巨匠ペドロ・アルモドバルが、数奇な運命に翻弄された“母”と“娘”の愛の物語を紡いだヒューマン・ドラマの『ジュリエッタ』。そのBlu-rayとDVDが、メイキング映像や主演女優インタビューなど、情報満載の特典映像を収録して、6月2日(金)に発売が決まった。同作は、1999年『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー賞外国語映画賞を、2002年『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を獲得した現代映画界屈指の名監督、ペドロ・アルモドバルの最新作だ。スペインのマドリードを舞台に、12年前に出て行った一人娘を見かけたという知らせを受けた55歳のジュリエッタが、愛する娘に向けていままで言えなかった“真実”を語るストーリー。色鮮やかな映像美も話題を集めた人間ドラマだ。BD&DVDの共通特典として、主演女優インタビューをはじめ、メイキング映像や予告編集などの充実の特典映像を収録予定。また、初回限定特典として特製スリーブケースが付く。2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家アリス・モンローの小説「ジュリエット」を原作に、当代随一のストーリーテラーによる老練な語り口と普遍的なテーマは巨匠アルモドバルが辿り着いた新境地。円熟の極みまで到達した傑作を特典とともに堪能して。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュリエッタ 2016年11月5日より全国にて公開(C) El Deseo
2017年03月06日ひとり旅を続けて10年、約150カ国も訪れたという、旅ライター・旅写真家の黒水綾乃さん。一年の半分をひとり海外で過ごし、「ひとり旅はさみしいものではない」と明るく語った彼女ですが、実は既婚者。半年はひとり旅、もう半年は居住地である台湾で、旦那さんとふたり、夫婦生活を送っているそうですが、結婚しても「ひとり旅」をすることは可能なんでしょうか。決断した理由と、ひとりで、夫婦で過ごす秘訣を伺いました。結婚後の、半分ひとり半分ふたりの生活中央:黒水綾乃さん――ご結婚されてからも、半分ひとり旅、半分旦那さんと生活しているとのことですが、なぜ「ひとり旅」を選んだのか、またどんな工夫をしていますか?旦那はメーカーに勤める駐在員です。現在いる台湾は日本より少し休暇は多いですが、旦那と長期の旅に出るのはもちろん不可能。なので、年に二回ほど行きやすい欧米諸国などを一緒に旅行しています。「ひとりで旅なんて…」とよく言われますが、結婚前からこんな生活をしていたし、こんな私を受け入れてくれた人なので、ふつうの感覚ではないとは思いますよ(苦笑)。とはいえ、最初からそんな生活だったわけではないです。私にはひとり旅で世界一周をしたいという夢があったので、子どもを産む前に叶えたいと旦那に打診したんです。何度も話し合い、旦那は聞き入れてくれて、ついに実現しました。その後、数年間紆余曲折を経て、私たちは子どもを作らない選択をしました。お互い夢があって、それを実現させようと決めたからです。私の今の夢は、世界250ヶ国を訪ねて、それを一冊の本にまとめること。全世界訪問し、世界中の人に読んでもらいたいと思っています。その夢に近づくために、毎年10ヶ国以上を訪問して写真を撮る計画なので、半年はひとり旅をすることになりました。ただ、やっぱり旦那に会いたいし、彼もそう思ってくれているので、3ヶ月以上の長い旅はせず、一度は帰ってくる約束をしています。――お互いの夢を叶えるため、そして、納得した約束をしていて素敵だなと思いました。では、旦那さんと一緒にいるときは、どんな生活を送っているのですか?旦那の料理はまずいですが(苦笑)、お互い独身時代も長かったので、家事はなんでもできます。ふたりで過ごす半年間は、お互いの仕事以外はほとんど一緒に行動しています。平日は一緒にごはんを食べ、お笑いDVDを見たり、週末は台湾国内を食べ歩いたり散歩したり。ふたりでいる時に別行動というのはほとんどないです。なので、友人や親が日本から来ても、旦那を誘って一緒にでかけます。こうやって書くととても仲がいい夫婦みたいですが、、週に二度はケンカしてますし、昔は殴り合いのケンカもしていました(笑)。逆にひとり旅をしているときは、連絡は必要最低限に。ネットがない環境にいたり、時差が大きかったりするので、安否確認(?)としてスカイプにメッセージを残すくらいです。ネットが充実した環境にいるときは、お互いの近況を語ったりとゆっくり話していますこれらは”工夫”ということではなく、私たちにとって自然な流れ。これらでうまくバランスをとれているかどうか分かりませんが、おかげさまで結婚生活も早6年になりました。ひとり旅の最大のミッションを叶えるために――旦那さんと過ごす時間を、とても大切にされてると感じました。では「ひとり旅」を続けて、何か変化してことはありますか。リラックスして旅ができるようになったことでしょうか。若かりし頃は「こうせねばいけない」「こうあらねばならない」と自分で自分を縛り付けていたと思います。さらに年齢も経験を重ねたので、情報収集力や危険察知能力があがり、イヤな経験をすることも少なくなってきましたしね。ひとり旅での私の最大のミッションは、現地の人との触れ合うことです。若いときは話しかける勇気もなかったし怖がっていたけど、今は大阪のおばちゃんみたいに(笑)気軽に話しかけられるようになりましたよ。力まずに、現地の空気を楽しめるようになったのは大きいですね。その結果、旅の密度が濃くなりましたし、なかなか見れない、触れられない体験や楽しみが増えました。よくバックパッカーや旅人が、旅をすればするほど新鮮さがなくなって飽きてくると言いますが、私は全く思いません。つまらないと感じれば、より僻地に行き、違う経験をすればいいだけ。今より10年後のほうが旅を楽しめていると思いますし、私は歳をとることに一ミリも抵抗はないので、実年齢や旅の経験値をあげ、毎日を楽しくしたいと思っています。――最後に「ひとり旅」で気をつけたほうがいいことを教えてください。現地の方と知り合えたり、現地の文化に触れ合いやすいことは、ひとり旅でしか得られない経験です。私もそこに魅了されています。だからこそ、意識して気をつけてもらいたいのは、やはり女性のひとり旅は危険度が増す、ということ。私は人生で2回襲われそうになり、1回は強奪未遂を経験しました。もちろん私の不注意が原因ですが、襲われそうになったときは「女が一人」というのが多分に関係していると思いました。とにかく女のひとり旅は警戒が最重要です。でも、自分のルールをしっかり決めて、事前準備と注意を働かせ、警戒を怠らなければ防ぐことができます。また、現地の言葉や風習を予習して人に迷惑をかけないよう配慮することも、日頃から取り組んでいます。text /SOLO編集部特集「さみしさは敵か」の記事はこちら!・世界150カ国で言われた「ひとり旅ってさみしくない?」に私が出した答え/黒水綾乃さんインタビュー・美しいさみしさの奥にあるグロテスクな本音と向き合う/紫原明子
2017年01月30日ひとり旅なんて、何が楽しいの?by JÉSHOOTS「ひとり旅なんて、何が楽しいの?」と言われたことがあります。したことがない人に説明するのは難しいですが、一口で言えば、おひとり旅と誰かと行く旅は、お寿司とフルコースくらい違います。なんならお寿司とテニスくらい別物かもしれない。私が初めてひとり旅をしたのは、26歳の時です。2週間ほどアメリカの西海岸を回りました。離婚したばかりだったので、まさにセンチメンタル・ジャーニー。今思えば、ぜんぜん旅に慣れていなくて、無事の帰還に感謝、くらいの内容でした。目が腫れて病院に駆け込んだり、怪しげなクラブに連れて行かれて這々の体で帰ってきたり。でもこれが、おひとり旅に目覚めたきっかけとなりました。旅に出るって、普段目にすることのない景色や、予想もつかない常識、文化に触れることだと思います。そうした驚きを目の当たりにしたとき、誰かと一緒なら「すごいね!」「びっくりだよね」と感想を述べ合いますよね。でもひとりだと、それができない。感動を言葉にせずにグッとこらえていると、その風景がじわじわと身体の中に染みこんできます。感動の波が、全身を駆け巡っていくんです。これを声に出して会話にしてしまうと、話す、聞くということに神経を奪われて身体の表面をスッと通り抜けていってしまいます。1人で行動していると、自然に思考が外へ外へと向くようです。旅先の出会いも格段に増えます。普段、人見知りなんで知らない人に声をかけたりとかまずしないんですが、おひとり旅中なら違います。吉野山でなんどかすれ違った人の顔を覚えていて、ふもとのお茶屋さんで「よく会いますね」とか言って一緒にお茶したり。京都霊山護国神社で出会った男子から「運命だ」とか言われたこともあります。そう、うっかりすると新しい出会いまでついてくるかもしれないんです。何かが終わったとき「おひとり旅」のチャンス好きな場所には誰にも気兼ねせずにいつまでも浸っていられるし、物事の吸収具合がぜんぜん違うように思います。例えるなら、友達と一緒に楽しく勉強はできるけど、研究するのには向かない、みたいな。おひとり旅は、自分を研究する旅なんです。以前、探偵の方が言っていたのですが、夫の不倫に悩む妻の相談を受けるとき、ひとり旅を勧めたりするそうです。夫の浮気で頭がいっぱいになって視野が狭くなっていると、よくない対応ばかりしてしまうんだそう。いったん現実から逃れておひとり旅に出ると「ああ、自分のこんなところがいけなかったな」なんて反省したりするんですって。これ、すごくよくわかります。離婚直後の初めてのおひとり旅、見るもの聞くものすべてが新鮮で驚きの連続なのに、誰ともその感動を分かち合えない(SNSとかなかった時代なんで)。グッと飲み込んでいたら、いろんなことを考えて、感極まっちゃってずっとメソメソ泣いていました。反省も、したかもしれない(よく覚えてないけど)。まあ、浮気中の夫は、妻のおひとり旅の最中に大喜びで逢瀬を楽しんじゃうらしいので、行くタイミングは要注意らしいですが。失恋すると、大きな柱を失ったような気持ちになります。身体がぐにゃぐにゃになって、どこへも行けないような気がする……そういう時こそ、おひとり旅です。卒業旅行をするように、何かが終わったとき、終わりそうになって行き詰まってしまったとき、どこでもいいから、ふらりと旅に出てみましょう。新しい出会いかもしれないし、自分の知らなかったことに気付くかもしれない。きっと何かが見つかります。Text/和久井香菜子
