ヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士、ワンダーウーマンが活躍するガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』。先日、新たな公開日が決定した本作から、この度日本版予告編が公開された。今回公開された予告編の見どころは、黄金に輝く“ヘスティアの縄”を巧みに操るアクションシーン!これは攻撃だけでなく、マインドコントロールを解いたり、投げた相手に真実を告白させたり、別名“真実の投げ縄”ともいわれるワンダーウーマンを象徴する武器のひとつだ。映像では、そんなヘスティアの縄を使って銃弾を跳ね返し、敵を捕らえたり、高々とジャンプしたり。また、雷にヘスティアの縄を巻き付け、超高速スピードで空を飛ぶ、秘めた能力がはじめて映像に映し出されている。ほかにも、トラックを押しのける超人的な身体パワーや、不滅の盾で作られた両腕のガントレットを胸の前でクロスし、強烈な衝撃波を放つ必殺技ガントレット・クラッシュ、そしてゴールドアーマーを身にまとったワンダーウーマンのバトルシーンも初公開されている。また本日より、全国の劇場にて数量限定豪華特典付きムビチケが販売開始。特典の種類は全部で2種類となっており、ひとつはワンダーウーマンがゴールドスーツに身を包み、黄金に輝くヘスティアの縄を構える<特製スマホステッカー>。そしてもうひとつは、ワンダーウーマンの活躍の一部を垣間見ることができる、英語版の<スペシャルコミック>となっている。ムビチケカード1枚につき、どちらか1点が付く劇場先着限定の特典だ。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より日米同日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月18日高畑勲監督が称賛し、フランスでの劇場公開から3年越しで昨年、日本でも公開された傑作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のBlu-ray&DVDが12月2日(水)よりリリースされることが決定した。本作は、19世紀のロシアを舞台に、貴族の子女サーシャが行方不明の祖父を探すため、北極圏を目指す冒険物語。アヌシー国際アニメーション映画祭にて観客賞、TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)でグランプリほか、国際的なアワードで多数の賞を受賞し、各界の著名人が称賛した注目作だ。本作の視覚的な世界観は時間をかけてつくられたそうで、レミ・シャイエ監督の絵は本来かなり写実的だが、アニメーションの制約に応えるべく単純化させる必要があったため、監督は人物の感情描写に注力することにし、あえて衣服のシワやボタン、靴紐といった多くの線を無くし単純化を極めた。また、船やそりといった乗り物はCGでモデリングしてからベタ塗り、そのほかに関しても、デッサン画家が描いた線をアニメーターがベタ塗りして描き直し、単色ベタ塗りにするという手法を採用。彼らはパソコン上で作業したため、監督は“本作は、ペーパーゼロの作品だ”と紹介している。そしてこだわりは登場する船にもあり、本作で象徴的に描かれている、サーシャが乗り込むノルゲ号の外観に関してはいくつもの案が次々と出された。監督はまず、シャクルトンのエンデュアランス号での遠征を撮影したフランク・ハーレイの写真を参考にしたが、アニメ化するには人数が多すぎる問題が。そこで船好きのアニメーターに声をかけ、スウェーデンのトレ・クロノール号の図面から蒸気推進を搭載したマストが2本の帆船を思いついたのだという。さらに、劇中の多くの音源が実際のルクーブランス号の船上で収録。船員の様々な日常の動作、所作を撮影し、本作の音の世界観を形成するに役立つ音源(ドアの開閉や揚げ板に響く音、船体やロープの軋む音、帆が立てるバタバタとそよぐ音など)を収録と、こだわりがたくさん詰まった作品となっている。『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』Blu-ray&DVDは12月2日(水)リリース、DVDレンタル同時開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ロング・ウェイ・ノース地球のてっぺん 2019年9月7日より東京都写真美術館ほか全国にて順次公開© 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3 CINEMA / NØRLUM / Riskit Inc.
2020年09月18日ソフィア・コッポラ監督&脚本作『オン・ザ・ロック』の公開を記念して、東京・新文芸坐にてコッポラ監督2本立て35mmフィルム上映を行うことが決定した。フォトグラファー、女優、ファッションデザイナーとして圧倒的支持を受けるマルチクリエイターのコッポラ。彼女の原点ともいうべき作品が、公開貴重な35mmプリントで特別上映。今回上映するのは、初監督作品にしてガーリー・ムービーの古典となった『ヴァージン・スーサイズ』(’99)。70年代のアメリカ郊外を舞台に、少年少女たちの微妙な心の揺れ動きを軽いユーモアと独特のリラックス感で繊細に心やさしく描き出しヒットを記録。少女たちに魅了された少年たちの日常の思い出を回想形式で綴る。また、ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンが出演し、東京を舞台に人生に迷いを覚える中年男性と、新婚生活のなかで漠然とした不安を抱く若い女性の淡く切ないロマンスを描いた『ロスト・イン・トランスレーション』(’03)も上映する。コッポラ監督最新作『オン・ザ・ロック』は、「Apple Original Films」と「A24」が製作を手掛けるコメディ映画。ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズが父娘役を演じ、マーロン・ウェイアンズがラシダ演じるローラの夫役を演じている。『ヴァージン・スーサイズ』あらすじリズボン家の美しい5人姉妹の末娘セシリアは、聖母マリアの写真を胸に抱き、細い腕に剃刀をあてた。一命はとりとめたものの、大人たちにその理由が分かるものがいなかった。彼女を励ますため、リズボン家ではホームパーティーを開く。招待された近隣の少年たちは緊張の面持ちであった。なぜなら、みな神秘的な姉妹に憧憬の念を抱いていたからだ。しかしその最中、ひとり部屋に戻ったセシリアは窓から身を投じ、ついに帰らぬ人に。深い悲しみの中にもやがて少女たちに明るいきざしが戻ってくるが、奔放な四女が引き起こした事件を機に、姉妹は自宅での軟禁状態に…。『ロスト・イン・トランスレーション』あらすじウィスキーのCM撮影のため来日したハリウッドスターのボブ。しかし言葉が通じず、コミュニケーションのとれない人々に囲まれるうちに疎外感を強めていく。フォトグラファーの夫に付き添って来日した新婚のシャーロット。しかし、夫は仕事に明け暮れるばかりで、宛もない彼女はホテルの部屋に取り残されてしまう。「自分の居場所がない」同じように心に空洞を抱えた2人が、同じホテルで偶然出会い――。「STAR CHANNEL presents『オン・ザ・ロック』公開記念ソフィア・コッポラ監督2本立て35mmフィルム上映」は10月9日(金)~11日(日)新文芸坐にて開催。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、23日(金)よりApple TV+にて配信。(cinemacafe.net)
2020年09月18日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後となる、シリーズ25作目の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。この度、新予告と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された新予告は、シリーズ最凶の頭脳派、サフィン(ラミ・マレック)が、「殺しのライセンス」を持つジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)に静かな怒りを感じさせるように語りかける場面から始まる。ボンドの「暴力に満ちた過去」は「まるで自分を見ているようだ」というセリフから、サフィンとボンドには重要な因果があることが窺える。一方、「世界中で武装化が進んでいる」物騒な状況の中、00エージェントを退き、穏やかに暮らすジェームズ・ボンドをM(レイフ・ファインズ)が呼び戻せと命じ、職務に復帰するボンド。ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)は能面のようなマスクを見て怯えて涙を浮かべるマドレーヌ(レア・セドゥ)について「彼女の秘密を知った時、君に死が訪れる」と語り、ボンドとマドレーヌの関係にも新たな謎が深まる。サフィンは「人類を淘汰すれば世界はより良い場所になる」という危険で壮大な野望を持つことが明らかに。