「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は、あこがれだった。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」こうコメントしたのは、名古屋市の河村たかし市長(72)だ。8月4日、ソフトボール日本代表・後藤希友投手(20)が同市役所に表敬訪問。その際、河村市長は後藤選手から金メダルを首にかけてもらうと、了解もなくメダルを噛んだのだ。さらにメダルを拭くことなく後藤選手に返したため、猛批判が。そして同日、冒頭のように書面で謝罪コメントを発表した。選手にとって、金メダルは一生の宝物だ。そのため、“それを勝手に噛むとは理解し難い““新型コロナウイルスが感染拡大するなか、唾液に細心の注意を払う必要もあるのに“といった声が各所から殺到。河村市長は“愛情表現”としたものの、一夜明けても非難されている。《まじで気持ち悪い。一生の宝物に一生消えない汚点をつけやがった》《河村市長のアレ、無理。本当無理。配慮無さすぎ。気持ち悪い。なんであんな何にも考えられない人が市長やってんの?》《今年イチ気持ち悪いしコロナ禍で安易に人のモノに唾液をつける行為を働く人が役人であってはいけない》ネットでは、そうした嫌悪感を示す声が続々噴出。さらに謝罪コメントにも、こんな厳しい声が上がっている。《愛情表現とか良いように言うんじゃない憧れの金メダル獲得?自分が獲ったわけじゃないのに!》《これで“最大の愛情表現”&“迷惑を掛けていない可能性があるかもしれない”と考えているとしたら、完全に感性がNGだわ》《「愛情表現」「憧れ」「迷惑をかけているのであれば」と、反省ではなく勝手な自己弁護ばかり》《弁明の「最大の愛情表現」は相手が男性なら言わない。若い女性なら許されると思った時点で、この世代の男性は……と五輪でまた学ぶ虚しさ》《選手への敬意はどこにも感じられない》■公式サイトには「気さくな72歳」「友達のような市長」との文言がメダリストたちも反応を示している。東京五輪の柔道男子60キロ級金メダリストの高藤直寿選手(28)はTwitterで《動画見たけど、『カンッ』て歯が当たる音なってるし自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに》といい、《怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ俺だったら泣く》と投稿。さらにロンドン五輪のバドミントン女子銀メダリストの藤井瑞希選手(33)は《他の方に同じようなことをされました》と“経験者”であることを明かし、《口いっぱいにメダル入れられた、、たぶんボケかましてきたんだと思うけど、本当泣きそうになった》《その瞬間はショックだったけどしっかり消毒して、たくさんの人に触ってもらってたくさんの笑顔が見れたので、忘れてました。今後このようなことがありませんように》とツイートしている。河村市長の公式サイトには、「気さくな72歳」「友達のような市長」との文言が並んでいる。しかし気さくであっても友達のようであっても、配慮がなければただの迷惑行為。そのことを、理解しているのだろうか。
2021年08月05日『火口のふたり』や『裏アカ』などで注目を集めた瀧内公美の主演映画『由宇子の天秤』が、 スペインのカナリア島で開催された第20回ラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞とCIMA審査員賞をW受賞したことが分かった。ラス・パルマス国際映画祭は、創意的かつ独創的な映画を世界的に発掘することに主眼を置き、スペインで活動する監督や批評家、シナリオ作家といった主要な映画人らで発足される、今年で20回目を迎える映画祭。本作は世界中の作品の中から、メインであるコンペティション部門に選出。本作のほかにも、深田晃司監督の第73回カンヌ国際映画祭「オフィシャル セレクション 2020」作品『本気のしるし』が同じコンペティション部門に、河瀬直美監督の『朝が来る』がパノラマ部門に出品されていた。瀧内さんが演じたのは、女子高生自殺事件を追うドキュメンタリーディレクター。事件の真相に迫るなか、父の政志からある衝撃的な事実を聞かされ、究極の選択を迫られるというストーリーで、 “正しさ”とは一体何なのか、情報社会を生きる私たちが抱える問題や矛盾を真正面から炙り出した衝撃作だ。最後まで緊張の糸が途切れない展開、そして究極の選択に追い込まれる瀧内さん演じる主人公・由宇子の圧倒的な存在感により、見事今回、最優秀女優賞とCIMA審査員賞を受賞。瀧内さんにとって、海外の国際映画祭で主演女優賞を受賞するのは本作が初となる。瀧内さんは受賞に際し「身に余る想いです」とコメント。「春本監督はじめスタッフ、キャストの皆さまに感謝申し上げます。如何なる時でも戦い続けてくれた春本監督に一番御礼が言いたいです」と監督に感謝しきり。脚本と編集も手がけた春本雄二郎監督も同様に、「最優秀女優賞、CIMA審査員賞と2つも名誉ある賞をいただける運びとなり、大変光栄です。主演の瀧内さんをはじめ、この2つの賞は作品に関わった全てのスタッフ・キャストの力が結束したことで受賞に繋がることができたと思っております」と語っている。本作はこれまで、釜山国際映画祭ニューカレンツアワード、東京フィルメックスでは学生審査員賞を受賞しており、平遥国際映画祭では審査員賞・観客賞をW受賞、さらには世界三大映画祭の1つであるベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されるなど、世界各国の映画祭を席巻している。『由宇子の天秤』は9月、渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:由宇子の天秤 2021年9月、渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開©2020 映画工房春組
2021年04月18日コロナ禍で数々の公演が中止となり、半年ぶりの帰国となるドイツ在住のピアニスト、河村尚子。充実した演奏活動を繰り広げ、今や日本を代表する実力と人気を兼ね備えたピアニストだ。待ちに待った日本での公演は、詩的なロマンにあふれた傑作・シューマンのピアノ協奏曲を披露する。14日間の待機の後、音楽の喜びを爆発させてくれるに違いない。指揮は、かつて日本フィルの正指揮者として数々の共演も記憶に残る沼尻竜典。リューベック歌劇場では音楽総監督として、びわ湖ホールでは芸術監督として成功を収めてきたが、2022年度からは神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任することが決定している。メインプログラムはショスタコーヴィチの交響曲第5番。20世紀ソヴィエト体制下で抑圧されながらも芸術家として強い信念をもって作品を生み出したショスタコーヴィチ。緊張感と劇的なドラマ性を孕み、今を生きる私たちの魂をも強く揺さぶる作品は必聴だ。先日、久しぶりに指揮した日本フィルは、伝統である元気の良さや、音楽の楽しさをお客様に懸命に伝えようとする姿勢はいまだ健在でした。河村尚子さんと共演できることも、大きな喜びです。<河村尚子>18歳の頃から弾き続けているシューマンの協奏曲、読み返せば読み返すほど味が滲み出てきます。皆様に音楽を聞いて頂くのは半年振りです。精一杯演奏に集中しますので、音楽会をどうぞお楽しみに![公演情報]第366回横浜定期演奏会[ライブ配信あり]2021年4月16日(金)19:00開演 神奈川県民ホール第391回名曲コンサート2021年4月18日(日)18:00開演 サントリーホール指揮:沼尻竜典ピアノ:河村尚子シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
2021年04月08日ビームスT(BEAMS T)から、G-SHOCK(ジーショック)、グラフィックアーティスト・河村康輔とのトリプルコラボレーションによるG-SHOCKが登場。2021年5月7日(金)に発売される。ビームスT×G-SHOCK×河村康輔のトリプルコラボウォッチコラボレーションモデルのベースとなったのは、G-SHOCKの原点であるスクエア型のケースを特徴とする「DW-5600E-1」。今回は、ビームスTとの所縁も深いアーティスト・河村康輔の代表作として知られる、1ドル紙幣をシュレッダーにかけてから再構築したようなコラージュ作品を文字盤にデザイン。液晶にも1ドルコラージュアートを液晶にもELバックライトの点灯によって浮かび上がるコラージュアートをあしらったほか、裏蓋にはコラボレーションの証としてBEAMS Tと河村康輔のサインを刻印するなど、スペシャルなコラボレーションモデルに仕上がっている。また、付属パッケージはモチーフとなった作品にちなんだ1ドル札サイズに。内箱とスリーブにそれぞれ異なる1ドルコラージュアートがプリントされており、これらが重なることで新たなビジュアルが生まれるというギミックが仕掛けられているのもポイントだ。商品情報ビームスT×G-SHOCK×河村康輔発売日:2021年5月7日(金)※4月2日(金) 12:00〜 BEAMS公式オンラインショップにて予約スタート。価格:16,500円(税込)販売店舗:ビームスT 原宿、BEAMS公式オンラインショップ
