俳優・木村拓哉(44)が、主演映画『無限の住人』(4月29日公開)について語ったロングインタビューとメイキング映像が17日、同作の公式サイトで公開された。木村にとって、三池崇史監督と初タッグとなる本作。累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画を原作に、木村は百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を、その万次に用心棒を依頼する女性・浅野凜を杉咲花(19)が演じる。2015年11月から、極寒の京都でロケを敢行。木村は「三池組に参加させていただいてるという喜びが、痛さや寒さを二の次にさせてくれた」と振り返り、「海外にいるような感覚を受けました。日本人の感覚の枠ではないというか。ちょっとはみ出しているところを随所に感じました」と特別な現場だったことをうかがわせる。"木村拓哉像"を覆すような、数々のシーンが收められているという本作。壮絶なアクションシーンについて「僕は殺陣とか立ち回りという言い回しがあまり好きではないんですが」と前置きした上で、「たとえば、たくさんの人たちが殺められ絶命するシーンの撮影の前に監督はこんなふうに説明するんです。『みなさん、いまから撮るシーンはあくまでも殺し合いなので、くれぐれもそういう趣で本番を迎えてください』」。三池監督の言葉は木村の琴線に触れ、死闘の臨場感へとつながる。「このワードが出たときに、自分と同じ感覚の人がいてくれる、ワンシーン、ワンカットを見てくれている。それがわかって非常にドキドキしたし、嬉しかったですね」と語る木村。原作の設定と同様に特殊メイクで独眼となり、泥だらけになりながら万次を全身全霊で演じた。一方、「非日常的な物語を作っている分だけ、リアルな木村拓哉という人物を逆に感じることができたと思います」と語るのは三池監督。「自分のようなエンターテインメントを作っているような人間からしたら夢ですよね。母親もびっくりしていますからね。『木村拓哉?あんた、もうアガリじゃない』みたいな感じで(笑)」とエピソードを交えて初タッグの喜びを表現し、「80いくつのおじいちゃん、おばあちゃんでもそう思うっていう。その人間と一緒にものを作っていけた。(映画が)ただごとで終わったら申し訳ないですよね」と心境を伝えている。(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年01月17日木村拓哉を主演に、竹内結子、浅野忠信ら豪華共演陣で話題を呼ぶドラマ「A LIFE~愛しき人~」。この度、これまで明かされていなかった本作の主題歌が、初回放送で解禁され、「B’z」の新曲「Still Alive」であることが分かった。本ドラマは、「愛しい人の命」「たったひとつの人生」を巡り、木村さん演じる職人外科医・沖田一光と彼を取り巻く医師・看護師たちが病院を舞台に繰り広げるヒューマンラブストーリー。主演の木村を始め、竹内さん、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野さんと実力派豪華キャストが顔を揃える。そして、音源のみならず、タイトルもアーティストも公表されずにいた主題歌が、初回放送でついに解禁。結成30周年を目前に控え、現在、それぞれソロ活動中の松本孝弘と稲葉浩志が「B’z」として描き下ろした新曲「Still Alive」だ。「B’z」が、TBSドラマのために新曲を書き下ろすのは、2000年に放送された「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」の主題歌「今夜月の見える丘に」以来17年ぶり。両ドラマともに主演は 木村さんという巡り合わせとなった。「B’z」は、「主題歌のお話をいただいてから制作を始め、ドラマスタッフの皆さんともディスカッションの機会を頂き、試行錯誤の末、納得のいく作品が完成しました」と自信をみせ、「真剣勝負で撮影されるこのドラマの彩りの一部になれれば」とコメントしている。また瀬戸口克陽プロデューサーは、「医師はどんなときも『向き合っている “LIFE”(=命、人生)を“ALIVE”させていくんだ』という強い意志を持っている、というこのドラマの“裏コンセプト”を表現して頂きたいとお願いした」と話し、「渾身の主題歌を作って下さり、作品に力強い息吹を与えて下さったことを、大変うれしく思っています」と感謝を述べた。「A LIFE~愛しき人~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。※1月22日放送の第2話は15分拡大(cinemacafe.net)
2017年01月15日SMAPの木村拓哉(44)が、21日発売のビジュアルマガジン『TVガイドAlpha』(東京ニュース通信社)で、自身の"信念"について語っている。同誌第2号となる「EPISODE B」で、表紙・巻頭を飾った木村。来年1月15日からは主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系・毎週日曜21:00~)がスタートすることから、同誌編集部は「Belief(信念、確信)」をテーマに、ドラマに懸ける思いや"揺るぎのない信念"に迫った。「自分を信じるために必要なのは、自分に対して嘘をつかないということ。そして、とにかく『加減』をしないということだと思います」と語る木村。自らを「調整、計算できないです」と静かに笑い、「予定調和ってつまらない」と仕事との向き合い方についても言及している。取材のきっかけは、編集部の「俳優、木村拓哉の説得力には、人が信じたいと願うに値するサムシングがある。人は、何かを信じている者を信じたいのだと、(彼を見て)気付かされる。では、彼が何を信じているのか、それが知りたい」という思いから。木村はこうした疑問1つ1つに、丁寧に受け答えたという。そのほかの誌面では草なぎ剛、山下智久、生田斗真、山本彩×村瀬紗英(NMB48)、E-girls、BLUE ENCOUNT、千原ジュニアらが登場。JOHNNYS’ALL STARS ISLANDのビジュアルリポートも掲載されている。
2016年12月21日新国立劇場2016/2017シーズンのオープニングを飾る演劇『フリック』が10月13日に開幕した。本作は、2014年ピュリッツァー賞受賞作の日本初演。フィルム映写機からデジタル映写機への移行という、デジタル化の波に飲み込まれていくアメリカの寂れた映画館を舞台にした3人の従業員の物語。さまざまな悩みを抱える現代の若者たちが不器用ながらも必死に生きる姿を、リアルかつ切実に描いていく。演出をマキノノゾミが手掛け、木村了、ソニン、菅原永二らが出演。初日前日の12日、マスコミ向けに舞台が公開され、囲み取材が行われた。新国立劇場演劇『フリック』チケット情報キャストは開幕直前の意気込みを以下のように語った。▼木村 了僕の演じるエイヴリーは黒人で映画オタクで、人とコミュニケーションをとるのが苦手。その彼が映画館のアルバイトでどう成長していくのか?という所がこの作品の肝になります。役作りのために日サロに8回も通いました!でも演出のマキノさんはまだ満足してくれなくて…(笑)。家で鏡を見るたびに「おぉっ…」ってなります。翻訳がとてもきめ細かいこともあって、日本のお客様にもクスッとしていただける場面が多いと思います。楽しんでいただきたいです。▼ソニン私が演じるローズは白人の24歳。彼女もある意味コミュニケーションが得意じゃないところがあって、強がってはいるけれど実は愛情に飢えているキャラクター。役作りとしては、初めて鼻ピアスをつけてます。髪も緑色。白人か黒人か、という人種の問題もこの作品の大きなテーマなので、忠実にやりたいと思っています。ほぼ3人芝居なのでセリフの量がすごいのですが……プレッシャーと闘いながら頑張ります!▼菅原永二僕の役、サムも白人で35歳。いわゆる“プアホワイト”で、学歴も無く貧しい。田舎暮らしで夢も希望も無いけれど、それでも日々に幸せを感じている、平凡な人物です。僕は腕に大きくタトゥーを入れていますが…了君の日焼けと違ってペイントです(笑)。翻訳モノですが、とても分かりやすい等身大の作品です。公演は10月30日(日)まで新国立劇場 小劇場にて上演。チケット発売中。