「何百万人もの命を奪う」というサフィンの脅威をボンドは「手遅れになる前に」止めることはできるのか、本編への期待も高まる。映像の後半には、本作で新たに登場する強く美しい“ボンドウーマン”の姿も。女性エージェントのノーミ(ラシャーナ・リンチ)は、Qの開発した最新型飛行機を冷静に操縦。ノーミとボンドを乗せた小型のポッドのような機体は、格納庫から急発進し空中へ真っ逆さまに落下しながら、両翼を広げ小型飛行機へと早変わりし、大空へと飛び立っていく様子が映し出される。独創性にあふれた最新ガジェットたち、さらに世界各国の壮大なロケ撮影や本作で見納めとなるダニエル版ジェームズ・ボンドの欠かせない身体を張った大迫力のアクションなど、シリーズの見どころとなる醍醐味が凝縮された予告映像に仕上がっている。新予告と併せて解禁となった日本版ポスタービジュアルには、苦悩に満ちた表情で背を向けるボンドに対して何らかの意思を匂わせるマドレーヌ、サフィンの怪しげな姿が。そして、戦闘服に身を包んだノーミやアナ・デ・アルマスが演じる妖艶なドレス姿の諜報員の姿、そしてお馴染みのQ(ベン・ウィショー)らの姿も収められている。また、この本ポスタービジュアルが収められた新たなムビチケ前売券<カード>が、本作上映予定の劇場窓口(一部劇場を除く)で9月18日(金)より発売されることも決定している。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2020年09月17日社会主義国に、装う楽しさを広めた伝道師ピエール・カルダンの素顔に迫ったドキュメンタリー『ライフ・イズ・カラフル!未来をデザインする男ピエール・カルダン』から、本編映像がシネマカフェに到着した。今回解禁された本編映像には、グローバルとは程遠い時代に他国との交流が薄かった旧ソ連や中国、キューバ、アフリカなどの社会主義国に行き、現地の人と交流を持ったカルダンの姿が収められている。冒頭で「自分をフランス大使とお考えですか?」と聞かれ、「デザイナーという職業の代表だ」と答えるカルダン。キューバのカストロ議長やネルソン・マンデラ大統領などと映る姿は大使以上の存在と言えるだろう。ファッション後進国だった国々に先陣を切って乗り込んでいき、多くの人々に装う楽しさを伝えたカルダン。当時まだ人民服を着ていた中国に行き、“世界初の万里の長城でのファッションショー”を手掛けるなど、40年以上も中国でショーを続けている。映像には、秘蔵映像やナオミ・キャンベル、シャロン・ストーンなど豪華ゲストたちのインタビューのほか、各国で行われたファッションショーの様子も垣間見える。劇中では日本との深いつながりも存分に描かれる。『ライフ・イズ・カラフル!未来をデザインする男ピエール・カルダン』は10月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月17日全米では社会現象に至る大ヒットとなった映画『トロールズ ミュージック★パワー』がこの秋、日本でも公開。この度、公開に先駆けて、アナ・ケンドリック、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェームズ・コーデンが歌う、本作オリジナルアレンジのマッシュアップ本編映像が到着した。主人公のポピー(アナ・ケンドリック)、ブランチ(ジャスティン・ティンバーレイク)、ビギー(ジェームズ・コーデン)&ミスター・ディンクルスが、超有名なポップミュージックのマッシュアップを披露し、カントリー村のトロールズたちを元気づけようとする本映像。ロック村の女王バーブ(レイチェル・ブルーム)が、トロール王国を乗っ取ろうと企んでいることを知ったポピーたちは、カントリー村へ先回り。そこで歌われるしっとりと切ないカントリー・ミュージックを聞いたポピーは、「ここの人たちは暗いから、励まさないと!」と提案。女性アイドルグループ「スパイス・ガールズ」の「ワナビー」をノリノリで歌いだし、「バハ・メン」の「フー・レット・ザ・ドッグス・アウト」に移るが、よそ者を嫌う村長(ケリー・クラークソン)に牢屋へ閉じ込められてしまう…。また劇中では、「マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ」の「グッド・バイブレーション」や、PSYの「江南スタイル」、「LMFAO」の「パーティー・ロック・アンセム」など、世界的大ヒット曲の数々が登場する。『トロールズ ミュージック★パワー』は10月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年09月15日NetflixのSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でウィル役を演じているノア・シュナップが、等身大の少年エイブを愛らしく演じた実写映画初主演作『エイブのキッチンストーリー』の場面写真が解禁された。本作は、ブルックリン生まれの12歳の少年エイブが、大好きな料理を通して家族や自分自身を見つめ直す成長ストーリー。10月31日(土)から開催される第33回東京国際映画祭で、特別招待作品としてジャパンプレミア上映されることが決定した。そんな本作から届いた場面写真は全部で9枚。そこに写っているのは、文化や宗教が違うパレスチナ人とイスラエル人の両親を持つため、父方と母方の家族が揃うといつも言い争いになってしまう食卓や、大好きだからこそ争う姿に悲しくなって1人泣いてしまうエイブの姿。そして、エイブにフュージョン料理との出会いをもたらし、エイブの師匠となるブラジル人シェフ、チコ(セウ・ジョルジ)との2ショットや、エイブが自ら作ったバースデーケーキなどの料理たち。さらに、エイブが料理を通じて双方の家族と絆を深めていく様子や、ブルックリンの街に溶け込んだエイブの姿など、どれも本作の魅力が存分に感じられるものばかり。エイブの様々な表情と、色鮮やかで美味しそうな料理の数々、ニューヨーク有数のおしゃれな街並みを堪能したい。『エイブのキッチンストーリー』は11月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイブのキッチンストーリー 2020年11月20日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2019 Spray Filmes S.A.
2020年09月15日これまで4度のアカデミー賞ノミネートに輝くアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」の最新作『ウルフウォーカー』の日本語吹き替えキャストが決定した。早くもアカデミー長編アニメ映画賞最有力候補とも目される本作。ハンターを父に持つ、ハンター見習いの少女・ロビンと、ロビンと友だちになる“ウルフウォーカー”のメーヴを、「Foorin」のメンバーで子役の新津ちせと池下リリコがそれぞれ演じることが決定。2人は「メーヴ役のリリコちゃんとは普段から仲良しなので、力をあわせてアフレコ頑張ります!」(新津さん)、「私とロビン役のちせとは仲が良いので、一緒に頑張ります!」(池下さん)と意気込んでいる。そして、ロビンの父でウルフハンターのビルは、この秋、映画『朝が来る』の公開を控える井浦新が吹き替え。井浦さんは「カートゥーン・サルーンは歴史や文化の奥深さ、大自然の偉大さを感じられる作品たちに出会わせてくれます。その世界観を楽しみながら、心を込めてビルを演じていきたいと思います」とコメントした。『ウルフウォーカー』は10月30日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウルフウォーカー 2020年10月30日よりYEBISU GARSEN CINEMAほか全国にて公開© WolfWalkers 2020
2020年09月15日ここ数年、ハリウッド以外の海外長編アニメーションの公開が相次いでいる。昨年は『失くした体』や『ディリリとパリの時間旅行』などのヨーロッパ、『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』や『幸福路のチー』などのアジアの作品などが公開され、いずれもそのクオリティの高さが話題に。それぞれに独特の作風を持ち、しっかりとファンの心を掴みながらヒット作を生み出している。そして今秋も、アカデミー賞常連のカートゥーン・サルーン『ウルフウォーカー』や、スタジオライカのストップモーション・アニメ『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』などの注目作が続々公開される。『マロナの幻想的な物語り』『ロング・ウェイ・ノース地球のてっぺん』(2015)のプロデューサー、ロン・ディエンスがルーマニアの女性監督アンカ・ダミアンとタッグを組んだ、愛とアートがいっぱい詰まった“ワンコ・アニメーション”。“幸せはほんのちっぽけなこととるに足らないことひと皿のミルク昼寝骨をかくす場所そして、大切な人との時間-”。自分にとって、ともすると忘れがちな大事なことをハート型の鼻を持つミックス犬・マロナの生涯を通じて再認識させてくれる作品。ユーロスペースほか全国にて順次公開中。