福原遥と水上恒司がW主演を務める、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のBlu-ray&DVDが、6月14日に発売されることが29日、わかった。○■伊藤健太郎、嶋崎斗亜らも登場するコメント動画公開同作は、昨年12月に公開され、興行収入約45億円を記録した大ヒット作。今回発売が決定したBlu-ray&DVDの豪華版には、映画の裏側を記録したメイキングやイベント映像集など、映像特典を約152分収録。さらに、封入特典として、ポストカードセット(8枚)と、ミニクリアファイルも付いてくる。また、豪華版を予約・購入すると先着で「スマホステッカーセット」がプレゼントされるほか、松竹ストア「Froovie」で豪華版を予約すると、福原遥と水上恒司2人の「直筆サイン入り劇場版ポスター(B2)」(抽選2名)が当たるキャンペーンを実施される。あわせて、発売を記念してW主演の福原と水上、そして伊藤健太郎、嶋崎斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希の7名が登場するコメント動画も公開された。【編集部MEMO】『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2024年03月29日福原遥&水上恒司主演映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のBlu-ray&DVDが、6月14日(金)リリース。キャストコメント映像も公開された。本作は、SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になり、シリーズ累計発行部数125万部を突破した汐見夏衛の同名ベストセラー小説の映画化。現代の女子高生・百合と特攻隊員・彰の時を超えた運命のラブストーリー。今回リリースされる豪華版には、映画の裏側を記録したメイキングやイベント映像集など、映像特典を約152分収録。封入特典として、ポストカードセット(8枚)と、ミニクリアファイルも付いてくる。1945年の日本にタイムスリップし、特攻隊員・彰に出会い惹かれていく女子高生・百合を演じた福原さん、百合と出会い惹かれていく、特攻隊員の彰を演じた水上さん。さらに、1945年に生きる人々を演じた伊藤健太郎、嶋崎斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希からコメント映像も到着した。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』商品概要2024年6月14日(金)Blu-ray&DVD発売豪華版 Blu-ray(数量限定生産):7,920円(税込)豪華版 DVD(数量限定生産):6,820円(税込)通常版 DVD:4,620円(税込)発売・販売元:松竹©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 2023年12月8日より全国にて公開(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2024年03月29日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。「中学聖日記」でドラマデビューを果たし、『望み』や朝ドラ「ブギウギ」などに出演した水上さんが演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下さん)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾。中学生のころ、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してし、その際、レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも。そして、優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、晴原に強い対抗心を抱いている。山下さんとは今回が初共演となる水上さんは、「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」と意気込み、「エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と視聴者へメッセージ。夏帆さんが演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターである天才脳外科医・汐見早霧。若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまい、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧だが、そこで晴原たちの様子を目の当たりにし…。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と心境を明かした夏帆さんは、「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日「女児出産直後のスズ子(趣里)に愛助(水上恒司)の死を伝えたのは、彼女のマネージャー・山下(近藤芳正)でした。“産みの幸せ”から一転、訃報を聞いてぼうぜんとするスズ子の無言の9秒間に、視聴者は圧倒されました」(テレビ誌ライター)趣里(33)が笠置シヅ子をモデルとした主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』。残り2カ月が、100倍楽しくなる現場秘話を一挙公開!【1】趣里が感激した“父”との再会「趣里さんと近藤芳正さんは’11年、『ハンチョウ』(TBS系)で親子役で初共演しています。近藤さんは『親子役をやると、疑似的な親子愛ができるから、趣里さんの演技が常に気になってしまっていた』と話していました」(NHK関係者)当時の番組関係者はこう語る。「デビュー直後で人見知りだった趣里さんは、近藤さんから“家族でのシーンはこういう雰囲気で喋ろうか”と笑顔で距離を詰めてくれたことが、とても心強かったと明かしていたのを覚えています」12年ぶりの共演となった趣里の様変わりに近藤は驚いたという。「『以前とは比べものにならないくらい、すべてが成長している。努力が実っているね。演技も歌もいい。役が憑依している!』と目じりを下げていました。近藤さんは自ら劇団も主宰しているのですが、『いつか舞台でも共演したいね』と言ってくれたとか。そんな“父の激励”を聞いた趣里さんは感極まっていたそうです」(番組関係者)【2】水上恒司「すし屋でやんちゃ」にメッセンジャー黒田激怒!誠実な愛助役を演じ続けた水上。スズ子宛てに書いた“最期の手紙”で視聴者を号泣させたが、私生活での性格は全然違うようだ。改名し本名で再出発した彼は最近のインタビューでこう語っている。《(本名で活動後は)やんちゃな部分を出し過ぎてしまうこともある》《水上になってからそういう部分をちょいちょい出して、失敗したこともあり、成功したこともあり……。でも、基本的に僕はやんちゃで余計なことをやりがちで、一言多かったりする人間で》(「AERAdot.」1月29日配信)■水上のイタズラに「2回死にかけた」今回の撮影現場で“やんちゃの相手”になっていたのが、「村山興業」の御曹司・愛助を「ボン」と呼び、スズ子との関係を応援していた東京支社長・坂口役のメッセンジャー・黒田有(54)だった。「水上さんと黒田さんは親子ほどの年齢差なのですが、黒田さんいわく、撮影が進むにつれ水上さんが『どんどん調子に乗ってきた』と苦笑いしていました。電気コードのいっぱいあるセットの裏で後ろから何度も押すまねをしてきて『2回死にかけたわ!』とも話していました」(前出・番組関係者)いまや2人きりで食事に行く仲だという。「最近も水上さんが黒田さんに『すしおごって!』と誘って勝手に高級店に決めたとか。水上さんがそのお店で『大将、いちばん高いやつから順番にお願いします!』と注文した途端、黒田さんが『ふざけんな!』と怒って、店主もお客さんもみんな大笑いだったそうです」(前出・番組関係者)【3】小雪農園から特製トマトジュース100本の差し入れが!愛助の母で、女手ひとつで「村山興業」を大きく育てた女社長・トミを演じる小雪(47)。スズ子にとっては最後まで、愛助との結婚を反対していた“敵役”だったが、小雪自身は若い2人を全面的に支えていたという。「小雪さんは’18年から夫の松山ケンイチさんと3人のお子さんとともに東京と北日本の奥深い村との2拠点生活を送っています。現地では自給自足を目指して野菜を一から育てているそうです。そこで収穫したトマトを搾ったジュースを撮影現場に100本も差し入れしてくれたんです。趣里さんも水上さんもトマトが大好きだと聞いたからだそうですよ。もともと松山さんが、地元のトマト農家で飲んだトマトジュースに感動し『僕たちも作りたい!』と、その農家からビニールハウスを借りて作っていると聞きました。趣里さんには『長丁場だから体調管理にはくれぐれも気をつけて。仕事ばかりだと消耗するから私生活も大事にね』と笑顔で助言していました」(前出・NHK関係者)【4】草彅剛が撮影の合間に、即興でギター演奏を!スズ子の最大のヒット作となる『東京ブギウギ』を手掛ける作曲家・羽鳥善一を演じている草彅剛(49)。劇中ではスズ子が壁にぶち当たるごとに「楽しくやろうよ!」と常に温かいエールを送っていたが――。「羽鳥は『ブギウギ』では作曲家、指揮者、ピアニストとして描かれています。いっぽう、演じる草彅さんが得意なのはギター。スズ子たちと登場する音楽ステージの撮影の合間に、劇中のギターを借りて、即興で演奏することもあるんです」(前出・NHK関係者)草彅はギター歴10年あまりで、「草彅剛のはっぴょう会」と題する演奏会を2回開催している。ビンテージギターの収集家でもある。「草彅さんのギターの師匠は、上野樹里さんの夫で、TRICERATOPSのメンバーである和田唱さんです。いまや家族ぐるみのお付き合いだといいます。草彅さんが朝ドラの撮影現場で披露した“ギターライブ”も盛り上がり、趣里さんも曲に合わせて踊るしぐさを見せるなど、本番さながらの贅沢な共演になったと聞いています」(前出・NHK関係者)草彅は自らの「はっぴょう会」で、こう語っていた。「ギター好きになってよかったなと思います。趣味を通していろんな交流が持てることは、人生において素晴らしいこと――」スズ子の歌唱シーンが印象的な『ブギウギ』だけに、草彅の即興ライブは朝ドラ撮影現場一同の心を「楽しくやろうよ!」と奮い立たせていたに違いない。
