PARCO PRODUCE 2021『ピサロ』の初日前会見が14日に東京・PARCO劇場で行われ、渡辺謙、宮沢氷魚が取材に応じた。『ピサロ(原題:ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン)』は、16世紀、167人の寄せ集めの兵を率いて、2,400万人のインカ帝国を征服した、成り上がりのスペイン将軍・ピサロの物語。『アマデウス』『エクウス』などで、トニー賞最優秀作品賞、ニューヨーク劇作批評家賞など数多くの賞を受賞した英国を代表する劇作家ピーター・シェーファーによる傑作戯曲で、1985年に行われた日本初演では山崎努がピサロ、当時まだ無名だった渡辺謙がインカ帝国の王・アタウアルパを演じた。昨年、渡辺は自身に「俳優を一生の仕事とする」覚悟を決めさせる1本となった本戯曲にタイトルロールとして帰還し、PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾公演として華々しく開幕する予定だったが、コロナ禍により初日を延期。さらに45回予定のところ、わずか10回の上演となった。今回はアンコール公演であり、渡辺ら出演者は「リベンジ公演」と呼んでいるという。渡辺は昨年の中止について「落ち着いてゆっくりお芝居を楽しみましょうという空気じゃない中で10回の公演をやっていました。パルコも休館せざるを得なくなり、『お客様の安全も考えたら、演劇を出来る状態ではないのかもしれない』ということで公演の中止を決めました」と振り返る。「僕の中でシャッターを下ろして止まってた感じだったんですけど、今年この稽古がもう1回始まるという中で、懐かしいメンバーと合って、読み合わせをしたときに、本当に時計が動き始めた感じがしたんです。そのくらい、時計が止まっていたんだ、秒針が止まっていたんだということに気がつきました」としみじみと語った。宮沢も「去年中止が決まった日に、謙さんが『また会いましょう』という言葉をかけてくれて、これはもう間違いなくやるんだなと、どこかで信じられた。やらないわけがないと思っていたので、中止になってすごく悔しい思いであったり、その思いをどこにぶつけていいかわからない瞬間もあったんですけど、その時の言葉を思い出すととても前向きになれる自分がいました」と感謝する。この1年を経て、宮沢が「同じ役を演じても全然違う景色が見えてきたり、自分の成長も少しですけども感じられる瞬間があって、僕個人として少し成長できた姿を皆さんにお届けできるのはとても光栄に思っております」と心境を表すと、渡辺は「かなり成長しています」と太鼓判を推した。36年前に自身が演じたアタウアルパを今回演じる宮沢について、改めて渡辺は「この衣装を見ていただいたらわかると思うんですけど、ある種超越してるわけなんです、神という存在なので。それでパフォーマンスをするのは非常にハードルが高いことだと、僕も36年前に自覚はしていたので、相当大変だったと思います」と慮る。一方で「去年1回やっているので、今年はもうそこありきの状態から始められる。彼としてはさらに何かいろんなことを考えられるいい稽古場だったと思っています」とも明かす。また、「外出するのもはばかられるような時勢の中で、演劇をご覧いただくことに、ある意味非常に胸を痛めるわけですけども、それでもやっぱり僕たちは届けたいものがあるんだという思いを強くこのカンパニー全員で持っています」と渡辺。「大変なことはよく存じ上げておりますので、くれぐれも養生しながら劇場に足を運んでいただきたいですし、くれぐれも感染にならないようにご用心していただければと思っています。しっかり届けていこうと思っています」と意気込んだ。
2021年05月14日林遣都と中川大志の共演で、実在の動物保護サークルをモデルに映画化する『犬部!』。この度、獣医学部の学生でつなぎ姿の林さん&中川さんの場面写真と、サークル「犬部」の同志となる大原櫻子、浅香航大をはじめ総勢10名の追加キャストが明らかになった。まず、到着したのは主人公・花井颯太(林遣都)と、その相棒・柴崎(中川大志)がバディとなる犬の花子(ちえ)、太郎(きぃ)と一緒につなぎ姿で散歩する場面写真。昨年8月に十和田市の北里大学内で撮影された1枚だ。また、2人に負けず劣らずの動物愛を持ち合わせた「犬部」の心強い後輩メンバーが解禁。颯太の心意気を慕う“猫好き”・佐備川よしみ役には、現在アーティストとして全国ツアー「大原櫻子 CONCERT TOUR 2021“Which?”」の真っただ中であり、映画・ドラマ・舞台と女優としての活躍も目覚ましい大原櫻子。教授の手伝いで実習用の動物を世話していた秋田智彦役には、「あなたの番です」や「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」ほか、NTV・Hulu共同制作「君と世界が終わる日に」など話題作での存在感で、ますます脚光を浴びている浅香航大。颯太と柴崎の情熱に引っ張られながら、学生時代も卒業後もずっと彼らを支える大切な仲間となる役柄。また、大学卒業後の柴崎を知る動物愛護センターの職員・門脇光子役に田中麗奈、智彦の父で獣医の秋田秀作役に酒向芳、さびれてしまったペットショップを営む久米尚之役に螢雪次朗、獣医学部の教授・安室源二郎役に岩松了。保護動物たちの切実な現状を変え、1匹でも多く守るために全てを捧げようとする「犬部」メンバーたちの想いや活動に大きな影響をもたらしていく。そのほか、獣医となった颯太のもとを何やら事情を抱えて訪れる女性・川瀬美香役に田辺桃子、颯太が開業した花井動物病院に勤める動物看護師・深沢さと子役に安藤玉恵、「犬部」をずっと後押ししてくれる動物保護団体のスタッフ・中越真利子役にしゅはまはるみ、大学卒業後のよしみが所属する研究室の後輩・田原優作役に坂東龍汰と、パワフルな物語を彩る個性豊かなキャスト陣が顔を揃えた。『犬部!』は7月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬部! 2021年7月22日より全国にて公開©2021「犬部!」製作委員会
2021年04月23日「僕はこれを“リベンジ公演”と呼んでいるんです」。渡辺謙が言う。2020年3月、リニューアルしたPARCO劇場のオープニング・シリーズ第一弾公演として開幕する予定だった、渡辺主演の『ピサロ』。コロナ禍によって初日が延期となり、わずか10回の上演で幕を閉じることをやむなくされたこの公演が、再びお目見得するのである。リベンジに向かう心境やいかに。渡辺謙が熱く答えた。昨年、公演の中断が決まったとき、渡辺はすぐプロデューサーに「もう一度やろう」と掛け合ったそうだ。「僕は映画でもドラマでも作品をひとつの旅に例えていて、舞台であれば、稽古から千穐楽まで、そして一公演ごとに旅をしていると思っているんですけど、この『ピサロ』はお話自体がまさしく旅なんです。ピサロがインカに向かって冒険をし、彼にとってはそこがある種の終焉の地となる。そこでピサロが何を得て何を失うのか、僕自身がそれを見つける旅でもあったわけです。ですから、旅が中断されて、非常に未消化なまま終わった感じがあったので。また一から旅をして、見つからないこともあるかもしれないけど、見つけてみたい、つかみに行くぞという気持ちでいるんですね」。10回で終わったものの発見もあった。例えば、ピサロを山﨑努が演じた85年の上演で渡辺はインカ王アタウアルパを演じたが、今回のアタウアルパ役の宮沢氷魚を見ながら、「山さんもこんなふうに俺を見てたんだろうな(笑)」と思ったり、「同じ作品でもアングルが変われば感じ方が違う」と実感したり。「ピサロとアタウアルパがロープでつながれるというシーンを、ロープを使わず、見えない何かでつながっているというふうに表現した」ウィル・タケットの演出にも新鮮さを感じ、「価値観や考え方が相容れない人間たちが混ざり合っていくときに何が起こるのか、そのモメントを発見し表現していきたい」と意気込む。また、「壮大なお話であると同時にちっぽけな人間の話でもあって、その両極に針が触れる面白さがある」と作品の魅力も改めて感じている。昨年の上演は、突如見舞われた困難に舞台上にも客席にも緊張が伴った。だからこそ、今回の上演では演劇の楽しみを取り戻したいとの思いも強い。「劇場のドアがクローズして1ベルが鳴って客電が落ちて幕が開く。そこからは外の世界と違うことが繰り広げられ、浮世の煩わしさから離れて没頭できるのが演劇です。そこへ誘うために僕らはやっているんです」。ピサロと旅を共にすることで、自分はどこに辿り着くのか。楽しみにしたい。取材・文:大内弓子
2021年04月14日バラエティ番組『林先生の初耳学!』(TBS系)に出演している、塾講師でタレントの林修さん。2021年3月28日の放送では、俳優の大泉洋さんと対談しました。林さんは、予備校で現代文を教える現役の講師。同月現在も、授業をしているといいます。林修、国語よりも好きなのは…大泉さんの9歳になる娘さんは、そんな林さんにどうしても聞きたい質問があったようです。それが、「林先生は算数と国語どちらが好きですか」というもの。大泉さんは、娘さんに林さんが現代文の講師をしていることもあり、「それは国語でしょ」と話したそうですが、実際は違ったようです。林さんは、「それは迷うことなく算数ですね」と算数を選んだ理由を語りました。ものごとをきちんと考える習慣が付きますよね。いろんな条件が変わってくる。その中で、いわゆる定数・変数、変わらない部分と変わる部分。どこをどう条件を変えて問題を解けばいいか。この頭の使い方は社会でもやっていますからね。林先生の初耳学!ーより引用予備校の講師自体も、初めは数学で採用されたという林さん。「自分が楽しいことをずっとやるほうが僕は個人的に好きです」とし、大泉さんの娘さんに「興味のあるものに集中してほしい」とコメントを寄せました。ネット上では、林さんの考えに共感する声などが上がっています。・林先生が算数が好きって答えた理由、とても分かりやすかった。・算数なんだ!意外!国語だと思いました。・生きていく上で勉強はすべて大切だと思わされる。国語や算数だけではなく、小学生の頃に学んだことはすべて社会に役立つといえます。中でも、楽しみながら、また興味を持ちながら勉強するのは、将来の自分を豊かにするためにも必要なことです。興味のあるものを見つけて学ぶことは、いくつになっても続けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月30日俳優の渡辺謙が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第44回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、映画『Fukushima 50』で最優秀助演男優賞を受賞した。優秀助演男優賞の受賞者インタビューでは、「クランクインの時にエキストラも含めて100人くらいいて、一言だけ言わせて頂いたんです。『今現在も原発事故で福島で苦しんでいらっしゃる方もいるし、そのことで命を落とされた方もたくさんいらっしゃる』と。背負いきれないにしても、僕たちはそういう思いをこの映画にぶつけていこうという思いでやったので、なかなか厳しい現場ではありました」と撮影を振り返った渡辺。最優秀助演男優賞で名前が呼ばれると厳しい表情のまま登壇し、「今年は本当に参加することに意義があると思って来たので。福島の力をこのブロンズに込めて頂けたんだなとそんなふうに思っております」とコメント。そして「福島のみなさん!」と呼びかけながら握りしめたブロンズを掲げ、「とりあえず獲りましたので、どこか飾ってもらえるところに寄贈したいと思っております。本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくっていた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月19日2020年12月5日、俳優の渡辺謙さんが、情報番組『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)に出演。5人の孫にまつわるエピソードを披露しました。今年で61歳になったという渡辺さん。渡辺さんの息子である、俳優の渡辺大さんには2人の子供が、また、娘である俳優の杏さんには3人の子供がおり、計5人の孫がいるそうです。