「コンフィデンスマンJP」の公式Twitterアカウントが3月6日、映画化第2弾「プリンセス編」の公開まで《あと56日》と告知。長澤まさみ(32)と東出昌大(32)、小日向文世(66)のスリーショットをアップした。写真では微笑む長澤だが、その胸中には複雑な思いがあるのかもしれない。「『プリンセス編』の興収は最低でも30億円を見込まれるほど期待がかかっていました。低迷の続くフジテレビにとって長澤さんは救世主。彼女たっての希望で、第3弾の撮影はハワイで行われることが予定されていました。ですが、東出さんの不倫騒動で一転。今後のスケジュールはいったん白紙になりました」(映画関係者)渦中の東出といえば、不倫報道について公の場で釈明をしていない。禊をすませていないなか、現場は混乱しているという。「4月上旬に『プリンセス編』の試写会があるんです。このまま何もなければ、その舞台挨拶が東出さんにとって騒動以来、初めての公の場となりそうです。そうなると彼に質問が集中し、PRどころではありません。フジテレビ側はその前に謝罪会見を開いて欲しいとお願いしたのですが、東出さんの事務所からはNGが……。いっぽう長澤さんは、作品に絶対の自信がある。ですから宣伝活動に対して『私一人でも大丈夫です』と申し出たそうです」(前出・映画関係者)「コンフィデンスマンJP」の投稿には《公開待ちきれません》《映画公開まであと少し!楽しみで仕方ありません!!!!》《映画嬉しすぎます!!!5月まで待てません》と期待する声が相次いでいる。その声援が、今の長澤にとって一番の支えかもしれない。
2020年03月08日世間は新型コロナウイルスの話題で持ち切りとなった昨今。みなさん、東出昌大さん(32)の不倫のことを覚えているでしょうか。そろそろ主演ドラマ「ケイジとケンジ」が終了し、それ以降は先が見えていない東出さん。なにより問題視されているのが、発覚してから約1カ月たった今でもご本人から謝罪の言葉がないことです。一部では、ドラマやスポンサーの絡みがあってのこととも言われています。ただそれでも文書で発表をすることは可能なわけで、やはり対応不足は否めません。先日発売された週刊文春では記者に対して語った懺悔が報じられていましたが、「記者に懺悔するくらいなら、公式発表しろよ」と思ったのは私だけではないはずです。また別の話題によって注目度が下がってしまった今、さらなる苦境が彼を今後襲うでしょう。それは、社会的な対応不足による問題の長期化です。■令和の時代に求められるスタンダードは、2つの対応不倫など極めて私的な問題が起きた場合、正直言って「社会的な制裁は必要ないのでは?」と思う人もいるでしょう。私も「不倫=悪=自粛」といった過剰な流れには、首をかしげるタイプです。とはいえ今は芸能人に限らず、何ごとも好感度や立ち位置でサクサクと判断されがちな世の中です。不倫に限らず、スキャンダルは一般的に売れっ子であるほど話題性が大きくなるもの。印象で判断される時代であればあるほど、「私的な対応(当事者への対応)」と「社会的な対応(取引先や友人関係への対応)」の2つを分けて問題に当たった方が良さそうです。■東出不倫から考える、社会的な対応不足がもたらす弊害「人の噂も七十五日」ということわざがあります。人の興味関心は新しい話題がなければ、だいたい3カ月くらいで薄れていきます。しかし人が印象で物事を判断する時代において、話題性が薄れていくのを待つのは非常に危険かもしれません。なぜなら、「興味関心が薄れる=話題の印象が固定化される」ことだから。今回でいえば「東出昌大=優等生俳優だったけど、実は妊娠中に不倫をしていて、さらに謝罪対応すらもできないダメ男」なんてイメージが、人々の中で固定化されてしまうのです。そうなると話題は忘れられてもイメージだけが残り、復帰を含め挽回には時間を要します。現在の東出さんは、後悔の気持ちで社会的な対応をする気持ちにすらないかもしれません。しかし家族関係の修復など待たずに、いったん社会人としての姿勢は示すべき。そうしないと、さらに今後は辛い状況が待っているかもしれません。■社会的な対応は一般人も必要になってくるこの印象がもたらす一連の流れは、何も芸能人に限った話ではありません。評価する私たちの視点が印象でしか見なくなっていくということはつまり、自分が問題を起こしたときも印象でしか見てもらえなくなるということです。たとえば日常のトラブルでは不倫だけでなく、社内恋愛やSNSでの発言、普段の態度の悪さなどが上げられます。1つ1つの行動には、自分の中で一貫した理由があるのかもしれません。ただ周りの人はあなたの人間性の印象と、できごとの印象でしか判断しなくなっていきます。それが嫌なら、ちゃんと事情を伝える努力をする。または「印象どおり」という状況を作っておく(難しいかもしれませんが)。相手に嫌われることをビクビクする必要はありませんが、そういう評価軸の社会に生きているという自覚はあなたの身を助けることにつながります。■そもそも時代は「いい子」でいる意味がない時代今回の話は、「印象」という漠然としたものがカギを握っています。つまり印象をどう作り、どう変えていくかという視点を持つことで、人はより生きやすくなるという話。東出さんの場合も「いい子」という印象が、問題を非常に大きくさせています。・いい子のくせに不倫していた・いい子のくせに育児もしてなかった・いい子のくせに逃げているこうして頭に「いい子」がつくだけで、人の印象は大きく変わります。そう考えると人に嫌われないように生きること、人から良く思われるために振る舞うことって今の時代は諸刃の剣でもあります。別に「あいつは何言ってもムダ」的な立ち位置を狙わなくてもいい(そういうポジションで得をしている人もいますが)。ただ過剰ないい子演出をしている人はそろそろ鎧を脱ぎ捨てたほうが、逆に自分の身を助けるかもしれません。(文・イラスト:おおしまりえ)
2020年03月03日現在、東出昌大(32)はドラマ『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)に出演中だが、ドラマ終了後は厳しい現実が待っている。「東出さんはCM4社の契約がすべてなくなりました。企業側は損害賠償を検討しているともいわれており、違約金は最大で総額6億円ともいわれています。今後、俳優としても、彼を積極的に起用する映画会社やテレビ局はありません。クライアントが敬遠するからです。彼の収入が激減することは明白な事実です」(テレビ局関係者)現状では、杏(33)は東出と離婚していない。東出に代わり“一家の大黒柱”として杏が働くことになる。しかし、東出の不倫によって、理不尽にも杏自身の仕事へ余波が及んでしまっているのだ。そんななか、一条の光が―。杏に新しいCMが決まったという。「大手メーカーのCMで、今春から放送予定です。“働く女性”のイメージに杏さんがフィットしているということで、不倫騒動後にもかかわらず今回のオファーがあり、杏さんも喜んでいるそうです。また、ドラマや映画では“これまでの優等生的な役柄が来なくなったとしても、逆にやったことがない新鮮な役を演じられるなら、女優として幅が広がる”と、彼女は覚悟を決め、できる限り前向きに仕事に臨むようにしています」(杏の知人)東出は前出の『週刊文春』の取材で、杏への思いを聞かれ、「今一番苦しんでいるのは妻なので……」と語っていたが――。前出の杏の知人は言う。「東出さんが出演中のドラマの撮影が終わり次第、弁護士も立てて今後の話し合いが行われる予定です。東出さんの姿勢が問われることになるでしょう」離婚も視野に、母として悩み続ける杏。彼女の受けた精神的ショックと女優業のダメージを、東出が償える日は来るのだろうか―。「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年02月27日日本中に衝撃を与えた東出昌大(32)と唐田えりか(22)の不倫騒動。発覚からまもなく1カ月を迎えようとしているなか、ワイドショーでの取り上げ方に明暗が分かれている。厳しい意見が寄せられているのは『バイキング』(フジテレビ系)だ。19日放送回で、おぎやはぎの小木博明(48)がイベントで一連の騒動を謝罪した杏(33)に対して「もう少し耐えてほしかった」と発言。被害者である杏に忍耐を要求する発言に、ネット上では非難が殺到していた。そんななか、2月20日放送回では東出が同日発売の『週刊文春』に対して「すべてを失った」と胸中を語ったことを特集。また杏が18日に、前述のイベントで謝罪したことや「どうかそっとしておいてください」と報道陣に呼び掛けたことも取り上げていた。番組冒頭で、司会の坂上忍(52)は杏を「自らの意思で話してすごい人」と称賛。しかし芸能レポーターのあべかすみ氏が東出と杏について離婚の可能性を言及すると、坂上は「いいね~。ワイドショーっぽくて!」と煽る素振りを見せる。その後も共演者を「旦那が浮気した時はどうしたの?」と“浮気前提”でいじるなど、茶化したような態度で進めていた。そうした坂上の態度に、視聴者から非難の声が噴出した。《人の離婚(しかもまだしてない)に「いいねぇ」って…神経おかしいよ坂上さん。怖っ》《杏さんが子供の為に「そっとしておいてください」と言ってたのに、坂上忍は「がはははは」面白おかしくまだ取り上げる。バイキングも坂上忍もクソだなあ》《人の痛みがわからない人は、ワイドショーの司会に向いてない》いっぽうで、評価を上げているのが『スッキリ』(日本テレビ系)だ。19日放送回では、杏が謝罪したVTRを5分ほど放送。司会のハリセンボン・近藤春菜(36)は、杏を慮ってこうコメントした。「杏さんがおっしゃった通り、本当にそっとしておく。我々も『これで終わりですよ』という形を取りたいと思います」と、水卜麻美アナウンサー(32)と頷きながら意思を示した。同番組は近藤の発言通り、翌日以降は杏と東出の不倫騒動について取り上げていない。視聴者からは、《本当にそう思います》《近藤さん、エライ。他の番組も見習ってくれ》といった賛同の声が上がっていた。今回の騒動で試されているのは東出だけではないようだ――。
