5月3日(金)に全国で公開される映画、『バジーノイズ』。W主演のJO1川西拓実さんと桜田ひよりさんは、今回が初共演。お互いの第一印象や、自身の役に対する想いをインタビュー。出会いで変わっていく二人の心情に共感。音楽さえあれば何もいらないと孤独に生きる清澄を演じた川西拓実さんと、そんな彼が作る音楽に感動して、清澄を外の世界に連れ出す潮を演じた桜田ひよりさん。映画『バジーノイズ』では二人の運命的な出会いと成長、そして今の音楽界のリアルが描かれている。――最初に映画の話を聞いた時はどう思いましたか?川西:僕が映画の主演ですか!?という驚きはありましたが、清澄とはかなり似ている部分があると感じたので、演じたいという思いもありました。今は変わりましたが、僕も周りを遮断して生きていた時期があったんですよ。僕はJO1のメンバーに出会って変わったので、清澄とリンクするなと思いました。潮と出会って徐々に変わっていく清澄の変化の過程は細かく意識しましたし、清澄の“音楽があるから生きている”という危うさを丁寧に演じさせていただきました。桜田:私は純粋に嬉しさが強かったです。原作を読んで一番感情移入したのが潮ちゃんだったので、その潮ちゃんを演じられるというワクワクと、川西さん演じる清澄はどんな清澄だろうと想像しながら撮影を心待ちにしていました。潮ちゃんが窓ガラスを割って清澄の部屋に乱入するシーンは、原作を読んで絶対に自分もやりたい!と思ったくらいお気に入りです。この子についていったら何かが変わりそう、と思わせる表情を潮ちゃんがしていたので、私もそこは意識しました。――清澄と潮は出会ったことで運命が変わりましたが、お二人にはこれまで大きく運命が変わる何かとの出会いはありましたか?川西:JO1のメンバーに出会ったことですね。僕、めちゃくちゃきれい好きで、物が斜めに置かれていたらそっと直すくらいだったんですけど、その壁をJO1がぶち壊してくれました。今では、ちっちゃいことを気にしていても仕方ないなと思えるようになったので、清澄にとっての潮みたいに、メンバーが僕の頑なな心をこじ開けてくれたんだと思います(笑)。桜田:私は風間(太樹)監督との出会いです。それまでは自分の演技の中に不安定さを感じる部分があったんですけど、風間さんと出会って一緒に作品を作っていくうちに、一番自分が役にのめり込むことができる、自分らしい武器を見つけることができました。風間さんとは演技についていろいろお話しした中で、感性が似ていると気づいて。だから演出の指示なども納得できることが多いですし、監督自身もすごく居心地がいい方で、この人についていこうと思わせてくれる絶大な信頼感があります。川西:風間監督は身になるお話をたくさんしてくださいました。カットがかかると不安になって、監督に「今の大丈夫でしたか?」って聞いていたんですけど、「演技に正解はないから、演じる人はみんなそう思ってるんだよ。でも僕がオッケーしてるから大丈夫だよ」と言ってくれて、救われました。現場はすごく楽しかったですし、いい経験をさせていただいて、得るものも多かったです。撮影の合間に垣間見たギャップにほっこり。――今日の撮影も和気あいあいとした雰囲気でしたが、初めて会った時の印象はどうでしたか?桜田:川西さんは、お会いする前にグループで活動されているところをテレビなどで拝見して、キラキラした方という印象でしたが、実際にお会いしたらものすごーく人見知りで!何を話しても「そうですね」しか返事がなく…。風間監督と相談して私の人生初くらい頑張って自分から話しかけました。関西出身だからかノリはよくて、私がボケると次第に小声でツッコんでくださるようになって、今では見事なツッコミをしてくれるようになりました(笑)。川西:台本の読み合わせの日が初対面だったんですけど、ちょっと遠くに置いてあったお水を桜田さんが差し出してくれて、なんて気が利く人なんだ!と感動しました。現場ではとにかくプロフェッショナルでかっこいいなと思ってたんですけど、ある時、野菜スティックをフォークで刺そうとして「刺せない~!」ってジタバタしていて、年相応なところもあるんだってホッとしました(笑)。――今回の特集は「肌と髪」ということで、それぞれの肌と髪を何かに例えてみてください。川西:桜田さんの肌は、例えるならガラスですね。まさに透明肌。桜田:あれ、自分のことを話すんじゃなかったでしたっけ?川西:あっ、そうなの!?(照)桜田:でもその表現、素晴らしいのでお借りします(笑)。私は透明なガラス肌、だそうです。川西:僕の肌はゴムです。ほっぺがすごーく伸びるんですよ(と言って頬をつまんで伸ばす)。桜田:わ、すごい!普通、そこまで伸びないと思います!川西:弾力のある、伸びる肌です。桜田:そして私の髪は、パンダのような毛量です。とんでもなく多くていつも梳いてもらってます。川西:僕はハリネズミのような髪質です。って、桜田さんのパンダの例えに引っ張られた(笑)。『バジーノイズ』ミュージシャンからも絶賛されたむつき潤の『バジーノイズ』(ビッグコミックス)の映画化。ドラマ『silent』の風間太樹監督とスタッフが再集結し、ミュージックコンセプトデザインは藤井風のプロデュースで知られるYaffleが参加。5月3日(金)~全国公開。かわにし・たくみ1999年6月23日生まれ、兵庫県出身。2020年、JO1としてデビュー。JO1では持ち前のセンスで歌もラップもダンスもこなすオールラウンダーとして活躍中。’23年にはドラマ『クールドジ男子』で四季蒼真を演じた。トップス¥84,700パンツ¥68,200(共にOUR LEGACY/EDSTROM OFFICE TEL:03・6427・5901)ネックレス¥38,500右手のリング¥30,800(共にIVXLCDM)左手のリング¥17,000(MIRAH) 以上STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575ベルトはスタイリスト私物さくらだ・ひより2002年12月19日生まれ、千葉県出身。風間太樹監督が演出したドラマ『silent』で注目を集める。’23年に公開された映画『交換ウソ日記』で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。ブラウス¥10,450スカート¥13,200(共にMERCURYDUO ルミネエスト新宿店 TEL:03・5312・1550)パールベスト付きワンピース¥23,100(カロリナ グレイサー/ビームス公式オンラインショップ)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・恒川脩平(SIGNO)スタイリスト・岡本健太郎(川西さん)前田涼子(桜田さん)ヘア&メイク・奥野まこと(川西さん)池上 豪(NICOLASHKA/桜田さん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2024年05月08日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)のメイキング写真が、公開された。○■映画『バジーノイズ』メイキング写真公開今回公開されたのは、清澄を演じた川西、潮を演じた桜田、陸を演じた柳俊太郎の撮影中の姿を捉えたメイキング写真。撮影の合間、カメラにピースサインをおくる川西と桜田や、インスタントカメラで撮影し合う姿、海辺での撮影で笑い合う様子など撮影ですっかり打ち解けた姿が映し出されている。そして撮影の合間もベース演奏にはげむ柳の姿も見ることができる。最初は撮影現場でも人見知りをしていた川西だったが、桜田考案の“ドキドキクイズ”を通し、徐々に緊張が解けていったそうで、撮影が進むにつれて共演者とのコミュニケーションも活発に。撮影を共にすることも多かった柳も川西を「弟のよう」とかわいがっていた様子で、最終的には「川西さんはカメラの外では、むしろ突っ込み役でムードメイカーでした」という声もスタッフからあがっていた。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年05月07日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の入場者プレゼント情報が5日、わかった。○■舞台挨拶ノーカット映像を視聴できるQRコード付フォトカードを配布今回公開されたのは、入場者プレゼントの詳細。2週にわたり土日限定で配布され、11日・12日の第1弾は、完成披露試写会舞台挨拶ノーカット映像が視聴できるQRコード付「スマホサイズ特製フォトカード」。18日・19日の第2弾は、公開前夜祭舞台挨拶ノーカット映像が視聴できるQRコード付「直筆メッセージ付きメモリアルフォトカード」が配布される。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年05月05日女優の桜田ひよりが、2日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の特別前夜祭に川西拓実、井之脇海、柳俊太郎(※柳は旧字体)、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■桜田ひより、『バジーノイズ』特別前夜祭に登場イベントでは、『バジーノイズ』原作者であるむつき潤氏からの手紙が読まれることに。むつき氏も会場におり、川西と桜田が手を振る姿も見られた。むつき氏から「潮は物語の出発点であり推進力です。さらに雑音と福音を同時に清澄へもたらし、またマンガという媒体の影響が最も色濃いキャラクターでもあります。そんな潮を誰がどのように演じるんだろうと思っていました。マンガの主人公は清澄ですが、映画はW主演であること、そして何より桜田ひよりさんであること、完成した映画を観て、その両方に深く納得しました。マンガの潮が持つ魅力や担う役割はそのままに、映画『バジーノイズ』ならではの潮がそこにはいました。作者である僕自身、僕の知らなかった潮を知り、もっと潮を好きになりました。関西弁に苦労なさったと各所でお話しされているのをお見かけするたびに作者は胸が痛いのですが、映画の潮も関西弁と決めたのは監督なので、僕は悪くありません。でも本当に情緒豊かでキュートな潮でした。ありがとうございます」とメッセージが送られると、桜田は涙を隠すように後ろを向く。改めて目から大粒の涙を流しながら、「私、あまりこういうところで泣いたりしないんですけど……すごく心に響きました……潮ちゃんをやっていて、自分自身とても成長できる部分もありましたし、気付かされる部分もたくさんあったので、私の人生でとても大切な財産になりました」と声を震わせながら語った。すると、この姿を見た柳が自身の胸ポケットに入っていたハンカチを取り出し、「俺のじゃない、衣装さんのだけど……」と桜田に手渡し、笑いを誘う。その後も桜田がメイク直しのために一時降壇すると、川西が「写真撮らないで!」と体を張って守り、桜田が再登壇するまでの時間を男性陣がトークでつなぐなど見事な連携を見せていた。
