(Photo by Flickr)2016年、8月21日に行われたリオ五輪、閉会式。 椎名林檎監修、安倍マリオがみなさんの記憶にまだ新しいだろう… 激動の16日間も終幕を告げ、ブラジルから次回の主催国である日本にバトンはタッチされた。 東日本大震災の復興がままならないままの決行が決定された、56年ぶりとなる東京五輪。 納得のいかない人もいるとは思うが、決まってしまったからには日本の良さを世界に伝えたい! そこで、オリンピック史上どの国にもできなかった、日本だからこそできる、“ある案”が出されている。 それはなんと、「100%リサイクルの金メダル」。 (Photo by CNBC)福岡県北九州市でリサイクル事業を手掛ける株式会社アステック入江がすでに、100%リサイクルの金から作ったメダルを9個試作したそうだ。 原料はパソコンや携帯電話などの電子基板。 アステック入江は、銅やニッケルなど金以外の金属を端末から分解させる濾過装置を開発したのだ。 メダルに必要とされる金の量は合計9.6kg。 それは、デスクトップパソコンでは7万4,000台、携帯電話では32万台分の電子基板に相当する。 日本には廃家電が大量に存在しており、「都市鉱山」と呼ばれる程、再利用可能な資源が眠っている。 「100%リサイクル金メダル」を実現することで、日本の技術の証明、そして環境や資源を大切にする日本の姿勢が世界に伝われば、それに越したことはない。 (Photo by Flickr)日本はリサイクル率は世界トップクラス! 下図を見ても分かる通り2014年の時点で、日本のリサイクル率は欧州の約2倍、なんと米国の約4倍だった。(Photo by PETボトルリサイクル推進協議会)責任感が強く、モラルの高い日本人の気質がこの数字から伺える。 しかし、実はゴミ焼却場数も世界トップクラス… これは、リサイクルはするが、消費スタイルは変えなかった結果だ。 そんな日本でも3Rは世間一般となったが、今後は4Rを新しい常識として定着させるべきだ。 「リデュース」「リユース」「リサイクル」にプラスして、「リフューズ」。(Photo by mind42)「リフューズ」とは「断る」こと。 必要のないビニール袋や包装紙の消費を止める姿勢だ。 まだ浸透こそしていないが、真面目な日本人だからこそ、慣れてしまえば、「4R」の定着も早いだろう。 2020年のオリンピックで、「100%リサイクルの金メダル」に加え、4Rを常識にし、意識の高い日本人の姿を、世界に見せようではないか。 via. Lovely + Lovely, The Page, Naver この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!【燃えるゴミ、高価買取します】ゴミが世界的に価値ある商品になるワケ 週に2回の「燃えるゴミ」の日。「燃えないゴミ」は2週間に1度。「資源ゴミ」は毎週末。自治体ごとに少しずつ差はあるが、日本の家庭で排出されたゴミはそのようにし... ーBe inspired!
2016年08月24日日本人もびっくりした、リオデジャネイロオリンピックの閉会式に現れた安倍首相扮する「安倍マリオ」。ハローキティ、キャプテン翼、ドラえもん、パックマン、そしてマリオ、と日本が誇る名キャラクターの出演と粋な演出で行われた見事な「東京」のプレゼンテーションが、国内のみならず海外でもおおむね好評。2020年に開催される東京オリンピックへの期待が膨らんだようだ。海外のさまざまなメディアでも「安倍マリオ」は大きく取り上げられ、「Forbes」は「ゲームやアニメが意味のある文化の1つとして扱われている点が興味深い」とし、「The New York Times」では日本人の絶賛ツイートを英訳して紹介、任天堂の株価が3パーセント上昇したと報道している。しかし英「The Guardian」紙は「なぜ(選手ではなく)首相の安倍がリオでマリオに?」とのタイトルで「安倍マリオ」を分析し、「日本は変な国だ」と表現。最後に「『2020年に東京で行われるスーパーマリオリンピックが楽しみ!』と言いましょう」、「『あぁよかった君が来てくれて。トイレが詰まって水があふれちゃってさ~』とは言わないで」と、配管工のマリオと安倍首相を皮肉る記事を投稿した。注目を浴びた東京のプレゼンテーションのほか、開会式ではスーパーモデルのジゼル・ブンチェンがキャットウォークを披露したが、閉会式ではモデルのイザベル・グラールが煌びやかなサンバの衣装で登場。多くのダンサーたちと会場を盛り上げ魅了した。(Hiromi Kaku)
2016年08月23日昨日、リオオリンピックのアーチェリー男子団体戦で銀メダルを獲得したブレイディ・エリソン選手がレオナルド・ディカプリオにそっくりだとして話題になった。今度はイギリスのキャサリン妃にそっくりさんだと注目を浴びている選手がいるという。それはフランス出身の自転車競技のポーリーヌ・フェラン=プレヴォ選手。ポーリーヌ選手はキャサリン妃よりも10歳若い24歳で、髪の色はキャサリン妃のブルネットとは違う茶色がかったブロンドではあるが、髪をまとめてしまうと瓜二つ。顔の骨格やえくぼ、笑顔を見せたときの目元、口元がドッペルゲンガー級のそっくり具合。キャサリン妃はその美しさや抜群のファッションセンスでたびたびメディアに取り上げられているが、ポーリーヌ選手も自転車競技界で脚光を浴びている優秀な選手なのだそう。「ET online」によれば、ポーリーヌ選手は23歳の時に、ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの世界選手権でそれぞれ優勝し、1年で三冠を達成するという自転車競技界史上初の快挙を成し遂げた。4年前のロンドンオリンピックではクロスカントリーで26位という結果ではあったが、着実に実力を伸ばし、今年はメダル獲得に期待がかかる。キャサリン妃にそっくりなポーリーヌ選手を応援したい。(Hiromi Kaku)
2016年08月10日オリンピック開催中のリオデジャネイロをエディ・レッドメイン夫妻が訪問、ビーチバレーなどの競技を観戦した。エディはスイスの高級時計メーカー「オメガ(OMEGA)」のブランド・アンバサダーを務めていて、同社が6日(現地時間)に現地で開催した「オメガ・ハウス」のオープニング・パーティに出席。その後、妻のハンナさんと一緒にオリンピックの試合観戦にも出かけ、ビーチバレーのアメリカ対チュニジア戦、競泳を観戦した。エディは白のTシャツにネイビーの短パンにキャップというラフなスタイルで、一般観客の中にとけ込んでいた。ハンナさんは6月に第1子の女の子、アイリス・メアリーちゃんを出産したばかり。愛娘の誕生後、夫妻が公の場に姿を見せたのは今回が初めてだった。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月09日現在開催されているリオデジャネイロオリンピックの会場であるブラジルは、日本から見て地球の裏側にある国です。そのため、今回のオリンピックの試合は夜中から早朝にかけて実況中継されるものが多くあります。これを見るために遅くまで起きていて、睡眠時間が短くなってしまっている方も多いのではないでしょうか。実はそうした生活は「睡眠相後退症候群」という睡眠障害を発症する誘因のひとつになるかもしれないんです。睡眠相後退症候群ってどんな病気?睡眠相後退症候群とは、簡単に言えば、毎日少しずつ睡眠時間帯が遅いほうへとズレていってしまい「夜更かしの朝寝坊」をしやすくなる睡眠障害のことです。連休中に少しずつ就寝時間と起床時間が遅くなって、連休明けの初日に起きるのが辛くなった経験は誰もがあるのではないかと思いますが、そこから元の生活に戻れなくなってしまうのが、睡眠相後退症候群の症状です。睡眠相後退症候群になった人が無理矢理早起きをすると、頭痛や食欲不振、抑うつ状態といった症状が現れることもあります。深夜の時間帯の中継が多い今回のリオデジャネイロオリンピックは、まさに睡眠相後退症候群になりやすい時期といえるのです。睡眠相後退症候群を改善する3つの方法睡眠相後退症候群を改善するには、遅れてしまった体内時計のリズムを元に戻すことが大事です。体内時計のリズムを調整する方法としては、たとえば以下のようなものがあります。・時間療法入眠時刻をさらに遅くし、それに合わせて、睡眠時間帯も一緒に同じ方向にずらしていく方法です。