ソースネクストは8日、写真に写り込んだ人や物を自然に削除するソフト「フォト消しゴム」を発表した。ダウンロード版をソースネクストeSHOP限定で発売する。価格は3,990円(税別)。撮影した写真の一部を消したい場合に役立つ消去ソフト。使い方は手軽で、ソフトを起動して写真をドラッグ&ドロップで読み込み、消したい部分をなぞるだけでよい。一例として、旅行で撮った風景写真に電柱や電線などの人工物が写り込んでしまった場合、家族や友人で撮った集合写真に知らない人が写り込んでしまった場合、ペットの背景にゴミが写り込んでしまった場合などを挙げている。利用可能なファイル形式は、入出力ともにJPEG、PNG、BMP、TIFF。1ライセンスあたり3台のPCにインストール可能で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。(c)ファンファーレ
2016年03月08日●カスペルスキー インターネット セキュリティを使ってみるカスペルスキーは、同社のセキュリティ対策ソフトの最新版となる「カスペルスキー 2016 マルチプラットフォーム セキュリティ」を10月15日よりダウンロード販売を開始した(パッケージ版は11月12日より)。「マルチプラットフォーム」という名前を冠する通り、カスペルスキー インターネット セキュリティ(Windows版)カスペルスキー インターネット セキュリティfor Mac(Mac版)カスペルスキー インターネット セキュリティfor Android(Android版)の3つの製品から構成される。5台版では、Windows PC、Mac、スマートフォン、タブレットから最大5台のデバイスにインストールできる。最近では、1人でも複数のデバイスを所有することが多い。そんな要求にも応えるライセンスとなっている。また、家族では多くのデバイスを同時に守る必要がある。そんなユーザー向けには、利用台数に制限のないプレミアライセンス版もある。Windows 10やOS X 10.11 El Capitanといった最新OSにも対応する(Android 5.1については、2015年11月に対応予定)。価格などの詳細については、カスペルスキーのホームページを参照していただきたい。本稿では、Windows版のカスペルスキー インターネット セキュリティの新機能を中心に紹介したい。○カスペルスキー インターネット セキュリティを使ってみるまずは、カスペルスキー インターネット セキュリティの基本機能を紹介しよう。まずは、メインウィンドウである。シンプルなメニュー構成になっており、初心者にも使いやすいだろう。インストールが完了したら、まずは完全スキャンをする。初回のスキャンは時間がかかることもあるが、2回目以降はスキャン対象も減り、短時間で終了するようになる。あとは、スキャンスケジュールの設定などを適切に行う。ここまでの作業をすませれば、セキュリティ対策ソフトを意識することはほとんどないだろう。そして、もう1つ設定しておきたいのは、便利ツールの中にある実行アプリケーションの制限である。左のメニューから[実行アプリケーションの制限]を選ぶ。この機能を有効にすると、信頼できるアプリケーションのみが実行を許可される。既知のよく使うアプリケーションは実行を許可し、ダウンロードした不明なアプリケーションなどを制限することができる。この機能が有効の場合、カスペルスキー インターネット セキュリティは、許可されていないアプリケーションをすべてブロックする。その可否は、Kaspersky Security Networkから受け取った情報、アプリケーションのデジタル署名の詳細、アプリケーションダウンロードのインストーラおよびソースの信頼レベルに基づいて判断される。猛威をふるう標的型攻撃などでは、パターンファイルによる防御は難しい。こういった機能と併用することで、より強固な対策となるだろう。●カスペルスキー インターネット セキュリティの新機能○カスペルスキー インターネット セキュリティの新機能それでは、新機能を紹介しよう。まずは、システム変更コントロールである。一般的には、ブラウザハイジャックなどと呼ばれる行為を防ぐものだ。具体的には、スタートページやブランクページの書き換えツールバーの追加検索エンジンの変更などがある。問題は、ユーザーの意思とは無関係にインストールされ、閲覧履歴を送信したり、不要な広告を表示する。さらには、元の状態に戻すことが難しいこともある。フリーウェアをインストールする際に、同時に行われることが多い(よくみれば、確認できなくもないが、気付かないことも多い)。設定メニューの[プロテクション]から[システム変更コントロール]を選ぶ。デフォルトではオフになっているので、オンにする。実際に、試してみよう。ここでは、IEにGoogleツールバーをインストールしてみよう(もちろん、ブラウザハイジャックに該当するソフトではない)。インストールを開始してしばらくすると、カスペルスキー インターネット セキュリティがインストールをブロックする。こうして、Googleツールバーのインストールが失敗する。ユーザーが気が付かないうちに、このような変更を行おうとしてもブロックされるので、ブラウザハイジャックを防ぐことができる。もう1つ新機能を紹介しよう。Webトラッキング防止である。多くのWebサイトでは、ユーザーの閲覧行動などから、そのユーザー向けの広告を表示する。図11は、価格比較サイトで、カスペルスキー インターネット セキュリティなどを検索した後、動画サイトを閲覧したものだ。右のほうに、カスペルスキーの広告が表示されるようになる。この広告をブロックするのが、Webトラッキング防止である。こちらも設定メニューの[プロテクション]から[Webトラッキング防止の設定]を選択する。デフォルトでは[検知した要求をブロックしない]にチェックが入っているが、[検知した要求をブロックする]に変更する。こうして先ほどの動画サイトを閲覧すると、図12のようになる。右にあったカスペルスキーの広告などがなくなっている。そして、検知した追跡サービスのレポートも表示できる(便利ツールから[プライバシー保護]を選択)。最後に、マイカスペルスキ―によるリモート管理である。リモートでのカスペルスキー製品の各種操作やデバイスの状態確認ができる。これを使えば、遠隔地のデバイス管理もできる。かつては、その強力な検知機能と豊富な設定項目で、上級者向けともいえるセキュリティ対策ソフトであった。2016では、メニューも洗練され、一般ユーザーにも使いやすいものとなっている。カスペルスキーでは、30日間の体験版も提供している。試してみてもいいだろう。