同番組の司会を務めるタレントの中居正広さんから「お孫さんからは、なんて呼ばれているんですか?」と聞かれると、「長男の子供2人からは『じぇい』と呼ばれています」と回答しました。なんでも、渡辺さんは、孫から『じいさん』と呼ばれることがイヤで、『じぇい』と呼ぶようお願いしたのだそうです。『じいさん』とか、すごいイヤだったわけ。だから上の子(大さん)の2人に「『じぇい』って呼べ」っていったら、素直にいうことを聞いたくれたんだけど。娘(杏さん)には、「ふざけんな!」っていわれて。(杏さんの子供たちからは)「じいじ」って呼ばれてます。中居正広のニュースな会ーより引用中居さんから「『じぇい』と『じいじ』ってだいぶ違うんですか?」と聞かれると「違うんだよ!サウンドがもう全然違いますよ!」と必死に答え、共演者を笑わせていました。視聴者からはさまざまな声が上がっています。・孫に『じぇい』って呼ばせてるの笑った。謙さんのかわいい一面ですね。・『じぇい』って呼ばせようとして娘に叱られたエピソードに和んだ。仲よし家族ですね!・私も初孫ができた時、「おじいちゃん」と呼ばれて嬉しい反面、「おじいちゃんか…」ってちょっとショックだったことを覚えています。渡辺さん一家の、『祖父の呼び名』を巡るほほ笑ましいエピソードに癒されますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月07日波瑠主演「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の7話が12月2日放送。“濃厚接触”の覚悟を決めた美々は青林を自宅に呼ぶが、そこで青林が口にした言葉にネットでは「多幸感すごい」など、絶賛の声が相次いでいる。波瑠さんが“企業において労働者の健康管理を行う医師”である産業医の大桜美々役で主演、美々がネット上のやり取りで恋に落ちた青林風一役に松下洸平。青林の同僚の五文字順太郎役に間宮祥太朗。美々と共に働く新人看護師・八木原大輝役に「HiHi Jets」高橋優斗。人事部部長の朝鳴肇役に及川光博。青林の“元カノ”我孫子沙織役に川栄李奈。八木原の彼女の乙牧栞役に福地桃子。非常勤の精神科医師・富近ゆり役に江口のりこといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。相思相愛となった美々と青林の“モーニングデート”現場に現れた八木原と栞は、2人のぎこちない様子を見て「美々先生は、イチャコラするのが嫌いなんです!」と伝える。それを聞いた青林は、自分のネクタイを直そうとする美々を避けてしまい、美々は自分が避けられてることに不満を抱いてしまう。そんななか大阪出張のため新型ウィルスの検査を受けることになった青林は「もし検査結果が陰性だったら」「僕と」と意味深メッセージを送る。美々は「僕と…濃厚接触をしてください、そういうこと?」と“濃厚接触の覚悟”を決め出張帰りの青林を自宅に呼ぶ…というのが今回のストーリー。診療室で健康診断を受けた青林が腹巻を忘れたことに気づいた八木原は、美々を幻滅させまいと腹巻を自分のものだと言い張るが、そこに栞が現れる。美々は八木原をフォローしようと自分の腹巻だと言い張るが、腹巻を取りに来た青林が自分の物だと告白。気まずくなった2人はお互いが目の前にいるのにも関わらずSNSでやり取りする…「いつも以上にSNSのやり取り可愛いすぎ」「腹巻き事件からのSNS上のイチャコラ本当に面白かった」「目の前でsnsでのイチャコラって可愛い」と視聴者からは美々と青林の姿に“かわいい”という反応が続々。その後、出張帰りの青林を自宅に呼ぶ美々。「濃厚接触しませんか?って言われるかと思ってました」と伝える美々に「ケジメをつけてから」と青林は答え、男性が皆、濃厚接触することがゴールだと思っているわけではないと続け「少なくとも僕は、手つないで寝るだけで、めっちゃ幸せだったりする」と美々と“距離を保ちながら”2人でベッドに横になる…。そんな青林の姿に「青林いいやつだ」「びっくりするほどちゃんとしたい男なんだな」「手を繋いだだけでこの充実したキュン」「このドラマ観たあとの多幸感すごい」「本当に青林みたいな人いないかな」などネット上は絶賛の嵐が巻き起こっている。(笠緒)
2020年12月03日本日11月25日、都内スタジオで開催されたドラマスペシャル「逃亡者」の制作発表記者会見に渡辺謙と豊川悦司が登壇。過酷な撮影エピソードなどを明かした。「逃亡者」は、1963年~67年にかけてテレビシリーズとして世界を席巻した往年のサスペンスアクション。ドラマ化にあたって、舞台を現代の日本に移してストーリーを再構築し、最新科学捜査を盛り込んだスリリングな追跡劇や真犯人探しの謎解きはもちろん、追う者vs追われる者が織り成す人間ドラマを骨太に描いていく。本作の撮影が行われたのは、実は1年前。長期間かけて作り上げた本作に、“逃亡者”演じる渡辺さんは「かなり大がかりなスタイルで撮影したので、逆に言うと、仕上げに1年間かかったということ。ようやくこの作品をお届けするときが来て、ちょっと興奮しています」と喜び、“追跡者”演じる豊川さんも「やっとこのような舞台に立つことができてほっとしています」と挨拶。また、壮絶なアクションシーンが目白押しの本作。そのほぼ全てでスタントマンを使わず自ら挑んだ渡辺さんは「撮影の途中で“こんな激しい作品だったかな…”と、ちょっと後悔しました(笑)」と冗談を言いつつも、「今回、生まれて初めて走行する電車内で激しいアクションに挑みましたが、停車している電車とはまったく違って疾走感があり、役者としての“さが”なのか、興奮しましたね!かなり面白いテイクが撮れたと思っています」と自信をのぞかせた。そんな渡辺さんのことを“生きた教科書”とリスペクトした豊川さんは、「謙さんからは学ぶことが多く、共演シーンの撮影日は謙さんの一挙手一投足をどうしても見てしまいました。“謙さんはどう芝居するのか”“このシーンについて監督とどんな会話をするのか”…。そういったことを垣間見られる貴重なチャンスでした」と撮影をふり返る。一方、渡辺さんは豊川さんについて「同じシーンで顔を合わせて芝居をすることはほとんどなく、遭遇するのは3回ほど。僕はだいたい泥だらけか血だらけで逃げ回っているのですが、豊川くんはジーンズに革ジャン姿でスタイリッシュに走って銃を構えて、みんなに指令を飛ばしていて…。『えらいカッコいいな!』『いいトコ、みんな持っていっちゃうな!』と思っていました(笑)」と印象を語った。会見では、2021年への願いをしたためた書を披露。渡辺さんは“脱”と力強い文字でつづり、「“脱コロナ”は全世界の人々が願っていること。今年は人と人との関係性が遮断され、社会そのものが否定されてしまうような1年だったと思うんです。ワクチンや有効な薬ができたりして、来年はみんなで笑い合って、飲むのも食べるのも、僕らがお芝居をするのも、普通にできるような世界になることを切に願っています」と思いを語る。一方の豊川さんは、“握”とダイナミックにしたため、「本来ならば挨拶代わりに握手をしていたのが、全然できなくなっていて…。でもやっぱり人間にとって触れ合うことって大事だと思うんです。今、新型コロナウイルスでそれが断ち切られているというのは本当に残念なことだと思うので、来年は必ずや人類がコロナを“掌握”し、それに打ち勝つことができるように」と“願い”を明かした。そして会見最後には、渡辺さんから「精魂こめて作り上げた作品です。キャスト・スタッフともにある意味、泥水を飲むような現場で、ハードな追跡劇を撮影することができました。寒くなってきたことですし、家にこもった方がいい状況にもあるので、ぜひ家の中を暖かくして、僕と一緒に2日間逃げていただければと思います」と視聴者へメッセージを送った。ドラマスペシャル「逃亡者」は12月5日(土)21時~、6日(日)21時~テレビ朝日にて2夜連続放送。(cinemacafe.net)
2020年11月25日林遣都が、10代最後に発売した1st写真集「Clear」から約10年ぶりとなるファン待望の書籍「林遣都 作品集THREE TALES」を自身の30歳の誕生日となる12月6日(日)に発売。「一番の喜びである演じている瞬間というものを切り取っていただきました」とのコメントも到着した。2007年に映画『バッテリー』で鮮烈なデビューを飾って以降、日本映画・ドラマを牽引する人気俳優となった林さん。最近では、NHK連続テレビ小説「スカーレット」での好演や、ギャラクシー月間賞を受賞したリモート撮影の「世界は3で出来ている」で一人三役を演じて話題を集め、カンテレ・フジテレビ系10月期連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」、舞台「フェードル」への出演が相次いで発表。さらに、映画『譲られなかった者たちへ』『私をくいとめて』『恋する寄生虫』『犬部』の公開も控え、いま乗りに乗っている俳優の代表格。今回、撮影を務めたのは、あいみょん、星野源、「BUMP OF CHICKEN」、米津玄師、菅田将暉など人気アーティストのミュージックビデオやCM、映画など数多くの映像作品を手掛ける新進気鋭の監督・写真家、林響太朗。「Mr.Children」の「Your Song」のMVでも林さんと組んでいる。書籍の制作にあたり、3つのオリジナルストーリーを作成し、映画を撮るように「俳優・林遣都」を写真で切り取るという、映像監督ならではの切り口で構成、どこか映画的で、心を掴まれる唯一無二の書籍が誕生する。林さんは「応援してくださっている皆様への感謝の思いと、俳優という職業、お芝居に対する思いをこの作品集に込めました。またご一緒したいと切に願っていた林響太朗さんに快く引き受けていただき、一番の喜びである演じている瞬間というものを切り取っていただきました。手に取ってくださった方々の日常に少しでも彩りを与えられたら嬉しいです。30代、より一層精進して参りますので、引き続き応援よろしくお願い致します」とコメント。林監督からも「撮影当日、お互いに多くは語らず、静かに、直向きに魅せてくれました。いつまでも、撮り続けたくなるような、そんな時間が永遠に続いていました。同じ苗字同士、同世代の作り手同士として強く、響くものを作れたと感じています」と、手応えを感じさせる言葉が到着した。3つのストーリーで役者・林遣都を切り取る。短編映画を観たような読後感≪Chapter1≫透明感・自然体を写真で表現する、ある30代男性の休日を切り取ったストーリー30代の独身男性の休日を切り取った物語。読者は独身男性の休日を覗き見している気分に。林さんが演じる男性は、クールで我関せずな無骨さと、好きなことにはこだわりを持ち大切にする信念を持ち合わせた、林さんのイメージにぴったりな男性像。ナチュラルなたたずまいや空気感、細やかな仕草を身近に感じられる内容になっている。やわらかな自然光の下、飾り気のない表情のなかに凛々しさも覗かせる。≪Chapter2≫あるとき思い立って車でふらっと遠くに出かける、そんなひとときをモノクロで描いたストーリーあるときふと思いついて、そんなに深く考えずに、ひとりで海に行く男性を描いた物語。ここでは内面描写をせずに、無機質で乾いた世界をモノクロで表現。林さんは気取らない、野性味がある性格の男性を演じ、男っぽさ溢れるビジュアルが特徴。こちらの章から抜粋した解禁スチール(2)は奥行きある構図のバランスが絶妙。どこまでも続いていそうな真っ直ぐな道と、広がる空。そして、前を見つめる視線の先に一体何があるのか、その先が気になる1枚となっている。≪Chapter3≫大切な何かを失い、それを求め、そして、また取り戻すまでをカラフルな世界観で描いたストーリー夏と冬のひととき、色鮮やかなライティングが際立つ、無国籍のような湿度のあるカラフルな世界観で、「何か」を求める情熱的な男性像を描く。他の章とは違った色っぽい演出で大人の男性を林が演じる。解禁スチール(3)が物語るように、ガラッと雰囲気が一変。じっとりとした高温多湿の雰囲気は、写真からもその熱気が伝わってくるよう。なにかを探し求めるような面差しは、等身大の男性の色気が感じられる。3つの物語は、過去、林遣都が出演したどの作品にもあてはまらず、どれも新しい視点で作り上げられており、演じるキャラクターの印象も新鮮。写真集という言葉には収まらない、一つにとどまらない表現方法の可能性を追い求めた新しい書籍の形。デビューから堅実にキャリアを重ねてきた林さん。どこか少年時代の面影を感じるたたずまいが印象的だが、今回発表された作品集では今までのイメージを良い意味で裏切る、等身大の一面が引き出された仕上がりになっている。「林遣都 作品集THREE TALES」は12月6日(日)より発売。価格:2,500円+税(text:cinemacafe.net)
