夜カフェブームの元祖、東京カフェカルチャーの象徴的存在「宇田川カフェ」の新たなカフェ店舗が、1月16日より六本木にオープンし話題となっている。「宇田川カフェ」などを手掛けるLD&Kは、昨年6月にホテル併設カフェレストランとして銀座「GOURMAND GRILL&CAFE」をオープン。今回、「ホテル ザ・ビー六本木」の併設カフェレストランとして「六本木カフェ」をオープンした。「六本木カフェ」は、夜カフェ「宇田川カフェ」がこだわる深夜営業も行い、朝7時から翌朝5時まで営業する。朝食からランチ、 ティータイムからディナーまで、眠らない街・六本木のあらゆるライフスタイルにマッチする新たなカフェスポットが誕生した。7時~10時までのモーニングでは、洋食・和食を中心とした30種類以上のメニューが揃うブッフェスタイル。宿泊客には、ゆっくりと朝食を楽しめるよう朝食券をそのままランチ券として使用出来る切替システムも導入されている。10時~17時までのランチでは、パスタや、仕事の合間でも気軽にテイクアウト出来る、ハンバーガー・サンドウィッチ・ホットドッグなどのメニューを用意。ディナーの17時~23時(ディナーフードLO23時)は、シーフードパエリアや、アヒージョなど定番ものから、お肉料理がメインのスペイン系創作料理などの本格料理を提供。一方でカウンターではドリンクやタパスなどキャッシュオンで購入が可能なので、ドリンク一杯からでも気軽に立ち寄れる。23時~朝5時まではバータイム(フードLO4時、ドリンクLO4時半)。席数は48席。デート前の待ち合わせや、女子会、仕事の会食や打ち上げ、仕事帰りの一人カフェや一人飲みなど、あらゆるシーンで利用できそう。ぜひチェックを!(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日夜カフェブームの元祖「宇田川カフェ」を手掛けるLD&Kの新たなカフェ「六本木カフェ」が登場。2017年1月16日(月)六本木にオープンする。「六本木カフェ」は「ホテル ザ・ビー六本木」の併設カフェレストランとしてオープンする新カフェ。打ち合わせや会食、女子会、バースデー会、仕事帰りの一人飲みから、団体貸切パーティなど、様々なシチューエーションで利用できる。また、眠らない街・六本木においてあらゆるライフスタイルに合わせ、朝食からランチ、ティータイムからディナー、夜カフェ「宇田川カフェ」がこだわる深夜営業も行い、朝7時から翌朝5時まで営業する。モーニングでは、洋食・和食を中心とした、30種類を超えるメニューをビュッフェスタイルで提供。宿泊の人には、ゆったりとした朝を過ごしてもらえるよう、朝食券をそのままランチ券として使用出来る切替システムも導入する。ランチ、ディナーではスペイン創作料理を意識したパスタや、魚貝の旨みをギュッと凝縮したシーフードパエリアや、アヒージョなど定番ものからワインに合うお肉料理がメインのスペイン系創作料理など幅広く用意。ハンドドリップでの抽出・濃厚でスッキリした味わいの「宇田川カフェ」名物である『宇田川ブレンドコーヒー』やスイーツなども全時間帯で楽しめる。嬉しいことに、テイクアウトメニューも。六本木においてあらゆる時間帯にゆったりと過ごせるオアシス的カフェとして、オープンしたら、ぜひ活用してみて。【店舗概要】六本木カフェオープン日:2017年1月16日(月)営業時間:7:00~翌5:00モーニング:7:00〜10:00ランチ:10:00〜17:00ディナー:17:00〜23:00(Dinner Food LO 23:00)バー:23:00〜5:00(Food LO 4:00、Drink LO 4:30)席数:48席住所:東京都港区六本木3-9-8 ホテル ザ・ビー六本木 1F電話番号:03-6432-9230
2017年01月09日楽しみ方はそれぞれ! お風呂もグランピングもボルダリングも満喫2016年9月に埼玉県・熊谷市にオープンした「おふろcafé bivouac」は、お風呂でポカポカのまま、ほっこりのんびり贅沢な休息時間を過ごせる、新しいスタイルのグランピング温浴施設です。メインとなるお風呂は、露天風呂や高濃度炭酸泉、薬湯など8種あるほかフィンランド式オートロウリュ完備のサウナがあり、男女共に無料で泥パックもできます。館内では館内着のまま、赤々と燃える暖炉を囲んだグランピングゾーンでハンモックやテント、ツリーハウスに寝そべって雑誌を読んだり、池をかたどったポンドソファや山小屋風ソファで木の幹形のクッションを背にうたた寝したり、無料の挽きたてコーヒーを味わいながらモノポリーに興じたり、ボルダリングウォールに挑戦することもできます。館内には10,000冊のコミック・雑誌や、無料PCスペースを設けたコワーキングエリア、マッサージ機、フリーWi-Fiなど、無料アイテムが充実。ボディメンテナンスで日頃の疲れも癒すまたフットケアやオイルマッサージなどの有料リラクゼーション&エステメニューも豊富なので、ボディメンテナンスして日常から解放されるもよし。館内に流れる音楽も専任の音楽セレクターが時間帯によってテンポやムードを変えているため心地よく、リラックス度は満点。おなかが空いたら、本格グリル料理がいただけるキャンピングレストランへ。日本全国の名酒を取り揃えたカフェバーもあり、心身を解き放って贅沢な時間を過ごせます。取材・文/武位教子スポット情報スポット名:おふろcafé bivouac住所:埼玉県熊谷市久保島939電話番号:048-533-2614
2016年11月01日散歩もできるヤギと過ごす都会の休息渋谷駅から坂をゆっくりのぼった先、インフォスタワーの向かいにある「桜丘カフェ」。常連さんが多く、連日盛況の人気店です。入り口にはヤギの”さくら”がいて、道行く人も声をかけていきます。アニマルセラピーという言葉があるように、都会の喧騒に染まらずにゆっくりと過ごすさくらの姿を眺めていると、心が穏やかになります。外からはもちろん、テラスや窓際席からもさくらの様子が見られます。また、予約すればインフォスタワーをぐるっと一周するお散歩体験も可能です。都会をヤギと闊歩するという貴重な体験を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。アンティーク家具と間接照明が作る大人の空間店内にはオーナーこだわりのアンティーク家具と間接照明があり、やさしくあたたかな光で照らされた大人の雰囲気が広がっています。桜丘カフェでは「都会で癒しを感じてもらう」ことを大切にしていて、全席喫煙可能なのも近隣で働く会社員に愛されている理由のひとつ。昼間でも明るすぎず、適度な自然光を感じながら椅子に深く腰掛けてリラックスした時間を過ごせます。窓際にはソファー席が用意されているので、ヤギのさくらを見ながらほっと一息つく幸せを味わいましょう。店舗情報店名:桜丘カフェTEL・予約:03-5728-3242住所:東京都渋谷区桜丘町23-3 篠田ビル1Fアクセス:渋谷駅徒歩約4分営業時間:モーニング 8:30~11:30(L.O 11:00)※平日のみランチタイム11:30~15:00アイドルタイム 15:00~17:30ディナータイム 17:30~23:00ミッドナイトタイム 23:00~28:00 ※日曜、連休最終日のみ24:00定休日:無休