2016年12月21日マカパ空港、ターミナルで父に駆け寄り抱きつく3人娘。[行きの飛行機編]はこちらから。「よく来たね!!がんばったね!」その言葉とハグだけですべてが報われる。子どもと夫の嬉しそうな表情を見てまた涙が…。(涙腺ゆるみっぱなしの私。笑)「よかった、ここまで子どもたちを無事に連れて来ることができた」、夫の顔を見て私もホッとした。赤道直下のアマゾン、マカパブラジル北部のアマゾン川河口域にあるマカパは、ブラジルの中でも一番貧しいと言われるアマパ州の州都。家や建物、町を走る車やバイク、道路や露店、上半身裸で家の前でくつろぎおしゃべりする人々。茶色い水のアマゾン川。日本とはまったく違う風景に、子どもたちにはちょっとしたカルチャーショック。(大河アマゾン川を眺める)(赤道モニュメント:赤道を飛び越えて南半球から北半球へ)(寝るときはハンモック)アマゾン川沿いにあるローカルレストランで、はじめての本場の“シュハスコ”を食べた。(吹き抜けの店内、川からの風がきもちいい。暑いが日陰ならなんとか大丈夫)ビュッフェ形式で副菜をお皿に取り、焼きたてのブラジル風バーベキューをスライスしてのせてもらう。お皿ごと計りに載せて計量し、重さで料金を支払う仕組み。でもこれって野菜少なめで肉が多くても同じ値段?そのへんの価値がよくわからない(笑)しかし異国の食事は新しい発見がありワクワクする。肉は岩塩だけの味付けでうまみが引き立ちいい感じ。そして暑い中のブラジルビールがまた最高なのだ!あれだけ注意した野良犬に…マカパの町には野良犬が多いと聞いていたが、本当だった。やせ細った犬たちが道の端に座っていたり、歩いていたり。びびって走ると追いかけられもする。もしかまれて狂犬病にかかったりしたら命とりだ。だから「野良犬がにらんでも吠えても走っちゃだめだよ!」と、口をすっぱくして言ってきた。なのに走ってしまった…、一番心配していた三女ではなく長女が!!吠えた犬に一瞬反応した長女→それを見て犬が吠えながらこっちへ向かってくる→その瞬間、長女が小走りになった!恐怖の“野良犬スパイラル!!”反射的に「こら!!!走るなーーーっ!!」と、ドスのきいた声で娘に怒鳴ってしまった。幸い同行していた男性が犬を追い払ってくれ事なきを得たのだが、本当に怖かったのだろう、しくしく泣いてしまった長女…。(もしかして私の声にびびった?)どちらにしても無事でよかった。時差ぼけと暑さと闘いながらアマゾンを体感マカパでの2回目の朝を迎える。太陽は朝からギラギラまぶしいのに、体はすっきりしない…。昼間に眠くなり夜中や早朝に目が覚めるという、これがまさに“時差ぼけ”。日本とブラジルの時差は12時間、慣れるのを待つしかない。(アマゾン川から昇る太陽)体中にべっとりとした空気が張り付いてくる熱帯雨林気候、これも想像以上にしんどい。「意識して水をたくさん飲むように」と夫。背中のリュックには常に5人分の水を抱えている。子どもたちが喜んだのは、アマゾン川での“釣り”だった。「アマゾン川で釣りができるなんて夢みたい!」。風を切りながら進むボート、最高に気持ちいい!!しかし、ひとたびボートが止まると、ライフベストを着ている私たちは汗だく、熱中症へまっしぐら。「ひ~~、もう耐えられない…」そんな時に絶妙のタイミングで、長女がピラニアをゲットした!親は1匹釣れて内心ホッ、子どもたちが「釣れるまで帰らない!」と言い出したらどうしようかと思っていたから(笑)釣った魚ではないがアマゾンの魚やエビを食べる機会もあった。想像していた臭みはなく、淡泊でなかなかおいしい。子ども連れはFIXなしで、臨機応変な旅をブラジルに行くなら絶対に訪れたかったのが“イグアスの滝”。雄大な景色に憧れ、誰もが一度は訪れたいと思う場所だ。イグアス初日はブラジル側を攻め、翌日はアルゼンチン側を予定していた。ブラジル側を楽しんだ日の夕食時、三女が食べる前に眠ってしまった。疲れだろうと思っていたら、夜中に腹痛と嘔吐…。飲み物の氷か、生野菜か?トイレに駆け込むこと約10回、何も胃に入っていなかったのが幸いし、ひどく汚すことはなかったが、とにかくつらそう。しかし翌朝にはケロッ、さすが三女!彼女のたくましさに感心する母であった。(吐き疲れて眠る…)ブラジル国内の旅行の日程は、夫が大まかな予定を立てていた。飛行機とホテル以外は子どもたちの体調次第でいつでも変更できるようにと、かなりアバウトな内容で。ツアーも現地ホテルでチェックして申し込むなど、臨機応変に動けたのでとても気が楽、ストレスも少ない。これが自由旅行のいいところ。結局アルゼンチン側は次の日に延期して、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、昼からパラグアイに足をのばしてみることにした。家族旅行でも楽しめた大冒険!陸路の国境越えイグアスはアルゼンチンとパラグアイの国境が近い。「島国に住んでいる子どもたちに陸路国境越えを経験させてみたい」と夫。彼のオリジナルツアーにのってみた。(ブラジル―パラグアイ往復、待ち時間も含めてタクシーの料金交渉成立)(パラグアイ:国境近くは外国人向けのショッピングモールと露店が連なる。ドキドキしながらの散策)どちらの国もタクシーで国境を越えたのだが、パラグアイは入国審査、スタンプらしきものは無し!アルゼンチンはしっかりと出入国をチェックされスタンプも押してくれた。この違いは何だったのだろう?謎だ…。(ブラジル―アルゼンチンの国境、壁の色がブラジルカラーからアルゼンチンカラーに)その後ブラジル旅行では、タクシーの運転手にはほとんど英語が通じず、ポルトガル語で交渉する夫に頼りっきりとなる。ポルトガル語が通じなかったら、どれだけぼったくられるんだろう…?そんなことも頭をよぎった。イグアスの滝では、次女が滝の水しぶきを浴びて大喜びしている。片や三女はここぞという見どころでいつも泣いていた。どうやら足元の網目から見える滝が怖いらしい。怖いので父に抱っこしてもらうが、こちらも滝に落ちそうで怖い。「もう帰りたいよ~~~」、水の勢いと音、体に感じる地響きのような感覚を恐れて泣く三女。そんな姿がかわいいやら、おかしいやら、かわいそうやら。(図太いと思っていたあなたにも、怖いものがあったのね。笑)滝の近くまで行けるボートは年齢制限があって乗れなかったが、支流の川でゆったりとした流れを楽しめる“エコボートツアー”に参加し、イグアスを満喫することができた。ブラジルに着いて6日目、時差ぼけも解消されみんな調子がでてきた感じ!次はリオ・デ・ジャネイロだ!早朝5時の便での移動となる。が、深夜2時に起きられる自信はまったくなーし(笑)(つづく…)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月06日「娘は自閉症かも」と母に打ち明けた日Upload By こころ娘が発達障害かもしれないということは、1番身近な存在である義両親にはすぐに話していました。実の母は住んでいる場所も遠くて、ほとんど会うことはありません。それでも話さなくちゃと思い、私はSNSを使って報告することに決めました。「発達相談にも行ってきたんだけど、娘は自閉症かもしれない……」そう送るとすぐに返事が返ってきました。「大丈夫」と言われるのがつらかったあの頃Upload By こころ「1人目だからそんな風に思うんじゃないの?ずっと2人で一緒にいるからそんな風に考えてしまうのよ」「そんなこと言ったら皆がストレスを感じてしまうじゃないの」「3歳まで話さない子なんて沢山いるし、考えすぎ」母から来たのはそんな返信内容でした。その時の私は娘に障害があるかもしれないことを否定されることにうんざりしていました。保健師や心理士、誰に話しても「大丈夫、大丈夫」と言われていたからです。私は娘がただ話せないだけならきっとこんな風に疑ったりしなかったと思います。話せないだけじゃなくて、言葉自体が通じないことや指差しだってしないのに……大丈夫って、一体何が大丈夫なの?自閉症の特性などを話しても母は聞く耳を持ちませんでした。でも母は、自分の知らないことや分からないことはすぐに調べる性格です。今思えば、あの時もきっとすぐにパソコンを使って検索していたのだと思います。診断結果を母に連絡。返ってきたのは意外な反応だったUpload By こころ「診断がおりたよ。やっぱり自閉症だって」母に連絡するとまたすぐに返信が届きました。「そうなんだ。普通に生まれてきても虐待を受けたりして殺されてしまう子だっているでしょう。障害があっても娘は娘だよ。生まれてきたことには何か意味があるんだから」最初は娘の発達の遅れを認めようとしなかった母でしたが、診断を機に娘に障害があることを受け入れてくれました。そういえば、私が娘の自閉症を疑う前に母と電話したとき、母はこんなことを言ってきました。「その歳になってもまだ一言も喋らないって、義両親は何も言ってこないの?」信じたくなかっただけで、本当は母が1番最初に娘に違和感を感じていたのかもしれません。滅多に会うことはないけど、娘のことを少しでも分かってくれる、それだけで充分だと思いました。
2016年08月18日映画『ジュリエッタ』が、2016年11月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国でロードショーされる。本作は、運命により引き裂かれた母と娘を描いたヒューマンドラマ。主人公は、マドリードに住む、美しく洗練された中年女性ジュリエッタ。現代を出発点に過去を遡る形で、彼女に隠された過去と、消えてしまった娘への想いが解き明かされていく。監督を務めるのは、ペドロ・アルモドバル。『神経衰弱ぎりぎりの女たち』や『アタメ』などの代表作では、運命に翻弄される主人公を通して人生の豊かさや、人間の愛おしさを巧みに表現してきた。そんな彼の手による本作は、主人公たちの複雑な感情が、より繊細に美しく、エモーショナルに描かれている。さらに、本作の見どころは、老練な深みを湛えた語り口と映像美だ。アルモドバルならではの鮮烈で艶めかしい色彩感覚と古典的なサスぺンス映画の趣を感じさせる映像世界は、我々をストーリーの中に引き込み、ジュリエッタの思いを、より立体的でリアルなものに感じさせる。ジュリエッタの"現在"を演じるのは、スペインのベテラン女優、エマ・スアレス。そして、NHKで放送されたTVシリーズ『情熱のシーラ』で脚光を浴びた新進女優、アドリアーナ・ウガルテが“過去”を演じている。■ストーリースペインのマドリードでひとりで暮らしているジュリエッタは、美しく洗練された容姿の中年女性だが、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けられない苦悩を内に秘めていた。そんなある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、目眩を覚えるほど衝撃を受ける。ひとり娘アンティアは、12年前に理由さえ語らぬままジュリエッタの前から突然消えてしまったのだ。最愛の娘をもう一度、この手で抱きしめたい。母親としての激情に駆られたジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去に向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた日記を書き始めるのだった......。【作品情報】ジュリエッタ (原題:Julieta)公開日:2016年11月5日(土)公開場所:新宿ピカデリーほか全国でロードショー監督・脚本:ペドロ・アルモドバル出演:エマ・スアレス、アドリアーナ・ウガルテ、ダニエル・グラオ、インマ・クエスタ原作:アリス・マンロー『ジュリエット(Runaway)』(新潮クレスト・ブックス)(C)El Deseo
