夫婦は“妻が強い方がうまくいく”とよく言われていますよね。しかし、それはすべて2人の間に信頼関係があってこそ。その信頼を裏切り夫を怒らせてしまう妻の行動は、夫婦関係にも大きな亀裂が入ってしまいます。それはどのような行動なのでしょうか。1.夫の携帯を勝手に見る『夫の様子がおかしい…』、『浮気しているんじゃないか…』そんなことを考えて夫の携帯を見てしまうのは、完全に夫を信頼していないことに繋がります。たとえいつもと様子が違うと感じても、携帯を見るということは決してしてはいけません。夫婦の間でも、相手のプライベートには踏み込まないようにしましょう。どうしても気になる場合には、「最近、なんかあった?」、「仕事忙しいの?」など、最近の夫の様子が気になっていることを正直に話してみましょう。2.夫の私物を勝手に捨てる夫の趣味や大切にしている物を勝手に片付けたり処分したり、手を付けるようなことは良くありません。例えその物が邪魔だったとしてもです。妻にとっては大した物ではないかもしれませんが、夫にとっては仕事の合間の楽しみにしている唯一のことかもしれません。それを否定するような行動は、夫に「ただ仕事をしていればいいという事か!」と怒られてしまう原因となってしまいますよね。どうしても家計が厳しく諦めて欲しいときには、実力行使する前にしっかりと話し合いをすることをオススメします。3.夫のことを後回しにする夫と子ども、どうしても子どもを優先してしまいがちですよね。しかし、それも度が過ぎてしまうと夫は傷つき、夫婦の関係もギクシャクしてしまいます。子育てや家事で忙しく大変なのはわかりますが、夫を邪険にしすぎるようなことはしないよう、常日頃から心がけるようにしましょう。『子どもが優先だけど、あなたのことも考えているよ』というスタンスを貫いていれば、それは必ず夫にも伝わります。「疲れているんだから寝かせて!」と夫の話も聞かずにさっさと寝てしまっては、彼は孤独感でいっぱいになってしまいますよ。深い信頼関係を築くためにはたくさんの時間がかかりますが、その信頼関係を壊すのは一瞬。いつまでも恋人気分の仲良しこよしではいられませんが、夫婦には夫婦なりの時間の過ごし方があるのではないでしょうか。お互いに相手を思いやる気持ちが、夫婦関係をより良くしていってくれるはずです。Written by みっこ
2017年10月13日以前、産婦人科の先生に“産後うつ”について取材にした時のこと。「産後うつは、ママだけでなく、パパもなるんですよ」と言われ、衝撃を受けました。「出産をしていないパパが、なぜうつになるの?」と疑問がいっぱいでした。なぜパパが“産後うつ”になるのでしょう?「広尾レディース」院長で医学博士の宗田 聡先生によると、“産後うつ”は“うつ”と同じで、男女問わず几帳面な性格・真面目な人がなりやすいです。産後の定義が、産後1年のため、“産後うつ”とされてしまいますが、ママはもちろん、パパにも十分になる可能性があるといいます。約10人に1人がなると言われる“産後うつ”。パパもなる可能性が「“産後うつ”は、約10人に1人がなる可能性があると言われています。ママはもちろん、パパも同じ割合でなる可能性があります。国立成育医療研究センターの2016年の調査によると、産後の父親の約17%に産後うつのリスクがありました。初めての育児や慣れないお世話が大変なのは、パパも同じです。最近はイクメンも増えてきて、育児するパパが普通になってきました。そんな中で『きちんと育児をしなくては』『決めた通りにちゃんとしないと』とストレスを感じてしてしまい、“うつ”になってしまうことがあります」“うつ”になる原因は2つ。もともともっている真面目・几帳面といった性格的要因に加えて、「弱音を吐けない」「自分1人でうまくやらなければ」など、周りからのサポートがない状況で、1人で育児をしているように感じる環境要因が混ざり合って、“うつ”になってしまうのだとか。「『うちのパパは大雑把だから大丈夫』『近くに実家もあるし安心だよね』と思わず、どちらかの要因だけでも“うつ”になることもあるので注意しましょう。以下に“うつ”でないかをチェックする項目を挙げました。子育て中なら夫婦でチェックしてみて、お互いにどんな状況で育児をしているか、よく話し合い、共有しておくと安心ですよ」産後うつを簡単チェック! こんな症状ありませんか?□眠れない□やる気がおきない□疲れやすい□ちょっとしたことで涙が出る□イライラする□情緒不安定になる□いろいろなことに興味がもてない□赤ちゃんがかわいく思えない「これらの症状が1つでもあるようなら、定期検診の際に産婦人科医や助産師さんに相談したり、区や市の保健師さんに相談してみると良いでしょう」「出産したママだけのもの」「ホルモンの乱れが原因」と勘違いしていた“産後うつ”。イクメン全盛期とはいえ、パパも初めての育児に不安に思ったり、孤独を感じたりするのは普通のことだと思います。1人で育児を抱え込まないで、友人や周りの人に相談することも大切な息抜きになります。無理をせずに夫婦でお互いに気遣いながら、楽しく子育てをしていきたいものです。取材協力/・宗田聡(そうださとし)医師:医学博士・産婦人科医。著書に「EPDS活用ガイド」(南山堂刊、2017年10月発行予定)「これからはじめる周産期メンタルヘルス-産後うつかな-と思ったら-宗田-聡」「これからはじまる周産期メンタルヘルス」(南山堂刊 )など・広尾レディース<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年10月12日どんなに大恋愛をしたカップルでも、一生を添い遂げようと頑張っていても、結婚をして家族になるとやってくるものがあります。それが、倦怠期です。新婚当初は「夫婦になっても、いつまでもラブラブでいようね」なんて甘い言葉を掛け合っていた二人も、気がつけば今日一日の会話が何分あったか? 目を合わせて会話したかな? なんて考えなければいけないほど……。結婚は日常を二人で過ごすことになるため、嫌でも倦怠期はやってきます。そう、どんなに仲の良い夫婦でも陥ってしまうものなのです。じゃあ、心配する必要もないから、倦怠期が過ぎるのを待てばいいの? と思うかもしれませんが、それは甘い話です!最も大切なことは、ふたりで乗り越えていくこと。それによって、今までの夫婦とはワンランクアップした関係を築くことができるようになります。夫婦が倦怠期になる原因そもそも倦怠期に陥ってしまう原因…。もちろん、十人十色。夫婦の数だけ原因はありますが、多くの夫婦は3つのことが減ってしまうために起こっています。その3つとは、どんなものがあるのでしょうか。■夫婦が倦怠期になる原因1:会話が減る夫婦と言っても、戸籍上の家族であって血のつながりのない他人同士。そのため、大切なことは会話(コミュニケーション)です。結婚当初は、他愛もない会話も楽しんでいたことと思います。しかし、ある程度時期が来ると「こう言っても、どうせまともに返してくれない」「喧嘩になるくらいなら、言わないでおいた方が楽だわ」「言ったところで「どっちでもいい」とか、考えてもくれないんだから」このように、相手の返事の予測変換ができてしまうため、会話をしなくても完結してしまうことが増えてきます。毎日生活しているからこそ、もめたくないということもあります。しかし、その「相手を分かっている」ことが倦怠期に突入させる原因になっているのです。■夫婦が倦怠期になる原因2:非日常が減る結婚と恋愛の大きな違いは、日常か非日常か、です。恋愛はもちろん非日常のため、デートはもちろんのこと、彼との会話や電話もワクワクする出来事になります。しかし、結婚して夫婦になったらどうでしょう。それぞれの日常の中に入り込んでしまうため、存在が当たり前になってしまいます。さて、ここで思い出してみてください。あなたは実家の家族といるときと、夫婦でいるとき……違いはありますか?家族のようにダラダラした姿も見せ、結婚前では考えられない言動もOKになっているのではないでしょうか。もちろん、これがダメと言うわけではありません。いつでもピリピリしていては、体が持たないですよね。ただ、その中に非日常がないことが倦怠期の原因になっています。■夫婦が倦怠期になる原因3:スキンシップが減るスキンシップは、夫婦にとって欠かせないものです。結婚当初は、当たり前のようにスキンシップがあったのに、出産してから産後クライシスになり……と言う夫婦も少なくありません。しかし、体を重ねるだけではなく、触れ合う行為は二人の関係を続けるうえで欠かせないものです。女性が大切な人に触れることを拒絶された場合、当然ショックを受けるかと思います。これは男性も同じこと。大切な妻とのスキンシップを拒まれれば、なかなかそれ以上のスキンシップを求めることができなくなります。倦怠期は流すのではなく乗り越える!倦怠期を放っておくと、最悪の場合離婚になるケースもあります。よく言う「夫婦のすれ違い」と言うものの多くは、この倦怠期からきていると言っても過言ではありません。そこで重要なことは、倦怠期かなーしょうがないかーと流してしまうのではなく、「今が関係を見直すいいチャンス」と考えることで、倦怠期も良い方向に進みます。では、その乗り越え方とはどんなものがあるのでしょうか。■倦怠期の乗り越え方1:「ありがとう」「ごめんね」は過剰なまでに伝える友人夫婦の倦怠期の相談を受けていたことがあります。彼女たちは、とにかく会話が事務的になっており、一緒にいる時間もとても少なかったのです。そこでコミュニケーションの第一歩として「ありがとう」「ごめんね」作戦を打ち出しました。難しいことはなくて、どんな些細なことでも「ありがとう」「ごめん」を伝えるというもの。すると、ふたりの関係が改善されていきました。ポイントは、会話を多くするのではなくコミュニケーションをしっかりとること。そしてコミュニケーションには、お互いの心の温度を感じあうことです。それができる魔法の言葉が「ありがとう」であり「ごめんね」なのです。■倦怠期の乗り越え方2:距離感を知る倦怠期になったときこそ、ふたりにとって心地よい距離感を見つけてみましょう。いつまでもベタベタし過ぎても、いい関係ではなくなってしまいます。だからこそ、手をつなぐ関係が良いのか寝るときも抱き合っていたいのか……二人にとっての良い距離感を見つけてみて。そのためにもスキンシップはできるだけとるようにしてください。とは言っても、いきなりは難しい場合、仕事服を着た彼の身だしなみを整えるとか、ケガした部分に絆創膏を貼るといった些細なところからで大丈夫です。ふたりが微笑み合えるポイントを見つけたらしめたものですよ!夫婦にとっての倦怠期は、ふたりの夫婦のカタチを作るために欠かせないものだと思っています。だからこそ、「そんな時期だから」と終わらせるのではなく、自分たちの夫婦像を見つけていってくださいね!
