堀田修 著『いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体 慢性疲労を治す本』2024年5月28日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は堀田修著『いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体慢性疲労を治す本』 を2024年5月28日(火)に刊行いたします。「慢性疲労」は、脳の炎症、迷走神経の炎症がもたらす病気です「慢性疲労」は、脳の炎症、迷走神経の炎症がもたらす病気ですコロナ後遺症の代表的な症状の1つとしても注目される「慢性疲労症候群」。日常生活が著しく損なわれるほどの強い全身倦怠感、慢性的な疲労感が休養しても回復せず、6カ月以上の長期にわたって続くことを言います。その直接的な原因は脳の炎症、迷走神経の炎症です。これまで1000人以上の「慢性疲労」の患者さんを治療してきた名医が、その原因と、解放されるための治療法、そしてさまざまなセルフケアを解説。慢性疲労に苦しむ多くの方に、健康的な日々を取り戻していただきたい、そんな思いを伝える1冊です。もし当てはまるものがあったら、それは「慢性疲労」かもしれませんもし当てはまるものがあったら、それは「慢性疲労」かもしれません長引く倦怠感(だるさ)、こんな不調も一緒に、続いていませんか?もし当てはまるものがあったら、それはこの本で紹介する「慢性疲労」かもしれません。慢性疲労症候群という診断はついていなくても、慢性的な疲労感・倦怠感に悩まされたり、家事や軽い労作の後や、職場や家庭での些細な人間関係のストレスを受けたりした後に、強い疲労感が出て日常生活に支障をきたしている人は少なくありません。コロナ後遺症の原因も脳・迷走神経の炎症にありコロナ後遺症の原因も脳・迷走神経の炎症にあり※本書より一部抜粋コロナ後遺症の症状は、倦怠感、疲労感、めまい、ブレインフォグ(頭の中に霧がかかった感じ。集中力や記憶力の低下)、頭痛などと、頻度が高い症状が「慢性疲労症候群」の症状とよく似ています。その疲労感の原因が「脳の炎症」であることが、これまでの研究でかなりの程度、明らかになりました。迷走神経の炎症を改善することが「コロナ後遺症」の治療にもつながります。慢性疲労の治し方──治療法とセルフケア慢性疲労の治し方──治療法とセルフケア慢性疲労症候群が、慢性上咽頭炎が根本原因となって、迷走神経、大脳辺縁系、視床下部に異常が生じることで発症した機能性身体症候群とするならば、慢性上咽頭炎に対する治療は不可欠です。確実に慢性上咽頭炎が改善する治療法、それが「上咽頭擦過療法」(EAT)です。とても痛い治療ですが、とても効きます。本書では、 「上咽頭擦過療法」(EAT)の詳しい解説とともに、日常的なセルフケアとして、あるいはEATの効果が不十分だと感じたとき、取り入れるとおすすめの方法をご紹介します。書籍情報表紙タイトル:いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体 慢性疲労を治す本著者:堀田修ページ数:240ページ価格:1,540円(10%税込)発行日:2024年5月28日ISBN:978-4-86667-678-7書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章いつまでも消えない慢性疲労の正体第2章慢性疲労の治し方――治療法とセルフケア第3章つらい慢性疲労から解放された著者プロフィール堀田修(ほった・おさむ)著者: 堀田修1957年、愛知県生まれ。防衛医科大学校卒業、医学博士。「木を見て森も見る医療の実践」を理念に掲げ、2011年に仙台市で医療法人モクシン堀田修クリニックを開業。特定非営利活動法人日本病巣疾患研究会理事長、IgA腎症・根治治療ネットワーク代表、日本腎臓学会功労会員。2001年、IgA腎症に対し早期の段階で「扁摘パルス」を行えば、根治治療が見込めることを米国医学雑誌に報告。現在は、同治療の普及活動と臨床データの集積を続けるほか、扁桃、上咽頭、歯などの病巣炎症が引き起こすさまざまな疾患の臨床と研究を行う。近年はEAT(上咽頭擦過療法)を使った「新型コロナ後遺症」への取り組みも注目を集めている。『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』(あさ出版)。【報道関係各位】『いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体慢性疲労を治す本』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月08日予備校講師でタレントの林修が16日、フジテレビ系昼番組『ぽかぽか』(月~金前11:50)に生出演し、“黒歴史”に触れられ、タジタジになった。林は15日からウィークリーゲストとして同番組に連日出演中。この日はオープニングで、「ここ1週間でへぇ~と思ったこと」を披露しあった。OWV・中川勝就が『名探偵コナン』の変化について「へぇ~」と思ったとし、TVアニメと近年の劇場版では「見た目は子供、頭脳は大人!~」のセリフが変化していると知ったと明かした。ハライチ・澤部佑が「林先生、コナンだってね、大好きで…」と向けると、林はセリフの変化を「知ってましたから」と得意げ。澤部が「映画も出てましたから」と続けると、林は「黒歴史だから触れないで!」とツッコんだ。さらに、林は「今週(自分が)出ているのが再放送されて、しかも俺の場面カットされてた」とぶっちゃけ。スタジオからは「エーッ!」と驚きの声。神田愛花が「理由は林先生ご存知なんですか?」と聞くと、林は「知らない」と答えていた。林は劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019年公開)でゲスト声優を務めた。
2024年04月16日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が10日に自身のアメブロを更新。医師から勧められた検査を受けに病院へ足を運んだことを明かした。この日、武田は「PET検査」というタイトルでブログを更新し「茨城県つくばでPETがん検診」を受けに足を運んだことを報告。「年に一度健康診断を受けています」と明かしつつ「今年はドクターからPET検査を勧められました」と説明した。続けて「この歳になるとがんに罹患する仲間も多く予防で検査が大事ですね」とコメント。「結果は2週間後とのことでした」と自撮りショットを公開し、ブログを締めくくった。
2024年02月11日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が27日に自身のアメブロを更新。予防は大切だと思った人間ドックの結果を明かした。この日、武田は「茨城の病院で年に一度の人間ドックを受けてきました」と報告。「血液、尿、頭のCT 胸部レントゲン 前立腺、大腸・胃カメラ 心臓エコー 心電図チェックなど」と受けた検査について説明した。続けて「今年は大腸に小さなポリープが見つかって」と検査結果を明かし「切除してもらいました」と報告。最後に「ひどくなる前に予防や検査は大切ですね」と経口腸管洗浄剤の写真とともにつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月28日2P Gamesは、YiFang Studioが開発した中華風修仙農場シミュレーションゲーム『仙郷物語』の、正式版を本日2024年1月18日に発売しました。ゲームは日本語に対応しており、価格は1,990円で、初回特典として20%の割引が適用されます。本作には伐採収集、農耕釣り、修仙成長、人間関係の交流など、様々なプレイ要素が組み込まれています。プレイヤーは主人公の足跡に従い、独自の修仙種田生活を体験します。Steamストアページ: 『仙郷物語』のストーリーは修仙派門である歸雲派に設定されており、突然の災厄が門を襲い、派門全体が壊滅してしまいます。残されたのは大師兄とまだ師になっていない一群の弟子だけです。歸雲派の昔ながらの栄光を取り戻すため、あなたは鍬を取り、師兄たちと共にゼロから家と門を建て、仙法を修練し、未知の領域を探索し、不思議な修仙生活を送ります。1山門の完全な破壊に直面し、残された資源は山の麓にある一片の畑に限られています。やはり修仙者もお腹を満たす必要があり、あなたは畑の種植えから始め、資源を蓄積しなければなりません。修仙者として、仙法を駆使して農作業をより効果的に行えます。雷雲を呼び寄せて畑に水をまき、仙術を使って作物を迅速に成長させ、霊力で駆動する奇妙な装置を作って自動灌漑や生産を実現することができます。2畑を耕すだけでなく、釣り、草薬の収集、木の伐採、鉱石の採掘、料理、丹薬の調合など、さまざまな活動に参加できます。これらの労働を通じて修行を積み重ね、より高い修仙の段階に進化し、強力な功法を修練することができます。3本作はさまざまな秘境が存在し、それを深く探索して仙剣を使って妖獣を討ち果たし、派門の建設に利用するための天地の宝を収集できます。4修行の合間に、仲間の師兄弟たちがさまざまな援助を提供してくれます。彼らの協力を得て、家を拡張し、さまざまな装飾品を作り、自分の好みで家と畑を自由に飾ることができます。5さらに、同門メンバーは独自の生活様式を持っており、日の出から活動を始め、日没まで休息します。彼らとおしゃべりし、プレゼントを贈り、湖の中心の小島で共に宴会を楽しむことができます。同時に、彼らを家に招待して、多彩な修仙生活を共に体験することもできます。6■『仙郷物語』について『仙郷物語』は、仙術の修行、農業シミュレーション、宗派の建設、人間関係など、多岐にわたる要素を含んだスローライフゲームです。どんな修仙生活を送りたいかは、すべてあなたの選択次第です。■『仙郷物語』の特徴・中華ファンタジー世界:本作は中華ファンタジー世界が舞台で、プレイヤーは不老不死を求める宗派の一員として、宗派と村の拡大を目指して冒険します。・仙法農耕:仙術と法具を使って畑を開墾し、作物を灌漑します。陰晴雨雪、四季の変化の中で、自分だけの霊田を経営しましょう。・仙境探索:10以上の異なる秘境があり、各秘境から必要なクラフトアイテムを見つけるためには、異なる能力を習得する必要があります。・仙友交流:宗派内の兄弟姉妹はそれぞれ異なる性格や趣味を持ち、修仙に対する理解と追求もバラバラです。彼らと同門の友情を築き、好きな人と一緒に山の日夜や四季の変化を共有しましょう。■パブリッシャー「2P Games」について「2P Games」は、中国に拠点を置いた、PC・コンソール向けの高品質インディゲームパブリッシャーです。2019年に、プロデューサー及び運営チーム、データエンジニアや大手イラストレーター、沢山のユーチューバー達と結成し、ゲーム業界で20年以上の経験を持つ熟練メンバーと、経験豊富な20代若手社員の会社です。パブリッシャーとして世界の開発者と協力し、ユーザーの皆さんへ「楽しいゲーム体験」を提供すると共に、ユーザーの声を正直に受け取り、開発チームへフィードバックして、よりハイクオリティなゲームを作る事が私たちの使命です。「2P Games」は、パブリッシャーとして、そして1人のゲーマーとして、心から決めたゲームをユーザーの皆さんへお届けいたします。さぁ一緒に、「2P Games」と冒険へ旅立ちましょう!■ゲームに関する情報タイトル :仙郷物語ジャンル :農場シミュレーション、RPGプラットフォーム:Steam発売日 :2024年1月18日対応言語 :日本語、中国語(簡体字)、英語価格 :1,990円(税込)デベロッパー :YiFang Studioパブリッシャー :2P Gamesコピーライト :Copyright (C) 2022 - 2024 YiFang Studio. All Rights Reserved. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日株式会社 ワン・パブリッシング(東京都台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)は、2022年12月15日(木)に『決定版西洋占星術実修』(定価:2,970円(税込))を発売いたしました。本書は、実用的で良く当たると評判の伝統占星術解読法、アスペクト派の手法を機軸に、出生ホロスコープから運命、未来、相性を詳細に読み解く西洋占星術の実践テクニックを網羅しており、初心者から上級者まで満足できる一冊となっています。プロのテクニックがすぐに身につく!アスペクトの作用を徹底解説。チャンス到来の時期がわかる。危険日や要注意日がわかる。気になる人との相性がわかる。基礎知識から実践テクニックまでがこの1冊に。