2016年08月27日メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)が手がけるカフェ「カフェ キツネ(CAFÉ KITSUNÉ)」より、夏季限定のメニューが登場。 2016年6月4日(土)から発売される。2015年の夏季限定メニューである、水出しアイスコーヒーや抹茶のシェケラート、エスプレッソアフォガードに加え、レモネードやチョコレートミント、そしてエスプレッソトニックの3つの新メニューを販売。リラックス効果のあるレモネードは、エルダーフラワーを煮出した自家製シロップで夏バージョンに仕上げた。まるではちみつの様なまろやかな甘みと、レモンの清涼感はこれからの季節にぴったり。チョコレートミントは、チョコレートバーから砕いたチョコチップやミントの葉が贅沢に使用され、氷と共にバニラアイスとミルクが溶け合ったデザートのような一品だ。エスプレッソトニックは、丁寧に抽出されたビターなエスプレッソをトニックウォーターで割った爽快感が、一度味わうと癖になる少し大人な味。また、カフェ キツネ初となるオリジナルのトートバッグも初登場。カフェのロゴがデザインされ、どんなシチュエーションにもマッチするデイリーユース仕様になっている。【商品詳細】カフェ キツネ 夏季限定メニュー期間:2016年6月4日(土)〜夏季限定メニュー:・レモネード 550円・チョコレートミント 750円・エスプレッソトニック 600円・水出しアイスコーヒー 550円・抹茶のシェケラート 750円・エスプレッソアフォガード 750円・トートバッグ 4,104円※価格はすべて税込■店舗情報CAFÉ KITSUNÉ住所:東京都港区南青山3-17-1営業時間:9:00〜20:00 (L.O. 19:30) TEL:03-5786-4842
2016年06月05日川崎重工業(川崎重工)は11月30日、英ヘリオット・ワット大学と、海底オイル・ガス分野での活用を目指す自律型無人潜水機(AUV)に搭載する制御アルゴリズムの開発のための共同研究に関する契約を締結したと発表した。研究期間は2015年9月から2019年8月までの4年間で、「AUVによる近距離での水中パイプラインの位置予測のための、複数センサーを使用した融合アルゴリズムの開発」をテーマとした研究を進める。同社はかねてより、海底パイプラインのメンテンナンス需要に注目しており、AUVの先進的要素技術の開発に取り組んでいる。ヘリオット・ワット大との共同研究では、AUVが複数のセンサーを用いて海底パイプラインを自律的に認識・追跡し、土砂などに覆われた状態でも目標物を見失うことなく、至近距離から検知し続けるためのアルゴリズムの開発とシミュレーションによる実証試験を行うとしている。ヘリオット・ワット大の海洋システム研究所は、同分野や再生可能エネルギー分野向け潜水艇の制御技術の研究開発で知られ、同大学のオフショア実フィールドでの豊富な研究実績と、同社が有する潜水艇の製造や水中ドッキングの制御技術、ソフトウエアの開発技術を組み合せ、先進的なAUVの開発を進めていくという。川崎重工は2019年8月までの共同研究以降は、2020年度中にAUV実機を製造し、北海などで実証試験を行うことを目指すとしている。
2015年12月01日スイーツ好き必見のカフェ赤坂見附のカフェ「La table du primeur(ラ・ターブル・プリム)」が、ロースイーツの専門カフェとしてリニューアル。「お店だからでこそお召し上がりいただけるスイーツ」をコンセプトに、見た目にも味にもこだわったロースイーツメニューを取りそろえている。美容に欠かせない?流行のロースイーツとはロースイーツとは、ヴィーガン(完全菜食主義)のカテゴリーに含まれる、非加熱で作るスイーツのこと。48度以下の温度でのみ調理するため、ビタミンやミネラル・酵素を生きたまま摂ることができると言われている。良質の油分を含むオーガニックの生ナッツやココナッツオイル、チアシードやアサイーなどのスーパーフードを材料として用いるのも特徴だ。また、白砂糖・卵・乳製品を使用しないため、アレルギーがある人でも食べられる。話題のグルテンフリーでもあり、糖質制限をしている人でも安心でき、食べる人を選ばない。大人も満足なスイーツタイムメニューの数々は、都会にあるスタイリッシュな隠れ家的店舗で、健康的な料理・スイーツを提供したいというオーナーパティシエ Mii(立石 博美)が、契約農家から届く無農薬・無低農薬の厳選素材を使って毎日手作りする。こだわりの季節のフルーツをふんだんに使用したケーキをシャンパングラスの中に盛り付けた「シャンパングラスRawケーキ」(税抜930円)や、スーパーフードの非ローストカカオをたっぷり使用した濃厚なショコラケーキ「Rawガトーショコラ」(税抜830円)をはじめとしたカフェメニューの他、メイソンジャーや陶器に入ったおしゃれなテイクアウトメニューも用意されている。これだけこだわりのつまったロースイーツカフェなら、食欲の秋もヘルシーに満喫できそうだ。もう、おやつに罪悪感はいらない。(画像はプレスリリースより)【参考】・La table du primeurプレスリリース・La table du primeur
2015年09月20日アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月11日(現地時間)、無人探査機「New Horizons」が7月に撮影した冥王星の画像を公開した。同画像から冥王星に砂丘と思われるようなエリアや、窒素などが凍った氷の平原、いくつものクレーターが存在するなど、同惑星が多様な地形を有することがわかった。特に、冥王星の大気は非常に薄いため、風によって形成される砂丘のような地形が発見されたことは研究者にとって驚きだったようで、同研究グループは「昔の冥王星が今よりも厚い大気を持っていたか、我々が発見できていない事象によるものだ」とコメントしている。
2015年09月11日東陽テクニカは8月17日、日本テレビ放送網(日本テレビ)による長崎県五島列島沖の沈没潜水艦調査に協力し、東陽テクニカが取り扱っている自律型無人潜水機および遠隔操作水中ロボットなどを用いて、水深約200mに沈んでいる旧日本海軍の大型潜水艦「伊402」と推定される沈没潜水艦の発見・撮影に成功したと発表した。「伊402」は太平洋戦争中に旧日本海軍によって建造されもので、全長約122m、水中排水量約6600t、水上攻撃機を3機搭載する、当時世界最大の潜水艦だった。終戦後米軍が接収し、1946年4月に長崎県五島列島沖で海没処分された。今回、東陽テクニカは、日本テレビの「真相報道バンキシャ!」の取材チームによる調査に協力し、TELEDYNE GAVIA社製「自律型無人潜水機 GAVIA」におる艦影のスキャニングや、SEAMOR Marine社製「遠隔操作水中ロボット」による、ビデオ撮影を実施するとともに、データ解析を行った。その結果、水深200mの同海域に沈む24隻の潜水艦の中から、得られたスキャニング映像と水中撮影映像により「伊402」をほぼ特定することに成功した。同調査では「伊402」が船首と船尾の一部が破壊されているものの、ほぼ原形を保った状態で沈没していることや、格納筒の開閉扉が半開状態であること、上部木甲板の木部が朽ち鉄骨がむき出しであること、40口径14cm単装砲が原形のまま残されていることなどが判明した。
2015年08月18日アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月14日(現地時間)、無人探査機「New Horizons」が冥王星へ最接近し、観測に成功したと発表した。同探査機と冥王星の距離は約1万2472kmで、これはニューヨークからインド・ムンバイまでの距離に相当する。New Horizonsは2006年1月に打ち上げられて以来、9年半かけて約49億kmを飛行し冥王星に到着。打ち上げ時に想定していた到着時間との誤差はわずか1分だったという。最接近後、同探査機は「観測モード」に入ったため地球との通信が行われていなかったが、その後、観測の成功が確認された。New Horizonsの観測データは今後、16カ月かけて地球へと送られてくる予定だ。
2015年07月15日国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられたロシアの無人補給船「プログレス」がISSにドッキングし、食品や飲料水のほか、補給用推進剤、酸素、クルーの衣服、実験ペイロードなどを届けた。同補給船は日本時間7月3日午後1時55分にカザフスタン共和国にバイコヌール基地からソユーズUロケットによって打ち上げられた後、同7月5日午後4時11分にロシアのドッキング室「ピアース」へのドッキングに成功した。ISSへの補給は、4月末にプログレスが制御不能によりドッキングを断念、6月末に米スペースXの無人補給船「ドラゴン」を搭載したファルコン9ロケットが打ち上げ直後に爆発し、失敗が続いていた。
