今年で12回目を迎える国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」(以下、SSFF & ASIA)が6月10日(木)に開幕し、東京・表参道の表参道ヒルズ スペースオーにてオープニング・イベントが開催された。「話題賞」、「特別賞」をそれぞれ受賞した韓国人女優ク・ヘソン、俳優の沢村一樹も来場し映画祭の幕開けを盛り上げた。審査員や各部門の紹介に続き、話題賞の授賞式が行われ、俳優の阿部力がプレゼンターで登場。話題賞は、韓国版「花より男子」のクム・ジャンディ(=牧野つくし)役で話題のク・ヘソンが、初めてメガホンを握ったショートフィルム「愉快なお手伝い」で受賞し、ヘソンが登場すると大きな拍手がわき起こった。阿部さんは日本版の「花より男子」で美作あきら役を演じており、“花男”つながりに「不思議な感じですね。最初に台湾で(『花より男子』が)映像化されたとき、僕は台湾にいてリアルタイムで見てました。まさかその後、自分が出ることになるとは思わなかったけ。今度はこうして(韓国版の)つくしと一緒にこの場にいて…」と嬉しそう。ヘソンはそんな阿部さんを「ハンサムですね。私自身、日本の『花より男子』のファンだったのでお会いできて嬉しいです」と笑顔で語った。また、今回の「愉快なお手伝い」についても「人間の矛盾を描きたかったのですが、この作品を作っている間は、本当に楽しく、素晴らしい時間でした」とふり返った。特別賞は、成海璃子主演で、「当たれば誰でも好きになる矢」を手に入れた弓道の天才少女の奮闘を描いた「パシュっとな!」で監督デビューを飾った沢村一樹に贈られた。沢村さんは登壇早々、「ヘソンさんは色白でキレイですね〜」とデレデレ。デビュー作については「僕が撮るということで、そっち(エロ映画)を期待されてる方もいるかもしれませんが、一応、R指定は外してあります(笑)!アクションが撮りたいと思っていたんですが、(テーマが)部活ということで最終的にラブストーリーになり、自分でも意外でした」と明かした。さらにトークは加速し、特別賞のプレゼンターを務めた美女たちを見やり「C、D…」と彼女たちの胸のサイズを推測。彼女たちで映画を撮るなら?との問いに「まあ、R-14くらいのものを…。成人しているかどうかも問題になりますし」と“エロ男爵”の名に恥じない奔放トークで会場を盛り上げた。また、「日韓観光振興プロジェクト」の一環として、韓国の名優で、同国最大の短編映画祭「アシアナ国際短編映画祭」の実行委員長を務めるアン・ソンギも来場。「SSFF & ASIAと共にショートフィルムを通して、映画の未来を担っていきたい」と力強く語った。SSFF & ASIA代表である俳優の別所哲也も韓国が誇る名優の言葉に強くうなづき「SSFF & ASIAは12歳ということで、まだまだ思春期。みなさんに育てていただく必要があります。世界に羽ばたく人材を育て、応援していければと思います」とメッセージを贈った。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待忽那汐里が新部門の審査員に!桃井かおり&サトエリ…審査員で見るショートショート日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント猫ひろし人生初のイケメン役にのぼせあがる「ハリウッドを目指す猫に」ショートショートで旅したくなる柏原収史×知念里奈『青春マンダラー!』予告編到着
2010年06月11日今年で12回目を迎える「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。まもなく開幕を迎えるが、新設のプログラムを含む各部門で上映される選りすぐりの作品と共に、映画祭を楽しむポイントとして見逃せないのが豪華な審査員の顔ぶれ!今年から新規に創設された「旅シヨーット!プロジェクト」では、ポッキーのCMや映画『半分の月がのぼる空』のヒロイン役で注目の忽那汐里が17歳にして審査員を務める。審査員の顔ぶれから見えてくる、映画祭の新たな魅力とは――?「旅シヨーット!プロジェクト」は観光庁との共同プロジェクトとして開始された企画で、“日本の旅”、“(全国各地を対象に)日本の魅力”をテーマにした作品が上映される。柏原収史、知念里奈を主演に迎え、沖縄を舞台にした作品『青春マンダラー!』