松田龍平が異色の棋士を演じる『泣き虫しょったんの奇跡』の公開日が9月7日(金)に決定。さらに、“しょったん”こと松田さん演じる瀬川晶司五段を取り囲み、濃密な人間ドラマを彩る第3弾キャストとして、上白石萌音、石橋静河、藤原竜也ほか実力派キャスト13名が新たに発表された。幼いころから将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田さん)は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れた“しょったん”が、周囲の人々に支えられながら、史上初めて奨励会退会からのプロ編入という偉業を成し遂げる、という物語。松田さんが2002年公開の『青い春』以来16年ぶりに豊田利晃作品で単独主演を務めるほか、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子、國村隼といった“主役級”の豪華キャストが集結している。■上白石萌音、“しょったん”が恋心を抱く相手に!将棋一筋で生きてきた“しょったん”が、淡い恋心を抱く喫茶店の店員・真理子役には、『舞妓はレディ』(’14)で映画初主演ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も『ちはやふる』シリーズやヒロインの声を演じた『君の名は。』、さらに現在公開中の『羊と鋼の森』への出演と、目覚ましい活躍を続ける注目の若手女優・上白石萌音。奨励会を退会し会社員となった“しょったん”の同僚・南咲子役に、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の主演に抜擢され、多数の映画賞を受賞、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題を呼び、『きみの鳥はうたえる』(9月1日公開)、『生きてるだけで、愛。』(今秋公開)など注目作の公開が控える石橋静河。■藤原竜也は松田龍平と6年ぶり共演!“しょったん”のファンに!?上司・山口役には、バラエティ・ドラマ・映画への出演を始め、映画『火花』では監督も務めるなど、マルチに活動を見せるお笑い芸人・板尾創路。さらに、かつて主演映画『I’M FLASH!』(’12)で松田さんと共演を果たした藤原竜也の出演も明らかに!会社員として働くかたわら、再び将棋のプロを目指す“しょったん”のファンの1人として登場する。果たして、どのようなシーンで登場するのか…?松田さんと藤原さんの共演シーンには注目だ。そのほか、大西信満、奥野瑛太、遠藤雄弥、山本亨、桂三度、三浦誠己、渡辺哲など、実力派キャスト陣が続々。それぞれ独特な存在感を放ち、作品にさらなる厚みをもたらしている。また、中学時代の晶司役には今作で映画デビューとなる窪塚愛流、親友・悠野(野田さん)の中学時代には後藤奏祐人が扮し、将棋に打ち込むひたむきな姿をフレッシュに演じている。■豪華キャスト勢揃い!本ポスタービジュアルも公開本ポスターには、「負けっぱなしじゃ、終われない。」という想いを込めた言葉と共に、将棋盤の前で覚悟を決めたかのような表情を見せる“しょったん”の姿が…。奨励会員の仲間たちや、幼いころから自身の夢を応援してくれた父(國村さん)、さらに内気だった“しょったん”の背中を押してくれた恩師(松さん)、そして最大のライバルであり親友(野田さん)。「満26歳までに四段へ昇段しなければプロ棋士になれない」という、プロ棋士の養成機関・奨励会(新進棋士奨励会)に潜む“鉄の掟”のもと、年齢制限を迎え一度は将棋から離れてしまうが、再び夢を追うことを決意した“しょったん”を力強く支え、応援する人々の姿が映し出されている。「ひとりの夢が、みんなの夢になった―」。そう記された言葉の通り、“しょったん”の将棋への情熱が次第に周囲の人々の心を動かし、やがてみんなにとっての“夢”や“希望”となっていく。豪華キャストら共演によって描かれる、その濃厚な人間ドラマには、ますます期待が膨らむばかりだ。自身も9歳から17歳まで奨励会に在籍していた過去を持つ豊田監督が「将棋を描くなら、『人生の縮図=将棋そのもの』な世界にたどり着きたい」という思いを込め、メガホンを取った本作。様々な人々との出会い、挫折・葛藤、そして、いつまでも変わらない将棋への想い。そのすべてが重なり合い、35歳のサラリーマンが将棋界の歴史を変える“奇跡”を巻き起こしていく。なお、本作は8月24日(金)より開催の第42回モントリオール国際映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることが決定している。『泣き虫しょったんの奇跡』は9月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年9月7日より全国にて公開©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年07月01日浪漫活劇『るろうに剣心』の製作発表会見が27日に都内で行われ、早霧せいな(緋村剣心役)、上白石萌歌(神谷薫役)、廣瀬友祐(斎藤一役)、三浦涼介(四乃森蒼紫役)、植原卓也(相楽左之助役)、愛原実花(高荷恵役)、松岡広大(剣心の影・緋村抜刀斎役)、松岡充(加納惣三郎役)、小池修一郎(脚本・演出)、木村有祐(梅田芸術劇場 代表取締役社長)、安孫子正(松竹 取締役副社長・演劇本部長)が登場した。司会は中井美穂が務めた。原作は、漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミック。アニメ化、実写映画化もヒットした同作を、2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初めて舞台化、今回は小池の新演出による上演となる。宝塚版で主人公・緋村剣心を演じた早霧が、男女の枠を超えて再び同役を演じることとなる。製作発表では、劇中衣装を身につけた出演者陣による殺陣のパフォーマンスも行われ、会場内はヒートアップ。小池は、東アジアで盛んな性別を超えた演劇、日本が世界に送り出す最大の文化である漫画をベースにした”2.5次元”など、これまであった文化が融合し「新しい文化のエンターテインメントが生まれたらいいんじゃないか」と、同作への期待を熱弁した。早霧は「男性キャストの皆さんのいる中で、男性を演じるのはどうなのかと悩んだこともありましたが、人を演じるという意味では変わりはないんじゃないかという境地に行き着いて、ここに立っています」と葛藤を吹っ切った様子。一方で、久しぶりの男役に「堂々と足を広げて座っていられる。やっぱり楽なんだなって。染みついた感覚はなかなか抜けないと思い、男役を17年間勤めてきた自分としては喜びでもありました」と心境を明かした。松岡は「芝居を始めてからはまだ浅く、15年になるんですけど、僕がお芝居を始めた当初に小池先生に一度お声がけいただいたことがありました」と振り返る。「今回お声をかけていただいて、すごく光栄でしたが、初めてお会いした時に『松岡くん、結構年いってんだね!』と言われて」と訴えると、小池は頭を下げて謝罪していた。実際に"早霧剣心"に会った上白石は「好きになってしまいそうです」と笑顔を見せ、「日本のみならず、世界中の人に愛されてる漫画原作。お客さんと密に同じ空間に入れることや、その場の空気で感じる臨場感があると思うので、原作ファンの方にも感じていただきたいです」と意気込んだ。また、「彼の中での正義があって、信念がある。そういったものも、自分なりに舞台の中でできたらなと思います」と語る廣瀬や、映画版にも出演していた三浦、宝塚時代に色気が足りずに小池に怒られたという愛原など、個性豊かな出演者陣がそろう。"体を大きくする"という使命のある植原は「ご飯もいっぱい食べて、人生における中で体重が一番重い状態まで来ていて、ここから稽古を通して本番どうなるかな」と期待。松岡は「伝説の人斬り役、刀を使う殺陣は初めてで、役者としてすごく成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を見ていただけたらと思います」と見どころを明かした。東京公演は新橋演舞場にて10月11日〜11月7日、大阪公演は松竹座にて11月15日〜24日。
2018年06月27日細田守監督の3年ぶりとなる新作『未来のミライ』のジャパンプレミアが6月25日、都内で行われ、細田監督をはじめ、声優を務める上白石萌音、黒木華、星野源、麻生久美子が出席した。■『未来のミライ』ってどんな映画?甘えん坊の男の子“くんちゃん”(上白石さん)と、未来からやって来た妹の“ミライ”ちゃん(黒木さん)が織りなす冒険を通して、生命の巨大なループを描き出す本作。すでに88の国と地域での配給が決定しており、第71回カンヌ国際映画祭の開催期間中には「監督週間」にてアニメーション作品として唯一選出され、世界初の上映が行われた。また、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門のコンペティション部門にも選出された。■細田監督、カンヌでの反響に手応え「映画は国を超えて伝わる」カンヌ期間中、現地入りを果たした細田監督は「日本の片隅を舞台にした小さなお話を、世界中の映画人が温かく見てくれて、笑い声や拍手が起こった。映画は国を超えて伝わるんだと思い、ホッとした」と回想。「4歳の男の子が主人公の映画。ぜひ、ご家族のことやご自身の幼かった頃を思い出しながら、画面に映っているもの以上の大切な何かを思い出すきっかけになれば」と作品への思いを語った。同じくカンヌでの公式上映に立ち会った上白石さんも、「私自身、初めて完成した作品を見たので、まずは自分がどう感じるのかと思って…。自分で言うのもなんですが、すばらしい作品です!」と自信を示していた。■“細田組”初参加の星野さん、「ファミリー映画の最先端」3度目の“細田組”参加となった黒木さんは「私は(実生活で)お姉ちゃんなので、弟にお母さんの気持ちがもっていかれてしまう切なさといった、くんちゃんの気持ちに共感できた」のだとか。同じく細田作品に3度出演している麻生さんは「すごく普通な家族の日常がベースになっていますが、細田監督の手にかかると普通ではなくなる。本当に細田マジックだなと思う」と話していた。一方、細田組に初参加の星野さんは「家族の多様性という、世界中が抱える問題意識を、楽しく描いた誰にでも伝わる作品。僕自身、家族を描いた物語が好きですし、本当にファミリー映画の最先端だと思う」と絶賛した。この発言に対し、司会者から「家族にまつわる曲もありますもんね」と、代表曲「Family Song」の話題を振られて、自ら同曲をアピールする一幕もあった。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年06月25日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。6月10日(日)のオンエアには映画『羊と鋼の森』で共演している女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がゲスト出演する。姉妹揃って「第7回東宝シンデレラオーディション」から芸能界入り。