2015年07月07日ドッグカフェや猫カフェなど、動物に出会えるカフェは多数存在するが、昨今では爬虫類カフェやインコカフェなど、珍しい動物カフェも登場してきている。今回は、そうした珍しい動物カフェのひとつであるフクロウカフェ・「アキバフクロウ-AKIBA FUKUROU-」を訪れてみた。○いざ、入店!JR秋葉原駅の中央改札口を左へ出て徒歩2~3分。カフェに到着したので中に入ってみると……。まるでお姫様のお部屋のような空間が広がっていた。手の消毒を行い、店内で飲むドリンクを選ぶ。席に座ると、店内放送が始まった。くちばしや爪はメンテナンスしてるので安全とのこと。また、カメラを近づけすぎたり大きい声を出してはいけないなど、フクロウへの接し方についても説明が流れた。○小さなフクロウたちがいっぱい!店内では様々な種類のフクロウたちが羽を休めていた。種類が違えば当然容姿も異なる。模様どころか顔つき自体もかなり異なっていた。こちらのアキバフクロウは、なんと完全予約制。そのため、お店の中が混雑してフクロウと触れ合えない! といった心配もない。1時間の入替制で、価格は一人1,500円(税込み)だ。予約はメールで行うことができる。受付期間は予約希望日の3日前~20分前まで(例えば10日に予約を取りたい場合は、7日の0時から予約可能)。予約確定メールがお店から届いたら予約が完了。先着順で受け付けるとのことだ。ちなみに、アキバフクロウは食事を楽しむことをメインとするカフェではないため、様々な種類のコーヒーやケーキのメニューはなく、簡単なドリンクが用意されているのみとなる。あくまで、フクロウと直に楽しく触れ合うための空間というわけだ。○みんな仲良しこちらのフクロウたちは小さいころから細心の注意を払って一緒に育ってきたので、どの子も非常に仲が良い。この日は、二羽がかりで一生懸命体をツンツンされていた。○大きい子もいるさて、同店にいるフクロウたちはどの子も小柄だが、この子だけは別格。小柄な猫ほどもある大きさで、クリクリとしたオレンジ色の愛らしい目が特徴だ。なお、こちらのフクロウカフェでは、衛生面や安全面を考慮し、店内での放鳥はしていないとのこと。よく見てみると足にピンク色のリードがついていた。○腕に乗せることもできるお店のスタッフさんにお願いすれば、フクロウを腕に乗せるサービスを楽しむこともできる。素手で乗せることもでできるし、手袋をはめた上で乗せることもできる。ちなみに、フクロウの体調管理はスタッフが日々行っているため、フクロウたちへのエサやり体験サービスは実施していないとのこと。○写真撮影もOK!店内では、自由に写真撮影を行うことができる。ただし、フクロウたちが驚いてしまうため、フラッシュ撮影・AF補助光の使用は不可とのこと。また、他の動物カフェと同じように、同店でも年齢制限が設けられている。アキバフクロウでは、3才未満の子供の入場は不可で、小学生以下の場合は保護者の同伴が必要とのことだ。様々な種類のフクロウたちに出会える「アキバフクロウ」。人なれしている子たちばかりなので、初めての人でもゆったりと楽しむことができるカフェだ。秋葉原を訪れた際は、是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。
2015年05月25日日産自動車(日産)は4月9日、同社のアラウンドビューモニター技術を、遠隔操作無人探査機(ROV)による高効率海中作業システムの開発に応用するため、海洋研究開発機構(JAMSTEC)およびトピ―工業と共同開発契約を締結したと発表した。アラウンドビューモニターは、車の真上から見ているような映像で周囲の状況を知ることで、駐車を容易に行うための運転支援技術。同技術と距離センサーを組み合わせることで、ROVに搭載したカメラを用いるだけで、ROV自身を客観視するような映像をリアルタイムで表示することが可能となる。これによって、母線で操作するオペレータが海底やROVの状態を瞬時に把握できるようにすることで、作業効率の改善を図る。日産は「今回の共同開発は、アラウンドビューモニターの技術を通した海洋資源の有効利用による社会への貢献を狙うと共に、自動運転技術開発につながる要素技術開発の一環として、今後も推進してまいります。」とコメントしている。
2015年04月09日『ゼロ・グラビティ』『マン・オブ・ スティール』『ホビット』など最新のデジタル技術を駆使した圧巻の映像美が話題の作品が続々登場する中、アメリカでは無人飛行機「ドローン」を使った撮影の芸術にスポットを当てた世界初のイベント「ニューヨークドローン映画祭」が行われ話題を呼んでいる。そもそも“ドローン”とは、無人で飛行することが可能な航空機で、軍事的な用途に利用される無人航空機を指して用いることが多かったが、撮影不可能な場所や、上空からの迫力の映像が撮れるとのこともあり映像業界を中心に最近注目を集めている。実際にハリウッドではダニエル・クレイグ主演作『007 スカイフォール』などでドローンを使用した撮影がすでに行われたそうだが、その際、アメリカでの撮影は許可されず、わざわざ他国で撮影を行っていたというエピソードもある。そこでアメリカでは昨年、米連邦航空局がテレビ番組や映画の制作会社6社に対し、ドローンを利用することを認可。それを受けて今回、映画祭が開催されたという運びだ。今回の映画祭で話題となったのは、「最優秀賞」に輝いた作品『Superman With a GoPro』。約3分間の中でカメラを頭に着けた“スーパーマン”が、市民の落とし物を届ける姿を描いたものだ。大空を飛び回り、敵と戦ったり、ビルから落ちてくる女性を助けたりと全て主観的な映像で作り上げた世界観が特徴の本作。ドローンならではの迫力の映像とスピード感で見応えたっぷりの作品に仕上げている。そのほかにも、先日日本で撮影が行われ、3人組テクノポップユニット「Perfume」も登場し、話題を呼んでいた海外アーティスト「OK Go」のミュージックビデオも映画祭に出品された。臨場感を重視した実験的な映像から、一つの風景を俯瞰して楽しめる作品まで。映画だけでなく様々なジャンルで今後、ドローンが活躍していきそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日ネスレ日本株式会社(本社:神戸市、代表取締役兼CEO:高岡浩三)が運営する「カフェ ネスカフェ 原宿」が、2月28日に装いも新たにグランドオープンする。オープンにあたってのコンセプトは「五感で楽しむ体験型カフェ」。ネスカフェの新たな旗艦店として、味だけでなく、コーヒーを飲む時間そのものを楽しむ提案を行っていく。新店舗のこだわりにおけるベースである「五感」とは、「味わう」「聞く」「香る」「触れる」「見る」の5つ。これらの要素を通して、既存のカフェでは体験できない「ワクワク感」を得てもらうことを狙いとしている。昨今流行りのサードウェーブコーヒーは、豆や淹れ方へのこだわりも高い分、プロでなければおいしく淹れるのが難しい。ネスカフェのコーヒーマシンは手軽さが売りだ。グランドオープンに際してネスレ日本は、「ネスカフェのマシンを使えば誰もが簡単に、ボタンを押すだけでいつものコーヒーを楽しむことができる。計量の必要もなくメンテナンスも簡単なので、ここにきて気に入ったら、ぜひご自宅にも導入してほしい」とコメントしている。入店するとまず目に入るのが、店内中央に設置された「味わう」ための体験コーナーだ。こちらのコーナーには、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」と「ネスカフェ ドルチェ グスト」の2種類のコーヒーマシンを用意。客は「1day マグ」(926円)を注文すると、滞在中、何度でも利用することができる。味と淹れ方の組み合わせのバリエーションは約20種類で、同コーナーに常備のココアやチョコレートを使ってラテアートを楽しむこともできる。加えて、体験コーナー脇に常駐する感情認識パーソナルロボットPepperが常駐。ネスカフェに関する情報をさまざまに発信するのみならず、一人ひとりに合ったコーヒーを選ぶ。