今宵は、ちょっと恋愛の話から遠く感じることからお話を始めたいと思います。誰にとっても苦手な人っていますよね。いつも要領よく立ち回っていて、彼氏もいてキラキラしている女子が苦手とか、男子でいえば、草食系男子みたいにいつも煮え切らない態度しかとらない子が苦手とか、みなさんそれぞれに苦手な人っていると思います。それがどう恋愛につながるのか?まあゆっくりと下をお読みになってみてください。■■「わたしはなぜこの人に対して苦手意識を持つのだろう」苦手な人に出会ったとき、賢い人は「わたしはなぜこの人に対して苦手意識を持つのだろう」と考えるそうです。大学だと苦手な先生っていますよね。そういう先生の授業をぼんやり聞きながら「わたしはなぜこの先生のことが苦手に思うのだろう」と考える。会社なら苦手な上司がいますよね。その人が朝礼でなにかを話しているときに「わたしはなぜこの上司のことを苦手に感じるのだろう」と考えてみる!するといくつかの理由が思い浮かぶと思うんですが、その理由の中にときとして「わたしと似ているからだ」というものが出てくることもあります。たとえばギラっとした人に苦手意識を抱く人は「わたしはじつはこの人みたいにギラっとしてみたいと思っているのではないか」と思ったり。ホントにホントにギラっとした人が苦手で「マジ勘弁」と思っていても、じつは・・・・・・ということって、たまにあるからね。どれだけ考えてもそうは思えない人は、たとえば前世においてギラっとした人にいじめらえてきたのかもしれないけれど、前世なんて言い出したらキリがないので、ここでは触れません。■■歳をとることのメリット「苦手」って、「自分がそうなりたいと思っている人でもある」という解釈も世の中にはあって。「なぜその人のことを苦手だと思うのか」を、自分なりに考えていくと「わたしはあの人みたいになりたいと思っているところ『も』ある」ということに気づいたりして。恋愛においても同じことが言えます。「この男子のこと、わたし苦手だなあ」と思っていても、よくよく考えてみると「彼みたいにチャラい感じで生きている人にあこがれる(そう生きたいと思ったことがあったけれど、そうは生きてこれなかった)」とか、そういうことってあるんですよね。これ、もっと歳をとったらわかってくることかもしれないです。歳をとることのメリットって「若いころ苦手だった人と楽しく話せるようになる」ことです。若い頃、たとえばギラっとした人が苦手であっても、歳とともに「わたしもギラっとする瞬間を持ちたい」とか「ギラっとしている人と食事をしてみたい」などと、むかし苦手だった人のことを知りたいと思えるようになる――これが歳をとることのメリットの1つです。■■そうやって恋愛の「幅」は広がっていきます戦略的に彼氏をゲットしようと鼻息荒くしている人だって、結局のところ、自分が話しやすい人たちの中から、彼氏候補を探していますよね。あるいは話しやすい同性の友達から彼氏を紹介してもらうとか、なにかと「自分にとってわりと得意分野の人たち」という狭い範囲でどうにか恋愛しようとしていますよね。でも、あなたが苦手だと思っている人が、ひょんなことからあなたの味方になってくれるかもしれないです。「ギラっとしているあの子のことなんか、わたし大嫌いと思っていたのに、あの子はわたしのことを嫌いじゃなかったのね」と思える瞬間があったり、「四六時中あの子みたいにギラっとはしたくないけど、わたしもじつはギラっとする瞬間くらいは欲しいと思っていたんだな」と気づいたり。そうやって恋愛の「幅」が広がっていきます。苦手な人こそがあなたに幸せをもたらしてくれる、というのは、こういうことです。(ひとみしょう/文筆家)「今夜はちょっと、恋の話をしよう」(ハウコレ編集部)
2018年07月31日散らかる合図Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子娘の部屋を歩くときは、つねにすり足出典 : 娘の部屋は散らかっています。物が特別多いわけではないのですが、出した物や使った物を元の場所に片づけないので床や机、ベッドの上は常に物が散乱しています。私は娘の部屋に入るときには床に落ちている物を壊したり、踏んで怪我をしないよう、常にすり足で歩いています。高校生になってからは、親は片づけを手伝わないことに出典 : 小・中学生の頃は親も一緒に片づけをしていましたが、娘が高校生になってからはやめました。自分の部屋の片づけと掃除は本人に任せ、私が手伝うのは衣替えや部屋の模様替えのときなど年に数回です。最初のうちは「ねぇ、○○が見当たらないんだけど、お母さん知らない?」と聞かれることがよくありましたが、徐々に自分で解決するようになっていきました。問題は、共有スペース!出典 : 娘が自分の部屋をどれだけ散らかしても困るのは本人なので構わないのですが、リビングや脱衣所、廊下、階段などの家族の共有スペースが問題です。障害の特性とはいえ、何度声がけをしても出しっぱなし&散らかしっぱなしなのです…。特にひどい、玄関まわりの対策とは…出典 : 娘は帰宅後、鞄を玄関に置いて、洗面所で手洗い・うがいをするというのがルーチンになっています。当然手洗い・うがいを済ませた後は玄関に置いた荷物のことは忘れてしまっています。弁当、水筒、ヘッドホンなど普段から荷物が多い娘。週末はそこに体操着や上履きなどが加わり玄関は娘の荷物だらけになります。冬に至ってはそこに脱ぎ散らかしたコートや手袋、マフラーまで…。片づけるよう声をかけても生返事ばかりで、おやつを食べたりテレビを見たり学校での出来事を話したり。私のストレスは溜まるばかりです。そのうえ、「いつか自分で気がつくかも?」と試しに何も言わずにいると、娘はそのまま寝てしまい、夜、帰宅した父親が玄関の惨状に怒る、という事態になりました。そこで考えたのがコレ!Upload By 荒木まち子防火扉の前などでよく見かける「ここに物を置かないでマーク」を玄関の廊下に置くことにしました。壁に「荷物は自分の部屋に持っていく」「玄関に物を置かない!」と貼り紙をしたときはあまり効果がありませんでしたが、これは効果てきめん。娘は荷物を玄関に一切置かなくなりました。具体的に「置いてはいけない場所」を分かりやすく示しているからです。参考:記念撮影で子どもがじっとしない!そんな時に役立つ手作りアイテムはコレ!視覚優位の娘にぴったりの方法だった出典 : この注意書きの紙を玄関に置いてからは、何度も注意するストレス、注意されるストレスからお互い解放されて楽になりました。「禁止語」や「否定語」はあまり使わないようにしているのですが、今回は上手くいったケースでした!
2018年06月01日「みんなが当たり前にできていることが自分にはできない」「ママ友とよく原因不明のトラブルになってしまう」…。発達障害が広く世間に認知されるようになり、「もしかして自分も?」などと感じている方も少なくないのではないでしょうか?そんな大人の発達障害(グレーゾーン含む)に悩む人のために、日常生活を上手に過ごすための具体的なノウハウを紹介したのが 「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本」 (翔泳社)。著書の村上由美さんは現在、言語聴覚士として活躍されていますが、実は4歳まで音声言語を話さなかったASD(自閉症スペクトラム)当事者です。そして、村上さんの旦那さんは、ASDに加えてADHD(注意欠陥・多動性障害)やLD(学習障害)の傾向もあり、大人になってからようやくそのことに気づいたそうです。そんな、当事者でもあり、家族でもあり、支援者でもある村上さんが、3つの視点から編み出した、発達障害の人が日々の暮らしがラクになるためのアイデアをうかがいました。お話をうかがったのは… 村上由美さん上智大学文学部心理学科、国立身体障害者リハビリテーションセンター(現・国立障害者リハビリテーションセンター)学院聴能言語専門職員養成課程卒業。重症心身障害児施設や自治体などで発達障害児、肢体不自由児の言語聴覚療法や発達相談業務に従事。現在は、自治体の発育・発達相談業務のほか、音訳研修や発達障害関係の原稿執筆、講演などを行う。著者に「声と話し方のトレーニング」(平凡社新書)、「アスペルガーの館」(講談社)、「ことばの発達が気になる子どもの相談室」(明石書店)、「仕事がしたい!発達障害がある人の就労相談」(明石書店、共著)、「発達障害の人が活躍するためのヒント」(弘文堂、共著)がある。■断捨離「モノが捨てられない」悩みを解決!――著書を読んで、「発達障害と長くつき合うのは、愛情じゃなくてスキルが必要」という言葉に「なるほど!」ととても納得しました。そのスキルをまとめたのが、本書というわけですね?村上由美さん(以下、村上さん):私は、かねてから、発達障害者の自立のカギは「時間、モノ、お金の管理ができること」と思っていて、最近ではそれに加えて「他人と協力できる場を持てること」「生き延びるための体力」も必要だと思っています。これらは、発達障害の人がこの三次元の世界で生きるための接着剤のようなもの。これらを介さないと、この世界の人やモノとは繋がれないので、それぞれの苦手項目を解決するためのスキルをまとめました。――今回はその中から、「モノの管理(片づけ)」についておうかがいします。というのも、発達障害グレー気味というママからは「片づけができない」というお悩みが圧倒的に多かったからです。村上さん:発達障害の人は、空間やモノへの捉え方が一般の人とは感覚的に異なるので、「片づけが苦手」という方がとても多いです。片づけについては、まず、自分にとってどういう状態が片づいているのかを明確にすることが大事です。例えば、ホテルのような整然とした部屋が良いのか、多少散らかっていても日常生活に支障がない状態なら良いのか、などというふうに。――確かに、人によって定義が全然違いますものね。でも、自分の片づけのイメージ通りに「モノを捨てられない(減らせない)」という悩みも多いようですが、これはどうしたら?村上さん:発達障害の人はモノの判断基準があいまいで、自分にとってのモノの役割を認識できていないため仕訳が苦手です。例えば、ADHDの傾向が強い人は、興味や関心に惹かれてつい使わないモノに手を伸ばしてしまいがちですし、ASD傾向が強い人は、そもそも片づけの意味や必要性を認識していないことや、人から押しつけられるとうまく断れず不要なモノが増えてしまうことも多いのです。発達障害の傾向が強い人は、自分の好みに合わないモノとつき合うのがそもそも苦手という特性を認識して、ある程度試してみて不要だとわかったら手放す覚悟が必要だと思います。――具体的な対処法としては?村上さん:まず、似たようなモノ同士をまとめます。集めたモノを比較すると、モノ本来の目的や自分の判断基準が明確になります。そこから不要なモノを間引きするのですが、判断に迷ったらいったん保留にし、モノ本来の評価と自分の感情を表などに書き出して整理しましょう。例えば、「使いにくいけど高価なモノ」は、モノ本来の評価は「使いにくい」、自分の感情は「高いから捨てるのがもったいない」になり、どちらが勝っているかがわかりやすくなるので決断しやすくなります。また、「〇〇したら使うかも」などと、条件つきで判断に迷うモノは、実際に使ってみることで結論がでます。例えば、「修理が必要なモノ」は「お金をかけて修理してまで使いたいのか?」「そこまでするのは面倒なのか?」で判断ができるはず。また、捨てるにはもったいないけど自分では使わないモノを処分するには、リサイクルショップや寄付などを利用するのが良いでしょう。 ■子どもの大量プリントやスケジュールはIT管理――家の片づけに加えて、子どもの片づけや学校の用意も加わって、お手上げ状態のお母さんもいたのですが、子どものモノの片づけはどうしたら良いでしょうか?村上さん:基本はどの片づけもだいたい同じなのですが、まず「この部屋で何をするか?」というルールを決めることが大事です。例えば、リビングは家族のパブリックスペースで、たくさんの個々人のモノが持ち込まれるので散らかりがちですが、「ごはんを食べる」「仕事をする」「勉強する」「遊ぶ」などと目的を決めると、だいたいの作業エリアが決まるので、そのために必要なモノを配置しやすくなります。子どもが勉強するなら、テーブル回りに筆記用具の引き出しや勉強本の棚を設置したり、それにまつわるモノが回る仕組みをつくります。また、子どもが片づけやすい状況になっているかも大事です。引き出しにラベルを貼って中身をわかりやすくしたり、きょうだい児がいる場合は棚を色分けするなど工夫しましょう。…とはいえ、子どもがいる場合は、そもそも整然としたホテルのような部屋を目指すのは難しいので、ある程度の妥協は必要だと思いますよ。――なるほど。また、子どもの片づけといえば、学校からの大量に配られるプリントの管理もありますが、こちらの対策は?村上さん:どんどんデジタル管理して、用済みの紙は捨てることです。紙情報は、処理して捨てるまでの流れを仕組みにしないと、どんどん積み重なって“地層化”になる一方ですよ。また、紙は検索できませんが、データなら検索できるのでとても便利。ちなみに、私はクラウド・サービス「 Evernote(エバーノート) 」を利用していますが、ほかにもプリント管理に便利なスマホのアプリなどたくさんあるのでぜひ検索してみてください。きょうだい児ごとにタグづけすれば簡単ですよ。また、IT管理は子どものスケジュール管理にも便利です。家族行事は、夫婦でGoogleカレンダーを共有し、子ども用には、プリントアウトしたモノを目につきやすいところに貼っておくことをおすすめします。子どもには、情報をITで理解するのはまだ難しいので、紙という具体化したモノで見せることが大事です。――スマホのアプリで管理するのは便利そうですね。村上さん:パソコンやスマホ、インターネットは、発達障害者にとっては三種の神器のようなもの。世の中のIT化により、社会の仕組みが発達障害の人たちが苦手とする三次元の世界から、得意な仮想空間の世界へとシフトしてきています。これらの情報機器をうまく活用すれば、生活の質を上げていくことができるでしょう。――ちなみに、ITオンチのお母さんはどうしたら良いでしょう…?(汗)村上さん:ITが苦手なお母さんは、トレイで管理することをおすすめします。目につきやすいところに「ママに渡すモノトレイ」を設置して、そこに子どもにプリントを入れてもらい、見たら即仕分けたり返事を書く、手帳やカレンダーに記入するというルールを決めましょう。また、子どもがちゃんとプリントを出せたら、たとえ内心、当たり前と思っていても、ちゃんと言葉に出してほめることが大事。できなかった時に叱るのではなく、できた時にほめることで、子どもにプリントを出す行動が定着します。■「お客様」意識のパパ、「私がやらなければ」意識のママ――なるほど。でも、いろいろお話をうかがって、これらを全部お母さんひとりでやるというのも大変ですよね…?村上さん:本当にその通りです。お母さんがやるのが大前提になってしまっていますが、これはお母さんだけの課題ではありません。協力して助け合うのが、家族の大事な役割なのですから。でも、日本の家庭は、たいてい奥さんが「プログラマー」になって細かくプログラムを組まないと、夫がうまく動いてくれないですよね(苦笑)。だから、「そんなの面倒くさくてやってられない!」と全部自分でやってしまうから、夫婦ケンカになってしまう。――おっしゃる通り(笑)。村上さん:私が思うに、多分、大半の夫は家庭に対して「お客様」感覚でいるのだと思いますよ。でも、夫は家族の一員なのだから、それは違いますよね? ですから、夫に家庭での「お客様」意識を改めてもらうことが必要です。そして同じように、お母さんも育ってきた環境や社会に求められて、家のことはすべて自分がやるものだと思いがちですが、そういう意識も変えていく必要があると思います。で、先ほどの、子どもができたらちゃんとほめるという話は、自分に対しても同じ。できて当たり前ではなく「できた私ってえらい!」と自分をきちんとほめてあげてくださいね。片づけや家事は「できて当たり前」と思われがちなうえに、消耗する行為が多いもの。でも、できて当たり前ではないこと、できたら自分をほめてあげる習慣をもつことで、自分自身にも片づけの習慣が定着するかもしれません。後編では、ママ友との「コミュニケーショントラブル」についておうかがいします。参考図書: 「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本」 (翔泳社)大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが最大の要因と思われます。発達障害の人には、「同時並行作業力が弱い」「段取りが取れない」「ケアレスミスをする」「コミュニケーションが苦手」といった特徴があり、そうした症状に悩む人のために、上手に日常生活を過ごす方法を解説。イラスト/高村あゆみ取材・文/まちとこ出版社N
