8月27日(日)に幕張メッセにて開催されるファン感謝祭「勇者ヨシヒコダイブイキタクナルツアー」。2016年、「勇者ヨシヒコと導かれし七人」で3シリーズを終えた「ヨシヒコ」史上最大のイベントに参加する、ライブアーティストが発表となった。福田雄一監督のもと、山田孝之主演で放送された「勇者ヨシヒコ」シリーズ。「ドラマ24」という深夜帯ながら、「勇者ヨシヒコと魔王の城」(’11)、「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」(’12年)に続く4年ぶりの第3作目 「勇者ヨシヒコと導かれし七人」まで制作され、カルト的人気を博している。このたび開催されるファン感謝祭「ダイブイキタクナルツアー」、略して“大仏アー”には、ゲストアンバサダーに仏(佐藤二朗)を迎え、もちろん山田孝之さん、木南晴夏、ムロツヨシ、宅麻伸ら、お馴染みのドラマメインキャストも全員集合!合言葉は、「サ・ヨ・ナ・ラ・ヨ・シ・ヒ・コ!」という。今回、本イベントのライブパートに出演する注目のライブアーティスト6組が決定。シリーズ2作目「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」のオープニング曲を歌う「ストレイテナー」、同エンディング曲を歌う「moumoon」、ドラマシリーズ3作目「勇者ヨシヒコと導かれし七人」のオープニング曲を担当した「JAM Project」に、エンディング曲を歌う「7!!」と歴代のドラマテーマ曲を担当した豪華アーティストに加えて、人気ガールズバンド「yonige」、「勇者ヨシヒコと導かれし七人」第3話に女優として出演した中川翔子がライブパートに登場。「ヨシヒコ」最初で最後の宴となる、ライブ&トークで繰り広げられる8時間ぶっ通しの「ヨシヒコ」的FESステージを盛り上げる。このほかにも超豪華ゲストが追加予定とか。続報にも期待していて。「勇者ヨシヒコ ダイブイキタクナルツアー」は8月27日(日)10時~開場、11時30分~幕張メッセ 国際展示場9・10ホールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日「嵐」の相葉雅紀が主演するフジテレビ系月9ドラマ「貴族探偵」。この度、5月15・22日(月)に放送される第5・6話に、加藤あいが出演することが決定。加藤さんは、2014年にTBS系にて放送された「Dr.DMAT」以来3年ぶり、第一子出産後初のドラマ出演となる。「貴族探偵」は、相葉さん演じる主人公が探偵を趣味としている貴族で、年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明、はたまたまさか一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリー。今回加藤さんが演じるのは、豊郷皐月という名家の令嬢。本作の折り返し地点となり、初の連続殺人事件、また初の2話にまたがるこれまでで最も壮大な物語の重要なキーマンとして登場する。第5話は、昔伯爵であり日本最後のフィクサーと呼ばれている桜川鷹亮(竜雷太)の住まいの前に、新米探偵・高徳愛香(武井咲)がたたずんでいるところからスタート。愛香のクライアントで財閥の令嬢である玉村依子(木南晴夏)から、鷹亮なら貴族探偵(相葉雅紀)が何者なのか知っているはずと教えられ訪問することになったのだ。愛香を出迎えたのは、鷹亮の外孫であるという皐月。愛香を鷹亮のもとへ案内するが、そこにはまさかの貴族探偵の姿が。驚愕する愛香に鷹亮は、今日は自身の孫である弥生(北香那)の婿選びの儀式の日であり、貴族探偵には立会人として来てもらっていること、そして愛香も探偵ということでぜひ立ち会って欲しいと意味深なことを言われしぶしぶ儀式に参加。そんな儀式の場には、弥生に求婚する4人の男性がおり、その求婚者の一人の男性が突然、もがき苦しみ倒れ落ちてしまった。それが血で血を洗う、凄惨な連続殺人事件の幕開けとなる…。主演の相葉さんとは「三毛猫ホームズの推理」以来、5年ぶりの共演となった加藤さん。「相葉さんは前と変わらず、やんわり、ゆったり、優しい雰囲気を持っていらっしゃる方で。それが今回の貴族探偵のキャラクターにすごく合っていて、キャラクターに馴染んでいる、というよりも、あのキャラクターを相葉さんが作られているのだな、と思いました」と共演した感想を語り、「このドラマはとてもテンポが良く、もちろん恐ろしい事件が起きるのですが、その中にたくさんのユーモアがちりばめられており、私も何度台本を読んでも、同じところでクスっとしてしまう箇所がいくつもあったりして、本当に面白く見ていただけると思います」メッセージを寄せている。「貴族探偵」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月08日「嵐」相葉雅紀をはじめ、豪華キャストたちが集結する現在放送中の月9ドラマ「貴族探偵」。この度、来週5月8日(月)放送の第4話にて、女優・釈由美子がゲスト出演することが決定した。本ドラマは、麻耶雄嵩による本格推理小説「貴族探偵」と続編の「貴族探偵対女探偵」が原作。主人公が探偵を趣味としている貴族で、年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明、はたまた、まさか一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリーだ。第4話では、とあるアイドルが恋人との不仲を苦に自殺してしまうショッキングな出来事からスタート。アイドルのファンが逆恨みをし、報復をするためアイドルの恋人の居住地を探して欲しいと、新米探偵・高徳愛香(武井咲)の元を訪れるも、そんな依頼は受けられないと断る。そして、ファンと入れ違うように、愛香のクライアントで日本有数の財閥令嬢である玉村依子(木南晴夏)が来訪。とある有名な温泉旅館に一緒に行こうと愛香を誘う。そこは、ひっそりと人里離れた山奥に、まるで心霊スポットのような様相でたたずむ、「浜梨館」という名の温泉旅館。現在で8代目となる宿の当主である女将・久仁子から、“いづな様”と呼ばれる狐の神様の話を愛香は聞かされる。「浜梨館」では、江戸時代から“いづな様”を祭っており、“いづな様”のおかげで「浜梨館」だけが盛況であったこと、また月に一度、浜梨家の者が儀式を開き、そこで“いづな様”に祈祷すれば、どんな願い事もかなうと言われていること…そして当日は、その儀式の日。愛香と依子が久仁子の案内で儀式が開かれる間に着くと、すでに先客が。儀式が始まるまで、たわいもない話しをしている中、貴族探偵(相葉雅紀)が、とある大手商社の重役の娘をつれて登場。アバンチュール中、香苗が“いづな様”の儀式に参加したいと言い、エスコートで来たのだとか…。あきれかえる愛香を尻目に、儀式は滞りなく終了。しかし翌日、儀式に参加していた男性の遺体が浴室で発見され…という展開に。これまで抜群の演技力で、「ヒミツの花園」「7人の女弁護士」など様々な作品に出演してきた釈さん。月9ドラマの出演は、「嵐」の松本潤主演「ラッキーセブン」以来5年ぶり。今回演じるのは、“いづな様”“祟り”といった因習めいた老舗温泉旅館の女将・浜梨久仁子。本作の第1話を観て「とてもインパクトが強いドラマだな」と感じたと言う釈さんは、「そんな世界に自分が参加できるということが、すごくワクワクしました。今回、私が演じさせていただくのは、かなり謎めいた女将で、演じる際には監督からも緩んだ表情や笑顔を見せないように言われています。周りの皆さんが演じるキャラクターがそれぞれ、ぶっ飛んでいるので、それに引きずられず、女将のおどろおどろしさが伝わるように演じたいと思います」と意気込みを見せた。また、主演の相葉さんとはバラエティーでの共演はあるものの、ドラマでは初共演の釈さんは、「相葉さんが貴族の衣装を着られて、貴族の世界に入られ、貴族を演じられている姿を見たときは、率直に“あ、貴族様だ”と思いました。貴族のオーラを感じましたね」と印象を語る。さらに、「監督から、私が出ると“一瞬で犯人っぽい匂いがする”と言われたのですが、女将が怪しいのでは?という目線で見ながらも、第4話は、これまでで一番おどろおどろしい『貴族探偵』になると思いますので、そこを楽しんでいただければな、と思います」とメッセージを寄せた。「貴族探偵」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月01日今週末に2夜連続で放送される「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」。この度、本ドラマの放送に先駆け、主演の松嶋菜々子がドラマの海外ロケでパリを訪れた様子に密着した直前スペシャル「山崎豊子原作ドラマ『女の勲章』今年一番の傑作すべて見せます直前SP」が放送されることが決定した。本作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)が、太平洋戦争で家族も住む家も失うも、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく姿を描く。主人公・大庭式子役の松嶋さんをはじめ、式子の弟子にミムラ、相武紗季、木南晴夏が扮し、そのほか玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストたちが顔を揃えている。ドラマの第2夜では、式子がデザイナーとしてさらなる飛躍を目指し、有名デザイナーとの契約交渉のためパリへ向かう。この重要なシーンは、一部パリで撮影されている。パリは松嶋さん自身にとっても馴染みのある国だそうで、「20代前半の初めての一人旅がパリ。それからもお仕事などでご縁があって年に1度、多いときは年3度のこともありましたね。1番最初にプライベートで行ったときにかなり街歩きをしたので、だいたい地図が頭の中に入っています」と語っている。そのロケ収録の合間を縫って松嶋さんが訪れたのは、パリ、ディオールのオートクチュールのアトリエと「ディオール・ヘリテージ」。この建物に日本のテレビカメラが入るのは初の試みだ。今年新設されたばかりの「ディオール・ヘリテージ」には、ディオールの70年に及ぶ歴史が全て詰まっている。ムッシュ クリスチャン・ディオールが初めて世に送り出したデザイン画に始まり、あらゆる衣装、装飾品、貴重な資料の数々が見事なまでの美しい形で保存、展示されている。さらに、今月20日に東京・銀座「GINZASIX」にオープンする、日本でディオールの世界観を堪能できる国内最大店舗「ハウス オブ ディオール 銀座」の魅力と最新情報も放送。そして、キャスト陣のインタビューやドラマがこだわり抜いたファションについても紹介していくなど、これを観ればドラマをより楽しめること間違いなしとなっている。「山崎豊子原作ドラマ『女の勲章』今年一番の傑作すべて見せます直前SP」は4月15日(土)10時45分~フジテレビにて放送。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」第一夜は4月15日(土)21時~、第二夜は16日(日)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月13日情報番組からバラエティー番組、そして教養番組と幅広いジャンルで活躍中のハリー杉山が、2夜連続で放送される「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」でドラマデビューを果たすことが決定。さらに続けて、4月放送スタートの月9ドラマ「貴族探偵」の第1話にゲスト出演することも分かった。「ノンストップ!」をはじめ、司会やラジオのナビゲーター、モデルとしても活動していたハリーさん。彼と言えば、イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、先祖にプランタジネット朝の第5代イングランド王エドワード1世を持ち、イギリス貴族の血を引く人物。英語、フランス語、中国語、日本語の4か国語を話すことができ、11歳から18歳までイギリスに在住し、学生時代からイギリス王室のウィリアム王子をはじめ貴族と交流を持つという華麗な経歴の持ち主だ。そんな彼がドラマデビューを果たすのが、山崎豊子原作のドラマ「女の勲章」。本作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子が、太平洋戦争で家族も住む家も失うも、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく姿を描く物語。主人公・大庭式子役を松嶋菜々子が演じるほか、ミムラ、相武紗季、木南晴夏、玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストたちが集結している。今回ハリーさんが演じるのは、パリ在住の世界を代表するデザイナーと契約を結ぶために、日本からやってきた式子の滞在中の世話をする繊維会社の特派員・園田。世界的デザイナーとの契約締結に、日本人で初めて成功できるかどうかの重要な局面で、“通訳”として式子を支える大事な役どころだ。今回がドラマ初出演ということで、ハリーさんは「青天の霹靂です。