東日本旅客鉄道(JR東日本)は、同社提供のモバイル決済サービス「モバイルSuica」において、12月中旬以降、MVNO対応のSIMフリー端末6機種でもサポートすると発表した。対応する機種は、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia J1 Compact」、シャープ製の「AQUOS SH-M02」「AQUOS SH-RM02」「AQUOS SH-M02-EVA20」、富士通製の「arrows M02」「arrows RM02」の6機種となっている。「モバイルSuica」は、スマートフォンなどのモバイルデバイスの通信・画面表示機能を活用したSuicaの進化版として、2006年1月にスタートした決済サービス。事前に登録したクレジットカードにより、モバイルデバイスへチャージ(入金)して、鉄道や買い物時にSuicaとして利用できる。
2015年12月04日ファーウェイ・ジャパンは26日、SIMフリーAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate S」を12月4日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は税別79,800円。「HUAWEI Mate S」は、5.5インチFHD解像度(1,080×1,920ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載する、SIMフリーAndroidスマートフォン。カバーガラスには、Corning Gorilla Glass4を採用している。CPUはオクタコアのHisilicon Kirin 935、3GBの内蔵メモリ、32GBのストレージ、1,300万画素のメインカメラなどを備え、ファーウェイではフラグシップモデルの位置づけだ。機能面では、つま先や指の関節部でもタップできる「ナックルセンス・テクノロジー」や、指紋認証システム「Fingerprint Sense 2.0」を搭載する。ファーウェイ公式オンラインストア「V モール」や、ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店のほか、MVNOであるU-Mobile、楽天モバイルでも取り扱う。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはHisilicon Kirin 935(オクタコア、A53X 2.2GHz+A53 1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(最大128GB)。サイズ/重量は、幅約75.3mm×高さ約149.8mm×厚さ約7.2mm/約156g。背面には1,300万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は2,700mAh。カラーバリエーションは、ミスティークシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色。通信面では、FDD-LTE(B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28)、UMTS(B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19)、GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、NFCに対応する。
2015年11月26日ジャストシステムは11月25日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」で「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を発表した。スマートフォンを利用している20歳~59歳の男女1000名を対象に調査が行われた。SIMフリー端末ではないスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%と回答しており、合計で68.0%の人が興味を持っていることがわかった。「SIMフリー端末」ユーザーの月額利用料で最も多いのは「3,000円未満(46.8%)」だった。また、「SIMフリー端末」に「満足している(32.3%)」「やや満足している(46.8%)」と回答した人は合計79.1%となり、約8割の人が満足している結果になった。一方で「SIMフリー端末でない」スマホユーザーの月額利用料は、「9000円未満(20.9%)」が最も多く、次いで「8000円未満(20.5%)」。「SIMフリー端末」を認知しているスマホユーザーに、「格安SIM」との違いをどの程度理解しているかを聞いたところ、14.8%が「他の人に詳しく教えられるくらい」知っていると回答し、25.2%が「知っているが他の人に教えられるほどではない」と答えた。「SIMフリー端末でない」スマホユーザーが「SIMフリー端末」に変えない主な理由は、「手続きが面倒くさそう(32.7%)」「どれくらい安くなるかわからない(32.3%)」「調べるのが大変そう(30.5%)」。「SIMフリー端末」への変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、「SIMフリー端末」普及の鍵かもしれないと、同レポートでは分析している。
2015年11月26日ジャストシステムは25日、男女1,000名のスマートフォンユーザーを対象に行った「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を公開した。それによると、キャリアのスマートフォンを使っているユーザーの約7割が、SIMフリー端末に興味を持っていたという。「SIMフリー端末に関する実態調査」は、スマートフォンを利用している20歳から59歳の男女1,000名を対象に行ったもの。キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」と回答した人が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%となり、合計で68.0%の人がSIMフリー端末に対し興味を持っていることがわかった。スマートフォンの月額利用料金についても聞くと、SIMフリー端末ユーザーでは「3,000円未満」が最も多く46.8%だったが、キャリアのスマートフォンユーザーでは、「9,000円未満」が最も多く20.9%、次いで「8,000円未満」が20.5%となり、57.3%の人が7,000円以上の月額利用料金を支払っていた。そのほか、キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末へ変更しない理由について質問すると、最も多かったのは「手続きが面倒くさそう」で32.7%、2番目は「どれくらい安くなるかわからない」で32.3%の人が回答していた。ジャストシステムは、変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、SIMフリー端末が普及する鍵になると指摘している。
