映画『Love Letter』『スワロウテイル』の監督や、東日本大震災復興プロジェクトチャリティーソング「花は咲く」の作詞など、多彩な分野で活躍する岩井俊二。2004年、蒼井優と鈴木杏を主演に岩井監督が原作・脚本から手がけた映画『花とアリス』の前日譚エピソードが、監督初の長編アニメーション『花とアリス殺人事件』として描かれることが決定し、アニメになった主人公・“花”と“アリス”の可愛らしいポスター・ビジュアルが到着した。『花とアリス』は、現在につながる“Wヒロイン”の元祖ともいうべき、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)という、幼なじみの2人の少女たちが繰り広げる友情や恋愛模様を描き、蒼井さんと鈴木さんがともにブレイクするきっかけとなった作品。そして今回、いまなお多くのファンに愛され続ける『花とアリス』の前日譚となる2人の少女の出会いのエピソードが、岩井監督初の試みとなる長編アニメーション作品として描かれる。アニメの少女に新たな息吹を吹き込むのはもちろん、アリス役の蒼井さん、花役の鈴木さんだ。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称・アリス)は、1年前に3年1組で起こった「ユダが、4人のユダに殺された」という噂を耳にする。近隣から恐れられている“花屋敷”の住人・ハナがユダに関して詳しいと教えられたアリスは、話を聞こうと“花屋敷”に潜入。そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称・ハナ)だった…。本作でも自ら原作・脚本・音楽を担当している岩井監督は、「作品を作り終えてもなお、あの2人は僕の中に居座り、十年の歳月が過ぎてもなお、平然とそこに居続け、気がついたら僕にこのアニメを作らせていた。2人がいつまで居座る気なのか、それはちょっと僕にも分からない」と語り、本作への思い入れの強さを伺わせている。また、中学生のアリスの声を務めることになった蒼井さんは、「アリスだったあの日から、早10年。声も大分、野太くなっていますが、頑張りました。眩い青春時代を2度もありがとうございます。またアリスになることができ、心から嬉しかったです。作品の完成が楽しみでなりません」とコメント。鈴木さんも「花とアリスに再会できて、とてもとても嬉しいです。十年経って三十歳近くになった(!)私たちが中学生の声になれているのか…ちょっと不安。でも観てくださる方が楽しんでくださればいいな、と思います」と、ファンに対しても喜びを口にする。2015年2月の公開に向けて目下製作中の本作だが、先行してアニメーションで描かれた花とアリスのポスター・ビジュアルが完成し、本作公開に向けて期待が高まっている。『花とアリス 殺人事件』は2015年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日2012年8月にクランクインした映画『瀬戸内海賊物語』が約2年の歳月を経て、31日に全国公開を迎える。すべてのはじまりは、2011年8月28日。この日は、「瀬戸内国際こども映画祭エンジェルロード脚本賞」の結果発表の日で、湯原弘康氏と後に監督・脚本・編集を務めることになる大森研一氏の「笛の伝言~瀬戸内海賊物語~」がグランプリを受賞。同作を原案に映画化が決定し、翌年2月の子役オーディションを経て、本格的に制作がスタートした。実在した海賊・村上水軍の大将軍である村上武吉の血を引く少女・村上楓(柴田杏花)は瀬戸内の島で暮らし、クラスメイトの学(伊澤柾樹)、冬樹(大前喬一)と共に、村上水軍の埋蔵金探しに夢中になっていた。しかし、島民にとって生命線のフェリーが、老朽化を機に路線廃止の方向で話が進められていることから、島中が大騒ぎ。島の危機を救うべく、楓は水軍レースのエース・愛子(葵わかな)の助けを借りて、4人で財宝探しに繰り出す。今年4月、高校に入学した葵わかなは、本作の撮影スタート時は中学2年生。葵が演じた愛子は、当初"仲間"という存在に疑問を抱いていたが、楓らと過ごす中で次第に改心していく。まるで作品の世界観を踏襲しているかのごとく、公開日を迎えるまでに葵にも変化が訪れる。アイドルグループ・乙女新党の卒業を発表したのは今年3月だった。7月5日の単独ライブで見納めとなる前に、"アイドル・葵わかな"と"女優・葵わかな"の本音と決断、そして覚悟を探った。――前回のインタビューが昨年の3月頃。ずいぶん大人っぽくなられたような。えっ! 髪型のせいじゃないですか(笑)。でも、4月で高校生になりましたからね。――おめでとうございます。この映画の撮影は中学2年生の頃になりますね。オーディションのことは覚えていますか。最終オーディションは(柴田)杏花ちゃんと一緒で、監督からのいろいろな指示に合わせて演じました。私だけ身長が大きかったですし、年齢もみんなより上だったので…手応えというか実感がなかったです。――演じた愛子は、いじめる側といじめられる側の両方がある独特の役でしたね。確かにどちらもありました。もともとは愛子が悪いんですけど(笑)。気をつけたのはやっぱり方言。方言の先生の声が入ったCDがあって、それを家で聞いて真似して聞いて…とずっと繰り返していました。――方言の演技は、やっぱり難しい?初めてだったので、難しかったです。自然を意識してやろうとしているのに言葉が自分にとって自然じゃないので、最初のうちはすごく違和感満載で(笑)。しかも、普通に聞いただけじゃ意味が分かりませんし、だから練習に練習を重ねました。――水上でのシーンが多かったですが、船の操縦もかなり練習したそうですね。みんなで小豆島に行って、最初の2日間ぐらいは小早船の練習。私はその小早船をうまく漕げるという役でした。映画にはその愛子の活躍しているシーンが少しだけ出てくるんですが、その大会の映像を撮るためだけに広島に行きました。あとは愛子が出てくるシーンはほとんどが外だったので、撮影の半分ぐらいはずっと海に浸かっているような状態でした。しかも、しまなみ海道のあたりは満潮と干潮の差が激しくて撮影で使っていた洞窟が沈んでしまうので、毎朝すごい早朝から昼まで撮って、その後は違うシーンを撮影したりしていました。――かなり過酷ですね。はい(笑)。その夏は撮影に入るまで日焼けに気をつけてたんですが、それが何だったんだろうっていうくらい焼けました。