2017年08月04日出産後、女性のライフスタイルは大きく変化します。ホルモンバランスの乱れにより、気持ちの浮き沈みが大きくなりやすいだけではなく、寝たいときに眠れない、休憩したい時にできない、やりたいことが思い通りにできない…など多くの我慢を強いられます。しかし、夫である男性は子供が産まれても身体的変化はなく、父親としての自覚が芽生えるのは、女性より時間がかかる傾向があるようです。そのため、帰宅も遅く、休日の趣味も相変わらず…などの出産前と変わらない行動で、妻との溝が広がってしまう場合も少なくありません。このような夫婦間に起こる産後クライシス、それが最悪の場合は、離婚につながるケースもあります。夫の育児参加と、妻の不満最近では、社会環境の変化から男性の意識もすこしずつ変化し、育休を使う男性や、イクメンなんて言葉も定着しつつあります。では、産後クライシスなんて一部だけじゃないの? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。アンケート調査から、こんな結果がでました。Q. 夫からのサポートがあったか?「サポートがあった」……63%「サポートがなかった」……35%「その他」……2%半数以上の妻が「夫からのサポートがあった」と答えています。共働き夫婦が増えている昨今、夫となる男性も前向きにサポートしていると感じます。しかし、それと同時にこんな回答も。Q. 夫は頼りになりましたか?「なった」……21%「ならなかった」……77%「その他」……2%このように、サポートしてくれることに感謝しつつも、頼りにならないと不満を感じている妻が7割以上と言う結果になりました。「子供の夜泣きも、知らんぷりで寝ていた」「理解しているけれど、行動がそれに伴っていない」「育児を手伝うという感覚」このように、妻にとって夫の育児参加は「お手伝い程度」とし感じている人が多いようです。そのため、妻側に不満が溜まってしまうのではないでしょうか。夫婦の危機は夫の知らぬ間にやってくるさて、様々な理由で出産後、夫に対してイライラや不満にを溜めがちな妻。その妻が考える夫婦の危機とは具体的にどのような理由があるのでしょうか。Q. 夫婦の危機はありましたか?「あった」……42%「なかった」……56%「その他」……2%「何度も何度も注意していることが、いつまで経っても改善されず、自分は大切にされてないんだと思った」「ワンオペ育児なので、離婚しても同じなのでは? と思った」「疲れとストレスで、不機嫌が続いた」必死に変化に対応しようとしている妻に対して、夫は変化しない(または変化が遅い)という苛立ち。そんな苛立ちを妻が言葉に出したり態度でしめすことで、関係がギクシャクしてしまうのです。産後、夫婦関係が悪化することは、珍しいことではありません。でも、少しだけ考えてみてほしいんです。夫側の立場に立てば「分からないことが多すぎる」のです。急な女性の変化についていけず、何をして良いのか分からず、いつも不機嫌な妻に文句を言われている…。そうなんです、言われなくてもやってよ! と思いがちな女性ですが、やはり言わなければ伝わりません。お願いしたいことは、きちんと言葉に出して具体的にお願いしましょう。協力は二人だけでするものではない夫婦なんだから、お互いを知って、補い合って、助け合う。そんな姿勢はとても大切です。とは言っても、家庭のことは、夫婦ふたりだけで協力し合わなければいけないのか?いえ、そんなことはありません。両親や各自治体のサポート、家事代行やシッターさんなどにヘルプをお願いすることで親が少し余裕をもつことが、結局子供のためにもなるのではないでしょうか。子供のことは、家庭内で抱え込みがちです。それは、家族を愛しているからこそ、自分たちでどうにかしなければと思うのかもしれません。でも、一番大切なことは家族が笑顔でいること。そのために、何が必要が考えること。また、「相手はどう思ってるのかな?」と相手の立場で考えるという姿勢は、お互い忘れてはいけないと思います。「産後の育児サポート」に関するアンケートアンケート回答数:124件 キッズライン総研調べ (ベビーシッターサービス・キッズライン)
2017年07月21日亜耶バネッサの産後ダイエットトータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサは、妊娠を機に25kgの激太り。産後8ヶ月ぐらいは全く痩せなかったという彼女を変えたのは、週一回のストレッチとキックボクシングだった。姉である美希レベッカのストレッチで身体をほぐし、伊原ジムのキックボクシングで、動きをつけながら、さらに身体を伸ばしたという。さらに、SSS渋谷店のスーパートレーナー越前によるストレッチを受け、身体が柔らかく使えるようになったことで、どんどん痩せ始めたと、自身のオフィシャルブログに綴っている。亜耶バネッサ オフィシャルブログには、激太りをした産後2ヶ月頃の写真と、本来の自分を取り戻したという、現在の写真がアップされている。衝撃のBefore & Afterを、その目でチェックしてみてはいかがだろうか。亜耶バネッサとはトータルビューティーアドバイザーとして活躍している亜耶バネッサは、兵庫県神戸市出身。空手ジュニア全国・世界大会チャンピオン、女優、モデルなど異色の経歴を持つ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、Be-STAFF Makeup Universalにてヘアメイクの技術を取得。現在は、メイク、ヘアスタイル、姿勢、メイクカラーをトータルでサポートするビューティーアドバイザーとして活動している。(画像は亜耶バネッサ オフィシャルホームページより)【参考】※亜耶バネッサ オフィシャルブログ※亜耶バネッサ オフィシャルホームページ
2017年05月31日産後になると肌トラブルが多いだけでなく、便秘に悩む人が多いとされています。肌トラブルと便秘はどのような関係があるのかについて解説していきます。産後の肌トラブルは便秘が原因?妊娠と出産により、女性の体が変化します。それにともなって、さまざまな肌トラブルが起きて、ニキビや吹き出物や肌荒れなどといった皮膚症状などが現れるとされています。妊娠と出産により肌トラブルが起こっているともいえますが、肌トラブルに悩む女性の多くに、便秘体質がみられるといわれています。便秘にも悩んでいる女性は、便秘から肌トラブルがきている可能性もあると考えられます。摂取した食べ物から、体にとって必要な栄養を吸収した後、残った食べ物のカスは便として腸を通って肛門から排出されます。しかし、スムーズに便が排出されない状態を「便秘」といいます。文字どおり、便秘は常に体の中にたまった状態であり、排便できないということは、食べ物のカスが体内にたまり続けることを意味し、悪玉菌のエサも増えるとされています。悪玉菌のエサが増えると、悪玉菌が増殖し、その影響でガスや有害物質などが発生します。発生されたガスと有害物質は血液に吸収され、肌から外に排出されます。肌がこれらの働きをすると、肌本来の新陳代謝の働きまでできにくくなり、肌トラブルが起きるとされているのです。肌トラブルが便秘からくると仮定すれば、便秘を解消することで、肌トラブルの改善に期待が持てるでしょう。もし、便秘が解消しても肌トラブルが持続してしまう場合、皮膚科を受診するようにしましょう。便秘を診てもらう場合は消化器科となっていますが、付近にない場合は内科でも診てもらうことも可能です。便秘以外で肌トラブルの原因となること出産後、女性は母親として赤ちゃんの育児に集中しています。赤ちゃんは非常にデリケートなうえ、なにかが起きる前に、常に傍にいる必要があります。そのため、満足な睡眠時間が得られず、結果的に肌トラブルを引き起こす原因となっていると考えられています。このように、便秘以外に産後の肌トラブルの考えられる原因をあげて解説していきます。ホルモンバランスの乱れ女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは出産後に減少します。エストロゲンは女性らしい体を作り、美肌を作り、さらに活性酸素を抑制するという働きを持ちます、エストロゲンが減少すると、エストロゲンの機能が低下し、シミや肌のたるみにつながります。ちなみに、プロゲステロンという女性ホルモンがありますが、こちらは妊娠をサポートする働きを持ちます。睡眠不足や疲労・ストレス出産後、母親は赤ちゃんのために、どのようにして育児をしていくのかという知識を得ることも求められます。その影響で、身体だけでなく脳にも疲労をおよぼし、精神的な疲労も蓄積されます。脳の疲労は睡眠によって回復されます。しかし、その睡眠が不足し、さらにストレスや疲労などが蓄積されると、肌トラブルの原因になります。男性でも母親的な立場で育児をすると、同様の状態になると考えられるでしょう。肌老化・肌ダメージの改善能力が低下睡眠中に、美肌に関係する成長ホルモンやメラトニンなどが分泌されます。成長ホルモンは肌のダメージを修復し、メラトニンは疲労回復だけでなく細胞の老化を抑えるという働きを持ちます。しかし、睡眠不足になると、これらのホルモンの恩恵を得られることが難しくなります。産後の便秘を効果的に解消する方法肌を健康に保ちつつ、便秘を予防または解消することが大事です。産後の便秘に効果的な対策法を次にあげて解説していきます。水分を多めに補給母乳を赤ちゃんにあげようとすると、母乳は母親の体内の水分から作られますので、それだけ水分が失われることになります。スムーズに排便するために水分補給が欠かせませんので、妊娠前より多く水分を摂取する必要があります。1日に1.5〜2リットルぐらいの水分をとるといいでしょう。また、起きてすぐにコップ1杯の水を飲むことによって、腸が刺激されて排便しやすくなります。善玉菌を増やして対策善玉菌を増やすには、ビフィズス菌や乳酸菌が含まれる発酵食品を摂取するようにしましょう。ヨーグルトなどを、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などと積極的に摂取すると、善玉菌を増やす効果が期待できると考えられます。運動不足を解消運動不足になることで腸の働きが弱くなり、便秘の原因になると考えられます。腹筋が弱くなると便を押し出す力も弱くなり、排便がスムーズに行われることが難しくなるとされています。対策として、体を適度に動かし、お腹を中心としたストレッチを日常生活に取り入れて行うといいでしょう。監修:神林由香
2017年04月30日家族全員、「居心地がいい」と感じる家。そんな家庭は、夫婦の仲もよかったりしますよね。夫婦関係をいつも良好に保っておくためには、何が必要なのでしょうか。ある調査によると、夫婦円満な家庭にはある共通点があることがわかりました。■「ともに働き、家庭を支える」夫婦の増加 「男女共同参画白書 平成28年度版」 (内閣府男女共同参画局)によれば、専業主婦家庭は昭和55年ごろから減少傾向にあることがわかります。(参考)1.昭和55年から平成13年までは総務庁「労働力調査特別調査」(各2月。ただし、昭和55年から57年は各年3月),平成14年以降は総務省「労働力調査(詳細集計)」より作成。「労働力調査特別調査」と「労働力調査(詳細集計)」とでは、調査方法、調査月等が相違することから、時系列比較には注意を要する。2.「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」とは、夫が非農林業雇用者で、妻が非就業者(非労働力人口及び完全失業者)の世帯。3.「雇用者の共働き世帯」とは、夫婦共に非農林業雇用者(非正規の職員・従業員を含む。)の世帯。4.平成22年及び23年の値(白抜き表示)は、岩手県、宮城県及び福島県を除く全国の結果。共働き世代が専業主婦家庭を上回り始めたのが平成4年ごろから。平成9年からは共働き世帯が上回り、平成27年には共働き世帯が1,114万に。現代は「共働き夫婦」があたり前な夫婦の形となっていることがわかります。■夫婦円満度の平均は?共働き家庭がスタンダードとなってきた現代の夫婦に関する、アンケート調査の結果をご紹介します。雑誌『ゼクシィ』が行った「新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート」では、パートナーとの「円満度」を自己評価した結果を発表しています。