たとえば7時間睡眠の人が睡眠相後退症候群によって、毎日深夜3時~朝10時の時間帯に寝るようになってしまった場合は、次の日は6時~13時まで、その次の日は朝9時~16時までというように睡眠時間帯ごとずらしていき、理想的な就寝・起床時間になったところでそれを固定化します。ただしこの方法は時間の融通が利く人しか実行できない上に、一般人が自己流でやるのは危険だといわれているので、あまりオススメはできません。・メラトニン療法「睡眠ホルモン」であるメラトニンを、サプリメントという形で摂取して、眠くなるタイミングを早くする方法です。睡眠相後退症候群の人は、通常の人よりもメラトニンが分泌されるタイミングが遅くなっているので、それを改善させようとするものです。ただしメラトニンは日本国内では売られておらず、さらに摂取量や摂取方法を間違えると逆効果になってしまう場合もあります。メラトニン療法は、安易に自己流で行わない方がよいでしょう。・高照度光療法人工照明器具を使って強い光を体に浴びせ、体内時計を調整する方法です。人間の体は強い光を浴びたときに「起きた」と判断し、その十数時間後に自然と眠くなるようにできています。ですから、理想の就寝時間から逆算した時間に強い光を浴びることで、眠くなるタイミングを調整できます。高照度光療法の照明器具は、専門機関で貸し出されていることもありますが、強い光を発するものであれば、市販の照明器具でも十分代用できます。ただ、わざわざ器具を用意しなくても、太陽光を浴びれば体内時計を調整できるので、基本的には「起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びる」ということを習慣づけるようにしましょう。夜更かしをしないことが一番大事このような方法を実行しなくても、少しずつ睡眠時間帯を元に戻すことはできますが、体内時計が元に戻るまでは、朝早く起きるのが辛いかと思います。睡眠相後退症候群にならないためには、何よりも夜更かしを避けることが大事です。我慢できないスポーツ好きな方もいるかとは思いますが、体のことを考えるなら夜遅くに放送される試合は録画して、翌日観るようにしましょう。photo by ON SUMMER BREAK
2016年08月07日10月7日(金)に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される「オリンピックコンサート2016」のゲストアーティストが発表された。【チケット情報はこちら】オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が主催し、1997年からスタート。オリンピックの競技映像と壮大なシンフォニーオーケストラが共演し、毎年人気を博している。今年は4年に1度のオリンピックイヤーであり、「オリンピックコンサート2016」も明日8月5日(金)に開幕するリオデジャネイロ大会にフォーカス。最高に熱く輝く夏を、感動の映像と壮大なシンフォニーオーケストラの共演によってふり返る。今回、ゲストアーティストとして発表となったのは元・宝塚歌劇団花組トップスターで退団後も女優として活躍する蘭寿とむと、日本の演劇・ミュージカル界を第一線で牽引し続ける橋本さとし、石井一孝、岸祐二ら3人によるスペシャルユニットMon STARS。“Musical Dream!”と題して、世界の名作ミュージカルの中から、希望、勇気、絆、夢といったテーマに通じる名曲の数々を、100名近くの大編成オーケストラをバックに、アスリートへのエールとして披露する。公演にはリオデジャネイロオリンピック出場アスリートたちも来場し、オリンピックについてアスリート自身の言葉でそのあふれる想いを語るコーナーも予定。スポーツ、音楽、演劇やミュージカルといった、フィールドは違えども人々に夢と感動を与え続けてきたトップランナーたちが集結し、オリンピックの感動を共有する特別な一夜となる。チケットは発売中。
2016年08月04日最近ではスポーツの世界でも「睡眠の重要性」が注目されています。もうすぐリオデジャネイロオリンピックが開催されますが、実はオリンピックの出場選手が宿泊する選手村は、睡眠環境があまり良くないそうです。では、選手団は睡眠環境を良くするためにどのような取り組みをしているのでしょうか?今回は、オリンピックと睡眠環境の関係性についてお話しします。オリンピックの選手村は睡眠環境が悪い!?元プロテニスプレイヤーで、リオデジャネイロオリンピック日本代表選手団の応援団長も務める松岡修造さんが、今年6月に行われた寝具メーカー「エアウィーヴ」のイベントに出演した際に、このようなコメントを残していました。「選手村ほど、選手にとって環境の悪いところはありません。睡眠を取れず、集中もできない。ベッドの状態もそうです。そんな中で、どれだけ自分でいい環境を作れるかが大事」オリンピックは世界が注目する国際的な大イベントですから、さぞかし選手には良い環境が整えられているのだろうと思っていたら、実際はそんなことはないようです。なんでも松岡さんは自身が出場したソウルオリンピックのときには、背が高いこともあってか、選手村ではベッドから足をはみ出しながら寝ていたそうなのです。もちろん開催国によって選手村も変わるわけですが、睡眠環境としてはむしろ普通のホテルよりもずっと悪いといえそうです。寝具メーカーが日本選手団をサポートスポーツの試合に勝つためには、日々の練習やその日の精神状態だけでなく、睡眠環境もとても重要です。そのため近年のオリンピックでは、日本選手団を寝具メーカーが睡眠環境の面からサポートするようになってきました。たとえば2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、寝具メーカーの「東京西川」が日本レスリング協会とスポンサー契約を結び、アスリートのために開発した専用のマットレスを提供しました。またベッドメーカーの「パラマウントベッド」は、2011年から「トビウオジャパン」の愛称で親しまれている競泳日本代表のオフィシャルスポンサーとなり、製品の提供や選手に対しての睡眠指導を行っています。そして今年開催されるリオデジャネイロオリンピックと2020年に開催される東京オリンピックでは、「エアウィーヴ」がオフィシャル寝具パートナーとして、日本代表選手団に特別仕様の製品を提供することが決まっています。今やオリンピックはスポーツ選手や開催都市だけでなく、寝具メーカーにとっても4年に一度の大きなイベントであるといえそうです。オリンピック期間中は睡眠不足にご注意をオリンピックに出場する選手たちには、なるべく現地でも質の良い睡眠を取ってほしいところですが、今年の開催地であるリオデジャネイロは、日本と昼夜が逆転しています。そのため、日本でテレビ観戦する私たちも睡眠不足には注意が必要です。今回のオリンピックで生中継される試合の中には、深夜~早朝にかけての時間帯に放送されるものが多くあります。常盤薬品工業が運営する「眠眠打破委員会」のオリンピック観戦に関する調査によると、回答者の約9割もの人が「自宅のテレビで実況中継を見る」と答えたのだとか。どうやらリオデジャネイロオリンピックの開催期間中は、全国的に睡眠不足の人が多くなることが予想されそうです。photo by akiwitz
2016年08月03日元プロテニスプレーヤーの松岡修造が、テレビ朝日系の「リオオリンピック」メインキャスターに就任することが2日、明らかになった。7回目の五輪メインキャスターとなる松岡は「今日から君はリオオリンピックだ!という番組にしたいですね」と意気込みを語っている。「遠く離れたリオデジャネイロで頑張っている選手たちの思いを、いかにして日本の視聴者の方々に伝えるか。番組をやらせていただく僕にとっての一番大事な役割だと思っています」と、いきなり止まらない松岡。競泳については「やっぱり自由型だ!という思いが強いんです」といい、特に池江璃花子ら若手選手への期待を「太陽みたいな存在なんです」と独特の表現で力説する。また、レスリングの吉田沙保里選手や、体操の内村航平選手への取材で"熱さ"を感じたと言い、後輩・錦織圭選手については「グランドスラムよりも先にオリンピックで金メダルを獲る可能性だってあると思いますよ」と予告した。そんな松岡に加え、元競泳日本代表の寺川綾が、フィールドレポーターを務めることも決定。選手としてではない五輪を見るのは初めてで「どういう心境になるかは分からない」というが、「間違いなく、修造さんと熱くなると想像できます」と、こちらも気合十分だ。寺川は、「世界水泳」でも一緒だった松岡とは、盛り上がった時のテンションが似ていると自覚しており、リオでも「自分なりに何も飾らず、自然な状態でできるのかな」とイメージ。松岡は「決められたコメントを言うのではなく、目の前で起きたことを感じて話せる人。それが彼女の一番の武器だと感じました」と評価している。
