元SMAPで俳優の木村拓哉が、13日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM/毎週金曜23:00~23:30)で、サッカーワールドカップ・ロシア大会における日本代表の試合をすべてテレビで生観戦したことを明かした。リスナーから届いた「ワールドカップが開催中ですが見てますか?」というメールに対して、「日本のイレブンの皆さんが奮闘した試合は、すべて観戦させていただきました、ライブで」と報告した木村。ベスト16で敗退したことには残念な様子を見せつつも、「やっぱりスポーツってものすごいパワーを与えてくれるなっていうのが、今回の日本代表の試合を見て思いましたね」と語った。また木村は、「本田選手もおっしゃっていましたけど…」と、MF本田圭佑がベルギー戦敗退後に残したコメントにも言及。「『ほんとにこのチームが好きだった』っていう。それって、ピッチに立ってなかった選手も含め、スタッフも含めの話なんじゃないかなっていうことがすごく頭の中に出てきて…」と分析した。そして「まぁ、次のワールドカップ、4年後……結果はどういうものになるか分からないけれど」と前置きしたうえで、「また熱く応援したいという気になりましたよね」と日本代表への想いを口にした。
2018年07月16日元SMAPで俳優の木村拓哉が、6日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(東京FM/毎週金曜23:00~23:30)で、今まで演じた中で一番難しかった役柄が、1996年に放送されたフジテレビ系の月9ドラマ『ロングバケーション』の主人公・瀬名秀俊であることを明かした。番組ではリスナーから届いた「一番演じることが難しかった役ベスト3」を問う内容のメールを紹介。木村は、まず3位に、『プライド』(04年・フジテレビ系)で演じたアイスホッケー選手・里中ハルをチョイス。代役を担当する予定だったアイスホッケー経験者の俳優が急きょ来られなくなり、スケートリンクでの撮影を全部自分でこなしたというエピソードを披露した。2位には、「テクニカルな手元のシーンが難しかった」という理由から外科医役に挑戦した『A LIFE~愛しき人~』(17年・TBS系)を選択。そして、1位には『ロングバケーション』で演じたピアニスト・瀬名を挙げた。「難しかったです。ピアノということでやったんすけど、やっぱ無理ありますよ」とピアノ未経験者でありながらピアニストの役を演じた苦労を吐露した。ある時、撮影にあたってピアノの先生からレッスンを受けた際などは「『スタートそこですか!?』っていうくらいクラシックの曲を弾くんですよ。『いや、俺『猫踏んじゃった』のみなんですけど…っていう(笑)」と面食らったことを告白。最後に「音楽家は厳しいっす。演奏っていうところはウソつけないっすよ」と改めてその難しさを語った。
2018年07月09日元SMAPで俳優の木村拓哉が、22日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM/毎週金曜 23:00~23:30)で、俳優の故・松田優作さんの魅力について持論を述べた。以前番組内で、松田さんの歌が好きだと発言していた木村。そのことに関連したリスナーからの「一番好きな松田優作の曲は何ですか?」という質問を受けて、「僕世代も、僕よりちょっと下の世代の男子もそうだと思うんですけど、嫌いな人いないんじゃないですかね?」と語った。続けて「俳優さんとしてもそうなんですけど、僕らに感じさせてくれる説得力がある」とし、「お芝居を通じても、歌にしても、ようは表現者としてのブレない感じが、すごく僕は魅力を感じるんです」と憧れの気持ちを口にした。さらに楽曲については「アルバムも非常にたくさんありまして、松田優作さんだから成立している世界観もあったりするんですけど…」と悩んだ末、「Bay City Blues」を選び、番組の中で流していた。
2018年06月26日元SMAPで俳優の木村拓哉が、15日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM/毎週金曜 23:00~23:30)で、人生を変えた映画の存在を明かした。トム・クルーズリスナーから届いた「人生を変えた映画はなんですか?」という質問に対し、「これは間接的になってしまうかも知れませんけど…」と前置きした上で、1986年に公開されたトム・クルーズ主演の映画『トップガン』をチョイスした。同作を観た木村はすっかり興奮し、劇中でトム・クルーズが着用していたフライトジャケットを購入。浮かれていた木村が親戚から名前を呼ばれ、振り返った際の写真が履歴書に貼られ、ジャニーズ事務所に送られたという。木村は「そういう浮かれた状態を作り上げたのは『トップガン』だと思うので、人生を変えた一本なのかもしれませんけど(笑)」と懐かしく振り返った。さらに映画の話題は続き、LiLiCoから「今年1番優しい映画です」と『ワンダー 君は太陽』を勧められたことを明かす。「拝見したんですけど、優しかったですね、素晴らしい映画でした。ぜひ皆さんにも観ていただけたらなと思う作品でしたね」と語っていた。
2018年06月18日元SMAPで俳優の木村拓哉が、18日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM/毎週金曜 23:00~23:30)にて、お笑い芸人の明石家さんまが放ったある一言でゴルフと麻雀を始めたことを明かした。明石家さんま先日、ゴルフウェアブランド「MARK&LONA」のブランドアンバサダーに就任した木村。そのことを踏まえ、リスナーから「夫から『ゴルフを一緒にやろう』と誘われているので、ゴルフの魅力を私に教えてください」というメールが届いた。この質問に木村は「正直、以前は僕の感覚の中では、『麻雀とゴルフだけは絶対にやらない!』って思ってました」と告白。しかし、さんまから「麻雀とゴルフやったら、おまえに絶対負けへんわ!」と挑発され、その時に「いま、何ておっしゃいました?」と発奮し、どちらも始めたという。実際、麻雀に関しては「やるか!」とさんまから声を掛けられ、一緒に卓を囲んだこともあるという木村。ゴルフについては、始めたばかりの頃に「こんなにできないスポーツって久々だな」と感じ、やる気に火が付いたと語った。さらに木村は、イメージ通りのプレーが頻繁に出来るようになるとゴルフが面白くなってくると話し、「旦那さんが、『やろうよ!』って言ってくれているのは、いいチャンスだと思いますよ」とリスナーを後押ししていた。
2018年05月21日元SMAPで俳優の木村拓哉が、11日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM/毎週金曜23:00~23:30)で、お笑い芸人の明石家さんまについて語った。明石家さんま番組では、リスナーの「さんまさんみたいに好きなこと話してる明るい人を尊敬しています」というメッセージを紹介。これに対して木村は「あの方はすごく自由に好きなことを喋ってるんだろうなって、受け取られるかもしれませんけど」と前置きした上で、「本番を前にしたさんまさんの『いくで!』っていう集中力はそばにいてすごく感じますね」と明かした。木村とさんまは、2003年から続くフジテレビ系のバラエティ番組『さんタク』などで、何回も共演している間柄だ。長年、さんまを間近で見てきた木村は「『明日、あの番組の収録で、ゲストは誰だから、こんなん話したらええんかな』とか、ルーティンがあると思う」と分析。「僕がさんまさんを尊敬するのは集中力ですよね」と話していた。
2018年05月15日現在放送中のドラマ「BG~身辺警護人~」で主演を務める木村拓哉が、先日長時間に及ぶアクションシーンを終え、無事クランクアップを迎えたことが分かった。なお、本作は3月15日(木)今夜が最終回。本放送を前に、木村さんのクランクアップ時のコメントが到着した。木村さんをはじめ、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗ら身辺警護課のボディーガードたちが、様々な警護対象者を護っていく様子を描いた本作。ほかにも、江口洋介、石田ゆり子、山口智子ら豪華俳優陣も参加し話題を集めた。木村拓哉クランクアップ!「なんだか信じられない気持ちで…」先日の木村さんのオールアップ時には、深夜にも関わらず、サプライズで斎藤さんと間宮さんも駆けつけ、ふたりから木村さんへ花束が手渡されると、「ありがたいですね」と、とても嬉しそうな表情を見せた木村さん。3か月の撮影を終え、木村さんは「正直現実味がないです。この3か月間、毎日このメンバーで撮影して、移動して、お弁当食べて…ってずっと一緒にいたので、急にこれで終わりです、って言われてもなんだか信じられない気持ちで…」といまは実感が湧かない様子。また「本当にキツいスケジュールの中での撮影でしたが、それによって強い絆も生まれました。このチームの一員として撮影に参加できたことは、とてもありがたいことでした」とふり返り、「物事には必ず始まりがあって終りがある、というのは当たり前なんですけど、『BG~身辺警護人~』は、これが終わりじゃなくて、句読点の“読点(、)”だといいなぁと、どうしても思ってしまうんですよね」と名残惜しそうに語っていた。