新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(n=1600 インターネット調査 2017年1月実施)(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)夫婦円満度を100点満点で自己評価すると、「76点」が前年代平均値に。でも20代では81点だった平均点も、50代には71点と少しずつ点数がさがり、一般的に年齢を重ねるにつれ円満度はさがる傾向であることがわかります。■円満な夫婦の秘訣とは?でもじつは、年代が上でも90点以上の高い円満度を保っている夫婦も! 夫婦の関係性を良好に保つ秘訣(ひけつ)は、何なのでしょうか。新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)先ほどの「夫婦円満度」で、「高円満度」(90点以上)、「中円満度」(75点以上89点以下)、「低円満度」(74点以下)に分けておこなわれたアンケート結果があります。 新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬している」としているでは、「高円満度」が72%もあるのに対して、「低円満度」では18%。その差分は、なんと54%もあるという結果に。さらに「毎日コミュニケーションを取っている」では、「高円満度」と「低円満度」の差分が48%でした。このことから高円満度夫婦は日ごろから互いを尊敬し、密なコミュニケーションを意識していることが伺えます。■共働きだからこその会話術昔に比べ、互いに働き、ともに生計をたてる関係へと変化しつつある現代の夫婦関係。お互いが満足し合える関係を続けるために「尊敬」「コミュニケーション」といった要素を大切にしている人が多いようです。普段、こうした要素を意識してこなかった人もいるかもしれません。毎日が忙しすぎて、短い時間での最低限の話や子どもの話題だけになっていたというパパママも多いのではないでしょうか。でもたまには夫婦で「来週は暑くなりそうだね」「昨日、会社に行く途中でこんなレストランを発見したよ」といったささいなやりとりを、とりいれてみてはいかがでしょうか。また「靴がボロボロになってきたね」「少しやせたんじゃない?」など、相手の様子に注目した声がけは「見てくれてるんだ」とうれしくなるもの。身近にいる相手だからこそコミュニケーションをないがしろにせず、一緒の時間を楽しんでみましょう。円満な夫婦関係を保つことは、家の居心地をよくすることにもきっとつながっていくはずです。<参考サイト>・株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 「新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート」 ・内閣府男女共同参画局ホーム 「共働き等世帯数の推移」
2017年04月17日出産2~3年後に訪れると言われる夫婦関係の危機…。産後クライシスとも呼ばれていますが、そんな状況に陥らないためにも“夫婦会議”を勧める“父親学級”が注目を浴びています。講師は現役パパだというから興味津々!潜入取材決行です!産前・産後の子育て力アップセミナーある月の日曜日、千葉県流山市の福祉会館にて「産前・産後の子育て力アップセミナー」が行われました。主催は子育て支援団体Nakocco(なこっこ)。“子育てを共に楽しむ・考える・助け合う”ことを目的として活動する特定非営利活動法人です。この日は夫婦8組と、パパが急遽参加できなくなったママ1人が参加。実母が広報誌でセミナーを見つけて勧められ参加した妊娠6カ月のM・Mさん。パパも「子どもが生まれてくる前に受けておいたほうがいいと思って!」と、とても前向きです。男性女性、互いの認識の“ズレ”を知ることがスタート広い畳の会場、真ん中を境に男性と女性別に座った参加者、その中で3~4人のグループに分かれ「90秒で互いの共通点を多く見つけよう!」というセッションから始まります。この最初の質問でグループの連帯感が生まれ、静かだった会場が一気に良い雰囲気になりました。ちなみにこの質問を夫婦間でやった場合、共通点が12個見つけられるとコミュニケーションが上手に取れている証拠なのだとか。結婚13年目の私たち夫婦は12個も見つけられるのだろうか…ドキッとしました。講座の主な内容は、“女性と男性の認識のズレを知る”ワークショップ。男女それぞれのグループで話し合い、答えを考えるのですが、ここではっきりとわかったのが「思っていたよりも妻のことを知らなかった…」「妊娠・出産の負担を知っているようで、実はあまり知らなかった…」など、男性陣の認識が思ったよりも甘かったこと。「甘いからといってパパを責めたり辱めたりするのではありません。まずは“知らなかった”ことを知ることが大切なのです」と講師の渡辺大地さん。3児の父でもある渡辺さんは「この父親学級はイクメン講座でもないし、イクメンを勧めるものでもありません!」ときっぱり。その後、妊娠中の母体の変化と体の負担や産後の体と心のいたみ、女性が口にしないで我慢している心の内、孤独感や焦燥感などを自身の経験も交えながら自然体で話す渡辺さん。妻が夫に理解してほしいと思う点ばかり、私もうなずきながら話を聞きました。参加者のパパとママも“夫婦といえども話さなければわからない”ことを改めて知ることができた様子。“脱・産後クライシス”夫婦で育児をはじめるために!講師の渡辺さん、実は第1子が生まれた後に離婚の危機が訪れます。「自分が良いと思ってやっていたことが、妻にとっては不満だった。妻の思いをまったく知りませんでした…」と当時を振り返りました。その頃から妻の気持ちを理解するために、夫婦で話し合いの時間を持つように。以降定期的に“夫婦会議”を行い、離婚の危機を回避できたそう。そのおかげで今では夫婦円満、去年3人目の子どもにも恵まれました。2012年、第2子の妊娠時に“産後サポートサービス(家事代行サービス)「ままのわ」”を立ち上げました。当時のスタッフから「産後ケアの必要性にパパたちの理解が追い付いていてなくて、思うようなサポートができない」という声が耳に入るようになります。このことがきっかけとなり“父親学級”をスタート。今では全国各地で年間約100の講座を持つまでに。反響の大きさがうかがえます。どれだけ妻の気持ちに寄り添うことができるか、夫婦で育児をスタートさせられるかがその後の夫婦関係を左右すると渡辺さん。「それには出産前から“夫婦会議”をする習慣をつけてほしい。この講座がそのきっかけになるとうれしいです」。夫婦間のコミュニケーション、夫婦会議のススメこの日、1歳の男の子と夫の3人で参加していたY・Kさん。第2子を妊娠中の彼女も産後危機を体験した1人。「第1子の産後は夫婦でかなりぶつかり、すれ違いました…」とY・Kさん、ちょうど数カ月前に渡辺さんの著書『赤ちゃんがやってくる!』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を見つけて購入、すぐに夫にも読んでもらったそう。そしてこの日はパパ自身が講座を受講する!という気持ちで参加してくれたのだとか。受講後にパパにも話を聞くと、「講師が男性で自分と同じ立場、共感する部分が多くてよかったです。さっそく帰って夫婦会議をしていきたい」と、すがすがしい表情。夫婦のカタチも十組十色、夫婦間の“ズレ”もそれぞれ。渡辺さんは、夫婦会議をしても意見が一致するとは限らない、夫婦といえども他人であるから意見が違うのは当たり前だと言います。「大切なのはそれぞれの夫婦がお互いの考えを言い合える、一緒に考えることができる関係になることです。今夜は夫婦会議をしましょう!」と締めくくりました。産前・産後の夫婦だけでなくどの夫婦にも共通して言える大切なことを、改めて学ばせてもらいました。わが家も夫婦会議をしなくちゃ。<取材協力>アイナロハながれやま子育てコミュニティNakocco<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年04月02日「オープンマリッジ」という言葉をご存知ですか?夫婦の合意があれば、結婚していても他の異性と肉体関係を持ってもいいという新しい結婚の形です。海外でじわじわと増え、日本ではまだレアケースですが、なんと実践者であるAさん(40代女性)にその実情を伺うことができました!オープンマリッジを始めたきっかけや、メリット、夫婦間のルールなどを詳しくご紹介しましょう。オープンマリッジとは?オープンマリッジとは、結婚後に配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを、夫婦お互いに認めている状態のこと。夫婦間の束縛や契約から互いを解放し、自由にセックスや恋愛を楽しみ、ストレスフリーになろうという考え方なのです。一般的に浮気は罪悪感がありますが、オープンマリッジは相互の同意があるから罪悪感が少なく相手を傷つけないですむ、というメリットもあるようです。この関係、実は1973年にアメリカの社会学者オニール夫妻が出版した本『オープン・マリッジ新しい結婚生活』(河出書房新社、日本では75年に出版)で初めて提唱されたものというから驚きですよね。オープンマリッジになるきっかけは?夫婦でオープンマリッジを実践して約5年のAさん。実は今回ヒアリングするまで、その言葉の存在すら知らなかったそうです。自然な成り行きでオープンマリッジに至ったというカップルは、案外少なくないのかもしれません。「6年前に夫が浮気し、それに腹を立て、私も浮気をするという泥沼状態になったのがきっかけでした。子どものために家庭を崩したくない、家族としてお互いを愛しているし離婚はしたくない、でも恋愛をしたい。そんな風に話し合っていくうちに、“夫婦だから浮気しちゃいけない”という呪縛を解き、家族を続ける、という結論に至りました。お互い自由に恋愛し、他の異性とSEXすることを認め合うようになったんです」(Aさん)夫婦の関係も時間が経てば経つほど関係性が変わっていくのは確か。「子どもを育てていく過程で夫婦は家族になり、家族として愛しているけどSEXする対象にはならなくなる」というAさん。「恋愛したいという衝動を抑え込むのをやめ、お互いの欲求を理解する」というのが、Aさんたちが導き出した夫婦の形なのでしょう。オープンマリッジのメリットは?「一番のメリットは、現役の男と女でいれるということ。夫婦をしながら、他の相手と恋愛のワクワクする気持ちを楽しめるのが最高!オープンマリッジを実践してからは、お互い浮気されたというストレスがなくなり、”モテない夫婦よりも、モテる夫婦の方がかっこいい”という価値観も芽生えましたね。また、オープンマリッジをする前は主人を支える妻という関係性でしたが、お互いを認め合うという行為によって、対等な関係になったのも大きいですね」(Aさん)お互いの束縛をなくし、結果的に夫婦間の風通しをよくしているようです。自由を承認し、問題である”窮屈な関係”を解決する行為は、合理的な方法にも感じました。それで家庭崩壊を防げるのであれば、ひとつの選択肢としてアリなのかも!?夫婦間で課してるルールはある?自由に恋愛OKといっても、Aさん夫婦にはお互いが話し合って決めたルールがあるそうです。「たとえば、家では浮気相手と電話をしないなど、浮気を家庭に持ち込む行為は禁止。あと、浮気相手と主人のことを比較するような言動はせず、尊重し合う気持ちも忘れないようにしています」(Aさん)また、それぞれの“恋愛相手”への配慮も必要だとも。恋愛相手にオープンマリッジであることを説明し、理解を得てから恋愛をスタートするのもルールのひとつと言います。「夫は“既婚者であることを伝えた方が、なぜかモテるんだよね。”と言っています(笑)」自由であるからこそ、“お互いへの配慮を忘れない”ことは、一般的な夫婦と同じかそれ以上に必要なようです。幸せのカタチは人それぞれ「結婚してずっと仲良く暮らしてる夫婦をどう思いますか?」と聞いたところ、「それは素直にすごいことだと思う」とAさん。「そういう人と巡りあえて結婚できたらベストだったと思うけど、私たちの場合は違ったわけで。だからといって離婚しようとは思わないし、夫のことも愛しているし、子どもにとっても親は仲良くしてほしいだろうし。かといっておとなしく生きるつもりもない(笑)。一般的な夫婦とは違うけど、お互いが心地よく過ごせる状態がいいのかなと思います」(Aさん)まだまだマイノリティな関係性かもしれないけど、お互いが納得して出した答えなら間違いではないと思いました。なぜなら、幸せの形は人それぞれだから。さまざまな生き方が選べる現代社会。これから、オープンマリッジも少数派ではなくなるかもしれません。さあ、あなたはどう思いますか?
