映画『ワイルド7』の男性限定試写会が12月7日(水)に開催され、出演者のひとり、宇梶剛士がトークイベントに登場し、“ワイルドな男”になるべく特別講座を開講した。望月三起也の人気漫画を瑛太、丸山隆平(関ジャニ∞)、椎名桔平らを迎えて映画化。元凶悪犯罪者によって組織された超法規的組織“ワイルド7”の面々が、国家をも敵に回して豪快に暴れまくる姿をダイナミックに描き出す。男だらけの会場に入るや宇梶さんは「よく来てくださいました」とニッコリ。「よくよく考えるまでもなく、(自分がゲストで)“女子限定試写会”というのはあり得ないですからね」と語り、笑いを誘った。「ワイルドとは何か?」という問いに、宇梶さんは「野心」をキーワードにこんな話を。「以前『宇梶くんは野心あるね』と言われ、人を出し抜いたりするさもしい奴って意味かなと思ったりしてずっと引っかかってたんです。アフリカの草食動物が草を食べ尽くして新しい地に移るとき、高台からその地を見下ろして『ここで生き抜けるか?』と考えるそうです。それが“野心”というものだと聞いて『それだ!』って思いました」。宇梶さんの出身校に通う高校生が「国家を敵に回しても守りたいものは?」と尋ねると、「子供たち。まだ生きるってどういうことなのか分からない、ほろ苦さや忘れられない感動を知らない子供たちを守りたい」と回答。さらに現在、彼女と「ワイルドな感じで」交際中という男性には「長く付き合うと相手の方がワイルドになっていくよ(笑)。『おらぁ!』とか言われて『キャイン、キャイン』って働かなくちゃいけなくなることもあるけど頑張って!」と自らの体験を交えて(?)アドバイスを送っていた。ここ数年、“草食男子”の存在が取りざたされているが「肉食でも草食でもいいから、好きになったら相手を抱きしめなくちゃいけない」と語り、「まあまずは野菜炒めに徐々に肉を入れてみたら?」とワイルドな生き方を説いた。『ワイルド7』は12月21日(水)より公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:日本警察“最凶”の切り札『ワイルド7』試写会に30組60名様ご招待関ジャニ丸山、金色シャツのタキシードで登場映画初出演でワイルドな魅力を発揮?ワイルドな瑛太にキュン!『ワイルド7』カップル限定試写会に30組60名様ご招待ワルが悪を裁く!『ワイルド7』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様ご招待玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?
2011年12月07日映画『ワイルド7』のジャパン・プレミアが11月28日(月)に都内で開催され、主演の瑛太を始め、椎名桔平、丸山隆平(関ジャニ∞)、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、深田恭子に羽住英一郎監督が舞台挨拶に登壇した。1969年から79年にかけて「週刊少年キング」に連載された望月三起也の人気漫画を実写化した本作。7人の元犯罪者で構成される警察内の超法規的武装集団“ワイルド7”がウイルステロを始めとする数々の凶悪犯罪に立ち向かうと共に、その裏に存在する陰謀を暴いていく。けたたましいバイクのエンジン音と共に幕が開くと、そこにはバイクにまたがったワイルド7の面々が!劇中のワイルドな様相とは打って変わった、それぞれ個性を反映させたタキシード姿に客席からは大歓声が贈られた。瑛太さんは「やっとみなさんに観ていただけるんですね…嬉しいです」と感無量といった表情。「震災が起きて撮影もどうするのかというとき、プロデューサーから『日本中を勇気づけるためにも撮ろう』と言われ、その言葉を肝に銘じてここまで来ました」と本作に込めた熱い思いを語った。椎名さんはメンバーの中でも冷静沈着なセカイを演じている。現在放送中のドラマ「謎解きはディナーのあとで」(フジテレビ)ではコミカルな魅力を存分に見せているが、本作に関しては「ちゃんとワイルドです!」としっかりアピールした。映画初出演となった丸山さんはタキシードにゴールドのシャツを着こんで登場。