さらに、今夜放送の最終回を楽しみにしている視聴者へ向けて、「『BG~身辺警護人~』チームは、視聴者のみなさんが見てくださる、楽しんでくださる、ということを励みに撮影踏ん張ってきました。みんなで一緒にゴールテープを切ったチームだったので、みなさんも是非、最終回を端から端まで余すことなく楽しんでいただいて、一緒にテープを切っていただけたらなと思います」とメッセージを寄せている。最終回あらすじ発砲事件に巻き込まれ命を落とした身辺警護課課長・村田五郎(上川隆也)。唯一現場の状況を知ることができるはずだった村田の遺品であるICレコーダーも警察の手によってデータを消され、いよいよ真相は闇の中に葬られようとしていた。週刊誌などにも下世話に書き立てられ、悔しい思いを抱く島崎章(木村拓哉)ら。しかし決して諦めることなく、村田の汚名をそそごうと誓った矢先、厚生労働大臣の職を辞した立原愛子(石田ゆり子)が「私が真実を話します」と名乗り出てくる。証拠も隠滅されたいま、残された方法は現場にいた人間が証言をしてくれることだけ――愛子の申し出を受けた章たちは、真相を語ろうとする彼女の警護をすることに…。しかし、そのことによって章たちの身にも危険が迫り…?その頃、SPの落合義明(江口洋介)は上司の氷川(宇梶剛士)に「みずから事件の処理をする」と宣言。驚きの行動に出る!「BG~身辺警護人~」最終回は3月15日(木)21時~テレビ朝日系にて放送(15分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2018年03月15日山口智子(53)が、木村拓哉(45)主演のドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレビ朝日系)に出演する。 木村扮する民間警備会社のボディーガードをつとめる主人公の活躍を描く同ドラマ。山口が演じるのは、主人公と離婚した元妻。 元夫に自身の警護を依頼するという設定で、2月22日放送の第6話と同29日放送の第7話に出演。2人の共演は96年4月期に放送されに大ヒットしたフジテレビ系の月9ドラマ「ロングバケーション(以下ロンバケ)」以来、22年ぶりとなった。 「ロンバケ」で木村は主人公のピアニスト、山口は婚約者だった主人公のルームメイトに逃げられたヒロインを演じたのだが……。 「『ロンバケ』はドラマ界に数々の“伝説”を作った作品です。放送中は『月曜日はOLが街から消える』と言われ、このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど『ロンバケ現象』なる社会現象が巻き起こりました。全話の平均視聴率は29.6%、最高はラストシーンが海外から生中継となった最終回の36.7%。そして久保田利伸 with Naomi Campbellの主題歌『LA・LA・LA LOVE SONG』はミリオンセラーを達成。関連商品も飛ぶように売れました」(芸能記者) そして、何よりもすごいのが脇役の顔触れ。ヒロインの弟役が竹野内豊(47)、ヒロインの後輩モデル役が稲森いずみ(45)、主人公の後輩役が松たか子(40)、主人公の音楽教室の教え子を広末涼子(37)らが演じた。 さらにはヒロインがアシスタントをつとめたカメラマン役を、先ごろ小泉今日子(52)との不倫を公表して話題になった豊原功補(52)が演じていたのだ。 「放送後、幾度となく続編や番外編の話が浮上しました。しかし出演者たちのスケジュールがまったく合わず、これまで実現しなかったのです」(フジテレビ関係者) 1度きりの放送だったことも“伝説”になった理由のようだ。
2018年02月21日木村拓哉がボディーガード役に初挑戦し、江口洋介、斎藤工、間宮祥太朗ら豪華俳優陣が出演している木曜ドラマ「BG~身辺警護人~」。本作では、毎週本格的なアクションにも挑んでいる木村さんが、2月1日(木)放送の第3話では、高さ50m超の橋の上で決死のアクションを披露しているそうで、そんなシーンに挑戦した木村さんからコメントが到着した。警視庁警備課のSPと違い、ボディーガードの特性は殺傷能力の高い武器の携帯は許可されていないということ。たとえ危険な現場であろうとも、丸腰で依頼人を護ることが義務付けられているのだ。本作では、そんな“究極のサービス業”ボディーガードたちの熱く、泥臭い戦いの日々を濃密に描いていく。本作の見どころのひとつとなっているのが、木村さんが毎回見せるアクション。すでに放送された第1話では、勝地涼との格闘シーンも話題になった。そして第3話では、普段は武器を持たない章(木村さん)たちだが、今回は“現金一億円を輸送する”という設定上、自身と一億円の入った鞄との繋ぐための長い鎖が付いた手錠を携帯。その手錠をうまく利用し、襲い掛かってくる男たちにひとり立ち向かう、という迫力満点のシーンが撮影された。橋の高さは50m、下には渓谷。一歩でも間違えば危険がともなうアクションシーンのため、入念に準備を行った木村さん。この橋のシーンでは、格闘するだけでなく50mという高さを最大限活かして、さらにすごいことが起こるのだとか。またこの撮影後、疲れた様子もなく笑顔を見せた木村さん。「とても激しいシーンでしたが、特別難しいということはなく、スタントコーディネートの方に指導していただきながら、その型を身体に覚えさせていった感じです」と今回のシーンについて話し、「この先も激しいアクションシーンは毎回出てくると思いますが、僕だけでなく、身辺警護課のメンバーたちのアクションにも期待していただきたいです。僕も楽しみにしているんですよ、みんな激しいトレーニングをしてきているので(笑)」と今後の見どころについても告白。第1話がオンエア直後だったこともあり、周囲での反響を尋ねるも、「実は今日はものすごい早朝からこの現場に来てしまっていたので、まだ見てくださった方々の反応などを聞けていないんです。しかも、ここ携帯が圏外で…(笑)なので、撮影が終わって、下山しながら届いたメッセージを受信して、じっくり反応を確かめたいと思います(笑)」と笑顔を見せていた。「BG~身辺警護人~」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月22日人気作であるミュージカル『テニスの王子様』でデビューを果たした、2.5次元界でも注目の俳優・木村達成さん。そんな木村さんが、デビュー当時の意外なエピソードを明かした。木村達成さんのデビューは、ミュージカル『テニスの王子様』。「照明の位置を把握して動くとか、立ち位置でどう魅せるかとか、テニミュの現場で教わったことは、いまもあらゆる現場で役に立っている。本当にやってよかったなと思います。ただ、スタッフさんには本当によく怒られましたが…」ここで本人からの申告。「当時はかなり態度が悪かった」そう。「ナメられてたまるかみたいな気持ちで、かなり中二病入っていたと思います。ある日、プロデューサーに『続ける気があるのか?』と呼び出されて、自分から『やらせてください』と頭を下げました。その時には、目の前のお客さんが歓声をくれることに痺れ、舞台の魅力にハマっていたんです」取材するうちにわかってきたのは、木村さんの一見挑発的だったり攻撃的な言葉は、自身を鼓舞させるためのものだということ。「大口を叩いているのに、何も成し遂げられなかったら、それが一番カッコ悪い。だから絶対やってやります」来年には、鹿賀丈史さん、市村正親さんら大ベテランと共演するミュージカルへの出演が控える。「新たな挑戦は怖いですが、環境が変わるのは嫌いじゃないし、新しいことに出合える楽しみを考えれば、大したことじゃないです」今後は「日本の過去を題材にした作品に携わってみたい」とも。「平和な時代に生まれた僕らも、過去に何があったかは知っておかなきゃいけない。それを伝えていくのも僕らの仕事なんだと思うんですよ」CHARACTER FILEミュージカル『テニスの王子様』海堂 薫「まさに、舞台に立つためのことすべてを教えてもらった舞台。間違いなく自分の原点で、ずっと変わらず大切な作品で経験です」きむら・たつなり1993年12月8日生まれ、東京都出身。’12年にミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。出演ドラマ『弱虫ペダル Season2』がBSスカパー!で放送中。来年3月のミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』に出演予定。カーディガン¥20,000シャツ¥16,000パンツ¥15,000(以上アンルート/アンルート 二子玉川店TEL:03・5797・3184)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年11月30日木村拓哉が、武器を持たず丸腰で警護対象者を徹底的に護る“ボディーガード”役に初挑戦する2018年1月期木曜ドラマ「BG~身辺警護人~(仮)」。本作で木村さんと共に警護対象者を護る仲間や、彼らと激しく対立する警視庁のSP(セキュリティーポリス)などを演じる豪華共演者たちが決定した。人物描写の名手・井上由美子氏が完全オリジナルで手がける本作。危険と隣合わせで任務を遂行する、そんな“究極のサービス業”とも言えるボディーガードたちの熱く、泥臭い戦いの日々を濃密に描く。