など、すでに開幕前から注目を集めている作品も。審査員は、14歳までオーストラリアで育ったという忽那さんに、TVプロデューサーとして日米の文化の橋渡しをしてきたデーブ・スペクター、海外にも多くのファンを持つ行定勲監督の3人。“国際性”という意味でも興味深い人選となっており、彼らがどのようなジャッジを下すのか楽しみなところ。行定監督は、グランプリ作品や各オフィシャルコンペティション受賞作を決める公式審査員のメンバーにも選ばれているが、この公式審査員たちの顔ぶれもまた豪華!TVキャスターの草野仁に若手注目俳優、塩谷瞬、“大御所”桃井かおり、そして、「ラテンビート映画祭」のプロデューサーも務めるアルベルト・カレロ・ルゴの名も。彼らにより、グランプリを授与された作品は、本家アカデミー賞の短編部門のノミネートの対象作になるとあって責任は重大。この個性的な面々がどのような激論を戦わせ、どの作品に栄誉を与えるのか――?「ストップ!温暖化部門」はその名の通り、深刻化する地球温暖化に警鐘を鳴らす作品が集められるが、ここで審査員を務めるのは、俳優、そして映画監督としても高い実績を誇る奥田瑛ニに、昨年は『カムイ外伝』が話題を呼んだ崔洋一監督。そして、昨年から今年にかけて太宰治原作『斜陽』、『すべては海になる』と立て続けに映画主演を果たし、現在放送中のNHKドラマ「離婚同居」でも存在感を放つ女優の佐藤江梨子も審査員に名を連ねている。10日間ほどの短い会期中に、相当数のショートフィルムが上映される本映画祭。どの作品、どの部門を観ようかと迷ったら、審査員の顔ぶれで選んでみても面白いかも?ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント猫ひろし人生初のイケメン役にのぼせあがる「ハリウッドを目指す猫に」ショートショートで旅したくなる柏原収史×知念里奈『青春マンダラー!』予告編到着あなたも女優デビュー!ショートショート×美女暦「女優誕生プロジェクト」始動
2010年06月09日映画と食。映画とコスメ。映画とファッション。映画は様々なライフスタイルと深い関係を持っています。食やコスメやファッションなどに関わる仕事(取材)をしているときでも、映画とライフスタイルの密接な繋がりを発見することが多く、とても楽しいのです。最近なら、その典型的な例が、ジュリア・ロバーツ×「ランコム」。近頃、ランコムのマスカラ「ヴィルトゥーズ プレシャスセル」のTVCMにジュリアが登場していますよね。ここのところ、映画ではアグレッシブで陽気な女性を演じることが多かった彼女ですが、CMでは何とも優雅にミューズ・オーラをかもし出し、いい女度満点。かなりのレディぶりを見せてくれています。ジュリアとしては、ビューティブランドのミューズとなったのは今回が初めて。だからでしょうか、そのインパクトには凄まじいものがありますよね。元々、ほかのハリウッドセレブと違い、CM契約を結ぶことが珍しい彼女ですが、ランコムは特別だったよう。彼女自身が長年にわたり憧れていたブランドだったということで、相思相愛の幸せな関係が成立したというわけです。女優として、母として、そして、ひとりの女性として円熟しきったいまのジュリアの魅力、カリスマ性、栄光と輝きが我が家のテレビから、はみ出しそうな存在感を主張しています。これなら、ジュリアの最新主演作『食べて、祈って、恋をして』(9月17日公開)もかなり期待できそうです。ブランドと女優の幸せな関係としては、こちらも話題。1780年の創業以来、フランスを代表するジュエリーブランドとして、またナポレオン皇帝の公式ジュエラーとしてもその名声を轟かせた「ショーメ」×ソフィー・マルソー。そもそも、ソフィーが個人的にお気に入りだったことから、ショーメとの友好関係が始まったそう。各国でショップがオープンする際には、スペシャルゲストとして登場していましたが、2年前、ミューズになることを承諾。去る4月6日、ショーメ230周年を記念して開催された記者会見に登場したソフィーは、「その芸術性に惹かれていたの。ショーメの歴史の一部でいられることに誇りを感じるわ。ショーメはフランスを象徴するエレガントでデリケートなジュエリーを作り続けているジュエラー。身につけると、プリンセスになったような気分になれるわ。歴史の中で進化し、伝統を決して置き去りにしない。でも、歴史とリンクしながらも“今”を考えているブランドなのよ」とぞっこんの様子でした。