本書の主な内容第1章西洋占星術とは何か第2章感受点とアスペクト第3章ホロスコープのつくり方第4章出生図が示すあなたの資質と運命第5章トランシットで読む運勢の盛衰第6章ダイレクションで知るあなたの未来第7章恋愛の相性と人間関係の解説第8章ホロスコープ解読の実践例充実の資料編天文暦100年分掲載ホロスコープ記入用シート掲載アスペクト早見盤つき商品概要決定版西洋占星術実修著者:秋月瞳定価:2,970円 (税込)発売日:2022年12月15日(木)判型:四六ISBN:9784651203041ワン・パブリッシングWebサイト: 【本書のご購入はコチラ】・Amazon ・楽天 ・セブンネット 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月15日予備校講師やタレントとして活躍する、林修さんが、2022年9月11日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)に出演。同日放送された同番組では、普段から時計を2つ持ち歩いているというサッカー審判員の職業が紹介されていました。林さんはこの審判員にちなみ、「大学受験の時に、3つの時計を持って行った」とコメント。その理由は、「時計の時間がずれていた時に、正しく判断するため」だといいます。1つ持って行った時に、もしそれが遅れていたりずれたりしたりしたら、正しい時間が分からなくなる。2個持って行って時間がずれていたら、どっちが正しいのかが分からない。3つあれば、1個がずれても2対1で必ず時間を正確に判断できると考えて、僕は3つ持って行ったんです。日曜日の初耳学ーより引用大学受験に限らず、多くの試験ではスマホを時計として使うことは禁止されています。その代わりに、試験室内に設置されている時計や持参した腕時計を見ながら、多くの人は試験に挑むことでしょう。3つの時計を持って行くことで、林さんは時間を正確に判断できると考えていたようです。林さんのエピソードに、「納得した」「この考え方はなかった」と、視聴者は感心しました。失敗できない試験では、試験終了ギリギリまで粘る人も少なくありません。そんな時には、林さんのように時計を3つ持って行くといいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年09月12日中京テレビ放送株式会社(本社所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長:丸山 公夫)は、新番組「林修のナゴヤかるた」を4月3日(日)より放送しております。■番組内容■名古屋市出身の超有名人気予備校講師!多くの番組でMCを務め、わかりやすい説明で定評がある林修先生が、名古屋市の施策を視聴者に伝わりやすく解説します。各回の最後に、内容を1枚のかるたにまとめ、1年でナゴヤが分かる50音のナゴヤかるたを作り上げます。番組ロゴ・出演者■番組概要■番組タイトル: 林修のナゴヤかるた放送日時 : 毎週日曜 午後5時25分~(再放送:毎週日曜 深夜2時15分~、毎週月曜 深夜0時54分~)放送エリア : 愛知県・岐阜県・三重県出演者 : 林 修番組HP : ■見逃し配信■各回放送後、番組HPとLocipoで見逃し配信を行います。番組HPでは、これまでに作り上げたかるたを確認することができます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月04日劇場「波乗亭」では、人気公演音楽と朗読で楽しむ「銀河鉄道の夜」の世界と、「針山愛美&益子侑 with音楽島 オーケストラきがるにバレエコンサート」を開催致します。春爛漫の西海岸で、心躍る音楽とともにお楽しみください。■音楽と朗読で楽しむ「銀河鉄道の夜」の世界宮沢賢治が晩年まで何度も書き直した未完の傑作『銀河鉄道の夜』の幻想的な世界を美しく儚い音楽と優しく語りかける朗読で綴ります。孤独な少年ジョバンニと友人カムパネルラの不思議な銀河鉄道の旅。その先々で出会う「出会い」と「別れ」。いつの時代にも色あせない永遠の名作をお楽しみください。公演日:2022年3月26日(土)27日(日)※2日間開催時間:15:00開演(14:30開場)出演:朗読/小松 森太郎演奏/佃 華枝、柳田 絢奈、松岡 のどか、芝内 あかね、室井 悠李料 金:一般2,000円 小学生以下500円淡路島在住の方(icanca会員の方)1,600円オンライン視聴1,500円 ※別途販売手数料(220円)がかかります。予 約:Tel 0799-70-9020(9:00~18:00 ※木曜定休日)WEB予約はこちら : オンライン視聴予約はこちら : 音楽と朗読で楽しむ「銀河鉄道の夜」の世界 | 青海波 -SEIKAIHA- |劇場&レストラン|淡路島西海岸 : ■針山愛美&益子侑with音楽島オーケストラきがるにバレエコンサートロシア、アメリカ、ドイツで活躍した世界的バレエダンサー・針山愛美とヴァイオリニスト・益子侑が生み出すバレエと音楽の世界。一度は聴いたことがあるクラシックの名曲、バレエの名作をわかりやすくお届けいたします。また、小さなお子様も“きがるに”楽しめるように、小学生以下は無料でお楽しみ頂けます。公演日:4月3日(日)、10日(日)時 間:17:00開演(16:30開場)出演:針山愛美(バレエダンサー)、益子侑(ヴァイオリニスト)料金:全席自由2,000円(税込)※小学生以下無料予約:【お電話】Tel 0799-70-9020(9:00~18:00 ※木曜定休日)WEB予約はこちら : 針山愛美&益子侑with音楽島オーケストラきがるにバレエコンサート | 青海波 -SEIKAIHA- |劇場&レストラン|淡路島西海岸 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月17日本日、2022年2月22日より株式会社サステイン主催の総合格闘技プロフェッショナル修斗の大会をPRするプロジェクトの公式アンバサダーに同大会のラウンドガール出身で、女優・タレントの宮藤あどねさんが就任する事になりました。本件アンバサダーは2022年3月21日後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2(インターネットテレビ局 Abemaにて同日18:00より生中継)にてお披露目する予定になっております。今後はSNSを中心としたPR活動、大会内での様々な露出も含め、総合格闘技プロフェッショナル修斗大会を盛り上げていきます。プロフィール1■宮藤あどね プロフィール宮藤あどね(クドウ アドネ)。タレント・女優12月6日生まれ、東京都出身。AB型。avex Idolstreetクリエイター女子メンバーとしてデビュー、その後、フジテレビ「志村でナイト」、映画「カイジファイナルゲーム」に出演。2021年修斗ラウンドガールを務め、2022年より修斗公式アンバサダーに就任。Twitter Instagram ■宮藤あどね コメント総合格闘技「修斗」の大会の素晴らしさ、そして、毎回命を削ってリングに上がって来る選手の皆様の魅力を沢山の方々にお届けしたいと思っております。アンバサダーのお仕事は、今回大会としても初の試みになります。正直、緊張とプレッシャーはあります。しかしながら、偉大な格闘家を沢山輩出してきた大会に恥じぬように懸命に、初代アンバサダーのお仕事に努めて参りたいと思っております。どうぞ「修斗」を今後とも宜しくお願いします。■総合格闘技プロフェッショナル修斗とは「修斗(SHOOTO)」は初代タイガーマスク・佐山聡が1989年に総合格闘技/MMA(ミックスドマーシャルアーツ)を競技化した世界で最も歴史ある総合格闘技団体です。創始者佐山聡によって構築された「斗を修める」という理念があり、そこが他のイベントや団体との大きな相違点となります。加盟ジムは日本全国で200を超え、ブラジル・香港・ヨーロッパでも大会が開催されており、アマチュアに着手したのも世界で最も古く、アマチュア修斗から選手を育て、地域に密着した形で人材を育てていく育成環境が整っております。「修斗」出身で国内外で活躍している選手は数多くおり、先日世界最大のMMA団体UFCと契約した平良達郎、RIZINでチャンピオンに輝いた斎藤裕、トーナメントを制した扇久保博正、日本と米国を股に掛け活躍する堀口恭司等、日本の格闘技界を代表するトップファイターを多数輩出しております。また、故・山本KID徳郁、五味隆典、宇野薫、川尻達也、佐藤ルミナ等、日本を代表するレジェンドファイターの多くが「修斗」出身者です。今後も世界で活躍出来る選手を育成すると同時に「修斗」の理念を守り、総合格闘技を普及、発展させるべく運営されていきます。■株式会社サステイン 代表取締役社長 坂本一弘 コメントこの度、弊社主催のプロフェッショナル修斗公式戦のアンバサダーとして宮藤あどねさんが就任することになりました。修斗にとっても初の試みとなりますが、SNSを通じてのPR活動、選手へのインタビュー、その他にも様々なアドバイスを頂き、宮藤さんと一緒に「修斗」を盛り上げていきたいと思います。ファンの皆様には選手同様に宮藤あどねさんの応援も宜しくお願い致します。総合格闘技プロフェッショナル修斗 公式ホームページ・SNSHP Twitter Instagram ■株式会社サステイン主催 総合格闘技プロフェッショナル修斗 公式戦 [大会日程]3月21日(月・祝) 東京・後楽園ホール4月3日(日) 東京・新宿 FACE5月22日(日) 東京・後楽園ホール7月3日(日) 大阪・メルパルクホール7月17日(日) 東京・後楽園ホール9月19日(月・祝) 東京・後楽園ホール11月27日(日) 東京・後楽園ホール 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月22日去る12月25日に「監督が怒らない大会」が横須賀市の横須賀アリーナ(体育館)で開催され、元バレーボール選手の益子直美さんと、元Jリーガーで現在は横浜F・マリノスのアンバサダーやサッカー解説者としても活動していつ波戸康弘さんがゲストとして参加しました。この大会は、体罰などが問題化している昨今のスポーツ指導において、勝利することだけにとらわれず、まずはスポーツを楽しみ、できなかったことができるようになったり、褒められたりすることで自己肯定感を養っていけるようなワクワクできるスポーツ環境や地域のスポーツ振興の推進を図るという意図で開催されました。参加チームは、この大会の理念に賛同してくれた横須賀市内で活動するサッカーチーム8チーム(2、3年生)で、監督・コーチたちは選手待機エリアから「いいよ、いいよ」「前線からプレスに行こう」「(失点を)気にしない、気持ち切り替えよう」などのポジティブな言葉で鼓舞する姿が見られました。大会を主催した、スポーツ界の持続可能な発展を目指すSPORTS SUPPORTERS NETWORK(SSN)代表の岩橋さんは、以前から益子直美さんが行っている「監督(指導者)が怒ってはいけない大会」に共感していて、自分たちがサッカーでイベントを開催する際に益子直美さんをお迎えして、「怒鳴らないで選手の自主性に任せる指導」の理念をサッカー大会を通して選手、指導者へ伝えたいと思っていたそうです。大会のあとは波戸康弘さんによるサッカークリニックと、益子直美さんによる指導者、保護者向けセミナーを同時開催。サッカークリニックでは、「視野の広さを確保してドリブルをする」をテーマに、ボールを置く位置や体の向きなどを波戸さんが説明しました。お手本を見た後実践した子どもたちは「確かに~。(前が)よく見えるようになった」など、喜びの声を上げていました。会議室で行われた益子直美さんのセミナーには指導者と保護者の方々が参加しました。益子さんは、学生時代に暴力暴言指導を受け、引退するまでバレーが楽しくなかったというご自身の経験や、「教えられる」指導を受けてきたので実業団に入ってから自分で考えてプレーすることができなかった経験から、子どもたちが自ら楽しんで挑戦しながら伸びてほしいという思いを持ち、現在は「監督が怒らない大会」を開催しています。セミナーでは、益子さんが学生時代や全日本の合宿で理不尽に叩かれた写真や映像が流されると、参加者たちからは「ひどい......」との声が漏れました。「このような指導を受けて、やる気が出ると思いますか」と質問すると、全員が「出るわけない」と回答。そういったエピソードを見ながら、参加者のみなさんは、自分で考えて楽しんでプレーするためには、チャレンジを誉めること、ポジティブな声掛けが大事だということを、改めて実感されたようでした。また、理不尽に殴られ怒られる指導を受け「バレーを楽しいと思えなかった」という益子さんを救ってくれたのは、お母さんだったというお話も。チームのエースで、国の代表にも選ばれるほどの実力があるわが子にはどうしても期待してしまう親御さんもいると思いますが、辞めたいと考えていた時、益子さんのお母さんは「そんな指導を受けるバレーなんてやめてしまいなさい」とおっしゃったのだそうです。その言葉に救われ一時はバレーから離れた益子さんでしたが、お母さんのその言葉があったから、バレーを再開することを決断できたのだそう。「その時母が『続けなさい』と言っていたら、私は母に対して心を閉ざしていたと思いますし、バレーも続かなかったと思います」と親がわが子を理解し、いい関係性があったからこそ、と語る益子さんの言葉に、参加した保護者のかたは大きくうなずいていました。セミナー終了後は、益子さんに個別で質問する指導者や親御さんもいて、子どものスポーツに関わる大人としてどうあればいいかを改めて意識する貴重な機会となったようでした。このような考えや活動が今後もサッカー界で広がっていくことを期待したいものです。
