プロデューサー組合(PGA)が、ノミネーションを発表した。長編映画部門の候補は、『1917 命をかけた伝令』『フォードVSフェラーリ』『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』『アイリッシュマン』『ジョーカー』『パラサイト 半地下の家族』『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』『マリッジ・ストーリー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ジョジョ・ラビット』。長編アニメ映画部門の候補は『アナと雪の女王2』『トイ・ストーリー4』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『Missing Link』『Adominable』だった。PGAの長編映画部門受賞作はオスカーの作品賞と重なることが多く、この賞は非常に注目される。昨年も、『グリーンブック』がこの両方を受賞した。授賞式は1月18日。文=猿渡由紀『パラサイト 半地下の家族』1月10日(金)全国公開
2020年01月08日ズーイー・デシャネルが、2015年に結婚したプロデューサーのジェイコブ・ペチェニックと離婚することが明らかになった。「話し合いを重ね、熟考した結果、生涯のパートナーとしているよりも友人、ビジネスパートナー、親としての方がよいという結論に至りました。今後も、仕事上の付き合いや信頼関係、なによりも子どもたちを大切にします。私たちのプライバシーを尊重してくださり、ありがとうございます」と連名で「E!News」に発表した。2014年から交際を始めたズーイーとジェイコブは、2015年6月に結婚。翌月に長女、2017年5月に長男が誕生した。「子どもを持ったことで、自分がいかに自己中心的に生きてたかということに気づいた」、「毎朝起きる時と寝る時に『子どもたちは何をしているのかな?何が必要かな?』って。常に子どもたちのことばかり考えているわ」と子どもの誕生で自身の生活が激変したと語っていた。婚姻中にズーイーはジェイコブのためにユダヤ教に改宗もしていた。ズーイーは2009年から2012年まで「デス・キャブ・フォー・キューティー」のフロントマン、ベン・ギバードと結婚していたことがあり、2回目の離婚となる。(Hiromi Kaku)
2019年09月09日垣内綾子が選んだ最強「プチプラアイライナー」をチェック!目元プロデューサーの垣内綾子は、2019年5月23日(木)、「本当に落ちないプチプラアイライナー」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。海やプールをはじめ、梅雨の季節にも落ちにくいアイライナーを明かした。経験豊富な垣内綾子が厳選した「落ちない最強アイライナー」は、CALOME.の『ウォータープルーフ リキッドアイライナー』。プールでたっぷり遊んだ後も全く落ちない耐久性と、洗顔時の落ちやすさなどを高く評価している。美容液成分を配合したCALOME.アイライナーCALOME.の『ウォータープルーフ リキッドアイライナー』は、ダレノガレ明美がプロデュースを手がけたこだわりのアイライナーで、描きやすく、落ちにくいのが特長。目元にしっかり密着し、耐久性とクレンジング時の落ちやすさを両立している。カラーは「BLACK」、「BROWN」、「BURGUNDY」の3種類。垣内綾子は、その日の気分やファッションに合わせて使い分けができるとしている。販売価格は各1,400円(税抜き)。ドン・キホーテやロフト、Amazon.co.jpなどで購入することができる。(画像は目元プロデューサー垣内綾子 Official blogより)【参考】※目元プロデューサー垣内綾子 Official blog※CAROME.公式サイト
2019年05月28日俳優としても活動する山田孝之が共同脚本とプロデューサーを務めた映画『デイアンドナイト』が本日から公開になる。本作は人間の持つ複雑さや単純化できない人間関係を真摯に描く作品だが、山田プロデューサーは企画の段階から作品が完成するまで簡単に答えを出したり、安易な結論を描くのではなく“問いを深める”ことに力を注いだようだ。山田氏が、本作の企画者で主演も務めた阿部進之介と藤井道人監督に合流したのは2013年のこと。「プロデューサーとして映画を作ってみたい気持ちは10年ぐらい前からありました。その一番の理由は映画づくりの“仕組み”を知りたかったからで“こういう題材がやりたい”というものはなかったんですけど、ふたりの企画に出会って“これを絶対にやるぞ”と決めたのは、善と悪、昼と夜、つまり人間の二面性を描く映画をつくろうとしていると聞いて、僕が常に考えていることと一致していると思ったからです。僕も常に人間は一方向から見てもわからないと思っていて、コメディ作品であってもウシジマくん(『闇金ウシジマくん』)を演じていても、物事を一方的に見ることは自分を狭めてしまうし残酷なことだということを表現したいと思ってやってきました」そこで山田氏がプロジェクトに合流し、脚本開発が始まったが、決定稿が出来るまでに4年を要した。「もう何年もやっていて、何度も朝を迎えましたね」と山田氏は笑顔を見せるが、脚本家チームは最初に掲げた問い“人間の善と悪はどこから来るのか?”を深めることに注力したという。「観客が劇中のある人物の行動を“これは許せない”と思っても、後でその人の過去が描かれて“そんな過去があったから、あのような行動をとってしまったのか。これは一概に悪いとは言えないし、責められないな”と思える展開を物語の中にいっぱい仕込んでいったんです。そうすることで観ている人が自分の立場に置き換えたり、自分の周囲で起こったらどう思うだろう?と考えてもらえると思ったんです」本作の主人公・明石は父が死んだことを知り、故郷に戻るが、そこで父が大手企業の不正を告発した数日後に自ら死を選んだことを知る。真相を確かめるべく彼は周囲の人々に会いに行くが、誰もが明石を避け、手を差し伸べようとしない。そんなある日、彼は児童養護施設を営む男・北村に出会い、施設で働き始めるが、北村と仲間たちは“犯罪”で収入を得て、身寄りのない子どもたちの生活を支えていた。正義を守り抜くために犯罪に手を染めることが正しいのか判断がつかないまま明石は北村たちと行動を共にするようになり、やがて自身の父親の死の真相を知る。本作は登場人物それぞれの過去や想いが複雑に絡み合い、次の展開が予測できないスリリングなドラマが待ち受けている。山田氏は「何よりも伝えたいことはたくさんあった」と振り返るが、本作では様々な想いや関係性が“単純化”されることなく、観客が想像したり、考察できる余地を残して描かれている。「物語の“わかりやすさ”については本当に何度も話し合いました。すべての撮影が終わって、編集の段階でもどの場面を落とすのか、シーンをどの順序で並べるのか話し合って、周囲の人からわかりづらいという声を聞いて編集しなおしてみたら“これでは説明しすぎだな”と思うこともありました。あまりにも多くの意見が入ってくると監督の藤井くんも迷うし、自信をなくしたりもするんですけど、僕は“あまりにも見やすくしてしまうと解読する能力が高い人からすると説明しすぎでつまらなくなってしまう。わからない部分がある人はもう1度観てもらうって考え方でいいじゃないか”と言いました。だから最初から今の完成した流れ通りの脚本があったわけではないですし、完成まで何度も話し合ったわけですけど、それも結果的には良かったと思っています。善と悪の問題は人類が何百年話し合っても答えが出るものではなくて普遍的なもの。だからこそ普遍的な問題を掘り下げていくことで、観る人はそこに巻き込まれるだろうと思っていました」山田氏が語る通り『デイアンドナイト』は観客が傍観者としてドラマを眺めるのではなく、常に問いかけられ、考えをめぐらせることができる作品になっている。「映画の結末は脚本の改訂を重ねていく途中の段階から基本的に変化していないんですけど“この終わり方にすれば、観てくれた人は絶対にみんな考えるよね?”って思ったんです。結末まで観れば、この物語の登場人物みたいな人が自分のまわりにもいるかもしれないって考えてくれるだろう、と。そうすれば、この映画は問いに“答えて”はいないのかもしれないですけど、その問いについて“考える”ことができる。その“考える”ことがとても大事だと僕は思うんです。だから、この映画を観て近くの人と話をしてもらいたいですし、そのきっかけになる映画になったと思っています」ちなみに、山田氏は今後も俳優だけでなく“製作者”としても活動していくようだ。「もう動いているものもあります。この映画をグーッと集中してやって、その次にやったのが『聖☆おにいさん』(中村光の同名コミックを福田雄一監督が実写化するプロジェクトで、山田氏は製作総指揮を務めた)だったんですよ(笑)。同じ映像作品でも作品の色が違えば、出てくる問題やぶつかる壁も違いますし、この作品は完全オリジナルですけど、『聖☆おにいさん』は10年以上続く原作があって、それぞれに難しさがあるんです。だからこれからも色々なことを経験したり挑戦しながら、いろんな物語を描いていきたいと思っています」『デイアンドナイト』公開中
2019年01月26日●NHK番組ともコラボ実現1967年10月2日にスタートしたニッポン放送『オールナイトニッポン』。2017年10月からの1年間は、“50周年イヤー”と題して、数多くの企画を実施してきた。そして50周年イヤー期間中には、『シブヤノオト』(NHK総合)や裏番組である『メガネびいき』(TBSラジオ)とのコラボも実現した。『オールナイトニッポン』のプロデューサーを務める冨山雄一氏がこうしたコラボの裏側や、50周年イヤーを終えた今、改めて『オールナイトニッポン』をはじめとしたラジオの今後について語った。○NHKに新卒入社した冨山雄一――まずは冨山さんの経歴からお聞かせください。ニッポン放送入社前は、 NHKに新卒で入られたんですよね。そうなんです。もともとはラジオが好きで、ラジオ局に就職したいなと漠然と思っていました。ただやはりラジオ局への就職はかなり狭き門で、ニッポン放送は書類審査で落ちてしまいましたし、他のラジオ局も全く通りませんでしたね。――NHKではどんなことをされていたのですか。NHKにディレクター職で入局すると普通、地方局でテレビのディレクターとしてキャリアがスタートするのですが、「ラジオをやりたい」と研修レポートに書いていたら、何年かぶりに新人でラジオセンターというNHKラジオ第一を制作している部署に配属されてラジオディレクターになったんです。すごくレアなケースだと思います。1年目は『NHKジャーナル』という夜のニュース番組のディレクターをやり、次の年は『土曜の夜はケータイ短歌』という若者向けの投稿するタイプのバラエティ色の強い番組のディレクターをしていました。その番組には、当時まだ大学生だった歌人で作家の加藤千恵さん(のちに『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0(ZERO)』も担当)が出演されていました。――加藤千恵さんとは、その当時から関わりがあるんですね。転職のきっかけは何かありましたか?入局して3年目からは新潟放送局に転勤して、テレビディレクターとしていろんなことをやっていました。ただ、やはりラジオ番組を作りたいという気持ちは残っていて、このまま年齢を重ねて後悔しないのかなと思うようになりました。