宝石は、パーソナルなものだからこそこだわりたいという想いを持つソフィーとしては、ショーメは公私共に共感でき、信頼できるブランドであるようです。この日の会見では、ショーメを愛用したというブランドの初代ミューズ、ナポレオンの愛妻に捧げた新作ジュエリー「ジョセフィーヌ」を身につけて登場(何と総額900万以上とか!)。ショーメ・パリ社長の「彼女は現代のプリンセス」という言葉に相応しく、威厳と優雅さ、そして、可愛らしさも覗かせていました。いつまでも変わらない美しさの秘訣を聞かれて、「ショーメのおかげだわ」と答えるあたりも、良好な関係の表れでしょうか。こういったブランド×女優の関係とはちょっと違ったものでは、映画そのものに商品を登場させるプレイスメントというPR戦略も、最近はなかなか個性的になってきました。もともと、パーティに欠かせない飲み物として、セレブリティや映画と関係が深かったモエ・エ・シャンドンですが、今年は特に力を入れ、日本でもイベント「映画に乾杯!」を開催しています。以前ご紹介しましたが、スカーレット・ヨハンソンをミューズに迎えたことからもわかるとおり、映画とは切り離せない存在であることを印象づけているのです。最近では『NINE』の中で、グラマラスにそして印象的に、主演のダニエル・デイ=ルイスが、モエ・エ・シャンドンのシャンパンをあけるシーンが登場しました。ご覧になった方ならおわかりかと思いますが、あれでは終演後に、シャンパンを飲みたくなっちゃいますよね。こういった正攻法のプレイスメントとは別に、その映画のために、特別アイテムを創ってしまうという“ツワモノども”も登場しています。こうなると、よりコラボレーションの意味合いが強く感じられますよね。注目は、桐野夏生の同名小説を映画化した『東京島』。ここでは、エルメスのカレ(フランス語で“正方形”の意味を持つスカーフ)が重要な役割を持って登場。4月6日に行われた記者発表会で、その全容が明らかになりました。本編に登場しているカレは、2009年にエルメスが年間テーマとして掲げた“美しき逃避行”にあわせてすでにデザインされていた「世界は広い」。『東京島』のためにスペシャルカラーで染め上げ、“HERMES POUR TOKYOJIMA”の文字を加えた特別バージョンが制作されたのです。今回、エルメスは特別協力として『東京島』に参加しているのですが、実はエルメスが映画とコラボレーションを行うのはごく稀なことなのだそう。しかも、邦画では史上初。主演の木村多江は会見で、「憧れの遠い存在だったエルメスでしたが、役者もブランドも、ものづくりをするという意味では同じであり、互いに情熱を持って何かを作ることに向き合っていることが分かりました」とコラボによる幸せな収穫について打ち明けてくれました。全編を通して、カレが重要な存在として登場する映画『東京島』ですが、実はスカーフの重要性については、映画版オリジナルの設定。桐野夏生ファンとしても、興味津々です。『東京島』に“キャスティング”されたカレ「世界は広い」は、地図を一度解体して再構築されたデザイン。地図は地図でも、目的地に辿り着くことのできない地図。美しき逃避行を演出するための、いわば迷わせる地図というわけです。「なんだか人生に似ていますよね」と木村さん。「迷うからこそ、豊かで面白いという人生を凝縮したようなところがあって。映画にも人生を凝縮したようなところがありますよね」と締めくくりました。凝縮された人生を、エルメスと映画で楽しんでくださいというわけですか。お上手!そして、このコラボにはもうひとつおまけが。会場は、銀座のメゾンエルメスだったのですが、何と映画の記者会見が行われるのも初めてだったそう。素敵な異例づくしの『東京島』×エルメスのコラボ。しかも、“カレ「世界は広い」東京島スペシャルカラー”は、全国のエルメスブティックにて発売中。これも気になるところですね。今回ご紹介してきた例からもわかるように、映画とブランドの幸せな関係は、ますます発展してきています。これからも目が離せそうにありません。(text:June Makiguchi)■「ランコム」CM映像&メイキング映像はこちら:■「ショーメ」公式サイト:■映画とモエ・エ・シャンドンの関係についてはこちら:■『東京島』公式サイト:■関連作品:東京島 2010年夏、全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:目がヤバい…“女王”木村多江の変貌に注目!『東京島』4分間特別映像が到着窪塚洋介、質疑で珍回答「パッと思いつかないんでメールします」【シネマモード】アカデミー賞授賞式を見ているような『NINE』こんな気分にオススメ『NINE』を彩る7人の魅惑の女たちあなたに最も近いのは?ランキング大発表!『NINE』プレミアでセレブたちが美の競演!桃井かおり「出るものと思ってたのに」