2022年02月01日現役時代はバレーボール選手として全日本に選ばれ、引退後はタレントやスポーツキャスターとして活躍中の益子直美さん。自身の経験から『監督は怒ってはいけない』をテーマにした『益子直美カップ』を主催しています。インタビュー後編では、益子カップを通じて感じた、指導者や保護者の変化についてうかがいました。(取材・文:鈴木智之)指導者、保護者がポジティブな言葉をかけることで試合の雰囲気も良くなるのです(写真は益子直美カップ小学生バレーボール大会Facebookより)<<前編:昭和の高圧的な指導から脱却すべき。益子直美さんが「監督が怒ってはいけない」大会を開催する理由子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>■高圧的な指導を受ける中で、自分で考えることをしなくなった学生時代は指導者の高圧的な指導が原因で、「自分で考えることをしなくなった」「バレーを楽しいと思ったことは一度もなかった」と話す益子さん。そのような経験をする子どもをなくしたいという想いから、『監督は怒ってはいけない』というルールのもとで運営される、益子直美カップを主催しています。大会を通じて様々な指導者と接する中で、参加者の意識の変化を感じることも増えてきたようです。「ある監督さんは『怒ってはいけない』というルールのもとで、子どもたちに何と声をかけていいかがわからず『タイムアウトをとったけど、何も言葉が出てこなかった』とおっしゃっていました。私が『普段はどのような声をかけているのですか?』と尋ねたら『なんでミスをしたんだ』『もっと気合を入れろ』など、怒りをベースとした声掛けをしていたそうなんです」■「監督が怒ってはいけない」大会で指導者自身にも気づきが生まれる益子カップのルールによって、普段通りの接し方ができなくなった指導者は、指導を見直す必要性に迫られました。「その方は大ベテランの指導者だったのですが、『試合の後に、どんな声をかけたらいいですか?』と私に聞いて来られました。そこで『先生は、子どもたちにどうなってほしいですか?』と質問をしたら『次はもっとがんばりたい、勝ちたい気持ちになってほしい』とおっしゃいました」益子さんはその監督と対話を続けることで、「子どもたちのモチベーションを上げる言葉をかければいいんだ」という考えを引き出し、最終的には「試合の中では、できたところ、良いところもたくさんあった。そこを見て、褒めてあげれば良かった」という視点を導き出したそうです。「その指導者の方には『試合に負けたときほど、ポジティブなフィードバックをしてあげると良いのではないですか?』 と、お話をさせてもらいました。指導者のみなさんは、子どもたちを良くしたい、もっと上手くしたいという気持ちと情熱を持って、指導をしています。そこで、怒りという手段でしか気持ちを伝えたり、指導をすることができないのはもったいないですよね」■怒らずにどんな声掛けをすればいいのか、まで踏み込むさらに、こう続けます。「70歳近い、大ベテランの指導者が怒らないことにチャレンジしてくれて、頭を下げて『どんな声をかければいいですか?』と聞いてくれたことは感動的でした。益子カップを続けてきて良かったなと思いました」益子カップでは、大会の合間に選手、指導者、保護者を集めて、セミナーを開催しています。そこでは、スポーツメンタルコーチの資格を持つ益子さんが話をしたり、スポーツ選手に向けて、ポジティブな言葉をかける『ペップトーク』の講演を開催(先生をよんで)したりと、「怒らないこと」だけを伝えるのではなく、「怒らずに、どんな声掛けをすればいいのか?」まで踏み込んだアプローチをしています。「益子カップは『子どもたちに、楽しいスポーツの場を』がコンセプトなのですが、それに付随して、指導者に気づきを与えることができればと思っています。私はアンガーマネージメントの勉強もしてるので、『怒りとは何か』『怒りっぽい人は、言葉のボキャブラリーが少ない』といったように、『なぜ怒るのか?』を理解してもらえるような取り組みもしています」■保護者は子どもたちが話しやすい環境を作ってあげてほしいペップトークのセミナーをした後のコートでは、保護者が積極的にポジティブな言葉を使い始め、それが子どもたちに伝播し、良い雰囲気の中で試合が行われていったそうです。このように、子どもたちの成長のためには、指導者だけでなく、保護者の関わりも重要です。「保護者の方は、最初から頭ごなしに否定するのではなく、子どもたちが話しやすい環境を作ってあげてほしいと思います。私が子どもの頃はとくにそうでしたが、考える機会を与えられず、ああしろ、こうしろ、これやっちゃだめ、そこに行ってはいけないと、禁止事項で育ってきました。バレーも同じで、自分で判断して何かを決めるということが、ほとんどありませんでした。『買い食い禁止』と言われても、なんで禁止なのか、理由を考えることもなく、『ルールだからダメ』と従っていました。それでは自主性も主体性も生まれませんよね」■なんでも管理しルールで縛ることは、成長の機会を奪いかねない子どもたちに『考える力』をつけさせるためには、答えを言ってやらせるのではなく、まずは子ども自身の考えのもとにやらせてみて、だめだったらどこを改善すればいいかを考えて、またチャレンジする。その繰り返しが必要です。「部活でSNSを禁止されているところもありますが、コロナ禍で大学や企業のリクルーターさんはスカウトができないので、SNSを通じてコンタクトをとることもあります。SNSは上手に使えばプラスに働くのに、『SNS禁止』と、大人の考えでただ禁止されているところも多いです。そこは子どもたちに判断させる機会を作ってあげてほしいですし、何でも管理し、ルールで縛ることは、人として成長する機会を奪うことにもなりかねないと思います」■サカイク10か条に共感。バレー界でも......サカイクでは『子どもが心からサッカーを楽しむための10箇条』を掲げています。根底にあるのは「長い目で見て、子どもの成長を見守ること」です。益子さんはサカイク10箇条について、次のように話してくれました。「子どもの気持ちを一番に考えるところに感動しました。これを参考に、バレー界でも作ってみてもいいのかなと思います。海外にもこのような標語はたくさんあるので、参考にさせてもらっていますし、益子直美カップでも取り入れてみたいです」スポーツメンタルコーチとしても活動し、指導現場に入る中で「高圧的な指導で結果を出してきたという、成功体験を持っている人たちの考えを変えるには、時間が必要」と感じている益子さん。「変化には痛みを伴いますが、時間をかけてわかってもらえれば」と考え、日々、取り組んでいます。サカイクも、益子さんの今後の活動に注目していきたいと思います。益子直美(ますこなおみ)東京都生まれ。中学入学と同時にバレーボールを始め、高校は地元の共栄学園に進学。春高バレーで準優勝し、3年生の時に全日本メンバー入り。1980年代後半から1990年代前半の女子バレーボール界を席巻した。卒業後はイトーヨーカドーに入団。全日本メンバーとして世界選手権2回、W杯に出場。現在はタレント、スポーツキャスターなど幅広く活動中。2019年にはどうしたら怒りや感情をコントロールできるのかを学ぶ「アンガーマネジメント」の資格を取得し、益子直美カップなどでも指導者に向け講習会を開催している。子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>
2021年05月18日現役時代、バレーボール女子日本代表選手として活躍した益子直美さん。引退後はスポーツキャスターを始め、子どもたちの指導にも積極的に関与。最近ではスポーツメンタルコーチの資格も取得し、「子どもたちのためになる指導」を追求しています。益子さんの取り組みのひとつに「益子直美カップ」があります。これは「指導者が子どもを怒ってはいけない」というルールのもとに運営されている大会で、福岡県宗像市や神奈川県藤沢市で開催されています。昭和、平成、令和と時代は変わっても、なかなか変わることができないスポーツ界。今後、スポーツに関わる大人(指導者、保護者)は、どのような気持ちでスポーツと向き合えば良いのでしょうか。益子さんにうかがいました。(取材・文:鈴木智之)指導者が怒らない益子直美カップでは子どもたちの笑顔がたくさん見られます(写真は益子直美カップ小学生バレーボール大会Facebookより)子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>■「楽しいと思ったことは一度もなかった」益子カップのテーマは「指導者が怒らないこと」です。なぜ、それをテーマに掲げたのでしょうか?「私は中学からバレーを始めて、高校までずっとミスをしたり、試合に負けると怒られてきました。その結果、どういう考え方になるかというと『ミス=だめなこと』と認識し、チャレンジしなくなるんですね。とにかく怒られるのが怖かったので、練習中は目立ちたくない、余計なことはしたくない。ミスをしないように過ごそうという気持ちでいました」高校時代は春の高校バレーで準優勝、高校生ながら全日本に選ばれるなど、素晴らしい成績を残してきましたが「バレーを楽しいと思ったことは一度もなかった。早くバレーを辞めたかった」と話す益子さん。練習や試合で怒られることがとにかく嫌で、次第に「自分で考えること」をしなくなったそうです。「先生(監督)に言われたことだけをする。他のことはしない。なるべく怒られないように...という考えになり、『どうすれば上手くなれるかな?』『どうすればこの試合に勝てるかな?』と、自分から積極的に考えたことはありませんでした。成績こそ残していましたが、スポーツに必要な自主性、主体性は身につかなかったと思います」■指導法もアップデートされている現代、そろそろ昭和のスポ根から脱却しよう高校を卒業し、イトーヨーカドーに入社した後も、主体性を育む経験をしてこなかったことで、ある質問に困惑したと言います。「イトーヨーカドーのバレー部に入って、監督に『益子はどんな選手になりたいの?』と聞かれました。私はそれまで、バレーに対して自分で考えることをしてこなかったので、何も答えられないんです。『監督が決めてください。私にどうなって欲しいですか?』と逆に質問するぐらいで......(苦笑)」監督から「もっとバレーを楽しんだら?」と言われても、楽しみ方がわからない。そもそもバレーを楽しいと思ったのは、バレーを始めた最初の頃だけ。中高生の頃は良いプレーができると「これで怒られなくて済む」という思いが真っ先に浮かんできたそうです。「いま振り返ると、ミスを指摘して、人格を攻撃する言葉をかけるのは、指導とは言えませんよね。そうすることで選手はどんどん萎縮して、考える能力を奪われてしまいます。私が現役の頃はいろいろなことがアバウトな時代でしたけど、いまは指導法もアップデートされて、科学的にもパワハラや暴言が脳に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。そろそろ、『アタックNo.1』や『巨人の星』の時代から、脱却しなければいけないと思います」■イトーヨーカドーの代表にかけられた、忘れられない言葉益子さんはイトーヨーカドーで7年間プレー。リーグ初優勝を果たし、キャプテンを務めるなど、花形選手として活躍しました。「イトーヨーカドーには『お客様を大事にする』という理念があって、伊藤(雅俊)代表は、私たちに『大事なのは勝ち負けではありませんからね。お客様からたくさん拍手をいただけるような、良いプレーをたくさんしてください』と言ってくれました。そう言ってくださるからこそ、勝利ではなく一つひとつのプレーを大切にし、ボールに向かっていくことを心がければいいんだと思うようになりました」■高圧的な厳しい指導から得た「学び」はない学生時代を振り返ったとき、「バレーボールを楽しい」と思えなかったことは、いまでもかさぶたのように、心に残っているようです。「私はバレーをやっていて、楽しいという感覚を知らないまま引退しました。たまに考えることがあります。中学生に戻って楽しくバレーができたら、どんな選手になれたのかなって。あの頃に戻って、やり直してみたいです」益子さんに限らず、好きで始めたスポーツが嫌いになり、辞めていく人は後を絶ちません。