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株式会社幸商業(代表取締役社長 高橋 幸志)は、業界初となる燃費向上及び環境配慮型のエンジンメンテナンス等、多機能で様々な効果を発揮するHYBRID OIL(多機能型エンジン強化改質オイル)の本格的な販売を2024年6月10日(月)に開始しました。HYBRID OIL / 多機能型エンジン強化改質オイル[OE9]今、円安の影響もあり急激な物価高騰によるインフレ基調が続いています。収入減、売上状況等の影響もあり支出を抑える動きは加速し「コスト削減」は、多くの家計、企業それぞれで喫緊の対策問題にもなっています。そこで、株式会社幸商業は、高騰するガソリン代に対抗し、業界初となる車の燃費向上とオイル交換無用等の大幅なコスト削減が図れるHYBRID OIL[OE9]の全国発売を開始しました。そして、このオイルには環境問題でよく挙げられている車からの排気ガス問題に対し、その排気ガスを最大約60%削減させる効果もあります。また、オイル自体に有害物質不使用の環境にも良い製造スペックで、エコ商品且つ環境問題にも役立つオイルでもあります。その他、特殊な洗浄力によるエンジン内部の清浄・長寿命化、エンジンパワーアップ等、多機能効果を同時に実現します。個人のマイカーから法人の営業車、トラック、建設重機、農業機械、船舶、発電機等、対象は多岐に渡りターゲットも広大。大幅なコスト削減が実現できる最適なエンジンオイルとして、多くの人に知っていただき使用してもらいたいエンジンオイルです。全国一般市場に向け、新たな価値を提供してまいります。特徴▮ 燃費向上による大幅コスト削減平均30%以上(10~40%以上)の燃費改善を実現し、ガソリン・燃料費の大幅削減に貢献します。▮ オイル交換不要のエンジンオイルによる長期経済効果オイル無交換(走行距離20万km迄)によるオイル代(工賃・時間)の費用・廃油を大幅に削減できます。▮ 環境改善として効果的な商品CO2及び有害排気ガスを最大約60%削減。大幅に排気ガスを削減することが実現する環境配慮に優れたオイルです。▮ エンジン寿命延長エンジン内部を高分子のパワーを含む強力な洗浄力で、長期間エンジンを清浄に保ちながらクルマの寿命を延長します。▮ パフォーマンス向上エンジンの負荷振動・騒音の低減が明確に感じられ、エンジン出力もパワーアップしスムーズな運転体験を提供します。対象:一般車、トラック、建設重機、農業機械、船舶、発電機等、70種以上商品概要商品名: OE9(HYBRID OIL / 多機能型エンジン強化改質オイル)提供開始日: 2024年4月料金: 25,000円(税抜)OE9公式サイト: 会社概要企業名:株式会社幸商業(英語表記:Koshogyo, Inc.)代表者:高橋 幸志所在地:東京都新宿区新宿2-8-1新宿セブンビル5F設立年:2014年事業内容:OE9事業本部、企画・制作OE9公式サイト運営、販売窓口、販売商開発(正規販売店募集中)事業プロデュース、事業総合制作・企画、営業コンサルティング 他企業URL: お問合せ:OE9公式サイトのメールフォームより受付 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月18日未来に向けてサスティナブルな社会を実現する株式会社G-grow(本社:愛知県名古屋市中区新栄2-35-21)は、ガソリン100Lに対して10ml入れるだけで燃費が向上する、炭素系液体燃料活性触媒「TT EX PRO」を応援購入サイト「Makuake」で先行販売いたしました。わずか数滴の効果を体感▼Makuakeページはこちら TT EX PROとは国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)へ登録された先進技術を活用した炭素系液体燃料活性触媒です。自動車の燃費の改善による燃料コストの削減のみならず、CO2削減、燃焼性能向上によるトルク増加、馬力の向上が期待される製品です。また自動車以外の領域でも各種ボイラー、アルミ溶鉱炉、冷温水チラーなど燃料を使用する様々なシーンでの利用が可能な製品となっております。自社でのテスト段階ではトヨタ プリウス ZVW50を使用し計測したところ、使用前燃費:24.8km/Lから使用後燃費:33.5km/L(+35.1%)まで燃費を改善することができました。従来の燃料添加剤の多くはエンジンやガソリンタンクの汚れを落とすことで効果を発揮するものでしたが、TT EX PROはガソリンに直接アプローチし、燃焼効率を改善することで自動車の燃費改善を目指しています。つまり固まりやすいガソリンの成分を分解することで燃焼効率を向上させる、これまでの燃料添加剤とは全く異なる新しい製品です。なぜTT EX PROは自動車の燃費の改善、ボイラーなどの燃焼効率を改善することができるのでしょうか?それはTT EX PROが持つ特徴にあります。◆製品の特徴1. 製品の特徴燃料に対して僅かな量で効果を発揮・ガソリン用・灯油用・軽油用・重油用・再生重油用のラインナップがあります。・ガソリンの場合、100Lに対し必要な量は10ml程度となっております。2. 燃料の劣化を最適な状態へ改善・液体燃料は1年以内に使用することが推奨されています。劣化していると燃料分子が集まって塊(スラッジ)になります。触媒効果で分子のかたまりをほぐし最高の燃焼条件に近づきます。3. エネルギーを最大限に引き出せる状態に・大きい炭素の塊よりも小さな塊の方が早く着火し、次々と他の炭素に燃焼が伝達します。それにより他の炭素に燃焼が伝達します。つまり、少ない燃料で大きな仕事エネルギーを得ることができます。4. 完全燃焼によりススの発生を抑制・重油が不完全燃焼を起こすと、燃料に含まれる不純物が窒素化合物及び粒子状物質(PM)を発生させて、ススが発生します。TT EX PROを重油に入れることで完全燃焼に近づき、ススを抑制することができます。5. 燃費向上、低公害性、CO2削減・燃焼反応が次々と連鎖しスムーズな燃え方をするため、燃料性能を最大限に引き出すことができます。・トルク・馬力が上昇し、燃費が向上することで、燃料使用量を抑え、CO2を大幅に削減することができます。・環境省が指定する算定方法に基づき、1年間=10,000km走行する自動車のCO2削減量は790kgにも及びます。(環境省_算定方法: )岐阜県下呂市の老舗旅館 下呂温泉 湯之島館にて使用・導入いただいております。こちらの旅館は下呂の美しい景観を後世に残すためにも積極的にSDGsへの活動に参加。歴史と伝統を受け継ぎ、100年以上先の未来を見据えて取り組んでいます。実際に施設が管理しているボイラーに投入したところ、使用した当日から大幅な燃料効率の改善が確認され、今後正式に導入していただくことが決定いたしました。また昨年11月より導入いただいている湯河原温泉にある温泉旅館では、ボイラーの燃料効率が『20%改善』した実績もあり、年間の燃料削減費は¥1,060,000となります。TT EX PRO購入費込みでも、年間コストを約606,250円まで削減することができます。(※資源エネルギー庁より 灯油 全国平均 106.4円 2021年12月20日現在)TT EX PRO投入前(燃料代)-TT EX PRO投入後(燃料代)=年間¥6,360,000-¥5,300,000=¥1,060,000また、これにより年間の燃料使用量を10,000L削減しCO2を約25t削減することができます。10,000L×2.49tCO2/kl=24.9tCO2※CO2排出係数 2.49tCO2/kl※環境省データ参照 算定省令第2条第3項、第4条第1項、別表第1及び別表第5自動車やボイラーの燃焼効率を改善させるとともに環境問題にも配慮したTT EX PROは、これまでは業販専用品でしたが12月末より応援購入サイトMakuakeにて先行販売を開始しております。おかげさまで目標金額に対して246%達成を実現することができました。応援してくださったサポーターの皆様ありがとうございます。下記リンクよりMakuakeにて商品をご確認いただけます。▼Makuakeページはこちら ■クラウドファンディング概要タイトル: 初!今だけ限定!プロ専用品【一般公開】わずか数滴で理想的なガソリン燃焼【日本製】実施期間: 2022年1月29日商品名 : TT EX PRO価格 : 4,500円URL : <リターン品について>リターン品【会社概要】名称 :株式会社G-grow(ジーグロウ)代表者:代表取締役 五藤 忠保所在地:〒460-0007 名古屋市中区新栄2-35-21設立 :2019年6月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月21日車の維持費は思った以上に家計を圧迫するものです。効果的な節約方法があればぜひ実践したいですよね。また普通車と軽自動車それぞれの場合の維持費を比較して、車の買い替えを検討するのも手かもしれません。今回は車の維持費について詳しく解説していきましょう。■車の維持費の内訳は?車の維持費としてはどのようなものがかかってくるのでしょうか。以下で内訳を見てみましょう。【自動車税(軽自動車税)】自動車税は、車を所有するすべての人に対してかかる税です。