星野リゾートが運営する温泉旅館「界」の14軒目として、「星野リゾート界アンジン」が伊東市にオープンしました。伊東市は、英国人航海士ウィリアム・アダムス(三浦按針)によって、日本初の西洋式帆船が製造された地として知られています。その三浦按針から名付けられた「界アンジン」は、海や船旅をテーマにしたデザインが随所に施された、今までにない温泉旅館です。星野リゾート界アンジンは、伊東市で日本初の西洋式帆船を造船したウィリアム・アダムスの日本名「安針(アンジン)」から名付けられました。その名にふさわしく、随所に海のロマンを感じられるような仕掛けが施された、マリンアンティークな「界アンジン」の世界をご紹介します。日本で唯一の「船旅」をテーマにした温泉旅館最上階に位置する大浴場からは、太平洋を一望することができます。御影石を使った内風呂と、岩造りの露天風呂から、美しい景色をお愉しみいただけます。同じく最上階には、ゆったりとしたソファでアルコールやドリンクを楽しめる湯上がり処と、サンブエナデッキと名付けられた展望デッキがあります。サンブエナデッキは三浦按針が造船した帆船の名前に由来しており、船の甲板をイメージした開放的な空間となっています。客室は、全室がオーシャンビューの贅沢なつくりに。船にちなんだ舵(かじ)や櫂(かい)を取り入れたアートワークや、船の古材を使用したデザインが特長のアートなお部屋です。さらに、スイートルームにはアンティークな音を楽しめるレコード機器があり、より海のロマンをかきたててくれます。内装は設計事務所スーパーポテトが手がけています。食事は、伊豆らしさを感じる海の幸を中心とした和会席です。そこに、三浦按針の出身地である英国のエッセンスを取り入れました。ホップをきかせて長い船旅でも耐えられるよう開発された、苦味と香りが特徴のIPA(インディアペールエールビール)も提供しています。全国にある「星野リゾート界」は、日本各地の文化を体験できる「ご当地楽」をご用意しています。「界アンジン」では、「青い目のサムライ紀行」と題し、三浦按針が英国から日本にたどり着き、日本初の西洋式帆船を作り上げるまでのストーリーを知ることができます。星野リゾート界 アンジン
2017年05月10日2011年の東日本大震災、2015年の茨城県の鬼怒川決壊、2016年には熊本地震など近年日本では深刻な災害が多く発生しました。そのため、最近では災害の準備がますます重要視されています。このような緊急事態でも慌てずに対処するためには、一体水がどれくらい必要なのでしょうか?今回は地震や水害のときに困らないように、水の備蓄量についてご紹介します。■災害時に飲み水はどれくらい必要?災害時に必要な飲み水の量は、摂取する人によって異なります。そこで以下では成人・子ども・高齢者の3つに分けて、災害時に必要な飲み水の量を解説していきます。【成人の場合】成人の場合、体重1キロあたり50ミリリットルの水分量が必要とされています。例えば体重が50キロの方であれば、2.5リットルの水分量が必要です。このように体重によって必要な水分量は異なるので注意しておきましょう。また、ここで言う水分量とは「飲み水+食事に含まれる水+代謝水」の合計量を指します。私たちが普段食べている料理にも水分は含まれており、例えばご飯1杯では約90ミリリットルの水分が得られます。体内で食べ物が吸収される際にも水分が生成され、これを「代謝水」と言います。つまり、必要な水分量は飲み水だけで補うのではく、食事に含まれる水と代謝水の量も計算した上で、適切な量を摂取しなければなりません。1日の食事に含まれる水分量は600ミリリットル、1日の代謝水は200ミリリットルを目安として、必要な飲み水の量を計算してみましょう。例えば体重が50キロの方(必要な水分量2.5リットル)であれば、以下の式によって必要な飲み水を計算できます。飲み水以外の水分量…600+200=800ミリリットル必要な飲み水の量…2,500-800=1,700ミリリットルしかし、災害時にはいつもの食事ができるとは限りません。特に災害直後では、必要最低限の食べ物しか食べられない状況も考えられます。つまり、食事に含まれる水分と代謝水を十分に確保できない可能性があるため、災害時に必要な飲み水は「1日2リットル」を目安としておきましょう。【子どもの場合】子どもの場合は、以下の通り年齢によって必要な水分量が変わってきます。■小学生…必要な水分量は体重1キロ当たり80ミリリットルが目安。体重30キロの小学3年生では、2.4リットルの水分が必要。■幼児…体重1キロあたり100ミリリットルが目安。体重20キロの5歳児では、2リットルの水分が必要。■乳幼児…体重1キロあたり150ミリリットルが目安。体重8キロの赤ちゃんでは、1.2リットルの水分量が必要。災害時には食事に含まれる水分と代謝水を確保しにくい点を考慮すると、小学生や幼児では2リットル、乳幼児では1リットルの飲み水が必要となります。子どもの場合は成長により体重が大きく変化し、緊急時に必要な水分量を細かく計算するのはとても大変なことです。そのため、「子どもならば1日2リットル、赤ちゃんならば1日1リットル」と大体の目安を覚えておきましょう。【高齢者の場合】高齢者については、体重1キロあたり40ミリリットルの水分が必要です。成人よりも若干少なくなりますが、加齢に伴い体内に蓄えられる水分量が低下しています。また、持病の薬を飲むためのお水も考慮すると、災害時には成人同様の飲み水を確保することが望ましいでしょう。さらに高齢者は脱水症状に陥りやすいので、こまめな水分補給を心掛けることが大切です。炎天下での熱中症のリスクも高いので、災害時には周囲が見守るようにしましょう。■備蓄しておく水の量はどれぐらいが理想?上記の通り年齢によって必要な水分量は異なりますが、「備蓄」という観点では家族1人あたり「1日2リットルの飲み水」で計算しましょう。1人あたりペットボトルのミネラルウォーター1本(2リットル)」が1日の目安です。また、地震や水害の直後では、給水車の到着や給水所の設置までに日数がかかります。最低でも、3日分の飲み水は確保しておきたいところです。3日分となると、4人家族であれば2リットルのミネラルウォーターを12本用意する必要があります。量が多いと感じるかもしれませんが、家族の人数に合わせて適切な量を用意しておきましょう。なお、中にはウォーターサーバーを設置しているご家庭も見られます。ウォーターサーバーには「ボトルあり」と「ボトルなし」の2タイプがあります。ボトルありタイプの場合、ボトル1本あたり最大12リットルの水が入っているので災害時に役立ちます。一方、ボトルなしタイプは直接水道管から汲み上げるため、災害時にはあまり役に立たない可能性が高いでしょう。また、ウォーターサーバーは電気で動くため、停電時には「熱湯」「冷水」といった機能が使えません。水道より先に電気が復旧したときに、これらの機能を使うようにしましょう。■水道水をためて備蓄する災害に備えて、水道水をあらかじめ備蓄しておくのも大切なことです。ポリタンクや洗濯槽、浴槽など、家の中では様々な場所に水道水を溜められます。ちなみにポリタンクは20リットル、洗濯槽は50リットル、浴槽は200リットルもの水道水を備蓄できます。地震や水害が起こる前に水道水を溜めておけば、生活用水として利用可能です。備蓄した水道水は飲み水としても利用できますが、その際には衛生管理に注意してください。水道から出た水には「塩素」が入っているため、短時間で飲めば安全な水として飲めます。しかし、塩素の効果があるのは常温で3日~7日、冷蔵庫で5日~10日とされています。災害時に菌が繁殖した水を飲んでしまうと、腹痛や発熱、嘔吐を引き起こし、余計に水分を奪われかねません。また、備蓄用の水道水ではたとえ飲み水用であっても、一度沸騰させたり、浄水器を通したりしないでください。煮沸やろ過をすると、塩素がなくなり腐りやすくなってしまいます。塩素除去を行った水道水は、基本的にその日のうちに飲まなければなりません。蛇口に浄水器を取り付けているご家庭では、特に注意してください。そして、飲み水として水道水を使用する場合は、きれいに洗ったペットボトルやポリタンクを利用しましょう。これらの容器は食器用洗剤だけではなく、次亜塩素酸ナトリウムが入った塩素系漂白剤で洗浄します。きちんと消毒しておくことで、いざというときの細菌感染リスクを回避できます。そのほか、細菌は空気のある環境で繁殖するため、容器の注ぎ口ギリギリまで水道水を溜めることも大切です。これらの衛生管理が難しければ、市販のミネラルウォーターの購入を検討しましょう。水道水を飲み水として利用する方法は、コストはかかりませんが手間が少しかかります。■ローリングストック法で飲用水を確保するローリングストック法とは、備蓄している食品を「賞味期限、消費期限が近い物」から順に食べて、食べた分だけ買い足す方法です。内閣府も推奨しているほど、ローリングストック法は便利な備蓄テクニックです。期限切れの心配がなく、管理も煩わしくありません。ぜひ、飲用水にもローリングストック法を取り入れてみてはいかがでしょうか?例えば家族4人の3日分の飲み水として、「2リットルのミネラルウォーターを2ケース(6本入り×2)購入した」と仮定します。この備蓄用のミネラルウォーターを普段の生活でも使用して、「1ケース無くなりそうになったら新たに1ケース買い足す」という仕組みです。ただし、必要最低限の量でローリングストック法を行うと、タイミングによっては足りなくなってしまいます。今回のケースでは余分に1ケースを買っておくなど、多めに飲用水を確保しておきましょう。■水の入れ物にも注意なぜ市販のミネラルウォーターには賞味期限が記載されているのかご存じでしょうか?それは、ペットボトルの容器が原因で「品質低下」を引き起こしてしまうからです。ペットボトルは、時間の経過とともに空気が通ってしまう構造です。賞味期限切れのミネラルウォーターでは長期間経過すると水が空気に触れて、風味が落ちてしまっている可能性が高いでしょう。さらに空気が混じることで、細菌繁殖のリスクも高まります。市販のミネラルウォーターの賞味期限は、1年~2年が目安です。先ほどご紹介した「ローリングストック法」ならば賞味期限を気にしなくて済みますが、備蓄用としてまとめて置いておきたい方にとっては、「案外期間が短い」と感じるでしょう。なお、ポリタンクやバケツは「生活用水を入れるための物」と思われがちです。しかし、地震や水害が起きた後に設置される「給水所」では、飲料水目的でもポリタンクやバケツが活躍します。ポリタンクを給水所に持っていけば、一度に20リットルも入れられます。