2024年05月02日現代美術、なおかつ男性アーティストではほぼ見当たらないミシン刺繍による作品などを手がける青山悟。東京都目黒区出身・在住作家でもある彼の個展『青山悟刺繍少年フォーエバー』が6月9日(日)まで目黒区美術館で開催中だ。日本の美術館で初個展となる今回は、初期から新作まで約20年の作品を12章に分けて紹介。企画した山田真規子学芸員は、青山に個展を依頼したのは「作品の技術的な質の高さはもちろん、社会問題、歴史、哲学、教育などへの考え方も示し問題提起に厚みを持たせている」「地域と世界、両方への眼差しがある」からだと述べた。なお「刺繍少年」という展覧会タイトルは、50代の青山がジェンダーやエイジズム(年齢差別)の問題を暗示するねらいで付けたという。1973年生まれの青山は、1998年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジテキスタイルアート科を卒業、2001年シカゴ美術館付属美術大学大学院ファイバー&マテリアルスタディーズ科を修了。帰国後、目黒区内の駐車場や母校の校庭など、身近な風景やものをモチーフとして刺繍による絵画を制作していく。また、古今東西の名画を刺繍で制作する「About Painting」シリーズの展示では、横軸に「個人的―社会的」、縦軸に「ラディカル(急進的)―コンサバティブ(保守的)」という評価軸のチャートに作品を配列し、青山個人の視点による作品解説も付されている。セザンヌやマティスのほか、目黒区美術館所蔵品から山下新太郎、古茂田守介、青山の祖父で画家の青山龍水の作品も紹介。最初にアーティストになろうと思ったのは祖父の影響が大きいそうだ。「About Painting」展示風景さらに、資本主義、社会主義と労働問題をテーマとした作品は4つの章にわたって点在。19世紀末、英国でアーツ・アンド・クラフツ運動を主導した思想家・芸術家ウィリアム・モリスの手書きの文章を、コンピュータミシンが自動制御で縫う様子を撮影した映像とその成果物をインスタレーションした《The Lonely Labourer》(孤独な労働者)。針仕事する女性たちを描いた《SAVE HAND WORK, SAVE OLD MEDIA, SAVE HUMANITY》(手仕事を守ろう、古いメディアを守ろう、人間性を守ろう)。青山は工業用ミシンを、産業革命以降手仕事を奪ったものとして使用しているが、その工業用ミシンもまたAIなどテクノロジーの発達で失われつつある。「資本主義、社会主義と労働問題(1)」展示風景《SAVE HAND WORK, SAVE OLD MEDIA, SAVE HUMANITY》2019年また、刺繍といえば女性の仕事とされてきた歴史を、ジェンダーの観点からも問い直す。19世紀の女性たちに、テイラー・スウィフトなど21世紀のセレブリティのファッションを纏わせた《News from Nowhere》(ユートピア便り)。19世紀に行われた「労働の日」のパレードを描いたイラストをベースに、フラッグには2019年の社会問題を訴えるスローガン(トランプ政権やイギリスのEU離脱への支持・不支持、香港の民主化運動など)に書き換えた《News from Nowhere(Labour Day)》。人と機械の関係、働く喜びと搾取の違いなど、さまざまな視点が折り重なる。右:《News from Nowhere(Taylor)》2016年《News from Nowhere(Labour Day )》[ユートピア便り(レイバーデー)](壁面中央)ほか。手前は新作のインスタレーション「永遠なんてあるのでしょうか」展示風景《Come See What’s Real》2019-2021年一方、青森のこぎん刺しをリサーチし、津軽の無名の女性たちの存在を、刺子やモリス・デザインの柄として浮かび上がらせる《Light and Patterns》シリーズなど、名もなき刺繍家たちに捧げる作品も見られる。《Light and Patterns》1~32012年パンデミックで外出や人との接触が制限された折には、アーティストができることとしてあえて日常的に制作を続け、オンラインで販売するプロジェクト「Everyday Art Market」を行った。マスクやゴム手袋、消毒剤など、閉塞感にユーモアの風を吹かせるような作品たちだ。「Everyday Art Market」展示風景そんなコロナ禍を経た2023年3月、スタジオと同じ敷地内にあった町工場のドアの前にタバコの吸殻が落ちていた。工場の倒産。そんな吸殻をモチーフとしたほろ苦い作品もある。「消えゆくもの」が気になると、身の回りの変化にも足を止めることになる。内覧会で青山は「自分がアートを通じて人とつながろうとしていたことがわかりました」と挨拶した。とりわけ、目黒区立五本木小学校でのアウトリーチ授業「私たちの身近なところにいるモンスター」による大きなタペストリー《Good Night,Good Night,Our Town》などには、新しい世代との対話が感じられる。世界の問題に目を向けると同時に日常生活を大切にしたくなる。会期中、公開制作やトークなどもあるのでチェックして出かけよう。《Defeat the Common Sense Monster!(常識モンスターをやっつけろ!)》2024年「Map of the World 世界地図」展示風景《Forever Light Bulb》2024年取材・文・撮影:白坂由里<開催概要>『青山悟刺繍少年フォーエバー』2024年4月20日(土)~2024年6月9日(日)、目黒区美術館で開催公式サイト:
2024年05月01日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像「Trailer [Play with You edition]と「Trailer [Railway edition]」が30日、公開された。○■映画『バジーノイズ』新映像2種を一挙公開今回公開されたのは、清澄(川西拓実)と潮(桜田ひより)の絶妙な距離感を切り取った2シーン。「Trailer[Play with You edition]」は、初めて観客の前での演奏をやり遂げた清澄と潮が、海辺でキーボードとサンプラーを使って音楽を奏でる姿が写し出されている。心地よい風に包まれて音を鳴らし合う2人だったが、「いいライブやったなあ。また聞きたい」と笑顔で語りかける潮に、清澄はどこか不安げな様子を見せ、清澄の繊細な感情がうかがえるワンシーンとなっている。また、同時に解禁されたのは、夜の線路沿いを歩く清澄と潮を切り取った「Trailer [Railway edition]」。「今更誰かと関わる資格とかないねん」と、いままでの自分と他人の関わり方を振り返って心を閉ざそうとする清澄に、潮は「もう前向いてええと思う」と言葉をかけつつ「ウチは清澄と関わりたい」と清澄の心をこじ開けようとする。そんな潮の真っ直ぐさに、清澄は驚きながらも心を打たれ、窓ガラスをフライパンで叩き割ってはいった潮が、さらに清澄に⼀歩踏み込む瞬間を切り取っている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月30日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の場面写真が27日、公開された。○■清澄はINTP、潮はESFP4人の性格タイプを公開今回公開されたのは、清澄(川西拓実)・潮(桜田ひより)・航太郎(井之脇海)・陸(栁俊太郎)のキャラクター4人の性格タイプ、そしてそのタイプを感じることができる場面写真。今回、風間監督が清澄・潮・航太郎・陸の4人分の性格診断テスト「16Personalities」を実施。それぞれのキャラクターの性格タイプが明らかになった。マンションの管理人の仕事をしながら、ひとりで音楽を奏でる清澄は「論理学者(INTP)」。INTPは、自分の思考と向き合う時間を求めるタイプでありながら、その独創性と創作力から、周りからの注目を浴びることもあるそうで、ひとりで音楽を楽しんでいた清澄が、潮と出会うことで世界が広がっていく同作とリンクする結果となった。そんな清澄の世界を広げることになる潮は、「エンターテイナー(ESFP)」。⼀旦何かにワクワクすると夢中になり、他の皆ともその感覚を共有したいと思いはじめ、人々を巻き込んでいくのがものすごく得意、というエンターテイナーの分析通り、劇中でもSNSで清澄をバズらせるだけではなく、幼馴染の航太郎を清澄と引き合わせる。今回解禁された場面写真でも音楽にのって海で踊る、そんな“エンターテイナー”な一面をのぞかせている。一方、潮に“巻き込まれた”航太郎(井之脇海)は、理想主義でありながら思いやりがあり、そして友人や周りの人たちに良い影響をもたらすよう努力する「主人公(ENFJ)」という結果に。