2015年11月09日「デル 宮崎カスタマーセンター」は、宮崎市の中心部にある。もともとデパートだったビルを改装し、500名が勤務する。500名のうち、350名がユーザーサポート担当、100名が営業部隊で、デル製品の購入を検討しているユーザーからの問い合わせに答えるほか、実際の注文や発送指示なども行う。中小企業がメインとなる。同センターは2005年11月に開設し、今年で10年目。デルの本社は川崎市だが、宮崎カスタマーセンターは同社の第2の拠点としてつくられたものだ。本社のある川崎でも、一部のハイエンドのエンタープライズ向け製品のサポートを行っているが、多くの製品のサポートは宮崎が担当する(コンシューマ向けの無償サポートは中国・大連で行っている)。宮崎市にカスタマーセンターを開設した理由を、デル 宮崎カスタマーセンター センター長 金子知生氏は、「デルが成長を続ける中で、国内にもサポートセンターを設ける必要がありました。札幌から沖縄まで、全国さまざまな地点を検討しましたが、最終的に宮崎になりました。理由は雇用促進と地域活性化に向け、宮崎県と宮崎市が積極的に誘致してくれたこと、お客様をサポートする上で大切なおもてなしの心を宮崎の人が県民性として備えている点が大きな理由です」と説明する。同センターの特徴は、全員が正社員という点だ。これは、担当者がより責任感を持って業務を行える点と、長期雇用によるスキルアップが図れるメリットがあるからだという。これによって、一人でさまざまな製品のサポートが行えるようになり、スキルの高いエンジニアを育てることが可能になるという。責任感という面では、サポート担当が受付からトラブル解決までのすべてを行うことも特徴だ。サーバのログ解析や修理依頼も、すべて電話受けた担当が行う。正社員の雇用を促進する上では、宮崎県が進める地元のIT技術者を増やす取り組みにも、地元に進出する他の企業とともに協力しているほか、育児休業取得率100%を維持していくことを会社として宣言している。これにより、今年の7月には、子育て支援優良企業として、「未来みやざき子育て県民運動推進協議会」から表彰されている。社員のスキルアップが図られたことで、同センターの役割も拡大している。「センター開設当初は、サーバやストレージなどのハイエンド製品は川崎でサポートを行っていましたが、宮崎でスキルアップを行うことで、ナレッジがたまり、同センターにサポートを移管することが可能になりました」(金子氏)同センターでは24時間、365日のサポートを行っており、10-11のシフトパターンがあるという。これは、混雑具合に合わせる人員体制をとるためで、出社時間を1時間ずつずらすといった工夫も行っているという。業務にあたっては、15名程度のサポート担当と、担当が対応できない問題の問い合わせを支援するバックサポートやコーチ、管理職を加えた18名程度で1チームを構成。PC、ワークステーション、サーバ/ストレージなど、製品の種類によってチームを分け、業務を行っている。業務効率化のための施策としては、サポート開始前に各製品に割り当てられているエクスプレスサービスコードを入力してもらう点がある。ユーザーにエクスプレスサービスコードを入力してもらうことで、顧客情報や利用している製品の詳細情報を事前に取得できるため、担当者は顧客の情報を新ためて検索する必要がなく、電話をつないだ時点からすぐにトラブル解決に向けた対応が行える。サポートは電話のほか、メール、チャットでも行うが、サポートアシススタントというツールで、障害を自動検知することもあるという。これは、各製品にインストールされているツールで、何か不具合があると、サポートセンターに自動で報告を行うものだ。必要があれば、サポートセンターから電話することもあるという。そのほか、おもしろい取り組みとしては、ツイート監視がある。これは、ツイッターの発言を常に監視し、デル製品に関するトラブルのツイートがあった場合、対応するものだ。こういった、デル側からアプローチするのが、同社サポートの特徴だと金子氏は話す。日本独自の取り組みとしては、トラブル対応を行った顧客に対して、1週間後を目途に、再度連絡し、トラブルが解決されたかの確認を行うフォローアップコールを行っている。これには、同センターが顧客満足度向上を大きな目標にしているという背景がある。同社ではサポート終了後にイー・サーベイという、0-10までのレベルでアンケートに回答してもらっているが、9割以上のユーザーに7以上(満足)をつけてもらうことを同センターの指標としており、それが担当者の評価にもなっている。コンシューマ製品からスタートし、エンタープライズ製品の対応、営業部隊の新設と拡張を続けてきた同センターだが、金子氏は、サポートセンターの機能を、さらに拡大していきたいと意欲を見せる。現在、デルが買収して日が浅いエンタープライズ製品に関しては、川崎の本社が対応しているが、将来的には宮崎でもこうした製品への対応の幅を広げつつ、川崎ではよりソリューション分野に注力していく方針だ。また、営業部隊は現在はハードウェア中心の対応になっているが、将来的にはソリューションも含めて扱っていく方針だという。
2015年08月21日半導体および電子部品のディストリビュータであるMouser Electronicsは6月3日、日本のカスタマサービスセンターを東京に開設したと発表した。同センターは6月上旬より本格稼働を開始する予定だという。同社の代表取締役社長兼CEOのグレン・スミス(Glenn Smith)氏は、「我々の設計・開発エンジニアにアプローチしていくというビジネスモデルは、大量生産よりも設計が重視されるようになってきた日本という地域のニーズにマッチしている」と説明。実際に2014年の日本地域の売上高は前年比で36%増であり、アジア・太平洋地域におけるシェアは11%に及んでいる。「我々の顧客は幅が広く、上は大企業から下はホビイストのような個人だったり、学生だったり。どのような位置づけの人であっても、我々のサービスを必要としている人であれば、同じように対応していく」とのことで、成長が続く日本地域においては、技術的サポートが重要と判断し、同社21カ所目となるサポート拠点を開設することを決定したとする。また、こうした成長を受けて、同社Senior Vice President,EMEA and APAC businessesのマーク・バーロノン(Mark Burr-Lonnon)氏は、「この数年、全社業績は右肩上がりで成長を続けており、2007年から2014年までの7年間で7億ドル増加した。2015年の予測はさらに成長を見込んだもので、これが達成されれば、グローバルのトップ10ディストリビュータに入ることも夢ではない」とし、日本市場での成長に期待を寄せる。日本市場における売り上げの半数は半導体/組み込み関連だという。購入している層としてはメーカーのエンジニアが多く、そのうちの半数以上が産業機器関係だとし、「我々の生命線は、新製品をいち早く提供するということ。この点については、ほかのディストリビュータは我々ほど価値を提供できていない。日本の顧客もその点に価値を見出してくれているから、我々を活用してくれているのだと思う」(同)と日本の顧客の購買背景を分析する。なお同氏は、「これまでは各地域の銀行口座での取引はできなかったが、今回を機にできるようになった。日本地域には日本地域に根差したマーケティング活動を行っていきたいと考えており、日本の半導体や電子部品メーカーが販売する製品の世界に向けた販売活動の支援も強化していきたい」とも話しており、サポートセンターの立ち上げは単なる購買顧客に対するサポートの充実だけではなく、日本のエレクトロニクス企業のグローバルでの躍進の手助けにもつながることであることを強調していた。