「これだけ豪華な俳優さんたちと一緒に、初めて映画に出させてもらって幸せを実感しています。あまり男っぽくなく、ワイルドさに欠けるところがあったので、この作品で素敵なギフトをいただきました。アイドルとして生活してきた中でこんな撮られ方をしたことがなかったです。生まれて初めて『フォトジェニックだね、丸ちゃん』と言われました」と嬉しそうに明かした。深田さんはまさに紅一点!真っ赤なドレスに身を包み、客席からは「かわいい!」と歓声が飛んだ。“ワイルド”な本作について「男の人のための映画だと思ってましたが、観たら気持ちが変わりました。ときめきながらワクワクできます」と魅力を語ってくれた。司会者からメンバーの中で一番ワイルドなのは誰?と聞かれると「あまりみなさんとご一緒する時間がなかったので、それぞれのワイルドなところを目撃する機会がなかったです。でも作品を観たらどの方もワイルドでした(笑)」と“模範解答”で切り抜け、会場の笑いを誘っていた。羽住監督はキャスト陣を見やり「7人ともワイルドです。夜も酒飲んでワイルドでした」と撮影を述懐。平山さんが「僕は夜はマイルドです」と混ぜっ返すと会場は再び笑いに包まれた。『ワイルド7』は12月21日(水)より全国にて公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:ワイルドな瑛太にキュン!『ワイルド7』カップル限定試写会に30組60名様ご招待ワルが悪を裁く!『ワイルド7』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様ご招待玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?『ワイルド7』男心をくすぐる瑛太らのアジトに潜入!アクションの一端も明らかに瑛太、深キョンを乗せてバイク疾走も“ドS”監督から「もっと出せ」と非情命令
2011年11月28日武井 咲のデビューシングルは「恋スルキモチ」女優、武井咲(17)がユニバーサル ミュージックからGRAYのTAKURO書き下ろしの「恋スルキモチ」でデビューを飾ることが25日、分かった。CD発売は12月24日になる。TAKURO書き下ろしの「恋スルキモチ」は武井がGLAYのファンであることを知った関係者から打診されたTAKUROが、武井をイメージして作り上げた冬のラブ・バラード。切ない恋心を感情豊かに表現している。武井咲からのコメント歌手として多くの皆さんと大好きな音楽を共有できることを楽しみにしていました。GLAYのTAKUROさんに書き下ろして頂いたデビュー曲は、冬の季節にぴったりな曲です。がんばって、心を込めて歌いました。多くの方たちに聴いて頂けたらうれしいです。これからも、色々な曲にチャレンジして歌をお届けしたいと思っていますので、応援をよろしくお願いします。(オスカープロモーション公式サイトより)TAKUROからの応援メッセージ大好きなのに思いを告げられない切ない等身大の恋心を唄う武井の歌声は、キュートな印象で、TAKUROは「優しい歌声が、これからの季節に合うと思います」とメッセージを送った。(サンスポ.コムより)武井は来年1月8日、スタートのNHK大河ドラマ「平清盛」で時代劇に初出演、松山ケンイチ(26)の扮する清盛の最大のライバル・源義朝の側室から転じて清盛から愛される美女・常盤御前を演じる。女優としても歌手としても大きく飛躍する武井咲に期待する。元の記事を読む
2011年10月27日来年のNHK大河ドラマ「平清盛」で岡田将生が演じる源頼朝の姿が初めて公開された。物語の語り部でもある頼朝を演じての岡田さんのコメントも到着した。武士の棟梁として平家一門の栄華と繁栄を築いた平清盛(松山ケンイチ)の生涯を全50回で描き出す本作。頼朝は、清盛と覇権を争い敗れ去った源義朝を父に持つ源氏の正統な後継者。父が敗れた際になぜか清盛は頼朝を殺さずに罪人として伊豆に流す。尊大な父の憎き仇・清盛を倒すことを夢見て頼朝は鍛錬を重ね、39歳で鎌倉にて決起。やがて壇ノ浦で平家を打ち滅ぼし、源氏の棟梁として幕府を興す。1月8日(日)の第1回目の放送では、まず誰よりも最初に頼朝が映し出される。