2015年11月25日Planetwayは11月13日、グローバルSIMカード「TAKT(タクト)」をヨドバシカメラ店舗および「ヨドバシ.com」で12月下旬より提供を開始すると発表した。「TAKT」は、世界約200カ国で利用可能な海外渡航時に通信環境を低価格で実現するグローバSIMカード。「Planetway」は移動体通信事業者によるSIMロック解除が本格化する2016年以降、「TAKT」の販売網を順次拡大していく。「TAKT」は国際通話の着信において187カ国で、また発信において148カ国で業界最安値を実現しているという。また、大手通信キャリアの国際ローミングサービスと比較して最大85%安い料金で国際通信(音声通話・データ通信)を提供している。「TAKT」の通信サービスは、エストニア共和国の通信企業であるTop Connnect社のグローバル通信ネットワークおよび独自ネットワーク技術を活用する。月額料金なしのプリペイド課金型で、SIMカードには有効期限がない。SIMサイズは、3サイズ(標準、マイクロ、ナノ)に対応している。
2015年11月19日Appleは17日、同社独自のSIMカード「Apple SIM」の国内販売をApple Store各店舗で開始した。価格は税別600円。Apple SIMは、携帯キャリアより提供されるSIMを適時入れ替えることなく、サービスメニュー上でキャリアを選択するだけで当該キャリアへの接続が可能になるApple独自のSIMカード。世界90以上の国と地域で利用でき、端末上から現地の通信キャリアやデータプランを選択・購入できる。対応機種は、iPad Pro Wi-Fi+Cellularモデル、iPad Air 2 Wi-Fi+Cellularモデル、iPad mini 4 Wi-Fi+CellularモデルおよびiPad mini 3 Wi-Fi+Cellularモデル。日本の通信キャリアは、KDDIが対応を表明している。
2015年11月17日ASUS JAPANは11日、レーザーオートフォーカスを搭載した、SIMフリーの6型スマートフォン「ZenFone 2 Laser(ZE601KL)」を、13日に国内向けに発売すると発表した。カラーはグレー、レッド、ゴールドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は41,800円前後となっている。4G/LTE対応デュアルSIMスロット搭載の6型スマートフォン。レーザーオートフォーカスを搭載するため、暗い場所でも最速約0.2の高精度なフォーカスが可能。プロセッサはQualcommのオクタコアCPU「Snapdragon S616」、メモリは3GBを採用するハイエンドモデルとなる。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、液晶にはGorilla Glass 4とフルラミネーションディスプレイが採用されている。OSはAndroid 5.0.2。ソフトウェア面では、、独自インタフェース「ASUS ZenUI」を搭載し、画面を2度タップするだけでスリープ状態からオン/オフできる「ZenMotion」、画面を小型化して配置する「片手モード」などを利用可能。このほかの主な仕様は、ストレージが32GB、カメラが1,300万画素(アウト)/500万画素(イン)、センサーがGPS(GLONASS、BeiDouサポート)、電子コンパス、光、加速度、近接、磁気、ジャイロなど。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。LTE通信は、FDD-LTEが2,100(1)/1,900(2)/1,800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1,700(9)/800(19)/700(28)MHz、TD-LTEが2,600(38)/1,900(39)/2,300(40)/2,600(41)MHzに対応する。インタフェースはmicroUSB×1、microSIMスロット×2、microSDメモリカードスロット×1など。バッテリ駆動時間はWi-Fi通信時で約8.8時間、モバイル通信時で約8.5時間。連続通話時間は3Gで約1,477分、連続待受時間は3Gで約439時間/LTEで約353時間。本体サイズはH164.5×W84×D3.9~10.55mm。重量は約190g。純正アクセサリとして、専用アプリにそのままアクセスできる窓付カバー「View Flip Cover」、ブルーライトを軽減する専用「ブルーライトカット液晶保護フィルム」も同時発売する。窓付カバーはシルバー、ゴールドの2色。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年11月13日●指紋・眼・声でロック解除ZTEジャパンは11月11日、SIMロックフリーのスマートフォン「AXON mini」「ZTE BLADE V6」を発表した。同日に開催された新製品発表会には、ZTEジャパンの代表取締役社長 李明氏や映画コメンテーターの有村昆さんが登場した。○AXON miniAXON miniは、指紋認証と眼の生体認証、音声認証の3つのセキュリティ認証を搭載した5.2インチのスマートフォン。金属製で、手でホールドしやすい曲線のボディが特徴だ。ベゼルは最薄部で0.85mm。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1.1、CPUはSnapdragon 616(オクタコア、1.5GHz)、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB。最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドット、画素密度は423ppi。背面には0.1秒のAFが可能な1,300万画素のカメラ、前面には800万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1に対応する。サイズと重量は、W70×D7.9×H143.5mm/140g。内蔵バッテリー容量は2,800mAhで、連続待受時間は約450時間。発売は12月下旬以降。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後だ。●2万円台のSIMフリースマホ○ZTE BLADE V6ZTE BLADE V6は、アルミ合金とガラスで構成される5インチのスマートフォン。カメラ機能では、顔検出機能のほか、笑顔を検知してシャッターを切る「スマイルショット」や、美白効果などを調整できる「美肌モード」、動いている被写体を追いかけて、1枚に合成する「ストロボシューティング」を備える。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0、CPUはMT6735(クアッドコア、1.3GHz)、内蔵メモリは2GB、ストレージは16GB。最大32GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,280×720ドット。背面には1,300万画素のカメラ、前面には500万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。SIMカードスロットはデュアルSIMで、スロット1はmicroSIM、スロット2はmicroSIMあるいはnanoSIM(GSM専用)。サイズと重量は、W69.5×D6.8×H142mm/122g。内蔵バッテリー容量は2,200mAhで、連続待受時間は約450時間。発売は11月下旬以降。11月12日から予約受付を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は税別26,800円前後。●Android搭載モバイルプロジェクター○モバイルシアターモバイルシアターは、すでにソフトバンクから11月13日に発売されることが告知されている製品。LTE対応のモバイルプロジェクターで、最大投影サイズは120インチとなる。