2021年04月05日映画『火口のふたり』『裏アカ』やドラマ「恋する母たち」などの瀧内公美を主演に迎えた春本雄二郎監督の最新作『由宇子の天秤』が、第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に選出。9月には日本公開されることも決まった。カンヌ・ヴェネチアと並ぶ世界三大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭。今回選ばれたパノラマ部門は、世界各国から集められた良作かつ現代社会を独自の視点で切り取った作品を数多く選出することで有名で、近年の日本映画では黒沢清監督『予兆/散歩する侵略者 劇場版』(17)、行定勲監督『リバーズ・エッジ』(18)、HIKARI監督『37セカンズ』(20)などの話題作が選ばれている。主人公は、女子高生自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子。事件の真相に迫るなか、父の政志から衝撃的な事実を聞かされ、究極の選択を迫られるストーリー。“正しさ”とは一体何なのか?超情報化社会を生きる私たちが抱える問題や矛盾を真正面から炙り出した本作は、すでに釜山国際映画祭でニューカレンツ部門の最高賞にあたるニューカレンツアワードを受賞、東京フィルメックスでは学生審査員賞を受賞、さらに中国・平遥国際映画祭では審査員賞と観客賞をW受賞するなど、瞬く間に国内外から注目を浴び、そして今回、世界三大映画祭のひとつであるベルリンの切符を手にすることに。パノラマ部門は「新人監督賞」「観客賞」などが受賞対象になる。主演は、『火口のふたり』で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝いた瀧内公美。脇を固めるのは『佐々木、イン、マイマイン』の河合優実、『かぞくへ』の梅田誠弘、さらに日本映画屈指のバイプレイヤー光石研ら。監督・脚本は、日本の片隅で生きる若者たちの葛藤と不器用な優しさを描き、約1万人を動員する異例のロングランヒットとなった『かぞくへ』の春本雄二郎。さらに、今年9月に渋谷ユーロスペースで公開することも決定し、春本監督より喜びのコメントが到着。「世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭に選ばれたことに深い喜びと、それ以上に『大きな意味』を感じています」と監督。「本作は『報道』『教育』をモチーフに『正しさとは何なのか?』について問うています。生まれた時からそれらを『正しい』ものとして享受し、無関心になりつつある私たち。自分に最適化された世界で生き、外の世界があることを想像するのを忘れつつある私たち。今まさに社会を生きる人々に、誰かの『正しさ』『世界』に手を伸ばしてもらいたいと創った映画」と語り、「世界の、そして日本の、一人でも多くの人々に届けて行きたいと思います。この映画を観た方が隣人の世界に思い馳せることを願って」と思いを込めてコメント。ベルリン国際映画祭は新型コロナウイルスの影響でオンラインで実施、3月の開催時に受賞作が発表される予定となっている。『由宇子の天秤』は9月、渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。第71回ベルリン国際映画祭は(1)現地時間3月1日~3月5日、(2)現地時間6月9日~20日2回に分けた分散開催。(text:cinemacafe.net)
2021年02月10日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」2021年春夏コレクションから、アンディ・ウォーホルと河村康輔のコラボレーションによる新作メンズ&キッズTシャツが登場。2021年2月8日(月)より、全国のユニクロ店舗などで発売される。アンディ・ウォーホル×河村康輔のコラージュアートTシャツ河村康輔は、「大友克洋GENGA展」のメインビジュアルや、渋谷パルコの建て替え工事中に展示された『AKIRA』のアートウォールなどで知られるコラージュアーティスト。ユニクロが、20世紀を代表するポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルと、アーティストによるコラボレーションによるアイテムを発売するのは、今回が初の試みとなる。キャンベルスープ缶&バナナのアートを再解釈展開されるアイテムは、ビッグシルエットのメンズTシャツ6柄と、キッズTシャツ4柄。アンディ・ウォーホルを象徴するキャンベルスープ缶やバナナなどのアートを、河村康輔が再解釈した、ダイナミックなグラフィックを落とし込んでいる。【詳細】Andy Warhol × Kosuke Kawamura UT発売日:2021年2月8日(月)販売店舗:全国のユニクロ店舗およびオンラインストア展開:・メンズ Tシャツ 6柄 各1,500円+税・キッズ Tシャツ 4柄 各990円+税【問い合わせ】株式会社ユニクロ カスタマーサポートセンターTEL:0120-170-296(受付時間:9:00~17:00/年中無休)©/®/TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.©Kosuke KawamuraTrademarks Licensed By Campbell Soup Company. All Rights Reserved.Marilyn Monroe™; Rights of Publicity and Persona Rights: The Estate of Marilyn Monroe, LLC.
2021年01月28日“SNSの裏アカウント”を題材にした映画『裏アカ』の新たな公開日が来年4月2日(金)に決定した。瀧内公美が主演を務める本作は、裏アカウントを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出す人間ドラマ。主人公を翻弄する相手役には若手俳優の神尾楓珠が抜擢されたほか、市川知宏、SUMIRE、田中要次、神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえりらが出演。新型コロナウイルス等の影響により、公開延期が発表されていた本作だが、ついに新たな公開日が決定し、主演の瀧内さんは「『裏アカ』は、長年助監督を務め、映画界を支えてきた "これからの映画作家" として活躍していかれる加藤監督のデビュー作品です。撮影前から、加藤監督と何度も何度もミーティングを重ね、話し合い、時に停滞しながらも、納得がいくまで作品作りを行なってきた、愛おしい作品です」と作品への思いを語り、「皆さまに完成したものを見て頂くことによって、初めてこの作品の価値が生まれていくと思っていたので、公開延期、未定となったときは一緒に作品を作りあげたスタッフさん・キャストさんの顔が浮かび、なんとも言えない気持ちになったことを覚えています」と延期発表時をふり返る。そして「製作陣ほか沢山の方々のご尽力により、来年の4月に劇場公開させて頂けることが決まりました。やったぁ!皆様の元にお届けするまでもう少々お時間頂きますが、公開時にお逢いできることを楽しみにしています。『裏アカ』よろしくお願い致します」と公開日決定を喜ぶ。また神尾さんは「約2年の月日を経て、ようやく『裏アカ』公開できることを嬉しく思うのと同時に安堵も感じてます。決して明るい話ではないですが、現代のSNSだったり、何か届くものがあると思うのでぜひ劇場に足を運んでもらえると嬉しいです!」とコメント。監督の加藤卓哉は「現場では、瀧内さんと神尾くんが文字通り渾身の力で演技をしてくれました。特に瀧内さんは、準備段階から他の仕事をすべて断って、主人公・真知子になり切ろうと一緒にもがいてくれました。そして、スタッフ全員が、初監督である僕をあらゆる面で支えてくれました。その分思い入れは強くなり、世の中も自分自身も様々なことが変わりましたが、この映画では変わらない人間の本質を描いたつもりです。作品に込めたメッセージが、長い年月を経て来春、観客の皆さんにどのように届くのか、期待と不安の入り混じった気持ちで初日を待ちたいと思います」と話している。『裏アカ』は2021年4月2日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2021年春、全国にて公開予定©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年12月03日1990年代、ヴィジュアル系音楽シーンをけん引してきた、伝説のロックバンド『LUNASEA』。2000年、突如として『終幕』を発表し、その年に行われたライブは今も伝説として語り継がれているほどです。そんなカリスマバンド『LUNASEA』のフロントマンでありヴォーカルの河村隆一(かわむら・りゅういち)さんは1997年からソロ活動を始め、2020年現在も精力的にライブを中心に活動しています。これまでの河村隆一さんの代表曲や、がんと闘った過去、そして現在の活動を紹介します。河村隆一の代表曲『LUNASEA』ではもちろん、ソロとしても高い評価を得ていた河村隆一さん。これまでに発表してきた楽曲の中でも、特に人気の曲を紹介します。BEATLove is...Glass河村隆一の妻は、元ミス日本グランプリ私生活が謎に包まれている河村隆一さんですが、2015年には、妻の河村公美(かわむら・ひろみ)さんがバラエティ番組に出演し、夫婦生活を赤裸々に語ったことが話題になりました。ミス日本グランプリ受賞時の河村公美(当時は、佐野公美)さん番組内では、驚きのプロポーズ秘話、プライベートの河村隆一さんの印象などを語った河村公美さん。プロポーズの言葉はなく、結婚前に河村隆一さんが河村公美さん宅を訪れた際、父親に対して「結婚することにしました」と宣言した…という結婚秘話にスタジオ中が騒然。当時、事前にプロポーズを受けていなかった河村公美さんは驚いたものの、その場で式の日取りなどを決めていく河村隆一さんに圧倒された父親は「よろしくお願いします」と2人の結婚を了承したのだそうです。また、河村公美さんは夫である河村隆一さんを『神』とあがめ、「自分は修業中の身」「自分は巫女で『河村神社』の門前を、ほうきで掃いている」と語り、再びスタジオ中を驚かせました。『肺腺がん』を患っていた河村隆一ブログで告白2019年1月、河村隆一さんが自身のブログで『肺腺がん』の手術を受けていたことを明かしました。少し前にみつかった・・肺の腺癌を切除する手術を11日に行いました。術後は良好に回復しております。今回のオペは部分切除・・肺活量も今までとほぼ変わらないだろうということ!!ヴォーカリストとしては一番気になるところ・・まだ小さな癌だったので術後の放射線や抗がん剤も使う必要がないそうです。さらに・・これからの残された時間、一本一本のライブが大切になっていきます。後悔を残さぬように、自分のもてる最高のパフォーマンスを出し切れる様にのぞんで参ります。これからも応援よろしくお願いします。河村隆一 公式ブログーより引用術後しばらくは痛みがとれなかったという河村隆一さんですが、その後のブログでは徐々に回復していっている経過をつづった記事を掲載。そのたびに、ファンからは応援の声が寄せられていました。そして現在、完全に回復した河村隆一さんは精力的に活動を行い、近年ではネット配信形式のライブも行っています。【10/1(木)23:59まで ニコニコチャンネル「Ryuichi Kawamura Channel」タイムシフト放送中】「『 #ニコフェス 』 #河村隆一 feat. #栄喜 & #AKi 」伝説に残るLIVE映像が今だけ視聴可能!ラストの奇跡のコラボもお見逃しなく! pic.twitter.com/Jg6QcT7R4O — RYUICHI KAWAMURA (@RYUICHIofficial) September 26, 2020 病気を乗り越え、今も音楽業界の第一線で活躍する河村隆一さん。自身の音楽性を追求するバイタリティこそ、現在もなお河村隆一さんが『カリスマ』といわれる理由の1つなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月22日BRAHMAN × ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) × 世界的コラージュ・アーティスト河村康輔によるニューシングル「CLUSTER BLASTER」のMVが、YouTubeで配信された「ブラフマンの25時間テレビ」のエンディングでサプライズ公開された。