はたして、厳しい指導とはなんでしょうか?楽しくプレーするとはどういうことでしょうか?その厳しさは選手を成長に導くために、本当に必要なものなのでしょうか?「私は指導者に高圧的な厳しさを与えられ、それを受け続けてきました。でも、そこから得たものがあったかというと、何の学びにもなっていません。自己効力感や自己肯定感なども含めて、『自分に自信を持てるようになる』ことは、自分で決めた目標に向かって継続的に取り組んで、クリアしたときに得られる『自分にもできるんだ』という気持ちだと思います。人から怒られ、否定され与えられたことができるようになったからといって、私の場合はそれが自信につながることはありませんでした」■「監督が怒らない」から子どもたちもチャレンジするようになる益子さんはそのような想いから「監督が怒らない」をテーマにした益子直美カップを開催し、「どんどんチャレンジしよう」「子どもがミスをしても、指導者は怒らないように」というメッセージを発信しています。「益子カップに来る子どもたちは『どんなプレーをしても怒られないから楽しい。いつもならミスをするかもしれないから捕りに行かないボールでも、チャレンジしてみたら捕れるようになった』と、うれしそうに話してくれます」サッカー界には「ボトムアップ」をベースとした指導で子どもたちを伸ばしているクラブも増えてきましたが、バレー界はまだまだ大人主体で、高圧的な指導が残っているそうです。益子さんは「バレーだけでなく、サッカーや野球など、他のスポーツの方々とも協力して、子どもたちの主体性を伸ばす取り組みを広げていきたい」とビジョンを話してくれました。次回の記事では、益子カップでのエピソードを紹介していきます。益子直美(ますこなおみ)東京都生まれ。中学入学と同時にバレーボールを始め、高校は地元の共栄学園に進学。春高バレーで準優勝し、3年生の時に全日本メンバー入り。1980年代後半から1990年代前半の女子バレーボール界を席巻した。卒業後はイトーヨーカドーに入団。全日本メンバーとして世界選手権2回、W杯に出場。現在はタレント、スポーツキャスターなど幅広く活動中。2019年にはどうしたら怒りや感情をコントロールできるのかを学ぶ「アンガーマネジメント」の資格を取得し、益子直美カップなどでも指導者に向け講習会を開催している。子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"10か条>>
2021年05月11日舞台「錆色のアーマ」シリーズの最新作「外伝 -碧空の梟-(あおのふくろう)-」が現在上演されている。開幕直前に、出演者の黒氷役・平田裕一郎と藤白役・石渡真修に話を聞いた。「去年、上演が延期になってしまい、この度ようやく届けられる。その喜びが一番大きいです!」と平田が話すように、’20年6月の上演が延期され、今回は満を持しての開幕となった本作。出来上がった作品について石渡は「いい意味で一回じゃ見きれません。劇場が円形なので場所によって見える物語が違いますし、今まで以上にキャラクターたちの関係性に特化した作品になっているので」と自信をのぞかせた。戦乱の世を舞台に、天下統一を夢見た男たちの生き様を描き出す、史実に基づいたオリジナルストーリーを描いてきたシリーズだが、今作は初の外伝。秀吉との戦を脱し、紀州の山奥に里を移そうとしていた紀の国、雑賀衆が、謎多き梟の橘三兄弟と交錯していく、新たな“巡り合わせ”の物語が紡がれる。劇中で描かれるものはなにかと尋ねてみると、石渡は「愛憎」、平田は「愛」と少し違った答え。石渡は「憎しみと愛は紙一重だなと感じる作品です。その表現は舞台セットを使ってうまくあらわれていると思うので、そこにも注目していただければ」、平田は「兄弟、仲間を思う愛が、形は違えどそれぞれのテーマになっていると思いますね」と語る。新キャラクターの「橘三兄弟」についても「三人のバランスが絶妙で、見ていて、切なく愛おしいです」(石渡)、「三人の絆が素晴らしくて毎回涙腺がやられます」(平田)と話すなど、さまざまな面から心揺さぶられるストーリーになっているようだ。いわゆる“2.5 次元舞台”の流れとは逆で、まず舞台版が生まれ、そこからメディアミックス展開を図っていく“逆 2.5 次元”の「錆色のアーマ」プロジェクト。原作となる舞台シリーズの魅力を、第一弾から出演する平田は「まずはタイトルでもある”武器“。アーマがそれぞれカッコいいです。あとは人間臭さや、キャラクターの背景にある苦悩や葛藤、友情が描かれていること。どっぷり引き込まれますよ」と語る。さらに出演者にとっての魅力は、第二弾から出演する石渡は「キャラクターを自分が作ること。役者の力量が試されますし、だからこそ魅力的になるよう作れることは、役者にとっての魅力でもあります」。平田が「“梟”の三兄弟と鶴首の悲しくも温かい絆の物語ですが、個人的には、黒氷(平田)と藤白(石渡)の友情物語でもあります。前作より濃くなった白黒コンビにも注目してもらえたら!」と一押しする本作は、4月29日(木・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブ eXにて上演中!文:中川實穗
2021年04月21日西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間西麻布の住宅街にひっそりと佇む小さな店お店があるのは根津美術館の交差点から5分ほど進んだ先。人通りもまばらな西麻布の住宅街の一角で、屋号の看板も小さく、ともすれば見落としてしまいそうな店構えが、デートにもぴったりな隠れ家の雰囲気を演出しています。目の前で繰り広げられる見事な職人技も楽しみのひとつカウンターを中心とした約10坪の店内は、天井が高く広々と感じられる居心地のいい空間で、接待や少し特別な日の食事などにもぴったりです。数寄屋風のインテリアに、あえてヨーロッパ風に設えた板張りの床も違和感なく調和しています。食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理ここで楽しめるのは、大阪で腕を磨いた店主の先崎真朗さんによる関西割烹。出身地である九州の食材をふんだんにつかったコース料理を提供しています。料理自体はいたってシンプルでありながら、食材の組み合わせや器のチョイスで華やかさも演出。ここからはコースの中の一例をご紹介します。コース料理:おまかせ 15,000円~まろやかな酸味が素材を引き立てる『毛蟹とウニの土佐酢和え』先付けの一例『毛蟹とウニの土佐酢和え』。酢に鰹出汁や柑橘を加えて仕立てる土佐酢と、旨み濃い旬の魚介が絶妙な相性です。甘みある野菜と蟹を出汁が包み込む『蟹真丈 蕪のみぞれ仕立て』伝統的な懐石のなかで、先崎さんが特にこだわるという『お椀』の一例。この日は松葉ガニの真丈と聖護院大根、椎茸、金時菜、めかぶを、蕪をおろしたみぞれで仕立てた逸品。上品な出汁の風味が活きた極上の味わいです。肉の旨みがダイレクトに伝わる『佐賀牛イチボの炭火焼き』焼き物の一例。この日は上質な佐賀牛を炭火でじっくりと焼き上げた『佐賀牛イチボの炭火焼き』でした。塩または出汁醤油で味わいます。日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種料理に合わせる日本酒は、「鍋島」や「東鶴」を中心に充実のラインナップ日本酒は純米から大吟醸まで常時14~15種類が並びます。特に先崎さんの出身地である佐賀の地酒「鍋島」と「東鶴」は、充実のラインナップ。さりげない対話を通して好みのものを提供してくれるので、迷ったらオススメを聞いてみてください。黒子に徹しつつ適度な会話のなかからゲストの好みや要望を汲み取ってくれる【寿修】。大切な人との食事や、特別な日を過ごすのにぴったりのお店です。料理人プロフィール:先崎真朗さん1976年、佐賀県生まれ。調理師学校では西洋料理の道を希望するも、大阪・北新地の割烹【斗々屋】の料理に衝撃を受け日本料理へ転向。【斗々屋】に入店し9年間修業を積む。その後東京に移り和食店、寿司店などで腕を磨いた後、2010年に西麻布の閑静な住宅街に【寿修】を開店、ミシュラン2つ星を獲得する。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください寿修【エリア】西麻布【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】表参道駅 徒歩10分
2021年04月10日バラエティ番組『林先生の初耳学!』(TBS系)に出演している、塾講師でタレントの林修さん。2021年3月28日の放送では、俳優の大泉洋さんと対談しました。林さんは、予備校で現代文を教える現役の講師。同月現在も、授業をしているといいます。林修、国語よりも好きなのは…大泉さんの9歳になる娘さんは、そんな林さんにどうしても聞きたい質問があったようです。それが、「林先生は算数と国語どちらが好きですか」というもの。大泉さんは、娘さんに林さんが現代文の講師をしていることもあり、「それは国語でしょ」と話したそうですが、実際は違ったようです。林さんは、「それは迷うことなく算数ですね」と算数を選んだ理由を語りました。ものごとをきちんと考える習慣が付きますよね。いろんな条件が変わってくる。その中で、いわゆる定数・変数、変わらない部分と変わる部分。どこをどう条件を変えて問題を解けばいいか。この頭の使い方は社会でもやっていますからね。林先生の初耳学!ーより引用予備校の講師自体も、初めは数学で採用されたという林さん。「自分が楽しいことをずっとやるほうが僕は個人的に好きです」とし、大泉さんの娘さんに「興味のあるものに集中してほしい」とコメントを寄せました。ネット上では、林さんの考えに共感する声などが上がっています。・林先生が算数が好きって答えた理由、とても分かりやすかった。・算数なんだ!意外!国語だと思いました。・生きていく上で勉強はすべて大切だと思わされる。国語や算数だけではなく、小学生の頃に学んだことはすべて社会に役立つといえます。中でも、楽しみながら、また興味を持ちながら勉強するのは、将来の自分を豊かにするためにも必要なことです。興味のあるものを見つけて学ぶことは、いくつになっても続けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月30日株式会社ヒキダシは、チャールズ M.シュルツ氏原作のコミック「PEANUTS」の生誕70周年を記念して、栃木県芳賀郡益子町の伝統工芸「益子焼」の陶器ブランド MASHICO(マシコ)による、ピーナッツ70周年アニバーサリープロダクトを展開いたします。 2020年11月16日より、オンラインストア「ヒキダシストア」 にて先行販売を開始。また、2020年11月21日より、西宮阪急4F「Peanuts LIFE&TIMES」(兵庫県)にて店頭販売をおこないます。MASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS]連載初期のコミックの世界を彩り豊かに表現した、MASHICO ピーナッツ新シリーズ栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする伝統的工芸品 益子焼(ましこやき)の陶器ブランド MASHICO(マシコ)。このたび、チャールズ M.シュルツ氏原作のコミック「PEANUTS」の生誕70周年をお祝いして、MASHICO ピーナッツシリーズに、6つの新作テーブルウエアが登場です。益子に伝わる伝統釉に、チャーリー・ブラウンをイメージした黄色の釉薬を新たに加えて、PEANUTS 連載初期のコミックの世界を彩り豊かに表現しました。ピーナッツ70周年記念として、チャーリー・ブラウンとスヌーピーの「初めて」をテーマにしたアイテムなど、1950~53年の連載初期のコミックに描かれる各シーンをイメージして、益子焼プレートとタンブラーそれぞれに釉掛けを施しています。ライナスのブルーのブランケットや青い空をイメージした青磁釉(せいじゆう)一面に降り積もる雪、スヌーピーや空に浮かぶ雲をイメージした糠白釉(ぬかじろゆう)スヌーピーをイメージした黒釉(くろゆう)チャーリー・ブラウンや花をイメージした黄色釉益子の職人の手仕事により、ひとつひとつが個性を持った温かみある風合いを持つ益子焼 MASHICO テーブルウエア。益子より心を込めて、PEANUTS オリジナルパッケージにてお届けします。販売は 2020年11月16日より、オンラインストア「ヒキダシストア」 にて受付開始いたします。また、2020年11月21日より、西宮阪急4F「Peanuts LIFE&TIMES」(兵庫県)にて店頭販売を開始します。