木村さん演じる民間警備会社のボディーガード・島崎章は、過去のある出来事をきっかけにボディーガードの世界からは身を引き、工事現場の警備員に。しかし身辺警護課の新設を機に復帰を決意。みずからのキャリアを隠し、イチ“新人ボディーガード”として身辺警護課に着任。そこには章と同じように、さまざまな過去を抱えた男女が…。■斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、そして上川隆也が木村とともに徹底的に護る!今回、本作品を華やかに彩る豪華共演陣が決定。元自衛隊員のボディーガードで、優秀ゆえにほかのメンバーを見下しているフシもある高梨雅也を演じるのは、斎藤工。メンバー唯一の女性ボディーガードである菅沼まゆを演じるのは、モデルだけでなく女優としての活躍も目覚ましい菜々緒。メンバー最年少のボディーガード・沢口正太郎役には、11月に映画初主演を務めた『全員死刑』の公開を控える間宮祥太朗。そして、そんな個性豊かな新人ボディーガードたちをまとめる身辺警護課の課長・村田五郎役には、実力派俳優・上川隆也。上川さんは「煌びやかな出演者が居並ぶ中、艶に乏しい輩が紛れ込んでしまいましたが、鈍色にもそれなりの味わいはあるであろうことに期待しつつ、皆さんと一緒に作品を盛り上げていきたいと思います」とコメントを寄せた。■対立するSPに初共演の江口洋介、女性厚生労働大臣に石田ゆり子も決定!また、章たち身辺警護課と対立する警視庁SPの落合義明役には江口洋介が!木村さんとは初共演となるが「互いに高い意識の中でどんな火花を散らせるか、撮影に入るのがいまから楽しみです」と熱い思いを寄せ、「丸腰の民間ボディーガードに対して、常に立ちはだかる強力なライバルとして、相手を圧倒させる存在感を出せたらと思っています」と意気込んだ。そして警護対象者となる厚生労働大臣・立原愛子を演じるのは、現在放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」でも自然体な演技で魅せる石田ゆり子。木村さんとはなんと14年ぶりの共演だそうで「とてもワクワクしております」と明かす。彼女が演じる女性厚生労働大臣が、今後物語にどのような影響を与えていくのか、その存在からも目が離せない。新しい年の幕開けにふさわしい「BG~身辺警護人~(仮)」は2018年1月、毎週木曜日21時よりテレビ朝日系24局ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日最愛の人を無実のスキャンダルで奪われたヒロインが、憎むべき相手のスキャンダルを暴いて復讐を果たしていく、木村多江主演の新ドラマ「ブラックリベンジ」。この度、本作で木村さん演じるヒロインの亡き夫役として、高橋光臣が出演することが決定した。週刊誌の契約ライター・沙織(木村多江)は、身の危険も恐れずにスキャンダルを暴くために奔走している。スキャンダルに執念を燃やす彼女には、ある目的があった。将来有望な政治家だった沙織の夫は、身に覚えのないスキャンダルをでっち上げられ、それを苦に自殺。その事実を知った沙織は、スキャンダルによる復讐を決意。大胆にして情け容赦ないやり方で、夫のスキャンダルをねつ造した人物たちが隠す黒い秘密を暴いていく――。「科捜研の女」、「下町ロケット」、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演する高橋さんが今回演じるのは、ヒロイン・沙織の亡き夫・寺田圭吾。5年前、将来を嘱望されながら身に覚えのないスキャンダルが報じられ、自ら命を絶った政治家だ。彼は死の直前に、自分を陥れた3人の人物について告白する動画を残している。そんな彼の怨念が、沙織を復讐に向かわせるきっかけとなる。さらには、物語が進むにつれて沙織も知らなかった圭吾の“秘密”が明かされていくことに…!?高橋さんは「死に際に、最後の足掻き(復讐)を、最愛の人に託す。そんな歪んだ愛を、怨みの坩堝の中で表現したい」と話し、共演の木村さんについては「大人の静かな色気に品があってとても美しい方。いつも気さくに話してくださって、とても楽しい時間を過ごさせていただいています。作品の内容的に今後、重く、つらいシーンが多くなってきますが、多江さんとのワンシーン、ワンカットを、存分に楽しみたいと思っています」とコメントしている。「ブラックリベンジ」は10月5日より毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月16日俳優の田辺誠一が6日、主演舞台『誰か席に着いて』の製作発表に、木村佳乃、片桐仁、倉科カナ、作・演出の倉持裕とともに登場した。同作は倉持によるオリジナルコメディ。芸術家の活動を支援する文化財団創設者の孫娘・織江(木村)と夫の哲朗(田辺)、織江の妹の珠子(倉科)と夫の奏平(片桐)が助成対象者を決める選考会に集まるが、それぞれが秘密の問題を抱えていた。田辺は「やはり今この時代、この空気の中で倉持さんが何を感じているのか、笑いの奥に何かしら時代を切り取ものがあるんだろうなという予感で、とても楽しみにしています」と作品に期待を寄せた。それぞれのキャラクターに頭をいっぱいにしている事柄があるため、メインキャストの4人が1分間の制限時間の中で、”頭の中を占めること”をイラストに描くことに。美大出身の片桐は犬のイラストを見せながら「ももちゃん。18歳の雌の犬なんですけど、家で点滴を打っていまして」と、心配そうな様子を見せた。さらに「瞳の潤んだ感じを出そうと思ったんですけど、思ったより顔が長くなってしまって」と反省した。また、木村は「ホラーが大好きなんです」とゾンビの絵を披露。「最近ホラーのヒットがなくて、前に見たホラーをこっそり見ている」と明かし、「ダーレン・アロノフスキーの『マザー!』を楽しみにしてる」と語った。イラストについては、制限時間に焦ってしまったため「ボディがちょっと」と悔しさをにじませたが、倉持は「口元が楽しそうですよね。割とエンジョイしている感じ」と評していた。かわいらしいイラストで場を沸かせた倉科は「猫を飼ってまして、キッチンの扉を開けてすごい入るんですよ。ガムテープを貼ってて」と解説。「こないだ料理をしていたら火に飛び込んできて、『あぶなっ』と思って、鍵をつけようかと悩んでいます」と説明した。倉持は「ガムテープの塗り方にも、開けさせまいという意思が感じられます。早く鍵をつけられたらいいなと思います」と感想を述べた。ゆるいイラストが話題を呼び、グッズにもなっている田辺は「お腹のお肉が落ちなくなってしまいまして」と自身のイラストを見せる。「ドラマの衣装合わせとか行ってもズボンがなかなか合わなくて……」と苦笑しつつ、「原因はわかるんですけど、横に描いていあるロースライス」と明かす。倉科が「見ても聞いてもわからないですね」と的確につっこむと、田辺は、ある店にあり昔週1回食べていたという、揚げた豚肉をごはんにのせた”ロースライス”というメニューを紹介。「作ってる人が90歳になっていて、30年ぶりに食べたらおいしくて、いつまで食べられるのかなと思ったら毎日食べちゃいまして」と説明した。倉持は田辺のイラストに、「内容はどうでもいい」と評価を放棄。「間ですかね? 空白がやっぱり面白いのかなあ」と魅力の理由を探っていた。
2017年09月08日木村拓哉と「嵐」二宮和也が初共演を果たす映画『検察側の罪人』。5月に公開が決定し話題となっている本作から、この度、さらに豪華なキャストたちが決定。本作のヒロインを女優・吉高由里子が務めるほか、松重豊、大倉孝二、山崎紘菜らの出演が明らかになった。若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)は東京地検刑事部に配属された。東京地検刑事部は百人近い検事が所属する 大組織で、捜査本部が立つような凶悪事件を担当する本部係には沖野が憧れる検事・最上毅(木村拓哉)がいた。管理職への昇進を間近にした最上は、有能で人望も厚いエリート検事。最上と同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励む沖野だったが、ある日、金貸しの老人が刺殺される事件が発生。被害者は、複数の知人に金を貸し付けており、金庫に残された借用書リストには、ある男の名前があった。その男、松倉重生は、すでに時効が成立した女子中学生殺害事件において重要参考人と目された人物だった。 その女性の生前を知っており、遺族の無念を我がことのように引きずっていた最上は、今回の殺人事件の被疑者となった松倉重生に今度こそ法の裁きを受けさせようと捜査に尽力するが…。一つの殺人事件を前に、すれ違っていく2人それぞれの「正義」。敵同士となり、対峙することになった2人の正義が行きついた先とはいかに――。「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」の雫井脩介の小説を原作に描く本作は、東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対していく物語。“時効”、“冤罪”そして“法律”というキーワードを軸に、「“正義”とは何か?」を問いかける深いテーマ性も携えている。