居心地のいい時間にふさわしい、美味しい料理も提供する。鉄鍋のココット×5種、ジャーサラダ×2種、パテ×8種からそれぞれ好きなものをチョイスする「デリ プレート」(1,250円)には、店内で捏ねるところから手掛けているフォカッチャ3枚、ドリンクがついてくる。スイーツの注目株は、素材にこだわった「マグケーキ」(352円)。「モカチョコチップ&バナナのマグケーキ」「バニラ&塩キャラメルのマグケーキ」などの全5種は、いずれもコーヒーとの相性にもこだわった仕様だ。店内はテラス席、ソファ席、カウンター席の他、階段型にデザインされた一角では、自宅リビングのように寝そべって過ごすこともできる。そのうちテーブル席には、「ネスカフェ」の品質を身近に感じてもらいたいとの想いから、店内でその日焙煎したばかりのコーヒー生豆を設置。また、店内には6色のクッションが常備されているので、好きな色の一枚を好きな席に運んで利用することができる。こうした施作についてネスレ日本は、「これまでのカフェはいわば“3rd place”で喫茶を楽しむものだったが、新しいカフェネスカフェではお客が思い思いの“My place”を自ら作り出すことができるのがポイント」と語る。好きな味を選び、好きな席を選び、自宅での時間以上にくつろいでほしいとの想いから、店内のインテリアはシンプルにして、めいめいが空間を自分色に染め上げられるようにした。
2015年02月27日トプコンは2月24日、ドローンなどのUAS(Unmanned Aerial Systems=無人航空機システム)で撮影された画像から広範囲の3点地形モデルを作成することができる3D画像計測統合ソフトウェア「Image Master UAS」を発売すると発表した。同製品は新開発の画像解析エンジンにより、UASに搭載されたデジタルカメラの画像を自動で評定することができるため、簡単に大量の空撮画像から詳細な3D点群データを作成できる。また、算出した3D点群データをもとに、TIN作成、等高線作成、体積計算などの機能を用いて各種応用計算も可能だ。また、撮影間隔や飛行速度、地上分解能など空撮計画の策定に必要な撮影条件を計算するソフトウェアと、現場で撮影した画像の良否判定が即座に行えるソフトウェアが付随している。標準価格は新規単体パッケージで86万4000円。
2015年02月24日小松製作所は2月12日、ZMPと建設・鉱山機械の無人化・自動運転化などの分野における協業を進めていくため、ZMPへの出資を行ったと発表した。ZMPは、自動車の自動運転技術開発用プラットフォーム「RoboCarシリーズ」およびセンサー・システムの開発・販売や移動体メーカー(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械など)向け自動運転技術の開発を行っている。コマツは、建設・鉱山機械の自動化を展開しており、ZMPとはすでに鉱山機械の制御技術開発において協業を進めている。両社は今回の資本提携を機に、建設・鉱山機械の無人化・自動運転化をはじめさまざまな分野において、協力関係をさらに深めていくとしている。
2015年02月13日軽くて歩きやすく、幅広い世代から人気のフットウェアブランド「クロックス」が、最新モデル「ノーリン」の発売を記念し、3月5日(木)~8日(日)の間、いま話題の無人飛行機「ドローン」による、世界初の空中ストアを東京ミッドタウンにて開催する。コンセプトは「おどろきを持った軽さの体験」。空中ストア内に設置されたiPodから気になるシューズの色をタッチすると、オリジナルドローンが「空飛ぶ靴屋」さながらに約80足のノーリンが陳列する高さ5メートル、幅10m、奥行き6mという巨大なシューズディスプレイ台から、指定された色のシューズを手元まで運んできてくれる。クロックスは、今年で日本上陸10周年を迎え、「Find Your Fun」をブランドテーマに多彩なラインナップを展開する。3月5日、新発売となるタウンスニーカー「ノーリン」は、2011年に発売され人気を博してきた「フーバー」が新たに生まれ変わった最新モデル。細身なフォルムとクロックス独自素材「クロスライト™」を使用したアウトソールとミッドソールにより軽さと快適な履き心地を追求した。さらに、裸足でもムレを気にせず快適に履けるように進化した。会場内には試着スペースもあって、「ノーリン」の軽さと履き心地を体験できる。また特設サイト「flying norlin projyect」では、空中ストアやノーリンに関する事前情報や期間限定ストア実施後には、ドローンから撮影した参加者の画像などを集めた動画集や、世界初の空中ストアに挑戦する過程に密着したドキュメンタリームービーを公開される。空中ストアは、3月5日(木)~8日(日)の11時~20時まで開催。入場料は無料。(text:Miwa Ogata)
2015年02月09日「ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )」が、ドバイに初めてのカフェ「カバリカフェ(Cavalli Caffe)」をオープンした。カフェは、高級ホテルジュメイラビーチレジデンスの反対側のビーチモールに位置。店内80席、テラス80席を設けている。ブランドらしく、黒を基調としたインテリアにゼブラやジラフプリントのチェアが引き立つコンテンポラリーな空間で最高級のイタリアンを提供。イタリアから輸入したチョコレート、プラリネ、カントゥチーニクッキー、ギフトボックスなどのスイーツも販売。ロベルト カヴァリは現在フィレンツェ、ミラノ、ベイルート、ニューデリー、イビサなどで飲食店を運営。今後、サウジアラビア、バーレーン、クウェート、トルコ、中国にカフェがオープン予定という。
2014年12月12日ヤンマーは、同社の建設機械のコンセプトモデルとして、「無人型バックホー」(小型ショベルカー)を発表した。「無人型バックホー」は、同社が昨年発表したコンセプトモデル「YT01」、ならびにそれを量産化した「YTシリーズ」と同様、フェラーリを手がけたことで知られる工業デザイナーであり、同社取締役である奥山清行氏がデザインした電動バックホー(小型ショベルカーの一種)。操縦者は同機には乗り込まず、遠隔地よりヘッドマウントディスプレイを装着して操縦を実施。機体に取り付けられたカメラからリアルタイムに送信される映像をもとに、作業を進めることができる。大阪府・梅田の同社本社ビルにて19日に行われた発表会の中では、奥山氏自らがデモンストレーションの解説を担当。災害現場や歴史的建造物の内装分解など、作業者の立ち入りが困難な作業環境が多く存在していることを解説した上で、そのような場面で人命を守り、かつ作業を正確に行うために同機を開発しているのだと語った。また、機体のデザインは近未来的な印象を与えるが、奥山氏によれば「(機体のデザインを)平面で構成しているのは、将来的に、鉄板や丈夫なコンポジット(複合材料)を溶接し、組み合わせて作ることを視野に入れている」ためと説明。そのほか、未来的なイメージを強調している青いLEDの光は、「(建造物など作業環境の)外部から見て、機体がどこにあるか分かるよう、機体の輪郭が分かりやすい場所に設置した」とコメントした。さらに、操縦者が見る映像にはAR(拡張現実)技術を活用しており、あらかじめPC上の図面を読み込むことで、地面の中に埋まっている配管や電線を可視化できる。そのほか、機体のアームは油圧で稼働し、先端部に取り付けられているバケットはいわゆるショベルカーとして一般的なものだが、今後パーツのバリエーションによって、さまざまな作業に対応することもできるよう開発を進めるという。なお、同機は量産化を視野に入れて開発が進められているが、現段階では発売時期や価格は未定。奥山氏は「絵に描いた餅ではなく、未来の可能性としてご覧いただきたい」と語り、機体の内部を公開して、熱遮断シールドや装置が実際に入っている様を披露する一幕もあった。