会社の仕事にやりがいを見出せない航太郎は、潮に巻き込まれたのにも関わらず、AZURのために奔走することになり、自分の信念のもと、行動していく姿が多くの人を惹きつける。そして、陸は「討論者(ENTP)」タイプ。頭の回転が速く、大胆な気質の持ち主で、迷わず現状に異議を唱えるタイプという分析通り、自分が所属していた「マザーズデイ」の方向性に疑問を持ちメンバーとぶつかるシーンも。頭を動かし、野心的に考えることが好きな討論者タイプの陸と清澄が音楽を通して共鳴していく。それぞれが異なる性格タイプでありながらも、清澄の音楽から混ざり合っていく4人。風間監督も「バンドを組んで仲間と生きていくのも素晴らしいし、一人でいることを選んでもいい。どちらの良さも消さない物語を、繊細に作り上げることが今の世代に響く」と話している。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月27日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像「Trailer [Traffic light edition]」が24日、公開された。○■映画『バジーノイズ』、新映像「Trailer [Traffic light edition]」公開今回公開されたのは、他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田)、レコード会社で働いていたところから潮に“巻き込まれた”航太郎(井之脇海)、清澄の音楽に惹き込まれ、ともにAZURとして活動していく陸(栁俊太郎)の3人の深夜の交差点でのワンシーンを収めた新映像。「メンヘラやなあー」と清澄への思いを口走る潮に、「そんなの言ったら俺もだわ」と返す陸、急に叫び出し、“かっこ悪い自分”との決別を誓う航太郎。「あいつに振り回されてるわな」「溺愛すぎててキモいわ」と、清澄への少し屈折した思いをそれぞれに言い合い、本音をぶつけあう姿が切り取られている。清澄の世界を広げてきた3人だったが、それぞれも清澄に惹きつけられ、自身の新しい感情に気付かされるシーンとなっている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月24日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像と場面写真が20日、公開された。○■主題歌「surge」の歌詞とリンクする新規映像「[In the Room edition]」他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田)が、マンションの管理人の仕事をする清澄(川西)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄はマンションの部屋を追い出されてしまい、そこからふたりの奇妙な共同生活がはじまる。今回公開された新規映像「[In the Room edition]」には、その共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンを収録。自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は「何弾けばいい?」と戸惑うが、潮が「なんでもええよ」と答えると、心地よさそうに音を鳴らす。主題歌「surge」の「不器用な視線が不自然に混ざるぼんやりと溶け合って感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。また、清澄と潮が真っ直ぐに見つめ合う姿が映し出されたカット、2人で同じ“海”を見つめる姿を捉えた場面写真も公開された。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月20日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する、青春音楽コミックの実写映画化『バジーノイズ』より、新規映像[In the Room edition]と場面写真が公開された。他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田さん)が、マンションの管理人・清澄(川西さん)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄がマンションを追い出され、ふたりの奇妙な共同生活が始まる本作。今回公開された[In the Room edition]では、共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンが切り取られている。ひとり自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は戸惑うも、「なんでもええよ」と潮が答えると、心地よさそうに音を鳴らし、主題歌「surge」の「不器用な視線が 不自然に混ざる ぼんやりと溶け合って 感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。場面写真でも、2人が真っ直ぐに見つめ合う姿や、同じ海を見つめる姿が公開。監督が最新の注意を払いながらこだわったという、いまっぽさを感じさせる2人の距離感の描き方にも注目だ。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月20日女優の桜田ひよりが、15日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の完成披露試写会に、川西拓実(JO1)、井之脇海、栁俊太郎(※「柳」の正式表記は旧漢字)、円井わん、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■桜田ひより、兵庫出身・川西拓実が関西弁指導を受けていたことを暴露淡いブルーのミニスカート姿で登場し、スラリと伸びた美脚で観客を魅了した桜田。作品がいよいよお披露目となることについて「撮影をしていたのは去年の夏なんですけど、一つひとつ撮っていたものが作品になって、皆さんの元に届けることができるってすごく素晴らしいこと。編集や撮影をいてくださったスタッフさんも少しホッとしているんじゃないかなと思っています」と語る。今作でセリフが全編関西弁だったという桜田は、役作りについて「台本いただいた時にセリフの音源データをいただいて、それで練習をしながら現場では方言指導の方を交えて撮影していきました」と話す。苦労したことを聞かれると「んん~~~全部?(笑)」と茶目っ気たっぷりに回答しつつ、「私は関東出身なので聞きなじみがない。実際に関西に住んでいらっしゃる方にとって違和感になって作品に集中できないということがいちばんの懸念点だった」と振り返り、「方言だけに意識を向けると、演技面がおろそかになってしまうので、そこのバランスを取るのが難しかったですね」と明かした。MCから「関西出身の川西さんから助け舟を出したりはありましたか?」と水を向けられた川西が「兵庫なので! もうすごい……僕の言葉があったから……!」と切り出す。しかし、それを遮るように桜田は「ないです、ないです! なんなら川西さんも方言指導を受けてました(笑)」と暴露。これには川西も「(東京に)染まっちゃったかな……(笑)」と言いつつ、「忘れてないですよ? 関西魂!」と観客に語り掛けていた。
2024年04月15日WOWOWとHBO Maxの日米共同制作ドラマシリーズ『TOKYO VICE Season2』 の放送&配信がスタート。主演のアンセル・エルゴートと渡辺謙の息ぴったりなインタビューをお届け。アンセルもすべて日本語で受け答えしてくれた。東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)は、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事、片桐(渡辺謙)と出会う。新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいくジェイクに片桐は忠告する。「この世界は、一度開いた扉は閉じるのが難しい」と。登場人物たちそれぞれがショッキングな展開を迎えるというクリフハンガーで幕を閉じたSeason1(2022年)。――Season1の反響はどうでしたか?【渡辺】Season1は斬新な終わり方でしたよね。1だけで終わっていたら、ふざけるなって、絶対なる(笑)。日本でも「これからどうなるの?」ってざわついたと思うんですけど、アメリカをはじめ、海外の反響は結構すごかったですね。去年、フランスにいる娘のところへ行ったり、イタリアを旅行したりしたんですけど、『TOKYO VICE』のことをよく聞かれました。――Season2、絶対作りますから、と製作陣が公約したようにも感じました。【アンセル】Season1もすごく良かったですけど、8話の終わり方はちょっと、という声もあって。でも、日本に先駆けてアメリカでSeason2が始まったら、Season1の時よりもさらに良いリアクションが見られました。HBO Maxでも一番人気になりました。【渡辺】爆発してるよね!Season1の3倍くらい。ロスのレストランで会食があって、みんなで写真を撮ろうとしたら、後ろの席の人が「僕、撮りますよ」って言ってくれて。実はその人たちLAPD(ロサンゼルス市警)の人で、僕のことを仲間のように思っているって(笑)。警察関係の人たちもすごく楽しく見てくださっているのを知ってうれしかったですね。――本作の日本的なところ、日本的ではないところで思い浮かぶことは?