公開日が8月6日(金)に決定した『映画 太陽の子』の場面写真が一挙公開された。本作は主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春群像劇。パイロット版と言うべきTVドラマが2020年にNHKで放送され、大きな反響を呼んだ『太陽の子』がドラマ版とは異なる視点と結末が加わり、本映画でついに完結する。作・演出は、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、大河ドラマ『晴天を衝け』の黒崎博。『太陽の子』は太平洋戦争末期に、実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクション作品で、極秘任務に携わる科学者・修を、今年『ターコイズの空の下で』『HOKUSAI』と主演作が次々に公開する柳楽優弥が演じる。そして、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を、大ヒット公開中の『花束みたいな恋をした』に出演した有村架純、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を、『天外者』『ブレイブ -群青戦記-』に出演した三浦春馬。日米合作のスケールの大きさを覗かせる本作にはさらに、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也らが脇を固め、国際色豊かな演技派俳優陣が顔を揃える。そしてこの度、本作の場面写真9点が一挙公開された。戦争が終わった先にある人生を考えている世津に背中を押され、「いっぱい未来の話、しよう」と3人で手を取り合うカットが感じさせるのは、戦下の中前向きに生きる彼らの強い決意と絆。また、原子核爆弾の開発という極秘任務に携わる科学者・修が、一科学者として目の前の研究に没頭し、黒板をはみ出してガラス戸にまで数式を書き連ねる姿は、“実験バカ”と周りから言われている彼の個性を垣間見ることができる。他にも、教授を囲み実験に臨んでいる研究室の様子、戦地から戻ってきた笑顔の裕之、海辺で修と裕之を抱きしめる世津の姿、戦地へと向かう息子の頬に優しく触れる母・フミの切ない表情など。時代に翻弄されながらも毎日を生きている修たちの、様々な表情と揺れ動く気持ちに迫った場面写真となっている。激動の時代にそれぞれの悩みや葛藤を抱えながらも精いっぱい生きる若者たちの姿を描く『映画 太陽の子』。1945年、広島市に原子爆弾が落とされた8月6日(金)に公開される本作で、平和への思いを馳せてほしい。『映画 太陽の子』8月6日(金)公開
2021年04月30日柳楽優弥、有村架純、三浦春馬といった豪華共演で贈る日米合作『映画 太陽の子』。この度、本作の特報映像とティザービジュアルが公開された。本作は、日本の原爆開発を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの姿を描いた青春群像劇。本作のパイロット版というべきTVドラマは昨年放送され、反響を集めた。太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け、京都帝国大学物理学研究室が行っていた「F研究」の事実を基に作られたフィクション作品となっており、極秘任務に携わる科学者・修を柳楽さん、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を有村さん、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を三浦さんが演じ、ドラマ版とは異なる視点と結末が加わり、ついに物語が完結する。到着した特報映像では、「いっぱい、未来の話しよう」と、修、世津、裕之が手を取り合うシーンからスタート。研究者として純粋に実験に没頭しながらも、国の運命を左右する極秘任務に向き合い苦悩する修、「俺だけ死なんわけにはいかん」と、兵士であることへの葛藤を見せる裕之、そしてそんな兄弟を包み込むような笑顔を見せ、「戦争が終わったら仕事する」と誰よりも未来を考る世津…それぞれの思いが感じられる。同時に公開されたティーザービジュアルは、青空と海、そして白い砂浜が美しい場所で、3人が未来を見据えて歩みを進める姿が写し出されている。『映画 太陽の子』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 太陽の子 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
2021年04月14日柳楽優弥と有村架純、三浦春馬さんが出演した青春群像劇『映画 太陽の子』が8月6日(金)に全国公開することが決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。本作は太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクション作品。2020年にNHKで放送されたパイロット版と言うべきテレビドラマも大きな反響を呼んだ。極秘任務に携わる科学者・修を『ターコイズの空の下で』や『HOKUSAI』と主演作が次々に公開する柳楽優弥、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を『花束みたいな恋をした』に出演した有村架純、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を『天外者』や『ブレイブ -群青戦記-』に出演した三浦春馬さんがそれぞれ演じる。葛藤や想いを抱え全力で生きた若者たちの物語が、ドラマ版とは異なる視点と結末でついに完結する。さらに日米合作となる今回は田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也など国際色豊かな演技派俳優陣が顔を揃える。監督・脚本は『ひよっこ』(2017年)、そして現在放送中で、高視聴率をたたき出している『青天を衝け』の黒崎博。音楽はアカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』(2009年)のニコ・ミューリー、サウンドデザインに同賞8部門ノミネート、主題歌賞を受賞した『アリー/ スター誕生』(2018年)のマット・ヴォウレスと、ハリウッド最高峰のステージで活躍するスタッフが集結した。そして『アルマゲドン』(1998年)、『ジョン・ウィック チャプター2』(2017年)で知られる名バイプレーヤーのピーター・ストーメアがアインシュタインの声で出演。10年以上の年月をかけ構想し、日米最高峰のスタッフ、キャストにより誕生した、今夏最注目の作品がいよいよ劇場公開となる。公開された特報映像には修と世津、裕之、それぞれの表情が切り取られている。単純に“未知の世界”へのあくなき探求心で研究者として純粋に実験に没頭しながらも、国の運命を左右する極秘任務に向き合い苦悩の表情を浮かべる修、兄弟ふたりを包み込むような笑顔を見せる一方で「戦争が終わったら仕事する、ふたりは考えないの?」と力強く話し、誰よりも未来を考えている世津、そして「俺だけ死なんわけにはいかん」と兵士であることへの葛藤に涙を見せる裕之。3人3様の思いを抱えながらも、「いっぱい未来の話、しよう」と、固く手をつなぎあうとき、彼らが見つめている先にあるものとは。ティザービジュアルは、青空・海・白い砂浜が並び、未来を見据えて歩みを進める姿がまさに“青春グラフィティ”を思わされる。夏の海で3人が未来を信じ、どのように過ごしたのか、想像が膨らむ1枚だ。『映画 太陽の子』8月6日(金)公開
2021年04月14日柳楽優弥と田中泯がW主演を務める映画『HOKUSAI』が5月28日(金)に公開となる。この度、本作が台湾でも今夏に公開されることが決定した。代表作『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏』が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト葛飾北斎の生涯を描いた本作。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌「この1000年で偉大な功績を残した100人」にも唯一の日本人として選ばれている北斎は表現者たちが自由を奪われていた時代に、ひたすら絵を描き続けていた。この映画では、抑圧に負けず自分の道を貫き、表現の自由を求めた北斎の姿を通して、今を生きる人々にメッセージを届ける。台湾では葛飾北斎の作品も扱われた展示「江戸風華-五大浮世絵師展」が2020年に1月から4月まで台北市で開催され、北斎の絵を一目見ようと10万人を超える来場者が訪れる大盛況を見せた。本作がどう受け入れられるのか注目したい。さらにアジアや中南米、ヨーロッパ、北米での公開も準備中ということで、ますますの広がりも期待できるだろう。今回の公開決定を受けた配給会社ifilmからのコメントは以下。配給会社ifilm・コメント弊社は今までたくさんの日本映画を配給させていただきました。是枝和裕監督や三谷幸喜監督の作品、また阿部寛さん主演の『テルマエロマエ』、アニメ映画に関しても新海誠監督の『君の名は。』をはじめ、細田守監督の『未来のミライ』、『バケモノの子』などを配給しました。今回の『HOKUSAI』に関しては、まず北斎という人と彼の作品は世界的に有名ですごく人気があります。台湾でも一番よく知られている日本人だと思います。昨年行われた台湾の北斎展覧会では、初めて彼の作品が台湾の人たちにお披露目となり、大変人気を博していました。『HOKUSAI』という映画はあまり知られてない北斎の生涯、また同じ江戸時代に活躍した絵師たちのことも描かれていますが、この映画を通じで台湾の人達に浮世絵だけではなく、その絵の裏にある背景をもっと深く理解してもらうことができると思います。これが私たちが配給したいと思った一番の理由です。また『HOKUSAI』は豪華なキャスティングで、柳楽優弥さん、田中泯さん、阿部寛さんをはじめ、台湾の観客によく知られている俳優さんたちばかりなので、とても期待しています。映画『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年04月13日孤高の絵師・葛飾北斎の知られざる生涯を、柳楽優弥と田中泯のW主演により初めて描く映画『HOKUSAI』。新型コロナウイルスの感染拡大による丸1年の公開延期を経て5月28日(金)に公開することが決定。新予告&新ポスターとともに、柳楽さん、田中さんから公開に向けたメッセージが到着した。今回解禁された映像は、いまもなお、幅広く様々なジャンルで世界中に多くの影響を与え続けている天才絵師・葛飾北斎(田中泯)が若かりし頃を回想するところから始まる。人気浮世絵版元(プロデューサー)・蔦屋重三郎(阿部寛)に向かって「北極星にちなんでつけたんだ」と、決して動かぬ星であることが自身の名前の由縁であると真っすぐな瞳を向けて語る人物こそが若き日の葛飾北斎(柳楽優弥)。腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に目をつけた重三郎。しかし、絵を描くことの本質を捉えられていない北斎をなかなか認めず、“絵を描く意味”を問いかける。また、勝ち負けにこだわる北斎は、喜多川歌麿(玉木宏)や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまい、もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさを見つける。そして、北斎は重三郎の後押しによって、ついに唯一無二の独創性を手にする。しかし、江戸時代後期は幕府によって浮世絵や戯作などの風俗が厳しく取り締まられており、蔦屋が営む耕書堂や、武士の家系であることを伏せて筆を取り、北斎とタッグを組んでいた戯作者の柳亭種彦(永山瑛太)も弾圧の対象に。彼もまた自問自答し、「先生は絵のために全てを捨てられますか?」と北斎に問いかけるも、北斎の気概や諦めない姿を目の当たりにし、己の信念を最後まで貫き通すことを決心する。一方で、志を共にする表現者たちを失い続けてもなお創作意欲が衰えることのない老年期の北斎は、筆一本を手に黙々と描き続けた絵で、誰よりも雄弁に“表現の自由”を求め、時代に抗い続ける。厳しい弾圧の中、「こんな日まで絵を描くのか」と問われても、「こんな日だからだ」「今だから見えるものがある」と内に秘める熱い想いを言葉にする北斎の姿は、まさに“今だからこそ”感じることができる多くの共感や勇気を与えるメッセージとも受け取れる。合わせて解禁された本ポスターでは「絵で世界は変わるのか?」という、北斎が生涯をかけて貫き通したその生き様から気付かされるような力強いキャッチコピー。さらに、青年期・北斎を演じる柳楽さん、老年期を演じる田中さんに続き、蔦屋重三郎を演じる阿部寛、柳亭種彦を演じる永山瑛太、歌麿を演じる玉木宏、北斎の妻・コトを演じる瀧本美織、高井鴻山を演じる青木崇高らのキャラクタービジュアルが収められている。また、葛飾北斎の本作の題字によって表現されている壮大さや豪然たる勢いと存在感、これらすべてが相まって、作品の世界観やストーリーのスケール感が表現されたものとなっている。柳楽優弥「この時代においてとても必要なエンターテイメントの力に」「2021年という今だからこそ、この作品をご覧いただき、より一層、北斎の持つ力強さやパワーを感じて頂くことができるのではないか」と語る柳楽さん。「北斎の持つ力強さ、目標や夢に向かって自分を信じ突き進んでいく力は、今この時代においてとても必要なエンターテイメントの力になるのではないかと思います。今この時代を生きる人たちの背中を押してくれるような北斎の強い信念とエネルギーを感じて頂けたら」と大きな期待を込める。田中泯「北斎は本当に憧れの素晴らしい男」「撮影中の興奮は、いまだに僕の中に残っていてたくさんのことが思い出されます」と田中さん。「北斎は本当に憧れの素晴らしい男」と断言する。「現在、世界中で悶々とし、ムカムカとし、そして落ち込み、今私たちはとても苦しい時間のまさにその渦中にいるわけです。北斎は、そうゆうものに対して立ち向かったわけです。常識破りでもあったと思います」と思いを馳せながら、「(人は)数年経てば、こうだと思っていたものも自分の中で壊れ、あるいは自分でぶち壊し、常に生まれ変わるようにして生きている。北斎は、家を変え名前を変え生きていた。あるいは彼の眼に見えるものも変化していったかもしれない。でも、一人の人間としてこれが当たり前なんだと、僕は強く言いたいと思います」とコメント。「僕たちはほんとに見習わなきゃいけない」「ほんとに好きなことを探し、やらなきゃならないことを自分に課して生きていくようなことを、北斎みたいにやってみたい」と、改めて尊敬を込めて語っている。『HOKUSAI』は5月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2021年5月28日(金)より全国にて公開。©2020 HOKUSAI MOVIE
2021年03月19日新型コロナウイルスの感染拡大により、公開延期となっていた映画『HOKUSAI』の新公開日が5月28日(金)に決定し、W主演を務める柳楽優弥と田中泯からメッセージが到着。さらに、再始動した本作の新予告と新ポスターが公開された。代表作『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏』が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト葛飾北斎の生涯を描いた本作。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌「この1000年で偉大な功績を残した100人」にも唯一の日本人として選ばれている北斎は表現者たちが自由を奪われていた時代に、ひたすら絵を描き続けていた。この映画では、抑圧に負けず自分の道を貫き、表現の自由を求めた北斎の姿を通して、今を生きる人々にメッセージを届ける。今回公開された映像は、今もなお、幅広く様々なジャンルで世界中に多くの影響を与え続けている天才絵師・葛飾北斎(田中泯)が若かりし頃を回想するところから始まる。人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎(阿部寛)に向かって「北極星にちなんでつけたんだ」と、決して動かぬ星であることが自身の名前の由縁であると真っすぐな瞳を向けて語る人物こそが若き日の葛飾北斎(柳楽優弥)だ。腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に目をつけた重三郎。しかし、絵を描くことの本質を捉えられていない北斎をなかなか認めず、“絵を描く意味”を問いかける。勝ち負けにこだわる北斎は、歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまい、もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさを見つける。そして、北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。しかし、江戸時代後期は幕府によって浮世絵や戯作などの風俗が厳しく取り締まられており、蔦屋が営む耕書堂や、武士の家系であることを伏せて筆を取り北斎とタッグを組んでいた戯作者の柳亭種彦(永山瑛太)も弾圧の対象に。彼もまた自問自答し、「先生は絵のために全てを捨てられますか?」と北斎に問いかけるも、北斎の気概や諦めない姿を目の当たりにし、己の信念を最後まで貫き通すことを決心する。一方で、志を共にする表現者たちを失い続けてもなお創作意欲が衰えることのない老年期の北斎は、筆一本を手に黙々と描き続けた絵で、誰よりも雄弁に“表現の自由”を求め、時代に抗い続ける。厳しい弾圧の中、「こんな日まで絵を描くのか」と問われても、「こんな日だからだ」「今だから見えるものがある」と内に秘める熱い想いを言葉にする北斎の姿からは、若き日に重三郎に自身の名前の由来を語った青年の時と変わらぬ北極星のように、生涯決してブレることのない強い信念を持ち続けた人物であったことが伺える。また、何があっても絶対にあきらめず、自分を信じ、絵を描き続けた北斎の人生は、コロナ禍で多くの自由を奪われた人々に“今だからこそ”感じることができる多くの共感や勇気を与え、時を超えた北斎からのメッセージとも言えるだろう。また、合わせて公開された本ポスターでは「絵で世界は変わるのか?」という、北斎が生涯をかけて貫き通したその生き様から気付かされるような力強いキャッチコピーが特段目を引く。さらに、主役級の超豪華キャスト揃い踏みのビジュアルは必見。それぞれの時代を生きた北斎の人生が垣間見られるような青年期・北斎を演じる柳楽、老年期を演じる田中に続き、蔦屋重三郎を演じる阿部、柳亭種彦を演じる永山、歌麿を演じる玉木宏、北斎の妻・コトを演じる瀧本美織、高井鴻山を演じる青木崇高らのキャラクタービジュアルが収められている。また、本作にとって欠かすことのできない葛飾北斎の本作の題字によって表現されている壮大さや豪然たる勢いと存在感。これらすべてが相まって、作品の世界観やストーリーのスケール感が表現されたものとなっている。90年の生涯で3万点以上もの作品を描き続け“画狂人”とも言われるほどに、何があっても絶対に諦めることなく、命が尽きるその時まで自身の信念を貫き通し、絵を描き続けた北斎の知られざる人生、そして彼の人生に深く関わってきた登場人物たちが、それぞれの人生に置いてどのように北斎と接し、交わっていくのかを数少ない資料から徹底的に調べ上げた充実に基づくオリジナルストーリーも見どころの一つ。謎に満ちた北斎の人生の物語が170年の時を経て描かれる映画『HOKUSAI』に引き続き注目してほしい。■映画『HOKUSAI』予告映像(90秒)■映画『HOKUSAI』予告映像(30秒)●柳楽優弥(青年期・北斎役)<コロナの影響により、約1年後の今年5月28日公開に決定した本作。公開間近される本作への今のお気持ちをお聞かせください。>2020年に(僕自身の作品も)延期が続いたので、少し悔しい思いもあったのですが、2021年という今だからこそ、この作品をご覧いただき、より一層、北斎の持つ力強さやパワーを感じて頂くことができるのではないかと思います。ぜひ多くの方にご覧頂きたいです。<本作の持つメッセージは、この時代だからこそ響くものだと思うのですが、「いまだからこそ伝えたい」ことは?>世の中の色々なことが様変わりしている中、僕自身もまた新たに一つずつ積み重ねて、ニューノーマルを作り出して行かなければと感じています。北斎の持つ力強さ、目標や夢に向かって自分を信じ突き進んでいく力は、今この時代においてとても必要なエンターテイメントの力になるのではないかと思います。今この時代を生きる人たちの背中を押してくれるような北斎の強い信念とエネルギーを感じて頂けたらと思います。<映画をご覧になる方へのメッセージ>“目標や夢に向かって突き進んでいっていい”ということを、北斎は物凄いエネルギーを持って突き進んで証明していたのだと思うし、その生き様から勇気をもらえると思います。映画『HOKUSAI』は、皆さんの背中を押せるような作品になっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧頂きたいです。●田中泯(老年期・北斎役)<コロナの影響により、約1年後の今年5月28日公開に決定した本作。公開間近される本作への今のお気持ちをお聞かせください。>撮影中の興奮は、いまだに僕の中に残っていてたくさんのことが思い出されます。いよいよ今年5月に公開ということになりました。たくさんの人たちが見てくださる、そしてその感想をみんなが話しあい、だべり、つまみにされるかもしれませんが、そんなことで人々の言葉の中に北斎がまた生き返ってくるというか、生まれてくるといったらいいのか、そんなことが起きると思います。北斎は本当に憧れの素晴らしい男です。そして演じているのが僕ということが本当に不思議な話で、こんなことが現実に起こるんだなっていまだに驚いています。でも、実際に皆さんがご覧になる北斎はかなりスゴイです。