同オーディションで審査員特別賞を受賞した姉の萌音さんは、2014年公開の『舞妓はレディ』で主演を務め、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を始め各賞を受賞し注目を集めると、出演した『ちはやふる』シリーズなども大ヒット。声優として起用された『君の名は。』はメガヒットを記録し、声優アワード主演女優賞を受賞した。さらに歌手としても活動するなど活躍の場を広げている。そして、同オーディションでグランプリを獲得し、モデルとして活躍しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などで注目を浴びる一方、ミュージカル「魔女の宅急便」や「星の王子さま」など舞台女優としてもその才能を発揮している、妹の萌歌さん。映画でも姉妹共演を果たした2人が今夜「おしゃれイズム」に登場。映画『君の名は。』にまつわる“秘話”のほか、“姉妹二人暮らし”の様子を初公開。また抜群の歌唱力を持つ2人が美声ハモリを披露してくれる。さらに「シンデレラオーディション」当時の貴重映像を大公開すると何故か姉が号泣。父親からのアンケートではスタジオが爆笑に包まれ、妹・萌歌さんから姉・萌音さんへの感謝の手紙も。このサプライズに萌音さんが感極まって思わず涙する。注目姉妹のトークをお見逃しなく。映画『羊と鋼の森』は「2016年本屋大賞」に輝く同名小説を映画化した作品。山崎賢人演じる北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く。調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生の姉妹、和音(かずね)を萌音さんが、由仁(ゆに)を萌歌さんがそれぞれ演じ、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演。映画『羊と鋼の森』は全国東宝系で公開中。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月10日俳優の山﨑賢人が8日、都内で行われた主演映画『羊と鋼の森』(6月8日公開)の公開初日舞台挨拶に、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、光石研、三浦友和、橋本光二郎監督とともに登場した。同作は宮下奈都による同名小説を映画化。「2016年 本屋大賞第1位」「2016年 キノベス第1位」「2015年ブランチブックアワード大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞にもノミネートされた。北海道で育った青年・外村直樹がピアノの調律師・板鳥宗一郎に出会い、調律師の世界で生きていくようになる。映画『orange-オレンジ-』の橋本光二郎監督がメガホンをとった。「みなさんどうだったんだろうな、と思いながら……今日は本当にありがとうございます」と最初に挨拶をした山﨑だが、コメント後、マイクを通さず鈴木に「だめだあ! 調律しないと!」と訴えかけたという。事前に「コメント力を調律してきたんです」と豪語していたというが、鈴木につっこまれると「できてなかったです!」と反省していた。会場には山﨑のファンも多く、うちわやボードで「台湾」や「鹿児島」など住んでいる土地をアピールする人も。三浦は「賢人、賢人、賢人、の中に一つ『友和』って」と自身のうちわを見つけ、「嬉しいな。ありがとう、という気持ちです」と感謝を表した。また、鈴木は撮影中のエピソードを披露。「みんなで食事に行って、みんなでホテルに帰ってる時に、僕と賢人で、『どうする? 若者チームでもう一軒くらい行こうか』と相談していたら、『ほら』という言葉が聞こえて。後ろを向いたら、光石研さんが1万円を持って、『これで飲みに行きなさい』って」と、明かす。鈴木は「こういう先輩にならないといけない」と尊敬を表したが、一人スーツでなかったことをいじられていた光石は「衣裳は間違えるんだけどね」と苦笑していた。作品にちなみ、「背中を押される言葉、人」について聞かれると、萌音は「悩んだり、困ったりした時はいつも妹に頼ります。妹がいつも背中を押してくれます」と妹の萌歌を見る。萌歌も「まさしく私も。私たち、お仕事のこととか全部共有しちゃって、相談もお互いするので、すごい姉に助けられることも多くて」と姉妹愛を見せると、萌音は「どうも」と改めて頭を下げていた。最後には、原作者である宮下からの手紙も届けられた。山﨑について「美しい容姿ゆえに役作りの上で不自由なこともあったのではないか」と心配していたというが、「才能に迷う、不器用な新人調律師が、一歩一歩手探りで進んでいく姿がそこにあって、きっと山﨑賢人という俳優もそうやって一歩ずつ恐れながら、焦りや不安を抱えながら、コツコツ歩き続けてきたのだろうと感じ、胸が熱くなりました」と印象を語る。「あなたに外村を演じていただいてよかったです。ありがとうございました」と感謝の言葉で手紙を結んだ。山﨑は「すごい嬉しいです」と感無量の様子。「自分も1番お芝居に悩んでいた時期だったりして、それを外村にぶつけようと思って頑張っていたので。それを先生に言っていただけて、本当に嬉しいなと思います」と撮影の日々を振り返りながらしみじみと喜んでいた。
2018年06月08日ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その6月3日(日)今夜放送回はゲストに女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹を招くほか、キャスターの古舘伊知郎、ラグビー選手の姫野和樹、モデルの加藤遊海らも出演する。2011年に第7回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞、その後『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、大ヒットした『ちはやふる』シリーズに『溺れるナイフ』などの映画から、「ホクサイと飯さえあれば」ではドラマ初主演、昨年放送の日曜劇場「陸王」でも大きな印象を残したほか、声優としても『おおかみこどもの雨と雪』や、2016年公開の『君の名は。』ではヒロイン・宮水三葉を演じ、同作を日本映画史上に残るメガヒットに導いたのも記憶に新しい姉の萌音さん。一方、姉と同じ第7回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得、ティーン誌のモデルとして活動しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などの作品に出演、ミュージカル「魔女の宅急便」や舞台「星の王子さま」などで女優としても活動する妹の萌歌さん。映画『羊と鋼の森』で姉妹共演している2人が今夜「行列」のスタジオに登場。今回が姉妹バラエティー初共演となる2人のトークに注目だ。姉の萌音さんが大物俳優Tとの“NG連発”撮影秘話を明かすほか、古舘さんの“マジギレ映像”を公開。番組収録中に舌打ちしてきた女優Kとはいったい?また古舘さんの“過剰モノマネ芸人”もスタジオに登場。ミスユニバース日本代表となった加藤さんが極貧サバイバル生活の過去を告白、さらに苦手な芸人を実名で明かす。ラグビー日本代表の姫野さんが食べたいという“幻のオムライス”も必見!上白石さん姉妹が共演している映画『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開。2016年本屋大賞に輝く同名小説を映画化。北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く同作。外村を演じて主演を務めるのは山崎賢人、調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生姉妹、和音(かずね)と由仁(ゆに)を萌音さんと萌歌さんがそれぞれ演じるほか、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演する。「行列のできる法律相談所」は6月3日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月03日6月8日公開の映画『羊と鋼の森』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、山崎賢人、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌らが出席した。2016年の「本屋大賞」を受賞し、累計発行部数110万部を超えた宮下奈都の同名小説を実写映画化した本作。ピアノの調律に魅せられ、ピアノと繋がる人々との出会いを通して成長していく青年・外村直樹の物語を描く。主人公の外村直樹に山崎賢人、直樹の先輩調律師・柳に鈴木亮平、直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がそれぞれ演じている。完成披露試写会が行われたこの日は、試写会前の舞台あいさつに主演の山崎らキャスト陣と橋本監督が登壇。山崎は「(舞台となる北海道の)トムラウシという場所に行ったことがないんですけど、読んでいるとその風景が想像できました。セリフも宮下さんが書かれた素敵な言葉が多く、登場人物もそれぞれが魅力的でした」と原作や台本の感想を述べ、「調律師という仕事は知りませんでしたが、役者という仕事をやる上で色々感じたことを照らし合わせて表現できたらそれが一番リアルだと思い、そうすれば皆さんに伝わると思いながらやりました」とコメント。その山崎が演じた直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を演じた上白石萌音は「初めて妹と共演ができた私の人生にとって大切な一本がようやく始めの一歩を踏み出せて、とてもうれしく思います」と妹・萌歌と初共演した本作の試写会に満足げだったが、ピアニスト役には苦労したようで「監督から分厚い楽譜を渡され、そこから特訓の日々でした。本当のピアノと向き合う時間が長かったですね」と振り返った。舞台あいさつの後半には、久石譲が作曲した本作のエンディングテーマ「The Dream of the Lambs」の演奏を担当した辻井伸行が登壇し、エンディングテーマなどを生演奏。それを間近で見た山崎は「こんなに近くで聴かせてもらえるなんて本当の貴重なこと。本当に辻さんの力強さと気持ちで弾いている感じがすごく感動しました」と絶賛し、上白石萌音も「(劇中で演じた)和音の理想の音というか、私が思い描く和音の音は辻さんの繊細で柔らかくて力強い音で、ずっと焦がれていました。この音にどれだけ支えられたか分かりません。感無量です」と感激しきりだった。映画『羊と鋼の森』は、6月8日より全国公開。