緊急時には大勢の方々が給水所に並ぶため、何度も取りに行く時間がありません。いかに多くの飲料水を確保するかが重要となるので、ポリタンクは重宝されるでしょう。また、バケツがあれば「非常用飲料水袋」を楽に運べます。非常用飲料水袋は給水所で支給される防災グッズであり、リュックのように背負って使用します。バケツにこの非常用飲料水袋を広げて給水すれば、両手で持ち運べます。非常用飲料水袋の口をきちんと締めれば、水をこぼす心配もありません。災害グッズの中には、5年や15年保存できるミネラルウォーターも存在します。いわゆる「保存水」と呼ばれる商品です。ただし、保存水は特殊な加工を施しているため、値段が比較的高い点が悩みどころです。購入数と値段を考えて、無理のない備蓄を検討しましょう。■災害時の節水方法水を備蓄していても、いつ水道が復旧するのかは分かりません。東日本大震災では、家庭の水道が復旧するのに3週間かかりました。それまでの間は給水所や給水車を利用する必要がありますが、災害直後ではいつ給水可能になるのか分かりません。そのため、災害時には「あらかじめ備蓄しておいた水で暮らすこと」が求められます。たくさんあった水も、考えて使わないとあっという間になくなってしまいます。災害時の節水方法を知っておくだけで、気持ちにも余裕が生まれるはずです。では、具体的にどのような節水方法があるのかについて以下で見ていきましょう。【その1】お皿にラップをかける災害後しばらくは、「水道なし」で暮らさなければなりません。洗い物をするだけでも多くの水を使用するため、できるだけお皿にラップをかけましょう。家に紙皿や紙コップがあればそちらを使い、何もなければ食事のときに汚さない工夫を考えましょう。【その2】洗口液で歯磨きをする普段のように歯磨きをするだけでも、コップ2杯~3杯分の水を使用してしまいます。飲料水のコップ2杯~3杯は、災害時ではとても貴重な水といえます。そのため、できれば防災グッズの1つとして「洗口液」を用意しておきましょう。注意しなければいけないのが、「液体歯磨き」を間違えて買わない点です。洗口液は口をゆすぐだけで歯磨きの効果がありますが、液体歯磨きで口をゆすいだ後は歯ブラシでこする必要があります。つまり、液体歯磨きでは普段の歯磨きと変わらないため、飲料水の節約になりません。市販のデンタルリンスには、裏面に「洗口液」もしくは「液体歯磨き」と書いてあるため、きちんと確認してから購入してください。【その3】ティッシュに水を垂らす衛生ケア用品が手元にない場合は、水を使って手を洗ったりテーブルを拭いたりします。このとき、八つ折りにしたティッシュに「ペットボトルキャップ1杯分の水」を垂らせば、簡易濡れティッシュとして使えます。水の代わりにお茶を垂らす方法でも問題ありません。茶カテキンの効果により、「殺菌作用や抗菌作用の強い簡易濡れティッシュ」になるでしょう。【その4】少量の水が出るペットボトル空のペットボトルに生活用水を入れて、キャップに小さな穴を開けてみてください。「少量の水が出るペットボトル」ができ上がります。これ1本で「手洗い」や「赤ちゃんのおしりふき」などに利用でき、節水効果を期待できます。【その5】塩分の高い物を食べない生活用品を工夫するだけではなく、食事にも気を配りましょう。「冷蔵庫の物が腐るから」といって、味付けの濃いおかずや刺身、揚げ物などを無理して食べるべきではありません。食料が残りわずかであれば仕方ありませんが、塩分の高い物を食べると想像以上にのどが渇きます。漬け物も塩分濃度が高いため、災害時に食べる際には気を付けてください。■まとめ災害時には、給水所に並んで水を確保するだけでも苦労するはずです。また、給水所が設置されるまでの間は、備蓄の水で何とかするしかありません。自分の身を守るためにも、1日2リットルの水を用意しておきましょう。また、各家庭の水道が復旧するまでに数週間かかる恐れもあります。普段からの備えだけではなく、災害時の節水方法を覚えておきましょう。
2017年04月04日鬼怒川沿いの小高い丘の上にある「星野リゾート 界 鬼怒川」。鬼怒川と男鹿川の交わるところに立つ「星野リゾート界 川治」。この2施設は距離も近く、連泊で巡る人も。周辺の豊かな自然を楽しめる観光スポットを選びました。かわいい猿の待つ山頂へ、鬼怒川温泉ロープウェイ鬼怒川温泉山麓駅から標高700mの丸山山頂まで、雄大な自然の中を3分半で上ります。晴れるとスカイツリーが見えることもあるという絶景の山頂には、猿たちが遊ぶさる山も。スポット情報店名鬼怒川温泉ロープウェイ TEL・予約0288-77-0700 住所〒321-2526栃木県日光市鬼怒川温泉滝834 アクセス車最寄のIC日光有料道路 今市から約30分電車東武鉄道鬼怒川線鬼怒川温泉駅下車徒歩30分 タクシー10分営業時間9:00~16:00ゴールデンウィーク・夏休み期間中は、営業時間延長あり。定休日無休(整備の為運休あり)URLそびえ立つ大自然に吸い込まれそう!鬼怒川ライン下りダイナミックな大自然の造形が楽しめる鬼怒川の渓谷を6kmにわたって和舟で下ります。奇岩や小滝などの眺め、船頭さんとの交流や、スリリングな櫂さばきも楽しいアトラクション。(4月中旬〜11月下旬)スポット情報店名鬼怒川ライン下り TEL・予約0288−77−0531 住所〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1414番地 営業時間4月中旬から11月下旬(期間中無休)URL龍王峡の迫力あるスケールに圧倒される!2200万年前の海底火山の爆発で噴出した火山岩が鬼怒川の流れに浸食されて出来た自然の造形美は、龍神がいるような神秘的な感じも。龍王峡の駅から川治温泉までの3kmは遊歩道を楽しめます。スポット情報店名龍王峡 住所栃木県日光市藤原1357 アクセス野岩鉄道会津鬼怒川線龍王峡駅より徒歩すぐURL取材・文/小野アムスデン道子スポット情報店名星野リゾート界 鬼怒川 TEL・予約0570-073-011 住所〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308 アクセス東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月24日由緒ある栃木県鬼怒川温泉の木立に囲まれた小高い丘の上にある「星野リゾート 界 鬼怒川」。とちぎ民藝の宿らしいお土産を中心に選びました。色合いが美しい、黒羽藍染のコースター深みのある藍の色が美しい黒羽藍染は、栃木県の黒羽で染めを始めた初代・紺屋新兵衛から現在に至までその歴史200年。モダンな感じの柄の中に伝統工芸品の格を感じます。コースター500円ほか。やみつきになる! 界オリジナルの日光甚五郎煎餅石田屋の日光甚五郎煎餅は、日光お土産の定番ですが、このパッケージのものは、ここでしか買えません。日光の地で百余年の歴史を誇る石田屋自慢の煎餅と界がコラボレーション。さくさくとした食感で食べ始めたら止まりません。人気は塩バター味。12枚入り400円。センス抜群の和食器、益子焼きの器「星野リゾート界 鬼怒川」を訪れたら、必ず好きになってしまうのが、この益子焼の風合い。宿を出る頃には、どれか1点でも手元に持って帰りたくなってしまうはず。ショップには、お茶碗やティーカップ、蕎麦猪口など、普段使いもできそうな若手人気作家の益子焼きの作品がずらり。独特のやさしい色合いや手触りは、どれも愛着がもてそう。釉薬を塗りに使って、焼き物風に仕上げたお箸も素敵。作家作品につき、価格は変動あり。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 鬼怒川TEL・予約:0570-073-011住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308アクセス:東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月23日旅ならではの楽しみといえば、やはり地産のものを使った新鮮な食事。「星野リゾート界 鬼怒川」では、旬を詰め込んだ贅沢な食事が味わえます。龍神伝説にちなんだ名物龍神鍋とは?!鬼怒川温泉から川治温泉まで3kmにおよび、切り立った崖に岩場が続く龍王峡は「岩の公園」とも呼ばれる景勝地。ここには渓谷の龍神を祀る五龍神社があります。そんな龍神伝説にちなんで「星野リゾート界 鬼怒川」の夕食のメインに登場するのが「龍神鍋」。牛肉、野菜、かんぴょう、そして日光名物の巻ゆばなど、季節の食材がたっぷりの味噌仕立ての鍋の中に800℃に焼けた石を投入。一瞬でぐらぐらと沸き立つダイナミックな鍋を熱々でいただきます。さまざまな食材の味はもちろん、出汁の効いた、やさしいスープが繊細でふくよかな奥行きを感じさせ、一度口に入れると、じっくりと余韻に浸っていたくなる味わいです。朝から何品ものお皿が並ぶ至福の旅館ごはん品数の多さに驚く朝食もまた「星野リゾート界 鬼怒川」の楽しみの一つ。炊き合わせや魚の焼き物、ゆばを使った鍋など、ヘルシーな和食の朝ごはんです。日光市には、「界 鬼怒川」「界 川治」「界 日光」と3つの星野リゾートがあり、界巡りといってこの中の何件かで連泊するお客様も多いそうで、2軒目の宿ではその地の名物が出るそう。これもまたちょっとしたお楽しみになっています。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート界 鬼怒川住所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝308電話番号:0570-073-011
