娘が2歳半ごろにトイトレをしていたときのことです。娘はトイレに行くのを嫌がるので、シールで興味を引いてみたものの、長続きはせず……。そこで娘に「トイレでおしっこが成功したら、ご褒美は何がいい?」と聞いてみると、意外でかわいい答えが返ってきたのです。ご褒美シール作戦は不発…娘は2歳を過ぎたころからおしっこが出たことを報告するようになったので、トイトレを始めることにしました。失敗を繰り返しながら、始めて半年ほどでようやく、私から定期的に誘えば確実にトイレで排泄できる状態に。しかし問題は、娘がトイレに行くのを嫌がることでした。娘としてはトイレに行かず、ずっと遊んでいたいようです。 そこでなんとかトイレに行ってもらうために、定番のご褒美シールで娘の興味を引くことにしました。娘と100均でキラキラシールを選び、台紙には娘の好きなキャラクターの絵を描いて、準備は万全! しかし、娘はしばらく喜んでトイレに行ったものの、たった数日で「トイレ行かない!」「シールいらない!」と言うようになってしまいました。 娘の希望を聞いてみた!シール作戦が不発に終わり、次はどうしようかと悩んだ私。そこで娘に「トイレでおしっこが成功したら、何がしたい? ご褒美に娘の好きなことをしよう」と聞いてみました。すると娘は、しばらくうーんと考えて「ぐるぐる抱っこ!」と言ったのです。ぐるぐる抱っことは、娘を抱っこした状態でぐるぐる回る遊び。 トイトレを始めたばかりのころは、娘の排泄が成功すると私もテンションが上がり、よくぐるぐる抱っこをして娘をたくさん褒めていたものです。娘はシール貼りよりも、私に褒めてもらうことのほうがうれしかったのかなと、そのときハッと気が付きました。また、キラキラシールよりも抱っこのほうがいいという娘の気持ちがかわいくて、私は思わずキュンとしてしまったのでした。 ぐるぐる抱っこでトイトレ大成功!それからは、娘がトイレでの排泄に成功するたび、約束通りぐるぐる抱っこをしてたくさん褒めました。「キャー!」とうれしそうに笑う娘を見ると、私も幸せな気持ちに。そうして1週間もするとトイレに行くことが習慣となり、2歳8カ月の現在は、ぐるぐる抱っこなしでもトイレに行けるようになりました。 この一件で、娘は褒められるのが大好きだと改めてわかった私。当たり前にトイレに行けるようになった今も「自分からトイレに行けるなんてかっこいいね!」と、定期的に娘を褒めることだけは忘れずに続けています。 私は「トイトレといえばシール貼り」「子どもが喜ぶ物といったらシール」と勝手に思い込んでいましたが、娘にとっては褒められることこそが何よりのご褒美だったようです。娘がシールより私を選んでくれたようにも感じ、無性にうれしくなってしまいました。人と関わることが大好きな娘なので、これからもトイトレに限らず、たくさん褒めながら育てていきたいなと思っています。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2023年05月12日義母はおおらかで細かいことは気にしないタイプ。私を実の娘のようにかわいがってくれました。早くに実母を亡くした私も、義母を実の母のように慕い、本当の母娘のような良好な関係が続いていました。しかし、義実家を訪問したある日、授乳について口出しをしてきた義母と大喧嘩してしまったのです……。 仲のよかった義母と「授乳」で大喧嘩! 隣県に住む義母とは良好な関係です。私は早くに母を亡くしたこともあり、実の母のように慕い、月1回義実家へ行っていました。 あるとき私は、産院で助産師さんから断乳と卒乳の話を聞きます。娘は乳アレルギーを持っていたため、生後4カ月から完全母乳育児をしていたのですが、子ども自身が授乳から卒業する「卒乳」を目指すことにしました。そんな私の決意を知らない義母は、1歳程度で母乳をやめるべきと考えていました。 義実家へ訪れたある日、2歳になる娘が「おっぱい」と言い出します。すぐに授乳できず、娘はどんどん機嫌が悪くなり、ついに泣き始めました。義母は「まだおっぱいあげてるの? もう2歳だからそろそろやめたら?」と言ってきましたが、卒乳を目指していた私は「2歳でも欲しがればあげて良いと助産師さんに言われているので、やめる気はないです」と反論。 義母も泣く娘を見て「泣けばもらえると思って、わがままに育っているんじゃないの?」と言い出しました。お互いがイライラした中で、娘の不機嫌も頂点に。泣き叫ぶ娘に、義母は「〇〇ちゃん、もう2歳よね? もうおっぱいは飲んじゃダメ。赤ちゃんが飲むものだから恥ずかしいよ」と大声で言い放ちます。その瞬間私は「どうして子どもに直接言うの!? 私の育児にあれこれ言わないで!」と叫び、そのまま泣く娘を抱いて自宅へ。帰宅後、夫に話を聞いてもらい気持ちが落ち着きました。夫は「母は思ったことをすぐに口に出すタイプだから」と代わりに謝ってくれましたが、私の中でしこりが残り毎月の帰省はストップ。 それから数カ月後、娘が義母に会いたがっていることもあり再びに義実家を訪問することに。どこかよそよそしい態度の私に気を遣わせないように、義母は笑顔で迎え入れてくれました。私がいないところで夫が義母へ注意してくれ、私の母乳育児へのこだわりを知り反省したそうです。その後、気まずさがほぐれた私に義母は直接謝ってくれました。「価値観は違う」ということを受け入れてくれた義母に感謝です。 作画/becomachi85監修/助産師 松田玲子著者:木村さち
2023年04月22日春は始まりの季節。新しい環境での生活がスタートするほか、気分を一新するために新たなことを始める人も多いですよね。しかし、そんな時期を見計らうかのように、世間では善良な人をだまそうとする魔の手が増加するのです…。2023年4月13日に、もちよし(@mochiyoshin)さんがTwitterに投稿した実録漫画は、多くの人に知ってほしい注意喚起でした。「電気代が安くなる」という、怪しすぎる勧誘電話ある日、もちよしさん宅で、70歳になる母親の元に1本の電話がかかってきました。相手は、自称『電力会社のスタッフ』。母親の話を聞いて、不審に思ったもちよしさんは、インターネットで調べることにします。その結果、電話は詐欺の可能性が高いことが判明!もちよしさんは、しつこくかかってくる電話に出ることにしますが…。電気代が下がるよ!という内容で、話を進めると色々ローン契約させられちゃう詐欺っぽい電話が流行ってるようです。家電がある実家。特にお気をつけください。 pic.twitter.com/MLsdJJI79n — もちよし (@mochiyoshin) April 13, 2023 「電気代が安くなる」と主張し、しつこく営業の電話をかけてくる、自称『電力会社のスタッフ』。しかし、電力会社を名乗るにもかかわらず、もちよしさん宅の契約情報を知らなかったり、説明もおおざっぱだったりと、不審な点が多く見られたといいます。運よく、もちよしさんが実家にいるタイミングに電話がかかってきたため、無事に被害を回避できた今回のケース。もしこの時、もちよしさんがいなかったら、強引に話を進められて、半強制的に契約を迫られていた可能性もあるでしょう。漫画は拡散され、「親にも教えたい」という声や、「自分も経験がある!」といった共感する声が寄せられました。・高齢の家族がいると不安だよね…。うちの親は、ホイホイ話に乗っかっちゃう。・これ、自分の携帯にもかかってきた!大手電力会社を名乗って、だまそうとしてきたよ。・「電話代で興奮するってどんな趣味だよ!」で笑っちゃった。これに限らず、営業電話は気を付けたい…。ほかにも、春に増加する危険な『魔の手』として、マルチ商法などの勧誘が挙げられます。新生活は、環境が大きく変化することもあるため、人によっては心が不安定になってしまうこともあるでしょう。だからこそ、隙に付け込まれやすい時期ともいえます。また、判断力が低下した高齢者は、詐欺や勧誘のターゲットにされやすいため、身近な家族が注意をうながすことも大切です。[文・構成/grape編集部]