2024年02月07日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、出口夏希が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司「お台場はすぐに陸の孤島と化します」大雪が降る中行われた今回の舞台挨拶に水上は、「本当にお足元の悪い中、こんなにたくさん(の方に)お越しいただいて、本当に嬉しいなと思います」と挨拶。伊藤も「家出たらびっくりするくらいの雪で、皆さん来られるのかなと心配でしたが、たくさんの方にお越しいただいて嬉しいです」と感謝を伝えた。質問コーナーなどで大盛り上がりとなった舞台挨拶だが、最後のあいさつで水上は「(舞台挨拶が行われた劇場がある)お台場はすぐに陸の孤島と化しますので、すぐに帰ってください! 気を付けて!」と集まった観客の帰路を心配。その後も「ここまでこの映画を愛していただき、ありがとうございます!」と早口気味に感謝の言葉を述べながら、「本当にすぐに帰ってください!」と呼びかけていた。
2024年02月06日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、出口夏希が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司&福原遥・伊藤健太郎&出口夏希、『あの花』舞台挨拶に登場!今回のイベントには、互いを思い合う役柄と演じた水上と福原、伊藤と出口の劇中カップル2組が登壇。SNSで募集された質問に答えるコーナーでは、「『行かないで』と抱きつくストレートな百合、手紙で気持ちを伝える彰、千代の思いを受け止めるが自分の思いは告げずうまくかわす石丸、秘めたる思いがダダ漏れな千代、どのキャラの愛情表現が自分と近いですか?」と恋愛に関する質問が寄せられる。これに水上は「(石丸みたいに)かわすのはできないので、千代タイプなのかなぁ」と回答。伊藤も「僕もダダ漏れだと思います」と自身の愛情表現を明かした。福原・出口の女性陣も揃って「千代タイプ」と回答し、4人ともに愛情表現はダダ漏れだと告白した。さらに伊藤と水上は、次の質問に進む間にも「(ダダ漏れだと)告白が大変ですよね」(水上)、「ダダ漏れだとそうだよね!」(伊藤)と壇上で恋愛トークを展開していた。また、2月14日のバレンタインデーが近いということもあり、イベント終盤には水上から福原、伊藤から出口へ花束をプレゼント。花束を持ったまま行われたフォトセッションでは、報道陣からハートポーズのリクエストがあり、水上が茶目っ気たっぷりにハートポーズを披露し、会場を盛り上げた。
2024年02月05日西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」に、水上恒司が出演することが分かった。本作は、楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」の完全ドラマ化。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者、服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」に出演する水上さんが演じるのは、主人公・服部金太郎(西島さん)の青年期。「様々な仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と語った水上さんは、「青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14~15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです」とコメント。また、西島さんとは『奥様は、取り扱い注意』以来の共演。「久しぶりに共演させていただき、『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごく嬉しかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」と良いコミュニケーションがあったことを明かしている。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」は3月、テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日俳優の水上恒司が、8日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月8日公開)の新春舞台挨拶に福原遥とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司、2024年の目標を明かす多くのファンに愛され大ヒットとなった同作。その反響について水上は「周りの方が観たい! とおっしゃってくださる」と話すも、「私たちの手を離れて転がり続けているという……状況に……なっているなと(笑)」となぜかしどろもどろに。隣の福原からも笑われてしまうと「正月のね、感じなので……よろしくお願いしますっ!!(笑)」と迷走気味に話し、笑いを誘う。さらに、福原の晴れ着姿の感想を聞かれた際も、言葉になっていない擬音で回答し、正月ボケから抜け出せていない様子だった。またSNS上で寄せられた「2024年の目標は?」という質問に、水上は「老化以外の部分では全てにおいて2023年を超えていけるような活動、日々の過ごし方をしたいなと思います。毎年そうなんですが、それでしかないです」と回答。「台本を読み込むこととか、当たり前に今までやってきたことをずっと続けていくということ。努力の部分で落ちることなく、準備や姿勢を毎年上げていきたい」としっかりと意気込みを語った。
2024年01月08日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月8日公開)の新春舞台挨拶が8日に都内で行われ、W主演を務める福原遥と水上恒司が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司が報道陣に気さくに話しかける一幕も同作は、昨年12月8日に公開を迎え、現在までで興行収入28億円を突破し大ヒットを記録。今回の舞台挨拶では、大ヒットへの感謝の気持ちを込めて、福原と水上が舞台挨拶終了後にサプライズでお見送りを行なった。お見送り場所にスタンバイした水上と福原は「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と報道陣にも挨拶。「きょうが仕事初めの方はいらっしゃいますか?」と気さくに話しかけ、場を和ませていた。まさかのサプライズに興奮気味の観客から黄色い歓声が上がるなか、福原と水上は1人ずつ丁寧にお見送り。観客からの感想や応援の言葉にもしっかりと答え、集まったファンを喜ばせていた。
2024年01月08日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月8日公開)の新春舞台挨拶が8日に都内で行われ、W主演を務める福原遥と水上恒司が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司、新成人にお年玉渡す!? 「しょうがないですね……」新春舞台挨拶を銘打たれた今回のイベントでは、福原が白を基調とした着物姿、水上が黒を基調とした袴姿で登壇。晴れやかな装いで観客を魅了した。水上は「明けましておめでとうございます。そして、新成人の皆様おめでとうございます」と挨拶。続けて「さすがに新成人の方はいらっしゃらないですよね……?」と観客に問いかけ、反応がないことを確認すると「いたらお年玉あげようと思ったんですけど、(いないなら)しょうがないですね(笑)」と笑いを誘っていた。また、新成人に向けて人生、そして社会人の先輩としてメッセージをお願いされると、福原は「新成人の皆さんは不安もあったり、楽しみなこともあったり、いろんな感情だと思います。人生が一度きりなので悔いのないように、今好きなことだったり、やりたいことを精一杯、一生懸命がんばっていただきたいです」とコメント。そして「好きなことや、やりたいことがまだ明確じゃないという方はいろんなことに興味を持って、とにかく失敗を恐れずに楽しんで、がんばっていただけたらいいなと思います」とエールを送る。水上も「僕も結構失敗をする。いろんなことをやってみて、コケて痛かったな~みたいな経験がたくさんあります。その経験が今となってはすごく活きていて、今の自分の礎になっていることが多いです」とメッセージ。「大人になるって、責任が増えていくということでもあるとは思うんですけども、本当にやっちゃいけないことをやらない限りは何をやってもいいと思っているので。臆せずどんどんいろんな失敗をして、立派な大人になってほしい」と話した。さらに「我々若い世代から、どんどん時代を引っ張っていけるような人間が出てきてほしいなという風に思いますし、自分もそういう風になりたいと思います」と熱く語った。
2024年01月08日女優の福原遥と俳優の水上恒司がW主演を務める、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)のメイキング映像が26日、公開された。主人公・百合(福原遥)が戦時中の日本で出会った特攻隊員の彰(水上恒司)に何度も助けられというストーリーの同作。8日に公開されると、週末興行ランキング邦画作品で2週連続1位に輝くなど、ヒットしている。彰をはじめとする特攻隊のメンバーをキャスティングするにあたり、「役に合っていること」が第一条件なのはもちろん、当時の陸軍は階級に関わらず坊主頭であったという史実に沿うため「リアルに坊主頭にしてくれる人」という条件も外せなかったという。主演の水上を筆頭に、石丸役の伊藤健太郎、板倉役の嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、寺岡役の上川周作、加藤役の小野塚勇人は、坊主頭になることを快諾。映像では、クランクイン前に行われた断髪式の様子が収められている。自らの髪にハサミを入れ、少しずつ丸刈りになり、役に入っていく面々の貴重な姿をみることができる。自身の前髪をつかみ「切るところ間違えた」と前髪ぱっつんスタイルになってしまいはにかむ上川、「全然未練ないです」とサクサクと髪を切る潔さを見せる小野塚、「うー」と若干の躊躇を見せながらも少しずつ切り進め、切った髪を持ち帰ることにした最年少の嶋崎、坊主になった自身の頭をなでながら「見慣れない」と笑う伊藤と、初めて丸刈りにしたメンバーの反応はそれぞれだが、一様に恥ずかしそうに。一方、学生の頃から野球部で、すでに坊主を経験している水上は、史実に近い坊主頭に近づけるためミリ単位まで気にするこだわりよう。最後には互いに「似合っている」と褒め合い嬉しそうに笑顔を見せていた。【編集部MEMO】映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、汐見夏衛氏による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年12月26日福原遥と水上恒司がW主演を務める、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の特別映像が21日公開された。今回公開されたのは、本編で多くは語られなかった彰(水上)目線の物語が主題歌「想望」に託された特別映像。