【アンセル】アメリカの文化と日本の文化の違いを感じることばかりだったので、日本的なところは、僕にとって全部新しい経験になりましたし、それをすごく楽しみました。日本的で良いな、と思うことも多かったです。例えば、仕事が終わった後にビールを出していたんです。それはアメリカで見たことがなかった。【渡辺】みんな車で来るからね。【アンセル】日本の皆さんは、仕事中はすごく集中して、仕事が終わるとみんなリラックスする。アメリカでは、仕事中であってもなくても変わらない、ずっとリラックスしてる感じ。【渡辺】境目がないってことかな。【アンセル】(この話題が)あんまり、面白くなかったですね。【渡辺】面白くなくたっていいんだよ(笑)。【アンセル】あと、東京の街中で撮影するのが難しいところが日本的だと思う。アメリカの街で撮影するより難しいと感じました。【渡辺】しかも、物語の舞台は90年代の東京ですからね。現在の東京とは全く違うといっても過言ではない。だから、90年代の東京に見える場所を見つけるのが、すごく大変だったんです。日本的ではない、というところでは、やっぱり視点が違うと思います。郵便ポスト一つをとっても、ハリウッドのスタッフが撮るとちょっと違って見える。日本人に日本のすべてが見えているのか、っていうことでもあるんだよね。ちょっとアングルを変えたり、ちょっと撮り方を変えたり、ちょっと照明を変えたりするだけでも違う世界に見えてくる。それが、『TOKYO VICE』の東京、「パラレル東京」と言ってもいいかな。東京という街は、もっともっと複雑で、もっともっと深度の深い街であるっていうことをこのクルーは見せてくれている気がするんだよね。【アンセル】アメリカでは俳優同士がお互いの演技について話し合ったり、時にアドバイスをしたり、してもらったりといったこともないんですよね。でも、日本では「謙さん、どう思いますか?」って相談したり、(ジェイクの同僚ティン・ティン/栗平誠役の)田中光輔がいろいろ質問してきたり。【渡辺】アメリカの精神は基本的にインディペンデントなんだよね。答えは自分で考える。だから、ほかの役者にこういう風に演じた方がいいんじゃない?みたいなことは、絶対に言っちゃいけない。撮影の現場で思うことがあれば、それは監督に言うしかない。その結果どうなるかは監督次第だけど、これは世代、性別、一切関係ない。そういう文化なんだよね。でも、「こうしろよ」と押し付けるのではなく、「こういうのもあるよね」「こういう考え方もできるよね」といったディスカッションをしながら、つくっていくのは素敵なことだと思うけどね。僕もそうやってモヤモヤしたものがパッと晴れたり、すごくいいヒントをもらったりしたことがいっぱいあったからね。【アンセル】僕もそれは素敵だと思う。■日本の時代劇に出たい――『TOKYO VICE』が、世界一ロケが難しいと言われている東京でロックダウンで中断後撮影を再開したのは、コロナ禍の2020年11月。本作が世界で勝負できたことは、日本のエンタメ界の扉を開いてくれたように思います。【渡辺】最初、警察とヤクザの話と聞いた時は、もうやり尽くしてるのでは?と思ったんですが、やっぱり、アンセルが演じたジェイクの存在が肝でした。外国人の記者の目から見た日本という、これまでにないアングルから描くことによって、全く違う世界が広がったというか、いままでアンタッチャブルだったところまで踏み込めたというか。パンデミックが起きて、僕らの撮影も危うかったけれど、そのおかげといってはなんだけど、配信サービスが一気に広がって、良質で面白い作品を作れば世界中の人が見てくれることがわかった。2時間くらいの映画では描き切れない、エピソードを重ねていくドラマならではの魅力や視聴習慣も広まった。本当にいいタイミングでSeason1が放送・配信されたと思います。【アンセル】僕は、『TOKYO VICE』が成功したのは当然だと思っています。通常の日本のドラマよりもバジェットがあって、【渡辺】1話あたり日本の映画1本分ですからね。【アンセル】それを18話(Season1=8話、Season2=10話)。渡辺謙さんが出ていて、【渡辺】主演はアンセルだし(笑)【アンセル】(照れ笑い)ほかの日本のキャストも大スターばかり。マイケル・マンがエグゼクティブ・プロデューサーでSeason1第1話の監督もしたし、90年代の東京が舞台というのもすごく面白いと思ったし、みんなで一生懸命撮影したし、絶対成功するって思っていました。――『ベイビー・ドライバー』(17年)では天才的なドライビングテクニックを誇る“逃がし屋”の青年を、スティーヴン・スピルバーグ監督が名作ミュージカルを映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』(22年)でも主役を務めたアンセル・エルゴートさんですが、今後挑戦したい役はありますか?【アンセル】日本の時代劇です。――謙さん、一緒にどうですか?【渡辺】えー!?(苦笑)【アンセル】じゃあ、伊藤英明さん(Season1で共演)と出る。【渡辺】彼、岐阜出身だから、岐阜で撮るといい。お城もあるし。【アンセル】岐阜で時代劇撮ります(笑)。謙さん、舞台はどうですか?【渡辺】それはいいね、ぜひ!■ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE Season2』明調新聞のアメリカ人記者ジェイク・アデルスティーン(アンセル・エルゴート)はクラブのホステス、ポリーナ(エラ・ルンプフ)が殺害された事件の裏にヤクザの戸澤(谷田歩)が関与しているとにらみ、刑事の片桐(渡辺謙)と組んで調べを進める。サマンサ(レイチェル・ケラー)は自分のクラブを開店するが千原会からの干渉に悩んでいた。一方、腹を刺された千原会の佐藤(笠松将)は無理やり退院し、彼を刺した若いヤクザは戸澤組に接触。ヤクザの世界で何かが動き始めていた…。『TOKYO VICE Season2』WOWOWにて放送・配信中(毎週土曜後9:00、全10話)。『TOKYO VICE Season1』(全8話)はWOWOWオンデマンドにて配信中。
2024年04月13日7人組グループ・なにわ男子の長尾謙杜が、13日放送のTBS系バラエティー『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ春…出会いと別れに刺さる歌詞SP』(後7:00)に出演する。ジュニア時代の長尾に“あるきっかけ”をくれた先輩グループの名曲の“グッとフレーズ”を紹介していく。同番組は数ある名曲の「心に刺さった歌詞」に注目し、名曲の魅力を再発見する歌詞特化型の音楽番組。スタジオにはアーティストゲストとして小渕健太郎(コブクロ)、橋口洋平(wacci)、前川真悟(かりゆし58)が登場。そしてスタジオゲストには、土田晃之と岡田結実に加え、初登場の近藤春菜(ハリセンボン)、陣内智則、そして長尾を迎える。21歳から54歳までの幅広い世代の出演者たちが歌詞を紐解きながら楽しくトークを展開してゆく。長尾が刺さった“グッとフレーズ”は、春の季節にぴったりな先輩グループの名曲。受験生や受験を経験した人に馴染みのある曲だが、実はジュニア時代の長尾に“好きなもの”に突き進むきっかけを与えてくれた曲であり、今の長尾にも大きな影響を与え続けているのだそう。そして陣内が“あの件”以来、約17年会っていなかったという小渕と久しぶりの共演。小渕から知られざる当時の思いが明かされる。さらにサザンオールスターズの名曲「希望の轍」に出てくる道路、通称「エボシライン」のフレーズを歌詞に入れた意味をスタジオで考察するほか、沢田研二の名曲「TOKIO」について、「TOKYO」ではなく「TOKIO」と表記した理由を作詞した糸井重里本人に直撃する。大好評の「本人解説」のコーナーでは、多くの学校の卒業式で歌われている名曲2曲を、それぞれ作詞した本人が解説する。コブクロの名曲「卒業」の歌詞に込めた、先生や友人への思いや、大人になるにつれての気持ちの変化を小渕が解説。また、かりゆし58の「オワリはじまり」の歌詞やタイトルに込められた意味、完成までに長い年月をかけて制作された秘話を前川が解説する。さらに、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2クールエンディングテーマである「愛は薬」を作詞した橋口が歌詞に込めた想いを語る。アーティスト直々の熱い解説に、加藤も思わず「作詞したご本人に解説してもらえるって、めっちゃぜいたくだね!」とうなる。