OSにはAndroid 4.4.4を搭載しており、Google Playからアプリをインストールできる。天面には5インチのタッチパネル式ディスプレイを備え、その画面を壁などへ投影する。そのほか、HDMIによる有線接続、対応端末の画面を無線で投写できるMiracastをサポート。モバイルシアター自体にもスピーカーを搭載するが、Bluetoothで外部スピーカーと接続することも可能だ。本体単体での通信が可能なほか、モバイルWi-Fiルーターおよびモバイルバッテリーとしても使える。バッテリー容量は6,300mAhで、連続投影時間は最大約3時間。ZTEジャパンは、映画鑑賞のほか、ゲーム、プレゼンテーションなどオフィスでの使用も想定している。主な仕様や端末価格などについては11月5日の記事『ソフトバンク、LTE対応Androidプロジェクタ「モバイルシアター」を13日発売』を参照のこと。○有村昆さん「こんなの待ってた!」発表会には映画コメンテーターの有村昆さんが登場。発表会で紹介された3製品について、「AXON miniはセキュリティ面が強いですよね。今はスマートフォンに大事な情報が詰まっていますから、万が一落としてしまったとしても安心です。ZTE BLADE V6は、初めてスマートフォンを持つ方には特にオススメですね!」とコメントした。また、モバイルシアターについては、「本当にこういう製品を待っていたんです!」と興奮した面持ちで語った。これまでDVDとDVDプレーヤーを持ち歩いていたが、「これからはコレ1台で済みます。映画鑑賞だけでなく、自分がスマートフォンで撮った写真などをスライドショーにして映し出すっていうのも素敵ですね」と新たな使い方についても提案していた。
2015年11月11日ASUS JAPANは11日、レーザーオートフォーカスを搭載した、SIMフリーの6型スマートフォン「ZenFone 2 Laser(ZE601KL)」を、13日に国内向けに発売すると発表した。カラーはグレー、レッド、ゴールドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は41,800円前後。4G/LTE対応デュアルSIMスロット搭載の6型スマートフォン。レーザーオートフォーカスを搭載するため、暗い場所でも最速約0.2の高精度なフォーカスが可能。プロセッサはQualcommのオクタコアCPU「Snapdragon S616」、メモリは3GBを採用するハイエンドモデルとなる。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、液晶にはGorilla Glass 4とフルラミネーションディスプレイが採用されている。OSはAndroid 5.0.2。ソフトウェア面では、、独自インタフェース「ASUS ZenUI」を搭載し、画面を2度タップするだけでスリープ状態からオン/オフできる「ZenMotion」、画面を小型化して配置する「片手モード」などを利用可能。このほかの主な仕様は、ストレージが32GB、カメラが1,300万画素(アウト)/500万画素(イン)、センサーがGPS(GLONASS、BeiDouサポート)、電子コンパス、光、加速度、近接、磁気、ジャイロなど。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。LTE通信は、FDD-LTEが2,100(1)/1,900(2)/1,800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1,700(9)/800(19)/700(28)MHz、TD-LTEが2,600(38)/1,900(39)/2,300(40)/2,600(41)MHzに対応する。インタフェースはmicroUSB×1、microSIMスロット×2、microSDメモリカードスロット×1など。バッテリ駆動時間はWi-Fi通信時で約8.8時間、モバイル通信時で約8.5時間。連続通話時間は3Gで約1,477分、連続待受時間は3Gで約439時間/LTEで約353時間。本体サイズはH164.5×W84×D3.9~10.55mm。重量は約190g。純正アクセサリとして、専用アプリにそのままアクセスできる窓付カバー「View Flip Cover」、ブルーライトを軽減する専用「ブルーライトカット液晶保護フィルム」も同時発売する。窓付カバーはシルバー、ゴールドの2色。
2015年11月11日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダー hi-ho(ハイホー)は、プラスワン・マーケティングがFREETELブランドで提供するSIMフリースマートフォン「SAMURAI 雅」と同社SIMカードのセットコース「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith SAMURAI 雅」の提供を11月9日より開始している。SAMURAI 雅は、5インチ(1,280×720ドット)ディスプレイを搭載したスマートフォン。1.3GHz・クアッドコアのCPU、2GBのRAM、32GBのストレージ、1,300万画素のカメラ、デュアルSIMスロットなどを搭載し、スクエアな外観デザインが特徴。OSはAndroid 5.1を採用。寸法・重量は約142(H)×72(W)×8.2(D)mm・約150g。バッテリー容量は2,200mAh。hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with SAMURAI 雅は、データ通信サービスであれば月額1,690円、音声通話サービスも利用する場合は月額2,390円から利用可能。バンドルチャージは毎月3GB。このほか、3,000円の初期費用が発生する。このほか、同コース利用者を対象に、初月無料・翌月より2年間、特別価格の月額基本料金319円(税抜)で「hi-ho ウイルスバスター マルチデバイ版」が利用できるキャンペーンを実施する。
2015年11月09日●同じキャリアの端末でもSIMロック解除が必要?「NTTドコモがMVNO専用SIMの発行を予定している」という情報がインターネット上で一部話題になった。「MVNO専用SIM」が発行されると、SIMロックが解除されていないドコモスマートフォンでは通信ができなくなるのではないか、というのがその理由だ。これ自体はドコモが否定しているが、すでに同様の施策は行われており、それがKDDIがMVNO向けに発行している「au VoLTE対応SIM」だ。このSIMでは、ロック解除されていないau端末では一切通信ができない。その理由は何だろうか。○きっかけは「mineo」もともとは、10月6日にケイ・オプティコムのMVNOサービスである「mineo」が、VoLTE対応サービスを開始すると発表したことがきっかけ。このサービスではau VoLTEを利用した通話が可能になるが、そのためにはVoLTE対応のSIMが必要で、そのVoLTE対応SIMは、SIMロックを解除していないau端末では利用できない。これまでMVNOのSIMは、同じネットワークのキャリア(MNO)の端末であれば、SIMロックを解除しなくても利用できた。au系のmineoサービスであれば、通常はauの端末がそのまま使えたため、auユーザーが乗り換える際には新たに端末を購入する必要がなかった。auのVoLTE対応端末はVoLTE非対応のMVNOのSIMでは利用できない状態だったが、今回mineoがVoLTE対応SIMを提供するため、au VoLTE対応端末でもmineoを使うことができるようになった。