そうした中で当時、ニッポン放送で『ヤンキー先生!義家弘介の夢は逃げていかない』という、今は国会議員になられた義家先生が生電話で若者の相談にのる番組があってすごく良い番組だと感じてましたし、こういうラジオ番組を作りたいと強く思いました。そんなときに、たまたまニッポン放送が中途採用を募集していて、運良く転職しました。しかも最初に担当したのが、その義家先生の番組だったんです。○ディレクター、イベント担当、プロデューサーに――ニッポン放送に入社後は、どんな番組を担当していたのですか。2007年にニッポン放送に入社して、ディレクターとして最初に担当したのは、金曜日のバカボン鬼塚さんと土曜日のポルノグラフィティの岡野昭仁さんの『オールナイトニッポン』でした。その後は小栗旬さんの『オールナイトニッポン』や坂崎幸之助さんと吉田拓郎さんの『オールナイトニッポンGOLD』も長く担当していました。以降もさまざまな番組を担当しましたが、2016年4月に『オールナイトニッポン』のチーフディレクターになった後は、星野源さんの『オールナイトニッポン』を立ち上げました。もともと何年も前から星野さんの特番を担当させていただいていて、どうしても自分がチーフのときにレギュラーとして担当していただきたいと思っていました。――そして2016年7月に、エンターテインメント開発部に異動になるんですよね。ずっとラジオの現場にいると思ったので、さまざまなイベントを担当する部署に異動したのはびっくりしました。ちょうど2回目の「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭」という岡村隆史さんの番組イベントの開催がすでに決まっていた時期で、僕がイベントのプロデューサー兼総合演出を担当することになりました。岡村さんとは毎週、生放送の前にミーティングをしてどうやったらリスナーが面白がってもらえるのか、楽しんでもらえるのか、番組チームが一体となって打合せを重ねました。結果、1つのイベントを作りあげて、リスナーの皆さんが盛り上がってくれるというのはディレクター時代とは違った喜びを感じることができました。これが1つのきっかけとなって、イベントをつくるのが面白いというマインドになりました。――今年の4月からは『オールナイトニッポン』のプロデューサーとしてご活躍されています。1年9カ月ひたすらライブイベントを作っていましたが、ちょうどニッポン放送社内の組織改編があって、編成部に新たに番組プロデューサーが作られることになって、夜の時間帯のプロデューサーに就任しました。ディレクター時代に星野源さん、 AKB48さん、山下健二郎さんの『オールナイトニッポン』と『オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん』を担当させていただいていて、エンターテインメント開発部では、ディレクター時代に接点がなかった岡村隆史さんやオードリーさんのイベントを担当していたので、そういう意味ではプロデューサーには適任だったのかもしれません(笑)。○Pが同期だったNHK『シブヤノオト』とのコラボ――NHKとニッポン放送といえば、今年5月にNHK総合テレビの若者向け音楽番組『シブヤノオト』と『岡村隆史のオールナイトニッポン』のコラボ放送が話題になりました。このコラボはやはり、冨山さんのお力が大きかったんですか。もともとNHKから「一緒に何かやりませんか」という話が来ていたんですが、ちょうど僕が異動したタイミングが具体的に話を進めようというときでした。『オールナイトニッポン』をテレビに映してもらえるなら、やはり岡村さんの『オールナイトニッポン』が一番インパクトがあるなということでコラボ企画が進みました。岡村さんの名物はがきコーナー「悪い人の夢」をテレビに映したのは初めてだったと思います。実は『シブヤノオト』のプロデューサーがたまたま僕のNHK時代の同期だったので、そこから一気に話が進みましたね。当日は有楽町のニッポン放送のスタジオから生放送しているフリをしながら、実際にはNHKの社内にニッポン放送のスタジオをセットで完全再現してもらって、岡村さんが生放送中に壁をぶち破って『シブヤノオト』のスタジオに乱入するという仕掛けをしたのですが、非常にうまくいったと思います。――昨年10月からは『オールナイトニッポン』の"50周年イヤー"として、「放送作家オーディション」など、さまざまな企画を行っていましたね。そうですね。50周年イヤーの企画でも、僕は「ALL LIVE NIPPON」や「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー」などイベントを主に担当していました。50周年イヤーでは日々の2時間の生放送は一生懸命やりつつも、それ以外になにか面白いことはできないのかなと、生放送とは違ったもう1つ、別の視点を持って取り組んだ気がします。●『岡村隆史のANN』『メガネびいき』コラボの舞台裏――50周年イヤーでいうと、個人的には『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』の9月28日の放送回で、裏番組であるTBSラジオ『JUNKおぎやはぎのメガネびいき』と"コラボ"したことが印象的です。その日僕は生放送のスタジオにはいなくて、社内で舞台監督さんと「岡村歌謡祭」の演出打ち合わせをずっとしていました。なかなか演出が固まらず煮詰まってしまったので、放送途中で岡村さんにあいさつして切り上げようとしたんです。それでCM中のスタジオに行ったら、岡村さんから「冨山さん、TBSラジオに電話つなげないですかね」と言われたんです。お話を伺うと裏番組の『メガネびいき』で岡村さんから直接電話で話を聞きたいとおぎやはぎさんが話していたというメールがたくさんスタジオに届いていたんです。プロデューサーの宮嵜さん(宮嵜守史。TBSラジオJUNKプロデューサー)とは、宗岡さん(宗岡芳樹。元ニッポン放送ディレクター)を介して何回かお会いしたことがあったので、急いで電話したら「TBSは大丈夫ですよ。ニッポン放送さんはどうですか?」と言われまして…。今までの僕だと関係各所に裏番組に突撃電話してもよいかを確認をしていたと思うんですが、50周年企画で過去を振り返る中で「昔は自由で破天荒なことをやっていた」ということが頭の片隅にあったので、文字通り誰にも許可を取らずに放送しました。岡村さんにTBSラジオのスタジオの電話番号が手に入ったことを伝えて、実際に岡村さんに生放送で電話してもらいました。僕も実際におぎやはぎさんがどう反応してくださるか、もちろんわからなかったので本当にどきどきしました。――裏番組の『メガネびいき』と電話越しでのやり取りがあった後、岡村さんは「すべての責任は冨山さんが取ればいいから」とおっしゃってました(笑)。僕もある程度のおとがめや厳重注意は覚悟したんですが、まったく怒られませんでした。放送直後から SNS上でリスナーの皆さんが非常に好意的な反応をしてくださって喜んでもらったこと、もう1つはいつもは岡村さんのご意見がすぐに載るネット媒体にも非常に好意的に取り上げていただいたことが大きかったのかもしれません(笑)。ディレクター時代は自分の目の前の番組のことしか意識がなかったんですが、今は他局も含めてラジオ界全体が盛り上がればいいなと考えるようになりました。現在、中田敦彦さんの番組(『オリエンタルラジオ中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』)のプロデューサーもしているのですが、この前文化放送の裏番組のパーソナリティさんがうちの番組を話題にしてくれているので、生放送中にお礼を伝えに文化放送のスタジオに乗り込んだのも、いいんじゃないかなと思っています。○TBSラジオ『たまむすび』の飲み会から『ANN』決定――似たようなお話だと、 10月に博多華丸・大吉さんが初となる『オールナイトニッポン』のパーソナリティをやったときも、大吉さんが「TBSラジオの関係者がブースの外にいっぱいいる」と話されていましたね。50周年イヤーが終わって改めてフラットな状態で、石井チーフディレクター(石井玄。『オードリーのオールナイトニッポン』などを担当)と「今、誰にしゃべってもらったら面白いかな」と話し合う中で、初めはZOZOの前澤社長が挙がりました。アーティストとしてハガキ職人を月に連れて行ってくれないか、聴いてみたいなと。そういう発想から入って、プロモーションタイミングだから出てもらうというよりは、しゃべってほしい人、しゃべりたいモチベーションがある人で探そうかというときに、宗岡さんから「この前、『たまむすび』の飲み会があったんだけど、博多華丸・大吉さん、『オールナイトニッポン』やるのが長年の夢なんだって」というLINEがちょうど来たんです。すぐにオファーしました(笑)。――現在はTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』を担当されている宗岡さんがつなぎ、博多華丸・大吉さんの『オールナイトニッポン』が実現したんですね。特番『博多華丸・大吉のオールナイトニッポン』の放送決定を発表した翌日の『たまむすび』では、かなり『オールナイトニッポン』をやることについて話していただきました。それもタイムフリーで聴かせてもらって、他局の話をここまでガッツリ話してもらうのは本当にありがたいなと。放送当日は宗岡さんや『たまむすび』プロデューサーの阿部(千聡)さんらが来てくださって、ブースにいるニッポン放送社員は僕だけでした。「ここニッポン放送なのに、アウェーな感じになってる!」と(笑)。ディレクターを担当した石井も、 TBSラジオでアルコ&ピースの番組を担当しているからか、なんとなくTBSの空気感が出てましたし。でも博多華丸・大吉さんが「ラジオ業界は50人ぐらいの身内で回してる」とおっしゃってましたが、それぐらいの近さでラジオ業界全体で連携していきたいなと改めて思いました。○冨山雄一が語るラジオ界の現状と将来――そうだったんですね(笑)。『オールナイトニッポン』は52年目となりますが、冨山さんは現在のラジオ界の状況をどう捉えていますか。10年前は「radiko」もなかったですし、SNSも普及していなかったので、今思えばラジオ的には苦しかった時代でした。ネット上の反響が見えにくく、リスナーがなかなか可視化できなかったんです。今はスマホに「radiko」のアプリを入れればすぐに受信機になるという夢のような時代です。NHK時代には100円ショップで大量のラジオを買って、渋谷の街で若い人たちに配ったりしてましたから(笑)。それに比べると、果てしなく競争相手はいるんですけど、ラジオの世界にとってはチャンスが来ていますし、あとはいかに面白い番組を作るかというところですね。ちょっと前までは映像配信とラジオの同時生放送が最先端でしたが、最近ではTOKYO FMの『木村拓哉のFlow』やTBSラジオの『土曜朝6時木梨の会。』がラジオ番組と別に独自のweb映像番組を作っていて、こういったスピンオフがあったのかと刺激を受けています。ラジオだけに限らず、さまざまな媒体や最新のサービスとどう連動していくか日々考えていかなくてはと思っています。――50周年イヤーが終わり、「今後こんな取り組みをしたい」というものはありますか。先ほどの話とやや逆説的になるんですがラジオはデジタル化が進んでも、一番の強みはパーソナリティとリスナーのなんとなくの信頼感、つながりだと思っています。