楽しみにしていてください。<本作の持つメッセージは、この時代だからこそ響くものだと思うのですが、「いまだからこそ伝えたい」ことは?>映画の中でも北斎は、自分が生きている時代を「こんな時代」「いやな時代」だと言っています。現在、世界中で悶々とし、ムカムカとし、そして落ち込み、今私たちはとても苦しい時間のまさにその渦中にいるわけです。北斎は、そうゆうものに対して立ち向かったわけです。常識破りでもあったと思います。一人の人間が90歳になろうとしているのにもっともっと生きたい、まだまだやることがある、死にたくないとはっきり思う。これは今でも僕たちはほんとに見習わなきゃいけないと思います。生き生きと死んでいくというか、死ぬまで生き生きとしてそして死んでいく。でもどんなに計画的に生きていても、なかなか思い通りにはならない。数年経てば、こうだと思っていたものも自分の中で壊れ、あるいは自分でぶち壊し、常に生まれ変わるようにして生きている。北斎は、家を変え名前を変え生きていた。あるいは彼の眼に見えるものも変化していったかもしれない。でも、一人の人間としてこれが当たり前なんだと、僕は強く言いたいと思います。たしかに北斎は天才だと思いますが、天才だから出来たのではなく、自分が最も生き生きと感じるその生を生きるべきだということです。これは架空のことでもなく見果てぬ夢でもない。僕たちは自分を卑下することなく、夢を追いかけ続けることだけで、もっと生き生きとしていられるはずです。自分も、そんなにもういつまでも生きられるわけじゃない。でもやっぱりダラダラと生きたくはないと思っています。ほんとに好きなことを探し、やらなきゃならないことを自分に課して生きていくようなことを、北斎みたいにやってみたいと思っています。<映画をご覧になる方へのメッセージ>とにかくがんばって生きましょう!想定外なんて言葉はもういらないです。想定外なんてもうこれから延々と続くと思うんです。僕は、人類全体が大冒険をしなきゃならない時代にさしかかっていると思います。一人の人間の生きる生き方みたいなものがもっともっとたくさんになって、それで世の中が動いていったらスゴイだろうなって思います。本当は、人間分だけ生きるパターンがなくちゃいけないはずなんです。そしてお互いを尊敬したり、しっかりと保護したり、あるいは激励しあって、生きていけるようになったらすごくいいんじゃないかなって思います。映画を見ていただければ、皆さんにも絶対わかっていただけると思うんですが、北斎は「ちがう!人間はそんなもんじゃない!」っていうようなことが、毎日のように自分の中でうごめいていたんだろうと思います。その北斎が、歳を取っても変わらず生き続けられた。これはもうどう考えたって憧れるしかないじゃないですか。でも単に憧れるだけじゃなく、自分の中に一体何がムカムカするものとしてあるのかっていうのは、皆さんと一緒に考えてみたいし、あるいはこの映画からみなさんが一体何を受け止めるのかっていうのはものすごく大事なことのような気がしています。なんせ北斎ですからね。スゴイです。映画『HOKUSAI』5月28日(金)より公開
2021年03月19日柳楽優弥の初の海外合作主演映画となる『ターコイズの空の下で』(英題:UNDER THE TURQUOISE SKY)から、本邦初公開となる海外版予告が解禁。また、2月19日(金)より先行プレミアム上映と舞台挨拶が行われることが決定した。日本・モンゴル・フランス合作となる本作は、資産家の祖父を持つ青年タケシが、終戦後に生き別れとなった祖父の娘を探すためにモンゴルに送り込まれ、馬泥棒のモンゴル人アムラと出会い、果てしなく広がる青い空の下、言葉も通じない、価値観も異なる2人の詩的でユーモラスな旅を描いたロードムービー。約3週間におよぶモンゴルでの過酷ロケを経験、柳楽さん自身が本作を「僕自身の成長記録」「『誰も知らない』以来となる即興演技を楽しんだ」と語っている。初公開された映像には、主演の柳楽さんがモンゴルの壮大で美しい大自然のなか、大地や人々が放つエネルギーに圧倒されながら、様々な出逢いと経験を経て、自らを解放していく姿が切り取られている。また、公開1週間前となる2月19日(金)に、新宿ピカデリーにて日本初上映となる先行プレミアム上映&舞台挨拶の実施も決定。舞台挨拶ゲストには、主演の柳楽さん、柳楽さん演じる主人公の祖父で大企業社長(麿赤兒)の秘書役を演じたサヘル・ローズ、そして、柳楽さんが「とにかく面白い監督!」と太鼓判を押す脚本・プロデューサーも兼ねたKENTARO監督も登壇する予定。『ターコイズの空の下で』は2月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターコイズの空の下で 2021年2月26日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開(C)2020 TURQUOISE SKY FILM PARTNERS
2021年02月16日大泉洋と柳楽優弥がW主演するNetflix映画『浅草キッド』の製作が決定。ビートたけしが作詞作曲した「浅草キッド」、そして同名自叙伝を原作に、劇団ひとりが脚本&監督を務め映画化する。本作は、たけしさんの原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした青春時代を描く映画。舞台は昭和40年代の浅草。大学を中退し、“ストリップとお笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎に弟子入りしたたけし。当時、独特な指導で、舞台上だけでなく日常生活においても芸人たる心構えを求めた深見は、東八郎、萩本欽一といった大人気芸人を育てあげていた。その深見の元、たけしは芸人としての成功を夢見て“笑い”の修行に励んでいたが、テレビの普及と共に演芸場に足を運ぶ人は減る一方…。厳しさと愛情に溢れる師匠との日々、個性と才能に溢れる仲間たちとの出会い、そして芸人・ビートたけしが誕生するまでを描いた青春ドラマだ。そして今回、初共演となる大泉さんと柳楽さんが、深見千三郎とビートたけしをそれぞれ演じることに。大泉さんは「あのたけしさんが『笑い』を師事した幻の浅草芸人、深見千三郎さんを演じさせていただくというのは、この上ない喜びとともに重すぎる重圧を感じております」と語りつつ、「子供の頃、憧れて見ていた昭和の芸人さんの世界を柳楽優弥くんを初めとする素敵な共演者の皆様とスタッフ、ひとり監督とともに、いきいきと表現出来ればと思っております」と意気込む。また「たけしさんは、僕にとってバイブルのような存在」と語る柳楽さんは、「悩んだときは、たけしさんの本やインタビューを読み、映画を見て元気づけられてきました。ご本人役をいただき、正直『どう演じればよいのか?』と怖い気持ちもあります。単なるモノマネにしてしまって、作品が持つ力強さやメッセージ性を消してしまうわけにはいかない。『柳楽が演じる北野武』にしていかなければいけないと思っています」と正直な心境を明かし、「丁寧に取り組んでいきたいと思います」とコメントした。さらに、劇団ひとりさんは「脚本は6年前から準備していましたが、考えようによってはタケシさんに憧れて芸人を目指したあの日からが、この作品を撮るための準備期間だったようにも思います。僕が憧れた人、街、物語を皆さんと共有できる日が待ち遠しいです。今まで培ってきた全てを注ぎ込んだ作品にしますので、楽しみに待っててください」とメッセージを寄せている。Netflix映画『浅草キッド』は2021年冬、全世界同時配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年11月24日柳楽優弥の単独イベント「いちごいちえ」の第6回が、12月23日(水)に、オンラインにて開催されることが決定した。「いちごいちえ」は、柳楽優弥がファンとの交流の場として2016年より開催しているインベント。今年は、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、初となる配信イベントとして開催されることが決定。オンライン配信ならではのプライベート感溢れる企画が予定されている。チケットは、スペシャルグッズ付き視聴チケットと視聴チケットの2種類が発売中。スペシャルグッズは柳楽の写真を型取ったスマホスタンドとなっている。配信はPIA LIVE STREAMで行われ、チケット購入者はイベント終了後から12月27日(日)12:00までアーカイブ視聴が可能。さらに、12月17日(水)までのチケット購入者には、イベント中に柳楽から生電話がかかってくるチャンスも。イベント会場を盛り上げるクリスマスモチーフや抽選で当たるミート&グリート企画、Q&Aコーナーで紹介される質問も受け付けているので、奮って応募してほしい。柳楽優弥第6回「いちごいちえ」2020年12月23日(水) 開場19:00 開演19:30PIA LIVE STREAM:アーカイブ公開:イベント終了後~12月27日(日)12:00チケット料金:(1)スペシャルグッズ付き視聴チケット 4,700円(税込) [スマホスタンド](2)視聴チケット 2,700円(税込)
2020年11月20日男性の職場の同僚や、自分が知らない異性の友人など、嫉妬深い女性の場合には、彼の周りにいる女性が気になって仕方がなくなる場合があるものです。ここでは、強い嫉妬心を解放するための方法を紹介していきます。どうして嫉妬しているかを考える自分が彼の周りの女性に対して嫉妬心を抱くのは、どういった理由なのかを考えることが大切です。彼が親しげに話す女性が、自分とは違う距離を彼に対してもっている場合に、多くの女性は嫉妬心を抱くものです。自分が知らない、彼の過去や生活スタイルを女性が知っていることにより、近い距離に自分が入れていないと感じてしまうのでしょう。冷静になり、自分と相手の女性との違いを明確にし、嫉妬している要素を解消する方向に向かいましょう。出会う前までの彼の過去や、会っていない時間の彼の私生活であれば、知る努力をすることが大切です。フランクな感じで接し、自分が嫉妬心を抱く女性と同じ感覚を持てる努力をしてみましょう。愛情表現を確かめてみましょう彼が見知らぬ女性と親しげに話している光景を目にして、自分でも知らずに不安感が嫉妬心へと変わってしまうことはあるものです。自分の気持ちを抑えるためには、彼に愛情表現を期待してみるのも良いでしょう。ストレートなスタイルの愛情表現ではなくても、一緒にいて感じられる雰囲気など、二人が特別な関係であることを確かめられる仕草を彼に要求することは、自分の嫉妬心を解放するための一つの手段でもあるからです。さりげなく甘えてみて、彼が自分に向けた愛情表現を示してくれれば、心のなかの嫉妬心もなくなっていくことでしょう。少し距離を置いてみる彼が他の女性と話すことに、大きな嫉妬心を抱いてしまうのは、彼との距離が近すぎることが原因の場合もあります。身近に感じられる存在であるからこそ、自分以外の異性との接触に嫉妬してしまうのです。彼と接する時間を少なくして、距離を置いてみるのが良いでしょう。仕事に没頭してみたり、女友達と遊びに行って、悩みを打ち明けてみれば、心のなかで抱えている彼への嫉妬心も和らいでいくことでしょう。その行為が嫉妬する相手より、自分のほうが勝っている部分を教えてくれるからです。彼が自分以外の女性と接することに強い嫉妬心を感じる場合は、落ち着いて考えてみることです。距離を置いてみたり、どうして嫉妬心が芽生えているかを考えてみることが大切です。自分のなかで原因を掴み改善する際には、彼に愛情表現を求めてみるのも良いでしょう。不安を取り除くことにより嫉妬の心はなくなるからです。