2016年08月08日モデルデビューを飾ったマドンナの娘ローデス・レオン(19)は、母のファッションセンスに影響を受けているそうだ。ステラマッカートニーの最新の香水の新しいキャンペーンにも登場し、ローラという名称で活躍しているローデスは、長年、母の人目を引くようなファッションのセンスに影響を受けていると明かし「母にたくさん助けてもらってきているの。母はセンスがよくてとってもおしゃれだわ」と話した。ローデスからそんな称賛を受けているマドンナだが、元夫ガイ・リッチーとの息子ロッコ(15)については親権争いが決着したばかりだ。以前、ロッコがロンドンにいるガイの元で過ごすためにツアー中だったマドンナの元を去ったことをきっかけにマドンナとロッコの関係は悪化していた。その後、ロンドンでロッコと再会を果たしたマドンナは4人の子供全員を連れてチャリティ活動のためにアフリカを訪れ、現地の人々と子供4人と撮った写真を公開している。今回のアフリカ行きの前にはマドンナと親しい関係者が、マドンナがこの旅をきっかけに家族の修復をしようとしていたことを認めており「彼らにとって大事な夏になります。家族の関係を元に戻すためにみんなが求めていたチャンスなんですよ」「歩み寄りの一部で、ロッコが兄弟や姉妹に会う機会でもあります。子供たちはお互いにとても会いたがっていますからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年07月14日大人の魅力と若々しさを兼ね備えた大人女子。そして、大人女子だけでする旅行のことを大人女子旅といいますが、他の旅とどこが違うのでしょうか?今回はそんな大人女子旅の魅力についてのお話です。癒やしを求める大人女子ほとんどの大人女子達は仕事をしています。周囲にも気を配ることができる彼女達は、体力的にも精神的にも疲れることが多く、とにかく毎日クタクタ。連休を使って旅に出たくなるのも納得です。大人女子旅でよく選ばれるのが海外ですが、大人女子が海外旅行に求めるのはこんなこと。・旅行の目的1位のんびりすること2位現実逃避・ストレス解消3位思い出づくり・旅行で得たいもの1位癒やし2位パワーチャージ3位リセットやっぱり、旅行の目的はリフレッシュのようです。自立していて金銭面に余裕がある大人女子が多いので、せっかくの旅行だから♪と、素敵な景色の見えるホテルで美味しい食事を楽しんだり、スパを受けたり…と、リッチなプランを立てることもあります。1人でも楽しめる大人女子リフレッシュするための旅行なのに人に気を使うなんてイヤ!と、1人で旅行する大人女子も少なくありません。1人で行く大人女子旅のメリットとはなんでしょう?・自分のタイミングで行ける誰かと休みを合わせるとなると、スケジュールなかなか決まらなくて、本当に行きたかった時期とズレてしまうことも。1人なら好きなときに好きなだけ休みを取って行けますし、思い立った翌日に行くこともできますよね。・人の意見に左右されない1人なら行きたいところに行けます。本当は行きたいけどみんなは興味なさそうだからやめておこう、といったことがありませんし、その逆もしかりで、相手に合わせて興味のないところに付き合う必要もありません。また、天気や気分によって急にスケジュール変更しても、誰にも迷惑がかからないので、気軽に予定を変えられるところも良いですね。・新たな出会いがある誰かと一緒にいると、新たな出会いがあっても長く話をすることは難しく、仲良くなることはなかなかできませんが、1人旅ならできます。おわりに贅沢な旅だけを大人女子旅と呼ぶわけではありません。せっかくの連休を、家でひとり暇だ暇だとぼやきながら過ごすくらいなら、のんびり羽を伸ばせる場所へ行ってみてはいかがでしょう?各旅行会社からも、大人女子旅にオススメのプランはたくさん出ています。見ているだけでもワクワクしますよ♪
2016年06月22日いま、ひとり海外旅を楽しむ大人女子が増えています。独身のみならず、結婚していてもひとりの時間は大切。ひとりぼっちの旅ではなく、むしろ「おひとりさま旅」ともいわれるようになった、大人のひとり旅のすすめです。 ■ひとり旅におすすめの国は?女性に人気のヨーロッパ。そのなかでもフランスやドイツ、ベルギーなどは女性のひとり旅に人気でおすすめです。ローカルな気分を味わえるよう、気ままにカフェでのんびりしたり、目的もなく街をブラブラするなど、とくにプランをつくらない旅もひとり旅の醍醐味です。メジャーな都市なら、公共の交通機関が整っているので、電車でいろいろまわるのも便利でおすすめです。その他のおすすめはアジアの台湾。とくに首都台北は電車でどこにでも手軽に行けて、とても便利。治安も比較的よく、ひとりで食べ歩きやスパ、温泉などのリゾート的要素も楽しめます。■SNSでつながる旅最近はSNSを利用する人がますます増え、ひとり旅をしていても孤独に感じません。現地からFacebookやInstagramなどのSNSで、いつでもどこでも誰かとつながることができます。旅先で撮影した写真を載せれば、オンタイムで家族や友人とコメントで話せるのも楽しいですよね。旅の近況を知らせることもでき、また現地の情報なども入手しやすいSNSはひとり旅には最高のツール。そのために、事前に海外旅行用のポケットWiFiレンタルなど、リサーチとお申し込みは忘れずに。■ひとりだからこそ充実の旅に仕事をしているとなかなか長期の連休は取れないですよね。そのため、急に仕事が落ち着いて連休が取れそうになったときには、思いきって有給消化をするもの大事。前から計画していた旅ではなく、弾丸旅行を決行するのもなかなか楽しいものです。そんなとき、ひとりならフレキシブル。急な休みでも旅に出れちゃいます。忙しい大人女子にとって旅行は、行けるときに行くのが鉄則です! 貴重な時間を無駄にせずに、自分のために時間を使ってみましょう。ひとり旅では何をメインにするかをざっくり決めておくとよいでしょう。ゆっくりスパを楽しむ旅、おいしいものを食べる旅、ミュージアムをまわる旅、友達に会いに行く旅。目的をひとつに絞ることで、じっくりと気楽に楽しめる旅になります。あれもしたい、これもしたいとプランをたててかけ回る旅もよいですが、ときには自分のペースで予定変更もどんどんできる、欲のない、気楽なひとり旅をしてみませんか。
2016年04月03日女優のメイミー・ガマーが、実の母メリル・ストリープと共演した映画『幸せをつかむ歌』が公開になる。母が誰もが知る大女優であることを「まさに乗り越えようとしているところ」と語るガマーは、本作にどのように取り組んだのだろうか?その他の写真ガマーは大学を卒業後、舞台の世界で活躍し、映画やドラマの世界に進出。ラッセ・ハルストレム監督の『ザ・ホークス』や、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『サイド・サイドエフェクト』などに出演。本作で彼女は、ストリープが演じるロック・ミュージシャンの母リッキーに幼い頃に出て行かれ、数十年ぶりに戻ってきた母に反発する娘のジュリーを演じている。ガマーはかつて『いつか眠りにつく前に』で、母が演じた役の若い頃を演じたことがあるが、母と娘を“演じる”のは初めての経験だ。「この脚本が来たときには、突然のことで母も私も驚いたけど、私たちが語ることのできるストーリー、語りたいと思うストーリーであることは、はっきりしていたわ」。監督を務めたのは名匠ジョナサン・デミで、ふたりには撮影中は可能な限り、別々にいるようにリクエストしたという。「最初の頃は、それぞれのキャラクターや、彼女たちの関係性を確立する上で役に立ったわ。ストーリーを理解するにつれて、それほど厳密に守る必要はなくなったけれどね」。「母の仕事ぶりや、彼女が演じることにどれほどの喜びを感じているか、どれほどこの仕事を愛しているのかをずっと見ていたから、影響や刺激を受けた」というガマーは、本作で、久々に再会した母に対して反発し、悪態をつくも、いつしか母の歌とギターに救われる娘ジュリーの心情を見事に演じており、「ずっと演じ続けていたいわ。使ってもらえる限りね。後は、電話を待っている立場ではなく、自分からいろいろな人に声をかけていく仕事もできたら嬉しいわ」と今後の展望を語った。『幸せをつかむ歌』3月5日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
2016年03月01日女優の橋本愛(20)が10月公開の映画『バースデーカード』で主演し、宮崎あおい(30)と母娘役を務めることが16日、発表された。2人は同作で、初共演を果たす。主人公は、天国にいる母から毎年届くバースデーカードから人生を輝かせるヒントを手繰り寄せ、一生懸命幸せに向かってい進んでいく娘・紀子。17から25歳までの"少女"から"女性"へとなる紀子を橋本が演じる。一方の宮崎が務めるのは、そんな紀子の母・芳恵。明るく気丈に振る舞い、行動的だったが、紀子が10歳の頃に自らの命の限界を悟り、愛する娘にバースデーカードを書き残す優しい母という役どころだ。メガホンを取るのは、『びったれ!!!』(15年)などの吉田康弘監督。2人のほか、紀子の父親役のユースケ・サンタマリア、弟役の須賀健太らの出演も発表された。「王道中の王道を、オリジナル作品として成立させることに大きな意義をもって臨んだ作品でした」と打ち明ける橋本。「昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、雄大で美しい自然と共に、普通の人々の人生を、大変いとおしく輝かしく切り取ることができたことをうれしく思います」と感慨を口にする。共演の宮崎については、幼少時代のシーンを見学していた際に「宮崎さんの表情、すなわち母の表情を焼き付けようとしていたのですが、そこには絶対的な無条件の愛を感じていました」と内からあふれる母性を垣間見て感動する。実質的な共演シーンは1シーンのみだったが、それは宮崎と橋本が初めて対面する重要な場面。「そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です」と振り返り、「この手で頭をなでられたり、つないだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手」と述懐しながら、「記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えた」とまで語っている。そんな橋本の母役を担った宮崎は、「人の死を扱う作品というのはとても難しいもの」と明言。「それでも、この作品を見てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら」と呼びかける。橋本については、「出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました」とその勉強熱心な姿が印象深かったようで、「私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらもすてきな女の子になってくれて安心しました」とまさに"母親"らしい感慨を口にした。映画は、2015年7月12日に長野・諏訪市でクランクイン。諏訪湖を中心とした長野の各地や小豆島、大阪にも移動し約1カ月をかけ、全編オールロケーションを敢行した。(C)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年02月16日テレビ東京の人気旅バラエティ番組を映画化した、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅THEMOVIE』。太川陽介と蛭子能収のコンビにマドンナとして三船美佳を迎えることでも話題の本作だが、この度主題歌に由紀さおりの楽曲が起用されることが決定した。さらに、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。テレビ東京で2007年より放送され、最高視聴率15.3%と好調な視聴率を獲得している人気旅バラエティ番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を映画化した本作。