実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文氏(49)が8月16日、Twitterで河野太郎デジタル大臣(59)の“透明マスク”に苦言を呈した。堀江氏が指摘した河野大臣のマスクは、口元だけが透明になっており、マスクを着用していても口元が見える形状のもの。堀江氏は、当該マスクを着用した河野大臣の写真が掲載されたニュースに疑問を呈した人の呟きを引用RTする形で《この気持ち悪いマスクは何のためにしてるんでしょうか》と痛烈に批判したのだ。堀江氏が“気持ち悪い”と指摘した透明マスクだが、形状にはきちんとした意味が。「透明マスクは、コロナ禍によるマスク生活のなかでも聴覚障がい者らが口の動きを読み取ることができるものとして浸透してきたものです。また保育園などでも、保育士の顔がマスクで見えないことが子どものストレスに繋がっているという指摘もあり、透明マスクは有効活用されています。口の動きが見えると、まだ言葉が上手く使えない子どもに表情で伝えることができるという利点もあるようです」(社会部記者)こうした意味があるにも関わらず一刀両断した堀江氏には批判が殺到。しかし、堀江氏は、《聾唖(ろうあ)の方への配慮も知らんのか読唇術のためだというのに》というリプライに対して《ノーマスクでやれよ》と反論。また、《どうでもいいけど、気持ち悪い、という修飾はいるのでしょうか?》と問われると、堀江氏は《はい。大臣がこういうのしてると、気持ち悪いものがメジャーになる可能性がありますのでね》と答えていた。堀江氏は以前にもコロナ禍でのマスク着用を巡る持論が物議を醸している。「20年9月、堀江さんは広島県尾道市の餃子店を訪れた際、同行者がマスクをしていなかったため、店側から『マスクを着けていないと入店できない』と言われたそうです。それに対し、堀江さんは『食べている時以外はずっと着けていないとダメなの?』と返答。やり取りが続いた結果、堀江さんは“入店拒否”となったといいます。また同年11月には、国土交通省が『マスク未着用の客に対して乗車を拒否できるようにする』とタクシー事業者の運送約款の変更を認可しましたが、これについても堀江さんはYouTubeで『過剰な対策』と批判していました」(スポーツ紙記者)さらに今年5月にはTwitterで《私以外で外してる人ほぼいないっすね。怖いんだろうね皆んな》と、マスク着用について語っていた。これまでもマスク着用について疑問を唱えてきた堀江氏だったが、聴覚障がい者への配慮という側面もある河野デジタル相の透明マスクにまで及んだ批判はインターネット上では波紋を呼んでいる。《聾啞者は、いわゆる読唇術で会話の内容を理解することがあるので、口元が見えることが好ましいって話、マスクの話題が出る度に出てましたよねぇ。ホリエモンはそんなことも知らんのか。あとノーマスクは感染症対策的にNGなので論外》《フェイスガードじゃ感染防止力が劣ると随分前から言われていて、こうした形状のマスクを待ち望んでいた現場も多いだろうにこの言い草?あまりに自分本位で、配慮がないにもほどがある。》《堀江氏はマスクに恨みでもあるかい?各用途、職種に応じた形を知らないんでしょうね?口が見えないと相手が理解出来ない仕事もある。河野氏がこれがこれを使用している意味もそれなりに有ろう。》
2022年08月17日2022年8月11日、元女子サッカー選手でタレントの丸山桂里奈さんがブログを更新。結婚後、主婦になってから気付いたことを投稿し共感の声が寄せられています。丸山桂里奈「結婚するまでは気付きませんでした」2020年に元サッカー選手の本並健治さんと結婚した丸山さん。結婚後、主婦となってから、休日の忙しさに気付いたといいます。主婦の日常は、結婚するまでは気付きませんでしたが家にいる方がやること多かったり、休みの日でも休みではないのが主婦ですね。丸山桂里奈オフィシャルブログーより引用会社に所属しての仕事とは違い、家事をはじめとした家庭内の仕事は毎日続きます。世間一般的には休日とされる日でも、食事を準備したり、掃除をしたり、何かしらの仕事に追われる主婦。丸山さんは「それが、私は充実してるんだけども」と、その忙しさが自分の性格にあっているといいます。「何もしないで済む日ってなかなかないですよね」と共感の声も寄せられた、丸山さんのブログ。丸山さんのように、常に手を動かしているのがあっている人もいれば、しっかりと休みをとりたい人もいることでしょう。主婦も立派な仕事だからこそ、自分にあった方法で日々を過ごしていきたいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月13日翻訳家を夢見たこともある俳優・上白石萌音さんに、『赤毛のアン』の翻訳を往復書簡という形で指導してきた翻訳家の河野万里子さん。教え、教えられる時間の中で確かに育まれていった、お互いへの信頼。その過程を伺いました。意外なほど共通項が多かった、訳者と役者。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』での流暢な英語が印象的だった上白石萌音さん。忙しい俳優業の傍ら、2年にわたって続けてきたのが『ラジオ英会話』のテキストで連載された、人気翻訳家・河野万里子さんとの“翻訳書簡”でした。月2回の手紙のやり取りは、おふたりにとってかけがえのない時間だったようです。――初めてお会いしたときのお互いの印象を教えてください。上白石萌音:3年前、舞台を観に来てくださったんですよね。柔らかさと包容力があって、憧れていた職業の方が素敵だったことがすごく嬉しくて。翻訳家に憧れていた自分が誇らしく思えるくらい、キラキラした気持ちになりました。河野万里子:嬉しいです。私の大学の大先輩である井上ひさしさんのお芝居だったので、親近感がありましたし、決して明るいお話ではないのですが、萌音さんが出てくると舞台に清涼感が広がるんです。終演後にご挨拶したら、舞台で拝見していたのとはまた違う可憐な人で。ずっと笑顔でいてくださって、往復書簡をしているときも、あのときのピュアな笑顔が言葉の向こうに見えていました。どんどんお仕事が広がり忙しかったと思うのですが、翻訳を毎回しっかり頑張る誠実さに心打たれていました。上白石:私にとって変化の大きい2年間、主軸のひとつとして翻訳があって、定期的に学べる環境に身を置けたことは、とても幸運だったと思います。ちやほやされても浮ついた気持ちにならなかったのは、これがあったからだと思うくらい(笑)。毎回難しい文章に出合い、私はなんて何も知らないんだって痛感しました。先生にたくさん教えていただき、少しずつクリアにしていく時間が月に2回あったことに感謝しています。決して優等生ではなかったと思うのですが、最終回までこぎつけられたことは、自信にもなりました。――手紙をやりとりしながらどんなことを感じましたか?上白石:私が頑張れたのは、先生からのお返事が待ち遠しかったからです。翻訳の部分だけではなく、どこをとっても言葉の選び方が素敵なんですよね。言葉を生業にされているだけありますし、すべてにお人柄が滲み出ているような言葉遣いで、やっぱり人って言葉と共にあるんだなと実感しました。先生のように言葉を選べる人になりたいっていう憧れが、一番の原動力でした。河野:こういうふうに物事を感じ取る方なので、教えがいがあって最高の生徒さんでした。英語の力がある程度おありになって、そのうえで初めて翻訳に挑戦されたので、私がアドバイスできることがたくさんありましたし、それらをきちんと吸収して、反映してくださるんです。2年間でサナギが蝶に羽化するように、素敵な成長を見せていただいたって思うくらい。あと、素直で前向きですよね。お手紙の中で、アンには求心力と吸収力があると表現されていましたが、萌音さんも同じものを持っている。俳優さんということもあって、いい表現や言葉が無意識のうちにストックされていると思うのです。だからこちらが投げかけると、巧まずしてふっといいフレーズが出てきたりして、その瞬間を見るのがとても好きでした。上白石:頑張っていた頃の自分に聞かせたいです(笑)。――河野さんの「訳者は役者に通ず」という言葉も印象的でした。河野:翻訳家は原文・原書全体の意図や感動をいかに伝えるかという職業なので、最後に問われるのは日本語の表現力だと思うのです。上白石:訳者さんはきっと、あまり自我を出さないというか、作品ファーストで作者の思いを伝えるお仕事ですよね。訳をする人の人間性が滲み出るものなのかなって学びながら思っていたのですが、お芝居にも同じことがいえるんですよね。だから人としてもちゃんとしておかなきゃと思うし、日常で感じたすべてが表現につながるのも共通している気がします。河野:本当にそうですね。上白石:翻訳でもアンが感じたことを同じように感じられるかが大切な気がして、読んで体に入れて、私ならどう表現するかを選ぶ瞬間がたくさんありました。文章から情景を想像していくところは役者でもあるし、それを撮るカメラマンでもあるし、演出する監督でもあると先生がおっしゃったのも腑に落ちました。こんなに共通項が多い仕事だとは思いませんでしたし、一方で翻訳家は究極のマルチプレイヤーだと思いました。右・子どもの頃から英語に親しんでいた上白石さんが、憧れていた職業のひとつが翻訳家。第一線で活躍する河野さんとの手紙を通して、『赤毛のアン』の名シーンの数々を翻訳。英語や翻訳のみならず、日本語の豊かさやその表現についても楽しく学べる一冊。7月25日発売。『翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅』上白石萌音、河野万里子著¥1,760(NHK出版)左・上白石さんが実際に使用していた『赤毛のアン』原書。Mone Kamishiraishi俳優。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞受賞。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『カムカムエヴリバディ』、舞台『千と千尋の神隠し』など出演作多数。著書に『いろいろ』。パフスリーブブラウス¥60,500(Sea New York/BRAND NEWS TEL:03・3797・3673)本のイヤリングは本人私物Mariko Kohno文芸翻訳家。英語、フランス語の翻訳を手がける。訳書にサン=テグジュペリ『星の王子さま』、サガン『悲しみよこんにちは』、2021年本屋大賞翻訳小説部門第2位を受賞した『神さまの貨物』など多数。※『anan』2022年7月27日号より。写真・女鹿成二スタイリスト・嶋岡 隆北村 梓(Office Shimarl/上白石さん)ヘア&メイク・冨永朋子(アルール/上白石さん)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2022年07月23日グローバルボーイズグループ・JO1が25日、都内で「JO1 2ND ALBUM『KIZUNA』リリース記念イベント」を開催。河野純喜が、作詞を担当した『KIZUNA』収録曲「Touch!」に込めた思いを語った。2019年12月にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。河野は「自分の名前がクレジットに乗るのが信じられないというか、すごいうれしかったですね。『Touch!』のインスト聴いてすごい好きだなと思って、書きたいなと。聴いた瞬間、ライブで盛り上がる曲だなと思って、絶対ライブでやります!」と喜びをあらわ。「今はタッチできないけど、いつかJAM(JO1のファン)の皆さんとタッチできたらいいなという思いも込めて作りました」と説明した。メンバーも、河野の歌詞を「素晴らしい」と称賛。河野が「出来上がって、碧海と翔也が『純喜くんが書きました?』って」と、金城と木全が気づいたことを明かすと、木全は「気づきました! 純喜くんらしさが出ていて」と話していた。イベントでは、『KIZUNA』がオリコンデイリーアルバムランキング1位を獲得したことが発表され、メンバーは歓喜。さらに、初となるアリーナツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」が今年9月に開催されることがメンバーにもサプライズで発表され、感極まって涙するメンバーの姿も見られた。(C)LAPONE ENTERTAINMENT