公開された「CLUSTER BLASTER」のMVは、河村康輔がコラージュを制作するシーンから始まる。1コーラス目では彼の職人的な作業風景が映し出され、2コーラス目より1コーラス目で制作されていたコラージュが怒涛の勢いで目に飛び込んでくるという流れ。楽曲に合わせて映像も様々な展開を見せていき、終盤にはコミカルなシーンが待っている。アナログとデジタルが絶妙に溶け合う今作は、BRAHMANのアルバム『梵唄 -bonbai-』に収録の「AFTER-SENSATION」のMVでもタッグを組んだ中尾準が監督を務めている。モノクロで統一されながら、その世界観は大きな広がりを持ち、この作品があることで楽曲の理解がより深まる、理想的なMVになっているという。BRAHMAN × ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) × 河村康輔3者の意識と情熱を、楽曲のみではなくMVにおいても妥協することなく体現した今作を是非チェックしてほしい。BRAHMAN feat. ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) MUSIC VIDEO 「CLUSTER BLASTER」作品情報BRAHMAN feat. ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) 「CLUSTER BLASTER / BACK TO LIFE」2020年9月30日リリース①完全生産限定盤Tシャツ+CD+DVD(税抜6.000円)TOY’S STORE 限定販売【Tシャツ】BRAHMAN feat. ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) × 河村康輔 コラボレーションTシャツ【CD】CLUSTER BLASTER / BACK TO LIFE【DVD】1.MV「CLUSTER BLASTER」 2.MV「BACK TO LIFE」 3.LIVE「ラストダンス」②通常盤CD+DVD(税抜1.500円)TFCC-89685【CD】CLUSTER BLASTER / BACK TO LIFE 【DVD】1.MV「CLUSTER BLASTER」 2.MV「BACK TO LIFE」 3.LIVE「ラストダンス」③アナログ(完全限定盤)10inch (税抜1.800円)TFJC-38043CLUSTER BLASTER( A side) / BACK TO LIFE(B side)④ダウンロード / ストリーミング同時配信関連リンクBRAHMAN feat. ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB) 特設サイト オフィシャルサイト
2020年09月06日スウォッチ グループジャパン株式会社スウォッチ事業本部は、スウォッチのカスタマイゼーションウォッチ“Swatch X You”(スウォッチ バイ ユー)に国内外で活躍中のアーティスト6組(Chocomoo, 河村 康輔, yoshi47, 透明回線、井上 純、Ouma)によるデザインがスウォッチ オンラインストアにて販売を開始いたしました。コンテンポラリーアートは、日本で新たな盛り上がりをみせています。パイオニア的なアーティストたちが、マインド、ボディ、スペースについて日々考え、翻弄しています。とても抽象的なものから細部にこだわったものまで、これらのエキサイティングなデザインは、Swatch X You Japan Calling(スウォッチ バイ ユー ジャパン コーリング)のインスピレーションです。スウォッチ バイ ユー では、スウォッチ独自の、美しいオーダーメイドの時計をお作りいただけます。ジャパン コーリングのデザインを一つ選択した後、ムーブメントの色とインデックス、メカニズムをカスタマイズしていきます。最後に、文字盤の裏にある15文字のパーソナルなメッセージをいれれば完成です。すばらしい作品を時計に落とし込んだ、ユニークなアート作品に仕上がります。Chocomoo(チョコムー) @yukachocomoo ポップで独創的な作品をすべてモノトーンで描く、京都出身のイラストレーター。「動物たちや自然たちが夜な夜な集まってヒソヒソお喋りし、楽しい時間を一緒に過ごしているイメージで作成しました」ChocomooChocomoo のポップで独創的な作品はすべてモノトーンで描かれます。彼女は日本だけでなく海外のファッションブランドや企業ともコラボレーションに取り組んでいます。スウォッチ バイ ユーでは、夜な夜な集まって動物たちや自然たちがヒソヒソお喋りて楽しい時間を過ごしている「NATURE TALK」は、 Chocomoo特有のモノトーンで全体をまとめ、どの場所を切り取っても違う表情を魅せてくれるデザインとなりました。Chocomoo はスウォッチとのかかわりが深く、長年のコラボレーターです。河村 康輔 @kosukekawamura 鮮烈なビジュアルを生み出すコラージュアーティスト、グラフィックデザイナー。Kosuke Kawamura「作品の一つQUEENは、色々な物についた価値観を一度破壊し、新しいものへ再構築しました」河村康輔は、コラージュアーティストとして様々なアーティストとのコラボレーションや国内海外での個展、グループ展に多数参加しています。彼のスウォッチ バイ ユーへのもう一つの作品に、「MIRAGE」があります。合わせ鏡のように無限にループしながら続いていく世界を表現されています。yoshi47 @yoshi_47 アイコニックなスマイリーで独自の世界を描く、元メッセンジャーのアーティスト。yoshi47「ハードなアウトドアスポーツのように難しい仕事ですが、私は壁画家であることが大好きです。」yoshi47 は20歳でアメリカに渡り、カリフォルニアでストリートアートに出会いました。その後サンフランシスコにてバイクメッセンジャーとなり、そのコミュニティーの中で生きるための本当の意味を見いだしました。yoshi47のスウォッチ バイ ユー「FANTASTIC NATURE」は、彼が創った自然の王国です。どれも生きているかのように、自然の中の奇抜な顔、つまり虫、動物、植物、木などすべてにおいて何をしているのかを見ることができます。また、モザイクスタイルに夢中になっているyoshi47は、懐かしさと彼のシグネチャーであるスマイリーのポップなエッセンスがミックスされました。「MOSAIC DELIGHT」は確実に気分を盛り上げてくれます。透明回線 @towmeiline ライブペインティング、プロジェクションマッピング、アニメーションなど、枠にとらわれない領域で活動する才能豊かなアートユニット。Towmei Line「私たちはSwatch X You に取り組み、アーティストとしてさらなる進化を遂げたと感じています」透明回線は、大阪芸術大学の同級生三人で結成したアートユニットです。3人それぞれのアイデアや技術を共有し、形にしていくスタイルです。彼らはライブペイントから始まり、プロジェクションマッピング、アニメーション、錯視的な立体作品など、枠にとらわれない領域で作品を生み出しています。透明回線のスウォッチ バイ ユー「MONSTER OF JAPAN」では、ヒョウは大阪を、虎は彼ら自身を表しています。「SPRING」では時計をイメージし、春を待ち遠しく思う気持ちが表現されています。透明回線はスウォッチストア渋谷の内装デザインを担い、それがはじめてのスウォッチとのコラボレーションでした。井上 純 @ juninoue.jp 日本特有の繊細な精神性と独特な「間」を作品の中に生み出すペインター、ライブペイントパフォーマー。Jun Inoue「日本特有の繊細な精神性をアブストラクトな線で描き、独特な「間」を作品の中に生み出すスタイルで表現しています」井上 純 は、モダンなセンスと伝統的なスピリッツが混ざり合うように、絶妙な感覚で観客を魅了しています。スタイルが常に変化していく彼の表現は、キャンバスを超えて、ファッションやディスプレイデザイン等、さまざまな分野に及びます。東京のアンダーグラウンドのエネルギー-ジャングル、ヒップホップ、グラフィティ-は、井上 純の作風を形作る上で大きな役割を果たしました。彼のクリエイティビティによって、強力なメロディーとビートが動きとなり、駆動されます。スウォッチ バイ ユーでも彼らしいデザインが登場しました。書とグラフィティの要素を掛け合わせ、ハイブリッドで現代的な「BLACK&WHITE」。そして、「MUSIC」は音楽にインスピレーションを受け、音がラインになって表されました。Ouma(オーマ) @oumavet 生命、治療、社会のイメージを変化させるアートを追求する、元獣医師の細胞アーティスト。Ouma「私は、社会を私たちが参加する集合的生命体と捉え、社会を治療し社会から治療される関係性を表し、病院や病気、医療に対するイメージを変化させるアートを探求しています」Ouma は、獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え、科学的知識も踏まえた新しい生命の定義を模索してきました。世界各地を渡り歩いてきた経験をもとに、これまで考えてきた生命観を医療に結び付けた「社会治療」という概念を提唱し、う「社会とヒトとの関係性」の構築を思考しています。Oumaの スウォッチ バイ ユーの一つである「KATAKANA」は、音が視覚化されたオノマトペをもとにデザインされました。文字の形で日本の古くから続く美意識を表現しています。もう一つの「INNER WORLD」は、細胞の世界のイメージです。生命と社会をシンクロさせ、細胞の動きがアートとなりました。Ouma は、世界中のアーティストが一堂に会し、現代アートに特化したユニークな文化的環境を体験できるSwatch Art Peace Hotel (上海)も含め、世界13か所のアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加しています。期間:10月9日(金)までURL : スウォッチ 公式オンラインストア: スウォッチ Instagram: スウォッチ LINE: 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月03日新型コロナウイルスの感染拡大の影響により公開延期を発表していた瀧内公美と神尾楓珠が共演する映画『裏アカ』が、2021年春に公開することが決定。詳しい公開日については、決まり次第、公式サイトやSNSにて発表される。