2016年11月22日古き良き伝統と現代に即したおもてなしがリピーターを生む星野リゾート。「界 鬼怒川」は、栃木県日光市にあります。車でも電車でもアクセスしやすいのは嬉しいですね。観光地としてのみならず、週末にゆっくりくつろげる場所としても人気です。車の場合は冬対策をしっかりと■車の場合東北自動車道で宇都宮ICを目指し、そこから日光宇都宮道路に入ります。今市ICで下りてから、国道121号線を約30分進んで到着です。カーナビには電話番号ではなく住所を入力してくださいね。“〒321-2526栃木県日光市鬼怒川温泉滝308星野リゾート界 鬼怒川”出典:鬼怒川温泉駅から見ると、鬼怒川を渡って山の方へ行くことになります。近くには鬼怒川観光ホテルがありますので、それを目印にしても良いかもしれません。駐車場は無料で25台分用意されています。また、山間部にあるため冬期は天気によって路面が凍結する可能性があります。スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの装備を用意しておきましょう。周辺のコンビニはセーブオン鬼怒川滝店が一番近いようです(徒歩約7分)。鬼怒川温泉駅の方へ行けばセブンイレブンなどもありますので、何か足りなくてもすぐに現地調達出来そうですね。宇都宮駅から無料送迎バスあり■電車の場合新幹線を利用する場合は、東北新幹線で宇都宮駅まで移動します。2016年12月~2017年3月までは宇都宮駅から宿までの無料送迎バスが用意されていますので、予約をして利用してくださいね。都心からは直通の特急列車もありますので、東武鉄道の鬼怒川温泉駅を目指してください。そこからはタクシーか、路線バスで施設を目指しましょう。“無料送迎バス運行期間2016年12月1日~2017年3月31日※12月29日~1月2日の宿泊分、休館日は運行除外日とさせていただきます。料金宿泊者無料※外来利用のお客様のご予約はお受けしておりません。予約事前予約制(予約受付締切:宿泊日4日前20:00まで)ご希望の方は界予約センター(TEL 0570-073-011)へお電話ください。”出典:チェックインは15時から18時の間、チェックアウトは12時までとなっています。チェックインが18時を過ぎる場合は連絡を忘れずに。栃木の伝統工芸を感じる客室客室は全48室全てが「とちぎ民藝の間」となっています。室内には益子焼や黒羽藍染などが飾られており、職人の技を目の前で感じることが出来ますよ。畳の上にベッドという和モダンな室内とも、見事に調和しています。また、1室限定ですが芝生のドッグラン付のお部屋もありますので、ペットと一緒に旅行を楽しむことも出来ますよ。なお、この記事に記載している料金は現時点での最低料金です(大人2名・1泊・部屋代のみ)。料金は人数や日程によって大きく変わりますので、ご確認ください。■とちぎ民藝の間レインシャワー付き タイプT(定員:1~3名)20,000円~■とちぎ民藝の間温泉露天風呂付き タイプR(定員:1~3名)28,000円~■とちぎ民藝の間温泉露天風呂付きペットルーム タイプP(定員:1~3名)38,000円~※別途、ペット一頭につき1泊5,000円(税込)がかかります。全館禁煙となっていますので、タバコは所定の喫煙所で吸いましょう。また、子ども料金については下記のように設定されています。赤ちゃんや子ども向けの備品貸出もありますので、必要であれば事前に申し込みをしておいてくださいね。“就学状況とお食事の内容によって料金が異なります。下記をご参照いただき、ご予約時にご指定下さい。【7歳~11歳のお子様 】料金:大人の70%、お食事内容:和食膳【4歳~6歳のお子様】料金:大人の50%、お食事内容:お子様ランチ【3歳以下のお子様】料金:無料、お食事内容:なし※食事なし・寝具ありの場合、大人素泊まり料金の50%にて承ります。”出典:食事は名物・龍神鍋界 鬼怒川でいただける食事は、その土地の素材を活かした「龍神鍋」が人気です。季節ごとに変化する会席料理と一緒に、お腹いっぱいお楽しみください。日光では味噌作りも盛んなことから界 鬼怒川オリジナルの味噌ダレでいただける「味噌牛しゃぶ会席」も用意されています。両方食べ比べてみたいですね。“季節の会席先付け牛ヒレ肉の一口カツ・ローストビーフ季節の八寸 取り合わせ椀物造里揚げ物季節の蓋物台の物龍神鍋食事甘味甘味3種より一品お選びください”出典:朝食は旅館らしくご飯とお味噌汁、焼き魚といった和御膳が用意されています。食事処は半個室の落ち着ける空間か、中庭を望むカウンタータイプか、どちらかを選ぶことが出来ます。大人数用の宴会場もありますよ。江戸時代から続く名湯を楽しもう■温泉鬼怒川温泉の歴史は古く、江戸時代に発見され当時は大名や日光詣の僧侶など一部の人しか入ることが許されていませんでした。明治時代以降は一般にも解放され、豊富な湯量と泉質で、現代でも多くの人に親しまれています。内風呂の大きな窓からの景色も、露天風呂からの開放的な景色も、どちらも魅力的です。春には桜を見ながらのお花見温泉も楽しんでくださいね。■マッサージ20:00~23:00(最終受付22:00)の時間帯はマッサージを受けられます。当日フロントで申し込んでくださいね。■トラベルライブラリーご当地の歴史や文化などが記された書籍が多数用意されています。コーヒーや紅茶を飲みながら読書を楽しめますよ。利用時間は7:00~24:00です。郷土の民芸を音楽とともに界の各施設ごとに、特色のある催し物でお客さんを楽しませてくれるご当地楽。界 鬼怒川のご当地楽は、地元の名産が美しい音を出す楽器に大変身。益子焼きで作られた楽器が奏でる演奏会が、毎晩21時から開催されています。玄関前のホールには、益子焼の水琴窟が置いてあります。柄杓で水をかけることで美しい音色を響かせますので、是非試してみてくださいね。20代の若者は要チェックです界 鬼怒川では、この冬も魅力的なイベントが多数用意されていますよ。■若者旅プロジェクト界では、20代の若者がリーズナブルに利用出来る「界の若者旅」を提案しています。また、12月7日~8日には藍染体験も出来る一泊二日のプランもありますよ。自分の見聞を広めるため、参加してみてはいかがでしょうか。■冬牡丹の花見風呂雪囲いされた冬牡丹を眺めながら、お風呂を楽しむことが出来ます。■益子焼と黒羽藍染の灯籠道2016年12月1日~2017年2月28日の間は、大浴場へと続く中庭の回廊を、オリジナルの灯籠が暖かく照らし出します。■360度の銀世界 奥鬼怒の幻の雪見風呂ツアーガイドと一緒に雪が積もった冬の原生林を散策します。歩いた先にはお風呂もありますよ。大自然を満喫しよう界 鬼怒川の近くにある観光スポットをご紹介します。■鬼怒川温泉ロープウェイ(徒歩で約15分、車で約2分)鬼怒川温泉山麓駅と、丸山山頂を結んでいます。山頂の展望台からは、天気が良ければスカイツリーまで見ることが出来ますよ。■鬼怒楯岩大吊橋(徒歩で約20分、車で約3分)鬼怒川温泉街の南部と、名勝・楯岩を結ぶ吊橋です。特に秋は美しい山の紅葉を大パノラマで堪能出来ますよ。■中禅寺湖(車で約60分)約2万年前、男体山の噴火によって出来た湖です。標高が高い場所にあり、古くから別荘地として利用されてきました。景色が季節ごとに異なる表情を見せてくれます。紅葉の見頃を終えると、冬へ向けて新たな美しさを見せてくれる鬼怒川エリア。日々のリフレッシュも兼ねて、週末などにフラッと出かけてみてはいかがでしょうか。スポット情報店名星野リゾート界 鬼怒川 TEL・予約0570-073-011 住所〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308 アクセス東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月21日江戸時代からの由緒正しい鬼怒川温泉鬼怒川の温泉は、江戸時代から「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川)」と言われる癒しの湯。「星野リゾート界 鬼怒川」では、四季折々の美しい自然を眺めながら、ゆったりと湯に浸かれます。古くから、関東のお湯処として知られており、その昔は、日光詣の僧侶や大名のみが入ることの許された由緒ある温泉なのだとか。アルカリ性の単純泉は身体に優しく、ゆっくりとお湯を楽しめるので、思わず長湯してしまいそう。大きく開いた内風呂の窓や露天風呂からの庭の眺めが美しく、夜はライトアップもされます。露天風呂からは桜並木が望め、春にはさながら花見露天風呂も風流です。湯上がり処でほっと一息、地元の飲み物が沁み渡るお湯に浸かって身体が温まったら、麦茶などの飲み物が置かれた湯上がり処でほっと一息。15〜20時の間には地酒3種類も置かれ、飲み比べてみることも。モダンな中にも、とちぎの民藝が落ち着いた雰囲気を醸すロビー前のトラベルライブラリーでひとやすみするのもおすすめ。中庭に面したロングソファに腰かけて、本を片手に自由にコーヒーや紅茶、ハーブティーなどを楽しむことができます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 鬼怒川TEL・予約:0570-073-011住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308アクセス:東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月21日森を抜けた小高い丘の上にある「星野リゾート界 鬼怒川」は、木立が美しい中庭が印象的。とちぎの民藝である益子焼きや黒羽藍染め、鹿沼組子が全室を彩ります。そこかしこに息づく地元の職人技まず、訪れた人の目に入るのが、栃木県産の大谷石が見事な入り口。エントランスホールにある水琴窟は、益子焼きの壼があります。ウェルカムドリンクのコースターには、黒羽藍染めのコースターが。また、トラベルライブラリーには、注目の若手作家による益子焼きの作品がずらりと並びます。一点ものも多いので、運命!と思える作品に出会ったら、即手に入れて。ここで使われている“民藝”とは、もともと民衆的工藝の略で、日常的に使われる工芸品のことを指す造語のこと。柳宗悦や河井寛次郎らによって提唱された言葉で、高級な美術品ではなく、名もなき職人たちが作る日用品の中にこそ美しさ(用の美)があるとして広められました。48室の客室すべてに伝統工芸がちりばめられて「星野リゾート界 鬼怒川」は、全48室すべてが「とちぎ民藝の間」。部屋の上がり口の間でかわいい益子焼きの置物が出迎え、寝心地のよいローベッドの枕元には鹿沼組子が。ベッドヘッドのランナーや障子には黒羽藍染、壁には益子焼きのお皿、広々としたテラスには重厚感がありながらも涼やかな大谷石が贅沢に使われています。テラスに、江戸時代からの名湯として知られる鬼怒川の湯を使った温泉露天風呂がついているお部屋も。自然を感じながら、ゆっくりとプライベートなお湯に浸かって、至福の時間が過ごせます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 鬼怒川TEL・予約:0570-073-011住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308アクセス:東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月20日江戸時代から、日光詣の諸大名にも愛され、火傷にも効くと称されたという名湯・鬼怒川温泉。森に囲まれた小高い丘の上にある「星野リゾート界 鬼怒川」では、自然と温泉、そしてとちぎの民藝である益子焼きの音が癒してくれます。