「新・科捜研の女2」や連続テレビ小説「つばさ」に出演する太川さんと、漫画家・タレントとして活躍し、来年春公開の『任侠野郎』では主演を演じる蛭子さんのコンビに加え、マドンナに抜擢された三船さんの3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地へ到達を目指す。本作では“台湾”を舞台に、日本を飛び出し初の海外ロケを敢行。映画の迫力を最大限に活かすため、全編に渡って4Kで撮影され、台湾の名所旧跡の魅力を3人と旅しているかのような臨場感を味わえる作りとなっている。今回公開されたポスタービジュアルでは、瞬時に目を引く黄色い背景と、元気いっぱいに映し出された3人の後ろには、バスはもちろん、台湾の名所も描かれている。“タイムリミットは3泊4日。魅惑の台湾で「乗り継げる」か!?”というキャッチコピーが、本作の内容への更なる想像を膨らませる。さらに本作の主題歌が由紀さんの「人生という旅」に決定。作詞をきたやまおさむが担当し、作曲を石川さゆりや竹内まりやなどに楽曲提供をする杉真理が担当している。由紀さんは、「長く歌ってきた私の人生の歌は、軽やかで爽やかで、でも『今』の言葉が欲しいと思いました。杉真理さんのメロディーと相まって、いい感じの作品に仕上がりました。楽しみです」とコメントを寄せている。そして同時に解禁された予告編は、「バス旅、まさかの映画化」というキートン山田のナレーションから始まる。台湾の風景と共に、3人が旅をする映像が映し出され、移動手段のバスの時刻表がないことに驚き、さらには台風も接近というハプニングが発生!初の海外ロケで、映画ならではのスケールアップした映像と、スリリングな展開が期待できる映像となっている。でこぼこコンビとマドンナのかけあいや、由紀さんの味わいのある主題歌と、見どころ満載の本予告編。史上最大の危機に見舞われる本作の、世界一ゆるくてガチで必死な旅を、まずは予告編から体感してみて。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅THEMOVIE』は2016年2月13日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月18日母に疎まれて育った記憶から、いつも母親にどう思われるかが気になる32歳の千遥。母ひとり子ひとりで育ち、相互依存から抜けられない27歳の亜沙子。唯川恵さんの『啼かない鳥は空に溺れる』は、そんな対照的なふたりの女性を通して、現代の母と娘を見つめる長編だ。「ひとりは、母の愛が欲しくてたまらない。もうひとりは、母の愛が重くてたまらない。母と娘の結びつきは千差万別だけれど、煎じ詰めれば、この両極の悩みになるだろうと思ったんです」ここ3~4年で一気に認知度が上がった「毒親」という言葉。社会的風潮に応えるように、母に支配され、生きづらさを抱える女性たちを描いた小説も多数出版されてきた。だが本書では、母との関係をこじらせた千遥や亜沙子の思いだけでなく、不器用にしか子育てできなかった母たちの思いをも掬い取っているところが出色。自分が母親の気持ちがわかる年齢になったからこそ書けた部分もあったと、唯川さんは言う。「娘にキツく当たらざるを得なかった千遥の母親。娘を女手ひとつでがんばって育てたのだから認めてほしいと思う亜沙子の母親。『愛しすぎたのではないか』『愛さなすぎたのではないか』と、思い通りに育たなかったことに葛藤するのもしかたないのかなと。なぜなら、娘を否定することは、自分を否定することと同じ。娘は母を断罪すればいいけど、母は娘を非難できないんですから」母とのこじれた関係は、千遥や亜沙子の結婚にも影を落とす。千遥は、年下のフリーター・功太郎が、母に紹介してもいいと思う仕事を手に入れたことで、彼との結婚に積極的になる。一方、亜沙子は「母が強く薦める相手だし、条件も悪くないし」と、田畑との結婚を自分に納得させていく。ところが、それぞれに思いがけない災難が降りかかり、ヒロインたちは今度こそ、自分らしく、結婚や人生に向き合わなければならなくなるのだ。「特に千遥については、状況の変化やそれに伴う決断など、なかなか答えが出なくて。編集者に相談し、単行本化にあたり書き直しました。もはや、結婚すれば幸せになれるという保証もない時代。ラストには、誰もが自分で納得できる道を選んでほしいという願いを込めています」◇ゆいかわ・けい作家。石川県生まれ。2002年、『肩ごしの恋人』で直木賞を、’08年、『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞。『霧町ロマンティカ』『夜明け前に会いたい』が文庫化。◇母の影響で、生き方も恋のしかたも対照的になったふたりのヒロイン。彼女たちがニアミスすることで浮かび上がってくる現代女性の選択とは。幻冬舎1500円※『anan』2015年9月9日号より。写真・岡本あゆみ(唯川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2015年09月08日夏休み真っ只中の今月5日から24日の期間、“旅女子”や“列車”をテーマにしたプロモーション「旅女子&鉄道企画~列車に乗って、旅に出よう。~」が、伊勢丹新宿店本館2階ではじまった。同企画では、惜しまれつつも今月22日が最終走行となる寝台特急北斗星とのコラボレーションアイテムや、鉄道好きにはお馴染みのNゲージ(鉄道模型)のジオラマが用意されるなど、「過ごす」「切りとる」「嗜む」の3つのテーマでセレクトされた旅女子や鉄道にまつわるアイテムが揃う。「過ごす」をテーマにしたゾーンでは、旅をもっと楽しむためのアイテムとして、寝台特急や宿でも役立ちそうなバブーシュ、旅のお供にしたいカーディガン、クラッチバッグ、ポーチや車窓を眺めながら頂きたいスイーツなどを用意。女性には嬉しいトラベルサイズのヘアケア、ボディケアセットも取り扱う。「切りとる」には、旅先の思い出を写真や日記などで切りとり、思い出にするというメッセージが込められている。会場では写真家・丸田あつしが収めた旅写真も展示販売されており、旅情を誘う。また、旅の思い出を記録するために「トラベラーズファクトリー」とのコラボレーションで、マスキングテープやトートバックも展開。「嗜む」というテーマでは、巨大鉄道ジオラマを出現させるなど、子供も大人も楽しめる夏休みにぴったりの仕掛けも用意されている。会期中の8日には、鉄道女子としても有名なモデル・タレントの市川紗椰を迎え、鉄道の魅力を語るトークイベントを開催する他、8日と9日には親子でも参加可能なミニジオラマ作りのワークショップ、Nゲージの鉄道模型を滑走・操縦できる走行会も行う。列車や旅女子に注目した理由について「寝台特急をはじめ列車旅は、移動にかかる時間も含め、列車旅という体験そのものを楽しむ上質な嗜みとも言える。顧客のライフスタイルにおいて、列車旅のような贅沢な時間の過ごし方を新しい価値として伝えられたら」と同企画の担当バイヤーはコメントしている。ファッションフロアの真ん中にNゲージ用の巨大ジオラマや、北斗星を模したフォトスポットがあったりと、都内でも旅気分を感じられるイベントとなりそうだ。
2015年08月06日オーダーメイドの旅を提供する旅行会社「旅工房」では、海外旅行の傾向として一人旅の人気が高まっていることを受け「一人旅の人気旅先ランキング ベスト10」を集計し発表!東南アジアからは3カ国が名前を列ね、第1位は女子旅でも注目のバリ島が選ばれた。一人旅の人気旅先ランキング ベスト101位 バリ島2位 台湾3位 韓国4位 ベトナム5位 フィンランド6位 ハワイ7位 グアム8位 タイ9位 アメリカ10位 トルコそこで、見事トップ10入りした東南アジア3カ国をご紹介!1位 バリ島写真提供:旅工房女子の旅先としても注目を集めるバリ島。日本から飛行機で約7時間の場所にあり、壮大な自然の中でのスパやヨガ、美しいビーチを目の前に出来るリゾート滞在など女性が喜ぶ癒しの旅が充実している。また豊かな文化も魅力で、世界文化遺産「ジャティルイの棚田」や、最も美しい寺院と称される「タマンアユン寺院」、海に浮かぶ「タナロット寺院」など歴史的な見どころも満載だ。また、比較的物価も安いので長期滞在でゆっくり癒しの旅を満喫するのもおすすめだ。>>バリ島の最新情報はこちら4位 ベトナム写真提供:旅工房日本から飛行機で約6時間の場所に位置するベトナム。2014年成田空港からの直行便が就航したベトナムでは第3の都市「ダナン」は新開発のビーチリゾートとして人気急上昇中!フランス植民地という独自の歴史も持つベトナムはひと味違った魅力に溢れた旅になること間違いなし!>>ベトナムの最新情報はこちら8位 タイ© TRIPPING!日本から飛行機で約7時間の場所に位置するタイ。高層ビルが建ち並ぶ大都会のバンコクを始め、ビーチ派に人気のパタヤーやプーケット、アユタヤ やスコタイ、バン・チアン遺跡など文化価値の高い遺跡や国内全土に広がる3万箇所を超える寺院の数々など、旅先として高い人気を誇っている。>>タイの最新情報はこちら※2015年4月1日~2015年6月30日に旅工房を利用した一人旅の送客数を旅先別で集計参照元:旅工房
2015年07月09日「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。第二弾は、ホテルステイ自体を旅の目的にした、のんびりご褒美旅を叶えるプロパティを紹介。アクティブ派なのはいいところだけれど、旅行中もいつも忙しなくなりがちだというあなたへ、 (さらに…)明るくエレガントな客室で太陽の光、海風が誘う、愉悦に浸るひとときホワイトとディープブルー、アクアマリンなど、爽やかなマリンカラーを基調としたデザインの106の客室、スイート、プライベートヴィラのいずれも、湾のパノラマビューが満喫できる。絶え間なく耳に響いてくる波の音の不可抗力で、締め切りにして胸のロックがゆっくりと外されていくようだ。古代の癒しと現代科学を組み合わせた究極のエナジック・キュイジーヌヘルスコンシャスな癒しの食事お籠りホテルステイに、食事は重要なキーポイント。ゆったりとくつろぎたいゲストの気持ちをつかみつつ、適切なシナリオを描いてくれるのがポイント ヤムーのいいところ。用意された2つのレストランは、その日、その時の気分でどちらかを選択することができる。アーティでおしゃれな空間の「Nahmyaa」は、「COMO Shambhala」のプログラムが反映されたヘルシーなタイ料理を提供。一方のイタリアンレストラン「LaSirena」では、パンガー湾を望むドラマティックなテラス席で、新鮮なシーフードやフレッシュサラダ、薪で焼き上げたピザなど、シンプルな調理法で仕上げられた一皿に出会える。その他、ルームサービスは24時間。「アクアバー」は深夜まで営業しているから、いつでも好きな時に立ち寄って、海を眺めながらお洒落なカクテルをいただける。研ぎ澄ました感覚で心を見つめるホリスティックなトリートメントウェルビーイングを大切にするCOMOでは、「COMO Shambhala Retreat」でフィジカルとメンタルの両面からのアプローチで、心身のバランスを改善するホリスティックなセラピーを提供している。充実した設備が整い、ヨガスタジオに7つのトリートメントルーム、タイマッサージ専用ルーム、男女別のスチームルーム、そしてジャグジーとジムを備える。ここへやって来たなら、心行くまで極楽のトリートメントに興じるべき。今ここでしか体験できないこと。見て、感じて、記憶にとどめる多彩なアクティビティホテルで過ごす贅沢な時間を楽しむことが旅のメインイベントだが、プーケット島東側の半島のいわば秘境のようなロケーションにあるポイント ヤムーは、観光客にあまり知られていない隠れスポットを体験するチャンスに恵まれている。パンガー湾に浮かぶ奇岩の島、ジェームスボンドアイランド(映画「007 黄金銃を持つ男」のロケ地になったことからこう呼ばれている)の探検ツアーやカオプラウィハーン国立公園のトレッキング、ピピ島でのシュノーケリングなどスポーティなアクティビティで汗を流してリフレッシュするもよし。または、プーケットのオールドタウン日帰りツアーやタイ料理レッスンなど、カルチャー的なアクティビティも用意されている。飽きることのないステイを満喫あれ。© all photos to Point Yamu by COMO「ホテルから選ぶわたしの旅」バックナンバーはこちら