2024年04月12日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像「Trailer [AZUR edition]」が11日、公開された。○■バンド「AZUR」結成の様子を描いた『バジーノイズ』新映像公開今回公開されたのは、清澄(川西)、潮(桜田)、航太郎(井之脇海)、陸(栁俊太郎)、そしてドラマーの岬(円井わん)がバンド「AZUR」を結成することで音楽を通して繋がっていく様を描いた映像。潮の「ほんまに音楽だけやったんね」、航太郎の「典型的なひとりよがりの打ち込み音楽」という言葉の通り、清澄はひとり音楽を奏でていたが、陸、岬と音楽を奏でていく中で、自らの「鳴らしたい音」の世界を広げていく。清澄だけではなく、会社員としての葛藤を抱える航太郎、そして「好きを続けるのムズイんだよ」という陸、それぞれの悩みを抱えながら、自らの思いと向き合う登場人物たちの姿が軽やかな音楽にのせて映し出され、「早く行くならひとりで、遠く行くならみんなでって言うけど、あんたはひとりで遠くにいけるね」という岬の言葉が、どこか寂しい表情をする潮、そして涙を流す清澄の姿に重なる映像となっている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月11日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の場面写真が、公開された。○■潮(桜田ひより)の大胆で繊細な感情が見て取れる新場面写真今回公開されたのは、潮(桜田)の場面写真。マンションの管理人の仕事をする清澄(川西)と同じマンションに住み、他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮は、下の部屋から聴こえてきた「寂しくって、あったかい」清澄の音楽に初めて心を震わせる。たくさんの人に清澄の音楽を届けたいと願い、破天荒な行動をしていく潮だったが、そのうちに眩しすぎる清澄に複雑な思いを抱えていく。桜田は大胆でストレートな言動の芯に誰もが共感できる「何者にもなれない、居場所が見つからない」不安を抱えている潮を多面的に表現。新場面写真でも、清澄をまっすぐ見つめる強い姿から、ひとり物思いに耽る姿など、潮の大胆でありながら繊細な感情の揺れ動きを表現している桜田の姿が捉えられている。風間太樹監督とは、桜田がメインキャストを務めたドラマ『silent』でもタッグを組んでおり、監督からも製作陣からも桜田の名前が最初にあがった。原作者・むつき潤氏は、「潮役どうするんだろうという点は、我々原作サイドが『音楽どうするんだろう』というのと同じくらい比重をおいて関心を寄せていたポイントでした。観客に好かれるキャラクターでないといけないし、実写になる分ある程度現実に即していなければいけない。逸脱のバランスが難しかっただろうにそこを考えて切り取られた風間監督と実際演じられた桜田さんが素晴らしかったです」と、桜田が演じた潮を絶賛している。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月08日刺繍を用いた現代美術作品で知られる、目黒区出身・在住の現代美術家、青山悟の個展『青山悟刺繍少年フォーエバー』が4月20日(土)〜6月9日(日)、目黒区美術館で開催される。「ヨコハマトリエンナーレ2017」ほか国内外で発表している青山は、森美術館や京都国立近代美術館、愛知県美術館など、日本の主要な美術館に作品が収蔵されている作家でもあるが、意外にも今回が日本の美術館で初の個展となる。1973年生まれの青山は、1998年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジ テキスタイル アート科を卒業、2001年シカゴ美術館付属美術大学大学院ファイバー&マテリアルスタディーズ科修了後、工業用ミシンを使って制作を行ってきた。近年は世界情勢にも向き合い、人と機械の関係や「労働」の問題を多角的に捉え、自身の制作にも引き付けながら、巧みな技術で描写している。青山悟《News from Nowhere (Labour day)》2019年個人蔵撮影:宮島径 ©AOYAMA SATORU, Courtesy of Mizuma Art Gallery同展では、時代とともに社会から姿を消そうとしているさまざまな「消えゆくもの」に対し、「永遠なんてあるのでしょうか」というメッセージを投げかける。また、刺繍は女性がするものという伝統的な男女の役割の問題についても問いかける。「刺繍少年」という展覧会タイトルは、50代である青山がジェンダーやエイジズム(年齢差別)の問題を暗示するねらいであえて付けたものだ。作品を鑑賞しながら、手仕事とテクノロジーの発達、働く喜びや尊厳と搾取の違い、製品と美術作品の違いなど、さまざまなことに考えが及ぶだろう。なお、5月3日・6月2日には自作について語り、ミシンによる実演も行うアーティストトーク、 5月6日には小泉元宏(立教大学社会学部教授)との対談、5月19日には担当学芸員とのトークイベントもある。美しい絵画のようでいて、ユーモアも含ませながら風刺をチクリと効かせた世界を楽しみたい。<開催概要>『青山悟刺繍少年フォーエバー』会期:2024年4月20日(土)~2024年6月9日(日)会場:目黒区美術館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日;月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:一般900円、大高・65歳以上700円公式サイト:
2024年04月05日女優の桜田ひよりが、1日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新入生向け特別講義イベントに川西拓実(JO1)、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■桜田ひより、『バジーノイズ』特別講義イベントに登場今作で川西とともにW主演を務める桜田。イベントでは、人見知りの川西と距離を縮めるために、桜田が考案した「ドキドキクイズ」のアレンジ版「ドキドキクエスチョン」(お題に対して自身の考えを回答するというゲーム)に学生たちとともに挑戦することに。「川西拓実主演の映画を撮影するとしたら?」という質問に「人生」と回答した桜田。「共演させていただくにあたって、川西さんのことを調べさせてもらって。川西さんの人生って夢があるんです。兵庫県で生まれ育って、(就職して)働いて、そこからオーディション番組に出て、今ここですから! 素晴らしいですし、絶対映画にした方がいいと思います!」と熱弁する。「だから、赤ちゃんから(川西さんに)やってもらって(笑)、再現してほしいなと思いました!」と笑いを誘った。川西も「僕はもともと高校を卒業して、会社に勤めていたので確かにそういうところでいうと夢があるなとは、自分でも思います」と納得していた。風間監督も「SF」と回答し、「川西くんの、もしかしたらこうだったかもしれないみたいな可能性が枝分かれした道を映画にしたらおもしろいのかもと思いました」と川西の映画化に意欲を見せる。これには川西も「やりましょう!」とノリノリで答えていた。
2024年04月01日映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新入生向け特別講義イベントが1日に都内で行われ、川西拓実(JO1)、桜田ひより、風間太樹監督が登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、映画『バジーノイズ』特別講義イベントに登場MCと風間監督の呼び込みで、今春デジタルハリウッド大学に入学する新入生約320名の前にサプライス登場した川西と桜田。2人が会場後方の扉から姿を現すと、学生からは驚きの声とともに大きな歓声が上がっていた。歓声に包まれながら登壇した川西は「緊張しちゃいました~」と話し、MCから「歓声も上がってましたよ」と声をかけられると、「もうちょっと欲しかったですね(笑)」と笑いを誘う。桜田も「まさか私たちが出てくるとは思ってなかったと思う。よかったよかった!」とサプライズ成功に喜びの表情を見せた。イベントでは、新入生も参加する形で仲間や友達との交流の深め⽅を実践するクイズコーナーを実施。川西と桜田を中心に盛り上がりを見せ、終始和やかな雰囲気で進む。最後に川西は「この『バジーノイズ』という映画では、仲間との絆や出会いというものが描かれているんですが、皆さんも今隣にいる方と出会っていて、この出会いというのは本当に素晴らしいものだと僕は思います。その繋がりを大切にしながら生活してほしいなと思いますし、あとは後悔しないように自分のやりたいことを好きなだけやっていただきたいなと思います」とコメント。さらに「その鍵はこの映画に全部詰まっていると思います! ぜひ観てください!」と初主演映画もしっかりとアピールし、挨拶を締めくくった。桜田も「春は出会いの季節で、きっとこれからいろんな大変なことだったり、楽しいことだったりあると思うんですけど、絶対それは自分の人生につながると思います。周りの人を大切にして自分らしく生き生きと過ごしていただきたいなという風に思います」と新入生にメッセージを送った。
2024年04月01日今回、お店をご紹介してくださるのは……【eman】小林 悟シェフ1984年、千葉県生まれ。学生時代のスペイン料理店アルバイトをきっかけに、スペイン料理の道へ進む。都内レストランで研鑽を重ね、25歳でスペインに渡る。ラ・マンチャの【エルボイオ】、バスクの【アスルメンディ】といったミシュラン獲得店で腕を磨く。帰国後は奈良【アコルドゥ】を経て、銀座【アロセリア ラ パンサ】の立ちあげから携わる。2021年12月に独立、清澄白河に【eman】をオープン。小林 悟シェフがオススメするお店石川・金沢【respiracionレスピラシオン】オススメの理由「食事しに行って感動を与えてくれたお店です。お料理のおいしさ、美しさだけでなくサービスの丁寧さ、室礼、シェフたちの人柄、全てがよかったです。チームの努力に素晴らしさを感じました。金沢まで行く価値のあるレストランだと思っています。」respiracionレスピラシオン【エリア】兼六園周辺【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】金沢駅 徒歩15分ご紹介してくださった【eman】小林シェフの店舗情報eman【エリア】清澄白河【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】清澄白河駅 徒歩1分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月30日今シーズンより新国立劇場バレエ団のプリンシパルの ひとりとしてカンパニーを牽引する速水渉悟が、古典の傑作『ラ・バヤデール』ソロル役に初挑戦する。入団以来、数々の主要な役柄で存在感を示し、つい先頃は芸術選奨文部科学大臣新人賞・中川鋭之助賞受賞で話題をふりまいた。ますますの活躍が期待される彼に、新たな役柄への取り組み、舞台への思いを聞いた。