しかし、そのためのVoLTE対応SIMが、今度はSIMロックを解除していないau端末では使えないという。つまり、mineoのVoLTE対応SIMをau端末で使いたい場合は、購入後180日経ってSIMロックを解除した端末を用意する必要がある。これに関して、KDDIは「SIMロック解除に関するガイドラインに従ったため」と説明する。同ガイドラインは、購入後180日を経過した端末はSIMロックを解除できるようにするというもので、今年5月以降に発売されたスマートフォンが対象となっている(例外として4月発売のGalaxy S6 edgeもSIMロック解除の対象)。●KDDIは「不公平」だからと説明○ロック解除なしで使えるのは「不公平」?同ガイドラインでは、不正に端末を入手して即時解除し、転売するといった行為を防止するための措置が認められており、それが180日という期間制限だが、本来、SIMロックを解除しなければ他社のSIMを挿しても使えない端末が、同じネットワークを使うMVNOに限っては解除しなくても使えるという状況が「不公平」というのがKDDIの説明だ。公平の観点からはMVNOでもほかのMNOでも、仮にグループのUQ mobileであっても、au以外のサービスであればすべてロック解除が必要、という考え方だという。au VoLTE対応SIMは、バージョン4として従来とは異なるSIMになっているが、MVNO向けにはさらに異なる、専用のSIMを発行している。KDDI側では、MVNOの独自サービスなどが運用しやすくなる、としているが、この専用SIMは、au端末側からは他社のSIMと認識され、SIMロックを解除しない限り通信が行えないことになる。こうした考え方によるため、今後新しいSIMのバージョンになったとしても同様の施策になるだろう。「Galaxy S6 edgeを除く今年5月以前に発売されたau VoLTE対応端末」は、SIMロックが解除できないためMVNOで利用することが不可能であり、5月以降の端末でも、SIMロックを解除しないとMVNOで使えないのは、ユーザーにとって不便であることは間違いない。ちなみにドコモの「MVNO専用SIM」は、10月26日に開催された総務省の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」に提出された資料に記載されていたもの。ドコモによれば「MVNOがデザインを自由に変更できるようにするため」の施策で、SIMの機能自体は従来と変更はないという。KDDIは「ガイドラインに従う」という理由だったが、ドコモ側では「現時点で(KDDIのように)SIMの機能を変える予定はない」。そのため、ドコモの端末では、MVNOのSIMはロックを解除しなくても使えることに変わりはないようだ。
2015年11月02日ファーウェイ・ジャパンは10月30日、8インチのSIMロックフリータブレット「MediaPad M2 8.0」のWi-Fiモデルを発表、予約受付を開始した。11月13日に公式オンラインストアをはじめとするECストア限定で発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別32,800円前後だ。MediaPad M2 8.0は、8インチサイズのAndroidタブレット。今回発売されるのは、LTEなどの通信には対応しておらず、Wi-Fiモデルとなる。厚さ約7.8mmのフルメタルボディで、重量は約330g。サウンドチューニングをハーマンカードンが手がけており、「クラリファイ」テクノロジーによって圧縮音源でもCDクオリティにまで自動補正する。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1、CPUはHisilicon Kirin 930(オクタコア、2.0GHz×4、1.5GHz×4)、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB。最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,920×1,200ドット。背面にはAFに対応した800万画素のカメラ、前面には200万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fiに対応する。サイズと重量は、W124×D7.8×H214.8mm/330g。内蔵バッテリー容量は4,800mAh。
2015年10月30日ファーウェイ・ジャパンは30日、6月に発表されたSIMロックフリータブレット「MediaPad M2 8.0」のWi-Fiモデルを発表した。30日から予約開始、11月13日からファーウェイ公式オンラインストアで販売開始する。価格はオープン、店頭予想価格は税別32,800円前後。厚さ約7.8mmのフルメタルボディが特徴の8型タブレット。解像度は1,920×1,200ドットで、2GHz×4/1.5GHz×4の64bitオクタコアCPUを搭載する。6月発表のSIMフリーモデルからSIMスロットを省いたモデルとなり、通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LANのみを備え、LTE通信には非対応。これ以外の主な仕様は、SIMフリーモデルと同等で、CPUがHisilicon Kirin 930(2GHz×4、1.5GHz×4)、メモリが2GB、ストレージが16GB、OSがAndroid 5.1など。インタフェースは、、800万画素メインカメラ、200万画素インカメラ、microSDメモリーカードスロット(最大128GB)など。測位方式はGPS / AGPS / Glonass / Beidou、センサ類は環境光 / 近接 / 加速度 / 電子コンパス / Hallなどを内蔵。本体サイズはW124×D7.8×H214.8mm、重量は約330g。カラーはゴールドのみ。
2015年10月30日富士通はこのほど、OSにAndroid 5.1(Lollipop)を搭載したSIMフリースマートフォン「arrows M02」を29日より、家電量販店やISPから販売すると発表した。価格はソフマップドットコムで税込み39,744円、ヨドバシ.comで税込み39,740円となっているほか、ニフティが運営するMVNOサービス「NifMo」の一括価格は税込み36,000円。「arrows M02」は5型有機ELディスプレイ搭載のAndroidスマートフォン。同社独自の「スーパークリアモード」により、屋外や屋内といった周囲の環境に合わせて、輝度とコントラストを自動調整し、場所を問わずに画面を明るく表示するという。電話相手の聞こえにくい声を強調したり、「こもり感」などを調節して受話音を聞きやすくする「スーパーはっきりボイス4」や、相手が話す声の速度を落として聞き取りやすくする「ゆっくりボイス」、2つのマイクで自動的に騒音を抑え、2つのマイクで周囲の騒音を検知して自動的に雑音を抑え、クリアな音声での会話を可能にする「スーパーダブルマイク」といった機能を備える。このほか、「Super ATOK ULTIAS」による文字入力に加えて、指が届かないときでも画面表示を下方向に移動させてタッチ操作できる「スライドディスプレイ」、画面をキャプチャしてメモ書きなどができる「キャプメモ」などが利用できる。主な仕様は、CPUがQualcomm MSM8916(4コア/1.2GHz)、メモリが2GB、ストレージが16GB、ディスプレイが5型HD(1,280×720ドット)有機EL、OSがAndroid 5.1(Lollipop)。カメラは前面が約240万画素、背面が約810万画素。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、LTE、3G、GSM。対応周波数帯は、LTEが800MHz/900MHz、1.7GHz、2.1GHz。3Gが800MHz/900MHz/2.1GHz、GSMが850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz。バッテリ容量は2,330mAh。連続待受時間は、LTEで約540時間、3Gで約670時間。連続通話時間はVoLTEで約700分、3Gで約630分。本体サイズは約W141×D68.9×H8.9mm、重量は約149g。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応する。本体カラーはホワイトとブラック。また、ケイ・オプティコム専用カラーとしてピンクを用意する。