2020年02月21日お笑いコンビおぎやはぎ・小木博明(48)の発言が物議を醸している。ことの発端は、東出昌大(32)の妻・杏(33)が不倫騒動に謝罪したことだった。杏は、2月18日に都内で行われた文化庁主催のイベントに登壇。各メディアによると、杏はイベントの終わりに騒動について「お騒がせして申し訳ありません」と謝罪。今後については「ゆっくり考えたい」「何か決まったら報告します」とコメントしている。そんな杏の言葉に対し、小木は2月19日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で言及。「(東出は)ドラマもやられていて、そのイメージもあるから」謝罪会見をしたくてもできないのではと推測し、「だから杏さんもうちょっと耐えて欲しかったなあ」と発言したのだ。直後に「男側からの勝手なことですけど」「もちろん(不倫は)悪いことですよ」と付け加えたものの、“東出擁護”ともとれる言葉にネットでは批判が噴出している。《3年も不倫されて充分耐えてきたのにこれ以上耐えろと?》《なんで杏さんだけ色々耐えなきゃいけないのか》《不倫されてさらに男のメンツも立てろって無理でしょ》東出はおぎやはぎのラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ系)のリスナーで、番組にメールを送ったこともある。不倫報道直後にも、小木はラジオ内で「(杏には)許してあげて欲しいよ」と発言していた。
2020年02月20日唐田えりか(22)との不倫が発覚し、杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(32)。不倫が報じられた直後の1月22日、所属事務所はこうコメントしていた。《厳しい道とは思いますが、東出が夫として、父としてもう一度家族を 再生するために 自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかないと思います》だが、あれから3週間。東出自身はまだ一度もコメントすら出していない。そのため、関係各所から不満も出始めているという。「『ケイジとケンジ所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)のシリーズ化は、今回の件ですべて白紙。東出さんの出演シーンを減らすため、台本も大幅修正することになります。最終回も当初は拡大版として放送する予定だったのですが、それも通常放送になることが決定しました」(テレビ局関係者)東出は昨年5月、映画「コンフィデンスマンJP」で共演する長澤まさみ(32)や小日向文世(66)らと本誌に出演。そこでこう語っていた。「たしかに嘘つくの苦手だから詐欺師に向いてない」だが、その陰で彼は嘘をつき続けていたのだ。「昨年10月、『コンフィデンスマンJP』に出演している小手伸也さん(46)も不倫が報じられました。このとき彼をいちばんイジっていたのが、なんと東出さんだったんです。彼は小手さんに『いや~、不倫はダメですよ!』と笑いながら言っていました」(映画関係者)さらに、その後も小手の“不倫イジり”は続いていたという。「小手さんが共演者同士の飲み会に不参加だったときにも、『しょうがない。そりゃあ、来られないよね』と言っていました。でも今にして思えば、彼も不倫をしていたんですよね。そのため、みんなが『よくそんな言葉が出てきたものだ……』と言ってあきれかえっていますよ」(前出・映画関係者)「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月10日唐田えりか(22)との不倫が発覚し、杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(32)。別居当初はマンスリーマンションで暮らしていたというが、現在はホテルを転々とする流浪生活。一部では、車中泊をしているとも報じられている。現在は、主演ドラマ『ケイジとケンジ所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)の撮影中。現場ではすっかり孤立しているというが、ドラマは3月まで続く。さらにそれ以降も大きな問題が待ち受けているという。「ドラマ終了から間もない4月上旬には、映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』の試写会が行われるんです。このまま何もなければ、不倫報道から初めて公の場に立つことになります。当然、彼への質問が殺到するでしょう。そうなると、PRどころではなくなってしまいます。この映画に力を入れているフジテレビは『試写会の前に、謝罪会見をしてくれませんか?』と懇願しています。しかし東出さんと所属事務所は今のところ、『会見は絶対にNG』と言っているみたいです。みんな、頭を抱えています」(映画関係者)妻からも不倫相手からも、そして謝罪からも逃げ続けている東出。そのため、周囲からは不満の声が大きくなってきている。「実は、すでに『コンフィデンスマンJP』シリーズ3作目の計画が進んでいるのです。しかし東出さんがキャスティングされるかについては、かなり微妙になってきていますね。もちろん、マネージャーは『どうにか、東出を続投させていただけないでしょうか?』と交渉していました。しかし、肝心の彼自身が心ここにあらず。これでは、マネージャーも報われませんよ」(前出・映画関係者)不倫が報じられた直後の1月22日、所属事務所はこうコメントしていた。《厳しい道とは思いますが、東出が夫として、父としてもう一度家族を 再生するために 自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかないと思います》だが、あれから3週間。東出自身はまだ一度もコメントすら出していない。逃げずに向き合わない限り、“夫として父として”再生できる日は遠のくばかりだ。「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月10日唐田えりか(22)との不倫が発覚し、杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(32)。現在は、主演ドラマ『ケイジとケンジ所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)の撮影中。初回視聴率は12%と好調だったが、し不倫報道翌週の第2話は9.7%と下落。第3話は10.3%と持ち直したものの、2月6日の第4話は8.3%と大きく下落した。そんななか、2月1日に埼玉県内の大学でドラマの撮影が行われていた。この日は、彼の32回目の誕生日。だがやはり終日、気まずい空気が流れていたという。「通常、主要な出演者の誕生日は現場でお祝いするもの。現場の士気も高まりますからね。しかし、この日は東出さんのお祝いはせずに撮影が終了したんです……。主役の誕生日祝いをしないなんて、聞いたことがありません。後で聞いたところによると、所属事務所から制作側に『今回の一件で迷惑をかけているので、お祝い事は遠慮させてください』と連絡があったみたいです」(テレビ局関係者)その3日後。2月4日はW主演をつとめる桐谷健太(40)の誕生日だった。「東出さんのときは何もなかったので、桐谷さんの誕生祝いもしないのかなと思っていました。しかし、この日は豪華なケーキが登場。スタッフ・キャスト総出で、盛大にお祝いしたそうです。東出さんの撮影は午後からなので、現場入りする前にお祝いを済ませたと聞いています。あえて彼のいないタイミングで行ったのは、スタッフからの“せめてもの気遣い”だったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)冒頭に目撃した1日のドラマ撮影は、夕方4時ごろに終了。