『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』短編小説の名手レイモンド・カーヴァーの名作短編『シェフの家』から影響を受け作られた、誰も見たことのない全編墨絵の長編ポエティック・アニメーション。元夫婦の男女――過去に縛られた男と未来を見つめる女――が辿る、挫折と再生の物語を語る。全編が墨絵の手描きで描かれた美しく私的な映像は、劇中での印象的な詩の朗読と絡み合い、個人の小さな運命と独立国家の運命とを共鳴させていく。シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。『ウルフウォーカー』製作した長編全てがアカデミー賞にノミネート、新作を公開するたびに観客を夢中にさせ、虜にしてきたアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」が放つ最新作。これまでもアイルランドの歴史や神話を題材に、創造性あふれる作品世界を色彩豊かな2Dアニメーションで作り上げており、『ブレンダンとケルズの秘密』(09)、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(14)に続くケルト三部作の完結編ともいうべき作品。早くもアカデミー長編アニメ映画賞最有力候補とも目されている。今秋、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』『コララインとボタンの魔女』『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』などを生み出し、ストップモーション・アニメとして史上初のゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞を受賞した「スタジオライカ」の最新作。自分勝手で風変わりな英国紳士が、もっと変わった生きた化石を“秘密の相棒”にして、人類のミッシング・リンク(失われた環)の謎に迫る冒険物語。11月13日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒 2020年11月13日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2019 SHANGRILA FILMS LLC. All Rights Reservedウルフウォーカー 2020年秋、YEBISU GARSEN CINEMAほか全国にて公開© WolfWalkers 2020
2020年09月14日フランスで早くからその才能を評価され、独自の世界観を築いてきた女性監督セリーヌ・シアマが手掛ける『燃ゆる女の肖像』(英題:Portrait of a Lady on Fire)。この度、炎とともに佇む女性の姿が強い印象を残す日本版ビジュアルと圧倒的な映像美が伺える新場面写真7枚が一挙に解禁された。昨年のカンヌ国際映画祭では脚本賞とクィアパルム賞をW受賞し、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたほか、世界の映画賞で44もの賞を受賞。ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった本作。テイラー・スウィフトの最新アルバム「Folklore」のアートワークが本作の影響を受けているのではないかという推測がSNSで飛び交うなど、本作に魅せられているセレブも後を絶たない。監督のセリーヌ・シアマは、デビュー作の『水の中のつぼみ』(07)でセザール賞新人監督作品賞にノミネートされた注目の存在。長編映画4作目となる本作で、名立たるメディアや評論家から「映画史を塗り替える傑作」と最大級の称賛を浴びた。そんなシアマ監督が本作で描くのは18世紀の女性画家、言い換えると自分と同じ“女性アーティスト”だ。「現代の問題にフォーカスしてきた私が、なぜそれほど時を遡ったのかと聞かれますが、18世紀末は今日から見ても、非常に話題性のある時代です。この時代の女性画家について語られることはまれで、女性全般についてもあまり知られていません」と監督。「100名ほどの女性画家が成功をおさめ、キャリアを築き上げていました。その多くが、有名美術館の所蔵品となっているものの、歴史には名を残していません。この忘れ去られた女性画家たちの作品を発見した時、とても興奮しましたが、同時に悲しみも感じました。完全なる匿名性を運命づけられた作品に対する悲しみです」と本作が生まれた背景について語った。場面写真は、フランス・ブルターニュ地方の孤島に実際に残っていた城を舞台に撮影が行われた本作の、風の吹く草原、波が砕けては散る海辺、そしてエロイーズとその肖像を描く画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)が頬を寄せ合う様子も…。その2人のドレスのコントラスト、マリアンヌがエロイーズの肖像画を描き進める様子など、1枚1枚がまるで名画のような美しさが印象的。恋に落ちた2人の限られた時間を儚くも美しく彩る、圧倒的な世界観が伺える画像となっている。日本版ビジュアルでは、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)が暗闇の中に佇む姿を捉えるが、そのドレスの足元に近くの焚火から飛んできた炎が燃え移っている。それでもまっすぐに見つめる彼女の瞳の先にあるものが気になるものとなっている。また、9月25日(金)から特製ポストカード2枚セット付きムビチケカード(税込1,500円)が、全国の上映劇場(一部劇場除く)にて販売開始されることも決定した(先着・数量限定のため、なくなり次第終了)。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年09月14日ガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』が、10月9日(金)から12月25日(金)へと公開を延期するとワーナー・ブラザース映画が発表した。7月、日本での新公開が10月9日(金)に決定したと発表されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるアメリカ本国の公開日変更に伴い、今回日本での公開も12月25日(金)に変更に。ガル主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編となる本作は、タイトル通り1980年代を舞台にした物語。ガル演じるダイアナ/ワンダーウーマンのほかにも、クリステン・ウィグ、クリス・パイン、ロビン・ライト、ペドロ・パスカルらが出演している。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月14日チリの異才パブロ・ラライン監督が、脅威の新星マリアーナ・ディ・ジローラモとガエル・ガルシア・ベルナルを迎えて放つ最新作『エマ、愛の罠』。本作では、いま世界を席巻するレゲトン(ラテン音楽とヒップホップの融合)とモード×スポーツの“アスレジャー”ファッションも大きな魅力となっている。音楽とファッションはいつの時代も密接に関係している。例えば、音楽の新時代を築いた「ビートルズ」を象徴するマッシュヘアにモッズコートなどの「モッズファッション」、ジミ・ヘンドリックスの「ヒッピーファッション」、「セックス・ピストルズ」の「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」、「キャロル」の革ジャン、奇抜なテーラードスタイルにメタリックスキニージーンズ、レオパード柄やタッセル付きスカーフを身にまとうグラムロック系の代表といえばデヴィッド・ボウイ、Snoop.DogやJay-z、Eminemなどヒップホップ系のアーティストによるB系、ストリート系のファッション。そしてレディ・ガガやティナーシェなど多くのミュージシャン、セレブに人気、従来のノームコアやスポーツミックスよりスポーツテイストが強い「アスレジャー」などなど、時代が変わればファッションも変遷し、音楽シーンの影響を色濃く感じさせるアイテムがトレンドになっている。また、Spotifyなどのチャートにも常にランクインしているレゲトンを本作ではふんだんに盛り込み、レゲトンのリズムに乗せて、主人公のエマや彼女を取り巻く人々のエモーショナルなダンスは見応え十分。さらにストリートで芽生えたカルチャーの一部として登場人物それぞれが着こなすファッションはクール!「エマのファッションは彼女しか着こなせない個性的なアスレジャー。そのいでたちと、破綻していそうででも妙に説得力のある彼女の発言が絶妙にシンクロする。炎のような思いを秘めて、大胆な『愛の罠』を冷静沈着に仕掛けるエマの姿を完璧にフォローするニコラス・ジャーの音楽も素晴らしい」と語るのは、「ビームス(BEAMS)」クリエイティブディレクター・青野賢一氏。本作の音楽とファッションが生みだす相乗効果にも注目だ。『エマ、愛の罠』は10月2日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エマ、恋の罠 2020年10月2日 シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinēma 立川高島屋 S.C.館ほか全国公開© Fabula, Santiago de Chile, 2019