2020年09月15日柳楽優弥が主演する、日本・モンゴル・フランス合作映画『ターコイズの空の下で』の公開が決定。柳楽さんの初の海外合作主演映画となり、大部分はモンゴルの荒野で撮影されている。大企業の経営者・三郎を祖父に持つ、贅沢三昧で自堕落な暮らしを送るタケシ。ある日、三郎の競走馬を盗んだ罪で、モンゴル人の男アムラが逮捕される。第二次世界大戦終了時、モンゴルで捕虜生活を送った三郎には、現地の女性との間に生き別れとなった娘おり、このアムラとの出会いをきっかけに、三郎は娘を探すため、タケシをモンゴルへと送り出し、タケシとアムラの旅が始まる――。柳楽さんが演じているのは、裕福な家庭に育ち、自堕落な暮らしを送る青年・タケシ。「日本、フランス、モンゴルの合作映画主演のオファーを頂いて、とても光栄でしたし脚本を読んで『これはぜひやってみたい』と思いました」と当時をふり返った柳楽さんは、「主人公タケシが、様々な出来事に遭遇して大人になっていく道のりが、僕自身の成長記録とも重なっているように思います」とコメントしている。また、タケシの相棒となるアムラ役は、モンゴル・アカデミー賞で主演男優賞を3度受賞し、近年ハリウッドにも進出したアムラ・バルジンヤム。世界的舞踏家であり俳優の麿赤兒が、タケシの祖父役で出演。そして、俳優として活動する一方、音楽・ファッション・アート業界でPVやドキュメンタリーの制作を手掛けるなど映像作家としてキャリアを重ねてきたKENTAROが、今作で初の長編映画監督を務めた。なお本作は日本公開に先立ち、オープニング・フィルムとしてワールド・プレミア上映された「第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭」にて、FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)と観客賞にあたる才能賞をW受賞している。『ターコイズの空の下で』は2021年2月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ターコイズの空の下で 2021年2月26日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開(C)2020 TURQUOISE SKY FILM PARTNERS
2020年09月15日俳優の柳楽優弥が主演を務める映画『太陽の子』(2021年)の公開決定が9日、明らかになった。有村架純、三浦春馬が共演する。同作はNHKとELEVEN ARTS Studios(USA)による、日米合作作品として製作。原爆開発を背景に、時代に翻弄される若者たちの苦悩と青春を事実を元に描いた物語となる。終戦記念日の8月15日にNHK総合で放送され大きな反響を呼んだテレビドラマ版とは異なった視点で描かれる映画では、時代に翻弄された修(柳楽優弥)・世津(有村架純)・裕之(三浦春馬)それぞれの想いが交錯する感動ドラマと共に、「原爆開発」の依頼を受けた修をはじめとする研究員の情熱と葛藤を、より深く描きだした。戦況が激化し、最終局面を迎えた1944年、「どの国よりも早く、原爆を作る」という依頼を受けた京大物理学研究室。そこで研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修(柳楽)と研究員たちは、託された国の未来のために情熱的に核エネルギーの研究を進める一方で、科学者として兵器開発をすすめるべきなのか葛藤する。そんな中、戦地から修の弟・裕之(三浦)が一時帰宅し、そして、兄弟が秘かに想いを寄せる朝倉世津(有村)も家を失い、幼なじみである修の家に住むこととなる。映画『セカンドバージン』やNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の黒崎博の監督のもと、音楽には『愛を読む人』のニコ・ミューリー、サウンドディレクターに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレス、声の出演でピーター・ストーメア『ジョン・ウィック』など、ハリウッドの第一線で活躍するキャスト・スタッフが参加し、国際色豊かにハイクオリティな日米合作作品として注目となっている。○監督・脚本 黒崎博 コメント若者たちは今その刹那に命を燃やして生きる。その先に何が待っているかは誰にも分かりようがなく、だからこそ命は尊い。この映画にはそんな人生の一瞬一瞬が刻まれています。日本映画界の第一線を担う俳優たちと、「科学と人間」という巨大なテーマにじっくり向き合った、ひと夏の「格闘の記録」をぜひご覧ください。○柳楽優弥 コメントこのお話をいただいた時、戦争というものを僕達の下の世代にも伝えなければいけないと強く感じました。私が演じた修は、研究に対する情熱を燃やしながら自分の行為に疑いを持ち、葛藤していきます。彼の問いを意識しながら、監督と毎日話し合い、自分たちの中での答えを探しながら演じさせていただきました。前回のドラマでは、断片的だった物語の続きが映画ではしっかりと描かれます。科学者の苦悩や葛藤も描かれています。 当たり前だった日常や幸せを尊く思える今だからこそ、国内外多くの方にこの作品を見届けていただけたら嬉しいです。○有村架純 コメント戦時中、どれだけの想いを抱えて皆様が生きておられたか、想像してもしても、計り知れません。人々が繋いできてくれた歴史に沿って、自分は生かされているんだと、私はこの作品に参加し改めて感じることができました。きっと当時も、今自分が見ている景色と同じように、太陽の光や緑豊かな木々、何もかも鮮明に映し出され感じ取っていたに違いないと思うと、生きてゆく日々が当たり前でないことを痛感しましたし、再び惨劇の場とならないよう願いたいと思います。是非、ご覧頂き、一緒に考えていけたら幸いです。(C)ELEVEN ARTS Studios / 2021「太陽の子」フィルムパートナーズ
2020年09月09日柳楽優弥主演、共演に有村架純、三浦春馬らを迎えた日米合作映画『太陽の子』が来年、全国公開されることが正式決定した。戦況が激化し、最終局面を迎えた1944年。「どの国よりも早く、原爆を作る」という依頼を受けた京大物理学研究室。そこで研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修(柳楽さん)と研究員たちは、託された国の未来のために情熱的に核エネルギーの研究を進める一方で、科学者として兵器開発を進めるべきなのか葛藤する。そんな中、戦地から修の弟・裕之(三浦さん)一時帰宅、そして兄弟が秘かに想いを寄せる朝倉世津(有村さん)も家を失い、幼なじみである修の家に住むこととに――。終戦記念日の8月15日、NHK総合で放送した国際共同制作特集ドラマ「太陽の子」は、戦時下の科学者の苦悩を描く青春群像劇。そんなTVドラマとは“違う視点”で描かれたのが本作、映画『太陽の子』だ。映画では、時代に翻弄された柳楽さん演じる修、世津、裕之、それぞれの想いが交錯する感動ドラマと共に、原爆開発の依頼を受けた修をはじめとする研究員の情熱と葛藤を臨場感たっぷりに、より深く描きだす。『セカンドバージン』や連続テレビ小説「ひよっこ」の黒崎博の監督のもと、3人のほかにもイッセー尾形、山本晋也、國村隼、田中裕子、声の出演でピーター・ストーメアが出演。音楽には『愛を読む人』のニコ・ミューリー、サウンドディレクターに『アリー/ スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドの第一線で活躍するスタッフも参加する。キャスト・監督コメント柳楽優弥このお話をいただいた時、戦争というものを僕達の下の世代にも伝えなければいけないと強く感じました。私が演じた修は、研究に対する情熱を燃やしながら自分の行為に疑いを持ち、葛藤していきます。彼の問いを意識しながら、監督と毎日話し合い、自分たちの中での答えを探しながら演じさせていただきました。前回のドラマでは、断片的だった物語の続きが映画ではしっかりと描かれます。科学者の苦悩や葛藤も描かれています。 当たり前だった日常や幸せを尊く思える今だからこそ、国内外多くの方にこの作品を見届けていただけたら嬉しいです。有村架純戦時中、どれだけの想いを抱えて皆様が生きておられたか、想像してもしても、計り知れません。人々が繋いできてくれた歴史に沿って、自分は生かされているんだと、私はこの作品に参加し改めて感じることができました。きっと当時も、今自分が見ている景色と同じように、太陽の光や緑豊かな木々、何もかも鮮明に映し出され感じ取っていたに違いないと思うと、生きてゆく日々が当たり前でないことを痛感しましたし、再び惨劇の場とならないよう願いたいと思います。是非、ご覧頂き、一緒に考えていけたら幸いです。監督・脚本黒崎博若者たちは今その刹那に命を燃やして生きる。その先に何が待っているかは誰にも分かりようがなく、だからこそ命は尊い。この映画にはそんな人生の一瞬一瞬が刻まれています。日本映画界の第一線を担う俳優たちと、「科学と人間」という巨大なテーマにじっくり向き合った、ひと夏の「格闘の記録」をぜひご覧ください。映画『太陽の子』は2021年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽の子 2021年全国にて公開予定©︎ELEVEN ARTS Studios / 2021「太陽の子」フィルムパートナーズ