2010年04月23日傑作ミュージカルを『SAYURI』、『シカゴ』のロブ・マーシャルが映画化した『NINE ナイン』。何と言っても見どころは、主人公の映画監督・グイドをそれぞれに愛してやまない7人の女たちの存在!妻に母に愛人に親友に…と立場も年齢もバラバラの7人の魅惑的な美女たちがスクリーンを彩る。この7人の女たちの中で、あなた自身に最も近いのは誰?映画公開前に読者を対象に実施したアンケートの結果を大発表!果たして1位に輝いたのは?まずは銅メダル、第3位。“親友”という立場でグイドを支える衣裳デザイナーのリリーが見事3位にランクイン!たしかに「自分と近い」という尺度で考えればまずまず納得の結果と言える?映画ではジュディ・デンチが演じているこちらのリリー。悩めるグイドを一番近くでじっくり見ているポジションとも言えそう。アンケートでは「“愛を求める”ってやってみたいけど、結局いつも“いい人”どまりなので、友人…」(30代・女性)、「意外とこの位置が居心地が良いんです」(20代・女性)といった声が。続いて銀メダルを手にしたのは…真心を捧げ、真っ直ぐにグイドを支える妻のルイザ。映画ではマリオン・コティヤールが演じたが、献身的に、一途に夫を愛する姿に共感した人は多いよう。とはいえ、アンケートの質問項目はあくまでも「自分に似ている人」。アンケートの答えを見てみると「30年連れ添った夫を初めて出会った頃と同じくらい、いまも変わらず愛おしいと思えるから」(50代・女性)、「1度好きになったらその人以外見えなくなる」(20代・女性)と“リアル”ルイザを実感している人もいれば「いつも、相手に尽くしてしまうタイプなので…」(30代・女性)、「あくまで受身型で自分から奪ったり出来ない…」(20代・女性)とややあきらめ気味(?)に語る人も。そして、圧倒的な得票数で見事、第1位に輝いたのは、グイドが作品を撮る上で欠かすことの出来ない“ミューズ”、女優のクラウディア。ニコール・キッドマン扮するこの女優のどの部分に、観客は「自分と似ている」要素を感じ取ったのか?まず第一に挙げられるのが、彼女の愛を求め続ける姿勢。「いくつになっても愛を求めてしまう!」、「いつでもいつまでも誰かに愛されていたい」といった答えが多く見受けられた。やはり恋愛体質は国境も立場も関係なし!といったところか。ほかには「プライドは高いけれど寂しがりやなところ」(30代・女性)とクラウディアの微妙な内面に踏み込んだ答えも。ちなみに4位から7位は以下の通り。4位はペネロペ・クルス演じる愛人のカルラ。「“愛人”だけに、一番愛されるため努力を必要とする」(20代・女性)、「待ち続ける」(30代・女性)と愛されたいと願いつつも“待ち”の姿勢の彼女に類似点を見出した人が多かったよう。5位は大御所、ソフィア・ローレン演じるグイドのママ。特に、実際に子供を持つ女性から多くの票が集まった模様。6位はグイドを誘うジャーナリストのステファニー。ケイト・ハドソンが演じているこちらの役に対し「しっかりしているようで実は愛を求めている」(20代・女性)など、仕事とプライベート面でのギャップを共通点に挙げる女性が多く見られた。そして第7位は歌姫ファーギー演じるセクシーな娼婦、サラギーナ。9歳のグイドに“愛について”教えてくれた存在だが、たしかにこのキャラクターに対し「自分に近い」と感じる人は多くないだろう。とはいえアンケートを見てみると「その人が本来持っているものを引き出すのが上手なタイプなので」(30代・女性)、「実は、一番不器用な女性なのでは?と思えるので」(20代・女性)といった深いコメントも!さて、あなたはどのタイプ?愛し方、愛され方は人それぞれ。映画で7人がそれぞれに愛を歌い、踊る姿を見て、自分にとって理想の“愛の形”を探してみては?『NINE ナイン』は3月19日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。