真っ黒です。周りのみんなも同じような感じで、熱いねってみんなで言いながら(笑)。スタッフさんが船の位置を調整してくださったりしたんですけど、最初のうちはなかなか思い通りにいきませんでした。――冒険に挑む4人の中では葵さんが年上だったと思いますが、やっぱりお姉さん的な存在だったのでしょうか。私も一番上だから頑張らないとなと思ったんですけど、杏花ちゃんとは1つしか変わらないですし…何ができるかと考えても何もできませんでした(笑)。逆にみんなでワイワイやっているところに、同い年みたいな気持ちで私がなじんでいくような感じだったと思います。ずっと泊まりこみで、部屋は杏花ちゃんと一緒でした。片方が撮影の時は、洗濯をしてあげたりとか。最初のうちはすごくワクワクして話していたんですけど、日が進むにつれてお互いすごく疲れてきて(笑)。しかも、杏花ちゃんは主演なので出ずっぱり。お互い撮影から帰ってきたらヘトヘトで、倒れこむようにして眠るような日々でした。――あの絶景を見ると楽しい日々を想像していたのですが、そうでもなかったんですね(笑)。小豆島の撮影では、港の近くの民宿に泊まっていたんですが、周りにコンビニもないような場所で。だから、民宿では自転車を貸し出していました。コンビニは見つけられなかったんですけど、スーパーとか銭湯とかラーメン屋とかけっこういろいろあって。星もすごくきれいですし、みんなで行く散歩はすごく楽しかったです。――撮影以降に再会することは?試写会とかではありますが、なかなかありません。2年も経ちましたし、気づいたらみんなに身長を抜かされていきます(笑)。●卒業発表後に寄せられた、周囲のさまざまな声――この物語は、人々の"大切なもの"に気づいていく話でもあります。葵さんの中で、そこに気づいたことはありますか。この映画の撮影で地方にずっと一人でいて。食事も部屋の片付けも全部自分一人でやらないといけない状態。中学校2年生で親の有り難みなんて実感することはあまりないと思いますが…というか年齢的に普通は反抗する時期。でも、この夏の経験で親の大変さとか有り難みが分かりました。最初は洗濯機の使い方すら分からなかったくらいですから(笑)。――なるほど。あとは映画の中で中村玉緒さん演じる絹子の「心を動かされることが大事」という台詞が印象的でした。最近そういう経験はありますか。お芝居の話からはそれるんですけど、乙女新党のメンバーは喧嘩をしても離れられないような切っても切れない関係。私が中学校を卒業する時に、みんなが手紙をくれたんですね。それがとても感動的な内容で。私は友だちがあまりいないんですが、友だちって本当にいいものだなと感じました。だから、これからは積極的に友だちを作っていこうかなと思いました。――高校に入学したばかりですし、絶好の機会ですね。どうやって作っていきましょうか。自分から話しかけるとか?いや…待ちます! 私が今日までに決行した作戦なんですけど、カバンに『ラブライブ!』のキャラクターのキーホルダーを付けて、「私もこれ知ってる!」って話しかけてもらう作戦。それから、猫のペンケースを新しく買ったんですが、「それかわいいね!」って話しかけてもらう作戦2。――うまいこと考えますね(笑)。前にも人見知りっておっしゃっていましたけど、やっぱりそこが友だちができづらい理由?そうですね。仲良くなりたいんですけど、何を話していいのか分からないんですよ。――先ほど中学校の卒業話が出ましたが、今年の7月には乙女新党を卒業されますね。振り返ってみて、決断するきっかけはあったんですか。お芝居などでユニットの練習やイベントとかに参加できなくなることが多くなって、申し訳ないなと思っていたんですが、それは同時にお芝居のチャンスが増えているということにもなります。いろいろな方が与えてくださった機会を通してお芝居の楽しさを知ることができました。ユニットに対する気持ちは、もちろん今でもあります。当時中学3年生で進路のこととか考えている時に、自分はこのままお芝居を続けていくんだろうなと思って、もっとやっていきたいと思ったのがきっかけです。それと同時にユニットの活動もすごく大事で。歌とかダンスとか初めてのことばっかりだったので、自分にとってはすごく糧になりました。これを経験として逆に芝居に生かせるんじゃないかとも考えて…このままだと迷惑をかけることも多くなりますし、もっと上のレベルに行くために卒業させてもらう…そんな決断になりました。――卒業発表後に演技の現場は?これからあるんですが、今のところ発表しただけなので心境的には変わりません。発表したことによって、応援してくださっている方々とかメンバーとかスタッフさんとかからはいろんな意見や感想がありました。応援だけではないかもしれませんが、少しでも私の存在がそれぞれの方の中にあるのだとしたら、自分が選んだ道で力を試して、みなさんの声の"お返事"となればいいなと思います。――それは決断をしなければ分からなかったことですね。そうですね。どれだけの人が応援してくださっていたのかとか、アイドルとしての活動をしていなければ感じられなかったことでもありますので。――前回のインタビューでは「アイドルは体力勝負でお芝居は頭脳」という名言が飛び出していました。その「体力勝負」が7月以降はなくなるわけですが、それを踏まえての今後の意気込みをお聞かせください。歌とか踊りとか体力的な部分はたくさんあると思うんですけど、普段お芝居をしているだけじゃ分からないこともありました。つらいこともありましたが、それを経験したからこそ得られたものも数えきれないくらいたくさんあります。そこをこれからのお芝居に生かしていきたいです。アイドルという形は7月で終わってしまうんですけど、"葵わかな"は続いていくので、今度は4人ではなく1人で歩いて行く道にワクワクしている気持ちもありますし、応援してくださっているファンの方に対しての感謝の気持ちもすごくあります。"アイドル・葵わかなとして"は最期の日まで…高校生のこんな私に何ができるのかは分かりませんが、気持ちの部分で全力でお返ししたいと思います。返しきれない部分は…その後のお芝居の方で少しでも見ていただけるように頑張ります。