戦時下に迷い込んだ女子高生・百合(福原)は特攻隊員の彰と出会い、戦争という大きな障壁に翻弄されながら、人を愛すること、生きることの尊さを映し出していく。主に百合の視点で描かれた本作において、劇中での彰目線の描写はごくわずかだが、この度主題歌「想望」に乗せて彰の目線で物語を振り返る、特別映像が公開された。映像には過酷な時代を生きながら常に冷静で達観した雰囲気をまとっていた彰が、百合と一緒に過ごす中、次第に心を開き惹かれていく様子が収められており、福山雅治が歌う「想望」の歌詞に託された彰の本音がわかる内容になっている。また、22日より入場者プレゼントとしてビジュアルカードの数量限定配布が決定。百合と出会い惹かれた彰のその後の想いを、原作者の汐見夏衛氏が綴ったデジタル小説「君とまた出会うために。」が読めるカードが配布される。【編集部MEMO】『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年12月22日俳優の水上恒司が、19日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に福原遥、原作者の汐見夏衛氏とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司、映画『あの花』大ヒット記念舞台挨拶に登場先週末からきょうまでの間、各地で計13回の舞台挨拶を行なってきたという水上。観客からの質問に直接答えるティーチイン形式で生の声を聞いたことが印象に残っているそうで、「直にその方の顔を見て声を聞いて、それに対して僕たちがお答えしていくということができて、すごく嬉しかった」と振り返る。特に中高生の若い世代の観客がいたことも嬉しかったそうで、「ギャルやギャル男もいました。そういった方々にも『観てみたい』と思ってもらえたことが大変嬉しかった」と話した。また、水上は舞台挨拶で地元・福岡にも凱旋。「2カ所の映画館に行かせていただいたんですが、どちらも(質問者が)ティーチインのときにお立ちになって、『私の思いは~』『質問は~』と(話してくれた)。さすが福岡! 俺のふるさと好き! と思って(笑)」と地元愛を爆発させていた。
2023年12月19日~荒川知水資料館と環七地下調節池見学~東京水辺ラインでは、水上バスによる周遊と様々な企画を組み合わせたイベント便を運航しています。この度、2024年1月24日(水)に開催するクルーズイベントが決まりましたのでお知らせいたします。神田川・環状七号線地下調節池1.概要〇今回のテーマは「水害対策」です。私たちの生活が便利になる反面、地球環境の急速な変化に呼応するかのように、各地で災害が発生し、甚大な被害が報告されています。〇水害から生命や暮らしを守るため、国と東京都が取り組む防災対策事業を、水害対策専門家の解説と現場見学から学びます。東京都の防災船の役割を担う水上バスクルーズもお楽しみいただけます。旧岩淵水門(赤水門)荒川と隅田川を仕切る水門。2.開催日令和6年1月24日(水)8時50分~16時3.行程乗船コース両国リバーセンター受付集合(8時50分)⇒水上バス乗船・両国リバーセンター発着場発(9時)~隅田川上る※リバーガイドボランティア同乗~⇒岩淵リバーステーション着・水上バス下船(10時10分)⇒荒川知水資料館見学(10時20分~11時)※解説あり⇒はとバス乗車(11時10分~)⇒「木曽路」環七小竹町店にて昼食(11時50分~12時50分)⇒はとバス乗車(13時~)⇒環七地下調節池見学(13時40分~15時20分)※解説あり(管理棟・取水口・トンネル坑内の見学)⇒はとバス乗車(15時30分)⇒新宿駅到着・解散(16時)4.募集人数40名※最少催行人数20名※水辺ラインスタッフ添乗員同行5.費用大人(中学生以上):9,500円(ランチ付)※イベントの性質上、中学生以上が対象となります。ランチイメージ6.申込方法東京水辺ライン公式HPからインターネット申込【公式HP】 【締切日】令和6年1月14日(日)まで※抽選結果はメールにてお知らせします。※詳しくは東京水辺ライン公式HPをご覧ください。7.その他○個人情報等の取扱いについてお客様の個人情報につきましては、当イベントの運営に関わる事項(ご案内等)のみに使用します。また、お預かりした個人情報は、その保護について万全を期すとともに、ご本人の同意なしに第三者に開示・提供することはございません。ただし、法令等により開示を求められた場合を除きます。○イベント中止について荒天等によりイベント催行が中止になった場合、お客様にご連絡いたします。なお、環七地下調節池において、川の水の流入が確認された場合、もしくは流入が見込まれる場合は、トンネル坑内の見学は中止となります。8.お問合せ先◆東京水辺ライン 問い合わせ専用ダイヤルTEL:03-5608-8869(営業時間:9時~17時・月曜定休)東京水辺ラインについて東京都公園協会が運営する水上バス。東京港、隅田川、荒川という東京の水辺を航行しています。今回のようなイベント便のほかに定期便やナイトクルーズなども行っております。東京水辺ライン公式HP : 東京水辺ライン公式X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月13日今年、多くのドラマ・映画に出演し、幅広い演技力で多様な役柄を演じた水上恒司。12月8日に公開された映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では特攻隊員・佐久間彰を演じている。そんな水上に今年を振り返るインタビューを実施。役作りのために行なった断食で意識した食生活についてなど、プライベートの一面を明かしたほか、「責任感や覚悟が大いに芽生えた」という意識の変化について語った。○■2023年を振り返って「何でも続けてみることが大事」――昨年10月にインタビューさせていただいて以来、約1年ぶりにお話を伺います。年末を迎えますが、今年はどんな1年でしたか?僕、昨年1年間は自炊をがんばったんです!――昨年にお話を伺った際に「自炊をがんばりたい」とおっしゃっていましたね。やり遂げたんですよ! やっぱり習慣化してしまえば、こっちのもんだなと思って(笑)。何でもこうやって続けてみることが大事だなと。もちろん、大変な日とか作ってる場合じゃないときもあります。今年はありがたいことにたくさんお仕事をいただけて、飯を食うよりもやらなきゃいけない準備もあって、嬉しい大変さを味わうことができました。――忙しい1年でやり遂げたのはすごいですね。どういったものを作られていたんですか?今年はサラダばっかり作ってました(笑)。映画『あの花』の前に断食をして体がきれいな状態になったということもあって、せっかくなら体にいいものをと……。――役作りで断食されたんですね!映画『あの花』の前に撮影した作品は、体が大きいキャラクターだったので、“これで特攻隊員ですとは言えないな”と思って。撮影までの期間も短かったので、短期間で結果を出すのは断食かなと。――どのくらいの期間やられたんですか?準備・回復含めて2週間です。実際の断食期間は3日なんですけど、その前段階から徐々に固形物を減らしていきました。見た目が彰サイズになっていればいいと思っていたので、具体的に何キロ落ちたという数字は見てないんですが、多分5、6㎏は落ちたと思います。○■関わり合いの中で意識に変化「芝居をしていればいいということでもない」――それはすごい……。今年、ご自身の中で変化があったことはありましたか?最近、こういった宣伝の仕方や、映画を作っていったら、どれぐらいの人が関わっていて、どうやって世に出ていくのか、世に出すのはどれだけ大変かということに興味が出てきています。役者があまり知らなくてもいい部分だとは思うんですけれども、興味が出てきてしまったのはしょうがない(笑)。そういう興味から、宣伝活動の取り組み方も前とは変わってきたような気がします。――その変化は現場でスタッフさんとの関わりを通じて感じたものが大きいのでしょうか?多くの方と関わっていくなかでですね。役者はただ芝居をしていればいいということでもないと思うんです。勝手にですが、いろんな人の思いを背負うみたいなものはあったりする。一つひとつの仕事に対する責任感やその重さ、覚悟は以前より大いに芽生えたのではないかなとは思います。――初めて“水上恒司”として活動してきた1年で大きく成長できたと。僕は1人では生きていけない、いろんな人に支えられながらじゃないと生きていけないんだというふうに思いました。やっぱり自分だけでやるにしても限界がありますし、自分ができないこと、知らない部分や苦手分野を、その時々で目の前に現れてくれる人たちに任せて、その中で自分がやるべきことに対して、どれだけ集中できるかっていうことを意識した1年でした。■水上恒司1999年5月12日生まれ。福岡出身。TBS系ドラマ『中学聖日記』(18)でデビュー。フジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』(23)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23)、映画『死刑にいたる病』(22)、映画『OUT』(23)などに出演し、話題を集める。福原遥とW主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が、12月8日から全国公開されている。
2023年12月11日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で特攻隊員・佐久間彰を演じた水上恒司。間もなく特攻隊として戦地に向かう運命を背負いながら、現代の女子高生・百合(福原遥)に救いの手を差し伸べ、次第に惹かれていく真っすぐな青年を繊細に表現した。インタビューでは、特攻隊員を演じるにあたって読み込んだという当時の資料で、印象的だった言葉を明かした。そして、水上が自らと同世代に向けて、今だからこそ伝えたいメッセージとは。○■映画『あの花』でぶつかった大きな課題――今回、現代の女子高生・百合と恋に落ちる特攻隊員・彰を演じました。脚本を読んだときはどのような印象を受けましたか?僕の戦争に対する思いと、今作で彰を演じる上でやるべきこととの折り合いが難しいなと思いました。というのも、僕は世の中の捉え方としてキレイな部分だけじゃなく、醜い部分や大変な部分があるからこそ、美しさが際立ってくると思っているので、そういったことを表現したくなってしまう。――今作で演じた彰には、そういった考え方は必要なかったと。はい。それは作品においても不必要なものだったと思います。なので自分の中で擦り合わせをして、クリアしないといけない大きな課題だなと感じていたので、役作りをしながら意識していた部分でもありました。――物語としては戦時中の日本が描かれています。ストーリーにはどういった感想を持ちましたか?現代人の象徴として百合が描かれていると感じました。目が覚めると戦時中の日本にいた百合が現代に戻った時に、世の中の見方や生き方が変わっていくというのは、この映画の見てくださる方々に対する願いでもあると思います。この作品を観て、世界が素敵に思えたり、今生きていることが尊く感じられたり。