「前回、入団して1年目に上演され他の役で踊ったので、上演が決まった頃から楽しみにしていた作品です。配役を聞いた時は嬉しかったですね」『ラ・バヤデール』は、古代インドを舞台に、寺院に仕える舞姫ニキヤと戦士ソロルの悲恋を描く古典の傑作。主役の踊りはもちろんのこと、エキゾチックかつ絢爛豪華な美術・衣裳、見応えあるソリスト陣の踊り、どこまでも幻想的な群舞、愛憎渦巻くドラマと、様々な魅力がぎゅっと詰まった作品だ。「役柄を自分なりに解釈し、唯一無二の、僕にしかできないソロルになりきれたらと思っています」新国立劇場バレエ団 速水渉悟戦士ソロルは、舞姫ニキヤと燃え上がるような恋の只中にあるにもかかわらず、王侯ラジャーの娘で絶世の美女、ガムザッティとの縁談を断りきれず、恋敵となる女性ふたりの直接対決、ヒロインの命の危機まで招いた末にニキヤは命を落としてしまう。「古典バレエに登場する男性の役というのは、良くも悪くも素直な人が多いのかな(笑)、という印象ですね。『ジゼル』のアルブレヒトもそうですが、リハーサルが始まる前の段階であまり深く考え過ぎず、踊りながら作り上げていくほうがいいのかなと感じています」凛々しい戦士でありながら極めて優柔不断という、複雑な人物像だ。「気持ちは、わかります(笑)」。が、「踊りの部分で大事にしたいのは、力強さ。それがソロル役の魅力の一つだと思うので、そこはしっかりと残しながら、味付けをしていきたい」と、意欲を見せる。「2月の公演、『ホフマン物語』の時、指導に来てくださった大原永子先生(前芸術監督)から、『あなたたちは“演じ”たらダメ。役になりきらないと』という言葉をいただきました。なりきるほうが入りやすいな、と以前から感じてはいたので、大原先生の言葉で再確認、という思いです。また、舞台は自分以外のダンサーと一緒に作り上げるもの。 “自分はこうする”と決め込んでしまうと、他の役の方と噛み合わないところが出てきます。臨機応変というか、パッときたものに返信できるようにしなければいけない。その点、なりきっていたほうがいろいろと視野が広がってくるのかなと思います。もちろん、お客さまに自分が一番綺麗に見えるポジションを、と自分を客観視する意識はあります」舞台経験が多いほど引き出しが多くなる「ポケモンと一緒です」ニキヤ役の柴山紗帆、ガムザッティ役の木村優里というふたりのプリマとのパートナーシップも見どころだ。「これまでも一緒に踊ってきたダンサーたちですから、コミュニケーションもとりやすい。この作品についてはまだ話をしていませんが、スタジオでリハーサルに取り組んで初めて、こういうふうに踊りたいんだな、こう接するのがいいんだな、ということが見えてくるのだと思います」『くるみ割り人形』より、柴山紗帆と(撮影:長谷川清徳)ドイツの名門、ジョン・クランコ・バレエ学校で学んだのち、米国のヒューストン・バレエで活躍。新国立劇場に入団して6シーズン目、プリンシパルとして着実に活躍の幅を広げているが、ここでのキャリアは決して順風満帆ではなかった。本番を翌日に控えた舞台稽古中に負傷、という苦い経験も。「2年目、3年目、4年目と、コロナ禍や怪我で踊れなくなる時期がありましたが、5年目にやっとコロナ禍が終わり、自分の身体もコントロールできるようになった。去年はたくさん勉強でき、レベルアップできた年だったかと思います。やはり、舞台をたくさん経験している人のほうが引き出しは多い。ポケモンと一緒です」ポケモン? と、一瞬耳を疑うが──。「戦えば戦うほど経験値が増えて、レベルアップする。入手困難なポケモンより、すぐに出会えるポケモンでも経験値を上げてレベルアップすればそのほうが強くなる。やはり経験で差が出るのかなと思うんです」エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』より、木村優里と(撮影:鹿摩隆司)舞台経験の重要性を、身をもって知ったダンサーならではの力強い言葉。自身のことを「あんまり悩まないほうです」とも明かす。舞台での姿から、ポジティブなエネルギーを感じるというファンの声もよく聞く。「嬉しいですね! 僕たち、舞台で踊る者は、お客さまに感動していただけるように、と取り組んでいる。そういった感想を聞けるのはすごく嬉しいです」『ラ・バヤデール』の見どころについてあらためて尋ねると──「前回踊らせていただいた黄金の神像のシーンです」。2018年の公演で自身が踊ったこの役は、物語の展開には絡まないが、『ラ・バヤデール』の世界観を象徴する重要な役柄。全身を金色の姿で大技を繰り出すさまが異彩を放つ。「全身金ピカに塗って踊りましたが、肌が弱くて真っ赤になりました。でもテクニック満載の踊りでカッコいい役! 今回も素敵なダンサーたちが踊りますから、本当に楽しみです。僕自身は、まだ誰にも見せていないソロルをお届けしますので、ぜひ、映像では伝わらない、生の舞台を見ていただきたいですね。毎回、期待に応えるだけでなく、期待以上のものをお届けする。ずっとそう思っています」公演は4月27日(土)から5月5日(日・祝)まで、東京・新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』振付:マリウス・プティパ演出・改訂振付:牧阿佐美音楽:レオン・ミンクス編曲:ジョン・ランチベリー美術・衣裳:アリステア・リヴィングストン照明:アリステア・リヴィングストン/磯野睦出演:新国立劇場バレエ団指揮:アレクセイ・バクラン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団2024年4月27日(土)~5月5日(日・祝)会場:新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()
2024年03月22日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の場面写真が15日、公開された。○■JO1 川西拓実&桜田ひより、夜の街に佇む“エモく切ない”カット孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄(川西)の部屋に、窓ガラスを割って入り込んだ潮(桜田)。そこから広がって行った清澄の音楽は、潮の幼馴染でレコード会社に勤める航太郎(井之脇海)、そして航太郎が担当するマザーズデイのベーシストである陸(柳俊太郎)を巻き込んで、AZURというバンドを誕生させることになる。今回公開されたのは、清澄、潮、航太郎、陸の4人の姿を捉えた場面写真。清澄と陸が音楽を奏で、潮と航太郎が見守りながらバンド・AZURが動き出していく様子が捉えられている。さらには、夜の交差点で佇む清澄と潮の姿も。『silent』を手掛けた風間監督ならではのエモく切ない夜の街でのシーンも注目だ。【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年03月15日内村光良率いるコント番組「LIFE!冬2」に、高杉真宙と桜田ひよりが初登場する。季節ごとに放送し、放送のたびに座組が変わる「LIFE!」。今回は、内村さん、池谷のぶえ、じろう、田中直樹といったお馴染みメンバーに加え、高杉さんが初出演。4本のコントに出演した高杉さんは「めちゃくちゃ緊張したけど、気持ちよかったです!」と語っており、ちょっと影のあるライダーからミーハーなタレント、結婚を控えた青年、真面目な卓球部員まで、多彩な役柄をコミカルに熱演。特に、ブルーヘアーで演じたライダー役は、共演した内村さんも「さすがヒーロー役が様になっていて格好良かった!」と太鼓判を押す。また桜田さんは、コントに初挑戦。「何をやっても絶対内村さんが笑いにかえてくれるという安心感があって、コントに飛び込む勇気をもらいました!」とコメント。伝説のライダーの孫娘から、いまどきな若手会社員、結婚を控えた女性役までコント七変化となったが、特にメディア初披露となるウエディンドレス姿は、父親役で共演した内村さんも「(娘がいるので)いい予行練習になりました。俺いい表情してると思います」と語っている。さらにほかにも、同じく初登場となった岡部大の主演コント「母上様」も放送される。なお公式SNSでは、放送日とかけて「猫の日」にちなんだスペシャルコンテンツも公開予定だ。「LIFE!冬2」は2月22日(木)22時~総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月15日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』の公開日が5月3日に決定。第3弾キャストが、明らかになった。○■映画『バジーノイズ』、公開日が5月3日に決定今回公開されたのは、同作に出演する追加キャスト第3弾。ソロで活躍しながら清澄(川西)と陸(柳俊太郎)のバンドにドラマーとして参加する岬役に円井わん。ドラムの経験が少しあった円井は、実力派のドラマ―・岬役のために撮影数カ月前からドラムレッスンを積んで撮影に挑み、バンド・AZURの参加メンバーとしての本格派アーティスト役を演じた。陸が所属する人気バンド・マザーズデイのボーカルで、陸と確執が生まれていく洋介役を奥野瑛太、マザーズデイの後輩バンドで陸たちに憧れる慶二役を櫻井海音が演じるほか、潮(桜田)があるきっかけで身を寄せるスナックのママ役で馬場園梓、陸の支えとなる女性・千尋役で天野はな、航太郎(井之脇海)の勤めるレコード会社から売り出される新進気鋭の若手アーティスト役で駒井蓮、潮の勤めるカレー屋の店長・亜弓役で佐津川愛美、航太郎の上司・音楽プロデューサーの沖役でテイ龍進が出演する。また、16日より全国の劇場でムビチケの発売が決定し、購入特典として「ノイズデザインド ステッカーシート」が配布される。