しばらくすると、東出が再び姿をみせた。ニット帽を目深にかぶり、顔には大きなマスクが。そして背中を丸くしながら、隠れるようにして去っていった――。「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月10日映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の最新予告映像が、2月6日に解禁された。しかし、“ボクちゃん”を演じる東出昌大(32)の不倫騒動の余波がファンの間でも広がっている。同映像には主演の長澤まさみ(32)や東出、小日向文世(66)といった主要メンバーはもちろん、柴田恭兵(68)や江口洋介(52)、竹内結子(39)や三浦春馬(29)といった豪華キャストが勢ぞろい。さらに、Official髭男dismによる主題歌「Laughter」も初解禁となっている。同作の公式Twitterアカウントが《5月1日の公開までお楽しみに》とつづり、同映像をアップしたところ大きな反響が!10時間ほどで2万もの“いいね”を記録し、さらにネットでは期待の声が上がっている。《コンフィデンスマンJPドラマの続編、映画の第三弾も凄く凄く楽しみにしているのでこれからも絶対に続けて下さい!!》《だいだいだいすきな作品なので、公開が待ち遠しいですはやく映画館でどきどきわくわく騙されたいです》《5月まで待ち遠しいなぁ》いっぽうで東出をキッカケに《コンフィデンスマン好きだけど東出がな~》《ぼくちゃんを応援する気にはなれないが、作品に罪はない》と同作への複雑な気持ちを明かす声も上がっている。「コンフィデンスマンJP」のキーワードは“嘘”。そのため昨年5月、本誌は前作「ロマンス編」公開にちなんでメインキャスト3名に「詐欺師に向いてないのは誰?」との質問をしてみた。すると、小日向は東出を指名。そして東出は「たしかに嘘つくの苦手だから詐欺師に向いてない」と笑みを交えながら話していた。家族に嘘をついたことで大きな騒動となり、多くの代償を負った東出。やはり、嘘は得意でないのかもしれない。
2020年02月07日1月22日から騒動となっている東出昌大(32)と唐田えりか(22)の不倫。「週刊文春」は2月6日号で唐田が東出との関係に思い悩み、周囲に相談していことなども続報として伝えている。2人の不倫行為は大きな話題となり否定する声が今も止まない。しかし中には不倫を非難するのではなく、別の点まで否定する、いわゆる“便乗叩き”も散見される。例えば東出に関しては「演技力に疑問があった」といった声が当初から多数上がっていた。しかし不倫をしたからといって、演技力までも否定される必要はあるだろうか。Twitterではこんな声が上がっている。《ここぞとばかりに寄って集って演技力をボロくそ言う人多いけどさ、そんなのは今回の問題と関係ないし、問題が発覚する前から演技力のこと言ってた人達なのかな?》《東出は演技が下手だったとか演技力云々は不倫に一切関係ない》《そもそも「演技力」が論点ではない》さらに騒動以降、Twitterでは唐田と佐々木希(31)を比較する投稿が目立つようになった。それは唐田が18年のカンヌ国際映画祭で着ていた黒のドレスと佐々木が過去に着用していたものが「一緒では」との指摘があったためだ。Twitterではそれぞれの写真を並べ「佐々木希の方が好き」といった声がしばしば上がり、なかには1.8万件近い“いいね”を記録するものもある。しかし不倫と結びつけて、佐々木と比較する人たちに疑問を覚える声がこう上がっている。《どれだけ悪いことをしてもそれを容姿に結びつけてしまうのはだめなんじゃないの…》《佐々木希さんにも失礼ですよね相手がどうとかの意味ではなくて》《唐田えりかと佐々木希を比べる意味がわからん》
2020年02月04日唐田えりか(22)との2年半にわたる不倫により、1月中旬から杏(33)と別居中であると伝えられた東出昌大(32)。さらに杏の第3子妊娠中に関係を持っていたことも明らかとなり、批判が殺到している。さらに、東出を悩ませているのがCM問題だ。契約していた4社はすでにCM動画を削除。2社が契約打ち切りを公言しており、フジ住宅は損害賠償請求の準備を進めているとも。契約解除に伴う賠償金は6億円といわれ、一部では“引退危機”までささやかれている。自分のことで手いっぱいとなっている東出。いっぽう、杏は母として苦悩していた――。「杏さんは、3人の子たちを自宅から少し離れた保育園に通わせています。新しい施設ということもあって、地元のママからも人気。彼女も東出さんと話し合った末に『ここがいい!』と決めた、こだわりの保育園でした。しかしやはり、ママ友たちの目が気になるのでしょうね。保育園への送り迎えもままならない状況になっているんです」(芸能関係者)園では話題のモンテッソーリ教育を取り入れており、杏は子どもの将来を考えて入園を決意したという。「杏さんの子どもたちもとても気に入っているようで、友達もたくさんできたみたいです。それだけに、杏さんは『親のせいで、子どもたちに不自由な思いをさせるわけにはいかないのに……』と外出できないことを悩んでいるそうです」(前出・芸能関係者)本来、ともに子育てをしてくれるはずの夫はいない。そんな彼女は意を決し、周囲にサポートを願い出たのだ。「もともと彼女には『子育ては夫婦が協力してやっていくべきもの』という信念があり、多忙ななかでも食事や送り迎えを自ら行ってきていました。そんな彼女が、知人や事務所のスタッフに『自分だけでは無理。手伝ってほしい』と頭を下げたそうです。相当な思いで決断したのでしょう。周囲の人たちも快諾し、送り迎えを手伝うようになりました。そのぶん、自宅では杏さんが全力で子育てをしています。『あの人がいなくても、子どもたちに寂しい思いをさせたくない』と考えているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月04日1月上旬から杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(32)。原因は、東出と唐田えりか(22)との2年半にわたる不倫。さらに杏の第3子妊娠中に関係を持っていたことも明らかとなり、批判が殺到している。不倫報道後は都内のマンションにひとりで暮らし、冷却期間を置いていた東出。だがそのマンションも離れて別の避難先を探していると報じられるなど、ますます苦境に立たされているようだ。「東出さんの主演ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)は、初回こそ視聴率12%と好調でした。しかし不倫報道翌日の第2話は、9.7%と下落。その後はW主演の桐谷健太さん(40)がイベントなどで視聴を訴えたことで、第3話は10.3%と持ち直しました。とはいえ、まだまだ予断を許さない状況です」(テレビ局関係者)そんななか、本誌は“雲隠れ中”の東出をついにキャッチした。不倫報道から2日後の1月24日。都内のマンションエントランスで撮影が行われた。東出が現場に姿を見せると、見物していた近隣住民の口から「あの東出くんが撮影しているみたいよ……」「ほら、あの背の高い人がそうだ!」といった声が聞こえてきた。「この日、東出が出演したのは2シーンのみ。撮影は約1時間で終了しました。報道直後ということもあって、制作側が『東出さんがほかのキャストと極力会わないですむように』と配慮していたようです」(前出・テレビ局関係者)テレビ局内でも、東出を守るための“超厳戒態勢”が続いていたという。「番組関係者は全員、スタッフパスを首から下げていました。通常のドラマ撮影だと、ここまで出入りを厳重に管理したりしません。さらにスタジオ前の廊下は常に数人のスタッフが立っていて、目を光らせていました。かなりピリピリした雰囲気でしたね……」(ドラマ関係者)1月30日、群馬県で行われたロケにも姿を見せた東出。しかしその姿は、以前にもまして“激やせ”しているように見えた。「東出さんは、撮影時以外は控室にこもりっきり。極力、1人で過ごしているみたいです。たまたまドアが開いていたので楽屋の中をのぞいたところ、彼はポツンと座ってうつむいていました。そんな落ち込む彼を元気づけるため、桐谷さんが率先して励ましています。いつも本当に明るく振る舞ってくれるので、スタッフの士気も高まっています」(前出・ドラマ関係者)だが、状況は依然として厳しそうだ。前出・テレビ局関係者はこう続ける。「『ケイジとケンジ』が始まる前は、同じテレビ朝日の人気ドラマ『相棒』のようにシリーズ化すると言われていました。しかし、今回の件ですべて白紙になりました。撮影はすでに後半へ差し掛かっていますが、今後は東出さんの出演シーンを減らすことが決定。主演なのですべてをカットすることはできませんが、台本も大幅修正することになります。