車を持っている人はナンバープレートを登録することにより納税義務者となります。納税額は自動車の排気量によって決まります。後述する軽自動車を除いた1,000cc未満から6,000cc超まで500ccごとに納税額が変わる仕組みです。さらに自家用か営業用か、貨客兼用車かなどによっても納税額が変わってきます。納税先はナンバープレートを取得した都道府県です。納税方法は、毎年1回納税通知書が送られてくるため、その内容にしたがって納税します。軽自動車の場合は、自動車税とは別に軽自動車税を支払います。軽自動車税の対象となる法律上の「軽自動車等」の定義は、660cc以下の自動車および二輪車、小型トラクターなどの小型特殊自動車です。納税額は自動車税と同様、排気量によって決まります。納税先は市町村です。納税方法は、毎年1回送られてくる納税通知書にしたがいます。【自動車重量税】自動車重量税は自動車の重量区分にもとづいて課税される税金です。もともと、「重い車が走ることによる公道の劣化を補填するための税」という位置づけで、使途も道路特定財源に限られていました。ただし現在では道路特定財源が一般財源化されているため、使途は限定されていません。納税対象は公道を走るすべての車です。車を持っているだけでは課税されませんが、車検を通すために自動車重量税を払う必要があるため、必然的に公道を走る車はもれなく納税することになります。納税額は自動車の重量によって決まります。普通車は500キログラム以下から3,000キログラムまで、500キログラムごとに6段階の納税額が設定されています。軽自動車は重量によらず一定です。なお自動車重量税にはエコカー減免があり、エコカー以外では車を所有する年数によって納税額が上がっていきます。納税方法は、車検のときに車検料金とあわせて納税します。【自賠責保険料】交通事故を起こしてしまった際に被害者へ保証するための保険です。自動車を取得した人全員に加入が義務づけられています。車検のタイミングで車検料金と一緒に支払います。【自動車保険料】交通事故に対する損害賠償に備え、任意で加入する保険です。自賠責保険だけでは補填できないことも多いため、加入がすすめられます。【車検費用】おもに検査・登録費用、車検整備・点検費用、登録代行費用がかかります。また劣化した部品を交換する必要が出てきた場合には、その際の部品代もかかってきます。【燃料費】自動車の燃料となるガソリンの料金です。【駐車場代】駐車場を借りる場合に必要な料金です。一般的に月極めで支払います。【日常点検・整備費】消耗品や修理、点検にかかるお金です。おもな消耗品には、エンジンオイルやタイヤが挙げられます。洗車を依頼する場合にはその料金も含まれます。■普通車と軽自動車の維持費を比較すると?車の維持費を考えるとき、軽自動車のほうが普通車より安く抑えられるというイメージがあるかと思います。実際にはどのくらい維持費が違ってくるのでしょうか。以下で1年間にかかる費用を比較して見ましょう。なお普通車は2,000ccクラスの想定です。ガソリン代は年間10,000キロの走行距離で、1リットル当たり140円のガソリン代、燃費はリットル当たり15キロという数字で試算しています。駐車場代は月10,000円とします。自賠責保険料と自動車重量税は2年分をまとめて払うことになっていますが、2で割って1年分を算出します。【普通車の場合】自動車税は、排気量1.5リットル超~2リットル以下の車で39,500円です。自動車重量税は、1トン超~1.5トン以下でエコカー減税対象外、登録から13年未満の車の場合は、2年間で24,600円、2で割って1年で12,300円の計算になります。自賠責保険料は15,520円です。自動車保険料は一般的な契約内容で考えた場合70,000円程度になります。車検費用は60,000円程度が目安です。燃料費は、10,000キロ÷15×140≒93,000円程度になります。駐車場代は、10,000円×12か月=120,000円です。日常点検・整備費は多めに見積もって年間50,000円程度かかります。合計は460,320円です。【軽自動車の場合】軽自動車税は平成27年4月1日以後に最初の新規検査をした場合、年間10,800円です。自動車重量税は、エコカー減税対象外で登録から13年未満の場合、年間6,600円÷2=3,300円の計算になります。自賠責保険料は15,130円です。自動車保険料は一般的な契約内容で50,000円程度です。車検費用は40,000円程度になります。燃料費は普通車の場合と同様に計算して約93,000円です。駐車場代も普通車の場合と同様に計算して120,000円です。日常点検・整備費は多めに見積もって年間30,000円程度になります。合計は362,230円です。【普通車と軽自動車の違い】以上を見てみると、税金関係、保険料、車検費用、日常点検・整備費など、軽自動車のほうが安く抑えられていることがわかるでしょう。年間98,000円程度差があります。毎月10,000円未満の差ですが、積み重なると大きな差になるでしょう。■都内と全国平均の維持費の違いは?維持費のうち、駐車場代と自動車保険料は地域差があります。以下で詳しく見ていきましょう。【駐車場代】駐車場代は地代によって変化するため、地域差があります。都道府県別に平均の駐車場代を見てみると、都市部ほど駐車場代が高くなっているのがわかります。もっとも高い東京では30,000円超、次いで大阪は20,000円台後半です。また宮城、千葉、埼玉、神奈川、愛知、広島、京都などが10,000円台となっています。その他の地域は4,000円台~6,000円台で、都内と比べると25,000以上の差があることがわかるでしょう。なお同じ都道府県内でもエリアによって駐車場代は異なってきます。たとえば東京都内でもっとも駐車場代が高いのは港区や中央区で、月50,000円程度かかってきます。これに対して荒川区、葛飾区、練馬区などは料金が低めで、月20,000円程度です。【自動車保険料】自動車保険料は、加入者ごとに事故リスクが細かく分析されて算出されます。その際、地域も事故リスクの分析対象になっているため、地域ごとに保険料が変わる仕組みです。たとえば東京都の平均自動車保険料は48,536円となっています。47都道府県のなかでもっとも自動車保険料が高いのは愛知県で、平均53,698円です。一方もっとも保険料が低いのは沖縄県で38,770円という調査結果でした。このように地域によって10,000円以上の差が出ることがあるのが現状です。■必見!車の維持費を節約する方法!車の維持費はどう節約すればいいのでしょうか。税金や駐車場代などは節約が困難ですが、その他の項目については以下のように節約が可能です。詳しく見ていきましょう。【自動車保険の節約】自動車保険は適宜見直しをしましょう。最初に保険を申し込んだときに比べて、より現状に見合った保険が出てきている可能性もあります。場合によっては、月々の保険料が10,000円近く安くなることもあり、定期的なチェックが必要です。なお自動車保険を抑えるには、代理店を通さず申し込むのもおすすめです。「ダイレクト系」の保険と呼ばれ、電話やインターネットなどで直接申し込めます。【車検費用の節約】車検費用は申し込む事業所によってさまざまです。相見積もりを出し、安い事業所を厳選して申し込むようにしましょう。一般的に、ディーラーは安心感があるかもしれませんが、車検料金は高めです。フランチャイズ店やカー用品店、ガソリンスタンドなどは料金を安く抑えられたり、割引キャンペーンを利用できたりします。また民間の整備工場に当たってみるのも手です。さらに最近ではユーザー車検も注目を集めています。ユーザー車検とは、車の所有者自らが検査場に行って車検に通すシステムです。手数料がかからず法定費用のみであるため、車検費用を安く抑えられます。ユーザー車検を受けるためには、自動車検査証、自賠責保険証明書、自動車納税証明書、自動車重量税納付書などの必要書類を集め、インターネットで申し込みましょう。【燃料費の節約】ガソリン代を節約するためには、まず安いガソリンスタンドを利用するのが基本です。特にセルフスタンドは人件費を抑えられるため、1リットル当たり1~5円安くなっています。またガソリンスタンドでは、プリペイドカードやクオカードを活用しましょう。たとえばクオカードであれば、5,000円のカードで5,050円分、10.000円のカードで10,150円分使えるなど、数円分お得になることがあります。さらに車の走らせ方で燃費をよくすることも大切です。アイドリングストップを徹底する、急発進や急加速をやめる、エンジンブレーキを活用するなどして、燃費の向上に努めましょう。ガソリンを入れるたびに燃費を記録して意識するだけでも効果が期待できます。整備をきちんとしておくことも燃費の向上につながります。エンジンオイルの劣化やタイヤの空気圧不足は燃費を悪くしてしまいます。エンジンオイルは走行3,000キロから5,000キロで交換しましょう。またタイヤの空気圧はガソリンスタンドに行ったときなどにこまめにチェックしてください。なおもし古い車で燃費が悪いなと感じたら、燃費のよい車に買い替えるのもひとつの手です。初期費用はかかりますが、長い目で見て節約できる方法を選ぶのも重要でしょう。【日常点検・整備費の節約】急を要する修理の場合は別として、消耗品を買ったり定期点検を行ったりする際は、比較して安い店を利用するのが基本です。