2022年05月25日「河野(かわの)の日記を、亡くなって10年近くも読めずにいたのは、いくら夫婦とはいえ、他人の心をのぞき見るようなことはできないと思っていたからです。それから率直に言えば、見るのが怖いという思いもありました」こう話すのは、日本を代表する歌人で細胞生物学研究の第一人者でもある永田和宏さん(75)。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・河野裕子さん(享年64)のことだ。裕子さんは20代前半から歌人として頭角を現し、23歳で角川短歌賞を最年少受賞するなど活躍。夫妻は09年に宮中歌会始詠進歌選者をそろって務めて「初の夫婦同時の選者」となるなど上皇陛下、美智子さまをはじめ、皇族方との親交もつづけてきた。とはいえ夫妻の歌に特筆すべきは高尚で難解な作風でなく、日常のなにげない描写や心情を詠んだ「とっつきやすさ」にこそある。《このひとはだんだん子供のやうになるパンツ一枚で西瓜食ひゐる》(河野裕子)《いい夫婦であつたかどうかはわからねどおもろい夫婦ではあつたのだらう》(永田和宏)そんな「歌壇のおしどり夫婦」が死別したとき、夫は愛妻の遺品のなかに、ふたりが交わした300通の手紙とともに、10冊以上に及ぶ彼女の日記帳を見つけた。それを没後10年近く「読めずにいた」永田さんだったが、いまから3年前の19年のこと、意を決して手を伸ばしたのだという。「先立った河野は、本当に僕が夫でよかったのか?ほかにふさわしい選択はなかったのか?そんな疑問が頭をもたげたんです」すると日記には、裕子さんの胸の内が赤裸々につづられていた。《永田さんのお隣りにすわっていて、私たちはお互いに意識しあっていた。一緒にいるということは、何物にもかえがたい……》(67年10月16日)裕子さんにはこのころを詠んだと思われる次の一首もある。《陽にすかし葉脈くらきを見つめをり二人のひとを愛してしまへり》(『森のやうに獣のやうに』より)これらの日記や歌は、知り合った当初から、「ふたりの人を愛している」と打ち明けられた日までの記録である。「河野がこんなにいちずに思い詰めていたんだということ、人は愛にここまでいちずになれるんだということに、本当に驚きました……」■大学時代に出会ったふたり。裕子さんは《一目で好きになった》と書き残した永田さんは66年に京都大学理学部に合格し、京大短歌会に所属。翌年に裕子さんと運命的に出会う。46年生まれで1歳年上、京都女子大学2年だった裕子さんとの初対面は、学生たちの短歌同人誌『幻想派』創刊の顔合わせでのこと。「白いブラウスの彼女はいかにも繊細そうでいて、ちょっとしたことにもよく笑った。無防備な天真らんまんさと、不思議なキャラクターを感じました」お互い意識してはいるものの、「一目ぼれ」とはいえない初対面。それが「思慕の情」へと急進していくのは、その3カ月後の10月、2度目に会ってからとなる。「京大近くの喫茶店に先輩に連れられて行くと、河野も偶然、先輩と一緒に現れたんです」10月14日の裕子さんの日記には、心躍るさまが描かれている。《永田さん、一目で好きになったほんの一瞬の間でもやはりこころは傾いてしまう彼はふかくて寂しくて厳しい人のようだ》弱冠21歳の胸に、永田さんが、にわかに入り込んだ瞬間だった。一方、恋愛経験は「皆無に等しかった」永田さんの胸中も……。「僕が話しだせば必ず相づちを打って反応してくれる。自分の思いを重ね、質問したりするので話が途切れず、すぐに時間が過ぎていく。そんなことで月に一度会う間隔が、週に二、三度となるのにそう時間はかかりませんでした」こんなふうに《お互いに意識しあっていた》(10月16日の日記)のに1月5日には《あなたを傷つけてしまった》と、ひと悶着あったことを裕子さんは記している。この間に永田さんの“恋敵”の存在が明かされたのだ。正確に言えば、永田さんを好きになる以前から好きな男性がいたことが。「何度も会っているうちに、心に思い決めている男性がいるらしいことに、薄々感づいてはいた」と永田さんが顚末を振り返る。「私と頻繁に会うようになる2カ月ほど前、河野が短歌誌『コスモス』の全国大会で知り合ったのが、その『N』という青年でした」裕子さんのその時分の日記には、N青年に関する記述も見られた。《愛情について語った時、明らかに私は彼のひたひたとした愛情を感じた……》「全国大会の後、数カ月は文通が続いていたようです」と話す永田さんこそ、N青年との恋路に「割って入った」格好なのだが。約2カ月後、裕子さんの思いは振り子のように揺れ動いていた。《今、Nさんを失ったら、歌を創るはりもゆめもなくなってしまう……今、永田さんを失ってしまったら到底しゃんとしてはいられない》(12月21日)そしてとうとう《言ってはならぬことを言ってしまった……ふたりの人を愛していると》(1月7日)という衝撃の告白に至るのだ。こうして裕子さんに思いの丈をぶつけられた永田さんは、会って話し、息遣いを交わし、そのうえ手紙も重ねて意志を示した。《どちらかを選べというのは残酷だと思いますけれどどちらかでは困るのですぼくでないと困るのです》(1月31日 永田)2月3日、京都府立植物園。プラタナスの木の下で、ふたりは生まれて初めてキスをした。■裕子さんは亡くなる2日前まで歌を詠んだ。子どもたちには、「お父さんを頼みましたよ」72年5月、裕子さんは第一歌集『森のやうに獣のやうに』を出版。同月14日に永田さんと結婚した。73年に長男・淳さん(48)を、75年に長女・紅さん(46)を出産。永田さんは76年、勤務していた森永乳業を辞め、京大結核胸部疾患研究所の研究員になったが「無給で、生活のために塾の講師をしていました」と回顧する。「毎晩、帰宅は夜中の1時過ぎ。それから食事をとりコーヒーを入れ、作歌は深夜の作業だった」かたや裕子さんはこの時期を。《子育てでへとへとになっているけれども、負けちゃいられないと同じように櫓炬燵にへばりついて歌をつくっていた》(『シリーズ牧水賞の歌人たち 河野裕子』より)歌人同士「競い合うライバル心があった」と永田さんは懐かしむ。「夜中に炬燵を囲んでふたりで歌を作っていると、2階から子どもの泣き声がしてくる。どっちが面倒を見に行くかで、よくけんかになりました。醤油瓶が飛んだりして、壁にビャッと飛び散ってね」ユニークで忙しない作歌と育児の日々も、裕子さんが愛情を注ぐ優先順位は一にも二にも夫だった。《私は自分に自信がなくて、生きていくのがしんどくてしんどくてしようがないときに永田に会いました……そう。(永田に)すべての愛情をかけようと思いましたね》(『私の会った人びと』より)こんな一首を残している。《しつかりと飯を食はせて陽にあてしふとんにくるみて寝かす仕合せ》(『紅』より)子育てを詠んだ一首として定評があるが、長男・淳さんは「ご飯を食べさせ、日干しした布団に寝かせたい相手とは、父のことだったと思います」として続ける。「母は『子どもはしっかり食べさせれば放っておいても育つ。私は、子どもより永田和宏を大事にしてやってきました』と公言していた。《良妻であること何で悪かろか日向の赤まま扱きて歩む》(『紅』より)という一首には『良妻でいるのは素晴らしいことじゃないか』という母の主張が込められていたんです」淳さんは01年に歌集出版社の「青磁社」を立ち上げ今日に至る、三男一女の父である。長女・紅さんは01年に母と同じ現代歌人協会賞を受賞(親子で初)した一方、父と同じ細胞生物学を研究し、現在は京大特任助教だ。8歳の長女の母である彼女が、母在りし日の永田家を語る。「決して教育ママではなく、自分の興味、楽しみに兄と私を巻き込む母でした。父はそんな母に“褒められて育った”感じですね。父が出すアイデアに『それって面白い!』とすぐ呼応する。話し好きで、父が向かうところトイレまでついて行き、外から話しかけている……そんな母でした」大人になって両親の晩酌に参入すると、それはにぎやかだった。「夜遅くまでそれぞれ選歌したり、詠んだりで、夜中にリビングに集まってきて酒盛りが始まる。ワイン片手に話す父を私たちが囲み、父が酔ったころに母も飲み始めて」“歌壇のサザエさん一家”といわれるほど筒抜けで仲むつまじい家族。だがそこから、裕子さんひとり、病魔に引っぱられてしまう。《左脇の大きなしこりは何ならむ二つ三つあり卵大なり》(『日付のある歌』より)00年9月、彼女に下った診断は乳がん、リンパ節に転移あり。「河野は左乳房3分の2の切除術を受けた後、放射線療法に入りました。幸い経過はよく、その時点で再発の恐れはないという。僕らは日常に戻りつつありました」こう話す永田さんだが、もっともストレスを感じていたのは裕子さんだったと気づかされる。「術後の左側の痺れやこわばり、痛みがありました。それを誰もわかってくれないという不満。その矛先が僕に向けられたんです。どれくらいいたわってくれるか、わがままを聞いて耐えてくれるか、僕を試しているようでした……」裕子さんは永田さんの言葉尻をとらえて、責めてきたという。「がんがわかったとき僕は『俺にも半分責任がある』と言いました。夫として気づくべきだったと。しかしその言葉が独り歩きして、僕への非難になりました。『あんたのせいでこうなった』と」しかし、どんなに体がいうことをきかなくても、夫の食事だけは欠かさず作ってくれている妻に、永田さんは慈しみがまさるのだ。そして裕子さんは、そのころの出来事をこんなふうに詠んだ。《あの時の壊れたわたしを抱きしめてあなたは泣いた泣くより無くて》(『葦舟』より)「この一首で、僕は、それまでの河野の激情も、罵言も、すべて許せると思いました」歌を通じてわかり合い、より結びつきを強くした夫婦にも、永別のときは迫りくる。08年7月に再発・転移がわかると、裕子さんは次第に弱っていった。しかしそこから2年あまり、亡くなる2日前まで詠み続けた。《長生きして欲しいと誰彼数へつつつひにはあなたひとりを数ふ》(『蝉声』より)永田さんが声を湿らせる。「この一首は僕が口述筆記しました。河野の『あなたにだけは長く生きてほしい』という最後の願いが、僕のお守りとなりました」長男と長女は、こう伝えられた。「お父さんを頼みましたよ。お父さんはさびしい人なのだから、ひとりにしてはいけませんよ……」 そして次の歌が辞世の一首に。《手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が》(『蝉声』より)10年8月12日、裕子さんは64年の生涯に幕を下ろしたーー。(取材・文:鈴木利宗)【後編】75歳、人生の繁忙期歌人・永田和宏「天の妻はきっと褒めてくれる」へ続く