東出さんの出演シーンは、ほとんどスタジオでの撮影に変更。最終回も拡大版として放送予定だったのですが、それも通常放送になることが決定しました……」「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月04日「杏さんは必死に3人の子どもたちとの生活を守ろうとして、子育てをしながら仕事にも取り組もうとしています。いっぽう、東出さんは不倫&別居が公になったことですっかり消沈。杏さんとはいっさい連絡を取っていないようです……」(芸能関係者)唐田えりか(22)との不倫により、杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(32)。不倫報道後は都内のマンションで暮らし、冷却期間を置いていた。だがそのマンションも離れて別の避難先探し中と報じられるなど、ますます苦境に立たされている。「東出さんの主演ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)は初回視聴率12%でしたが、不倫報道翌日の第2話は9.7%と下落。第3話は10.3%と持ち直しましたが、まだまだ予断を許さない状況です」(テレビ局関係者)さらに、東出を悩ませているのがCM問題だ。これまで4社のCMに出演していたが、各社ともにCM動画を削除。すでに2社が契約打ち切りを公言しており、フジ住宅は損害賠償請求の準備を進めているという。しかし苦境に立たされながらも、彼は事務所と必死に生き残りの道を模索していた。「稼ぎ頭だった東出さんが引退してしまうのは、事務所にとっては大きな痛手。なんとか再起させようとしていますが、CMやドラマ方面は望み薄です。そこで、事務所は舞台方面に売り込みをかけているんです」(舞台関係者)だが当然、その条件は厳しそうだ。「今から出演枠を狙えるのは、2年後の舞台。それでも事務所は仕方ないと考えています。むしろ、『同じ事務所の門脇麦をいっしょに出しますから!』とまで言っているほどです。東出さんも、それでいいと考えているようです。主演クラスだった彼が、いわゆるバーター枠になるのは決してうれしいことではないはず。それでも、なんとか芸能界に残っていたいのでしょう」(前出・舞台関係者)「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月04日俳優の桐谷健太(39)が1月29日に『キリン のどごし〈生〉うまさをお届け!のどごし〈生〉新春まつり』のイベントに登場した。桐谷といえば、不倫騒動の渦中にある東出昌大(31)とW主演で『ケイジとケンジ所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)に出演中だ。桐谷はイベント内で、同ドラマについて言及したという。スポーツ報知によると、桐谷は「嫌悪感を抱いている人もいると思うけど、面白い作品ができていると思う。僕の連ドラ初主演作なので、ぜひ見て頂けたら嬉しいです」と呼びかけたという。桐谷は、27日にブログでもこう意気込みを見せていた。《本当にスタッフのみなさん、キャストのみなさんと、ひとつになって、全身全霊全力で最高の作品にするべく、毎日一生懸命やっています!!!》1月16日からスタートした本ドラマ。第2話放送の直前に、東出が唐田えりか(22)との不倫を原因に妻・杏(33)と別居中ということが判明した。初回放送は平均視聴率12.0%と好発進だったが、騒動発覚後は平均視聴率9.7%まで失速した。「視聴率低下の原因は東出さんの不倫とは断言できませんが、視聴者からは『東出さん降板して』『もう観ません』といった厳しい声が上がっていました。撮影現場でも、東出さんの出演シーンを減らすことも検討されているようです。桐谷さんにとって災難でした」(テレビ誌ライター)だが、桐谷にとって本ドラマを成功させたい理由があるという。「まもなく40歳を迎える桐谷さんにとって、本ドラマは初主演作です。桐谷さんは、『40歳を目前に進化している実感がある』とも語っていました。いっぽう昨年に桐谷さんも出演したNHK大河ドラマ『いだてん』では、出演者のピエール瀧(52)や徳井義実(44)に不祥事が発覚。ドラマは窮地に追いやられました。共演者に不祥事が続いている桐谷さんにとって、初主演ドラマは何としても成功させたいと願っているでしょう」(テレビ局関係者)そんななか、視聴者からは桐谷や本ドラマを応援する声が広がっている。《ケイジとケンジ について語った桐谷健太のことばが切なすぎる… 頑張れ、桐谷!!》《桐谷くんの初めての主演ドラマだったとは… 桐谷くんのために見よう!》《ドラマ1、2話観ました!桐谷健太さんを応援しています!作品はとても面白かったです。このまま最後まで応援したいです。キャストさんも大好きな方がたくさんでてる!比嘉さん!奥山かずささん!可愛かったー!ドラマは悪くない!最後まで観たい!》
2020年01月29日南海キャンディーズの山里亮太(42)が1月28日、「たまむすび」(TBSラジオ)に出演。不倫をキッカケに杏(33)と別居し、離婚危機にあると報じられた友人・東出昌大(31)への苦々しい気持ちを口にした。「たまむすび」で山里は東出に対し「『何やってんだよ』って話でしょ」「これは皆さんと一緒で、200%でっくんが悪いからね」と厳しい言葉を口にした。しかし、東出に批判が集中することについては「バカにされてるのを見るのはすごいつらい」と慮るシーンもあった。「山里さんにとって東出さんは唯一無二の親友。飲み会で初めて会った翌日、東出さんから『今度は僕からお誘いしてもいいですか?』とのメールが。そして自宅にも招かれるようになっただけでなく、『山里さんは僕の友達です』と真摯に思いを伝えられたこともあるそうです。交友関係の広くない山里さんだけに、いっそう嬉しかったといいます。東出さんと杏さんの結婚式にも参加しているので、山里さんの心中は複雑なものでしょうね……」(ラジオ局関係者)現在放送中のドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)にちなんで1月17日、桐谷健太(39)と東出のWインタビューが映画ナタリーにアップされた。そこで桐谷は東出について「優しさや心の余裕がある」「素直でかわいい」、さらに「すごくよく周りを見て、かいがいしく動いてくれています」と讃えている。「東出さんは後輩俳優たちからの支持も厚いんです。18年の映画『OVER DRIVE』で共演した新田真剣佑さん(23)もその1人です。人見知りする性格の東出さんに対して、新田さんはオープンな性格。初対面で『兄貴!』と呼んだり『ゲームしよう!』と突然誘ったりしましたが、東出さんは弟のように可愛がってました。また別の作品で共演した仲野太賀さん(26)も『器がデカくて座長にふさわしい』と東出さんに懐いてました」(映画関係者)今回の騒動で、彼を慕っていた人々からの信用も変わりかねない。
2020年01月29日1月23日発売の『週刊文春』で、杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(31)。記事によると、別居の原因は女優・唐田えりか(22)との不倫。’18年公開の映画『寝ても覚めても』で共演した彼女と、2年半にわたり不倫していたというのだ。報道直前、杏は所属事務所の社長に「もう限界です」と胸の内を明かしていたという。即離婚となっても、おかしくないケースだった。それでも杏は無言を貫き、別居するにとどまった。だが、そこに至るまでには数々の苦悩があったはずだ。離婚カウンセラーの岡野あつこさんは、こう語る。「長期にわたる不倫は当然、その後の夫婦関係に与える影響が大きいです。妊娠中の不倫であれば、なおさら。いったん離婚しないと決断しても、『これでよかったんだろうか……』と自問自答し続ける女性は少なくありません。たとえば、赤ちゃんの写真や出産直後の家族写真を撮ったりしますよね。本来、それらはいちばん幸せな瞬間の記録となるものです。しかし写真を見るたびに『このとき、夫は不倫していたんだ……』と思い出してしまうのです。また子どもが成長したときに不倫されたときの記憶がふとよみがえり、それが原因で熟年離婚に至るケースも聞きました」そんななかで関係を修復するためにはどうすればいいのか。岡野さんはこう続ける。「まず、きちんと書面で今後の約束を残すことです。『今度したら即離婚』という内容の公正証書を、弁護士などを介して作成してもらうと効果的です。保証人をつけるのも良い方法です。あとは、夫婦間の“ホウレンソウ”を徹底させていくことも大事でしょう。不倫された側は、どうしても不信感がぬぐえないものです。しかし相手からの報告がしっかりしていれば、疑うことが少なくなると思います」そして何よりも大事なのは、不倫した側が「できる限り具体的に謝ること」だという。「単純に『不倫してすみません』ではなく、何に対して謝るかをできるだけ具体的に言葉にするべきです。