2020年10月05日俳優の林遣都が、監督・写真家の林響太朗とコラボしたフォトブック『林遣都 作品集 THREE TALES』12月6日に発売することが決定した。17歳でデビューした林は今年30歳を迎える。そして1st写真集『Clear』から約10年。少年から大人の男性へ、30歳という節目を迎える林遣都の“役者”という存在を写真で切り取った書籍が今作だ。撮影を務めたのは、あいみょん、星野源、Mr.Children、BUMP OF CHICKEN、米津玄師、菅田将暉などの人気アーティストのミュージックビデオやCM、映画など数多くの映像作品を手がける林響太朗。一度見たら忘れられない独特の世界観が魅力の新進気鋭の映像監督だ。ふたりはMr.Childrenの『Your Song』のMV撮影がきっかけで親交を深め、今回の書籍の企画が立ち上がった際に、写真家・林響太朗であれば、30歳を迎える林遣都の新たなストーリーの始まりを表現してもらえるのでは、と本人たっての希望で今回のプロジェクトがスタート。書籍の制作にあたり、3つのオリジナルストーリーが作成された。映画を撮るように“俳優・林遣都”を写真で切り取るという、映像監督ならではの切り口である。これにより、どこか映画的で心を掴まれる内容に仕上がったという。「Chapter1」は透明感・自然体を写真で表現する、ある30代男性の休日を切り取る物語。続く「Chapter2」は、あるとき思い立って車でふらっと遠くに出かける、そんなひとときをモノクロで。最終章「Chapter3」は大切な何かを失い、それを求めて再び取り戻すまでがカラフルな世界観で描く。●林遣都:コメント応援してくださっている皆様への感謝の思いと、俳優という職業、お芝居に対する思いをこの作品集に込めました。またご一緒したいと切に願っていた林響太朗さんに快く引き受けていただき、一番の喜びである演じている瞬間というものを切り取っていただきました。手に取ってくださった方々の日常に少しでも彩りを与えられたら嬉しいです。30代、より一層精進して参りますので、引き続き応援よろしくお願い致します。●林響太朗:コメント初めてお会いした日は、Mr.Children『Your Song』MV撮影の当日でした。常に直向きに向き合ってくれたことが大変感謝でもあり、尊敬もしました。しばらく経ち、年始に連絡をしました。その時「写真を撮ろう」と遣都くんに話していたことがこのような形でご一緒することが出来て本当に光栄です。撮影当日、お互いに多くは語らず、静かに、直向きに魅せてくれました。いつまでも、撮り続けたくなるような、そんな時間が永遠に続いていました。同じ苗字同士、同世代の作り手同士として強く、響くものを作れたと感じています。僕らで考えた、その場で魅せてくれた「林遣都」を三つのお話に凝縮しました。関わってくださっているすべての人の思いをのせ、大切に1ページ1ページ作らせていただきました。ぜひ、お手にとっていただけたら嬉しいなと思っています。■書籍情報『林遣都 作品集THREE TALES』発売日:12月6日(日)撮影:林響太朗発行:SDP
2020年10月05日「撮影は、今も止まったまま。大阪でのロケも予定されていたのですが、白紙状態です」(芸能関係者)渡辺謙(60)の出演する米ドラマ『トウキョウ・バイス』がピンチを迎えている。今年3月に都内での撮影をスタートしていたが、新型コロナウイルスの影響で撮影中断。それから半年が過ぎたが、今なお再開のめどが立っていないという。いったい何があったのか。「スタッフらは米国に一時帰国してしまっています。そしてコロナが収束しない限り、マイケル・マン監督(77)が来日できないというのです」(ドラマ関係者)アメリカのインターネット配信サービス向けに作られるこのドラマ。実は、企画当初から暗雲が立ち込めていたようだ。「出演者候補のキャスティングが思うように実現せず、代役探しも難航していました。一部の配役は、今も決まっていない状態だと聞きました」(芸能プロダクション関係者)そんななか、渡辺は初期段階から協力。並々ならぬ思いで尽力してきたという。「読売新聞の記者だったアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインによるノンフィクション本が原作。主演はアンセル・エルゴートさん(26)で、渡辺さんは刑事役として出演しています。さらには菊地凛子さん(39)の起用が発表済み。ほかにも、山下智久さん(35)や伊藤英明さん(45)らの出演計画が検討されていると聞きました。制作費もハリウッド級で、全10話で5億円規模になる可能性も。それだけのビッグネームとお金を集めた“肝入り”の作品なのです」(前出・芸能関係者)ただ一向に撮影が進まないため、スタッフからは「ドラマの制作自体が中止になるのでは……」と心配の声も上がっているという。しかし前出のドラマ関係者はこう意気込みを見せる。「新型コロナウイルスがいつ収束するかわからないので、年内再開は難しいでしょうね。ただ中止はありません。なんとか完成させたいところですが……」“世界のワタナベ”渾身のドラマはコロナ禍に負けず、再開できるのだろうか。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月30日俳優として活躍している林遣都(はやし・けんと)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くのファンを獲得しています。そんな林遣都さんがインスタグラムのアカウントを持っているかについてや、出演作品の公式SNSに投稿されたさまざまな写真をご紹介します!林遣都はインスタやってる?公式は?2020年9月現在、林遣都さんはインスタグラムのアカウントを持っていませんが、出演した作品の公式SNSにたびたび登場しています。2018年4~6月にかけて放送されたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に、牧凌太役で出演した林遣都さん。同作の公式インスタグラムには、共演者の田中圭さんとのツーショットが多数投稿されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさんずラブ✈️アカウント(@ossanslove)がシェアした投稿 - 2018年 3月月31日午後11時04分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさんずラブ✈️アカウント(@ossanslove)がシェアした投稿 - 2018年 4月月9日午前4時19分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさんずラブ✈️アカウント(@ossanslove)がシェアした投稿 - 2018年 5月月19日午前8時02分PDTこちらは、2018年10~12月にかけて放送されたドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)に出演した時の林遣都さんです。同作で、林遣都さんは青島圭太役を演じました。 この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年12月月9日午後4時56分PST この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年10月月1日午後6時11分PDT同作の公式インスタグラムには、林遣都さんが米倉涼子さんや向井理さん、高橋英樹さんなど、共演者と撮影した写真が多く投稿されており、ファンの目を楽しませています。 この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年10月月31日午前2時05分PDT この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年11月月4日午前1時02分PDT この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年 9月月11日午前1時56分PDT林遣都ってどんな人?中学生の時にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りした、林遣都さん。2007年公開の映画『バッテリー』で主役に抜擢され、俳優デビューしました。以降、映画『ちーちゃんは悠久の向こう』や『ラブファイト』、『風が強く吹いている』、ドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』(TBS系)、『玉川区役所 OF THE DEAD』(テレビ東京系)など、数多くの作品で主演。2020年には、ドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)や映画『護られなかった者たちへ』、『私をくいとめて』などに出演しています。 この投稿をInstagramで見る . ーーーーーーーーーーーーーーーー ✨\追加キャスト発表/✨ ーーーーーーーーーーーーーーーー . #林遣都 さんの出演が決定しました‼️ . #有村架純 さん演じる"肝っ玉姉ちゃん" #安達桃子 が 恋する人❤️ #吉岡真人 役です . 桃子の恋のお相手は 心の傷と謎を抱えながらも 常に微笑む訳あり男子だった⁉️⁉️ . 林さんからのコメントは 公式HPでぜひチェックしてみてください☝️ . . #姉ちゃんの恋人 #肝っ玉姉ちゃん #岡田惠和脚本 #個性豊かな豪華キャストのみなさま #後日発表 #みなさま楽しみにしていてください #10月27日火曜夜9時スタート #カンテレ#フジテレビ 【公式】姉ちゃんの恋人 10月27日スタート (@anekoi.tue21)がシェアした投稿 - 2020年 9月月10日午後1時01分PDT /今冬公開映画『 #私をくいとめて 』\脳内に相談役が爆誕した 31歳おひとりさま・みつ子= #のん &年下男子の多田くん= #林遣都 あと1歩近づけない2人の恋模様を描いたわかりみ深すぎ崖っぷちロマンス特別映像公開中 pic.twitter.com/h5w1oGgf6X — 映画『私をくいとめて』 (@kuitometemovie) July 21, 2020 林遣都さんのこれからの活躍も応援しています!林遣都 プロフィール生年月日:1990年12月6日出身地:滋賀県血液型:O型所属事務所:スターダストプロモーション中学生の時にスカウトされ、芸能界入り。2007年公開の映画『バッテリー』で主役に抜擢されて俳優デビューし、以降、数多くの映画やドラマに出演している。[文・構成/grape編集部]
2020年09月14日リンメル(RIMMEL)から、とんだ林蘭とコラボレーションした限定パッケージのアイシャドウ「ショコラスウィートアイズ」&リップ「マシュマロルックリップスティック」が登場。2020年10月30日(金)より限定発売される。とんだ林蘭とコラボレーションとんだ林蘭は、あいみょんや木村カエラといった人気アーティストなどのアートディレクションを手掛けるクリエイター。リンメルの人気アイシャドウ&リップスティックのパッケージは、「?(why) & !(inspiration)」をテーマに、ハートマークやバラの花、ボーンモチーフといったイラストを描いたポップなデザインに仕上げている。“ショコラ”香るアイシャドウ「ショコラスウィートアイズ」は、ほんのり甘いショコラの香りが付いたリンメルのアイコニックなアイシャドウ。深みのあるグラデーションを作ることができるブラウンベース4色に、ハイライトとして活躍してくれるキラツヤカラー1色を加えた5色がセットになっている。カラーバリエーションは、人気の高い「002 アーモンドミルクショコラ」と「015 ストロベリーショコラ」の2色を用意。“マシュマロ”唇が叶うセミマットリップ「マシュマロルックリップスティック」は、マシュマロのようにセミマットな唇を叶えてくれるリップスティック。セミマットな質感ながら、心地よいテクスチャーで唇のうるおいをキープしながら、ふっくらやわらかなリップへと導いてくれる。カラーは、温かみのある「015 メルティレッド」と、上品な「030 メルティブラウン」の2色を取り揃える。【詳細】・リンメルショコラスウィートアイズTB 4.5g 5色×2セット 各1,600円+税<限定品>・リンメルマシュマロルックリップスティックTB 3.8g 2色 各1,300円<限定品>発売日:20200年10月30日(金)【問い合わせ先】リンメルTEL:0120-878-653