2016年07月02日アシックス(ASICS)から、東京2020オリンピック競技大会とパラリンピック競技大会の公式Tシャツが登場。2016年5月26日(木)から、2,020枚限定でアシックスストア各店にて発売される。新大会エンブレム決定を記念して、白地のTシャツの胸部にはエンブレムが。その下には五輪のマーク、肩にはアシックスのロゴがデザインされている。また、アシックスは「東京2020ゴールドパートナー」として、日本代表選手団が着用する公式スポーツウェアやシューズなどの提供を行う。【商品詳細】東京2020オリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ東京2020パラリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ発売日:2016年5月26日(木)価格:各4,500円+税 カラー:ホワイトサイズ:S、M、L、XL素材:ポリエステル100%取り扱い店舗:アシックスストア各店
2016年05月28日オリンピック種目に大推薦したい、注目競技「パルクール」。そのダイナミックで華麗なパフォーマンスでみごと北米王者に輝いた美男子、ZEN選手をご紹介します!***建物の上から身を翻して宙返りし、地面に着地すると同時に柵を飛び越えて走り去っていく…。忍者?CG!?と目を疑う驚異的なパフォーマンスが次々と繰り出される競技、パルクール。発祥はフランスだけれど、世界に名を知られるパフォーマーが日本にいる。それがZENさんだ。小柄で筋肉質、そして端正な風貌。昨年のパルクール北米大会で弱冠22歳で優勝を果たしたスーパーアスリートは、静かな佇まいのイケメンさん。「よくエクストリームなイメージを持たれるのですが、パルクールは、身近な環境を移動する中で体を鍛えるトレーニング。命がけの無謀な遊びではなく、武道にも通じる、心身の鍛錬法なんです」体はもちろん、メンタルも?「例えば実際に塀から塀に跳ぶ力があっても、怖いと思って足がすくむと、跳び移れなくなります。そこを、今まで積み重ねてきたトレーニングや得てきた知識によって、どう動けばいいのか冷静に判断し、成功させる。精神と肉体の誤差をなくすことが、パルクールが本来目指すものなんです」そんな哲学的ともいえるこのスポーツにZENさんが出合ったのは、中学3年生のとき。海外で撮影されたビデオを見て、「あまりの格好よさに衝撃を受け、すぐにのめりこんだ」そう。けれど、「当時は帰宅部で、バック転どころか、でんぐり返しも微妙で」。いろいろな映像を繰り返し見ては動きを学び、公園などで練習。半年後、高校1年生の夏休みを使って、最初に目にしたビデオの制作者に会いに、LAを訪れた。その後デンマークでも修業して帰国。パルクールの国際大会などで優勝し、活動の場を広げていく。「日本人にはできない、と当初思われていたのが悔しくて。それを変えたい一心でした」CMなどにも起用され、徐々に国内でも知られてきたけれど、「競技自体の知名度はまだまだ。仮にオリンピックの正式種目になれば、一気に有名になるはず。それにはまず、自分が世界大会で優勝することが大事です」常にパルクールのことを考えているというZENさん。多いときは10時間以上練習するとか。「でも、仲間とワイワイ騒ぎながらなので、練習というより遊びに近い。小学生男子って、なぜか塀をよじ登ったり、縁石から落ちないように走ったりするでしょう?あの感覚の延長です(笑)」その楽しさを多くの人に知ってほしいと、いつか子どもや女性、年配者も楽しめるようなパークを作るのが夢だそう。「海外では普通にあるんですよ」では最後にお約束のクエスチョン、好きな女性のタイプは?「可愛げがあり、芯もある。そんな年上の女性に惹かれます」お姉様方にはたまらないひと言に、さらにファンが増えそうなZENさん。パフォーマンス中の姿を、ぜひ動画サイトで!!◇ぜん15歳で競技を始め、アメリカと北欧で修業。昨年カナダで開かれたパルクール北大会で優勝。パルクールパフォーマーとしてCMやミュージックビデオ、舞台などで幅広く活躍中。衣装協力・24karats※『anan』2016年3月16日号より。写真・水島大介(D-CORD)取材、文・新田草子
2016年03月15日「東京一極集中は悪であり、地方との格差をなんとしても是正すべきだ」という意見は、日本人のなかに強く根を張っています。けれども、「本当にそれだけでいいのだろうか」と疑問を投げかけるのは、『東京一極集中が日本を救う』(市川宏雄著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者。数十年の歳月を都市政策研究に捧げ、第一線の海外の研究者と議論を重ねてきた専門家だそうです。そしてそんな立場から、誰も口にしたがらないことを明らかにする責任を感じているのだとか。資源を持たず、少子高齢化で労働力さえ失われつつある日本が今後も国際競争を勝ち抜いていくには、ヒト・モノ・カネを東京に集中するしかないということ。地方にまわすお金が枯渇しつつあるいま、東京が世界的に競争力のある都市になり、率先して稼いでいかなければ、地方にとっても得はなくて当然。東京が沈めば、地方が沈み、日本が沈んでしまうというわけです。だとすれば、すぐに思い浮かぶのが、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの経済効果です。このことについて、著者はどう考えているのでしょうか?■2020年の五輪は「成熟型」2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックと1964年大会とは、どのような違いがあるのでしょうか?この問いについて、著者は「進化」を指摘しています。決定的に異なるのは、東京がかつてのような発展途上都市ではなく、前回大会から56年の歳月を経た結果、都市機能が高度に整備された「成熟都市」へと成長しているということ。東京はすでに、ロンドン、ニューヨーク、パリに型を並べ得る国際都市へと発展を遂げているということです。注目すべきは、東京オリンピック招致委員会が「都市の中心で開催するコンパクトな大会」というコンセプトを掲げたこと。前回大会では急激な投資を行ったため経済的な反動が見られましたが、今回は違います。前回の反省を踏まえ、既存の施設を使い、施設を集中させ、設備費用がかからない「世界一コンパクトな大会」を打ち出したのです。ですからこれが成功すれば、すでにインフラや競技施設が整備されている都市だからこそ可能な、コスト・時間・エネルギー・環境負荷を抑えた新しいオリンピックの形を世界に提示できることになるわけです。■五輪の莫大な「経済波及効果」そして、そんな二度目の五輪が東京にもたらすプラスの効果として真っ先に挙げられるのは、当然のことながら経済効果です。東京都の試算による東京五輪の経済波及効果は約3兆円。東京都は五輪の当事者なので、そう考えるとこの額はきわめて控え目だともいえます。しかしこれは、おそらく五輪に直接関係したお金の動きだけを追っているからだろうと著者。しかし東京オリンピック、パラリンピックの経済効果は、施設整備費や大会運営費などの直接支出だけでなく、もっと広範囲に及ぶはず。ちなみに東京都はオリンピック、パラリンピックに直接関連するものに範囲を限定した形で、正しくはその経済波及効果を2兆9,609億円と試算したそうです。また、森記念財団都市戦略研究所は、東京都の試算とかぶらない形で、補完的にオリンピック効果を多角的に想定したのだといいます。その内訳は次のとおり。・在日外国人の増加(消費拡大)生産誘発額3,356億円・宿泊施設の建設増加(建築投資額増大)生産誘発額1兆308億円・基盤整備事業の前倒し(基盤整備事業投資額の拡大)生産誘発額1兆2,591億円・新規雇用の増加延べ106万人増生産誘発額2兆7,988億円・オフィス等の都市開発の前倒し生産誘発額1兆1,837億円・外国企業の進出生産誘発額2兆2,792億円・ドリーム効果(高揚感がもたらす支出増大)生産誘発額7兆5,042億円計:16兆3,913億円の生産誘発額■日本の経済成長率がアップするしたがって、オリンピック、パラリンピック全体の経済波及効果を見るには、両者を足せばいいということになります。