2017年02月25日企業の中には独自の社内制度を設けているところがたくさんあります。たとえば女性特有の不調を理由にした休暇取得、ランダムに選んだ社内メンバーとの飲み会代金を負担、生産性を高めるための30分のお昼寝タイムなどなど…。働く社員のことを考えたユニークな制度も多く、子育て支援を目的にしたものも増えてきています。でも子育て以上に大切なのが、良好な夫婦関係…! そこで今回は夫婦にうれしい制度を設けている企業を紹介していきましょう。■夫婦ゲンカの早期解決を会社が手助け!徳島で育児雑誌を発行する出版社、全国ワイヤーママグループは「夫婦ゲンカ特別休暇」を導入しています。読んで字のごとく、夫婦ゲンカが起こったときの仲直りのための休暇です。なんと年5日まで取得可能ということで、ケンカっ早い(笑)ご夫婦も安心。こんな休暇制度があれば「制度のお世話になってばかりじゃあ…」と、ケンカの抑制につながるかも…?こちらの会社は生後2年の間、社員の赤ちゃん用おむつが無料提供される制度もあります。夫婦にも子どもにもうれしい会社ですね。参考サイト ワイヤーオレンジ ■パートナーの誕生日は仕事をしなくてOK!婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが導入しているのは、恋人や配偶者の誕生月に休暇を申請できる「パートナーバースデー休暇」。福利厚生の一環ということですが、制度があっても「誰も取得していない」状態ではないも同然。こちらの会社は驚くなかれ、約6割の社員が取得しているといいます!夫婦で休みが異なる場合も「誕生日は一緒に過ごせる」という安心感を得ることができそうですね。大切な人と大切な日を過ごせるよう、会社が後押ししてくれるなんてステキです。参考サイト・ 社員の約6割が取得するパートナーバースデー休暇制度 ・ パートナーエージェント ■お小遣い支給で記念日を豪華に過ごそう!人材総合サービスを提供するエン・ジャパンが導入しているのは「結婚記念日お祝金制度」。これは既婚社員の結婚記念日に20,000円のお祝金が支給されるものです。社員やその家族をねぎらい充実した記念日を過ごしてもらうことで、仕事へのモチベーションアップを狙っているそう。何に使うかは個人にゆだねられますが、ディナーやギフト、旅行資金の一部にする人も多いようです。お金という現実的なものだからこそ、普段お祝いをしない人も「記念日費用」として楽しめるのかもしれませんね。参考サイト エン・ジャパン 社内制度の充実は、働く側にとってはうれしいことですよね。仕事に子育てに夫婦関係…。どれにも大切なのは誰かを思う、思いやりの気持ち。今回ご紹介した社内制度はそんな思いやりのひとつなのかもしれませんね。
2017年02月12日不倫する男性の決まり文句(?)として「妻とは離婚するから」「夫婦関係うまくいってなくて」といった言葉を聞いたことがある(もしくは言ったことがある)方も、もしかしたらいるのではないでしょうか。不倫が発覚した際に中々無視できないのが「慰謝料」の問題かと思います。事案によって額は変わりますが、それでも決して安い金額ではないでしょう。そこで、今回は夫婦が不仲だった場合に、慰謝料は発生しないのか、もしくは安くなるのかといった点について解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■夫婦関係が悪化・破綻している場合不倫(不貞)が行われた当時、一緒に暮らしているものの、ほとんど口を聞かないなど、婚姻関係が既に悪化していた場合には、不貞相手に請求できる慰謝料の金額は少なくなるのでしょうか。まず、婚姻関係が完全に「破綻」している場合には、そもそも不法行為が成立しないことになります。なぜなら、不倫(不貞)の場合の保護法益は「婚姻共同生活の維持という権利又は法的保護に値する権利」と考えられているところ、「破綻」の場合には、その保護すべき権利が存在しないといえるからです。そのため、不倫(不貞)の慰謝料請求の実際事案でも、不貞行為当時に、婚姻関係は既に破綻していたとの反論(弁解)がされることがよくあります。しかし、裁判所はその「破綻」の認定は慎重であり、まず「破綻」という認定はされません。よく考えてみれば、それはそうですよね。不倫をする場合、不倫相手には通常、嘘でも「うちの夫婦はうまくいっていない」などと説明するでしょうから、不倫相手からの反論としては「破綻していると思っていた」というのが多くなるでしょう。もっとも、そのような反論が簡単に通ってしまっては、不倫の事案の慰謝料請求が極めて困難になってしまうため、「破綻」の認定は慎重にならざるをえないでしょう。ですので、一般的に、夫婦関係の悪化、破綻寸前といったような状況は、不法行為責任を認めた上で、慰謝料の減額要素として考慮されることが多いです。なお、これに関連して、たとえば、夫に慰謝料を請求している妻にも不倫相手がいるような場合には、婚姻関係が円満ではなかったとして、慰謝料の減額要素として考慮されることになり、裁判例においても、そのように判断されています。 ■子どもの有無により慰謝料の金額は変わる?夫婦間に子どもがいるかいないかで不貞に基づく慰謝料の金額は変わるのか。不倫(不貞)相手に夢中になってしまい、家庭を顧みず、子どもを蔑ろにしているようなケースもありますが、そういった事情は慰謝料を増額する要素になるのでしょうか。結論からすると一般的に、夫婦間に幼い子どもがいることは慰謝料の増額要素となることが多いです。たとえば、東京地判平成15年9月8日は「原告とAとの間にも長女が誕生していて、夫及び父親としてのAの存在を必要としているのに、被告がこれを妨害している」としており、同種の裁判例は数多くあります。また、一般的に、夫婦が離婚した場合、子どもの親権者は母親と決まることが多いですが、夫側が子どもと一緒に暮らせなくなったことを踏まえ、「原告はA(妻)を失うとともに、同人との間にできた未成年の2人の子とともに家庭生活を営むことができなくなった。これにより、原告の受けた精神的苦痛は大きい。」と判示した裁判例もあります(岐阜地判平成26年1月20日)。他方で、子の存在を増額要素としている裁判例とは逆に、夫婦間に子どもがいないことや子どもが既に成人していることなどを慰謝料の減額要素としている裁判例も散見されます。これらからすると、夫婦間に未成年の子がいるかどうかという点は、慰謝料算定における極めて重要な要素といえるでしょう。 ■不倫している夫が妻に生活費を支払わなくなった場合たとえば、夫が会社員、妻が専業主婦(あるいはパート)という夫婦において、夫が不倫をし、不倫相手に夢中になってそちらにお金を使うあまり、家庭に全然お金を入れなくなったという場合、そうした事情は慰謝料の増額要素となるのでしょうか。これについては、その失われた生活費を返せ、ということはできないでしょうが、不倫が原因で生活費が入れられなくなったため、精神的苦痛が増大したとはいえるのではないかと思われます。すなわち、不倫が原因で生活費が渡されなくなったことは慰謝料の増額要素となりうると考えられます。上記と同様の事案で、夫及び不倫相手を訴えたケースにおいて、「被告1(夫)は、被告2(不倫相手)との不貞関係が深まるにつれて、原告や原告との間でもうけた2人の子ののもとへ帰宅することが少なくなり、しかも、その間、原告に対して十分な生活費等を渡さなかったというのであって、原告が長年にわたって精神的に極めて辛い日々を送り、また、その間の経済的困窮も著しいものであったことは、想像に難くない。」として慰謝料の増額要素としている裁判例があります(東京地判平成21年4月8日)。 上記のような各要素は、それが一つあるから例えば慰謝料が20万円上がるというわけではなく、そうした事情を総合考慮して判断されることにはなりますが、一般的には増額要素が多くある方が高額の慰謝料にはなると思われますので、事情を細かく整理することは重要かと思われます。ケースによって様々な事情があるでしょうから、どういった事情が慰謝料算定に影響するかについては一度弁護士に相談してみることをおすすめします。 *著者:弁護士 伊倉吉宣(伊倉綜合法律事務所。離婚・男女問題をはじめ、労働トラブルや交通事故問題など幅広く取り扱う。)【画像】イメージです*【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
2017年02月02日「産後の肥立ち」という言葉を知っているでしょうか。妊娠出産を終えた母体を妊娠前の身体へと回復させることを言います。これはママだけでなく、パパにも関係があること。夫婦で一緒に理解を深めていきましょう。肥立ちとは肥立ちとは、日が経つにつれて成育すること、または病人や産婦が日増しに健康を回復することを言います。妊娠出産を経て母体は元の身体へと戻ろうとしますが、昔は栄養状態などが悪かったことから体力を完全に回復させることが難しかったのです。それにより、細菌などに感染し産褥熱となり最悪の場合死に至るというケースもあったそうです。気を付けておきたいこと妊娠出産という、体力を消耗する経験をした身体はかなり体力を消耗している状態です。元の状態に戻すのは簡単ではありません。1人の身体の問題ではありますが、旦那さんや周りの人と共に回復していきましょう。産後の肥立ちで起きること産後の肥立ちではまず「悪露」が起きます。産後子宮の中に残っていた胎盤や血液などが混じった分泌物が出てきます。その量は、産褥パッドを1時間毎に替えなければならないほどの量から始まります。出血量が多いため身体にさらなる負担がかかります。身体的な疲れにプラスされて精神的な疲れも重なると産後うつのような状態に至る場合もあります。妊娠で伸びきった子宮は、6週間から8週間かけて元の大きさに戻ります。この時期どう過ごせるかで、今後の健康状態が左右されるのでとても大事な時期です。産後の肥立ちが悪いとどうなる?「肥立ちが悪い」というのは、産後から体調があまりよくならないことを指します。症状としては、産褥熱や産後うつ、お腹の痛み、頭痛などがあります。また骨盤が開くことにより歪みが起き、腰痛を発症する場合もあります。では、その肥立ちを良くするにはどうしたら良いのでしょうか。肥立ちを良くするには肥立ちを良くするために大事なのは、身体を休めること、食事に気をつけること、人の助けを借りることです。育児以外では身体を休めることを心がけましょう。母乳で育てている人では、休めることに加えて栄養バランスの整った食事を摂るようにします。育児や家事をしながら、身体を休めて十分な食事を摂るとなれば、全てを自分で用意することはほぼ不可能です。ですから、こういうときこそ周りの人に頼ってしまいましょう。お母さんだからといって全てを背負う必要はないのです。スマホに頼っていませんか?育児以外にやることがない、やる気が起きない場合に若い方はどうしてもパソコンやスマホに手を出してしまいがちです。配信されている育児用のアプリには授乳回数を記録できたり、子供の写真を綺麗に加工したりと、とても便利なものがたくさんあります。ついつい頼ってしまいがちですし、すぐに調べ物をしたり暇つぶしにゲームなどもできてしまうので手放すことが難しくなります。スマホを触りながら授乳をする、なんてことしていたりするのではないでしょうか。パソコンやスマホを見て目を酷使することは身体に大きな負担を与えるので必要なとき以外は手を出さないようにしましょう。産後から健康に産後の肥立ちで起きること、良くする方法について紹介しました。これといって即効性のある方法があるわけでもなく、母乳を与えなければならない場合では薬に頼るわけにもいけないので、まずは日常生活を見直すようにしましょう。また、お母さんだけ生活に気をつけていては、肥立ちはよくなりません。周りの人、特に父親でもある旦那さんは気を遣ってあげましょう。このときの対応や接し方が妻からの評価に繋がることもあります。自分を後回しにして赤ちゃんを優先させることはないのです。無理なときは無理と周りに助けを求めましょう。お母さんも赤ちゃんも健康でいることが大事です。