2022年05月22日タレントの丸山桂里奈が14日、都内で行われた「足裏TRYOUT supported by ZAMST PRイベント」に、お笑いコンビ・ティモンディの前田裕太、高岸宏行と共に出席。驚愕のダイエット方法を明かし、会場をざわつかせていた。アスリートが実感している「足裏の重要性」や「機能性インソールの導入」のメリットを体感してもらいたいという意図で実施されたイベント。元なでしこジャパンでワールドカップ優勝メンバーという輝かしい実績を持つ丸山だが「いまはほとんどスポーツをやっていないんです。旦那さん(元サッカー日本代表・本並健治)がスポーツしているのを見て、自分もやった気になっている」と近況を明かす。この日は、ZAMSTが提供しているインソールを履いて、足裏十種競技にチャレンジした丸山。トランポリンや左右ステップ、サッカー、ジャンプボックスなどの競技をスムーズにこなしていくと「自分が走っているというよりは、足が勝手にやってくれているという感覚」と感想を述べると「サッカーのシュートは現役時代よりもうまくいった」とご満悦な表情を浮かべていた。また丸山は、先日自身のブログで夏に向けてダイエット宣言をしていたが、その成果について「やっているつもりなのですが……」と口ごもると「なるべく肉より野菜を見たり、街中で細い人を見つけてなるべくそうなるようなイメージを膨らませています」と回答。それを聞いた前田は「野菜を食べるのではなく、見ているんですね」と突っ込むと、丸山は「そうなんですよ」と驚きのダイエット方法を明かしていた。また左右の足で、過去8度も疲労骨折をしたと明かした高岸。丸山同様インソールを履いて足裏十種競技に参加し、その履き心地に笑顔を見せると、最大10連休となるゴールデンウィークについて「僕は次の登板(始球式)に向けて動き出します。心の210キロを目指します」と飽くなき挑戦への意気込みを語っていた。
2022年04月14日ヨウジヤマモト社が展開するGround Y(グラウンド ワイ)は、俳優の生駒里奈とコラボレーションしたコレクション「one’s heart messages」を、Ground Y直営店舗などにて受注販売。受注は、2022年1月7日(金)から13日(木)まで受け付ける。生駒里奈の“心の声”を手書きグラフィックに乃木坂46での活動を経て俳優として活躍し、以前よりGround Yのキービジュアルにも登場していた生駒里奈とのコラボレートコレクションでは、オリジナルグラフィックプリントを施したウェアやトートバッグを展開。生駒里奈の心の声を手書きで表現したメッセージと、生駒里奈直筆のGround Yロゴを織り交ぜた、グラフィカルなデザインのビッグフーディーや半袖カットソー2種、トートバッグを揃える。また、コラボレーションに際し、生駒里奈は以下のようにコメント。“ヨウジヤマモト社の世界観に10代の時に憧れ始めて、今は私服でもお仕事でも着用している一番身体に馴染み、心を強くしてくれるブランドです。コラボレーションのお話しを頂き、私はデザインやイラストが描ける訳ではないので、どうすれば良いのか悩みましたが、自分の中にある言葉をGround Yさんの力を借りる事で立体的に表現出来るのでは、と挑戦してみようと思いました。これらの言葉に、誰かがヒントを得れる事がありますように。改めて、Ground Yさんとコラボレーションさせて頂けて本当に嬉しいです。”【詳細】Ground Y×生駒里奈「one’s heart messages」受注期間:2022年1月7日(金)~13日(木)場所:Ground Y直営店舗(ギンザ シックス、ラフォーレ原宿、渋谷パルコ、心斎橋パルコ)、公式オンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト」※直営店舗にて受注を希望の場合は店頭販売スタッフまで問い合わせ。※商品の納期は2022年3月中旬頃予定。・ビッグフーディー 1種 24,200円 ※フリーサイズ・半袖グラフィックカットソー 2種 9,900円 ※フリーサイズ・グラフィックトートバッグ 1種【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2021年12月30日親ならば誰しも、子供から尊敬されたいと考えることでしょう。2021年10月29日に放送されたバラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、子育ての話題になった時でした。同番組に出演した、歌手の知念里奈さんの発言に、共演者が感動します。知念さんは、どんな話をしたのでしょうか。知念里奈「夫をあげてる」番組共演者でお笑いタレントの蛍原徹さんが、「子供から慕われなくて」と、悩みを告白します。すると知念さんは、こういいました。3歳と15歳の男の子2人なんですけど、夫のことがすごく好きで、なついていて…。夫が子供が好きっていうのもあるんだけど、家で私が「パパすごいね!」とか、夫をあげてると思う。人志松本の酒のツマミになる話ーより引用知念さんの言葉に、共演者から感嘆の声が上がります。続けて、蛍原さんにアドバイスを残しました。奥様に頼んでみるのはどうですか?人志松本の酒のツマミになる話ーより引用知念さんの提案に、スタジオは大盛りあがり。「頼む!」「もっと褒めろと」とツッコミ、爆笑に包まれました。知念さんの考え方を聞いた番組視聴者から、共感の声が続出します。・お父さんのいないところで褒めたり尊敬したりすると、子供も父親に憧れる。・今思えば、母から父に関する『あげる言葉』をよく聞かされてた。・知念ちゃんのいうこと分かるなあ。親しい間柄の家族であっても、お互いのすべてを理解するのは難しいこと。「いわなくても分かるはず」と考えてしまい、思いやりの言葉が少なくなるのはさびしいです。お互いに感謝の気持ちや尊敬を忘れずに、伝え合える関係が理想ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月02日自身のブランド『PoFF』の洋服をまとい、セルフメイクで現れた勝田里奈さん。個性を自在に表現する現在の姿からさかのぼり、自分らしさと向き合うことになった原体験から話してくれた。「中学1年生でハロー!プロジェクトのアイドルグループに加入したときに、自己紹介で使うキャッチコピーを考えなくちゃいけなくて。当時の私には、趣味も特技も何もなかったので、誰でも使えるような『365日笑顔ガールです』と言っていました。でも、周りの子は、自分の好きなことや得意なことをキャッチコピーに表現できていて。私も自分らしい何かが欲しかったけど、すぐに見つかるわけでもなく。そのときからしばらく、自分らしさについて常に探しているような状態でした」――グループ体制も変わり、キャッチコピーを求められなくなっても、どこか引け目を感じていたという勝田さん。そんな中で、大きな転機が訪れる。「高校生のとき、進路を考える中で、進学してもっと専門的なことを学びたいと思いました。アイドルの仕事で本当にたくさんのことを経験させてもらっていたけれど、それとは違うものを求めていて。改めて自分は何が好きなのか、どんなことをやっていきたいのかを考えました。そこでたどり着いたのが、当たり前すぎて気がつかなかった“ファッションが好きだ”という気持ち。ただ好きなだけではなくて、もっと勉強したいし仕事につなげたいと意識するようになって、服飾の大学に進学しました。ファッション業界は様々な職種があるので、自分が苦手なことと、やりたいことをはっきりさせるために勉強をして。そうして、ファッションブランドをやりたいという気持ちが強くなっていったんです。アイドルグループにも長く所属してきたので、やりきったなという気持ちもあって。長い間、自分の個性を追求し続けて苦戦はしたけれど、やっとスタートできたかなと思っています」――グループを卒業し、ブランドを立ち上げるにあたり、さらに“自分らしさ”について深掘りしていった。「ブランド名もそうですが、コンセプトやそれを伝える言葉についてめちゃくちゃ考えました。ブランドは自分の分身のようなものだし、私にしかできないものにしたいからこそ、自分の経験を基にした言葉にしたい。そこから生まれたのが、私のアンジュルムでの経験を表現する“強さを纏う女性”という言葉でした。アンジュルムで活動していた2017~’18年くらいの時期、私たち最強だったんです(笑)。女の子のアイドルだけど、かわいらしさよりも自立した女性像や強さが楽曲のコンセプトにあって。みんな同じ方向を向きながら個性を爆発させていたときの表現方法、自分たちを肯定するパワーが本当に素晴らしくて。あの経験から今の自分らしさを示したくて、服をまとうことと、心の強さを身にまとうことを同時に表すコンセプトにつながりました。思い返すとグループ加入当時にキャッチコピーを考えたことがきっかけで今につながっていて。ここに来るまで、本当に色んなストーリーがあって(笑)」――実際にブランドを始めた今、勝田さんが思う自分の強さとは、どんなものだろう。「コンセプトに掲げている“強さを纏う女性”という言葉の捉え方は、人それぞれでいいと思っています。強さといっても色々な面があるので、その人にとって、強い女性像は優しい人だなとか、自分の意見を言葉にできる人などと、自由に感じてもらえれば嬉しい。私自身が強さを考えるときにいつも大事にしているのは、まっすぐで芯のあるブレない心。そういう人になりたいし、そうで在りたいと思っているから」かつた・りなPoFFディレクター。1998年生まれ、東京都出身。アパレルブランド『PoFF』ディレクター。2009年よりアイドル活動を始め、’19年9月アンジュルムを卒業。センター ダブル ステッチ ジャケット¥14,000クレッシェンド プリーツ スカート¥13,800(共にPoFFinfo.poff2021@gmail.com)※『anan』2021年10月13日号より。写真・角田 航取材、文・菅原良美(akaoni)撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2021年10月08日「最低保障は税金でやる」9月18日、自民党総裁選の公開討論会でこう述べたのは河野太郎行政改革担当大臣(58)。総裁選に立候補する河野氏は、年金制度改革の必要性を訴え、消費税を財源とした最低保障年金制度の創設を唱える。これに対して、対立候補となる岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)は否定的な考えを示す。制度の導入が消費税の増税につながるためだ。「もし河野さんが提唱する『最低保障年金』を導入するなら、消費税を現状より6%は上げる必要があります」こう話すのは“年金博士”として知られる社会保険労務士の北村庄吾さん。「現在の年金制度では、国民年金は保険料を払った期間に応じて受給額が決まります。