その結果、2兆9,609億円+16兆3,913億円=19兆3,522億円ということになります。これらの粗付加価値誘発額は合計で9兆7,346億円になり、1年あたりで計算すると1兆3,907億円。この数値は、2014年度の実質GDP525兆8,664億円のおよそ0.26%。つまり2020年のオリンピック、パラリンピック開催は、日本の経済成長率を0.26%程度押し上げてくれるというのです。GDPを0.26%も上昇させることは、政府がどれだけ優れた政策を用いたとしても容易なことではありません。つまり、この効果は非常に大きいということになります。*ここで取り上げた五輪問題のみならず、本書では様々な角度から東京一極集中がもたらすものの影響の大きさを説いています。今後の日本のあり方を見極めるためにも、ぜひ読んでおきたい内容だといえるでしょう。(文/印南敦史)【参考】※市川宏雄(2015)『東京一極集中が日本を救う』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016年02月04日2020年に実施される「ロボットオリンピック」について、具体的な検討を行う実行委員会と諮問会議が発足、2月2日に、第1回目の諮問会議が開催された。今回は競技分野について選定が行われており、実行委員会からは「B2B分野」「B2C分野」「インフラ・災害対応・建設」の3分野を対象とする案が提出された。ロボットオリンピックは、2015年2月に策定された「ロボット新戦略」の中で、実施が決まったもの。東京オリンピックと同じ2020年に本大会、2018年にプレ大会を開催することがすでに決定していたが、具体的な開催形式や競技種目については、2016年までに決めることになっていた。実行委員会(委員長:佐藤知正・東京大学名誉教授)と諮問会議(委員長:金出武雄・カーネギーメロン大学教授)は2015年12月25日に発足。実行委員会は2016年1月29日に1回目の会合があり、今後、毎月開催する。一方、諮問会議は7~8月頃に第2回、11月頃に第3回を開催。競技ルール、開催場所、開催時期など詳細を年内に決定する予定だ。予算規模も含め、具体的なところは今後検討していくとのことで、現時点では「ほとんど何も決まっていない」という印象だが、競技分野として、以下の3分野を選定したことが今回明らかになった部分だ。○1. B2B中心の分野製造業、農林水産業、食品産業などが対象。大雑把にいうと、産業用ロボットによる競技となるようだ。類似した競技会としては、米Amazon.comの「Amazon Picking Challenge」(APC)が参考になるかもしれない。○2. B2C中心の分野サービス、介護・医療などが対象。この分野では、接客/案内ロボット、介護ロボット、生活支援ロボットなどが考えられる。既存の競技会では、「RoboCup @Home」に近い内容があるかもしれない。○3. インフラ・災害対応・建設橋やトンネルなどのインフラ点検、原発などのプラント点検、災害発生時の被災者発見などが対象になるだろう。同様の競技会としては、「DARPA Robotics Challenge」や「RoboCup Rescue」などがある。諮問会議は非公開であるが、実行委員である安田篤・経済産業省製造産業局ロボット政策室長によれば、諮問会議の委員からは、おおむね賛同が得られたという。今後、より具体的な内容を詰めていくことになるが、国際性の確保、教育とのリンクなどに配慮するよう、委員から注文があったそうだ。ところで、東京オリンピックの開催にタイミングを合わせた競技会であるものの、「RoboCup Soccer」のように、スポーツをベースにした競技は考えていないとのこと。「ロボットオリンピック」という名前が一人歩きした感があるが、競技会の正式名称も今後決めていく。なお競技会の名称について、ロボット新戦略の中では「ロボットオリンピック(仮称)」と表記されていたが、現在、組織としてその名前は使っておらず、単に「ロボット国際競技大会」と呼ばれている。商標の関係で、「オリンピック」という名前を使わない可能性もあるそうだ。また当初のロボットオリンピックという名称から、ヒューマノイドロボットによる競技をイメージした人も多いだろうが、参加ロボットの形も、競技種目やルールを検討する過程で決まることになるだろう。ヒューマノイド限定の種目も中にはあるかもしれないが、社会実装の側面が強いため、多くの種目は非人間型になるのではないだろうか。ただ、そうすると東京オリンピックと同じ2020年に開催する意味があまり見えてこない。安田室長は「世界から注目される年。ロボットが何をやれるのか発信する機会として一番いい」と説明するが、意義としては少し弱く感じる。利活用が中心とは言え、注目されるためには、盛り上げ方も工夫していく必要があるだろう。こういった競技会は、ロボットの研究開発を促進するには有効なツールである。しかし、それには継続していくことが何より重要。新競技会も継続していく方向ではあるものの、もし1回で終わるようなことになれば、既存の競技会を混乱させるだけになりかねない。実行委員会には、2020年以降もしっかり見据えた議論を期待したいところだ。
2016年02月04日スイスの時計ブランド「オメガ」は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式時計を担当する。それを記念した機械式の腕時計「オリンピック オフィシャル タイムキーパー クロノグラフ」が登場。3モデルをラインナップし、188本ずつの世界限定モデルとなる。税別価格は、18Kホワイトゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.001)が174万円、18Kイエローゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.002)が163万円、18Kピンクゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.003)が163万円。今回の限定モデルは、オメガが初めてオリンピックの時計を担当した1932年ロサンゼルス大会のクロノグラフをイメージして作られた。ケースの色は、オリンピックの金メダル(イエローゴールドケース)、銀メダル(ホワイトゴールドケース)、銅メダル(ピンクゴールドケース)をイメージしている。ケースバックには限定番号とともに、オリンピックのロゴを配した。共通の仕様は、ムーブメントが手巻き「Cal.3203」、パワーリザーブが55時間、風防が内側無反射コーティングのサファイアクリスタルガラス、防水性能が30m、ストラップがアリゲーター革など。ダイヤルの3時位置に30分積算計、9時位置にスモールセカンドを装備。ケースサイズは、18Kホワイトゴールドモデルが径38×厚さ11.7mm、18Kイエローゴールドモデルが径39×厚さ11.95mm、18Kピンクゴールドモデルが径39×厚さ11.05mm。
2016年01月22日ネオマーケティングはこのほど、「ゲン担ぎと東京オリンピック」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査は12月7日~8日、全国の20歳の以上の男女1,000名(男女各年代100名)を対象に行なわれた。○2人に1人が「ゲン担ぎ」の経験あり調査ではまずゲン担ぎの経験について質問したところ、「ゲン担ぎをしたことがある」と回答した人は男性57.2%、女性48.2%だった。そこで、知っているゲン担ぎを答えてもらったところ、最も多かった回答は「靴を決まった足から履く」で45.4%。次いで「赤いパンツを履く(36.8%)」「宝くじを冷蔵庫や冷凍庫の中に保管する(14.3%)」と続き、ゲン担ぎをしたことが「ある」人の割合は男性の方が多かったが、知っているゲン担ぎについては、女性の方が多いという結果となった。○最もルーティンが有名なアスリートに「五郎丸選手」次に、「ルーティン(ゲン担ぎや安定したパフォーマンスを発揮するために、同じ行動を必ずすること)を行っていることを知っているアスリート」を答えてもらった結果、2位の「イチロー(50.1%)」選手に12.6ポイントもの大差をつけて、「五郎丸歩(62.7%)」選手が1位となった。