2015年10月28日ビッグローブは27日、同社提供のモバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」において、イオンが提供する格安スマートフォン「イオンスマホ」専用SIMの即日MNP店頭渡しを、全国のイオン213店舗で開始した。イオン店頭では、新規契約のみ(一部店舗除く)に対応していたが、同日から「BIGLOBE SIM」を採用しているイオンスマホへ他社からのMNPに即日対応する。これまでは、店頭でのMNP手続き完了から新たなSIMカードが手元に届くまでの2~3日程度、端末を使用できない期間があったが、即日対応により、MNPの契約を申し込んだ当日にSIMカードを持ち帰りそのまま端末を使用できるようになる。なお、MNP申し込みをするには、現在利用中のキャリアが発行するMNP予約番号が必要。
2015年10月27日●安価でも機能満載日本エイサーは21日、SIMロックフリー端末「Acer Liquid Z530」を発表した。高機能カメラ、ハイレゾ対応、PC連携などが製品の特徴となっている。同日より予約受付を開始し、11月13日に発売する。想定売価は税別25,000円前後。本稿では、都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○日本市場に本格参入!説明会の冒頭、日本エイサーのボブ・セン代表取締役社長が登壇して挨拶した。今年の1月、日本市場向けに初めてSIMロックフリー端末を提供したエイサー。同端末の発売以来、利用者からたくさんのフィードバックを得たという。それらの課題をひとつひとつクリアして、新製品の開発に活かした。ボブ・セン社長は「これから日本市場に本格的に参入する。今日は、その宣言をさせていただければ」と力強く話した。続いてAcer本社のスマートプロダクトビジネスグループプレジデントであるS.T.Liew氏が登壇。事業戦略について紹介した。エイサーではPC、スマートフォン、タブレットなど様々なスマートデバイスを開発しているが、今後はそれらの機器を“いかににシームレスにつなげていくか”を課題に掲げる。今回の新製品Acer Liquid Z530には、PCの画面とシンクロできる機能「AcerEXTEND」を標準搭載した(機能の詳細は後述を参照)。S.T.Liew氏が所属するスマートプロダクト部門は3年前に発足。これまで西ヨーロッパ、中南米、東南アジアで展開してきたが、いよいよ日本でも本格的に事業を展開する。同氏は「最適なタイミングで参入でき、とてもワクワクしている」と話した。●「Acer Liquid Z530」の概要○カメラ、ハイレゾ、PC連携が特徴続いて、日本エイサーのプロダクトマネージャーである宇佐美慶基(よしき)氏が登壇。製品の詳細を説明した。Acer Liquid Z530は、5インチIPSカラー液晶(720×1,280ドット)を搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン。OSはAndroid 5.1を採用している。クアッドコアCPUを搭載、高音質の音楽再生ができるハイレゾ、およびDTS Studio Soundに対応している。フロント・リアともに800万画素のCMOSカメラを搭載。広角レンズにより大人数でのセルフィーが簡単に行えるほか、「正面カメラ」「裏カメラ」「セルフィーチーズ」など、声に反応してシャッターを切ることもできる。UIに関しては、子どもや年配ユーザーの利用に配慮した「Easy Mode」「Basic Mode」を用意している。そのほか、Windows 7/8/10を搭載したPC(エイサー製品でなくても可)とシームレスに連携できる「AcerEXTEND」を搭載。スマホの画面をミラーリングできるほか、スマホで撮影した写真をPCに取り込んだり、ウェブや文章を共有したり、ドラッグ&ドロップでファイルをコピーしたり、といった操作が行える。PC上でスマホを操作することも可能。宇佐美氏は「面倒なスマートフォンでのタイピング、PCとスマートフォンのデータの同期などをスムーズにする機能。ビジネスでは、プレゼンテーションに利用できる」と説明した。ハイレゾ対応について、宇佐美氏は「アーティストの息遣いや空気感まで感じられる」と紹介。立体感のある3Dサウンドや重低音を実現するDTS Studio Sound技術を搭載するなど、音に対するこだわりも高い。宇佐美氏は「Liquid Z530は、“Fun for everyone”をコンセプトにして作り込んだ。若い方にもお年寄りの方にも、楽しんでいただきたい」とアピールしている。●でも販路は未定○MVNOでの取り扱いは?質疑応答において、記者からMVNOでの取り扱いについて聞かれた宇佐美氏は「エイサーとして何ができるか、前向きに考えている」と回答。Liquid Z530の販路については、現時点では未定とのこと。また、Liquid Z530のパンフレットに“ハイレゾ音源を楽しむには、DAC(社外製品)が必要”との既述があることに関して、宇佐美氏は「DACをつけるとノイズを消せる。つけることによって、さらにより良い音を提供できるという認識」と説明している。ゲームのプレイに特化したスマートフォン、タブレットであるプレデターブランドを日本で展開する予定について聞かれると、S.T. Liew氏は「日本市場での関心の高さを感じている。今後、注力していくセグメントだが、現時点ではどの製品を投入するかまだ決定していない」と回答した。
2015年10月21日ゲオは、同社が運営するモバイル専門店「ゲオモバイル」の6店舗で、訪日外国人向けプリペイドSIMカード「Japan Travel SIM」を24日より発売する。価格は税別3,000円。「Japan Travel SIM」は、データ通信容量1GBのプリペイド型SIMカード。通信期限は初回通信日から30日間となる。ブラステルと提携しており、パッケージには、国際電話プリペイドカード「ブラステルカード」が同梱。「ブラステルカード」に入金することで「Japan Travel SIM」へのデータ通信のチャージが可能となっている。「Japan Travel SIM」販売店舗は以下の通り。ゲオモバイル札幌狸小路4丁目店(北海道札幌市)ゲオモバイル渋谷センター街店(東京都渋谷区)ゲオモバイルアキバ店(東京都千代田区)ゲオモバイル名古屋大須新天地通店(愛知県名古屋市)ゲオモバイル名古屋大須万松寺通店(愛知県名古屋市)ゲオモバイル京都新京極店(京都府京都市)