『NINE ナイン』の女性の中で最もあなたに近いのは誰?1位:愛を求める女優・クラウディア(ニコール・キッドマン)2位:真心を捧げる妻・ルイザ(マリオン・コティヤール)3位:友情で支えるデザイナー・リリー(ジュディ・デンチ)4位:命がけで待つ愛人・カルラ(ペネロペ・クルス)5位:慈愛でつつむ優しい母・ママ(ソフィア・ローレン)6位:夜に誘うジャーナリスト・ステファニー(ケイト・ハドソン)7位:男を目覚めさせる娼婦・サラギーナ(ファーギー)「愛に生きるNINEの女たち」特集■関連作品:NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:『NINE』プレミアでセレブたちが美の競演!桃井かおり「出るものと思ってたのに」『NINE』の華麗なるミュージカルシーンを紹介!「iTunesカード」を10名様にプレゼントいよいよゴールイン間近?ペネロペ・クルスがウエディングドレス調達に乗り出す杉本彩、女豹ダンスでエロス全開好きな男性は「魂ごと奪いたい」【アカデミー賞】ファッションチェック!〜レッド&ブラック編〜
2010年03月18日傑作ミュージカルを映画化した『NINE ナイン』のジャパン・プレミアが3月17日(水)に都内で開催された。レッドカーペットには各界の著名人やミュージカル「ナイン」になじみの深い俳優・女優などが登場し、イベントに花を添えた。会場のレッドカーペット脇には、実際に劇中で使用された、女優陣の衣裳や高級ブランド「ショパール」の特注ジュエリーが展示され、カーペット脇に陣取った観客のため息を誘っていた。ゲストの一人、吉川ひなのは登場するやこの日のファッションのポイントを聞かれ「豪華な映画に合わせて大きなイヤリングがポイント。豪華なニセモノです(笑)」と語り、「女優陣が楽しみ!」とこれから鑑賞する映画への期待を口にした。数々のミュージカルに出演してきた女優の木の実ナナに付き添われ登場したのは、1983年初演のミュージカル「ナイン」で、映画ではダニエル・デイ=ルイスが演じている主人公のグイドを演じた俳優の細川俊之。役を受けた当時をふり返り「最初は誰がやるのかと思ってたら、僕に決まったと聞いてどうしようかと思いました」と懐かしそうにしみじみと語った。木の実さんは「ソフィア・ローレンが楽しみです」と笑顔を見せた。ピンクレディーとして一世を風靡したMIE(ミー)さんも、舞台版の「ナイン」に出演したことがあり、今回、ニコール・キッドマンが演じているクラウディアに扮した。「あんなに素敵な女優さんが、どんな風に演じているのか?楽しみです」と語った。女優の石原真理、タレントの山本モナなどがレッドカーペットを歩いたが、衣裳が話題の映画とあって、各人、凝った衣裳で登場し会場の歓声を浴びていた。女優陣のトリを務めたのは、本作の監督を務めるロブ・マーシャルがメガホンを握った『SAYURI』でハリウッド映画初出演を果たした桃井かおり。「実は、『SAYURI』を撮ってるときから『カオリ、次は踊るよ!』と言ってらしたので自分が出るものとばかり思ってました。もう完成したってことは出ないのね。帰ったらロブに電話して、今度、高いご飯でもごちそうしてもらおうかと思います」と桃井節でまくしたてた。『NINE ナイン』は3月19日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:『NINE』を彩る7人の魅惑の女たちあなたに最も近いのは?ランキング大発表!『NINE』の華麗なるミュージカルシーンを紹介!「iTunesカード」を10名様にプレゼントいよいよゴールイン間近?ペネロペ・クルスがウエディングドレス調達に乗り出す杉本彩、女豹ダンスでエロス全開好きな男性は「魂ごと奪いたい」【アカデミー賞】ファッションチェック!〜レッド&ブラック編〜