2018年05月24日好きな人にアプローチしたいと思っていても、そもそも男性と話すのが苦手な人にとっては男性に話しかけるだけで緊張してしまいますよね。男性と自然に会話できるようになるにはまず慣れることが一番ですが、ちょっと考え方を変えるだけで話しやすくなったりもします。今回は男性との会話が苦手な女性へ向けて、緊張せずに会話をするテクニックをご紹介します。会話が苦手な人の特徴異性との会話に限らず、人と会話することが苦手な人には大きな共通点があります。それは、『会話している相手のことをよく見ていない』ということです。会話が苦手な人ほど、誰かと会話をする時には心の中で『何話そう・・・』『顔になにかついてないかな・・・』『絶対私ブスだと思われてる』というように色々なことを考えてしまっています。自分の意識が自分の中に集中すればするほど緊張につながり、相手と上手く話せません。そして上手く話せていない、と思えば思うほどあれこれ考えてしまい、負の連鎖になってしまうのです。相手を観察しよう会話とは他人とコミュニケーションをとる行為です。ですから必ず自分一人だけでなく、会話をする相手が存在します。会話をするのが苦手な人はまず会話をしている相手をしっかり観察することから始めてみましょう。どんな服を着ているのか、声は高いのか低いのか、どんな話をしている時に楽しそうなのか、など、とことん相手を観察します。自分ではなく相手に注意が向くだけでも緊張をほぐす効果もありますし、相手の些細な変化にも気づくことができるので話題も作りやすくなります。相手の話をよく聞こう相手を観察するためには目を使いますが、目だけではなく耳もしっかり使いましょう。会話が苦手な人ほど相手の話をよく聞いていません。そういう人はグループで会話をしていても、空気の読めないリアクションをしてしまいやすくなります。また、相手の話を注意深く聞いていると、どこかに自分が興味を持てるポイントや疑問点が見つかります。そのポイントに対して質問したり、リアクションをしたりすることで自然と会話をすることができます。話題がなければ自分の話をもし話題がなくて困っているのなら、まずは自分の話をしてみましょう。『最近忙しくて外食が続いているんですよね、○○さんは自炊とかされているんですか?』というように、なんでもいいからまずは自分の話をしてみて、それに対する相手の考えを質問してみると自然に会話に繋げることができます。まとめ会話というのは話をしているお互いが協力して作っていくものです。自然に会話が盛り上がるのを待っていては何も始まりません。むしろ一緒に会話を盛り上げようという考えで会話に臨めば意外と緊張しにくいのです。是非今回ご紹介した会話テクニックを参考に男性との会話にチャレンジしてみてくださいね。
2018年05月18日赤ちゃんもコミュニケーションも苦手な娘。弟が産まれ1年たって変化が!?Upload By SAKURA広汎性発達障害のある娘(6歳)には、5歳下の弟がいます。弟が産まれたばかりの頃は、弟の泣き声も大の苦手だった娘。お世話はしてくれるけど、その関係にはどこか距離があり…接し方、関わり方が、わからないような様子も見えました。最初はどうなることかと思いましたが、今、母が何も言わなくても弟のことを気にかけるようになりました。それは、なぜか…どうやら、娘との療育のテーマにして取り組んでいたことが、ココでも役立ったようなのです。娘の中で、「弟=家族」になった!『自他との区別』の取り組みがあったから?娘は、まだ言葉の話せない弟の代わりを、自分で考えてするようになったのです。それも、私が言う前に…!Upload By SAKURAUpload By SAKURA弟のことなのに、自分のことのようにお礼を言えるようになったり…弟がしてしまったことを、自分のことのように謝ったり…娘と息子の関係は、言語・コミュニケーション能力を上げるため、主治医の先生から教えてもらった「自分の思うことと、相手の思うことは違う」という『自他との区別』の実践には、ぴったりなようでした。相手の気持ちを想像し、寄り添う、私が娘に対してやったことを、今度は娘が弟に対してやってくれています。そうやって日々弟と過ごす中で、娘は、弟が家族ということの理解ができるようになってきたようなのです。弟を思い、自分から行動できるように息子は、最近すっかりわんぱくになり、いたずらも多くなってきました。段々と主人が怒ることも増え、気の強い息子は、思い通りにならないと泣き叫びます。そんな時、娘は状況に応じて、間に入って話を逸らそうとしたり…弟が怒られている間中、背中をさすったり…怒られて一人泣く弟に「大丈夫よ」「泣かないで」と声をかけ続けます。時には、逆ギレした弟から攻撃を受けることもありますが、娘が怒ることはありません。娘はまだまだコミュニケーションに課題がある…そう思っていた私。この成長には、本当に驚かされました。元からの優しい性格から、弟を思い、さらに行動ができるようになった娘。まじめにコツコツと、『自他との区別』のトレーニングを続けてくれた。その姿を見て、娘のすごさを改めて感じました。Upload By SAKURA二人育児は時々大変だけど、きょうだいで良かった!息子を妊娠した時は、もう一人増えたら、娘の療育の時間が減ってしまうのでは?寂しい思いをさせるのでは?そんな風に思ったりもしましたが、息子の存在は、娘にいい影響を与えてくれました。今では、弟との何気ないやり取りや、予測不能な動きをする弟との日々は、娘を大きく成長させてくれると思っています。二人の育児に振り回され、ぐったりな日々ですが…娘の、弟を気にかける行動や、息子が姉に寄っていく様子を見ると、娘と息子を産んで良かった!と心からそう思えるのです。Upload By SAKURAしかし娘とは真逆の激しい性格の弟…見ていてやりすぎなことろもあるので、娘がやられすぎないように、間に入りながら、注意して見守りたいと思います(笑)
2018年01月10日女子としては欠かせないお部屋の片づけ。でも、どっさり片付けなければいけないものが溜まっていると、どれから手をつけていいか悩んでしまいますよね。実は、著者もお片付けが苦手なひとり。しかし、とあるお片付け術を実践してからは、少しずつお部屋がきれいになってきたのです。そこで今回は、片付けが苦手な著者でもできた、簡単お片付け術をご紹介していきましょう。 ■ ■洗濯物を畳まない!はじめてこれを聞いたときには、ハテナが頭に浮かびましたので、みなさんもきっと「ん?」と思っていらっしゃるはず。しかしこの方法、実に便利なのです。服など、洗ったものが畳むのが面倒くさいと、そのまま放置しがちですよね。バラバラとおいている方も多いのではないでしょうか? そんなあなたに提案したいのが、あえて畳まないという選択肢。畳まず、干しているハンガーごとクローゼットへ入れてしまうのです。たいてい服はローテーションなので、一度スペースを作ってしまえば、そこにはいる服が日々入れ替わるだけ、意外と楽に「散らばっている服」が片付きます。最初のスペース確保が難点ですが、一度確保してしまえば、お部屋はスッキリですよ! ■ ■毎日5つものを捨てる片付かないというのは、散らかっているということ。つまり、物が多いのです。そこでおすすめなのが、毎日不要なものを5つ捨ててしまう方法です。「えっ……、でも、どれがいらないものかわからないし、後で必要になるかも……」と不安になる方は、ものに優先順位をつけて捨てていきましょう。区画を決めて、その中で一番いらないものを探すという方法も◎。とにかく、「5つ捨てる」を続ければ、自然と部屋がすっきりしてくるはずですよ。 ■ ■100均で同じサイズのかごを買う出したものは元に戻す。これも、片付けをする上で必須ルールです。とはいえ、どうもこれができない……そんな方も多いのではないでしょうか?さらに、引き出しや戸棚におさめるのは面倒で、「どうせまたすぐ使うものだし……」と、出しっぱなしに……これが片付かない人のお部屋だそうです。そこでおすすめなのが、同じサイズのかごを揃えること。「とりあえず入れる」「すぐ手に取れる」という条件をつけて、見える収納にしてしまうのです。100円ショップなどで手に入るものでよいので、同じサイズのかごを、まずは3つ買ってみましょう。ハサミやペン、手鏡など、ちょっと使ってはポーンと置いてしまいがちなものを分別してここに入れます。あとは、使ったらそのかごに入れておくだけ。3つ並べて置くだけでも、片付け感が出るので、心理的にもおすすめですよ。 ■ ■おわりに一度片付けるだけでは、なかなか片付く「習慣」に繋がりません。習慣にならなければ、がきれいにしても、またすぐに、散らかってしまうからです。今回ご紹介した3つは簡単に尚且つ習慣にすることができます。みなさんもこれらからはじめて、片付ける習慣を身につけてみてはいかがでしょう?presented by愛カツ ()
2017年10月02日「掃除」は面倒に思うこともありますが、部屋を綺麗にすることで多くのメリットが生まれます。清潔さを保つとともに、散らかりがちなものを片づけることで、住みよい環境を実現することができます。主婦が実践する不用品処分のコツも必見!物が多くて掃除・片づけが捗らないという方は、ぜひ参考にしてください。苦手意識を持つ人も少なくない「掃除」。しかし、ホコリがたまったり、ものが散乱していたりする部屋では、気持ちよく生活ができません。アレルギーを引き起こす原因にもなり、足の踏み場もないような家では、日常生活にも支障をきたします。そうならないためにも、日頃から家の中は綺麗な状態に保ちたいもの。場合よっては、ものの処分を含む片づけをすることによって、掃除後の気持ちよさを最大限に感じることができます。今回は、掃除をすることのメリットや、スッキリした部屋を実現する秘訣について、20~50代の主婦に聞きました。■目次1.掃除をするとお部屋も気持ちもスッキリ!2.ものが多い家庭は片づけが難しい…3.不用品を処分するチャンスを逃すべからず4.コレは迷わずゴミ箱行き!5.ルールを決めれば「必要」「不要」の判断に迷わないまとめ1.掃除をするとお部屋も気持ちもスッキリ!快適な生活をするには、掃除・片づけを定期的に行わなければなりません。面倒に思うこともある「掃除」ですが、まずはどんな時に部屋を綺麗にするメリットを感じられるのか、アンケートで調査しました。※総回答数に対する割合多くの人が、「部屋の空気が気持ちいい」という点において掃除の効果を実感していることがわかりました。■「花粉症でハウスダストにも敏感なので、掃除しないこと自体がありえない。不快感なく、普通に暮らせるのは、きちんと掃除しているからだと、思っています」(50代・主婦)■「掃除中は窓を開け、空気の入れ替えをして掃除をします。家の中がどんどん綺麗になるだけでなく、掃除後は空気が気持ちいいと感じます」(50代・主婦)■「特に拭き掃除をした後に、気持ちいいと感じることが多いから」(20代・主婦)掃除をする時は、窓を開け放って空気を循環させる場合がほとんど。ホコリや湿気は外に排出され、綺麗な空気で部屋が満たされます。床などの拭き掃除まですると、空気がまるで違うという声も見られました。■「掃除をするとまず気持ちがピンとしてくる。綺麗になることとともに、気持ちがすっきりすることで効果を感じる」(50代・主婦)■「部屋が片づくと気持ちがすっきりする。常に「掃除をしなければ!」という強迫観念みたいなものに追い立てられている気がするので」(40代・主婦)■「ちょっと掃除しただけでも、なんとなく清々しいと感じるからです」(20代・パート)掃除をすると“物質としての「空気」”が良くなるとともに、“雰囲気としての「空気」”がガラリと変わると実感している人がかなり多いことがわかりました。周囲の環境と人の精神状態には深い関係があります。掃除や片づけによって部屋を綺麗にすることで、気持ちまでスッキリさせることができるのです。■「自己満足かもしれないが、掃除をするとホコリが舞わずに空気が清々しい気がする」(30代・主婦)■「掃除をすると気分もスッキリするのか、仕事や家事、育児などに前向きになれます」(40代・個人事業主)■「無くなったものや意外なものが出てきた時には感動すら覚える。掃除してよかったと思えると同時に、日頃から掃除しておこうとも思わせてくれる」(30代・主婦)部屋の居心地がよくなると、日常生活に対しても前向きになれることがあります。ホコリ減少や探しもの、健康という実利を得ている場合も多く、掃除は清潔を保つという効果以外にも、生活環境の改善に役立っているのです。2.ものが多い家庭は片づけが難しい…自分や家族の精神をベストコンディションに保つためにも、掃除した後の部屋の綺麗さは失いたくないもの。しかしものが多いと散らかりやすく、ホコリもたまっていきます。そのような状況ではいくら掃除をしても切りがなく、だからといって放っておくと、元の淀んだ「空気」に逆戻りしかねません。生活しているとものが増えるのは仕方ないことです。必要なもの・不要なものを定期的に区別して、時には思い切って捨てることも重要。そうすることで、掃除による効果を最大限かつ長期的にキープすることができます。アンケートを見ると、実際に主婦のみなさんは「思い切って捨てる」というシンプルな方法で、増えていくものを片づけていることがわかりました。