2015年06月04日「消しゴムはんこ」とは、その名の通り、消しゴムで作るはんこのことです。手帳に押したり、子どもの持ち物に目印として押したり、子どものお稽古帳や連絡帳の「見ました」はんこや、ちょっとしたお手紙やおすそ分けの包みに押したり…と、いろんなシーンで使うことができます。今回は、消しゴムはんこ初心者向けに、シルエットモチーフのはんこの作り方をご紹介します。■初心者でもできる、「消しゴムはんこ」の作り方<材料>・学習用消しゴム 1コ・写し紙(トレーシングペーパー) 1枚・シャープペン(ボールペン不可) 1本・デザインカッター 1本・工作用カッター 1本デザインカッターは、刃の角度が45℃以下のものが、細かく彫れるので使いやすいです。100円ショップでも取り扱っているので、見てみてください。また、消しゴムは、消したゴムのカスがまとまりやすくなっている柔らかいタイプ消しゴムよりも、ちょっと硬いくらいのほうが彫りやすいです。<作り方>1.写し紙(トレーシングペーパー)に、はんこ用に用意した消しゴムの大きさを書き取ります。2.1で書いた枠内に、作りたいデザインを書きます。この時、必ずシャープペンか鉛筆を使ってください。消しゴムに絵を転写するので、ボールペンやサインペンは不可です。3.2の絵を裏返し、トレーシングペーパーの枠と消しゴムの端とがずれないように重ねたら、トレーシングペーパーの上から擦って、消しゴムに絵を転写します。4.消しゴムの、余白の不要な部分を工作用カッターで切り取ります。5.ここから、はんこ部分を掘っていきます。その際、念頭において欲しいのは、はんことして残す部分は、上面(インクを付ける部分)を狭く、根元(消しゴムの土台部分)を広くする台形状に掘り進めるということです。根元が細いと、何度も押しているうちに折れてしまい、せっかくの図案が台無しになってしまいます。6.まず、絵の外側のラインに沿って、デザインカッターで切込みを入れていきます。1周ぐるっと切リ込みを入れてください。絵の縁から刃を入れて、土台のほうが太く、台形状になるように、斜めに刃を刺します。手前から向こう側に進むように彫っていきましょう。カッターを持つ手をテーブルに固定して、消しゴムを回転させると、きれいに彫れます。7.6で切込みを入れた部分がV字になるように、今度は逆方向から切り込んでいきます。絵の部分にまで刃が入らないように加減しながら、余白から刃を斜めに刺して彫っていきます。1周彫ると、モチーフのシルエットが現れるはずです。8.白抜きで入れる文字の部分は、手順6~7と同じ要領で、文字の部分がV字になるように彫っていきます。9.同様に、周りの余白の部分も、V字に削ります。10.試し押しをしてみて、文字が白く浮き出なかったり、形が変だったりしたら、修正彫りと試し押しを繰り返して、調整してください。くっきりとはんこが押せるようになったら完成です。文字を彫る時は、ひらがなは曲線が多く細かいので、最初はカタカナから入るとよいでしょう。それと、出来上がった消しゴムは、プラスチックの容器や缶には、絶対に入れないでください。消しゴムが溶けてくっついてしまいます。まとめて入れてもくっついてしまうので、1個ずつ紙に包んだり、仕切りのある紙製の箱に1つずつ入れたりして、ていねいに保管してください。
2015年05月17日デジタルマーケティングの新たなキーワードとして大きな注目を集めている「カスタマーエクスペリエンス」。近年では、製造業、旅行業など、特にグローバル展開を図る企業を中心に、その重要性が提唱されている。そして現在、このカスタマーエクスペリエンスの分野において業界をリードする存在が、全世界38カ国で70カ所にオフィスを持ち、グローバル規模でカスタマーエクスペリエンスソリューションを展開するSDLである。来たる2015年3月19日(木)、同社の日本法人であるSDL ジャパンが主催するパートナーフォーラムが東京都千代田区で開催される。同フォーラムでは、パートナーシップの強化を目的としており、特に日本市場に対して、同社が展開するカスタマーエクスペリエンス関連ソリューションや、パートナーである日本アイ・ビー・エムによる成功事例の紹介、さらに導入に関するポイントも解説される予定だ。今回、本フォーラムに登壇する予定であるSDL ジャパン リージョナルバイスプレジデントである本富顕弘氏に、同社が日本市場においてこれから本格的に提供を開始する「カスタマーエクスペリエンスクラウド」について解説いただいた。○なぜカスタマーエクスペリエンスが重要なのか?「カスタマーエクスペリエンス」は、日本語では「顧客経験価値」と訳されることが多い。要は、「顧客が商品を購入する前後を含めた"カスタマージャーニー"において、一連の体験を価値とする」という考え方だ。商品だけでなく、サービスのコンセプトや企業理念を伝えたり、顧客ごとのライフスタイルにあわせて、「驚き」や「楽しさ」など五感を通じて訴えるような提案を行うこと自体も、カスタマーエクスペリエンスを重視した施策だといえる。商品自体の価値に限らず、商品選定・購入の過程で得られるさまざまな満足感や効果といった、顧客に良質な「体験」を提供し続けることができれば、ブランド価値の向上がもたらされ、より大きな利益を生み出すことができるだろう。だが、もしその体験が不愉快なものであれば、企業にとって大きな損失となり得る。SNSが発達し、顧客自らが情報発信者となる現在では、カスタマーエクスペリエンスによるファンの獲得は、今後のビジネスを左右する大きな要因になることは間違いない。ただし、グローバル化の波の中で、これを実現することは非常に困難であるといえる。「多くのユーザーは自分が使っている言語のサイトからしか商品を購入しません。つまり、グローバルでビジネスを成功させるためには、それぞれの国の言語を用いて、一貫したカスタマーエクスペリエンスを提供し続ける必要があります。しかし、現在のインターネットでは、ユーザーの8割をカバーするためには約20言語が必要です。英語だけでは、わずか27%しかリーチできないのです」(本富氏)言語以外でも、その国や地域の習慣、ネットワーク事情、普及しているデバイスの種類など、顧客が置かれた環境は多種多様である。今後のグローバルビジネスでは、さまざまな環境やデバイスからアクセスするユーザーに対し、最適なコンテンツを提供することが不可欠である。マルチランゲージ、マルチコンテンツ、マルチデバイスをサポートし、等しく高水準のカスタマーエクスペリエンスを提供することが成功への鍵となる。「それを可能にするためのソリューションとして我々が提供しているのが、SDLカスタマーエクスペリエンスクラウドなのです」(本富氏)○100カ国で1,500企業の実績を持つSDLのテクノロジSDLは、グローバルレベルのカスタマーエクスペリエンスに特化した、世界でも数少ない企業だ。その評価も高く、現在では全世界100カ国、1,500社以上の企業がSDLカスタマーエクスペリエンスクラウドの関連ソリューションを利用している。「クラウド」と名付けてはいるが、オンプレミスでの提供も行っているとのことだ。「これまで日本市場では、Webコンテンツ管理の『Tridion』、技術文書向けコンテンツ管理の『LiveContent』を中心にオンプレミスでの提供が多かったのですが、今年からクラウドによる提供にも注力していく計画です。最近では世界的にクラウド化のトレンドがあり、今ではSDLグローバルでの新規ビジネス全体の50%以上がSaaSによる提供となっています」(本富氏)これまでSDLが培ってきたマルチランゲージ、マルチコンテンツ、マルチデバイスのコンテンツ管理製品を体系的に実現したソリューションが、SDLカスタマーエクスペリエンスクラウドである。今日PC以上に普及したモバイル、タブレットなどのデバイスへのコンテンツ管理、配信のSDL Mobileは、すべてのグローバル企業が検討すべきソリューションである。世界のトップブランド上位100社中、79社が利用しているSDLカスタマーエクスペリエンスクラウド。