2014年11月20日国際宇宙ステーション(ISS)に物資を送る米国の無人補給機「Cygnus」を積んだ米国の民間ロケット「Antares」が10月28日午後6時22分(現地時間)に米バージニア州にあるアメリカ航空宇宙局(NASA)の施設から打ち上げられたが、発射してすぐに爆発した。「Cygnus」には約2.3tの物資のほかに、千葉工業大学が開発した、ISSから流星の長期連続観測を行うための超高感度カメラなどが搭載されていた。NASAとOrbital Sciences Corporation(Orbital Sciences)は19億ドルで計8回の打ち上げを契約しており、今回はその3回目だった。NASAによれば、けが人はなく、建物などへの被害は発射場の周辺に限定されるという。「Antares」を開発したOrbital Sciencesは「現時点で詳細はわかっていない。速やかに調査を開始し、原因の解明と再発防止に努める」コメント。今後、詳細が判明し次第公表していくという。
2014年10月29日ドイツのアウディ社は、「RS 7 自動運転コンセプト」で無人での限界走行を実施したと発表した。ホッケンハイムのグランプリコースを数センチの誤差もない正確な走りで2分を少し超えるタイムを記録した。この走行テストはドイツツーリングカー選手権最終戦の前に実施された。同社は自動運転を最も重要な開発領域のひとつと位置づけ、今回のテストはエンジニアに危険走行時の自動回避機能開発への洞察を与えるものだったとしている。自動運転のシステムはGPSと3Dカメラを組み合わせたもので、3Dカメラは事前にプログラムされたデータと撮影した映像との間に違いがないかを比較するという。アウディAG研究開発担当取締役のウルリッヒ・ハッケンベルク氏は、「今回の最高のパフォーマンスは、我々アウディの自動運転おける開発力の高さを実証するものです」と述べている。アウディのドライバーアシスタントシステムは今後発売をされる上級モデルに、アウディサイドアシスト、アウディアクティブレーンアシスト、ストップ&ゴー機能付ACCといった形で搭載され、ユーザーが体験することができるという。
2014年10月24日2014年10月17日、米国カリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地に、米空軍の無人宇宙往還機「X-37B」が着陸した。OTV-3と名付けられたこのミッションは、2012年12月11日にロケットで打ち上げられ、実に674日もの間、宇宙空間に滞在し続けた。X-37Bのミッションは今回で3回目となったが、宇宙空間でどのようなことを行っているのか、その詳細は謎に包まれている。本稿では、X-37Bの概要から、開発と運用の歴史、またその推測されるミッション内容について解説するとともに、その目的を巡り、巷にあふれる様々な憶測や噂について検証したい。○X-37Bの概要X-37Bは米空軍が運用する無人の宇宙往還機で、米国の航空宇宙大手ボーイングが製造した。また開発は、同社の先端技術の研究開発チームであるファントム・ワークスが手がけている。よく「米空軍のスペースシャトル」や「小型スペースシャトル」とも呼ばれ、確かに見た目はスペースシャトルのオービターを小さくしたように見え、またオービターと同じようにに、X-37Bもメンテナンスをしたうえで、繰り返し再使用ができるように造られている。その一方で、X-37Bは完全に無人で飛行するように造られており、垂直尾翼は2枚のV字翼を採用している。また打ち上げも、普通の人工衛星と同じように既存のロケットの先端部分に搭載されて行われるという違いもある。機体の寸法は全長が8.8m、全高が2.9m、翼幅は4.5mで、打ち上げ時の質量は4,990kgとなっている。ちなみにスペースシャトルのオービターは全長が37m、全高が17m、翼幅は24mもあり、打ち上げ時の質量は最大で100,000kgを超える。外観に目を移すと、黒と白と灰色に分かれており、この辺もまたスペースシャトルとそっくりだ。黒い部分はシリカ製セラミックの耐熱タイルが張り巡らされており、大気圏再突入時の高熱から機体を保護する。また翼の前縁など、特に温度が高くなる部分にはTUFROC(タフロックと読む)と呼ばれる新開発のセラミック・タイルが使われている。また胴体や主翼の上面などはそれほど高温にはならないため、耐熱タイルではなく耐熱素材で造られたブランケットが使われている。白と灰色に分かれているのは用いられている素材が異なるためだ。X-37Bの背中に当たる部分には、実験機器などを搭載できるペイロード・ベイがある。その広さは米国では良く「ピックアップ・トラックの荷台と同じサイズ」と例えられている。一方、スペースシャトル・オービターのペイロード・ベイは、X-37Bがまるごと2機入ってしまうほどの広さがある。ペイロード・ベイには太陽電池パドルが折り畳まれた状態で搭載されており、軌道上で展開し、機体を動かすための電力を生成している。この太陽電池はガリウムとヒ素を原料としたもので、変換効率が高いという特長を持つ。またリチウムイオン電池も搭載している。ちなみにスペースシャトルは太陽電池を積まず、燃料電池のみで電力をまかなっていた。そして機体の後部には、軌道変更や、軌道から離脱する際に使用するスラスターを1基装備している。推力は700N級で、飛行中の総デルタV(燃料を使い切るまでに、どれだけスピードを変化させられるかという数値)は3.1km/sほどと推定されている。エンジンの形式や使用している推進剤には諸説あるが、ヒドラジンを触媒に反応させる1液式(Monopropellant)ロケットであるという説が有力だ。ちなみに計画当初は、過酸化水素とケロシン系燃料のJP-8を使うことが検討されていたが、信頼性の点から却下された模様だ。ただ、性能は良いため、いずれ搭載することになる可能性もある。ただ奇妙なことに、このスラスターは機体の中心から右側にずらして搭載されている。理由は不明だが、例えば機体後部のレイアウトの都合で、ずらさなければスラスターが搭載できなかったとか、そもそも機体の重心に偏りがあり、あえてずらしているといったことが考えられよう。またヒドラジンは毒性が高いため、X-37Bの着陸後にはまず、分厚い防護服を着込んだ作業員によって燃料やガスの抜き取り作業が行われる。その光景はさながら、異星人の乗り物に名もなき脇役が恐る恐る近づいてく、SF映画のワンシーンのようだ。軌道上で活動できる期間は、カタログスペックでは270日間とされている。だが、後述するとおり、実際はその2倍以上もの間活動することが可能だ。また活動できる軌道の高度は200kmから925kmほどとされる。X-37Bはこれまでに2機が製造され、1号機が2回、2号機が1回飛行している。両機に違いがあるかどうかは不明だ。少なくとも外見から目立つ変化は見受けられないが、細かな点で改良が加えられている可能性はあろう。(次回は10月22日に掲載します)
2014年10月21日Linux Foundationは10月13日、Dronecode Projectの創設を発表した。同プロジェクトでは、既存のオープンソースの無人航空機プロジェクトとLinux Foundationが総括する非営利団体のアセットをまとめる。その成果は、無人航空機(UAV)用の共通共有オープンソースプラットフォームとして提供する予定。創設メンバー企業の顔ぶれは、3D Robotics、Baidu、Box、DroneDeploy、インテル、jDrones、Laser Navigation、クアルコム、SkyWard、Squadrone System、Walkera、Yuneecなど同プロジェクトには、3D Roboticsに現在ホスティングされているAPM/ArduPilot UAVソフトウェアプラットフォームと関連コードが含まれている。同社の共同創立者は、Wired前編集主任で『「ロングテール』の著書を持つChris Anderson氏だ。加えて、チューリッヒ工科大学ETHのLorenz Meier氏が率いるパートナーPX4プロジェクトも組み込まれている。同じプロジェクトでは、1,200人以上の開発者が働いており、いくつかのプロジェクトでは1日に150コード以上がコミットされている。プロジェクとの例としては、APM/ArduPilot、Mission Planner、MAVLink、DroidPlannerなどがある。