2014年05月30日――昨年8月末にポップアップショップを行った時の感触はどうでした?柴田:ファッションというのはやはり伊勢丹なんだな、と思いました。上から下までそれぞれのフロアにファンがいて、百貨店というのは何度も足を運んでお互いの関係が築かれてから購入するというイメージがあったのですが、伊勢丹のお客様が多くの商品から自由に選ばれているのはすごく驚きで、ここで是非やりたいと思いました。実際に今回の本格的な売り場のスタートは、私達にとってはチャレンジで、多くを学ぶ場所。激戦区で価格、素材など様々に勉強していかなければと思ってます。井辻:昨年8月のポップアップショップは40%が34歳以下のお客様で、普段の我々のお買場の平均年齢よりかなり若く、新規のお客さまも多かったようです。今回の導入でその時のお客様にまた戻って来ていただいています。――ルシェルブルーは東京ブランドと呼んで良いのですか?柴田:目指すのはいつも言っているのですが“世界標準の女”。東京から発信しているブランドですが、いつかは世界中の女性に着て欲しいですね。井辻:ルシェルブルーには突っ走って欲しい。今の時代に必要なのは“個性”。世の中からこれってルシェルブルーらしいね、と言われるようになるためには続けなきゃいけない。妥協せず、それが“世界標準の女”になるブランドになるのではと思います。――今春、デビューするベーシックライン「ルシェルブルー・エッセンシャルズ」は、柴田さんのこだわりが詰まっているようですね。柴田:(企画では)コンスタントに使っていきたいアイテムは数えられないほどボツを出します。インナーとか普通に見えるモノほどこだわりたいんです。そのこだわりはバイヤーとしての経験もありますが、着用して襟の伸びや静電気など自分自身が気になる箇所はずっとボツを出し続けます。「ルシェルブルー・エッセンシャルズ」は我々が目指す究極のベーシックのラインです。今まで私がずっと探していた理想のサイズ感とフィット感を形にしたTシャツやパンツなど、モード過ぎるアイテムをうまく引き算していったアイテム。コーディネートに絶対に欠かせないアイライナーのようなラインで、ゴールデンウィーク中にTシャツとデニムパンツ、ジャケットがデビューするので、ご期待ください。――こだわりの強さは店作りまで徹底されているとか。柴田:そうですね。2年前のリブランディングでは、ロゴのフォントから、壁紙の色、ショッパーまですべて変更しました。フォントのこだわりは強いんです(笑)。商品だけではなく、それを包むいろいろがあってブランドなんで、そこにはこだわりたいですね。――リステアとルシェルブルーの関係性は?柴田:セレクトショップのリステアとルシェルブルーは別人格。まったく自分の中では切り離して考えています。ルシェルブルーを卒業したらリステアというような関係性とは全く違います。ルシェルブルーはデイリーなアイテムですね。友だちに会う時とか、普段着る服。シンプルだけど、どこかお洒落。リステアは非日常ですね。パーティーとか(笑)。これどこに着ていくのですか?とか良く聞かれますけれど、「さぁ、どこかじゃないですか?」って、答えています(笑)。――来秋冬、注目しているトレンドを少し教えて頂けますか?柴田:大人の女性が楽しむプレッピースタイルを我々らしくモードに解釈して提案していきたいと思ってます。今回の海外コレクションでも60年代とのミックスしたプレッピールックやブリティッシュぽいものなどクラシカルな要素は、ビッグトレンドとして注目されていますから。1/2に戻る。
2014年03月28日リモデルから1周年を迎えた伊勢丹新宿店の2階「TOKYOクローゼット」に「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」が導入された。東京基準の最旬ブランドが集積された同売り場のキーワードは「モードエントリー」。2年前にリブランディングして東京のリアルクローズを再提案したルシェルブルーのコンサルティングを手掛けるリステアの柴田麻衣子クリエーティブディレクターと伊勢丹新宿店TOKYOクローゼット担当・井辻康明バイヤーに話を聞いた。――2年前にリブランディングする際に考えた、柴田さんが思い描いた新しいルシェルブルーというのは?柴田:あまりカテゴライズしてファッションを考えたことはないのですが、内なる強さと上品さを兼ね備えた日本の女性に向けて、日常を彩る新デイリーというか、ニュースタンダードというべきアイテムをスタイリングで提案するトレンド発信型ブランドを目指しました。――実際にそれまでのお客さんに比べて、この2年間で客層は変化しましたか?柴田:以前は日本の雑誌などで紹介されたスタイリングやトレンドをそのまま取り入れるような層が中心だったのが、普段から海外のコンテンポラリーブランドのトレンドに注目している女性が増えたのでは、と感じています。そういう意味で、年齢は少し上がったのかもしれません。――少し抽象的な質問になりますが、柴田さんが考えるファッションというのは?柴田:うーん、難しいですね。個人的な考えですが、ファッションは自己表現の一つ。着飾っても、着飾らなくてもその人の人生は変わらないのかも知れないけれど、私達は表現の一つとして、それは変えられると思っている。お化粧や、物を食べるのと一緒ですね。――柴田さん自身はいつからファッションのバイヤーを目指したのですか?柴田:ずっと小さいころから着飾ることは好きだったんですが、バイヤーを最初から目指したわけではありません。欲しい服が買えれば最初はそれで良かったのが、だんだんエスカレートしてバイヤーになりました。バイヤーになったのは、2000年頃からです。――リモデルから1周年を迎え、伊勢丹新宿店がルシェルブルーを2階に導入した背景は?井辻:若い層のファッションで、誰かと同じファッションが良いという価値観だったのが変化してきているという背景があります。リモデルから1年が経ち、分析してみると、モードに非常に興味を持った若いお客様が増えているという実感があります。ファッションが好きで、今何を着るべきかを理解しているお客様ですね。――その理由は何なんでしょうね?柴田:あまりにも服屋さんが多く、ファストファッションが増えて、トレンドが安易に取り入れられるようになりました。そこに疑問を持ったファッション好きな女性達が、少々高くても意味のある洋服や、メッセージ性のあるものにお金を出そう、という気持ちが芽生えているのではないでしょうか。井辻:自分で良いと思うモノを着たいという思いであったり、誰かが良いと言ったから着ると言うのではなくて、自分自身で体感しないと分からない、というか……。柴田:食べてみないと分からない、っていう感じ(笑)。