まずは水琴窟の清らかな音に耳を傾ける鬼怒川の温泉街を抜けて森に囲まれた小高い丘へ。「星野リゾート界 鬼怒川」の解放感あふれるエントランスホールには、風情ある3つの益子焼きの壼が置かれています。壼の上には、水を張った皿とひしゃく。壼に敷かれた石に水をかけると、なんとも心が安らぐような水の音が心地よく流れます。水琴窟とは、日本庭園で見られる装飾の一つで、地中に埋められた壼に、雨音が共鳴し奏でる音を楽しむもの。その水琴窟を「星野リゾート界 鬼怒川」オリジナルで益子焼きの壼で作ったものだそう。お部屋には益子焼や、ぬくもりある民藝品が「星野リゾート界 鬼怒川」は、すべての部屋がとちぎ民藝に触れることのできる“ご当地部屋”。かわいい表情の益子焼の置物やそばちょこが置かれ、ベッドの枕元を飾るのは鹿沼組子。障子には黒羽藍染めが使われ、テラスには栃木県産の大谷石が敷き詰められています。陶器製ならではの澄んだ音色に心が洗われる毎夜、益子焼きの壼に砂を入れて作った陶琴の演奏会が開催されます。陶琴に使われている陶器は、益子焼の作家である田村直己氏とコラボレーションで1年かけてオリジナルに作ったもの。音程を作るのに苦労したという田村氏が作曲した、音色の柔らかさを感じることができる音楽です。黒い陶器製の笛は、誰しもが吹いたことのあるリコーダー。実際に吹いてみると、益子焼きならではの音の違いを感じることができるはず。益子焼きのカスタネットで合奏に加わることができ、土の奏でる、やさしい音を堪能できるひとときです。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報店名星野リゾート界 鬼怒川 TEL・予約0570-073-011 住所〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308 アクセス東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月20日鬼怒川温泉駅から車で約5分。こんもりとした森を抜けた小高い丘の上にある「星野リゾート界 鬼怒川」。丘の上への、ちょっと驚くアプローチは行ってみてのお楽しみ。そこは、とちぎの民藝が落ち着いた雰囲気を醸し出す大人の宿でした。一気に非日常の空間へ、驚きの演出鬼怒川の温泉街を抜けて、緑豊かな木立に車が入って行くと、栃木の名産品である大谷石が貼られた入り口でお出迎え。しかし、ここは本当のエントランスではありません。本当のエントランスは、ここから少し離れた小高い丘の上。そこまで一気に、ある仕掛けで運んでくれます。丘を登りきると、大きな花が生けられたエントランスンスホールが。大きく開けた視界には、開放的な中庭が広がり、目を見張ります。広々とした中庭を眺めるもよし散歩もよしロビーの前の、トラベルライブラリーには、広々とした中庭に面するように、ゆったりとしたロングソファが。コーヒーや紅茶、ハーブティーなどを飲みながら、流れる時間は、東京では感じられないほど穏やかで心安らぎます。壁一面ガラス貼りの解放感ある空間を眺めるもよし、腰を上げて、四季折々に美しい中庭を散歩するもよし。いずれにせよ、自然に包まれる贅沢極まりない時間が過ごせます。天然の樹木を生かして造られた中庭を歩くと、まるで林の中にいるようで、一瞬ここが宿だということを忘れてしまいそう。夜には、ライトアップされた幻想的な空間に。鬼怒川の湯に浸かり、栃木の山の幸を生かしたお料理に舌鼓を打てば、温泉旅館の魅力を余すことなく堪能できるはず。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 鬼怒川TEL・予約:0570-073-011住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308アクセス:東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分
2016年11月19日お昼は、中庭を眺めながらお茶と季節のおもてなし「星野リゾート界 川治」の大きな門をくぐると、音を立てて回っている水車。小屋の中には、緑の美しい中庭を望んで、炭のくべられた囲炉裏があります。きな粉をまぶしたアイスクリーム、さつまいもの蒸し芋きんとんなど、時季に合わせた季節の振る舞いがいただけます。この水車小屋のふるまいや土間の“里山工房”での里山の暮らし体験など、古きよき里山を感じながら、ゆっくりと贅沢な時間が過ごせます。(季節の振る舞い、里山工房での体験は無料)夜は、囲炉裏を囲んでお酒を楽しむ大人の時間水車小屋は、夜には囲炉裏を囲んでお酒が楽しめる水車バーに。ほのかな明りの中で、炭のくべられた囲炉裏が温める竹筒の中には、栃木の地酒。栃木は、実は知る人ぞ知る日本酒の蔵どころなんです。竹筒の熱燗は、竹の香りも楽しめます。また、いちご、りんご、ゆず、ぶどうなど季節のフルーツや野菜を使ったオリジナルカクテルも女性に人気。*アルコールドリンクは有料です。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 川治TEL・予約:0570-073-011住所:〒321-2611 栃木県日光市 川治温泉川治22アクセス:「宇都宮」駅から冬季無料送迎バスあり「川治湯元」駅から無料送迎バスあり価格帯:20,000円~30,000円
2016年11月17日思わず夢中! 石臼を挽いてきな粉作り「星野リゾート 界 川治」の中に入ると、軒先に名産の野州麻が干され、スイカを冷やす流水棚には水が流れていて、まるで里山の家のよう。土間は“里山工房”と呼ばれ、“ご当地楽”という古くからの里山の暮らし体験が無料で楽しめます。まずは、大きなガラス瓶に入って並ぶ何種類もの大豆の中から、好きに選んで石臼に挽いて、きな粉を作ります。混ぜてもいいし、一種だけでも、お好みで。石臼を挽くのは意外と力も必要で、いつの間にか夢中に。大中小、様々な大きさの石臼がありますが、やはりいちばん大きい石臼が、重くて力も必要な分、出来上がりも細かく挽き上がります。きな粉が、こんな風に作られているなんて思いもよらなかったという声も。出来上がったきな粉を火鉢であぶったマシュマロにつけて、食べるのがまた楽しい。自分で手間ひまかけて作ったきな粉は、より一層愛着がわきます。石臼の手挽き体験は毎日開催。紙漉きの出来上がりはやってみてのお楽しみ土曜のみやっているのが、栃木鹿沼産の野州麻を使った紙漉き体験。漉き船の中に入った麻の繊維を溶かし込んだ水を何回も混ぜてから、練りを入れて、すげたですくい取ります。意外と思ったように、すくい取るのが難しく、これまた夢中になってしまいます。これを、乾かすと紙になりますが、落ち葉を入れるなどして、工夫も。どんな出来上がりになるかが楽しみです。手挽き体験も紙漉き体験も無料で、出来上がったものを持ち帰ることも出来ます。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート界 川治住所:栃木県日光市 川治温泉川治22電話番号:0570-073-011
2016年11月16日江戸時代から親しまれている鬼怒川・川治の温泉郷。「星野リゾート界 川治」は、鬼怒川と男鹿川が合流する美しい渓谷にあって、夜はバーになるという水車小屋のある温泉旅館。まるで里山の家に滞在するような気分でほっこりとした時間が過ごせます。囲炉裏のある水車小屋は、夜にはバーにも東京から東武特急利用で2時間半ほどにある川治温泉は、昔から、傷が治ると言われてきたほどの泉質。男鹿川添いに四季折々の眺めがきれいな「星野リゾート界 川治」は、りっぱな門構えをくぐると、ゆっくりと廻る水車がお出迎え。この水車小屋には囲炉裏があり、昼間は夏にはきな粉アイスクリーム、秋には芋きんとんなど季節のおもてなしを出してくれ、夜にはムード満点のバーになって、地酒を竹筒で熱燗にしたり、季節の果物を使ったオリジナルカクテルを楽しむことができたりと、時節にあった趣を楽しむことができます。まるで里山のお宅に招かれた雰囲気で石臼体験や紙漉き足を踏み入れると、そこは、ロビーというより、どこかノスタルジックな里山の家の土間のよう。軒先には名産の野州麻が干され、スイカを冷やす流水棚には水が流れています。“里山工房”と呼ばれる土間のスペースで、いろんな大豆を小型の石臼で挽いて好きなきな粉を作ったり、野州麻を使った紙漉き体験などが楽しめます。トラベルライブラリーからは、男鹿川の眺めが広がり、栃木の大自然の中でほっこりとした里山で過ごすような時間が過ごせます。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート界 川治住所:栃木県日光市 川治温泉川治22電話番号:0570-073-011
2016年11月13日陸上選手でタレントの武井壮(43)が25日、自身のツイッターを更新し、芸能界およびスポーツ界で薬物検査を行うべきではないかと提言した。女優・高島礼子(51)の夫で元俳優の高知東生容疑者(51)が24日、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。今年2月にはプロ野球の清原和博元選手が覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決が確定したばかりだ。相次ぐ薬物スキャンダルに、武井は「スポーツ界も芸能界も一斉薬物検査したらいいよ。。違反者は資格停止処分にしたらいい。。」と提言。「これだけ薬物事件が頻発したらスポンサー離れを起こして業界が縮小しかねないよ。。」と危機感を示した。そして、「なんの努力も生産も貢献も生まない薬物なんて無益な快楽のために人生やお世話になった業界すら汚すなんてもうやめようよ。。」と呼びかけた。