2015年05月15日一人前の女性として、ここまで大きく育ててくれた両親には、感謝してもしつくせないほどの気持ちがあります。とくに同じ女性である母親には、深い尊敬の念も抱いている人も多いはず。面と向かって言葉で感謝を伝えるのは恥ずかしいという人も、母の日は親子のコミュニケーションを深める絶好のチャンス。今年は母娘でちょっとリッチな国内旅行へ出かけてみてはいかがでしょうか?今回は、「ハイキング」「温泉」「古都散歩」とさまざまな体験を通して、親子の絆が深まる3つの国内旅行をご提案します。■豊かな自然に抱かれた日本初の山岳リゾート「上高地」で絶景ハイキング長野県松本市にある標高約1,500mの山岳景勝地「上高地」。穂高連峰や焼岳など、北アルプスの名峰と梓川に囲まれた美しい景観が広がり、特別名勝・特別天然記念物のふたつの称号を与えられた大自然の宝庫です。その絶景を拝むために年間200万人もの人々が訪れる人気スポット。アルプスの雰囲気を手軽に体感できるウォーキングコースが整備されており、ほぼ平坦な道が続くので体力に自信がない母親でも安心してハイキングが楽しめるはずです。上高地は、自然保護のため年間を通してマイカー規制がかかっており、近くの駐車場からシャトルバスを利用することになります。そのバスが上高地に入って、最初に停車する大正池で降りて、ハイキングスタート。焼岳の噴火によって生まれた大正池は、鏡面のような美しい水面に雄大な穂高連峰の姿を映し出し、北アルプス唯一の活火山である標高2,455mの焼岳も望めます。噴火当時に立ち枯れた木々もあり、なかなか幻想的です。ここから川沿いに設けられた自然探勝路を歩き、田代池や田代橋などさまざまな絶景スポットを巡りながら、歩きます。上高地のランドマーク的存在である河童橋までは、大正池から約3.5km、およそ70分のハイキング。河童橋に到着し、橋の上からの光景を目にしたら、思わずため息が漏れるはず! まだ雪が残る穂高連峰と梓川の透き通った水面の美しさは感動的で、疲れも一気に吹き飛びます。河童橋と穂高連峰をバックに、ふたりで記念撮影も忘れずに。まだ体力が残っているようなら、大岩石が池中に配される神秘的な明神池まで足を延ばしてもいいかもしれません。新宿と大阪から直行バスが出ているので日帰りでも楽しめますが、上高地を満喫するなら宿泊がおすすめ。梓川沿いに複数の宿泊施設がありますが、ここは奮発して、一度は泊まってみたい憧れの「上高地帝国ホテル」へ。日本初の本格的な山岳リゾートホテルとして誕生した歴史を感じるホテルで、洗練されたおもてなしが魅力。リゾート上高地の雰囲気を存分に味わうことができます。朝起きたら、ふたりで上高地を散歩してもステキですね!・上高地 公式サイト ■800を超える源泉数「由布院温泉」でアート鑑賞&湯三昧「行ってみたい温泉ランキング」で常に上位にランクインするほど人気が高い、大分県の「由布院温泉」。雄大な山里の景色に抱かれ、レトロとモダンが同居する情緒豊かな街並みが広がります。由布院温泉へは、博多駅と由布院駅を結ぶJR九州を代表する観光列車「ゆふいんの森」を利用しましょう。クラシカルな車内では、森の別荘にいるような気分が味わえ、旅情気分を高めてくれます。由布院は、豊後富士と称される由布岳や、湖底の一部から温泉と清水が湧き出る金鱗湖など、温泉以外にも見どころいっぱい! 別名「アートの街」とも呼ばれるほど美術館が多く集まり、アート鑑賞が楽しめるのも魅力です。もちろん温泉もたっぷりと。800を超える源泉数は全国第2位を誇り、歴史ある共同浴場が多数点在するので、湯巡りも楽しめます。豊富な湯量の湯にゆっくり浸かれば、母の溜まった疲れも癒せるはずです。由布院駅から金鱗湖まで続くメインストリート「湯の坪街道」も散策にもってこい。オシャレな飲食店や雑貨屋などバラエティーに富んだ店が並びます。地元の食材を使った料理やご当地グルメがいただけるレストランでランチもいいですね。宿泊は、湯布院御三家と称される名宿「亀の井別荘」「由布院玉の湯」「山荘 無量塔」のいずれかで決まり。上質な空間で絶品料理に舌鼓を打ちながら、趣深い温泉で湯浴みを楽しみ、誰にも気兼ねなくふたりで贅沢な時間が過ごせます。・由布院温泉観光協会 公式サイト ■北陸新幹線開業で注目度アップ! 古都の風情漂う「金沢」で伝統工芸体験北陸新幹線の開業で、東京から2時間28分で行けるようになった、今一番アツイ観光地といっても過言ではない「金沢」。江戸時代に加賀藩前田家のお膝元として、江戸・大阪・京都に次いで栄えた城下町です。現在も当時の面影が色濃く残り、雅な街並みが広がります。金沢三大観光スポットは、「兼六園」「金沢21世紀美術館」「ひがし茶屋街」。とくに格子戸の町家と石畳みが続く金沢最大の茶屋街であるひがし茶屋街は、今も現役のお茶屋があり、約20人の芸妓・舞妓たちがいるそう。古い建物を生かしたモダンなカフェや雑貨店も女ゴコロをくすぐります。加賀友禅、金箔工芸、九谷焼、加賀蒔絵、加賀刺繍といった、城下町ならではの伝統工芸や伝統芸能が、今もなお息づいているのもステキ! 街中に伝統の技が体験できるスポットが多く点在しています。国内シェア9割以上を誇る金沢の金箔を箸や小箱に貼る体験や、蒔絵体験、加賀友禅着付け、和菓子作りなど、親子で楽しめるものばかり。自分で作った工芸作品はお持ち帰りできるので、親子旅行の思い出の品にもなりますね。泊まりは、特急しらさぎで金沢から約30分の加賀温泉郷へ。山代、山中、片山津、粟津の4つの温泉が集まる加賀温泉郷には、女性向けのスパやエステが充実した旅館が多く集まります。非日常の空間で、心も体もよろこぶエステをふたりで体験してもいいかも。母と娘で至福の時間を共有するということは、何にも代えがたい素晴らしいこと。親子旅は、自分が大人になったからこそできる、最高のプレゼント、そして親孝行になりますよ。・金沢市 公式観光サイト
2015年04月17日インテリアショップ「House of Lotus」手掛ける女優・桐島かれんがサントリーのノンアルコールビール「サントリー オールフリー」の新テレビCMに黒木華と母娘役で出演している。このCM「母と空とワタシ」篇にこめられたメッセージは“自由って、おいしい”。桐島演じる母親の元に、娘役の黒木が訪れるところから物語は始まる。空と海を望む解放感溢れるテラスで、昼間からオールフリーを飲む桐島。そんな彼女の姿に「あー、まだ昼なのに」と微笑む黒木に、桐島は笑顔でグラスを手渡す。何事にも縛られず自由に過ごす母と、彼女の生き方にあこがれる娘。そんな2人の飾らない関係を、桐島と黒木が自然体のままに演じている。空と海を背景に、 まるで本当の母娘のようにグラスをあおる2ショットは、見ているだけで心が温かくなる光景だ。黒木の可愛らしい表情にも注目で、桐島から「飲む?」と誘われて、一言「うん」とうなずいた顔がなんとも愛らしい。CMソングには松田聖子の名曲『渚のバルコニー』を男性ボーカルでリメイク。2人のファッションも、ホワイトとネイビーを用いたリラックススタイルが印象的だ。優しい温もりにあふれる音楽と景色と、それに負けない親子のホッとするような一幕に、疲れた心も解き放たれそうだ。
2015年02月09日ワコールは1月15日、同社が特別協賛する「『10歳の未来』プロジェクト」の一環として「母娘の1/2成人式」を開催した。10歳という年齢は、女の子にとって体が変化し始める時期であり、心や環境の面でも大きな変化を迎える時期。さまざまな情報が取り巻く中で、子どもたちと親世代に正しい情報を伝えていくために同プロジェクトは発足した。10歳の女の子たちにとって大切な「心」と「体」、これから始まる「"キレイ"のつくり方」などについて学ぶことの大切さを伝える活動を行っていくという。○10歳前後はバストがふくらみ始める時期同社が2012年に発表した研究成果(「子どものバスト成長の事実と正しいブラジャー着用の必要性」)によると、バストがふくらみ始める時期は初経の1年以上前、"10歳前後から"であることがわかっている。そして、初経前後の約4年間にバストは成長し変化していくとのこと。1980年代生まれの女性と比較すると、2000年代生まれの女の子は初経を迎える時期が早まっており、それに応じてバストの成長時期も早まっているという。一方で、ブラジャーの着用実態を調査したところ、バストがふくらみ始めている女の子は小学5年生で63%、小学6年生で90%にのぼるのに対し、ブラジャーの着用率はそれぞれ30%、60%と低い結果に。このことから、体の成長とブラジャーの着用時期にはズレが生じていることがわかる。さらに同社の調査(2011年4月~12月/「ワコール ツボミスクール」参加者1,769名対象/アンケート調査)によると、「体の成長や下着の着用に不安がある」と回答した女の子は44%にも及んだ。これについて、「体の変化や初めてのブラジャーについては、子どもの方からは言い出しにくく、誰にも相談していない子どももいます」と同社。一方で保護者からは、「ブラジャーの話を切り出すタイミングがわからない」などの声も多く寄せられるという。このような現状を踏まえて、同社は「少女たちの美しく健やかな成長のためには、母と子のコミュニケーションが大切であり、親と子で体のことを話し合ったり一緒に考えたりするきっかけづくりが必要」と考え、今回のイベントを開催するに至った。○10歳を代表する"キラキラガールズ"が決定1/2成人式とは、20歳の半分である10歳を迎えたことを機に、「自分の生い立ちや成長を振り返り、お世話になった人に感謝し、自分の将来に夢や新たな目標を持つ」というきっかけを与えるイベント。最近では、特別授業として親子で参加する行事に取り入れる小学校が増えているという。同イベントでは、「<10歳キラキラ>ガールズ」を発表。オーディションでは、「それぞれの個性を尊重する」「成長する時期はそれぞれ違う」というテーマのもと、「美しさ」「健康」「個性」を備えた、キラキラと輝く未来をイメージさせる女の子たちが選出されたという。選ばれたのは、手塚陽菜さん、新谷日菜さん、山下倖和さん、杉澤絆さん、森愛華さん、大宮千莉さん、瑚々さんの7名。<10歳キラキラ>ガールズはこれまで、「肌ケアと食べ物」「江戸しぐさ」「書道」「立ち居振る舞い」「ハギレでハレギ」といったワークショップなどで学びながら、同世代に発信していくアンバサダーとして活動。2015年は、同社の公式ホームページをはじめ、さまざまなコミュニケーションの場に登場する予定とのこと。同イベントの「1/2成人式の宣誓」の場面では、「宣誓、10歳はお母さんと」と皆で声をそろえ、「マラソンにチャレンジしてあきらめない心を養います」(手塚さん)、「いろいろなヘアアレンジに挑戦してきれいな大人を目指します」(杉澤さん)など、1人ずつ決意を表明した。ゲストとして、モデルで2児の母でもある稲沢朋子さんが登場。稲沢さんは、娘さんが小学6年生の頃、同社の下着コーナーに"ファーストブラ"の相談に行ったことを明かし、「プロの方に相談したいと思い、娘と一緒に行きました。きちんと採寸していただいて、勧められたものからスタートした記憶があります」と当時を振り返った。最後に、<10歳キラキラ>ガールズを代表して、大宮さんが「お母さんへの手紙」を朗読。「私はそんなに自分の顔に自信がなかったけれど、ママが"心が美しければ振る舞いや顔にも出てくるんだよ"と言ってくれたことで自信が持てるようになったよ」などと感謝の気持ちを伝えると、壇上で聞いていた大宮さんのお母さんの目に涙が浮かぶ一幕も。母と娘の温かい絆を感じられるイベントとなった。