2020年08月24日株式会社ゴールドウインが展開する 「ellesse(エレッセ)」は、アーティスト「とんだ林蘭(とんだばやし・らん)」とのコラボレーションコレクション「ellesse×TONDABAYASHI RAN」を、7月28日にグランドオープンする直営店「ellesse TOKYO(エレッセ トーキョー)」で発売します。また、オンラインストアでも順次発売します。本コラボレーションは、「街で着られるテニスウエア」をテーマとし、とんだ林蘭さんの表現のテーマである「日常と非日常の間の感覚」を反映し、テニスウエアを日常着に落とし込んだコレクションです。とんだ林蘭さん は東京を拠点に活動を行うアーティストでコラージュ、イラスト、ぺインティング、映像など、幅広い手法を用いて、さまざまなモチーフを組み合わせたアートワークを制作しています。テニス経験者であるとんだ林蘭さんが、ellesseのタグラインである「FUN AND PLAY 遊び心をもって自由に生きる」という思いに共感したことにより、今回のコラボレーションが実現しました。本コラボレーションモデルの「TR Top Guard Shirts(TR トップガードシャツ)」は、ellesseのテニスアイテムとして人気を誇る「Hybrid Top Guard(ハイブリッドトップガード)」をベースに、すぐれた機能はそのままに日常でも着用できるように落とし込んだ最も象徴的なアイテムです。UV CUTアンダーウエアとして開発され、2WAY素材とストレッチメッシュ素材を組み合わせ、高いUV CUT機能(UPF50+)を搭載したハイブリッドトップガードを、とんだ林蘭さんの感性を活かした新しい配色で展開します。その他にも、テニスウエアのスカートを元に企画した、カラーバリエーション豊富なプリーツスカートや、このコラボレーションのためだけに作成したアートワークやロゴマークを使用したTシャツなど、とんだ林蘭さんの世界観とellesseの機能アイテムがクロスオーバーした今までにないコレクションが完成しました。また、本コラボレーションのイメージビジュアルには、とんだ林蘭さんの母校である文化服装学院の学生からモデルを募り、とんだ林蘭さんのディレクションのもとコレクションの世界観を表現しています。【代表的な商品】■TR Top Guard Shirts(TR トップガードシャツ)品番:EW70350TO価格:9,790円 (税込)カラー:NY(ネイビー)、K(ブラック)、W(ホワイト)サイズ:S、M、L素材:GGAQ(ナイロン73%、ポリウレタン27%)、MicrofiberSoftPowernet(ポリエステル93%、ポリウレタン7%)商品説明:UV CUTアンダーウエアとして開発されたアイテムです。そのアイテムの配色を見直し、すぐれた機能はそのままに日常でも着用できるアイテムに落とし込みました。2WAY素材とストレッチメッシュ素材を組み合わせ、高いUV CUT機能(UPF50+)があります。また吸汗速乾機能に加え、凹凸の少ないフラットな編地と糸の特性により接触冷感を得ることができる素材です。レイヤードスタイルを考慮して前と後ろの身頃はストレッチ機能がある通気メッシュを切り替えて使用しています。■S/S TR Graphic Tee(SSTR グラフィックティー)品番:EH10300TO価格:6,490円 (税込)カラー:W(ホワイト)、K(ブラック)※画像サイズ:S、M、L素材:ヘビーウエイト天竺(コットン80%、ポリエステル20%)商品説明:このコラボレーションのためだけに作成したアートワークを使用したTシャツです。しっかりとした肉厚な素材で、適度な張リ感としなやかさを両立しています。プレーティングという編立て方法を利用した天竺素材で表裏異なる糸を使用し、編立てています。表側はコットンを使用しナチュラルな風合いですが肌面にはポリエステル糸を使用し速乾性を向上させた機能素材です。■TR Mini Bag (TR ミニバッグ)品番:EHA60300TO価格:7,700円 (税込)カラー:W(ホワイト)、K(ブラック)、YE(イエロー)※画像、GR(グリーン)サイズ:FREE(高さ 12.5cm、横幅 18.5cm、マチ 8cm)素材:ポリ塩化ビニル商品説明:透明感や光沢感、それぞれ特徴のあるビニール素材を組み合わせたハンドバッグです。とんだ林蘭さんが2020年春夏コレクションからお気に入りの素材を選び、オリジナルで配色を組み合わせて完成したコラボ商品です。【コラボレーションコレクション「ellesse×TONDABAYASHI RAN」展開店舗】■ellesse TOKYO (エレッセ トーキョー)住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号 MIYASHITA PARK South 3階 30200営業時間:11:00~21:00電話番号:03-6427-7822 ※7/28に開通ショップインスタグラムアカウント:@ellesse_tokyo( )発売日:7月28日(火)店頭にて先行発売本コレクションご購入の方に、オリジナルマルシェバックをプレゼント(※先着100名様限定のため、なくなり次第終了となります。※ellesse TOKYOにてお買い上げの方限定となります。)■ellesse ONLINE STOREellesse×TONDABAYASHI RAN 特設ページ ()オンラインストアでは8月4日より発売します。【本コラボレーションについて、とんだ林蘭さんのコメント】街で着られるテニスウエアがテーマです。単なるスポーティとは違った、テニスウエアを作り続けているellesseとのコラボレーションならではの、新しいアイテムになりました。自分の表現のテーマである「日常と非日常の間の感覚」を良い形で洋服に落とし込めたと思います。イメージビジュアルのディレクションも担当しました。作りたい画に突き進んだらとても大掛かりな撮影になりましたが、クリエイティブな皆さんの力を借りて面白いものが撮れました。【プロフィール】とんだ林蘭|TONDABAYASHI RAN1987年生まれ。東京を拠点に活動を行う。コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて、日々の生活から着想を得た様々なモチーフを組み合わせ、猟奇的でいて可愛らしく、刺激的な表現で作品を制作している。Instagram:@tondabayashiran( )「ellesse(エレッセ)」についてエレッセは 1959 年イタリアで生まれたスポーツブランドです。創業者は、貴族の血を受け継ぎ、スポーツをこよなく愛したレオナルド・サルバディオ。各国の王族とスキーやテニスを楽しんだ彼は、スポーツシーンに気品と情熱を求め、 革新的なスタイルを生み出しました。テニスボールとスキーの先端を形どり、情熱の赤とイタリアの太陽のオレンジを彩って生まれた“ハーフボールマーク”は、彼の美意識を現代に受け継ぐシンボルです。オリジンであるテニスウエアを軸とし、スポーツシーンからカジュアルシーンまでクロスオーバーするアイテムを展開しています。ブランド公式WEBサイト 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月22日女優・のんと、俳優の林遣都が出演する映画『私をくいとめて』(2020年冬公開)が公開されることが22日、明らかになった。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へふみだすことにする。のんと林が初タッグを組んだ同作は、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子が監督を務める。綿矢原作×大九監督作品としては、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』(17年)以来2作目のタッグとなった。○のん コメント・林遣都との初共演について肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました。林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました。あと、林さん直々に並んで買ってきてくださったおすすめのクッキーサンドを現場で配っていらっしゃって、すごく優しい方なんだなと思いました。クッキーサンド、美味しかったです。・脚本を読んだ時の感想面白かった。楽しいセリフが沢山で、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアが滲んでいて、どうやって解釈しようか…と嬉しくてニヤニヤしながら読みました。一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに観ていただきたいです。○林遣都 コメント・のんとの初共演についてお芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象でした。人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました。ご一緒できて楽しかったです。○脚本を読んだ時の感想綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。不器用な人間同士のピュアな心の模様を大九さんがどのような演出で繋げていくのか。あまり特徴が多いとは言えない自分の役どころにどのような膨らみが生まれるのか、楽しみな要素が沢山ありました。大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました。完成を心待ちにしています。○大九明子監督 コメント・「私をくいとめて」を実写化しようと思ったきっかけ読んでみてびっくり。主人公がもうしっかりと脳内で会話してるじゃないですか! Aとか名付けちゃって!『私をくいとめて』は、綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です。・初タッグののん、林遣都の芝居の印象についてのんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います。林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに「はい」と言ってやって下さって素敵。○綿矢りさ コメント・実写映画化の話を聞いた時の感想映画化のお話を伺ったときは、大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました。以前に自著を映画化していただいたとき、主人公だけでなく、物語上のすべてのキャラクターたちが、本当に実在するようにリアルで、それでいてコミカルに描かれていたのが、驚いて忘れられなかったからです。本作は想像力のたくましい女性が主人公の話で、彼女はたくさんの人と関わることを無意識に恐れています。映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません。お二方の過去の出演作品を見ながら「こんな素敵な方々が、あのけっこう地味な、いやかなり地味な、みつ子さんと多田くんになるなんて」と信じられない気持ちでいます。