今後は、グローバルビジネスで成功を目指す多くの日本企業においても、導入が進んでいくことだろう。「この先、日本のカスタマーエクスペリエンス市場は、間違いなく広がっていくでしょう。日本の製造業はグローバル展開において、情報コンテンツの配信にガバナンスを実現しなければならない。例えば、2020年を目指し、日本のホテル、旅行業界は、多言語コンテンツ配信のインフラを確立する必要に迫られています。そうなると、とても我々だけの手では追いつかない。そこで今回、パートナーシップの強化を目的としたフォーラムを開催することにしました」(本富氏)SDLは、顧客ベースをもつ再販パートナーに加え、導入サービスを提供可能な技術パートナー、日本市場独自のソリューションを共同開発するサービスプロバイダーなどとの連携を強化したい意向があるとのことだ。同フォーラムでは、SDLカスタマーエクスペリエンスクラウドの戦略、および主要ソリューションの最新情報、そしてSDL のパートナーである日本アイ・ビー・エムよる成功事例の紹介が予定されている。なお、当日にはパートナープログラムについての解説も行われる。グローバルビジネスを展開する企業、そしてSDLとのパートナーシップによる新たな事業展開を期待する企業にとって、見逃せないフォーラムとなっている。定員(50名)になり次第締め切りとなるので、早めの事前登録をおすすめする。○イベント概要カスタマーエクスペリエンスパートナーフォーラム~SDLのテクノロジで日本企業のグローバルビジネスを成功へ導く~開催日時:2015年3月19日(木)14:00~17:00会場:マイナビルーム2F-U(東京都千代田区)申込URL:問合せ先:SDL ジャパン株式会社 セミナー事務局 立花marketing.japan@sdl.com / 03-5720-2726
2015年03月13日ウイルス対策や不正サイトブロックなど様々な機能を搭載した総合セキュリティソフトの最新バージョン「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」(以下、カスペルスキー 2015)が登場した。これまで提供してきた機能をさらに進化させ、新たな機能も搭載した同製品を実際に使ってみたので紹介しよう。○多層防御でPCを徹底的に守る!!まずは"どこが新しくなったのか"を中心に「カスペルスキー 2015」の特徴を説明する。その後、すでにセキュリティ対策が施されたノートPCに同製品をインストールし、その結果を紹介していきたい。さて「カスペルスキー 2015」は、ウイルス対策、Webセキュリティ、ファイアウォールなどのセキュリティ機能を統合した総合セキュリティソフトだ。その大きなポイントは「多層防御」の考え方にある。ウイルス対策では、メール、Webサイト、USBデバイスなど、さまざまな経路から侵入するマルウェアを検知して駆除するだけでなく、マルウェアが悪用するOSやアプリケーションの脆弱性をスキャンし、その脆弱性を悪用する攻撃をリアルタイムで遮断する。すでに知られているマルウェアだけでなく、未知のマルウェアも検出できる。重要な新機能としては、ランサムウェア対策を強化した点が挙げられる。ランサムウェアは、PCを使用不能にしたり、ファイルを暗号化して使えなくしたりして、「人質」をとって身代金を要求する悪質なマルウェアだ。ランサムウェアに感染すると、金銭を要求するポップアップが出て、操作を受け付けなくなる場合があるが、「カスペルスキー 2015」では、あらかじめ決めておいたショートカットキーを押すとポップアップを消去して、ランサムウェア自体も削除する「不正ロック対策」を強化した。さらに、すべてのプログラムの動作を監視する「システムウォッチャー」機能を備えており、レジストリやシステムファイルが改ざんされた場合も復元できるようになっている。同機能では、新たにユーザーファイルも監視対象となり、ランサムウェアに自分のファイルを暗号化されて、使えなくなるという状態にも対応した。暗号化以前の状態に復元できるので、データが改ざんされても元に戻すことができる。このように、多段階でマルウェアをブロックすることで、より安全性を高めているのが「カスペルスキー 2015」だ。その性能は折り紙つきで、世界的に権威ある9つの独立評価機関、6つの専門誌によるマルウェアの検知やパフォーマンステストなどさまざまな比較テストでの評価において、1位になった回数が41回と、対象16製品の中で最も多かった。加えて、「AV-Comparatives」のProduct of the Year 2013を22製品の中で単独受賞するなど評価は高い。マルウェアだけではない。偽サイトに誘導して個人情報やオンラインバンキングの金銭を奪うなどの攻撃を行うフィッシングサイトも、既知のものも未知のものも遮断してくれる。2013年には、全世界で6億以上のフィッシングサイトを実際に遮断したという。既知のフィッシングサイトは、豊富なURLのデータベースをもとにしており、最新情報はすぐにクラウド経由で配信され、常に更新されている。未知のフィッシングサイトも、URLを元にフィッシングサイトを検知するほか、コンテンツベースの検知技術もさらに強化した。さらに、偽のショッピングサイトへのアクセスをブロックする機能も搭載。警察庁が提供する偽サイトのURLデータと連携しており、安心してインターネットショッピングができるようになっている。もうひとつの重要な機能が「ネット決済保護」機能。最近は特にオンラインバンキングでの不正送金が問題となっており、2014年上半期だけで、過去最高だった昨年の被害額を上回る18億5,200万円もの被害が発生している。よく使われるのが偽サイトに誘導してIDとパスワードを盗む手口だが、「カスペルスキー 2015」では、前述のフィッシング対策に加え、SSL証明書をクラウドのデータベースから検証することで、不審なサイトかどうかを見分けられるようになっている。さらに、クリップボード内のデータを盗み見て、IDとパスワードを盗む攻撃を遮断できるようになった。こうしたIDやパスワードの盗難は、偽サイト経由だけでなく、無線LAN経由で盗まれる場合もある。無線LANは通常、暗号化して外部からデータを盗み見られないようにするが、公衆無線LANスポットの中には、暗号化されてないスポットもある。こうしたスポットに接続して個人情報などの重要なデータをインターネットに送信すると、その内容を盗聴され、IDやパスワードが漏えいする、といった危険性もある。そのような危険性に対応すべく、「無線LAN安全診断」機能も追加。接続した際に警告をポップアップして、安全性に注意を促すようになった。暗号化されてない無線LANスポットは、旅行者などにとっては利便性が高いが、いろいろな危険性が考えられるので、警告を見たら別のものを利用するようにしたい。こうしたさまざまな機能によって、「カスペルスキー 2015」は、さらに安心感の高い総合セキュリティソフトに仕上がっている。それでいながら、動作は軽快でメモリ使用量も抑えられており、普段の作業を邪魔することなく、セキュティを確保できるのも嬉しいところだ。○マルウェアも脆弱性もインターネット決済もすべて保護それでは実際に使ってみよう。今回は2013年に発売され、原稿執筆時まで使われていたノートPCに、「カスペルスキー 2015」を導入してみた。このノートPCは数年前に発売されたモデルで、OSはWindows 7。購入時にバンドルされていたメジャーなセキュリティソフトをそのまま使い続けている。