パーソナリティはリスナーのことを信頼しているからしゃべるし、リスナーもパーソナリティを信頼しているから聴くというような相互関係ですよね。なので、「もっと大きなイベントをやります」「もっと話題になる番組を届けます」という目標もあるのかもしれませんが、リスナーとパーソナリティが信頼関係で結びついている番組を少しでも増やすというのが、今後やっていくことかなと考えています。岡村さんが毎年「歌謡祭」でリスナーの前に登場してきたときの会場の熱気は、テレビの中の岡村さんじゃない独特のものが作れていると思います。――確かに独特な雰囲気ですよね。今年の「歌謡祭」でも、『ナインティナインのオールナイトニッポン』時代からヘビーリスナーにはおなじみの知念里奈さんが出てきて、大歓声があがっていました。そうなんですよね。2018年に知念里奈さんの「DO-DO FOR ME」で盛り上がることができるのは、ある種の共犯関係というか、共通の意識を持っているからだと思います。岡村さんは「オールナイトニッポンにとってこの曲はもはや校歌です」と話してましたが、僕も同感です。ヘビーリスナーもそう感じてくださっていると思います。そういったパーソナリティとリスナーの深い関係を感じられるものを、ひとつでも増やしていけたらと考えています。■冨山雄一(とみやま・ゆういち)1982年生まれ。NHKに新卒入社後、2007年にニッポン放送に中途入社。その後、『ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン』『小栗旬のオールナイトニッポン』『星野源のオールナイトニッポン』など数多くの番組を担当。2016年7月にエンターテインメント開発部に異動し、「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭」などに携わった後、2018年4月より『オールナイトニッポン』プロデューサーに就任。
2018年12月01日アカデミー賞最有力作品との呼び声も高い『アリー/ スター誕生』の秘話を、プロデューサーのビル・ガーバーが「The Hollywood Reporter」に語った。ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガが演じているジャクソン&アリーのコンビは当たり役となったが、企画当初はビヨンセが主演、クリント・イーストウッドがメガホンをとる予定であった。2人の顔合わせの際、ガーバーは「座りながらこう考えていた。『ぼくは歴史的なことが起こる瞬間に居合わせているんだ』ってね。でも、それは起こらなかった。映画ビジネスっていうのはそんなもんさ」とふり返る。ビヨンセの妊娠で企画は中断され、イーストウッドはほかの作品を監督することになったのだ。ブラッドリーは5年前にジャクソンの役をオファーされていたものの、「彼を演じるには自分は若すぎる。それだけの経験がない」として断っていた。しかし、5年が経ち、その間に奇しくもイーストウッド監督作の『アメリカン・スナイパー』に主演。「イーストウッド監督が大好きだし尊敬している。彼が『恐怖のメロディ』を監督したのは41歳だったじゃないか!」と思い直し、まずは『アリー/ スター誕生』の監督に就任。「若すぎる」と思った問題も年月が解消しており、ジャクソンの役も受けることとなった。「監督デビュー作とはいっても、彼は編集やプロデュース業で多くの映画に関わってきたから、映画製作において何事に対しても非常に決断力が高いんだ。自分がどうやって撮影したいかを理解している。どうやってレディー・ガガのことを撮りたいかも。音に関してもそうだね。自分の声をこんな風に聞かせたいというのがわかっている」とガーバーはブラッドリーの“監督力”に太鼓判を押す。「40を超えた男が、文字通りカメラの周りで動き回りながら演じているというのを見るのは、すごくおもしろかったよ」。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年11月05日俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日公開)の山野晃プロデューサーが、同作についてコメントを寄せた。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)に出会う。監督・脚本を務めた三木聡と、山野プロデューサーは、シンを演じるのは「阿部サダヲしかいない」と意見が合致。「エネルギッシュさ、歌唱部分の説得力、繊細な部分も表現できる演技力、この破天荒な面白さを表現出来る俳優」と、すべてを満たす必要があったという。○切れ味と空気感を持った唯一無二の俳優――シンは阿部さんでアテ書きされたかのようなキャラクターですが、脚本を初めて読まれたとき、すでにシン=阿部さんというイメージがあったのでしょうか?初めて三木監督に脚本を読ませてもらったとき、僕はその面白さに打ちのめされたのですが、同時に、こんなぶっ飛んだロックスターを誰が演じることができるだろう? と思いました。でも、一人だけいらっしゃるな……と。それが阿部サダヲさんです。コメディーとシリアスの両方を自然に演じられるお芝居の幅の広さ。グル―プ魂のボーカルとしての歌唱力。そしてやっぱり阿部さんの存在自体がロックだなぁと思っていたので。その後すぐ監督に会って、「シンを誰に演じて欲しいですか?」と監督に聞いたら、「……阿部サダヲさんはどうかな?」と言われたんですね。即座に「僕も同じことを思いました!」と返したことを覚えています。――三木聡監督作品に意外にも初出演、さらに、ヒロインの吉岡さんとは初タッグという中で、現場で阿部さんはどのようにコミュニケーションを取り、立ち振る舞っていたのでしょうか?阿部さんは、現場でいつも自然体なんです。僕はほとんど毎日、撮影現場にいたのですが、阿部さんは待ち時間でピリピリされていることも全くなく、吉岡さんだけでなく他の役者さんやスタッフとも雑談したり、いつも同じ自然体のテンションでいらっしゃる。でもカメラが回れば、パッと役に入られて、キレのあるお芝居をズバッとされる。で、カットがかかれば、また自然体の阿部さんに戻られる。そんな方が主役として現場の中心にいると、撮影現場全体が安心感に包まれるんです。吉岡さんもきっと同じで、撮影前は「阿部さんってどんな人なんだろう?」と構えていらっしゃった部分もあったと思います。僕も正直、そう思っていました(笑)。でもリハーサルや撮影現場の待ち時間一緒になる時間の中で、阿部さんがあまりにも自然体で、尚且つお芝居になると、いつも変わらず気負わないスタンスで揺るぎないお芝居を重ねていかれるので、そんな懐の深い阿部さんに吉岡さんも安心感を感じながら、思い切って芝居をぶつけられたんだと思います。撮影の合間の休憩中も、よく和やかに2人でよく話していらっしゃいました。――俳優・阿部サダヲさんの魅力はどんなところだと思いますか?沢山あって全部言うのが難しいですが、僕が思うのは「お芝居の切れ味」と「空気感」でしょうか。お芝居の切れ味とは何かと言うと、まず阿部さんがセリフを発すると、空気が切り裂かれるような感じがするんですよね。タイミング・声量・スピード感、どれをとってもカッコいい。笑阿部さんが言うと、言葉が面白く聞こえるし、言葉が活き活きするというか。動きもそうです。阿部さんの何気ないしぐさや動作って、とてもスタイリッシュ。舞台や映像で阿部さんのお芝居を見ていてその凄さを知っていたつもりでしたが、リハーサルで初めて阿部さんのお芝居を目の前で見たとき、そのセリフ回しや動作の鋭さに電流が走るように痺れました。「空気感」というのは説明が難しいんですが、具体的に言うと、阿部さんが今回演じたシンは、カリスマロックスターで、声帯ドーピングをやっていて、喉の崩壊寸前で……と、いろいろと「あり得ない」キャラクターだと思うんですが(笑)、阿部さんがカメラの前に立っていると、シンを演じているというよりも、シンが「そこに居る」感じがするんです。ちょっとした表情や何気ない仕草に、シンの生々しい情報が詰まっていて、阿部さんの回りの空気がさっと変わるんですよね。阿部さんは、理屈を超えた説得力を瞬時に生み出すことができるんです。こうして言葉にすると、僕が言うのも烏滸がましいですが、阿部さんは天性の役者さんなんだと思います。――プロデューサーからみて、本作で特に注目してほしい阿部さんのポイントやシーンを教えてください。歌う、ボケる、つっこむ、そしてシリアスなシーンではカッコよさもある。どれをとっても阿部さんは一級品です。その表情の一つ一つに魅力が溢れていらっしゃる。阿部さんが演じたことで、シンは「唯一無二のロックスター」になりました。やっぱり阿部さん自身がロックな存在だから、そうなったと思うんです。本作では、コメディーの阿部さんも堪能できますが、そのロックな色気が滲み出る阿部さんに注目していただきたい。ここまで話してて思いましたが、一人の男として、自分はものすごく阿部さんに憧れてるんだなぁと思いました(笑)。
2018年09月12日目元プロデューサー垣内綾子が、初出版決定を発表2018年5月10日、目元プロデューサー垣内綾子は、「初出版 決定」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。『世の中の目元の悩みを持つ人へ1番伝えたいこと』を最優先に、妥協なしで書籍を作っていることを明かした。ニューヨークで美容に目覚めた彼女は、サロン経営、施術者、スクール講師、コンテストの審査員を通じて、多くのことを経験。これまでの経験があるからこそ言えること、伝えられることを、全て出し切りたいと意気込む。垣内の初書籍は、目元に悩みがある人が、なるほど!と納得し、解決法が分かる1冊となりそうだ。垣内綾子のプロフィール1981年8月10日生まれ。大阪府出身。スターダストマーケティングに所属。美容師免許、日本エステティック協会認定エステティシャンの資格を保有する。自身の経験から、「目元には人の人生を変えられるだけの力がある」と確信。目元に秘められた可能性に気付いて欲しいと、自身のまつ毛エクステサロンをオープンさせる。現在は、日本とアメリカにおいて計9店舗のサロンを経営。ざわちんをはじめ、多くのタレントを担当している。(画像は目元プロデューサー垣内綾子 オフィシャルブログより)【参考】※目元プロデューサー垣内綾子 オフィシャルブログ