なかでもインターネットを利用すると費用を安く抑えられる傾向にあります。ポイントを上手に活用したり、オークションを活用してみたりするとよいでしょう。また自分でカーメンテナンスをするのも有効な方法です。洗車やワイパーゴムの交換といった気軽なところから始めてみましょう。また少し知識をつければ、タイヤに空気を入れたり、エンジンオイルやバッテリーを交換したりということもできるようになります。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。【その他高速道路代などの節約】高速道路代はETCを活用して節約しましょう。ETCには時間や曜日ごとに割引があります。おもな割引の時間は以下のとおりです。高速道路を利用する際は、この割引の時間帯や曜日を中心にするとよいでしょう。・平日朝夕割引:地方部で、平日朝6時~9時、夕方17時~20時に割引されます。ETCマイレージサービスに登録している人限定ですが、利用回数に応じて無料通行分がつくお得な割引です。・休日割引:地方部で土曜・日曜・祝日に30%割引されます。普通車と軽自動車等限定です。・深夜割引:すべての車種について、毎日0~4時に30%割引されます。■まとめ今回は車の維持費について、その内訳や節約方法を詳しく解説しました。いかがでしたか?これまでなんとなく納税通知や請求書にしたがって維持費を払っていた、という人は、維持費の内訳を意識するだけでも費用を節約できるかもしれません。さらに今回ご紹介した節約方法もぜひ実践してみましょう。維持費を抑えて、負担の少ない快適なカーライフを過ごしてみてくださいね。
2017年05月12日車を購入するのにお金がかかるのはもちろんのことですが、維持費にもお金がかかってしまいます。少しでも費用を抑えて車に乗り続けるために、車の燃費は良くしておきたいもの。そこで今回は、車の燃費を良くするアイデアとガソリン代節約のコツをご紹介します。■車の燃費の確認方法まずは、車の燃費を知ることからはじめましょう。最近の車には燃費計が搭載されているものも多く瞬間燃費や平均燃費がわかるようになりましたが、燃費計のついていないものではなかなか燃費を知ることができません。また、車を購入する際に見るカタログと実際の燃費の差異に驚いたという方もいるのではないでしょうか。カタログ用の燃費は「JC08モード」という国土交通省が定めた特殊な計算方法を用いていて、実際に道路を走行して計測するのではなく、シャーシダイナモを使ってさまざまなパターンを計測したものを表記しています。そのため、道路状況などの条件が実際とは異なっていることが多く、燃費にも差が出てしまうのです。実際の燃費はカタログに表記されているものの70%程度ほどとなっています。それでは、実際の燃費を計測するにはどのような方法があるのでしょうか。以下では、燃費計の有無にかかわらず燃費を確認することができる「満タン法」という方法をご紹介します。【1.トップメーターをリセットする】だいたいの場合はメーターの横にリセットボタンがあるので、給油前にリセットボタンを押しましょう。【2.ガソリンを満タンに給油する】ガソリンまたは軽油を満タンまで給油します。【3.燃料が減るまで走行する】燃料を減らすことで、燃費の計算がしやすくなります。極力減らしましょう。【4.ガソリンを給油する】燃料がある程度減ったら、再び満タンにします。【5.走行距離を給油量で割る】1の手順でリセットしたトップメーターに表示されている数値を、給油した燃料のリッター数で割ります。例えばトップメーターの数値が「600.0km」となっていて、給料が「60L」だとします。すると走行距離の600を給油量の60で割るという計算になり、これによって算出された10という数値が1リッターあたりの走行距離となり、実燃費「10L/km」ということがわかります。また、最近では燃費の計算ができるアプリも登場しているので、ダウンロードして試してみるのも良いでしょう。前述のトップメーターの数値と給油量を入力するだけで燃費を割り出してくれます。さらには以前計算した燃費との比較もできるので、遠出した際の燃費などを比較してみても良いでしょう。■燃費を良くする運転方法ガソリンが多く消費されるのは、アクセルを強く踏み込むなどパワーを使う時。そのため、運転方法を少し工夫するだけで、燃費を良くすることができます。以下で紹介するポイントを意識して、できることから実践してみましょう。【発進時は徐々にアクセルを踏もう】一番ガソリンを使うのが発進時と言われています。アクセルを踏み込むとエンジンに高い負荷がかかるためです。ブレーキを離してすぐにアクセルを踏み込むのではなく、徐々にアクセルを踏みこんで無駄な加速はしないようにしましょう。AT車の場合はブレーキを離すとゆっくり加速するので、それを利用してアクセルの踏み込みを減らすのも有効です。【できるだけアクセルの踏み加減は一定に】また、アクセルの踏み具合は一定に保つよう留意しましょう。急なブレーキや加速を繰り返すとガソリンを無駄に消費し、燃費が悪くなる一方です。エンジンにも負荷がかかってしまうため、車に長く乗り続けるためにも注意しておきたいところです。速度に気をつけるのはもちろん、車間距離を十分に保つなどの工夫も考えられます。そしてなるべくブレーキとアクセルを多用しなくて済むよう、緩やかな速度で一定な運転をするよう心がけましょう。【エンジンブレーキを活用しよう】車は、エンジンブレーキを使っている間は燃料の供給がストップする仕組みになっています。そのため極力エンジンブレーキを活用してガソリンを節約するよう努めましょう。長い下り坂を下りる時や前方の信号が赤になった時などは、数100m手前からゆっくりアクセルを離しながら減速しましょう。ブレーキペダルは燃料を使ってしまうので注意が必要です。【アイドリングはなるべくしないように】エンジンがかかった状態で停車していることをアイドリングと言います。ガソリンの消費自体は少ないですが、積み重なると燃費が悪化する要因となってしまうので、踏切待ちなどで長時間停車する際などはエンジンを切るようにすると良いでしょう。また、近年発売されているエコカーにはアイドリングストップ機能というものがついていて停車の際は自然とエンジンが止まるようになっていますが、ついていない場合は極力手前から減速するなどの工夫をするとアイドリングをせずに済みます。他にも、渋滞に巻き込まれると加速や減速を繰り返すことになりガソリンが大量に消費されてしまいます。【クーラーは極力使わないように注意しよう】どうしても車内は熱がこもりがちなので、クーラーを活用しているという方は多いでしょう。ところがクーラーはエンジンへの負担が大きく、最大20%ほど燃費を悪くしてしまうこともあります。窓を開けたりするなどして極力使用しない環境づくりに努めましょう。一方、暖房の場合はエンジンの熱を活用して温める仕組みになっているため燃費に影響を及ぼすことはありません。【短距離走行を避ける】日常生活で車を活用しているという方が多く見られますが、実は短距離の走行を繰り返すと燃費が悪くなってしまうのです。というのも、エンジンが十分に温まらない状態で走行することになるため、燃料効率が落ちてしまうからです。短距離走行はガソリン消費量も多くなってしまうので、できるだけ避けたいところです。ひとつの目安は20km。20km以上の移動の時は車を活用するようにして、近場のスーパーなどであれば自転車や徒歩で済ませるようにしましょう。【車内に載せる荷物は少量に】車の中に使わないものまでたくさん積み込んでいる方がいますが、これも燃費を悪くするのでやめましょう。車が重くなるとその分ガソリンを消費してしまいます。どうしても重いものを積み込む場合は、トランクではなくできるだけ前方に積むようにすると車体が上向きにならずに済むので、空気抵抗が軽減できて燃費の悪化が軽減できます。大人数での乗車をする際にも同様に注意しましょう。■燃費を良くするための車のメンテナンス運転方法以外にも、メンテナンスを怠るとエンジンに負担がかかりガソリンを消費しやすくなってしまいます。日常的にメンテナンスを行い燃費の良い状態を維持するよう心がけましょう。【タイヤの空気圧を上げよう】タイヤの空気が少ないと地面との摩擦が多くなります。そのため、余計な負荷がかかりタイヤが一回転するのに必要なガソリンの量も多くなってしまいます。そこでタイヤの空気圧を上げておくと摩擦を減らすことができ、燃費も良くなります。また、「エコタイヤ」と呼ばれる低燃費のタイヤも登場しているので、そちらに買い換えてみるのも良いでしょう。たとえ摩擦が少なくても悪天候の日にブレーキが効きづらくなったり滑りやすくなったりしてしまうため、注意が必要です。【エアクリーナーをきれいな状態に保とう】意外と見落としがちなのがエアクリーナー。油汚れによる目詰まりなどを起こしていると、空気の通りが悪くなりエンジンの性能が悪くなってしまい、燃費にも影響を及ぼします。消耗品の中ではもっとも燃費に影響が大きい箇所でもあるので、定期的にチェックしましょう。【エンジンオイルの点検・交換は定期的に】車のエンジンオイルは人間の血液にもあたる大事なもの。ドロドロの血液が人のカラダに良くないのと同じように、エンジンオイルも汚れていると燃費が悪くなってしまいます。オイルの交換は3,000〜5,000km走行したところが目安だと言われていますが、3ヶ月に1度は点検してもらいましょう。