作家志望の青年と、文豪の幽霊たちが繰り広げる騒動を描いた公開中の映画『ゴーストライターホテル』。本作に太宰治役で出演したお笑いコンビのフルーツポンチ・村上健志からコメント動画が届いた。本作は、一度も小説を書き上げたことのない作家志望の青年が、アルバイト先のホテルに住みつく夏目漱石や太宰治など、文豪の幽霊たちと協力しあって文学賞を目指す物語。主演は阿部力で、世界のナベアツをはじめ、ケンドーコバヤシ、カンニング竹山などのお笑い芸人が文豪になりきって登場する。太宰役といえば、これまでに映画や舞台、ドラマで名だたる俳優が演じてきたが、本作で村上は映画初出演にして太宰役に大抜擢。コメント動画で村上は、太宰役を演じるにあたり、「ピースの又吉さんが太宰のことめっちゃ好きなんで、演じる前に又吉さんにちゃんとあいさつしに行きました」と振り返り、役の仕上がりについて「いい感じのキャスティングだったんじゃないかな。風貌とか似てますしね」と自身の演技に自信たっぷりの様子。しかし、撮影現場ではキャストに芸人が多かったため、演技をするのが恥ずかしかったそうで「これを機にまた映画に出たい。自分が主演の恋愛映画がいいな」と次回作出演への意欲を見せている。
2012年03月19日いいとも!の「秘密」が暴露される声優でタレントの平野綾が「笑っていいとも!」の秘密を暴露をし世間を騒がせている。(画像:平野綾オフィシャルブログより)人気声優「平野綾」のうっかりツイート平野は、アニメ『DEATH NOTE』(弥海砂)、『NANA』(芹澤レイラ)、『涼宮ハルヒの憂鬱』(涼宮ハルヒ)など様々なキャラクターの声をつとめる人気の声優だ。そんな平野は、2012年3月2日の「いいとも」テレフォンショッキングに出演したのだが、その前日興奮のあまりいいともの秘密を「ツイート」してしまったのだ。平野はまず、テレフォンショッキングで紹介される前に、「お昼休みはうきうきウォッチングしてみて!!」「うきうきではなく、どきどきウォッチングしてます。もぉすぐだぁ~」とツイートし、さらに出演前日、「いいとも!の打ち合わせ終わりました。」とツイートした。いいとも!の「タブー」にふれた平野へ批判炸裂テレフォンショッキングは「笑っていいとも!」の名物コーナー。出演ゲストが番組内で次のゲストに電話をかけて、明日のアポを作り友達の輪をつなげる企画。番組開始当初は実際にぶっつけ本番でアポ取りがされていたようで、過去には志村けんなどが「明日はゴルフがあるから」と出演を断ったこともあるという。しかし、今となっては「事前にアポ取りがされていること」や、「打ち合わせがおこなわれていること」などみんな百も承知であった。それでも、「そうしたやりとりが行われていない」というような設定で番組がなりたっていたため、今回平野がその「タブー」をおかしたことで、ネットなどで多くの批判があがった。みなさんも「うっかりツイート」には十分に気をつけよう。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月07日「無口系」「無感情系」のアニメヒロインの代表格、作品見ずとも彼女を知らぬ人はいない90年代に爆発的ブームを起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のヒロイン「綾波レイ」からモテ女子力を学ぼう! 庵野秀明監督の「新世紀エヴァンゲリオン」というこのアニメ作品。女子は敬遠した人も多いのではないだろうか。ロボット系(実は人造人間)で、当時にしては(いや今も見ても)衝撃のグロシーンやエッチなシーンが多い。登場人物にも問題が多く、ガンダムのアムロ以上に思春期ど真ん中で内向的な主人公。精神世界表現も多く複雑な設定に女子にはなかなか理解しずらい世界だったかもしれない。しかし、当時の男子にはそこがとてもウケ、熱狂ファンもいるほど。今でもオタク男子に根強い人気なのだ。 まず簡単にストーリーを説明しよう。時は近未来、地球規模の大災害後の東京。そこは「使徒」という謎の巨大生命体にたびたび襲撃される。