2016年10月14日橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で共演する珠玉の感動作『バースデーカード』。この度、本作の主題歌「向日葵」を歌う木村カエラのミュージックビデオ(以下MV)が到着した。誕生日に毎年届く亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。本作はバースデーカードに書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描いた作品。母・芳恵役に宮崎さんが、娘・紀子役に橋本さんがキャスティングされているほか、父・宗一郎役にユースケ・サンタマリア、弟・正男役に須賀健太、紀子の初恋の相手・立石純役に中村蒼ら実力派俳優が脇を固める。このほど到着したのは、映画の本編映像で構成された、木村さんが歌う主題歌「向日葵」のフルサイズMV。宮崎さんが「ママ約束する。2人の誕生日に毎年手紙書く。2人が大人になるまで、ずっと。読んでくれる?」と子どもたちに語りかけるところから始まる本映像。4分半に及ぶ映像には、本作の見どころ満載!また、各所に散りばめられた劇中の橋本さんや宮崎さんのセリフにも注目しながら、見てみて欲しい。木村さんが映画主題歌を担当するのは、『チェブラーシカ』(2010年)以来6年ぶり。本楽曲「向日葵」は、木村さんが脚本を読み込み、オールラッシュを観て本作のために書き下ろした新曲で、ひまわりの“あなただけをみつめている”という花言葉から、いつもどんなときもその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴ったという。なお、今回の楽曲は木村さんのニューアルバム「PUNKY」(10月19日(水)リリース)に収録されており、解禁されたMVは「GYAO!」にてフルサイズが公開中。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月07日SMAPの木村拓哉が、26日放送のTOKYO FM『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~)で、前回の放送でグループの解散を報告したことに対するリスナーの声を紹介し、自身の思いも語った。木村は「先週の放送での僕のコメントを踏まえての感想などもたくさん届いていますので、できる限り紹介させていただきたい」と話し、「あふれ出てくる思いと気持ちをいろいろ伝えてくれてありがとう」「この前の放送でキャプテンの声が聞けてうれしかったです。キャプテンもう謝らないでください。ずっとずっとついていきます」「気を強く持ってください」という応援や感謝のメッセージを紹介。「本当にたくさんのメッセージありがとうございます」と感謝した。そして、「厳しい意見もあります」と続け、「なんで解散という大事なときにすぐに帰国しなかったんでしょうか。無念だと思うならすぐに帰国してどうして解散を止めなかったんですか」と批判的な意見も紹介。さらに、「こんな中途半端な情けない終わり方は認めません。ラストコンサート、『スマスマ』でのライブ、シャッフルビストロ、年末の音楽祭、そして紅白…どれか一つでもいいからやってください。ファンにちゃんとけじめのさよならをしてください」と訴える声も紹介した。木村は、「みんなの今思っていること、今言いたいことを正直にメールで送ってくれるっていうことが、自分がいていい意味なんだなと思いました」と自身の存在意義を感じながら、「みんなの気持ちを感じつつ、自分ができることを、自分の進むべき道を前に進みたいと思います」と決意。「みんなの気持ちがあるんだっていうことを…だから自分がいていいんだと思って進んでいきますんで、これからもよろしくお願いします。そしてありがとう」と呼びかけ、「この曲に集約されるかな」として、SMAPの「ありがとう」を流した。ツイッター上では、「自分がいていいんだ」という木村の発言に対して、「そんな辛すぎる言葉を言わせてしまった。いてくれないと困ります」「胸がギューっとなった」「相当辛かったろうね」「珍しく言葉の端々に心の奥のほんの少しの弱さが出てて泣けた」「当たり前じゃん、いて貰わなきゃ困るんだよって声に出して答えてしまう。…どんだけ傷ついてんだよ~号泣」と木村の心情を察する声が上がった。
2016年08月27日SMAPの木村拓哉が、19日放送のTOKYO FM『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~)で、解散について謝罪した。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは稲垣吾郎に次いで2人目。木村は冒頭、「みなさんこんばんは、木村拓哉です。今回はSMAPの件でみなさんにつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と心境を告白。「僕と同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、今…本当に言葉が見つかりません」と語った。そして、「すべてのSMAPファンのみんなに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません」と続け、「本当に…ごめん」と謝った。SMAPは14日未明、今年12月31日をもって解散することを電撃発表。『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』のこの日の収録分は解散発表前に収録されていたというが、急きょ冒頭にメッセージが差し込まれる形となった。
2016年08月19日SMAPの木村拓哉が、何も聞かされずに連れ出されるフジテレビ系単発バラエティ番組『SMAP×SAMP Presents 木村拓哉先輩、ついて来てもらっていいですか?』が、25日(22:00~23:09)に放送される。この番組は、桐谷健太と濱田岳の後輩2人が、それぞれ木村を強引に連れ出して遊びに行く様子に密着するもの。桐谷は、どうしてもキャンプに行きたいと誘うが、木村は「虫がなかなか手ごわい」と乗り気ではない。それでも、必死に連れ出して車で東京・奥多摩へ向かい、テントや、カレー作り、キャンプファイヤーをするために必要なものを買い込んでいく。そしてキャンプ場に到着。桐谷は、釣りがうまく行かず必死になるなど楽しみ、カレー作りも終えると「まだやりたいことがある」と切り出す。木村は「カレーで満足だけど」とつれないが、桐谷は「いや、ここからです! 歌いたいんです!」と懇願。歌のしおりまで準備しており、高校の頃に大好きだったという思い出のSMAPの曲を熱唱する。さらに、自身の曲「海の声」を、たき火を囲みながら、2人でハーモニーを奏でる。一方濱田とは、山梨・山中湖へ。普通の人はすぐに乗りこなせないという、水上を何メートルも上まで高く上がる「フライボード」に挑戦し、2人とも運動神経の良いところを見せる。ロケを終えた木村は「岳くんと健太は、これまで2人ともドラマで共演していて、共通の時間を持てている相手ではあるけど、いざスタートしてみると少し照れ臭さかったです」と感想。最初は2人きりで何を話そうかと不安だったそうだが、「やりたいことに連れ回されるうちにそれもなくなり、結果的にすごく楽しいロケになりました」と振り返る。また、桐谷からは「拓哉さん、サインもらっていいですか?」とお願いされて、快く応じたそう。濱田は「基本的に人に心の扉を開かない」そうだが、今回は「開けおてます」と言ってくれたそうで、木村も喜んでいた。
2016年07月21日女優・黒木瞳の初監督映画で、吉田羊と木村佳乃がW主演を務める『嫌な女』(6月25日公開)の予告映像が18日、公開された。本作では、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、人と打ち解けられない真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。W主演の2人に加え、中村蒼、佐々木希、田中麗奈らが脇を固める。予告映像では、徹子と夏子、相反する性格の2人の摩擦や周囲に波乱を生んでいく様が描かれる。「恋多き天性の詐欺師」の夏子が、一人寂しく仕事に打ち込む徹子に依頼を持ち込むが、徹子は「何で結婚詐欺師の弁護なんか…」とかなり気が乗らない様子。徹子が大雨の中、奔走している時も夏子はパチンコで大はしゃぎしているといったように、生真面目と不真面目、あまりに正反対な2人の生きざまが捉えられている。中盤では、徹子が「あなたの尻拭いをするために私は弁護士になったんじゃないの!」と激怒。「いい加減にして!」と思わず事務所の机をたたき、夏子と必死の取っ組み合いにまで至っている。しかし、終盤では嫌々な表情を浮かべながらも、夏子に抱きつかれる姿も映されており、徹子が「あんたといると私どんどん嫌な女になる…」とこぼすと、夏子が「あんた昔から嫌な女だよ?」とツッコミを入れるなど、ギクシャクしながらもどこかで互いを大切に思い合っているような2人の関係性を垣間見ることができる。