2018年05月21日口で喋る以外にも、カラダはいろんな箇所で音を発します。違和感のある音から小気味のいい音など、様々。男性はそんな音に敏感に反応し、興奮することもあるようです。そこで、“聞くと興奮する女子のカラダから発する音”について、男性たちの意見を踏まえてご紹介します!文・塚田牧夫“唾”をゴクリと飲む「緊張したときとか、唾をゴクッて飲みますよね? あのときに鳴る喉の音が好き。僅かな音だけど聞き入っちゃいます。こっちにも緊張感が伝わってきて、興奮します」タカシ(仮名)/30歳音だけでなく、女性の喉の動きに注目する男性もいますよね。もしかしたら、卑猥な妄想を掻き立てられるのかもしれません。“お腹”がグーっと鳴る「僕の彼女なんだけど、よくお腹が鳴るんです。グーッて感じで、結構デカいんですよね。だから彼女はいつもアメとか持ち歩いてます。たまに忘れてグーッて鳴ってしまったとき、恥ずかしそうにしてるのが可愛い」ハルタ(仮名)/27歳お腹が鳴るのは体質にもよりますよね。女性にとっては聞かれると恥ずかしい音かもしれません。その恥ずかしさが伝わってきて、男性は得をしたような気分になるんでしょう。“鼻”をクンクン鳴らす「人って、嫌なニオイを感じたとき、クンクンと鼻を鳴らすじゃないですか。ニオイに違和感を覚えているような感じで、顔をしかめますよね? 女の子のああいった仕草に興奮します」ケイイチ(仮名)/31歳音のみではなく、表情も含めて興奮するんでしょう。男性のなかには、「臭いニオイを嗅がせるのが好き」という変わった性癖の持ち主もいるので、その延長かもしれません。“頭”をボリボリ掻く「職場の向かいのデスクの女子社員なんですけど、たまに頭をボリボリ掻いています。僕は心のなかで“掻いてる掻いてる……”と思いつつ、聞き入っています。無意識なんでしょうね。自分では気付いてない感じが、なんかいい」ユキヤ(仮名)/28歳女子の無防備な様子に興味をそそられているんでしょう。男性が好むとされる“隙のある女性”という印象を与える行為かもしれませんね。“男が聞くと興奮する女子のカラダから発する音”をご紹介しました。こういった音も、男性にとっては興奮する要素となり得ます。特殊な要素かもしれませんが、身につけておくと何かの役に立つ……かもしれませんね?(C) Forewer / Shutterstock(C) OrelPhoto / Shutterstock(C) Mangostar / Shutterstock(C) pathdoc / Shutterstock(C) LightField Studios / Shutterstock
2018年04月22日「乃木坂46」の白石麻衣が、5月12日(土)の「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」で放送される短編ドラマ「フォロワー」で主演を務めることが決定。なお、白石さんが単独でドラマの主演を務めるのは今回が初となった。■「フォロワー」あらすじキラキラな“港区OL_ハル”こと藤田小春(白石麻衣)の週末は、流行のおしゃれグランピングで取引先のイケメン達と高級肉バーベキュー!でも、小春はイケメンそっちのけでお肉や外車の撮影に忙しくしている。というのも、小春はフォロワー数ナンバーワンを目指す写真投稿SNSの“新女王”。投稿はキラキラしたものばかりだが、実は完全にフェイクで、実際の小春はしがない印刷会社に勤め、安普請のアパートに住み、キラキラとはほど遠い生活。そんなくたびれた日々の中、唯一の楽しみが増えていくフォロワー数。特に、最近フォロワーになった“ミミ子@ど田舎”の数々の応援リプに心が救われていた。そんなある日、「港区OL_ハルVS麗しの受付嬢さゆ、どっちがキラキラ?」というアンケート対決で、フォロワーが3万しかいない“麗しの受付嬢さゆ”に負けていることが発覚。闘争心を燃やした小春は、ミミ子の応援リプにものせられ、追われるように偽のキラキラぶりがエスカレート。ところが、ミミ子からすぐそばで実際の生活を見られているようなリプが届くようになり…。すでに、三浦春馬主演のヒューマンSF作品「明日へのワープ」の放送が決定していた本番組。今回発表された「フォロワー」は、昨年「日本レコード大賞」受賞や「第68回NHK紅白歌合戦」などでも話題となったミリオンセラー「インフルエンサー」でセンターを務めた白石さんが、まさに“インフルエンサー”を目指して写真投稿SNSに奮闘するというホラーサスペンスだ。■白石麻衣、今作は「ぞっとするストーリー」今回主演が決定した白石さんは、人気女性アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活躍し、出演した『あさひなぐ』や2ndソロ写真集「パスポート」が大きな話題に。また、来週放送スタートする「やれたかも委員会」にも出演が決定している。「今回参加出来るのが夢のよう」と喜びを語った彼女は、実際に撮影してみて「(自分が演じる役)ひとりで物語が進んでいくので、撮影が始まったときはとても緊張したのですが、監督さんや周りのスタッフさんなど皆さんが優しくて、本当にあたたかい現場なので、撮影が進むにつれてリラックスして楽しんでやれるようになりました」とふり返る。白石さんが出演するのは、SNSの世界でリアルとバーチャルが交錯するホラーサスペンス。「物語とはいえ実際にありそうな話」と話す白石さんは、「でも、これが現実に本当にあったら怖い、ぞっとするストーリーだと思いました。実際に演じている側ではありますが、私自身この台本を読んだときに“これどうなるんだろう、どういうことだ?”と視聴者目線で考えてしまったほど、深いお話だと思います」とコメント。また「ラストは『世にも』らしく怒涛の展開になっています」とも明かしている。■注目は“走る”シーン?そして、「女子からしたら鼻につく、反感を買ってしまうような役」と自身の役について説明する白石さん。注目シーンについては、「小春が必至に息を切らして走っているところ」だそうで、「何で走っているかは言えないですが、そのシーンは足がもたつくくらい必至に全力で走っていて、一番頑張ったシーンでもあるので」とアピール。またお芝居に強い興味があると言う白石さん。「まだそれほど経験があるわけではないのですが、今回のような思いっきり演じられる役であったり、いままでやったような真面目な役だったり、ほかにもいろいろなキャラクターを演じてみたいので、今後もお芝居を勉強しつつ、挑戦していきたいと思います」とコメントしている。なお、本作には主演の白石さんのほかにも、都丸紗也華、内藤トモヤ、川面千晶、佐伯大地らが出演する。「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」は5月12日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月20日竹中直人と生瀬勝久による演劇ユニット“竹生企画”の第3弾『火星の二人』が、4月10日、東京・シアタークリエで開幕。その本番直前、マスコミ向けのフォトコールが行われ、竹中と生瀬、さらにヒロインの上白石萌音が現在の心境を語った。【チケット情報はこちら】物語は竹中演じる朝尾の家に、生瀬演じる志波が訪れたところから始まる。そこには朝尾の妻・素美(高橋ひとみ)と息子の正哉(池岡亮介)、その彼女のさやか(上白石)の姿も。実は朝尾はある事故から奇跡的に生還し、志波はその話を聞きたいとやって来たのだ。だがそんな志波自身も、同じ事故のもうひとりの生き残りであることがわかり…。生瀬の声がけに竹中が応じ、2011年に始動した竹生企画。その大きな魅力は、やはり個性派俳優ふたりの濃密なやり取りを、生の舞台で堪能出来るという点だろう。シャイな竹中は照れつつも、「生瀬くんと僕が絡んでいるだけで、それはもう見どころと言えるんじゃないかな」と自信を覗かせ、生瀬も「大河ドラマと『Shall we ダンス?』と『シコふんじゃった。』の竹中さんと、『トリック』と『ごくせん』の僕がやるわけですから(笑)」と、この組み合わせがいかに贅沢であるかをアピールする。そんな強力なふたりに挟まれた上白石は、本作への参加を「ものすごく嬉しい」と胸躍らせながらも、稽古中は「毎日落ち込んで家に帰っていた」と振り返る。「スポーツ選手の競技を見ていると、自分にも出来そうって思う瞬間がありますよね。それと同じで、共演者の皆さんがすごく自然にやられるので、私もすぐに出来るものだと思っていたら全然出来なくて…。でも本当に毎日楽しくて、学ぶことが多すぎて、溢れてしまいそうな稽古場でした」と充実の表情を浮かべる。また本作は、全国15か所を巡る大規模なツアーを敢行。その中のひとつである鹿児島は上白石の故郷であり、かつて習い事の発表会でも立ったことのある、思い出深い舞台だという。それだけに「わっぜ嬉しいです!」と鹿児島の方言を用いて喜びを表現。そんな上白石に、竹中と生瀬は「いいねー」とメロメロの様子だった。過去の2作同様、作・演出を手がけるのは倉持裕。竹中とのタッグはすでに6作目となるが、本作はその竹中に「また新たな、すごい倉持裕の世界を感じた」と言わしめるほどの仕上がり。また生瀬も「新しい倉持ワールドが出来たと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と、その出来栄えのよさに胸を張った。舞台『火星の二人』は25日(水)まで東京・シアタークリエで上演。その後、全国を巡演。取材・文:野上瑠美子
2018年04月13日俳優の野村周平が17日、都内で行われた映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の公開初日舞台挨拶に、広瀬すず、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。最初の挨拶では、「初めての主演をこれでやらせていただいたので……」とボケをかました野村。賀来が「つっこんだほうがいいかな? ごめんね、ちょっと遅かったね!」と割って入ると、「ちょっと、待ってました。わかってください」と苦笑した。舞台挨拶では、サプライズで監督から出演者陣に卒業証書が手渡されることに。小泉監督は野村と対峙し「今回、あなたとは一番腹を割って話したと思います」と明かした。「撮影前に『君は大して芝居は上手くない』とまで言いました。正直きついことを言ったと思ってる」と心境を表すと、野村は「大丈夫です」と答える。さらに監督が「決勝シーンの撮影前に、滋賀のホテルのスタッフルームで、人払いをして2人で話しました。お互い不満を言い合った」と振り返ると、野村も「『こっちも言いたいことがある』って。そしたらお互い仲良くなった」と笑顔を見せる。小泉監督は「そこからでしか這い上がっていけない人だと見込んで、芝居に対して『上手くない』と言った。でも、『結び』の時の君の芝居は本当に俺の心に響きました」と明かし、「自分の映画で、撮影現場で泣くことになるなんて絶対ありえないと思ってたけど、ちょっとやられたね」と苦笑した。小泉監督が「『芝居は上手くない』と言った後に付け加えた言葉があって、『芝居は上手くないけど、奇跡は持ってる』と言った」と加えると、野村は「もう、あんまり『芝居上手くない』って言わないでください」と少し拗ねた様子に。小泉監督が野村に「この現場では改めて、奇跡を持ってると確信した。これからのあなたは、奇跡を奇跡じゃなくしていくんだと。できれば『結び』の間にそれをやっておきたかったけど、片鱗は見えた気がする」と語りかけ証書を読み上げると、2人は熱いハグを交わし、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年03月17日女優の広瀬すずが17日、都内で行われた主演映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の公開初日舞台挨拶に、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。