2016年06月25日日本有数の芸妓文化を体験たおやかな芸妓さんの舞、粋な芸妓遊びは、誰しもちょっと憧れたことがあるのでは。熱海に明治時代から要人をもてなしてきた熱海芸妓の世界に、気軽に触れることができる温泉旅館がある。「星野リゾート 界 熱海」では、地域文化の魅力を楽しんでもらうおもてなしとして、熱海芸妓による舞の披露やお座敷遊びが毎晩行なわれています。今や、新幹線を利用すれば東京からわずか45分で到着する熱海。昔も、地の利がよく、湯量豊富な良質の温泉が湧く保養の地であり、芸妓が要人をもてなす芸妓文化もありました。今でも置屋の数は100以上、芸妓も200名以上はいるというほど。「界 熱海」では、毎日夜の9時から、大広間で芸妓の舞や、投扇興などの芸妓遊びを一緒に体験できる。長唄の三味線の音が響き、舞台に芸妓さんが上がると、一挙に優雅な雰囲気に。日本髪、白塗りの顔に赤い紅をさした芸妓さんの舞は、一挙一動が美しく、見とれてしまいそう。意外と簡単なゲームに、思わず熱中!舞が終わると、今度はお遊びの時間。投扇興は、桐の箱の上に置かれた蝶と呼ばれる的に向けて、相対するお客同士が交互に扇を投げる。落ちた扇・的・箱の位置で点数が決る。芸妓さんが判断して点数をつけてくれるが、箱に扇が当たっただけだと「こつん」で最低のマイナス2点、扇が箱にかかったまま落ちた的が立った「若紫」は15点と点数づけもなかなか雅やか。5投で競うが「練習の時は上手くいったのに!」と熱中すること間違いなしだ。日本三大古泉の一つという伊豆山の源泉「走り湯」から掛け流しの温泉。熱海の海の幸を生かした食事と、熱海らしい魅力に加えて、なかなか体験できない芸妓文化に触れることのできるのは「界 熱海」だけの大きな魅力とも言えるでしょう。店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月12日料理長・金野茂氏の海そのものを味わうフレンチ熱海は、新幹線を使って東京から45分、温暖な気候、豊かな湯量を誇る源泉という条件が揃い、古くから開けた温泉地。そんな熱海の伊豆山にある「星野リゾート 界 熱海」は、高台に江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館、そして、麓には、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルが。単に温泉旅館というだけではなく、海のオーベルジュを備えた熱海の海の幸を存分に味わえる宿でもあります。クラシカルな別館ヴィラ・デル・ソルの料理長、金野茂氏は、同じ海の幸に恵まれたマルセイユで修行をし、その日の食材を見て調理を決めるという一期一会の海のフレンチが得意。海・山、豊富な食材を深みのある味わいになかでも、夕食のシェフズスペシャリテで出るブイヤベースは、5種類以上の磯魚を使い、本場マルセイユのブイヤベース憲章という決まりごとに従って作られた深みのある一品。メルバトーストに赤ピーマン、ニンニク、オリーブオイル、マヨネーズで作ったルイユソースをつけ、グリュイエールチーズをのせて浸しながら食べる。磯の深い味わいが口の中でゆっくりと広がります。朝も、地元の食材を使ってヘルシーながらボリュームのあるメニュー。山盛りの新鮮野菜のサラダ、ふわっと軽いクラムチャウダー、地鶏有精卵を使った卵料理やハム、サクサクのクロワッサンや香ばしいトーストが。大きな窓からは柔らかな朝の日射しが入り、大海原がすぐそこに。潮騒の音を聞きながらの国の登録有形文化財でもある洋館での朝ごはんは、心地よく、またなかなか得がたい体験であるともいえるでしょう。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月11日上質な空間でいただく最高の食事東京から新幹線を利用して45分の熱海、そこから車で5分という抜群のアクセスながら、一気に非日常の世界を味わえる「星野リゾート 界 熱海」。湯量の豊富な日本三大古泉の一つを引いた源泉掛け流しの宿は、江戸時代からの伝統を引き継ぐ本館と歴史を感じる別館ヴィラ・デル・ソルがあります。夕食は、伊豆の海から獲れた新鮮な魚介を中心に、本館では日本料理にしてお部屋で、別館ではフレンチにしてダイニングで。ここは、滋養豊かな季節の味をゆっくりと味わえるオーベルジュを備えた温泉旅館なのです。なかでも、別館ヴィラ・デル・ソルは、紀伊徳川家15代当主が東京の飯倉に明治32年(1899年)に建てた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”の旧館を移築したもの。国の登録有形文化財に指定された建物は、内装もクラシカルな雰囲気。いっぱいのカサブランカなど美しい生花に彩られています。その土地ならではの海の幸を贅沢に夕食のシェフズスペシャリテは、伊勢エビや金目鯛といった熱海の海の幸がテーブルに。ブイヤベースは、幾重にも重なった磯の香りが口の中に広がる一品。スパイスを煮出したものをベースに魚の出汁を取って、カサゴやメバルなどその日に獲れた磯魚を5種類以上も使用。本場マルセイユのブイヤベース憲章という決まりごとに従って作られた深みのある味です。朝食は、窓から入る朝の光と潮騒に囲まれて、新鮮な野菜が山盛りになったサラダ、名物のふんわりと柔らかな味わいのクラムチャウダーに地鶏有精卵を使った卵料理やハム、サクサクのクロワッサンや香ばしいトーストが朝から贅沢にいただけます。テラスに出ればそこはもう海。潮風を感じる極上の朝も味わうことができるはず。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月10日和の意匠と、洋の洗練さが融合東京から新幹線で45分、あっという間にもう熱海。そこから車で5分も走ると、緑濃い伊豆山にある「星野リゾ—ト 界 熱海」に到着します。ここには、高台には江戸時代末期からという伝統をくむ本館、麓には明治の洋館を移築した別館ヴィラ・デル・ソルがあります。まず、本館は門をくぐって玄関、ロビーでウェルカムドリンクが出されてから、相模湾を一望する広々とした部屋に案内されます。床の間に生けられた花や掛け軸、あじろ天井に簾のかかった窓と、時を経た和室の美しさが際立つ造りは、ため息が出るほど。本館のトラベルライブラリーでは、飲み物を自由に楽しみながら、旅の本や写真集、アートブックなどを見て、ほっとした時間が過ごせます。ここから麓の洋館に向かう途中に、日本三大古泉の湯を引いた源泉掛け流しの湯殿が2つ、爽やかな風と素晴らしい眺望が楽しめる湯上がり処の青海テラスがあります。時の流れを感じさせる歴史ある建築そして階段を下りきると、その名を刻むステンドグラスに見とれそうな石造りの別館ヴィラ・デル・ソルが。扉を開けると、気品と落ち着きのある雰囲気にため息が出そう。紀伊徳川家15代当主が東京の飯倉に明治32年(1899年)に建てた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”の旧館を移築したもの。クラシカルな雰囲気のダイニングとサロンは、時間の流れもゆっくりと感じられます。ヴィラ・デル・ソルの部屋は、明るい光が差し込む白を基調にしたモダンな造り。さりげなくコルビジェのイスやソファが置かれています。全室オーシャンビューで、潮騒に心安らぐ部屋から、夏には伊豆山花火大会を見ることができるそう。食事は本館では和会席、別館ではフレンチをいただけます。和と洋の極上を思う存分、味わえます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月09日東京から約45分の非日常な宿でくつろぐ「伝統の温泉旅館は、ちょっと敷居が高いかも……」と思われがちですが、上質な温泉旅館にこだわりつつ、現代的な居心地のよさを感じさせるのが星野リゾートの「界」という温泉旅館ブランド。「界 熱海」は、東京から新幹線を利用して45分という抜群のアクセスで、一挙に非日常の宿と温泉で極上の時間を味わえます。「界 熱海」の源泉は、開湯1200年の日本三大古泉の一つ。元は江戸末期から続く歴史ある老舗旅館。緑に囲まれた門構えの奥、立派な設えの玄関で、にこやかな笑顔のスタッフが迎えてくれます。そして、客室に向かう前に、まずはロビーでウェルカムドリンクが出されて、ほっと一息。スタッフと交わす言葉で一気に和やかな気分に。和の伝統・本館と洋風の別館ここ「界 熱海」には、江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館と、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルがあります。ヴィラ・デル・ソルの建物は、元は紀伊徳川家によって、明治32年(1899年)に建てられた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”を移築したもの。明治時代の美しい洋館の佇まいが、美しいロビーやダイニングとなって今に残ります。ともに、相模湾の美しい眺めと潮騒の音に癒される部屋ですが、雰囲気は全く異なる和と洋の宿。かたや広々とした畳と濡れ縁に、檜の内風呂もある落ち着いた和のお部屋、かたや、さりげなく本格的なコルビジェの家具が置かれた明るくモダンな洋室。どちらに泊まっても、源泉かけ流しの豊かな湯を誇る「走り湯」「古々比の瀧(こごいのゆ)」という2つの湯殿を楽しみ、食は伊豆の海の幸を生かした和会席かフレンチを味わえます。東京からの距離の近さを忘れてしまう、非日常の時間を熱海で過ごしてみてはいかがでしょうか。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月08日開湯1200年、神秘的な源泉東京から地の利がよい湯どころ熱海。新幹線を利用すればわずか45分。数多くの源泉があって古くから温泉地として開けていますが、伊豆山温泉の麓にある源泉「走り湯」は、全国でも珍しい横穴式の源泉で、かの源頼朝もつかったと言われています。洞窟の入り口からは白煙が立ち上り、奥に入っていくとサウナのような熱気。そして、湯の源は、洞窟の奥でボコボコと沸き立っていて、まさに大地のパワーを感じる神秘的な光景。その伊豆山の「走り湯」を引いた掛け流しを楽しめる温泉旅館が「星野リゾート 界 熱海」。江戸末期から続く伝統ある純和風の本館と麓にはクラシカルな洋館の別館ヴィラ・デル・ソルを持つというのがユニーク。ふたつの個性ある湯殿で、優雅に湯浴み「界 熱海」の湯殿は2つ。一つは源泉の名を取った「走り湯」で、丸太檜のゆったりした湯船からの相模湾の眺めが美しい。柔らかで、とろりとした湯に浸かれば、身体がほぐれるよう。肌の上をすべらかに流れる湯は美肌の湯といわれ、湯上がりもしっとり。もう一つは、透明なガラスに囲まれたモダンな半露天風呂の「古々比の瀧(こごいのゆ)」。周りを遮るものがなく、空中に浮いているようなユニークなデザインは、隈研吾氏によるもの。開放感は抜群で、緑に囲まれてゆっくりとお湯を楽しめます。湯上がりは、空中に張り出したような「青海テラス」で。相模湾を一望できる湯上がり処で一息。お昼は冷たいお茶、夜には地元の梅酒や梅ジュースなどのフリードリンクが用意され、潮騒をききながら飲み物片手にゆっくりと寛げます。1200年も前に開かれた日本三大古泉の一つ、古くは信仰の対象にもなったという神秘的な走り湯から引かれた湯は、心と身体を生き返らせてくれそう。