井辻:そうそう。――伊勢丹新宿店では、モードエントリーのゾーンとしてルシェルブルーを位置づけていますが、その意図は?井辻:お金にもゆとりが出てきた20代後半から30代前半の女性が海外の有名メゾンなどの商品も見て、知ってはいるけれど、価格も高いしシーズンに何着も買えない。自分自身が社会に出て、経験を積んで世の中を知ってきた時に見えてきた“モードのエントリーとしての部分”がルシェルブルーなのでは、と考えています。モードというのは確かに格好いいのだけれど、普段の一般生活の中に取り入れにくいものだと思います、ただ、それをうまく日常に取り入れられている女性は素敵ですよね。今回2階のTOKYOクローゼットが2月26日にリニューアルオープンして、ルシェルブルーのお客さんは定番のものではなくどこか尖ったものを望んでいらっしゃいます。――モードな要素をリアルファッションに取り入れるためのルシェルブルーのMDとは具体的に?柴田:(ルシェルブルーの商品は)コレクション的な強い要素とメッセージ性を持つライン、少し尖ったトレンド性の強いコマーシャルライン、シンプルで洗練された、トレンドに左右されないアイテムがそろうライン、その三つのラインで構成されいて、それぞれをどう組み合わせてもうまく引き算出来るようになっています。ファッションが上手な女性というのはどれだけ引き算ができるかだと思いますね。井辻:柴田さんと初めてお会いしたとき印象的だったのは「今の子は楽しすぎなのでは」と話されていたこと。雑誌や誰かの真似で良い、というファッション感覚も然り。そのとき柴田さんが「1日中、ハイヒール履いていれば脚が痛くなって当たり前」と言われていたのは覚えてらっしゃいますか?今後日本の若い女性達がもっとグローバルな感覚を持って世界に出ていくのであれば、場と目的にあったスタイリングをしていくのは当たり前で、そういう意味で今の若い子は楽しすぎているのかもと思いますね。柴田:海外ではあり得ないことだけれど、日本では汚い格好でもフレンチに行けたりするし、スペシャルなデートの時に着飾ることが逆に変に思われたり、疎ましく思われたりすることがあり、そういう点で寂しかったりするんです。それと、日本では異性に受けるか受けないかということが、若い子の洋服を選ぶ基準のナンバー1なのでは。勿論、それも洋服を選ぶ一つの基準ではあるのですが、同時にそうじゃない女性もいるはずで、そういう女性が実は仕事がすごく出来て、海外に出て活躍されているシーンをよく見ます。そういう女性に向けてのブランドがあっても良いのではと思っています。井辻:ファッショニスタをターゲットとしている伊勢丹新宿店のお客様は確かに、洋服をよく知っていらっしゃって、ルシェルブルーの洋服もコレクションラインを中心に選ばれるお客さまが多いのですが、確かに僕から見ると、 “モテ服”という基準で洋服を選ばれている女性ではないですね。2/2に続く。
2014年03月28日お部屋に花を飾っただけで、一気に空気が華やいだり、居心地のよい空間に変わったりした経験はありませんか。たった一輪の花でも、大きな存在感でもって心を癒してくれますよね。そんな美しい花を、生活に取り入れるヒントを得られそうなイベントが行われます。それは、5月23日(木)から28日(火)まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されるマミフラワーデザインスクール講師による作品展、マミフラワーデザイン展 2013「花、ディスカヴァリー」です。マミフラワーデザインスクールは、総長であるマミ川崎さんがアメリカ留学時代に触れた「暮らしの中で触れ合う自然な花の使い方」を日本に普及しようと1962年に設立した日本初のフラワーデザイン学校。それから半世紀以上にわたり、植物との触れ合いを通して日々の暮らしの中で楽しさを見つけ、豊かな心を育むことを理念に揚げてきたそう。そこにマミフラワーデザインスクール主宰の川崎景太さんがアーティスティックな感性をプラスすることで世界から注目される学校になったそうだから、このデザイン展も要注目ですよね。今回は、タイトルを「花、ディスカヴァリー」と題し、「金属」「土・石」「木・竹」「紙」の4つの素材をテーマにそれぞれの素材特徴を追求した作品が展示されます。花からは遠いイメージの素材もあるので、どんな作品なのか気になります。会期中は、マミフラワーデザインスクール校長であり花文化研究者の川崎景介さんが、会場を回りながら各作品のポイントを分かりやすく解説する「ギャラリートーク」も合わせて開催されるので、作品をじっくり堪能できそう。さらに毎日、マミフラワーデザインスクール本部講師が日々の生活に花を取り入れて楽しむヒントを披露する「花のミニデモンストレーション」や手軽に作れて持ち帰ることができる「花のワークショップ」、「人気作品投票イベント」が行われます。投票に参加すると、マミフラワーデザインスクールでのレッスンが割引になる等の投票者特権もあるから、お気に入りの作品を見つけて投票してみては?(詳細は こちら )そして、このデザイン展のハイライトは、2014年ソチ冬季オリンピック出場を目指す日本代表を応援するために、マミフラワー発祥の地でもある東京都大田区の町工場が中心となって作った初の国産「下町ボブスレー」を、川崎景太さんがアーティスティックにアレンジするという異色のコラボ作品。ボブスレーと花がどんな風にコラボしているのか、初お披露目となる作品だけにこれも注目したいですね。5月24日には、特別企画として、7月20日に封切りされる映画『シャニダールの花』の監督、石井岳龍さんと、川崎景介さんのトークショーも行われます。人間と花の関係性を通して、世界の新たな見方を大胆に表現したこの映画の歴史背景や文化に触れるトークを聞けば、新たな花の見方が発見できるかも。このデザイン展では、会期を前期・中期・後期と分け、各々100点以上、計300点以上もの作品に触れられるとのこと。たくさんの花、そして作品を見れば、その美しさに心癒されるだけでなく、植物を暮らしの中に取り入れデザインすることの楽しさやヒントが得られそう。ぜひ足を運んでみては?・マミフラワーデザインスクール 公式サイト ・マミフラワーデザイン展 2013 「花、ディスカヴァリー」 公式サイト 【イベント概要】期間 : 2013年5月23日(木)~28日(火)開場時間 : 前期 23日10:00~20:00、24日10:00~18:00中期 25日10:00~20:00、26日10:00~18:00 後期 27日10:00~20:00、28日10:00~17:00 会場 : 東京・松屋銀座店8 階イベントスクエア