20~60歳になるまでの40年間保険料を支払えば、満額の月6万5千75円を受け取れるのです」しかし、少子高齢化に突き進む日本で、年金の受給額は将来的に大きく減る見通しとなっている。また、低年金・無年金となる高齢者が増えることで、生活保護受給者の増加も懸念されている。「その対策として河野氏が提案するのが最低保障年金です。現行の制度と異なり、保険料を支払った期間にかかわらず全加入者が一定額を受給できるのが、最低保障年金の基本的な考え方。河野氏の場合はこの財源を税金で、と考えているため、保険料を納める必要はなくなります」しかし、その分を消費税で賄わなければならない。現在、国民年金の給付総額は約23兆円で、そのうち約半分が国民年金の保険料収入で賄われている。「消費税を上げると1%で2兆~2.5兆円の税収増となります。保険料収入の分を消費税で賄おうとすると、6%程度の消費税アップが必要です。最低保障年金の場合、現在無年金・低年金の人にも払うことになりますから、増税はそれ以上になる可能性もあります」現在の消費税は10%。そこから6%の増税となれば、消費税は“16%”となる。「当然、増税には大きな反発が起こるでしょう。しかも何十年と真面目に年金保険料を納付し続けている人にしてみれば『いままで積み立ててきた分はどうなるの?』という不満も出てきます」もとよりコロナ不況で国内経済は滞り、消費も鈍っている。「そのうえ増税となれば、さらに買い控えの傾向は進みます。コロナ後の経済回復など到底見込めなくなるでしょう」■ほか3人なら厚生年金も激減の可能性「岸田さんや高市さん、野田さんが総裁になっても、明るい未来は期待できません」そう指摘するのは、経済評論家の平野和之さん。「岸田さん、高市さんは厚生年金の加入者を増やすという案を示していますが、ほかに目新しいアイデアは見当たりません。この3者は現行の年金政策を粛々と継続する見込み。すると将来的に、われわれが受け取る年金額は月額“9万円以上”も下がる可能性があります」平野さんが注目するのが、厚生労働省が5年に1度公表している財政検証だ。この資料内では、現役世代の男子の平均手取り収入に対し、モデル世帯となる夫婦の年金受給額がどれくらいの割合になるのかを示す“所得代替率”の将来予想が行われている。「最新の’19年の財政検証では、夫が賞与を含んで月の平均収入42.8万円で40年間就業し、妻が専業主婦だった夫婦がモデル世帯となっています。’19年度の所得代替率は“61.7%”です。この時点における現役世代の男子の平均手取り収入は、月35.7万円なので、モデル世帯がひと月にもらえる年金額は“約22万円”となっています」厚労省は、経済成長の進み具合などによって、年金受給額の6つのシナリオを想定している。「経済成長が進まない最悪のシナリオでは、約30年後の’52年度に所得代替率は36~38%に激減すると予測しています。その場合、’19年のモデル世帯にあてはめると、ひと月あたりの年金受給額が“約12万8千円”に減ってしまうのです。現状から“9万円以上”の減額になります」しかも平野さんは「これが最悪のケースではない」と、さらに恐ろしい予測を立てる。「国のいう“最悪”の見立ては、コロナ禍より前に試算されたもの。いまのコロナ不況が追い打ちをかける可能性があるのです。実際に、外食、観光中小企業などは相当追い詰められています。年金保険料の未払いが増え、年金財政の悪化は加速するでしょう」さらに、平野さんは年金の財源の一部はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によって資産運用されているが、リスクを計算していないため、不測の事態が起これば大幅に目減りする可能性もあると考える。「経済の低迷が続けば、最悪のシナリオを下方修正せざるをえません。所得代替率がさらに10%ほど下がっても不思議ではないんです」総裁決定後、新総理の選出は、10月4日に行われる。しかし、誰が総理になっても年金を待ち構える未来は地獄のようだ。
2021年09月28日自民党の総裁選に立候補している河野太郎規制改革担当大臣(58)。候補者のなかでもっとも優勢と報じられることもある河野大臣だが、しかし国民の間では日に日に不信感が高まっているようだ。例えば他の候補者らとともに、9月17日放送の『news zero』(日本テレビ系)に生出演したときのこと。「様々な分野の質問にAかBか、考えが近い方の札をあげて答える」というコーナーがあった。その際、社会保障にちなんでAは「国民の負担を増やしても給付などの水準を維持すべき」、そしてBが「給付などの水準を下げて国民の負担を抑えるべき」との2択が。しかし河野大臣は「こういう質問は僕、やめた方がいいと正直、思います。あんまり意味がない質問じゃないかな」といい、答えなかった。河野大臣がこのように“回答拒否”をした場面は他にもある。22日の『産経新聞』によると日本ウイグル協会など国内13の民族団体などで構成する『インド太平洋人権問題連絡協議会』が総裁選の候補者にアンケートを実施したものの、河野大臣の事務所のみ「回答しない」と連絡してきたという。さらに河野大臣は“身内”にも回答拒否をしていたようだ。同日、自民党・青山繁晴議員(69)は自身の公式サイトで『日本の尊厳と国益を護る会』が総裁選候補者に質問書を送ったところ、河野大臣のみ「回答はありませんでした」と報告。さらに河野陣営から、こう返答があったと明かしている。「貴議員連盟からいただきましたご照会につきまして、ご活動は理解いたしている心算ですが、文書にて回答申し上げる用意がございませんので、しっかりご趣旨を承ったことでご報告に代えたく存じます」■回答拒否、そしてTwitterでもブロックで拒否その後、青山議員は自身のブログで「河野さんから〆切までに回答が来なくて、野田さんの立候補表明に合わせて〆切を延ばし、その野田候補からは素早く回答が来て、しかし河野候補からは、延長した〆切にも何の回答も、連絡もありませんでした。この間、護る会は何度も、河野候補に連絡しているのです」とも綴り、連絡が取れなかったことを強調していた。そもそも河野大臣は外務大臣だった’18年12月、会見で「次の質問どうぞ」と何度も繰り返し、記者の質問への回答を拒否。そのことが波紋を呼んだため、ブログで釈明したことも記憶に新しい。またTwitterで河野大臣はブロック機能を多用し、アカウントを次々と拒否している。「大臣がブロックすると情報が広く共有されないのでは」などの理由から問題視されているが、今月18日には”誹謗中傷を受ける”との理由で「私は堂々とブロックします」と『ニコニコ生放送』で宣言。むしろ強気ともとれる姿勢を見せていた。そんな河野大臣の“拒否グセ”に対して、不信感を募らせる人たちも。ネットでは疑問視する声がこう上がっている。《回答しないあなたも無責任。都合が悪いとブロックする姿勢が無責任。国民を向かない姿勢も無責任》《記者からイヤな質問を受けると頑なに回答拒否を繰り返すのを見てると「イヤな質問するヤツはブロック」としか思えんけどね》《即答が良いとは限らない。ただ、河野太郎氏は回答拒否が多い印象です。最高レベルの決断が出来るのか?》《河野太郎には政治家として国民に対する誠意が全く感じられない》菅義偉首相(72)も官房長官時代、会見で「コメントは控えたい」と連呼するなど“拒否グセ”が指摘されていた。当時は“鉄壁”と高く評価されることもあったが、9月13日時点の内閣支持率は30%(NHK世論調査)。“河野首相”が誕生しても同じ轍を踏まなければいいがーー。
2021年09月23日自民党総裁選に出馬を表明している河野太郎行政改革大臣(58)。ネット人気の高い河野氏だが、消費税についての発言が波紋を呼んでいる。16日、各新聞社の取材に対し河野大臣は、年金制度改革の必要性を説き「年金に最低保障は必要だ」とコメント。そして「年金の最低保障部分は保険料ではなく、税でやるしかない」と話し、「応分に能力のある人に負担してもらうことを考えると、消費税がいい」と語ったという。河野大臣はかねてから「年金の財源は消費税に」と主張してきた。’12年1月、自身の公式サイトで「基礎年金を満額、必ず支払うためには、保険料の徴収をやめ、税で基礎年金を支払う必要がある」とつづり、さらにこう続けている。「消費税を基礎年金の財源とする方式であれば、買い物をするたびに必ず消費税を支払うので、未納や免除は生じないので、全ての日本人が65歳になれば満額の基礎年金を受け取ることができるようになる。高齢者の生活保護も廃止できる。消費税ならば消費金額に応じて年金財源を負担することになり、現在の収入の多寡にかかわらず一律金額の保険料を徴収する方法よりも公平。消費税方式の基礎年金ならば年金保険料徴収業務が不必要になり、現在、年間約650億円かかっているコストが不要になる。消費税方式ならば年金受給者も消費税を負担するため、世代間格差の是正にもつながる。専業主婦も消費税を負担するため、三号被保険者問題も解決する」■「保険料で賄うべきものでは?」の声…他候補も疑問視’12年11月には「国税分の消費税を全額基礎年金の財源に充て、基礎年金の保険料を廃止すれば、月収30万円までの者は得をすることになる」と公式サイトに記し、そのロジックをこう明かしている。「所得を全て消費すると仮定しても、15,000円の年金保険料の支払いが必要なくなるわけだから、消費税率の5%の引き上げによる支払い増額が15,000円以下になる月収30万円までの者は、得をして、さらに基礎年金制度そのものが安定する」今回の総裁選においても17日に他候補らと出演した『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)で、「将来的には消費税を上げなくてはならない?」という質問に対して、他候補が否定するなか、「将来的がどれくらいのタイムスパンなのかわからない」と回答を保留していた。しかし、河野大臣には逆風が吹いている。『朝日新聞デジタル』によると9月18日に行われた自民党総裁選の討論会で、岸田文雄前政調会長(64)は、河野氏の改革案に対して、かつて旧民主党政権の掲げた“月7万円の最低保障年金案”を例に挙げ、「確か消費税を8%上げなきゃいけない。実際は不可能だと言ってきた。何%上がるのか」と疑問視したという。さらに河野大臣の経済政策に不安を覚える人たちは、こうツイートしている。《今でさえ払った分年金として戻ってこないと言われてるのにさらに消費税として取る気か》《河野太郎の経済政策はいよいよダメですね。岸田、高市とは比較にならない。社会保障に消費税を充てるなんて今どき財務省でも中々言わないですよ。弱者救済の為に逆進性のある消費税を使う時点でおかしいと気付くべき》《年金は保険制度なので、基本は保険料で賄うべきものでは?》《消費税で年金制度を立て直して将来世代に負担をかけないようにするみたいな事言ってたみたいだが、増税で景気後退してインフレしない状態継続の方が、圧倒的に将来に負担をかけるんだが、その辺何考えてんだろ?》《年金の為に消費税上げるとか勘弁してくれぃ!》いっぽう年金は「制度として無理がある」と言われることも。そのため《どうしてもやるなら、掛けてきた額を国民に精算してから新しい年金制度にしてね》《もう年金いらないから今までの分返して》との声も上がっている。河野大臣は疑問や不安に対して、どのように応えるだろう?