なんと50人のうち49人が、増えがちな家のものをばっさりと切り捨てた経験を持っています。■「収納場所がいっぱいになってきたら必ず整理しているので、しばしば思い切って捨てています」(50代・主婦)■「急に片づけたくなって、一斉に整理することがあります。年に2~3回します」(20代・主婦)思い立つきっかけは人それぞれですが、ものの処分を定期的に行うことで、家の中を綺麗に保つことができます。片づけをまめにやりたい性格であれば、我慢できなくなるタイミングがどこかで訪れるものです。■「たくさんの洋服を捨てたことがあります。ゴミ袋8個分になったことがあります」(30代・主婦)■「ものの整理にはまっていた時、着なくなった古い服をたくさん捨てました」(30代・主婦)■「急にピンクや白やラブリーな部屋だったのを大人っぽいアジアンテイストにしたかった時にほとんどのものを捨てて買い直しました」(20代・主婦)■「自分のこだわりを出来る限り捨てたいと思った時期があり、それまでためていたレコードや本など、本当に必要なもの以外は捨てました」(40代・個人事業主)家にあるものの中でも、「服」はかさばりがち。収納しきれなくなって、一度に捨てざるを得ないこともあります。また、人の嗜好も年齢などによっても変化していくものです。ある時、環境を一変させるためにものを処分した、という人もいました。■「散らかりすぎて、精神的にイライラした時に捨ててしまっています」(40代・パート)■「気持ちがもやもやして悩みが多い時や精神的に疲れている時に一気に捨てるとすっきりするので捨ててしまいます。でも、あとで『あれ捨てなきゃよかった』と思ったりすることもあります」(40代・主婦)「捨てる」という行為は部屋を綺麗にするだけでなく、直接的に気持ちをスッキリさせる効果があるのです。過去に失恋した際や、思い出との訣別という理由で物を始末した人もいました。3.不用品を処分するチャンスを逃すべからずものを処分するということは、時として勇気も必要となります。なかなか捨てられないものを処分するには、踏ん切りをつけるきっかけも必要です。■「引っ越しのタイミングでかなり捨てます。これまで定期的に引っ越ししているので、いいタイミングで捨てられていると思います」(40代・個人事業主)■「引っ越しの時に思い切って大処分します。これは必要なのか?これを持っているとうれしいのか?新居でどんな生活をしたいかを考えて、思い切って捨てます」(50代・主婦)ものを一括処分しやすいのは、やはり「引っ越し」の際です。50人中22人がそう考えていました。ひとり暮らしならまだしも、家族の引っ越しとなると大掛かりなもの。ものを減らしておくことで荷造りが楽になり、引っ越しの料金が安くなる場合もあります。■「結婚、出産、引っ越しなどの時にいろいろと捨てて来ましたが、またたまってしまいます」(40代・主婦)■「結婚などで自宅を出る時と引っ越しをする時に、思い切って捨てます」(30代・会社員)結婚や出産といったイベントもきっかけに。引っ越しを伴う場合もあるので、人生の節目を利用して、家財や物を一新するというのも気持ちがいいものです。■「子どもが卒業するなどのタイミングで捨てます」(40代・会社員)■「引っ越しや子どもの自立。何かひとつ捨てようと思った時に、ついでに…と増えていく事もある」(40代・主婦)■「今、うちは長女の部屋を分割して次男の過ごすスペースを作るべく、片づけています。がんばっていらないものを捨てたり、リサイクルに出したりしてます」(50代・主婦)子どもがいる家庭では、ものがどんどん増えていきます。子どもの成長に合わせて服や学用品を整理していく必要があります。新学期・新学年のタイミングにものを処分している人もいました。■「季節の変わり目と年末の3回。年末が一番大幅な処分をしています」(40代・主婦)■「新しいものを買った時や、季節の変わり目など。収納しきれない時も」(40代・パート)■「これ以上もう無理!というところまでものが部屋にあふれてしまった時」(50代・会社員)衣替えを行う季節の変わり目や、年末の大掃除といった年中行事も、思い切ってものを整理できる機会です。一方、ぎりぎりまでものをため込んで、限界に達するタイミングを見計うという人もいました。「捨てられないタイプ」の人は、そこまでいかないと吹っ切れないのが現実のようです。4.コレは迷わずゴミ箱行き!部屋を片づけられない人は、ものを「捨てられないタイプ」であることもよくあります。しかしながら、必要かどうかの判断基準は人それぞれ。スッキリした部屋を維持するために、主婦のみなさんがどんなものを優先して処分しているか聞いてみました。※総回答数に対する割合【着なくなった服】■「1年間着なかった服は大体その後も着る機会がないのと、服の収納にはかなりの場所を取るため」(30代・主婦)■「思い入れがある服だったりするとなかなか捨てられないけど、実際まったく着ないものをタンスの肥やしにしていることが多い。思い切って捨ててみたら、本当に大切な服を綺麗にしまえてすっきりした」(40代・個人事業主)■「着なくなった服は真っ先に処分する。置いておいても仕方がない」(50代・主婦)おしゃれが好きな人であれば、服は日頃から増えていくものです。着なくなった服は不用品と見なす人が多いことがわかりました。目安としては、1年ほど。1年間に一度も着なかったものは、今後も着ないことがほとんどです。■「体型が変わったことを認めてはいるが、また戻ると思って保管しておいた服がすごい量になった。少しだけ捨てたつもりだったが、ずいぶんすっきりとした」(20代・主婦)体型が変わって着なくなるということが、衣料品にはありがち。それが自分の生活習慣を引き締める目標になればいいのですが、高いものなどでない限り、今着られないものは潔く捨ててしまうほうが無難です。【いらなくなった雑貨】■「やはり雑貨類はあってもなくてもいいので捨てやすいと思います」(40代・パート)■「場所をとるものを捨てます。服はある程度中古でも売れると思うので、まずはもの。雑貨などから整理整頓を始めます」(40代・主婦)ほとんど使っていない日用品や、あまり考えずに手を伸ばしてしまった雑貨は、収納スペースを圧迫する原因になります。インテリアになるものもありますが、小物雑貨は散らかってホコリを被っていることも少なくありません。日常的に使用している最低限のもの以外は、本当に必要かどうかよく考えることが重要です。5.ルールを決めれば「必要」「不要」の判断に迷わない!お金を払って購入したものや思い出深いものは、そう簡単に見切りをつけられない場合もあります。だからといって抱え込んでばかりいると、片づけようにも片づかない部屋になっていく一方。ゴタゴタしていては、掃除によって得られるメリットも半減してしまいます。そういう時は、自分なりの基準を定めることで、捨てる・捨てないを判別することできるようになります。【「過去」を振り返る】■「1年以上使っていないものは絶対に使わないから捨てる。気に入らないなら捨てる」(30代・主婦)■「大掃除などの時に、3年以上使っていないものがあったら捨てること」(40代・主婦)まずは“いつ使ったか”を思い出します。そして、一定期間使った記憶がなければその時点でゴミ箱行きにする、という方法です。その期限は「1年間」と決めている人が多数でした。もともと使用頻度が少ないものであれば、「2~3年間」に引き延ばすという手も。それ以上という回答はありませんでした。【「未来」を考える】■「あまり使わない、今後も使わなそうだなと思ったら捨てる。自分や家族にとって価値のあるものなのかを冷静に考える」(40代・主婦)■「今後そのものを使う機会があるのか冷静に考えて、その時に捨ててしまうこと」(20代・会社員)過去とは反対に「未来」を見据えて判別している人もいます。かつて愛用していたもの、購入した時は心から欲していたものなど、過去を思い出すと捨てられないものは、いったん落ち着いてこの先に必要かどうかを考えるとよいでしょう。【時には半強制的に】■「捨てると決めたものは分別したら、なるべく見ない!見たら惜しくなる、眺めたくなる」(40代・主婦)■「コツというほどではありませんが、自分で捨てずに家族の誰かにお願いして捨ててもらう!」(40代・主婦)本当はいらないのに捨てられないものは、他人の手で処分してもらうのもあり。捨ててしまったら、意外に割り切れてしまう場合があるのは事実です。また、一度始末すると決めたら、未練を絶つことも重要です。【こんなアイデアも】■「思い切ってものを捨てる時のコツは、子どもの工作などは写真を撮って実物を捨ててすっきりすることです」(40代・主婦)■「『捨てる』『捨てない』の2択でなく、『保留』を作って3択にします。『保留」する期限を決めて、やっぱりいらないとなれば捨てます」(40代・会社員)子どものものは思い出が染みついている場合もしばしば。いつか捨てることになると感じながらも、どんどんものが増えていきます。悩む方も多いでしょうが、「記録」や「記憶」としてのみ残していくという方法もあります。どうしても……という場合は、無理に決断せずに「保留」という手段もあり。ものを処分してすっきりするのも確かにいいのですが、最終的には後悔しない片づけをしていきたいものですね。まとめ掃除や片づけをすると、家の中が綺麗になることはもちろんのこと、そこで暮らす人の気分まですっきりさせることできます。実際に多くの主婦が、掃除した部屋は「空気が気持ちいい」と感じていました。部屋を居心地のいい状態に保つにためは、清潔にしておくとともに、時に不要なものを処分していくことが重要。ものを捨てる際は、自分なりのルールにしたがって必要かどうかを判断するのがおすすめです。紹介した意見を参考に、住みよい環境づくりにチャレンジしてみてください。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日掃除も片付けも日々そこそこやっているはずなのに、なぜか片付かない…。子どもがいてもキレイに整理されているお家とは何が違うの?そこで、今回は、5歳の女の子と、7歳の男の子の2人のママであり、ライフオーガナイザーとして活躍する宇高有香さんに「子どもがいてもスッキリ片付く部屋つくりの極意」を教えてもらいました。具体的に実践できるステップにしてご紹介します。お話をうかがったのは…宇高有香(うだかゆか)さん2013年にライフオーガナイザー1級を取得し、その後はフリーランスで活動中。お家からパワーをもらえるような空間作りを目指す「ウチカラ」主宰。著書に『子どもと暮らす ラクに片づく部屋づくり』(辰巳出版)。ブログ「丘の上の家」も人気。ステップ1 モノを把握するには、自分を知る整理整頓されたスッキリとした空間にするには、まずその空間にあるモノを把握することが欠かせません。そして必要なものはその中のどれで、不要なものは何なのか。これは言葉で聞くとシンプルですが、実践するのは意外と大変なものです。そもそもその仕分けが簡単にできていれば、モノがゴチャついていることなどないはずなので。なぜ、モノがゴチャついてしまうのか。それは、自分のことを知っているようで知らないから起こっている状況がもたらすものです。そこで、整理整頓のためには、まず自分を把握することから始めましょう。どのような好みがあって、どのような暮らしをしたいのか。自分で自分に問いながら、メモを取るといいでしょう。一番大事なものは?好きの判断基準は?など、自分の価値観を明確化するのです。それが把握できてから、始めて、スッキリとした暮らしを始めるスタート地点に立てたといえるでしょう。ステップ2 全体量を一度、見える化して把握する自分の価値観を明確化したら、次は実際にモノの全体量を把握しましょう。時間があれば、大きなスペースに手をつけてもいいですが、最初はBOX一つや、引き出し一段から始めると感覚がつかみやすいかもしれません。トップスならトップスが入っている引き出しの中身を全部、一度、出します。そして、何が何枚あるか分類して把握します。分類すると、すぐに重複などの状況が確認できるでしょう。「あ、白の長袖ばかり7枚も持っていたのか」など、アイテムの偏りやムラがこのステップで把握できます。これは洋服に限らず、子どものおもちゃでもキッチンツールでもやることは同じ。一つのスペースでアイテムがどれぐらいあるかを確認するのです。ステップ3 要不要に迷ったら、なりたい自分を想像して判断よく「2年着なかったら手放しましょう」などと一律に期間で区切って提案する方もいますが、私は、パーソナリティを大切にした提案をしているので、一律に期間を区切るのはどうかな?と思っています。ある人にとっては着ないものでも、やはり思い入れがある人にとっては何年、袖を通さなくても人生に必要なものだと思うからです。では、モノの要不要はどのようにジャッジすればいいのか? それは、1で行った「自分を把握する」ことができていれば、意外と簡単です。自分基準で決めてしまえばいいのです。「白のトップスが7枚あるけれど、やっぱり白が好きだから1枚も手放さない」と決めてもいいと思います。いずれにしても、モノの全体量を見える化すれば、自分基準で明確に判断しやすくなります。ステップ4 適正量は「管理できる?」と自分に問う要不要が判断できたら、次は量の調節です。「空間に対しての定量を押さえましょう」とお伝えすることが多いのですが、この空間を管理するのは、他の誰でもない自分です。自分で管理できる量なのか? それぞれのアイテムに対して判断するといいでしょう。例えば、白のトップスを10枚持っていても管理ができているのなら、大丈夫です。逆に、あまり関心を持てずに、所持していることすら忘れてしまうようなものならば、管理できていないのですから、適正量からははみ出ています。管理できる量を見極めること。これがスッキリと心地よく暮らすためには欠かせません。本が大量にあるお宅でも管理できていれば、それはまるで静謐な図書館のように整然としているでしょうし、逆に管理できないのであれば、本が数冊でも乱雑な空間になってしまいます。ステップ5 いただきものは、受け渡した時点でいったん完結ライフオーガナイザーとして活動をしていると、よく聞かれるのが「いただきものはどうしたらいいですか?」という質問です。使ってないけれど、くださった人の思いは大切にしたくて捨てられない。そのような気持ちを持たれる方が本当に多いと思います。そこで提案したいのは、見方を変えること。モノのやり取りには、おめでとうだったり、ありがとうだったり、そのやり取りには、そのときどきにさまざまな思いが乗せられているでしょう。だからこそ、受け渡した時点で、お互いに気持ちが通っていると理解して、モノに気持ちを引っ張られないようにするのです。気持ちは大切にいただいて、心に留め置く。でもモノは、不要ならば手放す。そこに必要以上に罪悪感を感じる必要はないと思います。差し上げる方は、何も困って欲しくてあげるわけではないのですから。ステップ6 不要なものは、状況に応じて捨てる、あげる、売る!整理整頓をして、発生した不用品。これは、できるだけ早く片づけてしまいましょう。不用品を処分する方法は、いろいろありますが、状況に応じて捨てる、あげる、売る、など使い分けるといいでしょう。思い切って捨ててしまうこともヨシ! と思うのですが、そうはいっても使えるものを捨ててしまうのは、なかなか気持ちいいものではありません。できるだけ、手間や負担が少なくて済むリサイクルの方法を押さえておくのも重要です。今なら、メルカリなどの便利なフリマアプリもあり、ちょっとしたお小遣いにもなるので、それをモチベーションに楽しく手放すのもいいかもしれません。ステップ7 「らくらくメルカリ便」なら気持ちよく手放せるメルカリは、自分には不要なものでも、誰かにとっては必要なものというマッチングの場。売れないかもしれないと思わずに出品してみると意外と高価な値で売れたり、また逆に思いのほかいいね!されないこともあるでしょう。ただ、出品するものは、もはや自分にとっては不要なものなのですから、不用品は、どんどん出品するのが気持ちよく手放せる近道です。また、出品後の発送が簡単な「らくらくメルカリ便」は大きな魅力。「らくらくメルカリ便」は、24時間オープンしているファミリーマートから簡単に発送手続きができ、しかも匿名発送もOK。いただいたものをメルカリで売ったことがバレるのは嫌だな、と思うこともあるかもしれませんが、その不安も軽減してくれます。また、対応サイズがA4から160サイズまでと幅広く、さらに送料が全国一律です。遠くの方に送る場合も気にしなくていいのは安心ですね。配達状況が簡単に確認できるのも便利です。商品が売れたら「コンビニから発送」を選んで、ファミリーマートの「Famiポート」で手続きをするだけで(QRコードを表示させたスマホを「Famiポート」にかざし、内容を確認してOKを選択すると申し込み券が出力されるので、それをレジに持っていき商品と伝票をセットしたら終了。)あて名書きを書く手間もなく商品を送ることができます。楽しみながらモノを手放して、不用品がどんどん片付くといいですね!PR:ファミマ・ドット・コム