その生命体を倒すための唯一の対抗手段である人造人間「エヴァンゲリオン」(例のロボットみたいなヤツ)を所有するNELV(ネルフ)なる組織に、主人公の14歳の少年「碇(イカリ)シンジ」が急遽呼び出される。そう、エヴァンゲリオンのパイロットに選ばれたからだ。父は組織の総司令官。生まれてからろくに口も聞いたこともない父親への反抗と自分を認めてもらいたい気持ち、使命感と自己否定、思春期独特の女の子への目覚めなど、まあ上げれば切りがない程の精神的葛藤がてんこもり。組織や学校での人々の出会い、次々襲ってくる「使徒」との戦いを経て主人公が大人になっていくというお話だ。 さて、そんな中、今回の「綾波レイ」はどんな役割をしていたのか。それは、シンジより前からエヴァンゲリオンを操縦するパイロットで彼と同じ学校の同級生。初登場シーンは担架で運ばれ全身負傷。包帯だらけでとっても痛々しい姿。とにかく彼女、シリーズ通して、ほとんどしゃべらない。しゃべっても必要最低限を抑揚なく話すだけなのだ。その上、無表情で感情表現に乏しく人形みたいな女の子なのだ。 そんな彼女がただ1人(最後は2人)、笑顔など感情表現を見せる人が。それが、シンジの父。ストーリーが進むにつれ、息子で主人公のシンジにも特別な表情を見せる。 そう、ここがポイント。世の男性綾波レイにキュンとくるのは「自分だけにする特別な表情」なのだ。綾波レイのように、無口で無表情なところを真似しても決してモテるわけではない。これはむしろマイナスなのだ。女子は表情豊な方がいい。確かに無口でミステリアス、自分の自由にできそうなところが好きと言う男性ファンも多いが、現実の女子たちの多くは話し好きが多い。そのため、持ち前のキャラの中で男性をドキッとさせるには、相手の為だけにすることが必要なのだ。例えば、いつもはすごくキャッキャ騒いでいるのに、彼だけの前は「少ししおらしいところを見せる」や、いつも強気なのに彼だけの前は「甘えん坊を見せる」という彼にしか見せないギャップが必要なのだ。男性が見ているのは自分に特別な姿を見せてくれるか。気になる人に対する態度を今考えてみてほしい。(くらたに ゆきこ)
2012年01月29日先日、自分も含め村上春樹ファン同士で飲んでいるとき、「村上作品にでてくる主人公の男って、モテるよね」という話になりました。確かに、主人公はクールで理知的なうえにユーモアもあって、女性にモテてている印象が強いです。という訳で、今回は恐れ多くもノーベル文学賞の有力候補でもある世界的な大作家の小説作品を参考に、「女性をクールに口説く方法」を考えてみました。■相手の頭にクエスチョンマークを点灯させる「君が大好きだよ、ミドリ」「どれくらい好き?」「春の熊くらい好きだよ」(「ノルウェイの森」下巻172ページ/講談社文庫)まずは、映画が公開されたことでも話題の「ノルウェイの森」から。ヒロインの一人であるミドリにせがまれて主人公が言った言葉ですが、意味を簡単に要約すると「春の野原で可愛い子熊と出会い、その子熊と抱き合いながら丘をころころ転がって遊ぶくらい君のことが好き」ということらしいです。……どうでしょうか?モテそうでしょうか?これを実際の女子に言ったとしたら、頭に「クエスチョンマーク」が点灯してしまいそうです。でも、そこはやはり突拍子のないことがたくさん起こる村上作品。なんと、ミドリは「すごく素敵」と感動してしまうのでした。若い男女の心が通い合う、すてきなシーンですね。ちなみに、このせりふの前に主人公は「山が崩れて海が干上がるくらい可愛い」と言いますが、ミドリは「もっと素敵なこと言って」と、ややご不満な様子でした。もしかしたら過剰な例えを使うより、相手の頭に「クエスチョンマーク」を浮かばせる方が大切なのかもしれません。よし!さっそく明日から試してみよう!!……って、違うかな?■細かいほめ言葉をはさみ込む「君は可愛いし魅力的だし、足だって長いし頭だっていい。海老の皮だって上手くむける。きっと上手くいくさ。」(「1973年のピンボール」104ページ/講談文庫)次は、細かいほめ言葉をはさみ込むパターン。前半部分で相手を乗せといて、「海老の皮」でガクッと落とす。そして落としたところを「上手くむける」、「上手くいくさ」という軽快な韻を踏んで不意打ちし、いつの間にか励ましているという高等テクニックです。