2020年07月22日林遣都主演で贈る“ソーシャルディスタンスドラマ”「世界は3で出来ている」の放送が決定した。林さんは唯一の出演者で、一卵性三つ子役を一人三役で演じる。望月勇人、商事会社勤務、29歳。子どもの頃から明るくお調子者で、すべてノリで生きてきた。いまの会社も亡き父のコネで入ったのだが、入社してはや7年。すっかり落ちこぼれのサラリーマン。会社を辞めたいとすら思っていたところに今回の緊急事態宣言。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変したこの3か月で勇人はいったいどうなったか。宣言が解除されたある日、勇人を案じていた兄・泰斗と弟・三雄が勇人の元にやってくる…。本作は、リモートドラマというくくりではなく、リモートによる打合せと密を避けての安心安全な撮影を徹底した、いわばソーシャルディスタンスドラマ。林さんが、ヒロインを支える幼なじみ・信作役で出演した連続テレビ小説「スカーレット」の水橋文美江が脚本を、訓練生のひとりを演じた「教場」の中江功が演出を手掛け、どこにでもいそうな若者3人のアフターコロナ、ウィズコロナのいまを切り取ったリアルな物語を描く。本ドラマの主演であり唯一の出演者、林さんが演じるのは、商事会社勤務・望月勇人、会計士・望月泰斗、茨城在住の農園経営・望月三雄という、29歳の一卵性三つ子だ。プロデュース・演出を手掛けた中江さんは「今回の予期せぬ状況下においても知恵と工夫を凝らし、さまざまなリモートによるドラマ作品が生み出されてきました。それらに取り組まれた方々の志、思いに感銘を受けたのが始まりです」と企画意図を明かし、林さんのキャスティングについて「彼以外に考えられないので、断られたらこの企画はなかったことにしようと思っていました」と明かし、「お休み前のひととき、林遣都劇場をどうぞまったりとお楽しみください」とコメントしている。「世界は3で出来ている」は6月11日(木)23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月29日uka(ウカ)ととんだ林蘭がコラボレーション。「uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ グリーン」と「uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイグリーン」が、uka store Omotesando、uka store 京都 新風館で発売される。なお、先駆け2020年4月16日(木)よりuka公式オンラインショップで発売をスタート。uka×とんだ林蘭のネイルオイルukaは、ウアストアでしか手に入らない「ウカストアゲンテイ」の発売をスタート。新プロジェクトとのデビューは、“奇才モダンアーティスト”と呼ばれる人気のとんだ林蘭とコラボレーションする。ukaの人気製品「uka ネイルオイル」と「uka スカルプブラシ ケンザン」のパッケージをとんだ林蘭とともにデザインした。爪とつめ周りの保湿ができる人気の「uka ネイルオイル」は、さわやかなグリーン色をパッケージに使用。蓋を開けるととんだ林蘭のイラストが顔を出す、ユニークな仕上がりだ。「uka ネイルオイル」のボトルには、「ウカストアゲンテイ」の文字を刻んでいる。「uka ネイルオイル」は、ベースのオイルから「ウカストアゲンテイ」のためだけに配合した「ウカストアゲンテイ」バージョン。ヒノキ、ユズ、フランキンセンスなどの精油をブレンドした和テイストの香りが楽しめる。“爽やかグリーン”の頭皮用ブラシまた、頭皮ケアにおすすめの頭皮用ブラシ「uka スカルプブラシ ケンザン」は、既存商品の中間のかたさで、涼しげなグリーンカラー。バスタイムでの使用はもちろん、ツボ押しとしてリラックスタイムに取り入れるのもおすすめだ。【詳細】「ウカストアゲンテイ」取扱店舗:uka store Omotesando、uka store 京都 新風館、uka公式オンラインショップ※uka公式オンラインショップでは、2020年4月16日(木)より発売。※uka store Omotesando、uka store 京都 新風館での発売日は未定。・uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ グリーン 5ml 3,300円+税・uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイ グリーン 2,200円+税【問い合わせ先】ウカトーキョーヘッドオフィスTEL:03-5843-0429
2020年04月18日俳優の豊川悦司(58)が、渡辺謙(60)主演のテレビ朝日系ドラマスペシャル「逃亡者」(今年2夜連続で放送)に出演することを、一部スポーツ紙が報じた。「逃亡者」は、1960年代に米国でドラマが放送され、高視聴率を記録した名作ドラマ。妻殺しの罪を着せられた医師が、警官に追われながらも真犯人を見つけ出すサスペンスで、93年には米俳優ハリソン・フォード(77)の主演で映画化されている。今回は、同作の舞台を現代の日本に移してリメイク。渡辺演じる、エリート外科医・加倉井の妻が殺害される事件が発生し、犯人と疑われた加倉井は逃走。その加倉井を、豊川演じる警視庁特別広域捜査班の班長・保坂ら追う設定だという。「すでにハリウッドで活躍している渡辺さんだが、豊川さんも米映画『ミッドウェー(原題・MIDWAY)』(今秋日本公開)でハリウッドデビュー。そんな2人が繰り広げる重厚な人間ドラマだけに、最近あまりなかった大人たちが楽しめる作品。テレ朝の上層部は大きな期待を寄せているようです」(テレビ誌記者)2人の共演は3作品目だというが、今作のように濃密な共演は初めて。実はそんな2人は演技の“ルーツ”は同じだったのだ。「92年のフジテレ系深夜ドラマ『NIGHT HEAD』で注目を浴びた豊川さん。あまり知られていませんが、もともとは老舗劇団『演劇集団円』の研究生から役者としてのキャリアをスタートさせました。一方、渡辺さんは同劇団の芝居を見て役者を目指し、研究生を経て劇団員に昇格。02年まで在籍していましたが、在籍歴はだいぶ違いますが、“ルーツ”が同じ2人の演技対決が楽しみです」(芸能記者)
2020年04月08日ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮の共演でAmazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝くベストセラー小説を映画化した『ベル・カント とらわれのアリア』。この度、本作のテーマや作品のテーマをジュリアンらが語り、渡辺さんの撮影秘話も交えたインタビュー映像が解禁となった。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質たちの予期せぬ交流を描いた本作から、今回解禁となったのは、ポール・ワイツ監督や脚本家/プロデューサーのアンソニー・ワイントラーブ、主演のジュリアンらが語る特別映像。アン・パチェットの小説「ベル・カント」に深く共感し、映画化を進めたプロデューサーのワイントラーブは「絶望的な状況下で、何かを成し遂げた人々がいる。ある人質事件の物語だ。極限状態で人はどうなるか。犯人をナイフで刺したり銃で撃ったり逃げ道を探したりする選択肢もある。しかし彼らと向き合い真の姿を見極め、理解し、友人になる道もある」と、本作に込めたテーマをふり返る。そして、「この物語で音楽の果たす役割は大きく、皆を一つにする求心力のあるキャラクター」と彼が語るように、オペラ歌手ロクサーヌ・コスを演じたジュリアンも「極限状態だけれど、人々の行動はいたって普通で普段と変わらない」と言う。その言葉通り、劇中のコスはテロリストの若い女性に対しても感謝を忘れない一面を見せる。さらに、ワイツ監督が渡辺さんとの撮影について、「渡辺謙演じる日本人実業家はオペラ愛好家で、オペラ歌手ロクサーヌ・コスの大ファンでもある。謙が提案してくれたセリフはすばらしかった」とふり返り、「“あなたの歌がオペラだ”。彼がなぜそこにいて、なぜ彼女のファンなのか簡潔に言いあらわしている」と絶賛を贈る。「“人間とは何か”をオペラが問いかけている。必ず終わる人生に何の意味があるのか。死に直面した時、愛はどんな役割を果たすか」と語る監督。分断の時代のいまだからこそ心に響く、そんな1本となりそうだ。『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベル・カント とらわれのアリア 2019年11月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2017 BC Pictures LLC All rights reserved.
2019年11月14日新生PARCO劇場のオープニング作品第一弾として上演される『ピサロ』に、渡辺謙が主演する。スペインのインカ帝国征服を描いたこの物語で演じるのは、スペイン将軍ピサロだ。35年前、同じくPARCO劇場で山崎努主演で上演されたとき、渡辺はインカの王アタワルパを演じてその名を世に知らしめている。いわばエポックメイキングとなった作品に、今度は主演としてどう挑むのか。渡辺謙がどう渡辺謙となり渡辺謙であり続けているのかを、ぜひ目の当たりにしたいものである。【チケット情報はこちら】かつて山崎努が演じた役を演じることになった渡辺。「山崎さんのピサロは体感として僕のなかにも鮮明に残っているので怖さはあります。でも、それを超えようとか、違うことをやってやろうというのではなく、今の年齢になった僕が感じるものを、今のお客様に伝えるということを探っていきたい」と真摯に語る。実際、当時の山崎の年齢を超えて今年60歳を迎える今、「ピサロがなぜインカへの過酷な旅を目指したのか、山さんとはまた違う何かが探せるのではないか」という自負もある。アタワルパを演じて1度この作品に携わったことをアドバンテージとは捉えていないところも、誠実に芝居に向かう渡辺らしい。「今度はピサロとして、アタワルパとはまったく違う価値観のなかでつくっていかないと成立しないし、前のことを思い出しながら演じてしまうと、予定調和になって面白くなくなりますから」。今回アタワルパを演じる宮沢氷魚に対して胸を貸すというようなつもりもない。「キャリアの差はありますけど、それはただ長さが違うだけ。大事になのは、ピサロとアタワルパとして向き合ったときにどっちのエネルギーが強いかということですから。勝ち負けではないですけど、やっぱり横綱相撲は取りたくない。エネルギーの量として負けないように頑張りたいと思います」渡辺といえば、『王様と私』で、ブロードウェイ、ウエストエンドの舞台にも立ってきた。「ここ5年、大きな舞台をやらせていただいて思うのは、やはり人間ひとりが発するエネルギーのすごさです。ひとりひとりのエネルギーが集結してそのバイブレーションが伝わると、こんなにも人の心を動かすんだということが、すごく信じられたんですよね。だから、そういう喜びを俳優としてもっと感じたいと思っているんです」。役者にも観客にも、舞台という場所でしか味わえない喜びがある。渡辺謙という役者のエネルギーを存分に浴びることで、その喜びに浴したい。チケットぴあでは11月18日(月)23時59分まで、先着先行受付中。取材・文:大内弓子