たとえば『出産という夫婦の大切な時期に裏切って申し訳ありません』など、妻の気持ちを深いところまで理解したうえでしっかりと謝罪するのです。一般的に、別居期間が長くなればなるほど元に戻るのは難しくなってくると思います。つまり今、東出さんがどれだけ誠意を示せるか。それが、夫婦の今後を分けることになってくるのではないでしょうか」(前出・岡野さん)東出の所属事務所は、今後についてこうコメントしていた。《東出が夫として、父としてもう一度家族を再生するために自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかないと思います》その言葉の真意が、試されようとしている――。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月28日『週刊文春』で杏(33)と別居中であることが報じられた東出昌大(31)。記事によると、別居の原因は女優・唐田えりか(22)との不倫。その影響がさらに拡大している。東出は4社のCMに出演していたが、すでにインターネット上から削除。各スポーツ紙によると、住宅メーカー「フジ住宅」は「契約自体を打ち切り、今後は契約書にのっとって損害賠償請求することになります」と明言したとのこと。所属事務所からは謝罪の書面が届いたことも明かしたという。「ほかの3社も明言こそしていませんが、イクメン&おしどり夫婦のイメージだったからこそ東出さんを起用したはず。そのため、同様の対応をする可能性があるでしょう。もし各社から損害賠償請求された場合、東出さんの負担は莫大なものになると思われます」(広告代理店関係者)東出の所属事務所は、杏との夫婦関係修復につとめる旨のコメントを発表。しかし短期間で話がまとまるはずもなく、今後についても暗雲が立ち込めている。そんななか、出演作品のPR展開にも不安の声が上がっているという。「5月1日には映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』が公開されます。東出さんは長澤まさみさん(32)や小日向文世さん(65)、小手伸也さん(46)らとともに主要キャストをつとめています。このままだと東出さんの稼働は絶望的。小手さんも昨年に不倫疑惑が報じられたこともあり、ほかのキャストが奔走することになりそうです」(映画関係者)
2020年01月28日連日テレビやネットニュースを騒がせる、東出昌大さん(31)の不倫騒動。お相手の唐田えりかさん(22)が19歳のころからの関係だったことや、妻の杏さん(33)が妊娠中の不倫であったことなどが報じられました。もはや東出さんを養護するスキマはなく、各方面から厳しいバッシングが集まっています。現在、東出さんが自宅を出るカタチで別居。離婚を避けるための“前向きな冷却期間”を設けているとのことです。筆者も今回のニュースには、東出さんに対する呆れに近い感覚を持っています。ただ不倫相手である唐田さんの“匂わせ”については、思うところがあります。それは、不倫する女性側の哀れさです。■不倫女子は妻をあざ笑っているのか?今回の不倫報道では、唐田さんにかなりの注目が集まりました。3年という時間の長さにあわせて、Instagramなどで2ショットを投稿。友人には「でっくん」と東出さんを紹介していたことなどが紹介され、「妻をあざ笑っていた!」「妻から男を奪おうとしていた!」などの悪女めいた表現をよく見かけました。しかし一般的に、不倫女性の多くは別の思いを抱いているようです。それは彼女たちが“匂わせ投稿”をするのは、シンプルに「不安だから」ということです。そもそも不倫する女性は、自分が「2番手」であることを重々理解しています。最初は意識していなくとも、付き合いのなか家族の優先度の高さを目の当たりにして「そういうことか……」と受け入れるのです。なかには「彼を奪ってやる!」的な強行突破型の女性もいます。ただそうしたタイプの女性は、少なくとも“匂わせ投稿”といった微妙なアピールはしません。逆に「彼は私のものにならない」という不安感のなかにある女性ほど、落ち着かせようとして不特定多数に匂わせ行為を仕掛けがちなのです。■試される唐田えりかのこれからとはいえ不安感からの匂わせだったとしても、唐田さんの過ちが消えるわけではありません。ただ彼女はまだ22歳。女優としてまだ「これから」という時期でもありました。それにもし今回バレなければ、このまま5年10年と続いていた可能性があります。もちろん、「人生、経験!」なんてポジティブなことは言えません。しかし今この時期にきちんと関係を解消して、どう向き合っていくのか。それによって、彼女の今後は変わってくると思います。不倫(男性が既婚者で、女性が独身者)は女性が自らを下げるものであり、それは間接的な自己攻撃でしかありません。だからどんなに相手を好きになっても、どんなに相性がよくても薦めません。私は、その関係で我慢できるほどの自己肯定感の低さを見直すべきだと思います。多方面に激震が走った令和の不倫。東出さんと杏さんは、夫婦として再起を図れるのか。そして、唐田さんは女優としてもう一度スタートを切れるのでしょうか。(文・イラスト:おおしまりえ)
2020年01月28日東出昌大(31)と唐田えりか(22)の不倫が「週刊文春」によって報じられてから5日が経つ。その余波は広がり続けている。現在、ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)に出演中の東出。16日の初回放送は12%という高視聴率を記録したが、各メディアによると23日に放送された第2話は9.7%に。1週で2.3%も大幅にダウンしたことになる。またサンスターが東出の出演していたCMに打ち切りという判断を下しただけでなく、ホンダやフジ住宅もCM動画をホームページから削除したという。またスポニチアネックスによると唐田はドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(TBS系)に出演していたが、24日に出演の自粛を発表。さらに2月に放送予定のドラマ「100文字アイデアをドラマにした!」(テレビ東京系)がお蔵入りの可能性も浮上している。同作で唐田は本人役で登場し、不倫をする姿が描かれているためだという。2人の不倫に芸能界からも否定的な声が相次いでいる。ダウンタウンの松本人志(56)は26日、「ワイドナショー」(フジテレビ系)で「2年も3年も引っ張って、バレてオタオタするなよと思います」とコメント。また熊田曜子(37)は24日、「ノンストップ!」(フジテレビ系)で妊娠中の不倫に対して「絶対に許さないです。一生許さないです」「墓場に持っていっても墓場から愚痴っていると思います」と厳しい言葉を口にした。3年もの間、不倫関係にあった2人の行動を疑問視する声も次々とあがっている。26日、KAT-TUNの中丸雄一(36)は「シューイチ」(日本テレビ系)で「不倫したらどうなるかって想像ついたと思うんです。そのなかで3年続けたのは、どういう気持ちだったのかなって」と首を傾げた。みちょぱこと池田美優(21)は同日、「サンデー・ジャポン」(TBS系)で「3年も同じ人はガチじゃないか」と本気の恋愛だったのではと推測した。そのいっぽうで過熱する不倫叩きに違和感を表明する人たちも。ハライチ・岩井勇気(33)は23日、《奥さんが騒いでないのに周りが騒ぎ立てるのは余計なお世話》とツイートした。SEKAI NO OWARI・Saori(33)も24日、《幾らパートナーが酷いことをしても、会ったこともない人にパートナーのことを悪く言われたくないなあ》《このクズめ!って思ってたとしても、知らん人には「クズめ!」って言われたくないんだなあ》とTwitterにつづっている。イクメン俳優から一転した東出。スポニチアネックスによると不倫が報じられてから初めて行われた「ケイジとケンジ」の撮影は厳戒態勢が敷かれ、東出は制作側に「大変ご迷惑をおかけしています」と神妙な表情で頭を下げたという。
2020年01月27日1月22日に文春オンラインで杏(33)との別居が報じられた東出昌大(31)。原因として、東出が唐田えりか(22)と不倫関係にあったことも明らかになった。同日、東出の所属事務所はコメントを発表。記事内容を大筋認め、「これらのことは東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄だと思います」としていた。だが、その内容に女性たちから怒りの声が上がっている。問題となったのは、つづられた以下の部分だった。「現在、本人はこのような事態になったことに対して責任の重さ、失ったものの大きさを実感しひたすら後悔に苛まれ苦しんでおります」これに対して23日、「スッキリ」(日本テレビ系)でハリセンボン・近藤春菜(36)は苦言を呈した。近藤は「『後悔に苛まれ苦しんでおります』とありますが、苦しい思いをしてるのは杏さん。正直、東出さんが苦しんでいるとかはどうでもいい」と話し、「杏さんとどう向き合うかが大事。苦しいという言葉は一番使ってはいけない言葉」と語った。Twitterでは、近藤に賛同する声が続出。さらにその後も、女性たちから厳しい声が上がり続けている。《散々楽しんでバレたら苦しんでますなんて都合良すぎじゃないかと》《お前が苦しんでようが苦しんでないようが関係ないんだよ、苦しんでるのは杏さんとその子供たちだろ》いっぽう、唐田の事務所も22日にコメントを発表。「今回の報道を受け、本人は軽率な行動を深く反省しております」「自身の弱さ、愚かさ、甘さを深く受け止め、向き合いたいと思っています」とつづっている。そんななか、次のような批判もあった。《東出の「苦しんでいる」と唐田の「自分の弱さ」というコメントほど、しっくりこないものはない》