2016年03月18日松坂桃李と木村文乃が出演するドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」がいよいよ今夜15日(火)の放送で最終回を迎える。本作の黒幕について予想合戦が繰り広げられる中、最終回の内容が一部明らかとなった。本作は、刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂さん演じる里見偲と木村さん演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会い、運命を狂わされていく、ラブサスペンス。先週放送の第8話放送終了後から“黒幕は誰だ”という予想合戦が繰り広げられ、爆発的な盛り上がりをみせている本作。ネット上では「橘カラが生きているなら、黒幕はカラ」「まさかの松坂桃李?」「猪熊もなんか怪しい」「もしかしてチビデカ?」「レナちゃん?アイちゃん?」など、様々な予想が飛び交っているようだ。また、ドラマのタイトルに含まれる“刑事×彼女×完全悪女”という原作コミックにはないドラマオリジナルで加えられた部分に何か秘密が隠されているのか…との見方もできる。また第8話では、渡(光石研)に襲われ意識不明の状態に陥っていた里見(松坂さん)は、なんとか意識を取り戻し、猪熊(木村さん)の荷物から居場所を推測。潜伏先を割り出した里見は、アイ(佐野ひなこ)と共にそこへ向かう。銃を手にしたカラ(菜々緒)と激しいバトルになりつつも気絶させ、猪熊を救出する。だが、戻ってみると拘束したはずのカラの姿がない。そのとき、背後からカラが忍び寄り今度は斧で襲いかかる。間一髪のところで猪熊の発泡によりカラは即死した。いままでのカラは実は戸籍を乗っ取り、月本(要潤)の整形によって生まれたニセの“橘カラ”だったことが明らかになるなど、さらに衝撃の展開をみせた回。最後には、キソウの刑事たちが駆けつけるも別荘は燃えさかり呆然と見つめる…というところで終了した前回。今夜放送の最終回は、燃えさかる別荘から何とか逃げ出した2人は、駆け付けた速水(北山宏光)や安藤(船越英一郎)に保護され、焼け跡からはカラの遺体が発見された。病院で目を覚ました里見が猪熊の病室を訪ねると、そこには無事保護されたアイとレナ(入山杏奈)の姿が。アイとレナが病室を出ていくと、里見は「生きた心地がしなかった」と猪熊を抱きしめる。一方で、里見はまだ心のどこかで今回の事件のことが引っかかっていた。猪熊の証言によると、カラは里見と猪熊の関係に嫉妬し、猪熊を監禁したうえで、里見を殺そうと企んでいたという。しかし、これまで幾度となくカラと対峙し、決して失敗しない用意周到な計画の数々を目の当たりにしてきた里見には、そんな完璧な悪女・カラの犯行動機が単なる“嫉妬”だとは到底思えなかったのだ。そして、ある疑惑を胸に、もう一度カラの過去を洗い直そうと、再び単独捜査を開始。しかしそこには、誰も予想していなかった衝撃の結末が待っていた。カラの恐ろしい計画は、まだ終わっていなかった…。また本作では、ドラマ公式とカンテレ公式のTwitterが毎週ツイートしているハッシュタグが話題となっている。毎週OA当日、日付が変わった深夜0時直後に、里見、猪熊、カラ、そして、チビデカの4パターンのハッシュタグを発表。このハッシュタグが、ドラマの見どころのキーワードになっているという仕掛けもあり、ファンの中ではこれも楽しみの一つと評判になっている。さらに、松坂さんら出演者や原作者らも、自身のアカウントで、このハッシュタグをつけてツイートし、話題となっている。そして気になる最終回のハッシュタグは、「#今夜は桃李に守られたい」「#文乃が黒幕かもってどゆことやねん」「#菜々緒様は永遠に不滅だカラ」「#この署内のチャンピオンさチビデカナンバー1」の4つだ。さらに現在放送されている最終回の予告では、里見が号泣しながら「夕貴!」と恋人の猪熊の名前を叫んでいるシーンが、様々な憶測を呼ぶなど、当初から告知されていた“原作と異なる結末”にさらなる拍車をかけている。カラの計画に最後まで惑わされること間違いなしの最終回をぜひその目で確かめてみて。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は毎週22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月15日女優の木村多江が、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良主演および監督の映画『金メダル男』(2016年秋公開)に出演することが12日、明らかになった。本作は、2011年7月に東京・サンシャイン劇場で上演されて好評を得た、内村の1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、内村が原作、監督、脚本、主演を一手に引き受けるエンターテイメント映画。内村や木村のほか、Hey! Say! JUMP・知念侑李の出演も決定している。主人公は、日本が東京オリンピックに沸いた1964年、長野・塩尻市に生まれた秋田泉一(内村)。幼少時代に徒競走で一等賞をとったことをきっかけに、幾多の大会で金メダルを獲得し、泉一は"塩尻の天童"と呼ばれるようになる。それだけにとどまらず、世の中の全ての一等賞を獲得する"金メダル男"を目指す様を描く。有名人になった泉一のマネージャーとして出会い、やがて二人三脚であらゆる一等賞を目指すことになるヒロイン・亀谷頼子を演じる木村は、自身の役について「元アイドルだが売れず、今は過去を隠し、殻をかぶって、自分を出さずに生きています」と説明。「出演のオファーがあった時、やったことのないことばかりで、できるか不安になりました」と戸惑いもあったが、「コメディーをずっとやりたかったので、新たに挑戦してみたい」と決意した。現場での内村は、「面白さを追求し、いろいろなパターンを発想し撮影していくところがすごい」ようで、「どれが使われるか分からないので気が抜けない、意外と緊張感のある現場でした」と明かしている。一方の内村は、「頼子は誰がいいかとなった時に浮かんだのが多江さんでした」と回顧。何度か共演した記憶から、木村に対しては「ものすごく芝居が跳ね返ってくる人」という印象があり、「彼女ならこの(頼子という)役を面白がって演じてくれるんじゃないかなと期待して」の起用だった。そこでの狙いは、「儚いとか、奇麗さよりも、可愛さとかチャーミングさ」や「おっとりしているようで、意外にシャキシャキして、ちょっと男っぽいところ」を引き出すこと。「"頼子面白い"、"頼子で笑った"と映画を見た人に言ってもらえるような演出を心がけています。そんな木村多江さんを見せられたらいいな」と意気込んでいる。(C)「金メダル男」製作委員会
2015年11月13日女優の吉田羊と木村佳乃が、黒木瞳の映画初監督作『嫌な女』(2016年公開)で、W主演を務めることが17日、明らかになった。吉田の映画主演は、本作が初となる。本作は、作家・桂望実氏の同名小説(光文社)を原作に、来年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を担当する西田征史氏が脚本を務める作品。人と打ち解けられないことから友だちができず孤独で真面目一徹な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じる。境遇や立場が正反対の2人を通して、女性の強さや友情をコミカルで感動的な人間ドラマとして描き出す。昨年7月期に放送されたドラマ『HERO』(フジテレビ系)で一気に知名度を上げた吉田。以来、ドラマや映画のオファーが殺到しているが、本作は「共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いた時は自分の耳を疑いました」と本人にとっても予想外の抜てきだった。「かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さをぜひ見たいとも思いました。脚本と登場人物がうなるほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです」と気合をみなぎらせ、「共演者・スタッフの皆さまの胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います」と意気込む。一方の木村も、「黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました」と心境を伝え、「内容を知らない内から、ぜひやらせていただきたいと心躍っていました」と撮影を心待ちにしていた様子。「台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、いまだかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです」と女優としての喜びを噛みしめている。2人の魅力について、黒木監督は「自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ちあふれた女優だと思っています」と説明。その印象は撮影がスタートしてからも「徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます」「夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます」と変わらなかったが、「お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの『嫌な女』を、ご期待ください」と撮影前の予感は手応え、そして確信へと変わった。東映東京撮影所のほか、関東近郊でロケ。8月末にクランクアップ予定で、今秋の初号を予定している。