2020年09月09日終戦記念日の8月15日にNHK総合で放送された、柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が出演し、原爆開発を背景に時代に翻弄される若者たちの苦悩と青春を描いた特集ドラマ『太陽の子』。この度、テレビドラマとは違う視点で描かれた映画が、2021年に公開されることが正式決定した。映画『太陽の子』では、時代に翻弄された修(柳楽)・世津(有村)・裕之(三浦)それぞれの想いが交錯する人間ドラマとともに、原爆開発の依頼を受けた修をはじめとする研究員の情熱と葛藤を臨場感たっぷりに、より深く描き出している。映画『セカンドバージン』やNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の黒崎博監督のもと、音楽には『愛を読む人』のニコ・ミューリー、サウンドディレクターに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレス、声の出演でピーター・ストーメア「ジョン・ウィック」など、ハリウッドの第一線で活躍するキャスト・スタッフが参加し、国際色豊かにハイクオリティな日米合作作品として注目を集める。戦況が激化し、最終局面を迎えた1944年、「どの国よりも早く、原爆を作る」という依頼を受けた京大物理学研究室。そこで研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修と研究員たちは、託された国の未来のために情熱的に核エネルギーの研究を進める一方で、科学者として兵器開発をすすめるべきなのか葛藤する。そんな中、戦地から修の弟・裕之が一時帰宅し、兄弟が秘かに想いを寄せる朝倉世津も家を失い、幼なじみである修の家に住むこととなる。入念なる歴史考証をもとに制作された本作は、原爆開発を背景に、第二次大戦下の日本を熱く生きた若者たちの姿を丁寧に映し出す。監督、キャストのコメントは以下の通り。■監督・脚本 黒崎博若者たちは今その刹那に命を燃やして生きる。その先に何が待っているかは誰にも分かりようがなく、だからこそ命は尊い。この映画にはそんな人生の一瞬一瞬が刻まれています。日本映画界の第一線を担う俳優たちと、「科学と人間」という巨大なテーマにじっくり向き合った、ひと夏の「格闘の記録」をぜひご覧ください。■石村修役・柳楽優弥このお話をいただいた時、戦争というものを僕達の下の世代にも伝えなければいけないと強く感じました。私が演じた修は、研究に対する情熱を燃やしながら自分の行為に疑いを持ち、葛藤していきます。彼の問いを意識しながら、監督と毎日話し合い、自分たちの中での答えを探しながら演じさせていただきました。前回のドラマでは、断片的だった物語の続きが映画ではしっかりと描かれます。科学者の苦悩や葛藤も描かれています。 当たり前だった日常や幸せを尊く思える今だからこそ、国内外多くの方にこの作品を見届けていただけたら嬉しいです。■朝倉世津役・有村架純戦時中、どれだけの想いを抱えて皆様が生きておられたか、想像してもしても、計り知れません。人々が繋いできてくれた歴史に沿って、自分は生かされているんだと、私はこの作品に参加し改めて感じることができました。きっと当時も、今自分が見ている景色と同じように、太陽の光や緑豊かな木々、何もかも鮮明に映し出され感じ取っていたに違いないと思うと、生きてゆく日々が当たり前でないことを痛感しましたし、再び惨劇の場とならないよう願いたいと思います。是非、ご覧頂き、一緒に考えていけたら幸いです。映画『太陽の子』2021年公開
2020年09月09日俳優・柳楽優弥が、自身初となるパーソナルブック「やぎら本」をこの秋発売。この度、本作の通常版・スペシャル限定版2タイプの表紙ビジュアルが公開された。今年、30歳を迎えるということから、これまでの自身の俳優人生やプライベートな歴史に迫り、役者の顔だけではない、等身大のありのままの素顔に密着した内容となっている「やぎら本」。本人ゆかりの地の数々で撮影された写真や、恋人目線の撮り下ろしなどを収録。自身の半生をふり返ったパーソナルインタビューや、是枝裕和監督、クエンティン・タランティーノ監督などゆかりのある豪華ゲストの方を迎えた対談インタビュー企画なども必見。そして今回公開された表紙ビジュアルは、雑誌や広告などで活躍の場を広げている石田真澄と、第39回木村伊兵衛写真賞を受賞した実力派フォトグラファー森栄喜による撮り下ろし。台湾のカフェでくつろぐ優しい笑顔の振り向きショット、真っ白なシーツに包っている無防備な姿、メガネを掛けてドーナツを頬張るカット、木に寄り添い佇む姿といったナチュラルな姿が収められている。そんな表紙ビジュアルをはじめ、本作に収録される撮り下ろしカットは、“シャボン玉”のようにふわりと優しい柔らかな雰囲気と清潔感のある爽やかな表情、飾らない中にもキラキラと煌く等身大のいまの柳楽さんの素顔の魅力が凝縮されたカットが多数収録される。また、豪華特典が付いたスペシャル限定版では、通常版とは異なるビジュアルの限定カバーver.の本書に加え、「やぎら本」撮影現場に密着したメイキング&本人のスペシャルコメントを収録したDVD、直筆サイン入り手形色紙、オリジナルぬいぐるみ「やぎらくん」(体長約12cm)、そして本書に収まり切らず収録を諦めた写真で構成されたカレンダーが付属する。なお、スペシャル版の予約受付は、HMV&BOOKS onlineにてスタートしている。柳楽優弥30thアニバーサリーブック「やぎら本」は9月20日(日)発売。(cinemacafe.net)
2020年06月13日「NEWS」加藤シゲアキが、柳楽優弥主演の夏の新土曜ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」に出演することが決定。超名門塾エリート講師・灰谷純を演じる。中学受験の実態をリアルに描いた漫画を、柳楽さんが非情で超現実主義のスーパー塾講師・黒木蔵人を演じドラマ化。加藤さんが演じることが決定した灰谷純は、超名門中学受験塾のトップ講師で、黒木の元部下。塾を辞めた黒木のことが許せず、黒木に執着するキャラクターだ。本作について「教師や塾講師という役はこれまでも演じることがあったのですが、このドラマではそういった職業の方々の一面的な部分ではなく、ひとりの人間として描かれています」と語った加藤さんは、「黒木に何があったのか、そして灰谷はそれをどう思っているのか。今からこの役を演じることが楽しみでなりません」と撮影に期待し、「まずは自分の中学受験時代を振り返り、当時の教師の面々を思い出すことから始めようと思います」と意気込み。共演する柳楽さんについては「柳楽優弥さんは黒木蔵人にぴったりで、柳楽さんが原作の黒木をどのように演じ、体現されるのかとても楽しみです。僕より柳楽さんの方が若いのですが、黒木の威厳にすぐに後輩になれるような気がしています。彼の過去を知るものとして、どのような掛け合いが生まれるのか、今からとてもわくわくしています」とコメント。さらに「黒木の言動により、常識と非常識がぐらぐらと揺れていく心地よさをぜひ楽しんでいただきたいですし、灰谷初め周囲の人間がそれによってどう影響され、どう感じるか。きっとめくるめく展開に、目が離せなくなるはず。特に受験生たち。土曜の夜、この時間だけは勉強の手を休めて、さらに受験への意欲を高めて欲しいと思います」と呼びかけている。「二月の勝者-絶対合格の教室-」は7月より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年04月19日世界的にも知られる浮世絵師・葛飾北斎というひとりの人物に映画『HOKUSAI』で役を通して向き合った柳楽優弥さんと田中泯さんのおふたり。演じる中で感じた、表現者にとっての道しるべとは。――映画『HOKUSAI』で、片や青年期、片や老年期の北斎を演じた柳楽優弥さんと田中泯さん。柳楽:今回、泯さんと同じ役柄を共に演じられたというのは、すごくハッピーなことでした。田中:僕もハッピーでしたよ。もともと不器用で、なんでもできる人間じゃありません。北斎は実在したことははっきりしているのに、実像はわかっていない。その人を演じるのだから、こんなヤバイことないですよ。柳楽:ほんとヤバいですよね。それこそ北斎の青年期って、調べても調べても情報が全然出てこないのですごく難しくて。監督たちと何度も話し合って、あんまり繊細な感じではなく、アーティストらしいアクの強さを目指しました。田中:この映画のある場面で、ふたりの北斎が共演しているシーンがあるんだけれど、あれが僕はすっごく楽しかった。柳楽:僕もです。田中:現実にはありえない場面だし、隣にいるだけなのに、なんというか…自分の中で感覚が混ざっていく感じがあったんだよね。柳楽:確かに僕にもそんな感覚がありました。不思議ですよね。――青年期の北斎は、人気絵師を次々と発掘し世に送り出していた名プロデューサーである蔦屋重三郎に目をかけられながらも、才能を開花しきれずくすぶり続ける。それでも絵に執着し、描かずにいられない北斎の姿に、表現者として共感する部分はあるのだろうか。田中:北斎にとって絵を描く行為は、好きかどうかを超えた当たり前のことで、若い時からずっと、描き続けなければというモチベーションでいたんだろうと思います。それまで浮世絵といえば人物画が当たり前だったのに、突然自然の風景を描いたのも、ため込んでいたモチベーションが絵を描かせた…というか絵になったとしか思えない。僕もそういう意味では、踊らないとダメです。言葉でしゃべることよりも、僕にとっては踊ることのほうが本当で、それができなかったら生きていけない。柳楽:僕はどうだろう…。演じることは好きだし、ずっとやっていきたいなと思っています。でも、どうやったらうまくなるんだろうと思っても、なかなかうまくならないんです。考えれば考えるほど演技の奥深さに迷ってしまって。田中:何をもってうまいというかっていう問題もあるからね。僕は迷う前に無理だって諦めてるよ。柳楽:僕も、泯さんみたいな境地にいけたら楽になるんですかね…。――そんなふたりが考える色気、そして色気を感じる表現者とは?柳楽:ブレずに生きるってすごく勇気のいることだと思うんです。僕はなかなかそうなれないから、自分らしい生き方をきちんと確立できている人に憧れますよね。田中:僕も自信を持って生きてきた人じゃないもので、つねにグラグラしていたけれど、それをよしとしてきたんだよね。もともと自信なんてものは、自分の気の持ちようで、そんなものを根拠に生きてもしょうがないと思ってる。自分がどんなにグラグラしててもいいんです。大事なのは、何にも頼らずにひとりで歩いている自分が、一番かっこよくいられているかどうか。人に見えている自分なんてどうでもいいんだよ。他人なんて、いつかいなくなっちゃうかもしれないし。柳楽:すごくいい考え方ですね。いまのような情報が多い時代って、人の評価に左右されたり、誰かの価値観に自分を合わせてしまったりしてしまいがちだと思うんです。僕も流されやすいところがあるので、とても興味深いですし、これから先、生きていくうえでのヒントがあるような気がします。田中:北斎なんて、それまでの浮世絵の価値観をひっくり返しちゃったわけだから本当にすごいよね。やぎら・ゆうや1990年3月26日生まれ、東京都出身。映画『HOKUSAI』は5月29日に全国公開。6月27日に30歳記念のアニバーサリーブック『やぎら本』が発売、7月には主演ドラマ『二月の勝者』も控える。シャツ¥24,000パンツ¥36,000(共にアトウ/シアンPR TEL:03・6662・5525)シューズはスタイリスト私物たなか・みん1945年生まれ、東京都出身。クラシックバレエ、モダンダンスを学び独自のオドリの道へ。ダンサーとして国内外で活動する一方、ドラマや映画でも活躍。9月公開の映画『峠 最後のサムライ』に出演。ジャケット¥218,000パンツ¥66,000(共にYOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモトプレスルーム TEL:03・5463・1500)※『anan』2020年4月1日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・長瀬哲朗(柳楽さん)九(Yolken/田中さん)ヘア&メイク・佐鳥麻子(柳楽さん)横山雷志郎(Yolken/田中さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年03月31日いまなお愛され続ける世界的アーティスト・葛飾北斎を柳楽優弥と田中泯が演じ、北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』。