監督・脚本は『駆込み女と駆出し男』『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』の原田眞人。検事の2人、エリート検事である最上役には木村さん、若き検事・沖野役は二宮さんが演じる。そして今回、新たなキャストが発表。最上と沖野の「正義」を巡る闘いの行方を左右する重要なヒロイン、検察事務官・橘沙穂役を演じるのは、連続テレビ小説「花子とアン」や「美丘-君がいた日々-」など話題作に出演し、「東京タラレバ娘」で独身の売れない脚本家役が記憶に新しく、また主演作『ユリゴコロ』の公開も控える実力派女優の吉高さん。正義とは対極を成す、社会の必要役である闇社会のブローカー・諏訪部役には、「孤独のグルメ」シリーズや現在WOWOWで放送中の話題作「アキラとあきら」に出演する松重さん。最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役に大河ドラマ「篤姫」「真田丸」の平岳大。沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役に、バラエティ番組の司会やドキュメンタリー番組のナレーション、そして「HERO」「早子先生、結婚するって本当ですか?」などで俳優とマルチに活躍する八嶋智人。凶悪な殺人事件の容疑者の一人である弓岡役に、ドラマ・映画・舞台で様々な作品に出演する大倉さん。人権派大物弁護士・白川雄馬役には、原田組常連の山崎努が扮する。原田監督作への出演は今回が初となる吉高さんは、「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたら」と意気込み、「私の今回演じる役柄は幼い頃のある出来事がきっかけで検察事務官になるというすごく信念のある強い女性像です。初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と役柄を語る。自身の役を“悪い老人”と言う松重さんは、「監督が白髪でやりたいということで、髪を染めずにいました。思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です。思えば高校時代、福岡中洲の映画館に、新進気鋭の映画監督の作品『さらば映画の友よ、インディアンサマー』を観に行きました。まさか40年近く経って、その監督の作品に、出ることになるとは驚きです」とコメント。また木村さん、二宮さんとの共演が本当に楽しみと語る平さんは、「僕が演じる丹野という男は木村さんの演じる最上の学友です。2人の男が、それぞれ異なる生き方を選択した原点が、その学生時代にあったと感じとれるような関係性を作れたら、と思っています」と言い、山崎さんも「原田監督という傑出した才能のもとに木村くん、二宮くんとご一緒できるのが本当に楽しみです」と期待を込めた。そして八島さんと大倉さんは、「国選弁護士として夫婦で頑張る小田島は、この一件に関わり人生が一変するのでしょう。人生のターニングポイントを生きたいと思っています。原田監督は深く落とし込んだ台本なのに芝居の自由度は高い。そこがむしろ怖いのですが。アイディアを出し合いながら創る現場は幸せです」(八島さん)、「みっともなく見えるように、やれればと思います。原田組に声を掛けて頂けるとは、想像もしていませんでした。あまり気が大きい方ではありませんが、萎縮せずに出来ればと」(大倉さん)と話している。そのほか、矢島健一、「TEAM NACS」の音尾琢真、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜の出演も決定した。『検察側の罪人』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月24日岡田将生と木村文乃W主演で贈る映画『伊藤くん A to E』に先駆けて放送される木村さん主演ドラマ「伊藤くん A to E」。この度、本作のエンディングテーマに、今年結成30周年を迎える「スピッツ」の名曲たちが決定した。矢崎莉桜(木村文乃)、32歳。職業・脚本家。5年前に担当したドラマ「東京ドールハウス」は大ヒットを記録し、伝説の恋愛ドラマを書いた脚本家になりつつあったが、以降ヒット作を出せず、過去の栄光になんとかすがってプライドを保っている。そんなある日、「東京ドールハウス」をネタに書いたエッセイ本「ヒロインみたいな恋をしよう!」が発売され、トークショーを開催することに。「ほんの少しの知識と勇気があれば、恋はきっと叶うんです」。恋愛について講演する莉桜の話を真剣に聞く女性たち。けれど莉桜の心の声は──「私が笑えば無条件に頷く、つまらない女たち…」毒舌だ。かつて、公私ともにパートナーだったドラマプロデューサーの田村伸也(田中圭)が、トークショーに参加した女性たちの恋愛相談企画を勝手にすすめていたことも気に入らない。「くだらない…」と思いながらもアンケート用紙に目を通す。と、4人の女性たちに“ある共通点”があることに気づく。それは、彼女たちが相談している男の名前がみんな“伊藤”だったことだ。偶然?莉桜は恋愛相談の当選者として、【A】島原智美(佐々木希)、【B】野瀬修子(志田未来)、【C】 相田聡子(池田エライザ)、【D】神保実希(夏帆)に会って話を聞くことにする。彼女たちをふり回す男たちは、みな容姿端麗らしいが、自意識過剰で幼稚で無神経。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの「痛男」。こんな男のどこがいいのか。恋愛相談を利用し、再起をかけて新たなドラマの脚本を書き始める莉桜は、徐々に4人が語る伊藤が同一人物ではないかと考え始める。一体、伊藤は何者なのか。彼の狙いとは。待ち受ける予測不能な衝撃のラストに誰もが震撼する――。ドラマでは、【A~D】4人の女性たちが、木村さん演じる【E】崖っぷちアラサ―毒女へ語る“伊藤くん”の恋愛相談を、2話毎に描いていく。映画だけでは描き切れない、【A~D】の女性たちと“伊藤くん”の切なく痛い恋模様を赤裸々に映し出し、映画と同じストーリー軸を、それぞれの女性目線で描くことで、物語の深淵をえぐり出す。そして今回ドラマのエンディングテーマが「スピッツ」の名曲に決定。木村さん演じる莉桜のもとへ恋愛相談に訪れる【A~D】4人の女性たちに合わせてエンディングテーマとして流れるもので、1・2話で描かれる“ぞんざいに扱われる女”【A】の島原智美には、「冷たい頬」。3・4話での“自分の殻に閉じこもる女”【B】の野瀬修子には「スパイダー」。5・6話の“愛されたい女”【C】の相田聡子「さらさら」。7・8話の【D】“高学歴の鉄壁女”神保実希には「運命の人」が起用され、ドラマを盛り上げる。ドラマ「伊藤くん A to E」は8月15日(火)深夜1時28分~TBS、20日(日)深夜0時50分~MBSにて放送開始(全8話)。映画『伊藤くん A to E』は2018年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月19日5月26日公開の映画『光をくれた人』のトークイベントが23日、都内で行われ、女優の木村佳乃が出席した。孤島で暮らす灯台守のトム(マイケル・ファスベンダー)とイサベル(アリシア・ヴィキャンデル)の夫婦に訪れる幸福と痛みが繊細に描かれ、2人の献身的な愛の様や最も大切な人を守ろうとする健気な姿に全世界が涙している本作。日本での公開を間近に控えたこの日は、試写会後に木村佳乃が登場してトークショーが行われた。これまで観た映画の中でも本作は5本の指に入るほど感動したという木村は「こんなに感動して考えさせられた映画はないですね。切ないシーンやどうしようもないのにどうしようと思う気持ちになり、いろんな気持ちにさせられました。イサベルにも共感しますし、レイチェル・ワイズが演じたハンナの気持ちも痛いほど分かりますし、ストーリーに引き込まれましたね。とにかく観ていただきたい映画です」と絶賛。同年代のマイケル・ファスベンダーについては「よい俳優さんですよね。映画ごとに表情が同じ人と思うぐらい変わるんです。役者として是非ご一緒してみたいです」と共演を希望した。また、映画のタイトルにちなみ、「光をくれた人は?」という質問には「たくさんいるんですよね。両親もそうですし家族もそう。この仕事を与えてくれた事務所の社長もそうだし、大切にしたい人がいっぱいいます」と回答し、逆に「光を与えたい存在は?」という質問には「それは自分の家族。娘と主人です」と即答。そんな木村は先日発表されたベストマザー賞を受賞したが、「やだ~! お恥ずかしい…。汗かいちゃいます」と照れ笑いを見せつつ、「今は2人の娘の世話とお仕事で毎日バタバタですが、大変幸せですしお仕事も好きなので、感謝しながら200%やりたいと思っています」と仕事と育児の両立に意欲を見せた。さらに、「今は娘のために長生きしてやるぞと思っています。おばあちゃんになって孫の世話を元気にしたいですよ。身体も心も元気でいたいですね」と話していた。映画『光をくれた人』は、5月26日より全国公開。