2013年05月22日花図鑑サイト「みんなの花図鑑」を運営する花の製作委員会は21日、「花に関するアンケート調査」結果を発表した。同調査は、12月3日~17日に実施。「みんなの花図鑑」アンケート画面にて、10代~80代の男女1,018サンプル(男性:405人、女性:613人)の回答を取得した。「クリスマスのプレゼントにもらいたい花」を聞いたところ、年代が高くなるにつれて、「シクラメン」の人気が高い結果となった。20代以下ではクリスマスにシクラメンをもらいたいと答えたのが9%だったのに対し、60代以上の人は42%の人がクリスマスにシクラメンをもらいたいと回答。また、若い世代になるにつれてクリスマスローズの人気が高くなる結果となった。「プレゼントされて一番うれしかった花」では、「バラ」が1位に。約4人に1人が一番うれしかったと回答した。以下、「ラン」「コチョウラン」と続く。「パートナーとの仲がとても良い」と答えた人ほど「花が好き」な人が多い結果に。パートナーとの仲が「とても良い」人のうち、花がとても好きな人の割合は69%だったのに対し、パートナーとの仲が「あまり良くない」「非常に良くない」と回答した人のうち、花がとても好きな人は43%だった。また、「パートナーとの仲がとても良い」「そこそこ良い」と答えた人のうち、22%~26%は年に2~3回以上花をパートナーに贈っている。「仲があまり良くない」「非常に良くない」と答えた人で花を年2~3回以上贈っている人は、8%~17%。また、「仲が悪い」と回答した人ほど、花を贈った経験がないことが明らかとなった。調査では、パートナーとの仲が良い人ほど、パートナーに花を贈る頻度が高いと分析している。その他、調査結果の詳細は「花に関するアンケート」結果レポートで参照できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日花の製作委員会は19日より、花図鑑サイト「みんなの花図鑑」において、新たに“花カレンダー”の提供を開始した。同サイトは3,000種以上の花が掲載された国内最大級の花図鑑サイト。新たに加わった“花カレンダー”は、毎月毎日の花の情報が一目でわかるコンテンツとなっている。カレンダーの中には、各テーマに沿った花の画像や花言葉などが表示され、季節の花の旬な情報をすぐに知ることができる。「誕生花カレンダー」では、毎日の誕生日の花(誕生花)がカレンダー上でチェックでき、自分や家族、友達などの誕生花や花言葉を知ることができる。また、花の画像をクリックすることで、その花の詳細な図鑑情報が表示される。「みんなの投稿カレンダー」は、その日に投稿された花の写真のうち、一番人気のあった投稿写真がカレンダー上に表示される。その日に撮影された花もリアルタイムに一覧表示され、当日どんな花が咲いていたのかを知ることができる。「旬の花カレンダー」では、その月に咲いている花をランダムに表示。今月咲いている旬の花をすぐに確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日3つの花々のエキスで身体の内側から健やかにナガセビューティケァ(長瀬産業の100%子会社)は、“くちなしエキス”、“桜の花エキス”、“紅花エキス”の3つの花々のエキスで、身体の内側から健やかな状態に保ち、輝く美しさをサポートする美容食品、「ナガセトリアンヌ」を、2013年2月より新発売する。*画像はニュースリリースより美パワーを閉じ込めた“紅”と“桜”のピンクの粒が「美活」をサポート「ナガセトリアンヌ」は、つややかな透明感のための“くちなしエキス”、糖化に着目した“桜の花エキス”と、毎日のスムーズな流れをサポートする“紅花エキス”のトリプルアプローチが、女性の美しさを内側から元気づけ、ふっくら、つややかな美しさをサポートする美容食品。美パワーを閉じ込めた“紅”(くちなしエキス、紅花エキス、大豆エキス、ローズマリーエキスなど)と“桜”(桜の花エキス、N-アセチルグルコサミン、セラミドなど)の2種のピンクの粒が身体の内から「美活」をサポートするという。元の記事を読む
2012年12月13日来年2013年後期のNHKの連続テレビ小説が激動の大正、昭和の大阪を舞台に“食”をテーマに据えた「ごちそうさん」に決まり、ヒロインを杏が務めることも決定!11月12日(月)に記者会見が行われた。東京の洋食屋一家の娘に生まれた主人公・め以子が大阪の純和風の旧家に嫁ぎ、一筋縄ではいかない姑や小姑に苦しみつつも主婦として“食”で家族を支えていく姿を激動の時代と共に描き出す。杏さんは「インタビューで理想の女性を聞かれると、『明治、大正、昭和の世を生きた女性』と答えてきました。古き良き伝統を持ちながら全く新しい価値観や風に吹かれて強く生きてきた女性なので」と明かし、まさにその時代を逞しく生きたヒロインを演じる喜びを語った。食をテーマに描かれるが、どんなに忙しくても「三食必ず食べること」を自らに課しているという杏さん。「私も(め以子と同じく)東京出身なので、大阪に行って新しい発見の中で戸惑ったり、驚いたり、喜んだりというのを一緒に追体験していくんじゃないかと思います」と語り「大阪に嫁に行くようなつもりで」と強く意気込んだ。この日、情報が解禁されると同時に父親の渡辺謙に報告を入れたとのことで「『長丁場だけど頑張れ!』と言われました」と嬉しそうに明かした。杏さんは、10代後半の女学生時代から40代までのめ衣子を演じることになっており「新人ではなくキャリアを備えた方に」というプロデューサーの意向でオーディションは行われず、杏さんにオファーが届いたという。今後、夫役を含めて共演陣も発表される予定で、撮影は2013年5月に開始となる。「ごちそうさん」は2013年9月30日(月)より放送開始。■関連作品:映画 妖怪人間ベム 2012年12月15日より全国東宝系にて公開© ADK/2012「映画 妖怪人間ベム」製作委員会