○東京五輪のテーマソングは「サザン」か「ドリカム」に次に、東京オリンピックのテーマソングを歌って欲しいアーティストについて尋ねたところ、「サザンオールスターズ(27.7%)」が1位に。「サザンオールスターズ」と答えた人の割合を年代別で見ると、50代が最も多く37.5%、次いで20代で27.5%と続き、以下「60代以上(26.0%)」「30代(24.0%)」「40代(23.5%)」と、全年代から支持を受けていることがわかった。また、2位の「DREAMS COME TRUE(22.4%)」も20代(28.0%)と50代(24.5%)からの支持が高く、「年代問わず幅広い層に人気のあるアーティスト」というのが、東京オリンピックのテーマソングを歌うアーティストを決める際のポイントであることがうかがえた。○会場で観戦したい競技は「サッカー」がトップ続いて、「東京オリンピックで実際に会場に行き、観戦したい競技をお答えください」と質問したところ、最も多い回答は「サッカー(26.4%)」で、次いで「体操(23.9%)」「野球(20.4%)」と続いた。年代で比較をすると、20代~40代に関しては「サッカー」と回答した方が最も多く、50代以上は「体操」と回答した方が最も多く、特に60代以上では約4割となった。
2015年12月17日9月12日、ラコステが2016春夏コレクションを発表した。今シーズンのテーマは、オリンピック。これは2014年のソチ五輪に続き、2016年のリオデジャネイロにおいても、ラコステがフランス選手団のオフィシャルユニフォームを提供することを受けたもの。アーティスティックディレクターのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタは、30年代から現在までのオリンピックを研究し、ブランドのアーカイブと組み合わせることでスポーティーさと洗練された都会の雰囲気を見事に融合させた。コレクションで最も印象的なのが、さまざまな国旗のデザインを用いたグラフィック。国旗をスクラップすることで生まれた再解釈の新しいモチーフと、国旗を用いた独自のカモフラージュ柄が目をひく。また組み合わされた旗は、ラコステが大切にしている普遍性や多様性の価値観も同時に表現。カラーパレットは、フランス、米国、英国、ロシアに共通するブルー、ホワイト、レッドの原色とスウェーデンのイエローとスカイブルー。素材は、コットンピケ、ニット、ジャージーなどを中心に、ふわふわと漂う軽やかなナイロンをあわせ、軽量スーツのジャケットには紙のように儚く薄い日本のクレープコットンを使用。また、シルバーの緊急用ブランケットや、アーミーグリーンのサファリドレスには、パラシュートナイロンなど、テクニカルな素材も欠かせない。デザインと同時に服の機能性も探求し、パイロットのジャンプスーツはファスナーを開ければゆったりとしたコートに早変わり。ドレスはウエストを締めると形が変わり、トレンチコートとナイロンのウィンドブレーカーはショルダーストラップを留めればケープになるといったマルチユースも特徴のひとつとなっている。
2015年09月16日アサヒビールは11月4日、「『アサヒスーパードライ』東京2020オリンピック・パラリンピック限定記念缶 第1弾」(350ml/税込225円前後、500ml/税込290円前後)を全国で発売する。同商品は、2020年に開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、ムードや一体感を生み出すための数量限定商品。2020年に向けて勢いよくスタートを切っていく躍動感を表現するため、陸上競技のスタートシーンをモチーフにしたデザインを採用した。同時に、「1964年東京オリンピック日本代表公式レプリカジャージ」当たる! キャンペーンを実施。このキャンペーンでは、「アサヒスーパードライ」「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」「アサヒスタイルフリー」「アサヒスタイルフリー【プリン体ゼロ】」「クリアアサヒ」「クリアアサヒ プライムリッチ」「クリアアサヒ糖質0」「アサヒ オフ」「アサヒドライゼロ」の6缶マルチパックかケースカートンについている応募券を郵送すると、抽選で5,000人に「1964年東京オリンピック日本代表公式レプリカジャージ」が当たる。締め切りは、2016年1月29日(当日消印有効)。詳細は、公式サイトで公開している。
2015年09月14日お盆休み真っ只中という方も多いと思われる中、来夏の話で恐縮だが、2016年の夏はリオデジャネイロへオリンピック観戦に行くというプランはどうだろうか?【チケット情報はこちら】『第31回オリンピック競技大会』は2016年8月5日(金)・ブラジル・リオデジャネイロで開幕する。その観戦チケットが只今、絶賛抽選受付中なのだ。8月の『世界水泳』では、200mバタフライ・星奈津美、200m平泳ぎ・渡部香生子、400m個人メドレー・瀬戸大也の3人の金メダリストがリオ内定を手に入れた。8月22日(土)に開幕する『世界陸上』、同日にスタートする女子バレーボール『W杯』、24日(月)から開催される『世界柔道』、29日(土)から行われる女子バスケットボール『アジア選手権』と、この夏はリオへのキップを賭けた戦いが続々。来年にかけて、各競技の予選がラインナップされている。日本選手団に追い風も吹いている。前回の『第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)』は金7個、銀14個、銅17個と史上最多の38個のメダルを獲得した。ちなみにメダル獲得数2位は『第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)』の37個、金メダル最多獲得大会は『第18回オリンピック競技大会(1964/東京)』と『第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)』の金メダル16個である。『第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)』、そして『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』へ向けて、メダルラッシュの予感がびんびん漂う。ただ、現実問題もある。ブラジルへの飛行時間は乗り継ぎも合わせて丸一日以上かかる。オリンピック開催中のホテルの宿泊料金も高騰している。開会式のカテゴリーAは23万9150円と超高額である。もちろん、お手ごろ価格の競技はあまたある。ゴルフは最終日を除き3040円である(最終日も6080円)。メダル獲得の期待が高まるバドミントンや卓球、フェンシングもカテゴリーBで3040円という日程が多い。柔道は決勝/準決勝こそ1万3380~4万1550円という価格帯だが、1回戦から準々決勝までは4260~1万5200円と比較的購入しやすい設定となっている。ハードルは高いかもしれないが、来年の夏、リオを盆休みの選択肢に入れてみるのはいかがだろうか? 『第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)』のチケットは8月19日(水)午後11時59分までインターネットでの抽選を受付中。
2015年08月13日平日は仕事に追われ、休日は友達とランチやショッピング。それも楽しいけれど、何か趣味を見つけてもっと日々を充実させたい! そう思っている女性は案外多いかもしれません。そこでご提案したいのが「和」の習いごと。2020年の東京オリンピックを控えた今、日本ならではの文化に触れておけば、外国の方々とのコミュニケーションがよりスムーズになりそう。ひょっとすると外国のイケメンとも仲良くなれる…かも!?そんな淡い期待を抱きつつ、誰でも手軽に始められる「和」な習いごとを選りすぐってみました。「水引」から「苔玉」まで。こんなにあった「和」な習いごと■水引「水引」はのし袋などにかける和紙製の紐のこと。使い道が限られそうですが、実はアクセサリーや小物も作れるなど、アレンジの幅は無限大! 外国の方へのちょっとした贈り物にぴったりです。■折り紙近年日本発のアートとしても注目されている「折り紙」は、外国の方との会話のきっかけにもってこいです。せっかくなら折鶴だけではなく、もっとさまざまな作品が折れたら楽しさ倍増。子ども向けだけでなく、大人が楽しめる折り紙教室もあるので探してみてください。■苔玉作り海外では今、盆栽がブームなのだとか。とはいえ盆栽はちょっぴりハードルが高い…なら、手軽な「苔玉」はいかがですか? 最近ではインテリアショップなどで見かけることも多くなった苔玉。土に触れて、癒されながら作品づくりを楽しめそうです。■江戸切子「江戸切子」は、文字通り江戸時代からの伝統を持つガラス工芸の技術。それだけに一朝一夕で身につく技術ではありませんが、1日体験教室を開催している工房が多く、気軽に職人の世界に触れることができます。仲良くなった外国の方のおもてなしとして、一緒に1日体験をしてみるのもありかもしれません。今回ご紹介した4つの習いごとは、どれも各工房や取り扱いショップ、カルチャーセンターなどで講座やワークショップが開かれています。気になるレッスン料は1回あたりの講習料+材料費、とわかりやすく設定されている講座がほとんどなので、まずはお試しで体験し、楽しそうなら続けてみるのも手。日本ならではの文化や伝統に触れてあなたの中の「和」のDNAを呼び覚まし、外国の方々とも「和」を育みたいですね。