こちらに「カスペルスキー 2015」をインストールしてみた。まずソフトウェアを起動すると、ホワイトを基調としたすっきりとした4つの大型のボタンが並ぶスタート画面が表示される。フラットかつ大きめのユーザーインタフェースとなっており、タッチパネル搭載のWindowsマシンでも操作しやすそうだ。インストールしたら、最初に完全スキャンを行おう。今まで別のセキュリティソフトをインストールしていた場合でも、今までは検出できなかったマルウェアが新たに検出できることもあるからだ。さらに、「便利ツール」にある「ぜい弱性スキャン」「プライバシークリーナー」「Internet Explorer設定診断」「Windows設定診断」もそれぞれ実行しておくのがおすすめだ。「ぜい弱性スキャン」は、ソフトウェアやOSの脆弱性を検索して通知してくれる機能。使っているソフトウェアに脆弱性があったら指摘してくれるので、マルウェアに狙われる前にアップデートしておくことができる。また、Windowsが脆弱な設定になっている場合も指摘してくれる。今回前述のノートPCに「カスペルスキー 2015」を導入して、既存ソフトでは発見できなかった脅威が見つかった。バージョンアップなどを行っていたつもりだったが、実際にチェックしてみると脆弱性のあるソフトウェアが存在していたのだ。これは今までのセキュリティソフトではチェックできなかった部分だ。このほか、便利ツールから選択できる筆者オススメ機能も紹介しておく。「プライバシークリーナー」は、Webブラウザの履歴やログなどを削除してくれる機能。自分一人で使っているマシンならそれほど問題ではないが、中にはマルウェアが履歴を送信する可能性もあり、不安なら指示に従って削除するといい。「Internet Explorer設定診断」と「Windows設定診断」は、「ぜい弱性スキャン」と同じ脆弱な設定を指摘してくれる機能で、個別に診断したい場合に利用する。こうした機能は、他のセキュリティソフトにはない場合も多いが、脆弱性や脆弱な設計は、マルウェアに狙われやすい。きちんと設定しておくといいだろう。このほか、ネット決済保護機能についても触れておきたい。同機能は、PayPalなどオンラインバンキング/決済システム利用時の安全性を向上するもの。アクセスしようとしているオンラインバンキング/決済システムが安全に利用できるかを確認。その上で、個人情報の漏えいを防ぐために、ネット決済保護機能が適用されたモードで決済サイトを表示することができる。「カスペルスキー 2015」は、マルウェア対策はもとより、インターネットに関わるさまざまな危険からPCを守ってくれる総合セキュリティソフトだ。本稿で紹介した通り、他のセキュリティソフトでは発見できなかった脆弱性を発見することもできる高性能なソフトウェアだ。あの手この手で迫ってくる攻撃に対して、幅広く、しかも確実に対応してくれる。無料の体験版もあるので、今使っているセキュリティソフトと比較してみてはいかがだろうか。
2014年12月08日東京都・渋谷のパルコミュージアムでは、没後12年を経ても色あせないナンシー関の観察眼をあらためて一望する「顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼」を開催している。開催期間は11月25日まで、開場時間は10:00~21:00(最終日は18:00まで)、入場料はおまけ付きで一般500円、学生400円、小学生以下は無料。同展は、人類初の「消しゴム版画家」であり、テレビウォッチャーにして稀代のコラムニスト・ナンシー関の個展。2014年春に大阪で開催された展覧会をパワーアップした東京展となる。会場内は、約800点の消しゴム版画を一同に展示する「ベストオブ生ハンコ」のほか、1985年から2002年までに書かれたコラムの中から、年月を経てその見破りがどれほど的確だったかがわかる傑作を放送作家の町山広美がセレクトした「ナンシーテレビ&ナンシー事件簿」、かつての自室から、仕事道具、録り貯めていたビデオやカセットテープなど貴重な資料を展示する「思い出ナンシー」などのコーナーに分かれている。また、東京展の特別企画として、ナンシー関の幻の小説「通天閣はもう唄わない」を本展のために映像化。ピエール瀧が朗読を担当している。なお、ナンシー関は1962年青森県生まれの消しゴム版画家、コラムニスト。法政大学在学中に消しゴムでハンコを彫りはじめ、「丁稚シリーズ十連作」がコラムニストのえのきどいちろうの目に触れ、1984年消しゴム版画家としてデビューする。当時「ホットドッグ・プレス」の編集者だったいとうせいこうに「ナンシー」と命名され、読者投稿ページでコラム連載「ナンシー関の漢字一發!」をスタート。彫った消しゴム版画の数は5,000点にものぼる。2002年6月12日逝去。享年39歳。
2014年11月18日●カスペルスキー 2015の新機能・機能強化カスペルスキーは、新バージョンとなる「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表した。本稿では、都内で開かれた記者発表会における製品説明の内容をレポートする。○IT上の脅威から世界を守る最初に登壇したのは、代表取締役社長の川合林太郎氏である。「Save the World」の実現のために、カスペルスキーが取り組む項目などを紹介した。単に製品の品質だけでなく、取締機関との協力により、サイバー犯罪を撲滅する活動なども紹介した。かねてより、カスペルスキー製品は、高度な検知力などで定評が高かった。最近、国内では、オンラインの不正送金が猛威をふるっている。それに対し、カスペルスキーは、Effitasのオンライン取引の安全認定などでも好成績であったことが報告された。また、今後のコンシューマ製品のロードマップとして、図4を披露した。年内に、iOS向けのセキュリティブラウザ、来年にはパスワード管理ツールが予定されている。アカウントリスト攻撃などのように、ID・パスワードの使い回しによる被害も急増している。その意味では、順当ともいえる製品のリリースとなるだろう。○カスペルスキー 2015の新機能・機能強化次いで、製品本部プロダクトマーケティング部コンシューマープロダクトマーケティングマネージャーの井手さとみ氏が新機能などを紹介した(図5)。まずは、Webカメラののぞき見防止機能である。いずれかのプログラムがWebカメラにアクセスを行うと、ポップアップ通知が行われる(図6)。米国では、Webカメラを悪用した、私生活の暴露などが行われている。こういった危険を防ぐことができる。もう1つの新機能は、無線LAN安全診断である(図7)。公共施設などでは、無料で利用可能は無線LANのアクセスポイントが用意されていることが多くなった。その一方で、暗号化が十分でなかったりすることもある。具体的には、パスワードが平文で送られてしまうといったこともある。便利かもしれないが、実際に使用して大丈夫かは、外見からは判断できない。そんなときに自動的に判定してくれる機能である。その他の強化機能として、以下がある。システムウォッチャー(クリプトマルウェア対策)未知のフィッシングサイトをコンテンツベースで検知ネット決済保護(クリップボード内ののぞき見防止)Mac/Androidに強固なプロテクションユーザービリティの向上(新ユーザーインターフェイス、図8)さらなる高速化・最適化また、販売形態も一新した。パッケージ版では、以下が提供される(価格はいずれも税込)。