木村大作や成島出など、日本を代表する名監督の下で助監督を務めてきた加藤卓哉が、TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015で準グランプリを受賞し長編監督デビューとなった本作。『そこのみにて光輝く』の高田亮と加藤監督の共同脚本となり、SNSの裏アカウントを題材に、それを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出す、センセーショナルな人間ドラマ。主演の瀧内さんが、思い描いていたものとは違う毎日に行き場のない気持ちを抱え、ふとしたきっかけで裏アカにハマっていく伊藤真知子を演じ、神尾さんが彼女を翻弄する相手役を演じている。4月、5月の緊急事態宣言を受け、宣伝活動をストップしていた瀧内さんと神尾さんを始めとするキャスト&スタッフ陣だが、来年の公開に向けて、活動を開始していく。『裏アカ』は2021年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2021年春、全国にて公開予定©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年08月05日『火口のふたり』「恋はつづくよどこまでも」に出演した瀧内公美が主演、若手俳優・神尾楓珠が相手役を務める映画『裏アカ』の公開延期が発表された。6月12日(金)より公開される予定だった本作は、“SNSの裏アカウント”をテーマにした映画。SNSの裏アカウントにハマっていく30代女性を瀧内さんが、彼女が惹かれていく年下の男を神尾さんが演じ、裏アカウントを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出す。そんな本作が、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言の延長、これらに伴う政府および関係機関等の方針に鑑み、公開延期が決定。新たな映画公開日は日程が決まり次第、映画公式サイト、公式SNSにて発表される。なお、すでに購入済みの前売り券(ムビチケ)については、延期後の公開でも使用可能なので、そのまま保管しておくことが必要だ。『裏アカ』は新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 近日公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年05月12日映画『火口のふたり』やドラマ「恋はつづくよどこまでも」で注目度上昇中の瀧内公美が主演、「ギルティ~この恋は罪ですか?~」や「いいね!光源氏くん」など話題作がつづく神尾楓珠が相手役を務める映画『裏アカ』。今回、アパレルショップが舞台となる本作で使用された華やかな衣装に注目した。瀧内さん演じる主人公・真知子は、店長という重役を担い、一見、充実した華々しい人生を送っているかと思いきや、様々な出来事が原因で“裏アカ”の世界にのめりこんでいく。本作は人間の負の感情が入り乱れる内容になっているが、彼女たちが身につける華やかな衣装が視覚的にも、観客の心持ちとしても安心材料となっていく。そのコントラストが美しく、本作の魅力のひとつともなっている。上の写真は、真知子の仕事帰りのワンシーン。花柄の刺繍が入ったロングコートの袖を折り返し、クリアイエローの裏地を見せているのがお洒落。主張しすぎないグレーのトップスをチラ見せ、全体的にボタニカルでヘルシーな印象を受ける。コートの裾部分には斜めにフリルの加工がされており、ミニ丈だがしっかりと存在感。さらに差し色にはブルーのスラックスを取り入れ、アパレル店員ならではの大人な着こなし。だが、彼女の表情からはどこか寂しさが伺え、もしや業界の厳しさに直面しているのかも…。続いては、ゆーと(神尾楓珠)と真知子が並んで歩くシーンから。両者とも昨年から流行中のグレンチェックがあしらわれた洋服を身にまとう。ゆーとの方は一見無地に見えるが、近づいてみると小さい格子が入ったもの。反対に、真知子は大きめの格子があしらわれたブラウンのセットアップ。丈が長めのアウターからミニスカートが見え、丈感も体にフィットしている。ブラウン、セットアップ、グレンチェックという流行アイテムを全て取り入れているところは、さすがアパレル店長。また、両者ともホワイトの丸襟型のトップスを着ており、シミラールック的な要素も。表の真知子の服装が華やかでおしゃれである分、裏の世界で崩れていく真知子とのギャップ、凄まじさがさらに激しく感じられる1枚。こちらは、アパレルショップの後輩店員さやか(SUMIRE)のコーデ。馬のイラストが大胆に描かれているシャツは少し奇抜な印象を受けるが、イラストの線が細いためスタイリッシュな仕上がり。ハイウエストで袴風のプリーツスカートと組み合わせることで大人っぽさを出してバランスが取れており、オレンジの差し色が柔らかさも同時に印象づける。店長である真知子とカリスマ店員であるさやかの対比、そしてお互いの関係性が気になるところ。ここに挙げたのはほんの一部であり、劇中では家での服装や外行きの華やかな恰好まで、様々なスタイルが登場。服装は人の心情を表す、と言われるように、真知子とゆーと、表と裏でのギャップにも注目して本編をチェックしてほしい。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2020年6月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年04月19日瀧内公美が主演、神尾楓珠が相手役を務める映画『裏アカ』。この度、“裏アカウント”と“現実”の2つの世界で生きる瀧内さんと、“2つの顔”を持つ男を演じる神尾さんらをとらえた場面写真が一挙に9点解禁となった。アパレルショップの店長として働きながら、女性としてのプライドと寂しさを抱えた主人公・真知子が、“裏アカの世界”と“現実世界”の間で激しく揺れ動き、翻弄される姿が見どころの本作。今回解禁となったのは、真知子を演じる瀧内さんと、裏アカのフォロワー“ゆーと”と“原島努”を演じる神尾さん、市川知宏、SUMIREらキャストを映し出した、様々な心情が伺える場面写真9枚。1枚目は、華やかな服装とは裏腹に浮かない表情のまま鏡を拭く真知子。鏡に映った自分の顔を見つめ、自己嫌悪になっているような印象。だが、2枚目では、“裏アカ”を通じて出会ったゆーとと、嬉しそうに並んで歩く様子が。ゆーとのほうが年上の真知子をリードしているようにも見える。また、仕事の現場で再会した2人が“表の顔”でパーティーの場にいる様子が!原島はどこか距離を置くようにしており、同じ空間にいながらも表では交われない真知子のもどかしさが表情に表れている。さらには、険しい表情をしながらスマホを見る真知子の姿も。裏アカという存在が彼女の中で大きな存在になっているのか、はたまた彼女の身に危険が迫っているのか。常にスマホを確認したくなるほど、裏アカに振り回されているようだ。5枚目は、同僚の佐伯(市川知宏)と穏やかな表情で過ごす真知子。4枚目とは打って変わり、真知子の明るい笑顔が輝いている。6枚目は、夕暮れの1室で真知子とゆーとが見つめあっているシーン。ゆーとの眼差しは真剣で、何か真知子に訴えかけている様子。2人の心を通わせることはできるのか、想像が膨らむ1枚。7枚目は、後輩でカリスマ店員のさやか(SUMIRE)と並んで洋服を整理する様子。両者とも顔を合わせることなく黙々と仕事こなし、2人の関係性が想像できる。8枚目は、アパレルショップ社長の北村(田中要次)と真知子が会議をしているシーン。店長を務める“表”モードの真知子は、プライドや責任を感じながら懸命に仕事をしているのだ。そして最後は、髪を下ろし、まるで別人のように疲れ果てた様子で涙を拭う真知子の姿が…。果たして彼女の身に何が起こったのか、衝撃的な結末を予感させる写真となっている。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2020年6月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年04月11日ピアニストの河村尚子が栄えある「第51回サントリー音楽賞(2019年度)」を受賞した。サントリー音楽賞は、日本における洋楽の発展にもっとも顕著な業績をあげた個人または団体に贈られるもので、1969年の第1回以来、今回が51回目となる。過去の受賞者には、第1回の小林道夫(チェンバロ)を筆頭に、内田光子(ピアノ)や武満徹(作曲)など、日本の音楽界を代表する顔ぶれがずらりと並ぶ。今回の受賞理由として、2019年の「ベートーヴェン・ピアノソナタ・プロジェクト」の完結及び、CD「ベートーヴェン・ ソナタ集1、2」のリリース。そして新しいレパートリー開拓ともなった山田和樹指揮NHK交響楽団との共演 による矢代秋雄「ピアノ協奏曲」においての演奏で作品の再評価に貢献したことなどをはじめ、近年の目覚ましく充実した演奏活動が評価されての受賞となった。今後の日本での活動は、10月にオーケストラとの共演や各地でのリサイタルを予定。東京では10月13日(火)に紀尾井ホールで1年ぶりのリサイタルを行うことが発表されている。プログラムには、モーツァルト、シューベルト&ショパンに加え、映画『蜜蜂と遠雷』で話題となった藤倉大作曲による『春と修羅』も予定される。●河村尚子(ピアノ)(c)Marco Borggreve兵庫県西宮市生まれ。1986年渡独後、ハノーファー国立音楽芸術大学在学中にヴィオッティ(ヴェルチェリ)、カサグランデ、ゲーザ・アンダなどヨーロッパの数々のコンクールで優勝・入賞を重ねる。2006年には権威ある難関ミュンヘン国際コンクール第2位受賞。翌年、多くの名ピアニストを輩出しているクララ・ハスキル国際コンクールにて優勝を飾り、大器を感じさせる新鋭として世界の注目を浴びる。ドイツを拠点に、ヨーロッパ、ロシア、日本などで積極的にリサイタルを行う傍ら、ウィーン交響楽団、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、ロシア国立交響楽団、モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、バーミンガム市交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団などのソリストに迎えられている。また、「ルール・ピアノ祭」(ドイツ)、「オーヴェール・シュル・オアーズ音楽祭」(フランス)、「ドシュニキ国際ショパン・フェスティヴァル」(ポーランド)、日本では「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」や「東京・春・音楽祭」などの音楽祭に参加。2011年には、ドイツ・ワイマール近郊にあるエッタースブルク城での音楽祭でアーティスト・イン・レジデンスをつとめ、4夜にわたるソロ・リサイタルを開催し、絶賛を博す。