2015年10月21日MMD研究所は20日、15歳以上の男女6128人を対象に実施した「2015年10月携帯端末購入に関する定点調査」の結果を公表した。調査結果では、格安SIMの利用者は3.9%にとどまった。メインで利用している携帯電話端末のキャリアを調べたところ、トップはdocomoで38.9%、auが32.7%、SoftBankが21.4%となり、格安SIM各社は3.9%にとどまった。2014年10月の調査では、格安SIMの利用が1.6%だったことから、1年を経て、徐々に格安SIMの利用が広がっていることがわかるが、"普及した"と言えるのはまだまだ先のこととなりそうだ。また、スマートフォンでの格安SIM利用者を対象に、格安SIMを挿しているスマートフォンの入手経路について聞いたところ、「SIMフリーのスマートフォンを新品で個別に購入」が最多で34.6%だった。次いで「格安SIMとセット販売で購入」が22.1%、「以前から使っていたAndroidスマートフォン」が16.1%という結果となった。
2015年10月20日ビックカメラは、ビックカメラとコジマ、ソフマップの計150店舗において、UPQのSIMロックフリースマートフォン「UPQ Phone A01」を10月8日から販売する。インターネット通販サイト「ビックカメラ.com」での注文受付は6日から開始。価格は税別14,500円だ。UPQ Phone A01は、スタートアップ家電メーカーであるUPQが8月に発表した4.5型のスマートフォン。Android 5.1を搭載し、対応バンドはLTEがバンド1、3、19、28。Bluetooth 4.0にも対応している。このたび、ビックカメラ36店舗、コジマ102店舗、ソフマップ12店舗と、インターネット通販サイトであるビックカメラ.com、コジマネット、ソフマップ・ドットコムにおいて、UPQ Phone A01を店頭独占販売することが決定。10月8日から販売し、インターネット通販サイトでは6日から注文予約を受け付けている。さらに、東京都新宿区にある「ビックロ」では、UPQ全アイテムの展示・販売を行う。期間限定のUPQ特設コーナーも展開する予定だ。
2015年10月06日富士通は6日、Android 5.1を搭載したSIMフリースマートフォン「arrows M02」をMVNO向けに順次提供すると発表した。3日間の電池持ちを実現し、場所を問わずに音声通話での聞きやすさや、文字入力のしやすさなど、使いやすさにポイントを置いた端末となる。arrows M02は5インチサイズのAndroidスマートフォン。色再現性と高いコントラスト比を備えた有機ELディスプレイを搭載し、同社独自の「スーパークリアモード」により、周囲の環境に合わせて輝度とコントラストを自動調整、これにより場所を問わずに画面を明瞭に見ることができるという。また、同社独自の省電力技術により、バッテリーライフは3日以上を実現した。通話のしやすさを向上させる2つの機能も搭載。出先などで騒音が気になる場所でも通話相手の声が聞き取りやすくなる「スーパーはっきりボイス4」や、2つのマイクで周囲の騒音を検知して自動的に雑音を抑え、クリアな音声での会話を可能にする「スーパーダブルマイク」を備える。文字入力では日本語入力システムの「Super ATOK ULTIAS」により、文脈に合わせて適切な言葉を表示しアシストする。このほか、おサイフケータイ、IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応。ディスプレイ周囲にわずかなフチをつくり、ディスプレイを割れにくくするなど細かな配慮もなされている。
2015年10月06日プラスワン・マーケティングは、同社提供のMVNOサービス「FREETEL SIM」において、iPhone/iPad専用SIM「FREETEL SIM for iPhone/iPad」を9日に発売する。月額利用料金は、使った通信量によって異なり、データ専用であれば月額税別(以下同)299円から、SMS付きであれば月額439円から、音声通話付きであれば月額999円から。「FREETEL SIM for iPhone/iPad」は、iPhone/iPad専用のSIMカード。App Storeでアプリをダウンロードする際や、検索する際の通信料が無料となる。なお、iOSのダウンロード、Apple Musicの利用、iTunesからの音楽・ビデオのダウンロードは対象にならず、有料となっている。利用料金は、当月に利用した通信量によって決定する「使った分だけ安心プラン」が適用される。例えば5GBの利用であれば、データ専用の場合月額1,520円、SMS付きの場合月額1,660円、音声通話付きの場合月額2,220円。通話料は、30秒あたり20円。また、初期手数料が別途3,000円必要となる。対応端末は、NTTドコモ版およびSIMフリーのiPhone/iPad。
2015年10月02日ソフトバンクは、今年の5月以降に発売されたY!mobile製品のSIMロック解除に対応すると発表した。対象機種の購入日から181日目以降に可能となる。SIMロック解除の対象機種は、今年の5月以降に発売された機種とアナウンスされているが、9月28日に発表したモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 502HW」(ファーウェイ製)が最初の対象機種となる。解除は、My Y!mobileもしくは、ワイモバイルショップで受け付ける。なお、ワイモバイルショップで手続きする場合には解除手数料として3,000円が必要となっている。解約済み製品については、手続き可能期間が解約後90日以内と限られており、契約者本人でないと手続きできない。そのほか、ネットワーク利用制限がかけられている製品は解除できない。また、対象の製品に故障や水濡れがある場合は、故障修理が完了してからの手続きとなる。
2015年09月29日CDGが運営するエヴァンゲリオンスマートフォン開発委員会は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をモチーフにしたSIMフリースマートフォン「エヴァンゲリオンスマートフォン」について、11月初旬より予約受付を開始し、価格は税別78,000円であると発表した。「エヴァンゲリオンスマートフォン」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ放送20週年を記念したSIMフリースマートフォン。今年7月、開発中であることが同社より発表されたが、詳細についてはアナウンスされていなかった。今回は、価格が税別78,000円であること、予約受付の開始時期が11月初旬であること、OSがAndroidに確定したこと、NTTドコモの通信網に対応していることが明らかになった。また、メーカーも決定したというが、こちらは後日発表するという。今後も特設サイト上で募集した限定3万人の開発サポーターによるアンケート結果を参考に開発を進めていくとしている。