2019年11月12日2020年にオープンする新生PARCO劇場。そのオープニング作品第一弾に、渡辺謙主演『ピサロ』が決まった。1985年にもPARCO劇場にて山崎努主演で上演されたこの作品で、山崎扮するスペイン将軍ピサロと対峙するインカの王アタワルパを演じた渡辺。今度はピサロを演じることになる。演出にあたるのは、今年、トム・ストッパードの異色作『良い子はみんなご褒美がもらえる』で好評を得たウィル・タケットだ。伝説の舞台を、今、ふたりでどう立ち上げていくのだろうか。【チケット情報はこちら】スペイン将軍ピサロと167人の兵が、2400万人を従えるインカの王アタワルパを生け捕りにしたインカ帝国征服の物語。それを描くのが舞台『ピサロ』だ。渡辺が今ピサロを演じることに惹かれたのには理由がある。「ピサロは成り上がりと言われながらも功績を残してきた男。それでもインカに赴いたのは、ある程度何かを成し遂げた先に何があるのか、どこを目指せばいいのかということを探し求めたかったからだと思うんです。それは今の年齢になった自分にも重なるところがある。おそらくこの舞台は、カッコよく言っちゃうと(笑)、ピサロが何を見つけるのか、何かを失うことになるのか、幕が開いてからも毎日それを探していく旅になると思います」渡辺のその言葉に、演出のウィル・タケットもこう呼応する。「この作品が興味深いのは、そのピサロの心理的な旅路です。前の戦で7本もの矢に打たれながらも、なぜまたすぐ苦難に挑むのか。インカの王アタワルパに出会って気付かされるものは何なのか。何を最後に見つけるのか。それをこれから稽古場で一緒に探っていきたいと思っています」。その共に探っていく相手である渡辺のことは、世界での活躍ぶりを尊敬を持って見ていたという。「僕は自分の軸を持っている役者が好きで尊敬するんです。そういう方がキャストの中心にいると周りをぐっと引き寄せ、なおかつ、舞台上ではお客様の目も引きつける。見てほしいところにお客様の目線がいくと、その周りで起こっていることも見てくれるようになるので集中力の高い舞台になるんです」さて、ピサロがインカ帝国と出会うとき、何が起こるのか。その出会いを渡辺は、「僕らが今違う国で仕事をするときの異文化との出会いとは比べものにならない荒々しいものがあったと思う」という。世界を舞台にしているタケットと渡辺だからこそ生み出せるダイナミズムが、きっと舞台上に現れるだろう。チケットぴあでは11/6(水)11:00まで二次抽選先行受付中。取材・文:大内弓子
2019年10月30日11月5日公開の映画『ベル・カント とらわれのアリア』のジャパンプレミアが9日、都内で行われ、渡辺謙、加瀬亮が出席した。Amazonのベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーにも輝いたアン・パチェットのベストセラー小説『ベル・カント』を、『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ監督が実写映画化した本作。ハリウッドを代表する女優のジュリアン・ムーア、『ラスト サムライ』 以降国際的に活躍してミュージカル『王様と私』でトニー賞にノミネートされた渡辺謙、クリント・イーストウッドら名匠に愛される実力派俳優の加瀬亮をメインキャストに、1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得たテロリストと人質の予期せぬ交流を描く。日本のファンに初めて披露されたこの日は、試写会前に舞台あいさつ。渡辺は「2年半ちょっと前にニューヨークとメキシコでこの映画を撮ってきました。中々ハードな内容なんですけど、色んな人間の機微が描かれている人間ドラマになっていると思います。そんなに長い映画にはなっていませんが、たっぷりと楽しんでいただければと思います」とアピールし、加瀬も「今日ようやく日本でも見てもらえることになってうれしく思います」と笑顔を見せた。劇中では渡辺が英語が喋れない実業家、加瀬が何カ国語も話せる通訳を演じている。英語にスペイン語、フランス語にドイツ語、ロシア語を話す通訳を演じた加瀬について渡辺は「目が三角になっていましたよ」と笑いを誘うも、「向こうの映画は土日が休み。気分転換にご飯でも行こうかと誘おうと思いましたが、とりあえず集中して(語学の勉強を)やらせてあげようと思い、たまにおにぎりを差し入れしながら心から『頑張れよ』と応援してました」と加瀬を気遣ったという。加瀬は「演技云々の前に語学の勉強をやっていて、本当に大変でしたね。朝、楽屋に行くと謙さんが握ってくれたオニギリが置いてあり、励まされましたね」と感謝した。2006年に公開された映画『硫黄島からの手紙』以来の共演となる渡辺と加瀬。2人は外国の作品にも積極的に出演している。海外の映画に出る意味を問われた渡辺は「あまり関係ないですよ。面白いと思う映画なら海外でも日本でも作品の大小に関わらずどこでも行くつもりです。やりやすさという意味でも変わりませんね。呼ばれたら飛び出てジャジャジャーンみたいな、ハクション大俳優みたいな感じで頑張っています」と語り、加瀬も「僕も分けてないつもりですけど、全然文化の違うところで育った人たちと喋ったりやり方を間近で見るのはすごく楽しいですね」と話していた。映画『ベル・カント とらわれのアリア』は、11月5日より全国公開。
2019年10月10日テレビドラマ「偽装不倫」で杏の相手役をつとめて話題を呼んだ宮沢氷魚が、渡辺謙主演の新生PARCO劇場オープニング作品第1弾「ピサロ」に出演することが分かった。英国の劇作家ピーター・シェーファーの傑作戯曲「ピサロ(原題:ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン)」は、太陽を父とする帝国2400万人を従えるインカの王を、粗野な成り上がりのスペイン将軍ピサロとならずもの167人で生け捕りにしてしまうという、インカ帝国征服を主軸にした物語。1985年にPARCO劇場でテレンス・ナップ演出、山崎努主演により上演され、PARCO劇場の功績が語られる際には必ず取り上げられる伝説的作品となっている。今回は、本年トム・ストッパードの異色作「良い子はみんなご褒美がもらえる」(堤真一主演)をそのバレエ、オペラ、ミュージカル、演劇といった舞台芸術全てを内包した演出で好評を得たウィル・タケットが演出を担当。また、主人公ピサロを演じる渡辺さんは、1985年、PARCO劇場での上演当時は無名だったものの、太陽を父とする帝国2400万人を従えるインカの王アタワルパを、ピサロを演じた山崎さんに引けを取らない演技で見事に演じ切り、その名を世に知らせるきっかけにもなった。そして今回、かつては渡辺さんが演じた“太陽の子”アタワルパ役に宮沢氷魚が決定!ドラマ「偽装不倫」では、ある事情を抱えながらもヒロイン(杏さん)と恋に落ちる役を熱演したばかり。舞台では、2018年に上演された三島由紀夫最後の長編小説を原作にした「豊饒の海」で主人公・松枝清顕の生まれ変わりとして登場する飯沼勲(第二部「奔馬」)を“品格”と“純粋さ”と“熱”をもって演じ切った。本年は、現代都市を舞台にしたヒーローの物語の舞台「CITY」で主人公を支える協力者であり物語の要となる役どころを演じている。宮沢さんは、「1985年に渡辺謙さんが演じたアタワルパ役をいただけることは夢のような気がしますし、今から緊張しています」と言いながらも、「全ての台詞に意味があって、言葉に重みがあるので挑戦しがいのある舞台だと思っています」とコメント。「自分を“太陽の子”だと信じ、彼を信奉するインカ帝国の民がいるカリスマ性のある役どころの印象があり、どんな王になるのか自分自身ワクワクしています」と楽しみにしている様子。「演出のウィルさんは、チームづくりを優先して演じやすい空気をつくってくれる。僕もそういったスタイルが好きなので、みんなが自由に参加できる風通しのいいカンパニーにしてくださると思います。これから始まる稽古や本番を心待ちにしています」と意気込みを明かしている。なお、全キャスト発表は10月上旬を予定しているという。PARCO劇場オープニング・シリーズPARCOプロデュース「ピサロ」は2020年3月13日(金)~4月20日(月)、PARCO劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2019年09月26日ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮ら日米豪華キャストの共演で、1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件に着想を得た、アン・パチェットのベストセラー小説を映画化した『ベル・カント とらわれのアリア』の日本版予告編が解禁された。本作は、パーティーが開かれている南米某国の副大統領邸をテロリストたちが占拠し、危機的状況に置かれる中で人質たちとテロリストたちが交流を図っていく…というストーリー。ジュリアンはパーティーに招かれ事件に巻き込まれた世界的オペラ歌手のロクサーヌ・コスを、渡辺さんはロクサーヌの大ファンの実業家ホソカワを、加瀬さんはホソカワの通訳のゲンをそれぞれ演じている。今回解禁された予告編は、煌びやかなパーティーでロクサーヌとホソカワが出会う場面から始まる。その後、出席者たちがロクサーヌの美しい歌声に聴き入る中、突然、銃声が鳴り響き、テロリストたちが乱入。出席者たちを人質にして立て籠るテロリストたちは拘束された政治犯の釈放を要求し、交渉役に入った赤十字職員を介して政府と交渉する緊迫した時間が流れる。その一方で、ロクサーヌとホソカワが次第に距離を縮め、ピアノの前に座った2人が手を重ねる場面や、テロリストたちと人質たちの関係に変化が生まれ、次第に心を通わせていく様子も見られ、ひと時も目が離せない内容になっている。そんな予告編を彩るロクサーヌの歌声は、『シェイプ・オブ・ウォーター』の挿入歌「ユール・ネヴァー・ノウ」でも知られる、当代随一のソプラノ・オペラ歌手、ルネ・フレミングが吹き替えを担当。そのレコーディングに立ち合ったジュリアンは、彼女からソプラノ歌手の歌い方、姿勢、身振りを学び取り、役作りに生かしたそう。予告編でも短いながらもその圧倒的な歌唱シーンを見ることができる。『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月18日ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮の日米豪華キャストで、Amazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝くベストセラー小説を映画化した『ベル・カント とらわれのアリア』が11月15日(金)に公開決定。ポスタービジュアルが到着した。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質の予期せぬ交流を描いた作家アン・パチェットの小説「ベル・カント」を、『アバウト・ア・ボーイ』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたポール・ワイツ監督により映画化。テロリストに占拠される南米某国の副大統領邸に居合わせた実業家のホソカワに、『ラスト サムライ』以降国際的に活躍し、ミュージカル「王様と私」でトニー賞にもノミネートされた渡辺謙。彼の通訳・ゲンに、マーティン・スコセッシ、ホン・サンスら名匠に愛される実力派俳優・加瀬亮。そして、『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したハリウッドを代表する女優ジュリアン・ムーアは、ホソカワが大ファンであるオペラ歌手のロクサーヌ・コスに扮し、彼女の歌声を当代随一のソプラノ歌手と称えられるルネ・フレミングが吹き替える。ワイツ監督は、「私にとっての鍵は、脚本をジュリアン・ムーアに送り、彼女に私と一緒にこの映画を作りたいと思ってもらうことだった」とキャスティングについてコメント。さらに「渡辺謙には素晴らしいユーモアのセンスがあり、物腰に気品がある。この映画のほとんどで、彼から目が離せないだろう」と高く評価。ほかにも『ブリッジ・オブ・スパイ』のセバスチャン・コッホや『ヒトラーと戦った22日間』のクリストファー・ランバートらベテラン俳優が物語に深みをもたらす。今回併せて解禁となったポスタービジュアルには、オペラ歌手ロクサーヌ、実業家のホソカワ、さらに通訳ゲンが並び、「彼らの運命は、その女神のような歌声に託された―。」という印象的なコピーが配された。危機的状況の中、ロクサーヌの歌声がテロリストと人質たちにどんな影響を与えたのか。“力”ではなく、美しい芸術や温かな交流が人の心を救うことをそっと教えてくれる人間ドラマがついに日本に上陸する。『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月21日女優・長谷川京子がコメディー特番「君は天才!~渡辺謙がコメディーに挑戦!!」に出演することが決定。主演の渡辺謙と初共演、女優としての新境地を開いているという。企画・脚本の段階から、渡辺さん本人が参加するほどの意欲作となった今回の特番。脚本・演出は、「深夜!天才バカボン」や『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』などを手掛けた、大人計画所属の新進気鋭監督・細川徹が務めている。本作の舞台は、広告代理店「電報堂」。