしやすい人には特徴があるという。一般的にはアトピー性皮膚炎を患っている人主婦美容師調理師などの、手を洗う機会が多い人が該当するという。また、紙やダンボールなどの紙製品を扱う人パソコンなどで指を摩擦することが多い人なども潜在的な"手荒れ予備軍"として当てはまる。「さらに寒い時期は、インフルエンザ対策として手洗いや消毒液の使用が推奨されるので、子供たちも手荒れを起こす場合があります」。○ゴム手袋で簡単に予防それでは、どのように手荒れ対策をすればいいのだろうか。服部院長は「手荒れの原因によって対策は異なりますが、手荒れは何らかの外的刺激によって起こることが多いので、刺激を予防・低減することが第一です」と話す。まず、効果的なアイテムとしてハンドクリームが期待できる。「ハンドクリームなどで皮脂を人工的に補うことで、肌の水分蒸散を阻止できます。一般にハンドクリームと呼ばれる製品は、1個数百円程度の手軽なものから、薬効成分が配合された『医薬部外品』、薬局でしか販売できない『医薬品』など、さまざまなものが存在しています。中には美白効果が期待できる物までありますので、目的に応じて選ぶこともできます」。家庭でできる簡単な対策として、家事の際にゴム手袋を着用することもお勧めだという。「例えば、台所用洗剤は油脂を除去する効果が高いことは有名ですが、手指の皮脂も取り去ってしまう」ため、手や指先を保護する観点から有効だと服部院長は解説する。また、冷たい水を使った長時間の家事が手肌に良くないことは想像がつくだろうが、「お湯なら大丈夫! 」というわけにはいかないとのこと。水にしろお湯にしろ、水場周りで作業をしたらしっかりとケアをしよう。ハンドクリームを塗った後に「手や指を保護するために手袋をして寝る」ということもトライしてみる価値はあるという。「そのほか、年末の大掃除の際に新聞紙やダンボールなどを扱う場合は、軍手などを使用しましょう。じかに摩擦されたり、皮脂を除去されたりするような状況から手を回避することをお勧めします」。これから寒さが一層厳しくなり、手荒れリスクが高まる季節に突入する。手荒れを正しく理解することで、賢く自分の手を守ってみてはいかがだろうか。写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2014年12月03日服部栄養専門学校理事長・校長、医学博士の服部幸應氏と共同企画したオンラインショップ「服部幸應のお取り寄せ」が、5月28日オープンした。「服部幸應のお取り寄せ」は、服部幸應氏がすべて実食・厳選。素材本来のおいしさにこだわり、無農薬や減々農薬、無添加の商品を作り手より直接届けるお取り寄せサイト。取り扱う商品は、世代を超えた逸品はもちろん、育児や仕事などで忙しい30~40代の女性にもおススメの素材ばかり。保存や調理が簡単な、無添加のお総菜や冷凍食品など積極的に紹介し、健康的で華のある食生活をサポートしていく。各商品のページでは、作り手のもとへスタッフが足を運び、商品の製造現場や、作り手の商品に込める思い、誕生秘話をリポート。また、こだわりの食品をより楽しく、身近に感じてもらうため、服部幸應、スタッフ、購入者によるお勧めのおいしい食べ方やアレンジレシピを紹介する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日話題のリトルマガジン『murmur magazine(マーマーマガジン)』で編集長を務め、数々の著書も大人気の服部みれいさん。そんな服部さんが今年1月に発売した著書『SELF CLEANING BOOK あたらしい自分になる本』(アスペクト刊)のコンセプトをベースにして作られた、『SELF CLEANING DIARY あたらしい自分になる手帖』が登場した。この手帖は、1年通して使っていくことで、こころやからだ、自分の身のまわりを浄化していき、1年後に「新しい自分になる!」ことをテーマにしたユニークなもの。通常の手帖と違い、読み物が多いのも特徴で、書籍と同じように、服部さんが実践し、からだ、こころ、たましいを変えられたという「冷えとり健康法」や「アーユルヴェーダ」、「部屋の浄化」などの簡単な解説やヒントもいっぱい。マンスリーカレンダーにつづく、1日ごとのカレンダーのはじめには、服部さんがその月におすすめする浄化法に関するおはなしと、あたらしい自分になるために、“今すぐできること”やおすすめの書籍の提案も。1日のカレンダーは、朝4時から予定を書き込めるようになっているので、家事や育児に追われている主婦の方にもおすすめ! 朝の時間を使っての半身浴など、自分ケアのプランも立てられるはず。また、毎月の終わりについている“わたしノート”は、願いごとを具体的に書き出すためのノートなので、産後の仕事復帰や、子どもとの上手な関わり方、こうしていきたい! と思っていることをぜひ書いてみてほしい。さらに、服部さんが尊敬する、キュレーターの石田紀佳さんによる“自然とともに暮らす季節のアイデア帖”も巻末に収録。節電が叫ばれているいま、学びたい知恵が満載だ。 1年後、使い終わったときの自分の変化が楽しみになってしまう。そんな、とっても魅力的な手帖! 『SELF CLEANING DIARY あたらしい自分になる手帖』 著者:服部みれい定価:1,575円(税込)発行:アスペクト 取材/田辺香
2011年09月26日