2015年01月19日娘とお揃いコーディネイト現在、1児の母として奮闘中の神田うのさん。出産してもなお美しいプロポーションは健在です。また、抜群のファッションセンスで妊娠・子育てグッズのブランドも立ち上げ、育児もオシャレも手を抜かない充実した毎日を送っているようです。彼女のオフィシャルブログ「UNO Fashion Diary」の7月18日付け記事では、娘とのお揃いだという私服コーディネイトを公開。イタリアのキッズブランドのワンピースに、靴はフェラガモという彼女ならではのコーディネイトを披露してくれています。ロエベ・パーティまた、同ブログの同日別記事では、ロエベのパーティーの様子がアップされており、夏らしい白にボーダーのワンピースに、もうすぐ発売されるというイエローレザーのバッグで格好良くキメています。「ロエベのレザーはとても上質で美しい」と大絶賛の神田うのさん。バッグだけでなく、レザーパンツも愛用しているそうで、世界中のブランドを知り尽くした彼女の審美眼は相当なもののようです。最先端のファッションのお手本として、また、母娘のお揃いコーディネイトの参考として、彼女のブログをのぞきにいってみてはいかがでしょうか。【参考】・神田うのオフィシャルブログ「UNO Fashion Diary」
2014年07月23日東京、名古屋、大阪を対象にした調査ユニリーバ・ジャパンが展開しているビューティブランド「ダヴ」では、母と娘の美意識の違いと関係性について400名に調査し、結果を4月15日に発表した。調査は、東京、名古屋、大阪で、娘のいる30~40代の母親200名と10~20代の娘200名を対象として、インターネットアンケートで実施された。(画像はプレスリリースより)調査の結果からは、母親が自分の美しさを過小評価する傾向があることが浮かび上がった。8割の娘、「母は美しい」と思う「母は美しい」と思う娘は、8割いた。その一方で、「母親を褒めた経験がない」という娘は、約6割だった。直接褒めることが出来ないのは「恥ずかしい」ため、というのが理由の1位であった。(画像はプレスリリースより)これらに対して母親側は、「自分自身に自信がない」と答えた人は、約8割であった。母親は、自分の美しさに平均51.9点をつけており、娘は母親の美しさに平均60.1点をつけている。(画像はプレスリリースより)さらに母親は、「自分が美しくいるために必要なことは何か?」との問いに、「自分自身の意識」が必要だと約7割が答えた。5月の母の日に向けて行われたこの調査。母の日には、娘から母への褒め言葉が何よりのプレゼントになるのかもしれない。【参考リンク】「美意識の母娘格差」調査のプレスリリース(PR TIMES)
2014年04月18日故ポール・ウォーカーの母と、娘の母親でウォーカーの元恋人が、どちらが娘の後見人になるかをめぐって、法的な争いを起こしている。ウォーカーの娘メドウ(15)は、長い間、母レベッカ・ソテロスとハワイに住んでいたが、近年、ウォーカーと一緒にL.A.に住むようになっていた。11月末にウォーカーが事故死したのを受け、ソテロスもL.A.にやってきていたが、先週、ウォーカーの母シェリル・ウォーカーが、メドウの正式な後見人になるための申請をして、ソテロスを怒らせた。ソテロスはアルコール依存症に悩んでおり、飲酒運転で2度逮捕されている。そもそもそれが原因で、メドウは父と一緒に住みたいと言い出したそうだ。万一の時に備えてポールが作った遺書にも、もし自分に何かあった時は母のシェリルに娘の後見人になってもらいたいと書いてあるという。シェリルは、もしもソテロスが依存症の更正プログラムを完全に終えたらミドーを引き渡すと提案、ソテロスはすぐにでも更正施設に入所するつもりでいるようだ。文:猿渡由紀
2014年03月31日(画像はニュースリリースより)“卒業式・入学式・入社式を前に母娘でキレイに”エステティックサロン「ジェイエステティック」を日本全国で104店舗展開するザ・フォウルビでは、“卒業式・入学式・入社式を前に母娘でキレイに”と、母娘二人にエステティックサービスを特別価格で提供する「新生活応援キャンペーン」を、2月1日~3月31日までの期間で実施中。お母さんのフェイシャルエステ2回+娘さんの好きな箇所4回の脱毛を特別価格で「新生活応援キャンペーン」では、母娘エステとして、お母さんには<毛穴すっきりケア><年齢肌ケア>などのフェイシャルエステ2回、またはボディトリートメント2回、娘さんには好きな箇所4回(1箇所4回、2箇所2回でもOK)の脱毛を、2人で3,675円(税込)で提供。さらに、母娘で一緒に来店・契約をした人を対象に、サービスおよび商品を50%OFFで提供する“母娘カード”もプレゼントする。対象は、キャンペーン申し込み時点で、満17歳以上、2014年3月卒業予定の女子学生と、そのお母さんで、娘さん1人につき1回の契約が可能となっている。【参考リンク】▼ザ・フォウルビニュースリリース(ValuePress!)▼ザ・フォウルビ「ジェイエステティック/新生活応援キャンペーン」
2014年02月13日自然や現地の人と触れあい、アートを感じる旅を楽しみながら、地域コミュニティに貢献できる。そんな新しい旅のスタイルが南アフリカで始まっていた。■ソーシャルに旅を楽しむ南アフリカは、2009年に世界で初めて旅行における「フェアトレード」の認証システムが生まれた国。これは、フェアトレード・イン・ツーリズム・サウスアフリカ(FTTSA)というNGOが、ホテルやサファリ・ロッジなどの宿泊施設や旅行会社が運営するツアーに対して、自然環境の保護や地域へ貢献するといった、いくつかの項目に対して与えている認証のこと。それぞれ力を入れて取り組んでいることは異なるため、旅行者は認証を受けたツアーや施設の取り組みを見て選ぶこともできる。つまり、旅行者が認証のあるホテルなどを利用して旅行を楽しむことが、社会貢献につながっているのだ。今回の旅で宿泊した「シルバリ・レイクサイド・ロッジ」(Shilvari Lakeside Lodge)は、リンポポ州にある湖と山と森に囲まれたロケーションが魅力のFTTSAの認証を受けているロッジ。ここではアート&カルチュラル・ツーリズムに力を入れていて、地元アーティストたちの活動をサポートして地元の文化を紹介したり、地元の人を積極的に雇用してスキルアップのための研修を提供するなど、幅広く地域コミュニティの活性化に取り組んでいる。どこからでも湖と森が見えるように設計されたロッジ内には、地元アーティストの作品が飾られていて、ロッジにいながらにしてアートに触れることができる。アフリカの息吹を感じる作品に囲まれていると、まるでミュージアムの中にでもいるような気分になってくる。実際にアーティストのアトリエを訪れるツアーも用意されていて、私たちが訪れたのは美しい刺繍で有名なヴェンダ族の女性たちのグループ。ここでは裁縫のトレーニングを受けた女性たちが作ったクッションやスカーフなどの商品を売っていて、女性の経済的自立をサポートしながら、その収益の一部を子どもたちの学校の運営資金に回しているそう。このロッジに併設されたアース・センス・スパでは、南アフリカならではのリラクゼーション・マッサージを気軽に受けることができる。ケープゼラニウムやケープカモミールなどの南アフリカ原産の精油が配合されたオイルを使ったマッサージを受けながら、天然の植物がもつフレッシュな香りと周りの自然に癒されるひとときが過ごせる。疲れを集中的に取りたい人には使うオイルやマッサージを変えてくれるので、トレッキングやサイクリングなどのアクティビティの後にやってくる人も多いのだとか。ロッジのレストランは、アフロ・ヒュージョンなスタイル。南アフリカの伝統とヨーロッパの洗練さがミックスされた料理は、繊細なのに力強い味。使っている野菜は、地元の契約農家で採れた旬の野菜が使われている。■ローカルな旅の魅力とは「ローカルな旅」をテーマに、南アフリカの田舎を回った今回の旅。都会を離れて旅する最大の魅力は、大自然を感じながら現地の人たちと過ごす時間だった。日々の暮らしを見せてもらい、歴史や文化を教えてもらいながら、同じものを食べる。日本とは違う南アフリカの人々の生活の豊かさに触れるスペシャルな体験に溢れていた。人々の何気ない日々の営みの中に、美しさが隠れている。それに気付くことができるのも、ローカルな旅だからこそ。南アフリカには「絆」や「他者への思いやり」を意味する、「ウブントゥ(ubuntu)精神」がある。南アフリカは行く度に新しい何かに出合うことができる観光的魅力の尽きない国だけれど、帰国のときに「また帰ってきたいな」と思うのは、旅人を家族のように受け入れてくれる人々がいるからなのだろう。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年08月02日ゆるくて楽しい雰囲気が人気旅番組や紀行番組を見ていると、自分もその一員になって旅がしたくなったりすることありませんか?そこで今回は、414名のマイナビニュース会員の男性に、一緒に旅してみたい、旅・紀行番組でおなじみの芸能人をアンケート。過酷な旅からのんびり旅まで、いろいろ想像して答えてくれました。>>女性編も見るQ.一緒に旅してみたい旅・紀行番組でおなじみの芸能人を教えてください(複数回答)1位さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)17.9%2位タモリ(ブラタモリ)16.2%3位イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)15.9%4位大泉洋(水曜どうでしょう)14.5%5位宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)12.3%■さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)・「どんなものでも楽しくさせる雰囲気がある」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「おもしろいので退屈しなさそうだから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)・「いい加減さがいい。