・ヒキダシストア ・Peanuts LIFE&TIMES プレート17cm PEANUTS [70 YEARS] イエロー/ホワイトMASHICO プレート17cm PEANUTS [Baseball] ライトブルー/ホワイトMASHICO プレート17cm PEANUTS [Parade] ブラック/ホワイトMASHICO タンブラー PEANUTS [Flower] イエローMASHICO タンブラー PEANUTS [Baby] ライトブルーMASHICO タンブラー PEANUTS [Snowman] ホワイトMASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS] タンブラーMASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS]株式会社ヒキダシでは、ものづくりに携わるみなさまとともに、日本の職人の技術や伝統を広く紹介できるような取り組みを今後も進めて参ります。【商品概要】MASHICO PEANUTS 2020 [70 YEARS]種類:プレート [70 YEARS] イエロー/ホワイトプレート [Baseball] ライトブルー/ホワイトプレート [Parade] ブラック/ホワイトタンブラー [Flower] イエロータンブラー [Baby] ライトブルータンブラー [Snowman] ホワイト価格:プレート各2,400円+税 タンブラー各2,300円+税生産地:栃木県芳賀郡益子町製造元:株式会社つかもと発売元:株式会社ヒキダシ著作権表記:(C) 2020 Peanuts Worldwide LLC商品詳細: 【販売店舗】11月16日(月)よりオンライン先行販売開始オンラインストア「ヒキダシストア」月21日(土)より店頭販売開始Peanuts LIFE&TIMES(西宮阪急4F)*事前予約は承っておりません。また、品切れの場合もございます。あしからずご了承くださいませ。<Peanuts LIFE&TIMES>住所:兵庫県西宮市高松町14-1 西宮阪急4F電話:0798-62-1381(代表)営業時間:10時~20時<参考>「ピーナッツ」とは「ピーナッツ」のキャラクターおよび関連する知的財産権は、Peanuts Worldwideが所有し、WildBrainが41%、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが39%、チャールズ M.シュルツ氏のファミリーが20%を保有しています。チャールズ M.シュルツ氏が初めて「ピーナッツ」の仲間たちを世の中に紹介したのは、1950年。「ピーナッツ」が7つの新聞紙上でデビューを飾った時でした。それ以来、チャーリー・ブラウン、スヌーピーをはじめとするピーナッツ・ギャングたちは、ポップカルチャーに不滅の足跡を残してきました。Apple TV +で親しまれているピーナッツの番組や特番に加えて、世界中のファンの皆様には、多種多様の商品、アミューズメントパークのアトラクション、文化イベント、ソーシャルメディア、そして伝統的な紙媒体からデジタルまで各種媒体で掲載されている連載コミックなどを通して「ピーナッツ」を楽しんでいただいています。さらに2018年、「ピーナッツ」は、NASA とスペース・アクト・アグリーメントで複数年の提携をしました。このスペース・アクト・アグリーメントは、宇宙探査とSTEMへの情熱を啓発するよう次世代の子供たちに向けてデザインされたプログラムです。日本では株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツがエージェントとして、ライセンスビジネスを展開しています。そして原作コミック連載満70周年を2020年10月2日にむかえました。これに伴い、2019年10月2日より70周年アニバーサリーイヤーがスタートしております。<関連URL>・日本のスヌーピー公式サイト ・日本のスヌーピー公式Facebook ページ「Snoopy Japan」 ・日本のスヌーピー公式twitter アカウント「Snoopy Japan」 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月16日無印良品銀座の6階にある「ATELIER MUJI GINZA Gallery1」では、「考える。益子の新しい伝統に向けて」展を、11月29日から2020年3月8日まで開催する。©ATELIER MUJI GINZA 2019ATELIER MUJI GINZAと、イタリアのデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリによる「栗の木プロジェクト」。第3弾となる本展は、「考える」をテーマに、2018年に発足した益子町と益子町の民間の作り手が共同でデザイン企画開発を行う制作グループ・MASHIKO Productとの協働で開催。同グループは、益子焼をはじめ、町に根付いた様々な手仕事を、デザインの視点から解釈しなおして新たな益子ブランドとして創出していく試みを行っている。2019年には益子焼の新ブランドBOTE&SUTTOを深澤直人のデザインディレクションで開発した。本展のはじまりは、マーリが1970年代に磁器工房の職人とともに手がけた器のシリーズ「SAMOS」。その手法とは、作家による工芸的な手仕事でも、工業製品でもない、職人とデザイナーが対等に対話することによってクオリティを生み出す手仕事のあり方だった。その哲学から発想を得たワークショップが、益子焼の産地を舞台に、現地の作家とATELIER MUJI GINZAが構成したデザイナーを含むチーム、計11名によって6日間にわたり行われた。「考える。益子の新しい伝統に向けて」展では、ワークショップのプロセスを語る約150点以上の試作やツール、さらに「SAMOS」2点が一堂に会す。©ATELIER MUJI GINZA 2019会期初日となる11月29日の19時からは、オープニングイベント・ギャラリートークを開催。益子町の濱田窯代表・濱田友緒、清窯代表・大塚一弘、道祖土(さやど)和田窯代表・塚本倫行を招き、「益子焼」の定義とは何か、また本ワークショップについて、MASHIKO Productの未来のビジョンについて語る。イベントの詳細については、公式サイト()にて確認できる。今回の展示は、益子焼の新たな伝統に向けた長期プロジェクトのローンチであり、今後もワークショップを継続し、メソッドを進化させていく予定。本展を通して、手仕事の未来、伝統の未来について考えてみては?【展覧会情報】「考える。益子の新しい伝統に向けて」展会期:11月29日〜2020年3月8日会場:ATELIER MUJI GINZA Gallery1住所:東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F時間:10:00〜21:00入場無料
2019年11月07日ファッション誌や広告を中心に活躍し、海外でも写真集を出版するフォトグラファーの横浪修が、写真集『PRIMAL』を発表した。同書は、長年にわたり撮り続けている子供を被写体としたシリーズ「100Children」、「1000Children」の最新作となる。今作では被写体となる子どもの年齢を2~3歳と下げ、撮影場所を屋外とし、裸と条件変えたことにより、個性と自意識の追求というコンセプトは同じながらも、 今までの作品に見られた規則性とは一変し、より原始的で、取り繕われることのない人間本来の表情や個性を感じる作品となっている。また、東京・目黒区の学芸大学駅最寄りにあるタイポグラフィを中心としたグラフィックデザインの本を扱う古書店BOOK AND SONSにて、写真展「PRIMAL」を6月1日から23日まで開催する。 期間中、作品と同じように2歳前後の子どもを対象とした撮影イベントも企画。5月15日より、事前募集にて受付を開始する。今回の展示について横浪は、以下のようにコメントする。「前作の1000childrenでは3-5才の女の子を同じ状況にする事でそれぞれの個性を浮 き彫りにしてきた。 今回のPRIMALではもう少し年齢の低い2才弱-3才の男女を対象に撮影を試みた。 より一層年齢が低くなる事でこちらが予想だにしなかった表情に出会え、驚きと発見があっ た。そして妙な高揚感と達成感が混ざり合ったなんとも言えない気持ちになってしまった。 彼らは意識してこのような表情になっているのでは無く、無意識の中から浮き上がって くるのである。 そこにハダカの要素が加わり空を背景にすることで野性的な部分が強調された。 無意識の中にある真剣な眼差しにこそ本来、人間が持っている動物的本能と繋がって いるはずだと確信した。 野生的な部分が浮き彫りにされ、肉体の内側にある魂や精神的な根源が無意識の中 に潜んでいるのでは無いだろうか? そして未知なる才能に僕は魅了され誘惑されそこに無限の可能性を感じている 彼らの瞳の奥には過去から未来へと繋がっているに違いない 僕はそれを信じている。」【作家プロフィール】横浪 修ビジュアルアーツ専門学校大阪校を卒業後、文化出版局写真部を経て独立。『Milk』『SPUR』『FIGAROjapon』『装苑』などファッション誌や広告撮影の他、CDジャケット撮影など幅広いジャンルを手がけている。写真集『なんのけない』『100Children』『Assembly』『Sasayama』『MIZUGI』など。【書籍情報】写真集『PRIMAL』出版社:「LIBRARYMAN」ハードカバー/120 ページ/限定700部/H205mm×W270mm価格:6,400円【展覧会情報】横浪修写真展「PRIMAL」会期:6月1日〜23日会場:BOOK AND SONS 1〜3階住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番時間:12:00〜19:00料金:入場無料定休日:水曜日※6月1日 16:30〜19:30まで、入退場自由のオープニングパーティーを開催。【お子様撮影会】会期:6月15日、16日時間:12:00〜15:00参加費:3,000円(税抜)定員:各日12組※事前予約制。5月15日よりオンラインショップにて受付開始※後日撮影したプリントを郵送※撮影条件:1歳半以上3歳まで、果物が挟めるお子様。上半身裸での撮影、また作品としての発表や販売をご了承いただける方。
2019年05月14日ジョンブル(JOHNBULL)と写真家・横浪修のコラボレーションによるウィメンズTシャツ「Photo tees by Osamu Yokonami for JOHNBULL」が登場。2019年4月25日(木)より、ジョンブル プライベート ラボ全店舗にて発売される。横浪修は、『装苑』『GINZA』『SPUR』などのファッション誌や広告、アーティスト撮影などを手掛けるフォトグラファー。今回登場するコラボレーションTシャツでは、ジョンブルの2019年春夏ウィメンズコレクションのテーマ“Glaring Color”をテーマに横浪が撮り下ろした写真をプリント。全5種類で展開され、パームリーフやサマースカイ、スイミングプールなど夏の印象的な風景を切り取った写真の淡く美しい表情が特徴となっている。【詳細】Photo tees by Osamu Yokonami for JOHNBULL発売日:2019年4月25日(木)展開店舗:ジョンブル プライベート ラボ全店舗価格:各5,800円+税【問い合わせ先】ジョンブル 原宿TEL:03-3797-3287