自分の耳を完全に疑いました」とオファー時の心境を語る。また、撮影前の準備には、「原作を読み、仲の良い役者の方々からアドバイスをいただき、忘れかけていたフランス語もフランス人の知人のクロワッサンを食べる仕草から勉強し、現場に挑みました」と万全の体制で挑んでいたようだ。さらに、松嶋さんとの共演については、「撮影直前は生まれたての子鹿のように心身共に震えていたのですが、撮影が始まり、松嶋さんとコミュニケーションを取る度に自然と心が落ち着きました。美しいのはもちろん、優しさと心の温かさ、心の余裕がオーラにも出る方で、初めてお芝居のお仕事をされたときのお話をしてくださったり、長台詞の基本的な伝え方を教えてくれたりしました」とアドバイスをもらったと明かし、「これはNGを出せるはずがない!と思いきや出してしまったときの松嶋さんの『大丈夫!ゆっくり…』とのお言葉には救われ、なんとか乗り切りました。陽だまりのように優しい方でした」と撮影でのエピソードも。そして「女の勲章」の翌日には、「貴族探偵」がスタート。「嵐」の相葉雅紀が主演するこのドラマは、年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明な探偵を趣味としている貴族が主人公。しかし、趣味という探偵においても、一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリー。ハリーさんが演じるのは、第1話で起こる事件関係者の一人である会社員・笹部恭介。日本有数の財閥グループの社長令嬢である玉村依子(木南晴夏)の友人で彼女が所有する、とある山荘で開かれたパーティーに招かれた笹部。パーティーを楽しむ参加者をあざ笑うかのように、凄惨な殺人事件が起き…というストーリー。月9出演に関してハリーさんは、「ずっとお芝居と無縁だった男が…『女の勲章』…からの月9…しかも30周年を記念する作品の第1話なんて…数秒絶句した後…身を引き締めて本屋に走り原作を買いました」とコメントしている。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」第一夜は4月15日(土)21時~、第二夜は16日(日)21時~フジテレビにて放送。「貴族探偵」は4月17日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月06日4月15日(土)より2夜連続で放送される、山崎豊子原作、松嶋菜々子主演で贈るドラマ「女の勲章」。この度、本作に登場するファッションショーシーンに、「FOXEY(フォクシー)」が衣装全面協力を行うことが決定した。本作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)が、太平洋戦争で家族も住む家も失うも、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく姿を描く。主人公・大庭式子役に松嶋さんをはじめ、式子の弟子にはミムラ、相武紗季、木南晴夏が扮し、そのほか玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストたちが顔を揃えている。戦後のファッション業界のうねりの中に身を投じた女性を描くドラマということで、本作の“ファッション”には特にこだわりをもって制作されており、キャストたちが身に着けている衣装やアクセサリーなどは本作の見どころの一つ。そんな中でも、特に重要な意味を持つ「東京ランベールショー」というファッションショーシーンに、今回「FOXEY」が衣装全面協力!本シーンは、式子がファッション業界で数々の成功を収めた末に、ついに世界に打って出ようとするドラマの大詰めとも言える大事な場面。式子の絶頂期を描く、ドラマの核の一つともなるこのファッションショーシーン「東京ランベールショー」に「FOXEY」が全面協力したことにより、モデルたちが身にまとう衣装は、全て「FOXEY」のラインナップという夢のようなシーンが実現している。また、今回ドラマで登場するこれらの衣装が、伊勢丹新宿店本館で展示されることも決定。さらに原作者の山崎氏は、ファッション記者でもあり自身もファッションが大好きだったということで、山崎氏の衣装や帽子の一部、「女の勲章」の直筆原稿や貴重な資料なども同会場内で展示。「女の勲章」の世界観に浸れること間違いなしとなっている。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章の世界展」は4月12日(水)~18日(火)伊勢丹新宿店本館4階 センターパークにて開催。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」第一夜は4月15日(土)21時~、第二夜は16日(日)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月05日“月9”ドラマ枠30周年を迎え、主演の相葉雅紀をはじめ井川遥 、仲間由紀恵、滝藤賢一、中山美穂、松重豊ら豪華俳優が集結する「貴族探偵」。このほど、キャスト陣が役衣装姿を披露する公式ポスタービジュアルが解禁、さらに、相葉さん演じる“貴族探偵”にときめく令嬢役として木南晴夏の出演も決定、“因縁の相手”(!?)武井さんと再共演する。本作は、麻耶雄嵩氏による本格推理小説「貴族探偵」と続編の「貴族探偵対女探偵」が原作。麻耶作品初の映像化となる本作は、相葉さん演じる主人公が探偵を趣味としている貴族で、年齢、家族、学歴、住所、そして本名までも不明、さらには、まさか一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリーとなっている。そんな本作から、これまでベールに包まれていた豪華出演者の姿が初公開。とりわけ異彩を放つ相葉さんの貴族探偵をはじめ、新米探偵、異色の刑事、ミステリアスな元探偵、そして執事、メイド、運転手と、浮世離れした個性的な登場人物たちを豪華出演者陣が見事に具現化。実は原作では、貴族探偵は「ぴしっと皇室御用達で有名な常磐洋服店のスーツを着込んでいる」という描写だが、ドラマ化にあたりまさに“これぞ貴族”という風情が誕生。「“攻めた”役を楽しめたら」と意気込みを見せる相葉さんだが、演技だけでなく、外見でも攻めに攻めたものに。この貴族の衣装は、本作のためだけにナポレオンジャケット(上着)からブーツまで、すべてハンドメイドで仕立てられた特別製。誰もが貴族と聞いて思い浮かべるイメージを、よりスタイリッシュに見えるようアレンジ。スキニーパンツにブーツで、下をすっきり見せることで上にボリューム感を出し、シルエットを現代的に。“貴族感”は最大限出しつつも、時代背景を分からないようにした、まさに前代未聞の探偵にふさわしい貴族像が誕生した。「さすがにこれを着て外は歩けない(笑)」と相葉さんは驚きつつも、「さりげなくサッシュをかけていたりするところが本当に貴族っぽいなと思います。スタッフの方が嵐の歌の衣装とかぶらないように、というところも考えてくださり、ゴージャスで迫力のある、いままでに着たことのない衣装になりました」とコメントを寄せる。また、今回、公式ポスタービジュアルをデザインしたのは、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」タイトル映像・ヒロインポスターのビジュアルディレクションでも知られる、日本を代表するアーティストの清川あさみ。清川さんの代名詞である、写真に刺繍を施すという独特な手法がいかんなく発揮され、これまでのミステリードラマとは一線を画す、謎めいた世界に優雅さと遊び心を加え調和させた、斬新で魅惑的なビジュアルに。清川さんは「どこかエキセントリックで、さまざまな展開を匂わせるイメージを絵画と写真を混ぜ込んでつくりました。豪華なキャストの皆さんと30周年の記念ドラマということでクリエイションできて光栄です」と喜びを語っている。さらに、若手演技派女優・木南さんが、日本有数の財閥・玉村グループの社長令嬢、玉村依子役で出演することも決定。第1話で発生する殺人事件も、依子の父が所有する豪奢な山荘で起こる。もともと、新米探偵・高徳愛香(武井咲)が勤める喜多見切子(井川遥)の探偵事務所はクライアントとしてひいきにしており、愛香とも親交がある。たまたま山荘に友人たちを招いてパーティーを開くこととなり、せっかくだからと愛香も誘ったところ、凄惨な殺人事件が起きてしまうのだ。依子は竹を割ったような性格で、令嬢として品を持ちながら行動は非常に開放的。相葉さんが演じる、レディファーストで「美しい女性をもてなすのは貴族の嗜(たしな)み」と公言する貴族探偵とは相性抜群。事件が起き、愛香や鼻形雷雨(生瀬勝久)が現場検証をしているのを尻目に、突如あらわれた貴族と会話を楽しみ、遊びに興じるうちに甘く焦がれるような感情を胸に抱くようになる。ただ一方で、依子は、謎に包まれた貴族探偵のことを詳しく知っているような素振りを見せるときも。果たして、貴族探偵と依子の関係とは?2人の間に何が隠されているのかも、気になるポイントとなりそう。しかも、木南さんといえば、昨年のTBS系ドラマ「せいせいするほど、愛してる」では、武井さん演じる女性と不倫に落ちる夫(滝沢秀明)の妻役を演じた際の怪演ぶりが評判となり、「第5回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」では助演女優賞を受賞。あれから約1年、武井さんと再共演する本作では、「この泥棒猫!」と暴言を吐いていた妻から一転、久しぶりの再会に躊躇なくハグしたり、頬にキスをしたりと、180度違うギャップと豹変ぶりで話題を集めそうだ。木南さんは、初共演となる相葉さんに「すごく誰に対しても垣根がない、気さくな方なので、とてもやりやすいです」と信頼を寄せ、「武井さんとは相対する役だった前回から、今回は武井さんが演じる愛香のことが大好きという仲の良い役ができて良かったな、と思います」とコメント。「自由奔放なお嬢様なので、それこそ奔放に演じて、武井さんの頬にチューできるという権利もゲットして(笑)、役柄を楽しんでお芝居させていただいています」と意気込みを語っている。「貴族探偵」は4月17日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(text:cinemacafe.net)
2017年03月27日松嶋菜々子主演で贈る、2夜連続のスペシャルドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」。この度、本作に出演する新たなキャストとして、宝塚元雪組トップスターの壮一帆、そして壮さんと同期の月船さらら、元雪組トップ娘役の愛加あゆといった“元宝塚”3人の参加が決定した。大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし、太平洋戦争で家族も住む家も失った。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子は、ミシンと共に立ち上がり洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。様々な野望、欲望が渦巻く中、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的をかなえるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。本作は、「白い巨塔」「不毛地帯」「沈まぬ太陽」など多数の作品が映像化されてきた山崎豊子の同名小説が原作。山崎氏自身の出身地である大阪や、神戸・甲子園・京都などを舞台に、緻密な取材に基づき、黎明期のファッション界が描かれている。すでに主人公・大庭式子役に松嶋さんをはじめ、ミムラ、相武紗季、木南晴夏、玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストが出演する。そして今回、新たに出演が発表された壮さんが演じるのは、式子の母親であり正妻の聡子役。また、月船さんが愛人のつね子役、もう一人の愛人、弓枝役を愛加さんが演じる。ドラマでは、正妻の元に2人の愛人たちが挨拶にやってくるシーンなど、緊張感あふれるシーンが登場するという。今回の共演が決まった際、壮さんは開口一番「笑いました」と語り、一方2人は「とてもびっくりしました」(愛加さん)、「共演自体がびっくりでしたが、この関係性ってというところに驚きました」(月船さん)と驚きを隠せなかったそう。また壮さんは、「夢にも思わなかった!うれしいです」と喜び、月船さんも「辞めてからこんな形で共演できるなんてうれしいです」とコメントしている。しかし、本作での3人の役どころは“正妻と愛人”という関係…。「寄り添わないように気をつけなければ」と壮さんが話すのに対し、同時に2人も「仲良くならないようにね」(月船さん)、「そうですね」(愛加さん)と互いに気を引き締めあっていた。なお、3人が今回の共演実現について大いに語り合うトークセッションが、フジテレビ公式番組Webサイトにて今後発表予定となっている。