2017年03月13日lineが苦手だという男子っていますよね。性格上返信するのが面倒だと思っている男子も多く、必要以上の連絡をすることに若干嫌気を指している人もいます。しかし、相手に振り向いてもらうには、連絡は必須。今回は、lineが苦手な男子の心理状況を紹介し、どのようなアプローチをすればいいのか紹介します。■実は人間関係にナイーブlineが苦手な男子は、人間関係に対してナイーブな一面があります。何かと人間関係でトラブルを起こしたくないと思っているからこそ、lineが苦手だと思ってしまうのです。その一例として「既読無視」が存在します。相手とやり取りを続けていない限り、いつかは既読無視をしてしまうことになります。しかし、lineが苦手な男子は「既読無視」をすると人間関係がこじれてしまうと考えてしまうのです。「既読無視=人間関係を壊す」という考えの人が多いからこそ、苦手だと感じてしまうのです。そういう心理状況を把握しながら、攻略していく必要があります。■返さなきゃいけない暗黙のルールを感じる先ほどの既読無視の話につながりますが、lineは開いたら返さなければならないという暗黙のルールが存在します。既読をつけてしまったら、返信しなければならないという使命感に襲われることもありますが、苦手だと感じる人も多いのです。メール以上に気軽にやり取りすることができるlineだからこそ、間髪入れずにメッセージが飛び交うので、その「せわしなさ」に苦手意識を感じる男性もいます。返信を求められていることが、lineを苦手だと感じる原因にもなります。相手を追い込まないためにも、「返事は暇な時でいいよ」という声掛けをすることが重要です。■実のない会話になりがちlineでやり取りするときは、二つのパターンに分けられます。「実のある会話」もしくは「実のない会話」です。連絡をするときにlineは非常に便利ですが、「実のない会話」をする時は不便でしかありません。暇つぶしとしてlineを使っている人に対して、苦手意識を感じてしまう男性も多いようです。常にスマホを見ていたり、すぐにlineを確認したりする女性は、実のない会話をしがちです。ただでさえlineが苦手な男性に、「この人とlineするの嫌だな」と思わせないように、注意深く考えてから返信しましょう。■仕事やプライベートで気を削がれるlineが苦手だと思う男性にありがちなのは、仕事やプライベートで気を削がれてしまうということでしょう。常にスマホにlineの通知が入っていると、鬱陶しく感じてしまう人もいます。四六時中スマホの通知がなっていると、いちいち気を取られて他のことに集中できないという男性も多いのです。気軽に送れるというのがデメリットになり、苦手意識を増やしてしまう原因になってしまうのです。そういう人は大体、通知オフ機能を使用しているケースが多いので、相手に「通知オフ」にされないよう、頻繁にlineを送るということは控えたほうがよさそうです。■電話でアプローチすると効果的かも!lineが苦手な男性にアプローチをしたいと思っているなら、電話等で近況を報告してみるというのも良いでしょう。数分の電話でも、相手に近況を報告することができたら成功です。lineが苦手だと感じているのは、頻繁にやり取りをしなければならないという使命感があるからです。一度の会話で、自分の伝えたいことを伝えた場合、男性に苦手意識を感じさせることはまずありません。マメな性格ではないからこそ、やり取りが面倒だと思っています。文字よりも、声のほうが安心するという事も考えられるので、相手に負担をかけないためにも電話でアプローチすることをお勧めします。■会っている時間は積極的にlineが苦手な男性は、頻繁にやり取りができない分会ったときの時間を大事にする人が多いです。普段やり取りしていないからこそ、会ったときに色々な会話をして「実りのある時間」を楽しもうとするのです。意識して目を見てみたり、少しボディータッチをしてみたりすると、相手に意識させることができます。1対1の時でも効果的ですが、グループで会話をしているときにそういう一面を見せてみると、lineが苦手な男性をより意識させることができます。距離を縮めたいと思っている女性の皆さんは、、頻繁にサインを送ってみましょう。■相談や悩みを打ち明けてみる人間は誰かに相談された時に、大きな信頼を感じることがあります。lineで相談するよりも、直接会ったときに相談したほうが効果的です。lineが苦手な男性にlineで相談しているのであれば、面倒に感じられてしまい既読無視されてしまいます。しかし、直接相談されると、「相談してくれるくらい信頼してくれているんだ」と喜ぶ男性も多いのです。lineが苦手な男性とはあまりやり取りができないので、距離感を縮めることができませんが、一度の会話で距離感を縮められるような「相談、愚痴」などを会ったときにしてみると良いでしょう。■おわりにlineが苦手な男性のパターンを知っておくことで、攻略することができます。また、相手がlineが苦手な男性だからこそ相手に会って直接話したり、相談をしたりするなどして会ったときの時間を大切にすると良いでしょう。lineが苦手なのは、あなたのことが嫌いというわけではありません。lineが苦手な男性に恋をしている方には、振り向いてもらうためにline以外でアプローチすることをオススメします。(ハウコレ編集部)
2017年03月05日小学校に入ると求められる「整理整頓」のスキル。通知表でも「身の回りの整理整頓」というような評価項目を目にするようになります。しかし、学校では注意されたり、整理整頓スキルを評価されたりすることはあっても、整理整頓の方法はなかなか教わらないのが実情です。そこで、子どもが楽しくできる片づけのコツを、整理収納アドバイザーのカール友波(となみ)さんに聞きました。■筆箱の片づけで、子どものやる気スイッチをオン!小さな成功体験を重ねることで、子どものモチベーションがあがるのは勉強も片づけも一緒。まずは家や学校で毎日使う「筆箱」で片づけの基本を身につけるのがおすすめだそうです。たかが筆箱の片づけとはいえ、そこには片づけに必要なエッセンスがしっかり含まれているので、片づけ方をしっかり学ぶことができます。片づけの基本は同じなので、筆箱の片づけで自信を持ったら、ランドセル、机の引き出し、本棚、おもちゃ、子ども部屋などのほかの場所の片づけへも進めていけます。■STEP 1:全出しまずは中身をすべて出すのは片づけの基本。筆箱の中に入っているモノを全部出して、何が入っているか確認しましょう。小さな空間でもゴミから宝物までいろいろ入っているかもしれません。全部出したら、筆箱をキレイに拭きましょう。■STEP 2:仕分け片づけで大切なのは、持っているモノを仕分けること。モノがあふれている現代の日本社会では「いる」「いらない」、「使う」「使わない」など自分で基準を設けてモノを分けるスキルは身につけたいところです。おもちゃや本だと即決できなくて迷いそうですが、筆箱はスペースも限られ、本来入るべき「必要なモノ」は明確なはず。筆箱に入っているモノを「筆箱にまた入れる」「処分する」「ほかの場所にしまう」の3つに迷わず仕分けることができれば、「基準を持って自分のモノを仕分ける」スキルが身につく第一歩となります。■STEP 3:正しい場所にしまうモノを正しい場所にしまうのはやはり片づけの基本。仕切りのついているタイプの筆箱なら、迷うことなく筆記用具を筆箱にしまえます。この時に、「赤鉛筆は1番右」などとしまう位置を決めれば、いつも同じ場所に戻す練習にもなります。このように筆箱の片づけをしていくと、片づけの基本が身を持って理解できます。小さなスペースに入っているモノの数は限られるので、飽きっぽい子どもでもやり遂げられます。勉強に集中するためには、妨げになるモノを視界に入れないことも大切。筆箱の片づけで、整理整頓スキルが身につくだけでなく、勉強もより集中できるようになるかもしれません。■わが子が「片づけられる子」になる! 4つのコツ「モノを仕分ける」ことは片づけの基本ですが、子どもが自分のモノを仕分けられるようになるためのコツを教えていただきました。コツ1:モノを仕分ける主導権は子どもが持つコツ2:モノをすべて出してながめてみるコツ3:子どもに合わせた分け方を考えるコツ4:迷うモノのために「あいまいBOX」を用意するおまけでもらうオモチャや子どもの作品など、ついつい親がこっそり捨ててしまったりしますが、ずっと子どものモノの管理を親がしていくのは無理な話。小さな頃から子どもが自分で判断できるように育てていくことが大切なのですね。そうすれば、片づけ以外のことの判断の練習にもなりそうです。 編集協力: 「子どもがどんどん整理整頓したくなるお片づけ帖」 (永岡書店)子どもが散らかしてばかりで部屋が全然片づかない…。そんな悩みをお持ちの方に向けて、子どもが自分から楽しく片づけをしてくれるようなノウハウを写真やイラストを多用してご紹介。子どもが無理なく自然にお片づけができる “しかけ” を多数掲載しています。カール友波(となみ) プロフィール大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立ち上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。 <子どもの片づけ教育「かたいく」記事一覧>・ 子どもの片づけは ″しかけ” が9割! しからなくても片づけられる子どもを育てるコツ ・ 子どものやる気スイッチをオン! “片づけられる子” に育てる「かたいく」とは? ・ 子ども部屋って必要? 勉強机は? 新1年生に必要な準備とわが子の片づけ教育法
2017年01月18日「子どもが小さくて家がなかなか片づかない」「いつも子どもが散らかした物を拾って歩いている」こんな悩みを持っていませんか?自分がやった方が早いからと大人が片づけてあげたり、「片づけなさい!」と口頭でしかったりするだけでは、子どもはいつまでたっても片づけられるようにはなりません。「片づけで人生に役立ついろいろなスキルが身につけられる」と「かたいく」(お片づけ教育)を提唱している整理収納アドバイザーのカール友波(となみ)さんに、しからなくても子どもが片づけるようになるしかけを教えてもらいました。■子どもが思わず片づけたくなる “しかけ” とは?やみくもに「片づけなさい!」としかっても、どうやって片づければいいかわからないと、根本的な解決はできません。「ただしかっていても、子どもに片づける力はつきません。ずっとしかり続ける生活から抜け出るためには、まず子どもが楽しく片づけられる “しかけ” を作ってみるのがおすすめ」とカール友波さん。「片づけるためにはモノに定位置を作ってあげることが必要ですが、その定位置は小さなお子さんでは自分で決めるのは難しく、まず大人が決めてあげなければいけません。この時に、子どもが最も簡単に戻せるような場所を用意することが、お片づけ教育の第一歩になります」“しかけ” とは、子どもが思わず戻したくなる収納場所、収納方法を子どもの年齢やクセ、性格を見極めながら大人が作ること。「思わず子どもが片づけてしまうしかけを作る」というのは、子どもとの知恵比べのようで、なんだかちょっと楽しそうです。■まずは「靴」を思わずそろえてしまう “しかけ” から 一例として、今日からできる玄関の靴そろえのしかけを教えていただきました。靴そろえは、できるかどうかでその家のしつけの判断材料にまでされてしまうこともある重要な課題。逆に、靴をそろえられるようになるだけで子どもの評価も上がりそうです。子どもだけでお友だちの家の行き来が始まる小学生前に、ぜひ身につけておきたい習慣です。子どもが小さいうちはつい大人がそろえてあげてしまいますが、自分で靴の着脱ができるようになったら、実は小さな子どもでもそろえることはできるのです。■置く場所を決めたらあとは「視覚」に訴えるしかけのポイントは、2つ。まず、子どもにとってそろえやすい置き場所を決めること。子どもはちょっとしたことで面倒と感じがちなので、移動したり、扉を開けたりといったアクションの必要ない場所を子どもの靴の定位置と決めましょう。定位置を決めたら、あとは「目で見てすぐわかるように」靴の場所を明示してあげるだけです。▼STEP 1:チョークで靴形の絵を描く▼STEP 2:絵の上に靴を置くいつでも消せるのでチョークで描くのもおすすめです。その他に、テープを目印に貼ったり、紙やクリアファイルに絵を描いて置いたりなど、各家庭に合った方法を試してみてください。▼STEP 3:いつの間にかそろえて置くようになる!小さな子どもには、「ひと目で分かる」しかけの方が言葉よりも効果的。どんな “しかけ” が自分の子どもに合うか、楽しみながら試していけば、親子の片づけストレスもなんだか減りそうです。■“しかけ” づくり 4つのコツ玄関以外の場所も “しかけ” を作っていけば、散らからなくなりそうです。しかけを考える時に知っておきたい片づけのコツは次の4つ。実はこれは大人の片づけでも必要なコツですね。このコツを頭に入れながら、楽しんで「子どもが思わず片づけてしまうしかけ」を作っていきたいものです。1:片づけるための動線(人やモノが動く線)と動作がシンプルになるように考える2:よく使うモノの定位置は取り出しやすい場所にしまう。3:同時に使うモノは一緒にしまう4:いつも同じ場所で管理する編集協力: 「子どもがどんどん整理整頓したくなるお片づけ帖」 (永岡書店)子どもが散らかしてばかりで部屋が全然片づかない…。そんな悩みをお持ちの方に向けて、子どもが自分から楽しく片づけをしてくれるようなノウハウを写真やイラストを多用してご紹介。子どもが無理なく自然にお片づけができる “しかけ” を多数掲載しています。カール友波(となみ) プロフィール大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立ち上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。<子どもの片づけ教育「かたいく」記事一覧>・ 子どもの片づけは ″しかけ” が9割! しからなくても片づけられる子どもを育てるコツ ・ 子どものやる気スイッチをオン! “片づけられる子” に育てる「かたいく」とは? ・ 子ども部屋って必要? 勉強机は? 新1年生に必要な準備とわが子の片づけ教育法