2023年04月17日エリカさんの母は、女の子はかわいければかわいいほど幸せになれるという考えの持ち主。しかしそれは母の理想の押しつけでしかなく、エリカさんは幼いころから実母によって、何もかも支配されていました。そして大人になった今、エリカさんは苦悩に苛まれます。容姿や学歴など、周囲の評価に異常なほどこだわりを持つエリカさんの母は、恐怖で支配する人。「エリカのためを想って言っているの」と口癖のように言い、エリカさんを抗えないようしてきました。 目を二重にすれば幸せになれると幼いころから母に言われ続け整形。部活も、髪型も、洋服も、すべて母が決めたものしか許されません。 高校三年生のときに、友人と進路の話をしたのがきっかけで、自分の母とほかの家庭の親は考え方が違うのだと気付いたエリカさん。母に、大学へ進学しない同級生をどう思うか聞くと「子どもに裏切られた親が可哀想」と言い放ったのです。 「子どもが夢を追うのは間違ってるってこと?」とエリカさんが聞くと、母は医師や弁護士など、立派な夢なら応援できると言いました。 「お母さんの言う立派ってどんな基準なの?」と問いますが、母からは納得できる返事はなく、「どうしてそんなお母さんを責めるような意地の悪い言い方をするの?」とエリカさんを責めるばかり……。 「私、お母さんと離れなくちゃダメな気がする」 エリカさんは母に違和感を覚え、自分の人生について今一度考え、初めて自分の意思で行動を起こすことに……。早くこの家から出て、お母さんと離れたい…… 「この家を出る理由を作らないと」 母から選択肢を奪われてきたエリカさんは、やりたいことがすぐに思いつくわけではありませんでした。そこで、母から逃れるために家からは通えない学部を探します。 そして見つけた経済学部。エリカさんは母に、思い切って相談すると「そう、いいんじゃない?」と、母はエリカさんが経済学部を志望する理由も聞かず、賛成。 続けて「近所の人からも大学名しか聞かれないもの」と言い、エリカさんは自分が有名な大学にさえ通っていれば、母はそれでいいのだと悟ります。 エリカさんが意を決して進路希望の学部を相談をしても、結局大学名にしか興味がないと知り、改めて母に失望するのでした。まさか娘が自分から逃れたいと思っているとは知る由もないのでしょう。母の顔色をうかがいながら、母の理想の娘として生きる。これがどんなにつらいことか、想像するだけで息苦しいですね。 エリカさんが本当に自分のやりたいことを見つけ、自分の人生をたのしめる日がやってくるのを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター グラハム子
2023年04月11日エリカさんの母は、女の子はかわいければかわいいほど幸せになれるという考えの持ち主。しかしそれは母の理想の押しつけでしかなく、エリカさんは幼いころから実母によって、何もかも支配されていました。そして大人になった今、エリカさんは苦悩に苛まれます。容姿や学歴など、周囲の評価に異常なほどこだわりを持つエリカさんの母は、恐怖で支配する人。「エリカのためを想って言っているの」と口癖のように言い、エリカさんを抗えないようしてきました。 母からの重圧は、部活だけに留まらず、進路先まで決めてしまいます。母のために必死で受験勉強する日々…… 「エリカは有名大学の付属高校に行くの」 エリカさんが小学生のころから進学する高校を母は決めていました。そして受験の季節が迫ると、母は怒ったり泣いたり、情緒不安定に……。 「志望校を子どもの好きにさせたりろくに勉強させないような親は子どもを見放した親なの」 母はここでもエリカさんの幸せを思ってのことだと言います。そんな期待に応えるべく、必死に勉強し、無事志望校に合格しました。 「後は顔だけね。早く整形しちゃいましょ」 そう言いながらエリカさんを抱きしめます。身なりや友人、部活や進路などすべてを母に縛られてきたエリカさんは、もはや自分の感情がわからなくなってしまったのでした。 プレッシャーを受けがちな受験は、家族からの励ましや、やさしい言葉に救われるものです。情緒不安定な母のプレッシャーを受けながらの勉強するのは、エリカさんも大変だったはず。 合格しても素直に喜べないエリカさんの姿を見ると、心が壊れてしまったのではないかと心配になりますね。心理的な親の支配でも、子どもの心を蝕みます。この気づきにくい虐待から子どもを救ういい手立てがほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター グラハム子
2023年04月06日エリカさんの母は、女の子はかわいければかわいいほど幸せになれるという考えの持ち主。しかしそれは母の理想の押しつけでしかなく、エリカさんは幼いころから実母によって、何もかも支配されていました。そして大人になった今、エリカさんは苦悩に苛まれます。容姿や学歴など、周囲の評価に異常なほどこだわりを持つエリカさんの母。一重だったエリカさんは、二重にすれば幸せになれると幼いころから母に言われ続けていました。 「一重で可哀そうに……。」と、まだ小学校低学年のエリカさんの顔を見て憐れむ母は、中学を卒業したら整形させてあげると一方的な約束をしてきました。 そしてエリカさんは中学卒業後、母に言われた通り整形手術をすることに。母に連れられて、人生で初めて美容クリニックに足を踏み入れます。怖いけど、整形しないと幸せになれない…… 「これで人生楽しくなるわよ」「こんな娘思いな親いないわ」 整形手術を終えた帰り道、エリカさんの母は満足そうに話します。昔から母によって容姿が悪いと言い聞かされていたエリカさんは、自分は親に恵まれていると信じて疑いませんでした。 思い返せば、エリカさんは幼少期のころから母にコントロールされていました。 ある日、母の反対を押し切って、祖母にもらったくまの洋服を着たがったエリカさん。すると母はおもむろにハサミを取り出し、くまの洋服を切り裂きました。そしてこうなったのは、エリカさんのせいだと言い聞かせるのです。 エリカさんは母の支配のもとで、理想の娘像と違うことをしないように生きてきました。大学生になったエリカさんは、理想と現実の違いに悩み、過食症に苦しんでいたのでした。 子どもの幸せを願う親。しかしその願いが間違った方向に向けば、「毒親」と呼ばれる存在になってしまうのかもしれません。 エリカさんのように、本来味方であるべき母親に容姿を貶されるのは、子どもながらに受ける傷は大きいはずです。当時のエリカさんの気持ちを思うと、子どもは親のアクセサリーではないのだと言いたくなりますね。 いくら親子と言えど、子は親の所有物ではありません。子どもの意思を尊重して、一人の人間として接することが大切なのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター グラハム子30代。小学生、幼稚園児の母。幼い頃の夢は宝塚、漫画家、お笑い芸人。どれも叶わず平凡な主婦になっちゃったけど、今から夢に向かって頑張るアカウント。ダルっとババキュア!