2017年05月23日岡田准一主演の『追憶』の公開を前に5月4日、本作で16本目のタッグとなる降旗康男監督と木村大作カメラマンによる『駅 STATION』、『夜叉』、そして本作の3本連続鑑賞会が開催。上映後には岡田准一、小栗旬を加えた4人による熱いトークが繰り広げられた。ある殺人事件で刑事、被害者、そして容疑者の立場で幼なじみである3人の男たちの運命が交錯。彼らが抱えるある“秘密”が事件の真相と共に解き明かされていく。普段、舞台挨拶などで話の中心にいる岡田さん、小栗さんも、この日ばかりは降旗監督と木村カメラマンという、日本映画界の生き字引とも言える2人を前に、完全に観客モードで、彼らの思い出話に興味津々の様子で耳を傾ける。そして、期待通りに降籏監督と木村さんの口からは驚くべきエピソードが次々と語られる。岡田さんは、降籏監督と木村さんが初めてタッグを組み、高倉健を主演に迎えた『駅 STATION』、続く『居酒屋兆治』、『夜叉』の3作を「50代の健さん――イメージとして僕らの中に染み込んでいる健さんを作られたと思う」と語るが、そもそも、この3人が顔を揃えることになった顛末にも驚くべき事実が!木村さんは、その前に『八甲田山』で初めて健さんと一緒に仕事をしたが、当時、東映の大スターであった健さんについて「最初は『何が高倉健だ』と思ってた」と対抗意識を持っていたと告白。「健さんが現場に入るのが遅くなると『早く出せ!健さんの顔なんてどうでもいいんだ。俺は山が撮りたいんだ!』って。その後、健さんがやっと着いて、キャメラの前に立ったとき、後ろの岩木山をふり返って『やっぱり、俺の顔よりも山だな』って言ったのをいま、思い出しました。最初は『木村さん』と呼んでたのが、『大ちゃん』となって、僕も『健さん』と言うようになった。その次が『駅』だけど、倉本聰さんの脚本で、降旗さんは『冬の華』(※同じく倉本さんが脚本、主演が健さんで、カメラマンは木村さんではなく、仲沢半次郎)のチームでやろうと思ってたけど、『八甲田山』で長く一緒にやってたので、健さんが『木村でやろうか』と言ってくれた。そこで降旗さんに出会って、いまに繋がってる。人生ってそういうもの」としみじみと語る。岡田さんは、『駅』の脚本の倉本氏についても果敢に質問!3人は仲が良いのか?という問いに、木村さんは「倉本さんは『駅 STATION』が頂点」と言い切り、これには質問した岡田さんのほうが大慌て!「TVで使えるネタでお願いします(苦笑)!」と穏当な発言を求めるも、木村さんは動じることなく「倉本さんが聞いても怒んないよ。『しょうがねえなぁ』って」と豪快に笑っていた。岡田さんは、改めて『駅』からの三部作への思いと、健さんへの強い憧れを口にし「自分も50代になったら、こんな雰囲気出せる男になれたらいいなと思います」と語った。小栗さんは、2人の降旗監督と木村さんのコンビ作として『鉄道員 ぽっぽや』を印象深い作品として挙げ「僕らが割と映画を観るようになってから撮られた作品ですけど、いま改めて見るとまた全然違う。ファンタジーなお話でもあるのに、そこに違和感がない。『ファンタジーです』って撮り方をしてなくて、沁みる映画だなって思います」と語る。岡田さんと小栗さんは、降旗&木村コンビと実際に『追憶』で仕事をして、改めてその凄みを実感したよう。岡田さんは「木村さんはカメラを除くと体調がわかるっていうんです。大作さんの前では嘘はつけないって伝え聞いてます」と語り、小栗さんも「最終日に木村さんに『お前、二日酔いだろ』と言われました(笑)」と苦笑交じりに明かしていた。『追憶』は5月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年05月05日俳優・木村拓哉が、2006年公開の『武士の一分』以来となる時代劇主演に挑んだ。初タッグとなる三池崇史監督が「キャスティングは運命」と語る通り、木村は吸い寄せられるように『無限の住人』(4月29日公開)に身を投じ、百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次を憑依させた。剣客集団・逸刀流に両親を殺され、敵討ちを渇欲する少女・浅野凛の用心棒を請け負いながら、「正義とは何か」「命とは何か」を投げかける。1993年から2012年まで漫画家・沙村広明氏が命を削るように描き続けた万次を、木村はどのように体現したのか。「無限」を「時間や時空ということではなく、想い」と捉えていた木村。今回のインタビューでは全6回・約7000字にわたり、本作に対する木村の「無限の想い」に迫る。第2回は「万次との向き合い方」と「役作り」。○原作画集を胸に――万次は右目に傷を負った独眼の侍です。そのことにもこだわりがあったと聞きました。あの沙村さんの世界観を三池監督のもとで具現化していく上で、「万次をやらせていただく」ということがすべてでした。役を作っていくというよりは、独眼は「条件」。「右目を特殊メイクしよう」ではなくて、1つの条件として当たり前にやったことでした。――撮影の合間も含め、不都合なところもあったのでは?不都合どころじゃなかったです(笑)。撮影がはじまって3~4日は、階段の昇り降りすらやっと。現場にはプレハブの支度小屋があったんですが、そこで衣装を着させていただいて、京都の太秦のスタッフが帯をグッと締めてパンパンとお尻をたたいて送り出してくださる。そこから階段で下りていく時に、クランクインして3日ぐらいは危険を感じました(笑)。アクションの撮影をする頃にその感覚は自分の中に染み込んできていたので問題ありませんでした。――今回の撮影で追い込まれたことは?肉体的にハードだったり、そういう大変なところは本編の中に必要ないものです。作品にいらないものは、現場にもいらない。自分が寒いとか、痛いとか、作品には関係ない。本編に必要なものしか、現場にはないんです。○不器用な男・万次に抱く「哀れみ」――万次をどんな男と捉えていますか?不器用ですよね。なんか、包み込むことができないやつというか。長い間、生きてはいるけども、人を包む優しさというものを持てていない。きっと不器用だから、「必要ない」と思っているんでしょうが、不器用な分、正面から当たって向き合っていく。愛おしさを超え、哀れみを感じます。台本は設計図。だからといって台本とは別に原作を現場に持ち込むとか、(市原)隼人みたいにハイエナの捕食動画を見るとかもなかったんですけど(笑)、温度というか、どこか基準として感じていたかったので、沙村先生の画集は近くに置いておきました。――そんな万次をどのように表現しようと思ったのでしょうか?万次は、決して剣に長けた人間ではありません。実はめっちゃ弱いんですよ。八百比丘尼から無理やり血仙蟲を入れられて無限の命を手にし、あとは彼が判断していく。とんでもない時間を生きながら、剣を手にする身としてはずっと決められずに、答えを探し続けてきたんじゃないかと、台本を読んだ後に思いました。そんな彼の前に、杉咲(花)さんが演じてくださった町・凜が現れたことによって、最終的に理由というか答えが出せたんじゃないかと。そういう自分なりのアプローチの中で、撮影させていただいていました。杉咲さんの凜を感じると、自ずと答えが出てきました。■プロフィール木村拓哉1972年11月13日生まれ。東京都出身。O型。これまで数々の出演ドラマをヒットさせ、映画では『君を忘れない』(95)、『HERO』(07・15)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)などに出演。スタジオジブリ作『ハウルの動く城』(04)ではハウルの声優を好演した。山田洋次監督がメガホンを取った時代劇主演映画『武士の一分』(06)は、興行収入40億円を超えるヒットを記録した。
2017年04月30日木村拓哉が4月29日(土・祝)、都内で行われた主演作『無限の住人』の初日舞台挨拶に登壇し、「今日をもって、この作品は客席の皆さんのものになりますので、どうか可愛がっていただければ」と感無量の面持ちだった。原作は国内外で熱狂的な支持を集め、累計発行部数750万部を突破する沙村広明による同名コミック。妖術によって「死んでも死なない」肉体を手にした伝説の人斬り万次(木村さん)が、親を殺された少女・凜から、仇討ちの用心棒を依頼され、死線を超えた戦いに身を投じるアクションエンターテインメント。舞台挨拶には木村さんをはじめ、凛を演じる杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、満島真之介、市川海老蔵、三池崇史監督が出席した。最強の刺客を演じた福士さんは、「自分の実力以上のものを出せたのは、三池監督や座長である木村さんに支えられたから」と感謝の意。本作のプロモーションに初参加した海老蔵さんは、「先日、新幹線で木村さんにばったり出会って、急に(舞台挨拶に)来ることになりました。木村さんという大スターの魅力に引き寄せられた」と話していた。主人公の万次が“不死身”だという設定にちなみ、「誰が不死身だと思うか?」と質問されると、木村さんは「はい、海老蔵!」と即答。理由を聞かれると「理由も何も…。でも、常識を備えつつ、これだけ自由な人はいない」と語った。当の海老蔵さんは「監督かなあ。死ななそうじゃん。腐っても歩いていそう」と持論を展開していた。“死ななそう”な三池監督は、「野獣のような、魅力的なキャストが集まり、1つの現場を進めてくれた。すごい才能の持ち主である皆さんの演技を、撮っている喜びはものすごいし、現場の熱を高めてくれた」と回想。