2021年09月19日今、私に必要な自己投資は一体どんなことなのか。時代をときめく方のエピソードを通して、その手がかりを一緒に考えてみませんか?ここでは、食べチョク代表の秋元里奈さんにお話を伺いました。産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンを、25歳にして一人で創業。「毎日食べチョクのTシャツを着ているのもPRのため、いわば自己投資」と微笑みながら語るほど、仕事に情熱を持つ秋元さん。まっすぐな思いは昔から変わらず、振り返れば常に打ち込んでいるものがあったという。「一つのことに向かって努力するというのが好きで。反対に言うと、力を分散させるのが苦手。大学時代も、学園祭の実行委員をやっている時はそれに打ち込んで、やり切ったら次はゼミでの研究、その次は就活っていう感じで。一つの目標に打ち込むのが、私にとっては一番ストレスもなくてやりやすかったんです」大学卒業後に入社したDeNAで見つけた「打ち込めること」が仕事だった。「社会人になったらやっぱり仕事こそが、成果を出したい、自分にとっての大きな軸だと気がついて。DeNA時代はとにかく仕事に活きることに時間を投資したいと思い、土日もマーケティングの勉強をしたり、仕事に関連するイベントに顔を出したりしていました。20代の若いうちに成長(曲線の)角度をどれだけ大きくできるか、早めに角度をつけることができれば到達点も高いと思っていましたね。だから、短期的な投資対効果を考えるよりも、とにかくすべての時間を仕事に投資することが、長期的に見ればリターンが大きいはずだと。ありがたかったのは、それくらい仕事にコミットしていると、知識量が増えていくだけでなく、信頼もされてどんどん(仕事の)打席に立たせてもらえたこと。ビジネスの世界だと、信頼がないとそもそも打席に立たせてもらえないというか、チャンスも回ってこない。その中で機会をもらえたのは、そういう小さな積み重ねとか姿勢を見て、こいつならやり切れるだろうと思ってもらえたのかもしれません」熱量のすべてを仕事に捧げていたが、元々起業するつもりはなかった。「ある人と話している1時間のうちに自分がやりたいことを実現するには起業しかないと思い立って起業することを決意したくらいなので、準備は全くしていませんでした。ファイナンスなど起業すると決めてから身につけた知識も多いです。ただ、スムーズに起業を目指せたのは、ゴールがより具体的になったから。DeNA時代の私のゴールはキャリア形成や、評価を高めて仕事の幅を広げることでしたが、それを何に役立てればいいのかまでは見えていなくて。でも、『一次産業に貢献したい』という、より具体的なゴールが生まれたんです。それなら会社員でいるよりも、起業という手段が適しているなと。取り組む自己投資も、それに伴って明確になりましたね」人生を賭けられるゴールと出合えた秋元さん。解像度はさらに上がっている。「『一次産業に貢献する』ために、自分がどうなりたいかではなく、自分が何をすべきかという考え方になってきています。私の仕事や『食べチョク』のサービスが、生産者さんにリターンをもたらすものになればいいなと。結果的に、そうやって貢献できれば、それは私にとってのリターンにもなりますし。その実現に向けて、もっと経営者として社会の流れを汲んだ戦略を立てたり、災害などいざという時にも的確な判断を下せるようになりたいと考えています。今まではガンガン自分が動くのが正解でしたが、これからはいかに効率的に自分の業務を行い、俯瞰的に考えることに時間を割けるか。これが現在の自己投資のテーマですね。そのために睡眠の環境を整えたり、サウナでリラックスしたり、経営者向けのカウンセリングを受けたりもしています。ちなみに、これといった趣味がないのですが、サウナは趣味にもなりそうなので、期待しています(笑)」私、こんな自己投資してきました!・土日もプライベートも仕事に最大限時間を使う。・とにかく打席に立った、DeNAでの会社員時代。・サウナにコーチング…。経営者としてのコンディション作り。性格診断を経営に活かす!経営者向けのコーチングサービス。「貢献することに喜びを感じるタイプと診断。生産者さんに貢献したいのも、この性格だからかも」DeNA時代はすべてをかけて仕事に邁進「キン肉マンのゲームのマーケティングを担当することになった時は、週末もイベントに行ったりと、一から知識を身につけました」食べチョク旬の食材が産地からダイレクトに届く!「食べチョク」は生産者と消費者をつなぐ産地直送、オンラインの直売所。日本各地のあらゆる旬な食材やお花の数々を農家や漁師自身が決めた価格で、直接購入できる。あきもと・りな1991年、神奈川県生まれ。大学卒業後、DeNAに入社。2016年に「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンを創業。TBS系『Nスタ』などテレビ番組にも出演。著書に『365日 #Tシャツ起業家「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘』。※『anan』2021年9月22日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年09月18日9月1日、河野太郎行政改革相(58)の“パワハラ発言”が「文春オンライン」によって報じられた。記事によると、河野大臣から問題の発言が飛び出したのは8月24日に行われた「エネルギー基本計画」の策定を行うオンライン会議の場。河野大臣は、資源エネルギー庁が提示した素案の“2030年に総発電量のうち再生可能エネルギーの比率を36~38%程度にする”という記述について、36~38%が“上限”ではないとして、「程度」を「以上」に変更するよう求めた。しかし、“以上”という表記を誤ったメッセージ性を持ちかねないと考えた同庁の職員は、河野大臣の要求を固辞。すると河野大臣は、幹部職員に対し「日本語わかる奴出せよ、じゃあ!」などと声を張り上げて激しく叱責。その後も、官僚の発言に対し「はい、次」「はい、ダメ」などと13回にわたって言葉を遮り、時には怒鳴る場面もあったという。職員への威圧的な発言が報じられた河野大臣だが、実は“パワハラ撲滅”の旗振り役だ。防衛大臣時代には、自衛隊のパワーハラスメントの処分の厳罰化を決定。さらに、内閣府のHPによると’20年9月の内閣府特命担当大臣就任記者会見で《この霞が関のブラックな状況を、何とかホワイト化するということを優先順位高くやっていかなければいけないと思っております》と発言し、霞が関のホワイト化にも意気込んでいた。「内閣人事室が’19年に行った調査で、30歳未満の若手男性官僚の7人に1人が、数年内に辞めたいと考えていることが判明しました。また、2020年度国家公務員試験の総合職の申込者が前年度から3.3%減少したこともあり、河野大臣は官僚の働き方について危機感を募らせているんです」(全国紙記者)各メディアによると、昨年10月、河野大臣は国家公務員の「在庁時間」の調査を要請。今年1月には、調査により明らかになった公務員のサービス残業の横行を受け、中央官庁に対して残業時間に見合った超過勤務手当を支払うよう指示したという。自らが霞が関の“ホワイト化”を先導する立場でありながら、矛盾するかのような“パワハラ発言”が報じられた河野大臣。それだけにネットでは落胆の声を寄せる人が相次いだ。《つい最近 自衛隊のパワハラを厳罰化したところなのに…》《「他人がパワハラするのは許さん。自分がするのはOK」という思考回路かな。》《ホワイトな職場を目指してる河野さんにパワハラ疑惑出てます》《霞が関のブラック労働環境を是正するとヒーローぶりながら恫喝行為で疲弊させてるのはこいつ》昨年10月に行われたFNNのインタビューに対し、「今の霞が関の働き方を見える化することが必要だ」と語っていた河野大臣。今回の報道で、残業時間には表れない霞が関の働き方も“見える化”したようだ。
2021年09月02日女優の生駒里奈と俳優の池田純矢が27日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで28日~29日に上演されるW主演舞台『-4D-imetor』の公開ゲネプロに参加した。本作は、池田が作・演出を手がける『エン*ゲキ』シリーズの第5弾。量子力学をテーマにした謎解きミステリーで、池田は超能力の解明に明け暮れる変わり者の研究者・渡来を、生駒は忽然と現れた謎の少女・ノアを演じる。当初は2020年に上演予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、全公演が中止に。約1年間の延期を経てようやく上演となり、今月5日から行われた東京公演は全16公演を無事に“完走”した。池田は「(エンタメ公演の中止が相次ぐ中で)東京で一公演も欠けることなく大阪にこの作品を持ってこられたのは本当に奇跡的なこと。ありがたい気持ちでいっぱい」と感無量の表情を見せた。見どころのひとつは、四次元世界や超能力などの不思議な現象を、イリュージョンマジックを使って表現する斬新な演出。生駒はテレポーテーションのように壁を抜けて姿を現すなどのイリュージョンに挑戦し、「もうヤダ!って毎日思うぐらい大変なんですけど、めちゃめちゃがんばってしまう」とその楽しさにハマりつつあるようで、「おかげですごくうまくなったので、全国のマジシャンのみなさんに『アシスタントに使っていいよ!』と言いたい(笑)。オファー待ってます」とアピールしていた。さらに生駒は、複数の敵を相手に戦う激しいアクションも披露。こちらも、稽古を重ねるうちに面白さに目覚めてしまったようで、「おかげでキックボクシングを習おうと思ったし、『RIZIN』をちゃんと見るぐらい格闘技にハマって(笑)。こういうふうにパンチして、こう避けるんだなとか思いながら見るようになりました」と突然の“格闘技熱”を明かして笑わせていた。なお、千秋楽となる29日の2公演(12時~、16時~)はライブ配信を実施。配信チケットはイープラスで9月5日20時まで販売。アーカイブ配信は同日の23時59分まで視聴可能となる。池田は「劇場まで足を運びづらい方や、他府県の方などいろんな方にも作品に触れてもらいたい。今回の作品は2度目、3度目がおいしくなるので、アーカイブで何度も楽しんでいただければ」とPRした。