土曜プレミアム「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章第一夜」は4月15日(土)21時~、「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章第二夜」は4月16日(日)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月23日4月15日(土)・16日(日)に2夜連続で放送される松嶋菜々子主演の「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」。このほど、松嶋さんが「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のシフォンドレスをまとい、白いバラに包まれるポスタービジュアルが解禁となった。大阪・船場の羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。式子を助けながら次第に洋裁学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。それぞれの野望、欲望がうずまく中、ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。直木賞受賞作「花のれん」から「白い巨塔」「華麗なる一族」「沈まぬ太陽」など、多数の映像化作品を持つ山崎豊子。本作では、自身の出身地である関西を舞台に、緻密な取材に基づき、黎明期の日本ファッション界を重厚なタッチで描き出す。もともとファッション記者だったこともあり、自身もファッションが大好きだったという山崎氏。彼女が残した衣装や帽子は数十点にも上り、その魂を受け継いだ本ドラマも、ファッションに強いこだわりを持って制作されている。今回到着したポスタービジュアルでは、主演を務める松嶋さんの姿は圧巻の美しさ。身にまとうシフォンのドレスは、世界最高峰のファッションメゾン「クリスチャン・ディオール」。「ディオール」初の女性デザイナーに就任したマリア・グラツィア・キウリ氏の初コレクションの品で、フェミニズムをテーマに、女性らしい柔らかさと芯の強さを表現したポエティックなシースルーのドレスは思わずため息が出るほど。本ビジュアルは、原作、文庫本のカバーやポスターの形で3月15日(水)より各書店店頭に登場するほか、大形看板が渋谷駅ハチ公前、銀座、新宿など都内主要駅近辺にて掲示。また、ドラマは3月中旬から、いまも昔もファッションの中心都市であるパリにてロケを敢行。放送直前のスペシャル番組では、その模様も目にすることができるという。土曜プレミアム「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章第一夜」は4月15日(土)21時~、「第二夜」は4月16日(日)21時~放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月15日現在日本テレビ系にて放送中の日曜ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」。この度、本作で主演を務める松坂桃李が、約3か月の撮影を終え無事オールアップ!直後の松坂さんのコメントが到着した。2015年11月に「金曜ロードSHOW!」枠での放送を経て、連続ドラマ化された本作。ドラマは、山口幸三郎の「探偵・日暮旅人」シリーズを原作に、聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感のうち4つの感覚を喪った男・日暮旅人(松坂桃李)が、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使し、物を、人を、そして愛を探すヒューマン・ミステリー。“映像の魔術師”こと堤幸彦がスペシャルドラマに引き続き演出を務め、松坂さんのほか、濱田岳、住田萌乃、多部未華子、木南晴夏らが出演している。クランクアップでは、視覚だけを頼りに演技するという難役をやり遂げた松坂さんに、堤監督から労いの花束が贈呈。すると松坂さんは、ホッとした様子で爽やかな笑顔を見せた。「何かこう、24時間マラソンを完走し終わった後みたいな感じですね(笑)」とクランクアップした感想を話し、「ここまで走り続けられたのは、堤監督はじめ現場の皆様のチームワークと助けがあったおかげで、とてつもなく感謝しています。皆さんと良い時間を過ごせたと思います。本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを語った。3月5日(日)放送の第7話では、旅人は20年前に自分をドラッグ「ロスト」の実験台にした灯果(ともさかりえ)に、両親を殺した犯人の正体を迫る。しかし、灯果もまた黒幕に操られていた一人だったと知り、やり場のない怒りを感じていた。その頃、旅人と雪路(濱田岳)が決裂したことに気を揉んだ灯衣(住田萌乃)は、保育士・陽子(多部未華子)に2人の橋渡しを頼む。旅人の元を訪ねた陽子は、そこで居合せた灯果が実は灯衣の母親だという事実を旅人と共に知るのだった…。20年前の事件の意外な黒幕とは一体誰なのか?最終話に向けて物語は加速していく!「視覚探偵 日暮旅人」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月01日松嶋菜々子が主演する山崎豊子原作のスペシャルドラマ「女の勲章」。この度、主人公を取り巻く登場人物たちに玉木宏、ミムラ、相武紗季、木南晴夏ら豪華俳優陣の出演が決定。さらにファッション業界が舞台の本作を彩る豪華デザイナーたちが発表された。大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。様々な野望、欲望がうずまく中、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的をかなえるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。本作で玉木さんが演じるのは、女たちの欲望うずまくファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男・八代銀四郎役。玉木さんは、「台本を読んでいるときよりも立体的に目の前に現れますから、すごくわくわくします。このわくわく感が視聴者の皆さんにも伝わると思います」と心躍らせている様子。また「オリエント急行殺人事件」以来の共演となる松嶋さんについては、「銀四郎としては式子に最初は追いつきたいというところがどこかあったと思うのですが、いつも松嶋さんは凜とされているので自然と追いつこうという気持ちになれます」とコメントしている。そして、恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながらし烈な戦いを展開する式子の弟子である3人の女性たちに、津川倫子役でミムラさん、坪田かつ美役で相武さん、大木富枝役で木南さんが参加。ミムラさんは自身の役について「よくいるタイプの女性ですが、同性へのエールが込められたキャラクター」と話し、「ままならない現実のうさばらしにしていただいてもよし、よし自分もがんばろうと発憤していただくのもよし、本当にエッセンスがたくさん詰まっている」と語る。また相武さんは「色彩豊かなお洋服など、女性の気持ちをわくわくさせるところがあるドラマになっていると思いますので、世界観にひたって見ていただけたら」とアピール。さらに、銀四郎の大学時代の友人で新聞記者として式子の魅力に注目する曾根英生役に小澤征悦。倫子を愛すればこそ、その愛を利用されてしまう倫子の恋人・野本敬太役に駿河太郎。幼少時代から式子に仕え続ける大庭家の女中・キヨ役に江波杏子。式子の前に立ちはだかる関西ファッション業界の総元締めとも言える関西デザイナー協会会長・安田兼子役に浅野ゆう子。孤高の仏文科大学教授・白石庸介役に長塚京三と豪華キャストたちが集結。本作の見どころの一つ、キャストたちの身に着けているオリジナルデザインの衣裳、アクセサリー、帽子などにも注目!衣裳をデザイン・製作は「Yohji Yamamoto」「Alexander McQueen」などでキャリアを積んだ中井英一朗が担当。松嶋さん、玉木さんが身につけて登場する帽子を製作したのは日本だけでなくパリでも個展を開き海外にも多くのファンを持つ「アキオヒラタ」のチーフデザイナー・石田欧子。ドラマにとって大切な意味を持つ式子の大きなネックレスをデザイン・製作したのは、フランス、イタリア、アメリカなど世界を股に活躍するジュエリーデザイナーの森下まゆり。昨今のドラマでこのような依頼を受けたことはない、とデザイナーたちが口をそろえるほどの仕上がりに期待だ。スペシャルドラマ「女の勲章」は2017年春、フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月17日この泥棒猫! 昨年のTBS系ドラマ『せいせいするほど、愛してる』の"捨て台詞"で視聴者を縮み上がらせた女優・木南晴夏(31)。テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズをはじめ、数々の怪演ぶりで注目を集める木南が、歌手・一青窈の姉・一青妙のエッセイを原作とした映画『ママ、ごはんまだ?』(2月11日公開)の主演に挑んだ。演じるのは、原作者本人の一青妙。世間にイメージが浸透していない人物とどのように向き合い、表現したのか?台湾人の父と日本人の母、そしてかわいい妹。家族4人で暮らした家を取り壊す時、木箱の中にあった亡き母の台湾料理レシピ帳を手にした妙の心には、家族とのさまざまな思い出がよみがえる。今回、「怪演」「姉」「木南家の食と絆」のテーマで3回にわたってインタビュー(第1回「この泥棒猫! 怪演で話題の木南晴夏、本当はどんな女性? 家族愛を演じる思い」、第2回「木南晴夏、姉・清香との『勇者ヨシヒコ』涙の共演秘話 - 「絶対にないと思っていた」」。最終回は、木南家の食卓をのぞく。調理師免許を持つ母の料理で育った木南は、どのような理想の女性像に向かって歩んでいるのか。――「家族と食の結びつき」も今回の作品のテーマでした。木南さんも「食」がお好きだと聞きました。木南家の「食」となると?うちの母も中華ちまきはよく作ってくれました。竹の皮じゃなくてアルミホイルで包む形なんですけど。たくさん人が集る時は50個ぐらい大量に包んでいました。私も母のレシピをコピーしてもらっていたので、映画と共通する部分があってうれしかったですね。母は調理師免許を持っていて、料理はかなりうまいです。私は16歳で東京に出てきちゃったので、教わるというより……手伝いは餃子を包むことぐらい? そういえばこの間、兄と姉と3人で餃子パーティーをしました(笑)。――仲良いですね(笑)。そうなんです(笑)。餃子を包みながら、ついつい思い出話に。子どもの頃、兄が作ったルールで「10個目に包む餃子は好きな形にできる」という謎ルールがあって。それを思い出して「あのルール、何だったんだろうね」と(笑)。ケラケラ笑いながら3人で包んでいました。――木南家の食卓は明るいですね(笑)。劇中では気まずい家庭内の雰囲気が「お粥を黙々と食べる」シーンで表現されていましたが、木南さんにとっての「あの日、あの時の食」みたいな思い出はありますか?なんだろう……。落ち込んだ時に食べたこれとかそういう記憶は全然ないんですけど……休みの日に父親が作るベタベタのソース焼きそば(笑)。父は焼きそばかチャーハンかステーキしか作れない人で。母がいない土日は父が作ってくれるんですけど、3つの中からしか選べないんです(笑)。あっ、チャーハンだったかな? パラパラにならないベタベタのチャーハンなんですけど、それがすごくおいしくて。たまに食べたくなります。――作ってあげることは?一緒に暮らしている頃は、ほとんどキッチンに立ったことがありません。こっちに来た時、母には作るんですけど、父は恥ずかしがって会いに来ないんですよね(笑)。たまに出張で東京に来てるらしいんですけど、母が「連絡して会えばいいのに」と勧めてもいろいろ理由をつけて会おうとしないみたいで(笑)。恥ずかしいのかもしれないですね。父はまだそういう感じです。――最近は大変なご活躍ですが、そういう感想を言われることもない?「観たよ」という報告LINEは来るんですけど、何の感想も書かれていません(笑)。それから、「3回観ました」とか(笑)。たぶん、感想はないんだと思います。私の出たドラマとかも父は何回も観ているらしいんですけどね(笑)。――さすがに「泥棒猫!」と吠える娘を見た時は、お父さんも込み上げるものがあったのではないかと。どう思っているんでしょうね(笑)。『(勇者)ヨシヒコ』を観た後は、「ちょっと分からへんわ」と言ってました(笑)。ちょっと笑いの部分で理解できなかったんだと思います。ミュージカルの回は楽しかったみたいですけどね(笑)。――姉妹共演が実現した第7話は木南家の永久保存版ですね。ええ。初めてちょっとした感想を言ってくれました。「楽しかった」か、「よかった」か。すごくざっくりとした感想でした(笑)。――最近では、雑誌『おとなの週末』のパン連載も話題になっています。母がパン工場から宅配する仕事をしていて、私は幼稚園に通う前ぐらいだったと思うんですけど、助手席に乗せてもらってついていってました。パン工場で焼きたてのパンをもらったりして、パンで育ったんですよね。