2015年09月29日●SIMフリーのメリットは?前回まではキャリアから販売されているモバイルルーターを紹介してきたが、世の中にはどのキャリアでも利用できる、SIMフリーのモバイルルーターも販売されている。今回はSIMフリーモバイルルーターの特徴とおすすめ機種について紹介しよう。○SIMフリーのモバイルルーターとはもともと国内ではキャリアから販売されるモバイルルーターが中心だったが、海外では現地のSIMに入れ替えられないため、レンタルのモバイルルーターを借りて使う人が多かった。レンタルも便利だが、普段使っているルーターがそのまま持ち出せればもっと便利だし、現地のSIMを使ったほうが通信料も安い。日本でもMVNOキャリアが徐々に増え、キャリア以外の選択肢が増えてきたこともあり、モバイルルーターでもSIMを自由に入れ替えられるSIMフリーの端末が販売されるようになってきたという経緯がある。海外での利用を前提とした使い方が主のように見えるが、もちろん、国内でMVNOのSIMと組み合わせて使うのにも利用できる。この場合は型落ちの安くなったルーターと安価なデータ専用プランを組み合わせてコストパフォーマンスを追求するといった使い方もアリだ。現在販売されているSIMフリーのルーターは、主に3G(W-CDMA)とLTEが使えるものが中心で、WiMAXやAGXPなどの通信方式には対応していない。古い端末では75Mbpsにしか対応していない場合もあるので、サポートしている速度やWi-Fiの規格については注意したい。●最強ルーター「MR04LN」○“最強”一択!SIMフリーのモバイルルーターはキャリアのモバイルルーターと比べても、さほど数は多くない。基本的には多くのバンドと通信方式に対応したものが、長く使えるため、おすすめだ。現在販売されている機種のなかで「最強」と謳われているのが、NECの「Aterm MR04LN」だ。最強の理由は、WAN側がLTE-Advanced(Cat.6)対応で下り300Mbpsの通信が可能である点と、LAN(Wi-Fi側)がIEEE 802.11ac対応で、しかも2×2 MIMOの867Mbps通信が可能である点。WANもLANも現行のモバイルルーターでは最高の規格をサポートしているわけだ。LTE-Advancedの300Mbpsは先日NTTドコモが11月に開始すると発表したばかりだが、規格的にはそれと同じものなので、おそらくMR04LNでもファームウェア更新などで使えるようになるはず。9月25日からの、iPhone 6sのみを対象としているという262.5Mbps通信についてはどうなるか不明だが、技術的に対応可能だとしても1~2カ月のみの対応になるので、11月を待って300Mbpsまで飛ばしてしまうかもしれない。さらに対応するLTEバンド数が非常に多く、日本の3大キャリアが保有する帯域のほとんどをカバーしている(すべての帯域ではない)。実際、ドコモとソフトバンクのSIMはメーカーが公式にサポートしており、明言されていないauのSIMも、使ってみるとちゃんと通信できる(ただし、ユーザーの自己責任という形で)。唯一利用できないのはau回線も利用可能なUQコミュニケーションズのWiMAX 2+用のSIMで、これだけは認識しないが、それを除けばMVNOを含めてほぼ全てのSIMに対応している。●デュアルSIMスロットも搭載○至れり尽くせりの「MR04LN」前述したポイント以外にも「MR04LN」は強みを持っている。デュアルSIMスロットを装備しているのもそのひとつだ。SIMはソフト的に切り替えられるので、スロット1に国内向けのSIMを、スロット2に海外で購入した現地向けのSIMを挿して、切り替えつつ利用できるというわけ。普通にSIMを挿し替えるのでは、使わないほうのSIMを紛失してしまう恐れがあるが、挿したままにしておけばその心配はない。以前の記事でモバイルルーターに求められる要件をリストアップしたが、そのほぼ全てを網羅している点も“最強”の名にふさわしい。とにかく至れり尽くせりの「なんでもあり」モデルなので、ほとんどの需要はこの1台で完結してしまうはずだ。強いて弱点を挙げれば価格がやや高め(実売価格で2万円代半ば)なことだが、サポートする規格のことを考慮しても、かなり長く使えそうなことから、割高とはいえないだろう。SIMフリーのルーターには、このほかにも大容量バッテリーを内蔵しているモデルなどがあるが、迷ったらこの1台にしておけば間違いがない。これ以外の機種を選ぶ場合は、通信速度よりも導入コストなどを優先したい場合と考えておけばいいだろう。
2015年09月27日NTTコミュニケーションズは、訪日外国人向けにSIMカードの自動販売機を中部国際空港に設置する。29日から利用可能。SIMカードの自動販売機は、中部国際空港 国際線到着ロビーに設置される。自動販売機では、期間型プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」を販売。7日間利用のタイプ(1日の利用容量100MB)が税別3,450円、14日間利用のタイプ(1日の利用容量100MB)が税別4,950円。このほか、SIMフリー不マートフォン、モバイルルーター、ACチャージャーなども販売する予定。自販機はタッチパネルが搭載され、英語、中国語による商品説明を確認しながら購入することができる。SIMカードの開通手続きでは、パスポートスキャンによる本人確認を行う。決済はクレジットカードのみ。
2015年09月25日DMM.com提供のMVNOサービス「DMM mobile」が9月30日より、データSIM 1GB/5GB/10GBの3プランの値下げを実施する。現在の契約者は10月分の請求から新料金が適用される。料金改定により、1GBデータSIMプランは月額630円から同590円に、5GBプランは同1,270円から1,210円に、10GBプランは2,250円から2,190円に変更される。DMM mobileは他社が同等のプランで料金の安いプランを提供する場合、他社よりもさらに安い料金でサービス提供をすることに挑戦すると表明しており、今回も一部プランの値下げを実行する。
2015年09月25日UPQは9月25日、SIMフリーAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01」の初期出荷分にて、技術基準適合認定の表記に誤りがあったと発表した。同社は該当製品を回収し、正しい表記に修正して返送する措置をとる。「UPQ Phone A01」は、8月28日に発売した4G LTE対応SIMフリー4.5インチAndroidスマートフォン。今回、技術基準適合認定の認証が未発行であり、製品本体に添付した技術基準適合認定ラベルの記載にも誤記が発見されたため、製品の回収を行なう。正しいラベル表記がなされていないと適合表示無線設備にならず、電波法上も使用できないという。対象製品は「UPQ Phone A01」のうち、本体内部のラベル番号が、四角で囲まれた「T」の後に「D」で始まるもの。「UPQ Phone A01」はオンラインストア「DMM.make STORE」で販売されており、対象製品を所持するユーザーには、DMM.make STOREから返送キットが送られる。ユーザーはDMMサポートセンターへ着払いで製品を送付すると、正しいラベルに修正した製品がユーザーへ返送される。UPQでは、ユーザーに費用を負担させることはないとする。■関連記事【お詫びと訂正】UPQの発表をもとに当初「術基準適合認定は取得」と記載していましたが、UPQより認証が未発行だった旨の追加発表があったため、一部記述を変更致しました。
2015年09月25日今日、訪日外国人の増加が要因としてホテル稼働率は上昇、特に都市部や人気観光地では客室料金が高騰している。そこで、少しでも安くお得にホテルを利用するために、格安ホテルの選び方や安く泊まる方法を考えてみよう。○ホテル予約サイトにも特徴ありまず、ホテルへ直接予約するよりも総合ホテル予約サイトを利用した方が、格安にかつ手軽に予約できるというはよく知られている方法だ。予約サイトを運営する会社は、実際の店舗で販売をするリアルエージェントに対しOTA(オンライン トラベル エージェント)と呼ばれている。OTAも旅行会社であり、ホテルから客室を卸してもらっている。ホテル側からすると、OTAへは一般的に通常よりも安く提供することになるが、宣伝力も営業力も限られるホテル側としては、手間や経費を勘案し周知性の高いOTAへ卸すメリットは大きい。OTAも様々で、有名サイトもあればマイナーサイトもある。最近は特定のカテゴリーに特化したサイトも多い。利用者の口コミをチェックできたり、宿泊実績に応じてポイントが貯まるのもこうした予約サイトの魅力だ。以下、主な国内ホテル予約サイトの特徴をまとめてみた。楽天トラベル提携ホテル数の多さが特徴。