2014年10月14日国際輸送大手の独DHLはこのほど、ドローン(無人航空機)を利用した配達の運用を限定的に開始すると発表した。同社は区間を限定し、リサーチとして研究機関らと協力して規制対策をとった。欧州では初の「認可された"パーセルコプター(percelcopter)"による自律操業」としている。同社は2013年12月に「パーセルコプター・プロジェクト」を開始しており、今回はこれを拡大するもの。具体的には、北海のユイスト島で研究を目的にパーセルコプターのプロジェクトを行い、区間はユイスト島と北部ノルトダイヒを結ぶ約12km。プロジェクトは、アーヘン大学のInstitute of Flight System Dynamics、それに独Microdronesと共同で展開するもので、ドイツ連邦交通・デジタルインフラ省がこのプロジェクトだけのために設定した区域を利用する。管轄となるニーダーザクセン州経済・労働・交通省の承認プロセスを経ているとのこと。フライトは高度50mの上空を移動し、速度は最大毎秒18mを実現可能だという。天候にもよるが、12km区間の所要時間は約30分。完全に自動化されており、フライトのすべてのフェーズで操縦士の関与を必要としないという。安全と規制遵守のため、同社はパーセルコプターを常時モニタリングしており、緊急時に手動での行動を講じられるようにする。欧州では無人航空機が操縦士の視界を超えて操業される初のフライトプロジェクトとなるだけでなく、世界で初めて医療やその他の非常時用の物資を一定時間に自動運送できるとしている。パーセルコプターの用途については、まずは医療をユイスト島に輸送するのに利用すると説明されており、フェリーや航空便の利用がコスト効率から見て良くない場合の選択肢となるようだ。
2014年09月29日猫カフェなんて、どこも同じようなものでしょ?なんて思っていたら大間違い。その地域ごとに、猫カフェにも独特の色や雰囲気があります。そして北海道には、とても北海道らしい猫カフェがたくさん。北海道に足を運んだ際には、こんな猫カフェにも足を向けてみてはいかがでしょうか?■「らぶねこ」17匹の可愛い猫たちがお出迎えしてくれる、札幌市の猫カフェ「らぶねこ」。自宅リビングのような落ち着いた空間で、のびのびまったりと猫と遊ぶことができます。猫スタッフのお食事タイムは12時と20時。猫のかわいいお食事タイムを写真におさめるなら、お昼と夜の来店がお勧めです。住所:札幌市中央区南2条西5丁目26-17第一北野家ビル5F最寄り駅:地下鉄大通駅・札幌猫カフェ【らぶねこ】■「きたねこ家(きたねこや)」アメリカンカールやノルウェージャンフォレスト、エジプシャンマウなど、個性的な猫ちゃんたちと遊べる「きたねこ家(きたねこや)」。こちらの猫カフェでは中国茶にも力を入れており、水蜜桃紅茶(桃の紅茶)、茉莉碧螺(緑茶ベースのジャスミン茶)、女乃香烏龍(ミルクの香りのウーロン茶)など、珍しい中国茶が楽しめます。住所:札幌市中央区南1条西9丁目梅澤ビル2階最寄り駅:地下鉄東西線、西11丁目駅・北海道札幌市の猫カフェ「きたねこ家(きたねこや)」■「ツキネコカフェ」「ツキネコカフェ」は札幌市の保護猫カフェです。パステルカラーでまとめられた、とてもかわいい雰囲気のお店で猫と遊ぶことができます。ドリンクメニューにはネコ税が含まれており、猫の医療費やエサ代に充当されるとか。保護猫活動にも力を入れて取り組まれています。猫と戯れつつ、猫のお役にも立てる猫カフェです。住所:札幌市中央区北6条西27丁目1-30最寄り駅:地下鉄東西線、西28丁目駅・ツキネコカフェ■「CatCafeWish」「CatCafeWish」は2階建ての保護猫カフェです。1階にはハンディのある猫ちゃんや、エイズキャリアを持つ猫ちゃんたちが、2階には元気な猫ちゃんたちが、のびのびまったりと過ごしています。保護猫活動への取り組みで有名な猫カフェで、新聞や雑誌でもよく取り上げられています。北海道らしい広々とした店内で、猫たちと戯れられます。住所:北海道帯広市東2条南2丁目5-8最寄り駅:帯広駅・CatCafeWish■「Mewkies(ミューキーズ)」茶トラや三毛、キジトラ、キジ白など、素朴さがたまらなくかわいい猫ちゃんたちと、遊べる猫カフェです。エルダーフラワー、アップル&ジンジャー、ラズベリー&ローズハーブティーの香りがいい3種オーガニックハーブドリンクと、焼きたてワッフルも楽しめます。住所:札幌市東区北8条東6丁目24最寄り駅:札幌駅、もしくは東豊線・東区役所前駅・Mewkies(ミューキーズ)北海道は広大な土地柄、猫カフェも敷地面積が広い所がたくさんあります。広々とした室内で、猫とドタバタ遊びまわれるかも?北海道へお立ち寄りの際には、ぜひ猫カフェにも足を運んでみてくださいね。(画像は本文と関係ありません)
2014年08月04日ヤマハ発動機は10月22日、産業用無人ヘリコプターのニューモデル「FAZER(フェーザー)」(画像1)を11月初旬から発売するのに合わせ(10月7日発表)、「『攻めの農業』に貢献する産業用無人ヘリ事業説明会」を実施した。ここではその新型機について紹介すると共に、産業用無人ヘリの国内外における農業などでどのように活用されているのか、また今後同社でどのように展開していくのかといった説明会で語られた内容をお届けする。なお、説明会にはヤマハUMS事業推進部長の石岡修氏(画像2)、農林水産航空協会常務理事の斎藤武司氏(画像3)らが出席し、説明を行った。ヤマハ(発動機)というと、バイクのイメージが強いのだが、それ以外の多彩な乗り物を扱っている。厳密には無人なので「乗り物」とは違うかも知れないが、UMS(Unmanned System:無人操縦システム)分野の産業用無人ヘリも同社の得意分野の1つだ。具体的に産業用無人ヘリとはどんな形で定義されているのかというと、用途として主に水稲などの農作物を対象に農薬や種もみなどの散布に使用され、ガソリンエンジンを動力源とし、日本の法律では積載可能重量は離陸総重量(100kg未満)から機体重量を引いたものとなっている(エンジン出力によって変わるところもある)。ヤマハが無人ヘリの開発を開始したのは30年ほどさかのぼる1983年のことで、農林水産省の外郭団体である農林水産航空協会から開発委託を受けて、研究用の試作機「RCASS」を開発したのが始まりだ。その4年後には実用化に至り、世界初の産業用無人ヘリ「R50」の発売を開始。その後は、1997年に姿勢制御システム(ジャイロセンサ)を搭載した新型「RMAX」を、2003年にはGPSによる速度制御機能を付加して操縦安定性を増した改良型「RMAX TypeIIG」を発売してきたのである(そのかにもいくつかRMAXシリーズはある)。四半世紀強にわたって産業用無人ヘリのトップメーカーとして走ってきたというわけだ(画像4~6)。ちなみに法律的な位置づけで産業用無人ヘリがどういう扱いになっているのかというと、まず操縦免許に関しては、農林水産航空協会の指定の教習を受講し、同協会発行の「産業用無人ヘリコプター技能認定証」を得る必要がある。現在の登録オペレーター数は約1万1000人だそうだ。そして航空法ではどう扱われているかというと、実は産業用無人ヘリに適用される法律はないという(ただし航空交通管制圏内は飛行不可)。また航空機製造事業法では、離陸総重量が前述したように100kg未満である必要がある。また遠隔操縦のために無線を用いるわけだが、使用する電波は微弱な無線局に該当することから、電波法としては免許などの必要はなし、ということである(ラジコン用発振器(ラジコン飛行機用で、産業用に供するものに限る):73.26~73.32MHz:メガヘルツ6波)。資材関連では農薬取締法があるが、こちらは農薬が「産業用無人ヘリコプター用農薬」として登録されていれば利用可能だ(農薬のラベルに「産業用無人ヘリコプターによる散布」と記載があるもの)。