米も食べていたんですけど、朝は必ずパン。物心ついてからも姉がパン屋さんでバイトしていたので。私が中学生で姉が高校生のころは、ゴミ袋3袋分ぐらいのパンを持って帰って来てました。それを近所の人に配って、残ったのを次の日の朝ごはんにしたり。中学、高校もずっとパンを食べている生活でした。――同じ物を食べすぎると嫌いになるという話も聞きますけど、そうはならなかったわけですね。そうですね。全然ならなかったです。木南家の日常、それがパンでした。連載を始めてから今まで以上にアンテナを張るようになって、さらに食べるようになったような気がします。――そろそろお時間です。映画の中で「ママのようなおばさんになる」というセリフが印象的でした。木南さんご自身は? お母さんみたいなおばさんになりたいという気持ちがあるのか、ないのか。いやー(笑)。部分的にはあるかなぁ。悲しんじゃうかもしれないですね(笑)。結構頑固なので、そういうところは娘から見ても、もうちょっと柔軟になればいいのになぁと思ったりもするんです。あとは気が強い。小さい頃からケンカばかり見てきたので、そんなにケンカはしたくないなぁと思うようになったのかもしれません。反面教師じゃないですけど、「こういうところは気をつけよう」みたいなところはあります。学びたいのは、料理がうまいところ。それから、子どもの意志を尊重するところです。私も姉も習いごとをたくさんやらせてもらって、舞台もたくさん観せてくれて。やりたいと思うことを全面的にバックアップしてくれるので、そういうところは今の仕事にも生きていますし、母のお陰だなと思うところは大きいです。――お姉さんは「ママのようなおばさんになる」と思っていますかね? ケンカするほど仲が良いとも言いますし、互いに似ている部分もありそうな気がします。どうだろうなぁ(笑)。今は似てないですね。昔は気が強くて頑固だったんですけど、年齢を重ねて丸くなったというか。私たちが子どもの時に母は大人で、私たちが大人になると母が逆に子どもっぽくなる。そういう感じになってきましたね(笑)。――お母さんからの学ぶべきところを取り入れ、これからどのような女性になっていきたいですか。30歳になって、より大人の女性を意識するようになりました。それまでは何となく若手というイメージがあって。30歳でも十分若手で下っ端なんですが、自分自身は変わってないですけど周りの目が変わってくるような気がして。「大人の一人の女性」として見られる意識を持って、言葉遣いや立ち振る舞いを20代より気をつけるようになりました。品がある女性が目標。でも、コメディとか好きだから、品がないところも大事にしたい。難しいですね(笑)。「品がないことをやることに抵抗がない、品のある女性」に。『ヨシヒコ』をやるときは品がないことを堂々とやるけど、普段は品がある。そういうことをできる「面白味」は残しておきたいです。――今まさにそのような印象なので、そのままの木南さんでいてください(笑)。そうですか(笑)。「そういうことはちょっと……」と断ってしまうような女性にはなりたくない。いくつになってもあんなお馬鹿なことをやっていたいです。■プロフィール木南晴夏(きなみ・はるか)1985年8月9日生まれ。大阪府出身。2001年「第一回ホリプロ NEWSTAR AUDITION」でグランプリを受賞し、芸能界入り。堤幸彦監督作品『20世紀少年』(08年)で小泉響子役を演じ、注目を浴びる。2013年に公開された、『百年の時計』で映画初主演。その後も、『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『エイプリルフールズ』(15年)、『秘密 THE TOP SECRET』(16年)などの映画に出演。これまでNHK連続テレビ小説『風のハルカ』(05年)、『てっぱん』(10年)、『マッサン』(15年)、テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズのほか、近年では『火の粉』(フジテレビ系・16年)、『せいせいするほど、愛してる』(TBS系・16年)、『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系・17年)、などドラマに出演している。(C)一青妙/講談社(C)2016「ママ、ごはんまだ?」製作委員会
2017年02月16日この泥棒猫! 昨年のTBS系ドラマ『せいせいするほど、愛してる』の”捨て台詞”で視聴者を縮み上がらせた女優・木南晴夏(31)。テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズをはじめ、数々の怪演ぶりで注目を集める木南が、歌手・一青窈の姉・一青妙のエッセイを原作とした映画『ママ、ごはんまだ?』(2月11日公開)の主演に挑んだ。演じるのは、原作者本人の一青妙。世間にイメージが浸透していない人物とどのように向き合い、表現したのか?台湾人の父と日本人の母、そしてかわいい妹。家族4人で暮らした家を取り壊す時、木箱の中にあった亡き母の台湾料理レシピ帳を手にした妙の心には、家族とのさまざまな思い出がよみがえる。今回、「怪演」「姉」「木南家の食と絆」のテーマで3回にわたってインタビュー。第2回は、『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(テレビ東京系・16年)の第7話で初共演が実現した、実の姉で女優・木南清香との秘話を聞く(第1回は「この泥棒猫! 怪演で話題の木南晴夏、本当はどんな女性? 家族愛を演じる思い」)。――4つ歳上のお姉さんでしたよね。『勇者ヨシヒコと導かれし七人』の第7話で、初めて共演したことが話題になっていました。木南さんがアンドレ役で、お姉さんがアンサンブル。お二人は子供の頃、「ベルばら」ごっこに夢中だったそうですね。宝塚歌劇団を観て育ちました。初めて観たのが『ベルサイユのばら』。たしか、私が幼稚園生ぐらいで、姉が小学校3年生ぐらいだったと思います。布団を腰に巻いてお姫様になりきったり、トイレットペーパーの芯に引越し用のテープみたいなものを巻いてフィナーレで使う鈴を作ってみたり(笑)。それをシャンシャンシャンシャン使って。2人で仲良く踊ってたなぁ。姉は舞台にのめり込み、その流れで劇団四季に入って、今は『ミス・サイゴン』など東宝系ミュージカルで活躍しています。私は大人になるにつれて、テレビの方に。活躍する場が違うので、共演することは絶対にないだろうと思っていたんですけど……。福田(雄一)さんはミュージカルの演出もされるので、アンサンブルで登場した方々や姉とも面識があったそうです。『ヨシヒコ』の第7話の台本をいただいた時にミュージカルの回だと分かって、福田さんに「このアンサンブルに、お姉ちゃんを入れられませんか?」とお願いしてみたんです。福田さんは「ぜひぜひ!」「むしろ、ありがたいです!」とおっしゃってくださいました。二度とない……ラストチャンスのつもりでのお願いでした。前回のヨシヒコにて、幼少からの夢であった姉妹共演を果たしました。しかも二人の大好きなベルばらごっこ。ごっこにも関わらず夢が叶ったと号泣する姉に、いや叶ってないから!ヨシヒコだから!と、福田さん。ごもっともです。 pic.twitter.com/HFJU4xpv32— 木南晴夏 (@kinamiharuka) 2016年11月23日――お姉さんにはどのように伝わったんですか。私から直接伝えました。舞台のスケジュールと重なってしまったら出られなくなるので、一応先に聞いておかないと、と。姉はすぐに「出たい!」と即答でした。それを受けて、福田さんは正式に事務所を通してオファーをしてくださいました。――お姉さんは現場で涙されたそうですが、どのような状況だったんですか?私がアンドレの扮装をして現場に到着すると、そこにはオスカル役の壮(一帆)さんもいました。それを見た姉が「『ベルばら』だ!」と言いながらいきなり泣き出して(笑)。「本当に夢だったんですよ!」「宝塚の舞台に立つのが夢だったので、叶って良かった!」と。福田さんもたまらず、「いや、叶ってないから! 『ヨシヒコ』のコントだから!」とツッコミを入れてました(笑)。でも、コントとはいってもクオリティが高くて。実際のタカラジェンヌの方が相手役をやってくださって、すばらしいキャスティングでした。みなさん、夜中までダンスレッスンを重ねていたみたいで、姉も感謝していました。姉が私の仕事場を見たのも初めてでした。16歳の時に受かった事務所オーディションで、付き添いで来てくれたのが姉でした。その時も、私より先に号泣して(笑)。それから15年。「こんな立派にお芝居して……」「すばらしいスタッフさんに囲まれて……」みたいなことを言って。成長した妹の姿を見ることができたのもうれしかったみたいです。――今回の作品では木南さんが姉役。ご自身のそういう姉妹関係も参考になりましたか。そうですね。妹って両親の愛に疑問を抱かないというか。愛されることが当たり前じゃないですけど、そういうことにあまり不安を感じたことがないんです。でも、姉はなぜか「兄妹で一番愛されていない」みたいに言う。そういう不安や疑問を抱くみたいで、そのあたりは参考にしました。最終回となる第3回は木南家の食、そして家族との絆がテーマ(2017年2月16日掲載予定)。彼女が抱く理想の女優像、将来像が見えてくる。■プロフィール木南晴夏(きなみ・はるか)1985年8月9日生まれ。大阪府出身。2001年「第一回ホリプロ NEWSTAR AUDITION」でグランプリを受賞し、芸能界入り。堤幸彦監督作品『20世紀少年』(08年)で小泉響子役を演じ、注目を浴びる。 2013年に公開された、『百年の時計』で映画初主演。その後も、『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『エイプリルフールズ』(15年)、『秘密 THE TOP SECRET』(16年)などの映画に出演。これまでNHK連続テレビ小説『風のハルカ』(05年)、『てっぱん』(10年)、『マッサン』(15年)、テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズのほか、近年では『火の粉』(フジテレビ系・16年)、『せいせいするほど、愛してる』(TBS系・16年)、『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系・17年)、などドラマに出演している。
2017年02月15日この泥棒猫! 昨年のTBS系ドラマ『せいせいするほど、愛してる』の"捨て台詞"で視聴者を縮み上がらせた女優・木南晴夏(31)。テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズをはじめ、数々の怪演ぶりで注目を集める木南が、歌手・一青窈の姉・一青妙のエッセイを原作とした映画『ママ、ごはんまだ?』(2月11日公開)の主演に挑んだ。演じるのは、原作者本人の一青妙。世間にイメージが浸透していない人物とどのように向き合い、表現したのか?台湾人の父と日本人の母、そしてかわいい妹。家族4人で暮らした家を取り壊す時、木箱の中にあった亡き母の台湾料理レシピ帳を手にした妙の心には、家族とのさまざまな思い出がよみがえる。今回、「怪演」「姉」「木南家の食と絆」のテーマで3回にわたってインタビュー。初回は「この泥棒猫!」の真髄に迫った。――とても心が温まる作品でした。そして、お腹が空きます(笑)。ありがとうございます。みなさん、そうおっしゃいます(笑)。今回の作品で、台湾の家庭の味に触れることができました。辻調理師専門学校さんが監修をされているので味も本格的。お母さん役の河合(美智子)さんは料理レッスンを受けられていたみたいですが、ご実家が中華料理屋さんだったらしく、こちらも本格的。もともと大きな包丁を使うのもお手の物で、レッスンが必要ないくらいの腕前でした。――娘役を演じる上でもプラスになりそうですね。そうですね。河合さんご自身も明るい方で、母役・かず枝さんそのもの。明るく周りを気遣ってくださって、すごく楽しい撮影現場でした。―― 一青妙さんとも会われたそうですね。どのようなお話をされたんですか?台湾の撮影の時にお会いしたんですが、その時はごあいさつぐらいで、ゆっくりお話しする時間がないようなバタバタな現場でした。台南は暖かい地域で、一年通して半袖に上着一枚ぐらいで過ごせる気候らしいんですが、五十年に一度の寒波と重なってしまって。みんな暖かいと思い込んで来ているので、誰も防寒着持ってきてなくて、スタッフさんも薄着で震えながら作業していました。そんな感じで、とにかくバッタバタ。私は台湾パートが少なかったので比較的、楽ではあったんですが、河合さんは大変だったみたいです。――妙さんから作品の感想は?まだ聞くことができていません……正直ちょっと、怖いですね(笑)。というのも、ご本人を演じさせていただいたんですが、妙さんはあまり表に出ていらっしゃる方ではないので、パブリックイメージが固まっていない方。映画を観ても、「妙さんっぽくない」とかそういう違和感はありませんよね? でも、妙さんご自身にはあるかもしれない。そこの感想を聞くのは、ちょっと怖いです。「自分を演じている人を見る」というのは、どういう気持ちなんだろうと。全く別物として考えてくださった方がうれしいです。