2023年04月04日誰しもが経験したであろう、おままごと。みなさんが小さい頃は、どんな風にやっていたか覚えていますか。これは3人の子供を育てる、hanemi(hanma_ma)さんが描いたエピソード。5歳の長女スイちゃんに「おままごとをしよう」とせがまれ、参加してみるのですが…。5歳児とは思えない、味のあるセリフ回しに終始驚き!どこで覚えてきたのでしょうか、まさにリアルおままごとですね。居酒屋というテーマで母を誘い出すあたりも、かなりの策士だと思われます。hanemiさんも「目の前にネネちゃんが現れてびっくり。言葉使いが一気にマセてきている」と、日々驚かされているようですよ。投稿のコメント欄にはこんな声が寄せられていました。「人生2周目なのかな…」「巧みな会話術!会話の元ネタが気になって仕方ないね」「はたして情報源はどこから…」「そのリアルさならずっと付き合えそう」「いや、すごいわ!将来いい女将さんになりそう」子供の吸収力はスポンジ。きっとアニメやドラマ、街中の会話など、さまざまなシーンから覚えているのでしょう。子供だちのリアルおままごとの台本にならないよう、変な会話には気を付けないといけないですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月04日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。前回の話に引き続き、実母との関係がうまくいっていないという女性からのエピソードをご紹介します。母娘の絆は、どのようなかたちであれ簡単に切ることはできないでしょう。でも、自分の人生は母親のためでなく、自分のためにあるのだと忘れないでくださいね。ここぞというタイミングに自分の主張を貫くことが、幸せへの一歩でしょう。作画:しのささむつ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年03月22日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。高校に入学してから、再び体調を崩してしまいます。母も昔から体が弱く、祖母に否定ばかりされて育ちました。「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、母は鍼灸などの治療をぷみらさんに勧めていたのですが、ぷみらさんは以前から、鍼灸が苦手。しかし、母の勧めを断りきれず治療を受け入れ、ある日訪れた鍼灸院で……。鍼灸院での問診に対して、「来ないと母が泣くので来た」と答えたぷみらさん。すると、「あなたはかわいそう。あなたではなく、お母さんの意思でここに来たのね」と先生に言われます。その言葉をきっかけに、母が主張する「アンタのために」は母自身のためであり、そこに自分の気持ちがなかったことに気が付くぷみらさん。 帰宅したぷみらさんは、母に対して感情が溢れ出します。「もう鍼灸には行きたくない!」と訴えるぷみらさんに、「アンタのために言ってるの!」と言い返す母。 「それは私のためじゃない!! お母さんはおばあちゃんと同じことしてる!」と、ぷみらさんは涙ながらに訴えます。 ぶつかり合う親子。その先には… 「いつも私のためって言うけど、結局はお母さんのためだよ!!」「自分の思い通りにならないと私のこと責めるし、泣いたり怒ったりするじゃん」「お母さんは、そうやって私のことをコントロールしてる!」 「もう嫌だ!!」 今まで自分の気持ちを押し殺していたぷみらさんは、溢れ出す感情を抑えきれません。 「おばあちゃんと同じことしてる……。一番なりたくなかったはずなのに……」 自分の思い通りにしようとする祖母に、嫌気がさしていた母。ぷみらさんに指摘されて初めて、自分がわが子に同じことをしてしまったと気が付きます。 「ごめんね……」 涙する母に、「私もごめんね」とつぶやくぷみらさん。 その後、母からの押し付けは減り、「アンタはどうしたいの?」と聞いてくるように。 まれに「アンタのために言ってるの!」と言われても、「私は嫌だ」と、ぷみらさんは自分の意思を伝えるようになりました。 母のしてほしいことと、自分のしたいことをしっかり線引きする。その大切さを知ったぷみらさんは、「自分の気持ちを大切にして生きたい。私は私の人生を歩みたい」そう誓うのでした。 「私のために言ってくれているんだから……」と、自分の気持ちにふたをしていたぷみらさん。まだ時折、「アンタのために」と言われることがあるそうですが、母の考えと自身の考えを切り離し、自分の気持ちを大切にするようになりました。親子であっても、それぞれ考え方の違う人間同士。強い絆があるからこそ、今のぷみらさんと母のように、お互いの気持ちを尊重し合える関係性でいたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月09日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ救急外来で受けた検査の結果から、娘の心臓にふたつ穴が空いていることが発覚。毎日娘が死んでしまうのではないかと怖かった私は、治療という光を見つけホッとする。そしてこのまま入院することになり…。■パパに連絡しなきゃ!はじめての小児科での入院は驚きの連続でした。大人の入院とはなかなか勝手が違い、戸惑うことも多かったです。娘のさくちゃんが入院した病院では親が24時間付き添い、食事は病室でオッケーでしたが、病院によっては付き添いなしだったり、病室で食事できなかったりするようです。今はコロナのせいで付き添いやお見舞いができないなど、より大変だと思います。そして病気が見つかって、自分では冷静なつもりでしたがモヤモヤしたりしていて…。ドンと構えた強い母になりたかったのですが、なかなか気持ちに整理がつきませんでした。■元気に産めなかった…病気なのは「私にはどうすることもできなかった」とわかってはいるんですが、「妊娠初期の葉酸足りなかったかな」「仕事で無理しすぎたせいかな」と、どうしても考えてしまって…。健康に産んであげれたらこんな苦しい思いをさせずに済んだのかなと、この時娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになった覚えがあります。そして、小児の心臓手術ができる病院がこんなに限られているなんて初めて知りました。手術した病院には県外からもたくさんの人が来ていて…、自宅近くの病院だったのは本当に奇跡でした。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月05日■前回のあらすじ美織は母に、なぜ翔太を嫌うのか聞いてみる。すると返ってきた言葉は「わからないから」。夫婦で働き、育児をして幸せそうな美織を見ると「自分の人生が間違ってたと言われているように感じる」と打ち明けられ…。 >>1話目を見る 【美織sideSTORY】2ヶ月後、母の家を訪れると、今までにないぐらい穏やかな母がいました。夫に冷たい態度を取り続けてきたことに対してモヤモヤする気持ちはまだありますが…これまで母の気持ちをわかろうとせず、寂しい思いをさせてしまってきたことを反省しました。これから少しずつでも、母と夫の関係性が良くなっていけばいいなと思います。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 古口春菜 /イラスト・ もづこ
2023年03月03日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことが使命のように感じていました。小学6年生のとき、「マンガ家なんか」と母に自分の夢を否定されたぷみらさん。友だちの家に遊びに行った際、笑顔で子どもの夢を応援する仲のいい家族の様子を目の当たりにし、羨ましく思うことも……。 ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかしぷみらさんは、以前のように母の望むようなかたちで、愚痴を聞くことはありませんでした。 中学生になり、反抗期到来…!? 愚痴を言いに来る母に、「部活や塾で疲れてるから、愚痴は後にしてくれる?」と、母に伝えたぷみらさん。 すると母は、「話くらい聞いてくれたっていいじゃない!」とぷみらさんに怒りをぶつけます。 「毎日聞いてるよ!たまには休ませてよ!」 ぷみらさんが言い返すと、「私はアンタら子どものために、この家で我慢してるのに!」と、母はヒートアップ。 以前のぷみらさんなら、母の愚痴に耳を傾けていたかもしれません。しかし、中学生になり、反抗期が到来。 「うっせーーーー!」 ぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増えました。 「愚痴を聞かされるこっちの気持ちは、いつも無視。家事をしてくれることに、感謝はしてるけどさ……。ヤダヤダ! 気持ちがぐちゃぐちゃ!」 母に対しイラ立つ気持ちはあるものの、同時に罪悪感を抱いてしまい、ぷみらさんは苦しさを感じるのでした。 中学生になり、「今は愚痴を聞けない」と母にはっきり伝えるようになったぷみらさん。母に感謝している部分もあり、罪悪感を覚えてしまいます。ぷみらさんは“反抗期”と表現していますが、自分の気持ちを無視され、毎日愚痴を聞かされる状況に、拒否反応が出るのは当たり前のように思います。 わが子の反抗期、「できればこないで!」なんて思ってしまいますが、皆さんはいかがですか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月26日■前回のあらすじ「ミヨのことを知っていたのでは?」とサヤに疑問を投げかけるミヨの母親。するとサヤはウソをついたことを認めました。なぜウソをついたのか問われるとサヤは一言「その子がウザかっただけ」と。呆気にとられる中、モンペ母はこの期に及んでも「ウチの子は悪くない」と主張するのでした。■反省の色が全く見えない親子■娘の言葉が胸に染みる…帰り際、話しかけてきた担任。どうしても言いたかったことがあった…というその内容とは?次回に続く「ウチの子は絶対に悪くないんです」(全42話)は17時更新!