1年1台4,860円3年1台9,720円1年5台6,080円3年5台12,960円ラインナップが、すっきりしたという印象である。また、従来あったファミリー版がなくなり、プレミアムライセンス版となった(ダウンロード販売のみ)。こちらは、同一世帯のメンバーの端末を台数問わず保護する。1年プレミアライセンス6,980円2年プレミアライセンス10,800円3年プレミアライセンス13,800円●クリプトマルウェアへの対策デモ○クリプトマルウェアへの対策デモ次いで、製品管理本部プロダクトマネージャーの保科貴大氏が、デモを行った。身代金を要求するランサムウェアには、大きく分けて2種類ある。デスクトップロッカー:画面などをロックし、PCを使用不能にするクリプトマルウェア:ファイルを暗号化し、使用不能にする従来は、デスクトップロッカータイプが多かった。最近は、クリプトマルウェアが増えつつある。そして、クリプトマルウェアはこれまで以上にタチが悪い。デスクトップロッカーならば、駆除を行うことで、PCを元の状態に戻すことができた。しかし、クリプトマルウェアは、マルウェアを削除しても、暗号化されたファイルはそのままで使用不能な状態はそのまま残ってしまうからである。デモは、このクリプトマルウェアの対策であった。暗号化されたファイルを元に戻すことは、暗号レベルも上がりほぼ不可能なレベルとなった。そこで、カスペルスキーでは、システムウォッチャーを使い、ファイルの変更を監視する。もし、ユーザーファイルの暗号化(つまり変更)が行われると、バックアップを行う。その機能は、システムウォッチャーで確認できる。[悪意あるソフトウェアによる変更のロールバック]が自動実行になっている。実際に、クリプトマルウェアによる暗号化は、図11のようになる。ファイルタイプが「DONE」となり、開くことができなくなる。さらに、同じフォルダにはhow to repear.txtというテキストファイルが作成される。その中には、ファイルを元に戻したければ、送金せよといった内容が書かれている。しかし、多くの場合、送金しても意味はない。それどころか返信メールに新たなマルウェアが仕込まれている可能性すらある。システムウォッチャーが動作していると、このような変更があった場合、バックアップを作成する。そして、そのアプリケーションが、マルウェアと判定された場合、自動的にロールバックする。ユーザーには、次のように保護プロセスの進捗が表示される。このタイミングで、バックアップが作成される。さらにアプリケーションの分析が行われる。まずは、クリプトマルウェアが削除される。最終的に、このようにロールバックを行い、元の状態に戻すのである。当然であるが、カスペルスキーをインストール前に暗号化された場合には、元に戻すことはできない。また、多くの場合、クリプトマルウェアをダウンロードした時点で、マルウェアとして駆除される可能性が高いだろう。もし、ゼロディ脆弱性などを悪用し、未知のクリプトマルウェアがカスペルスキーの防御を潜り抜けたとしても、暗号化されたファイルを元に戻すことが可能となる。●最新の脅威動向と事例○最新の脅威動向と事例第2部として、国内の脅威動向などを情報セキュリティラボセキュリティリサーチャーの石丸傑氏が紹介した。マルウェアの感染経路として、Web閲覧からが多いことを指摘した。一度の感染で、3から10のマルウェアがダウンロードされる。この中には、FlashやPDF Reader、Javaなどの脆弱性を悪用するものが含まれていることが多い。こうして脆弱性を悪用し、さらにダウンロードを行う。ダウンロードされるのは、金銭を狙うトロイの木馬であったり、ランサムウェアである。最近の特徴の1つとして、1つのIPからは1回しかダウンロードできないような仕組みになっているもが多いとのことである。これはセキュリティ対策ベンダー対策と予想されるとのことだ。悪意を持った攻撃者も、虎の子のマルウェアを必死になって守っているのだろう。さらに、同じWebサイトでも、時間によってダウンロードするファイルが変化することがある。これは、従来のパターンファイルでの検知を難しくしている。トロイの木馬やランサムウェア以外にも、ダウンロードされるものにパスワードスティーラがある。これは、その名の通り、FTPなどのIDやパスワードを狙うものである。その目的は、Webの改ざんである。上述のように、マルウェアをダウンロードさせるためには、所有者の目を盗み、仕掛けを仕込む必要がある。それには、FTPなどができなくてはいけない。そこで、ID・パスワードを狙うのである。最近あった事例では、ブログ作成ツールの脆弱性を狙ったものがある。これは、検索サイトで特定の文字列を検索するだけで、ハッシュ化されたパスワードを表示してしまうものである。一般的には、ハッシュ化されたパスワードは、そのままでは不正アクセスには使えない。しかし、解析ツールなどを使うと、復号できてしまうこともある。こうして復号したパスワードには、「1234」や「8888」といった安易なパスワードが数多くあった。このような状況も、いまだに脅威が減らない原因の1つであろう。こうして、パスワードを入手した攻撃者は、Webの改ざんを行い、マルウェアをダウンロードさせるサイトに変えてしまう。カスペルスキーでは、こういった方法で、3138のWebサイトが改ざんされたことを報告したとのことである。しかし、220ほどのWebサイトが現在でも、マルウェアの強制ダウンロードなどの活動を続けているとのことである。石丸氏は、感染から、IDやパスワードなどの詐取、そしてWeb改ざんと、負の連鎖が継続していると指摘する。この連鎖が、2014年上半期だけで、18億5000万円もの不正送金被害をもたらしているのである。
2014年10月07日色彩の変化が美しい熱帯魚がディスカスです。円盤のように丸い形も、愛嬌(あいきょう)があってかわいらしく、熱帯魚の中でも人気が高い魚です。ディスカス飼育は、はまるととことんはまってしまう人も多いそうです。そんなディスカス飼育の基本を、まとめてみました。■ディスカスは、群れでいると安心する熱帯魚ディスカスは群れで生きる熱帯魚なので、複数でいることを好みます。最低でも5匹、できれば10匹以上で複数飼育するのがよいでしょう。また飼育数が少ないと、弱いものいじめが起こりやすくなります。いじめが起こった時のために、いじめた子を水槽内で隔離するセパレートや、群れを多く見せるための鏡なども、用意しておくとよいでしょう。■ディスカス飼育はベアタンクで行うのが基本ディスカスは水質にとても敏感な熱帯魚です。そのため、水替えがしやすいベアタンク(底砂を敷かないこと)で、飼うのが基本です。また水替えも週2~3日に一度行い、水槽の半分~3分の1程度を水替えしてあげます。水質はpHは6.5前後が理想とされています。水質調整剤と、水替えグッズ、pH測定器はディスカス飼育での必需品です。■ディスカスを飼うのに必要なものディスカスを飼うには60cm以上の大きな水槽で飼うのが理想的です。また早い水流を嫌うため、穏やかな水流のろ過装置を選んで取り入れるとよいでしょう。その他には水槽用ヒーターや、水質調整剤、水替えグッズ、ライト、pH測定器、エサ等が必要です。ディスカスのエサには、ディスカス用のハンバーグ、赤虫、人工飼料などを与えます。ディスカス用のハンバーグや赤虫は栄養価が高く、ディスカスの食いつきが良くなるのですが、その分水質がすぐに悪くなってしまいます。人工飼料を食べてくれるなら、人工飼料のまま変えないほうがよいかもしれません。ただし人工飼料を食べる子と食べない子で分かれることも多いため、両方準備しておくのがお勧めです。■病気になった時、または繁殖した時のために予備水槽を準備しておこう予備水槽や予備のろ過装置等、余裕があれば、飼育に必要なものをもう一通りセットで用意しておくと、何かあった時に安心です。また産卵には、産卵用の筒も必要になります。ディスカスの子どもが卵からふ化すると、親の体表から出てくるディスカスミルクというものを飲んで大きくなっていきます。ディスカスを飼うなら一度は見てみたいという、不思議で神秘的な光景ですが、稚魚が多い場合は、里親さんを探すケースもあるようです。ディスカスは人気のある熱帯魚のため、他の魚よりは引き取り手が見つかりやすい熱帯魚です。早めに引き取り手を探しておきましょう。はまると奥が深いのがディスカスの世界です。注意点や飼育のコツなど、飼育書や専門家の意見がたくさん出ているため、いろいろ参考にしてみましょう。