2020年09月13日スウェーデンが誇る奇才ロイ・アンダーソン監督最新作『ホモ・サピエンスの涙』から、映画ファン&アートファンも必見の絵画のような場面写真9点が一挙解禁された。本作は、野外撮影ではなく、自身の所有するスタジオにセットを組み、構図・色彩・美術...細部にまで徹底的にこだわり、5~6年の歳月を費やして作品を生み出すことで知られるロイ・アンダーソン監督。今回、著名な画家マルク・シャガール、イリヤ・レーピンなどからインスパイアを受けて生まれたシーンを含むものばかり。唯一無二の世界観がクセになる!ぴあフィルムフェスティバルで特集上映本作の公開に先駆け、9月12日(土)~26(土)に開催される第42回ぴあフィルムフェスティバルでは「ロイ・アンダーソン・コンプリート特集」を実施。デビュー作から日本未公開作品、そして最新作の本作までアンダーソン監督の魅力を余すことなく堪能できる幅広いラインナップ。最新作の公開前に、アリ・アスターやアレハンドロ・G・イニャリトゥ、ダーレン・アロノフスキーなど名だたる映画監督たちをも魅了してきた奇才の過去作もチェックできる機会となっている。『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』(1970)あどけない少年少女の恋を描いた、初長編監督作品。郊外の祖父を訪れたペールは、アニカという美しい少女に出会い、恋をする。恋する2人をよそに、大人たちは複雑な事情を抱え ていて...。純愛映画にして、霧の中に迷い込んでゆく不思議な物語。ラストシーンが印象的。ベルリン国際映画祭で4冠。『ギリアップ』(1975)※日本初上映港町のホテルを舞台に描く、哀愁漂うクライムムービー。ウエイターとして静かな港町のホテルに雇われたよそ者の男。気難しいオーナーや美しきアンナら個性豊かな人々と共に働き始めたが、同僚に持ちかけられた犯罪に手を染めることに...。日本未公開、異色の犯罪映画。カンヌ映画祭監督週間出品。『散歩する惑星』(2000)後のスタイルを確立したリビング・トリロジー第1作。とある惑星に住む人々に降りかかる不条理な出来事。スタジオセットを作り、全て固定カメラで撮られたワンシーンワンカットが、まるで絵画のような雰囲気を生み出している。唯一無二の世界観で描かれる世紀末映画。カンヌ映画祭審査員賞受賞。『愛おしき隣人』(2007)架空の街を舞台としたユーモラスな人類観察映画。前作同様の手法で、北欧の街の人々の生活の断片を描く。対人関係も仕事も、誰も上手くはいかないけれど、それでも街には音楽が響き、バーは明日もある、はず...?ままならない日常の愛しさと哀しさの詰まった作品。カンヌ映画祭ある視点部門出品。『さよなら、人類』(2014)いつの時代でも愚かな人々への、壮大で奇妙な人間讃歌。おもしろグッズを売り歩く2人組のセールスマン。彼らの行く先々で出会う、時空間も現実も超えた真面目でおかしな人々の人 生と死の物語。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した、壮大なトリロジーの完結作。短編プログラム『息子を訪ねて』『自転車を取りに』『10月5日土曜日』『何かが起きた』『ワールド・オブ・グローリー』(1967~1991)。貴重な学生時代を含む初期短編5本を日英字幕で上映。日常のスケッチのようなタッチの学生時代の作品から、エイズ予防の啓発映画『何かが起きた』、そして「リビング・トリロジー」のプレリュードといわれる『ワールド・オブ・グローリー』まで変遷を見るのも興味深い。『ホモ・サピエンスの涙』は11月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホモ・サピエンスの涙 2020年11月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Studio 24
2020年09月13日傑作ディズニー・アニメーションを実写映画化した『ムーラン』。本作で新たなキャラクターとして登場したコン・リーからコメントが到着した。チャン・イーモウ監督『秋菊の物語』(92)でヴェネチア国際映画祭・女優賞を受賞、チェン・カイコー監督のもとで出演した『さらば、わが愛覇王別姫』(93)がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝き、その後はハリウッドにも進出するなどアジアを代表する国際派スターとなったコン・リー。彼女が演じる謎の魔女シェンニャンはアニメーション版には登場していない、本作オリジナルの登場人物。超人的な身体能力を持つだけでなく、他人の人格を乗っ取り、時には鳥に姿を変えることも。その魔力ゆえに人々から疎んじられ、国を追われてしまった彼女は、ありのままに受け入れられる場所を求めてさまよっていたときに皇帝の殺害を目論むボーリー・カーンに出会う。彼に手を貸すことで自分の居場所を取り戻そうとする中、ムーランと出会い、自分と同じような葛藤を抱えていることを知るーー。このミステリアスなキャラクターが誕生した背景について、監督のニキ・カーロは「ムーランと並行する物語を持つ、ムーランと同じくらい強い女性キャラクターを提供するための選択でした。色々な意味で、ムーランはもっとも新しいバージョンで描かれた強い女性の様相」と語る。当初から製作陣営は“自分らしさ”や“自分の居場所を見つけること”といった、本作のテーマにより深みを与えたいと考えており、そこで生み出されたのがシェンニャン。自分と同じように、“居場所”を失ったムーランに共感を覚えるシェンニャンは、物語の鍵を握る重要なキャラクターであり、そのパワフルなキャラクターに生命を吹き込むためにコン・リーが起用されたという。コン・リー本人は「ムーランの原作にシェンニャンというキャラクターは存在しない。これは私たちが創り上げたキャラクターだから、自由に演じる余地がありました。それは私にとってチャレンジでもありました」と振り返っている。『ムーラン』はディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信中(※追加支払いが必要)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年09月13日2020年は、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスという3人のオペラ歌手が、“三大テノール”として活躍を始めて30年の節目となる記念すべき年。この度、彼らのドキュメンタリー映画『甦る三大テノール 永遠の歌声』が日本でも公開されることが決定した。1990年イタリア、ワールドカップ・サッカーの前夜祭として開催されたローマ、カラカラ浴場の伝説のコンサートから始まった3人の活躍は、2007年のパヴァロッティが他界するまで“三大テノール”として全ての音楽ファンを魅了し続けた。今回の映画では、その17年間に及ぶ活躍の軌跡の中、これまで公開されることのなったバックステージの映像などを凝縮。白血病を乗り越えたホセ・カレーラスの復活とともに、ワールド・カップ開催を祝うため奇跡のコンサートを敢行。1994年アメリカ、ロサンゼルスドジャースタジアムのバックステージの映像は、彼らが歌うことや生きることをどれだけ楽しんでいたのかが伝わるだろう。ライブのコンサートなどの開催が厳しい昨今、映画館で新しい音楽鑑賞の形として、彼らの永遠の歌声を最上の音響環境で堪能することができる。『甦る三大テノール 永遠の歌声』は2021年1月8日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年09月12日世界中で社会現象を巻き起こしてきた最強のヒーローが、2020年に帰ってくる『ワンダーウーマン 1984』。全人類の欲望が暴走し世界が崩壊に向かうなか、ワンダーウーマン/ダイアナがかつてない危機に立ち向かう本作から、この度、物語の核となる4名のキャラクタービジュアルが解禁された。公開されたビジュアルには、世界の命運を握る4名の姿が映し出されている。まずは【上段左】、桁外れの“スーパーパワー”と“真実の心”を武器に戦う最強の戦士で、考古学者ダイアナの一面も持つワンダーウーマン/ダイアナ。世界崩壊の危機を前に、闘志を秘めた表情を見せる。真の戦士だけが許された究極のゴールドアーマーをまとい、全身から強烈なオーラを発するその姿からは、まさに最強のヒーローとしての気高さを感じる。続いて【上段右】、欲望を操る伝説の“ドリームストーン”を手にし、巨大な陰謀を企てるマックス。一見すると普通のビジネスマンのようだが、世界を崩壊へと向かわせる巨大な陰謀をもくろんでいる。“全人類の欲望を操る” という超強力なパワーを得ることで、ワンダーウーマンをこれまでにないピンチへと追い込む最強のヴィランだ。そして、【下段左】に位置するのがスミソニアン博物館で働くダイアナの同僚である博士バーバラ。地味な博物館員の彼女は、ある秘めた野望を心に宿す。その強い願いがマックスによって実現されるとき、世界は終末に向かって走り出す――。