2015年08月05日電通は7月29日、国際オリンピック委員会(IOC)から新たに、オリンピック競技大会の放送権を取得したと発表した。これは、2013年既に取得したアジア22カ国・地域における2014年・2016年の放送権に加え、新たに同地域において2018年・2020年・2022年・2024年大会の放送権を取得したものとなる。具体的には、第23回オリンピック冬季競技大会(2018/韓国・ピョンチャン)、第32回オリンピック競技大会(2020/日本・東京)、第24回オリンピック冬季競技大会(2022/開催地未定)および第33回オリンピック競技大会(2024/開催地未定)、のアジア22カ国・地域における放送権で、テレビやラジオ、インターネットを含むすべてのメディアがその対象。上記期間内に開催されるユースオリンピック競技大会の放送権も、取得権利の対象に含むという。なお、この22カ国・地域とは、アフガニスタンやブルネイ、カンボジア、台湾、東ティモール、香港、インドネシア、イラン、カザフスタン、キルギス、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、タジキスタン、トルクメニスタン、タイ、ウズベキスタン、ベトナムとなる(アルファベット順)。
2015年07月30日東京都・六本木のスペイン大使館は、グラフィック・プロダクトデザイナー、ハビエル・マリスカルの作品展「マリスカルの世界展 JAVIER MARISCAL WORLD 2015」を開催している。会期は8月8日まで(日曜休館)。開館時間は10:00~17:30(金曜は15:30まで、土曜は14:00まで)。入場無料。同展は、40年以上のキャリアをもち、グラフィックデザインのみならず、建築物内装、家具、出版物、アニメ制作など幅広い分野で活躍するハビエル・マリスカル(Javier Mariscal)の作品を展示するもの。マリスカル氏を一躍有名にした1992年バルセロナオリンピックマスコット「コビー」や、1980年以降の年代別作品紹介から映画「チコ&リタ」まで代表作品約70点の他、2014年、2015年の日本国内企画として、KIRIN「世界のKitchenから」シリーズイラストや、「Hello Kitty Mariscal」等、日本でのグラフィックやプロダクトも紹介される。会場では、同展のために来日したマリスカル氏の本人直筆メッセージも展示されている。また、来場者には、同展のためにマリスカル氏が描きおろしたグラフィック作品のポストカードがプレゼントされるということだ(数量限定)。同展のオープニングレセプションで、マリスカル氏は次のように語った。「初めて来日した時から大好きな国で、日本はインスピレーションの源であり、エネルギーのもととなるもの。すべての国がなるべき手本と思っている。また、自然をどれだけ大切にしているか。大都市にあってこれだけ心が安らぐところはない。そして伝統と先端技術をうまく組み合わせる技術を持っている。日本に感謝します。」
2015年07月30日5年後の東京オリンピックを見据え、渋谷駅周辺にて“おもてなし”と“文化発信”をテーマにしたイベント「渋谷夏祭り」が、7月18日から8月2日まで開催される。大型商業施設、地元商店会、地元企業などが一体となって開催される「渋谷夏祭り」。第2回目を迎える今年は、SHIBUYA109や109MEN’S、渋谷ヒカリエ、渋谷パルコ、渋谷マルイ、西武渋谷店などの対象店舗にてセールやサービス、イベントなどを行う他、東急百貨店本店、東急百貨店東横店、SHIBUYA109、109MEN’S、西武渋谷店などで浴衣の販売や浴衣セットのレンタル、着付けサービスなども実施される。その他、7月31日には「ゆかたで働こう!SHIBUYA COOL BIZ DAY」を開催。渋谷ならではの“粋なクールビズ”をテーマに、渋谷を拠点とする企業20社、約300名が浴衣姿で勤務し、昼はオフィス街を華やかに演出、夜は浴衣姿で街を彩る。また期間中は、駅前の大型ビジョンQ’S EYEから「渋谷夏祭りプロモーションムービー」を放映し、夏祭りの雰囲気をより一層盛り上げる予定だ。
2015年07月15日ボーイングと日本の主要な航空業界関係者は7月8日、数百万人が日本を訪れると見込まれる2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックまでに、持続可能な航空機用バイオ燃料を開発する方針を発表した。持続可能な航空機用バイオ燃料を開発する5カ年のロードマップを策定したのは、航空業界各社と日本政府などで組織するコンソーシアム、次世代航空機燃料イニシアティブ(INAF)。同コンソーシアムには、ボーイングやANA、JAL、日本貨物航空、日本政府、東京大学など46の企業・組織が参画している。米国エネルギー省によれば、持続可能な方法で生産されたバイオ燃料を使うことで、従来の石油由来燃料と比較してCO2排出量をライフサイクル全体で50%から80%削減できる。ボーイング ジャパン社長のジョージ マフェオ氏は、「当社の長年にわたる日本との関係を足がかりとして、航空機のCO2排出量と化石燃料依存の低減に貢献していきたいと考えています」とコメントしている。INAFでは、東京オリンピック・パラリンピックは日本とその航空業界にとって環境コミットメントを広く知らしめる「絶好の機会」とし、東京大学大学院の鈴木真二教授(航空宇宙工学)は、「持続可能なバイオ燃料を開発・利用することで航空機による環境負荷を低減できます。日本にとって、これは環境問題と同技術へのコミットメントを示す素晴らしい方法です」と述べている。今回の報告書での主な結論としては、日本のエネルギー安全保障を支え、航空機の温室効果ガス排出量を削減するため、産官学が連携して持続可能な航空機用バイオ燃料の導入を推進する必要があるとした。また、日本において持続可能な航空機用バイオ燃料の生産に利用できる供給原料は、都市ゴミと微細藻類、天然油脂、廃食用油、非可食バイオマス、木質草本系バイオマスの6種類があり、航空機用バイオ燃料の利用を成功させるには、次世代航空機燃料の導入を推進する政策インセンティブが必須要件であると定めた。