2017年01月31日子どもの誕生は夫婦にとって幸せなことですが、それを機に夫婦の関係が変わってしまったという家庭も少なくありません。出産前と出産後では環境的にも精神的にもお互いに変化が訪れるからです。普通はしばらくすると落ち着いてくるものですが、中には夫婦の関係が完全に冷めきってしまう“産後クライシス”に陥るケースもあります。なぜそんなことが起こるのでしょうか。今回は、産後クライシスの原因の一つとも言われている“産後のガルガル期”についてお話ししていきます。●産後のガルガル期とは皆さんは“産後のガルガル期”という言葉を聞いたことがありますか?数年前から少しずつ使われることが多くなってきた言葉ですが、比較的最近生まれた言葉なので、聞いたことがないという人も少なくないと思います。産後のガルガル期とは、出産後にホルモンバランスの乱れや育児による心的負担などによって一時的に情緒不安定になる女性特有の症状ことを指します。正式な医学用語ではありませんが、動物が赤ちゃんを守るために気性が荒くなることに似ている ことから“ガルガル期”と名付けられたと言われています。ガルガル期の女性は周囲の人に対して攻撃的になることが多く、とくに自分の赤ちゃんに関わる機会のある義両親や親戚などに対してイライラしがちなようです。また、夫がイライラの対象になることもあります。基本的には産後1年程度でおさまるとされていますが、人によっては数年にわたる場合もあります。●産後のガルガル期を経験した人の体験談実際に産後のガルガル期を体験した人はどのような症状が出たのでしょうか。周囲のママにガルガル期の体験談について聞いてみました。『とにかく姑にイライラしてました。赤ちゃんを触られるのもイヤだし、おもちゃを買い与えられるのもイヤ。姑の一挙手一投足が気に入らない感じ 。産後数年経ってからは何とも思わなくなりましたが、当時はかなり毛嫌いしてましたね』(37歳女性/主婦)『私は特定の誰かというよりは、赤ちゃんに触ろうとする人全員を敵視している感じ でした。外から来て手を洗わずに赤ちゃんに触ろうとしてる親戚とか、夜泣きする赤ちゃんをあやす夫とか。とくに夫にはツラく当たっていたので、今は申し訳ない気持ちでいっぱいです』(31歳女性/販売)『自分が理不尽なことでイライラしているのは分かっていたけど、とにかく周囲に怒ってばっかだった。義両親にすらちょっと強めに言ってたな』(38歳女性/通信)ガルガル期は自分の赤ちゃんと接する機会のある人にイライラを抱きやすい傾向にあるようですね。とくに姑にイライラしていたというのは皆一致していた印象でした。●夫から見たガルガル期そんなママのガルガル期を、夫たちはどのように見ていたのでしょうか。『女性は産後にイライラしがちになるというのは事前に知っていたけど、実際に妻がガルガル期になったときは怖かったな〜。服を脱ぎっぱなしとか、手洗いうがいを忘れるとか、産前なら笑って許されていたようなことで毎日怒鳴られてたし、何をしてもイラつかれてた感じ 。どうしようもなかったのでひたすら耐えてました笑』(37歳男性/広告)『うちは私に対してはキツく当たらなかったのですが、私の母親にはイラついていましたね。二人とも険悪なムード で、「これが嫁姑戦争か」と非常に気まずい思いをした経験があります』(33歳男性/飲食)夫からみても、ガルガル期の妻からはそのイライラが伝わってきていたようです。●ガルガル期を夫婦で乗り越えるコツ産後のガルガル期は、本人の意思ではコントロールできない場合が多いです。そのため、ガルガル期を完全になくす方法はありませんが、夫婦で協力してなるべくイライラする場面を減らすことはできます。●(1)イライラしがちな人物は遠ざけるガルガル期のイライラは理屈ではなく、ほぼ感情的な問題なので、妻がイライラしがちな人物はなるべく遠ざけてあげることが大切です。たとえば、妻が姑を嫌悪しているときに、「うちの母親だって気を遣ってくれているんだよ」などというフォローは無意味 です。“理由は分からないけど、なんかイライラする”のです。そのため、妻がイライラを感じてしまうような人にはしばらく訪問を控えてもらうようにしましょう。ガルガル期の発言が原因で人間関係がこじれることもあり得るため、無理矢理仲良くさせようとするのは双方にとってデメリットとなります。●(2)“自分のことは自分でやる”を心がける産後の妻はただでさえ育児に追われて大変です。そんな状況で夫に服を脱ぎ散らかされたり、育児の邪魔をされたりするとイライラの矛先は夫に向いてしまいます。そのため、ガルガル期の間は夫も“自分のことは自分でやる”という意識を持って行動しましょう。なるべく妻のイライラを抑えてあげる のがガルガル期の夫の役割となります。----------いかがでしたか?ガルガル期に起こるイライラは、なかなか自分でコントロールできないものですが、夫婦で協力してなるべく減らすことはできます。産後のイライラは一時的なものですので、後の関係が変にこじれないようにいろいろ工夫するようにしましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年12月07日こんにちは。こじらせ美容オタク家のともです。夫婦関係がうまくいかないのは“妻のせいだ””夫のせいだ“と思って、いつのまにか仮面夫婦に……という流れはよくある話。でも、円満な夫婦生活を送っている家庭が、必ずしも妻の家事育児が完璧だったり、夫がイクメンで高収入だったり、と誰もがうらやむような妻や旦那であるわけでもないのです。要は相手がどうのこうのよりも、自分の思考のせいで夫婦関係をより悪化させている 場合があるということ。他人は変えられないけれど、自分の思考は変えられます!そこで、夫婦仲がうまくいかなくなる思考をご紹介しながら、円満な夫婦生活を送っている家庭の思考法を伝授します。●(1)「専業主婦は家事を完璧にこなして当然だ」と思っている『仕事から帰ってきて、妻は家にいるのに夕飯は一品だけ、部屋はほこりが気になっていた。でも妻が病気になって子どもの面倒を一人で見たとき、その大変さがわかった。子どもからずっと目を離せないから家事とか掃除とかしている暇はない。部屋が汚いのも納得』(30代男性/会社員)専業主婦でずっと家にいるのに、仕事から帰ってきたら夕飯がしょぼい、部屋が汚い……。「一体ずっと何をやっていたんだ〜!」と怒るような夫は論外。もちろん、やっていたのは“子どもの相手”。最低限の家事掃除はやった方がいいですが、育児も家事も文句のつけようがないぐらい完璧になんて無理な話。それは夫も理解すべき。●(2)「男性は子どもができたら早く帰ってくるものだ」と思っている『飲み会って、私から見ると遊んでいるようにしか思えない。私は外出することさえままならないのにずるい』(30代女性/主婦)これもママが陥りがちな思考。夫は子どもが産まれたら、子どもかわいさに飲みの誘いも断って毎日早く帰ってきてくれるもの……。しかし、現実はそうではありません。子どもが産まれても飲み歩くパパに嫌気がさしているママも多いハズ。しかし男性にとって飲みとは仕事である場合も多く、接待や仕事の人間関係を円滑にするために付き合っていることだってあるのです。さすがに毎日毎日飲み歩くのは許せませんが、飲むのも仕事の一部だ、ということは理解してあげましょう。そしてたとえ仕事でなくとも男性は飲むことで仕事のストレスを発散していることもあります。あまりにそれを押さえつけてしまうと家庭にそのストレスを持ちこんできてしまい、早く帰ってきても余計にギクシャク、喧嘩ばかりということも。お互いの好きなことはある程度制限せず、その代わりにママもたまにはパパに子どもを見てもらって外出、とちょうどいいバランスで“お互いたまに羽を伸ばすことを許す ”という考え方でいたほうが自分にも完璧を求められず楽ですよ。これは絶対ダメ、と思わないさじ加減が大事。●(3)お互いが「自分の方が大変だ」と思っている『専業主婦が夢で、やっと家で子育てする生活になったけれど、毎日毎日イヤイヤ期の子どもと過ごすことにストレスが爆発寸前……。夫は自由に外に出られるし、外の生活の方が刺激もあって楽しそうに見えてくる』(20代女性/専業主婦)ママが「私は思い通りにならない子どもの世話をしているのに、きちんとやれば評価される仕事ばかりできる夫はいいわね」と思いながら過ごす。一方、パパは「仕事の人間関係の板挟み、顧客には文句を言われ、仕事量は一人でこなせる量ではない……。それに比べてママは1日かわいい子どもと一緒に家にいられていいよな」と思いながら過ごす。当然ですが、このような考え方で毎日を過ごす夫婦は、うまくいきません。大切なのは“お互いがお互いに感謝する気持ち”。どっちの置かれた状況がいいとかではなく、どっちの立場にも幸せもあり、ストレスもある。お互いの立場を理解しようとする姿勢 がないと夫婦関係以前に、すべての人間関係はうまくいかないのです。どっちが大変なのか?と人はない物ねだりをするクセがありますが、どっちも大変なものは大変なのです。夫は子育てもして当たり前ですが、当たり前だから感謝をしないということではありません。お互いの大変なところに、たまには言葉として「ありがとう」と感謝の気持ちを表しましょうね。最終的にはあまり相手に期待しないことがコツ。相手に対する期待が大きくなるほど失望感も大きくなります。やってもらえればラッキーぐらいの心持ちでいる方が、これから先も長い夫婦生活がストレスを溜めずに続けられるでしょう。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2016年11月30日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。先日、男友だちから「結婚を考えていた彼女と別れてしまった」と打ち明けられました。相手の女性もご年齢的にお若かったこともあり、独立したばかりの彼を支えきれなかったなど、お二人にしかわからない問題も色々とあったようです。もう少し冷静になって物事を見ることができていたら、歩み寄れたような気がするね…と、客観的な視点から話をしました。渦中にいるとなかなか難しいのですが、 “別人格の自分” で、 “渦中に巻き込まれている自分” を冷静に客観視することができるようになると、対応策がぽろっと見えてくることもあります。今回は、そんな「客観視する力」を身につける方法をご紹介します。■ 人はすぐに “すべてを変える” ことはできない前回の「ダンナのトリセツ」記事(第8回、第9回)では、奥さまであるみなさん、そしてご主人もお互いに変化をもたらすことで関係性が良くなる、というお話をしました。しかし、「その後はどうしたら良いの?」というご意見も聞こえてきそうですね。人はすぐに “すべてを変える” ことはできません。変わる以前の感覚にも安堵を覚え、そこに身を置きたくなる気持ちにもなります。だからこそ、過去において居心地良かった感覚と、新しい感覚との間において一喜一憂しながら、少しずつ魅力的な妻、母、そして女性であるための階段をのぼっていってみてください。 ■「客観視する力」は、どう育む?少しずつ努力していく中で、客観視する自分を育むために効果的なことは、“心身を委ねる”癖付けをするということです。自分のメンテナンスなどを自己処理だけで終らせていると、常に自分だけとの向き合いになり、戦闘態勢から逃れられません。心に緩みをもたらすことができなくなる傾向があるため、マッサージやエステなど他人に心身を委ねる意識を持ってみてはいかがでしょうか?私自身も定期的にパーソナルトレーニングやマッサージなどへ通っていますが、プロの手は違います。そして、他人に委ねる感覚を覚えると、本来の人間としてのぬくもりや優しさ、思いやりの気持ちが芽生えます。気持ちにゆとりが生まれることで、変わろうとしている自分、変わった自分を冷静に受け止め、自尊感情が芽生えるとともに、ご主人に対しても穏かな気持ちで向き合うことができるようになるものです。 ■意図的に “委ねワガママになる” 時間を設けるまた、普段がんばっている奥さまたちは、なかなかワガママがいえませんよね。お子さまのご飯の支度や勉強を一緒にしていたらあっという間に時間が経ち、そして、ご主人が帰って来てまたご飯の支度… そんな毎日の繰り返しの中で、ワガママなんて言っていたら大変!だからこそ、意図的に他人に “委ねる” 時間を作り、自由にワガママが言える習慣を定期的に設けることでメンテナンスのレベルもあがります。マッサージやエステを受けることは、家族のためでもあり、女性が心身ともに美しく健康であるためのアイテムであると感じます。「自分にご褒美♪」となると、敷居が高いので、「家族のため」「客観性や冷静な物事の考え方を身につけるため」だと少し言い訳をしながら、そういう時間を勇気を持って設けてみませんか? ・第8回 「ダンナ好みの妻になる」が意味すること ・第9回 「“ノンバーバルコミュニケーション” で、ダンナを変える ・連載『ダンナのトリセツ』