この度、本作の本予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。今回到着した映像では、自由奔放な毎日を過ごしていた柳楽さん演じる若き北斎が、稀代の版元(プロデューサー)、蔦屋重三郎(阿部寛)と出逢い、才能を開花させ、天才絵師になるまでが凝縮されている。売れない絵師だがプライドだけは一人前の若き北斎が、美人画の大家・喜多川歌麿(玉木宏)に「てめえの絵は色気がねえ」と一蹴されたり、役者絵で鮮烈なデビューを飾った若き天才絵師・東洲斎写楽(浦上晟周)の挑発的な言葉に「ふざけてんのか」と感情むき出しにしたり…。そんな中、北斎を気にかけている蔦屋は「勝ち負けで絵を描いているのか。絵師などやめちまえ」と言い放つ。とうとう北斎は自信を失い、挫折と苦悩を重ねながら、あるとき、圧倒的な存在感を放つ海と波に魅了され、唯一無二の独創性が開眼、多くのヒット作を生み出し江戸を席巻。だが、江戸時代後期は幕府によって浮世絵や戯作などの風俗が厳しく取り締まられているという現実も。一方で「勝負してぇんだ」と、創作意欲が衰えることのない老年期の北斎(田中さん)は、絵で誰よりも雄弁に“表現の自由”を求め、時代に抗い続けるのだ。また、北斎の代表作「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」の大浪を背景にした本ポスタービジュアルも到着。青年期と老年期の北斎が一緒に写るほか、蔦屋、歌麿、種彦ら本作のキーパーソン、そして数々の代表作も一緒に登場している。『HOKUSAI』は5月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2020年5月29日より全国にて公開©2020 HOKUSAI MOVIE
2020年03月20日柳楽優弥の30歳記念アニバーサリーブック「やぎら本」から、本日3月14日のホワイトデーを記念し、ニューヨークで撮影されたファン悶絶必至の第2弾ビジュアルが解禁された。昨年11月に発表された、自身初となるパーソナルブック「やぎら本」(6月27日発売予定)は、柳楽さんが今年2020年に人生の節目ともいえる30歳を迎えるということから、これまでの自身の俳優人生やプライベートな歴史に迫り、役者の顔だけではない等身大のありのままの素顔に密着。収録されるコンテンツは、本人ゆかりの地の数々で撮影された写真(プライベートでも度々訪れる台湾、留学先のニューヨークで撮り下ろしされた写真や生まれ故郷での撮り下ろし)や、ピュアで自然体な姿が印象的な“恋人目線”の撮り下ろしなど、役者としての表情とは異なる“誰も知らない”柳楽優弥を詰め込んだ等身大の魅力が凝縮されたもの。さらに、ここでしか語られない貴重なパーソナルインタビューや、是枝裕和監督、クエンティン・タランティーノ監督など豪華ゲストを迎えた対談インタビュー企画など、節目の年に相応しい特別コンテンツが多数収録予定となっている。その中から、この度解禁された収録イメージカットは、ニューヨーク留学中に撮影されたもの。手掛けたのは、ニューヨークを拠点とし、ヨーロッパやアメリカのファッション誌をはじめ、世界を舞台に活躍する日本人フォトグラファー・TAKAY氏。街中をぶらりと巡りながら撮影されたこれらのビジュアルは、決め込みすぎず、飾りすぎず、ナチュラルでどことなく温かみのある空気感をまとった等身大の姿が写し出されており、街並みを歩く様子や夕暮れ時にレトロなアミューズメントパークが並ぶニューヨーカー御用達の人気スポット・コニーアイランドビーチで無造作に佇む様子などが撮り収められている。クールでラフな雰囲気が今っぽい黒のセットアップにスニーカーという着こなしは、30歳を目前にした大人の色気とアンニュイな表情と相まって、現在の柳楽さんのありのままの魅力がダダ漏れ、また、サンセットビーチをバックに見せた、振り向きざまのカットも必見、吸い込まれそうな瞳で優しく微笑むナチュラルな接近カットに思わず胸キュン!してしまう“恋人目線”の至近距離の撮り下ろしも目が離せない。これらのビジュアルと合わせて、ニューヨーク市内の名所・タイムズスクエアで撮影されたオフショットスチールも公開。また、柳楽優弥公式Instagramでは、より踏み込んだ距離感で撮影された他では見ることのできない“プライベート感”たっぷりの貴重な瞬間を収めた自撮り動画も公開されている。柳楽優弥 アニバーサリーブック「やぎら本」は6月27日(土)より発売。(text:cinemacafe.net)
2020年03月14日葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』が、5月29日(金)より全国公開される。この度、柳楽優弥と田中泯が演じる北斎の姿をとらえた新場面写真が公開された。公開された場面写真では、柳楽と田中がそれぞれ演じる、青年期と老年期の北斎の姿が確認できる。生涯で3万点以上の作品を残した北斎は、自ら「画狂老人」と名乗るほどに、創作活動に人生を捧げた人物。そんな世界で有名なアーティストの生涯を初めて描いた本作では、北斎のそんな“画狂ぶり”が映し出される。柳楽演じる青年期の北斎が、竹林のなか神経を研ぎ澄ませた表情で作品のイメージを膨らませる姿を見せれば、田中演じる老年期の北斎は城下町で突風に吹かれながらアイディアを閃いたかのような恍惚の表情を見せる。また浜辺で波打つ海とその奥に臨む富士山を眺める姿からは、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』に代表される、北斎の代名詞ともいえる“波”の絵を想起させられ、映画の中の北斎が、いつ、どこであろうと創作のインスビレーションを感じ取っていたことがわかる。さらには、青年期と老年期の北斎がシンクロするかのように同じ姿勢を取って、創作に打ち込む姿も切り取られており、その姿からは、売れない絵師として一心不乱に腕を磨いた若き日から、多くの弟子を抱えるほどの成功を収めた晩年まで、時代や環境が変わろうとも一切変わることのない飽くなき向上心を感じさせられる。一方で、北斎と妻のコト(瀧本美織)とのツーショットもからは、画狂・北斎の知られざる家庭人としての一面が描かれることが示されている。ふたりで一役を演じるという難題に向き合いながら、役作りのための話し合いなどはほとんどなかったという柳楽と田中だが、柳楽は「(あるシーンで)“自分の見たものを信じる”という意味で自分の目を指す仕草をしたんですが、それは老年期になってもやりたい、という風におっしゃってくれました」と、田中とのエビソードを明かしている。田中は、「最初の撮影で“(柳楽演じる青年期の北斎と)ダブって見えます”とハッキリ監督はおしゃってくれたので、“よし”と思って、あとは思うようにやっていました」と撮影を振り返った。『HOKUSAI』5月29日(金)より全国公開
2020年03月13日中学受験の実態をリアルに描いた漫画を柳楽優弥主演で実写化する「二月の勝者-絶対合格の教室-」。この度、井上真央が新人講師役で出演することが分かった。中学受験生のうち、約7割が第一志望に受からないといわれる昨今。東京都は特に激戦区。舞台となる「桜花ゼミナール」は、難関校合格者を数名出してはいるものの、合格実績はあまりふるわない中堅中学受験塾。一方、都内トップ校合格者の6割を輩出しているという隣接する業界最大手の名門中学受験塾は好実績を叩き出している。そんな桜花ゼミナールのテコ入れのために新たな塾長黒木蔵人がやってくる。黒木は業界最大手の名門中学受験塾の元カリスマ講師。着任早々「塾は“子どもの将来”を売る場所。生徒は“金脈”、その親たちは“スポンサー”だ」と、とんでもないことを言い放つ黒木。しかし、黒木は生徒たちの前で堂々と「ここにいる全員を、絶対に第一志望校に合格させる」と宣言するのだった――。日本テレビ系連続ドラマは8年ぶりの出演となる井上さん。今回演じるのは、桜花ゼミナール吉祥寺校に採用された新人講師・佐倉麻衣。中学教員経験のある佐倉は、冷徹な黒木(柳楽さん)の発言や指示に何かと反発。教師に憬れていた彼女は、黒木との出会い、この塾での経験を通し、成長していく。原作を読み「これまでの受験に抱いていたイメージは変わり、時代の変化を感じると共に、知らない世界へとすっかり引き込まれました」と感想を述べた井上さんは、「プロデューサーの熱意に後押しされ、飛び込んでみようと思いました。原作のような現代のリアリティーを大切にしながらも、ドラマだからこそ描ける部分も大事にしていきたいです」と意気込み。主演の柳楽さんについては「このドラマに挑んでみようと思えたのは、柳楽優弥さんの存在も大きかったように思います。どの作品でも存在感があり、真っ直ぐなお芝居をされる方という印象です」と言い、「受験を経験された方、これから迎える方がご自身と重ねながら共感し、皆さんで楽しんで頂ける作品になればと思っています」とコメントしている。「二月の勝者-絶対合格の教室-」は7月、日本テレビ土曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月01日柳楽優弥主演で、累計50万部以上を誇る中学受験の実態をリアルに描いた人気マンガ「二月の勝者-絶対合格の教室-」をドラマ化。7月スタートの新土曜ドラマ枠にて放送されることになった。主人公は、激変する受験界に舞い降りた、最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人(くろき くろうど)。「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」など、過激な言動で波紋を投げかけ、常に周囲を圧倒する。果たして、彼は受験の神様か?それとも…。しかし、彼は断言する「絶対に全員志望校に合格させる」と。中学受験をリアルに描き、そこから見えてくる“家庭問題”“教育問題”など、現代社会の様々な問題に切り込む。このドラマは、ただの受験ドラマではなく、中学受験を舞台にした人生攻略ドラマでもある。業界最大手の名門中学受験塾から、業績不振の中堅塾「桜花ゼミナール」に校長として迎えられたスーパー塾講師・黒木蔵人を演じるのは、3月26日に30歳という節目を迎えることになり、本作が30代最初の主演作となる柳楽さん。「実は、妻がこの原作を大好きで(笑)。僕も読んで一目惚れした作品なので、(主演決定を知って)とてもモチベーションが上がりました!」とコメント。「楽しく読みながらも『教育』や『家族』というテーマもしっかり描かれていて、主人公が問題を解決していく様子も痛快で楽しいと思います」と楽しみにしているよう。また、自身のキャラクターについては、「毒舌キャラ(笑)。ただ、それだけではない裏がしっかりありそうなので、ドラマでどんな脚本になっていくのかが楽しみ」と語り、「先日ファンの方に『先生役をやって欲しい!』と言われたこともあり、その方の夢は叶えられました(笑)。自分もモチベーションが上がっています」と意気込む。さらに、「このドラマで受験に挑むのは11歳くらいの子供たち。