この日は出演者陣にサプライズで小泉監督から卒業証書が渡されることに。広瀬が「サプライズはないって言ってたよ、今日」とこぼすと、松岡は「あるに決まってるじゃん!」とつっこんだ。一人一人、小泉監督からのスピーチとともに、卒業証書を手渡される。清原、上白石は涙を見せ、監督から「あなたはとても泣き虫ですね」と言われた結城も証書を手渡されながら涙。松岡は「自分が思ってるよりももっとすごい人です。多分、自分のことを過小評価してるんじゃないでしょうか」と指摘され、苦笑した。さらに松岡は『ちはやふる』で初めて賞をもらったことについて「自分よりも嬉しかった」という監督から証書を受け取り、頭を下げた。新田には「あまりにもスペックが高すぎてそこばかりに注目されちゃうけど、あなたの価値はそんなものじゃありません。向上心とストイックさ、覚悟の大きさが本当のあなたの魅力だと思います」というスピーチが贈られた。小泉監督は「名前にまで"新田"をつける狂気。そこも魅力だと思います」と会場を笑わせつつ、新田に「初心の気持ちを忘れずに、謙虚な気持ちでこのまま進んでいってほしいと思います」と語りかけた。小泉監督はさらに「『ちはやふる』とともに成長してきたと言っても過言ではない」という広瀬に、「これからおそらくレジェンド女優となっていくだろう初期のあなたとこのタイミングで出会って、主演を3本取れたことは俺の誇りです。運命だとも思います」と熱弁する。「誰もが驚くようなひっくり返るような才能と直感力を持っていて、それだけでいいところまで突っ走れてしまう」と今後を少し心配しつつ、壁にぶつかった時は「作品を観て欲しい。もしダメだったら、直接俺のところに来てください。その時は必ず力になります」と約束。「これまでもらってばかりだったかもしれないけど、これからはあげる番です。女優人生を邁進してください」とエールを送った。広瀬は「なんとなく始めてたお仕事で、『やりたいこと見つかったかな』と思えた瞬間もこの3年間であった」と振り返る。「役を通り越して、ここにいる皆さんと本当の仲間になれたことが、自分の中でなによりも支えになっています」と真摯に語りつつ、「こんなしんみりしてもやだね、やめよ!」と苦笑。「役を通り越して、ここにいるみんなとは終わらないし、これからがむしろいろいろなことを感じていきたいなという気がして。本当にこの作品が大好きです」と熱い気持ちをぶつけた。フォトセッション時には、客席から賀来に「ケンティ〜!!!」と男性から声がかけられ、新田がしゃがみこんで笑ってしまうなど、涙と笑顔のつまった初日舞台挨拶となった。
2018年03月17日3月17日公開の映画『ちはやふる-結び-』の"無限未来宣言"試写会イベントが6日、都内で行われ、主演の広瀬すずをはじめ、上白石萌音、優希美青、主題歌を担当したPerfumeのかしゆか、あ~ちゃん、のっちが登壇した。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情や恋愛、成長を描いた末次由紀原作の人気漫画『ちはやふる』。広瀬すず主演で実写映画化された『ちはやふる』の2部作(『上の句』『下の句』)が2016年に公開されて大ヒットを記録し、大人も感動できる青春映画として大きな話題を集めた。それから2年が経過した今年3月17日、3作目にして完結編となる本作がいよいよ公開される。その試写イベントに主演の広瀬らキャスト陣と前作に続いて主題歌を担当したPerfumeの3人が登壇。まずは最優秀助演女優賞を受賞した第41回日本アカデミー賞の話題を振られた広瀬は「気を抜いていたので、そのように言っていただくと夢じゃなかったんだという感じです。実感はないんですが、毎日お祝いしてもらってうれしいです」と感想を。広瀬が前作に続いて主演を務めた本作の公開が間近となったが、「まだ現実味がないです。自分が初主演させていただいた映画がこうして約3年間、ずっと頭の中にあるので、ありがたいなと実感しています」と話し、「見どころしかないですね。クランクインの初日からワンカット撮ったらワンカットがなくなっちゃったと思ったぐらい、クランクインからカウントダウンが始まっていました。全部のシーンに3年間の思いが込められているし、全部が見どころだと思います」と本作の撮影はかけがえのない時間だったようだ。Perfumeが歌った主題歌「無限未来」にちなみ、登壇者全員が自身の"無限未来宣言"。劇中で百人一首の愛情は誰よりも深い大江奏を演じた上白石は「私は無限未来に和の心を大切にします」と宣言し、その理由として「奏ちゃんは和を重んじ、言葉遣いとか人間関係を大切にする子で、その姿勢に影響を受けました。私もこの国に生まれたんだから、どんなに時代が変わっていても和の純粋な心を持ち続けたいなと奏ちゃんに教えてもらった気がします」と説明。一方の広瀬は「私広瀬すずは、無限未来に瑞沢かるた部にいます! てことは留年し続けるってことですね」と笑いを誘うも「私にとって初主演であるこの映画は、常にそばにあってありがたい出会いでした。瑞沢かるた部のみんなとは役を越えた関係になったし、自分にとってすごく大きくて、映画でもらったものも多すぎました。この3年間、常に『ちはやふる』のことで頭がいっぱいで、それを出していく作業が終わり、今は空っぽだと感じていますが、それが逆に気持ちがよくて、思い残すことはないなと思い始めています」と達成感を味わっているようだった。映画『ちはやふる-結び-』は、3月17日より全国公開。
2018年03月07日2月26日(月)今夜放送される日本テレビ系「しゃべくり007」に、映画『ちはやふる -結び-』から主演の広瀬すずをはじめ、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、松岡茉優、賀来賢人といった主要キャスト陣がゲスト出演する。本番組は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」がMCを務めるバラエティ。収録が始まるまでMCには誰がゲストか知らされていないため、ゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころ。放送中の「anone」も大きな反響を呼んでいるなか、連続テレビ小説「夏空 -なつぞら-」の主演も決定した広瀬さん。『帝一の國』や『22年目の告白 -私が殺人犯です-』など話題作が続く野村さん。『不能犯』から『パシフィック・リム:アップライジング』まで国際的に活躍する新田さん。『君の名は。』の大ヒットも記憶に新しいなか日曜劇場「陸王」で新たな一面をみせた上白石さん。『勝手にふるえてろ』『blank13』と注目作への出演が続く松岡さん。「愛してたって、秘密はある。」や『斉木楠雄のΨ難』などで独自の個性を発揮する賀来さん。いまをときめく超人気俳優、女優たちが今夜はしゃべくりメンバーとトークや企画を繰り広げる。広瀬さんは名倉潤と「キックマシーンバトル」を繰り広げ、新田さんは原田泰造と因縁の「酸っぱ我慢対決」。野村さんは徳井義実と勝負するも意外な特技を発揮し徳井さんをピンチに陥れる。松岡さんは堀内健と「手押し相撲対決」で勝負。料理上手だという上白石さんは福田充徳と「千切りキャベツ対決」。賀来さんは有田哲平とカレーうどん対決とMC陣とゲストが“6番勝負”。さらに「賀来さんは現場で浮いてた!?」「野村さんと新田が一緒にお風呂!?」など映画の撮影裏話もいっぱいの1時間になるよう。『ちはやふる -結び-』は“競技かるた”を題材にした末次由紀の人気少女漫画を実写化、2016年公開の『ちはやふる 上の句/下の句』の続編となり、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(新田さん)の高校3年の最後を描いていく。今作から瑞沢高校競技かるた部の新入部員の菫役で優希美青、筑波役で佐野勇斗、映画オリジナルキャラクターととして新の後輩で準クイーンの伊織役で清原果耶も出演。今回ゲストとして出演した賀来さんも史上最強の名人・周防役として今作からの登場。『ちはやふる -結び-』は3月17日(土)より全国東宝系にて公開。「しゃべくり007」は2月26日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年02月26日女優の広瀬すずが20日、都内で行われた主演映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。キャスト陣は全員袴姿で登場。桜吹雪の中、10倍という高倍率の中当選したファンたちに熱狂的に迎え入れられた。出演者陣が撮影中のエピソードなど披露する中、野村と新田には「千早のように何かに一途に夢中になっている女の子を振り向かせるためにどんな行動をとりますか?」という恋愛系の質問が。松岡が「何か角度違いませんか!?」とつっこむ中、野村は「いいよ、いいよ! 教えてあげるよ」と気さくな様子を見せる。しかし野村は「マッケン行ったれ!」と新田に振り、新田は「何かに向かって頑張ってるなら、応援してあげたいし、集中できないと思うので、それが終わるまで、待つよ」と優しく言葉をかけ、会場からは悲鳴があがった。一方、野村が「一生懸命になってるんですよね……え〜と、やっぱり俺は……」と考えていると、その間、広瀬が新田と話していたために、野村は広瀬を「おいちょっと何やってるんだよ」と振り向かせ、こちらも会場から悲鳴が。「他の男と喋ってんじゃねえよ!」と"俺様系"で攻めた野村だが、広瀬から「『やってやったぜ』みたいな顔してもらうのやめてもらっていいですか」と笑われていた。最終的に、野村は「一緒に頑張る」と結論。広瀬は「待ってほしいです」と新田の言葉を勝者に選んだ。また、他の女性陣にも聞いたところ、上白石&清原は新田、松岡&優希は野村に票を入れた。「ありがとう茉優ちゃん」と喜ぶ野村に、松岡が「野村さんがいいということじゃないですよ」と釘をさすと、野村は「わかるよ、強引なマッケンがいいんだよね」と拗ねる。その言葉で新田が"強引なマッケン"を実践することとなり、広瀬が野村と話している小芝居に「千早! 千早は僕が守る!」と割って入った。「なんで俺が悪者みたいになってるの!?」と納得がいっていない様子の野村に、新田は「役が混ざっちゃった」と弁解していた。