室内楽では、ハーゲン・クァルテットの名チェリスト、クレメンス・ハーゲンとのデュオで好評を得ているほか、マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)とロンドン・ウィグモアホール、ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)とニューヨーク・カーネギーホールにデビューするなど、同世代の実力派アーティストとも積極的な活動を展開している。日本では、2004年小林研一郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会でデビュー。以来、パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団を含む日本国内の主要オーケストラと相次いで共演を重ねる一方、ウラディーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団、ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団、マレク・ヤノフスキ指揮べルリン放送交響楽団、イルジー・ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団などの日本ツアーに参加。その他、サー・ロジャー・ノリントン、ユーリ・テミルカーノフ、アレクサンドル・ラザレフなど多くの指揮者から度々再演の指名を受けている。現在、2019年の日本デビュー15周年に向けて、2年にわたり「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクト」に取り組み、自ら厳選した14のソナタを全4回のリサイタルで披露している。2009年、名門RCA Red Sealレーベルより「夜想 (ノットゥルノ)~ショパンの世界」てメジャー・CDデビュー。 2011年9月、セカンド・アルバム「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番&シューマン:フモレスケ」をリリース、各誌で特選盤に選定される。2013年秋、サード・アルバム「ショパン:バラード」のリリースを経て、2014年秋には、プラハ・ルドルフィヌムでのチェコ・フィルとの定期演奏会、およびドイツ・エルマウ城でのクレメンス・ハーゲンとの演奏会をライヴ収録した「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&チェロ・ソナタ」をリリースした。2018年には4年ぶりのソロ・アルバム「ショパン:24の前奏曲&幻想ポロネーズ」をリリースし、2019年4月、「月光」「悲愴」を含む待望のベートーヴェンCDをリリースする。その他のレコーディングとして、ソロでは仏ディスコヴェール(2002年/同レコーディン具はXRCD化され、日本伝統文化振興財団より2012年6月に再発売された)、独アウディーテ(2004年)、ルール・ピアノ音楽祭エディション(2008年/ライヴ録音)が、また日本コロムビアからシューマンのピアノ五重奏曲(2010年/トッパンホール)、京響レーべルからラフマニノフのパガニーニ狂詩曲(2009年/広上淳一指揮京響との共演)、独コヴィエロ・クラシックからモーツァルトのピアノ協奏曲第21番(2014年/ボストック指揮アルゴヴィア・フィルとの共演)がリリースされている。また、国際ピアノ・コンクールにおける若者たちの群像劇をリアルに描いた、作家・恩田陸の直木賞受賞小説を原作とした映画『蜜蜂と遠雷』(2019年10月公開)では主人公・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当し話題をさらっている。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、新日鉄音楽賞 、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、井植文化賞、ホテル・オークラ賞を受賞。これまで、ウラディーミル・クライネフ、澤野京子、マウゴルジャータ・バートル・シュライバーの各氏に師事。現在、 ドイツ・エッセンのフォルクヴァング芸術大学教授、東京音楽大学特任講師。
2020年04月04日フラグスタフ(F-LAGSTUF-F)と、コラージュアーティスト・河村康輔、フォトグラファー・kenta sawada、ロンドンのセレクトショップ・GOOD HOODによるコラボレーションアイテムが登場。2020年4月5日(日)にオープンするフラグスタフの旗艦店・フォーストア(Four Store)にて発売される。河村康輔ら3ネームとコラボレーションしたTシャツなど今回の3者とのコラボレーションは、フラグスタフの旗艦店・フォーストアのオープンを記念して実現したもの。河村康輔とkenta sawadaとのコラボレーションではTシャツを制作。河村康輔デザインのTシャツは、ロンドンのGOOD HOODで河村自身がライブコラージュを行った際の作品をプリントした。一方のkenta sawadaデザインのTシャツは、ハワイ島の火山の空撮写真と、伝説のスケートビデオと称される「アニマルチン」のロケ地のフォトグラフをフロントに配した。また、GOOD HOODとのコラボレーションではジャケットやオープンカラーシャツ、Tシャツ、ソックスが登場。TシャツやソックスにはGOOD HOODのショップネームとフラグスタフのブランドネームを掛け合わせた“GOODSTUFF”の文字をあしらった。新旗艦店・フォーストアでは古着やリメイクアイテムも販売なお、新たにオープンするフォーストアでは、フラグスタフのアイテムの他、セレクト古着も販売。コレクター垂涎のヴィンテージTシャツが店頭に並ぶほか、クレイジーパターンのモッズジャケットなどリメイクアイテムも展開する。【詳細】フラグスタフ×河村康輔・kenta sawada・GOOD HOOD発売日:2020年4月5日(日)販売店舗:フォーストア価格:・河村康輔コラボレーションTシャツ 5,800円+税・kenta sawadaコラボレーションTシャツ ロングスリーブ 10,000円+税/ショートスリーブ 5,800円+税・GOOD HOODコラボレーションスイングトップ 30,000円+税、レーヨンシャツ 22,000円+税、ロングスリーブTシャツ 11,000円+税、ショートスリーブTシャツ 6,800円+税、ソックス 2,000円+税<店舗詳細>フォーストアオープン日:4月5日(日)営業時間:12:00~20:00※オープン日のみ12:00〜17:00住所:東京都目黒区青葉台1-21-9TEL:03-6455-0448取扱ブランド:フラグスタフ、デリバリーヘルズ(Delivery Hells)、セレクト古着
2020年03月29日映画『火口のふたり』やドラマ「恋はつづくよどこまでも」でも話題の瀧内公美と、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」以降も引く手あまたとなった神尾楓珠が共演する映画『裏アカ』から、本ポスタービジュアルと本予告が解禁された。日本を代表する数々の名監督の下で厚い信頼とともに助監督を務めてきた加藤卓哉がTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015で準グランプリを受賞した本作で、ついに監督デビュー。『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』の高田亮と共同脚本も手掛けている。「僕が真知子さんのマイナス部分をカバーしてるのわかってます?」バイヤーの後輩から主人公・真知子(瀧内さん)へ、衝撃的なひと言を投げかけられるシーンから始まる予告。さらに、同じ職場の後輩である人気カリスマ店員に店のSNS用に写真を撮ろうと誘われたのがきっかけで、裏アカを作成した真知子はSNSに取りつかれていく――。映像には、鏡の前に下着姿で立つ真知子の様子から急展開、表の世界では得られなかった周囲の反応にどんどんとハマってしまう様子が伺える。そんな中、「一度だけあえませんか?」というDM。たった1通のDMからSNSという裏の世界で出会うこととなる、ゆーと(神尾さん)と真知子。しかし2人は表の世界でも会うことになり…。平静を装う“ゆーと”に対し、真知子はもう一度、あのときの“ゆーと”に会いたいと日が経つにつれて想いが募っていき…そして…。まさしく、“「本当のあなた」は、どこ?”と、表と裏、二面性に向き合い生きている人々に強く問いかける本予告。ポスタービジュアルにも、右下にはアパレルショップで働く笑顔の真知子と、一方で自らを撮影し裏アカでSNSに投稿する無表情の真知子、そして左上には、ゆーとのスーツ姿と美しい背中が。果たして、彼女たちの“本当”の顔とはどれなのか。こちらも、表の顔・裏の顔といった二面性を映し出し、緊張感漂うビジュアルとなっている。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2020年6月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年03月25日2019年 第93回「キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が11日、東京・文京シビックホールで行われ、受賞者の瀧内公美、池松壮亮、池脇千鶴、成田凌らが出席した。映画誌『キネマ旬報』が主催する「キネマ旬報ベスト・テン」は、今年で93回目の開催。その年を代表する日本映画、外国映画をそれぞれ10本挙げるほか、主演男優賞や主演女優賞、新人男優賞、新人女優賞などを、映画評論家や映画記者らが選出する。日本映画ベスト・テン第1位となった荒井晴彦監督の『火口のふたり』で柄本佑相手に激しい濡れ場を披露した瀧内公美が主演女優賞を獲得。瀧内は「この作品は、私が今までお世話になっていた事務所を退所してフリーになった時に声をかけていただいた作品です。こうれからどうしようと思っていた時にこういう作品をいただけたので、やってみようと思いました。(所属事務所の)社長に『思いっきりやるんだよ』と背中を押してもらいました」とオファー当時を振り返った。続けて、「色んな人に感謝したいんですが、この作品はほとんど(柄本佑と)2人の映画で、お相手役をしてくださった柄本さんがいたから今日があるんだと思っています」と感謝し、荒井監督についても、「こういう場所に連れて来てくれたのは荒井さんです。(撮影中は脚を)しならせるんだとよく言われました。毎日湿布を貼って首と腰が痛くなった作品ですね(笑)」と濡れ場における演出の厳しさに身体も悲鳴をあげていたそうだが、「荒井監督はお話を聞いてくださる方だったので、すごくやりやすかったです」と印象を語った。