2020年01月24日1月22日に文春オンラインが報じた、杏(33)と東出昌大(31)の別居。同サイトによると1月上旬に2人は別居し、離婚危機に直面。原因となったのは、東出の「未成年不倫問題」だという。同日、東出の所属事務所はコメントを発表した。「書かれている事柄はほぼ事実と判明しました」「これらのことは東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄」と明かし、「今回の別居は離婚へ向かうものではなく、なんとか修復へのステップを踏むための冷却期間と聞いております」としている。東出と杏は13年9月の朝ドラ「ごちそうさん」(NHK総合)での共演をキッカケに交際をスタート。15年の元日に結婚し16年5月には双子の女児、そして17年11月には男児が誕生している。2人は結婚当時、“格差婚”と言われることもあった。「ごちそうさん」で大ブレイクした杏は、14年4月に放送された主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)で国民的女優としての地位を築いたためだ。「ドラマの平均視聴率は16%と好成績を記録。杏さんのギャラも倍に跳ね上がりました。その出演料は、当時の東出さんの4倍だったともいわれています。東出さんが焦りを見せることもあったようですが、それでも杏さんは信じて見守ってきたのです。東出さんは15年5月に公演された舞台『夜想曲集』で舞台初出演にして初主演。大役のあまり当初は出演するかどうか悩んでいたそうですが、そのときも彼女は『今こそチャンスじゃない。頑張って!』と送り出してあげたそうです」(芸能関係者)杏の存在は、東出の俳優人生に欠かせないものだった。18年10月16日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)で、彼はこう語っていた。「10代後半から20代前半は『お金が足りない』『頭が足りない』『お酒が足りない』っていう連中と日々、ドンチャンやって……。クズみたいな掃き溜めみたいなところで生活していた」そんな彼を変えたのが、他ならぬ妻の杏だった。番組のなかで、東出は彼女と出会って「だいぶ更生された」とも語っている。杏のサポートもあり、東出は一躍スターダムへと駆け上がった。18年9月に公開された映画「寝ても覚めても」は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。また今月16日からスタートした桐谷健太(39)とのW主演ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)も、初回放送の視聴率が12%を記録。好発進を切ったばかりだった。東出は昨年7月、本誌で「心血を注いで作ったものしか、後の世に残らない」「ですから、全力で誠実に仕事をしていきたい」と語っていた。一家の幸せに、その誠実さを向けることはできなかったのだろうか――。
2020年01月23日俳優の東出昌大(31)が妻で女優の杏(33)と別居中であると、1月22日に「週刊文春デジタル」が報じた。原因として、東出と女優の唐田えりか(22)が3年前から不倫関係にあったことも明るみに。非難の声は東出だけでなく、唐田にも及んでいる。18年9月に公開された映画『寝ても覚めても』で共演した東出と唐田。当時、唐田は未成年でもあった。「東出さんと唐田さんはこの作品で急接近しました。東出さんは唐田さんの緊張をほぐすために、『タメ口で話そう』と提案。さらに現場では『でっくん』と呼ぶように声掛けしていました。またオフの日でも東出さんが唐田さんに『本読みしよう』と誘い、いっしょに過ごしていたようです」(映画関係者)しかし、熱を上げていたのは東出だけではなかったようだ。「唐田さんは共演映画のインタビューで『10代最後の夏、大恋愛をしました』と自信満々にコメント。インスタグラムでも東出さんの写真を投稿するなどしており、ファンからは“匂わせ”という声もあがっていました」(前出・映画関係者)いっぽう、杏は17年11月に第3子となる長男を出産。同じ業界であれば、唐田にも杏が育児に奮闘していると容易に想像がつくはずだ。「杏さんは16年5月に誕生したのが双子ということで、苦労も多かったようです。3人目が生まれてから、育児はさらにハードに。それでも昨年、ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で4年ぶりに現場復帰しました。“時短”を取り入れるなどしましたが、育児と撮影の両立に『倒れるかと思った』とも語っていました」(テレビ局関係者)世間ではそんな杏を擁護する声が溢れるとともに、東出や唐田に対して非難の声が殺到している。《とりあえず #唐田えりか は本当に空気クラッシャーだってこと。 東出は子供の世話しないで、杏ちゃん放っておいて夫として何してんの…。是非とも、杏ちゃんに頑張ってもらいたい》《1番辛いのは杏ちゃんです。 誰も味方にはついてくれませんよ。 ほとんどが杏ちゃんの味方です。 世間だけじゃなくて、杏ちゃんにちゃんと謝罪するべきだと思います》《東出昌大くんと唐田えりかさんがどんなに謝っても、杏ちゃんと杏ちゃんの家族に一生消えない傷をつけた事を許せないと思う》
2020年01月23日桐谷健太が刑事に、東出昌大が検事に扮しW主演する「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」が1月16日からスタート。視聴者からは桐谷さんの関西弁と東出さんのコミカルな演技、また磯村勇斗演じる刑事の“モノマネ”にも多くの注目が集まっている。数々の人気作を手がけてきた福田靖が連続ドラマ小説「まんぷく」執筆後に初めて手掛ける連続ドラマである本作。桐谷さんが“元体育教師の異色な刑事”仲井戸豪太を、東出さんが“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”真島修平をそれぞれ演じ、比嘉愛未が豪太の妹で修平のサポートをする立会事務官の仲井戸みなみ役で出演。この3人を中心に物語が進む。3人のほか豪太とバディを組む刑事の目黒元気に磯村さん。“枯れ専”刑事の毛利ひかるに今田美桜。修平に対抗心を持っている検事の日下直樹に渋谷謙人。日下直樹検事の立会事務官・森岡奈緒子に奥山かずさ。豪太の上司となる課長の多胡永吉に矢柴俊博。元裁判官で修平やみなみがよく通う「OKAZU-YA」の女将・宮沢かほりに奥貫薫。修平の上司で横浜地方検察庁みなと支部の部長検事・樫村武男に柳葉敏郎。豪太らの勤務する神奈川県警横浜桜木警察署の署長・大貫誠一郎に風間杜夫といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では、刑事となった豪太が世間を騒がせている連続空き巣犯を捕まえてみると、それが教師時代の教え子・滑川秀幸(馬場徹)で、送検されてきた秀幸を担当することになった修平が余罪を追及すると、秀幸が1年前に空き巣目的で入った家で老人を突き飛ばして逃げていたことが判明。しかもその老人は直後に亡くなった状態で発見されており、強盗致死、あるいは強盗殺人として立件できる可能性もあると考えた修平は功名心をみせるが…というストーリーが展開。1話を見た視聴者からは桐谷さん演じる豪太の“熱血刑事”ぶりに「予想以上に桐谷健太のキャラが強烈だった(笑) 」という声とともに「桐谷さんの関西弁完璧やから、めちゃくちゃ気持ちええねん」「桐谷さんの関西弁は聞いてて気持ちいい。(自分も関西人)」などその関西弁に賞賛の声が寄せられるほか、また修平を演じた東出さんにも「女性にアタックしまくる東出くんも何か新鮮」「東出さんはイケメン過ぎて眩しい」といった声が集まる。また磯村さん演じる元気が豪太のモノマネをするシーンにも「目黒くんのモノマネ微妙に似てるからじわる」「モノマネまあまあ似てるの笑う」など多くの反応が寄せられており、「脇役めっちゃ豪華」とキャスティングの豪華さに注目する反応も投稿されている。(笠緒)