2017年01月17日フェリシモから、「お片づけ」を研究する部活「フェリシモお片づけ部」が開発した、「捨てられる人」になれるダイアリー『捨て帳』が2016年12月21日(水)に発売しました。「捨てる」勇気を後押し!部屋を片付けたい。でも、その前に物が多すぎて片付けのしようがない。そんな時、大切なのは「捨てること」ではないでしょうか。ホームダイエットなんて言葉もあります。いや、頭では分かっているけれど・・・「捨てる」のにはコツが要るんです。それは学校では教えてくれないこと。『捨て帳』は、「捨てる」勇気を後押しする工夫に溢れたホームダイエットダイアリー。その特徴3つを通して、これから「捨てる」ためのヒントをご紹介いたします!特徴1スリムだから持ち運べる・気軽に読んで書き込めるスケジュール帳にも挟み込めるコンパクトサイズ。携帯しやすいのでちょっとした時間に読んだり、手帳を書く気軽さで、捨てた記録をつけたりできます。特徴25つのコンテンツに75の捨てるコツが満載で、読み応えたっぷり【コンテンツ1】みんなの捨てたモノ・理由ヒント集『お片づけワークプログラム』の受講者から募った実際に捨てたものと、その理由を発表。リアルな声だからこそ役に立ちます。【コンテンツ2】捨てづらいモノの捨て方ヒント集「いただきモノの手放し方は?」「服や本などの捨てるタイミングは?」など、整理収納アドバイザーが捨てづらいものの捨て方をレクチャー。【コンテンツ3】捨てる練習週間リスト(7日分)ウォーミングアップとして、まずは7日間、1日1個捨てたものを記録します。「練習」とすることで、ものを捨てることに慣れていない人も、気負わずにスタートすることができます。【コンテンツ4】捨てたモノチェックリスト(3ヵ月分)1日1個捨てたものを記録する3ヵ月チェックシート。捨てたものを書き込んでいくだけなので、お片づけが苦手な人でも「捨てる習慣」が身につきます。【コンテンツ5】モノの捨てどきカレンダー(年間)1月から12月の月ごとに、その月に捨てやすいものをピックアップしたカレンダー。季節のイベントや気候に合わせて捨てるものをセレクトしているので、無理なく一年を通じて捨てることを実践できます。特徴3捨てシール付きで、ものと心の整理ができる読んで学んだことを実践しやすいように、「捨てシール」2種をセットでお届けします。捨てると決めたものに貼る「廃棄シール」30枚と、捨てたいけれどまだ迷いがあり捨てられないものに貼る「仮置き&中身の見直し日付シール」30枚の、合計60枚です。捨てシールのセットは、追加で購入することもできます。【捨てシールの使い方】「廃棄シール」捨てると決めたものの目立つところに貼ります。強粘着で、あえてはがしにくい仕様にしています。「仮置き&中身の見直し日付シール」まだ捨てられないものに貼り付けます。「中身の見直し」と一緒に貼っておくことで、仮置きの期限を可視化します。『捨て帳』の詳細【商品名】捨てる勇気を後押しするホームダイエットダイアリー~捨て帳~【セット内容】捨て帳1冊(縦約15.5cm、横約8.8cm、32ページ)、捨て帳シール10シート(B6判2種各5シート・合計60枚)【価格】1セット800円(税抜)※8%税込み価格864円【発売日】2016年12月21日(水)【お届け開始】2017年1月から順次販売サイト【関連アイテム】「捨てる!と決めたら準備したい捨てシールセット〈20シート〉」(1セット税抜き550円)も同時発売。お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。
2017年01月10日「スッキリと暮らしたいのに、子どものモノがあふれている」「子どもが片づけをしてくれなくて、イライラしてしまう」というママは、多いのではないでしょうか。整理収納アドバイザーであり、親・子の片づけマスターインストラクターの橋場陽子さんに、わが子を「片づけられる子」に育てる3つのポイントを教えてもらいました。片づけは、子どもの生きる力を育む10歳の男の子のママでもある橋場さんは、主に渋谷区・世田谷区を中心に「片づけ講座」を開いたり、個人の自宅を訪問して片づけのアドバイスをしたり、ママ友グループ向けにレッスンを開催したりしています。「片づけは、子どもの生きる力を育む絶好の機会」だと言う橋場さんによると、片づけによって、育まれる力は主に下記の3つ。1.選択力:自分に必要なモノ、大切なモノを選び取る力2.想像力:自分で考え、先の結果を想像する力3.習慣力:やるべきことを続けていく力(※「親・子の片づけインストラクター講座」より抜粋)とはいえ、親がひたすら「片づけなさい」と怒り続けても、子どもは片づけられませんし、これらの力を育むこともできません。必要なのは、親が子どもに寄り添い、ちょっとした工夫をすること。では、どんな工夫が必要なのでしょうか。橋場さんに、今すぐできる3つのポイントを聞きました。ポイント1.作品やおもちゃなど適量を決める。こっそり捨てはNG橋場さんが、小学校低学年以下のお子さんのママから一番相談を受けるのが、「工作の作品やお絵かきが捨てられない」という悩み。親にとってはゴミのようでも、子どもにとっては宝物。「くれぐれも、こっそり捨てることはやめてください。子どもを傷つけてしまいますし、何より、選択力を鍛える絶好のチャンスを失ってしまいます」と橋場さん。「どんどん増える作品やおもちゃは、『全部は置く場所がないから、箱に入るだけにしようね』と伝えて、増えすぎたら本人に残したい物を選ばせましょう。そして、『ステキなモノが残ったね。きれいに箱に入ったね』と喜びを共感しましょう。あとで本人が『あれは捨てなければよかった』と後悔することもありますが、そうした失敗から学ぶことも多いのです」と橋場さん。でも、子どもはいらないと言うけれど、大人は捨ててほしくないモノ、ありますよね。祖父母からもらったお祝いだったり、高額な物だったり。それはどうすればいいのでしょうか。「子どもが『いらない』と判断したけれど、親が残したい場合、それは子どものスペースからはずし、「親が所有するもの」として、親のスペースに移動してください」。ポイント2.モノの置き場を決めて、ラベリングする家が片づかない原因のひとつは、モノの定位置が決まっていないから。橋場さんは、「子どもと一緒に動線を考えながら、何をどこに置くかを考えるといいですね。『よく使うから、手が届きやすいところがいいかな』など、子どもの想像力を鍛えることにもつながります。モノの定位置が決まったら、それを家族みんながわかるように、ラベリングすることが大事です。おもちゃなどは、写真に撮って、おもちゃ箱に貼れば小さな子でもわかります。ラベルプリンターを使って文字でラベリングしてもいいですし、もちろんラベルシールにママがイラストを手書きしても大丈夫。マスキングテープの色分けで、兄妹のスペースをわかりやすくしても、いいですね」。ポイント3.できたことを褒めながら、少しずつ習慣化橋場さんは、「子どもの片づけの最終ゴールは、自分でできるように自立させること。でも、いきなり100点を求めないで、ひとつのステップができたら、『できたね』と認めてあげてください。できるようになるまでの時間は、子どもによって差がありますが、ほかの子と比較しないで、その子の成長に合わせて、ときには相談してルールを見直しながら、根気強く寄り添ってください。お片づけが、親子が衝突する原因になっているご家庭が多いですが、本当は親子のコミュニケーションの手段のひとつであり、子どもの成長に気づく機会にもなります」。毎日の積み重ねが、生きる力にもつながるそうです。「たとえば掃除、洗濯、ゴミ出しなどは、生きていくうえで必要なことですが、終わりがありません。宿題も、毎日しないといけませんね。片づけは、こうしたルーティーン・ワークをこなしていく習慣力につながります」。私も、毎日のように7歳の息子に向かって、「片づけなさい!」を繰り返していますが、子どもに合わせた片づけルールが必要なのですね。橋場さんの親・子片づけ講座を受けたママたちからは、「子どものいいところを見られるようになった」、「夫にも効果があって、ラベルを見て片づけてくれるようになった」といった感想が多いそうです。片づけがうまくいくと、優しいママ、穏やかな妻になれそうですね。わが家はまずはラベリングから始めてみようと思います。取材協力:親・子の片づけ教育研究所()親・子の片づけマスターインストラクター橋場陽子さん( )<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年12月29日ADHDの息子は片づけが苦手…と、思いこんでいた!Upload By かなしろにゃんこ。ADHDの息子・リュウ太の部屋はとにかく汚い!部屋の掃除は月に一回すればいいほうで、息子の部屋から細かいゴミが廊下や階段に飛んできて散らかるほどです。掃除が苦手なのだとばかり思って、「誰かと一緒に暮らしているうちは、同居人に気をつかって片づけなさい」と注意していたのですが、息子はいつも良い返事をしません。どうしてそんなに片づけを拒むのか聞いてみると…「散らかってるほうが落ち着く」「思い出のあるものは捨てたくない」という驚きの答えが!なんと出掛けたときに買い物をしたときのレシートも思い出の品だと言うんです。私がゴミだと思っていたものは、彼の中ではゴミではありませんでした。だから片付かないのか!!物を大切することは良いことですが、どんなものにも愛着を持ってしまう気持ちには驚きでした。「片づけない」というのも、息子なりの解決方法…?Upload By かなしろにゃんこ。それから、目の前にものが見えていないと生活ができないということも分かりました。棚のなかに物が隠れると上手に探せなくなってしまいます。上の物をどかして下に探し物があるかどうか確認する動作や、記憶をたどって物をどこにしまったか思い出すことが苦手だからです。そのため物をどこかにしまうよりも、部屋中の置けるスペースを使って広げておくほうが生活しやすいようなのです。そういえば以前、ADHDがある人の生活を紹介したドキュメンタリー番組で、洋服などをタンスにしまわずに床に並べているところを見たことがあります。なんだか息子に似ているな~と思いました。これも息子なりの、自分のADHDの特性に対処する方法なのかなと思います。ただそれを理解して受け入れるのには、もう少し時間がかかるかもしれないと思う母なのでした(笑)。
2016年10月22日アレやコレやと買い込んでいるつもりはなくても、なぜか増えていく「物」。その一方で、捨てるのはなかなか難しく、気づいたときには家が物であふれていた…なんてケースも珍しくはありません。過ごしやすくなったいまの季節は、実は断捨離におすすめ。窓を開け放して気持ちよく片づけることができます。そこで今回は、「捨てる」&「片づける」のコツを紹介します。■物を「仕分ける」コツ部屋を片付けるときには、「要」「不要」の仕分けが重要なポイントとなります。しかし、「使うかもしれない…」という気持ちから、その判断は鈍りがち。そこで1つ、ルールを決めてしまいましょう。それは、「重複している物は、数を減らす」というルールです。たとえば、家の中にある「ハサミ」をすべて集めてみると、複数出てくる家庭がほとんどではないでしょうか。その中には、存在を忘れていたハサミもあるはず。このように重複している物は、本当に必要な数だけを厳選して残し、あとは捨てて数を減らしましょう。「いつか使うかも…」「たくさんあると便利だから」という気持ちから離れて、ルールに従って捨てていくことが大切です。■「中身が何かわからない」ものは、開けずに捨てる押し入れを整理していると箱が出てきて、それを開けて中身を確かめているうちに、時間がどんどん過ぎていく…という経験はありませんか? 中身を思い出せないということは、その箱はかなり長い間放置されていたということです。それだけ放置していて平気だったのなら、その中身はほぼ間違いなく「いらないもの」です。一度中を見てしまえば「執着する気持ち」が湧いてしまいますので、いっそのこと中身を見ずに捨ててしまった方が、片付けの効率は上がります。私自身、何度かこの方法で中身のわからない箱・ケース・袋をそのまま捨ててきましたが、あとから「捨てなきゃ良かった!」と思ったことは、今のところ一度もありません。■服は「好き嫌い」より「似合うかどうか」を重視特に女性の場合、クローゼットの断捨離がもっとも難しいかもしれません。そこにあるのは、自分が「いいな」と感じて買った服ばかり。簡単には捨てられませんね。しかし、中には買ったものの、あまり着ていない服もあるはず。思い切って捨てるためにも、「好き嫌い」ではなく「似合うかどうか」で判断しながら仕分けていきましょう。いくらデザインが気に入っていても、自分に似合わない服はきっとこの先も着ません。姿見を近くに置き、クローゼットの服を片っ端から自分に当てて、チェックします。「服のデザイン・色が云々…」ではなく、純粋に自分に合っているかどうかを確認しましょう。■「データ保存」を上手に活用!説明書やプリントなどの紙類は、「いつか必要になるかも」と溜め込んでしまいがち。しかし、「いつか必要になる」のは書類やプリントそのものではなく、その内容です。写真に撮ったり、スキャンしたりして「データ」として内容を保存しておけば、本体を捨てても困ることはありません。これを上手に活用すると、紙類の量をグッと減らすことができます。「今日は、クローゼットの私のスペースだけ」など、少しずつ「捨てる」&「片づけ」を進めても構いませんが、本来は、動かせるものをすべて一旦別の場所に移し、家全体、または部屋単位で一気に済ませてしまうのがベスト。週末や連休に時間を確保して、家族総出で取り組んでみてはいかがでしょうか?