「時代劇で血も多いので、ハードル高いと思いますけど、ものすごく面白い世界が広がっている」とアピールしていた。『無限の住人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年04月29日俳優・木村拓哉が、2006年公開の『武士の一分』以来となる時代劇主演に挑んだ。初タッグとなる三池崇史監督が「キャスティングは運命」と語る通り、木村は吸い寄せられるように『無限の住人』(4月29日公開)に身を投じ、百人斬りの異名を持つ不死身の侍・万次を憑依させた。剣客集団・逸刀流に両親を殺され、敵討ちを渇欲する少女・浅野凜の用心棒を請け負いながら、「正義とは何か」「命とは何か」を投げかける。1993年から2012年まで漫画家・沙村広明氏が命を削るように描き続けた万次を、木村はどのように体現したのか。「無限」を「時間や時空ということではなく、想い」と捉えていた木村。今回のインタビューでは全6回・約7000字にわたり、本作に対する木村の「無限の想い」に迫る。第1回は「三池崇史監督との出会い」と「三池組」について。○「とんでもない返事をしちゃった」――本作の制作が発表された時、「今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかったです」とコメントを出されていました。あらためてお気持ちをお聞かせください。そこに尽きます。目の前に三池崇史さんがいて、「やろうよ」と言われたこと、それがすべてです。出演を決めた「経緯」とかはなく、時間の流れは全然ありません。その「瞬間」というか。一映画監督が「やろうよ」と言ってくださったことに尽きます。監督の初対面、正直僕も相当構えていたと思います。後日、監督から「趣味、威嚇でしょ?」と言われるほどで、その時はすぐに「そんなことないです」と否定しました(笑)。お会いした場所が特殊な環境で。収録場所まで来てくださったんです。そんな状況で「三池崇史」が現れた。監督はどこか「Let’s」な感じではなくて、「Excuse」な感じ。後日、「それは威嚇されたからだよ」と説明されて笑い話になったからよかったんですが、正直、すごく間合いを取り合っていたような気がします。威嚇ではなく、構えていた。若干色が入ったメガネを掛けられているんですが、その奥には監督としての責任を果たしてきた方の眼差しがありました。「信じたい」という思いになり、「よろしくお願いします」という言葉を掛けさせていただきました。その後に、便利な通販のアプリで原作を大人買いして読んでみると……とんでもない返事をしちゃったなと(笑)。○ヘアメイクの反応にハラハラ――三池監督は、万次と木村さんは相通ずるものがあるとおっしゃっていましたが、それについてはどのように思いますか?三池監督はそうおっしゃるんですけど、そうやって荷物を背負わされる感じはあります(笑)。監督の中でのイメージなんでしょうね。でも……そこまで孤独じゃないですよ? 万次ほどは(笑)。――三池組は何度も衣装合わせをすることでも知られていますが、実際に体験していかがでしたか?最初は「なぜ?」と思いました。でも、回を重ねていくごとに安心していく。監督、衣装部が「よしよしよし」と大事に作り上げていく場ではなく、僕らのためにやってくれているんだと気づきます。「ようこそ三池組に」みたいな雰囲気はありません。自分が手にする鉄の武器を、すごくぶっきらぼうに渡される。でも、そこでの感覚は1つも無駄になっていません。最初の頃、メイクを統括するスタッフの方が沙村先生のイラストとメイクした自分を見比べて、首をかしげたときは、さすがに「いやいやいや!」と焦りました(笑)。■プロフィール木村拓哉1972年11月13日生まれ。東京都出身。O型。これまで数々の出演ドラマをヒットさせ、映画では『君を忘れない』(95)、『HERO』(07・15)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)などに出演。スタジオジブリ作『ハウルの動く城』(04)ではハウルの声優を好演した。山田洋次監督がメガホンを取った時代劇主演映画『武士の一分』(06)は、興行収入40億円を超えるヒットを記録した。
2017年04月28日木村拓哉が4月19日(水)、都内で行われた主演作『無限の住人』のジャパンプレミアに出席。第70回カンヌ映画祭「アウト・オブ・コンペティション部門」への公式選出が決定しており、木村さんをはじめ、共演する杉咲花、三池崇史監督の現地入りが発表された。「歴史ある映画祭の特別上映作品に選んでいただき、うれしい。何より三池監督からお電話をいただき、直接教えていただいたので、ダブルでうれしかったです」と木村さん。カンヌに“斬り”こむ木村さんにエールを送るファンに対しては、「上映されたら、映画は皆さんのもの。いろんな角度から何度も何度も体感し、全身で受け取ってくれたら幸いです。最後までスクリーンとつながっていただければ」と言葉を投げかけた。原作は国内外で熱狂的な支持を集め、累計発行部数750万部を突破する沙村広明による同名コミック。妖術によって「死んでも死なない」肉体を手にした伝説の人斬り万次(木村さん)が、親を殺された少女・凜から、仇討ちの用心棒を依頼され、死線を超えた戦いに身を投じるアクションエンターテインメント。凜を演じる杉咲さんは、「自分にとって大きな出会いになった作品で、初めてカンヌに行けることが何より幸せ。行ってきます!」と感激しきり。三池監督はカンヌの常連だが、コンペ外の上映は初めてだといい、「木村拓哉というスーパースターに耐えうる三池組、そして参加してくれた個性的なキャストが全力でぶつかり、世界的に見てもそうはない作品になった」と現地の反応に期待を寄せていた。第70回カンヌ国際映画祭は、5月17日~5月28日(現地時間)にて開催される。また、木村さんと杉咲さんは、公開を前に全国各地でキャンペーン行脚しており、「撮影やキャンペーンでご一緒し、築けた関係のおかげで、自然と彼女をエスコートできる自分がいてうれしい」(木村さん)、「常に相手のことを思いやる姿は、やっぱりすごいなと思った」(杉咲さん)と劇中同様の“絆”を披露していた。ジャパンプレミアには木村さん、杉咲さん、三池監督に加えて、共演する福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、満島真之介が出席した。『無限の住人』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年04月19日『あ・うん』『鉄道員』など数々の名作を世に送り出してきた“監督・降旗康男×撮影・木村大作”の黄金コンビが贈る『追憶』。この度、本作のイベントが富山にて行われ、主演の「V6」岡田准一、安藤サクラ、降旗監督、木村さんが登場した。富山県警捜査一課の四方篤(岡田准一)は、富山湾を臨む氷見漁港に佇んでいた。そこで刺殺体となって発見された男は、かつて共に少年時代を過ごした旧友だった。1992年、冬の能登半島――。13歳の四方篤は、親に捨てられた同じような境遇の田所啓太、川端悟と共に、軽食喫茶「ゆきわりそう」を営む仁科涼子(安藤サクラ)・山形光男(吉岡秀隆)を慕い、家族のような日々を送っていた。しかしある事件をきっかけに、幸せだった日々は突然終わりを告げ、少年たちは離れ離れになった。あれから25年、刑事となった四方篤は、あの日2度と会わないと誓った旧友・川端悟(柄本佑)と、無残にも遺体となった姿で再会を果たす。そして捜査が進むにつれ浮かび上がった容疑者は、田所啓太(小栗旬)だった。幼少期を共に過ごした少年たちが1つの事件をきっかけに、刑事、容疑者、被害者という形で25年ぶりに再会し、封印したはずの忌まわしい過去と対峙することになる。そして、その先にある事件の真実の裏に隠された衝撃の秘密が明かされていく…。イベントに先駆け、木村さんと岡田さんは刑事・四方篤がかつての旧友・川端悟の刺殺体と25年ぶりに再会する印象深いシーンを撮影した、氷見・小杉漁港を訪れた。親子ほど年の離れた木村さん(77)と岡田さん(36)だが、撮影を通じて距離を縮め、いまではお互いを“准ちゃん”、“大ちゃん”と呼び合うほど仲良しコンビに。約1年ぶりの訪問となった今回、当時の撮影の様子をふり返りながら、木村さんの運転でドライブ。巨匠・木村さんの過去の伝説的な逸話などの話しで盛り上がり、途中岡田さんと運転を交代し、“四方篤”にちなみ富山市の“四方神社”に立ち寄って大ヒット祈願を実施した。そして、岡田さんが運転する車に安藤さんと降旗監督が合流し、ドライブの最終目的地の富山No.1の人気スポット・環水公園へ。車で会場に登場した4人は、そのまま特別に敷かれたレッドカーペットの上を通り、異例のドライブ入場!約4,500人のファンからは「おかえりなさい!待っとったちゃ!!」と熱狂的なお出迎えを受けた。岡田さんは「気のどくな!(ありがとう!)」と富山弁で歓声に応え、観客からは、「准ちゃーん!大ちゃーん!」と大歓声が沸き起こり、会場は大盛り上がり。イベントで岡田さんは、「『おかえり!待っとったちゃ!』と富山の言葉でみんなが迎えてくれたことが嬉しかったです」と挨拶。また「イベントで運転しながら登場したのは初めて。本編と同じ劇用車に3人を乗せて運転しましたが、口数が少なくなってしまう程緊張しました(笑)」と明かし、そんな岡田さんの運転について安藤さんは、「とても心地良く、綺麗な景色も見れ、贅沢な時間でした」とコメント。