平家を滅ぼして歓喜する兵たちを見ながら頼朝は「平清盛とはいかなる男だったのか?」、「私はあの男に本当に勝ったのだろうか…」と自らに問いかける。そこから頼朝の目線で、創成期の武士たちの物語、そして武士として初めてこの国の覇権を握った清盛という男の偉大さが綴られていく。今回、初めての大河ドラマ出演となった岡田さん。実際に参加してみての感想を尋ねると「まず、ロケの規模の大きさにビックリして、本当に凄いなあと思いました。かつらも衣裳もすごく凝っていて、気持ちが上がって、役にすんなり入れました。すんなり入れた分、思っていたより緊張せず楽しんでやれました」と手応えをつかんだ様子だ。第1回放送で誰よりも早く登場することになるが「台本を読んだ時点でそのことを知り、とても恐縮しています」とも。決起の時点で39歳、平家滅亡のときにはすでに40歳を超えているため、今回、解禁となった写真でも頼朝は白髪交じり。凛々しさとどこか憂いを感じさせる表情が印象的な岡田版・頼朝。史上最年少で務めるナレーションにも期待したい。「平清盛」は2012年1月8日(土)よりNHKにて全50回で放送。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生&榮倉奈々、トロフィーの重みで受賞を実感!『アントキノイノチ』モントリオールで高評価岡田将生は仏語でスピーチ決めた!ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!冒頭でいきなり全裸…?岡田将生の様々な表情に注目の『アントキノイノチ』予告編榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑
2011年09月27日妻夫木聡、松山ケンイチ──人気実力ともに申し分のない2人の俳優が、ついに『マイ・バック・ページ』で初共演を果たした。互いにずっと待ち望んでいたという今回の共演は、彼らの役者魂を刺激し、共鳴させ、体の奥底でつながっているような深い関係を生み出した。それは尊敬し合い、認め合い、嫉妬し合う、まさに実力あってこそ築ける関係。妻夫木聡と松山ケンイチのツーショットインタビューから垣間見えたものとは…。「自分と向き合うことは一生終わらない」(妻夫木さん)映画の舞台となるのは1969年から1972年の日本。1964年に起きたベトナム戦争などを背景に、国家に疑問を持つ若者たちが、学生運動に身を投じていた時代だ。本作はその激動の時代を生きた2人の若者の、夢と現実と葛藤を描いた青春映画。妻夫木さんは理想に燃える新米ジャーナリスト・沢田を、松山さんは革命を目指す若き活動家・梅山を演じている。メガホンを取った山下敦弘監督は「僕以上に2人は役のことを分かっている」と称えているが、自分たちの知らない時代を生きる青年像をどうやって作り上げたのだろうか。妻夫木さんはこう語る。「山下監督が一番こだわっていたのは、時代描写をリアルにやった方がいいのかどうかということでした。実際にその時代を生きていた人間はスタッフにいない、だから僕らが作る60〜70年代、僕らのなかの60〜70年代にしよう──という監督の話を聞いたとき、僕のなかで何かスイッチが入ったんですよね」。以前から「山下監督と仕事がしたい!」と熱望していただけに、言葉一つ一つに重みがある。本人は「奇跡的に願いが叶っただけ」と謙遜するが、昨年の『悪人』、本作『マイ・バック・ページ』、待機作『スマグラー』、自ら切望し役を手に入れられたのは、実力はもちろん、これまで積み上げてきた真摯な生き方ゆえ。『悪人』をきっかけに精神的な役作りをするようになったという妻夫木さんは、沢田を演じ、何を伝えたかったのか。「70年代の日本は学生運動があって、ジャーナリズムがあって、みんな進むべき道があって、一人一人が思想を持って立ち上がっていた時代。そういうエネルギーは、時代が変わっても確実にあるはずだと僕は思っていて。でも、現代はやれることも熱くなれることもありすぎて、迷ってしまっているんじゃないか、そんな気がするんです。僕がこの映画をやって思ったのは、人は自分と向き合うことを忘れがち、それでも自分と向き合うことは一生終わらない、自分自身とずっと闘い続けなければならないことでした」。