2023年02月23日2020年3月生まれの娘・あーねちゃんを子育て中のおにぎりさん。あーねちゃんとの日常を、母の感情を擬人化したキャラクターとともに、おもしろおかしく描いています。手足口病になってしまった、あーねちゃん。おもちゃも絵本もたくさんあるはずなのに、構ってほしさから衝撃の行動に!? おにぎりさんが抱える悩みに、共感の声がたくさん届いています。これがあなたの得たい未来だったの!?手足口病のあーねちゃん。 おもちゃも絵本もたくさんあるはずなのに、寂しさと構ってほしさから、拳を激しめにくわえて大泣きし始めました。 「なんで!? 一緒の空間にいればそれでいいでしょ!?」とイライラしてしまうおにぎりさんですが…… 「十分寄り添えたって言えるの?」「これがあなたの得たい未来だったの!?」ズシンと心に響く言葉ですね。 「『私、頑張っているんだから、自分のために時間を使ってもいいよね』と思って選択したことなのにモヤモヤした」と語るおにぎりさん。本当はどうしたらいいのかは分かっていても、体や心が疲れていると、なかなか動けないこともありますよね。 SNSのコメント欄にも、 「子どもとの時間も大事、でもそればかりでは自分が満たされないし、結局子どもにもやさしくなれない……。母親ならきっとみんな抱いている感情ではないでしょうか」 「私のことかなというくらい共感です。子どもと向き合いながら、自分の気持ちも大切にして、無理なく行動していきたい」 「子育てが終わったばあばですけど、自分の子育ての反省も込めて涙が出ました。モヤるし、つらいですよね。本当に全国のママさん、無理しすぎないで」 と共感の声がたくさん。 自分の時間を優先した結果モヤモヤするのは、子どもも大切な存在だから。疲れたときは手を抜いても大丈夫。自分のためにも、子どものためにも、たまには休んでのんびりすることが大事ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター おにぎり2020年3月生まれの娘を子育て中の母。娘との日常を、母の感情を擬人化したキャラクターとともに、おもしろおかしく描いています。
2023年02月15日2020年3月生まれの娘・あーねちゃんを子育て中のおにぎりさん。あーねちゃんとの日常を、母の感情を擬人化したキャラクターとともに、おもしろおかしく描いています。おにぎりさんが手足口病になってしまったときの話。体はつらいものの、あーねちゃんのお世話のことを考えると、心配が尽きません。そんなとき、どこからともなく「えらいな~」の声が!?えらいな~!大丈夫だよ~!おにぎりさんが手足口病になってしまったときの話。大人が病気になると、大変ですよね。体はしんどくても、子どものお世話はしなければ……。 すると、どこからともなく「えらいな~」の声が。その声は……、“ポジティブの擬人化”!? 「どんなにつらくても、あーねのことを第一に考えているところ、えらいな~」「大丈夫だよ~!」こんな言葉をかけられたら、心底ホッとしますね。 「つらいときほど褒めまくる」とおにぎりさん。つらいときほど、客観的になることが必要なのかも。 お母さんの様子を見て、あーねちゃんはきちんと協力してくれています。親の想像を超えて、子どもは成長しているものかもしれませんね。 お風呂やごはんの心配も、“ポジティブの擬人化”にかかれば、まったく問題ないことに気がつきます。いろいろと考えて心配してしまうより、まずは体を休めて元気になることが大切!毎日子育てを頑張っているお母さん・お父さん、疲れたときにはしっかりと休みましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター おにぎり2020年3月生まれの娘を子育て中の母。娘との日常を、母の感情を擬人化したキャラクターとともに、おもしろおかしく描いています。
2023年02月14日2020年3月生まれの娘・あーねちゃんを子育て中のおにぎりさん。あーねちゃんとの日常を、母の感情を擬人化したキャラクターとともに、おもしろおかしく描いています。子どもって、手がつけられないほど大泣きしてしまうときがありますよね。この日は保育園で疲れたのか、大泣きのあーねちゃん。おにぎりさんの頭の中では、いろいろなキャラクターが登場し、助けてくれて……!?「あれ…?」気づいたら朝だった…2歳の娘ちゃん。 保育園で疲れたのか、お母さんに抱っこしてほしくて大泣きです。 でもお母さんは両手がふさがっています……! いつの間にか朝になっている……!? 「かなりストレスを抱えていたから、記憶の一部を私がしまっておいたよ」と“忘却の擬人化”が現れました! どうやって帰ってきたのかまったく覚えていないけれど、ストレスのない朝を迎えられたと笑顔のおにぎりさん親子。「これは自己防衛だったのだろう……」とおにぎりさん。 SNSのコメント欄にも、 「うちにも来てほしい。忘れるって大事ですよね」 「泣き叫ぶ息子を丸太のように担いで登園した朝を思い出しました……。登園に必死で後のことは覚えてない」 「ママも子も、忘れてすぐにリセットしなきゃな修羅場、ありますよね」 と、やはり子育てには“忘却の擬人化”が必要なようです……!みなさんも頭の中にいろいろな擬人化キャラを呼び起こして少し冷静になってみると、気持ちがラクになるかもしれませんよ。 著者:マンガ家・イラストレーター おにぎり2020年3月生まれの娘を子育て中の母。娘との日常を、母の感情を擬人化したキャラクターとともに、おもしろおかしく描いています。
2023年02月13日私は8歳と4歳の娘たちの母です。私たちには4年ほど前から家族ぐるみで仲良くしている一家がいます。そちらも8歳と4歳の姉妹で、子どもたちはとっても仲良し。母同士も共通の趣味があり、気が合います。とても友好な関係を築いているのですが、私にはひとつ気になっていることがありました……。 ママ友一家の長女が優秀気にしていた点というのはママ友の長女が明るく朗らかで何でもできる子であるため、私が少し劣等感を抱いてしまっていることです。ママ友の長女は本当に良い子で、それを鼻にかけたり私の長女を下に見たりするなんてことはないのですが、私はどうしても長女と比べてしまい……。 例えばその子が誰にでもきちんとあいさつできるのを見て、なんでできないのだろうと悩んだり、その子が毎朝読書をしていると聞けば長女にもすすめてしまったり。同じ習い事をしているので、どうしてもその子の凄さに目がいっていました。 絶対比べてはいけないとわかっているのに比べることが無意味だとは頭ではわかっています。そして、比べてしまう自分が心底嫌でした。長女には「◯◯ちゃんはできているよ」などの発言はしないように気をつけていたのですが、そう思っていることは滲み出ていたかもしれません。 いつか絶対に長女を傷つけてしまうと思ったので、友達一家と少し距離を置いたほうがよいのかなと思いました。でも、子どもたちは遊びたがるし、私にとっても友達一家は切り捨てることなどできないかけがえのない存在なのです。 比べる対象が間違っていたそこで私はこの問題は自分の意識を変えるしかないと思いました。そのとき、私は娘の良いところを探すときに「娘は〇〇ちゃんと比べてここはできる」と考えていたのですが、他の子と比べて優劣をつけることが間違っていたことに気がつきました。 