2018年05月14日ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが女性たちに対し、数十年にわたってセクシャルハラスメントをしてきた事実が報道され、スター女優たちの中からも被害者が名乗り出ている。■ハーヴェイ・ワインスタイン…「ワインスタイン・カンパニー」から解雇10月5日(現地時間)、「ニューヨーク・タイムズ」紙はワインスタインが約30年もの間、女性従業員に性的嫌がらせを繰り返していたと報道。それを受けて、ワインスタインが弟のボブと設立した「ワインスタイン・カンパニー」から解雇された。弟のボブとは、祖父母の名を冠した製作会社「ミラマックス」で良作を作り、90年代のアカデミー賞で常勝していたプロデューサーであり、民主党の強力な支持者としても知られる大物失脚の衝撃は広がり続けている。5日の告発記事では90年代に活躍したアシュレイ・ジャッドやローズ・マッゴーワンらが実名で証言。ツイッターなどSNS上でハリウッド・スターたちがその勇気を称え、ワインスタインを非難した。ワインスタインは自身の振る舞いが「多くの苦痛を与えた」と謝罪声明を発表したが、8日(現地時間)に「ワインスタイン・カンパニー」を解雇された。■続々と被害公表…オスカー女優たちも告白解雇後も非難は収まるどころか、ついにグウィネス・パルトロウやアンジェリーナ・ジョリーといったオスカー女優たちも被害を受けていたことを告白した。グウィネスは22歳のとき、ワインスタインが製作した『Emma エマ』(96)の主演に抜擢されたが、撮影前にペニンシュラ・ビヴァリーヒルズ・ホテルのスイートルームでの打ち合わせを持ちかけられた。新人女優だった彼女は言われるままに部屋へ行くと、ワインスタインは彼女の体に手を置き、ベッドルームでのマッサージを促したという。グウィネスはこれを拒絶し、当時交際していたブラッド・ピットに打ち明け、ブラッドはワインスタインと対決したが、直後にグウィネスはワインスタインから、このことは誰にも話すなと警告されたという。「彼に解雇されると思った」とグウィネスは「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。アンジェリーナも同紙に「若い頃、ハーヴェイ・ワインスタインとの間に嫌なことがあった。だから、彼とは絶対に仕事をしないと決めたし、彼と仕事をする人たちには警告した」とメールで応えた。ミラマックス製作の『マイ・ハート、マイ・ラブ』(99)に出演した彼女は映画公開時に、ワインスタインからホテルの部屋に誘われ拒否したという。このほかに『パルプ・フィクション』(94)に出演したロザンナ・アークエット、フランスの女優ジュディット・ゴドレーシュも被害に遭っている。1995年に肉体関係を迫られ、拒絶したミラ・ソルヴィーノも「ほかの理由もあるかもしれないけれど、ハーヴェィを拒絶したことが影響していると感じた」とキャリア低迷について「ザ・ニューヨーカー」に語った。■余波大きく…かつての仕事仲間にも激震90年代以降、アカデミー賞に輝いた俳優、監督たちの多くはワインスタインの手がけた作品で受賞していることから、出演作プロデューサーの唾棄すべき裏の顔が暴露されたことへの衝撃は大きい。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』(11)でアカデミー主演女優賞を受賞したメリル・ストリープや『恋に落ちたシェイクスピア』(98)で同助演女優賞を受賞したジュディ・デンチは、ワインスタインを厳しく非難したものの、そうした行為については知らなかったとコメント。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)でアカデミー賞脚本賞を受賞したベン・アフレックや90年代からワインスタインを知っているジョージ・クルーニーらも同じく、今回の報道でハラスメントについて知り、許しがたい行為だとコメントしている。ベンとともに脚本賞を受賞したマット・デイモンは、2004年にワインスタインの問題を取材していた記者に電話で圧力をかけたと報じられたが、電話した事実は認めたうえで、ワインスタインから悪評のある部下の擁護を頼まれて1分程度話しただけだと「Deadline Hollywood」の取材で釈明している。『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスは「ハーヴェイ・ワインスタインの振る舞いに関するニュースに深く動揺しています」「ハーヴェイと5年前に一緒に仕事したとき、いかなる形のハラスメントも経験しなかったし、そういううわさも知りませんでした。このような虐待は弁解の余地はなく、非常に不快です」とコメント。ジェシカ・チャステインは「私は最初から警告を受けていた。この話はどこにでもあった。それを否定するのは、同じことが起こる環境を作ることになる」とツイート。ブリー・ラーソンは「いつも通り、私は性的暴行とハラスメントを経験した勇気ある人たちの側に立ちます。あなたたちのせいじゃない。私はあなたちを信じています」とツイートした。全米映画俳優協会(SAG)はワインスタインの行為を「忌まわしい」と断罪。16万人の会員に対して、ハラスメントや不適切で攻撃的な扱いについて通報を受けつけるホットラインを設置したと発表した。(text:Yuki Tominaga)
2017年10月11日俳優としてはもちろん、プロデューサーとしても腕が立つブラッド・ピット。2002年にプランBエンターテインメントを設立。『トロイ』を筆頭に『ディパーテッド』や『キック・アス』シリーズ、そしてアカデミー賞作品賞に輝く『それでも夜は明ける』『ムーンライト』など、さまざまなジャンルの映画を製作している。共通するのは、ブラッドと現在の共同社長であるプロデューサーのジェレミー・クライナーとデデ・ガードナー、3人が“本当に作りたい”と思えるものを作っていることだ。しかも彼らの新たな挑戦となった『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』はオンラインストリーミングNetflixのオリジナル映画。なぜ通常の劇場映画としてではなく映像配信だったのか──。「Netflixのような配信によって映画はより作りやすくなった」と語るのはブラッド。「7年くらい前までは、シリーズものは毎週(1話ずつ)観るのが主流だったけれど、いまはすべて配信されるのを待って一気に観ることもできる。それはまるで1冊の小説を読むような、1本の映画を観ているような感覚でもあると思うんだ。最近は、映画をDVDや配信で観ることが多くなってきている。そもそも僕自身も(往年の名作である)『ゴッドファーザー』や『地獄の黙示録』『ディア・ハンター』といった映画は、大好きだけれど映画館で観ることはできなかった。でも、映画館で観たいと思う映画だ。大勢の観客と一緒に同じ作品を観る体験は魔法のような特別なもの。オプションとしてずっと残っていく、消えることはない。だから、映画館で観る、配信で観る、その両方が共存できたらいい」。たしかに『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』は映画館でも観てみたいと思える映画。彼の柔軟な考えによって、またひとつ素晴らしい映画が生まれたというわけだ。そして、観客側の選択肢と見方が広がったように、作り手、フィルムメイカーが自分のストーリーを語る場も広がった。そのチャンスを手にした1人がデヴィッド・ミショッド監督だ。「インターネットの普及ですべてが変わったけれど、僕自身が、映画が大好きであることは変わらない」とクリエイターとしての意見を語る。「映画は総合芸術と言われているように、脚本・演技・音楽・デザイン…それらが2時間のなかに収まっている。でも、そこにたどり着くまでにはとても長い時間が必要で。そうやって時間と労力をかけて作ったものを観てもらえるのであれば、どんな形で見るかはそれほど気にしてはいないんです」。ミショッド監督にとってこの映画は『アニマル・キングダム』『奪還者』に続く3本目の長編映画となる。彼の作品を観ていたブラッドは「何年も前から注目していたんだ。素晴らしいストーリーテラーだよ!」と絶賛。今回は、実在の陸軍将軍スタンリー・マクリスタルに密着したルポタージュ「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America’s War in Afghanistan」を大胆に脚色。なぜ戦争は終わらないのかを風刺コメディに仕立て、ブラッドを唸らせた。ミショッド監督は言う。「アメリカや僕の母国オーストラリアは、16年間も中東アフガニスタンで戦争に参加しています。なぜ終わらないのか──悪い奴らが悪い決断をして戦争が続いているのではなく、勝利を錯覚しているメカニズムがある。そういう人たちがいるから戦争は続いている。それが問題だと思うんです」。ブラッドも続ける。「原作本に登場する人たちをそのまま映画にするのではなく、テーマが大事だった。表面上で見えているその裏側に入り込むような──ウォー・マシーンというタイトルが示すように、それ自体を表したいと思ったんだ。戦争では若い兵士たちがどんどん死んでいく、そういうメカニズムが戦争にはあって、そこに深く入り込んで(裏側にあるものを)伝えたかった」。必要だったのは「観客が、キャラクターに同情したりキャラクターを気に入ってくれること」であり、ブラッドは自身の演じる将軍グレン・マクマホンのキャラクター作りにとことんこだわった。冒頭でマクマホンがスクリーンに映し出されたとき、多くの人が思うだろう。「えっ、これがブラッド・ピット?」と。歩き方、話し方、目や口の動き…特にランニングをするときの走り方が独特で笑いを誘う。その意図は何なのか?「脚本のなかにマクマホンの情報がいろいろ散りばめられていて、それがキャラクター作りに役立った。ランニングのシーンに関してもいろいろと試した結果、思わず笑ってしまうようなあの走り方がいいねとミショッド監督と相談して決めていったんだ。笑えるけれど、決してわざとではなくて…。というのも、コメディは人間の真実を現しているものであって、ウィル・ファレルとかクリストファー・リーのコメディも人間の欠点を描いているから笑える。マクマホンも同じだ。どうして可笑しいのか言葉で説明できなくても、自然と笑えるということはそこに真実が含まれている。そういうことだと思うんだ」。ランニングシーンの走り方はミショッド監督のマネをしたそうだが、あの格好は「ハーフパンツにTシャツをインするのは僕のアイデアだからね(笑)」と何とも楽しそう。しかし、本人以上に見たことのないブラッドを待ち望んでいたのはミショッド監督でもある。「原作はコメディとして書かれていませんが、映画はワイルドで滑稽なものにしようということになって、僕はものすごく興奮したんです。理由は、ブラッド・ピットの映画はどれも大好きだけれど、特に好きなのは彼のコメディ映画。でも、それらの作品では脇役が多くて…。だから今回は主役として、俳優ブラッド・ピットの笑いのツボや技を引き出してみたかったんです」。もちろん大成功だ。『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』では主演とプロデューサーを兼ねたブラッド。今後どんなペース配分で活動してくのかも気になる。「そうだね…俳優としては年1本ペースで映画に出て、あとはプロデュースに力を入れたい。ただ、プランBにはジェレミー・クライナーとデデ・ガードナーという非常に素晴らしいパートナーがいるから、僕は、よりクリエイティブな部分、ストーリーに関わる形でプロデューサー業を続けたいと考えているんだ。この映画で、ミショッド監督と仕事ができたように、自分が尊敬する人たちと映画を作ることはとても嬉しいことだからね」。(text:Rie Shintani)