2019年04月14日土祭2015益子手仕事村 月の満ち欠けとともに“土”に感謝し、新たな暮らしのあり方を見出す 益子といえば陶器市が広く認知されていますが、それに次ぐビッグイベントと言えるのが「土祭(ひじさい)」です。益子の土、風土、先人の知恵に感謝する新しいお祭りとして、2009年に初開催されました。 総合プロデュースを務めた故・馬場浩史氏(starnet主宰)によって、「窯業と農業の町として、足元の土を“命を循環させるすべての原点”として捉え直し、感謝をし、そこから新しい暮らしのあり方を見出していこう」という主題のもと、3年おきに催されています。 そして「文化の力で地域を元気にする」という考えに基づき、町内各所に現代アートの展示や町民の企画を展開し、地域の歴史や文化、様々な資源を掘り起こし、「益子ならではの文化」を問い続けてきました。 土祭2015そば畑 風土に根ざした新しい祭を行うにあたり、馬場浩史さんと旧知の文筆家・武田好史さんとの発案で、古代の土や泥の呼び方のひとつ「ヒジ・ヒヂ」を用いて「土祭/ヒジサイ」という名が誕生。会期は新しい始まりの象徴である「新月」から、すべてが静かに満ちる「満月」までとしています。月の満ち欠けをもとに、祭事や農業を行い暮らしを営んだ時代の、人々の知恵と暮らしの豊かさにもう一度思いをはせるために。 2015土祭益子手仕事村2015土祭益子手仕事村土祭2015益子手仕事村で開催された藍染ワークショップ土祭2015作家名:douglas black/タイトル:「Under one sky 」/会場:道祖土Planet home土祭2015作家名:古川潤/タイトル:「水ヲ分ケルウツワ」/会場:綱神社とその周辺土祭2015夕焼けバー 益子の3地区に渡って展開される、大充実のプログラム いよいよ第4回目となる「土祭2018」が、9月15日(土)~30日(日)および10月7日(日)に開催されます。 今回は総合プロデューサーを置かず、実行委員会とは別に、町内を田野・益子・七井の3地区に分けて委員会を組織。地区の特徴を企画にどのように活かせるのかを協議したといいます。 3地区の委員会で企画した「地域プロジェクト」や、町内各所に展示される現代アート、今回初の企画となる「食プロジェクト」と「オカリナプロジェクト」、その他たくさんの企画が展開されます。 夕暮れからのやさしい橙色の明かりの中で、ライブパフォーマンス等を楽しみながら美味しいものを堪能できる「夕焼けバー」は、雰囲気も抜群で個人的に特におすすめ。 土祭2015夕焼けバーでの映像上映前・土祭2017益子地区夕焼けバー土祭2015作家名:村田昇/タイトル「素/しろ舞踏する成井恒雄の体温」/会場:starnet zone土祭2015作家名:高山英樹/タイトル:「益子の暮らしが見える小屋」/会場:新町エリア土祭2015「月待ち演奏会」での「ジェベナッツ」のパフォーマンス土祭2015「ヒジノワ」にて開催された「まちなか映画館太平座」 作品の展示やデモンストレーション、ワークショップの開催、そして飲食店の出店など、とにかく見どころ、楽しみが満載の大イベント。陶器市のような大賑わいの雰囲気とはまた少し異なり、各々のペースで各所を回りながら、モノ・コトに触れながら、土とともにあり続ける益子の魅力にどっぷり浸ってみてください。 ★プログラム詳細は公式サイト「土祭2018」にてチェック!! ガイドブックに関してアート作品展示を見るにはガイドブックの提示が必要となります。価格:¥1,000(税込)販売:益子駅、道の駅ましこ、旧小宅小学校、城内坂交差点※通信販売も可。郵送代、振込手数料はお客様ご負担となります。通信販売にてお買い求めの際は下記問い合わせ先までご連絡を。 【お問い合わせ先】土祭実行委員会 事務局TEL:0285-72-8873 (※受付時間:平日8:30-17:15)FAX:0285-70-1180Mail:info@hijisai.jp text : Yu Konisho
2018年08月30日フランス・パリで誕生したメディア『ミルク(MilK)』の日本版である『ミルク ジャポン(MilK JAPON)』が、写真家である横浪修・川島小鳥の作品による写真展「Japonism(ジャポニズム)」を開催。7月20日から8月11日まで、東京の IMA galleryにて行われる。同展では、『MilK JAPON』No.36「ジャポニズム」の特集にて、紙面を飾った横浪修と川島小鳥、両名による写真のロングストーリーに焦点を当てている。横浪修の作品では、いまの日本人の女の子たちと古き良き日本の美しさを捉え、 普遍的な日本ならではの価値を表現。 一方、川島小鳥の作品では外国の子どもたちの目に映る日本をコンセプトとしており、 まるで現実と夢との間のような、子どもたちの独特な空気感と感情が切り取られている。 また、横浪修のストーリーを再編集した特別フォトブックも限定部数にて発売される。作品を通して、日本の日常生活の中にある美しい瞬間を改めて感じてみては。【イベント情報】MilK JAPON PHOTO EXHIBITION Japonism 横浪 修 / 川島 小鳥会期:7月20日〜8月11日会場:IMA gallery住所:東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F時間:11:00〜19:00休廊:日曜日・祝日
2018年06月29日林修がMCを担当し、この4月から放送が開始された「林修のニッポンドリル」が番組初となる4時間スペシャルを6月27日(水)今夜放送。バラエティに富んだゲストとともにニッポンをこよなく愛する林先生による、視聴者も知らないニッポンを知る授業が今夜も開講する。林先生のほか副担任として「千鳥」ノブ、学級委員長として風間俊介、ゲストとして瀬戸内寂聴、尾上松也、加藤一二三、「麒麟」川島明、菊地亜美、「バイきんぐ」小峠英二、中田喜子、本仮屋ユイカ、松本明子、山本舞香らが出演。今回はスペシャルということで3つのテーマでお届け。1つ目のテーマとなる「天皇陛下の365日」では“天皇陛下のお仕事”について紹介。来年2019年4月30日で天皇陛下が退位されることを受け、「平成」の年号が「31年」で終わりを迎える。この節目に、天皇陛下が我々ニッポン国民のためにいったいどんな仕事をされているのかに迫る。現在84歳ながら“日本一忙しい”と言っても過言ではない天皇陛下の多忙ぶりに、スタジオは驚愕に包まれる。続いてのテーマは「昭和史」。大正11年生まれ、御年96歳の寂聴さんが「昭和ニッポン」を動かしたと考える田中角栄、美空ひばり、三島由紀夫ら昭和の偉人たちの知られざる素顔を、当時の貴重映像とともに紹介。寂聴さんが日本の数多くの政治家のなかでも田中角栄元総理を「この人はすごい!」と思った理由や、三島さんから「自分の秘書になった方がつまらない小説を書いているより、女として幸せになる」と言い放たれたという寂聴さんが三島さんの言葉の真意、「人間としていい生涯だったのでは」と寂聴さんが考える昭和の歌姫・美空さんの人生など、様々な昭和の偉人たちについて寂聴さんが語る。3つ目のテーマは、全国に8万ある神社の最高峰であり年間参拝者が800万人以上を誇る「伊勢神宮」。伊勢神宮の御利益がある完全参拝ルートや、“伊勢神宮マニア”の風間さんや尾上さんも「知らなかった。教えてくれないとわからないですよね」と口にした「参拝前に○○に立ち寄る」「○○をかなえる神様がいる」「参拝後に○○に行く」など、より御利益が得られる参拝方法についても解説する。7月21日(土)、22日(日)には山梨県北杜市の女神の森セントラルガーデン森羅メインホールで「尾上松也オリジナル公演百傾繚乱」を開催する尾上さんや、現在公開中の映画『恋は雨上がりのように』に出演している山本さんなど豪華なゲストとともに知らないニッポンの姿を学べる。「林修のニッポンドリル4時間SP」は、6月27日(水)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月27日伊藤丈浩さんによる作品。色、柄、フォルムが美しいポットやカップ&ソーサー。 巧みな職人技術で魅せる、現代を代表するスリップウェア/伊藤丈浩さん それまで“柄もの”があまり得意ではなく、うつわは無地のシンプルなものばかりを選んできた筆者が、初めて柄ものに惹かれたのが、伊藤さんの作品でした。英国発祥の伝統的な技法である「スリップウェア」という言葉を知ったのも、伊藤さんの作品がきっかけでした。 独学でスリップウェアを習得したという伊藤さんは、2006年に益子で独立。以来その人気は拡大し、全国各地で個展を開催するまでに。 繊細で緻密、時にダイナミックな模様が描かれた作品は、いつまででも眺めていられる“美術品”と言っても過言ではありません。それはまるでテキスタイルのようでもあり、高度な職人技術に唸らされます。そして伝統技法を用いながらも、古臭さをまったく感じず、とても現代的な空気をまとっています。うつわに料理を盛り付ければ、一皿がぐっと格上げされ、食卓が華やぎます。スリップウェアに限らず、マグカップやピッチャーなどはフォルムも美しいので、植物を生けたり、ただ飾っておいたりするだけでもインテリアとして楽しめます。 陶器市では「G+OO」での取り扱いがメイン。常設もされているので、陶器市以外の機会にも出会うことができます。 端正で凛々しい、洗練された佇まいに心酔/田代倫章さん いわゆる“益子焼らしい”、素朴な雰囲気のうつわばかりを所有していた筆者にとって、田代さんの作品との出会いは一目惚れでした。例えるなら、それまで好みのタイプが一貫していたはずなのに、全然違ったタイプの人に出会って恋に落ちてしまった、といったところ。 2002年に大学の陶芸専攻科を卒業後、益子にて今成誠一氏に師事。2007年に独立された田代さん。これまで毎年のように都内と益子を中心に展示を開催している人気作家の一人です。 作品から漂うオーラには品があり、無駄を削ぎ落とした洗練された佇まいは「凛々しい」という言葉がしっくりきます。一見シャープながらも、曲線の一つひとつが優美で、質感にもそれぞれ繊細な技法が駆使されているのがわかり、柔らかな表情も持ち合わせています。マットと艶のコンビネーションも絶妙で、すべての作品にどこか色気を感じます。基本は白と黒のモノトーン展開というのも潔くてかっこいい。 食器として使うのを躊躇ってしまうほど美しいのですが、料理を盛り付けるとまるで高級料亭の一皿かと思えてしまうほど、見栄えがランクアップします。 陶器市では「組合広場」の道を挟んで向かい側(共販センター近く)に出店しています。 木のぬくもりと丁寧な手仕事が、日常を豊かにしてくれる/木工房玄 益子の陶器市では多数の木工作家が出店しています。その中でも、ここ何年も隅々まで陶器市を巡ってきた筆者のお気に入りが「木工房 玄」の作品です。 代表の高塚和則さん率いる「木工房 玄」は、栃木県塩谷郡塩屋町に工房を構え、手作業で家具や食器、小物などを製作しています。原木を仕入れ、製材、自然乾燥させ、プロダクトごとに適した木を選び、一つひとつ丁寧に作っています。使用している木材は主にクルミ、栗、桜、ナラ、トチ、タモなど国産の広葉樹。仕上げには木の風合いを生かすよう、天然のオイルを使っています。時が経つほどになじみ、風合いの良さが出てくるのも無垢材ならではの良さです。 筆者も愛用している、表面に手彫りで細かい凹凸の表情をつけたクルミのカッティングボードは見た目も素敵で、使い勝手も抜群です。凹凸のない裏面で食材をカットでき、パン皿としてや、ワンプレート皿として、おもてなしにチーズや前菜を少しずつ盛りつけたりと、大活躍。ほかに花形のコースターやパン皿、オーバル皿も人気のようです。 また製品の取り扱い方やお手入れ法についても親切に教えてくださるので、気軽に相談できます。 陶器市では「遺跡広場」に出店しています。 ナチュラルな色と気泡がノスタルジックな再生ガラス/伊藤亜木さん 陶器にハマると自然とガラスにも惹かれるもので、その第一歩として初めて購入した作家ものが伊藤亜木さんのガラスでした。東京生まれの伊藤さんは、某ファクトリーにて吹きガラスを始めた後、硝子会社に入社。その後2006年に栃木県茂木町にガラスの窯を構え現在に至ります。 再生ガラスを用いた作品の特長のひとつは、優しく自然な色合い。水色のものは窓ガラスから、透明のものは蛍光管から作られているそうです。もうひとつの特長は、気泡。ガラスの中にキラキラと現れる大小のつぶつぶがなんとも涼しげで、ソーダ水を思わせます。 また、ぽてっとした厚みと丸みも可愛らしく、再生ガラスならではのナチュラルな雰囲気と相まって味わいが増します。 ラインナップはグラスをはじめ、お皿、フラワーベース、箸置き、ポット、アクセサリーなど、バラエティ豊か。特にこれからの暑いシーズンには、ガラスのうつわと箸置きを食卓に並べれば、たちまち夏らしく涼しい雰囲気に。こんな風に季節に応じて食卓も衣替えすると、日々の暮らしがより楽しく、豊かに感じられます。 陶器市では「KENMOKUテント村」に出店しています。 以上、益子春の陶器市レポート【作家編】パート2でした。すてきな作家さんが多すぎてここで紹介しきれないのが心苦しいですが、いつかまた別の機会に紹介できればと思っています。春の陶器市は閉幕しましたが、次は秋の陶器市(11月2日〜11月5日)が待っています!このレポートを参考に、ぜひ益子へ訪れてみてください。 text : Yu Konisho