そして大事な人を大切にしたい、会いたいと思ってもらうことがゴール地点。脚本を読んだときから、そういう風に思ってもらうためには、どうしたらいいかというのはすごく考えていました。――現場でもそういったことを常に考えながら演じていたんですか?それは脚本を最初に読んだ時に思ったことで、現場では彰として生きるためのヒントを拾っていくことに必死でした。現場にあるものや空気、スタッフの方々とのディスカッションから、彰なら……ということを常に考えていました。○■福原遥に感謝「全く疑うことなく演じられた」――また、百合を演じた福原遥さんとは以前も別の作品で共演されています。久しぶりに一緒にお芝居してみていかがでしたか?福原さんは、この世のすべてを受け入れたい、受け入れようとしている雰囲気があるんです。福原さんがお持ちになっているその素質というものが、「世の中すべて捨てたもんじゃない」と戦時下にあっても叫び続ける百合の姿と重なりました。あと、福原さんの持つ清涼感がこの作品にぴったりで、大事な要素になっていると思います。そういったところで、彰が百合を好きになっていく心情を全く疑うことなく演じられたので、福原さんにはとても感謝しています。――確かに作中の百合には、厳しい時代の中でも爽やかさを感じました。撮影現場ではどういったことをお話ししていたんですか?福原さんに「レタスチャーハン食べたことない」って言われて……(笑)。――レタスチャーハン?(笑)僕が「今日はレタスチャーハンが食べたいな」と言ったら、「えぇ!?」と驚かれてしまって。「食べないの?」と聞いたら、「珍しいね。私は食べたことない」と言われたんですけど、そんなことないじゃないですか?(笑) でも、“あれ、俺が間違っているのかな?”と思わせるあの感じ……。まさに百合だな! と感じました(笑)。こんな話をしながら、現場は常に和気あいあいとしていて、福原さんがいると場が和むんです。○■デビュー前以来の特攻隊員役で成長を実感――今回、水上さんは、もうすぐ戦地に飛び立つ特攻隊員を演じられました。デビュー前の高校生のときにも、特攻隊員を演じられているんですよね?高校時代とは違って、特攻に行くことに対して、その人物が何を思ってその場にいて、戦地に向かっていくのか。そこまでに思いを馳せることができるようになったのは、当時のド素人から比べると、色んなことを考えられるようになったなと。プロとしては当然なのかもしれないですが……。――成長を感じる部分もあったと。今作では、撮影に入る前に事前に資料として特攻隊の映像や文献をいただいたんです。その中に、実際に特攻隊員として出撃命令が出たけど、その前に終戦になった方々のインタビューがあって。そこに「出撃前夜に眠れず、ずっと天井の木目を数えていた」というお言葉があったんです。それを拝見したときに、その言葉に尽きるなと思いました。その方に比べたら、本当に取るに足らない悩みでしかないかもしれないですけど、現代を生きる僕らにも悩みがあって、眠れずに考えてしまうことってあるじゃないですか? 全く違うものだし、一緒にしてはいけないと思いますが、自分自身がいっぱいいっぱいになって、心がぐしゃぐしゃになってしまう感覚に、ある意味、親近感が湧きました。彰が生きた時代から、実は100年も経っていなくて遥か昔の話ではないんです。決して僕がその方々の感情を推し量ることもできないし、想像を絶するとは思いますが、距離は遠くないと思いました。○■今この時代に“戦争”を描く意味――今作の制作が決まった際に、水上さんは「自分たちの世代にももっと知ってほしい」というコメントをされていました。僕と同じ世代の方々に、「終戦はいつ? 長崎に原爆が落ちたのは? 広島に落ちたのは?」と聞いて、どれぐらいの人が答えられるんだろうと。やっぱり時とともに風化していくと思うんです。それって僕は抗えないことだと思うのですが、一方ですごく残念なことだとも思うんです。僕が、SNSや今回のインタビューで発信したことが世の中を変えられるとも全く思っていないですし、ほんの一部にしか届かないと思います。また、見て頂いたとしても、スルーされてしまうかもしれない。ただ、1人でも多くの人が「そうなんだ」「知らなかった」と感じて、知りたい! 勉強したい! と思うきっかけになってほしいなと。――まさにこの今の世界情勢の中で公開することに意味がある作品です。もちろん、戦争がないに越したことはないです。でも、やっぱり人間は愚かだから繰り返してしまう。ダメだとわかってるくせにやってしまう。その中に巻き込まれていく人たちの思いを忘れちゃいけない。だからこそ、今回、ラブストーリーという入り口の広い形でいろんな人に見てもらって、皆さんに知っていただくきっかけになったらそれ以上ないことだと思います。■水上恒司1999年5月12日生まれ。福岡出身。TBS系ドラマ『中学聖日記』(18)でデビュー。フジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』(23)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23)、映画『死刑にいたる病』(22)、映画『OUT』(23)などに出演し、話題を集める。福原遥とW主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が12月8日から公開中。
2023年12月09日女優の出口夏希が、8日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の初日舞台挨拶に、W主演を務める福原遥と水上恒司、嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、上川周作、小野塚勇人、成田洋一監督とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■出口夏希、パーカーの色が変わるほどの号泣「止まらなくて……」ヘルシーにお腹をチラリとのぞかせた衣装で観客を魅了した出口。完成した作品を観たときのエピソードを聞かれると「持っていたパーカーがグレーから濃いグレーになるくらいワンワン泣いてしまった。内容を知っているのに最初の方からずっと(涙が)止まらなくて……隣に座っていた関係者のおじさんがびっくりされていたくらい(笑)」と振り返る。SNSでも積極的に今作をアピールしているそうで、「(パーカーの色を変えてしまう)そのくらい本当に素敵な作品になっていて、多くの方に観ていただきたいと思ってがんばっています」と話した。イベント中盤に行われた「○○で○○とまた出会えたら」をテーマにしたトーク企画では、出口は「(作中の)鶴屋食堂で皆さんとまた出会えたら」と回答。伊藤が「いちばんいい(回答)じゃん。これよ!」と絶賛すると、出口も「いちばんいいと思って!」と自画自賛し、笑いを誘う。他のキャストとの撮影シーンが少なかったという出口は「みんなと撮影中に話すことがあまりなくて……もう1回あの時間に行ってみんなとまた仲良くおしゃべりしたいなと思いました」と語った。そんな中でも印象に残っていることがあるそうで、出口は「鶴屋食堂の写真を撮りたくて、鼻歌を歌いながらセットの中に入って行ったんです」と話す。「“なにか”いるなとは思ったんですけど、人だと思わなくて。そうしたら水上さんが(直立不動で)座っていたんです! 本当に幽霊だと思ってキャ~! って叫んでしまって(笑)」と明かし、暗闇に直立不動の姿勢で座っていた水上に対して「意外とおもろいなと思った」と印象の変化を語っていた。
2023年12月08日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の完成披露試写会が8日に都内で行われ、W主演を務める福原遥と水上恒司、伊藤健太郎、嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司、主演映画のスタッフに感謝伝える福原とともにW主演を務めた水上は「大変な1カ月半でした。キャストの皆さんもスタッフの方々も本当に大変だったと思います。きょうという日を迎えられて、改めて皆さんのおかげで、観てくださる方々にお届けできています。ありがとうございます」と感謝を伝える。また、イベント中盤には今作のタイトルにちなみ、「○○で○○とまた出会えたら」をテーマにトーク。水上は「あの時の靴屋さんであの靴とまた出会えたら」と回答し、「単純に買い忘れた……。『お、これいいな』と思った靴があったんですが、そのときは『また買える』と思って買わなかったんですけど、全国的に完売してしまって後悔しています」とエピソードを披露した。水上は買い物には時間をかけるタイプだそうで、「結構悩んじゃいます。結構行ったり来たりして、何回か通って試着してからようやく買う」と話すも、恥ずかしくなったのか、「もう僕の話はいいです……」と照れ笑いを浮かべる。福原が話を膨らませようとフォローすると、「うん、そうね……」とタジタジの様子で、さらに伊藤から「それはどこの靴屋?」と話を広げられそうになると、言葉にならない声で制し、笑いを誘った。
2023年12月08日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【前編】の今回はアーティスト同士の影響を受けたところ、交流秘話などを中心におおいに語ってもらった。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「ピーズにはずっと運命を感じていた」(峯田)――峯田さん、大森さんにとってピーズは大先輩にあたりますよね。峯田和伸(以下、峯田)そう。はるさん(大木温之)の前ではこんな話はしたことないんだけど、実は僕、ピーズに運命のようなものを感じてたの。まず、僕ははるさんの12個下で干支が一緒で、さらに誕生月も一緒なの。さらに、僕が初めて組んだバンド、GOING STEADYを始めた1997年に、ピーズが『リハビリ中断』というアルバムを出して活動停止になっちゃった。「うわ、ずっと聴いていたピーズと一緒にライブハウスで共演できるかもしれないって夢を描いていたんだけどな」と思って。マジで「ピーズと対バンする」っていうのはこの頃の目標だったからね。だから、超悔しかったけど、でもさGOING STEADYが解散することになった翌月に、今度はピーズが復活したの。峯田和伸(銀杏BOYZ)大木温之(以下、はる)俺は峯田の生まれ変わりだね(笑)。峯田そんなことがあったから勝手にはるさん、ピーズには運命を感じてるんだ。またさ、運命的な話で言うと、靖子ちゃん(大森靖子)もそうなんだ。僕はGOING STEADY解散後に、銀杏BOYZを始めたわけだけど、そのときにさ、毎晩僕にメールをくれていたのが靖子ちゃん。当時はSNSなんかなかったし、手紙以外ではメールが主流だったの。そのメールのタイトルは必ず「大森 靖子」。「峯田さんへ」とかじゃなくて、自分の名前なんだ。しかも、ちゃんと苗字と名前の間に、絶対半角開けてるっていう(笑)。そのメールが毎回超長いの。大森靖子(以下、大森)でも当時のメールって500文字しか送れんかったから、そんなに長くないよ。