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月07日源泉は、日本三大古泉のひとつ東京から新幹線で45分という便利な熱海。緑豊かな伊豆山には古くから美肌の湯として定評がある温泉が開けています。「星野リゾート 界 熱海」は、その伊豆山の高台に江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館があり、麓には歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルが。「界 熱海」の源泉は、開湯1200年の日本三大古泉の一つ。伊豆山神社と拘わりも深く古くは霊湯として信仰を集めていたという湯。「界 熱海」には個性の異なる2つの湯殿があり、その豊かな湯量を源泉掛け流しで楽しめます。良質なお湯に浸かりながら、絶景を一望ひとつめの湯殿は、源泉の名前を取った「走り湯」で、檜を丸太に組んだ湯船の向こうに相模湾の絶景が見える造り。檜のいい香りに囲まれて、とろりとした柔らかな湯は肌を滑るよう。泉質は、ナトリウム塩化物泉で、保温効果に優れ、湯冷めしにくいのが特徴です。もうひとつの湯殿は、透明なガラスで囲まれた先に露天風呂が森の中に浮いているような、モダンな「古々比の瀧(こごいのゆ)」。ユニークな設計は隈研吾氏によるもの。湯面に緑が影を落として美しい。湯船の木枠が枕のようになっていて、頭を持たせかけて目をつむれば鳥のさえずりや潮騒の音が、なんとも良い心地。「界 熱海」は伊豆山の斜面に立っているので、湯殿は建物と階段で繋がっていて、途中に「青海テラス」という相模湾一望の湯上がり処も。冷たいお茶、夜には地元の梅酒や梅ジュースなども用意されていて、温泉から上がって、火照ったところで飲み物を片手に寛げます。朝に夕に温泉を楽しみながら、自然の中に身をおいてゆっくりと湯を楽しめるのは、まさに至福の時間。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月06日ぐっと寒くなり、いよいよ冬本番。暖かい部屋でぬくぬくとしていたい季節ではありますが、そんな時にこそ旅に出て、極上の温泉や美食、自然やその土地の伝統文化に触れあって “にっぽん” を満喫してみませんか? 今年、国内でオープンした注目スポットを3件ご紹介します。新しい感性が息づく、加賀伝統の温泉宿で蟹づくし!(石川県・山代温泉)2015年、北陸新幹線開通で賑わった北陸地方への旅。北陸へ旅するならば、やはり温泉と海の幸は欠かせません。それらに加えて加賀の伝統と新しさを体感できる温泉宿が、12月10日にリニューアルオープンした「星野リゾート 界 加賀」です。石川県・山代温泉に1624年から続く老舗旅館「白銀屋」を大改築。歴史ある加賀伝統建築部分に息吹を与えて、新たに客室棟を備えた温泉旅館として生まれ変わりました。加賀藩主・前田利常公や美食家・北大路魯山人など、数多くの文化人が逗留した歴史と文化の宿が新しい進化をとげています。たとえば「器は料理の着物」と唱えた魯山人の料理哲学にならった「器と料理のマリアージュ」も、その魅力のひとつです。総料理長が九谷焼の若手作家に “料理を一番引き立てる器” を制作依頼。伝統工芸の育成と発展の一助を担います。それらの器を彩るのは、春はのど黒、夏はアワビ、秋は海老、冬はずわい蟹。そう、とくにこの季節に味わっていただきたいのが、冬の名物「活蟹のしめ縄蒸し」。 蟹の旨みをぎゅっと閉じ込めて、ふっくらと柔らかく仕上げた口福の一品なのです。山代温泉は約1300年前に「行基」という高僧が霊峰白山への修行に向かう途中で発見したと伝えられる、歴史ある温泉です。とろりとした泉質は「美肌の湯」とも言われ、四季折々の庭を眺めながら贅沢な湯浴みを楽しめます。■星野リゾート 界 加賀(2015/12/10 リニューアルオープン)石川県加賀市山代温泉18-47 ※蟹料理のご提供期間は2016年3月10日まで。活蟹のしめ縄蒸しは、特選蟹会席コース・タグ付き蟹会席コースで賞味可能。2015年12月29日~2016年1月6日は休漁のため除外日となります益子焼などの「とちぎ民藝」が光る、木漏れ日の湯宿(栃木・鬼怒川温泉)鬼怒川の渓流沿いにある丘の上に建ち、温泉街の喧騒から一線を隔した木漏れ日の中に佇む瀟洒な宿。「星野リゾート 界 鬼怒川」はとちぎの民藝をモダンにアレンジした宿で、日本らしくもあり現代の快適性をもあわせもつ、「地域の個性」と「季節感」を感じられる温泉宿です。エントランスホールでは、益子焼の「水琴窟」がお出迎え。地域の風土から生まれた陶器の奏でる透き通った音が静寂を一層際立たせます。緑豊かな森を望むテラスには栃木県のみで採掘される大谷石が贅沢に敷き詰められています。全48室の客室は、すべてご当地部屋仕様になっています。江戸時代末期より人々に愛用されたきた「益子焼」や、200年以上の歴史を持つ「黒羽藍染」、「鹿沼組子」など、とちぎの手仕事をより身近に感じながらゆっくりと過ごすことができるのです。手仕事好きにはたまらない空間です。栃木は「いちご」「かんぴょう」などで有名な土地ですが、お米、トマト、蒟蒻芋、大豆などの農作物、清流で育てられたイワナやマスなどの川魚など、旬の食材も豊富。これらの食材で遊び心の詰まった「日本旅会席」をぜひ堪能してみてください。また、龍王峡をイメージしたダイナミックな「龍神鍋」もぜひ。ヤシオマス、ワタリガニ、干瓢、巻湯場など栃木らしい食材を、焼石を入れてぐつぐつと沸き立つ鍋で調理するという「星野リゾート 界 鬼怒川」の新名物です。傷は川治、火傷は滝(鬼怒川温泉)と謳われた名湯・鬼怒川温泉。アルカリ性の単純泉は体に優しく、長湯をしても疲れにくいので何度でも温泉を楽しむことができます。■星野リゾート 界 鬼怒川(2015/11/10 オープン)栃木県日光市鬼怒川温泉滝308 日本初のグランピングリゾートを満喫!(山梨・南都留郡)数年前から世界的に新たな潮流となりつつある「グランピング」。グラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を合わせた造語で、道具や食材などの準備や片づけなどは不要、道具を持たない方でも贅沢に大人のキャンプができるため、日本でも広がりつつあります。2015年秋にオープンした「星のや富士」は、河口湖を眼下に臨み、富士山が育んだ雄大な自然の中で「丘陵のグランピング」を楽しめるリゾートです。スコープに入ったかのような感覚が面白い40室の客室、樹林の中に浮かんでいるかのようなテラスが幾層にも連なり、テラスごとに滞在感が異なります。そして、キャンプ感覚を享受できるレストランやカフェも併設。焚き火や燻製づくりなども、グランピングマスターがもてなしてくれます。シェフが演出するアウトドア感あふれる料理の数々も魅惑的!贅沢感がありながら、冒険心をくすぐるグランピング滞在を体験できる「星のや富士」。冬から春にかけてのリゾートプランに「グランピング」も追加してみてはいかがでしょう。■星のや富士(2015/10/30 オープン)山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408 自然やその土地の文化に触れながら、美味しい食事を味わう旅こそ、大人の贅沢な旅。多忙な日々から離れて、自分だけの時間を過ごす。自分と日本を再発見する旅に出かけてみませんか?
2015年12月25日星野リゾートでは2016年3月31日までの期間限定で、11月10日にオープンした「界 鬼怒川」(栃木県・鬼怒川温泉)にて、開業を記念した「3大特典付プラン」(1泊2食付大人税込2万8,000円~、2名1室利用時)を提供している。界 鬼怒川へは東武鉄道鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」より車で5分。鬼怒川の渓流に面した小高い丘の上に位置している。エントランスホールには栃木県伝統の益子焼の水琴窟(すいきんくつ)が添えられており、地域の風土とともに心安らぐ空間を演出するなど、とちぎの素朴な民藝をモダンにアレンジして訪れる人を迎える。また、界 鬼怒川ではオリジナルで製作した益子焼の陶器による無料の演奏会を毎夜開催する。鬼怒川温泉はアルカリ性の単純泉で、筋肉・関節の慢性的な痛み、自律神経不安定症、冷え性、胃腸機能の低下、疲労回復などの効能が期待できる。また、長湯をしても疲れにくく、何度も温泉が楽しめるのが特徴で、露天風呂からは桜並木を望み、春には花見露天もできる。客室はとちぎの技をモダンにアレンジし、全48室全てを「とちぎ民藝の間」としてしつらえ、そのうち20室には森を望む露天風呂を備えている。テラスには栃木県で採掘される大谷石を敷き詰め、室内には地元作家とコラボレーションした益子焼と藍染めを中心に、滞在を通して栃木県をならではを感じられる空間に仕上げている。また、期間限定の「開業3大特典付プラン」を利用すれば、益子焼の御猪口と200年の歴史を持つ黒羽藍染のコースター、界オリジナルかりんとうのお土産がもらえる。夕食には界鬼怒川名物 「龍神鍋会席」を用意。龍王峡の龍神伝説にちなみ、龍神のダイナミックさをメインの料理で表現している。熱く焼けた石を鍋の中に入れた瞬間に、ぐつぐつと湯が沸き立ち盛大な湯気があがり、ヤシオマスやワタリガニ、かんぴょう、巻湯波など季節感と地域らしさを感じる食材が楽しめる。朝食は和御膳となる。3月31日までの期間限定「開業3大特典付プラン」は1泊限定となる。そのほかにも、「いちご狩りチケット付き1泊2食付プラン」や「1日2組平日限定! 大人の自由な一人旅 1泊2食付」などのプランも用意している。
2015年12月15日茨城県は9月11日、9月10日に発生した茨城県内大雨災害の影響により、9月13日に開催を予定していた「筑波山がまレース 2015」を中止にすることを発表した。つくば市内では避難勧告が発令され、災害対策本部が立ち上がり、現在も多くの人が避難している。また、隣市である常総市においては鬼怒川氾濫により未曾有の大災害となっており、多くの人が被災し、つくば市の避難所へも避難している状況となっている。そこで同イベントの実行委員会は、被災者の状況等を鑑みるとこのような中で開催すべきではないと判断した。合わせて、「楽しみにしておられた方も多いと存じますが、甚大な災害発生の状況下ですので、何卒、ご理解のほどお願い申しあげます。最後に、災害に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます」とコメントしている。