2021年08月28日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が16日、都内で行われた映画『スペース・プレイヤーズ』(8月27日公開)の公開直前イベントに登場した。NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手レブロン・ジェームズを主演に迎え、壮大な無限バーチャル・ワールドで繰り広げられるeスポーツバトルを描いた本作。イベントでは、レブロンの前に立ちはだかる敵チーム、グーンスクワッド“最強の殺し屋軍団”の声優を務める、ココリコの田中直樹、中澤佑二、マヂカルラブリーの野田クリスタル、丸山桂里奈、村上佳菜子が勢ぞろい。また、マヂカルラブリーの村上がMCを務めた。ネカ・オグウマイク選手役/アラクネカ役を務めた丸山は、声優初挑戦。緊張したか聞かれると、「緊張したりしなかったりで、ずっとそういうのをやったりしました」と丸山らしい回答で笑いを誘った。演じたアラクネカはクモを模したキャラクター。「クモということだったのでいつもクモの気持ちになろうと思っていたら、けっこうすんなり入れました」とクモになり切って演じたと言い、「アラクネカの役をやったあと家にクモが増えた。毎日クモと一緒にいます」と話した。イベントでは、声優を務めた5人が2つのゲームに挑戦。本作の魅力を30秒で伝えるプレゼントークバトルと、30秒でどれだけゴールを決められるかを競うバスケットボールシューティングゲームに挑戦し、2つの結果から村上佳菜子がNo.1プレイヤーに決定した。
2021年08月16日俳優の生駒里奈が8月5日、紀伊國屋ホールで行われた主演舞台『-4D-imetor(フォーディメーター)』の公開ゲネプロ及び取材会に出席した。ステージ上での本格的なアクションに挑み、「自信ですか?まったくなくて。体育が一番苦手な教科でしたし。でも、やってみると、めちゃくちゃ楽しくて」と回想。「これからもアクションをやっていきたいと思うくらい。どんどん自分が強くなる感覚があって、もっと強くなりたいなと思いました」とアクションに開眼した様子だった。公開ゲネプロ及び取材会には生駒をはじめ、ダブル主演の池田純矢、共演する村田充、松島庄汰、田村心、新子景視、阿南健治が出席。池田が作・演出を手掛ける「エン*ゲキ」シリーズの5作目にあたる最新作で、量子力学をテーマに、4次元世界や超能力といった未解明のミステリーを“イリュージョンマジック”で魅せる体感型演劇が生み出される。生駒が演じるのは、突如テレポーテーションのように現れた、記憶を失った少女・ノアというキャラクターで、演じる生駒本人も「4次元人なんです、ポカンですよね(笑)。見ていただければ、わかります!」と照れ笑い。アクションも含めて「しんどいですけど、すごく楽しい」と語り、「偶然にも今のご時世に合ったメッセージをお届けできるというか、『自分の存在意義ってなんだろう?』というテーマを、ノアを通して、皆さんにも伝えられたら」とアピールした。当初2020年5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により中止を余儀なくされ、公演日程を延期して待望の上演に至った本公演。池田は「まずは安全に、この場に立てていることに感謝ですね。構想を含めると11年半かかった作品。うれしい、楽しいという感情よりも、まずはこのめぐり合わせにありがとうございますと言いたい」と感無量の面持ち。主演に起用した生駒については「天才だと思っています」と断言し、「何をやらせても一級品で、オーラもある。ノアという役は、元気はつらつとしてて、求心力があるキャラクターなのですが、根っこの部分が儚くてもろくて。その繊細な部分も表現してくれている」と全幅の信頼を寄せていた。取材・文・撮影:内田涼生駒里奈さん、池田純矢さんの対談も掲載中!こちらもぜひご一読ください。【上演情報】エン*ゲキ#05『-4D-imetor』<東京公演>8月5日(木)~15日(日)会場:紀伊國屋ホール<大阪公演>8月28日(土)~29日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2021年08月05日元乃木坂46で女優の生駒里奈が主演を務める、新感覚のホラー映像エンタメ『ROOOM』のMain Trailer、ビジュアル、キャスト情報、8月の公演日時が2日、明らかになった。『ROOOM』の舞台は、ありふれたマンションの一室。そこに越してきた新婚夫婦の妻・遥香のお腹には新たな命が宿っている。住民は優しく、申し分のない新生活。しかし、上の部屋から響く怪音をきっかけに幸せな日々は崩れ去り、やがて遥香は視聴者であるあなたと「つながる」こととなる。その瞬間より、視聴者は恐怖を傍観する側から、恐怖に共感する側へと変貌する。同作の主人公・矢口遥香役を生駒、その夫・徹役を水間ロンが演じ、矢口夫婦を取材するTVディレクター・麻子役として秋山ゆずきが出演。『リング』『ソウ』『戦慄迷宮3D』などを世に送り出してきたアスミック・エースと共に、「イキサキ探し」「マーダーミステリー」など体験型エンタメの開発を行うBAKERU社が体験プロデュースと運営を担当し、同社のホラープロデューサー・夜住アンナ氏が体験設計・プロデュースとして参画している。今回公開されたMain Trailerでは、新居に越してきた仲睦まじい矢口夫婦の姿が映し出される。妻・遥香 のお腹には新たな命が。しかし、徐々に不穏な雰囲気が満ちていく。画面が両端から狭まり、やがてスマートフォンを思わせる縦型映像になったところで交わされるLINEのやりとり。「体験型エンタメ×ホラー映画」「恐怖は『見る』から『つながる』へ」「あなたの一言が、彼女を救う。彼女を殺す」といった同作の「仕掛け」を象徴する言葉が並ぶ。もはや部屋の中すら安全ではない「指殺人型ステイルームホラー」が幕を開ける。また第二弾ビジュアルでは、恐怖を直感し、助けを求める遥香を中心に配し、タイトルロゴを境界に、フィ クションとリアルが入り混じる瞬間を切り取っている。無数の赤い指紋は一体誰のもので、何を意味するのか……。8月の公演日は6日~9日、13日~16日、20日~22日、27日~29日で、公演時間は19時30分からと21時30分からの1日2公演。チケットは2,500円。必要機材はPC・スマホ両方、Wi-Fi環境、LINEアカウント(QRコードの読み込みアリ)となる。○■生駒里奈コメント矢口遥香役の生駒里奈です。 まだまだ自由に外出が出来ない中、自宅でこの作品を観て楽しむだけでなく、参加して楽しむことも出来る、非常に画期的なホラー作品が出来上がりました。今回私は、新居に引っ越してきてこれからたくさんの幸せが待っているであろうという妊娠中の主婦・ 矢口遥香を演じます。普通の幸せを願っている遥香を襲う恐怖を、是非一緒に体験してみて下さい。
2021年08月02日新型コロナウイルスワクチン接種推進を担当する河野太郎大臣(58)が7月6日、当初の予定よりワクチン供給量が約6割減っていたと明かした。ネットではその言動を疑問視する声が上がっている。朝日新聞によると河野大臣は、6日の記者会見で新型コロナウイルスのモデルナ社製ワクチンについて「日本への6月末までの供給量が当初計画の4,000万回分から1,370万回分へ約6割減っていた」と発言。その理由を“世界的需要が非常に厳しいため”とし、計画を変更した時期について「正確には覚えていないが、ゴールデンウイーク前くらいじゃないか」と答えたという。河野大臣は発表が6日になった経緯について「メーカーとの合意の上で発表することになっている」と発表。また今後の接種計画について「“9月末までに5,000万回分”との計画に影響はない」とも話したというが、しかし約2ヵ月もの間、計画を変更したことが国民に知らされていなかったのは事実。また6日といえば、東京都の都議選が終わったタイミングでもある。さらに河野大臣は先月27日、Twitterで海外に向けて、ここ数ヶ月のワクチン接種状況をデータで発信。日本とアメリカやイギリス、ドイツといった国々を比較し《悪くないでしょ?》と英語で投稿したが、《オリンピックのホスト国としては十分じゃないのでは》《もっと早くに始めるべきでした》といぶかしむリプライが海外からいくつも送られていた。そのためネットでは「なぜ黙ってた?」と疑問視する声が、こう上がっている。《これはひどい しかも供給大幅下振れはGW頃判明 なぜ2か月も黙っていた》《河野太郎さん好きだから、なんか訳でもあるのかとか想像したいけどだめだわ、、、。GW前て》《えっ?そんなに早くわかったの。。》《GW頃に分かってたなら何故黙ってるんだ?そんな状況で河野太郎さんは、海外垢で日本のワクチン接種率自慢してたのか》《大変なことをなぜだか都議選後にしれっと表明する安心安全なニッポン》
2021年07月07日2020年に、元サッカー選手の本並健治さんと結婚した、元女子サッカー選手でタレントの丸山桂里奈さん。2021年5月14日にInstagramを更新し、まだ交際していなかった頃に撮影したツーショット写真を披露しました。写真は、2008年に開催された『いまさらサッカー教室』のチラシを手にしている丸山さんと本並さんを撮影したものです。丸山さんは「今見たら婚姻届けを持っているように見えて面白い」とコメント。 この投稿をInstagramで見る 丸山桂里奈(@karinamaruyama)がシェアした投稿 はにかんだような笑顔を浮かべ、1枚のチラシを2人で持つ姿は、まるで初々しいカップルのようですね。丸山さんは、13年前のことを振り返り「この頃はまさか結婚するなんて思ってもみなかった」とつづりました。この頃はまさか結婚するなんて思ってもみなかったから、すごく不思議な感覚があります今は結婚して、夫婦なんだかで思うと嬉しすぎますね人生てわからないなぁ〜karinamaruyamaーより引用(原文ママ)さらに、投稿には『#こう見ると本並さんといるときは』『#安心した顔してるね』『#今見ても』『#出会わせてくれてありがとう』『#幸せです』というハッシュタグが添えられています。写真に対し、ネット上では「すごくいい写真ですね」「お似合いだなあ。まさに運命の2人!」「結婚の前兆に見える」といった声が集まりました。丸山さんだけでなく、本並さんも穏やかな表情を浮かべていますね。当時から仲がよく、いい関係を築いていたことが分かる写真に、心が和みます。[文・構成/grape編集部]