比べるべきは「過去の長女」と「現在の長女」だったのです。そうすることにより、心から「すごいなあ」と思う成長がいくつもありました。そしてこれからもたくさんの成長をしていくから大丈夫だと思えたのです。 意識して考え方を変えることにより、長女の可能性に改めて気がつき、今できないことがあっても長女には長女のタイミングがあると思えるようになりました。今もママ友の長女と比べてしまうことがないと言えば嘘になってしまいますが、そう思ってしまったときは長女の成長に目を向けるよう意識しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年02月04日部屋に植物を置いていると、生活の質が上がったように感じますよね。一方、「観葉植物を育てたい」と思いつつも「枯らしてしまうしな」と考え、手が出ない人もいるのではないでしょうか。枯らしてしまう原因の1つとして考えられるのが、水やりのタイミングを見誤ってしまうこと。ワンコロもちべヱ(@WANKOnin)さんは、園芸好きな母親から水やりのタイミングが分かりやすくなる方法について教えてもらったといいます。簡単水やりセンサー教えて貰った話 園芸界隈では常識なのでしょうか?はじめて知った。これで枯らしたら流石にもう植物育てるのやめます pic.twitter.com/C3RtSwfnYG — ワンコロもちべヱ (@WANKOnin) December 24, 2022 母親が教えてくれたのは、松ぼっくりを使用する方法でした。なんでも、松ぼっくりが開いたら水をあげるといいのだそうです。この方法なら、水やりのタイミングが分かりやすく、植物を育てられそうですね。ワンコロもちべヱさんがTwitterに投稿した漫画に、「これはいいね」「やってみる」などの声が寄せられています。・そうなんだ!知らなかった。いつも水やりのタイミングが分からなかったのでありがたいです。・松ぼっくりがセンサーになるなんて、なんかかわいくていいですね。真似してみよう!・松ぼっくりを拾う場合、中に虫がいることがあるので、なるべく枯れたものを選んでね。何日か水に沈めてから使用するといいですよ。・保育士ですが、これまでの経験上、松ぼっくりを2日ほど冷凍させると中から虫がでてこないです。使う前にやってみて。これまで、植物を育てることを諦めていた人は、この方法を試してみてはいかがですか。また、ワンコロもちべヱさんは普段、自身のブログを更新しています。気になった人はこちらもチェックしてみてくださいね。ともだちに忍者が多い人のブログ[文・構成/grape編集部]
2022年12月28日自閉症スペクトラムの娘、あきちゃんとの日常をマンガで紹介しているさやこさん。ある日、アイスを食べていたときのことです。コーンの部分がポロっと地面に落ちてしまいました。「あ」と思わず声をあげたあきちゃん。さやこさんは「しょうがないね」と声をかけました。するとあきちゃんは……!? 娘の反応にビックリ アイスのコーンの部分を落としてしまったあきちゃん。ギャン泣きを覚悟したさやこさんは、少しでも落ち着かせようと、「落ちたらしょうがないね」と声をかけました。 けれど、そのフォローは必要ありませんでした。 あきちゃんは自ら 「だけど、まあいいや」 そう言って、コーンのことは諦めたのです。 そして、「まあいいや」ができたことを褒められると、あきちゃんはきっぱりとなでなでを要求してきました。さやこさんは「しますします、いっぱいします」となでなでしたのでした。 ◇◇◇ アイスのさくさくのコーンは、あきちゃんの大好きな部分なのだそうです。失敗をあっさり受け入れたあきちゃん。ちゃっかりなでなでを要求するところが、またかわいいですね♡ さやこさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター さやこ娘と夫の3人暮らし。自閉症スペクトラムの娘との日常を中心にいろいろと過去の出来事などエッセイマンガを描いてます。
2022年11月20日ある日、スーパーへ買い物に行くことになりました。すると娘のこはちゃんが、張り切っておめかし。プリンセスになりきったこはちゃんを説得して、母、まきこんぶさんは「寒いから着なさい」と上着を着せてました。そして、いざ出発!するとスーパーで予期せぬ出来事が起こって……!? スーパーでのハプニング!? プリンセスになりきって、ドレス1枚でいたかったけれど、まきこんぶさんに言われて渋々上着を着てお出かけしたこはさん。 スーパーで、なんと同じドレスを着た女の子に出会いました。 しかし、その子は上着を着ていません。 「暑くなってきた」 と言って上着を脱ぎ始めたこはさん。まきこんぶさんはこれを止めるわけにはいきません。 そして上着を脱いだこはさんと女の子は、お互いを意識して見つめ合っていたのでした――。 ◇◇◇ こはちゃんの上着を脱ぐときの表情に、思わず笑ってしまいました。暑くなって……は、きっとないですよね。お互いに目線をやるのにコンタクトをとらない2人。意識しているのが丸わかりで、なんだかかわいいですね♡ 著者:マンガ家・イラストレーター まきこんぶ心に余裕のないヒステリックなワーママ。牛乳多めのカフェオレと焼き立てパンがあればだいたい機嫌が直る。何気ない日常をテンション高めで漫画にしてブログやInstagramにUPしている。ナルシストで家庭的な夫「オタッキー」と内弁慶外地蔵な娘「こはさん」、食欲が9割の息子「あん太くん」との4人暮らし。
2022年11月17日鹿児島県では、母娘旅で訪れたい、鹿児島の魅力あるスポットをSNSで発信する「こけけKAGOSHIMA母娘旅」キャンペーンを実施しています。キャンペーン名の「こけけ」は鹿児島弁で「ここにおいで」という意味です。3組のインフルエンサーが母娘旅にマッチした鹿児島県の各エリアを巡り、自然や食、温泉、アクティビティ等を実際に体験。その中から、母娘旅にぴったりなおすすめスポットをインフルエンサー独自の目線で切り取り、写真や動画でその魅力を伝えていきます。インフルエンサーが撮影した動画やテーマごとに設定したモデルコースを一緒に体験しているような感覚でお楽しみください。◎特設サイト: キャンペーンロゴまた、インフルエンサーが実際に体験・投稿した体験プログラムのペアチケットが当たるプレゼントキャンペーンを実施します。公式Twitterアカウントをフォロー&リツイートするだけで簡単に参加できます。ぜひ、インフルエンサーの投稿や特設サイトをご覧いただき、鹿児島の魅力を体験してください。◎プレゼント用公式Twitter: ◎プレゼント応募期間 : 2022年11月14日(月)~2022年11月30日(水)奄美大島マングローブパーク【プロモーション概要】◎テーマ:こけけKAGOSHIMA母娘旅(2023年3月31日まで)◎特設サイト: ◎インフルエンサー:(1)「おーちかmap」氏(Instagram: )(2)「LuLu」氏(Instagram: )(3)「ちょりんた」氏(Instagram: )◎プレゼントキャンペーン:インフルエンサーが体験した母娘で行きたい体験ペアチケットが抽選で当たります。プレゼント用公式Twitterアカウントをフォロー&リツイートして下さい。