2016年08月10日出産を控え、今か今かと赤ちゃんの誕生を待ちわびるプレママの皆さん! これからどんな毎日になるか、夫と2人、夢と希望にあふれていることでしょう。しかし、そう甘くないのが現実というもの。産後の急激な変化に足を取られないよう、今から準備しておくべき本当のことを教えます!■知っておきたい…産後の実態産後ママは、出産という大仕事を終えてとにかくクタクタ。そこに、育児という新たな使命がのしかかり、まさに身も心もボロボロに。日々、ギリギリの状態でママ業をこなすことになります。ホルモンのバランスが乱れているため、どうでもいいことにカチンときたり、些細なことに落ち込んでしまったり…。自分で自分を制御できず、それがさらなるストレスとなって、極限まで追い込まれるママも少なくないのです。そんな疲れ果てたママの目に、夫はパートナーというよりは邪魔者のように映ってしまうかもしれません。父親としての自覚はイマイチだし、育児はいいとこどり、単なる能天気に見えてしまうことも。夫は夫なりに迷い、悩み、できることは何でもしようと一生懸命なのですが、ママはとにかくイライラの塊。ついつい厳しい目を向けてしまい、ぶつかり合うことも増えるでしょう。多くの先輩ママたちも、夫との危機を経験し、それを乗り越え今に至ります。彼女たちが過去を振り返って思うのは、夫婦そろって産後をナメていたということ。プレママたちにはつらい思いをしてほしくない…。そんなわけで、先輩ママからアドバイス。夫に対し、今のうちに言っておくべきことを挙げてもらいました。1.イクメンをきどるべからずあれこれ頑張ってくれるのはうれしいけれど、しょせんはお手伝い。「自分はデキる」などと、間違っても調子に乗らないこと。「ママってスゴイ! かなわない!!」という謙虚な気持ちを忘れずに。2.妻を蔑ろにするべからず赤ちゃんよりも妻第一で。「ありがとう」「お疲れさま」など、感謝とねぎらいは頻繁に。また、スキンシップを怠ってしまうと、心の距離もグングン離れてしまうので要注意。手をつないだりハグしたり、どんなに邪険にされようとも、挫けずこまめに触れ合って。3.何事も否定するべからず産後、妻はとにかく不安定。そんな、揺らぎやすい心を安定させるのは、夫の共感力。「そうだね」「わかるよ」「つらかったね」などとやさしく受け止めてあげれば、イライラも半減。この時期、妻に対する正論は不要です。4.過去と比較するべからずメソメソしたりイライラしたり、夫からすると、「前はこんなんじゃなかった」と思うことばかり。そうした妻の変化はすべて、ホルモンのせい。怒ったり何とかしようとせず、別人だと思って諦めること。■プレママ時代がラストチャンス!「産後クライシス」と呼ばれ、離婚率もグンと高まる出産直後からの数年間。この時期を乗り越えることが育児以上に大変なことを、プレママたちは知るよしもありません。本当は、家族みんなで仲良く暮らしたい、夫婦一緒に育児を楽しみたいのに、どこからともなくふつふつと湧き上がってくるネガティブな気持ち。怒りたくないのに怒ってしまうママと、怒られて納得のいかないパパとの間に、暗く深い溝ができる前に、とにかく話し合っておくことが重要です。でも、育児に追われて忙しく、ホルモンバランスが崩れて冷静さを失っている状態ではそれすらうまくいかないもの。それができるのはまさに今、プレママ時代しかないのです。幸せいっぱいのプレママにはピンとこないかもしれませんが、「私は大丈夫」と思わず、夫と産後の打ち合わせをしておきましょう。
2016年08月03日アメリカの調査によると「一目惚れで結婚した夫婦は上手くいきやすい」というデータがあります。アメリカの離婚率が50%なのに対し、一目惚れで結婚した女性の離婚率は10%以下。人間は本能的に考え方が似ていたり、行動パターンが近かったりする相手に一目惚れする傾向があるそうで、離婚率が低い理由は“価値観が似ている”からだと言われています。■日本での離婚の現状厚生労働省によると、日本では3組に1組の夫婦が離婚している現状。そして、最も多い離婚原因が「価値観(性格)の不一致」です。一目惚れ結婚した夫婦は価値観が似ているわけですから、少なくとも離婚原因の一位には当てはまらないことが分かります。では、なぜ一目惚れで結婚した夫婦は離婚率が低いのでしょうか。“一目惚れ夫婦”が離婚しにくいといわれる、3つの理由をご紹介しましょう。■相性は遺伝子レベルで察知する!?女性には“自分の遺伝子から遠い男性”を嗅ぎ分ける能力が備わっているそう。自分の遺伝子と遠いほど健康的で丈夫な子供が生まれるといわれており、一目惚れと思っていても実は遺伝子で選んでいるという説もあるのです。本能的に遺伝子レベルでの適合性を察知することが、一目惚れや相性の良さにつながっているのではないでしょうか。 ■「所有効果」が働いている一目惚れの片想いから始まり、アプローチや告白などの過程を経て実らせた恋。その恋愛は特別な価値があるものだと思い込み、手放したくないという気持ちが強くなります。これを心理学では「所有効果」と呼んでおり、多少の危機や障害があっても所有効果が働いて関係を持続させようと努力する傾向があります。■相手に求める条件が低い通常の恋愛は、収入がいいとかルックスがいいとか、条件面も判断基準になります。そのため、条件が悪くなっていくと別れの原因になります。ところが一目惚れは直感的に相手を好きになるわけですから、ほかの条件はあまり気になりません。少しくらい条件が悪くても、よほどのことじゃない限り妥協できるのです。また、一目惚れで片想いしている最中は一方的に相手のことが好きですから、なるべく相手に好かれるために考えや価値観を受け入れようと努力します。こうした歩み寄りにより、徐々に「似たもの夫婦」になっていくのではないでしょうか。あなたは一目惚れしたことがありますか? もし一目惚れを経験したことがなければ、まだ“運命のパートナーと巡り合えていない”ということかもしれません。今後、直感的に男性を好きになったときは、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
2016年07月16日数年前、女優の小雪さんが出産で利用したことで知られるようになった、韓国の産後ケア施設。日本にも産後ケア施設があるって知っていましたか?韓国と日本、両国の産後ケア事情について「日本産後ケア協会」代表、大久保ともみさんに話を聞きました。韓国の産後ケア施設「産後調理院」視察で何度も韓国を訪れた大久保さん曰く、韓国では産後1カ月は水も触ってはいけないというほど、産後の養生(ようじょう)が重視されているそう。昔は実母や家族が産婦のサポートをしていましたが、現在は「産後調理院(サヌチョリウォン)」とよばれる産後ケア施設が韓国全土に750カ所以上あり、産婦の3人に1人が利用しているのだとか。産後すぐから利用できるこの施設には、“松・竹・梅”のグレードがあり、お財布事情に合わせてほとんどの人が利用できるサービスとして、社会に定着しています。一般的な施設では産婦さんに個室が与えられ、快適な環境で心身の回復をはかります。滞在中は母乳や沐浴の仕方など赤ちゃんのお世話についてはもちろん、ママに対しては美容マッサージ・ヨガ・アロマ・漢方・よもぎ蒸しなど、きめ細かいケアサービスが提供されます。希望するだけ滞在できるこの施設、約2週間から1カ月の滞在期間中に、産婦同士の横のつながりができるのも利点のひとつ。「オプションによっては家族の滞在も可能で、ここから会社に通うパパも多いのですよ」と大久保さん。芸能人やセレブが利用する施設は、まるで超高級ホテル。ドクター、助産師はもちろん、小児科医、エステティシャン、コックが常駐。施設によっては「美容整形」や「女性器形成」も可能で、産後だれにも会わない期間にちょっとお直しということも!さすが“美”に対しての意識が高い国、韓国ですね。ケア費用は実家が負担?しかし近年の少子高齢化は日本と同じく深刻です。親と産婦の高齢化が進む中、産婦の実家が大切な娘のために、産後ケア施設の料金を負担する傾向にあるのだとか。「高齢になった親が24時間体制で娘のケアをするのは難しい。けれど、お金を出してサービスを買う方法でならサポートできるという、合理的な考え方でもあります」と大久保さん。それと同時に“命をかけて赤ちゃんを産んだ産婦さんを大切にする”ということが、文化として根付いているといいます。日本でも産後に自分の母親や家族を頼らない人が増えてきました。実家に帰ると夫が出産に立ち会えない、産前・産後を一緒に過ごせないデメリットから里帰りを選ばない人も少なくありません。そのような中、退院後に産後ケアセンターなどの施設に入院し、体の回復をはかりながら育児指導・相談をうけられる「産褥入院(さんじょくにゅういん)」が少しずつ知られるようになってきました。日本の「産後ケア」事情産後ケア施設も増えつつあります。(日本産後ケア協会のWebサイトに全国産後ケア施設一覧が掲載。)昨年にオープンした「綾瀬産後ケア」(東京都葛飾区)はママのケアサポートを中心に、産前・産後の切れ目のない支援を目的としています。日帰りも可能で、日帰りプランは21600円(税込)。宿泊プランの料金は1日につき32400円(税込)×利用日数(利用時間は初日10:00~最終日の19:00)。滞在中には赤ちゃんのケア、育児相談や助産師・看護師によるカウンセリング、産婦のケアも行われ、オプションとしてアロマトリートメントやスタジオクラスなどの癒しのプログラムも提供、養生とリラクゼーション、学びを兼ね備えた滞在ができます。産後に一人で不安になるよりも、こういったサービスを上手に利用して、疲れと不安を解消していくのも良い方法ですね。(お部屋)(授乳室)(アロマトリートメントルーム)その他、産褥入院や産後デイケアに力を入れている助産院もあります。家のようなアットホームな雰囲気の中、ママと赤ちゃんのペースに寄り添った助産師さんのケアは、ママの気持ちを癒し、こちらも利用者が少しずつ増えています。今後注目の“産後ケアリスト”とは?「赤ちゃんのケアばかりに目がいきがちな、産後。子育てに大変な時期のママの心と体をケアしなければ、家族は幸せになれない」と大久保さん。現状の制度だけでは補えない部分を埋めるため、2013年3月5日「一般社団法人日本産後ケア協会」を設立しました。協会のキャッチコピーは「産後ママを全力でエコヒイキ」。2014年からは、出産直後のママをプロとしてサポートできる資格、「産後ケアリスト®」認定講座が開始され、受講者数は2級約270人、1級約100人と、年々人気が高まっています。大久保さんによると、受講者は産後うつなどの辛い経験をされた方や子どもの手が離れた人、看護師・助産師さんなどさまざま。精神的ケアや家事サポート、母子の環境を整えるアドバイスや子育ての知識の共有方法などを専門的に学び、それぞれの場所で社会に還元しているそうです。最後に、日本産後ケア協会の今後の目標を聞きました。「“産後ケアの重要性”を一人でも多くの人に認知してもらい、“ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®”を定着させるのが目標です。さらに出産と子育てを経験した女性が産後ケアリスト®として自らの経験を活かせる場も創出し、相互助け合いの循環型の子育て社会となるよう、産後ケアリスト®とママをつないでいきます」と語ってくれました。子どもたちが親になっていてもおかしくない10~20年後、ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®が定着し、より楽しく有意義な子育てができる社会・環境になっていて欲しいと思いました。<取材協力・写真提供:一般社団法人「日本産後ケア協会」綾瀬産後ケア ><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年07月14日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。夫婦になって数年がたったり子どもができたりすることで、恋人同士のような関係がいつの間にか感情的に違うものになってしまうことがあります。そこから夫婦仲が悪くなってしまうと、悪化の一途をたどるか、カンフル剤のようなものが必要になり、どうにかつなぎ止めた状態 になることもあります。しかし、ちょっと気をつけるだけで、夫婦仲を悪くさせないようにすることができます。それが“会話・普段のしぐさ・表情”なのです。●夫婦仲を悪くさせないコツ●(1)笑顔を見せる笑顔は、人を心地良い気持ちにさせます。あなたが話しかけられたときに相手から笑顔を向けられていたら、悪い気はしないはずです。ポジティブな内容の話をしていても、表情が乏しければ良い話と感じ取ることができない という研究結果が出ているくらい、身体言語は重要なのです。その中でも笑顔は本当に相手の心に響きます。ケンカをしていても、笑顔で接したらすぐに仲直りができてしまうくらい強力なものなのです。笑顔は出し惜しみをしない方が、夫婦関係においては良い状態を保つことができます。●(2)目を見て会話する感情面で切れてしまっている夫婦の多くは、“相手の顔を見ないで話をしていることが多い” という研究結果が出ています。相手に「どうでもいい」という態度をしていることが、すぐにわかってしまいます。自分がそんなことをされたら、「無視された」「なに、今の態度!」と頭にくるでしょう。相手も同じなのです。身体言語を詳しく知らない方でも、目を見て会話をすることの重要性がおわかりになるはずです。●(3)アイコンタクト・うなずきアイコンタクトやうなずきは、相手に「あなたの話を聞いていますよ」という意思表示です。ただし、何かしながらの空返事はケンカの元となってしまいますので、話をするときは相手の近くで家事をするとか、食事のときにするとかアイコンタクトが取りやすい範囲 で行うことをおすすめします。男性は、“新聞を読みながら”“テレビを見ながら”なんてことがあると思います。これでは話を聞いていないのと同じです。新聞から目を離して相手の顔を見ましょう。話を聞くことに重点を置いている、と相手が感じるようにすることが大切なポイントです。●(4)噂話・愚痴・悪口の軽減男女ともに、“噂話・愚痴・悪口”は言います。夫婦間であればパートナーに聞いてもらって発散させたいですよね。これはあっても問題はありません。しかし、聞く側にとってネガティブな話は、嫌な気持ちに同調しなくてはいけません。そのため、「話したくない」と思わせてしまう話題 でもあります。人によっては「またこの話。いい加減にしてほしい」とか、「時間の無駄だ」と感じてしまいます。だから、軽減することが重要です。少ない回数で短めの話なら、聞く気持ちも湧いてきます。“長々クドクド”が良くないのです。パートナーから話を聞いてもらうだけで、心の中でモヤモヤしていたものが軽くなるのは事実です。でも、“長々クドクド”しないように注意しましょう。●(5)足先を相手に向けて話す身体表現の中に“話をするときは相手に足先を向ける”というものがあります。興味のある相手には体ごとそちらに向けて話をするもの なのです。きっと気づいていない方がいらっしゃるかもしれませんが、興味のある人や物に対しては、体ごと動きます。好きな人との会話や、自分の興味ある話のときは、前のめりになって話をするのと同じ意味合いです。だから、話をするときは相手に足先を向けるようにして話してあげましょう。話をしているのになんか違和感があるという場合、足先がこちらに向いていないということもよくあります。その辺にも気を配ってみてください。●おわりに夫婦仲が良いと、生活が楽しく感じます。それに気持ちが落ち着き、相手に信頼をおけるようにもなり、笑顔が自然と増えます。また、仲が良い夫婦は子どもにも良い影響を与えると言われています。子どもの心が安定するので、発達段階の子どもにとってはとても良いのです。夫婦仲が良いと自分たちの気持ちも穏やかになり、相乗効果で他の物事も良くなっていきます。夫婦関係を今以上に良くするためには、身体言語にちょっとでも注意しましょう。それだけで相手の気持ちを理解することができるようになります。【参考文献】・『とっさのしぐさで本音を見抜く』トルステン・ハーフェナー(著)●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