2012年11月12日花の製作委員会は5日、3,000種以上の花が掲載された花図鑑サイト「みんなの花図鑑」(PC版)をリニューアルした。同サイト内の「花の名前を教えあう」では、花の名前を知りたいユーザー等からの投稿写真を一覧でタイムライン表示。名前を教えあうなどのコミュニケーションをとりやすくしたという。「メール投稿」では、スマートフォンや携帯電話で撮影した写真をメールに添付し、特定の宛先に送信するだけで、花の写真を投稿できるようにした。アプリをダウンロードする必要はないとのこと。散歩中や旅先で見かけた花の名前を知りたいときなどは、メールの件名を空欄にして送信すると、サイト上に「花の名前募集中」と表示される。「開花情報を見る」では、お気に入りの植物園や公園を登録すると、その場所の開花状況がメールで送られてくる。登録地点は3カ所まで。今後は紅葉情報の配信も行うという。今回は「みんなの花図鑑」(PC版)のみのリニューアルだが、追ってスマートフォン専用サイトも更新を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日昨年8月に香川県で開催された「瀬戸内国際こども映画祭」のメインイベントである「エンジェルロード脚本賞」でグランプリを受賞したシナリオの映画化が決定。7月23日(月)、東京・千代田区の都道府県会館で映画『瀬戸内海賊物語』の製作発表会見が行われ、オーディションで選ばれた主演子役の柴田杏花を始め、大前喬一、伊澤柾樹、葵わかならがお披露目されたほか、子どもたちを支える俳優の内藤剛志、小泉孝太郎、中村玉緒らが意気込みを語った。瀬戸内海で活躍した村上水軍・塩飽水軍の子孫とその同級生たちが埋蔵金探しに出かける冒険アドベンチャーで、受賞者である大森研一監督(『恐怖新聞』、『ライトノベルの楽しい書き方』)が自らメガホンをとる。村上水軍の末裔であるヒロインを柴田さんが演じ、その父親を内藤さん、祖母を中村さん、担任教師を小泉さんがそれぞれ演じる。クランクインは今年8月。瀬戸内海国立公園選定80周年記念映画として、次回の「瀬戸内国際こども映画祭」(2014年開催予定)での上映を目指す。内藤さんは「私自身も長編小説を読み切ったのも、それに女の子を真剣に好きになったのも夏の出来事でした。夏は子どもが少しだけ、大人に近づける不思議な季節なんですね。きっと映画が完成すれば、大人になるためのヒントになるはず」と力説。小泉さんは「まるで『スタンド・バイ・ミー』のような清涼感があふれている」と台本を読んだ感想を語り、「教師役なので、子どもたちが楽しく撮影できるようサポートしたい」と抱負を語っていた。一方、中村さん演じる祖母は携帯電話を自在に操るという設定で「実際にはまったくダメなので、いま携帯電話の稽古中(笑)。でも絶対に諦めない性格は(役柄と)似ているので、子役さんに負けないように頑張りたいですね」と決意表明。それでも「NG出したらゴメンね。私もこんな孫がいたらいいなと思う」と早くも祖母の目線で、目を細めていた。映画の内容にちなみ、子供時代の夏の思い出を尋ねられると小泉さんは「うちは放任主義だったので、ひとりで遠くに出かけることが多かった。多少帰りが遅くなっても、笑って許してもらえた」と父・純一郎氏との思い出をコメント。すると、中村さんが「あれ、よく子供の頃、お父様と昆虫採集に行ってませんでした?」と突然の“暴露”で、小泉さんは「なんで知ってるんですか?」とタジタジ。なんでも中村さんと純一郎氏が同じ鍼灸師の診療を受けているそうで、誰も知らないはずの“父子エピソード”が中村さんに伝わっていたようだ。『瀬戸内海賊物語』は2014年、全国にて公開予定。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:瀬戸内海賊物語 2014年、全国にて公開
2012年07月23日いまや老舗劇団として、また久本雅美や柴田理恵、佐藤正宏、梅垣義明など人気者が多数所属することでも知られるWAHAHA本舗。4月14日に東京・日本青年館で開幕した舞台『ミラクル』は、結成28年を経てなお攻め続けるWAHAHA本舗の底力を見せつけるものだった。WAHAHA本舗全体公演「ミラクル」チケット情報2006年の『NHK紅白歌合戦』で話題になった裸タイツをはじめ、梅ちゃん(梅垣)のシャンソンコーナーや、2009年入団の正司歌江、2010年入団のアジャ・コングが華を添えるネタもの、久本と柴田のここでしか見られない漫才など、その内容はバカバカしさとシモネタ満載。頭をカラッポにして思いきり笑えるステージだ。そして今回、『ミラクル』と銘打たれた公演のテーマは、なんと「祈り」。あの“大物歌手”のナレーションで幕が上がると、白いエンビ服を着た劇団員がズラリと登場。いつもなら、平均年齢45歳という彼らが必死に踊るダンスに笑うのだが、今回はなにやら違う様子だ。静かに流れ出す曲は、60年代のヒット曲『アクエリアス~レット・ザ・サンシャイン・イン』。全身で想いを表すような激しいダンスに笑顔はない。途中から座長・大久保ノブオが東日本大震災での記憶を、叫ぶように曲に重ねてゆく。元は若者たちの葛藤を描いた名作ミュージカル『ヘアー』のナンバー。思いがけず胸が詰まるような気持ちになるなか、オープニングが終わった。あえてストレートにこのシーンで始めたかったという、作・演出の喰始の言葉が大久保から紹介された後は、久本と柴田のMCも加わっていつもの“最高にくだらない”ステージに突入!その一発目が10年ぶりの復活演目だという「ハダカ影絵」なのだから、改めて振り幅の広さに笑ってしまった。全裸になった男性陣が、巨大な布の向こうで下半身(前張りナシ)を存分に利用した影絵を披露。プリミティブアートのような大らかさに、恥ずかしそうにしていた女性客も思わず爆笑。その後も趣向を凝らしたコーナーが20種ほど、10分の休憩を挟んで3時間たっぷり続く。意外にも本公演では初めてという、梅ちゃんが豆を鼻から飛ばしながら歌う『ろくでなし』や、久本のツッコミと柴田のボケが冴え渡るヘビメタ漫才、裸タイツの女性キャストと女装着物姿で日舞を舞う男性キャストのコラボなど、笑いの連打に客席も大喜び。中でも“綾小路ひさまろ”(久本)の独り身女性漫談は、テレビで見かけるそれ以上にひねりが効いて秀逸。お客様のリアルな不幸エピソードを読み上げ、客席まで行って励ますミニコーナーと共に、“バカでもダメでもいいじゃない”という弱者への共感とエールが、ひしひしと伝わってきた。公演は4月21日(土)の東京・オリンパスホール八王子、6月15日(金)から24日(日)まで東京・天王洲銀河劇場ほか、全国各地で7月8日(日)まで開催。