2017年06月04日11月1日(火)に六本木アカデミーヒルズで、“PFF特別セミナー「プロデューサーに聞く どこを目指し、誰と共にすすむのか」”が開催される。本セミナーは、多数の自主映画を紹介し続けてきたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)と、第29回東京国際映画祭が連携する特別企画で、第一線で活躍するプロデューサーを迎えて行われる。その他の情報PFFは今年で38回目を数え、メインプログラムの“PFFアワード”に集まった自主映画は21306本に上る。今回のイベントでは、数々のヒット作・話題作を手掛けてきたプロデューサー3人が登壇し、自主映画を製作する監督にとって最大の課題である“自主でつくる映画の先に、何をイメージして創り続けるか?”をテーマに意見を交える。当日は『Shall we ダンス?』の周防正行監督や『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督らと長年パートナーシップを組む桝井省志プロデューサー、『ピンホン』『ジョゼと虎と魚たち』『ピンクとグレー』など話題作を多数手掛ける小川真司プロデューサー、さらに『告白』『悪人』『君の名は。』などの川村元気プロデューサーが登壇する。入場は無料。完全招待制で、PFF公式サイトから申し込みを受付中。PFF特別セミナー「プロデューサーに聞くどこを目指し、誰と共にすすむのか」日時:11月1日(火)19:00受付開始/19:30開演/21:30終了予定会場:六本木アカデミーヒルズ49オーディトリアムゲスト:桝井省志プロデューサー、小川真司プロデューサー、川村元気プロデューサー応募方法:PFF公式サイト申し込みフォームより※入場無料、完全招待制。※定員に達し次第、締め切りとなります。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館PFFアワード2016入選作は、1作品500円(税別)にて動画配信サイト「青山シアター」にて10月23日(日)までオンライン配信中。
2016年10月17日朝は満員電車に揺られ出勤し、残業は当たり前で退社は終電間際。休日出勤も辞さない・・・このような会社員は「社畜」と揶揄されていますよね。「こんな生活はイヤだ~!」と就職前は思うものですが、「社畜」の素質は学生のうちからハッキリと分かるのです。というわけで今回は「社畜予備群」の特徴をご紹介します。■社畜予備群1「場の空気を読むのが得意な人」「察する文化」が根付いている我が祖国ニッポン。自分の本心よりも、とにかく空気を壊さないことが第一だったりします。キャラ的に求められているからといって楽しくもないのにその場を盛り上げてみたり、食べたくもないのに周りに合わせて飲んだあとのラーメンを食べちゃうようなあなたは要注意。もしもブラック企業に就職してしまった場合、「すっげー帰りたいし、もう仕事も終わってるけど、皆がまだ帰らないじゃないから帰れない…」という状況に陥ることに。そうなってしまったらもう社畜ロードを駆け抜けていくしかないのです。「こいつ勝手だなあ」と思われてもいいや!というくらいの、“嫌われる勇気”を持つことが、快適な生活を手にする第一歩かもしれません。■社畜予備群2「癒し系で流されやすい人」意外にも、よく「癒し系」と言われるような、周りからの人望も厚いおっとりタイプも要注意。自分の意見をはっきりと言えず、流されてしまう傾向にあるので、ブラック企業の異常さに気づけないのです。社畜となり、体も精神もボロボロになってしまったとしても、「頑張れない私がダメなんだ・・・」と更に追い込んでしまう危険性も。自分本位でわがままな人の方が、ちょっとくらい他人から嫌われるかもしれませんが、満足度の高い生活が送れるのです。■社畜予備群3「固定概念に囚われている人」これまでの学生生活を比較的穏やかに送ることでき、また、普通~偏差値が高めだったという人も実はキケン。わき道にそれることなく、周囲の人たちも王道をまっしぐらに進んでいるので、そうではない「寄り道」を過度に恐れてしまうのです。「最低でも3年は働かなきゃ」「今仕事辞めたら25歳でフリーター・・・ヤバいでしょ」「出世コースからはずれてしまう!」このような世間にはびこる固定観念から抜け出すことができず、いくらブラック企業でも「退職」という道を選べなくなってしまうのです。少しくらい回り道や寄り道をしても死にはしません。まして20代ならばいくらでも再スタート可能です。既成観念に囚われることなく、自分がどうしたいか、という本心と向き合ってみてはいかがでしょうか。空気が読める、おっとりしている、公正である・・・いわゆる「いい人」ほど、社畜になってしまいがち。その性格は美徳であり、殺伐とした世の中には欠かせないオアシスのような存在です。だからこそ、身も心もボロボロになってしまうような働き方ではなく、バランスの良い生活を送ってほしいと願わずにはいられません。
2016年03月07日俳優のトム・クルーズと映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、『トップ・ガン』続編について話し合いを行ったという。ミラマー基地にある米軍戦闘機学校で学ぶトップレベルの戦闘機パイロットたちを描いた1986年作のオリジナル作品で、トムはピート・マーヴェリック・ミッチェル役を演じていたが、新作でも同役を再び演じる方向だ。昨年6月に続編企画が進行中であることが明らかになっていたが、ブラッカイマーは先週末ニューオリンズでトムらとミーティングを行ったようで、自身のツイッターで「週末に長年の友人トム・クルーズと『トップ・ガン2』について話し合いをして、ニューオリンズからたった今戻ってきたところだよ」と報告し、トムとの写真を投稿した。世界興行成績も大成功を収めたオリジナル作品の中では、トム演じる主人公のマーヴェリックとケリー・マクギリス演じる教官チャーリー・ブラックウッドの恋模様も描かれていた。その一方で、サウンドトラックとして使われていたベルリンが歌う『恋は吐息のように』はアカデミー賞主題歌賞を受賞していた。期待高まる『トップ・ガン』続編の撮影日は今のところまだ明らかになっていないが、現在トムは『ジャック・リーチャー:ネバー・ゴー・バック』や『メナ』の撮影に忙しくしているところだ。(C)BANG Media International
2016年01月29日デジタルハリウッド大学院は、商業アニメーション制作の従事者や制作会社等を対象に、アニメラボ×ACTFタイアップセミナー『アニメ「進撃の巨人」プロデューサーが語るキャラクター戦略』を「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)」の中で開催する。日時は2月13日 13:10~14:10(10:30~18:40はACTF、19:10~21:00はACTF交流会)。会場は東京都・練馬の「Coconeriホール」(練馬区立区民・産業プラザ3階)。参加費無料。同セミナーは、デジタルハリウッド大学院の研究実践科目である「アニメラボ」のセミナー。デジタルハリウッド大学大学院のアニメを包括的かつ実践的に研究する研究実践科目「アニメラボ」と、アニメクリエイター団体・JAniCAによる業界セミナー「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム」とのタイアップによって開催されるもの。5回目となる今回は、国内外で大人気のアニメ「進撃の巨人」のプロデューサーを務めた講談社ライツ・メディアビジネス局の立石謙介氏が、キャラクタービジネス戦略の仕掛けとその効果について語るという。また、2016 年は「進撃の巨人」 のアニメ第2期の製作も決定しており、「進撃の巨人」の今後のキャラクタービジネスの展開を中心に、制作も含めた今後の展望についても語るということだ。なお、参加希望者は、セミナー申し込みページより申し込む。
2016年01月22日『成功の神はネガティブな狩人に降臨する――バラエティ的企画術』(角田陽一郎著、朝日新聞出版)の著者は、TBSの敏腕プロデューサー。「さんまのスーパーからくりTV」「金スマ」「EXILE魂」など、おなじみのバラエティ番組を手がけてきた人物だといえば、ピンとくる人も多いのではないでしょうか?しかし、これだけのヒット番組を生み出してきたにもかかわらず、社内の企画会議で自分の企画が通ったことはほとんどないのだそうです。なのに、なぜ、やりたい企画を次々実現しているのか?理由はいろいろあるでしょうが、いちばん大切な部分、つまりアイデアの出し方にも秘密が隠されていそうです。そこで第2章「整った『カッコよさ』はつまらない——企画の『アイデア』」のなかから、「アイデアが生まれる3つの行動」を見てみましょう。■アイデアのキーワードは「宇宙」アイデアを日常のなかからどう探し出すかは、企画を考えるにあたって重要なポイント。著者は日常で体験するあらゆる出来事がアイデアの源泉だと考えているそうですが、それを企画にまで昇華させるためには、3つの「ちょっとしたポイント」があるのだといいます。それらを、ひとつひとつ見ていきましょう。■アイデアが生まれる3つの行動(1)自分の宇宙を広げる高校時代、自分の知り得た範囲内で「おもしろい」「つまらない」を判断していた著者の視野を広げてくれたのは、読書家の友人の存在だったそうです。いろいろな本を紹介してもらい、それらを読み進めていくことによって、「読書というのは自分の会ったことのない、またはたぶん会うことのない、それこそ世界中のあらゆるところで、あらゆる時代で、いろいろな人生を送ってきた人の考え方と直接コンタクトができる受信機なのだ」と気づいたのだとか。そんな経験があるからこそ、日常での思考のコミュニケーションパターンは、自分の宇宙を広げることにより、何倍にもなるのだと考えているそう。(2)宇宙に独自のルールをつくるルールを決めることが、ものごとをおもしろく展開させるのだと著者は主張しています。つまり、ルールやレギュレーションを決め、その決めごとのギリギリのところに焦点を当てて実行する。すると、それが期せずして予想外のおもしろさ=ハプニングを招いてくれるということ。でも企画を考えるにあたって、最初に意義するルールは独自のものでもよいのだそうです。なぜなら大切なのは、そのルールを厳密に遂行することで、ルールが生む現実との齟齬を楽しむことだから。それが企画の豊かさにつながるわけで、だから「宇宙に独自のルールをつくる」ことが2つ目のポイント。(3)宇宙の細部にこだわるそしてもうひとつ重要なのは、くだらないことをくだらないと認めたうえで、それを本気で楽しむこと。「ツッコマレるのが当たり前」のシチュエーションにもとことんこだわり、楽しみ、真剣になにかを競い合う。だからおもしろいことになるというわけです。*テレビ番組のプロデューサーというと、それだけで「特別な人」というようなイメージがあるかもしれません。けれど本書を読んでみれば、決してそうではないことがわかるはず。また上記の考え方にしても、きっとさまざまな業種で活用することができることでしょう。(文/印南敦史)【参考】※角田陽一郎(2015)『成功の神はネガティブな狩人に降臨する――バラエティ的企画術』朝日新聞出版