2016年07月06日夫の嫌なところに目がいってしまい、価値観を疑ってしまうときってありますよね。一緒に生活していれば当然のことです。しかし、一方的に拒否してばかりで相手を受けいれようとしないのは問題です。価値観が似ているとか、価値観が合うといった言葉を耳にしますが、夫婦にとって大切なのは価値観のすり合わせです。妥協したり受けいれたりして、お互いがもっている価値観を“夫婦のもの”にする必要があるのです。そのためには“風通し”が良くなければ成立しません。夫婦にとっての“風通しの良さ”とは、いったいなんでしょうか。■風のなかで夫婦を築く風格や風流という言葉を聞いたことがありますよね。これは、趣向や気品を表すときに使われる言葉ですが、本来の意味はちがいます。たとえば、風流の意味は、「迷いながら流されながら育つ人格」のこと。“どんな風のなかで生きてきたのか”で価値観がつくられ、やがて人間性となるのです。育った環境も積みかさねてきた経験も異なるふたりが、根本からわかり合うのは難しいわけです。でも、だからといって理解し合えなければ深い関係性やつながりは生まれません。夫に対し、あるいは友人や職場など人間関係のなかで、その人が“そんな風のなかで生きてきたのか”を知ろうとすることが大切なのです。受けいれることで理解することで、これまでとはちがった見方で相手と接することができます。そうして絆を深めていけば、円満な夫婦関係を築きやすくなるのではないでしょうか。■風通しを良くするには?夫婦の風通しの良さとは、“どんな風のなかで生きてきたのか”をお互いが理解し合える環境です。気軽に相談できる仲だったり、どちらか一方の考え方を押しつけない仲だったり、まずは相手の価値観を受けいれる姿勢をもたなければなりません。反対に風通しが悪い夫婦は、相談できなかったり考えのすれちがいでストレスがたまったりして夫婦のあり方を見失ってしまうもの。いまのふたりは、素直に話しあえる環境でしょうか? 何かあれば互いに相談しあえる仲でしょうか?そして、風通しを良くする一番の秘訣は、夫の変化に気づいてあげることです。ささいな変化や異変を感じたら、「どうしたの? 悩みがあったら相談して」と、その一言があればOKです。相談してくれない、話しあわない、考えがバラバラなど、夫に対して価値観のちがいを感じている女性は、この機会に風通しの悪さを見直す必要があるかもしれませんね。
2016年04月25日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日義理の実家ができたり、親戚付きあいが増えたり。結婚すると変わることはたくさんありますが、意外と結婚前に意識しないのが「本人同士の関係の変化」。婚姻届けを提出すれば、その途端に恋人から夫婦になります。紙切れ1枚のことなのに、2人の関係性が大きく変わってしまうこともあるようです。今回は「結婚して変わってしまったこと」について、既婚女性の体験談を紹介します。■「一緒にいたい」と思っていたのに…交際約5年、同棲約3年をへて入籍したAさんは、結婚後にある変化に気づいたそうです。「結婚すると、2人で一緒に過ごすことが『生活』に変わりました。同棲中は『恋人らしく2人で過ごせる貴重な時間』だった休日が、『お互いに好きなことができる日』になり、別々に過ごすことが増えました。結婚後も生活スタイル自体は同棲中とほとんど変わっていないのに、2人の気持ちは確実に変わりましたね。あんなに『一緒にいたい!』と思っていた恋人時代のことを考えると少し寂しい気もしますが、これが“夫婦になる”ということなのかもしれません」2人の気持ちは変化したものの、結婚生活は幸せだというAさん。もうじきお子さんが産まれるそうなので、また休日の過ごし方が変わるかもしれませんね。■急に相手の趣味が嫌になってしまった!続いては、医療関係で働く女性・Nさんのエピソードです。「夫はアニメがすごく好きで、録りためておいたアニメを休日に見るのが何よりの楽しみ。この趣味は交際中から知っていて、何とも思っていなかったのですが…。なぜか結婚してから非常に気になりはじめました。休日にずっとテレビの前にいる夫を見ていると、『少しは家事を手伝って!』『自分ばかり好きなことを楽しんで!』という気持ちから、ついイライラしてしまいます。そして、それが『アニメのせいで…』となっているのかも。すっかりアニメ嫌いになってしまいました」Nさんも、本当は恋人時代のように一緒にアニメを楽しんだり、話を聞いたりしたいとのこと。しかし、いまはどうしてもそんな気持ちにはなれないそうです。■どうしても、力関係が生じてしまう最後は、筆者自身の体験から。筆者は結婚してから、恋人同士のときにはなかった「力関係」を感じるようになりました。たとえば、筆者が自分の洋服を買うときには、夫に「買っていい?」と聞いてしまいます。筆者にも収入があるため、自由に使えるお金の範囲内であれば、断りなく買っても問題ないとわかってはいるつもりです。自分のなかに、夫の収入の方が多いから、という思いがあるのかもしれません。家のなかのことで主導権を握っているのは筆者なので、バランスは取れているのかも。ただ、交際中はこんな風に「力関係」を感じることはなかったので、やはり結婚すると変わるのだと実感しました。「結婚」というステップを踏むだけで、2人の関係が大きく変化する場合もあります。戸惑うこともあるかもしれませんが、最初から「変わるものなんだ」と割りきっていれば、「こんなはずじゃなかった!」と思わずにすむかもしれませんね。
2016年03月22日赤ちゃんはかわいいけれど、どうにも気持ちが晴れなかったり、イライラしてしまったり、理由もなく不安になったり。これらは、いわゆる産後うつに見られる現象です。産後うつというと赤ちゃんを産んだお母さん特有の現象のように思われてきましたが、このたび、お父さんの16.7%、つまり約2割にも、産後3か月までの間に産後うつのリスクが高かった時期があったという研究結果が、国立成育医療研究センターにより発表されました。夫の、また自分の、産後うつを回避するためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。研究員の竹原健二さんに、詳しいお話を伺ってきました。■いいにくいけどお父さんもしんどい竹原さんは、もともと妊娠・出産や、妊産婦のケアの研究を専門にしていたそうですが、実際に自分が子どもを育てる側になったとき、「意外にお父さんも大変だぞ」と思ったといいます。しかし、世の風潮は、「お母さんは大変なんだから、お父さんはがんばって手伝ってあげてね」の一色。もちろん、子育てにおいてお母さんの方が大変なことはわかっているのですが、だからといって、お父さんが大変ではないというわけではないのだけどなあ……と竹原さんは内心思ったそうです。竹原さんは、やはり子どものいる男友だち同士で、「子育てって、がんばるほどしんどいよね、楽しいけどしんどいよね」、「だけど、しんどいって言う場所がないよね」という点で意見の一致をみたそうです。女性は身体からお母さんモードになっていきますが、男性はそうはいきません。通常の仕事の負担・責任に加え、家事・育児の負担、夜泣きや夜の授乳・ミルクにつきあうことによる睡眠不足などが加わり、完全にキャパシティオーバーなのです。さらに、定時に退社したくても、上司や周りの理解が得られなかったり、子どもの世話がうまくできなくて、それを妻に指摘されて落ち込んでしまったりすることもあります。そんなときに、共感してくれる友人もなく、行き場のない悩みがたまってしまったら、心の体調を崩すことは大いにありえることではないでしょうか?■父親の産後うつは時代が産んだ現象海外ではすでに1990年代にPaternal Depression(父親の産後うつ)についての論文が発表されていたといいます。その後、2005年頃には、医学系の専門雑誌に父親の産後うつについての記事が数多く掲載されていたそうです。ところが、当時、日本ではほとんど話題にならなかったとか。その理由を竹原さんにお尋ねしてみたところ、「イクメンという言葉が出てきたのが2009、2010年頃ということを考えると、2005年は、お父さんが家事や子育てをするという考えが、まだ日本に定着していない時期でしたよね。そういう意味では、当時の日本では父親の産後うつというのは、あまりなじまない考え方だったのだと思います」とのことでした。長いあいだ、日本では女性は家、男性は外で仕事、という考え方は根強く、それが日本の経済成長を支えてもきました。それが、ここに来て、労働力の不足や、経済、および雇用の不安定化に伴い、働いていなかった女性のなかにも働かざるを得なくなる女性が出てきました。また、男性は男性で家事や子育てを手伝わなくてはならなくなりました。イクメンという言葉はその現実をポップに表現することで、社会に、お父さんがいままでに選んでこなかった生き方の提言をすることに成功したといえるでしょう。その反面、もしかしたらわが国における父親の産後うつは「イクメンという言葉が生まれた時代が作り出した現象」なのかもしれません。■夫婦で産後うつにならないためには女性の多くは、まさか自分の夫が産後うつになるなどとは思いもしないでしょう。妻の方からできること、また夫婦で危機を乗り切るためにはどうしたらいいかをうかがいました。まず、「男性も産後うつになる可能性があることを、女性にも知っておいてほしい」と竹原さん。また、お母さん向けの産後うつに対応するカウンセリングは存在しますが、お父さんの場合、そもそも産後うつを疑って診察を受けるケースはほとんどないと考えられています。ですから産後うつと診断される人もほとんどおらず、ケア体制もないのです。さらにこわいのは、夫婦そろって産後うつになってしまうことです。センターの調査によると、100家族のうち、1~2家族は、同時期にうつのリスクありと判定された夫婦がいた、という結果が出ています。夫が産後うつになると、妻もそうなるリスクが高くなり、そうなると、意図しないまでも、ネグレクトに近い養育状況に陥ってしまいかねないそうです。「元気じゃないと、子育てってできないですからね」という竹原さんの言葉に大きくうなずきました。竹原さんは、研究者として医師や看護師、助産師、保健師と接する際、子どもを持つお父さんのメンタルヘルスにも気を配るよう勧めているそうです。お父さんを、単にお母さんや子どものケア提供者としてみるのではなく、メンタルヘルスを悪化させる可能性のある未来の患者としてみること、具体的にいうと、赤ちゃんの検診に一緒についてきたお父さんにも、一声かける、といった類のことですね。*夫婦にとって、産後はもっとも大変な時期のひとつであることは間違いありません。竹原さんは強調します。「一般的にお母さんの方が大変ということは確かなのです。ですから、お互いにどちらが大変かを競い合うという不毛なことはやめて、子育てという大変だけれどやりがいのあるプロジェクトをいかにしてふたりで協力して乗り切るか、ということに力を注いでください」子どもが大きくなるまでには、決して短くない時間がかかります。それまで、お父さんとお母さんができるだけ笑っていられる時間を増やせるといいですよね。(文/石渡紀美)【取材協力】※竹原健二・・・国立成育医療研究センター研究所研究員。専門は母子保健の疫学。妊娠・出産や妊産婦ケアに関する研究を国内外で手がける。近年は産前産後の父親に関する調査研究を複数実施している。三児の父親でもある。