2015年08月18日女優の黒木瞳が監督に初挑戦し、桂望実のベストセラー小説を実写映画化する『嫌な女』。この度、女優の吉田羊、木村佳乃がW主演を務めることが決定。吉田さんにおいては本作が映画初主演作となることが分かった。石田徹子はストレートで司法試験を合格し、弁護士となった才媛。28歳で結婚をし、人も羨む幸せな人生…の筈が、仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまい、男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は子どものころから自分と正反対の夏子が大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され、トラブルが起こるたびに解決に引っ張りだされることになり…。原作は、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作としてベストセラーとなった桂望実の「嫌な女」(光文社文庫刊)。日本を代表する女優の黒木さんが初めて映画監督を務め、女性の強さと友情をコミカルに、高らかに謳いあげた感動の人間ドラマを作り出した。主演には、実力派女優2人がキャスティング。人と打ち解けられず友達もいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子役には、『ビリギャル』『HERO』と大ヒット作に立て続けて出演し、『心が叫びたがってるんだ。』ではアニメ声優初挑戦するなど活躍の幅を広げている吉田さん。派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役は、『ホットロード』で主人公の母親を熱演、『星ガ丘ワンダーランド』でも母親役での出演を控える木村佳乃が演じる。主演の2人と黒木監督からコメントが届いた。■吉田羊共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いたときは自分の耳を疑いました。かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さを是非見たいとも思いました。脚本と登場人物が唸るほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです。共演者・スタッフの皆様の胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います。■木村佳乃黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました。内容を知らない内から、是非やらせていただきたいと心踊っていました。台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、未だかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです。■監督・黒木瞳吉田羊さんと木村佳乃さんは、自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ち溢れた女優だと思っています。お二人からは、「なんか、面白そう」という感想とともにふたつ返事でご出演を快諾していただきました。この、なんか面白そう、という大胆なお気持ちが、私はすごいなと思いました。いま、撮影が始まり、お二人まったく違うキャラを演じていただいています。徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます。これは、徹子を演じる上でも不可欠ではありますが、役柄なのかご本人なのか、私でさえ見間違うほど、虚実皮膜の間を自由に行き来する才能に惚れ惚れしてしまいます。夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます。画面の中から飛び出してくるんじゃないかという演技力には、ドキッとしてしまいます。ハンパない感受性に、私は、ついニタニタしてしまいます。お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの「嫌な女」を、ご期待ください。『嫌な女』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日昨夏の連続ドラマ第2シーズンに続く劇場版となる『HERO』の完成報告会見が7月5日に、本作にとっては“聖地”と言える法務省(東京・霞が関)にて開催され、木村拓哉をはじめ、北川景子、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造、佐藤浩市、鈴木雅之監督が出席した。完成報告会見その他の写真2007年に大ヒットを記録した1作目以来の劇場版となる本作。1件の交通死亡事故、そして関西における広域暴力団の摘発事件に関連し久利生、そして検事として本件のために大阪地検から東京にやってきた雨宮らが大使館という厚い壁に挑む。木村は映画化について「正直言って、照れくさい」と漏らしつつ「楽しんでもらえると思います」と手応えを口にする。今回、第1シーズンから撮影で使用されてきた法務省での会見が実現したが「実際に検察官や弁護士になる方が通過するこの場所で発表をできて光栄です。『HERO』を観て検察官になろうと思った方が、ここから巣立っていくという話を伺い、やりがいを感じています」と誇らしげに語った。第1シーズン、2007年の劇場版とコンビを組んできた、松が演じる雨宮との再会については「非常に懐かしさもありました」とも。このふたりの共演については、木村本人以上に、なぜか北川が興奮気味に「すごかったです!木村さんと松さんが並んでるのを見て、本物の『HERO』だ!と思いました。テレビで観ていたふたりを生で目の前で見て、一気に中学生にタイムスリップしたみたいでした」と嬉しそうに現場の様子を明かしてくれた。佐藤は、久利生の前に立ちはだかる外務官僚を演じたが、すでに出来上がっているチームに劇場版から入っていくのは「大変でした」と述懐。「あまりに緊張しすぎて、対峙するメインのシーンの撮影の朝にアレルギーで、12回戦を戦ったボクサーみたいな叩かれたような顔になっていたんです。『どうしたらいいんだ?』と思ったけど、座長(=木村)が知っている病院で点滴と注射を打って、何とかおさまりました。座長のおかげです」と改めて木村に深々と頭を下げた。また角野は過去のシリーズで鍋島次席検事を演じ、2011年に亡くなった児玉清について触れ「僕の机には児玉さんとのツーショット写真が置いてあり、いつも児玉さんに『頑張れよ』と言われているようでした。児玉さんもまだまだ『HERO』の一員です」と語り、これには一同も静かにうなずいていた。『HERO』7月18日(土)公開
2015年07月06日木村拓哉主演『HERO』の完成報告会見が7月5日(日)、本作の“聖地”である法務省にて開催され、木村さんをはじめ、北川景子、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造、佐藤浩市、そして鈴木雅之監督が一堂に会した。2001年に放送され、全話視聴率30%超という記録的ヒットとなり、SPドラマ、2007年の劇場版も人気を博した『HERO』。昨夏に放送された第2シーズンに続く劇場版となる本作では松たか子演じる雨宮も検事となって参戦!相変わらずの型破り検事・久利生が、ある交通事故の捜査の中で治外法権に守られた“絶対領域”である大使館に切り込んでいく。木村さんは、2001年の第1シーズンの頃から撮影でも使われている法務省での会見について「実際に、任官された方で『HERO』を見て検察官になろうと思ったという方もいて、そういう方々がここから巣立ってるとうかがい、やりがいを感じています」と喜びを語る。松さん演じる雨宮の出演はファンにとっては嬉しい限り!久利生と雨宮がどうなるのか…?楽しみなところだが、木村さんは「非常に懐かしさもあるんですが、新たな一面も確実にあり、楽しんでもらえると思います」と充実した表情で語った。北川さんは、木村さんと松さんの共演シーンについて興奮気味に解説!北川さん演じる麻木は事務官から検事になった雨宮に憧れの気持ちを持ち、久利生との過去についても鋭く切りこんでいくが、北川さんは「すごいですよ!木村さんと松さんが並んでるのを見て、ホンモノの『HERO』だよ!って思いました(笑)。TVで見ていた『HERO』を生で目の前で見て、一気に中学生にタイムスリップしたみたいで嬉しかったです」と共演者というよりは視聴者目線でまくしたてた。