2015年09月11日東武鉄道は8月10日、「東武グループ中期経営計画2014~2016」で掲げている「日光・鬼怒川地区等沿線観光地の活力創出」のための有力な選択肢の1つとして、2017年度からをめどに日光・鬼怒川地区で、約50年ぶりの蒸気機関車(SL)の復活を目指すと発表した。今回、北海道日高郡新ひだか町の協力を受け、JR北海道所有のSL車両「C11形207号機」を借り受ける。同車両は、1941年12月26日に日立製作所笠戸工場にて製造、その現役期間、一貫して北海道で使用されていた。1974年廃車後、北海道日高郡静内町(現:新ひだか町)で静態保存されていたが、2000年からJR北海道が動態保存機として使用を開始し、「SLニセコ号」を中心として「SL冬の湿原号」、「SL函館大沼号」などにも使用された。同車両は、同社が1945年に導入し、1963年まで利用していたC11形2号機と同型機。SLの走行区間は、東武鬼怒川線の下今市-鬼怒川温泉間(12.4キロメートル)を予定している。
2015年08月11日美しい作品と触れあう旅は何も「界 松本」だけのものではありません。全国各地の星野リゾートでも、その土地ゆかりの伝統工芸や若手アーティストの作品などさまざまな芸術と出会うアートを感じる旅を提案。それぞれのご当地の魅力をたっぷりと味わう喜びを教えてくれます。伝統工芸美に触れる「星野リゾート 界 箱根」東京からも近い奥深い自然と温泉文化を宿す箱根。その玄関口となる湯本温泉の旧街道ぞいに位置するのが「界 箱根」。しっとりと大人の風情をまとったロケーションと日本を代表する建築家・坂倉準三による洗練されたたたずまいが箱根の色香を映し出して秀逸。ご当地の魅力として箱根の伝統工芸として知られる「寄木細工」をテーマにするのがここの特徴。食事処での器や、パブリック、客室の家具・調度品に柔らかく取り入れて、映えます。箱根の峠はかつて旅人にとって大きな難所。そんな彼らをもてなす「茶屋文化」が盛んな地域でした。「星野リゾート 界 箱根」には現代の茶屋をイメージした施設「寄木CHAYA」がゲストを迎えます。夕食後、毎晩20時からスタート。スタッフが見せる紙芝居による寄木細工の紹介を楽しんだり、人気の作家の作品を実際に器として使ってティーブレイクをしたり。アフターディナーを気ままにくつろぎながら、箱根の伝統工芸の美しさと触れあえます。箱根の寄木細工の魅力は温かみのある天然の木の風合いと重なり合う色の妙。「星野リゾート 界 箱根」では寄木コースター作り体験ができ、自分だけのオリジナルのデザインでパズルのように組み合わせる行程を楽しむことができて人気。少しくらい失敗しても大丈夫。世界にひとつだけの寄木細工はとっておきの宝物になるはずです。都心から近く何度も通っている人も多い人気の箱根。でも、まだまだ訪れたことのない場所もあるはず。それほどに箱根の魅力は奥深く多彩です。なかでも世界一級の優れたアート、美術品をそろえたスポットが充実。世界有数のピカソコレクションで知られるオープンエアミュージアムの「彫刻の森美術館」、ルノワール、モネなどの印象派の作品を集めた「ポーラ美術館」、琳派、焼物、仏像といった優れたコレクションが圧巻の2013年にオープンした「岡田美術館」など、本物のアートと出会えるのが箱根の魅力なのです。 「津軽三味線」の音色に導かれる「星野リゾート 界 津軽」 >>続きを読む 「津軽三味線」の音色に導かれる「星野リゾート 界 津軽」日本全国に点在する「界」ブランドの中で最も北に位置するのが青森県にある「界 津軽」。古くから湯治場として地元で親しまれてきた大鰐温泉というロケーションは、雪深い里山の風情と春には桜満開の弘前城がにぎわうレトロモダンな弘前文化とも密接、旅する楽しさは四季折々、多様です。そして、津軽といえばやはり津軽三味線。ときに激しく、ときにせつない音色は厳しい北国・津軽の暮らしを伝えるようでもあり、心に郷愁をかきたてます。毎晩21時、「界 津軽」の豪奢なロビーフロアにダイナミックな津軽三味線の音色が響きわたります。「ご当地楽」のアトラクションとして地元の若手アーティストによる生演奏はゲストのためだけのパーソナルなもの。その下で特訓を続けるスタッフも加わっての共演も華やか。「叩き」と呼ぶ独特な奏法によるライブは情熱的で、思わず聞き入ってしまうほどの迫力。初めて津軽三味線の音を聞いたというゲストも多く、「界 津軽」の名物のひとつになっています。そして「星野リゾート 界 津軽」のもうひとつの魅力がこぎん刺しによるデザイン演出。かつて仕事着だった麻の着物の強度と保温のため布地に細かな刺し子を施したのが津軽・こぎん刺しのはじまりといわれています。そのこぎん刺しをアートとして捉え、青森出身の若手グラフィックデザイナーの山端家昌氏によってオブジェ、意匠として配したのが「ご当地部屋」となる「津軽こぎんの間」。1棟のみの離れの客室を使用、透け感ある「こぎん障子」など斬新なアプローチで津軽の伝統工芸へのリスペクトを表現しています。「星野リゾート 界 津軽」周辺の見どころは、勇壮な約80台のねぷたが市内を練り歩く有名な弘前四大祭りのひとつ「弘前のねぷた」。毎年夏に開催されます。祭りシーズンでなくとも、実物大のねぷたが飾られた「津軽藩ねぷた村」では、津軽塗・こぎん刺・こけし・津軽焼きなどの民工芸品の制作風景を見学することができ、また、製作体験もできるのでお土産としても喜ばれます。そして、青森市内へと少し足を延ばせば、シャガールの巨大絵を体感する事ができる「青森県立美術館」も。青木淳氏の秀逸な建築デザイン、奈良美智の巨大なあおもり犬など「一度は観ておきたい」人気の美術館です。また、青森駅東口ウォーターフロントエリアに位置する複合施設のA-FACTORY。青森県産りんごのシードルや地元のさまざまな食材が楽しめ、気のきいたお土産を探すのに最適です。 著名人が愛した土地で非日常を味わう旅を… >>続きを読む アートをめぐる非日常の旅「星のや 軽井沢」軽井沢の歴史は長く、明治19年、カナダの宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏がその美しい自然と四季あふれる気候に感動し、家族や友人たちと訪れたのが避暑地としてのきっかけと言われています。その後、皇室や堀辰雄、芥川龍之介といった作家・文化人、ジョン・レノンといったセレブリティたちが軽井沢を愛してきました。その中で生まれた作品、アートも数知れず。常に軽井沢は文化と美と共に歴史を刻んできました。そして、軽井沢を代表する宿として凛とした風情をまとい、存在感を際立たせるのが「星のや 軽井沢」。水辺の集落をイメージさせたたたずまいはどこか懐かしいようで、それでいて新鮮。日本のラグジュアリーを体現した宿として世界中からのゲストをもてなします。「水辺の集落」をイメージした「星のや 軽井沢」の客室は個性にあふれています。水辺を望む「水波の部屋」は清流の川に向けて広がるテラスが特徴。最も開放感あるタイプです。「山路地の部屋」は、樹木に囲まれた山肌にそったスタイル。静かな環境のため、このタイプを好むゲストも少なくありません。そして、長期で滞在するのであれば「庭路地の部屋」へ。小さな庭園を持つ戸建風の客室で、よりパーソナルな環境が魅力です。「山の懐石」をテーマにした野趣あふれる料理が登場するダイニング「嘉助」、天然かけ流しの温泉、和の素材を使った愉悦のスパトリートメントなど、施設・体験すべてにおいてどこにもない特別感を演出。地熱を利用した床暖房などサスティナブルな取り組みも高く評価されています。たまには特別な心休まる時間でくつろぎたい。そんなとき、ぜひ訪れたい癒しの宿だといえます。 特集「アートを旅する街、松本」
2014年11月28日城下町・松本にあり、1300年前から親しまれてきたのが浅間温泉。古くは江戸時代、松本城主たちが愛し、明治になると竹久夢二、与謝野晶子など文豪たちも足しげく通った名湯です。長野県内でもトップクラスの湧出量を誇り、柔らかく肌になじむ泉質は多くの温泉ファンに好まれています。その浅間温泉の中でもひときわ現代性と日本ならではの伝統の意匠ある空間を持ち、デザイナーズ旅館として高い評価を受けているのが、「星野リゾート 界 松本」。新旧のアートに触れた後、ゆっくりとくつろぐのなら、こんなスタイルのある宿こそがふさわしいものです。伝統の技を各所に感じる館内「界 松本」のコンセプトは歴史と芸術に深く結びついた松本の歴史をたどるかのように、館内で新鮮さとクラシカルな美しさを秘めたアートワークを表現すること。それも職人たちの手仕事の技が光る本物を見せる。そんな宿の情熱が見え隠れします。ドームのような外観からガラスのアプローチを抜けた先にあるエントランスホールはまるで教会のような荘厳さ。その先には吹き抜けの廊下がドラマチックにゲストを出迎えてくれます。丁寧な細工が施された透け感が美しい組子障子は匠の技術あってのもの。陰影ある表情を持つのは天然土壁。波のような浮き上がりが力強い。このほか、伝統的な江戸の墨流しを用いた和紙、繊細な金箔をはりつけた細工、作家・川原信子氏によるカリグラフィーアートなどパブリックスペース、客室のあらゆる場所にこだわりが。伝統とモダンがとけあい、ときに共鳴しあってどこにもない「界 松本」ならではの華やかな美学へと昇華し、みごとです。 松本文化を表した星野リゾート 界 松本の「ご当地部屋」>>続きを読む 松本の文化を表したご当地部屋「オーディオクラフトルーム」「界」ブランドではその土地の魅力を極めてゲストに提供する「ご当地部屋」というコンセプトルームを設けています。もの作りが盛んな松本を象徴して「界 松本」では「オーディオクラフトルーム」を用意。工房アンダンテを主宰する木工作家・吉田直樹氏による音楽をテーマにした作品を室内に展示。クラシック、ジャズなど心をリラックスする音の世界を表現し、音楽を愛するゲストに好評。この部屋に泊まりたくて訪れる愛好家も多く、人気です。「オーディオクラフトルーム」制作クラフト作家 吉田直樹氏コメント「星野リゾート 界 松本」との出会いは今年の「クラフトフェアまつもと2014」でのことでした。そこからお話しがあり、「オーディオクラフトルーム」のための作品を依頼されました。最初はやはり、いろいろと考えましたね。客室というプライベートな場所でどんなものがゲストのみなさんの心の琴線に触れ、音楽を楽しんでいただけるのかと。そこで、ジャズとクラシックをテーマにした作品を選んでみました。やはり部屋の中ではリラックスしてもらうのが一番ですからね。松本は「サイトウキネン・フェスティバル」などアートと共に音楽とも深い絆のある街。「界 松本」にも音楽愛好家のゲストの方も多く、 この「オーディオクラフトルーム」はとても喜んでいただけているようで、本当に嬉しいです。私の作品は音と灯りと木のぬくもりが生み出す優しく、温かな空間が特徴です。どうぞ、作品に触れてみて、柔らかい木の肌触りを感じとっていただきたいです。また、バイオリンなどに用いる本物の木を使ったオリジナルスピーカーも「ご当地部屋」のために製作中です。チェックインすると室内には好みの音楽が流れている。そんな余韻のある「ご当地部屋」になればと思っています。 宿泊中は松本文化ならではの体験を >>続きを読む カンクラフトワークショップを体験「星野リゾート 界 松本」でもうひとつ体験したいのがゲストのためのクラフトワークショップ。松本でシンプルな美しい手作り家具を製作するKancraft(カンクラフト)直伝で技術を取得したホテルスタッフが指導。小さなカッティングボードやコースターなど気軽に作れる作品に挑戦。これが思わず集中してしまうほど楽しく、自分だけのクラフト作品に旅の思い出を刻んでいきます。夜にはエントランスロビーにてコンサート堪能教会のような荘厳な雰囲気のエントランスロビーでは毎夜、地元のアーティストによるゲストのためのコンサートを開催。フルート、ピアノ、サックスなど日によって異なる内容で、身近に楽器の音色、ライブな音楽の高揚感を味わえると好評。空間を活かし、高い天井に共鳴する響きは感動をおぼえるほどにドラマチックで「界 松本」での夜にふさわしい時間を演出してくれます。 特集「アートを旅する街、松本」