2013年11月28日カステル・バジャックの2013年秋冬コレクションが、パレロワイヤル近くの教会にて行われた。モダンなフォルムと配色でみせる強いコントラスト、チェックや北欧調柄などのパターン、現代的で若々しい魔女風など、今年の秋冬のトレンド要素が盛りだくさんのコレクション。日常のワードローブコーディネートへのヒントが多く見られた。(ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月07日キン肉マン、スーパーカー、かみつきばあちゃん……。さて、これらの単語のあとに共通で続くワードはな~んだ?答えが消しゴムだと分かった人は立派な大人!今のあなたなら、あの頃欲しかった消しゴム全部、まとめて大人買いできちゃうはず。リーゾナブルゆえに大量に手にいれることができるから、色違いのものまで全てそろえるもよし!ショーケースにずらーーーっと並べて飾るもよし!と、やりたい放題。でも、ちょっと待って。コレクションに熱をあげる前に、一度、消しゴムについて一からお勉強してみるのもいいんじゃない?というわけで、「おもしろ消しゴム」の工場見学を実施しているイワコーをご紹介!「工場見学」と聞くと、小学校時代の社会見学を思い出す人もいるだろう。でも、こちらの会社では、大人も子どもも一緒くたになって消しゴム作りのハウツーを学ぶことができるという。「もともとは、八潮(やしお)市の小学校3年生が”町の工場を見る”という授業で訪れてたんだよ。しばらくして一般受付もするようになってからは、大人と子供半々くらいで見学に来るようになったね。うちはね、同業者の方でも歓迎してるの。だって、消しゴムみたいに小さな製品のために何千万もかけて金型を作る会社はうちくらいだからね。そうそうまねできないでしょ?」とあっけらかんと笑うのは、同社創業者の岩沢善和さん。御年78歳。中学卒業後、文房具の問屋に住み込みで勤めたのち、自らの会社を立ち上げたという。「思いついたアイデアを製品化しようとしても、売れる確証がないものにはお金をかけられないでしょ?でも、自分の会社でだったら全ての責任が自分にあるんだから、やってみたいと思ったことは全てできる。僕はね、どうやったら世界中の子どもたちに喜んでもらえるかを常に考えてるんだよね」。その言葉通り、工場見学でも、様々な趣向を凝らして見学者を楽しませることを第一に考えている。さて、お待ちかねの工場見学の紹介に移ろう。まず、見学にあたっては事前に予約が必要だ。工場見学予約専用ダイヤル(同社ウェブサイト参照)から申し込めば、誰でも無料で見学できる。見学対象は、同社が商標登録をもっている「おもしろ消しゴム」の生産工程だ。というわけで早速、予約日時に工場に赴き、子どもたちに混じって並んで待ってみる。すると、ヘッドマイクを装着したスタッフのお兄さんが登場。さわやかな笑顔で「今日は暑い中お越しくださりありがとう」とあいさつするフレンドリーなお兄さんを前に、子どもたちの目はすでにキラキラ☆さすがは子どもに夢を与えている会社である。見学はまず、機械の説明からスタート。1日に4万個もの消しゴムパーツを生産するという金型を初めて見る子どもたちは、興味津津の面持ちでお兄さんの説明に熱心に耳を傾けている。一つひとつの言葉をメモに取る子もちらほら。さらに大人たちも興味深そうな表情で、うんうんとうなずきながらトークに聴き入っているのが印象的だ。それもそのはずで、なんせお兄さんの語り口調が絶妙で、まるでバラエティー番組を見ているような気分になってくるのだ。話の内容も面白い。例えばこんな質問をぶつけてくる。「消しゴムが誕生した国はどこだか知ってる?」。答えはブラジルだというが、その場で挙手した誰もが正解できなかった。では次の質問にあなたは答えられるだろうか?「消しゴムが誕生する前、書き間違えたら何を使って消していたでしょう?」…3、2、1、タイムアーウト!答えは、なんとパン。当時のパンには、バターなどの油脂が混入されていなかったため、紙に油分がうつってしまうこともなく、文字を消すことができたんだとか。ふむふむ。これは大人にとってもなかなか面白いネタじゃないの。さらに、「消しゴムに加えた顔料は、100度以上の熱を加えることで紙に色移りしなくなるんだよ」との前置き後、熱が加わった消しゴムを冷ますための冷風を子どもたちに浴びせると、みんなキャアキャアと大騒ぎ。中には自分から冷たい風に向かっていく男の子もいて、それをカメラにおさめようと携帯を向けるお母さんがはしゃぐ姿も見られた。一通り説明が終わると、次は和室に移動。ここでは、工場で生産された消しゴムパーツの組み立て体験ができる。加えて、創業者の岩沢さん自ら、経営やものづくりにまつわるエトセトラを熱弁してくださるので、大人たちにとっても非常に有意義な時間を過ごすことができる。そして組み立て体験後には、岩沢さんから参加者に熱いメッセージが送られた。「夢は寝て見るものじゃないんだよ。夢は目標なんだから、文字に書き起こして部屋に貼(は)って、達成するまで毎日毎日見続けることが必要なんだ」。これからの日本を支える子どもたちにとっても、そして夢を忘れてしまった大人たちにとっても胸に響く〆の言葉。誰しも見学に来て本当に良かったと心から思わされること必至である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日アクサ生命は6月29日、カスタマーサービスセンターの受付時間を全面拡大すると発表した。アクサ生命は、7月2日よりカスタマーサービスセンターの平日の受付時間を2時間延長して夜7時までとするほか、土曜日のサービスを全面拡大する。この取組みは、4月より実施しているカスタマーサービスセンターのサービス拡充の一環として、顧客の利便性のさらなる向上を目的としている。7月2日以降の受付時間は以下のとおり。所在地:東京、札幌入電数:約47万件(2011年の年間実績)取り扱い手続き:加入の生命保険に関する各種手続きや照会、各種変更手続、保険金などの請求手続きなど【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日ローマ時代の剣闘士・スパルタカスの波乱の人生を描いた海外ドラマ『スパルタカス』とその前日譚『スパルタカス序章 ゴッド・オブ・アリーナ』のブルーレイ&DVDの発売が決定し、『24』ジャック・バウワー役の小山力也と『プリズン・ブレイク』マイケル役の東地宏樹がそれぞれ主役の声を担当することが発表された。