2016年01月30日俳優のハリソン・フォードは、『スター・ウォーズ』のハン・ソロとチューバッカの関係をまるで老夫婦のようだと思っているという。来月公開となる『スター・ウォーズ/フォース覚醒』でおなじみのハン・ソロ役を演じているハリソンは、ピーター・メイヒュー演じるチューバッカとの間柄についてエンパイア誌に「何よりもこの2人はまるで老夫婦のようなんだよ。新作映画の中でもいつもと変わらない2人を見ることができるよ」と話す。さらに、ハン・ソロとチューバッカが再会を果たしたシーンのことを「みんなも想像できると思うけど心地よいものだったね。古い友人たちに会うのはとても喜ばしいことだからね」と思い返した。つい先日には、レイア姫役で再び新作に登場するキャリー・フィッシャーがあるインタビューに対して「私はずいぶん前にレイア姫と認識されていることを受け入れたの。それは私という人間の中の大きな一部として共存しているからね。この映画に出演することにためらいはなかったわ」と語っており、さらに自身の年齢でも役をもらえたことに喜びを感じると言い、「私は女優だからハリウッドでは30歳を超えると仕事をもらうのが難しくなるの。もしかしたら今は40歳になっているかもしれないけどね」と続けていた。(C)BANG Media International
2015年11月27日付き合いたてはいいけれど、倦怠期がやってきたりケンカが多くなったり。好きで付き合ったものの、ずっと良い関係が続くとは限りません。それでも今の彼を手放したくない!長続きさせたい!好きなのにいつもなかなか続かない!なんて方は仲良し夫婦から長い間仲良くいられるポイントを学びましょう。■1.相性のいい相手をじっくり見極めるこれは、まだお相手のいない方限定ですが、長く付き合っていくにはやはりこれが重要なのだそう。焦って相手を探すより、ある程度の余裕をもって相手を見極めることが大事です。自分のことをよく知った友達や家族の意見、相手のことを知っている人がいればその人の意見を聞いてみるのもいいでしょう。■2.素直になる「子供ができてから大事だなと思ったのは、『ありがとう』『ごめんなさい』をおろそかにしないことです」(結婚36年目/男性)長い時間一緒にいると忘れがちになるのがこれ。ありがとうの一言があれば丸く収まる場合や、ごめんなさいをもっと早めに言っていればこんな大ごとにならなかったのに・・・なんてこともカップルの間ではしばしば見られます。いつも口に出して伝えられるような素敵な関係になりたいですね。■3.相手を思いやることを忘れない「結婚20年目に入りましたが、まだまだラブラブです。夫が広い心を持つ人だというのもうまくいく一因だと思いますが、やっぱり相手の気持ちになって、思いやる気持ちが一番大切だと思います。」(結婚20年目/女性)「ちょっとした、相手への配慮があるだけで、お互いに信頼感が増す。 うちはコレで16年円満です」(結婚16年目/男性)できているつもりでも、自問自答しなければ意外とわからないことだったりします。やはり、長く続くためには自分の都合だけで動くのはダメ。相手の気持ちや都合を考えてみましょう。■4.会話を大事にする「仲良くというかうまくやっていく秘訣は会話かな?会話なくては互いに何を考えてるかわからないし、言いたいことも言えなくなるから」(結婚25年目/男性)「何十年経っても言葉にしないと分かり合えない事って多いと思います。褒められれば嬉しいし、喧嘩で本音を言い合う事も必要です」(結婚37年目/男性)「会話を大事にしなかったので、 バツ1となりました。」(46歳/男性)夫婦円満の秘訣で一番大事という意見が一番多いのが日々の会話です。黙っていてはわからないことだらけ。もともと違った環境で育った他人同士なのだから、ちょっとした事で歯車が噛み合わないようになっても仕方ないです。一人で悩んだり、他人に相談する前にパートナーと話し合う、これが一番だそう。お互いの主張をぶつけ合った上で二人で考えたり、ちょっとしたことでも、言葉にして相手に伝えることが大事ですね。■5.適度な無関心「大事なのはグレーゾーンだね、適度に無関心な部分を作るべき」(結婚18年目/男性)好きだからこそ、相手への関心が強くなり、必要以上に踏み込んでしまいたくなるものです。しかし、いつも拘束し合ったり一緒に居すぎては疲れてしまいます。お互いに不満が爆発しないためには、自分の時間を持つことも大事です。信用が存在してこそだとは思いますが。本当に理解できない行動や趣味については無関心になるのも円満の秘訣かもしれませんね。■おわりに相手のことを理解するのは難しいもの。一緒に居たいのであれば、いろんな努力が必要です。いいコミュニケーションをとって好きな人とずっと仲良くいたいものですね。(星あの/ライター)(古泉千里/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年08月24日マザーファーストはこのほど、夫婦の呼び方や時間などに関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月4日、20代~40代の既婚女性を対象にインターネットで実施された。回答者数は58名。○夫婦互いの呼び方は「名前」が最多調査ではまず、お互いをどのように呼び合っているのか教えてもらったところ、およそ半数が「下の名前、もしくは「くん」「ちゃん」付け(48.3%)」で呼び合っていることが判明。また、「パパ・ママ、おとうさん・おかあさん(20.7%)」と、親になって呼び方が変わった夫婦も2割いることがわかった。その一方で、およそ1割の人が「あまり呼び合わない(10.3%)」と回答しており、会話がなく、あまり相手のことを呼ぶことがない夫婦も一定数いることがうかがえた。○55.2%が、夫婦二人の時間が減って「寂しい」子どもとの時間は尊くて大切なものではあるが、そのために、夫婦二人で過ごせる時間が減ったことをどのように感じているか教えてもらったところ、半数以上が「寂しい(5.2%)」または「たまに寂しいが、少しだけでも二人の時間を取れればよい(50.0%)」と回答した。しかしながら、「寂しくない」という人も44.8%と、ご主人との時間はあまり必要ないと感じている人も多くいることが明らかとなった。では、夫婦二人の時間はどのくらいあるのだろうか。「お子さんが寝ている時など、夫婦二人でお話ししたりテレビを観たりする時間はありますか?」と尋ねたところ、一日に「30分程度」と「2時間以上」が同率(25.9%)でトップとなった。次いで「1時間程度(20.7%)」と続き、多かれ少なかれ夫婦二人の時間を取っている人が多数いることがわかった。一方で「夫婦二人だけの時間はない」という人も17.2%と割と多かった。○77.6%が「産後、夜の夫婦生活が減った」と回答次に、「夜の夫婦生活」について調べたところ、実に77.6%もの人が「減った」と回答。理由として、「旦那は仕事で疲れ、私は家事育児で疲れているので、二人とも子供と一緒に寝てしまう」(25~29歳)、「育児、家事に仕事でそんな時間があるなら寝たい…」(30~34歳)、「子供がいつ起きるかわからないから、なかなかそういう雰囲気にならない」(30~34歳)など、お互いに疲れていることや、子どもに関する理由が寄せられたほか、「もう無理」(40~44歳)、「夫への愛情がなくなった」(30~34歳)、「恋人というより、"自分の一部"という感じで、性的な対象としての興味がなくなってしまった」(30~34歳)など、夫に対する気持ちの変化を理由に挙げる人も目立った。一方、産後も夫婦生活の回数は「変わらない(20.7%)」と回答した人からは、「子供が寝てからなので、特に変わらない」(25~29歳)、「子供が増えても特に変わりません。私は家事や子育てで疲れてるので少し減らしてほしいのですが……旦那の要求を断ると機嫌が悪くなるので仕方なく相手してます」(35~39歳)、「子供がいても夫婦生活は欠かせない。好きだからする」(20~24歳)といったコメントが寄せられた。
2015年08月06日2015年2月8日、足立区にて産前産後のご夫婦対象に「産前産後パパ支援学級」が行われました。今、話題の父親学級を全国で開催している アイナロハ 代表の渡辺大地さん、性の健康から夫婦関係のあり方を支援する NPO法人JASH 日本性の健康協会 代表の山口いわおさん、同じく副代表のイノマタカナコさん、同じく理事で助産師のやまがたてるえさん、ママの支援をするNPO法人子育てパレット代表の三浦りささんというメンバーで、「パパの立場から」「ママの立場から」双方の視点を交えながら、熱い授業が繰り広げられました。■産後の夫婦関係には、夫の思いと妻の状態にズレがあるまずは、事前に取ったアンケートをもとに、夫と妻、それぞれ産後の夫婦関係に変化が生じたと感じているどうかについてふれました。ここで早くも、夫婦関係に対する思いのズレが浮き彫りに。ほとんどのママたちは産後、夫婦関係に「変化が生じた」と回答。具体的には、「あまり旦那に触られたくない」「恋人のような存在でなく『パパ』という目線で見てしまう」「夫と気分の波長が合わない」「できればしたくない」など。これを聞いて、会場のパパやプレパパたちはショックを受けたようでした。そこで、パパ代表でもある渡辺さんが、奥様が第一子を出産後、そのような思いの違いに気づいた経験を話し、会場をなだめます。JASH代表の山口さんからは「産後、2人だった時のラブラブは戻りません。そうではなくて、新たな夫婦関係を築いていくスタートと考えてください」というお話がありました。女性が産後、前述のような気持ちになるのは、ごく自然なこと。ホルモンバランスや母性の目覚め、会陰切開など、さまざまな要因が関係しています。(男性の射精後の状態が長く続いているのが産後の女性だと、助産師のやまがたさんから助言が!) そのため、パパは特に落ち込む必要はないようです。■夫の育児協力で、ママが本当に望んでいることは!? 「イクメン」という言葉も当たり前になり、昔に比べて家事や育児に協力的な男性が増えています。会場のパパやプレパパたちも、夫婦でこのような場に来ているくらいですから頑張ってくれているはず。しかし、アンケート結果を見てみると、こちらも認識にズレがあることがわかりました。ママの声には、「労いの言葉が欲しい」「子どもに『ママ怖いね~』と言わないで欲しい」「家事は手伝ってくれてありがたいが、ひとつひとつ『〇〇どこ?』と聞かれてイライラした」「子どもと遊びたい気持ちはわかるが、せっかく寝たのに起こさないでほしい」などの意見が。パパの立場からすると、思いつくなりに一生懸命ママの力になろうとしているはず。しかし、ママが望むかゆいところには手が届いていないようです。たとえば、「ゴミ出しをしています!」というパパがいました。しかし、実際のところはママがゴミの分別をしてまとめて、パパはそれを家からゴミ置き場まで移動しているだけだよね? 手柄だけ取るつもり? なんていう厳しい意見も飛び出しました。「育児への協力」というと、家事を一緒にしたり、子どもの面倒を見たりというのが頭に浮かぶかもしれませんが、実はママたちは夫に「慣れない家事をやって欲しい」「子どもの面倒を100%見て」とは思っていないことが、話が進むうちにわかってきました。どうやらママたちが本当に望んでいることは、「話を聞いて欲しい」「1日子どもと向き合っていた私にひと言、労いの言葉が欲しい」というものだったのです。女性にとって「いっぱいいっぱいになった気持ちを解放し、心の余白を作る」方法は、ただひとつ。誰かに自分の話を聞いてもらうことです。たとえば奥さんが、「素敵なコートを見つけたの」と夫に話すとします。それを聞いた夫は、「良かったね。どういうところが素敵だった?」と返してあげればOK。それだけでいいのです。必ずしも「欲しい」や「買って!」という意味を含んでいるわけではないという意見には、パパ代表の渡辺さんや山口さんも納得しながらも、「具体的にどうして欲しい、という指示があった方が手伝いはしやすいので、それは伝えてあげるようお願いします」と会場のママたちに伝えていました。■夫婦で子育てをするために必要な第1歩とは。よく、子どもはママを選んで生まれてくるという話があります。言い換えれば、そんなママを手助けしてくれる人=パパとして赤ちゃんは認識しています。そのパパは、物質的な援助でなく子育てに奮闘するママの気持ちをサポートする存在であることが一番だということ、それが夫婦で子育てする第1歩だということが、このクラスを通して会場のご夫婦に伝わったのでは?と感じました。終了後、何組かのご夫婦に感想を聞いてみると「まずは、妻への声かけから変えてみたい」「妻の気持ち、夫の気持ち双方の立場からの意見が聞けてよかった」「夫を連れてきてよかった」「産後の夫婦のあり方に対するイメージが湧いた」などの声が寄せられました。同じパパという男性の立場からこういうことを夫にぜひ伝えてほしい! これからパパになる夫へ伝えたい! という方は、ぜひアイナロハの父親学級を聞きにいかれることをおすすめします。
2015年03月04日