大森靖子峯田いや、原稿用紙1枚分と思えばやっぱり長いよ(笑)。たださ、このメールがすごく面白いんだ。当時の靖子ちゃんは高校生だったけど、書いてあることがすごく面白かった。はるそれはファンレターみたいなものなの?ライブの感想とか?峯田いや、「今日学校でこんなことがあって」「親とこんな話をして」みたいな。大森今思うと怖すぎる。恥ずかしい……。峯田いや、でも面白かったの。その頃、銀杏BOYZのお客さんからいっぱいメールをもらったけど、靖子ちゃんとか他の面白いメールはちゃんと保存してた。面白いことを考える人だなと思って。それから数年後に、あるライブをライブハウスに観に行ったの。ライブハウスって、壁にいろんなバンドとかアーティストのチラシがベタベタ貼ってあるじゃん。その中にさ、「大森 靖子」っていう名前を見つけて。「あれ、この名前どこかで見たことあるな……あ、あのメールをくれていた人かも」って。でも、そのときに思ったのは「あの人なら、バンドとかもやりかねんな」っていう。そして、やっぱりチラシの「大森 靖子」は、あの頃僕に毎日メールをくれていた靖子ちゃんだったっていう。その後もぴあのイベントで一緒にツーマンをやらせてもらったりしたけど、これも運命みたいな感じがしてすごくうれしかった記憶がある。「ピーズの音楽の中には自分がいると思った」(大森)――もちろん、大森さん、銀杏BOYZ、ピーズでは表現面での共通点もありますよね。はる「全然オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」とかそういうところは共通点なのかもね。普通、ロックって言ったら、もっとみんなカッチョ良いじゃないですか。大木温之(ピーズ)峯田でも、そういうピーズの表現みたいなところにはメチャクチャ影響を受けていますよ。歌詞とかね。長くなるから具体的には言わないけど、とにかくピーズは憧れのバンドだった。でもさ、初めてはるさんに会ったときの印象が最悪で。イノマーさん(オナニーマシーン)と一緒に本を出すことになり、その取材ではるさんに会いに行ったの。そしたらさ、指定されたのが赤羽のゲロ臭い居酒屋でさ。顔も見えないくらい真っ暗な電球の店で、闇鍋みたいなのが出てきて。「なんでこの鍋、こんなに酸っぱいんだ」と。しかも、はるさんまだ酒を飲んでた時期だから、勝手に飲んで取材になんないの。最終的にはベロベロになっちゃって、彼女が迎えに来てさ。最後は「バーカ、バーカ。お前らバーカ」って言いながら帰っていった。「なんなんだ、この人は」と。一同(爆笑)――その点、大森さんは峯田さんとアーティスト同士として出会ったときはどうでしたか?大森最初に峯田さんと話したのはいつだったかはもうわかんないんです。ずっと銀杏BOYZのライブを観に行って、追っかけ続けていて、ライブの後に話をしてもらったりもしていたので。ただ、メールを送っておきながらしばらくは名前は言わないようにしようと思っていました。自分が音楽を始めたときに「銀杏BOYZが好き」っていうことが事前にあると、「そういう人の音楽なんだ」ってことになるから、それがイヤで。でも、さっき峯田さんが言ってくれたみたいに、たまたま私の名前と活動を知ってくれて。それが自然ですごく嬉しかったです。わーいっていう感じでした。ただ、以降、峯田さんと話をするようになっても、峯田さんって日によって違うんですよね。「今日は後輩扱いだな」っていう日と、「今日はすごい距離があるな」っていう日と。峯田そんなことはないよ。――いや、大森さんが言う感じはよくわかります。峯田さんがピリピリしているときはちょっと距離があるというか。大森そう。ただ、優しいのは優しい。後輩とかを大事にしてくれる。それが私にとっての銀杏BOYZなんですけど、ピーズももちろんすごく好きで。私、自称進学校みたいな高校に通っていたんですけど、ピーズには「進学校ヤンキー」の曲とかがあって「あ、ピーズの音楽の中に、自分がいるかもしれない」と思いながら聴いていました。なんか一般に流行っている少年漫画とか少女漫画とかを読んでも、「このストーリーの中には、自分がいない」「なんか違うな」と思いながら見ることが多かったんです。でも、ピーズの音楽の中には「いる」と思って好きになりました。「ふたりとも田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じ」(はる)――ただ、はるさん、峯田さんって似ているところももちろんありますけど、性格も表現もやっぱり違いますよね。大森全然違いますね。峯田さんが歌詞で描く「女性」みたいなイメージは、自分の中に絶対いないんです。いないからこそ「私もこんなふうに歌ってくれたら良いのにな」って思いながら夢を見ることができるんですけど、ピーズの歌詞で描かれている「女性」にはなれそうな気がする。峯田なるほど。それはなんかわかる。大森だから、ピーズを聴きながらずっと土手を歩いたりとかはできると思うんですけど、銀杏BOYZの歌詞の世界には私がいないんです(笑)。ピーズと銀杏BOYZはどっちも大好きですけど、受け取り方が全然違うんです。――こういう話を大先輩のはるさんはどう思いますか。はる大先輩でもないし、どんなに若いバンドでも後輩とかも思ったことないけどね。だいたい峯田にしても大森さんにしても、田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じでしょ。峯田……うるさいなー、成田(はるの出身地)だって田舎じゃん。一同(爆笑)はるいや、そんなに気取った人たちじゃないっていう意味で(笑)。たとえば子供の頃から音楽の勉強をずっとやってきて、「音楽家になりました」っていう感じじゃないじゃん。それよりは田舎で過ごして酔っ払った勢いで田舎から出てきたっていう。しかも、大森さんも銀杏BOYZも対バンやったことがあるけど、同じステージに立てば先輩も後輩もないじゃないっすか。むしろ俺はズーズーしく「同い年」くらいの気分でやらせてもらっていますよ。峯田でも、すごいからね、ピーズは。はるさんがポロッと言ってくれた言葉とかをずっと覚えているし。大森ピーズは私の人生とまったく同じ年齢でもあるし。はる俺は何もすごくないよ。むしろサボってるほうだよ。全然がんばっていないし、「がんばっていないほうの先輩」という意味ではすごいかもしれない(笑)。だってさ、もっと世の中でがんばっている人たちの音楽に触れたりすると、「ああ俺はやっぱりダメだな。明らかに違う世界だ」って思うし。俺ができるのはワイルドサイドっちゅうか、土手をテクテク歩くしかできないからね。( 後編() に続く)Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【後編】の今回は3アーティストにとってのライブとは何かと、12月13日のステージにかける思いを聞いた。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「今度のライブはちょっとやりづらそうです(笑)」(大森)―― 【前編】() では「俺はサボってる」と言っていたはるさんですが、ライブはサボらないですよね。大木温之(以下、はる)本当はさ、「電気を使って音を出す」っていうことを人を集めてやっていいのかなって思ってる。もっと完成度の高い音が出せれば良いけど、なかなか上がらないし。もう40年近くやっていても、「すごい良かった」っていうライブなんてせいぜい7〜8回くらいじゃないかなって思うよ。それは自分の精進不足、技術不足だから。そういう意味でのライブの完成度は高めていきたいとは思ってる。でもさ、その点、大森さんとか峯田とかはすごいなと思う。全力でちゃんとやるんだけど、終演後にはちゃんと「お疲れさまでした」って帰れるじゃん。それで周りにいる事務所の人たちもご飯を食べられるわけで。俺なんか、「うわ、ちょっと今ヤバい。悪いけど、周りの人を食べさせられないわ」って思うと、自分から逃げちゃう。「俺もうヤメるから」って、これまで何度も逃げてきたからね。根っこはやっぱり変わりませんよ。中途半端。そう考えるとさ、曲作りとかは一生懸命作るけど、ライブはそこまでがんばっていない気がする。だって、俺はまだステージでチンチン出したりしていないじゃん。やっぱり最終的にはチンチン出さないとライブじゃないでしょ。大木温之(ピーズ)峯田和伸(以下、峯田)かつてはそんなこともありました。はるチンチンは出したから、今度はケツ穴を見せてみたら?でもそうなるとケツ穴の周りにあるケツ毛をどう処理するとかの問題が出てくるから難しいかもしれないね。峯田なんなんだよ、マジでよー(笑)。ただ、ケツ毛ってよく考えてみたら、ケアとかしたことないですね。最近爪が伸びるのが早いのが悩みなんだけど。大森靖子(以下、大森)汗をかくと爪が伸びるのが早くなるみたいですよ。だから、夏場は爪が伸びやすい峯田そうなんだ。今度カレンダーに爪切った日を書いておこうかな。――ライブからケツ毛や爪に飛躍しましたけど、12月13日のライブは何か考えていることはありますか?セッションとかもあるんですよね?大森それが難しそうだなって。はるさんの前の自分と、峯田さんの前の自分を変えてきているんで、そこがちょっとやりづらそうです。「お客さんのことを気にするところがはるさんらしい」(峯田)――どういうことですか?大森いや、はるさんの前では普通に可愛い女の子できるけど、峯田さんの前ではちょっと無理です。峯田化けの皮をかぶってるの?猫かぶってるみたいな?大森うーん、峯田さんの前だと「ちゃんとミュージシャンにならなくちゃ」「すごい面白いことを言わなくちゃ」みたいな感じで、結局無駄なことをいっぱい喋って終わるみたいな感じが多いですね。「なんであんな無駄な話をしちゃったんだろう」って思いながら、いつも帰っていきます。大森靖子――その意味では、大森さんのステージとセッションは特に面白そうですね。はるライブじゃなくて、みんなの座談会だったら面白かったかもしれないよね。一同(爆笑)はるただ、今度のライブは、お客さん同士が仲良く過ごせてくれたら良いなと思う。だって大森さんのお客さん、銀杏BOYZのお客さん、ピーズのお客さんってことで言うと年齢の幅が広いし、男子と女子でリズムも違うだろうし。みんな仲良くしてほしいなと思う。峯田そういうことを気にするのもはるさんらしいな。この前さ、山形のイベントでピーズと一緒になったの。出演者が泊まる旅館がみんな一緒だったんだけど、僕は誰よりも先に風呂に入りたかったからすぐに旅館に行って、風呂場に行ったら、はるさんがひとりで先に入ってて。峯田和伸(銀杏BOYZ)はるへっへっへ。一番風呂は私だ!峯田すごい気まずくてさ(笑)。フルチン同士で何喋ったらいいかわかんねぇし。そのときもお客さんの話ばっかりしてた。「お客さんの年齢層が上がって、おとなしくなっちゃってる」とか言って。はるあの日は最前列あたりでグッタリしているオバサンとかがいたからね。峯田いや、あの日は弾き語りだから大人しく聴くのが正解なんですよ。何を言っているんですか(笑)。でも、今度のライブでは靖子ちゃんもピーズも初期の頃の曲から最新の曲までまんべんなく演奏してくれたら個人的にはすごくうれしい。すごく楽しみだもんな、靖子ちゃんのセットリストもピーズのセットリストも。ちょっと前の靖子ちゃんのライブでは初期の頃の曲をやっててさ、これがすごくうれしかった。