2015年08月04日ゼイン・マリクがツイッターの公式アカウントで、音楽プロデューサーのノーティ・ボーイを罵倒し、ファンを驚かせている。ゼインは「ワン・ダイレクション」を脱退後、ソロ活動のために音楽プロデューサーのノーティ・ボーイとレコーディングをしていたが、先日、ゼインの新曲MVの一部がネット上に流出、リークしたのがノーティ・ボーイだったことに激怒したようだ。ゼインは13日(現地時間)、ノーティ・ボーイのアカウント宛てに「このデブ、俺たちが友達みたいに装うのをやめろ。おまえのことなんて誰も知らない」とツイートした。それでも怒りは収まらなかったようで、「誰かがビデオのアップロードのやり方を覚えて、彼もlogic(Apple社の音楽制作アプリ)ツールの使い方を覚えたんだろうな。おまえなんか、いかさま野郎だ」と、さらにツイートしている。ゼインのファンたちもこれには驚いたらしく「#ZAYNHASNOCHILL(ゼインがやけを起こしてる)」とハッシュタグを付けて、リツイートやツイートを発信、このタグは瞬く間にツイッターのトレンドに躍り出た。ファンの間では、ゼインのアカウントがハッキングされたのではないかと疑う向きもあるが、日本時間14日未明の時点では真偽は分かっていない。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月14日『オーシャンズ11』『ベスト・キッド〈1984年〉』などで知られる名プロデューサー、ジェリー・ワイントローブが、米西海岸時間6日に、カリフォルニア州パーム・スプリングスで亡くなった。77歳だった。その他の情報ワイントローブはニューヨークの労働者階級出身。タレントのマネージメントで成功後、映画の製作に乗り出し、『ナッシュビル』『クルージング』『ダイナー』などをプロデュースした。1984年の『ベスト・キッド』は3つ続編が作られ、2010年のリメイク版で再びヒット。1961年からリメイク権を保持していた『オーシャンズ11』も、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツらの新キャストでリメイクし、全世界で4億5000万ドルを稼ぐ大成功となった。近年は、マイケル・ダグラス、マット・デイモン主演の『恋するリヴェラーチェ』をプロデュース。同作品でダグラスはエミー賞に輝いている。妻ジェーン・モーガンとは1964年に結婚。夫妻は離婚をしていないが、ワイントローブはここ20年間、スーザン・イーキンスと事実婚状態にあった。ワイントローブとモーガンの間には、4人の子供がいる。文:猿渡由紀
2015年07月07日「アイドルマスター10周年プロデューサーミーティング プロデューサーDAY」が3月14日、テアトル新宿で行われ、『アイドルマスター』天海春香役の中村繪里子、『アイドルマスター シンデレラガールズ』渋谷凛役の福原綾香、『アイドルマスター ミリオンライブ!』春日未来役の山崎はるかが一堂に会した。「アイドルマスター10周年プロデューサーミーティング」はアイマス10周年を記念し、テアトル新宿で約2週間に渡りアイマスの様々なライブ映像を上映する特別企画。初日の上映前にはアイマス三作品からキャストと、バンダイナムコゲームスの坂上陽三総合プロデューサー、アニプレックス鳥羽洋典プロデューサーが登壇し、アイマスの10年間とこれからの未来を語り合った。キャスト3人はセレモニーっぽい華やかな衣装で登場。ホワイトデーということでいきなりプレゼントを要求された坂上プロデューサーは「それじゃあプレゼントがわりに3人を褒めます。(山崎に)超かわいい! (福原に)めっちゃかわいい! (中村にウィスパーで)かわいい!」と語り、中村らをドン引きさせていた。『アイドルマスター』は2015年を「THE IDOLM@STER EXCELLENT YEAR!!」と題し、一年を通して様々なイベントを行う。まずアニメについては1月~3月期に現在放送中のアニメ『シンデレラガールズ』1期を放送。4月~6月期に765プロのアニメ『アイドルマスター』1期を再放送、7月~9月期に『シンデレラガールズ』2期を放送、10月~12月期に『アイドルマスター』2期を再放送と、一年を通じて放送を行う。アニプレックスの鳥羽プロデューサーが「『シンデレラガールズ』1期は13話で、変則的ですが4月10日にラストになります。ふさわしい内容になると思うので楽しみにしてください。続きの14話からは7月からの放送になりますが、3カ月待って良かったと思える作品になるよう頑張っておりますのでよろしくお願いします」と語ると、福原も「最終話が本当にいいんです」と感慨深い笑顔を見せた。山崎は第1話からずっと『シンデレラガールズ』のアニメを見ているとのことで、「この前の蘭子のデレはズルい!」とファン目線でトークを展開。中村も「アニメになって初めて見えるドラマがあって、アイマスらしい作りだなと思いました」と語っていた。ライブについては、7月18日・19日に西武プリンスドームで開催される10周年ライブのチケット詳細が発表された。チケット価格は1日券が9,800円、2日通し券が19,000円。入手方法は第1弾として、CD封入先行申込受付(抽選)が3月15日にスタートし、さらに『G4U! VOL.1購入者対象346プロダクションスペシャルシート』がDAY2に346席用意されることが明かされていた。中村が「ライブのお願いをしよ!」と提案したことで、福原が「SSAでやったように、765の皆さんと同じ曲を歌いたいです!」、山崎が「作品を横断して、みんなで『お願い! シンデレラ』が歌いたいです!」と希望を伝えていた。さらにステージでは登壇者から10周年にちなんだマニフェストを発表。福原が中二風に「(シンデレラにちなんで)年越しカウントダウンライブをやりたい」とアピールして喝采を浴びていた。プロデューサーミーティングのラストは、中村が「アイマスの瞬間瞬間を見届けに来てください、10周年、これからもよろしくお願いします!」と締めくくった。明日15日の上映終了後には、「アイドルマスター SideM ~3.15は、315プロNight! in 2015~」と題して、『アイドルマスター SideM』より仲村宗悟(天道輝役)、内田雄馬(桜庭薫役)、八代拓(柏木翼役)が登場予定。16日~29日までの上映内容やチケットについては、テアトル新宿公式サイトを確認してほしい。○「アイドルマスター10周年プロデューサーミーティング 」初日 - 発表内容2015年は1年まるごと「アイドルマスター」放送!4月10日までシンデレラガール1stシーズンを放送、翌週の4月17日からはアイドルマスターの1期を再放送いたします。そして7月からシンデレラガールズ2ndシーズン放送、10月からはアイドルマスターの2期(を再放送)を予定しています。1年間まるごとアイマスを楽しみましょう!1.ライブイベント「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」第1弾「CD封入先行申込み受付(抽選)」の詳細が決定!公演名:THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015開催日時:2015年7月18日(土)開場14:00開演16:00(予定)2015年7月19日(日)開場13:30開演15:30(予定)開催場所:西武プリンスドームチケット料金:1日券9,800円(税込) / 2日間通し券19,000円(税込)※全席指定※未就学児入場不可※出演者は後日発表させていただきます。主催・企画:株式会社バンダイナムコゲームス制作:株式会社バンダイナムコライブクリエイティブ「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」公式サイト【第1弾「CD封入先行申込み受付(抽選)」詳細】以下対象商品をご購入頂いた方を対象にチケットの先行抽選予約受付を行います。対象商品「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 09」発売日:2015/3/25「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 10」発売日:2015/3/25「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 301天海春香」発売日:2015/4/22「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 302我那覇響」発売日:2015/4/22「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 303菊地真」発売日:2015/4/22「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 07」発売日:未定※申込み完了後に、受付が正常に行われたかを受付サイト内の『申込確認』で必ずご確認下さい。受付期間:3月25日(水)10:00~5月10日(日)23:59※支払方法は、お申込み時にお選びいただけます。枚数制限:シリアルナンバー1つにつき、1度のみお申し込み頂けます(4枚まで)※「7/18(土)公演4枚まで」または「7/19(日)公演4枚まで」または「2日間通し券4枚まで」当落確認・入金期間:5月14日(木)13:00~5月26日(火)21:002. 「TVアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ G4U!パック VOL.1」初回生産特典「346プロダクションスペシャルシートチケットキャンペーン」【キャンペーン概要】PS3用「TVアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ G4U!パック VOL.1」(初回生産分)をご購入いただいた方を対象に、2015年7月19日(日)に開催されるイベント「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015Day2:MAIN WORLD 765PRO + CINDERELLA GIRLS + MILLION LIVE!」の346プロダクションスペシャルシートチケット購入の申込受付(抽選)を行います。お申し込みにあたっては、G4U!パック VOL.1 (初回生産分)のゲームパッケージ内に封入されているチラシに記載されているシリアルナンバーが必要になります。【346プロダクションスペシャルシート】グッズ付のスペシャルチケット。346席をご用意します。※当選された方は、チケットをご購入していただくことになります(チケット代金:税込9,800円予定)。予めご了承ください。※グッズは会場で販売するアイテムや色紙などの詰め合わせを予定しています。グッズ構成は変更になる場合はございます。公演名:THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015Day2:MAIN WORLD 765PRO + CINDERELLA GIRLS + MILLION LIVE!開催日:2015年7月19日(日)開催場所:西武プリンスドーム申込方法・受付期間:受付サイトにアクセスし、お申込みいただくことになります。※現在受付サイトを準備中です。2015年4月23日(木)10:00頃オープン予定です。3.アイドルマスター超イラストコンテスト開催ニコニコ静画において、『アイドルマスター』関連作品をテーマとしたイラストコンテストを開催。結果はニコニコ超会議2015で発表される。詳細は特設サイトにて。4.『Newtype』30周年イベントに『シンデレラガールズ』参加4月16日開催の『Newtype』30周年イベントに、『アイドルマスター シンデレラガールズ』メンバーが出演する。12時~“346プロアワー 輝いていいとも!”ニコ生(新宿アルタ)【出演】青木瑠璃子(多田李衣菜役)、山本希望(城ヶ崎莉嘉役)18時~30周年トークライブニコ生(新宿アルタ)【出演】原紗友里(本田未央役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)19時~TOHOシネマズ新宿オープン前夜祭『アイドルマスター シンデレラガールズ』1~13話 劇場上映会(TOHOシネマズ新宿)【出演】福原綾香(渋谷凛役)、大空直美(緒方智絵里役)、松嵜麗(諸星きらり役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)5.『アイドルマスター ミリオンライブ!』765プロ13人のベストアルバム発売『ミリオンライブ!』からリリースされた楽曲の数々から、765プロの13人が歌ったソロ曲を集めたベストアルバムが発売決定。「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER COLLECTION Vol.1 -765PRO ALLSTARS-」発売日:2015年6月24日(水) / 価格:3,500円(税別)発売元:ランティス / 販売元:バンダイビジュアル6.「アイドルマスター×太鼓の達人コラボ祭」開催決定!アイドルマスター10周年を記念して、15周年を迎える太鼓の達人とのコラボレーション企画の実施が決定。ゲームセンターで好評稼働中の「太鼓の達人 ムラサキVer.」にアイドルマスターの名曲が続々収録される(2015年4月末より開始予定)。さらに「アイドルマスターx太鼓の達人コラボ祭」企画からアイドルマスター(765PRO ALLSTARS)完全新曲も製作中。7.『ミリオンライブ!』765プロ プラチナフライデーナイト開催4月からのアニメ『アイドルマスター』に合わせ、新作ボイスドラマ「NO MAKE!」を毎週公開。一定条件クリアでアニメ『アイドルマスター』登場アイドルのHR以上カードとプラチナチケットがもらえる。765連ドラキャンペーンボイスドラマも再公開される。