富山に来ると必ずと地元の野菜と黒米を買うと言う安藤さんは、「富山の人々は本当にあたたかく親身に接してくれ、家族のように地域で協力し映画を支えてくれる姿が印象的です」と伝えた。撮影について木村さんは、「映画の撮影は神が何回助けてくれるかが勝負。スタッフ・キャスト全員がやる気を出し真剣に撮影に臨むことで奇跡が起きる。『追憶』撮影時は、5回も神が助けてくれ、天候に恵まれ日数が少ない中でも撮影を無事終えることが出来た」とふり返り、降旗監督は「何本映画を撮ったか忘れてしまいましたが(笑)、本当に良い作品が出来たなと我ながら思っています」と自信を見せていた。『追憶』は5月6日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年04月19日俳優・木村拓哉(44)が、第70回カンヌ国際映画祭(現地時間5月17日~28日)の「アウト オブ コンペティション部門」に主演映画『無限の住人』(4月29日公開)が選出されたことを受け、コメントを寄せた。本作は木村にとって『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演作。百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次を木村、その万次に用心棒を依頼する女性・浅野凜を杉咲花(19)が演じ、三池崇史監督がメガホンを取る。木村は、「三池監督から直接電話で聞けた時には本当に嬉しかったです!」と知らせを受けた当時を回顧。「海外の方がどう受け取って下さるのかが、とても興味深いですが」と観客の反応が気になる様子で、「『1つの作品』として招待して頂ける事に本当に感謝します」と喜びを伝える。三池監督は、『極道大戦争』(15年)以来2年ぶり6本目のカンヌ。木村にとっては『2046』(04年)以来13年ぶりで、邦画主演作の公式選出は今回が初となる。
2017年04月14日主演の木村拓哉が“不死身の男”役に扮し、三池崇史監督との最強タッグで贈る『無限の住人』。この度、本作のキャラクターPVが到着。木村さん演じる万次と杉咲花演じる凜の関係が描かれた「絶対、守る編」をはじめ、「冷徹美剣士編」、「ぶっとび悪人編」、「それでも好き編」、「たくらみ編」と5種類で展開される。かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い「生きる意味」を失ったとき、謎の老婆に無理やり「永遠の命」を与えられてしまう。斬られた傷は勝手に再生、死にたくても死ねない「無限の体」になってしまった。生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼をしたいと現れた少女。だがそれは、不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった――。不老不死の肉体を持つ主人公・万次役の木村さんが主演する本作は、不死身の男にとって”希望“になる少女との出会い、そして彼をも襲う死闘を描く、アクションエンターテインメント。万次に用心棒を依頼する浅野凜役の杉咲さんや、剣客集団「逸刀流」天津影久役の福士蒼汰をはじめ、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、市川海老蔵、田中泯、山崎努ら超豪華キャストが集結。このほど公開されたPVでは、復讐を誓う凜の強い眼差し、それを不器用ながらに見守る万次の姿が収められている、万次と凜の関係を描いた「絶対、守る編」(※公式サイト内のみ)をはじめ、「名実ともに逸刀流を江戸の頂点を極める」と野望を明かし、本作で初めて殺陣に挑戦した福士さんの華麗なアクションシーンが収められた「冷徹美剣士編」。敵も味方もカネ次第という残虐非道な皆殺しのサディスト・尸良(市原隼人)が何のためらいもなく快楽として人を殺める様子や、金髪美女剣士・百淋(栗山千明)の姿を捉えた「ぶっとび悪人編」。天津率いる逸刀流の美脚剣士で、天津に密かな想いを寄せる乙橘槇絵(戸田恵梨香)にのアクションが詰まった「それでも好き編」。そして最後「たくらみ編」では、800年生きているという謎の老婆・八尾比丘尼をはじめ、万次を取り巻くたくらむ怪しげな人々が収められている。残忍なキャラクター・尸良を演じた市原さんは、「本当にすごい役で、どのようにアプローチするか悩みました」と話し、キャラクターについて「一匹オオカミで、ハイエナのように残虐な人間」と説明する市原さんは、「ハイエナが生きたまま動物を捕食する映像を毎日見ながら、そしてここでは言えないような残虐な映像をみながら演じました」と驚きの役作りを明かした。一方、本作で初のアクションシーンに挑戦した戸田さんは、「アクションに対して無知だったので、その無知な私に色んなコツややり方を木村さんがすごく丁寧に教えてくださって、本当に助けられながらやってこられました」と木村さんとのエピソードを語っており、劇中で披露される木村拓哉直伝のアクションシーンも見逃せない。また、本作のオリジナル・サウンドトラックが4月26日(水)リリースされることも決定。本作の音楽を担当したのは、『十三人の刺客』『映画 ひみつのアッコちゃん』や連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の音楽も手掛ける作曲家・遠藤浩二。オリジナル・サウンドトラックは、タワーレコード限定の発売のほか、一部公開劇場での販売予定だ。(※主題歌「MIYAVI」の「Live to Die Another Day - 存在証明 -」は未収録)『無限の住人』は4月29日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年03月24日女優の木村佳乃が、本日3月17日(金)放送の「ミュージックステーション」に初出演!映画『プリキュア』最新作の主題歌を披露するほか、加藤ミリヤ、「三代目J Soul Brothers」、「flumpool」ら豪華アーティストが競演する。今回が「ミュージックステーション」初登場となる木村さんは、3月18日(土)から全国公開される映画『プリキュアドリームスターズ!』の主題歌となる「君を呼ぶ場所」をパフォーマンスする。木村さんは同作で主題歌はもちろん声優としても出演しており、今回は歌手として本番組に初出演を果たす。また木村さんが音楽番組で歌唱を披露するのは約16年ぶり!また現在全国公開中の映画『モアナと伝説の海』の主題歌を担当している加藤さんは、同作の主人公・モアナの日本語版声優を担当している屋比久知奈とともに出演。主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」を生披露する。今作がディズニー作品初参加となる加藤さんと、モアナ役に大抜擢されたフレッシュな声優・屋比久さんとのコラボに注目だ。そして「三代目J Soul Brothers」は現在放送中の日本テレビ系ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の主題歌としても起用されている「HAPPY」を引っさげての登場。ドラマのエンディングで出演者たちが同楽曲に合わせダンスしているのも話題だが、その“本家”ともいえる「三代目」ならではのハイレベルなダンスパフォーマンスをお見逃しなく。また人気ロックバンドの「flumpool」は3月25日(土)から公開される映画『サクラダリセット』の主題歌「ラストコール」を生ライブ。同作は野村周平と黒島結菜の共演で時間を「リセット」できる能力を使い死んだ友人を救おうとする青春ミステリー。なお「flumpool」の山村隆太が初出演したドラマ「突然ですが、明日結婚します」は次週3月20日(月)の放送で最終回。こちらも注目だ。さらにいまや世界的人気アーティストとなったピコ太郎も登場。アフリカン調の新曲「I love you~アフリカの風に乗せて~」と「ペンパイナッポーアッポーペン2017~春~Ver.」を歌ってくれる。そのほかの出演アーティストは「Anly+スキマスイッチ=」、尾崎裕哉、「乃木坂46」、「V6」。「ミュージックステーション」は3月17日(金)20時~テレビ朝日系にて放送。木村佳乃、初登場!加藤ミリヤ&flumpool&三代目は話題曲披露「ミュージックステーション」(笠緒)