「うわーやるんだー」と思って。大森たぶん今度のライブは初期のも最近のもまんべんなくやると思います。峯田だとしたらすごくうれしい。古いのも最近のも好きな曲がいっぱいあるからね。銀杏BOYZもたぶんそうなると思うけど、まんべんなくやってくれるほうがお客さんもより楽しめると思うし。はる曲は子供のようなものだからね。どの時期に生まれた子供でも差別なく全員かわいいでしょ。だから、ピーズもどの曲も等しくかわいがっていますよ。いつかこの曲たちでオペラができるといいなと思っていますよ。「みんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う」(はる)――最後に改めて12月13日のライブへの思いをお聞かせください。大森日が暮れて終わっちゃわないようにしたいですね。ずっと楽しい時間になれば良いなと思っています。あと、私、東京に初めて出てきて住んだのが小平で、立川駅をよく使ってたんですよ。そういう意味でもすごく楽しみです。はる今度のライブにどれだけのお客さんが集まるかわからないけど、集まったらたいしたもんだなと思って、こっちも楽しみに出かけますよ。南武線を使って。でも、12月13日は普通に平日だからね。大森さん、峯田、俺の3人でがんばってステージでゴロゴロしないと。「こんなのもう観られない」「なかなかないのが観られたからもういいや」ってみんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う。でも、TACHIKAWA STAGE GARDENってメチャクチャ綺麗な場所らしいね。美術館みたいな会場らしいから、俺は観光気分で行きますよ。楽しみ楽しみ。峯田絶対面白いと思う。確かにはるさん、俺、靖子ちゃんで10個ずつ離れてるから「3世代」ってことも言えるけど、どのバンドのお客さんも全部楽しめるんじゃないかと思う。「オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」っていうのはピーズから始まってるけど、そこにもある価値観がある。たぶん、俺も靖子ちゃんもそこに影響を受けているので、面白がってもらえると思います。はる今回のタイミングは本当に良かったよね。みんなが元気なときに一緒にやれて。そろそろ俺なんかヤバいからね。良かった良かった。……ただ、立川だからね。熊とか出ないか心配ではあるけどね。峯田出ねぇよ(笑)!Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日女優の福原遥と俳優の水上恒司がW主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の本編映像が4日、公開された。○■映画『あの花』劇中で最も緊迫したシーンの本編映像映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は汐見夏衛氏による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)はある日、母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていくが、彰は特攻隊員で程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。今回公開されたのは、戦時下を舞台にした同作の中で最も緊迫したシーンの本編映像。現代の女子高生・百合(福原)は、1945年の生活にも少しだけ慣れてきたある日、警報が鳴り響くなか空襲に巻き込まれてしまう。だんだんと空襲による炎が町に広がり、百合は倒壊した建物に足が挟まり動けなくなる。周りを炎に囲まれ、助けを求められる人影もない絶体絶命の状況で「助けて……お母さん……!」と力なく叫ぶの百合のもとに、特攻隊員の彰(水上)が駆けつける。突然1945年の生活を目の前にして戸惑っていた百合を、心配して何度も助ける彰。今回も、炎の中、決死の覚悟で百合を救出する彰の表情には鬼気迫るものがあり、自らの命をも危険に晒して助け出す姿に、百合への思いが垣間見える。そして、一方の百合もそんな彰の頼もしさや優しさ、誠実さに惹かれていく。そんな二人の間に立ちはだかる“戦争”という大きな障壁が、鮮烈に切り取られたシーンでもあり、ここが1945年の戦時下ということを思い知らされる、胸が締め付けられる映像となっている。
2023年12月04日シリーズ累計発行部数85万部突破のベストセラーの映画化『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』より、福原遥とW主演を務める水上恒司演じる彰の本心が垣間見える、キャラクターCMがシネマカフェに到着した。本作は、人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること…当たり前のことが許されなかった時代に出会った百合と彰の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリー。水上さん演じる彰は、突然、戦時中の日本にタイムスリップしてしまった高校生の百合(福原さん)を助ける特攻隊員。公開された映像では、恋心を抱きながらも、叶うことのないこの先の百合との人生に、「できるなら、戦争のない時代に生まれて、君と一生を共に過ごしたかった」と願わずにはいられない…彰の本心が垣間見える。さらに、百合が初めての環境で戸惑ったり、怯えたり、時には涙を流したりと奮闘するシーンの数々が切り取られた場面写真も到着。空襲に呆然と立ち尽くす場面、不安な状況の中で、唯一心の拠り所となってくれた彰を引き留めようと説得する場面など、百合はどんな環境にあっても常に素直で、まっすぐに受け止めてしまう。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 2023年12月8日より全国にて公開(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年12月03日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、W主演を務める福原遥と水上恒司、伊藤健太郎、嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司、映画『あの花』メインキャスト勢ぞろいに「頼もしい」これまで福原とともに2人で舞台挨拶に臨んでいた水上。メインキャストが揃って登壇となった今回について「皆さんが集まって一緒にお話しできるにはすごく頼もしいですし、嬉しいです」と話し、笑顔を見せる。嶋崎と川上が一緒に弁当を食べて親睦を深めたというエピソードを聞いた水上は「この作品を撮る前が体が大きかったので、役作りとして断食して。そこからリセットした体を作るためにカロリーを計算して、1カ月半の間、自分で弁当を作っていました」と明かす。「皆さんとはあまり一緒に弁当を食べれていないので、ちょっと仲間外れ感が……」と自虐気味に話し、笑いを誘っていた。その後、伊藤が撮影現場で手作りの豚汁を振る舞ったという話が展開されるも、水上は「そうなの……?」と知らなかった様子できょとん顔。「今回、現場で出たものは一切食べていないんですよ……」と悔しそうな表情を見せていた。
2023年11月28日嶋崎斗亜(※崎はたつさき)が、28日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の完成披露試写会に、福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■嶋崎斗亜、映画『あの花』完成披露試写会に登場彰(水上)らが所属する特攻隊の弟的な存在・板倉を演じた嶋崎。特攻隊のメンバーは舞台上でも仲のいい姿を見せており、撮影でもすぐに打ちとけたそうで、伊藤は「みんな坊主にしたということが共通であったので、話の入り口として仲良くなりやすかったのかも」と振り返る。人見知りをしないタイプも多かったという特攻隊メンバーの中、嶋崎は「僕は結構人見知りなので、すごい積極的に喋りかけてくださったのがすごい嬉しかったです。特に上川さんはお弁当とか一緒に食べようよって言ってくださったり」と撮影の裏側を明かした。撮影中には伊藤が豚汁を振る舞ったそうで、キャスト陣が「おいしかった」と懐かしんでいると、嶋崎は「僕はもうクランクアップしてました……?」と覚えていない様子で、伊藤から「食べてるよ! どうなってんだ?」とツッコまれてしまう。しかし本当に嶋崎がいないシーンのときに振る舞われていたと判明し、嶋崎が「またじゃあ……」とおねだりすると、伊藤も「また今度作ってあげる」と優しく声をかけていた。板倉と彰のシーンの撮影については、水上が「彰と板倉のすごく大事なシーンなんですけど、そこの撮影場所が旧校舎ですごい怖いんですよ。2人で怪談話をしました」と振り返る。嶋崎も「いちばん大事なところで呼ばれちゃうんです(笑)。オチが聞けないので結局なんの話なのかわかってない」と笑顔で話した。
2023年11月28日「水上恒司のオールナイトニッポンX」の放送が決定した。現在、平日の24時台に放送中の「オールナイトニッポンX」。毎週木曜日は、週替わりパーソナリティとなっており、11月2日の回は、水上さんが担当することが決定。福岡県出身の24歳。甲子園を目指す高校球児だったが、有村架純主演の「中学聖日記」で鮮烈なデビューを飾り、大河ドラマ「青天を衝け」や『望み』、「真夏のシンデレラ」などに出演。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」では、主人公の最愛の人・村山愛助役で朝ドラ初出演を果たす。そんないま勢いのある俳優のひとりである水上さんが、オールナイトニッポンに初登場。「大変喜びを感じると共に、え?水上ちゃんと喋れんの?いや、自分でも喋れんの?と、大きな不安と大きな期待に溢れてます」と心境を明かした水上さんは、「どうか程々の苦言と熱々な温かい気持ちをよろしくお願い致します」とメッセージを寄せている。ニッポン放送「水上恒司のオールナイトニッポンX」は11月2日(木)24時~生放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の最速試写会が都内で行われ、W主演を務める福原遥と水上恒司、原作者の汐見夏衛氏が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■福原遥、福山雅治の主題歌に驚き「まさか……」最速上映会でいち早く作品を鑑賞した観客の前にサプライズで登場した福原と水上。上映中に観客とともに作品を鑑賞したそうで、会場の反応を生で感じた水上は「自分たちが作ったものを世に放出する瞬間は緊張します」と話す。福原も「原作を読んだときに泣いてしまって、皆さんの声が聞こえて、その思いが届いたんだなとホッとして、やっと届けられたという気持ちでいっぱいです」としみじみと語った。また、作品を観た原作者の汐見氏から絶賛の言葉を受けると、福原は「先生が作られたこの作品を、そのメッセージを届けたいという思いで撮影をしてましたし、この映画はたくさんの方の支えがあって出来上がった作品で感謝の気持ちでいっぱいです」と多くのスタッフへの感謝を語りつつ、「この作品を今この時代に、ちゃんと届けていきたいという思いでいっぱいです」と熱い思いを表した。また、福山雅治が同作のために書き下ろした主題歌「想望」について聞かれると、水上は「彰が劇中で百合の前では見せなかった言葉や思いを、福山さんは「想望」に乗せてくださって……。それが彰が言いたかったことのほとんどであって、彰がこの映画を観たらすごく喜ぶだろうな」と感慨深げな表情を見せる。一方、福原はいまだに福山が主題歌を担当することに現実味がないようで「まさか福山さんが!? と今でも信じられない……本当? みたいな(気持ち)」と話すと、水上から「本当ですよ?」とツッコミを入れられ、照れ笑いを浮かべていた。最後に、水上は「今回この『あの花』で戦争について描いた部分はほんの一部です。もっともっと残酷な部分も(あるし)、日本が受けてきたものもあるし、与えてきたものもあります。そういう部分を学ぼうとする、知ろうとするきっかけになれば、この時代に公開する意義があるなと思っています」とメッセージを送る。福原も「この事実は絶対に忘れちゃいけないことだと思いますし、今ある私たちが生活している当たり前が、日常が幸せなことだなと私自身もかみしめました。この作品を観終わった後に、大切な人や大好きな人を思い浮かべて、これからどう過ごすか、少しでも考えるきっかけになれる作品になればいいなと思います」と挨拶し、舞台挨拶の幕を閉じた。