そうすれば、絶対に「私っぽくない!」となりませんよね?――確かにそうですね(笑)。妙さん要素のヒントは原作ですか?そうですね。原作は読ませていただきました。ただ、「妙さんのイメージ」や「妙さんに似せて」というよりかは、原作から感じ取った「イメージ」の方を大切にしました。――昨年は『せいせいするほど、愛してる』の「この泥棒猫!」など、激しい演技が「怪演」と話題になることがありました。役によって、演じる根本の部分に違いはあるんですか?演技の激しさにおいてはあまり関係ないと思いますが……例えば漫画原作ではイメージとして強く残るものを多くの方が抱いていらっしゃるので、どちらかというと自分が感じ取るものよりも、原作に寄せていくことの方をメインに考えています。それとは逆に、原作があってもイメージが定着していない場合は、自分で感じ取ったことを優先しています。――ということは、激しい奇抜なキャラと静かで控えめなキャラ、演じる上ではどちらも同じだと?そうですね。演じている上で違いは全然ありません。『せいせい~』の場合は、私以外の部分も面白く作り込まれていました。私自身はいつもの役とそんなに変わらないつもりなんですけど、カット割りや音楽などの演出面ですごく助けられています。セリフ自体に特徴はありましたが、「自分から絶対に生まれてこない言葉」でもありました。 どれだけ怒りが爆発しようが、「泥棒猫!」とは叫ばない(笑)。それを、「さも自分の中から生まれました」みたいに、いかに印象付けられるかが勝負。そこはすごく悩みました。――その演技は、「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」の助演女優賞という形で評価されることに。ありがたいですね。あの役もそうですが、ドラマ全体を異色ドラマとしてみなさんが面白がってくださったように、それが一番の正しい見方だったのかもしれませんね。そうやって観てくださって話題になったことが、結果的にあのような賞につながったのだと思います。――今回の作品でも印象的なシーンがいくつもありました。門限を破って帰って来た時、母の置き手紙ですべて見透かされていたことが分かる。食卓ではそのことに触れることなく、黙々とおかゆを食べ続けていました。監督から「3杯食べてからセリフを言ってください」と言われていたシーンです。結構多くないかな?と心配だったんですけど、本当にめちゃくちゃおいしくて(笑)。映画の出てきたご飯の中でいちばんおいしかったです。いくらでも食べられるくらい! カットかかっても、河合さんとずっと食べていました(笑)。――おいしそうでした(笑)。謝りもせず会話の糸口を探っている感じが、家族の食卓としてすごくリアルな描写だと感じました。あの意地っ張りな感じですよね(笑)。手紙を読んだ後、自分も「やってしまった」と思ってたからわざわざ外まで探しに行くわけです。戻って帰ってきたら、探していたお母さんが家にいる。そうやって、先手先手をいく母親は本当にすごいなと思います。なんでこんなに分かってしまうんでしょうね。――誰でも一度は経験がある。ですよね。私と母はあまりケンカしませんが、姉と母はすごかった(笑)。大人になって今は全然しなくなりましたけど、十代の頃は、母が家を出て行くぐらい激しいケンカもありました。妹の立場から見ていて不思議だったのが、互いに謝らなくて何も解決していないのに、翌朝になったら普通に会話しているんですよ(笑)。それがすごく不思議でした。でも、家族ってそういうものなのかもしれませんね。「この間のこと、ごめんね」とか細かく言わなくても、互いに理解しているからこそ、そのまま時が流れていく。そういうのって、決して珍しいことじゃなくて「家族あるある」なんだろうなと、今では思います。あらたまって話なんかしなくても、分かり合えるのが家族。――お兄さんもいらっしゃるんですよね? 「母VS姉」の時、お兄さんはどんな立ち位置なんですか。傍観者(笑)。いちばん遠いところにいます。姉と私のケンカには仲裁に入ってくれるんですけど、姉と母のケンカは誰も近寄れないぐらい激しいので。みんな傍観者。父はさらに遠くから見守っています(笑)。姉は、母と同じように私や兄に対しても、とにかく激しい人でした。第2回は舞台女優の姉・木南清香との関係性に迫る(2017年2月15日掲載予定)。2016年10月クールに放送されたテレビ東京系『勇者ヨシヒコと導かれし七人』での初共演で、姉はなぜ涙したのか?■プロフィール木南晴夏(きなみ・はるか)1985年8月9日生まれ。大阪府出身。2001年「第一回ホリプロ NEWSTAR AUDITION」でグランプリを受賞し、芸能界入り。堤幸彦監督作品『20世紀少年』(08年)で小泉響子役を演じ、注目を浴びる。 2013年に公開された、『百年の時計』で映画初主演。その後も、『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『エイプリルフールズ』(15年)、『秘密 THE TOP SECRET』(16年)などの映画に出演。これまでNHK連続テレビ小説『風のハルカ』(05年)、『てっぱん』(10年)、『マッサン』(15年)、テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズのほか、近年では『火の粉』(フジテレビ系・16年)、『せいせいするほど、愛してる』(TBS系・16年)、『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系・17年)、などドラマに出演している。
2017年02月14日女優の木南晴夏が30日、東京・目黒の大圓寺で主演映画『ママ、ごはんまだ?』(2月11日公開 白羽弥仁監督作品)のヒット祈願を行った。歌手の一青窈と姉の一青妙によるエッセイを原作にした映画『ママ、ごはんまだ?』は、一青家の愛と絆を描いたヒューマンドラマ。主演の木南晴夏が主人公の一青妙を演じているほか、妹の窈役には藤本泉、母・かづ枝には河合美智子が扮する。そんな本作のヒット祈願を行った木南は「1人でも多くの方がこの映画を見てくださるようにとシンプルにお願いしました」と打ち明けて「以前もここでヒット祈願をさせてもらいました。以前もこちらで『家族八景』(MBS・TBS系)というドラマの時にヒット祈願をしました。その時も着物を着させていただきましたが、5年前よりはちょっと大人になったかなって思います」とにっこり。劇中で演じた一青妙は現役の舞台女優でもあるが、「女優さんというよりも、原作者としてのプレッシャーを感じました。一青妙さんと一青窈さんの家族の実話なので、そこら辺をどうどう捉えるかはプレッシャーでしたね」と本音をのぞかせた。母役の河合美智子は先月会見を開き、昨年8月13日に脳出血を発症したと明かしたが、「撮影は1年ぐらい前でしたので、今回回復されたというのをニュースで知りました。撮影中は本当にお元気で、お母さんの大きな笑顔で現場にいらしてましたよ」と驚いた表情だったが、「白羽監督にどんな様子と聞いたら『すごく元気で2人で飲みすぎた』というお話を聞いて、すごく安心しました。2月4日に金沢で行わる舞台あいさつでお会いできると思います」とほっと胸をなでおろしていた
2017年01月30日●どこかにヨシヒコのことがあった4年間深夜ドラマで大人気、2016年10月から4年ぶりの新シリーズが始まったテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコ』。2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作され、現在放送中の『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(毎週金曜 24:12~)はシリーズ第3弾となる。俳優・山田孝之演じる勇者・ヨシヒコが、仏(佐藤二朗)の導きにより、戦士・ダンジョー(宅麻伸)、村の娘・ムラサキ(木南晴夏)、魔法使い・メレブ(ムロツヨシ)とともに様々な村を訪れ、魔王の討伐を目指す。人気RPG風の世界観に、あらゆるもののパロディ、敵は段ボールで作ったハリボテ、自ら「低予算」を謳いながら、放送される度にSNSは大盛り上がり。なぜ4年ぶりだったのか、そしてヨシヒコの魅力とは? テレビ東京・小松幸敏プロデューサーに、話を伺った。○お祭りみたいで、逆にプレッシャー――4年ぶりの新作ということで、反響はかなりのものだったのかと思いますが、いかがでしょうか?新宿で『導かれし七人』の告知イベントを行った際には、かなりの反響に驚きました。新宿アルタ前を「勇者ヨシヒコ復活! 2016年放送決定!!」と書かれた荷台を引いた馬車が歩いたというものでしたが、計算して行ったのではなく、実はまぐれみたいな感じだったので……。元々は、RPGのゲームに出てくる飛行艇や絨毯に絡めて告知できたらいいと話が進んでいたんですが、規制と申請に時間がかかり「東京の空は飛ばせない」と言われて馬車になりました。誰も気づいてくれなかったら寂しいので、1日前にTwitterを久々に動かしてみようか、とツイートしてみたらすごい反響で「あれ!?」みたいな。まさかあんなにお祭りみたいになるとは……。――Twitterも計算して、ティザー的に動かされたのかと思いました。まったく!! ニュースになればいいなとは思っていたもののあまりの反響に驚きました。ものすごく期待されてて、ちょっとプレッシャーだな、と(笑)。――ドラマの会見でも、出演者のみなさんが「ネットニュースになった」と話されてたのが印象的だったのですが、ネット媒体のニュースになるのは嬉しいものですか?ニュースに取り上げてもらって、たくさんの人に見てもらえる作品になった方が、やはり良いと思います。ただ、これはテレビ東京の特性もあるかもしれません。全国津々浦々の方々にリアルタイムで見てもらえるわけではないし、限られた局数の中で話題を作ることを考えたら、ネットで知ってもらえることは大事なのかなと思っています。○”準備をして続編を作りたい”という4年間――4年ぶりとなると、けっこう時間が経っているようにも思うのですが、何か意図はあったのでしょうか? テレ東→六本木三丁目移転プロジェクトに合わせてとか……。たまたま、移転のタイミングになっただけです(笑)。パート1からパート2まで、1年しか期間があいていなかったのは、けっこう大変だったんです。僕自身もパート2ではAPとして入っていたんですが、番組の特性上、様々なところに許可もいただかなければならないためかなり時間がなく、諦めなければいけないことも多くて。福田監督や山田さんもそこにはフラストレーションが溜まっていたので、ちょこちょこ「こんなこともやりたい、あんなこともやりたい」と話しつつ、きっちり準備をして続編を作ろう、と進めた結果、このタイミングになりました。これが5年開いていたら、演じる方も視聴者の方ももっと大人になってしまい、今とは違う反応だったかもしれないので、良いタイミングだったのかもしれません。――仲間を集めていく話、というのは決まっていたんですが? RPGの王道ですし、少年漫画っぽい展開なのかなとも思いました。監督からこの番組のコンセプトのひとつとして、親子で見られる「少年漫画」というキーワードが出ていたのはありますね。30代中盤からちょっと上、さらにその子供達と一緒に見れるものをやりたい、と思っていたので、少年漫画的な展開はベースにあると思います。でもそれ以上に、監督や山田さんが4年間で溜め込んだ色々な案をもとに、「1回無茶をやってみよう」という気持ちは大きかったですね。ベースは『魔王の城』から変わっていませんが、「こんなことやっていいの!?」というインパクトは強くなった気がします(笑)。――皆さんにとっては、ヨシヒコのことはいつもどこかに考えてた4年間だったんですね。そうですね。『魔王の城』『悪霊の鍵』でできなかったことを、どうすれば『導かれし七人』でできるんだろう? と。●真剣な目でダメなことを言う、山田孝之の魅力○準備のおかげで、心に余裕があった――前回までの反省を生かして、『導かれし七人』ではここがうまくいった、という点はありますか?1カ月近く山形で撮影を行って、「楽しくやれて良かったな」というのは、まず大切なところかもしれません。ハリボテづくりにしても、撮影にしても、相当な物量で皆さん疲弊はされていたと思うんですが、やっぱりきちんと準備をしてある程度先が見えていたため、少し心に余裕があったように見えました。『悪霊の鍵』のときは、明日何をやるのかがわからないまま、進んで行くようなこともありましたから。――出演者のみなさんもずっと山形で過ごされていたんですよね。山田さんとムロさんと木南さんが地元の名品などを持ってきて、ふるまいをしてくれるんです。例えば漬物が美味しい蕎麦屋があったら、美味しい漬物を手に入れたと持ってきてくれたり。僕はみなさんが撮影に出て行った後、最後にホテルを出て行くんですけど、一度現場から電話で「ハッカ水とジップロックを買って来て」と言われて、「なんでなんで?」と思ったら「漬物を入れて皆に出したいから」と(笑)。そういう風に、一カ月近くみんなで一緒に寝泊りしていたからこそのチーム感がありました。○『導かれし七人』は、これまでよりも遊んでいる――これまで放送した回で、小松さんの印象に残っている回を教えてください。第7話(「ミュジコ村の旋律…芸術の神に守られし村の秘密!?」)