2010年03月18日スキンケアブランド「SK-II」の30周年記念記者発表会が1月26日(火)に都内で開催され、女優の桃井かおりに小雪、そしてオスカー女優でこの日のために来日したケイト・ブランシェットにカリーナ・ラウなど総勢10名の“SK-IIアンバサダー”が出席。小雪さんには報道陣から俳優の松山ケンイチとの交際についての質問が飛び、小雪さんは無言ながら笑顔を浮かべるひと幕も見られた。この日集まった10名は、桃井さん、小雪さん、ケイトにカリーナ、そして韓国の人気女優キム・ヒエ、香港のモデル・チチ、台湾で歌手、女優として活躍するリー・シンジェ、タイの著名なTV司会者のジーブ、同じくタイの司会者・クアン、そしてインドネシアの人気モデル、スーザン・バクティアと、各国で活躍する錚々たる顔ぶれ。赤いドレスを纏った彼女たちが一堂に会する図は壮観!ケイトは「私がSK-IIと出会ったのは最初の子供を妊娠していた9年前。当時、肌の状態が良くなかったのですが、SK-IIを使い始めると肌のトーンや感触が改善したことがすぐに分かりました」と笑顔で明かした。そして「これを使うことで、肌だけでなく自分に自信が持てるようになりました。自分を知ることができたように思います」と力強く語った。香港から駆けつけたカリーナも10年以上にわたって本商品を使用していることを明かし「いまとなっては私の生活に欠かせない一部になっています」と強調。小雪さんは「10年前に友人の家に遊びに行ったときに、SK-IIに出会いました。使い始めてから肌のバリア、そして肌自体が強くなったことを実感しました」とその効果を語った。さらに「肌がきれいだと、鏡を見て自信が湧いてくる。そこから前向きな人生を歩むきっかけになると思います」とうなずいた。桃井さんは、この錚々たる顔ぶれの中にあってもさすがの貫禄。SK-IIの効果について「疲れているときも、周囲にはそうは思われないので、やる気があるように受け取られるんですね(笑)。幸せそう、元気そうに見えるみたいで女優としてはいいことね」とユーモアたっぷりに答えた。そして、20年にわたって使用してきたSK-IIを「戦友」と形容し「『付いて来て!』という感じ。確実にオススメです」と呼びかけた。壇上からの退場間際には、芸能レポーターが小雪さんに駆け寄り「交際は順調ですか?」と質問。小雪さんは無言のまま笑顔を浮かべたがさて、その意味は…?華やかな雰囲気のままイベントは幕を閉じた。■関連作品:信さん■関連記事:小雪、石田卓也と20歳差の恋愛に挑戦『信さん』福岡で快調撮影中!
2010年01月27日去る10月17日、第22回東京国際映画祭が開幕したその日、同じ東京の六本木ヒルズの“TIFF movie cafe”で、あるチャリティ企画の発表会が行われました。「マーク ジェイコブス」×「ザ・クライメイト・プロジェクト」です。これは、世界中のセレブリティを顧客に持ち、ファッションのみならず最新カルチャーの発信者として注目を集めるデザイナー、マーク・ジェイコブスによるチャリティ企画。すでに、世界60か国以上で慈善活動を行ってきたブランド「マーク ジェコブス」が日本で行う初の本格的チャリティ活動なのです。中心となるのは、今秋のコレクションの中からマーク自ら厳選し、直筆で“With love, Marc Jacobs”などとスペシャルなサインを入れた10種のバッグ。入手希望者はブランドの公式ホームページで応募します。その後、ホームページ()で行われる抽選で選ばれたら、バッグの小売価格と同等の寄付金と引き換えにバッグを入手できるという仕組み。つまり、お店で購入するのと同じ金額で、マークのサイン入りスペシャル・バッグが入手できるというファン垂涎の企画でもあるのです。チャリティの収益金は、地球温暖化問題への啓蒙活動を行っている元米国副大統領のアル・ゴア氏が主宰する非営利団体「ザ・クライメイト・プロジェクト」に全額寄付。ここが、地球環境を考えるというTIFFの精神とリンクしているというわけです。発表会当日は、寺島しのぶ、池内博之両氏によるトークショーも開催。ともに、「映画祭も去年からカーペットがグリーンに。日本もやっと地球環境を考えるようになってきたのがいいですね。チャリティに協力することで、映画祭もさらに大きくなるのでは」と寺島さん。池内さんは、「バッグを通して一緒に地球環境を考えることができる。みんな、できることからやっていきましょう」と語りました。トークショー終了後も、桃井かおり、マリエらマークファンのセレブリティが続々会場入り。映画祭の興奮も加わって、“TIFF movie cafe”は夜遅くまで華やかな熱気に包まれていました。会場は入場無料だったので、もちろん一般のファンも出入り自由。その場にいた映画ファンは、セレブとともに極上のパーティ気分を味わったのではないでしょうか。さて、気になるバッグですが、10月17日(土)から25日(日)までの東京国際映画祭期間中は同映画祭メイン会場である六本木ヒルズ内の“TIFF movie cafe”に展示されていましたので、見かけた方もいるのでは?現在は場所を移し、11月16日(月)まで、大阪の「マーク ジェイコブス」心斎橋店にて展示中です。もちろん、公式サイトでもチェックできますので、お気に入りを見つけたら応募してみては。「マーク ジェイコブス」公式サイト:「ザ・クライメイト・プロジェクト」公式サイト:(text:June Makiguchi)