主演男優賞には、『宮本から君へ』で主演を務めた池松壮亮が選出。「僕が演じた宮本というキャラクターは、正しくないことに対して声を出し続ける男です。みんなが鼓舞されて何とかやり遂げることができたと思います。みんなで戦った日々の勲章としてこの賞をいただけたとともに、池松から宮本へこの重みの賞を捧げることができたらと思います」と受賞を喜び、「多分今日は(トロフィーを)抱きしめて寝ると思います」と喜んだ。また、日本映画脚本賞を受賞した阪本順治監督の『半世界』に出演した池脇千鶴が助演女優賞を獲得。「キネマ旬報ベスト・テン」は、第73回(1999年度)に『大阪物語』で新人女優賞を受賞して以来となる。「基本男3人の映画なんですが、阪本監督が1人の女として妻として母として人間としてきちんと描いてくださいました。それが映画に反映されての評価なのかなと思っています」と自分なりに分析しつつ、「小さめの映画で私の出番もあまり多くありませんでしたが、こうやって評価していただけて、映画の神様は見てくださっているのかなと思います」と笑顔。初めて組んだ阪本監督については「もっと怖そうな印象がありました」と本音を明かしつつ、「接するとダジャレを言ってくれますし、ものすごく愛の深い監督さんでした。すごく厳しいんだけども、キャストを見つめてくださって楽しかった思い出がいっぱいありました」と撮影を振り返っていた。○第93回「キネマ旬報ベスト・テン」受賞一覧日本映画ベスト・テン第1位『火口のふたり』(荒井晴彦監督)外国映画ベスト・テン第1位『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)文化映画ベスト・テン第1位『i-新聞記者ドキュメント-』(森達也監督)読者選出日本映画ベスト・テン第1位『半世界』(阪本順治監督)読者選出外国映画ベスト・テン第1位『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)日本映画監督賞:白石和彌監督『ひとよ』『凪待ち』『麻雀放浪記 2020』日本映画脚本賞:阪本順治監督『半世界』外国映画監督賞:トッド・フィリップス監督『ジョーカー』主演女優賞:瀧内公美 『火口のふたり』主演男優賞:池松壮亮 『宮本から君へ』助演女優賞:池脇千鶴『半世界』助演男優賞:成田凌『愛がなんだ』『さよならくちびる」』ほかにより新人女優賞:関水渚『町田くんの世界』新人男優賞:鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』『決算!忠臣蔵』読者選出日本映画監督賞:阪本順治『半世界』読者選出外国映画監督賞:トッド・フィリップス『ジョーカー』読者賞:ライムスター宇多丸、三沢和子 連載『2018年の森田芳光』特別賞:和田誠(映画の素晴らしさや愉しさを広く伝え、多くの映画ファンを育てた功績に感謝をこめて)
2020年02月12日映画『火口のふたり』やドラマ「凪のお暇」「恋はつづくよどこまでも」でも注目を集める瀧内公美が、“SNSの裏アカウント”をテーマにした映画『裏アカ』に主演、ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」など、いま勢いのある若手俳優・神尾楓珠が相手役に抜擢された。木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出ら日本を代表する数々の名監督の下で助監督を務めてきた加藤卓哉が、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で準グランプリを受賞した本作でついに監督デビュー。その題材は、現在の社会や時代が持つ二面性を象徴する“SNSの裏アカウント”。裏アカウントを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出し、観る者の心に突き刺さるセンセーショナルな人間ドラマへと昇華させた。主演は、柄本佑共演、荒井晴彦監督の『火口のふたり』で第44回報知映画賞や第74回毎日映画コンクールにノミネート、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞など、その確かな演技力でいま注目を集めている実力派女優・瀧内公美。思い描いていたものとは違う毎日に行き場のない気持ちを抱え、ふとしたきっかけでSNSの裏アカウントにハマっていく30代の女性・伊藤真知子をリアルに演じる。相手役の年下の男には、話題のドラマ「3年A組」や『HiGH&LOW THE WORST』などへの出演をきっかけにブレイク中の若手俳優・神尾楓珠。表の顔と裏の顔を巧みに使い分けながらも、心に深い闇を抱えて生きる複雑な青年を繊細に演じ切る。そのほか、真知子が働くアパレルショップのバイヤー・佐伯崇役に市川知宏、年下のカリスマ店員・新堂さやか役にSUMIRE、社長の北村圭吾役は名バイプレイヤーの田中要次が務め、真知子が訪れる大衆食堂「ふじ食堂」のシーンでは神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえりといった個性豊かな俳優陣が出演している。瀧内公美「もがきながら、一生懸命生きている女性」加藤監督の初監督作品に参加することができ、無事公開されることをとても嬉しく思います。『裏アカ』は監督はじめスタッフの方々と、どんな形にしていきたいかを共有し、何度も話し合いを重ねて撮影に挑んだ、私にとって思い入れのある作品です。主人公・伊藤真知子の孤独と満たされない日常に、ひとりの女性として、脚本を初めて読ませてもらった時から共感していました。撮影中も、真知子と同じように、“これでいいのだろうか”と悩みながら、光を追い求めるかのように、必死に駆け抜けた日々でした。もがきながら、一生懸命生きている女性の姿をぜひ劇場でご覧ください。神尾楓珠「もしかしたら身近で起こってるかもしれない」今回、原島とゆーとを演じさせていただきました。自分の中でもすごく挑戦的な役柄とストーリーだったので、どう演じるべきか苦労しましたが、加藤監督のこの作品で挑戦できたことを嬉しく思います。この役を演じて、僕が演じたような人物が実際にいるかもしれないということだったり、映画の中に出てくる事柄がもしかしたら身近で起こってるかもしれないということをSNSが発達した現代だからこそ感じました。刺激的なシーンも多々ありますが、ぜひ劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです。ストーリー青山のアパレルショップで店長を務める伊藤真知子は、どこか満たされない毎日を送っていた。自分の意見は採用されず、年下のカリスマ店員・新堂さやかに仕事を取られ、ストレスが溜まる日々。そんなある日、さやかの何気ない一言がきっかけで真知子はSNSの裏アカウントを作り、胸元の際どい写真を投稿する。表の世界では決して得られない反応に快感を覚えた真知子の投稿はどんどん過激になっていき、それに呼応するようにフォロワー数も増えていった。「リアルで会いたい」「もっと自分を解放して」そんな言葉に誘われ、フォロワーの1人と会うことになった真知子。その相手は、“ゆーと”という年下の男だった。真知子は自分と同じ心の乾きを持つ彼に惹かれていく。しかし、その関係は1度きり。それがゆーととの約束だった。ゆーとと会えないことから、真知子はほかの男と関係を持つようになるが、その心は満たされない。裏の世界でフラストレーションがたまっていくのとは裏腹に、表の世界は、店の売り上げ不振回復への施策に自身のアイディアが採用され、大手百貨店とのコラボレーション企画が決まるなど充実していく真知子。やりがいのあるプロジェクトに意気込む真知子だったが、その百貨店担当者の原島努こそが、あのゆーとだった。表の世界で再会を果たした2人。平静を装う原島に対し、心乱れ動揺を隠せない真知子。原島ではなく、ゆーとに会いたいという思いが日増しに募っていく。表と裏、愛情と憎悪、真実と嘘、理性と欲望…相反する2つが激しく交錯する中、真知子に突然訪れる結末とは…。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月24日漫画家・大友克洋とコラージュアーティスト・河村康輔のコラボレーションによるコラージュ作品を収録した書籍『AKIRA ART OF WALL』が、2019年12月20日(金)に一般発売される。大友克洋×河村康輔のスペシャルアートブック渋谷パルコで開催された展覧会「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」で先行発売された本書は、河村康輔が大友克洋と共に同氏の代表作である『AKIRA(アキラ)』を再構築し、建て替え工事中の渋谷パルコの仮囲いに展示した作品「ART WALL」シリーズの全てを収録したもの。単独インタビュー&対談も収録全長22.7メートルのパノラマアートが両面印刷・蛇腹製本という特別仕様で3冊に分けて収められているほか、上製ドキュメントブックの4冊目には大友克洋と河村康輔の単独インタビューと対談を収録。大友と河村自らがボックス、各ブックのデザインも手掛けた特別なアートブックだ。100年に一度といわれる大規模な再開発を迎える渋谷の街をキャンバスに掲示された全作品を、圧倒的な迫力、クオリティで追体験できる“AKIRA絵巻”。価格は10,000円+税で、封入特典としてA2サイズのポスターも付属する。商品情報『AKIRA ART OF WALL』一般発売日:2019年12月20日(金)価格:10,000円+税著者:大友克洋、河村康輔仕様:スペシャルシルバーボックス入り/A4判変型(タテ303×ヨコ177×高さ52mm)内容品:4冊組+A2サイズポスター(蛇腹製本作品集3冊+上製ドキュメントブック1冊)