2020年01月17日11月8日(金)から公開中の映画『ひとよ』で父親を殺害した母親の長男を演じた鈴木亮平さんのサイン入りチェキを1名様に!応募はぴあ(アプリ)にて11月18日(月)まで受付中。ぜひご応募下さい!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=39e7f65c-1792-4cf3-836d-b081b4f18d3d)
2019年11月11日11月6日(水)今夜の「TOKIOカケル」は、俳優の鈴木亮平が3年ぶり4回目の登場。城島さんの結婚をお祝いしたいという鈴木さんとスタジオを飛び出し行きつけのレストランでロケを敢行する。「TOKIO」城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が毎回ゲストと駆け引きを使った様々なオリジナルゲームや、トークで盛り上がる本番組。昨年の大河ドラマ「西郷どん」に主演、その徹底した役作りでも知られる鈴木さんは、「城島茂さんの結婚のお祝いをしたい!」ということで、スタジオを飛び出し、「城島さんの結婚をお祝いできるお店はここしかない」と本気で決めたレストランにてロケ。「来たら必ず食べるメニュー」という選りすぐりの3品でおもてなしする。レストランへサプライズを依頼していた鈴木さんだったが、「TOKIO」メンバーはもちろん鈴木さん本人も驚く展開に。どんなサプライズが行われたのか!?また番組お馴染みの企画「鈴木亮平の生まれて初めて聞かれました」では城島さんから「俳優としてのジンクスはあるか?」という質問が。「あまりこだわらないようにしている」という鈴木さんだが唯一大事にしているのが“勝負パンツ”だという。前回出演時に映画『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』の告知をした鈴木さん。同作で鈴木さんが演じた主人公が強烈なパンツ姿だったこともあり、当時TOKIOメンバーが大盛り上がり。そんな経緯もあり、鈴木さんから“勝負パンツの歴史”や“勝負パンツへのこだわり”が語られていく。また国分さんからは「似ている人、増えた?」という質問が。前回「芸能人で誰に似ているって言われる?」と質問され「よく言われるのは、ずんの飯尾(和樹)さん」と答えた鈴木さん。今回はAIが似ている有名人を判定するソフトで、TOKIOのメンバーや鈴木さんが誰に似ているのかを調査。すると城島さんとある有名人が身内レベルで似ているという測定結果が。城島さん本人も「スマホの顔認証が通るのか確認してみたい」と話すほどの有名人とは一体誰なのか?レストランでの収録に「お料理は好みがあるのでドキドキしていたんですが、皆さんが“おいしい”と食べてくださっていたので安心しました」と語る鈴木さん。「TOKIOの皆さんはいつも優しいんですが、今日はさらにリラックスされていた気がします。久々だったので緊張していましたが、僕もリラックスして収録できました。誰にも見せる予定がなかった僕の趣味に、皆さんがすごく食いついてくれて楽しかったです」と収録をふり返る。城島さんへのサプライズについて「レストランの方が用意してくれたものはまさか…でした(笑)アットホームで改めてすてきなお店だなと思いました。喜んでいただけて良かったです」とコメント。鈴木さんが出演する映画『ひとよ』は、15年前に起きた事件でバラバラになった家族が再会、崩壊した絆を取り戻そうとする姿を描くヒューマンドラマ。佐藤健、松岡茉優が鈴木さんと兄妹役に、3兄妹の母に田中裕子といったキャストが出演する。映画『ひとよ』は11月8日(金)より全国にて公開。「TOKIOカケル」は11月6日(水)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月06日藤原竜也と鈴木亮平という“同級生コンビ”が舞台で共演するのは、本作『渦が森団地の眠れない子たち』が実に10年ぶり。さらに作・演出は、人間ドラマを真っ向から描く骨太な作風で、岸田國士戯曲賞を受賞するなど高い評価を得ている劇作家・演出家の蓬莱竜太。となれば、タイトルから想起するようなチャイルディッシュな内容で終わるはずもない。9月上旬、その気になる内容を確認すべく、稽古が始まったばかりのスタジオを訪れた。【チケット情報はこちら】稽古場に入ると、キャストたちが“本読み”(台本を見ながらセリフを読む)の真っ最中。しかし藤原や鈴木をはじめ全員が、まるで“立ち稽古”のように声を張り、表情豊かに会話するさまが圧巻だ。同じ団地に住む小学生という設定の佐山鉄志役・藤原と田口圭一郎役・鈴木にしても、ことさら“子供らしく”演じている様子はない。頭の回転が早く、圧倒的な力で周りの人間を掌握してゆく鉄志と、そんな鉄志たちを一歩引いて見ているかのような圭一郎。それはそのまま大人の縮図だが、時折見て取れる短絡的な行動は、彼らがまだ“子供”である証拠だ。ギャップは笑いを生みつつ、ゾッとするような怖さも含んでいて……。短い時間ながら、思わず引き込まれる稽古場見学となった。稽古後のインタビューには藤原と鈴木、蓬莱が参加。やはり気になるのは、蓬莱が“あて書き”として、藤原と鈴木を子供に設定した点だ。藤原と飲み仲間という蓬莱は「藤原さんが時々見せる子供っぽさが、僕は面白いなと感じていて。それと対比する意味でも、鈴木さんにはもともとの誠実性は保ちつつ、小さな罪を犯してしまうような役を演じてもらいたいなと。それでこういう設定になりました」と語る。藤原は「せっかく子供の頃の苦い思い出を掘り起こして蓬莱さんに2時間ほど語ったのに、全然採用してくれなかった……」と笑わせながらも、「“あて書き”というのは僕たちにとってぜいたくなこと。大きなチャンスでもあるので、蓬莱さんの期待に応えていきたい」と意気込む。鈴木もうなずきながら、「蓬莱さんの観察眼がすごいと思うのは、圭一郎が経験したことって、僕自身も確かに覚えがあるんですよ。子供の頃って苦しいこともいっぱいありましたよね。そんな生々しい気持ちと向き合って、きちんと演じなければと思っています」と話した。多くの舞台に出演してきた藤原だが、蓬莱自らの演出を受けるのは今回が初めて。「すごく新鮮だし、楽しいです。一緒にモノづくりをしていると、改めて演劇って大事だなと思うし、“ホームに戻ってきたな”という気持ち」と充実の表情だ。鈴木も「蓬莱さんは台本も演出もすごく繊細で緻密で、しかも面白い。蓬莱さんの色に染まれることが幸せだなと感じています」と語る。キャスト・スタッフともに盤石の布陣で贈る本作。その世界観が立ち現れる本番を、楽しみに待ちたい。公演は本日10月8日から20日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場にて。その後、全国を巡演。取材・文:佐藤さくら
2019年10月08日藤原竜也と鈴木亮平が、ガチの小学生役。それも、骨太な人間ドラマを描くことに定評のある劇作家・演出家の蓬莱竜太による書き下ろし、つまり2人への“あて書き”となれば、興味を抱かずにはいられない。本作『渦が森団地の眠れない子たち』は、団地が舞台。「子どもの視点で描くと、団地の世界は、戦争、恋愛、ファンタジー、ホラー、恐怖の大人たちというようなエンタテイメントに溢れていて、それを盛り込んだ群像劇、人間ドラマを描きたいという意欲です」と語る蓬莱は、自ら演出も担当。その舞台が、10月4日に開幕した東京・新国立劇場 中劇場での公演を皮切りに、佐賀・鳥栖市民文化会館 大ホール、大阪・森ノ宮ピロティホール、愛知・御園座、広島JMSアステールプラザ 大ホール、宮城・多賀城市民会館 大ホールにて上演されている。物語は、小学生の佐山鉄志(藤原)と田口圭一郎(鈴木)が住む団地で展開する。頭の回転が早く、周囲を掌握するカリスマ性に長けている鉄志と、一見おとなしいが、地頭の良さで鉄志たちを客観的に見ている圭一郎。対象的だが親友だったはずのふたりは、ある事件をきっかけに団地の王座を賭けて争うようになり……。多くの舞台に出演してきた藤原だが、蓬莱の演出を受けるのは今回が初めて。2人は普段も飲みに行く仲だそうで、そうした中で着想を得たであろう“あて書き”が、どう表現されているのか見ものだ。一方の鈴木も、蓬莱とは初タッグ。異色作となる今回、鈴木のパブリックイメージと思われる「誠実さ」や「知的さ」が作家の眼にどう映り、役へとつながったのか期待が高まる。また鉄志と圭一郎という緊張感のある関係性は、藤原と鈴木という大看板同士、かつ同学年だからこそ、いっそう楽しめること必至。鉄志たちの行動は時折短絡的で、そこはやはり“子供”なのだが、その大元にある動機は大人と同じ。いわく、見栄や保身、虚勢、欲望、そして駆け引きだ。藤原と鈴木が、それらのリアルをどう見せてくれるのか。蓬莱の自在な筆致にも注目したい。文:佐藤さくら