ノープランで何が起こるか分からないミステリーツアーになりそう」(44歳/電力・ガス・石油/技術職)■タモリ(ブラタモリ)・「博識なタモさんと一緒だったら楽しめそう」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「なんでそんなこと知っているのというようなうんちくを面白く語ってくれるから」(23歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「その土地の膨大な小ネタ披露してほしい」(25歳/建設・土木/技術職)■イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)・「チャレンジャーなのでおもしろそう」(29歳/情報・IT/技術職)・「普段なら警戒してしまう現地の人たちとも楽しく触れあえそう」(34歳/自動車関連/営業職)・「イッテQのメンバーはツアコンになれると思う。おもしろい見どころをたくさん教えてほしい」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)■大泉洋(水曜どうでしょう)・「トラブルにあっても、大騒ぎしているうちになんとかなりそう」(25歳/その他/クリエイティブ職)・「うるさそうだけど、飽きないだろうから」(40歳/商社・卸)・「『水曜どうでしょう』を再現したらおもしろそう」(44歳/電機/事務系専門職)■宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)・「テレビで見て、一緒にお祭り旅行に行ってみたいと思った」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「バイタリティーがあって楽しそう」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「盛り上げ上手で楽しませてくれそう」(26歳/不動産)■番外編:男性はマッタリとした旅がお好み?・ウド鈴木「どんな場所でも肯定的なコメントをしてくれそうだし、常にニコニコしていて一緒に旅をすると楽しそうだと思ったから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・東野幸治/岡村隆史(旅猿)「ぶらりと旅をする姿がいい」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・地井武男(ちい散歩)「あのマタ~リした雰囲気が何とも言えずよかった。これといった観光地でない場所をめぐるのも好印象でした」(41歳/機械・精密機器/技術職)総評注目の1位は「さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)」でした。彼らのキャラクター、番組のイメージから「のんびりと笑いが絶えない旅ができそう」という声が多く、No.1に。彼らと一緒なら、何げない景色や出来事も楽しい旅の思い出になりそうですね。2位に選ばれたのは「タモリ(ブラタモリ)」でした。何よりもあの知識の豊富さに人気が集中。普段なら見過ごしてしまうようなところでも、タモリさんのうんちくを聞いたら、がぜん興味が湧いてきそうですよね。それでいて笑いも忘れないところも大きな魅力です。3位には、紅一点で「イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)」がランクイン。珍獣や秘境に果敢にチャレンジする姿から、旅を盛り上げてくれるイメージが強いようです。明るく前向きな性格で「過酷な旅も彼女となら乗り切れそう」という声が目立ちました。4位は「大泉洋(水曜どうでしょう)」。一筋縄ではいかない旅になりそうですが、飽きることなく最後まで楽しめそうな雰囲気が高評価でした。5位は、お祭り男「宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)」。お祭りに行くなら大輔さんで決まりですね。番外編で注目は、地井武男さん。『ちい散歩』でののんびりした旅の雰囲気とあたたかい人柄は、今でも多くの人の心に残っているようです。旅は、どこへ行くかも重要ですが、誰と行くかも大切ですよね。皆さんは、どんな人と一緒に旅してみたいですか?(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】一緒に旅すると心強い日本アニメのヒーローランキング【男性編】海外に連れて行くと外国人が喜びそうな日本アニメのヒロインランキング【男性編】旅の途中でもし出会ったら厄介だと感じるアニメの悪役ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月12日暖かな日差しを浴びると、つい旅に行きたくなる。今は離れて暮らしているが、仲良しの母とどこか一緒に日帰り旅行にでも出掛けようか。早速母に電話し、「どこか日帰り旅行でも行かない?」と聞いたところ、鎌倉に行きたいそうだ。東京駅から1時間以内で行けるけれど、情緒のある鎌倉。最近いろいろなオシャレスポットも出来たと聞くし、母も私も楽しめ、なおかつ日帰りで行けるというのもとても魅力的で鎌倉行きが決定。電話をしながら、母に行きたい場所のリストアップをお願いした。最近母は私がプレゼントした、「MEDIAS TAB UL N-08D」にハマり中。50歳中盤を越えて少し老眼が出てきた母も、タブレットなら画面も見やすいと愛用している。あまりパソコンなどの機械が好きでなかった母だったが、タブレットは軽いし、立ち上がるまでの時間も短く、使う場所も選ばないので、かなり使いこなしているようだ。いくつも場所をリストアップしてくれたのもあって、すんなり当日のプランが決定。■プラン東京駅集合⇒鎌倉着⇒小町通りを散策(食べ歩き)⇒鶴岡八幡宮⇒Cafe坂の下⇒長谷寺⇒鎌倉大仏⇒Ristorante AMALFI⇒帰宅さて当日は東京駅で母と待ち合わせ。母は得意気にメディアスタブで路線図を見ながら、行き方と時刻を調べてくれる。そして電車の中でも、タブレットが大活躍。この前行った場所の写真やお気に入りのアプリを見せてくれて、普段なかなか会えない時間を埋めてくれる。鎌倉駅に着いたら、早速右手に紅芋ソフトクリーム左手におせんべいと順調に小町通りを買い食いをしながら歩いた。そして、久しぶりの鶴岡八幡宮。古き良き日本を感じることができる八幡宮は母も大好きなスポットの一つ。メディアスタブで写真をパシャパシャと取りながら、八幡宮の由緒なども調べて私に説明してくれた。参拝したりおみくじを引いたりして、ゆっくりとした時間を過ごすのは久しぶりで、母との会話も弾んだ。さきほど、あれだけ食べ歩きをしたのに、八幡宮を歩きまわっていたら小腹がすいてきたので、今日は古民家を改装したカフェへ。「Cafe坂の下」は私セレクト。長谷駅を降り、「Cafe坂の下」を探したけれど、なかなかみつからない。古民家だけあって、結構奥まったところにあるのかも。メディアスタブでGoogleマップを開いて、住所を入れると現在地から案内してくれるから楽チン。どうやらかなり細い道のところにあるらしい。なんとか到着したのだが、昭和を感じさせる懐かしくほっこりとする店内に母の顔がふわっと明るくなった。先ほどから食べ歩きもしているし、「Cafe坂の下」の人気メニューはなんといってもパンケーキなので、迷わずランチではなくパンケーキセットをセレクト。出てきたパンケーキとハイビスカスティーが、レトロなうえに美味しそうで母も少女のように目を輝かせていた。しかも、このコップが相当懐かしいようで、「おばあちゃん家に同じようなコップがあってね」と昔話に花が咲いたのだった。お昼間の日差しでついついまったりとしてしまったが、まだまだ回るところは多いので次は長谷寺へ。私たちが行った2月中旬の長谷寺は、ロウバイやウメなどの咲き始めだったが、3月の中旬ごろから桜のシーズンだから、これからの季節なら一段とお花散歩が楽しめそう。続いて、鎌倉大仏がある高徳院へ。高校生以来の大仏に懐かしささえ感じた。あの頃は母に迷惑をかけてばっかりだったなとちょっと過去を振り返り、今こうやって少しでも親孝行ができてよかった、という気持ちになった。母がふと「2人で写真撮らない?」と聞いたので、人を捕まえようとすると、「大丈夫、メディアスタブは画面が大きいから2人で撮るのも簡単」とインカメラに変更。大仏と母と私の顔をアップで撮ることができたのだった。最後に、夕焼けを見ながら食事をしたいと思った私はサプライズで、「アマルフィイ」の窓側の席を予約したのだった。だんだんと暮れてくる夕焼けを見ながらディナーなんて、子育てに頑張ってきた母的には非日常だし、外で美味しいごはんを堪能してほしいと、鎌倉野菜をふんだんに使ったメニューを注文した。色鮮やかな前菜に、美味なパスタ、そしてメインのアクアパッツァ。料理が運ばれてくる度に変わってくる太陽の位置と景色にうっとりしながら、料理とお酒を日暮れ目前まで楽しんだ。最後は海沿いを歩きながら、恋話をした。母は父と会って30年。色々大変なこともあるけれど仲良くやっている。私も早く結婚したいなと思いつつ、今の彼との結婚が踏み切れない。母は「まあ、そんなに急がなくても、あなたらしく行けばいいんじゃない」といつも私の味方をしてくれる。そんなことを話していたらもう18:00。そろそろ帰路につかないと。久々に面と向かい一日ゆっくり会話を出来るというのは本当に贅沢だ。いつの間にか大人になってしまったが、こうやって母と2人旅で本音を話すのもとても貴重な時間。素敵な時間はすぐ経ってしまう。帰宅してテレビを見ていたら、母から1通のメールが届いた。「Aちゃん今日はありがとう! とても素敵な思い出になりました。また2人旅しようね」と。写真も可愛く加工しちゃって、うちの母はすっかりタブレットを使いこなしているのだった。旅にはガイドブックも良いけれど、タブレットをお伴にすると、旅先で困ったときにもすぐに調べられて、とても便利なのを実感した。たまには母に感謝の気持ちを込めて、2人旅に誘ってみてはいかがだろうか?また、母への感謝をこめてプレゼントにタブレットを贈るのもオススメだ。 【使用端末】 ・MEDIAS TAB UL N-08D 【もっと詳しく知りたい方】 ・もっと楽しく! 女子的タブレットライフ「TABLET Woman」 【店舗詳細】店舗名:Cafe坂の下 tel.0467-25-7705住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下21-15 公式サイト 店舗名:Ristorante AMALFI tel.0467-39-1151住所:神奈川県鎌倉市七里ヶ浜1-4-8 公式サイト