自分がちょうど事務所に入ってこの仕事を始めた頃の年齢です。今回その世代の子どもたちと30歳になった自分が一緒に仕事をするというのは感慨深い」と言い、「30代一発目、チャレンジしていきたい!気合十分で挑みたい!」と力強く語っている。原作・高瀬志帆は、柳楽さんの主演決定に「ファンです!! 一報を頂いた時はびっくりしすぎて3回くらい聞き返し、ひっくり返って頭を打ち、『これは今の頭部強打で見ている幻か?』と思ったくらいです。柳楽さんに『黒木』を演じて頂けるなんて、人生何が起こるか本当にわかりません。毎日ご飯が美味しいです」と喜びのコメントを寄せている。土曜ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」は7月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年01月31日葛飾北斎生誕260周年を記念した<HOKUSAIイヤー>に登場する映画『HOKUSAI』から、柳楽優弥と田中泯がそれぞれに演じる“画狂人生”を突き進んだ北斎の姿を捉えた特報映像&場面写真が解禁された。北斎の代表作である「冨嶽三十六景」の一図、「神奈川沖浪裏」がダイナミックにうねるアニメーションから始まる本映像。続いて「北極星にちなんでつけたんだ。たったひとつ決して動かねえ星だ」と、自らの名前の由来を稀代の版元(プロデューサー)・蔦屋重三郎(阿部寛)にまっすぐなまなざしで語る、柳楽さん演じる青年期、そして「勝負してえんだ、世の中とよ」と、老いてもなおさらなる高みを目指し、目をギラつかせる田中さん演じる老年期、二つの時代の北斎が捉えられている。北斎が生きた江戸時代後期はまさに激動の時代。風紀の乱れを正すべく幕府によって風俗が厳しく取り締まられていた当時、町人文化を彩った浮世絵は規制の対象となっていた。そんな表現者たちにとって不自由な生き方を強いられる世の中であっても、「俺は俺の好きに描く」と北斎はひとり、北極星のごとくブレることなく画狂人生をまい進。表現者としての自由を求めて、筆ひとつで激動の時代に挑み続ける。そしてついにたどり着いたのが、いまもなお色褪せることなく人々の心を掴んで離さない“あの波”の誕生。これまで描かれることのなかった葛飾北斎の知られざる物語、日本のみならず世界中に影響を与えた“あの波”の誕生秘話にますます期待が膨らむ仕上がりとなっている。さらに、北斎の人生のキーマンとなる蔦屋重三郎、喜多川歌麿(玉木宏)、柳亭種彦(永山瑛太)の映像も初お披露目。豪華オールスターキャストが、それぞれの視点から北斎の波乱万丈の人生を見つめていく。今回初解禁となった本作の場面写真にも、若かりし頃から晩年まで変わることなく、飽くなき向上心のままに一心不乱に作品づくりに没頭する青年期と老年期の北斎や、若き北斎と対峙し、のちにその才能を見出す蔦屋、妖艶なまなざしで花魁を描こうとする美人画の大家・歌麿、種彦の書いた書物に目を落とし、言葉を交わしている様子の老年期・北斎の姿などが収められている。また、「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」を手に取る芸者たちの姿もあり、“あの波”がいかに当時の人々の心を動かしたのかも見逃せない。なお、葛飾北斎の人物像に迫る「HOKUSAINOTE」が2月27日発売決定。多くの謎に包まれている北斎の「人物像」に彼の残した作品や時代背景から迫るほか、生涯90回以上も引っ越しをしたという、東京・墨田区をはじめ、長野・小布施や神奈川・葉山や逗子、千葉・房総など、北斎ゆかりの地などが紹介されている。『HOKUSAI』は5月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2020年5月29日より全国にて公開©2020 HOKUSAI MOVIE
2020年01月30日葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』が、北斎の生誕260周年となる今年、5月29日(金)より全国公開されることが決定。この度、柳楽優弥、田中泯、阿部寛、永山瑛太、玉木宏らオールスターキャストが揃い踏みとなる本作の特報と場面写真が公開された。代表作『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が今年2月に新たに刷新される新パスポートや、2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト・葛飾北斎。19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど、数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった存在だ。彼は世界で最も有名な日本人で、米 LIFE 誌“この1000年で偉大な功績を残した100人”にも、唯一の日本人として選ばれている。公開された特報映像と場面写真は、激動の時代に抗い、画狂人生を突き進んだ北斎の姿が眩しいものだ。彼の代表作である『冨嶽三十六景』の一図、『神奈川沖浪裏』がダイナミックにうねるアニメーションで幕が明ける本映像。続いて「北極星にちなんでつけたんだ。たったひとつ決して動かねえ星だ」と自らの名前の由来を稀代の版元(プロデューサー)・蔦屋重三郎(阿部)に真っ直ぐなまなざしで語っている。そんな青年期を演じるのが柳楽で、そして、「勝負してえんだ、世の中とよ」と老いてもなお、さらなる高みを目指し、目をギラつかせる老年期の北斎を演じるのが田中だ。ふたつ時代の北斎が捉えられている。北斎が生きた江戸時代後期は、まさに激動の時代。風紀の乱れを正すべく幕府によって風俗が厳しく取り締まられていた当時において、町人文化を彩った浮世絵もまた規制の対象だった。そんな表現者たちにとって不自由な生き方を強いられる世の中であっても、「俺は俺の好きに描く」と北斎はひとり北極星のごとく、ブレることなく画狂人生を邁進。表現者としての自由を求めて、筆ひとつで激動の時代に挑み続ける。そしてついにたどり着く、今もなお色褪せることなく人々の心を掴んで離さない、“あの波”の誕生……。いまだかつて描かれることのなかった北斎の知られざる物語、日本のみならず世界中に影響を与えた“あの波”の誕生秘話に期待が膨らむ仕上がりの映像だ。また、北斎の人生のキーマンとなる喜多川歌麿(玉木)、柳亭種彦(永山)の映像も初お披露目。豪華オールスターキャストが、それぞれの視点から北斎の波乱万丈の人生を見つめる。あわせて公開された場面写真では、若かりし頃から晩年まで変わることなく、飽くなき向上心のままに一心不乱に作品づくりに没頭する青年期と老年期の北斎や、若き北斎と対峙し、のちにその才能を見出す蔦屋、妖艶なまなざしで花魁を描こうとする美人画の大家・歌麿、種彦の書いた書物に目を落とし、言葉を交わしている様子の老年期・北斎と種彦の姿などが捉えられている。また、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を手に取る芸者の姿たちもあり、“あの波”がいかに当時の人々の心を動かしたのかも見て取れる。生誕260周年を迎える2020年は、オリンピックイヤーとして、改めて世界の目が日本に注がれる。マンガやアニメなど、日本オリジナルのコンテンツの原点である北斎の知られざる人生を伝えるべく、海外映画祭への参加や海外配給を視野に入れた全世界同時プロモーションを展開し、世界中で“HOKUSAIムーブメント”を巻き起こすことになりそうだ。『HOKUSAI』5月29日(金)より全国公開
2020年01月30日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の吉柳咲良さんです。「オフの日はとにかく睡眠。おふとんが好き」と話す吉柳さんの素顔に迫りました。作品によって豹変できる女優になるのが目標です。2017年よりミュージカル『ピーターパン』で主演を務め、来年上演の『デスノート THEMUSICAL』では“ミサミサ”こと弥海砂(あまねみさ)役に抜擢。「ピーターパンには親近感を覚えるけど、女の子らしいミサミサは自分と真逆。でも違うからこそできる表現もあると思うので、私なりに演じきりたい。共感できる部分を探りながら役と向き合うのは楽しいです」。今の課題は恋心だとか。「自分の全てを捧げても月(らいと)を愛する気持ちがまだわからなくて。たくさん台本を読んで、海砂の気持ちに寄り添っていけたら」渋谷に行った時はほぼ必ず食べます。渋谷109の『カフェ マ・メゾン』の濃厚トマトら~めんにどハマり中。キックでストレス発散&トレーニング。祖母の家が空手道場で、ダンスの練習後にサンドバッグを蹴っています!カラオケが趣味。選曲は渋いです(笑)。十八番は「木綿のハンカチーフ」。「セーラー服と機関銃」もよく歌います。きりゅう・さくら2004年生まれ。映画『天気の子』ではヒロインの弟・天野凪役で声の出演。弥海砂役として出演する『デスノート THE MUSICAL』は、来年1月20日開幕。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年12月10日俳優・柳楽優弥の30歳記念アニバーサリーブック「やぎら本」の発売が決定。これまでの自身の歴史、俳優人生をふり返る、初のパーソナルブックとなる。発売決定と同時に、今回収録イメージカットとメイキング映像が到着した。1990年3月26日生まれ、現在29歳の柳楽さん。是枝裕和監督作『誰も知らない』にて、14歳という史上最年少・日本人初となるカンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞。その後も、蜷川幸雄演出舞台「海辺のカフカ」や、ドラマ「アオイホノオ」「ゆとりですがなにか」に出演。「おんな城主 直虎」では大河ドラマ初出演を果たし、『銀魂』シリーズや『ザ・ファブル』『泣くな赤鬼』など様々な作品に出演している。今後は、葛飾北斎の青年期を演じ、田中泯とW主演する『HOKUSAI』が、来年初夏に公開を迎える。ディープな役作りやズバ抜けた表現力、圧倒的な存在感を放ち、各界から評価される一方、その素顔はどこかミステリアス。「やぎら本」では、ナチュラルで自然体な表情や意外な素顔に迫り、様々なシチュエーションで撮り収められた写真を多数収録予定だという。複数のテーマで様々な有名フォトグラファーによる撮り下ろし企画を実施し、多彩な魅力が凝縮された充実の企画は見応え十分だ。なお、30歳を迎える来年3月の誕生日当日にも撮影が予定されている。また、30歳を迎える人生の新たなステージへと差し掛かるこの機に、濃厚な半生をふり返り、カンヌという大舞台での評価の後に苦しみもがいた過去、再びメインストリームへとカムバックした現在、今後見つめる未来と本作を通して向き合い、「柳楽優弥」という一人の等身大の人物像を掘り下げ紐解いていく。さらに、是枝監督、クエンティン・タランティーノ監督らとの対談の様子も収録予定と、盛り沢山な内容となっている。そして今回到着した収録イメージカットには、台湾や生まれ故郷・東大和市などで撮られたプライベート感溢れる自然な距離感のナチュラルな素顔が。