2018年02月20日2018年1月3日に地上波で初放送される新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』。このほど、ヒロイン・三葉の声を担当した上白石萌音が、新たに“声”を吹き込んだ “特別PRスポット”が登場。さらに、新海監督が自らエンドロールを特別編集することも分かった。田舎暮らしの女子高校生・三葉と、東京に住む男子高校生・瀧という出会うはずのない2人の時空を超えたラブストーリーを、新海監督らしい緻密で美しい映像美で描いた本作。ヒロイン・三葉の声を担当した上白石さんは、本編のアフレコからはすでに1年半以上が経過しているが、今回、地上波での初放送にあたり、“特別PRスポット”のナレーションを手掛けることになった。■上白石萌音「“画”を見るだけで当時の感情がよみがえって」「新海監督の映像はすごい。“画”を見るだけで当時の感情がよみがえってきました。また三葉に会えてうれしい!」と、ブランクを感じさせず、スッと三葉になりきってアフレコに臨んだ上白石さん。“特別PRスポット”には映画の中の三葉のセリフをもじったバージョンもあり、「セリフを生まれ変わらせたものがまた皆さんの心に届くなんて、本当にうれしいです。ぜひこのPRスポットを観て1月3日の夜を楽しみにしていただきたいです」と笑顔でコメント。『君の名は。』について、「この映画に出会う前と後では180度違う、といっても過言ではないぐらいの作品ですね。それはどの映画、どの作品でも同じではあるのですが、特に『君の名は。』という作品を通じて私のことを知って下さった方々がたくさんいらして…。そういう意味では、人生の大きな転機を作ってくれた作品です」と、自身も思い入れたっぷり。また、「よく皆さんからリクエストされるのが、『瀧くん』と名前を呼びかけるセリフ」だそうで、「その呼びかけは、やはりこの『君の名は。』というタイトルにもつながりますし、作品の大きな象徴だと思います。また、神木隆之介さんの三葉っぷりが、女子にも決してかなわない、“圧倒的な女子力”を発揮しているので、そこはもう存分にキュンキュンしてほしいなと思います!」と、“見どころ”もちらり。さらに、「何回でもこの作品との出逢いを繰り返したいなと思うくらい、初めて『君の名は。』を観たときの感動は、私にとって忘れ難いものとなっています」と視聴者に向けて語り、「私も3日の夜はもちろん、『君の名は。』を観ます!楽しみにしています!」と宣言した。■神木隆之介も「お正月は家族で『君の名は。』」宣言!!そして、主人公・瀧役を演じた神木さんからも、地上波初放送を直前に控えてメッセージが到着!地上波初放送について「自分が関わらせていただいた作品をお正月に見ていただく機会はそうそうないので、うれしい気持ちでいっぱいです」と、喜びの思いを披露。また、「お正月は毎年、家族でゆっくりしているので、今年は『君の名は。』を見たいと思います」と、自身も3日の放送を楽しみにしていることを明かし、「瀧くんのシーンで特に注目してほしいところ」として、「三葉と入れ替わったときとそうでないときの声色は意識しました。特に屋上のシーンは意識して演じましたので、注目していただければと思います」と、上白石さん同様に語ってくれた。■新海監督「瀧と三葉は2人のために描いたキャラクターのような気がします」そんな瀧と三葉を演じた神木さん、上白石さんについて、新海監督もまた、「瀧と三葉は映画を作る前と公開されて時間が経った後とで、だいぶ僕の中の印象が変わったキャラクターですね。作り始めたときは当然キャストは決まっていなかったので、一般的な、誰とでも置き替え可能な少年少女として発想したのですが、いま、自分にとって瀧は完全に神木隆之介くんで、三葉は完全に上白石萌音ちゃんのイメージになっていて、彼らのために書いたキャラクターのような気がしています」とコメント。「あの2人の声を切り離しては考えられないですし、なんだか性格まで似ているような気がしますね」とも語っている。さらに新海監督は、今回の放送のためだけに監督自らが編集した、この日しか見ることができないエンドロールを特別に制作。新海監督も太鼓判を押す2人の声の熱演に、特別編集のエンドロール。映画本編はもちろんのこと、最後の最後までオンエアから目が離せなくなりそうだ。『君の名は。』は2018年1月3日(水)21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月26日上白石萌音と千葉雄大が主人公を演じることでも話題の『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』が来週より公開。「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界を描くという本作から、この度5種類の新予告が解禁され、野沢雅子ボイスで蘇る鬼太郎のシーンも公開された。今回公開されたのは、Web限定の「シャドウサイド予告」とテレビで放送される15秒の新予告「鬼太郎編」「バトル編」「ゲスト声優編」「ホラー編」の5本。まず「シャドウサイド予告」は、過去シリーズの「妖怪ウォッチ」とは全く異なる大人向け。Web限定公開となるこの予告では、一新されたキャラクターたちが登場するほか、妖怪ウイルス“鬼まろ”が感染し増殖していく様子も…映画の雰囲気をたっぷり味わうことができる予告編だ。また、鬼太郎の登場シーンを集めた「鬼太郎編」、大迫力のバトルシーンを集めた「バトル編」、主人公天野ナツメと月浪トウマの2人の声演じた上白石さんと千葉さんからのコメントが入った「ゲスト声優編」、そして「シャドウサイド予告」と同様緊迫感あふれるシーンで構成された「ホラー編」と、それぞれいままでの妖怪ウォッチにはない今作の魅力が詰まっている。そして注目すべきなのは、鬼太郎ファミリーの登場シーン!例年とは異なる国民的妖怪「ゲゲゲの鬼太郎」の登場や、鬼太郎の声を“初代”鬼太郎役を演じた野沢さんが担当することが発表されると、「妖怪ウォッチも鬼太郎も大好きなので楽しみ!」「野沢雅子の声は本当に嬉しい!」と大きな反響を集めた。そんな鬼太郎が、今回の予告編でねずみ男、ねこ娘たちと共に登場しており、「鬼太郎編」では、目玉おやじの「おい、鬼太郎!」のお馴染みのセリフも確認することができる。さらに、新予告映像では、今作のエンディングテーマ曲「ようかい体操第一 ゲゲゲの鬼太郎Ver.」の一部が挿入されている。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月08日2018年2月に上演される舞台『続・時をかける少女』。筒井康隆の小説『時をかける少女』の続編として書かれ、「幻の名作」と言われる小説を原作に、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本と演出、主演を上白石萌歌が務め、コメディとして上演される。戸塚純貴、健太郎、新内眞衣(乃木坂46)らも出演。舞台『続・時をかける少女』チケット情報主人公・芳山和子を演じる上白石に話を聞いた。小説『時をかける少女』を原作にしたドラマ『タイム・トラベラー』の続編『続 タイム・トラベラー』(共に1972年放送/NHK)のノヴェライズである本作。記憶を消された芳山和子や幼馴染の浅倉吾朗らの前に再びケン・ソゴルが現れ、物語が動き出す――。上白石は「もともと『時をかける少女』のファンで小説もアニメも観ていたのですが、続編があることを今回初めて知って。気付けば小説を買っていました(笑)」と既に原作は読了。「教室の扉を開けたらその先が宇宙だったりして、想像力が試されるような作品です。場面がどんどん変わっていくので、それを舞台でどう表現するのかも気になりました」。実は本作は、脚本・演出の上田が密かに有していた珠玉の企画。主宰をつとめるヨーロッパ企画でも一貫してコメディを上演し続けている上田らしく、本作もコメディとして描かれるという。これまで舞台では『星の王子さま』王子さま役やミュージカル『魔女の宅急便』キキ役などを演じ「あまり笑いの要素を求められたことがなかった」という上白石にとって初のコメディ作品。「鍛えられそうですし、吸収できることも多そう。『星の王子様』では井上芳雄さんのアドリブに必死についていきましたし、そこで学んだものも出せたらいいな(笑)」と意気込みつつも、「ドラマ『下北沢ダイハード』で上田さんが脚本を書かれた「手がビンになった男」を観たのですが、すごく面白くて。何も考えずに笑っちゃったし、舞台が楽しみになりました」と期待を語る。等身大の高校生役は「自分が制服を着ているうちにこの役ができるのは本当にしあわせだと思っています。多分今しか感じられないことがあると思うから」と、卒業を目前に感慨深い様子。実際の高校生活は「昨日まで舞台に立っていたのに今日からいつも通りの学校生活が始まると、『昨日までのあれはなんだったんだろう』って別人みたいに切り離される感じがあって。いろんな世界を行ったり来たり、ループしてるみたいに感じるんですよ」と、学業と仕事を両立する上白石ならではの体験や感覚が、演じる和子の“タイムワープ”体験とも重なりそうだ。公演は、2018年2月7日(水)から14日(水)まで東京グローブ座にて。その後、2月17日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。チケットは現在、東京・大阪公演ともに抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:中川實穗
2017年12月04日「火花」「君の膵臓をたべたい」などの話題作を抑えて「2016年 本屋大賞第1位」を受賞した原作小説を、山崎賢人と三浦友和の共演で映画化する『羊と鋼の森』。ピアノ調律に魅せられた青年の成長物語となる本作に、“東宝シンデレラ”姉妹としてそれぞれに活躍する上白石萌音と上白石萌歌が初共演、ピアニスト姉妹として連弾を披露することが分かった。原作は、「本屋大賞」をはじめ「2016年 キノベス第1位」「2015年 ブランチブックアワード大賞」も受賞し、史上初の三冠受賞を達成、さらに直木賞にもノミネートされた宮下奈都による小説。北海道の高校に通う外村直樹が調律師・板鳥宗一郎と出会い、感銘を受け、ピアノの調律師として生きていくことを決意、ピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求めながら成長していく物語だ。山崎さん演じる主人公・外村は、調律師として駆出しのときに、高校生のピアニスト姉妹と出会い、その音色に心を動かされ、調律師として急速に成長を遂げることになる。物語の流れを作る重要な役どころであり、外村の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹役を務めるのは、いまをときめく実の姉妹。姉・佐倉和音を演じるのは、昨年、社会現象を巻き起こした『君の名は。』でヒロインの声を担当し、現在放送中のドラマ「陸王」では山崎さんの妹役を務めている萌音さん。そして、妹・佐倉由仁役には、「キリン 午後の紅茶」CMでの瑞々しい美少女姿で話題をさらい、今年6月にはミュージカル「魔女の宅急便」、来年2月には「続・時をかける少女」で主演を務めるなど、舞台女優としても頭角を現してきた萌歌さん。2人は2011年に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションで姉妹揃っての受賞を果たし、それぞれ芸能活動をしてきたが、今回の映画で姉妹初共演が実現。家で台本の読み合わせも行っていたという2人。姉妹だからこその、息の合った演技が本作で初披露される。ピアニスト姉妹というだけに、2人での“姉妹連弾”もあり、その華麗な演奏シーンにも注目が集まりそうだ。「現場に入ったときに、家で会っている妹に『おはようございます』というのが面白く、新鮮でした」と姉の萌音さん。姉妹共演だからこそ、「リラックスして役に入れましたし、芝居の上でも遠慮することもありませんでした」と語る。