はかなりインパクトあると思うんですよね。毎シリーズ、ミュージカル回があるんですが、パワーアップしました。宅麻伸さんも「なんでこんなことやらなきゃいけないんだよ」と言いながら、誰よりも早く起きてダンスの練習をして「ひと踊り行ってきたぜ」と言っていたり(笑)。レギュラー出演者の皆さんが楽しんでるから、ゲストの方にも楽しんでいただけるのかなと思いました。そう、今回皆さんそれぞれ、けっこういろんな変装をされてるんですよ。そこが前作よりパワーアップしたところかもしれません。メレブはそんなになかったんですけど、全体を通して、全員かなり、遊んでいただいたなという気はしています。――そういえば、ヨシヒコ達のコスプレも激しくなっていますね。第2話ではヨシヒコ一行がゾンビメイクをしていたり、恋愛回の第4話(「勇者求婚サラゴナ村の眠り姫!? 救いの涙は魔物の涙」)だと、ムラサキがヨシヒコを取られたくなくて、行動はかわいいんだけど悪人メイクになったり。第6話(「絶体絶命ウガス村は全員盗賊!! 光の玉を奪いし美女」)で全員坊主になっていたのも衝撃でした。盗賊回でいろいろな盗賊が出てくる中、ヨシヒコもどっかの三世になって(笑)。今作はかなり、遊びが多いかもしれません。――ゲストも豪華ですが、オファーしたらノリノリで参加してくださるんでしょうか?人それぞれですね。プロデューサー全員そろって会いに行って、なんとしても「口説かなきゃ」みたいなときもあります。でも今回はもともと『ヨシヒコ』を好きでファンだと言ってくれている出演者の方もけっこういました。あっという間に終わる撮影に、逆に「僕は大丈夫だったんでしょうか!?」と、ヨシヒコの世界に溶け込んでいたか気にして帰る役者さんもいらっしゃいました。盗賊ブロックは溜め撮りなんですけど、第1話に出演された菅田将暉さんと戸塚純貴さんは、終わった後に別の盗賊ブロックを見学されていました。ヨシヒコの撮影を見ているのが、楽しかったみたいです。こちらは、おふたりのその後のスケジュールが大丈夫なのか心配しましたが(笑)。○「なんなんだろう、この人たちは」――小松さんは『悪霊の鍵』から参加されたとのことですが、初めて『勇者ヨシヒコ』を見たときは、どんな感想を抱かれたんですか?パート1である『魔王の城』を初めて見たときは、やっぱり驚きましたね。深夜ドラマにとてつもないゲストが、しかもちょっとしか出てきてないわけじゃないですか。「なんなんだ、この無駄遣いをしているドラマは!?」と思いました。内容もインパクトありましたし、「テレビってまだ遊べるんだな」と思いました。――では、実際に自分が関わって驚いた点などはありますか?驚いたのは「本当にこんなに手作りなんだ!?」というところでしょうか。出てくるハリボテたちは美術の方の手によるものかと思っていたんですが、「普通に監督の劇団員の方が作ってるってどういうこと!?」と。みなさん出演もされているので、村人姿のまま作っているという、不思議な光景でした。「なんなんだろう、この人たちは」と思いました。4年経って、ハリボテを作る技術が上がってるので本当は滑らかに作れるけど、監督からは「もっとハリボテ感を出せ」とダメ出しが来ています。スキルは上がってるけど、あえて落とすのは、ヨシヒコならではかなと。――それでは、山田さん演じるヨシヒコの良さは、どんなところにあると思いますか?こちらが想像している山田さん像を、ものすごい勢いで壊してきますよね。普通に会話をしている時はものすごく的確で、言葉数もそんなに多くなく、物静かな感じなんですけど、ことヨシヒコに関しては、豹変ぶりがすごい。良い意味で「本当にバカだな」と思わせてくれるところです。たとえばメダパニ(混乱する呪文)にかかったときの演技にしても、あんなことができる人ってすごいなと思います(笑)。錯乱ぶりがすごかったですからね。あとは真面目さとピュアさ。「いくら真面目だからって……」というツッコミを、ものすごい勢いで超えてくる、すごい役者だなと思います。あんな真剣な目でダメなこと言えるなって(笑)。主役のヨシヒコがあそこまでやりきるからこそ、他の方も、何をやってもいいという雰囲気になっているのかもしれないですね。
2016年12月02日笑って泣ける感動のヒューマンコメディ『幸福のアリバイ~Picture~』の完成披露試写会が10月26日(水)、都内にて行われ、出演する柳葉敏郎、山崎樹範、浅利陽介らとともにメガホンをとった陣内孝則監督が登壇した。おしゃべりの上手い陣内監督らしく、「もし、映画を観てつまらないと感じた方は、お友達に『君の名は。』みたいな映画だったよ!と言ってもらえれば」とロングランヒットのタイトルを引き合いに出し、集まった観客を爆笑させていた。『幸福のアリバイ~Picture~』は、誕生、見合い・結婚、成人、葬式など人生の節目に起こる5つの出来事がオムニバスで描かれる。エピソード「誕生」では、出産を控えた娘を見舞いにやってきた父(柳葉さん)と婿(浅利さん)との関係が描かれる。オーディションで選ばれたという柾木玲弥は終始緊張気味で、たどたどしく挨拶を終えた。すると陣内監督が、「12年前、『ROCKERS』を撮ったときもオーディションで玉木宏と玉山鉄二を選んだんです。おそらく次、柾木がくると思う。CMとかいっぱいきたときは、300万くらい俺のところ持ってきて」と空気を和ませると、すかさず山崎さんが「それ皆に言いますよね(笑)」と突っ込んだ。むきになった陣内監督は、「皆、俺を踏み台にしてのしあがっていくんだよ。そこら辺はアフターケアをして」と柾木さんに告げると、柾木さんも緊張の糸がほどけたような笑顔を見せた。この日、撮影のため会場に来ることができなかったという出演の中井貴一からは、サプライズでビデオメッセージが届いた。神妙な面持ちで作品について話した中井さんだったが、最後は「面白かったら俳優のおかげで、面白くなかったら陣内さんのせいです」と話をしめた。陣内監督は、「当然です。私も大体俳優側に立ったときにそう思いますもん。監督がタコだからクソみたいな映画になったんだって…あ、クソみたいな映画に出たことはないですけど(笑)」と慌てて訂正し、最後まで会場を盛り上げていた。そのほか、完成披露試写会には木南晴夏、入山法子、渡辺大、佐藤二朗が出席した。『幸福のアリバイ~Picture~』は11月18日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:幸福のアリバイ~Picture~ 2016年11月18日より全国にて公開(C) 2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会
2016年10月26日俳優・菅田将暉が7日深夜、テレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(毎週金曜 24:12~)初回放送にゲスト出演し、自身のTwitterを更新した。同作は山田孝之演じる勇者ヨシヒコが魔王を倒す冒険を描く人気シリーズの最新作。2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されている。福田雄一が脚本・監督を務め、”低予算冒険活劇”として話題を呼んでいる。毎回のゲストは伏せられているが、これまでのシリーズでも綾野剛、古田新太、濱田岳など豪華俳優陣が登場。注目の第1話は菅田が出演し、ヨシヒコ一行に襲いかかるが、実は後ろから忍者(戸塚純貴)に命を狙われている盗賊を演じた。菅田が放送直前に「もうすぐ放送!ヨシヒコ第1話に出ます!夢!叶った!」とTwitterを更新すると、ツイートはあっという間に拡散され、約1万4,000リツイートに。さらに菅田は放送後、忍者役の戸塚とのツーショットを公開した。また『勇者ヨシヒコ』公式アカウントでは、メレブ役のムロツヨシ宅で初回放送を見守る山田、木南晴夏(ムラサキ役)の姿がアップされていたが、放送後、菅田&戸塚を加えた画像を更新。5人で鑑賞していたことが明かされた。菅田の出演に、SNSでは「無駄に贅沢」「嬉しい無駄使い」「菅田将暉をモブに使うヨシヒコ最高」と賛辞の声が上がり、鑑賞会の様子には「ムロさん家綺麗」「呼んでほしい」「鑑賞会かわいいかよ」と羨望の感想で溢れていた。(C)「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会
2016年10月08日RPG風の世界観を低予算で映像化したその独特のチープさに魅了される視聴者が続出した「勇者ヨシヒコ」シリーズの4年ぶりの最新作「勇者ヨシヒコと導かれし七人」が10月7日(金)今夜から放送開始となる。2011年7月、魔王を倒すための旅が描かれる「勇者ヨシヒコと魔王の城」が放送され注目を集めた本シリーズは、翌年の2012年10月には前作の100年後を舞台にした新シリーズ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」も放送され、“魔王を倒す冒険活劇”というRPGゲームのような世界観を、深夜で低予算であることを逆手に取りチープなテイストで映像化したことが逆に評判を呼んで人気を博した。それから4年、ファン待望の最新作となる本作は「悪霊の鍵」からさらに数百年後を舞台に、ヒットシリーズとなってもこれまで同様“低予算”はそのままに、充電期間を経てさらに面白さが増した内容になるという。深夜ドラマのヒットメーカーとして「コドモ警察」「アオイホノオ」「ニーチェ先生」などを手がけ、『HK 変態仮面』シリーズや『女子ーズ』など劇場作品でも注目作を世に送り出す福田雄一が、シリーズ第1作、2作に続いて監督・脚本を担当。主人公・ヨシヒコ役の山田孝之をはじめ木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸らメインキャストも続投する。勇者ヨシヒコが暗黒の神・デスタークとの壮絶な闘いに勝利し、世界を救ってから数百年後…。世界は再び暗黒の時代に変わり果てていた。仏の力で蘇ったヨシヒコ一行は、魔王バルザスを倒し再び世界を救うよう告げられる。魔王を倒すには弱点をすべて攻撃しなければ倒すことはできない。魔王を倒すべく、ヨシヒコたちの新たな冒険が始まる。再び世界を救うことができるのか…!前作から4年間、スタッフはもちろんキャストも溜め込んできた想いを全てぶつけて、“最高にくだらない”深夜ドラマに仕上がったという「勇者ヨシヒコと導かれし七人」。その魅力を存分に味わえる時がもうすぐやってくる。「勇者ヨシヒコと導かれし七人」はテレビ東京系にて、10月7日(金)深夜0時12分より放送開始。(笠緒)
2016年10月07日俳優・山田孝之が6日、都内で行われたテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(10月7日スタート 毎週金曜24:12~)記者会見に、共演の木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸、福田雄一監督とともに登場した。同シリーズは2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されており、新作は4年ぶりとなる。福田雄一が脚本・監督を務め、魔王を倒すための勇者の冒険が描かれる。撮影は山形で行われ、山田とムロは毎日のように飲みに行っていたという。ムロは「撮影中はずっとね、山田くんと二人で恋人かのように飲んでて、撮影がなくなったとたん誘いが一切なくなって。あんなに毎日『室さん今日はどこ行きますか、どこ行きますか』って言ってたこの子が!」と嘆き、「撮影が終わったらパッともう! 私じゃない他の誰かの男のところに行って!」とクレームを入れた。撮影後も1度だけ飲みに行った、と話すムロだが、山田は「二人で会いました?」「どこでですか?」と覚えていない様子。木南から「夢じゃない?」とつっこまれたムロは「山形でしか飲んでくれないんだよな~」とぼやいていた。山田は、山形で飲むムロの様子をSNSなどにアップしていたが、アップしていないものは「本当に出せないレベル」と明かす。山田は、酒の席でのムロをいつも撮影していた理由について「いつも楽しそうだったんですよ。ベロベロで楽しそうだから撮ってたんです」と説明し、今後も「しかるべきタイミングで出します」と期待を持たせた。