チケットは一部を除き発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年04月19日次回出演作のための役作りで女優として活躍する鈴木杏が11日、自身のオフィシャルブログで近況を報告し、ファスティングダイエットという酵素断食のダイエットに挑戦すると宣言している。彼女がダイエット宣言をしたのは、来週から次回出演作となる作品の撮影が始まるからなのだとか。ここのところ休みが続いていたため、運動などある程度定期的には行っていたけれど、やはり身体も休まりすぎて、ちょっと「ほんわりしすぎて」いると感じたのだという。ファスティングダイエットとは?気合を入れてやらないと、うまく続けられないダイエットながら、続けられれば、カラダだけでなく、気持ちもすっきり、シャキッとするとその特徴と効果についても語っている。彼女が挑戦するファスティングダイエットとはどんなものなのだろうか。ファスティングとは、日本語でいえば断食のこと。ダイエット法として話題になっているやり方としては、およそ半日から3日間のコースで固形物は口にせず、酵素飲料と呼ばれるミネラルやビタミンが豊富なジュースで生活するというものだ。デトックス効果が非常に高いとされているダイエット法であるため、“身体も気持ちもすっきり”という感覚もそこから来ているのだろう。いきなり始めるのではなく、ヘルシーな和食中心で生活する適切な準備期間と、期間後のお粥などからスタートする食事などアフターケアも重要なところ。正しいやり方で行ってこそ健康で効果的なダイエット法となる。ブログで宣言したから、もう後戻りはできないと決意を述べている鈴木。ファンからは「無理はせず、次のお仕事、精一杯やってください」などといった声も寄せられている。その通り、バランスを保ちながら、適度なダイエットで頑張ってほしい。元の記事を読む
2012年04月14日海外ドラマ「トゥルーブラッド」ファーストシーズンのブルーレイ&DVDが発売されたことを記念して、グラビアアイドルの杉原杏璃とTVでも活躍する経営コンサルタントのショーンKによるトークイベントが、4月5日(木)に都内で行われた。他人の心が読めるがゆえにうまく人間関係を築けないスーキーと173歳の孤独なヴァンパイア・ビルの恋路と、2人の周囲で起こる連続殺人事件に端を発する謎めいた事件の真相が描かれる。先日より本作を見始めたという杉原さんは「夜な夜な興奮してます!『噛まれたい』って思いながら見てます」と明かすなどかなりハマっているよう。本作は特にヴァンパイアと人間の性描写が過激なことでも話題を呼んでいるが「すごい濃厚です。赤面しちゃうくらい濃厚」と“濃厚”を連発。禁断の恋に関しては惹かれる部分もあるようで「『恋しちゃいけない』って思いながらハマっていく方が楽しい。私はまだ子供なので寸止めですが(笑)」とおどけつつ、「ヴァンパイアと恋したいですね。Mなのでイケない世界や未知なる世界に引きずり込まれる方が好き」と明かした。ショーンさんは以前からアメリカ人のスタッフが本作にハマっているのを目の当たりにしていたそう。アメリカである作品が多くの人に受け入れられる条件として「勧善懲悪か、もしくは身近に感じられること」と条件を挙げ、すでにシーズン5を数える本作について「宗教やバイオレンス、セクシャリティといった問題について、ヴァンパイアが象徴的な存在として描かれており身近に感じることができる」と解説。さらに舞台が大都市ではなくルイジアナの田舎である点にも注目し、「アメリカのほとんどが実は田舎なんです。その意味でも、この物語の街はアメリカ人にとって心のふるさとのようなところ。そこでこうした事件が起きるという意味でもすごく身近に感じられるんです。アメリカの“現在”を切り取っていると思います」と独自の視点で見どころを挙げ、これから作品を見る観客の期待を煽った。劇中には、ヴァンパイアと人間の共存を可能にさせる人工血液“トゥルーブラッド”が登場するが、本国アメリカではドラマのヒットを受けてジュースとして商品化されている。この日は杉原さんとショーンさんのために本国より取り寄せた「True Blood」ジュースを用意。日本人の研究者が開発したという設定だけあって、ビンには「真血(トゥルーブラッド)」という文字もあり、血液型別に販売されるなどの工夫も。中身はブラッドオレンジのジュースで、恐る恐る口にした杉原さんも「おいしいです」と笑みを浮かべていた。「トゥルーブラッド」<ファーストシーズン>ブルーレイ&DVDは発売中。<セカンド・シーズン>は6月13日(水)より発売。<セル>「トゥルーブラッド」ブルーレイ&DVD<ファースト・シーズン>「ブルーレイ コンプリート・ボックス」(6枚組)価格:11,800円(税込)「DVDコンプリート・ボックス」(6枚組)価格:9,800円(税込)発売中※同時レンタル中<セカンド・シーズン>「ブルーレイ コンプリート・ボックス」(5枚組)価格:11,800円(税込)「DVDコンプリート・ボックス」(6枚組)価格:9,800円(税込)発売日:6月13日(水)※同日レンタルスタート発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト: Blood © 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved.HBO R and related service marks are the property of Home Box Office, Inc. Distributed by Warner Home Video Inc.■関連作品:トゥルーブラッド [海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved.■関連記事:ゲスト登壇!ブルーレイ&DVD「トゥルーブラッド」リリース記念試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ的海外ドラマvol.227おしゃれ&セクシー!“大人”ドラマ 上級編新しい海外ドラマに出会いたい人、必見!春の海ドラまつり、本日スタート!シネマカフェ×春の海ドラまつり第2弾「トゥルーブラッド」特別試写会に30組60名様をご招待スピルバーグにJ.J.が手がけるSF大作もワーナー海外ドラマ最新ドラマ発表!