◎プレゼント用公式Twitter ◎プレゼント内容(1)指宿市営唐船峡そうめん流し →そうめん流し体験(A定食)ペアチケット×2組(2)砂むし会館 砂楽 →砂むし体験ペアチケット×2組(3)黒潮の森 マングローブパーク →カヌー体験ペアチケット×2組(4)農園ガーデン空 季節の野菜・果物収穫体験 →季節の野菜・果物収穫体験ペアチケット×2組(5)お肉とワイン 黒ノ壽(クロノス) →黒毛和牛ステーキランチ(日本一の鹿児島県和牛)ペアチケット×1組◎プレゼント応募期間2022年11月14日(月)~2022年11月30日(水) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日娘の美容室はいつまで付き添うのが正解?母の身なりのほうが毎度アウトな気がしています!(笑)■ イベントがないと切れない母娘よりお母さんのほうが……って絶対思われてると思う。髪型もそうだし、美容室いくためにちょっと小ぎれいな格好しなきゃいけないのも毎度悩んでしまう~。クセ毛って伸びるとほんとにあっちこっちハネまくるわ、モサ感増すわで大変なんだよね……直毛の方がうらやましい。子どもの散髪って、何歳くらいまで親が付き添いしなきゃなんだろ(笑)。車の中で待機していたい(笑)。美容師さんは何も言わなかったけど、自分が恥ずかしすぎて予約してきてしまったよ。これでいい感じの髪型のまま、年越しができるかな。
2022年11月12日■前回のあらすじ自分に残された50年の寿命を、自分に1年残し、娘に49年を分けることにした母。死神と取り引きをした後現実に戻ると、娘は目を覚まし…。そして、母は残された時間で何をすべきか考えるのだった。■お母さん、ごめんなさい自分が死ぬということは、母親を悲しませることになってしまう…。そう気づいた希だったが、莉子に寿命をあげたことに後悔はないのでした。■どうしようもなく怖い納得して寿命を分けたつもりだったが、もっと一緒にいたいという欲が出た希。ひっそり泣いていると夫がそれに気づき…!?次回に続く「残された時間」(全21話)は12時更新!※この漫画はフィクションです
2022年11月09日■前回のあらすじ3歳の娘が病気でその短い生涯を終えようとしていたとき。母の希の前に死神が現れ、「お前の寿命を娘にやるか?」と言い出す。死神いわく、希の寿命は50年。その中から希が決めた寿命を娘に分けられると言うのだが…。■希が下した決断は?■娘が生き返った!?自分の寿命を1年だけ残し、49年分の寿命と引き換えに娘の莉子を蘇らす取り引きを交わした希。現実に戻ると、莉子に奇跡が起きるのでした。そして、希に残された時間は360日に。彼女はこの後、人生をどう生きるのでしょうか。次回に続く「残された時間」(全21話)は12時更新!※この漫画はフィクションです
2022年11月08日多くの子供たちが大好きな、なぞなぞ遊び。書店の子供向けコーナーには、いろいろな『なぞなぞ本』が並んでおり、子供たちは頭をひねりながらクイズを解いて遊ぶのです。伊東(@ito_44_3)さんは、Twitterに『電車内の母娘』と題した、なぞなぞクイズに関する漫画を投稿。登場する親子は、母親が出題人となり、幼い子供となぞなぞ遊びをしている…のですが、その場に居合わせた男性が、やり取りを聞いていると…。『電車内の母娘』電車内の母娘 pic.twitter.com/rMu1zaqPV1 — 伊東 (@ito_44_3) October 30, 2022 どうやら子供には、特定の食べ物を口にすると症状が出る、食物アレルギーがあるようです。そのため、親子のなぞなぞはアレルギーに関するものだったのですが、そのやりとりはどんどんブラックなものに!ひと昔前はアレルギーが認知されていなかったため、理解不足からか年配の人の中には「そんなものは、気合いで治る」といい放ってしまう人もいます。親子のやり取りからは、母親が「アレルギーを甘く見るヤツは絶対に許さん」という強い意思を込めて、教育を行ってきたことが分かります…!同様の思いを持つ人は少なくないようで、漫画に対し、アレルギーを持つ人を中心に共感する声が続々と寄せられました。・この憎しみ、分かる~!「アレルギーは甘え」って何度いわれたことか。・この子供の祖父母が『アレルギーは甘え論者』なんだろうか…。・オチが秀逸で笑った。最後のコマのセリフは、いい笑顔でいっていそう。2022年現在、なんと国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患を持っているといわれています。時には命にもかかわる、アレルギー症状。だからこそ、現実でもこの母親のような、命を守るための教育が必要なのではないでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2022年11月01日全世界待望のマーベル最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が間もなく公開。プロデューサーと監督が本作は「“母と娘”の物語」になると語った。若く有望で、正義感溢れるワカンダのヒーロー、ティ・チャラを失い、悲しみに暮れる人々。そんなワカンダに、海の帝国の王、ネイモアによる新たな脅威が迫る。危機を前に、ワカンダ人たちは王がいなくとも自分たちのやり方でネイモアに立ち向かう努力をしはじめる…。しかし、ワカンダを守る女王として、そしてシュリやティ・チャラの母として、ラモンダは残された娘シュリの身の安全を心配せずにはいられないのだという。「ラモンダとシュリの関係性を掘り下げられるということに私たちはとても心を躍らせました」と語るのは、前作に続き本作でもメガホンをとったライアン・クーグラー監督。「1作目の映画では、父と息子の人間関係が多く描かれています・・・主人公も敵対者も、それぞれの父の死を乗り越えて前進しなければなりませんでした」と、父の意志を受け継ぎ、ワカンダを守るために活躍したティ・チャラやキルモンガーとの戦いをふり返る。「今回の映画は、母性をモチーフにした作品だと言うことができるでしょう。母親というものは、得てして、困難な状況の中でさえも母親でい続けなければならないものなのです」と、前作は父の意志を受け継ぐ息子ティ・チャラが活躍するストーリーだったが、本作では母ラモンダと娘シュリの関係性が深く描かれるという。ラモンダは愛する夫を失ったあと勇敢に戦うが、最新作では最愛の息子までも亡くしてしまう。本作のプロデューサー、ネイト・ムーアは「ラモンダは実に重要なキャラクターです」と続ける。「彼女はまた王が不在のワカンダを統治してもいる。女王と王女という女性リーダーとしての2人そして、母と娘としての2人、この状況は見ていて実に興味深いダイコトミー(二分法)ですよ」と、リーダーとしてワカンダを守りたいという願望を抱く一方で、大事な人を亡くしてきたラモンダは残された娘シュリも守らなければならない。深い悲しみの中、女王というリーダーとしての正義感、そして母親としての我が子を守りたい一心が交差するラモンダは、新たに迫るワカンダの危機を前にどんな道を選択するのか…。大切な家族を失うも新たに迫る戦いに身を投じるラモンダとシュリ。2人はワカンダを守るリーダーとしてどんな活躍をみせてくれるのか?期待が高まる。