2016年10月06日深夜ドラマの中でもカルト的人気を誇る「勇者ヨシヒコ」シリーズの最新作「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の第1話先行試写会&記者会見が10月6日(木)に行われ、おなじみの出演陣となった山田孝之、木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸と福田雄一監督が登壇した。撮影中、毎日のように山田さんと飲んでいたというムロさんは「恋人かのように2人で飲んでいたのに、終わったらパッとなくなって…。もう私じゃない誰かほかの男のところに行ったのがさみしくて」とムロ節をふるい、山田さんを笑わせていた。2011年、2012年と続いたドラマシリーズの4年ぶりの新作となる「勇者ヨシヒコと導かれし七人」は、山田さん演じる真面目で正義感が強くお人好しな勇者と、仲間たちが繰り広げるアドベンチャー作品。再び闇に包まれた世界を救うため立ち上がった彼らの、パワーアップした冒険を描く。この日、「勇者ヨシヒコ検定」で満点を取った選ばれしファンおよそ30人とともに第1話を鑑賞した出演者たち。主演の山田さんは、「自分たちが笑っていたので、(反応が)わからない(笑)」と言うと、ムロさんも「本当に面白かった。でも…、自分たちがやりすぎて、視聴者の方が引いていないかなって思う。今回どこまで許してくれるんだろうって…」と不安げな顔をのぞかせる。それもそのはず、第1弾、第2弾をゆうに超えるお遊びが詰まっていて、仏の演技を爆発させた佐藤さんは、「これ公共の電波で流しちゃダメ」と言い、宅麻さんも「最後の作品を『勇者ヨシヒコ』にしたくない(笑)」と独特の表現で期待をあおる。5月に第3弾の情報を解禁して以来、「勇者ヨシヒコと導かれし七人」オフィシャルのTwitterの内容がニュースになったりと、何かと話題になっている。山田さんは「ムロさんの酔った姿はまだいっぱいありますけど、本当に出せないレベル。動画です」とネタがまだまだあると匂わせた。恥ずかしがるムロさんをものともせず、山田さんは、「いつも楽しそうだから撮っているんです。写真もいろいろあるので、しかるべきタイミングで…、毎週木曜日かOAの当日に出します」と発信していくことを宣言していた。「勇者ヨシヒコと導かれし七人」はテレビ東京系にて、10月7日(金)深夜0時12分より放送開始。(cinamacafe.net)
2016年10月06日武井咲が主演、滝沢秀明、中村蒼らと織りなす“禁断の大人の恋”の物語「せいせいするほど、愛してる」が9月20日(火)今夜の放送で最終回を迎える。「プチコミック」(小学館)連載の北川みゆきによる同名コミックをドラマ化した本作。ドラマ化に当たっては「ティファニー」や「ジミー チュウ」など世界的ブランドとコラボ、実在の会社を舞台にしてストーリーが展開した。ティファニージャパンの広報部で働く主人公・未亜(武井さん)と同社の副社長・海里(滝沢)さんの“禁断の恋愛”と、未亜に思いを寄せるチャラく見えて実は一途な「ジミー チュウ」の敏腕広報・宮沢綾(中村さん)の三角関係。そこに本来なら離婚するはずだったが事故で記憶を失い、意識が戻った後未亜に憎しみを抱くようになる海里の妻・優香(木南晴夏)が絡みあって混迷を極める一方、大手証券会社のトレーダーで小説家でもある久野淳志(中村隼人)と未亜の親友である文芸誌編集者の真咲あかり(水沢エレナ)とファッションモデルの美山千明(トリンドル玲奈)の2人による三角関係も進行。幾重にも折り重なった人間関係が展開してきた。優香によって会社中に不倫を暴露された未亜と海里は、とある山のコテージに逃避行するが優香に足取りを掴まれてしまい、東京に戻ることに。2人は2度と会わないことを誓って、未亜は会社を辞め実家に帰る。そして1年後、山の教会で海里から貰った花の指輪を胸に抱きつつ実家で暮らす未亜だったが、偶然通りがかった小さなセレクトショップで、ティファニーのアンティークジュエリーを見つける――。本作では回を重ねるごとに滝沢さん演じる海里を応援する“副社長派”と、中村さん演じる宮沢を応援する“宮沢派”で盛り上がるように。ドラマ放送後にもTwitter上を駆け巡り、Yahoo! 検索(リアルタイム)においては「宮沢」というワードがトレンド入りにも。その後も一途な宮沢の姿に「宮様を全力で支えたいです」「最後まで背中を押してあげる宮沢さんがイケメンすぎる!!」などネットには支持の声が続々アップされている。一方の“副社長派”も、海里が密かなストレス解消法にしてきた“エアギター”が未亜にバレた第8話放送後には「からかわれてる海里さん可愛かった」「タンク姿も指差しもヤバい」など、動揺を隠してクールに装う姿に“胸キュン”した視聴者のツイートが多数投稿されていた。多くの視聴者を虜にしてきた未亜の恋はどのようなラストを迎えるのか…。「せいせいするほど、愛してる」最終回は9月20日(火)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年09月20日先日、第9話が放送されたドラマ「せいせいするほど、愛してる」。本ドラマは武井咲×滝沢秀明を中心に繰り広げられる物語だが、滝沢さん演じる“副社長”vs中村蒼演じる“宮沢”で、視聴者に“派閥”が生まれている現象を前回紹介した。いよいよクライマックスに近づく本作だが、どちらかというと“宮様”こと宮沢派が、テレビを前に熱い支持を送っていることが分かった。北川みゆきの同名人気少女コミックを原作に描く本作は、ティファニーの広報部に勤める主人公・栗原未亜(武井咲)が、自社の副社長であり既婚者の三好海里(滝沢秀明)と恋に落ちる禁断の恋愛ドラマ。そして、そこで中村さんが演じるのは、世界的ファッションブランド「JIMMY CHOO」の敏腕広報マンで、海里の最強のライバル・宮沢綾だ。当初、ノリが良くてテンションが高く陽気で明るい関西人のイメージが強かった宮沢。そんな性格からか、未亜だけでなく周りの人とどんどん距離を縮めていくタイプ。もちろん、そのキャラクターはいまなお健在であるが、ドラマ中盤に差し掛かった辺りから、さりげない優しさと真剣に一途に未亜を大切に想う気持ちや熱い告白、真剣なまなざし、さらには第8話での決意のプロポーズシーンなど、陽気なだけではない“いい男すぎる”部分がより濃く強く表れるようになっていった。視聴者からは、そのいい男ぶりと人気で「火曜日のヒーロー」とも呼ばれ、毎週火曜日の放送を心待ちにしている女性が多いという。そんな中迎えた前回の第9話は、海里と別れ、宮沢のプロポーズを受けることを決意した未亜。気持ちが揺らがぬうちにと、さっそく宮沢と共に未亜の母・鈴子(小林幸子)の元へ挨拶に行くことに。一方の海里も、優香(木南晴夏)と共に歩むことを決める。しかし、宮沢との結婚を控えた未亜が笑顔で退職しようとした矢先、海里の妻・優香が会社に乗り込み、未亜を訴え慰謝料を請求。2人はさらに窮地に追い込まれることに。思い悩む未亜を心配し、いつもの優しさで励まし続ける宮沢だったが、今回ついに未亜を諦めることを決断。しかしその決断も、未亜を“死んでも幸せにする”という約束を守るため。自分を犠牲にしてまで好きな人の幸せを一番に願う、そのどこまでも優しい姿に、Twitterでは「宮沢さんの一言一言がキュンキュンしてしんどい」「宮様を全力で支えたいです」「最後まで背中を押してあげる宮沢さんがイケメンすぎる!!」と大絶賛の声が飛び交い、放送後も長期間にわたり「宮沢さん」がトレンド入りしている。そして、来週20日(火)にはついに最終回を迎える。優香に会社中に不倫を暴露され、とある山のコテージに逃避行をした未亜と海里だったが、幸せな時間は長くは続かず、優香に足取りを掴まれ東京に連れ戻される。2人は二度と会わないことを誓い、未亜は会社を辞め実家に帰ることに。そして1年後──。山の教会で海里から貰った花の指輪を胸に抱きつつ、実家で漫然と日々を過ごす未亜だったが、偶然通りがかった小さなセレクトショップで、ティファニーのアンティークジュエリーを見つけ…?というストーリー。果たして、2人の運命はどうなってしまうのか。放送が待ち遠しい。「せいせいするほど、愛してる」最終回は9月20日(火)22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月15日4年ぶりの続編決定で爆発的な盛り上がりを見せている「勇者ヨシヒコ」の最新作ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」。この度、本作のキービジュアルが公開。また放送日が10月7日(金)に決定した。勇者ヨシヒコが暗黒の神・デスタークとの壮絶な闘いに勝利し、世界を救ってから数百年後…。世界は再び暗黒の時代に変わり果てていた。仏の力で蘇ったヨシヒコ一行は、魔王バルザスを倒し再び世界を救うよう告げられる。魔王を倒すには弱点をすべて攻撃しなければ倒すことはできない。魔王を倒すべく、ヨシヒコたちの新たな冒険が始まる。再び世界を救うことができるのか…!2011年7月魔王を倒すための旅が描かれる「勇者ヨシヒコと魔王の城」が放送、2012年10月には前作で魔王が倒されてから100年後を描いた物語「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」が放送され子どもから大人まで幅広い視聴者に支持されている「勇者ヨシヒコ」シリーズ。ファン待望の続編となる本作では、そのまた前作から数百年後のストーリーが展開され、これまで同様の深夜の低予算冒険活劇ならではの面白さはそのままに、充電期間に溜め込んだ全てが惜しみなく出されるという。監督・脚本を務めるのは、福田雄一。深夜ドラマのヒットメーカーとして知られ、「33分探偵」「コドモ警察」「メグたんって魔法つかえるの?」「ニーチェ先生」など、次々と話題作を輩出。さらに映画作品でも、『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』をはじめ、小栗旬ほか菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみら豪華キャスト陣で贈る『銀魂』や、引っ張りだこの人気俳優・山崎賢人を主演に迎える『斉木楠雄のΨ難』など、ギャグ要素の高い漫画の実写版を多数手掛ける、人気の監督だ。またキャストには、主人公・ヨシヒコ役の山田孝之ほか、前作でも登場していた木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸らも登場する。今回公開されたキービジュアルでは、山田孝之演じる主人公・ヨシヒコの鬼気迫る表情や、ダンジョー役・宅麻伸が叫ぶ様子、そしてムラサキ役・木南晴夏、メレブ役・ムロツヨシ、仏役・佐藤二朗らの真剣な眼差しが描かれ、最新作への期待がより一層高まる仕上がりとなっている。六本木3丁目移転プロジェクト ドラマ24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」は10月7日(金)より、テレビ東京系にて、毎週金曜深夜0時12分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日佐々木蔵之介主演『超高速!参勤交代 リターンズ』で敵役を演じていることでも話題の俳優・陣内孝則が、監督を務めた長編映画3作目『幸福のアリバイ~Picture~』。このほど、各世代を代表する実力派たちが集結した予告映像と場面写真が一挙に解禁となった。ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋と、故人の残した遺書の内容で揉める親族と知人、息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。成人式というハレの日に、スーツではなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。“オメデタ婚”をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男。ちょっぴり風変わりな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が、人生のシャッターチャンスに直面する…。陣内孝則監督が前作『スマイル 聖夜の奇跡』(’07)から9年ぶりにメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』の脚本家・喜安浩平とタッグを組んだ本作。陣内監督のもと集まったのは、中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、佐藤二朗、木村多江といったベテラン俳優陣と、「せいせいするほど、愛してる」の“ヤバ妻”ぶりも話題の木南晴夏をはじめ、山崎樹範、浅利陽介、渡辺大、入山法子ら若手実力派に、清野菜名、柾木玲弥といった注目のフレッシュな面々。今回解禁された60秒の予告編では、人生の “あるある”が詰まった(?)それそれのエピソードを笑いでつなぐ前半から一転、後半は予期せぬ出来事に見舞われる登場人物たちの幸せの瞬間をつなぎ、温もりあふれる映像が続いていく。「人生は一瞬の連続」、そして「思い通りにならないことばっかり…」と、誰もが自分の人生と重ね合わせて共感できる台詞とともに、本作の見どころを凝縮した予告映像に仕上がっている。また、一挙に解禁された10点の場面写真は、登場人物たちの関係性を想像させる、賑やかでおかしみあふれる写真ばかり。それぞれの人々が、人生の節目に起こる予期せぬ事態に右往左往する様子が見事に切り取られている。『幸福のアリバイ~Picture~』は11月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日武井咲主演で、滝沢秀明、中村蒼と激しい大人の恋を繰り広げる火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」。9月6日(火)今夜、注目の第8話が放送される。「プチコミック」(小学館)連載の北川みゆきによる同名コミックを原作に、世界的ブランドの「ティファニージャパン」「JIMMY CHOO」とコラボ、作中には両社のアイテムが続々登場し見る者の目を奪っている。ティファニージャパンの広報部で働く栗原未亜(武井さん)と同社副社長の三好海里(滝沢さん)の“禁断”の大人の恋愛を軸に展開。