役柄と似ているところもあるそうで、「姉として『しっかり』しなきゃという気持ち、由仁に対してジェラシーを感じる姿など、私も妹の心の強さ、ポジティブさをうらやましく思うときがあった」とコメント、劇中の姉妹には「お互いを意識して高め合える和音と由仁は『理想の姉妹だね』!」と、萌歌さんと話しているという。天真爛漫で多くの人を魅了するピアノを奏でるという由仁役の萌歌さんは、「由仁は和音と違って跳ねるような音色を奏でるので、そのような曲のピアノの音色を聴くことで役作りをしていきました」と明かし、「役の中で、姉と自分のピアノを比較したり、意識したりする部分があり、そういうところは妹として実際に共感する部分がありました」と語る。気になる連弾のシーンでは、「練習してきたピアノの個性を、姉とぶつけ合うのが楽しかった」と、初の姉妹共演に手応えを覗かせている。『羊と鋼の森』は2018年6月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日陶器のように白く透き通る肌は、まるで芸術品。少女のようなチャーミングさと、大人の雰囲気を兼ね備える“美しい女性(ひと)”、白石麻衣さん。カラダの内側からオーラが溢れ出るような彼女の美を作る秘訣は、きっと世のすべての女性が気になるところ。「もともと風邪はひきにくいタイプで、カラダは丈夫なほうだと思います。肌が白いとよく言われますが、これでも中学時代はソフトボール部に所属していたので、ユニフォームの跡が残るくらい、真っ黒に日焼けしていたんです」活発な少女時代を過ごしたせいか、今までこれといった不調を感じたこともなかったそう。「ただ、そのぶん健康管理には無頓着だったかもしれません」と自身を振り返る。「ターニングポイントになったのは、雑誌『Ray』の専属モデルになることが決まった時。洋服を着て写真を撮っていただくファッションのお仕事なので、“なるべくキレイでいたいな”と思って、まずは食生活から変えることにしたんです。それまでは自分の好きなものを好きなだけ食べるような生活だったけれど、野菜をできるだけ多く摂るように心がけました。特に20歳になってから、苦手だったトマトが食べられるようになったのは大きいですね。少しずつ、好きなものと一緒に食べるようにしていたら、だんだん美味しく感じるようになってきて。トマトには肌や美容にいい栄養がたくさん含まれているので、今ではほぼ毎日食べるようにしています」実は、料理が得意だという白石さん。仕事柄、食生活が乱れがちな時ほど自炊でバランスをとっているのだそう。ただし、無理なダイエットには走らない、というのも信条。「高校生の時に一度だけダイエットをしたことがあって、その時は春雨ばかりを食べていました(笑)。でも無理をすると絶対に続かないし、カラダにも負担になってしまう。やっぱり、自分のカラダは自分がいちばん大事にしてあげないとダメだと思いました」そんな白石さんに現在のカラダの悩みを聞いてみると…。「気が張っているせいか、昔から寝つきが悪いのが悩みです。一度寝てしまえば何時間でも平気で寝ていられるんですけど…。深く眠れないと、疲れがたまってカラダもむくみやすくなるので、今は改善策を探しているところです。いちばん効果を感じたのは入浴。湯船にきちんと浸かってカラダをあたためると、すぐに眠れることがわかったので、最近はバスタイムで一日の疲れを癒しています」さらに、張りつめた心を癒してくれる方法がもう一つ。「いちばんのストレス解消法は、メンバーと話すこと。テレビやゲームの話から、『あそこの焼き肉が美味しかったよ!』なんて、たわいもない話でいつも盛り上がっています(笑)。心とカラダは繋がっているから、楽しいことを考えたり、人と話して笑ったりすることってすごく大事。それこそが私の元気の源です」しらいし・まい1992年8月20日生まれ。群馬県出身。乃木坂46のメンバーとして活躍する一方、2013年よりファッション誌『Ray』の専属モデルも務める。19thシングル『いつかできるから今日できる』が発売中。資生堂マキアージュの3人目のミューズに起用され、レディに生まれ変わる瞬間を表現しているCMが好評。ニット¥29,000(デミリー/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)パンツ¥35,000(デニム×アレキサンダー ワン/アレキサンダー ワン TEL:03・6418・5174)イヤリング¥30,000ネックレス、ショート¥13,000ロング¥40,000(以上ココシュニック TEL:03・5413・5140)※『anan』2017年11月29日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・百々千晴ヘア&メイク・George文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年11月23日『時をかける少女』の続編となる「続・時をかける少女」初の舞台化が決定。主演に上白石萌歌を迎え、上田誠脚本・演出のもと、2018年2月7日(水)から2月14日(水)まで東京グローブ座で、2月17日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。先行チケットは予想を上回るほど申し込みが殺到したため、東京では2月13日(火)に1公演追加し、大阪も同日1公演追加、さらに2月20日(火)高知での公演も決定した。「続・時をかける少女」あらすじ筒井康隆が手掛ける『時をかける少女』は、青春小説の名作として世代を超えて愛され続けている人気作。これまで原田知世、仲里依紗といった人気女優や細田守監督を迎えてアニメ映画化されるなど、時代を超えて物語が綴られてきた。その続編となる「続・時をかける少女」では、主人公の芳山和子が、クラスメイト深町一夫=未来人ケン・ソゴルと恋に落ちる模様が描かれる。ケン・ソゴルが開発したラベンダーの香りがする薬で、時空を移動するタイムトラベル超能力を得た和子。しかし、ケンが未来へ帰るタイミングで、彼との記憶すべてが消されてしまう。月日は流れ、高校生になった和子。そこに再びケン・ソゴルが現れ、行方不明の科学者を一緒に捜索することに。失ったはずの記憶を取り戻し、再びケン・ソゴルと恋に落ちることとなる和子を待ち構えているものとは…。主演は、現役高校生女優の上白石萌歌主人公・芳山和子を演じるのは、女優の上白石萌歌。第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、2017年にはミュージカル「魔女の宅急便」で主演を、現在はCM「キリン 午後の紅茶」で澄んだ歌声を披露している。まだ現役の高校生である上白石は、舞台上でどんな姿を見せてくれるのだろうか。未来人ケン・ソゴル役に戸塚純貴、乃木坂46の新内眞衣も参加和子の相手役であり、再び姿を現す未来人ケン・ソゴル役を務めるのは、戸塚純貴。福田雄一監督作品などに出演し、変幻自在な演技力で注目を集めている俳優だ。そして、和子の幼なじみの浅倉吾郎役は健太郎、和子がタイムトラベルをした過去で出会う女性は乃木坂46の新内眞衣が担当する。さらに、過去へ漂流した3人の科学者には石田剛太、諏訪雅、土佐和成、彼らを追う捜索隊のメンバーには永野宗典が選ばれている。終演後にはトークショーも開催また、東京公演の終演後には、トークショーが複数開催される。2月9日(金)には、 出演者の新内眞衣と以前ラジオ番組で共演したお笑いコンビ・三四郎、2月11日(日)には脚本・演出の上田誠と古くから親交のあるいとうせいこうが登壇する。なお、追加公演が決定した2月13日(火)には、脚本・演出の上田誠をはじめとする全出演者が集結し、豪華な顔ぶれが揃ったトークショーが開催される。【イベント詳細】オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」出演:上白石萌歌、戸塚純貴、健太郎、新内眞衣(乃木坂46)、石田剛太、諏訪雅、土佐和成、永野宗典、島田桃依、中山祐一朗、バッファロー吾郎A MEGUMI■東京公演開催期間:2018年2月7日(水)~2月14日(水)場所:東京グローブ座住所:東京都新宿区百人町3-1-2料金:全席指定 S席:7,800円 A席(3F):6,800円 学生シート:3,000円チケット問い合わせ先:チケットぴあインフォメーション TEL:0570-02-9111※東京追加公演は、2018年2月13日14:00より開演。また全日程機材席も開放され、客席として追加。■大阪公演開催日:2月17日(土) 14:30、18:30場所:森ノ宮ピロティホール住所:大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5料金:全席指定 7,800円チケット問い合わせ先:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888■高知公演開催日:2018年2月20日(火)19:00会場:高知県立県民文化ホール オレンジホール住所:高知県高知市本町4丁目3-30料金:全席指定前売 7,000円、当日 7,500円、学生シート 3,000円チケット問い合わせ先:高知県立県民文化ホール TEL:088-824-5321■チケット発売日:2017年12月16日(土)AM10:00(東京・大阪共通)東京:チケットぴあ/イープラス大阪:チケットぴあ/イープラス/ローソンチケット/CNプレイガイド/楽天チケット※東京公演は、全日程機材席を開放した追加客席分及び、2018年2月13日(火)の追加公演分のチケットは、2018年1月21日(日)10:00より発売。■トークショー2月9日(金)19:00の回 三四郎、2月11日(日)18:00の回 いとうせいこう、2月13日(火)14:00の回 脚本家・上田誠、全出演者が登壇【問い合わせ先】プラグマックス&エンタテインメントTEL:03-6276-8443(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会