2013年03月08日旅に行った気分になれる旅番組の魅力はなんといっても、旅に行った気分にさせてくれること。行ったことのある場所や、行ってみたいところが扱われていると、さらに楽しくなりますよね。今回は、よく見る旅番組をマイナビ会員の女性498名に教えていただきました。あなたのお気に入りの番組はランクインしていますか?>>男性編も見るQ.お気に入りの旅番組は何ですか?(複数回答)1位世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)24.5%2位モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)18.5%3位世界の車窓から(テレビ朝日)16.9%4位ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)14.3%5位出没!アド街ック天国(テレビ東京)12.4%■世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)・「昔から好きなので。ミステリーハンターさんのガイドも上手でおもしろい」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「クイズ番組と旅番組、両方の要素が入っていて面白いから」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「小さいころから定番で見ています。その土地の勉強にもなるし、騒がしい番組でもないので、どんな気分のときでも見ています」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)・「モヤさま大好きで、ハワイに行くと必ずまねしていく店がある」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「毎週見ています!あのなんともいえないモヤモヤ具合がたまらない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「さまぁ~ずのおふたりのファンだし、大江アナとのトリオがすごく面白いから。それに、普通は取り上げないような地味なところにスポットを当てていて、なるほどなぁ~と、違った視点から見られてよい」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)■世界の車窓から(テレビ朝日)・「ほのぼのとしたナレーションと美しい風景に癒やされる」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「気づくとなんとなく見ています。BGMの選曲も旅心を刺激してくれてグッド」(28歳/その他)・「『世界の車窓から』は、その時間にテレビをつけているなら必ず見ます。景色や旅の風景はもちろん、電車に乗っている地元の人や旅行客もクローズされているのもいい」(30歳/電機/技術職)■ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)・「行きあたりばったり的なところがよい。住んでいるところの近辺などが出るとテンションが上がる」(33歳/小売店/事務系専門職)・「ほんわかとしたナレーションが好きです」(32歳/学校・教育関連/専門職)・「身近な路線なので、発見が多いです」(31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■出没!アド街ック天国(テレビ東京)・「知っている街が取り上げられると、うれしくてつい見てしまいます」(26歳/学校・教育関連/専門職)・「一般的でないディープな情報がわかるし、観光地でない住宅街が紹介されることもあるので」(21歳/その他)・「関東かいわいのネタなので関係ないのだが、おもしろくてみてしまう」(30歳小売店/販売職・サービス系)■番外編:女性は世界旅行系がお好き?・THE世界遺産(TBSテレビ)「自分ではなかなか行けないようなところの映像を見ることができる」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・世界ウルルン滞在記(TBSテレビ)「今はなくなってしまったけど好きだった、まだ売れる前の俳優さんや女優さんがよく出ていたのでもう一度再放送してほしい」(36歳/生保・損保/事務系専門職)・世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?(フジテレビ)「面白いから好き。その国の素の部分が知れるし、ディレクターが毎回体を張って笑いを取りに行くから芸能人がいくより面白い」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)総評1位に輝いたのは、旅行とクイズが楽しめる「世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)」でした。20年以上も続いているだけあって、子どものころから見ているという人が多く、ミステリーハンターにあこがれていたという意見もありました。2位は、ちょっと趣が変わった旅行番組(?)「モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)」。さまぁ~ずと大江アナが好きという声が多かったですね。3位は「世界の車窓から(テレビ朝日)」でした。鉄道旅行という、あまり体験できないスタイルでの世界旅行が魅力のようです。BGMが楽しみという声も。4位は「ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)」がランクイン。ほのぼのしたナレーションと、鉄道を各駅停車しながら、普段見過ごしそうなスポットを紹介してくれるのが人気のようです。5位は「出没!アド街ック天国(テレビ東京)」でした。街歩き系情報番組として人気があるようです。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2012年12月14日~2012年12月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性498名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】グルメ番組でよく見るけど、実はよくわからないコメント・表現ランキング【女性編】東京の観光名所ランキングング【女性編】自分が取材されたいテレビ番組ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年01月13日シェリル・コールの母ジョアン・キャラガンさんは、娘の恋人が娘にプロポーズすることを禁じたようだ。シェリルはここ半年ほどバックダンサーのトレ・ホロウェイと交際しており、今年のクリスマスはトレのアメリカにいる家族と共に過ごすことになっていたようで、そこでトレはシェリルにプロポーズする計画を立てていたという。しかしジョアンさんは、シェリルが2010年にシェリルの前夫でサッカー選手アシュリー・コールの不倫が原因で離婚した際とても傷ついているのを間近で見ていたため、今回のプロポーズは早過ぎるとすぐさま却下した模様だ。ある関係者は「The Sun」紙に「トレはジョアンに電話して、アメリカで自分の家族と過ごすとき、シェリルにプロポーズをしたいと話しました。トレはクリスマスの日に決行したかったようですが、ジョアンはそれを却下したんです。ジョアンはトレのことを気に入っていますが、そんなにすぐまたシェリルを結婚させるつもりはないようですね」と明かした一方で、「トレがジョアンを説得できればすぐにでもプロポーズに乗り出すでしょうね(笑)」と語っている。(text:cinemacafe.net)
2012年12月27日野生動物の研究、保護、飼育、および保護のための教育を目的としたNPO・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、11月20日、パンダの母と娘が四川省成都市郊外にあるパンダバレー(パンダ渓谷)に放されたことと、国際NGOワイルドエイド(WildAid)と共同で行っている「2012年パンダ大使プログラム」において3名のパンバサダー(パンダ大使)を正式に任命したことを発表した。パンダの母と娘が野生化プログラムに参加したのは、今回が初めて。成都パンダ基地の野生化プロジェクトの責任者を務めるチ・ドンウ博士によると、今回の試みにより、パンダが野生の生息地に順応するためには何が必要かをさらに理解できるようになるという。母パンダのチ・ゼンは13歳で体重は106キログラム。娘パンダのゼン・ゼンは2011年8月4日生まれで体重は40キログラム。母と娘は、健康や遺伝的背景、また適応能力の高さなどから今回の野生化プログラムに参加することになった。また、絶滅の危機にひんしているパンダへの認識を高めることを目的とした「2012年パンダ大使(パンバサダー)プログラム」では、パンバサダーを決定する準決勝・決勝が中国の成都にて開催された。これにより、フランスのジェローム・プイエ氏、米国のメリッサ・カッツ氏、中国のチェン・インロン氏の3名がパンバサダーに任命された。3名は、それぞれ優勝賞金2万ドルを獲得するとともに、これから1年間パンバサダーとしてパンダ保護活動に取り組むとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日“旅”といっても旅にはいろいろあって、きっかけも手段もいろいろ。今回、紹介する『HICK−ルリ13歳の旅』は、旅の中でも日本人にはなかなかチャンスのない、ヒッチハイクの旅を描いたロードムービー。13歳の誕生日を迎えたばかりのルリ(クロエ・グレース・モレッツ)は、アル中の両親に嫌気がさして「もう、こんな生活はイヤ!」と、アメリカ中西部のネブラスカ州からラスベガスを目指すひとり旅に出ます。それは、家出のような旅であるけれど、自分探しの旅、自分を成長させる旅でもあって──。ラスベガスに向かえば映画のようなキラキラした世界が待っていて、そこでステキな出会いがあるはず!と、心ときめかせてヒッチハイクを試みるルリ。けれど、夢と現実は大違い!誰もいない僻地で野宿をしたり、車に乗せてもらったのはいいけれど、親切そうに見えたカウボーイの青年・エディ(エディ・レッドメイン)が、実はものすごく問題アリの人物だったり、旅の出だしから不穏な予感…。そして、小さな事件に始まり、最終的には想像もしていなかった事件に巻き込まれ、深く傷ついてしまうんです。一体どんな事件に巻き込まれてしまうのかは、ルリと一緒に経験してほしいので詳しくは書かないけれど、えっ、そんなことが起きちゃうの!?という衝撃度はかなり高いはず。いつの間にか自分自身も13歳の頃に戻り、13歳の目線で旅をしている気分に。それは、この映画の原作者であり、脚本も手がけたアンドレア・ポーテス自身が、幼少時代から引っ越しを繰り返し、ネブラスカ、テキサス、ブラジル、メリーランド、ノースダコタ、カリフォルニア…さまざまな土地で生活してきた人物だからかもしれなくて。また、彼女自身が「すべてではないけれど、自分が経験したことを出発点に小説を書いた」と言っているように、感情の描写がとてもリアル。であるのに、どこかファンタジーで。回想シーンや旅の記録をルリのスケッチで表現している、その絵がとてもキュート!リアルとファンタジーが共存しているのも『HICK−ルリ13歳の旅』の見どころなのです。ルリとの旅を通して思うのは、経験してみないと分からない、その経験によって気づきを得るということ。エディとの出会いで彼女はとても恐ろしい世界を見てしまうけれど、その経験によって「もう、こんな生活はイヤ!」と思っていた日常がどれだけ平和なのか、幸せなのかを知ります。ルリが旅の間、心を寄せる女性・グレンダ(ブレイク・ライヴリー)との出会いも、ルリを大きく成長させ、姉妹のような、母娘のような、出会って間もないけれど何か通じるものがあるルリとグレンダの結末にきっと感動するはず。何を経験するか、どんな人と出会うかで、人生は大きく変わっていくのだというシンプルなことを、この映画は教えてくれます。仕事での悩み、恋愛での悩み、誰でも大小悩みは持っているものですが、この映画を観てルリと旅することで、ほんの少し悩みが軽くなったり…。たまには、“心”を旅させてくれる映画、いかがですか?『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅(text:Rie Shintani)
2012年11月16日