渡辺さん扮するちょっと豪快な営業部長・五十風を中心に、自由すぎる部下やクライアント、ライバル会社、CM出演俳優などが登場し、現実と非現実が入り混じった人間喜劇だ。イケイケの親分肌の五十風は、クライアントからの無理難題な要求で周囲を巻き込み、仕事はいつも大騒ぎ。チームの面々は、注意されるとパワハラをちらつかせる新人や影が薄くネガティブ発言ばかりの営業マン、常にタメ口で発言がストレートな帰国子女、女性タレントにだけ積極的なコピーライター、パクリとよくあるアイディアばかりだかたまにヒットを出すプランナーなど…。笑えてちょっぴりホロリとするドラマ仕立てのコメディーとなっている。2016年の「となりのシムラ」以来のコント挑戦となる長谷川さんは、今回バリバリのキャリアウーマン“風”のチームリーダー・向坂塔子を演じる。必死に奮闘するチームの中で、会議や現場を迅速に取り仕切るものの、だいたいが先走りすぎてしまう…というキャラクターだ。中でも、向坂が新商品のチョコレートについて消費者にグループインタビューを行うシーンでは、監督やスタッフ陣から「こんな長谷川京子見たことない!」「キャラクターが完全に開き切った!」と絶賛していたということで、見逃せないシーンだ。今回参加した長谷川さんは「大人が真面目にふざけてみました。こんな機会を与えてくださったNHKの方、スタッフさん、監督に感謝しています。何より渡辺謙さんがあんな事をしてしまっている姿を目の前で見せてもらえて…」とふり返り、「わたし自身も弾け過ぎてしまい、オンエアが楽しみであり、少し恐くもあります(笑)」と話す。また脚本・演出の細川氏も「今まで見たことない長谷川京子さんが見れるはずです。長谷川さん、変な仕事が増えたら、ごめんなさい!」と仕上がりに自信を見せている。ほかにも、要潤、池田エライザ、北村匠海、千葉雄大、JUJU、松重豊といった豪華な面々が出演する。「君は天才!~渡辺謙がコメディーに挑戦!!」は8月10日(土)22時~NHK BSプレミアム、9月28日(土)23時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月09日佐藤浩市を主演に、渡辺謙を共演に迎え、2011年3月11日に発生した東日本大震災とその後に起きた福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)。第2弾キャストとして吉岡秀隆、安田成美の出演が明らかになった。関係者90人以上への取材をもとに綴られたジャーナリスト、門田隆将のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を原作にした本作。地元・福島出身で原子炉から最も近い中央制御室(通称・中操)を指揮する1・2号機当直長・伊崎利夫を佐藤さん、福島第一原発所長の吉田昌郎を渡辺さんが演じ、監督は『沈まぬ太陽』『空母いぶき』の若松節朗がつとめる。そして吉岡秀隆が演じるのは、5・6号機当直副長の前田拓実。担当する5・6号機が安定したことから、危機的状況に陥った1・2号機へ応援に駆けつけるプラントエンジニアで、1号機を10年担当していたため、ほかの誰よりも1号機に詳しい。放射線量が上昇し続ける1号機で、3度目のベント(爆発を防ぐために強制的に原子炉格納容器内の空気を抜き圧力を下げる)をアタックするメンバーに志願する。伊崎(佐藤さん)と同じ高校を卒業した地元・福島の後輩。「福島第一原発事故は現在進行形であり、今も戦い続けている人たちの心にも響く映画になればと思っています」と吉岡さん。「この事故は戦後最大の日本の危機でしたが、そこに踏みとどまった人たちがいたという事実があります。今後それを知らない世代が生まれた時にも、『Fukushima 50』がその歴史を知るための一つの礎となり、未来に向かっていくための映画の一つになってほしいと思っています」と力強くコメントを寄せる。また、安田成美は緊急対策室総務班・浅野真理役。吉田所長(渡辺さん)が指揮を執る免震重要棟の緊急対策室で、総務班として作業員の安全確保に尽力する職員。“イチエフ”内では数少ない女性。大津波警報発令時の緊急アナウンスから建屋が水素爆発した際のけが人の確認まで何でもこなし、所長の吉田を支え続ける。安田さんは「原発事故は処理がまだまだこれからです。たくさんの人にこの映画をご覧いただき、感じてもらえることがあればと思っています」とコメント、原作に触れ「当時原発内にいた人たちが戦場のような現場で命を懸けて戦っていたというのがわかりました。その熱い思いを伝えられたら」と意気込みを明かしている。『Fukushima 50』は2020年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Fukushima 50 2020年、全国にて公開予定© 2020『Fukushima 50』製作委員会
2019年07月10日日本の実力派俳優にして、ハリウッドスターでもある俳優・渡辺謙に単独インタビュー。5月31日に封切られた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』や、GWに公開された『名探偵ピカチュウ』など、日本の人気コンテンツをハリウッドが映画化した2作に出演しているが、両方ともメガヒット中だ。思えば彼は、鮮烈なハリウッドデビューを遂げた『ラスト サムライ』(03)で第76回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされて以来、『バットマン ビギンズ』(05)や『SAYURI』(05)、『硫黄島からの手紙』(06)など、立て続けに話題作に出演し、稀有な存在感を発揮してきた。以降の活躍ぶりも枚挙にいとまがないが、いわば真田広之と並び、世界への道を切り開いた開拓者だ。5年前に公開された『GODZILLA ゴジラ』(14)は、日本のゴジラファンからもお墨付きだったが、新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も、ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラがスクリーンに降臨し、ド迫力のバトルを繰り広げるという、血湧き肉躍る大興奮の快作だ。しかも、科学者たちを前面に押し出したチームの連携プレイや、家族の葛藤など、人間ドラマの骨子がしっかりとしている点も激賞されている。2020年公開予定の続編『GODZILLA VS. KONG(原題)』には、小栗旬が出演することが発表され、すでに撮影も終了しているようだ。渡辺は、ハリウッドデビューを果たした小栗と会ったそうだが、2人はどんな言葉を交わしたのか?率直に感想を聞いてみた。○■ハリウッド版『ゴジラ』で“世界のゴジラ”に――『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は前作に続いて、日本でも高い評価を得ています。やはり前作の成功も大きかったと思いますが、遥かにその期待値を超えてきました。『GODZILLA ゴジラ』が公開された時、最初は「ハリウッドが撮る『ゴジラ』ってどうなのよ!?」といぶかっていた日本のファンが多かったと思うけど、蓋を開けてみたらクオリティーはきちんと高かった。そして今や、日本ではなく世界のゴジラになったんだと思います。おそらくピカチュウもそうで、「え? 実写映画でやるの?」と、斜に構えて見ていたファンも多かったのではないかと。本作ももし、2作目、3作目と積み重ねていくとしたら、もはや日本のものではなく、世界のピカチュウ、ポケモンになっていくんでしょうね。――前作も『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も、日本のゴジラへのリスペクトを感じました。そうですね。オリジナル版にリスペクトもあるし、それに近いストーリーテリングになっているかと。ちゃんと原点回帰みたいなことも考えてくれていて、ありがたいなと思いますがそれだけではダメで。やっぱり映画自体が面白くなかったら意味がないですし、そこはちゃんと押さえています。――いずれにしても、謙さんが日本代表的な感じで参加されると聞くと、日本のファンも安心感を覚えます。でも、僕は別に日本代表の選手権を勝ち抜いていったわけではないので(苦笑)。もちろん日本人として、ゴジラもポケモンも大事なコンテンツだということは感じていますが、基本はキャストの一員として、映画を良くするために、いかに尽力できるかということだけです。――たとえばクリント・イーストウッド監督からオファーされた『硫黄島からの手紙』のように、最初から謙さんのキャスティングありきのプロジェクトも多い気がします。いやいや、そんなことはないです。そう思っていただけるのはありがたいのですが、基本は日本から参加した1人の俳優としてのポジションに過ぎません。ただ、どちらからもありがたがられるというか、日本からすれば「ハリウッド映画だけど、あいつがいればなんとかなるだろう」と、アメリカのゴジラファンからも「あいつが出ていれば、そんなに間違ったものにはならないだろう」と思われているところはあるのかもしれない。でも、僕自身はそこまで大きな力を発揮しているわけではないし、元々脚本を読んだり、監督と話をして「これならいけるだろう」という確信した上で参加しているだけです。正直、その時点でダメだと思ったら僕は出ません。ゴジラ映画についても「これはちゃんとしたオリジナルに近い形の、非常にゴジラらしい映画として成立するだろう」というイメージが持てたから参加しただけです。○■小栗旬の「ゴジラ」続編出演「つながったな」――続く『GODZILLA VS. KONG(原題)』に小栗旬さんが出演されます。渡辺さんが切り開いたハリウッドへの道を進んでいく若手俳優の方々も今後増えていくと思いますが、小栗さんに、なにか託したい思いはありますか?僕は「よし、つながったな」という気がしています。ストーリーについてどうこう言える状態じゃないのですが、そこはすでに感じました。――小栗さんとは、何か「ゴジラ」の現場について話をされたのですか?小栗が向こうで撮影をしている時、僕に連絡をくれたんです。「どう? 大丈夫?」と聞いたら「めっちゃ楽しいです」と言っていたので「ああ、良かった」と思いました。それで日本に戻ったら、1回飯でも食おうかという話になったので会いました。そこで「どうだった?」「これからどうするの?」と聞きました。ゴジラのような日本のコンテンツが世界のコンテンツになった時、そこに日本の俳優がきちんとその映画に出演し、役として成立していること自体が僕はうれしくて。そういう意味で「つながったな」という気がしたんです。――撮影中、謙さんから小栗さんに何かアドバイスはされたのですか?役もシチュエーションも違うから「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」とかは、一切言えないです。それに、僕はハリウッドで13年くらいやっているので、知っているプロデューサーやスタッフがいるけど、小栗は今回1から始めていくわけだから。それがキャリアというもので、彼自身が経験値を積み上げていかなきゃいけないことだと思います。とはいえ、そのあとのことに関しては「こういうやり方があるよ」というアドバイスはできました。たとえば「プロモーションの時はちゃんとやったほうがいいよ」といったことですが、撮影時に僕が口を出せることはそんなにないですから。○■ハリウッドを目指す若手俳優たちへメッセージ――ハリウッドへの道を開拓した謙さんから、小栗さんのようにハリウッドを目指す若手俳優陣へ、何かアドバイスはありますか?僕は、とりあえずやればいいと思っています。野球選手と同じで、あとは個々で対戦していくしかないかなと。僕はそういうふうに開拓者だと言われることもありますが、自分自身、そういう意識は全くなかったです。また、わけがわからなかったから、がむしゃらにできたのかもしれないし。ブロードウェイに行った時も、まさにそうでした。――謙さんのチャレンジ精神には常に感心させられます。実際に『王様と私』では第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞されましたし、結果も出されています。ブロードウェイについては、あんな世界をもともと詳しく知っていたら「ちょっと待てよ」と二の足を踏んだかもしれない(苦笑)。本当に自分も少し向こう見ずで「え!?そうだったの?」と思うことばかりでしたが、だからこそやれたのかもしれない。なので、やはり個々がトライして、乗り越えるかはじかれるか、というのを経験するしかない。得るもの、得られないものはきっとあると思うけど、それは頑張ってつかみとっていってほしいです。■プロフィール渡辺謙(わたなべ・けん)1959年10月21日年生まれ、新潟県出身。主なドラマ出演作は、TBS『砂の器』、NHK連続テレビ小説『はね駒』(86)、フジテレビ「御家人斬九郎」シリーズ、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(87)など。映画は『ラストサムライ』(03)、『硫黄島からの手紙」(06) 、『明日の記憶』(06)、2011年『インセプション』(11)、『GODZILLA ゴジラ』(14)などに出演。ドラマや映画以外にも、舞台、CMでも活躍。2015年『王様と私』で第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞。