2017年03月17日俳優・木村拓哉(44)の主演映画『無限の住人』(4月29日公開)について、原作者の沙村広明氏が絶賛のコメントを寄せた。沙村氏が1993年から2012年まで漫画誌『月刊アフタヌーン』で連載し、累計発行部数は750万部を突破した原作。三池崇史監督がメガホンを取り、木村拓哉が百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を、その万次に用心棒を依頼する女性・浅野凜を杉咲花(19)が演じる。「今まで何度か映像化の話はいただいていたのですが実現せず、今回三池崇史監督・木村拓哉さん主演という豪華すぎる布陣で映画化が実現し感無量です」と沙村氏。「私のライフワークとなっていた連載19年・30巻の『無限の住人』を、一本の映画にまとめていただき、極上のエンターテイメントに仕上げていただいたことをとても感謝しています」とデビュー作の実写化に感慨深げだ。また、「思っていた以上に剣術のシーンも多く、アクションシーンの迫力はすごいです。これ以上無いというほどに格好良く万次を体現していだいた木村拓哉さん、芯がしっかりしていて復讐心を秘めた力強い凜を演じてくれた杉咲花さん、凛々しい姿が次第に悲壮感に満ちあふれていく天津を力強く、かつ繊細に演じていただいた福士蒼汰さんをはじめとした俳優の皆さんの熱演には頭が下がるばかりです」と役者陣を絶賛。「原作者としてこれ以上のものが無いと言い切れる映画に仕上がっています」と太鼓判を押し、「大きなスクリーンで楽しんでください」と呼びかけている。そのほか、出演者と原作カットの比較画像も公開。撮影には緻密なコンテが用意され、キャラクタービジュアルだけでなく、これまでの時代劇とは一線を画した大迫力の殺陣が繰り広げられる。
2017年02月15日俳優・木村拓哉(44)が、主演映画『無限の住人』(4月29日公開)について語ったロングインタビューとメイキング映像が17日、同作の公式サイトで公開された。木村にとって、三池崇史監督と初タッグとなる本作。累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画を原作に、木村は百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を、その万次に用心棒を依頼する女性・浅野凜を杉咲花(19)が演じる。2015年11月から、極寒の京都でロケを敢行。木村は「三池組に参加させていただいてるという喜びが、痛さや寒さを二の次にさせてくれた」と振り返り、「海外にいるような感覚を受けました。日本人の感覚の枠ではないというか。ちょっとはみ出しているところを随所に感じました」と特別な現場だったことをうかがわせる。"木村拓哉像"を覆すような、数々のシーンが收められているという本作。壮絶なアクションシーンについて「僕は殺陣とか立ち回りという言い回しがあまり好きではないんですが」と前置きした上で、「たとえば、たくさんの人たちが殺められ絶命するシーンの撮影の前に監督はこんなふうに説明するんです。『みなさん、いまから撮るシーンはあくまでも殺し合いなので、くれぐれもそういう趣で本番を迎えてください』」。三池監督の言葉は木村の琴線に触れ、死闘の臨場感へとつながる。「このワードが出たときに、自分と同じ感覚の人がいてくれる、ワンシーン、ワンカットを見てくれている。それがわかって非常にドキドキしたし、嬉しかったですね」と語る木村。原作の設定と同様に特殊メイクで独眼となり、泥だらけになりながら万次を全身全霊で演じた。一方、「非日常的な物語を作っている分だけ、リアルな木村拓哉という人物を逆に感じることができたと思います」と語るのは三池監督。「自分のようなエンターテインメントを作っているような人間からしたら夢ですよね。母親もびっくりしていますからね。『木村拓哉?あんた、もうアガリじゃない』みたいな感じで(笑)」とエピソードを交えて初タッグの喜びを表現し、「80いくつのおじいちゃん、おばあちゃんでもそう思うっていう。その人間と一緒にものを作っていけた。(映画が)ただごとで終わったら申し訳ないですよね」と心境を伝えている。(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年01月17日木村拓哉を主演に、竹内結子、浅野忠信ら豪華共演陣で話題を呼ぶドラマ「A LIFE~愛しき人~」。この度、これまで明かされていなかった本作の主題歌が、初回放送で解禁され、「B’z」の新曲「Still Alive」であることが分かった。本ドラマは、「愛しい人の命」「たったひとつの人生」を巡り、木村さん演じる職人外科医・沖田一光と彼を取り巻く医師・看護師たちが病院を舞台に繰り広げるヒューマンラブストーリー。主演の木村を始め、竹内さん、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野さんと実力派豪華キャストが顔を揃える。そして、音源のみならず、タイトルもアーティストも公表されずにいた主題歌が、初回放送でついに解禁。結成30周年を目前に控え、現在、それぞれソロ活動中の松本孝弘と稲葉浩志が「B’z」として描き下ろした新曲「Still Alive」だ。「B’z」が、TBSドラマのために新曲を書き下ろすのは、2000年に放送された「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」の主題歌「今夜月の見える丘に」以来17年ぶり。両ドラマともに主演は 木村さんという巡り合わせとなった。「B’z」は、「主題歌のお話をいただいてから制作を始め、ドラマスタッフの皆さんともディスカッションの機会を頂き、試行錯誤の末、納得のいく作品が完成しました」と自信をみせ、「真剣勝負で撮影されるこのドラマの彩りの一部になれれば」とコメントしている。また瀬戸口克陽プロデューサーは、「医師はどんなときも『向き合っている “LIFE”(=命、人生)を“ALIVE”させていくんだ』という強い意志を持っている、というこのドラマの“裏コンセプト”を表現して頂きたいとお願いした」と話し、「渾身の主題歌を作って下さり、作品に力強い息吹を与えて下さったことを、大変うれしく思っています」と感謝を述べた。「A LIFE~愛しき人~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。※1月22日放送の第2話は15分拡大(cinemacafe.net)
2017年01月15日SMAPの木村拓哉(44)が、21日発売のビジュアルマガジン『TVガイドAlpha』(東京ニュース通信社)で、自身の"信念"について語っている。同誌第2号となる「EPISODE B」で、表紙・巻頭を飾った木村。来年1月15日からは主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系・毎週日曜21:00~)がスタートすることから、同誌編集部は「Belief(信念、確信)」をテーマに、ドラマに懸ける思いや"揺るぎのない信念"に迫った。「自分を信じるために必要なのは、自分に対して嘘をつかないということ。そして、とにかく『加減』をしないということだと思います」と語る木村。自らを「調整、計算できないです」と静かに笑い、「予定調和ってつまらない」と仕事との向き合い方についても言及している。取材のきっかけは、編集部の「俳優、木村拓哉の説得力には、人が信じたいと願うに値するサムシングがある。人は、何かを信じている者を信じたいのだと、(彼を見て)気付かされる。では、彼が何を信じているのか、それが知りたい」という思いから。木村はこうした疑問1つ1つに、丁寧に受け答えたという。そのほかの誌面では草なぎ剛、山下智久、生田斗真、山本彩×村瀬紗英(NMB48)、E-girls、BLUE ENCOUNT、千原ジュニアらが登場。JOHNNYS’ALL STARS ISLANDのビジュアルリポートも掲載されている。
2016年12月21日新国立劇場2016/2017シーズンのオープニングを飾る演劇『フリック』が10月13日に開幕した。本作は、2014年ピュリッツァー賞受賞作の日本初演。フィルム映写機からデジタル映写機への移行という、デジタル化の波に飲み込まれていくアメリカの寂れた映画館を舞台にした3人の従業員の物語。さまざまな悩みを抱える現代の若者たちが不器用ながらも必死に生きる姿を、リアルかつ切実に描いていく。演出をマキノノゾミが手掛け、木村了、ソニン、菅原永二らが出演。初日前日の12日、マスコミ向けに舞台が公開され、囲み取材が行われた。新国立劇場演劇『フリック』チケット情報キャストは開幕直前の意気込みを以下のように語った。▼木村 了僕の演じるエイヴリーは黒人で映画オタクで、人とコミュニケーションをとるのが苦手。その彼が映画館のアルバイトでどう成長していくのか?という所がこの作品の肝になります。役作りのために日サロに8回も通いました!でも演出のマキノさんはまだ満足してくれなくて…(笑)。家で鏡を見るたびに「おぉっ…」ってなります。翻訳がとてもきめ細かいこともあって、日本のお客様にもクスッとしていただける場面が多いと思います。楽しんでいただきたいです。▼ソニン私が演じるローズは白人の24歳。彼女もある意味コミュニケーションが得意じゃないところがあって、強がってはいるけれど実は愛情に飢えているキャラクター。役作りとしては、初めて鼻ピアスをつけてます。髪も緑色。白人か黒人か、という人種の問題もこの作品の大きなテーマなので、忠実にやりたいと思っています。ほぼ3人芝居なのでセリフの量がすごいのですが……プレッシャーと闘いながら頑張ります!▼菅原永二僕の役、サムも白人で35歳。いわゆる“プアホワイト”で、学歴も無く貧しい。田舎暮らしで夢も希望も無いけれど、それでも日々に幸せを感じている、平凡な人物です。僕は腕に大きくタトゥーを入れていますが…了君の日焼けと違ってペイントです(笑)。翻訳モノですが、とても分かりやすい等身大の作品です。公演は10月30日(日)まで新国立劇場 小劇場にて上演。チケット発売中。
2016年10月14日