2021年05月15日2021年4月29日、俳優の河野洋一郎さんが肝硬変で亡くなっていたことが分かりました。60歳でした。河野さんが所属する劇団『南河内万歳一座』の公式ウェブサイトはこのように報告。どうしようもない無念です。河野洋一郎君が、先週の土曜日に亡くなられました。昨年の12月、肝臓を患い一週間の加療と検査を行ったと本人から連絡がありました。その後、治療と静養に専念しておりましたが、先週の土曜日、4月24日に肝硬変で救急搬送先の病院で、その日のうちに亡くなられたそうです。御家族の話しでは、苦しむことなく、安らかな最後であったそうです。葬儀は、新型ウィルスの状況下でもあり、すでに御家族で済まされております。南河内万歳一座ーより引用【南河内万歳一座】 スクリーンショット河野さんは舞台で活躍するほか、NHK連続テレビ小説『すずらん』や大河ドラマ『武蔵MUSASHI』をはじめ、テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)、『HERO』(フジテレビ系)などの作品にも出演していました。ファンからは「ジローさん」の愛称で親しまれた、河野さん。突然の訃報に、ネット上では悲しみの声が相次いでいます。・そんな…早すぎる。優しくてかっこいいジローさんが大好きでした。・僕の大好きな役者さんでした。どうか安らかに。・ショックです。舞台上の、クールでひょうひょうとしたジローさんをもっと見たかった。舞台やテレビドラマなどで活躍した河野さん。心からご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月29日KERA CROSS第三弾『カメレオンズ・リップ』に出演する、生駒里奈さんにお話を伺いました。ズレたまま進んでねじれていく会話、トボけたキャラクターに、リアルと非リアルの間をたゆたうような世界観。ナンセンスコメディの旗手、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが2004年に書き下ろした戯曲『カメレオンズ・リップ』。かつて堤真一さんや深津絵里さんにより上演された人気作が、今回、新たな演出家の手により17年ぶりに蘇る。「これまでやってきた舞台とはまったく違うテイストだし、役も、台本に書かれた通りにストレートに演じるということが通用しない。本格的にお芝居をやり始めたのが乃木坂46を卒業してからの私にとって、ほぼ初めてのような感覚の作品です」20世紀初頭のヨーロッパらしき場所の古びた邸宅を舞台に繰り広げられる、互いが互いを騙し騙され、混乱が混乱を呼んでゆくコメディ。「セリフのやり取りのなかにクスッとくる面白さがあるんですけど、なかには、普段笑っちゃいけないと言われるようなブラックな笑いも織り交ぜられていて、絶妙なバランスの作品だなと思います。演出の河原(雅彦)さんは、『普通にやってるだけじゃ面白さは伝わらないから、このキャラが何を思って行動したかをはっきり見せていこう』とおっしゃっていて、『セリフが流れないよう、きちんと言葉を立てて伝えないと』と。稽古していくなかで気づいたのは、私の場合は笑わせにいったらダメなんだってこと。役を普通にやることで、観た人が笑ってくれる。そこを目指せばいいんだな、と一昨日くらいに気づいたところです(笑)」演じるのは、松下洸平さん演じるルーファスの死んだ姉・ドナと、彼女にそっくりな使用人のエレンデイラの二役。人を煙に巻く発言ばかりで一向に真意が読めないキャラクターゆえの難しさも。「私は構築とか計算とかが苦手で、“役を作る”というより稽古場に立ってみて、その時の感情や直感で動くタイプなんです。でも今回の役は、日本に住んでるのにいきなりここはアメリカですと言われているくらい、求められているものが違う。難しいですけれど、お芝居にもいろんな種類があってやり方があるわけで、いろんなことをできるようになっていかなくちゃと思っています」生駒さんには目指すものがある。それは「いろんなワクワクが詰まったエンターテインメント」だ。「一番の理想型が堂本光一さんの『Endless SHOCK』です。カッコいい歌もダンスもあって、衣装も演出も華やかで、宙を飛んだりもして。去年初めて観て、『なんだこれは!?』ってずっと口を開けっぱなし(笑)。観て励まされたし、自分もこんなキラキラしたものになりたいと思ったんですよね。芝居はもちろんダンスも歌も磨かなきゃいけないし、立っているだけでサマになる華も身につけなきゃいけない。そのためにも、いま目の前のものを必死でやっていくだけです」『カメレオンズ・リップ』ルーファス(松下)は、死んだ姉に瓜二つの使用人・エレンデイラ(生駒)と郊外の谷間にある古い邸宅に暮らしている。その邸宅をさまざまな人が訪ねてくるが、どの人も虚実入り交じり…。はたして真実はどこにあるのか。4月2日(金)~4日(日)北千住・シアター1010全席指定1万円4月14日(水)~26日(月)日比谷・シアタークリエ全席指定1万500円作/ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出/河原雅彦出演/松下洸平、生駒里奈、ファーストサマーウイカ、坪倉由幸(我が家)、野口かおる、森準人、シルビア・グラブ、岡本健一キューブ TEL:03・5485・2252(平日12:00~17:00)福島、大阪、愛知、新潟公演あり。いこま・りな1995年12月29日生まれ、秋田県出身。乃木坂46を2018年に卒業。8月には主演舞台『‐4D‐imetor』も控える。出演映画『光を追いかけて』は今年公開予定。ポンチョ¥40,700 カットソー¥24,200パンツ¥41,800(以上Ground Y/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズ¥63,800(Y’s/ワイズ プレスルーム TEL:03・5463・1540)ピアス各¥13,200リング¥38,500(以上CHERRY BROWN TEL:03・3409・9227)※『anan』2021年4月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・スズキユウジ(MAXSTAR)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年04月06日数多くのバラエティ番組で活躍する丸山桂里奈さん。愛くるしいキャラクターと、ちょっととぼけた発言で、多くの人に愛される人気タレントです。丸山桂里奈がいなければW杯制覇はなかった?丸山さんは元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のメンバー。2011年7月に開催されたFIFA女子ワールドカップ(以下、W杯)のメンバーにも選ばれ、準々決勝で決勝点を決めるなど、なでしこジャパンのW杯制覇に貢献しました。2021年2月4日、丸山さんはそんな現役時代の写真を、Instagramに投稿。驚きの声が寄せられています。夫で元サッカー日本代表の本並健治さんに「別人です。笑笑」といわれたという写真がこちら! この投稿をInstagramで見る 丸山桂里奈(@karinamaruyama)がシェアした投稿 ちなみに、こちらは当時の写真を保存していた友人が送ってくれたもの。夫が別人だといってしまう気持ちが分かる…といったら失礼かもしれませんが、あまりの変わりように、さまざまな声が寄せられています。・北川景子さんかと思いました。筋肉スゴい!・浜崎あゆみにも似てる!・やっぱアスリートの身体はかっこいいなー。引き締まった身体は、さすがアスリート。高い身体能力で世界と戦った丸山さんならではのスタイルが、多くの人に衝撃を与えたようです![文・構成/grape編集部]
2021年02月05日元乃木坂46で女優の生駒里奈が16日、自身の公式YouTubeチャンネル「生駒里奈 “IKOMACHANNEL”」に出演し、フィッシング詐欺被害を明かした。「生駒里奈、新年早々〇〇に遭いました。。。」と題して公開された動画で、生駒は「最近、フィッシング詐欺に遭ったんです」と切り出し、「カードが使えなくて、おかしいなと思ったら(カード会社から)電話がかかってきて。上限絶対いってないはずなのにって思って、ネットバンキングを見たらフィッシング詐欺に遭ってて。誰かがいろいろなブランドでお買い物をしてた」と説明した。さらに、「なんでなったかというと、某サイトからのメールで『カード番号を再登録しないと使えません』って。一瞬『え?』となったんですけど、いつも使うから必要だなと思って」と振り返り、カード番号を入力してしまったことを明かした。「今考えたら全部おかしいんですけど」と悔いた生駒。カード番号を入力してしまったのは昨年12月中旬であり、「そこからクリスマスとか年末年始にめちゃくちゃ買われてて。被害額で言うと、おそらく10~15万ぐらい」と述べた。しかし被害額は、カード会社が保証してくれたという。そして生駒は、「『メールが変だから気付くよ』とか言われるけど、よく通販を使う人からしたら『あ、やらなきゃ』という気持ちでやっちゃうんですよ…」と述べ、「人生で1番悔しい…」と嘆いていた。
2021年01月19日女優の生駒里奈や俳優兼ダンサーの森山未來らが、サッポロビールのスペシャルコンテンツ「STAR READER」に登場する。スペシャルコンテンツは、2021年1月4日から特設サイトで公開される。生駒と森山のほか、ロックバンド[Alexandros]のボーカルでギターの川上洋平、シンガーソングライターのiri、プロバスケットボール選手の富樫勇樹が出演する。「STAR READER」はサッポロ生ビール黒ラベルのロゴを特設サイト専用のブラウザカメラで読み込むと、時期に応じたスペシャルコンテンツが楽しめるという企画。今回はその第1弾として、5人が自身の20歳の頃を振り返り、若者へ伝えたいことを語るインタビュー「#20歳の自分へ」を読むことができる。20歳の頃から既に最前線を走り続けていたり、デビュー前の岐路に立っていたり、今とは全く違う状況に身を置いていたりと、5人がそれぞれの立場で当時を語っている貴重な内容だ。公開されたビジュアルでは生駒が「早く大人にならなきゃって必要以上に焦ってたね。不安で、怖くて、ネガティブになったことも全部必要なことだった。小さな傷は治るから平気。そのまま進んでいいんだよ。きみは頑張ってる」、森山は「出演した映画が社会現象に。自分の力で獲得した評価だと感じられず心が揺れていた」と、それぞれの20歳を振り返っている。
2020年12月29日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈とモデルのMattが18日、オンラインで開催された「VOCE BEST COSMETICS AWARDS 2020 ONLINE -YouTubeLive-」にMCとして登場した。美容雑誌『VOCE』(講談社刊)が主催する「VOCE BEST COSMETICS AWARDS」は、数あるビューティアワードの中でも化粧品の売上にもっとも直結すると言われる美容界注目の賞。今年は、コロナ禍における新しい贈賞式の形として、オンラインで開催された。冒頭、MCのMattと丸山桂里奈、サブMCの林みなほが登場。丸山は、隣のMattの美しさに釘付けの様子で、「美容といえばMattさんだし、Mattさんといえば美容。こうしてここにいさせていただくだけで、私がきれいになりそうです。ナタデココくらい潤っています」と話すと、Mattは「丸山さんもきれいですよ。ファビラスです」と声をかけた。また、新婚の丸山は改めて結婚を祝福され、「ありがとうございます」と感謝。「順調ではありますけど、ケンカもたまにします」と明かしつつ、「結婚して3カ月。同棲して2カ月。めちゃくちゃ楽しいです」と幸せオーラを放った。