【ラジエター液の交換も忘れずに】ラジエター液の交換も燃費を改善するのに有効です。ラジエター液を交換せずにいると、内部の腐食やエンジンの冷却効果を低下させる原因となってしまいます。車検時に一緒に交換してもらいましょう。【プラグ交換は20,000kmを目安に】エンジン内の発火を担う重要な部位であるプラグ。古く劣化していると火花が弱くなり燃焼効果も弱くなってしまいます。するとエンジンのパワーも落ちて燃費が悪くなってしまうのです。プラグは寿命が長いものですが、消耗品。20,000kmを目安に交換するようにしましょう。■燃費を良くするためのガソリンの入れかた運転方法や車のお手入れ以外にも、車の燃費を良くすることができます。以下では、燃費を良くするためのガソリンの入れかたをご紹介します。【ガソリンは朝入れた方が多く入れることができる】ガソリンも液体なので、気温が高いと膨張し、逆に低いと萎縮します。そのため、同じ量であっても気温が低い時の方がたくさん入ります。さらに、ガソリンは気化することでエンジンを冷やす効果もあるため、これによって燃費にも影響があります。そのため、気温が低い朝一番に入れるのがもっとも多く入れることができて燃費が良いと言えるのです。【満タンにせず少しずつ補給しよう】また、ガソリンを入れる際は必ず満タンにしているという方も多いのではないでしょうか。しかし満タンにすると、その分車が重くなるので逆効果。たとえば30L入れるだけでも子ども一人分の重さに値するので車からしたら相当な重量です。スピードやハンドリングにも影響が出ることが考えられるので少しずつ入れるようにしましょう。■ガソリン代を安くするコツ燃費を良くするのはもちろん大事ですが、車を維持する上でガソリンの費用を抑えることも重要なポイント。以下では、ガソリン代を抑えるコツをご紹介します。【ガソリンスタンドのクレジットカードを使う】ガソリンスタンドでは、専用のガソリンが安くなるクレジットカードを発行しています。リッター2円引きなどの割引ですが、ガソリンの費用が月に10,000〜20,000円ほどになる場合はこうしたクレジットカードを作った方がお得だと言えるでしょう。ただし、ある程度の利用がないと還元されない仕組みになっているため、まずは利用量と照らし合わせて検討してみるのがオススメです。【ポイント還元率の高いクレジットカードを使う】上記でご紹介したガソリンスタンドのクレジットカードではなく、ポイント還元率を重視したクレジットカードを利用するという方法もあります。また、普通のクレジットカードでもガソリンスタンドと提携しているところもあるので、クレジットカードを利用することでお得になる場合もあります。【セルフスタンドを使う】セルフサービスのガソリンスタンドも増えてきましたが、有人のスタンドより費用が安く抑えられるのでこちらもオススメです。給油の他、窓拭きや洗車も自分で行わなくてはなりませんが、不要な勧誘を受けなくて済むなどのメリットもあるので、慣れてしまえば気軽に使えるようになるでしょう。【JALやANAのマイルを貯める】ガソリンスタンドとJALやANAはマイレージプログラムで提携しています。そのためガソリンを給油すると、クレジットカードのポイント以外にマイレージも貯まるシステムになっています。例えばエネオスの場合、JALカードのお買い物で貯まるマイルが2倍になったり、ANAカードであればクレジットカードのポイントとは別にクレジット決済100円で1マイルが貯まったりします。【共通ポイントカードを活用する】上記でご紹介したクレジットカードの他に、Tポイントや楽天ポイントなどの共通ポイントカードともガソリンスタンドは提携しています。エネオスの場合、Tポイントなら200円で1ポイント、ドコモの共通ポイントであるdポイントであれば、通常100円につき1ポイントのところが2ポイント貯まります。共通ポイントとクレジットカードのポイントは併用して貯めることができない場合もあるので、その点だけ注意しておきましょう。■まとめいかがでしたか?車の燃費を良くする方法とガソリン代を安く抑える方法にはさまざまなものがあることがわかりました。どれも費用を抑えるだけでなく、車を長持ちさせる意味でも有効なものばかりなので、ぜひ試してみてください。
2017年03月01日一般的なガソリン車と比べ燃費が良いことでハイブリッドカーを「経済的」だと思っているかたは多いのではないでしょうか。そこでハブリッドカーの購入を考えている読者に向けてガソリン車とハイブリッドカーを3年間所有した場合、どちらが得するかを計算してみました!所得税・重量税、自動車保険、ガソリン代がお得なハイブリッドカー。でも…「家計に優しそうだからハイブリッドカーを購入しよう」と考えているかた、ちょっと待ってください!確かに、燃費が良いことは間違いないのですが「ハイブリッドカー=家計に優しい」と言い切ることはできません。逆にマイカーの使用頻度が少ない(走行距離が少ない)場合はガソリン車を購入するよりも多くの出費を強いられるのです。今回、比較するのはホンダ・フィット。ガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様両方がラインナップされているため比較するには最適な車種です。想定している条件は、ドライバーが30歳で初めてのマイカー購入。登録は今年7月から、年間走行距離は1万kmで計算しています。まず装備がほぼ同じグレードで車両本体価格+諸経費を比較してみましょう。ガソリン仕様のフィット1.3G・Fパッケージの車両本体価格が142万5000円。そこに衝突の回避・軽減を支援する自動ブレーキなどが装備された「あんしんパッケージ」をオプションで選択すると155万3,572円。さらに自動車税(7月登録の場合)や自動車所得税などもろもろの諸経費が約17万円かかるため、トータルで車両購入費は172万3,572円となりました。一方、ハイブリッド仕様のフィット・ハイブリッド・Fパッケージはというと車両本体価格は179万6,000円。そこにガソリン仕様と同じ「あんしんパッケージ」をオプションで装着すると183万7,715円になります。諸経費はハイブリッドカーのため自動車所得税、重量税がエコカー減税で0円なので諸経費は約12万円。これらすべて合わせた車両購入費は196万7,715円です。そしてマイカーを購入した場合、自動車保険に入る必要があります。通販型保険会社に見積もり(30歳、家族限定、ブルー免許、車両保険有り、初年度の等級は6E)を取るとフィット1.3G・Fパッケージが7万2,490円。フィット・ハイブリッド・Fパッケージはハイブリッド割引があったことで7万1,290円でした。3年間、無事故で保険の等級が上がったと想定するとフィット1.3G・Fパッケージがトータルで19万6,080円。フィット・ハイブリッド・Fパッケージは同じく19万2,480円です。車両の購入を終えたところで、ガソリン代を比較してみましょう。なお、3年間のガソリン代金はカタログ数値の燃費で計算した数値で、今回の比較で重視しない実燃費を考えると実際にはもっとかかることをご理解ください。原稿執筆時点のレギュラーガソリン全国平均価格は118.2円。両車ともに年間1万kmを走行すると、26.0km/L(JC08モード)の燃費を誇るフィット1.3G・Fパッケージは年間で約4万5,462円、3年間のガソリン代は13万6,386円となりました。そして36.4km/L(JC08モード)のフィット・ハイブリッド・Fパッケージは年間で約3万2,473円。3年間のガソリン代は9万7,419万円です。ここまでの総額は、フィット1.3G・Fパッケージが205万6,038円。フィット・ハイブリッド・Fパッケージは225万7,614円。ガソリン代こそハイブリッド仕様が大幅にリーズナブルになったものの、その差は20万1,576円となりました。この価格差は、家計にとってかなり大きいことは言うまでもないでしょう。3年間所有したマイカーを手放しクルマを買い換える場合、下取り・買い取り価格はハイブリッド仕様のほうが走行距離などで同条件の場合は約10~15万円高い値がつくことを考えてもその差はまだ約5~10万円あります。10万円の差を埋めるためには年間で少なくても約8万km以上走行しないとハイブリッドカーは得をしません。そう、土日しかマイカーを使用しない家庭にとって「家計に優しい」ことを理由にハイブリッドカーを選ぶことは大失敗といえるのです!と、「家計に優しい」ことを考えた場合はこのような結論になるわけですが、ハイブリッドカーが燃費以外で優れている面はもちろんあります。実際に乗り比べてみると、1.3Lエンジンを搭載するフィット1.3G・Fパッケージよりも、走行中の力強さはあきらかにフィット・ハイブリッド・Fパッケージのほうが上。静粛性もハイブリッド仕様に軍配があがります。今回の比較は同じ車種のため使い勝手や室内の広さは両車ともに変わりません。しかし、使用頻度と初期費用を考えると、どの車種がベストになるのか、ひとつの選択肢が見つけられると思います。 前回の記事はこちら:【いまさら聞けない】ハイブリッドカーはなぜ燃費が良く、環境に優しいの?ライター:手束 毅