2016年10月02日【ママからのご相談】今春、小学校に入学した娘がいます。部屋が散らかりがちなので片づけをしなくちゃと思うのですが、うまくできません。収納本を参考にしているのですが、同じようにできず、だんだん面倒になってしまいます。もともとズボラな性格なのですが、 誰でもできるコツはありませんか?●A. 片づけが面倒なら、1か所ずつ区切って片づけをするのがオススメ。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。株式会社フェリシモが、20代〜50代女性の“整理と収納”に対する意識を把握するために実施した「整理と収納に関する意識調査」において、自宅の片づけがしたいと思ったことがあるかどうかの質問に8割以上の人が「よくある」「ある」と回答しました。また、子どもを持つ女性の、片づけができない3大原因は「時間がない」「面倒」「子どもが散らかしてしまう」という結果がでました。このことから、多くの女性は部屋を片づけたいと思っていても、さまざまな理由で片づけが進まない ということが分かります。●一気に全部やろうとしない片づけたいと思っても、途中で面倒になってしまったり、なかなか思うように進まなかったりすることがあるかと思います。そんなときは無理して一気に部屋中の片付けをしなくても大丈夫。部屋を細かく区切って1か所ずつ片づけていくのがオススメです。今日は押入れの右上の枕棚の部分だけやろうとか、今日はテレビ台の上だけやろう、今日は引き出しの1番上だけ片づけてみよう、というように狭いスペースだけお片づけをしていくようにします。1か所でもきれいになればモチベーションもあがります。しかし、無理は禁物です。まだまだお片づけができると思っても、片づける範囲を一気に増やしてしまうのはちょっと危険です。途中で嫌になってしまう可能性 があります。ペースがつかめるまでは、1か所ずつお片づけをし、慣れてきたら「今日は2か所やってみよう」と少しずつ片づける範囲を広げていくのがオススメです。無理をして何か所も片づけてしまうと、途中で嫌になってしまうことがあります。そうならないためにも、1か所ずつ区切ってお片づけをするようにしましょう。1か所ずつ区切ってお片づけをするようにすれば、短時間で済むことができますので、忙しいママには特にオススメの方法です。お試しください。【参考リンク】・女性の『整理と収納に関する意識調査』 | 株式会社フェリシモ()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年06月11日子どもに苦手なものがあった場合、なんとかできるようにさせたいと思ってしまうのが親心というもの。子どものためだと思いながらも、できないとついしかってしまうこともあるでしょう。どうせやるなら、楽しく取りくめて、子どもの可能性を大きく広げられる方法を試してみませんか? おもちゃの片づけを例に紹介します。■片づけられないのなら手伝ってもいい苦手なことを、無理に克服させる必要はありません。「いまのうちに直さなくては」よりも「まだ小さいからできない」と考えてみてください。小さいころは苦手だったことが、大きくなったら楽にできるようになるケースもあるようです。また、子どもが簡単に片づけられるように工夫してあげるのもひとつの方法です。おもちゃを放りこむだけでOKの大きな箱を用意する、なにをどこにしまえばいいのかわかるように箱におもちゃの写真をはるなど、片づけやすい環境をつくってあげましょう。一生懸命がんばってもできない場合は、何度も「片づけなさい!」としかってお互いにイヤな時間をすごすより、親が手伝って短時間ですませる方がいいでしょう。苦手なことに対してマイナスの印象をすりこまないことが大切です。■楽しい努力なら、効率よく脳をきたえられる子どもの弱点を克服させるよりも、得意なことや好きなことに取りくませることをおすすめします。子どもの脳細胞や神経回路を増やして育てるためには、好きなことにとことん集中することがポイントだと言われています。車が好きなら一緒に乗り物図鑑をながめたり、外へ車を見に行ったりする。好きなアニメがあれば、映画やイベントに出かけてみて。大好きな親が一緒に楽しんでくれれば、さらに夢中になるでしょう。覚えた知識が将来役に立たなくてもいいのです。実際に体験することが、脳をきたえるトレーニングになるのです。好きなことに取りくむことで集中力を養い、わからないことはみずから調べるようになるでしょう。わからないことがわかるようになった喜びを味わうと、大きくなって勉強の壁にぶちあたっても、あきらめずに努力できるようになります。■将来役立つ力を育ててあげよう脳の機能がアップすれば、苦手なものへの対処法も自分で工夫できます。片づけが苦手なのは性格がだらしないのではなく、方法がわからないだけ。小学校高学年ぐらいになってから上手な片づけ方をレクチャーした本を読むと、あっという間に片づけ上手になることもあります。子どもの「好き」を応援することで、「親は私のことをよく理解してくれている」と感じてくれることでしょう。子どもが小さい間にこそ、はぐくんでおきたい関係性です。子どもが思春期に入り、接し方に悩むようになったとき、親のいうことに耳をかたむけてくれるかどうかは信頼感がカギです。おおらかな気持ちで子どもを育てることができたらいいですね。あとりゆうか(フォークラス)
2016年05月29日ゴールデンウィークや年末年始など、久しぶりに実家に足を踏みいれたとき「モノが増えている」と感じたことはありませんか。玄関に置かれた古新聞や床に伸びた延長コードを見て、転倒のリスクが頭をよぎることもあるでしょう。東京消防庁によると、緊急搬送される高齢者は、年間で約6万人。そのうちの8割が「転倒」によるもので、うち半数が住宅内で起こっているのだとか。親にはいつまでも健康でいてもらいたいと願うのなら、リスクを最小限におさえたいところ。『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)を参考に、片づけをはじめるにあたっての親への切りだし方や注意点を紹介します。■片づけを切りだすときは、雑談から片づけをはじめるにあたっての第一関門とも言えるのが、親の賛同を得ること。介護や引っこしなどの急を要する事情がない限り、いきなり「片づけよう」と伝えるのは避けた方がいいでしょう。親には親の生活があり、事情もあります。久しぶりに帰ってきた娘に「散らかってるから、片づけよう」と急かされては、あまりいい気はしないものです。まずは、雑談をすることをおすすめします。自分の家の片づけの話や「この間、テレビで見たんだけど…」と、さりげなく話を片づけの方向に持っていきましょう。「じつはうちもね…」と親が困っていることなどを聞きだせるかもしれません。■玄関をキレイにして、親に達成感を味わってもらう親からの理解も得られて片づけをスタートさせたものの、どこから手をつけたらいいかわからない…というケースも少なくないようです。本著によると、片づけやすい場所の代表として玄関が挙げられています。貴重品や親の思いいれのあるモノも少ないため、もめるリスクが減らせるのが理由だとか。また、比較的短時間で片づけられるため、親に達成感を味わってもらえるという利点もあるようです。ほかにも、庭やベランダ、自分が子ども時代に使っていた部屋なども、比較的片づけやすいスポットです。■上から目線は禁物! 親へのNGフレーズ実家を暮らしやすくするには、モノを減らすことが肝心です。しかし、「これ、捨てていい?」となんでもかんでも処分するのは、親のストレスの元となってしまいます。また、じつの親だと気がねがいらない分、言葉づかいもきつくなってしまいがちです。特に「捨てる」というフレーズは拒否感をかきたてるので要注意。 例えば、「モノを捨てよう」を「片づけて暮らしやすい家にしよう」と言い換えるだけで、受け取る側の印象はだいぶ異なります。出典:『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)床に置かれたモノについても、「危ないじゃない!」と頭ごなしに否定するのは控えた方がいいでしょう。「つまずいてケガをしないよう、整理しようか」と親の気持ちに寄りそった言いかたに変えるだけで、片づけに協力的になるケースもあるようです。処分以外の方法として、親と相談しながら、残したいモノを探すのもいいそうです。まずは、帰省時に親とゆっくり話をして、信頼関係をつくりながら進めていくことが、片づけをうまくいかせるコツといえそうです。(参考)・『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)「家事のプロ×介護のプロが徹底指南! もめない片づけミニ講座」日時:2016年4月24日(日)13時30分開演(13時受付開始)場所:須原屋本店4Fイベントスペース埼玉県さいたま市浦和区仲町2-3-20(浦和駅より徒歩約7分)TEL 048-822-5321入場料:無料(先着順・50名様)申込方法:須原屋本店に電話、もしくは下記イベントページでお申しこみください イベントページ ・ 東京消防庁
2016年04月22日いろいろな理由で後回しにしがちな、部屋の片づけ。特に忙しい女子に多いのが「時間がなくて……」というタイプ。そんな「時間のない人」に合った片づけテクをご紹介します!おそらく、散らかったままの部屋でも本当は全然大丈夫なあなた。「あなたに決定的に欠けているのは、ズバリ“生活感”。口では“忙しいから…”と言いますが、キチンと暮らす、あるいは落ち着いて過ごすことが苦手ゆえ、ゆっくり過ごしたり、部屋を心地よくすることを無意識に避けています。もっと居心地の良さを追求しましょう。それを繰り返せば、収納がクセになるはずです」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)とはいえ、急に本格的にやれと言われても、正直無理。まずは “ざっくりボックス”を置き“床にモノを置かない”レベルのことから始めましょう。その次は家の様々な場所に同じような箱を置く。そうなったら掃除すること自体もラク&好きになるはずです。■片づけ力アップには…この本を読むべし!キッチリやらなきゃと思うほど、片づけはイヤになるもの。短時間で、とりあえず部屋がスッキリ見える方法=“ざっくりボックス片づけ”に特化したのが、『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』。片づけといえば、捨てるか捨てないか、どこに収納するかなど、判断の連続。そこで躓く人も多いが、この本で古堅さんが提唱する方法は、とにかく箱に入れるだけ!「一度やって、空間にモノがない気持ちよさを味わうと、ズボラさんでもなかなかクセになる」とか。本の中では、活用しやすい箱の選び方や、置き場所についても指南。また『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』は、忙しくてモノが多い人たちのことを<多忙・多物族>と呼び、「忙しいしモノが多いのを認めて、その上でいかにラクして片づけるか」を教えてくれる本。こちらでは“ざっくりボックス”と同じような存在として、持ち手付きのカゴをおすすめしている。いずれも床にモノを置かないことが、すべてのスタートです!このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。心理テストから自分の“クセ”を知って、タイプ別の片づけテクをチェックしてみて。◇とにかく“モノを出しっぱなしにしない”というクセをつけることが第一歩。次のステップは、“ざっくりボックス”に入れっぱなしにするのでなくて、定期的に整理すること。◇『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』古堅純子 著¥1,204SDP◇『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』奥田弘美 著¥1,300光文社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月06日片づけられない、整理整頓ができないという人は、まずはその“クセ”を知るべし。自分のタイプを知れば、それに合った片づけテクも見つかるはずです。今回はその中の「買ってしまう人」の性質&対策をご紹介します!いろいろな物を買ってしまい、つい物が増えてしまうあなた。「あなたは許容範囲が広く、質感の違う要素でも受け入れることができる、素晴らしい人です。でもそれをインテリアでやってしまうと、ただのカオスしか生まれません。テイストやスタイル、トーンを揃えるというのは、“自分らしさを選ぶ”という作業。“素敵だけど、私には合わないかも?”と、ひとつひとつ真剣に見極めることで、あなた自身の魅力的な個性が確立されるのです」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)インテリアを整えるのは、自分を知ることと同義。まずは自分が好きなテイストを知り、存在感のある家具はもちろん、小さな雑貨まで、そのトーンに揃えられれば、モノが溢れていてもスッキリ見せることは可能です。インテリアショップの飾り棚なども参考に!■片づけ力アップには…この本を読むべし!モノが多いということは、必然的に“外に出しておく”アイテムが出てきます。ならば思い切って、“素敵に見せる”方向性を探ろう。そんなときにぜひ読んでほしいのが、『華やかディスプレイ収納術』。著者は、アパレルの店舗内装担当だった、ディスプレイのプロ。見せてもOKの収納グッズの選び方から、キッチン、リビング、寝室など、エリア別に見せる収納術を具体的に紹介してくれる。また、ディスプレイ収納の悩みの種、掃除の仕方やグッズの情報も充実。一方、白と黒、モノトーンのカラーリングに揃えることで、部屋をスッキリ見せるという方法論を追求したのが、『シンプルモダンなモノトーン収納&インテリア』という本。手軽に買えるリーズナブルなアイテムを使い、“収納容器のデザインは揃える”“モノを判別しやすいようにラベルを付ける”など、基本の技を具体的に見せてくれる。“このショップのこれが便利!”と言い切ってくれるので、具体的なモノ探しにもとても役立つ一冊。このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。心理テストから自分の“クセ”を知って、タイプ別の片づけテクをチェックしてみて。◇たくさんのボックスでも、同じサイズ&同じデザインに揃えれば、このスッキリ感。リーズナブルなものが増えているので、思い切って一気に買い替えてみるのも一つの手かも。◇『華やかディスプレイ収納術』寺戸 華 著¥1,200宝島社◇『シンプルモダンなモノトーン収納&インテリア』TUULI 著¥1,300宝島社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月05日片づけが苦手な人には、心の中に片づけられない“クセ”があるそう。今回は、面倒くさくて、元に戻せない「その場しのぎの人」について解説。このタイプの性質、そして対策とは?とりあえず棚や押し入れに突っ込んで、扉を閉めちゃえば、ハイオッケー。そんなあなたは、ズバリ外面のいい人です。「人に対して外面を取り繕うのはいいですが、そのぶん内面には様々な歪みが生まれます。その、溜め込んでしまうという心のクセの結果が、一見キレイ、でも中はグチャグチャという部屋に表れる。無駄を省き、合理的な日常の動線を確保すれば、部屋の中が動きやすくなり、その結果、散らかることもグッと減るはずです」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)まずは重ねやすいお皿など、“片づけやすい”アイテムを選ぶこと。さらに“とりあえず置くだけ”で収納になるシステムを作れば、特に手間を増やさずに片づけ技術は向上。■片づけ力アップには…この本を読むべし!身の回りにあるもの、“片づけにくい”フォルムだったりしませんか?片づけ下手な人は、自分の持ち物を一度見直してみるといいかも。そんな気持ちにさせてくれるのが、著書累計20万部売り上げた『わたしがラクするモノ選び』。自らを「本当は面倒くさがりでズボラ」と言うEmiさん(整理収納アドバイザー)の著書で、整理収納がラクにできるモノ選びのコツや、Emiさんが使っているアイテムが具体的に紹介されている。