2015年03月14日プロデューサー組合賞(PGA)に、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が選ばれた。PGAの結果はオスカーと重なることが非常に多く、『6才のボクが、大人になるまで。』を制してこの賞を獲得したことで、『バードマン』は新たなはずみをつけたといえる。その他の写真劇場用アニメ部門では、『LEGO(R)ムービー』、ドキュメンタリー映画部門では、『Life Itself(原題)』が受賞。いずれの作品も、オスカーには候補漏れしている。テレビ部門は、『ブレイキング・バッド』(ドラマ)と『Orange is the New Black(原題)』(コメディ)が受賞した。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』4月、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年01月26日雑誌『Pen』などで連載を持つファッション&ライフスタイルプロデューサーのAtsushiが、初のオリジナルスキンケアブランド「アオ(AO)」を立ち上げた。そのオープニングアイテムを1月23日にオンライン(ao-inc.stores.jp)にて発売した。「AO PRECIOUS OIL R」(100ml/3,500円)では、希少な2種類のオイルを使用。“モロッコの宝石“と呼ばれるアルガンオイルには、抗酸化作用に効果のあるビタミンEと、しっとりと透明感のある肌をキープするオレイン酸が豊富に含まれる。肌の角質層まで浸透するため、肌荒れや吹き出物などのトラブルを予防してくれそうだ。更に、クレオパトラも愛用したダマスクローズオイルは肌に潤いとツヤを与え、その芳醇な香りがリラックス効果をもたらしてくれる。これに、保湿効果の高いシュガースクワランを配合。べとつかず、さらっとしたテクスチャーに仕上がっており、マッサージやヘアにもおすすめしたい。一方、オイルと海塩を溶かした液体の2層式バスオイル「AO PRECIOUS BATH OIL R」(200ml/2,500円)は、アルガンオイル、ダマスクローズオイルに加え、肌の乾燥を防ぐハイブリッドサンフラワーオイルを配合。バスタブに垂らす適量は約40ml。ミルキーな白濁色となるお湯がしっとりと肌を潤わせ、ダマスクローズの優雅な香りがバスルームいっぱいに広がる。香りと海塩が、癒やしのバスタイムを演出。今後はレモングラスやラベンダーなど香りのバリエーションを増やす予定という。
2015年01月23日プロデューサー組合賞(PGA)の候補作が発表になった。PGAの結果は、オスカーの作品賞部門と一致することが多いため、業界では非常に注目されている。その他の写真候補に上がった10作品は、『アメリカン・スナイパー』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『6才のボクが、大人になるまで。』『フォックスキャッチャー』『ゴーン・ガール』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『Nightcrawler(原題)』『博士と彼女のセオリー』『ウィプラッシュ(原題)』。一番のサプライズは、オスカー有力作と思われている『Selma(原題)』が入らなかったこと。また、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』、アンジェリーナ・ジョリー監督の『Unbroken(原題)』も候補入りを逃した。授賞式は今月26日(現地時間)。文:猿渡由紀(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月06日人気ブランド、GYDAのプロデューサーを務める串戸ユリアちゃん。出典:串戸ユリアさん公式Instagramより出典:串戸ユリアさん公式InstagramよりGYDAの洋服は基本カジュアルだけど、色気が半端ないです!ユリアちゃんのコーデはどれもセクシーで魅力的!出典:串戸ユリアさん公式Instagramより出典:串戸ユリアさん公式Instagramよりこのセクシーな雰囲気は、洋服だけじゃありません。メイクやヘア、全てのバランスがとってもかっこいいんです!ユリアちゃんといえば、ゆるいカールの巻き髪ヘアもポイント☆全体をミックス巻きしたら、最後にくしゃくしゃっと手ぐしするのがポイント。出典:串戸ユリアさん公式Instagramよりメイクはというと…。ユリアちゃんはもともとパーツがハッキリしているのですが、まつ毛エクステを付けてパッチリ目に。出典:串戸ユリアさん公式Instagramよりどうやらマツエク中毒らしく、本数は付けられるだけ付けているそう!(笑)そして何と言っても唇!ぷっくり唇が魅力的~!!出典:串戸ユリアさん公式Instagramよりパキっとした赤リップは大胆にON!出典:串戸ユリアさん公式InstagramよりユリアちゃんはInstagramにこんな事を書いています。わたしはコスメのなかで、口紅がだいすき。なんでかって言うと、素敵な口紅を塗ってる瞬間、オンナって楽しいなって思えるのそれか、好きなオトコに抱っこしてもらってイイコイイコされてるとき。それ以外、オンナでよかったって思える瞬間なんてあったかしら?出典:串戸ユリアさん公式Instagramよりス、ステキ女子!!だから口紅も、こんなにたくさん持っているんですね♪出典:串戸ユリアさん公式Instagramより「エロかわいい」という言葉がピッタリなユリアちゃん。ユリアちゃんのように、セクシーさ溢れる女性を目指してみませんか?出典:串戸ユリアさん公式Instagramよりこれからの活躍にも注目です!
2014年11月23日モード系ブランドとして大人気の「EMODA」プロデューサーの松本恵奈ちゃんは、お洒落なのはもちろん、センスの良さがずば抜けていてとってもかっこいい!出典:Instagramプライベートでは、旦那さんと、1歳になったばかりの子供と仲の良い幸せな光景が…♪出典:Instagramママになっても体系はキープ。様々な洋服を着こなします。出典:Instagram出典:Instagramヌケ感のあるメイクにダークトーンのヘアが魅力的ですが、昔はもっと濃いめのメイクをしていましたね。出典:Instagramそう!このメイク!この写真のようなバッチリメイクが印象的です。EMODAの洋服と合わせてモードにかっこよくキメている恵奈ちゃん。こんな恵奈ちゃんに憧れて、モード系にハマった人も多いのでは!?でもここからどんどんイメチェンしていきます!出典:Instagram出典:Instagram出典:Instagramメイクも髪色もガラっと変わっていますね。でも、どんなスタイルでも似合ってしまうのがさすが!ちなみに、今は基本ナチュラルメイクが多い恵奈ちゃん。スッピンがとっても綺麗なんです。出典:Instagram肌を綺麗にするためには、メイクをしっかり落とすことが大事!と言いますが、メイク落としにもこだわっています。最近ヒットしたのは、skinvillのホットクレンジングジェルなんだそう。出典:@cosme手のひらでマッサージしながらクルクル馴染ませると、じんわり温かくなって気持ちいいんだとか。乾燥肌の人は試してみる価値あり!そしてEMODAはコスメラインも人気ですね。A/Wメイクは、DECORATED EYESのMODE出典:@cosmeRIPE LIPS ROUGEのAMETHYST出典:@cosmeEYEBROW BASEのOLIVE出典:@cosmeを使って仕上げます。出典:ENA MATSUMOTO OFFICIAL BLOG実はGODMake.でも、このアイテムを使ったメイク動画を紹介していますよ♪ママになっても変わらず美意識が高く、つねに新しいスタイルを発信してくれる松本恵奈ちゃん。出典:Instagramお洒落のお手本にしましょ♪
2014年11月15日「Tik Tok」などのヒット曲で知られる歌手のケシャ(KESHA)が、自身のプロデューサーで約10年の付き合いでもあるDr.ルークを相手に訴訟を起こしたと報じられた。米「TMZ」によると、ケシャは「ガードを崩すために、ドラッグやアルコールを強制された」と主張しているようだ。Dr.ルークの乱暴な態度は契約をした当初から続いるそうで、執拗に性的なアプローチを繰り返したのだという。彼女の被害は以下のような内容だ。■「飛行機に乗り込む前にケシャに鼻から何かを吸わせた」■「ケシャに無理矢理お酒を飲ませた後、“酔いを覚ます薬”と呼ばれるものを彼女に渡した」■「次の日の午後にはDr.ルークのベッドに裸で横になっていて、何故こうなったのかも覚えていないまま、傷付いた最悪の気分で目が覚めた」と、評判が地に落ちかねない行動の数々が報告されている。また性的暴行のほかにもケシャはDr.ルークの心無い言葉やプレッシャーが摂食障害の原因になったのだと主張しており、彼との契約の解除を要求している。対するDr.ルークも負けずと提訴し返している。Dr.ルーク側は、ケシャが彼をゆすろうとしていると考えているという。彼は一連の騒動について「合法な契約から抜け出すためだけに話をでっち上げている」「ケシャの母と新たなマネジメント会社による企みだ」と語っているそうだ。さらに、Dr.ルーク側の弁護士はケシャと彼女の母親は、申し立てが誤りだったことをすでに認めているとも米「TMZ」に話しるという。ケシャが今年1月に摂食障害のためにリハビリ入りした時も大きな話題を呼んだが、今回の訴訟はそれ以上に衝撃的なニュースだ。ケシャもDr.ルークも音楽業界の第一線で活躍するトップ・アーティストであるだけに、世間からの注目度も高い。一体どちらの言い分が正しいのか…今後の続報が待たれる。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日今年は、アラサー世代には懐かしい、カーディガンの肩掛けスタイル「プロデューサー巻き」が大流行しましたよね。今やもう、すっかり定番スタイルになった感じでもあります。