八嶋さん、小日向さん、正名さん、角野さんら、2001年からのオリジナルメンバーは、14年の歳月の中で変わったこと、変わらないものに言及。八嶋さんが「小日向さんの毛が薄くなったり、僕のウザさが増したり、正名さんは当時は警備員役で、実際に警備員のバイトをしてたけど、いまや売れっ子になった」と言えば、小日向さんも「(以前の作品の時は)まだ毛が結構あった。確かに僕も、角野さんも減ったんですね」と寂しそうに語り、角野さんも「変わりましたね。以前は垂らすくらいはあったけど…」と漏らし、会場は爆笑に包まれる。一方で小日向さんは「年を取って、前の作品を見返すと、久利生公平がキラキラしてて愛おしくなる。でも木村拓哉も14年分、年を取ったけど、あの時のキラキラは全く失われてません!」と断言。角野さんは、鍋島次席検事役の児玉清さんが2011年に亡くなったことに触れ「僕の机の上には、僕と児玉さんのツーショット写真があって、いつも児玉さんから『頑張れよ』と言われているような気がしました。児玉さんもまだまだ『HERO』の一員です」と語っていた。『HERO』は7月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月05日蓮佛美沙子を主演に迎えた木曜ドラマ「37.5度の涙」(TBS)。この度、本作の挿入歌に木村カエラが担当することが明らかになった。原作は、小学館発行のコミック誌「月刊Cheese!(チーズ!)」に連載中の椎名チカ著の同名コミック。子どもの体温が「37.5度」を越えると保育園から“お迎えコール”がかかり、仕事中でも子どもを迎えに行かなくてはならない。職場を早退するのを快く思わない同僚や、家族にさえ理解されない親たちを救うべく「リトルスノー」の病児保育士たちは奔走する――。蓮佛さん演じる笑顔が苦手な新米病児保育士・杉崎桃子が派遣先で様々な家族に出会い、仲間に支えられながら、仕事、家族、そして恋に向き合っていく涙あり笑いありの成長物語。蓮佛さんのほかに成宮寛貴、速水もこみち、藤木直人、水野美紀、浅野温子ら実力派俳優陣が集結している。今回、自身初となるドラマ書き下ろし曲を制作した木村さん。挿入歌「EGG」制作にあたり木村さんは、原作コミックと脚本を読み込み、ドラマが伝えようとするテーマをどう表現するか制作スタッフとキャッチボールを重ね、歌詞を書き下ろしたという。「今回、ドラマ制作スタッフのみなさんから挿入歌のお話を頂きました。原作の漫画と脚本を拝読し、主人公・桃子が過去の思い出からくるネガティブな感情を持ちながらも、人に優しさや愛を与え、前に進んでいく姿に気持ちを突き動かされ歌詞を書きました。桃子が病児保育士の卵ということもあり、その姿は私の中で、殻を何度も叩き外の世界に出ようとするヒナ鳥と重なり、今回“EGG”という曲で表現することができました」とコメント。「誰もが経験する成長の瞬間、そして、大切な人の側に寄り添う楽曲にこの“EGG”が育っていくことを願っています」とメッセージを贈った。完成した曲を聴いた蓮佛さんは「優しくて、でも力強くて、桃子の背中を押してくれる、そして子育て、仕事を頑張る人たちすべてにしみわたる素敵な曲だと思いました。劇中で流れるのがいまから楽しみでなりません」と語った。「37.5度の涙」は7月9日から毎週木曜日21時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日生誕20周年を迎えた“ひつじのショーン”の記念すべき初長編映画『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』。このたび、女優の木村佳乃が本作のスペシャルサポーターに就任し、TVCMに出演することも発表された。牧場でのんびりと過ごすショーンと仲間たちは、牧場主から自由になる生活を手に入れるため、あるいたずらをすることに。ショーンと仲間たちは牧場主を眠らせて、牧場にある車の中に移し、まるで夜になったように見せかける。ところが、牧場主がぐっすり眠ったまま車が動き出して大暴走!牧場犬ビッツァーは車を追いかけ、残されたショーンたちは大慌て。ショーンたちは都会に出るも、無事に牧場主とビッツァーを見つけることはできるのか!?“ひつじのショーン”は、アードマン・アニメーションズの大ヒットシリーズ『ウォレスとグルミット』から生まれたスピンオフ作品。記念すべきシリーズ初の長編映画化である本作のスペシャルサポーターを務めるのが、木村さんだ。実は木村さんも、芸能生活20周年を迎えており、“ひつじのショーン”と同じイギリス生まれ、という共通点がある。“ショーン”とは何かと縁のある木村さんは、3歳までイギリスで暮らしていたため、幼いころからアードマン・アニメーションズの作品を見る機会が多く慣れ親しんでいたそう。その中でも”ひつじのショーン”が大好きで、現在では二人のお子さんと毎週土曜日NHK Eテレにて放送中の「ひつじのショーン」を欠かさず見ているとのこと。ひと足早く本作を鑑賞した木村さんは、「観終わったとき、心がとっても温かくなりましたし、ショーンをギューッと抱きしめたくもなりました!」とコメント。さらに、「ひつじのショーンが元々好きなファンの方たちはもちろん、“ひつじのショーン”未体験の人たちにも是非ご覧いただきたい。普段あまり気がつかないけれど、いつも一緒にいてくれる人たちが何よりも大切なんだと、大事なことに改めて気づかされる作品。小さい子どもたちから大人まで、すべての人に観てほしい!ひつじ年の今年、全力で大好きな“ショーン”を応援します!」と熱い意気込みを語った。早くも各国メディアから“シリーズ最高傑作”と絶賛されている本作。木村さんという強力なスペシャルサポーターを得て、ますます期待が高まりそうだ。『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム』は7月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月17日映画『ジュラシック・ワールド』の公開を前に“テーマパークオープン発表会”と称して5月13日(水)、日本語吹替え版の声優を務める玉木宏、木村佳乃、オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾を迎えたイベントが開催された。『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークIII』のシリーズ3作で全世界で2000億円を超える興行収入を記録した人気シリーズの最新作であり、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める本作。いまだその詳細は謎に包まれたままだが、玉木さんはコスタリカの海にオープンするテーマパーク“ジュラシック・ワールド”の恐竜の飼育員・オーウェンの声を、木村さんはパークの責任者・クレアの吹替えを担当する。オリラジの2人もパークのスタッフの声優として出演を果たしている。玉木さんは「最初の作品(『ジュラシック・パーク』)が22年前で、僕は13歳でした。映画に出ていたハモンド(パークの創設者)の孫娘が僕と同い年で、僕も『恐竜に会いたい』というドキドキした気持ちで見てたので、まさか自分がこの作品に参加できるとは思っていなかったです」と驚きと喜びを口にする。木村さんも「22年前の『ジュラシック・パーク』が大好きだったので、クレアの声を演じるのが楽しみです」とニッコリ。「クレアと髪型が似てるんですよ。『ファーストクラス』というドラマの時の髪型と一緒で。もしかして髪型で選んでいただいたのかな?と思ってます。おかっぱでよかったです!」と嬉しそうに語った。予告編映像では、テーマパーク“ジュラシック・ワールド”で恐竜がエサのホオジロザメを一口で飲み込むさまや、“ジャイロスフィア”と呼ばれる透明な球体の乗り物に乗って、恐竜の見学をするさまなどが大迫力の映像で映し出される。もしも実際に“ジュラシック・ワールド”があったら誰と行きたいか?という質問に、中田さんは「やはり、世界で一番愛している妻と娘と一緒に行きたい」とドヤ顔で語り、好感度アップを画策する。さらに中田さんは、相方の藤森さんに「藤森さんはどこの女子アナと行きたいですか?」と質問。藤森さんはまさかの流れ弾に「どこのとか言うなよ!」と怒りを露わにするが、すかさず中田さんから「フリーの?」と返され、会場は笑いに包まれる。玉木さんは「家族と行くとなると守らないといけないけど、できれば守られる側で、格闘家の方とかといっしょに…(笑)」と自分の身の安全第一を抱える。木村さんは「事故がないという前提で」という条件付きで「女の子の友達と行ってみたい!」と目を輝かせていた。『ジュラシック・ワールド』は8月7日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月13日SMAPキムタクこと木村拓哉氏出演の春の新ドラマ、「アイムホーム」が4月16日よりスタート! 盛りだくさんの新作の中で中国人もこのドラマに注目している。中国版ツイッター「ウェイボー」からその期待の声を拾ってみた。