2016年07月04日国土交通省は3月30日、2015年に販売した自動車を対象とした「乗用車の燃費ベスト10」を発表した。同ランキングは、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するために、毎年発表しているもの。○「プリウス」の燃費、1リットル当たり40.8キロメートルそれによると、2015年末時点で販売されている普通・小型自動車のうち、最も燃費(JC08モード燃焼値)が良かったのは、トヨタ自動車の「プリウス」で燃費は1リットル当たり40.8キロメートル。2位はトヨタ自動車の「アクア」で同37.0キロメートル、3位は本田技研工業の「フィット」で同36.4キロメートルだった。軽自動車の1位は、スズキの「アルト」とマツダの「キャロル」で燃費は同37.0キロメートル。3位はスズキの「アルト ラパン」で同35.6キロメートル、4位は富士重工業(スバル)の「プレオ プラス」で同35.2キロメートルだった。2015年度燃費基準の達成・向上達成レベルが最も高い普通・小型自動車は、トヨタの「プリウス」で達成レベルは246%。軽自動車では、スズキの「アルト」およびマツダの「キャロル」で達成レベルは169%だった。なお、2014年度に販売された乗用車の平均燃費は同21.8キロメートルで、前年度と比べて約4%向上している。
2016年03月31日ルネサス エレクトロニクスは3月8日、自動車のエンジンやトランスミッションなどのパワートレイン制御向けに、従来以上の自動車の燃費向上を可能とする32ビットマイコン「RH850/E1M-S2」を開発したと発表した。同製品は、新開発のCPUコア「G3MHコア」を搭載。同コアはTj=150℃下で動作周波数320MHzを実現した前世代コア「G3Mコア」をベースに、メモリや周辺機能へのアクセスレイテンシを改良したことで、エンジン制御システムの点火時期・燃料噴射制御といった実行時間を、従来品比で約30%向上(エンジン制御処理シミュレータでの実行時間比)。また、CAN FDへの対応のほか、センサ情報の通信規格SENTに対応したRSENTを6チャネル搭載することで、約50個のデジタルセンサとの通信が可能。単一な信号線で複数センサとの信号の伝達も可能であるため、ハーネスの重量提言も可能としている。さらに、車載セキュリティの標準規格であるSHE/EVITA-Lightに準拠したハードウェアセキュリティモジュールICU-Sを搭載し、データの暗号処理や乱数発生のための機能を搭載している。加えて、従来製品からの容易なアップグレードの実現に向け、ソフトウェアの命令セットの上位互換性を確保しているほか、従来製品「RH850/E1M-S」とピン配置を完全互換とすることで、基板レイアウトをそのままに流用することも可能となっている。このほか、ユーザーの開発支援として、従来製品「RH850/E1x」同様に、GUI上で設定した周辺機能をCソースドライバとして自動生成するコード生成ツールも提供されるほか、パートナ企業と連携してモデルベース設計開発の支援も行っていくという。なお、同製品はすでにサンプル出荷を開始しており、価格は1万2000円(税別)としている。量産は2017年9月からを予定しており、2018年4月に月産10万個を計画しているという。
2016年03月08日三菱自動車は22日、トールワゴンタイプの軽自動車「eKカスタム」と「eKワゴン」のデザインを変更したほか、燃費性能向上や機能装備充実などの大幅な改良を施して発売した。eKカスタムとeKワゴン共通の変更点としては、上級グレード「G」「T」の予防安全機能付グレードに、従来の「e-Assist」(低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM-City]、誤発進抑制機能)に加え、「オートマチックハイビーム」「オートライトコントロール」「マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)」を追加して、グレード名称を「e-Assist」から「Safety Package」に改称。燃費性能は、NAエンジン車は電子制御サーモスタッドの採用やCVT制御の見直しなどによって動力性能を確保しつつ、燃費を2WD車で30.4km/L(+0.4km/L)、4WD車ではオートストップ&ゴー(コーストストップ機能付)やアシストバッテリーを新たに採用し26.6km/L(+0.6km/L)とした(「eKワゴン E」を除く)。ターボエンジン搭載車でも、オートストップ&ゴー(コーストストップ機能付)とアシストバッテリーを新たに採用し、2WD車では26.2km/L(+2.8km/L)、4WD車では25.0km/L(+2.4km/L)としている。装備では、センターパネル下に、スマートフォンや携帯電話等の小物を置ける「センターオープントレー」を新たに設置して使い勝手を向上。フロントウィンドシールド(約100%UVカット)とフロントドア(約99%UVカット : 「eKワゴン E」を除く)にIRカット機能を追加している。また、eKワゴンには、ターボエンジン搭載車「T Safety Package」を新たに設定している。価格は、eKカスタムが134万5,680円~170万7,480円、eKワゴンが108万円~158万6,520円(いずれも税込)。
2015年10月22日日野自動車は13日、中型トラック「日野レンジャー」に、燃費を向上させて重量車燃費基準値に対して+5%の過達を達成した新車型を追加設定し、11月2日に発売すると発表した。今回追加する新車型は、車両総重量8トンクラスの「日野レンジャーFC」および「日野レンジャーFD」の177kW(240PS)エンジン搭載車。エンジンの低回転化とアイドル・ストップ・システム作動条件の変更により重量車燃費基準+5%の低燃費を達成しており、これによりエコカー減税の減税率が取得税が60%、重量税が50%となる。日野レンジャー新車型の東京地区での価格は、ワイドキャブ・標準ルーフ・エアサスペンション・ウイングバン完成車(型式 : TPG-FD7JLAG)で、1,083万1,212円(税込)。
2015年10月13日三菱自動車は3日、軽商用車「ミニキャブ トラック」の燃費や快適性を向上させるなどの一部改良を施して発売した。燃費の向上では、エンジン制御の変更によって5MT車の燃費(JC08モード燃料消費率)を1.2km/L向上させ、2WD車は19.8km/L、4WD車は19.6km/Lとした。また、3AT車は同じく0.4km/L向上させ、2WD車は17.2km/L、4WD車は17.0km/Lとしている。快適性の向上も行われ、運転席と助手席のシート座面を大型化することで座り心地を向上させたほか、全車にエアコンフィルターの追加し、「G」グレードにはシート下の板金部分を覆うシートライザーカーペットを新たに採用した。機能装備では、荷台のサイド左右1カ所ずつに荷台平シート用フックを採用したほか、リヤゲート中央部にゲートフックを追加して作業性・積載性を向上させている。ルーフパネルに防錆鋼板を新たに採用してボディ表面積の100%を防錆鋼板としたことで、防錆性能も強化した。ミニキャブ トラックの価格は、81万2,160円~121万680円(いずれも税込)。
2015年09月03日マツダは3日、軽乗用車「フレア」を一部商品改良して発売した。今回の商品改良では、5MT車を除く全機種で燃費性能の向上を果たしている。具体的には、ターボエンジン搭載機種にISGを搭載した「S-エネチャージ」を新たに採用することで、燃費性能をJC08モード燃費で26.4~28.0km/Lに向上。ISG(Integrated Starter Generator)は、モーターでエンジンをアシストする機能を持つ発電機で、これによって減速エネルギーによる発電量の増加とモーターによるエンジンアシストを実現したシステムが「S-エネチャージ」だ。また、自然給気エンジンも改良し、CVTを搭載した2WD車の燃費性能は、JC08モード燃費で29.0~33.0km/Lに達している。そのほか、LED内蔵フロントグリルやLEDイルミネーションなどを採用した個性的な内外装と充実装備で人気の「カスタムスタイル」では、フロントフォグランプにもLEDを採用し、「フロントLEDフォグランプ」を標準装備。ボディカラーのラインナップ変更も行われ、全8色を用意した。フレアの価格は、115万5,600円~175万7,160円(いずれも税込)。
2015年09月03日日野自動車は31日、中型トラック「日野レンジャー」に低燃費を追求した新型ダウンサイジングエンジンを搭載し、VSC(車両安定制御システム)を標準装備とした新車型を追加設定して、10月1日に発売すると発表した。今回追加する新車型は、車両総重量14トンクラスの「日野レンジャーFE」。新たに搭載したA05C型エンジンは排気量5.1Lのダウンサイジングエンジンで、小排気量でありながら低回転から高トルクを発揮。十分な動力性能を確保しながら低燃費を実現した。標準装備されたVSCは、横転や滑りやすい路面でのドリフトアウトやスピンを抑制するために、警報音やエンジンの出力制御、またブレーキを作動させることでドライバーの危険回避操作を支援する車両安定制御システム。新型エンジンの搭載と、新型7段トランスミッションの採用により重量車燃費基準+5%の低燃費を達成。これによりエコカー減税の対象となり取得税が60%、重量税が50%の減税となる。また、VSCは先進安全自動車(ASV)技術としての「車両安定制御装置」の技術的要件を満たしており、装着車はASV減税の対象となっている。日野レンジャーFE(型式 : QPG-FE2ALAA)の価格は、975万3,480円(税込)。