2017年11月19日上白石萌歌主演舞台「続・時をかける少女」が、来年2月より上演される。この度、上白石さん演じる芳山和子を取り巻く個性豊かな全キャストが決定し、全キャストが集合したビジュアル&コメント映像が到着。さらに東京公演に加え、大阪公演も決定した。主人公・芳山和子はクラスメイト深町一夫=未来人ケン・ソゴルと恋に落ち、彼の開発したラベンダーの香りがする薬で、時空を移動するタイムトラベルの超能力を得るが、ケン・ソゴルが未来へ帰る際、彼に関わるすべての記憶を消されてしまう…。それから月日が流れ、高校生になった和子の前に再び彼が現れ、「未来から来た3人の科学者を一緒に探してほしい!」と和子はケン・ソゴルと行方不明の科学者を捜索するはめに…。記憶を失ったはずの和子は、再びケン・ソゴルと時を超え、そしてもう一度彼に恋をする――。映画化やドラマ化もされ、世代を超えて愛され続けている筒井康隆の青春小説の名作「時をかける少女」。「続・時をかける少女」は、これを原作にドラマ化した「タイム・トラベラー」の続編「続 タイム・トラベラー」の書籍化。ドラマ放送から45年の時をかけ、初の舞台化に挑む。主演の上白石さんは、「時をかける少女」でタイムトラベルの超能力を得、深町一夫(実は未来人のケン・ソゴル)に恋心を抱きながらも記憶を消されてしまった主人公・芳山和子を演じる。そして今回、全キャストが発表!再び和子の前に現れ、行方不明になった3人の科学者の捜索を依頼する未来人ケン・ソゴル役を演じるのは、『先輩と彼女』『ライチ☆光クラブ』などに出演し、「痛快TV スカッとジャパン」でもお馴染み戸塚純貴。和子の幼なじみの浅倉吾郎役には、2014年に俳優デビューし、『デメキン』「仰げば尊し」「アシガール」に出演、本作が舞台初挑戦となる健太郎が抜擢。和子とケン・ソゴルと浅倉吾郎、3人の関係に注目だ。また物語の鍵となる役どころ、和子がタイムトラベルをした過去で出会う訳ありのホステス役を「乃木坂46」新内眞衣。過去へ漂流した3人の科学者を石田剛太、諏訪雅、土佐和成。彼らを追う捜索隊のメンバーを永野宗典と、いまや最もチケット入手が困難な劇団となったヨーロッパ企画メンバーも多数出演。捜索隊隊員メンバーには青年団の島田桃依、捜索隊隊長にはヨーロッパ企画ファンにも馴染み深い「阿佐ヶ谷スパイダース」中山祐一朗。タイムトラベルを研究する謎の人物をバッファロー吾郎A、和子たちを後押しする先生をMEGUMIが演じる。なお、チケット一般発売は12月16日(土)10時よりスタート(東京・大阪共通)。オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」は2018年2月7日(水)~2月14日(水)東京グローブ座、17日(土)森ノ宮ピロティホールにて上演。(cinemacafe.net)
2017年11月16日「バナナマン」設楽統とウエンツ瑛士がMCを担当するバラエティ「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」の2時間SPが11月5日(日)今夜放送され、ドラマ「陸王」から女優の上白石萌音がゲストとして出演するほか、俳優の磯村勇斗もコーナーゲストで登場する。今回の2時間スペシャルでも「見たこと無い大挑戦!出来る?出来ない?大連発スペシャル!」と題し純金のピラミッド獲得を目指してレースに挑戦。設楽さん、ウエンツさんとともにTBSアナウンサーの江藤愛が進行を担当。「バナナマン」日村勇紀がレギュラーパネラーとして出演するほか、上白石さんはじめ「ハライチ」の澤部佑、タレントのヒロミ、モデルでタレントの藤田ニコルらがゲストとして参加。芸能界の“超”料理自慢4人が集結、その腕を競い合う人気企画「料理王」には、「仮面ライダーゴースト」のアラン(仮面ライダーネクロム)役で話題となり、その後今春から放送されたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で演じた見習いコック・前田秀俊役も記憶に新しい磯村さんが参戦。峯岸みなみ、ジローラモ、未唯mieらと激戦を繰り広げる。朝ドラで鍛えた料理の腕前で強敵に立ち向かう磯村さんに注目だ。そのほか「箱根激走ダービー」では2015年の箱根駅伝で「三代目山の神」と呼ばれた神野大地が登場。湖を渡る直線距離65メートルの綱渡りと湖の外周360メートルを回る手押し車のどっちが早いか勝負するという前代未聞の「綱渡りVS手押し車どっちが早い?」や、過去の放送で大反響だった「うんていおじさん」が再登場。さらに4人の歌声のワンフレーズを聴いて本物の歌手を当てる「歌声見極め」などいずれも個性的、独創的な“珍種目”から目が離せない。今回「料理王」に登場した磯村さんは映画『覆面系ノイズ』が11月25日(土)から公開。同作は中条あやみ主演、小関裕太、志尊淳らの共演で送るバンドをテーマにした究極の切ない片恋ストーリー。磯村さんはバンドのムードメーカーの“クロ”こと黒瀬歩役で出演している。上白石さんが出演中のドラマ「陸王」は本日5日(日)21時~TBS系で第3話がオンエア。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一が会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む、感動の企業再生物語となっており、上白石さんは役所広司演じる主人公・宮沢紘一の娘、茜を演じている。「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」2時間SPは11月5日(日)19時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年11月05日上白石萌音と千葉雄大が主人公を演じることでも話題の『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』の本予告映像がこのほど到着。あわせて、“伝説の猫妖怪・ジバニャン”や脇を固めるキャラクターの“新ボイス”キャストが発表された。「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界を描くという本作は、「ゲゲゲの鬼太郎」の登場など例年とは異なる新要素が満載。先日には、主人公の天野ナツメを上白石さんが、月浪トウマを千葉さんが演じることが決定し、さらに注目度が急上昇中だ。そんな中、新たに本作に参戦するキャストが発表!30年の時を経て「伝説の猫妖怪」と変貌したジバニャンの声を担当するのは、悪役からコミカルなキャラまで演じ分ける実力派声優の黒田崇矢。さらに、エンマ大王のライバルであり、「妖怪ウォッチ」屈指のイケメンキャラと早くも噂されている蛇王カイラの声を、「コードギアス 反逆のルルーシュ」「xxxHOLiC」「暗殺教室」「おそ松さん」の福山潤が担当する。そして、鬼太郎ファミリーの声優陣も発表。ねずみ男役には、初代・ねずみ男を演じた大塚周夫を父に持つ大塚明夫。ねこ娘役を「美少女戦士セーラームーン」土萠ほたる/セーラーサターン役の皆口裕子、目玉おやじ役をドラマ「水木しげるのゲゲゲの怪談」でも同役を務めた島田敏。そのほか、田村睦心(有星アキノリ役)、平川大輔(コマさん役)の出演も決定した。到着した予告編では、主人公を演じる上白石さんと千葉さんの声も収録。今作では、妖怪たちは普段の姿=「ライトサイド」と戦闘形態「シャドウサイド」という2つの姿を手に入れており、新たに解禁された「シャドウサイド」のジバニャンのバトルシーンは必見。黒田さんが声をあてる「伝説の猫妖怪」の名に相応しい“渋カッコいいジバニャン”も覗くことができる。予告の最後にはついに「ゲゲゲの鬼太郎」ファミリーも姿を現している。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月27日映画化やドラマ化がされ、世代を超えて愛され続けている青春小説の名作「時をかける少女」(著・筒井康隆)。その続編となる「続・時をかける少女」が、上白石萌歌・主演で初の舞台化が決定。主人公の女子高生タイム・トラベラーを演じる上白石さんのセーラー服姿を収めたティザービジュアルとともに、コメント動画も公開された。1972年、「時をかける少女」を原作にドラマ化したNHK「タイム・トラベラー」が好評を博した脚本家の故・石山透氏が、筒井氏の原作から離れ、“続編”として自ら創作してドラマ化した「続 タイム・トラベラー」。その後、同ドラマの脚本として書籍化したものを、今回、45年の時をかけて初の舞台化。主演を務めるのは、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリでデビューを果たし、2017年ミュージカル「魔女の宅急便」で主演を務め、その後、舞台「星の王子様」に出演。現在放送中のCM「キリン 午後の紅茶」では澄んだ歌声を披露し、話題を読んでいる上白石さん。今回の舞台では、「時をかける少女」から月日が経ち、再び時空を超え、未来からきた青年に恋をする女子高生の芳山和子役に扮する。主演を務めるにあたり上白石さんは「現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生であるいまだけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」と意気込みをコメント。「多くの方に愛され、わたしも大好きな作品である『時をかける少女』に続編があるということをお話をいただいてから初めて知りました。すぐに原作を読みましたが、非現実的な世界と日常との間で揺れる和子の姿に思わず背中を押してあげたくなりました。この世界観が舞台上でどのように広がっていくのか、いまから胸が高鳴ります」と、自らも期待を寄せている。また、脚本と演出を務めるのは、「来てけつかるべき新世界」にて第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、『夜は短し歩けよ乙女』『曲がれ!スプーン』など映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が担当。本作の舞台化について、「数年前、『時かけ』に『続』があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そして、また記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントを寄せている。現役高校生の上白石さんが演じる、等身大の“「時かけ」少女”のその後。幻の続編ともいうべきタイムスリップ・ラブコメディを、SFコメディの旗手・上田さんと、コメディ舞台初挑戦となる上白石さんとのタッグでどう描くのか、期待していて。オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」は2018年2月7日(水)~2月14日(水)東京グローブ座にて計10公演予定、その後、地方公演を予定。(text:cinemacafe.net)
2017年10月20日青春小説の名作『時をかける少女』(筒井康隆著)の続編『続・時をかける少女』の初の舞台化が決定した。主演は女優の上白石萌歌(17)、脚本・演出はSFコメディの旗手であるヨーロッパ企画の上田誠氏が手掛ける。1972年に『時をかける少女』をドラマ化したNHK『タイム・トラベラー』が好評を博し、続編として筒井康隆氏の原作から離れ、脚本家・石山透氏が『続・タイム・トラベラー』を創作しドラマ化。その後、ドラマの脚本を『続・時をかける少女』として書籍化し、今回45年の時をかけて初の舞台化が実現する。本舞台の主演を務めるのは、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリでデビューを果たし、2017年ミュージカル『魔女の宅急便』で主演を務め、その後、舞台『星の王子様』に出演、また現在放送中のCM「キリン 午後の紅茶」では澄んだ歌声を披露し話題の女優上白石萌歌。『時をかける少女』から月日が経ち、再び時空を超え、未来からきた青年に恋をする女子高生の芳山和子役を演じる。上白石は「私も大好きな作品である『時をかける少女』に続編があるということをお話をいただいてから初めて知りました。すぐに原作を読みましたが、非現実的な世界と日常との間で揺れる和子の姿に思わず背中を押してあげたくなりました。この世界観が舞台上でどのように広がっていくのか、今から胸が高鳴ります」とコメント。「現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」と意気込んでいる。脚本と演出を務めるのは、『来てけつかるべき新世界』にて第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける劇団ヨーロッパ企画の上田 誠が担当。上田は本作の舞台化について「数年前、『時かけ』に『続』があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントを寄せている。オールナイトニッポン50周年記念公演『続・時をかける少女』は、東京グローブ座で2018年2月7日~14日に上演。その後、地方公演も予定している。(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会