読むとなるほど、モノの選び方で片づけの手間がかなり変わることを実感させられます。1日に10万アクセスあるというブロガーのmegruさんの『メグメグの北欧雑貨とシンプル片づけ生活』は、モノが増えにくくなる雑貨の選び方を指南。棚や引き出しの中を仕切る技や分類法のアドバイスが。容器やトレイを使い、モノの住み処を決める術はぜひ見習いたい。また、キッチンなどは動線を意識した収納にすると、片づけそのものが格段にラクになることを紹介。動線、見直したい!このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。心理テストから自分の“クセ”を知って、タイプ別の片づけテクをチェックしてみて。◇パズルのようにスパッと片づく、そんなアイテムを揃えましょう。そうすれば、定位置を決めたら、あとはパズルのようにハメていくだけ。ハメやすくしておけば苦もなくできる。◇『わたしがラクするモノ選び』Emi 著¥1,200主婦の友社◇『メグメグの北欧雑貨とシンプル片づけ生活』megru 著¥1,200主婦と生活社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月05日片づけられない、整理整頓できないのは、あなたがだらしのない性格だからでも、怠け者だからでもありません。答えはひとつ。心の中に片づけられない“クセ”があるから。そのクセのタイプベルに、対策をご紹介。今回は「捨てられない人」タイプについて。とにかくモノがどんどん増える。その原因は、執着心だった。「心の奥底に、“あの頃はよかった”“あの日に戻りたい”。そんな気持ちがうごめいています。頭ではわかっていても心が納得していないので、手放すのが怖いのでしょう。でも思い出に縛られていては前に進めません。思い切って捨てて身軽になるべき。そうすれば新しい幸運もきっと訪れます」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)手放すのが辛いと思っても、思い切って処分する!捨てるという行為が辛ければ、フリマアプリや中古品を引き取ってくれる業者に売る、あるいは人に譲るのもOK。とにかく家からモノを減らすこと。持ち物が少なくても、生きていけますよ!■片づけ力アップには…この本を読むべし!今年注目された言葉に、“ミニマリスト”というものがあります。持ち物を最小限にまで減らして生きる、という生き方で、佐々木典士さんが書いた『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』という本によって、注目度が高まりました。もともととにかく持ち物が多かった“汚部屋”住まいの佐々木さんが、モノを捨てまくりミニマリストになった経験と、そこから学んだことを綴った本。彼が編み出した<捨てる方法最終55リスト>を読むと、“モノを処分する”という思考が自然に身についてくる。また、ミニマムに暮らす人10人の部屋の写真とインタビューをまとめた『「何もない部屋」で暮らしたい』は、それぞれの“モノを捨てるきっかけ”や、実際ミニマリストになってどう感じているかなど、リアルな声を知ることができる。失恋、離婚、震災など、モノを捨てる引き金は人それぞれ。でもどの人にも共通するのは、「モノがないって幸せ」という価値観。捨てられない人が読めば、本当に人生が大転換するかも?このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。自分の性格に合った片づけテクをチェックしてみて。◇『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木典士 著¥1,000ワニブックス◇『「何もない部屋」で暮らしたい』ミニマルライフ研究会 著¥1,100宝島社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月05日米国『TIME』誌“2015年・世界で最も影響力のある100人”に選ばれた、片づけコンサルタント・こんまりこと近藤麻理恵さん。それがどんなにすごいことかといえば、もう一人選ばれた日本人が作家・村上春樹氏ということでもわかるはず。世界を魅了したのは、単なる「片づけ術」ではなく、人生までドラマティックに好転させるメソッドであること。しかもキーワードは“ときめき”という斬新さ。シンプルながら意識にまで訴えかける内容と成果で、「片づける」を意味する“kondoing”“konmaring”という単語までできたほど。そんな「こんまりメソッド」による片づけ術を3つ教えちゃいます!教えてくれたのは、日本ときめき片づけ協会代表理事の安藤 貢さんです。◆片づけはお祭りと同じ。「一気に、短期に、完璧に」が合言葉。「人生をときめかせる」ための片づけは、一気に完璧な状態を目指す。それがリバウンドを防ぐコツ。「ときめき空間」の心地よさを一度味わうと、散らかった状態に戻ろうとは二度と思わなくなる。そのためにも休暇をとって取り組むぐらいの勢いと本気度が欲しい。一生に一度の「片づけ祭り」をやり抜く覚悟でスタートして。◆「捨て」に迷ったらモノと対話して。役割を終えていたら感謝しつつ手放そう。ときめかないけど捨てられない…。迷ったときはモノと向き合い対話して。捨てられない原因は「過去への執着」か「未来への不安」。それさえわかれば、縁あって手元に来たものとの関係を消化できたことになる。本当の役割を終えたものには「ありがとう」と感謝して手放す決心を。この一つ一つの決断が「ときめき感度」を高めてくれる。◆ときめきは「Spark joy」。片づけは楽しいことだと体感したい。“ときめき”を英訳すると「Spark joy」。「片づけ祭り」も、ときめき探しと思えれば楽しい作業に。完了すれば、大好きなものだけに囲まれた新しい毎日がスタートする。自分の女子力も上がるし人生も変わる。散らかしグセに悩んでいた人ほどその変化は劇的。片づけは苦行でも義務でもない。自分がときめくための魔法だと体感したい。◇近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズは世界で300万部を突破。ニューヨーク・タイムズ紙のNo.1ベストセラーにも選出。「一度習えば二度と散らからない」独自のメソッドは世界中でブームとなっている◇あんどう・みつぐ2010年に近藤麻理恵さんのレッスンを受け、ときめき片づけに開眼。秘書兼片づけコンサルタントとして活動。日本ときめき片づけ協会発足時から、コンサルタント育成に関わる。日本ときめき片づけ協会 ※『anan』2015年12月9日号より。取材、文・岡崎弥生
2015年12月02日「anan」1982号12/2発売は「片づけ下手のための整理&お掃除術。」特集。今週の表紙撮影ストーリーを紹介します。やさしさを語ると、見えてくるもの。スタジオの真ん中に置かれたグランドピアノ。ジャケットに身を包んだ5人の紳士が、それぞれの立ち位置についた瞬間、スタジオの空気は一変します。その佇まいは、思わず息をのむような美しさ、ゾクゾクするような緊張感。まさしく、これぞSMAP!! と叫びたくなるような(本当に、そうなんです。)唯一無二のオーラ。今回、SMAPの皆さんにご登場いただいたグラビア企画は、「SMAP the GENTLEMAN 強く、やさしく、美しく」。タイトルに込めた想いは、the GENTLEMAN=紳士。そして、もう1つ“やさしい男たち”、の2つの意味。なぜなら、365日24時間、いつだって「国民的アイドル」としてSMAPでありつづけることは、私たちの想像を遥かに超える次元で、絶対的な温かさ、圧倒的な“やさしさ”に溢れていなければ、成し遂げられないこと。そんなふうに思うからです。けれど、本当にやさしい人は、「やさしさ」について自分から語ったりはしないもの。だからこそ、今回のインタビューでは思い切って、真正面から聞いてみました。「やさしさって、どんなものだと思いますか」。その問いに対する、メンバーそれぞれの言葉、そしてその5人の答えをつなげていくと見えてくるもの。それは、まさしく“SMAPそのもの”でした。ぜひお読みください。(K)
2015年12月01日あなたは職場やご近所に苦手な人はいませんか? いないと言う人は相当心が広いか、達観した人ですね。普通は誰にでもいる苦手な人。そこここにいる困った人。昔に比べて意地悪な人、攻撃的な人は増えてきたような気がします。現代社会のストレスがもたらすものか、SNSなどで攻撃しやすくなったからなのか。今回はその対処法について考えてみます。苦手な人を男女別に整理「嫌ならば、つきあわなければいいじゃないか」男性はすぐにそういうと思います。でもそんなに簡単にいかないのが女性の私たちです。人間関係に悩んでいるのは、男性よりも圧倒的に女性です。「いやな人は避けて通る」それができれば簡単ですが、そうもいかないのが女性を取り巻く社会。そうではありませんか? 職場がいっしょで、いつもお昼をいっしょに取らなくてはならない。マンションの同じ階に住んでいて、毎日のように顔を合わせる。などなど、無視していては、どんな報復に遭うかもしれない状況もあります。今回は少し男女別に整理してみましょう。 男性と女性では、日ごろのコミュニケーションの取り方や行動に違いがあります。男性はあまり周囲への気配り、配慮をせず、自分の目的を優先して単独行動します。ところが女性は、周りと共感しなくては落ち着かず、そのため周囲への気配り、配慮を大切に考え、単独行動を好みません。これはあくまでも傾向であり、そうでない人ももちろんいます。男女別に考えるというのは、ジェンダーバイヤースであり、嫌いな人もいるかもしれませんが、ザックリと分けてみるのも一つの手法と思ってお付き合いください。例えば、メール一つとっても、女性は「ハートマーク」を多用する人を見かけます。女性にとって「ハートマーク」は単なる可愛い装飾、相手への気配りですが、それを男性に送ると「僕のことが好きなのかな?」と誤解を生むこともあります。男性と女性のコミュニケーションのスタイルの違いには日ごろから気を付けた方が無難ですね。男性の場合「職場は戦場」職場の男性はとにかく、仕事のことを第一に考えています。同僚も上司も、自分の営業成績のことが何より優先です。職場の雰囲気が多少ギクシャクしてもビジネスに勝つことの方が大事。もしも職場に大切な恋人がいたとしても、彼女との約束は平気でキャンセルして、取引先との接待に行きます。男性は職場では完全に戦闘モードのスイッチが入っているからです。勝つためには、なにもかも犠牲にします。部下のあなたへの言葉がけが少し乱暴だったとしても、戦場なのですから、気が回らないだけで、あなたのことが嫌いなわけではない。自分だけが何か仲間外れにされているような気がするケースも、男性側に特に他意はない場合がほとんどです。女性のあなたが相手の気持ちを汲み取りすぎては徒労です。無駄です。男性は気が付かないだけなのです。対処法としては、疑問に思ったことは思い切ってズバッと聞いてみることです。男性の場合は言葉に出さないとわかりません。察することはできないのです。直接聞いてみて誤解を解く。それをしても後腐れがない、禍根を残さないのが男性です。単純なんですね。それが良いところでもあります。また男性の中には古い価値観で物を見る人もまだまだいて、女性を一段低く見たり、男に従ってあたりまえ、というような見方をする人もいます。あきれますが、なかなか根絶やしできません。そういう人は放っておきましょう。男性とは仕事以外のかかわりを持たないで済むことが多いので、放っておいても問題ないと思います。女性の場合「職場は友達の輪」ところが女性同士の場合はそう簡単ではありません。女性の中には、相手の顔色をうかがい、言ってもいないことまで表情から読み取り、察することが得意な人がけっこういます。おまけに裏表があり、陰口が好きな人まで。やっかいですね。そんな苦手な女性とどう接するか。まずその人間関係がどのくらい自分にとって大事なのかを考えます。趣味の仲間ならば、グループを変えてもらうとか、曜日を変えて、できるだけ会わないようにできませんか? 同じマンションの住人ならば、ゴミだしの時間を変えるとか、いろいろな手を考えてとにかく避けて通りましょう。それでも会ってしまったら、にっこりと微笑んであいさつすることをお忘れなく。職場ならば、仕事に差し障るといけませんね。女性は昼休みの人間関係を仕事にも持ち込む傾向があります。「お昼の誘いを一度断ったら毎回仲間外れにされるようになり、仕事でもいやなものばかりを回されて困っている」というような相談を受けることがあります。こうなったら、異動を待つしかないですね。相手が変わるか、自分が異動するか。大きな会社ならいいけれど、小さい会社なら辞めるようになるともったいない話です。それならば、仕事は仕事と割り切るしかありません。心のシャッターをガラガラガッシャーンと下して、仕事にだけ取組みます。ただし、笑顔で仕事にまい進します。友達は社外にたくさんいますよね? 会社は永遠ではありません。部署変えがあったり、人が入れ替わったり、すぐに何らかの変化があるものです。それを待ちましょう。女性に直談判するのは得策ではありません。余計にこじれる、陰口を言われるなど、状況が悪くなることも考えられます。友だちは社外に作る。おしゃべりは社外の人とする。職場は職場。友達づくりの場ではない、そう考えましょう。
2015年10月06日「ちゃんとおもちゃを片づけなさい!」「洋服は脱ぎっぱなしにしないの!」と毎日のように怒ってはイライラしているママたち。片づけが自分でできる子に育ってほしいという思いとは裏腹に、家の中は散らかっていくばかり…。そんなママたちの悩みを解決してくれるヒントが、幸せ住空間セラピストとして知られる古堅純子さんの書籍「 片づけられる子どもの育て方 」に載っていました。まずはママの意識を変えることからそもそも片づけとはどんな目的のために行うものなのか考えてほしいと話す古堅さん。「細々したものはとりあえず引き出しに入れる」「もう使い終わったけど、あとでかたずけよう」。ついついやってしまいがちなこの習慣を見直し、まずはママが子どもの前でしっかり片付ける姿を見せてあげることが大切。「食べ終わったお皿はテーブルの上に置きっぱなし」「洗濯のあと、洗濯物は取り込みっぱなし」…。ママがこれでは、子どもは「どうして自分だけ片づけなくてはいけないの?」と不思議に思うのも当然です。「片付けなさい!」と怒る前に、ちゃんと見本を見せてあげることが“片付けられる子どもを育てる”第一歩です。子ども部屋が片付かない理由はここにあった!?溜まりにたまったおもちゃにはじまり、学校の教科書にプリント…。大きくなればなるほど子どもの荷物はたくさん。兄妹がいればその悩みは倍増します。子ども部屋を片づける上でポイントとなるのは「部屋の使用目的を明確にすること」。自分の部屋に兄妹のおもちゃや荷物が散乱としているのにも関わらず、「勉強しやすいように部屋を片付けなさい」と言っても片付くはずがありません。まずは、家の中全体を見回して、この部屋は勉強部屋、この部屋は遊ぶ部屋、といったように、目的を決めてあげることが大切です。そして、一番気を付けなければいけないのは、子どもは「片づけ方を知らないのに片づけられるはずがない」ということ。使用頻度や目的に合わせて、しまう場所を教えてあげなければいけません。「夏休みになったら子ども部屋は物でいっぱい…!」なんてことになる前に、親子で一緒に片付けをしてみては?参考書籍: 片づけられる子どもの育て方(小学館) 書籍プレゼントはこちらから