順応できる役者・妻夫木聡に「甘えてしまおうって思った」(松山さん)そんなふうに、どれだけ心を動かされたのかを熱く語る妻夫木さんの隣で、静かにうなずくもうひとりの演技派俳優、松山さん。尊敬する先輩俳優との共演で見えてきたものとは何だったのか。「妻夫木さんはものすごい精神力で役と向き合っているんです。役を持続させる精神力がすごい、繊細な芝居が素晴らしい、僕が努力しても到底到達できないですね。『妻夫木さんには極上の“普通”がある』と山下監督が言っていて、その通りだなと思いました。だから梅山を演じるにあたって、すごく不安だったんです。妻夫木さんに対する不安ではなく、僕が梅山としてしっかりと妻夫木さんの前に立てるか、沢田の前に立てるかという不安、緊張もありました。でも、撮影現場に入って1日目、妻夫木さんがどんなことにも対応してくれる役者であることが分かって、気持ちが楽になった。どこまでも甘えてしまおうって思ったんですよね」。また、梅山という人物像については「良く分からない」と説明する。「梅山の内面には葛藤はない、そう捉えて演じていました。というのは、片桐(梅山の本名)は沢田の前にいるときは革命家・梅山としてそこにいるわけで、映画のなかでさらに違う役を演じているような感覚なんです。梅山は相手によってどんどんキャラクターを変えていく男、本当に不思議な役でした」。暴力で世界を変えられると信じ、赤邦軍リーダーとして沢田の前に現れた梅山。取材を通じて梅山の魅力に惹かれ、疑念を抱きながらも彼を信じた沢田。互いが持っていないものを求め合う2人の関係性は、そのまま俳優・妻夫木聡と松山ケンイチにも重なる──。そして「到底到達できない存在」だと言う松山さんに、妻夫木さんは「僕が持っていないエネルギーを持っている、それを吸収させてもらえるかなと思った」と明かし、若く鋭い感性、あらゆることを吸収するアンテナを持つ松山さんとの共演を心底楽しんだと笑顔を見せる。「僕と松ケンが単純に仲のいい2人だったら、逆に(この共演は)面白くなくなったかもしれないなと思っているんです。飲みに行って語り合おうぜっ!という間柄にならない距離感が心地よかったし、それは『マイ・バック・ページ』の2人の距離感とも似ているなって」。後輩の松山さんにとって、この言葉は何よりも嬉しいはず。はにかみながら先輩に負けじと自分の心の内をこう伝える。「今日の取材もそうなんですけど、妻夫木さんが話していることで、いいなと思ったことがあって。それは泣けることに関して。最近『泣くようになった、(感情を)開放できるようになった』とおっしゃっていたんです。男にはプライドとか意地とか色々な要素があって、泣きたくないという思いがある。それでも(演技で)泣けるのは、人間の本質で話したり表現したりしているからだと思うんですよね。それは僕にはないもの。鎧を脱ぎ捨てられる妻夫木さんは、たまらなく格好いい」。本当に尊敬していないと出てこない褒め言葉の数々に、妻夫木さんは「あとでお小遣いをあげないと(笑)」と、茶化して照れを隠す。そのさまがまた格好いい。伝えたかったメッセージ「自分と向き合うきっかけになれたら」妻夫木さんや松山さんが、同世代の俳優のなかで群を抜いた存在であるのは、溢れんばかりの情熱を持ち続けているから。その半端ない情熱は羨ましくもあるが、妻夫木さんはつかみ取るものだとメッセージを贈る。「僕はたまたま役者という仕事に巡り会って、役者が一生の仕事だと言い切れるようになったけれど、そういうものが見つかっていない人は大勢いると思うんです。僕が言えるのは、やりたいことがあるなら挫折するくらいとことんやっちゃえよ!ということ。失敗を恐れずに挑戦することは単純でものすごく大変。でも、自分と向き合っている人は後悔していないんです。この『マイ・バック・ページ』が自分と向き合うきっかけになってもらえたら嬉しいですね」。気づきを与えてくれる映画、きっかけを与えてくれる映画は、きっと何年も何十年も語り継がれる“いい映画”であり、『マイ・バック・ページ』はまさにそれに当てはまる“いい映画”に違いない。