2015年07月10日JALは「東京2020オフィシャルパートナー」として2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020」)に向けた応援の第1弾として、6月27日より嵐の大野智氏がデザインした特別塗装機「JAL FLY to 2020 特別塗装機」を就航させる。就航に先立ち、6月26日にはお披露目会が実施され、ゲストに嵐のメンバーが駆けつけた。○「日本の空から応援を」ボーイング777-300型機(機体番号:JA751J)に描かれた「JAL FLY to 2020 特別塗装機」は、主に東京(羽田)・大阪(伊丹)と沖縄(那覇)を結ぶ路線で、6月27日から2016年3月まで運航を予定している。JALの植木義晴代表取締役社長は、「この飛行機が日本中を飛びまわることで、日本の空を旅する人、また、空を見上げる人が東京2020の開催を今からワクワクした気持ちで待ち望んでいただけることを願っています。今回の特別塗装機の就航を第一歩としまして、東京2020をみなさまとともに、日本全体で盛り上げることができるよう、日本の空から応援をしてまいります」とコメントした。○「チケットを取ってみんなで乗りたい」植木社長や、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長等来賓からのあいさつに続いて、ゲストの嵐のメンバーが登壇。特別塗装機は大野氏の「JAL FLY to」の後に嵐のメンバーがそろって「2020」とコールし、メディアに公開された。機体を目にした櫻井翔氏からは、「大野さんのデザインの中にわれわれの写真がスッと入っている。本来ならデザインだけでも成立しているところなのに……だから、大野さんありがとうございます」という言葉で会場を沸かせた。また、相葉雅紀氏は「チケットを取ってみんなで乗りたい」とコメントし、できれば自分が描かれた席の近くを指定したい希望を明かした。○希望・羽ばたき・開花・生命に日本の四季や富士山も今回の特別塗装機には、「FLY to 2020」というメッセージをもとに嵐の大野氏がデザインした"未来への希望"が描かれている。ボーイング777-300型機という巨大な"キャンバス"に、東京2020に向けたデザインを描くことに対し、大野氏は「こんな経験2度とない」と感じたそうだ。大野氏自身、「話をいただいた時には『大丈夫かなぁ』というのはありましたけれど、時間をかけてていねいに書かせていただきました」と言うように、構想を練るところも含めて1カ月程度、デザインに費やしたという。デザインに関して大野氏は、「東京オリンピック・パラリンピックに向けての、希望だったり、羽ばたき、開花、生命だったりという言葉から考えて絵をつけていきました。お気に入りは赤ちゃんから子ども、大人になっていく進化や、日本の四季、富士山とかですかね」とコメントしている。なお、大野氏も初めて描いたというてんとう虫も注目ポイントと言えるだろう。このデザインに対し、二宮和也氏が「すごいですよね、やっぱり。リーダーが言葉からインスピレーションを受けて絵が描くというのは初めて聞いた」と言うと、松本潤氏も「普段から絵を描いている姿を見ているので、それが機体に描かれていることにただただすごいなと思います」とリーダー・大野氏のデザインを評価した。7月から放送スタートを予定しているJALの新CMは、嵐の新曲「ユメニカケル」 にのせてこの特別塗装機が出来上がるまでの様子をまとめたドキュメンタリー風になるとのこと。その中では大野氏がデザインしている様子や、この特別塗装機お披露目会の様子も収められる予定となっている。
2015年06月26日東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は6月15日、東京2020オフィシャルパートナー(旅客航空輸送サービスカテゴリー)の契約を日本航空(以下、JAL)ならびに全日本空輸(以下、ANA)と提携したことを発表した。東京2020スポンサーシップは一業種一社を原則としているが、同カテゴリーは国際オリンピック委員会(以下、IOC)との協議の上、特例として2社共存となった。東京2020スポンサーシッププログラムは4つの階層からなっており、最上位のものがIOCのオリンピックパートナープログラムで、その他の3つの階層は国内向けスポンサープログラム(東京2020ゴールドパートナー、東京2020オフィシャルパートナー、東京2020オフィシャルサポーター)となっている。今回の2社共存は、銀行(みずほフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループ)に次ぐ2事例目となる。契約期間は両社ともに6月15日~2020年12月31日となっており、呼称やマークなどを使用し、オリンピック・パラリンピックムーブメントの盛り上げや、日本代表選手団の支援、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に貢献していく。1964年の東京オリンピックの際、JALはアテネからの聖火輸送を、ANAは戦後初の国産旅客機YS-11にて聖火の国内輸送を担当。また、両社はこれまで、日本オリンピック委員会(以下、JOC)とオフィシャルパートナー契約を締結し、オリンピック日本代表選手団や多くのスポーツ支援を行ってきた。東京2020における具体的なサポート内容については、今後、時間をかけて決定していくという。今回のスポンサー契約の調印にあたり、JALの植木義晴代表取締役社長は、「航空輸送の世界で日本らしいおもてなしの心で、サービス面で切磋琢磨(せっさたくま)してまいりました全日本空輸さまとともにこの大役に挑戦できることを大変光栄に思っております。前回の東京大会が今日に到る日本の成長を象徴したように、オールジャパンで創り上げる東京2020が、次の半世紀に向けた日本の新たな成長の原動力となるよう、精一杯努めてまいります」とコメントした。また、ANAの篠辺修代表取締役社長も、「東京2020大会の基本ビジョン『全員が自己ベスト』『多様性と調和』『未来への継承』は、ANAグループの経営理念『世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します』に通じるものと考えております。 世界的なイベントに参画し、大会の成功に貢献して、後世につながるレガシーの創造のお手伝いができることを大変名誉なことと感じております」とコメントした。今回の契約に関して、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長は、エアラインは国際的にも重要な立場であり、1社だけでやりきれるものでもないという旨の伝えた上で、「大きな大儀の中で、両社の社長がご決断されたことにお礼を申し上げたい」と述べた。JAL・植木社長はまた、「日本を代表する航空会社2社がオフィシャルパートナーとして協力をさせていただくことは、まさしくオールジャパンの象徴ではないかと思っております」とコメントし、世界に誇れる史上最高の大会になるよう、努めていく想いを語った。両社は今後、日本を訪れる外国人へのおもてなしや選手団・大会関係者の移動、また、聖火輸送などをサポートしていく。
2015年06月15日東京都は4月28日、都心部と2020年東京オリンピック/パラリンピック関連の施設が整備される臨海部を結ぶ新たな交通機関として、バス高速輸送システム(BRT)の基本計画を発表した。2019年度(開業当初)から選手村再開発までのルートとしては、「幹線ルート(<虎ノ門バスターミナル/東京駅<~新橋駅~国際展示場駅~東京テレポート)」「シャトルルート(<虎ノ門バスターミナル<~新橋駅~勝どき)」「フィーダー輸送(<虎ノ門バスターミナル<~新橋駅~晴海地区)」が案とされている。停留施設は、主要な施設(バスステーションなど)には可能なかぎり建屋整備を行い、地域内交通(コミュニティサイクル、コミュニティバスなど)乗継施設、小規模商業施設(コンビニ、書店、コーヒーショップなど)、といった燃料電池バスによる災害時の電力供給施設といった付帯施設を設ける。都心側の停留施設は快で短い乗り換え導線を目指す。例えば、虎ノ門においては虎ノ門バスターミナル(虎ノ門駅・虎ノ門新駅<仮称<へのアクセス)への乗り入れ、また、東京においては八重洲バスターミナルへの乗り入れが検討される。臨海川の停留施設は民間敷地などの活用を目指す。例えば、勝どきにおいては道路上の設置のほか、高層マンションなどの敷地内への直接乗り入れなどを検討し、また、国際展示場においては通常時は駅前広場を利用し、大規模イベント時はビッグサイト内の乗降場から都心などへのシャトル輸送を検討する。車両は燃料電池車両を採用し、水素ステーションを導入する。単車型車両は全数調達できるようメーカーなどと協議を進め、連節型車両は2020年までの燃料電池連節バスの開発・市場導入をメーカーなどに求めていく。