2018年06月14日阿久津忠男さんの瑠璃釉面取そば猪口 吸い込まれそうなほど美しい瑠璃に魅せられて/阿久津忠男さん 1975年に益子に築窯し、約40年に渡り代表作である「瑠璃」シリーズを創り続けている阿久津忠男さん。初めてその深い藍色を見たとき、あまりの美しさに引き込まれ、気づいたら手に取ってじっと眺めていました。それが忠男さんの作品との出会いで、完全に一目惚れでした。 独自に編み出した瑠璃釉から生まれるブルーは、深海のような、真夜中の空のような……言葉で表現するのが難しいほど奥行きがあり艶めいています。筆者もすっかり虜になり作品をいくつも所有していますが、使い込むほどに表情が変わって味わいが増していくのも魅力です。それはインディゴデニムを穿き込んだときの経年変化にも通じるものがあります。それだけでなく、どんな料理も引き立ててくれて、食卓が“きちんと”見えるのです。 春の陶器市では息子さんである雅土さんとの展示が「もえぎ」で開催されていて、特にリム皿は大人気で完売必至なので、早いうちに訪れるのがおすすめです。 釉薬の美しさを主役にした、丁寧な作品づくり/阿久津雅土さん 前出の阿久津忠男さんの息子さんである阿久津雅土さんも、陶器市の初日にチェックしておきたい作家のひとりです。1999年に窯業指導所伝習生を修了した翌年に、釉薬科研究生も修了したとあって、釉薬への強い探究心、こだわりを感じます。 ずらりと並んだ作品群の中で、まず目に飛び込んでくるのが飴釉の作品です。「茶色」の一言では言い表すことのできない、美しいグラデーションと深い色味が印象的。ほかにも白とブルーのグラデーションが涼しげな呉須シリーズや、白磁、伝統的な柿釉など、益子焼らしい素朴さがありながらも、現代の暮らしになじむ洗練さも漂います。形はシンプルで使いやすいものが多く、それだけに色味と質感の美しさが際立ち、妥協のない丁寧な仕事ぶりがうかがえます。 春の陶器市では、親子で合わせて約1500点もの作品が並ぶという圧巻の展示。ぜひ実際に目で見て、触れてみて、その素晴らしさを感じてください。(ちなみに秋の陶器市では茶屋雨巻での展示を開催予定です。) 暮らしに、食卓に寄り添う、やさしいうつわ/田尾明子さん 筆者のうつわ所有数で言ったらナンバー1かもしれない、田尾明子さん。1985年に愛媛県砥部で修行した後、92年に益子で修行、96年に築窯、独立されました。 田尾さんの作品は、手が込んでいるのに、素朴であたたかな佇まいで、益子焼らしい包容力があると言うのでしょうか。そこに女性作家ならではの繊細さも持ち合わせていると感じます。 織部や藁灰釉、粉引など、確かな知識と技術なくして生み出せないであろう多彩な表情の作品が並び、どれも色味と質感が美しく、まず目で見て楽しめます。それでいて手にするとなじみが良く、軽すぎず重すぎず、ちょうど良いのです。もちろん料理も映え、使い勝手が良く日々の暮らしに溶け込みます。それに加え、良心的な価格設定にも驚かされます。素人の筆者にもわかるほどコストパフォーマンスが高く、そういったところにも毎度感動し、つい手に取りたくなってしまうのです。 陶器市では「古窯いわした広場」で出店しています。 成井恒雄さんの意志を継ぐ、素朴で無骨な作品たち/成井窯 2012年に亡くなられた陶芸家・成井恒雄さんは、多くの陶芸家に影響を与えた方で、生前何人もの弟子を育てたことでも知られています。筆者が益子で暮らしていた子ども時代から、我が家には当たり前のように成井さんのうつわがありました。 とても大らかで、あたたかく、自由で、多くの人から慕われていた成井さん。彼が残してきた作品にもその人柄が表れているように感じます。そんな成井恒雄さんの意志と作風を、ご家族3人で受け継いでいるのが「成井窯」です。特徴のひとつである蹴轆轤と、生前から使われてきた登り窯を継承しながら作られる作品は、益子焼らしい無骨で素朴な佇まいと、やわらかな曲線、ぬくもりを感じる心地よい重みが魅力です。そして「普段使いするものだからこそ、手に取りやすい適正価格で提供する」ことを当たり前のように貫くその姿勢にも、寛大な成井イズムが宿っています。 陶器市ではメインストリートから少し離れた「陶芸村」で出店しています。 ダイナミックでアーティスティック、詩的な世界観/能登実登利さん 前出の成井恒雄さんに1973年に師事、その3年後に独立・築窯された能登実登利さん。その作風は、師匠である成井さんに通じるものがあるように感じます。 能登さんの作品は、自由で大胆。民藝というよりも、アートに触れているような感覚があります。独自の発想を落とし込み昇華させたダイナミックな作品は、歪みや雑味を含んだトータルの存在感に圧倒されます。もちろんそこには豊かな感性と熟練の職人技術が集約されているのは言うまでもありません。かと言って使いにくさは無く、暮らしに寄り添ってくれる懐の深さのようなものも感じます。 個人的には「月」や「空」、「風」、「雨」などの漢字が描かれたシリーズがお気に入り。どこかロマンティックで詩的な世界観に浸れます。 陶器市では「じゃりん小径」で出店しています。 以上、益子陶器市でおすすめしたい【作家編】パート1でした。今回ご紹介した作家さんたちの作品は、どれも手に取りやすいリアルプライスなのが魅力のひとつでもあります。そういったところも益子焼が人々の生活になじみ、長く愛される理由なのだと思います。パート2では陶芸家だけでなく、ガラス作家や木工作家もご紹介します。お楽しみに。 text : Yu Konisho
2018年06月10日自分好みの作品がきっと見つかる、ギャラリーショップ メインストリートとなる城内坂の、手前(坂の下)の方に位置するギャラリーショップ、「もえぎ」。22年前に開店して以来「作家と共に成長する店」として、若手から大御所まで、幅広い層の作家たちとの厚い信頼関係を築きながら営業を続けています。 こちらでは益子焼が約6割、笠間焼が約3割、その他北海道から九州まで全国の作家による作品を取り扱っています。魅力は何と言っても多種多様な品揃え。色使いや絵付けが印象的なものや、素朴なもの、スタイリッシュなもの、無骨で男性的なものなど、実に多彩な作風がラインナップ。陶器だけでなく、ガラスや漆器なども並びます。来店する人の好みは様々ですが、ここなら誰もがお気に入りの作家や作品に出会えるのではないでしょうか。 そして個人的にいつも魅了されるのが、陳列の美しさ。什器のセレクトや照明の使い方も含め、フロアごとにとても見やすく、作品が映える陳列となっています。 店内で扱っている作家の中には、陶器市で個人のテントを出店している人も多いので、気になる作家を見つけたらその足でご本人のいるテントへ行ってみるのも、陶器市ならではの楽しみ方です。 また陶器市期間中は店内の商品が1割引になるので、お買い得なこの機会にお気に入りを見つけてください。 【もえぎ 城内坂店】栃木県芳賀郡益子町城内坂150 TEL : 0285-72-6003 営業時間 : 陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は10:00〜18:00 不定休 「可愛い!」に出会える、陶器と雑貨のセレクトショップ 城内坂のちょうど真ん中あたりに、グリーンのウッディな店構えが可愛らしいセレクトショップ「G+OO(ジープラスツーノウツ)」があります。2002年4月にオープンした当時、「益子にこんなにおしゃれで可愛いショップができた!」と、町が少しざわつきました。あれから気付けば16年目を迎え、今では益子を代表する人気ショップのひとつとしてすっかりおなじみに。 店内には陶磁器と雑貨が約半分ずつの割合でラインナップ。うつわはもちろん、木工品やカトラリー、キッチングッズも人気で、生活が楽しくなるようなアイテムが集まっています。ほかにもベビーグッズやステーショナリー、手芸作家による作品等も揃い、プレゼントとして購入していく人も多く、地元の人も日常的にお買い物を楽しんでいるようです。またG+OOがオリジナルで作家に依頼して製作してもらっているという特注アイテムにも注目です。入口が広く段差もないため、ベビーカーを押しながらでも入店することができ、明るくクリーンな店内は広々とした作りで見やすいのも嬉しいポイント。 そして大人気作家の伊藤丈浩さんの作品はこちらでの取り扱いが随一なので、全国から多くのファンが購入しに訪れます。 【G+OO - G plus two naughts -】栃木県芳賀郡益子町城内坂115TEL:0285-72-0098営業時間:陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は11:00〜17:00 (平日)/11:00〜18:00 (土日・祝祭日)定休日:水曜日(祝日は営業) 少し足を伸ばして、懐かしくもモダンな人気の古家具店へ 益子には骨董店や古家具店が点在し、その数は把握しているだけでも10軒弱あります。その中でも特に若者や遠方からの来訪者に人気なのが「仁平古家具店」です。陶器市のメインストリートから少し歩くと、「陶芸村」というエリアがあり、その道を挟んだ向かいに店を構えています。 店の外にも商品がずらりと並び、店内に入るとオーナーの審美眼によってセレクトされたセンスの良いアイテムの数々に出迎えられ、思わず胸が躍ります。取り扱う商品は日本製の古家具が中心で、そのほとんどが大正〜昭和時代に使われていたもの。中にはヨーロッパで買い付けたものも少しあるようです。買い付けられた商品は、きれいにリペアをしてから店頭に並ぶので、状態は良好なものばかり。昭和の鉄製家具などを古材と組み合わせてリメイクしたオリジナル商品も好評です。古家具ならではの味わい深さはもちろんのこと、現代の暮らしにフィットするのも魅力的。さらにどの商品も比較的リーズナブルな価格帯なのも人気の理由のひとつかもしれません。 また系列店として、町内に「pejite」と、益子からほど近い真岡市にも「仁平古家具店 真岡店」があるので、こちらとあわせてハシゴするのもおすすめです。 【仁平古家具店 益子店】栃木県芳賀郡益子町益子3435TEL : 0285-72-6007営業時間:11:00〜18:00定休日:木曜日 古本・古道具好きにはたまらない! 宝の山に囲まれた異空間 益子にある古家具店の中で、もう一軒紹介したいのが「内町工場」です。オープンしたのは7年前の2011年。もともとは工場の資材置場だったという、80年程前からある建物をリノベーションして造られました。店内には所狭しと古家具・古道具・古本が並び、まるで秘密基地に足を踏み入れたかのような高揚感に包まれます。少し薄暗い店内の照明も手伝って、昔の時代へタイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。 商品は江戸時代から昭和にかけてのものを取り扱い、その9割が日本のもの。価格帯はだいたい1000円から高価なものだと10万円くらいまでと幅広く、中でもガラス製品が特に人気とのこと。はじめは古家具や古道具が多かったものの、オーナーが本好きということもあり古本がかなり増え、今では約半分の割合を占めるほどに。その本のラインナップも、文庫や絵本、アートブック、写真集などバラエティーに富んでいます。本を見ているうちに、あっという間に時間が経っていた、なんていうことも。 また陶器市期間中(3日間限定)には、さいたま市の古道具店「nest」が店内の一角で出展しているのも見どころのひとつです。 内町工場ならではのおもしろい品揃えと異空間を堪能しに、宝探しをするような気持ちで扉を開けてみてください。 【内町工場】栃木県芳賀郡益子町益子897TEL : 0285-81-7840営業時間:11:00〜18:00定休日:水曜日 懐かしくてやさしいコッペパンが人気の、可愛いパン屋さんふんわりモチモチ食感のコッペパン。 (左)あんこ&バター¥170、(右)いちごジャム¥200 陶器市のメインエリアから少し外れた自然に囲まれた場所に、完売必至のパン屋「えみぱん」があります。お店を代表する人気商品は、コッペパン。オーナー兼パン職人であるえみさんが、子どもの頃から「コッペパン屋さんになりたい」という夢を持ち、それを叶えたお店です。9年前にオープンすると、あっという間に人気店となり、4年前に現在の場所に移転リオープンしました。 コッペパンは素朴でシンプルだからこそ、味の追究が難しいもの。試行錯誤を経て、原料は北海道産の小麦粉にこだわり、ふんわりモチモチの食感を実現しました。コッペパンを購入する際には、中に挟むジャムやバターなどを選んでオーダーできます。ほかにもいくつかのパンメニューがあり、中でもオレンジブレッドが人気。その他、お土産にぴったりな焼き菓子も数種類揃います。また手作りの「季節のジャム」も好評で、この時期は「とちおとめ」を使用した いちごジャムが並んでいました。 地元の人からも愛される、どこか懐かしいコッペパン。一度食べればそのやさしい味にほっこりするはずです。 豊かな木々に囲まれた可愛らしい佇まいのお店。 店主の佐々木絵美さんと、スタッフの大塚小都さん、杉山亜紀子さん。 【えみぱん】栃木県芳賀郡益子町益子3018-1TEL : 0285-81-6525営業時間:11:00〜17:00(パンが売り切れ次第閉店)定休日:月・火曜日(祝日は営業) 益子焼モチーフのプリントTシャツやトートバッグが人気! 前出の「もえぎ」の向かいのテントで、思わず目を引く益子焼プリントのTシャツやトートバッグが販売されています。それらは「益子まちづくり 友愛作業所」に勤める1人のスタッフによって、3年ほど前に誕生しました。製作に至った経緯は、「好きなバンドのTシャツを着るような感覚で、益子をアピールするアイテムとして身につけてもらえるものを作りたかった」という想いから。 オリジナルデザインの絵や文字は手描きによるもので、それを消しゴムハンコで彫り、シルクスリーンでプリントしています。1点1点すべて手作業で刷っているため、物によっては擦れたりと味のある仕上がりになるのも魅力的。 はじめに作ったTシャツとトートバッグが好評で、陶芸家を中心に徐々に口コミで広がり、デザインやアイテムの展開を増やしていったようです。