要は、産業用無人ヘリは発売されてから30年も経っているのにもかかわらず、今でも法律的には「従来にない乗り物」的なところのある、新しい移動体(乗り物ではないので、英語でいうところのビークルが一番意味的に合っていると思われる)なのである。そして、開発開始から30年後の2013年に、10年ぶりの最新モデルとして発表されたFAZERは、(1)安定した積載重量の確保、(2)汎用性の高い次世代機体プラットフォームへの進化、(3)今後の環境規制への対応、という3点に主眼を置いて開発された。日本の成長戦略の1つである「攻めの農業」に貢献することを目標としているとする。また、海外展開も同社では常々進めており、これまで以上の海外での農業利用、測量・観測業務などにも対応できる能力と利便性を兼ね備える形で開発された。FAZERの性能は、従来モデルのRMAX TypeIIGと比較して、まず新型エンジンの出力が約25%アップしている点が目立つ。出力は15.4kWから19.1kW(26PS)となり、その結果として積載能力が16kgから24kgへと50%向上した。積載能力が増えることで、農薬散布業務において薬剤の補給などによる離発着回数を減らすことができ、作業効率の改善につながるのである。実際に新潟県の5.1haの同一ほ場にて行われた比較試験では、従来機だと離陸回数3回、薬剤補給3回、燃料補給1回ということで総作業時間は57分と1時間近くかかった。それがFAZERだとその3項目ともすべて1回で済んでおり、総作業時間は43分。25%の時間短縮に成功したという。また、1日当たりの散布面積で見ると、3時間の散布時間で従来機は19haまでだったが、FAZERは21haとなり、11%拡大している。FAZERのエンジンは出力がアップしただけでなく、従来機のものより仕様面で大幅な変更が施された。従来は2ストロークで排気量は246ccだったが、新型では4ストロークに変更され、排気量も390ccにアップされたのである(水冷・水平対向・OHV2気筒)。新型エンジンはFI(燃料噴射装置)を採用しており、2ストから4ストに切り替えられたのと合わせて排気ガスのクリーン性がアップ。静音性の面でも73dbから70dbとアップさせており、さらにガソリンの消費量を20%の削減と燃費性能も大きく向上させている。さらに、送信機(操縦用プロポ)の軽量化と人間工学を考慮した形状を採用したことでオペレータの負荷の軽減も図られた(画像7)。新開発の制御システムの搭載による操縦安定性の向上と速度制御モードの設定など、操作性が向上している。具体的には、GPSアンテナと方位センサの一体化による電波の受信の安定性向上がまず1つ。そしてPLL方式が採用されており、IDによる送受信機1対1対応で電波障害に対する安全性とセキュリティも向上している。ボディに関しても、多台形カーボンフレームが採用されており、軽量化とメンテナンス性の高さが実現された。また、デザインも「次世代を担う担う機体に相応しい」という、シャープでエッジの効いたものとなっている。さすがは、MotoGPなどのモータースポーツの世界でも活躍しているヤマハという感じで、個人的に無意味に購入したくなるカッコよさである。年間の販売計画数は、日本国内で年間120機だが、5年後には世界全体で年間500機の販売を目指すとしている。また、価格は従来機のRMAX TypeIIGの1031万1000円より上がり、1231万6500円(税別)となった。スペックは以下の通り。○スペック全長/ロータ含む全長:2782mm/3665mm全高:1078mm全幅:770mmメインロータ径:3115mmテールロータ径:550mmエンジン:水冷・4ストローク・水平対向・OHV2気筒総排気量:390cc最高出力:19.1kW以上/6000rpm燃料種類/容量:レギュラーガソリン/5l最大離陸重量:100kg未満取扱重量:270kgフレーム方式:多台形カーボンフレーム制御システム:YACSII(YAMAHA Attitude Control System - Cruise control)ちなみに、2013年現在、主に農業分野(農作物防除)で活躍する同社の産業用無人ヘリコプターは、初代のR50もまだ現役だそうだが、ヤンマーへのOEM供給機も含めて、登録台数で2458機、今年中に2500機を越えるという。よって、国内に関してはもう完全な新規顧客はこれ以上はあまり望めない状態で、旧型機からの買い換えという形になる。ちなみに無人ヘリ市場は、全メーカー合計して年間200機が販売されているという。また2013年現在、無人ヘリは日本の農薬散布においてどのぐらい活躍しているのかというと、水稲に限っていえば、日本の全水稲面積の35%以上(同社推定)となる100万ha以上に達しているとした。具体的な内訳としては、無人ヘリが36%、動力防除機(人が背負って噴霧を行うタイプ)が28%、乗用管理機(農業用車両で噴霧を行うタイプ)が22%、有人ヘリが2%だ(残り12%は無散布)。つまるところ、食卓に上がるお茶碗3杯の内の1杯は無人ヘリが防除しているのである(画像8)。従来の主力であった動力防除機・乗用管理機、60~80年代に活躍した有人ヘリによる防除面積を超えており、その理由は農薬散布に必要な時間が短く、必要な場所に必要な量を散布できること、無人ヘリならではの作業効率の高さによるものだとする。実際、1ha当たりの散布時間は、無人ヘリは10分ほどで、動力防除機の160分、乗用管理機の60分と比べると圧倒的である。同じヘリでも有人は現在は2%しかないが、90年代は無人ヘリと比べて圧倒的な数を誇っていた。しかし右肩下がりとなり、それに対して無人ヘリは右肩上がりで、2003年に逆転した。有人ヘリの場合は墜落事故で人命が関わってくること、ある程度高度を取らないとならないため農薬の飛散問題などが影響した結果だという。なお、無人ヘリも墜落事故が起きないかというと、年間に240機、登録台数の10%ほどが墜落事故を起こすという。一番多いのが、田んぼ周辺の電線と絡んでしまうことだ。また変に飛行を粘って、制御不能になった挙げ句により被害を増やしてしまうよりは、故障や事故が発生した場合は、セーフティとしてその場で墜落するように設計されているそうである。また、産業用無人ヘリによる農薬散布特性として、ヘリのメインローター(主回転翼)が起こす「吹き下ろし下流」を「ダウンウォッシュ」というのだが、これを効率よく利用して農薬が散布されているという(画像9・10)。さらに、農業分野以外では同社の無人ヘリは学術調査、防災業務、観測・測量業務などでも活躍中だ。福島県の放射線線量率モニタリング業務を筆頭に、今年4月に起きた静岡県浜松市春野町の地滑りのレーザーによる地形測量といった災害支援、宮城県鬼首地熱発電所の温水採取や地形形状計測、噴出口撮影などの環境観測、熊本県宇土市 御輿来海岸の3次元地表面計測および静止画撮影といった学術調査、鹿児島県の新燃岳の地震計設置作業および地磁気計測、同県桜島の地震計設置・回収および地磁気計測、東京都伊豆大島の地磁気計測といった防災業務、そして民間からの依頼で愛知県の新日鉄のスラグ棚卸計測および細粒鉄源棚卸計測なども行っている(画像11)。興味深いのが、海外の動向。米国は空軍がプレデターやグローバルホークなどの無人航空機(UAV)を多数配備しており、ヘリコプターも無人機大国なのではないかというイメージを個人的に持っていたが、実は「産業用」となると、法整備がされている途中で(同社が働きかけも行っている)、巨大な市場となる可能性があるという。現状、試験的に2012年にワイン用のブドウ畑における除草のために2機が現地法人を通して販売され、2015年秋には本格販売を開始したいとしている。同社が実は最も海外で販売している国はお隣の韓国で、やはり水稲の防除で155機をこれまで販売しているという。そのほか、豪州では2011年から現地法人による販売が始まり、これまで牧草の除草用に4機が販売された。タイでは水稲用に試験的に2機が2013年中に予定されている。タイも水稲がかなり盛んなため(作付面積も広い)、市場としてかなり見込めるようだ。