2015年04月30日東京都は4月17日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「自転車推奨ルート」の整備に取り組みを発表した。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場や主要な観光地の周辺において、自転車がより安全に回遊できるよう、国道、都道、区市道等の自転車が走行しやすい空間を連続させ、ネットワーク化を図る自転車推奨ルートを設定する。この取り組みは、国や区市等とともに整備をすすめるという。これまで東京都は、都道や臨港道路における自転車走行空間の整備を進めてきたが、この取り組みに加えて2020年大会開催までに自転車推奨ルートを整備することにより、自転車が走行しやすい空間を約400km確保し、歩行者、自転車、自動車がともに安全で安心して通行できる道路空間を創出していくという。対象エリアは競技会場や主要な観光地の周辺7地区(皇居周辺地区、新国立競技場周辺地区、臨海部周辺地区、葛西臨海公園周辺地区、浅草・東京スカイツリー周辺地区、大井ふ頭中央海浜公園周辺地区、武蔵野の森周辺地区)で、対象道路は国道、都道、臨港道路、区市道。今回の事業規模は約200kmにあたり、平成27年度~平成31年度に実施する予定となっている。取り組みの主なポイントを4つ定めており、まず、国道・都道・区市道等の区別なく、自転車が走行しやすい空間を連続させ、より安全に回遊することのできる自転車推奨ルートを設定していく。また、外国からの来訪者も含め、誰もが大会の雰囲気や観光地のにぎわいを自転車で楽しめるよう、車道の活用を基本に東京の道路事情や交通事情に応じて普通自転車専用通行帯(自転車レーン)や、自転車ナビマーク・ナビラインによる走行位置の明示などを実施する。そのほか、各区市の自転車ネットワーク計画等の対象路線、自転車シェアリングのステーション位置なども考慮しルートを選定するととこに、東京都が4月に創設した補助制度等により、技術面に加えて財政面を含めた支援を強化し、区市道における整備を促進していくという。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年04月22日三井不動産は20日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と「東京 2020 スポンサーシッププログラム」における「東京 2020 ゴールドパートナー」契約を締結し、その発表会見を東京・日本橋のマンダリン オリエンタル 東京で開催した。発表会見では、同社代表取締役社長の菰田正信氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗氏、日本オリンピック委員会会長の竹田恆和氏、日本パラリンピック委員会会長の鳥原光憲氏が登壇したほか、同社CMに出演している女優の蒼井優さん、パラリンピアン(陸上・走り幅跳び)の佐藤真海さん、元体操女子日本代表の田中理恵さんをゲストとして招き、2020年に向けて東京の街づくりに期待することを中心としたトークセッションが行われた。トークセッションに藍色の和装姿で登壇した蒼井さんは、「2020年には外国の方々が多く来日すると思うので、外国の方が来ても喜ばれる、そして日本人にとっても誇れる街づくりに期待したいですね」とコメント。また、2年前のオリンピック招致の時に話題になった「おもてなし」を、街と人々の心でできるようにしたいという希望も述べた。また、田中さんは、「2020年は海外の人が東京をいい街だな、また来たいなと思ってもらえるような街になると良いと思います。私も体験教室などスポーツを通じて、一人でも多くの人がオリンピックを見たい、関わりたいと思ってもらえるよう頑張りたいと思います」と、2020年に向けた街づくりと自身の抱負を語った。ほか、佐藤さんからは、2012年のロンドン大会で街中が歓迎ムードと大会を盛り上げていこうという意識を感じたことに触れ、また「ロンドンでは心のバリアフリーが進んでいて、自然に声掛けや手を差し伸べる環境がありました。こういったものは選手の力になると思っています」と、同大会で印象的だったことを披露。2020年に向けた抱負は「2020年はたくさんの企業や人々の力を結集する最高の大会になると思っているので、その雰囲気をしっかり肌で感じたいと思います。その中でアスリートとして、できるだけ後悔しない形で、チャレンジできたらいいなと思います」と意気込みを見せた。トークセッション後は、蒼井さんが出演中の三井不動産のCMに登場する日本橋の守り神「福徳神社」の御守として、出産を控えた佐藤さんに、"ここぞ"という場面で効果を発揮する「勝ち守」を、田中さんには新しいことにチャレンジする節目の時に効果を発揮する「芽吹き守」がプレゼントされた。
2015年04月22日6月12日(金)に東京・東京国際フォーラム ホールAで「オリンピックコンサート2015 つなごう、聖なる炎を!」が行なわれる。【チケット情報はこちら】オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が主催となり1997年よりスタート。オリンピックの競技映像と壮大なシンフォニーオーケストラの共演で、毎年人気を博している。今年はスペシャルゲストとしてmiwaが出演。自身初となるフルオーケストラとの共演を果たす。また、ゲストアスリートとして、スキー女子モーグルで冬季オリンピック5大会連続入賞を成し遂げ、昨年現役を引退した上村愛子と、北京オリンピック競泳男子400mメドレーリレー銅メダリストの宮下純一のふたりの出演が発表されている。チケットの一般発売は4月18日(土)午前10時より。■オリンピックコンサート2015 つなごう、聖なる炎を!日時:6月12日(金)開場18:00/開演19:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都)<出演者>指揮:梅田俊明オーケストラ:THE ORCHESTRA JAPANナビゲーター:藤本隆宏スペシャルゲスト:miwaゲストオリンピアン:上村愛子 / 宮下純一
2015年04月17日アシックスが2020年までオリンピック・パラリンピックにおいてスポーツ用品カテゴリーで国内最高位のスポンサーとなる「東京2020ゴールドパートナー」の契約を締結した。ゴールドパートナーは、コカコーラ、マクドナルド、パナソニック、トヨタなどのワールドワイドオリンピックパートナーに続く、国内契約スポンサーとしては最上位となるもの。スポーツ用品カテゴリーは、これまで複数社がスポンサーとして日本代表選手団の公式スポーツウエアやシューズ、バッグなどを提供してきたが、今回の契約により、アシックスが独占的に提供することになった。契約期間は2020年12月31日まで。来年のリオデジャネイロオリンピックから、2018年の平昌冬季オリンピック、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまで、約6年間オリンピックとパラリンピック、ユースオリンピックの日本代表にスポーツウエアと競技用品を提供する。また、東京オリンピック・パラリンピックでは日本代表選手団だけでなく、8万人近いボランティアにもユニフォームも提供する。都内で行われた会見と調印式に出席したアシックスの尾山基社長CEOは「これまでもバルセロナオリンピックのオフィシャルシューズスポンサーやトリノオリンピックのオフィシャルスポンサーを務めてきたが、今回の契約を革新的なスポーツウエアの開発と生産の改革につなげたい。また、アディダスとナイキというビッグ2ではないスポーツメーカーが手を上げたことは世界に向けたアピールになると思うし、ヨーロッパでファッション性の高いスポーツライフスタイルブランドとして評価されているが、日本でもイメージを変えるための起爆剤にしたい」と語った。また、会見には東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会森喜朗会長、卓球女子の石川佳純選手、陸上男子の桐生祥秀選手、パラリンピック陸上女子(車いす)の北浦春香選手なども出席。石川選手は「東京オリンピックを集大成にしたいと思っていますが、まずはリオで金メダルを獲りたい」、桐生選手は「決勝で勝負でてきるようにがんばりたい」と話した。
2015年04月07日富士通は19日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との間に、東京2020スポンサーシッププログラムの中で最高位の「ゴールドパートナー」の契約を締結したと発表した。同社は、オリンピック・パラリンピックは世界中の人・情報・インフラが密に交わり、大きなイノベーションを起こす場であることから、同社が掲げる「ヒューマンセントリック・イノベーション」と合致するとしている。同社は「データセンターパートナー」として、ICT技術を通じて新たな感動の提供に取り組んでいくという。
2015年02月20日