○春の新作ドラマ、期待は木村拓哉と堺雅人ウェイボーでも「春の日本ドラマのテーマは木村拓哉vs堺雅人」という声が上がるように、春の日本ドラマで注目されているのは木村拓哉氏の「アイムホーム」と堺雅人氏の「Dr.倫太郎」だ。出演するドラマが高視聴率をたたき出したことで「キムタク神話」もささやかれた木村拓哉氏と「半沢直樹」で新・視聴率男の名を得た堺雅人氏、どちらが視聴率で勝利するのか。確かに気になるところだ。木村拓哉氏は中国で「木村大神」という愛称を得ている。「大神」とは神のような人物のことを指す呼び方だ。「神」と戦わねばならない堺雅人氏の愛称はというと「雅人叔」。愛称的には堺雅人がいささか不利なようにも見える。○「木村拓哉という名のウイルスに罹っている」「初めて見た日本のドラマは木村大神のものだった」というコメントもあるように、木村拓哉氏は長きにわたって中国でも愛されてきた俳優だ。「これまで神のドラマはどれも見ているけど、彼を見るとテンションが上がる。きっと私は木村拓哉という名のウイルスに罹っているんだと思う」「木村大神は経典! 永遠に越えるものはない! 」というように、すでに崇拝の域に達しているような声も。また、「すごく見たい! 木村大神はついにいい脚本に出会えた感じだね」「木村大神の新ドラマ、良さそう」というように、ドラマそのものに期待する声もある。初回ではヒップダンスも披露した木村大神、今後の活躍・展開に中国からも期待されている。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年04月17日第40回木村伊兵衛写真賞の受賞者が発表された。75年の創設より、優れた作品を発表した新人写真家を表彰してきた同賞。写真関係者がアンケートにより候補者を推薦し、その中から選考委員会が受賞者を決定してきた。今年の選考委員は、岩合光昭、瀬戸正人、鷹野隆大、長島有里枝の4人の写真家に加え、『アサヒカメラ』編集長の佐々木広人を加えた計5人。今年の受賞者に選ばれたのは、『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』を発表した石川竜一。石川は沖縄県出身の写真家で、大学時代に写真と出合い、10年に写真家の勇崎哲史に師事。翌年には東松照明デジタル写真ワークショップに参加し、12年には『okinawan portraits』で第35回写真新世紀佳作を受賞している。また、もう1人の受賞者に選ばれた川島小鳥は、『明星』などを発表している東京都出身の写真家。大学を卒業後は沼田元氣に弟子入り。06年に1人の少女を4年間に渡り撮り続けた作品で、第10回新風舎平間至写真大賞を獲得。11年には佐渡の友人の娘をモデルにした『未来ちゃん』で、第42回講談社出版文化写真賞を受賞している。4月27日には東京・丸の内の銀行倶楽部で授賞式が行われ、受賞者に賞状、賞牌、及び賞金50万円を贈呈。また、東京・新宿のコニカミノルタプラザでは、4月11日から20日まで受賞作品の展覧会も開催される。
2015年03月18日現在『くちびるに歌を』が公開中、さらに『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』など出演作が相次ぐ木村文乃が、4月スタートの火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」で連続ドラマ初主演。長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、そして檀れいという豪華な“セレブママ”たちとともに、名門幼稚園に子どもを通わせることになったバツイチ・シングルマザーを演じることが分かった。バツイチ・シングルマザーの蒲原希子(木村文乃)は、商店街で自ら弁当屋を立ち上げようと祖父・徹治の家に移り住む。5歳になる息子・陽斗を保育園に預けるため、地域の区役所で待機児童の担当職員に掛け合うが、「すぐに入園はできない」と言われてしまう。そんな彼女に、幼稚園の園長だという奈良岡フネが声をかける。やがて、陽斗の初登園日。これまでのように普段着&ママチャリで幼稚園まで送り届けると、園の校門前では高級自動車のプチ渋滞が起き、母親たちは皆、高級ブランドバッグ&ヒールで園内を闊歩…。そんなママたちの中に、中高時代の同級生でソフト部でバッテリーを組んでいた由紀(貫地谷しほり)の姿を発見した希子は声を掛けるが、「希子のような庶民が来るところではない」とバッサリ。そう、ここは地元でも評判の名門幼稚園だった!新・火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は、幼稚園を舞台にした現代の母親たちを描く完全オリジナル作品。“幼稚園のママ友の世界”といえば、これまでの数々のドラマからも、ママカースト、いじめ、お受験トラブルといったネガティブなイメージを抱かれがちだが、それが“名門”と呼ばれる教育熱心な母親が集まる幼稚園ならば、なおさら。だが、その中には、裕福で地位もステイタスもあるがゆえ、仮面を被って“母親”という役割をまっとうしようと必死にもがいている現代女性たちがいることも確か。そんな名門幼稚園のママたちの“救世主”となる、バツイチ&シングルマザー&低所得(年収250万)というヒロイン・蒲原希子を演じるのが、木村さん。ひょんなことから入園することになった希子は、セレブ幼稚園の内実に驚きながらも、自分を敵対視する母親たちにストレートに自分の思いをぶつけ、凝り固まった母親たちの考えを変えていく。別世界に飛び込んでいく希子に家族はハラハラしながら見守り、希子は持ち前のパワフルさと快活さ、そして人情深さで、全く別の世界に生きる世代の違う母親たちと新しい絆をつくっていく。その裕福なセレブママたちには、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、檀れいと錚々たる女優陣が集結。年収3,000万、開業医の妻でありながら “モラハラ”地獄に悩む矢野聡子役に長谷川さん、希子の同級生で年収750万、実はギャンブル依存の神谷由紀役には貫地谷さん、元キャリアウーマンで年収1,800万、だが“お教室不倫”中の後藤みどり役には安達さん。そして、年収5億3,000万、園ママ・カーストの絶対的トップに君臨する小田寺毬絵を檀さんが演じる。連続ドラマ初主演で、元気で前向き、でも空気を読めない(?)庶民ママを演じる木村さんは、「台本を作り上げる段階から話し合いの場に混ぜていただいていたので、希子の気持ちや作品に対しての愛情を持ちながら心の準備ができました」と準備万端。「共演者の皆さんが主演を経験されているのでその頼もしさが支えになり、あまり肩に力を入れすぎずに良いバランスで作品に挑めそうです。何があっても前向きにがんばるシングルマザー希子の役を通して、女性の皆さんを元気にする作品にしたいです」と意気込みを語る。新井順子プロデューサーは「清楚なイメージが強い木村さんに、パワフルで親しみやすく愛情にあふれたシングルマザー役をお願いしました。新ジャンルの木村文乃さんは必見です!」とコメント。また、「各世代を代表する、美しさと実力を兼ねそろえた」豪華なママたちには「この5人が並んだときの美しさの破壊力は、想像を超えるものになるでしょう」と期待を寄せた。“子育てをする母親たち”のみならず“現代を生きる孤独な女たち” の友情物語であり、異文化に飛びこんで行く“ヒロインの成長と冒険の物語”ともなる本作。幼稚園という、世代も価値観も違う“女たちの第二の学校”で逆境に立ち向かっていく痛快なヒロインに注目だ。火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は4月14日(火)22:00よりTBSにてスタート(初回は15分拡大放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月09日玉木宏、本田翼、東出昌大、木村文乃、高梨凛ら総勢10人の男女が、クリスマスの東京駅を舞台に繰り広げるラブストーリーを描いた映画『すべては君に逢えたから』。本作は、クリスマスという特別な日をきっかけにそれぞれの男女が想いを大切な人へと告白するシーンが魅力の一つとなっているが、中でも東出さんと木村さんが登場するストーリーで描かれる“遠距離恋愛”は多くの人が「あるある」と共感できるはず。過日、本作の公開を記念して「クリスマスだから、大切な人に伝えたい想いを手紙にしよう!」キャンペーンが実施された。およそ3か月間にわたって行われ、600通もの応募の中から、見事「ロマンティック賞」に輝いたのは、約25年前に遠距離恋愛を経験し、その後、結婚したというご夫婦。この2人のためだけに、『すべては君に逢えたから』プライベート試写会がプレゼントされたが、そんな彼らの“遠恋あるある”は?映画を鑑賞した2人は、東出さん演じる津村拓実と、木村さん扮する山口雪奈の東京~仙台間の遠距離恋愛でのすれ違いや、久しぶりに逢えるひと時のときめきを思わず思い出したと語る。