【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年02月15日第96回アカデミー賞にて作品賞、監督賞ほか最多13部門ノミネートを果たしたクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』から、渡辺謙がナレーションを担当した日本版オリジナル予告編とポスタービジュアルが解禁となった。本作は、世界の運命を握った天才科学者の実話に基づく物語。クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演する。ナレーションを担当する渡辺さんは、ノーラン監督作品『バットマン ビギンズ』『インセプション』に出演してきた。渡辺謙日本版予告編では、先日アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキリアン・マーフィーが演じるオッペンハイマーの顔をとらえ、渡辺さんによるナレーションが「ひとりの天才科学者の創造物が世界のあり方を変えた。その世界に私たちは今も生きている」と語りかける。戦時下、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅する危機に直面するという矛盾を抱えたオッペンハイマーの独白、さらにケネス・ブラナー扮するオッペンハイマーの師、ニールス・ボーアの「君は人類に滅ぼす力を与えたこの世界には早すぎた」というセリフからも、この科学者の創造物が世界に与えた影響を感じさせる予告編となった。同時に完成した日本版ポスターは、「この男が、世界を変えてしまった」のコピーが配され、ロスアラモスの砂漠に建てられた鉄塔の前で、オッペンハイマーがスーツにトレードマークの帽子をかぶっている姿が切り取られている。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月01日女優の桜田ひよりが出演する、東日本旅客鉄道・JR SKISKIの新CM「雪よ、推してくれ。」編が、23日より放送される。新CMには、桜田が大学生役で登場。「冬にスキーに行こう」と仲間うちで約束していたことで気まずいながらもゲレンデにやってきた、別れた2人のぎこちない会話をワンカットで撮影している。撮影は、昨年12月上旬に国内のスキー場で実施。桜田は撮影前日に現場入りすると、約2時間、インストラクターから人生初となるスノーボードの滑り方を教わり、翌日からの撮影に向け準備をした。当日は雪が降ったことでふわふわのゲレンデとなり、合間には桜田も雪で遊んだり、自撮りで動画を撮影したりと、笑顔があふれる撮影となった。また、撮影終了後には、12月19日が誕生日の桜田に、一足早い誕生日サプライズも行われた。○■桜田ひより インタビュー――2日間の(ゲレンデ)撮影はいかがでしたか?あっという間の2日間でした。1年(2023年)の最後の12月に、こうして大切な思い出ができて、本当に嬉しく思います。――スキー場での撮影はいかがでしたか?スキー場でのムービー撮影は初めてだったので、ふわふわの雪に囲まれての撮影はとても楽しかったです。リフトに乗って、実際に演技をすることも初めてだったので、初めてづくしの経験でした。――スキー場での思い出はありますか?(今回の撮影では)スノーボードは初めてだったんですけど、スキーは以前、父と一緒にやったことがありました。本当に小さい時の思い出ですが、スキー場にくるとワクワクした気持ちになっていたのを今でも覚えています。――初挑戦したスノーボードはいかがでしたか?合計3回、練習で滑らせていただいただけだったので、本番できるかな……って、すごくドキドキしていました。本当にスノーボードが楽しくて、もっとたくさん練習して上手くなりたいな! って思いました。――今回の撮影での、一番の思い出は何ですか?人生の目標だった「JR SKISKI」のCMを撮れたこと自体が、私にとってすごく財産です。一番の大きな思い出になりました。――『雪よ、推してくれ。』には、「雪の力でいつもと違う自分になれる」という思いが込められておりますが、スキー場に来て、「いつもとは違う」自分を感じたことはありましたか?雪に囲まれてのムービー撮影は初めてだったので、色々な経験ができました。モコモコしたスキーウェアでの撮影で、かわいらしさも出せたり、白い雪に囲まれた、幻想的な空間での、また新たな自分のお芝居というものに、初めて自分でも気づきや発見があったので、すごく色々なものを吸収させていただきました。――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。みなさん、こんにちは。今年の「JR SKISKI」キャンペーン ヒロインの桜田ひよりです。私は、撮影で、今まで経験のなかったスノーボードに、今回初挑戦しました。バランスをとることが難しくて、何度も転んでしまったんですが、久しぶりのスキー場は、とても楽しかったです。みなさんもぜひ、「新幹線」でスキー場に行って、楽しんでください。雪よ、推してくれ! 以上、桜田ひよりでした。【編集部MEMO】「JR SKISKI」は、JR東日本が1991年から展開しているスキー旅行のキャンペーン。これまで、川口春奈、本田翼、広瀬すず、山本舞香、平祐奈、浜辺美波といったその年の活躍が期待される女優が起用され、タイアップ楽曲と共にCMを展開してきた。
2024年01月23日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(2024年5月公開)の特報映像とティザービジュアルが22日、公開された。今回公開されたのは「Type:清澄」「Type:潮」という2種の特報映像。「Type:清澄」では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい。」と、孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄(川西)の部屋に、「君は笑って、ぶっ壊したんだ」と潮(桜田)が窓ガラスを割って入り込む。しかし、その出会いによって初めて知る“感情”が溢れてしまう清澄の様子も描かれる。「Type:潮」では、「ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」という潮が、「心の奥がギュッとなる」清澄の奏でる音楽に出会ってしまい、心が突き動かされる様子が描かれる。2人が出会い、そして航太郎(井之脇海)や陸(柳俊太郎 ※柳は真ん中が夕)との出会いも連鎖し、180度変わりはじめる清澄と潮の世界を描き、風間太樹監督ならではの、エモーショナルで切ない質感の映像を垣間見ることができる。今回、藤井風やiri、adieu(上白石萌歌)をはじめとしたアーティストのプロデュースを務めるYaffleが「music concept design」として参加していることも明らかに。劇中で流れる清澄が作る楽曲をすべて手掛けている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年01月22日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演を務める映画『バジーノイズ』より、特報映像とティザービジュアルが到着した。今回公開された映像は2種類。<Type:清澄>では、孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄(川西さん)の部屋に、「君は笑って、ぶっ壊したんだ」という言葉通りに、窓ガラスを割って入り込む潮(桜田さん)のシーンが印象的。その出会いによって初めて知る感情が溢れてしまう清澄の様子も。一方の<Type:潮>では、「ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」という潮が、「心の奥がギュッとなる」清澄の奏でる音楽に出会い、心が突き動かされる様子が映し出される。ふたりが出会い、そして航太郎(井之脇海)や陸(柳俊太郎)との出会いが連鎖し、清澄と潮の世界は180度変わりはじめる。合わせて公開されたティザービジュアルは、「音楽」によって変わり出す清澄と潮を表すように、ヘッドホンをつけたふたりの姿が写し出された。なお、藤井風やadieuらのプロデュースを務めるYaffleがmusic concept designとして本作に参加。劇中で流れる清澄が作る楽曲を全て手掛ける。『バジーノイズ』は5月、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月、公開予定©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年01月22日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(2024年5月公開)の追加キャストが18日に明らかになり、スポイラー2種が公開された。「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄を演じる川西と、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる桜田に加え、井之脇海と栁俊太郎の出演が決定。井之脇が演じる航太郎は、レコード会社に勤務しながらも、どこかくすぶった気持ちを抱えていたが、清澄と潮と出会うことで自分の人生を見つめ直す。柳が演じるベーシストの陸は、清澄の音楽に衝撃を受け、共に音楽を奏でることになる。さらに、あわせて公開されたスポイラー2種で今作の映像を初解禁。「Type:清澄」では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい」と、ひとり音楽を奏でる清澄が映し出される。そこにノイズが流れ込み、「ひとりでよかったのに」と海を見つめる清澄の切ない姿が描かれている。一方の「Type:潮」では、「好きなものもやりたいことも、何もない。ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」と今までの生きづらさを振り切るかのように走る潮が、「やっと、見つけた」と清澄と同じ海にたどり着く。『silent』を手掛けた風間太樹監督ならではのエモーショナルで切ない質感の映像となっている。コメントは以下の通り。○■井之脇海風間監督とは6年ほど前から、「いつか一緒に映画を撮りたいね」と話していたので、今回ご一緒できて、とても感慨深かったです。現場では、川西さんをはじめキャストの皆さんと、登場人物たちと同じように、音楽を通してつながっていく感覚がありました。言葉や視線を交わさずとも、清澄の音楽に揺られているだけで、相手の心がビシビシ伝わってくる。「あぁ、音楽の力ってすごい」と改めて感じました。ぜひ劇場で、スクリーンを飛び越えて、みなさんにも同じグルーブ感を体感していただけたら嬉しいです。○■栁俊太郎今回バジーノイズという作品に出会えて、とても素敵な青春を味わうことができて幸せでした。自分が演じる陸という人間は不器用ではありますが、音楽に対してまっすぐで純粋でとても好感の持てる役だと思います。陸はベーシストということで、まず演じる上で演奏シーンの説得力というところにフォーカスを当てて役作りをしました。格好良くなかったらちょっと説得力が欠けるなと思い、ベース練習に励みました。監督の演出は役柄のとても繊細な部分を引き出してくれ、そこに一切の妥協がないストイックさを感じ、役者としてここまで考えて思ってくれて演出してくれることほど幸せなことはないなと現場で感じました。共演させていただいたキャストに関しては、川西くん桜田さん井之脇くん皆さんとても自然体でいて素敵な方々で、現場を通して素敵な青春を感じさせて頂きました。そんな青春を是非、劇場でみなさんにも感じていただけたらと思います。【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2023年12月18日女優の桜田ひよりが2023-2024年シーズン「JR SKISKI」キャンペーンのメインキャラクターを務めることが13日、発表された。2023-2024年シーズンのキャッチコピーは「雪よ、推してくれ。」。桜田は、今年7月公開の映画『交換ウソ日記』でヒロイン役を熱演、10月クールのドラマ『あたりのキッチン!』では主演を務め、、同キャンペーンのターゲット層としている若者層と同世代、かつ若い世代から高い支持を受けていることから、若者層に響くキャンペーンとなることを期待して起用された。グラフィック撮影は、“雪降るスキー場”のイメージの中で実施。淡いグリーンのジャケットに白いパンツを合わせた、寒色系のスノーウェアで登場した桜田は、カメラに向かって様々な表情を見せる。舞い落ちる雪を実際に降らせての撮影では、雪を見た瞬間、両手を広げて大喜びする場面も。桜田の儚く切ない表情に引き込まれるビジュアルに仕上がっている。また、2024年1月には桜田が出演するCMも公開。今回のタイアップアーティストであるiriが書き下ろした楽曲がキャンペーンを盛り上げる。○■桜田ひより インタビュー――「JR SKISKI」のヒロインに選ばれた感想をお願いいたします。仕事の帰りに教えていただきました。家に帰ってすぐに母に報告したら、泣いて一緒に喜んでくれました。私の夢のCMだったので、とにかく本当にすごく嬉しかったですし、撮影がすごく楽しみでした。――「JR SKISKI」のヒロインには、どのようなイメージを持たれていましたか?毎年毎年、すごく旬な俳優さんやモデルさんが出演していて、皆さん本当にキラキラしていてかわいくて、雪に溶けてしまうような“儚さ”と、凛とした“女性らしさ”みたいなものをポスターでも感じていました。CMでも観るたび、本当にすごくキレイだなと思って観ていました。――グラフィック撮影で意識したことはありますか?儚い感じというか、切なさもありつつ、スッとカメラを見る表情と、少し微笑んでいる表情と、2パターンどちらも撮りました。――スノーウェアを着た感想はいかがですか?スキーウェアを久々に着たので、やっぱり温かいなっていうことと、モコモコに包まれているのって、すごく安心するなぁっていう気持ちになりましたね。小さい時にたまに、家族でスキーをしに行っていたので、(着たのは)それ以来ぶりになると思います。10年ぶりぐらいになりますね。私は寒色系がすごく好きで、監督がイメージした衣装の色味も寒色系だったので、すごく個人的には嬉しかったです。――ウィンタースポーツの経験はありますか?スノーボードはやったことはなくて、スキーだけありますね。ただ本当に遠い昔なので、ちょっと特訓したいなって思います。やっぱり冬といえば、スキーとかスノーボードにみんなでワイワイ行くっていうイメージがあるので、色々な方に、今年ウィンタースポーツをたくさん挑戦していただきたいなって思いますね。――桜田さんの冬の思い出は何かありますか?私が小さい時に住んでいた地域に、珍しく雪が降ってきて、兄と一緒に雪だるまを作った記憶があります。今でも写真に残っているんですけど、すごく防寒対策をしっかりして、小さい雪だるまを作っていました。(あとは)誕生日とクリスマスが近いので、2倍楽しめるというか。12月は自分の誕生日もあるしクリスマスもあるし、年末もあるし大晦日もあるので、すごく行事ごとが多いイメージがあったので、いまだにワクワクしますね。街中がイルミネーションになったりとか、クリスマスソングが流れてきたりする雰囲気がすごく好きです。――CM撮影を控えていますが、スキー場でやってみたいことはありますか? また食べたいものはありますか?スノーボードをやったことがないので、やってみたいなと思います。やっぱり温かいものが食べたいので、カレーとか食べたいですね。すごく美味しそうです。――今回のキャッチコピーに込めた思いは「雪の力でいつもと違う自分になれる」ですが、桜田さんにとって「いつもと違う自分にしてくれるもの」は何かありますか?お芝居ですね。自分じゃない誰かになれるっていうのは、俳優さんの特権だなと思っているので、そこでやっぱり違う自分になっているなという感覚もあります。目の前にいる人とお芝居をしている感覚とか空間が、自分じゃない誰かになっている時間を過ごせているなって思いますね。――今回のCMのキャッチコピーは「雪よ、推してくれ。」ですが、桜田さんにとっての“推し”はありますか?推しは、おうちで飼っているワンちゃんが私の推しです。ずーっとワンちゃんを飼いたくて。念願のワンちゃんだったので、本当にかわいくて、いつも仕事から帰ってくると、しっぽを振って「おかえり~!」って迎えてくれることに癒されます。寒くなったりすると、今年は「どんなお洋服買ってあげようかな~」と選びながら、推し活しているような感覚になっています(笑)。大切です。本当に家族なので、推してます!――2023年の振り返りと、2024年に挑戦してみたいことは何ですか?この1年、本当にすごく充実した時間を送らせていただいて、来年になって花開く作品もあります。今年頑張ってきたものが、来年皆さんのところにお届けできると思うので、それが一番楽しみだなっていう部分です。あと、(2023年は)20歳の期間だったので、来年の21歳からの年は、もう少し大人っぽくなりたいなって思います(笑)――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いいたします。みなさん、こんにちは! 今年の「JR SKISKI」キャンペーン ヒロインの桜田ひよりです。私が出演する、今年のポスターや動画を観ていただいて、それがきっかけとなって、少しでも多くの方がスキー場に行ってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。スキー場へ行く際には、ぜひ新幹線で行き帰りも含めて楽しんでくださいね。「雪よ、推してくれ。」。以上、桜田ひよりでした!【編集部MEMO】「JR SKISKI」は、JR東日本が1991年から展開しているスキー旅行のキャンペーン。これまで、川口春奈、本田翼、広瀬すず、山本舞香、平祐奈、浜辺美波といったその年の活躍が期待される女優が起用され、タイアップ楽曲と共にCMを展開してきた。
2023年12月13日女優でモデルの桜田ひよりが、10月31日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)の表紙と巻頭グラビアページに登場している。現在放送中のドラマ『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系)で主演を務めている桜田ひより。「リラックスした自分の姿をお届けしています(笑)」と自然体の姿が楽しめるという今回のグラビアで、自然体に加えて艶やかな美貌も披露した桜田。今クールは主演ドラマ『あたりのキッチン!』をはじめ、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)にも出演するなど、女優として着実にステップアップしており、グラビアでもそんな彼女の成長した姿が垣間見える。ほか、同誌では、アイドルグループ・Peel the Appleの黒嵜菜々子が眩しすぎる笑顔と抜群のスタイルを、女優・三吉彩花がハードトレーニングで鍛え抜いた腹筋美を惜しみなく披露。また、女優やバラエティタレントとして活躍中の井上咲楽がヘルシーな美ボディを、アイドルグループ・chuLaの北野ゆかが初めての本格的水着グラビアを見せている。【編集部MEMO】桜田ひよりは2002年12月19日生まれ。千葉県出身。身長は158cm、趣味はアニメ鑑賞。12月17日には東京・神田明神ホールにてファンイベントが開催。オリジナルグッズも販売し、終演後には桜田によるお見送りも実施を予定している。
2023年11月01日