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月30日■前回のあらすじ娘のしぇーちゃんと信頼関係を築くべく約束を大切にしていた私。同じように接してほしいと旦那に話すが、娘が将来「言うことを聞かなくてもいい」と理解を得られず…。結果、ふたりの関わりが減ってしまったのでした。■旦那は娘の人生に興味がない!?愚痴愚痴してすみません…。私も性格が良いわけではないので、この頃の旦那には本当にムカムカして「その眼鏡割ってやりたいわ~」とか思っていました。勝負事は私も参加しますが、何せ日曜日以外はふたりで延々やっていたので「日曜日の少しくらいは、旦那遊んでやって」って感じでした。この頃は娘と外にふたりでお出かけできませんでした(トイトレ終わっても)。旦那は障がい児育児の1番大変な時期だったと言っていました(今聞いたら、今もずーっと大変らしい)。■娘の誕生日に限界が…!この頃、日曜日は家族皆ピリピリしていることが多かったです。申し訳ないけど旦那が出張でいない日の方が平和だった…。旦那はどれだけ言っても平気そうに思えたのか、私に対して娘と上手くいかない関係を当たってくるようになっていました。そして、ひとりベッドで寝る前に反省して、翌朝前日の態度を謝ってくる…。でも誕生日にそれはないよ。娘の一生に一度しかない誕生日なのに、毎年ケーキの文句言ったり、娘の誕生日嬉しいって気持ちも本当に感じなくて…。その日はこんなことで娘の誕生日に泣いてしまって反省しきりでした。でも旦那はこの出来事を「思い出すだけで動悸がする」と、トラウマになるくらいショックを受けたので(それによりかなり態度が軟化した)家庭を省みなくなっていた旦那に向けては意味があったのかもしれません。ただ娘へは…、誕生日に泣いてしまって本当に申し訳なかったです。次回に続く「娘と旦那の仲が悪くて困っています」(全11話)は12時更新!
2022年10月29日「今年の6月に、入院中だった最愛の母が亡くなりました。寂しいですが、お別れするまで娘として精いっぱいのことができたと思うので、後悔はないんです」そう話すのは、歌手の坂本冬美さん(55)。’87年にデビューし、今年で36年目となる。母の優子さん(享年77)は、いちばんに応援してくれた。父を失い、どん底の気持ちで引退を決意したときも、背中を押してくれたのは優子さんだったーー。坂本さんの父は、’97年に、交通事故で突然この世を去った。「父との別れは突然すぎて、20年以上過ぎても、今もどこか信じられない。父は、私と一緒にやりたくて、ゴルフをはじめたんです。亡くなるひと月前に一緒にゴルフをして、その後、お茶に誘われたけれど、飛行機があるからと別れて……。それが最後になりました。そのときの父の寂しそうな目が今も心に残っています。父には、もっといろいろしてあげたかったと悔やむ気持ちが強いんです」父の死に、母の優子さんも深くショックを受けていたという。不安定になっていく母の姿を見て、坂本さんは、歌手活動を一時休業。ひそかに、’02年のデビュー15周年での“歌手引退”も決心していた。「当時は母を一人にして寂しい思いをさせちゃいけないと、毎月、和歌山の母の元に戻っていました。母との時間を大事にしなきゃとするあまり、私自身も心も体も調子を崩して限界を感じていました」休業中は、和歌山の実家で母と支え合って過ごした。「あるとき、気丈な母が泣き崩れることがあって。私も母を後ろから抱きしめて、2人で抱き合って泣いたこともありました。母のことを心配しながらも、私の心もここにあらずで、私自身も抜け殻になっていたんです」そんな娘を見て優子さんは、次第に、「この子は歌をとったら何もない。歌っているときがこの子はいちばん幸せ」と、復帰への背中を押してくれたという。「『テレビで二葉百合子さんのコンサートやっているから見たほうがいいんじゃない』と……このときの『岸壁の母』が胸に突き刺さって……。母は、『こっちのことは心配しなくていいから』と励ましてくれました」また、母とつらい時期を過ごしていたときに、親友も助けてくれた。歌手仲間の藤あや子さん(61)と伍代夏子さん(60)だ。「あやちゃんも夏ちゃんも私より少しお姉さんで、『私たちがついているから何も心配しなくていいのよ』と声をかけてくれました。ありがたかったです」そして’03年、歌手活動を再開!復帰した娘に母は叱咤激励を続け、東日本大震災のあとは一喝されたこともあったと、坂本さんは笑う。「母が毎日、電話をかけてきて、『〇〇さんは義援金送ったんだってよ』と連日続き、やがてしびれを切らして、『冬美、お前は何をしているんだ!?裸一貫で出ていって皆さまに大きくしてもらったのを忘れたのか?今失って何も怖いものはないだろう』と。今こそ皆さまにお返しするときと奮起して、できる限りの寄付をさせていただきました」そういえば、「母は“ふるまいの人”だったと、ご近所さんが教えてくれて」と坂本さん。コーヒーを飲みにいくといつも優子さんが支払う気前のよさだったそう。「『でもいつもボロボロの服を着てて。冬美ちゃんもっといいものを着せてあげればいいのに』と母に話したものだと、私に教えてくれました(苦笑)」■鎧もなく、自分を誇れる歌手人生を送りたい優子さんは、かつて娘にこう話していたという。〈冬美が歌手になったからって、田舎には田舎の生活があるから、私は今までどおり何も変わらない。たまたま娘が歌い手になっただけ〉そんな坂本さんの最愛の母、優子さんは今年の6月25日に旅立った。坂本さんは先月、地元の和歌山で初盆を迎えて見送ってきたばかりだという。「母は、父から熱烈なラブコールを受けて結婚し、20代で3児の母になりました。子育てに必死だったんでしょう。子どものころの母は、怖い存在でした。肝の据わった人で、母が浮かれている姿は一度も見たことがありません」歌手活動も誰よりも応援してくれた母と、最後はじっくりと親子の時間を持てたと話す。「数年前から手術や入院と最後まで病院でしたが、亡くなる3日前、3時間ほど一緒に過ごせたんです。コロナ禍もあって、長い時間の面会は難しい時期でした。それでも、母が苦しんでいたときに同じ病室で寄り添えて本当によかったと思います」連絡を受けて駆け付けた坂本さん。一時は危篤状態に陥った優子さんは、病室で娘と再会すると、次第に苦しまなくなったという。しかし、別れの時はやってきた。「その後、容体は2日くらいは少し回復したのですが、3日後に亡くなりました。母には娘として精いっぱいやれたので、寂しいけれど、父のときのような後悔はありません。父と母では亡くなり方も全然違いますから」母を見送った今、今後の歌手人生に新たな目標もできた。「これまでは、私は『母を喜ばせたい』の気持ちが強かったんです。でも母も亡くなった今、鎧もなく素の自分で、純粋に自分の好きな歌、芸の道を歩んでいこうと思います。ファンの皆さまのためという前提はありつつ、自分を誇れる歌手人生を送りたいな~と思ってます。母も『それでこそ私の娘』と思ってくれるはず」そんな節目の今年、坂本さんは初の著書『坂本冬美のモゴモゴモゴ』(光文社刊)を出版。デビュー曲『あばれ太鼓』から桑田佳祐が楽曲提供した『ブッダのように私は死んだ』(’20年)など57曲にまつわる秘話を綴った。「お父ちゃんは、心配そうな目でずっと見守ってくれていると思うし、お母ちゃんはきっと天国でお父ちゃんと再会できて、喜んでいますね」坂本さんはそう、晴れやかに笑った。