2015年08月31日マツダは27日、軽トラック「スクラムトラック」を一部改良して発売した。今回の一部改良では、作業性・防錆性能・快適性の向上に加えて、燃費性能の改善が図られている。作業性の向上では、リアゲート中央にロープフックを、左右には1カ所ずつ平シート用フックを新採用し、荷物保護用のシート掛けを容易にするとともに、より安定的な荷物の固定が可能となった。また、ルーフパネルにも防錆鋼板を採用し、ボディ表面の全てを防錆鋼板としたほか、バッテリーカバーの取付クリップの形状変更によって脱着性が向上している。さらに、全車運転席と助手席ともにシートクッションを大型化して乗り心地を向上させ、全車にエアコンを標準化。JC08モード燃費は、2WDの5MT車で最大19.8km/L、4WDの5MT車で最大19.6km/Lという、軽自動車トラッククラストップの燃費性能を実現した。これにより、全車種で「平成27年度燃費基準」を達成し、一部車種は「平成27年度燃費基準+5%」を達成。スクラムトラックの価格は、80万6,760円~120万5,280円(いずれも税込)。
2015年08月28日マツダは27日、「アクセラ」のガソリンエンジン及びディーゼルエンジン搭載車に先進安全装備を採用したほか、ガソリンエンジン車の燃費を向上するなどの一部改良を施して発売した。今回改良されたアクセラは、車両後方の検知システムを刷新。同社最新の安全装備である、走行中に後側方から接近する車両を検知してドライバーに知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などで後退する際に接近する車両を検知してドライバーに知らせる「リア・クロス・トラフィックアラート(RCTA)」を採用。ドライバーの危険認知支援を強化し、接触事故のリスク低減をサポートする。また、販売台数の約半数を占めるSKYACTIV-G1.5搭載車の商品力を強化。AT(自動変速機)制御の改良により燃費が向上し、JC08モード燃費で20.6km/Lの低燃費を実現。2020年燃費基準を達成して、エコカー減税の減税率も向上した。さらに、「15S Touring」に4WD車のグレードを新たに設定している。アクセラの価格は、ガソリン車が176万400円~255万9,600円、ディーゼル車が306万7,200円(いずれも税込)
2015年08月27日日産自動車は26日、軽トラック「NT100 クリッパー」を一部改良して発売した。今回の一部改良では、燃費向上や商用車としての使い勝手向上を果たしている。なお、同車はスズキのOEM供給車。NT100 クリッパーは、2013年のフルモデルチェンジ以降、高い燃費性能と抜群の使い勝手から、ビジネスを強力にサポートするトラックとして好評を得ているモデル。今回の一部改良では、全車において燃費を向上し、5MT車は「平成27年度燃費基準+5%」を達成した。また、商用車としての使い勝手をより向上させるため、左右の荷台ステップ下に平シート用フックを採用したほか、リヤのロープフックを2個から3個に増やし、積載時の作業性向上を実現。ルーフパネルも含めたボディ表面積100%に防錆鋼板を採用し、防錆性能も向上させている。NT100クリッパーの価格は、83万9,160円~123万7,680円(いずれも税込)。
2015年08月26日スズキは20日、軽トラック「キャリイ」を一部仕様変更して燃費を向上させたほか、5速オートギヤシフト(5AGS)車の2速発進モード追加やボディー表面積の100%を防錆鋼板とするなど、実用性をさらに高めて発売した。今回の一部仕様変更では、エンジン制御の変更等によって全車の燃費が向上。5AGS車には2速発進モードを追加し、空荷時や軽積載時のよりスムーズな発進と快適な乗り心地を実現した。ルーフパネルにも防錆鋼板を採用したことで、ボディー表面積の100%が防錆鋼板となり、防錆性能の向上も果たしている。また、左右2カ所の平シート用フックを採用し、リヤゲート中央に荷台フックを追加したことで、作業性を向上し、積荷をより安定して固定できるようになった。シートクッションの大型化により、乗り心地も向上している。キャリイの価格(特装車シリーズを除く)は、68万4,720円~116万7,480円(いずれも税込)。なお、キャリイ特装車シリーズにも同様の仕様変更を施したほか、新たに「リフトダンプ」を設定して10月の生産開始を予定している。
2015年08月20日トヨタ自動車は7日、スポーティーなコンパクトミニバン「ウィッシュ」に、燃費性能や快適性を向上するなどの一部改良を実施して発売した。今回は、CVTの改良により1.8L・2WD車で16.0km/L(JC08モード走行燃費)の低燃費を実現したほか、フロントドアガラスに紫外線を約99%カットする「スーパーUVカットガラス(撥水機能付)」を採用して快適性を向上させている。また、内外装に白と黒のモノトーンをテーマとして設定した特別仕様車「1.8S"MONOTONE"」や、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良が施された。ウィッシュは、7人乗りで1.8Lの2ZR-FAE(直列4気筒DOHC)エンジン搭載車(FF / 4WD)と、6人乗りで2.0Lの3ZR-FAE(直列4気筒DOHC)エンジン搭載車(FF)が用意され、トランスミッションはいずれもSuper CVT-iを採用。価格は190万5,709円~259万2,982円(いずれも税込)。
2015年05月07日スズキは、街中での使い勝手の良さを追求した軽量な車体に、高い燃費性能と走行性能を両立したエンジンを搭載した、新型110cc原付二種スクーター「アドレス110」を19日に発売した。アドレス110は、2014年9月にドイツ・ケルンで開催された二輪車の国際見本市『インターモト』で「Address」として発表されたスクーター。クラストップレベルの軽量な装備重量97kgによる取り回しの良さや、51.2km/Lの燃費性能と低中速域での高い加速性能を特長とし、20.6Lの大容量シート下トランクスペース、フロントインナーラック、シート開錠機能付ステアリングロックを採用するなど、日常の使い勝手の良さが考慮されている。シャープかつコンパクトに引き締まったデザインは、原付二種らしい機動力を表現し、日常の使い勝手に配慮しながらグローバルに通じる外観とした。車体色は、「ブリリアントホワイト」「アイスシルバーメタリック」「タイタンブラック」の3色を設定。価格は、20万5,200円(税込)。なお、同車は小型スクーターのグローバルモデルとして、スズキのインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーターで生産が行われ、同国での販売をはじめ、日本、アセアン諸国、欧州、大洋州に向けて輸出される。
2015年01月21日スズキは12月11日、軽量・低燃費の50cc原付一種スクーター、新型「レッツG」を発売する。1996年の発売以来、軽さと扱いやすさで好評のロングセラー「レッツ」シリーズの全面改良モデルで、新型エンジンにより54.8km/リットルという低燃費を実現した。「レッツ」シリーズは通勤・通学など日常生活の足として高い人気を誇る。今回、全面改良された「レッツG」が12月11日に発売された後、ベーシックな仕様でより低価格とした新型「レッツ」も2015年3月13日から販売開始されるという。両モデルとも、新開発のフューエルインジェクションシステムを採用した新設計エンジンを搭載。WMTCモード測定値で54.8km/リットルの低燃費を実現した。ガソリンタンク容量を従来モデルの4.5リットルから4.8リットルに増量し、航続距離を延ばした。シート下のトランクスペースはフルフェイスヘルメットが収納できる広さを確保し、1リットルのペットボトルや小物の収納に便利なフロントインナーラックも装備している。スタンドがけを容易にするスタンドグリップやフラットフロアボードを工夫することで、ゆとりのある足元スペースをP実現するなど、さらに使い勝手の良い改良を行っている。ボディカラーは、「レッツG」「レッツ」にそれぞれ異なる4色をラインアップ。「レッツG」では質感の高い塗装を施し、車体色に合わせたインナー色も用意した。ミラーやグリップエンドをメッキ仕上げとし、高級感を高めている。価格は、「レッツG」が15万4,440円、「レッツ」が14万3,640円(ともに税込)。