2015年07月19日※【前編】は コチラ から「片づけなさ~い!」というセリフ、子どもに言いがちな言葉の1つかもしれませんね。実際私も未だに口に出すことがあります。実は言っておきながら、ちょっと後ろめたくなる言葉。なぜなら自分が片づけられない人だったからです。「片づけている」つもりでも客観的に見れば詰め込んでいるだけだったり、端に寄せているだけだったり、探し物は多いし、すぐ散らかってしまう。そんな状態でした。ある意味、片付けができなくても自分も困らず機嫌よく、他の人も迷惑を被っていなければ問題ないかもしれません。私の場合は「片付けができない」ことが大きな問題だったのでなおしました。変えるのは大変でしたし、いまだ発展途上です。大げさかもしれないですが、「片づける力」は、人生を豊かにする基本的な能力が詰まっていると考えています。にもかかわらず、多くの人はどうして必要なのかも、具体的な方法などを習うこともなかったのではないでしょうか?私と同じような片付けが苦手でなおしたいと思っているママは、子どもには苦労させたくないと日々あの手この手で頑張っていると思います。そこで「そもそも片づけるとは」ということから、「親子で考えるお片づけ」について考えたいと思います。■人生を豊かにする「片づけ力」のポイント3つその昔、ものや情報がこんなに溢れていなかった頃は、片付けられないことがそれほど問題にならなかったかもしれません。でも今の日本はものも情報も溢れかえっていて、入ってくるばかり。自分で取捨選択できる片づける力を身につけることは、人生をより豊かにします。片づけるという事について3つの視点で考えてみましょう。1.片付けで磨ける力5つ1)考える力自分にとって好きなものや大事なもの・欲しいものが何か、反対に必要でないものは何かを考える力が養われます。これは自分という個性を知るのにも役立ちますよね。2)選ぶ力好きや必要・大事を考えたら、それを選び取ります。人生は選択の連続ですから、小さなことから慣れておくと良さそうです。3)工夫する力スペースに入りきらない時、どうしたら収めることができるか自分で工夫する力が付きます。さらにはスペースを増やしてくれるように交渉する、なんてこともできるようになるかもしれませんね。4)大切にする気持ち自分で考えて選んだものたちですから、愛着を持って大切にしようという気持ちが生まれやすくなります。5)責任感の芽生え自分のものを片づけるという繰り返しで、責任感も身につきます。ざっと上げただけでも、片付けにはこんなに良い点があります。どれも子どもはもちろん、大人になっても役立つものばかり。ではどうしたら身につくのでしょうか。2.どうしたら身につくのか日々積み重ねるのみ! というと乱暴になりますが、自分の身をもって、また子どもやクライアントの話を伺っていてそう感じています。その「日々」を楽にするために、ものの量を減らしたり、収納をどうするか、動線はどうかが重要になります。3.まず自分を振り返る親子で考えるお片づけに入る前に、とりあげたいことがあります。それは「私は片づけているかしら?」ということ。「片づけなさい」といったママが使ったままにしていることないですか。子どもはとってもよく見ています。私も「ママも出しっぱなし~」と主人や長男に何度言われたことか。自分はどうかを考えてみると、「片づけなさい」も違う言い方にできそうです。例えば「ママも頑張っているから片づけてくれたら嬉しいな」とか「おもちゃもお家に帰れたら嬉しいって」などですね。次回は「親子で考える、お片づけ」についてお伝えしたいと思います。
2014年07月30日「片づけなさい!」というセリフ、子どもに言いがちな言葉の1つかもしれません。でも言っておきながら、実はちょっと後ろめたくなる…というあなたは私と同じ片付けが苦手なタイプかもしれませんね。「片づけている」つもりでも客観的に見ればただ詰め込んでいるだけだったり、端に寄せているだけだったり、どこにあるかわからなくて探すことが多かったり、すぐ散らかってしまったり…ぎくっと思った方も多いのでは?それを改善しようとしているからこそ子どもの片づけが気になってしまうことがあるのです。もしかしたら、例え片づけが出来なくても自分も困らず機嫌よく、他の人も迷惑を被っていなければ問題ないかもしれません。ただ大げさかもしれないですが、「片づける力」は、人生を豊かにする基本的な能力が詰まっていると考えています。にも関わらず、多くの人は「片づけ」がどうして必要なのか、具体的にどうしたらいいのかなどを習うこともなかったのではないでしょうか?私と同じように片づけが苦手で直したいと思っているママは、子どもには苦労させたくないと日々あの手この手で頑張っていると思います。そこで「そもそも片づけるとは」ということから、「親子で考えるお片づけ」について考えたいと思います。■そもそも「片づけ」とは?その昔、ものや情報がこんなに溢れていなかった頃は、片付けられないことがそれほど問題にならなかったかもしれません。でも今の日本はものも情報も溢れかえっていて入ってくるばかり。自分で取捨選択できる片づけ力を身につけることは、人生をより豊かにします。片づけるという事について3つの視点で考えてみましょう。1、片付けで磨ける5つの力を知る1)考える力自分にとって好きなものや大事なもの・欲しいものが何か、反対に必要でないものは何かを考える力が養われます。これは自分という個性を知るのにも役立ちますよね。2)選ぶ力好みや必要・大切を考えたら、それを選び取ります。人生は選択の連続ですから、片付けを通して慣れておくと良いですね。3)工夫する力収納スペースに入りきらない時、どうしたら収めることが出来るのか、自分で工夫する力が身に付きます。さらにはスペースを増やしてくれるように交渉する、なんてことも出来るようになるかもしれませんね。4)守る力自分で考えて選んだものたちですから、愛着を持って大切にしようという気持ちが生まれやすくなります。それは守る力に繋がります。 5)責任力自分のものを片づけるという繰り返しで、責任感が身につきます。ざっと上げただけでも、片付けにはこんなに良い点があります。どれも子どもはもちろん、大人になっても生きていく中で役立つものばかりですね。2、日々、積み重ねていくことが大切1で上げたような力をつけながら片付けるというのは、どうしたら身につくのでしょうか。日々、積み重ねるのみ! というと乱暴になりますが、自分の子どもを通した経験でそう実感しました。その「日々」を簡単に楽しくするために、物の量を減らしたり、お気に入りの物を厳選したり、収納をどうするか、動線はどうかを考えていくのです。試してみながら改善していきましょう。その繰り返しが1で上げた力の基礎を養ってくれます。3、子どもの前にまず自分を振り返る多くの方は、子どもにどうやって片づけさせるかを考えがちですが、まず考えてほしいのは自分のことです。「私は片づけているかしら?」と自分に聞いてみましょう。「片づけなさい」といったママが使ったまま放置していることはないですか? 子どもはとてもよく見ています。自分はどうかを考えてみると、「片づけなさい」も違う言い方にできそうです。例えば「ママも頑張っているから片づけてしてくれたら嬉しいな」とか「こういう風にしまってみたけど、どう?」、「おもちゃもお家に帰れて嬉しいって言ってるね」など。子どもとうまくコミュニケーションとりながらお片づけできそうですよね。 後編 では「親子で考える、お片づけ」についてお伝えしたいと思います。
2014年06月28日仕事から疲れて帰ってきたのに、部屋は散らかっていてくつろぐこともできない。それでは疲れもとれませんよね。片づけてすっきりした部屋で暮らしたいと思うのに、どうすればいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。片づけコンサルタント近藤麻理恵さん(通称こんまりさん)ベストセラー『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)で知られる片づけコンサルタント近藤麻理恵さん(通称こんまりさん)が提唱する片づけを実行すれば、二度と部屋が散らかることはないそう。つまり、リバウンドしない片づけ法。まるで夢のようですよね。それだけではなく、もっと大きな変化が自分に起きるのだというのですから、まさにそれは「片づけの魔法」。ぜひその方法を覚えて、試してみては?実際に片づけをするとなると、誰もが考えがちなのが、「どこから片づければいいの?」ということ。けれどもそれでは絶対失敗するとこんまりさんは言います。場所別ではなく、モノ別に片づけていくこと。そしてまず片づけるのはお洋服。これがこんまりさんの片づけ法の基本です。そのために、最初に家中のお洋服を一カ所に集めます。お洋服を入れるべきクローゼットに何か入っていても気にせず、とにかくお洋服を一カ所に集めることに集中します。全てのお洋服を集めるのですから、一度は部屋が散らかってしまいます。けれども「片づけは祭りなので、片づけの最中はとっちらかるんです」と、こんまりさんは気にもとめません。もう二度と片づけをしなくていいお部屋にするための片づけ法なので、「覚悟」と「気合い」が必要なのだそう。お洋服を集め、積み上げ、見る。どれだけ自分が洋服を持っていたか、その現実に向き合うことが大切なのだとか。そして、残すものを選んでいきます。そのときは、「ときめくモノ」だけを残すことがポイント。「ときめく」といきなり言われてもよくわからない気もしますが、それはやっていない人の感想だそうで、実際にやると体が反応するのだとか。そのためのコツは、「必ずモノを触ること」。ときめくモノは持ったときに嬉しい感じがするからわかるというのですから、これは試してみるしかありませんね。お洋服、本、書類、小物、思い出品の順に、その作業を繰り返していきますが、大切なのはそれぞれ一度必ず家中にあるモノを一カ所に集めること。いつの間にかたくさんになってしまっているコスメやメイク道具も、一度全て集め、ひとつずつ触っていけば、ときめくモノがわかり、残すモノが明らかになるのだそう。それでも迷ってしまうものがある気がします。例えば、可愛いピンク色のマニキュアだけれど、ちょっと自分には似合わないと思って置いてあったモノなど。そういう場合は、可愛くて買った瞬間にときめいたのだから、ときめかせてくれてありがとう、と思って処分してしまいます。「モノの本当の役割を考えると、本当のお役目が終わっているモノは意外と多い」というこんまりさんの言葉は確かな気がします。人からもらったモノでも、もらったときにときめかせてくれた時点で、そのモノの本当のお役目は終わっているのかもしれません。そう考えると、お役目が終わっているものが、あなたのお部屋にもたくさんありませんか。そのようにときめくお洋服だけを残せれば、それを正しく畳んで、クローゼットなどに仮置きしておきます。そこで週末の休みが終われば、翌週に本、書類、その次に小物と順番に片づけを進めていけばいいそう。ひとつのモノは全部を一気に片づけなければいけませんが、モノ別に少しずつ取り組んでいくのなら、順番にやっていけそうですね。残すモノが決まったら、収納する場所に納めるだけ。ときめくモノだけを選んでいくと、ほとんどの場合、もともとあった収納で納まってしまうそうだから、お部屋がすっきりするのも当然。公式モバイルサイト「こんまり片づけレッスン」の掲示板に投稿されたユーザーの方のお部屋この片づけ方法のよいところは、一度片づけると、ときめきの感度が冴えてくるので、その後もモノが増えないこと。衝動買いや無駄買いも激減し、ときめくかどうかという判断で買うだけで、モノが増えすぎることはないそうです。そして、キレイなお家で暮らし続けていくと、ときめき感度は研ぎすまされていくそうだから、一度覚悟を決めて頑張れば、その後のキレイな部屋は約束されたも同然というわけです。実際に、片づけた方のほぼ100%がもっと早く片づけをすればよかったと口にしているそうなので、今すぐにでもやったほうが絶対よさそう! そして部屋が片づけば、そのキレイな部屋で暮らすことで、自分に自信が持てるように変われるというのだから、生活はもちろん人生までも変わるのです。それだけ大きな影響を及ぼす片づけ、まずはこの週末にお洋服から手をつけてみてはいかが?【もっと詳しく知りたい方…】 こんまり片づけレッスン(公式モバイルサイト) こんまりさんに質問することができる「こんまりQ&A」や、モノ別に片づけのコツを教える「モノ別片づけレッスン」、自分の片づけ状況を報告し合う「みんなの片づけ報告掲示板」などコンテンツが盛りだくさん!モバイルサイト限定のQ&A回答動画や片づけ動画も配信中!■10/31まで! Woman.exciteからの入会で抽選10名様にこんまりさんの直筆サイン入り『人生がときめく片づけの魔法』1・2巻をセットでプレゼント!(※プレゼントの発送はモバイルサイト「こんまり片づけレッスン」事務局から行います。) ・さっそくチェック! 【プロフィール】片づけコンサルタント 近藤 麻理恵(こんまり)床が見えないごちゃごちゃ部屋もホテルのスイートルームのように劇的に変える、片づけのプロとして活躍。幼稚園年長からESSEやオレンジページ等の主婦雑誌を愛読。小学校で就いた係は「整理整頓係」。中学3年でベストセラー『「捨てる!」技術』(辰巳渚著)を読んで開眼、本格的に片づけ研究を始める。大学2年のとき、片づけコンサルティング業務を開始し、「こんまり流ときめき整理収納法」を編み出す。「一度習えば二度と散らからない」ことが評判になり、口コミだけで顧客を広げる。 公式サイト 著書:『人生がときめく片づけの魔法』『人生がときめく片づけの魔法2』(サンマーク出版)
2013年10月11日子どものころはカブトムシなんて好きだったのに、大人になったら気持ち悪くて触れない。そんなことありませんか? 「虫」が苦手だという人はどのくらいの率でいるのでしょう。マイナビニュース会員1,000人に聞いてみました。調査期間:2012/6/27~2012/6/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■あなたは虫が苦手ですか?はい63.1%いいえ36.9%虫が苦手な人は約63%。かなりの高率でみんな虫が嫌いです。ではどんな虫が苦手かを聞いてみました。■「虫が苦手」と答えた人に質問です。どんな虫が苦手ですか?(複数回答可)第1位ゴキブリ84.5%第2位ムカデ65.3%第3位クモ53.2%第4位カメムシ51.7%第5位ハエ45.0%第6位蚊43.0%第7位アブラムシ35.7%第8位カナブン35.2%第9位カマドウマ30.7%第10位カマキリ29.2%第11位チョウ22.0%第12位アリ20.1%第13位クワガタムシ19.8%第14位カブトムシ19.6%第15位テントウ虫15.7%第16位虫全般40.4%第17位そのほか6.5%第1位~第5位までは納得の結果ですね(笑)。特にゴキブリは約85%の人が苦手というダントツの得票(好きだという人もいないでしょうが)。「虫全般」が嫌いだという人も約40%います。嫌われてますね~。■虫が苦手な理由を聞いてみました。回答をご紹介します。●フシが!裏側のフシが気持ち悪い。(福岡県/男性/25歳)わかりますねえ。むいむい動いている節がもう!●動きがわからない動きが予測できないところと、たくさん集まって気持ち悪いところ。(神奈川県/女性/27歳)動きが予測できないので嫌だ、という人はほかにもたくさんいました(笑)。●彼氏の出番気持ち悪い。触れない。もし家の中で出たら、絶対彼氏に処理してもらう。(大阪府/女性/24歳)このアンケートによれば、男性でも相当数「虫が嫌だ」という人がいるんです。男性の約51%は虫が苦手という結果です。彼女に期待される彼氏もツライですね。●見れば見るほど観察すればするほど、体の構造が気持ち悪い。動きが気持ち悪い。不潔なイメージ。(東京都/女性/30歳)「とにかく気持ちが悪い」という回答ばかりでした。プラス不潔となるとこれはもう嫌わざるを得ません。●気分が悪くなる蚊やセミ、ムカデ等、人に危害や苦痛を与えるものことに腹が立つ。また、羽や胴体の模様を見ていると、気分が悪くなってくるから。(滋賀県/女性/27歳)模様がイヤだという意見も目立ちました。中には顔のアップがイヤだという人も。●殺意しかわかないだって気持ち悪いじゃないですか…特に足が多かったり逆になかったりするのは……。6~8本の虫でもかっこいいもの(ex.カブトムシ、クワガタ)、きれいなもの(ex.チョウ)を除けば殺意しかわきません。(大阪府/女性/27歳)上の結果でもありますが、人気の昆虫、カブトムシやクワガタムシですら約20%の人が苦手なのです。●虫の一部になる!?自分の周囲を虫が飛行しているのを見て、自分が虫の一部であるかのような感覚に襲われるから。(神奈川県/男性/22歳)ちょっと不思議なご意見です。虫の一部になってしまうような感覚ってどんな感じなんでしょうか。■「虫が苦手」と答えた人に質問です。いつごろから虫が苦手ですか?幼稚園のころから40.1%小学生のころから25.8%中学生のころから18.7%高校生のころから7.1%大学生のころから3.5%社会人になってから4.8%子どものころは大丈夫なのに、年齢を重ねるに従ってどんどん虫が嫌いになる人が増えていることがわかります。●昔は大丈夫だったのに……子供のころは大丈夫だったが、今はダメになってしまった。自然とそうなったと思う。(神奈川県/男性/30歳)かなりの人が虫が嫌いだということがわかりました。あなたは虫が苦手じゃありませんか?(高橋モータース@dcp)
2012年10月27日