そして【下段右】はワンダーウーマンと共に世界の脅威に立ち向かう元空軍パイロット、スティーブ。ワンダーウーマンを支え、共に強大な悪に立ち向かう頼れる仲間だ。果たして本作ではどのような共闘を見せてくれるのか?パティ・ジェンキンス監督は、本作のアクションについて「私たちはリアルを追求するというとても高い目標を掲げ、アクションの多くを実際のロケーションで撮影しました。世界の陸・海・空を股にかけたこれまでにない戦いが繰り広げられる壮大なスペクタクルであると同時に、深いストーリーが展開しているヒーロー映画体験になっています」と語っており、我々の想像をはるかに超える映画が完成していることを明かした。縦横無尽に陸海空を舞うワンダーウーマンの大迫力バトルに、期待ができそうだ。ストーリースミソニアン博物館で働く考古学者・ダイアナのもうひとつの顔――それはヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士ワンダーウーマン。1984年、欲望を操る伝説の石“ドリームストーン”が発見される。その石の力で驚異的な能力を得たマックスの陰謀により全人類の欲望が暴走、世界の均衡と平和は急速に崩れていく。人類滅亡のカウントダウンのなか、マックスは正体不明の敵チーターを生み出した。ワンダーウーマンはたった一人で世界の崩壊を止められるのか?かつてない敵に挑むために彼女が払わねばならない“代償”とは!?ワンダーウーマンを語りつくすオンラインイベント開催全世界視聴者数2,200万人を記録し大盛況を博した、アメコミファン史上最大のオンラインイベント第1弾「DCファンドーム:DCホール・オブ・ヒーローズ」では、世界中のファンがガル・ガドットとパティ監督、クリス・パインの登壇に大熱狂した。いよいよ9月13日(日)には、第2弾となる「DC ファンドーム:ディスカバー・マルチバース」が開催。映画コメンテーターのLiLiCoに加え、大のDCファンを公言する歌舞伎俳優の尾上松也や、DC作品は全て観ているという「FUJIWARA」の藤本敏史、そしてアメコミ系ライターの杉山すぴ豊が参加する「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」と題した日本オリジナルプログラムが配信。本イベント内では、“WE LOVE ワンダーウーマン!”と題したワンダーウーマンのスペシャルコーナーで、世界中で愛されているワンダーウーマンの魅力を映像やキーワードと共に徹底解説しながら、本作の見どころが語られる。『ワンダーウーマン 1984』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月11日社会からはじかれた子どもたちのケア施設を経営する実在の人物を『最強のふたり』監督陣が描くフランス映画『スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』から、貴重なオフショットとともに監督や主演ヴァンサン・カッセル、レダ・カデブのコメントが到着した。フランス映画界を牽引し続ける名優ヴァンサン・カッセルが本作で演じるのは、自閉症スペクトラムのケア施設を切り盛りするブリュノ。ほかの施設で断られた子どもたちも受け入れ、採算度外視、政府からは無認可施設として目を付けられながらも何とか施設を継続しようと奔走する実在の人物がモデルになっている。そして彼をサポートしながら、ドロップアウトした若者たちの社会復帰を助ける団体の代表マリクをいぶし銀の名優レダ・カテブが演じている。悪役やアクの強い役の印象が強い二人だが、本作では“普通の男たち”を絶妙なバランスで演じているところも見どころだ。本作は監督たちが25年以上付き合いのある施設を舞台に、長年温めてきた肝いりの企画。本来脚本を書いてから役者にオファーするのが常だが、実は今回カッセルとカテブには脚本執筆前に出演をオファーしたという。「作品に対するアイディアはあるが、脚本は用意していない。僕らと一緒にモデルになっている団体と長時間過ごしてほしい。それが無理なら、この映画の話はなし。断ってくれ」と大物二人にかなり強気に交渉したという監督たち。ナカシュ監督曰く、彼らからの返事は早かったそうで「僕らのやり方は間違っていなかった。その日の夕方には二人からほぼ同じ内容のメッセージが送られてきた。『脚本がなくても大丈夫。このまま冒険を続けよう』とね」。トレダノ監督は「ヴァンサンは、その人物になりきって身振りや体つきまでも“盗む”という姿勢で臨む。僕らは彼の“変幻自在”の才能を本当に素晴らしいと思っている。レダは繊細かつリアルな演技ができるカリスマだ。本作を成功させるためには、二人のエネルギーが必要だった」と、この二人が必要だった理由を語る。彼らの熱意が伝わり、約束通りカッセルとカテブは施設を訪れ、カッセルはステファン・ベナム、カテブはダーウド・タトゥと、それぞれが演じる役のモデルと共に過ごすことになる。自閉症スペクトラムのことを全く知らなかったという二人だが、カッセルは「気がついたら涙を流していたよ。ステファンや団体のスタッフを観察していて分かったのだけど、彼らは献身的で、自閉症の人たちの生活のことだけを考えている。しかも理性的かつ行動的だ」と、これまでにない体験に圧倒されたという。そしてカテブも「すぐに心を奪われた。とても感動したね。アドベンチャーに溢れたゆたかな世界を発見した」とその時の心境をふり返っている。また、共に過ごして役作りに役立てたポイントを聞いたところ、「ステファンと一緒にドライブもした。彼の立ち振る舞い、人間性を観察するためだ。演じるときには登場人物の持ち味を出すことが大事だからね。彼の個性を知るのは大切なことだった。具体的には、彼のヤギひげと目線を取り入れた。彼は、相手が落ち着かなくなるからと、あまり人と目を合わせない。それから、心配そうな表情もね」とカッセル。カテブも「僕も毎朝ワゴン車で自閉症の子供たちを迎えに行くダーウドの車に同乗させてもらった。彼の温かみのある対応を目の当たりにして、責任の重さをずっしりと感じた。彼らの気持ちを汲み取って絵になければならないからね」とベテランならではのやり方でエモーショナルな部分を役に取り入れたことを明かす。そして本作の見どころを尋ねると、ナカシュ監督は「全ての登場人物の闘いを投影しているんだ。彼らの闘いとは、弱者の支援を第一に考え、絶対に目を背けずに関わっていくことだ」とコメント。そしてカッセルは「この作品は実は自閉症についてはなく、他人への愛、そして献身について描いた映画だ。ひとりひとり違うけれども、一緒に生きていこうというメッセージが入っていると思う」と本作のテーマを総括した。そんな監督たちとカッセル&レダの4ショットと、トレダノ監督が撮影したセルフィーが到着。本作は昨年のカンヌ国際映画祭でクロージング作品として上映され各所で大絶賛。多いに話題となったが、その多忙な映画祭の隙間時間に撮影された超貴重なオフショット。全員が本作で初めての顔合わせだったが、撮影期間だけでなく、施設のリサーチでも長時間を共にした彼らの仲睦まじさと絆の強さがこの写真からも見てとれる。ちなみに、カッセルが抱えている犬はカテブの愛犬ポロくん。カンヌだけでなく、本国のプロモーションでも4人と共にたびたび登場し、フランスのメディアではカテブにポロの質問をするのが恒例に。SNSでもトレンド入りし、話題となっていたという。『スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月11日クリストファー・ノーラン監督がその唯一無二の映像表現をさらに進化させたタイムサスペンス超大作『TENET テネット』。この度、貴重なメイキング映像とともに、主人公を演じたジョン・デイビッド・ワシントンら4人のキャストが自身の役について語るキャラクター映像が解禁された。8月26日(金)には41の国と地域で公開され、各国で初登場No.1スタート。さらに9月3日(木)から全米公開を迎えると、劇場のオープンが通常の65~70%でありながら、9月4日(金)~9月6日(日)3日間の週末興行収入は2,020万ドルのオープニング記録を達成。全世界の累計では興行収入は1億5200万ドルを超え、「観客を映画館に連れ戻した」と海外メディアが伝えている。そんな中、今回解禁されたのは、主人公・名もなき男(ジョン・デイビッド・ワシントン)と、彼の相棒であるニール(ロバート・パティンソン)、過去と未来を繋ぐブローカーである武器商人のセイター(ケネス・ブラナー)、そしてセイターの妻であり、彼の秘密を知るキャット(エリザベス・デビッキ)、4人の特別映像。「TENET(テネット)」という謎のキーワードをはじめ、様々な秘密のベールに包まれた物語と観客を繋ぐ重要な役割を担う“名もなき男”は、米海軍特殊部隊出身で武器に関して熟達しており、至近距離での戦いが得意な人物。強靭な肉体を持ち、驚異の身体能力を持つ名もなき男だが、激しいアクションはジョン・デイビッド自ら演じ、その過酷な練習風景が切り取られている。突如として国家を揺るがす任務に巻き込まれた彼に待ち受ける運命とは…?そして、名もなき男の相棒として世界各国を旅する優秀なエージェント、ニールの映像では飛行機を爆発させる大胆なプランを話すシーンが登場。時間が逆行する異様な世界でも、冷静な彼のキャラクターが垣間見える。ニールが発案した驚くべき作戦とは!?