そこに未亜に恋する世界的ファッションブランド「JIMMY CHOO」の敏腕広報マン、宮沢綾(中村さん)が絡み、かつては離婚するはずだったが事故で記憶喪失となり、自分から海里の心が離れた理由を未亜と思い込んで憎悪を向ける海里の妻・優香(木南晴夏)が登場。さらに宮沢の元カノ・志保(村川絵梨)も現れ、登場人物たちの人間模様が複雑に絡み合っていく展開が毎回スリリングで目が離せないという視聴者が続出。前回、宮沢の協力を得て大阪にいる海里の元を訪れた未亜だが、そこで海里だけでなく優香とも再会。優香に大阪の自宅に招待され食事を共にするも壮絶な修羅場へと発展。未亜はついに海里との別れを決意するも、東京に戻った海里と再会することでまた心が揺らいでしまう。混迷極める恋愛模様も去ることながら、自宅で1人、エアギターに夢中になる海里の姿も見どころだった本作。ついに、ついに前回、海里は未亜にその姿を目撃されてしまう。その後、何事もなかったかのように「コーヒーにするか」と聞く海里の姿もネットで話題となった。再び気持ちが近づく2人だが試練はまだまだ終わらない。今夜放送の第8話では優香の暴走がますますエスカレート。不倫の密告やストーカーなどあらゆる手段を使って未亜を追い詰めていく。本作では未亜を巡って恋のバトルを繰り広げる滝沢さん演じる海里と、中村さん演じる宮沢の対照的な姿にも注目が集まった。視聴者の間では「副社長vs宮沢」論争が白熱。宮沢派と副社長派それぞれの意見がネット上を飛び交うなど、恋だけでなく仕事上もライバル関係の両者の姿にときめきながらドラマに釘づけになった女子が多かったようだ。そんな「副社長vs宮沢」バトルもそろそろ終盤戦。この恋の行く末をお見逃しなく。「せいせいするほど、愛してる」第8話は9月6日(火)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年09月06日「第40回モントリオール世界映画祭」“ワールド・コンペティション部門”に出品されている、主演・中井貴一で贈る『グッドモーニングショー』。この度、本作が 現地時間9月4日、公式上映が行われ、中井さん、長澤まさみ、志田未来、そして君塚良一監督が登壇した。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く本作。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報から人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾役の中井さんを始め、長澤さん、志田さん、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いしている。この日、映画祭のメイン会場であるシネマ・インペリアルにて、ワールド・コンペティション部門23作品の最後を飾る作品として上映される本作。上映に先駆けて、『誰も守ってくれない』『遺体 ~明日への十日間~』とモントリオール映画祭の常連とも言える君塚監督と共に、初めてモントリオールを訪れたキャスト3人は、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂など市内を観光した。そして、いよいよ公式上映。上映開始前には会場の外に200人を越える観客が列を作り、そこへモントリオール名物である“馬車”に乗って、中井さん、長澤さん、志田さん、君塚監督が登場。40回を数えるモントリオール世界映画祭史上初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に!公式上映には、映画ファンを中心に700人を越える幅広い年代の老若男女が客席を埋めていた。上映前の舞台挨拶で中井さんは「みなさん、こんばんは、中井貴一です。モントリオール映画祭に参加するのは初めてです。いま、この会場で、みなさんとご一緒出来ることをとても嬉しく思います。私たちの映画『グッドモーニングショー』は100%日本製のコメディです。リラックスしてたっぷり楽しんで頂ければと願っています」と流暢なフランス語で挨拶。続けて長澤さんも「こんにちは、初めまして長澤まさみです。今回私が演じた役はとんでもない勘違い女です。楽しんで観て下さい」。志田さんは緊張しながらも「こんばんは。志田未来です。カナダの女子アナウンサーとは違った“日本の朝”を楽しんで下さい」とそれぞれフランス語で挨拶し、温かい拍手が送られていた。上映中は、中井さん演じる澄田に起こる災難に、声を上げての笑いが連続して場内に響きわたったり、追い込まれる澄田の姿に「Oh、My GOD!!」と感情移入してしまったり、とすっかり映画に入り込んでいる様子だった。上映後観客からは「すごく良かった。コメディとシリアスの面が入り混じっていて、日本の社会的な部分も感じることが出来た。俳優陣も素晴らしく面白かった」「コメディ映画と思って来場したが、シリアスな場面も盛り込まれていて何層もある様な深みのある映画だった」「とても心に残る映画でした」「私の人生にスパイスを与えてくれる映画」などと絶賛の声が寄せられていた。映画祭を終えて中井さんは「緊張していたのですが、思った以上に現地の方が笑って下さったので日本の方よりも素直に笑ってくれたイメージがあります」と手応えを感じていたよう。また、上映前の舞台挨拶で流暢なフランス語を披露していた中井さん。第二外国語はフランス語を専攻していたそうで、「フランス語は棒読みだと伝わらないので、伝わっているか不安でした。ほかの国の言葉を使うのも楽しいですね。とても良い経験をしました」と話し、「映画祭っていいですね。出演者として日々、現場で苦労していますが、映画祭に来るとその苦労が報われた気がします。そういう意味ではとても幸せな時間だなぁと思います」と映画祭を満喫していたようだ。また、長澤さんは「舞台挨拶については、直前まで全く緊張してなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかった事にしておこうと思います(笑)」と明かし、志田さんは「観客の皆さんがみんな笑ってくれて、すごく楽しんで観られました。何度も一緒に笑ってしまいました」と観客と鑑賞した感想を語る。さらに、君塚監督は「観客の皆さんがよく笑って頂き、よく理解して頂いていたので、狙ったところで笑って下さった。非常に嬉しかった。海外の方々は作品を率直にとらえて下さっていると感じました」と喜び、「この3人は撮影現場では台詞を全然間違えないんですけど、今回はえらい緊張していて、ギリギリまで楽屋で練習をしていましたね(笑)」と明かしていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日俳優・山田孝之主演のテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズのキャラクターLINEスタンプが2日、発売された。同シリーズは2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されており、10月からは4年ぶりとなる最新作『勇者ヨシヒコと導かれし七人』の放送が予定されている。福田雄一が脚本・監督を務め、魔王を倒すための勇者の冒険が描かれる。スタンプでは、ヨシヒコ(山田孝之)、メレブ(ムロツヨシ)、ムラサキ(木南晴夏)、ダンジョー(宅麻伸)、仏様(佐藤二朗)といったお馴染みのメンバーが全40種類の描きおろしイラストとなった。価格は240円、またはLINEアプリの100コインで、iPhone・Android・PCのLINE STOREから購入できる。ドラマのTwitter公式アカウントで「おまたせしました。ヨシヒコ…LINEスタンプですよ!」と紹介されると、瞬く間に話題に。約2時間で、LINEアプリのスタンプショップのランキング1位となった。また、同作の公式サイトでは19日より「勇者ヨシヒコ検定」の開催も決定。『勇者ヨシヒコと魔王の城』『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』より合計50問が出題され、全問正解者にはプレゼントが当たるチャンスも用意されている。
2016年08月02日中井貴一主演映画『グッドモーニングショー』が、カナダのモントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のメイン・コンペティション部門である“ワールド・コンペティション部門”に正式出品されることが決定した。本作は、「踊る大捜査線」シリーズ脚本を手掛け、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報や人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が本作の主人公。澄田は生放送中にアシスタントの美人アナウンサーから2人の交際関係をバラすと脅され、プロデューサーから番組打ち切りの危機を告げられ、さらに突然起こった立てこもり事件に巻き込まれて犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。本作は、そんなキャスター澄田の災難だらけの1日の模様を描くコメディ・エンターテインメント映画だ。キャストには、主人公・澄田真吾役の中井さんを始め、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ豪華俳優陣が勢揃いしている。今回正式出品が決定した「モントリオール世界映画祭」は、1977年に設立されたカナダ最古の国際映画祭の1つ。毎年8月にケベック州のモントリオールで開催され、40回目を迎える今年は、現地時間の8月25日(木)~9月5日(月)の期間で行われる。日本からはこれまでに、奥田瑛二監督の『長い散歩』(最優秀作品賞)、滝田洋二郎監督の『おくりびと』(最優秀作品賞)などが賞を受賞し、日本作品が高い評価を受けている。なお、君塚監督は『誰も守ってくれない』で最優秀脚本賞を受賞、『遺体 明日への十日間』のワールドグレイツ部門(非コンペ)の招待に続き、今回で3度目の出品になる。主演の中井さんは「エンターテインメント色の濃い本作が海外の映画祭に招待を頂けるのは画期的で、光栄だと思っています」と喜び、「出演した映画が海外の映画祭に招待されることはあったのですが、スケジュールの都合で参加出来ていませんでした。そういう意味では、初めて海外の映画祭に参加することになりますが、君塚監督、そして長澤さん志田さんら女性陣と一緒に楽しめたらと思います」と初参加となる海外映画祭に期待を抱いた。さらに、「日本を代表して行くので、リオではなくてモント“リオ”ールで金メダル(グランプリ)を獲って来られたらと思っています」と意気込んでいた。また君塚監督も、「ワイドショーの狂騒を描いたこの映画を世界の人々に見てもらえることになり、喜んでいます。朝のワイドショーは世界中で放送されている番組なので、きっと楽しんでくれるでしょう」とコメントした。本映画祭の公式上映にて初めて海外お披露目となる本作。映画祭には中井さんほか、長澤さん、志田さん、そして君塚監督が出席予定とのこと。『おくりびと』以来のコンペ部門でのグランプリ栄冠に期待がかかる。『グッドモーニングショー』 は10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月28日生田斗真主演の映画『秘密 THE TOP SECRET』(8月6日公開)のレッドカーペットイベント、及び完成披露試写会が22日に行われ、生田、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、椎名桔平、大森南朋、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介、大友啓史監督が登場した。新宿のど真ん中設置されたレッドカーペットには豪華俳優陣がずらりと並ぶと、抽選に当たった観客だけでなく近隣のビルからも大きな歓声があがった。ファンやインタビューとじっくり交流を図り、その後のトークセッションの時間がほとんどなくなってしまったほどだった。生田は「こんな新宿のど真ん中を堂々と歩かせていただいて、嬉しく思っています」と興奮。岡田は「緊張しちゃって汗がすごいんですけど……」と恐縮した様子を見せ、松坂は「新鮮でしたね。岡田将生くんと一緒に歩けたのも僕は良かったですね」と喜びを語った。完成披露試写会では、生田が「先ほど新宿の街を練り歩いてきました。岡田将生くんは緊張しすぎて、耳の裏をずーっとかいていたので、耳が真っ赤です」と暴露すると、岡田が顔を覆って恥ずかしがる一幕も。岡田は「本当に骨太な作品になっているので、楽しんでください」と作品について語りながら、最後に「耳が赤くてすみません」と謝罪した。同作は清水玲子原作の少女漫画『秘密』を映画化した近未来サスペンス。死んだ人間の脳をスキャンして事件を解決する警視庁科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を生田、薪の部下となる捜査官・青木一行を岡田、薪の理解者で故人となった捜査官・鈴木克洋を松坂が演じる。
2016年06月23日