クール!おそらく、世界中のどこを探しても、「海老の皮のむき方」をほめる男性は少ないと思います。私は女性が髪を切ったのすら気づかないダメな男なので見習わなければいけません。ちょうど私の知り合いに「コーラを飲むのが速い」女性がいるので、今度、ほめ言葉に挟み込んでみようと思います。結果はどうなっても報告いたしません。皆さまのご想像にお任せします。■細かいことを言わずに、とにかくゴリ押し!「細かいことは今はとても説明できそうにない。でも僕を信用してほしい。僕は君を求めているし、それは僕にとってとても大事なことなんだ。そして君にとっても大事なことなんだ。嘘じゃないよ」(「ダンス・ダンス・ダンス」下巻338ページ/講談社文庫)「いやいやいや、細かくほめるってさっき言ってたけど」と突っ込んだ方は鋭い!のですが、村上作品では「細かいこと」は往々にして省かれます。実はこの場面、かなり"大人"で過激なシーン。それでも、主人公は「決まってるんだ。決まっていることを僕はこねくりまわしたくないんだ」と押し続けます。(続きは小説で確認してください)クールとは対極にありそうな口説き文句ですが、普段は積極的になれない「草食系男子」には学ぶところもありそうですね。ただ、このままのせりふで自分の気持ちを伝えたらほとんどの場合が引かれてしまうと思いますので、あくまで相手の気持ちを尊重して、肉食系になるときは肉食系になるというメリハリが必要なのかもしれません。今回は前後の文脈を詳しく説明せずにせりふを引用したので、内容に関しては実際に小説を読んでみてください。どれも名シーンばかりです。ただ、村上作品の主人公がモテるからといって、村上作品のファンが全員モテるわけではないのであしからず。どうでもいいことですが、村上作品の大ファンの僕は、まったくモテません。(宮崎智之/プレスラボ)【関連リンク】【コラム】アナタが思い出に残っている「口説き文句」を聞かせて!【コラム】カフェ店員が聞いた!お客さんの“口説き文句”の数々!【コラム】いつの間にか女性を落としているモテ男の必殺口説き術公開!
2011年02月20日キム兄こと木村祐一の監督第2作『ワラライフ!!』の初日舞台挨拶が1月29日(土)、東京・シネマート新宿で行われ、木村監督をはじめ、お笑いコンビ「しずる」の村上純、吉川晃司、鈴木杏樹、田畑智子が登壇した。本作で映画初出演、そして初主演を飾った村上さんは「こんにちは。俳優の村上です」とすっかり俳優気分で挨拶。「共演者やスタッフ、ご覧いただくみなさん全員の作品。スクリーンをなめ回すように隅々まで観ていただければ。帰り道にいろんなワラライフを見つけてください」と多くのファンが詰め掛けた客席にメッセージを贈った。一方、木村監督は村上さんを含めて、出演陣の起用理由を「透明感」と説明。「スクリーンに映し出される姿に、観客のみなさんが共感したり、自分と置き換えることができる人にお願いしたかった」とキャスティングのこだわりを語った。これには村上さんも大いに頷き「透明感があるんだと思います」と自画自賛。撮影前に木村監督から「ごくごく普通のどこにでもいるような男を演じてほしい。村上だったらできる」と言われたことには、「芸人としてクセがないってことかと悩んだ」そうだが、「個性がない個性ということで、個性が出せるんじゃないかと…結果として透明感があります」とまんざらでもない様子だった。父親役の吉川さんは「そういう歳になったのかな…」としみじみ。家族で海水浴に行くシーンは、真冬に撮影したといい「みんな半袖で頑張っていたが、ふと監督を見るとフワフワのダウンジャケットを着ていて(笑)」と恨み節で、木村監督も「本当のこと言うと、お客さんが冷めますやん」とタジタジだった。鈴木さんは「吉川さんとご一緒するのは久しぶり。夫婦役は照れくさかったが、この機会をくださった木村監督に感謝したい」、田畑さんは「まるで実家に戻ったような感覚」とアットホームな現場をふり返った。舞台挨拶には、本作に出演する板尾創路も登壇し「本当に多才な男」と木村監督を絶賛していた。木村監督は「4回目の干支を迎えて、自分や家族のことをしんみり思い出す年頃になった。