ロシアの富豪であり、裏の顔は武器商人のセイターは、彼を演じたケネス・ブラナーが「人々をダークサイドに追いやるような強烈な人物」と語るキャラクター。過去と未来を繋ぐブローカーである彼を発端に人類滅亡が企てられるが、彼の本当の目的とその動機は一体何なのか!?そして、セイターの妻であり、一児の母であるキャットはエリザベス・デビッキ曰く「とても知的な人物」だという。セイターの秘密を知っており、彼から離れたいと願いつつも離れられないその理由とは…?「TENET(テネット)」の謎をめぐり翻弄される人物たちにも注目。『TENET テネット』は9月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年09月11日「Disney+(ディズニープラス)」で配信開始となる映画『ゴリラのアイヴァン』。この度、ゾウのステラの声を演じたアンジェリーナ・ジョリーが赤ちゃんゾウのルビーの声を演じたブルックリン・キンバリー・プリンスと一緒に、お揃いのゾウの着ぐるみを着て台本の読み合わせを行っている貴重なショットが解禁。また、アンジェリーナとゴリラのアイヴァン役のサム・ロックウェルのインタビュー映像が公開された。このお揃いの着ぐるみは、ブルックリンがアンジェリーナと一緒に着るために用意したもの。アンジェリーナに見せるととても喜び、すぐに着て、そのまま台本の読み合わせを実施したという。アンジェリーナはこの日をふり返って、「私たちは本当にゾウの家族みたいになりましたよね(笑)。とてもキャラクターに入れ込んだから」とコメント。作品の空気感が伝わる、アットホームな雰囲気の中で収録が行われたことが伺えるショットとなっている。併せて、本作では製作スタッフにも名を連ねたアンジェリーナと主人公アイヴァンの声を演じたサムの単独インタビュー映像も到着。「人は人生のうち何度か本当に特別だと思える物語に巡り合うもの」と語るアンジェリーナは、「母親としてだけでなくアーティストとして“この世界に必要な映画だ”と直感的に感じた。あえて言うけど“不朽の名作になる”と感じた。物語が幾重にも折り重なって、メッセージが面白くてユニークで影響力がある。この世界に入り込むことで観客は成長できて、物事に対する見方や考え方がいい意味で変わる。とてもチャーミングな作品」と熱弁。また、サムは、「スタジオにはいつも楽しい笑い声が響いていた。動物たちでモールに行くシーンは大爆笑だ。みんなの掛け合いが最高で笑えるシーンだらけだ。最高にクールで本当にいい映画だよ」と現場での雰囲気のよさに太鼓判。さらに「行き詰っていたアイヴァンに、セカンドチャンスがめぐってくる。誰かを助けていいことができるチャンスだ。僕はそこに魅力を感じたんだと思う」とアイヴァンのキャラクターについても語っている。『ゴリラのアイヴァン』は9月11日(金)よりディズニープラスにて日本公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月10日『シンデレラ』『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のリリー・ジェームズと、『君の名前で僕を呼んで』『ナイル殺人事件』のアーミー・ハマー共演で贈る心理サスペンス『レベッカ』が、10月21日(水)よりNetflixにて配信されることが決定。予告編が到着した。リゾート地・モンテカルロで運命的な出会いを果たし、恋に落ちた若い女性(リリー・ジェームズ)と、妻を亡くしたハンサムな男マキシム・ド・ウィンター(アーミー・ハマー)。やがて結婚を決めた彼女は、荒涼とした海岸沿いにある夫の豪華な大邸宅マンダレーに新妻として移り住むことに。新婚夫婦の夢のような時間は永遠に続くかと思いきや、亡くなったはずの優雅で洗練されたマキシムの前妻レベッカの影に苦しめられていき…。本作は、イギリス人作家ダフネ・デュ・モーリアが1938年に発表し、代表作となった小説を基に、新たな解釈で描く心理サスペンス。1940年には名匠アルフレッド・ヒッチコックがジョーン・フォンテインとローレンス・オリビエで映画化した。この度到着した予告編では、夫との甘いロマンスに酔いしれるリリー演じる新妻が、美しい大邸宅で、亡くなったはずの前妻レベッカの影に徐々に翻弄されていく様子が緊迫感たっぷりに映し出されていく。主人公には、レベッカを慕うあまり新妻に悪意を抱く家政婦ダンヴァース夫人(クリスティン・スコット・トーマス)の容赦ない洗礼が浴びせられる。さらには、香水や髪の毛など、亡き元妻レベッカの痕跡も至る所に残されていた。愛する夫にレベッカのことを尋ねてもはぐらかされるばかり、彼もまたレベッカの死に関して何か秘密を抱えている様子。果たして、彼の抱える恐るべき秘密とは?前妻の影に翻弄され次第に憔悴していく彼女の運命は…。併せて、熱い視線で夫を見つめる女と、彼女から視線を外しどこか別の場所に視線を移す男を写した、妖艶かつ不穏なキービジュアルも解禁されている。運命的な恋に落ちる女性を演じるのは、実写版『シンデレラ』で世界一有名なプリンセスを演じて日本でも脚光を浴び、人気ドラマ「ダウントン・アビー」でも知られるリリー・ジェームズ。その夫マキシムを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』や『ホテル・ムンバイ』、10月23日公開予定『ナイル殺人事件』にも出演する実力派アーミー・ハマー。さらに、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』などで幅広い役を演じてきたクリスティン・スコット・トーマスや、『マレフィセント』ではアンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントに仕えるディアヴァル役で知られるサム・ライリーも参加。監督を務めるのは、トム・ヒドルストン主演でJ・G・バラードの近未来小説を見事に映画化した『ハイ・ライズ』や、ブリー・ラーソンはじめアーミー、サムら豪華キャストが出演した『フリー・ファイヤー』など、唯一無二の作品を世に送り出してきたベン・ウィートリー。衣装デザイナーは『ボヘミアン・ラプソディ』で英国アカデミー賞の衣装デザイン賞ノミネート歴を誇り、『インフェルノ』『ロケットマン』などの衣装も手掛けてきたジュリアン・デイ、プロダクションデザイナーは『アンナ・カレーニナ』『美女と野獣』など数々の名作のデザインを手掛けてきたサラ・グリーンウッドと、今年の賞レースでも注目を浴びそうな美しい劇中のファッションや造形も見逃せない。Netflix映画『レベッカ』は10月21日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年09月09日「サーチライト・ピクチャーズ」×主演:フランシス・マクドーマンド×クロエ・ジャオ監督の注目タッグで贈る『ノマドランド』の日本公開が決定した。リーマンショック後、企業の倒産と共に長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込み、車上生活者“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく――。大きな反響を生んだノンフィクション「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(ジェシカ・ブルーダー著)を基に描く本作は、実在のノマドたちと共に見つめるいまを生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシスが演じるのは、現代のノマドとして過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを選択するファーン。撮影では、フランシス自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた新しい表現ジャンルを開拓。主演だけでなく製作としても携わる彼女の渾身の意欲作となっている。そして監督は、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた『The Rider』(’17原題・未)でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、『エターナルズ』(原題)の監督にも抜擢されたクロエ・ジャオ。『The Rider』『ゴッズ・オウン・カントリー』の撮影監督ジョシュア・ジェイムズ・リチャーズと共に、厳しくも壮大な自然や、一日一日を懸命に生き延びながらも、誇りを持って自由を生きるノマドの生き様を映し出す。なお本作は9月11日(現地時間)、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、LAにて開催されるテルライド映画祭主催のドライブ・イン・シアターなどでワールドプレミアも決定している。『ノマドランド』は2021年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年1月より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved.