(photo:Yoshio Kumagai/text:Rie Shintani)<Satoshi Tsumabuki>Hairmake:Katsuhiko Yuhmi(THYMON)Stylist:Yasuomi Kurita<Kenichi Matsuyama>Hairmake:Tadashi Kukuchi(LUCK HAIR)■関連作品:マイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会■関連記事:妻夫木、松ケン、中村蒼それぞれの“男の涙”談義に興味津々!長塚圭史×山内圭哉×山下監督が青春の1ページをふり返る!酔いどれトークショー開催玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感監督×長塚圭史×山内圭哉が語る『マイ・バック・ページ』試写会に80組160名様ご招待
2011年05月19日俳優の玉木宏が2012年に放送されるNHK大河ドラマ「平清盛」で、松山ケンイチ演じる主人公・清盛の“永遠のライバル”である源義朝役を演じることが分かった。5月11日(月)、東京・渋谷区のNHK放送センター敷地内で行われたキャスト発表会見で発表されたもので、玉木さんをはじめ、中井貴一(平忠盛)、小日向文世(源為義)、藤木直人(西行)、ARATA(崇徳天皇)、阿部サダヲ(信西)、大東俊介(平家盛)といった放送50周年の節目を迎える記念作にふさわしい豪華なキャスティングも明らかになり、松山さんも「日本を代表する役者さんが勢ぞろいした。清盛として魂ごとぶつかりたい」と興奮を隠せない様子だった。いまから900年前、王家と貴族が対立し、混迷を極めた平安末期。本当の親を知らぬまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた少年が、義父・忠盛と共に海賊退治を行い、一人前のサムライに鍛え上げられる。「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれた平清盛に、新たな視点でスポットをあてる。玉木さんは「放送50周年の節目に出演できて、嬉しく思います。松山さんとは、ずっと共演してみたいと楽しみにしていたので、2人の関係性をどう演技でお見せするか楽しみ」と早くもライバル心がメラメラ燃え上がっている様子。迎え撃つ松山さんも「義朝はライバルだが、学ぶことも多い存在。そんな“持ちつ持たれつ”の関係や2人の絆を演じることができれば」と共演が待ちきれないようだ。また、清盛の義父・平忠盛を演じる中井さんは、昨年も松山さんと親子役を演じたばかり。「松山くんから『大河の話が来ている』と相談されて。僕が『武田信玄』(1988年放送の大河ドラマ)に主演したのが25歳のとき。いま、松山君は26歳だけど、当時の僕とは比べ物にならない感性で芝居をしているから『迷うことない。いい勉強になるよ』って」と“父”として背中を押したのだとか。これに対し、松山さんも「尊敬する貴一さんが言うなら間違いないなって。それに、また親子役ということでこれほど心強いことはないです」と“親子愛”の健在ぶりをアピールした。「いま、エンターテイメントの必要性が改めて考え直されるときだと思う。それだけに、特別なものになるように頑張りたい。自信はあります」と松山さん。大河主演という大役、豪華キャスト陣の援軍を得ただけに、その言葉にも力強さが増して聞こえた。今年8月からクランクイン。京都、広島(瀬戸内 厳島神社)、兵庫(神戸)、神奈川(鎌倉)などが舞台地となる。「平清盛」は2012年、NHKにて放送。■関連作品:ワイルド7 2012年新春、公開マイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会■関連記事:『ワイルド7』男心をくすぐる瑛太らのアジトに潜入!アクションの一端も明らかに瑛太、深キョンを乗せてバイク疾走も“ドS”監督から「もっと出せ」と非情命令逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感監督×長塚圭史×山内圭哉が語る『マイ・バック・ページ』試写会に80組160名様ご招待“先輩”妻夫木が松ケンにダメ出し!奥田民生はマイペース舞台挨拶
2011年05月11日