東京~大阪間で遠距離恋愛を育んだご夫婦は、もともと大学時代の友人で、奥様は大阪の会社へ、旦那様は東京の会社へ就職。奥様が出張のため、偶然乗った新幹線で旦那様と再会したことがきっかけで交際がスタート。そして出張の度に、当時の最終新幹線“シンデレラエクスプレス”を利用して東京と大阪を行き来きしていたという。久しぶりに逢った後はいつも別れがたく、時には、見送るだけのはずが実際に帰り際の新幹線に乗り込んでしまい、翌日の始発で一人戻ってきたことも…。そんなエピソードは本作で描かれるシーンとも重なり、「新幹線を利用する遠距離恋愛中のカップルにとって、新幹線で相手を連れて帰ってしまうって、“遠距離恋愛あるある”なんですね!」と少し恥ずかしそうに語っていた。また木村さん演じる雪奈は、離れている相手のことが分からなくなり、すれ違いが生じて、東出さん演じる拓実とぶつかってしまうのだが、奥様は「離れているから相手のことが分からなくて不安になったことはない」と断言する。「相手(夫)はあんまり喋らないタイプで、私の話を聞くだけだったので疑うこともなかったんです。自分が忙しくて余裕がなかったので、待っている時間がなかったからかも(笑)」とも。そんな2人は、木村さんと東出さんが演じるカップルが決まり事にしている「モーニングコールを欠かさずする」ということはなかったそうだが…代わりに、毎晩のように電話をしていたそう。25年前は携帯もメールもなく、電話だけが唯一の連絡手段。だからこそ、雪奈と拓実のカップルが久しぶりに逢うシーンの高揚感や幸せはすごく共感できたと語り、キラキラと目を輝かせながら語る姿が印象的だった。離れている分、久々に逢えたときの喜びはひとしお。きっと、いつも一緒に過ごせるカップルにも負けない幸せなひとときを過ごしていたに違いない。その後、交際が1年を過ぎた頃に、2人は結婚を決めたそうだ。久しぶりに逢える嬉しさは、いつの時代も、どんな状況でも変わらない。遠距離恋愛中の人はもちろん、すべての恋人たちの胸をキュンとさせる本作で、遠距離恋愛ならではの“あるある”を見つけてみては?『すべては君に逢えたから』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:すべては君に逢えたから 2013年11月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 「すべては君に逢えたから」製作委員会
2013年11月25日日本映画界を代表する名カメラマン、木村大作が最新作『春を背負って』で監督を務めることが発表され、「何歳になってもまだ出来るんだ! ということで再びメガホンを執ることを決意しました」とコメントを寄せた。その他の画像映画『春を背負って』は、笹本稜平氏の同名小説が原作。菫(すみれ)小屋を舞台に、家族と、そこに集う人たちの力強い生き方と、温かな交流を描いた人間ドラマ。脚本は瀧本智行氏(『脳男』『イキガミ』)が担当する。木村監督は、興行収入25億円、観客動員200万人を突破した、初監督作品『劔岳 点の記』で、「最初で最後の監督業」「この映画を最後に映画業界を引退する」と断言していたが前言を撤回。「『劔岳 点の記』でやり残したことはない、あれ以上のことは出来ないという確信もあったが、“創作”はやめられないし、『剱岳 点の記』以上のものを作りたいという欲が出てきました」といい、「映画を創る上で、監督として新しいものを生み出していくということは楽しい。再び、私はこの『春を背負って』に人生を賭けたい。この映画が封切りになる2014年、私は75歳になります。自分のバイタリティが続く限り“創作”活動は続けていきたいです!」と宣言した。原作小説の舞台は奥秩父だが、木村監督たっての希望で「映画の舞台は360度どこをとっても画になる、且つ日本中の山々を見渡すことが出来る立山連峰に変えさせていただきました」とコメント。撮影は、富山県の立山連峰で、来年4月から11月にかけて敢行され、2014年の公開を目指す。『春を背負って』2014年公開
2012年12月12日歌手の木村カエラが5日、東京・新宿の東京モード学園で行われた映画『フランケンウィニー』のファッションコンテストイベントで審査員を務めた。モノクロの同作のインスパイアソング「WONDER Volt」を歌う木村は「白黒なのに見終えたら気持ちがとってもカラフルになるとってもかわいい映画だと思います」とアピール。イベントに出席したティム・バートン監督は、カエラの楽曲について「この曲が大好きで気に入りました。この作品の精神を捉えている素晴らしい歌だと思う」と絶賛した。木村カエラ、T・バートン監督作品に楽曲提供同校に通う学生34人が6チームに分かれ、同作の世界観をもとにした子どもモデルと犬のファッションをデザインしたコンテストを開催。バートン監督は「日本の皆さんのデザインのセンス、創造性が美しく、インスピレーションを受けるものばかりなので日本に来るのが大好き」と学生たちのセンスに賛辞を送った。同作は、科学大好き少年のヴィクターが、事故で命を落とした愛犬・スパーキーを禁断の実験で“フラン犬”として生き返らせ、街に大混乱を巻き起こしてしまうファンタジー作。ぬくもり溢れるストップモーション・アニメーションを用い、白黒の3Dで描く。イベントにはほかにプロデューサーのアリソン・アバッテ氏も出席。映画『フランケンウィニー』は15日(土)に3D・2D同時公開。
2012年12月05日5月スタートの連ドラに主演女優の木村佳乃が出産後初めての出演作として、5月にスタートするNHK連続ドラマ「はつ恋」に主演することが分かった。NHKでの連続ドラマ主演は彼女にとって9年ぶりと、久々の作品になる。復帰第一作として注目を集めそうだ。NHKとのタッグは久々ながら、主演デビューを飾ったのもNHKドラマであり、ある意味では新たなスタートとしての縁も感じさせるところ。キャリアを重ね、また母となって、新たな強い輝きを見せる演技が期待される。愛のはざまで揺れる大人のドラマストーリーは、息子をもつヒロインと夫、そしてヒロインの初恋の男性の3人を中心に、それぞれのかたちの愛、そのはざまで揺れ動く個々の心模様を描くもの。複雑に絡み合う大人の恋が展開される。木村が演じるのは、ヒロインで言語聴覚士の村上緑。年下の夫と息子とのあいだで幸せな家庭生活を築いていたが、あるとき肝臓がんに侵されていることがわかる。その手術の執刀医として、偶然にも初恋の人、三島に再会。手術は成功し、1年後家庭での穏やかな生活を取り戻した緑の前に、事故で言語障害を負った三島があらわれ……。絡み合う大人の三角関係を復帰作で演じる彼女。自身も家族をもち、新たな境地で挑むこの役は大きなものとなりそうだ。4月から東京近郊および静岡ロケでクランクインしているというこのドラマ。あらためて彼女の美しさや魅力を感じることができるだろう。放送はNHK総合にて、5月22日、火曜22:00スタート。元の記事を読む
2012年04月03日今年で3回目を迎える沖縄国際映画祭のプログラム発表会見が2月22日(火)、東京・新宿にある吉本興業東京本社で行われ、板尾創路(『月光ノ仮面』)、木村祐一(『オムライス』)ら新作を出品する“監督”をはじめ、フットボールアワーの岩尾望、トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右らが出席。昨年、M-1グランプリで第2位に輝いた沖縄出身のスリムクラブの真栄田賢、内間政成が応援隊長として、会見を盛り上げた。Laugh&Peace(笑いと平和)をコンセプトに、2009年に始まった沖縄発の国際映画祭。吉本興業の協賛の下、同社所属のタレントが監督・出演する作品が多数出品され、開催中は数多くのタレントが現地を訪れ、大きな盛り上がりを見せる。今年は歴代最長となる10日間の開催で、40万人の動員を予想している。海人(うみんちゅ)賞グランプリを争う「Laugh部門」、「Peace部門」にはそれぞれ12作品、13作品がエントリー。前出の『月光ノ仮面』、『オムライス』をはじめ、ナタリー・ポートマン主演の『抱きたいカンケイ』、板尾さんが主演する『電人ザボーガー』などが「Laugh部門」に、オリエンタルラジオが主演する『津軽百年食堂』、中谷美紀と戸田恵梨香が共演する『阪急電車片道15分の奇跡』などが「Peace部門」に出品されている。木村監督は最新作『オムライス』について、「妄想だらけの作品。僕の頭の中を映画化したような感じ」と説明。明石家さんまや浜田雅功(ダウンタウン)ら錚々たる先輩芸人が出演することでも話題になっており、「さんまさんは売れないギャグ漫画家の役。半分くらいはアドリブでお願いして。1カット撮りこぼしてしまったときも、快く現場に戻ってくださった」と恐縮しきりだった。また、記者から「スリムクラブが主役なら、どんな映画が撮れそうか?」と質問が飛ぶと、「僕がやります!」と木村監督が即答。「2人がM-1を取るまでの軌跡を描きたい。漫才のネタそのものも短編映画になるポテンシャルがある」と太鼓判だった。当のスリムクラブは沖縄出身ということで、前回&前々回も映画祭に参加。