ヨーロッパは市場調査中(アフリカに関しては調査の予定もない模様)だというが、それ以外の地域ではなんでも「ライバルとなるような産業用無人ヘリのメーカーは存在しない」そうである(無人ヘリのメーカーがないというわけではなく、ヤマハと対向できるほどの産業用無人ヘリの大手メーカーはない、ということらしい)。今後の展開としては、まず国内においては、就農者の高齢化、TPP、環境対応などの課題対策で、精密農業の推進や省力化、コストダウンで寄与できるとしている。非農業分野では、農業と比較すると規模は大きくないものの、観測、計測、空撮などにおいて、「人の手ではできない」仕事に着目して展開していくという。そして海外展開に関しては、前述したように米国におけるワインブドウ畑の除草、豪州における牧草の除草などを中心に、市場を拡大すべく検討していくとする。非農業分野としては、同じく米国と豪州を中心に、ライフライン保守、観測などを検討中のほか、米国などの先進国において警備、鉗子、観測用とを検討中とした。また、同社としては無人ヘリを利用した水稲における直播を推進していくという。直播とは、文字通り水田に直接種を播いていく栽培方法だ。現在は直播散布の半分が飼料用稲である。デメリットとしては、現在の日本における主流の育苗を行って苗代から機械もしくは人の手によって整然ときれいに田植え作業を行う移植栽培スタイルと比べると、収穫量が減ってしまうという。ただし、種をより多く播くことで対応できるだろうという。また、これまでの収穫用の機械も稲が整然と並んでいるところを刈り取るよう設計されているので、それらが使えなくなる(完全に使えなくなってしまうかどうかは状況によるものと思われる)といったデメリットもある。ただし、省力・低コスト化、作業の平準化、規模の拡大といった面ではメリットが大きい。まず省力・低コスト化は、育苗、移植作業が省略されることにより作業時間が短縮可能であり、よって資材・人件費も削減可能となる。そして作業の平準化は育苗に時間がかかり、水稲以外の作物と作業が重なりがちな移植栽培に対し、労働ピーク時の作業平準化が図れるという。そして規模の拡大とは、移植栽培との併用により、作期幅を分散でき、省力化と作期分散効果によって、経営規模を拡大できるというわけだ。参考なので条件によっては変わると思われるが、直播と移植のコスト比較は、10アール当たりで、直播は1万410円で、移植の2万1400円と比べると半分となる。その内訳は、直播は農業用鉄コーディング料・種子3kg分(材料費含む)が2010円、無人ヘリによる播種散布料が5250円、初期除草剤(サンバード粒剤)3kgが3150円。一方の移植は、苗代(22枚×700円)が1万5400円、田植え作業料が6000円で2万1400円というわけだ。今後、農地の大区画化が加速すると見込まれる中、効率化が難しい育苗作業の負担感が高まる方としており、直播は今後、さらに拡大すると想定されるそうである(画像12)。なお、鉄コーティングとは、種子を鉄粉でコーティングすることをいう。こうすることで種子が重くなり、直播時に水田で種子が浮かなくなるので発芽しやすくなるというわけだ。以上、FAZERと産業用無人ヘリを活用した農薬散布、そして無人ヘリを利用した直播という、水稲の次世代のハイテク化についてご覧いただいたがいかがだっただろうか。農業に関するテクノロジーも日進月歩で進んでおり、田植えロボットとかいちご収穫ロボットなど、いろいろと研究が進んでいるのは把握していたが、すでにもう四半世紀も前からロボットテクノロジーが導入されており、すでに農薬散布に限っては最も活躍していたというのは驚きである。今後も、農業はこうして少しずつハイテク化していくのだろう。ぜひ、機会があったらFAZERの飛行する姿を直接みたいものである。
2013年10月24日エンターテインメント事業を推進する「リンクアップ」のグループ会社「インフィニア」が運営する、秋葉原のメイドカフェ「@ほぉ~むカフェ(あっとほぉ~むカフェ)」は、ファッションデザイナー丸山敬太氏デザインの新衣装着用を、11月1日より全店舗で開始すると発表した。同衣装は、同店のイメージカラーである「優しいブラウンとピンク」をベースに、メイド服に感じるファンタジー感を、エプロンのフリルやリボン、自由にデコができるハート形のカチューシャなどに盛りこんでいる。また、シルエットにもこだわり「絶対領域」(ボトムスとソックスの間から微妙にのぞく素肌の部分)をキープしているという。デザインを手がけた丸山敬太氏は、パリコレなどで実績を持つファッションデザイナー。フラワーやドラゴンをモチーフにした刺しゅうなど、繊細な手仕事に定評がある。同社では、「一流ファッションデザイナーとのコラボによる『AKIHABARA』と『FASHION』の融合、そして新しいジャパンカルチャーの一端を見てほしい」と考えているとのこと。なお、2005年には同店のメイドから広がった「萌え」という言葉が、ユーキャン流行語大賞を受賞。2012年には、サイバーエージェント社が運営する仮想空間「アメーバピグ」への仮想店舗の出店、およびプロデュースアイテムの販売など、同店はメイドカフェの枠にとらわれない活動を展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日世界中から商品を輸入するエバーグリーンは、7月2日より「単三乾電池式 無人撮影カメラ」を、直営通販サイトの「上海問屋」にて限定販売を開始した。価格は19,999円。同製品は、温度を感知する赤外線センサーを搭載。センサーが働いたときだけカメラが作動し、記録することができる。野生動物の撮影や大切な自動車などにイタズラされたときの証拠撮影、そのほか、防犯用など、さまざまな用途に使用可能だ。単三乾電池8本で動作するため、外部電源を必要とせず、電源を確保できない場所にも設置できる。また、2インチ液晶画面を搭載しており、その場で設定変更や記録したデータの再生を行うこともできる。さらに、赤外線LEDを搭載しているので、夜間の撮影も可能。動画、静止画のどちらも記録可能。温度変化によりセンサーが働き、設定した記録モードで撮影が開始される。動画、静止画ともに、次の撮影までのインターバルを0秒から60分の間で設定でき、調節できるのも特徴だ。まったく撮影を行わない場合は、約3カ月から半年、センサーが動作するのを待機させることもできる。水中での使用は不可。上海問屋限定販売ページから購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日メイドカフェならぬ“ギャルカフェ”10日、東京渋谷のセンター街にギャルカフェ「10sion」(テンション)がオープンした。ギャルの聖地ならではの渋谷に位置し、これまで“ギャル”でなければ立ち入りにくかった“ギャル文化”を楽しめる場として注目されている。秋葉原ならメイドさん、京都なら舞妓さんに会いに行く、といった感覚で、ギャル文化を体験してほしいそうだ。食事などを楽しみつつ、スタッフによる流行やおすすめスポットの情報提供が受けられる。「情報提供」といっても、そこはやはりギャルならではの流儀で、敬語は禁止でギャル語飛び交うアドバイス。普段通りのリアルなギャルの雰囲気をを体感できるようになっているそうだ。メニューもユニークメニューも“ギャル”を意識したユニークなもの。ショットグラスに少量のそばを入れたものを何杯も食べていく「ハチ公(わんこ)そば」や、オムライスに、メイク&カラーコンタクトでデカ目が完成した状態をケチャップで描く「デカメライス」、「ガングロイケ麺」なる焼そば、オリジナルカクテルの「日サロロック」など、その提供スタイルにも、ネーミングにもこだわったメニューが満載だ。スタッフとゲーム感覚で楽しみながらドリンクを味わえる「利きカクテル」などのメニューなどもあり、多彩な楽しみ方ができる。スタッフにあこがれるギャルはもちろん、一度体感してみたかったという方にもおすすめ。渋谷の新たな観光スポットにもなるかもしれない。スタッフに流行やメイクを指南してもらうのもありかも。ユニークなNewスポットとしてチェックを。元の記事を読む
2012年05月11日