今では様々なデザインが登場し、手ぬぐいや巾着、エプロンなどもラインナップ。モチーフとなっている益子焼は、オーソドックスなものにはじまり、複数の作家の実在する作品を模した新バージョンも。 なおテントが出店されているのは陶器市限定で、それ以外では「もえぎ」、「道の駅ましこ」でも販売されています。友愛作業所でも電話によるオーダーを受け付けているとのこと。 【益子まちづくり(株)友愛作業所】栃木県芳賀郡益子町上大羽7090285-81-8086営業時間:8:30〜17:30定休日:土・日・祝 まるでアート作品!美しすぎるブーケを創るセンス抜群の花屋 陶器市で、とても素敵なブーケを抱えた人を何人も見かけます。その花のあまりの美しさに、振り返る人もチラホラ。筆者のその1人で、引き寄せられるようにその花屋を見つけたのが数年前のこと。ブーケを創っているのは、福島にラボを構え活動する「カタル葉」というフラワーアーティストです。以前は「ハヤシラボ」という名前で活動していましたが、今年の2月から現在の名前に変わったとのこと。 陶器市では「かまぐれの丘」に出店していて、まず目を奪われるのが花々の彩りの美しさ。なんとも言えない独特な色合いと造形美の花が多く、異国情緒が漂っているのです。クラシカルでエレガント、だけどとても今っぽい。そして生花にこだわっているのも特徴的。生だからこそ味わえる、旬の花の瑞々しい美しさを楽しんでほしいという想いが伝わってきます。 オーダーは1人につき1束まで、5,000円から受けていて、客が伝えるイメージや色、花の種類など、様々なリクエストに応じてブーケを創作してくれます。束ねる手さばきも実に見事で、まさに職人技。ブーケが出来上がっていく様を見ているだけでも充分に楽しめます。朝から行列が絶えないほどの人気ですが、一見の価値あり!です。 【カタル葉】陶器市では「かまぐれの丘」に出店(オープンラボ所在地)福島市庄野字台ノ田8-3定休日:水曜日+α 以上、益子陶器市でおすすめのショップ編でした。もちろんここで紹介した以外にも、素敵なお店は数え切れないほどあります。次回以降の陶器市へ行く際に、参考にしていただければ幸いです。 TEXT : Yu Konisho
2018年05月31日5月6日まで春の陶器市が開催中! この春は4月28日〜5月6日までの9日間に渡って開催されている陶器市。今回で101回目を数え、回を重ねるごとに来場者数は上昇し続け、昨今のうつわブーム・ライフスタイルブームを物語っているようです。普段はひと気の少ない小さなこの町も、陶器市開催期間になると朝から渋滞が発生し、町の様相が激変すると言っても過言ではありません。日本全国はもとより、海外からの来訪者も多く見られ、益子焼の注目度の高さがうかがえます。また県外(例えば東京から)電車で行くとなると乗り換えが多く、交通の便が良いとは決して言えない益子に、数年前から直行便のバスが運行されるようになり、とても便利になりました。 メインストリートの「城内坂」。両サイドにお店がずらりと並び、朝から多くの人で賑わう。 城内坂から外れた脇道にも、全国から集まった作家のテントが軒を連ねている。 若手から大御所まで、全国から職人が大集結陶器市では約50店舗の販売店のほか、約500のテントが並び、益子焼はもちろん、ガラスや木工、漆、シルバー、革製品、染物など、多種多様な作品を見ることができます。益子に窯を構える陶芸家以外にも、全国から様々なジャンルの作家たちが出店しています。そうした作家と直接触れ合えるのも陶器市ならではの楽しみのひとつ。人気の作家ともなると、早朝から整理券を求めて大行列ができるほど。ファンにとって陶器市は、作品の争奪戦となる戦場でもあると言えそうです。陶器市の会場一帯はかなり広く、隅々まで見て回るには一日かけて歩いても回りきれないほど。すでに予習済みでお目当の作家がいる人は、まずは一目散にその作家のテントやお店へ行くのが通例。最近ではSNSを駆使して、あらかじめリサーチしておいてから陶器市に臨むケースも多いようです。また町内の随所で「陶器市MAP」を配布してくれているので、それを頼りに回ってみるのもいいでしょう。 自然豊かな町に溶け込む、作品と植物山々に囲まれ、豊かな自然が魅力でもある益子は、歩いているだけでもマイナスイオンを感じられるスポットが至る所にあります。そしてそんな町に溶け込むように、陶器市では花やグリーンなどの植物の販売も目を引き、多くの人で賑わい熱気溢れる会場にフレッシュな彩りと癒しを与えてくれます。おしゃれな花屋さんもいくつか出店していて、ブーケやスワッグをその場で作成してくれます。しかも値段が東京よりも良心的ということもあり、個人的にはかなりおすすめです。 充実したフード&ドリンク地元の農産物や特産品をはじめ、各地から集まったフード類も大充実!フードトラックやテントでの販売も多く、食べ歩きをするだけでも楽しく、お腹も満たされます。ゆっくり座って味わいたい方は、テーブル席のある屋内のお店も多数あるのでご安心を。中でも無農薬や減農薬、無添加にこだわったヘルシーなメニューを提供するお店がいくつかあり、ナチュラル志向の人には嬉しい限り。ちょっと休憩がてら昼間からお酒を、なんて人にはアルコールを提供してくれるお店もあるので、ほろ酔い気分で陶器市を楽しめちゃいます。 まだまだ続くゴールデンウィーク。益子陶器市もいよいよ後半戦に突入します。うつわ好きにとってはきっとパラダイス。そうでない人も、益子の澄んだ空気と大自然に癒されること必至です。この活気に満ちた雰囲気だけでも充分楽しめるはず。この大イベントのために、作家さんたちはかなりの数の作品を丹精込めて創作してくれています。人の手によって作られるうつわは、同じものがふたつとなく、「うつわは出会い」と言う人もいます。G.W後半は、運命のうつわに出会いに、ぜひ益子陶器市へ! 【INFO:第101回益子春の陶器市】期間:2018年4月28日(土)~5月6日(日)場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)時間:9:00~17:00(店によっては18時頃まで営業) text : Yu Konisho
2018年05月02日横浪修の新刊写真集『MIZUGI』の発売を記念して、ブックデザイナーの祖父江慎をゲストに迎えるトークイベントが3月31日、青山ブックセンター本店で開催される。『MIZUGI』は、フランスとスウェーデンを拠点とする出版社「LIBRARYMAN」の季刊写真集プロジェクト「Seasons Series」の第1作目(Spring)として刊行。同プロジェクトは、アーティストたちが同じ条件のもと、一冊の本という形で一つのテーマを表現するというユニークなアイデアからスタートしている。横浪は『MIZUGI』をリリースするにあたり、自身がかねてより取り組んでいる同じコスチュームに身を包んだ少女たちのポートレート「Assembly」シリーズの延長として、人の体温や湿度といった“生命力”を感じられる「水着」をテーマとして選び、とりわけクローズアップでの撮影を採用。シリーズが持つ匿名性を『MIZUGI』にも与えることで、集団ポートレートとしての魅力や強さが際立った作品集となっている。トークイベントでは、雑誌『装苑』(文化出版局)の仕事などで知られる日本を代表するブックデザイナー・祖父江慎をゲストに招き、本作の制作背景などを通して横浪修の写真の魅力に迫るとともに、2人の仕事についても意見を交わす。また、トークイベント終了後には作家のサイン会も開催される予定。【イベント情報】『MIZUGI』(LIBRARYMAN) 刊行記念横浪修 × 祖父江慎 トークイベント日程:3月31日会場:青山ブックセンター本店 大教室住所:東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F時間:14:00〜15:30(開場 13:30〜)料金:1,350円定員:110名【書籍情報】『MIZUGI』写真:横浪修出版社:LIBRARYMANハードカバー/32ページ/215×275mm価格:6,000円(初版500部限定)
2018年03月30日傷んだ髪をキューティクルで補修株式会社441LABO(ヨンヨンイチラボ)は、2017年5月19日(金)より「オールインワン補修剤 綺修(きしゅう)たばたローション」「綺修たばた油(きしゅうたばたゆ)」を同時発売した。“世界中の縮毛、ダメージヘアをゼロに。”をコンセプトにした商品で、5月19日(金)10時より発売される商品には、初回特典として化粧水のMOZKUローションと美容液のMOZKUディープモイスチャーがついてくる、お得なセットとなっている。キューティクルは髪を美しく保つために非常に大切なもの。髪質に悩みのある人は、ぜひ1度試してみてはいかがだろうか?商品は、楽天市場にて購入が可能となっている。フィギュアからヘアケアへ株式会社441LABOは、フィギュアの企画などを中心に行っていた会社。しかし、そうした子供に向けた商品から、母親に向けた商品へと転換。新たなプロジェクトとして、「beauty&health project」を開始するに至った。まず登場したのが、髪に優しいMOZKUシャンプーとMOZKUトリートメント(2016年9月23日発売)。その後、今回の初回特典としてついてくるMOZKUローション、MOZKUディープモイスチャーの発売を行った。綺修たばた&綺修たばた油のパワー綺修たばた油にはハチミツやオリゴ糖を主成分とした盗塁王が含まれているため、傷んだ髪を保湿すると同時に艶と潤いも与えるのが特長。こうした糖類とココナッツオイルやエルカラクトンなどの脂質をバランスよく配合しているため、髪の内部までしっかりと浸透。スタイリングが1日キープできるのが大きなメリットと言える。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社441LABOのプレスリリース
2017年06月01日GWは、いかがお過ごしですか?今日はすこーんと抜けた青空の下で、ぶらり益子陶器市さんぽ。先月末から始まっている益子陶器市は、5/7(日)まで行われています。まだまだ間に合う益子陶器市。GWの終わりに、ゆるり陶器市さんぽはいかがですか?■2017春の益子陶器市春と秋と、年に2回行われるこの陶器市。毎年この時期に行われる春の陶器市は初夏を感じる青い空ときらきらと目に映る新緑が心地良く、毎年ピクニック気分でついつい足を運んでしまうおでかけスポットです。東京では散ってしまった八重桜も、益子ではまだまだお花見も楽しめそう!SNSなどの影響か、訪れるごとに人出は多くなり、最近のその賑わいぶりはちょっぴりひるんでしまうくらい。ある作家さんによれば、初日は朝3時頃から人が並んでいたテントもあったのだとか!B品などがお手頃価格で手に入る初日は確かにおすすめですが、作家さんとゆっくりお話しやすいのは2日目以降。作家さんとお話をしながら選んだうつわは、とっておきのひとさらになりますよ。ただあまり遅いと人気作家さんはいなくなってしまう可能性もあるので、そこはご注意。そんな時は次回の陶器市できっとお会いできると考えて、今回は今回の出会いを楽しんでみてくださいね。益子陶器市は、最近お花屋さんも人気です。お花屋さんが少し個性のあるお花をまとめながら花束やスワッグを作っている様子は、ちょっぴり劇場型。花束が出来上がるたびに並んでいるお客さんから小さなため息がもれる、青空の下のお花屋さんです。益子エリアは水はけが良いことから、そば粉の産地という側面も。おしゃれなカフェも素敵だけれど、お昼は地元のお母さんたちが茹でてくれるこんなおそばもいいですよ。初日はものすごい人出だったそうですが、夕方の急な雷と雨でお客さんも作家さんも皆さん捌けてしまったんだとか。少し天候が乱れがちな今年のGW。日焼け止めや帽子はもちろんのこと、小さな傘も忘れずに!【他にもいろいろ益子陶器市情報はこちら!過去記事ですが参考にしてみてくださいね。】・【おさんぽ手帖】2016秋益子陶器市■2017春私たちの益子陶器市戦利品こちらも恒例・私たちの益子陶器市戦利品!今回も素敵な出会いに恵まれました。<スタッフ平山の戦利品>下から左回りに:・シモヤユミコさんのうつわ・辻紀子さんのお猪口たち・辻紀子さんの黒いスープカップ・icuraさんのスプーン・若菜綾子さんのプレート・高塚和則さんの菓子きり・吉田麻衣子さんの一輪挿し・うだまさしさんの壁掛けさんかく早速、辻さんの黒いカップのうつわを使って朝ごはんを。うだまさしさんの壁掛けさんかくは時計の横のポイントに。<スタッフ宮城の戦利品>下から左回りに:・Johnny’s studioさんのミニピッチャー・後藤奈々さんの一輪挿し・宮田竜司さんの輪花小皿・梅本勇さんの流れる釉薬がきれいな鉢たち後藤奈々さんの一輪挿しをベランダのテーブルに置いてのんびり過ごす朝時間。益子の陶器市は5/7まで!益子の大きな青空の下で、とっておきの出会いを見つけてみてくださいね。=写真:平山・宮城文:宮城=暮らしのはなし おさんぽ手帖
2017年05月05日