2023年10月25日福原遥と水上恒司がW主演を務める実写映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』より、場面写真と幕間映像が公開された。場面写真では、突然、1945年の日本にタイムスリップした百合(福原さん)が、初めて彰(水上さん)に出会い、助けてもらう場面をはじめ、女将のツル(松坂慶子)が営む陸軍の指定食堂で百合が働くことになるシーン、食堂で出会った彰と同じ隊の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋崎斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちや、勤労学生の千代(出口夏希)らの姿など、劇中の重要シーンが見られる。ここが戦時中の日本であることを忘れてしまうほど、幸せそうに見えるが、戦火の中、命からがら百合を背負い救い出す彰や、真剣な表情で敬礼をする特攻部隊を見ると、緊迫した状況下で必死に生きる様を感じることもできる。幕間映像では、キャストのコメントや撮影時の様子を収録。「これから自分はどう生きていこうって、考え直すきっかけになる」(福原さん)、「こういう(特攻隊の)史実があったということを知ってほしいなという一心ですね」(水上さん)とそれぞれに真剣な表情で語っている。映像は、福山雅治の主題歌「想望」で彩色され、映画に寄り添った、特に彰の思いが伝わる壮大なバラードが映像と重なることで、一層深く本作のメッセージを受け取ることができる。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 2023年12月8日より全国にて公開(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年10月18日女優の福原遥と俳優の水上恒司がW主演を務める、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の予告編とメインビジュアルが26日、公開された。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○主題歌は福山雅治による書下ろしこの度、主題歌に福山雅治による書下ろし新曲「想望」(そうぼう)が決定。「想望」とは、「慕い仰ぐこと。心に思い描いて待つこと。」という意味で、福山が実際に本編を観て、登場人物たちに思いを馳せ、映画に寄り添って書き上げた壮大なバラードとなっている。同時に公開された予告編は、現代に生きる女子高生・百合(福原遥)が1945年の日本にタイムスリップするところから始まる。暑さに倒れそうだった百合を助けてくれたのは、彰(水上恒司)だった。それから事あるごとに彰に助けられ、百合はその優しさにどんどん惹かれ、初めての恋をする。連れてこられた美しい百合の丘をバックに、福山の主題歌「想望」が入り、「あたらしい夏 百合薫る丘 去年は君を まだ知らなかった」という恋の始まりを予感させる歌詞が戦時下の緊迫した空気を少し和らげる。だが、彼は特攻隊員で、間もなく出撃する身だということを知らされる。「戦争に意味があるのか」「どんな意味があるのか言ってみてよ!」と警官に食ってかかる百合をきっかけに、幸せな瞬間は一転。日常に迫りくるB29の襲来と燃える街並みが映し出され、「泣かないで 君よ幸せであれ」というサビが、切なく悲しい未来を暗示させる。さらに勤労奉仕の女子学生・千代(出口夏希)からほのかな恋心を寄せられる石丸(伊藤健太郎)、愛する婚約者を地元に置いてきた板倉(嶋崎斗亜)、去年の冬に生まれた娘と会わないまま出征する寺岡(上川周作)、陸軍家系に生まれたことで家の名誉のために特攻に行くしかないと信じている加藤(小野塚勇人)、そんな彼らを見守る鶴屋食堂の女将・ツル(松坂慶子)の姿が映し出され、出撃の時を迎える彰、そして百合へと書かれた手紙「愛する誰かとともに生きたい」、彼らに寄り添った主題歌が涙を誘う予告編となっている。同時に公開されたビジュアルでは、同作にとって印象的な場面である百合の丘で2人が見つめ合い、彰から百合へ“百合の花”を手渡している。「あなたと一緒に生きたい」という百合の希望、「君のために生きたい」という彰の決意が新たなキャッチコピーとして追加され、お互いを愛しく大切に思いながらも、交わることのない未来が暗示される。他キャスト6名の場面写真も解禁され、笑顔や切ない表情、真剣な表情など、この時代を懸命に生きた日々の一瞬が切り取られた。○福山雅治 コメント福原さん水上さんたち二十代の俳優をはじめとする出演者全員が表現する1945年の夏。あの日々に想いを馳せた誠実なお芝居に胸を打たれました。本作は、運命がもたらす喜びと苦しみを教えてくれています。時代という抗えない濁流の中に飲み込まれる一滴の水のように出会った百合と彰の運命。人々の日常を破壊する戦争という行為が、何度も繰り返されてきた時代の果てである現在。その2023年に産み落とされた今作に寄せて「いま、日々を生きていることの幸せ」を歌で描きたいと思いました。毎日帰るべき場所へ帰れることの幸せを。世代や時代を超えて、この映画が多くの人に触れてもらえることを願います。○原作:汐見夏衛 コメント物語は百合たち送り出す側の目線で語られますが、『想望』は彰たち送り出される側の目線で歌われていて、聴くほどに旅立つ彼らの思いが胸に迫り苦しいほどでした。最後には、何の屈託もなく空を綺麗だと思えることの尊さ、何の疑いもなく明日を信じられる幸せを感じると共に、それは決して手離してはいけない、大切に守らなければあっけなく壊れてしまうものなのだというメッセージが胸に響きました。今だからこそ全ての人に聴いてほしい楽曲です。○成田洋一監督 コメント初めて楽曲を聞いた時に感極まったのと同時に驚きもありました。この映画の本質を見抜いていただいてたからです。戦争の悲惨さはなにか。それは、夢や希望を打ち砕くだけでなく、それ以上に「なんでもない日常」を奪い去ることなのです。○西麻美プロデューサー コメントこの映画は戦争というどうしようもない出来事によって引き裂かれてしまう、男女ふたりの切ないラブストーリーです。戦争、平和ということに想いのある方にぜひ主題歌をと思ったとき、福山さんしか浮かびませんでした。ご快諾頂き初めて「想望」を聴いたとき、百合と彰のことだけでなく、当時を生きた全ての人の想いがこもっているような気がしました。それ程素晴らしい楽曲を主題歌に迎えられたこと、ただただ光栄です。皆様、映画だけでなく、主題歌も是非楽しみになさってください。○福原遥 コメント「想望」を初めて聞かせていただいた時、感動して胸がぎゅっとなりました。百合や彰、特攻隊の皆の気持ちが繊細に描かれていて、この作品を通して伝えたいことが全て詰まっているような気がします。この曲を聞きながら撮影をしたかったです。本当に素敵な曲をありがとうございました。○水上恒司 コメントまさか福山さんが曲を書いてくださるとは思ってもいませんでした。初めて聞かせていただいた時、撮影当時のことを一気に思い出しました。僕が演じた彰という役は20歳の特攻隊員です。大人びているとはいえ、特攻に行くことに怖さもあったのではないかと思います。百合と出会い、惹かれ、少しずつ気持ちが変わっていく彰の心情…その全てがこの曲に描かれているような気がしました。「想望」をきっかけに、多くの方にこの映画をご覧いただき、作品に込めた思いが伝わることを願っています。(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年09月27日青森県弘前市を舞台に、親しみを込めて“バカ塗り”とも呼ばれる津軽塗の職人の道に進もうとする女性・美也子を主人公にした映画『バカ塗りの娘』が公開された。主演を務めた堀田真由と、本作で共演した宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が作品を振り返った。本作は、日本ならではの伝統工芸品が生まれていく様を、青森の豊かな土地をバックに丁寧に映し出しながら、家族のドラマを乗せて描く。堀田と宮田に、作品を振り返ってもらうとともに、自身の家族への思いを聞いた。また美也子が父や祖父から影響を受けてきたことにちなみ、仕事で影響を受けた先輩とそのエピソードについて尋ねると、堀田は富田靖子、宮田は中居正広と、それぞれの先輩の名を挙げた。○■「宮田さんは久しぶりに会っても変わらない」「堀田さんもちゃんと若者」――お芝居では初共演ですね。共演される前の印象と、共演されてみて変化した部分などはありますか?堀田:宮田さんはご一緒させていただく前と後とで、印象が変わりません。どんな方に対しても同じ距離感でいてくださって、今日も久しぶりにお会いしたのですが、そう感じさせない方。本編でも、私たち家族と、宮田さん演じる尚人さんも家族の一員として一緒にお酒を飲むシーンがありましたけど、みんなと家族のような感じで。もともとテレビでお見掛けしていた印象もそうでしたし、実際にお会いしたときの印象も、本当に気さくで、宮田さんは誰に対しても変わらずそこにいてくださいます。宮田:堀田さんとは、キスマイの番組にゲストで来てくださったときにもお会いしました。そのとき、すごく穏やかでゆっくりとお話される方だなと思ったんです。でも裏では意外とゲラゲラ笑っている姿を見たりして、「あ、堀田さんもちゃんと若者だ!」って、ちょっと安心しました(笑)堀田:番組のときは、番宣で「女優」って感じで猫かぶってたんですかね(笑)宮田:番組は「女優さんは女優さんって感じで来てくれ」って求めるんですよ(笑)堀田:たぶん緊張していたんです。