2019年06月09日どんなビッグプロジェクトも、「渡辺謙」という名前がクレジットされた時点で、確固たる安心感を覚えると共に、底知れぬ期待感を煽られる。高い評価を受けたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(14)から5年ぶりとなる続編『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(公開中)もそうで、「ゴジラ」ファンならずとも、公開を心待ちにしていた人も多いはず。今回描かれるのは、復活したゴジラが、モスラ、ラドン、キングギドラと激闘するというファン垂涎の内容だ。渡辺は、未確認生物の特務機関「モナーク」の生物学者・芹沢猪四郎役を続投。『X-MEN:アポカリプス』(16)のマイケル・ドハティ監督の指揮下で、今回も力強い存在感を魅せている。現在、渡辺が出演した『名探偵ピカチュウ』も大ヒット中で、この後、東日本大震災での原発事故を描く『Fukushima 50』(2020年公開)や、テレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャル『逃亡者』も待機中だ。いずれも「ぜひ観てみたい!」と触手が動く魅惑的な作品ばかりだが、渡辺は何に重きを置いて、出演作をチョイスしているのか?最新作と共に、これまで出演してきた話題作についても話を聞いた。――芹沢博士役について、マイケル・ドハティ監督から「軍隊や科学者たちを統率するリーダー役として演じてください」とリクエストされたとか。ドハティ監督との初タッグはいかがでしたか?前作と同じ役ですが、キャラクターに関しては5年が経ち、どういう風になっているのかという点は自分で作っても構わないという話だったので、さほどレクチャーは入りませんでした。でも、ゴジラに対する愛の深さは、(前作の)ギャレス・エドワーズ監督に負けず劣らずだったので、すごく信頼できました。――チャン・ツィイーとは『SAYURI』(05)以来の共演となりました。彼女も結婚して子どもができて、女優としても人間としても深みが出た10年だったと思います。では、僕は何が変わったんだろう? という思いも抱きながら、また同じステージで会えたことはうれしかったです。――『はやぶさ 遥かなる帰還』(12)でもプロジェクトマネージャーの山口駿一郎というリーダーを演じられていました。当時、映画においてのポジションと、役柄とが非常に上手くマッチングしたとおっしゃられていましたが、今回はいかがでしたか?そうですね。『はやぶさ』では、確かにプロジェクトマネージャーという役柄と同時に、あの映画全体を進める上でも中核を担わなければいけない、という思いはありました。でも、無理やり僕が旗を持って引っ張っていくということではなくて。何があっても僕は動じないで、みんなと共に前へ進んでいこうと常に思っていただけです。――『硫黄島からの手紙』(06)はクリント・イーストウッド監督が直々にオファーされたとか。イーストウッド監督とのお仕事はいかがでしたか?クリントは本当に撮影が早い監督ですが、『硫黄島からの手紙』はそのなかでも最速で撮った映画で、たった35日間しかかかってないんです。ハリウッドで俳優からリスペクトされる監督はたくさんいますが、俳優とスタジオの両方からリスペクトされる監督ってなかなかいなくて。クリントは、きっちり予算どおりに収まるように撮って、なおかつある程度の成績を上げることができる。それは本当にすごいことです。その役に関しては、君が一番良く考えてるんだから好きにやって、と。それってかなりのプレッシャーでしたよ。――『名探偵ピカチュウ』ではヒデ・ヨシダ警部補役を演じていますが、本作も大ヒット中です。このオファーについても聞かせてください。僕は全然「ポケモン」世代じゃないし、アニメも漫画もほぼ観たことがなかったし、「ポケモンGO」もやっていません。でも、今回実写で撮るということと、今までのポケモン映画を参考にしないと聞いたので、それならやれるかもしれないと思いました。――東日本大震災の原発事故を描く『Fukushima 50』は、『沈まぬ太陽』(09)でも組まれた若松節朗監督作です。記者会見で「いつかやらなければいけないと思っていた」とおっしゃられていましたが、所長の吉田昌郎さん役にはどんな思いで臨まれたのですか?実は、吉田さんをメインにした作品のお話をいくつかいただいてましたが、それをやっても、再現ドラマになるか、もしくは中途半端にメローなお話にしかならないんじゃないかと危惧していたんです。でも、『Fukushima 50』の話をKADOKAWAさんからいただいた時、吉田さんではなく佐藤浩市君がメインで最後まで戦った50人の話ということで、それなら映画というエンターテイメントで描けるのではないかと思いました。登場人物は、僕が演じた吉田さんだけが本名で、ご遺族の了解も得ています。僕のなかで消化しきれなかったことが一気にクリアとなったし、これは必ずやらなきゃいけない話だとずっと思っていたので、本当に良かったです。――これまでの出演作のラインナップを見ると、かなり打率が高い印象を受けますが、数字においてプレッシャーなどは感じませんか?「当てなきゃいけない」と思って作品を選び、仕事をしたことは今まで一度もありません。もちろんプレッシャーはありますよ。たとえば『硫黄島からの手紙』の時は、『ラスト サムライ』(03)以上にプレッシャーがかかりました。なぜなら、かなり近い歴史を描くから。今から70年前の話で、まだ御遺族の方や縁者、親戚の方々もたくさんいらしたから。辛い戦いを描く敗戦の話だけど、変にひよってお涙ちょうだい的にはしたくなかった。だからちゃんと演じて、ちゃんと伝えて、世界のお客様にもちゃんとわかってもらいたかったんです。――今回の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』もかなり見応えがある映画に仕上がっていますし、ハリソン・フォードの同名映画をリメイクしたスペシャルドラマ『逃亡者』も楽しみです。渡辺さんの出演作は、いつもクオリティーお墨付きという印象を受けますが。いや、そうでもないですよ(苦笑)。自分のなかで打率は5割くらいで、そんなに話題にならない映画もありますし。でも、だからといって、それが良い悪いという判断にはなりません。僕はすごく好きな作品だけど、なかなか上手くいかなかったと思うこともありますし。やっぱり大ヒットして、いろんな人が観てくれた映画は印象に残るので、そういう作品ばかりやっていると思われがちですが、実はけっこういろんな冒険もしています。――その冒険したいという思いと、作品を当てなければいけないというプレッシャーとのバランスはどう捉えていますか?「作品を当てなければ」といったプレッシャーは一切感じてないです。そんなものを感じていたら作品なんて選べないので。そうじゃなくて、話が面白いかどうか、また、面白そうな監督だなと思ったら、やりたいと思います。基本はそっちだけです。たとえば前作『GODZILLA ゴジラ』もそうでした。そこを軸にしないと、作品に向かっていくモチベーションにはならないので。これからもそこは突き通していきたいです。■プロフィール渡辺謙(わたなべ・けん)1959年10月21日年生まれ、新潟県出身。主なドラマ出演作は、TBS『砂の器』、NHK連続テレビ小説『はね駒』(86)、フジテレビ「御家人斬九郎」シリーズ、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(87)など。映画は『ラストサムライ』(03)、『硫黄島からの手紙」(06) 、『明日の記憶』(06)、2011年『インセプション』(11)、『GODZILLA ゴジラ』(14)などに出演。ドラマや映画以外にも、舞台、CMでも活躍。2015年『王様と私』で第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞。
2019年06月07日ハリウッド版「ゴジラ」の最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ゴジラカーペットイベントが5月27日(月)、歌舞伎町ゴジラロードにて行われ、出演する渡辺謙のほか、チャン・ツィイー、マイケル・ドハティ監督、ザック・シールズ、さらに日本語吹替えキャストの芦田愛菜、木村佳乃、田中圭らもブルーカーペットを歩いた。渡辺謙&田中圭が「ガオー!」この日の東京は晴れ渡り、気温は31度をマーク!蒸し暑さと日照りに負けないくらい、集まった人々の熱気が高まる中、渡辺さんを筆頭にキャスト陣が車でやってくると、拍手喝さいがあがった。白いスーツを颯爽と着こなした渡辺さんは、観客に笑顔を振りまき、スマホで一緒に写真を撮ったりサインを書いたりと極上のファンサービスを行った。続く芦田さんら吹替えキャスト陣も、あまりの興奮に目を丸くしながらも、楽しそうに交流を楽しんでいた。ゴジラのモニュメントの隣に立った渡辺さんは、睨んでみせたり、肩(?)に手を回してみたり微笑みあったりと、ゴジラとのフォトセッションに応じた。続く芦田さん、木村さん、田中さんも3人でポーズを取ったかと思えば、田中さんは報道陣の「ゴジラのように吠えて!」というオーダーに「ガオー!」ときっちり応じ、集まった観客からも「かわいい!」と、ときめかれていた。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、前作『GODZILLA ゴジラ』から5年後の世界が舞台。武装テロ集団が特務機関モナークを急襲し、開発中のあるテクノロジーが強奪される。南極の氷の下に眠っていた大怪獣キングギドラを呼び起こしたことに成功した一味だったが、キングギドラの覚醒と同時に世界で伝説の怪獣たちが次々に目を醒ます。地球が危機に陥る中、ゴジラが再び姿を現す。渡辺さんが自信「過去の作品にも負けない素晴らしい作品」挨拶にて、渡辺さんは「この間(前作)はイエローで今回はブルー。(カーペット)の距離も伸びたので、『ゴジラ』にかける東宝の心意気を感じて歩きました。とにかく面白い、絶対面白いです!過去の作品にも負けない素晴らしい作品になっています。お見逃しなく、お楽しみに!」と一目見ようと集まった路上の人や、カメラの向こうの人々にまで訴えていた。田中さんも、「小さいときから見ていた『ゴジラ』シリーズの吹替えをさせていただいて、うれしいです。スケールのでかさに、ゴジラを感じようとあいつ(※TOHOシネマズ新宿のゴジラモニュメント)を見て映画の1シーンを思い返したんですが…映画のほうが迫力がありました!」と茶目っけたっぷりにコメントし、キャスト陣も盛り上がっていた。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は5月31日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ゴジラキング・オブ・モンスターズ 2019年5月31日より全国にて公開© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.
2019年05月27日