2009年11月09日アメリカのアカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009」が6月4日(木)に開幕を迎えた。会場の一つである表参道ヒルズでは同日、オープニングセレモニーと共に「話題賞」の授賞式が行われ、8月1日(土)公開のオムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編『フィッシュ・ボーン』で初メガホンを握った土屋アンナが受賞した。11年目を迎えた今年は、「ミュージックShort部門」を新設。国内および韓国から様々なミュージックビデオ作品を集めて上映されるが、このオープニングセレモニーでは韓国の俊才チャン・ジェヒョクの手による人気歌手チョ・ソンモのミュージックビデオで、大沢たかおとソ・ジソブが共演を果たした「Mr.Flower」などが上映され喝采を浴びた。そして、2003年に新設されて以来、椎名林檎、小雪、桃井かおりなど名だたる面々が受賞してきた「話題賞」に今年、輝いたのは短編映画『フィッシュ・ボーン』で監督デビューを果たした土屋アンナ。昨年『R246 STORY』の中の一編を監督し、同じく話題賞を受賞した元格闘家の須藤元気がプレゼンターとして登場し、トロフィーを手渡した。『フィッシュ・ボーン』は人間に支配された魚たちの姿をアニメーションで描いた作品。映画を意識して鮮やかな青いドレスで登場したアンナさんは「大人も子供も観ることができて、心に残るにはアニメがいいかな、と考えました。最近“エコ”を口にする人が多いけど、人間が生きているだけですでにエコではないので、『何かしなければ』ではなく『当たり前のことをしようよ』ということを出せたらと思いました。その一番(に大切なこと)は愛!」と作品に込めた思いを語った。須藤さんは「アンナさんの作品を観て、アニメもいいなぁと思いました。もう一回、監督をやりたいです」と触発された様子。アンナさんと須藤さんで一緒に何かを作ったら?という声にアンナさんは「私は性格悪いので大変ですよ」と自嘲気味に語ったが、須藤さんは「格闘家はみんなMなので大丈夫です」とニッコリ。アンナさんも「私もMです!」と初対面にもかかわらず、妙なところで意気投合した様子…。息子さんには映画は見せたのか?という質問にアンナさんは「まだですがこれから見せます!キャラクターだけ見せたんですが、何も言ってこなかったです」と苦笑い。最後にアンナさんは「短い人生だからこそ、普通にしていたい。当たり前のことが超ムズいので(笑)、それを長く続けることが大事」と作品の根底にある思いとともに映画をアピールした。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009は、6月10日(水)より、会場をラフォーレミュージアム原宿、ブリリアショートショートシアター(横浜)に移して14日(日)まで行われる。なお、映画祭の開催に合わせてPPV−DVDとして、2008年映画祭受賞作品大特集「SHORT SHORTS Limited Collection SILVER」(1,200円)、および昨年日本人で初のグランプリを受賞した鈴木勉監督の大特集「SHORT SHORTS Limited Collection PRO」(980円)の2枚のDVDが発売される。『フィッシュ・ボーン』は、オムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編として8月1日(土)より全国にて順次公開。「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2009」公式サイト■関連作品:R246 STORY 2008年8月23日より渋谷Q−AXシネマほか全国にて公開© 2008「R246 STORY」フィルムパートナーズ■関連記事:「女性ものの着物を着て、激しいアクションの中に美を」中村獅童『ICHI』を語る
2009年06月08日