その他の紹介『スパルタカス』は、『死霊のはらわた』や『スパイダーマン』シリーズを手がけたサム・ライミが製作総指揮を務めるアクション作品。“海外ドラマ史上最も過激”と言われるほどの壮絶なバトルが展開されるだけでなく、ローマ宮廷を舞台に、地位や金を巡ってくり広げられる男女の濃厚なドラマも見どころだ。米国放映時に高い人気を博した本作だが、主役の座をつかみ一躍ブレイクしたアンディ・ホイットフィールドは、惜しくも昨年急逝。そのため、予定されていた続編では役者を変えて撮影を続行し、前日譚となる“序章”がスピンオフという形で製作された。日本でのリリースでは、『24』のジャック・バウワー役でおなじみの小山がスパルタカスの声を演じ、序章の主人公ガンニクスを『プリズン・ブレイク』のマイケル役で知られる東地が担当することになった。海外ドラマ史上に残る超有名キャラクターを演じた声優2人が集結することになった『スパルタカス』。過激描写だけでなく声の演技にも注目してみてはいかがだろうか。『スパルタカス』レンタル:5月11日(金)Vol.1~7レンタル開始セル:5月11日(金)発売開始Vol.11490円(税込)DVDコレクターズBOX(Vol.2~7+特典DISC)9240円(税込)ブルーレイBOX(4枚組※本編13話+特典映像)13650円(税込)『スパルタカス序章 ゴッド・オブ・アリーナ』レンタル:7月4日(金) Vol.1~7レンタル開始セル:6月22日(金)発売開始DVDコレクターズBOX(4枚組※本編3枚+特典1枚)5040円(税込)ブルーレイBOX(3枚組※本編6話+特典映像)6300円(税込)発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
2012年04月20日日本のドラマ『Pure Soul』のリメイクで大ヒットを放った韓国映画『私の頭の中の消しゴム』。『朗読劇私の頭の中の消しゴム』は、この究極のラブストーリーを日替わりの豪華出演陣が生声で表現し、好評を博している舞台だ。今回4回目となるこの公演に、昨年上演の『3rd letter』から続けて出演する福山潤に話を訊いた。『朗読劇頭の中の消しゴム 4th letter』チケット情報ふだん声優という仕事に携わっている福山にとって、昨年の出演は念願のものだったという。「自分がいつもいるフィールドとは別の場所から声をかけていただいたことが、本当に嬉しかったです。『読む』ということに対してはもちろん、プロフェッショナルであるという意識はあります。ただ、ひとつの空間の中で、生で2時間ひとつの作品を伝える、成功も失敗もすべて1回限りでその場のお客様と共有する、というのはアフレコとはまったく違う。自分でも『ここまで気持ちが盛り上がるものなのか』とか新しい発見が多くて、本当に大きな経験になりました」。その思いが忘れられず、この1年は「いつか次に声がかかった時のために」と自分を磨く日々だったのだとか。「また呼んでいただけるとは思っていませんでしたが、『一応、念のために公演時期のスケジュール空けといて』とマネージャーに伝えてはいました(笑)。昨年の公演の経験はせっかく自分のなかに植えられた種だから、ちょっとずつ技術に磨きをかけて『今ならこうできる』というイメージだけは頭の中に走らせていたんです」。今回の相手役は、市川由衣。経験者としてリードしていく立場になるのかと思いきや、意外な言葉が返ってきた。「経験者だからこそ、これまでの知識や感覚が邪魔になることもあると思う。一旦気持ちをまっさらにして、市川さんと雰囲気をつくっていくことができれば」。1年を経て、今回はまた新たな福山の顔を見ることができそうだ。「時を経て同じ作品に挑むのは僕にとっても新鮮。声優という職業は、見た目にも年齢にも左右されないで役をやることが多いんです。30代の僕が10代も老人も演じる。でも、この朗読劇では自分の素の年齢に近い役を、ビジュアル面も担当してやらせてもらえる。だからこそ見た目や声など、言葉以外の説得力をいかに観客に与えられるかが難しいところだし、面白いところです。このなかなかない経験をめいっぱい楽しんで、1年前から年を重ねた分の変化を出せたらと思います」。公演は5月2日(水)から7日(月)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。チケットは発売中。なお福山は、5月5日(土)13時と6日(日)18時の回に出演する。取材・文:釣木文恵
2012年04月11日アクサ生命保険は29日、カスタマーサービスセンターの受付時間を拡大すると発表した。4月2日から平日の受付時間を2時間延長して夜7時までとするほか、震災時より暫定的に行ってきた土曜日の受付サービスを、恒常的なサービスとして正式に導入する。アクサ生命は、変化する顧客のニーズに対応し、顧客がアクセスしやすいサービス体制を整えるために、「マルチアクセス戦略」を推進。今回のカスタマーサービスセンターの受付時間の拡大は、この戦略の一環として顧客の利便性を高めることを目的としたもので、「今後もさらなるサービス体制の拡充を図っていく」としている。4月2日以降の受付時間は以下のとおり。所在地 : 東京、札幌入電数 : 約37万件(年間、2011年実績)取り扱い手続き : 加入の生命保険に関する各種手続きや照会、各種変更手続き、保険金などの請求手続きなど【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日『スパイダーマン』シリーズなどで知られるサム・ライミが製作総指揮を務めた、古代ローマの剣闘士の戦いを描いた海外ドラマ『スパルタカス』が、5月11日(金)にブルーレイ&DVDリリースされることが分かった。 サム・ライミといえば、過激描写で有名なスプラッター・ムービー『死霊のはらわた』から、全世界で大ヒットした『スパイダーマン』シリーズ3部作まで、数々の名作を送り出してきたハリウッドを代表するフィルムメーカー。そんな彼が、波乱に満ちた古代ローマ時代のTVドラマをプロデュースするのだから、映画さながらのクオリティを期待したくなる。その他の写真実際、その描写は“海外ドラマ史上最も過激”とも呼ばれるほどで、壮絶な剣闘アクションは、古代ギリシャの兵士たちの戦いを描いた映画『300〈スリーハンドレッド〉』をも彷彿とさせる。また、舞台がローマ宮廷だけに、名誉や地位を巡って男女の確執や愛欲が絡み合うドロドロとした人間ドラマが展開。エロス描写もバイオレンス同様に濃密だ。しかも、今回のブルーレイ&DVDは無修正版となるため、これらの過激さがそのままパッケージされることとなる。ちなみに、全米はもちろん日本でも注目されていた本作だが、見事な肉体美を見せていた主演俳優アンディ・ホイットフィールドが、昨秋39歳という若さで病死。すでに撮影中だったシーズン2は、前日譚『スパルタカス序章ゴッド・オブ・アリーナ』として製作された。サム・ライミならではの過激描写はもちろんだが、ホイットフィールドの最後の雄姿も目に焼き付けたい作品だ。『スパルタカス』レンタル:5月11日(金)Vol.1~7レンタル開始セル:5月11日(金)発売開始Vol.11490円(税込)DVDコレクターズBOX(Vol.2~7+特典DISC)9240円(税込)ブルーレイBOX(4枚組※本編13話+特典映像)13650円(税込)発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
2012年02月20日