(公開日の)1月29日を家族の日に制定させていただき、家族と食事したり、実家に電話をかけたりしてもらえれば」。出演者で現在、出産間近の香椎由宇から「出席できず残念」とメールが届いたと報告した。親の引越しのため、久しぶりに実家に帰った修一(村上さん)は生家から荷物が運び出される様子を眺めながら、強い父(吉川さん)、忘れっぽい母(鈴木さん)、ませた姉(田畑さん)といった個性溢れる家族との笑いに満ちていた“ワラライフ”な日々を思い起こす…。監督の実体験を“隠し味”に、小さな幸せが何倍にも大きくなる日常の瞬間を細やかに描写する、味わい深いヒューマンドラマ。『ワラライフ!!』はシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。■関連作品:ワラライフ!! 2011年1月29日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2010年「ワラライフ!!」製作委員会■関連記事:キム兄、特製「ワラライフ!!シチュー」を先着50名に無料でふるまう吉川晃司&木村祐一来場!『ワラライフ!!』新社会人特別試写会に10組20名様ご招待。
2011年01月29日村上春樹の短編小説を映画化した『神の子どもたちはみな踊る』の予告編が到着!美しく彩られたその世界観が明らかになった。村上さんが阪神淡路大震災をモチーフに2000年に発表した短編作品を原作に、舞台をアメリカ・ロサンゼルスに移して描かれる本作。宗教活動に情熱を注ぐ美しい母・イヴリンに“神の子”として育てられた主人公のケンゴ。大人になった彼がある日、偶然見かけた“父親”と思しき耳の欠けた男を追いかけたことから思わぬ体験をすることになる。少年時代のケンゴは神の子として“父”に、野球の試合で外野フライが捕れるようにと必死でお祈りするが、一向に彼の願いが叶えられる気配はない。失望し、やがて信仰を捨てる決意をするケンゴだが、どこかで虚しさを抱え、恋人からの求婚にも応えられない。ケンゴを演じているのは、ニューヨークで舞台俳優として活躍するジェイソン・リュウ。ちなみに彼は、脚本家としての顔も持っており、ガス・ヴァン・サントが監督を務め、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカに加え、日本から加瀬亮が参加することでも話題を呼んでいる『レストレス』(原題)の脚本を手がけている。また、ケンゴの恋人・サンドラを、ドイツの名女優ナスターシャ・キンスキーの娘でヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『SOMEWHERE』(原題)にも出演しているソニア・キンスキーが演じており、劇中、大胆なヌードシーンに挑戦していることも話題を呼んでいる。今回到着した予告編でもソニアはその美しい肉体を披露!タイトルの通り、夜のグラウンドでひとり踊るケンゴは何を思い、何を見つけたのか――?まずは予告編をチェック!『神の子どもたちはみな踊る』は10月30日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:SOMEWHERE (原題) 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC 神の子どもたちはみな踊る 2010年10月30日よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開© 2008 Kimmel Distribution, LLC.レストレス (原題) 2011年公開■関連記事:今年は村上春樹イヤー?「パン屋再襲撃」がキルステン・ダンスト出演で映画化!金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』ポスタービジュアル解禁!『ノルウェイの森』に強敵出現ソフィア・コッポラ新作に喝采!現地紙は最高点村上春樹原作の“逆輸入”短編映画でナスターシャ・キンスキーの娘がヌード披露
2010年10月01日