2012年04月05日アニメーション作品『イリュージョニスト』のDVD発売記念イベントが15日に都内で開催され、モデルで女優の杏と、三鷹の森ジブリ美術館の中島清文館長がトークショーを行なった。その他の写真本作は、フランスの喜劇王ジャック・タチが愛娘のために書いた遺稿を、シルヴァン・ショメ監督が映画化したもの。50年代のパリを舞台に、時代に取り残されたひとりの老人手品師タチシェフと、彼を魔法使いだと慕う少女(アリス)の物語を描く。本作は3月26日(土)からTOHOシネマズ六本木ほかで劇場公開され、震災後というタイミングの中でもヒットを記録した。中島館長は「古き良きフランス映画の匂いもするし、ストーリーラインも名映画監督の脚本で、本格的なきちんとした作品が、震災の起きた中でも、映画を観たいという映画ファンに響いたのではないか。1950年代の街並みを再現した背景美術が美しく、何より、アニメの最大のポイントである“人の動き”に対するこだわりがある」とコメント。杏は「今までに観たことのないような匂いと湿度を感じるような作品。台詞がほとんどない中でも、こんなに伝わるものがあるのかと衝撃を受けたし、だからこそ、世界中の人々に受け入れられたのかなと思う」と語り、「人とコミュニケーションをとったり絆を深めたりするのに“食”は大事。少女とタチシェフのやり取りの中で表現されている」と話すと、中島館長は「宮崎監督も高畑監督も、生活に密着した部分をきちんと描かなければリアリティが生まれない、とジブリ作品はきちんとしてますね」と共通点を上げた。タチシェフと少女アリスとの関係について杏は「全体的に甘いだけじゃなく辛いだけでもない、何かしらのホロ苦さがさが共通してあり、ふたりの関係には純粋な無償のような切ない愛が感じることができる」と話し、「『イリュージョニスト』やジブリの作品など、良い作品は次の世代に託したいし、みんなに観てほしいと心の底から思う。年齢を経ても良い作品というのはずっと変わらずにありつづけるもの。いつか、私もジブリ作品にお仕事で関わりたい」とコメントした。『イリュージョニスト』10月8日(土)DVD発売&レンタル開始
2011年09月16日モデルで女優の杏が1月17日(月)、ゴールデン・グローブ賞を日本で盛り上げる「AXNゴールデン・グローブ・アンバサダー」の任命式に出席した。アンバサダー就任に杏さんは「歴史と名誉ある賞に関わることができるのは、とても光栄」と感激。同日行われた授賞式の生中継に感化されたのか、「ハングリーになって、海外デビューの機会をつかみたい」と抱負を語った。目指すは、父・渡辺謙が活躍するハリウッド!?杏さんは「セレブリティや映画の情報を学びながら、たくさんの人に伝えていきたい」とアンバサダー就任に早くもやる気満々。「壇上の(受賞者の)スピーチも感動したし、テーブルで談笑するスターの“オフショット”も見ることができた。アットホームな雰囲気で、自分も参加しているような中継だった」とご機嫌だった。今年のゴールデン・グローブ賞は下馬評通り、Facebook誕生秘話を描いた『ソーシャル・ネットワーク』が作品賞(ドラマ部門)、監督賞、脚本賞、作曲賞の最多4冠を達成。杏さんがお気に入りだというクリスティーナ・アギレラ主演の『バーレスク』は主題歌賞を受賞した。残念ながら、渡辺さんがレオナルド・ディカプリオと共演した『インセプション』は無冠に終わったが、杏さんは「賞をいただければ嬉しいことですが、それを抜きにしても式は楽しかったです」とコメント。この日は有名ブランド「ESCADA」の春夏の新作ドレスに身を包み、華やかに登場。頭上にはなんと7,000万円する黄金のティアラ(GINZA TANAKA)が輝き、本場ハリウッドに引けを取らないゴージャスな雰囲気を漂わせた。第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式は1月22日(土)よりAXNにて放送。ANX公式サイト:■関連作品:第68回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedバーレスク 2010年12月18日より丸の内ルーブルほか全国にて公開ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:「glee」がGG賞2年連続作品賞で3冠!アル・パチーノ、S・ブシェミらも受賞『ソーシャル・ネットワーク』ゴールデン・グローブ賞4冠N・ポートマン主演女優賞【ハリウッドより愛をこめて】オスカー有力候補は?ハリウッドはベビーラッシュ!“オヤジ代表”泉谷しげる、若者に過激なエール!「灰皿で殴っちゃダメ」マリオン・コティヤール、第一子の妊娠を発表
2011年01月17日