2020年09月09日グザヴィエ・ドランの最新作『マティアス&マキシム』に詩人・最果タヒが寄せた恋の痛みをうたった詩を、菅田将暉が朗読する特別映像が解禁された。今回の特別映像は、あるきっかけからキスをしたことで予想外の恋に落ちる主人公、マティアスとマキシムそれぞれの視点から紡がれたドラン監督による本編映像に、瑞々しくもリアルな作品で若者からの絶大な支持を得る最果タヒの詩を、「MIU404」も記憶に新しい時代の寵児・菅田将暉が読み上げるというスペシャルなコラボレーション。かねてからドラン監督のファンを公言してきた菅田さんは、以前雑誌のインタビューで「最近観て、これはすごいなと思ったのがグザヴィエ・ドラン。こんな感性の人がいるんだなって。10代で監督デビューして、自分で衣装も編集もやるし、主演の時もありますよね。衝撃でした」とドランとの出会いを語っていたことがある。そんな菅田さんが読み上げることにより、切なくも愛おしくてたまらない、触れてみたいけど近付けない、苦しみの中にも歓びがある愛の詩をよりドラマティックに感じられる映像となっている。『傷痕』作:最果タヒ―映画『マティアス&マキシム』に寄せてーすこしでも触れられたら裂けてしまいそうな傷口が、ぼくそのものだと気づいている?きみの前で、ぼくは、触れられたくてたまらなくなる。痛みが美しいだなんて言わない、ぼくはただ、きみを求めていた。血や、叫びが、ぼくから流れ出して、ぼくはそれでも、きみの掌に包まれたかった。傷口が、ひどくさみしい。誰よりもぼくを深く傷つけるひと、きみの手はあたたかいと、ぼくは早くきみに言いたい。菅田将暉、映画『マティアス&マキシム』へのコメント傷みに耐えられる心などある筈もなく果てしなく痛々しいでもその姿が最高に美しい人間には愛があるそう教えられた気がします『マティアス&マキシム』が9月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月09日6月より公開中のシルヴェスター・スタローン主演映画『ランボーラスト・ブラッド』が、9月11日(金)TOHOシネマズ池袋にて、コロナ禍における新しい応援上映を行うことが分かった。コロナ禍における新しい応援上映「超・応援上映」は、スマートフォンやPCから「応援コメント」を入力すると、それが劇場の巨大スクリーンに流れるという、声ではなく、文字を出す新・応援上映。その「超・応援上映」の第1弾となるのが、異色のアクション映画と謳われた『ランボーラスト・ブラッド』。シリーズ第5作の本作は、原点回帰にして最終章にあたる1本。今回は、ささきいさお(ジョン・ランボー)、武田真治(ウーゴ・マルティネス)、ケンドーコバヤシ(ビクトル・マルティネス)、花澤香菜(ガブリエラ)、小宮和枝(マリア)、井上喜久子(カルメン)らによる吹き替え版で上映。チケットは、9月9日(水)0時よりインターネットチケット販売(※シネマイレージ会員は9/8 21時)、劇場窓口では同日オープンから販売となっている。なお本上映に参加するには、事前に「ニコニコ動画」の無料会員登録が必要なほか、様々な注意事項が決まっている。共に闘え!『ランボーラスト・ブラッド/超・応援上映』は9月11日(金)TOHOシネマズ池袋19:30の回で開催。※R15+(cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年09月08日グザヴィエ・ドラン監督最新作『マティアス&マキシム』の公開を記念し、『君の名前で僕を呼んで』『キャロル』『ムーンライト』『あと1センチの恋』の豪華4作品を「恋に落ちる名作」として特集上映することになった。本作は、幼なじみの青年の友情と揺れる恋心に焦点を当てた青春ラブストーリー。溢れ出る愛おしさ、触れたい衝動、相手を追いかける眼差しなど、スクリーンに映し出される全てが「恋」そのものを物語る新たな傑作。この公開を記念して、これまでファントム・フィルムが配給してきた愛の名作を集めた特集上映企画「4夜連続上映 恋に落ちる名作」を東京と大阪で同時に開催。ラインアップは本作を描くうえでドランがインスパイアされたと公言している『君の名前で僕を呼んで』をはじめ、『キャロル』『ムーンライト』『あと1センチの恋』の豪華4作品。本作『マティアス&マキシム』では幼なじみであるマティアスとマキシムが偶然のキスをきっかけに互いへの想いに気づきはじめる。ポスタービジュアルにもなっているこのキスが、2人にとってまさにその瞬間。『君の名前で僕を呼んで』では初めての身を焦がすような経験が、『キャロル』では惹かれ合っていても世間に許されない関係が、『ムーンライト』では消し去ることのできない秘めたる恋心が、『あと1センチの恋』では近すぎて言えない本当の想い…と、それぞれの形で“恋に落ちる瞬間”、そして誰かを好きになることの切なさと歓びが鮮烈に描かれている。様々な愛の形を描いた映画ファンの記憶に残る、いずれも忘れられない名作ラブストーリー4本となっている。『マティアス&マキシム』は9月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あと1センチの恋 2014年12月13日より全国にて公開© 2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBHムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLC君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2020年09月07日豊川悦司、浅野忠信、國村隼ら日本の俳優も出演することで話題の映画『ミッドウェイ』。この度、ハワイのプレミアイベント時に行われたローランド・エメリッヒ監督のインタビュー映像が公開された。インタビュー映像ではまず、日本人俳優を起用した経緯について「運が良かったんだ」と話し始めるエメリッヒ監督。浅野さんら日本人キャストが多く参加したマーティン・スコセッシ監督作『沈黙 -サイレンス-』でキャスティングを担当した、日本の女性プロデューサーに紹介してもらったそうで、言葉の問題はあったものの「素晴らしい経験だった」とふり返り、「撮影の最後3週間は日本映画だったからね」と日本側をしっかりと描いている点を強調。そんな彼らの演技についても語っており、「すばらしかった」「アメリカで試写をした時、何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」と明かした。そして「スペクタクルであり、日米双方をしっかり描いている」と本作に自信を覗かせたエメリッヒ監督。「戦争に勝者はなく、敗者しかいない。戦争が再び起きてはならないと伝えたい」と物語に込めたメッセージを述べている。そんな本作は全米公開後、“日米両軍を同じ人間として、公平な視点で描いていることが何より素晴らしい”と評価を集めている。『ミッドウェイ』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッドウェイ 2020年9月11日よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて公開©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
2020年09月06日伝説の音楽レーベル「モータウン」創設者のベリー・ゴーディJr.が引退直前に初めて密着を許可した、ドキュメンタリー映画『メイキング・オブ・モータウン』。今回、ベリーが映画『ドリームガールズ』でも描かれたダイアナ・ロスとの恋について明かすインタビューシーンの一部が到着した。1960~70年代、モータウンの黎明期から隆盛期をモデルに描かれた映画『ドリームガールズ』。ジェイミー・フォックスが演じた役のモデルがベリー・ゴーディで、ビヨンセ・ノウルズが演じた役のモデルは、「スプリームス」のメンバーだったダイアナ・ロスだったとされている。映画劇中で描かれていた様に、実際に結婚と離婚を3回繰り返したベリー・ゴーディとダイアナ・ロスは恋人同士だった。「スプリームス」は、ベリーの強力なプッシュの元、1964年に「愛はどこへ行ったの」で初の全米1位を獲得すると、シングルが5作連続で全米1位を獲得。黒人グループとして初めて「エド・サリバン・ショー」に出演するなど、全米トップクラスのアーティストとなった。1967年には、ベリーのあまりのダイアナをゴリ押しするやり方に、「スプリームス」のメンバーだったフローレンス・バラードがアルコール中毒になったこともあり解雇に至る事件もあった。映画本編では、当時のモータウンにとってダイアナを中心とした「スプリームス」が、いかに大きな存在だったのかが貴重なライブ映像とともに綴られている。この度到着した本編映像でベリーがふり返るのは、マンチェスターでのステージ。初めて「You’re Nobody Till Somebodhy Loves You」を披露した「スプリームス」。そのステージにベリーは手応えを感じるが、観客の反応が悪かったため、ダイアナはベリーに「二度と歌わない」と宣言する。信頼関係を壊すダイアナの発言に怒りを感じたベリーは、「ホールの観客と俺のどちらかを選べ」と言葉を投げる。その上で彼女がとった行動とは!?2人が親密になるきっかけを思い出すベリーの貴重なシーンとなっている。『メイキング・オブ・モータウン』は9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メイキング・オブ・モータウン 2020年9月18日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2019 Motown Film Limited. All Rights Reserved