国内旅行取扱額はトップクラス。ホテル利用者からの口コミ評価の多さも人気。じゃらん楽天トラベルと並ぶ人気のサイト。1泊2食付きの温泉旅館などにも強い。ホテル検索の条件(こだわり)設定の詳細さも人気。一休.com高級ホテル、高級旅館に特化した予約サイト。高級ホテルがお得に利用できる一休限定のプランなども人気。○ホテル公式サイトが最安!?「OTAの方がホテルよりも格安」と言ったものの、最近はそうではないケースも増えている。人気のOTAだが、成約すれば当然ホテルは手数料を支払う。会社によって異なるが、平均して約10%の成約手数料を支払っている。各社しのぎを削るホテル業界において、この手数料負担が重荷になっているとも言われ、よって、ホテル自社サイトでOTAよりも安く販売するホテルも登場しているのだ。「最安値宣言」「ベストレート保証」と検索してみれば、多くのホテルがヒットするだろう。筆者はホテル予約の際に、まず施設数の多い楽天トラベルで空室と料金を確認、じゃらんや一休で比較し、最後にホテル公式サイトをチェックするというスタイルをとることが多い。また、OTA間で料金差があるケースは多く、「トラベルコちゃん」のようなOTA比較サイトも参考になる。○売れ残りを狙え!そして、ホテルの客室は"生もの"ということにも着目したい。その日に売り切らなければ商品ではないただの部屋。スーパーのお総菜や生鮮食料品が、閉店時間が近づくにつれ値下げされていくのはよく見る光景だが、実はホテルの客室も同様だ。売れ残りのないよう安くしても売りたいのはホテルの本音。もちろん、ホテルのイメージもあるので通常は多少の値下げだが、それでも極端なディスカウントも時々目にする。稼働率に余裕があるシーズンに、当日限定プランや20時以降チェックインプランなど、宿泊日の直前に予約サイトを見てみると意外な掘り出し物が見つかるかもしれない。また、稼働が高く当日の午前中まで満室でも、午後や夜になるとキャンセルなどで空室が出ることもあるので要チェック。ただし、稼働率が高いシーズンはディスカウントされる可能性は低い。○ホテル宿泊は日・月曜日に旅のスケジュールで日程が自由にならない、ということはあるだろうが、多少自由になるのであればホテル宿泊は日曜日と月曜日がオススメだ。土曜日は予約が殺到しても、日曜日は空いているのがホテルの常識。また、週初めの月曜日は出張族の動きも鈍いので競争率は低くなる。いずれも稼働率が低ければ当然料金も下がる。また、都市部のホテルよりも郊外や地方のホテル、さらにリゾートホテルはその傾向が顕著だ。多くのホテルで料金は変動制。日々リアルタイムで料金は変わる。飛行機などの交通機関は早い予約がお得というのは旅行では常識だろうが、ホテルに関しては意外に直前予約がお得というケースもある。予約方法が多様化する中、それぞれの特徴を見極めて旅にスタイルに合ったお得な予約方法をぜひ見つけていただきたい。○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2015年09月17日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダーhi-hoは9月16日、新サービス「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith MR04」を10月1日より提供すると発表した。同サービスは、hi-hoが提供するモバイルデータ通信サービス「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート」とNECプラットフォームズ製SIMフリールータ「Aterm MR04LN」を組み合わせたもの。hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with MR04は、下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsの通信(低速通信時は最大200kbps)に対応したmicroSIMとAterm MR04LNを利用してデータ通信が行える。月額利用料は1,830円で、最低利用期間は2年。以降は933円月額利用料で運用できる。バンドルチャージは毎月3GB付与される。Aterm MR04LNは、LTE-AdvancedおよびIEEE802.11acに対応したSIMロックフリーのモバイルルータ。デュアルSIMスロットを搭載するほか、LTE国際ローミング(クラス5)に対応。国内だけでなく、海外でも利用できる。寸法・重量は約63(W)×111(D)×11(H)mm・約111gで、タッチパネル式ディスプレイを搭載。バッテリー容量は2,300mAh。Wi-Fi対応機器の同時接続台数は最大16台。
2015年09月16日ASUS JAPANは、SIMフリースマートフォン「ZenFone」シリーズの新機種となる「ZenFone Selfie(ZD551KL)」を9月18日より発売する。1300万画素のカメラを背面、前面に搭載し、自撮りに特化した機能を備えたのが特徴。予約受付は本日16日より開始した。ASUSオンラインショップでの販売価格は税込み40,824円。「ZenFone Selfie(ZD551KL)」は5.5インチサイズのAndoridスマートフォン。背面・前面に高画素カメラを配し、瞬時に焦点を合わせるレーザーオートフォーカス、白写りを抑え自然な肌色に自動調整するデュアルカラーLEDフラッシュ、17種類の撮影モードを搭載する。自撮りを重視する人向けのSIMフリースマートフォンとなる。また、使いやすさに配慮した独自のユーザーインターフェイスASUS ZenUIも搭載。画面を2度タップするだけでスリープ状態からオン/オフができ、スリープ状態のスクリーンに「S」と書くだけでインカメラ、「C」でアウトカメラなど、利用頻度の高いアプリを瞬時に起動できる「ZenMotion」も備えている。主なスペックは以下のとおり。ディスプレイは5.5インチワイトTFTカラータッチスクリーン IPS液晶、コーニングのGorilla Glass 4が使われている。解像度は1920×1080ドットのフルHD。OSはAndroid 5.0.2。CPUはオクタコアのSnapdragon 615で、動作周波数は1.5GHz+1.0GHz。メモリは2GB。ストレージは16GBだが、永久無料のASUS WebStorageサービスが5GB、2年間無料のGoogleドライブが100GB利用可能。外部ストレージとして、microSDXC、microSDHC、microSDカードに対応する。通信面では、無線LANがIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応。Bluetoothはバージョン4.0。通信方式はLTE、W-CDMA(HSPA+)、GSM/EDGEに対応。対応周波数はLTEが2100(1)/1,900(2)/1,800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1,700(9)/800(18)/800(19)/700(28)MHz。W-CDMA(HSPA+)が2100(1)/1900(2)/850(5)/800(6)/900(8)/800(19)MHz。GSM/EDGEが850/900/1800/1900MHz。SIMスロットはデュアルSIMで、microSIMスロットが利用可能。連続通話時間は3Gで約1386分、連続待受は3Gで約405時間、LTEで約255時間、。サイズ/重量は、高さ約156.5mm×幅約77.2.mm×奥行き約3.9mm~10.8mm/約170g。カラーはアクアブルー、ホワイト、ピンクの3色。
2015年09月16日