2014年11月20日ダイハツ工業は20日、軽乗用車「ムーヴ」の燃費性能をはじめ、基本性能、安全性能、デザインなどの各機能を大幅に改良して発売した。価格はムーヴが107万円から137万1,000円、ムーヴ カスタムが130万円から159万1,000円。今回の改良では、パワートレーンの進化、車両の進化、エネルギーマネジメントの3要素で構成されている「e:Sテクノロジー」をさらに進化させた、「e:Sテクノロジー第2弾」を搭載。それに加え、”ファン&リラックスドライブ”をコンセプトに基本性能を向上し、先進の衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用するなど、同社の考えるクルマづくりの全てを盛り込んだという。主な特徴として、クラストップレベルとなる29.0km/Lの低燃費を、既存技術の徹底追求によって低価格で実現。「e:Sテクノロジー第2弾」では、エネルギーマネジメントのサーモ(熱)マネジメントが追求され、CVTの温度を相互に最適化して燃焼効率や動力伝達効率を高める「CVTサーモコントローラ」を軽自動車として初採用している。軽自動車では初搭載という衝突回避支援システム「スマートアシスト」は、「低速域衝突回避支援ブレーキ機能」「誤発進抑制制御機能」「行車発進お知らせ機能」が含まれ、駆動輪のスリップを防ぐ「TRC」や、旋回時の横滑り制御する「VSC」も採用されている。なお、福祉車両「フレンドシップ シリーズ」の「ムーヴ フロントシートリフト」も仕様変更された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日ビー・エム・ダブリューはこのほど、コンパクトSUV「ニューBMW X1」をマイナーチェンジし、15日から注文受付を開始すると発表した。環境対応を推し進め、最も燃費の優れるグレードはJC08モード14.9km/リットルを達成している。エクステリアはフロントバンパー、リヤスカートのデザインを一新し、スモールライトリングに新たにLEDを採用。最新のBMWのモデルに共通する有機的なデザインとなった。エクステリア、インテリアに専用装備を施した「xLine」「Sport」の2つのデザイン・ラインを新たに設定。「M Sport」とともにユーザーの選択の幅を広げている。エンジンは新世代の2.0リットル直列4気筒ターボを新たに追加。このエンジンを搭載する新しいグレード「X1 sDrive20i」はJC08モードで14.9km/リットルの燃費を達成している。高精度ダイレクト・インジェクション、ダブルVANOS、バルブトロニックなどの最新技術を組み合わせ、燃費性能に優れるだけでなく、最高出力184PSを発揮する。また、アイドリングストップなどの環境技術の採用により、他のグレードでも燃費を向上させた。「X1 xDrive20i」では13.6km/リットルで従来より19%向上、「X1 xDrive28i」では13.6km/リットルで従来より15%向上などとなっている。価格は最も低燃費な「X1 sDrive20i」が404万円など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日スズキは6日、軽ワゴンとしてトップクラスの低燃費を実現した新型「ワゴンR」と「ワゴンRスティングレー」を発表した。発売日と価格は、ワゴンRが6日で110万9,850円から136万7,100円、ワゴンRスティングレーが19日で133万3,500円から161万3,850円。新型ワゴンRとワゴンRスティングレーは、同社の環境技術、低燃費化技術、軽量化技術などの新技術の総称「スズキグリーン テクノロジー」を導入した第一弾商品。具体的には、独自の減速エネルギー回生技術「エネチャージ」、停止前の減速時に燃料カットやエンジン停止を行う「新アイドリングストップシステム」、アイドリングストップ中に蓄冷材を通した冷風を送る「エコクール」という3つの低燃費化技術を導入している。さらに、ボディーをはじめ、エンジン、足まわり、内装部品など、車両全体にわたって軽量化を行うことで最大70kgの軽量化を達成し、ワゴンR FX 2WD車では軽ワゴン最軽量という780kgを実現。そのほか、エンジンとCVTの高効率化や、回転抵抗・転がり抵抗などの走行抵抗低減など、軽量化とパワートレイン等の改良が実施された。ロングホイールベースの新プラットフォームを採用し、室内長、前後乗員間距離を拡大するなど、パッケージングやデザインの改良も行われている。エンジンは0.66L DOHC 吸排気VVT、もしくは0.66L DOHC 吸気VVTターボを搭載し、変速機はCVTを採用、駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日スズキは17日、軽乗用車「MRワゴン」と「アルト ラパン」の2WD・NAエンジン搭載車の燃費を改善して発売した。価格は、MRワゴンが113万1,900円から151万950円、アルト ラパンは110万5,650円から156万4,500円。MRワゴンとアルト ラパンの2WD・NAエンジン搭載車(MRワゴンのECO-L、ECO-Xを除く)は、エンジン制御を見直して燃料カット時間を長くしたほか、低粘度のCVTオイルを採用してCVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減したことで燃費を改善。JC08モード走行での燃費は、MRワゴンは23.2km/L(+0.2km/L)、アルト ラパンは23.2km/L(+0.4km/L)を達成した。これにより「平成27年度燃費基準+10%」を満たし、自動車取得税と自動車重量税の減免措置が受けられる環境対応車普及促進税制(エコカー減税)の軽減率が50%から75%に向上する。また、燃費の向上に合わせて、MRワゴンとアルト ラパン全機種の後席にISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを採用した。エンジンは、MRワゴンが0.66L DOHC吸排気VVT、もしくは0.66L DOHC VVTターボ、アルト ラパンが0.66L DOHC VVT、もしくは0.66L DOHCターボを搭載。いずれもトランスミッションはCVTを採用し、駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日日産自動車は15日、エンジンやCVTの効率化などにより燃費が向上した軽自動車「モコ」を発売。また、オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車「モコ エアロスタイル」も、同様の燃費向上を果たして発売した。価格は、モコが108万9,900円から152万1,450円、エアロスタイルが128万9,400円から171万450円今回の改良では、エンジンとCVTの効率を高めるなどして、「X」と「S」グレードの燃費を23.2km/Lに向上。「Xアイドリングストップ」グレードでは、停車中だけでなく、ブレーキを踏んで時速9km以下まで減速するとエンジンをストップする機能を追加して、燃費をクラストップレベルの27.2km/Lに向上している。また、アイドリングストップシステム搭載グレードを拡大し、Xアイドリングストップに加えて「Sアイドリングストップ」を新たに設定。両グレードには専用ボディカラーとして「ホワイトミント」を新採用している。オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車エアロスタイルでは、ベース車と同様に燃費性能を向上させ、あわせてS アイドリングストップをベース車とした「S アイドリングストップ エアロスタイル」を新設定した。モコとエアロスタイルともに、エンジンはR06A(DOHC水冷4サイクル直列3気筒)、もしくはR06A+インタークーラーターボを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意され、乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日トヨタ自動車は10日、低燃費・低価格を追求したという新型軽乗用車「ピクシス エポック」を発売した。価格は79万5,000円から122万円。同車は、ダイハツ工業からのOEM供給による新型軽乗用車。日常の足という軽自動車の原点に帰り、軽本来の魅力である低燃費・低価格を追求したという。JC08モード走行燃費は2WD車が30.0km/L、4WD車は27.0km/Lを達成し、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止めるアイドリングストップシステム「eco IDLE」(エコアイドル)も全車に設定しながら、エントリー価格79万5,000円を実現している。また、シンプルなスタイルと全8色のカラーバリエーションを組み合わせ、幅広いユーザーにアピールするデザインを採用。全高を立体駐車場に入庫可能な1,500mmに抑えながら、大人4人が余裕をもって乗車できるという室内長1,920mm・室内幅1,350mmの室内空間を確保。取り回しの良い4.4mの最小回転半径も兼ね備えている。エンジンは660ccの「KF」(水冷直列3気筒12バルブDOHC横置)、トランスミッションはCVTを搭載し、駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日日産自動車は24日、コンパクトカー「マーチ」の燃費を向上して発売した。価格は103万6,350円から164万4,300円。今回の改良では、アイドリングストップを搭載したマーチ「12X」「12G」(2WD車)のCVTの効率をさらに高めるなどして、JC08モードの燃費を22.6km/Lから23.0km/Lに向上。これにより、マーチの2WD車は「環境対応車普及促進税制」の減税措置によって自動車取得税と自動車重量税が減税され、今回の燃費向上の対象である「12X」「12G」は75%の減税となる。