2020年09月06日斬新なアイデア、驚異的ビジュアル、圧倒的なリアリティを追求するクリストファー・ノーラン監督による、タイムサスペンス超大作『TENET テネット』。本作で、ジョン・デイビット・ワシントン演じる“名もなき男”を手助けするエージェントを演じたロバート・パティンソンに注目した。全米公開に先駆けて8月26日(水)から41の国と地域で公開され、世界各国で初登場No.1を獲得、現地時間9月3日(木)に公開となった全米での動向も大きな注目が集まっている本作。ジョン・デイビット演じる名もなき男に課せられた、“第三次世界大戦から人類を救う”というミッション遂行を手助けする優秀なエージェント、ニールを演じているのがロバート・パティンソン。パティンソンといえば、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のセドリック・ディゴリー役に続き、当時熱狂的な人気を博した『トワイライト』シリーズの主人公、ヴァンパイアのエドワード・カレン役で世界的にブレイク。その後、鬼才デビッド・クローネンバーグ監督作品をはじめ、サフディ兄弟の『グッド・タイム』、女性監督クレール・ドゥニの『ハイ・ライフ』など、近年では作家性の強い監督の作品に出演してきた。そして今回のノーラン監督『TENET テネット』への出演に続き、マット・リーブス監督による『ザ・バットマン』(21)で新たなバットマン役に抜擢されたことで、いま改めて大きな注目を集める存在となった。パティンソンのキャスティングについて、ノーラン監督のパートナーであり本作のプロデューサーであるエマ・トーマスは、「ロバート・パティンソンはこの映画に光をもたらしました。すばらしいことです」と印象的な言葉を残している。さらに「長い間、彼の作品を観て楽しんできたけれど、最近の出演作品ではまったく違う俳優に思えて、興味をかき立てられました。彼が役にどう入り込んでいくのか見られることにワクワクしていました。出演を引き受けてくれてとても嬉しかった。彼は本当にすばらしい」と、新たな作品に挑戦するたびに成長を遂げ、変幻自在の演技で世界中の観客を魅了し続けているパティンソンの姿勢を大絶賛。作品を生み出すたびに限界を越えることが求められるノーラン監督の撮影に呼ばれたのも、必然だったといえるだろう。本作でパティンソンが演じるニールは、名もなき男の相棒として世界各国を共に旅する。彼はとても有能だが、過去の経歴は物語の中でも明かされない。しかし、そのことが特にパティンソンの好奇心をそそったという。「ニールと名もなき男の関係にすぐに興味を引かれました」と言い切ったパティンソンは、「彼は友人なのか、敵なのかと疑問に思いました。信頼すべきか、疑うべきかをどうやって決めるのかが気になったんです。そのとき自分の直感がどれだけ頼りになるのかとも考えました」と、名もなき男とニールの不思議な関係性について語る。そして「現実世界でも難しいことですが、僕たちの知っているルールが変化し逆行したとき、それはさらに複雑になります。特定の登場人物から既知の特徴が取り除かれたとき、その人物の人間的側面はどう変化し、また強化されるのか。ニールは専門知識や経験、そして直感の組み合わせを基に行動します。自分にわかることは限られている。だから自分よりも大きなものに賭け、ひとまず信じてやってみるしかない。そこで自分が信じるものがわからず、自分がしていることの善悪もわからないとき、その決断はさらに興味深いものになります。そこがとても気に入りました」と、劇中でのニールの行動について触れた。現在、新型コロナに感染したとも報じられているパティンソン。時間が“逆行”する未知なる世界の中で、彼が演じるニールはどのような活躍をするのか?相棒となる名もなき男との関係性にも注目が集まりそうだ。『TENET テネット』は9月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年09月06日パブロ・ラライン監督が贈る最新作『エマ、愛の罠』で、観客を欺くセンセーショナルなヒロイン・エマの夫で振付師ガストンを演じたガエル・ガルシア・ベルナルから日本のファンに向けたコメントが到着。メキシコの自宅から日本語を交えながらのメッセージを届けてくれた。新型コロナの影響で日本への来日が叶わなかったガエル。次回作の撮影を目前に控えた忙しい時間の合間を縫って、本作を日本の多くの方々に知ってもらいたいということから取材を承諾。超レアな彼のプライベートを垣間見ることができる自宅から、ラフな姿で登場し、「レゲトンにダンス、ドラマまで盛り沢山で、ロマンスと、その後のお話もとても面白い映画です。みなさんをご招待します。エマはスゴイカッコイイ」とコメント。主演ドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」の撮影で来日したこともあるガエルの、日本のファンに向けた笑顔に注目。【動画お願いします】また、新型コロナウイルス感染拡大による外出制限下で撮影された短編集「HOMEMADE/ホームメード」(Netflix)の発起人のひとりで製作・監督に名を連ねるなど、常に話題作を手掛けているラライン監督が「ガエルは信頼できる優秀な男で、友人としても素晴らしい。天才です。彼と一緒に仕事をできることは、僕にとって最高の喜びであり名誉なことなんです」と絶大な信頼をよせるガエル。本作で鮮烈な主演デビューを果たしたマリアーナ・ディ・ジローラモと初共演で夫婦を演じ、魂の解放を象徴するエモーショナルなレゲトンダンスと、挑発的な映像美で描く本作にますます期待高まる。『エマ、愛の罠』は10月2日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinéma立川高島屋S.C.館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エマ、恋の罠 2020年10月2日 シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinēma 立川高島屋 S.C.館ほか全国公開© Fabula, Santiago de Chile, 2019
2020年09月06日世界中で愛されてきた物語を、空前のスケールで実写映画化する渾身の映像プロジェクト『ムーラン』。本作の配信を目前に、ムーラン役リウ・イーフェイをはじめとするキャストたちの“壮絶アクション”の裏側を捉えた特別映像が解禁となった。凄まじい速さで剣を振りかざし、激闘を繰り広げるムーランの勇姿からはじまる本映像。鮮烈なアクションシーンでありながら、その美しさについて語る製作陣の言葉通り、闘志に溢れる力強い表情と華麗なアクションで魅せるムーランが眩しいシーンだ。しかし、この見事なアクションシーンの裏には、キャストたちの想像を超える努力が積み重ねられていたことが明らかに。「3カ月間トレーニングを積みました。毎日すごく大変でしたが、やった甲斐がありました」と語るのは、主人公ムーランを演じるリウ・イーフェイ。大勢を相手に剣術のトレーニングに励み、ワイヤーに釣られて空中に舞いながら戦闘シーンを撮影する風景など、彼女はムーランを演じるため、長期にわたって過酷な努力を積み重ねてきたことがうかがえる。リウがムーランを演じるために壮絶な努力を積む姿は、ムーランが父のため、そして国のために激しい闘いを繰り広げ、決して諦めなかった姿とも重なり、彼女だからこそ本格的なアクションを成し遂げ、役を演じ切ることができたといえる。さらにムーランだけではなく、彼女と共に戦う仲間の兵士たちや、司令官、国に攻め込む敵など、全ての登場人物が相当な戦闘技術を要する本作では、製作陣やキャスト全員が血と汗の滲む努力をこなした。「アクションだけではなく、キャラクターやストーリーのために全キャストが体を張りました。アクション全部に意味があります」とニキ・カーロ監督が手応えを語る通り、壮大なアクションシーンは、一人一人が物語や自身の演じるキャラクターを深く理解し、極限まで戦闘技術を磨き上げたからこそ大迫力のシーンが完成することになった。監督自ら声を大にして“これまでのものとは桁違い”と語る、ディズニー作品の新境地ともいえる驚異的な本格アクションは必見だ。『ムーラン』は9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信(※追加支払いが必要)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年09月05日ソフィア・コッポラが監督・脚本を務め、「Apple Original Films」と「A24」が製作を手掛けるコメディ映画『オン・ザ・ロック』の予告編が到着した。ローラ(ラシダ・ジョーンズ)は、夫のディーン(マーロン・ウェイアンズ)が新しく来た同僚と残業を繰り返すようになり、良からぬことが起こっているのではと疑いを抱く。そこで、男女の問題に精通しているプレイボーイに相談を持ち掛ける。それは、自分の父親のフェリックス(ビル・マーレイ)だった。フェリックスはローラにこの事態を調査すべきだとアドバイスし、父娘2人で夜のニューヨークへ。アップタウンのパーティーやダウンタウンのホットスポットを駆け巡る内に、フェリックスとローラは自分たち父娘の関係についてある発見をすることに――。予告編では、親子が久しぶりに会うシーンからスタート。プレイボーイさが伺える父の様子や、父娘が夫を尾行する様子などが、2人の会話と共にコミカルに映し出されていく。また予告編と同時に、ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズが演じる父娘が写るポスタービジュアルも公開された。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、23日(金)よりApple TV+にて世界配信。(cinemacafe.net)
2020年09月04日