涼しくなって、ちょっとはおりものがあるとちょうどいいこの季節には、便利なスタイルですよね。だけど、雑誌と同じように肩からかけてみても、なんだかあか抜けない……。そんなスタイルに陥っている人がたくさん出現していると思いませんか?おしゃれに見える人と、なんだか古臭く見えてしまう人の違いはなんなのか?涼しくなってきた今の季節にピタッリ!こなれて見える、はおりものの巻き方を覚えておきましょう!こなれ感の鍵はアシンメトリー!ファッションでもヘアスタイルでも、ちょっとアシンメトリー(左右非対称)な部分を作ってあげると、スタイルに動きが出て、一気にこなれ感がアップします。ちょっとずらして掛ければ、こなれた雰囲気に!カーディガンやニットの肩掛けスタイルも同じです。きっちりしすぎると、ナチュラルなスタイルとは真逆の一昔前のお嬢さまスタイルになってしまいます。ピッタリ左右対称にするよりも、少し左右どちらかにずらしてあげると、格段にこなれ感がアップします。(Photo by GALLARDAGALANTE)こんなふうに1番上のボタンだけとめて、ずらしてはおると、オシャレ度が急上昇しちゃいます!シャツの腰巻スタイルだって、わざとずらす!同じく、コーディネートのアクセントやヒップカバーにもなって、ファッション性と実用性を兼ね備えている、シャツなどのトップスの腰巻スタイルだって、同じです。左右にずらして巻けば、動きのあるスタイルに!秋らしい落ち着いたカラーのチェック柄を選べば、普通のTシャツ×パンツスタイルが、シックな雰囲気に変わります。結んだ袖口の長さを敢えて左右ずらしてあげれば、今っぽいこなれカジュアルスタイルの完成です!ちょっとした超カンタンなテクニックさえ覚えておけば、周りと差がつく着こなしができちゃうんです。さり気ないのに洗練されたスタイルは、大人の女性が目指すところ!「ナチュラルなんだけど、なんかおしゃれだよね」、そんなふうに言われる女性になりたいですよね。Photo by Pinterest
2014年10月01日来年1月18日(金)に公開を迎える『テッド』では主演を務めたマーク・ウォールバーグが、ハッキング事件を描く最新スリラーでプロデューサーを務めるようだ。ユニバーサル・ピクチャーズが製作するタイトル未定の同作で、マークはプロデューサーのみならず出演も果たす可能性があるという。同作はジャーナリストのデヴィッド・クシュナーが「GQ」誌に書いた記事「ザ・ハッカー・イズ・ウォッチング」を基に、共同プロデューサーのジョナサン・ハーマンが脚本を手掛ける予定だ。同記事は、ハッカーが高校生たちのパソコンをハッキングし、ウェブカメラから学生たちを盗撮した上、ウィルスやスパイウェアなどのマルウェアを送ったという、アメリカで実際に起きた事件のルポタージュだ。マークとジョナサンは以前にもユニバーサル・ピクチャーズ製作の『Contraband』(原題)で共にプロデューサーを担当しているほか、現在も同社のアクション・コメディ『Bait and Switch』(原題)やスリラー『The Disciple Program』(原題)を手掛けている最中だ。今後もマークは、『Broken City』(原題)、『2 Guns』(原題)、『Lone Survivor』(原題)などの新作に出演するほか、最近『Transformer 4』にも出演が決まったばかりだ。■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© UniversalPictures/Tippett Studio
2012年12月14日ミック・ジャガーが、ジェームス・ブラウンの伝記映画でプロデューサーを務めるようだ。タイトル未定の本作で、ミックは『ビューティフル・マインド』などを手掛けたプロデューサーのブライアン・グレイザーと共にプロデューサーを担当する模様で、監督は『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイト・テイラーが交渉中だという。また本作の脚本は、2010年公開のクライム・サスペンス映画『フェア・ゲーム』の脚本を執筆した ジェズ・バターワースとジョン=ヘンリー・バターワースが手掛けるものの、ジェームスの配役は現時点では決定していないが、「Deadline.com」の報道によると、エディ・マーフィーや2010年のオスカー受賞作『ハート・ロッカー』でお馴染みのアンソニー・マッキーがジェームス役の候補に挙がっているという。グレイザーは2006年にジェームスが亡くなる前から、ジェームス本人と共に本作の企画を進行させていたという。エンタメ業界において60年にも渡って活躍し、その功績は揺るぎないものとして音楽史上に刻まれているジェームスだが、元々は貧困家庭に生まれ育っており、そんなジェームスがいかにして「ソウルの帝王」と呼ばれるまでに登り詰めたかを描く作品となるようだ。ミックは「Deadline.com」に「ジェームス・ブラウンのような伝説的シンガーの伝記映画の製作に参加することができて非常に光栄です。ジェームスは大変興味深い人生を送った、非常に魅力的なパフォーマーでした」と声明を発表している。また、ジェームスの家族も本作に協力的な様子で、トミー・レイ・ブラウン夫人は声明で「ミック・ジャガーとブライアン・グレイザーという主人が大好きだった2人が、主人の感動的な人生を映画化してくれるなんて非常に誇らしい思いでいっぱいです」と映画化の喜びを述べている。■関連作品:ヘルプ~心がつなぐストーリー~ 2012年3月31日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.フェア・ゲーム 2011年10月29日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.
2012年10月25日アイスランド出身の女性アーティスト、ビョークが英国プロデューサーのデイビッド・アッテンボローとタッグを組み、音楽ドキュメンタリー『Attenborough and Bjork:The Nature of Music』(原題)を製作することが決定した。同作は音楽の進化や人間と音楽の関係、今後テクノロジーがいかにその関係に影響を及ぼすのかといったテーマを追究した作品になるとのこと。監督を務めるのはルイーズ・フーパー、製作は『Katy Perry:Part of Me』(原題)や英ポップバンド「ブラー」のPVで定評があるパルス・フィルムズ社が担当。英チャンネル4で放送される。本作の製作総指揮を務めるルーカス・オチョア氏は、本作について「ビョークの革新的な音楽プロジェクト(である2011年の「バイオフィリア」)に端を発した企画」と言い、我々としてはビョークとこのドキュメンタリーを製作することができてとても興奮しています。ビョークはポップ・カルチャーにおいて最もアイコニックな存在で、ほかのどのアーティストもしないような斬新なことを試みる存在なんです」と作品への意気込みを語る。オチョア氏が言う通り、ビョークによるマルチメディア・プロジェクト「バイオフィリア」が強く影響しているという同作では、コトドリやヨシキリなどの鳥のさえずりやシロナガスクジラの鳴き声を織り交ぜて自然界における音楽の存在を表現するものになるようだ。ビョークとプロデューサーのアッテンボロー氏は昨年、3年ぶりの彼女のイギリス公演「マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル」が開催された際に、同氏がイントロダクションやナレーションを担当するという形でコラボを実現している。ビョークは子供の頃に見たアッテンボロー氏によるザ・ローリング・ストーンズへのインタビュー映像を見て以来、彼を「私のロックスター」と高く評価しているとか。
2012年08月03日ドラマのコラボ企画で商品プロデュース話題に事欠かず、常に注目を集める女優の沢尻エリカ。彼女が今度はファッションプロデューサーとしてもデビューすることが分かった。人気ブランドの「サマンサタバサ」および「マーキュリーデュオ」とコラボレートするという。この商品プロデュースは、沢尻が出演するドラマ「L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語」とのコラボレート企画で持ち上がったもので、劇中、彼女自身もそれらを鮮やかに着こなすそうだ。一般発売も開始され話題2月1日からECサイトである「Stylife(スタイライフ)」「RUNWAYchannnel(ランウェイチャンネル)」にて、商品アイテムは販売が開始された。実際に沢尻がドラマで身につけている35着の衣装、小物も合わせてこちらで販売されている。コラボプロデュースに参加したブランドであるサマンサタバサニューヨークプレスは、沢尻について、発信力やオリジナリティ、表現力が優れていると絶賛。バッグの完成度にも太鼓判を押している。また、もう一方のマーキュリーデュオのプロデューサーも、彼女のデッサンがとても優れていたので、要望も汲み取りやすく、アイテム制作が進めやすかったとコメントしているそうだ。このように彼女のプロデュース力は、それぞれのブランド担当者からも高く評価されており、今後の活躍も期待される。ドラマでの演技やファッションとともに、まだまだ彼女からは目が離せない。元の記事を読む
2012年02月03日ストリート・ファッション・ブランド、DEVILOCKのプロデューサーである遠藤憲昭の、2月25日(土)に発売される初の自伝『THE STORY 遠藤憲昭 自伝~ストリートから伝説へ~』の初回限定版の内容が明らかになった。「DEVILOCK NIGHT THE FINAL」公演情報本作はファッション・シーンのカリスマとして確固たる地位を築いた著者による自伝の形をとりつつも、野心と野望に満ちたすべての若者へのエールともなっている。2012年度版『成りあがり』とも言うべき灼熱のメッセージが詰まった1冊だ。昨年11月に40歳という節目を迎え、15年に渡る「DEVILOCK」の歴史に終止符を打った遠藤憲昭。本作では、単身のアメリカ生活、アルバイトから会社社長へ、大切な仲間との出会い・別れ、セレブ生活、結婚から離婚、世間を騒がせたあの事件、そして解散まで今まで語ることのなかった赤裸々な思いを綴っている。そんな本作の初回版では、オリジナル・ケースに本書とトートバッグがパッケージされたスペシャル・セットが限定販売される。デザインは、ファッション・デザイナーであり遠藤氏とは盟友であるJUN WATANABE氏によるもの。こちらは、2月25日(土)・26日(日)の「DEVILOCK NIGHT THE FINAL」の会場での販売と、ぴあBOOK SHOP、ZOZOTOWNにて予約のみの販売となっている。なお、幕張メッセで開催される「DEVILOCK NIGHT THE FINAL」のチケットは現在発売中。オフィシャルホームページで事前販売されたオリジナルグッズは、いずれも完売するなど、開催前から熱い盛り上がりを見せている。また、スカパー!の複数チャンネルでは独占同時生中継も実施され、BSスカパーでは全ステージのライブ、バッグステージの模様やアーティストコメントなども生中継で放送される。■『THE STORY 遠藤憲昭 自伝~DEVILOCK ストリートから伝説へ~』遠藤憲昭:著2月25日(土)発売定価1500円【書籍のみ】 /定価3000円【オリジナルトートバッグ付限定2000セット】四六判224ページぴあ刊
2012年01月31日