なお、マーチは全車がエコカー補助金の対象となっている。また、同車をベースとした、オーテックジャパンのカスタムカー「マーチ ボレロ」と、ライフケアビークル「マーチ アンシャンテ 助手席回転シート」も、ベース車と同様に燃費性能を向上して発売。各モデルの2WD車は、「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。価格はボレロが143万7,450円から161万700円、アンシャンテ 助手席回転シートが128万5,200円から155万5,000円。マーチおよびボレロ、アンシャンテ 助手席回転シートは、エンジンに1.2LのHR12DE(DOHC水冷直列3気筒)、トランスミッションにエクストロニックCVTを搭載。駆動方式は、2WD(FF)もしくは4WD(モーターアシスト方式)を採用する。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日本田技研工業は17日、扱いやすいトルク特性と燃費性能に優れた新設計の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒700ccエンジンを搭載した大型ネイキッドモデル「NC700S」を24日に発売すると発表した。価格はNC700Sが59万8,500円、NC700S<ABS>が64万7,850円。同車は、市街地走行やツーリングなどの常用域で扱いやすく、快適で味わい深く燃費性能に優れたミドルクラス(500cc~750cc程度)を購入しやすい価格で提供するという「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発した3モデルの1台。同シリーズ3モデルは、エンジン、フレーム、ホイールを共通としながら、それぞれ個性的なスタイリングと味わい深い走行フィーリングを実現したとのこと。エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を目指し、理想的な燃焼室形状や低フリクション技術などを採用。燃費は41.5km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成している。車体は、しなやかさと剛性を両立したダイヤモンドフレームを採用。燃費性能を高めたことにより、燃料タンクを小型化しシート下に配置。従来の燃料タンク部には、フルフェイスヘルメットも収納可能な容量21Lのラゲッジスペースを装備する。主要装備は、V字型デザインで視認性にも優れたマルチリフレクターのヘッドライト、ヘッドライト上部の小型スクリーン、液晶表示を採用したコンビネーションメーター、ニューミッドコンセプトシリーズ専用開発の高圧ダイキャスト製アルミホイール(前・後)など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日トヨタ自動車は10日、軽乗用車「ピクシス スペース」に低燃費エンジン採用などの一部改良を行って発売した。価格は据え置きで、112万円から161万1,000円。今回の一部改良では、燃焼効率の向上やエネルギーロスの低減を図ったエンジンを採用したほか、従来は「X」と「カスタムG」グレードにのみ設定してたアイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」を、全車に設定。また、同システムには、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止める機能も追加されている。これら変更によってJC08モード走行燃費は、「カスタムRS」グレードを除く2WD車で26.0km/L、同じく4WD車で24.0km/Lを実現し、2WD車は「平成27年度燃費基準+20%」を、4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を達成。「カスタムRS」グレードでは、2WD車で燃費は22.2km/L、4WD車で21.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準」を達成した。すでに認定を取得している「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」とあわせて、全車が「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。また、全車のリヤコンビネーションランプにLEDストップランプを採用したほか、「カスタムG」グレードには6スピーカーパック(16cm 4ドアスピーカー&ツィーター)を標準装備している。エンジンは、660ccKFエンジンもしくは、660ccKFインタークーラーターボ付エンジンを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日フォルクスワーゲンは3日、アイドリングストップなどで低燃費を実現した「ポロ TSI コンフォートライン ブルーモーション テクノロジー」を発売した。日本で発売するポロとして過去最高となる21.2km / リットル(JC08モード)を達成している。同車はフォルクスワーゲンの低燃費技術「ブルーモーション テクノロジー」を採用した1.2リットルTSIエンジンを搭載。具体的には、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを組み合わせている。このシステムはトゥアレグ、パサート、ゴルフなど上級モデルに採用され、その自然なエンジン停止、再始動と優れた燃費性能が高い評価を得ている。ポロは従来から、日本で販売するフォルクスワーゲン車の中で最高の燃費20km / リットル(10・15モード)を誇るが、同車はこのエンジンにより、過去最高の21.2km / リットル(JC08モード)を達成した。高級感あるインテリアも特徴のひとつ。ステアリングホイール、ハンドブレーキグリップ、シフトノブにレザーを採用。従来から評価の高いインテリアの質感と合わせて、エントリーモデルでありながら1クラス上の上質なドライビング空間を実現している。直列4気筒SOHCターボエンジンのパワーは105PSで、トランスミッションには7速DSGを採用。価格は218万円で、新エコカー減税対象車。5月から変更される重量税で見た場合、すべての補助金の合計は21万8,400円になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日クルマ選びに「燃費」が重視されるようになってきました。軽自動車の売り上げが急速に伸びているのも、燃費がキーワードになっているからです。環境に対する配慮というのも、もちろんあるでしょうが、とにかくガソリン価格の高止まりがクルマに対する意識を変えています。「ガソリン+電気」駆動のハイブリッドだけではなく、日産『リーフ』のような、ガソリンをまったく使わない完全な電気自動車も登場しています。この「脱ガソリン依存」の動きは加速していくものと思われます。そこで、電気自動車を買いたいかどうか聞いてみました。調査期間:2012/1/25~2012/2/3アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 826件(ウェブログイン式)Q.クルマを買うなら電気自動車を購入してみたいと思いますか?はい:40.3%いいえ:59.7%電気自動車に対する購入意欲ですが、4割の人が意欲ありです。電気自動車を購入したくないと6割の方に理由を聞くと……充電設備が不安:15.0%(価格が)高い:14.4%走行距離が短い:4.4%「走行距離が短い」は「充電設備」への不安に直結していますから、インフラの未整備が購入意欲をそいでいる状況なのでしょうか。メーカーも、電気自動車の中身についてもっと説明をした方がいいかもしれません(基本的にはバッテリーでモーターを回してるだけなんですけどね)。続いて、こんな質問。Q.電気自動車に対して不安に思うことがあれば教えてください●充電スポット、一度の充電で走れる距離がまだ不十分なのではないか(東京都/女性/30歳)「充電場所に関する不安」が83人。「途中で止まったりしないか」が13人。「航続距離」と答えた方が36人と、充電インフラの整備とその告知が、電気自動車を普及させるためのキーですね。また、このように……、●電気代がどのくらいかかるのか(東京都/男性/35)……充電のコストに関して教えてほしい、という人が33名おられました。確かに。満タンにするのにいくらかかるのか、知りたいところです。例えば、家庭のコンセントから充電できる車種があったとしても……、●マンションの駐車場にコンセントがあるわけじゃないので、充電が大変そう(東京都/男性/30歳)というもっともな意見もありました。逆に、電気自動車を購入したい人の理由は……燃費が良さそうだから:64.4%先進的なイメージがある:27.9%自宅で充電できるから:35.3%エコで地球にやさしいから:40.4%燃費が良さそうが、圧倒的でした。個人的には「乗ってるとネタになってもてそう」とも思います。これからの電気自動車の動向に注目していきたいです。(高橋モータース@dcp)
2012年03月16日