しかし宿泊先は“実家”で、移動手段も内間さんの実家の軽トラックだったのだとか。現在はM-1グランプリを機に大ブレイク。しかしギャラは以前とほとんど変わらないといい、真栄田さんが「ギャラアップをマネージャーにお願いしたら、『KARAよりマシだろ』って怒られました」とあえなくギャラ交渉に失敗したエピソードを披露した。今年は新たな試みとして「地域発信型プロジェクト」が始動。岩尾さんが新潟県十日町市を舞台にした『雪の中のしろうさぎ』、トータルテンボスの大村さんと藤田さんは静岡県三ヶ日町を舞台にした『とんねるらんでぶー』に出演している。主役を演じる岩尾さんは「雪が自分の身長よりも高く積もることも。でも撮影は楽しかったので、住民票を移そうかなと思うほど」。一方、大村さんと藤田さんは台詞が一行しかない端役だといい「あんまり思い入れがない」(大村さん)、「渾身の出演2分間」(藤田さん)と笑いを誘った。第3回沖縄国際映画祭は3月18日(金)から27日(日)まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターをメイン会場に開催。「第3回沖縄国際映画祭」公式サイト■関連作品:抱きたいカンケイ 2011年GW、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 DW Studios L.L.C. All Rights Reserved.津軽百年食堂 2011年4月2日より全国にて公開© 2011「津軽百年食堂」製作委員会阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会電人ザボーガー 2011年春、公開予定© 2011「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ■関連記事:ナタリー効果?『ブラック・スワン』全米1億ドル超え確実!オスカー候補は軒並み好調N・ポートマンがアシュトンと“セックスフレンド”に?ロマコメ初挑戦で新境地開く新たな武勇伝の舞台は…青森!?オリエンタルラジオ『津軽百年食堂』で初主演『阪急電車』で天才子役・芦田愛菜が宮本信子の孫に!阪急沿線で撮影スタート丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2011年02月22日女優の木村佳乃が2月22日(月)、東京ドームシティ内で行われた日本語吹き替え版で声優を務めた映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のジャパン・プレミアで、来日中のクリス・コロンバス監督に逆出演オファーした。本作は、神と人間との間に生まれた“半神半人”の高校生の少年・パーシーの冒険を描くファンタジーで、木村さんはユマ・サーマン演じる、頭が毒蛇に覆われ目を見た者を石に変えるギリシャ神話の女怪物・メデューサの声を担当。舞台挨拶でコロンバス監督へ「初めてお会いしました」と笑顔を向けた木村さんは「作品を観させていただきましたが、(続編が)ナンバー2、ナンバー3と続く印象でした。そのとき、東洋人の役があったらぜひオーディションを受けさせてください!」と逆出演オファー。「お会いしたから、ぜひ出演してもらいたいです。メデューサは3姉妹であと2人いるから、チャンスがありますよ」とコロンバス監督から好反応&好条件を示され、「東洋人でもいいんですか?」と瞳をキラキラ。「もちろん!」と歓迎され、喜んでいた。この日のファッションは「メデューサを意識して、強そうな洋服を選んでみました」と高級ブランド、ジバンシーのゴールドの飾りが施された黒ドレス。先に行われたレッドカーペット・イベントでは、取材陣から交際中の少年隊・東山紀之について「例の方は観にいらっしゃる?」と聞かれ、無言ながら笑顔を見せていた。一方で、約1,500年続いているという宮城県・櫻田山神社の神主の息子としても知られ、“神”つながりで宣伝隊長に任命されたお笑いタレントの狩野英孝が、神主の格好で来場。プロデューサーのマイケル・パーナサン氏は物珍しそうにカメラを手に夢中で撮影し、コロンバス監督も大受けだったが、「パーシー、楽しい、僕セクシー」の持ちネタをアレンジした即興ギャグで来日陣をきょとんとさせた。コロンバス監督は意外にも初来日。「これまで何度も来たいと思ってきたけど、いつもプロモーション期間には次回作の準備をしていてスケジュールの都合がつかなかった。来日して数日過ごしましたが、東京は本当に美しい街。ニホン、ダイスキ!」と覚えたての日本語を披露しながら、印象を語った。同じく初来日したパーシー役のローガン・ラーマンは、本作の日本語吹き替え版の声優が芸能界の初仕事となった第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリの稲葉友と奇しくも1歳違い(※ローガンの方が年上)。俳優の先輩として「鍛練、忍耐が必要でやり続けることが大事。情熱を持ってやりたいことを追いかけて」とアドバイスを送っていた。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は2月26日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2010年2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:注目イケメン俳優来日!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ジャパン・プレミアに10組20名様ご招待新生ジュノンボーイ、初仕事でアフレコ挑戦バレンタインチョコもしっかりアピールギリシャ神話が現代に!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』試写会に15組30名様ご招待木村佳乃、ヒガシとの結婚猛攻質問かわす実写初アフレコ現場で会見
2010年02月22日今年6月に公開され、25億円を超える興行収入を記録し、およそ230万人を動員した『劔岳 点の記』。本作のDVDがまもなくリリースされるが、それに先駆け、監督の木村大作に密着し、本作のクランクインの前から200日を超える過酷な撮影の様子などを記録したドキュメンタリー『劔岳撮影の記―標高3000メートル、激闘の873日』(大澤嘉工監督)が先日より新宿バルト9ほか全国にて公開されている。これを記念して11月16日(月)、木村監督を迎えてのトークイベントが行われ、過激な“木村節”に満員の劇場は大いに沸き立った。舞台上に登場するやいなや、マイクなしで「(本作の)宣伝担当、撮影監督もしています!」と大声で挨拶した木村監督。今回のドキュメンタリーは、映画の撮影に同行したディレクター・大澤嘉工によって記録されたものだが「(大澤さんに)おれをもっとインテリ風に見せろって言ったんです。怒鳴ってばかりじゃねぇか!って。でも、(大澤さんは)いても直しやしねぇ」と早速、怒り始める。本作は、都内での上映に加え、映画の舞台である北陸の富山県、石川県ほか大阪や福岡で公開されている。1館あたりの動員はかなり好調のようで「『なくもんか』といい勝負で、おれより下の作品は…」と言い掛けてあわてて司会者に制止される一幕も!また、主演の浅野忠信さんが、木村監督の姿を見て漏らした言葉として「人間は70歳近くまでワガママでいいと思いました。撮影中はすごくアタマにきたけど、それがなければこんな体験は出来なかった」という言葉を紹介。ワガママの“お墨付き”をもらったということで、この日の会場を訪れていた就職活動中の学生たちにも「世間など気にせずに、風に吹かれて気の向くままにやれ!」とワガママの秘訣を伝授。さらに「一所懸命にやっていれば、誰かが必ず見ている。命を懸けるべきものをこれから見つけながら生きていくんですよ!」と木村流の激しいエールを贈った。ちなみに、12月11日(金)に発売されるDVDとブルーレイには、監督がこれまでに撮りためていた、自然の風景などを収めた「木村ライブラリー」が特典として付いてくるとのことでこちらも要チェック!『劔岳撮影の記―標高3000メートル、激闘の873日』は新宿バルト9ほかにて限定公開中。『劔岳点の記』DVD&ブルーレイは12月11日(金)より発売開始。■関連作品:劔岳点の記 2009年6月20日より全国にて公開© 2009『劔岳点の記』製作委員会劔岳撮影の記―標高3000メートル、激闘の873日 2009年11月14日より新宿バルト9ほかにて限定公開■関連記事:『劔岳』木村大作監督が語る!「劇的3時間SHOW」に5組10名様ご招待これぞ映画だ!木村大作、香川照之ら男泣き「劔岳が見守ってくれてる」【どちらを観る?】男たちの不屈の魂、激突!『劔岳点の記』VS『蟹工船』浅野忠信&香川照之を9時間歩かせた鬼監督を宮崎あおいがつぶらな瞳で骨抜きに!男たちの熱き大和魂がここにシネマライブ!『劔岳点の記』試写会に30組60名様ご招待
2009年11月17日