2022年10月08日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ! と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来の揉め事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか? という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年09月12日女性を巡る人間ドラマとして、いつの世もクローズアップされるのが<母と娘>。近年だけでも『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』や『湯を沸かすほどの熱い愛』、『真実』など多くの名作があるが、女性監督としての世界的評価を前作『燃ゆる女の肖像』で確かなものにしたセリーヌ・シアマ監督の待望の新作『秘密の森の、その向こう』も、この<母と娘>がテーマとなっている。そこで、この秋、映画館で観られる注目の<母と娘映画>をピックアップ!また、シアマ監督に聞いた、お気に入りの<母と娘映画>も合わせて紹介する。■セリーヌ・シアマ監督『秘密の森の、その向こう』主人公である8歳の少女ネリーが、自分と同じ年の時の母親と出会うという驚きと奇跡に満ちた物語。第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門での上映を皮切りに、各国の映画祭で上映され惜しみない絶賛評を受け続けている。シアマ監督は、真骨頂である女性の深淵を描きつつ、娘、母、祖母という三世代の女性を思いもよらない方法でつなぐ奇跡のような作品を完成させた。同じ年の母と娘が出会うという本作は、あるとき、「ひとつのビジュアルのイメージがふっと降りてきた」ことから始まったという。森の中にある小屋の前に2人の女の子が立っているというシンプルなイメージから、それを母と娘にしたいと考えた監督は、徹底的に物語を掘り下げたという。この思いもよらない設定について、監督は「あらゆる人の身に起きる可能性のある状況にしたかったし、私自身の個人的かつプライベートな解釈も入れ込みたかったんです。子ども時代の親と出会うという設定は、多くの人が自分自身に置き換えて想像することができるし、親子の関係を見直すことにもなります。このアイデアを練り上げるのは、本当に楽しかったです」とふり返る。セリーヌ・シアマ監督が好きな<母と娘映画>は?本作の日本公開に寄せて、シアマ監督自身が好きな<母と娘映画>をいくつか教えてくれた。最近の映画の中ではディズニー&ピクサー『私ときどきレッサーパンダ』(ドミー・シー監督)がお気に入りだそうで、4回も鑑賞したそう。ほかにも、スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン監督が手掛けた母と娘映画は「衝突をすると娘の関係を深く掘り下げていました」と語り、具体的には『秋のソナタ』や『叫びとささやき』を挙げた。さらに、「母娘映画とは言えないかもしれないけれど、とても強烈な印象が残った」と語るのが細田守監督作『おおかみこどもの雨と雪』。同作からは、『秘密の森の、その向こう』の製作にあたってインスピレーションを受けたことを明かしてくれた。『秘密の森の、その向こう』は9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■ゲイソン・サヴァット監督『ドライビング・バニー』ある事情から、妹夫婦の家に居候中の40歳のバニー(エシー・デイヴィス)は、娘とは監視付きの面会交流しかできない。ある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)に言い寄る光景を目撃。2人は一緒に逃避行を始めることに。普通の家庭生活を送りたいと願う、経済的弱者たち。絶望という言葉すらよぎる厳しいドラマを、ゲイソン・サヴァット監督がユーモアと茶目っ気たっぷりのロードムービーに転換し、描き出していく。第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛され、米批評サイトのロッテントマトで100%を獲得した心揺さぶる衝撃作。『ドライビング・バニー』は9月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。■戸田恵梨香×永野芽郁×湊かなえ『母性』大ヒットを記録した『告白』の原作者・湊かなえが執筆し、累計発行部数100万部を突破した同名の問題作が、戸田恵梨香と永野芽郁の共演により映画化。女子高生が遺体で発見された。その真相は不明。事件はなぜ起きたのか?真相を紐解くキーワードは“母性”。普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわる2人の視点の違いととも描かれていく。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。■カナダ版アカデミー賞で8冠『灼熱の魂』デジタル・リマスター版本作は、主人公である初老の女性ナワルの死から始まる。ナワルは謎めいた遺言と2通の手紙を残しており、実の子である双子の姉弟ジャンヌとシモンが存在すら知らされていなかった兄と父親に宛てられていた。双子の姉ジャンヌは遺言に導かれ、母親の昔の写真を手に初めて母の祖国の地を踏み入れる。波乱万丈という言葉では言いつくせない母の余りに壮絶で数奇な人生と、自分の足で自分たち家族が持つ宿命をひとつずつ探り当てていく娘を描き出していく。『DUNE/デューン 砂の惑星』などハリウッドで最も注目される監督のひとり、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の出世作としても注目の2010年の作品。第83回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、カナダ版アカデミー賞であるジニー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など8部門独占を果たしたほか、30か国以上の映画祭で上映され高い評価を獲得した。『灼熱の魂』デジタル・リマスター版はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:灼熱の魂 2022年8月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開Ⓒ 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会秘密の森の、その向こう 2022年9月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2021 Lilies Films / France 3 Cinémaドライビング・バニー 2022年9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Bunny Productions Ltd
2022年09月06日