2019年12月22日名古屋市の河村たかし市長(70)が10月8日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が再開されることを受け会場である愛知芸術文化センター前で抗議の“座り込み”を実施した。そんななかネットでは、河村市長の行動に賛否が上がっている。同日、河村市長はTwitterで《愛知トリエンナーレ 再開反対 座り込み 午後2時 愛知県芸文センター》と座り込みの実施を告知。その理由について《申告内容かくされる 県は市とまったく話し合いなしですべて独断.実行委員会ひらかれず 陛下写真バーナー焼いて踏みつぶす いかん》とつづった。産経新聞によると約30人の支持者らと抗議活動を実施した河村市長は約7分間、会場に座り込み「県は公金の不正使用を認めるな」「知事は名古屋市民の声を聞け」などのシュプレヒコールをあげた。また、同展で展示されている大浦信行氏による昭和天皇の肖像を燃やすような動画を問題視し、「愛知県や名古屋市が(事実上)主催しているところで展示すれば、(その内容を)県や市が認めたことになる」とコメント。「表現の自由の名を借り、世論をハイジャックする暴力だ」と抗議したという。またハフポストのニュースエディター・中村かさね氏は同日、Twitterに河村市長の座り込みの様子を動画でアップしている。そこでは「日本国民に問う!陛下への侮辱を許すのか!」というプラカードを手にした河村市長や「左翼勢力に支配された展示会だ」と書かれた紙を掲げる女性の姿を確認することもできる。Twitterでは、こうした河村市長の“座り込み抗議”を支持する声が上がっている。《河村市長による「言論の自由」の実践を支持します。天皇陛下の(一国民のであっても)写真を燃やし、踏みつける行為は、ヘイトであってアートでは無い。ヘイトをアートと呼び、言論の自由と叫び、知事が後押しする。ならば、座り込みで抗議することも言論の自由でしょう》《マスコミは慰安婦像だけを取り上げ、多くの人が問題にしているご真影に対する侮辱、特攻隊を笑いものにしている展示については触れず、真実が伝わらない。市長が何も行動をしなかったら、愛知県民の道義心や公共心が疑われます》いっぽうで“座り込み”に対し否定的な声も。座り込みによる抗議活動は、1960年代のアメリカでの公民権運動において、権力に立ち向かう方法の1つとしてキング牧師が広めたとされている。そうした性質から、河村市長についてこんな意見が上がっている。《河村市長の「座り込み」は、辺野古などで、権力側の暴力に耐え非暴力で座り続けた人達が守ってきた、「権力なきものたちの抵抗方法」を、権力のある側が横取りし、「俺らは被害者だ」と演出するための、何重もの「横取り」だ》《権力を持つ政治家が、言論による説得を放棄して座り込む姿は民主主義の敗北そのものに見えます》法学者の木村草太氏(39)はTwitterで河村市長の“座り込み”を報じる記事を引用し、《河村市長が、自らの思想を表現。アートだ……》と投稿。続けて《ただ、市長には「座り込みをして、特定の芸術表現を批判する権限」はないはず。とすれば、河村氏は、市長としてではなく、一人の表現者として座り込んでいるのだろう。記事のタイトルは「名古屋市民の河村さん抗議の座り込み」とすべきか》とつづっている。同日、愛知県の大村秀章知事(59)も河村市長の「座り込み」について《まさか、こんなことをするなんて。衝撃です》とツイート。さらに《制止を振り切って、県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず》《常軌を逸してます。厳重に抗議します》と、非難している。また、7分という座り込みをした時間について《7分座っていたのを座り込みとは言わんな。休憩だそれは》という声もあがっていた。
2019年10月10日LUNA SEAのボーカルで歌手の河村隆一(49)が、10月2日にブログを更新。「手術」というタイトルで、声帯ポリープ切除手術を受けたことを明かした。《今朝の9時手術室に~手術の一連の説明を受け~点滴~麻酔~意識はなくなりました》と告白。そのうえで《手術は1時間程…その後ベッドで病室に運ばれ午後1時くらいまでうとうと…術後麻酔がきれても、痛みはほとんどありません!!》と手術が成功したことを報告。河村は前日の1日にも《今日は今年二度目の入院。明日、声帯ポリープを切除する手術を受けます》と報告。この報告を受けて、LUNA SEAメンバーでギタリストのINORAN(49)は《I WISH good luck to my voice…!!!!》とツイート。ドラマーの真矢(49)も《ずっと共に笑顔で音楽しようね LOVE》と河村にエールを送っていた。そんな河村の手術成功に、ファンからは安堵の声が寄せられている。《手術成功おめでとうございます!良かった、、》《手術、無事に終わって安心しましたパワーアップした隆一さんの歌声を聴けるのを楽しみにしています》河村は、今年1月にも肺腺がんの手術を受けたことをブログで報告していた。手術後はジムでのトレーニングやランニングなどでコンディションを取り戻し、音楽活動を再開。今年2月から、ギリシャ語で「復活」を意味する「anastasis」と題したツアーをスタートさせていた。全国各地の教会では、マイクを使わない生声でのライブを披露している。さらに河村はブログで《そして予定通り・・DREAM FESTIVALに間に合いそうです》と告白。10月14日にLUNA SEAで出演が決まっている「テレビ朝日ドリームフェスティバル2019」へ、予定通り出演する意気込みを見せている。ライブを心待ちにしているファンからは、応援のメッセージが寄せられた。《手術大成功のご報告いただき安心しましたドリフェス楽しみにしております》《よかったです第一声、どきどきですね。 ドリフェス、楽しみにしてますくれぐれも無理なさらず 気持ちよく歌えるようになりますよう 祈ってます!!》《手術の成功安心しました!ドリフェスに間に合わせるなんて大丈夫?って思いましたが、やる気満々で頼もしいです楽しいフェスになるよう応援してます》
2019年10月03日直木賞作家・白石一文による同名小説を柄本佑、瀧内公美の共演で描く映画『火口のふたり』。この度、主人公の賢治と直子が久しぶりに身体を重ねた翌日の本編シーンが解禁となった。身体の言い分に身を委ねる男と女の不確実な愛を描いたR18+指定衝撃作は、『寝ても覚めても』『愛がなんだ』などに続いて、“鑑賞後に語りたくなる”“恋愛観・人生観によって、捉え方が異なる”など早くも話題となっており、最近では“『愛がなんだ』のオトナ版”という声も多く上がっている。今回そんな本作から解禁となる本編映像は、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子(瀧内さん)の誘いに乗り、久しぶりに身体を重ねた賢治(柄本さん)と直子が、翌日、中華料理屋で食事をしているシーン。好物のレバニラ定食を食べながら、賢治は「あの頃さ戻ってみたば、帰り道どこ見失った」と打ち明け、直子を困惑させる。「昨日一晩限りだって頼んだでしょ」と窘める直子に対し、「自分で勝手に火点けといて、あとは勝手に一人で消せって言われたって、そんたこと納得できるわけねぇべった」と、強い口調の秋田弁で言葉を返す賢治。そんな賢治に根負けしたかのような直子は「彼が出張から戻ってくるまでだからね」と、婚約者が帰ってくるまでの5日間、一緒に過ごすことを決める、という男女の駆け引きが軽妙な会話劇で描かれている。最初は直子の提案に戸惑っていた賢治だが、一度関係を持った後は、自分の欲求をストレートに吐き出し、直子にグイグイと迫っていく。そんな彼の姿からは男性の身勝手さが際立って見える一方で、どこか憎めないチャーミングさも感じられる。劇中では、直子に“気持ち悪い”と言われている賢治の秋田弁だが、荒井晴彦監督曰く、演じた柄本の秋田弁はなかなかの上手さだったそう。ほかのシーンでも度々披露される柄本の秋田弁にも、注目してみて。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年08月22日柄本佑と瀧内公美のW主演で贈る、男と女の不確実な愛を描いたR18+指定の『火口のふたり』。この度、2人きりの最後の夜に、エロティックさが漂うと評判の秋田・“西馬音内盆踊り”を訪れるシーンの本編映像が解禁となった。主演に『きみの鳥はうたえる』『アルキメデスの大戦』など数々の話題作に出演している柄本佑と、『彼女の人生は間違いじゃない』で大胆な演技を披露し、TBSドラマ「凪のお暇」にも出演している瀧内公美を迎えた本作。『この国の空』など日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦の監督第3作目となる。この度、本作より初めて解禁となった本編映像は、賢治(柄本さん)と直子(瀧内さん)が2人きりで過ごす最後の夜、秋田の“西馬音内盆踊り”を訪れる場面。毎年8月16日~18日に開催される西馬音内盆踊りは、踊り手が顔が隠れる頭巾を着用しており、頭巾を外すまで性別が男性か女性か分からず、何とも言えないエロティックさが漂うと評判の盆踊り。かつて、映画監督の故・相米慎二(『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』)もこの踊りに魅了され、3日間見続けたといわれており、相米監督から評判を聞いた荒井監督も2006年に初鑑賞。以来、別名亡者踊りともいわれるこの踊りの、死とエロスが匂い立ってくる様子に魅了され「男女の恋と西馬音内盆踊りを絡めた作品を撮りたいと思った」と作品に取り入れることを構想しており、そのために本作の舞台を原作の九州・福岡から秋田に変更したという。公開されたシーンでは、盆踊りを見ながら「今晩で終わりだな」と名残惜しそうに賢治がつぶやき、「約束守れる?」と直子が笑みを浮かべた顔で返すやり取りが繰り広げられ、盆踊りの隊列を横切る賢治と直子にストップモーションがかかる、印象的な場面が披露される。荒井監督が舞台を変えてまでも作品に取り入れたかった、艶めかしい西馬音内盆踊りシーンに注目してみて。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年08月16日映画『火口のふたり』に出演する柄本佑と瀧内公美、そして原作の白石一文が、本日発売の雑誌「anan」に登場していることが分かった。今回の「anan」は、夏の恒例企画「SEX特集」。俳優・田中圭が表紙とグラビアを飾る同号。“性”をテーマにした作品にフォーカスする「文学と性」のコーナーで、本作の特集が展開する。「18禁だしベッドシーンが多いけれど、食べて寝る場面も多い」と語るのは、主人公・賢治を演じる柄本さん。「二人はどんどん原始的な、シンプルな状態になっていく。セックスは食べることと寝ることとイーブンになっていく」と飾ることなくシンプルに描いているとコメント。また、賢治の昔の恋人でもう一人の主人公・直子を演じる瀧内さんは「演じてみて、本能のままに生きるって健康的だな、と思いました」と率直な感想を述べ、“身体の言い分”に身を委ねて生きる登場人物たちの姿に魅力を感じたという。特集内は、本作で象徴的に使われる“身体の言い分”という印象的な言葉を軸に、演者・撮影者・原作者インタビューと写真家の野村佐紀子が撮影した本作のビジュアルで構成。それぞれが本作を通して考えた“性”への向き合いを赤裸々に語っている。そして今回、特集誌面に掲載される野村氏の撮影ビジュアルが先んじて公開された。雑誌「anan」愛とSEX特集号は8月7日(水)発売。『火口のふたり』は8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年08月07日現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐる名古屋市の河村たかし市長(70)の発言を、愛知県の大村秀章知事(59)が厳しく批判した。