普段とは違う場所に行かせていただくので。映画の撮影現場では安心して、さらにゲラゲラ笑っていたと思います。宮田:今回は僕が緊張してました。お芝居の現場は自分のフィールドではないので。堀田さんをはじめ、本当に素敵な役者さんやスタッフさんたちの、このチームの中に自分が入るということにはすごく緊張もしましたけど、楽しみでしたし、嬉しかったです。○■堀田は方言と津軽塗に挑戦、宮田は新宿二丁目のバーに――今回、堀田さんは津軽塗の職人として実際に漆に触りながらお芝居を、宮田さんは堀田さんの兄・ユウ(坂東龍汰)の恋人・尚人を演じました。それぞれに挑戦、苦労された点などはありましたか?堀田:方言と、やっぱり漆ですね。挑戦が詰まった作品でしたし、役柄としても、私は今までこうした内気なキャラクターはあまりありませんでした。勝ち気だったり芯が通った人物を演じることが多くて。関西出身なので、東北の言葉にも馴染みがなくて、頭で理解はしてもなかなか言えませんでした。年齢によって方言も違ってくるので、私と小林薫さんと、それぞれに先生が付いてくださったのですが、ちょっとでも違うと先生がすぐに走ってくるので、ふたりで「わー、来ないでー!」と叫びながらやってました。宮田:あはは!堀田:津軽塗職人で美也子のお父さん役の小林薫さんも「やめてくれ~」って。それぐらいふたりともいっぱいいっぱいでした。津軽塗は、職人さんに実際にご指導いただいて、ホテルに帰ってからもずっと練習していました。――宮田さんは、本作での挑戦はいかがでしたか。宮田:堀田さんと比べたらそんなに挑戦といったこともないんですけど、ピアノを弾くシーンが少しだけあったので、家で練習はしました。ユウの恋人ということに関しては、それが当たり前という役どころだったので、特別に立てることもなく。ただ、ちょっとお話を聞きたいなと新宿二丁目のバーのママに会いに行ったら、楽しくて通っちゃいました。ただただ愉快なママで、役の参考になったかは分かりません(笑)○■キャリアを積んでいくうえで影響を与えてくれた先輩――津軽での撮影でよく覚えていることはありますか?堀田:廃校で撮影しているときの空が本当にキレイでした。夕日も星もとてもキレイで。やっぱり空気が澄んでるなと思いましたね。あとは、私は自転車を漕ぐシーンが好きです。すごくのどかな場所でのびのびと撮影させていただいて。自分の地元にもちょっと近い感じがして、ほっとできた撮影期間でした。宮田:あの自転車を漕いでいるシーンはめちゃくちゃ気持ちよさそうでしたね! 僕は期間中に何軒かご飯屋さんに行ったんですけど、お店に入ると、「みんな友達なの?」って感じの距離感なんです。一度、店員さんから「キスマイの宮田さんですよね」と言われて、冗談めかして「シー! ナイショですよ」ってやったんです。そしたら、すぐあとに店の人が全員知ってて、「ナイショって言ったじゃん」と言ったら「みんな家族みたいなものなんで」と。「なんかいいな」って思いました。――美也子は職人の父や祖父の仕事を間近に見て、影響を受けてきました。お二人が今のお仕事で影響を与えられた方を教えてください。堀田:助言をいただいた先輩で浮かぶのは同じ事務所の富田靖子さんです。ご一緒させていただいたとき(『超高速! 参勤交代リターンズ』)、母と娘の役だったのですが、当時、泣く芝居にプレッシャーを感じていて、全然できなかったんです。そしたら富田さんが「泣けないときは泣けないんだよ。いいんだよ」と言ってくださって。絶対こうしなきゃいけないんだ! みたいな考えを覆してくださった。影響を与えてくださった先輩です。宮田:僕はいろんな話をしてくださった中居正広さんです。僕らは7人でデビューしたグループなのですが、「7人いるからって7分の1じゃなくて、ちゃんと全部1分の1できなきゃダメだ」と教えてくださったんです。確かにそうだなって。グループ活動していくうえで、今でも自分の心にある言葉です。○■芸能界に進もうとしたとき、それぞれの家族の反応は?――本作は、家族の物語でもあります。美也子の父は、娘が津軽塗の家業を継ぐことに難色を示しますが、お二人のご家族は、芸能界に入ろうとされたときどんな反応でしたか?堀田:祖母が、宝塚を大好きで、幼少期からよく観に行かせてもらっていました。母の兄である伯父も、舞台に出たりしていて、日本を離れてニューヨークに住んでいた人だったので、表舞台に立つことに対して家族に否定的な感覚はなく、私が芸能界に入りたいと言ったときも誰も否定しませんでした。むしろ「忙しくて帰ってこられないくらいになれ」と背中を押してもらいました。宮田:僕は母がKinKi Kidsの大ファンで、小さい頃から「硝子の少年」を聴きながら育ったので、母から「ジャニーズ事務所のオーディションに行くよ」と言われたときには、「ついにこの日が来たか」という感じでした。母は、自分が中学生の頃から「息子ができたらジャニーズに入れる」と周りに言っていたらしく、父もその頃から母を知っていたので、「母ちゃんはすごいんだ」と言ってます。――すごいですね。本作からは、“離れていても繋がっている”といった家族の形が伝わってきますが、では、お二人の場合は。堀田:私は休みの日でも家族に自分から電話して、3時間くらい喋っています。家族は絶対的な支えであり、見守ってくれる人なので、全部喋りますね。特に母には仕事のことはもちろん、友達関係のことも、恋愛のこともなんでも。ビデオ通話で話してます。母のほうは面倒くさそうですけど(笑)宮田:僕は母が近くに住んでいるのでよく会っています。他愛もない話をするのがいい時間だなと思っています。母も退職して、楽しそうにしていますが、デビューしたばかりの頃は、仕事で遅くなったりしてもご飯を作って待ってくれていたので、今は逆に僕のほうが母に何かしてあげたい気持ちになってきています。○■本編でも語られる、仕事を“続けていくこと”への思い――美也子のおじいちゃんが、“バカ塗り”は「面白くて、やればやるほどやめられなくなる」と思いを口にします。お二人は、現在のお仕事を“続けていくこと”にどんな思いがありますか?堀田:あのシーンはすごく好きです。美也子としてもとても心に残った言葉だと思いますが、私自身も一緒にそこで聞いている感覚がありました。「やり続けることか」と。お芝居を含め、お仕事って本当に摩訶不思議で、やればやるほどやめられなくなる。私自身もうすぐ8年になります。もちろん楽しいことだけでなくつらいこともありますけど、少しずついい意味で楽にもなってきて、自分らしくいられるようになってきたと感じています。宮田:続けることってすごく覚悟がいることだと思いますし、やめることも覚悟がいることだと思うんです。どっちを選んでも覚悟が必要だし、そう考えると、続けるというのは、覚悟し続けなきゃいけないことなんだと思うし、それってステキなことだと思います。僕自身はエンターテインメントを作ったり表現するのが好きなので、この映画を通して、改めて僕も続けようと思いました。――最後にひと言ずつお願いします。堀田:新しいものが周りにあふれていて、いろんなものが自動化したり機械化したりしています。手作業でものを作ることがどんどん減っているなか、こういった題材の作品に携わらせていただくという、私自身とても貴重な経験をさせていただきました。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。宮田:すごくゆっくりと時間の流れる、本当にいい映画です。胸を張ってそう言える作品に出演させていただいて、この映画をいろんな人に伝えることのできる、今の環境をすごく幸せに感じています。ぜひいろんな方に観ていただいて日本の伝統を知ってもらって、もし行ってみたいと思ったら、青森に行ってみるというのも映画の楽しみのひとつかなと思います。聖地巡礼も楽しいと思います。ぜひ全部込み込み、増し増しで楽しんでください。■堀田真由1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。2015年WOWOW『テミスの求刑』でデビュー。2016年NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集める。主な出演作にドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)、映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』(21年)シリーズなど。2022年、『鎌倉殿の13人』でNHK大河ドラマ初出演。2023年は、ドラマ10『大奥』(NHK)で3代将軍・徳川家光を演じて高い評価を受け、その後もフジテレビ月9『風間公親-教場0-』をはじめ、話題作への出演が続いている。■宮田俊哉1988年9月14日生まれ、神奈川県出身。2011年にKis-My-Ft2のメンバーとしてCDデビュー。12年に、ドラマ『私立バカレア高校』、映画『劇場版 私立バカレア高校』でドラマ・映画ともに初出演を果たす。13年にはKis-My-Ft2の派生グループである舞祭組としてもCDデビューを果たす。歌手、俳優、タレント、声優などマルチに活躍。主な出演作に、ドラマ『華麗なる一族』(21年)、『ドクターホワイト』(22年)、アニメ『デリシャスパーティ プリキュア』(22年)、映画『劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜』(20年)など。(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年09月03日この冬公開予定の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の公式X(旧:Twitter)が、主演の福原遥と水上恒司のクランクアップ写真を公開した。本作は、シリーズ累計発行部数50万部の同名小説の映画化。あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 (スターツ出版文庫)画像:amazon.co.jp女子高生の百合が、1945年の戦時中の日本に迷い込み、特攻隊員・彰に惹かれていく物語。現代から戦時中の日本にタイムスリップする百合を、朝ドラ「舞いあがれ!」以降、初の映画主演となる福原さん。彰を、月9ドラマ「真夏のシンデレラ」に出演中の水上さんが演じる。4月にクランクインし、5月4日に静岡県・可睡ゆり園にてクランクアップした本作。今回SNSにアップされたのは、2人のクランクアップ時の写真。SNSでは、「クランクアップ写真を見れて嬉しいです!公開が楽しみです」、「お二人のこの表情だけでも胸が熱くなる」、「表情を見たら切なくなりますがおふたりが作品の中で生きた百合と彰を劇場で観るのが待ち遠しいです」、「公開まで楽しみに待っています」と公開を待ちわびる声が寄せられている。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 2023年12月8日より全国にて公開(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
2023年08月31日