2017年10月20日10月15日から始まった役所広司(61)主演のドラマ「陸王」。初回視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタート。役所の脇を山崎賢人(23)や竹内涼真(24)ら人気の若手、光石研(56)やピエール瀧(50)ら演技派が固め話題を呼んでいる。 中でも役所の長女を演じる上白石萌音(19)が、若手女優の注目株として評されているという。 「音楽教師だった母の影響で幼少期からピアノやミュージカル、クラシックバレエなどを学んできました。11年に周囲の勧めで東宝『シンデレラ』オーディションを受けたところ絶賛され、審査員特別賞を受賞。グランプリを受賞した妹・萌歌(17)とともに鹿児島から上京すると、すぐさま頭角を現してきました」(芸能記者) 14年公開の映画『舞妓はレディ』では800名超のオーディション参加者から選ばれ、映画初主演。周防正行監督(60)から「平成のオードリー・ヘップバーン」と賞賛され新人賞も総なめにしたが、勢いはそれだけにとどまらない。今度は女優と歌手の“二刀流”を目指すこととなったのだ。 「昨年公開の大ヒットアニメ映画『君の名は。』でヒロインの声優をつとめ、劇中歌の『なんでもないや』などが入ったRADWIMPSのアルバムで昨年10月に歌手デビューを果たしました。穏やかそうに見えますがかなりの負けず嫌い。もともと妹に負けて悔しかったため、女優業も歌手業も高いレベルを目指し続けた。そんな人一倍努力した結果が、今の姿。芸能界からも『逸材』との呼び声が高まっています」(音楽業界関係者) その負けず嫌いが発揮され、見事なセッションが実現していたという。 「昨年9月、『君の名は。』の大ヒット御礼舞台あいさつにRADのメンバーが来場しました。その際に野田洋次郎(32)からセッションを即興で提案されましたが、断ることなく野田のギター伴奏に合わせて『なんでもないや』を熱唱。場内の客や関係者をうならせていました」(イベントを取材した記者) 「陸王」で役所らの演技を“吸収”し、女優としてもさらにレベルアップしそうだ。
2017年10月19日上白石萌音と千葉雄大が、新たな「妖怪ウォッチ」の幕開けとなる劇場版シリーズ最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』で主人公役を演じることが決定。新たな妖怪ウォッチ継承者として、史上最強の妖怪と戦いを繰り広げる。本作の舞台は「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界。登場人物はみな一新され、新しい妖怪ウォッチの継承者が誕生することが明らかにされていたが、その新たな主人公役を、上白石さんと千葉さんが演じるという。■上白石萌音/ケータの娘!天野ナツメ役大ヒットを記録した『君の名は。』でヒロインの声を担当し、女優だけでなく歌手としても注目を集め、現在放送中のドラマ「陸王」にも出演している上白石さん。演じる新主人公は、新たな妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチ エルダ」を手にする13歳の女の子・天野ナツメ。なんとこのナツメは、ケータの娘であるという。先陣を切って戦うナツメのような役は憧れだと言う上白石さんは、「『妖怪ウォッチ』は大人にも子どもにもずっと愛され続けているアニメなので、凄く光栄に思っています。演じるナツメは真っ直ぐで、でもおとぼけなところもあったり、親しみやすくて自分の友だちのように見てもらえるキャラクターです。そんな親しみやすさを声にこめたられたらと思っています」と意気込んだ。■千葉雄大/正義と悪の間で葛藤する…月浪トウマ役そして、ナツメとは別の新たな妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチ オーガ」を手にする13歳の少年・月浪トウマを演じるのが千葉さん。千葉さんと言えば、「天装戦隊ゴセイジャー」のゴセイレッドで俳優デビュー。その後、様々な作品で活躍し現在放送中の連続ドラマ小説「わろてんか」では、主人公・てんに大きな影響を与える兄役で出演し人気を博す。トウマは、闇に囚われ、正義と悪の間で葛藤するというシリーズではいままでにいないタイプのキャラクター。ジバニャンと戦うシーンも登場するそうで、“チバVSジバ”の戦いに注目が集まること必至だ。千葉さんは、「今回の映画では、いままでの妖怪ウォッチの雰囲気もありつつ、大人でもグッとくる内容になっています。その一端を担うのが、トウマだと思うので、繊細でどこか孤独を感じている少年を演じられたらと思います」と話し、上白石さんについても「お芝居はもちろんですが、声がすごく綺麗な女優さんだと思うので、勉強させて頂きたいです」とコメント。「みんなでなにかを成し遂げることの大切さや普段気付かないけど支えてくれる人の温かさなども描かれる大人でも楽しめる作品だと思います。アクションシーンも大迫力です。ぜひ、劇場でご覧下さい!」と呼びかけている。ちなみに、妖怪を“召喚”して戦うナツメに対し、妖怪を自らに“憑依”して戦うトウマを演じる千葉さん。上白石さんは千葉さんとはずっと共演したいと思っていたそうで、「作品ごとに新しい千葉さんがそこにいて、トウマと同じく千葉さん自身も“憑依型”の役者さんなのではないかなと思っています」と印象を明かした。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月18日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の白石 聖さんです。コンプレックスの塊だけど、演じると忘れられるんです。CMやドラマでの活躍が目覚ましい白石さん。今夏には「午後の紅茶」のCMで、友人に恋のライバル宣言をする女の子を演じて注目を集めた。「TVに映る自分にまだ慣れなくて。私、コンプレックスの塊なんです。演じる時は『今は別人!』って自分に言い聞かせる(笑)。でも、最近は気持ちに余裕が出てきて、仕事をしている時が幸せって思います」。今してみたいことは、髪を派手な色にすること。「そういう役をやってみたいんです。真面目な役を演じることが多いので、ぶっ飛んだ役に興味アリ!」友達のSNSアイコン用似顔絵を描きました♪友人の子供の頃の写真をイラストにしました。絵を描くの、好きなんです。暇な時はもっぱらスマホでゲーム。「うたの☆プリンスさまっ♪」というリズムゲームにハマっています。小学生の頃から飼っている愛猫モウちゃん。育児放棄されているのを発見し、家族になりました。実物は更にカワイイ。しらいし・せい1998年生まれ。高校2年生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。今月スタートのドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)や来年公開の映画『栞』に出演。※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年10月14日気鋭のアニメーション映画監督・新海誠監督の最新作にして、神木隆之介や上白石萌音を声優陣に迎え2016年日本映画界を大いに賑わせた大ヒット映画『君の名は。』が、この度、ハリウッドにて実写映画化されることが決定。新海監督とプロデューサーを務めた川村元気からコメントが届いた。描かれるのは、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。2016年8月に日本公開が始まると、口コミでその評判が拡散。実に15年ぶりの興行収入200億円突破し、邦画歴代興行収入ランキングで『千と千尋の神隠し』に次ぐ第2位を記録。日本のみならず、台湾、香港、タイ、中国、韓国などアジア圏でも公開され、各地で日本映画としての記録を塗り替える大ヒットを達成。映画史に残る金字塔を打ち立てた。また本作のDVD&Blu-ray Discが7月26日に発売され、オリコン週間映像ランキングで邦画アニメで初の快挙をなり遂げるなど、劇場公開後も多くのファンを魅了し、いまだに社会現象を巻き起こしている。そんな勢いそのままに、この度、本作のハリウッドでの実写映画化が決定。東宝は、米パラマウント・ピクチャーズとフィルムメーカー・J.J.エイブラムスが設立した「バッド・ロボット」とともに開発を進めているという。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが担当。プロデュースには、監督作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界中で大ヒットを収め、今後も『ミッション:インポッシブル6』『スター・ウォーズ/エピソード9』とビックタイトルが控えるJ.J.エイブラムスとリンジー・ウェバー、さらに川村氏もプロデューサーとして開発に参加する。以下、スタッフ陣からのコメント。■新海誠/原作・脚本・監督『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています。■川村元気/プロデューサーこれ以上ない、夢のようなチームになりました。J.J.エイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで「これは夢だ、きっと夢に違いない」そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです。数々の名作を現代的なセンスで生まれ変わらせてきたJ.J.エイブラムスさん。『君の名は。』をハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJ.J.エイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います。また脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています。J.J.さん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います。なお、東宝は、日本のIP(知的財産)を基にした海外との共同製作・リメイクを進める専門チームを立ち上げており、今後、同様の案件を増やしていく予定だという。日本の人気作がハリウッドで実写化・リメイクされる流れは、今後増々加速しそうだ。(text:cinemacafe.net)
2017年09月28日