2020年12月18日あまり知られていないが、河野太郎行政改革担当大臣(57)がまたしても研究者たちから喝采されている――。11月27日、河野大臣はツイッターで「研究者の皆さまへ」として下記のようなツイートを投稿。《研究者の皆様へ。競争的資金と運営費交付金の合算使用可能ということを各所管官庁から通知します。令和4年度から科研費の内定通知を2ヶ月前倒しして、2月に採択通知を出します》瞬く間に4,000件を超えるリツイートと1.7万件の「いいね」が押された。ちょっと分かりにくいが、これは前半と後半で2つの別の話をしていると語るのは、全国紙記者。「平たく言うと、前半は、各省庁に申請して審査に通るともらえる『競争的資金』と、文科省から大学を経由して研究者に分配される予算である『営費交付金』という別の2つの資金を合算して使えるようにするという話です。後半部分の『科研費(科学研究費助成事業)』とは『競争的資金』の一つで、これまでは科研費の通知は4月上旬に来ていたのですが、河野大臣はそれを2月に前倒すと宣言したのが後半部分なのです」これが何を意味するか、若手研究者が解説する。「これまでは資金の合算使用ができないために高額機器を導入しにくかったり、年度末の予算消化の調整が難しく、3月末には“大学生協でクリップを買って1円単位の調整をする”という馬鹿らしいことが当たり前にされていました。また、科研費の内定が4月に出るということは、新年度が始まるまでその年に使える予算がわからないということ。ポスドクなどの若手研究者を雇用したくても、4月スタートで雇用できないため、若手研究者の雇用の不安定さも招いていました」今回の河野氏の改革について、前出の全国紙記者は次のように評価する。「実は、こうした改革はこれが初めてじゃないんです。菅政権発足当初、『縦割り110番』が話題になりましたが、河野さんは現政権以前から行革大臣として個人のSNSで意見を吸い上げ、スピーディーに改革していたんです。一般的にはあまり知られていませんが、研究者たちからは絶大な評価を受けています。国会で審議するようなことじゃないけど、まさに縦割りの弊害というような、本当ならすぐに解決できるけど放置されてきた細かな問題を”鶴の一声”で解決してきているんです」研究者たちが「伝説的」と語り継ぐのが、2016年に「Word罫線問題」をあっという間に解決した対応だ。当時、行革担当大臣だった河野氏がツイッターで競争的資金について意見を募集したところ、ある研究者が「科研費申請書のWord罫線が研究者の時間を奪っている」と指摘した。「文科省が指定していたワードの様式がものすごく使いにくかったんです。記入欄の周りを四角く囲った『枠』があり、図などを挿入するたびに罫線がズレるんです……。何か記入する度に様式が崩れては修正を繰り返すという無駄で面倒な作業をずっと強いられてきました。科研費が”当たる”かどうかは、研究者にとって天国と地獄の分かれ道となる死活問題なので、みんな2週間から1ヶ月はかけて必死で作成します。しかし、以前のワードの仕様は明らかな欠陥。研究者の本来の研究の時間と心の健康をかなり奪っていたと思います」(前出の研究者)「Word罫線問題」を知った河野氏は、ツイッターで次のようように質問。《このワードの設定とか罫線とかの話、詳しく教えてください。文科省はシステムの次期更新まで改善できないと言ってますが、ホント?》前出の研究者は次のように話す。「ワードの書式の問題なのに、システムを変更しないとできないってどんなシステムですか(笑)。システムと書式はもちろん別問題です。疑問を呈した研究者に、『罫線などを揃えることで熱意が伝わる』と言い放った役人もいたそうですが、明らかに文科省のやる気の問題です」実際、河野氏は文科省が「できない」と言った、たった6日後に「科研費の申請書の罫線は次回申請から廃止することに決まりました」とツイートし、あっという間に解決してしまったのだ。その後も、SNSで意見を吸い上げ、翌17年にはさらに研究費申請書類にかかる時間の無駄をさらに大きく削減した。「ものすごいページ数を割いて一から作らなければいけなかった共同研究者の業績や経歴欄を、研究者のデータベースを有効利用して、研究者ナンバーをシステムに入力するだけで申請できるように変えてくれたんです。1つの研究費申請書で70ページに及ぶこともあり、作成に200時間以上かかることもザラですが、これでかなり楽になりました」(前出の研究者)今回の改革で研究者たちは大絶賛。《河野さん、ありがとうございます!》《助かります!研究に少しは集中できます!》《3年前に言ってくれてたら研究続けてた》《Mr.Kono, Good job! You are a kind of new type of politician whose Japan really needs for brighter future!!(河野さん、よくやってくれた!河野さんは、日本の明るい未来のために必要な新しいタイプの政治家です!!)》《マジで総理になってください》「これまでの河野さんの改革は、本来の研究に割ける時間が増えただけではなく、若手の安定的な雇用にもつながります。一研究者のためにとどまらず、自由な研究環境があってこそ未来の国益に繋がります。知性を軽んじている現政権の中では珍しく、河野さんは研究の意味と重要性を真に理解していると思います。目立たないところで現場の声に耳を傾け、スピーディーに対応している功績は評価されるべきだし、河野さんに総理大臣になってほしいと思ってる研究者は少なくありません」(前出の研究者)河野氏は、「ハンコ廃止」だけじゃなく、ツイッターでフォローワーの恋愛相談に乗ったり、自らをイケメンと称したり、型破りなところが人気の一因だが、実はすごく良い仕事をしている。(河野大臣、この記事ツイートしてくれないかな)
2020年12月07日俳優の猪野広樹が主演、女優の生駒里奈がヒロインを務める新作オリジナル舞台『GHOST WRITER』が、2021年1月22日から大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで、29日から東京のEX THEATER ROPPONGIで上演されることが発表された。『GHOST WRITER』はディスグーニーの代表で演出家の西田大輔氏が手掛け、数多く映画化されてきた『三銃士』を含む不朽の名作『ダルタニアン物語』をモチーフに、奪われた本の片割れを巡る、かつてない冒険の物語。主演に猪野、ヒロインに生駒を迎え、ほかキャストに山本涼介、定本楓馬、青木玄徳、楠田亜衣奈、伊波杏樹、安西慎太郎、橋本祥平、田中良子、萩野崇、谷口賢志、窪寺昭、長友光弘(響)、村田洋二郎、伊崎龍次郎、的場浩司が出演する。猪野は、「2020年『DECADANCE ~太陽の子~』で、いつかディスグーニー作品に出ることを夢のひとつにしていた自分の夢が叶いました」と振り返り、「次はど真ん中で出させて頂ける喜びをどう表現すればいいか、まだ心と頭が追いついていません。大尊敬する最強の役者の皆様と演出の西田さんとこの航海を、この旅を精一杯楽しみたいと思います」と意気込みを語った。
2020年11月06日2020年10月30日、行政改革・規制改革担当相を務める河野太郎大臣が、救急車の高速道路利用を完全無料化することを記者会見で明かしました。産経新聞では、今回の河野大臣の発表について、このように報じています。救急車の高速道路利用完全無料化をめぐっては、山本一太群馬県知事が河野氏に実施を要請。河野氏が22日に赤羽一嘉国土交通相や平井卓也デジタル改革担当相と開いた閣僚同士の協議「2+1(ツー・プラス・ワン)で議題に上がり、搬送から戻る際の高速利用料は徴収しないことが決まった。産経新聞ーより引用以前から、救急車が緊急搬送時に高速道路を利用する際は無料だったものの、搬送終了後に消防本部に戻る際での利用に対しては、対応が統一されていませんでした。しかし今回、高速道路会社と各消防本部との間の取り決めを統一することで、「救急車が往復高速道路を使って速やかに出動して戻ることができれば、人命救助にも資することになる」と、河野大臣は強調。今回の発表はネット上でも注目を集め、さまざまなコメントが寄せられています。・むしろ今まで無料じゃなかったことに驚き。・自衛隊が地方に出動したり、訓練で向かったり利用したりする時も無料にしてください!・完全無料化に対応してもらいありがたい。今後、全国の消防本部や高速道路会社に周知をしていくとのこと。救急車の高速道路完全無料化を受け、救急隊員の業務がよりスムーズになること、そして1人でも多くの命が救われることが望まれます。[文・構成/grape編集部]
2020年10月30日菅内閣の行政改革・規制改革担当相を務める、河野太郎大臣。積極的にTwitterやYouTubeなどのSNSを利用して、幅広い世代に情報を発信しています。2020年10月26日に、河野大臣がTwitterで公開した1枚の写真が、反響を呼びました。多くの人の目をくぎ付けにした、こちらの写真をご覧ください!マスクをいただいた。開会式に天皇陛下がいらっしゃるのだが… pic.twitter.com/r4rFoAZCGz — 河野太郎 (@konotarogomame) October 26, 2020 河野大臣が公開したのは、『茅ヶ崎』というワードとともに、河野大臣の顔写真が大きくプリントされている、もらいもののマスク!河野大臣は、もらったマスクの使用について「開会式に天皇陛下がいらっしゃるのだが…」と、やや迷っている様子をあらわにしました。恐らく、開会式とは同日に行われた臨時国会開会式のことを指すのでしょう。ネット上では、ユーモアたっぷりのマスクと悩ましいコメントを寄せた河野大臣に対し、さまざまな意見が寄せられています。・素敵なマスクですね!ぜひ着けている姿を見たいです。・自己主張が強くて吹き出してしまいました。これはかっこよすぎます。・ユーモアセンスのある天皇陛下ならば、優しくほほ笑んでくださるかもしれない…。ちなみに、実際には天皇陛下がおられる開会式での、顔写真がプリントされたマスクの着用は自重したようです。また別のタイミングで、インパクトのあるマスク姿を披露してくれることでしょう!河野大臣は以前ももらったマスクをTwitterに公開し、注目を集めていました。河野太郎防衛大臣が着けていたマスク、実は…?作成元に「かっこよすぎ」の声周囲をあっといわせるマスクを複数使いこなしている河野大臣。次はどんなマスクを着用して現れるのか…楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2020年10月27日