2014年11月28日松本はご存知、松本城をかかえた城下町。北アルプスなどの山脈を背景におおらかさと歴史を重ねあわせた情緒が魅力。伝統を守りながらも現代アートなど新しいものへの関心も盛んで、クラシックな街並みと奥深いカルチャーライフが訪れるわたしたちを魅了します。その松本の観光スポットのメインとなるのが中町通り。なまこ壁の土蔵が続き、人気の高いクラフトショップ、伝統工芸、カフェ、アンティークショップが集まり、ゆっくりと散策を楽しむのがおすすめです。松本文化クラフトワークに触れる宗教学者であり美をこよなく愛した柳宗悦(やなぎ むねよし)が提唱したアート運動が民藝(みんげい)。有名作家ではなく職人たちが作る生活用品にこそ美が宿るという考えで一大ムーヴメントを巻き起こし、中町通りを中心に古美術、民芸・工芸品を扱う老舗が松本のクラフトワーク文化を担ってきました。その中心が「ちきりや工芸品」。松本の民藝運動の中心的存在、丸山太郎が初代オーナーの民芸店。松本に来たらまず訪れたい場所のひとつといえます。カラリと扉を開けると店内には透明感ある色鮮やかなガラス製品、温かみのある陶器、世界各地のクラフト雑貨などがギッシリ。見ているだけで飽きないバラエティに富んだ品ぞろえに心が躍ります。手にとって見るとプライスも驚くほどリーズナブル。普段使いしてこそのクラフトものだということをそっと教えてくれているようでうれしくなります。雰囲気の良いクラフトワークショップ中町通りにはそれは魅力あふれる店が多いのですが、どれもそれぞれ個性的。ここはぜひ、ゆっくり時間をとって探索したいもの。「アール・ド・ヴィーヴル」とはフランス語で「暮らしの中の美学」という意味ですが中町通りでそんな上質で美しいライフスタイルを彩る日用雑貨を扱うのが「陶片木」(とうへんぼく)。唐津焼きに魅了された店主が始めたクラフトワークを中心とした店舗は、この店のために松本に通う人たちもいるほど長く愛され続けています。外観は伝統的な日本家屋。元は印刷所だったという「陶片木」の店舗には、雑貨・小物好きを夢中にさせる全国から集められた手仕事の逸品がそろいます。美しいモノたちは美しい場所で。そんな店主の想いを感じる空間はゆっくりと時を刻むよう。人気のバターナイフ、すり鉢など店主みずからデザインした製品は造り手から使い手へと手渡される現代の民藝アートワークそのもの。しみじみと愛おしい存在です。 ちょっと一息と立ち寄ったカフェに…>>続きを読む ちょっと一息と立ち寄ったカフェに有名な…クラフトカルチャー散策の途中でちょっとブレイク。そんなときに立ち寄りたい人気の店をはじめ、中町通りには老舗的なレストランやカフェといった食べる楽しみも豊富。昭和8年創業。中町通りというよりも松本市を代表する洋食の老舗レストラン。観光客だけではなく地元の人たちに愛され、店内はいつもにぎわっています。こっくりと煮込まれたデミグラスソースのハヤシライス、素朴な美味しさのオムライスなど名物メニューは今も健在。そして最後に忘れずにオーダーしたいのは自家製プリン。店内には開業当時の写真や、松本出身のアーティスト草間彌生の作品が飾られ、レトロな食器などにも松本らしいクラフトテイストを感じさせます。松本市美術館で現代アートに触れる民藝、クラフトワークだけでなく松本のもうひとつの魅力といえば現代アートに触れること。なかでも松本市出身で世界的な現代美術の第一人者として知られるアーティスト草間彌生の常設展示のある松本市美術館はファン必見。松本、東京での個展を経て単身渡米、ニューヨークを中心に活動し、にわかに注目を浴びたファンキーで破壊力ある草間ワールドを体感する展示・演出はとにかく圧巻。アートとは感じることである。そんなメッセージがダイレクトに伝わってくる作品群です。松本市美術館には常設展以外にもはずせないチェックポイントがいくつかあります。まず目に飛び込んでくるのが草間彌生の野外彫刻「幻の華」。その横には草間氏によるドット柄が施された自動販売機も。ファンならここで記念写真撮影はマストです。ミュージアムショップにも草間アイテムがそろい、限定販売は美術館オリジナルのてぬぐい。また、JR松本駅と松本市美術館などを周遊する「クサマバス《水玉乱舞》号」が運行。これを利用して訪れるのも楽しいのでお忘れなく。市街地より少し足を延ばしてディープな松本の歴史に触れる「美しいものが美しい」。松本での民藝運動の立役者であった故丸山太郎が残した言葉こそが今の松本に継承される文化的美意識を象徴しています。その丸山が昭和37年に創館したのが松本民藝館。コレクターとしての優れた眼を持った氏が選び抜いた日本だけでなく世界各地からの陶磁器、テキスタイル、家具などが美しい古民家の空間に展示。生活と暮らしに密着した様式の中に宿る本質的な美しさには時空を超えた力強さが見え隠れします。そして松本アートの旅をさらに奥深く楽しむのなら宿泊選びも大切。おすすめは職人技の伝統美とセンスある現代アートを融合させたモダンなムードのデザイナーズ旅館として話題の「星野リゾート 界 松本」。秀逸な料理と温泉もあわせて満喫できる麗しき美食の湯宿として人気です。 中町通りで見つけた、ステキなお土産をアノ人が紹介>>続きを読む お土産選び基本の鉄則は、(1)使えるもの(2)美味しいもの(3)その土地ならではのもの。今回ご紹介する「松本」のお土産は、基本を押さえつつ、さらに「これぞ!」というものを集めてみました。「思わず笑顔がこぼれる」「印象に残る」「食卓での会話が弾む」。そんなテーマから選んだ、とっておきのお土産をご紹介します。■「松本民藝館」でみつけた、思わず笑顔がこぼれる小さな壺手のひらサイズの小さな壺。思わず「可愛らしい~」と笑顔がこぼれそう。特に女性に喜ばれそうなお土産で、季節の植物を飾ったり、楊枝を刺したりと、その人なりの工夫で、色々と使えそうです。値段も 1つ 300 円とお手頃です。■季節感を伝え、相手の印象にも残る「開運堂」の栗菓子松本で100年以上続く老舗店「開運堂」で秋の味覚、栗菓子を見つけました。店名も「開運堂」と縁起のよい響きですね。季節感を伝え、しかもその土地でしか買うことのできない味は相手の心にインパクトを与えてくれます。■食卓で会話が弾む「陶片木」のアイデアあふれるお土産海外や全国からファンが訪れる名店「陶片木」でみつけた「バターナイフ」と「椅子型の箸置き」。「バターナイフ」は使った後に、バターがついていてもそのままテーブルにポンと置ける工夫がされています。ユニークでしかも使い勝手のよいお土産は、食卓でのちょっとした話題になり、会話も弾みそうです。 特集「アートを旅する街、松本」
2014年11月28日東武鉄道はこのほど、JR東日本と共同で運行するJR・東武相互直通特急列車(新宿~東武日光・鬼怒川温泉間)をお得に利用できる「東武カード会員限定 JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」を、期間限定で発売した。このきっぷは、JR線の新宿・池袋・浦和・大宮駅から東武線の東武日光・鬼怒川温泉駅までの往復乗車券と特急券のセット。東武カード会員が東武カードクレジットにて決済する場合にのみ発売される。現金での購入は不可。発売額は、東京都区内発が4,800円、大宮~川口・戸田公園発は4,240円。通常の往復価格は新宿~東武日光・鬼怒川温泉間で8,000円、大宮~東武日光・鬼怒川温泉間は7,060円となっているため、通常より約4割も安い価格で利用できる計算だ。きっぷの発売期間は7月16日まで、利用期間は6月15日から7月18日までの連続する2日間。首都圏の東部トラベル各支店にて取り扱う。
2014年06月11日JR東日本はこのほど、新宿~東武日光・鬼怒川温泉間を運転するJR・東武直通特急に、初めて「えきねっとトクだ値」を設定すると発表した。「えきねっとトクだ値」は、「えきねっと」会員限定で発売される、乗車券と指定席特急券がセットになった片道タイプのお得なきっぷ。対象となるのは、東武日光・鬼怒川温泉行(下り)の「日光1号」「スペーシアきぬがわ11号(臨時)」「スペーシアきぬがわ3号」「きぬがわ5号」「スペーシアきぬがわ7号」、大宮・浦和・池袋・新宿行(上り)の「スペーシアきぬがわ2号」「きぬがわ4号」「スペーシアきぬがわ6号」「スペーシアきぬがわ14号(臨時)」「日光8号」の計10本。「えきねっとトクだ値」を利用した場合、新宿~東武日光・鬼怒川温泉間の料金(乗車券と指定席特急券の合計)は通常より1,600円安い2,400円に。池袋~東武日光・鬼怒川温泉間は通常より1,550円安い2,320円に、大宮~東武日光・鬼怒川温泉間では通常より1,410円お得な2,120円になるなど、いずれも通常より40%割引となる。利用期間は6月15日から7月18日までで、乗車日1カ月前の10時から乗車当日の深夜1時40分まで購入可能。乗車日が7月8日以前となる場合は、6月9日5時30分から申込開始となる。きっぷはJR東日本各駅の指定席券売機・みどりの窓口などで受け取れるが、東武鉄道の各駅での受け取りはできない。「えきねっとトクだ値」の有効期間は1日間。予約した指定列車に限り有効のため、指定列車に乗り遅れた場合には無効となる。
2014年06月07日