2019年10月04日10月からの“オトナの土ドラ”は、高岡早紀が主人公を演じるサイコスリラー「リカ」を放送。小池徹平と大谷亮平も出演し、純愛を貫くがゆえに狂気と化してしまう主人公の愛情への渇望を描く2部構成のドラマが展開する。原作は、第2回ホラーサスペンス大賞を受賞したベストセラー、五十嵐貴久の「リカ」シリーズ。今回は「リハーサル」「リカ」の2冊、常軌を逸した女・リカが周囲を破滅に追い込んでいく戦慄のエピソードを2部構成でドラマ化。誰もが陥るかもしれない恐怖体験を描き出す。主人公のリカを演じるのは、近年では「向かいのバズる家族」『雪の華』などに出演した高岡早紀。「女は28歳で結婚し、家庭に入るのが一番幸せ」と永遠の28歳、乙女のような純粋さを持ちながら、愛を求め恐るべき犯罪を遂行する…。「これは相当大変な役」。台本を読んだ感想をこう語った高岡さんは、「嫌われる女性を演じたことは過去にたくさんありましたが、ここまで救いようがなく、嫌われる要素しかない女性を演じた経験はありません。台本を読んでいてもうまく読み進められていないという現状で、単純に恐ろしい女に出会ってしまったと思っています」と印象を明かす。しかし、「彼女のピュアさや、誰かに必要とされたいと思う欲求は、大人になっても誰もが絶対に持っている部分であり、そこに関しては彼女に嘘はなく、私自身も共感していけると思っています」とわずかに共感できる部分も見つけた様子。「まず、自分自身がリカを好きになり、受け入れなくてはいけないので、その要素を台本を読みながら一生懸命拾っているところです。少しでも共感部分を広げることが、このドラマを観たいと思っていただける基盤になると思うので、共感から入って頂いてから、『違う!』とか『怖い!』と感じ、楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。また、病院が舞台の第1部でリカのターゲットになるのは、小池徹平演じる外科医・大矢昌史。婚約者もいて順風満帆な人生だったが、リカの登場で全てが狂ってしまう。そして3年後から始まる第2部では、大谷亮平演じる映画製作プロデューサー・本間隆雄がリカのターゲットに。妻と別居中にマッチングアプリを通じてリカと出会い、破滅の道へ。小池さんは、今回演じる役について「実は特にこういう人間だという飛び抜けたものがなく、普通で真面目な青年という印象が強いです。理由もわからぬまま、病院でリカにストーキングをされて巻き込まれる、とてもかわいそうな人です(苦笑)」と役どころについて説明し、「ただ、普通の人間がストーカーに遭ったとき、どういう思いをしていくのかという感情の流れをしっかり見せていかないと視聴者の皆さんに伝わらないと思っていて、“普通”という役どころは、実はかなり難しいとも思います」と語っている。そして「リカはかなり強烈なキャラクターではありますが、現実に起きてもおかしくないストーリーだと思いました。ストーカーに迫られる役ということもあり、いろいろと考えてしまったというのが正直な感想です」とリアルに感じたという大谷さん。役柄については、こちらも「いたって普通の常識人です」と話し、初共演となる高岡さんについては「大人の女性という印象で、まさにオトナの土ドラの主演にぴったりの方だと思いました。神秘的な部分も感じていて、これからリカとしてどう出てくるのか未知数でとても楽しみです」と共演を楽しみにしている様子だ。また、すでにSNSでは「リカがドラマ化とかヤバ過ぎる」「絶対観る!」「怖そう~」などと期待の声も出はじめている。「リカ」ストーリー●第1部都内にある花山病院に看護師として採用された雨宮リカ。副院長で外科医の大矢昌史は、将来を嘱望される病院のエースで婚約者もいる。しかし、昌史はリカにとっての運命的な出逢いをしてしまう。そう、リカは「運命の相手」として、昌史に目を付けて病院に入り込んだのだった。すると、花山病院で不可解な事件が続く。消えていく患者、看護師、医師たち。そして、昌史の婚約者にもリカの魔の手が伸びる…。●第2部3年後。映画会社のプロデューサー・本間隆雄は、妻の浮気が原因で別居中。ある日、仕事上のリサーチのため「メールで文通ができるマッチングアプリ」に登録する。そこにハンドルネーム<リカ>を名乗る女性からメールが。しばらく文通が続き、本間は仕事目的で<リカ>に会ってみようと提案。これが地獄への入り口、破滅の幕開けだった。以来、本間の携帯にはおびただしい数のメールと着信が。リカの執拗なストーキングが続く。本間の同僚、探偵、刑事、そして妻と娘と周囲を巻き込んだ壮絶なストーリーは、予想外の結末を迎える――。オトナの土ドラ「リカ」は10月5日より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月30日俳優の大谷亮平が10日、東京・大井町の大井競馬場でトークイベントを行った。東京シティ競馬のキャンペーンキャラクターを中村倫也、賀来賢人とともに務めている大谷亮平がが、南関東3歳クラシック3冠レースの最終関門として、地方やJRAからトップクラスの3歳馬が結集する「第21回ジャパンダートダービー」のレース前に登場した。多くの観客を前にして「こんなにお客さんが入っているんですね。あちら側(観客席)で見たことはありますが、こちらで見るのは初めてです。華やかでビックリしました」と感想を述べ、「こんなにお客さんがいるのは初めてなので、早くレースが見たい気持ちでいっぱいです。本当に豪華ですよね」と語った。トークショーの前には大谷の冠がついたレースも実施されたが、「僕の人生で最初で最後ですよ。上で見ていたんですけど、事務所のスタッフが当てたんです。だからすごく興奮しました。自分の名前がついたレースを当てたので、今日は良い日だなと思っています」と笑顔を見せた。現在放映されているCMでは、中村倫也と賀来賢人の上司役として出演している大谷。中村と賀来について「とにかく若々しいですね。おしゃべりも大好きだし、あの年代にある色気を感じました」とコメント。前回の同所で行われたトークショーでは、中村が出演して「大谷さんは天然」と明かしていたが、それについて問われると「(天然と)言われることがあるんですが、マイペースなのでそう言われるんですかね。中村さんとのやり取りで天然ということはないんですけど(笑)」と苦笑いを浮かべた。また、トークショー中では「第21回ジャパンダートダービー」の予想も行い、大谷の両親が高知出身ということで高知競馬所属のナンヨーオボロヅキを予想。「僕は大阪で育ちましたが、両親が土佐の人間なので、是非応援したいなとう期待を込めて選ばせてもらいました。土佐の血が通ってまして。この馬を見た時は賭けてみたくなりましたよ」と自信満々だったが、結果は残念ながら最下位の14着に終わった。
2019年07月11日サブカルチャーの中心地、東京・下北沢。なかでも本多劇場は、サブカルの代表格で、演劇を志す者たちの憧れの的だ。この夏、東出昌大(31)はその舞台で『二度目の夏』(7月20日~8月12日)の主役を務める。「役者って人前で涼しげに演じてるようですけど、その実、悩んでとどまったり、前進しては戻ったり……下北沢ではそれが繰り返されてる。居酒屋にも演劇のチラシが貼られていて、独特な街ですね。役者の聖地である憧れの劇場で、僕も尊敬する岩松了さん作・演出の舞台に立てるなんて!」(東出・以下同)モデルから俳優へ活動の幅を広げていった東出。演劇のメソッドを勉強したことがなかったため、当初は苦労したという。「濁流のなかで8年を過ごしてきました。去年、三島由紀夫原作の舞台『豊饒の海』に出演してついに、あぁ、役者になったんだ、と思えたんです」感慨に浸りながら、品のいいのびのびとした笑顔をつくる。東出が演じる夫とその妻、夫の親友らを取り巻く男女の人間模様を描き出す本作。裕福な家庭に育ち誰もが羨む人生を送る主人公は、物語が進むにつれ親友への“嫉妬”に押しつぶされていく。「僕の役ってねじ曲がった癖(へき)がある男。出張中に、親友に妻の面倒をみてもらうんです。坊ちゃん育ちで悩みがない分、人として欠如している部分もありそうですね」東出自身が抱く嫉妬という感情について聞いてみた。「7年前、映画『桐島、部活やめるってよ』での太賀くんの素晴らしいお芝居が羨ましかった。僕にはできないな、って。憧れや羨望で歩みを止めてもしょうがない。自分には何ができるかを考えて、前進することで乗り越えました」嫉妬をプラスの刺激に変換したのだ。困難に直面しても、乗り越える強さがある。「答えがない問題にぶつかると、悩みのタネから離れてアウトドアでリフレッシュしています」ほかにも落語や将棋、料理など興味の対象はさまざまだ。「子どものころから競馬も好きで。ドラマを背負っていたり血統があったりする競走馬が好きなんです」23歳で俳優になる前には、ジュエリーの専門学校に通った時期もあった。「役者の仕事と宝飾品に共通して言えるのは、心血を注いで作ったものしか、後の世に残らないということです。ですから、全力で誠実に仕事をしていきたい」
2019年07月08日