「やぎら本」発売も発表された先日のファンイベント「いちごいちえ」では、柳楽さんが本作について「以前から、『写真集みたいなものは出ないんですか?』と、みなさんに言って頂いていたのですが、これまでそういった作品を一冊も出してきていなかったので、30歳という節目の年に、初めて作らせていただくことになりました」と制作のきっかけを話す。また内容についても触れ、「ニューヨークに今年の頭に短期留学した時に撮ったり、台南でロケ撮影をしたり、自分の生まれ故郷でも撮れたり、ベッドサイドのシチュエーションで撮らせていただけたりと色んな撮影をさせていただきました。全て違うカメラマンさんに撮影していただいて、それぞれに違った色の良さがある写真が収録される予定です」と明かしている。そして「すごく映画の撮影に参加する機会が多かった」と今年をふり返った柳楽さんは、「主人公という設定で作品に関わることが多かったので、自分の中での挑戦だったり、トライアンドエラーを毎日繰り返していた年でもあったなと思います」と言い、「カンヌ、ベネチア、ベルリンなどの三大映画祭も視野に入れて、今後は挑戦していきたいです」と今後について大きな目標を明かしている。柳楽優弥30thアニバーサリーブック「やぎら本」は2020年6月27日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年11月15日2020年1~2月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで上演される。本作でヒロイン・弥 海砂(アマネ ミサ)を演じる吉柳咲良に話を聞いた。「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語が描かれた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)。そのミュージカル版は、音楽をフランク・ワイルドホーン、音楽監督をジェイソン・ハウランド、そして演出を栗山民也という世界的コラボレーションで2015年に初演された。それから再演、海外公演と大ヒットし、今回は3年ぶり、オール新キャストでの上演となる。【チケット情報はこちら】注目の新生『デスノートTHE MUSICAL』に出演することについて吉柳は「正直なところ、不安もプレッシャーもあります」と明かす。「今までに演じたことのないような役ですし、難しい役だと思っています。いろんな意味で“自分以上”のものをこの役を通して感じとっていかなければいけない気がしていて。それを自分がどこまで表現できるか、弥海砂という独特なキャラクターを自分なりにどう表現するのか追求していきたいです。そして、初演・再演でこの役を演じられた唯月ふうかさんは『ピーターパン』でも先輩ですし、とても尊敬している女優さんです。また違った海砂になるかと思いますが、変わらずみなさんに愛されるミサミサをお見せできるようにがんばります」海砂という役については「真っ白なイメージがあります。何事にもまっすぐだからこそ考え方も極端なんだと思います。信念がすごいんですよ。それは夜神月への気持ちもそうだし、死神レムへの熱い信頼、親を殺した犯人への恨みもそう。あらゆる方向にまっすぐだから、いろんな場面で急に顔が変わる。アイドルとしてのミサミサと、月を守りたい海砂では、まったく違う顔を見せるんです。そこは演じるうえでも、ひとつひとつをちゃんと見せないと海砂の良さが出ない、重要な部分だと思っています」。アイドル・ミサミサとして歌って踊るシーンもあるが「個人的にアイドルがすごく好きなので、今回アイドルとして舞台に立つことが出来るのはとても嬉しいです。舞台上でこんなに歌って踊るのも初めてですし、不安もありつつですが、すごく楽しみにしています」と笑顔を見せた。原作について「読んでいて、正義も悪にも“正解”がないなと思いました。個人的には、デスノートを人間界に落とした死神リュークがこの物語にとっての悪なんじゃないかと思ったりもしますが・・“本当の悪は誰だ”と聞かれると、わからないんですよ。白黒でわけられない“グレー”が多いからこそ、お芝居で表すのが難しいなと思いますが、そこはがんばっていきたいです」と語る。最後に「ひるんだら海砂はできない。だから毎回100%出し切りたいです」と意気込んだ吉柳。新たな弥海砂の姿に期待したい!取材・文:中川實穂
2019年11月12日日本が世界に誇るアーティスト・葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』。このほど、柳楽優弥が演じる青年期の北斎が筆を構える姿を捉えた超ティザービジュアルが初公開。さらに、北斎の“ここがスゴイ!”をポップに凝縮し、柳楽さんと田中泯が演じるW北斎の姿が初めて収録された特別映像が世界同時解禁された。本作は、圧倒的な人気を誇りながらも、その人生は多くの謎に包まれていた北斎の<画狂人生>をはじめて映画化。今回解禁された超ティザービジュアルでは、葛飾北斎の代表作として知られ、海外では“THE GREAT WAVE”の呼称で愛される代表作「富嶽三十六景」の一図、「神奈川沖浪裏」が描かれた襖と、その間から絵と重なる位置に覗く富士山を背景に筆を構える、柳楽さん演じる青年期の北斎の姿が!柳楽さんらしい情熱に満ちた鋭いまなざしが印象的だ。さらには、売れない絵師として葛藤の中で筆をとり続けた日々を経て晩年に大成し、芸術家としての情熱を失うことなく孤独に自らの画才を磨き続けた、北斎の波乱万丈な画狂人生を象徴するかのように「その筆に宿る、狂気。」という刺激的なコピーが添えられている。また、特別映像では、19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、ゴッホ、モネ、ドガなど数々のアーティストに影響を与え、米LIFE誌「この1000年で偉大な業績を残した100人」に唯一の日本人として選ばれた、“世界で最も有名な日本人”葛飾北斎のスゴさをポップなテイストでギュッと1分に凝縮!なんと本映像は英語、フランス語、中国語に翻訳され、世界に向けて同時解禁される。映像には、平均寿命が40歳といわれた時代に、70歳を超えてから人生のピークを迎え、享年90歳という長寿を全うしたことや、娯楽が庶民を堕落させるものとみなされた時代に生涯を通して3万点以上の作品を描いたと言われていることなど、北斎に関するエピソードが散りばめられている。また、映像の最後には、柳楽さんと田中さんが演じる2つの時代の北斎が作品に向き合う様子が初お披露目となり、なかでも老年期を演じる田中さんは北斎の自画像を参考に容姿を似せるために頭を剃るなど、徹底した役作りを見せる。現存する「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の版画が、2017年のニューヨークでのオークションにて1億円以上で落札されたほか、世界各地で「北斎展」が開催されるたびに観客が殺到するなど、世界中でいまなお愛され続けている葛飾北斎。生誕260周年を迎える2020年は、マンガやアニメなど日本オリジナルのコンテンツの原点である北斎の知られざる人生を伝えるべく、<HOKUSAI2020プロジェクト>として海外映画祭への参加や海外配給を視野に入れたプロモーションを展開していく。『HOKUSAI』は2020年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2020年初夏、全国にて公開予定(C)2020 HOKUSAI MOVIE
2019年11月08日19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こした、世界でも著名な日本人アーティスト、葛飾北斎。その知られざる生涯を初めて描き、柳楽優弥と田中泯がふたつの時代の北斎を演じる映画『HOKUSAI』が、“葛飾北斎生誕260周年”となる2020年初夏に全国ロードショーされる。この度、柳楽が演じる青年期の北斎が筆を構える姿をとらえたビジュアル、そして葛飾北斎のスゴさを紹介する特別映像が公開された。今回、公開されたビジュアルでは、葛飾北斎の代表作として知られる代表作『冨嶽三十六景』の一図、『神奈川沖浪裏』が描かれた襖と、富士山を背景に筆を構える、質素な着流し姿の柳楽演じる、青年期の北斎の姿をとらえている。さらには、北斎の波乱万丈な画狂人生を象徴するかのように「その筆に宿る、狂気。」というコピーが添えられた。あわせて公開された特別映像は、世界的アーティスト葛飾北斎のスゴさをポップなテイストでギュッと1分に凝縮。この映像は、英語、フランス語、中国語に翻訳され、世界同時公開される。映像の中では、平均寿命が40歳と言われた時代に、70歳を超えてから人生のピークを迎え、享年90歳という長寿を全うしたことや、世界中のアーティストや美術史への多大な影響など、葛飾北斎に関するエピソードが散りばめられている。また、映像の最後には柳楽と田中が演じるふたつの時代の北斎が作品に向き合う様子が初お披露目となり、なかでも老年期を演じる田中は、北斎の自画像を参考に容姿を似せるために頭を剃るなど、徹底した役作りを見せている。『HOKUSAI』2020年初夏全国ロードショー
2019年11月08日映画『初恋ロスタイム』の初日舞台挨拶が20日、都内で行われ、板垣瑞生(M!LK)、吉柳咲良、竹内涼真、河合勇人監督が登壇。竹内が、板垣と吉柳のキスシーンについて本人たちに質問し、会場を盛り上げた。仁科裕貴による同名小説を実写映画化した本作は、主人公の浪人生・相葉孝司(板垣)がある日、“あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇し、そこで出会った自分の他にもう1人動くことのできる少女・篠宮時音(吉柳)とともに、毎日1時間だけ起きる不思議な時間“ロスタイム”の切ない秘密に迫るラブストーリー。映画初主演の板垣は「今日この日を迎えられて本当にすごい幸せに思っています」と喜び、映像作品初出演の吉柳も「待ち望んでいた初日をみなさんと迎えることができて幸せです」と緊張しながらコメント。竹内は、初々しい2人を見て「2人のお初に一緒にいられて幸せな気持ちです」と目を細めた。思い入れのあるシーンの話になると、竹内が吉柳に「初映画で初キスシーン緊張した?」と尋ね、吉柳は「緊張しました」と照れ笑い。竹内が「恥ずかしいと思うけど、ここ聞かせて! お客さんも記者の人も聞きたいと思うから」とさらにキスシーン話を継続すると、吉柳は爆笑した。板垣は「そこは僕リードしたんで」と男らしさを見せ、竹内から「いっぱい歯磨きしたの?」と聞かれると、「歯磨き買いました」と告白。竹内は「俺はちなみに、初キスシーン、めっちゃ歯磨いたぜ!」と自身の初キスシーンについても告白した。フォトセッション後の最後のあいさつでも、板垣はキスシーンの話をし、「キスが出ているのがあるんですけど、こっちのほうが(撮影)早かったんです。(仕事での)ファーストキスなんです」と告白。竹内から「記事になっちゃうからもっといいことを!」とツッコまれると、「いったんリセットしてもっといいこと言います」と宣言するも、「咲良ちゃんのキスよかったです」とキス話を続け、会場は爆笑に包まれた。
2019年09月20日