元従軍慰安婦を表現した「平和の少女像」や、昭和天皇の写真を用いた作品が物議を醸していた「表現の不自由展・その後」。河村市長は8月2日、この企画展を視察し「どう考えても日本人の心を踏みにじるもの」と述べ、展示の中止を要求すると発表していた。運営側には「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と書かれた脅迫FAXが届くなど抗議が殺到。開催から3日間で中止に追い込まれた。5日の記者会見で大村知事は、河村市長の主張を「憲法違反の疑いが極めて濃厚」と指摘。「公権力を行使される方が、“この内容は良い、悪い”と言うのは、憲法21条のいう検閲と取られてもしかたがない。裁判されたら直ちに負けると思う」と厳しく批判した。また「税金でやるなら、自ずと表現の範囲は限られる」といった論調に対しては、「全く真逆。公権力を持ったところこそ、表現の自由は保障されなければならない。税金でやるからこそ、憲法21条はきっちり守られなければならない」と反論した。Twitter上では《大村知事は反日》《知事辞めな》などと大村知事に反発する声もあるが、毅然とした発言に賛同の声が相次いでいる。《大村知事の考えが常識的な対応だと思います》《歴史修正主義者だらけの首長ばっか話題になるから、こういう人いるとほっとする》《愛知県の大村知事に賛同します。河村たかし名古屋市長、菅官房長官、松井一郎大阪市長による「アートへの政治介入」は明らかに憲法21条に違反している》大村知事によると、5日朝にも「ガソリンを散布します」などと書かれた脅迫メールが県に届いたといい、警察と対応を協議するという。
2019年08月05日主演に柄本佑と瀧内公美を迎えた、日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が直木賞作家・白石一文による同名小説を映画化する『火口のふたり』。この度、映画公開に合わせて、モノクロームの詩的で濃密な男性ヌードを収める写真家・野村佐紀子の写真と白石氏の文章で構成されたフォトストーリーブックの発売と写真展の開催が決定した。劇中に登場する野村さんのモノクロームの写真は、ただ欲望のままに生き、一糸まとわぬ姿をあらわにする主人公の賢治と直子(柄本さん・瀧内さん)の若かりし頃を大胆にも映し出し、物語がはじまる際のキーアイテムとして登場している。今回のフォトストーリーブックでは、原作者の白石氏が書き下ろした、映画や原作では描かれない主人公の過去を描いた前日譚と、野村さんによる本編未使用カットを含む写真で構成。森山大道、佐内正史、奥山由之など数多くの写真集を手掛けてきた造本家の町口覚が造本設計を担当し、“文学”と“写真”が見事に融合した、もうひとつの「火口のふたり」が表現されている。映画を観た後や原作を読んだ後にはその世界を追体験でき、また未体験の方にも“男と女の普遍的な愛の物語”として単体でも楽しめる作品になっている。また、フォトストーリーブックの発売と合わせて、映画製作中に撮影した作品をはじめ、これまでに撮りためてきた膨大な数の写真の中から厳選した新作を公開する、「野村佐紀子 写真展 『火口のふたり』」の開催も決定した。原作・白石一文 コメント野村佐紀子さんの写真を見ると、自分の書いたものにいのちを吹き込まれたような気がする。いのちというより血や肉と言うべきだろうか?直子や賢治から遠ざかって何年も過ぎたが、私が描いたふたりは今も火口の縁でこうして生き続けているかのようだ。げに小説は生き物なのだと、今回の写真集を見て強く思い知らされたのである。造本家・町口覚 コメント一昨年の夏、映画『戦争と一人の女』の荒井晴彦さんの脚本に魅せられたぼくは、坂口安吾さんのその小説と、野村佐紀子さんの写真を、一冊の本という空間の中で拮抗させた「Sakiko Nomura: Ango」を出版した。あれから二年、荒井晴彦さんの映画『火口のふたり』にふたたび魅せられたぼくは、白石一文さんのその小説と、野村佐紀子さんがその映画のために撮り下ろした“ふたり”の写真を、一冊の本という空間の中で“交配”させることにした。この本は、ぼくから荒井晴彦さんに贈る艶書だ。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年07月12日コラージュアーティスト・河村康輔の展覧会「KOSUKE KAWAMURA -ARCHIVE-」が、2019年6月28日(金)から7月15日(月・祝)まで、池袋パルコ・パルコミュージアムにて開催される。河村康輔は、トラッシュアート、ノイズ、ハードコア、アンダーグラウンドミュージックフィールドからストリート、ラグジュアリーファッションに至るまで、多彩なジャンルのアートディレクションやデザインを手掛けてきたポップアーティスト。過去には、アディダス(adidas)の店舗デザインや、大友克洋との共作、田名網敬一作品集「glamour」のアートディレクション、デザイン、作品コラボレーションなど、幅広く活動している。「KOSUKE KAWAMURA -ARCHIVE-」では、河村康輔の手掛けたアナログコラージュ作品に加え、デジタルコラージュ、グラフィックデザイン、プロダクトデザインなど、今までの活動を総括的に紹介。過去の代表作、コラボレーション作品、映像、立体と大きく4つのゾーンに分類し、今までの活動の軌跡を辿る過去最大級の展示となる。グラフィックデザイン・ゾーンの構成並びに空間演出は、グラフィックアーティスト・YOSHIROTTEN率いるクリエイティブスタジオ「YAR」が担当。YOSHIROTTENは、河村康輔とアートユニット「UTOPIE」も結成している。また、展覧会記念アイテムも発売。刺繍を使った商品や、限定コラボレーションアイテムが展開される。【詳細】KOSUKE KAWAMURA -ARCHIVE-会期・時間:2019年6月28日(金)〜7月15日(月・祝) 10:00~21 :00※最終日は18:00閉場※入場は閉場の30分前まで会場:パルコミュージアム(池袋パルコ 本館7F)住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:一般:500円 学生:400円 小学生以下無料※<PARCOカード・クラスS>会員は入場無料、<PARCOカード>会員は入場料半額※本人限定、他割引サービスとの併用不可。
2019年05月25日主演に柄本佑と瀧内公美という実力派を迎え、『共喰い』『海を感じる時』などで知られる日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が自らメガホンをとった監督3作目『火口のふたり』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。今回解禁となった予告編は、数枚のモノクロの写真にのせて直子(瀧内さん)が、昔の恋人・賢治(柄本さん)へ結婚式への参加を促す声から始まる。数年ぶりに再会を果たした2人だが、直子は1冊のアルバムを賢治へ差し出す。そこには、一糸まとわぬふたりの姿がモノクロームの写真に映し出されていた。「このアルバムを見ながら、私はしょっちゅう賢ちゃんの身体を思い出していたよ」と告白する直子。戸惑う賢治だったが、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子のひと言をきっかけに、ただ欲望のままに生きていた青春の日々に戻っていくように、ふたりはお互いを求めあう。直子の婚約者が戻るまで、ふたりぼっちの“5日間”。お互いの身体の言い分に身を委ね、どうしても離れられないふたりの姿が、「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いを観る者に突きつけ、衝撃的な結末を予感させる映像となっている。また、ポスタービジュアルは、モノクロームの詩的で濃密な男性ヌード写真で知られる写真家・野村佐紀子による撮り下ろした写真が使用され、寒空の下で抱き合う賢治と直子が真っすぐに正面を見つめる姿が。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という、直子の本編中の重要なセリフがキャッチコピーとして使用され、まるで世界に2人だけしかいないかのような錯覚を起こさせる力強いビジュアルに仕上がっている。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年05月14日7月15日公開の映画『彼女の人生は間違いじゃない』の完成披露試写会舞台あいさつが12日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、瀧内公美、光石研、高良健吾、柄本時生、廣木隆一監督が出席した。『ヴァイブレータ』(2003年)や『さよなら歌舞伎町』(2015年)などの作品を手掛けた廣木隆一監督が、作家デビュー作となった同名小説を自らが監督した本作。主演の瀧内公美がデリヘルのアルバイトで福島から東京を往復する主人公のみゆき役を好演し、戻る場所もなく進む未来も見えない若者たちの姿を描き出す。厳しいオーディションを勝ち抜いて主演の座を射止めた瀧内は「難しい作品で自分の力を信じられずダメかと思った時に監督に選んでいただきました。廣木監督は厳しいと聞いていましたが、本当に優しくて、『ありのままでいいよ』と言われて力が抜けました」と優しい言葉をかけてくれたという監督に感謝の言葉。劇中で平日は市役所勤めの公務員、週末はデリヘル嬢という難役については、「スタッフさんが用意してくれたデリヘルさんの取材や仮設住宅でのお話を聞いて、そこから感じたものをノートに書き溜めました。初日からずっと悔しい気持ちがあってノートに『クソ!』と書きましたが、じょじょにそういう空気にさせてもらいました」とスタッフの気配りに感謝したというが、デリヘルの店員役を演じた高良は「廣木組はデリヘルに詳しい人が多いんです。なのでスタッフさんみんなに聞いて役作りをさせてもらいました。みんなで行きましたよ。嘘です(笑)」と廣木組の実情を明かして客席の笑いを誘った。平日は市役所勤め、週末はデリヘル嬢というみゆきのキャラクターにちなみ、「自身の隠れた顔は?」という質問に、瀧内は「写真だと怖くて無口という印象があるらしいんですが、色んな人に会うと『おしゃべりなんだね』とか『明るいですね』と言われます」とファーストインプレッションとは異なる点を強調。そんな瀧内について高良は「すごい闇の深い人かと思いましたが、試写会が終わった時にすごい笑顔でやつれていたのが戻っていたので良かったです」と瀧本本来の姿を目の当たりにして安堵した様子だった。映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、7月15日より全国公開。
2017年06月13日